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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/21(火) 02:04:42

統一地方選スレから近畿のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
京都ネタはこちらだけど選挙関係はややこしいし定着しなかったので概ねこのスレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187488248/l40
奈良ネタもこちらだけど選挙関係はややこしいし定着しなかったので概ねこのスレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/l40

6345チバQ:2019/03/11(月) 11:38:35
https://www.sankei.com/politics/news/190310/plt1903100016-n1.html
辰巳琢郎氏、大阪府知事選出馬を固辞
2019.3.10 23:54政治政局

報道陣の取材に応じ、4月の知事・市長のダブル選への出馬の可能性などについて言及する俳優の辰巳琢郎氏=10日午後、東京都世田谷区(小川原咲撮影)
報道陣の取材に応じ、4月の知事・市長のダブル選への出馬の可能性などについて言及する俳優の辰巳琢郎氏=10日午後、東京都世田谷区(小川原咲撮影)
 大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)と吉村洋文・大阪市長の辞職に伴う知事・市長のダブル選(4月7日投開票)で、大阪市出身の俳優、辰巳琢郎(たつみ・たくろう)氏(60)が10日、自民党に対し、知事選への出馬要請を断ったことが分かった。辰巳氏は維新の対立候補として要請を受けていた。自民党は別の候補の選定作業に入っている。

 辰巳氏は10日夜、家族会議などを開き、出馬しない方針を決めた。その後、自民党幹部に「家族との合意が得られなかった」と辞退の理由を伝えた。

 その直前には、都内で記者団に「大阪愛は人一倍持っているが、選挙に出るのは別の話」などと語っていた。

 辰巳氏は大阪市出身で京都大卒。フジテレビ「辰巳琢郎のくいしん坊!万才」やNHK連続テレビ小説などに出演し、ドラマや映画でも活躍している。

6346チバQ:2019/03/11(月) 13:49:29
https://www.sankei.com/west/news/190311/wst1903110003-n1.html
大阪ダブル選・知事選には元副知事に出馬要請
2019.3.11 11:17産経WEST
 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)が辞職するのに伴い、4月7日に投開票される知事・市長のダブル選で、自民党が知事選の候補者として、元府副知事の小西禎一(ただかず)氏に出馬を要請していることが11日、自民関係者らへの取材で分かった。

 自民は、準備期間が短い今回の選挙で維新に対抗するため、知名度の高い人物や行政経験者らを中心に出馬を打診している。

 8日には大阪市出身の俳優、辰巳琢郎(たつみ・たくろう)氏(60)に立候補を要請したが、辰巳氏は10日夜に「家族の同意を得られなかった」として、自民側に出馬断念を伝えていた。

 小西氏は昭和55年に東京大法学部卒業後、大阪府庁に入庁。総務部長などを経て、平成24年10月から副知事を務めた。

 今回のダブル選をめぐっては、維新の松井、吉村両氏が立場を入れ替えてそれぞれ市長選と知事選に挑むことを表明している。

 知事選は21日、市長選は24日に告示され、府議選、市議選と同じ日に投開票される。

https://www.asahi.com/articles/ASM3C2JWTM3CPTIL008.html
大阪知事選、自民が小西氏擁立へ 松井氏の下で副知事
大阪都構想・ダブル選

新田哲史 2019年3月11日13時02分
 大阪府知事・市長のダブル選(4月7日投開票)をめぐり、自民党は11日、知事選に元同府副知事の小西禎一氏(64)の擁立を決めた。行政経験の豊富な小西氏を擁立することで、幅広い支持を得たい考えだ。

 自民府連幹部が明らかにした。小西氏は11日夕に記者会見し、正式に立候補表明する見通しだ。

 小西氏は、2008年に橋下徹氏(大阪維新の会前代表)が府知事に就任した際、財政再建のプロジェクトチームの総括を担当。総務部長を経て、松井一郎府知事(現・維新代表)時代の12年10月、副知事に就任した。大阪都構想の事務局となる大都市局なども担当した。橋下、松井両氏にとって「元側近」といえる。

 ダブル選は、松井知事と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が任期途中で辞職表明したのを受け、統一地方選と同日で実施される。維新は、知事・市長候補を入れ替えて立候補する異例の「クロス選」とする方針だ。(新田哲史)

6347チバQ:2019/03/11(月) 14:31:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190310k0000m010157000c.html
暴言の前職・泉氏、子育て施策は評価高く…「争点が見えづらい」出直し明石市長選
2019/03/10 20:40毎日新聞

暴言の前職・泉氏、子育て施策は評価高く…「争点が見えづらい」出直し明石市長選

泉房穂・明石前市長=小松雄介撮影

(毎日新聞)

 10日に告示された兵庫県明石市長選は、前職の泉房穂氏(55)の暴言問題に端を発したため、「パワハラ」「選挙経費の無駄遣い」との批判に対し、泉氏は「おわび」に徹する構えを見せている。一方で、泉氏が進めてきた子育て施策は全国的に評価が高い。他候補も「継承」や「前進」を掲げざるを得ず、対立軸はかすみがちで、有権者は「争点が見えづらい」と困惑する。

 明石市は中学3年までの医療費と2人目以降の保育料を無料化しており、2013年から6年連続で人口が増加した。市内の書店では、暴言発覚後に出た泉氏の新刊2冊が平積みに。ジュンク堂書店明石店では著書「子どものまちのつくり方」(明石書店)と共編著「子どもが増えた!」(光文社新書)が話題書コーナーに並んだ。

 暴言の報道で大きな批判を浴びる一方、話題を集める結果にもつながり、新刊の売れ行きは全国で堅調という。光文社編集者は「泉氏のこれまでの手腕に関心は高い」と話す。

 子育て施策は有権者の注目度も高く、元職の北口寛人氏(53)は在任中に「こども基金」を創設した実績をアピール、「泉氏が路線を継承した」と強調する。共産新人の新町美千代氏(71)も「子育ては明石で。前進させる」と、従来の施策の拡充を訴えている。

 結果的に3氏のスタンスがどう異なるのかすぐには分かりづらく、公務員の女性(52)は「暴言はひどいが、政策がどう違うか見えてこない」と話していた。【反橋希美、浜本年弘、黒詰拓也】

6348チバQ:2019/03/11(月) 14:38:11
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20190311000.html
謝罪、批判、静観…暴言問題に「三者三様」 兵庫・明石市長選告示 3候補舌戦火ぶた
2019/03/11 06:05神戸新聞

謝罪、批判、静観…暴言問題に「三者三様」 兵庫・明石市長選告示 3候補舌戦火ぶた

街頭で候補者の訴えに耳を傾ける明石市民ら=10日午前、明石市内(撮影・鈴木雅之)

(神戸新聞)

 兵庫県前明石市長の泉房穂氏(55)による市幹部への暴言に端を発した出直し市長選は10日告示され、7日間の舌戦が始まった。謝罪、批判、静観-。立候補した3人は初日、暴言問題を巡って三者三様の構えを見せた。問題が全国的な注目を集めただけに、有権者の市民はもちろん、世論の動向も行方を左右する可能性があり、風向きを読みながらの選挙戦となる様相だ。

 泉氏は暴言問題で辞職後、この日が支援者以外の市民に初めて向き合う機会となった。選挙事務所前での第一声は「許されない発言だった」と神妙な表情で謝罪した。

 だがその後の街頭演説では、謝罪は冒頭が中心で、半分以上を「やさしい社会の実現」など重点施策の説明に費やした。

 「批判を浴びる覚悟だったが、思ったより反応が温かい。本人も風を読み、内容を前向きにしたのでは」と陣営の一人。告示日直前までは、謝罪に徹する方針だったという。

 実際、暴言の発覚直後は市役所に抗議が殺到するなど大半が批判的な意見だったが、「市民の安全のためやないか」といった発言の詳細が報じられると、擁護の声も増えた。

 これに対し、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)は暴言問題を真っ向から批判。第一声の冒頭から「明石市は職員の尊厳が守られていない。パワハラを市役所から根絶する」と訴え、いじめ自殺やセクハラなどの問題にも触れながら、暴言を看過できない問題として指摘した。

 併せて、高校生までの医療費無料化や市長給与の3割削減、市民の意見を聞く「出前市長室」開設などの公約も掲げた。

 一方、直接的な批判を避けたのが、前兵庫県議で元明石市長の北口寛人氏(53)。市役所前で第一声を上げ、「暴言で辞職した人がまた立候補した」「前市長が当選すれば再選挙で多額の税金が無駄になる」と泉氏に言及したものの、「泉氏の是非ではなく、明石の将来を考える選挙」との訴えを展開した。

 泉市政の手厚い子育て支援策は「もともと私が打ち出した政策」と主張し、「若いお父さん、お母さんは心配しないでほしい。泉氏の良い政策は引き継ぐ」「泉氏には市民会議の座長などで協力してもらいたい」と強調。泉氏の子育て支援策を評価する有権者を取り込む戦略をのぞかせた。(藤井伸哉、小西隆久、勝浦美香)

6349チバQ:2019/03/11(月) 14:49:33
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM3C4396M3CPTIL00X.html
「一身上の都合」で辞めた元側近 自民、維新と対決構図
2019/03/11 13:49朝日新聞

「一身上の都合」で辞めた元側近 自民、維新と対決構図

自民党が大阪府知事選に擁立を決めた小西禎一・元副知事=11日午後、大阪市中央区、加藤諒撮影

(朝日新聞)

 自民党は11日、大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月7日投開票)で知事選に擁立する候補を決めた。松井一郎知事(大阪維新の会代表)や橋下徹・前知事(維新前代表)の下で府政運営の中核を担ってきた元副知事の小西禎一氏(64)。「元側近」との対決構図をつくり、維新の行政運営の批判を強めたい考えだ。

 小西氏は11日午前、自民側からの要請を受け入れ、知事選への立候補が決まった。

 小西氏は、橋下、松井両氏の府政で総務部長や副知事など要職を歴任。維新が提案した職員基本条例案を「違法」と指摘したり、大幅カットされた職員給与を引き上げるべきだと議会で答弁したりするなど、松井氏らに苦言を呈する場面もあった。2015年、「一身上の都合」という理由で任期途中で辞職した。

6350チバQ:2019/03/11(月) 14:57:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1903080042.html
大阪入れ替えダブル選 国会では自民・維新の関係難しく
2019/03/08 20:44産経新聞

大阪入れ替えダブル選 国会では自民・維新の関係難しく

記者会見に臨む辞職した(左から)大阪府の松井一郎知事、大阪市の吉村洋文市長=8日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)

(産経新聞)

 自民党は大阪府知事と大阪市長のダブル選挙にいずれも対立候補を擁立する方針で、維新勢力との全面対決となる見通しだ。ただ、政府・与党は国会審議で日本維新の会を与野党の間に位置する「ゆ党」として重宝してきただけに、微妙な距離感を迫られている。

 自民党大阪府連の左藤章会長=衆院大阪2区=は8日、声明を発表し「自民党本部全面支援のもと、この戦いを真正面から受けて立つ」と強調した。府連は知名度の高い候補を中心に選考を急いでおり「ダブル選で維新をつぶす」(幹部)と意気込む。維新が片方でも落とせば勢いを失い、夏の参院選や次期衆院選での議席確保がおぼつかなくなる可能性があるからだ。

 ただ、党総裁の安倍晋三首相にとって維新の退潮は痛手といえる。首相が目指す憲法改正で「協力勢力」のうえ、これまで与野党対決法案の審議や採決の際、与党と足並みがそろう場面が少なくなかったからだ。

 首相に近い甘利明選対委員長は8日、埼玉県内で記者団に対し「東京では理解されづらいが、大阪の方々の判断だ」と述べるにとどめた。別の選対幹部は「(対立候補を擁立せず)無投票にして意味のない選挙にすればよい」と冷ややかに語った。

 一方、公明党の佐藤茂樹選対委員長は「選挙の私物化。税金の無駄遣いではないのか」などと維新側を批判する声明を発表した。公明党は衆院選では大阪と兵庫で維新と選挙協力を続けてきただけに、情勢を見極めて対応を決める。

6351チバQ:2019/03/11(月) 18:19:18
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20190306-OYTNT50153/
<統一選2019 戦いの構図・上>府議選 国民、立民初参戦
2019/03/07 05:00
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京都市内複数区 無投票か
 統一地方選の前半戦で行われる府議選(定数60)と京都市議選(同67)の投開票(4月7日)まで1か月となった。両選挙と、後半戦(同21日投開票)に予定されている3市長選、8市町議選の情勢を2回に分けて紹介する。(政党の並びは会派勢力順)。

 府議選は全25選挙区で、定数や選挙区の変更はない。立候補の準備を進めているのは現職53人、新人34人の計87人で、ほかに数人が検討している。旧民進党から分かれた国民民主党と立憲民主党は初めて候補者を立てる。

 現在の会派別の議席数は自民党30、共産党13、府民クラブ10、公明党5、日本維新の会1、無所属1。府民クラブには、国民の現職4人と立民の現職1人が所属している。

 最大会派の自民は24選挙区で計29人(現職24人、新人5人)を公認・推薦する。唯一候補者を立てない京丹後市では、現職と新人がそれぞれ公認を求めたが調整がつかず、いずれも無所属で出馬し、当選者が追加公認される運びだ。

 前回選で3議席伸ばし、第2会派となった共産は、全選挙区で計27人(現職12人、新人15人)を公認。伏見区(定数6)と右京区(同5)では2人の候補者を擁立し、「過去最高の15議席以上」を目標に掲げる。

 旧民進の現職の多くが移った国民は8人を立てる予定。現職4人のほか、山科区(同3)と伏見区に新人各1人を公認し、現職と西京区(同3)の新人の計2人を推薦する。

 立民は5人で、現職1人のほか、西京区と伏見区、福知山市(同2)の3選挙区に新人各1人を公認し、木津川市・相楽郡(同2)の新人1人を推薦する。

 公明は、現職の5人全員を公認。現有議席の維持を目指す。

 初参戦となった前回選で2議席を獲得した維新は、現職のほか、八幡市(同2)に新人1人を立てる予定。

 前回無投票だった南丹市・船井郡(同1)には3人が立候補を予定し、今回は選挙戦になる見通し。

 一方、京都市内の複数の選挙区では、立候補予定者数が定数を上回っておらず、無投票になる可能性がある。

6352チバQ:2019/03/11(月) 18:19:43
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20190307-OYTNT50135/
<統一選2019 戦いの構図・下>京都市議選
2019/03/08 05:00
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94人が立候補予定
 府議選と同じ29日告示、4月7日投開票の日程で行われる。前回と同じ定数67に対し、現職60人、元議員4人、新人30人の計94人が立候補を予定。全11選挙区で選挙戦となる見通しだ。

 現在の会派別議席数は、自民党19、共産党18、公明党11、国民・みらい5、地域政党京都党4、日本維新の会・無所属4。無所属は5で、欠員1となっている。自民と共産の議席差は1しかなく、第1党を巡る争いが焦点。国民民主党と立憲民主党は旧民進党から分かれて初の市議選で、左京区(定数8)、右京区(同9)、伏見区(同12)の3選挙区では候補がぶつかる。

 最大会派の自民は、全選挙区で計24人(現職18人、元議員1人、新人5人)を公認・推薦する。唯一議席のない左京区では、元議員1人と新人2人を立てる。現職が死去した北区(同6)と、10期目のベテランが引退する右京区では、後継の新人らを擁立する。

 共産は、21人(現職16人、元議員1人、新人4人)を公認。2003年以降、議席のない東山区(同2)では、戦後初めて公認候補擁立を見送り、昨年4月の知事選で共闘した無所属の新人を支持する。

 公明は、現有議席と同じ11人(現職9人、新人2人)が出馬を予定している。北区、山科区(同6)では、それぞれ現職が引退し、新人を立てる。

 国民は、8人(現職5人、新人3人)を擁立する。旧民主党として臨んだ前回の7議席を上回ることを目指す。

 京都は、前回より3人少ない7人(現職4人、新人3人)を立てる。条例提案ができる6議席を獲得したい考えだ。

 維新は、前回より1人多い6人(現職3人、新人3人)を公認した。前回の4議席を上回る議席の獲得を狙う。

 立民は、7人(現職1人、元議員2人、新人4人)が立候補を予定。議会運営に影響力を持つ交渉会派(5人以上)を目指す。

 選挙区では、左京区に定数の倍近い15人が立候補を予定しており、激戦となりそうだ。

 (政党の並びは会派勢力順)

福知山市議選定数2減 後半戦
 4月21日投開票の後半戦では、向日、京田辺、木津川の3市長選と、福知山、宇治、城陽、八幡、京田辺、木津川、久御山、和束の8市町議選が行われる。告示は市長・市議選が同14日、町議選が同16日。

 向日市は現職と新人が対決する構図になる見通し。現職が引退する京田辺市は、新人2人が出馬を予定。木津川市は、現職と新人が出馬を表明している。

 今回から定数が削減されるのは、2減の福知山市(定数24)と木津川市(同20)。前回無投票だった木津川市と京田辺市(同20)では、定数を大きく上回る30人以上が立候補を予定している。

6353チバQ:2019/03/12(火) 17:07:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000027-asahi-pol
議員定数、全国最少の5に削減 国内唯一の飛び地の村
3/12(火) 10:48配信 朝日新聞デジタル
議員定数、全国最少の5に削減 国内唯一の飛び地の村
役場などが並ぶ和歌山県北山村の中心部=2019年3月12日、東孝司撮影
 全国唯一の飛び地の村、和歌山県北山村の村議会は12日、議員定数を現在の6から5に削減する条例案を全会一致で可決した。全国町村議会議長会のまとめでは、定数5は沖縄県北大東村と並んで全国最少。

【写真】和歌山県北山村役場=2019年3月12日、東孝司撮影

 村は過疎化が進み、林業が盛んだった1955年に1609人いた人口は、今年2月末で435人。本会議で提案者の葛城健也議員は「多くの村民に議員定数を削減すべきとの意識がある。人口減少を考慮し、行革の流れの中、総合的に判断した」と削減理由を述べた。議場から反対の質疑もなく、採決された。12月20日の任期満了に伴う次回の村議選から適用される。

 村議選は定数7時代の2003年、6になった07年と無投票だったが、11年、15年は連続して選挙戦に。なり手不足で困るという状況ではないが、将来を見据えての削減という。16年の村長選挙に当時の村議が立候補して欠員1となってから、議員5人になっていたが特に問題はなかったという。(東孝司)

朝日新聞社

6354チバQ:2019/03/12(火) 21:32:25
現職非公認とは珍しい
なにがあったですかね?
>>5264市長選保守分裂からの京都5区保守分裂の絡みですかね

https://mainichi.jp/articles/20190119/ddl/k26/010/413000c
2019/01/19 - 自民党府連は、4月の府議選京丹後市選挙区(定数1)について現職の巽昭氏と元市議で新人の森口亨氏とも公認を出さないことを決めた。9日の選挙対策常任委員会で機関決定した。自民党京丹後総支部は森口氏を公認候補として推薦する ...

6355とはずがたり:2019/03/13(水) 16:34:22

https://twitter.com/taatan_yuru/status/1104753258046808064
?? ??ミニたーたん。 ?? ??
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@taatan_yuru
フォローする @taatan_yuruをフォローします
その他
JX通信さんの調査を素直に読めば、無党派層がもしも全員棄権すれば府議会で余裕で維新の会が過半数を遥かに上回ることが判る。
逆に投票率が上がった時ほど(無党派層が多く投票した時ほど)維新の会が不利な結果になる。これは最近数年間の選挙結果の傾向とほぼ一致する。

7:37 - 2019年3月10日


大阪市議会、吉村市長辞職に不同意へ 「市民置き去り」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000058-mai-pol
3/12(火) 20:07配信 毎日新聞

 大阪市議会の自民、公明、共産の3会派は12日、大阪府知事選(4月7日投開票)への立候補を表明している吉村洋文市長が市議会議長に提出した20日付の辞職願に、同意しない方針をそれぞれ決めた。3会派は市議会(定数86、欠員1)で過半数を占めるため、13日の本会議で不同意となる見通し。不同意となっても公職選挙法の規定で、吉村氏が21日告示の知事選に立候補を届け出た時点で失職する。

 不同意の理由について、自民市議団の黒田當士(まさし)幹事長は「予算を放り出しての辞職で無責任だ」と批判。公明市議団の土岐恭生幹事長は「(任期途中の)辞職は極めて不誠実だ。市民を置き去りにしている」と説明した。共産市議団の山中智子幹事長は「思い通りにならないからといって職責を投げ出す選挙に同意はできない」と述べた。【山下貴史、岡村崇】

6356チバQ:2019/03/13(水) 17:05:43
北野妙子市議ですね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00000565-san-pol
自民「候補者選定は最終段階」女性市議は固辞 大阪市長選
3/13(水) 16:04配信 産経新聞
 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が辞職するのに伴い、4月7日に投開票される知事・市長のダブル選で、自民党が市長選に出馬要請していた大阪市議の女性(59)が13日、記者団の取材に応じ「打診を受けたが、断った」と話した。自民は今後、行政経験者らを軸に候補者選定を急ぐ。

 自民市議団の黒田當士(まさし)幹事長は同日、「候補者選定は最終段階に入っている。できれば今週中に発表したい」と話した。

 自民関係者によると、党本部は女性市議を擁立したい意向だったが、市議が固辞したことで、今後は市議団中心に選定することになるという。

 ダブル選をめぐっては、松井氏が市長選に、吉村氏が知事選にそれぞれ立場を入れ替えて立候補することを表明。知事選では、吉村氏の対抗馬として、自民は元大阪府副知事の小西禎一(ただかず)氏を擁立。小西氏は自民の推薦を受け、無所属で出馬する。

6357とはずがたり:2019/03/13(水) 19:03:28
和歌山・北山村議会
議員定数5人に 最少タイ
https://mainichi.jp/articles/20190313/ddm/012/010/055000c#cxrecs_s
会員限定有料記事 毎日新聞2019年3月13日 東京朝刊

6358とはずがたり:2019/03/13(水) 19:03:50

大阪市長選、自民が女性市議軸に調整
https://www.sankei.com/west/news/190313/wst1903130007-n1.html
2019.3.13 02:00産経WEST

 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が辞職するのに伴い、4月7日に投開票される大阪府知事・市長のダブル選で、自民党が同党の大阪市議の女性(59)を軸に市長選候補を調整していることが12日、自民関係者らへの取材で分かった。

 市議は大阪市淀川区選出で、平成17年に初当選。府連の副幹事長などを務めている。関係者によると、党本部の幹部が同市議に連絡し、出馬を要請したという。

 市長選の候補者選定をめぐっては、この女性市議のほか、元市議の男性やNPO代表なども候補として浮上していたが、調整がつかず難航していた。

 自民府連の左藤章衆院議員は同日、「告示日が24日に迫っている。一日も早く決めたい」と記者団に語っていた。

 ダブル選をめぐっては、松井氏が市長選に、吉村氏が知事選にそれぞれ立場を入れ替えて立候補することを表明している。知事選では、吉村氏の対抗馬として、自民は元大阪府副知事の小西禎一(ただかず)氏を擁立。小西氏は自民の推薦を受け、無所属で出馬する。

 大阪知事・市長のダブル選は知事選が21日、市長選が24日にそれぞれ告示され、府議・市議選と同日の4月7日に投開票される。

6359岡山1区民:2019/03/14(木) 06:56:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00021079-asahibcv-l27
大阪ダブル選 公明は小西元副知事推薦へ
3/14(木) 0:41配信 ABCテレビ
大阪ダブル選 公明は小西元副知事推薦へ

ABCテレビ

公明党大阪府本部は来月投開票の府知事選に出馬する小西禎一元副知事に推薦を出す方針を決めました。

元大阪府副知事の小西禎一氏(64)は、来月の府知事選に無所属で自民党の推薦で立候補する予定です。府知事選について公明党府本部は13日、小西氏に推薦を出す方針を決定。近く党本部に意向を伝え、今週中にも推薦を確定させる見通しです。4年前の知事・市長選では維新との協力関係から公明は自主投票でした。一方、大阪市の吉村市長は辞職について議会の同意が得られず、知事選の告示日21日に自動失職し、選挙に挑むことになりました。

ABCテレビ

6360チバQ:2019/03/14(木) 13:24:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190314k0000m010086000c.html
公明「反維新」鮮明、小西氏推薦へ 大阪府知事選
2019/03/14 11:20毎日新聞

公明「反維新」鮮明、小西氏推薦へ 大阪府知事選

大阪府知事選への出馬を表明し、記者会見する小西禎一氏=大阪市北区で2019年3月11日午後5時14分、平川義之撮影

(毎日新聞)

 4月7日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選を巡り、公明党府本部は、自民党が知事選に擁立した元副知事の小西禎一氏(64)を推薦する方針を固めた。14日にも党本部に申請して、党としての対応を正式に決定する。大阪都構想の議論を巡って大阪維新の会と対立が深まってダブル選に至った経緯があり、反維新の姿勢を明確にした。

 関係者によると、本来は、自民が擁立する市長候補と共に対応を協議する予定だったが、自民の対抗馬選びが難航。知事選の告示日が21日に迫っていることから、府本部幹部らが13日に対応を持ち回りで協議した。

 過去のダブル選では、維新側が、公明候補のいる関西の衆院選の6小選挙区(大阪4、兵庫2)で擁立を見送ってきたため、公明は特定候補を応援しない「自主投票」としてきた。しかし、都構想の制度案を協議する法定協議会で松井一郎知事らと決裂。府本部関係者は「対決してダブル選に至ったのに『自主投票』では矛盾する」と説明。自民の推薦依頼を受けて対応を協議していた。

 市長選に関しては、自民が候補者を決定次第、対応を検討する。【岡崎大輔】

6361チバQ:2019/03/14(木) 13:26:42
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-270935.html
大阪「ダブル選」へ、存亡かけた維新の大勝負 官邸は困惑、本命候補空振りで自公にも溝
2019/03/14 06:00東洋経済オンライン

大阪「ダブル選」へ、存亡かけた維新の大勝負 官邸は困惑、本命候補空振りで自公にも溝

大阪「ダブル選」へ、存亡かけた維新の大勝負

(東洋経済オンライン)

地域政党「大阪維新の会」の仕掛けた大阪ダブル選が、4月7日投開票の統一地方選前半戦で最大の目玉に急浮上した。「大阪都構想」で2度目の住民投票実施を狙う松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長がそろって辞職。立場を入れ替えて出直し知事・市長選に出馬するという大勝負に打って出た。

松井氏は国政政党「日本維新の会」の代表でもあり、ダブル選の結果は7月の参院選での維新の消長にも直結する「まさに党の存亡をかけた戦い」(維新幹部)だ。ただ、中央政界で自民党寄りの姿勢が目立つ維新が、大阪では自民党と全面対決という「ねじれの構図」ともなるため、安倍晋三首相の政権運営や国会での憲法改正論議にも影響する可能性がある。大阪維新代表の松井知事と同政調会長の吉村市長は8日、辞職願をそれぞれ大阪の府・市両議会議長に提出した。

「死んでも死にきれない」と松井、吉村両氏
大阪都構想実現を公約してきた松井、吉村両氏は、昨年から住民投票について公明党との折衝を続けてきた。しかし、3月7日に開かれた大阪都構想の制度案を議論する法定協議会で、投票の実施時期をめぐる維新と公明党の協議が決裂した。このため、松井、吉村両氏は「死んでも死にきれない」とダブル選実施を決断した。松井氏は記者会見で「知事選、市長選、府議選、市議選の4つの選挙で都構想の支持を得たい」と、ダブル選勝利と府市両議会での維新の単独過半数獲得を目指す考えを強調した。

松井、吉村両氏が同じ役職で当選すれば、知事、市長とも今年の11〜12月に任期満了となり、再び選挙を行う必要がある。しかし、入れ替わって当選すれば任期は4年間になる。松井氏は「入れ替わりで税金の支出を抑えられる」と選挙費用の節約もアピールした。

これに対し、都構想に反対して維新と激しく対立してきた自民党大阪府連は「党利党略のダブル選」と猛反発。二階俊博幹事長が「(維新は)思い上がっている」と批判したこともあって、自民党本部とも連携して松井、吉村両氏の対立候補擁立に動き、11日に府知事選での吉村氏の対抗馬として小西禎一元府副知事の擁立を決めた。小西氏は維新の創業者の橋下徹氏が府知事の時代に府政改革を担当し、続く松井知事の下で副知事も務めた府政のエリート。大阪都構想への疑問などから副知事を退任したこともあって、自民党は「維新の弱点もよくわかっている実務家」(府連幹部)として府政奪還を目指している。

