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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2823チバQ:2018/02/08(木) 20:04:32
http://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070035-n1.html
2018.2.7 23:19
【憲法改正】
自民党幹部vs石破茂氏 「2項」削除是非めぐり鋭く対立 9条で初の本格議論 条文案募集も難航必至

 自民党の憲法改正推進本部(細田博之本部長)は7日、全体会合を開き、憲法9条の改正について集中的に議論した。推進本部幹部は、9条1、2項を維持したまま自衛隊を明記する安倍晋三首相(党総裁)の提案を党の改憲案としたい考えだが、会合では戦力不保持を定めた2項削除にこだわる石破茂元幹事長らが激しく反発。推進本部は党内から具体的な条文案を募集することを決めたが、意見集約は難航しそうだ。

 「憲法改正は国民の意思でできることを早く実感してもらう必要がある。国会発議では与野党の協力の下、(発議要件の)3分の2の議決を得られる一致点を見いだす努力が必要だ」

 推進本部の幹部を務める中谷元・元防衛相は全体会合でこう述べ、9条改正では幅広い合意が得られる条文案の採用を訴えた。細田氏も「精神論だけいくら言ったって意味がない。国民投票で、ある程度理解を得ないといけない」とクギを刺すように語った。

 両氏の発言は、2項削除に固執する石破氏を牽制(けんせい)する意味がある。「平和の党」を掲げる公明党の理解が得られにくく、発議にこぎ着けても国民投票で勝利できるかは懐疑的-。首相案を進めようとする推進本部幹部の脳裏には、こうした計算が働いている。

 全体会合では、過去の党内の改憲草案作りで、2項削除は集団的自衛権が国際法上認められるフルスペック(際限ない形)で行使できるようにする目的があったことも紹介された。

 こうした動きに石破氏は反発した。「軍隊とは国家主権を守るための国際法に従い活動する実力集団であり、そこを絶対曖昧にしてはならない」と述べ、2項を削除し「戦力」を改憲案に位置づけるよう主張。「平成24年草案は集団的自衛権を何でもやるとは想定していない。国会が決めることだ」とも反論した。

 細田氏は全体会合に先立つ執行役員会で、石破氏を前に、1、2項を維持して自衛隊を明記する案と24年改憲草案の違いは「実はない」と説明した。しかし石破氏は「24年案と違わないならどんな案か。私には思い浮かばない。ぜひご提示いただきたい」と皮肉り、緊迫する場面もあった。

 全体会合では、9条1、2項を維持した上で「自衛権の発動を妨げない」と加える独自案を主張する青山繁晴参院議員ら保守系グループも発言した。

 党内には、首相が安定的な政権運営を続けている間に改憲発議を急ぐべきだという意見があり、首相提案への支持が多数になりつつある。しかし、国防族の議員からは「自衛隊の意義付けがおろそかになるような案になるなら本末転倒だ」との声もある。推進本部は今後10日間程度、党内から条文案を募集するが、議論の帰結点は見えていない。(千田恒弥)

2824チバQ:2018/02/08(木) 20:06:13
http://www.sankei.com/politics/news/180208/plt1802080001-n1.html
2018.2.8 07:00
【政界徒然草】
自民・岸田文雄政調会長の逡巡の背景に宏池会と総裁選の「負の歴史」あり

 自民党の第4派閥、岸田派(宏池会)を率いる岸田文雄政調会長(60)が、9月の党総裁選への態度をなかなか明確にしようとしない。背景には宏池会の「負の歴史」があるとされる。かつて「宏池会のプリンス」と呼ばれた加藤紘一元幹事長(1939〜2016年)は無投票再選を狙った小渕恵三元首相(1937〜2000年)に対し、知名度アップを目的に「お試し出馬」し、小渕氏を激怒させ、冷遇された。それが翌年の「加藤の乱」につながり、加藤氏の政治生命は絶たれた。若手として目の当たりにした岸田氏はこのトラウマから抜け出せずにいるという。

 総裁選に向け、党内の各派閥の動きは活発化している。3選をかけて出馬が確実視される安倍晋三首相(63)出身の最大派閥、細田派(清和政策研究会)は中堅・ベテラン議員同士の会合を岸田派に持ちかけ、7日に意見交換した。岸田氏不出馬に向けた懐柔策との見方が出ている。第3派閥の額賀派(平成研究会)で起きた額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる“お家騒動”は、かつて同派に所属し、総裁選出馬に意欲を示す石破茂元幹事長(61)に有利に働くとの向きもある。

 そんな中、「ポスト安倍」の有力候補である岸田氏は、外相から政調会長に就任した昨年8月以降、勉強会を立ち上げたり、メディアへの露出を増やしたりするなど総裁選に向けた地ならしとも取れる活動を開始している。

 1月20日に地元・広島で開かれた後援者向けの新年会では「次の日本を背負う政治家になっていただけると期待している」(地元後援会会長)、「広島だけでなく全国で『岸田首相を』とみんな言う」(湯崎英彦広島県知事)といった期待の声が相次いだ。しかし、そこでも岸田氏は「具体的には何も決まっていない」と繰り返した。

 岸田氏のかたくなな態度の裏には、宏池会の歴史があるようだ。

 宏池会は昭和32年に池田勇人氏(1899〜1965年)が設立して以降、池田氏、大平正芳氏(1910〜80年)、鈴木善幸氏(1911〜2004年)に宮沢喜一氏(1919〜2007年)と4人の首相を輩出した。昨年、創立60年を迎えた名門派閥だが、総裁選では何度も苦い経験を味わい、「政策に明るいが政争に暗い」と評されるようになったほどだ。

 平成11年の総裁選では無投票再選を狙った小渕氏に対し、宏池会会長だった加藤氏が立候補した。加藤氏にとっては「名を売りたい」とする登竜門的な考えでの出馬だった。しかし、総裁選を機に、それまで円満だった両氏の関係に亀裂が生じた。「人柄の小渕さん」と親しみを込めて呼ばれていた小渕氏が、結果的に再選阻止に動いた加藤氏に「私を追い落とそうとしたじゃないか」と迫った話は有名だ。加藤氏にとってみれば、さわやかに総裁選に出馬したつもりが、「そんなはずではなかったのに…」との心境だったろう。

 12年4月に小渕氏が病気で倒れ、森喜朗内閣が誕生すると雲行きはさらに怪しくなった。同年11月に野党が提出した森内閣不信任決議案に加藤氏は同調。いわゆる「加藤の乱」だ。

 加藤派こと宏池会は、加藤氏の盟友・山崎拓氏(81)率いる山崎派(現・石原派)とともに不信任決議案賛成の方針を決めたが、結局欠席で終わった。加藤氏への支持と不支持をめぐるしこりが残った宏池会は間もなく分裂し、以後、加藤氏が総裁候補になることは二度となかった。

2825チバQ:2018/02/08(木) 20:06:46
 加藤の乱の際、岸田氏は衆院当選3回、43歳の若手議員だった。前年の小渕氏の激怒から派閥分裂に至るまで目の当たりにしていた。特に加藤の乱では当初、加藤氏に同調する構えだったが、最終的に宏池会に残り、今の会長の座につながっている。中途半端な「お試し出馬」の怖さを十分に認識しているに違いない。

 岸田氏は地元新年会でもこのエピソードをあえて取り上げ、「加藤の乱といったようなさまざまな政局、日本の政治を揺るがすような大きな政局にも参画してきた」と約25年にわたる自身の政治人生を振り返った。そこから得られた教訓として「戦うときには勝たなければならない」と“呪文”のように繰り返す。

 派内の若手らが「知名度を上げるチャンス」だとして出馬を促す動きにも逡巡を続け、「加藤の乱がトラウマになりすぎている」(若手議員)との不満の声も漏れる。

 一方、覚悟を先送りするジレンマも抱える。宏池会の2代目会長、前尾繁三郎氏(1905〜81年)は昭和45年の総裁選への出馬を模索したが、4選を目指した当時の佐藤栄作首相(1901〜75年)から内閣改造での宏池会の優遇を約束されて出馬を見送った。しかし、内閣改造は行われず、はしごを外された前尾氏に反発した宏池会の若手議員が大平氏を担ぎ、前尾氏は会長の座を追われた。

 前尾氏はその前の43年の総裁選にも出馬していた。結果は、後に首相となる三木武夫氏(1907〜88年)の後塵を拝して3位に終わっている。前尾氏は後に衆院議長に就いたが、首相の座を手にすることはなかった。

 岸田氏は今回の総裁選出馬を見送り、安倍首相からの禅譲を狙っているとも言われる。しかし安倍首相が岸田氏に対し明確に禅譲を約束している形跡はない。そのため今回出馬を見送れば「禅譲なんか確約できるわけがない」と主戦論を唱える岸田派の一部若手らから突き上げを受けることは必至だ。

 逆に今回無理をして出馬し、石破氏を下回って3位以下になれば、求心力を失って「次の次」への道も絶たれることになりかねない。前尾氏の立場も自らの今と重なるだけに、岸田氏は出馬、不出馬の悩ましい状況に揺れる。

 宏池会はこれ以外にも総裁選に絡んだ忌まわしい過去がある。加藤の乱の後に加藤氏らと宏池会を一時飛び出し、再び宏池会に合流していた谷垣禎一前幹事長(72)は平成21年、野党に転落した自民党の総裁に就いた。しかし、民主党政権の失政で自民党の政権復帰が間違いないとみられていた時期の24年の総裁選では、部下の幹事長だった石原伸晃氏(60)が先に名乗りを上げたことで出馬を辞退した。

 宏池会会長ではなかったが、宮沢派に所属していた河野洋平氏(81)は5〜7年の野党時代や「自社さ」連立政権時代に自民党総裁を務めていた。しかし、首相には就けず、宮沢会長の後継争いで加藤氏と対立し、宏池会を去った。今年で結党63年を迎える自民党の歴代総裁24人のうち、首相の座に就けなかったのは宏池会の谷垣、河野両氏の2人しかいない。

 「今回は我慢するべきだ」(ベテラン議員)、「出るとしても遅すぎる。準備が間に合わない」(ベテラン秘書)、「今回出て財政再建や地域経済活性化などやるべき政策を訴えるべきだ」(中堅議員)-。岸田派内には、こうしたさまざまな意見が渦巻く。ジレンマを払拭して「出る」のか、それとも過去の経験から「待ち」を選択するのか。岸田氏の動向に注目が集まっている。 
(政治部編集委員 長嶋雅子)

2826チバQ:2018/02/08(木) 20:07:29
http://www.sankei.com/politics/news/180208/plt1802080015-n1.html
2018.2.8 11:29

自民党総裁選へざわつく各派閥 細田派・岸田派は会合、共闘か禅譲か石原派・谷垣Gも勉強会開催へ

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う総裁選を9月に控え、各派閥の活動が活発化してきた。総裁選に絡んだ“お家騒動”に揺れる額賀派は額賀福志郎会長の退任に向けた大詰めの協議に入ったほか、首相の出身派閥の細田派は「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長率いる岸田派との意見交換を開始した。石原派と谷垣グループも合同勉強会の3月開催を決めた。

“お家騒動”大詰め

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の参院議員21人が集団離脱も辞さない構えで額賀福志郎会長の退任を求めている問題で、額賀氏や同派副会長の竹下亘党総務会長ら派閥幹部が7日夜、都内の日本料理店で衆院当選4回以上の議員から意見聴取した。額賀氏は会合後、記者団に「責任の重大さを冷静にしっかり考え今後の方向を決断したい」と述べた。額賀氏は8日の派閥会合で退任の意向を示すとみられる。

 出席者からは、派閥の分裂回避を求める意見が相次いだ。執行部は7日夜の会合で全衆院議員を対象にした意見聴取を終了。ただ、額賀氏は7日夕時点で進退判断を示しておらず、参院側は1月25日と今月1日に続いて8日も定例会合を全員欠席し、独自に会合を開く準備をしている。

 額賀氏は新設の名誉会長に就き、後任の会長に竹下氏が就任する。同じく副会長の茂木敏充経済再生担当相は会長代行に格上げされる予定だ。

2827チバQ:2018/02/08(木) 20:07:58
首相側提案で会食

 安倍晋三首相(自民党総裁)出身の党内最大派閥である細田派(清和政策研究会、95人)と岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、46人)の中堅・ベテラン議員が7日夜、都内の日本料理店で会食した。9月の総裁選を見据えた意見交換が目的で、岸田氏と首相との共闘を模索する細田派と、首相からの将来的な禅譲を期待する岸田派の思惑が交錯している。

 会合は首相側が持ちかけた。計9人が参加し、細田派は松野博一前文部科学相や西村康稔官房副長官ら、岸田派は望月義夫元環境相や宮腰光寛首相補佐官らが出席した。細田派の関係者は「岸田派と総裁選の情勢を話し合える環境をつくりたい」と語っている。

 一方、岸田派では若手を中心に次期総裁選に岸田氏の出馬を求める声も多い。岸田派側は会合を通じ、細田派が「ポスト安倍」候補をどう考えているのか探る狙いもありそうだ。

遺恨乗り越え…

 石原派(近未来政治研究会、12人)と、引退した谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)の幹部が7日夜、都内で会談し、3月上旬に合同勉強会を開くことを決めた。勉強会は、将来的な合流も視野に入れた連携強化を図ることや、9月の党総裁選に向け、両派の影響力を高める目的があるとみられる。

 会談には、石原派の森山裕国対委員長や野田毅元自治相ら、谷垣グループの中谷元・元防衛相や遠藤利明元五輪相らが出席した。合同勉強会では、経済問題を議論するという。

 石原派の石原伸晃会長は幹事長だった平成24年、当時総裁の谷垣氏が再選に意欲を示していた総裁選に出馬し、谷垣グループには「裏切りだ」として禍根が残っていた。しかし、この日出席した谷垣氏の側近は「勉強会の設定をもって過去を水に流したい」と語り、両派の連携強化に意欲を示した。

2828チバQ:2018/02/11(日) 18:44:21
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-6115.html
安倍三選は磐石か? 「ポスト安倍」石破、野田、岸田の三者三様

02月09日 11:00

「総理がこれから向き合わなければならないのは飽きとの戦いだ」

 首相・安倍晋三の今後について、最近こんな言葉を発しているのは、自民党前幹事長・谷垣禎一だ。


自転車事故の直前の谷垣禎一幹事長(当時) ��輅檎砂媾�

 1年半前の自転車事故以来、長らく入院生活を送っていた谷垣が昨年末、ひっそりと退院した。東京・桜新町の閑静な住宅街にある2階建ての自宅は車いす生活が続く谷垣のためにリフォームされ、段差をなくし、エレベーターも取り付けられた。昨年10月の衆院選に立候補せず、議員バッジがない一民間人だが、退院を聞きつけてやってくる議員らと、面会を重ねている。

 谷垣が事故を起こしたのは2016年7月16日。SPを引き連れて皇居周辺をサイクリングしていた時のことだった。歩道から車道に降りようとした際に段差の高さを読み誤り、頭から転落。血まみれになった姿にSPは「死んでしまう」と慌てたが、命に別状はなかった。ただ、身体がまったく動かない。すぐにSPにかけた言葉は「信行に電話を」。秘書を務める実弟への伝言を託した。「『幹事長を辞任する』と総理に伝えて欲しい」。

 タカ派の安倍とハト派の谷垣。思想信条がまるで違う総裁を、谷垣は幹事長として、安倍が「なんていい人なんだ」と評するほどに支え続けていた。

 その谷垣が、今年の安倍について冒頭のように懸念を語り、さらには、7年8カ月間宰相の座にあった安倍の大叔父・佐藤栄作に言及して「長期政権ゆえに『ストップ・ザ・サトウ』と言われたが、今の世論も同じような空気になりかねない」とも漏らす。

 世論調査で安倍の続投を望む声は、3年前の7割弱から、今や4割弱にまで減っている。党内も、かつては一切の批判を許さぬ絶対王国の雰囲気が色濃くあった。しかし、昨春以降次々と浮上した森友、加計学園問題で、支持率は大幅に下落し、夏の東京都議選で大敗。昨秋の衆院選では、表面上は14年と変わらぬ大勝を果たしたものの、絶対的一強の雰囲気は既にない。

「もりかけ」に続く、次の矢も喉元まで迫っている。スーパーコンピューター開発会社「ペジーコンピューティング」の助成金詐欺事件だ。財務官僚は「この件はやばい」と副総理兼財務相の麻生太郎の名を挙げる。昨年度の第2次補正予算作成の際、麻生はペジーへの助成に固執し、財務官僚に「早く(予算を)付けろ」と迫ったとの話が永田町や霞が関で囁かれている。

 野党は通常国会で、この問題に加え、リニア中央新幹線をめぐる不正入札事件も追及。リニアは安倍政権の成長戦略の1つと位置づけられ、国債による財政投融資で3兆円が投入済みだ。リニアを発注したJR東海のドン、名誉会長の葛西敬之は安倍と思想信条が近く、ブレーンでもある。昨年だけでも安倍と4度会食した間柄だ。

 スパコンとリニアに関する追及が続けば、安倍やその周辺に刑事事件としては直結せずとも、じわじわと支持率を落とすことは十分あり得る。

「貴乃花は石破さんでしょ」

 だが当の安倍に切迫した雰囲気はない。1月24日夜、赤坂の中国料理店。報道各社のキャップらとの懇談会で安倍は、民進党と希望の党の統一会派結成が白紙になったことを引き合いに出し、「身内の喧嘩が一番盛り上がるんだ。昔の自民党の派閥もそう。去年の下関市長選もそうだったでしょう」と、自らの元秘書が、文科相の林芳正に近い県議らが推す現職を破ったことに言及するなど余裕の表情をみせた。事実、秋の総裁選での安倍三選を、早くも確実視する向きは多い。

 最大の対抗馬と目される元地方創生担当相の石破茂だが、その孤高ぶりは永田町の外でも評判だ。

 昨年12月20日、東京・両国の国技館で行われた日本相撲協会の横綱審議委員会。この日の議題は、貴ノ岩に暴力を振るった責任を取って引退した元横綱・日馬富士や、現場に同席した横綱の白鵬、鶴竜への処分だったが、開始前の雑談で話題になったのは、政治だった。

「貴乃花は田中真紀子さんに似ていますよね」。こう口を開いたのは、自民党副総裁の高村正彦。13年から横綱審議委員を務める高村が田中の名前を挙げたのは、国際会議へのNGO(非政府組織)参加拒否問題をめぐり、外務官僚と対立し、当時の首相・小泉純一郎から更迭されたが、「強い者にいじめられる悲劇のヒロイン」として世間では人気を集めたのを想起してのことだ。高村は、貴乃花を「強者の相撲協会にいじめられる悲劇のヒーロー」になぞらえたのだ。だが直後、別の委員が言った。「いやいや、貴乃花は真紀子さんではなく、石破さんでしょ」。安倍に近い高村が、政権批判を繰り返す石破を煙たがっていることを知っているかのような口ぶりだった。


自民党党大会に出席する高村正彦自民党副総裁(写真左)ら ��輅檎砂媾�

2829チバQ:2018/02/11(日) 18:45:25
 翌21日夜。東京・紀尾井町のホテルであった石破派の忘年会で話題になったのも、奇しくも大相撲だった。貴乃花批判で盛り上がる派閥所属議員に石破だけが反論。貴乃花の現役時代に触れ、「『とにかく勝ちさえすればよい』という価値観は微塵もなかった」と白鵬を念頭に批判した。「貴乃花は大相撲の因習、アンシャンレジームに1人で立ち向かっている。正論だ」。まるで自らを「自民党の因習に1人で立ち向かうヒーロー」になぞらえているかのように周囲は受け止めた。

 派内の「子分」に対しても、常に正論で立ち向かうのは石破の真骨頂であると同時に、弱点でもある。某省の幹部は言う。「正攻法すぎる石破さんはすべて自分が把握しなければ気が済まない質。総理になれば、大震災時にマイクロマネジメントで霞が関を混乱させた菅直人のようになりかねない」。

 総理総裁を目指すなら、夜の会合は2階建て、3階建てが当たり前とされる永田町。しかし石破は、夜の会合でも1つ目の会に顔を出すと、仲間と飲み明かすことなく早めに切り上げ、議員会館や宿舎に戻ると、アベノミクスの批判本などを読みふけるという。

夜の話題に事欠かない野田聖子

 一方、石破と同じように総裁選への出馬をめざす総務相の野田聖子は、夜の話題に事欠かない。酒席で気に入った同席者にキスしたり、抱きついたりするのは昔から有名だが、最近は「総理候補」の言としては聞くに堪えない下ネタが霞が関で話題を呼んでいる。

 野田は昨年、事務次官ら高級官僚が集まる酒席で、経済産業相の世耕弘成と、元民進党参院議員の林久美子夫妻の「夜」の話を披露。林が世耕に「政府の秘密を教えてくれないと一緒に寝てあげない」と迫る、という真偽不明のエピソードを面白おかしく語った。少し離れた席にいた官僚が「下品な」とつぶやくと、それが耳に入った野田は「なんだとー」と凄んだという。

 野田は今年に入って安倍への批判を強めている。講演では安倍政権肝いりの明治150年記念事業に「今年は明治維新に思いをはせることが多いと思うが、あえて辛口に申しあげれば、だからこそ、明治維新と決別をする時代を迎えている」と噛み付いた。同じ講演で曰く、「トリクルダウンではなく、ボトムアップ。強いリーダーシップを経済界や政治の中で見つけるのは難しい」「強い人を強くするのでなく、弱者を無くす時代を作らなければ」。まるで安倍一強やアベノミクスをあげつらうようでもあり、生活保護費を削減するなど弱者切り捨てとも取れる政権の政策に、刃を向けるフレーズが続いた。

2830チバQ:2018/02/11(日) 18:46:15
「ポスト安倍」候補3人のうち、国民へのアピールが最も乏しく映るのが、政調会長の岸田文雄だ。岸田派と番記者による昨年末の忘年会の2次会はカラオケ。いつもなら「銀座の恋の物語」や、福山雅治の「桜坂」、サザンオールスターズをリクエストする岸田だが、この日、自ら選んだのは、「戦争を知らない子供たち」。♪戦争が終わって僕らは生まれた 戦争を知らずに僕らは育った��。ベトナム戦争最中の70年代に流行ったフォークソングを、慣れた様子で歌った岸田は、「これは9条の歌だ」と呟いた。9条改正を狙う安倍に面と向かって異論を唱えることができない岸田だが、この日の選曲は「本当は9条改正に反対だ」という心の叫びだったのかもしれない。

 1カ月後の1月20日、広島で開催した自らの新年会で、知事の湯崎英彦らから「岸田首相」を期待する声が上がる中ですら、岸田は「持ち前の辛抱強さと我慢強さを十二分に発揮して、じっくりと日本のこれからを考え、自分自身の行動も判断していきたい」と慎重な物言いを崩さなかった。

青木が絵を描いている?

 決め手に欠く「ポスト安倍」候補3人を尻目に余裕の安倍――そんな構図が一変するかも知れない動きが1月25日に表面化した。

 額賀派(平成研)の分裂騒ぎだ。

 この日は自民党各派の定例会が正午から開かれる木曜日。東京・永田町の自民党本部裏にある額賀派事務所は、まるでお通夜のような雰囲気だった。所属する参院自民のメンバー21人が一斉に欠席したからだ。額賀派の源流は、かつて最大派閥として隆盛を誇った田中派であり、竹下派。「一致結束、箱弁当」と称され随一の結束力を誇った派閥の面影はなく、大量に残った欠席者分の弁当が、細田派、麻生派に次ぐ第3派閥(衆参計55人)にまで転落した派閥の衰退を物語った。

 同じ時間、欠席した21人は参院自民党の控室にいた。各議員の目の前には、熱々の高級うな重が並ぶ。

「額賀(福志郎)会長には、派閥会長の退任時期を1月31日までに明確にするよう求めた。そうでなければ、重大な決意をしなければならない」

 自民党参院幹事長であり、参院額賀派を束ねる吉田博美が声を張り上げた。元労相の村上正邦、元官房長官の青木幹雄の2人が引退して以来、長らく「ドン」不在の参院自民党で、吉田はここ数年、とみに力を付けてきた。自民党元副総裁・金丸信の秘書を務め、長野県議、同県議会議長を歴任後、52歳で参院に打って出た叩き上げの経歴だが、若い頃に欧州に留学し、英語、仏語、スペイン語が堪能という顔も持つ。知る人ぞ知る存在だった吉田が、新たなドンになりつつある。

 吉田はこれまで額賀に直接、退任時期の明言を求めてきた。防衛庁長官、財務相を務め、かつては「プリンス」と呼ばれた額賀だが、09年から派閥を率いるも求心力がなく、党幹部にもなれず、総裁候補にも名前があがらないまま74歳になった。これまでも派内から度々、退任を求められ、「次の選挙まで」とずるずる引き延ばしてきたが、ついに、業を煮やした吉田がクーデターを決行したのだ。

 この動きに呼応するような意味深な発言をしたのが石破だ。

「竹下登総理は自分の内閣と引き換えに、消費税法案を成立させた。歴代総理の中で、竹下登先生は本当に立派な方だった」

 同日夜、派閥横断で議員が集まった会合で、石破は竹下をこう礼賛した。石破派は、現状わずか20人。本人以外が19人では総裁選の推薦人も心もとない。そんなところに降ってわいた額賀派の分裂騒ぎと石破の思惑は無関係ではありえない。関係者の間では、

「石破の額賀派離脱に怒っていた青木幹雄だが、後継の息子・青木一彦が島根・鳥取が合区となった1昨年の参院選で石破に世話になり、手打ちとなった。吉田の動きの背後で青木が絵を描いている。総裁選に石破を担ぐ」

「いや、参院額賀派は参院岸田派と結んで、総裁選で岸田を推す考えだ」

 と揣摩臆測が飛び交う。

 同日夜、安倍は岸田と2人きりでフグ料理屋で会食。麻生と官房長官の菅義偉、元経済再生担当相の甘利明の3人も都内で情報交換をした。額賀派のクーデターをきっかけに、一気に回転し始めた永田町の政局。通常国会の動向次第では、安倍三選は必ずしも盤石ではなくなってきた。

(文中敬称略)

(赤坂 太郎)

2831チバQ:2018/02/11(日) 18:50:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802080040.html
【額賀派クーデター】「地位に恋々としない」 自民・額賀福志郎氏が会長退任の意向を示す 3月の派閥パーティーで正式表明へ 

02月09日 05:04

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の額賀福志郎会長は8日、会長交代を求めている吉田博美参院幹事長と東京都内で会談し、派閥会長を退任する意向を伝えた。正式な退任表明は3月14日に予定する同派の政治資金パーティーになる方向で、後任に副会長の竹下亘党総務会長が就任する。吉田氏が率いる同派の参院議員21人は額賀氏が退任しなければ集団離脱の構えを見せていたが、分裂は回避されることになった。(田中一世)

 会談は額賀氏が持ちかけ約30分間行われた。額賀氏は退任の意向を伝えるとともに「衆参が結束してパーティーに対応したい」と分裂回避を求め、吉田氏は了承した。吉田氏は会談後、記者団に「分裂はない。一致団結して取り組む」と述べた。

 額賀氏は竹下氏とも派閥事務所で会談し、「地位に恋々としない」と伝えた。その後の額賀派の定例会合では「3月のパーティーに向かって、私も先頭に立って努力をしていく」と述べた。出席者から額賀氏の進退に関する意見は出なかった。

 一方、参院側は3週連続で定例会合を欠席し、国会内で独自に会合を開いた。中止していたパーティー券の販売を始めた。

 今後、額賀、吉田両氏を中心に約1カ月かけて新たな派閥人事や派閥運営のあり方について協議する。衆院側の幹部は「竹下派」への移行時期について「秋の党総裁選への対応もあるので通常国会の会期内(6月20日まで)だ」と語った。

 額賀氏が会長を務めた8年5カ月間、同派は有力な総裁候補も育たず、勢力拡大の展望がなかなか開けなかった。吉田氏は平成28年7月の参院選以降、水面下でたびたび退任を求めてきたが、額賀氏はあいまいな態度をとってきた。このため、参院側は1月25日の定例会合を集団で欠席し、額賀氏が退任の意思を示さなければ、今月9日にも集団で派閥を離脱する構えを見せていた。

 衆院側でも分裂回避のための会長交代論が広がり、竹下氏や茂木敏充経済再生担当相、船田元・元経済企画庁長官ら派閥幹部が「額賀名誉会長、竹下会長、茂木会長代行」とする案をまとめている。衆参の結束を打ち出すため、副会長などに参院議員を起用する案も出ている。

2832チバQ:2018/02/11(日) 18:52:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180208X904.html
自民・額賀氏、来月に派閥会長退任=後継竹下氏、収拾図る

02月08日 20:23

 自民党額賀派の額賀福志郎会長(74)が3月に退任する見通しとなった。額賀氏は8日、参院議員団トップの吉田博美党参院幹事長と東京都内で会談し、同月14日の派閥パーティーまで会長を続けることを確認する一方、退任後の新体制について協議に入ることで一致。後継会長には副会長の竹下亘党総務会長(71)が就く見込みだ。分裂回避を最優先し、参院側の要求に沿った代替わりによって事態の収拾を図る。

 額賀氏は会談で、派閥パーティーまで会長職にとどまることに理解を求め、吉田氏も了承。参院側は今年のパーティー券販売を拒んでいたが、今後は双方が準備に協力することを申し合わせた。

 この後、額賀氏は派閥の例会で吉田氏との会談結果を説明。今後の派の在り方について「吉田氏と私で率直に誠意をもって話し合うことで共通の認識を持った」と述べた。例会ボイコットを続ける吉田氏も国会内で記者団に「(新体制へ)しっかり協議することでお互い理解した」と語った。

 参院議員団21人は当初、1月中の退任を額賀氏に突き付け、応じない場合は集団離脱も辞さない構えを見せていた。だが、8日の会談で額賀氏退任への道筋が付いたと判断、派内にしこりを残さないよう猶予期間を認めた。来週以降、参院側も例会に出席する。

2833チバQ:2018/02/12(月) 14:25:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802120007.html
財務相戦後最長の麻生太郎氏 副総理も歴代1位更新中 派閥後継は?

