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国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

2095チバQ:2019/06/04(火) 11:08:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000038-jij_afp-int
奴隷制残るモーリタニア、大統領選候補に人権団体が根絶を要求
6/3(月) 21:56配信 AFP=時事
奴隷制残るモーリタニア、大統領選候補に人権団体が根絶を要求
モーリタニアの首都ヌアクショットで、奴隷制反対のデモに参加する人々(2015年4月29日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ北西部モーリタニアで今月大統領選挙が行われるのを前に、アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)をはじめ約30の人権団体が3日、候補者らに対し、奴隷制の根絶を要求した。

【写真】ルーマニアで鎖につながれた人… 警察が「奴隷村」を強制捜査

 サハラ(Sahara)以南アフリカの貧困国モーリタニアでは今月22日、2期目で最後となる任期を終えて退任する現職モハメド・ウルド・アブドルアジズ(Mohamed Ould Abdel Aziz)大統領の後任を決める選挙が行われ、6人が立候補している。

 極めて保守的でイスラム教徒が多数を占める同国では、奴隷制は1981年に公式に廃止されているものの、根強く残るこの伝統の制度が大きな問題となっている。

 同国では2015年に奴隷制を、20年以下の収監が言い渡される可能性のある「人道に対する罪」とみなす新法を制定。さらに、奴隷制をめぐる問題に特化した3つの裁判所も設立されたが、起訴に至る事例はまれとなっている。

 何世代にもわたって続いてきたこの制度の下、「奴隷」の身分とされる人々は主に牧夫や家事労働者として無償労働を強いられている。

 奴隷扱いを受けている人々の数を調べた公式統計はないが、複数のNGOの推計によると、2016年には最大で4万3000人いたとされ、これは人口の約1パーセントに当たる。

 アムネスティおよびモーリタニアに在する30のNGOは6人の候補者らに対し、人権擁護を目指す12の約束を盛り込んだマニフェストへの署名を求めた。

 モーリタニアの人口は450万人。アフリカ系、アラビア系、ベルベル系が混在し、中でもアフリカ系の住民が差別を受けることが多いという。【翻訳編集】 AFPBB News

2096チバQ:2019/06/04(火) 19:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000563-san-m_est
スーダンでデモ隊を強制排除、約150人が死傷 「アフリカの天安門事件」
6/4(火) 18:05配信 産経新聞
スーダンでデモ隊を強制排除、約150人が死傷 「アフリカの天安門事件」
天安門事件の様子=1989年5月20日
 【カイロ=佐藤貴生】民主化要求デモが続くスーダンの首都ハルツームで3日、軍主導の暫定政権がデモ隊の排除に乗り出し、ロイター通信によると少なくとも35人が死亡、116人が負傷した。暫定政権トップのブルハン陸軍中将は4日、民政移管に向け3年の移行期間を設けるなどとした民主化勢力との協定を破棄し、9カ月以内に選挙を実施すると表明した。

 軍の民衆への攻撃はさらに激化する恐れもあり、民主化を求める多数の学生らが軍の介入で犠牲になった中国の「天安門事件」(1989年)になぞらえる欧米メディアもある。

 軍は3日、ハルツームの国防省前広場を占拠したデモ隊を強制排除。中東のメディアは周囲に銃声が響く中、負傷者が相次いで運ばれる映像を放映した。

 ブルハン氏は、選挙は「地域や海外の監視下」で実施されると正当性を強調したが、民主化勢力は軍が政治権力への影響力維持を図ることを警戒しており、対立が続く公算が大きい。

 スーダンでは昨年末から反政府デモが続き、4月には約30年にわたり最高権力者の座を維持してきたバシル大統領がクーデターで身柄を拘束され、軍が暫定政権を設けて統治してきた。

2097チバQ:2019/06/05(水) 18:07:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-35138034-cnn-int
スーダンの死者60人に 暫定政権が早期選挙を表明
6/5(水) 15:50配信 CNN.co.jp
(CNN) スーダンの首都ハルツームで3日、民主化を求めるデモ隊を軍が強制排除した際の死者は少なくとも60人に上り、300人以上が負傷したことが分かった。軍が主導する事実上の暫定政権は4日、総選挙の早期実施を表明した。

民主化勢力に近い医師グループCCSDによると、負傷者の多くは重体だという。

スーダンではラマダン(イスラム教の断食月)明けの祝祭が始まっている。ハルツームの街は4日、平静を取り戻した様子だったが、CCSDによると、市内の民家で女性が1人、流れ弾に当たって死亡した。

事実上の暫定政権を率いる軍事評議会と民主化勢力は今年4月、民政移管までの移行期間を3年間とすることで合意していた。しかし軍事評議会のブルハン議長は4日、9カ月以内に総選挙を実施すると表明した。

選挙は国際的並びに地域レベルの機関による監視の下で実施し、それまでの統治を担う臨時政府を樹立すると述べた。

ブルハン氏は3日に死亡したデモ参加者らを「殉死者」と呼び、「遺憾」の意を表したが、軍の責任には直接言及しなかった。検事総長による捜査を約束する一方、市民に「許しの精神」を示すよう呼び掛けた。

2098チバQ:2019/06/06(木) 15:10:40
https://digital.asahi.com/articles/ASM5W5QB7M5WUHBI01V.html?rm=1742
94%が欧州系 豪州選挙、壁に挑むアジア系に密着した
有料記事

メルボルン=小暮哲夫 2019年6月6日08時00分
 華人のお年寄りたち数十人が集まってマージャンをしている。集まってきた記者やカメラマンら十数人は、私も含めてアジア系の顔立ちばかりだ。

 オーストラリア第2の都市メルボルン東部にある街ボックスヒル。5月8日朝、10日後に迫った総選挙を前に、最大野党・労働党の候補者が記者発表をすると聞いてやってきた場所は、地味な公民館だった。

 ほどなく、同党候補のジェニファー・ヤンさん(42)が党幹部らと入ってきて、お年寄りたちの前で発表を始めた――。

中国語メディアが追う選挙戦
 4人に1人以上が外国生まれの移民社会なのに、白人以外は出世に苦しむ。今年1月、豪州でアジア系の人たちを阻む「竹の天井」を、この欄に書いた。ビジネスや学会での話を中心に紹介したが、竹の天井は、実は政界の方が厚いかもしれないと思っていた。

 豪シンクタンクのパーキャピタのまとめでは、改選前の上下院計226人中212人(94%)を欧州系が占めた。アボリジナルピープル(先住民)を除く非欧州系はわずか9人(4%)。人口比では、年々増えて18%を占めているのにだ。アジア系議員で見れば4人で、2%に満たなかった。

 そんな「白人支配」の政治を探ってみなければと考えていたとき、ボックスヒルがある下院チズム選挙区が注目を集めた。労働党と与党・保守連合(自由党、国民党)が今回、ともに華人の女性を擁立したのだ。

 「政権を握ったら、この地区に華人向け高齢者施設をつくります」。党幹部の英語を、台湾出身のヤンさんが中国語に訳していく。発表後、公民館のホールにも移動して、体操をしていたお年寄りたちに中国語で話しながら握手して回る。

写真・図版
メルボルンで5月8日に売られていた中国語紙。モリソン首相の選挙運動の様子や候補者の広告などが1面を飾った=小暮哲夫撮影

 ヤンさんは、メルボルン都市圏の地元自治体の市議や市長を務めた。2016年の上院選にも出て、落選。2回目の国政挑戦だ。「アジア系の女性として、私は『竹の天井』にも(女性の出世を阻む)『ガラスの天井』にも直面している。天井を破るにはみんなで声を合わせないといけない。私は似た境遇にある人たちに力を与えられる」

 発表の報道資料は、英語と中国語の両方が用意された。報道陣の大半は、地元の中国語メディアの記者やカメラマンたちだった。そのうちの一つ、大洋日報の禹志超・編集長は「週刊紙も合わせると、メルボルンで中国語紙は8紙も出ている」と言った。中国語のネットメディアの記者も取材に来ている。

 キャンペーンも、報道も、中国語。この選挙区では、華人が人口の2割を占めるまでに増えた。商店や飲食店の看板が漢字だらけのボックスヒルの街を歩いていると、そんな選挙戦が、当然のように思えてきた。

2099チバQ:2019/06/06(木) 15:11:53
アジア系はクール?
写真・図版
期日前投票所の前で白人の有権者に「最後のお願い」をする自由党のグラディス・リウさん(右)=2019年5月8日、メルボルン、小暮哲夫撮影

 ヤンさんのライバルは、香港出身で自由党のグラディス・リウさん(55)だ。期日前投票所の前で「最後のお願い」をしていた。

 華人ばかりの公民館とは違い、投票に来る姿は、白人もいれば、アジア系もいる。入り口の前で「私はグラディス。自由党の候補者です。よろしく」と、相手が誰でも自分からどんどん近づいていく。

 この地域での飲食店の経営をへて、言語聴覚士としても開業した経験を持つ。3年前の前回総選挙で、同党のギリシャ系候補を応援し、華人有権者に向けた中国語のキャンペーンをソーシャルメディア上で展開。わずかな差での勝利をもたらした立役者と言われた。今回、別の選挙区に移った現職に代わり、候補者に選ばれた。

 「私は選挙区の党員代表170人に選ばれた。華人だけでなく、みんなの代表になれる」

写真・図版
期日前投票所の前で白人の有権者に「最後のお願い」をする自由党のグラディス・リウさん(左)=2019年5月8日、メルボルン、小暮哲夫撮影

 投票を終えた白人の有権者に「華人対決」の感想を聞いてみる。「このあたりは本当にアジア系が多いから、全く驚かない。労働党に勝って欲しいけど、自由党の候補もアジア系と知って、クール(格好いい)だと思った」。50代という女性、ペニーさんが答えた。

 大接戦になった選挙戦で、わずかな差でグラディスさんに「当確」が出たのは、選挙から4日後たってから。豪州で初の華人の女性下院議員が誕生する。

「天井を破った男」の挑戦
 私にはもう一つ、注目していた選挙区があった。シドニー中心部から西に車で2時間ほど。世界遺産のブルーマウンテンズに近いマッコリー選挙区。ここに「竹の天井を破った男」が立候補していたからだ。

写真・図版
小学校の日曜マーケットで選挙運動をするキングズリー・リウさん(右)。寄ってきた地元の人とじっくり話し込んでいた=2019年5月5日、豪南東部ブラックヒース、小暮哲夫撮影

 5ログイン前の続き月5日午前、選挙区内の州立小学校では、地元の人たちが手作りの服や民芸品などを持ち寄って開く月に一度の日曜マーケットが開かれていた。そこにテーブルを置いて選挙運動をしていたのが、華人のキングズリー・リウさん(73)だ。

 私は昨年12月、1月のこの欄の記事の取材で彼に会った。欧米やアジアでビジネス経験を積み、1988年に華人として初めて豪州証券取引所で取引をする証券会社のトップになり、竹の天井を破った。その後、弁護士に転身し、06年に事務所を開いた。取材のとき、「さらに自分に何ができるか、と考えて選挙に出る」と語っていた。

 天井を破った男の選挙戦。さぞかしアグレッシブなものかと思ったら、予想を裏切られた。

 「やあ、もう誰に投票するか決めた?」。パンフレットを手に、やってきた人に話しかける。でも、深追いはしない。むしろ、相手が話しかけてくるのを待つ。

「もっと透明性の高い政治を」。ようやく高齢の女性が話しかけてきた。

 「私は、もっと地域に関わっていきます。政策が人々のニーズにマッチするでしょう」。向き合って応じる。

 訪れるほとんどが白人だ。16年の国勢調査で、同選挙区では、英語以外の言葉を話す家庭はわずか9%。それも欧州系の言語ばかりで、中国語を話す、と答えた人は0.3%しかいなかった。

2100チバQ:2019/06/06(木) 15:12:34
天井でなく感じる「壁」
 リウさんが午後に向かったのは、キリスト教会。地元の先住民の文化を研究した本の出版イベントが開かれていると聞いたという。飛び込みで訪れる。

 教会のホールでは、数十人が席を埋めてイベントが始まっていた。後方の空席に座り、関係者のあいさつを聞く。ここも白人ばかりだ。イベントが終わると、参加者たちは紅茶を飲みながら、懇談を始めた。

 さては、候補者として人々にお願いして回るのかと思いきや、会場の端で同じように紅茶をすすり始めた。そもそも、選挙用のパンフレットすら持っていない。しばらくすると、男性が声をかけてきた。本の著者のアマチュア考古学者、ケルビン・ノックスさん(61)だった。「あなたを知っている。新聞で見たよ」。でも、話はすぐに本の内容に移っていく。イベント終了から1時間、参加者のほとんどが会場を後にするまでに、あいさつを交わしたのは、10人に満たなかった。

 握手をどんどん求めていく日本の候補者を見慣れた身にとっては、拍子抜けするほどおとなしい選挙戦だ。

 そう思って尋ねると、有権者に近づくとき、竹の「天井」ではなく「壁」を感じるといった。

 そう言えば、マーケットでこんな言葉をかける場面があった。「アジア系の豪州人はどうだい?」

 「アジア系の候補者が、主流派の白人に一票のお願いしている。普通でない感じがするだろう。だから、むしろアジア系だと名乗って近づいてみた」

 出世して天井を破ろうと思えば上を見る。でも、選挙で人々の支持を集めるためには、周りを見渡さないといけない。でも、そこにいるのは、白人たちが多い。そこに苦闘しているように見えた。

候補者になりたくても
 キングズリーさんが公認を得たのは緑の党だ。改選前に下院に1議席、上院に9議席を持っていた少数派政党だ。

 移民などの代理人を務める人権派弁護士として知られ、2大陣営なら、保守連合より労働党にスタンスは近い。だが、この選挙区は労働党の現職が再選を狙っていた。「大政党で候補者に選ばれるには、長い期間をかけた準備がいる。緑の党は小さい党だから選ばれやすい」と考えた。移民や難民に寛容な党でもある。

 とは言え、候補者選びの過程では「アジア系だから人種差別の攻撃を受けるのではないか、と心配するグループがあった」と前回の候補者で白人のテリー・モーガンさん(68)が打ち明けた。

 今回の総選挙で、2大陣営が擁立した候補者のうち先住民を除くアジア系などの非欧州系とみられる人は、下院の151の小選挙区中、22選挙区から計23人。その中で当選確実となったのは、現職3人を含む5人だけだ。政界の「白人支配」は、ほとんど変化がなかった。

 シドニー工科大のクリスティナ・ホウ上級講師(社会・政治研究)は、2大陣営の非欧州系の候補のほとんどが、対立候補が強くて「勝てそうにない選挙区」から擁立されていると指摘する。「勝てそうな選挙区」の候補者に選ばれるには「党内で広い人脈を持っていることが必要。非欧州系の人々が勝ち抜くのはとても難しい」。

成功モデル、まだ不在

 それでも「華人対決」となったチズム選挙区が風穴を開けたのは事実。それが大きく広がるかぎは何だろう。

 政府の独立機関、人権委員会のティム・スートポマサン前人種差別担当委員が言う。「中央政界に多様性が欠ける、ということは、少数派の若者たちの、ロールモデルが多くないということ。成功できないからと政治家になろうとしない人もいるだろう」

 ロールモデルになりうる存在として、ホウ講師が挙げたのが、労働党のペニー・ウォン上院議員(50)だ。マレーシア系華人の父と白人の豪州人の母の間に生まれた。女性で同性愛者でもある。比例区の上院の選出だが、野党の上院リーダーで「影の外相」を務めてきた。政権交代すれば、外相になって豪州の政治に対する見方が国内外で変わると期待する声があった。だが、労働党は敗北。与党には彼女のような存在は見当たらない。

 候補者全員に順位をつける独特の投票方式をとる豪州の総選挙でキングズリーさんが得た「1位票」は、8763票(開票率93%時点)。2大陣営から大きく引き離されたものの、3位に食い込んだ。だが、得票率9.1%は前回のモーガンさんの結果より2.1ポイント下げた。

 「少しがっかりしている。自分は有権者に響かない候補者だったのか。ここに6年間住んでいるけれど、人々は私を知らず、アジア人のビジネスマンで、落下傘候補と思ったのかもしれない」。選挙後にこう語った。

 それでも、挑戦を続ける意欲は衰えていなかった。「(アジア系の)ほかの人たちを励ませたはずだ。人の背中にはオンとオフのボタンが付いているかもしれないけれど、自分はオフのボタンを見つけられない」(特派員リポート)(メルボルン=小暮哲夫)

2101チバQ:2019/06/07(金) 11:17:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000003-jij_afp-int
スーダン首都、住民は「恐怖の中で生活」 デモ排除で多数死亡
6/7(金) 7:08配信 AFP=時事
スーダン首都、住民は「恐怖の中で生活」 デモ排除で多数死亡
スーダンの首都ハルツーム市内を巡回する治安部隊(2019年6月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】デモ隊の強制排除により多数の死者が出たスーダンの首都ハルツームでは6日、重武装の治安部隊が街中を巡回し、住民らは恐怖の中で屋内に身を潜めた。当局はデモ排除で数十人が死亡したことを認めており、アフリカ連合(AU)はスーダンの加盟を一時停止すると表明した。

【写真5枚】ハルツーム市内の様子、燃料不足でガソリンスタンドには長蛇の列

 目撃者の証言によると、市内では重武装した準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」の隊員らが機関銃やロケット弾発射機を搭載したピックアップトラックで街頭に出動。人権団体によれば、同組織の前身はダルフール(Darfur)地方の民兵組織「ジャンジャウィード(Janjaweed)」だとされる。

 ハルツーム南部の住民はAFPに対し「銃撃が散発的にあるため、私たちは恐怖の中で生活している」と説明。ここ数日間と比べると状況は改善しているものの、「子どもたちが街中に出ていくことには不安がある」と語った。

 国際社会からの批判が高まる中、スーダン保健省高官はAFPに対し「国内各地での死者が61人に増加」し、うち52人はハルツーム市内で「実弾」を受けて死亡したと述べた。一方、デモ運動に参加する医師らは、軍本部前で長期間続いていた座り込みデモに対する3日の強制排除に始まる弾圧により少なくとも108人が死亡したと述べていたが、保健省高官はこの主張を否定した。

 スーダンでは、長期にわたり独裁体制を敷いてきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領に対する抗議デモが数か月にわたり継続。同大統領は4月、軍によって退陣させられた。だがその後も数千人が軍本部前で野営を続け、実権を握る軍事評議会に対し民政移管を求めていた。

 アフリカ連合は6日、スーダンの加盟を停止する厳しい措置を発表し、文民主導の暫定統治機構による危機の解決を要求した。アフリカ連合はこれまでも軍事評議会に対し円滑な権力の移行を促してきたが、デモ隊が強制排除されたことで、暴力行為に関与した人々に司法の裁きを受けさせるよう求める圧力が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2102チバQ:2019/06/08(土) 11:07:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000516-san-int
安保理非常任 ベトナムなど5カ国を選出
6/8(土) 10:59配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)は7日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国のうち、今年任期切れとなる5カ国の改選を行い、ベトナム、エストニア、チュニジア、ニジェール、セントビンセント・グレナディーンを選出した。任期は2020年1月から2年間。東欧枠のエストニア、中南米枠のセントビンセント・グレナディーンは初の選出となった。日本は22年に行われる非常任理事国選挙への立候補を表明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000014-asahi-int
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少
6/8(土) 9:59配信 朝日新聞デジタル
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少
国連安全保障理事会の非常任理事国に選出され、報道陣に抱負を語るセントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相=2019年6月7日、米ニューヨークの国連本部、藤原学思撮影
 東京都中央区より少ない人口約11万人の島国が、世界の平和と安全に深く関わることになった。7日にあった国連安全保障理事会の非常任理事国選挙で、中米カリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンが初めて選ばれた。安保理の歴史上、最も人口の少ないメンバーになる。

【写真】国連安全保障理事会の非常任理事国に選出され、報道陣に抱負を語るセントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相(中央)と同国の関係者ら=2019年6月7日、米ニューヨークの国連本部、ドンゴ・アチー撮影

 15カ国からなる安保理は、米英仏中ロの常任理事国を除く10カ国を非常任理事国が占める。地域ごとに枠が決められており、セントビンセント・グレナディーンはラテンアメリカ・カリブ海枠として、国連加盟国193カ国中185カ国の賛同を集めた。任期は2年で来年1月から始まる。

 ゴンザルベス首相は選出後の会見で「これは歴史的な出来事だ」と述べた上で「小さな発展途上の島国として、気候変動がもたらす安全保障上の影響を心配している」と指摘。持続可能な開発をめざし、各国と連携を取ると抱負を述べた。

 安保理では国際問題を巡って度々採決が行われ、1票の持つ意味は大きい。同国のキング大使は、国連の主要機関の一つである経済社会理事会(ECOSOC)の議長を務めるなど各国代表部に名前が知られている。今回の選出は、キング氏が各国に働きかけた成果との見方が強い。

 過去に非常任理事国に選ばれた人口の少ない国にはいずれも欧州のマルタ(約43万人)やルクセンブルク(約60万人)がある。

朝日新聞社

2103チバQ:2019/06/10(月) 20:37:02
オーストラリア

2013年6月2013年6月 ジュリア・ギラード(労働党)

2013年9月-2015年9月 トニー・アボット(自由党)
  >>514ターンブルが辞任求める
  >>515党内投票 アボット首相は44票、ターンブル氏が54票で、ターンブル氏が新しい党首に

2015年9月-2018年8月 マルコム・ターンブル(自由党)
  >>519与党自由党内ではリベラルな立場>>527
  >>937総選挙勝利
  >>1512同性婚合法化
  >>1825ターンブル氏とダットン内相が立候補 ターンブル氏が48対35で何とか勝利し、首相続投  
  >>1827閣僚の辞意表明相次ぐ
  >>1835モリソン財務相(50)がダットン前内相(47)とビショップ外相(62)を破り、次期首相に決まった。
決選投票で、モリソン氏が45票を得て、40票のダットン氏を破った。
  
2018年8月-スコット・モリソン(自由党)

2104チバQ:2019/06/11(火) 15:19:49
https://www.sankei.com/world/news/190611/wor1906110009-n1.html
マリで住民100人殺害 報復で襲撃「村壊滅」
2019.6.11 09:35国際中東・アフリカ
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 西アフリカ・マリからの報道によると、マリ中部で9日夜から10日未明にかけて、武装した集団がドゴン人の村を襲撃し、少なくとも95人を殺害した。対立するフラニ人の集団による犯行とみられている。マリの治安当局者は「村がほぼ壊滅した」と述べ、死者はさらに増える恐れがある。

 マリ中部では3月、ドゴン人がフラニ人の村を襲撃し150人以上が死亡する事件が起きたばかり。一部のフラニ人がドゴン人への報復を誓い、緊張が高まっていた。

 今回襲われた村は人口約300人。目撃者によると、武装集団は住民を焼き殺し、家屋や家畜に火を放ったという。

 ドゴン人とフラニ人は長年、この地域で暮らしてきたが土地や水の配分を巡り衝突。近年はマリでイスラム過激派が襲撃を繰り返す中、「フラニ人は過激派を支援している」とドゴン人が主張。一方、フラニ人は「ドゴン人がマリ軍の掃討作戦に協力している」と非難し衝突が頻発している。(共同)

2105チバQ:2019/06/13(木) 10:38:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000017-jij_afp-int
スーダンのデモ指導部、不服従運動終了へ 軍事評議会との協議再開に同意
6/12(水) 13:04配信 AFP=時事
スーダンのデモ指導部、不服従運動終了へ 軍事評議会との協議再開に同意
市民的不服従運動が続くスーダンの首都ハルツームで、シャッターの閉まった店舗の横を歩く市民(2019年6月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】民政移管を要求するデモが強制排除され多数の死者が出たスーダンで、デモ指導部は市民的不服従運動を終了させ、暫定軍事評議会との協議を再開することに同意した。仲介役のエチオピアが11日、明らかにした。