ただ、自民府連は当初、浮動層も含めた幅広い反維新勢力の結集のため、本命候補として大阪出身のタレント、辰巳琢郎氏に的を絞り、二階幹事長も乗り出して説得した。しかし、辰巳氏が「家族の同意が得られなかった」ことなどを理由に固辞したため、次善の策として小西氏擁立に切り換えたのが実情とされる。このため、自民党内には「知名度がカギとなる短期決戦だけに、辰巳氏なら勝てたが、地味な小西氏では厳しい戦いになる」との不安も広がっている。

そこで勝敗のカギとなるのが選挙戦での「反維新の結集」(自民府連)だ。都構想には自民だけでなく公明、共産、立憲民主、国民民主の各党も反対の立場で、「各党が維新包囲網を固めて組織戦で挑めば勝機はある」(同)とみられている。政党色が薄い小西氏には、自民以外の各党も推薦に前向きとされる。ただ、大阪で維新、自民に次ぐ集票力を誇る公明は、「地方選は自主投票が原則」などとあいまいな姿勢を示す。

府市両議会の構成をみると、いずれも与党の維新が最大勢力だが過半数には足りず、公明党の協力がなければ住民投票実施の議決は困難だ。このため維新は国政選挙で公明党と住み分けすることで貸しを作り、同党との密約を結んで住民投票実施を模索してきたとされる。しかし、昨年末に公明との交渉が行き詰まり、松井氏が「公党の裏切り」と密約の存在を暴露。両党は全面対決の状況に陥った。維新がこれまで候補者擁立を見送ってきた大阪の4選挙区を含め、公明現職がいる衆院小選挙区での対抗馬擁立をちらつかせたことが、両党のさらなる感情的対立を生んでいる。

6362チバQ:2019/03/14(木) 13:27:11
野党共闘を牽制、公明の離反を促す
一方、自民党の二階幹事長は11日、「みんなの力を借りないと大阪では勝てない。まずは自民党が死に物狂いでやることで、協力しようという党が出てくる」と自民府連に決起を促した。直近の衆参選挙での比例選獲得票などをみれば、公明も含めた反維新勢力が結集すれば維新を圧倒できるからだ。

公明党府本部代表の佐藤茂樹衆院議員も「選挙の私物化、党利党略で府民、市民が不在。税金の無駄遣いそのものだ」と不満を爆発させた。しかし、自公連立政権での二階氏のパートナーともなる斉藤鉄夫公明党幹事長は「地元の調整を見守る」と慎重な姿勢だ。次期国政選挙で維新と住み分けられなければ、公明の議席減が避けられないからだ。だからこそ松井氏らも「自民と共産も含む主要野党が共闘するのはまったくの野合」と反維新結集の動きを強く牽制、公明の離反を促している。

そうした中、首相官邸の微妙な立場が事態をさらに複雑化させている。安倍首相はかねて橋下徹前大阪市長と親交があり、菅義偉官房長官も松井氏との親密な関係で知られる。毎年末には定例的に4者で懇談するなど、交流を深めてきた。維新が憲法改正に積極的なため、改憲実現を悲願とする安倍首相も国会の改憲論議での維新の協力にも期待している。

しかも、今年の安倍外交の重要な舞台となる6月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会議は大阪での開催で、松井氏らとの連携は不可欠。さらに、松井氏らが誘致に全力を挙げた2025年の国際博覧会(万博)の大阪開催は、首相ら政府側の尽力もあって実現にこぎつけた経緯もある。このため、維新は「安倍政権の補完勢力」(立憲民主幹部)との見方が定着している。

維新もこれまで政府が提出した重要な与野党対決法案で賛成に回ることなどで「親安倍の姿勢」(自民幹部)をアピールしてきた。維新幹部も国政政党としての立ち位置を「与(よ)党と野(や)党の間の“ゆ党”」と公言してはばからない。だからこそ首相サイドは、今回ダブル選で自民と維新との関係が崩壊することを恐れている。

4月21日投開票の統一地方選後半戦には、安倍首相の自民党総裁3選後初の国政選挙となる、衆院大阪12区と同沖縄3区の補選が実施される。アメリカ軍沖縄普天間飛行場の辺野古移設の是非が問われた沖縄県民投票で反対票が圧倒的だったこともあり、沖縄3区補選での自民苦戦は必至。それだけに自民、維新、主要野党の三つ巴の戦いが想定される大阪12区補選で自民が敗れれば、安倍政権にも大きな打撃となる。自民幹部も「大阪は絶対に落とせない」と危機感を露わにしているが、この補選でも勝敗のカギを握るのは公明党だ。それだけに首相サイドは今回のダブル選を「あちらを立てればこちらが立たず」(側近)と板挟みの苦悩を隠せない。

反維新結集に向けて自民との共闘に前向きな共産党は、共闘の条件の1つとしてと「カジノ誘致への反対」を挙げている。しかし、カジノ誘致は安倍首相らと維新の連携で進められているもので、この点での自共共闘は「首相らの方針と真逆」(自民幹部)にもなる。さらに、自民党が国会で激しく対立する立憲、国民両党との共闘に走れば、「いくら大阪の特殊事情といっても、国民の不信を招く」(自民長老)のも避けられない。

ダブル選があぶり出す安倍政権の魑魅魍魎
自民党内では、本命だった辰巳氏が固辞した背景には「首相サイドの圧力があったのでは」との見方も広がる。「地味な実務家を候補に選んだのは、ダブル選を維新勝利のための消化試合にする狙いがある」との解説すら出ている。今回、二階幹事長が反維新結集の旗振り役となっているのも「首相への揺さぶり」との見る向きが少なくない。

首相は12日夜、銀座のステーキハウスで二階氏と懇談した。麻生太郎副総理兼財務相、甘利明党選対委員長、萩生田光一自民党幹事長代行ら首相と親密な政府与党幹部も同席し、二階氏もご機嫌だったとされる。永田町では「政界はキツネとタヌキの化かし合い」が常識とされるが、今回の大阪ダブル選の展開は「安倍政権を取り巻く魑魅魍魎の姿をあぶりだした」(自民長老)ことは間違いなさそうだ。

著者:泉 宏

6363名無しさん:2019/03/14(木) 21:19:49
https://www.asahi.com/articles/ASM3G3V8TM3GPTIL012.html
自民、大阪市長選に柳本氏を擁立へ 都構想に反対
2019年3月14日20時53分
 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月7日投開票)で、自民党は市長選に元大阪市議の柳本顕氏(45)を擁立する方針を固めた。柳本氏は2015年に実施された大阪都構想の住民投票で、反対陣営の中核を担った。大阪維新の会の候補と対決する「反維新」勢力の知事・市長候補が決まったことで、ダブル選の大枠の構図が固まった。

 ダブル選は、大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(同政調会長)が任期途中で辞職表明したのを受け、統一地方選と同日に実施される。維新は、知事・市長候補を入れ替えて立候補する異例の「クロス選」とする方針だ。

 柳本氏は関西電力元社員で、1999年に大阪市議に初当選。15年11月の大阪市長選に立候補したが吉村氏に敗れ、今夏の参院選大阪選挙区に自民公認候補として立候補する予定だった。自民府連は都構想の課題に詳しい柳本氏を繰り返し説得。柳本氏は固辞していたが、最終的に受け入れた。

 ダブル選をめぐっては、自民は知事選で元大阪府副知事の小西禎一(ただかず)氏(64)の擁立を決定。市長選で柳本氏の擁立が決まったことで、維新との対決構図が固まった。自民は今後、都構想に反対する「反維新」勢力の結集をめざす考えだ。

6364チバQ:2019/03/15(金) 08:58:59
https://mainichi.jp/articles/20190312/k00/00m/010/328000c
堺市議会、市長の問責決議案可決へ 収支報告未記載で
毎日新聞2019年3月13日 06時30分(最終更新 3月13日 06時30分)
 堺市の竹山修身市長の政治資金を巡る問題で、14日の市議会本会議で竹山市長の問責決議案が可決される見通しになった。自民、公明、ソレイユ堺、共産の4会派と無所属議員1人が12日、問責決議案の提出に同意。定数48(欠員1)の過半数に達する。竹山市長は「厳粛に受け止めている」と語ったが、辞職はしない考えを示した。

 第1会派の維新(13人)は不信任決議案と調査特別委員会(百条委)の設置を求める決議案を提出。いずれも14日に採決されるが、他会派の賛成は得られない見通しだ。

 竹山市長の関連政治団体などは、過去6年で計約7000万円の収入と計約6500万円の支出を収支報告書に記載していなかった。12日の議員総会で竹山市長は「個人の利益を図ったり裏金を作ったりしたものではないと確信している」と釈明したが、2017年の報告書に一部の領収書が添付されていないなど新たな不備が発覚。議会側は竹山市長に改めて4月15日までに資料提出を求め、同23日に再び議員総会を開くことも決めた。【矢追健介】

6365チバQ:2019/03/15(金) 11:30:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000074-mai-pol
自民、大阪市長選に柳本顕氏擁立 “ダブル選”の構図固まる
3/14(木) 19:06配信 毎日新聞
自民、大阪市長選に柳本顕氏擁立 “ダブル選”の構図固まる
大阪府知事・大阪市長ダブル選の構図
 大阪都構想を巡り、4月7日に投開票される大阪府知事と大阪市長のダブル選で、自民党から市長選への出馬要請を受けていた元大阪市議の柳本顕氏(45)が14日、「都構想の議論はこの戦いで完全に終止符を打ちたい」と出馬の意向を表明した。柳本氏は市議時代に都構想反対派の急先鋒(せんぽう)として大阪維新の会と激しく対立。知事から市長選(24日告示)に挑む松井一郎氏と対決する。

 知事選(21日告示)には、市長から知事選に臨む維新の吉村洋文氏と、元副知事で自民が14日に推薦を決めた小西禎一氏が出馬表明しており、ダブル選の構図が固まった。公明府本部は小西氏の推薦を党本部に申請しており、柳本氏に対しても同様の対応を取る見通し。

 柳本氏は、叔父で参院議員の柳本卓治氏が不出馬を決めた今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)に自民公認で出馬する予定だった。自民は、松井氏や橋下徹前市長との論争に実績がある柳本氏が最適と判断して出馬を要請。柳本氏はいったんは固辞したものの、「不戦敗はありえない」として決断。自民の二階俊博幹事長に14日、出馬の意向を伝えた。同日夜、報道陣の取材に応じ「大阪にとっても私にとってもラストチャンスだ」と述べた。

 柳本氏は市議時代、維新が目指す都構想を巡って橋下市長(当時)と激しく対立。「都構想は毒まんじゅう」と指摘して徹底して反対し、2015年5月の住民投票で反対運動の先頭に立った。だが、同年11月の大阪市長選には自民の推薦で出馬し、民主(当時)、共産両党の自主的な支援も受けたが、元市議で元衆院議員の吉村氏に敗れた。

 柳本氏は大阪市西成区出身で京都大卒。関西電力を経て、1999年に市議だった父親の急逝に伴う補選で初当選。自民市議団幹事長(13〜15年)などを歴任した。【林由紀子、真野敏幸】

6366 チバQ:2019/03/16(土) 08:39:19
>>6362
〉自民、維新、主要野党の三つ巴の戦いが想定される大阪12区補選
野党が樽床を推すんでしたっけ?

6367チバQ:2019/03/17(日) 15:08:22
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1903160031.html
「反維新」の急先鋒が大阪市長選に
2019/03/16 21:29産経新聞

「反維新」の急先鋒が大阪市長選に

大阪市長選への出馬を表明し、会見する自民党の柳本顕氏(左)=16日午後、大阪市北区(寺口純平撮影) 

(産経新聞)

 〈統一地方選・大阪〉

 大阪府知事・市長のダブル選で自民党は元大阪市議の柳本顕(あきら)氏(45)を市長候補に擁立した。直前までは今夏の参院選の自民公認候補。叔父の地盤を受け継ぎ、国政進出に意欲を燃やしていた。「考えに考え抜いた」。知事、市長の辞職表明から1週間の葛藤を経て決断。16日の会見では「使命感に燃えている」と吹っ切れた表情で語った。

 「だめでも参院選に出られるといった気持ちで市長選に出馬するなら、そもそも出る資格がない」。会見で柳本氏は、政界引退をかけて2度目の大阪市長選に挑む覚悟を明かした。

 大阪維新の会を率いる松井一郎知事と吉村洋文市長(維新政調会長)が、入れ替えダブル選で大阪都構想への民意を問うと表明したのが今月8日。自民府連内では当初から柳本氏を推す声が強かったが、本人は「参院選で職責をまっとうしたい」と固辞していた。

 しかし告示日が24日に迫り、人選が難航する中で「不戦敗はあり得ない」と苦悩も。そんなとき知人から「あなたは何をやりたいのか。大阪を変えるのであれば、市長のほうが近いのでは」とメールをもらい、14日に出馬要請を受け入れることを決めたという。

 その経歴から「反都構想の旗手」とも呼ばれる柳本氏は平成11年、当時大阪市議だった父の死去に伴う補欠選挙に立候補し、25歳で初当選した。府連の青年局長などを歴任し、若手のホープとして着実にキャリアを重ねてきた。

 都構想をめぐっては維新代表だった橋下徹前市長と激しく対立。「都構想は毒まんじゅう」などと舌鋒(ぜっぽう)鋭く訴え、27年5月の住民投票では都構想反対派を勝利に導いて、橋下氏を政界引退に追い込んだ。

 同年11月のダブル選で大阪市長選に出馬するものの、吉村氏に約19万票差をつけられて敗北。その後は政治の表舞台から遠ざかっていたが、最近は参院選候補者として、府内全域であいさつ回りを重ねていた。

 「大阪市は残すべきだ。世の中をあざむく政治手法は許せない」。会見で柳本氏は維新政治をこう批判。ライバルとなる松井氏については「基礎自治体の首長は市民ひとりひとりに寄り添う存在であるべきだ。松井氏にはそういう印象がない」とし、前回市長選の苦い経験も「私自身、前とは違う」と強調した。

 今後、自民が擁立した知事選候補者の小西禎一(ただかず)氏(64)とも連携し、自公を軸としながら幅広く支持を呼びかけていく。

6368とはずがたり:2019/03/17(日) 20:17:33
2019/3/17 20:00神戸新聞NEXT
明石市長選、泉氏が当選確実 「暴言」批判かわす
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/0012155699.shtml

 部下への暴言問題で前市長が辞職したことに伴う出直し兵庫県明石市長選が17日投開票され、前職の無所属泉房穂氏(55)が当選を確実にした。音声データの流出に端を発した暴言問題は全国的な関心を集めたが、泉氏は謝罪を続けることで逆風をかわす一方、手厚い子育て政策による人口増など2期8年弱の実績が評価された。

 選挙戦では、暴言を巡るリーダーの資質や全国最多に膨らんだ待機児童対策、高齢者施策などが争点となった。

 神戸新聞社の出口調査では、支持政党を問わず、泉氏が子育て世代を中心に幅広い年代から支持を得て、前兵庫県議で元明石市長の無所属北口寛人氏(53)、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)との戦いを制した。

 泉氏は道路拡幅工事を巡り、立ち退き交渉が遅れていた建物に「火をつけて捕まってこい」などと市幹部に暴言を浴びせ、2月2日付で引責辞職。立候補を要請する市民の署名活動を受け、告示直前に立候補を表明していた。

 泉氏は選挙戦で、「選挙結果にかかわらず、人として許されない」とおわび行脚を展開。一方で、6年連続の人口増など実績をアピールし「大好きな明石のためにもう一度頑張らせてください」と訴えた。

 泉氏は任期満了前に辞職したため、公選法の規定により、4月の統一地方選で再び市長選が実施される。(藤井伸哉)

6369チバQ:2019/03/18(月) 11:07:03
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20190318000.html
「暴言」深手にならず 謝罪徹底、批判かわす 明石市長に泉氏3選
2019/03/18 00:04神戸新聞

「暴言」深手にならず 謝罪徹底、批判かわす 明石市長に泉氏3選

支援者に対し、出直し選になった選挙について頭を下げる泉房穂氏=17日午後8時24分、明石市大明石町2(撮影・中西幸大)

(神戸新聞)

 自らが招いた暴言への逆風を、徹底した謝罪でかわした。17日に投開票された兵庫県明石市長選は、出直し立候補した前職泉房穂氏(55)が、告示3日前の表明にもかかわらず圧勝した。問題発覚直後は批判的な声が多かったが、「市民の安全のためやないか」といった発言の詳細が報じられると風向きが一転。泉氏が批判に真正面から答えることはなかったが、擁護論も出て暴言は深手とならず、人口増や税収増などの実績が評価される展開となった。

 明石駅に近い泉氏の選挙事務所。午後8時、投票の締め切りと同時に「当選確実」の報が一部メディアから届いた。

 「私の暴言による出直し選で多くの費用がかかった。責任を痛感している」

 支援者の拍手と笑顔で迎えられた泉氏は、神妙な面持ちのまま頭を下げ、「明石の将来のまちづくりに責任を果たす」と声を絞り出した。

 辞職直後を思えば、陣営にとっても「まさかの圧勝」だった。

 新聞各紙が暴言を報じたのは1月29日。当初は辞職を否定したが、市役所に苦情が殺到し、3日後に辞職を表明。擁護論も出始める中、会見では「私の行為は断じて許されない」と謝罪に徹した。

 だが、出直し選については明言を避け「潔さをアピールするための戦略では」との臆測も出た。

 2月上旬には、市内の女性を中心とした団体が、立候補を要請する署名活動を始めた。泉氏が力を注いだ福祉政策の関係団体も加わり、3月3日の集会で計5千人分を提出。泉氏は「署名の重さに心を動かされた」と涙を流し、告示直前、立候補を表明した。

 選挙準備は後手に回った。市内全戸に配布される選挙公報は原稿が完成せず、泉氏分は掲載されなかった。選挙ポスターも間に合わず、名前とメッセージだけで顔写真がない簡易ポスターが選挙戦中盤まで張られた。

 「なぜ説明責任を果たさず、任期満了直前に辞職したのか」「2度の市長選になれば税金の無駄使いになる」。突然の辞職と長い沈黙、告示日直前の立候補…。泉氏の対応に戸惑いと批判の声は大きかった。

 だが、選挙戦では謝罪に徹し、疑問に十分に答えることはなかった。

 過去2度の当選時のような万歳も祝い鯛(だい)もない。厳しい表情を崩さず、支援者に謝罪を繰り返したが、署名活動をした子育て中の女性らからお祝いの言葉をかけられると、口を真一文字に結んだまま涙をこらえた。(藤井伸哉)

6370チバQ:2019/03/18(月) 11:07:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190317k0000m010167000c.html
「パワハラ」争点にならず、暴言問題の泉氏が3選 明石市長選
2019/03/17 22:26毎日新聞

「パワハラ」争点にならず、暴言問題の泉氏が3選 明石市長選

当選確実の知らせを受けて、万歳をせずに謝罪の意味を込めて頭を下げる泉房穂氏(中央)=兵庫県明石市で2019年3月17日午後8時5分、猪飼健史撮影

(毎日新聞)

 暴言問題があった兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)の辞職に伴う出直し選が17日投開票され、泉氏が元職と新人にトリプルスコア以上の差を付け、3選を決めた。問題発覚後、厳しい批判を浴びたが、市民は子育て政策をはじめとする2期の実績をより重視し、引き続き市政を託した。市内の事務所で当選確実の知らせを受けた泉氏は「全国に胸を張れる街にしたい」と述べた。

 任期は当初の4月末までで、統一地方選で再び市長選となる。泉氏は「改めて市民の判断を仰ぐ」と出馬の意向を示した。事務所では支援者らが拍手で祝ったが、本人は硬い表情で万歳もしなかった。

 泉氏は2017年6月、道路拡幅に伴う用地買収を巡り「立ち退きさせてこい。火をつけて捕まってこい」などと担当幹部に暴言を浴びせ、発覚後の今年2月2日付で辞職。告示3日前の今月7日、出馬を表明した。

 選挙序盤では、泉氏が街頭に立つと、ベビーカーを押す母親が引き返し、カップルや高校生が立ち止まる場面もあった。涙声で「明石の名を不名誉な形で広めてしまった」と白髪染めをやめた頭を下げると、暴言の発端となった道路拡幅が交通事故防止のためだったせいもあり、「頑張れ」「立候補ありがとう」の声援も飛んだ。

 涙ながらにわびる暴言問題の「責任」とともに、終盤は市政への「責任」も強調。中学までの医療や2人目以降の保育の無償化、全国に先駆けた犯罪被害者の支援条例など泉氏の実績が再評価され、バッシングからの「擁護」、そして「支持」へと確実に変わっていった。市内の主婦(72)は「暴言はあまりにひどいが、実績なら泉さん」と評価。派遣社員の女性(45)は「感情的になるのは人間味あふれているから。弱者の立場で市政運営ができる」とかばう。

 手応えのない対抗馬は苦しんだ。元県議の元職、北口寛人氏(53)は「泉氏が当選したらまた選挙になる」「公金の無駄遣い」と強調せざるを得ず、元県議の共産新人、新町美千代氏(71)は「パワハラを市役所から根絶する」と訴えたが、争点にならなかった。【浜本年弘、反橋希美】

 ◇片山善博氏「怒鳴らなくても動く組織作りが重要」

 片山善博・早稲田大公共経営大学院教授(地方自治論)の話 暴言問題は組織のマネジメントの悪さを露呈したと思う。トップは冷静でなければならず、怒鳴らなくても動く組織作りが重要だ。今後は市役所の風通しを良くし、職員が市長に意見を言える風土に変える必要がある。一方で、選挙は特定の候補を絶対評価するのではなく、有権者が複数の選択肢を相対評価するものだ。欠点も含めて政策や人柄などを総合評価した結果といえる。

6371チバQ:2019/03/18(月) 16:17:00
予想外に差がつきましたね

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201903/CK2019031802000112.html
暴言辞職の泉氏が3選 明石市長選、来月任期満了

2019年3月18日 朝刊


兵庫県明石市の出直し市長選で勝利し、あいさつする泉房穂前市長=17日、明石市で

写真
 兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)が部下への暴言で辞職したことに伴う出直し市長選は十七日投開票され、無所属の泉氏が、無所属の元市長北口寛人氏(53)と共産党の新人新町美千代氏(71)を破り三選を果たした。投票率は46・84%。市議選と同日だった前回を1・34ポイント上回った。

 泉氏は、市内の事務所前で支援者らにあいさつし「改めて市民の期待をひしひしと感じ、応えたいという思いを強くした。迷惑を掛けた責任と、これからの明石に対する責任を果たしていく。市職員とも信頼関係を築きたい」と話した。投票数全体に占める泉氏の得票率は69・57%だった。

 市選挙管理委員会によると、辞職した泉氏の任期は四月末までで、四月の統一地方選で再び任期満了に伴う市長選が実施される。泉氏は「改めて出馬して市民の判断を仰ぎたい」と明言した。今回の市長選費用は約八千万円で、市議選と同日実施となる四月は約一億一千万円が見込まれる。

 泉氏は二〇一七年六月、道路拡幅工事に伴う雑居ビルの立ち退きが遅れているとして、市長室で市幹部に「火を付けて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと厳しく叱責(しっせき)した。今年一月に問題が発覚し、二月に辞職。告示直前の今月七日に出馬表明した。

 泉氏は明石市出身。NHKディレクターや弁護士、旧民主党の衆院議員を経て、一一年の統一地方選で市長に初当選した。

◆「責任を痛感」謝罪 表情硬く笑顔なし
 「皆さんに迷惑を掛け申し訳ありません」。出直し選に勝利した明石市の泉前市長。十七日夜、市内の事務所前で支援者約七十人を前にしたあいさつでは、笑顔を見せることなく反省と感謝の言葉を繰り返した。

 午後八時すぎ、報道各社が泉氏の勝利を伝えると集まった支援者は「万歳」と喜び、事務所周辺は拍手に包まれた。だが、数分後に現れたスーツ姿の泉氏は口をきつく結び、硬い表情のまま。マイクを握り「責任を痛感している」と改めて謝罪した。四月二十一日に再び市長選が実施されることに泉氏は「明石に対する思いを訴えていきたい」と神妙に語った。

  当 80795 泉房穂 

    26580 北口寛人 

     7321 新町美千代 

  (票数は選管最終)

6372チバQ:2019/03/19(火) 15:11:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM3L5JLHM3LPTIL01H.html
大阪都構想は「不幸せ解消」?「壮大な無駄」?4氏舌戦
2019/03/19 14:30朝日新聞

大阪都構想は「不幸せ解消」?「壮大な無駄」?4氏舌戦

討論会に臨む(左から)柳本顕氏、小西禎一氏、吉村洋文氏、松井一郎氏=2019年3月18日午後、大阪市北区、細川卓撮影

(朝日新聞)

 大阪都構想か、反都構想か――。大阪府知事・市長のダブル選(4月7日投開票)をめぐり、立候補予定の4人が初めてそろい踏みした18日の討論会。大阪維新の会が推進する都構想の是非などについて、維新側と「反維新」陣営双方の主張が激しくぶつかった。

■都構想巡り冒頭から激論

 冒頭から白熱したのは、都構想の是非論だった。

 都構想は大阪市をなくして東京23区のような特別区に再編する制度改革。維新は、互いに近い権限を持つ大阪府と大阪市の「二重行政」を解消すると主張してきた。

■「一本化で大阪は成長」(吉村洋文氏)

 知事選に立つ維新政調会長の吉村洋文・大阪市長は「大阪の不幸な歴史。『府市合わせ(不幸せ)』と呼ばれてきた。制度を一本化することで、大阪は成長できる」と強調。市長選に臨む維新代表の松井一郎・府知事も「(維新出身の両首長により)府市一体で大阪の成長に取り組んできた。この状況を未来永劫(えいごう)続ける」と訴えた。

■「制度改正で混乱生じる」(小西禎一氏)

 これに対し、「反維新」陣営は都構想を真っ向から否定。府と市の連携で大阪の発展は遂げられるとの主張を展開した。

 自民党などの推薦で知事選に立候補する元同府副知事の小西禎一(ただかず)氏は「大きな制度改正で、新しい庁舎を建設するなどの壮大な無駄遣いが生じるし、混乱も生じる」と指摘。市長選に立つ元自民大阪市議の柳本顕氏は「大阪市の強みをいかした上で、府と市の課題は『調整会議』で議論することができ、解決できる」と反論した。

■「大阪会議では答え出せない」(松井一郎氏)

 維新側は、この「調整会議」は2015年7月に自民の提案で立ち上げた「大阪戦略調整会議(大阪会議)」のことだと受け止めた。府や大阪市、堺市の利害調整機関として期待されたが休眠状態になり、維新側は「ポンコツ会議」と批判してきた。松井氏は「大阪会議は、二重行政解消の議論の入り口にもたどりつけなかった。答えを出せない場が大阪会議だ」と述べ、改めて批判した。

■「参加者の意思で『ポンコツ化』する」(柳本顕氏)

 柳本氏は「会議体は参加者の意思で『ポンコツ化』できる」と述べ、大阪会議の頓挫は維新の責任だと指摘。都構想案を作成する府と市の法定協議会で維新と他会派が対立を繰り返したことを念頭に、こう批判した。「あれもまさに『ポンコツ協議会』だ」

6373チバQ:2019/03/19(火) 15:26:43
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO038571/20190316-OYTAT50057/

岐路 なら知事選
<上>政策継続へ 構え愚直に
2019/03/17 05:00
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後援会パーティーで支援者と握手を交わす荒井(右)。笑顔で迎えていた(1月、奈良市で)
◇高齢・多選の壁

 統一地方選で行われる知事選(21日告示、4月7日投開票)では、4期目を目指す現職の荒井正吾(74)に対し、その政策や政治手法にストップをかけようと、いずれも新人の川島実(44)、前川清成(56)が挑む構図になるとみられる。荒井県政の継続か、刷新か――。岐路となる選挙戦に向けた各立候補予定者の動きを追う。

 「若い人は何かおもしろいことをやってくれそうと感じるかもしれないが、実際は何もやってくれない。一番大事なのは政治の安定だ」

 奈良市内で1月下旬に開かれた現職の荒井正吾の後援会パーティー。政財界の関係者ら800人を超える出席者を前に、県選出の参院議員佐藤啓(39)(自民)が荒井をそう持ち上げた。

 「なんか年寄り扱いされたみたい」と自虐的に応じた荒井は、「年寄りも使い道がありますよ」と淡々とした口調で返し、会場の笑いを誘った。

 現職知事の中では、最高齢の大分県知事の広瀬勝貞(76)に次ぐ2位タイ。本人も意識していることがうかがえる。2月の後援会役員を集めた会議の場で、荒井は「高齢、多選と言われるが……」と前置きした上で、「県の調子は上向いてきており、(計画した)プロジェクトの結果が出る大事な時期。これを逃してはいけない」と述べた。4期目への熱い思いからだった。



 奈良市内では昨年3月に平城宮跡歴史公園が開園し、市役所近くに誘致した外資系高級ホテル「JWマリオットホテル奈良」が来春の開業を目指して工事が進むなど、ここ数年で大きく動き出した事業は多い。

