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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

415名無しさん:2015/04/12(日) 16:14:47
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150410-00000000-bshunju-pol
サラリーマン組織に堕した自民党(1/2)
文藝春秋 4月10日(金)10時30分配信

経済で批判を封じる安倍。しかし、議論なき党内は静かに弱体化している。

    ◇    ◇

「俺は安倍さんの後をヤル気はないね。もう年だ。あんたがやったらどうだい?」「いやいや、とても……」「私はとことん、尽くしていきますよ」

 副総理兼財務相・麻生太郎と経済財政担当相・甘利明、さらに官房長官・菅義偉を加えた3人が、最近かわした会話の一端だ。

 今秋の自民党総裁選での再選が確実視される首相・安倍晋三に、党内の死角はない。民主党が仕掛けた「政治とカネ」スキャンダルの攻勢も不発に終わった。再選されて参院選に勝ち、悲願の憲法改正へと突き進むため、安倍は高い支持率を支える「経済」に、まずは全力をあげた。

 3月17日、春闘の一斉回答を翌日に控えた閣議前。安倍は甘利にこうつぶやいた。

「賃金が上がれば、野党が国会で私を攻める決め手はなくなる」

「アベノミクス」が恩恵をもたらしたのは富裕層、都市部、株を持っている人たちだけ――そんな不満が、じわじわと広がる。その芽を摘むため、安倍と甘利は賃金引き上げ=ベースアップに照準を合わせた。

 準備は昨年12月から進められていた。

 衆院選での自民党勝利を確信した安倍、甘利、麻生らは、春闘を見据えて製造業の集積地、愛知に足を運んだ。トヨタ自動車など世界に名だたる大企業の裾野は広い。その賃上げは、下請け企業を通じて愛知から全国へと波及する。安倍の意を受けた甘利は、「賃上げの効果を下請け企業にまで波及させることが重要だ」と説いて回っていた。

 甘利と春闘について囁きあった日と同じ3月17日、安倍は参院予算委員会で「原材料価格の上昇分を、適正に取引価格に転嫁できるよう、下請けガイドラインを改定する」「下請け企業がしっかりと賃金を上げられる状況ができて、初めて本格的に消費が拡大していく」とぶった。

「取引価格」という業界用語を安倍が使いだしたのは年初からだ。「内閣総理大臣が『取引価格』という言葉を使うとは」と、経済界と労働界に驚きが広がった。

 安倍と甘利の理屈は極めてシンプルだ。「輸出型の製造業が史上最高益を記録できるのは円安だから。円安はなぜ起こったか。アベノミクスだ。よって政権に協力するのは当然だ」。

 官製春闘の標的となったトヨタは安倍に「満額回答」した。すでに凍結していた取引先への部品価格の引き下げ要請を今回も見送り、賃上げも一気に4千円にのせた。

 3月16日、経産省出身のトヨタ副社長・小平信因は、甘利に「全力でやりました。もう一段のご理解をお願いします」と頭を下げた。

 地方にアベノミクスを波及させる切り札としての賃上げには、官邸チームも動いた。

 経産省出身の首相補佐官・長谷川榮一、政務秘書官・今井尚哉は財界人脈をフル動員した。民主党支持母体の連合にも手を伸ばした。連合にとって、どんな形であれ賃上げは歓迎すべき事象である。連合対策は経団連が引き受け、会長の榊原定征が連合会長・古賀伸明に頻繁に声をかけた。

 古賀は「ベアの要求水準は2%以上とする」と高めの目標を打ち出し、結果として安倍内閣を後押しした。大企業、経産省、経団連、連合――政労使官によるスクラムが組まれた。

 賃上げと同時に注力したのはアベノミクスの要である金融政策を司る日銀、とりわけ総裁・黒田東彦との関係であった。

416名無しさん:2015/04/12(日) 16:14:58
>>415

■黒田総裁との“復縁”

 昨年10月末、予想外の追加金融緩和で日経平均株価を急騰させた「黒田バズーカ」。安倍はこの緊急緩和を、当時判断期限が迫っていた15年10月の消費税再引き上げへの「援護射撃だ」と受け止めていた。周辺には「結局、黒田も大蔵省の人間だということだ」と不快感を隠さなかった。

 黒田は財務官、アジア開発銀行総裁を経て日銀トップに転じたが、大蔵省主税局の経験が長く、DNAは旧大蔵省の財政再建にある。財務省が仕掛けた消費増税を蹴散らすために、衆院解散・総選挙にまで打って出た安倍にとって、黒田日銀は「許されざる者」となっていた。

 安倍と黒田の間は冷え込み、2月12日の経済財政諮問会議ではオフレコを前提に黒田が「日本国債が大変なリスクになる可能性がある。財政健全化を急ぐべきだ」と訴え、安倍が苦虫を噛み潰す一幕もあった。

 株価が2万円近い水準にまで上昇してきたのは、日銀が指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れ、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が日本株買いの比率を高めた「官製相場」の色合いが濃い。春闘で賃上げ目標が「2%以上」となったのは、日銀の物価上昇目標「2%」とも連動する。春闘と日銀はこの一点でつながる。安倍は黒田との関係修復に応じた。

 3月23日、首相官邸で安倍と黒田は昼食をともにしながら1時間、半年ぶりで会談した。

 会談後、黒田は「経済、金融の一般的な話をした」とだけ記者団に説明した。会談の中身よりも、不仲を囁かれていた首相と日銀総裁が顔を合わせたことが、なにより市場へのメッセージになるのだ。この日、日経平均株価の終値は194円高で約15年ぶりの高値を回復した。安倍の狙いはまたもや的中した。

「経済」で後顧の憂いはひとまずなくなった。集団的自衛権の行使容認を具体化する安全保障法制も3月20日、自民党と公明党でなんなく合意に達した。

 折しも公明党の支持母体、創価学会では元総関西長・西口良三が3月15日に死去している。現在はミニ政党の党首に甘んじている元自由党党首、元民主党代表の小沢一郎が学会で最も気脈を通じていたのが選挙と政局のプロとみなされていた西口だった。1990年代から「反自民」の旗手だった小沢に近い西口の死と、安保法制のスムーズな合意は、もはや公明党が「自民党最大の集票基盤」になっていることを象徴的に示してもいた。

 自公で合意した以上、安保法制は時間がかかっても必ず今国会中に成立する。安保法制の次に見据える憲法改正に向け、安倍は「維新の党」取り込みも怠りない。

 2月20日、衆院予算委員会。維新国会対策委員長・馬場伸幸は2027年に東京―名古屋間で開通する予定のリニア中央新幹線について、2045年開通予定となっている名古屋―大阪間の建設前倒しを要請した。

 実は、リニア新幹線に関しては維新創設者の大阪市長・橋下徹が「大阪都を実現して、東京―大阪間をリニアで結び、国の行政機構をまずは二極化。東京一極集中の是正策の切り札が大阪都構想と、東京―大阪間のリニア開業だ」と、大阪都構想実現に絡めて積極的に言及し始めていた。

 安倍は「関係者で相談していただきたい」と公式答弁は型通りにとどめたが、答弁後には馬場に「JR東海の葛西敬之名誉会長に個人的に言っておきますよ」と話しかけた。安倍と菅は、橋下の意向を踏まえてリニア延伸にまで網の目を張り巡らせている。

――(2)に続く

(文藝春秋2015年5月号「赤坂太郎」より)

最終更新:4月10日(金)10時30分

417名無しさん:2015/04/12(日) 16:15:42
>>416

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150410-00000001-bshunju-pol
サラリーマン組織に堕した自民党(2/2)
文藝春秋 4月10日(金)10時30分配信

■総裁選も節目にならず

 ひと昔前ならば予算案成立がかかる2、3月こそが、与野党攻防で最大のヤマ場だった。しかし最大野党・民主党のカゲは薄い。代表・岡田克也は網膜剥離で統一地方選の応援にさえ思うように飛び回れない。

 政局の次の節目は9月の自民党総裁選だ。ところが、総裁選でさえも節目とはほど遠い状況にある。

「ポスト安倍」の最右翼と目される地方創生担当相・石破茂は3月21日、安倍の無投票再選でよいのか、とテレビ番組の収録で問われて「それぞれが与えられた役割をきちんと果たす、それ以外は考えてはいかん」と早々に白旗をあげた。

 本来なら「ポスト安倍」に名前のあがっておかしくない麻生、甘利、菅の政権中枢も冒頭で紹介した会話のように、手をあげる気配はない。

 わずかに前総務会長・野田聖子が3月8日に「危機的な状況にある日本を支えようとする人であれば、誰でも出馬を考える」と意欲をにじませた程度だ。野田は安倍と同期の衆院当選8回、元幹事長・古賀誠が初当選のころから目をかけて「将来の宰相に」と今に至るまで推す政治家だ。

 とはいえ、野田への支持が広がるとも思えない。元防衛相・浜田靖一らが秋に向けて奔走するが、「総裁選出馬に必要な20人が集まるのか」と懐疑的な声も、党内には根強い。

 安倍本人は「最初から誰も出ない、と決まるのはよくないよね」と余裕の言葉を漏らすが、これは本音でもある。無投票再選は、いいことばかりではない。総裁選は対立候補と争い、勝ち抜いてこそ党内基盤は固まる。1997年9月、無投票で再選された当時の首相・橋本龍太郎は2か月後の金融危機で失速すると翌年には退陣に追い込まれた。出身派閥の小渕派は橋本とは遠く、他派閥も様子見していた。橋本の退陣は再選から1年もたっていない。

「安倍一強」は、当時の橋本と同じように、砂上の楼閣に過ぎない。

 いま自民党内では、政権の方針に逆らえば役職に就けないだけでなく、次期衆院選で公認されないかもしれないとの恐怖感が強い。事実、選挙区で負けて比例代表で復活した議員に対しては内閣官房参与・飯島勲らの進言で「連続して小選挙区で負けた議員の公認は、実績を評価して考え直す」とのアイデアが浮上している。小泉純一郎内閣は郵政民営化反対派に「刺客候補」を送り込む荒業を現にやってのけた。自民党は新人議員から幹部までが「上」の意向を気にせざるを得ない、“悪しきサラリーマン組織”に堕しているのだ。

 古賀や総務会長・二階俊博らが「リベラルな自民党を」「党内議論の活性化を」といくら提唱しても、国会議員の意識は変わってしまったのだ。政権の勢いが持続しているうちは、反対論が大きくなるはずもない。

■ワシントンとの鞘あて

 反面、何かのきっかけで支持率が下がれば、党内にたまった不満と鬱憤は爆発し、政変を引き起こす。97年から98年にかけて橋本が直面したのは経済危機だった。一方の安倍も、経済の変調に直面する危険は否定できないが、蓋然性が高いのは外交だ。

 3月23日、一時帰国中の駐米大使・佐々江賢一郎は外務省事務次官・齋木昭隆とともに首相執務室へ入り、安倍に4月26日から5月3日までの訪米日程を報告した。

 首都ワシントンだけでなく西海岸までを回る一大旅行だが、正式決定前から鞘あてがあった。

 2月、米大統領国家安全保障担当補佐官、スーザン・ライスが安倍の訪米を発表する直前の折衝では、中国国家主席・習近平の訪米を「State Visit(国賓訪問)」と呼びながら、安倍は「Official Visit(公式訪問)」と差がついていたという。日本側の主張で正式発表は日中とも「国賓級待遇」となったが、米オバマ政権と安倍官邸の距離はかくも遠いのが実態だ。

 夏には戦後70年談話があり、米国、中国、韓国とのパワーゲームは本番を迎える。テロの懸念も消えず、ウクライナ情勢も不透明なままだ。25年前の夏に起こった湾岸危機は当時の首相・海部俊樹の覚束なさを際立たせ、翌年の退陣につながった。

 いつ起きるか分からぬ危機とその対応は、永田町の空気を一変させかねない。

(文中敬称略)

(文藝春秋2015年5月号「赤坂太郎」より)

418チバQ:2015/04/15(水) 00:38:34
http://www.sankei.com/politics/news/150413/plt1504130060-n1.html
2015.4.13 20:26

高市氏秘書が小学館提訴 ポスト記事事実異なる 農業法人救済「関与せず」





 高市早苗総務相の実弟である秘書が13日、三重県の農業法人をめぐる週刊ポストの記事は事実と異なり、名誉を傷つけられたとして、発行元の小学館に損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。高市氏の事務所が公表した。請求額は明らかにしていない。

 週刊ポストは4月、日本政策金融公庫から融資を受けた農業法人が返済に窮した上、1億円以上が使途不明になり、高市氏の事務所が救済のために活動して秘書がスポンサーの企業を紹介したと報じた。

 事務所によると、秘書は全く関与しておらず、記事は社会的評価を著しく低下させたと主張している。

 小学館は「提訴の事実が確認できておらずコメントできない」とした。

419チバQ:2015/04/15(水) 21:11:23
http://www.sankei.com/politics/news/150415/plt1504150035-n1.html
2015.4.15 19:12

二階総務会長、総裁選で安倍首相の無投票再選支持 石原派との合流は「状況をみてから」

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 自民党の二階俊博総務会長は15日、BS11の番組収録で、9月の党総裁選について「争いがないにこしたことはない。無投票で当選した人は何倍もの責任を負う。安倍晋三首相がその覚悟を持って続ける決意なら、大変結構なことだ」と述べ、首相の無投票再選を支持した。

 自民党内で二階派と石原派(会長・石原伸晃前環境相)の合流が取り沙汰されていることについては「そういう提案をする先輩もいるが、状況をみてからだ」と述べ、将来的な課題として含みを残した。

420チバQ:2015/04/15(水) 21:13:13
↑合流したら旧中曽根派の復活って感じですかね

421dsp-122:2015/04/16(木) 15:08:28
>>417
自民党がサラリーマン組織なら、民主党は結果責任を負わない市民運動家の集団だね。

422チバQ:2015/04/16(木) 21:57:59
http://www.sankei.com/politics/news/150416/plt1504160012-n1.html
2015.4.16 12:01

町村氏が体調不良で検査入院、午後の本会議を欠席へ


 林幹雄衆院議院運営委員長は16日、町村信孝議長が体調不良のため15日から検査入院したと、電話で伝えてきたことを明らかにした。林氏は、町村氏が16、17日の本会議を欠席するとの見通しを示した。

423チバQ:2015/04/16(木) 22:26:56
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/389730/
佐藤ゆかり氏が自民最大派閥に接近 片山さつき氏の巻き返し策は?
2015年04月16日 14時00分

 女の闘いが勃発だ。女性国会議員について「路上キスの中川郁子農水政務官など、安倍政権の掲げる『女性の活躍』の足を引っ張る出来事ばかり。どこかの勢力が女性に狙いを定めているんですかね」と政府関係者がため息をつく中、シ烈な出世争いもみられる。

 女性議員では、自民党の片山さつき参院外交防衛委員長(55)が遅刻したことで、涙ながらの謝罪に追い込まれたばかりだ。悪い意味で女性が目立つことが多い。それだけではない。

「小泉チルドレンとして当選した片山氏、佐藤ゆかり氏はお互いをライバル視しています。2人とも参議院に鞍替えしていたのですが、先の衆院選で佐藤氏が衆議院に鞍替え当選。片山氏が刺激を受けないわけがない」と自民党関係者。

 永田町でも衆議院の方が何かと上に見られがちだ。前出の政府関係者は「大島派にいる佐藤氏ですが、最大派閥の清和会に接近しているとの情報があります。首相の出身派閥の方が出世しやすいと考えたのでしょうが、数が多いだけに順番待ち議員も多い。大島派にいた方がいいかもしれません」と指摘した。

 片山氏の所属する二階派は陰の実力者、二階俊博氏(76)が率いる。それだけにポストねじ込みも期待できるが、片山氏は遅刻で自爆してしまっただけに、委員長更迭はあってもほかのポストは期待できない。

 本紙でも既報したことがあるが、片山氏には埼玉県知事選への出馬もささやかれる。埼玉の政界関係者は「知事選は夏に予定されており、現職の上田清司知事が自分で決めた多選自粛条例を破って出るのかが注目です。出馬しそうな雰囲気なのですが、そうなると片山氏は厳しい」と解説する。今のところ佐藤氏がリードか。

424チバQ:2015/04/20(月) 19:41:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150420-OYT1T50079.html?from=ytop_top
悪影響の恐れ避けなければ…町村衆院議長が辞表
2015年04月20日 15時10分
 町村衆院議長は20日午後、国会内で川端衆院副議長に辞表を提出した。


 町村氏は辞表提出後の記者会見で、軽い脳梗塞との診断を受けたことを明らかにし、「議長の責務の重さを考えたとき、いささかなりとも議長の仕事に悪影響が出る恐れがあることは避けなければならない」と述べた。町村氏は2012年9月に立候補していた自民党総裁選中に体調不良で入院し、軽い脳梗塞と診断されていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150420-00000081-jij-pol

衆院議長に大島氏=町村氏が辞職願、体調考慮
時事通信 4月20日(月)17時32分配信

 町村信孝衆院議長(70)=北海道5区、当選12回=は20日午後、川端達夫副議長に議長の辞職願を提出した。軽い脳梗塞を発症し、職務を続けるのは難しいと判断した。自民党は後任に大島理森衆院予算委員長(68)を推す方針を決めた。町村議長の辞職は21日の衆院本会議で許可され、直ちに大島氏が新議長に選出される見通し。大島委員長の後任には河村建夫元官房長官(72)を充てる。
 町村氏は辞職願提出後に国会内で記者会見した。14日に軽い脳梗塞との診断を受け、20日午前に医師から当面安静にするよう伝えられたと説明。「議長の責務の重さを考えたとき、いささかなりとも仕事に悪影響が出ることは避けなければならない」と語った。
 議員活動を続けるかどうかについては「私の判断というよりドクターの判断だ。一定の時間がたったところで改めて判断しなければいけない」と述べるにとどめた。

425チバQ:2015/04/20(月) 19:46:04
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0125358.html
驚き、回復願う声 町村議長辞表提出 北海道内、今後の動向注視
04/20 14:00、04/20 19:02 更新


議長席に座る町村氏(奥)。手前は川端達夫副議長=昨年12月24日、衆院本会議場
 体調不良で入院中の町村信孝衆院議長が20日、議長を辞任する意向を固め、同日午後、国会内で川端達夫副議長に辞表を提出したことに、道内の自民党関係者からは驚きとともに健康の回復を願う声が上がった。町村氏は、自民党道連や自民党札幌市支部連合会(札連)の重鎮として道内政界に大きな影響力を持つだけに、関係者は今後の動向を注視している。

 自民党道連の柿木克弘幹事長は「これからも議長として活躍されることを期待していたので大変残念だ」とコメント。町村氏は衆院議員を続ける意向であることを受けて「一日も早い回復を願うだけだ」と述べ、町村氏の体調を気遣った。

 札連幹事長の細川正人・札幌市議は、先の札幌市長選で自民党推薦候補が落選したことに言及。「激務の中で心労をかけてしまった。早く回復してもらい、活動を再開してほしい」と話した。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0125287.html
町村衆院議長が辞表提出 脳梗塞の診断 在任4カ月弱 後任は大島氏
04/20 11:31、04/20 19:04 更新

 体調不良で東京都内の病院に入院中の町村信孝衆院議長(70)=北海道5区=は20日午後、国会内で川端達夫副議長に辞表を提出した。安全保障関連法案などの重要法案が控える中、審議への影響を避ける必要があると判断、脳梗塞の治療に専念する。安倍晋三首相に辞任の意向を伝えていた。同日衆院議員は続ける意向だ。

 これを受け、自民党は同日、後任議長に自民党の大島理森(ただもり)前副総裁を充てる方向で調整に入り、衆院議院運営委員会理事会で提案し、民主、維新両党を含めた与野党が了承した。

 町村氏は辞表提出後、国会内で記者会見し、町村氏は、辞表提出後に記者会見し脳梗塞と診断されたことを明らかにした上で「議長の仕事に悪影響が出ることは避けなければならない」と辞任の理由を説明した。

 衆院議長が衆院解散を伴わない形で任期途中に辞任するのは、1989年に予算案採決をめぐる混乱の後に辞めた原健三郎氏以来。

 町村氏は2012年の自民党総裁選に出馬したが、選挙戦中に軽い脳梗塞で入院。その後、退院し、昨年12月の衆院選で12回目の当選を果たして議長に就任した。在任4カ月弱は、現行憲法下で3番目に短い在任期間。今月14日夜に体調を崩し、16、17両日の衆院本会議を欠席していた。

426チバQ:2015/04/21(火) 20:06:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015042100828
「山東派」に衣替え=自民・大島派


 自民党大島派は21日の臨時総会で、同派会長を務めた大島理森氏が衆院議長就任に伴い派閥を離脱したことを受け、後任に山東昭子元参院副議長を選んだ。山東氏はこの後の記者会見で「自民党の長い歴史の中で女性が派閥の長になるのは初めてで、時代も変わった。私なりの持ち味を生かしながらやっていきたい」と語った。
 派閥として模索してきた麻生派との合併については、「いつ一緒になろうかという話し合いは今後とも続けていきたい」と述べるにとどめた。山東派は、衆院7人、参院3人の計10人。(2015/04/21-18:32)

427チバQ:2015/04/21(火) 20:18:01
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150421/plt1504211703005-n1.htm
自民総裁選 麻生氏対抗馬に岸田外相、野田聖子、小泉進次郎
2015.04.21

 自民党では9月に総裁選挙が行なわれる。安倍晋三首相の再選は堅いとみられるが、安倍首相が躓(つまず)けば、総裁再選支持を表明して面従腹背を決め込むポスト安倍の有力者たちが動き出す。それを見越して、水面下では季節外れのポスト安倍レースが幕を開けた。

 「波乱の総裁選」に一番野心満々なのが麻生太郎・副総理だ。麻生氏はこの間、再登板のチャンスを狙って派閥を急拡大させてきた。安倍首相と総裁選を争った石破茂氏が禅譲を期待して入閣し、戦う姿勢を失ったことで党内の支持勢力を細らせているのとは対照的だ。

 谷垣禎一・幹事長は安倍政権が「経済危機」で追い詰められた場合が出番と見ているようだが、自前では総裁選出馬に必要な20人の推薦人さえ集めることができない。石破氏、谷垣氏とも党内では「過去の人」だろう。

 代わって麻生氏の対抗馬に浮上するのは、宏池会のプリンスといわれる岸田文雄・外相、「反安倍」の姿勢を崩さずに毎週勉強会を開いてきた野田聖子・元総務会長、党青年部に独自の勢力を持つ若手のホープ小泉進次郎氏、そして安倍側近のタカ派グループが「総裁候補」として育成中の稲田朋美・政調会長の4人だ。政治ジャーナリストの野上忠興氏が指摘する。

 「自民党内のサイレントマジョリティはポスト安倍の総裁選で安倍側近たちが担ぐ神輿が勝ち、彼らが政権中枢に残ることを阻止したい。外交や経済政策でも安倍路線の揺り戻しが起きる。そうした反安倍勢力結集の仕掛けができるのは二階俊博・総務会長ではないか。二階氏は二階派と石原派の合併交渉を進めており、実現すれば細田派(95人)、額賀派(53人)に次ぐ党内第3派閥(48人)となって総裁選のキャスティングボートを握る可能性がある」

 その二階氏は5月下旬に3000人の大訪中団を組んで北京を訪問する予定で、習近平・主席との会談を調整している。二階訪中団には安倍氏の“策なき反中”に批判的な多くの議員が同行すると見られており、「季節外れの総裁選」の号砲は北京にも鳴り響きそうだ。

 ※週刊ポスト2015年5月1日号

428チバQ:2015/04/21(火) 20:36:50
http://mainichi.jp/select/news/20150422k0000m010062000c.html
自民大島派:大島氏後継会長に山東昭子氏 派閥再編加速か
毎日新聞 2015年04月21日 20時10分

 大島理森前副総裁の衆院議長選出を受け、自民党大島派は21日、大島氏の後継会長に山東昭子元科学技術庁長官を選び、同派は「山東派」に衣替えした。副会長兼事務総長には麻生派との合併に前向きな江渡聡徳前防衛相が就任。派閥再編の動きが加速化する可能性が出てきた。

 自民党で女性初の派閥会長となった山東氏は同派総会で「いずれ結婚しようという気持ちは皆が持っている。これからも関係を大事にしていきたい」と発言。麻生派との合併に期待を示した。

 麻生派(37人)と大島派(11人)は2012年以降、合同勉強会を開いてきた。合併すれば岸田派(45人)を追い抜き第3派閥となるが、旧三木派・河本派の党内リベラルの系譜を重視する大島氏は、合併に慎重姿勢を示してきた。

 派閥の実務を取り仕切る江渡氏は、麻生派との交流の窓口役だ。両派は今月下旬にそれぞれパーティーを控えており、大島派議員は「6月以降に麻生派から接触があるのではないか」と語る。

 大島氏は、盟友の二階俊博総務会長が率いる二階派(34人)との合併を模索した時期もある。両派が合流すれば45人で麻生派を上回る。その後に麻生派と合流すれば主導権を確保できるとの見方もあり、派閥間の駆け引きが激しくなりそうだ。【高本耕太】

 ◇おことわり

 自民党大島派は21日、山東昭子元科学技術庁長官を新会長に決めたため、毎日新聞は同派を「山東派」と表記します。

429チバQ:2015/04/21(火) 20:40:23
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210004-n1.html
2015.4.21 05:00

「大島議長」は首相の意向 安保法案の野党調整を期待 町村氏、2年半前の脳梗塞を「よくなったと過信した」

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 町村信孝衆院議長は脳梗塞が再発し、無念の辞表提出となった。自民党が後任に大島理森衆院予算委員長を推すのは、5月15日に閣議決定予定の安全保障関連法案を今国会で成立させたいとする安倍晋三首相の強い意向が背景にある。国会対策の経験が長い大島氏に野党との調整を期待したといえる。