【動画】スーダンの首都ハルツームの模様(9日撮影)

 9日に市民的不服従運動を始めたデモ指導部は、新たな統治機構を構成するメンバーのリストを公表し、暫定軍事評議会への圧力をいっそう強めた。新統治機構の構成は双方の対立の焦点になっている。

 エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が先週スーダンの首都ハルツームを訪問して以来、仲介に当たっているエチオピアのマフムド・ディリール(Mahmoud Drir)氏は記者団に対し、「(民主化勢力の一派)『自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)』は本日から市民的不服従運動を中止することに同意した」「双方は協議再開で合意した」と述べた。

 デモ指導部は声明を発表し、12日から仕事を再開するよう市民に呼び掛けた。この件について現時点で暫定軍事評議会側の確認は取れていない。【翻訳編集】 AFPBB News

2106 チバQ:2019/06/15(土) 21:24:36
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019061401002014.html
16日、グアテマラ大統領選 候補者乱立で決選投票か

 【サンパウロ共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選が16日、実施される。19人の候補者が乱立する中、各種世論調査では中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス候補が20%台前半の支持率でトップ。しかし誰も当選に必要な過半数を得票できずに、8月11日に上位2者による決選投票にもつれ込むとの見方が強い。
 治安や雇用創出が主な争点。大統領は憲法で再選が禁じられており、モラレス氏の与党候補は支持率が低迷している。
 大統領選は即日開票されるが、大勢判明は17日以降になる可能性もある。新大統領は来年1月14日就任で任期4年。

2107チバQ:2019/06/17(月) 10:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000003-jij-int
中米グアテマラで大統領選=中道左派の女性候補優勢
6/17(月) 6:36配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラで16日、ジミー・モラレス氏の任期(4年)満了に伴う大統領選挙が実施された。

 同国では大統領再選は禁止。19人の候補者が乱立したが、アルバロ・コロン元大統領の元夫人で中道左派の国民希望党(UNE)のサンドラ・トーレス候補(63)が支持率2割強でリード。右派バモスの元刑務所主管庁長官、アレハンドロ・ジャマティ候補(63)が1割強で追っている。

 いずれの候補も当選要件である過半数の票に届かず、決着は8月11日の決選投票にもつれ込む公算が大きい。

2108チバQ:2019/06/18(火) 09:37:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000065-asahi-int
スーダンで市民に発砲、100人死亡 サウジらは軍支援
6/13(木) 17:01配信 朝日新聞デジタル
スーダンで市民に発砲、100人死亡 サウジらは軍支援
スーダンの地図
 長期独裁政権が崩壊したアフリカ北東部スーダンの情勢が混迷している。実権を握った軍に対する抗議デモを続けてきた民衆に対し、治安部隊などが発砲。デモを主導するグループは「100人以上が死亡した」と主張し、反発を強める。アフリカ連合は事態を受け、スーダンの資格停止処分を決定したが、自国への波及を恐れる一部の湾岸諸国は軍を支援する姿勢を見せている。

 医師や弁護士らでつくるデモグループは「(軍への)不服従」を求め、9日から国民にストライキの実施を呼びかけた。複数の地元住民によると、首都ハルツーム中心部は人通りが少なく、営業をやめる飲食店が目立つという。

 昨年末から抗議デモに参加してきた20代の男子大学生は朝日新聞の電話取材に対し「街頭には武装した兵士らがおり、気軽に外に出られる状態ではない。インターネットへの接続も制限されている」と話した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00000014-jij_afp-int
スーダン軍事評議会、デモ隊強制排除初めて認める 「間違いあった」
6/14(金) 10:34配信 AFP=時事
スーダン軍事評議会、デモ隊強制排除初めて認める 「間違いあった」
スーダンの首都ハルツームにある軍本部周辺でデモ隊排除のために展開した部隊(2019年6月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スーダンの暫定軍事評議会は13日、民政移管を求めて首都ハルツームで座り込みを行っていたデモ隊を強制排除し、多数の死者を出したことを初めて認め、「間違いが起こった」と述べた。

【写真】強制排除に抵抗するデモ隊

 ハルツームでは、デモ指導者らと暫定軍事評議会の協議が物別れに終わった数日後の今月3日、武装した軍服姿の男らが座り込み参加者の野営地を強制撤去した。医師らは、この作戦により120人が死亡したと主張。一方、保健省は、同日の死者数は全国で61人だったとした。

 暫定軍事評議会の報道官は13日、同評議会は「座り込みを排除することを決めた」とした上で、「われわれは指揮官らに排除計画の立案を命じた。指揮官らは計画を立て、実行した(中略)だが残念ながら、間違いが起こった」と説明。また、この事案に関する調査結果を15日に公表すると述べた。

 このほか報道官は、同評議会に対して「複数のクーデターが計画されていた」が、ここ数日で阻止されたと発表。「2つのグループの将校ら」が拘束されていると明らかにした。

 デモ隊は民政移管を求めて全国で不服従運動を展開してきたが、今回の発表に先立つ11日、運動を終了し、軍事評議会との協議を再開することに同意していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2109チバQ:2019/06/18(火) 09:37:42

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000020-jij_afp-int
スーダンのバシル前大統領を送検、クーデター後初めて姿現す
6/17(月) 13:52配信 AFP=時事
スーダンのバシル前大統領を送検、クーデター後初めて姿現す
スーダン首都ハルツームで検察当局に到着したオマル・ハッサン・アハメド・バシル前大統領(2019年6月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】4月に起きた軍事クーデターで失脚したスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の身柄が16日、検察当局に送致された。

【関連写真】クーデター後初めて姿を現したバシル前大統領

 バシル前大統領が公衆の面前に姿を現したのは、クーデター後初めて。伝統的な白い式服とターバンを身に着けた前大統領は、首都ハルツームのコベル(Kober)刑務所から武装した軍用車列で検察局へ送られた。

 スーダンでは過去30年にわたって強権政治を行ってきたバシル前大統領に対し、数か月にわたる抗議デモが行われていたが、4月11日に起きたクーデターで前大統領は失脚に追い込まれた。

 検察当局者は報道陣に対し、前大統領には失脚後、「外貨保持、汚職、贈答品の違法な受け取り」などの罪に問われていることを通告してあると述べた。

 一方、クーデター後に統治に乗り出した暫定軍事評議会のモハメド・ハムダン・ダガロ(Mohamed Hamdan Dagalo)副議長は国営テレビで放映された演説で、今月、軍本部前で多数の死者を出した座り込みデモの強制排除をめぐり、暴力を行使した者には死刑が言い渡されるだろうと宣言した。

 ハルツームの軍本部前では数週間にわたって座り込みデモが続けられていた。しかしデモ隊は6月3日、武装した軍服姿の男らに強制的に排除され、参加者の大半は同日のうちに撤退を余儀なくされた。

 抗議運動に近い医師らは、この弾圧による死者は少なくとも128人に上ったと主張している。一方保健省は、3日の死者数は全国で61人だったと発表している。

 デモの参加者や目撃者は、ダガロ氏が率い、住民らに恐れられている準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」がデモ隊を攻撃したと非難している。米高官や反政府デモの参加者らは、弾圧に関して独立組織による調査の必要性を訴えている。【翻訳編集】 AFPBB News

2110チバQ:2019/06/18(火) 09:44:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000005-jij-int
グアテマラ大統領選、決選投票へ=元大統領夫人がトップ
6/18(火) 6:53配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラで16日に行われた大統領選挙は、17日までの開票で当選要件の過半数を得た候補が出ず、決着は上位2候補による8月11日の決選投票に持ち越されることが決まった。

 
 中央選管当局によると、98%の投票所で開票が済んだ時点で、中道左派「国民希望党(UNE)」の元大統領夫人、サンドラ・トーレス候補(63)が25.7%を得票。右派「バモス」の元刑務所主管庁長官、アレハンドロ・ジャマティ候補(63)が13.9%で続いた。

2111 チバQ:2019/06/23(日) 15:34:25
>>758
これの続き的な感じか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000015-jij_afp-int
政治危機のアフリカ西部ベナン、前大統領が出国 反大統領派の大半が国外に

6/23(日) 13:05配信��


ベナンのボニ・ヤイ前大統領。同国コトヌーにあるニセフォール・ソグロ元大統領の家の前で(2019年4月19日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ西部ベナンのボニ・ヤイ(Boni Yayi)前大統領が22日、出国した。同前大統領の政党、「新興ベナンのための力」(FCBE)がラジオ・フランス・アンテルナシオナル(Radio France Internationale)のインタビューで明らかにした。

 ボニ・ヤイ氏は同国北部で事実上の自宅監禁状態に置かれていた。FCBEの広報担当者は、ボニ・ヤイ氏が出国したのは健康状態が急激に悪化したためで、司直の手を逃れるためではないと述べたが、詳細は明らかにしなかった。

 今年4月28日投票の議会(一院制、定数83)選は、選挙制度の変更により野党の立候補者擁立が事実上不可能になり、パトリス・タロン(Patrice Talon)現大統領を支持する2政党が全議席を獲得した。

 議会選後に抗議行動が発生。デモ隊との衝突で警察が発砲し、これまでに少なくとも2人が死亡している。ボニ・ヤイ氏は、議会選は「選挙の形を取ったクーデター」だったとして公然と非難し、選挙の無効を求めるとともに、立ち上がるよう国民に呼び掛けていた。

 反タロン大統領派の著名人物は、その大半がすでに国外に逃れた。ボニ・ヤイ氏は国内にとどまっている反大統領派のシンボルと見なされていた。

 かつて地域における民主主義の模範とみられていたベナンが独裁主義的な状態に戻るのではないかとの懸念が高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

2112 チバQ:2019/06/23(日) 15:51:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000021-jij_afp-int
エチオピアでクーデター未遂、陸軍参謀総長撃たれる 首相発表

6/23(日) 15:48配信��


エチオピアのアビー・アハメド首相(中央)。スーダンの首都ハルツームの空港で(2019年6月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピア政府は23日、アムハラ(Amhara)州でクーデター未遂が発生したと明らかにした。アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は同日、国営テレビで陸軍参謀総長が撃たれたと発表した。

 AFP記者によると、アビー首相は23日未明、軍服姿で国営テレビに出演。サアル・メコネン(Seare Mekonnen)陸軍参謀総長が撃たれたと明らかにした。容体は明らかにされていない。

「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ最東北端部に位置するエチオピアはインターネットが遮断された状態になっており、現時点でこれ以上の詳細は分かっていない。

 在エチオピア米大使館は、首都アディスアベバで発砲が報告され、アムハラ州の主要都市バハルダール(Bahir Dar)周辺で暴動が起きていると警告を発した。

 米大使館は、二つ出した警戒情報のうちの一つで、「米大使館は、アディスアベバで発砲があったという複数の報告を把握している。大使館員は屋内避難するよう勧告されている」と述べた。

 これに先立ちエチオピア首相府は、同国に九つある州の一つで、2番目に人口が多いアムハラ州でクーデター未遂が起きたと発表していた。首相府は誰がクーデター未遂を起こしたのか、何を標的にしたのかなどといった情報は明らかにしていない。

 バハルダールにいるジャーナリストがAFPに明らかにしたところによると、日没後まもなく銃撃が始まり、数時間続いたという。

■改革派首相に新たな打撃
 アビー氏は2年にわたって政情不安が続いた後の2018年4月に首相就任。それ以来、過去の首相たちによる強権的な支配を終わらせたと称賛されてきた。

 アビー氏は経済改革に着手し、反体制派の帰国を認め、人権侵害の取り締まりを目指し、軍や情報部の幹部数十人を逮捕した。さらに、長年にわたり対立してきた隣国エリトリアとの平和宣言にも調印した。

 しかし1億人以上の人口を抱える多民族国家エチオピアでは、主に土地や資源をめぐって民族間の対立が深まっており、死者を伴う衝突も発生。アビー首相はこうした問題に苦慮している。

 民族間の衝突で、これまでに100万人以上が家を追われた。専門家は衝突の原因について、かつて全権力を握っていた与党エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の弱体化や、政権移行によって生じたチャンスを利用しようとするさまざまなグループの存在などを挙げている。

 昨年6月には、アビー首相が演説した政治集会で手りゅう弾が爆発し、2人が死亡する事件も起きた。エチオピアの安定化と改革を目指すアビー首相にとって、今回のクーデター未遂は新たな打撃となった。【翻訳編集】 AFPBB News

2113チバQ:2019/06/23(日) 21:34:31
https://www.afpbb.com/articles/-/3231486
初の民主的政権移譲目指すモーリタニア大統領選、現職の元側近が勝利宣言
2019年6月23日 20:29 発信地:ヌアクショット/モーリタニア [ モーリタニア 中東・北アフリカ ]
【6月23日 AFP】アフリカ北西部モーリタニアで22日、大統領選の投票が行われた。同国で初めて民主的な政権移譲を実現する見通しだが、野党側は複数の選挙違反に関する「憂慮すべき兆候」があると訴えている。

 投票はグリニッジ標準時(GMT)22日午後7時(日本時間23日午前4時)に締め切られた。暫定結果は今週初めに発表される見込み。

 最有力候補は、現大統領の元側近であり、政権の支持を得るモハメド・ウルド・ガズワニ(Mohamed Ould Ghazouani)氏(62)で、23日未明には現大統領、支持者、報道陣の前で勝利を宣言した。

 選挙管理委員会の関係筋によれば、開票率80%を超えた時点でガズワニ氏の得票率は50.56%だったという。

 ガズワニ氏は支持者に対し、「まだ20%が未開票だが、最終結果を変えるものではない」と話したと伝えられている。

 その一方、主要野党から立候補したシーディ・モハメド・ウルド・ブバカル(Sidi Mohamed Ould Boubacar)氏を含む候補者4人は、今回の選挙で不正投票が複数あったと主張。

 これに対し独立国家選挙管理委員会(CENI)は、重大な事案は一件も発覚していないと述べている。

 今回の選挙では、クーデターが繰り返された同国の歴史上初めて、選挙で選ばれた大統領が任期を満了し、選挙で選ばれた後任に政権を移譲することになる。

 だが野党側は選挙について、軍出身者が多数派を占める政権を永続化させる恐れがあるとの懸念を示していた。

 サハラ(Sahara)砂漠に位置し、人口の大半をイスラム教徒が占めるモーリタニアの有権者数は約150万人。

 退任するモハメド・ウルド・アブドルアジズ(Mohamed Ould Abdel Aziz)大統領はもともと軍の将官で、2008年にクーデターによって権力を掌握。翌2009年の大統領選で勝利し、野党がボイコットした2014年の大統領選で再選された。

 アブドルアジズ氏は今回の大統領選で、元側近のガズワニ氏を支持。ガズワニ氏もかつて軍の将官を務め、今回の大統領選の最有力候補とみられていた。

 アブドルアジズ氏は、軍の改革やイスラム過激派の取り締まり、辺境地域の開発推進などで功績を残した。しかし人権団体などは、同氏の政権が表現や集会の自由を制限していると非難。さらに女性に対する暴力や、公式には1981年に廃止したものの、いまだ根強く残る奴隷制度への取り組みを強化するよう求めていた。(c)AFP/Hademine Ould Sadi and Selim Saheb Ettaba

2114チバQ:2019/06/24(月) 23:18:04
https://www.asahi.com/articles/ASM6S31HQM6SUHBI00L.html
エチオピアでクーデター未遂 軍参謀総長ら襲われ死亡
ヨハネスブルク=石原孝 2019年6月24日10時46分
 アフリカ東部エチオピアのアビー首相は23日、一部の軍兵士らによるクーデター未遂があったと発表した。軍参謀総長らが射殺されたが、既に制圧したという。

 政府によると、兵士たちは22日、同国北部のアムハラ州の州都バハルダールで会合中だった州政府高官ら数人を殺害したほか、首都アディスアベバの自宅にいた軍参謀総長らを襲撃したという。政府は治安部隊を展開して関与した兵士らを摘発。国内のインターネットも遮断された。

 昨年4月に就任したアビー首相は、経済改革や反体制派への恩赦を推進。国境を巡る対立が20年以上続いていた隣国エリトリアとも和平合意を結んだ。

 だが、民族間の争いや土地や資源を巡る対立も起きており、昨年6月にはアビー首相が出席した集会で爆発事件が発生。首相は無事だったが、100人以上が負傷するなど、反政府勢力の活動も続いている。(ヨハネスブルク=石原孝)

2115チバQ:2019/06/25(火) 16:00:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000024-jij_afp-int
クーデター未遂、首謀者とみられる州治安トップを射殺 エチオピア
6/25(火) 15:19配信 AFP=時事
クーデター未遂、首謀者とみられる州治安トップを射殺 エチオピア
エチオピア・アムハラ州のクーデター未遂について同州の治安警備当局トップ、アサミヌ・ツェゲ容疑者の関与について会見で話す首相報道官ら(2019年6月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピアの国営メディアは24日、アムハラ(Amhara)州で22日に起きた州高官の殺害事件で首謀者とみられていた同州の治安警備当局トップを現地警察が射殺したと報じた。

【資料写真】笑顔を見せるアビー首相(2019年1月17日)

 警察が殺害したのは、アムハラ州治安警備当局トップのアサミヌ・ツィゲ(Asaminew Tsige)容疑者。アサミヌ容疑者は、同州の高官殺害の数時間後に起きたエチオピア陸軍参謀総長殺害への関与も疑われていた。

 22日にアムハラ州の行政や司法のトップを含む州高官らが殺害された。エチオピア首相官邸は主犯格としてアサミヌ容疑者の名前を挙げていた。

 アムハラ州の事件から数時間後には、サアル・メコネン(Seare Mekonnen)陸軍参謀総長が首都アディスアベバの自宅で、自らの護衛官によって射殺される事件も発生。エチオピア政府は「連動した攻撃」とみられるとしているが、二つの事件のつながりや動機について詳細は明らかにされていない。

 エチオピア国営放送EBCは、アムハラ州の主要都市バハルダール(Bahir Dar)で「先週末のクーデター未遂から身を潜めていたアサミヌ・ツィゲ容疑者が射殺された」と報じた。

 同容疑者は2009年にクーデターを計画したかどで10年近く服役したが、ハイレマリアム・デサレン(Hailemariam Desalegn)前首相および改革路線のアビー・アハメド(Abiy Ahmed)現首相の下で行われている大規模な恩赦を受けて、昨年釈放されたばかりだった。

 アサミヌ容疑者について専門家らは、強硬なアムハラ民族主義者で、民兵組織を結成しようとしていたことやアムハラ州に隣接するティグレ(Tigray)州の領域を要求する言論などが原因で、解任されそうになっていたと説明する。

 アサミヌ容疑者は最近、フェイスブック(Facebook)に投稿された動画に登場し、攻撃に備えて武装するよう一般市民に呼び掛けていた。

■アビー首相の改革路線で全土に緊張
 今回の一連の事件を受け、エチオピア全土では3日間連続でインターネットが完全に遮断されている。

 観測筋は今回の事件について、長年にわたって皇帝や独裁者が強権支配を続けてきたエチオピアで、2018年4月に就任したアビー首相が改革路線を追求してきたことによって、エチオピア全土に緊張が生じていることの表れだと分析している。

 アビー首相は一党独裁から複数政党による民主制への転換を目指し、経済改革にも乗り出している。また国外にいた反政府勢力の帰国を許可し、人権侵害の摘発を行うとともに軍や情報機関の高官数十人を逮捕してもいる。こうした取り組みは国際的には評価されているが、国内では敵を作っているとも言える。

 各民族の居住地域ごとに分かれた各州の境界沿いでは、長年くすぶっていた緊張が暴力となって爆発し、多数の死者と100万人を超える国内避難民を生んでいる。

 一方、2020年に行われるとみられている総選挙を前に、従来各州を支配してきた政党に挑戦する対立候補らが登場し、地方政治も改革の流れに揺さぶられている。民族主義の台頭を指摘する声もある。【翻訳編集】 AFPBB News

2116とはずがたり:2019/06/29(土) 15:40:26

いいかげんに犬あっちいけーはまともな報道をしろ。相手にされてないのは安倍だぞ。
韓国が精力的な外交をこなし日本にも助け船出したのに対応能力無く何も出来なかっただけじゃねーか。

これで南北+トラの首脳会談実現したら日本の蚊帳の外感ぱねえぞ。。

韓国ムン大統領 安倍首相と非公式の接触もなく帰国へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190629/k10011974691000.html
2019年6月29日 14時40分

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、G20大阪サミットに合わせて、先に北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談した中国やロシアの首脳らと意見を交わした一方、日本との関係が悪化する中で、安倍総理大臣とは非公式の接触すらできないまま、日本訪問を終えました。

G20大阪サミットに合わせて27日から日本を訪れていた韓国のムン・ジェイン大統領は、8か国の首脳と個別に会談しました。

このうち、先に北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領とは、米朝対話の再開を後押しすることを含め、朝鮮半島の非核化や平和構築に向けた協力の強化などを確認しました。

一方、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などで関係が悪化している日本との間では、28日夜、カン・ギョンファ(康京和)外相が河野外務大臣と、短時間、ことばを交わしただけでした。

ムン大統領は、安倍総理大臣との首脳会談に意欲を示していましたが、非公式の接触すらできないまま、日本訪問を終えることになり、韓国メディアは、「ぎこちない表情で8秒間握手したのがすべてだった」とか「G20サミットの舞台で韓国抜きの外交戦が展開された」などと批判的に伝えています。

北朝鮮高官「興味深い提案」トランプ大統領の面会呼びかけに
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190629/k10011974661000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2019年6月29日 13時34分

アメリカのトランプ大統領が韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線付近の非武装地帯での面会をキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に呼びかけたことについて、北朝鮮が談話を発表し、「非常に興味深い提案だと見ているが、公式的な提案を受けていない」として面会に応じるかどうかは明らかにしていません。

アメリカのトランプ大統領は、29日朝、「きょう日本から韓国に向かう。もし北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長がこのツイートを見れば、私は南北の軍事境界線でキム委員長と会い、あいさつと握手をするだろう」とツイッターに投稿し、キム委員長に面会を呼びかけました。

これについて北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、29日午後、外務省のチェ・ソニ第1次官の談話を発表し、「非常に興味深い提案だと見ているが、わたしたちはこれに関連した公式的な提案を受けていない」として、面会に応じるかどうか明らかにしていません。

ただ、談話では、「トランプ大統領が考えているとおりに分断の線で米朝首脳の面会が実現すれば、両首脳間の親交関係をさらに深め、両国関係の進展にまた1つの意味のあるきっかけになるだろう」とも述べています。

2117チバQ:2019/06/30(日) 17:00:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000019-jij_afp-int
西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ
6/30(日) 14:42配信 AFP=時事
西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ
西アフリカ諸国経済共同体加盟の8か国で使用されている通貨CFAフランの紙幣(2017年9月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカの15か国が加盟する「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は29日、域内に新たに導入する共通通貨の名称を「ECO」とすると決定した。ナイジェリアの首都アブジャ(Abuja)で開かれた首脳会議で、「ECOWAS単一通貨の名称として、ECOが採用された」と発表した。

 1975年に設立されたECOWASの加盟国は、ベナン、ブルキナファソ、カボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴの15か国で、域内の総人口は約3億8500万人。現在は加盟国中、セネガルやコートジボワール、マリなど8か国がユーロと連動する通貨CFAフランを用いており、ナイジェリアなど7か国が交換性のない独自通貨を使用しているが、約30年前に初めて加盟国間の越境貿易や経済発展の促進策として通貨統合の可能性が検討されていた。