 荒井を支援する県内のある市長は1年前を思い出して、「2018年度の県当初予算案で、3期目中に終わりそうもない事業が多く計上されているのを見て、『4期目も挑戦するつもりだな』と感じていた」と打ち明ける。

 前回選同様、推薦を求められた自民、公明、旧民進から分かれた国民民主の3党は、多選を主な理由に、県組織レベルの推薦にとどめた。だが、自民党県連の幹部は「来夏には東京五輪、25年には大阪・関西万博が開催される。3期12年の実績を考えて、県政を継続して対応してもらうのがいい」と本音を漏らす。

 政党のほか、農業や医療など分野を問わず各種団体から幅広い推薦を受け、組織的に戦う。その数は200団体以上。盤石に見えるが、4年前は、無党派層が多いとされる奈良市や生駒市で対立候補に票を奪われた。四つ年齢を重ね、4期目を目指す状況に、高齢、多選の批判を受ける可能性はさらに強まった。



 「今回は僕がもっと動くよ」。昨年12月に出馬表明した後、後援会スタッフにそう宣言した荒井は初めて、推薦団体などにミニ集会を開いてもらい、これまでの実績や、今後の県政構想を語る活動を始めた。自身のハンデに左右されない、組織戦をぶれずに徹底するつもりだ。

 政策として、リニア中央新幹線で政府が決定した「奈良市付近」とする駅の確定や、さらにそこから関西空港までをつなぐ路線の開設、リニア建設で出た土砂で五條市に大規模な広域防災拠点を整備するなど、将来を見据えた内容も多い。

 新たにまとめたA4判の政策集(20ページ)の表紙には真っ赤な文字で「愚直」と印字されている。まるで選挙戦に臨む心構えを表しているかのような言葉だった。(敬称略)

 ◆知事選立候補予定者

荒井正吾 74 知事 無(自、国、公)現〈3〉

川島実 44 医師 無新 

前川清成 56 (元)参院議員 無新 

(出馬表明順。氏名、年齢、代表的肩書、所属党派、カッコ内は党の地方組織の推薦、新旧、丸囲みの数字は当選回数)

6374チバQ:2019/03/19(火) 15:27:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO038571/20190318-OYTAT50044/
<下>現職に対抗 戦略カギ
10 時間前
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◇2新人 一本化決裂

集会に訪れた支援者と気さくに話す川島(御杖村で)
自身の政策を丁寧に説明する前川(奈良市で)
 知事選に出馬を表明していたいずれも新人の川島実(44)と前川清成(56)が1月20日夜、奈良市内の事務所で会談した。現職の荒井正吾(74)に対抗するため、候補者を1人に絞ることを探る話し合いだった。

 会談から約1時間半後、「前向きな話し合いに終わりました」。待ち構えていた報道陣に対して川島、前川とも穏やかな表情で現れた。2人は「一本化は重要だということは確認した」と前置きした上で、「協議を継続します」と声をそろえた。だが、その言葉とは裏腹に、調整はまとまることなく、決裂した。

 「現職を破るには、一本化が不可欠」。その思いを持っていた2人は、この会談の約1か月前、署名、押印し、一本化を了承する「覚書」を交わしていた。

 しかし、川島は2月、大和郡山市で開いた集会で突然、覚書の破棄を宣言。「(昨年12月の出馬表明以降)『降りるかもしれない』という条件で政策を訴えてこなかった以上、一本化には応じられない」と約300人の支援者の前で強調した。

 会場を訪れていた前川は取材に応じ、「約束を反故ほごにしたのは川島さん。私は自分の準備を粛々とやるだけ」と立候補の考えを変えなかった。



 一本化が不調に終わったことで、現職の得票をいかに奪うかがカギとなる。

 過去2回の知事選で荒井の得票を見ると、4人が立候補した2015年(投票率51・05%)は28万3432票で、3人が争った11年(同52・21%)は29万2654票と、いずれも得票率50%台を維持している。

 自民、公明、国民民主各党の県レベルでの推薦のほか、県内首長の応援、連合奈良など200以上の団体からの推薦も受けて組織固めを進める荒井。対する川島、前川は現職への批判票を集めて、さらに荒井の得票を大幅に奪う戦略が求められる。



 へき地医療に携わった経験がある川島は、医療格差のある県南部に足を運ぶ。県立高の再編問題にも触れて「地域や住民と向き合う姿勢がない」と荒井県政への批判を強める。ほぼ毎朝、駅立ちの予定をフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿し、「川島実に聞きたいことはありますか?」と尋ね、対話の姿勢をアピールしている。

 前川は、2期12年間務めた参院議員としての経験や知名度を生かし、政策通もアピール。賛同する市民団体などの集まりに積極的に顔を出している。「税金の使い道を変える」と県立高の教育力向上など自身の施策を訴える。今の県政が取り組む大型開発事業から、教育や子育て支援を重視した政策への転換や、知事は3期までとする条例制定など、現職との違いを明確にしている。

 一方、川島の「応援」を決めていた共産党県委員会は、川島を支援していた市民団体が離れたことなどを理由に、応援を取りやめ、事態の推移を見守っている。



 名城大の昇秀樹教授(地方自治論)は「候補者の一本化は選挙に勝つための戦略としてはあり得るが、あくまでも水面下でする話。立候補することは権利であり、それぞれが理想とする政策を訴えて、有権者に判断を委ねるのがあるべき姿だ」としている。

 新しい時代の県政のかじ取り役を決める知事選の告示は21日。投票行動につながる政策論争を期待したい。

(敬称略、この連載は岡本久美子、松浦彩が担当しました)

 ◆知事選立候補予定者

荒井正吾 74 知事 無(自、国、公)現〈3〉

川島実 44 医師 無新 

前川清成 56 (元)参院議員 無新 

(出馬表明順。氏名、年齢、代表的肩書、所属党派、カッコ内は党の地方組織の推薦、新旧、丸囲みの数字は当選回数)

6375チバQ:2019/03/19(火) 15:31:52
https://www.asahi.com/articles/ASM36512VM36PPTB008.html
大阪)未記載の収入「ミスだった」維新府議、市議が謝罪
加戸靖史 2019年3月7日03時00分
 大阪維新の会の西林克敏府議(大阪府堺市南区)と西田浩延・堺市議が代表を務める二つの政治団体が、2017年に党から受けた寄付計130万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、両団体は6日、訂正を府選挙管理委員会に届け出た。西田氏の後援会では15、17年に党からの別の寄付計20万円の記載も漏れていたという。

 西林、西田両氏は堺市役所で記者会見し、「ご迷惑をかけた」と陳謝した。原因について西林氏は「会計帳簿などと突き合わせたチェックを十分していなかった」。西田氏は「手渡された寄付金を銀行に入れずに保管していた」と釈明した。両氏とも「職をまっとうする」と述べ、辞職や離党は否定した。(加戸靖史)

6376チバQ:2019/03/21(木) 20:47:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000070-jij-pol
維新、存亡懸けたダブル選=反都構想で与野党は結集-大阪・統一地方選
3/21(木) 20:33配信 時事通信
維新、存亡懸けたダブル選=反都構想で与野党は結集-大阪・統一地方選
大阪府知事選が告示され、第一声を上げる大阪維新の会の吉村洋文氏(左)。右は松井一郎知事=21日午前、大阪市中央区
 「大阪都構想」を争点とするダブル選の一つ、大阪府知事選が21日告示され、都構想を推進する地域政党「大阪維新の会」の吉村洋文前大阪市長(43)と、反対の立場を取る自民党推薦の小西禎一元副知事(64)による一騎打ちが確定した。

 維新がダブル選で敗北すれば、都構想が頓挫するだけでなく、党の基盤そのものが揺らぐことになる。党の存亡を懸け、維新幹部は背水の陣で選挙戦に臨んでいる。

 吉村氏は松井一郎知事(維新代表)と並んで21日午後、大阪市のJR大阪駅前で街頭演説。「都構想を諦めたら大阪の成長は止まる」と声を上げた。演説のほぼ全てを割く力の入れようだ。

 ダブル選の公約も都構想を前面に打ち出す。公約づくりに携わった守島正大阪市議は「議論が停滞し、もう一度民意を問うことが目的。今回はワンイシュー(単一争点)でもいいぐらいだ」と言い切る。

 都構想は、いまだに人気が衰えない前代表、橋下徹氏が唱えた党の看板政策。「ダブル選で圧勝できなければ維新の求心力は確実に低下する」(松井氏周辺)との危機感も強く、原点とも言える都構想に徹底的にこだわった選挙戦を展開する。

 一方、対立する自民は副知事として松井氏を支えた小西氏を擁立し、「都構想は百害あって一利なし」と真っ向勝負を挑む。自民市議は「知事市長のどちらかでも奪えば議論は終わる。これは事実上の住民投票だ」と意気込む。

 21日午前の大阪駅前の演説には、自民の二階俊博幹事長、公明の北側一雄副代表も並んだ。二階氏は「自民党は小西府政に全面協力する」と後押しし、北側氏は「全く大義のないダブル選だ」と維新批判を繰り広げた。自主支援を決めた立憲民主、共産両党の支持者らが、小西氏に声援を送る姿も。維新と反維新を軸にした選挙戦が早くも熱を帯びている。

6377チバQ:2019/03/22(金) 14:47:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000576-san-soci
維新10年の牙城、反対陣営は公明票で瓦解狙う
3/21(木) 21:27配信 産経新聞
〈統一地方選・大阪〉

 21日告示された大阪府知事選は、「大阪維新の会VS反維新」の一騎打ちとなった。前知事の橋下徹氏が平成22年に立ち上げた維新は、大阪都構想による二重行政の解消を掲げて23、27年の知事選ではいずれも圧勝。ただ今回は、過去2回の選挙を自主投票としてきた公明党が、自民党擁立候補の府本部推薦を決めた。国政と同じ自公連携で、およそ10年に及んだ維新政治の打破を狙う。

 そもそも、橋下氏の知事選“初陣”は、自公支援を受けて挑んだ20年。だが、府議会に提案した府庁移転案が否決されると、自民と橋下氏の関係は悪化。当時自民府議だった松井一郎氏らが自民府議団を離脱して新会派を結成するなどし、22年の維新旗揚げにつながった。

 橋下氏の人気と知名度を背景に、その後の維新は府内の選挙で無類の強さを誇ってきた。だが、府市両議会での過半数には届かない。23年、橋下氏は都構想実現を目指し、約40年ぶりの大阪市長選とのダブル選を仕掛けた。自身はくら替えして市長選に出馬し、自らの後継には松井氏を立てて、府市での維新政権が始まった。

 このダブル選に自民は全面対決で挑んだが、公明は従来の自公協調関係をとらず、自主投票とした。関西の選挙では「常勝関西」と議席死守が最重要課題の公明としては、衆院選挙区で維新と争う事態は避けたかったからだ。事実上、維新対自民と民主党(当時)、共産党の一騎打ちとなった27年の知事選でも、公明はこの方針を踏襲した。

 だが今回の知事選では、公明府本部は自民系候補への推薦にかじを切った。都構想の住民投票の実施時期をめぐる維公の対立が今回の選挙の直接の引き金となったこともあり、「中途半端な態度はとれなかった」(公明関係者)。立憲民主党や共産も都構想に反対の立場から自民系候補の自主支援に回り、維新包囲網が整った。

 維新と反維新の直接対決の構図は、27年5月の都構想の住民投票と重なる。約1万票の僅差で反対多数となった反維新の「成功体験」だが、自公には“もろ刃”の側面もある。前回知事選では共産と一緒に動いたことで、少なくない保守票が維新側に流れたとされるからだ。

 対する維新は、反維新で結集する各党を「野合談合」(松井氏)と批判。「逆に戦いやすい」と攻勢を強めている。

6378とはずがたり:2019/03/24(日) 09:49:29

長年の固定構図一変、混戦模様に 府議選福知山市選挙区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00010000-rtn-l26
3/23(土) 8:04配信
両丹日日新聞

 京都府議会議員選挙の告示日(29日)まであと1週間になった。定数2の福知山市選挙区は、構図がこれまでとは一変する。自民党は現有2議席確保をめざして現職2人が立ち、共産党と立憲民主党がそれぞれ新人1人を擁立して議席奪取に挑む4氏の争いになる公算。混戦模様になりそうだ。

 立候補を予定しているのは、3選をめざす自民党公認の井上重典氏(72)=公明党推薦=▽昨年4月の補選で初当選した自民党公認の家元優氏(63)=公明党推薦=▽前福知山市議で共産党公認の大槻富美子氏(68)▽前福知山市議で立憲民主党公認の塩見聡氏(45)。

 これまでの福知山市選挙区は、保守分裂戦はあったものの、大筋の情勢に変化はなかった。現福知山市長の大橋一夫氏の父親が8期、その地盤を引き継いだ大橋氏が3期続けて1議席を固め、自民公認候補がもう1議席を取る流れが長く続いていた。

 現在は、大橋氏が市長選出馬のため府議を辞職したことに伴う先の補選で自共対決を制した自民が、2議席を獲得している。

 今回の府議選の動向の鍵を握るのが大橋氏に入っていた票の行方。直近3回(07年、11年、15年)の大橋氏の得票数は1万4千票前後で、いずれもトップ当選だった。これに次ぐ自民候補は9千票前後だったことから、大橋票の行き先に各陣営は神経をとがらせる。

 大橋氏は、府議選に臨む際には旧民主党の推薦を受けて無所属での出馬だった。その後の市長選では、政党推薦を受けずに無所属で戦い、自公推薦、旧民進党支持の現職を破って勝利している。立場が変わる今回の府議選では、市長として自民の現職2人を推薦する。

 自民は、井上、家元両陣営ともに国、府、市のパイプの太さを打ち出す。複数の国会議員が福知山へ精力的に入り、それぞれの決起集会では府知事と市長も駆け付けて応援演説に熱を注いだ。

 2議席維持へ重点地域を分けているが、両陣営は「本当に厳しい戦い」と危機感を隠さず、それぞれの陣営内を引き締める。

 共産、立憲民主は「自民の2議席独占でいいのか」と対立軸を鮮明にする。

 共産は、先の補選に続いて大槻氏が2度目のチャレンジ。前々回、前回の府議選(本選)での共産公認候補の得票数は4千票台。昨年4月の補選で府議選に始めて挑んだ大槻氏は、敗れはしたものの9千票超を得た。これを追い風に勝機を探るが、自共二者対決だった補選時とは異なる状況に陣営は警戒感を強める。

 立憲民主は、当初は党推薦の無所属で出馬を予定していた塩見氏を公認候補に切り替えて態勢を整える。市内に活動拠点を置く国会議員が支援に回るなど、支持拡大への動きを見せている。

 新たな局面を迎える府議選福知山市選挙区は29日告示、4月7日投開票。

最終更新:3/23(土) 8:04
両丹日日新聞

6379チバQ:2019/03/27(水) 14:19:26
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_whole/article/497390/
【2019知事選ルポ】(4)大阪 維新、存亡懸けた奇策
2019年03月27日 06時00分

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 奇策に出た大阪維新の会の「総大将」の顔には不安がにじんでいた。維新代表の松井一郎氏。「権力が欲しいだけなら、これほど厳しい戦いはしない」。24日、大阪市長選告示日の最後の遊説で看板政策・大阪都構想やダブル選の意義をまくしたて、聴衆に問いかけた。「分かってもらえたかな? 今回の選挙の意味」

 任期を残し、大阪府知事の松井氏が市長選、市長だった吉村洋文氏が知事選に、立場を入れ替えて臨むダブル選。都構想の賛否を問う住民投票実現を「大義」に据え、ダブル選を同日投開票の府議選、市議選にぶつけて世間の耳目を引く戦略だ。地元民放は21日の知事選告示前から連日、討論会など特番を組む。維新の市議は「全国一の注目度。投票率は上がるはず」。空中戦が得意な維新の追い風になると踏む。

 だが、奇策は「ギャンブル」(幹部)でもある。「なんで、ダブルなんかするんや」。ある府議は支持者から問い詰められた。「都構想のため」と説明したが「納得してくれたか。正直分からん」。

 「一枚看板」だった橋下徹元市長が2015年に政界引退してから党勢低迷は否めない。本拠地・大阪でも17年の衆院選の比例票は、初の国政選だった12年に比べ3分の2に落ち込む。

 24日、松井、吉村両氏が並んだ繁華街・難波での第一声。聴衆は支持者ら中心で足を止める人は少なかった。古参の男性支持者(77)は「かつては身動きできん人だかり。橋下さんがおらんとなぁ」。

 ダブル選は反転攻勢のきっかけになるか。「党の存亡がかかってる。知事、市長。どっちか負けたら党も終わり」。維新幹部は覚悟を決める。「維新以外は全部敵。面白い戦(いくさ)やないか」

 反維新陣営には与野党の主要政党が集まる。24日、市長選に挑む柳本顕氏の出陣式。知事候補の小西禎一氏と柳本氏を自民党の甘利明選対委員長、公明党の北側一雄副代表らが囲んだ。過去のダブル選で自主投票だった公明は都構想の住民投票を巡る協議で維新と決裂し、立場を明確にした。

 自公陣営が神経をとがらせるのが「野合批判」。支援を受ける立憲民主、国民民主、共産各党は国政で激しく対立しているからだ。

 自公と合同選対を組む連合大阪は、立民府連代表の辻元清美氏との演説会を提案したが、自民は拒んだ。自民関係者は「反安倍政権の急先鋒(せんぽう)。表に出られたら格好のネタにされる」。

 ダブル選の行方を注視するのが首相官邸だ。憲法改正を目指す安倍晋三首相にとって、改憲に前向きな維新は連携対象だ。官邸は「静観」の構えだが、政府関係者は「仮に維新がどちらか落とせば、政権運営が狂いかねない」と気をもむ。

=2019/03/27付 西日本新聞朝刊=

6380チバQ:2019/03/28(木) 23:22:33
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032402000232.html
<県議選選挙区の構図> 大津市
2019年3月24日

 統一地方選の前半戦となる県議選(三月二十九日告示、四月七日投開票)まで一週間を切った。四十四の議席を巡り、県議会の政党勢力図がどう変化するかも注目される。六十一人が立候補の意向を示す中、十三選挙区の情勢を探った。

 (県議選取材班)

◆大津市(定数一〇)
佐野高典 70 党県役員  自現<5>

佐藤健司 46 (元)市副議長 自現<2>

目片信悟 53 (元)建設会社長 自現<2>

山本進一 64 会社社長  自現<2>

桑野仁 60 NPO理事 自現<1>

佐口佳恵 45 行政書士  立新  =社し

中村才次郎 59 党県副代表 公現<1>

清水ひとみ 59 (元)市議   公新 

節木三千代 60 党中央委員 共現<2> =社

黄野瀬明子 36 (元)市議   共新  =社

成田政隆 44 NPO理事 し現<3> =国社

河井昭成 45 (元)市議   し新  =国社

 有権者数は二十八万人と県内最多で、各党派の勢力争いの鍵を握る。立候補の表明は現職八人、新人四人の計十二人で、前回より一人少ない。自民は現職五人の議席確保を図り、共産と公明、地域政党「チームしが」はそれぞれ現職と新人を一人ずつ擁立。立民は新人一人が挑む。

 堅田漁協組合長の佐野は琵琶湖の環境を第一とした「琵琶湖主義」を提唱。市北部の支持層を中心に後援会活動を活発化させる。

 前回トップ当選だった佐藤は、市議時代から拠点とする市南部を中心に支持拡大に力を注ぐ。スポーツや文化の振興を訴える。

 目片は初めて自民公認を得た。県の財政健全化を第一に、子育て支援や高齢者福祉の充実を訴え、市南部を地盤に支持を広げる。

 前回は最下位当選だった山本は、拠点の市中心部から巻き返しを図る。会社経営の立場から、経済やまちづくりの団体と連携する。

 昨年六月の補選で初当選した桑野は、教育の充実や経済活性化を訴える。地元自治会の協力を得ながら、票の掘り起こしを図る。

 佐口は立民公認候補では唯一の女性で、行政書士から転身を図る。「対話と共感」を大切に、街頭活動を繰り返して浸透を図る。

 中村は、市北部を中心に選挙戦を展開する。通算三十二年間の教員経験を生かし、現場の声を県政に届けてきた実績を訴える。

 清水は大津市議を二期経験。中村の地盤だった市南部を引き継ぎ、教育や子育て、福祉などの施策を女性の視点から主張する。

 節木は、市中心部を地盤に市内の党支部と連携を強める。子どもの医療費助成拡充や消費増税などを政権批判と絡めて訴える。

 黄野瀬は前回は次点に泣き、昨年六月の補選でも落選して雪辱に燃える。子育て世代の代表として、若い世代を中心に浸透を図る。

 成田は連合などと連携し、地盤の市北部を中心に支持を広げる。地域活性化に向け、教育や介護福祉、防災などの充実を訴える。

 河井は昨年六月の補選で敗れ、二度目の挑戦。出身の東レ労組を軸に支援を受け、雇用環境の確保や子育て支援の充実を訴える。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、し=チームしが、無=無所属。

6381チバQ:2019/03/28(木) 23:23:13
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032502000252.html
<県議選選挙区の構図> 草津市 守山市 栗東市 野洲市
2019年3月25日

◆草津市(定数四)
写真
 自民一人、共産一人、無所属二人の現職四人に、自民の新人が党の議席回復を目指して挑戦する。有権者がこの四年間で六千人以上増えており、県議選では初めて投票する十八、十九歳の若者を含む浮動票の行方も当落を左右しそうだ。

 奥村は議長や党県連幹事長を務めた実績を強調。難病対策や道路整備の促進を訴え、市東部を拠点に企業や自治会の支持を固める。

 白井は二〇一六年の市長選で敗れたが、その時の後援会を母体に活動。市西部を拠点に、商工団体や農政団体などの支援を得る。

 藤井は滋賀国体の経費が「高すぎる」と批判し、福祉に回すよう主張する。女性団体や子育てサークル、商店主からの支持も厚い。

 駒井は、救急医療の整備や教育の充実を主張。二期八年で築いた人脈を生かし、福祉関係者や子育て世代への支持拡大を図る。

 山本は、連合の支援を得て、命を大切にする政策を主張する。児童虐待防止をはじめ、医療介護福祉の充実や動物愛護を重視する。

◆守山市(定数二)
写真
 現職一人と新人二人が挑む。立民の男性県議が昨年九月に病気で他界し、欠員となっていたが、八年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 岩佐は二期八年の実績を強調。一月の市議補選では支援した新人が当選し、地盤を守った。スポーツ振興や琵琶湖の活用を訴える。

 森は市議を五期務めた実績と若さを強調。ビワイチと観光を絡めた施策を訴え、保守層に加え若者や子育て世代への浸透を図る。

 元市議の小川は弱者に優しい社会の実現を掲げる。一部の市議や連合滋賀などの支援を受け、衆院選に二度挑んだ経験を生かす。

◆栗東市(定数二)
写真
 現職二人が名乗りを挙げている。ほかに立候補の動きは見られず、一一年、一五年に続き、三回連続の無投票となりそうだ。

 竹村は、市と県をつなぐパイプ役を担った実績を強調。かつて理事長を務めた青年会議所の人脈を生かし、経済界で支持を広げる。

 九里は市内の半数ほどの自治会から推薦を得た。市民団体やスポーツ団体との連携を強め、子育て支援や雇用対策などを訴える。

 

 

◆野洲市(定数二)
写真
 自民のベテラン県議が引退し、現職一人と新人二人が争う構図。前回はトップと次点の差が二百十一票の接戦だった。今回も一票をめぐる戦いになりそうだ。

 冨波は教員三十四年、県議二期八年の実績を強調。教育や健康、医療福祉を重視し「現場第一」の姿勢で市全域に支持拡大を図る。

 元市議の井狩は、農家や経営者の仲間とともに少子高齢化対策を訴える。旧中主町を地盤に、前回次点で敗れた経験を生かす。

 僧侶の益川は、旧野洲町の地元自治会から支援を受け、過疎化や少子高齢化などの対策を訴える。若さを武器に浮動票も狙う。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6382チバQ:2019/03/28(木) 23:23:32
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032602000257.html
<県議選選挙区の構図> 近江八幡市・竜王町 甲賀市 湖南市
2019年3月26日

◆近江八幡市・竜王町(定数三)
写真
 現職一人が引退し、近江八幡市を拠点とする現職二人、新人三人が挑む激戦区になった。前回の無投票から一転、保守系の前衆院議員の出馬により、保守票の奪い合いも注目される。

 今江は、三日月県政を一期目から支え続けた実績を強調。連合の支援を受け、防災対策や医療、福祉の充実の成果を訴える。

 有村は市議を二期務めた経験を生かし、市町と県のパイプ役を担った実績を強調。財政改革のほか、教育や子育て支援を主張する。

 引退県議の後継を自認する重田は、市議選の候補らと連携。市議や市教育委員長を務めた経験を生かし、広域課題の解決を掲げる。

 市議から転身する井上は滋賀国体の経費を抑え、福祉に回すよう主張。農業振興のほか、観光や産業による地域活性化を唱える。

 前衆院議員の武藤は、さらなる滋賀の魅力発信を提唱。道路や河川の整備などで、国会での経験を県政発展に生かすと主張する。

◆甲賀市(定数三)
写真
 現職三人に無所属の新人一人が挑む。前回は甲賀市選挙区になって初めて無投票だったが、今回は二月に新人が出馬表明したため、選挙戦になりそうだ。

 家森は、県議を六期二十四年務めた実績を強調。地域活性化策を訴え、甲賀、甲南、信楽地域を中心に各種団体の支援を集める。

 富田は地元の水口、土山地域を中心に、地盤固めを急ぐ。子どもの学力向上をはじめ、空き家対策、森林対策などを訴える。

 田中はネットを駆使して議会活動を紹介し、子育てや防災対策などを訴える。商工団体や労働組合と連携し、支持拡大を図る。

 整形外科医の村上は二回連続の無投票を避けようと出馬を決意。県医師連盟の支援を受け、地元の土山、水口地域から浸透を図る。

◆湖南市(定数二)
写真
 現職二人が立候補を表明している。ほかに立候補に向けた動きがなく、二〇一一、一五年に続き、三回連続の無投票となりそうだ。

 医師の生田は「市の不安を安心に」と掲げ、国道1号の四車線化やJR駅の改修促進など、都市基盤整備の充実を主張する。

 塚本は「子どもにツケを回さない」を掲げ、行財政改革を進めた実績を強調。子育てや障害者支援など「人への投資」を訴える。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6383チバQ:2019/03/28(木) 23:24:14
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032702000278.html
<県議選選挙区の構図> 彦根市・犬上郡 東近江市・日野町・愛荘町
2019年3月27日

◆彦根市・犬上郡(定数四)
写真
 現職三人、元職一人、新人三人の計七人が立候補を表明している。選挙区が統合されて六人が立候補した二〇一五年を上回り、激しい競り合いが予想される。

 細江は滋賀国体を好機に地域活性化を掲げ、市議との連携を強化。彦根東高校同窓会を軸とした人脈を生かし、支持拡大を図る。

 大野は前回のトップ当選。元豊郷町長としての知名度と実績で浸透を図る。人口減少に見合った医療、環境の施策充実を唱える。

 奥野は市議(一期目)で、引退する自民県議の地盤を継ぐ。経済活性化をはじめ、子育て支援や高齢者福祉の充実などを訴える。

 小菅は一期目の市議から転身を図る。情報通信技術を観光や経済、福祉に絡ませた地域活性化を訴え、市全域へ支持拡大を狙う。

 中沢は昨年、国民を離党。地域に根差した県議五期の実績を訴える。暮らしやすい地域づくりを唱え、幅広い層から支持を得る。

 江畑は立憲主義の回復を主張し、前々回以来の返り咲きを狙う。子どもの貧困対策や女性が活躍できる社会の実現などを訴える。

 今村は豊郷町議七期の経験を武器に、三月になった出馬表明の遅れを挽回する。滋賀国体予算を見直し、福祉に回すよう訴える。

◆東近江市・日野町・愛荘町(定数五)
写真
 大津市に次いで定数の多い選挙区。現職五人、新人三人の計八人が立候補を表明している。一人を除き前回と同じ顔ぶれで、県内屈指の激戦が予想される。

