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自民党スレ

971チバQ:2015/11/15(日) 23:35:07

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 岸の孫である安倍にとっても、憲法改正は悲願だ。第1次政権下の平成19年5月には、憲法改正の具体的な手続きを定めた国民投票法を成立させ、第2次政権下の26年6月には同法を改正し、投票年齢を4年後に「18歳以上」に引き下げ、憲法改正への法的な環境を整えた

 ただ、安倍自身に憲法改正の具体的な道筋が描けているとは言い難い。

 24年9月の党総裁選で憲法改正を目指すことを明言し、再登板を果たした安倍は当初、改正の発議要件を定めた96条の改正に意欲を示していた。「他国よりも厳しい」とされる要件を緩和することで、9条の改正に弾みをつける狙いだったが、連立政権を組む公明党が「96条改正が9条改正にストレートに結びつくと心配する声もある」(代表の山口那津男)と反発。安倍は方針を転換した。

 その後は、集団的自衛権の行使を容認する安全保障法制の整備に軸足を移す。今年9月には安保関連法を成立させたが、それが一時的にせよ、憲法改正への機運をしぼませることにもなっている。

 外相の岸田文雄は10月5日、山梨県富士吉田市で開いた岸田派研修会で、すかさず「当面、9条の改正は考えない」と主張。山口も同月28日、BS11の番組収録で「すぐに憲法改正をする必要は遠のいた」と指摘した。

 安倍は11月10日の衆院予算委員会で「21世紀において国民の命と平和な暮らしを守っていくうえでは、9条の改正を行うことが必要であろう」と強調したが、「現段階においては、国民的な議論を深めていくことが大切ではないか」と憲法改正については慎重な言い回しにとどめた。谷垣への同調も「現実路線転換」の延長線上にある。(敬称略)


 

 自民党は15日、昭和30(1955)年の立党から60年を迎える。東西の冷戦下、「保守勢力の結集」を目指して結党され、「自主憲法制定」を党是に掲げてきた。だが、半世紀以上を経た今も自主憲法制定はもちろん、部分的な改正すらできていない。憲法をめぐる自民党の「過去」を振り返り「未来」を展望する。


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