06:24

麻生太郎副総理兼財務相(斎藤良雄撮影)

(産経新聞)

 財務相として戦後歴代1位の在任記録を12日に更新した麻生太郎副総理兼財務相。平成24年12月の第2次安倍晋三政権発足以来、一貫して安倍首相を支えている。自身が率いる自民党麻生派(志公会)は党内第2派閥に躍進し、「安倍��麻生」ラインは盤石にみえる。しかし足元の麻生派内には課題も多く、政権中枢と派閥領(りょう)袖(しゅう)の「1人2役」は困難が伴っているようだ。

 第2次安倍政権発足で副総理兼財務相に就任した麻生氏は、副総理としては27年5月21日、祖父・吉田茂元首相の第2次、3次内閣で副総理だった林譲治氏の876日を抜いて単独1位となった。こちらも在任1875日で、歴代最長記録の更新を続けている。

 昨年の衆院解散の決断前など節目では安倍首相と2人きりで会談するなど強固な関係を築いている。安倍首相は周囲に「私と麻生さんは日米同盟のようなものだ」と語る。

 麻生氏に対しては「首相再登板」への野心があるのではないかとの臆測が流れることもある。しかし、昨年7月、山東派などと合流して党内第2派閥になった際は「安倍政権をど真ん中で支えていくという点については一点の乱れもない」と強調。安倍首相の任期満了に伴う今年9月の党総裁選は「安倍3選」を支持する見通しだ。

 安倍首相との関係で不安は見当たらない麻生氏だが、麻生派内は「ポスト安倍」ならぬ「ポスト麻生」への不安がある。

 18年の発足当初は15人だった麻生派は、昨年の合流で59人に拡大した。ただ、強烈な個性を持つ麻生氏頼みの色合いが強く、急拡大したゆえに「大派閥の運営経験が誰にもない」(ベテラン)のが現状だ。

 結束のほころびを物語る事態も生じた。約40人が出席した石破茂元幹事長主宰の派閥横断型勉強会「さわらび会」が1月25日に開いた会合に、麻生派からも3人が出席した。麻生派幹部は「決して看過できない」として、3人に厳重注意した。

 77歳の麻生氏の有力な後継者もはっきりしない。麻生派所属の河野太郎外相は昨年8月の外相就任以降、中国や韓国に対する毅然(きぜん)とした言動が評価を得ている。当選8回で麻生氏の後継とも目され、本人も将来的な党総裁選への出馬の意欲を隠さないが、派内では「人望が薄く今の姿勢では難しい」(幹部)との見方がもっぱらだ。

 「議員や秘書らが会って食事をともにしながら意見交換する時間の積み重ねこそがお互いの信頼醸成の基礎で、結束の源だ」

 日頃からそう説く麻生氏だが、結束がいったん揺らげば、他派閥の草刈り場となりかねない。(小川真由美)

2834チバQ:2018/02/14(水) 11:35:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180214-00537584-shincho-pol

安倍総理とサシで“ひれ酒”でも… 「岸田文雄」総裁選への熱量


2/14(水) 5:57配信

デイリー新潮







安倍総理とサシで“ひれ酒”でも… 「岸田文雄」総裁選への熱量


岸田文雄


 サシで飲むのは、半年ぶり――。

 安倍総理(63)と岸田政調会長(60)である。1月25日の夜、2人で会食したのだ。
.

 政治部デスクの話。

「岸田さんは1月アタマに総理から声を掛けられていたそうです。場所は赤坂の高級ふぐ料理店。料理に舌鼓を打ちながら、寒かったせいか、2人ともビールもそこそこに、ひれ酒を堪能したようです」

 もっとも、肝心の2人の間で交わされた会話の中身については、

「番記者が岸田さんに声を掛けたのですが、“いやまあ、単に情報交換、意見交換だよ”とお茶を濁していましたね」(同)

 それでも記者が食い下がったところ、

「“昔のいろんな総裁選について話をしました”ともらし始めた。そこで、“今年の総裁選については?”と畳み掛けると、“『総裁選あるね』とだけ、言葉を交わした”と」(同)

 岸田氏率いる派閥「宏池会」の関係者が嘆息する。

「野田さんや石破さんが出馬を表明する中、岸田さんだけ明言を避け続けている。出るなら出る、出ないなら出ないではっきりしてほしい。安倍さんと仲良く飲んでる場合ではないですよ」

 他派閥幹部が続ける。

「今回、下手に出馬してもし第3位になってしまったら、安倍さんからの“禅譲”の線が、立ち消えになってしまう可能性が高い。岸田さんは何よりそれを恐れていて、かなり慎重になっているんですよ」

 それだけでなく、

「安倍さんの頭の中には、今国会の会期中、自民党内の改憲案がまとまり、公明党との擦り合せが終った後、高村副総裁を退任させ、そこに二階幹事長を据えようという構想があるようです」(同)

 その際、

「空いた幹事長の椅子を岸田さんに、というハラらしいのです。実際にそうなるかどうかはともかく、この時点でこれをチラつかされたら、いよいよ身動き取り辛いのでは……」(同)

 ひれ酒とは裏腹に、岸田氏の総裁選への熱は冷める一方なのだ。

「週刊新潮」2018年2月8日号 掲載

2835チバQ:2018/02/14(水) 11:36:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000501-san-pol

麻生派は麻生太郎氏頼みで後継「?」 河野太郎氏は「人望薄い」、たばこでも割れて


2/14(水) 9:30配信

産経新聞







麻生派は麻生太郎氏頼みで後継「?」 河野太郎氏は「人望薄い」、たばこでも割れて


志公会(麻生派)の系譜(写真:産経新聞)


 自民党の麻生太郎副総理兼財務相(77)率いる麻生派(志公会)は昨年7月に党内第2派閥に躍進した。第3派閥に転落した額賀派(平成研究会)の分裂騒動に対し、高みの見物をするがごとく静観する余裕をみせる。しかし、麻生派は安倍晋三首相(63)の盟友である麻生氏頼みの色合いが強く、有力な派閥領袖の後継者は見当たらない。急拡大した派内の足並みにはほころびも見え隠れし、実は課題は多い。

 東京都心で23センチの積雪を記録した翌日の1月23日夜、東京・赤坂の料亭「浅田」で志公会の新年会が開かれた。畳の大広間の上座には、会長の麻生氏と顧問の高村正彦党副総裁(75)が着席。その両脇に所属議員がずらりと並び、一人ずつ目の前に用意された加賀料理に舌鼓を打ちながら、芸者6人の歌や踊りを鑑賞するなど豪華な宴は約3時間続いた。新年会では安倍政権を「一致結束してど真ん中で支える」(麻生氏)ことを改めて確認したという。

 だが、出席者の様子には温度差があった。散会直後、麻生氏に近い議員の多くは満足そうだったのに対し、他派閥からの昨年7月の“合流組”は淡々とした表情だった。ある中堅議員は「どうも(麻生氏出身の)日本青年会議所のノリにはついていけない」とこぼした。

 その2日後の25日夜。都内で開かれた石破茂元幹事長(61)が主宰する派閥横断型の勉強会「さわらび会」に約40人の国会議員が集まった。麻生派からは3人が出席していた。後日、麻生派は3人を厳重注意とし、同派幹部は「決して看過できない」と不快感を隠さない。

2836チバQ:2018/02/14(水) 11:36:35
×  ×

 麻生派は長年、こぢんまりとした規模の少数派閥だった。平成18年12月、麻生氏が河野洋平元衆院議長(81)が率いていた大勇会(河野グループ)を引き継ぐ形で麻生派(為公会)を立ち上げた際の所属議員数は15人。自民党が下野した21年8月の衆院選後には11人まで落ち込んだ。

 反転したのは、自民党が民主党(当時)から政権奪還した24年12月の衆院選後だ。選挙前は15人だったのが、25年1月に2倍超の34人に増加した。

 さらに昨年2月、甘利明元経済再生相(68)の政策集団「さいこう日本」の5人が麻生派に入会。7月、山東昭子元参院副議長(75)率いる山東派(番町政策研究所)と、谷垣禎一前幹事長(72)の谷垣グループ(有隣会)の一部議員が麻生派に合流して59人に拡大し、額賀派(55人)を抜いた。あまりにも急拡大したゆえに「大派閥の運営経験が誰にもない」(ベテラン)のである。

 麻生派の躍進は、麻生氏の「キングメーカー狙い」「首相再登板への布石」などと党内で警戒された。だが、合流直後の昨年8月の内閣改造で麻生派から入閣したのは麻生氏と鈴木俊一五輪相(64)、河野太郎外相(55)の3人にとどまり、第4派閥の岸田派(宏池会)の4人を下回った。麻生派からの党四役入りはゼロで、派閥拡大の思惑は外れた。特に首相官邸と党の結節点であり、政権運営の一翼を担う党幹事長室の幹部ポストを得られなかったことは、情報収集や派閥のアピールに不安を残した。

 派内の融和も芳しくない印象だ。例えば、志公会発足に伴い、毎週木曜日昼の派閥の定例会は党内で受動喫煙の予防活動に取り組む山東氏の意向をくんで禁煙になった。だが、たばこを吸う旧為公会のメンバーは今も不満を隠さない。谷垣グループ出身者に対しては、派内で「谷垣氏の意向に反して、たもとを分かった」との否定的な見方が拭えていない。全体的に、国会議員だけでなく、その秘書同士の交流もあまり進んでいないようにみえる。

 麻生氏は日頃から「議員やその秘書、家族などが会って食事をともにしながら意見交換する時間の積み重ねこそがお互いの信頼醸成の基礎であり、結束の源だ」と説いている。中堅議員は「合流直後に夏休みや衆院選があり、親交が深まる機会が乏しかった」と話すが、それは核心ではないだろう。

 人材育成にも課題がある。所属議員の構成は、麻生氏をはじめ閣僚を経験したベテラン議員と第2次安倍政権下で当選した若手に大きく分かれる。中堅層が薄いことは、今後、党内の主要ポスト確保に不利に働く可能性がある。

 将来の総裁選出馬に意欲を示す河野氏は、外相としての高評価に加え、麻生派の前身である大勇会の会長が父・洋平氏だったことから、麻生氏の後継と目されている。だが、総裁選で欠かせない派閥の支持は「人望が薄く今の姿勢では難しい」(幹部)。派閥の“キラーコンテンツ”が首相の盟友である麻生氏だけというのでは心許なく、裏を返せば派閥最大の弱点になりかねない。

 首相を何人も輩出した「経世会」を前身に持つ額賀派の額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる騒動は、名門と呼ばれる派閥でさえも、所属議員の“反乱”で、いとも簡単に瓦解する可能性があることをさらけ出した。麻生氏の強烈な個性とリーダーシップで盤石に見える麻生派さえも、結束がいったん揺らげば他派閥の草刈り場となりかねない。

 吉田茂元首相(1878〜1967年)を祖父に持ち、弱小派閥で数々の政局を乗りきってきた麻生氏が所属議員に繰り返し結束を求めるのは、そうした危機感の裏返しでもある。麻生派の参院議員15人は昨年9月、派内に「上公会」を結成し、山東氏が会長に就任した。麻生派は党内第2派閥ではあるが、参院自民党では細田派(清和政策研究会)、額賀派、岸田派の3派が主導権を握る。上公会が今後、参院でどこまで存在感を示せるかが麻生派全体の一つの試金石となる。

 記者からみると、無派閥の小泉進次郎党筆頭副幹事長(36)をはじめ党内他派閥の40歳前後の議員や野党の若手議員と比べ、麻生派の中堅・若手議員は一部を除き、憲法改正や経済などの国会論戦や党内での政策提言、SNSを使った対外発信への積極性に乏しいと感じる。次世代を担う中堅・若手が政策提言や権力闘争に奮闘しない派閥に明るい未来はない。国会議員の役割を全力で果たさなければ、有権者に見放され、ひいては国益を損なう恐れがあることを肝に銘じてほしい。(政治部 小川真由美)

2837チバQ:2018/02/17(土) 10:58:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021601155&g=pol
岸田氏が総裁選不出馬示唆?=「首相は来年へ力蓄えて」
 「今年は大きな国政選挙はないと言われるが、来年は事多き一年だ。安倍晋三首相も来年に向けて、しっかり力を蓄え、態勢を整えて、この大切な年を迎えなければならない」。自民党の岸田文雄政調会長は16日、東京都内での講演でこう述べた。来年の統一地方選や参院選を首相の下で戦うとも取れる発言で、今年秋の総裁選への不出馬を示唆したとの臆測を呼びそうだ。
 講演は、首相側近の萩生田光一幹事長代行のパーティーで行われた。岸田氏は萩生田氏を「首相の最も信頼する懐刀」と持ち上げ、「みんなで力を合わせて乗り切りたい」と強調した。 (2018/02/16-21:19)

2838チバQ:2018/02/17(土) 11:04:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000015-san-pol
「岸田総裁」へ道筋選び 首相側近の会合出席、3選支持を示唆
2/17(土) 7:55配信 産経新聞
「岸田総裁」へ道筋選び 首相側近の会合出席、3選支持を示唆
自民党の萩生田光一幹事長代行(左)の会合に出席した岸田文雄政調会長=16日午後、東京都八王子市(川口良介撮影)(写真:産経新聞)
 ■自派で情報交換会/知名度向上へ全国行脚

 自民党岸田派(宏池会、46人)を率いる岸田文雄政調会長が安倍晋三首相(党総裁)との距離を縮めている。16日は首相の側近で細田派(清和政策研究会、95人)所属の萩生田光一幹事長代行が地元で開いた会合に顔を出し、9月の党総裁選で首相の3選支持を示唆する発言まで口にした。ただ、19日には岸田派の結束強化をにらんだ情報交換会も開き、自身の道筋を選んでいる様子もうかがえる。

 「今年は安倍首相もしっかり力を蓄え、態勢を整えて大切な来年を迎えなければならない」

 岸田氏は東京都八王子市で開かれた萩生田氏の会合で、天皇陛下の譲位と改元、参院選、消費税率10%への引き上げ、20カ国・地域(G20)首脳会議といった来年の重要行事を列挙した上で、こう強調した。「ポスト安倍」の一角を占める岸田氏には今年の総裁選への出馬論が消えないが、発言は首相3選に向けた援護射撃と読み取れる。

 党内第4派閥の岸田派の現状を踏まえると、岸田氏がポスト安倍を狙うには最大派閥・細田派出身の首相のサポートを受けることが重要になる。今年の総裁選への対応を決めていない岸田氏は、首相や細田派との連携を強化しつつ慎重に見極める構えとみられる。

 首相側近の萩生田氏の地元に足を運んだのも、その表れだ。関係者によると、萩生田氏は会合で「ブルペンで投げ込んでもらい、いつでも日本のニューリーダーになれるようにしていただきたい」と岸田氏を持ち上げた。首相も岸田氏の立場に理解を示す。1月25日に岸田氏と2人で2時間会食し、今月7日には首相主導で岸田、細田両派の中堅議員による会合も開いた。

 一方で、岸田氏は足元の結束強化も図っている。岸田派は19日に都内のフランス料理店で出入り自由な情報交換会を開くことを決めた。同様の会合は3月にも2回行う予定で、岸田派関係者は「総裁選に向け一丸となって取り組むための意見集約を図るのが狙い」と語る。派内の政策委員会では宮沢洋一元経済産業相を中心に政策作りを進めている。3月上旬には岸田派のベテランが複数の派閥の幹部らと会合を開く予定がある。

 岸田氏自身は3月から本格的に全国行脚を始め、課題となっている知名度の向上も目指す考えだ。岸田派の中堅議員は「あらゆる可能性を考慮してウイングを広げておく必要がある」と話している。(長嶋雅子、原川貴郎)

2839チバQ:2018/02/18(日) 13:06:10
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180215-00006225-bunshun-pol
グズグズ額賀会長に引導を渡した2人の参院叩き上げ
2/15(木) 7:00配信 文春オンライン
グズグズ額賀会長に引導を渡した2人の参院叩き上げ
ネクスト“参院のドン”と目される石井氏 ©共同通信社
 自民党の第3派閥、平成研究会の額賀福志郎元財務相が3月半ばに会長を退任することになった。かつて栄華を極めた派閥も、故小渕恵三氏以来、長きにわたって総理総裁を出していない。グズグズと会長退任を渋る額賀氏に引導を渡したのは、2人の叩き上げ参院議員だった。

 まずは吉田博美参院幹事長(68)。参院額賀派21人を束ねる今回のクーデター劇の主役だ。早大社会科学部を卒業後、金丸信元副総理の秘書を務めて県政を経験した後、国政入り。参院のドン・青木幹雄元参院議員会長の薫陶を受けた筋金入りの党人派だ。

「吉田さんは政府の役職は国土交通政務官しかやっていない。閣僚はおろか副大臣も経験せず、どんどん他の人にやらせた。これも『青木流』だ」(ベテラン秘書)

 故竹下登元首相の「汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう」の処世術を地で行った。

 派閥の定例会合を集団で欠席し、参院側で独自に3週連続で集まった時には、昼食を豪華なうな重でもてなした。「ケチで有名な額賀氏にはできない芸当」と、細かなところにも賛嘆が集まった。

 そして、“若頭”として陣頭指揮をとったのが、吉田氏側近の石井準一参院筆頭副幹事長(60)。1月23日付の産経新聞で「自分のことばかりで他人のことに気づかない人なんですよ」と額賀降ろしの先陣を切った。大学を中退してハマコーこと故浜田幸一元衆院議員の自宅に住み込み、書生を11年務めた経歴の持ち主。秘書―県議―国政のルートは吉田氏、青木氏と全く同じ。しかも石井氏は政務官さえも経験していない。

 振り返れば、平成研究会の系譜は常に参院がカギを握ってきた。1990年代の竹下派分裂でも、衆院で優位に立った小沢一郎氏に対して竹下・小渕側は参院の大半を抑えてみせた。当時、派閥会長になった小渕氏は「参院が姉さんで、なんとなく肩身が狭いな」とこぼしたものだった。その時の立役者の1人が、やはり秘書出身の青木氏だった。

 後継会長には竹下亘総務会長が就くが、会長交代により、平成研は秋の総裁選でも存在感を増すことになった。

「3選を目指す安倍晋三首相も対抗馬の石破茂氏も平成研の支持は欲しい。結束力を見せつけた参院平成研の意向は無視できないでしょう」(自民党関係者)

 2人の叩き上げの動きは、今後も注目を集めそうだ。

「週刊文春」編集部

2840チバQ:2018/02/18(日) 23:13:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000529-san-pol
世耕弘成経産相「お詫び申し上げたい」 政策秘書逮捕で
2/18(日) 17:29配信 産経新聞
世耕弘成経産相「お詫び申し上げたい」 政策秘書逮捕で
世耕弘成経産相(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 世耕弘成経済産業相は18日、自身の政策担当秘書がタクシーの男性運転手を殴ったとして暴行の現行犯で逮捕された問題でコメントを発表し、「被害者の方に心からお見舞いとおわびを申し上げたい」と謝罪した。

 政策秘書逮捕を知ったのは「本人から弁護士を通じて別の秘書に連絡があり、その秘書から報告を受けた」と説明。

 その上で「弁護士によると、(政策秘書は)非常に深く反省しているということだった。被害者の方にしっかり寄り添って、しっかりと個人としての責任を果たしてほしい」とした。

2841チバQ:2018/02/20(火) 19:38:59
https://www.asahi.com/articles/ASL2L4H21L2LUTFK003.html
狙うは「キングメーカー」 麻生氏、二大派閥構想の先に
寺本大蔵2018年2月20日11時11分
 先月25日夜、首相官邸にほど近いホテルの日本料理店に、安倍政権の中核とも言える政治家が集まった。

 副総理兼財務相の麻生太郎、官房長官の菅義偉、元経済再生相の甘利明。2012年末の第2次安倍政権発足に大きく寄与した3人は、約2カ月ごとに顔をそろえ、意見交換を続ける。

「安倍の3選は盤石だ」

 麻生が口にすると、菅、甘利はうなずいた。

 その日、永田町は自民党額賀派…

2842チバQ:2018/02/20(火) 19:39:35
https://www.asahi.com/articles/ASL2M4Q0GL2MUTFK00J.html
岸田派、じわり総裁選モード 本人煮え切らないが…
今野忍2018年2月20日09時08分
 「ポスト安倍」候補の岸田文雄・自民党政調会長が率いる岸田派が19日、派閥内で情報共有を図るための定例会合を始めた。各議員が他派閥から集めた情勢を集約する狙いで、来月からは政策提言づくりを本格始動させる。本人は秋の総裁選への立候補について「まだ決めていない」と煮え切らないが、周辺の動きはじわりと活発化している。

 「情報交換会」と称する派閥の懇談会は19日夜、東京都内のレストランで開かれた。会合は2週間に1度の頻度で開き、参加は自由。岸田氏が若手からベテランまで、メンバーと直接会食する機会にする。党内情勢を探るのが主眼だ。

 来月には、岸田派の「政策委員会」も動き出す。本人こだわりの財政再建問題などを軸に政策集にまとめる方針。岸田氏側近は「事実上の総裁選の公約のたたき台になる」と明言する。

 岸田氏はこの日、名古屋市内で立ち上げた個人後援会の初会合にも出席。愛知県内の経済人らが中心で、地元・広島以外で後援会ができるのは東京と沖縄に続き、3番目。岸田氏としては、今後は地方行脚にも力を入れていく考えだ。

 岸田派の若手は「肝心の本人が煮え切らないが、我々は戦う準備をしておかないといけない」と語った。(今野忍)

2843チバQ:2018/02/25(日) 15:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180225-00000006-san-pol
自民党総裁選 比重増す地方票、取り込みに行脚
2/25(日) 7:55配信 産経新聞
自民党総裁選 比重増す地方票、取り込みに行脚
講演する自民党の石破茂元幹事長=24日午後、秋田市(大島悠亮撮影)
 ■石破氏、秋田から富山へ×岸田氏は来月に本格化

 9月の自民党総裁選をにらみ、早くも地方遊説の動きが活発化している。石破茂元幹事長は24日、秋田市で講演し、安倍晋三首相(党総裁)の経済政策「アベノミクス」に代わる経済対策の重要性を訴えた。岸田文雄政調会長も東京都羽村市で講演し、4年7カ月務めた外相時代の経験をアピールした。次期総裁選から地方票の比重が増すだけに、両氏とも地方での支持拡大を徹底する考えだ。

 石破氏は講演で、アベノミクスについて「株や有効求人倍率は高いが、本当に実感をもって受け入れられているか」と疑問を呈した。「地方の産業が伸びない限り、日本経済は本格的に復活しない」とも述べ、地方創生を絡めた経済政策の必要性を強調した。

 石破氏は講演に先立ち、秋田放送の番組収録にも参加した。25日には富山県で自民党支部主催の講演会を5カ所も回る。

 一方、岸田氏は24日、滋賀県長浜市長選(25日投開票)の応援演説に参加。同日夕には羽村市で講演し、外相時代を振り返り「環境や軍縮などグローバルな課題に取り組まないと、日本の存在感は高まっていかない」と持論を語った。

 岸田氏は知名度不足が課題だけに、3月から山梨を皮切りに地方行脚を本格化させる。岸田派関係者は「地方では泊まり込みで地方議員らと酒も酌み交わし、人柄を知ってもらいたい」と力を込める。

 今月19日には愛知県で、財界人などでつくる後援会の初会合も開き、地方への支持拡大を図っている。

2844チバQ:2018/02/26(月) 20:09:51
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/editorialist/article/396892/
自民派閥の不思議な生命力
2018年02月25日 10時35分

 自民党派閥の生命力の源はどこにあるのか。カネやポストで「諸悪の根源」と指弾されても政策研究グループに看板を書き換えて生き残った。

 七つある派閥の領袖(りょうしゅう)を全て知る人はあまりいないのではないか。かつての領袖は首相(自民党総裁)の座を目指した。異なる政策を掲げて「疑似政権交代」も果たした。今、そんなことはない。

 現在の領袖は細田博之、麻生太郎、額賀福志郎、岸田文雄、二階俊博、石破茂、石原伸晃の各氏である。このうち首相経験者は麻生氏だけだ。

 安倍晋三首相も領袖の経験はない。9月の総裁選に立候補が取り沙汰されるのは岸田、石破両氏にとどまる。

 選挙の候補者擁立、政党交付金の配分、閣僚などのポスト決定といった権限は執行部に集中する。もう派閥の出番はかつてほど多くない。

 総裁候補不在の額賀派で内紛が起きた。派内の参院議員21人が額賀氏の退任を求め、派閥の会合をボイコットした。「総裁選を含めて額賀氏は指導力を発揮していない」という不満が噴き出した。