 大島氏は、自民党国対委員長の在任が1430日と歴代最長記録を持つ。昨年5月に安保法制に関する与党協議を始める際、与党協議会座長の高村正彦自民党副総裁と、座長代理の北側一雄公明党副代表の間をとりもち、協議を円滑に導いた実績がある。

 昨年の衆院議長選出の際にも、安保法案の審議をにらんで大島氏の名が浮上したが、首相が最終的に推したのは町村氏だった。平成24年9月の自民党総裁選で争ったことや、消費税率10%への引き上げ時期をめぐり対立したことから、町村氏を党内から外す狙いがあったといわれた。

 一方、町村氏は20日、辞表を提出した後、記者会見に臨み、「大変残念、大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 24年の総裁選立候補の際に軽い脳梗塞を発症したことに触れ、「2年半たって、すっかりよくなったと勝手に過信していた。強く強く反省している」と語った。議員活動についても、「引き続き活動できればいいと思っているが、医師の判断になる。一定の時間がたったら判断しなければならない」と慎重な言い回しをした。

430チバQ:2015/04/22(水) 19:30:04
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/391917/
町村氏辞任で注目される議長ポスト「首相より上の超待遇」
2015年04月22日 11時00分

町村信孝氏
 町村信孝衆院議長(70)が20日に体調不良を理由に議長を辞任し、自民党の大島理森前副総裁(68)が21日、後任に選出された。国会議員の間で、内閣総理大臣よりもある意味、垂ぜんといわれるのが議長ポストだ。

 町村氏は昨年12月に伊吹文明前衆院議長(77)の後を継ぎ、衆院議長に就任したが、2012年の党総裁選時に発症した脳梗塞の兆候が再びみられ、わずか4か月で無念の辞任となった。

 衆院と参院でそれぞれある議長職は、本会議の議事進行などを務めるが、政治的権限を失う完全な名誉職から“上がりポスト”ともいわれる。ただ自民党の長老陣が目の色を変えるのは、議長を務めることで首相と同等、もしくはそれ以上にも及ぶ“うまみ”があるからだ。

「議長は首相、最高裁長官と並ぶ三権の長ですが、歳費は月額218万2000円で首相よりも10万円ほど高い。また専用公邸もあり、国会内の移動では衛視が先導する。ちょっとしたことですが、虚栄心の塊である議員にはたまらない。また天皇陛下からの褒章も大臣経験者は旭日大綬章ですが、議長経験者はワンランクアップし、桐花大綬章が与えられる」(永田町関係者)

 さらに議長、副議長経験者は退任後も議員職に就いている限りは、専用の公用車が充てられるほど権威、格式が高い。

 ただこの10年で、首相が8人と入れ替わりが激しいのに対し、議長は選挙と連動するために衆参それぞれで4人しか就いていない狭き門だ。

「議長ポストは派閥領袖クラスの年功序列になるのが原則ですが、その時々のタイミングや派閥の力関係、現職大臣からの横滑りもなく、なかなか狙ってなれるものでもない」(自民党関係者)

 期せずして、議長のイスを射止めた大島氏は強運の持ち主ともいえそうだ。

431チバQ:2015/04/26(日) 09:33:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150426-OYT1T50007.html
二階氏との訪中、石原派がとりやめ
2015年04月26日 09時13分
 自民党石原派会長の石原伸晃前環境相が、5月下旬に二階総務会長と予定していた訪中への参加をとりやめたことが分かった。


 二階氏は観光業界の関係者ら約3000人とともに訪中する計画で、石原氏は副団長として参加を予定していた。石原派(14人)からは石原氏を含め5人が参加予定だったため、二階派(34人)との合流に向けた伏線と見る向きもあった。

 石原派は5人全員が参加をとりやめる方向だ。関係者は「国会日程を考慮した」と説明しているが、「合流話の沈静化を図ったのでは」との臆測も出ている。

2015年04月26日 09時13分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

432チバQ:2015/04/26(日) 09:34:36
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150411-OYT1T50135.html?from=yartcl_popin
二階・石原派合流論…「石原総裁候補」は異論も
2015年04月12日 08時53分


 自民党の二階派(34人)と石原派(14人)の間で合流構想が浮上している。

 二階派を率いる二階総務会長が5月下旬に予定している訪中に、石原派領袖の石原伸晃・前環境相が参加することになり、「合流に向けて話し合うのではないか」との臆測も出ている。

 石原派は、昨年9月の内閣改造で石原氏が環境相を外れて以来、閣僚も党三役もいなくなった。派内には、次の内閣改造・党役員人事に向け、「合流すれば、押しの強い二階氏の力で入閣への道が開ける」(中堅)との期待感が出ている。石原派の最高顧問である山崎拓・元自民党副総裁が、合流論を主導している。

 実現すれば、岸田派と麻生派を抜いて第3派閥となるため、二階派でも、「存在感が増すのは確実だ。悪い話ではない」との受け止めが出ている。両派は、ともに旧中曽根派の流れをくみ、親しい議員が多い。他派閥からは「合併したら、安倍首相はますます二階氏に配慮せざるを得なくなる」との見方も出ている。

 ただ、ネックとなるのが「ポスト安倍」をにらんだ総裁候補を誰にするかだ。

 石原派内には、2012年の総裁選に出馬した石原氏を再び総裁候補に押し立てたいとの思惑が強い。同派の中堅議員は「石原氏以外に総裁候補はいない。二階派との合流も、将来の『石原総裁』の準備のためだ」と語っている。

 これに対し、首相(総裁)の再選支持を早々と明言した二階氏は、「ポスト安倍」を議論することに慎重だ。二階氏周辺は「二階氏は、親分の首相を支えることしか考えていない。石原総裁候補という話題が出るようならば、合流しないだろう」と語っており、一筋縄ではいきそうもない。

 自民党では、麻生派と大島派の合流構想も数年前からくすぶっているが、大島派内に慎重論がある。

433チバQ:2015/04/26(日) 18:53:42
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260009-n1.html
2015.4.26 11:00
【メガプレミアム】
中川郁子農水政務官「路上キス」の代償





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3月12日、衆院予算委員会で民主党議員に追及された中川郁子農林水産政務官は疲労困憊の表情=衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
 中川郁子農林水産政務官(56)=北海道11区=の窮地が続いている。同じ自民党二階派に所属する門博文衆院議員(49)との路上キスだけでなく、その後に入院した際にルールに反して病室で喫煙していたことを週刊誌に報じられ、野党に資質を疑われているのだ。政治生命の危機を指摘する向きもある。民主党や共産党の国会議員で路上キスを報じられた“先達”は試練を乗り越えて政治活動に邁進しているが、中川氏の場合はどうなるか。

 「泉下の一郎先生と昭一先生に、『よろしく頼むと言ったじゃないか』と頭を叩かれているような気分だ」

 二階派幹部の一人は、一連の中川氏の報道に、苦笑いを浮かべながら肩を落とした。

 発端は3月5日発売の「週刊新潮」。中川氏が、上司である西川公也前農水相が辞任した2月23日夜、新しい上司となる林芳正農水相の認証式が行われている時間に支援者らと飲酒をし、その後、門氏と合流して東京・六本木の路上でキスをしている写真が掲載された。

 中川氏は、聖心女子大卒業後、三菱商事を経て昭一氏と結婚した。平成21年に昭一氏が急逝。中川氏は24年の衆院選で、昭一氏の地盤を受け継いで出馬、初当選を果たした。現在、2期目。門氏は同期当選に当たる。

 永田町では発売前日に記事のコピーが出回り、予算審議以上に話題を独占していた。

 中川氏は5日「酒席の後であったとはいえ、軽率な行動だった。誠に申し訳ない」とするコメントを発表し、火消しに走った。しかし、民主党が6日の衆院予算委員会への出席を求めると、東京都内の病院に入院し、6日の予算委を欠席した。

 政府内では中川氏の辞任論や二階派の若手数人の名前が後任に浮上したが、中川氏は10日の衆院農水委員会に出席し、「今後とも政務官として職務に全力で取り組んでまいりたい」と続投を表明した。

 しかし、その後の衆院予算委員会分科会で中川氏は、自分の農水省での担当分野を聞かれてたじろぐ場面があった。これを受けて民主党の高木義明国対委員長は「的確に答弁できていない。これで大切な農政の課題について、職務を果たせるのか。甚だ疑問だ。無理をなさらないほうがいいのではないか」と辞任を促した。

 しかもこれだけにとどまらず、12日発売の週刊新潮と週刊文春で、入院中にルールに反して病室で喫煙をして問題となったことが報じられた。中川氏は13日の衆院予算委で「不眠、不安が続き、喫煙してしまった」と報道を認め、謝罪した。実は、中川氏は入院に際してある知人に相談をし、この知人は「絶対に入院してはいけない」と助言したという。知人の不安が的中してしまった形だ。

 農林水産行政は、農協改革や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)といった安倍政権の重要政策が目白押しだ。維新の党幹部は「普通に政策を聞いたら大臣が答えてしまう。中川氏の答弁機会を増やすためには、スキャンダルを導入にして政策を聞く。こうすると、中川氏が答えざるを得なくなる。膨大に答弁を用意しなきゃならない役所側も、支えきれなくなるのでは」と“物量作戦”を披露する。

 中川氏の地元でも困惑が広がっている。後援会関係者の一人は「昭一氏の妻ということで応援しているのに、今回のことで『今後は応援できない』と言っている人もいる」と語った。

 将来の衆院選で、一郎氏の元秘書で政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表(公民権停止中)の出馬が取りざたされているほか、石川知裕元衆院議員(同)も捲土重来を狙っている。「昭一さんを落とす土地だ。楽観視できない」(自民党中堅)との危機感もある。

434チバQ:2015/04/26(日) 18:54:14
 関係者によると、安倍晋三首相は中川氏の政務官続投を貫いた。派閥領袖の二階俊博総務会長は「監督、教育する義務はない」と素っ気ない態度を示しながらも、中川氏の後援会幹部には「選挙というのは一度応援したら、いいときも悪いときも命がけでやるものだ」と後援会組織の結束を促したという。

 この背景を、自民党関係者はこう解説する。

 「この春に新社会人になる中川氏の長男か、昭一氏の兄弟に地盤を引き継ぐまで、首相は昭一氏の盟友として、二階氏は後見人として、なんとかして中川氏には踏ん張ってもらいたいのではないか」

 ところで、スキャンダルが直撃した中川氏の危機管理はどうだったのか。また、失地回復はできるのか。永田町では比較材料として、民主党の細野豪志政調会長が18年10月、タレントの山本モナとの路上キス写真を「フライデー」に報じられたケースが語り継がれている。

 細野氏は今月10日の記者会見で、中川氏の問題については「国会で議論してほしい」と述べるに止めた。

 当時、細野氏は自身のウェブサイトで「不徳の致すところであり、深く反省する」などとするコメントを掲載。当時は多くのスポーツ紙が国会専従記者を置いていただけに、衆院本会議後に「キスはしたのか」「酒は飲んでいたのか」「何時から何時まで一緒にいたのか」などの具体的な事実関係を聞く報道陣が殺到したが細野氏は「コメントの通り」を繰り返し、言質を与えなかった。

 説明責任を果たしたかはともかく、その後も選挙区では妻が支援者などに謝罪をしてまわったかいもあり、21年、24年、26年の衆院選で連続当選している。この間、環境相、原発担当相といった政府の役職を歴任し、野田佳彦政権末期では、首相候補として民主党代表選への出馬を待望する声が浮上した。26年には、民主党初の派閥「自誓会」をたちあげ、領袖となっている。政治家としてステップアップしているといっていい。

 共産党の吉良佳子氏も、26年3月に「週刊新潮」に共産党員の男性との路上キス写真が報じられた。吉良氏は後にこの男性と結婚、参院で安倍首相にブラック企業問題の質問をぶつけるなどしている。

 前述の二階氏は今月12日、BS日テレ「深層ニュース」の収録で、語気を強めた。

 「余計なことは言わないで、政治の本筋の仕事に精励することだ。この一言に尽きる」

 中川氏は、二階氏のこの言葉を、深く肝に銘じているのではないか。

(政治部 沢田大典)

(3月24日掲載)



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435チバQ:2015/04/28(火) 01:12:22
http://www.sankei.com/affairs/news/150427/afr1504270031-n1.html
2015.4.27 21:32

小渕氏聴取「元秘書」捜査大詰め 東京事務所スタッフの関与も焦点

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 小渕優子前経済産業相(41)の政治資金問題をめぐる東京地検特捜部の捜査が大詰めを迎えている。27日には小渕氏本人を任意聴取していたことが判明したほか、関連団体間の「寄付」に虚偽記載がある疑いも浮上。特捜部は聴取内容を踏まえ、問題となった政治資金収支報告書の実質的作成者で小渕氏の元秘書、折田謙一郎・前群馬県中之条町長(66)の立件へ向けた捜査を進める。

 現役政治家を対象とする捜査は「選挙前に有権者の動向に影響を与えてはいけない」(検察幹部)とされ、慎重に行われる。今月実施された統一地方選では、小渕、折田両氏が影響力を持つ群馬県議選(12日投開票)や高崎市長選(26日投開票)が行われた。

 それらが終了し、関連する選挙日程が6月18日告示の群馬県知事選まで空く今の時期に、特捜部は処分へ向けた捜査を進展させるとみられる。

 特捜部は、関係者の刑事責任について判断するには小渕氏本人の聴取が必要と判断したもようだ。事実確認は「上申書の提出でも可能」(検察幹部)とされるが、処分後の検察審査会への申し立ても想定すると、「捜査を尽くすため直接聴取することは不可避」(別の幹部)だったようだ。

 小渕氏は問題発覚後の記者会見で「分からないことが多過ぎる」と自身の関与を否定。聴取にも同じ趣旨の説明をしたとみられる。

 政治資金規正法は、政治団体代表者の刑事責任が問われる場合について「会計責任者の選任と監督の両方について相当の注意を怠ったとき」と規定。ある特捜部OB弁護士は「共謀関係がなければ、小渕氏自身に刑事責任が及ぶ可能性は低いだろう」とみる。

 一方、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の収支報告書で「自民党群馬県第5選挙区支部」と「小渕優子後援会」への「寄付」と記載された資金移動が架空だった疑いが出てきたことで、一連の問題は新たな局面を迎えた。

 関係者によると、資金管理団体の管理は小渕氏の秘書ら東京事務所のスタッフが担っており、折田氏が主導したとされる資金操作にスタッフが協力する形になるからだ。元事務所関係者は「近年は群馬にいる折田氏が、東京に指示を出すようになっていた」と話す。

 今後は、収支報告書作成の経緯だけでなく、東京事務所のスタッフの関与も焦点となりそうだ。

436チバQ:2015/04/28(火) 22:19:14
http://www.sankei.com/affairs/news/150428/afr1504280046-n1.html
2015.4.28 22:07
【小渕氏元秘書在宅起訴】
城代家老、父娘仕え30年 小渕氏を「姫」…隠然たる影響力

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臨時開催された中之条町の町議会で、辞職理由を説明する折田謙一郎前町長=2014年10月24日、群馬県中之条町(大橋拓史撮影)
 小渕優子前経済産業相(41)の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件は、小渕氏が「子供の頃から一緒」と全幅の信頼を置いていた元秘書、折田謙一郎被告(66)ら2人が在宅起訴された。小渕氏が圧勝した昨年12月の衆院選で折田被告は裏で指示を出していたといい、事件発覚後も隠然たる影響力を発揮していたようだ。

 「群馬県内の温泉街に身を隠しつつ、選挙事務所に電話で指示していたとか。堂々としていて驚いた」

 折田被告の動向を知る元事務所関係者はこう振り返る。小渕氏は衆院選で次点候補を9万票引き離し、約11万票で当選。群馬県高崎市の事務所では万歳三唱は控えたが、集まった支持者に笑顔を振りまき、復活をアピールした。

 一方、折田被告は昨年10月の町長辞職以降、公の場に一度も姿を現していない。しかし元事務所関係者は「小渕氏の遊説を担当したのは折田被告の腹心だった。折田被告の影を感じた」と話す。

 小渕氏のことを「姫」と呼んでいたという折田被告。父、恵三元首相の初当選の頃から秘書となり、30年以上にわたって父娘2代に仕えた。恵三氏の死後、他の古株秘書が次々と引退する中、平成19年の群馬県知事選で地位を固めた。ある県議は「苦戦が伝えられた現職知事を当選させた。その後の関連選挙では必ず折田被告が陣頭指揮を執り、誰も頭が上がらなくなった」と明かす。

 問題発覚後、町長辞職前の折田被告は周囲に「俺がやるしかねえ」と漏らしていた。事務所関係者は「姫の身が危なくなったので城代家老が腹をくくったのだろう」と心情を察する。

 ともに在宅起訴された加辺(かべ)守喜被告(62)も父娘に仕えたベテランだった。26年まで小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の会計責任者を務め、東京事務所では地元団体のチェックを担当。同会からの架空寄付には加辺被告が関与したとみられる。

 ある事務所関係者は「加辺被告の引退後、完全に折田被告の独壇場になった。優ちゃん(小渕氏)は自分で収支報告書を見るべきだった」と悔やんだ。

437名無しさん:2015/05/03(日) 12:24:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000079-san-pol
二階氏“恭順”も「ポスト安倍」仕込み? 「陰の幹事長」官邸警戒
産経新聞 5月1日(金)7時55分配信

 安倍晋三首相の「1強」が続く中、安倍政権を支える自民党で二階俊博総務会長の存在感が増している。9月の党総裁選をめぐり安倍首相の無投票再選支持をいち早く表明し、流れをつくった。首相も豊富な経験と人脈を駆使して根回しする二階氏に信頼を寄せ、党内には二階氏を「陰の幹事長」と称する向きもある。ただ守旧派の代表格として、首相とは政治信条などで「水と油」。首相側近らは警戒を緩めていない。(沢田大典)

 ◆数の論理を重視

 「これまでの日米首脳会談に比べて大きく前進した。首相は世界中を飛び歩き、自ら外交をしている。米国もそれを知っている。だから傾聴に値するという感じの会談になる。評価が高い」

 二階氏は30日、二階派の研修で訪れていた和歌山県の高野山で、記者団を前に首相を絶賛した。

 4月15日には次期党総裁選についてこう語り、早々と安倍首相への「恭順」姿勢を示している。

 「首相は国民の期待に応えて頑張っておられる。これで十分だ。他に出たい人がいたら拒まないが、いたずらに騒ぎを起こして、面白がったというだけでは済まない」

 首相への批判を強める古賀誠元幹事長が対抗馬擁立を模索し、党内では古賀氏と近い二階氏が連動する可能性もささやかれていた。二階氏はあっさり打ち消してみせたのだ。

 二階氏は「数の論理」を重視する政党政治家らしい一面も見せる。5月下旬に中国を訪問するが、石原派会長の石原伸晃前環境相に同行を打診した。党内では「二階派、石原派合流の布石か」との観測が一気に広がった。石原派からは5人が参加予定だったが、あまりの騒ぎの広がりに5人は中国行きを諦めたほどだ。

 二階派(34人)と石原派(14人)が合流すれば、麻生派(37人)だけでなく岸田派(45人)も抜いて党内第3派閥となる。合流話は石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁が主導しており、二階氏も「そういう提案を受けた」と認めている。

 ただ、山崎氏は石原氏を総裁候補と想定しているだけに、二階派内には反発が強い。二階氏は「石原さんがどんな動きをしているかは聞いたことがない。われわれが本気で動くときは、そんな数ではない」とけむに巻くが、官邸周辺は「『ポスト安倍』を視野に次の手を仕込んでいる」と警戒を強めている。

 ◆頼りすぎると…

 政治課題に対し正面突破を図ることの多い安倍首相に対し、国会対策畑が長い二階氏は妥協点を探る手法にたけている。二階氏は親韓国、親中国といわれ、首相とは距離があるが、首相も信頼を寄せている。

 「そちらの雰囲気はどうですか」。昨年11月、外遊中の安倍首相は二階氏の携帯電話を鳴らし、こう尋ねた。首相が年末の衆院解散・総選挙を表明する直前のこと。衆院解散の決意を感じ取った二階氏は記者会見で「解散風が吹いていることは間違いない」などと言及。首相の帰国時には、解散表明の環境がすっかり整うことになった。

 首相側近は「相手の望む結果を出す仕事師といわれる二階氏の真骨頂。首相は信頼を強くした」と語る。実際、首相は2月に訪韓した二階氏に朴槿恵(パク・クネ)大統領あての親書を託した。今度の訪中も「成功させてほしい」とエールを送る。

 二階氏は新進党時代に行動をともにした公明党とのパイプが太く、漆原良夫中央幹事会会長とは定期的に意見交換している。「俺がいる間は自民党、公明党が別れることはさせない」が口癖だ。閣僚を歴任し、官僚や財界にも知己が多い。

 「二階氏は足して2で割る手法は天才的だ。ただ頼りすぎると、あらゆることが骨抜きにされる。まさにもろ刃の剣だ」

 自民党幹部は警戒を解くことはない。

438チバQ:2015/05/05(火) 23:11:45
http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030002-n1.html
2015.5.3 12:00
【政界徒然草】
出過ぎない谷垣禎一幹事長 野心見えぬ「安倍追随」に側近たちの不満

3月8日、自民党大会で党歌を歌う(左から)高村正彦副総裁、安倍晋三首相、谷垣禎一幹事長=東京都港区高輪のグランドプリンスホテル新高輪(酒巻俊介撮影)
 今年2月、自民党の谷垣禎一幹事長は麻生太郎副総理兼財務相に会食に誘われた。

 「あなたはもう首相をやった。党内の若手で誰を育てようと考えているのか」。そう尋ねようと考えていた谷垣氏を前に、麻生氏は腰を落ち着けるなりこう切り出した。

 「おい、谷垣。お前は誰を育てようと思っているんだ」

 麻生氏が自分と同じことを考えていたと知った谷垣氏は驚きを隠せなかった。

 3月に70歳になった谷垣氏。最大の関心事は「後進の育成」だ。幹事長就任から約1カ月後の昨年10月には、平成24年の衆院選で大量当選した当選2回(当時1回)の新人議員を対象に昼食懇談会を開催。野党時代の総裁を務め、初当選前の彼らを育成した経緯から「私にとっては虎の子の119人」と、思い入れたっぷりに挨拶したこともある。

 ただ、安倍晋三首相(党総裁)が「ポスト安倍」の育成に着手しているのに対し、谷垣氏は将来の首相候補となりそうな中堅の育成には消極的にみえる。首相は、衆院当選4回で自身と思想信条の近い稲田朋美政調会長らを育てようとしているが、谷垣氏は目先の国政選挙をにらんでか、支持基盤が弱い若手を中心に世話を焼いている。

 谷垣氏は、リベラル派が集まる宏池会(現・岸田派)の出身で、かつては「宏池会のプリンス」とも呼ばれた。谷垣氏の息がかかった「ポスト安倍」が台頭すれば、長期政権をにらむ首相にとって政敵になりかねない。首相と対決する構図となることを注意深く避けてきた谷垣氏にとって、それは本意ではないのだろう。

 自らが「ポスト安倍」となる野心も見えない。9月の総裁選をめぐっては「私は幹事長だから、総裁をしっかりお支えして、おのずからそういう道(安倍氏の再選)になるようにするのが私の仕事だ」と述べ、早々と首相の再選を支持した。

 地盤を引き継いだ元文相の父、専一氏が71歳で死去したことを引き合いに引退さえにおわすこともある。2月2日夜、都内で開かれた自著の出版記念パーティーで、宏池会を創設した池田勇人元首相の政治理念「寛容と忍耐」にふれ、こう宣言した。

 「私ももう今年で70歳。政治家として活動できる時期はそう長くない。もう一回、政治の世界に『寛容と忍耐』を再生させられないか。残る時間を、できるかぎりそれにかけてみたい」

 「政高党低」にささやかな抵抗をみせることもある。首相肝いりのカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)を整備する推進法案をめぐり、今国会での成立に暗雲が立ちこめ始めた背景には、カジノ導入に否定的な谷垣氏の意思が働いたとされている。

 もともと慎重だった公明党だけでなく、自民党内からも「カジノをやればもうかるという錯覚が広がっている」「収益も上がらず社会的な問題だけが残る」などと、後ろ向きな発言が飛び出し始めていた。

 それでも、官邸サイドに気を使うあまり「幹事長として踏み込まなければならない諸懸案への発言を控えすぎている」(閣僚経験者)との批判も党内にくすぶっている。消費税率を10%に引き上げる時期の判断をめぐっては、経済成長を重視する首相の「上げ潮」路線にブレーキをかけられず、最終的には財政再建重視の持論を取り下げ、1年半の延期を許した経緯もある。

 「あまり『安倍一強』と書き立てられると、謀反を起こしたい連中が起こせなくなる。いい意味か悪い意味か知らんが、自民党にはそういう体質がある」

 こう分析するのは、昨年9月、幹事長就任挨拶のため都内の事務所を訪ねてきた谷垣氏に対し、首相のブレーキ役となるよう助言した海部俊樹元首相だ。海部氏は「谷垣さんはもう少し思ったことを安倍に言ってやってくれたらいいと思う。安倍は言われれば聞く人間だ」と気をもむ。

 だが、谷垣氏に近い党幹部の一人は皮肉混じりにこう語る。

 「谷垣氏は絶対に出過ぎることはない。首相にとってこれほど居心地のいい体制はないだろう」

(政治部 豊田真由美)

439チバQ:2015/05/05(火) 23:15:35
http://www.sankei.com/politics/news/150505/plt1505050022-n1.html
2015.5.5 21:39

自民ハト派が結集へ 7日に若手12人が初会合 「過剰なナショナリズム排す…」

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 自民党の若手国会議員12人が、戦後70年の歩みを検証する勉強会を発足させる。事務の官房副長官官僚を長く務めた古川貞二郎元官房副長官(80)を7日に招き初会合を開く。設立趣意書に「修正主義的な過剰なナショナリズムを排し、保守の王道を歩む」と明記した。

 発起人代表は岸田派所属の武井俊輔、国場幸之助、石崎徹の3衆院議員で「過去を学び、分厚い保守政治を目指す」と掲げた。福田康夫元首相の長男、達夫氏も参加する。

 武井氏は「戦後70年を迎え、先輩方の戦中戦後の経験談を聞く機会は最後だと考えた」と説明。安倍晋三首相が進める安保法制整備や憲法改正論議に「一切不満はない」としている。

 ある議員は「これまで公明党に政権のブレーキ役を押し付けてきたが、自民党も活発に議論しなければいけない」と語った。

440チバQ:2015/05/06(水) 00:21:59
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015050400182&g=pol
強まる無投票再選の見方=「ポスト安倍」動きなし-自民総裁選


 9月末の任期満了に伴う自民党総裁選に関し、安倍晋三首相(党総裁)が無投票で再選されるとの見方が党内で強まっている。高い内閣支持率を背景に強固な政権基盤を維持する首相に対し、現状では出馬しても勝算が乏しいとの空気が支配的なためだ。「ポスト安倍」と目される「候補」らには、いまだ際立った動きがない。



 「立候補できる資格のある人は、雲霞(うんか)のごとくいる」。首相は、米国滞在中の1日(日本時間2日)、同行記者団に総裁選に関してこう語る一方、自身の対応については「まだ先の話だから、この国会で結果を出していくことに全力を尽くしていきたい」と述べるにとどめた。
 9月に想定される総裁選まで約4カ月。足元の国会では、当面の政権運営で最大の難所となる安全保障関連法案の審議が待ち受ける。首相としては、国会対応にめどが付くまでは、総裁選への意欲を「封印」するようだ。
 ただ、再選に向けた布石は着々と打っているとの指摘もある。自民党大島派の会長だった大島理森氏の衆院議長への起用について、首相に近い党幹部は「よく練られている」と語る。
 首相は、閣内に麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相、岸田派会長の岸田文雄外相を取り込んでいる。党でも二階俊博総務会長は二階派会長だ。派閥会長クラスを要所に据えることで、自らの基盤をさらに強める狙いがあるというわけだ。
 既に二階氏や谷垣禎一幹事長が首相の再選支持を表明。執行部に盾突く形で名乗りを上げるのは容易ではない。総裁選の立候補には20人の推薦人が必要だが、党幹部は「現状で集められる人はいない」と語る。こうした情勢を反映し「ポスト安倍」の動きは鈍い。
 「はっきりしなさいよ」。野田聖子前総務会長は4月中旬、有力候補の1人とされる石破茂地方創生担当相と会食した際、こうけしかけた。だが、石破氏はあいまいな返事に終始した。野田氏の名前も取り沙汰されるが、周辺は「出られるか分からない」とみており、具体的な動きはない。
 党内では、今回の総裁選に向け、党員の「インターネット投票」実施の検討に入る。総裁選は党の人材をアピールする好機だが、中堅議員は「無投票になったら盛り上がらないだろう」と対抗馬が現れないことをこぼした。(2015/05/04-16:36)

441チバQ:2015/05/06(水) 00:23:44
http://news.livedoor.com/article/detail/10071842/
「超速離婚」テレ朝・島本アナ 挙式直前からギクシャク

2015年5月2日 7時30分 東スポWeb
“セレブ婚”と話題を呼んだテレビ朝日・島本真衣アナウンサー(31)と小倉将信衆議院議員(33=自民)夫妻の離婚をめぐり、「小倉氏のマザコン」「島本アナの気の強さ」など、関係者から様々な声が上がっている。離婚は小倉氏が自身のフェイスブックに4月29日付投稿で公表した。結婚から約1年半。昨春に超豪華披露宴を催したが、その数か月後に島本アナが新居を出て別居していたという。2人の間に一体何があったのか?