 加藤は、県議会事務局長や議員秘書などを務めた経験が武器。旧能登川、五個荘、永源寺の旧町域を中心に支持の上積みを図る。

 周防は昨夏の県議補選で国政に転出した前職の地盤の旧八日市市を継いだ。市議の経験から県と市町のパイプ役になると訴える。

 村島は、地盤の日野町から町外へ支持拡大を図る。経済や観光の振興による地域活性化を提唱し、商工団体との連携を強化する。

 本田は前回に続き、二度目の挑戦。旧愛知川町と愛荘町の町議計四期の実績を強調し、道路や河川の早期整備をアピールする。

 前回最下位当選だった井阪は、地元の日野町から巻き返しを図る。教員やNPO活動を通して培った地域密着の姿勢を押し出す。

 坂口は、前回に続き二度目の挑戦。若さと行動力を強調し、旧八日市市を拠点に、労働環境の整備や子育て支援の充実を訴える。

 前回次点だった松本は、街頭活動を繰り返す。県職員組合委員長を務めた経験を生かし、若者の労働環境の改善をアピールする。

 木沢は、県政をただした三期の実績から「確かな質問力」をPR。地元の蒲生地域を中心に全域を回り、無党派層の受け皿を狙う。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6384チバQ:2019/03/28(木) 23:24:32
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032802000268.html
<県議選選挙区の構図> 長浜市 米原市 高島市
2019年3月28日

◆長浜市(定数四)
写真
 現職三人、新人三人の計六人が立候補を表明し、激戦が予想される。前回選で議席を三から二に減らした自民は、前回トップ当選を果たした現職一人を公認し、新人三人を推薦。保守票を巡って四人がしのぎを削る。チームしがは現職一人を擁立し、勢力の維持を目指す。前回選で選挙区初の議席を獲得した共産も、議席の死守が最重要課題だ。

 川島は三期十二年と議長の実績を強調。幅広い企業・団体から推薦を得る。旧長浜市を軸に、旧東浅井郡、旧伊香郡にも食い込む。

 杉本はこまめに配る県政報告で、巨額の国体施設整備を批判するなどして支持を拡大。地盤は旧湖北町で一部保守層にも浸透する。

 大橋は非自民、非共産の受け皿として、地盤の旧高月町から各地へと浸透を図る。「子どもに夢を」と元教員の人脈で票をたぐる。

 浅見は旧高月町が地盤。市遺族会の支援を受け、旧東浅井郡の保守層にも食い込む。県内の「南北格差」の解消などを唱える。

 旧木之本町出身の柴田は「県最北の立候補予定者」とPR。過疎が進む地域の活性化を訴えつつ、旧長浜市でも支持拡大を目指す。

 藤井は長浜市長の弟。地盤の旧虎姫町をはじめとする旧東浅井郡、旧長浜市での広がりを図る。河川対策や防災の充実を訴える。

◆米原市(定数一)
写真
 チームしが現職の角田は国民と立民県連、社民から推薦を受け、自民新人の鈴木は公明党から推薦を得た。「与野党対決」の様相を呈し、今夏の参院選の前哨戦になりそうだ。

 元文部科学省の鈴木は、過疎化が進む地域の振興を強調。若者の移住・定住策をはじめ、教育や子育て支援の充実を訴える。

 角田は市と県のパイプ役を担い、防災対策や障害者支援などの実績をアピールする。起業推進や雇用拡大などの政策も訴える。

 

 

 

◆高島市(定数二)
写真
 前回は現職、新人計四人が争う激戦だったが、今回は現職二人以外に立候補に向けた目立った動きはなく、八年ぶりに無投票になる公算が大きくなっている。

 清水は初めての無所属。前回はチームしが公認だったが、地域密着の姿勢を押し出した。地元市議や自治会などと連携を強める。

 海東も、前回に続き無所属で挑む。昨年四月に自民党に入党し、保守層に浸透を図る。高島市長時代のネットワークも生かす。

 (敬称略)

 =終わり

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6385チバQ:2019/03/28(木) 23:36:02
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20190326-OYTNT50174/
<県議選 注目区を追う(上)> 御坊市・日高郡選挙区
2019/03/27 05:00

 統一地方選の前半戦で行われる県議選(定数42)が29日に告示される。14選挙区のうち少なくとも7選挙区で選挙戦となる見通しだ。各選挙区の構図や立候補予定者の動向からは、長く続く地方の衰退の中で変化を求める有権者の思いや、今後4年間で見込まれる県内の政治情勢の大変革を見据えた政党の思惑が透けて見える。注目の4選挙区を2回に分けて紹介する。

 ◇二階氏地盤「変化」の風

 平成に入って行われた7回の統一地方選で、1回しか選挙戦とならなかった選挙区が二つある。「御坊市」(定数1)と「日高郡」(定数3)だ。同じ日高地域にある両選挙区は、二階俊博・自民党幹事長の地盤として、長く同党系候補ががっちりと議席をおさえる「凪なぎ」の選挙区だった。しかし、二階氏の長男が現職と争って“保守分裂”となった3年前の御坊市長選以降、異変が起き始めている。

 ◇分裂の爪痕深く

【御坊市=定数1】
 中村裕一59自現〈8〉 〈公〉
 楠本文郎64共新

 「色々な所で『厳しいね』と言われる。本来は圧勝しないといけないのに。不徳のいたすところだ」

 2月にあった中村の事務所開き。二階氏の元秘書で、県議会議長や自民県連幹部を歴任したベテランが警戒感をあらわにした。

 御坊市選挙区で当選8回を誇るが、初当選となった補選を含めて7回が無投票。選挙戦での当選は8年前の1回のみで、集票力は未知数だ。

 一方、元小学校教諭で御坊市議を30年以上務めた楠本は、1年半前の衆院選で3区に出馬。二階氏に敗れたものの、市内では5099票を得て約1600票差にまで詰め寄った。ほとんどの地域で2倍以上の大差が付く中、「驚くような票」と波紋が広がった。

 その楠本が、保守分裂選挙でできた自民党と市長との“しこり”を巧みに突く。

 今月上旬に開いた演説会では、こう強調した。「市民の願いの実現に力を尽くすのが政治家だ。私なら県議会の前には市長室に行き、力を入れたい課題が何かを聞くようにする」

 今回「1人区」で選挙戦が見込まれるのは御坊市のみ。自民県連幹部は「競っているのは事実。議席のない選挙区が出るのはまずい。ましてや二階さんの地元で」とテコ入れを進めていることを認め、こう漏らす。「“分裂”の爪痕は今も深い」

 ◇現状不満の空気

【日高郡=定数3】
 冨安民浩71自現〈7〉 〈公〉
 坂本登72自現〈5〉 〈公〉
 花田健吉60自現〈4〉
 玄素彰人45無新

 日高郡選挙区で最後に選挙が行われたのは、御坊よりさらに12年遡る1999年。地盤の異なる冨安(日高町)、坂本(みなべ町)、花田(印南町)の3人が無投票で議席を分け合ってきたが、今回、「選択肢を示したい」と元印南町長の玄素が割って入った。

 「『20年も選挙がないんやから、やったれよ』。そんな声もいただいた」。地元で開いた決起集会で、玄素はこう力を込めた。

 選挙区を構成する6町の一つ美浜町では2月、自民党県連が推薦した現職が元町課長の新人に敗れた。女性首長への期待、人口減など衰退への危機感、二階氏の影響力低下――選挙後に様々な理由が挙げられたが、有権者が「現状」への不満を示したことは共通している。こうしたムードが選挙区全体に広がるかが焦点となる。

 一方、玄素と地盤が重なる花田は、相続税法違反事件の裁判継続中のため今回は無所属で出馬する予定だったが、告示直前の25日になって公認が決まった。自民県連幹部は「こんな時こそ、経験のある安定した候補が必要」と説明する。

 日高地方で吹き始めた変化を求める風。政権与党の重鎮の足元を揺るがす結果となるのか。注目される。

(立候補予定者は敬称略)

 〈注〉氏名、投票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦・支持政党。並びは党派の衆院勢力順、当選回数順など。

6386チバQ:2019/03/28(木) 23:37:33
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20190327-OYTNT50154/
<県議選 注目区を追う(下)> 和歌山市・岩出市選挙区
 県全体の定数の3分の1以上を占める「和歌山市」(定数15)。毎回激しい選挙戦となるが、今回見込まれる「定数3超」は12年ぶりの多さだ。さらに、現職が全員引退せず、新人3人はいずれも和歌山市議からのくら替えと大混戦の模様となっている。各政党が積極的に勢力拡大を狙うのは、今後4年間の和歌山政界の変化を見据えてのことだ。

 ◇参院選にらみ熱

【和歌山市=定数15】
 井出益弘72自現〈9〉
 宇治田栄蔵68自現〈8〉
 新島雄67自現〈6〉
 山下直也63自現〈6〉
 尾崎太郎53自現〈4〉
 森礼子50自現〈3〉
 浦口高典64国現〈4〉 〈社〉
 多田純一65公現〈3〉
 中拓哉62公現〈3〉
 岩井弘次61公現〈1〉
 奥村規子67共現〈3〉
 松坂美知子62共新
 林隆一56維新
 長坂隆司62無現〈6〉
 藤本真利子65無現〈4〉
 片桐章浩57無現〈3〉
 菅原博之62無現〈1〉
 浦平美博47無新  〈自〉
 3新人はそれぞれ、自民党(推薦)、共産党、日本維新の会から立つ。

 県議会で3分の2の議席を占める自民だが、和歌山市に限れば過半数に満たない6議席。「まだ伸びる余地がある」と、浦平で“7議席目”を狙う。

 ただ、「公認」ではなく「推薦」にとどめたのは、「現職から不安の声が多かった」(自民県連幹部)ためで、安倍政権への批判がじわじわと高まる中、公明党が唯一候補を擁立し、支援が得られない戦いへの不安をのぞかせる。市内の交差点で演説を繰り返す浦平は「読めないが、厳しいことは間違いない」とする。

 同じく1人増を狙う共産。前回選では現職が4位で当選したものの、新人は240票差で落選。県委員会幹部は「均等に票を割れなかった前回の反省を踏まえ、今度こそ2人を当選させたい」と意気込む。現職・奥村、新人・松坂とも女性で、アピールの相乗効果を図る。

 “票の食い合い”の恐れもある中、果敢に「もう1議席」を狙いに行くのは、目の前に迫った与野党激突の参院選に向け、少しでも勢力を拡大しておきたいからだ。さらには、同日実施も取り沙汰される衆院選、そしてその先の県内政界再編も視野に入れている。

 衆院選で1区にあたる同市。1区では、自民の門博文氏が国民民主党の岸本周平氏に3連敗しており、勝機が見えない。一方、昨秋の知事選で仁坂吉伸氏が4選し、「多選」とされる任期に入った。「待望論のある岸本氏が知事に回れば門氏は安泰」「いっそ閣僚経験者の参院議員が1区にくら替えすれば」――様々な臆測が飛び交う中、「1区=和歌山市」に議席を持つ重要性は増しているのだ。

 「1人でも通れば改革を進められる」

 維新の党だった前回選で菅原が当選したが、その後無所属になったため、議席のない日本維新の会。林は、4年前の和歌山市議選で3位に入った集票力で議席確保を狙う。

 そんな時、思わぬ風が大阪から吹いてきた。大阪都構想の実現に向けた「出直しクロス選」の実施だ。22日夜には、和歌山市のホテルで松井一郎代表の「特別講演会」を企画。スケジュールの都合で急きょ来県はなくなったが、会場では活発な質問が飛び交っていた。

 林は言う。「ダブル選の勢いを和歌山での追い風にし、何としても勝ちたい」

 ◇独占阻止に挑む

【岩出市=定数2】
 川畑哲哉41自現〈1〉 〈公〉
 北山慎一44自新  〈公〉
 坂田隆徳39国新
 内海洋一60無新 〈由〉〈社〉

 隣の選挙区「岩出市」(定数2)でも、与野党決戦を視野に入れた動きがある。過去3回続いた自民系候補の議席独占を阻止しようと、野党系候補2人が出馬する。

 前回当選の川畑と、引退を決めた現職の後継で石田真敏総務相の元秘書北山の2人で引き続き独占を目指す自民に対し、前回衆院選で希望の党から出馬して石田氏に敗れた坂田は「定数の少ない選挙区で、自民でも共産でもない選択肢を示すことが大事」と意気込む。国民県連幹部は「地方議員が増えれば国政選での地盤固めになる」と期待する。

 一方、「野党結集」を訴える内海は自由党県連代表ながら、社民党などの支援を受けるため無所属で挑む構えだ。

 県都、そして自民の牙城を巡る戦いの行方は、県内政界の今後に直結していく。

(立候補予定者は敬称略)

    ◇

 この連載は森本寿夫、鷲尾有司、吉田清均が担当しました。

 〈注〉氏名、投票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦・支持政党。並びは党派の衆院勢力順、当選回数順、五十音順など。

6387チバQ:2019/03/28(木) 23:45:39
https://mainichi.jp/articles/20190211/ddl/k30/010/232000c

選挙
美浜町長選/美浜町議選 町長に籔内さん 県内唯一の女性首長へ /和歌山
会員限定有料記事 毎日新聞2019年2月11日 地方版

地方選挙
和歌山県
選挙・和歌山
 任期満了に伴う美浜町の町長選と町議選はいずれも10日投開票された。町長選では、新人で元町課長の籔内美和子氏(56)が、3選を目指した現職の森下誠史氏(63)を破って初当選を果たした。県選管によると、確認できる1950年代以降、女性首長の誕生は県内初めて。当日有権者数は6213人、投票率は79・24%(前回は80・39%)。

 籔内氏は同日夜、事務所で「開かれた町づくりを目指し、しっかりとトップセールスをしていきたい。女性が…

https://www.asahi.com/articles/ASM343GJXM34PXLB003.html
和歌山)籔内新町長が初登庁で抱負 県内唯一の女性首長
大森浩志郎 2019年3月5日03時00分
 2月の美浜町長選で初当選し、県内でただ一人の女性首長となった籔内美和子・新町長(56)が4日、役場に初登庁した。職員や支援者らに出迎えられ、「職員とともに町民の皆様のお声を十分に聞いていきたい」と抱負を述べた。

 午前8時半ごろ、籔内町長は役場前で待ち受ける職員や支援者らに「ありがとうございます」「よろしくお願いします」と何度も頭を下げた。花束を受け取り、笑顔を見せた。

 庁舎内に入ると、幹部職員らを前に訓示。町の住民課長や健康推進課長を務めた籔内町長は、明るいあいさつを心がけて町民が気軽に入りやすい役場にするよう呼びかけ、「女性としてきめ細かな行政に取り組んでいきたい」と語った。

 町長室で報道陣の質問にも答え、「職員や議会の皆様とも相談し、高校生までの医療費無料化を検討していきたい」と話した。(大森浩志郎)


https://mainichi.jp/articles/20190325/ddl/k30/010/200000c
県議選・注目区を行く
/上 御坊市 自民・二階氏お膝元で異変 知名度生かす共産新人 /和歌山
会員限定有料記事 毎日新聞2019年3月25日 地方版
 県議選御坊市選挙区は1議席を巡り、9選を目指す自民現職の中村裕一氏(59)と、共産新人の楠本文郎氏(64)による一騎打ちとなる公算が大きい。中村氏は二階俊博・自民党幹事長の元秘書で、これまでは通算7回の無投票当選など、激戦の経験は少ない。二階氏のお膝元では、2016年御坊市長選や今年2月の美浜町長選など、自民の敗戦・苦戦が相次ぐ。結果はポスト二階も含めた県政界の勢力図に影響を与えかねず、関係者も注視している。

 「支持者にこれほど『厳しい選挙だね』と声をかけられたことはなかった」。中村氏陣営の幹部は危機感を募…

6388チバQ:2019/03/29(金) 14:05:28
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20190329003.html
震災特例「空白の2カ月」解消 兵庫県議など5選挙
2019/03/29 07:30神戸新聞

震災特例「空白の2カ月」解消 兵庫県議など5選挙

「空白の2カ月」解消のPRポスターには、「たった2カ月、されど2カ月」との表現も=神戸市中央区、兵庫県議会事務局

(神戸新聞)

 統一地方選で実施される兵庫県議など五つの選挙によって、投開票から新任期までの「空白の2カ月」がなくなる。当選者の任期を通常の4年から約3年10カ月に短縮する特例法が2017年5月に成立。今回の選挙後の4〜6月のずれを最後に、阪神・淡路大震災から続いてきた懸案が解消されることになり、県議会はポスターを作って有権者にPRする。


 五つの選挙は、県議のほか、神戸、西宮、芦屋市議と芦屋市長選。

 1995年1月の阪神・淡路大震災の影響で、同年4月の選挙が6月に延期された。一時的に転出している市民がいる▽投票所の設営など選挙事務の人手が足りない-などの理由による特例的な措置だった。

 99年選挙は統一選の日程に復帰し、4月に実施。95年選挙で当選した議員の任期は、6月からの4年間だったため、99年選挙の当選者と入れ替わるまで約2カ月空くことになった。

 この間、新人や元職の当選者はバッジも報酬もない一方、引退や落選した議員は現職として残り、6月支給の期末手当(ボーナス)を受け取れる事態に。専門家からは批判が相次いだが、その後も計6回にわたってずれが引き継がれた。

 ある神戸市議は、受給資格を「在職12年以上」と定めた地方議員の年金制度を背景の一つに挙げる。空白期間をなくすために任期を2カ月短くすると、他の議会では3期で受け取れる年金がもらえなくなるためだ。制度は財源不足によって2011年に廃止され、「議論の障害がなくなった」と振り返る。

 15年10月、県議会で検討が始まると、神戸、西宮、芦屋市議会も同調し、法案上程に向けて国への要望活動が本格化。選挙日程を6月にずらす案も出たが、投票率の下落などが不安視され、任期を短縮する方向で一致。17年5月に特例法が成立し、同年6月に各議会で条例が可決された。

 今回の選挙を前に、県議会は「あの震災で生じたズレようやく解消します」と記したポスターを作製。経緯などをスマートフォン画面のやりとりにまとめ、公共施設や金融機関などに張り出した。

 県議会事務局は「空白期間がなくなり、すっきりと分かりやすい制度になった意義を有権者に伝えたい」と話す。(小川 晶)

6389チバQ:2019/03/29(金) 14:07:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1903290015.html
大阪都構想めぐり因縁対決 府議選高槻、各党が激戦
2019/03/29 12:54産経新聞

大阪都構想めぐり因縁対決 府議選高槻、各党が激戦

大阪府議選が始まり、朝から支持を訴える候補者=29日、大阪府高槻市(前川純一郎撮影)

(産経新聞)

〈統一地方選・大阪〉

 大阪の命運をかけた政治決戦の最終章の幕が上がった。29日に告示された大阪府議・市議選。先に始まった府知事・市長のダブル選では、大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想の是非を主な争点に、大阪維新の会公認候補と自民系候補が激戦を展開。両議員選でも都構想が各候補の対立軸になるとみられ、4月7日の投開票に向けて大阪の“4重選挙”がいよいよヒートアップする。

 定数4の府議選高槻市・三島郡選挙区では、公明党現職に対し、維新が現職に加えて元衆院議員の新人を擁立。都構想をめぐる昨年末以来の維新と公明の対立の構図がそのまま持ち込まれた。そこに立憲民主、共産両党の候補者も参戦、午前11時時点で6人が立候補を届け出た。

 「都構想実現の最後のチャンス。政治家になって一貫して掲げてきた統治機構の改革をやりきりたい」。29日午前9時、高槻市野見町の神社で必勝を祈願した維新新人の松浪健太氏(47)は記者団の取材にこう話した。衆院議員としての実績は豊富だが、府議の経験はない。立候補を表明したときは公明への“刺客”とも報じられた。

 維新は単独で都構想の住民投票実施にこぎ着けるため、今回の両議員選にはそれぞれ過半数の候補者を擁立した。松浪氏と連携して支持拡大を狙う同じ選挙区の維新現職、池下卓(たく)氏(43)も第一声で「大阪をもっと成長させることが必要。府議会で過半数を取りたい」と強調した。

 一方、公明現職の林啓二氏(66)は高槻市役所前で「もう都構想はやめにしましょう。(維新の)横暴は許すことはできない」と声を張り上げた。

 公明府本部の幹事長として、都構想では維新側との交渉役を務めてきた。維新、公明両党が平成29年4月に交わした合意書も、林氏が署名した。

 しかし両党は合意書の解釈をめぐって対立し、最終的に交渉は決裂。維新側はこの合意書を根拠に公明に「嘘をつかれた」と繰り返し主張。公明は「スケジュールありきではない。議論が足りていない」と反論してきた。林氏は「定数4の中で維新の2人目が出た。厳しい戦いだが、どうか勝たせてほしい」と訴えた。

 「大阪の発展を対立でつぶすわけにはいかない。G20や万博を成功させたい。大阪が元気になれば高槻も島本も元気になる」。市役所前でこう呼びかけたのは自民新人の田村規子(のりこ)氏(55)。市議からのくら替え出馬で、女性の活躍や地方創生、教育施策を中心とする政策を丁寧に伝えたいとする。

 立憲民主党新人の野々上愛氏(41)は、「府民が置き去りにされた府政を取り戻す先頭に立っていく」と阪急高槻市駅前で第一声。同党の辻元清美国対委員長も応援に駆けつけ、激しく維新政治を批判した。

 共産党現職の宮原威(たけし)氏(72)はJR高槻駅前で「当たり前の生活ができる政策に取り組む。維新の会と真正面から対決し、打ち勝つための支援を願いたい」と訴えた。

6390チバQ:2019/03/29(金) 14:09:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190329k0000m010140000c.html
都構想論戦「第3幕」 大阪府議選、公明幹部に維新“刺客”も
2019/03/29 13:00毎日新聞

都構想論戦「第3幕」 大阪府議選、公明幹部に維新“刺客”も

握手をして支持を訴える候補者(中央)=大阪府内で2019年3月29日午前10時15分、加古信志撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 統一地方選前半戦で大きな注目を集める大阪府議選(定数88)と大阪市議選(同83)が29日告示された。大阪都構想の住民投票再実施に影響する可能性があり、大阪の将来の形を左右する9日間の論戦が幕を開けた。

 ◇主要5会派6人で争う大激戦 高槻市・島本町選挙区

 都構想の協議を巡って決裂した公明党幹部に対し、大阪維新の会が元衆院議員を擁立した大阪府議選の高槻市・島本町選挙区(定数4)は、自民、立憲民主、共産の主要5会派6人で争う大激戦になった。

 維新は前回トップ当選の池下卓氏に加えて衆院議員を5期務めた松浪健太氏を送り込んだ。維新は4人区は2人擁立が基本路線と説明するが、維新側との交渉役を務め、住民投票実施時期を巡る「密約文書」に署名した公明府本部幹事長、林啓二氏への「刺客」との見方がもっぱら。都構想を巡る維公の対立は激しさを増している。

 維新は池下氏と知名度がある松浪氏の相乗効果で票の積み増しを狙う。告示後に高槻市内の神社で必勝祈願した松浪氏は取材に「都構想は未来の子どもへの贈り物。(過半数に)足りない議席を一つでも埋める」と強調。これに対し、林氏は約300人の支持者の前で「都構想はやめにしよう。首長の突然の辞職は権力の横暴、鉄ついを下しましょう」と気勢を上げた。

 共産現職の宮原威氏は昨年の大阪北部地震を踏まえ「暮らしや防災を最優先にした府政を」と訴えた。自民新人の田村規子氏は「対立から協調へ。女性の力で大阪を変える」と強調。立憲は新人の野々上愛氏を擁立。届け出直後から街頭演説などを精力的にこなした。

 同選挙区は大阪、京都両市の中間にあるベッドタウン。無党派層の動向が大きく影響しそうだ。【藤顕一郎、真野敏幸】

 ◇1人区、維新と自民が火花 大阪市生野区選挙区

 府議会(定数88)で単独過半数(45)を目指す大阪維新の会にとって、31ある「1人区」の結果が勝敗の鍵を握る。その多くが、自民党との直接対決。29日の告示直後、大阪市生野区選挙区では戦いの火花が散った。

 同区では前回まで6期連続当選し、府連幹事長などを歴任した自民重鎮の朝倉秀実氏が引退した。後継として同区の副区長を務めた元市職員、竹沢宣之氏が立候補。維新は同区で市議を3期、市議会議長も務めた角谷庄一氏を擁立した。

 竹沢氏は第一声で「朝倉さんの後継者としてスタートを切ったが、新人で知名度もまだまだ。これから街中を駆け巡ります」と宣言し、都構想に触れなかった。取材に「万博や防災など目の前の課題に一つずつ取り組む。都構想で全てが解決するとは思えない」と対決姿勢を鮮明にした。

 一方、知事・大阪市長のダブル選との同日実施を追い風にしたい角谷氏は、事務所前に集まった支持者らに決意表明。「自民党が長年議席を守ってきた選挙区だが、大きな壁を乗り越えようと、大阪の成長のために決意した。都構想実現のために日々精進したい」と述べた。

 4年前の府議選で維新は1人区で19勝したが、過半数に届かない42議席にとどまり、都構想の制度案を協議する法定協議会でも主導権を握れなかった。今回は自民と23選挙区で激突する。【津久井達、岡村崇】

6391チバQ:2019/03/29(金) 22:42:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000028-kyt-l26
京都府議選は「無投票」過去最多の5選挙区 統一地方選
3/29(金) 22:23配信 京都新聞
京都府議選は「無投票」過去最多の5選挙区 統一地方選
府議選が無投票となった京都市左京区のポスター掲示板。激戦の市議選(右)に比べて府議選は空きが目立つ=29日
 29日告示された京都府議選は、京都市中京区や左京区、南区など過去最多の5選挙区で無投票となった。滋賀県議選の無投票も3選挙区に上る。一足早く当選が決まった候補者の事務所は喜びに包まれたが、有権者からは無投票を残念がる声も聞かれた。
 立候補の届け出が午後5時に締め切られると各選挙区で無投票当選が決まった。府議選の中京区で初当選した自民党新人の青木義照さん(55)は、事務所で万歳し、支持者と喜びを分かち合った後、「当選はうれしいが、新人なのでやはり選挙を戦いたかった」と漏らした。
 中京区が無投票になったのは8年ぶり2回目。子育て中の主婦(37)は「投票できずに残念。無投票だと、有権者が蚊帳の外という感じがする」と話す。
 京都市内で府の権限は少なく、府議の存在感も小さいとされる。左京区では市議選が定数8を15人で争う激戦となったが、府議選は初の無投票で幕を閉じた。
 選挙ポスターを眺めていた女性(79)は「市議は身近に感じるが、府議はどんな活動をしているかよく分からない」。会社員の男性(30)は「立候補が少ないのは、選挙に出るためにお金が必要だからでは」と供託金制度を疑問視した。
 県議選が無投票になった高島市の兼業農家の男性(64)は「深刻な過疎化の問題など、候補者の意見を聞いてみたかった」と嘆いた。

6392チバQ:2019/03/29(金) 22:43:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000086-mai-pol
大阪府議選、無投票増加 少数会派が擁立絞る 自民も対抗馬用意できず
3/29(金) 21:03配信 毎日新聞
 大阪府議選(定数88)は定数が激減して全選挙区で選挙戦になった4年前と打って変わり、8選挙区の13人が無投票で当選した。少数会派が擁立を絞ったほか、自民党が大阪で地盤を築く大阪維新の会と戦う候補を全てで用意できず、立候補者が前回比2割減の146人にとどまったことが原因とみられる。

 無投票当選となったのは維新7人、自民3人、公明2人、無所属1人。維新は1選挙区を除く52選挙区で候補者を擁立。一方、共産は前回の35人から20人と大幅に減らした。立憲民主は3人、国民民主は1人の擁立にとどまった。旧民主は前回選で大敗して基盤を失い、その後の分裂も影響した。自民は38人を立てたが、維新の現職がいる1人区で擁立を見送った選挙区もあり、自民府連幹部は「維新が大阪に定着し、対抗馬を見つけるのに苦労している」と打ち明ける。【津久井達、藤顕一郎】

6393チバQ:2019/03/29(金) 22:55:23
>>6172白坂有子
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000082-asahi-pol
京都市議選、共産が全選挙区擁立こだわらず 戦後初めて
3/29(金) 17:57配信 朝日新聞デジタル
 京都市議選(定数67)で共産党が戦後初めて、すべての選挙区に候補者を擁立することを見送った。東山区選挙区(同2)に公認候補を立てず、無所属新顔の支援に回る。

 京都市議会の現有議席は自民党が19、共産党が18で、その差わずか1。両党は改選後の最大会派を目指してしのぎを削る構図だ。

 共産党は定数が3から1減となった2003年に議席を失い、その後も議席を得られなかった。共産党京都府委員会の渡辺和俊委員長は「全選挙区擁立にこだわらず、状況によっては主張が合う党外の候補者と協力することが大事だ」と語り、当選後の会派合流も期待する。

 選挙期間中は共産党の参院議員も選挙区入りし、この候補への支持を呼びかける予定だ。同選挙区にはほかに自民党、国民民主党の公認候補が立っており、他陣営からは「政党色を前面に出さずに幅広く支持を呼びかける戦略だろう」と警戒する声が出ている。(本多由佳)

