目撃者の証言によると、市内では重武装した準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」の隊員らが機関銃やロケット弾発射機を搭載したピックアップトラックで街頭に出動。人権団体によれば、同組織の前身はダルフール(Darfur)地方の民兵組織「ジャンジャウィード(Janjaweed)」だとされる。
スーダンでは、長期にわたり独裁体制を敷いてきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領に対する抗議デモが数か月にわたり継続。同大統領は4月、軍によって退陣させられた。だがその後も数千人が軍本部前で野営を続け、実権を握る軍事評議会に対し民政移管を求めていた。
エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が先週スーダンの首都ハルツームを訪問して以来、仲介に当たっているエチオピアのマフムド・ディリール(Mahmoud Drir)氏は記者団に対し、「(民主化勢力の一派)『自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)』は本日から市民的不服従運動を中止することに同意した」「双方は協議再開で合意した」と述べた。
アブドルアジズ氏は、軍の改革やイスラム過激派の取り締まり、辺境地域の開発推進などで功績を残した。しかし人権団体などは、同氏の政権が表現や集会の自由を制限していると非難。さらに女性に対する暴力や、公式には1981年に廃止したものの、いまだ根強く残る奴隷制度への取り組みを強化するよう求めていた。(c)AFP/Hademine Ould Sadi and Selim Saheb Ettaba
カナダのシンクタンク「国際ガバナンス・イノベーション・センター(Centre for International Governance Innovation)」のトーマス・バーンズ(Thomas Bernes)氏は、「G20は協力のためのフォーラムとして設立されたが、問題は、もはやG20がその目的を果たすことができない状況になったのではないか、ということだろう」と語った。
ベテラン政治家で、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)に次いで世界で2番目に高齢の国家元首だったカイドセブシ氏が大統領に就任したのは2014年。長く独裁政権を敷いた当時のジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)大統領を退陣に追い込み、他のアラブ諸国で民衆蜂起が起こるきっかけになった民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」の3年後のことだった。
予備選後の12日の市場は、過去4年間のマクリ大統領による市場重視型の政策が、かつての介入主義的政策に取って代わられる可能性を消化する動きとなり、相場は急落が予想される。クリスティナ・フェルナンデス前大統領は2007-15年の在任期間中、年金基金を国有化し、為替管理を導入した。 原題:Argentine President Macri Loses Key Primary Vote in Landslide(抜粋)