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自民党スレ2

310OS5:2024/09/25(水) 07:55:37
■決選投票に進めば小泉氏が優勢

 決選投票では、議員票が368票に対して、党員票ではなく各都道府県連が1票ずつの47票となるため、議員票の比重が増す。各都道府県の票は、2人の候補のうち多かったほうが1票を獲得する。

 小泉氏が決選投票に残る(1)と(2)のパターンならば、議員票に強い小泉氏が有利に立つことは明らかだ。

 小泉氏の応援では、菅義偉元首相が演説でマイクを握り、安倍派の萩生田光一前政調会長や旧二階派の武田良太元総務相も支援をしている。そして、総裁選に出馬を模索し推薦人集めに入っていた斎藤健経産相、野田聖子元総務相も小泉氏についた。決選投票になれば、さらに議員票を積み増し、小泉氏優勢は動きそうもない。

 先の閣僚経験者は、こう話す。

「石破氏にもし勝つチャンスがあるとすれば、党員票で小泉氏にダブルスコアの差をつけて『これが民意、世論だ』と訴えることでしょうか。解散総選挙も近く、石破氏に選挙応援で世話になっている議員は多い。最後まで態度を決めかねている議員から支援が得られることで、勝機が見いだせる。高市氏の場合、小林氏陣営の動きでしょう。高市氏が議員票で伸び悩むのは、同じように保守を強調する小林氏が議員票だけ見れば小泉氏に次ぐ2位をうかがう勢いだからです。決選投票で小林氏の議員票を高市氏が上乗せできるかがポイントになる」

 総裁選の序盤はダントツで本命視された小泉氏。しかし、候補の論戦がスタートすると狙い撃ちされ、劣勢に立たされるシーンが増え、各メディアの調査でも支持が急降下していることがわかる。

「石破氏や高市氏と違ってうちの陣営の一番の弱みは、総裁選の経験がないこと。他の候補から論戦を挑まれて渡り合えず、抽象的、曖昧な感じでかわすシーンが何度もあった。そこが引っかかると決選投票に残れないかもしれない」(前出・X議員)

■石破氏と高市氏の決選なら石破氏有利か

 では、石破氏と高市氏が決選投票で争う(3)のパターンだとどうなるか。

 前回の総裁選では小泉氏、河野氏と「小石河連合」を築いて河野氏を支援した石破氏。今回の決選投票で、小泉氏陣営や河野氏陣営が石破氏につけば、断然有利になってくる。

 小泉氏の最大の後ろ盾である菅氏は高市氏との仲がしっくりきていない。一方で菅氏は石破氏とは総裁選前に食事をともにし、一時は菅氏が候補に担ぐ気配を見せるなど関係は良好だ。

「石破氏は推薦人の集まりが悪かった。そこで菅氏に相談しようとしたが、菅氏はすでに小泉氏の支援を決めた後。石破氏は菅氏に近い武田氏らを通じてなんとかしようとしたが、うまくいかなかった。ただ、菅氏と高市氏は距離がある。菅政権で、高市氏は入閣もせず、党三役のポストももらえなかったことをみれば明らかです。石破氏と高市氏で争えば、菅氏がここぞとキングメーカーの力を発揮して『小石河連合』をまとめあげ、1回目は小泉氏や河野氏に投票した議員の大半が石破氏に流れるのではないか。高市氏がその牙城を崩すには、100人を擁した安倍派がまとまってくれるかがカギでしょう」(前出・閣僚経験者)

 高石氏は、総裁選告示直前に全国の約30万人の党員にリーフレットを発送したことで党選管から「注意」を受け、党内で批判的な声が広まっており、それが影響するとの見方もある。

■「総裁選は最後までわからない」

 これまで数々の総裁選を内部から見てきた、自民党元政務調査役で政治評論家の田村重信氏はこう見ている。

「派閥がない総裁選で、これまでより議員は自由に動き、1票を投じることができる。どの議員に聞いても、最大の焦点は選挙に勝てる総裁。そのためには政治とカネの問題を払拭できる人がふさわしいと言っている。そうなるとリーフレット問題を抱え、政治とカネで追及を受ける高市氏は、議員票を入れる際に躊躇する人が出るでしょうから、一歩後退かもしれない。ただ、総裁選の歴史を見れば、思わぬ番狂わせが何度もあった。前回も土壇場で岸田首相が、優勢と思われていた河野氏に勝った。最後までわからない大接戦となるでしょう」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

今西憲之


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