6394チバQ:2019/03/29(金) 22:56:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000024-mai-pol
堺市議選 「反維新」市長の政治資金問題が影落とす
3/29(金) 13:03配信 毎日新聞
 竹山修身市長の政治資金問題に揺れる堺市でも、市議選(定数48)が29日告示された。2009年に初当選した竹山市長は13年と17年に大阪都構想反対を訴えて連続当選。「反維新」の象徴的存在だが、政治資金問題が大きな影を落とす。

 今年2月、関連団体の政治資金収支報告書に多額の不記載が発覚。竹山市長の後援会など3団体で、計約1億3500万円の収入と支出が不記載だった。

 前回選で第1会派となった大阪維新の会は、告示前から街頭やインターネットで批判を繰り広げ、市長に辞職を求めた。今月13日までに辞意を表明すれば市議選と同日選になったが、維新ペースを嫌がった他会派は不信任決議案を回避。過去の選挙で市長を支援した市議は「市議選の準備もできん。市長は何をやってるんや」と吐き捨てるように言った。

 同市南区の主婦(44)は「市長はきちんと説明して辞職すべきだ」と話す。夫は仕事で大阪府外におり、1人で2人の子を育てている。「10年前に引っ越してきたが、保育所は満員。市長の問題もあるが、子育て政策など生活に根ざした議論をしてほしい」と期待した。【矢追健介】

6395チバQ:2019/03/29(金) 22:58:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000534-san-pol
「政治とカネ」どう対応 堺市議選、市長政治資金で温度差
3/29(金) 12:49配信 産経新聞
 統一地方選前半の堺市議選(定数48)が29日、告示され、午前11時現在で前回より2人少ない62人が立候補を届け出た。

 堺市議選は、総定数は48と前回と変わらないが、南区の定数が1減の8に、堺区が1増の9に変更。現職39人、元職2人、新人21人の計62人が届け出た。7選挙区のうち、東区は定数5に対し9人が立候補し、激戦となっている。

 市議会はこれまで、最大会派の大阪維新の会とその他の会派が対立。温度差はあるものの、反維新の竹山修身(おさみ)市長をその他会派が支えるという構図だった。

 その竹山市長に2月、後援会などの政治資金収支報告書の記載漏れ問題が発覚。直ちに辞職を求める不信任決議案を市議会に提出した維新に対し、「あいまいなまま幕引きするのではなく、説明責任を果たす必要がある」として自民、公明、旧民主系などが法的拘束力のない問責決議案を提出(可決)して慎重姿勢を見せるなど、対応が鮮明に分かれた。

 市議選では、竹山市長の政治資金問題をめぐる各会派の対応も問われることになりそうだ。

 堺市北区の無職男性(72)は「福祉など今の市政には十分満足しており、混乱は望まない。市長の政治資金問題は確かに悪いことだが、性急な維新のやり方にも疑問を覚える」と話す。同市堺区の会社員男性(57)は「維新を支持しているわけではないが、自分たちの信条を脇に置いて反維新でまとまっている他の会派は存在感をなくしている」と厳しい見方を示した。

 主要政党別の立候補者数の内訳は、維新18人▽公明11人▽自民13人▽共産9人▽立憲民主4人。

6396とはずがたり:2019/03/31(日) 12:46:44
結局一本化はならずで突入したが,どっちが取るかねえ。。

2019.01.16
対現職で一本化も - 前川氏が出馬表明 川島氏は難色/知事選
https://www.nara-np.co.jp/news/20190116090630.html

 任期満了に伴う知事選(3月21日告示、4月7日投開票)に向け、前参院議員で弁護士の前川清成氏(56)が15日、出馬の意思を表明した。「現県政のお金の使い方はおかしい」とし、経済、教育、子育て支援、防災などを政策の柱とした。ただ既に出馬表明している医師の川島実氏(44)と調整を行い、現職の荒井正吾氏(73)への対抗馬一本化を図る姿勢も示しており、最終的な選挙戦の構図が固まるには、なお時間がかかりそうだ。

 奈良市登大路町の県庁で記者会見した前川氏は、平成28年7月の参院選(県選挙区)で自民党候補に敗れて以後の自らの歩みに触れながら、「昨年の10月ごろに知事選出馬の腹を固めた。自民党に対抗するもう一つの固まりをつくりたいと旧民主党に飛び込んだが、もう56歳になった。結果次第で最後の挑戦となる」とした。…

6397とはずがたり:2019/03/31(日) 20:39:55

長年の固定構図一変、混戦模様に 府議選福知山市選挙区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00010000-rtn-l26
3/23(土) 8:04配信
両丹日日新聞

 京都府議会議員選挙の告示日(29日)まであと1週間になった。定数2の福知山市選挙区は、構図がこれまでとは一変する。自民党は現有2議席確保をめざして現職2人が立ち、共産党と立憲民主党がそれぞれ新人1人を擁立して議席奪取に挑む4氏の争いになる公算。混戦模様になりそうだ。

 立候補を予定しているのは、3選をめざす自民党公認の井上重典氏(72)=公明党推薦=▽昨年4月の補選で初当選した自民党公認の家元優氏(63)=公明党推薦=▽前福知山市議で共産党公認の大槻富美子氏(68)▽前福知山市議で立憲民主党公認の塩見聡氏(45)。

 これまでの福知山市選挙区は、保守分裂戦はあったものの、大筋の情勢に変化はなかった。現福知山市長の大橋一夫氏の父親が8期、その地盤を引き継いだ大橋氏が3期続けて1議席を固め、自民公認候補がもう1議席を取る流れが長く続いていた。

 現在は、大橋氏が市長選出馬のため府議を辞職したことに伴う先の補選で自共対決を制した自民が、2議席を獲得している。

 今回の府議選の動向の鍵を握るのが大橋氏に入っていた票の行方。直近3回(07年、11年、15年)の大橋氏の得票数は1万4千票前後で、いずれもトップ当選だった。これに次ぐ自民候補は9千票前後だったことから、大橋票の行き先に各陣営は神経をとがらせる。

 大橋氏は、府議選に臨む際には旧民主党の推薦を受けて無所属での出馬だった。その後の市長選では、政党推薦を受けずに無所属で戦い、自公推薦、旧民進党支持の現職を破って勝利している。立場が変わる今回の府議選では、市長として自民の現職2人を推薦する。

 自民は、井上、家元両陣営ともに国、府、市のパイプの太さを打ち出す。複数の国会議員が福知山へ精力的に入り、それぞれの決起集会では府知事と市長も駆け付けて応援演説に熱を注いだ。

 2議席維持へ重点地域を分けているが、両陣営は「本当に厳しい戦い」と危機感を隠さず、それぞれの陣営内を引き締める。

 共産、立憲民主は「自民の2議席独占でいいのか」と対立軸を鮮明にする。

 共産は、先の補選に続いて大槻氏が2度目のチャレンジ。前々回、前回の府議選(本選)での共産公認候補の得票数は4千票台。昨年4月の補選で府議選に始めて挑んだ大槻氏は、敗れはしたものの9千票超を得た。これを追い風に勝機を探るが、自共二者対決だった補選時とは異なる状況に陣営は警戒感を強める。

 立憲民主は、当初は党推薦の無所属で出馬を予定していた塩見氏を公認候補に切り替えて態勢を整える。市内に活動拠点を置く国会議員が支援に回るなど、支持拡大への動きを見せている。

 新たな局面を迎える府議選福知山市選挙区は29日告示、4月7日投開票。

最終更新:3/23(土) 8:04
両丹日日新聞

6398チバQ:2019/03/31(日) 22:19:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000050-mai-pol
大阪府知事選で維新リード、市長選はやや優位 本社情勢調査
3/31(日) 21:59配信 毎日新聞
大阪府知事選で維新リード、市長選はやや優位 本社情勢調査
大阪ダブル選の候補者が集まって開催されたネット討論会=大阪市北区で2019年3月28日午後8時47分、加古信志撮影
 4月7日に投開票される大阪府知事・大阪市長のダブル選について、毎日新聞は29〜31日に府内の有権者を対象にした電話による世論調査を実施し、取材結果も踏まえて中盤情勢を探った。知事選では、地域政党「大阪維新の会」の政調会長で前大阪市長の吉村洋文氏(43)が、自民党推薦で元副知事の小西禎一(ただかず)氏(64)をリード。市長選では、維新代表で前知事の松井一郎氏(55)が、自民が擁立した元市議の柳本顕(あきら)氏(45)に対し、やや優位に選挙戦を進めている。

 ただ、両選挙とも3割近くの人が態度を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性がある。

 調査は在阪の報道機関6社合同で実施し、各社が共通のデータを独自に分析した。ダブル選は、大阪市を廃止・再編する「大阪都構想」の賛否が最大の争点。都構想の実現を目指す松井氏と吉村氏が立場を入れ替えて出馬し、自民がそれぞれ対抗馬を出し、公明党などが反維新として支える構図になっている。

 都構想の賛否を問う住民投票の対象となる大阪市内の有権者は、都構想への賛成が44.2%、反対は41.4%で、賛否が拮抗(きっこう)していた。

 現段階で想定する投票先を分析すると、吉村氏は維新支持層をほぼ固めたほか、自民支持層の5割程度を取り込み、無党派層の4割近くからも支持を得た。年代別では、29歳以下から70歳以上まで性別に関わりなく支持を広げ、都構想に賛成する人の大半が、吉村氏を投票先に選んだ。

 小西氏は、都構想に反対する人の6割程度が投票先に選び、府本部推薦を受ける公明支持層の7割程度をまとめた。一方で、推薦を受ける自民支持層は3割程度、府連支持の国民民主党の支持層の2割弱にとどまり固め切れていない。

 市長選は、都構想に賛成する大半が松井氏を投票先とし、反対の人は柳本氏を投票先に選んだ。

 松井氏は、40〜50代の中年層の男性や30代以下の若年層の女性など、幅広く支持を得ている。維新支持層の多くを固めたほか、自民や公明、共産党支持層からも一定の支持があり、支持政党がない無党派層も3割が投票先に選んだ。

 柳本氏は、都構想に反対する7割以上の人が投票先に選んだ。推薦を受けている自民支持層は5割。前回は自主投票だったが、今回は府本部が推薦を出した公明の支持層は6割にとどまっている。【岡崎大輔】



 ◇調査の方法

 大阪府、大阪市の有権者を対象に29〜31日の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDS法で実施した。府知事選の調査で無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1782件、うち1225人から回答を得た。市長選では有権者世帯743件のうち514人から回答を得た。

 調査は共同通信、産経新聞、日経新聞、毎日放送、関西テレビと協力して実施。得られたデータのみを共有し、各社が独自に分析した。

6399チバQ:2019/03/31(日) 22:23:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-18413801-kantelev-l28
兵庫・福崎町 橋本省三町長が自宅の浴槽で倒れ死亡
3/31(日) 18:42配信 関西テレビ

関西テレビ

兵庫県福崎町の橋本省三町長(68)が30日、自宅の浴槽で倒れているのが見つかり、死亡しました。

福崎町によると、町長の橋本省三さん(68)は、30日午後6時ごろから自宅で入浴していて、しばらくしても出てこないため家族が様子を見にいったところ、浴槽で倒れていたということです。

橋本さんは、病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。

橋本さんは、1974年に町役場に入庁、4年前の町長選挙で当選して、1期目でした。

当面、尾崎吉晴副町長が町長の代理を務める予定だということです。

関西テレビ

6400チバQ:2019/03/31(日) 22:27:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000550-san-pol
自民「野合批判」払拭に躍起 大阪ダブル選
3/31(日) 21:53配信 産経新聞
自民「野合批判」払拭に躍起 大阪ダブル選
大阪ダブル選対立の構図
 日本維新の会(大阪維新の会)と主要与野党が全面対決する大阪府知事と大阪市長のダブル選で、自民党が「野合批判」の払拭に躍起となっている。自民推薦候補を、国政で対立する共産党なども支援する構図が支持層の離反を招き、直後に控える衆院大阪12区補選にも響きかねないためだ。自民は野党との連携を明確に否定し、党幹部を投入して挙党態勢をアピールしている。(長嶋雅子)

 「仮に自公以外の政党より、両候補に対し、推薦等行いたい旨、申し出のあった場合は、これを完全に放棄する」

 自民大阪府連は3月30日、府連のホームページにこのような「基本方針」を掲載した。安倍晋三首相(党総裁)や二階俊博幹事長ら党幹部の連名で、野党との連携を「放棄」との強い言葉で拒否。「特に共産党とは一切の関係は無(な)く」との一文も入れた。

 自民が神経をとがらせるのは、大阪ダブル選で維新側が「自共共闘」との主張を展開しているからだ。

 維新の看板政策「大阪都構想」に反対する自民推薦候補には、与党の公明府本部の推薦に加え、国民民主党府連が支持、立憲民主党府連と共産が自主支援している。結果的に、自民が共産などと手を組んでいると映りかねない。

 都構想を問うた平成27年の住民投票で、自民参院議員が共産幹部と同党の街宣車で演説した前例もある。今回の大阪ダブル選はそうした事態を避けているが、インターネット上では「自共共闘」の言葉が目立ち、自民府連関係者は「共産と共闘していると思われたら保守票が維新に流れる。ダブル選はもちろん、補選も厳しくなる」と語る。

 影響はすでに出始めているようだ。産経新聞社などの情勢調査によると、大阪府内の政党支持率は自民31.3%、大阪維新18.8%だが、4月実施の大阪府・市議選で投票する候補者の政党は大阪維新38.4%、自民17.6%と形勢が逆転している。維新に先行を許す自民は二階氏と甘利明選対委員長が2日に大阪入りするなど、テコ入れを図る方針だ。

6401チバQ:2019/04/01(月) 09:15:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00010002-jij-pol
【点描・永田町】疑心暗鬼渦巻く「大阪ダブル選」
3/31(日) 19:01配信 時事通信
【点描・永田町】疑心暗鬼渦巻く「大阪ダブル選」
大阪市長選に立候補し、第一声を上げる自民党推薦の柳本顕・元大阪市議(左)と、地域政党「大阪維新の会」代表の松井一郎・前大阪府知事=24日、大阪市中央区
 大阪都構想の是非を争点とした、いわゆる「大阪ダブル選」(4月7日投開票)の行方が、年度末を迎えた永田町で注目されている。地域政党「大阪維新の会」代表の松井一郎大阪府知事が仕掛けたダブル選が、統一地方選・前半戦の最大の“目玉”となったからだ。

【図解】統一選2019・大阪ダブル選の構図(2019年3月)

 大阪都構想は、国政政党・日本維新の会の創業者でもある橋下徹前大阪市長(元府知事)が提唱したもので、大阪府と政令指定都市の大阪、堺両市を統合して大阪都を新設し、二重行政の無駄を省くことなどを狙う。

 政界を引退した橋下氏の後を継いだ松井氏が、構想実現のために2度目の住民投票実施を狙って、腹心の吉村洋文大阪市長と共に3月8日に辞職し、立場を入れ替えて知事・市長選に出馬するという“奇策”でダブル選に持ち込んだ。

 松井氏は日本維新の会の代表でもあり、選挙の結末が7月の参院選で維新の消長にも直結するという「存亡を懸けた戦い」(維新幹部)だ。

 ただ、中央では野党なのに自民党寄りの維新が、大阪では自民と全面対決という「ねじれの構図」となることに加え、国政選を中心に大阪などで維新との「すみ分け」を続けてきた公明党の立場も、極めて微妙。さらに、安倍晋三首相や菅義偉官房長官と気脈を通じてきた橋下、松井両氏の仕掛けた戦いだけに、首相官邸と自民党本部の思惑の違いも目立ち、永田町と大阪の双方で疑心暗鬼が渦巻く選挙戦となっている。

 都構想実現を公約した松井、吉村両氏は、かねて住民投票について公明党との折衝を続けてきた。しかし、3月7日に開かれた大阪都構想を議論する法定協議会で、住民投票の実施時期をめぐる維新と公明の協議が決裂したため、両氏は「死んでも死に切れない」とダブル選実施を決断した。

 同じ役職で当選すれば、知事、市長とも今年の11〜12月に任期満了となり、再び選挙を行う必要があるが、入れ替わって当選すれば任期は4年間になり、「選挙費用の節約」(松井氏)にもなるというのが奇策の理由だ。

表向きは「維新包囲網」だが
 これに対し、都構想に反対する自民党大阪府連は「党利党略のダブル選」と猛反発。党本部とも連携して府知事選では小西禎一・元府副知事、市長選では柳本顕・元大阪市議を対立候補として擁立した。

 小西氏は松井知事の下で副知事も務めた府政のエリートで、自民党は「維新の弱点もよく分かっている実務家」(府連幹部)として府政奪還を目指す構えだ。

 ただ、首相官邸や連立与党の公明の立場は複雑だ。首相が議長役となる6月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会議や、2025年の国際博覧会(万博)の大阪開催は、首相サイドと松井氏らの連携で実現しただけに、今後も維新側の協力は不可欠で、公明も衆院選などで維新との「すみ分け」ができなければ、議席減が避けられないからだ。

 中央政界では既に「維新は安倍政権の補完勢力」(立憲民主幹部)との見方が定着しており、首相や公明首脳も「維新VS反維新という戦いには巻き込まれたくないのが本音」(自民幹部)とみられている。

 そうした中、首相は相次いで官邸を訪れた知事選・市長選候補の小西、柳本両氏に対し、「ぜひ勝利しよう」などと激励し、公明も両氏の府本部推薦を決めた。さらに立憲民主、国民民主、共産など主要野党も自民候補を自主支援するという「あり得ない構図」(松井氏)だ。

 表向きは「大阪での維新包囲網」の陣立ては整ったように見えるが、「政界はキツネとタヌキの化かし合い」(自民長老)とされるだけに、今回のダブル選が「大阪を取り巻く魑魅魍魎(ちみもうりょう)の実相をあぶり出す」(同)ことは間違いなさそうだ。

(政治ジャーナリスト・泉 宏)

〔時事通信社「地方行政」3月25日号より〕

6402チバQ:2019/04/01(月) 21:32:07
262 :チバQ :2019/04/01(月) 21:28:11
兵庫10区
柘植厚人 希望→加古川市議選当選


263 :チバQ :2019/04/01(月) 21:31:36
和歌山2区
坂田隆徳 希望→県議選へ
https://wbs.co.jp/news/2019/01/15/128482.html
【県議選】岩出市選挙区に国民民主の坂田氏出馬表明
2019年01月15日 20時29分 ニュース, 政治

ことし(2019年)4月の統一地方選挙・前半戦のひとつで、任期満了に伴う和歌山県議会議員選挙に、国民民主党の新人で党和歌山県連幹事の坂田隆徳(さかた・たかのり)氏39歳が、岩出(いわで)市選挙区からの立候補を表明しました。

坂田氏は、和歌山市出身・岩出市在住で旧・民主党衆議院議員の秘書や会社社長を経て、去年(2018年)から国民民主党和歌山県連で幹事を務めています。

坂田氏は「健全な二大政党政治の必要性を地方政治の場でも訴えながら、岩出市の地理的な優位性を活かした県の振興や、郷土教育の充実などを実現させたい」と立候補の理由を説明しました。

定数2の岩出市選挙区では、自民党の現職1人が今期限りでの引退を表明している一方、もうひとりの自民党の現職・川畑哲哉(かわばた・てつや)議員41歳と、自民党の新人で党代議士の秘書を務めた新人の北山慎一(きたやま・しんいち)氏43歳が立候補する予定です。

6403チバQ:2019/04/02(火) 11:39:23
https://www.sankei.com/politics/news/190329/plt1903290015-n1.html
大阪都構想めぐり因縁対決 府議選高槻、各党が激戦
2019.3.29 12:47統一地方選大阪
大阪都構想
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大阪府議選が始まり、朝から支持を訴える候補者=29日、大阪府高槻市(前川純一郎撮影)
大阪府議選が始まり、朝から支持を訴える候補者=29日、大阪府高槻市(前川純一郎撮影)
 大阪の命運をかけた政治決戦の最終章の幕が上がった。29日に告示された大阪府議・市議選。先に始まった府知事・市長のダブル選では、大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想の是非を主な争点に、大阪維新の会公認候補と自民系候補が激戦を展開。両議員選でも都構想が各候補の対立軸になるとみられ、4月7日の投開票に向けて大阪の“4重選挙”がいよいよヒートアップする。

 定数4の府議選高槻市・三島郡選挙区では、公明党現職に対し、維新が現職に加えて元衆院議員の新人を擁立。都構想をめぐる昨年末以来の維新と公明の対立の構図がそのまま持ち込まれた。そこに立憲民主、共産両党の候補者も参戦、午前11時時点で6人が立候補を届け出た。

 「都構想実現の最後のチャンス。政治家になって一貫して掲げてきた統治機構の改革をやりきりたい」。29日午前9時、高槻市野見町の神社で必勝を祈願した維新新人の松浪健太氏(47)は記者団の取材にこう話した。衆院議員としての実績は豊富だが、府議の経験はない。立候補を表明したときは公明への“刺客”とも報じられた。

 維新は単独で都構想の住民投票実施にこぎ着けるため、今回の両議員選にはそれぞれ過半数の候補者を擁立した。松浪氏と連携して支持拡大を狙う同じ選挙区の維新現職、池下卓(たく)氏(43)も第一声で「大阪をもっと成長させることが必要。府議会で過半数を取りたい」と強調した。

 一方、公明現職の林啓二氏(66)は高槻市役所前で「もう都構想はやめにしましょう。(維新の)横暴は許すことはできない」と声を張り上げた。

 公明府本部の幹事長として、都構想では維新側との交渉役を務めてきた。維新、公明両党が平成29年4月に交わした合意書も、林氏が署名した。

 しかし両党は合意書の解釈をめぐって対立し、最終的に交渉は決裂。維新側はこの合意書を根拠に公明に「嘘をつかれた」と繰り返し主張。公明は「スケジュールありきではない。議論が足りていない」と反論してきた。林氏は「定数4の中で維新の2人目が出た。厳しい戦いだが、どうか勝たせてほしい」と訴えた。

 「大阪の発展を対立でつぶすわけにはいかない。G20や万博を成功させたい。大阪が元気になれば高槻も島本も元気になる」。市役所前でこう呼びかけたのは自民新人の田村規子(のりこ)氏(55)。市議からのくら替え出馬で、女性の活躍や地方創生、教育施策を中心とする政策を丁寧に伝えたいとする。

 立憲民主党新人の野々上愛氏(41)は、「府民が置き去りにされた府政を取り戻す先頭に立っていく」と阪急高槻市駅前で第一声。同党の辻元清美国対委員長も応援に駆けつけ、激しく維新政治を批判した。

 共産党現職の宮原威(たけし)氏(72)はJR高槻駅前で「当たり前の生活ができる政策に取り組む。維新の会と真正面から対決し、打ち勝つための支援を願いたい」と訴えた。

6404チバQ:2019/04/02(火) 17:26:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000052-asahi-pol
反維新、組織力きしみも 維新は集中、U字エリアって?
4/2(火) 14:44配信 朝日新聞デジタル
反維新、組織力きしみも 維新は集中、U字エリアって?
知事・市長ダブル選、維新(左)と反維新の主な演説会場の分布
 終盤戦に入った大阪府知事・市長のダブル選(7日投開票)。大阪維新の会の公認候補と「反維新」勢力が擁立した候補が激しくぶつかる構図だ。ここまでの候補者らの動きを追っていくと、双方の陣営が進める戦略の違いがくっきりと浮かんできた。

【解説動画】大阪「クロス選」って何?なぜこの形に?


 大阪市中央区のオフィス街の一角、知事選に立候補した小西禎一(ただかず)・元府副知事(64)と、市長選に立った柳本顕(あきら)・元大阪市議(45)の合同事務所。毎晩、選挙対策会議が開かれ、両氏を推薦する自民党、公明党府本部、連合大阪の幹部らが集まる。長い時は約2時間にわたり、戦略を練る。

 陣営の強みは組織力だ。2候補は自民の地方議員の地盤を一緒に回り、公明主催の街頭演説に参加。大きな駅周辺では、連合大阪の動員で集会を盛り上げる。陣営幹部は「それぞれの得意分野を生かした選挙ができている」と語る。

 維新と対立する立憲民主党府連や国民民主党府連、共産党も独自に支援。「都構想反対」と明記したビラを各所で配り、選挙カーで「知事は小西、市長は柳本」と訴える。

 ただ、もともと政治的な立場に距離のある「連合軍」ゆえの課題もある。

 自民府連内には、立憲や共産などとの連携に抵抗感は根強い。国会議員の一人は自公以外の協力を否定するコメントをSNSで発信した。府連幹部は「そんなことをする暇があれば、票を稼ぐべきだ」と不快感を示し、陣営内にきしみも見え隠れする。

 自公以外の政党関係者は「合致しているのは都構想反対という一点だけ。気分はよくないが、無視するしかない」と漏らす。「ガラス細工」の反維新陣営だが、選挙終盤に向けて組織の引き締めだけでなく無党派層や女性票の取り込みで追い込みをかける考えだ。(新田哲史、半田尚子)


■読み切れない「U字エリア」

 日曜日の3月31日午後、若者でごった返す大阪・ミナミのアメリカ村。ビルに設置された大型スクリーンが突然上へスライドした。

 背後から現れたのは、市長選に立った維新代表の松井一郎・前知事(55)と、知事選に立候補した吉村洋文・前市長(43)。驚いた若者らが歓声を上げるなか、松井氏は「若い人、選挙行ってね。僕らは徹底的に大阪を元気にしていく」と訴えた。

 維新は反維新勢力の組織力に対抗するため、若者や無党派層の取り込みで攻勢を図る。この前日夜には、2人が大阪・キタのクラブにも登場。SNSで維新の主張を積極的に発信し、拡散も狙う。陣営幹部は「話題性はもちろん考える。バズる(多くの反応を得る)ことを期待している」。

 そんななか、維新が危機感を強めるのが、市長選の動向だ。実現を目指す大阪都構想は大阪市を廃止する案だけに、有権者の反応が読み切れないからだ。2015年に実施された都構想の住民投票で反対票が多かったか、賛否が近かった区での活動を強化している。

 曲線状のこの地域を、維新幹部は「U字エリア」と呼ぶ。無投票当選した府議らを投入し、市外で配布予定だったチラシを市内に回す。知事候補の吉村氏もほぼ市内に張り付き、松井氏とセットでの票の掘り起こしに躍起だ。

 維新内部には、幹部名でこんな通達が回る。「市長選挙がまさに我々の存亡を賭けた戦い。大将の首を取られるわけにはいかない」(吉川喬、楢崎貴司)

朝日新聞社

6405チバQ:2019/04/03(水) 14:18:46
https://www.sankei.com/west/news/190402/wst1904020033-n1.html
大阪・池田市長が辞職 市議選と同日程で選挙 長男が出馬へ
2019.4.2 23:06
 今年12月に任期満了となる大阪府池田市の倉田薫市長(70)は2日、市議会議長に辞職届を提出し、任期途中となる今月22日に辞職すると表明した。統一地方選の特例法により、市長選は統一地方選の市議選(4月21日投開票)と同日程で実施される。倉田市長は「統一選と市議選を同日にすることで、投票率向上や財政負担の軽減につながる」と述べた。

 一方、倉田市長の長男、倉田晃・同市議(45)は産経新聞の取材に対し、「倉田市政の基本施策を推進、発展させなければならない」と話し、近く市長選への立候補を表明する意向を明らかにした。事実上の後継者とみられる。

 倉田市長は記者会見で、後継者について「私の思いを引き継ぐ方が立候補すると思う」と述べたが、長男が出馬するかどうかの質問には「本人が決めること」として明言を避けた。

 倉田市長は市議を経て平成7年に市長選に初当選。23年に大阪府知事選に出馬し落選したが、27年の市長選で返り咲き、6期目。

6406とはずがたり:2019/04/03(水) 14:54:09
>>6405
市長まで世襲狙い,しかもいきなり?で他の候補に準備させない穢さ。

こんなのが反維新候補として出てきてたんで大阪ろくなのいないなあ。。

6407チバQ:2019/04/03(水) 15:56:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1904030015.html
【大阪ダブル選】維新、反維新 悩める終盤戦
2019/04/03 12:09産経新聞

【大阪ダブル選】維新、反維新 悩める終盤戦

街頭演説を聞く有権者=3月31日、大阪市内(渡辺恭晃撮影)

(産経新聞)

<統一地方選・大阪>

 7日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選はそれぞれの前職が立場を入れ替えて立候補したうえ、統一地方選の府議・大阪市議選と同日投開票という異例づくしの展開で始まった。4選挙の期日前投票が行われている大阪市内では、各陣営が候補者名の書き間違えへの懸念や、政党・候補間の連携の取りづらさに苦慮している。

