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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

926チバQ:2015/10/29(木) 22:21:45
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-151029X047.html
農業予算、抑制狙う=TPP対策に「小泉人気」も―自民執行部

19:58時事通信

 自民党執行部は、環太平洋連携協定(TPP)の農業分野の国内対策で、財政出動を抑制する方針だ。野党から「ばらまき」と批判されるのをかわす狙いがあり、「攻めの農業」の側面を強調、小泉進次郎農林部会長の国民的人気にも期待する。ただ、来年夏に参院選を控え、従来型の予算を求める意見は党内で根強く、2015年度補正予算編成をにらんだ綱引きが激しくなりそうだ。

 29日のTPP総合対策実行本部の初会合。谷垣禎一幹事長はTPP大筋合意について「日本の経済再生にとっても切り札だ」と述べ、意義を力説した。同時に「地域でいろいろな不安があることは事実。その心配を克服して日本の農業や地域がしっかり元気を出していけるような政策を打ち出す必要がある」と語った。党は来週以降、各部会での議論を加速、11月20日に提言を決定して政府に申し入れる方針だ。

 農業の市場開放では苦い経験がある。1993年末に妥結、コメ市場を開放したウルグアイ・ラウンド(多角的貿易交渉)では、約6兆円を投じたが、大半が公共事業に費やされ、競争力強化につながらなかった。執行部は安易な予算膨張を抑え込み、構造改革に力点を置く対策を取りまとめたい考えだ。

 TPPの意義や農業対策の説明で矢面に立つ小泉氏は、党内の不満を和らげる役割を担いそうだ。小泉氏は記者団に「日本の農業のあるべき姿とは何なのかということも含めて、これからしっかり議論して詰めていきたい」と述べた。会合後、ある議員は小泉氏に駆け寄り、参院選での応援を依頼。農業票が逃げる恐れのある選挙区については、「小泉人気」でてこ入れを図る図式だ。

927チバQ:2015/10/31(土) 08:55:18
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151030-OYT1T50022.html
「保守本流」結束に不安、勉強会の冒頭出席5人
2015年10月30日 10時51分
 自民党岸田派(宏池会、45人)は29日、「保守本流」とされる宏池会の今後のあり方を考えるため、所属議員を対象とした勉強会を東京都内の派閥事務所で初めて開いた。


 だが、冒頭からの出席者は岸田氏を含めて5人にとどまり、結束に不安を残す結果となった。

 29日は、朝日新聞の星浩特別編集委員が招かれて講演した。講演後に定例の派閥会合を同じ部屋で開いたが、会合までに入室した議員を含めても計20人程度しか集まらず、岸田氏は「勉強会は第2弾、第3弾とあるので奮って参加してほしい」と渋面で語った。

 岸田氏は「ポスト安倍」の有力候補と目されているが、派内には「もっと存在感を出してほしい」(若手)と統率力不足を指摘する向きもある。同派名誉会長の古賀誠・元幹事長は28日の講演で、岸田氏を「品がいいから何か頼りない。権力は待っていて来るものではなく、奪いに行かないといけない」と皮肉った。

928名無しさん:2015/10/31(土) 12:31:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151031-00010001-shincho-pol
無報酬だと開き直る「森元総理」は百害あって老害の人〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月31日(土)8時1分配信

 蜃気楼のように幻であってほしいと願いたくなるほど、読むに堪(た)えない繰り言記事だった――。10月16日、初秋の冷たい雨が東京を襲った晩。スポーツ記者たちの間では、その日の天候に似て、「湿った」言い分が載ったある記事が話題になっていた。毎日新聞の夕刊の2面に、東京五輪組織委員会会長にして、「シンキロウ」の異名を誇る森喜朗元総理(78)のインタビューが大々的に掲載されたのである。

 ***

〈森喜朗元首相の胸中やいかに〉

 こう題された問題のインタビュー記事では、当然、新国立競技場やエンブレムを巡る「東京五輪ゴタゴタ」が話題の中心となったが、森氏はこう言い放ったのだった。

〈この件(エンブレム問題)に関しては(武藤敏郎)事務総長らが報酬の一部を自主返納する処分を決めました。私は無報酬だから、返納しようがない。女房からもらった小遣いを差し出すんですか〉

 あたかも、無報酬で献身的に頑張っているこの私に文句をつけるなんてけしからん、と言わんばかりに開き直ってみせたわけである。他にも、

〈責任とれ、責任とれ、辞めろ、辞めろと責められるが、辞めて済むなら辞めますよ〉

〈組織をまとめあげるまでが私の役割だと思っている。あと3年はちゃんとやるよ〉

 こう述べ、要は会長を辞するつもりなどないと、高らかに宣言したのだ。

「組織委員会の会長というのは、お飾りの名誉職ではなく実務職であり、極めて責任の重い立場です。無報酬だから……と、自慢げに語ること自体がおかしい」

 と、スポーツ評論家の玉木正之氏は一蹴する。

「彼はインタビューの中で『私は、応援団だ』とも言っていますが、五輪を成功に導く一番の責任者である会長が、応援団であるはずがない。これでは、まるで他人事です。自分の立場が分かっておらず、改めて、森さんが会長ではダメだとの思いを強くしました」

■「不遜さが潜んでいる」
 そもそも、先に紹介したように森氏は、

〈私は無報酬〉

 と、ボランティアなのかと誤解してしまいそうな物言いをしているが、一方で、件(くだん)のインタビューではこうも“告白”している。

〈私は日当をプールしていて、盆や暮れなどに(組織委員会の)宴会を開いている〉

 実際、組織委員会に確認すると、

「(森氏に)業務を執行した理事として日当1万円を支給しております」

 やはり、森氏はしっかりと日当をもらっていたのである。無論、その日当はあくまで労働の対価であり、つまり相応の働きを前提にしたものであるはずだ。それを彼が宴会費用に充てているからといって、同情に値するものではない。奢(おご)ってくれるからといって、ダメ上司はダメ上司。問題とすべきは、森氏が職責を全(まっと)うできているか否かの一点なのである。

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏が呆れる。

「『辞めて済むなら辞めます』との発言には、スポーツ界のドンである自分を誰もクビになどできはしない、という不遜さが潜んでいるように感じます。こういう心持ちだから、森さんは自己批判ができないのでしょうね。会長の座に留まるべきではありません」

 老害はただ消え去るのみ。

「ワイド特集 唇寒し秋の風」より
※「週刊新潮」2015年10月29日

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929名無しさん:2015/10/31(土) 12:59:55
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151026-00010001-shincho-pol
大阪府連幹部を騙ってハガキ郵送「佐藤ゆかり」代議士の私文書偽造〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月26日(月)8時0分配信

 よほど水が合わないのか、とかくこの人は騒がしい。昨年暮れの総選挙を機に、大阪府の枚方市に地盤を移したばかりの佐藤ゆかり代議士(54)である。去る10月5日、彼女は自民党大阪府連の幹部の名前を騙って地元党員に往復ハガキを送っていた。当事者は私文書偽造だと今も怒り心頭だ。

 ***

「佐藤さんが“枚方市支部長が不在なので臨時支部会が開催できない。府連会長の権限なら開催できるから、権限を委任して欲しい”と言うのを受け入れただけ。僕の名前でハガキを送るとか、僕が支部会を開くなんて絶対に認めてない。あくまで“自分でやるならどうぞ”と、こういう話です」

 憤懣やる方ない様子で語るのは、10月12日まで自民党大阪府連会長を務めた竹本直一代議士(74)だ。

「知人から知らせを受けて、佐藤さんに電話をしたら、“確認のメールを送ってある”と言う。僕はメールなんかしないから、“そんなのは見ていないし、とにかく話が違うじゃないか”と抗議をした。それでもきちんと説明しないんだよね。本当に迷惑な話だよ」

 佐藤氏が送った往復ハガキの差出人の欄には確かに、

〈自由民主党大阪府支部連合会 会長 竹本直一〉

 とある。内容は、

〈枚方市支部臨時大会を開催いたします。支部規約に則り支部長以下役員選任を議題とし、自民党議員団による役員人事案を議案とします。枚方市支部では出来成元氏の後任支部長が空席のため、大阪府連会長名で招集致しました〉

 ところが、返信先には佐藤事務所の住所が印字されている。これが佐藤氏による、無印私文書偽造の動かぬ証拠というワケである。

■勘違い
「どうやら私の任期を勘違いしているようなんです」

 枚方市支部長の出来成元(できしげちか)・元府議が、佐藤氏の“暴走”の理由を説明する。出来氏はこれまで、枚方市支部の運営や市議の活動方針を巡って佐藤氏と激しく対立してきた。

「私が支部長に内定したのが2013年の6月で、正式就任は14年4月。任期は2年なので、来年4月までは私が支部長。ところが佐藤さんは、任期は内定した時からと思い込んでいて、今年の6月で任期は切れたと主張している。私を辞めさせたいんでしょうね」

 自民党の大阪府連は出来氏の言い分を認め、今も彼が正式な支部長と回答した。そこで刑法が専門の日大名誉教授の板倉宏氏に聞くと、

「権限を委任されたからといって、委任者の名前を使って良いということにはなりません。佐藤さんは竹本氏から委任されたことを明記した上で、自分の名前でハガキを出すべきでした。無印私文書偽造は1年以下の懲役ないし10万円以下の罰金ですが、この場合は執行猶予付きの懲役6カ月というところでしょう」

 当の佐藤氏の回答は、

「竹本府連会長名による大会招集は、自民党本部顧問弁護士からの意見書に沿っており、竹本会長とも明確に合意決定されています」

 国替えから1年たらずで四面楚歌。騒動は尾を引きそうだ。

「ワイド特集 子供だましの代償」より
※「週刊新潮」2015年10月22日号

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930名無しさん:2015/10/31(土) 13:17:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151029-00010003-shincho-pol
1年経って説明責任を果たした「小渕優子」元経産相のデタラメ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月29日(木)8時30分配信

 あれから1年が経ったが、何も進歩していなかった……。小渕優子元経産相(41)のデタラメ政治資金が本誌(「週刊新潮」)報道で明るみに出たのは昨年10月。元秘書2人に有罪判決が下されたことを受けて、今月19日、小渕氏側が独自に政治資金問題を調査するために立ち上げた「第三者委員会」が記者会見を行ったのだが、浮き彫りとなったのは相変わらずの「お嬢様体質」だった。

 ***

「ひどい会見でした。これで説明責任を果たせたと思っているのでしょうか」

 と呆れるのは、さる大手メディアの記者だ。

「そもそも小渕さんが出席しなかった上に、『(小渕氏は不正を)全く知らなかった』と片づけられた。弁護士らで構成される第三者委員会が報告書を読み上げた後の質疑応答も、『上から目線』で不愉快極まりないものでした」

 例えば記者から、第三者委員会を設置したのは小渕氏個人なのか、それとも事務所なのかとの質問が上がると、第三者委員会側は、

「小渕代議士の意を受けてのこと。それ以上にあります?」

 こう、つっけんどんに答え、記者が続けて、

「第三者委員会の先生方はボランティアではないはずです。報酬の問題もある」

 と突っ込むと、

「金銭的なことについて、答える必要はないのでは。いつも、第三者委員会にはそれを聞くんですか?」

 事件に手を染めたのは小渕氏サイドであるのに、あたかも追及する報道陣が悪いかのような「でかい態度」を見せたのである。

すべきだった3点セット
 ベテラン政治ジャーナリストが解説する。

「結局、総理経験者を父親に持つ小渕さんの『高いプライド』は、秘書が有罪になっても変わらず、その影響で彼女の周りも偉ぶっているということですよ」

 実際、彼女が所属する平成研(額賀派)のある議員秘書が、こう耳打ちする。

「政治資金問題が発覚した2カ月後の昨年12月に総選挙が行われましたが、自民党本部は、選挙の前に小渕さんを議員辞職させるか、あるいは離党させるかの検討をしました。そうすれば、一応、責任を取ったことになりますし、彼女は圧倒的に選挙に強いので、現職の立場で戦わなくても、また無所属として戦っても当選は間違いなかった。そのため党本部は、“親心”から議員辞職するか離党するかしたほうがいいと判断したんです」

 ところが小渕氏には、

「そのつもりが全くなく、結果、今に至るも何も責任を取っていないとの批判に晒されています。お嬢様育ちの彼女は、自分が傷を負うことは亡父の名前を傷つけることに繋がるという感覚を持っていて、『挫折』を異様に嫌うんです」(同)

 政治評論家の浅川博忠氏が断じる。

「小渕さんがすべきだったことは、まず何度でも記者会見を開いて説明責任を果たし、次に大臣辞任、そして議員辞職の3点セットでした。しかし、彼女は大臣を辞任しただけ。説明をしなくても、時の流れが問題を解決してくれるだろうという安易な考えが透けて見える対応で、小渕さんは若くして一生の負の遺産を背負ってしまった」

 第三者委員会の会見翌日、ようやく小渕氏本人が会見を行ったが、「(説明不足に)忸怩(じくじ)たる思いがある」と、やはり説明責任は果たされなかった。とことん、唇の開き方を知らないようだ。

「ワイド特集 唇寒し秋の風」より
※「週刊新潮」2015年10月29日号

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931名無しさん:2015/10/31(土) 14:00:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015102800649
「安倍独裁」を懸念=自民・古賀氏

 自民党の古賀誠元幹事長は28日、東京都内で講演し、安倍晋三首相の政権運営に異論を唱える声が自民党内に乏しいことに関し、「政党政治の危機であり劣化だ。1党支配が独裁政治に変わっていく怖さが潜んでいる」と懸念を示した。
 古賀氏は、「党内でチェックアンドバランス機能が働く工夫が必要だ」とも指摘。「OBが外で声を出すだけでなく、中でほえなければいけない」などと語り、現役の議員に奮起を促した。 (2015/10/28-15:47)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015102900993
函館で原発ゼロ訴え=小泉元首相

 小泉純一郎元首相は29日、北海道函館市内で講演し、安倍晋三首相が2013年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京電力福島第1原発の汚染水問題の状況が「制御されている」と明言したことを念頭に「2年ぐらい前にどこかの誰かがコントロールされていると言っていたが、いまだにコントロールされていない」と批判した。
 安倍政権が進める原発政策については「原発をいかに残すかという方向へ進んでいる」と指摘。「原発ゼロは国民の意思と政治の決断があればできる」と改めて強調した。
 函館市は大間原発(青森県大間町)の30キロ圏内に位置し、建設差し止めを求める訴訟を起こしている。講演に先立ち、小泉氏は細川護熙元首相とともに、工藤寿樹市長と懇談したほか、市役所から双眼鏡で大間原発を視察した。(2015/10/29-21:33)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015102900942
農業予算、抑制狙う=TPP対策に「小泉人気」も-自民執行部

 自民党執行部は、環太平洋連携協定(TPP)の農業分野の国内対策で、財政出動を抑制する方針だ。野党から「ばらまき」と批判されるのをかわす狙いがあり、「攻めの農業」の側面を強調、小泉進次郎農林部会長の国民的人気にも期待する。ただ、来年夏に参院選を控え、従来型の予算を求める意見は党内で根強く、2015年度補正予算編成をにらんだ綱引きが激しくなりそうだ。
 29日のTPP総合対策実行本部の初会合。谷垣禎一幹事長はTPP大筋合意について「日本の経済再生にとっても切り札だ」と述べ、意義を力説した。同時に「地域でいろいろな不安があることは事実。その心配を克服して日本の農業や地域がしっかり元気を出していけるような政策を打ち出す必要がある」と語った。党は来週以降、各部会での議論を加速、11月20日に提言を決定して政府に申し入れる方針だ。
 農業の市場開放では苦い経験がある。1993年末に妥結、コメ市場を開放したウルグアイ・ラウンド(多角的貿易交渉)では、約6兆円を投じたが、大半が公共事業に費やされ、競争力強化につながらなかった。執行部は安易な予算膨張を抑え込み、構造改革に力点を置く対策を取りまとめたい考えだ。
 TPPの意義や農業対策の説明で矢面に立つ小泉氏は、党内の不満を和らげる役割を担いそうだ。小泉氏は記者団に「日本の農業のあるべき姿とは何なのかということも含めて、これからしっかり議論して詰めていきたい」と述べた。会合後、ある議員は小泉氏に駆け寄り、参院選での応援を依頼。農業票が逃げる恐れのある選挙区については、「小泉人気」でてこ入れを図る図式だ。 
 ただ、財政支援の要望が下火になるかは見通せない。会合では、伊藤信太郎衆院議員(宮城4区)が先の宮城県議選での共産党躍進に触れつつ「農業者の反発、自民党への不信が強い」と指摘。ベテラン議員の一人は会場を出た後、同僚議員に「結局はカネがどれだけ付くかだ」と語りかけた。今後の党内議論で、農水族議員らから農家保護へ予算増を求める圧力が強まる可能性もある。(2015/10/29-20:00)

932名無しさん:2015/10/31(土) 16:26:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285691000.html
古賀氏「1強多弱は独裁政治に変わる怖さ」
10月28日 16時56分

自民党の幹事長などを務めた古賀誠氏が東京都内で講演し、自民党の現状について、集団的自衛権の行使容認などを巡る党内論議が不十分だと批判したうえで、「自民党の1強多弱は独裁政治に変わる怖さが潜んでいる」と指摘しました。
この中で、古賀誠氏は自民党の現状について、「安全保障関連法で、集団的自衛権を認めるか、認めないかについて、2日や3日で党内に問うこと自体、おかしな政党になってきている」と述べ、集団的自衛権の行使容認などを巡る党内論議が不十分だと批判しました。そのうえで古賀氏は、「自民党の『1強多弱』が広がっているが、1党支配には独裁政治に変わる怖さが潜んでいる。独裁政治は太平洋戦争のような大きな事件を起こしたが、安全保障法制の議論を見て、いつか来た道に帰るのではないかと思った」と述べました。
また古賀氏は、みずからが名誉会長を務める岸田派の岸田外務大臣と林前農林水産大臣について、「権力は待っていて来るものではなく、奪わないといけない。そういう気迫と気概は常に持たないといけない」と述べ、安倍総理大臣の後継を目指すよう促しました。

933名無しさん:2015/10/31(土) 22:31:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000535-san-pol
おおさか維新結党 「クルクル猫の目のように変わっているんじゃ…」自民・二階総務会長
産経新聞 10月31日(土)17時4分配信

 【北京=沢田大典】自民党の二階俊博総務会長は31日、結党大会を開いた「おおさか維新の会」について「あの人たちの政治活動、政治行動はクルクル変わる」と批判した上で、国政に与える影響に関しては「過敏に反応する必要はない」と述べた。訪問先の北京で記者団に語った。

 「結党から60年たっている自民党と対等にやろうと思ったら5年や6年は辛抱して一つの政党でいなきゃだめだ。しょっちゅうクルクルクルクル猫の目のように変わっているんじゃ…」と述べ、「長く続くように祈りたい」と皮肉った。

 おおさか維新は地方分権を主要政策に掲げているが、二階氏は「足腰の強い基盤を築いてからだ。いきなり東京や大阪といった大都会から『地方分権だ』と上から言っても、どれほどの成果をもたらすかも見守らないといけない」と疑問を投げかけた。

 府知事・市長の大阪ダブル選(11月22日投開票)については「勝つことを目標に、周辺の県も動員してしっかりやっていきたい」と語った。

934チバQ:2015/11/01(日) 20:17:59
http://www.sankei.com/politics/news/151101/plt1511010002-n1.html
2015.11.1 07:00
【政界徒然草】
「俺が自民党の中心だ!」と豪語する“異端児”河野太郎行革相 でも出足は意外に安全運転?





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予算の無駄遣いに切り込む決意を示す河野太郎行政改革担当相=10月23日、東京都千代田区永田町(斎藤良雄撮影)
 第3次安倍改造内閣でちょっとした「サプライズ」となったのが河野太郎行政改革担当相の初入閣だ。祖父は河野一郎元副総理、父は河野洋平元衆院議長という政界サラブレッドながら、原発政策で政権の方針に異を唱えるなど、自民党内で「異端児」扱いされてきたからだ。ただ、閣僚としてのスタートは安全運転モード。期待された「発信力」を発揮するにはまだ至っていない。

 「それは間違っている。私があるべき自民党の中心だと思ってますから。私を異端児だという人は、本来あるべき自民党の中心からずれている人たちじゃないか」

 河野氏は10月下旬の報道各社のインタビューで、「異端児と呼ばれていることをどう感じているか」との質問に猛反論した。持論を率直に、摩擦を恐れず訴えるやり方が王道だと言いたかったのか。「当然、言うことは言う」と、今後もスタイルは曲げない考えを強調した。

 異端児との評価を受けてきたのは理由がある。国会の法案採決で党の方針に従わないこともあり、とりわけ近年は党内の数少ない「脱原発派」として、原発再稼働などに公然と異を唱えてきたからだ。

 入閣後にあった自身のパーティーでは、所属する派閥の領袖、麻生太郎副総理兼財務相から「河野太郎とかけて釧路ととく。その心は湿原(失言)が多い」とちゃかされる始末。起用が「もろ刃の剣だ」(閣僚経験者)と見る向きもある。

 それでも安倍首相は、河野氏の「突破力と発信力」に期待を寄せている。党の行革推進本部長として、内閣府や内閣官房の組織見直し法案などに尽力したことも評価されたようだ。

 しかし、新人閣僚として、今のところ安全運転を決め込んでいる。

 脱原発の持論はひとまず封印したようで、「首相は『長期的には原発の依存度を下げる』と言っていた。ベクトルは同じ方向だ」と政府方針と齟齬がないことを強調。「政府の一員である以上、決まったことは誠実に実行する」とも明言した。

 さらに、原発政策などで「閣内不一致」との追及を避けるため、自身のブログ「ごまめの歯ぎしり」の過去記事を閲覧できなくした。内閣改造の前日には資産報告書の記載ミスも修正。入念に“身辺整理”をした形跡が伺える。

 兼務する防災担当相としては、日本に寄港した米軍原子力艦船で事故があった場合の住民避難基準を改める方針を打ち出し、「閣外で言ってできなかったことが『こうやろう』といえば既定路線になる」と手応えを語る。

 行革でも「五輪の便乗予算をしっかり取り上げたい」とし、2020年の東京五輪・パラリンピックだけでなく、教育やエネルギー、地方創生などの分野でも予算の無駄遣いに切り込むと宣言した。

 「らしさ」を垣間見せた場面といえるが、先行きはそう楽ではなさそうだ。行革など内閣府の閣僚は手足となる実動部隊が少なく足場が弱いため、首相らの強いバックアップがなければ人目を引く成果は出しにくい。知名度も実績もある石破茂地方創生担当相が苦戦しているように、存在感を失って「埋没」の憂き目を見ることにもなりかねない。

 原発政策の整合性や、ブログの問題には野党が追及の構えをみせる。五輪を見据えたサイバー攻撃対策など国家公安委員長としての仕事も山積。また、インフラ整備が重要な防災と、無駄遣いに目を光らせる行革という担務は相反しかねず、「そこは非常に難しい議論だ」と大きなため息をつく場面もあった。

 「チャンスがあれば挑戦したい」。入閣後のテレビ出演では「ポスト安倍」への意欲も語り、9月の自民党総裁選でも立候補を検討したと明かした。遠大な目標へ向け、最初の見せ場となるのが11月11〜13日に行われる秋の行政事業レビューだ。国民の関心も高い五輪予算などにどう切り込み、無駄削減の成果を上げられるかが焦点となる。

(政治部 千葉倫之)

935名無しさん:2015/11/01(日) 21:07:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151101/k10010291031000.html
谷垣幹事長 民主・共産の協力模索をけん制
11月1日 17時40分