 源流をたどれば田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の各元首相が居並ぶ。ところが「豪腕」小沢一郎氏が自民党を飛び出し、小泉純一郎元首相には「抵抗勢力」扱いされ、存在感は希薄に。

 小渕元首相の次女で将来の総裁候補と期待された小渕優子氏は「政治とカネ」の問題で表舞台に立てない状態が続く。派閥の焦りは深い。

 結局、額賀氏は退任し、後任に竹下元首相の弟である竹下亘総務会長が就く方向で一件落着した。とはいえ竹下氏も総裁候補とは言い難い。

 総裁選に向けて派内では、近い関係にある岸田氏や石破氏を応援する動きもある。今回の内紛も、この動きと無縁ではあるまい。

 総裁候補不在でも存在感に欠けても、いざ総裁選となれば内紛を起こすほどの熱気が生まれる。やはり不思議な存在だが、近年の自民党派閥が政策研究で名だたる成果を上げたとはついぞ聞いたことがない。

=2018/02/25付 西日本新聞朝刊=

2845チバQ:2018/02/27(火) 08:00:13
http://www.sankei.com/politics/news/180226/plt1802260014-n1.html
018.2.26 17:26

江崎鉄磨沖北相が再入院 公務復帰めどたたず
 軽い脳梗塞の疑いで都内の病院に検査入院し、24日に退院していた江崎鉄磨沖縄北方担当相が26日に再入院したことが分かった。菅義偉官房長官が同日の記者会見で明らかにした。

 菅氏は「さらなる検査のために再び入院しており、今後、1週間程度の入院加療および在宅療養が必要だと報告を受けている」と説明した。病状が大きく変わったどうかかを問われると「そういうことではない」と述べた。

 菅氏は江崎氏の公務復帰について「検査結果や回復状況を見ながら判断していきたい」と述べ、江崎氏の進退への言及は避けた。

 江崎氏は19日夜に体調不良を訴えて入院し、20日から公務を取りやめている。27日の閣議も欠席する見通しだ。今後の対応については、菅氏や所属する自民党二階派会長の二階俊博幹事長らと協議して最終判断するとみられる。

2846チバQ:2018/02/27(火) 13:00:36
http://www.sankei.com/politics/news/180227/plt1802270025-n1.html
2018.2.27 11:58

江崎鉄磨沖北相が辞任へ 後任に福井照氏

 安倍晋三首相は27日、健康問題で職務続行が難しいとして江崎鉄磨沖縄北方担当相の辞任を認め、後任に自民党の福井照国際局長(衆院比例四国)を充てる人事を決めた。認証式は同日夕、皇居で行われる。

 福井氏は東大工学部卒、建設省出身で当選7回。今回が初入閣となる。江崎氏と同様に、自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派に所属している。二階氏の外遊に同行したほか、国土強靭(きょうじん)化などの政策面でも二階氏をサポートしてきた。

 江崎氏は19日夜に軽い脳梗塞の疑いで都内の病院に検査入院し、24日にいったん退院したが、26日に再入院。20日から公務を取りやめていた。

 菅義偉官房長官は26日の記者会見で「さらなる検査のために再び入院しており、今後1週間程度の入院加療および在宅療養が必要だと報告を受けている」と説明していた。

 江崎氏が所属する自民党二階派の二階俊博幹事長は26日の記者会見で「全ては任命権者が決める問題だ」と述べ、江崎氏の進退を首相の判断に委ねる考えを示していた。

2847チバQ:2018/02/27(火) 21:20:44
ホント産経って「派閥」「政局」ネタ好きだよなあ
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802270006.html
【自民党総裁選】最大派閥・細田派、期別会合開催へ 出身の首相動けず対石破氏でピリピリ、地方票で後押し
05:04産経新聞

【自民党総裁選】最大派閥・細田派、期別会合開催へ 出身の首相動けず対石破氏でピリピリ、地方票で後押し

(産経新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)が所属議員を当選回数ごとに分け、派閥幹部との会合を4月中旬までに計11回開くことが分かった。首相の出馬が確実視される9月の総裁選から党員票(地方票)の比重が増すことを踏まえ、他の有力候補は地方行脚を始めているが、首相は活動が公務で限定されている。派内には「3選は楽観できない」との懸念もあり、各議員に地元での票の掘り起こしを徹底させる考えだ。

 今回、細田派が当選回数懇を細かく設定するのは、地方票の取り込みを徹底する石破茂元幹事長の動きを念頭に置いているからだ。石破氏率いる石破派(水月会)が5日に大阪市で開いた政策セミナーは約1千人が集まった。参加者は近畿一円の府議や県議も多く、首相は神経をとがらせているという。

 「最終の特急列車で石破さんを目撃したという報告がいくつもある。石破氏は地方で会合に出た後、県議らと酒を酌み交わしてから東京に戻るんだろう」

 首相側近も石破氏がこつこつ地方を回る状況に警戒感を募らせる。総裁選出馬が取り沙汰されている岸田文雄政調会長は3月から全国行脚を始め、野田聖子総務相は地元・岐阜県で女性対象の政治塾を立ち上げる予定だ。

 首相も総裁選を念頭に今月、自民党衆院当選1〜3回生と個別に公邸で会食した。一方、今年に入って三重県の伊勢神宮参拝や地元・山口へのお国入りはしたが、地方の自民党員とふれあう機会は少なかった。側近は首相に地方行脚の回数を増やすよう求めたが、6月20日までの通常国会中は国会対応に追われ、どうしても制約を受ける。

 有力候補が地方回りを重視するのは、党の総裁公選規程の変更で一般党員の意見が反映されやすくなったためだ。300票に固定されていた地方票は、規程変更で国会議員票との比重が1対1となる。現在の勢力に当てはめれば405票対405票となる。

 野党時代に行われた平成24年の総裁選は、1回目の投票で石破氏が地方票165票を獲得し、87票の安倍首相を圧倒した。石破氏は国会議員のみによる決選投票で敗れ、与党に転じた今回の総裁選は国会議員票自体も倍増している。とはいえ、地方票で石破氏が勝利するような事態となれば、国会議員の投票にも影響が出かねない。

 党幹部は「総裁として国政選挙で5連勝したので、今回は地方票でも安倍首相の優位は変わらない」と語る。長期政権の実績がある現在は24年の総裁選と状況が異なるというわけだ。しかし、細田派のベテランは「石破氏は地方で人気が高く、地方票で勝つ可能性がある」と不安を隠さない。

 細田派が当選回数別の会合に乗り出したのは、最大派閥の強みを生かして所属議員に地元の支援者らへの周知を徹底させ、地方票でも石破氏らを引き離したいからだ。細田派の重鎮は「油断は禁物」と引き締めを図っている。(原川貴郎)



 自民党総裁選は平成25〜26年の総裁公選規程改正で仕組みが大きく変わり、党員票(地方票)の割合を手厚くした。前回の27年は安倍晋三首相の無投票再選だったため、選挙戦が確実な9月の総裁選で初めて適用される。

 党員票の総数は従来、300票に固定され、47都道府県連に3票をあらかじめ基数として割り振り、残りの票を各県連の党員数に応じて配分していた。それを国会議員票と同数に変更し、各都道府県連にあらかじめ票を割り当てず、党員票の全国集計の結果に応じドント方式で各候補に配分する。

 第1回投票で過半数を獲得した候補がいなかった場合、上位2人で争う決選投票の仕組みも変わる。従来は国会議員のみで実施していたが、新たに各都道府県連に1票の47票が加わる。各都道府県連の投票先は、各地で党員票を多く獲得した候補となる。

2848チバQ:2018/02/27(火) 21:29:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802260028.html
二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が会談 総裁選で意見交換か
02月26日 21:49産経新聞

二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が会談 総裁選で意見交換か

小野寺五典防衛相の国政報告会に参加する岸田文雄・自民党政調会長=22日、東京都千代田区(撮影・春名中)

(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が26日、国会近くのホテルで会談した。岸田氏は安倍晋三首相の任期満了に伴う9月の党総裁選への出馬が取り沙汰されており、二階氏と意見交換したとみられる。二階氏は安倍首相の3選を支持している。

 会談には、二階氏率いる二階派の林幹雄幹事長代理、岸田氏が会長を務める岸田派の根本匠元復興相も同席した。

2849チバQ:2018/02/27(火) 22:40:56
http://www.sankei.com/politics/news/180227/plt1802270032-n1.html
2018.2.27 19:18

江崎鉄磨沖北相が辞任、後任に同じ二階派の福井照氏 健康問題で公務困難


 安倍晋三首相は27日、健康問題で公務を続けることが難しいとして江崎鉄磨沖縄北方担当相(74)からの辞任の申し出を受理し、後任に自民党の福井照・元文部科学副大臣(64)=衆院比例四国=を起用した。福井氏の認証式は同日夕、皇居で行われた。平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、閣僚の辞任は7人目で、29年7月に稲田朋美氏が防衛相を辞めて以来。

 福井氏は東大工学部卒、建設省出身で当選7回。今回が初入閣となる。江崎氏と同じ自民党二階派に所属している。

 安倍首相は官邸で記者団に対し、江崎氏から27日に辞意を伝える電話を受け「江崎氏の意思を尊重することとした」と説明した。福井氏については「政策通だ。沖縄北方対策を強力に進めていく上で適任だと判断した」と述べた。

 江崎氏は、19日夜に軽い脳梗塞の疑いで東京都内の病院に検査入院し、一時的に脳の血液循環に障害が起こる「一過性脳虚血発作」と診断された。24日に退院したものの26日に再入院していた。国会答弁について「しっかりお役所の原稿を読む」と語って批判を浴びるなど、野党から資質を問われたこともあった。

2850チバQ:2018/02/27(火) 23:37:33
http://www.sankei.com/politics/news/180223/plt1802230007-n1.html
2018.2.23 06:55

出馬?不出馬? 岸田文雄氏「軍師」不在の不安…煮え切らなさに首相も不信感
 「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長が9月の党総裁選への対応を決めかねている。岸田派(宏池会)に指南役となる「軍師」が不在であることが影響しているようだ。総裁選圧勝で3選を目指す構えの安倍晋三首相にとっても岸田氏の出馬の有無は影響を与えるだけに、首相は煮え切らない対応の岸田氏に不信感を募らせているようだ。

             
×   ×

 「大変な安定感と大きな存在感を感じる。さらなる政治家としての力を蓄え、さらに上を目指すために(防衛相としての)役割を果たしてほしい」

 岸田氏は22日、都内で岸田派所属の小野寺五典防衛相が開いたパーティーに唯一の国会議員として参加し、こう持ち上げた。党外交部会長などを歴任した小野寺氏は、外相就任まで外交分野に疎かった岸田氏のアドバイザー的な役割も担った。

 自民が野党だった時代には連日のように酒を酌み交わし、小野寺氏は岸田氏について「誠実という言葉が歩いているような人」と語る。「岸田政権」が発足した場合、官房長官などの要職で起用される可能性もある。

 小野寺氏はパーティーで総裁選を念頭に「今年は大切な年なので岸田会長をしっかり支えていきたい」と宣言した。しかし、防衛相の小野寺氏は安倍内閣の一員として総裁選で表立っては動きにくいのが実情だ。

 派内を見渡しても総裁選の戦略を練る「軍師」は不在だ。岸田氏のいとこの宮沢洋一元経済産業相をトップとする政策委員会を立ち上げ、望月義夫元環境相が事務総長として派をまとめる。若手らも地方行脚を計画するなど、岸田氏のアピールに躍起だが、抜きんでた存在は見当たらない。

 首相には最側近の萩生田光一幹事長代行や、無派閥ながら支える菅義偉官房長官らがいる。古くは「趣味は田中角栄」と公言した二階堂進元副総裁のように、総裁を目指す人物には一心同体の番頭がつきものだ。

 岸田氏について、岸田派議員は「1人で判断するタイプで、なかなか踏み込んでいけない雰囲気がある」と語る。総裁選について派内には「もう少し方向性を示してほしい」「本音が知りたい」との不満がある。

                
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 そんな中、岸田氏は16日に萩生田氏の地元・東京都八王子市で行った講演で総裁選の首相3選支持を示唆した。首相は発言を知り周囲に歓迎の意向を伝えた。第4派閥の岸田派率いる岸田氏が出馬しなければ総裁選の帰趨(きすう)は決するからだ。

 ところが岸田氏は19日、「総裁選における私の対応とは全く別次元の話だ」と記者団に語った。不出馬示唆との観測を打ち消すためだったが、首相は強い不快感を示しているという。

 宏池会会長だった加藤紘一元幹事長は平成11年の総裁選で、無投票再選を狙った当時の小渕恵三首相に挑んだ。「さわやかな政策論争」を掲げたが、小渕氏は加藤氏を破った後、「私を追い落とそうとしたじゃないか」と激怒。翌年の「加藤の乱」につながり加藤氏の政治生命は事実上絶たれた。

 この20年、迷走する宏池会の歴史を目撃してきた岸田氏は、果たしてどう判断するのか。(長嶋雅子)

2851チバQ:2018/03/02(金) 11:56:42
http://www.sankei.com/politics/news/180302/plt1803020005-n1.html
2018.3.2 07:24

「ポスト安倍」をうかがう岸田派と石破派が異例の接近 首相サイドからは警戒感
 「ポスト安倍」をうかがう自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)と石破茂元幹事長率いる石破派(水月会、20人)の幹部が1日夜、都内で会談した。石破氏は9月の党総裁選で3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)のライバルで、岸田氏は将来的な「禅譲」も視野に首相と信頼関係を築く。両派の会合は異例の組み合わせだが、首相サイドからは両氏の接近に警戒感も広がっている。(長嶋雅子、大島悠亮)

                  


 会合は岸田派が呼びかけ、同派の望月義夫事務総長と左藤章、木原誠二両衆院議員、石破派の古川禎久事務総長と鴨下一郎元環境相、福山守衆院議員の計6人が出席した。望月氏は記者団に対し、総裁選の話題は出なかったとした上で「派閥同士で風通しを良くすることは政権のためにもなる」と語った。

 岸田派幹部は2月7日に首相の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)の幹部と会談し、同月26日は岸田氏が二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会談した。今月7日は額賀派(平成研究会、55人)、12日は麻生派(志公会、59人)との会合も調整しているという。

 9月の総裁選への対応を決めていない岸田氏の判断材料を得る目的があり、首相からの「禅譲」路線と主戦論を織り交ぜながら水面下で他派閥と腹の探り合いを続ける考えだ。

 石破派との会合もその一環だ。9月の総裁選は細田派や麻生派などの主要派閥が支持する安倍首相が有利な情勢だが、残り半年間、裁量労働制に関する厚生労働省の不適切データのような政権への突発的な逆風が起きるかは分からない。

 岸田氏の側近は「出馬の有無を戦略的に曖昧にしておくことで存在感が増す」と述べ、他派閥と幅広く協力関係を構築する意義を強調する。岸田氏はこうした情勢を見極め、5月の大型連休前後に対応を判断する構えだ。

 石破派にとっても岸田派からの会合の申し込みは「渡りに船」といえる。石破氏は総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保にも窮する状態が続き、党内での人脈拡大が最大の課題だ。しかし、石破氏が経済政策や憲法改正などで安倍首相との違いを盛んにアピールしていることもあり、他派閥は石破派との交流を控える傾向が目立っていた。

 岸田、石破両氏は同い年で、中国地方選出という共通項はあるが、これまでの接点は多くない。そんな中、財政再建を重視する経済政策などでは一致する点もあり、石破派中堅は「岸田派と『戦線協定』を結べば、面白い総裁選になる」と期待を寄せる。

 一方、安倍首相が外相として信頼を寄せた岸田氏は2月に総裁選3選支持を示唆した。ところが間もなく撤回し、安倍首相は不快感を示しているという。岸田派の若手からは「石破派との対話はいいことだが、官邸がどう見るかも考えた方がいい」と懸念する声も上がっている。

2852チバQ:2018/03/02(金) 16:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000539-san-pol
名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた
3/1(木) 16:30配信 産経新聞
名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた
久しぶりに衆参そろって行われた額賀派の定例会合。額賀福志郎会長(奥右から2人目)は3月の同派パーティーを花道に退任し、竹下亘党総務会長(奥左)に交代する見通しだ=2月15日、東京・永田町(斎藤良雄撮影)
 自民党額賀派(55人、平成研究会)の額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる今年1〜2月の動きは、かつて権勢をふるった名門派閥の分裂騒動とあって永田町の注目を集めた。結局、集団離脱を辞さなかった吉田博美参院幹事長(68)率いる参院側21人の退任要求を額賀氏が受け入れ、3月14日の同派の政治資金パーティーを花道に退く方向となり、分裂は回避された。派閥の定例会合を3週連続で全員欠席し、退任を迫った参院側の動機とは-。

 2月15日の額賀派定例会合には参院メンバーが久しぶりに出席した。

 「皆さんにご心配おかけしました。平成研究会の歴史や平成研に対する思いは、額賀会長と同じ。政経セミナー(同派の政治資金パーティー)を成功させるべく、衆参一致してがんばると約束します」

 吉田氏はこう語り、衆参の融和をアピールした。会合は分裂が回避されたことへの安堵感に覆われた。出席者はシュークリームと煎餅を食べ、緊張気味の額賀氏があいさつの際、シュークリームを「ソフトクリーム」と言い間違えると爆笑が起き、和やかムードで進んだ。前回までのピリピリした雰囲気は幻だったかのように…。

 翌週の2月22日の定例会合では、騒動の件は話題にすらならなかった。

 額賀氏は3月14日の同派政治資金パーティーを花道に退任する方向だ。後任には、派閥創始者の竹下登元首相の弟で、参院側も推す同派副会長の竹下亘党総務会長(71)が就任する。騒ぎが大きくなったのは想定外だったようだが、ほぼ狙い通りの展開となった。

 集団欠席という強硬手段に出たのは「額賀氏に何度も退任を促したが、はぐらかされ続けてきたから、こっちは本気だと示すため」(参院メンバー)だ。その背景について、一部の報道では「今秋の自民党総裁選での石破茂元幹事長(61)の支持をにらんだ動き」と見る向きもあったが、吉田氏にその思惑はない。理由の最たるものは来年夏の参院選に向けた危機感だろう。

 平成28年7月の前回参院選で、自民党は単独過半数まであと1議席に迫る勝利を収めた。だが、額賀派は沖縄選挙区で現職閣僚の島尻安伊子氏(52)が落選した。青森選挙区でも現職候補が敗れる憂き目にあった。吉田氏や、引退後も参院に一定の影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長(83)はこれ以降、額賀氏にたびたび退任を促してきた経緯がある。

 「額賀さんのことが嫌いで引きずりおろしたいのではない。ただ、今後のことを考えると態勢の立て直しが必要ではないか。額賀さんにも今までそう申し上げてきた」

 騒動の最中、吉田氏は周囲にこう語り、クーデターではないと強調していた。今後の政治情勢を考えると、来年の参院選に追い風が吹くことはなかなか想定しがたく、厳しい戦いになるのは必至だ。

 額賀派は伝統的に参院が強い。平成4年、小沢一郎元幹事長(75)=現自由党代表=や故羽田孜元首相らが前身の竹下派(経世会)を離脱した際も、参院側は青木氏が固め、離脱者をほとんど出さなかった。参院勢力の維持・拡大は最重要課題で、求心力に欠ける額賀体制のままで来年の次期参院選を戦えるのか-。そんな危機感が増大していた。

2853名無しさん:2018/03/02(金) 16:47:06
 次期参院選では竹下亘氏が派閥のトップとして全国を回れば大きな力になるという目算がある。自民党支持者に効く「竹下ブランド」を持ち、額賀氏と違って党総務会長というれっきとした与党の中枢メンバーでもあるからだ。党組織運動本部長などを歴任し、全国の支持団体にも顔が利く。

 「口数は少ないが、参院自民党が選挙で負けたときも支えてくれた人だ」。吉田氏は2月1日、派閥会合を欠席して参院メンバーだけで開いた会合で、竹下氏をこう評した。

 参院選の戦いは選挙の1年前には始まる。選挙区は都道府県単位、比例代表は全国区という広大なエリアにわたって浸透を図らなければならないからだ。会長交代のタイムリミットは迫っていたというわけだ。

 また、今後の総裁選や内閣改造・党役員人事を見据えた場合も、安倍晋三首相(63)や他派閥とのパイプが細い額賀氏では存在感を発揮できそうにない。29年7月の内閣改造では同派事務総長として額賀氏を献身的に支えてきた今津寛氏(71)ら「入閣待望組」の入閣はゼロに終わり、10月の衆院選では今津氏らが落選した。衆院側にも失望は根強かった。

 竹下氏ら額賀派幹部は2月14日夜、最大派閥の細田派(清和政策研究会、95人)と都内で会食した席に、小渕恵三元首相の次女で、将来の総裁候補と目する小渕優子元経済産業相(44)を同席させた。「今後、小渕を派閥の顔にしていくということだろう」(同派ベテラン)とみられている。平成研究会の復活を目指す動きは、3月14日のパーティー後、さらに活発化しそうだ。 (政治部 田中一世)

2854チバQ:2018/03/02(金) 17:15:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000533-san-pol
金子恭之氏が岸田派入り、47人に 自民
3/1(木) 12:54配信 産経新聞
 自民党岸田派は1日、無派閥の金子恭之衆院議員(熊本4区)の入会を了承した。金子氏は当選7回で、国土交通副大臣などを歴任。現在は同派会長の岸田文雄政調会長の下で政調副会長を務めている。岸田派は細田派、麻生派、額賀派に次ぐ第4派閥で、所属議員は47人となった。

2855名無しさん:2018/03/05(月) 22:39:28
http://www.sankei.com/politics/news/180305/plt1803050017-n1.html

自民党員数、5年連続増で106万人に 7割の議員が1千人獲得のノルマ達成
2018.3.5 19:54

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 自民党は5日、平成29年の党員数が106万8560人で、前年に比べて2万4770人増えたと発表した。党員数の増加は5年連続で、約7割の党所属議員が「党員1千人獲得」のノルマを達成した。

 二階俊博幹事長は記者会見で「党員数を増やすことに国会議員自身が意識を持つことが大事だと機会あるごとにお願いしてきたが、ようやくその機運が本物になりつつある。今後も気を緩めることなく党員の獲得にしっかり対応していきたいと」と語った。

 自民党は26年から党勢回復を目指して「120万党員獲得運動」を開始し、全議員に新規と継続を合わせた党員を1千人以上確保するよう指示していた。未達の場合は不足党員1人につき2千円の罰金などを命じていたが、昨年からは氏名を公表する罰則も加えた。

2856名無しさん:2018/03/05(月) 22:43:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000012-khks-pol

脱原発の方法考え続ける 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長に聞く
3/5(月) 10:55配信

河北新報
脱原発の方法考え続ける 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長に聞く
小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)神奈川県横須賀市生まれ、米コロンビア大院修了。2009年衆院選から4回連続当選。11年に党青年局長に就き、月命日の被災地訪問を開始。13〜15年復興政務官。17年から現職。36歳。
 東日本大震災から7年を前に、元復興政務官の小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が河北新報社の単独インタビューに応じた。東北の被災者と接した経験を振り返り「東北は政治家として大切な原点を教えてくれた」と今後も復興に携わる意志を強調した。東京電力福島第1原発事故を巡っては「どうやったら原発をなくせるのか考え続けるべきだと思う」と提起した。

(聞き手は東京支社・瀬川元章)

 -震災から7年となる。率直な心境は。

 「ふたば未来学園高(福島県広野町)で初の卒業生を送り出すのが最も印象的だ。『前例なき環境には前例なき教育を』という思いで立ち上げから参加した。避難生活を繰り返し、友達と別れて古里に戻れない。厳しい環境の中で3年間よく頑張ったと全国からエールを届けてほしい」

 「人生全部に影響を与える教育は大事。だから教育の復興に関わり続ける。子どもたちに基本的な知識として震災を教え続けることが、結果として風化させない大きな役割を果たす」

 -父の純一郎元首相は原発ゼロを訴えている。

 「まだ人が住めない、戻れない帰還困難区域の景色を見るたび、原発事故の計り知れない結果に責任を感じる。父の活動とは関係なく、どうやったら原発をなくせるのか、私は考えたいね。一つの国で2度原発事故があれば終わり。そのリスクがないとは言えない」

 「福島県は2040年度までに再生可能エネルギーで自給100%との目標を立てた。全国の原発立地地域の先例になるのは福島以外にないじゃないですか。ずっと応援していきたい」

 -首都直下地震や南海トラフ巨大地震が発生する懸念がある。震災の教訓は伝わっているか。

 「一つは熊本地震ですよ。東北の職員、全国の応援職員がすぐに熊本に行って罹災(りさい)証明の発行業務などを手伝った。被災地同士のバトンがちゃんと渡されているなと思った」

 「日本で生きる限り災害は不可避。自然災害によってつながり続ける被災地の連合みたいなものができると思う。知の集合体として日本の防災政策や地域の大切な絆、一人一人の自助の意識を高めていく。震災をきっかけに花開いたことがもう一つある。食べる支援と飲む支援ですよ」

 -改めて3.11とは。

 「戦争を知らない僕らの世代にとって、今までの価値観を根底から揺さぶられた。問い続ける価値がある。それだけ重い」

 -復興にどう関わるか。

 「被災地から復興のために仕事をしてほしいと声が出る活動を続けたい。日本人全員に21世紀の国の在り方を問うた東北は特別な地。あの時を契機に、あるべき姿に向かって走りだしたんだと、東北の皆さんに思ってもらえる国造りをしてお返ししたい」

2857名無しさん:2018/03/08(木) 07:32:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00010000-senkyocom-pol

初の女性総理候補は「野田聖子」議員だけではなく「小渕優子」議員も?自民党派閥内の戦いが続く
3/6(火) 7:01配信

選挙ドットコム
初の女性総理候補は「野田聖子」議員だけではなく「小渕優子」議員も?自民党派閥内の戦いが続く

自民党の額賀派で、参院議員などが公然とトップの退任を求める「クーデター」騒動が起き、同派の会長が額賀福志郎氏から竹下亘氏に交代することとなりました。小泉純一郎元首相が「解体論」を掲げて以来、話題にのぼることも少なくなった派閥ですが、実際にどんな活動をしているのでしょうか。また、ボスが変わると何か国政に影響があるのでしょうか。

第3派閥ながら「ポスト安倍」不在。第5、第6派閥にも

額賀派は衆参両院で55人が所属し、細田派(96人)、麻生派(59人)に次いで自民党内で3番目に大きな派閥です。昨年までは第2派閥でしたが、麻生派と山東派が昨年7月に合流したことで第3派閥に転落しました。

額賀派の正式名称は「平成研究会」で、1987年に竹下登元首相が田中派を割って作った「経世会」が源流。竹下、橋本龍太郎、小渕恵三という3人の首相を輩出したかつての最大派閥です。しかし、郵政選挙で一部の有力議員が「造反組」として公認を得られず、小泉純一郎首相(当時)の出身母体である森派が急増したことで第2派閥に転落。会長だった橋本氏も2005年の郵政解散を機に日歯連闇献金事件の責任をとって辞任し、津島雄二氏、そして額賀氏が会長の座を引き継いだものの存在感を発揮するには至っていません。

しかも、細田派出身の安倍首相が長く政権の座を維持する中で、「ポスト安倍」として名前が挙がるのは第5派閥である岸田派の岸田文雄政調会長や、第6派閥である石破派の石破茂元防衛相ばかり。額賀氏をはじめ、額賀派内には有力な首相候補が見当たりません。

将来の首相候補は小渕優子氏?