 「今回は吉村さんが知事選に出たんか。投票所に行くまで知らんかったわ」

 大阪維新の会関係者は3月下旬、期日前投票を終えたばかりの支持者からこう打ち明けられた。

 ダブル選では、知事選に維新新人として前大阪市長の吉村洋文氏が、市長選に同じく維新新人で前府知事の松井一郎氏がそれぞれ出馬。維新が実現を目指す大阪都構想の是非を主な争点に、知事選に立候補した無所属新人で元府副知事の小西禎一(ただかず)氏=自民党、公明党府本部など推薦=と、市長選候補の無所属新人、元大阪市議、柳本顕(あきら)氏=同=とそれぞれ一騎打ちとなっている。

 松井、吉村両氏の入れ替え立候補に対し、維新側は勘違いした有権者による無効票の増加を懸念する。例えば松井氏が立候補する市長選で、有権者が前職の「吉村洋文」と書いて投票した場合、「無効票になる可能性は高い」(府選管)。維新の陣営関係者は「まだ入れ替え選に気付いていない有権者もいる。投票日までに地道に呼びかけていくしかない」と話す。

 さらに事態を複雑にしているのが、大阪市ではダブル選も加わったことで約半世紀ぶりに府議・市議選も含む“4重選挙”に突入したことだ。

 4選挙の期日前投票が始まった市内各区の選管は投票所内の記載台を市議と市長、府議と府知事に分けるなど、混乱を防ぐ対策を講じるが、公平性を欠く恐れがあるため「選管が書き間違えないよう、呼びかけることはできない」(同)という。

 反維新を掲げる自民側も4重選の難しさに直面している。小西、柳本両氏の陣営は、自民・公明の連携を前面に押し出し活動を進めるが、他政党の地方組織の自主支援を受けていることから維新側から「野合だ」との批判を受けている。保守票が維新側へ流れる恐れを危惧した自民府連は、ホームページに「共産党とは一切の関係は無く、後にも、先にも、応援要請等行っていない」と掲載するなど、火消しに躍起になっている。

 府議・市議選でも一部の選挙区で相互推薦を出すなど自公での共闘を掲げるが、柳本氏や小西氏に比べてメディアへの露出が少ない府議・市議選候補の埋没を懸念する。

 しかも大阪市内は選挙区が細かく分かれ、街頭演説をしても隣の選挙区の候補と混同されることもあるという。陣営関係者は「知事・市長選候補と合わせ、自分たちの名前まで覚えてもらうのは大変だ」と頭を悩ませているが、こちらも地道に呼びかける方針だ。

6408チバQ:2019/04/04(木) 13:06:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190404-00000513-san-pol
二階氏のお膝元で自共混戦、和歌山県議選
4/4(木) 9:21配信 産経新聞
 7日投開票される統一地方選前半戦の和歌山県議選で、二階俊博・自民党幹事長の「お膝元」の御坊市選挙区(定数1)が揺れている。共産党新人と自民党現職の一騎打ちだが、保守分裂となった3年前の市長選のしこりが今も根強く、共産党新人は1年半前の衆院選で二階氏に善戦したばかり。対する自民党現職は、かつてなく危機感を強め、徹底した総力戦を展開する。結果次第では二階氏の政界への影響力にも波及しかねず、混戦の行方に注目が集まっている。(前川康二)

 「皆さんの代表として県政に押し上げてください」。今月3日。共産党新人の楠本文郎氏が街頭演説すると、大きな拍手が送られた。陣営幹部は「こんな反応は今までなかった」と手応えを強調する。

 第一声では御坊市の部長まで務めた職員OBがマイクを握り、支持を表明。選挙事務所には、保守とみられていた有権者も出入りする。後援会の広報紙には無所属の元市議が支持者として名を連ね、党派を超えた広がりをうかがわせる。

 陣営は「市民派」を前面に押し出す作戦で、有権者に配るチラシには「党を選ぶ選挙ではありません」と記載。共産党の主張する憲法改正反対や安全保障関連法廃止といった文字はみられない。

 陣営幹部は語る。「共産対自民ではなく、二階氏への批判票をいかに集めるかの戦いだ」

 二階氏のお膝元が揺れる背景には、保守分裂となった平成28年5月の市長選がある。現職の柏木征夫氏が立候補を表明する中、自民党は二階氏の長男、俊樹氏を推薦した。今回の県議選に立候補している自民党現職の中村裕一氏は二階氏の秘書を務めた経緯もあり、俊樹氏を支援。それが「市長派」の反発を招いて真っ二つに。俊樹氏は敗れ、分裂の禍根が残った。

 そして翌29年10月の衆院選。二階氏と楠本氏は3区で対決し、市内では二階氏の6715票に対し、楠本氏は5099票と善戦した。今年1月の市議選では、それまで自民党公認だった現職2人が無所属で当選するなど保守分裂の余波は続いた。ある市議は「市長選をめぐる反発は予想以上に強い」と明かす。

 保守分裂のあおりを深刻に受け止める中村氏の陣営は「多くの『厳しい』という声をいただいている」と危機感をあらわにする。

 現在8期目の中村氏は、過去7回が無投票当選だった。唯一選挙戦となった23年は当時の民主党の新人に圧勝したが、自民党関係者は「市長を含めオール与党で戦った前回と今回は全く違う。中村氏自身にどれだけ票があるか読めない」と話す。

 中村氏も「1人区で『勝てる』と対抗馬を出されたこと自体が不徳の致すところ」と話し、市内をくまなく歩いて支持を訴える異例の“どぶ板選挙”を展開。「共産党に負けるわけにはいかない」と対抗心をみせる。

 さらに「二階氏のお膝元で議席を渡すわけにはいかない」と県議選で無投票当選した自民党現職の応援も受け、てこ入れを図る。

 市長選以降、色濃く残る保守分裂のしこりを解消できるか試される今回の選挙戦。中村氏の支持を表明する別の市議は「後援会から『なんで(中村氏を)応援してるんや』と反発されることもある」と明かした上で、期待もこめて語る。

 「(二階氏のお膝元で)議席を渡せば、政治は停滞する。それは有権者も理解してくれるはずだ」

■和歌山県議選・御坊市選挙区(定数1)

 楠本文郎64 元御坊市議  共新

 中村裕一59 党県政調会長 自現〔8〕

6409チバQ:2019/04/04(木) 13:11:55
倉田晃
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000586-san-pol
大阪・池田市長選に維新市議の冨田氏が出馬表明
4/3(水) 20:13配信 産経新聞
 大阪府池田市の倉田薫市長が辞職することに伴う市長選(14日告示、21日投開票)で、市議の冨田裕樹氏(42)が3日、地域政党「大阪維新の会」の公認で立候補する意向を表明した。倉田市長の長男で、市議の晃氏(45)が出馬の意向を示しているが、冨田氏は「市民感覚として市政の私物化は許せない」と批判した。

 冨田氏は記者会見で「(市長が)息子にバトンを引き継ごうとするのはやってはいけないこと」と強調し、市長報酬の30%カットや退職金ゼロを公約した。冨田氏は京都大大学院を修了。衆院議員秘書を経て平成27年の市議選で初当選し、1期目。

 倉田市長は「統一地方選と市長選を同日にすることで、投票率向上や財政負担の軽減につながる」として、2日に辞職届を市議会議長に提出した。

6410チバQ:2019/04/04(木) 20:04:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000089-asahi-soci
「政治はPTAを放置してきた」 異例の公約掲げた市長
4/3(水) 21:20配信 朝日新聞デジタル
「政治はPTAを放置してきた」 異例の公約掲げた市長
主なPTA問題
 強制加入や活動の負担が問題視されているPTAについて、兵庫県川西市が改善を議論する検討会を設けます。親と教員がつくる団体であるPTAの運営方法に、行政が関わるケースは異例です。「保護者の負担軽減」を公約に掲げた越田謙治郎市長(41)に、検討会のねらいやPTAの課題などを聞きました。(聞き手・田中聡子)

【写真】検討会の目的などについて語る越田謙治郎市長=兵庫県川西市の川西市役所、田中聡子撮影


 ――なぜマニフェストに「PTA」を入れたのですか。

 マニフェストを固めるために子育て世代の人と話していた時、「PTAをなんとかしてほしい」「大変だ」という声がたくさんあったんです。「役員が決まらないと帰れない」「役員になれない理由をみんなの前で発表しないといけない」など、多くの人が不満を抱え、「しんどい」「変えたい」と思いながらやっている。

 今は自営業者や専業主婦が多かった時代と異なり、少子化により保護者の数も減っています。なのに、PTAは基本的に同じことを続けている。「いらない」と思っている活動でも、「変えよう」と提案すると「自分でやれ」と言われかねない。「それなら1年間我慢しよう」となり、いつまでも変わらない。ならば、長期的に取り組める行政がなんとかする必要があると考えました。

 妊娠中の産科医不足から始まり、待機児童問題、学校給食と、人が直面する子育ての関心事は子どもの育ちに従って変化しますが、どの段階でも課題になるのがPTAです。幼稚園や保育園の保護者会から中学、高校までずっとかかわり続けることもある大きな問題。しかし、政治は「学校と別組織」という理由で放置してきたのです。

 ――「検討会」という方法を選んだのは?

 最初は「PTAの見直し」を考えていたのですが、「PTAって任意の組織でしょ?」という突っ込みが入りました。確かに、任意の組織を市長が変えるのはおかしい。でも、あり方を見直すきっかけをつくることはできます。オープンの場で議論することが、その一つだと考えました。モデル的な活動を示し、協力してくれる学校での実践を踏まえてさらに課題を洗い出したい。

 ――批判もあるのでは。

 「市長がPTAをつぶそうとしている」という声もあるそうです。PTAが「よき思い出」の人には、「自分がしてきたことを市長が否定している」と思うのでしょう。もちろん過去の全否定ではありません。過去と同じように活動できなくなっているのに、同じことが求められているのを問題にしているだけです。

 議会でも、「まずは市のPTAの連合組織が取り組むべきでは」という意見がありました。確かに連合組織も改革を推進しており、協力は不可欠です。でも、PTA会長をくじ引きで決める例があるような現状では、改革に長期的に取り組むのは難しいでしょう。

 ――PTAをめぐる意見は多様です。検討会のメンバーや問題設定が大切では。

 「今のままで問題ない」という人では困ります。逆に「PTAは壊しちゃえ」という極論も受け入れられないでしょう。両極端ではなく、現状に対して「なんかせなあかん」と問題意識を持ってくれている人にお願いしたい。PTA会長や役員経験者の方、学校の先生や研究者の方なんかを考えています。

 地域の団体の方にも入っていただきたい。実情を分かってもらわないといけない。地域のみなさんが学校や子どもたちに協力してくれているのは間違いありませんが、かといって、例えば、地域の行事のたびにPTAに「人を出して」というのはなかなか難しい。地域の方も「俺たちもやってるんだから、PTAもやれ」というわけではないでしょう。長年の役割分担を踏襲しているだけなのでしょう。地域社会も高齢化など人手不足で、これまでのやり方を変えることはとても大変なんです。

 ――市がモデルを示しても、それをどうするかは現場次第です。

 最後は自分たちで決めるしかありません。

 ――「現場で話し合って決める」ということが、ものすごく大変です。

 みんな、言いたいことがあるはずです。思い切り議論してほしい。

6411名無しさん:2019/04/04(木) 20:05:04
 ――役員免除のために病気や家族の事情を公表させられたり、退会したら仲間はずれにされたりする例もあるといいます。個人を救済する方法は考えていますか。

 それは課題です。最低限守ってほしいことや、やめてほしいことのガイドラインは必要でしょう。法律上、人権上おかしな問題は放置してはいけない。まず、任意の組織だということだけは守ってほしいので、早い段階で市から学校に示します。会費を徴収する組織なのに「気づいたら勝手に会員になっていた」というのは許されません。学校の名簿が自動的にPTAに渡っているのも問題です。

 「役員をやりたくないなら理由を言え。言わないなら役員だ」というのも、民主主義社会であり得ない。「理由」も昔は「仕事」ぐらいでよかったのが、いまは働く人が多いから、介護や病気といったプライバシーをさらけ出さないといけない。

 よく話に聞く「非会員の子どもを排除する」なんて、本当に子どものための組織なのでしょうか。その理屈でいうと、受益が全くない学校の先生が会費を払うことが、全く理にかなわなくなります。

朝日新聞社

6412チバQ:2019/04/07(日) 09:41:55
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040302000250.html
<県議選・激戦区ルポ> (上)彦根市・犬上郡
2019年4月3日

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 前回選より1人多い計7人(現職3人と新人3人、元職1人)で4議席を争う彦根市・犬上郡選挙区。3期務めた自民の西村久子さん(75)の引退を受け、彦根市議から自民系の2人、豊郷町議から共産の1人が転身を図り、立憲民主元職が返り咲きを狙う。党派別では、自民が公認、推薦合わせて4人を立てたことで混戦となり、立民、共産、チームしがは1議席の確保に懸命だ。

 「票が減る話しかない。非常に危うい選挙戦だ」。自民現職の細江さんは、自民勢四人による保守票の奪い合いを懸念し、中心市街地を地盤に小中学校や彦根東高校の同級生らの人脈をたぐって浮動票も狙う。自民系市議に協力を仰ぎ一日二回の個人演説会を重ね、駅前で街頭宣伝も続ける。

 無所属新人(自民推薦)の小菅さんは、市議から転身を目指す。有権者との距離を縮めようと、自転車で市内全域をくまなく回り、道すがらで人を見つけてはメガホンを片手に「こんにちは」と声を掛ける。市議時代に地盤としていた市北部を拠点に、市街地の無党派層の取り込みを狙う。

 議席奪還を目指す立民元職の江畑さんは、連合滋賀の推薦を受け「働く人の目線に立ち、雇用や暮らしを守る」と訴え、連合系の市議の協力を得ながら地盤の市西部から支持を広げる。個人演説会や街頭演説を重ねて「現場第一」を押し出し、安倍政権の批判を絡めて支持を呼び掛ける。

 自民現職の大野さんは、豊郷町長だった知名度を武器に、建設業界や経済団体などから支持を受け「滋賀国体を契機に地元経済を活性化させたい」と訴える。前回のトップ当選に浮かれず、選挙区全域で一日に十回以上、街頭などで演説を重ね、自民の大物政治家も次々に応援に駆け付ける。

 共産新人の今村さんは「大型公共事業より、暮らしと福祉の充実が必要だ」と唱え、豊郷町議から転身を目指す。滋賀国体の経費を削減し、中学生以下の医療費無料化に回すよう主張。個人演説会や駅前での街頭演説を通して、子育て世代を中心とした無党派層に政策をアピールする。

 チームしが現職の中沢さんは、選挙カーで小さな集落も含めてくまなく回り、三日月大造知事を支援してきた実績を主張。スーパーの前などで街頭演説を重ね「人に優しい滋賀、すべての人に居場所と出番のある滋賀をつくる」と訴え、高齢者や主婦層を中心に、女性からの支持を広げる。

 無所属新人(自民推薦)の奥野さんは、引退する西村さんの地盤を事実上継ぎ、市議から転身を図る。こまめに個人演説会を重ねて地盤の市南部を固め、市議時代から続ける駅前での街頭演説を通して、無党派層の取り込みを狙う。「滋賀の発展には、県北部の発展が欠かせない」と訴える。 (大橋貴史、浅井弘美、安江紗那子)

     ◇ 

 七日に投開票される県議選の激戦区の情勢を、三回に分けてルポする。

6413チバQ:2019/04/07(日) 09:42:16
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040402000273.html
<県議選・激戦区ルポ> (中)近江八幡市・竜王町
2019年4月4日

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 前回の無投票から一転、現職2人、新人3人で3議席を争う近江八幡市・竜王町選挙区。2期務めた自民の高木健三さん(76)が引退し、前衆院議員や前市議2人が参戦して注目区となった。市と町の二つに分かれていた選挙区が合併して以来、選挙戦となるのは初めてで、候補者全員の地盤が近江八幡市に重なったのが特徴。有権者数は近江八幡市が6万7000人、竜王町が1万人。候補者はそろって、竜王町の浮動票の動向が当落を左右するとみて、激しい集票合戦を繰り広げる。

 市議からの転身を目指す共産新人の井上さんは、一人でも多くの有権者に主張を届けようと、選挙カーでの遊説活動に徹する。二日は、特売セールでにぎわう食品スーパー五軒を次々に回り、買い物中の主婦らに支持を求めた。唯一の女性候補だと訴え「暮らしの声、女性の声、子育ての声をまっすぐに県政へ届けたい」と声を張り上げた。

 無所属新人の武藤さんは、衆院議員時代の後援会とともに活動。当時の金銭トラブルを巡る週刊誌報道が事実無根だったと繰り返し説明し、汚名をすすぐ。一日の個人演説会では「衆院議員の経験を生かし、住民目線にとって身近な課題に取り組みたい。地元に骨を埋める覚悟だ」と主張。「政治生命をかけた戦いだ」と決意を見せた。

 自民新人の重田さんは、市議から転身を図る。告示日からほぼ毎晩、個人演説会を一〜二カ所で開き「政権与党の候補」を強調。日野川の河川改修や国道8号バイパスの早期整備などの公約実現を説く。三月三十日の演説会では、近江八幡市教育委員長を務めた経験をふまえ「学力も大事だが、生きる力を子どもたちに育ませたい」と唱えた。

 連合滋賀の支援を受けるチームしが現職の今江さんは、選挙区各地の新興住宅地を重視して街頭演説を重ね、幅広い世代への浸透を図る。三月三十日には、嘉田由紀子チームしが代表とともに演説。草の根自治を訴え、保育人材の確保や児童虐待防止、子どもの医療費無料化などに取り組むとし、「子育て環境日本一の県にする」と力を込めた。

 自民現職の有村さんは、市議時代のネットワークを駆使し、地域行事でのあいさつ回りや街頭演説に注力。地域ごとに課題や解決策を示し、保守層を中心に支持を固める。三月三十日の街頭演説では、三日月大造知事が年頭に打ち出した安土城復元の推進を強調し「引き続き地元に予算を投入できるよう、県政に送り出してほしい」と訴えた。

 (平井剛、森田真奈子)

6414チバQ:2019/04/07(日) 09:42:34
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040502000270.html
<県議選・激戦区ルポ> (下)長浜市
2019年4月5日

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 前回選より1人多い6人が立候補した激戦区。現職3人と、いずれも市議からの転身組の新人3人が、激しいつばぜり合いを演じている。前回、議席を3から2に減らした最大会派の自民は、前回トップ当選を果たした公認の現職1人と、推薦の新人3人が、保守層の支持獲得に奔走。「非自民、非共産」の受け皿として存在感を示したい地域政党チームしがと、前回選で初議席を獲得した共産は、いずれも現職の議席死守が命題だ。

 県東北部に位置する長浜市は、旧長浜市と旧東浅井郡の浅井町・びわ町・虎姫町・湖北町、旧伊香郡の高月町・木之本町・余呉町・西浅井町の一市八町が合併して誕生。二度の選挙区再編を経て、県議のいすは四つになった。各候補者は広大な選挙区を駆け回り、支援を呼び掛けている。

 現職一人が引退する自民は定数と同じ四人を擁立したが、選挙区内を旧市町単位などで分割して重点地域をすみ分ける戦略は、取らない。四陣営は攻守所を変え、地域入り乱れての集票合戦を繰り広げている。

 議長の川島さんは、三期の実績と唯一の党公認候補であることを強調。約百の企業・団体から推薦を得た。地盤の旧長浜市を固め、旧東浅井郡と旧伊香郡にもくい込む。個人演説会では「インフラ整備と教育の充実を進める」と強調。先月末には石破茂・元党幹事長が訪れ、票の上積みと陣営の引き締めを呼び掛けた。

 柴田さんは「県最北の候補者」を掲げ、地盤の旧木之本町をはじめ旧伊香郡での支持固めに力を入れる。産業・経済・観光振興や福祉の充実を掲げて「国と市のパイプ役となる」と強調。大票田の旧長浜市でも浸透を図り、先月三十一日の個人演説会では長浜青年会議所時代の人脈などで約百五十人の支持者を集めた。

 「暮らしを守る」を掲げる藤井さんはヘルメットに作業服姿がトレードマーク。町議や市議として培った人脈を生かし、地盤の旧虎姫町から旧東浅井郡全域、旧長浜市への支持拡大に力を注ぐ。公明党支持層への浸透も図る。個人演説会では防災・減災や学力向上、認知症対策をはじめとする福祉の重要性を訴える。

 旧高月町が地盤の浅見さんは、旧伊香郡を中心に精力的に街宣活動をする一方、市遺族会や会社員時代の人脈で各地の票をたぐる。有権者が多い旧浅井町では、前回選で自民から出馬し落選した元市議からの支援を取り付けた。個人演説会では十九年間の町議、市議の経験を強調し、「南北格差の解消を」と力説する。

 チームしがは、前回三番手で獲得した現有議席の維持に、全力を挙げる。

 大橋さんは、地盤の旧高月町を含む旧伊香郡から保守系二人が出馬したことで「過去の選挙で一番厳しい戦いだ」と危機感を強める。格差是正や防災対策を訴え、支持層と企業の労組票を固める。街宣活動では、チームしが代表で前知事の嘉田由紀子さんらの支援を受け、旧郡部、旧長浜市での支持拡大に懸命だ。

 「知事野党」として勢力の拡大を目指す共産は、前回二番手で得た現有議席の死守が大前提だ。

 杉本さんが発行する「県政レポート」は二十七回を重ね、県立高校のエアコン整備などに道を開いた実績を強調。告示後はこまめな街宣で「消費税率10%への引き上げは中止すべきだ」などと訴え、地盤の旧湖北町から各地へ浸透する。漁協やグラウンドゴルフで培った人脈を生かし、党支持層以外にもくい込む。

 (相馬敬、渡辺大地)

6415チバQ:2019/04/07(日) 09:44:01
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019033102000224.html
<県議選・ご当地の課題> (上)近江鉄道 
2019年3月31日

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 鉄道部門の営業赤字が二十年以上続く近江鉄道(本社・彦根市)を巡り、県が沿線市町などと議論を重ねている。近江鉄道が「鉄道部門の単独経営が将来的に困難になる」と見通しを示し、湖東地域を中心とした五市五町にまたがる全路線の将来像を描く必要があるからだ。県議選彦根市・犬上郡、東近江市・日野町・愛荘町の両選挙区に立候補した計十五人に対し、近江鉄道の進路を尋ねた。

 「近江鉄道の経営努力に任せる」を選んだのは今村さんと周防さん。今村さんは「さらに観光客を県内に呼び込み、近江鉄道の利用客を増やそう」と持論を示し、周防さんは「会社に主体性が見られない。努力すべきだ」と指摘した。

 「レールや駅舎を沿線市町で管理し、近江鉄道が経営する」を選んだのは江畑さん、奥野さん、本田さん、坂口さん、加藤さんの五人。江畑さんは「鉄道は地域振興の拠点。行政のサポートは強めるべきだ」と主張し、奥野さんや坂口さんは「行政の支援により、企業側に前向きなサービス展開を期待したい」などと答えた。

 本田さんは「地域密着の路線。行政の支援は必要だ」と訴え、加藤さんは「当面は財産と経営を分離して維持し、さらに経営が悪化したら、早急に次の一手を練らなければいけない」と回答した。

 「レールや駅舎を沿線市町で管理し、別の鉄道会社で経営する」を選んだのは木沢さんと井阪さん。木沢さんは「税を投入する以上、今の経営体制では市民も納得しないのではないか」と説明し、井阪さんも「行政の税投入には限度がある」と答えた。

 「第三セクターの別会社をつくって鉄道路線を存続させる」を選んだのは小菅さん。「鉄道は地元にとっては必要不可欠な存在。鉄道会社と自治体が一体になって、経営するのが良い」と持論を示した。

 「第三セクターをつくって線路をバス専用レーンに作り替えて経営する」を選んだのは大野さんと村島さん。二人は「電車に比べてバスはコストを抑えることができる。環境に優しいバスも登場している」などと思いを示した。

 「その他」を選んだのは細江さん、中沢さん、松本さんの三人。細江さんは「バスを含め地域の公共交通網を根本から見直すべきだ」と答え、松本さんは「国や県からも財政支援を強めて維持させる」と説明した。

 中沢さんは「近江鉄道の経営努力とともに、新たな仕組みをつくり、自治体や住民が支える」と回答。「自治体は、住民や企業と連携し『乗りたくなる近江鉄道』をつくっていく必要がある」と持論を示した。

   ■  ■ 

 県議選は四月七日の投開票に向け、無投票だった三選挙区(いずれも定数二)を除く十選挙区の三十八議席を巡り、立候補者五十五人が舌戦を繰り広げている。立候補者は地域のさまざまな課題に、どんなスタンスで臨もうとしているのか。課題を抱える地元の立候補者を対象に、本紙が行ったアンケートの結果を三回に分けて紹介する。

 (県議選取材班)

6416チバQ:2019/04/07(日) 09:44:18
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040102000232.html
<県議選・ご当地の課題> (中)湖北地域の交通
2019年4月1日

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 二〇二三年春に北陸新幹線が敦賀駅(福井県敦賀市)まで延伸し、二七年にはリニア中央新幹線が東京-名古屋間で開業する。県内には駅はできないが、湖北地域は、近隣県で開業する新たな交通インフラを見逃すわけにはいかない。県議選長浜市、米原市の両選挙区から立候補した八人に、今後の交通政策として最も重視すべき施策を聞いた。

■交通施策は?
 「東海道新幹線の米原駅停車の増加」を選んだのは三人。そろって、米原から東京まで七十分、金沢まで六十分で結ばれる利便性を理由に挙げた。「北陸と中京の結節点の役割になる」と期待する意見もあった。

 次いで、二人が選んだのは「JR北陸線の本数増」。JR長浜駅は平日、上下線ともに一時間当たり最大三本(特急しらさぎを除く)しか停車しない。「特急しらさぎの特急料金を廃止し、北陸-中京間を行き来しやすくするのも重要だ」と唱える人もいた。

 「特急しらさぎの県内駅停車の増加」を選択したのは一人。しらさぎが停車する米原駅、長浜駅の周辺のまちづくりは進みつつあるが、名古屋、敦賀から呼び込むため、さらに整備を急ぐ必要もありそうだ。

 「湖北地域に停車する高速バスの本数増」を選んだのは一人。北陸道では一七年三月に「小谷城スマートインターチェンジ(IC)」が完成し、さらに市は「神田パーキングエリア」に、自動料金収受システム(ETC)を搭載した自動車専用のスマートIC化の検討に入っている。

 このほか、一人が「その他」を選択。湖北地域の高齢化が進んでいるとし「高齢者が不自由なく動けるよう公共交通の改善、充実が必要」と答えた。

■北陸新幹線、リニア効果を呼び込むには?
 北陸新幹線とリニアの効果を湖北地域に呼び込むために、どんな施策を強化すべきかを尋ねたところ、杉本さん、藤井さん、川島さん、鈴木さんの四人が子育て世代の定住を意識し「教育・子育て」を選択した。

 杉本さんは「若者が定着する地域づくりとともに、地場産業の振興が求められている」とし、藤井さんは「全国学力テストの結果を見ても、学力の底上げは喫緊の課題だ」と答えた。

 川島さんは「特色ある教育プログラムを通して、教育全般を底上げする必要がある」と主張。鈴木さんは「郷土教育に力を注ぎ、地域に愛着のある子どもを育てたい」と説明した。

 大橋さん、角田さんが選んだのは「企業誘致」。大橋さんは、湖北地域が交通の結節点になることに注目し「最大限に生かせるのは企業誘致だ」と説いた。角田さんは、雇用創出を重視し「安心して働く場所が必要だ」と理由を挙げた。

 浅見さんは「観光振興」を選択。理由に「湖北地域には自然や名所旧跡など、国内外に発信できる資源がある。その活用が観光客や定住・移住者の増加につながる」と提案した。

 柴田さんは「移住・定住の促進」を選んだ。「人口増加策」が第一に必要だと指摘し「人口が増えれば、企業も観光人口も増えていく」と持論を展開した。

6417チバQ:2019/04/07(日) 09:44:43
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040202000249.html
<県議選・ご当地の課題> (下)新生美術館白紙化
2019年4月2日

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 三日月大造知事が昨年十一月、事実上の白紙化を表明した「新生美術館整備計画」。県立近代美術館(大津市)を大幅にリニューアルする計画だったが、本体工事費が県が定めた上限(四十七億円)に収まらないとして、既存館の改修に切り替えた。地元の大津市選挙区から立候補した十二人に、この方針転換をどう評価しているかを尋ねた。

 ■この結果に賛成?