自民党の谷垣幹事長は神戸市で講演し、来年の参議院選挙に向けて共産党が民主党に選挙協力を呼びかけていることに関連して、「これを受けたら、民主党は一体何をやる政党なのかという疑問が出てくる」と指摘し、野党側の動きをけん制しました。
来年の参議院選挙を巡って、共産党は安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」の樹立構想を前提に、民主党などと選挙協力を進めることを呼びかけています。
これに関連して、谷垣幹事長は「共産党は『平和安全法制』を巡り、上手に立ち回り、民主党に選挙協力をしてもいいよと甘いささやきをしている。これを受けたら、民主党は一体何をやる政党なのかという疑問が出てきて、野党第一党として、自民党に対抗する力を作ることは永久にできなくなる」と指摘し、野党側の動きをけん制しました。
また、谷垣氏は、31日に結党大会を開いた新党「おおさか維新の会」について、「関西が頑張るために、大阪に引っ張ってもらわないと困ることが多々あるが、何をやるか分からない党を伸ばすわけにはいかない」と批判しました。

936名無しさん:2015/11/01(日) 21:31:11
http://www.asahi.com/articles/ASH7X6CR6H7XUTFK01K.html
「都会自民党と田舎自民党で党首を」 自民・山本有二氏
2015年7月28日20時17分

■山本有二・自民党衆院議員

 改正公職選挙法は疑問だ。地元高知では、すでに(来夏の参院選の)自民党候補者を決めている。これは重たい。なのに、こういう手続きをひっくり返すのは、やらない方が良い。

 TPPにしても、合区にしても、政策に地域性が色濃く出てくる時代が来た。地方は合区に反対だし、TPPは大反対。一方、消費者ばかりいる大都会はTPPに大賛成。こういう地域性による大きなコントラストが際立ってきた以上、同じ自民党というくくりでは、うまく対応できなくなりつつある。「都会自民党」と「田舎自民党」で党首をそれぞれいただいて、支持の多い方が総理をするのも案ではないか。

 (合区によって)徳島の人を高知で一票入れろという、竹に木を接ぐようなことが何の抵抗もなく1、2週間で決められる党は大丈夫かなと思う。実際、まじめに選挙に取り組んでいる人が作った法律とは思えない。(参院定数を10増10減する改正公職選挙法の成立を受けて、記者団に)

937名無しさん:2015/11/03(火) 11:45:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00050137-yom-pol
「無派閥連絡会」再結成へ…石破氏応援の別動隊
読売新聞 11月3日(火)9時17分配信

 自民党の浜田靖一元防衛相ら無派閥の国会議員約10人が、石破派の発足で9月に解散した「無派閥連絡会」の再結成を検討していることが分かった。

 メンバーの多くが石破地方創生相を支持しており、次期党総裁選への出馬準備を進める石破氏を支える派閥の「別動隊」となりそうだ。

 メンバーは5日に東京都内で準備会合を開催し、今月中旬の再結成を予定している。石破派の20人と合わせて、石破氏を支持する議員グループは総勢で約30人となる見通しだ。

 元々の無派閥連絡会は、2012年の党総裁選で石破氏を支持した無派閥議員約50人が設立した。石破氏が9月に派閥を発足させた際、無派閥連絡会などから20人が参加したが、浜田氏や小此木八郎・党国会対策委員長代理ら十数人は派閥に加わらなかった。

938名無しさん:2015/11/03(火) 11:45:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000050-san-pol
“一番槍”二階氏に自民戦々恐々 日中改善へ風穴自負 先見性評価も手法強引
産経新聞 11月2日(月)7時55分配信

 【北京=沢田大典】日中首脳会談がソウルで開かれた1日、自民党の二階俊博総務会長は訪問先の北京で記者団に答え、首脳会談をもっと頻繁に行うよう安倍晋三首相に促した。二階氏は両国の関係改善の突破口を開いたと自負しており、党内でも課題に突破口を開く“一番槍(やり)”として存在感が高まっている。ただ、議員の公認ゴリ押しなど、その槍が党側に突き刺さるケースもあり、警戒する声も少なくない。

 「習近平国家主席との首脳会談は、実現するのが当たり前。安倍首相の決意と見識に期待したい」

 二階氏は1日、同行記者団にこう強調。同日開かれた安倍首相と李克強首相の会談についても「いろいろ話題になることがおかしい。日本政府はもっと頻繁に、普通に話し合える環境を作る努力をすべきだ」と注文を付けた。

 二階氏は今回の訪中で、10月30日には中国要人の居住区がある中南海に招かれ、外交担当トップの楊潔●国務委員と会談。31日には、文化担当トップの劉延東副首相の隣で2時間以上もNHK交響楽団の公演を聴くなど、厚遇を受けた。

 ただ二階氏は一連の会談で、南シナ海で中国が建設する人工島周辺を米イージス駆逐艦が航行した事案などの懸案事項には触れずじまい。二階氏は「私がしゃしゃり出てどうこうする必要はない」と“役割分担”を強調するが、「日本の与党幹部が黙認したようにみられかねない。中国に政治利用されたのでは」(自民党中堅議員)と冷めた目でもみられている。

 首相は、10月の党役員人事で二階氏を留任させたが、評価するのは「先見性を持って流れを作る手腕」(首相周辺)だ。7月には党内でいち早く新国立競技場の整備計画の見直しを唱え、9月の党総裁選前には、二階派研修会で首相の無投票再選を支持する署名を他派に先駆けて集約。出馬を模索していた野田聖子前総務会長を牽制(けんせい)した。

 ただその「一番槍」が鋭すぎて、党内で波紋を広げることも少なくない。

 民主党離党を表明した松本剛明元外相(衆院兵庫11区)について、二階氏は「もともと自民党から出るべき人だと思っていた」とエールを送る。衆院兵庫12区には民主党を離党して自民党二階派に入った山口壮元外務副大臣もおり、「松本氏も二階派で自民党入りを目指すのでは」(閣僚経験者)との臆測もある。

 二階氏は平沼赳夫、園田博之両衆院議員の自民党復党が認められたことを受け、二階派に所属する無所属の長崎幸太郎、小泉龍司両衆院議員の復党を強く求めている。両氏の選挙区には自民党現職がおり、執行部は対応に苦慮している。

 ある自民党幹部は「平成28年度予算案の編成過程で、二階氏はライフワークの『国土強靱(きょうじん)化』を実現するため、公共工事や土地改良事業へ予算を多く配分するよう激しく動いている」とも語る。鋭すぎる矛先は一歩間違えば自民党内の規律も乱しかねず、党幹部は戦々恐々としている。

●=簾の广を厂に、兼を虎に

939チバQ:2015/11/03(火) 17:09:33
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168144
ホステスに続き女性市議も? 不倫疑惑の中山泰秀議員を直撃

2015年10月31日
クラブホステスとの「お持ち帰り」不倫現場の写真を週刊文春に報じられた自民の中山泰秀衆院議員(45)。大阪府知事、市長のダブル選を控え、地元の最高責任者、党府連会長にまさかの醜聞だが、どうやら普段からお盛んなようだ。

「取材に来る女性記者やキャスターを手当たり次第に食事に誘い、プレゼント攻勢。気を引くのに必死です」(自民党関係者)

 中山議員の進撃は止まらず、“身内”の女性政治家とまで「いい仲」だと吹聴して回っているともっぱらのウワサだ。

 お相手は大阪府内の自民系市議のA氏。30代の独身で、党府連女性局などに所属している。黒髪を肩まで伸ばした清楚な美女だ。10歳ほども年下の女性議員にまで触手を伸ばしているなら、中山議員もいい度胸だが、真偽のほどはどうなのか。まずA氏に直接電話すると――。

「アハハハハ。そんなこと初めて聞きましたよ。中山先生と初めてお会いしたのは、私が初当選した05年ごろだったと思います。府連の仕事でご一緒したことはありますが、2人で食事に行ったことすらありませんよ。週刊誌の報道を見た時は、『大変だなぁ』と思いました」

 快活な話しぶりで記者の質問を一笑に付したA氏。中山事務所に問い合わせると、中山議員本人が慌てた様子で直接、日刊ゲンダイに電話をかけてきた。

「全くもって事実無根です。そんなウワサ、生まれて初めて聞きました。ビックリしています。接点といえば、彼女の選挙の応援で講演したことが数回あるくらいです。ご両親から『お見合い相手を紹介してほしい』とお願いされたくらいですよ。特別な感情? あるわけないでしょう」

 時折、笑いながら話す中山議員の声はとっても“エネルギッシュ”。不惑を過ぎて、なお旺盛とはうらやましい。

940名無しさん:2015/11/04(水) 07:23:10
>>937

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151103-00010002-jindepth-pol
[山田厚俊]【石破氏支援別動隊、再結成検討】〜今後の政局の序章〜
Japan In-depth 11月3日(火)23時45分配信

自民党内で、9月に解散した「無派閥連絡会」が再結成を検討しているのだという。同連絡会は元々、2013年に石破茂地方創生担当相に近い議員約30人で結成された。
しかし、9月に石破派「水月会」が結成されたのを機に解散となった。

同連絡会は、石破派に合流しなかった浜田靖一元防衛相や小此木八郎党国対委員長代理ら約10人で結成され、石破氏支援の別動隊になるとの見方がある。

永田町関係者は語る。

「今の石破派は衆参合わせて20人。こちらに合流しなかった元連絡会のメンバー約10人が、次期総裁選に名乗りをあげる石破氏を支える別動隊となりそうです」

とはいえ、石破氏は先の総裁選で早々に出馬しないことを宣言し、内閣改造でも留任人事を受け入れたことで顰蹙を買ったご仁だ。党内での評価も高くない。果たして、次期総裁への階段を踏むための援護射撃となりうるのか。

重要閣僚を歴任した、ある自民党OBはこう語った。

「今の自民党は、安倍晋三首相に従うだけの党になり下がっている。このままでは、日本国自体が沈没する。一方で、野党はご覧の通りのありさまで、野党再編は待っていてもこない。ならば、自民党内で保守本流派閥を作り変えて、来たるべき2大保守政党制に備えることが賢明だ。この動きは、その第1弾だと見ていい」

なんと今回の動きは、自民党というコップの中の勢力争いではなく、今後の政局の決め手になる動きの序章だと指摘するのだ。そのウラには、何人かの大物議員や大物OBの姿もチラホラ見える。

「安倍首相退陣後は、経済も国際関係もどん底が予想される。次の首相は誰がなっても大変。小さな権力争いではなく、政治体制を根本から変える気概がなくてはいけない」(前出・自民党OB)

果たして、停滞続きだった政治が動き出す日は近いのか。

山田厚俊(ジャーナリスト)

941名無しさん:2015/11/04(水) 21:26:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151104-00000008-sasahi-pol
「本気で思っているんです」小泉進次郎 今の「関心事」は〈AERA〉
dot. 11月4日(水)11時41分配信

 政府を去っても何かと動向が注目される、小泉進次郎氏。国会は開かれなくてもちゃんと活動しています。今の関心は……

 相変わらず期待を集める進次郎氏が今、関心を寄せていることがある。「寄付」だ。寄付文化がない、と言われがちな日本で、もっと寄付のことを考えてもらうきっかけとし、根付かせよう。

 そんな思いから、人に贈り物をすることの多い12月を「寄付月間」にしようと、NPOや企業などが集まって活動を始めた。ロゴマークつきのピンバッジを作ったり、イベントを開催したりして、さまざまな形でPRする。この活動に、進次郎氏も大きな期待を寄せているという。

 長らく東日本大震災の復興に取り組んできた進次郎氏。今でも毎月のように被災地に足を運んでいる。その中で、寄付の重要性を感じたのか──。

 と思いきや、寄付に思いを致すようになったルーツはその生い立ちにあった。

 進次郎氏の父はご存じ、元首相の純一郎氏だ。進次郎氏が1歳の時に離婚し、地元の横須賀に彼を引き取った。

「おやじは本当に、子どもの僕から見てもものすごい親ばかで(笑)、愛してくれたんですけど、仕事でいないことも多い。だから僕は、親戚や近所の人に本当にお世話になって、育てられました。もし自分に家族もなく、地域の人たちの支えもなかったら、政治家にもなっていなかったと思うし、今の自分はないと思う。これって共助だと思うけど、共助の発想って寄付と同じですよね」

 日本人の寄付への意識について、「災害があったりすると寄付するんだけど、一過性で終わってしまう。それがとても残念で。底上げされないんですよね」と話す進次郎氏。こんなアイデアを温めている。

「社会のあちこちに1円専用貯金箱がおいてある。一人1日1円寄付したら、日本の人口からして1日1億円になる。1年で360億円です」

 この額は、来年度の厚生労働省による子どもの貧困対策等のための予算要求額である366億円に匹敵する。

「国の予算を使わずに政策が実現できるんですよ。クリスマスにはサンタクロースのプレゼントのように、どこかに役立てられるといい。とてもすてきなことだと思う」

 僕は本気で思っているんです、と念を押した。

※AERA  2015年11月9日号より抜粋

942名無しさん:2015/11/04(水) 22:28:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110400941
自民幹部と結束確認=安倍首相

 安倍晋三首相は4日夜、首相公邸で、自民党の谷垣禎一幹事長、二階俊博総務会長ら党幹部と懇談し、今後の政権運営に向けた結束を確認した。出席者によると、軽減税率や先の日中、日韓首脳会談なども話題に上った。会合後、谷垣氏は記者団に「和やかな雰囲気だった。団結を高めるということだ」と語った。
 これとは別に、自民党各派閥の事務総長が東京都内のホテルで会談し、来年夏の参院選をめぐり意見交換した。9月に発足した石破派の古川禎久氏も参加した。(2015/11/04-22:03)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110400702
「遅れたが進んでいる」=小泉元首相

 小泉純一郎元首相は4日、日本郵政グループ3社が東京証券取引所にそろって上場したことについて「これからちゃんと目標に向かって進んでもらいたい」と語った。小泉政権時に郵政民営化法を成立させてから10年が経過したことを踏まえ、「長い。振り返ってみて、あの反対の中、よくできた。遅ればせながら、だんだんと進んでいる」と評価した。東京都内で記者団に語った。(2015/11/04-16:55)

943名無しさん:2015/11/05(木) 22:28:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000175-jij-pol
南沙「日本に無関係」=野田聖子氏
時事通信 11月4日(水)23時55分配信

 自民党の野田聖子前総務会長は4日夜のBS日テレの番組で、中国が進める南シナ海の人工島造成について「直接日本には関係ない。南沙(諸島)で何かあっても、日本は独自路線で対中国の外交に徹するべきだ」と述べた。
 同島近海では米国が艦船を航行させ中国をけん制、日本政府も支持を表明したばかりで、発言は波紋を呼びそうだ。
 野田氏は次期総裁選への出馬に意欲を示しており、自身の外交政策を問われる中で発言した。野田氏は「南沙の問題を棚上げするぐらいの活発な経済政策とか、お互いの目先のメリットにつながるような2国間交渉をやっていかなければいけない」とも語った。

945名無しさん:2015/11/05(木) 23:05:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110500896
無派閥の新グループ目指す=石破派「別動隊」か-自民・浜田氏ら

 石破茂地方創生担当相に近いものの、石破派の結成には加わらなかった自民党の浜田靖一元防衛相ら無派閥議員有志が5日、会合を開き、新たなグループづくりに乗り出した。
 会合に出席したのは、石破氏がかつて主導し、石破派結成に伴い解散した旧無派閥連絡会のメンバーで、浜田氏や小此木八郎、梶山弘志両氏ら計10人。グループづくりは表向き、国会情報などの共有を目的としているが、実質的には石破派の「別動隊」との見方もある。 
 旧無派閥連絡会は30人規模の勢力だったが、9月結成の石破派は20人にとどまり、浜田氏らは参加を見送っていた。浜田氏が野田聖子前総務会長らと開いていた有志勉強会のメンバーにも連携を呼び掛ける。(2015/11/05-19:54)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151105/k10010295291000.html
自民 浜田元防衛相ら無派閥議員が会合
11月5日 17時18分

自民党の浜田元防衛大臣ら党内の無派閥議員およそ10人が5日、会合を開きました。浜田氏らは石破地方創生担当大臣に近い議員らで作っていた会に参加していましたが、この会合は石破氏を支援するものではなく、国会運営などの情報交換の場だとしています。
会合には浜田・元防衛大臣、小此木・国会対策委員長代理、梶山・元国土交通副大臣ら党内の派閥に所属していないおよそ10人が出席しました。
この中で浜田氏は「これまで10年余り、無派閥議員の有志でグループを作って情報交換を続けており、引き続き政策や国会運営などの情報交換をしていきたい」と述べました。そして、およそ1時間、昼食を取りながら意見交換しました。
出席者の多くは、石破地方創生担当大臣に近い無派閥の議員らで作っていた会に参加していたことから、記者団が「石破派の別動隊という見方もあるが」と質問したのに対し、浜田氏は「それは全く考えてない。石破氏を次の総理大臣にしたいかどうかを参加の基準にするものではなく、派閥に入っていない人が情報交換する場だ」と述べました。

946名無しさん:2015/11/05(木) 23:26:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000013-asahi-pol
「権力の怖さを一番実感した時?それは今」 古賀誠さん
朝日新聞デジタル 11月1日(日)9時30分配信

■職業としての政治 マックス・ヴェーバー〈著〉

(思い出す本 忘れない本 元自民党幹事長・古賀誠さん)

 衆議院議員に初当選した時、田中六助先生(元自民党幹事長)の私邸に呼んでいただき、マックス・ヴェーバーの『職業としての政治』を手渡されました。「今まで勉強を全然やっていないだろうから、政治家の基本だけは勉強しなきゃだめだよ。これを何十回でもいいから読みなさい」と言って。先生の本はぼろぼろで、いっぱい線が引かれていた。最初は「ずいぶん古いものを」と思った。でも、約束したからと、借りた本をお返しして自分でも買いました。それから、もう何百回と読みました。一番、読んでいて記憶に残るのはトイレなのでトイレにも1冊置いています(笑)。

 節目節目で、読むたびに印象に残るところの違う本。今でも全部を理解できたとは思いません。でも、頭のどこかに引っかかって瞬時の判断を助けてきてくれた。

 政治とは何か。権力とは何か。政治を行うことは、悪魔の力と手を結ぶようなことだと書かれています。だからこそ、政治家は禁欲し、規範を持たなければいけないとも。情熱は必要だけど「事物と人間に対して距離を置いて見る」ことのできる判断力も必要だと。胸は燃えていても、頭は冷めていないといけないということを教えてもらいました。

朝日新聞社

947名無しさん:2015/11/07(土) 12:48:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110600639
行革推進本部長に桜田氏=自民

 自民党は6日午前の総務会で、行政改革推進本部長に桜田義孝氏を充てるなどの人事を決めた。主な人事は次の通り。(敬称略)
 人事局長 北川イッセイ▽新聞出版局長 塚田一郎▽財務委員長 鈴木俊一▽中央政治大学院長 岩屋毅
 〔本部長など〕国家戦略本部長 川崎二郎▽北朝鮮による拉致問題対策本部長 古屋圭司▽党・政治制度改革実行本部長 平沢勝栄▽道州制推進本部長 原田義昭▽東日本大震災復興加速化本部長 額賀福志郎▽選挙制度改革問題統括本部長 細田博之▽日本経済再生本部長 稲田朋美▽外交再生戦略会議議長 高村正彦▽外交・経済連携本部長 衛藤征士郎▽2020年オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部長 橋本聖子▽安全保障法制整備推進本部長 江渡聡徳▽女性活躍推進本部長 上川陽子▽地方創生実行統合本部長 鳩山邦夫(2015/11/06-16:18)

948チバQ:2015/11/08(日) 00:53:29
1427 チバQ 2015/11/04(水) 22:15:46
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1511030027.html
小泉進次郎氏、試練の秋 「脱ポピュリスト」の道 重責の農林部会長

11月03日 21:43産経新聞

小泉進次郎氏、試練の秋 「脱ポピュリスト」の道 重責の農林部会長
(産経新聞)
 自民党の小泉進次郎農林部会長が党の将来を背負う政治家に成長できるか、正念場を迎えている。部会では環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意を受けた国内対策の策定に向けた調整も担当することになる。知名度は抜群だが、世論受けする言葉が目立ち「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」と批判されたこともあるだけに、党執行部には複雑な利害の調整役を経て、大きく脱皮してほしいとの期待もある。

 「果汁がすごい。甘い」

 小泉氏は2日、静岡市の選果場で出荷前のミカンを頬張り、顔をほころばせた。小泉氏は小雨の降りしきる中、近くのミカン畑も訪問。30代の若手農家が「米国のオレンジ市場を奪うくらいのおいしいミカンを作る」と語りかけると、小泉氏は「若い皆さんが意欲を持てるよう私たちも頑張っていく」と応じた。

 小泉氏は1日、山梨県内のブドウ農園も視察。10月23日の部会長就任から間もない時期に「ブドウ」「ミカン」と果樹園を巡ったのにはわけがある。

 今回の合意で、ブドウは7・8〜17%の関税が協定発効と同時撤廃、ミカンと競合するオレンジは、16〜32%の関税が発効後段階的に引き下げられ、8年目には撤廃が決まった。党は、コメなど農産品重要5分野を「守った」と自負するが、果樹農家などを中心に合意への不満も渦巻いている。小泉氏が早速、果樹農家の視察に赴いたのはこのためだ。

 とはいえ小泉氏自身、農林分野は門外漢だ。部会長就任は自ら手を挙げたわけではない。若手議員からの推薦をもとに稲田朋美政調会長からの指名を受けてのことだった。

 党では今後、ほぼ連日、小泉氏が部会長として取り仕切るかたちで合同会議を開き、TPP関係の農業対策をまとめる。政策立案や関係予算の効果的な獲得のため党農林族幹部による「インナー会議」での根回し、財務省や農林族議員の間での調整力も試される。

 初仕事となった10月27日の農林関係合同会議では「ひとつ明らかなことがある。それは(ここにいる)だれよりも、農林の世界に詳しくないということです」と殊勝に頭を下げた。

 一方で、10月29日の合同会議では、政府の備蓄米運用期間(5年)の短縮計画を後押しするため、小泉氏が「5年間保管されていた古米の試食会を開こう」と提案。期間短縮は、TPPの大筋合意で新設された米国産と豪州産米の輸入枠を吸収するための苦肉の策だが、農林族幹部からは「古株には浮かばないアイデア。難題解決の環境を整えようとした」とまずは評価の声があがった。このほかにも、農業改革に積極的な若手農業者へのヒアリングや、青年局時代の活動をもとに“農林版キャラバン隊”も発案。進次郎カラーも打ち出しつつある。

 党にとってTPPは、来年夏の参院選に向け懸念材料となっている。宮城県議選(10月25日投開票)では、共産党がTPP合意を批判する選挙戦を展開し、改選前から倍増の8議席を獲得した。TPPに対する不安感が広がれば参院選でも悪影響が出かねない。

 小泉氏の部会長起用は、農林系の「広告塔」の役割を担わせ、現場の不安払拭を図る狙いもある。

 ただ今回の起用は単なる「客寄せパンダ」の目的だけではない。党幹部は「小泉氏自身が一皮むけるための試練だ」と力を込める。

 高村正彦党副総裁は10月下旬、党本部ですれ違った小泉氏の腕をつかみ、副総裁室に招き入れた。高村氏はかねて、小泉氏が復興政務官在任中に安全保障関連法をめぐり、政府や党を批判したことに強い不快感を抱いていた。

 高村氏は「政府と党が共闘している最中に、政府の立場にある者が後ろから味方に向けて鉄砲を撃ってはならない」と指摘。「本当に国民を安全にしたいと考えるなら、世論と同じレベルで動いたのではプロの政治家とはいえない。単なるポピュリストだ」などと切々と諭した。

 街頭演説での人気ぶりは「安倍晋三首相に匹敵するほど高い」(党選対幹部)小泉氏。一方で、党内には「自分のことばかり考えがちで、頭を下げて政策をまとめるような骨太の政治力に乏しい」(別の党幹部)との批判も少なくない。