 ECOWASの29日の声明は、2020年までに単一通貨ECOの導入を目指すとしており、加盟国首脳らは、条件を満たした国からECOを導入する段階的な通貨統合をとる方針を確認したという。ECOについては変動相場制を採用し、併せて金融政策の枠組みでインフレ目標を重視する。加盟国は適切な政策や構造改革を行い、国内経済の加速的成長を維持することが求められる。

 一方、エコノミストらはECO導入構想に理解を示しながらも、現実離れした計画だと指摘。ECOWAS経済は域内総生産の3分の2をナイジェリア一国が占める不均衡な状況にあることから、単一通貨導入は加盟国の経済リスクになりかねないと警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

2118とはずがたり:2019/06/30(日) 22:04:06
G20は必要か? 大阪サミットで無力さ浮き彫りに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000023-jij_afp-int&p=1
6/30(日) 16:20配信 AFP=時事

【AFP=時事】大阪で行われた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の独善的なアプローチと、貿易から気候変動までさまざまな問題に対する各国の見解の相違の拡大に圧倒される形になり、今の世界にG20が担うべき役割はあるのかという疑問が専門家の間で浮上している。

 先進7か国(G7)を拡大したG20は以前から、憲章や明確な権限、執行力がない、結論が出ないにもかかわらず多額の費用が掛かるサミットを開催している、開発途上国のほとんどが除外されているといった批判にさらされてきた。

 これまでG20に対する圧力は反グローバリゼーション活動家からのものだったが、28、29日の両日行われた今回のサミットはG20の正当性に関わる問題が内部から生じている可能性を浮き彫りにした。

 安倍晋三(Shinzo Abe)首相は、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」について、全参加国が一致してより踏み込んだ取り組みを表明することを模索していたが、米国が抵抗。議長国の日本は最優先課題を達成できなかった。

 大阪での最大の課題となっていた米中貿易戦争は、サミットに合わせて開かれた米中首脳会談で協議され、G20は無力だった。

 カナダのシンクタンク「国際ガバナンス・イノベーション・センター(Centre for International Governance Innovation)」のトーマス・バーンズ(Thomas Bernes)氏は、「G20は協力のためのフォーラムとして設立されたが、問題は、もはやG20がその目的を果たすことができない状況になったのではないか、ということだろう」と語った。

2119とはずがたり:2019/06/30(日) 22:08:12
大阪G20記念撮影 各国首脳の“ガン無視”に安倍議長オロオロ
公開日:2019/06/29 14:50 更新日:2019/06/29 14:50
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257270

 世界中の孤独を独り占めしたような光景だった。28日大阪G20サミットの開幕時、安倍首相は各国首脳を1人ずつ出迎えた後、集合写真の撮影までの間、ほとんど誰にも相手にされなかったのだ。


 議長の安倍首相はひな壇中央に陣取ったが、バラバラに集まった各国首脳は誰も話し掛けない。並んで現れたトランプ、プーチン両大統領は会話に夢中で安倍首相など眼中になし。安倍首相は習近平国家主席とトランプとの握手をボーッと見つめるだけ。

 アチコチで談笑が始まる中、安倍首相はその輪に加われず、愛想笑いを浮かべ、周囲をオロオロと見渡すのみ。撮影が終わると、居心地の悪い空間から逃げ出すように我先に次の会場へ向かった。

「国際会議の場では安倍総理と話そうとする各国首脳が列をつくる」――。昨年の臨時国会で稲田朋美元防衛相はそう言ったが、いくら出迎え時にあいさつを交わしたとはいえ、各国首脳にガン無視される状況は稲田氏のヨイショとは程遠い。

2120チバQ:2019/07/01(月) 17:53:11
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190701-00569089-shincho-int
安倍外交の深謀遠慮 G20“夕食会”の席次から読み取れる「対中包囲網」
7/1(月) 17:00配信 デイリー新潮
安倍外交の深謀遠慮 G20“夕食会”の席次から読み取れる「対中包囲網」
大阪城をバックにした集合写真(The White House Flickrより)
 最近の安倍外交の特徴は、リスクを恐れずに積極的に仲介役を買って出ていることだろう。先週私は、G20を控えた日本の外交政治の動きについて話してほしいということで、欧州各国の外交官との昼餐に招かれたが、驚いたのは最初に設定されたトピックがイラン情勢だったことだ。こうした席では日米関係から始めるのが順当といえば順当だが、中東についてまず話そうという先方からのリクエストは、イラン情勢の緊迫化があるとはいえ、安倍晋三総理の仲介外交が存在感を高めていることの証だといえよう。

 昨年のカナダ・シャルルボワでのG7サミットでは、一枚の写真から仲介者安倍総理がクローズアップされた。ドイツのメルケル首相が、腕組みするトランプ大統領に対して机越しに詰め寄る場面だ。国際秩序が不安定化する中で、二人の間で写真に収まった安倍総理こそが橋渡しが可能であるという言説が広まった。

 そして今回のG20では、デジタル経済に関する首脳特別イベントでの一枚が、仲介者としての安倍の面目躍如となった。

 サミットは壮麗な宮殿で開催されることが多い。首脳としての威儀を正す意味があろう。最初にG7(当時はG6)が開かれたのはフランス・ランブイエ城だったし、5月に令和最初の国賓としてトランプ大統領が東京を訪れた際には、迎賓館赤坂離宮で日米首脳会談が開かれた。トランプは天皇陛下に対して、ホワイトハウスは皇居宮殿に見劣りすると謙遜してみせた。なお旧共産主義国のロシアでも、プーチン大統領が陣取るのはクレムリン宮殿だ。

 今回のG20の開催場所であるインテックス大阪は、宮殿とは似ても似つかない場所だった。一部の首脳はその事務的な雰囲気に驚いたかもしれない。会場に事前に下見に行ったというある国の外交官は、何もないスペースだったのでサミット当日の様子を想像するのが難しかったと私に話していた。一歩足を踏み入れただけでその雰囲気に圧倒される宮殿とは、まさにかけ離れた場所だったのだ。ところがその事務的な場所だからこそ生まれたのが、あのぎゅうぎゅう詰めの”奇跡の一枚”だったともいえよう。米中の首脳が安倍総理を挟んであれだけの近距離に着席した絵は、空間をふんだんに使って建てられている宮殿では決して生まれなかっただろう。

 大阪城天守閣を望む大阪迎賓館に、夕食会のために集まった各国首脳の席次にも注目しなければならない。安倍総理は、トランプ米大統領とプーチン大統領を両脇に従え、食事を進めた。米露関係は冷戦後最悪といわれるレベルにあるが、安倍総理はトランプ大統領だけでなくプーチン大統領とも良い関係を築いている。大阪迎賓館でも安倍総理は、仲介者としての顔を覗かせたというわけだ。

 安倍総理はプーチン大統領と逆サイドに、トランプ大統領、モディ印首相、モリソン豪首相の席を並べてみせた。しかもトランプ大統領の前は習近平中国国家主席という席次だ。中国を念頭に置いた日米印豪4か国による連携は、安全保障ダイヤモンド構想(地球儀上で4か国を線で結ぶとダイヤモンドが浮かび上る)ともよばれ、第一次政権以来の安倍総理の悲願だった。それがいま大きく日の目を見ようとしているのを象徴するシーンだった。

2121チバQ:2019/07/01(月) 17:53:34
日米印サミットという成果
 今回のサミットでの語られざる成果は、日米印サミットだ。椅子を馬蹄形(外務省ではU字の配席をこう呼ぶ)に並べて3人の首脳は親密に語り合った。昨年11月、アルゼンチン・ブエノスアイレスでのG20で初めて開催されたが、国境紛争を抱える中国への気兼ねが強かったインドを3か国の枠組みに大きく取り込んだことは、それだけで意義深い。

 覇権主義的な一帯一路を唱える中国に対して、日米は自由で開かれたインド太平洋戦略を提唱している。安倍総理が最初にぶち上げたこの構想に、トランプ大統領が後追いで加わった。日本発の戦略を米国がフォローするという流れは、戦後日本外交において初めてではなかっただろうか。そして日米の不可欠なパートナーこそがインドと豪州というわけだ。

 昨年10月、自らの別荘(山梨県鳴沢村)に外国首脳として初めて招待するほどに、安倍総理はモディ首相との信頼関係を強めている。今年5月の総選挙でモディ首相が大勝を収めて国内基盤を安定させたことも、大胆な外交政策を可能としている。

 日米印はマラバールという海上での共同訓練も実施している。共通の懸念は中国の海洋進出だ。中国が急速な軍事化を進める南シナ海はもちろん、日本は尖閣の浮かぶ東シナ海、インドは自らの庭先というべきインド洋での中国の動きに強い懸念を抱いている。そして米国にとって制海権は自らが握る覇権の根幹であり、中国海軍の動向に神経を尖らせているというわけだ。

 軌道に乗り始めた日米印サミットと比べると、日米豪印の政府間対話はいまのところ高級事務レベルまでで、直近では本年5月にタイ・バンコクで開かれている。サミットまでにはまだ閣僚級というステップもあるし、一足飛びというわけにはいかないだろうが、今回の夕食会の席次はひょっとしたら大きな突破口になるかもしれない。そうなれば安倍総理の深慮遠謀もここに極まれりといえよう。宴の席が時として社交以上の意味を持つ。それが外交の世界というものだ。

“末席”に見る日韓関係
 最後に韓国に少しだけ触れておこう。安倍総理は日韓首脳会談を見送ったが、これは韓国に対して極めて強いメッセージとなった。ホスト国の首脳は、できるだけ多くの参加国と会談を設定しようとするのが通常だ。日本はアフリカや太平洋の島国とそれぞれ定期的にサミットを開催している(TICADと太平洋・島サミット)が、日本の総理はマラソン会談 ともいわれる短時間の会談を立て続けにこなすことで、大勢の大統領や首相と面会しようとする。そうした配慮を韓国に示さなかったのは、韓国への怒りを最大限に表したといえよう。

 大阪城をバックにした集合写真では文在寅大統領が一列目にいるではないか、それほどに冷遇されていないではないかと思われた読者もおられるかもしれない。だがその背後にあるロジックを知れば、仕方がないと思っていただけるだろう。

 サミットの集合写真の立ち位置には、就任順とは別に、元首優先という暗黙のルールがある。米国、フランス、ロシア、ブラジルといった国々からは、元首でありかつ政治の実権を握る大統領らが参加するのに対して、ドイツ、イタリア、インドといった国々からは、元首として儀礼的な役割を担う大統領ではなく政治の中心たる首相が参加している。日本や英国といった立憲君主国からも後者と同様に首相が出席している。韓国大統領は元首なので、集合写真の際にはどうしても優遇されてしまうということだ。ただ元首の中ではほぼ末席が宛がわれ、ここにも最悪の日韓関係が反映される格好となった。

 たかが席次されど席次。そこには多くの外交的メッセージが隠されている。

村上政俊(むらかみ・まさとし)
1983年大阪市生まれ。東京大学法学部卒。外務省に入り、国際情報統括官組織、在中国、在英国大使館外交官補を経て、12年から14年まで衆議院議員。現在は同志社大学、皇學館大学で講師を務める。

週刊新潮WEB取材班

2122とはずがたり:2019/07/09(火) 15:01:12
英国、駐米大使の「無能」酷評で波紋=トランプ大統領は不快感
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000105-jij-eurp
7/8(月) 20:29配信 時事通信

 【ロンドン時事】ダロック駐米英大使がメモでトランプ米大統領を「無能」と酷評したと報じられたのを受け、英政府は、内部調査に着手するとともに火消しに追われた。

 トランプ氏が「(同大使は)英国の役に立っていない」とやり返すなど、「特別な関係」と呼ばれる両国関係に波紋を呼んでいる。

 英紙メール・オン・サンデーは6日、ダロック氏がトランプ氏を「不安定」で「無能」だと記したメモを本国に送っていたと伝えた。英首相報道官は8日、「(リークは)残念なことであり、受け入れられない」とし、この問題をめぐり米側と連絡を取っていることを確認。フォックス国際貿易相も「職業道徳に反し、非倫理的、非愛国的行為だ」とリークを厳しく批判、関係者が処罰される可能性に言及した。

 一方、トランプ氏は7日、ダロック氏について記者団に「われわれはあの男のファンではない。彼はあまり英国の役に立っていない」と不快感を示した。

2123チバQ:2019/07/18(木) 13:13:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000061-mai-bus_all
IMFラガルド専務理事、9月に退任 後任の人選は波乱含み
7/17(水) 19:19配信 毎日新聞
 国際通貨基金(IMF)は16日、欧州中央銀行(ECB)総裁に転身するラガルド専務理事が、9月12日付で退任すると発表した。今後、後任選びが本格化するが、これまで歴代トップを輩出してきた欧州各国に対し、世界経済で影響力を増す中国などの新興国は先進国が主導するIMFの組織運営に強い不満を抱く。新興国が対立候補を擁立すれば、人選は波乱含みの展開となりそうだ。

 IMFの設立は、戦後の国際金融システムの枠組みについて合意したブレトンウッズ会議(1944年)で決まった。その際、IMFトップを欧州出身者、世界銀行の総裁を米国出身者が務めることが非公式に合意されたといわれる。

 ラガルド氏の後任として有力視されているのは、来年1月に英中銀のイングランド銀行(BOE)総裁を退任する予定のカーニー氏だ。もともとカナダ出身だが、英国籍とアイルランド国籍も持つため、IMFを「欧州出身者」が取り仕切る慣例には合致する。IMFは経済危機に陥った国に緊急融資を実行する救済機関でもあり、欧州連合(EU)離脱によって経済の先行きに不安を抱える英国にとっては重要な意味を持つポストになる。英メディアは、オズボーン前財務相も就任に意欲的だと伝えている。

 ただ、一部のEU加盟国はEUを離脱する英国出身者の起用には慎重で、ロイター通信によると、フランスはデンマーク出身のベステアー欧州委員(競争政策担当)やオランダ財務相を務めたデイセルブルム氏など「欧州大陸」出身者で候補を模索。イタリア出身のドラギECB総裁を推す声もあるという。

 ラガルド氏が専務理事に就任した2011年にはメキシコ中銀のカルステンス総裁(当時)が対抗馬として立候補した。今回はインド準備銀行(RBI)のラジャン元総裁が候補に浮上。03年から06年にIMFのチーフエコノミストを務め、リーマン・ショックの引き金となったサブプライムローンの危険性をいち早く指摘したことでも知られる。カーニー氏の後任のBOE総裁候補としても取りざたされている人物だ。

 ラガルド氏は16年に再選され、現在は2期目の途中。ECB総裁には欧州議会の承認を経た後、10月31日に就任する見通し。指名の承認手続きが続く間はIMFの職責から外れており、現在はリプトン副専務理事が専務理事職を代行している。【シャンティイ(フランス北部)三沢耕平】

2124チバQ:2019/07/18(木) 13:27:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000007-asahi-int
WHO、エボラ流行で緊急事態宣言 アフリカ中部コンゴ
7/18(木) 4:01配信 朝日新聞デジタル
WHO、エボラ流行で緊急事態宣言 アフリカ中部コンゴ
コンゴ民主共和国(旧ザイール)ゴマの保健センターで17日、男性にエボラ出血熱のワクチンを予防接種する保健従事者=ロイター
 世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は17日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で広がったエボラ出血熱について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言した。同国では昨年8月から1650人超が死亡した。今月14日にはルワンダと国境を接する大都市ゴマで、初めての感染が確認されていた。

 17日に開かれた専門家による緊急会合を受けて、WHOのテドロス・アダノム事務局長が、国境を越えた拡散が懸念されると判断し、緊急事態の宣言に踏み切った。今後は対策を拡充し、国際的な援助の枠を広げる。今のところはアフリカの一部地域の外へ広がる危険は小さいとみられるため、国境閉鎖や貿易制限をしないよう呼びかけた。

 エボラ出血熱はコンゴ民主共和国東部で、ウガンダなどとの国境に近い北キブ州を中心に広がった。WHOは現地へ専門家を派遣するなどして、現地当局や支援団体とともに対策を講じてきた。急激な感染拡大は防いでいるものの、治安悪化で封じ込めは難航。医療施設などへの襲撃により、保健従事者の7人が死亡、58人が負傷したという。

朝日新聞社

2125チバQ:2019/07/22(月) 18:44:00
https://www.fnn.jp/posts/00421033CX/201907182015_CX_CX
IAEA 天野事務局長 健康理由で辞任意向
カテゴリ:ワールド
2019年7月18日 木曜 午後8:15

IAEA(国際原子力機関)トップの天野之弥事務局長が、健康上の理由で、任期前に辞任する意向を示していることがわかった。

ロイター通信が伝えたもので、天野氏は、2018年9月、療養を理由に年次総会を欠席し、7月10日のイラン核問題をめぐる特別理事会も欠席していた。

IAEAは、「天野氏は、今後について理事会メンバーと連絡を取っていて、適切な時期に正式発表する」としている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3236303
IAEAの天野事務局長が死去、72歳
2019年7月22日 17:41 発信地:ウィーン/オーストリア [ オーストリア ヨーロッパ 日本 アジア・オセアニア ]

【7月22日 AFP】(更新)国際原子力機関(IAEA)は22日、天野之弥(Yukiya Amano)事務局長が死去したことを明らかにした。72歳だった。天野氏は最近、体調不良が伝えられていた。

 IAEAは「最も深い弔意と共に、天野之弥事務局長の死去をお知らせする」との声明を出した。


 長く外交官を務めていた天野氏は、2009年12月にIAEAのトップである事務局長に就任していた。(c)AFP

2126チバQ:2019/07/25(木) 22:06:43
>>219-221
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000036-jij_afp-int
チュニジア大統領が死去、92歳
7/25(木) 19:35配信 AFP=時事
チュニジア大統領が死去、92歳
チュニジアの首都チュニス近郊で、記者会見に臨むベジ・カイドセブシ大統領(2018年11月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)チュニジア大統領府は25日、ベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)大統領(92)が死去したと発表した。カイドセブシ氏は、同国で初めて民主的に選出された大統領だった。

 ベテラン政治家で、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)に次いで世界で2番目に高齢の国家元首だったカイドセブシ氏が大統領に就任したのは2014年。長く独裁政権を敷いた当時のジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)大統領を退陣に追い込み、他のアラブ諸国で民衆蜂起が起こるきっかけになった民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」の3年後のことだった。

 カイドセブシ氏は先月末に深刻な体調不良で入院。いったんは退院していたが、25日になって再び集中治療室に搬送されていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2127チバQ:2019/07/25(木) 22:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000141-jij-m_est
カイドセブシ大統領死去=革命後の民主化推進、92歳-チュニジア
7/25(木) 19:41配信 時事通信
カイドセブシ大統領死去=革命後の民主化推進、92歳-チュニジア
ベジ・カイドセブシ氏 チュニジア大統領(AFP時事)
 【カイロ時事】チュニジアの大統領府によると、ベジ・カイドセブシ大統領が25日、首都チュニスの病院で死去した。

 92歳だった。死因は公表されていない。中東民主化運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアでの「ジャスミン革命」で2011年にベンアリ独裁政権が崩壊後、14年の大統領選で当選。同国では自由選挙で選ばれた初の大統領だった。

 1926年、フランス保護領下の北部シディブサイドで生まれた。弁護士から政界に転身し、内相や国防相、外相などの要職を歴任。革命後は暫定首相も務めた。勢力を強めたイスラム主義政党に対抗するため、12年に世俗派の政党「チュニジアの呼び掛け」を結成。14年議会選で第1党に躍進させた。

 大統領就任後は、結婚や相続での男女平等の実現に尽力するなど、民主化を推進。しかし、低迷する経済や失業の改善では十分な成果を出せず、若者らを中心に抗議デモも頻発していた。今年11月に予定される次期大統領選に出馬せず、政界引退の意向を表明していた。

 憲法の規定に従い、当面は国会議長が大統領代行を務める。

2128チバQ:2019/07/26(金) 18:46:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000026-jij_afp-int
スーダン、報道連合会長を拘束 クーデター未遂に関連か
7/26(金) 15:07配信 AFP=時事
スーダン、報道連合会長を拘束 クーデター未遂に関連か
スーダン・ハルツームの広場グリーン・ヤードで、国旗を掲げスローガンを繰り返すデモの参加者ら(2019年7月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スーダン・ジャーナリスト連合(SJU)は25日、著名な編集者である同連合の会長が拘束されていると明らかにした。連合は同国を暫定統治している軍事評議会に対し、会長を解放するか、法にのっとり裁判にかけるかするよう要求した。


 会長が拘束されたのは24日。軍事評議会は同日、今月11日に発覚したクーデター未遂事件に関係して、司令官1人と保安当局者数人、イスラム教の指導者らを逮捕したと発表していた。

 拘束された会長と所属を同じくするニュース編集者はAFPの取材に対し、会長は新聞社の敷地の外から治安部隊に連れ去られたと話し、「彼がどこに拘束されているのかも、なぜ拘束されたのかもわからない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2129チバQ:2019/07/28(日) 12:21:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000542-san-n_ame
ベネズエラ「2人の大統領」半年 打開の糸口見えず 人道状況は悪化
7/27(土) 19:52配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】南米ベネズエラで独裁的なマドゥロ大統領に対抗し、野党連合のグアイド国会議長が1月に「暫定大統領」就任を宣言してから半年が経過した。米国など50カ国の支持を受け、一時は国内でも高い人気を誇ったが、政権交代の見通しは立たず「2人の大統領」が併存する異常な状況が続いている。また深刻な経済危機で国民の大量流出が止まらず、人道状況も悪化の一途をたどっている。

 グアイド氏は暫定大統領の就任宣言から半年となった23日、首都カラカスで開かれた反政府集会に参加。マドゥロ氏を「独裁者」と批判し「われわれは勝利しなければならない」と訴えた。だが、現地メディアによると、集まった群衆は数百人。数万人がグアイド氏に熱狂した1月時点の集会と比べ、同氏の求心力の低下が際立っている。

 グアイド氏は、マドゥロ政権の後ろ盾である軍部の切り崩しを図ってきたが、麻薬組織などと癒着し利益を得てきた軍幹部らは政権を支持したままだ。グアイド氏が4月末に軍部に呼びかけた蜂起が失敗に終わると、約40人が拘束、追放され、野党連合側の弱体化や分裂も指摘されている。「半年たっても何の実権も持てないグアイド氏に国民が失望を感じている」(現地情報筋)という。

 対立が深まる一方で、5月にはノルウェー政府の仲介でマドゥロ政権側と野党連合側の直接対話が開始され、今月もカリブ海のバルバドスで協議が行われた。ただ、昨年5月に行われた大統領選のやり直しを求める野党連合側に対し、マドゥロ氏は、野党連合側の弱体化を狙い国会議員選挙の前倒しを要求。議論は進展がみられない。

 反米のマドゥロ政権打倒を画策し、グアイド氏に暫定大統領就任宣言を促した米国も有効な手立てを打てないままだ。米メディアは、トランプ大統領はグアイド氏による蜂起失敗で「側近に激怒した」と報じており、以降はベネズエラ問題ではなく、イラン問題への言及が目立つようになった。石油産業への制裁で外貨獲得手段を封じ、政権関係者に経済制裁を発動するなど圧力を強めているが、トランプ氏自身も「体制転換には時間がかかる」と述べるなど手詰まり感が漂う。一方、マドゥロ政権を支持するロシアは、ベネズエラに軍人を派遣するなどして両国間の軍事協力を強化しており、米露のにらみ合いが続く。