 島本アナと親しいディレクターは「結婚生活は実質3か月ぐらいでしょう。結婚早々からケンカが絶えず、島本が家を出たとかいう話でしたから…」と明かす。

 2013年11月に入籍した夫婦は昨年4月、政財界の大物ら約500人を招いた豪華披露宴が話題になったが、その数か月後の夏には島本アナが新居から姿を消したという。

 発売中の一部週刊誌で「ド派手披露宴から4か月で別居」と報じられたのを受ける形で、小倉氏はフェイスブックで「私達夫婦は本日をもって離婚いたしました」と報告した。

 かつてプロ野球の南海と近鉄でプレーした島本講平氏(62)が父で、叔父の島本啓次郎氏(59)も元プロ野球選手だった島本アナは、昨秋まで平日朝の情報番組「グッド!モーニング」でキャスターを務めるテレビ朝日“朝の顔”だった。小倉氏は東大→日銀→オックスフォード大学院修了の経歴で2012年の衆院選で初当選した自民党期待のホープだけに、2人の結婚は注目された。

 別れた原因は一つではなかったのか、関係者から様々な声が上がった。

 前出のディレクターは「島本は空気を読まずにモノを言う天然キャラといわれてますが、天然というより毒舌。言いたいことを何でもストレートに言ってしまう、気の強い女性。あるとき、島本のモノ言いで怒った気象予報士が、ロケ先からスタジオを呼ぶ際に他のキャスター名だけ呼んで、島本に話しかけなくなったことも」と語る。一方、永田町関係者は「小倉氏は当初『有名になりました』と女子アナとの結婚をはにかみながら報告していましたが、披露宴からしばらくして夫人のことはまったく口にしなくなっていました」と明かす。

 昨年12月の衆院選で小倉氏が2期目の当選を果たしたときも、小倉事務所は「夫人は来ません」と説明していた。夫婦の仲がうまくいっていなかったようだ。

 小倉氏は「私の不徳の致すところ」としか説明していないが、自民党関係者は「小倉氏がマザコンで、それが結婚生活の障害になっていたようです」と指摘する。

 島本アナが小倉氏の母と、その母の言いなりだった小倉氏をうとましく思うようになったことから、昨夏家出したという話もある。

「結婚当初は、政治家の妻として後援者へのあいさつ回りなどに備え、昨秋や今春の番組改編時に寿退社する予定だったのですが、夫婦関係が破綻したため、離婚後を考えて、退社もなくなったそうです」(テレビ朝日関係者)

 夫婦のギクシャクは、挙式直前にすでに目撃されていた。

「披露宴用のVTRを撮る」と島本アナは自社のカメラクルーを引き連れて首相官邸に入り、ひと悶着あったという。

「慌てて小倉さんが周囲に謝罪したところ、島本が逆ギレし、小倉さんと口論になったそうです。島本は局内でも注意を受けたと聞いてます」(前出ディレクター)

 永田町では「こんなに早く離婚するならご祝儀を返すべきじゃないか」「また二階派じゃないか」と冷ややかな声が出ている。「二階派といえば、路上キスの中川郁子農水政務官も所属しています。ボスの二階俊博氏はおおらかなところがあるので、所属議員に甘えがあるんじゃないか」(前出自民党関係者)

 小倉氏の地元、東京・町田の有権者は「選挙のたびに本人とは握手して『頑張れよ』と声をかけるけど、奥さんは見たことがない。結婚しても離婚しても、愛人がいても関係ないよ」とスピード離婚の影響はないというが、ド派手結婚と離婚をした自民党ホープとしてまた有名になったかも。

442チバQ:2015/05/06(水) 00:25:14
>>325
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015050102000247.html
日歯連、法定上限を認識 内部文書 迂回献金の疑惑釈明

2015年5月1日 夕刊


 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)の政治資金規正法違反事件で、組織内で擁立した石井みどり参院議員(自民)の後援会への献金をめぐり、日歯連が今年一月、活動資金として九千五百万円が必要で、法定上限を超えないよう、別団体経由で寄付したと説明する内部文書を配っていたことが、関係者への取材で分かった。
 四月三十日に日歯連事務所などを家宅捜索した東京地検特捜部もこの事実を把握。日歯連が、法定上限を認識した上で、石井氏の後援会に迂回(うかい)献金をした疑いがあるとみて、資金の流れの解明を進める。
 内部文書は一月二十七日付で、日歯連の高木幹正会長名で全国の評議員らに出された。文書では「二〇一三年の石井後援会の活動に必要な予算額は九千五百万円」と明記。「政治資金規正法では政治団体間の寄付は五千万円が限度。四千五百万円を石井氏の後援会に寄付し、残りの五千万円を組織出身の西村正美参院議員(民主)の後援会に寄付した後、あらためて石井後援会に寄付する資金移動を行った」と説明していた。
 これに先立ち一月二十三日、参院選の推薦候補について話し合った日歯連の臨時評議員会で、出席者から「迂回献金だ」と指摘する声が上がったが、文書では、弁護士から法的な問題はないとの回答を得ていると、違法性を否定した。
 政治資金収支報告書によると、日歯連は一三年一月、西村氏の後援会に五千万円を寄付し、西村氏の後援会は即日、石井氏の後援会に同額を寄付した。日歯連は同年三月、石井氏の後援会に四千五百万円を直接寄付。日歯連から石井氏の後援会への寄付総額は九千五百万円に上る形になった。
 石井氏と西村氏の事務所は「後援会は日歯連の関連政治団体で、資金の流れは把握していない」とコメントしている。

443チバQ:2015/05/06(水) 00:26:41
http://www.sankei.com/affairs/news/150502/afr1505020002-n1.html
2015.5.2 06:00
【日歯連迂回献金疑惑】
会計役員が実質主導か 会長にも報告・承認 東京地検、実態解明へ

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(1/2ページ)
 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連、東京都千代田区)をめぐる迂回(うかい)献金疑惑で、日歯連が擁立した国会議員の後援会への寄付や後援会の予算などの決定を会計担当の男性役員が実質的に主導していたとみられることが1日、複数の関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は4月30日から1日未明まで日歯連や男性役員の自宅などを捜索。今後、男性役員らから任意聴取を進め、寄付の実態や経緯を解明する見通し。

 事件の焦点は(1)後援会が日歯連と実質的に一体だったのか(2)寄付が誰の意思の下でなされたのか-の2点。日歯連と後援会が実質的に一体であると認定された場合、政治団体間の寄付の年間上限額(5千万円)を免れるため政治資金収支報告書に別団体として虚偽の記載をした政治資金規正法違反に当たる恐れがある。その場合は誰が寄付を決定したかが問題となる。

 複数の関係者によると、男性役員は10年近く日歯連の会計に携わり、後援会の会計責任者も務めるなど実務に精通。実質的に男性役員が後援会への寄付や予算配分など決定し、高木幹正会長や理事長らへ報告、承認を得ていた。男性役員からの報告は予算総額など大まかな枠組みのみで、予算の使途や寄付の方法などの詳細な説明はなかったという。男性役員は他の役員が退任しても実務能力を買われ、役員を慰留されていた。

 ある関係者は「政治資金業務は男性役員に任せっきりだった。公表される収支報告書に資金の流れを書いており、男性役員に違法性の認識がどこまであったのか疑問だ。ただ不自然な献金であるのは事実で、承認した会長らにも責任はあるのではないか」と話した。

 この事件では、平成25年に日歯連から西村正美参院議員(51)の「西村まさみ中央後援会」を経由するなどして、石井みどり参院議員(65)の「石井みどり中央後援会」(代表はともに高木会長)に計9500万円が渡った疑いが浮上。22年にも西村氏の後援会に、西村氏が代表を務める政党支部を経由するなどして、日歯連から計1億円の寄付が渡った疑いが指摘されている。

444チバQ:2015/05/06(水) 10:31:31
テレ東が断定形で。ただし続報はない模様
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_89064/
麻生派・山東派合流へ

麻生副総理が率いる自民党の麻生派と、先週大島派から衣替えした山東派が、6月にも正式に派閥の合流を発表する方向で調整していることが、テレビ東京の取材でわかりました。両派が合流すると派閥の規模は47人となり、45人の岸田派を超えて党内第3派閥となります。関係者は、「合流後に新たに加わる予定の議員が複数いる」と話しています。

445チバQ:2015/05/07(木) 20:51:38
http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070004-n1.html
2015.5.7 06:00
【1強の足元】
稲田朋美政調会長 気配り欠かさぬ首相の秘蔵っ子 腹心不足ゆえの失敗も





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稲田朋美政調会長
 安倍晋三首相が「初の女性首相」候補として目をかけている自民党の稲田朋美政調会長は、第2次安倍内閣発足時に行政改革担当相となり、昨年9月には党三役に抜擢された。党内には嫉妬とやっかみが渦巻くが、女性らしい気配りと持ち前の粘り強さで何とか切り盛り。二階俊博総務会長と親密な関係を築くなどリーダーの片鱗をみせる。「トップへの道」を歩む続けることはできるのか-。

 「日本の名誉を守るためにも、いわれなき虚偽にはきちんと反論する」

 欧州3カ国を歴訪中の稲田氏は5日、ベルギーのルーバンの大学で講演し、こう語気を強めた。稲田氏の念頭には、慰安婦問題に関する過去の一部報道を取り消した朝日新聞がある。

 政調会長としての初外遊の狙いは、慰安婦問題をめぐる誤った情報を正すことにある。党内にも「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」も立ち上げ、情報発信のあり方についても検討を進めてきた。

 こうした言動を影で支えてきたのが安倍首相だ。首相は党幹事長代理時代の平成17年8月15日、靖国神社の境内にいた稲田氏に電話で「郵政解散」に伴う衆院選への出馬を打診し、稲田氏を政界に招き入れた当事者。稲田氏も「一番の相談相手は安倍首相」と漏らすほど信頼を寄せている。

 自民党幹部は「首相は、かつて小泉純一郎元首相に育てられたように、将来の首相候補として稲田氏に目をかけている」と語る。

 稲田氏の強みは首相との関係だけではない。要所で見せる気配りも味方を増やす武器となっている。

 全国農業協同組合中央会(JA全中)を一般社団法人化する農協改革をめぐり、党内議論が大詰めを迎えた今年1月末、稲田氏は国会内の参院幹部の部屋を訪れた。平成28年夏の参院選で改選を迎える議員が「農協票」離れを恐れ、参院幹部も農協改革に難色を示していたからだ。

 稲田氏は部屋を訪れるなり、行きつけの西洋菓子店のシュークリームを手に「よろしくお願いします」と深々と頭を下げた。反対派の急先鋒だった幹部もこれには相好を崩し、以降表立った発言を控えるようになったという。

446チバQ:2015/05/07(木) 20:51:56
 ただキャリアの浅さゆえの死角もある。

 電源構成比率(エネルギーミックス)に関する党提言の策定過程では、原発や石炭火力などの主要電源の比率に言及した原子力政策・需給問題等調査会と、大幅な温室効果ガス削減を目指す環境・温暖化対策調査会との間で調整をつけられず、別々にとりまとめるという失態を演じた。

 自ら委員長を務める財政再建に関する特命委員会では、提言策定を前に事務局長の三ツ矢憲生副幹事長と衝突し、三ツ矢氏が辞意表明する事態に発展した。

 党幹事長経験者は「稲田は議員になって10年足らず。まだ『名代』となって調整に乗り出せる腹心が少ないから、こうした壁にぶちあたっている」と語る。

 福井市が地元の稲田氏は北陸新幹線の金沢-福井間の延伸について、平成34年度までの開業予定をさらに2年前倒しすることを計画。昨年末には党政調会長室にこもり、東京五輪・パラリンピックの2020年に間に合わすよう国土交通省幹部らと渡り合った。

 こうした姿勢には「我田引鉄」との批判もあるが、稲田氏に気にするそぶりはない。田中角栄元首相が郷里の新潟県に上越新幹線を開業させたように、自民党内で新幹線を地元に引き込むことは「首相への登竜門の一つ」(閣僚経験者)とみる向きもあるからだ。

 稲田氏も「首相候補」としての自覚を持ちつつあるようにみえる。3月下旬、都内での講演で首相への意欲を問われ、こう答えた。

 「すべての政治家が最終目標を首相に置いている」     (力武崇樹)

447チバQ:2015/05/07(木) 21:03:18
http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070025-n1.html
2015.5.7 20:20

自民若手、戦後歴史の勉強会発足 初会合に24人出席

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自民党の若手国会議員が開いた、戦後70年の日本の歩みを検証する勉強会の初会合。奥左から3人目は講師を務める古川貞二郎元官房副長官=7日午後、衆院第1議員会館
 自民党の若手国会議員有志は7日、元官僚らを講師に招いて戦後70年の日本の歩みを検証する勉強会「過去を学び“分厚い保守政治”を目指す若手議員の会」を発足させた。国会内で開いた初会合には衆参両院議員24人が出席し、村山富市内閣から小泉純一郎内閣まで8年7カ月にわたり官僚トップを務めた古川貞二郎元官房副長官の講演に耳を傾けた。

 勉強会は安倍晋三首相「1強」の党内で多様性をを示すのが狙い。共同代表世話人の武井俊輔衆院議員は「政治家として幅広い保守の一翼を担う存在になりたい」と述べた。

 ハト派の代表格とされる谷垣禎一幹事長も「戦後70年という大きな節目の中、誠に時宜を得たものだ」と激励のメッセージを寄せた。

448チバQ:2015/05/08(金) 21:27:50
http://www.mbs.jp/news/jnn_2487473_zen.shtml
岸田外相、総裁選出馬に含み?
 今年9月に行われる自民党の総裁選挙に関連して、次の総裁候補の1人とされる岸田外務大臣は、自身の出馬について問われ、「特段何も考えていない」と述べました。

 Q.大臣は宏池会(岸田派)の会長でもあるが、秋の総裁選に出馬するかの対応は現時点でどうお考えか?
 「総裁選挙については、総裁任期が今年の秋、9月に来るということは承知しておりますので、状況によっては総裁選挙が行われるであろうということは認識をしておりますが、取り立ててこの周辺、それに向けて具体的な動きも存在しておりません。私自身も何も考えてはおりません」(岸田文雄外相)

 岸田外務大臣は、現時点での総裁選挙への出馬の意欲を問われ、「何も考えていない」と述べるにとどめました。

 一方で、自民党の谷垣幹事長や二階総務会長らが安倍総裁の再選支持を表明していることに関連して自身の対応を問われ、「取り立てて今まで考えたことはない」と述べるとともに、「これからよく考えていく」と総裁選出馬の可能性に一定の含みを残しました。(08日11:51)

449名無しさん:2015/05/10(日) 20:26:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150501-00000003-sasahi-pol
小泉邸の全面建て直しで進次郎氏がいよいよ“嫁取り”!?〈週刊朝日〉
dot. 5月1日(金)7時8分配信

 小泉進次郎衆院議員の実家である、神奈川県横須賀市三春町の小泉邸の庭には、最近、プレハブ小屋が突如として、建てられた。

 ゴミ回収車がやって来て、家の中のものを運び出している様子だ。

 小泉家に何かが起きている。そう思って近所を取材すると、女性が話した。

「先日、純一郎さん(元首相)の長姉が和菓子を持って、ご挨拶にやってきましたよ。『家を建て直します。ゴールデンウィーク明けから工事に入ります』とおっしゃっていました。家は解体されるようです」

 小泉邸は戦前に建てられた日本家屋。純一郎元首相の祖父・又次郎氏は「いれずみ大臣」と親しまれたが、又次郎氏の娘に婿養子に入ったのが純也・元防衛庁長官。2人は又次郎氏の反対を押しきり、駆け落ちしたが、後に結婚を許され、現在の小泉邸に住み始めた。

「やはり政治家の家なのよねぇ。中には裏口から2階に上がる裏階段があり、秘密の部屋もあるんですって。庭には松の木が何本か生えているから、建て直しで木はどうなるんでしょうね」(前出の女性)

 建て直す理由について、進次郎・復興政務官の後援会関係者はこう話す。

「建物がもう老朽化しているんですよ。家の中はその都度、直しているので、つぎはぎだらけです」

 小泉邸の正門前では警察官が24時間態勢で警備にあたっているが、昨年1月、33歳の女が小泉邸に侵入し、現行犯逮捕されるという事件があった。女は応接間の椅子に座って、家人に会うとニッコリほほ笑んだという。この侵入事件があってから、小泉邸では塀の一部の高さを50センチほど高くする対策を取った。

「しんちゃんは横須賀へやって来て、夜遅くなった日には小泉邸に泊まっていくんですが、『事件があってから、何だか怖い』と周囲に漏らしているそうです」(前出の後援会関係者)

 建て直しを機会に、セキュリティーを強化した家になるという。それだけではないのでは、と言うのは別の後援会関係者だ。

「純一郎さんは佳代子元夫人と結婚した時、小泉邸を増築して1部屋増やし、化粧直ししているんですよ。そこに佳代子元夫人や長男の孝太郎、次男の進次郎を住まわせた。進次郎も4月14日の誕生日に34歳になった。いよいよ、“結婚準備”に入ったのではないでしょうか」

 もしかすると、近く自民党一のモテ議員の年貢の納め時が来るかも。

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日  2015年5月8-15日号

450チバQ:2015/05/10(日) 21:44:16
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000050016.html
秋の総裁選をにらみ 派閥結束に向け“異例の動き”(05/08 16:55)
 秋の自民党総裁選をにらんで派閥の結束に余念がありません。

 自民党の二階総務会長は派閥のメンバーを引き連れ、横浜市にある日本初の木造4階建ての商業施設を視察しました。
 自民党・二階総務会長:「『聞く』と『見る』では大違いだ。やっぱり来て良かった。日本の林業を守る。じっと守っているだけでなく、攻撃しないと守れない」
 二階派の研修会は先週の高野山に続いて2週連続で、他の派閥と比べても異例の動きです。二階総務会長は、秋に予定されている自民党の総裁選で、いち早く安倍総理大臣の再選支持を明言しましたが、党内からは「いざとなれば、さっと動くのが二階さんだ」と警戒の声も出ています。

451チバQ:2015/05/11(月) 22:37:49
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150510/plt1505101000002-n1.htm
【「1強」の足元】存在感増す二階氏「ポスト安倍」仕込み? 自民の「陰の幹事長」に官邸警戒  (1/2ページ)
2015.05.11
 安倍晋三政権のもと「政高党低」が続く自民党にあって、二階俊博総務会長の存在感が増している。9月の党総裁選をめぐり安倍首相の無投票再選支持をいち早く表明し、流れをつくった。首相も豊富な経験と人脈を駆使して根回しする二階氏に信頼を寄せ、党内には二階氏を「陰の幹事長」と称する向きもある。ただ守旧派の代表格として、首相とは政治信条などで「水と油」のはず。首相側近らは警戒を緩めていない。

 ■「ポスト安倍」布石

 「これまでの日米首脳会談に比べて大きく前進した。首相は世界中を飛び歩き、自ら外交をしている。米国もそれを知っている。だから傾聴に値するという感じの会談になる。評価が高い」

 二階氏は4月30日、二階派の研修で訪れていた和歌山県の高野山で、記者団を前に首相を絶賛した。

 同15日には次期党総裁選についてこう語り、早々と安倍首相への「恭順」姿勢を示している。

 「首相は国民の期待に応えて頑張っておられる。これで十分だ。他に出たい人がいたら拒まないが、いたずらに騒ぎを起こして、面白がったというだけでは済まない」

 首相への批判を強める古賀誠元幹事長が対抗馬擁立を模索し、党内では古賀氏と近い二階氏が連動する可能性もささやかれていた。二階氏はあっさり打ち消してみせたのだ。

 二階氏は「数の論理」を重視する政党政治家らしい一面も見せる。5月下旬に中国を訪問するが、石原派会長の石原伸晃前環境相に同行を打診した。党内では「二階派、石原派合流の布石か」との観測が一気に広がった。石原派からは5人が参加予定だったが、あまりの騒ぎの広がりに5人は中国行きを諦めたほどだ。

 二階派(34人)と石原派(14人)が合流すれば、麻生派(37人)だけでなく岸田派(45人)も抜いて党内第3派閥となる。合流話は石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁が主導しており、二階氏も「そういう提案を受けた」と認めている。

 ただ、山崎氏は石原氏を総裁候補と想定しているだけに、二階派内には反発が強い。二階氏は「石原さんがどんな動きをしているかは聞いたことがない。われわれが本気で動くときは、そんな数ではない」とけむに巻くが、官邸周辺は「『ポスト安倍』を視野に次の手を仕込んでいる」と警戒を強めている。

■頼りすぎると…

 政治課題に対し正面突破を図ることの多い安倍首相に対し、国会対策畑が長い二階氏は妥協点を探る手法にたけている。二階氏は親韓国、親中国といわれ、首相とは距離があるが、首相も信頼を寄せている。

 「そちらの雰囲気はどうですか」。昨年11月、外遊中の安倍首相は二階氏の携帯電話を鳴らし、こう尋ねた。首相が年末の衆院解散・総選挙を表明する直前のこと。衆院解散の決意を感じ取った二階氏は記者会見で「解散風が吹いていることは間違いない」などと言及。首相の帰国時には、解散表明の環境がすっかり整うことになった。

 首相側近は「相手の望む結果を出す仕事師といわれる二階氏の真骨頂。首相は信頼を強くした」と語る。実際、首相は2月に訪韓した二階氏に朴槿恵大統領あての親書を託した。今度の訪中も「成功させてほしい」とエールを送る。

 二階氏は新進党時代に行動をともにした公明党とのパイプが太く、漆原良夫中央幹事会会長とは定期的に意見交換している。「俺がいる間は自民党、公明党が別れることはさせない」が口癖だ。閣僚を歴任し、官僚や財界にも知己が多い。

 「二階氏は足して2で割る手法は天才的だ。ただ頼りすぎると、あらゆることが骨抜きにされる。まさにもろ刃の剣だ」

 自民党幹部は警戒を解くことはない。 (沢田大典)