安倍政権で要職を歴任している茂木敏充経済財政相と加藤勝信厚生労働相は額賀派からの入閣というよりは、実務能力を買われて首相に一本釣りされたというのが実態。昨年の内閣改造でも額賀氏の推した議員は一人も入閣を果たせず、派内に不満が渦巻いていました。「落選議員などへの面倒見が悪い」という評判も多く、このままでは派閥の存在感低下が止まらない、そんな危機感を抱いた参院側が会長の交代を求めたというのが今回の騒動の経緯です。

2009年から会長を務める額賀氏に対しては数年前から交代論が出ていましたが、額賀氏にのらりくらりとかわされてきました。しかし、今回は業を煮やした参院側が分裂をちらつかせ、定例会合への出席拒否など強硬姿勢をとったことから派閥内にも「分裂は回避すべき」との空気がまん延。額賀氏は3月14日に開催する同派の政治資金パーティーで退任を表明し、後任には竹下元首相の実弟で、党総務会長を務める竹下亘氏が就くこととなりました。

ただ、70歳を超えており、「ポスト安倍」とはいいがたい竹下氏に白羽の矢が立ったのは同氏に敵が少なく、無難な存在だから。本命は小渕元会長の次女で、将来の首相候補の一人と目される小渕優子氏で、一連の政治資金スキャンダルのほとぼりが冷めるまで「竹下氏につなぎ役を務めてもらう」(所属国会議員)狙いがあるとみられます。

2858名無しさん:2018/03/08(木) 07:33:50
>>2857

「権力を争う戦闘集団」ではなくなった

そもそも自民党内に派閥が形成されたのは、社会党の統一に対抗して1955年に自由党と日本民主党の2つの政党の合併「保守合同」によって今の自民党が設立されたところに原因があります。それまで対抗していた議員が突然一緒になったため、人脈や政策、支持基盤の近い議員たちでグループを作り始めたのが起源となりました。

その後、タカ派である岸派(現在の細田派)とハト派である佐藤派・田中派(現在の額賀派)を中心に離合集散を繰り返し、現在の7派閥体制となっています。各派は原則として木曜日の昼に会合を開いて情報交換しているほか、政治資金パーティーで資金を集め、盆や年末に「氷代」や「餅代」として所属議員に活動費を配布したりしています。また、内閣改造があるとポストを配分する際に派閥が連絡調整役となります。

ただ、かつての旧選挙区時代に派閥が金権政治の温床とされたことなどから派閥への風当たりが強くなり、派閥に属さない「無派閥議員」も増えました。今では無派閥議員内でも「幹事役」を選任してポスト配分の調整役を担ったりしており「派閥に入らなければ議員活動ができない」ということはありません。派閥の会合も弁当を囲みながら談笑するだけの緩い雰囲気で、かつてのような「権力を争う戦闘集団」の面影はありません。

安倍首相の「一強」状態が続く永田町、そして自民党。今回のクーデター騒動が冷遇される派閥の反転攻勢のきっかけとなるか、それともさらなる存在感低下につながるか注目です。

山本洋一

2859名無しさん:2018/03/08(木) 08:12:52
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180306-OYT1T50028.html?from=tw

自民党員、5年で30万人増…「獲得運動」展開
2018年3月6日 08時39分
 自民党の二階幹事長は5日の記者会見で、2017年末の党員数が106万8560人(前年比2・4%増)となったと発表した。

 党員数の増加は5年連続。

 自民党員は09年の野党転落後に大幅に減り、12年には73万人台まで落ち込んだ。同党は、政権復帰後の14年から120万人を目標に党員獲得運動を展開し、16年末に8年ぶりに100万人台を回復していた。自民党員は今秋の総裁選で投票資格を持つ。

2860名無しさん:2018/03/08(木) 08:28:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180304-OYT1T50019.html

解放同盟全国大会に二階氏…自民幹事長初の出席
2018年3月4日 09時18分
 自民党の二階幹事長は3日、東京都内で開かれた部落解放同盟の第75回全国大会に出席した。

 同盟によると、同大会に自民党幹事長が出席するのは初めて。二階氏はあいさつで、国や地方自治体に差別解消に向けた取り組みを促す「部落差別解消推進法」に触れ、「この法律に基づいて取り組んでいくことが大事だ。自民党は、必ず問題解決に力を尽くすことを誓う」と語った。

2861名無しさん:2018/03/08(木) 19:08:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000063-jij-soci

杉田議員脅迫容疑で男逮捕=ツイッターで「娘に危害」―警視庁
3/7(水) 14:27配信

時事通信
 自民党の杉田水脈衆院議員(50)=比例中国ブロック=を脅迫する内容がツイッターに書き込まれた事件で、警視庁赤坂署は7日までに、脅迫容疑で無職中村大介容疑者(41)=浜松市東区市野町=を逮捕した。

 「注目を浴びたくてやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は先月3日午前6時55分ごろ、自宅のパソコンからツイッター上に、杉田議員を名指しして「国会議員をやめて頂けないでしょうか」「報復措置として娘さんに被害が被るかも知れません」などと投稿し、脅迫した疑い。

 同署は書き込みを見た人からの通報を受けて、杉田議員本人や娘の安否確認を実施。同議員が被害届を出していた。

2862チバQ:2018/03/09(金) 00:30:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180309k0000m010119000c.html
<細田派>当選回数別に懇親会 総裁選、若手の地方集票期待
03月08日 21:23毎日新聞

<細田派>当選回数別に懇親会 総裁選、若手の地方集票期待

細田博之氏=東京都千代田区で2018年2月20日、宮武祐希撮影

(毎日新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥で党内最大勢力の細田派(94人)は8日夜、細田博之会長ら幹部と所属する衆院当選3回の議員との懇親会を東京都内で開いた。出席者によると、幹部が「政権を支える中枢として、しっかり汗をかいてほしい」と呼びかけたという。

 同派は、所属議員を当選回数ごとにわけた派閥幹部との会合を、この日を皮切りに4月9日まで計10回にわたって開く。9月の党総裁選での首相3選に向けて、地元での集票に力を入れるよう若手議員を引き締め、課題である地方票の確保につなげたい考えだ。

 総裁選は今回から、規定変更で国会議員票と一般党員らの地方票が1対1の割合になる。300票に固定されていた地方票は、現在の勢力では405票となり、地方票の比重が増す。

 対立候補と目される石破茂元幹事長は、2012年総裁選で地方票の過半数を獲得した。全国で講演を重ねており、2月に大阪市で開いた石破派セミナーには約1000人が集まった。首相は「地方行脚を増やしたい」と周辺に語っているが、国会日程などで時間確保は容易ではない。

 細田派の約半数は、首相が党総裁に返り咲いた12年総裁選より後に国会議員になった若手だ。15年総裁選は無投票だったため、今回が初めての本格的な総裁選になる若手が多い。細田派幹部は「若手の地元の集票活動には不安が多く、楽な選挙にはならない」と語っており、会合を通じて引き締めを図る考えだ。【村尾哲】

2863チバQ:2018/03/09(金) 00:34:26
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun-6474.html
総裁選の影のキーマン 小野寺防衛相の“防衛力”がすごい
03月08日 07:00文春オンライン


防衛大臣は2度目 ©共同通信社
 風雲急を告げる安倍内閣で、防衛力では閣内随一と言われる大臣がいる。岸田派所属の小野寺五典防衛相(57)だ。何しろ、ニュースになったのは、所管の防衛安保を除けば、「線香」と「散歩」ぐらい。

「線香」とは、茂木敏充経済再生担当相が、野党の標的になった線香配布問題で“先例”として登場したのが、小野寺氏だった。1999年、まだ当選1回だった小野寺氏は自ら線香を配布し、公職選挙法違反の容疑で書類送検され、翌年議員辞職した。

「散歩」は2月中旬、ジョギングしている最中に、散歩中の安倍晋三首相に遭遇したことが小さく報じられたのだ。

 小野寺氏は、宮城県気仙沼市に生まれ、東京水産大から宮城県庁を経て、松下政経塾に入った。同期には立憲民主党幹事長の福山哲郎氏がいる。地元県議に婿入り、1997年の衆院補選で初当選。線香配布問題で議員辞職したが、2003年に復活すると、以来選挙では無類の強さを誇る。

「2度目の防衛大臣だが、省内での評判の良さは歴代でもトップクラス。何しろ稲田朋美氏の後ですから(笑)。ゲタを履いているとはいえ、答弁は低姿勢で、すべての基地をまわるなど、地道なところが評価されています」(防衛省関係者)

 地味な小野寺氏だが、総裁選の「影のキーマン」になりかねない。というのは、出馬を模索する岸田文雄政調会長の唯一無二の側近なのだ。

 2月下旬、小野寺氏が開いたパーティーに国会議員としてただ1人、参加した岸田氏は「大きな安定感と大きな存在感を感じる」と最大限の賛辞を送った。「『岸田首相』が実現すれば『小野寺官房長官』だろう」(岸田派関係者)といわれる関係だ。

 岸田氏が総裁選に出馬すれば、安倍首相の「無風3選」とは簡単にいかなくなる。岸田派は最近、他派閥との会合を積極的に仕掛けている。それだけに岸田氏の最側近、小野寺氏の動向に注目が集まっているのだ。

 小野寺氏は自らのパーティーで「今年は大切な年なので、岸田会長をしっかりと支えていきたい」と総裁選を意識した発言を繰り出した。

「小野寺氏は岸田氏の3歳下。自身もかつては総裁選出馬に動いたこともあり、首相への野心を秘めている。そのためにも、先輩の岸田氏には早く総裁選に出馬してもらいたいのでしょう」(岸田派議員)

 専守防衛ばかりではない?

(「週刊文春」編集部)

2864チバQ:2018/03/09(金) 00:45:12
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1803080010.html
「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも
03月08日 17:05夕刊フジ

「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも

火花を散らす麻生氏(左)と二階氏(右)

(夕刊フジ)

 学校法人「森友学園」への国有地売却に絡む決裁文書「書き換え」疑惑をめぐり、麻生太郎副総理兼財務相率いる財務省の対応が火に油を注いでいる。調査状況に関する「ゼロ回答」の報告に、自民党の二階俊博幹事長が公然と不快感をあらわにしたのだ。国民の不信感が高まるなか当然の反応だが、秋の自民党総裁選を見据えた「派閥領袖同士の暗闘」という一面もありそうだ。朝鮮半島情勢が急展開するなか、早期の疑惑解明が求められる。

 「どういう理由で資料を出せないのか、ちょっと理解できない。改めて問いただしたい」

 二階氏は6日の記者会見でドスを効かせるように、こう語った。

 財務省はこれまで、「(6日までに)できる限り努力し報告する」としていた。ところが、麻生氏は同日の閣議後会見で「担当局以外の職員も関与させて、全省挙げて調査を進めていきたい」と述べるにとどめた。

 「政界寝業師」の異名を持つ二階氏としては、疑惑調査をめぐる麻生氏と財務省の姿勢に納得できなかったようだ。

 財務省の富山一成理財局次長は6日午前の参院予算委員会理事会で、疑惑が持たれている決裁文書の原本は大阪地検特捜部に提出し、「近畿財務局にはない」と説明した。文書が2つあるかどうかについては、「捜査への影響」を理由に、明確な回答を避けた。

 財務省の対応に与野党は6日、猛反発した。北朝鮮情勢に結束して対応するには、ほど遠い状況といえる。

 小泉進次郎筆頭副幹事長は、党会合で「(これまでの森友問題とは)次元が違う話だ」と語った。

 自民党関係者も「朝日新聞の報道が事実なら、政権を直撃しかねない事態にもかかわらず、党への説明が何もないことに、二階氏ら執行部はいらだっている」と話す。

 祖父に吉田茂元首相を持つ「政界プリンス」の麻生氏と、和歌山県議からたたき上げた二階氏は、年齢こそ77歳と79歳と近いが、性格も政治手法も「水と油」だ。麻生派(59人)は党内第2派閥、二階派(44人)は同第5派閥と、牽制(けんせい)しあっている。

 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う2016年10月の衆院福岡6区補欠選挙では、後継候補をめぐって激突した。麻生氏が選対本部長まで務めた無所属候補は、邦夫氏の次男、鳩山二郎衆院議員に敗れた。鳩山氏は二階氏に支えられて選挙戦を戦い、現在は二階派に所属している。

 9月の自民党総裁選後には、内閣改造・党役員人事が行われる。

 今回の疑惑浮上で、「麻生vs二階」の対立が再燃した。自民党関係者は「派閥領袖としては当然、疑惑対応だけでなく、総裁選をめぐる主導権確保も念頭に置いているはずだ」と話している。

2865チバQ:2018/03/09(金) 00:46:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803070032.html
【自民党総裁選】合従か連衡か…派閥会合活発化 岸田派&額賀派、石原派&谷垣G、安倍晋三首相&二階俊博幹事長
03月07日 21:39産経新聞

 9月の自民党総裁選をにらみ派閥やグループの動きが活発化している。安倍晋三首相(党総裁)と二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。岸田派(宏池会、47人)と額賀派(平成研究会、55人)、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)もそれぞれ同日夜に幹部同士の会合を開いた。学校法人「森友学園」問題など総裁選の不安要素も浮上しており、各派の動向にはそれぞれの思惑がにじむ。

 首相と二階氏の会食には、二階派の林幹雄幹事長代理が同席した。二階氏は「『ポスト安倍』は安倍」と公言し総裁選での3選をいち早く支持。ただ、水面下では支持の条件となる政策を作成し始めるなど、強気の姿勢もにじむ。

 首相は健康問題で辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相の後任に、同じ二階派の福井照氏を起用し、二階氏への配慮をみせる。党幹事長として首相を支える二階氏に反目されれば、総裁選で大きな脅威となるからだ。

 一方、「ポスト安倍」に名が上がる岸田文雄政調会長率いる岸田派も7日夜、都内の日本料理店で、額賀派と幹部同士の少人数の会合を開いた。岸田氏は次期総裁選の出馬の是非を慎重に検討しており、党内情勢を探るため、先月から他派との会合を重ねている。

 額賀派も「保守本流」という旗色では岸田派に近く、岸田氏の動向は気になるところだ。派内では安倍首相の3選に肯定的な意見が多いが、同派の次期会長に内定した竹下亘総務会長は「今夏にいろいろな状況が出る。それをみてから考えればいい」と他候補の支持にも含みを持たせている。

 石原派と谷垣グループも7日夜、都内のホテルで会合を開いた。両勢力を合わせれば30人程度をそろえられることから、総裁選では結束して対応し、党内で求心力を高めることを狙う。

 当初は同日に合同勉強会を開いて合流への機運を高める予定だったが、谷垣グループは6月に独自の政治資金パーティーを開く計画もあることから、当面は幹部同士の交流にとどめる。

2866チバQ:2018/03/09(金) 00:47:08
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180307X176.html
安倍首相、自民・二階氏と会談=総裁選へ党内掌握目指す
03月07日 22:25時事通信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は7日夜、同党の二階俊博幹事長と東京都内の日本料理店で約2時間会談した。首相が連続3選を狙う秋の総裁選に向けた党内情勢や、今後の国会日程などをめぐり意見を交わしたとみられる。関係者によると、会談は首相から持ち掛けた。

 二階氏は二階派(44人)の会長で、昨年の衆院選圧勝直後に首相3選支持を公言した。裁量労働制をめぐる不適切なデータ処理や、森友学園への国有地売却に関する財務省文書書き換え疑惑が相次ぎ、総裁選への影響が懸念される中、首相は二階氏と連携を深めて党内の掌握を目指す意向とみられる。会談には二階氏側近の林幹雄党幹事長代理が同席した。

2867チバQ:2018/03/09(金) 00:48:15
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180308k0000m010122000c.html
<自民>石原派、谷垣グループ幹部ら会談 総裁選で連携か
03月07日 21:24毎日新聞

 自民党の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部らが7日夜、東京都内で会談した。石原派最高顧問の山崎拓元副総裁も出席した。秋の党総裁選に向け、連携を探る狙いとみられる。

 両派・グループとも所属議員は少数で、有力な総裁候補を抱えていない。総裁選対応で足並みをそろえ、存在感を発揮したい考えだ。将来の合流を求める意見もある。ただ、2012年総裁選では、石原派会長の石原伸晃元幹事長が出馬し、谷垣グループ特別顧問の谷垣禎一前幹事長が出馬断念に追い込まれた。そのしこりが残り、合流構想の行方は見通せていない。

2868チバQ:2018/03/09(金) 00:49:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180308k0000m010046000c.html
<自民>「力を蓄えておく」岸田氏、総裁選向け準備アピール
03月07日 18:52毎日新聞

 自民党の岸田文雄政調会長は7日、東京都内で講演し、9月の党総裁選について「(準備を)何もしなかったら『決められない』と言われるのがオチだ。政策でも、政局でもしっかり力を蓄えておくことが大事だ」と述べ、準備を進めていることをアピールした。

 ただ、実際に立候補するかについては「まずは予算成立に全力を尽くす。そこからは何も決めていない」と述べるにとどめた。岸田氏は、地方講演を精力的にこなし、自身の派閥と他派閥との会合も頻繁に開いている。【小田中大】

2869チバQ:2018/03/09(金) 00:52:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803060048.html
石原派と谷垣G、7日に会合 弱小勢力同士、総裁選で意思統一目指す
03月06日 22:54産経新聞

 自民党で最小派閥の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部が7日夜に会談し、党総裁選で連携する可能性などを探る。両者には「ポスト安倍」に直結する候補が見当たらず、人数を束ねて総裁選で影響力を強めたい考えだ。

 幹部会合は今年2回目で、石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁も出席する予定。当初は将来の合流も視野に合同勉強会の開催を検討したが、谷垣グループには他派と掛け持ちで所属する議員が多く、調整に時間がかかるため見送った。

 谷垣グループ特別顧問の谷垣禎一前幹事長は病気療養を続け、昨年の衆院選出馬を断念した。身内に総裁候補がおらず、総裁選で草刈り場になることへの危機感が強い。石原派も会長の石原伸晃前経済再生担当相が「ポスト安倍」候補に上らず、派内には「石原氏が会長でなくてもよいので谷垣グループとの合流を急ぐべきだ」との声まである。

 一方、谷垣グループは6月に政治資金パーティーを開く予定で、合流の検討は性急に進めない方針だ。ただ、総裁選で「一定の数をまとめて影響力を行使すべきだ」との意見も強く、石原派と意思統一して行動することを目指している。

2870チバQ:2018/03/09(金) 17:15:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000516-san-pol
安倍首相と二階幹事長、異例の夜会談の理由は…総裁選、政権運営で利害一致?
3/8(木) 10:12配信 産経新聞
安倍首相と二階幹事長、異例の夜会談の理由は…総裁選、政権運営で利害一致?
1月24日、衆院本会議で質問に立つ自民党の二階俊博幹事長(手前)を見守る安倍晋三首相(斎藤良雄撮影)
 9月の自民党総裁選をにらみ、二階派を率いる二階俊博幹事長(79)の動きが活発化してきた。二階氏は7日夜、党総裁の安倍晋三首相(63)と都内の日本料理店で会談した。総裁選を念頭に森友学園問題で波乱含みの政権運営などについて意見を交わしたとみられる。会談は二階氏側近の林幹雄幹事長代理(71)が同席したのみで、首相が打診して実現した。二階氏の幹事長就任から1年半以上経過したが、首相動静で確認する限り、自民党ナンバー1、2が少人数で夜に会食するのは意外とない。この時期にあえて2人が接近したのには、それなりの理由がありそうだ。

 二階氏は平成28年8月、自転車事故による長期療養を強いられた谷垣禎一氏(73)の後任の幹事長に就いた。谷垣氏の急な事故で首相が信頼したのが、「自民党でもっとも政治的技術を持った方」と称賛する二階氏だった。

 首相と二階氏は、もともと政治信条が折り合うわけではない。第1次安倍政権時に二階氏を党国対委員長に起用し、首相が力を入れた教育基本法改正や防衛庁の省昇格などに二階氏が尽力したのは事実だが、気心が知れているとか盟友だとか、「仲がいい」という関係ではない。

 それでも現在、二階氏は「安倍の後は安倍」と公言し、9月の総裁選での3選をいち早く支持した。首相にとって、幹事長でもあり44人の二階派(志帥会)を率いる領袖でもある二階氏の支援は心強い。

 首相も人事で応えた。象徴的だったのは2月に健康問題を理由に辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相(74)の後任に福井照(てる)氏(64)をあてたことだ。

 2人はともに二階派所属で、江崎氏は同派から唯一入った閣僚だった。後任を別の派閥から選べば、44人を擁する二階派からの入閣はゼロになる。これは二階氏の顔に泥を塗ることになりかねない。

 二階派所属の閣僚は不祥事が続いていた。西川公也農林水産相(75)は政治資金問題の責任をとって27年2月に、今村雅弘復興相(71)は東日本大震災の被災者に対する失言で29年5月にそれぞれ辞任している。江崎氏の辞任理由は健康問題だが、昨年8月の就任直後に国会答弁について「役所の原稿を朗読する」と述べ、国会では事実誤認の答弁が続いた。24年12月の第2次安倍内閣以降に辞任した7人の閣僚中、3人が二階派だ。

 それでも首相はあえて二階派を厚遇した。首相の配慮を受け、二階氏は周辺に「互いに政治をやっているんだから言わなくてもわかる」と相好を崩した。

 円滑な政権運営や、総裁選で勝利するためには二階氏の協力が不可欠だと踏んだのは間違いない。二階氏に反目されれば、政界屈指の「政治的技術」が首相への大きな脅威となるからだ。首相の出身派閥である細田派の中堅議員も「総裁選で最も不気味なのが老練な二階氏の動きだ」と警戒する。

 田中角栄元首相の薫陶を直接受けた最後の世代である大ベテランの二階氏も、やすやすと首相を支持しているわけではない。

 働き方改革関連法案をめぐる2月26日深夜から27日未明の与野党幹事長会談で、二階氏は事前に公明党と打ち合わせた内容を黙殺し、30年度予算案の衆院採決を1日遅らせた。背景には、首相官邸が党の存在を軽視しているとの憤りがあった。「官邸の思い通りにはさせない」ということだろう。

 政府が2月に国会に提示した日銀総裁人事案は報道が先行し、党への報告が遅れた。裁量労働制に関する厚生労働省のデータ不備問題も党側への説明が遅く、二階氏はいらだっていた。

 首相は日銀総裁人事については二階氏と鉢合わせした際に直接「不手際があってすみません」とわび、働き方改革関連法案から裁量労働制の部分を削除する際も官邸に二階氏ら与党幹部をわざわざ呼び、決定の過程で尊重した。安倍政権が「政高党低」と呼ばれて久しいが、二階派最高顧問の伊吹文明元衆院議長(80)は「議院内閣制の理想的な姿だ」と党側の復権を歓迎した。

 その二階派は現在、政策作りを進めている。4月の派としての政治資金パーティーまでにまとめ、首相に提案し、二階派44人の支持と引き換えにする算段のようだ。

 一方で、二階氏の政治力を最も高く買い、使いこなせるのは首相であることも二階氏は見極めている。二階氏は「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長(60)や石破茂元幹事長(61)らとも会談を重ねるが、「子供」扱いで歯牙にもかけない。安倍政権の存続に力を注ぐのが基本線だ。権力の源泉を熟知しているからだろう。 (政治部 石鍋圭)

2871チバQ:2018/03/09(金) 17:16:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000055-san-pol
自民党総裁選 合従か連衡か、派閥会合活発
3/8(木) 7:55配信 産経新聞
 ■首相&二階氏/岸田派&額賀派/石原派&谷垣グループ

 自民党で9月の党総裁選をにらみ、派閥やグループの動きが活発化している。安倍晋三首相(党総裁)と二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。岸田派(宏池会、47人)と額賀派(平成研究会、55人)、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)もそれぞれ同日夜に幹部同士の会合を開いた。学校法人「森友学園」問題などで逆風に立たされている中で、各派それぞれの思惑がにじむ。

 安倍首相と二階氏は日本酒を酌み交わしながら、意見交換。会食には二階派の林幹雄幹事長代理が同席した。二階氏らは「『ポスト安倍』は安倍だ」と総裁選での3選を支持する考えを伝えた。森友学園問題も話題にのぼったとみられる。

 首相は健康問題で辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相の後任に、同じ二階派の福井照氏を起用し、二階氏への配慮をみせる。幹事長として首相を支える二階氏に反目されれば、総裁選で大きな脅威となるからだ。

 一方、「ポスト安倍」に名が挙がる岸田文雄政調会長率いる岸田派も7日夜、都内の日本料理店で、額賀派と幹部同士の会合を開いた。岸田派から望月義夫事務総長ら、額賀派から次期会長に内定している竹下亘総務会長らが出席。竹下氏は会合で「われわれは(保守本流などの)同じ路線でやってきたのだから、これからもタッグを組んで一緒に政策をつくろう」と呼びかけた。

 岸田氏は総裁選出馬の是非を慎重に検討しており、先月から他派との会合を重ねている。額賀派は安倍首相の3選に肯定的な意見が多いが、竹下氏は派閥の対応を今夏以降に決定する方針を示しており、この日は党内情勢などをめぐり意見交換したようだ。

 また石原派の森山裕国対委員長と谷垣グループの中谷元・元防衛相らは会合で、今後も毎月1回のペースで懇親会を開く方針を確認した。当初は合同勉強会を開き合流への機運を高める予定だったが、谷垣グループは6月に独自の政治資金パーティーを開く計画もあることから、当面は幹部同士の交流にとどめる。

2872チバQ:2018/03/11(日) 00:16:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180309X472.html
自民・岸田氏、地方行脚を本格化=総裁選へ両にらみ

03月09日 19:18

 自民党の岸田文雄政調会長は9日、甲府市を訪れ、革製品の製造販売会社などを視察した。秋の党総裁選を視野に入れた動きで、今後、地方行脚を本格化させる考えだ。

 岸田氏は視察後、記者団に「地域の企業の頑張っている姿を見ることは政策を考える上でも刺激になる良い機会だ。これからも地方をしっかり回りたい」と語った。

 夜には地元団体のトップや党山梨県連幹部らと会食。10日は党県連女性局の会合で講演したり、地元紙のインタビューに応じたりする。

 岸田氏は総裁選対応を明らかにしていない。出馬の是非は安倍政権の行方と密接に絡むため、7日の東京都内での講演では「今は来年度予算案の成立に全力を尽くす」と述べるにとどめたが、「政策も政局も力を蓄えておくことが大事だ」と準備を怠らない考えも示した。

2873とはずがたり:2018/03/12(月) 23:06:52

進次郎氏「自民、官僚に責任押しつける政党ではない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000071-asahi-pol
3/12(月) 20:43配信 朝日新聞デジタル

■小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長(発言録)

 (森友学園への国有地売却をめぐり、財務省が決裁文書を改ざんした問題で)書き換え自体、あり得ないことだが、なぜ書き換えたのか。何が真実なのか、やはり知りたい。行政だけの問題ではなくて、政治がどう向き合うか、ものすごく問われている。政治にしかできないことがある。自民党という組織、政党は、官僚のみなさんだけに責任を押しつけるような政党ではない。その姿を見せる必要あるんじゃないか。(都内で記者団に)