 国連は6月にベネズエラから逃れた難民や移民が400万人に達したと発表。7カ月で100万人も増えたとし「驚異的な流出スピード」と指摘した。慢性的な食料や医療品不足が深刻化し、今年末までに国外流出者はさらに100万人増えるとの観測もある。

2130チバQ:2019/07/29(月) 15:33:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000009-jij-m_est
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
7/29(月) 6:14配信 時事通信
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
ジンバブエのムナンガグワ大統領=2017年11月、ハラレ(AFP時事)
 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ前大統領退任後の初の大統領選が行われ、ムナンガグワ大統領が勝利してから30日で1年。

 40年近く権力の座に居座った「独裁者」ムガベ氏が去り、経済再生と民主化に期待が集まったが、新政権となって以降も改革は進まず、国民は不満を抱えたままだ。

 ジンバブエでは2017年11月、軍の反乱を受けてムガベ氏が失脚。前副大統領で軍に近い実力者のムナンガグワ氏が後継大統領となり、18年7月30日投票の大統領選で、ムナンガグワ氏が最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ党首らを破って勝利した。

 「新生ジンバブエ」をうたうムナンガグワ氏は、ムガベ前政権下で疲弊した経済と社会の改革に全力を尽くすと約束した。ムガベ時代に苦難を強いられた国民は、新たなリーダーの指導力と手腕に期待を寄せた。

 しかし「歴史的選挙」から1年がたつ今も経済は立て直せていない。報道によれば、現在の失業率は推定で9割を超えるとの見方もある。6月のインフレ率は前年同月比175%と、このところ急上昇しており、国民の間では、かつてのハイパーインフレの再来が懸念されているという。人々は日々の買い物を闇経済に頼らざるを得ず、生活は依然厳しい。

 さらに、ムナンガグワ政権は批判勢力の取り締まりを強化している。市民活動家や労組代表らが暴力や誘拐の被害に遭ったり、逮捕されたりする例が相次いでいるという。

 最近現地に入った英スカイニューズ・テレビの記者は「現状が良いと思っている市民は誰もいない。水面下で自暴自棄の感情と怒りが湧き起こっている」と語った。昨年の選挙時にムナンガグワ氏が提唱した「国民が望むジンバブエ」の実現には程遠い状況が伝えられている。

2131チバQ:2019/07/29(月) 23:48:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072800205&g=int
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
2019年07月29日06時14分



ジンバブエのムナンガグワ大統領=2017年11月、ハラレ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ前大統領退任後の初の大統領選が行われ、ムナンガグワ大統領が勝利してから30日で1年。40年近く権力の座に居座った「独裁者」ムガベ氏が去り、経済再生と民主化に期待が集まったが、新政権となって以降も改革は進まず、国民は不満を抱えたままだ。
 ジンバブエでは2017年11月、軍の反乱を受けてムガベ氏が失脚。前副大統領で軍に近い実力者のムナンガグワ氏が後継大統領となり、18年7月30日投票の大統領選で、ムナンガグワ氏が最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ党首らを破って勝利した。

ジンバブエのムガベ前大統領=2018年7月、ハラレ(AFP時事)

 「新生ジンバブエ」をうたうムナンガグワ氏は、ムガベ前政権下で疲弊した経済と社会の改革に全力を尽くすと約束した。ムガベ時代に苦難を強いられた国民は、新たなリーダーの指導力と手腕に期待を寄せた。
 しかし「歴史的選挙」から1年がたつ今も経済は立て直せていない。報道によれば、現在の失業率は推定で9割を超えるとの見方もある。6月のインフレ率は前年同月比175%と、このところ急上昇しており、国民の間では、かつてのハイパーインフレの再来が懸念されているという。人々は日々の買い物を闇経済に頼らざるを得ず、生活は依然厳しい。

 さらに、ムナンガグワ政権は批判勢力の取り締まりを強化している。市民活動家や労組代表らが暴力や誘拐の被害に遭ったり、逮捕されたりする例が相次いでいるという。
 最近現地に入った英スカイニューズ・テレビの記者は「現状が良いと思っている市民は誰もいない。水面下で自暴自棄の感情と怒りが湧き起こっている」と語った。昨年の選挙時にムナンガグワ氏が提唱した「国民が望むジンバブエ」の実現には程遠い状況が伝えられている。

2132チバQ:2019/08/12(月) 13:40:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000010-kyodonews-int
グアテマラ、右翼候補が勝利 大統領選の決選投票
8/12(月) 7:19配信 共同通信
グアテマラ、右翼候補が勝利 大統領選の決選投票
4日、グアテマラ市の集会で支持者に囲まれるアレハンドロ・ジャマテイ氏(ロイター=共同)
 【グアテマラ市共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選決選投票が11日、投開票された。選挙管理当局の中間集計によると、右翼の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(63)が中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏(63)をリードし勝利が確実になった。ジャマテイ氏は同日夜、勝利宣言した。来年1月14日就任、任期は4年。

 より良い生活を求めて米国を目指す移民が絶えない中、治安改善や雇用創出が主な争点となった。

 6月の第1回投票ではトレス氏が首位、ジャマテイ氏が2位だった。

2133チバQ:2019/08/12(月) 13:41:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000018-reut-s_ame
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利
8/12(月) 13:24配信 ロイター
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利
 8月11日、グアテマラで大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(写真)が勝利したと発表した。グアテマラ市の同氏選対本部で撮影(2019年 ロイター/Jose Cabezas)
[グアテマラ市 11日 ロイター] - グアテマラで11日、大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏が勝利したと発表した。

開票率95%超の段階で、ジャマテイ氏が約59%を得票。対抗馬の中道左派、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏は41%だった。

来年1月に就任する次期大統領は、貧困や高い犯罪発生率といった経済・社会問題への取り組みに加え、不法移民を巡る米国との「安全な第三国」協定で難しい対応を迫られる。

現モラレス政権は7月、制裁をちらつかせた米国の圧力に屈し、米国への難民申請を希望する難民の申請手続きを請け負う「安全な第三国」となることに同意した。[nL4N24R4DP]

ジャマテイ氏は選挙戦で、グアテマラは難民申請者の急増に対応する体制にないとして、「安全な第三国」協定締結を批判。世論調査でも10人中8人以上が「安全な第三国」になることに反対の立場をとっている。

しかし、ジャマテイ次期大統領が「安全な第三国」協定を修正できるかどうかは不透明。ユーラシア・グループの中南米地域ディレクター、リサ・グライス・ターゴウ氏は「米国との協定への対処で、次期大統領はルーズ(負け)・ルーズの状況に直面する。それが次期大統領にとって最大の試練だ」と述べた。

2134チバQ:2019/08/12(月) 13:41:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-83226778-bloom_st-bus_all
現職マクリ氏、予想以上の大差で敗北-アルゼンチン大統領選予備選
8/12(月) 13:13配信 Bloomberg
(ブルームバーグ): アルゼンチンで11日に実施された大統領選挙の予備選で、野党候補が予想を上回る得票差で与党候補に勝利し、10月の本選に向け勢いを得た。

開票率84%の段階で、野党候補のアルベルト・フェルナンデス元首相の得票率は47%、現職のマウリシオ・マクリ氏は32%。マクリ氏が7ポイントを上回る得票差で敗れた場合、逆転は難しいだろうと世論調査会社はかねて指摘していた。フェルナンデス元首相は、クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル前大統領が副大統領候補として脇を固めている。

マクリ氏は公式データ発表前にブエノスアイレスで支持者らに対し、「悪い選挙だった。10月の選挙を前に倍の努力が必要だ」と語った。

予備選後の12日の市場は、過去4年間のマクリ大統領による市場重視型の政策が、かつての介入主義的政策に取って代わられる可能性を消化する動きとなり、相場は急落が予想される。クリスティナ・フェルナンデス前大統領は2007-15年の在任期間中、年金基金を国有化し、為替管理を導入した。  原題:Argentine President Macri Loses Key Primary Vote in Landslide(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Patrick Gillespie, Jorgelina Do Rosario

2135チバQ:2019/08/22(木) 13:11:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000152-kyodonews-int
スーダン、軍民共同統治開始へ 評議会議長にブルハン氏就任
8/21(水) 20:57配信共同通信
 【カイロ共同】民主化デモを受けて軍と民主化勢力が共同統治で合意したスーダンで21日、軍民の統治機構である合同評議会の議長にアブドルファタハ・ブルハン暫定政権議長が就任した。合同評議会メンバーも同日に就任する見込みで、スーダンの民政移管に向けた軍民共同統治が始まる。

 実務を担う首相には国連出身の経済学者ハムドク氏が就任する見通し。共同統治で民主化への道筋が開かれ、混乱が収束するかどうかが注目される。

 合同評議会は選挙実施までの3年3カ月の移行期間、統治を担う。民間人6人と軍人5人の計11人で構成する。

2136とはずがたり:2019/08/28(水) 22:13:21
>相対的にインフラ整備で協力する中国への評価が高まる事態になっている。
だそうだが石炭大量に使用してる中国の地位が向上するのは皮肉だなw
石炭火発に頼らざるを得ない苦しい日本が偉そうな事云えた義理ではないけど。。

太平洋諸島フォーラム(PIF)で太平洋地域の盟主としてオーストリアに振る舞って貰う心算がオーストリア帝国主義への反撥が強くてその余り中国が優しい超大国に見えてしまっているらしい。

太平洋諸国、温暖化に危機感 石炭輸出の豪州に批判
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49101150Y9A820C1FF1000/
南西ア・オセアニア
2019/8/28 16:52

オーストラリアも温暖化対策に頑張っている様子ではあるんだけど。。

豪、太平洋島しょ国に温暖化対策350億円 中国浸透警戒
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48507110T10C19A8910M00/?n_cid=SPTMG002
南西ア・オセアニア
2019/8/13 16:52

2137チバQ:2019/09/02(月) 10:56:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190901-00000051-jij-m_est
来月23日に総選挙=前大統領の新党、与党を脅かす-ボツワナ
9/1(日) 17:42配信時事通信
来月23日に総選挙=前大統領の新党、与党を脅かす-ボツワナ
ボツワナのマシシ大統領=5月25日、南アフリカの首都プレトリア(AFP時事)
 【ハボローネAFP時事】アフリカ南部ボツワナのマシシ大統領は、次の総選挙の投票日を10月23日に決めた。

 選管が8月30日夜、公表した。大統領は議会で選出され、1966年の独立以来、ボツワナ民主党(BDP)が与党を維持。ただ、最近は野党連合「民主改革のためのアンブレラ(UDC)」が勢いを増している。

 さらに、マシシ大統領は昨年、カーマ前大統領から禅譲されたが、観光客による野生動物の狩猟を解禁するなど前政権の政策を否定。カーマ氏は「私が後継指名した人物は就任するや独裁者になった。民主国家としての声望を失墜させた」と怒り、新党「ボツワナ愛国戦線(BPF)」を結成。与党の牙城を突き崩そうとしている。

2138チバQ:2019/09/03(火) 20:17:37
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190902X215.html
ソロモン諸島、台湾と断交か=週内にも発表―ロイター通信
2019/09/02 15:23時事通信

 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島は今週にも、台湾との外交関係を見直し、中国との国交を樹立する方針を明らかにする可能性がある。ロイター通信が2日、ソロモン議会幹部の話として報じた。

 今年4月の総選挙を受けて返り咲いたソガバレ首相は、台湾との関係を精査する諮問委員会を設置。8月中旬にはソロモンの閣僚らが北京を訪れた。

2139チバQ:2019/09/05(木) 15:47:00
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-393701/
ハリケーン直撃バハマ壊滅的
2019年09月04日 18時06分 TBS

ハリケーン「ドリアン」北上、直撃のバハマは“壊滅的”
ハリケーン「ドリアン」北上、直撃のバハマは“壊滅的”

 ハリケーン「ドリアン」の直撃を受けたカリブ海の島国バハマでは大きな被害がでています。

 「ドリアン」は1日、5段階分類で最強の「カテゴリー5」まで発達した状態でバハマ・アバコ島に上陸しました。沿岸部の家屋は広範囲に倒壊していて、浸水の様子も見られます。

 バハマの首相は、一部の地域で壊滅的な被害が出ているとしています。死者はこれまでのところ7人に上り、さらに増えるとみられています。

 「ドリアン」は現在「カテゴリー2」の勢力でフロリダ州の東側の海岸を北上していて、現地4日の夜にアメリカ本土に最接近するとみられています。ハリケーンの接近が懸念される地域にすむ、合わせて200万人以上に避難命令が出ています。(04日16:03)

2140チバQ:2019/09/09(月) 06:23:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-35142338-cnn-int
ジンバブエのムガベ前大統領が死去、95歳 37年の長期統治
9/7(土) 13:12配信CNN.co.jp
(CNN) ジンバブエのロバート・ムガベ前大統領が6日、死去した。95歳だった。一時は独立の英雄とたたえられたものの、37年間にわたる統治は深い分断を招き、国を破たん寸前に追い込んだ。

忠実な支持者にとってムガベ氏は、尊敬される指導者であり続け、少数派白人の支配に終止符を打ち独立をもたらした存在だった。だが、批判派にとってはアフリカの独裁者そのものであり、権力維持を目的に反対派を抑圧し、国を破滅させたとの評価だった。ムガベ氏は93歳だった2017年に退陣に追い込まれた。

健康状態をめぐる臆測が絶えず、今年前半にはシンガポールの病院に入院していた。病気の詳細は機密扱いだった。

ムガベ氏は自分を退陣させられるのは「神のみ」だと主張したことで知られるが、17年にクーデターで失脚。年下の妻グレース氏を後任に据えようと、長年の側近であるムナンガグワ副大統領(当時)を解任したのが党内からの反乱につながった。

影響力減退を警戒する治安部隊幹部はムガベ氏を政権から追放し、後任にムナンガグワ氏を起用した。

現大統領のムナンガグワ氏は6日、ツイッターでムガベ氏の死去を発表。「解放の象徴であり、汎(はん)アフリカ主義者だった。国民の解放とに生涯をささげた」と悼んだ。

ムガベ氏は元教師で、旧ローデシア(現ジンバブエ)の白人政権に敵対したとして10年間収監された。釈放後はゲリラ闘争を組織し、1980年にジンバブエ共和国の樹立を達成。初代首相として学校や病院の建設を手掛け、当初は国際的に称賛された。

しかしその後反対派の弾圧を開始し、軍の支持を背景に数十年にわたり実権を掌握。選挙では不正疑惑からたびたび論争を招いた。

2141チバQ:2019/09/10(火) 11:46:32
>>2138
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000003-jijp-int.view-000
台湾と関係維持=ソロモン外相
時事通信 9/10(火) 7:14配信

台湾と外交関係を結ぶソロモン諸島のマネレ外相(写真左)は9日、訪問先の台北で呉外交部長と共に記者会見し「台湾との友好的で充実し、進歩的な関係を大事にしている」と述べ、関係維持の重要性を強調した。

2142チバQ:2019/09/15(日) 08:40:40
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019091402000136.html
チュニジア、揺らぐ民主化 あす大統領選 政争に国民失望

2019年9月14日 朝刊


12日、チュニジア南部メドニンで、アンナハダ党のモーロー副党首の選挙活動を繰り広げる支持者ら=奥田哲平撮影

写真
 【チュニス=奥田哲平】北アフリカのチュニジアで十五日、カイドセブシ大統領が七月に死去したことに伴う大統領選が実施される。二〇一一年の中東の民主化運動「アラブの春」で、チュニジアは民主体制を唯一実現した「優等生」だが、主要政党の分裂など政争が頻発。民衆蜂起の原因となった失業問題も解消されないままで、勝ち取ったはずの民主主義への失望につながっている。

 「話し合いばかりで何も具体化していない。若者は仕事がないんです」。首都チュニスの街頭で候補者討論会の放送を見ながら、エンジニアのシャイマさん(28)が訴えた。

写真
 チュニジアは一一年一月に長期独裁のベンアリ政権が崩壊。一四年の初の自由選挙でカイドセブシ氏が選ばれ、一五年に民主化に移行した。イスラム、世俗両勢力の対立を乗り越え、粘り強い政治対話を促した四団体が一五年にノーベル平和賞を受賞した。

 だが、経済回復が遅れ、若者の三割は仕事が見つけられないまま。治安は改善しているものの、増税や物価高騰に抗議するデモは続発する。その背景には政治不信がある。第一党だった世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」は昨年分裂し、連立相手のイスラム政党アンナハダが第一党に躍り出た。民主化によって合意形成が重視された結果、政党内外の主張対立により政策決定が遅れるという民主化の負の側面が表れたとも言える。

 一四年の議会選や大統領選で60%を超えていた投票率は、昨年五月の地方議会選では35%に急落。民間調査機関「アフロ・バロメーター」によると、「民主体制が望ましい」と考える割合は、一三年の71%から一八年に46%に低下した。

写真
 選挙戦には二十六人が立候補。選管当局は世論調査を認めていないが、非公式な調査では、政治色の薄いテレビ局社主ナビル・カルーイ氏(56)が優勢。アンナハダ副党首のアブデルファタハ・モーロー国会議長(71)やシャヘド首相(43)らが続く。ただ、いずれも過半数を占めず、上位二人による決選投票に持ち込まれる可能性が高い。

 選挙戦を巡りきな臭さも漂っている。カルーイ氏は八月下旬に資金洗浄などの容疑で逮捕され、現政権による「政敵排除」と指摘される。同じ日には同氏のテレビ局などに対し、許可なく大統領選について報道したとして、今後の放送が禁じられた。ただカルーイ氏の候補者資格は維持され、投票は有効とみなされる。

 タクシー運転手のアイマドさん(51)は「自由は私たちに食べ物や安全を与えてくれなかった」と投票を棄権するつもりだ。低投票率は、組織力のあるアンナハダが有利に働く。同党は一六年に政教分離方針を決定したが、大統領職を握れば、イスラム色の強い政策を進める可能性がある。

2143チバQ:2019/09/15(日) 08:44:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000002-jij-m_est
ムガベ前大統領の国葬営む=「英雄」追悼、批判も-ジンバブエ
9/15(日) 7:33配信時事通信
 【ロンドン時事】6日に95歳で死去したジンバブエのムガベ前大統領の国葬が14日、首都ハラレで執り行われた。

 「独立の英雄」と評される一方、37年間実権を握り「独裁者」とも言われたムガベ氏には批判も根強く、報道によると、会場となった国立競技場は半分以上が空席だった。

 英BBC放送などによると、葬儀には南アフリカのラマポーザ大統領など各国首脳らが参列。ムガベ氏の後任のムナンガグワ大統領は演説で、「アフリカの象徴」の死を国全体が悼んでいると述べた。

 一方、失策で国家経済を混乱に陥らせた前大統領に対して、市民から「彼が(経済悪化など)国の問題を引き起こした。いなくなった方が幸せ」「在任中の成果は物不足(を生じさせたこと)だけだ」と批判的な声も相次いだ。

2144チバQ:2019/09/15(日) 08:47:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00000563-san-cn
台湾、ソロモン「断交」を警戒 呉外交部長が中国の軍港計画指摘
9/14(土) 23:10配信産経新聞
台湾、ソロモン「断交」を警戒 呉外交部長が中国の軍港計画指摘
迎賓館で記者会見するソロモン諸島のマネレ外相(左)と台湾の呉●(=刊の干を金に)燮外交部長=9日、台北市内の(田中靖人撮影)
 【香港=田中靖人】台湾の呉●(=刊の干を金に)燮(ごしょうしょう)外交部長(外相に相当)は14日、産経新聞の電話インタビューに応じ、南太平洋のソロモン諸島が台湾との外交関係の解消を検討していることに強い警戒感を示した。呉氏は中国がソロモンで軍港の建設を目指していると指摘し、同国が台湾と「断交」し中国と国交を結べば、日米豪のインド太平洋戦略は「大きな衝撃を受ける」と警鐘を鳴らした。

 ■「完全に役立たず」

 人口約60万人のソロモンは、台湾がアジア太平洋で外交関係を持つ6カ国のうち最大で、台湾では「断交ドミノ」を生む懸念も強い。台湾の報道によると、同国の内閣は13日、中国との国交樹立を促す超党派グループの報告書について議論したが結論が出ず、17日に再検討するという。ソガバレ首相はこれを含む4件の報告書を参考に最終的な結論を出す方針で、議会外交委員会の報告書は10月末に提出される。

 呉氏は、超党派グループが報告書で訪台調査の結果、台湾にはソロモンを援助する意思も能力もないと記述したことに対し「訪台の事実はなく虚偽で、結論ありき」と反論。世論調査によるとソロモン市民の多数は台湾との関係維持を望んでおり、中国との国交を主張するのは「個人的な利益を重視する政界の一部」だと述べた。

 一方、豪州紙オーストラリアン(電子版)は11日、ソガバレ氏が豪州の研究者に「台湾は完全に役立たずだ」と述べたと報道。同氏が中国の建国記念日(10月1日)前に台湾と「断交」する方針に傾いているとの見方がある。同氏が親中派議員に、今月下旬の国連総会前の中国との国交樹立を伝えたとの情報もある。

 呉氏は、中国がソロモンの西部州ノロ港の拡張に関心を示しており、「完成後は海軍基地として利用できる」と指摘。中国の狙いは、インド太平洋や中南米で進める戦略拠点の確保だと分析した。その上で、独裁国家である中国の勢力拡張は、台湾や日米豪などが目指す「自由で開かれた太平洋のビジョンに大きな挫折をもたらす」と述べた。

 ■5億ドル提供の情報

 台湾はソロモンのマネレ外相を8〜12日に台湾に招き関係継続を模索している。ただ、台湾の今年の援助額が850万ドル(約9億2000万円)なのに対し、中国は断交の見返りに、期間は不明だが5億ドル(約540億円)の提供を申し出たとの情報もある。

 呉氏はこの情報について、「中国は過去にも台湾の国交国を奪うため同様の約束をしたが、実行には大きな差がある」と主張。サントメ・プリンシペに6億ドルの港湾、ブルキナファソに10億ドルの高速道路・鉄道建設を約束した例を挙げ「着工すらされていない」と断じた。また、中国の援助国が「債務のわな」に陥っている実態も列挙した。

 台湾との「断交」は、地域での中国の影響力拡大を阻止したい米国やオーストラリアも警戒している。豪州は6月にモリソン首相が10年間で2億5000万豪ドル(約185億円)の支援を表明。米国は今月8日、パプアニューギニアに駐在するソロモン大使がソガバレ氏の元に出向いて「現状維持」を働きかけた。ペンス副大統領も国連総会に合わせて同氏と会談するという。呉氏は米国や日本など各国の支援に謝意を示すと同時に、「理念を共有する国々と協力して最悪の事態を避けたい」と述べた。

2145チバQ:2019/09/15(日) 08:54:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000640-san-pol
世耕氏、参院幹事長に就任 政審会長に松山氏 国対委員長は末松氏
9/11(水) 23:42配信産経新聞
 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

2146チバQ:2019/09/15(日) 08:56:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000003-kumanichi-l43
首相補佐官に木原氏起用
9/12(木) 9:37配信熊本日日新聞
 安倍晋三首相は11日、首相補佐官5人を任命し、新たに自民党の木原稔衆院議員(50)=熊本1区=を起用した。

 担当は国家安全保障。首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する国家安全保障会議(NSC)に出席するほか、防衛や消防、海上保安など安全保障政策の企画・立案に携わり、首相を補佐する。木原氏は「安全保障はこれまで取り組んできた政策の柱で、身が引き締まる思いだ」と話した。