 賛成を選んだのは七人。理由には「そもそも上限額に無理があった」「どうしても必要なら、予算を増やしてでも必要性を説明するべきだった」「意見の調整ができておらず、立ち止まって良かった」などと挙がった。

 県は計画の白紙を表明する前、上限額に見合うよう整備内容を改めたが、議会が賛同しなかった経緯があり「県民の理解が得られなかった結果。しょうがない」とする声もあった。

 反対を選んだのは三人。「観光客を呼べると予想していた」「滋賀の芸術家の活躍の場となることを期待していた」などと残念がる声があった。「いままでの議論が無駄になってしまった」とする意見もあった。

 その他を選んだのは二人。一人は賛成に近い立場を示し「財政面からやむを得ない」と理解を示した。もう一人は「これまでの議論が無駄となったという点では遺憾だ」と答えた。

 ■県立琵琶湖文化館は?

 計画は、近代美術館の近代・現代美術、琵琶湖文化館(大津市)の仏教美術、障害者芸術のアール・ブリュットを三本柱に据えた構想だったが、計画の白紙により琵琶湖文化館の収蔵品の行き先も未定になった。これらの収蔵品の問題解決に向け、どう道筋を付ければ良いかも聞いてみた。

 「近代美術館の隣に建物を新設して展示する」を選んだのは桑野さん。「構想の三本柱そのものは賛成。来場者には、同じ場所で同時に見てもらえるようにしたい」と理由を答えた。

 「別の県有施設で展示する」を選んだのは、佐野さんと山本さん。佐野さんは「財政が厳しい中、新設は現実的ではない」、山本さんは「アクセスの良い市中心部の県有地を活用するのが適切では」と回答した。

 「琵琶湖文化館を改築する」を選んだのは、中村さんと清水さん。中村さんは「浜大津付近のにぎわい創出につなげたい」、清水さんは「休館のままではもったいない」と答えた。

 「その他」を選んだのは最多の七人。黄野瀬さんと節木さん、佐藤さんは「文化財の専門家、所有者、県民らの意見をしっかり聴いてから、県の方向性を見いだしていくべきだ」などと答えた。

 成田さんは「早期に所蔵品が展示できるように、さまざまな可能性を検討すべきだ」と指摘。河井さんは「新生美術館の復活に向け、必要な事業費を積算した案を改めて提示すべきだ」と回答した。

 目片さんは「多くの人が集まり、身近にふれあえる場所がふさわしいのでは」と答え、佐口さんも「復活のめどが立つまでは、近代美術館の企画展で所蔵品を展示すべきだ」と持論を示した。

 (この連載は、成田嵩憲、浅井弘美、森田真奈子が担当しました)

6418 チバQ:2019/04/07(日) 11:54:10
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/04/20190405_85750.html
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「票が読めない」 保守分裂の海南・海草選挙区

19年04月05日 07時00分[政治・経済]

 和歌山県議選(7日投開票)で従来と構図が大きく変わった選挙区の一つが海南市・海草郡(定数3)。過去3回は自民2、共産1で議席を分け合ってきたが、今回は海南市議4期連続トップ当選の新人の転戦により、地域や年齢層で一定のすみ分けがなされてきた保守層を中心に支持の争奪戦が激化している。4陣営とも「票が読めない」と声をそろえる戦いは終盤を迎えている。
 立候補しているのは届け出順に、自民現職の尾崎要二(66)=8期=、無所属新人の中西徹(46)、自民現職の藤山将材(43)=4期=、共産新人の河野敬二(69)の4候補。候補を立てていない公明が自民の2人を推薦している。
 現在の選挙区になって過去3回はいずれも尾崎氏、藤山氏、今期で引退する共産の雑賀光夫氏が議席を獲得。最初の2回は無投票、前回は維新の党(当時)の落下傘候補の参戦で1人超となったが、3氏が2000票以上の大差で退けており、4回目の今回は「久し振りに選挙らしい選挙で、危機感、厳しさを感じる」(現職陣営)との声がある。
 選挙区の情勢を一変させたのは中西候補。昨年4月の海南市議選では2689票を獲得し、2位に1000票以上差をつけてトップ当選している。下津町を主な地盤とし、尾崎候補とは同じ地区に住み、重なる支持層は多く、これまで「県議会は尾崎、市議会は中西」という選択ができた有権者には特に悩ましい状況となっている。
 陣営によると、支援の呼び掛けに「両手を上げて喜んでくれる人もいれば、当たり障りのない反応もある」が、「あまり他候補のことは気にしない。守る現職の方がしんどいのではないか」と話す。
 初めて選挙を戦う紀美野町での知名度はまだ低いとし、後援会などの人脈を通じてあいさつ回りを続ける。最終日まで「歩くだけ歩き、回れるだけ回る」。
 尾崎候補は8期目の重鎮で、前回は1万1095票で2位に4500票以上の差をつけてトップ当選している。それだけに陣営は「有権者から『尾崎さんは心配ないよ』と思われるのが怖い。これまでの選挙とは危機感が違う」と話す。
 選挙事務所には下津町内の区長の推薦状が数多く並んでいるが、中西候補の出馬で混戦となったことにより「例えば家族の中で3票入れてくれていたうちの1票が他に流れる、といったことが起こりかねない」とし、支持固めの声掛けを徹底している。
 一般的に選挙対策スタッフが決めることが多い日々の街宣場所は、尾崎候補自身が毎日決めているという。選挙区内を熟知するベテランの肌感覚で、有権者の反応を確かめながら判断している。
 現職の県議会議長として負けられない戦いの藤山候補の陣営も、中西候補を警戒している。「うちの保守票にも影響があるし、中西さんは初陣で元気もある。市議会で断トツの人だから、票を積んでくるのは間違いないが、それがどこまでかで情勢は変わる」と頭を悩ます。
 告示直前まで県議会が開かれ、議長の公務のため、藤山候補自身があいさつ回りなどの活動にあまり時間を割けなかったことも「苦しい要因」という。
 告示後は選挙カーに乗り込んで街宣するよりも、車を降りて歩き、有権者に顔を見せる活動に力を入れている。「つぶさに会いに行くしかない」と最後の追い込みに懸命だ。
 河野候補は、海南市議9期を務め、40年以上前から少年サッカーの指導員をしている人脈などから、共産支持層にとどまらない支援者を持つ。陣営は「党派を超えて票を取らないと勝てない」とし、党として長く維持してきた議席の死守へ、支援の拡大を図っている。
 海南市の玄関口、和歌山マリーナシティに県が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)や消費税引き上げ反対などを掲げ、「他候補が誰も言っていない政策を訴えている。違いをはっきり有権者に知ってもらいたい」と話す。
 路地の多い古くからの住宅街などはハンドマイクを手に歩いて回り、政策の浸透を図っていく。

6419名無しさん:2019/04/07(日) 21:14:04
>>6408
御坊市選挙区で共産党候補が当選

6420とはずがたり:2019/04/07(日) 22:26:36
https://twitter.com/fusagikosan/status/1114864983437860865
フサギコさん
@fusagikosan

〜⊂'"゙`づ,゚Д゚彡つ<県議選御坊市選挙区の自民中村の敗北の伏線は隣の県議選日高郡選挙区にあるのですが、こちらでは自民現職の花田健吉氏落選。二階旗本と呼ばれた中村、花田が共に涙を飲んだ。
5:18 - 2019年4月7日

https://twitter.com/47news/status/1114874734720630784
47NEWS
? @47news

速報:和歌山県議選の御坊市選挙区(定数1)は自民党現職が、共産党新人に敗れた。御坊市は自民党の二階俊博幹事長の地元。
5:57 - 2019年4月7日

6421とはずがたり:2019/04/07(日) 22:37:37
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/30/13933/skh44371.html
和歌山県議選西牟婁郡

定員2
有権者数34,693
開票率99%
投票率55.75%

4月7日 22:25 更新

秋月 史成
あきづき ふみなり
秋月 史成

自民

50歳
当選:1回
推薦:公明

6,633(34.7%)

高田 由一
たかだ よしかず
高田 由一

共産

55歳
当選:2回

6,512(34.0%)
立谷 誠一
たちたに せいいち
立谷 誠一

自民

69歳
当選:2回
推薦:公明

5,980(31.3%)

6422チバQ:2019/04/07(日) 22:46:21
御坊はやばいですね

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019040701002157.html
二階氏地元で自民敗北、和歌山 県議選、共産新人が勝利
Tweet
2019年4月7日 22時21分


 和歌山県議選の御坊市選挙区(定数1)は、自民現職の中村裕一氏(59)が共産新人の楠本文郎氏(64)に敗れた。御坊市は自民党の二階俊博幹事長の地元で、中村氏が8期にわたり県議を務めていた。

 保守分裂となった2016年の御坊市長選の影響で、保守層がまとまりきれなかった。楠本氏は御坊市議を30年以上務めた知名度を生かし、党派を超えて支持を集めた。

 御坊市選挙区の当日有権者は1万9710人で、投票率は62・53%。楠本氏が6193票、中村氏が5946票だった。

(共同)

6423とはずがたり:2019/04/07(日) 23:52:22

https://twitter.com/tcat2014/status/1114874428511248384
tk0801
? @tcat2014
2時間2時間前

京都の八幡市。苦戦が伝えられたが共産党の森下由美さんが当確に。思わず涙がこぼれる。投票率が悪化しながら維新に1000票以上の差。前回よりアップだ。京都は大阪でない、維新は日本のどこにもいらない意思を示せた。本当に最高の勝利だ。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/26/14670/skh45842.html
京都府議選八幡市

定員2
有権者数58,696
開票終了
投票率36.52%

4月7日 23:04 更新

田島 祥充
たじま よしみつ
田島 祥充

自民

46歳
推薦:公明

8,782(41.7%)

森下 由美
もりした よしみ
森下 由美

共産

69歳
当選:1回

6,673(31.7%)
中嶋 秀樹
なかじま ひでき
中嶋 秀樹

維新

47歳

5,619(26.7%)

6424とはずがたり:2019/04/07(日) 23:59:19
壮絶,民主共倒れ。。マサホは高齢だし引退か市民派だから立民に色目使って無所属出馬して島内回避して貰えば良かったのに。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/26/14671/skh45849.html
京都市議選左京区

定員8
有権者数124,121
開票率99%
投票率44.05%

4月7日 23:49 更新

村山 祥栄
むらやま しょうえい
村山 祥栄

京都

41歳
当選:4回

7,093(13.1%)

加藤 あい
かとう あい
加藤 あい

共産

43歳
当選:4回

5,391(10.0%)

冨樫 豊
とがし ゆたか
冨樫 豊

共産

44歳
当選:2回

4,255(7.9%)

宇佐美 賢一
うさみ けんいち
宇佐美 賢一

維新

48歳
当選:1回

4,204(7.8%)

桜井 泰広
さくらい やすひろ
桜井 泰広

自民

55歳
当選:1回

4,172(7.7%)

国本 友利
くにもと ともとし
国本 友利

公明

50歳
当選:2回

3,766(7.0%)

豊田 恵美
とよだ えみ
豊田 恵美

自民

39歳

3,397(6.3%)

樋口 英明
ひぐち ひであき
樋口 英明

共産

49歳
当選:4回

3,335(6.2%)
隠塚 功
おんづか いさお
隠塚 功

国民

55歳
当選:4回

3,301(6.1%)
島内 研
しまうち けん
島内 研

立民

37歳

3,281(6.1%)
大西 健嗣
おおにし けんじ
大西 健嗣



44歳
当選:1回

3,176(5.9%)
井崎 敦子
いざき あつこ
井崎 敦子



54歳

2,989(5.5%)
鈴木 正穂
すずき まさほ
鈴木 正穂

国民

70歳
当選:8回

2,610(4.8%)
玉置 哲朗
たまき てつろう
玉置 哲朗

自民

38歳

2,561(4.7%)
西山 傑
にしやま たけし
西山 傑

諸派

45歳

443(0.8%)

6425とはずがたり:2019/04/07(日) 23:59:32
https://twitter.com/tq5140/status/1114896863499444225
T-Queen
? @tq5140

#日本共産党
京都市下京区、府会は無投票でしたが、市会はかまの敏徳さん当選しました!
なんと6票差で、公明党の現職に勝ちました。
一票の重みを感じ、記憶と記録に残りました。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/26/14671/skh45853.html
京都市議選下京区

定員4
有権者数63,745
開票率99%
投票率35.84%

4月7日 23:25 更新

下村 明
しもむら あきら
下村 明

自民

70歳
当選:3回

6,179(27.5%)

神谷 修平
かみたに しゅうへい
神谷 修平

京都

32歳

4,009(17.9%)

山集 麻衣子
やまず まいこ
山集 麻衣子



37歳
当選:1回

3,621(16.1%)

鎌野 敏徳
かまの としのり
鎌野 敏徳

共産

54歳

3,430(15.3%)
西山 信昌
にしやま のぶまさ
西山 信昌

公明

46歳
当選:1回

3,424(15.2%)
藤川 剛
ふじかわ つよし
藤川 剛

立民

56歳
当選:1回

1,796(8.0%)

6426チバQ:2019/04/08(月) 09:05:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000008-asahi-pol
4票差、6票差… 公明候補「常勝関西」で落選相次ぐ
4/8(月) 1:40配信 朝日新聞デジタル
 関西では大阪市議選と京都市議選で、公明党の公認候補の落選が相次いだ。

 4人が立候補した大阪市議選の東成区選挙区(定数3)では、現職の則清ナヲミ氏(58)が大阪維新の会の新顔と最後までもつれ、4票差で落選。6人が立候補した京都市議選の下京区選挙区(定数4)では、現職の西山信昌氏(46)が6票差で落選。再選を果たせず、支持者に「このような結果になり、申し訳ない」と深々と頭を下げた。

 公明は、関西では支持母体の創価学会が「常勝関西」と呼ばれる組織力を背景に衆院で小選挙区を複数維持するなど、選挙戦の強さを誇ってきた。

朝日新聞社

6427チバQ:2019/04/08(月) 09:05:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000010-asahi-pol
候補が被選挙権なしと判明、選管は周知せず 投票無効に
4/8(月) 5:00配信 朝日新聞デジタル
 7日投開票の兵庫県議選伊丹市選挙区に立候補していた、NHKから国民を守る党新顔の原博義氏(47)について、県選挙管理委員会は同日、公職選挙法で定める居住期間の要件を満たさず被選挙権がないと発表した。原氏の名を記した2992票(伊丹市選挙区の有効投票の約4・8%)は無効となった。

 公選法は県議選の被選挙権について、県内の同一自治体に、3カ月以上住所を有することなどを要件としている。しかし、立候補受け付け後の伊丹市選管の調査で、居住期間が足りていないことが確認されたという。県選管は「被選挙権がないことを周知する規定がなく、選挙妨害にもなるため、周知しなかった」と説明している。

 原氏は取材に、「被選挙権の要件を勘違いしていた。投票してくれた人の票をむげにしてしまい、心苦しい」と話した。

朝日新聞社

6428チバQ:2019/04/08(月) 10:33:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190407-00000579-san-pol
自民票、維新へ流れる 大阪ダブル選出口調査
4/7(日) 21:42配信 産経新聞
自民票、維新へ流れる 大阪ダブル選出口調査
大阪ダブル選で当選確実の知らせを受け、喜ぶ支持者ら=7日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
 〈統一地方選・大阪〉

 7日投開票の大阪府知事選、大阪市長選で産経新聞社など6社が実施した出口調査によると、大阪都構想推進を掲げる大阪維新の会公認の松井一郎氏と吉村洋文氏には、都構想に反対する自民党を支持する層の票が多数流れていた。都構想については全体の6割が賛成と回答。賛否が拮抗した平成27年の住民投票から、府民の意識が変化していることがうかがわれた。

【写真】大阪市長選で敗れた柳本氏「私の力不足」

 市長選では、松井氏が大阪維新の会支持層の98.2%を固めた上、反維新を掲げる自民支持層の50%、立憲民主支持層の32.2%、共産支持層の27.8%を取り込んだ。

 自民と公明党大阪府本部などの推薦を受けた柳本顕氏には、公明支持層の83%、自主支援した共産支持層の72.2%が投票したものの、自民支持層は50%しか固め切れなかった。

 「支持する政党はない」と答えた層は、56.5%が松井氏に、43.5%が柳本氏にそれぞれ票を投じた。

 年齢別では松井氏が20〜40代、60代の6割以上から支持を得た。

 知事選は、大阪維新支持層の98.3%が吉村氏に投票したと答えたほか、自民支持層の56.2%、立憲民主支持層の30.4%も取り込んだ。「支持政党なし」でも61.5%を押さえた。

 対する小西禎一氏は、公明支持層の77.2%を固めたが、自民支持層は43.8%にとどまった。

 年齢別では、吉村氏が10代の8割以上、30〜40代の7割以上を取り込み、若い世代の支持を集めた。

 今回は松井、吉村両氏が任期途中で辞職し、市長・知事の立場を入れ替えて立候補した。このダブル選に対し、反維新陣営は「党利党略」などと批判したが、全体の55.7%は、入れ替え立候補を「理解できる」と受け止めた。

 争点となった都構想については、全体の60.5%が賛成、反対は34.8%だった。4年前に実施された都構想の賛否を問う住民投票では、賛成は69万4844票、反対は70万5585票と、わずかに反対が上回っていた。

 特に、住民投票の際に実施した産経新聞社の出口調査で3分の2近くが都構想に反対していた70代以上の有権者が、今回の出口調査では56.4%が賛成に回った。

 支持政党別では、大阪維新の支持層で93.5%が都構想に賛成。自民でも53.8%が賛成と答えた。

6429チバQ:2019/04/08(月) 10:33:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190407-00000070-jij-pol
大阪敗退、自民ショック=補選、参院選へ立て直し急務-統一地方選
4/7(日) 20:36配信 時事通信
大阪敗退、自民ショック=補選、参院選へ立て直し急務-統一地方選
大阪府知事・市長ダブル選で敗北し、支援者に一礼する小西禎一氏(左)と柳本顕氏=7日午後、大阪市中央区
 統一地方選の前半戦で、自民党は大阪府知事・市長のダブル選を落とし、ショックを隠しきれないでいる。


 9日告示の衆院大阪12区、沖縄3区両補選や夏の参院選に向け、態勢の立て直しが急務だ。福岡県など4知事選での保守分裂が党内にしこりを残す懸念も抱える。

 「謙虚に受け止め、敗因を分析し、次なる戦いに備えたい」。自民党の二階俊博幹事長は7日夜、党本部で記者団に対し、大阪ダブル選の敗北をこう総括した。公明党の斉藤鉄夫幹事長も「民意を真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。

 与党は北海道知事選で勝利したものの、自民党に高揚感はない。甘利明選対委員長は「唯一の与野党対決を取れたことは良かった」と述べたが、表情は硬いままだった。

 ダブル選は、地域政党「大阪維新の会」に対し、自民、公明両党に立憲民主党など野党が加わって「反維新」包囲網を形成して激突する展開となった。

 自民党は二階氏ら党幹部が連日大阪入りし、推薦候補のてこ入れを図った。過去のダブル選は自主投票だった公明党も府本部推薦を決定して臨んだ。自民党内には「1勝はできるのではないか」(幹部)との期待感もあったが、いずれも敗北。党関係者の一人は「これから立て直していくしかない」と肩を落とした。

6430チバQ:2019/04/08(月) 11:21:23
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190408/k00/00m/010/094000c
二階氏お膝元で当選の共産県議「声なき声くみ上げる」
毎日新聞2019年4月8日 11時08分(最終更新 4月8日 11時12分)
 統一地方選前半戦の和歌山県議選は7日投開票された。選挙戦となった7選挙区で28人が当選し、無投票当選者14人と合わせ、新議員全42人が決まった。自民は25議席で県議会過半数を維持したものの、二階俊博自民党幹事長の地元の御坊市選挙区で敗れるなど3議席減らした。共産は前回選より1増の4議席を獲得。公明は選挙前の3議席を維持し、国民民主と維新は県内唯一の議席を確保した。女性の当選は前回選と同じ3人だった。

 御坊市選挙区(定数1)では、共産新人の楠本文郎氏(64)が、9選を目指した自民現職の中村裕一氏(59)との一騎打ちを制した。県選管によると、共産候補が県議選の1人区で当選したのは初めて。

 楠本氏は、9期務めた御坊市議として培った知名度の高さや、小学教諭時代の人脈を生かして選挙戦を展開。党派を超えた支持拡大に努め、保守票の取り込みにも成功した。支持者と抱き合って喜び、「市民を主人公に政治をやってくれ、という願いを受けた結果。声なき声をくみ上げていきたい」と述べた。

 御坊市選挙区で敗れた自民現職の中村氏は支持者を前に「応援していただいた皆さまには本当に申し訳なく思う。全く私の不徳の致すところ」と繰り返し陳謝した。その上で「和歌山県と御坊市への思いは誰にも負けないと思ってきたが、現実は仕方ない。今後のことは支援者と相談させてほしい」と述べた。

 中村氏は2016年の御坊市長選で、柏木征夫市長に敗れた二階俊博氏の長男を支援し、市長派との確執を引きずったまま選挙戦に臨んだ。これまで当選した8回のうち無投票が7回を数え、盤石な選挙態勢を作ることができなかった。【山本芳博、藤田宰司】

6431チバQ:2019/04/08(月) 11:22:24
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190408/k00/00m/010/092000c
異例の選挙区くら替えでトップ当選 維新現職「都構想に反発する方も」
毎日新聞2019年4月8日 11時07分(最終更新 4月8日 11時13分)
 48年ぶりの「4重選」となった大阪府知事、大阪市長のダブル選と、府議・大阪市議選は大阪維新の会の圧勝で幕を閉じた。争点になった維新の看板政策・大阪都構想は、住民投票の実現に弾みをつける流れになりそうだ。

 大阪市議選で異例の選挙区くら替えで再選を決めた維新現職、宮脇希さん(32)。前回は東淀川区選挙区(定数6)から出馬し、6番目の議席に滑り込んだが、同区の定数が1減になり、維新の戦略で隣接する旭区選挙区(同3)に回ってトップ当選した。一夜明けた8日朝、大阪メトロ谷町線の千林大宮駅前に立った宮脇さんは「気持ちを切り替えるのが難しかったが、活動の範囲が広がると考えて頑張りたい」と抱負を語った。

 「国替え」が決まったのは昨年9月。党から複数の選挙区を示され、4年間活動を続けた東淀川区に近いことなどから旭区を選んだ。祖父が働いていたこと以外にゆかりはなかったが、区内の駅前に頻繁に立ち、「顔と名前を覚えてもらうこと」から始めた。選挙戦では前回同様、人目を引くピンクのジャンパーを着て自転車で走り回った。

 維新は前回、東淀川区で3人の候補を擁立。選挙戦では他の2人と共に「維新」を前面に出し、賛否を問う住民投票を控えた「都構想」の推進を訴えた。

 しかし今回はポスターなどでも維新カラーの緑は目立たなくし、選挙戦では都構想ではなく、財政健全化や教育施策の拡充など実績を強調した。ダブル選の結果をみると維新への追い風が票を伸ばした要因とは感じるというが、「維新イコール都構想として反発した方もいる。『維新の候補』ではなく『宮脇希』として戦った」と胸を張った。【山田毅、久保聡】

6432チバQ:2019/04/08(月) 13:03:10
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040802000057.html
金銭報道で自民離党の武藤さん、県議選落選
2019年4月8日

 滋賀県議選の近江八幡市・竜王町選挙区(定数三)では、無所属新人で前衆院議員の武藤貴也さん(39)が落選した。

 武藤さんは二〇一二年、一四年に衆院選滋賀4区で当選。知人との金銭トラブルが報じられ一五年に自民党を離党し、一七年の衆院選には出馬しなかった。県議選は、地域のために汗をかきたいと出馬を決めた。

 武藤さんは近江八幡市長福寺町の事務所で「私の不徳のいたすところ。結果を真摯(しんし)に受け止めさせていただきます」と、目を潤ませながら敗戦の弁を述べ、支援者らに頭を下げた。

6433チバQ:2019/04/08(月) 14:43:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000032-mai-pol
大阪「維新1強」盤石に 府知事選100万票差 府議選は1人区31で26勝 
4/8(月) 11:49配信 毎日新聞
大阪「維新1強」盤石に 府知事選100万票差 府議選は1人区31で26勝 
大阪ダブル選の得票率
 7日投開票された統一地方選前半戦は、地域政党「大阪維新の会」が大阪府知事と大阪市長のダブル選に続き、府議選と大阪市議選でも圧勝した。府議会は単独過半数を確保。市議会は届かなかったが、過半数に迫る勢いで議席を伸ばした。大阪都構想の制度案を協議する法定協議会でも維新が過半数を占める見通しで、「1強」の地位を確固たるものにした。【岡崎大輔、林由紀子】

 現職の知事と市長が入れ替わる出馬で、維新はいずれも大差で勝利した。吉村洋文氏は知事選で、小西禎一氏に約101万2000票差で勝利。中盤情勢で競り合っているとされた市長選も、松井一郎氏が市内24区全てで上回り、柳本顕氏に約18万4000票差をつけた。

 府議会(定数88)で維新は51議席を得て、40議席だった告示前勢力から11議席伸ばし、大躍進した。勝敗を左右した31ある「1人区」では、都構想に反対する自民党など反維新陣営を圧倒した。

 55人を擁立し、51議席を得た維新。自民などと対決した1人区は、4年前の19勝から26勝に上積みした。知事と市長のダブル選を、府・市議選と同日にし、争点を都構想の是非に絞って候補者を後押しする維新側の戦略が奏功した形だ。15ある大阪市内の1人区は13勝2敗と強さをみせた。

 一方、都構想反対の急先鋒(せんぽう)だった府議団幹事長の花谷充愉氏が落選するなど、自民は告示前勢力の24議席から9議席も減らした。府議会第2会派の座は維持したが、告示前勢力と同じ15議席を確保した公明党に並ばれた。惨敗に、自民府連の左藤章会長(衆院議員)は「議会のリーダーを失い残念。相手のキャッチフレーズが支持されたのだろう」と分析。自身の責任は「衆院大阪12区補選の後にはっきりさせたい」と述べた。

 今回選から定数3減となった大阪市議会(定数83)は、維新が告示前を上回る40議席を獲得して勢力を伸ばしたが、過半数(42議席)にはあと一歩及ばなかった。市議選は選挙区が24区に分かれ、定数2〜6で争われるため、単独会派での過半数はほぼ不可能とされていたが、維新は現職は全員が当選したほか、新人11人も当選して躍進した。

 自民は、生野区選挙区で6期目を目指した黒田當士(まさし)市議団幹事長が、住之江区選挙区では高野伸生・府連総務会長が8期目の当選を果たせず、それぞれ惜敗。都島区選挙区では市議団政調会長が落選、鶴見区選挙区でも現職が涙をのんだ。

 「全員当選」を目指した公明は、東成区選挙区で現職1人が落選し、18議席にとどまった。共産は、告示前の9議席から4議席へと半減。此花区選挙区で7期目を目指した瀬戸一正団長が苦杯を喫した。

 立憲民主は元職3人を含む9人を擁立したが、議席の獲得はならなかった。

 自民市議団の川嶋広稔副幹事長は、取材に「地元での普段の取り組みが弱かった」と敗因を分析。今後の大阪都構想を巡る議論には「市民にメリットがないことは明らかだ。我々も信念を持って戦ってきたのでスタンスは変わらない」と話した。

6434チバQ:2019/04/08(月) 16:47:34
荒井47.5%前川32.3%川島20.2%
吉村64.4%小西35.6%
松井58.1%柳本41.9%
https://www.sankei.com/politics/elRegion2019/nara.html
奈良県知事 当選者一覧
当選 氏名 年齢 新旧(回) 所属 肩書 得票数
当確 荒井正吾74 現(4) 無所属 知事(参院議員・外務政務官・海上保安庁長官)東大 256451
前川清成56 新(0) 無所属 弁護士(参院議員・民主県代表・内閣副大臣)関大 174277
川島実44 新(0) 無所属 医師(病院長・プロボクサー)京大 108701

https://www.sankei.com/politics/elRegion2019/osaka.html
大阪府知事 当選者一覧
当選 氏名 年齢 新旧(回) 所属 肩書 得票数
当確 吉村洋文43 新(1) 大阪維新の会 前大阪市長・党政調会長・弁護士(衆院議員・大阪市議)九大 2266103
小西禎一64 新(0) 無所属 元副知事(府社会福祉協議会代表理事・府総務部長)東大 1254200


大阪市長 当選者一覧
当選 氏名 年齢 新旧(回) 所属 肩書 得票数
当確 松井一郎55 新(1) 大阪維新の会 前知事・党代表(党幹事長・府議・府議秘書)福岡工大 660819
柳本顕45 新(0) 無所属 元市議・自民府政調副会長(自民府青年局長・電力会社員)京大 476351

6435チバQ:2019/04/08(月) 18:26:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190408k0000m010088000c.html
「二階王国崩壊の危機」現実味 和歌山県議選で現職落選、市長選しこり強く
2019/04/08 11:02毎日新聞