朝日新聞社

2874旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2018/03/13(火) 18:42:52
他に諫める人はいないのかね。

自民・村上氏、内閣総辞職促す=財務省改ざん「首相は猛省を」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031301056&g=pol
 自民党の村上誠一郎元行政改革担当相は13日の総務会で、財務省による学校法人「森友学園」に関する決裁文書の改ざん問題について「来年度予算、予算関連法案という問題があるわけだから、そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ているのではないか」と述べ、暗に安倍晋三首相に内閣総辞職を促した。
 村上氏はこの後、記者団に「南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題、加計学園問題、今回の森友も全部出発点は安倍さんだ。一連の問題についてトップとしての責任を猛省してほしい」と求めた。かつて故竹下登元首相がリクルート問題など政局混乱の責任を取り、予算案の衆院通過前に退陣表明したことに言及、「予算通過と引き換えに大所高所の判断をされた」と指摘した。(2018/03/13-18:28)

2875チバQ:2018/03/13(火) 21:42:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180313k0000m010134000c.html
<森友文書改ざん>揺らぐ安倍政治 盟友麻生氏切れず
03月12日 21:42毎日新聞

<森友文書改ざん>揺らぐ安倍政治 盟友麻生氏切れず

記者団の前で陳謝する安倍晋三首相=首相官邸で2018年3月12日、和田大典撮影

(毎日新聞)

 安倍晋三首相は12日、学校法人「森友学園」に関連する決裁文書の改ざん問題について、全容解明と再発防止を麻生太郎副総理兼財務相に託す意向を表明した。2012年末の第2次安倍内閣発足後、一貫して閣内で首相を支えてきた麻生氏を切れば、安倍政権のパワーバランスが崩れ、秋の自民党総裁選の行方は一気に不透明になる。しかし、麻生氏を守る限り、野党の追及は続く。いずれの選択も首相にとっていばらの道だ。

 菅義偉官房長官は12日の記者会見で「財務相としてまずは徹底した調査が行われるよう、しっかり指揮をとっていただきたい」と繰り返した。麻生氏の辞任は不可避という見方は与党内にもあるが、表立った動きにはなっていない。

 麻生氏と菅氏はともに安倍内閣の屋台骨。過去には、消費税率の引き上げに伴う軽減税率の導入や衆院解散のタイミングを巡って両氏の意見が対立したことがあり、現内閣は微妙な緊張関係の上に成り立っている。麻生氏の辞任論が広がらないのはこのためだ。

 政府は来年10月の消費税率10%への引き上げを年内に決める必要がある。トランプ米政権との経済対話も麻生氏の担当だ。ここで麻生氏が交代すれば政策課題が停滞しかねない。しかも、麻生氏が率いる自民党麻生派は第2派閥。秋の総裁選で3選を視野に入れる首相にとって、盟友の麻生氏の協力は大前提だ。

 ただ、麻生氏が閣内に残れば引き続き野党の追及の矢面に立たされる。自民党の二階俊博幹事長は12日の記者会見で「今のところは麻生氏の進退の問題に及ぶようなことではない」と含みを持たせ、公明党の山口那津男代表も「国会で議論したうえで(麻生氏の責任を)見極めるべきだ」と記者団に語った。

 とりあえず麻生氏の続投を選んだ首相の姿勢を「保身」とみる向きもある。森友学園の問題はそもそも、首相の妻昭恵氏の関与の度合いが焦点になっている。麻生氏に近い閣僚経験者は「きっかけは誰だ? 首相か、奥さんか? 麻生氏じゃないよな」と不満を漏らし、別の自民党ベテラン議員は「麻生氏が『進退を考えていない』と言ったのは、決めるのは首相だという意味だ」と解説した。

 首相と麻生氏を守るには、問題をできるだけ小さく見せるしかないのが安倍政権の現状だ。政府高官は「書き換えられたのは決裁書の主要部分ではなく、付随した一部に過ぎない」と指摘。首相官邸幹部も「あくまでも財務省理財局の文書管理の問題だ」と語った。

 しかし、安倍内閣の情報公開への姿勢に疑問符が付いたのは今回が初めてではない。昨年7月には、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報問題で稲田朋美防衛相(当時)が辞任。今国会でも、厚生労働省が労働時間に関するデータを不適切に使用した問題が浮上したばかりだ。

 首相は今国会を「働き方改革国会」と銘打ったにもかかわらず、データ問題で裁量労働制の対象拡大をあきらめた。働き方改革関連法案は閣議決定のめどが立っておらず、法案を提出しても審議日程は窮屈だ。首相の意に反して国会は疑惑追及の舞台になり、総裁選に向けて実績を重ねる戦略は揺らいでいる。

 首相の宿願の憲法改正にも暗雲が漂う。自衛隊の存在を明記する改憲には野党が反対で足並みをそろえつつあり、森友問題で国会が紛糾したままでは、衆参両院の憲法審査会の開催は難しい。自民党は秋の臨時国会で改憲案の国会発議を目指すが、現状では他党の協力は見込めない。

 首相は12日の自民党役員会で「党役員のみなさまにご迷惑をかけていることをおわびする」と陳謝した。首相を支える幹部の一人は会合後、「ほかにいない。今は何十年かに一人の適格者を首相に置いているんだ」とかばった。「内閣支持率が下がったとしても、来年夏の参院選までには持ち直す」(自民党国対幹部)という楽観論もある。

 しかし、このままでは首相が求心力を維持するのは難しい。ある閣僚経験者は「麻生氏が辞任したとしても、首相自身の傷が癒えることはない」と語った。【松倉佑輔、田中裕之】

2876チバQ:2018/03/14(水) 05:13:35
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180313-00000009-pseven-soci
安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況
3/13(火) 7:00配信 NEWS ポストセブン
安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況
総裁選をシミュレーションすると?
 万全と見られていた安倍晋三・首相の自民党総裁選3選が、今国会で一気に揺らぎ始めた。どこよりも早い総裁選シミュレーションで見えてきた、「まさか」のシナリオとは──。

 森友学園への国有地売却をめぐる財務省の“文書書き換え疑惑”で批判の矢面に立つ麻生太郎・副総理兼財務相だが、最終的に詰め腹を切るしか政権を守る方法はない、と覚悟を固める可能性があるという指摘も出ている。

 政権の大黒柱である麻生氏が辞任する事態となれば、政権の大打撃だ。9月の自民党総裁選に向けた党内のパワーバランスが大きく変わると指摘するのは政治アナリストの伊藤惇夫氏である。

「森友文書の書き換えが事実であれば、麻生財務相の引責辞任は避けられないでしょう。そうなると、安倍首相と麻生さんの関係は大きく変わる可能性がある。麻生さんが閣外に去れば、総裁選でフリーハンドを持つことができる。安倍政権が泥船と判断すれば見切りをつけて、例えば総裁選に岸田文雄・政調会長の出馬を促して安倍降ろしを仕掛ける選択だってある。党内第2派閥の麻生派が首相を支持するか否かで、総裁選のキャスティングボートを握ることができる」

「まさか」の始まりである。

◆「3月までは動くな」

 自民党総裁選は405人の国会議員票と党員投票で行なわれる。

 官邸サイドの現在の票読みは、安倍首相支持を鮮明にしている細田派(94人)、麻生派(59人)、二階派(44人)の主流3派の基礎票だけで197票と議員票の半数に迫る。これに「将来の政権禅譲」を期待する岸田文雄・政調会長が不出馬を決めれば岸田派(46人)、さらに額賀派(55人)も雪崩を打って首相支持に回り、菅義偉・官房長官ら無派閥の安倍支持派議員を含めると300票以上の予測が立ち、圧勝は確実の形勢というものだった。

 だが、麻生氏が“離反”すると、その票読みは根底から崩れる。

「3月までは動くな」──麻生氏は今年初めに岸田氏と会談した際、総裁選への出馬を判断する時期についてそう助言したとされる。安倍首相の総裁3選は傍で見るほど盤石ではなく、国会の情勢次第で流れがどう変わるか分からないと考えていたのだ。

 その予言通り、3月に安倍政権は窮地に陥った。

◆福田元総理の反旗

 安倍首相のお膝元の最大派閥・細田派でも反安倍の動きが浮上した。政界引退後もなお同派に隠然たる影響力を持つ福田康夫・元首相が最近、積極的にメディアに登場して安倍政治に異を唱えている。

 2月28日、都内で開催した講演では憲法9条改正について、「改正しなければいけないというのが先にきている。中身より通りやすいものでという感じになってしまっている。本当に良いのかという気がする」──そう語って首相の前のめりの改憲姿勢に水を浴びせた。そして総裁選について、「しっかりした人が出てこないんだったら3選でも4選でもしたらいい」と突き放した。

 一連の森友問題については露骨に嫌悪感を見せた。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」(昨年8月)

「国家の記録を残すということは、国家の歴史を残すということ。その時の政治に都合の悪いところは記録に残さないとか、本当にその害は大きい」(昨年12月)

 そう役所の対応に容赦ない言い方をしてきたが、それでも改まらないことから、ついに憲法改正という安倍政治の本丸に公然とNOを突きつけたのだ。

「日本初の公文書管理法の生みの親である福田さんの怒りはすさまじく、安倍政治が続くことそのものを憂慮している。各派の幹部クラスには福田シンパが多く、福田さんの声は党内に共感を生んでいる」(麻生派ベテラン議員)

 安倍首相の支持基盤である細田派、麻生派の真ん中に亀裂が走っているのだ。

2877チバQ:2018/03/14(水) 05:14:06
◆お友達人事も崩壊

 そのうえ、首相を守る“親衛隊”も総崩れだ。政権の看板政策だった「働き方改革」では、首相は厚労省のデータ改竄問題で裁量労働制の今国会提出断念を余儀なくされた。

 その「A級戦犯」とされるのが最側近の加藤勝信・厚労相だ。安倍家とは家族ぐるみの付き合いで首相の信頼が厚く、他派閥(額賀派)ながら官房副長官から一億総活躍相、労働政策を所管する厚労相と常に看板政策を任されてきた。

 ところが、データ改竄問題では省内を統制できず、「廃棄した」と国会で説明した途端に省内で段ボール32箱分の資料が発見されるなど傷口を広げた。

「総理は加藤大臣を公邸に呼びつけて大変な剣幕で怒鳴りつけた。それだけに、財務省の森友文書書き換え疑惑が表面化すると、加藤さんはザマアミロといわんばかりに冷ややかだ。政権の危機だが、火の粉が別の役所に飛んで助かったと思っているんじゃないか」(官邸スタッフ)

 首相を守るどころではないようだ。

◆石破と「大阪の乱」

 その間にも、地方では反乱の芽が吹き出してきた。安倍首相がとくに気にしているのが「大阪の乱」だ。

 自民党大阪府連の府議や市議たちが「石破茂を支援する会」を立ちあげ、「総裁選の党員投票で石破氏を応援する。総裁は代わってほしい」と声を上げている。

「安倍総理や菅官房長官はわれわれ大阪の自民党より、敵である日本維新の会の主張ばかり大切にしている。府連では官邸のそうした姿勢に不満がたまっており、『敵に塩を送るような総理を3選させるわけにはいかない』と行動に出た」(大阪府連のベテラン議員)

 それに呼応して石破氏が大阪で盛大なパーティを開催(2月5日)すると、首相は大阪選出の国会議員たちを公邸の昼食会(2月16日)に招いて懐柔を図っているが、効果的ともいい難い。

「来年は統一地方選がある。自民党の地方議員にはアベノミクスの効果が地方に及んでいないという不満が強く、国会議員と違って官邸の人事での締め付けは通用しない。政権の求心力がこのまま下がっていけば、大阪の乱は全国に伝播していく」(反主流派議員)

◆様子見の二階幹事長

 総裁選の帰趨を占う上で見落とせないのが二階俊博・幹事長の動向だろう。

「安倍の次は安倍」といち早く首相の総裁3選を支持してみせた二階氏だが、財務省の文書書き換え問題では「理解できない」と政府に厳重抗議し、財務省の調査報告も出し直しを指示して首相に距離を置き始めた。

 二階氏まで主流3派から離れるようでは支持基盤がガタガタになる。そこで安倍首相は急遽、二階氏と会談(3月7日)して“蜜月”をアピールした。しかし、老獪さでは首相より一枚も二枚も上の二階氏が総裁選で言葉通りに安倍支持に回るとは思われていない。細田派のベテランが語る。

「総理はお人好しすぎる。二階さんは総理を上手におだてて西川公也・元農水相、今村雅弘・元復興相、江崎鉄磨・前沖縄北方相、そして温泉豪遊ハレンチ写真などで、就任早々ピンチに陥っている福井照・現沖縄北方相まで二階派の問題議員を次々に大臣に押し込んだ。彼らのスキャンダルでどれだけ政権の足を引っぱられたか。それでも風を読むのが得意な二階さんは、総理の3選が危ういと判断すれば、“わが派の入閣待望組の滞貨一掃してくれてありがとう”と簡単に勝ち馬に乗り換えるはずだ」

◆2&3位連合で「安倍落選」

 官邸は小泉シンパの無派閥の若手議員を中心とする勉強会『2020年以降の経済社会構想会議』を発足させた進次郎氏を安倍支持派に取り込もうとしているが、当の進次郎氏はその初会合(3月1日)で、「総裁選とは関係ない」と断言。

 勉強会の幹事長には、安倍批判を鮮明にしている福田元首相の長男、福田達夫・防衛政務官が就任し、今後の情勢次第では若手勉強会が安倍降ろし側へと回る可能性さえある。

 信任選挙と見られてきた総裁選の“票読み”はまったく分からなくなってきた。政治ジャーナリストの野上忠興氏は「安倍弱体化」のケースの総裁選の得票をこう予測する。

「このまま政権の求心力が下がっていけば、主流派から麻生派が抜け、二階派が中立に回り、安倍首相の支持勢力がどんどん離れていく。そうなれば総裁選で首相が見込める議員票は細田派を軸に、各派にまたがるお友達議員など140〜150票がせいぜいでしょう。党員票はもっと厳しい。安倍氏が第一回投票で1位になったとしても、過半数に届かずに決選投票となる可能性は十分に考えられる。

 派閥の議員数で見ると、麻生・岸田派連合ができれば2位は岸田氏の約130票、石破氏が額賀派の一部や谷垣派、石原派を取り込んで3位の約80票といった順番ではないか。安倍対岸田の決選投票となれば、3位の石破氏が首相に乗るとは考えにくい」

 まさかの“安倍退陣シナリオ”まで見えてきた。

※週刊ポスト2018年3月23・30日号

2878チバQ:2018/03/14(水) 05:18:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000057-san-pol
二階氏「想像し難い」 自民、政局流動化も
3/13(火) 7:55配信 産経新聞
 財務省が学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書の書き換えを認めたことは、与党に深刻な衝撃を与えた。安倍晋三首相(自民党総裁)は麻生太郎副総理兼財務相を続投させる構えだが、安倍政権の支持率が急落するような事態になれば、首相が3選を目指す9月の党総裁選にも影響を及ぼしかねない。

 「想像し難いことだ。エラーというような言葉では、説明しきれない重大な問題だ」

 自民党の二階俊博幹事長は12日の党役員会後の記者会見で、今回の書き換えを強く批判した。

 ただ、自民党幹部は、書き換えは財務省理財局と近畿財務局の範囲内で行われたものとして、麻生氏の続投に理解を示している。公明党の山口那津男代表も12日、今回の書き換えについて「立法府を軽視するもので断じて許されない」と批判したが、麻生氏の進退は「求められるのは、財務省の態勢を立て直す責任をしっかり果たすことだ」と述べ、辞任論を否定した。

 麻生氏は平成24年の第2次安倍政権発足以降、内閣の要として首相を支えてきた。自民党幹部は「万一麻生氏が閣僚を辞めることになれば、安倍政権の終わりの始まりになりかねない」との懸念を示す。

 一方、「ポスト安倍」に名が挙がる同党の岸田文雄政調会長は12日、記者団に麻生氏の進退について問われたものの、「財務省の報告の詳細を吟味したい」と述べるにとどめた。

 岸田氏は次期総裁選への対応を決めていないが、岸田派幹部は「内閣支持率が急落するような事態になれば、出馬を促す声が広がるかもしれない」と語る。岸田派幹部は同日夜、総裁選の情勢などをめぐり麻生派幹部と会談した。状況次第では、党内の政局が流動化する可能性もある。

2879チバQ:2018/03/14(水) 05:31:18
http://www.sankei.com/politics/news/180313/plt1803130003-n1.html
2018.3.13 08:00
【政界徒然草】
自民党総裁選に向け接近、石原派と谷垣グループの「弱小連合」気になるウラ事情
 9月の自民党総裁選に向け、各派閥の動きが活発化している中、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)が距離を縮めている。少数で求心力をなくしつつある両者は、総裁選で存在感をアピールするため、将来的な合流を視野に連携強化を模索する。ただ、両者には過去の総裁選をめぐる禍根も残っており、合流に反対の声が出るなど、一筋縄ではいかない状況だ。

 7日夜、石原派と谷垣グループの幹部は都内のホテルで今年2度目となる会合を開いた。石原派からは最高顧問を務める山崎拓元自民党副総裁(81)や森山裕国対委員長(72)らが、谷垣グループからは中谷元・元防衛相(60)や遠藤利明元五輪相(68)らが出席した。今後も月に1回は同様の会合を開き、意見交換を重ねていくことなどを確認した。

 会合後、谷垣グループの川崎二郎元厚生労働相(70)は記者団に対し「われわれが得た情報をお互いに公開しながら、しっかり進むべき方向を熟成させ、結論を出していきたい」と語った。

 当初、会合が開かれた7日には、両者による合同の勉強会が調整されていた。2月に開いた幹部同士の会合では、石原派の野田毅元自治相(76)を講師として、税制をテーマとした講演を行うという話で合意し、勉強会に向けた準備が進められていた。

 しかし、合流や連携を念頭にした合同の勉強会に対し、谷垣グループのメンバーから反発する声が上がった。谷垣グループには他派と掛け持ちで所属する議員も多いためで、関係者は「派閥という形で合流となると、都合が悪い人も出てくるのだろう」と説明した。

 また、石原派会長の石原伸晃前経済再生担当相(60)が野党・自民党の幹事長だった平成24年、谷垣グループの特別顧問で、当時総裁だった谷垣禎一前幹事長(73)が再選に意欲を示していた総裁選に出馬した。結局、谷垣氏は出馬せず、石原氏の行動に対して谷垣グループには「裏切りだ」との禍根が残っていた。

 谷垣氏の側近は「勉強会の設定をもって過去を水に流したい」と語るが、石原派所属の議員は「一番距離のあるところとよりを戻そうとしているのだから、そう簡単にはいかないだろう」と話した。

2880チバQ:2018/03/14(水) 05:31:47
 石原派は、旧中曽根派の流れをくむ前身の旧山崎派時代は所属議員が約40人に上ったが、退会者が相次ぎ、今では12人まで勢力が減退して党内最小派閥となった。現在の石原派からの入閣者はゼロで、会長の石原氏は度重なる失言などで「ポスト安倍」候補に名が上がっていない。

 ある石原派所属議員は「総裁選のある今年に何もしなければ、派閥が埋没してしまう」と危機感を募らせる。派内には求心力の低下に歯止めをかけるために「石原氏が会長でなくてもよいので、谷垣グループとの合流を急ぐべきだ」との声まである。

 一方、かつて宏池会(こうちかい)で加藤紘一元幹事長を中心としていた谷垣グループも同様に、次期総裁選への対応には頭を抱えている。病気療養を続ける谷垣氏が昨年10月の衆院選で出馬を断念した。グループ内には総裁候補がおらず、9月の総裁選で他派の草刈り場になることへの危機感も強い。

 そんな両者の状況を打破するためにも、幹部は合同での勉強会を通して将来的な合流を視野に連携強化を進めていきたい考えだが、まだまだ一枚岩といえる状態ではなさそうだ。

 谷垣グループは、6月に独自の政治資金パーティーを開く予定もあり、合流話は性急に進めない方針という。石原派では、会長の石原氏が若手議員から意見を聴くなどして派内の結束力強化を図っている。

 当初、合同の勉強会が予定されていた7日は、谷垣氏の誕生日にあたった。会合の参加者は「派閥の存在感をアピールするためにも、谷垣さんの誕生日に合同の勉強会ができていたら、タイミングとしては良かったんだよな…」と悔やんだ。 
(政治部 今仲信博)

2881とはずがたり:2018/03/14(水) 10:32:16
キリなく不正したのおまえらの内閣やんけヽ(`Д´)ノ

毛ば部とる子
? https://twitter.com/kaori_sakai/status/973675147528949761
@kaori_sakai
フォローする @kaori_sakaiをフォローします
その他
佐川氏や昭恵夫人の証人喚問を拒否する自民党の理由がスゴイ。
「きりがなくなる」
ナメてんのか。

2882とはずがたり:2018/03/14(水) 10:41:17
自民党もクソだし小泉もクソ以下であるが・・。
麻生辞職と憲法改正の中止と安倍の総裁選三選無しは決まったようなものだと思ってるけど。

岸田と立憲で憲法をリベラルに書き換えちゃうとかありかもだけど,リベラルな岸田政権は強敵かもねえ。。参院選まであと1年有るし幾らでも立て直せる。
共謀罪・安保法・機密法等のアベ政治の全否定をやって行くならまあそれでも当面はいいけど。

小泉純一郎氏、猛批判「佐川宣寿氏が適材適所? あきれたね」BSフジ番組で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000505-san-pol
3/14(水) 6:52配信 産経新聞

 小泉純一郎元首相は13日夜のBSフジ番組で、学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題をめぐり、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相の対応を激しく批判した。

 小泉氏は改竄当時に財務省理財局長だった佐川宣寿氏の国税庁長官起用に関し「国税庁長官になって記者会見を一度もしていない。ひどいなあと思っていた」と述べた。その上で「安倍首相も麻生氏も(長官への起用を)適材適所と言い切った。これにはあきれたね。判断力がおかしくなっているのではないか。どうしてああいう答弁ができるか不思議だね」と断じた。

 また、首相の「私や妻が関係していたということになれば首相も国会議員も辞める」との国会答弁が問題の端緒との見方を示し、「首相の答弁に合わせないといけないということで改竄が始まったと私は見ている。(財務省が)忖度(そんたく)したんだよ」と持論を述べた。

<森友文書改ざん>自民が政府突き上げ 「究明を」自浄演出
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000082-mai-pol
3/13(火) 20:50配信 毎日新聞

 ◇竹下亘総務会長「行政の信頼揺らぐ」

 財務省の文書改ざん問題を巡り、自民党は13日、政府を突き上げる姿勢を強めた。党本部で開かれた総務会では政府批判の声が相次ぎ、竹下亘総務会長は記者会見で「菅義偉官房長官に『徹底的に真相を究明しなさい、という本当に強い話が出た』と報告する」と表明した。自民党は25日の党大会での憲法改正条文案の提示を見送る調整に入った。改ざん問題は安倍政権の政治日程にも影響を与え始め、首相批判が広がりかねない空気が漂い始めた。

 約30分の総務会は、改ざん問題一色になった。旧大蔵省出身の野田毅元建設相は「今回のことは、いち財務省の局長や内部だけで済まされることではない。きちんと対応しないと大変なことになる」と指摘。村上誠一郎元行政改革担当相もリクルート事件などが原因で総辞職した竹下氏の兄・登元首相の例を念頭に「そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ている」と首相の退陣を暗に要求。村上氏はその後、記者団に「(防衛省の)日報問題、加計問題、森友問題、全部安倍さんの周りのお友達が原因で起きている。原因は安倍さんだ」と強調した。

 総務会では首相と距離のある両氏以外の総務からも「別の文書で国会は議論を続けてきた。国会の権威に関わる問題だ」などの発言が続出。竹下氏はその後の会見で「行政に対する信頼は根底から揺らぐという危機感を持った」と強調。「国会に対して(財務省が)うそをついたということだから、国会もものすごく厳しく対応しなきゃならん」と述べた。

 副幹事長会議でも、小泉進次郎筆頭副幹事長が「問題は相当深刻で質が違う。このまま『くさいものにふた』でいいのか」と強調。政権内の自浄作用を世論に印象付け、党勢低落を抑制しようと躍起だ。

 また、竹下氏は会見で、自民党憲法改正推進本部の細田博之本部長から「条文案まで決めるのは難しいが、大きな方向性を総務会でもんでほしい」と要請されたことを明らかにし、党大会で示すのは「方向性」にとどまるとの見通しを示した。推進本部は当初、党大会までに自衛隊明記など4項目の条文案策定を終える方針だったが、党と政府が激しく対峙(たいじ)する中、条文案の策定を急げば「拙速に議論を進めていると見られかねない」(政府関係者)との見方が広がり、事実上先送りとなる見通しだ。【高橋克哉、水脇友輔】

2883チバQ:2018/03/14(水) 22:01:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000524-san-pol
野田聖子氏が自民党総裁選で善戦しそうなこれだけの理由 弱点は政策論議?
3/14(水) 9:40配信 産経新聞
野田聖子氏が自民党総裁選で善戦しそうなこれだけの理由 弱点は政策論議?
参院予算委員会で答弁する野田聖子総務相(左)。右は席に戻る安倍晋三首相=1日、参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)
 9月の自民党総裁選への出馬を明言している野田聖子総務相(57)が意外と善戦するかもしれない。石破茂元幹事長(61)や岸田文雄政調会長(60)は、現時点では総裁の安倍晋三首相(63)の3選を阻止しうる対抗馬とは見られていない上、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄問題で首相の求心力低下が指摘され、女性活躍の象徴的な存在である野田氏が浮上するとの見方が強まっているためだ。

 「安倍さんの3選が濃厚なら、野田さんを応援しようという議員は少なくない」。来夏の参院選で改選を迎える議員はこう話す。

 理由は2つある。一つは昨年8月の内閣改造で野田氏が総務相に起用された直後、菅義偉官房長官(69)が記者会見で野田氏の総裁選出馬に関し「本人の自由だ」と述べ、事実上容認した。首相も今年1月、訪問先のブルガリアで記者団に「閣内にあろうがなかろうが、われこそはという人は手を挙げていただければいい」と出馬を歓迎した。

 「この発言で党内は相当緩んだ」(ベテラン議員)ため、判官びいきのごとく野田氏支援に回る議員が増えるのではとの見方が出始めた。

 野田氏は前回の平成27年総裁選への出馬を目指した。だが、会期を1回しか延長できない通常国会で、すでに9月末まで延長していた中での野田氏の突然の出馬による総裁選が実施されれば、安全保障関連法案が廃案になる可能性があった。官邸側の切り崩しにあい、野田氏は出馬に必要な推薦人20人を確保できずに出馬断念に追い込まれた。

 ところが今回、官邸は野田氏に“エール”を送る。24年総裁選で党員票の過半数を得た石破氏との一騎打ちを避けるため、野田氏の出馬に助け舟を出しているといわれている。

 各派閥は総裁選を半年後に控え、他派閥との交流を活発化し、石破氏や岸田氏は勉強会や地方行脚を本格化させているが、首相の総裁選3選が濃厚な情勢が変わらなければ、ひそかに野田氏を支援しても「おとがめはない」(衆院議員中堅)というわけだ。