 木原氏は2005年以来、衆院当選4回。防衛政務官や党文部科学部会長、財務副大臣などを歴任している。(嶋田昇平)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000062-jij-pol
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
9/11(水) 14:34配信時事通信
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
安倍晋三首相(中央)に続いて自民党本部に入る今井尚哉氏(右)=11日午前、東京・永田町の同党本部
 安倍晋三首相は11日の内閣改造に伴い、今井尚哉首相秘書官(政務担当)を首相補佐官兼務とした。

 今井氏は政策企画を総括する。政務担当の官房副長官には西村明宏衆院議員と岡田直樹参院議員がそれぞれ就任。事務担当の杉田和博官房副長官は続投する。

 横畠裕介内閣法制局長官は退任し、近藤正春内閣法制次長が昇格した。首相補佐官に秋葉賢也、木原稔両衆院議員が新たに就き、和泉洋人、長谷川栄一両補佐官は留任した。

 国家安全保障局の谷内正太郎局長は13日付で退き、後任に北村滋内閣情報官を起用。北村氏の後任は警察庁出身の滝沢裕昭内閣審議官を充てる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000531-san-pol
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
9/13(金) 11:48配信産経新聞
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
薗浦健太郎氏
 自民党は13日、河井克行法相が務めていた党総裁外交特別補佐に、薗浦健太郎前首相補佐官を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。薗浦氏は新聞記者や麻生太郎総務相(当時)の秘書を経て、平成17年の衆院選で初当選し、現在4期目。外務副大臣などを歴任した。

2147チバQ:2019/09/15(日) 08:56:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000012-akt-l05
3つの副大臣兼務に自分もビックリ 秋田3区・御法川信英氏は国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任
9/13(金) 19:50配信秋田テレビ

秋田テレビ

 11日に再改造した安倍内閣の副大臣の人事が13日発表され、衆議院秋田3区選出の御法川信英氏が国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任した。御法川副大臣は「秋田を含め、国全体の発展に貢献したい」と話す。

 国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任したのは、秋田県大仙市出身で秋田3区選出の自民党の衆議院議員、御法川信英氏(55)。
 御法川副大臣は、父親の故・御法川英文衆議院議員の秘書を経て、2003年の衆院選で初当選を果たし、現在5期目。
 これまで外務大臣政務官や衆議院の財政金融委員長を歴任したほか、2014年には財務副大臣を務めていた。

 御法川副大臣は「広い範囲にわたり責任ある仕事をできるのは光栄。秋田県はもちろん、国全体の発展に貢献したい」と意気込みを語った。

 社会資本の整備や交通政策などを管轄する国土交通省に加え、内閣府では統合型リゾート・IRを担当。さらに東北出身議員として復興も担う。

秋田テレビ

2148チバQ:2019/09/15(日) 08:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000074-asahi-pol
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
9/13(金) 20:00配信朝日新聞デジタル
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
記者会見で自主避難者に対する発言を修正するよう、秘書官(中央)に促される田中和徳復興相(左)=東京・霞が関の復興庁
 田中和徳復興相(70)は13日の閣議後会見で、東京電力福島第一原発事故の自主避難者について、「復興庁は担当の役所ではない」と発言した。復興庁は自主避難を含む原発事故避難者の生活を守る「子ども・被災者支援法」を所管し、東日本大震災の被災者支援全体には毎年100億円強の予算も使っており、専門家から疑問の声が出ている。

 田中氏の発言は、原発事故で国の避難指示が出なかった地域からの自主避難者の一部が、福島県から避難先の住居の明け渡しなどを求められている問題に関するやりとりで出た。福島県内からの自主避難者は2017年3月末で1万2千世帯(約1万6千人)いた。国と県は同月末に家賃補助の打ち切りを始め、県は現在、国家公務員宿舎に住み続ける世帯に損害金の請求や、明け渡しを求めた訴訟の準備をしている。

 田中氏は会見で、国の対応を問われ、「担当ではない役所があんまり明確に申し上げることは差し控えたい」と答えた。直後に秘書官からメモを渡された後、「訴訟では」と補足したが、県が避難中の県民を提訴するという事態の解決に復興庁が乗り出す考えは示さなかった。すべての自主避難問題についても「復興庁は財政、人材面で福島県の活動を支援している。福島県で責任をもって対応することになっている」と述べた。

 田中氏は衆院神奈川10区選出で当選8回。11日の内閣改造で初入閣した。13日の会見では環境副大臣などを務めた経験から、「今まで復興には相当かかわってきた」と説明していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000026-asahi-pol
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
9/13(金) 11:16配信朝日新聞デジタル
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
「はんこ議連」会長でもある竹本直一IT担当相=2019年9月12日夕、内閣府、相原亮撮影
 日本の商慣行に欠かせない印鑑と、押印のいらないデジタル決済は両立するのか――。安倍内閣の新閣僚が12日の記者会見で、こんな問いに直面する一幕があった。

 念願の初入閣を果たした竹本直一・IT担当相は、行政手続きのデジタル化を含めた日本のIT分野を進める立場。その一方で、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も務めている。

 竹本氏は就任から一夜明けた12日の会見で、双方の立場は「ベクトルが反対方向では」と記者から質問された。竹本氏は「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない。工夫はいろいろできる」と反論。決済のデジタル化が進めば印鑑が必要なくなるとの指摘がある中、両立は可能だとの考えを示した。

 ただ、会見では「印鑑をデジタルで全部処理できないかという話があるが、印鑑を業とする人たちにとっては、死活問題だから待ってくれという話になっている」とも言及。「理屈では分かるが、即対応できない分野が結構ある」と述べ、議連会長としての立場を強くにじませる場面もあった。

 また、13日の会見では、記者から竹本氏の公式ホームページ(HP)が閲覧できない状態になっているとの指摘があった。竹本氏は「HPを管理している会社からロックがかけられた状態だ。なぜロックされているか、よく分からない」と述べ、閲覧できるよう復旧を求めていることを明らかにした。(相原亮)

2149チバQ:2019/09/15(日) 08:58:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000595-san-pol
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
9/13(金) 23:28配信産経新聞
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
記念撮影に臨む新閣僚ら=11日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
 11日発足した第4次安倍晋三再改造内閣をめぐり、自民党の各派では入閣や要職の獲得をめぐり、安堵(あんど)と不満が交錯している。

【表でみる】第2次安倍政権以降の内閣名称、首相の決意

 ■「党主要ポスト取れたので十分」

 首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、97人)は12日、党本部で開いた会合で、今後も一致結束して首相を支える方針を確認した。党選対委員長に起用された下村博文元文部科学相は「衆院選に向けて全員が当選できる態勢をつくっていく」とあいさつした。

 細田派から入閣したのは、改造前と同数の3人だが、今回は党四役の選対委員長を確保した。最大派閥でありながら改造前は党四役を逃し、中堅や若手に不満がたまっていただけに今回は「満額回答だ」と安堵の声が広がった。

 麻生派(志公会、53人)では、閣僚が改造前の5人から3人に減った。一方、鈴木俊一前五輪相が総務会長に起用され、甘利明元経済再生担当相は税制調査会長に内定した。中堅議員は「閣僚は減ったが、党の主要ポストを取れたので十分だろう」と語った。

 領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は改造前に首相との面会を重ねた。人事について意見を交わしたとみられ、ベテラン議員は「首相との長年の信頼関係があるからこそできる」と話す。

 竹下派(平成研究会、53人)の茂木敏充会長代行は12日の会合で、自身の外相就任や加藤勝信厚生労働相の再入閣を報告した。「わが派は人材の宝庫だ。皆さんが活躍できるよう、この後もしっかり調整していきたい」と述べた。

 茂木氏は、10月に参院から新たに2人が入会することも明らかにした。所属議員は55人となり、麻生派を抜いて第2派閥となる。茂木氏は記者団に「大きなエネルギーを持つためには仲間は多い方がいい」と強調した。

 ■幹事長留任「これ以上ない人事」

 「ポスト安倍」を目指す岸田文雄政調会長は、会長を務める岸田派(宏池会、46人)で閣僚経験のない「入閣待機組」2人を閣内に押し込んだ。

 12日の会合では2人の入閣に喜びの声があがった。岸田氏は「派閥の結束を考えた場合、いい人事だった」と手応えを述べた。

 衆院当選8回で初入閣を果たした竹本直一科学技術担当相は「閣僚になるときは宏池会という信念を貫いたから、遅いけど良かった」と話し、笑いを誘った。根本匠前厚労相は「大事なのは2年後の総裁選だ。私も閥務に戻って皆さんとしっかり取り組みたい」と呼びかけた。

 もっとも祝福ムードが広がったのは二階派(志帥会、46人)だ。領袖の二階俊博幹事長が留任し、衛藤晟一(せいいち)1億総活躍・少子化担当相と武田良太国家公安委員長が初入閣した。二階氏は12日の会合で「しっかりやるように」と引き締めを図った。

 一時は幹事長交代も取り沙汰されたが、最優先の二階氏続投が決まり、派内には安堵の空気が流れる。ある所属議員は「派として幹事長留任が生命線だった。これ以上ない人事だ」と満足げに語った。

 ■「さしてコメントはない」

 逆に、首相と対立する石破茂元幹事長が会長を務める石破派(水月会、19人)は平成27年9月の派閥創設以来、初めて入閣者がゼロになった。12日の会合に石破氏は姿を見せなかった。

 事務総長の田村憲久元厚労相は記者団に「さしてコメントはない」と答えた。「次に向かって自民党が日本の政治をリードしていくために、われわれが政策集団として政策を磨いていく」とも強調した。

 最小派閥の石原派(近未来政治研究会、11人)では森山裕国対委員長が留任したものの、昨年10月の前回の改造に続いて閣僚を送り込めなかった。

 7月の参院選では、唯一の現職が落選。存在感の低下に歯止めをかけるため、衆院当選6回の坂本哲志政調会長代理の初入閣に期待をかけたが、かなわなかった。

 石原派の議員は「残念の一言だ。派閥の発言力、発信力を高めていく必要がある」と述べ、憤懣(ふんまん)やるかたない様子だった。

2150チバQ:2019/09/17(火) 11:22:15


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00000069-jij-cn
ソロモン諸島、台湾と断交=中国と国交樹立へ
9/16(月) 19:22配信時事通信
ソロモン諸島、台湾と断交=中国と国交樹立へ
16日、台北の総統府で、南太平洋の島国ソロモン諸島との断交を受け記者会見する台湾の蔡英文総統
 【台北、シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島政府は16日、台湾と断交し、中国と国交を樹立することを決めた。
 台湾外交部(外務省)はこれを受け、ソロモンとの即時断交を発表した。蔡英文政権が発足した2016年5月以降、台湾から中国に乗り換えた国は6カ国目。台湾が外交関係を結ぶ国は16カ国に減った。

 蔡総統は16日、台北の総統府で記者会見し、「中国は数年来、台湾と国交締結国を断交させるなどの方法で、台湾人の心に打撃を与え、一国二制度の受け入れを迫ってきた」と中国を批判。その上で「一国二制度を受け入れないのは、(台湾人)2300万人の最大の共通認識だ」と強調した。

 中国は多額の経済援助を通じ、太平洋諸国での影響力を拡大してきた。ソロモンの切り崩しは、米国が台湾に新型F16戦闘機の売却を決めたことへの報復や、来年1月の総統選で再選を目指す蔡氏に打撃を与えることなどが目的とみられる。

2151チバQ:2019/09/17(火) 11:28:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-35142630-cnn-int
列車が脱線、50人死亡 惨事繰り返されるコンゴ
9/13(金) 9:35配信CNN.co.jp
(CNN) アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で12日未明、列車の脱線事故があり、少なくとも50人が死亡、数人が負傷した。同国の人道担当相がCNNに明らかにした。

人道担当相によると、脱線事故は現地時間の12日午前3時ごろ、同国南東部タンガニーカ州のマイバリディで発生した。

ツイッターへの投稿で人道担当相は「また惨事が起きた」と述べ、政府を代表して犠牲者に哀悼の意を表した。

今回の事故が起きた原因は分かっていない。しかしコンゴ民主共和国では、大勢の犠牲者を出す事故が後を絶たない。

今年3月には中部のカサイ州で貨物列車が脱線して少なくとも24人が死亡。犠牲者の大半は子どもだった。

2017年には南ルアラバ州で燃料タンカーを連結した貨物列車が川に突っ込み、30人以上が死亡していた。

2152チバQ:2019/09/17(火) 22:07:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00050212-yom-int
チュニジア大統領選、決選投票へ…2大政党の退潮鮮明に
9/17(火) 18:27配信読売新聞オンライン
 【チュニス=上地洋実】 15日に投票が行われたチュニジア大統領選が即日開票され、過半数を得た候補はおらず、上位2人による決選投票が行われる公算が大きくなった。選挙管理委員会の中間発表(開票率89%)では、大学教授のカイス・サイード氏(61)と実業家のナビール・カルウィ氏(56)が他候補をリードしている。

 サイード氏は得票率18・8%で首位に立った。2位のカルウィ氏は15・7%で、3位と約3ポイントの差をつけている。大統領選には、シャヘド首相を筆頭に多数の閣僚経験者が立候補していた。しかし、有権者は、政治色の薄いサイード氏とカルウィ氏を支持した。

 チュニジアは中東の民衆蜂起「アラブの春」で民主化を実現したものの、経済は低迷し、国民の間で不満が募っていた。今回の選挙は、国民の政治不信が強く表れた形になった。

 特に、連立政権を担ってきた世俗主義政党「チュニジアの呼びかけ」とイスラム穏健派政党「アンナハダ」の2大政党が推した候補が3位以下に沈んだことは、既成政党の退潮を印象づけた。

 サイード氏は憲法学者で、チュニス大学で教べんを執る。カルウィ氏はテレビ局の社主で、8月に脱税などの疑いで逮捕され、拘束中の身だ。選挙直前だっただけに、シャヘド首相による政敵排除との見方もある。

 決選投票の日程は改めて発表される。今回の選挙結果は、10月6日に控える議会選の行方にも影響しそうだ。

2153チバQ:2019/09/17(火) 22:08:18
https://www.afpbb.com/articles/-/3244618
チュニジア大統領選、反体制派の2候補が決選投票へ
2019年9月16日 11:27 発信地:チュニス/チュニジア [ チュニジア 中東・北アフリカ ]
【9月16日 AFP】チュニジアで15日、大統領選の投開票が行われ、投票終了から数時間後に反体制派の候補者2人が決選投票に進むと発表した。同国で自由な大統領選が実施されたのは2011年に起きた民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」以降で2度目。

 無所属で立候補した憲法学者のカイス・サイード(Kais Saied)氏(61)は、17日に予定されている中間集計結果の発表を前に、出口調査の結果から自身が「第1回投票で1位になった」と述べた。


 資金洗浄の疑いで拘束中のメディア界の大物、ナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏も、決選投票に進むとの声明を発表した。

 その他の有力候補者には、イスラム主義政党「アンナハダ(Ennahdha)」初の大統領候補者となったアブデルファタフ・ムールー(Abdelfattah Mourou)国会議長や、ユスフ・シャヘド(Youssef Chahed)首相がいた。

 若い世代を中心に選挙に無関心な有権者が増えており、独立選挙高等機関(ISIE)によると2014年大統領選の第1回投票で64%だった投票率は45%に下がった。(c)AFP/Caroline Nelly PERROT

2154チバQ:2019/09/18(水) 13:22:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000020-jij-int
天野氏後継レースが本格化=路線継承どこまで-IAEA
9/18(水) 7:11配信時事通信
天野氏後継レースが本格化=路線継承どこまで-IAEA
在ウィーン国際機関アルゼンチン代表部のグロッシ大使(EPA時事)
 【ウィーン時事】7月に死去した国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の後継レースが本格化している。

 16日からウィーンで始まった年次総会では、10月の理事会での選挙に向け、各候補が支持を訴えた。IAEAの技術的側面を重視し、政治的発言に慎重だった天野氏の路線をどこまで引き継ぐかが焦点となりそうだ。

 真っ先に出馬表明した在ウィーン国際機関アルゼンチン代表部のグロッシ大使は記者会見で「気候変動問題などで、IAEAは伝統的に議論に参加してこなかったかもしれない」と述べ、公共の議論で「より積極的な役割」を果たすと訴えた。南米諸国の支持を得ているという。

 グロッシ氏とともに有力候補とみられるフェルータIAEA事務局長代行(ルーマニア)は今月、代行ながらトップとして約2年ぶりにイランを訪問。核合意をめぐり「時間がカギだ」と天野氏が使ってこなかった表現で、イランに査察などで積極的な協力を求める姿勢をアピールした。

 唯一の女性候補、スロバキア原子力安全委員会のジアコバ委員長は総会で、「トップを含む職員のジェンダーバランス改善」を訴えた。

 ブルキナファソの候補、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のゼルボ事務局長は、アフリカ諸国の支持を集めるとみられる。

 当選には、日米欧や中ロなど35カ国で構成する理事会の3分の2の票が必要。日本は「立場を決定していない」(外交筋)という。

2155チバQ:2019/09/18(水) 13:31:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000021-jij_afp-int
ベネズエラ国会、野党指導者グアイド氏を暫定大統領として正式承認
9/18(水) 12:25配信AFP=時事
ベネズエラ国会、野党指導者グアイド氏を暫定大統領として正式承認
ベネズエラの首都カラカスの国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長(2019年9月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】野党が主導権を握るベネズエラの国会は17日、新たな選挙が行われるまでの間、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長をベネズエラ暫定大統領として正式に承認した。

【写真】国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長

 米国はこの決定を「民主派野党勢力の結束力と強さ」を反映するものだとして歓迎した。米国から支持されているグアイド氏は、50か国以上からベネズエラの暫定大統領として認められている。

 ベネズエラのタレク・ウィリアム・サーブ(Tarek William Saab)検事総長は17日、4月30日に起きた蜂起に関与したとして逮捕され、軍事刑務所で拘束されていたエドガル・サンブラノ(Edgar Zambrano)副議長を釈放したと発表した。

 サーブ検事総長は、政府と野党勢力の交渉で部分的な合意に達したことを受け、政府が最高裁にサンブラノ氏の釈放を求めたと述べた。

 前日の17日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が率いる政府は、国会に与党・統一社会党(PSUV)の議員が復帰すると発表していた。ベネズエラ政府は、3年前の選挙でPSUVが敗北した後、野党が主導権を握る国会とは別に政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。

 サンブラノ氏の釈放には、グアイド氏を脇に追いやろうとする狙いがあるとみられる。【翻訳編集】 AFPBB News

2156チバQ:2019/09/18(水) 13:35:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000040-jij_afp-int
台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒
9/17(火) 23:28配信AFP=時事
台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒
ソロモン諸島・首都ホニアラで、トラックに乗って空港へ向かう中国系住民を警護するニュージーランド軍兵士(2006年4月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】台湾に代わり中国との外交関係を承認すると決定した南太平洋の島国ソロモン諸島では17日、市街地に警察官の姿が目立ったものの、今のところ騒ぎは報告されていない。

【写真】ナウル大統領、中国特使と緊迫したやりとり 「横柄」な振る舞い非難

 今回の外交措置は、同国との断交を台湾が先んじて16日に発表したことにより明らかになった。これを受け、マライタ(Malaita)島では親台湾派による平和的な抗議デモが行われた。

 警察当局者はAFPに対し、現地の警察トップに問い合わせたものの、問題は起きていないと語った。

 首都ホニアラでは、一部は台湾旗を掲げた見物人が取り囲む中、台湾政府の利益代表部に掲げられていた国旗の最後となる降納が執り行われた。

 長らく汚職がまん延してきた同国では、多くの人々は今回の外交工作を、政界のエリート層による私腹を肥やそうとするもくろみとみており、激しい議論が巻き起こっている。

 ホニアラ市街で17日、AFPの取材に匿名で応じた男性は「今回の転換は、外国の有力者の支援を受けた、少数の国会議員によって押し進められてきた」とし「われわれ国民がなしたはずの選択は反映されていない」と話した。

 ホニアラの中国人街は過去、群衆の暴力の矢面に立たされてきた。最近では今年4月、マナセ・ソガバレ(Manasseh Sogavare)首相が選出された際にそうした事案が発生した。

 同国の中国人居住者は裕福であることが多く、一部は何世代にもわたり同国で暮らしてきたにもかかわらず、長い間根強い反感の対象となってきた。さらに、近年ますます増加する移民らがホニアラの経済を支配しつつあると地元住民は感じており、反感がますます強まっている。

 36年続いた台湾との外交関係が終わりを迎えたというニュースが広まった17日は、中国系の商店の多くが休業。警察当局は、治安維持のために通常よりも多くの警官を動員してパトロールに当たらせており、複数の住民グループとの会合も進められていると述べた。

 その一方、ソロモン諸島政府からは、断交の決定についての正式な声明は出ておらず、ソガバレ首相は17日に予定されていた記者会見を多忙を理由に中止にしている。

 地元メディアの報道によると、中国との外交関係の承認についての国会議員らの採決は、賛成27票、反対0票、棄権6票だったという。【翻訳編集】 AFPBB News

2157チバQ:2019/09/26(木) 12:50:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000031-jij_afp-int
ベネズエラ与党が3年ぶりに国会復帰、グアイド勢力の分断目指す
9/25(水) 16:49配信AFP=時事
ベネズエラ与党が3年ぶりに国会復帰、グアイド勢力の分断目指す
ベネズエラ国会に出席する野党指導者のフアン・グアイド国会議長(中央)とエドガル・サンブラノ副議長(左、2019年9月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領率いる与党・統一社会党(PSUV)の議員らは24日、野党が主導権を握る国会に3年ぶりに復帰した。

【写真】国会に3年ぶりに復帰した与党議員ら

 PSUVは選挙の敗北を受けて2016年に議員を国会から引き揚げ、野党が多数を占める国会とは別に、政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。しかし同党は今月、野党指導者であるフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長の勢力基盤を分断するために弱小野党らと協定を結び、与党議員が国会に復帰するための準備を整えた。

 PSUVの議員らがマドゥロ氏を支持するスローガンを繰り返し叫びながら席に着くと、野党からは一斉に激しいブーイングが上がった。50か国以上からベネズエラ暫定大統領として認められているグアイド氏は「これがベネズエラにおける唯一の合法的機関、つまり国会による暗黙の承認だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2158チバQ:2019/09/30(月) 18:08:19
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019092002000325.html
チュニジア ベンアリ元大統領死去 「ジャスミン革命」で失脚

2019年9月20日 夕刊


ベンアリ元大統領=AP・共同

写真
 【カイロ=奥田哲平】北アフリカのチュニジアのジン・アビディン・ベンアリ元大統領が十九日、死去した。八十三歳。二〇一一年の民主化運動「ジャスミン革命」を受けて失脚。二十年以上続いた独裁政権崩壊は、その後に中東各地で広がった「アラブの春」の先駆けとなった。AFP通信が伝えた。

 一九三六年に中部スース近郊生まれ。軍治安司令官や内相などを歴任。首相だった八七年に初代大統領ブルギバ氏を、病弱で職務遂行能力がないとして解任し、事実上の無血クーデターで権力を握った。

 女性のヒジャブ(頭髪を覆うスカーフ)着用を禁じるなど、イスラム勢力拡大の防波堤の役割を期待する欧米諸国との友好な関係を築き、年率4%の経済成長を実現した。一方で、秘密警察を使った言論弾圧で強権支配を敷き、親族も含めた汚職体質がまん延した。

 二〇一〇年十二月に失業中の若者が焼身自殺を図ったことを発端にした反政府デモが拡大し、一一年一月にサウジアラビアに亡命した。チュニジアは「アラブの春」で民主化に成功した唯一の成功例とされる。