452チバQ:2015/05/13(水) 21:42:51
http://mainichi.jp/select/news/20150514k0000m010024000c.html
若手議員:自民にハトがいた 「分厚い保守政治の会」とは
毎日新聞 2015年05月13日 17時48分(最終更新 05月13日 17時57分)
 すっかり姿を消したとばかり思っていた自民党にハトがいた。「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」がそれ。安倍晋三首相にモノ申すほどの勇ましさはなさそうだが、ようやく「歴史修正主義的なナショナリズムを排そう」との声が聞こえてきた。タカにぱくっと食われやしまいか?【鈴木琢磨】

 ◇バランス感覚必要

 かれこれ1年前のこと。衆院議員1年生だった武井俊輔さん(40)と同期の石崎徹さん(31)が議員宿舎のエレベーターで顔を合わせた。武井さんは岸田派、ハト派で知られる名門「宏池会」の流れをくむ派閥にいる。無派閥の石崎さんが声をかけた。「リベラルって宏池会だけじゃないですよ」。しばらくして2人で飲んだ。歴史好き同士、意気投合する。歴史認識を巡って、安倍政権と韓国、中国との関係がこじれにこじれていくころである。

 武井さんは宮崎出身の元サラリーマン、石崎さんは新潟出身の元官僚。2人のカラーは違うが、戦争はむろん、ジローズのフォークソング「戦争を知らない子供たち」も知らない。バブルの恩恵も知らない。日本が自信を失っていくなかで永田町にやってきた。そして、いきなり巨大与党の一員となったが、それゆえ個人の存在感は薄い。安倍首相のキャッチフレーズは<日本を取り戻す>。それを2人は否定しない。「総理自身はバランス感覚をお持ちだと感じる。ただ、総理を支持すると言いながら、一部を切り取り『反韓』など自らのナショナリズムに利用している人がいる気がする。もっとバランス感覚が必要なんじゃないかな。保守の王道って多様な意見を包摂する奥深さですから」(武井さん)

 いつしか若手で勉強会をやろうとなった。昨年12月の衆院解散もあり、設立は遅れに遅れてこの7日。なんとか戦後70年の夏に間に合った。同期の衆院議員、国場幸之助さん(42)も発起人代表になり、当選1〜2回の衆院議員と2013年初当選の参院議員に呼びかけ、設立総会には二十数人が集まった。ゲストの戦後政治の生き字引、古川貞二郎・元内閣官房副長官から歴代首相の秘話を聞いた。次回は作家の浅田次郎さん。「党本部や官邸に説明しました。別に政権転覆じゃないですからね」(石崎さん)。会の冒頭、谷垣禎一幹事長が寄せた「戦後70年という大きな節目のなか、誠に時宜を得たものと考える」とのメッセージが読み上げられた。

 いささか老かいな「演出」に鼻白むが、2人にはこだわりなき世代らしい素直さはある。中央大で史学を専攻したからなのか、武井さんは「歴史はあくまで科学ですから」と歯切れがいい。そして差し出したのは評論家の大塚英志さんが産経新聞に寄せた「歴史認識」なる文章だった。1995年4月9日とある。戦後50年のときだ。<……特定の新聞の記事などにもしばしば感じるのだが、歴史的事実を確定していく努力が、奇妙な歴史修正主義へと収斂(しゅうれん)していく傾向のある点に同意はできない。歴史的事実を確定するという行為を「捏造(ねつぞう)を暴く」という文脈で行ってしまった瞬間、ぼくたちは歴史に対する正しい距離感を失う>

 「僕の思いそのまま。あれから20年たって、状況はますますひどくなった」。地元の宮崎交通に就職した。「ちょうど韓流ブームでね。宮崎からも直行便ができて、ヨン様大好きのおばさまたちがどっとソウルへ飛んでいった。ここがヨン様の座ったイスだとかね。彼らの文化戦略でもあったでしょうが、人と人が交流することはいいじゃないですか。日本人は中国人の爆買いをたたいたりもしていますが、われわれも昭和40年代のころ、エコノミックアニマルなんて言われたんですよ。いつか来た道じゃないですか。それより、お互いが理解を深めないと」

453チバQ:2015/05/13(水) 21:43:08
◇悲惨な戦争いや

 あの戦争をどう評価していいか、石崎さんはすぱっとした答えを持てないでいる。元財務官僚の秀才だが、ちゃちゃっと無難な政府答弁を書くようなわけにはいかない。昨年の8月15日、地元の新潟日報に平和についてのインタビューが載った。<まだ終戦記念日などに靖国神社を参拝していないのだが、それも戦争の責任の所在について整理できていないということがある。それに与党としての行動の重みを考えたときに、何百人もいる自民党国会議員が一度に参拝することが良いことなのか、とも思う。(略)いま国会議員として、戦時の政治家、行政官、軍人ら指導者層の責任を教訓にしなければいけないと考える。特に政治家が戦争を止める勇気を発揮できなかったことは非常に残念だ>。苦渋がにじんでいる。

 なら、憲法9条はどうします? そう問うてみた。

「改憲は立党の精神です。そこに所属しているからには尊重しなければいけませんが、憲法の成立過程だけでなく、戦後の平和の歴史も見詰めていかないといけない。そこを踏まえた議論をしていくべきでしょう。それに世間の空気も改憲はともかく、9条は変えなくていいとの意見が多いんじゃないですか。僕もいますぐ9条の改正を心から納得できるかと突き詰められれば、うーん、となる。祖父母の家には戦死した兄弟の遺影が飾ってあり、戦争犠牲者のことを身近に感じてもきました。悲惨な戦争はいやですからね」

 苦渋の顔にさらに問いを投げた。安倍首相は「戦争のできる国」にしようとしているんじゃないですか?

 「現段階でわが党がそうした方向へ向かっているとは思っていません。これからの安全保障法制についての国会審議で、後方支援や機雷の掃海など国民の疑問に丁寧に答えていく必要はありますよ。外交には共同体的アプローチもあり、僕はアジア太平洋共同体を長い目で目指すべきだと思っている。アジア太平洋でウィンウィンでいける新しい関係を模索していきたい」。戦後70年の「安倍談話」に注文をつける気はない。「ただ総理はどんな歴史観か。ぜひうかがいたいなあ。まとまって聞いたことないですから。会に呼ぶなんて失礼ですから、こちらからお訪ねしますが」

 7日夜、武井さんは設立総会を伝えるTBS系の「ニュース23」に見入っていた。かつてキャスターをしていたジャーナリストの筑紫哲也さん(08年死去)のことを思い浮かべながら。「僕が早大の大学院に通っていた時、教授をされていてね。毎回、ユニークなゲストを呼んでこられるんですよ。(京セラ創業者の)稲盛和夫さんかと思えば、『噂の真相』編集長の岡留安則さんだったり。主義主張、立場を超え、人に会う大切さを学びました。筑紫さんがおられたら、この会、どうコメントされただろうって」

 さあ、「勉強もいいが……」とちょっと苦笑いしたのではないか。

454チバQ:2015/05/13(水) 22:54:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015051300851
堀内会長が6月退任=富士急


 富士急行は13日、堀内光雄代表取締役会長兼社主(85)が6月19日付で退任し、取締役社主となる人事を発表した。堀内氏は1960年の副社長就任以来、入閣に伴う2回の中断をはさんで通算51年にわたり持っていた代表権を返上する。同社は「任期満了に伴う退任で、健康に問題はない」と説明している。
 堀内氏は62年に社長、90年に会長就任。富士急グループを、鉄道のほか高速バスや遊園地など幅広い事業を運営する企業集団に育てた。政治家としては衆院議員に10回当選、労相と通産相を務めた。(2015/05/13-18:27)

455とはずがたり:2015/05/14(木) 12:21:42

小泉進次郎が「フライデー」に激怒して講談社を土下座させた!? 作家に依頼して圧力も
2015.05.13
http://lite-ra.com/2015/05/post-1092.html

 報道への圧力と言えば安倍首相の専売特許のはずだが、最近、意外な政治家がメディアを恫喝して記事を潰したという情報が流れている。その政治家とは、「将来の総裁候補」として国民的人気を誇る小泉進次郎だ。
 進次郎と言えば、さわやかなイメージが強く、メディアに対して恫喝をかけるというような話は聞いたことがないが、調べてみると、複数から同じような話がもれ伝わってきた。
「進次郎が『フライデー』の記事に激怒して、講談社の上層部に圧力をかけたようですね。しかも、作家を動かすなどかなり姑息な手を使ったらしい」(週刊誌関係者)
 関係者によるとそもそも、問題になったのは「フライデー」(講談社)4月17日号に掲載された記事だったという。確かに同号には「徹底解剖『原発を止める男』 小泉進次郎の“血脈”“決意”“戦略”」と題された4頁の特集記事が掲載されている。しかし、その内容はと言えば進次郎の生い立ちを丹念に追った“進次郎研究”といったものだ。

 そのトーンは進次郎の“ヨイショ記事”といった体裁で、政治資金問題などのスキャンダルや不祥事を取り上げたものではない。では一体何が問題なのか。

 確かにそれらしい記述もあるにはある。それは女性との関係だ。記事では進次郎がプライベートにおいて徹底して秘密主義で、会うのは政界とはかかわりのない文化人ばかりとしてこう続ける。
「そういった会合を通じてハーフの美人ヘアメイクアップアーティストと親しくなり、シティホテルや赤坂の議員宿舎で密会したという情報もある」

 だが「フライデー」は決定的な密会現場をキャッチしたわけではなく、また進次郎の女性関係は、これまでもメディアで度々触れられてきたことだ。この程度の記事でメディアに圧力を掛けるとはちょっと信じがたい。だが講談社の関係者はこう証言する。

「実は『フライデー』の進次郎記事は、今回1回だけのものではなく、今後も連載という形で掲載する予定だったようです。しかも2回目以降は進次郎個人だけではなく“小泉家”全体、父・純一郎やその姉で小泉家の女帝と言われる信子との関係をクローズアップするものだった。また、“血脈”にスポットを当てることは、小泉家のタブーと言われる信子だけでなく、進次郎の実母をもクローズアップされる可能性が高い。進次郎サイドはそのことに敏感になったようです」
 既に掲載された記事ではなく、むしろ次号以降の記事を阻止したということらしい。

「実は進次郎は自分のブランディングにすごくこだわっている人で、メディアの出方もすごく戦略的だし、些細な記事にも神経を尖らせている。ただ、逆に過剰な抗議は好感度を下げるというのもよくわかっていて、あまり表立った動きはしないはずなんですが……」(政界関係者)
 実際、今回も圧力は表立ったものではなかった。この一件は月刊情報誌「選択」(選択出版)5月号でも触れられているのだが、同誌によると、進次郎サイドは講談社への圧力に大物作家を動かしていたらしい。

「記事を見た小泉事務所が、知り合いの作家・伊集院静氏を通じて講談社に不快感を申し入れた」(同記事より)
 出版社にとって有名作家はタブー的存在だ。自ら手を汚すことなく作家を通じて圧力をかけるとは、進次郎は意外と姑息だと驚くが、しかし記事がストップした理由はそれだけではなかったという。
 実は、同記事によると、講談社は近く進次郎の単行本を出版する予定だったらしい。進次郎の著書となれば、大きな話題になることは確実で、売れ行きも見込める。そのためか、講談社で進次郎からの抗議は大問題となり、すぐに編集部にこれ以上の取材の中止が伝えられ、記事はストップになったという。
「書籍担当者の渡瀬昌彦取締役や、鈴木章一第一編集局長が泡を食って編集部にストップをかけたようだ」(同)
 一説によると2人が土下座せんばかりに、進次郎サイドに謝罪したという情報も出回っているが、いずれにしても、将来の首相候補と言える政治家に対して全面降伏し、自社の利益となる本の出版を優先したということだろう。

456チバQ:2015/05/16(土) 20:59:35
http://www.sankei.com/politics/news/150516/plt1505160017-n1.html
2015.5.16 13:58

石破氏、重ねて不出馬示唆 9月の自民総裁選





 石破茂地方創生担当相は16日のテレビ東京番組で、9月の自民党総裁選に立候補しない意向を重ねて示唆した。「今は安倍政権(の閣僚)として『アベノミクス』の成功に全力を挙げる立場だ」と述べた。

 将来的に党総裁を目指す可能性に関しては「要請があれば応えなければいけない。できませんと言うのなら、何のために(国会議員を)長くやってきたのかということだ」と意欲を示した。

457チバQ:2015/05/17(日) 21:55:48
>>442-443
http://www.asahi.com/articles/ASH5D56HQH5DUTIL01Y.html
日歯連、3回の参院選で迂回寄付か 07年も似た構図
2015年5月17日06時48分
 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が、11年前の自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件に続き、再び東京地検特捜部の捜査を受けている。全国の歯科医師で組織する公益社団法人「日本歯科医師会」(日歯)を母体とする団体だが、いったい、何が起きているのか。

 「何も変わっていないと思われても仕方ない」。日歯連で幹部も務めた東京都内の歯科医は今月11日、苦々しい表情で口にした。

 特捜部は先月30日、政治資金規正法違反容疑で日歯連の本部事務所などを家宅捜索。2013年の参院選で、石井みどり参院議員(自民)の後援会に同法の上限(年間5千万円)を超える計9500万円の寄付をした疑いが持たれている。上限を超えた分は、別の政治団体を通した「迂回(うかい)寄付」と指摘されている。

 同様の疑惑は10年の参院選でも。西村正美参院議員(民主)の後援会に、「迂回」した分も含めて計1億円を寄付した疑いがある。

 実は、さらに3年前の07年参院選でも、類似の構図が朝日新聞の取材で新たに判明した。石井氏が初当選した選挙だ。政治資金収支報告書によると、前年の06年5月、日歯連は5千万円を石井後援会に寄付。これとは別に同年8〜12月、47都道府県の歯科医師連盟が100万円ずつ、計4700万円を石井後援会に寄付した。

 都道府県の連盟は日歯連の下部組織の政治団体。複数の関係者は「石井後援会に100万円を寄付してほしいと、日歯連が依頼した」「資金は日歯連から配られた」と証言する。

 なぜ、こうしたことを繰り返しているのか。

458チバQ:2015/05/17(日) 22:05:00
http://www.sankei.com/politics/news/150517/plt1505170011-n1.html
2015.5.17 21:28更新

安倍氏は「首相になって女性政策で脱皮した」 自民・野田聖子氏
野田聖子自民党前総務会長=(酒巻俊介撮影)
 自民党の野田聖子前総務会長は17日、東京都内で講演し、女性政策推進を唱える安倍晋三首相について「(再び)首相になって脱皮した。これまでは、妻は家庭にいるべきだという感覚の持ち主だった」と述べた。

 一方で、全府省庁職員に7、8月の2カ月間、朝型勤務を奨励する政府方針に対しては、子育て世代は実行困難だと疑問視した。「子供を保育園に送らなければならず忙しい。午前4時に目が覚め、朝にやることがない人の発想だ」とした。

 自身が立候補を取り沙汰される9月の自民党総裁選については言及しなかった。

.

459チバQ:2015/05/18(月) 23:34:14
>>362
>元ミス日本関東代表の金子恵美衆院議員と、宮崎謙介衆院議員の交際は、政界ではよく知られていますが、2人とも二階派です。ただ、昨年当選した加藤鮎子衆院議員が宮崎氏の元妻という、ややこしい三角関係もあるのですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000592-san-pol
永田町屈指の美女議員、イケメン議員と結婚へ
産経新聞 5月18日(月)21時51分配信


安倍晋三首相と面会後、官邸を後にする自民党の金子恵美(手前)、宮崎謙介衆院議員=3月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
 自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=と金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=が近く結婚することが18日、分かった。複数の党関係者が明らかにした。両氏はともに平成24年の衆院選で初当選した同期で、二階派に所属している。

 金子氏は早大卒で、15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏は早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

 党幹部らにはすでに結婚の意向を伝えた。政治信条が近いことなどから意気投合して交際を始め、2回目の当選と4月の統一地方選が終わったタイミングで入籍を決めたという。

460チバQ:2015/05/20(水) 23:41:03
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150502/plt1505021530001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民党・谷垣禎一幹事長「秘めた悔しさ」封印 首相再選に肯定的も… (1/2ページ)
★(2)
2015.05.02


谷垣幹事長【拡大】

 「いいですよ。(地方支部が)そういう判断だったら、私は言われた日と場所に(応援に)入りますから」

 4月の統一地方選。地方組織の応援要請に、自民党の谷垣禎一幹事長はこう語ったという。

 「現場判断を大事にする人」(ある自民党県連の事務局長)、「地方の若いスタッフにも敬語を使い、ねぎらいの言葉をかけてくれる」(別の県連幹部)…。谷垣氏の評価は「その最高の人柄」と言っていいだろう。

 しかし、自民党内のリベラル派にすれば、少し評価が変わってくる。彼らは、谷垣氏の幹事長就任で「党内の穏健保守の声が官邸に届き、政策的に影響を行使できる」という期待があった。

 ところが、谷垣氏は主張を抑えている。安全保障法制の整備でも、リベラルな持論を話さず、安倍晋三首相や官邸を支持していることが多い。

 「もともと激しい人ではないが、記者会見では当たり障りのない言い方が多い。谷垣氏は、安倍首相に気を使う必要などない。中国や韓国と党レベルの外交をどんどんやり、安全保障でも積極的に発言することで、安倍首相や官邸に緊張感を与え、バランスのいい落としどころが見つかるはずだ」(自民党ベテラン)

 谷垣氏のこうした姿勢について、「二度と野党には転落したくないから、党内融和を第一にしている」(自民党幹部)という声や、中には「安倍首相を支えて『ポスト安倍』の禅譲を狙っている」(首相周辺)といった見方もある。

 谷垣氏には、野党総裁として政権交代につなげたのに、首相になれなかった悔しさがあると、永田町関係者はいう。

 「2人で話すと、現政権の政策やガバナンスに疑問を持っている。特に、安全保障と財政再建にはこだわりがある」

 実は、古賀誠元幹事長らOBや派閥領袖が、今年秋の総裁選に向けて、ひそかに「リベラル派の擁立」を画策しているという。そして、「候補の1人が谷垣氏」(自民党閣僚経験者)だという。

 ただ、谷垣氏自身は、安倍首相の再選に肯定的で、「総裁を支えるのが幹事長」と語る。「秘めた悔しさ」は封印したままだ。

 自民党のよき伝統は、党内に多様な意見があり、常に議論を戦わせる懐の深さだ。強力なライバルが常にいて、好敵手がいるから、安倍首相も政権も成長する。谷垣氏の決起は自民党を厚く、強くするともいえる。

 「谷垣氏も70歳。9月の総裁選を逃すと、年齢的にもう首相の目はなくなる」(同閣僚経験者)。政治家としての最後の勝負が迫っているともいえそうだ。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

461チバQ:2015/05/20(水) 23:42:46
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150508/plt1505081550001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民党・二階俊博総務会長、独特の人心掌握術 狙うは「絶対的な幹事長」 (1/2ページ)
2015.05.08


二階俊博総務会長【拡大】

★(3)

 「事を進めると、必ず『二階氏』が絡んでくる。ここ1、2カ月は特にそれを実感している」

 安倍晋三首相の側近がこう話すのは、自民党の二階俊博総務会長のことだ。象徴的なのは外交。二階氏は、安倍外交とは違い、長く「親中・親韓」で尽力してきた。2月には大訪韓団を率い、今月中旬には約3000人を連れて訪中する。

 「外務省は、安倍首相と方向が違う二階氏の動きにピリピリしている」(同側近)

 官邸スタッフは「こんなところでも…」と驚いた例を挙げた。

 「ネパール大地震をめぐり、二階氏から外務省に連絡が入った。あまり知られていないが、二階氏は日本・ネパール友好議員連盟の会長だ。『できることを、すぐやれ!』という指示だった」

 二階氏が多方面に人脈を保持できるのは「独特の面倒見の良さがある」と党幹部職員はいう。

 「二階氏は、自民党から、新生党や新進党、自由党などを渡り歩いたが、ずっと若手議員や官僚らの面倒を見てきた。できの悪い連中も見放さなかった。二階氏には『あいつはダメだと見放したら、そいつの人生が終わるか、恨みを持って敵方に行くかだ。それは党にも、そいつにも不幸。手を差し伸べる包容力が必要だ』という組織論、人心掌握術がある」

 最近では、不倫路チュー議員や国会の遅刻委員長など、いずれも二階派所属だ。二階氏は彼らを叱った後は対外的には擁護した。彼らの忠誠度は増し、二階氏に人心が集まっていくのは必然だ。

 人だけではない。陽の当たらない国や地域、業者などを大切にしてきたから、突然、何かが起きた場合、そこに「二階人脈」が存在していたというケースは多い。

 首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が発見された事件では、いち早く規制の法整備を指示。安倍首相とオバマ大統領による日米首脳会談直後には「歴史に残る立派な会談だった」と評価した。総務会長の域を超えた存在感だが、二階氏は何を目指すのか。

 「自らが首相になるのではなく、最高の党人派政治家を目指しているのではないか。官邸主導の『政高党低』の現状を是正して、官邸と党を対等にすることだろう。『国民の声を拾うのは党であり、それを実現するのが政治だ』と。二階氏が目指すとすれば『実力者であり、絶対的な自民党幹事長』ではないか」(自民党ベテラン議員)

 官邸主導で政策を推し進めたい安倍首相にとっては、今後も距離感を常に図っていく、警戒すべき存在といえそうだ。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

462チバQ:2015/05/20(水) 23:43:28
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150510/plt1505100830001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民・小泉進次郎復興政務官 総理へ現実味…野党では離党待望論 (1/2ページ)
2015.05.10
★(4)

 自民党の派閥領袖の1人は、小泉進次郎衆院議員について、「人気や胆力など、総理への道は確実だ。それだけに党内の彼への要求や、彼を見る目はどんどん厳しくなる」と話す。

 進次郎氏は、安倍改造内閣では「東日本大震災復興のために」と復興政務官を希望した。最近では4月8日、福島県広野町に、復興を担う人材の育成を目指す中高一貫校「ふたば未来学園高校」を開校させた。応援団・講師陣には、「いまでしょ」で知られる塾講師の林修氏や、俳優の西田敏行氏らが名を連ね、校歌は作詞家の秋元康氏がプロデュースする。進次郎氏も教壇に立つ予定だ。

 「発想や応援団のメンバーも、進次郎さんが復興庁や文科省などに働きかけてきたからできた」(福島県庁幹部)。

 一方で、進次郎氏に近い自民党中堅議員は「閣内や党内に、進次郎氏への注文が増えてきた」といい、続ける。

 「例えば、被災地活動でも『必要以上の活動や発言には注意しろ』と言われているそうです。総理への道が現実味を帯びてきたことで、『生意気言うな』『調子に乗るな』といった嫉妬のような空気が生まれてきていると思います」

 出るくいは打たれるという「永田町の常識」(同中堅)に対し、進次郎氏はどうするのか。

 実は、必ずしも自民党という枠組みでなく、政界再編含みの新しい勢力を結集する可能性もある。進次郎氏が青年局長時代に、濃密な信頼関係を築いてきた被災地の自民党地方議員がいう。

 「安倍政権の成長戦略について、進次郎氏は少子高齢化や人口減などを考えれば、もっと違うやり方があると思っているはず。被災地に通い続けている本音は脱原発。要するに、今の自民党とは方向感が違う。進次郎氏が自民党内で次世代の理念や政策を打ち上げても、おそらく総意にはならない。その時は飛び出して『この指とまれ』で、新しい政治勢力を作る可能性はある」

 進次郎待望論は、再編がうまくいかない野党内にも「いっそガラガラポンして、改革や脱原発などを掲げた新党を作る方がスッキリする。その時、進次郎氏を巻き込んでこちら側の総理候補にしたい」(民主党幹部)とのラブコールもある。

 こうしたなか、「進次郎氏が2021年に本格的に決起するのでは?」との見方がある。「進次郎氏は常々、『20年の東京五輪後に日本は一気に大変なことになる。そこへ向けて準備がいる』と言っている」(前出の地方議員)からだ。

 与野党ともに注目度の高い進次郎氏。当面は、被災地への国の復興予算減額や、原発再稼働問題などに対し、どういった言動をするかで、今後の進路や覚悟を量ることができるだろう。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

463チバQ:2015/05/25(月) 20:57:15
http://www.hochi.co.jp/topics/20150524-OHT1T50073.html
【永田町ノート】「二階幹事長」説も 高まる存在感
2015年5月24日15時0分 スポーツ報知

 自民党の二階俊博総務会長が、かつて側近として仕えた全盛期の小沢一郎氏(現・生活の党代表)をほうふつさせる存在感を発揮している。

 小沢氏は自民党、新進党、民主党などで代表や幹事長などを務め、「数は力」をモットーに、党や派閥の勢力を伸ばした。いい人材がいると聞けば、全国どこでも自ら足を運んで政界入りを勧めたり、選挙資金の面倒を見たりした。

 若い頃、小沢氏に師事した二階氏は、自民党を離党後、曲折を経て復党し、重要閣僚や党三役を務めた。今は、自ら率いる二階派の勢力拡大に余念がない。自分に仕えた官僚の天下り先の確保にも力を入れる。総務会では、人事で処遇されていない議員らの不満を聞き、首相官邸と党の緩衝材の役割を果たしている。

 安倍首相と二階氏は「そり」が合わない。首相は中国を嫌うが、二階氏は「親中派」だ。派閥の出自も、首相が福田派に通じ、二階氏は田中派に通じる。両派は激しい権力闘争を演じたことで知られる。

 しかし二階氏は、9月に総裁任期が切れる首相の続投支持をいち早く表明した。党内では「二階氏が首相支持を鮮明にしたら、誰も首相に反旗を翻せない」との見方も出ている。仮に総裁選が無投票になれば、二階氏は首相の「恩人」だ。

 2人は16日から1泊2日で二階氏の地元・和歌山を訪問し、高野山を視察したり、熊野古道を歩いたりした。二階氏の求めに首相が応じたもので、「2人だけの時に、総裁選後の人事の話が出たようだ。首相は、二階氏を幹事長に据えるのではないか」とのうわさが党内で広がっている。