「二階王国崩壊の危機」現実味 和歌山県議選で現職落選、市長選しこり強く

敗戦の弁を述べ、支持者らに頭を下げる中村裕一氏=御坊市薗の事務所で2019年4月7日午後9時4分、山本芳博撮影

(毎日新聞)

 自民は、二階俊博党幹事長の地元の和歌山県御坊市で現職県議が議席を落とし、御坊の地方選で相次ぐ苦戦・敗戦の流れを食い止めることができなかった。お膝元での連敗は、県政界における二階氏の求心力にも少なからぬ影響を与えそうだ。

 自民は、推薦候補が相次いで敗れた御坊市長選(2016年5月)や隣の美浜町長選(今年2月)などの結果を踏まえ、「反二階氏の動きが地元で強まっている」と危機感を強めていた。県議選でも現職の接戦が見込まれたことから、若手議員を応援に出すなどしてバックアップした。しかし、二階氏長男が現職市長に敗れた御坊市長選のしこりは今も強く、組織を固めることができなかった。

 自民は全14選挙区に28人の公認候補を立て県議会過半数維持への道筋を早々に付けたが、「本丸」で取りこぼし、勝利感は乏しい。

 県連幹部は当初から御坊市選挙区について「『お膝元で負ければ二階王国崩壊の危機だ』との声が支持者にはある」と言及。次期衆院選の候補者選びなど、ポスト二階を含めた県政界の主導権争いが表面化する可能性がある。【高橋真志】

6436チバQ:2019/04/08(月) 18:34:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000537-san-pol
維新、激戦区がっちり 松浪氏ら2議席 府議選高槻・三島 公明辛くも死守
4/8(月) 12:53配信 産経新聞
 <統一地方選・大阪>

 大阪都構想の協議をめぐり決裂した大阪維新の会と公明党の対決の構図がそのまま持ち込まれ、4つの議席を6人で争った大阪府議選の高槻市・三島郡選挙区。衆院議員を5期務めた維新新人、松浪健太氏(47)がトップ当選を果たし、維新は現職の池下卓(たく)氏(43)と合わせて2議席を確保した。

 平成29年10月の衆院選で落選し、「浪人中」だった松浪氏。3月上旬、維新の要請を受けて急遽(きゅうきょ)出馬を決めた。

 高槻市内の事務所で支援者らとバンザイした松浪氏は「大阪の命運は大阪都構想にあり、それにかけてきた」と強調。「衆院選で7回戦ったが、今回は多くの人が私の話に聞き入ってくれ、本当に密度の濃い戦いだった」と振り返った。

 議席を争った公明現職の林啓二氏(66)は党府本部幹事長として維新と都構想の住民投票をめぐる合意書を交わし、維新が「約束を破った」と名指しで非難した相手。松浪氏は“刺客”としても注目されたが、「私は刺客ではない。公明党は最大で最高のパートナー。前回の住民投票、過去の衆院選でもお世話になった」と話した。

 一方、次点と2281票差で議席を死守した林氏は、「厳しい情勢の中の選挙戦だったが、3期12年の実績が評価された」と安堵(あんど)の表情。維新が2議席を獲得したことについては「重く受け止めないといけない」とし、「今後の対応は府市両議会で協議して考えたい」と硬い表情で語った。

6437チバQ:2019/04/08(月) 18:39:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000536-san-pol
維新の新人当選 公明落選 大阪市議選東成区選挙区
4/8(月) 12:52配信 産経新聞
<統一地方選・大阪>

 大阪市議選の東成区選挙区(定数3)では大阪維新の会と自民党、公明党の現新4人による激しい選挙戦が繰り広げられた。わずか4票差で公明現職に競り勝ち、初当選した維新新人の海老沢由紀氏(45)は8日朝、さっそく街頭に立ち、「維新の改革をこれからも力強く進めていく」と語った。

 海老沢氏は大阪府知事・市長のダブル選と府議・市議選の同日投開票が決まった翌日の先月9日に出馬を表明。告示まで残り20日という慌ただしさの中で準備を進め、選挙戦では4人の子供を育てる母親として、維新が進める教育費無償化の推進などを訴えた。

 同選挙区は各党の幹部らが相次いで応援に入る屈指の激戦区となり、7日深夜に最後の1議席で当選が決まると、海老沢氏の事務所は大きな歓声に包まれた。知事に当選した吉村洋文氏からは電話があり、「大金星だ」と祝福されたという。

 海老沢氏は「子育て世代の大きな期待を感じた。大阪都構想の実現とともに進めていきたい」と話した。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1904080032.html
維新、法定協も単独過半数に 公明と協議再開へ
2019/04/08 12:49産経新聞

維新、法定協も単独過半数に 公明と協議再開へ

大阪市長に当選が確実になった松井一郎氏(左)と大阪府知事に当選が確実になった吉村洋文氏=7日午後、大阪市中央区(彦野公太朗撮影)

(産経新聞)

 〈統一地方選・大阪〉

 7日投開票の大阪府知事・市長のダブル選で完勝した大阪維新の会は、同時に行われた府議・市議選でも勢力を大きく伸ばし、府議会(定数88)で過半数の51議席、市議会(同83)で40議席を獲得した。大阪都構想の制度設計を話し合う法定協議会では両議会の会派構成が反映されるため、維新が委員の過半数を占めることが確実となり、法定協での制度案(協定書)の策定という都構想の第1関門をクリアできる見通しとなった。

 住民投票にこぎ着けるには、この制度案がさらに両議会で承認される必要があり、知事選と市長選で初当選した吉村洋文氏(43)と松井一郎氏(55)は今後、公明党などと協議していく意向だ。

 これに対し公明大阪府本部の佐藤茂樹代表は記者団に「維新に対する期待が高いことは受け止めなければならない」と述べ、都構想への対応を含め「是々非々で臨む」とした。

 また自民党大阪府連の左藤章会長も「都構想については中身がはっきりしない話だったので、それについてもチェックして、議論していければ」と話した。

 選挙前、府市両議会や法定協で過半数に満たなかった維新は、住民投票の実施まで公明の協力が得られると見込んでいたが、時期をめぐり交渉が決裂。事態打開に向けてダブル選を仕掛け、両議選では単独過半数を目標としていた。

 府議選で55人の公認候補を擁立した維新は、1〜2人区の衛星市などを中心に改選前より11議席多い51議席を獲得し、前々回(平成23年)の統一地方選以来の単独過半数を獲得した。

 43人を立てた市議選では過半数に及ばなかったが、定数が多い選挙区で複数候補を擁立する積極策が奏功し、選挙前の34議席から40議席へ勢力を伸長した。

 都構想に反対する自民党は府議選で38人、市議選で21人を擁立したが、維新の勢いに押され、府市両議員団の幹事長がともに落選するなど、府議会で15人(改選前24人)、市議会で17人(同19人)と大苦戦を強いられた。全員勝利を目指した公明党は、府議選で立候補した15人すべてが議席を確保したものの、19人を立てた市議選では現職1人が落選した。

 両議会で初の議席獲得を狙った立憲民主党は府議選で1議席を獲得したが、9人を立てた市議選では当選者ゼロに。国民民主党も府議会で持っていた1議席を失った。共産党は府議選で選挙前の2議席を維持したが、市議選で9議席から4議席へと大きく減らした。

 維新が府議会で過半数を占め、市議会でも議席を伸ばしたことで、都構想反対派が多数を占めていた法定協の構成は逆転することが確実な情勢となった。

     ◇

 大阪都構想 大阪市を廃止し、東京23区のような独立した複数の自治体(特別区)に再編する大都市制度の改革案。大阪府との二重行政解消や住民自治拡充につながると大阪維新の会が提唱している。実現には法定協議会で作成した制度案(協定書)を府市両議会の過半数の賛成で可決し、住民投票で賛成多数を得ることが必要。平成27年5月の住民投票では、僅差で反対が上回り廃案となったが、同11月の知事・市長のダブル選で再挑戦を掲げた維新が勝利し、議論が再開された。

6438チバQ:2019/04/08(月) 18:39:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000535-san-pol
大阪府市議 自民大敗 幹事長ともに落選
4/8(月) 12:50配信 産経新聞
大阪府市議 自民大敗 幹事長ともに落選
 <統一地方選・大阪>

 大阪府知事・市長のダブル選と合わせて7日に投開票された府議・大阪市議選では、自民党の府・市両議員団の幹事長がいずれも落選。府市議会事務局によると、府議会で15という議席数は平成11年以降では、大阪維新の会と初めて全面対決し13議席にとどまった23年の統一地方選に次いで少なく、市議会は同年の17議席に並び過去最少。ダブル選での維新圧勝の風は、府市議会にも大きな影響を及ぼした。

【写真】大阪市長選で敗れた柳本氏「私の力不足」

 府議を5期務め、自民府議団幹事長として、法定協議会では反都構想の論客として舌鋒(ぜっぽう)鋭く維新と対峙(たいじ)してきた花谷充愉(みつよし)氏(56)は大阪市都島区選挙区で維新新人、魚森(うおもり)豪太郎氏(40)との一騎打ちに敗れた。

 テレビで落選が報じられたのは8日午前0時過ぎ。花谷氏は同区の事務所で支援者を前に「全て私の力の無さが招いた結果。非常に残念な結果だが、これが民意としっかりと受け止めている」と頭を下げた。

 報道陣から敗因を問われると、「対立や分断に終止符を打ち、話し合いから入るべきと訴えたが、有権者に浸透しなかった」と分析。

 府市議会で自民が大きく議席を減らしたことに「責任を痛感している」とし、今後については「(市長選で敗れた)柳本顕(あきら)氏と一蓮托生(いちれんたくしょう)と思っている。柳本氏が政治家を辞めるのであれば、それも念頭に置かないといけないと思っている」と述べた。

 今回、自民は市議団の黒田當士(まさし)幹事長も議席を失った。府連の左藤章代表は報道陣の取材に対し、「非常にショック。残念です」と声を絞り出し、自身の責任については「衆院大阪12区補選の対応をしっかりしてからはっきりさせたい」と述べた。

 関西の選挙では無類の強さを誇る「常勝関西」の公明党も、今回は大阪市議選・東成区選挙区で、現職候補が4票差で落選した。府本部の佐藤茂樹代表は「結果はすべて党の責任」とし、「都構想反対だからというようなことが果たして原因なのか、あらゆる角度から敗因を分析していきたい」と述べた。

6439チバQ:2019/04/08(月) 18:59:14
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040802000069.html
県議選で自民、現有22議席守れず チームしが12人当選
2019年4月8日

 統一地方選前半戦の県議選は7日に投開票され、県議44人の顔触れが決まった。自民は公認、推薦合わせて20人が当選したが、現有22議席を下回った。チームしがは推薦含め計12人が当選し、会派としては現有議席から1議席増やした。投票率は43・13%で、前回から3・41ポイント下回り、3回連続で過去最低を記録した。

 無投票の3選挙区と選挙戦になった10選挙区を合わせた当選者の内訳は、現職31人、新人12人、元職1人。党派別の公認候補で見ると、自民16人、チームしが9人、共産4人、立憲民主3人、公明2人。無所属は10人だった。

 自民は推薦を含めて第一勢力を維持したが、2議席減らし20議席となった。甲賀市選挙区から七選に挑んだ県議団代表の家森茂樹さん(67)が、落選する波乱があった。

 9人を公認、5人を推薦した地域政党「チームしが」は、推薦を含めて12議席を獲得。公認した9人は全員が当選した。チームしが県議団としては、推薦していない無所属3人を含め、1議席増やして15議席となった。

 立憲民主は公認5人の全員当選を狙い、3議席を獲得。東近江市・日野町・愛荘町選挙区では擁立した現職の井阪尚司さん(65)、新人の坂口明徳さん(41)はともに落選した。

 公明は、大津市選挙区で擁立した現職、新人の計2人が当選し、現有2議席を死守した。

 公認7人で挑んだ共産は、現職2人、新人2人が当選し、現有3議席から1議席増やした。再選を目指した草津市選挙区の藤井三恵子さん(57)は落選した。

 (県議選取材班)

https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019040802000070.html
<解説>非自民勢力「夏」へ弾み
2019年4月8日

 統一選と参院選が重なる十二年に一度の「亥(い)年選挙」の県議選は、参院選で野党統一候補の擁立を目指す「非自民」の勢力が増え、参院選へ弾みを付けた格好だ。しかし、県議会が共産を除く「オール知事与党」態勢の今、この結果が県政運営にもたらす変化は、そう大きくはないだろう。

 知事と議会はともに選挙で選ばれ、民意を代表するため、「車の両輪」とされる。知事が県政運営の指針を示すのに対し、県議は地域ごとの有権者の考えを代弁する。地域の考えと県の方針がねじれた場合、県議、会派の力量が問われる。

 例えば、国が凍結している大戸川ダム(大津市)の効果を検証する県独自の勉強会。前知事時代から建設を訴え続けた自民が、知事に歩み寄らせた成果だ。ただ、建設に「緊急性はない」とするチームしがも、勉強会設置には賛同し、現時点では違いが見えにくい。

 自民と非自民で意見が対立すれば、知事は両者の意見を見極めるため、議論が深まる。近年相次ぐ災害の対策をはじめ、滋賀国体の準備、琵琶湖の環境対策など課題は山積している。議会と知事は互いに緊張感を持って向き合ってほしい。

 四十三万人-。今回、投票した人数も忘れてはならない。無投票の選挙区を含めた全有権者百十五万人のわずか37・3%。四割未満の民意によって立つ議会を生んだ。有権者と県議の距離が遠ざかれば、県政への関心もさらに薄れる。

 (成田嵩憲)

6440チバQ:2019/04/08(月) 22:33:17
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201904/0012222443.shtml
2019/4/8 05:30神戸新聞NEXT

兵庫県議選 明石市選挙区 北口氏がトップで復活

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集まった支援者らと喜びを分かち合う北口寛人氏=7日午後10時52分、明石市二見町東二見
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集まった支援者らと喜びを分かち合う北口寛人氏=7日午後10時52分、明石市二見町東二見
 7日に投開票された統一地方選前半戦の兵庫県議選。明石市選挙区(定数4)は、出直し明石市長選に敗れた無所属元職の北口寛人氏(53)がトップ当選で県議会に返り咲いた。自民の松本隆弘氏(56)と公明の伊藤勝正氏(52)の2人の現職も手堅く当選。維新で再起を目指した岸口実氏(54)も当選を決めた。立憲民主新人の中西礼皇氏(39)や共産新人の福原由加利氏(31)らは届かなかった。

 「また政治の場で活躍してもらえる」。明石市長選での敗北を払しょくする一報に、事務所に詰めかけた支援者が沸き返った。

 「政治家としての原点に立ち返りたい」と、市長選のわずか10日後に立候補を表明した無所属元職の北口寛人氏(53)。県議2期8年、市長2期8年の豊富な経験を強調し、返り咲いた。

 泉房穂市長(55)が暴言の責任を取って辞職し、3月に前倒しされた市長選で圧倒的な得票差をつけられて落選。「自分の力不足」と受け止め、「立て続けに選挙に出るのはかなりの勇気が必要だった」。

 ぎりぎりまで悩み、家族や支援者らと話し合いを重ねた。「古里明石に貢献したい」との思いから「負ければ引退」を掲げ、自らを崖っぷちに追い込んだ。

 市長選で訴えた子育て支援策や高齢者対策は「県政とのパイプ役となり、質を追求する」と強調。県立がんセンターの現地建て替えや、バランスの良い産業活性化など、経験に裏打ちされた政策を訴えた。

 支援者を前に、北口氏は「もう一度明石のために働く場を与えていただいた。全力を尽くす」と笑顔を浮かべた。(小西隆久)

https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201904/0012222296.shtml
2019/4/8 05:30神戸新聞NEXT

兵庫県議選 養父市・朝来市選挙区 合区決戦、藤田氏5選
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支持者と共に当選を喜ぶ藤田孝夫氏(右)=7日午後10時43分、養父市八鹿町上網場
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支持者と共に当選を喜ぶ藤田孝夫氏(右)=7日午後10時43分、養父市八鹿町上網場
 7日に投開票された兵庫県議選。但馬では、今回から合区になった養父市・朝来市選挙区と、美方郡選挙区でそれぞれ一騎打ちの選挙戦が繰り広げられ、いずれも接戦の結果、養父市・朝来市では現職藤田孝夫氏(63)=養父市八鹿町上網場=が5選、美方郡では新人橘秀太郎氏(44)=香美町香住区香住=が初当選を果たした。投票率は、養父市・朝来市は56・75%、美方郡は4年前の前回より4・39ポイント低い62・0%だった。

 養父市八鹿町上網場の藤田孝夫氏の事務所では、吉報を待つ支援者約120人と共に、藤田氏が開票所からの連絡を待った。当選の連絡が入ると、事務所は歓喜に沸き返った。次々に祝福の言葉を贈られた藤田氏は、一人一人とがっちり握手を交わした。

 あいさつに立った藤田氏は「初当選から15年、初心に立ち返って選挙戦を戦ってきた。南但馬が発展する新たな政策をつくり、住民のみなさんと実行していきたい」と決意を述べた。

 初めての合区となり、県内最大となった広い選挙エリアを駆け抜けた。朝来市を地盤とする候補も現職で、ベテラン議員同士がぶつかる激しい戦いになった。

 藤田氏は知名度の低い朝来市で個人演説会を何度も重ね、生活圏が重なる両市域での医療や教育などの連携を訴えたほか、議長などを務めて県政をチェックしてきたことや、県産木材利用の条例制定に携わってきた実績をアピールした。

 政策通の一方、有権者から「理屈っぽい」「県政との距離が遠い」との指摘を受けてきたこともあり、藤田氏は「市と県、国とのパイプ役となり、住民に寄り添いながら情熱を持って政治活動を進めていく」と語り、大きな拍手を受けた。(桑名良典)

6441チバQ:2019/04/08(月) 22:34:02
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201904/0012222516.shtml
2019/4/8 05:30神戸新聞NEXT

兵庫県議選 加古川市選挙区 自民の底力、松本氏当選
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初当選を決め、万歳して喜ぶ松本裕一氏(中央)=7日午後10時47分、加古川市加古川町北在家
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初当選を決め、万歳して喜ぶ松本裕一氏(中央)=7日午後10時47分、加古川市加古川町北在家
 兵庫県議選が7日投開票され、加古川市選挙区(定数4)では公認候補を1人に絞り込んだ自民の新人、松本裕一氏(49)が初当選を果たした。無所属の迎山志保氏(43)は3選、公明の岸本一尚氏(58)は4選、前回維新として初の議席を得た掘井健智氏(52)も再選を決め、現職の強みを発揮した。共産新人の山川博氏(74)は、党として悲願の議席奪回を目指したが、届かなかった。投票率は34・84%と過去最低。(統一選取材班)

 自民の底力を見せつけた。市議から転身の新人松本裕一氏が着実に支持を広げて初当選した。7期のベテラン釜谷研造氏(87)の引退表明を受け、12年ぶりに唯一の自民系候補となり、党の力を結集した。

 当確の一報が入ると、選挙活動を支えた支持者らとがっちりと握手し、花束や祝いダイを受け取った。「選んでもらった責任の重さを胸に全力を尽くす」と上気した表情で語った。

 決して平たんな道のりではなかった。打診を受けたのは、市議3期目の途中。市議会で中心となって立ち上げた新会派が存在感を発揮し始めた頃だった。悩んだ末、「このまちのために」と立候補を決意した。

 だが昨秋、後援会を引き継いだ後も釜谷氏が正式に引退を公表せず、年が明けても構図が定まらなかった。多くの関係者らは、2候補のうち1人が落選した前回選挙を思い起こし、危機感を強めた。

 告示直前、釜谷氏が意向を明らかにし、ようやく一本化が確定。選挙戦では、知名度不足を解消するために奔走。市議や渡海紀三朗衆院議員らと各地で演説会を開き、支持の輪を徐々に広げた。「子育て支援などで自治体が競争を強いられるのはおかしい。国と県、市の役割を整理し、地域に必要なことを進める」と、市議時代に感じた疑問を説得力のある言葉で訴えた。

 市会から県会へ。新たなステージを見据え、「一人でも多くの声を行政に届ける。今日がスタートだ」と力強く抱負を述べた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201904/0012222518.shtml
2019/4/8 05:30神戸新聞NEXT

兵庫県議選 阪神地域6選挙区 維新堅調5人が当選
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3選を決め、支援者らに喜びを語る栗山雅史氏=7日午後11時44分、西宮市上甲子園4
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3選を決め、支援者らに喜びを語る栗山雅史氏=7日午後11時44分、西宮市上甲子園4
 統一地方選前半の兵庫県議選は7日投開票され、阪神地域6選挙区(尼崎、西宮、芦屋、伊丹、宝塚、川西市・川辺郡)では現職17人、新人7人の計24人が当選した。候補6人を立てた維新は5人が当選し堅調だった。県議会最大会派の自民は3人が落選し、改選前から2議席減らした。初めて県議選に挑んだ立憲民主は、現職と新人の2人が議席を獲得。党派別の当選者は、自民5人(改選前7人)▽立憲民主2人(同1人)▽公明4人(同4人)▽共産3人(同3人)▽維新5人(同4人)▽諸派0人(同0人)▽無所属5人(同3人)となった。11人による激戦となった西宮市(定数7)、10人が争った尼崎市(同7)、宝塚市(同3)、川西市・川辺郡(同3)の計4選挙区は、いずれも現職全員が議席を守った。

■西宮市選挙区 栗山氏3選

 県内全選挙区で姫路市とともに最多の11人が争った西宮市選挙区(定数7)では、立民現職の栗山雅史氏(44)が3選を果たした。当選の報に沸く事務所で、栗山氏は「4年という任期にこだわって、掲げた政策を実現できるよう頑張りたい」と力を込めた。

 選挙戦では無党派層への浸透を意識して自転車で細かく街を巡った。市議と県議をそれぞれ2期務めた実績や石井登志郎西宮市長との親交などをアピールし「市政との太いパイプがある。西宮の課題を前に進められるのは私だけ」と他候補との差別化を図った。

 選挙戦終盤には党代表代行の長妻昭衆院議員と街頭に並び立ち、支持層を手堅くまとめた。(初鹿野俊、名倉あかり)

6442チバQ:2019/04/08(月) 22:34:47
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201904/0012222568.shtml
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兵庫県議選 西宮市選挙区 維新・中野氏が3選
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3選を決め、支援者から花束を贈られて笑顔をみせる中野郁吾氏=7日午後11時47分、西宮市神楽町(撮影・後藤亮平)
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3選を決め、支援者から花束を贈られて笑顔をみせる中野郁吾氏=7日午後11時47分、西宮市神楽町(撮影・後藤亮平)
 兵庫県内全選挙区で姫路市とともに最多の11人が争った西宮市選挙区(定数7)では、維新現職の中野郁吾氏(36)が3選を果たした。当選の報に沸き返る事務所で、中野氏は目を赤くし、「皆さんの支えがあっての勝利。気を引き締めて3期目に臨む」と力を込めた。

 勢力拡大を図る党の方針で公認候補が初めて2人に。加えて、かつて党推薦で神戸市長選に立候補した候補ら「維新系」の無所属候補2人も立ち、これまでにない厳しい戦いだった。

 選挙戦では、現職として2期の実績をアピール。党所属の西宮、芦屋市議も連日街頭に立って支援し、「行財政改革で財源を生み出し、教育費の無償化を目指す」などと訴え、支持を広げた。(初鹿野俊)

https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201904/0012222441.shtml
2019/4/8 05:30神戸新聞NEXT

兵庫県議選 姫路市選挙区 元職と新人が議席確保
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花束を受け取る北野氏=姫路市
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花束を受け取る北野氏=姫路市
 兵庫県議選は7日投開票され、姫路・西播地域の3選挙区で11人の当選が決まった。定数8に対し、11人が立った姫路市は、現職7人のうち6人が勝ち抜けた一方、新人と元職がそれぞれ1人ずつ議席を獲得した。たつの市・揖保郡(定数2)は自民現職の山口晋平氏(41)=公明推薦=が3選、無所属現職の松井重樹氏(65)が再選を果たし、神崎郡(定数1)は無所属現職の上野英一氏(65)が4選を決めた。

 4年ぶりの県会復帰を果たした元職北野実氏(59)は支持者の祝福に「手応えが分からず厳しい、苦しい選挙戦だった。もう一度県民のための仕事ができてうれしい」と破顔した。

 「政治生命をかけた」という2015年の姫路市長選は7万5千票を獲得するも落選し、一度は引退も頭をよぎった。しかし、河川整備や医師不足など在職時から山積する地域課題に、「市議や県議として培った経験、人脈を生かしたい」という思いも再挑戦の動機になった。

 公認は得られず自民の党籍証明を受けての立候補となったが、「再び自民4人体制に戻すことで、県とのパイプも強固になる」と党への思いは揺るがない。街宣や1日2〜3回の集会を精力的に重ね、支持を広げた。「皆さんの声をしっかりと県政に届ける」と表情を引き締めた。(井沢泰斗、井上太郎)

6443チバQ:2019/04/08(月) 22:36:06
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201904/0012222445.shtml
2019/4/8 05:30神戸新聞NEXT

兵庫県議選 三田市選挙区 立民中田氏が返り咲き
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トップ当選して支援者らと喜び合う中田英一氏=7日午後11時07分、貴志(撮影・高見雄樹)
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トップ当選して支援者らと喜び合う中田英一氏=7日午後11時07分、貴志(撮影・高見雄樹)
 7日に投開票された統一地方選前半戦の兵庫県議選で、政党公認の3人がしのぎを削った三田市選挙区(定数2)は、立憲民主元職の中田英一氏(37)=社民推薦=がトップの得票で返り咲きを果たした。維新現職の関口正人氏(61)も手堅く再選。自民新人の今北義明氏(63)は及ばず、定数が2に増えた2003年以降で初めて、自民系が議席を失った。投票率は39・07%で、前回を2・32ポイント下回った。

 ニュータウンの発展とともに歩んできた37歳が返り咲いた。「県政に市民の声を届ける」と掲げ、若さも武器に若年層や浮動層に支持を広げて、三つどもえの激戦を制した中田氏。4年前の雪辱を果たそうと、一緒に戦い抜いた支援者らと喜びをかみしめた。

 みんなの党の公認で当選した8年前、無所属で落選した前回を経て、今回は立憲民主党から立候補して連合の推薦も受けた。急ごしらえながら、組織的な選挙戦を初めて展開した。重視したのは「有権者の声」。支援者への集会よりも、街頭に立って市民の意見に耳を傾けることに注力した。

 この4年間、民間の手法を取り入れようと、三田肉流通振興協議会の顧問としてアラブ諸国を中心に三田牛の販路を広げ、道の駅の開設や地元農産品を活用した商品開発に力を注いだ。

 遊説では、培ったノウハウを生かして三田の農産物や観光地をPRすると訴え、活気の衰退が懸念されるニュータウンには子育て世代の移住促進に向けた仕組みをつくると強調した。党代表代行の長妻昭氏らも応援に駆け付け、「県政には中田氏が必要だ」と力強く後押ししてくれた。

 当選の一報を受けた中田氏は「若い世代を呼び込み、三田が衰退するのを食い止めたい」と決意を語り、日焼けした顔を引き締めた。(門田晋一)
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201904/0012222449.shtml
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兵庫県議選 たつの市・揖保郡選挙区 2現職新人振り切る
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当選を決め、万歳で喜ぶ山口晋平氏=7日午後10時48分、たつの市神岡町東觜崎
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当選を決め、万歳で喜ぶ山口晋平氏=7日午後10時48分、たつの市神岡町東觜崎
支持者と喜びを分かち合う松井重樹氏=7日午後10時48分、たつの市揖保川町正條
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支持者と喜びを分かち合う松井重樹氏=7日午後10時48分、たつの市揖保川町正條
 三つどもえの争いとなった、兵庫県たつの市・揖保郡選挙区(定数2)は、自民の山口晋平氏(41)と無所属の松井重樹氏(65)の現職2人が、国民新人の野村真治氏(54)を振り切り、当選を決めた。

 初当選した2014年の補選以来、5年ぶりの選挙戦に臨んだ山口氏。地元選出の衆院議員秘書を14年間務めて立ち上げた強固な後援会に加え、今回は自民公認と公明推薦を獲得。連日の個人演説会も精力的にこなし、圧倒的優位で3選を決めた。「地域課題の解決とみなさんの願いを果たすため、未来に向けて実行する」と表情を引き締めた。

 松井氏は、政党公認の看板を掲げるライバル候補のはざまで「大切なのは数ではなく熱意」と住民一人一人に語り掛け、再選を果たした。揖保川町議を振り出しにたつの市議、県議と約20年に及ぶ実績を強調。社会基盤整備、医療問題の解決にかける決意を訴えた。「年齢ではなく、真摯(しんし)な姿勢の積み重ねでこの地域が躍動する原動力になる」と貢献を誓った。(松本茂祥、坂本 勝)


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