2159チバQ:2019/10/10(木) 15:52:56
https://digital.asahi.com/articles/ASMB86THHMB8UHBI031.html?rm=248
エクアドル、首都機能を別都市に移転 大規模暴動が発生
有料記事

サンパウロ=岡田玄 2019年10月8日22時53分
 南米エクアドルのモレノ大統領は7日夜、政府機能を首都キトから約300キロ離れた商業都市グアヤキルに移転したと発表した。同国では、燃料費補助の廃止をきっかけに大規模な暴動が起き、政府が3日に非常事態を宣言していた。モレノ氏は、コレア前大統領やベネズエラのマドゥロ政権が暴動をあおっていると批判している。

 モレノ氏は、軍幹部と撮影した動画メッセージで「憲法で定めた権限に基づき、政府の本拠をグアヤキルに移した」と語った。「クーデターの試みがあった。暴動は怒れる市民による抗議ではない」とも述べた。

 ログイン前の続きエクアドルでは、反米左派のコレア前政権で債務が拡大。モレノ氏は当時副大統領で、コレア氏の後継だったが、政権につくとコレア路線と決別。財政再建に取り組み、国際通貨基金(IMF)の融資を受けるなどした。

 今月3日、財政改革の一環として燃料費補助などを打ち切ると、各地で暴動が発生。モレノ氏は同日に非常事態を宣言し、緊縮政策は撤回しないとした。先住民団体などの数千人が首都キトへ向け行進している。(サンパウロ=岡田玄)

2160チバQ:2019/10/10(木) 18:59:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000028-jij_afp-int
エクアドル抗議デモ激化、原油生産に打撃
10/10(木) 17:17配信AFP=時事
エクアドル抗議デモ激化、原油生産に打撃
エクアドルの首都キトで、燃料価格の高騰に抗議するデモ隊(奥)と対峙(たいじ)する機動隊(手前、2019年10月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】燃料価格の高騰に抗議するデモが激化しているエクアドルで9日、デモ隊と治安部隊の衝突が2日連続で発生した。こうした事態を受けて、政府は原油輸送の大半を担うパイプラインの停止を余儀なくされた。

政府庁舎にほど近い首都キト中心部の広場で先住民団体と農民、学生、労働組合の数千人がデモ行進を実施する中、デモ隊と治安部隊が衝突。覆面姿のデモ参加者らは、火焔瓶や敷石を投げた。

 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)にも登録されているキトの旧市街は、催涙ガスと燃えるタイヤから立ち上る黒煙に覆われた。

 エネルギー・非再生可能天然資源省は、2本ある国内石油パイプライン網の一本の運転を停止し、全送油量の3分の2の送油をストップしたと発表した。

 エクアドルは先週、経済的制約を理由に石油輸出国機構(OPEC)を脱退すると表明した。同国の産油量は日産50万バレル超。今年上半期は、輸出額にして46億ドル(約4900億円)相当を生産した。

 エネルギー・非再生可能天然資源省によると、一連のデモによる生産低下で、これまでに1280万ドル(約13億7000万円)の損失が出ているという。【翻訳編集】 AFPBB News

2161チバQ:2019/10/10(木) 19:00:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-35143805-cnn-int
コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える
10/10(木) 15:00配信CNN.co.jp
コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える
はしかのワクチン。コンゴではしかが流行し、4000人を超える死者が出ている
(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は9日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)ではしかが流行し、4096人が死亡したと明らかにした。死者のうち約90%が5歳未満の子どもだという。コンゴで確認されたはしかの件数は20万3179件。

ユニセフによれば、コンゴで今年確認されたはしかの件数は昨年全体の3倍を超えている。また、はしかによる死者数はエボラ出血熱による死者数を上回っている。エボラではこれまで2143人が死亡している。

世界保健機関(WHO)は、集団免疫を確かなものとするため人口の約95%に2度のワクチン接種を行う必要があるとしている。ユニセフによると、コンゴの2018年のはしかの予防接種率は57%にとどまる。

ユニセフは、コンゴの数百万人の子どもたちが定期予防接種を受けられず、病気になったときも治療を受けられないという警戒すべき状況に直面していると述べた。

2162チバQ:2019/10/10(木) 19:48:15
https://www.afpbb.com/articles/-/3248862
チュニジア、資金洗浄疑惑で拘束のカルウィ候補を解放 大統領選を前に
2019年10月10日 16:11 発信地:チュニス/チュニジア [ チュニジア 中東・北アフリカ ]
【10月10日 AFP】チュニジア大統領選の候補者ながらマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで拘束されていたメディア王のナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏が、決選投票を数日後に控えた9日夜、解放された。

 現場のAFPの記者によると、首都チュニス近郊モルナギア(Mornaguia)の刑務所を出てきたカルウィ氏を、
大勢の支持者たちが赤と白のチュニジア国旗やカルウィ氏を応援する横断幕を振って出迎え、歓喜の声援を送った。
 先にカルウィ氏の弁護士の1人は、裁判所が同氏に対する「勾留命令を取り消した」と説明。別の弁護士は、カルウィ氏は依然として捜査対象ではあるが「自由の身だ」と話した。

 カルウィ氏は資金洗浄容疑で8月から刑務所に身柄を拘束されていたにもかかわらず、大統領選の第1回投票では15.6%の得票率を得ている。

■議会選は与党のイスラム政党が首位

 カルウィ氏の解放から程なく発表された6日の議会選の暫定結果は、イスラム主義政党「アンナハダ(Ennahda)」が定数217中、52議席を獲得して第1党となったものの、議会の決定権を握る109議席には遠く及ばなかった。

 一方、半年前にカルウィ氏が設立した新党「チュニジアの心(Qalb Tounes)」は38議席を獲得した。

 アンナハダとチュニジアの心は議会選に先立って、連立政権の可能性はないと公式に発表している。(c)AFP/Hamza MEKOUAR

2163チバQ:2019/10/12(土) 14:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00000066-mai-int
ノーベル平和賞にエチオピアのアビー・アハメド首相 エリトリアとの紛争終結
10/11(金) 18:06配信毎日新聞
ノーベル平和賞にエチオピアのアビー・アハメド首相 エリトリアとの紛争終結
エチオピアのアビー・アハメド首相=AP
 ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、今年のノーベル平和賞を、エチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。レイスアンデルセン委員長は「平和と国際協調のための尽力、とりわけ隣国のエリトリアとの国境紛争解決のための断固とした指導力」を授賞理由とした。「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ北東地域の安定化に尽力したことも評価した。

【写真特集】日本人ノーベル賞の軌跡

 受賞決定を知らせるノーベル賞委員会事務局からの電話にアビー氏は「アフリカに与えられた賞であり、エチオピアに与えられた賞だ。アフリカの他の指導者も平和構築に積極的に取り組むでしょう」と語った。

 アビー氏は2018年4月の首相就任直後から、内政・外交で矢継ぎ早に改革に着手。国内の民主化を進めると同時に、長年の懸案だったエリトリアとの領有権争いで譲歩する意向を表明して和解を呼びかけた。同年7月にはエリトリアの首都アスマラを電撃訪問し、イサイアス大統領と歴史的な会談を実現。外交関係の正常化で合意し、「平和と友好関係に関する共同宣言」に署名した。20年ぶりに国境往来が再開されるなど、和平が急速に進んだ。

 エリトリアは武装闘争を経て1993年にエチオピアから分離独立。国境を巡る対立は激しい紛争に発展し98〜00年に推定約10万人が死亡した。国際仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が設けた委員会が03年、双方が領有権を主張する村をエリトリア領と認めたことにエチオピアが反発。国境付近で両国軍がにらみ合う緊張状態が続いていた。

 レイスアンデルセン委員長は、アビー氏が両国関係以外の「和平や融和プロセスに関与」した点も強調し、エリトリアとジブチや、ケニアとソマリアの関係修復を仲介したことを挙げた。スーダンで民政移管を巡って対立を深めていた軍主導の暫定政権とデモ隊の交渉では「主要な役割を果たした」と指摘した。

 ノーベル平和賞は、各国の政府や国会議員、大学教授、過去の受賞者、国際機関の職員などによって推薦された候補者の中から、5人の委員が選出する。今年は301個人・団体に対する推薦があった。

 授賞式は12月10日、オスロ市庁舎で行われる。賞金は900万スウェーデンクローナ(約9900万円)。【ヨハネスブルク小泉大士、ロンドン服部正法】

2164チバQ:2019/10/12(土) 20:14:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-35143886-cnn-int
ノーベル平和賞、エチオピアのアビー首相に授与
10/11(金) 18:41配信CNN.co.jp
(CNN) ノルウェーのノーベル委員会は11日、2019年のノーベル平和賞をエチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。

授賞理由として平和と国際協力を達成しようとする努力が挙げられた。特に隣国エリトリアとの国境紛争の解決を断固とした姿勢で主導したことが評価された。

エチオピアとエリトリアは20年に及ぶ国境紛争が続いていたが、アビー首相はそれに終止符を打とうと尽力した。この紛争は両国に経済的、人道的な多大な犠牲をもたらした。

アビー首相は最近、隣国スーダンでの民政移管に向けた権限分割の合意成立も仲介し、称賛を受けていた。

ノーベル委員会はツイッターで、「2019年のノーベル賞がアビー首相の平和と和解に向けた取り組みをさらに強める結果となることを望む」と述べた。

2165チバQ:2019/10/14(月) 18:43:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000027-jij_afp-int
エクアドル大統領と先住民団体、デモ終結で合意 燃料補助金廃止を撤回
10/14(月) 17:37配信AFP=時事
エクアドル大統領と先住民団体、デモ終結で合意 燃料補助金廃止を撤回
エクアドル大統領と先住民の代表が抗議デモの終結で合意に至り、首都キトで喜ぶ先住民の人々(2019年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米エクアドルで燃料価格の高騰に抗議するデモが暴徒化していた問題で、抗議行動の中心となっていた先住民団体の代表とレニン・モレノ(Lenin Moreno)大統領が13日、2週間近く続いたデモの終結で合意した。

【関連写真】国旗を振って合意を喜ぶ先住民の人々

 モレノ大統領は首都キトで、エクアドル先住民族連盟(CONAIE)のハイメ・バルガス(Jaime Vargas)会長と4時間にわたり会談。その様子は国営テレビで生中継された。

 会談は国連(UN)とカトリック教会が仲介して実現したもので、国連職員が読み上げた共同声明は「この合意により、エクアドル全土への(デモ隊の)動員は終了し、われわれは国内の平和回復に全力を尽くす」と述べている。

 また政府は、国際通貨基金(IMF)から42億ドル(約4500億円)の財政支援を受けるための緊縮政策の一環で廃止した燃料補助金について、廃止命令を撤回した。

 フェイスペイントを施し、頭に羽根飾りをつけて会談に臨んだバルガス氏も、「われわれの土地に適用されたこの措置(燃料補助金の廃止)は、撤回された」と声明の内容を追認した。

 エクアドルでは燃料補助金の廃止を受けて燃料価格が高騰。全国からデモ隊がキトに集結し、12日間にわたるデモで7人が死亡する事態に発展した。モレノ大統領は首都キトとその周辺地域を対象に夜間外出禁止令を発令し、デモ鎮圧のため軍の管理下に置いたが、13日も会談が始まるまでデモ隊と治安部隊との衝突が続いていた。

 当局は、一連のデモで1349人が負傷、1152人の身柄を拘束したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

2166チバQ:2019/10/14(月) 18:45:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000002-jij_afp-int
チュニジア大統領選の決選投票、無所属の憲法学者サイード氏圧勝
10/14(月) 8:52配信AFP=時事
チュニジア大統領選の決選投票、無所属の憲法学者サイード氏圧勝
チュニジアの首都チュニスで大統領選勝利を祝う保守派の憲法学者カイス・サイード氏(2019年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】チュニジアで13日、大統領選挙の決選投票が行われ、出口調査によると保守派の憲法学者カイス・サイード(Kais Saied)氏(61)が圧勝する見通しとなった。対立候補のメディア界の大物、ナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏は敗北を喫した。

【写真】サイード氏の勝利を喜ぶ群衆

 今回の選挙は、革命後のチュニジアで変化しつつある政治情勢を背景に、7月のベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)大統領の死去を受けて実施された。出口調査による得票率は無所属のサイード氏がEmrholdの調査で約72.5%、Sigmaの調査で76.9%となり、40%程度のカルウィ氏に大差をつけた。正式な結果は14日に発表される予定。

 首都チュニス中心部にあるサイード氏の選対本部では、勝利の知らせに歓声が湧き上がった。本部前では花火が打ち上げられ、集まった群衆は「カイス・サイード、国民の声」「チュニジア万歳」と唱和した。大勢の人が首都の通りに出て車のクラクションを鳴らし、国家を歌った。

 決選投票を争った両氏は共に政界では新人だ。サイード氏は「ロボコップ(Robocop)」、カルウィ氏にはイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)元首相にちなみ「チュニジアのベルルスコーニ」とニックネームが付けられた。

 先月15日に行われた第1回投票で両者は保守派を破った。中東の民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」が始まったチュニジアで、停滞した経済と失業、貧弱な公共サービスに対する有権者の怒り強いことが浮き彫りとなった。

 選挙戦に論争と不安な様相を添えたのが、カルウィ氏が9日に釈放されたばかりだったことだ。同氏は資金洗浄の疑いで1か月以上、拘束されていた。

 今回の選挙は、2011年の民主化運動以降で2度目の自由な大統領選挙。決選投票の投票率は第1回投票より高い57%前後とみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

2167チバQ:2019/10/16(水) 11:38:50
https://digital.asahi.com/articles/ASMBH14CYMBGUHBI01P.html?rm=454
政治未経験の憲法学者が当選 チュニジア大統領選
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イスタンブール=北川学 2019年10月15日04時13分

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写真・図版チュニジア大統領選で当選したカイス・サイード氏=AFP時事

 北アフリカ・チュニジアの独立高等選挙機構は14日夜(日本時間15日未明)、13日に行われた大統領選の決選投票で、政治経験のない無所属新顔の憲法学者カイス・サイード氏(61)が当選したと発表した。

 大規模デモで独裁政権が倒れた「アラブの春」から約8年。民主化は進んだ一方、失業問題を解決できない既存の政治に対する有権者の不満が示された。

 国営テレビによると、サイード氏の得票率は72・71%、対立候補で実業家のナビール・カルウィー氏(56)は27・29%。投票率は55%だった。

 サイード氏はチュニス大教授などを歴任。選挙事務所を設けないなど金をかけない選挙戦に徹し、有権者に好感をもって受け止められた。

 一方、カルウィー氏も新党「チュニジアの心」を立ち上げて失業や貧困の撲滅を訴えたが、8月に脱税などの容疑で逮捕され、今月9日まで拘束されていたことが響いた。

 チュニジアでは2011年1月、失業問題などに抗議するデモの末にベンアリ政権が崩壊。今回の大統領選は14年にできた新憲法下で2度目となる。

 ログイン前の続きただ、昨年の失業率は15・5%で、政権崩壊前より悪化した。政治家は失業問題を放置したまま政争を繰り返し、国民の批判は強まった。その傾向は6日の国民代表議会選の結果にも表れており、14年の前回議会選で第1党だった世俗派政党「ニダチュニス」はわずか3議席にとどまった。(イスタンブール=北川学)

カイス・サイードさん(61)
 大規模デモで中東・北アフリカの強権政権が相次いで倒れた「アラブの春」。その唯一の成功例とされるチュニジアの新たな顔になった。憲法学者で政治経験はないが、政争を繰り返す政治家にあきあきした有権者の心を捉えた。

 大統領選の決選投票を前に、「もしも当選したら、私は仕事を終えて自宅に帰る。大統領公邸や豪華な車などいらない」とツイッターに書き込み、庶民感覚をアピールした。

 首都チュニス生まれ。スース大学、チュニス大学などで教壇に立った。昨年7月にチュニス大教授を退職した際は、法学者らしく「私は生涯、公平・公正にこだわり続ける」と学生らにあいさつした。

 その姿勢は決選投票でも変わらなかった。脱税などの疑いで対立候補のナビール・カルウィー氏が逮捕されると、「相手が不在では選挙の公平性が疑われる」と述べ、演説などの選挙運動を取りやめた。

 チュニジアでは失業や汚職問題が深刻だ。特に若者の3人に1人は職がなく、政治に失望している。学究肌の素人が困難な状況を打ち破れるか。国民は固唾(かたず)をのんで見守っている。家族は妻と息子3人。(イスタンブール=北川学)

2168チバQ:2019/10/18(金) 13:44:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-35144151-cnn-int
南米ベネズエラ、国連人権理事国に選出 人権派に打撃
10/18(金) 12:00配信CNN.co.jp
ニューヨーク(CNN) 人権問題をめぐって国際社会から非難されている南米ベネズエラが、国連総会の秘密投票で国連人権理事会の理事国に選ばれたことが18日までに分かった。

投票ではベネズエラが105票を獲得し、コスタリカの96票を上回った。ベネズエラ選出に反対するようロビー活動を展開していた米国にとっては打撃だった。

ベネズエラのアレアサ外相は、「米国とその従属国が率いる熾烈(しれつ)で残忍なキャンペーン」にもかかわらず、勝利を手にしたと宣言した。

一方、人権団体は強く反発し、米国のクラフト国連大使は「国連の恥、ベネズエラ国民の悲劇」と形容している。

ベネズエラ情勢を巡っては、バチェレ国連人権高等弁務官が今年7月、マドゥロ大統領について、疾病の再発を許し、食料援助を政治目的で利用しているなどと非難。治安部隊による拷問や司法外殺人といった人権侵害の証拠を提示していた。マドゥロ大統領はこの内容を不正確で一方的だと批判している。

やはり人権侵害で批判されているリビアとスーダンも理事国に選ばれた。新たに選出された理事国の任期は3年。

国連人権理事会は47カ国で構成され、加盟国の人権問題を指摘している。議席は地域ごとに配分され、3年ごとに同じ地域の国同士で議席を争う選挙が行われる。

今回の投票では当初、中南米・カリブ海地域の中でベネズエラに対抗する国はなかったが、コスタリカがベネズエラの人権問題を理由に名乗りを上げていた。

2169チバQ:2019/10/20(日) 20:33:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101900344&g=int
強引出馬の左派モラレス氏、4選なるか=20日にボリビア大統領選
2019年10月19日14時57分


ボリビアのモラレス大統領=16日、ラパス郊外エルアルト(AFP時事)
ボリビアのモラレス大統領=16日、ラパス郊外エルアルト(AFP時事)

 【ラパス時事】南米最貧国の一つボリビアで20日、5年の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。4選を目指す現職の左派エボ・モラレス大統領(59)と中道のカルロス・メサ元大統領(66)の事実上の一騎打ち。
 世論調査ではモラレス氏がほぼ一貫して優勢を維持。当選要件である有効票の5割以上の獲得か、4割以上の得票で2位候補に10ポイント以上の差をつけることができるかが焦点となる。要件を満たす候補がいない場合は、60日以内に上位2候補による決選投票が行われる。
 モラレス氏は2006年に先住民初の大統領に就任。好調な経済を背景に、再選を禁じた憲法を改正し、3選を重ねた。しかし、16年の国民投票で4選を可能とする改憲が否決されたにもかかわらず強引に出馬。これを国民がどう審判するかが最大の争点となる。
 モラレス氏は支持者に「どうか私を見捨てないでほしい。われわれの偉大な計画を完遂させるため、あと5年欲しい」と訴えた。メサ氏は「ボリビアは20日、ほぼ14年にわたった独裁政治を打ち負かす」と意気込んだ。

2170チバQ:2019/10/20(日) 20:36:36
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101600782&g=int
【地球コラム】「アフリカ最後の植民地」西サハラの悲願
2019年10月19日17時00分


西サハラのウルドサーレク外相=2019年8月31日、横浜市[筆者撮影]【時事通信社】
西サハラのウルドサーレク外相=2019年8月31日、横浜市[筆者撮影]【時事通信社】

◇独立問う住民投票へ日本に支持訴え


 「アフリカ最後の植民地」と呼ばれ、全土の大半を隣国モロッコに実効支配されている西サハラ(旧スペイン領)。この地で長年、国家樹立を悲願に、独立闘争を続けてきたモハメド・ウルドサーレク外相らが、横浜市で8月下旬に開かれた第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に出席するため、初めて来日した。

 時事通信のインタビューに応じた外相は、西サハラを国家と認めていない日本政府に対し、「西サハラに平和と安全を築くための手助けをしてほしい」と訴え、長年たなざらしになっている独立の是非を問う住民投票の実施を支持するよう求めた。(時事通信社外信部記者 浅見麻衣)

◇44年続くモロッコとの紛争

 そもそも西サハラ問題とは何か。この地域では、独立と帰属をめぐり、44年にわたって地元の独立派とモロッコとの間で紛争が続いている。

 西サハラは、サハラ砂漠沿いのアフリカ北西端に位置し、モロッコ、アルジェリア、モーリタニアに接する。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、面積は本州よりやや大きい約25万2000平方キロメートル、人口は約60万人。肥料の原料で希少資源のリン鉱石の世界的な産地であり、タコなどの漁業資源も豊富だ。

 1884年、この地はスペインの植民地となったが、第2次世界大戦後にアフリカの脱植民地化が進む中、モロッコとモーリタニア両国が領有権を主張した。1974年、スペインは西サハラの将来を決める住民投票を翌年に実施すると発表した。

 しかし、翌75年に国際司法裁判所(ICJ)が、モロッコ、モーリタニアのいずれも西サハラに対する領有権を有さないとの勧告的意見を出したことを受け、反発したモロッコが国民35万人を動員し、西サハラ領内に越境する「緑の行進」を行った。

西サハラ地域の地図【時事通信社】
西サハラ地域の地図【時事通信社】

 この圧力に屈したスペインは、西サハラをモロッコとモーリタニア両国へ分割する協定を結び、76年に撤退した。そこから、西サハラを併合したモロッコと、西サハラの独立を要求する民族主義組織「ポリサリオ戦線」の戦いが本格化した。

 ポリサリオ戦線は1976年、「サハラ・アラブ民主共和国(SADR)」の樹立を宣言し、隣国アルジェリアに亡命政権の拠点を置いた。モーリタニアは79年に西サハラの領有権を放棄した。91年に国連の仲介でポリサリオ戦線とモロッコは停戦したものの、モロッコはポリサリオ戦線を排除するため、南北約2700キロに及ぶ分離壁「砂の壁」を建設するなどして、実効支配を続けている。

◇TICAD参加を黙認

 今回、初来日となった西サハラの代表団だが、日本政府から公式な招待を受けたわけではなかった。アフリカ諸国を中心に西サハラを国家として承認している国もあるが、日本政府は未承認のままだ。河野太郎前外相は「日本は国家として承認していないし、今後も国家として承認するつもりはない。国家として承認をしていない西サハラを日本がTICADに招待するということはない」と断言していた。

 西サハラは1984年、アフリカ連合(AU)の前身であるアフリカ統一機構(OAU)に正式加盟した。ウルドサーレク外相は、今回のTICAD出席は「AUの決定に基づくものだ」と説明した。TICADの共催者であるAUは、日本政府に対して、AU全加盟国を受け入れなければ会議は開かれないとの立場を明確にしたという。日本の外務省アフリカ第一課も時事通信の取材に対し、「AUの要請を受けて、西サハラの事実上の参加を妨げないということにした」と話し、西サハラの出席を黙認したことを認めた。

 西サハラの参加について当然、モロッコは快く思っていない。2017年8月にモザンビークの首都マプトで開かれたTICADの閣僚級会合では、モロッコの代表団が西サハラ関係者の会場入りを阻止しようとして混乱が発生し、議長国モザンビークの采配で何とか西サハラも参加することができた経緯がある。今回も西サハラを除外するよう、モロッコによるロビー活動があったとウルドサーレク外相は話す。