2884チバQ:2018/03/14(水) 22:01:49
 もう1つは女性の「安倍嫌い」が背景にある。2月の産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査は女性の内閣不支持率が支持率を上回り、3月調査もそうだった。他の報道機関でも支持率は「男高女低」の傾向があり、特に森友問題や加計学園の獣医学部新設問題に対する中高年女性の首相への不信感は根強いようだ。「『他に首相にふさわしい人はわからないが、安倍さんには辞めてほしい』と話す女性は多い」(閣僚経験者)という。

 そのため女性の支持を取り込もうと、首相の出身派閥の細田派や菅氏に近い議員らが野田氏の推薦人になるとの観測がある。野田氏が1月のBS日テレ番組で推薦人集めへの自信を「前回と比較すれば150%くらいある」と話したこともそうした観測を裏付ける。

 官邸は、ポスト安倍とされる石破、岸田両氏に比べ、野田氏はダークホースと考えているのだろう。だが、出馬実現を優先する野田氏が総裁選後に首相を支えることで、見返りに女性初の幹事長といった党要職を射止めたらどうなるか。長期政権は支持率低下が避けられない宿命だ。政界は一寸先は闇。「2位争い」に汲々とする石破、岸田両氏に代わり、野田氏が初の女性首相の座を狙える環境が整うかもしれないのだ。

 昨年11月、野田氏は来日したトランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官と会談し、女性の社会進出に関し意見交換した。今年3月1日には子育て環境の向上を目指す超党派の「ママパパ議員連盟」の会長に就任した。野田氏は子育てと仕事の両立を目指す女性の地位向上に熱心な印象が強い。出産経験があり、かつ一定の地位を持つ女性国会議員は限られており、野田氏はそのリーダー的な存在として浸透している。

 一方、憲法改正や外交・安全保障、経済など国の根幹を決める課題について目立った主張はしていない。同期のよしみだとして首相に発していた“苦言”も最近は聞かれなくなった。電波の利用権を競りにかける電波オークション導入の是非などの電波制度改革をめぐっては、総務省に大きな影響力を持つ菅氏の意向が働き、野田氏は所管官庁のトップながら、存在感を発揮できなかった。

 自民党が下野しない限り、党総裁はすなわち首相である。野田氏は総裁選への出馬を明言している以上、「女性」「子育て」以外で首相や石破、岸田両氏らに対抗する具体的な政策を早く国民に示すべきではないか。時には政策議論を正面から挑む政治手腕と覚悟が求められる。そうでなければ総裁選で善戦し、仮に重要ポストを得ても「女性というげたを履いてポストを得ただけ」(閣僚経験者)と言われ、多くの女性は失望するだろう。 (政治部 小川真由美)

2885チバQ:2018/03/14(水) 22:07:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000101-mai-pol
<額賀氏退任表明>竹下派「復活」へ 総裁選へ存在感
3/14(水) 21:26配信 毎日新聞
<額賀氏退任表明>竹下派「復活」へ 総裁選へ存在感
自民党額賀派(平成研究会)のパーティーで握手する、退任を発表した額賀福志郎会長(右)と後任の竹下亘党総務会長=東京都港区で2018年3月14日午後6時19分、根岸基弘撮影
 自民党第3派閥・額賀派(平成研究会、55人)の額賀福志郎会長(74)は14日、東京都内であった同派の政治資金パーティーで会長職を交代する意向を正式表明した。後任には、同派の事実上の創始者、故竹下登元首相の実弟・亘党総務会長(71)が就任する。再び「竹下派」となり、名門派閥の復活を印象付けて存在感を高めることを狙う。

 学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざん問題で、安倍晋三首相の政権基盤が揺らぐ中、今秋の党総裁選に向けた同派の動向に注目が集まる。

 額賀氏はあいさつで「後進に道を譲り、新会長は、平成研前身である経世会創設者の竹下登元首相の弟・亘総務会長に譲る」と表明。自らは、同派最高顧問に就任する意向を示した。会長代行には、茂木敏充経済再生担当相を充てる案を検討する。

 同派は「竹下派」のブランドにこだわった。竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の3首相を輩出した名門だが、2008年を最後に、総裁選への候補者擁立も果たせていない。09年から会長に就任している額賀氏も15年に女性問題報道で求心力が低下。同派の重鎮・青木幹雄元党参院議員会長がそれを機に「竹下派復活」を主導してきた。

 青木氏は女性問題の直後に、額賀氏に「次の衆院選での交代」を迫ったが、昨秋の衆院選後も額賀氏は会長職にとどまる意向を示した。これを受け、青木氏に近い吉田博美参院幹事長ら参院額賀派21人が今年1月に派閥総会をボイコットする強硬手段に出た。額賀氏は外堀を埋められた形で、会長交代を了承した。

 自民党総裁選で3選を目指す安倍首相は亘氏との信頼関係構築を図ってきた。一方で、青木氏には「ポスト安倍」の有力候補者である石破茂元幹事長も接近しており、同派の総裁選での対応が注目されている。

 亘氏はあいさつで「平成研は戦う集団」と強調。そのうえで「政権をしっかり支えるとともに政権を担う人を輩出できるグループに変身しなければならない」と語り、影響力拡大を目指す考えを示した。【高橋恵子】

2886とはずがたり:2018/03/15(木) 21:37:35

9条改憲「当面は不要」――福田元首相が言及
https://blog.goo.ne.jp/toda9jo/e/6904b0981bdd21ff2bc67af84ee5a610
2018年03月03日 | 国際・政治

2887とはずがたり:2018/03/15(木) 21:53:45
森友文書 自民・岸田政調会長「開発途上国ならいざ知らず…」 財務省を強く批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000539-san-pol&pos=3
3/15(木) 13:46配信 産経新聞

 自民党の岸田文雄政調会長は15日、派閥の会合で、学校法人「森友学園」の国有地売却に絡む財務省の決済文書改竄(かいざん)について「開発途上国ならいざ知らず、先進国であり、法治国家であるわが国において、こうした問題が発生するということを重く受け止めなければいけない。誠に遺憾」と強い言葉で批判した。

 財務省に対し「真実をしっかりと明らかにしてもらいたい」と注文を付けた上で、「われわれ政治の立場からも、信頼回復のために努力をしていかなければならない」と述べた。

2888チバQ:2018/03/17(土) 04:26:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803140063.html
【自民党総裁選】山崎拓氏「反安倍」結集狙う 石破派集会で政権批判 
03月14日 21:34産経新聞

【自民党総裁選】山崎拓氏「反安倍」結集狙う 石破派集会で政権批判 

石破茂元幹事長の派閥会合(水月会)で講師として招かれ、あいさつする山崎拓元自民党副総裁=14日午後、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)

(産経新聞)

 自民党石原派(近未来政治研究会、12人)で最高顧問を務める山崎拓元副総裁が14日、石破派(水月会、20人)の憲法勉強会で講演し、9月の総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の3選を批判的に語った上で、出馬を目指す石破茂元幹事長にエールを送った。山崎氏は平成21年の衆院選で落選した後、引退を表明したが、9月の党総裁選で「反安倍」の結集に向け派閥領(りょう)袖(しゅう)らへの働き掛けを強めている。(大島悠亮)

 「総裁選で立候補する人がいなくて、安倍首相の3選を追認するのは党としての活性化が阻まれる」

 山崎氏は、勉強会でこう強調した。財務省の文書改竄(かいざん)問題に関連して麻生太郎副総理兼財務相に対しても「問題の事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」と強調した。石破氏については「総裁選に立つ意思を明確にしているので評価した」と持ち上げた。

 石破氏は総裁選の動向に触れなかったが、防衛庁長官経験者の山崎氏に「長年の経験に基づく憲法のあり方について話を承りたい」と語り掛け、石破、山崎両氏の連携ぶりがにじんだ。

 山崎氏は議員バッジを外して8年以上が過ぎたが、「反安倍」勢力の結集を目指すかのような動きが目立つ。7日には谷垣グループ(有隣会、約20人)と石原派の幹部会合に出席した。関係者によると、将来の合流を視野に両派の合同勉強会の開催に向け調整したのは山崎氏だった。

 12日には二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会食した。このほか、谷垣グループや岸田派(宏池会、47人)、額賀派(平成研究会、55人)の議員とも個別に会合を重ね、総裁選での共闘を模索している。

 総裁選で、安倍首相は細田派(清和政策研究会、95人)と麻生派(志公会、59人)、二階派の支持を受けているが、内閣支持率が急落すれば構図が変わるとの見方もある。石破氏も党所属議員の支持が伸び悩んでいるだけに、山崎氏の援護射撃は渡りに船だ。現状ではさざ波のような両氏の共闘も、政権への逆風が強まれば大波に化けかねない。

2889チバQ:2018/03/17(土) 18:27:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00050016-yom-pol
石破氏は自重、岸田氏は慎重…野田氏は語らず
3/17(土) 10:06配信 読売新聞
石破氏は自重、岸田氏は慎重…野田氏は語らず
(写真:読売新聞)
 自民党総裁選を秋に控える「ポスト安倍」候補は、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書書き換え問題の行方を注視している。

 連続3選に向けて優位に戦いを進めてきた安倍首相(党総裁)への世論の批判が高まっているからだ。今後の展開次第で総裁選に向けた各候補の動きが加速する可能性もある。

 「今回のことは一体何だったのかをきちんとさせることが、行政の長として第一の責任だ」

 石破茂・元幹事長は16日、TBS番組の収録で、書き換え問題を巡る首相の責任を問われ、こう述べた。

 憲法改正の進め方などで、首相との対決姿勢を強めてきた石破氏だが、今回の書き換え問題では、首相批判を控えるなど、自重した発言が目立つ。党内第6派閥の石破派(20人)は、総裁選で他派閥の協力を取りつけなければならず、「危機に乗じて、後ろから鉄砲を撃っているとみられるのは得策ではない」(石破派幹部)との計算が働いているためだ。

 一方で、石破氏は他派閥との連携を模索している。14日には石原派(12人)最高顧問の山崎拓・元副総裁を招き、派閥勉強会を開いた。石破氏は、自身と同じ憲法9条2項削除案を主張する山崎氏の著書を「感銘を受けた」と称賛し、首相の連続3選に否定的な山崎氏に秋波を送った。石破派では、党内第3派閥の額賀派(55人)領袖(りょうしゅう)が近く、額賀福志郎・元財務相から石破氏と近い竹下総務会長に交代することも、「追い風」とみて、連携の機会を探っている。

 また、岸田政調会長も、党内情勢の変化を慎重に見極めている。首相を支えて後継の座を狙う「禅譲」路線を基本戦略とする岸田氏は、「窮地のときこそ、首相を支え続けるべきだ」(岸田派幹部)として政権を支える方針だ。ただ、岸田派内には「首相は長くやり過ぎている。新たなリーダーとして名乗りをあげるべきだ」といった岸田氏の出馬待望論も根強く残っている。

 一方、安倍内閣の閣僚である野田総務相は際立った言動をとっていない。将来の首相候補の呼び声が高い河野外相は閣僚の立場に加え、麻生副総理兼財務相の派閥に属しており、難しい立場だ。

 これに対し、小泉進次郎筆頭副幹事長は書き換え問題で、「自民党は官僚だけに責任を押しつけるようなことはしない」と述べるなど、暗に首相や麻生氏の責任論に言及している。党内からは「小泉氏の言動が今後、総裁選を巡る党内情勢を左右する可能性もある」(若手)との見方も出ている。

2890チバQ:2018/03/17(土) 18:27:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00000026-jij-pol
支持率急落、安倍政権に衝撃=憲法改正・総裁選に暗雲〔深層探訪〕
3/17(土) 8:32配信 時事通信
 時事通信の世論調査で内閣支持率が3割台に急落し、安倍政権に衝撃が走った。学校法人「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書改ざんが影響したのは明らかで、政権は危機感を募らせる。しかし、信頼回復への手掛かりは見えず、安倍晋三首相が悲願とする憲法改正論議や秋の自民党総裁選の行方に暗雲が垂れ込めている。

 ◇「財務省爆弾の威力」
 「国民から厳しい目が向けられている。信頼回復に向けて全力で取り組んでいきたい」。菅義偉官房長官は16日の記者会見で支持率下落について問われると、硬い顔つきでこう語った。

 3月の内閣支持率は39.3%。前月から9.4ポイント落ち込んだ。調査期間はちょうど前財務省理財局長の佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任した9日から、同省が決裁文書の改ざんを報告した12日までで「改ざんの影響は疑いない」(政府関係者)。

 政府関係者の一人は「財務省爆弾の威力はすさまじい」と絶句した。首相周辺は「政権に対する集中砲火の中、よく踏みとどまった」と強がったが、楽観するほどの余裕はない。

 文書改ざんをめぐっては、6日の時点で首相にも改ざんの可能性が報告されていたことが判明した。野党は、財務省が改ざんを認めた12日まで首相官邸が伏せていたことを批判。書き換えの「最終責任者は佐川氏」とする政府の説明にも納得しておらず、誰が何の目的で指示したかを徹底追及する方針だ。

 世論調査では内閣不支持の理由として、「首相を信頼できない」と答えた人が急増した。支持率急落の背景には個別政策への反発というよりも、「政権の体質」への嫌悪感が広がっていることがあるとみられ、信頼回復は容易でない状況だ。

 ◇しぼむ改憲機運
 支持率急落は首相の求心力低下につながり、改憲論議の行方にも影を落としている。首相は2020年の改正憲法施行を目指す構えを崩していないが、文書改ざんへの世論の厳しい視線を意識する与党内では、年内の改憲発議に向けて党内論議を急ぐ機運が急速にしぼみつつある。

 自民党の石破茂元幹事長は14日、「党への信頼を回復する方が(改憲より)先だ」と記者団に強調した。15日の党憲法改正推進本部の全体会合では、石破氏に同調する形で憲法9条改正の条文案を執行部に一任する提案に異論が出たため、執行部は意見集約を先送りせざるを得なかった。

 冷ややかな空気は公明党にも波及しており、同党の北側一雄中央幹事会長は15日の記者会見で、「改憲原案が出てくるのはまだだいぶ先の話だ」と党内論議を急がない考えを表明。中堅議員は「改憲はもう無理だ」と漏らした。

 現状では、「早ければ今国会での改憲発議」という政権の想定は吹き飛んでいる状況で、政府関係者も「改憲どころではない」と認める。

 ◇楽勝ムード一変
 自民党内では、厚い支持基盤を背景に、秋の党総裁選で首相が3選するとの楽勝ムードも一変している。首相の出身派閥である細田派の中堅議員は「首相が当たり前に勝つ雰囲気ではなくなった」と声を落とした。

 総裁選での主戦論と首相からの禅譲論が交錯する岸田派内では、「岸田派も首相をライバル視する石破派も活発に動くだろう。展開次第で首相は出馬を諦めるかもしれない」と見る向きもある。

 首相は佐川氏の国会招致で問題の幕引きを狙うが、自民党関係者は「佐川氏が自分に責任があると証言すればいいが、そうでなければ怖い」と不安を隠さない。「最後のカード」と目される麻生太郎副総理兼財務相の進退も「内閣総辞職に発展しかねない」と危惧する。

 官邸は局面転換をにらみ、日朝首脳会談の可能性も探り始めている。一方、立憲民主党など野党6党は内閣不信任決議案提出も視野に攻勢を強める構えで、政局の行方は不透明感を増している。公明党関係者は「きな臭くなってきた」とうめいた。

2891チバQ:2018/03/17(土) 18:28:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00000022-jij-pol
安倍首相、3選戦略狂いも=麻生氏進退が焦点-森友文書改ざんで激震〔深層探訪〕
3/17(土) 8:24配信 時事通信
安倍首相、3選戦略狂いも=麻生氏進退が焦点-森友文書改ざんで激震〔深層探訪〕
厳しい表情で取材に応じる安倍晋三首相=12日午後、首相官邸
 学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題は、第2次安倍政権発足以降「最大の危機」(自民党幹部)となりそうだ。盟友として政権の屋台骨を支えてきた麻生太郎副総理兼財務相は今後、野党からの厳しい辞任要求にさらされる。展開次第では、安倍晋三首相が目指す秋の党総裁選での3選に狂いが生じる。


 ◇麻生氏は辞意か
 「全容を解明するため、調査を進めていく。麻生氏にはその責任を果たしてもらいたい」。首相は12日、首相官邸で記者団に、引き続き麻生氏を続投させる考えを示した。

 麻生氏は同日、財務省で記者団に改ざんについて「財務省理財局の一部職員によって行われたので、最終責任者は局長だった佐川(宣寿)だ」と言ってのけた。安倍政権の方針はこの発言に明確に示されており、あくまで理財局内での不正とすることで、麻生氏を守る方針だ。

 首相が麻生氏を続投させるのは、仮に辞任となれば、野党の次の矛先が首相自身に向くのは必至だからだ。加えて総裁選戦略もある。

 麻生派は、首相の出身派閥の細田派、二階俊博幹事長率いる二階派と並ぶ支持基盤で、この3派で党所属国会議員の半数近くを占める。首相と麻生氏との関係に変化が生じれば、その優位が崩れかねず、首相に近い党幹部は「この山を越えるまでは、総裁選なんて言ってられない」と危機感をあらわにした。

 ただ、与党内には「首相は麻生氏を守り切れない」との見方もある。自民党中堅は、麻生氏が周囲に「不本意だが辞めない」と語ったとの情報が流れていると明かした上で、「自分は辞めたいけど、首相に止められているのだろう」との見方を示した。公明党関係者は「麻生氏を守る分だけ、政権の体力が奪われる」と指摘した。

 ◇改憲も不透明
 改ざん問題は「ポスト安倍」候補の心理に微妙な変化ももたらしている。

 自民党の岸田文雄政調会長は12日、記者団から「安倍政権を支える考えに変わりはないか」と問われ、「政調会長としてしっかり役目を果たしていきたい」と述べるにとどめた。安倍氏支持を明確に打ち出さないのは、首相と一蓮托生(いちれんたくしょう)となるのを避ける思惑があるとみられる。

 石破茂元幹事長の周辺も「首相3選不透明」の見方に「そうはっきり言うといやらしいね」と色めき立つ。ただ、石破氏本人は正面からの首相批判は抑え、「丁寧な説明」を求めることにとどめる方針だ。

 首相は悲願の憲法改正に向け、年内の発議も視野に入れている。しかし、今国会の目玉に据えた「働き方改革」関連法案からの裁量労働制拡大の削除に続く失態に、自民党内からは「改憲はもう厳しいだろう」(中堅)との声も出ている。

 ◇解散より総辞職
 立憲民主、希望など6野党は12日の幹事長・書記局長会談で「国会審議の信頼と前提を覆す前代未聞の異常事態。官僚だけに責任を押しつけることだけで、済まされるはずはない」(立憲の福山哲郎幹事長)として、まずは麻生氏の辞任、さらには内閣総辞職に追い込むことを目標に、結束を確認した。

 6野党内にはこの流れを「野党共闘の進展の好機」(共産党幹部)と捉える向きもある。来夏の参院選での協力につながるからだ。

 ただ、安倍内閣打倒へ速やかな衆院解散・総選挙を求める声は野党内に皆無で、迫力不足は否めない。このため、当面は疑惑解明への責任を果たすよう迫り、政権にダメージを与え続ける戦略だ。ある野党幹部は「文書書き換えを行った安倍政権に、憲法を書き換えさせてはならない」と指摘した。

2892とはずがたり:2018/03/19(月) 16:43:59

進次郎氏、山崎拓氏、真紀子氏まで…森友問題で蠢く「反安倍」勢力
03月16日 17:05夕刊フジ
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1803160009.html?type=outbrain

 財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題を受けて、安倍晋三首相と距離を置く「反安倍」勢力が動き始めた。自民党の石破茂元幹事長や、小泉進次郎筆頭副幹事長に加え、現職時代、さまざまな騒動を起こした山崎拓元副総裁や田中真紀子元外相までが、ここぞとばかりに露出している。9月に自民党総裁選を控え、3選を目指す安倍首相の対立軸として結集する動きも想定される。

 「問題の事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」

 自民党石原派で最高顧問を務める山崎氏は14日、石破派の勉強会に講師として出席し、文書改竄問題で麻生太郎副総理兼財務相に直言した。「最高責任者」という言葉には、安倍首相への批判を込めているようにも聞こえる。

 総裁選については「安倍首相の3選を追認するのは、党としての活性化が阻まれる」と述べ、出馬に意欲を示す石破氏を持ち上げた。

 山崎氏からエールを送られた石破氏は勉強会に先立ち、党本部で記者団に「まず、森友問題で、国民から『よく分かった』と得心していただいて、わが党に対する信頼を回復する方が、順番から言うと先だ」と述べた。

 一方の進次郎氏は同日、自身を中心とする勉強会の後、記者団に「自民党は官僚だけに責任を押しつけることがない姿を、ちゃんと見せないといけない」と苦言を呈した。

 父の純一郎氏も、決裁文書改竄問題で、安倍首相や麻生氏を批判しており、親子で「反安倍」にかじを切ったかたちだ。

 進次郎氏の勉強会は「2020年以降の経済社会構想会議」と銘打ち、若手議員ら約30人が参加する。進次郎氏は周囲に「総裁選とは全く関係ない」と語るが、安倍首相周辺は将来、「反安倍」勢力になるのではないかと警戒している。

 真紀子氏は14日、日本外国特派員協会で記者会見し、北朝鮮問題や拉致問題をめぐり、ドナルド・トランプ米大統領と4月に会談する安倍首相を次のように批判した。

 「国内政治が困ると、拉致問題だ。森友問題から逃げたいのだろう。森友問題など仕事は山ほどあるのに、(訪米を計画する)安倍氏はダメだ」

 北朝鮮・拉致問題と、まったく関係ない森友問題を結びつける「的外れ」な批判といえ、拉致被害者と家族の心情も傷つける。とても元外相とは思えない。

2893チバQ:2018/03/19(月) 17:17:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180319-00000010-san-pol
自民党総裁選 森友文書改竄、「安倍3選」に黄信号
3/19(月) 7:55配信 産経新聞
 ■引退長老衆、不穏な動き

 学校法人「森友学園」の国有地売却に絡む財務省の決裁文書改竄(かいざん)で政権が揺れる中、9月の自民党総裁選での安倍晋三首相(党総裁)の3選に黄信号が灯(とも)った。山崎拓元副総裁ら引退した長老衆も不穏な動きを始めている。このまま内閣支持率がジリジリと下がり続ければ、政局含みの展開となることも十分あり得る。(水内茂幸)

 ◆首相「慌てるな。本性を見極めるチャンスだ」

 総裁選には石破派(水月会、20人)を率いる石破茂元幹事長や、無派閥の野田聖子総務相が出馬に意欲を示しているが、首相の3選は盤石だとみられていた。

 首相の出身派閥で党内最大の細田派(清和政策研究会、95人)と、麻生太郎副総理兼財務相が率いる第2派閥の麻生派(志公会、59人)、二階俊博幹事長が率いる二階派(志帥会、44人)の3選支持はほぼ確実。菅義偉官房長官に近い30人前後の無派閥議員を加えると、自民党所属の国会議員405人のうち6割を固めた構図となるからだ。加えて中堅議員らによる派閥横断型の首相支持派も存在する。

 この岩盤を崩すのは容易ではなく、第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)や、岸田文雄政調会長の擁立を目指す岸田派(宏池会、47人)も最終的に首相支持に回るとされていた。

 そうなると焦点は党員票の行方となる。前回まで300票だった党員票は今回から議員票と同数となり、405票ある。首相側近は「議員票はほぼ大丈夫だが、党員票で石破氏が首相に迫れば求心力は激減する。いかに党員票をがっちり固めるかがカギだ」と語っていたほどだ。

 ◆「加計」の悪夢再び

 ところが、財務省の文書改竄で風向きが一変した。昨夏は森友問題に加え、加計学園の獣医学部新設問題で内閣支持率が急落し、政権は窮地に追い込まれた。このまま政権に対する逆風が続けば、あの悪夢が再び到来しかねない。

 そんな中、引退後も石原派(近未来政治研究会、12人)最高顧問を務める山崎氏が「反安倍」勢力結集に向け、早くも動き出した。

 山崎氏は、石原派と谷垣グループ(有隣会、約20人)の合流を画策する一方で、14日の石破派の憲法勉強会にも出席し、「首相の3選を追認すれば党の活性化が阻まれる」と政権を批判した。翌15日には元参院議員会長の青木幹雄氏と東京・築地の料亭で極秘に会談し、「安倍政権は今後何があるか分からない」と秋波を送ったとされる。

 青木氏は言質を与えなかったというが、なお額賀派や参院自民党に隠然たる影響力を持つだけに、もし反安倍に転じれば自民党の勢力図は大きく変わる。

 青木氏はもともと、額賀派を割った石破氏に冷淡だったが、長男の青木一彦参院議員の島根選挙区が、石破氏の地盤である鳥取選挙区と合区されたことを契機に関係を修復した。

 参院額賀派を牛耳る吉田博美参院幹事長は「心情的には首相支持」とされるが、もし師匠の青木氏が石破支持を打ち出せばどうなるか。参院額賀派幹部は「うちは一致結束箱弁当の経世会(平成研の旧称)の論理で動く」と断じる。

 反安倍勢力が広がれば、岸田派名誉会長を務める古賀誠元幹事長も同調する公算が大きい。古賀氏が岸田氏に出馬を促したり、石破氏との共闘を打ち出すことも十分あり得る。

 ◆世代間抗争憎まれ

 首相がこれほど引退した長老衆に憎まれるのには理由がある。

 首相は2回生の頃から当時の党執行部に異を唱え、安全保障や拉致問題、歴史教育問題などに関する議員連盟を次々に作り派閥横断型で仲間の輪を広げてきた。古賀、山崎両氏らには「世代間抗争を仕掛ける獅子身中の虫」だったに違いない。両氏は平成24年の総裁選でも「安倍復活阻止」に動いた。

 もう1人、目を離せない大物引退議員がいる。小泉純一郎元首相だ。首相の兄貴分といえる存在だったが、首相が「脱原発」に同調しないことに業を煮やし、最近は露骨な政権批判を続けている。

 小泉氏が総裁選で「反安倍」を打ち出せば、後継者で次男の小泉進次郎筆頭副幹事長はどう動くか。自民党若手は動揺し、政局は一気に流動化しかねない。加えて、かねて首相と反目してきた福田康夫元首相まで同調すると、細田派は分裂含みの様相を帯び、首相の3選はさらに危うくなる。

 首相はこのような不穏な空気をどう感じているのか。首相は周辺にこう漏らしたという。

 「こういう時は慌てて動いてはダメだ。人の本性を見極めるチャンスじゃないか。誰がどう動くか。じっくり見るんだ…」

2894チバQ:2018/03/19(月) 20:55:48
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-539438.html
故「鳩山邦夫」娘婿がDV逮捕 お騒がせも元鞘に… 
05:59デイリー新潮

故「鳩山邦夫」娘婿がDV逮捕 お騒がせも元鞘に… 

邦夫ファミリーの面々。右が華子さん(撮影・上森清二)

(デイリー新潮)

 もはやお騒がせは、“お家芸”なのか。2人の首相が輩出した名門であるものの、近年では“迷門”的な空気も漂う鳩山ファミリー。その一員で一昨年に急逝した鳩山邦夫元代議士(享年67)の娘婿が、なんと、DVで警察に逮捕されていたというのだ。