 蜜月の中にも、緊張感の漂う2人の関係。首相が長期政権を築けるかどうかは、二階氏の動向次第かもしれない。(す)

464チバQ:2015/05/25(月) 21:44:47
http://www.sankei.com/politics/news/150523/plt1505230004-n1.html
2015.5.23 06:00

首相に近い「保守勉強会」設立へ リベラル系勉強会に対抗

ブログに書く1




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 自民党の木原稔青年局長ら安倍晋三首相に近い若手議員が、月内にも保守政治のあり方を問う勉強会を設立することが22日、分かった。党内ではリベラル色の強い若手議員が勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」を立ち上げたばかり。分厚い保守政治の会は首相に批判的な古賀誠元幹事長の影響力が大きいとされており、新勉強会の設立には9月の総裁選を前に対抗する狙いがありそうだ。

 新勉強会は日本の外交政策や歴史認識を学び、保守政治のあり方を検討するという。当選1〜3回の国会議員が対象で、党青年局メンバーを中心に若手議員20〜30人の参加を見込む。

 関係者は首相の支援組織であることを認め、「首相が仕事をしやすいように、邪魔者が出てきたら排除するのが役割だ」と強調。参加予定者の1人は「リベラル系中心の分厚い保守政治の会を意識し、首相に近い考えの保守思想を束ねる目的もある」と打ち明ける。

 新勉強会が強いライバル心を燃やすのは、古賀氏が総裁選に向けて首相の対抗馬を模索しているからだ。分厚い保守政治の会の3人の代表世話人のうち2人は古賀氏が名誉会長の岸田派所属で、参加者の1人は「『保守本流』を自負する古賀氏の影響力が大きい」と打ち明ける。

 最近、古賀氏は周囲に「次期総裁選は無投票ではいけない」と話し、首相への批判を強めている。22日のTBS番組の収録では安全保障関連法案について「小さな穴でも一つ開けると瞬く間に広がる」と述べ、首相が訴える「集団的自衛権の限定容認」に正面から異を唱えた。このため、首相周辺は分厚い保守政治の会を、古賀氏が「次期総裁選を仕掛けるための足場固めに使うのでないか」と指摘する。

 9月の総裁選に関しては現段階では、首相の再選が確実視されている。谷垣禎一幹事長や二階俊博総務会長は、無投票再選が望ましいとする考えを表明。前回、首相と激戦を演じた石破茂地方創生担当相は今回、不出馬の公算だ。古賀氏に近い岸田文雄外相も出馬しないとみられている。

 そんな中、古賀氏が総裁選の「候補者の1人」と周辺に打ち明けているというのが、出馬に意欲を示している野田聖子前総務会長。古賀氏が野田氏の支援に回れば無風と思われていた総裁選の様相が一変することから、2つの勉強会を軸に今後、さや当てが激しくなりそうだ。

465チバQ:2015/05/27(水) 22:05:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150527/k10010093011000.html
自民 麻生派と山東派 秋までの合流を模索
5月27日 4時02分

自民 麻生派と山東派 秋までの合流を模索
自民党の麻生派と山東派は、党内での影響力を高めるため、秋の党総裁選挙までに合流できないか模索したいとして、合流後の体制などを巡って水面下で調整を行っています。
麻生副総理兼財務大臣が会長を務める麻生派と、先月、山東元参議院副議長が会長に就任した山東派は、これまで合同で勉強会を開くなど連携を強めてきました。
そして、ことし3月、麻生氏と当時山東派の前身の派閥の会長を務めていた大島衆議院議長が東京都内で会談し、党内での影響力を高めるため、両派が秋の自民党総裁選挙までに合流することが望ましいという認識で一致しました。
これを受けて、両派は現在、合流後の体制や派閥の名称などを巡って水面下で調整しているほか、夏に合同で研修会を開くことも検討しています。
ただ、山東派の一部には「合流すれば、所属議員の数で大きく上回る麻生派中心の運営になるのではないか」として慎重な意見もあり、両派はこうした意見にも配慮しながら、合流を模索することにしています。

466とはずがたり:2015/05/28(木) 12:18:44

麻生、山東両派が合流調整…「我々は恋人同士」
2015年05月26日 07時20分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150525-OYT1T50131.html?from=y10

細田派 96人
額賀派 53人
(二階派+石原派 48人)
(麻生派+山東派 47人)
岸田派 45人
麻生派 37人
二階派 34人
石原派 14人
山東派 10人

 自民党麻生派(37人)と山東派(10人)が合流に向けて最終調整に入ったことが25日、分かった。

 複数の関係者が明らかにした。党内での存在感を高める狙いがあり、実現すれば、岸田派(45人)を抜いて第3派閥に浮上する。

 都内で25日開かれた麻生派パーティーで、山東派会長の山東昭子元参院副議長は麻生、山東両派について「我々は恋人同士。『女心と秋の空』ということがないよう、これからも愛を育んでいきたい」とあいさつした。

 両派の合流は2012年に浮上したが、山東派の前身・大島派を率いた大島衆院議長が一貫して慎重だった。しかし、今年4月に大島氏が議長に就任し、山東派に衣替えしたことで合流話が加速した。5月13日に麻生派の松本純・事務局長、山東派の江渡聡徳・事務総長が大島氏を交えて会談した際、大島氏は両派幹部に対応を一任する意向を示した。両派内からは「8月中の発会式を目指し、6月から新派閥の名称や体制を詰めたい」との声も出ている。

2015年05月26日 07時20分

467チバQ:2015/05/28(木) 20:04:44
>>466
三角大福中 以来唯一分裂していなかった
旧三木派が消えてしまうのですね

468チバQ:2015/05/28(木) 20:48:17
http://www.asahi.com/articles/ASH5V658VH5VUTFK014.html
AKBの参考人招致、自民が一時検討 選挙権年齢議論で
安倍龍太郎2015年5月27日11時16分

 選挙権年齢の引き下げの議論をめぐり、自民党はアイドルグループAKB48メンバーの内山奈月(なつき)さんを参考人として国会招致しようとしたが、26日に断念した。本人の都合がつかなかったうえ、党幹部から「パフォーマンスと思われかねない」との異論が上がったためだ。

 今国会では、衆院の政治倫理・公職選挙法改正特別委員会で選挙権年齢を現行の「20歳」から「18歳」への引き下げを審議することになっており、成立は確実視されている。29日の委員会で専門家の意見を聞く参考人質疑が予定されており、自民党は内山さんを招くことを一時検討。委員会の坂本哲志・与党筆頭理事(自民党)は26日昼、報道陣に「内山さんは憲法に非常に詳しいということだ」と期待感を示した。

 ところが、これを聞いた党幹部は「安保法制を議論している最中だ。そういうパフォーマンスはふさわしくない」と疑問視。内山さんの都合もつかなかったため、同日夕には断念することになったという。

 内山さんは憲法全文の暗唱という特技をもつアイドルとして知られており、現在慶応大2年生。共著に「憲法主義」がある。(安倍龍太郎)

469チバQ:2015/05/29(金) 22:01:26
http://www.sankei.com/politics/news/150529/plt1505290009-n1.html
015.5.29 09:42
【政論】
「デマ」が入った質問は不誠実 高村副総裁、民主・後藤氏の発言に激怒

ブログに書く1




(1/2ページ)
 「言葉の引用がまったく不正確。ウソならすべてが『デマゴーグ』と判断されても仕方ない」

 自民党の高村正彦副総裁は28日、衆院平和安全法制特別委員会の質疑で自身の発言を引用した後藤祐一氏(民主)をこう批判し、訂正と謝罪を求めた。

 高村氏が激怒したのは、政府が集団的自衛権を行使する例としてあげた中東・ホルムズ海峡の機雷掃海に関するやりとりだ。後藤氏は、高村氏が出演した3日のNHK番組に触れ、「石油が来なくなって、実際に寒いところで凍死者が続出するというところまでいかないとなかなか適用できないんだというようなことを言っていた」と指摘した。

 確かに、死者の有無を絶対条件とするかどうかは、自衛隊出動を判断するうえで天と地の差があるはずだ。しかし、高村氏は番組で、「一つ一つ例をあげると、これはどうだとなるからなかなか難しい」と指摘した上で「一つ言うと、ホルムズ海峡から原油が全く来なくなって、その結果国内で灯油もなくなり、寒冷地で凍死者が続出するなんてのは『国民の権利が根底から覆される』じゃないか」と例示を述べていた。

 民主党は集団的自衛権を行使する条件が不明瞭と政府を追及している。ただ質問に「デマ」(高村氏)が入るのはあまりに不誠実でないか。後藤氏は産経新聞の取材に「(引用は)一言一句精緻な方がよかったかもしれない」と述べたが、発言が意図的でなかったと信じたい。(水内茂幸)

470チバQ:2015/05/29(金) 22:46:04
http://www.asahi.com/articles/ASH5W6KKXH5WULFA034.html
山東派「小ではあっても弱ではない」 自民・高村氏
2015年5月28日03時22分
■高村正彦・自民党副総裁

 山東派は三木派の流れをくみ、河本(敏夫)先生が設立した政策集団。口の悪い人は弱小集団というが、小ではあっても弱ではない。人の悪い人は、我々は本流だけどお前たちは傍流ではないかと言うけども、あちらが濁流でこちらは清流なのだ。我々は一人一人が一騎当千。この小さい集団ですでに総理を2人、衆院議長を2人出している。

 さらに、それぞれが国家国民のために尽くしたいと(思っている)。そのために、風の便りに聞くところでは麻生派と愛を育んでいると聞いている。山東先生、せっかく女性として(自民党が)始まって以来の(派閥)会長になったわけだから、しばらくは会長職をお楽しみ頂き、ただ、長すぎた春にならないように祈念をして乾杯したい。(山東派のパーティーで)

471名無しさん:2015/05/31(日) 21:52:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000083-san-pol
自民派閥に合流機運 麻生派+山東派 石原派は二階派と…
産経新聞 5月28日(木)7時55分配信

 自民党で派閥の合流や連携を目指す動きが目立ち始めた。麻生派と山東派は長年の課題だった合流話が再燃、石原派幹部は二階派との合併を模索する。「政高党低」と揶揄(やゆ)されるほど安倍晋三首相(党総裁)の強さばかりが目立っている党内も各派の領袖(りょうしゅう)らが9月の総裁選を見据え、「数」を束ねる動きを本格化させている。

 「風の便りでは『麻生派と愛をはぐくんでいる』と聞いている。山東昭子会長は、せっかく女性初の派閥会長になったのだから、しばらく会長職をお楽しみいただきたい。ただ『長すぎた春』にならないよう祈念したい」

 都内のホテルで27日に開かれた山東派のパーティーで、同派元会長の高村正彦副総裁はこうあいさつした。

 会場には大挙して集まった麻生派議員の姿があった。25日の麻生派パーティーには、逆に山東派の議員が多数出席していた。

 両派の合流は、求心力アップを狙う麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が熱心で、両派は平成24年5月から合同勉強会を年1回ペースで開くなど連携してきた。ただ、最近は山東派から党要職や閣僚への起用が相次ぎ、「急いで合流する必要性がない」(同派幹部)と機運がしぼんでいたが、会長交代を機に再び盛り上がっている。

 二階派と石原派でも合流話が急速に進む。関係者によると、石原派前会長の山崎拓元副総裁が昨年9月の内閣改造で、同派からの入閣者がゼロだったことなどに危惧を抱いたことが発端という。

 派閥同士が連携する動きは、党内第2派閥の額賀派と第3派閥の岸田派の間でも広がる。両派の参院議員約40人は3月、都内で会合を開催。ともにリベラル色が強く、岸田派座長を務める林芳正農林水産相は「志を一緒にしている仲間だ」と結束を呼びかけた。出席した議員も「考え方の近い2派がバランスを取る勢力になっていけばいい」と指摘。「ポスト安倍」候補として岸田文雄外相を挙げたほどだ。

 党内では安倍首相の党総裁再選は堅いとされ、派閥色を出す動きは控えられていたが、将来の「ポスト安倍」候補育成を視野に、そろり動き始めたようだ。

472チバQ:2015/06/01(月) 22:32:14
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m010076000c.html
町村氏死去:頭脳明晰な人…安倍首相らが驚きの声
毎日新聞 2015年06月01日 21時34分(最終更新 06月01日 21時58分)

 自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=北海道5区=が脳梗塞(こうそく)のため70歳で死去した1日、与野党から驚きや悼む声が上がった。4月に議長を辞職する際は、軽い脳梗塞(こうそく)と診断されたが、記者会見して公の場に姿を見せたばかりだった。

 1日夕、国会内での自民党役員会。町村氏から派閥会長を引き継いだ細田博之幹事長代行が訃報を伝えると、安倍晋三首相(党総裁)らが驚きの声を上げたという。谷垣禎一幹事長はその後の記者会見で、「突然のことでみな驚がくした。何とも言葉がない」と沈痛な面持ちで語った。

 細田氏は役員会後、記者団に「頭脳明晰(めいせき)で経済にも明るく国際性もあった。小泉政権時、私が官房長官、町村氏が外相で、在日米軍再編問題で苦労したことを思い出す」と振り返った。5月12日の派閥パーティーへの出席を求める電話をした際、「出たいけど失礼する」と話したのが最後だったという。

 後任の大島理森衆院議長は「町村氏の信念と思いを受け止めて、議長職を果たさなければならない」と述べた。当選同期の二階俊博総務会長も「真面目でよくできる人。もう一働きしてもらいたかった」と悔やんだ。

 旧通産省で後輩の民主党の岡田克也代表は、1月に代表就任あいさつの際、町村氏から「健康には気をつけろ。自分もああ(脳梗塞)なるとは予想していなかった」と助言されたという。「議長として1票の格差是正に意欲を燃やしていただけに、非常に残念だ」と語った。【影山哲也、福岡静哉】

473チバQ:2015/06/01(月) 22:35:38
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m010082000c.html?ck=1
町村氏死去:円熟味増した晩年 これからの時の突然の死
毎日新聞 2015年06月01日 21時40分(最終更新 06月01日 21時51分)
 1日死去した自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=北海道5区=は、首相の座を狙い続けた。手は届かなかったものの、消費税率引き上げの持論を封印して政権を支えるなど晩年は円熟味が増しており、これからという時の突然の死だった。

 安倍晋三首相が第1次政権の退陣直後の2007年、福田康夫元首相の辞任に伴う08年の自民党総裁選。いずれも出馬の意欲を抱きながらも福田、麻生太郎両元首相に配慮して断念し、支持に回った。清和会(現・細田派)会長として派の分裂を防ぐためだった。

 09年衆院選での野党転落直後の総裁選の際には「これまで我慢してきたけど、今度こそ出ようと思う」と打ち明けられた。しかし「野党党首ではなく、首相を狙うべきだ」との慎重論から、またも断念。満を持して臨んだ12年の総裁選期間中、脳梗塞(こうそく)に見舞われた。昨年末、念願の衆院議長に就任したものの、脳梗塞を再発し、半年間足らずで退いた。

 「最終的な医者の判断をいただいてね。2年半前と同じ脳梗塞、軽い症状だけども、議長の職と(治療を)並行して行うのは難しいだろうと。心配かけちゃったね。申し訳ない」。4月20日、議長辞任を告げる電話が最後の会話となった。

 頭脳明晰(めいせき)で長年、自民党税調の重鎮を務めた財政再建派の代表格。消費増税の必要性など舌鋒(ぜっぽう)鋭く持論を展開する押しの強さが持ち味だった。だが12年総裁選決選投票でも自らの支持派をまとめ、安倍首相の再登板に貢献。首相が昨年末に衆院解散に踏み切る直前、消費税率の予定通りの引き上げの持論を封印し、首相に「税率引き上げの先送りを国民にわかりやすく説明してほしい」としたためた手紙を渡した。つい最近も「気づいたことは遠慮なく何でも言ってくれよ」が口癖だった。最後まで懐を広げようとしていた中での急逝。早すぎるとしか言いようがない。【高山祐】

474チバQ:2015/06/01(月) 22:36:54
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m040009000c.html
訃報:町村信孝さん70歳=前衆院議長
毎日新聞 2015年06月01日 17時30分(最終更新 06月01日 21時53分)
 自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=北海道5区=が1日午後2時15分、脳梗塞(こうそく)のため東京都内の病院で死去した。70歳。今年4月に体調不良のため在任4カ月弱で議長を辞任したばかりだった。

 町村氏は東大卒。旧通商産業省を経て、1983年衆院選で初当選し、当選12回。97年に第2次橋本改造内閣で文相として初入閣し、外相や福田内閣の官房長官などを歴任した。森喜朗元首相から派閥「清和会」の会長を引き継ぎ、党内最大派閥として同派出身の安倍晋三首相を支えた。

 しかし2012年9月、自らも出馬した自民党総裁選中に体調を崩して入院し、「軽い脳梗塞」と診断された。政治活動に復帰した後、昨年12月の特別国会で議長に選出され、「1票の格差」などを協議する衆院議長の諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」での取りまとめに意欲を示していた。今年4月に再び体調を崩し、治療に専念していた。

 公職選挙法によると、選挙区選出の現職国会議員が死去した場合、4月か10月に補欠選挙が行われる。ただし、昨年衆院選の「1票の格差」を巡る訴訟が行われている間は補選を行うことができない。現在、全小選挙区が訴訟の対象のため、町村氏の死去に伴う補選は当面、行われない。【中島和哉】

475チバQ:2015/06/02(火) 21:48:06
http://www.sankei.com/premium/news/150602/prm1506020004-n1.html
2015.6.2 11:00
【政治デスクノート】
「邪魔者は排除する!」と安倍首相応援団 これでは贔屓の引き倒しではないか?





(1/4ページ)

 日ごろ、現場の記者たちから上がってくる原稿を見ていると、さまざまな政治家の言葉に触れることになる。もう、たいていの物言いには驚かないようになったが、この発言には久しぶりにわが目を疑った。

 5月23日付の産経新聞政治面に掲載した自民党総裁選をめぐる長めの原稿の中に、その発言はあった。記事では、自民党若手が新たな勉強会を設立することを紹介し、この勉強会の背景には9月に予定される総裁選への思惑があるということを伝えた。

 そこで驚いたのは「首相が仕事しやすいように、邪魔者が出てきたら排除するのが役割だ」というコメントだ。「邪魔者」とか「排除」とか、なかなか刺激的な言葉が並ぶが、オフレコ発言なので記事では「関係者」のそれとしか記していない。

 「産経ニュース」をごらんの方だけに少し解説すると、「関係者」としたのは自民党の若手議員で、自他ともに認める「安倍晋三首相(自民党総裁)の応援団」。この議員は、首相が目指す憲法改正などの実現のためなら自分たちが「汚れ役」を買って出るとした上で、そのためには「邪魔者」は「排除する」と主張しているのだ。

 もちろん、オフレコ発言特有の「大胆発言」なのだろうが、オフレコには「本音」がにじむ。この議員は、総裁選で安倍首相が無投票で再選されることを望んでいるという。「邪魔者」というのは、総裁選における首相の対抗馬という意味に聞こえてしまうのは穿(うが)ちすぎだろうか。

邪魔者は野田氏?

 ここで、9月の総裁選の行方を占ってみたい。とは言ったものの、情勢は占うまでもなく、首相の再選はまず動かない。

 一応、対抗馬となりうる人物を思いつくままに挙げてみると、石破茂地方創生担当相、谷垣禎一幹事長らとなるが、いずれも不出馬あるいは首相支持を表明している。今、首相に唯一もの申すことができる大物議員と目される二階俊博総務会長も「他に出たい人がいたら拒まないが、いたずらに騒ぎを起こして、面白がったというだけでは済まない」と発言しており、基本的には無投票路線。そんな中、首相の対抗馬になり得るとみられているのが野田聖子元総務会長だ。

 先に紹介した記事は、新たな若手議員の勉強会の説設立には、別の勉強会である「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」に対抗する狙いがある―というのが主眼だった。2つの勉強会の参加者は、ともに総裁選をにらんだ動きであることを否定しているが、前者は首相の再選、後者は野田氏を念頭に置いた対立候補の擁立を目指しているのは明らかだ。

476チバQ:2015/06/02(火) 21:48:27
「参院のドン」のクサイ演出

 さて、ここで問題としたいのは、誰が総裁選の勝者となるのかではない。現下の政治情勢や、自民党の党内情勢を踏まえれば、首相の交代は現実的ではないし、対抗馬の擁立を模索する勢力も、そんなことは考えていないだろう。

 ある自民党重鎮は「今回の総裁選で頭に入れておかなければならないのは、来年の参院選への影響だ。もし無投票なんてことになったら、自民党は民主党と同じで人材がいないのかということなる」と指摘する。

 実は、かつても似たような場面があった。

 平成20年9月、福田康夫首相が突如辞任し、自民党は総裁選を実施する必要に迫られた。後継は麻生太郎幹事長で衆目の一致するところだったが、「参院のドン」と恐れられていた青木幹雄参院議員会長らは、あえて与謝野馨経済財政担当相を擁立。結局、総裁選は史上最多の5人の争いとなった。

 当時は平成17年の「郵政解散」から3年余りが経過し、年内解散は待ったなしといわれた時期。麻生氏絶対有利の状況下での与謝野氏の出馬は「次期衆院選をにらみ、党内の人材の豊富さを印象づける狙い。青木氏ならではのクサイ演出」と言われた。

オフレコ発言の落とし穴

 つい話が横にそれたが、今回の総裁選は、安倍首相が再選されるかが重要なのではない。総裁選という絶好の機会に、自民党内の人材と政策議論を世間に広めるべきだ―というのが総裁選実施派の主張だ。

 そこに、首相応援団から「邪魔者は排除する」という言葉が出た。ある種のリップサービスだったのかもしれないが、総裁選を別の視点で見据えている勢力の受け止め方によっては、「贔(ひい)屓(き)の引き倒し」となりかねない。

 かつて、青木氏はこんな言葉を残している。「女性は産む機械? そんなこと頭で考えただけでもだめだわね」。第1次安倍政権時代、柳沢伯夫厚生労働相の失言に対して漏らした感想と伝わる。

 柳沢氏の失言は自民党島根県連での堂々のオンレコ発言なのだが、青木氏が言いたかったのは、オンレコの失言だけでなく、政治家が頭で考えたことは、いずれオフレコ発言となり、思わぬ落とし穴にはまるという戒めだろう。

 政治の世界は、かくも厳しいということか。無風とされる今回の自民党総裁選も、政治家の言葉次第で何が起こるか分からないと肝に銘じたい。(政治部次長 船津寛)

477チバQ:2015/06/05(金) 21:34:47
http://www.sankei.com/politics/news/150605/plt1506050049-n1.html
2015.6.5 19:10

自民・二階氏、石原派との合流先送りを示唆 「数を集めるのが趣味ではない」

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 自民党の二階俊博総務会長は5日、都内で開いた二階派のパーティーで、派の勢力について「数を集めることを喜んでいるわけでも、趣味でもない。増やそうと思ったら倍にするだけの申し出があるが、あまり党内を騒がせてもいけない。一歩一歩、着実に歩んでいく」と述べた。取り沙汰されている石原派との合流構想先送りを示唆したとみられる。

478名無しさん:2015/06/06(土) 23:45:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150604-00000007-sasahi-pol
自民党・二階総務会長「橋下大阪市長と何のご縁もない」〈週刊朝日〉
dot. 6月4日(木)11時36分配信

 大阪都構想を巡る住民投票で、橋下徹大阪市長を“支援”した安倍官邸。しかし、自民党の二階俊博総務会長(76)はその支援を一蹴。投票前日と当日、和歌山県の高野山金剛峯寺を訪れていた安倍晋三首相に会った二階氏は何を話したのか。作家・大下英治氏が二階氏の本音を探った。

*  *  *
大下:5月17日は橋下徹大阪市長が行った大阪都構想の住民投票がありました。反対だった大阪府連を支援した二階さんや党本部、橋下さんを援護した安倍首相、菅義偉官房長官ら官邸側がぶつかったと言われました。首相と高野山で都構想について話されたのですか?