 TPPに絡む利害調整を担う部会長職は「将来の首相候補に育てるうえでも、修業の場として最適」(首相周辺)というわけだ。小泉氏自身、記者団に、正念場に挑む決意をこう語る。

 「予想外の立場で、真価が問われる」

 (力武崇樹、田中一世)

949名無しさん:2015/11/08(日) 13:28:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00000006-maiall-pol
<自民党>「無派閥」始動 石破派に加わらなかった10人
毎日新聞 11月6日(金)10時41分配信

 自民党の浜田靖一元防衛相ら無派閥の国会議員10人が5日、国会近くのホテルで会合を開いた。いずれも石破茂地方創生担当相に近い議員で結成していた「無派閥連絡会」の元メンバーで石破派には加わらなかった議員。毎週水曜に集まり情報交換する「無派閥有志の会」として活動する方針を確認した。石破氏は参加しない予定で、次期総裁選で石破氏支援に回るのか、別の動きを見せるのか注目されそうだ。

 出席したのは浜田氏のほか、小此木八郎、梶山弘志、石田真敏の各氏ら。石破派発足時に「脱派閥を訴えていた石破氏には似つかわしくない」などとして参加しなかった。

 浜田氏は、将来的に有志の会として石破氏を支援するかについて記者団に「あくまでも情報交換の場であり、全く考えていない」と否定した。

 中心メンバーの浜田氏と小此木氏は、総裁選出馬に意欲を示す無派閥の野田聖子前総務会長とも近いことで知られる。当面は支援する議員を特定せずに活動するものとみられる。【田中裕之】

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151106-00000000-jnn-pol
自民、無派閥議員が再集結
TBS系(JNN) 11月6日(金)2時38分配信
 自民党内で、どの派閥にも所属しない議員たちが会合を開き、今後、定期的に無派閥の議員を集めて会合を開くことを決めました。

 5日の会合には、これまで石破地方創生担当大臣のグループに所属していたものの、石破氏が9月に立ち上げた「石破派」には加わらなかった浜田元防衛大臣や小此木国対委員長代理など10人が参加しました。

 これまで派閥に所属していない議員の情報交換の場として、石破氏を中心に「無派閥連絡会」という会が開かれてきました。しかし、「石破派」の立ち上げに伴って、これが解散したため、浜田氏らが新しい情報交換の場を設けようと呼びかけました。

 「無派閥連絡会で派閥に行かなかった方々に、急に情報とる場がなくなっちゃったので、その情報を収集、提供する場を水曜日にやりますけど、いかがですかという呼びかけをしただけなので、特に他意はございません」(浜田靖一 元防衛相)

 石破氏に近い議員が多いものの、「石破派の別動隊ではない」としていて、「ポスト安倍」として石破氏を推すかどうかを基準に集まるグループではないと説明しています。(05日18:43)
最終更新:11月6日(金)2時38分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00000001-asahi-pol
自民無派閥議員、定期的に会合へ 「石破応援団」の声も
朝日新聞デジタル 11月6日(金)0時18分配信

 自民党の浜田靖一元防衛相ら派閥に入らない国会議員約10人が5日、国会近くのホテルで会合を開き、情報交換の場として定期的に活動していくことを決めた。9月に石破派を立ち上げた石破茂地方創生相に近い議員が多く、浜田氏は「石破派の別動隊ではない」と説明するものの、石破派からは「石破応援団はありがたい」との声も出ている。

 浜田氏ら派閥に属さない議員は以前から意見交換の場を持っていた。石破氏が議員約40人でつくった「無派閥連絡会」がなくなり、石破派に入らなかった若手議員が国会情報などが入らずに困っているため、浜田氏が参加を呼びかけた。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000572-san-pol
石破派別動隊が発足か 石破氏に近い無派閥グループが若手も吸収
産経新聞 11月5日(木)20時39分配信

 石破茂地方創生担当相に近い自民党の浜田靖一元防衛相らがつくる無派閥議員のグループは5日、国会近くのホテルで会合を開き、メンバーに若手議員を加える方針を確認した。浜田氏らは石破派に入っていないものの、グループが拡大すれば、次期自民党総裁選では、石破氏を支持する石破派の「別動隊」となる可能性もある。

 無派閥のグループは、浜田氏のほか小此木八郎、梶山弘志、御法川信英の各氏ら約10人が参加する「無派閥有志の会」。石破氏は参加していない。

 参加者は石破派の結成に伴って、9月に解散した無派閥連絡会のメンバーなどで、いずれも党内の派閥に属していない。これまでも、情報交換を目的に定期的に会合を開催してきた。

 浜田氏らは、石破派の結成の際、「脱派閥を提唱してきた石破氏に派閥は似合わない」などと参加を見送った経緯がある。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は5日の記者会見で、記者団に「『ポスト安倍晋三首相』を目指す動きの表面化をどう思うか」と問われ、「本当に表面化しているのか。そう思っていない」と反論する一幕もあった。

950チバQ:2015/11/12(木) 20:24:20
http://www.sankei.com/politics/news/151112/plt1511120016-n1.html
2015.11.12 18:33

岸田派に「副会長」新設 改造で不遇→不満のガス抜き?

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岸田文雄外相
 自民党岸田派(宏池会)は12日の会合で、新たに「副会長」ポストを設け、竹本直一元財務副大臣や山本幸三元経済産業副大臣ら5人を充てることを決めた。10月の内閣改造で初入閣できなかった竹本、山本両氏らをささやかながら処遇し、ガス抜きを図る狙いもありそうだ。

 会長の岸田文雄外相は会合で「宏池会は45人のメンバーがいながら役職が少なかった」と説明した。ほかには根本匠元復興相、望月義夫前環境相、岸宏一参院予算委員長が就いた。

 改造前の岸田派は、座長の林芳正前農林水産相ら5閣僚を輩出したが、改造後の入閣は岸田氏のみ。派内では「宏池会は戦闘力がない」(幹部)との危機感が募っており、ポスト新設は派を鍛える目的もあるようだが、「まずは岸田氏自らが戦わなければ戦闘力は高まらない」(中堅)と冷めた見方もある。

951チバQ:2015/11/12(木) 21:21:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20151112k0000m010137000c.html
<自民党>麻生派と山東派13日合併協議 党内第3の派閥へ

00:38毎日新聞

 自民党の麻生派(36人)と山東派(10人)が合併に向けた協議を本格化することが分かった。両派会長の麻生太郎副総理と山東昭子元参院副議長が13日に会談し、来夏の参院選に向けた協力について協議したうえで、来春以降の合併に向けた話し合いに入る方針を確認する。

 両派が合併すれば岸田派(45人)を抜き、細田派(95人)、額賀派(53人)に続く党内第3派閥に浮上する。「ポスト安倍」をにらみ、党内で影響力を拡大する狙いがある。

 両派の合併構想は、2012年に山東派(当時は高村派)を率いていた高村正彦副総裁と麻生氏の間で浮上した。しかし、高村氏の後を継いだ大島理森衆院議長は、旧三木派・河本派から続くリベラル派閥の伝統を重視。合併構想が棚上げになった経緯がある。

 関係者によると、両派のこれまでの水面下の協議で、麻生氏が「オーナー役」となり、山東氏が会長に就く新体制案が浮上しているという。次期総裁選への対応については、合併後の党内情勢を踏まえて判断することになりそうだ。【田中裕之、野原大輔】

952チバQ:2015/11/12(木) 21:21:37
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-151112X033.html
「農林族の失敗」と反省の弁=コメ市場開放のUR対策―谷津元農水相

20:58時事通信

 環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を受けた国内対策を検討する自民党の農林水産関係会議は12日、谷津義男元農水相を招き、コメ市場開放に伴い1994年に決定したウルグアイ・ラウンド(多角的貿易交渉、UR)対策をめぐり意見交換した。

 総事業費が6兆100億円に上ったUR対策について谷津氏は、「まさか温泉を掘るとは思わなかった」「農林族の失敗だ」などと発言。TPP対策を議論する現役議員に対し「農家が意欲を持ってやっていけるものをつくり上げてほしい」とエールを送った。

953名無しさん:2015/11/12(木) 22:13:09
http://www.asahi.com/articles/ASHCD4TVDHCDUTFK00B.html
「大阪の選挙、自民を推すと決めている」石破地方創生相
2015年11月12日15時16分

■石破茂・地方創生相

 大阪の知事選挙、市長選挙、私も都合をつけて手伝いに入ろうと思っている。党として知事選も市長選も(自民推薦の候補を)推すと決めている。マスコミ的には(安倍晋三首相や菅義偉官房長官が大阪維新の会と近いので)面白いというか、注目する節もあるかもしれない。だが、私が政調会長、幹事長時代に大勢の方が維新に移られて、地方議員の方も国会議員の方もおられ、非常につらい思いをした。その中にあって、自民党の立場をきちんと訴える方々を支援していきたい。(派閥の会合のあいさつで)

954名無しさん:2015/11/12(木) 22:45:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015111200274
麻生・山東派会長が13日に会談=自民

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相と山東昭子元参院副議長が13日に会談する。同党関係者が12日明らかにした。両氏はそれぞれ麻生派(36人)、山東派(10人)を率いており、来夏の参院選での協力を確認し、将来的な派閥合併についても意見交換する見通し。 (2015/11/12-11:16)

955名無しさん:2015/11/14(土) 17:32:14
>>954

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015111300974
麻生・山東派合併へ協議=自民

 自民党麻生派(36人)会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東派(10人)会長の山東昭子元参院副議長が13日夜、東京都内のホテルで会談した。両派の将来的な合併を目指し、協議を続けることを確認。来夏の参院選で、候補者擁立などで協力することでも一致した。 
 両氏には、麻生派の松本純事務局長、山東派の江渡聡徳事務総長が同席。会談後、松本氏は記者団に「合併に向けて努力したい」と述べ、江渡氏も「そういう関係になるのが一番いい」と語った。(2015/11/13-23:00)

956名無しさん:2015/11/14(土) 17:45:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015111300542
総務会長代理に鈴木氏ら=自民

 自民党は13日、総務会長代理に鈴木俊一元環境相と中川雅治参院議員を充てる人事を決めた。(2015/11/13-14:38)

957名無しさん:2015/11/14(土) 17:55:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111400255
自民、15日結党60年=29日に記念式典

 自民党は15日、結党から60年を迎える。29日に東京都内のホテルで記念式典を開き、安倍晋三首相(党総裁)が演説。これまでの足跡を振り返りつつ、党の未来像を打ち出す考えだ。
 自民党は1955年11月15日、当時の自由党と日本民主党の「保守合同」により誕生し、初代総裁には故鳩山一郎氏が就任。安倍首相は第25代総裁となる。
 「55年体制」と呼ばれる長期単独政権をほぼ一貫して維持し、戦後日本の政治・経済をけん引した。93年に野党に転落し、94年に政権復帰したものの、2009年に再び下野、12年に安倍総裁の下で政権に返り咲いた。憲法改正を党是に掲げるが、実現には至っていない。 
 29日の式典には、歴代総裁や党所属国会議員、地方議員ら約4000人が参加。来賓として公明党の山口那津男代表が出席する。(2015/11/14-14:39)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111400280
派閥全盛から「安倍1強」へ=党内力学様変わり-自民党

 自民党は1955年の結党以来、現在の安倍晋三総裁を含め計22人の首相を輩出した。かつての自民党政権で、大きな影響力を行使したのは派閥の存在だ。派閥の数や領袖(りょうしゅう)の名の一字を取って「8個師団」「三角大福中」などと称されたほど。だが、今の派閥に全盛期の面影はない。安倍首相が政権運営の主導権を握る「安倍1強」体制を構築、党内力学は様変わりした。
 ◇総主流派に
 「8個師団」と呼ばれたのは結党直後、岸信介氏や池田勇人氏らが率いた8派閥。「三角大福中」とは三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘各氏が領袖の5大派閥だ。当時の派閥は、それぞれの領袖を首相に担ぐことが最大の目的で、党内で多数派を形成するため激しい権力闘争を展開。中でも旧田中派は、豊富な資金力を武器に絶大な権勢を振るった。
 現在も党内には安倍首相の出身派閥である細田派を筆頭に8派閥が存在し、石破派を除く各派が「三角大福中」の流れをくむ。しかし、派閥の領袖として「総裁候補」と目されるのは、岸田文雄外相と石破茂地方創生担当相の2人にとどまる。9月の総裁選では全派閥が安倍首相再選を支持し、「総主流派」体制が鮮明になった。
 首相は10月の内閣改造で官邸主導の人事を貫き、派閥の衰退ぶりがくっきりと浮かび上がった。「聖域」とされた党税制調査会長を野田毅氏から宮沢洋一氏に交代させたのも官邸の意向。国会運営でも、与党側が召集時期や会期延長幅を差配していた時期が長かったが、今は官邸が実質的な決定権を握る。「われわれは官邸の下請けだ」。党国対幹部は、政府が党よりも優位に立つ「政高党低」を自嘲気味に認める。
 ◇「存在理由分からない」
 「選挙制度が中選挙区制から小選挙区制に変わったということが、派閥の在り方を全く変えた」。9月に自前の派閥を結成したばかりの石破氏は、13日の記者会見でこう指摘した。
 かつての派閥は、衆院選で自民党から複数の候補が同一選挙区に立つ中選挙区制の下、勢力拡大のためカネをつぎ込み、党内で競い合ったが、1994年の政治改革関連法成立で状況が一変。定数1の小選挙区制導入で党の公認権を執行部が一手に握ることになり、政党助成法により政治資金を配分する権限も執行部が掌握した。
 その執行部を決めるのが首相であり、「党の顔」である首相が一定の内閣支持率を維持すれば、党側が逆らうのは容易ではない。小泉純一郎元首相や安倍首相はその好例と言える。
 次期総裁候補を抱える岸田派からは、「派閥は大将(領袖)を首相にしようという集団だ。本来の仕事をしよう」(若手)と、「岸田首相」実現を目標とする動きも出始めた。石破派も、石破氏が首相の座を目指して結成したという意味で、本来の派閥の性格に近い。
 しかし、9月の総裁選で、岸田氏はあえて安倍首相に挑もうとせず、石破氏も首相の総裁再選を待って派閥を結成した。権力闘争に及び腰な派閥の実情に、無派閥議員からは「全派閥が現職首相を支持するなら、派閥の存在理由がよく分からない」との声も漏れている。(2015/11/14-15:32)

958名無しさん:2015/11/14(土) 17:57:44
>>957

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111400287
自民党の歩み

1955年11月 自由党と日本民主党が合併し、自由民主党結党
  56年 4月 初代総裁に鳩山一郎氏
  60年 6月 日米新安保条約発効。岸信介首相が辞意表明
     12月 池田勇人内閣、所得倍増計画を閣議決定
  72年 7月 田中角栄氏が福田赳夫氏を破り総裁に
  76年 7月 田中氏、ロッキード事件で逮捕(三木武夫首相)
  78年12月 総裁予備選で、福田首相を破った大平正芳氏が総裁に
  80年 5月 大平内閣不信任案可決。衆院解散
      6月 大平氏が急死
  86年 7月 衆参同日選で圧勝(中曽根康弘首相)
  89年 4月 竹下登首相、リクルート事件で辞意表明
  93年 6月 宮沢喜一内閣不信任案が可決。小沢一郎氏らが離党し自民分裂
      7月 自民、衆院選で過半数割れ、下野へ。河野洋平氏、総裁に
  94年 6月 社会、新党さきがけ両党との村山連立内閣発足
  96年 1月 橋本龍太郎内閣発足
2000年 4月 緊急入院した小渕恵三首相の後継総裁に森喜朗氏
  06年 9月 安倍晋三氏が麻生太郎、谷垣禎一両氏を破り総裁に
  09年 8月 衆院選で119議席の惨敗(麻生首相)。野党転落
      9月 総裁選で谷垣氏が総裁に
  12年 9月 安倍氏が総裁選で勝利し総裁再登板
     12月 衆院選で圧勝し政権奪還
  15年 9月 安倍氏が無投票で総裁再選
(注)肩書は当時(2015/11/14-16:02)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111400288
自民党の歴代総裁一覧

 初代 鳩山一郎 (1956年 4月〜   12月)
 2代 石橋湛山 (  56年12月〜57年 3月)
 3代 岸信介  (  57年 3月〜60年 7月)
 4代 池田勇人 (  60年 7月〜64年12月)
 5代 佐藤栄作 (  64年12月〜72年 7月)
 6代 田中角栄 (  72年 7月〜74年12月)
 7代 三木武夫 (  74年12月〜76年12月)
 8代 福田赳夫 (  76年12月〜78年12月)
 9代 大平正芳 (  78年12月〜80年 6月)
10代 鈴木善幸 (  80年 7月〜82年11月)
11代 中曽根康弘(  82年11月〜87年10月)
12代 竹下登  (  87年10月〜89年 6月)
13代 宇野宗佑 (  89年 6月〜    8月)
14代 海部俊樹 (  89年 8月〜91年10月)
15代 宮沢喜一 (  91年10月〜93年 7月)
16代 河野洋平 (  93年 7月〜95年 9月)
17代 橋本龍太郎(  95年10月〜98年 7月)
18代 小渕恵三 (  98年 7月〜2000年4月)
19代 森喜朗  (  00年 4月〜01年 4月)
20代 小泉純一郎(  01年 4月〜06年 9月)
21代 安倍晋三 (  06年 9月〜07年 9月)
22代 福田康夫 (  07年 9月〜08年 9月)
23代 麻生太郎 (  08年 9月〜09年 9月)
24代 谷垣禎一 (  09年 9月〜12年 9月)
25代 安倍晋三 (  12年9月〜       )
(注)カッコ内は在任期間(2015/11/14-16:02)

959名無しさん:2015/11/14(土) 17:58:38
>>958

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111400289
公明頼みの政権維持=選挙支援不可欠に-自民

 1993年の非自民8党派による細川連立政権誕生を受け、自民党は結党以来初めて野党に転落した。その後、翌年の政権復帰や政権基盤強化で、重要な役割を果たしてきたのが他党との連立だ。とりわけ公明党と連立を組んでからは両党の「融合」が進み、選挙では公明党の支援抜きには戦えなくなっているのが現実だ。
 下野していた自民党は94年、基本政策の異なる社会党などとの連立という離れ業で政権に返り咲いた。「自社さ」連立解消後、99年に自由党と連立。さらに公明党を加え「自自公」政権が発足した。2003年からは「自公」政権となり、公明党との連携は、野党期を挟み16年に及ぶ。
 自民党が公明党との連立を維持し続ける理由の一つは、衆院小選挙区比例代表並立制の存在だ。公明党の支持母体である創価学会の票は1小選挙区に「1万〜3万票」とされる。選挙で当落線上にいる自民党候補にとっては喉から手が出るほど欲しい票だ。
 実際、自民党は昨年の衆院選で、小選挙区で223議席を獲得したが、各当選者の獲得票から単純に2万票を差し引くと、60人が次点となり落選する結果となる。ある自民党のベテランが「最後に危ないとなれば、やはり学会票に頼ってしまう」と打ち明けるように、公明党への「依存体質」は深まるばかりだ。
 参院選でも「1人区」で自民党は学会票を頼りにしているが、それ以上に国会での過半数維持に公明党が欠かせないという事情がある。1989年の参院選で惨敗して以降、自民党が単独過半数を回復したことはない。参院で与党少数という「ねじれ」状況で、政権運営が困難を極めたのは記憶に新しい。衆院選と参院での多数派形成の両方で、公明党・創価学会が自民党の生殺与奪の権を握っているとも言える。
 もっとも、公明党にしても、政策実現で支持者にアピールできる与党の立場を捨てて野党に転じる選択肢は今のところない。不満はあっても自民党に対する「ブレーキ役」としての存在感を示すことに徹している。「自民党は薬をどう売るかを考える。公明党は副作用はないか考えるということだ」。公明党幹部は今の自公関係をこう例えてみせた。

◇自民、連立政権の枠組み
1983年12月 新自由クラブと連立政権
  94年 6月 自民、社会、新党さきがけ3党の村山連立政権
  99年 1月 自民、自由両党の連立政権
     10月 公明党を加え、自自公連立政権
2000年 4月 自由党が連立離脱、連立維持派が保守党(02年12月から保守新党)
         結成。
         自公保連立政権
  03年11月 自民党と保守新党が合併し、自公連立政権
  12年12月 政権復帰し、自公連立政権

(2015/11/14-16:06)

960名無しさん:2015/11/14(土) 18:08:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151114/k10010305271000.html
麻生氏と山東氏会談 派閥合流視野に連携確認
11月14日 4時43分

自民党の麻生副総理兼財務大臣と山東元参議院副議長が会談し、党内での影響力を高めるため、両氏が会長を務める派閥の将来的な合流も視野に、協議を続けていくことを確認しました。
麻生副総理兼財務大臣が会長を務める麻生派と、山東元参議院副議長がことし4月に会長に就任した山東派は、3年前から、合同の勉強会を開くなど連携を強めています。こうしたなかで、麻生副総理と、山東元副議長は、13日夜、東京都内で、両派の幹部の松本元官房副長官と江渡前防衛大臣も同席して会談しました。
そして、来年夏の参議院選挙に向けて、比例代表の候補者の擁立や支援などで、連携して対応していくことで一致しました。そのうえで、党内での影響力を高めるため、両派の将来的な合流も視野に、協議を続けていくことを確認しました。
会談後、松本氏は記者団に対し、「合流について、いつまでに何をどうするかという結論には至っていないが、引き続き、議論していくことを確認した。結婚に例えるならば、結納の前の段階だ」と述べました。

961名無しさん:2015/11/14(土) 21:55:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151113-00010007-jisin-pol
小泉進次郎が戦う“官邸のイジメ”&“火中の農家”
女性自身 11月13日(金)6時2分配信

 日本の農業とともに、将来の宰相候補が正念場を迎えている。「将来に対する不安、そして今回の(TPP)合意内容に対する怒り」(JA=全国農業協同組合中央会・奥野長衛会長)という発言を皮切りに、11団体トップが、各5分という短い時間のなか、思いの丈をぶちまける。それを取り仕切るのが、自民党農林部会長に就任した小泉進次郎氏(34)だ。

 11月6日に開かれた会合では、司会を務める小泉氏が「部屋の中、たいへん暑くなっておりますので、団体の皆さま、どうぞ上着を脱いでください。先生方も……」と気を遣う場面があった。連日、自民党本部9階の会議室で開かれる農林関係の合同部会は、ごった返す人と熱気で季節外れの暑さに包まれる。無理もない。TPP合意は、各農業団体にとって死活問題だからだ。日本農業新聞では、「安倍内閣支持18%」(農政モニター調査)という衝撃的な数字が報じられた。

 だが、小泉氏自身「自分でも予想外の立場。真価が問われる」と語ったように、農林分野はまったくの門外漢。この人事には、「安倍官邸によるイジメ」という見方が広がっている。

「10月の改造人事の目玉として入閣説が流れたが、進次郎氏は、“僕にはまだ雑巾がけの期間がある”と先手を打った。この“入閣拒否”発言で、安倍首相の面子は潰されたようなもの。その意趣返しが農林部会長への起用というわけです」(ベテラン秘書)

 知名度は抜群だが、小泉氏の政治的力量は未知数だ。党幹部から「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」と批判されたこともある。

「進次郎氏が農業団体や族議員による要望のとりまとめに失敗すれば、“やはりたんなるポピュリスト”ということになる。成功すれば、“異例の人事だが、安倍首相の目に狂いはなかった”ということになり、官邸にとって、どっちに転んでもよい」(前出のベテラン秘書)

 農林部会長を引き受けることは、まさに「火中の栗」を拾うようなものだ。だからこそ「度胸だけはあることを示した」(自民党関係者)という声も上がる。とはいえ、ただ補助金を積み上げ、農業団体や族議員を満足させればいいわけではない。11月4日の農林関係の会合後、小泉氏は「今回、仕上げていく対策は、けっしてバラマキと言われないものにしなければいけない」と語った。