 ***

 2月18日夕刻、都内有数の高級住宅地に建つマンション前に赤色灯を回したパトカーと覆面車両計2台が横付けされたという。

 マンション住民の話。

「あの日は、1日に2回もパトカーが来たので、よく覚えています。制服警官と私服の刑事5〜6人がバタバタッとマンションの中に入ってきました。上の階のほうから、“ドアを開けてください”と叫んでいる声が聞こえてきたんです」

 警察車両は到着から10分ほどして、一旦引き上げていったという。だが、日付が変わった深夜1時頃になると、再びマンション前にパトカーが到着。19日、警視庁品川署に逮捕されたのは、故邦夫元代議士の長女・華子さん(40)の夫君(40)だった。

 社会部記者が言う。

「夫婦で口論をしているうちに、興奮した奥さんが警察に通報したそうです。1度目に警察が行った時は、どうにか収まったものの、警官が帰ると再燃してしまった。再度駆け付けたところ、収拾がつかないので夫の逮捕に至ったのです。容疑は暴行でした」

CDデビューも
 現在、邦夫氏の長男で元都議の太郎氏(43)は浪人中で、次男の二郎氏(39)が代議士を受け継いでいる。華子さんは慶應大学卒の才女だが、政治家一家のなかでは異なる経歴の持ち主だ。

「父親が都知事選立候補の際には応援演説に立ったことがありますが、大学在学中からジャズ歌手として舞台に立ち、大手レコード会社から高実華子名義でCDデビューしたこともあります」(永田町関係者)

 ラジオのDJや映画出演、イラストレーターとマルチに活動。14年前、資産家の夫と結婚し、夫婦の間には2人の子供がいる。

 夫を知る人物は、

「人当りが良く、暴行するような感じはまったくない。活発な華子さんの尻に敷かれているようなタイプ」

 と首を傾げる。なぜ、DVに至ったのか。

「離婚するしないと大喧嘩となったようで、結局、逮捕の翌日、被害が軽微だと検事が判断して釈放されました。その後、夫婦はしばらく別居をしていたのですが、元の鞘に収まったそうです」(別の知人)

 生前の邦夫氏も「友人の友人がアルカイダ」発言などで物議を醸したが、今回も負けず劣らず。“迷門”の家督は、しっかりと後世に受け継がれているようだ。

「週刊新潮」2018年3月15日号 掲載

2895とはずがたり:2018/03/20(火) 15:47:05
渡辺・西田・青山・和田と参院自民党の人選が自民党よくやった!ファンタジスタ(by上念)過ぎる件。。┐('〜`;)┌

渡辺美議員「週休7日が幸せか」 過労死遺族抗議、発言を謝罪
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018031702000140.html
2018年3月17日 朝刊

 「東京過労死を考える家族の会」の中原のり子代表らが十六日、国会内で自民党の渡辺美樹参院議員と面会し、渡辺氏が国会で「週休七日が幸せなのか」などと発言したことに抗議した。渡辺氏は「不適切な発言だった」と陳謝した。 

 十三日に行われた参院予算委員会公聴会に、中原氏は公述人として出席し、長時間労働の是正などを訴えた。これに対し、質問に立った渡辺氏は「国会の議論を聞いていると働くことが悪いように聞こえる。週休七日が人間にとって幸せなのか」と発言した。

 中原氏によると、渡辺氏は面会で、国会での発言の一部について「家族の会を傷つけることになって申し訳ない」と陳謝したという。面会後、中原氏は「お互いに(過労死の)当事者なら曲解されるような発言は気を付けていただきたい」と記者団に語った。

 渡辺氏が創業した外食大手ワタミグループの居酒屋では、二〇〇八年に新入社員の女性が過労自殺する事件が起きている。

  (木谷孝洋)

2896とはずがたり:2018/03/20(火) 17:05:37

森友問題、自民・和田議員「官僚の暴走」と強引な政権擁護 「このレベルの議員しかいないのか」「呆れを通して絶望」という声相次ぐ
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0319/ccn_180319_7370206508.html
3月19日(月)17時50分 キャリコネニュース

2897名無しさん:2018/03/20(火) 22:18:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000580-san-soci

和田政宗議員事務所に爆破予告 産経新聞社にメール
3/20(火) 21:20配信

産経新聞
 産経新聞社(東京都千代田区)に20日、「自民党の和田政宗参院議員の事務所に爆弾を仕掛けた」という内容の匿名のメールが届いた。

 宮城県警によると、自民党宮城県連にも同様のメールが届いているとの相談があり、仙台市内の和田氏の事務所などを調べたが特に不審物はなかった。警視庁も捜査している。

 和田氏は学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、19日の参院予算委員会集中審議で答弁した太田充理財局長に「安倍晋三政権をおとしめるため、意図的に変な答弁をしているのではないか」などと発言していた。

2898名無しさん:2018/03/21(水) 09:40:38
https://www.excite.co.jp/News/society_clm/20171104/Jisin_31207.html

“中曽根家の孫”康隆議員が初めて語る家族「父は当初反対で…」
女性自身 2017年11月04日 16:00

「意外かもしれませんが、祖父にも父にも『政治家になりなさい』と言われたことは、一度もないんです。政治家一家に生まれたんだなということは小学生の時分に気づいていましたが、それを“家業”だとは思わずにきました」


日に焼けた精悍なマスクに、笑顔を交えながらこう話すのは、中曽根康隆さん(35)。10月22日に投開票された衆議院議員選挙・比例北関東ブロックで自民党から出馬し、初当選した“新人”だ。そして中曽根康弘元総理大臣(99)を祖父に持ち、父・弘文さん(71)は外務大臣、文部大臣などを務めた現職参議院議員と“華麗なる一族”の“跡取り息子”である。


しかし中曽根家では、英才教育は「一切なかった」というから、ちょっと驚く。


「小学校中学年のころには、クラスメートから『総理の孫』と言われたり『中曽根総理を泣かそ〜ね』とかいう冗談を言われていました(笑)。そして大人びた友人には、祖父や父の当選の翌朝には『おめでとう!』と声をかけてもらったり。つねに“人に見られている家族”なんだということは、理解していました」(康隆さん・以下同)


幼少のころから「政治」が身近にある生活を送り、大学は慶應義塾大学法学部に入学。法律の勉強と同時に、体育会ゴルフ部での厳しい練習で鍛えられた4年間だった。コロンビア大学大学院進学でアメリカに渡り、国際関係学を学んだ後、JPモルガン証券に就職。その日々のなかで「政治の道に進みたい」と強く思うようになったという。


そして29歳のとき、父に「秘書にしてください」と願い出たという、その返答は?



「『ダメだ!』というものでした。あきらめきれず、手紙まで書いて思いを伝えたのですが、『まだまだ勉強が足りないし、この責任の重い仕事は、康隆には務まらない』と……」


そんなやりとりをしているうちに2年がたってしまった。康隆さんは「もう行動に出るしかない」との思いで、ある日突然、会社を辞めてしまったのだという。この決意に、とうとう父も「そこまで本気なら挑戦してみればいい。でも、大変だぞ」と語ったそう。その後、父の秘書として4年間、修業を積み、今回の出馬となったのだ。


内心、お父さんは継いでほしいと思っていたのでは? と問うと、「それはなかったのではないか」と前置きして、康隆さんは続ける。


「父は会社員生活を15年間した後、祖父が現職の首相だった’86年の衆参同時選挙で参議院議員に初当選しましたが、もともと政治家になるつもりはなかった。その初出馬のとき、4歳の私を抱えながら選挙戦を支えたのが母(真理子さん・61歳)です。『政治家の息子』の大変さと『政治家の妻』の苦労を、いちばん肌で感じてきたのが、父と母だったと思うんです」


母は母で、最愛の息子からの「出馬決意表明」に、こんな言葉をかけたのだという。


「決めた以上は、結果を出せるように頑張りなさい。1人では何もできないんだから、周囲のみなさんを大事に」


かくして「中曽根家三代目」は国会議員生活のスタートラインに立ったのだ――。

2899チバQ:2018/03/22(木) 10:48:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000013-jij-pol
自民・岸田氏、発信抑え気味=窮地の安倍首相を意識か
3/22(木) 7:05配信 時事通信
 【香港時事】自民党の岸田文雄政調会長は21日、香港での講演などで、持論の財政再建や金融政策の出口戦略に触れながらも、安倍晋三首相との違いが際立つような言い回しは避けた。

 首相を支えつつ「ポスト安倍」をうかがう岸田氏は、秋の党総裁選もにらんで経済で発信を強める考えだが、内閣支持率の急落を受けて首相と距離を置いたと受け取られることを警戒し、慎重な発言に努めている。

 岸田氏は講演後、記者団に「政調会長として安倍政権を支える立場は変わりはない」と明言。財務省の文書改ざん問題を念頭に「党にとっても大変苦しい時期だ。一致結束、信頼回復のため努力しないといけない」と語った。

 財政再建について、講演では「経済再生とのバランスがポイントとなる。もう少し真剣に取り組む必要がある」などと指摘した。

 2月の衆院予算委員会では、首相の積極財政路線に対し「財政健全化の見通しがない中では、景気対策の財政出動自体が将来不安を増大させかねない」と懸念を表明していた。これに比べるとトーンは抑えた形となった。

 岸田氏の香港訪問は昨年8月の政調会長就任後初の外遊で、総裁選を前に存在感を示す思惑があった。しかし、改ざん問題で首相が窮地に陥ったこのタイミングで、首相との違いをアピールすれば、党内で反感を抱かれる恐れがある。岸田派内では「首相が苦しい立場になるほど、岸田氏は支える側に回る」(中堅議員)との見方が強い。

 講演で岸田氏は、総裁選について「日本の政治が、誰をリーダーとして、どんな体制をつくって来年を迎えようとしているのか考える貴重な機会だ」と述べる一方、自身が出馬するかどうかや判断の時期は明確にしなかった。ただ、改ざん問題の行方によっては派内で主戦論が強まり、岸田氏が「決断」を迫られる展開も予想される。

2900チバQ:2018/03/22(木) 10:50:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180322-00539604-shincho-pol
カオスの自民総裁選 新竹下派に合流「石破」、「岸田」に鞍替えの「麻生」
3/22(木) 5:56配信 デイリー新潮
カオスの自民総裁選 新竹下派に合流「石破」、「岸田」に鞍替えの「麻生」
秘かに散る火花
「一も二もなく総裁選」と年頭から話していたのは他ならぬ安倍総理。既定路線だった3選だが、ここにきて情勢は混沌としてきたのである。麻生財務相が詰め腹を切らされれば、岸田政調会長へ鞍替えしかねない。俄かに石破元幹事長の「新竹下派」への合流も囁かれ始め……。

 ***

「正直で誠実で丁寧な自民党になろうと野党時代に反省したわけだから、そうありたいと思っているし、総裁選でもそう訴えます」

 こう意気込むのは、石破茂元幹事長だ。

「でも敵失で勢いづこうなんて思ってませんよ。あくまでも政策や党のあり方で戦っていく。政策は、地方に重点を置くということ」

 実は9月の総裁選から、従来300票だった地方票が国会議員票と同じ405票へ増える。候補者は両方の合計で争い、過半数を得た者が勝ち、誰も過半数に届かなければ上位2名が決選投票に進む。

 6年前、地方票で安倍総理に圧勝した石破氏としては、“長所”をさらに伸ばそうという算段だが、石破派(20人)だけでは立候補に必要な推薦人さえ揃わない。そこで急接近しているのが、ちょうど額賀派から竹下派に変わる古巣の平成研究会(55人)である。

「かつて“参院のドン”と呼ばれ、今も平成研に影響力を持つ青木さん(幹雄元参院議員会長)が、石破さんを推そうと画策している」

 と、政治部デスク。

「青木さんが息子の一彦さんに譲った参院・島根選挙区は、一昨年の参院選から“石破王国”の鳥取選挙区と合区になりました。その際、石破さんが一彦さんの当選に尽力したことに恩義を感じている青木さんが、派閥内で石破支持を広めている。石破派と合流するなんて話も出ています」

 仮に石破陣営に新竹下派がつけば、石破派とあわせて75人。対する安倍総理は、今まで通り細田派(94人)、麻生派(59人)、二階派(44人)を固めただけで197人とダブルスコア以上で、戦意を失うレベルだ。

午前と午後で
 しかし、ここで台風の目になりそうなのが、ポスト安倍の最有力で、47人の自派の領袖・岸田文雄政調会長である。

「岸田さんは出馬について明言を避けてきました。派閥内も、安倍総理からの禅譲を待つべしとするベテラン勢と、出馬すべしとする若手とに割れていましたが、主戦論が高まっている」

 自民党関係者がそう言って、続ける。

「さらに党内では、“改ざん問題の対応で安倍総理と麻生さんが袂(たもと)を分かつようなことがあれば、麻生さんは岸田さんにつく”という声まで上がっています。かねて麻生さんは“キングメーカーでいたい”と話しているし、自分が総理時代に辞任を求めた石破さんとは折り合いが悪いですからね」

 そのうえ、

「もしそうなれば、そもそも安倍総理と政治信条を異にする二階さんは、勝ち馬に乗るべく岸田陣営につくでしょうね」(同)

 麻生派と二階派が加われば、岸田陣営は150人となる。一方、安倍陣営は細田派の94人、石破陣営は75人、残る国会議員は86人。1回目の投票で誰も過半数に届かなかったとしても、決選投票で石破陣営が岸田陣営につけば──。

 そんな計算を既にしていたのか、

「石破さんは、改ざん問題が報じられて以来、周囲に“岸田が出てくるだろうな”と話し、警戒感をあらわにしています」(先のデスク)

 再び石破氏の談。

「我が党の総裁選は、1日で、午前と午後で、ガラッと空気が変わる。まだ何も分かりませんよ」

 混沌の中から新たな秩序が生まれるのか。

「週刊新潮」2018年3月22日号 掲載

2901チバQ:2018/03/22(木) 11:00:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000580-san-soci
和田政宗議員事務所に爆破予告 産経新聞社にメール
3/20(火) 21:20配信 産経新聞
 産経新聞社(東京都千代田区)に20日、「自民党の和田政宗参院議員の事務所に爆弾を仕掛けた」という内容の匿名のメールが届いた。

 宮城県警によると、自民党宮城県連にも同様のメールが届いているとの相談があり、仙台市内の和田氏の事務所などを調べたが特に不審物はなかった。警視庁も捜査している。

 和田氏は学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、19日の参院予算委員会集中審議で答弁した太田充理財局長に「安倍晋三政権をおとしめるため、意図的に変な答弁をしているのではないか」などと発言していた。

2902チバQ:2018/03/22(木) 11:00:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000099-mai-soci
<自民・和田参院議員>「事務所に爆弾」報道機関にメール
3/20(火) 20:53配信 毎日新聞
<自民・和田参院議員>「事務所に爆弾」報道機関にメール
自民党の和田政宗参院議員=川田雅浩撮影
 自民党の和田政宗参院議員(宮城選挙区)の事務所(仙台市青葉区)などに爆弾を仕掛けたと書かれた電子メールが20日、報道機関に届いた。自民党宮城県連は宮城県警仙台北署に被害届を出した。和田氏は「政治家の発言をテロで封殺しようとするもので、断じて許せない」とコメントしている。

 県連などによると、メールは和田氏を名指しして「国会で人権侵害の発言をした」などと書かれていた。

 森友学園を巡る決裁文書改ざん問題を受け、和田氏は19日の参院予算委員会で、財務省の太田充理財局長に「安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」などと質問していた。【川口裕之】

2903チバQ:2018/03/22(木) 20:13:22
https://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20180322083359579.html
「稲田朋美氏ら処分を」意見相次ぐ 自民党福井県連「運営を混乱させた責任」で
08:20福井新聞

「稲田朋美氏ら処分を」意見相次ぐ 自民党福井県連「運営を混乱させた責任」で

稲田朋美氏らへの対応などについて協議した自民党福井県連の総務会=20日、福井市の福井パレスホテル

(福井新聞)

 自民党福井県連は3月20日、執行部会と総務会を福井市内で開いた。福井市支部長の稲田朋美衆院議員が会長人事に異議を唱え、県連に仕切り直しを求めた申し入れ書の撤回を支部役員会で決めたことについて対応を協議した。出席者からは、異議申し立てを取り下げていない高木毅衆院議員、滝波宏文参院議員を含めた国会議員3氏を「先頭に立って県連運営を混乱させた責任は重い」として「厳しく処分すべき」との意見が相次いだ。

 会合後、会長の山崎正昭前参院議長は記者団の取材に応じ、19日夕に稲田氏の関係者から異議申し立ての取り下げと、態度を保留していた県連顧問の役職に就任する旨の2枚の書面が県連事務局に届けられたことを明らかにした。

 ただ異議申し立てを取り下げるとの書面には「将来に向けて撤回する」との文言があり、顧問就任に関する書面にも「引き受ける」とあったという。山崎会長は「『将来に向けて』との文言は、撤回時期をあいまいにしているようにも受け取れる。『引き受ける』というのも表現の仕方としていかがなものか」とし、「私は鬼ではない。口頭でもいいと思っている。でも書面からは誠意が感じられない。筋が通らないので2枚とも返却した」と説明した。顧問就任を拒否している高木氏、滝波氏と同様に、稲田氏も現時点では役員の名列(名簿)には加えない考えを示した。

 執行部会と総務会は非公開で行われた。出席者によると山崎会長が一連の経過を説明し、今後の対応についてやりとりを交わした。執行部会では「(稲田氏は)迷惑を掛けたと、会合の場で党員に頭を下げるべきだ。毅然とした対応を取らないと、こちらの手続きに瑕疵があったとすり替えられる」「組織のルールを破ったのだから処分ものだ」といった意見が多く出たという。総務会でも「県連運営を混乱させた国会議員3氏の責任は重い。次の選挙では県連は本部に公認申請せず、(3氏には)無所属で戦ってもらいたい」「厳しく処分しなければ、将来に禍根を残す」などの声が上がったという。

 ただ「3氏ともう一度話し合いを」「党勢拡大に向け、党員の理解を得られるように決着してほしい」との声もあった。終了後、関係者からは「3氏を招き、意見を聴く場を設けてもよかったかもしれない」との意見も聞かれた。

 稲田氏らの処遇について、山崎会長は記者団に対し「執行部の皆さんとともに、筋の通った結論を見いだせるよう努力していく」と語った。

2904チバQ:2018/03/22(木) 20:14:22
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/291547
異例、高木毅と滝波宏文氏は無役に
自民福井県連、顧問委嘱状不受理で
2018年2月8日 午前7時00分

高木毅氏と滝波宏文氏を拡大執行部の名列に加えないことなどが報告された自民党県連の執行部会=6日、福井市の県繊協ビル 拡大する
高木毅氏と滝波宏文氏を拡大執行部の名列に加えないことなどが報告された自民党県連の執行部会=6日、福井市の県繊協ビル


 自民党福井県連は6日、山崎正昭前参院議長が会長に就任してから初の執行部会を福井市の県繊協ビルで開いた。会長の選出方法に異議を唱え、顧問就任の委嘱状を「無効」としている高木毅衆院議員と滝波宏文参院議員を、役員の名列(名簿)に加えないことに決めた。国会議員2人が、県連の重要案件を全役員で審議する拡大執行部会に出席できない異例の事態となった。

 高木氏、滝波氏と同じく県連に会長人事の仕切り直しを求め、顧問就任を保留している稲田朋美衆院議員に対しては、受諾かどうかの回答を2月末まで待つことにした。

 執行部会は会長、幹事長、総務会長、政調会長ら主要役員が出席し、顧問の国会議員は議論に加わらない。拡大執行部会は顧問を含む全役員で協議する場となっている。

 会合は冒頭を除き非公開で行われた。終了後、山崎会長は「慣例に従い(会長を除く県連所属国会議員5人に)顧問就任のお願いをしたが、高木氏と滝波氏は(委嘱状を)受理しなかったので、名列に加えないことで了承された」と説明した。態度を保留している稲田氏に関しては「いつまでもというわけにはいかない。(受諾かどうかの回答期限を)今月いっぱいは対応することになった」と述べた。

 これに対し、高木氏は福井新聞の取材に「話し合いの場を持ちたいと言っているが、応じてもらえない。残念だ」と述べ、当面は静観する考えを示した。滝波氏は「顧問であろうがなかろうが、選挙の公認・推薦の取り扱いなどの重要案件は国会議員と協議するのがルールなので、それは守ってほしい」と語った。

 稲田氏は「保留の件は適切な時期に回答したい。いずれにしても県連活動に支障をきたさないよう協議していきたい」とコメントした。

 会合ではこのほか、高木氏と滝波氏、稲田氏が支部長を務めている地域支部、選挙区支部など7団体が会長人事の仕切り直しを県連に求めている申し入れ書や要望書の取り扱いについても協議した。

 高木氏側が「採決も承認もされておらず、事実上流会になった。新会長はいまだ選出されていない」と主張していることに対し、斉藤新緑幹事長は「会長人事は定期大会で承認を得るものではなく、手順を踏んで機関決定されたことを報告する取り決めになっている」と述べた。手続きに瑕疵(かし)はなく、県連として申し入れ書や要望書に回答しないことを決めたと説明した。

 会長公選規定の抜本的見直しに向け、選挙権や被選挙権のあり方などの議論を深めていくことも確認したという。山崎会長は「みんなで力を合わせ、党員や党友の意見をより反映できる県連運営に努力を尽くしたい」と述べた。

2905チバQ:2018/03/23(金) 18:04:43
http://www.sankei.com/politics/news/180322/plt1803220031-n1.html
2018.3.22 21:48
【自民党総裁選】
岸田文雄政調会長 石破派議員の会合に出席 総裁選ムード
 自民党の岸田文雄政調会長は22日、都内で開かれた石破派(水月会、20人)所属の平将明衆院議員の会合に出席した。

 石破派を率いる石破茂元幹事長は9月の党総裁選への出馬に意欲を示している。岸田氏は出馬するかどうか明らかにしていないが、あらゆる可能性を視野に他派閥の議員の会合にも参加し、党内での存在感向上を目指している。

 党憲法改正推進本部の全体会合に出席していた石破氏は遅れて参加し、岸田氏と顔を合わせる場面はなかった。

 会合には「ポスト安倍」候補の一人として注目される河野太郎外相も駆け付け、会場は“総裁選ムード”に包まれた。

 平氏は「私は石破派。総裁選は石破会長の下でしっかり戦いたい。岸田会長にも、安倍晋三首相にも出てほしい」と語った。

2906とはずがたり:2018/03/23(金) 22:29:57

稲田朋美氏らの処分求む声相次ぐ
自民党福井県連会長人事に異議
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/308189
2018年3月22日 午前7時20分

 自民党福井県連は3月20日、執行部会と総務会を福井市内で開いた。福井市支部長の稲田朋美衆院議員が会長人事に異議を唱え、県連に仕切り直しを求めた申し入れ書の撤回を支部役員会で決めたことについて対応を協議した。出席者からは、異議申し立てを取り下げていない高木毅衆院議員、滝波宏文参院議員を含めた国会議員3氏を「先頭に立って県連運営を混乱させた責任は重い」として「厳しく処分すべき」との意見が相次いだ。

 会合後、会長の山崎正昭前参院議長は記者団の取材に応じ、19日夕に稲田氏の関係者から異議申し立ての取り下げと、態度を保留していた県連顧問の役職に就任する旨の2枚の書面が県連事務局に届けられたことを明らかにした。

 ただ異議申し立てを取り下げるとの書面には「将来に向けて撤回する」との文言があり、顧問就任に関する書面にも「引き受ける」とあったという。山崎会長は「『将来に向けて』との文言は、撤回時期をあいまいにしているようにも受け取れる。『引き受ける』というのも表現の仕方としていかがなものか」とし、「私は鬼ではない。口頭でもいいと思っている。でも書面からは誠意が感じられない。筋が通らないので2枚とも返却した」と説明した。顧問就任を拒否している高木氏、滝波氏と同様に、稲田氏も現時点では役員の名列(名簿)には加えない考えを示した。

 執行部会と総務会は非公開で行われた。出席者によると山崎会長が一連の経過を説明し、今後の対応についてやりとりを交わした。執行部会では「(稲田氏は)迷惑を掛けたと、会合の場で党員に頭を下げるべきだ。毅然とした対応を取らないと、こちらの手続きに瑕疵があったとすり替えられる」「組織のルールを破ったのだから処分ものだ」といった意見が多く出たという。総務会でも「県連運営を混乱させた国会議員3氏の責任は重い。次の選挙では県連は本部に公認申請せず、(3氏には)無所属で戦ってもらいたい」「厳しく処分しなければ、将来に禍根を残す」などの声が上がったという。

 ただ「3氏ともう一度話し合いを」「党勢拡大に向け、党員の理解を得られるように決着してほしい」との声もあった。終了後、関係者からは「3氏を招き、意見を聴く場を設けてもよかったかもしれない」との意見も聞かれた。

 稲田氏らの処遇について、山崎会長は記者団に対し「執行部の皆さんとともに、筋の通った結論を見いだせるよう努力していく」と語った。

2907名無しさん:2018/03/25(日) 18:03:04
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250037-n1.html

29年決算、6年連続収入増
自民党大会2018.3.25 15:53

自民党大会で演説する安倍首相=25日午前、東京都内のホテル1/1枚
 自民党は25日の党大会で、収入総額392億2393万円、支出総額257億8537万円とする平成29年決算を報告し、承認された。収入は6年連続の増加で、前年から約38億円増えた。134億3856万円を今年に繰り越した。

 収入の内訳は、政党交付金176億297万円、党の政治資金団体である国民政治協会からの寄付23億5千万円、党員からの党費9億193万円、機関紙発行などの事業収入3億7434万円、前年の繰越金などで構成される。

 支出は前年と比べて約37億円増えた。支部への交付金58億9724万円、選挙関係費95億4712万円、組織活動費19億5712万円、広報活動費13億8560万円、借入金返済などを計上した。

2908とはずがたり:2018/03/25(日) 18:30:36

自民党大会ゲストに高木美帆選手
野党「ピンチで人気取り」
https://this.kiji.is/350535401737667681
2018/3/25 16:01

 自民党は25日の党大会に、平昌冬季五輪で金を含む三つのメダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆選手をゲストに招いた。森友学園問題で安倍政権への風当たりが強まっているだけに、野党からは「五輪の『政治利用』を強行して人気取りに走るとは、よほどピンチなんだろう」(民進党幹部)と皮肉る声が漏れた。

 高木選手は五輪で受けた応援に謝意を表明。インタビュアーを務めた日本スケート連盟会長の橋本聖子自民党参院議員会長が「陳情」を促すと「ぜひウインタースポーツの(選手強化施設の)ナショナルトレーニングセンターを設立していただけたら」と語り、会場を沸かせた。

2909名無しさん:2018/03/25(日) 19:02:21
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250010-n1.html

メダリスト高木美帆がサプライズ登場 「冬季スポーツのトレーニングセンターを」と“陳情”
自民党大会2018.3.25 10:40

自民党の第85回党大会で、あいさつするスピードスケート女子の高木美帆選手(中央左)=25日午前、東京都内のホテル1/2枚
 自民党大会が25日午前、東京都内のホテルで始まり、冒頭に平昌冬季五輪で金、銀、銅メダルをそろえ、日本勢個人最多の3メダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆選手(日体大助手)がサプライズで登場した。

 高木氏は平昌五輪を振り返り「ご声援を送ってくださいました皆様への感謝の思いは言葉に尽くせません」と感謝の言葉を述べ、「スポーツの楽しさやすばらしさ奥深さを、スポーツに限らず、努力し、挑戦し続けることの大切さを一人でも多くの子供たちに伝えていきたい」と語った。