二階:いえ、首相も何も話されないし、私も特に話してはおりません。高野山で私が首相の後を歩いていきますと、沿道の人たちから、「安倍さーん」とキャーキャー言われる人気ぶりでしたが、私は沿道の人から「都構想に反対してください」「都構想を頼みます」と言われたり(笑)。大阪市民じゃないので、「私に言うなよ」と言いました。都構想なんて、そもそも一人の市長、一人の知事が突然、言いだしたようなことで、十分経験豊富な人が何もかも見通して、「これが世界にも通用するし、日本のためにも必要だ」と言ってやっているわけではない。人気取りのようなことでやったわけでしょう。住民投票で負けたら、政治家を辞めると、投げ出した。本気でやるのなら、またやったらいいじゃないかと個人的には思います。

大下:安倍首相が橋下さんを民間大臣にするのではないかとの噂もあります。

二階:そんなことできないと思います。ちゃんと大阪で審判が下ったのですからね。私が経済産業相時代、橋下さんは何回も陳情に来られたから、できるだけ親切に扱ったんですが、私の選挙区に対立候補を立ててきましたから、今は何のご縁も感じません。

大下:今年の秋の総裁選で、二階さんはいち早く安倍支持を打ち出しましたね。マスコミでは、野田聖子(前総務会長)さんと二階さんが組めば総裁選は面白くなるという見方もありますけれど、本音はどういうスタンスなんですか。

二階:安倍総理は、第1次安倍内閣(06〜07年)で、大変ご苦労をなされて、お体のことで退陣されました。私は当時、総務会長で党三役。診断書を出されて、辞めるとおっしゃってましたが、なんとか踏みとどめられないものか、官邸までうかがったのです。でも、その時はよっぽど苦しかったのでしょうね。お辞めになった。しかし、今度は不死鳥のように蘇って、立派な活躍を国際的にも国内的にも、失敗を糧にして、思いを新たに頑張っておられる。私はこの人以外に党内外を見渡して、総裁にふさわしい人はいないのではないかと思っているんです。何も上手を言っているわけではない。私自身、いまさら首相にごまをすらなきゃいかん立場ではないですからね(笑)。

(構成 本誌・上田耕司)

※週刊朝日 2015年6月12日号より抜粋

479名無しさん:2015/06/07(日) 18:35:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150605-00000013-pseven-soci
安倍晋三氏 父の秘書官就任で会社退職時人目はばからず落涙
NEWS ポストセブン 6月5日(金)11時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。米留学後、安倍氏は神戸製鋼に就職、本社輸出部に配属されて「仕事の喜び」を見出すようになった。そして、1982年、父・晋太郎氏が外務大臣に就任、秘書官になるよう命じられた。だが、安倍氏はこれに激しく反発した。(文中敬称略)

 * * *
 安倍の“退職拒否”で神戸製鋼所は大混乱に陥った。

 元来、晋太郎は短気でせっかちだ。外務大臣就任後も政務秘書官不在が続く異例の事態に苛立ちを募らせ、同社首脳部に連日電話を入れては、「息子の首に鈴もつけられないのか。何をやっているんだ!」と迫った。収拾に当たった晋太郎の秘書がこう振り返る。

「神戸製鋼の総務部長が『大臣からは矢の催促ですが、本人がウンと言わない限り辞めさせることはできない。社長も副社長も頭を抱えている』と泣きついてきた。会社側は、夜のうちに晋三さんの机を撤去し、朝来ても『出社に及ばず』と通告する強行手段まで検討したそうだ。が、これは不祥事を起こした場合の措置で、労働組合の同意がなければできないという説明だった」

 安倍と父のにらみ合いは、会社を巻き込んで2週間余り続いた。その頃、成蹊大アーチェリー部時代の友人に、安倍は心境を吐露している。

「親父に秘書官になれと言われて辞めることになったんだが、会社にどう説明したらいいのか困っている」

 友人は「とにかく上司に相談して了解を取ったほうがいい」とアドバイスしたと述懐した。最後に安倍を動かしたのは、直属上司の言葉だった。その課長は「ちょっと飯食いに行こう」と安倍を食事に誘った。

「上からは、なんとかならんかと言ってくるし、安倍さんも落ち込んでいた。だから食事に誘って、『あんたの気持ちはどうなんだ。将来は政治家になりたいのか』と尋ねたんです。すると『なりたい』と言う。政治家になるのが嫌だと悩んでいるなら別だが、そうじゃないなら、とこう言ったんです。

『人間というものは、何か失敗すると、あの時にああしていたらと過去のせいにする。政治家だって例外じゃない。あんたが政治家になると決めているのなら、なるべく過去に理由を残さない方がいい。来週の月曜日にスパッと辞めたらどうか』と。

 そしたら、安倍さんは『会社に迷惑がかからないならいいですけど』と言う。仕事のことをそんなに考えていてくれたのかと嬉しくなりました。だから『この迷惑は“良い迷惑”や。同僚も課の連中もみんな喜んであんたがいなくなった後をサポートするよ。だから心おきなく、今晩お父ちゃんに秘書になると言うてこいや』って」

 その言葉に安倍は、人目をはばからずポロポロ涙を流したという。その夜、父に「秘書官になる」と伝えた。課長は「安倍落城」を上層部に報告し、机の引き出しにあった領収証を全部経理に回し送別会の費用をつくった。

 その夜か翌日か、課長の記憶も定かではないのだが、課の全員で送別会を開き、二次会はカラオケ大会、そして三次会の後、かつて祖父・岸信介の職場だった首相官邸に近い東京・赤坂で安倍を胴上げした。

「落城」から間髪を入れない「別れの儀式」には、〈安倍の気が変わらないうちに退路を断って送り出そう〉──そんな“親心”が働いていた。

※週刊ポスト2015年6月12日号

480名無しさん:2015/06/07(日) 18:38:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150520-00000011-pseven-soci
首相と旧知の議員 「晋ちゃんは東大出とエリート官僚が嫌い」
NEWS ポストセブン 5月20日(水)7時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている大反響のノンフィクション。今回は「学歴」のキーワードから安倍晋三首相の実像を掘り下げる。(文中敬称略)

 * * *
 安倍・岸家はいわば「東大法学部進学」を宿命づけられた家系といえる。

 安倍の祖父である岸信介(元総理大臣)は東大法学部で我妻栄(日本の民法学の権威として知られる法学者)と首席を争った秀才で、大叔父の佐藤栄作(元総理大臣)、父方の祖父の安倍寛(元衆議院議員)、父の安倍晋太郎(元外務大臣)も東大法学部出身だ。

 安倍3兄弟のうち、2歳年上の兄・寛信(現・三菱商事パッケージング社長)と晋三は成蹊小、岸家に養子に行った5歳下の弟・信夫(現・衆院議員)は慶応幼稚舎に入学、いずれもエスカレーターで大学まで進んだが、母の洋子は「中学受験を考えたこともある」と明かしている。

「父や夫も東大で、“東大じゃないと”みたいなところがあった。でも、晋三にそんな意識はあんまりなかったみたい。結局、父も『成蹊は一貫教育がいいんだ』ということで、そのまま上に進むことになった」

 だが、高校生になると、父・晋太郎は政治家志望の安倍に「東大へ行け」と分厚い漢和辞典で頭を叩いて勉強を強いるようになる。「勉強はあまり好きじゃなかった」と認める安倍が反発したことは前号で触れた。

 実は、安倍内閣には東大出身者が少ない。「お友達」と呼ばれる中で東大出身は厚労相の塩崎恭久くらいで、東大から大蔵省というエリートコースを歩んだ経産相の宮沢洋一など計4人しかいない。

「晋ちゃんは東大出身者とエリート官僚が嫌い。議員でも東大出身者とは肌が合わないのか敬遠する傾向がある。エリートだった祖父や父に対する学歴コンプレックスの裏返しではないか」とは安倍と付き合いの長い議員の見方だ。

 大学進学にあたり、政治家志望の安倍は成蹊大学法学部政治学科を選ぶ。「子供の頃から政治家は嫌だった」という寛信は同じ成蹊大学の経済学部に進んでおり、兄との道が分かれた。

 赤いアルファロメオで通学し、アーチェリー部に所属しながら学園生活を謳歌した安倍は、授業には熱心ではなかったようだ。学友の1人の証言。

「アルファロメオで通っているヤツがいると皆で驚いたら、安倍君だった。当時は学習院のアーチェリー部に可愛い女子部員が多くて、今でいう合コンに誘ったり、吉祥寺の行きつけの雀荘によく通って遊んだものだった。安倍君は小遣いが少なかったようで、互いに“マージャンに負けたら帰りの電車賃がなくなる”と必死で打ったものだ」

 麻雀好きは安倍家の“遺伝”で、父の晋太郎は政治家仲間とよく卓を囲んでいた。母の洋子も母親(岸の妻)らと麻雀をしていたと古参秘書は明かす。安倍も麻雀が強いことで知られる。

 そんな学園生活を送っていた安倍に、岸が「官僚になれ」と勧めた過去がある。岸・佐藤兄弟は東大法学部―官僚―政治家のコースを歩いた。「東大へ」と迫る父に反発した安倍も、敬愛する祖父の言葉には悩んだようだ。

 官僚になるためには難関の国家公務員上級職試験を突破しなければならない。大学までエスカレーターで受験の経験がなく、青春を満喫していた安倍は高過ぎるハードルと感じたはずだ。学友は安倍からこんな悩みを打ち明けられている。

481名無しさん:2015/06/07(日) 18:38:43
>>480

「安倍君はおじいさんから、『官僚にならないか』と言われて、『オレは官僚には向いていないんだよ』としきりに愚痴っていた」

 結局、官僚の道も選ばなかった。大学時代の安倍兄弟を教えた教授が10年ほど前、筆者の取材に手厳しく語った。

「安倍君は保守主義を主張している。思想史でも勉強してから言うならまだいいが、大学時代、そんな勉強はしていなかった。ましてや経済、財政、金融などは最初から受け付けなかった。

 その点、お兄さんは真面目に勉強していた。安倍君には政治家としての地位が上がれば、もっと幅広い知識や思想を磨いて、反対派の意見を聞き、議論を戦わせて軌道修正すべきところは修正するという柔軟性を持ってほしいと願っている」

 総理大臣に上り詰めた今の安倍の政治手法を見ると、恩師の願いが通じているかは疑問もあるが、兄は成蹊大卒業後、東大大学院に進学し、安倍には米国留学の話が持ち上がる。

「晋三君を政治家にするため留学で箔をつけさせようという親心からでした」

 安倍家関係者はそう語ったが、この頃、当人は祖父や両親の大きな期待に応えきれないことに苦しんでいた節がある。

「あの頃が一番、精神的に追い詰められていたんじゃないかな」

 複数の学友がそう口を揃えるのである。

※週刊ポスト2015年5月29日号

482名無しさん:2015/06/07(日) 18:39:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150607-00000012-pseven-soci
安倍首相 昭恵夫人との初対面「30分遅刻してむっつりした」
NEWS ポストセブン 6月7日(日)16時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。1982年、父・晋太郎氏が外務大臣に就任、勤めていた神戸製鋼を退職し秘書官に就任した。(文中敬称略)

 * * *
 外務大臣秘書官時代、安倍は大きな「出会い」と「別れ」を経験する。出会いの相手は、森永製菓の社長令嬢だった松崎昭恵。伴侶となる女性だ。

 安倍が昭恵と初めて出会ったのは1984年、原宿のパブでのことだった。当時、電通に勤務していた昭恵は、安倍の友人に「良い人がいる。会ってみないか」と紹介された。昭恵の第一印象を安倍は、こう語る。

「家内は約束の時間に30分ぐらい遅刻して来てね。ずいぶん待たせるなと、第一印象はあんまりだった(笑い)。だから最初は私もむっつりしていた。こっちは8歳も年上だしね。ただ、話は非常に合って、面白かった。印象は良かった。それで、もう1回会うことになり、その後は食事をしたり、一緒にゴルフに行ったりとか」

 一方、昭恵の第一印象はこうだ。

「良い人だとは思いました。でも、政治家の家庭は大変な気がして、お付き合いをするのも最初は気乗りしませんでした」

 そんな2人は3年後の1987年6月に華燭の典を挙げた。同じ年の5月に兄・寛信もウシオ電機会長令嬢と挙式している。

※週刊ポスト2015年6月12日号

483チバQ:2015/06/07(日) 18:59:05
http://www.hochi.co.jp/topics/20150607-OHT1T50092.html
【永田町ノート】「スタバ」と「イシバ」対極の存在感
2015年6月7日15時0分 スポーツ報知

 米コーヒーチェーン大手「スターバックスコーヒー(スタバ)」の店舗が全国で唯一なかった鳥取県に先月、ついに第1号店がオープンした。「スタバはないがスナバ(砂丘)はある」との知事発言をきっかけに地元企業が開店した「すなば珈琲」とともに、連日行列ができる盛況ぶりだ。

 鳥取と言えば、忘れてはならない「バ」がもう一つ。イシバである。

 衆院鳥取1区選出の石破茂・地方創生相は「ポスト安倍」の最有力候補と目されている。3年前の自民党総裁選では、国会議員による決選投票で安倍首相に逆転されたものの、地元では「今度こそ鳥取から首相を」と期待が高まっている。

 ところが、その石破氏。コーヒーブームに沸く地元とは裏腹に、最近はめっきり見せ場が減った。

 石破氏が担当する「地方創生」は安倍政権の看板政策だが、国会では注目度の高い安全保障関連法案の審議が本格化し、影に隠れてしまった。5月下旬には、安保関連法案を審議する衆院委員会と同じ時間帯に開かれた地方創生特別委員会の出席委員が半数に届かず、審議が一時ストップしてしまったほどだ。

 掛け持ちする委員会の開催が重なった場合は、他の議員に代理出席を頼むのが一般的。石破氏は「人のやりくりは難しいが、定足数(委員の半数以上)を割らないようにお願いしたい」と呼び掛けたが、自民党内では「石破氏の求心力低下の表れ」との声も漏れる。

 9月の党総裁選については「安倍政権の閣僚としてアベノミクスの成功に全力を挙げる立場だ」と不出馬を示唆した。石破氏周辺からは「首相の黒子に徹してばかりいては埋没してしまう」と焦りの声も出ている。

 故郷へのスタバ進出に「大盛り上がりなのはいいが、『今だけ、ここだけ、あなただけ』という魅力を作ることも重要」と指摘した石破氏。魅力作りが必要なのは自分の方かも知れない。(十

484名無しさん:2015/06/07(日) 20:26:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150529-00000020-pseven-soci
安倍晋三首相 神戸製鋼入社は秘書の「政略就職」作戦だった
NEWS ポストセブン 5月29日(金)16時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。安倍首相の「就職」にはいったいどんな背景があったのかを解説する。これは、米国留学から帰ってきたばかりの時の安倍氏の状況だ。(文中敬称略)

 * * *
 帰国した安倍には、「就職」という人生の岐路が待っていた。

 当時、農林大臣や官房長官を歴任し飛ぶ鳥を落とす勢いだった大物政治家・晋太郎の息子とあって、企業からは引く手あまただった。

 晋太郎は山口県人が経営する中堅商社で社会経験を──と考えていたが、最終的には地元・下関に長府製造所を置く神戸製鋼所に入社する。

 安倍の3年7か月のサラリーマン生活をお膳立てしたのは、岸(信介・元首相=安倍の祖父)にも仕えた古参秘書Aだ。これには選挙区事情が絡んでいた。

 中選挙区制時代、晋太郎の選挙区・旧山口1区(定数4)には、他に田中龍夫(元通産相)、林義郎(元蔵相。林芳正・現農水相の父)という自民党実力者がいた。晋太郎はトップ当選を続けていたものの、大票田の下関は地元のバス会社サンデン交通などを経営する林家の地盤で、食い込めずにいた。

 Aは後継者の安倍を地元の大企業に入社させれば、「林王国」切り崩しにつながり晋太郎の選挙基盤も盤石になる──と安倍の就職を晋太郎の選挙戦略と結び付けて動き出す。言わば“政略就職”だったわけだ。

 Aは事前に晋太郎や鉄鋼大手5社とパイプがあった岸の了承を取り付け、神戸製鋼側にも根回しして内堀と外堀を埋めたうえで本丸の安倍攻略にかかる。

「神戸製鋼に入ることを、おじいちゃん(岸)も喜んでいる」

 安倍にとって「おじいちゃん」の名前は、殺し文句である。安倍が反対するはずもなかった。

 だが、タイミングが悪かった。安倍が帰国した頃には、入社試験も入社式も終わっていたからだ。

 国内には配属場所がなかったため、「会社からは、英語が話せるならニューヨーク事務所に1年ほど行ってほしいと申し出があった。翌年、日本に戻して他の新入社員同様、溶鉱炉の現場を経験させることになった」(A)。

 同社の記録では、安倍の入社日は「1979年5月1日」となっている。留学を打ち切って帰国した直後である。

 政略就職に無抵抗だった安倍だったが、皮肉にも待っていたのは留学に挫折した米国へのUターンだった。

※週刊ポスト2015年6月7日号

485名無しさん:2015/06/07(日) 20:28:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150526-00000017-pseven-soci
安倍首相 米留学時代10万円の電話代で父・晋太郎氏が怒った
NEWS ポストセブン 5月26日(火)16時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。今回は「留学」のキーワードから安倍首相の実像を掘り下げる。(中敬称略)

 * * *
(成蹊)大学卒業が迫っても、安倍が就職活動をした形跡はなく、卒業後「本人の希望」(母・洋子)で渡米している。

「特段、学究心に燃えてということでもなかった。習っていた英会話に多少なりとも磨きをかけられればという程度の気持ちだった」──かつて安倍が筆者に明かした米国行きの目的だ。

 今年のゴールデンウィークに訪米した安倍は、米議会での演説後にロサンゼルスに立ち寄り、留学先だった南カリフォルニア大学(以後、南加大)のキャンパスを訪ねている。

 留学時代の学友は「MBA(経営修士号)を取ろうといったような意気込みではなく、単なる遊学だったのだが、あの頃が晋ちゃんが一番将来に悩んでいた時期ではないか」と見ている。

 安倍は、どんな留学生活を過ごしたのだろうか。

 1977年に大学卒業した後、そう日をおかず意気揚々と羽田からロスに旅立つ安倍を、ある学友は仲間数人と母・洋子、実弟・信夫に混じって見送ったという。

 実は「留学」といっても、ロスでの安倍は最初から南加大に通ったわけではない。祖父・岸の代から安倍家と親交があった華僑のM氏の世話でイタリア系の老婦人の家に下宿しながら、英語学校・ヘイワード校で語学研修し、南加大に行くのは翌78年1月になってからだ。

 滞米中、安倍は慣れない外国暮らしもあって“ホームシック”を募らせていく。

 洋子は「Mさんは責任感の強い方で、晋三が寂しがっているようだからと自宅に呼んでくれたり、遊びに連れて行ったり、世話をいただいたようです」と、その一端を語っている。

 学友たちの間に「安倍がアメリカでホームシックにかかった」との話が広がるほど、安倍は友人に手紙を頻繁に出していた。

「こんな友人ができたとか、便箋5〜6枚に日常を書いてくる。何ということはない内容だったが、頻繁に手紙が来れば寂しいんだろうと思ってしまう」(学友)

 こんなエピソードもある。

 安倍が、やたらと東京の実家にコレクトコールをかけてくるため、父・晋太郎が堪忍袋の緒を切った。

「毎晩のようにかけてくる国際電話代が10万円にもなる月が続いた。さすがに晋太郎さんが『何を甘えているんだ。それなら日本に戻せ!』と声を荒らげた」(安倍家関係者)

 この長電話の一件もあってか、安倍は1年3か月の南加大生活を切り上げ79年春、“途中帰国”している。学位の取得もなかった。

 自民党幹事長時代、この「留学」経歴が国会で問題視されたことがある。

 安倍はそれまで経歴書に〈南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学〉としていたが、実際の留学期間は1年強で、しかも政治学科に籍を置きながら政治学の単位は取得していなかった(この問題は『週刊ポスト』2004年2月13日号がスクープした)。以後、経歴から「留学」は消され、現在は安倍の公式サイトのプロフィール欄にも記載はない。

※週刊ポスト2015年6月7日号

486名無しさん:2015/06/07(日) 20:29:42
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150515-00000008-pseven-soci
5歳の安倍晋三氏 デモ隊まね「アンポハンターイ」繰り返す
NEWS ポストセブン 5月15日(金)7時6分配信

 米議会で壇上に立った安倍晋三・首相の顔には、「歴史に名を残した」という充足感が満ちていた。自民党史上初となる首相再登板を果たしてからの安倍首相は、時に党内からも“独裁者”との批判が上がる。数の論理を背景に集団的自衛権行使容認、憲法改正へと前のめりになるその姿は、60年安保締結を断行し、「昭和の妖怪」の異名をとった祖父・岸信介とも重なる。

 一方で、前回登板が敵前逃亡に終わったように、ガラスのシンゾウ、小心者との月旦評も少なくない。40年超の政治記者人生を安倍家取材に費やしてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が、膨大な取材資料を元に人間・安倍晋三を形成したルーツに迫る。(文中敬称略)

 * * *
 1960年。東京・渋谷の南平台にあった岸の邸宅には、連日、日米安保条約改定に反対するデモ隊が押し寄せた。いわゆる60年安保闘争だ。

 その岸邸の中では、まだ5歳と幼かった安倍晋三と兄・寛信(当時7歳)がデモ隊の口まねをして、「アンポハンターイ! アンポハンターイ!」と繰り返すのを岸がニコニコしながら見ていた──安倍が政治の「原体験」としてよく語るエピソードである。

 だが、その背景に、甘えたい盛りの時期に両親が不在がちだったという家庭の事情があったこと、幼心に感じていた孤独が隠されていたことはほとんど語られていない。

 安倍は毎日新聞政治部記者だった父・晋太郎と岸の長女・洋子の次男として1954年9月に生まれた。2つ上の兄・寛信(現・三菱商事パッケージング社長)が父方の祖父・安倍寛と母方の祖父・岸信介から1字ずつ受け継いだのに対し、安倍は父の「晋」の字をもらったものの、次男なのに晋三と名付けられた。母の洋子に、なぜ晋三なのかと聞いたことがある。

「主人も私も女の子を欲しかったが、2人目も男の子だった。父(岸)は喜んでいましたが。名前の由来はよく聞かれますが、晋二より晋三の方が字画が良いとか。主人も字の据わりが良いからとはじめから『晋三だ』といいました」

 安倍の誕生は、まさに岸が権力への階段を駆け上がっていった時期に重なる。

 開戦時の東条内閣の商工大臣を務めた岸は敗戦後、A級戦犯として巣鴨プリズンに収監された。不起訴となり公職追放が解除されると、1953年の総選挙で国政に復帰。晋三誕生の翌年(1955年)の保守合同による自由民主党結成で初代幹事長に。1956年に石橋内閣の外相、1957年には首相へと瞬く間に頂上へ上りつめた。安倍が2歳の頃だ。

 岸のスピード出世に伴い、晋太郎は政治記者から総理秘書官に転身。そして1958年の総選挙に出馬するや、安倍家の状況は一変した。

「普通の家庭の団欒は、なかった。父親は全然家にいなかったから。父親がいたりすると家の中がギクシャクしたほどだった」

 安倍は筆者のインタビューにそう振り返ったことがある。総理秘書官の父は連日のように深夜に帰宅し、休日も仕事。母の洋子は夫の選挙のために地元の下関に張り付き、東京の家には幼い安倍兄弟がポツンと残された。

「友人宅で一家団欒の光景を見たりすると、『ああ、いいな』と思ったりした」と“普通の家庭”への憧れを語った安倍の言葉が改めて思い出される。

 両親に代わって、安倍兄弟が成人するまで世話をしたのが、晋三の乳母兼養育係だった久保ウメ。岸、安倍両家に40年仕え生涯独身を通したウメは、筆者の取材のなかで、こんな「安倍家の日常」を明かした。

「安保の頃は晋ちゃんがまだ5歳、ママは地元だし、パパは仕事だから昼間も私やお手伝いさんしかいない。子供には危険だからと安倍家は岸邸と別のところに住んでいて、晩ご飯だけは南平台(岸邸)で食べると決まっていた。私が左手で代筆した夏休みの日記は、必ず『今日も、おじいちゃんの所で夕食を食べました』が書き出しだった」

487名無しさん:2015/06/07(日) 20:30:02
>>486

 ウメによると、安倍は幼稚園に通っていた頃、おんぶをよくねだる子だったという。

「朝、お兄ちゃんの仕度ばかりやっていると、晋ちゃんが拗(す)ねちゃって。拗ねるとテコでも動かない。幼稚園のカバンをかけてやって、バス停までおんぶしていった。あんなにおんぶが好きだったのは、やっぱり両親が不在がちだったからでしょう」

 甘えたい盛りの安倍にとって、岸邸での祖父母との夕食や、時には庭で遊んでくれた祖父とのふれあいは貴重な団欒だった。

 であれば、安倍が「A級戦犯」「妖怪」呼ばわりされた岸を「おじいちゃんは絶対正しい」と信じ込んだとしても、「安保反対!」を叫ぶデモ隊が「祖父の敵」として幼心に刻まれたとしても、解せなくはない。安倍は当時の岸との会話をこう回想している。

「『アンポってなぁに?』と聞くと、『日本をアメリカに守ってもらうための条約だよ。なんでみんな反対するのかわからない』──そんなやりとりをしたことをかすかに覚えている」

※週刊ポスト2015年5月22日号

488名無しさん:2015/06/08(月) 21:50:03
http://www.sankei.com/politics/news/150607/plt1506070009-n1.html
2015.6.7 18:58
【1強の足元】
谷垣禎一党幹事長 首相と蜜月は使い勝手の良さゆえ? 「ポスト安倍」への青写真なく

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1日に開かれた谷垣グループのパーティーであいさつする自民党の谷垣禎一幹事長(小野淳一撮影)
 9月の自民党総裁選を前に、安倍晋三首相と谷垣禎一党幹事長が率いる谷垣グループ(有隣会)の蜜月関係が強まっている。谷垣氏はいち早く首相の無投票再選を支持し、今やリベラル系議員に多い「反安倍」勢力から守る防波堤の役割すら担っている。首相も使い勝手がいいようで谷垣氏の側近を重要閣僚などに続々と重用。パーティーを開けば出席者数は大派閥を上回るなど蜜月の効果は抜群だ。(豊田真由美)

 「隙間のない抑止の体系を作ることによって、私たちは日本の平和と安全を保とうとしている。日本が軍備をもって他国に攻めていくことを考えているわけでは全くない」

 谷垣氏は7日、JR新宿駅前で街頭演説し、安倍政権が命運をかける安全保障関連法案の成立に理解を求め、首相を支える姿勢を際立たせた。

 首相は昨年9月に谷垣氏を幹事長に任命して以降、政府や党の要職に谷垣氏の側近を積極的に登用している。昨年12月に就任した中谷元(げん)防衛相は、衆院平和安全法制特別委員会で野党の集中攻撃を受けているが、「原則論に徹して無難に乗り切っている」(自民党幹部)と今のところはまずまずの評価だ。

 特別委の審議日程を仕切るのは佐藤勉国対委員長で、月内にも新設される2020年東京五輪・パラリンピックに向けた五輪担当相には、遠藤利明元文部科学副大臣が起用される方向となっている。

 首相との蜜月関係を背景に、1日に都内で開かれた谷垣グループのパーティーには、昨年を1千人近く上回る3200人が出席。3年前にたもとを分かった岸田派(宏池会)の今年(2800人)を初めて上回り存在感をみせつけた。首相もパーティーに駆けつけ「まさに安倍政権の命運を握っているのが有隣会。自由民主党の良心だ」と持ち上げた。