 西サハラ問題に詳しい大阪大学大学院の松野明久教授は、西サハラ代表団のTICAD出席は「画期的だ」と強調。「先進国による分断を経験してきたアフリカが国際関係上の力を強めたことが背景にある。アフリカの連帯の強さを日本に認めさせた形だ」と評価した。

2171チバQ:2019/10/20(日) 20:37:14
◇モロッコ寄りの日本に苦言

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開幕後の記念撮影(最後列左から3人目が西サハラのブラヒミ・ガーリー大統領)=2019年8月28日、横浜市【時事通信社】
第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開幕後の記念撮影(最後列左から3人目が西サハラのブラヒミ・ガーリー大統領)=2019年8月28日、横浜市【時事通信社】

 日本は西サハラを国家として承認していないが、モロッコによる西サハラ併合も認めない立場だ。松野教授によれば、先進国で西サハラを国家承認している国がない事実などを考慮すると、西サハラが日本に国家として認めてもらうことは難しいとみている。

 日本とモロッコの良好な関係も背景にある。日本はモロッコの水産物・水産加工品の輸出先第3位と重要な貿易パートナーであり、また、モロッコ王室と日本の皇室は伝統的に良好な友好関係を築いてきた。さらに、日本と関係の深い米国やフランスが、モロッコを政治的、軍事的、経済的に支援している。

 ウルドサーレク外相は日本政府に対して、「モロッコ寄りの立場を取っているように見えることは、アフリカ諸国に悪い印象を与えている」と苦言を呈す。

 一方で、外相は日本による一連のTICADの取り組みを高く評価し、「AUはテロとの戦いや技術支援で日本を必要としている」と、アフリカで果たす日本の役割に期待を寄せた。また、「西サハラには豊富な資源もあるので、日本とは将来的に良い関係を構築したい」と秋波を送った。

◇過酷な砂漠の生活

 ウルドサーレク外相の人生は、西サハラの人々の独立闘争の歴史とそのまま重なる。1950年に「スペイン領サハラ」と呼ばれていた西サハラの大西洋岸の町ブージドゥールで生まれ、父親の2人目の妻の子供も合わせて10人超の家族で暮らしていた。しかし、75年のモロッコによる西サハラ侵攻に伴い、モロッコ軍は両親と妹2人を拉致した。両親は獄中で亡くなり、妹2人が解放されたのは16年後だったという。

 若い頃は自ら戦闘員として、スペインからの独立闘争やモロッコ軍との激しい戦闘を経験した。フランスで国際法の博士号を取得し、SADRの樹立時から情報相や教育相、外相などを歴任してきた。

 SADRが拠点を置くアルジェリアのティンドゥフ難民キャンプには約17万人が暮らしている。行政機関、学校や病院を備えているが、砂漠という過酷な環境な上、食料、水、医薬品が絶えず不足し、国連などの支援に頼らざるを得ない状態だという。

アルジェリア西部ティンドフ郊外の西サハラ難民キャンプの人々=2017年10月18日、ティンドフ【AFP時事】
アルジェリア西部ティンドフ郊外の西サハラ難民キャンプの人々=2017年10月18日、ティンドフ【AFP時事】

 しかし、ウルドサーレク外相によれば、子供の教育には力を入れており、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の統計では子供の初等教育就学率は100%を誇る。また、女性の社会進出や政治参画は活発で、51人いる「国会議員」のうち3割は女性だという。

 一方で外相は、モロッコが西サハラ全体の7〜8割で実効支配を続ける地域については、モロッコ当局による人権侵害や抵抗運動弾圧などを取り上げ、「アパルトヘイト(人種隔離)時代の南アフリカより状況は悪い」と批判した。

 ただ、この地域はモロッコ当局による規制のため、国際メディアや人権団体の活動が制限され、その様子をうかがい知ることは難しい。比較的自由に活動できているという国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は「モロッコ当局は組織的に、西サハラの人々の自決を支持する集会を阻止し、時には活動家や記者を殴打している」と指摘している。

2172チバQ:2019/10/20(日) 20:37:30
◇闘争の再開求める声も

 ウルドサーレク外相は、住民投票ができないまま40年以上が経過した今も、西サハラの人々の独立に向けた士気は高いと話す。外相によれば、指導部に武力闘争の再開を求める圧力は強まっているという。「(モロッコとの)停戦時に生まれた子供たちは今28歳。結婚して子供もいるが、このまま黙って何もしないわけにはいかないと感じているようだ」。

 国連は1991年、ポリサリオ戦線とモロッコ軍の停戦監視を主務とする国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)を創立。住民投票の実施は先送りされ、MINURSOの任期は毎年1年ずつ(2018年4月以降は半年ごとに)延長されてきた。

 この状況に対し、ウルドサーレク外相は「もし国連が住民投票実施という本来の任務を達成できないのならば、撤収すべきだし、私たちは戦争を再開する」と不満を噴出させた。

 占領や分離壁、独立国家を目指す方針、難民生活の長期化など、西サハラに関してはパレスチナ問題との類似点を指摘されることも多い。しかし、ウルドサーレク外相は「モロッコは自国の領土があるのに侵略している点、そしてわれわれはパレスチナみたいに勢力が分裂していなくて一つにまとまっている点がパレスチナ問題とは違う」と強調した。

 武力闘争によらない解決策はあるのか─。松野教授は、短期的にはこう着状態を打破することは難しいが、モロッコ国内の変化や西サハラの若者による非暴力抵抗の行方次第だとの見方を示した。

 仮にモロッコで、経済破綻に伴って国際支援が必要になった場合や、民主化運動によって体制が変化した場合などには、国内外から西サハラ問題の解決を求める圧力が強まる可能性が考えられる。また、西サハラの若者の座り込みや情報発信といった非暴力抵抗が拡大・過激化し、国際メディアに注目されることによって、問題解決に向けた機運が高まることもあり得るという。

2173チバQ:2019/10/20(日) 20:58:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191019-00000011-jij-int
初の途上国出身トップ=国際協調体制の修復担う-IMF専務理事
10/19(土) 7:12配信時事通信
初の途上国出身トップ=国際協調体制の修復担う-IMF専務理事
クリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事=17日、ワシントン
 【ワシントン時事】今週開幕の国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会は、1日付で就任したブルガリア出身のクリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事(66)にとって、初の大舞台となる。

 189カ国が加盟するIMFのトップに、開発途上国出身者が就いたのは初めて。米中貿易摩擦などで各国の連帯がきしむ中、次の金融危機に備えた協調体制の修復でかじ取りを担う。

 「ハイパーインフレに見舞われ、母親の貯蓄は1週間で消えた」。17日の記者会見では、1990年代半ばに経済危機に陥った母国での体験を振り返り、「良い政策は成長と雇用、生活水準を引き上げる」と訴えた。

 世銀で環境エコノミストとして活躍。欧州連合(EU)欧州委員会の副委員長などを歴任、16年には国連事務総長レースにも出馬した。17年に古巣の世銀に戻り、ナンバー2となる最高経営責任者(CEO)となった。多くの国との折衝が必要となる国際機関の経験は豊富だ。

 ゲオルギエワ氏を知る人は「エネルギッシュで要求度が高い」と話す。社会混乱で生活に窮する人々を憂慮するのは、「途上国出身者だから分かる感覚」との声も上がる。

 IMFでは、先進国の比重が大きい発言権の見直しが急務だ。改革の遅れに「失望した」との不満が途上国に渦巻く中、ゲオルギエワ氏の手腕が問われている。

2174チバQ:2019/10/21(月) 10:57:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000021-jij-int
現職モラレス氏が優勢=決選投票の公算-ボリビア大統領選
10/21(月) 9:59配信時事通信
現職モラレス氏が優勢=決選投票の公算-ボリビア大統領選
20日、ボリビア中部チャパレの投票所に姿を見せたモラレス大統領(AFP時事)
 【ラパス時事】南米最貧国の一つボリビアで20日、任期満了に伴う大統領選挙が実施され、開票率83.85%時点で、4選を目指す現職の左派エボ・モラレス大統領(59)が推定得票率45.71%で候補者9人中トップに立った。

 中道のカルロス・メサ元大統領(66)が同37.84%で2位。

 当選には有効票の5割以上の獲得か、4割以上の得票で2位候補に10ポイント以上の差をつけることが必要で、決着は60日以内に行われる両候補による決選投票に持ち込まれる公算が大きくなった。

2175チバQ:2019/10/21(月) 23:32:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000058-mai-int
台湾断交したら島丸ごと賃貸契約 中国、ソロモンに急接近 巨額援助も
10/21(月) 19:24配信毎日新聞
台湾断交したら島丸ごと賃貸契約 中国、ソロモンに急接近 巨額援助も
ソロモン諸島の首都ホニアラ=2018年、AP
 台湾と断交し、中国と国交を樹立した南太平洋のソロモン諸島が中国との関係強化を急速に進めている。地元メディアは今月、地方政府が中国の企業グループと小さな島全体の賃貸契約を結んだと報じた。これについて米豪などのメディアは将来的に軍事拠点として活用する可能性について懸念の声を上げている。

 契約を結んだとされるツラギ島は首都のホニアラがあるガダルカナル島の北にある約2平方キロの小島。第二次世界大戦中には日本軍も基地を置いた南太平洋の要所で、戦前は英国の植民地政庁も置かれていた。

 ソロモン・スター紙(電子版)は9日、ソロモン諸島のセントラル州が北京を拠点にする企業グループ「中国森田」とツラギ島の賃貸契約を結んだと報じた。経済特区の開発が目的で、周辺の島々も対象に開発計画を作成するという。州幹部はニュージーランドのラジオ局の取材に「戦略的協力合意」を結んだことを認めた。米紙ニューヨーク・タイムズは合意文書に、漁業拠点を巡るもののほか「空港の新設や増設」に関する条項が含まれていたと報じた。

 中国森田も17日にホームページ上で「ソロモン諸島政府との間で戦略的協力合意に署名した」との文書を発表。ツラギ島の賃借契約には言及していないが、「投資、貿易、インフラ、農・漁業、通信、観光などの分野で協力する」としている。ホームページによると、中国森田は公安省と関連の深いセキュリティー専門企業などをグループ内に抱えている。

 一方、ソロモン諸島ソガバレ政権の親中政策に警鐘を鳴らすのが近隣のオーストラリアだ。豪州メディアは18日に相次いでツラギ島の賃貸契約をめぐる懸念について報じた。豪州政府は南太平洋地域での中国の台頭に警戒感を強めており、モリソン首相は6月にソロモン諸島に総額2億5000万豪ドル(約188億円)の資金援助を行うと約束していた。

 ただ、インフラ整備を進めたいソガバレ首相にとって中国は欠かせない存在だ。今月の訪中にも民間企業幹部や政治家らを同行させた。2023年に開催する総合競技大会「パシフィックゲーム」の競技場建設も中国の協力で進めると明らかにしている。【ジャカルタ武内彩】

2176チバQ:2019/10/23(水) 18:42:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000029-jij-int
左派モラレス氏、決選投票回避も=2位に10ポイント差-ボリビア大統領選
10/22(火) 11:04配信時事通信
左派モラレス氏、決選投票回避も=2位に10ポイント差-ボリビア大統領選
21日、ラパスで、ボリビア大統領選の結果発表を待ちながら気勢を上げるモラレス大統領の支持者ら(EPA時事)
 【サンパウロ時事】南米ボリビアの中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)は21日夜(日本時間22日午前)、前日実施された大統領選挙の中間開票速報値の発表を再開し、左派のモラレス大統領(59)は開票率95.56%時点で得票率を46.85%に伸ばした。

 「得票率4割以上で、2位と10ポイント差以上」の当選要件を満たしており、決選投票を待たずに同氏が4選を決める可能性が出てきた。

 候補者9人中、2位で中道のメサ元大統領(66)は得票率36.74%で、モラレス氏との差は10.11ポイント。20日夜の第1回発表(開票率83.85%時点)では、2人の差は7.87ポイントだった。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000051-mai-s_ame
ボリビア大統領選 現職のモラレス氏当選濃厚に
10/22(火) 19:44配信毎日新聞
 南米ボリビアで20日に投開票された大統領選について、選挙管理当局は21日夜、丸1日止まっていた速報を再開し、開票率95.63%時点の集計で4選を目指す現職の左派、エボ・モラレス大統領(59)が46.85%、中道のカルロス・メサ元大統領(66)が36.74%を得票したと発表した。前日夜時点では決選投票に進む見通しだったが、モラレス氏が当選要件をクリアし、当選が濃厚になった。

 モラレス氏は2006年、白人中心の社会だったボリビアで初めて先住民出身の大統領となった。13年の任期中に格差是正や経済発展を遂げ人気は根強いが、事実上、憲法の再選規定を破って出馬を強行した今回の大統領選では「独裁化している」との批判が高まっていた。新大統領は来年1月22日に就任し、任期は5年。

 一方、国際社会からは速報を中断した開票作業の透明性を疑問視する声が上がった。米国務省高官は「当局は市民の意思が尊重されるよう、透明性を取り戻すべきだ」とツイート。米州機構(北中南米全35カ国参加、OAS)の現地の選挙監視団は「深い懸念」を表明した。メサ氏の支持者らは「不正があった」として抗議デモを展開した。【サンパウロ山本太一】

2177チバQ:2019/10/24(木) 16:58:33
https://www.asahi.com/articles/ASMBQ466LMBQUHBI00C.html
サモアで管理の北朝鮮貨物船、米政府没収へ 地元は歓喜
ワシントン=園田耕司 2019年10月22日17時36分

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写真・図版米領サモアのツツイラ島パゴパゴ港で留め置かれた北朝鮮籍の貨物船ワイズ・オネスト号=2019年7月11日、園田耕司撮影

写真・図版
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 米政府が米領サモアで管理下に置いていた北朝鮮籍貨物船ワイズ・オネスト号について、米ニューヨーク州南部地区連邦地裁は21日、米政府による没収を認める判決を出した。米財務省が売却処分することになる。北朝鮮は貨物船の早期返還を求めており、反発する可能性がある。

 米司法当局によると、この貨物船は国連安保理決議に違反して北朝鮮から石炭を輸出しようとした疑いで昨年4月、インドネシア当局が拿捕(だほ)。その後、米司法当局が押収し、今年5月にサモアに移していた。

 米ニューヨーク州南部地区のジェフリー・バーマン検事は21日、「貨物船がこれ以上の犯罪行為に使われることはなくなった。我々は米国の制裁を逃れようとするたくらみを捜査し、訴追し続ける」という声明を発表した。

 貨物船は1989年7月に建造され、全長約180メートル、総トン数は1万7千トン。米領サモアの地元紙サモアニュースによれば、貨物船は今月7日にタグボートに引っ張られてパゴパゴ港を出たという。地元住民の間では北朝鮮による報復への懸念が高まっていたこともあり、サモアニュースは「今、ビーチでビールを片手に祝っている。ついに私たちの美しい島からいなくなった」と喜ぶ地元住民の声を伝えた。

 米領サモア出発後の貨物船が向かう先は不明。建造から30年近く経つため、スクラップ処分される可能性もあるとみられる。一方、貨物船は北朝鮮が外貨稼ぎの手段として使っており、没収は大打撃だ。実務者協議が再開したばかりの米朝交渉にも影響を与える可能性がある。(ワシントン=園田耕司)

2178チバQ:2019/10/25(金) 11:06:26
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240010-n1.html
エチオピア首相、ダム強行 平和賞直後、エジプト反発
2019.10.24 07:39国際中東・アフリカ
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アフリカ連合(AU)の会合に出席したエチオピアのアビー首相=1月17日、エチオピア首都アディスアベバ(ロイター)
アフリカ連合(AU)の会合に出席したエチオピアのアビー首相=1月17日、エチオピア首都アディスアベバ(ロイター)
 エチオピアのアビー首相は、同国内のナイル川上流で建設を進めている巨大ダムについて「誰も(建設を)止めることはできない」と強行する考えを表明した。下流域のエジプトが反対しており、建設強行により地域を不安定化しかねない事態となっている。

 アビー氏は国交が断絶していたエリトリアと和解するなどアフリカ東部の安定に尽力したとして、今年のノーベル平和賞受賞が決定。エジプト政府は声明でダム建設強行について「アビー氏の受賞(決定)を祝福した直後で驚いている」と反発している。

 アビー氏は22日に首都アディスアベバの議会で「エチオピア国民はエジプトを傷つける意図はない。ダムの恩恵を受けたいだけだ」などと語った。

 ダムは「大エチオピア・ルネサンス(再生)」と名付けられ、完成すればアフリカ最大級となる。(共同)

2179チバQ:2019/10/25(金) 11:14:48
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240016-n1.html
4年ぶり親中政権誕生か アルゼンチン大統領選、27日実施
2019.10.24 16:08国際米州
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ディベートを行うアルベルト・フェルナンデス元首相(右)とマウリシオ・マクリ大統領=20日、ブエノスアイレス(ロイター)
ディベートを行うアルベルト・フェルナンデス元首相(右)とマウリシオ・マクリ大統領=20日、ブエノスアイレス(ロイター)
 【ニューヨーク=上塚真由】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が行われる。世論調査の支持率では、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)が、現職の中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を大きくリード。自由開放経済を進めた親米路線のマクリ政権が倒れ、4年ぶりに中国との関係も重視する左派政権が誕生すると、中南米での中国の存在感がさらに増す可能性がある。

 アルゼンチンの最新の各種世論調査では、フェルナンデス氏の支持率が50%を超えているのに対し、マクリ氏は30%程度となっている。大統領選には両氏を含む6人が立候補し、得票率45%以上を得るか、40%以上かつ次点候補に10%以上の差を付けた候補者が勝利。11月24日の決選投票を経ず次期大統領が決まる公算が大きくなっている。

 9度目のデフォルト(債務不履行)の危機に直面する同国では、経済施策が最大の焦点だ。前回選挙で12年続いた左派政権を倒したマクリ氏は米国との関係を強化し、改革路線に舵をきったが、米金利上昇の影響を受けてペソの通貨安は止まらず、物価が上昇。高インフレは市民生活を直撃し、人口における貧困率は35%超となっている。

 マクリ氏は国際通貨基金(IMF)の支援を受けながら緊縮財政政策に着手したが、フェルナンデス氏は選挙戦で「マクリ氏の経済モデルは不景気や貧困を作り出した」と非難。マクリ政権に対する国民の不満を背に、貧困層を中心に支持を広げている。

 一方、左派勢力が復活すると、経済がさらに混乱するとの見方もある。ばらまき政策を行い、「財政赤字を作った張本人」(現地メディア)と批判されるクリスティナ・フェルナンデス前大統領(66)が副大統領候補として立候補し、フェルナンデス元首相を担いでいるためだ。前大統領は南米諸国の反米意識に同調し、経済的に中露に依存する政策をとった。元首相は穏健派とされるが、左派勢力の中には中国への接近を望む声もある。

 中国は「米国の裏庭」といわれる中南米で、巨額のインフラ投資や経済支援を手がかりとして影響力を拡大してきた。現地の専門家は、「中南米の中道右派のモデルケースだったマクリ政権が敗れると、他国でも左派の勢いが増すなど大陸全体の動向に影響を与える可能性がある」と指摘している。

2180チバQ:2019/10/25(金) 11:20:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102500492&g=int
モラレス氏、勝利宣言=国際社会は決選投票要求-ボリビア大統領選
2019年10月25日11時13分

 【サンパウロ時事】南米ボリビアで20日に投票が行われた大統領選の開票をめぐり混乱が広がっている問題で、4選を目指す左派のモラレス大統領は24日、決選投票を待たず「1回目の投票で勝利した」と宣言した。
 中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)によると、開票率99.99%段階ではモラレス氏は47.07%、2位のメサ元大統領は36.51%を得票。差は10.56ポイントで、モラレス氏は当選要件の「得票率4割以上で、2位と10ポイント差以上」を満たしている。
 選挙をめぐっては、当日の中間開票速報で両者の差は7.87ポイント差だったが、その後、開票作業が大幅に遅滞。メサ氏は「巨大な不正が行われている」と主張し、決選投票実施を求めている。
 モラレス氏は、メサ氏について「自分が負けたことを受け入れられない。われわれが不正を働いたと主張している」と反論。メサ氏を「臆病者で犯罪者だ」と非難した。支持者らを前に「右派はもう(政権に)帰ってこない」と強調した。
 選挙監視に当たった米州機構(OAS)は23日、「僅差なので決選投票を行うのがより良い選択だ」と呼び掛けた。欧州連合(EU)も24日、OASの勧告を支持。米国やブラジル、アルゼンチン、コロンビアの米州4カ国も共同声明で追随した。

2181チバQ:2019/10/28(月) 08:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-191026X243.html
左派、政権奪還の公算=27日にアルゼンチン大統領選
2019/10/26 17:42時事通信

 【ブエノスアイレス時事】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選挙が実施される。再選を狙う中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)と、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)の事実上の一騎打ち。8月に行われた予備選でフェルナンデス氏が49.5%を得票し、マクリ氏に16ポイント以上の大差をつけており、決選投票を待たずに左派が政権を奪還する公算が大きい。

 2015年の前回大統領選で勝利し、12年にわたった左派政権に終止符を打ったマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で疲弊した財政を立て直すため、財政規律を重視。保護主義的で「鎖国のような状態」(外交筋)だった市場の開放を推し進めた。

 しかし、急激な緊縮政策は国民生活を圧迫。18年の干ばつや通貨ペソ安などの影響で急激にインフレが進み、国家財政は債務不履行(デフォルト)寸前に追い込まれて有権者や市場の信頼を失った。選挙戦では「選挙が終われば不確実性が消えるので、再び成長基調に戻る」と訴えたものの、支持は伸び悩んだ。

 一方、左派のキルチネル、クリスティーナ・フェルナンデス両政権下で首相を務めたフェルナンデス氏は、最低賃金の引き上げや年金増額などを提案。「(政府に緊縮財政を求めている)国際通貨基金(IMF)がアルゼンチン経済にダメージを与えた。今起きていることはマクリ大統領とIMFに責任がある」と主張し、「大きな政府」の復活を期待する貧困層などから支持を集めた。

2182チバQ:2019/10/28(月) 08:05:37
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3251491.html
エチオピア、死者67人に ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に
2019/10/26 06:37AFPBB News

エチオピア、死者67人に ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に

エチオピアの首都アディスアベバで、自宅前に集まった支持者らを前に演説する民族活動家のジャワル・モハメド氏(中央、2019年10月24日撮影)。(c)AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】エチオピアで、今年のノーベル平和賞に選ばれたアビー・アハメド首相に抗議するデモが民族対立に発展し、東部オロミア州での死者が67人に達した。警察が25日、明らかにした。

 地元警察署長は「オロミア州での死者は計67人」と発表。うち5人は警察官だとしている。

 暴力行為は23日、首都アディスアベバに加え、同州のほぼ全域で発生。デモの発端は、アビー首相を批判している民族活動家のジャワル・モハメド氏が、治安部隊によって自身への攻撃が画策されていると批判したことだった。ただ警察当局は、ジャワル氏の主張を否定している。

 ジャワル氏は、アビー首相が独裁者のように振る舞っていると非難。来年予定されている選挙でアビー首相と争う可能性も示唆している。

 同警察署長はAFPに対し、オロミアの暴力は収束したと表明。しかし国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの研究員は、25日の夜になっても攻撃の報告を受けていると述べている。 【翻訳編集】AFPBB News