 安倍政権への批判をも辞さない姿勢を保つためには、結果を出す必要がある。6日からは、農家の声を直接聞くため全国行脚。さらに農林部会で対策を取りまとめるのは17日まで、という強行スケジュールだ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が次のように話す。

「本気で農政改革に踏み出せば、ベテラン議員の“かわいがり(イジメ)”も激しくなる。TPP推進派と反対派の代理戦争に巻き込まれるわけですから。小泉氏なりの改革ができるか、族議員や農業団体に屈するか。小泉氏にとって本当の正念場ですよ」

(週刊FLASH11月24日号)

962名無しさん:2015/11/15(日) 11:17:34
>>957

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111500002
自民、15日に結党60年=29日に記念式典

 自民党は15日、結党から60年を迎えた。29日に東京都内のホテルで記念式典を開き、安倍晋三首相(党総裁)が演説。これまでの足跡を振り返りつつ、党の未来像を打ち出す考えだ。
 谷垣禎一幹事長は15日、談話を発表し「わが党は先人たちの英知と苦心により戦後の焦土から経済大国をつくりあげ、国際貢献に努めてきた。戦後70年を経て、未来を見据えた大胆な改革を進めていく」と訴えた。
 自民党は1955年11月15日、当時の自由党と日本民主党の「保守合同」により誕生し、初代総裁には故鳩山一郎氏が就任。安倍首相は第25代総裁となる。
 「55年体制」と呼ばれる長期単独政権をほぼ一貫して維持し、戦後日本の政治・経済をけん引した。93年に野党に転落し、94年に政権復帰したものの、2009年に再び下野、12年に安倍総裁の下で政権に返り咲いた。憲法改正を党是に掲げるが、実現には至っていない。 
 29日の式典には、歴代総裁や党所属国会議員、地方議員ら約4000人が参加。来賓として公明党の山口那津男代表が出席する。(2015/11/15-00:06)

963名無しさん:2015/11/15(日) 11:46:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151115/k10010306551000.html
立党60年の自民 歴史検証の組織設置へ
11月15日 5時27分

15日、立党60年を迎えた自民党は、節目の年に改めて日本の近現代の歴史を学び直そうと、今月中にも、谷垣幹事長をトップとして日清戦争以降の歴史を検証する組織を設けることにしています。
自民党は、昭和30年11月15日に当時の自由党と日本民主党が合同した、いわゆる「保守合同」で創立されてから15日で60年を迎え、今月29日に記念の式典を開くことにしています。
こうしたなか自民党は、節目の年に日本の近現代の歴史を学び直そうと、今月中にも谷垣幹事長をトップとする総裁直属の組織を設けることにしています。
新たな組織では、日清戦争から太平洋戦争に至る経過や、今の憲法の制定過程、それに、戦後のGHQ=連合国軍総司令部の占領政策などについて学識経験者から見解を聞き、検証することにしています。
ただ党内には、「アメリカや中国、韓国に警戒感を抱かせるおそれがある」と懸念する声もあることから、意見の取りまとめや提言は行わない方針です。

964名無しさん:2015/11/15(日) 12:06:51
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151115-00046376-gendaibiz-pol
自民党「金権政治」の起源〜憲法改正の挫折、そして「所得倍増」の時代へ 「戦後レジームの正体」第8回(前編)
現代ビジネス 11月15日(日)8時1分配信

大物たちの黒い金脈
 1955(昭和30)年に自由民主党が結成されたときに、憲法の「自主的改正」が党是とされたことは前々回記したが、それと同時に選挙制度の改正が主目標として掲げられた。中選挙区制を廃止して小選挙区制を導入するということになったのである。

 当時は中選挙区制で一つの選挙区から3〜5人の議員を選出することになっていたのだが、政権を持続するには複数の当選者が必要で、必然的に自民党の候補者の間で同士討ちになる。社会党や共産党とは選挙民の発想が異なるが、自民党の候補者の間では発想、政策に違いがないので、より激しい、凄まじい同士討ちにならざるを得ない。

 それに、発想、政策に違いがない戦いになると、情実因縁、サービス、利害誘導などの競争、もっと露骨に言えば、選挙戦のためにいかに金を使うか、その金額をいかに増やせるかの戦いになる。つまり金権選挙にならざるを得なくなる。

 たとえば鳩山一郎には、戦争中に上海で軍部の物資調達にあたっていて、その資金をそっくり日本に持ち帰った児玉誉士夫との闇のつながりがあり、岸信介には満州以来の巧みな濾過装置を経た金脈があった。

 また河野一郎、大野伴睦など自民党の幹部たちも、それぞれに黒い金脈を持っていて、それを有することが幹部の資格でもあった。しかも時代とともに金権の規模が増大した。

 さらに、選挙での同士討ちの激しさから、党内の融和と結束が乱れ、反主流派、非主流派などの派閥が公然と主流派に叛旗を翻すことになったのである。

 それに対して小選挙区制ならば、候補者は一つの選挙区で一人の公認候補となるので、金権選挙にならず、党内の結束力が高まると考えられたのだ。

小選挙区制度導入の狙い
 中選挙区制のもとでの同士討ちの問題を痛感していた一人が、同じ山口二区で実弟の佐藤栄作と争っていた岸信介であった。岸は次のように述べている。

 「われわれが選挙において一番激しく闘うのは何であるかというと、社会党とじゃない、同じ政党の間における闘いですね。それは大体支持する票が同じなんです。それをあっちでとるかこっちでとるか――社会党の票はなかなかとれないから、同じ政党内の票をとり合う。ところが、小選挙区にすれば……あくまでも社会党、反対党と闘うということにしていけば、党内の統制はある程度つく」(岸信介・御手洗辰雄対談『風聲』55年7月号)

 鳩山内閣は、小選挙区制の導入を急いだ。自民党に選挙制度調査特別委員会が設置されて、岸幹事長の腹心の川島正次郎が委員長に就任した。もっとも区割りと定数をめぐっては党内で紛糾したが、なんとか定数497、一人区457、二人区20という内容の小選挙区法案を作成して、1956年3月19日に、第24回国会に提出した。

 これに対して社会党は「小選挙区制は憲法改正と保守政権維持の陰謀である」(鈴木茂三郎委員長)として猛然と反対した。

 たしかに、勝者総取りの小選挙区制は、最大政党にとってきわめて有利な選挙制度であり、当時の衆議院の議席は自民党が299、社会党が154であったが、小選挙区制が導入された場合には、自民党が400議席を獲得することが予想された。となると、自民党は憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を確保することになる。

 もっとも、4月18日に、衆議院の公職選挙法改正に関する調査特別委員会で、鳩山首相は次のように発言している。

 「憲法を改正するために小選挙区制を選んだわけではございません。小選挙区制は二大政党のあり方においては一番いい制度だと思いまして、小選挙区制をこの際やっていきたいと思ったのであります」

 しかし、社会党はもちろん、マスメディアも国民の多くも、この言葉を信用しなかった。鳩山内閣は、同じ第24回国会に憲法調査会法案もまた提出していたからである。そして岸は後年、小選挙区制の導入を目指した理由として、次のように回想している。

 「社会党は自民党が小選挙区制によって議席の三分の二以上を獲得し、憲法を改正するのが狙いだと宣伝した。私はもしそうなるならば保守合同の効果は満点であり政治家の冥利に尽きると思った」(『岸信介回顧録』廣済堂出版)

965名無しさん:2015/11/15(日) 12:07:39
>>964

党内反主流派の抵抗
 だが社会党がいかに猛反対しても、議席数で社会党を大きく上回る自民党は、小選挙区法案を成立させられたはずである。

 ところが、憲法改正を包み隠した不自然な小選挙区法案に対してマスメディアも世論も批判を高め、当初は小選挙区制の導入を支持していた財界でさえ批判的になった。

 もっとも、たとえ野党やマスメディア、世論が反対しても、衆・参両院とも議席数に勝る自民党は、いわば数の力で押し切れたはずである。また自民党は数の力で押し切ることを何度も重ねている。なぜ、それをしなかったのか。

 「ここで決定打となったのが、自民党の反主流派の動きである。小選挙区制が導入されれば、公認権を有する党執行部の統制力が強まり、党組織が集権化してしまう。そのため、池田勇人をはじめとする吉田派や三木武夫などの旧改進党系は、岸幹事長ら主流派が推進する小選挙区法案に批判的な態度をとった。

 そして、社会党が閣僚への不信任決議案や牛歩戦術などを駆使して抵抗するなか、自民党執行部が強行採決を決意すると、吉田派の益谷秀次衆議院議長は、社会党と謀って議場を混乱させ、流会に持ち込んだ。小選挙区法案は結局、六月三日に参議院で審議未了・廃案になった」(『自民党政治の変容』中北浩爾、NHKブックス)

 小選挙区法案が失敗した最大の原因は、自民党の執行部が国会議員や派閥を統御できなかったことで、そもそも中選挙区制では、党内の融和と結束が乱れ、執行部が統率力を持てないことが問題であるとして、そのために小選挙区制の導入を図ったのだが、まさに中選挙区制の弊害が露呈して、反主流派、非主流派が公然と主流派に叛旗を翻して企図が潰されてしまったのである。

 岸たちは、もちろんそれで断念したのではなく、区割りや定数を考え直すことで、何とか反主流派を説得するか、あるいは封じ込めるかして小選挙区制の導入を図らなければならないとの意を強くした。

 1956年10月に日ソ交渉を終えて鳩山首相が辞意を表明すると、12月14日に、岸、石橋湛山、石井光次郎の三者による総裁公選が実施された。そして2、3位連合の成立によって石橋が首相となったのだが、体調を壊して辞任し、1957年2月25日に岸が首相になった。

 岸は「小選挙区で一人一区になれば党内の派閥も解消するだろうし、またなんといっても二大政党の下では一人一区制が原則であることは何人も認めるところだろう」と、小選挙区制を導入する意図を繰り返し表明した。そして、7月に臨時国会を召集して小選挙区法案を提出し、成立させたうえで、8月か9月はじめに解散、総選挙を実施するというシナリオを書いた。

966名無しさん:2015/11/15(日) 12:11:36
>>965

世論の要望に応えたつもりが
 ところが、このシナリオは実行に移されなかった。

 「第一次岸内閣は7月10日に内閣改造を行いましたが、党内融和を図るために派閥均衡主義をとらざるを得ず、小選挙区制を導入するための十分な統制力を欠いていることが明白になったからです。そこで岸首相は、次の総選挙は中選挙区制のままで実施し、勝利を収めて政権を強化したうえで、小選挙区法案を国会に提出することにしたのです」

 中北浩爾が私に説明した。

 鳩山首相のときに、急いで小選挙区制の導入を図って手痛い失敗をしたために、慎重を期したのである。もっとも、岸首相は小選挙区制導入の前段として派閥の解消を図ろうとした。だが、岸首相の意図が伝わると、逆に派閥の動きは活発化した。

 自民党の各派閥は勢力拡大のため、自派の候補者のために党の公認の獲得、選挙資金の提供、応援演説の実施を行い、さらには票とカネの獲得のために、農協、日本遺族会、日本医師会など各種団体とのつながりを密接にした。

 また、それぞれの候補者も、中選挙区制では同じ自民党の候補者と激しい同士討ちになるために、派閥の支援に依存せざるを得なかったのである。

 岸、石橋、石井の総裁選がカネで票を奪い合う金権選挙であったと前回記したが、1958年5月に実施された総選挙は、各派閥への露骨な利益誘導選挙となった。

 そして、この総選挙で自民党は勝利を収めた。保守系無所属を入れて298議席で、結党時の299議席をほぼ守った。対する社会党は166議席で、政権獲得の見通しは当面なくなった。

 第二次内閣を組織するにあたって、岸は派閥均衡主義はとらず、派閥の希望やその内部の序列を無視して閣僚を選び、派閥に打撃を与えた。岸としては、小選挙区制導入のために、党執行部の統制力を強化したのである。

 小選挙区制を導入して獲得議席を大幅に伸ばし、そしてGHQが押し付けた憲法を改正する。これが岸の確固たるスケジュールであった。

 だが、総選挙後に駐日アメリカ大使のダグラス・マッカーサー二世と会談を重ねる中で、岸は日米安保条約改定に先に取り組むことにした。前回も記したように、小選挙区制導入には強く反対している社会党が不平等な安保条約の改正を求め、経済界も望んだうえ、マッカーサー駐日大使から、相当の条約改正が可能だとの感触を得たのである。

 だから、繰り返しになるが、岸はいわば世論の要望に応えるつもりで安保条約改定に取り組んだのであった。そして、アメリカ大統領の訪日の約束も取り付けて、国民の支持が高まったところで小選挙区制を導入し、さらに総選挙を行って、念願の憲法改正を行うことにしたのである。

 安保条約改定については、あらためて記すが、60年の安保条約改定は、岸が予想もしていなかった大騒動となり、岸は安保改定と心中するかたちで首相を辞めざるを得なかった。そのために小選挙区制導入も憲法改定もできないで終わってしまったのである。

967名無しさん:2015/11/15(日) 12:12:17
>>966

所得倍増政策の時代へ
 1960年7月19日、池田勇人内閣が発足した。

 安保条約についてはあらためてくわしく記すが、私は、実は岸首相の「安保条約改定」は、日本を戦争に巻き込むための改悪だと思い込み、連日のように「安保反対デモ」に参加していた。そのために反安保デモへの疲れと、新安保条約が成立した虚脱感から、政界の展開にはほとんど無関心だった。

 そんな私にとって衝撃だったのは、10月12日に日比谷公会堂で行われた立会演説会で、演説中の浅沼稲次郎社会党委員長が17歳の山口二矢に刺殺された出来事であった。

 いくつかの新聞は、刺殺事件と自民党との関係を示唆していたが、私が池田首相に関心を抱いたのは、10月18日の臨時国会の冒頭で、池田首相が浅沼委員長に対する追悼演説を行い、日本労農党時代の同志が浅沼のためにつくった歌まで披露したことだった。

 沼は演説百姓よ
よごれた服にボロカバン
きょうは本所の公会堂
あすは京都の辻の寺

 そして、あらためて池田首相について調べて、彼が「寛容と忍耐」を内閣のモットーとし、料亭での宴会には出ない、ゴルフも一切やらないと決め、野党に対しても報道陣に対しても「低姿勢」で、「所得倍増政策」を打ち出したことを知った。憲法改正や小選挙区制などを掲げて、安保騒動を引き起こした岸信介を反面教師にしたのである。

 11月20日の総選挙を前に、池田は所得倍増政策の具体的なシナリオを発表した。

 一、61年度から3年間、年平均9パーセントの成長率を維持する。
一、64年度の国民総生産を20兆円にする。59年度の1.4倍(現実は31兆円に達し約2倍)とする。国民一人当たりの平均所得は64年度は17万円(現実は25万円)で、4年間に1.5倍(現実は約2倍)となる。とくに低所得者層は4倍となる。

 さらに社会保障、減税、経済二重構造の是正などをうたった。そして、もちろん憲法改正も小選挙区制の導入もしないと繰り返し明言した。

 社会党などの野党にとっても文句のつけようのないやり方で、メディアも池田のペースに巻き込まれて、浅沼暗殺という、自民党にとっては逆風を浴びるかたちの事件もあったが、前回の選挙より当選者数を9議席上回る快勝となった。

 実は、私は60年11月に結婚した。借りたアパートは四畳半一間、もちろん風呂もトイレもなかった。そして家具といえばリンゴ箱に板を置いて、それが私のデスクであった。

 半年後、共働きなので、買った食物が腐らないように小型の電気冷蔵庫を買い、時間をおいて電気掃除機を買い、やがて電気洗濯機を買った。ささやかだが、着実に家財道具が増え、豊かさが増していると実感できた。そして64年の東京オリンピックのときにはテレビを買い、部屋も六畳に替わった。

 池田首相の所得倍増政策は、池田が示した数字よりも現実の数字の方が増え、国民は成長を実感できていたのである。

968名無しさん:2015/11/15(日) 12:13:15
>>967

「六・四」「七・三」では憲法を改正すべきではない
 62年11月に、池田首相がヨーロッパ諸国を回ったとき、日本の各紙が「フランスのドゴール大統領に、池田首相はトランジスタラジオのセールスマンといわれた」と書いた。池田が、日本製品の売り込み、つまり商売しか考えていないという批判を込めた紹介だった。

 そのことについて、池田首相の秘書官でヨーロッパにも同行した伊藤昌哉(故人)にかつて問いをぶつけたことがある。

 「それは全く違っていて、ドゴールだけでなく、西ドイツのアデナウアー首相にも、英国のマクミラン首相、イタリアのファンファーニ首相にも、日本経済を予想以上に高く評価され、池田は自信を強めた」のだと彼は答えた。

 そして伊藤は、まるで池田が乗り移ったように演説を始めた。

 ――かつて日本は、朝鮮半島、満州・中国、そしてアジアの国々に武力進出して世界の非難を浴びた。非難を浴びるだけでなく無残な敗戦に追い込まれた。しかし、日本の武力進出は、つまるところは資源と安い労働力と市場を獲得するのが目的だった。かつては、そういうかたちでしか国力の拡大、経済の発展、繁栄が得られなかったのだ。

 だが、ヨーロッパ各国の首脳と胸を開いて話し合うことで、池田は経済が外交の武器になると確信した。ヨーロッパ全体をダイナミックに活動させているEEC(ヨーロッパ経済共同体)の現実を見て、軍事力そのものを競うパワー・ポリティクスの時代からエコノミック・ポリティクスの時代に変わっていると実感した。

 そしてパワー・ポリティクスの岸政権からエコノミック・ポリティクスに転換した池田の政策が正解だったと、強い自信を得た――

 池田は、首相になる以前から、外交というのは自由陣営から信頼され、共産陣営から畏敬されることだと考えていたのだが、ヨーロッパで軍隊のないことをまったく批判されず、日中LT貿易(62年11月に取り交わされた覚書に基づく日中総合貿易)で北京政府が池田への評価を高めたことで、自分は間違っていなかったと再確認できたのだ。

 そして、池田の側近だった宮澤喜一(故人)は、「池田内閣は、社会党を敵視せず、対話の相手と考えていた」と語り、「私は今の憲法でわが国はけっこうやってゆけると思っており、(中略)世論が六・四とか七・三とか、そういう分れ方をしそうな場合には、改正はすべきであるまい。かりに押し切って改正が成立しても、そのような経過をたどった改正は、その後の国民生活に到底定着しない」と述懐した(『社会党との対話 ニュー・ライトの考え方』宮沢喜一、講談社)。

969名無しさん:2015/11/15(日) 12:14:05
>>968

途中退場
 64年は、池田首相が絶頂に向かって駆け登ったかに見えた年であった。4月に日本はIMF(国際通貨基金)八条国となり、OECD(経済協力開発機構)に正式に加盟した。国際社会で先進国としての地位を確立したのである。

 7月には自民党総裁選でライバルの佐藤栄作を破って三選を果たした。少なくとも66年7月までは引き続き権力の座を確保することになったのである。

 9月には名神高速道路が部分開通し、10月1日にはぎりぎりオリンピックに間に合わせて東海道新幹線が開業した。東京大改造が行われ、都心と羽田空港を結ぶ首都高速道路も開通した。そして10月10日にアジアではじめてのオリンピック大会が東京で開幕した。日本が世界に向かって高度経済成長の成功をぶち上げた大イベントであった。

 ところが、総裁三選を果たした直後から、池田は喉の異状を訴え始めた。そして9月9日、東京築地のがんセンターに入院した。喉頭がんであった。

 10月10日、池田首相はオリンピック開会式に出席した。テレビ中継で見る顔は元気そうだったが、これが池田が首相として国民の前に姿を見せた最後となった。

 オリンピックの会期中に、池田は辞意を固めていたが、オリンピックの盛り上がりに水を注すのを恐れ、閉会式の翌日、10月25日に首相辞任の意思を表明した。

 そして後継総裁には、佐藤栄作、河野一郎、藤山愛一郎の3人が強い意欲を示したが、結局佐藤栄作が推薦されたのだった。

 (後編につづく)

田原 総一朗

970チバQ:2015/11/15(日) 23:34:16
http://www.sankei.com/politics/news/151113/plt1511130033-n1.html
2015.11.13 14:37
【自民党60年 立党の精神は今(上)】
悲願の改憲、突破口手探り





(1/3ページ)

昭和30年11月15日に都内で開かれた自由民主党の結成大会(「自由民主党二十年の歩み」から複写)
首相「だれもが欠陥と思うところから」

 「憲法改正の進め方は2つある。一つは、憲法改正の時期が今すぐには来ないことを前提に、イデオロギー的な対立がどこにあるのかをあぶり出していくやり方。もう一つは、日本に改憲の経験がないことを考えて、誰がみても欠点だと思うところから手を付けるやり方。どちらを望まれるか」

 10月7日の第3次安倍晋三改造内閣発足から数日後。自民党の憲法改正推進本部長人事をめぐり、首相官邸で安倍と向き合った自民党幹事長の谷垣禎一は、おもむろに切り出した。

 谷垣が「私は後者がいいと思うが…」と付け加えると、安倍は「私も谷垣さんと同じだ。初めての国民投票で否決されたら、改憲は当分できない。だれもが欠陥や欠点と思うところから始めざるを得ない」と応じた。

 「イデオロギー的な対立」とは、戦争放棄と戦力の不保持を定めた9条をめぐる論争だ。自衛権や自衛隊の存在が「違憲」との解釈も成り立つ現行条文の改正は急務といえるが、野党を中心に反発が根強い。

 「9条改正」を心に秘める安倍が谷垣に同調したことは、初めての憲法改正に向け現実的な一歩を踏み出すことを決意したことを意味する。

×  ×  ×
 

 昭和30年、旧日本民主、自由党の「保守合同」で誕生した自民党は、党の基本姿勢である「綱領」に「自主独立の完成」を掲げた。政策の基本方針を示す「政綱」には「現行憲法の自主的改正」を明記し、以後、「自主憲法制定が自民党の党是」といわれるようになる。いわば憲法改正は自民党の「一丁目一番地」だ。

 これには、時代背景も大きく影響している。現行憲法は形式的には明治憲法の改正手続きがとられたが、連合国軍総司令部(GHQ)が短期間で作成した原案がベースになっている。そのため、27年4月28日に日本が独立を回復した際には「独自の憲法を改めて制定すべきだ」と考える国民も多かった。

 だが、戦後の荒廃からの経済復興を重視した首相の吉田茂は、自主防衛や前提となる憲法改正には消極的だった。こうした吉田に対する不満が、後に首相を務める鳩山一郎や岸信介らを突き動かし、保守合同を推し進める原動力となった。

 鳩山の孫で元総務相の鳩山邦夫は「一郎には自前の憲法を持たなくては、真の独立国家ではないという思想があった」と語る。鳩山を支え、自身も首相時代に憲法改正を目指した岸は、35年の日米安全保障条約改定と引き換えに退陣、その後はしばらく憲法改正の機運が後退した。

971チバQ:2015/11/15(日) 23:35:07

×  ×  ×
 

 岸の孫である安倍にとっても、憲法改正は悲願だ。第1次政権下の平成19年5月には、憲法改正の具体的な手続きを定めた国民投票法を成立させ、第2次政権下の26年6月には同法を改正し、投票年齢を4年後に「18歳以上」に引き下げ、憲法改正への法的な環境を整えた

 ただ、安倍自身に憲法改正の具体的な道筋が描けているとは言い難い。

 24年9月の党総裁選で憲法改正を目指すことを明言し、再登板を果たした安倍は当初、改正の発議要件を定めた96条の改正に意欲を示していた。「他国よりも厳しい」とされる要件を緩和することで、9条の改正に弾みをつける狙いだったが、連立政権を組む公明党が「96条改正が9条改正にストレートに結びつくと心配する声もある」(代表の山口那津男)と反発。安倍は方針を転換した。