 その後、日本スケート連盟会長を務める橋本聖子自民党参院議員会長が「今日は安倍晋三首相もいらっしゃいます。お願いごとがあればぜひ…」と水を向けると、高木氏は「ぜひ、ウインタースポーツのナショナルトレーニングセンターを設立していただけたら…」と“陳情”した。

2910チバQ:2018/03/25(日) 23:36:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180326k0000m030080000c.html
<全米デモ>「命守るため戦い続ける」銃反対100万人行進
21:34毎日新聞

<全米デモ>「命守るため戦い続ける」銃反対100万人行進

銃規制強化を求め、大勢の人が通りを埋め尽くした=ワシントンで24日、AP

(毎日新聞)

 ◇全米700カ所 首都ワシントンで80万人

 【ワシントン國枝すみれ、高本耕太】若者の怒りが大きなうねりとなった。24日、銃規制強化を求める「私たちの命のための行進」が全米約700カ所(主催者発表)で行われた。参加者は首都ワシントンで約80万人に達し、全米では100万人を超えたとみられる。米メディアなどによると、銃規制デモでは過去最大規模。17人が犠牲になった2月の南部フロリダ州の高校銃乱射事件を機に始まった運動は若者世代全体に拡大し、動かない政治の壁に正面から挑戦し始めた。

 ワシントンの連邦議会議事堂前。「全米ライフル協会(NRA)の金を受け取る政治家を選挙で落とせ」「銃規制強化法案を通さない政治家を落とせ」。銃乱射事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高の生徒、ディレイニー・ターさん(17)が壇上から呼びかけると、周囲を埋め尽くした若者らから「落とせ」の連呼がわき上がった。

 ターさんは「黙ってしまったら、忘れてしまったら、NRAが勝つ。命を守るため、死んだ友人のため、戦い続ける」と誓った。

 若者らが要求するのは、今回の事件でも使われ、殺傷能力の高い半自動小銃AR15の販売禁止などだ。銃規制反対のロビー団体であるNRAから献金を受ける議員は、学校の治安対策強化や精神障害者対策に問題をすり替えてきた。若者らはこうした議員らを11月の中間選挙で落選させると宣言したのだ。18歳から選挙権がある米国では高校生でも一定の政治力を持ち得る。沿道では500人以上のボランティアが参加者に選挙人登録を呼びかけていた。

 フロリダ州から来た大学生のページ・ヘスペさん(19)は「コロラド州のコロンバイン高校銃乱射事件(犠牲者13人)が起きた1999年にはソーシャルメディアがなかった。我々はツイッターという武器を持っている」と語り、運動の広がりに自信をみせた。

 「60年代のベトナム反戦運動と同じ。学生、若者が立ち上がり、政治を変えようとしている」。教育関連の非営利団体AIR副代表のデビッド・オシャー氏(74)は評価する。

 「俺はこの子たちに続く」。東部マサチューセッツ州のベトナム帰還兵、リー・コデンスさん(68)は演説する高校生に拍手を送った。「銃の目的はただ一つ、殺すことだ。戦場で使う武器はここにはいらない」。通常は銃保持の権利を擁護する声が強い退役軍人らによって2月下旬、「NRAは『銃産業の利益』のためにAR15を拡散させている」と批判するウェブサイトも開設された。

 主催者によると、「行進」は米国を含めた約40カ国の計800カ所で行われた。

2911チバQ:2018/03/25(日) 23:36:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803250022.html
「銃のない世界に」 全米各地で異例の大規模集会 若者主役の銃規制運動
21:54産経新聞

「銃のない世界に」 全米各地で異例の大規模集会 若者主役の銃規制運動

24日、首都ワシントンで開かれたデモ集会で、銃規制を訴えるプラカードを掲げる参加者たち(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【ワシントン=上塚真由、加納宏幸】米フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で先月、17人が死亡した銃乱射事件を受け、同校の生徒らの呼びかけで24日、米各地で一斉に銃規制強化を訴える抗議デモが行われた。主催者によると、米国だけでなく欧州やアジアなど計800カ所以上で開催。首都ワシントンでは数十万人が通りを埋め尽くし、「子供より銃を守る政治家はいらない」などと声を上げた。

 ワシントンの連邦議会議事堂前に設置された特設ステージ。アリアナ・グランデさんら有名歌手も駆けつけたが、大勢の聴衆の前で演説を行ったのは、同校の生徒や銃で家族や友人を亡くした約20人の若者のみ。若い世代が“主役”となって銃規制運動を引っ張っていることをアピールした。

 「6分20秒間で17人の友人の命が奪われた」。抗議活動の先頭に立つ同校の生徒、エマ・ゴンザレスさん(18)は演説でこう切り出した。犠牲者の名前を一人一人読み上げると、数分間、沈黙。まっすぐ前を見据えて涙を流し、再び語り始めたのは登壇してから6分20秒後で、「6分ちょっとで、町はすっかり変わってしまった。他人に任せる前に、命のために闘う」と誓った。

 また、生徒のサマンサ・フェンテさんは、目の前で撃たれ死亡した友人の誕生日が3月24日だったと紹介し、「ハッピーバースデーを一緒に歌ってほしい」と語りかけ、聴衆とともに合唱。会場のあちこちですすり泣く声が聞かれた。

 11月の中間選挙や2020年の大統領選を見据えて、若者に有権者登録を呼びかけるボランティアの姿も目立ち、生徒のキャメロン・キャスキーさん(17)は演説で「政治家よ。われわれを代弁するのか、退場するかのどちらかだ」と述べた。

 生徒だけでなく、米国の公民権運動指導者、故マーティン・ルーサー・キング牧師の孫、ヨランダ・リネー・キングさん(9)も登壇。祖父の有名な演説にならい、「私には夢がある。銃のない世界にすべきだ」と宣言すると、大きな歓声がわき起こった。

 子供から高齢者まで幅広い層が参加し、銃問題としては異例の大規模となったデモ集会。バージニア州のエドワード・オキーフさん(52)は路上に銃関連団体から寄付を受ける連邦議員の写真を並べて、参加者に投票しないように呼びかけた。「政治家にカネが流れ込み、銃犯罪の歴史は繰り返されてきた。責任あるのは、この連中だ」と言い切り、若者主導の運動の行方に期待を寄せていた。

 一方、集会には、全米ライフル協会(NRA)のメンバー数十人も姿を現し、プラカードを掲げるなどして銃規制に反対。デモ参加者にブーイングを浴びせられたメンバーの男性(24)は「きょうの集会は、言論の自由の観点からは良いことだと思う。だが、(武装の権利を認める)合衆国憲法の精神は守られるべきだ」と話していた。

2912とはずがたり:2018/03/26(月) 18:41:18
自民「書いても消せる」記念品
党大会で、間の悪さ話題
https://this.kiji.is/350936670705435745
2018/3/26 18:36

 自民党が25日の党大会で「書いても消せる」ことを売りにした安倍晋三首相のイラスト入りマグネットシートを記念品として出席者に配り、「森友学園を巡る決裁文書改ざんが問題になっているさなかに間が悪すぎる」(議員秘書)と話題になっている。

 シートは2枚組で、それぞれイラストの首相の吹き出しに見立てた部分にメモが書けるようになっている。包装には「書いて消せる!」と文字が記されている。大会では司会者が「水性ペンを使うと、家庭や職場でメモとして何度も使うことができる」と紹介した。

 会員制交流サイトでは「書き換え放題だな」などと、やゆする書き込みが相次いでいる。

2913とはずがたり:2018/03/27(火) 18:05:53

自民 石破元幹事長「一体何だったんだろう」
3月27日 17時14分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011381311000.html

自民党の石破・元幹事長は、記者団に対し「佐川氏自身も、『誰が、なぜ』ということが一切分からないと認める、極めて異例な尋問だった。安倍総理大臣や夫人の昭恵氏らの関与は全くなかったと証言しながら、他のことが全部わからないのでは、全体が明らかになっていない。『一体何だったんだろう』という思いが極めて強まった」と述べました。

そのうえで、石破氏は、野党側が、昭恵氏らの証人喚問を求めていることについて、「どういう場で行うかは別として、野党側から、そういう風に言われている人から、発言があるほうが望ましいのは確かだ」と述べました。

2914チバQ:2018/03/27(火) 19:05:08
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250042-n1.html
2018.3.25 16:57
【自民党大会】
逆風の中、自民党大会会場の品川駅前は騒然 シュプレヒコール、罵声… 左右団体が集結で
 自民党大会が開かれた25日、会場となった東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪近くのJR・京浜急行品川駅には左右の団体が集結し、騒然となった。

 品川駅前のロータリーには自民党大会が始まる午前10時前から人が集まった。過激派の一つ、中核派の機関紙「前進」が22日から集結を呼びかけていた。

 主催は「改憲・戦争阻止! 大行進実行委員会」。呼びかけ人には「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」事務局長や、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)などが名を連ねた。

 街宣車の前で「戦争教育許さない」「今こそ安倍を引きずり下ろせ」などとシュプレヒコールを繰り返した。

 駅の周辺には右翼団体の街宣車のべ数十台が集まり「おまえらの支持する政党に政権が担えるのかよ」などと罵声を浴びせ、一帯は騒然となり、カメラを構える外国人の姿もあった。

 主催の「改憲・戦争阻止! 大行進実行委」は同日午後、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で集会を開き、銀座でデモ行進をした。(WEB編集チーム)

2915チバQ:2018/03/27(火) 21:24:28
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00000013-pseven-soci
自民党総裁選 各陣営注目の「麻生の乱」と「二階の変」
3/27(火) 16:00配信 NEWS ポストセブン
自民党総裁選 各陣営注目の「麻生の乱」と「二階の変」
二階派にとって強力なカードになる(時事通信フォト)
 森友学園を巡り財務省の決裁文書が改竄された問題で、安倍内閣の支持率は軒並み30%台に落ち込み、「退陣水準」の20%台は目前だ。自民党員の支持率は世論調査よりさらに低いという情報がある。

「執行部が党員を対象に実施した総裁選の情勢調査では、安倍首相の3選支持はひと桁で、3選は望まないという声が圧倒的だったようだ」(非主流派議員)

 秋の自民党総裁選での「安倍3選」機運が急速にしぼんでいる。総裁候補の中でも、政権禅譲を期待して安倍批判をしない岸田文雄・政調会長への風当たりが強まり、首相に距離を置いていた石破茂氏の支持が高まるという現象が起きている。岸田派議員が心配する。

「党内には6年間の安倍政治への不満が溜まっている。地方議員はなおさらだ。総裁選が始まれば、安倍批判票を集めるために、誰が一番強く安倍さんを批判するかの悪口合戦になる。明らかに岸田さんは出遅れた」

 総裁候補の各陣営が注目しているのは、前国税庁長官・佐川宣寿氏の証人喚問後に起きる“麻生の乱”と“二階の変”だ。自民党二階派幹部はこう見る。

「麻生さんが大臣を辞任すれば、間違いなく安倍降ろしを仕掛けてくる。安倍さんに総裁選不出馬を迫り、細田派、麻生派、二階派の主流派連合の数の力で次の総裁を担ごうと考えている。

 しかし、二階さんの思惑は違う。いまや文書偽造問題で官邸は機能不全に陥っており、役人は国会運営と政権運営を二階(俊博)さんに頼っている。わざわざ麻生路線に従ってヘゲモニーを渡すはずがない。それに、二階さんは筆頭副幹事長の小泉進次郎という強力なカードを握っている。本人が次の総裁選に出ることは考えにくいが、総裁選は本命不在だけに進次郎が応援した候補が勝つ。二階さんも進次郎の判断に乗る」

 その進次郎氏は「自民党は官僚だけに責任を押し付けるようなことはしない」と安倍首相や麻生氏の責任を問う姿勢を鮮明にした。

※週刊ポスト2018年4月6日号

2916チバQ:2018/03/27(火) 21:26:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180326-00000005-pseven-soci
安倍氏への引導、首相経験者軍団が官邸乗り込み退陣勧告検討
3/26(月) 7:00配信 NEWS ポストセブン
安倍氏への引導、首相経験者軍団が官邸乗り込み退陣勧告検討
疑惑から逃げ切れるのか(時事通信フォト)
 主将が逃げ切るために、追撃してくる敵の前に部下を順番に残して死ぬまで戦わせ、自分が落ち延びる時間を稼ぐ。関ヶ原で島津軍が見せた「捨て奸(すてがまり)」と呼ばれる戦法だ。

 ちょうど1年前、森友疑惑が最初に噴出したとき、安倍首相はこの戦法を成功させた。稲田朋美・元防衛相や「震災が東北でよかった」の今村雅弘・元復興相ら失言・スキャンダル大臣を次々に更迭し、自身の疑惑から逃げ切った。

 そしていま、再び首相は「討ち死にせよ」と佐川宣寿・前国税庁長官を国会証人喚問に突き出した。おそらく佐川氏の次は、副将である麻生太郎・副総理兼財務相のクビを差し出すことで自身の逃げ切りをはかろうとするはずだ。

 しかし、二度目の「捨て奸」は通用しそうにない。自民党の総裁・副総裁を経験した重鎮たちが「これでは国を誤る」と公然と声を上げはじめたからだ。

「安倍首相も麻生氏も(佐川氏の起用を)適材適所と言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているのではないか」

 そう痛烈に批判したのは小泉純一郎・元首相だ。小泉氏の盟友の山崎拓・元自民党副総裁は財務省の文書偽造問題で「事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」と麻生氏に辞任勧告を突きつけると、返す刀でこう言い切った。

「場合によっては首相も責任を取らざるを得ない」

◆誰が引導を渡すか

 安倍首相の派閥(清和会=細田派)の先輩である福田康夫・元首相も小泉―山拓コンビに劣らず安倍政治に危機感を募らせている。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と、安倍政治が官僚の忖度を招いたことを批判してきた福田氏は、最近、講演や新聞インタビューに積極的に登場し、憲法改正から北朝鮮外交まで安倍首相のやり方に真っ向から異を唱えている。

 この背後にあるのは安倍降ろしを狙った自民党長老たちの派閥横断的な連携だ。細田派の閣僚経験者は「誰が安倍に引導を渡すか」が話し合われていると語る。

「自民党のOB議員の間では総裁選での安倍3選はありえないという意見は一致しているが、肝心の本人に退陣する気が全くない。問題はそんな安倍さんを誰が説得するか。他派閥から『清和会(細田派)でやってほしい』と言われてOBの福田さんの一連の発言に繋がった」(細田派議員)

 現職の大物からも、伊吹文明・元衆院議長が「安倍首相と麻生氏は道義的な責任が問われる」と声を上げ、自民党長老たちの包囲網ができているのだ。

 それでも安倍首相に退陣する素振りはないとわかると、“最終手段”が練られた。さる3月中旬、元衆院議長や総裁選に出馬経験のある三役経験者、元大臣ら出身派閥が違う数人の自民党有力OBが会合を持った。出席者の1人が語る。

「小泉さんや福田さんの言葉はまだ寸止め。それでは安倍さんには伝わらない。最終的には、首相経験者がそろって官邸に乗り込んで、国民に見える形で退陣勧告するしかないという意見も出た」

※週刊ポスト2018年4月6日号

2917チバQ:2018/03/29(木) 14:28:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180328-00000016-pseven-soci
自民党総裁選 細田派が一枚岩にならねば安倍氏は数十票
3/28(水) 16:00配信 NEWS ポストセブン
自民党総裁選 細田派が一枚岩にならねば安倍氏は数十票
「岸田総理」の可能性も高まる(時事通信フォト)
「安倍首相も麻生氏も(佐川宣寿氏の国税庁長官起用を)適材適所と言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているのではないか」

 そう痛烈に批判したのは小泉純一郎・元首相だ。安倍首相の派閥(清和会=細田派)の先輩である福田康夫・元首相も各種メディアで首相のやり方に異を唱えている。

 本誌・週刊ポスト前号は文書改竄を財務省が認めた翌日(3月12日)の発売だったが、その時点で「安倍3選支持勢力」が党内議員票(405票)の過半数を割り込み、細田派やお友達議員、安倍チルドレンらの140〜150票にとどまる可能性があるとレポートした。沈没船からの集団脱走は急加速している。

「選挙基盤が脆い1〜3回生の議員は、“次の総裁”の神輿を担がなければ自分のバッジを守れない。3選ムードがなくなった今、誰が自分の救命ボートになってくれるかを必死に見定めている」(3回生議員)

 首相を支える立場の細田派でも、ついに似たような空気が漂う。細田派議員は顔を引きつらせた。

「総理のお友達優遇で我が世の春だったが、その反動で党内の怨嗟を浴びている。清和会が政権を手放すことになれば報復人事は避けられない。こうなったら、“我が派には(清和会出身の)小泉元総理や福田元総理のような考え方もある”という姿勢を見せたほうが得策かもしれない」

 政治ジャーナリストの野上忠興氏が語る。

「細田派が一枚岩にならない事態になれば、安倍氏の個人票はせいぜい数十票で、石破氏や岸田氏、あるいは別の候補を下回る。現職の総理総裁が総裁選で1位になれなければ不信任と同じ。自ら降りるという結末も現実味を帯びてくる」

※週刊ポスト2018年4月6日号

2918チバQ:2018/03/29(木) 18:55:17
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180328-00006781-bunshun-pol
“森友国会の仕切り役”自民・石井準一議員に参院職員との不倫疑惑
3/28(水) 16:00配信 文春オンライン
“森友国会の仕切り役”自民・石井準一議員に参院職員との不倫疑惑
参院予算委を仕切る石井氏 ©文藝春秋
 3月27日に行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問。日本中がその国会中継を見守る中で、ひそかに注目を集めた人物がいる。参院予算委員会の与党筆頭理事、石井準一氏(60)である。

【写真】A子さんに「アーンして」と食べさせる石井氏

「森友国会の“仕切り役”として、野党との調整に奔走し、この日も、何度か佐川氏とやりとりする様子が映っていました」(政治部記者)

 石井氏は18歳で“政界の暴れん坊”ハマコーこと故・浜田幸一氏の書生となり、以後11年を務め上げた。その後、千葉県議5期約20年を経て、2007年参院選に出馬し、初当選。現在2期目ながら、駆け引きや調整力に定評があり、参院の“ネクスト・ドン”と目されるほど存在感は抜群だ。だが、自民党関係者はこう囁く。

「実は石井氏が、参議院事務職員のA子さんと不倫関係にあるのは有名な話です」

 朝日新聞が“文書書き換え”問題をスクープする1週間前の2月23日夜、都内の高級ホテルで“不審”な動きをする石井氏の姿があった。エレベーターを降りた石井氏は、客室フロアを2周し、何度もあたりを見回し、ようやく一室の鍵を開けて、中に入った。それから10分後、石井氏が入った部屋に吸い込まれていった女性こそ、A子さんだったのである。部屋の中で2時間を過ごした後、2人はそれぞれ時間差をつけて部屋を出た――。

 3月23日、小誌は石井氏を直撃した。

――今、交際している女性について。

「交際している女性って、なにそれ」

――身に覚えがない?

「うん、うん」

――奥さんは?

「いるよ」

 当初は強気な姿勢を崩さなかった石井氏だったが、やがてホテルでのA子さんとの密会の事実を伝えると、苦笑しながら、こう答えた。

「うん……それはおたくら裏とってるからなぁ」

 詳細は3月29日(木)発売の「週刊文春」で報じている。また「 週刊文春デジタル 」では、2人の密会や石井氏の直撃場面などを同日朝5時より公開する。

「週刊文春」編集部

2919とはずがたり:2018/03/30(金) 11:15:21
顔がきもいので一貫してアンチ石破の俺。(すみません,石破先生m(_ _)m)
こんな正論吐いても,だから人望無いんだぜって思えてしまう(m(_ _)mすみません,石破先生m(_ _)m)

自民 石破元幹事長「一体何だったんだろう」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011381311000.html
3月27日 17時14分

自民党の石破・元幹事長は、記者団に対し「佐川氏自身も、『誰が、なぜ』ということが一切分からないと認める、極めて異例な尋問だった。安倍総理大臣や夫人の昭恵氏らの関与は全くなかったと証言しながら、他のことが全部わからないのでは、全体が明らかになっていない。『一体何だったんだろう』という思いが極めて強まった」と述べました。

そのうえで、石破氏は、野党側が、昭恵氏らの証人喚問を求めていることについて、「どういう場で行うかは別として、野党側から、そういう風に言われている人から、発言があるほうが望ましいのは確かだ」と述べました。

2920とはずがたり:2018/03/30(金) 12:31:38
平藩はとっくに鎮撫されてたようだ。

安倍内閣を外交の強みとか書いてる頓珍漢な提灯記事が焦って書いたが佐川が簡単に落城してて良かったな。

PRESIDENT Online2018年03月29日 15:15
安倍vs佐川は"150年ぶりの戊辰戦争"だ
http://blogos.com/article/286968/

■目下の政局は「第二次戊辰戦争」か
「150年前、明治という時代が始まったその瞬間を、山川健次郎は、政府軍と戦う白虎隊の一員として、迎えました」。このようなエピソードから始まった2018年1月22日の施政方針演説は、少なからぬ驚きをもって受け止められた。山川は維新期、朝敵とされた会津藩士でありながら、東京帝国大学総長に就いた立志伝中の人物だ。

安倍晋三が指摘するように18年は明治維新から150年の節目だ。ただ、戦後処理をめぐり、長州と会津の間には今なお溝がある。地元が山口県の安倍が、それを知らぬはずがない。その背景を踏まえれば異例の言及だった。

「公文書の書き換え疑い」との朝日新聞スクープをきっかけに、森友政局が再燃している。忖度、お友達政治など、わかりやすいフレーズが躍り、政権批判が喧しい。自民党関係者は語る。

「政治的圧力をかけたとの疑惑がかかる安倍首相は、長州藩士の血を引きます。そして、政権から主犯とされた前国税庁長官、佐川宣寿は1957年、福島県平市(現・いわき市)に生まれました。目下の政局は『第二次戊辰戦争』と指摘されています」

■佐川氏の保険業界への天下りはチャラに
福島にはかつて、磐城平藩が置かれた。戊辰戦争では、奥羽越列藩同盟に与し、新政府と戦った。1868(慶応4)年1月、京都南郊で勃発した鳥羽・伏見の戦いから1年半続いた戊辰戦争で、国内は大きく分断された。

この戦争では、薩長を中心に、新政府側が掲げた王政復古の理念に対し、東北諸藩は幕藩体制の存続にこそ正義があるとし、激しく抵抗した。なかでも、会津藩は鶴ヶ城(会津若松城)陥落時に、遺体の埋葬が許されなかったとの伝承が残り、薩長新政府への遺恨のもととされる。そもそも、明治体制は天皇を元首とし、強固な中央集権体制を敷いた。一方、幕藩体制はイメージと裏腹に各藩の裁量は大きかった。

「同じ長期政権として比べると、小泉純一郎内閣は、どのメディアとも対等に対峙してきました。安倍内閣は、産経、読売や保守系メディアに肩入れする一方で朝日新聞は敵視してきました。1度、『敵』だと認定されると破滅するまでやり込める安倍内閣。それは沖縄県知事や東京都知事への対応でもそうでした。佐川も敵認定されたとすれば、破滅するしかないでしょうね」(前出 自民党関係者)

野党の大物議員も「佐川は保険関連の協会への天下りが内定していましたが、チャラになったそうだ」と語る。

■内閣人事局というアメとムチ
17年2月の朝日新聞報道以来、森友疑惑は親安倍か、反安倍かの政治的対立を際立たせた。安倍政権は12年の政権復帰以降、特定秘密保護法や安全保障法制など国を二分するテーマを重要課題と位置づけ処理してきた。さらに戦後初めて憲法改正する具体的な政治日程に載せてみせた。

その構図に、歴史を重ねてみよう。官邸主導のトップダウンを進める政権に対し、佐川を筆頭に財務省、あるいは霞が関が抵抗したと考えることができる。官邸主権に対し各省の既得権益内で自由を求めた。財務省からの自殺者もまた、鶴ヶ城下よろしく野晒しにされたと言えなくもない。

今後行われる佐川の証人喚問でどれほどの真実が明らかになるか不透明だ。内閣人事局というアメとムチで、霞が関に忖度を迫ったという構図は確かにわかりやすい。ただ、書き換えをめぐる国土交通省からの報告が副総理の麻生太郎に伝わっていなかった経緯などから、増税をはじめ省益に反し続けた政権を葬ろうと目論んだ財務官僚の暴発、という見方も一定の説得力はあろう。

冒頭の安倍演説は、明治150年という節目にあたり、長州から会津、そしてすべての佐幕派に向けた、和解のメッセージと評価しうるものだった。

日本を取り巻く国際環境は、150年前も現在も厳しい。国内で無用なエネルギーを消費する余裕はない。国難に対し一丸となって取り組もう。安倍は、この演説にそんな思いを込めたのではないだろうか。

しかしその思いは、はかなく散った。燃え上がった森友政局は安定政権という外交上の強みはもちろん、安倍の総裁3選や悲願である改憲すら吹き飛ばしかねない状況だ。(文中敬称略)

2921名無しさん:2018/04/01(日) 21:48:24
http://www.sankei.com/politics/news/180401/plt1804010008-n1.html

安倍晋三首相、桜を見ながら代々木公園へ「お花見気分味わった」
2018.4.1 16:49

花見客らと写真撮影に応じる安倍首相=1日午後、東京都渋谷区の代々木公園1/3枚
 安倍晋三首相は1日昼、東京・富ケ谷の私邸周辺を約1時間散歩し、途中で立ち寄った代々木公園で桜を観賞した。私邸に戻ると「一瞬、お花見気分を味わえた。非常ににぎわいがあってよかった」と記者団に述べた。

 森友学園に関する財務省決裁文書改竄(かいざん)問題で厳しい国会運営が続く中、気分転換となったようだ。

 この日は暖かい陽気で絶好の花見日和。首相は途中で着ていたセーターを脱ぎ、肩に掛ける場面も見られた。公園内では花見客から「頑張ってください」などと声を掛けられ、写真撮影や握手にも応じた。

動画
https://www.youtube.com/watch?v=6ELQO_ocjmo

2922とはずがたり:2018/04/01(日) 21:56:17
ただのガス抜き野郎。論評にも値しない

「進次郎節」党内で波紋、ベテラン中心に反発も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-00050113-yom-pol
3/31(土) 22:12配信 読売新聞

 自民党の小泉進次郎・筆頭副幹事長の歯に衣(きぬ)着せぬ発言が党内で波紋を広げている。

 9月の党総裁選を前に若手議員にも影響力のある小泉氏の言動に注目が集まるが、ベテラン議員を中心に反発の声も出ている。

 党地方創生実行統合本部事務局長を務める小泉氏は31日、山口県萩市の離島・大島を訪れ、地元の漁師らと意見交換した。集まった島民から次々に握手や写真撮影を求められるなど、相変わらずの根強い人気だ。

 将来の首相候補の呼び声も高いだけに、小泉氏の発言には注目が集まる。財務省の決裁文書改ざん問題では早々に「自民党は官僚に責任を押しつける政党ではない」と断言し、暗に安倍首相や麻生副総理兼財務相の責任論に言及した。首相と距離を置く「ポスト安倍」候補の石破茂・元幹事長らが政権批判を自重する中で、小泉氏の発言は際だっている。


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