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自民党スレ

987チバQ:2015/11/20(金) 23:29:09
http://www.sankei.com/economy/news/151120/ecn1511200037-n1.html
2015.11.20 20:16

自民TPP対策 予算獲得へプラス面強調、事業官庁が全面支援 財務省は警戒、せめぎあいも

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TPP対策を議論する自民党の総務会=20日午前、東京・永田町の党本部
 自民党が正式決定したTPP対策は、安倍晋三政権が成長戦略の柱と位置づけるTPPのプラス面を並べた内容になった。党から政府への提言という体裁をとりつつも、実際は各省庁が予算獲得に向けて事業を“逆提言”した側面が強い。事業費の膨張を警戒する財務省は既に予防線を張っており、今後の予算化に向けてせめぎ合いが繰り広げられそうだ。

 TPPを契機に大企業だけでなく中小企業も積極的に海外展開する「新輸出大国」を目指す-。自民党の対策では、関税を始め各国の貿易障壁が取り除かれるTPPの好機を最大限生かす攻めの姿勢を強調した。

 ただ、個々の対策に目新しさは少ない。日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じた中小企業の海外展開支援や、政府のトップセールスによるインフラ輸出の支援など、既存事業をTPPと結びつけ、所管省庁の存在感をアピールした格好だ。

 提言は自民党の各部会が提出した対策案を集約して作られた。10月5日の大筋合意から約1カ月半でまとめる短期決戦とあって、所管省庁が全面的に後押しした。「提言に入れば予算折衝で有利なお墨付きを得られる」(経済官庁幹部)だけに役所側も意欲的だ。


 一方、査定する財務省も黙ってはいない。4日開かれた財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会では、補助金頼みの農業から脱却し、低コストの生産体制で輸出拡大を図るよう注文を付けるなど、水面下の攻防が始まっている。

 安価な外国産農産物の流入など農家への打撃ばかりが強調されるなか、政府内では「TPPの恩恵をもっと分かりやすく発信したい」(経済産業省幹部)との意識が強い。だが、現時点では夢のある“お題目”ばかりが先行し、世界最大の自由貿易圏がもたらす前向きな変化が国民に十分伝わっているとは言い難い。

 自民党の二階俊博総務会長は20日の記者会見で「国民が納得できるまで真摯な取り組みが必要だ」と強調した。今後、対策の具体化を通じ、政府が省益ではなく国益をどこまで追求できるかがその試金石となる。

(田辺裕晶)


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