 その後は、集団的自衛権の行使を容認する安全保障法制の整備に軸足を移す。今年9月には安保関連法を成立させたが、それが一時的にせよ、憲法改正への機運をしぼませることにもなっている。

 外相の岸田文雄は10月5日、山梨県富士吉田市で開いた岸田派研修会で、すかさず「当面、9条の改正は考えない」と主張。山口も同月28日、BS11の番組収録で「すぐに憲法改正をする必要は遠のいた」と指摘した。

 安倍は11月10日の衆院予算委員会で「21世紀において国民の命と平和な暮らしを守っていくうえでは、9条の改正を行うことが必要であろう」と強調したが、「現段階においては、国民的な議論を深めていくことが大切ではないか」と憲法改正については慎重な言い回しにとどめた。谷垣への同調も「現実路線転換」の延長線上にある。(敬称略)


 

 自民党は15日、昭和30(1955)年の立党から60年を迎える。東西の冷戦下、「保守勢力の結集」を目指して結党され、「自主憲法制定」を党是に掲げてきた。だが、半世紀以上を経た今も自主憲法制定はもちろん、部分的な改正すらできていない。憲法をめぐる自民党の「過去」を振り返り「未来」を展望する。

972チバQ:2015/11/15(日) 23:35:50
http://www.sankei.com/premium/news/151114/prm1511140030-n1.html
2015.11.14 15:38
【自民党60年 立党の精神は今(下)】
遠のく9条先行改正 安倍首相「60年かけてもできないなんて」 





(1/4ページ)

「今こそ憲法改正を!1万人大会」でガンバローコールをする櫻井よしこ・美しい日本の憲法をつくる国民の会共同代表(中央)ら=10日、東京都千代田区の日本武道館(野村成次撮影)
 自民党が昭和30年の結党時、政綱に掲げた「自主憲法制定」は今も党の基本姿勢の中核をなす「党是」だが、一貫して前面に掲げてきたわけではない。東西冷戦下で繰り広げられた安保闘争や学生運動を前に、左翼陣営による格好の標的となったからだ。

 憲法改正に意欲的だった岸信介は32年から約3年半政権を担ったが、日米安保条約改定後に退陣し、手をつけられなかった。後の池田勇人や佐藤栄作らは「憲法改正は緊急性がない」として経済発展を重視した政権運営を続けた。

 再び改憲が表に出るのは60年、結党30年の節目に中曽根康弘の下でまとめられた「新政策綱領」だ。中曽根は「自民党は自主憲法制定を立党以来の党是としている」との一文を入れた。

 その理念は後継の総裁にも受け継がれ、平成17年、小泉純一郎の下で策定した「新綱領」は「近い将来、自立した国民意識のもとで新しい憲法が制定されるよう、国民合意の形成に努める」と明記。野党転落時に谷垣禎一の下で改めた「平成22年綱領」は「日本らしい日本の姿を示し、世界に貢献できる新憲法の制定を目指す」と宣言した。

 「結党以来、『日本らしい保守主義』を守ることが自民党の存在意義だった。憲法改正には、その全てが詰まっている」。22年綱領の作成に携わった党重鎮の一人はそう振り返った。

  
×  ×  ×

 「憲法改正」で一致する自民党内だが、各論では足並みがそろわない。特にどの条項から改正するかでは「野党と協調し現実的に可能な部分から議論すべきだ」とする「協調路線」と「対立を恐れず堂々と議論すべきだ」とする「正面突破路線」とに分かれる。

 今年6月2日の憲法改正推進本部会合では「9条こそ自民党の一丁目一番地」「9条改正でなければ国民の改憲運動のエネルギーがわき上がらない」と9条の先行改正を求める意見が相次いだ。

 早期改正を目指す国民も、戦力の不保持を定める9条に問題意識を抱く。有識者らでつくる「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が今月10日に都内で開いた「今こそ憲法改正を! 1万人大会」では、ジャーナリストの櫻井よしこらが口々に9条改正の必要性を訴えた。

 だが、大会にビデオメッセージを寄せた首相の安倍晋三は個別の条項には触れず「私たち自身の手で憲法をつくるという精神こそが新しい時代を切り開く」と呼びかけただけだった。

973チバQ:2015/11/15(日) 23:36:33
 9条改正は安倍の悲願だが、今は「私の使命は改正の道筋をつけること」と周囲に「現実路線」を強調する。一方で「60年かけても目標を達成できないなんてねえ」と不満も漏らしている。安倍の総裁任期は平成30年9月末まで。残された時間は長くはない。

  
×  ×  ×

 11月4日朝、自民党憲法改正推進本部長の森英介は国会内にある前本部長の船田元の事務所を訪れた。就任間もない森は、これまでほとんど憲法改正の議論に参加したことがない。野党との協議の経過や主要な論点について、船田に教えを請うたのだ。

 「地道な合意形成が結局は近道だ」。船田が野党との協調を重視した経緯を説明すると、森も「議論が激しく対立する9条からでなく、私も野党と合意できるところからやっていく」とその方針を受け継ぐことを約束した。

 党内に早期の9条改正を求める意見が多いことは、船田も森も承知している。しかし、自民党が改正案の発議に必要な衆参両院で3分の2以上の勢力を単独で持たない限りは、「平和の党」を旗印とする連立政権のパートナー、公明党や野党と協調路線を取らざるを得ない。イデオロギー対立を招く9条改正を押し出さないことで、他党を議論の席につかせる思惑もある。

 衆院憲法審査会では、与党筆頭幹事を担う船田の協調姿勢もあり、大災害時の政府の対応を定める緊急事態条項や環境権などの新しい人権、財政規律条項の創設を中心に議論を進めることが野党との共通認識となりつつあった。

 ところが今年6月、船田は憲法審の参考人質疑で、自身も選考に関わった自民党推薦の憲法学者に安全保障関連法を「違憲」と指摘される失態を演じる。そして与党内から責任を問われ、憲法改正推進本部長の職を追われた。

 責任者が入れ替わる異常事態に、党内では「改正論議そのものが振り出しに戻りかねない」(閣僚経験者)と危機感も強まっている。安倍と谷垣が「協調路線」で足並みをそろえた今、60年貫いた「党是」にどう挑むのか。まずは来年夏の参院選が試金石となる。(敬称略)



 この連載は力武崇樹、水内茂幸、清宮真一、豊田真由美が担当しました。

974名無しさん:2015/11/16(月) 23:52:46
>>964

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151116-00046377-gendaibiz-pol
なぜ佐藤栄作は、誰もが無理だと思っていた「沖縄返還」を実現できたのか 「戦後レジームの正体」第8回(後編)
現代ビジネス 11月16日(月)11時1分配信

 ←前編「所得倍増の時代」はこちら

佐藤栄作首相の同時代の評価
 私は率直に言って、佐藤栄作首相に対してはよい印象を持っていなかった。A級戦犯で逮捕された岸信介の弟という負の前提がある上に、池田勇人のような明るさ、開放的なイメージがなく、高圧的で閉鎖的な政治家だと捉えていた。

 あらためて、佐藤首相についての新聞や雑誌の論評を集めると、「官僚的独善」「権力的」「陰険で内向的」「冷酷」「ハラ黒い」など、みごとに負のキーワードが氾濫している。私の佐藤に対する印象も、多分こうした論評に影響されていたのだろうが、あらためて象徴的な出来事を記す。

 65年6月22日、佐藤内閣は日韓国交正常化を実現させた。かつて植民地化していて、戦後20年間の空白状態だった韓国との国交を正常化させたのである。

 ところが、国会は社会、公明、民社、共産党などの強烈な反対で事実上の審議凍結が続き、最後は議長の抜き打ち発議で自民党だけの強行採決となった。

 全野党、そして労働組合や全学連の学生たち、さらに多くのメディアが日韓条約を不当だと攻撃した何よりの理由は、「韓国が朝鮮における唯一の合法的な政府」だと明記したことであった。

 この条約は北朝鮮を排除していて、南北分断を正当化しており、米、日、韓で、北朝鮮、中国の封じ込めをはかる帝国主義的な条約だという批判がメディアに氾濫したのである。

 朝日新聞は、「日本政府は、何が故にこの時期に、譲歩をあえてしながら妥結を急がねばならなかったのか」と疑問を投じ、毎日新聞も「北朝鮮の存在を無視し、南北対立を激化して、統一を阻害する恐れあり」と強く批判している。

 実は、当時日本のメディア、言論界では、韓国は軍事独裁国であり、北朝鮮こそが理想的な国家だとする意識がほぼ定着していた。そして私自身も、率直にいってそうした風潮に違和感はなかった。日韓条約は、いわば世論の大顰蹙を買った岸首相の安保条約改定の延長線上の出来事として捉えられ、私自身もそう認識していたのである。

 ここで、佐藤首相からは逸脱することになるが、私自身の認識の錯綜について記しておきたい。

 1960年、岸内閣の安保改定騒ぎのとき、私は連日のようにデモ隊に参加して「安保反対、岸ヤメロ」と叫んでいた。

 くわしいことはあらためて記すが、私は恥ずかしいことに吉田安保についても岸安保についても全く無知で、岸首相が巣鴨から釈放されたとき、アメリカとの密約があって、安保改定は日本をアメリカの戦争に巻き込むためだ、と思い込んでいたのである。デモ隊では、それが共通認識になっていたのだ。

 私が岸首相に悪感情を抱いていたのは、A級戦犯、つまり戦争荷担者であることと、もう一つは、憲法改正を強く主張する政治家であったためである。

 もちろん、現憲法はGHQが密室作業によってつくり上げて、日本を再び戦争のできない国にするのが目的であったことはわかっていたが、同時に日本を理想的な民主主義国にしようとしていて、その点では、主権在民、基本的人権から信教、結社、言論、表現の自由まで、日本人の発想を大きく超えた素晴らしい憲法だと、私は捉えていた。

 実を言えば、そのことに自信はなく、著名な京大教授であった高坂正堯氏(故人)から、1970年の秋(当時助教授)に「戦争には敗れたけれど、あの憲法にはしびれたねえ」と言われて、やっと我が意を得たり、と自信をつけたのである。

975名無しさん:2015/11/16(月) 23:53:12
>>974

私はずっと誤解していた
 話を戻す。佐藤首相について、私は、当然兄の岸信介と同様に憲法改正、再軍備論者だと思い込んでいた。

 私が、そんな佐藤首相を見直すきっかけになったのは、64年7月10日、池田政権下で行われた自民党総裁選に佐藤が挑戦したときの政権構想である「明日へのたたかい」を読んだときであった。なお、この総裁選は池田が勝って三選を果たした。

 私が「明日へのたたかい」を読んだのは、佐藤政権が終わった後で、佐藤の秘書官だった楠田實に見せられたのである。

 一読して驚いた。

 「明日へのたたかい」の本文冒頭に、いきなり、何と「戦争を前提に物事を考えていた時代は終わった。(中略)もはや戦争のない方向に動いていることを、われわれは感じる。(中略)わが国は、(※筆者注 東西)いずれの陣営とも、いずれの国とも、平和共存することを内外に明らかにしたいと考える。(中略)日米安保体制は、現状変更をしない」と強調していた。

 この政権構想を読んで、私の佐藤観は一変した。池田首相は経済重点主義で異色だが、佐藤は、憲法を改正して、イギリスやフランスのような普通の軍隊を有する国にしようと考えているものと捉えていたのである。

 「戦争を前提に物事を考えていた時代は終わった。(東西)いずれの陣営とも、いずれの国とも、平和共存することを内外に明らかにしたい」というのは、反戦平和を掲げる社会党、共産党ですら、およびもつかない平和主義である。社会党や共産党はアメリカ、ヨーロッパ、韓国などを敵視していた。

 さらに、佐藤は憲法問題でも「現行憲法の平和、国民主権、基本的人権などの精神をより守り抜かねばならない」として、明確な護憲路線を打ち出していた。

 くりかえし記すが、私が「明日へのたたかい」を読んだのは佐藤政権が終わった後で、佐藤政権をずっと誤った目で見ていたのである。

沖縄返還の実現
 その佐藤の業績で取り上げなければならないのは沖縄返還の実現であろう。

 65年8月、佐藤首相は日本の首相として戦後初めて沖縄を訪問し、「沖縄の祖国復帰が実現しないかぎり、戦後は終わらない」と言い切った。だが、このときマスメディアの多くは、無責任な、その場限りの思いつき発言として冷ややかに受け止めた。

 たとえば、朝日新聞東京版は朝刊に「首相に厳しい“沖縄の現実”」という見出しを掲げ、同夕刊では、佐藤がデモ隊を回避するために、予定していた琉球東急ホテルではなく、米軍司令部に宿泊したことを厳しく批判した。読売新聞も同様である。

 そして「人気取りを狙った思いつき発言に縛られて、佐藤の焼身自殺になる」と心配する声が佐藤陣営内に高まった。つまり沖縄返還など実現するはずがない、そんなことはあり得ないと、外務省を含めた関係者、専門家たちは思い込んでいたのである。

 だが、「沖縄の祖国復帰」発言は、決してその場限りの思いつきではなかった。64年7月に池田三選阻止に挑戦したとき、すでに佐藤の政権構想の主柱の一つとなっていたのである。

 それにしても、佐藤は、なぜ先輩の誰もが手を出さなかった沖縄返還に取り組もうとしたのか。

 楠田實(故人)に問うた。

 「吉田茂さんの助言が大きかったと思う。吉田さんはサンフランシスコ講和条約で、沖縄に対するアメリカの統治を承知せざるを得なかった。しかし、ダレスとの交渉で『残存主権は日本にある』と認めさせた。つまり沖縄返還の手がかりを残すことに成功したわけです。

 池田(勇人)は高度成長という時流に乗っただけで、国家の立て直しについてはすべて先延ばしにした。吉田さんも、池田はその程度の人間だと考えていて期待していなかった。だから、佐藤に『せっかくおれがつくった手がかりなのだから、ぜひお前がものにせよ』と言ったのではないですか」

 楠田にこの話を聞いたのは、2003年6月で、彼が亡くなる3ヵ月前のことであった。楠田の話には説得力があった。

 そして佐藤はアメリカとの交渉を粘りに粘って、「焼身自殺」とさえいわれた沖縄返還を実現させた。

 71年6月、沖縄返還協定が調印され、72年1月にアメリカのサンクレメンテで行われた佐藤・ニクソン会談で5月15日の沖縄返還が決まった。「核抜き、本土並み」の返還であった。

976名無しさん:2015/11/16(月) 23:53:37
>>975

二つの密約
 そして退陣後の74年12月に、非核三原則(核をつくらない、持たない、持ち込ませない)で高い評価を受け、日本人初のノーベル平和賞を授与された。

 だが、後日、沖縄返還に関する「核抜き、本土並み」という日米合意には、重大な二つの密約が存在していたことが明らかになった。

 一つは、佐藤の密使として返還交渉の舞台裏で働いた若泉敬(当時は京都産業大学教授)が『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』(文藝春秋)という書で記した密約である。その一節を引用する。

 「向うが(※筆者注 核の再持ち込みを)どうしても書いたもので保証してくれ、と固執して譲らない場合は、――その可能性は非常に高いのですが、一つの方法として、合意議事録にして残し、首脳二人がイニシァルだけサインするというのはどうですか。

 絶対に外部には出さず、他の誰にも話さず、ホワイトハウスと首相官邸の奥深くに一通ずつ、極秘に保管するということでは」

 「向うは絶対、外部には出さんだろうな」

 「それは、大丈夫です。強く念を押し、確認してきています。心配なのは、むしろ、こっちですよ」

 「それは大丈夫だよ。愛知(※筆者注 外相)にも言わんから。破ったっていいんだ。一切、言わん」

 もう一つは、毎日新聞記者の西山太吉が追及した、沖縄返還に関する日本側の「裏負担」のことで、2億ドルに上ったと報じられている。

 それにしても、若泉敬は94年になって、なぜ「秘密協定」の内幕を露呈する書を出版したのだろうか。楠田實に問うた。

 「若泉さんは、ぼくに『すべては墓場まで持っていく』と約束していた。佐藤さんもそのつもりだったと思います。

 ところがある日若泉さんから手紙で、『あなたには墓場まで持っていくという約束をしていたが、申しわけないけど本に書いて発表することにした』と言ってきた。ぼくは『歴史の一ページなのだから、歴史は正しく伝えたほうがよい』と否定しませんでした。歴史を偽るわけにはいきません」

 楠田は私をまっすぐに見て言った。私は、その3ヵ月後に死去することになる楠田の目に、尋常ならぬ覚悟の重さを感じていた。

 (次回につづく)

田原 総一朗

977名無しさん:2015/11/17(火) 22:10:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151117/k10010309371000.html
自民 軽減税率協議を幹事長レベルに格上げ
11月17日 13時52分

消費税の軽減税率を巡る与党協議が平行線となっていることを受けて、自民党の谷垣幹事長と宮沢税制調査会長らが会談し、事態の打開を図るため、現在、自民・公明両党の税制調査会の幹部で行っている協議を幹事長レベルに格上げすることで一致しました。
消費税の軽減税率を巡る自民・公明両党の協議では、税率を軽減する対象品目について、自民党が財源への影響を最小限に抑えるため「生鮮食品」に絞り込むべきだとしているのに対し、公明党は国民の税の負担感を軽くするため、「生鮮食品」に「加工食品」も加えるよう求め平行線が続いています。
こうしたなか、自民党の谷垣幹事長や高村副総裁ら党幹部と宮沢税制調査会長が会談し、事態の打開を図るため、現在、両党の税制調査会の幹部で行っている協議を幹事長レベルに格上げすることで一致しました。
これに先立って谷垣幹事長は記者会見で、「自民・公明両党で意見の開きがあるが、精力的に詰めていかなければならない。来年度予算案の編成などの日程に支障を来さないように全力を挙げたい」と述べました。

978名無しさん:2015/11/17(火) 22:27:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151117-00010003-shincho-soci
時ならぬ「鳩山一郎」騒動に揺れる南房総「館山市」〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月17日(火)8時30分配信

“友愛”を唱えた政治家ゆかりの土地が、街を揺るがす騒動の舞台となった。

 千葉県・南房総の館山市議会では、今月9日に「鳩山荘」を当面は売却しないという市の方針が示された。

「鳩山荘」とは、自民党初代総裁を務め、日ソ国交回復に尽力した鳩山一郎元首相が、昭和初期に建てた別荘跡地にある旅館だ。鳩山家は1957年に土地を市に寄贈。建物は新築され国民宿舎として蘇り、15年前に民間へ賃貸する形で「鳩山荘 松庵」としてリニューアルした。が、所有者である市は、今年6月に一般競争入札による借家権付きの売却を発表。これに借主のホテル運営会社が難色を示したため、賃貸契約が切れたままの営業が続いている。

 市側の言い分はこうだ。

「昨秋の台風で建物が破損したので工費を見積もったところ、約4000万円かかることが分かりました。今後の維持費などを考慮すると一般競争入札にして手放すのが適切と判断したのですが、当面は売却を見送り、借主と協議を続けます」

 で、鳩山荘の運営会社・LANIリゾーツの鈴木健一郎社長(67)はこんな意見。

「昨年の時点で市から随意契約で売却の打診があったのですが、急に白紙となりました。一般競争入札では、弊社が改装費に2億円を投じてきた取り組みが反映されず納得できません。運営に携わることになったのも、祖父が旅館業の傍ら地元の村長でもあり、鳩山家に別荘の管理を任されていたご縁があってこそ。一郎先生による“友愛”の書は、今も当館に飾ってございます」

 市から借り受ける際には、鈴木社長が鳩山家へ挨拶に出向いたと振り返る。

「鳩山安子さんにも“鈴木さんの末裔なら”と喜んで頂いていたのですが……」

 一方の市側も、鳩山邦夫元総務相から、売却の了承を得たと主張する。

「市長から財政が厳しいので売却する旨の説明を受けたのは事実ですが、私共は土地を寄贈した以上、口を出す立場になく困惑しております」(鳩山邦夫事務所)

 一郎氏から数えれば、孫の世代に勃発した騒動の行方は如何に――。

※「週刊新潮」2015年11月19日号

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979チバQ:2015/11/18(水) 22:10:43
http://www.sankei.com/politics/news/151118/plt1511180001-n1.html
2015.11.18 01:00
【経済インサイド】
小泉進次郎の登場で自民党農林部会の雰囲気一変 「ミニ小泉劇場」に農業団体もタジタジ





(1/4ページ)【経済インサイド】

農水戦略調査会・農林部会合同会議を終え、記者に囲まれる小泉進次郎農林部会長=10月27日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)
 自民党の小泉進次郎衆院議員が農林部会長に就任して以降、党の農林関係会合の雰囲気が一変した。農業団体などの要望や意見を受け、シャンシャンと終わるような感じはない。今は小泉氏が出席者に質問を投げかけ意見を引き出せば、自ら提案もする。会の終わりには「本日の感想」も忘れない。年配の農水族議員が仕切っていた会合は、今や“小さな小泉劇場”となり、若きリーダーの言動に出席者全員が目を見張る。

                   ◇

 「なぜ地方の農業団体の声が東京に上がってこないのか。そこにボクは危機を感じる」

 「畜産クラスター協議会が補助金を出すということだが、それが本当に農業者の所得向上につながっているのか?」

 「農業者が経営者になるという声に対し、経済界や産業界は警戒心がものすごく強い。本当に皆さんは経済界の敵ですか?」

 11月6日から始まった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の国内対策の策定に向けた農業関係者からの意見聴取会。これまでの農林関係会合では聞き流されていたような意見や要望に対し、小泉氏が次々と疑問や指摘を投げかける。農業界の構造や仕組みにメスを入れるような鋭い“進次郎節”に、出席している農業関係者や農水省幹部が緊張した面持ちで回答を探る。

 とはいえ、真面目一辺倒でもなく、チーズの話題で「私は臭いチーズが好きです」と冗談を言って場を和ませれば、「会場は暑いので、皆さん遠慮せず上着を脱いでください」と周囲への配慮も忘れない。出席者からは「緊張感はあるけど、楽しさもある。良い議論ができている」と好感を得ているようだ。

                  ◇

 一方で、提案も積極的に行い、自ら率先して実行に移す行動力もある。TPP対策に向け11月上旬に行った、農業改革に積極的な若手農業者への意見聴取会や、青年局時代の活動をもとにした「農林版キャラバン隊」などは小泉氏の発案で実施されたものだ。

 会合でも一方的に質問を投げかけるだけではない。10月29日の会合では、政府の備蓄米運用期間(5年)の短縮計画を後押しするため、小泉氏が「5年間保管されていた古米の味がどんなものか知るために、試食会を開こう」と提案。11月10日の若手農業者との会合では、「(プロの農業経営者を育てるため)農業の経営学修士号(MBA)のようなものを考えたい」とアイデアを出せば、「女性の農業参入を促すため女性農業者だけを集めた意見交換会も行おう」と呼びかけ、若手農業者だけでなく女性農業者の心もつかんだ。

980チバQ:2015/11/18(水) 22:11:10
 そして会の終わりには、その日の会合の感想を述べる。「今日、最も印象的だった発言は〜だ」や「今日は最も心を打たれた」などと話すことで、その会合の意義や手応えを自分なり解釈する。

 こうした小泉氏の一連の言動に、農林族幹部や農水省関係者からは「古株には浮かばない斬新なアイデア。農水行政を変えようとする意気込みを感じる」と評価する声も多い。前農林部会長の齋藤健農水副大臣も「年配の農水族の方々だと意見を言うときに身構える人もいるが、小泉さんだと若い人の意見も引き出しやすい」と称賛する。

 「ひとつ明らかなことがある。それは(ここにいる)誰よりも、農林の世界に詳しくないということです」。初仕事となった10月27日の農林関係合同会議では謙虚に話した小泉氏だが、就任1カ月も立たないうちに、すでに農林部会は進次郎カラーに染まりつつある。

 ただ、知名度は抜群だが、世論受けする言葉が目立ち「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」とも批判されたことのある小泉氏。複雑な利害が絡む農業分野で、党執行部農林族、農業団体などを調整する役割としての力を発揮できるかは、まだまだ未知数だ。

 来夏の参院選でTPPは党にとっての懸念材料となっている。小泉氏の部会長起用は、農林系の「広告塔」の役割を担わせ、農業現場の不安払拭を図る狙いもある。今後打ち出すTPP対策が農業者からの支持を得ることができれば、党内での存在感と影響力はこれまで以上に増すことは間違いない。農林部会長としての働きぶりが、小泉氏が党の将来を背負う政治家に成長できるかどうかの試金石となりそうだ。(西村利也)

981名無しさん:2015/11/18(水) 23:18:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111800869
谷垣氏の講演中止=慶応大

 自民党の谷垣禎一幹事長が23日に予定していた慶応大学園祭での講演が中止となっていたことが18日、分かった。自民党側は「オファーをいただいたが、主催者側から取りやめの連絡があった」と説明。学園祭の実行委員会によると、経済に関する講演を依頼したものの、自民党側と折り合いが付かなかったという。 (2015/11/18-20:27)

982チバQ:2015/11/19(木) 21:55:38
http://www.sankei.com/politics/news/151119/plt1511190032-n1.html
2015.11.19 18:54

「女心を分かっていない」 野田前総務会長が「希望出生率1.8」に注文

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 自民党の野田聖子前総務会長は19日のTBS番組収録で、第3次安倍晋三改造内閣の目玉政策「1億総活躍社会」に掲げた「希望出生率1.8」の実現について、「女心を分かっていない」と批判した。

 野田氏は、「数ありきではなく、女性や若い人たちが『産んでも大丈夫』というおぜん立てをまずラインナップ(列挙)することが本来あるべき姿だ」と指摘。「『1.8を使え』と言う(首相の周囲に)問題がある」とも述べた。

 野田氏は、政府・与党が召集を見送った臨時国会で、「1億総活躍社会の実現」を議論するべきだったと主張。一方で、首相が進めてきた「女性の活躍推進」は「方向性は間違っていない」と評価した。

983チバQ:2015/11/19(木) 21:56:30
http://www.sankei.com/politics/news/151119/plt1511190001-n1.html
2015.11.19 13:00
【政界徒然草】
「口は達者だから頑張る」…子離れできない古賀誠氏 ありがた迷惑な政界OBが多すぎるのでは?





