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自民党スレ

2884チバQ:2018/03/14(水) 22:01:49
 もう1つは女性の「安倍嫌い」が背景にある。2月の産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査は女性の内閣不支持率が支持率を上回り、3月調査もそうだった。他の報道機関でも支持率は「男高女低」の傾向があり、特に森友問題や加計学園の獣医学部新設問題に対する中高年女性の首相への不信感は根強いようだ。「『他に首相にふさわしい人はわからないが、安倍さんには辞めてほしい』と話す女性は多い」(閣僚経験者)という。

 そのため女性の支持を取り込もうと、首相の出身派閥の細田派や菅氏に近い議員らが野田氏の推薦人になるとの観測がある。野田氏が1月のBS日テレ番組で推薦人集めへの自信を「前回と比較すれば150%くらいある」と話したこともそうした観測を裏付ける。

 官邸は、ポスト安倍とされる石破、岸田両氏に比べ、野田氏はダークホースと考えているのだろう。だが、出馬実現を優先する野田氏が総裁選後に首相を支えることで、見返りに女性初の幹事長といった党要職を射止めたらどうなるか。長期政権は支持率低下が避けられない宿命だ。政界は一寸先は闇。「2位争い」に汲々とする石破、岸田両氏に代わり、野田氏が初の女性首相の座を狙える環境が整うかもしれないのだ。

 昨年11月、野田氏は来日したトランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官と会談し、女性の社会進出に関し意見交換した。今年3月1日には子育て環境の向上を目指す超党派の「ママパパ議員連盟」の会長に就任した。野田氏は子育てと仕事の両立を目指す女性の地位向上に熱心な印象が強い。出産経験があり、かつ一定の地位を持つ女性国会議員は限られており、野田氏はそのリーダー的な存在として浸透している。

 一方、憲法改正や外交・安全保障、経済など国の根幹を決める課題について目立った主張はしていない。同期のよしみだとして首相に発していた“苦言”も最近は聞かれなくなった。電波の利用権を競りにかける電波オークション導入の是非などの電波制度改革をめぐっては、総務省に大きな影響力を持つ菅氏の意向が働き、野田氏は所管官庁のトップながら、存在感を発揮できなかった。

 自民党が下野しない限り、党総裁はすなわち首相である。野田氏は総裁選への出馬を明言している以上、「女性」「子育て」以外で首相や石破、岸田両氏らに対抗する具体的な政策を早く国民に示すべきではないか。時には政策議論を正面から挑む政治手腕と覚悟が求められる。そうでなければ総裁選で善戦し、仮に重要ポストを得ても「女性というげたを履いてポストを得ただけ」(閣僚経験者)と言われ、多くの女性は失望するだろう。 (政治部 小川真由美)


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