2183チバQ:2019/10/28(月) 14:21:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000019-mai-s_ame
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
10/28(月) 11:06配信毎日新聞
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
アルベルト・フェルナンデス氏=AP
 南米アルゼンチンで27日、中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選が投開票された。現地メディアによると、野党の左派、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)がマクリ氏ら5人を破って初当選し、4年ぶりに左派政権が誕生することになった。新大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

 フェルナンデス氏は選挙戦で「経済と市民生活を破壊し、何百万人を貧困に陥れた」とマクリ氏の緊縮財政を非難。27日夜、ブエノスアイレスで勝利演説し「あなたたちは新たな民主主義の道を切り開いた」と集まった支持者に謝意を示した。

 マクリ氏は27日夜、フェルナンデス氏に電話して平和的な政権移行を約束したと明かし「敗北宣言」をした。

 フェルナンデス氏は、ネストル・キルチネル氏とその妻のクリスティナ・フェルナンデス氏が連続して大統領を務めた左派政権(2003〜15年)を首相として支えた。クリスティナ氏は今回、副大統領候補。

 市場では、財政規律を軽視する左派政権誕生への警戒心が強まっている。大統領選の前哨戦と位置づけられた今年8月の予備選でフェルナンデス氏が16ポイント差をつけマクリ氏に圧勝すると、一時、ペソは対ドルで約30%、株価は約40%急落した。

 15年に就任したマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で悪化した財政立て直しのため、公共料金引き上げなど緊縮財政に着手。翌16年、01年に債務不履行(デフォルト)に陥って以降、孤立していた国際金融市場へ復帰を果たした。だが、18年の新興国通貨安で経済の混乱が深まり、国際通貨基金(IMF)から総額570億ドル(約6兆2000億円)の融資を受ける事態に追い込まれた。

 選管当局の開票率92・58%段階での集計では、得票率はフェルナンデス氏が47・88%、マクリ氏が40・61%。27日の第1回投票では得票率が45%以上か、次点に10ポイント以上の差を付けて40%以上を得票することが当選要件となっている。【ブエノスアイレス山本太一】

2184チバQ:2019/10/28(月) 14:24:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00010004-afpbbnewsv-int
コロンビアの首都ボゴタに初の女性市長、中道左派で同性愛公表のロペス氏
10/28(月) 14:06配信AFPBB News

(c)AFPBB News

【10月28日 AFP】コロンビアの首都ボゴタで27日、市長選が行われ、同国の汚職撲滅運動の象徴的存在クラウディア・ロペス(Claudia Lopez)氏(49)が同市初の女性市長に選出された。

 ロペス氏は、中道左派政党、緑の同盟(Green Alliance)の党首で、同性愛者であることを公表している。ほぼ全ての開票作業が終わった時点の得票率はロペス氏が35.2%、カルロス・フェルナンド・ガラン(Carlos Fernando Galan)氏が32.5%だった。

 元上院議員のロペス氏は、「私たちは勝利しただけでなく、歴史を変えている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 これまでリベラルな男性エリート政治家が市長を務めていた人口約720万人のボゴタ市は、ロペス氏の市長選勝利によって重要な一歩を踏み出した。

 ロペス氏は先週AFPの取材に対し、「女性であること、頑固であること、同性愛者であること、裕福とは言えない家庭出身であることはどれも欠点ではない」と述べていた。(c)AFPBB News

2185チバQ:2019/10/29(火) 13:21:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000019-mai-s_ame
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
10/28(月) 11:06配信毎日新聞
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
アルベルト・フェルナンデス氏=AP
 南米アルゼンチンで27日、中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選が投開票された。現地メディアによると、野党の左派、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)がマクリ氏ら5人を破って初当選し、4年ぶりに左派政権が誕生することになった。新大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

 フェルナンデス氏は選挙戦で「経済と市民生活を破壊し、何百万人を貧困に陥れた」とマクリ氏の緊縮財政を非難。27日夜、ブエノスアイレスで勝利演説し「あなたたちは新たな民主主義の道を切り開いた」と集まった支持者に謝意を示した。

 マクリ氏は27日夜、フェルナンデス氏に電話して平和的な政権移行を約束したと明かし「敗北宣言」をした。

 フェルナンデス氏は、ネストル・キルチネル氏とその妻のクリスティナ・フェルナンデス氏が連続して大統領を務めた左派政権(2003〜15年)を首相として支えた。クリスティナ氏は今回、副大統領候補。

 市場では、財政規律を軽視する左派政権誕生への警戒心が強まっている。大統領選の前哨戦と位置づけられた今年8月の予備選でフェルナンデス氏が16ポイント差をつけマクリ氏に圧勝すると、一時、ペソは対ドルで約30%、株価は約40%急落した。

 15年に就任したマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で悪化した財政立て直しのため、公共料金引き上げなど緊縮財政に着手。翌16年、01年に債務不履行(デフォルト)に陥って以降、孤立していた国際金融市場へ復帰を果たした。だが、18年の新興国通貨安で経済の混乱が深まり、国際通貨基金(IMF)から総額570億ドル(約6兆2000億円)の融資を受ける事態に追い込まれた。

 選管当局の開票率92・58%段階での集計では、得票率はフェルナンデス氏が47・88%、マクリ氏が40・61%。27日の第1回投票では得票率が45%以上か、次点に10ポイント以上の差を付けて40%以上を得票することが当選要件となっている。【ブエノスアイレス山本太一】

2186チバQ:2019/10/29(火) 13:35:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000083-jij-int
経済のかじ取り注視=アルゼンチン大統領に左派フェルナンデス氏
10/28(月) 17:02配信時事通信
経済のかじ取り注視=アルゼンチン大統領に左派フェルナンデス氏
27日、アルゼンチン大統領選で勝利し、ブエノスアイレスで演説するフェルナンデス元首相(中央)。左は副大統領となるクリスティーナ・フェルナンデス前大統領(AFP時事)
 【ブエノスアイレス時事】南米アルゼンチンで27日に行われた大統領選で、左派のフェルナンデス元首相が再選を狙った中道右派の現職マクリ氏を退けて初当選した。

 左派の政権復帰は4年ぶり。何度も債務不履行(デフォルト)を繰り返してきた同国の財政は、昨年の干ばつや通貨安などで再び危機的状況にあり、次期大統領のかじ取りを世界が注視している。

 「われわれには困難が待ち受けている。大事なことは国民をこれ以上苦しめないことであり、そのためならどんなことでも(マクリ氏と)協力する」。27日夜の勝利演説で、フェルナンデス氏はことさら円滑な政権移行を強調してみせた。8月の予備選で、大方の世論調査を裏切って大勝。直後に為替、株価、債券が急落したことを意識し、市場をなだめるための言動だった。

 フェルナンデス氏は選挙戦で実質賃金や年金引き上げなどを公約し、マクリ政権の緊縮財政で疲弊しきった国民に「大きな政府」復活を暗示。さらに、厳しい財政規律を課されることから、同国では「苦しみの元凶」と不評の国際通貨基金(IMF)金融支援の見直しを訴えてきた。ただ、国庫は3000億ドル(約32兆6000億円)以上の対外債務を抱え逼迫(ひっぱく)しており、ばらまきの余裕はない。選挙戦では現状への「有効な処方箋は示してこなかった」(経済アナリスト)だけに、明確な再建のロードマップ(行程表)を示すことが求められている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000512-san-s_ame
アルゼンチンで政権交代へ 左派政権復活
10/28(月) 11:23配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が行われ、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)が、現職の中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を破り、当選を決めた。地元メディアが伝えた。自由開放経済を進めた親米路線のマクリ政権は4年で終焉を迎え、大衆迎合(ポピュリズム)的な政策を掲げる左派が政権を奪還することになった。

 大統領選には6人が立候補し、フェルナンデス氏とマクリ氏の事実上一騎打ちとなった。開票率90%の時点で、得票率はフェルナンデス氏が47・9%、マクリ氏が約40・7%。フェルナンデス氏が45%以上を獲得したため、11月の決戦投票を待たずに結論が出た。地元メディアによると、マクリ氏は敗北宣言を行ったという。次期大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

2187チバQ:2019/10/29(火) 16:17:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102900177&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto_aja
ニュシ大統領再選=野党や監視団、数々の不正訴え-モザンビーク
2019年10月29日06時27分

モザンビークのニュシ大統領=8月22日、モスクワ(EPA時事)
モザンビークのニュシ大統領=8月22日、モスクワ(EPA時事)

 【マプトAFP時事】アフリカ南部モザンビークの選管は27日、大統領選(15日投票)の結果を公表し、73%を得票したニュシ大統領が再選を決めたと発表した。野党モザンビーク民族抵抗運動(RENAMO)のモマデ議長の得票率は約22%という。RENAMOは「大規模な不正」が行われたと政府を批判している。

 ニュシ大統領の与党モザンビーク解放戦線(FRELIMO)は27日、首都マプトで勝利集会を開いた。市民団体や国際監視団は、投票前から記入済み投票用紙でいっぱいの投票箱や、監視団拒絶の投票所、実在しない人物記載の「幽霊」有権者名簿といった数々の不正を訴えている。

2188チバQ:2019/11/01(金) 10:31:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000023-jij-int
積年の不満、「晴れ舞台」葬る=4円の運賃値上げで爆発-APEC開催断念のチリ
11/1(金) 7:17配信時事通信
積年の不満、「晴れ舞台」葬る=4円の運賃値上げで爆発-APEC開催断念のチリ
チリのピニェラ大統領=26日、サンティアゴ(AFP時事)
 【サンパウロ時事】チリのピニェラ大統領が30日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催断念を発表した。

 ホスト国としてピニェラ政権の晴れ舞台となるはずだったが、若い世代を中心に格差拡大に対する積年の不満がデモや暴動となって噴き出し、最も重要な治安維持が不能となった。

 ◇二つのチリ
 大混乱の引き金は、政府が6日に首都サンティアゴの地下鉄の運賃を「30ペソ(約4円)値上げする」と発表したことだった。市内では11月16日に開幕するAPECの準備が急がれていた。

 首都でデモに参加した女性(28)は、ロイター通信に「この国には二つのチリがある。金持ちのチリと貧乏人のチリだ」と訴える。「お金がなければ、病院で長い列に並ばなければいけない。はい上がろうとしても教育費は高い。学生は借金漬けだ」と不満を爆発させた。

 チリは1970年、世界で初めて暴力革命ではなく選挙を通じて社会主義政権を誕生させた。しかし「第2のキューバ誕生」を嫌う米国によって経済を封鎖され、中央情報局(CIA)が支援するクーデターによって崩壊したとされる。

 ◇小さな政府
 73年に誕生したピノチェト軍政は、反対派を徹底弾圧する一方で、大幅な規制緩和や市場原理を重視する「新自由主義」の経済政策を採用した。大胆な投資を呼び込み「南米の先進国」「新自由主義の模範」と呼ばれる経済発展を手にし、日本にサケやワインを売り込む輸出国にもなった。

 ただ、ピノチェト大統領(当時)の「小さな政府」は、貧困層などを助ける財政支出には十分な関心を払わなかった。90年までの軍政期、社会的弱者は「左翼」のレッテルを貼られて声を上げることもできなかったが、民政移管後の21世紀に入って学生や先住民のデモが繰り返されるようになっていた。

 ◇経済の先行きに不安
 チリではここ数年、主力輸出品である銅が世界的な資源価格低迷の影響で大打撃を受けている。さらにトランプ米政権による「保護貿易」で、輸出頼みのチリ経済の先行きには大きな不安が立ち込めていた。

 ピニェラ大統領は、APEC断念を表明した声明で「父親が常に家族を第一に考えなければならないように、大統領も他の何よりも国民を第一に考えないといけない」と表明し、市民の怒りに寄り添う姿勢を強調した。運賃の値上げを取り消し、閣僚の3分の1を入れ替える内閣改造を行ったが、混乱は収拾する情勢にない。

2189チバQ:2019/11/07(木) 11:33:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000001-yonnana-soci
忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
11/6(水) 7:12配信47NEWS
忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
エボラ出血熱の治療センターで治療を受ける62歳の女性。半日後に亡くなった。後方では、免疫がある元患者が防護服を着ず女性の世話をしている=9月、コンゴ東部ベニ(中野智明氏撮影、共同)
 熱帯特有の蒸し暑さの中、3人の医師が黄色い防護服とゴーグル、手袋で全身を隙間なく覆った。透明のビニール素材でできた約4メートル四方の隔離病室に、慎重な足取りで入っていく。ベッドには、目を閉じ口を大きく開けたままの女性(62)が横たわっている。「この患者は助からない」。病室の外で見ていた看護師が、そっと首を横に振った。その言葉通り、女性は微動だにせず半日後に息を引き取った。

【写真】細胞の表面に集まるエボラウイルス

忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
エボラ出血熱の治療センターで、柵越しに取材に応じる患者のマシカ・マスタキさん(中央)=9月、コンゴ東部ベニ(中野智明氏撮影、共同)
 昨年8月からエボラ出血熱が流行し、2100人以上が死亡したコンゴ(旧ザイール)東部の主要都市ベニとブテンボで取材した。現地ではダイヤモンドや金、携帯電話に使われるタンタルなど豊富な鉱物を目当てに紛争が続き、エボラ熱の流行前から「世界最悪規模の人道危機」が起きている。コンゴ情勢は日本をはじめ世界中の人々と無縁ではない。だが、国際世論は一向に高まらない。

 新規感染者は減り流行も都市部から山間部へ移りつつあるが、劣悪な治安や住民の不信感で医療活動が妨げられ、終息にはしばらく時間がかかりそうだ。(共同通信=中檜理)

 ▽死は日常 の一部

 床のバケツに赤茶色に濁った患者の尿がたまっている。9月中旬、国際非政府組織(NGO)アリマが運営するベニの治療センター。「ピ、ピ、ピ」と心拍数を記録する乾いた機械音が周囲に響く。女性が死亡した翌日には、2歳児が息絶えた。ベニだけで昨年8月以降、450人以上が亡くなり、死は日常の一部となっている。

忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
コンゴ・ベニ
 「生後7カ月の娘が死んだ」。女性患者マシカ・マスタキさん(26)が、柵で隔離された区画でいすに深く腰掛けながら語った。筆者との距離は約3メートル。声は弱々しく聞き取りづらいが、ゆっくり歩けるまで回復したという。

 娘のカインドちゃんは、地元の病院で同室のエボラ熱患者から感染した。1週間後にぐったりし始め、体中から出血し亡くなった。エボラ熱は空気感染しないが、直接皮膚や体液に触るとうつる恐れがある。素手で看病していたマスタキさんも発症し、高熱や悪寒に苦しんだ。入院から約3週間がたち「夫や(残された)子ども2人に早く会いたい」と声を振り絞った。

 流行を長引かせる一因となっているのが、紛争による治安の悪化だ。

 ▽PKO部隊基地の隣接地区でも襲撃

 「武装勢力の兵士がいる」。運転手が目を向ける先に、銃やロケットランチャーを携え、バイク2台に分乗した若者5〜6人が見えた。おのおのが私服や迷彩服を着て、統一感がない。ベニ郊外の山道を車で移動中の出来事だ。事前にNGO幹部から「この勢力は市民を襲わない」と聞いていたが、ここが紛争地であることをいや応なく認識させられる。

2190名無しさん:2019/11/07(木) 11:33:54
 エボラ熱の流行地域以外も合わせると、コンゴ東部一帯には100以上の武装勢力が乱立しているとされ、市民を殺りくする勢力もある。信ぴょう性は不明だが、ベニ周辺で襲撃を繰り返す武装勢力に対し過激派組織「イスラム国」(IS)が資金提供したとの疑惑も浮上している。

 ベニ中心部からわずか2キロほどのバドリテ地区。光が差し込まずじめじめした土壁の家で、農家の男性アンセルメ・モンベレさん(35)が「10カ月ほど前の夕方、武装した男らが歌い叫びながら家々を襲った。親戚の7歳と8歳のきょうだいが首を切られ殺された」と証言した。この地区は、国連平和維持活動(PKO)部隊の基地に隣接している。だが、別の住民は「何度も攻撃され、治安は最悪だ」と訴える。

 コンゴ東部では1998年に内戦が始まり、鉱物利権が絡んで国際紛争に発展、数百万人が死亡した。2003年に終結した後も、鉱山を奪い合う戦闘が続く。膨大な資源収益の多くは国庫に納められず、コンゴ政府高官や外国企業に流れ闇に消えている。

 医療などの行政機能はほとんど存在せず、まともな病院はない。エボラ熱の流行が始まった当初に患者を治療し、自身も感染した医師カクレムツンガ・モリセさん(36)は「病院に手袋がなく、血まみれの患者を素手で触っていた。同僚の看護師は死んだ。どこの病院も似たような状況だ」と淡々と語る。

 東部で紛争による性暴力被害者の治療に尽力し、昨年ノーベル平和賞を受賞した産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏は、授賞式でコンゴについてこう表現した。「地球上で最も(資源が)豊かな国の一つだが、国民は最も貧しい」

 起伏に富む山間部にはみずみずしい緑色の木々が生い茂り、息をのむほどの美しさだ。豊かな自然と、ひっそりと消えていく無数の命―。そのギャップに打ちのめされる。

 ▽初期症状に効く薬はあるのに

 「エボラウイルスは、われわれを殺すための政府の陰謀だ」「外国人が金もうけのためにウイルスを持ち込んだ」。ベニから車で約1時間半の街ブテンボ。幹線道路脇に立っていた私の周りに通り掛かりの若者50人ほどが集まり、口々にまくし立てた。

2191チバQ:2019/11/07(木) 11:34:12
 開発から取り残されたコンゴ東部の住民は政府や外国人に批判的で、流言が飛び交う。武装勢力だけでなく、住民自らがNGOを襲撃する事件も頻発。車に石を投げつけられ、死傷した医療従事者は多い。

 米国立衛生研究所(NIH)などは8月、新薬で患者の約9割が生存したとの研究結果を発表した。致死率が高いエボラ熱は「治る病」になりつつある。だが、この薬剤は初期症状に有効だ。紛争や住民の抵抗で早期に治療センターへ来る人は限られ、医師たちは「新薬は流行終息の打開策にならない」と口をそろえる。

 ▽エボラ熱は氷山の一角

 コンゴでは、エボラ熱だけでなくマラリアやコレラで命を落とす人も多い。特にはしかの流行が深刻で、1月以降、コンゴ全州で20万人以上が感染し、死者はエボラ熱を上回る4千人に達した。東部で猛威を振るう恐れも捨てきれない。政府がまともに機能していないこの国で、エボラ熱は住民を苦しめる〝氷山の一角〟にすぎない。

 国境なき医師団(MSF)で世界各地の緊急案件を統括する緊急対応デスクマネジャー、グウェノラ・セロウさんがベニで取材に応じ、訴えた。

 「もとから保健システムがもろい中、エボラ熱の流行であらゆる(人的、物的)資源がエボラ対応に割かれている。でも、他の病気のことも忘れてはいけない」

2192チバQ:2019/11/07(木) 11:39:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191031-00000033-jij_afp-int
南スーダン、武力衝突の巻き添えでエボラ検査施設の職員3人死亡
10/31(木) 18:31配信AFP=時事
南スーダン、武力衝突の巻き添えでエボラ検査施設の職員3人死亡
南スーダン・ジュバでエボラ出血熱への対応訓練を行う同国保健省の職員ら(2019年8月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】国連(UN)の関連機関である国際移住機関(IOM)は30日、南スーダンにあるエボラ出血熱のスクリーニング施設が武力衝突に巻き込まれ、ボランティアスタッフ3人が死亡したと発表した。

【写真】南スーダンで子ども兵士300人超解放、式典の様子

 IOMによると衝突は27日、コンゴ民主共和国との国境沿いに位置する中央エクアトリア(Central Equatoria)州モロボ(Morobo)郡で発生。「ボランティアの女性1人と男性2人が激しい攻撃に巻き込まれた」という。

 また別の男性スタッフ2人が負傷したほか、死亡した女性の息子と女性スタッフ1人が拉致された。IOMは対コンゴ国境沿いの施設5か所でエボラ出血熱のスクリーニングを一時中断している。

 2018年8月以降、コンゴではエボラ出血熱の流行により2000人以上が死亡。ウガンダにも流行が広がっていたことから、南スーダンの対コンゴ国境沿いではエボラへの警戒感が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2193チバQ:2019/11/07(木) 13:28:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-35145048-cnn-int
25歳議員が年配議員の野次を平然とあしらった「OK、ブーマー」の一言 NZ
11/7(木) 13:17配信CNN.co.jp
25歳議員が年配議員の野次を平然とあしらった「OK、ブーマー」の一言 NZ
気候変動問題について演説するスウォーブリック議員
(CNN) ニュージーランドの議会で気候変動問題について演説していた25歳の女性議員が、年齢をからかう野次(やじ)を飛ばした年配の議員を「OK、ブーマー」の一言で黙らせて、同世代の共感を集めている。

緑の党のクロエ・スウォーブリック議員は5日、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロとする目標を掲げたゼロカーボン法について演説していた。

演説では、何十年も前から気候変動問題を認識していながら、政治的駆け引きに終始してきた世界の首脳らの対応を批判。「私の世代、そして私に続く世代には、もうそんな余裕はないのです。2050年には私は56歳になります。そして今、この第52回議会の平均年齢は49歳です」と続けた。

スウォーブリック議員の年齢をからかう野次が飛んだのはこの時だった。しかし同議員は「OK、ブーマー」の一言で軽く受け流すと、何事もなかったように平然と演説を続けた。議場は静まり返り、スウォーブリック議員の後ろでクスリと笑いを漏らす男性もいた。

「OK、ブーマー」の言葉は今年に入り、「ミレニアルズ」「ジェネレーションZ」と呼ばれる若者の間でソーシャルメディアの「TikTok(ティックトック)」を通じて流行した。同アプリには、「ベビーブーマー」と呼ばれる年配世代の無自覚さや上から目線の態度をからかう動画が無数に投稿されている。

米紙ニューヨーク・タイムズはこれを「OK、ブーマー現象」と呼び、「業を煮やした何百万人もの子どもたちのスローガン」と位置付けた。ネット上ではこのフレーズをあしらったTシャツやフーディー(フード付きパーカー)が売り出されている。

2194チバQ:2019/11/08(金) 10:16:03
https://www.asahi.com/articles/ASMC81P8JMC8UHBI001.html
南スーダン、連立政権発足が再延期の見通し 溝埋まらず
ナイロビ=石原孝 2019年11月8日06時30分
 2011年に独立し、日本の陸上自衛隊の施設部隊が一時活動していた南スーダンの和平協議を巡り、12日が期限だった連立政権の発足が再び延期される見通しになった。対立する大統領派と副大統領派は昨年9月に和平合意を結んだ後も主導権争いを続けており、世界で最も新しい国の行く末は不透明さを増している。

 ロイター通信などによると、キール大統領と対立するマシャル元副大統領は7日、隣国ウガンダで協議し、連立政権の発足を100日間延期することで合意した。マシャル氏側が指揮する治安部隊を政府軍と統合する案などを巡って、溝が埋まらなかったという。

 両者は5月にも連立政権の発足を延期している。マシャル氏の報道官は今回の再延期について、「よい決定だ」と歓迎する一方、支援国の米国などから連立政権の迅速な発足を求められてきた政権側は、苦境に立たされることになる。

 南スーダンは11年7月にスーダンから分離独立した後、国家収入の大半を占める石油資源などをめぐり、キール氏が率いるディンカ、マシャル氏のヌエルという2大民族が対立。13年から内戦に陥り、数百万人が国内外に避難した。日本は12年1月〜17年5月、自衛隊の施設部隊を国連平和維持活動(PKO)に派遣していた。(ナイロビ=石原孝)


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