(1/3ページ)

古賀誠元自民党幹事長(イラスト・筑紫直弘)
 政界引退後も表舞台で発信を続ける古賀誠元自民党幹事長に、安倍晋三首相や党幹部が頭を痛めている。先の通常国会で成立した安全保障関連法や9月の党総裁選をめぐって首相に批判的な言動を繰り返し、政府・自民党関係者の神経をとがらせた。党内第3派閥の岸田派(宏池会)でも存在感は健在で、「岸田派は実質的に今も『古賀派』だ」(党幹部)とささやかれる。古賀氏が発信をやめない理由とは-。

 「私も3年前の暮れの選挙で第一線を退く決意をした。本来はゴルフをやったり碁をやったり、温泉めぐりをやった方が、本当は世の中のためにはいいんじゃないかと思うが、あまりにも今、政党政治が劣化してきている気がするものだから…」

 10月下旬。都内で講演した古賀氏は、引退した後も政治的発言を続けている理由について語り始めた。「政党政治の劣化」の例として挙げたのは、集団的自衛権の行使を限定的に可能にした安保関連法をめぐる政府・自民党の対応だ。

 「『憲法改正あるべき。閣議によって解釈変更なんかでやる問題ではない』とずっと言い続けてきた私の本心は、政党政治という日本の伝統ある政治が、どんどんどんどん政党が劣化していって、政党の劣化の行く先は独裁政治に走り、そして政治の貧困を招く。このことが一番怖いことなんだということだ」

 「日米の強固な抑止という考え方は私も認めるが、それよりももっと憲法9条、平和主義を貫くことの方が、将来のわが国の平和、国の存立と国民の生命財産を守るという意味では大切なことだ。この両論の議論をしっかりとやらないところに政党政治の劣化が起きてきていると言わざるを得ない」

 引退後も元気なのは古賀氏だけではない。安倍首相の「戦後70年談話」を批判する村山富市氏、韓国やウクライナなどで安倍政権の外交路線と真逆の言動を繰り返す鳩山由紀夫氏、「原発ゼロ」を主張する小泉純一郎、細川護煕両氏ら、元首相たちも積極的にメディアに登場し、持論を展開している。

 安保関連法に関しても、山崎拓元自民党副総裁、藤井裕久元財務相、武村正義元官房長官らが6月、当時衆院で審議中だった安保関連法に反対する記者会見を都内で開き、成立に向けた環境整備を急いでいた政府・与党幹部を戸惑わせた。

 ただ、古賀氏は宏池会の名誉会長という肩書のまま今も政局に関与してきている。実際、9月の党総裁選では、岸田派会長の岸田文雄外相が安倍首相(総裁)の再選を支持したにもかかわらず、出馬に意欲を示していた野田聖子前総務会長への支援を若手に呼び掛け、派内に混乱を招いた。

 岸田氏は「宏池会を草刈り場にはさせない」と造反防止に奔走し、これまで良好な師弟関係を維持してきた古賀氏に初めて表立って“反抗”した。結果的に派内を首相支持でほぼまとめ上げ領袖としての面目を保ったが、古賀氏との間で股裂き状態になった若手もいて、派内にしこりを残した。

 10月上旬には、岸田氏が派閥研修会で「当面、憲法9条は改正することを考えない」と発言したことが古賀氏への配慮と受け取られた。首相も「岸田氏はまだ古賀氏の呪縛から解かれていない」と漏らしたとされ、党幹部は「古賀氏は岸田氏が気を使わずに済むよう立ち去るべきだ。でないと岸田氏がイニシアチブを発揮できない」と語る。

 それでも、当の古賀氏はどこ吹く風。「もうしばらく口は達者だから元気で頑張っていく」とさらなる発信に意欲を示す。党内には「われわれ現役の議員は選挙で落選するリスクを負いながら政治を担っている。古賀氏にはそのリスクはないではないか」との反発も起きている。

 別の党幹部は皮肉混じりにつぶやいた。「何かものを言うなら議員バッジを着けて堂々と言えばいい。古賀氏は次の選挙に出るのか?」

(政治部 豊田真由美)

984名無しさん:2015/11/19(木) 22:44:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111900507
今村雅弘氏が二階派入り=自民

 自民党二階派は19日の会合で、今村雅弘衆院議員(比例九州)の入会を決めた。これにより、同派は党三役のため一時的に離脱中の二階俊博総務会長を含め、衆院28人、参院7人の計35人となった。(2015/11/19-14:41)

985名無しさん:2015/11/19(木) 22:47:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111900889
自主憲法制定を=奥野元法相

 今年102歳を迎えた奥野誠亮元法相は19日、日本記者クラブで講演し、現行憲法について「今は恥ずかしい憲法だ。改正ではなく、日本の状態、世界の状態を頭に置いた新しい憲法をつくることが最大の政治課題だ」と述べ、自主憲法制定の必要性を訴えた。また、1931年の満州事変に触れ、「侵略戦争ではない。なぜ世界に謝るのか、不愉快でしょうがない」と語った。
 奥野氏は、63年衆院選に旧奈良全県区から自民党公認で出馬し、初当選。当選13回。文相や国土庁長官を歴任し、2003年に政界を引退した。地盤の奈良3区は長男の信亮氏が継いでいる。(2015/11/19-20:20)

986名無しさん:2015/11/19(木) 23:26:25
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151119-00010000-cyzozk-soci
自民党・野田毅税調会長クビの裏にナベツネの“寝技”あり!政権の裏を知る新聞記者座談会
サイゾー 11月19日(木)14時20分配信 (有料記事)

政権の裏側を知る“彼ら”のボヤキ節
権力の監視役たる新聞業界に相も変わらず吹きすさぶすきま風。新聞業界のドンは吠えてみせれども、現場記者がドンに向ける視線は冷ややか。1000万プレイヤーの朝日新聞からさえ、“業界脱出”する者が続出だというが、はてさて、その嘆き節の背景には何があるのか。全国紙の現役記者達による覆面座談会、開催!

【座談会参加者】
A:全国紙ベテラン記者 
B:全国紙中堅記者
C:全国紙中堅記者
D:全国紙若手記者

A 今年の国会で最大の焦点となった安全保障関連法が成立してから、2カ月近くがたつ。国会での審議中は集団的自衛権の行使が憲法違反に当たると憲法学者たちが大騒ぎする問題も飛び出して、安倍政権の支持率は急落したけど、成立後は持ち直し【1】の気配が見えてきた。

B 政権の内部からは「内閣改造やTPPの交渉妥結などの成果が評価された」という自画自賛の声が聞こえてくるけど、霞が関の官僚に聞くと「何もやってないから、国民の関心が薄れただけでしょ」という冷ややかな声が返ってくる。実際、今回の内閣改造で入閣した新閣僚は、カレンダー配布問題が飛び出した島尻安伊子・沖縄北方担当相、談合企業からの献金問題や過去の暴力団関係者との交際疑惑が浮上した森山裕農水相、さらには下着泥棒疑惑を週刊新潮に報じられた高木毅復興相と、問題児ばかり。自民党関係者からは「身体検査を本当にしているのか」といったぼやき声が聞こえてくる。

A 高木さんについては、選挙区内での香典支出問題まで出てきた。政府の身体検査なんて、内閣情報調査室に出向している警察官僚あたりが過去のメディア記事や政治資金収支報告書をざっと調べるだけみたいだからね。

C まあ、今回の内閣改造でわかったのは、留任した人たち以外はどうでもいいということ。安倍晋三首相、麻生太郎財務相、甘利明経済再生担当相に岸田文雄外相と菅義偉官房長官。結局この5人のあたりですべてを決めていて、あとは当選回数などに基づいて大臣ポストを割り振っているだけ。

 TPPについても、マスコミが比較的好意的だったのは、担当の甘利さんが普段から記者対応が丁寧で接待にもずいぶん頑張っていることが効いたとも。マスコミ側も、最後の閣僚交渉が行われた米国のアトランタまでわざわざ大量の記者を派遣したから、頑張って盛り上げる記事を書かないといけないという事情もあったようだ。
本文:3,665文字

987チバQ:2015/11/20(金) 23:29:09
http://www.sankei.com/economy/news/151120/ecn1511200037-n1.html
2015.11.20 20:16

自民TPP対策 予算獲得へプラス面強調、事業官庁が全面支援 財務省は警戒、せめぎあいも

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(1/2ページ)

TPP対策を議論する自民党の総務会=20日午前、東京・永田町の党本部
 自民党が正式決定したTPP対策は、安倍晋三政権が成長戦略の柱と位置づけるTPPのプラス面を並べた内容になった。党から政府への提言という体裁をとりつつも、実際は各省庁が予算獲得に向けて事業を“逆提言”した側面が強い。事業費の膨張を警戒する財務省は既に予防線を張っており、今後の予算化に向けてせめぎ合いが繰り広げられそうだ。

 TPPを契機に大企業だけでなく中小企業も積極的に海外展開する「新輸出大国」を目指す-。自民党の対策では、関税を始め各国の貿易障壁が取り除かれるTPPの好機を最大限生かす攻めの姿勢を強調した。

 ただ、個々の対策に目新しさは少ない。日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じた中小企業の海外展開支援や、政府のトップセールスによるインフラ輸出の支援など、既存事業をTPPと結びつけ、所管省庁の存在感をアピールした格好だ。

 提言は自民党の各部会が提出した対策案を集約して作られた。10月5日の大筋合意から約1カ月半でまとめる短期決戦とあって、所管省庁が全面的に後押しした。「提言に入れば予算折衝で有利なお墨付きを得られる」(経済官庁幹部)だけに役所側も意欲的だ。


 一方、査定する財務省も黙ってはいない。4日開かれた財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会では、補助金頼みの農業から脱却し、低コストの生産体制で輸出拡大を図るよう注文を付けるなど、水面下の攻防が始まっている。

 安価な外国産農産物の流入など農家への打撃ばかりが強調されるなか、政府内では「TPPの恩恵をもっと分かりやすく発信したい」(経済産業省幹部)との意識が強い。だが、現時点では夢のある“お題目”ばかりが先行し、世界最大の自由貿易圏がもたらす前向きな変化が国民に十分伝わっているとは言い難い。

 自民党の二階俊博総務会長は20日の記者会見で「国民が納得できるまで真摯な取り組みが必要だ」と強調した。今後、対策の具体化を通じ、政府が省益ではなく国益をどこまで追求できるかがその試金石となる。

(田辺裕晶)

988名無しさん:2015/11/21(土) 21:20:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015112000604
歴史検証組織の設置決定=自民

 自民党は20日の総務会で、結党60年に合わせ、歴史を検証する安倍晋三首相(総裁)直属の組織「歴史を学び未来を考える本部」を設置することを決めた。結党60年記念式典を開く29日付で発足させる。本部長には谷垣禎一幹事長が就く。
 検証組織は、極東国際軍事裁判(東京裁判)が示した歴史認識に疑問を呈してきた稲田朋美政調会長が設置を目指してきた。ただ、米欧やアジア諸国から「歴史修正主義」との誤解を招きかねないとの懸念から、対象は限定せず、報告書も作成しない見通し。谷垣氏は総務会で「歴史を客観的に学ぶ場として設置する」と説明した。 (2015/11/20-15:40)

989名無しさん:2015/11/21(土) 21:50:40
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151120/k10010313681000.html
自民 衆院予算委員長など人事内定
11月20日 13時56分

自民党は20日の総務会で、先の内閣改造などに伴って、衆議院予算委員長に竹下亘前復興大臣を、災害対策特別委員長に野田聖子前総務会長を推すなどとした衆議院の委員長などの人事を内定しました。
それによりますと、新たに常任委員長に推すことが内定したのは、内閣委員長に西村康稔氏、法務委員長に葉梨康弘氏、外務委員長に岸信夫氏、財務金融委員長に宮下一郎氏、文部科学委員長に谷川弥一氏、農林水産委員長に小里泰弘氏、国土交通委員長に谷公一氏、環境委員長に赤澤亮正氏、安全保障委員長に左藤章氏、国家基本政策委員長に浜田靖一氏、予算委員長に竹下亘氏、議院運営委員長に河村建夫氏です。
また、特別委員長などでは、災害対策特別委員長に野田聖子氏、政治倫理・公職選挙法改正に関する特別委員長に山本公一氏、拉致問題特別委員長に今津寛氏、消費者問題特別委員長に江崎鐵磨氏、東日本大震災復興特別委員長に今村雅弘氏、原子力問題調査特別委員長に三原朝彦氏、地方創生に関する特別委員長に山本幸三氏、政治倫理審査会長に渡海紀三朗氏を推すことも新たに内定しました。
一方、公明党も、総務委員長に遠山清彦氏を経済産業委員長に高木美智代氏を、それぞれ推すことを内定しています。
これらの人事は、来年1月4日に召集される予定の通常国会で正式に決まる見通しです。

990チバQ:2015/11/23(月) 19:57:10
http://www.sankei.com/politics/news/151121/plt1511210008-n1.html
2015.11.21 09:03

高木氏に見切り!?「自民が復興主導」 加速化本部、被災地のベテラン議員で一変

ブログに書く2




(1/2ページ)
 自民党の東日本大震災復興加速化本部(本部長・額賀福志郎元財務相)が幹部の大半を入れ替え、復興相や環境相の経験者といった強力な顔ぶれに改めた。女性下着窃盗疑惑や政治資金問題で批判にさらされる高木毅復興相を後方からサポートするのかと思いきや、実態は党が復興政策で主導権を握って推進するための布石といえる。(千田恒弥)



 「地元の会合で復興の話ができない。すぐ下着窃盗疑惑や政治資金の話になってしまう…」

 被災地選出の自民党議員は高木氏へのいらだちとともにこうため息を漏らす。

 来年夏に参院選を控える中、被災地で争点になるのは「復興」そのものだ。しかし、自民党は今月15日の福島県議選で宮城県議選に続き議席を後退させた。

 高木氏は復興相就任直後に一連の疑惑が発覚、今月10、11両日の衆参予算委員会では事実関係の釈明に追われ、被災地の「復興」は置き去りにされた感がある。

 高木氏は一連の疑惑にもめげず、せっせと被災地に足を運び続けるが、「辞めるか辞めないか分からない復興相とどう付き合ってよいのか」と地元首長を戸惑わせるばかりだ。

 党復興加速化本部はこの隙に乗じ、幹部人事を一新。実質的なナンバー2である本部長代理に根本匠元復興相を起用したほか、顧問に竹下亘前復興相、望月義夫前環境相、石原伸晃元環境相ら関係閣僚経験者を並べた。地域別の担当でも福島県に根本氏、岩手県に鈴木俊一元環境相、宮城県に小野寺五典元防衛相ら震災当時からがれきの中をかけずり回ってきた地元選出の“エキスパート”を据え、地域の要望をくまなくつかみ取る考えだ。

 ある閣僚経験者は「実務型の人事で、復興は自民党主導で進めていくというメッセージだ」と解説。首相官邸が政策を主導する「政高党低」を巻き返す狙いもある。

 政府・与党が臨時国会の召集見送りを決定したため、高木氏は当面、野党の徹底追及を逃れた。ただ、震災で自身も家族を失った民主党の黄川田徹元復興副大臣は「震災から5年間の集中復興期間を総括し、次の5年間のプランを語れる人が就任すべきだ。高木氏は適任なのか」と疑問を呈する。政府・与党内ですら「高木氏には『(問題について)説明を尽くしてほしい』としか言っていない」(官邸筋)と突き放した見方もある。

 「われわれは与党として政府が言いづらいことも言って、道を切り開いていかなければならない」

 19日の復興加速化本部会合で額賀氏は、こう言葉に力を込めた。党が復興政策の主導権をつかむ“決意”がにじみ出ていた。

991チバQ:2015/11/23(月) 20:00:36
http://www.sankei.com/politics/news/151122/plt1511220001-n1.html
2015.11.22 08:00
【安倍政権考】
呆れた不見識…自民・野田聖子氏の「南シナ海は関係ない」発言に批判の嵐 首相目指す資格問う声も…





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自民党総裁選への出馬を断念、記者会見する野田聖子前総務会長=9月8日、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)
 もう首相の座は諦めたのだろうか? 自民党の野田聖子前総務会長が、南シナ海で中国が進める岩礁埋め立てなどを「直接日本と関係ない」と発言したことに対し、党内で厳しい批判が起きている。南シナ海は重要な日本のシーレーン(海上輸送路)である上、「国際法を無視して強引に領土・領海の拡張を図る中国への基本的認識があまりにも低すぎる」(党幹部)からだ。野田氏に近い議員ですら、「首相を目指す資質が欠けた…」とあきれている。

 問題の発言は、11月4日放送のBS日テレ番組で飛び出した。野田氏は今後の日本外交について「日本に力を持ってして外交を進める余力はない。対話に次ぐ対話だ」と主張。特に南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で人工島造成や軍事拠点化を進める中国に対しては「南沙の問題を棚上げにするくらいの活発な経済政策のやりとりとか、互いの目先のメリットにつながる2国間交渉をしなければならない」と力説した。その上で「(南沙は)直接日本に関係ない」と言い放ったのだ。「南沙で何かあっても、それは日本に対してのメッセージでない」との見解も示している。

 言うまでもなく、日本は原油輸入の約8割を中東地域に依存しており、そのうち約9割が南シナ海を経由して運ばれてくる。経済産業省幹部は「南沙で有事があり、日本のタンカーが周辺を航行できなくなった場合、フィリピンの東側を大きく遠回りできたとしても輸送日数の長期化に伴う原油高は避けられない」と指摘する。南シナ海沿岸には東南アジア有数のコンテナ船のハブ港も多く、有事となれば工業製品を輸入する日本のビジネスモデルにも影響が出かねない。

 そもそも野田氏の発言には、軍事力と外交や経済がどういう相関関係をなしているのか、決定的な認識不足があると言わざるを得ない。

 平成27年版の防衛白書によれば、中国の国防費は5年連続で10%以上増えた。公表された国防費だけでも、1988年度から27年間で約41倍だ。中国が南沙で横暴な態度を取るのは、軍事力の整備に比例しているのは明らかだ。中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)での領海侵入や、東シナ海の日中中間線付近でガス田開発を進める姿勢にもつながる。

 野田氏は番組で「貿易や人的交流、科学技術の供与など、まず日本の得意分野で中国との溝を埋めるべきだ」とも指摘した。発言の背景には「安倍晋三首相が日中関係の改善に後ろ向きだったことへの不満」(野田氏周辺)もあるのだろう。

 しかし、日本の国益を損ないかねない振る舞いに目をつむり、優しく接するだけでは国民の安全は守れない。これは外交の基本中の基本だ。そもそも野田氏は、日米安全保障条約の役割をどう理解しているのだろうか。9月の自民党総裁選で野田氏の推薦人になることを了承したある議員は、今回の発言に「民主党の鳩山由紀夫元首相や、韓国の朴槿恵大統領と雰囲気が重なり、頭がクラクラした」と肩を落とした。

992チバQ:2015/11/23(月) 20:02:14
 野田氏は意見の多様性を否定しがちな党内をズバッと批判する一方、若手女性議員らへの世話、気配りを欠かさない人物だ。党内では「姉御」と呼ばれ、信望もある。安倍首相もそんな野田氏を見込んで、党三役に抜擢したのはわずか3年前のことだ。

 確かに、組織には「多様性」は必要だろう。しかし国民の安全に責任を持つ一国のトップリーダーを目指すなら、許される多様性の範囲にも限度がある。鳩山氏のように道理が通じない“宇宙”にこのまま行ってしまうと、簡単には戻れないだろう。

(政治部 水内茂幸)



 野田氏のBS番組での外交に関する主な発言は以下の通り。

 「今回、安倍首相が久しぶりに日中韓や、日中・日韓の首脳会談ができたことは本当にうれしく思っている。日本の将来を考えると、これだけ労働力(人口)がなくなるということは、力を持って外交を進めていく余力はない。対話につぐ対話が大切だ」

 「日本は何よりも科学技術をはじめとして、経済力も勝っている。そこを武器として取り組んでいかなければならないのでないか。中国も韓国も、私たちと同様に経済に不安を抱えている。そこが1つの突破口となる。それについて、南沙の問題を棚上げにするくらいの活発な経済政策のやりとりや、お互いの目先のメリットにつながるような2国間の交渉などをやっていかなければならない。大人の知恵として」

 --経済の関係が深くなっても、中国は埋め立てをやめないのでないか

 「そこは直接日本に関係ありません。あまりそんなに(南沙問題に)コミットすることはないわけで、むしろ日本ができることは、貿易または人的交流、科学技術の供与とか、そういう得意分野で中国との溝を埋めていくことが今一番に求められることだと思っている」 

 「今、確かに安全保障法制はできたが、まだまだ不完全。国民にとっても100%応援していただける環境にない。このまま自衛隊の人に無理やり何かをさせることは、逆に今後の自衛隊の動きを阻むことになる。それとリンクさせずに、ここは冷静に、南沙で何かあっても、それは日本に対してのメッセージでない。日本は独自路線で対中国、対韓国との日本らしい外交をしていくことに徹すべきだ」

993チバQ:2015/11/23(月) 20:54:56
http://mainichi.jp/select/news/20151122k0000m010044000c.html
インドネシア:二階氏に観光業者ら1000人同行
毎日新聞 2015年11月21日 19時49分