 谷垣氏は70歳という年齢を踏まえ「ポスト安倍」への思いを封印。首相の再選を支持し「無理に(対抗馬が)立つ必要はない」とも述べ、無投票再選に否定的な古賀誠元幹事長らも牽制(けんせい)している。党内には「首相にもっと諫言(かんげん)すべきだ」(閣僚経験者)などと“従順ぶり”を批判する声もあるが、谷垣氏は「今は党内が割れるような対立を避け、国力を充実させるときだ」と周囲に語り、意に介す様子はない。グループ内も「安倍首相の影響力はあと5年続く」(幹部)という見方がもっぱらで、首相退陣や谷垣氏の引退後の青写真を真剣に思い描く議員がいないのが現状だ。

489名無しさん:2015/06/08(月) 21:52:06
http://www.sankei.com/politics/news/150502/plt1505020003-n1.html
2015.5.2 06:30
【「1強」の足元】
谷垣幹事長 70歳機に「ポスト安倍」自ら封印 「政高党低」には抵抗も…

ブログに書く2




(1/3ページ)

谷垣禎一氏
 自民党の谷垣禎一幹事長が「影が薄い」との批判に目もくれず、安倍晋三首相(党総裁)の下支え役に徹している。9月の党総裁選では早々と首相の無投票再選を支持。70歳を機に「ポスト安倍」候補との評価も自ら打ち消しに回り始めた。官邸の影響力が強い「政高党低」との悪評は放置できないようで政策の一部に異論を挟む頑固な一面もあるが、対立回避優先の姿勢は一貫している。(豊田真由美)

 谷垣氏は今年2月、麻生太郎副総理兼財務相に会食に誘われた。

 「今後、党内でリーダーとして誰を育てようとしているのか。首相も務めた麻生さんに聞いてみよう」

 谷垣氏は宴席に向かう車中で党内に有力な「ポスト安倍」候補が見あたらないことを念頭に麻生氏の見立てを聞こうと考えた。ところが、席に現れた麻生氏は開口一番こう切り出した。

 「おい、谷垣。お前は誰を育てようと思っているんだ」

 自民党内では、首相に次ぐ有力な次期リーダーの不在が「党のアキレス腱(けん)になりつつある」(閣僚経験者)。野党時代に党総裁を務め、現在も党務を取り仕切る幹事長として「ポスト安倍」の有力候補のはずの谷垣氏も3月で70歳を迎えた。

 谷垣氏は周囲に、選挙地盤を引き継いだ元文相の父、専一氏が71歳で死去したことを引き合いに「そろそろ好きなことがしたい」と政界引退さえにおわせることもある。2月2日、都内で開いた自著の出版記念パーティーではかつて所属した「宏池会」(現岸田派)を創設した池田勇人元首相の政治理念「寛容と忍耐」に触れ、サラリとこう語った。

 「私ももう今年で70歳。政治家として活動できる時間はそう長くない。もう一回、政治の世界に『寛容と忍耐』を再生させられないか。残る時間をできる限りそれにかけてみたい」

 昨年9月、首相から党幹事長就任の打診を受け「3分で即決した」という谷垣氏。当時、首相は消費税率の再引き上げ延期を検討し、谷垣氏ら財政再建派とは異なる立場だった。しかし幹事長に就任すると、谷垣氏は「自民党はまとまることが大切」と主張し、首相への批判を自ら受け止めた。このため再引き上げの延期が決定した際には、党税調幹部らから「最後のとりでが簡単に崩れた」と糾弾された。

 「まとまる」ことを優先したいからか、「ポスト安倍」候補に祭り上げられないよう細心の注意を払ってもいる。谷垣氏は毎週首相と2人だけで昼食を取り、二人三脚ぶりをアピール。4月9日には「私は幹事長だから総裁をしっかりお支えし、おのずからそういう道(首相の無投票再選)になるようにするのが仕事だ」と述べ、首相支持の立場も鮮明にした。

490チバQ:2015/06/08(月) 21:52:21
 首相肝いりのカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)を整備する推進法案では、ギャンブルの常習性などを懸念して慎重姿勢を見せるなど「政高党低」に抗するような独自色も出してはいるが、対立に発展しない程度に抑制している。このため党内には官邸に気を使うあまり「幹事長として踏み込まなければならない懸案への発言を控えすぎている」(閣僚経験者)との批判もくすぶる。

 「谷垣さんはもう少し首相に思ったことを言ったらいい」

 こう指摘するのは昨年9月、谷垣氏に首相の「ブレーキ役」となるよう助言した海部俊樹元首相だ。海部氏は「あまり『安倍1強』と書き立てられると、謀反を起こしたい連中が起こせなくなる」とも語った。

 だが、谷垣氏がこうした声に耳を貸す様子はない。党幹部は、皮肉交じりに「谷垣氏は絶対に出過ぎることはない。首相にとってこれほど居心地のいい体制はないだろう」と語る。

 実際、首相は昨年末、谷垣氏の側近にこう感謝してみせた。

 「谷垣さんって、なんていい人なんだ」

491とはずがたり:2015/06/09(火) 13:54:01
安保法案理解「厳しい状況」 自民幹事長が危機感 
共同通信 2015年6月9日 13時24分 (2015年6月9日 13時27分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150609/Kyodo_BR_MN2015060901001564.html

 自民党の谷垣禎一幹事長は9日の記者会見で、安全保障関連法案をめぐり、衆院憲法審査会の参考人質疑で憲法学者全員が「違憲」と指摘したことや、各種世論調査で反対意見が根強い現状などを踏まえ、国民の支持取り付けに危機感を表明した。「少し厳しい状況が出てきているのは間違いない」と述べた。ただ、今国会中に成立を図る方針には変わりがない考えを強調した。
 谷垣氏は「批判的議論が強くなっている」との認識を示しながらも「慎重に議論を進めてきており、違憲性の問題はない」と訴えた。「着々と一歩一歩進めていくのは当然だ」と述べ、引き続き国民の理解を求めていく意向を示した。

492チバQ:2015/06/11(木) 23:38:52
http://mainichi.jp/select/news/20150611k0000m010145000c.html
脱法パーティー:自民山田氏団体に補助金受給JA系5億円
毎日新聞 2015年06月11日 06時30分(最終更新 06月11日 08時39分)
 JA全中(全国農業協同組合中央会)出身の山田俊男参院議員(自民、比例)関連の政治4団体が6年間で計394回の政治資金パーティーを開き5億4293万円の収入を得ながら、8割に本人は出席せず、3分の2近くは東京都内のJAビル会議室で開いていたことが分かった。チケットは主に国の補助金を受けたJAグループの団体などが購入していた。政治資金規正法は補助金受給団体・企業の献金を原則的に禁じており、専門家は「規制のないパーティーを利用した事実上の献金で脱法的だ」と疑問視している。

 4団体は(1)山田氏が代表の政党支部「自民党東京都参議院比例区第三十四支部」(2)規正法上の国会議員関係政治団体でJA全中の歴代会長が代表の「山田としお後援会」(3)参院選で山田氏を推薦した「全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)」(4)JA全中の元常務理事が代表を務める「フォーラム21」。フォーラム以外の3団体は、2007年参院選にグループ初の生え抜き候補としてJA全中専務理事だった山田氏の擁立が決まった06年に、フォーラムは08年に設立された。

 13年分まで公表されている政治資金収支報告書や政治団体幹部らによると、4団体がそろった08年から13年に各50〜85回、計394回開いたパーティーのうち山田氏が出席したのは主に都内のホテルで開く「山田としお君を励ます会」と、「セミナー」と称される朝の会合の計75回。全体の2割に満たず、「山田としお国政報告会」の名称で後援会が年6〜18回、計59回開いたパーティーにも原則出席していないという。

 また、約64%の251回は東京都千代田区のJAビル会議室で開かれ、その経費は室料や飲食代など1回数万円に対し、収入は100万円前後のことが多かった。チケット購入者はJA全中やJA全農(全国農業協同組合連合会)などグループの団体・企業で、パーティーは主にこうした団体の職員ら約20人が昼休みなどに会議室に集まり弁当を食べながら話し合う。個人の費用負担はない。

 参加者は重複することもあるため政治団体間で日程調整していたというが、開催が集中する時期には後援会が1日に2度、3団体が3日間で4回のパーティーを開くこともあった。また、13年7月の山田氏の参院選期間中にも行っていた。

 JA全中とJA全農はこの間、畑作農業対象助成金(約3億円)や農畜産支援事業(15億円余)など国の補助金を継続的に受けている。政治資金規正法は研究・調査目的など一部を除く補助金の受給団体・企業の献金を禁じる一方、パーティーにはこうした規制がない。全国農政連の幹事長代理も務めた後援会と政党支部の会計責任者は「参議院の比例代表は選挙に億単位の金が必要。献金を禁じられている以上、パーティーで集めるしかない。パーティーの形式には法律上の定義がなく、どんな形であれ違法ではない」と話した。

 フォーラムの代表は「きちんとした勉強会で法律上問題ない」と話し、JA全中と全農、全国農政連、山田氏の事務所はいずれも文書で「法令に従い適正に行っている」と回答した。【「政治とカネ」取材班】

 ◇政治資金問題に詳しい岩井奉信日大教授(政治学)の話

 尋常ではないパーティーの開催数で、本人がこれほど出席しないのも異例だ。制度の不備をついた「抜け道」的な事実上の献金ではないか。パーティーを形式的に開いたことにすれば違法性を問われず、国の補助金を受けるJAグループにとっては苦肉の策かもしれない。諸外国ではパーティー券購入も献金として扱われており、日本も法改正などを通じ献金並みの位置付けに改めるべきだ。

493チバQ:2015/06/11(木) 23:39:05
◇献金並み規制が必要

 補助金受給企業・団体による不透明な政治資金の提供がまた明らかになった。2月には西川公也前農相に対する補助金受給企業や砂糖業界団体側からの献金問題が発覚し、西川氏は閣僚辞任に追い込まれている。

 JAグループの団体などは組織内候補支援のため、政治資金規正法に抵触しないよう献金ではなくパーティー券購入を選択した。JA全中は取材に「利益を伴わない補助金で献金禁止の対象ではなく、献金を避ける意図はない」と説明するが、後援会と政党支部の会計責任者は「JAグループは補助金を受けているのでほとんど献金できず、すれば罰せられる」と明言。実際、JA全中などから山田氏の関連政治4団体への献金の記載は政治資金収支報告書にはない。

 パーティーの「利点」は他にもある。1企業・団体の年間献金総額には上限があるが、パーティー券は1回当たり150万円以下と定めるだけで、回数を増やせばいくらでも資金提供が可能だ。公表基準も献金は5万円超、パーティーは20万円超と匿名性も高い。4団体がそろう前の2007年はJA全中などから40回以上のパーティー券購入が政治資金収支報告書で確認できるが、13年には8回しか記載がなく、小口に分散したとみられる。

 会計責任者は「多額のパーティー券購入は農家らの反発を招き、各団体とも名前を公表されたくないのが本音」とも話す。専門家が懸念する「抜け道」を防ぐため、パーティーにも献金並みの規制や情報開示が求められる。【杉本修作】

494チバQ:2015/06/11(木) 23:46:30
http://www.sankei.com/politics/news/150611/plt1506110035-n1.html
2015.6.11 17:33

憲法審で人選ミスの船田氏らに「ケジメ」要求 山東氏

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 自民党山東派の山東昭子会長は11日、衆院憲法審査会で自民党推薦の参考人が安全保障関連法案を「憲法違反」と指摘したことについて「誰も責任を取らず、ただ曖昧にお茶を濁すという問題でない」と述べ、与党筆頭幹事の船田元・党憲法改正推進本部長ら人選に関わった関係者に対し、役職辞任など何らかのケジメを付けるよう求めた。国会内で記者団に答えた。

 山東氏は「きちんとした形を取ったうえで対処しないと、今後の国会運営でいろいろな影響が出ると危惧する」と述べた。

495チバQ:2015/06/13(土) 09:22:44
http://mainichi.jp/select/news/20150613k0000m010069000c.html
古賀誠氏:大平元首相の墓参 若手議員7人が同行
毎日新聞 2015年06月12日 19時42分(最終更新 06月12日 22時03分)
 自民党岸田派の名誉会長を務める古賀誠元幹事長は12日、東京都府中市の多磨霊園を訪れ、故大平正芳元首相の墓参をした。

 この日は大平氏の命日。古賀氏は「良質な保守が今、日本の政治に大切だと国民に伝わり始めたのではないか。宏池会(岸田派)の責任は非常に大きくなってきている」とあいさつした。その後、「日本の国が平和であってほしいと(大平氏が)一番考えているのではないか。平和こそ国政に携わる人の最大の責務だ」と記者団に語った。同党の若手議員7人が同行した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000573-san-pol
古賀誠氏、大平元首相の墓前で政権批判「保守本流の正念場。平和こそ最大の責務」
産経新聞 6月12日(金)18時45分配信

古賀誠氏、大平元首相の墓前で政権批判「保守本流の正念場。平和こそ最大の責務」
大平正芳元首相の墓前に花を供える古賀誠元自民党幹事長=12日午前、東京都府中市(豊田真由美撮影)(写真:産経新聞)
 自民党岸田派(宏池会)名誉会長の古賀誠元幹事長は12日、同派所属の若手衆院議員ら7人と東京都府中市の多磨霊園を訪れ、宏池会中興の祖の大平正芳元首相の墓参りを行った。この日は大平氏の命日で、今年で没後35年を迎える。

 古賀氏は大平氏の墓前で「保守本流の正念場を迎えている。大平先生のご遺志を継げる宏池会、国会議員一人一人であってほしい」と若手議員らを激励。墓参後、記者団に「大きな転換期。平和こそ国政に携わる人の最大の責務だ」と述べ、今国会で審議中の安全保障関連法案を批判した。

496チバQ:2015/06/14(日) 21:57:51
http://mainichi.jp/select/news/20150614k0000e040106000c.html
政治とカネ:使途隠し新手法 青木国交政務官の組織活動費
毎日新聞 2015年06月14日 11時40分(最終更新 06月14日 16時19分)
 政治団体から議員ら個人に支出される「組織活動費」は、個人名の領収書さえあれば、その後の具体的な使途の報告義務がないことから度々問題視されてきた。自民党参院議員の青木一彦国土交通政務官の後援会も2012年、本人や親族、秘書ら延べ10人に計460万円の組織活動費を出していたが、13年には別途政治団体を設立して後援会から資金を移し、使途記載の必要がない「その他の支出」としてほぼ同額を計上。個人名での支出を切り替える「新手法」とみられるが、相変わらず使途は隠されたままだ。【「政治とカネ」取材班】

 青木氏の資金管理団体「青木一彦後援会」は、「参院のドン」と呼ばれ官房長官も務めた父幹雄氏の後を継ぎ島根選挙区で初当選した10年に設立。同年の個人宛ての組織活動費はゼロだったが、11年には親族ら延べ11人に15万〜50万円の計270万円、12年には本人や秘書ら延べ10人に20万〜100万円の計460万円を計上した。だが、昨秋公表された13年分の政治資金収支報告書では秘書1人への10万円にまで減った。

 一方で、同年には政策秘書が経営する会社の社員が代表者、私設秘書が会計責任者の政治団体「三光会」を設立。後援会から800万円の寄付を受けた上で、組織活動費のうち具体的使途の記載がない「その他の支出」として459万円余を計上した。三光会は、全ての領収書がいる「国会議員関係政治団体」の届け出はされておらず、1回で5万円未満の支出は使途記載の必要がない。こうした政治資金規正法の規定が、使途を隠す「抜け道」となっている。

 青木氏の事務所は「政策の調査と組織拡大に支出し、法にのっとり適正に処置している」とコメントしたが、事務所関係者は個人名での支出から切り替えたことを認め「経理テクニック」と述べた。

 ◇「選挙応援。手ぶらじゃ行けんでしょ」 事務所関係者証言

 「事務所として弾力的に使えるカネをストックしたもの。永遠に続くでしょうね」。組織活動費を巡る問題について青木氏の事務所関係者は毎日新聞の取材に赤裸々に語った。

 以前に支出先とされた個人は「気心の知れた人で固めた」が、「収支報告書を見てマスコミも『何で』って思うようになるじゃない」。その手法を「シルエットがよろしくない」と表現した。

 「その他の支出」に切り替えた後も含め、使途は「コンフィデンシャルマネー(内密のカネ)」としつつ、その一端をこう明かす。「こないだの衆院選の応援に行ったりするじゃない。やっぱ手ぶらじゃ行けんでしょ」

 「例えば他の議員の『励ます会』なら、先輩議員には会費だけ出す。でも、同僚は苦しいからお願いに来るわけで、会費だけでは足りない。そういうのはこっち(の内密のカネ)から出さないと。武士の情けで。収支報告書が公表されると金額に差を付けているのが目立つからね」

 こうしたカネを「公然の秘密」としながら、数年前に東京地検特捜部の捜査を受けた大物議員の名を挙げ、こう結んだ。「タンス預金で4億円あっちゃダメでしょ。たとえ公然の秘密ってのがあっても世間にお許しいただける範囲じゃなきゃ」

497チバQ:2015/06/16(火) 21:22:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00010002-chibatopi-l12
「もみ合い時に携帯盗難」 渡辺衆院厚労委員長、刑事告発へ
ちばとぴ by 千葉日報 6月16日(火)15時0分配信

「もみ合い時に携帯盗難」 渡辺衆院厚労委員長、刑事告発へ
診断書を手に憤る渡辺博道衆院厚労委員長=15日、衆院第1議員会館
 衆院厚労委員会で民主党委員ともみ合いになり、首に全治2週間のけがを負った渡辺博道委員長(千葉6区、自民)は15日、本紙の取材に対し、もみ合いの際に何者かに携帯電話を奪われたことを明らかにした。「徹底的に追及する」としており、強盗容疑で刑事告発するという。


 12日の委員会終了後、紛失した携帯電話をGPS電波で捜索したところ、渡辺氏がこれまで足を踏み入れたことがない衆院分館1階の自動販売機の下で発見された。

 「奪った人が隠したとしか考えられない」と憤る渡辺氏は、“犯人”の指紋が消えないよう携帯電話を食品用ラップフィルムで包み証拠保存しているという。

 一方、もみ合いをめぐっては、山井和則氏ら民主党衆院議員3人が議事進行を妨げたとして自民党が衆院事務局に懲罰動議を提出。15日に衆院議会運営委員会理事会で協議を行った。

 議運委員長の林幹雄氏(千葉10区、自民)によると、与党側が本会議で手続きを進めるよう求めたのに対し、民主党は「持ち帰り事実確認をしたい」と述べたといい、結論は先送りされた。

498チバQ:2015/06/19(金) 22:40:23
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008134902.shtml
2015/6/19 09:00

元民主の自民・山口壮氏が「党支部」設立 兵庫県連が抗議
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 兵庫12区選出で今年1月に自民党入りした山口壮(つよし)衆院議員が、2日付で「党兵庫県衆議院支部」を設立したところ、おひざ元の兵庫県連が抗議する事態になっている。元民主党の山口氏に対し、自民地元議員の間には遺恨があり、県連側の反発はやみそうにない。

 山口氏は昨年12月の衆院選は無所属で立ち、自民県連が独自に擁立した候補を破った。その後、二階俊博総務会長の後ろ盾で自民入り。二階派で活動するが、兵庫県連は所属を認めず、山口氏は二階氏の地元、和歌山県連に党籍を置いている。

 山口氏や自民党本部によると、兵庫での政治資金の受け皿や党員獲得の基盤とする必要から支部を設立。支部を置く決定権は党本部にあるが、兵庫県連は15日付で「支部に反対する」との意見書を党本部に送った。

 通常、自民党の現職衆院議員は選挙区支部長となるが、現在、兵庫12区支部は不在の状態。山口氏は「支部設立は党本部の要請。兵庫県連と事を荒立てるつもりはない」としている。(永田憲亮、山本哲志)

499名無しさん:2015/06/20(土) 21:36:04
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150616-00000062-biz_reut-nb
焦点:自民が「政高党低」に楔、首相の財務省不信で健全化計画迷走
ロイター 2015/6/16 16:35 ロイター

[東京 16日 ロイター] - 市場が注目する「財政健全化計画」をめぐり、自民党が「政高党低」と言われてきた政策決定プロセスに楔(くさび)を打ち込もうとしている。成長重視に傾く内閣府をけん制し、財政再建との「二兎を追う」最終報告を安倍晋三首相に手渡した。ただ、安倍首相は財政再建を強調する財務省に不信感を持っているとされ、政府の骨太方針にどう反映されるか、最終的な決着の姿は不透明なままだ。

<中間目標に「PB赤字対GDP比」と「歳出額の目標設定」を>

自民党の財政再建特命委員会(委員長:稲田朋美政調会長)の最終報告が16日、原案通り総務会で了承され、自民党の機関決定となった。稲田政調会長は安倍首相にこの報告書を手渡し、政府の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)への盛り込みを求めている。

報告書が重視したのは「安倍政権の3年間の歳出改革の継続と強化」。「不確実な税収増や歳出抑制先送りの議論は、政府・与党としての責任放棄として国民や市場から信頼を失う」と主張し、歳出の見直しの着実な実行をえるために、歳出目標の設定を求めている。

分野別では、定性的に歳出の枠を想起させる文言を盛り込み、社会保障費は高齢化の伸び程度に、非社会保障費はほぼ横ばいとする方向性を堅持した。

2018年度の中間目標について「PB赤字対GDP比に加えて、歳出額の目標設定を行い、2016年度予算から手を緩めることなく集中的に歳出改革を行う」ことを求めた。

中間目標に政府の経済財政諮問会議が方針を固めている「PB赤字対GDP比」を加えることで、成長にも配慮する姿勢をにじませた。

<政権公約の「二兎追う」>

「経済再生なくして財政再建なし」──。甘利明経済再生相は、これが政権の基本方針と繰り返す。内閣府や経済財政諮問会議の民間議員が「経済再生と財政再建の両立」としながらも成長重視の姿勢に対して、自民党特命委員会が警鐘を鳴らし続けたのはなぜか。

最終的には首相判断となる前の「アリバイ工作」(政治アナリストの伊藤惇夫氏)との見方もあるが、別の声も与党内にはある。関係筋によると、稲田氏には確信があったという。

「財政再建することによって、経済を腰折れさせてはいけないということには、100%同意する。だが、この3年間きちんと財政改革しながら、経済成長も続けてきた。この3年間の改革すら出来ないのはおかしい」と稲田氏は、6月2日の特命委で述べていた。

先の関係筋によると、安倍政権の歳出改革ペースで景気回復は阻害されていないことに稲田氏は確信を持ち、それが稲田氏を傾斜させた。

特命委が懸念したのは、経済財政諮問会議では、高い成長を前提に税収を見込んだうえに、経済構造の高度化や高付加価値化で、新たな税収増を図る税収の伸びを大きく見込み、歳出への切り込みに及び腰な点だ。

諮問会議民間議員の新浪剛史氏(サントリーホールディングス社長)から歳出改革は18年度以降に本格化させる案が浮上すると、金丸恭文・フューチャーアーキテクト会長兼社長ら4人の特命委員会アドバイザーは「本格的な歳出削減の2018年度以降への先延ばしは、与党としての責任放棄として国内外の信頼を失う」との緊急提言をおこない、政調会長を側面支援した。

稲田氏は6月には総務会で機関決定する方向にカジを切る。1)5月13日に提案した中間整理に強い反対がなかった、2)経団連はじめ財界3団体も歳出改革を中心に9.4兆円の赤字解消を図るとの中間整理を支持した、3)網羅的な各論の提案に強い反対が出なかった──ことや、党内からも諮問会議の議論に「緩い」との批判が相次いだことが、政調会長の背中を押した。

500名無しさん:2015/06/20(土) 21:36:19
>>499

<財務省不信が招いた齟齬>

しかし、政府内の議論は、終始、経済財政諮問会議民間議員ペースで進み、内閣府と財務省の「場外バトル」が続く。財務省と安倍晋三首相との距離感が縮まらないことも災いした。消費税率8%への引き上げによる反動減が想定以上に深く、安倍首相の財務省に抱いた不信感が拭えないからだ。

経済財政諮問会議の事務局の内閣府が週2回のペースで、安倍首相に直接説明を行い調整を進めるのに対して、財務省は直接首相に説明する機会がなかったとされる。

関係筋によると、焦る財務省は、高成長を前提とする財政健全化に警鐘を鳴らす自民党の行政改革推進本部(河野太郎本部長)メンバーの支持を取り付け、自民党特命委員会の議論に色濃く反映されている。

<諮問会議も一枚岩とは言えず>

対立の構造は内閣府と財務省だけではない。諮問会議の民間議員も一枚岩ではなかった。

経団連の榊原定征会長は5月26日の会見で、諮問会議での議論が歳出抑制に消極的ではないかと問われると「経済界の代表として(20年度に残るとされる赤字)9.4兆円の大部分は、歳出改革で実現すべきだと主張している」と明言した。

これに先立つ12日の諮問会議で、高橋進・日本総研理事長が「歳出抑制は5─6兆円」などと発言したことについては、あくまで高橋氏の私見に過ぎないと強調。「それが諮問会議の全体の意見とは思わないでいただきたい」と語気を強め、自らの意見が民間議員提言に反映されていないことを強くにじませた。

新浪氏の発言はいったんは民間議員提言となったが、菅義偉官房長官が待ったをかけ、とん挫した。「政権の姿勢が後退していると映ることを警戒した」(政府筋)という。

骨太の方針に2018年度の歳出額の目標設定が盛り込まれることになるのかどうか。「素案」の段階で空欄になっているこの項目に、どのような表現が盛り込まれるのか。安倍首相と稲田政調会長ら政府・与党内の調整の行方に注目が集まっている。

(吉川裕子 梅川崇 編集:田巻一彦)

501名無しさん:2015/06/20(土) 21:37:03
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150616-00015496-president-nb
自民党副総裁 高村正彦 -すっかり「タカ派」と化した小派閥出身者
プレジデント 2015/6/16 16:15 鹿吉大基=文 時事通信フォト=写真