 自民党の二階俊博総務会長が20日深夜、観光分野で日本とインドネシアの交流を促進するため、首都ジャカルタを訪問した。観光業界関係者ら約1000人が同行。25日までの滞在中、訪日観光をPRするシンポジウムや夕食会、商談会などの催しがめじろ押しだ。

 人口約2億5000万人を擁し、中間層が拡大するインドネシアからの訪日客を増やし、旺盛な旅行消費を日本の経済活性化につなげる狙いがある。

 インドネシアは9月、ジャワ島の高速鉄道計画で日本の新幹線案を退け中国案を採用。同行筋によると、一時ぎくしゃくした両国関係の修復を図る目的もある。(共同)

994チバQ:2015/11/25(水) 00:06:21
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20151124-567-OYT1T50016.html
二階氏外遊、高まる存在感…首相も人事で配慮

11月24日 09:27読売新聞

二階氏外遊、高まる存在感…首相も人事で配慮
会談前にインドネシアのジョコ大統領と握手する二階総務会長(左)(ジャカルタ市内で)=岡部雄二郎撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 自民党の二階総務会長が、安倍首相(党総裁)との良好な関係を背景に、存在感を高めている。

 二階氏が豊富な国際人脈を駆使して日中関係の改善などに尽力する一方、首相も人事などで二階氏に一定の配慮を見せるなど、「相互依存」が深まっている。

 インドネシアを訪問中の二階氏は23日、ジョコ大統領とジャカルタ市内で会談し、経済・観光分野の交流を加速させる考えで一致した。二階氏は今回、企業関係者ら約1100人を引き連れて訪問、現地への進出を促した。

 二階氏は「議員外交であり、政府とは関係ない」としているが、今回の訪問には、「インドネシアの高速鉄道計画で新幹線が受注に失敗して以降冷え込んでいる両国関係を取り持つ狙いがある」(党関係者)とされる。大統領との会談では、「(結果は)残念だが、新幹線がすべてではない。今後もインフラ整備などで要望があれば積極的に対応したい」と伝えた。二階氏は今年5月には、約3000人とともに訪中し、 習近平 シージンピン国家主席と面会。首相の親書を手渡し、関係改善を促した。

995名無しさん:2015/11/25(水) 02:29:11
皆さん、オワコン社長をよろしくお願いします。気に入ったらチャンネル登録!!
http://www.youtube.com/watch?v=aSMLi2uOkvk
http://www.youtube.com/watch?v=cbwrnLKERpA
http://www.youtube.com/watch?v=gPevsHpSj-Y
http://www.youtube.com/watch?v=9ekKaVB5uHg
http://www.youtube.com/watch?v=cP0NAOzKQAE
http://www.youtube.com/watch?v=hekgfuTcX6o
http://www.youtube.com/watch?v=1uzYFjN7z5E

996名無しさん:2015/11/28(土) 10:20:56
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112400334&g=pol
ダブル選敗北、次に生かす=谷垣自民幹事長

 自民党の谷垣禎一幹事長は24日の党役員会で、大阪府知事・大阪市長ダブル選で同党推薦候補が敗れたことについて、「残念だ。真摯(しんし)に受け止め、分析して、次の選挙に生かしていきたい」と述べた。茂木敏充選対委員長は「支持層を十分に固められなかったことなど敗因をしっかり分析しなければいけない」と語った。 (2015/11/24-11:39)

997名無しさん:2015/11/28(土) 22:50:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015112500497
小坂氏が参院選不出馬=治療に専念、公認辞退-自民

 自民党の小坂憲次元文部科学相(69)は25日、党本部で記者会見し、来年夏の参院選比例代表の党公認を辞退し、出馬しない考えを明らかにした。早期の悪性リンパ腫との診断を受け、治療に専念するため。政界引退は否定した。
 小坂氏は先の通常国会後に診断を受け、入院して抗がん剤治療を続けており、病状について「非常にいいペースで回復し、完治できるという言葉を頂いている」と説明。来年7月の任期満了まで参院議員を続けるとした上で、「政治から引退するとは申し上げていない」と語った。 
 小坂氏は衆院議員を6期務めた後、2009年衆院選で落選し、10年の参院選比例代表で当選した。次期参院選では「70歳定年制」の例外として9月に党の公認を得ていた。(2015/11/25-15:32)

1000チバQ:2015/11/29(日) 11:13:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151129-00000005-mai-soci
<政治資金パーティー>荒稼ぎかおもてなしか 利益率8割超
毎日新聞 11月29日(日)9時1分配信

<政治資金パーティー>荒稼ぎかおもてなしか 利益率8割超
特定パーティーの利益率
 国会議員たちが開く政治資金パーティーを調べると、少ない経費で莫大(ばくだい)な収入を得ているケースがある。2014年の1年間で総務省に報告のあった政治資金パーティーは258件で、平均利益率(収入に占める利益の割合)は83.2%。ところが、中には開催費用22万5000円、収入1258万円で、利益率98.2%というパーティーもあった。

 ◇平均利益率83.2% 14年258件

 このパーティーを開いたのは、自民党衆院議員、山際大志郎氏(神奈川18区)だ。総務省公表の政治資金収支報告書によると、山際氏の資金管理団体「21世紀の政治経済を考える会」(東京都)が昨年12月22日に東京・平河町のホテルで開き、参加費を払った人数は629人。利益率の高さについて、山際氏の事務所は「コメントすることはない」と書面で回答した。

 民主党衆院議員、岸本周平氏(和歌山1区)のパーティーも開催費用28万7000円、収入1610万円、利益率98.2%で同率1位。岸本氏の政治団体「未来会議NIPPON」(東京都)が昨年5月12日に東京・平河町で開き、239人が参加費を払った。

 岸本氏の事務所は毎日新聞の取材に「会費は2万円で収支は報告書通り」と説明。秘書は「(利益率を他と)比べたことはなく、困惑している。そのような状況にあっても参加してくれた方々に感謝している」と話した。

 安い会場を確保し、飲食費を削るなど経費圧縮の努力に加え、企業などがパーティー券を大量に購入しながら実際に出席する人が少ないケースもあり、利益率が上がるとみられる。

 一方、昨年5月に東京・芝公園のホテルで開かれた自民党参院議員、山東昭子氏(全国比例)のパーティーは収入1756万円、経費1070万2000円で利益率は39.1%と最低だった。事務所によると山東氏の誕生会を兼ね、食育の重要性を長年訴えてきたことから料理に力を入れたという。目的は政治資金集めだが、秘書は「せっかく来てくれたのだから、おもてなししたい」と話す。

 石破茂・地方創生担当相が自民党幹事長だった昨年5月に開いたパーティーも利益率58%で平均を下回った。事務所は「規模や必要経費、収入などで変化する」としている。

 政治評論家の伊藤惇夫さんは「パーティーの考え方はそれぞれだが、参加者をもてなそうとするなど議員個々の人柄が出ることもある」と話す。【樋岡徹也、飯山太郎】

 ◇首相、3閣僚「収入1000万円以上」計10回 服務規定では自粛だが…

 安倍晋三首相、麻生太郎財務相、岸田文雄外相、甘利明経済再生担当相の資金管理団体4団体が昨年の1年間に収入が1000万円以上の大規模な政治資金パーティーを計10回開き、計2億2673万円を集めていたことが分かった。閣僚の服務規定である「大臣規範」は、国民の疑惑を招くとして大規模なパーティーの開催を自粛すると定めている。

 総務省公表の2014年分政治資金収支報告書で回数と収入を調べると、▽安倍氏が代表に就く「晋和会」(東京都)は3回で計6196万円▽麻生氏の「素淮(そわい)会」(同)は1回で5760万円▽岸田氏の「新政治経済研究会」(同)は3回で計5299万円▽甘利氏の「甘山会」(神奈川県)は3回で計5418万円--だった。安倍氏以外の3人は12年の第2次安倍政権発足以降、閣僚を務めている。

 大臣規範の正式名称は「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」で、01年1月に閣議決定。大規模な政治資金パーティーの自粛のほか、営利企業の役員職との兼業禁止や有価証券・ゴルフ会員権取引自粛などを定め、違反に罰則はない。

 規範に「大規模」の定義はないが、政治資金規正法は収入1000万円以上を「特定パーティー」とし、大規模の目安とされる。

 規範抵触の可能性について、安倍氏側は「毎年恒例で開催している勉強会で、規範に抵触するものではない」とし、岸田氏側と甘利氏側も同趣旨を回答。麻生氏側からは28日現在回答は来ていない。

1001チバQ:2015/11/29(日) 11:13:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151129-00000010-asahi-soci&pos=5
電力系6社、自民に寄付 12〜14年、計3600万円
朝日新聞デジタル 11月29日(日)8時38分配信
 電力会社の子会社や関連会社6社が自民党側に2012〜14年、計3600万円を寄付していたことが、政治資金収支報告書で分かった。電力会社は「公益企業にそぐわない」と政治献金を自粛しており、関連会社の献金に専門家は疑問を示している。

 自民党の政治資金団体・国民政治協会に寄付していたのは、関西電力の関連会社きんでん(大阪市)など6社。原発を持つ電力5社の連結子会社や、損益が連結決算に反映される「持ち分法適用関連会社」だ。

 12〜14年の寄付額は、きんでんが1700万円▽東北電力のユアテック(仙台市)621万6千円▽四国電力の四電工(高松市)592万5千円▽中国電力の中電工(広島市)386万円▽北陸電力の北陸電気工事(富山市)312万円。四国電力の四電ビジネス(高松市)は12〜13年に24万円を寄付した。

 きんでんは「適切な政策の立案と実行を期待している」、ユアテックは「経済発展に有効な政策を実施する自民党を支援したい」としている。

1002名無しさん:2015/11/29(日) 14:26:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015112700760
ネット投票の一般登録開始=自民

 自民党は27日、来年夏の参院選比例代表候補のインターネット投票による選考に向け、党員以外の一般の投票参加者登録を開始したと発表した。登録した「有権者」は、書類・面接審査を通過した候補者10人の中から1人に投票。最多得票者が同党の公認候補となる。参院選の時点で有権者であれば、誰でも投票参加者に登録できる。 
 党本部で記者会見した平井卓也選対副委員長は、目標の登録者数について「万の単位を超えないとうまくない」と述べた。一般有権者に先行して党員の参加登録を始めていたが、思うように数が伸びていないと説明。一方、候補者には既に50人以上の応募があり、7割が男性という。(2015/11/27-18:54)

1003名無しさん:2015/11/29(日) 14:49:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015112800218
「改憲は自民立党の原点」=安倍首相

 安倍晋三首相は28日夜、東京都内で開かれた超党派議連「創生日本」の会合であいさつし、自民党が結党60年を迎えたことについて「憲法改正をはじめ、占領時代につくられたさまざまな仕組みを変えていくことが立党の原点であることを呼び起こさなければならない」と訴えた。来年の参院選にも触れ、「再び夏に戦いがやってくるが、そう簡単なことではない」と引き締めを図った。
 会合に出席した国会議員は約20人で全員が自民党所属。これに先立つ研修会には約600人が参加し、改憲実現に向けた活動を推進していくことを確認。同議連の平沼赳夫最高顧問は「自民党を中心に改憲を是とする勢力を糾合すれば、憲法改正実現への道は間違いなく開けると確信している」とのメッセージを寄せた。 (2015/11/28-20:41)

1004チバQ:2015/11/29(日) 21:46:52
>>1002
自民党に個人情報を売り渡して登録してみました。
しかし、認証が適当すぎで心配になるレベルだが、良いのか?

1005名無しさん:2015/11/30(月) 20:26:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015112900156
1強維持へ経済重視=自民60年、「多様性」に課題-安倍首相

 安倍晋三首相(自民党総裁)は29日の結党60年式典での演説で、「来年の参院選を勝ち抜かなければならない。次なる60年に向かって大きな一歩をともに踏み出していこう」と参院選の必勝を誓った。野党陣営が精彩を欠き、「自民1強」の構図が続く中、首相はあえて憲法改正などの持論を封印。経済重視で臨む姿勢を鮮明にし、政権基盤の強化へ決意を見せた。
 「この3年間、みんなで頑張ってマイナスからプラスへ、諦めから希望へ、日本を大きく変えることができた」。首相は民主党から政権を奪還して以降の成果をこうアピールした。
 約20分の演説では集団的自衛権行使や憲法改正など「安倍カラー」の強いテーマは控えめにした半面、経済再生に懸ける思いを披露。自ら掲げた1億総活躍社会について、「成長と分配の好循環を生み出す新たな経済社会システムの提案だ」と胸を張った。
 環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を受けた国内対策に関しても、「中山間地域も含めて農林水産業をしっかりと守っていく」と力を込めた。
 経済の失速は、政権にとって最大の懸念材料で、首相は先の通常国会で念願の安全保障関連法を成立させた後、経済最優先の姿勢に回帰。名目GDP(国内総生産)600兆円の目標など、アベノミクスの「新3本の矢」を打ち出した。首相は来年1月4日召集予定の通常国会冒頭には2015年度補正予算案を提出。参院選を見据え、景気を下支えしたい考えだ。
 参院選で対峙(たいじ)する野党側が共闘態勢構築に手間取っていることにも助けられ、「絶頂期」にあるようにも映る自民党。一方で、明確な「ポスト安倍」候補が見当たらないことに加え、同党の強みだった党内議論の多様性が失われつつあるとの指摘もある。党内には、09〜12年の野党時代に逆戻りしたくないという意識も強く、ある中堅議員は「国民に『もめている』という印象を持たれるよりはましだ」と党の現状を説明した。(2015/11/29-21:18)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015112900107
自民総裁演説・要旨=結党60年式典

 自民党結党60年記念式典での安倍晋三首相(党総裁)の演説の要旨は次の通り。
 60年前、先人たちは大義の下に自民党を立党した。その大義とは日本の再建だ。憲法改正、教育改革など、占領時代につくられた仕組みを改めなければならないと決意した。
 安定的な経済政策の下、高度経済成長を達成し、世界に冠たる社会保障制度を構築してきた。日米同盟の下、日本の平和と繁栄を守り続けてきた。
 2012年に政権を奪還してから3年がたった。国内総生産(GDP)は増え、企業は過去最高の収益を上げている。賃上げ率は高水準だ。経済の好循環を全国津々浦々に広げていく。
 農林水産業を守っていく。守るためには攻めなければならない。環太平洋連携協定(TPP)によって生まれる新たな市場は日本の品質の高い農産品を待っている。農業新時代を必ずつくる。目標は1億総活躍社会だ。成長と分配の好循環を生み出す新たな経済社会のシステムの提案だ。
 これからも国民とともに歩み、やるべきことは決然として実行し、結論を出す責任政党であり続ける。来年の参院選、勝ち抜かなければならない。輝ける勝利を得て、次なる60年に向かって大きな一歩をともに踏み出していこう。(2015/11/29-17:10)

1006名無しさん:2015/11/30(月) 20:27:19
>>1005

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015112900091
首相「責任政党」を強調=参院選へ結束呼び掛け-自民結党60年で式典

 自民党は29日、東京都内のホテルで結党60年の記念式典を開いた。演説した安倍晋三首相(第25代党総裁)は、一時期を除いて政権を担ってきた党の歴史に触れた上で、「これからも国民と歩み、やるべきことは決然と実行し、結論を出す責任政党であり続ける」と表明。来年夏の参院選勝利に向け、結束を呼び掛けた。

 首相は演説で、「60年前、われわれは大義の下に立党した。大義とは日本の再建だ」と説明。自民党政権下で経済成長が実現し、安全保障政策の基盤が固まったことを紹介し、党の実績を強調した。
 2012年に発足した第2次安倍政権発足以降の成果にも言及。景気は回復しつつあるとの認識を示し「経済の好循環を全国津々浦々に広げていく」と述べた。
 環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意に関しては、影響を受ける国内農業への対策に万全を期す意向を示す一方、「TPPで生まれる新たな市場は日本の農産品を待っている。農業新時代を必ずつくっていく」と表明。目玉政策の1億総活躍社会の実現にも意欲を示した。 
 式典には、歴代総裁や党所属国会議員、地方議員約3000人が参加。来賓として公明党の山口那津男代表、経団連の榊原定征会長が出席した。オープニングセレモニーでは、招待したラグビー日本代表の五郎丸歩選手が祝辞を述べた。
 1955年11月15日に、当時の自由党と日本民主党による「保守合同」で誕生した自民党は、戦後ほぼ一貫して政権を担当。93年と09年の2度の下野を経験し、現在は公明党と連立政権を組んでいる。(2015/11/29-16:20)

1007名無しさん:2015/11/30(月) 20:27:30
>>1006

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151129/k10010323441000.html
首相 自民・立党60年式典で結束呼びかけ
11月29日 18時20分

安倍総理大臣は、自民党の立党60年を記念する式典で、「一億総活躍社会」の実現に決意を示すとともに、国民の命と幸せな暮らしを守り抜く責任政党であり続けるために、来年の参議院選挙での勝利に向けて結束を呼びかけました。
自民党は、昭和30年11月15日に当時の自由党と日本民主党が合同した、いわゆる「保守合同」で立党されてからことし60年を迎え、29日、東京都内のホテルで、およそ3000人が出席して記念の式典を開きました。
冒頭、先のラグビーワールドカップで活躍した、日本代表の五郎丸歩選手が特別ゲストとして登場し、2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップの成功に協力を要請しました。
このあと安倍総理大臣が演説し、「一億総活躍社会」について、「この3年間で得た税収増という果実を、子育て支援や介護離職ゼロのための社会福祉、
経済成長に使うことで、さらに安定した社会基盤の上に成長できる。『成長か分配のどちらを重視するか』といった論争に終止符を打ち、成長と分配による好循環を生み出す」と述べ、実現に決意を示しました。そのうえで、安倍総理大臣は「日本人の命と幸せな暮らしを守り抜く最も大切な責任を果たし、これからも果たしていけるのは自民党だ。責任政党であり続けていくために、来年の参議院選挙に勝って、次の60年に踏みだそう」と呼びかけました。
また、来賓として出席した公明党の山口代表は「安定的に、長く国民の期待に応えるためには、さまざまなニーズを幅広く受け止め、実行に移すことが重要で、庶民や大衆の息遣いがつかみとれなくなれば、その信を保つことはできなくなる」と述べました。
一方、経団連の榊原会長は「安倍政権には、安定的な政権基盤のもとで、デフレ脱却と経済再生などにしっかりと取り組み、実現してもらいたい」と述べました。
多様性備えた政権運営の実現が課題
立党から60年を迎えた自民党は、この間、野党に転落した2度のおよそ4年を除くほとんどの期間、政権を担ってきました。政権復帰から3年近く、自民党の支持率は、毎月の世論調査で一貫して30%を超える水準を維持し、ほかの党を大きく引き離しており、連立を組む公明党とともに安定した政権運営を進めていきたいとしています。
また、9月に行われた総裁選挙では、安倍総理大臣が、14年ぶりとなる無投票での再選を果たし、「安倍一強」とも呼ばれる状況の下で挙党態勢を固めています。
一方で、党の内外からは、最近の自民党について、かつて派閥が力を持っていた頃に比べ、幅の広さや懐の深さ、政策や理念の多様性が失われたという指摘も聞かれます。自民党は5年前の野党時代、「多様な組織と対話・調整し、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる」などとした、新たな綱領をまとめていて、来年夏に参議院選挙を控えるなか、多様性を兼ね備えた政権運営をどう実現していくのかも、今後の課題になりそうです。
谷垣幹事長「『還暦』迎え新スタート」
自民党の谷垣幹事長は、記者団に対し、「60年というのは極めて大事な節目だ。最近も野党になるという試練があったが、それを乗り越え、『還暦』を迎えて、新たなスタートを切る非常にいい機会になった」と述べました。そのうえで、谷垣幹事長は、記者団が「党内の多様性が失われているという見方があるが」と質問したのに対し「党内の議論が少ないと思ってはいないが、いろいろな潜在的な意見はあるのだと思う」と述べました。
また、自民党の稲田政務調査会長は、記者団に対し「安倍総理大臣は、わが党の存在の意義や歴史的な経緯に加え、今後、成長と分配の好循環を回していくという、非常に重要な指針も示していて歴史に残る演説だった」と述べました。
自民党の小泉進次郎農林部会長は記者団に対し、「この60年間の自民党の対応力には評価すべき点がある。私が農林部会長となったのも自民党らしく、自民党が歴史を重ねることができた1つの要因だ。与えられた立場でその責任をしっかり果たす組織になれば、もっともっと国民の信頼を勝ち得る政党になることができる」と述べました。

1008チバQ:2015/11/30(月) 23:11:40
本音だろうけど、、、言わなきゃいいのに
http://mainichi.jp/select/news/20151201k0000m010040000c.html
石破氏:政権の支持率高かったから…総裁選不出馬
毎日新聞 2015年11月30日 20時00分(最終更新 11月30日 22時42分)
 石破茂地方創生担当相は30日、毎日新聞のインタビューに応じ、安倍晋三首相が無投票再選した9月の自民党総裁選に立候補しなかった理由について「私の信条として(時の首相に)閣僚か党役員で仕えているときは出ないし、安倍政権の支持率が比較的高い中で出馬する意味があるのかということもあった」と振り返った。

 そのうえで「どんな政権も永遠のはずがない。次の政権は何をするのかを提示することも自民党の責任だ」と述べ、石破派として政権公約を練り、「ポスト安倍」を目指す考えを重ねて示した。

 石破氏は「いろいろな思いがあるかもしれないが、みんなで選んだ首相を支えることは自民党員が国民に果たす責任だ」とも述べた。【田中裕之】

1009チバQ:2015/12/01(火) 22:09:17
http://www.sankei.com/politics/news/151130/plt1511300021-n1.html
2015.12.1 10:10

自民・二階総務会長「党内で足の引っ張り合いするより安倍首相の1強で大いにいい」

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 自民党の二階俊博総務会長は30日のNHK番組で、安倍晋三首相(党総裁)の「1強」状態について「一つ抜きんでているのがいれば、1強で大いにいい。非常に党内が円満にまとまっている。わいわい言っていたころの昔の政治よりも進んでいる」と評価した。「党内がバラバラになって足の引っ張り合いをするよりも、一つにまとまってやっていこうということだ」とも述べた。

http://www.sankei.com/politics/news/151127/plt1511270014-n1.html
2015.11.27 10:12

二階俊博総務会長、「言うだけ番長」らを輩出した松下政経塾をこき下ろし「松下幸之助氏は政治に口出しすべきでなかった」

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二階俊博氏
 自民党の二階俊博総務会長は27日、パナソニック創業者の松下幸之助氏が創設した「松下政経塾」について「いい政治家も出ているが、あんまりよくないのも出ている」とこき下ろした。過去に同社のグループ企業に勤務していた二階派所属の門博文衆院議員(比例近畿)の朝食会で語った。

 二階氏は「松下氏は政治に口出しせず、経営一筋でやれば、光輝くいろいろな言葉を後世に残しただろう。あんなこと(松下政経塾)に手を出した。思い余ってしたことだろうが、残念だ」と述べた。

 松下政経塾は、野田佳彦前首相(1期)、前原誠司元外相(8期)、玄葉光一郎前外相(8期)、原口一博元総務相(4期)ら民主党政権の中枢を担った政治家を数多く輩出した。自民党にも、高市早苗総務相(5期)や逢沢一郎・1億総活躍推進本部長(1期)ら出身者がいる。

1010チバQ:2015/12/01(火) 22:11:39
http://www.sankei.com/politics/news/151201/plt1512010033-n1.html
2015.12.1 21:45

事実上更迭の自民・船田氏、首相1強懸念 「自民に多様性必要」




 自民党の船田元・前憲法改正推進本部長は1日夜、東京都内で開いた自身の政治資金パーティーで、安倍晋三首相の「1強」体制を念頭に党の多様性が失われていると懸念を示した。「1カ所に権力が集中するということも少し出てきた。党に多様性がないといけないと確信している」と述べた。

 同時に「国民の意見を吸い取り、実現してきた幅の広さが党の強さだ。これからも長持ちさせて、愛される政党になるには幅広さがないといけない」と強調した。

 船田氏は本部長在任中、衆院憲法審査会の参考人質疑をきっかけに安全保障関連法の違憲論が広がって責任論が浮上。10月に事実上更迭された。

1011チバQ:2015/12/02(水) 20:56:27
http://www.sankei.com/politics/news/151201/plt1512010038-n1.html
2015.12.2 07:58

「3年あれば…」 野田聖子前総務会長、次期総裁選出馬に改めて意欲

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 自民党の野田聖子前総務会長は1日、女性のリーダーシップをテーマに都内で開かれたシンポジウムに出席し、党の次期総裁選について「(準備期間が)3年もあればもう少し頑張れるのではないかと思ってやっていきたい」と述べ、出馬への再挑戦に改めて意欲を示した。自身が立候補を目指した今年9月の総裁選に関しては「感触からすると(出馬は)決して不可能ではない」と振り返った。

1012チバQ:2015/12/02(水) 21:04:21
http://www.sankei.com/politics/news/151202/plt1512020014-n1.html
2015.12.2 16:26

自民党、五郎丸に“接近” 数年先を見据え「国民的スター」確保?