 自民党副総裁 高村正彦(こうむら・まさひこ)
1942年生まれ。中央大学法学部卒業。68年弁護士登録。80年衆議院議員初当選。外務大臣などを歴任し、2012年9月自民党副総裁。

 安倍一強の「露払い」的存在だ。集団的自衛権の憲法解釈変更では「限定容認論」をリードし、安保法制の取りまとめを進める。後半国会、注目の法案だ。安倍晋三首相に歩調を合わせ、すっかり「タカ派」のイメージ。これは小派閥出身ゆえの条件反射でもある。1980年に初当選し旧河本派に所属。同派閥は小人数ながら、田中派系譜の支配をかいくぐり、時には面従腹背、したたかに生き延びてきた。高村氏は2001年から10年あまり、同派閥のトップだった。弁護士出身で政策通。閣僚経験も豊富。03年の総裁選では小泉純一郎元首相と争った。しかし、穏やかすぎてオーラがない。時のリーダーと折り合いをつけて能力発揮の場を求める。小派閥の宿命を背負った身の処し方が身に染みている。

 しかし、インテリなだけに本音では安倍一強を懸念。側近たちの中国を刺激する言動を懸念し、「中国と戦争したらとんでもないことになる」と釘を刺す。ただ、中国暴発に備えて抑止力が必要だという。集団的自衛権行使の容認は、日米同盟を強化し「いざというとき、米軍は日本を守る」というメッセージになるそうだ。しかし本当だろうか。高村氏は「そう信じている」というが、米軍の武力行使は米国議会の承認が必要だ。そう簡単には動かないという見方も多い。「虎の威を借る狐」が騒いで、もう一匹の虎が出てきたとき、背後の虎が動かなければどうなる。結局、戦うのは我々国民だ。安倍首相と周囲の「狐」がコンコン騒ぐのだけはやめさせてほしい。

502名無しさん:2015/06/21(日) 00:08:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000089-san-pol
22日に会期延長議決 遅れる安保法案 自民の国会対策、異例の迷走
産経新聞 6月19日(金)7時55分配信

 政府・与党は18日、集団的自衛権の限定的行使を可能とする安全保障関連法案を今国会中に成立させるため、22日に衆参両院の本会議を開き、24日までの国会会期の大幅延長を議決する方向で調整に入った。会期末の間近まで延長幅が決まらないのは異例だが、原因は衆院平和安全法制特別委員会での審議の大幅な遅れだ。審議を指揮する自民党国会対策委員会の力不足を指摘する声もある。

 与党は延長手続きについて、22日午後に自民党の谷垣禎一幹事長が各党に延長幅を伝え、同日夕から夜に衆参両院で本会議を開き議決する日程を描いている。

 延長幅については、法案が参院送付後60日たっても採決されず、衆院で3分の2以上の賛成による再可決が可能となる憲法59条の「60日ルール」の適用も視野に、9月上旬までを軸に調整。ただ、9月は自民党総裁選など政治日程が立て込んでおり、8月末までに抑える案も残っている。

 自民党の佐藤勉国対委員長は18日の国対会議で「今週は会期の話はしない」と語り、直前まで調整が続くとの認識を示した。

 延長幅がこの期に及んでも定まらない要因は、特別委の審議の遅れにある。

 与野党はこの日の特別委理事懇談会で、19日に3時間の質疑を行うことを決めた。予定通り審議を行えば、法案の審議時間は約51時間に達する。ただ、24日までに採決の目安とする「80時間」を達成して衆院通過にこぎつけるという当初の想定はおろか、6月中の衆院通過も困難な情勢。参院では民主党のさらなる抵抗が予想されている。

 国会運営を担う自民党国対が、野党の後手に回っている印象はぬぐえない。

 2日には、浜田靖一委員長(自民)の職権で決めた委員会開催を、野党の反発を受けて翌3日に取り下げ、江渡聡徳筆頭理事(同)が謝罪。17日には、特別委とは直接関係ない厚生労働、農林水産両委で民主党の揺さぶりに配慮した結果、維新の党が反発して、特別委での実質審議が見送られる事態も起きた。

 4日の衆院憲法審査会では、自民党推薦の長谷部恭男早大教授ら3人の推薦人全員が、法案を「憲法違反」と言及。政府・与党内では人選した憲法審の与党幹事に批判が集まったが、佐藤氏は記者団に「国会まわしは、私の責任だ」と述べ、平身低頭を通した。

 政府・与党内では「法案を確実に成立させるため安全策に徹すべきだ」(首相周辺)として大幅延長を求める声が強まっている。

503チバQ:2015/06/21(日) 22:08:38
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0619/ym_150619_9423155176.html
機熟さず…山東昭子氏「18歳選挙権」採決棄権
読売新聞6月19日(金)8時47分
 選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法の17日の参院本会議での採決の際、投票ボタンを押さずに棄権した、自民党の山東昭子・元副議長は18日、「機が熟していない。納得できず、賛成まではいかなかった」と理由を述べた。
 読売新聞社の取材に答えた。
 このほか、同党の森雅子・前少子化相と野村哲郎氏も採決に加わらなかった。森氏は「賛成だが、体調不良で退席し、採決に間に合わなかった」、野村氏は「ボタンを押し忘れた」とそれぞれ説明した。

504チバQ:2015/06/23(火) 23:31:30
http://mainichi.jp/select/news/20150624k0000m010017000c.html
自民総務会長:党総裁選で無投票再選の見通し示す
毎日新聞 2015年06月23日 18時32分

 自民党の二階俊博総務会長は23日の記者会見で、9月20日に予定される党総裁選に関し「もし出馬の意向のある人がいれば、今年初めから動いているはずだ。今日現在、誰からもそんな話は聞かない」と述べ、安倍晋三首相(総裁)が無投票で再選されるとの見通しを示した。
二階氏は「総裁選にかっと血を上らせないで、静かに重要案件に専念することが今は大事だ」と述べ、安全保障関連法案の成立などに万全を期すよう求めた。【水脇友輔】

505チバQ:2015/06/23(火) 23:41:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015062300780
9月8日告示で調整=安倍首相、無投票再選強まる-自民総裁選


 自民党は23日、安倍晋三首相の9月末の任期満了に伴う総裁選について、「9月8日告示、同20日投開票」の日程を軸に調整に入った。首相支持の広がりに加え、9月27日まで大幅延長された国会と重なることで、対立候補が出馬しにくくなったとみられており、首相が無投票で再選される流れが一段と強まった。この場合、再選は9月8日に決まる運びだ。

〔写真特集〕宰相の系譜〜明治・大正から現在〜

 総裁公選規程は、投開票日を任期が満了する9月30日より前の10日以内と定めている。投開票日を20日とするのは、首相が9月下旬、国連総会出席のため予定する訪米日程を考慮してのことだ。首相が再選されれば、内閣改造・党役員人事は通常国会閉幕後となる見通しだ。
 自民党内では、主要な党幹部らが首相支持を相次いで打ち出している。こうした中、「ポスト安倍」に名が挙がる石破茂地方創生担当相や野田聖子元郵政相も含め、具体的に出馬を模索する動きは表面化していない。
 これに関し、首相を支持する二階俊博総務会長は23日の記者会見で「出馬の意向のある人がいるとすれば、今年が始まったあたりからやっている。きょう現在、誰からもそんな話は聞かない」と述べ、首相の無投票再選の流れに変わりはないとの認識を示した。
 自民党は、国政への影響を避けるため、総裁選は基本的に国会閉会中に実施してきた。今回、総裁選期間中は、政府・与党の最重要課題である安全保障関連法案審議がヤマ場を迎え、野党が対決姿勢を強めている可能性があり、首相の対抗馬として名乗りを上げるにはハードルは高い。会期の大幅延長を受け、党内からは「これで誰も出られなくなった」(中堅)との声が上がっている。(2015/06/23-18:12)

506チバQ:2015/06/24(水) 21:21:41
http://www.sankei.com/politics/news/150624/plt1506240032-n1.html
2015.6.24 18:08

自民・谷垣氏、自らの悩みを吐露 「もうちょっと貫禄が…」

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自民党の谷垣禎一幹事長
 「貫禄があるようになりたい」-。自民党の谷垣禎一幹事長が24日、党のインターネット番組に出演し、こんな悩みを吐露した。

 21日が父の日だったことから、父の専一元文相について問われた谷垣氏は「私なんかに比べると貫禄があった。暴走族に一喝するときの気迫なんてすごかった」と紹介。先立たれた妻の佳子さんから「あなたはいつまでたってもお父さんの貫禄にはかなわない」と言われていたエピソードを懐かしそうに話した。

 悩みを打ち明けたのはこの後。「私に怒鳴りつけられたからといって、怖いと思う人はあまりいないのではないか。もうちょっと怒鳴りつけたとき貫禄があるようになりたいのだが…」。温厚な性格で知られる谷垣氏にとって、いかめしい態度で後輩らを叱責するのは苦手なようだ。

507とはずがたり:2015/06/25(木) 23:04:29
山拓は全く信用成らん政治家だけど。。
>党内きってのハト派だった加藤さんは今、体調が悪くて発言できない
加藤はそんなに体調悪いのか。。

山崎拓 タカ派の重鎮も唖然「防衛省が自民議員にあきれた」〈週刊朝日〉
dot. 2015年6月25日 07時08分 (2015年6月25日 10時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150625/asahi_20150625_0004.html

 衆院憲法審査会で著名な憲法学者3人が安保法制を違憲と断じたことで、国会が大荒れだ。元自民党副総裁の山崎拓氏も反対を表明する。

*  *  *
 私は1972年に初当選し、日本の外交・防衛政策に深く関わってきました。

 今国会で議論されている安保法案の説明のために、私のところに来た防衛省の担当者が、今の自民党議員にあきれている。会合で法案の説明をしたら、「自衛隊が北朝鮮に乗り込んで、拉致被害者を救出できるのか」との質問を受けたのです。そんなことは不可能なので、彼が「できません」と答えたら、議員はガックリしたそうです。

 そんな状態なのに、恒久法である「国際平和支援法案」と、「平和安全法制整備法」と称した10本の改正法案が、ゴッタ煮状態で一括りにして提出されている。内容が複雑すぎて、国民にも改正の重要性が伝わっていない。このまま国会で法案が通ると、後々必ず深刻な事態を招きます。

 なぜなら、国民の合意なき安保政策は、実際に運用できないからです。もし、安保政策の大転換を目指すのなら、正面から堂々と憲法改正を訴え、国民投票にかけるべきです。

 私が考察するに、外務省には、集団的自衛権の行使もさることながら、集団安全保障にもっと積極的に参加したいという思惑がある。首相の集団的自衛権行使容認の悲願をてこに、長年の懸案を片付けたいと考えているはずです。

 そこが今回の安保法制の落とし穴です。これまで日米ガイドラインで自衛隊の活動範囲が「アジア太平洋地域」と限定されていたものが、一気に対象を全世界に広げました。地球の裏側にまで行って「後方支援」をやろうとしています。

「後方支援」とは「兵站」のことで、弾薬や燃料の補給をする活動です。武力行使と不可分です。ですから、敵は継戦能力を殺ぐために必ず攻撃目標にします。後方支援は、現に戦闘が行われている区域から離れている場所で行うと説明していますが、危なくなったら移動するというのは事実上不可能。自衛隊が戦争に巻き込まれ、死傷者が出る可能性があります。

 歴代政権の政府見解は、集団的自衛権の行使は現行憲法下では認められないとしていました。それを解釈改憲で強引に解禁して、功名心に酔っているように見える。安倍首相のようにヤジに過剰反応し、議論でヒステリックな対応をする人は、実際に有事が発生したときに的確な判断ができないと思います。首相たるもの、もっと泰然自若としてほしい。

 私は現役時代は「タカ派」と呼ばれましたが、日本の自衛隊は「専守防衛に徹すべき」と信じ、防衛政策に取り組んできた。それが今、日本は「積極的平和主義」の美名の下に武力を背景にした外交姿勢に変わろうとしているのです。

 当選同期には加藤紘一さんがいます。党内きってのハト派だった加藤さんは今、体調が悪くて発言できない。だから、私が加藤さんに代わって発言しようと思っている。加藤さんの平和を愛する“魂”は、よく理解しているつもりですから。

(本誌・西岡千史、牧野めぐみ、古田真梨子)

508チバQ:2015/06/25(木) 23:27:32
http://mainichi.jp/select/news/20150619k0000m010111000c.html
自民・今津氏:高校生の中絶「世間が認めない」
毎日新聞 2015年06月18日 23時45分(最終更新 06月19日 10時11分)
 自民党の今津寛衆院議員(68)は18日、民法の成人年齢引き下げを議論する党成年年齢特命委員会であいさつし、「高校生がセーラー服を着て産婦人科に入り、子供をおろすことができるというのは世間だれもが認めないだろう」と語った。高校生の人工妊娠中絶を否定するような例を出したことが、議論を呼ぶ可能性がある。

 同委は17日成立した「18歳選挙権」を実現する改正公職選挙法を踏まえ、成人年齢の引き下げを議論している。今津氏は委員長で、年齢引き下げに向けた課題について「きちんと説明できるよう意見を聞きたい」と問題提起した。

 ただ、母体保護法は不妊手術に関しては未成年者を例外とする規定があるが、人工中絶には年齢制限がない。未成年者の意思を尊重するためだが、自民党内では「重大な決断に関わる年齢だ」として、人工中絶にも年齢に基づく一定のルールが必要だとの議論がある。【中島和哉】

509チバQ:2015/06/26(金) 21:16:10
http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000e010218000c.html
百田氏発言:「沖縄の新聞社潰せ」…自民「謝罪する」
毎日新聞 2015年06月26日 11時56分(最終更新 06月26日 18時09分)

 自民党の25日の勉強会で作家の百田尚樹氏が、安全保障関連法案に関し、沖縄の新聞社2社について「潰さないといけない」などと報道機関を批判する発言をした問題で、民主、維新、共産3党は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の理事会で、抗議した。自民党側は陳謝した。

 民主党の長妻昭氏によると、野党側は勉強会に出席した加藤勝信官房副長官の特別委出席を要求し、与党側も応じた。自民党の江渡聡徳筆頭理事が「謝罪する」と述べ、浜田靖一委員長も「しかるべき人に注意したい」と語った。

 また、菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、「憲法で表現の自由が保障されている」と述べ、政府として距離を置く姿勢を示した。加藤官房副長官らの出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」と問題視しない考えを示した。

 菅氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由だと考える」と述べた。

 閣僚からは批判的な発言が相次いだ。石破茂地方創生担当相は「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」と批判。山口俊一沖縄・北方担当相は「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」と述べた。党内でも懸念する声が上がっており、谷垣禎一幹事長は26日午前の記者会見で「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」と苦言を呈した。【高本耕太、村尾哲】

http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000e010233000c.html
百田氏発言:安倍首相「事実なら大変遺憾だ」
毎日新聞 2015年06月26日 12時56分(最終更新 06月26日 14時31分)
 ◇「沖縄2紙をつぶせ」 平和安全法制特別委の集中審議で

 自民党の25日の勉強会で、安全保障関連法案に関して作家の百田尚樹氏らから「沖縄2紙をつぶせ」など報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題で、安倍晋三首相は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の集中審議で「報道が事実なら大変遺憾だ。(勉強会は)党の正式会合ではない。有志の会合だ。発言がどのように報道されたかは確認する必要がある」と述べた。

 首相は事実関係を確認していないとしたうえで、「党において、さまざまな議論が行われる。基本的には自由と民主主義を大切にするので、報道の自由は民主主義の根幹だと言うことでの議論だと思っている」と理解を求めた。

 勉強会に参加した加藤勝信官房副長官は「(百田氏は)作家としての立場で話していた。そうした視点の意見は拝聴に値すると思った」と理由を説明した。

 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「我が国は憲法で表現の自由が保障されている」と強調。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由だと考える」と述べた。

 加藤官房副長官の出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」と問題視しない考えを示した。

 政権内からも会合への批判が出ている。石破茂地方創生担当相は「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」と批判。山口俊一沖縄・北方担当相は「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」と述べた。宮沢洋一経済産業相も「報道の自由を脅かすようなことは適当ではない」と述べた。

 与党内でも懸念する声が上がっており、谷垣禎一幹事長は26日午前の記者会見で「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」と苦言を呈した。公明党の井上義久幹事長も記者会見で「政治に関わる者としては言論、報道の自由はしっかり尊重すべきだ」と批判した。

 また、民主、維新、共産3党は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の理事会で、会合について抗議した。自民党側は陳謝した。

 民主党の長妻昭氏によると、自民党の江渡聡徳筆頭理事が「謝罪する」と述べ、浜田靖一委員長も「しかるべき人に注意したい」と語った。

 浜田靖一委員長は26日午後の特別委冒頭で、百田氏らの発言について「確認したところ、そのような趣旨の発言があったことが分かった。私としては、はなはだ遺憾であると存じている」と述べた。【高本耕太、村尾哲】

510チバQ:2015/06/26(金) 21:22:38
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/25/ldp-media-study_n_7667436.html
自民党勉強会「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」
朝日新聞デジタル | 執筆者: 朝日新聞社提供
投稿日: 2015年06月26日 08時39分 JST 更新: 2015年06月26日 08時39分 JST

「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会

安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)の初会合が25日、自民党本部であった。出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。

出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た。

初会合には37人が参加した。官邸からは加藤勝信官房副長官が出席し、講師役に首相と親しい作家の百田尚樹氏が招かれた。同会は作家の大江健三郎氏が呼びかけ人に名を連ねる「九条の会」などリベラル派に対抗するのが狙い。憲法改正の国民投票まで活動を続けたい考えだという。

(朝日新聞デジタル 2015年6月25日22時56分)

511チバQ:2015/06/26(金) 21:32:10
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260002-n1.html
2015.6.26 11:00
【政界徒然草】
国会延長で広がる安倍首相“無投票再選”との見方 自民党総裁選、功労者は船田氏?

 今国会の会期が9月27日まで大幅延長されたことで、同月末の任期切れに伴う自民党総裁選が国会開会中に行われる見通しとなった。党内では「安倍晋三首相(党総裁)が無投票で再選される公算が大きくなった」との見方が広がっている。

 政府・与党が戦後最長となる95日間もの大幅延長に踏み切ったのは、安倍政権が最重視する安全保障関連法案の今国会成立に万全を期すためだ。衆院での審議時間は目安とする「80時間」にほど遠く、衆院通過は7月中旬以降にまでずれ込む可能性が出ている。

 安保関連法案の審議がずれ込んだ要因の一つが、6月3日に開かれた衆院憲法審査会の参考人質疑だった。自民党が推薦した長谷部恭男・早稲田大教授を含む憲法学の専門家3人全員が、安保関連法案を「違憲」と指摘。与党が呼んだ参考人までが政府提出の法案を否定するという異例の事態となった。

 自民党幹部らが激怒したのは言うまでもない。ある国対幹部は「何をやっているんだ。ばかか」とあきれかえった。憲法審査会の船田元・筆頭幹事(自民)は後に出演したBS番組で「(人選)ミスだった」と釈明した。

 「最大の延長幅を取って徹底的に議論していきたい」。6月22日夜の衆院本会議で会期延長が議決されたことを受け、安倍首相は国会内で記者団にこう語った。

 安倍首相が戦後最長の延長幅にこだわったのは、これまでの安保関連法案の審議の遅れをカバーするためだけでなく、「審議時間を多く取ってしっかり議論するとの意志を国民に示す」(首相)という意図があったからだ。徹底審議を求める野党側の姿勢を逆手に取ったようだ。

 さらに自民党内では、当初は国会閉会後に行われるとされていた総裁選を会期中に実施することで、「安倍首相の対抗馬を出させないための牽制(けんせい)をした」(党幹部)ともささやかれている。

 安倍首相の総裁任期は9月30日に満了となる。総裁の選出方法などを定めた党総裁公選規程は、党所属国会議員の投票を「任期満了日前10日以内」に行うと定めており、総裁選は9月20日から29日の間に実施することになる。

 9月は延長国会が大詰めを迎えている。安倍首相の無投票再選を支持する党幹部は「(国会は最終盤で)党内が一致団結しなければいけないときに、総裁選で対抗馬として出てくる者がいるとしたら、相当にKY(空気が読めない)と言わざるを得ない」と指摘する。

 総裁選をめぐる情勢は、安倍首相の再選が確実な見通しだ。前回の総裁選(平成24年9月)で安倍首相と争った石破茂地方創生担当相は不出馬の公算が大きい。安倍首相に批判的な古賀誠元幹事長に近い岸田文雄外相も今回は出馬しないとみられ、有力な対立候補は見当たらない。

 それだけに、今回の大幅延長をめぐり、党内には「総裁選になったとしても勝てるのだから、安倍首相には堂々としていてほしい。(牽制と)露骨にみられるのは損だ」(若手議員)と気をもむ声も聞かれる。こんな冗談も飛び交う。

 「安倍首相が無投票で再選したら、最大の功労者は(大幅延長の必要性を高めた)船田氏だ」

(政治部 豊田真由美)

512チバQ:2015/06/26(金) 22:48:26
http://www.asahi.com/articles/ASH6V6F00H6VUTFK01V.html
「マスコミ懲らしめるには…」文化芸術懇話会の主な意見
2015年6月26日20時54分
 25日に開かれた自民党文化芸術懇話会で出た主な意見は次の通り。

●大西英男衆院議員(東京16区、当選2回)

 「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないと思うが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」

●井上貴博衆院議員(福岡1区、当選2回)

 「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、広告の提供(スポンサー)にならないということが一番(マスコミは)こたえる」

●長尾敬衆院議員(比例近畿ブロック、当選2回)

 「沖縄の特殊なメディア構造を作ったのは戦後保守の堕落だ。沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくためには、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られているなか、大事な論点だ」

●百田尚樹氏

 「本当に沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん。沖縄県人がどう目を覚ますか。あってはいけないことだが、沖縄のどっかの島でも中国にとられてしまえば目を覚ますはずだ」

 「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。周りに何もない。基地の周りが商売になるということで、みんな住みだし、今や街の真ん中に基地がある。騒音がうるさいのは分かるが、そこを選んで住んだのは誰やと言いたくなる。基地の地主たちは大金持ちなんですよ。もし基地が出て行ったりしたら、えらいことになる。出て行きましょうかと言うと『出て行くな、置いとけ』。何がしたいのか」

 「米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」

 「政治家というのは、理念、信念、大事ですが、言葉が大事だ。戦争と愛については何をしても許されるという言葉があるが、政治家も『負』の部分はネグったらいい。いかに心に届くか。その目的のためには多少……もちろんウソはダメですが」

513チバQ:2015/06/26(金) 22:49:10
http://www.nikkansports.com/general/news/1498123.html
「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ
[2015年6月26日22時46分]
 安倍晋三首相に近い自民党の若手議員による25日の勉強会で講師を務めた作家の百田尚樹氏が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に関し「飛行場の周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。そこを選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる」と語っていたことが分かった。出席者が26日、明らかにした。

 百田氏は「飛行場の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる」とも指摘。「ですから基地が移転したら、えらいことになる」と述べた。

 同時に米兵よりも沖縄県民による強姦(ごうかん)事件の発生率の方が「はるかに高い」と説明した。

 日本の高校生が街で女性に性的暴行をした場合を例に挙げ、在籍校を街から撤去させるのかと疑問を呈し「米兵が少女を犯したら米兵は出て行けと言うのか」と述べた。

 26日の衆院平和安全法制特別委員会で、百田氏のこうした発言を取り上げた民主党の寺田学衆院議員は「違和感がある」「信じ難い」と不快感を表明した。

 加藤勝信官房副長官は特別委で、自身も参加したこの勉強会について「心を打つ政策を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催された」と答弁した。

 25日の自民党若手勉強会での主な発言要旨は次の通り。

 ▽作家の百田尚樹氏 (政府は安全保障関連法案に関して)国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ。

 ▽出席議員 マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍晋三首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。

 ▽井上貴博衆院議員 青年会議所の理事長のときにマスコミをたたいてみた。日本全体でやらないといけないことだが、広告料収入、テレビの提供スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった。経団連も商工会も「子どもたちに悪影響を与えている番組ワースト10」とかを発表して、それに(広告を)出している企業を列挙すればいい。

 ▽別の出席議員 関連だが、沖縄の特殊なメディア構造を作ってしまったのは戦後保守の堕落だった。左翼勢力に完全に乗っ取られている。

 ▽百田氏 沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)は田んぼの中にあった。周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。騒音がうるさいのは分かるが、選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる。基地の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる。ですから基地が移転したら、えらいことになる。沖縄に住む米兵が犯したよりも、沖縄県民自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い。左翼の扇動に対して立ち向かう言葉とデータをもって対抗しないといけない。(共同)

514チバQ:2015/06/26(金) 22:50:22
http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html
2015.6.25 21:55

安倍首相支持の勉強会「文化芸術懇話会」が発足

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 自民党の若手国会議員有志は25日、芸術家を講師に招いて意見交換する勉強会を発足させた。出席者には、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に首相の無投票再選の機運を高める狙いがある。

 新勉強会は「文化芸術懇話会」。設立趣意書によると、芸術家との意見交換を通じ「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を目的としている。

 この日、党本部で開いた初会合には加藤勝信官房副長官や薗浦健太郎外務政務官、萩生田光一総裁特別補佐ら首相を支持する議員を中心に37人が出席、作家の百田尚樹氏の講演に耳を傾けた。

 代表に就任した木原稔党青年局長は会合後、記者団に「党所属国会議員として、党や政府が進めようとしていることを後押しするのは当然だ」と強調。総裁選に向け、首相の「応援団」として活動するとみられる。今後は月1回のペースで会合を開催する予定。

 一方、党内のリベラル系議員による勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」も同日、漫画家の小林よしのり氏を講師に招いて会合を開く予定だったが、「運営上の都合」(同会)により急(きゅう)遽(きょ)中止した。


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