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安倍晋三首相と手をつないだ五郎丸歩選手。将来は政界入り?
 自民党と著名アスリートとの“接近”が目立っている。来年夏の参院選について、衆院選との「同日選」(ダブル選)情報も流れるなか、野党共闘に対抗するためにも、「国民的スターに触手を伸ばしているのでは?」という見方もある。選挙専門家の分析では、「目玉候補」次第で1人で100万票獲得も夢ではなさそうだ。(夕刊フジ)

 都内のホテルで11月29日に開かれた自民党立党60年記念式典。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手(29)がサプライズゲストとして姿を見せ、会場は一気にわいた。

 五郎丸氏は「私はラグビーにおいてはルーティンを持っていますが、スピーチにおいては全くルーティンを持っていません」などとあいさつし、国会議員や党員らの笑いを誘った。

 安倍晋三首相も「五郎丸ポーズ」を披露し、国民的スターの人気にあやかった。

 安倍首相は今年5月にも、巨人軍監督だった原辰徳氏(57)と公邸で会食して、「政界入りを打診か?」などと注目された。

 原氏もシーズン途中の接触だったが、五郎丸氏も先月、トップリーグのシーズンに突入したばかり。永田町では「自民党は将来、五郎丸氏を擁立するつもりではないか」との憶測も広がった。

もともと、政界とスポーツ界は遠くない。ラグビー界では、元ラガーメンで、2020年東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相が影響力を持っており、早大の後輩でもある五郎丸氏につながるルートもありそうだ。五郎丸氏は来年3月1日には30歳となり、参院の被選挙年齢に達する。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「正直、五郎丸氏のゲスト出演は意外だった。ラグビー選手は『一党一派』に属することを避ける傾向があるからだ。ただ、現在のラグビー人気はすごい。スポーツマンシップを貫く競技でもあり、国民の印象もいい。立役者である五郎丸氏が来年夏の参院選に、自民党(比例区)から出馬すれば100万票は確実だろう。参院選に現在の非拘束式名簿方式が導入された2001年以降、最多得票となる可能性もある」と分析した。

 ちなみに、現行制度の最多得票は、01年参院選に出馬した舛添要一氏(現東京都知事)の約158万票だ。

 だが、冷静に考えると、五郎丸氏は来年から世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」のレッズ(オーストラリア)でプレーすることが決まっている。現役選手としてピークを迎えており、当面の政界転身はとても考えにくい。

 自民党としては数年先を見据えて、「国民的スター」を確保しようとしているのかもしれない。

1013名無しさん:2015/12/05(土) 14:00:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4
「衆参ダブル選」に不快感=二階自民総務会長

 自民党の二階俊博総務会長は5日、和歌山市内で記者会見し、次期衆院選が来年夏の参院選と同日となる「ダブル選挙」に党幹部が言及したことについて、「選挙運動が盛り上がらない人も参院にはいる。その人たちを当選させるために同時に選挙をやらせたらどうかと考える者もいるが、参院に対して失礼な話だ。私は同時選挙を経験したが、いいものじゃない」と述べた。 (2015/12/05-13:37)

1014名無しさん:2015/12/05(土) 14:03:38
>>1013
リンク先修正です。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015120500178

1015名無しさん:2015/12/05(土) 14:13:54
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151201/k10010326071000.html
自民参院幹事長 衆参同日選なら党勢拡大も
12月1日 21時57分

自民党の伊達参議院幹事長は記者会見で、次の衆議院選挙の時期を巡り、来年夏の参議院選挙と同日に行うことになれば党勢拡大につながる相乗効果が期待できるという認識を示しました。
次の衆議院選挙の時期を巡って、自民党内では谷垣幹事長が先月29日、記者団から来年夏の参議院選挙と同日で行われる可能性があるかどうか質問されたのに対し「いろいろな可能性がある」と述べるなど、発言が出ています。
これに関連して、自民党の伊達・参議院幹事長は記者会見で「衆議院選挙と参議院選挙を同日に行うことは、党勢拡大につながる相乗効果がある思う」と述べました。
一方で伊達氏は「実際に同日に選挙を行うかどうかは別問題で、連立を組んでいる公明党が『難しい』ということになれば、それを押し切ってまではできない」と述べました。

1016名無しさん:2015/12/05(土) 14:14:23
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120100983&g=pol
ポスト安倍「不可能でない」=野田聖子氏

 自民党の野田聖子前総務会長は1日、東京都内で行われたパネルディスカッションに参加し、安倍晋三首相(党総裁)の任期が満了する2018年の党総裁選について、「3年もあれば、もう少し頑張れると思ってやっていきたい。(出馬を模索した)この間の感触からすると、決して不可能ではない」と述べ、改めて出馬に意欲を示した。 (2015/12/01-21:21)

1017チバQ:2015/12/08(火) 02:52:49
>>919-920
http://www.sankei.com/politics/news/151207/plt1512070001-n1.html
2015.12.7 08:00

自民・憲法改正推進本部事務局長に上川元法相 素人ツートップは参院選での争点化回避か?

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(1/3ページ)
 自民党は6日、憲法改正推進本部事務局長に上川陽子前法相を充てる方針を固めた。10月に本部長に就いた森英介元法相とともに法務行政には詳しいが、2人はこれまで憲法改正の議論にはほとんど関わっていない。「自主憲法制定」を党是に掲げる自民党にあって、推進本部のトップ2人に「素人」を据えたのは慎重に議論を重ねて各党の理解を深める狙いのほか、来夏に参院選を控え、世論を二分するテーマの争点化を避ける思惑もある。

 自ら改憲議論の「素人」と認める森氏を本部長に推したのは、谷垣禎一幹事長だ。事前に安倍晋三首相に「憲法改正の議論は野党と協力しながら進める必要がある」と理解を求め、温和な人柄で知られる森氏に白羽の矢を立てた。これまで改憲に向けた動きに関与してこなかった森氏ならば、野党の反発も避けられるとの判断だ。

 推進本部の議論を実質的に仕切ることになる事務局長に上川氏を据えるのも、同様の考えがあるとみられる。自民党内では、9条の早期改正を求める意見と、野党との協調を重視する意見の集約ができておらず、上川氏の調整能力への期待もあるようだ。

 憲法改正推進本部は、自民党が野党だった平成21年、当時の総裁の谷垣氏の下で早期の憲法改正を目指し、新憲法制定推進本部を改組する形で発足した。

 初代の保利耕輔本部長と中谷元(げん)事務局長はいずれも党内の改憲議論に長年関わってきた「エキスパート」。24年4月には天皇を「日本国の元首」と位置付け、国防軍の保持を明記した「憲法改正草案」を策定。保利氏はその後、衆院憲法審査会長も務めた。

 2人の後を継いだ船田元(はじめ)本部長と礒崎陽輔事務局長も改憲の論議に精通している。船田氏は与野党協議の窓口となる衆院憲法審筆頭幹事も務め、来年1月召集の通常国会で憲法改正原案を提出、秋の臨時国会で発議する青写真を描いていた。ただ、船田氏は自身の構想を公言し「憲法改正はまだ国民の理解を得られていない」と野党の反発を招いたこともあった。

 憲法改正は、衆参両院で改憲勢力が3分の2以上を占めることが必須要件だけに、自民党幹部の一人は「まずは(来夏の)参院選で勝つことが先だ」と議論の先送りを示唆。森、上川両氏の起用は参院選まで、党内の議論を一時的に“封印”する意味合いもあるようだ。

1018名無しさん:2015/12/08(火) 19:49:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015120800423
来年3月13日に党大会=自民

 自民党の谷垣禎一幹事長は8日の記者会見で、2016年の定期党大会を3月13日に東京都内のホテルで開く方針を明らかにした。党大会は例年1月に開催しているが、11月末に立党60年の記念式典を開いたため、間隔を空けることにした。(2015/12/08-12:23)

1019チバQ:2015/12/12(土) 11:04:55
http://www.sankei.com/politics/news/151211/plt1512110039-n1.html
2015.12.11 21:34
【軽減税率】
落日の自民党税調 官邸介入招き“完敗” 往事の面影なし 「どうにでもなれ」

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(1/2ページ)
 平成29年4月の消費税再増税と同時導入する軽減税率をめぐり、調整役となるはずの自民党税制調査会が機能不全に陥っている。公明党との与党協議では、財務省主導の財政論に固執したばかりに首相官邸の介入を許し、公明案を丸のみする完敗を喫した。かつて「党内最大の聖域」と呼ばれた権威のかけらもない。

 「対象を生鮮食品(必要財源約3400億円)以外に拡大するには、時間的な余裕がまったくない」

 自民党の宮沢洋一税調会長は与党協議が大詰めを迎えた8日も、公明党が求める「食料品全般」への対象拡大を拒む姿勢を見せた。財源を社会保障と税の一体改革で捻出可能な枠内(4千億円)に抑える方針は、財務省の意向を受け党税調が掲げてきた主張だった。

 ただ、公明党は「コンビニに並ぶ食料品を対象にしなければ意味がない」(幹部)などと主張。自民党税調は「4千億円以内」以外の妥協策を提示できず、菅義偉(すがよしひで)官房長官が公明党の支持母体の創価学会幹部と直接交渉する事態を招いた。

 自民党税調は「税制は民主主義の原点。議員しか触らせない」(元税調幹部)として、政府に強い影響力を保っていた。元年の消費税率「3%」導入は、「ミスター税調」こと山中貞則税調会長(当時)が決定。「5%」を狙った宮沢喜一蔵相(同)が訪ねた際に「裁定の中身はいえない」と突っぱねた逸話が残る。

 翻って現在の党税調は財政論に偏り、世論や党を取り巻く政治状況に疎い面は否めない。今回官邸側が来年の参院選での選挙協力を“人質”に不退転の決意で臨む公明党の本気度を察知したのとは対照的だ。

 「もうどうにでもなれ」

 官邸主導で軽減税率の対象範囲が拡大した結果に税調幹部はこう嘆き、あきらめの表情を浮かべた。

1020名無しさん:2015/12/13(日) 08:57:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015121200348
谷垣氏、調整力不足を露呈=財務相的振る舞いに反発-軽減税率

 軽減税率をめぐる与党協議が難航した要因として、自民党の谷垣禎一幹事長が財政規律を重視し、対象拡大に抵抗し続けたことが指摘されている。現職の財務相かと見まがうほどの谷垣氏の言動に対し、食品全般への適用にこだわった公明党は猛反発。公明党に同調した首相官邸の不興を買う結果となった。谷垣氏は調整力不足が露呈し、「政高党低」の傾向は一段と強まりそうだ。
 「谷垣さんとは交渉できない。幹事長なら財源だけではなく、連立政権の運営や選挙も考えて判断しないといけない」。公明党幹部の一人は、生鮮食品への絞り込みを主張し続けた谷垣氏に対する不満をあらわにした。「谷垣氏は稚拙だった。わが党との関係に亀裂が入った」とも言い放った。
 谷垣氏は小泉政権で財務相を務め、野党時代には党総裁として消費税率10%への引き上げを民主党と合意した経緯がある。財政規律には人一倍思い入れが強く、生鮮食品に限定して財源を4000億円に収めることを最優先にした。
 だが、財務省や自民党税制調査会の主張を代弁するような谷垣氏の姿勢には、政府内からも疑問の声が上がる。閣僚の一人は「決めるべき立場の幹事長が決めなかった。幹事長は本来、選挙などに目配せをする必要がある」と厳しく批判する。
 結局、谷垣氏の頑強さが官邸の介入を招き、公明党の主張に沿った食品全般という結論の受け入れを余儀なくされた。これに対し、「敗者」となった自民党からは「谷垣氏は譲りすぎだ」「完全にこけにされている。辞表をたたき付けてもいい」などと、「官邸・公明」連合を説得しきれなかった谷垣氏への不満の声が相次いだ。
 谷垣氏は12日、インド訪問中の安倍晋三首相に電話で与党合意を報告。「ご苦労さま」とねぎらいの言葉を掛けた首相に、谷垣氏は「これからが大変です。相当真剣にやらないといけない」と返答。財源確保を先送りしたまま煮え湯を飲まされた無念さをにじませた。(2015/12/12-21:50)

1021チバQ:2015/12/13(日) 11:35:15
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/151212/plt15121220300020-n1.html
自民、際立つ安倍首相の「一強」ぶり “ポスト安倍”候補は精彩欠き…

2015.12.12 20:30
 安倍晋三首相の「一強」ぶりが、際立っている。「ポスト安倍」の有力候補である、自民党の谷垣禎一幹事長や、石破茂地方創生担当相、岸田文雄外相らが、いずれも精彩を欠いているのだ。軽減税率をめぐる攻防も、官邸主導で進められている。来年夏の参院選に合わせた「衆参ダブル選」を仕掛けて勝利すれば、さらなる長期政権も視野に入ってきそうだ。

 2017年4月の消費税増税時に導入する軽減税率制度をめぐる、自民、公明両党の協議は11日、大筋合意目前で混乱した。生鮮食品に加工食品を加えた食品全般に「外食」も加えることが突然浮上したためだ。

 一部メディアは、協議をまとめたくない「(財務省)主税局の反乱」と報じたが、一連の協議で、官邸の不評を買ったのが谷垣氏だ。「財務省嫌い」で知られる安倍首相の意に反し、財務省に近い立場で動き、4000億円の財源規模で乗り切ろうとしたのだ。

 菅義偉官房長官を中心とする「官邸」勢力は水面下で公明党と接触し、安倍首相も谷垣氏と官邸で会談した。自公両党は「財源1兆円超」として、12日中の決着を目指している。

 財政規律を重視する自民党の一部からは、「ここで幹事長を辞めれば『ポスト安倍』の芽が出てくる」(ベテラン)との声も漏れる。だが、現時点で、谷垣氏にそうした動きはみられない。

 2012年の総裁選に出馬し、党員票では安倍首相に勝利した石破氏は存在感が薄い。10月には、内閣改造直後という間の悪いタイミングで自身の派閥「水月会」を立ち上げ、党内でひんしゅくを買った。

 来年5月には、派閥の初めての政治資金パーティーを開く予定だが、「昼開催」「アルコールなし」「会費2万円」というストイック(禁欲的)な“新機軸”を打ち出している。ただ、天下取りを目指す政治家としては、迫力不足といわれても仕方ないだろう。

 傷のないキャリア、安定した答弁、端正な顔だち-。一時、「ポスト安倍」の最右翼といわれた岸田氏も、10月の内閣改造で派閥から1人も入閣させることができず、求心力の低下が著しい。

 岸田氏は改造直前、派閥の会合で「当面、憲法第9条自体は改正することを考えない。これが私たちの立場ではないか」と語った。党是である憲法改正を否定したため、安倍首相の逆鱗に触れたとされる。

 「余裕」の安倍首相は12日午前(日本時間同日午後)、インドのモディ首相とニューデリーで会談。安全保障分野での協力を強化や、インドの高速鉄道への新幹線システム導入で合意を目指す。

 かつて、首相の外遊中は「国内政局を仕掛ける絶好のタイミング」といわれたものだが…。

1022チバQ:2015/12/13(日) 15:56:15
http://www.asahi.com/articles/ASHDB5HP8HDBUTFK008.html
石破派、ノンアル資金パーティー 昼開催で違いアピール
石井潤一郎2015年12月11日08時18分

 自民党の石破派は10日、初めての政治資金パーティーを来年5月11日に都内のホテルで開くと発表した。派閥のパーティーとしては異例の昼間に開催し、石破茂会長が約1時間講演する。「政策集団のセミナー」というカラーを強調し、他の派閥との違いをアピールしたい考えだ。

 自民党の派閥のパーティーは、立食のバイキング形式でアルコールも振る舞われるのが通例だ。だが、石破派は着席形式、ノンアルコールで行う予定。参加料は、ほかの派閥と同程度の2万円とする。

 同派の古川禎久・事務総長は「新しい政策集団の一つの試みだ。出席者の皆さんが、カレーライスなどお昼を食べながら、講演を聞いてもらうスタイルでやりたい」と述べた。(石井潤一郎)

1023名無しさん:2015/12/13(日) 17:24:21
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151213/k10010339851000.html
二階氏 軽減税率合意「時間かかりすぎ」
12月13日 16時04分

自民党の二階総務会長は広島市で記者団に対し、消費税の軽減税率を巡って、対象品目など制度の大枠で公明党と合意したことに関連して、「少し時間がかかりすぎた」と指摘し、必要と見込まれる1兆円の財源の結論を先送りしたことに苦言を呈しました。
この中で、二階総務会長は、消費税の軽減税率を巡って、対象品目など制度の大枠で公明党と合意したことに関連し、「幹事長に一任した以上は、幹事長がまとめたことに同意せざるをえないが、やはり、少し時間がかかりすぎた」と指摘しました。
そして、二階氏は、必要と見込まれる1兆円の財源の結論を先送りしたことについて、「財源を考えなければ何も始まらない。財源は、もっと先に考えますというのではなくて、念頭に入れて、同時並行的に協議しておくべきだったのではないか」と述べ、苦言を呈しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151213/k10010339821000.html
自民 宮沢氏 軽減税率「難問はこれから」
12月13日 14時58分

自民党の宮沢税制調査会長は広島市内であいさつし、消費税の軽減税率を巡って、対象品目など制度の大枠で公明党と合意したことについて、「難問はこれからだ」と述べ、必要と見込まれる1兆円の財源の確保などに政府与党一体で取り組む必要があるという認識を示しました。
消費税の軽減税率を巡って、自民・公明両党は、消費税率を10%に引き上げる再来年4月に導入し、対象品目は「酒類」と「外食」を除いた「生鮮食品」と「加工食品」とすることなど、制度の大枠で合意しました。
これについて、自民党の宮沢税制調査会長は広島市で開かれた会合で、「きのう得た結論は、けっして自民党内では、まだまだ評判のいいものではない。これを、短期間で党の意見としてまとめる作業が残っている」と述べました。そして、宮沢氏は、「難問はこれからだ」と述べ、必要と見込まれる1兆円の財源の確保などに政府与党一体で取り組む必要があるという認識を示しました。

1024チバQ:2015/12/13(日) 21:56:46
http://www.sankei.com/premium/news/151213/prm1512130032-n1.html
2015.12.13 06:00
【安倍政権考】
自民党の憲法改正論議が停滞モードに突入 ド素人のツートップにやる気みえず 「急がば回れ」戦術なのか…





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自民党の立党60年記念式典で会場に手を振る安倍晋三首相(中央)=11月29日、東京・高輪(酒巻俊介撮影)
 自主憲法制定を党是とする自民党の憲法改正議論が停滞しそうな雰囲気だ。憲法改正、それも戦争放棄と戦力の不保持を定めた9条の改正は安倍晋三首相の悲願でもあるが、議論そのものが参院選後に先送りされそうになっている。

 先月29日、都内のホテルで行われた自民党の立党60年記念式典。国会議員や地方議員を前に演説した首相が語ったのは、第3次改造内閣で看板政策に掲げた「1億総活躍社会」の実現や来夏に控える参院選での勝利への意気込み。自民党の「一丁目一番地」ともいえる憲法改正には言及しなかった。

 昭和35年の立党の際、党の政綱に「平和主義、民主主義および基本的人権尊重の原則を堅持しつつ、現行憲法の自主的改正をはかり、また占領諸法制を再検討し、国情に即してこれが改廃を行う」と高らかにうたった憲法改正に、あえて首相が触れなかったのは来夏の参院選で争点化するのを避けるためだろう。

 というのも今年6月、自民党は衆院憲法審査会の参考人質疑で、党推薦の憲法学者に安全保障関連法を「違憲」と指摘される失態を演じたからだ。安保関連法は先の通常国会の最重要法案だったが、この違憲発言を機に野党は勢いづいて「戦争法案」などと反発を強め、成立が大幅に遅れた経緯がある。その後の宮城県議選や福島県議選では、安保関連法や大筋合意した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など、国政の課題への反対を訴えた共産党など野党が伸長し、自民党は苦杯をなめた。参院選でもそうなることに危機感を感じているのだ。

 憲法改正はイデオロギー的な対立を招き、世論を二分するテーマであるだけに、首相は慎重になっているのだろう。自民党は先の通常国会の後、違憲発言をした憲法学者の選考に関わった党憲法改正推進本部長の船田元氏を事実上更迭し、後継に森英介氏を据えた。事務局長には上川陽子氏を起用する予定だ。

 森、上川両氏はともに法相経験者だ。ただ、2人はこれまで憲法改正の議論にほとんど関わっておらず、自民党の憲法改正をつかさどるツートップが憲法の“素人”となりそうなのだ。森氏を本部長に推したのは谷垣禎一幹事長だが、事前に首相と相談していた。「憲法改正の議論は野党と協力しながら進める必要がある」と首相に理解を求めたうえで、温和な人柄で知られる森氏を選んだ。船田氏が憲法改正に積極的で野党に反発を招いた面もあったことから、参院選を前に事を荒立てない人材として、森氏に白羽の矢を立てたようだ。上川氏を起用する予定であるのも、森氏と同様の理由とみられる。

 憲法改正を前面に押し出せば、野党は安保関連法の時と同じように批判し、世論が野党になびく可能性もある。来夏の参院選からは選挙権年齢が「18歳以上」へと引き下げられる見通しだが、安保関連法の審議をめぐっては、学生グループ「SEALDs(シールズ)」が反対したこともあり、若者たちへの影響も懸念しているとみられる。

 現在、自民党は衆参両院で憲法改正案の発議に必要な3分の2以上の勢力を、単独で持っていない。参院では、3分の2どころか単独では過半数をも割り込んでいる。

 憲法改正が争点化し、参院選で敗北すれば、元も子もない。次期参院選で勝利し、憲法改正の発議が可能となる議席に近づくためには、一時的にでも憲法改正議論を封印する必要があると判断したのだろう。いわば、憲法改正への近道とばかりに「急がば回れ」戦術をとっているといえる。

 ただ、安保関連法成立で憲法改正への機運は既にしぼみ始めているようだ。岸田文雄外相は安保関連法成立後の10月に開いた岸田派の会合で「当面、9条の改正は考えない」と主張。公明党の山口那津男代表も同月のBS11の番組収録で「すぐに憲法改正をする必要は遠のいた」と指摘した。ただ、一時的とはいえ国会での憲法改正議論を封印すれば、国民の関心も薄れ、機運を逃す危険性もはらんでいる。

(政治部 小島優)

1025チバQ:2015/12/13(日) 21:57:43
↑ 腐っても代議士である人に向かって「ド素人」とは・・・
さすが産経


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