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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/21(火) 02:04:42

統一地方選スレから近畿のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
京都ネタはこちらだけど選挙関係はややこしいし定着しなかったので概ねこのスレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187488248/l40
奈良ネタもこちらだけど選挙関係はややこしいし定着しなかったので概ねこのスレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/l40

6294チバQ:2019/02/06(水) 11:52:00
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2019020501002123.html
和歌山県北山村、議員定数5へ 全国最少、人口減が理由
2019/02/05 17:04共同通信

和歌山県北山村、議員定数5へ 全国最少、人口減が理由

和歌山県北山村

(共同通信)

 和歌山県北山村議会で、複数の議員が定数を現在の6から5に1減する条例改正案を3月議会に提出する方針を固めたことが5日、分かった。可決の見通しで、12月の任期満了に伴う村議選から適用する。全国町村議会議長会や村によると、定数5は離島の沖縄県北大東村と並び全国最少。人口減少を理由に住民から削減を求める声が上がっていた。

 北山村は人口約440人。三重、奈良県境の山間部にあり、和歌山県のほかのどの市町とも接していない全国唯一の「飛び地」の村として知られる。

 村議会は2016年の村長選に現村長が議員を辞職して出馬して以降、2年半にわたり欠員1の状態が続いていた。

6295チバQ:2019/02/06(水) 15:35:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000068-mai-soci
ふるさと納税でアマゾンギフト券100億円 泉佐野市が総務省に対抗
2/5(火) 20:12配信 毎日新聞
ふるさと納税でアマゾンギフト券100億円 泉佐野市が総務省に対抗
アマゾンギフト券による「100億円還元」をPRする大阪府泉佐野市特設のふるさと納税のホームページ
 大阪府泉佐野市は5日、ふるさと納税を巡り、返礼品に加えて、寄付額の最大20%分をインターネット通販大手「アマゾン」のギフト券にして提供するキャンペーンを始めたと発表した。総務省は過度な返礼品を規制し、地場産品に限定する方針だが、市は「総務省の一方的な見解に基づく規制は地方自治の精神にそぐわない」と反発している。

【写真特集】キャビアも……加熱する返礼品競争

 ギフト券は10%分と20%分の2種類で、配送時期によって異なり、100億円分に達した段階で終了する。市の特設サイト「さのちょく」からの3月31日までの申し込み分が対象。民間仲介サイトを経由した場合に、市が払う手数料分をギフト券に充てるという。

 泉佐野市は返礼品の調達額を寄付額の4割程度に設定し、地元の関西国際空港を拠点にする「ピーチ・アビエーション」ポイントを返礼品に、2017年度には全国トップの約135億円の寄付を集めた。総務省は返礼品を「調達費が寄付額の30%以下の地場産品」に限り、6月以降、違反自治体は制度から除外する予定だが、市の担当者は「今回のギフト券は返礼品ではない。法制化されれば基準に従う」としている。【蒲原明佳】

6296とはずがたり:2019/02/07(木) 10:59:03
知事と市長「大阪ダブル選入れ替え出馬」に含み 橋下氏も言及
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000078-mai-pol
2/2(土) 23:16配信

6297チバQ:2019/02/07(木) 10:59:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1902070009.html
政治資金記載漏れ615万円 堺市長が収支報告書を修正
2019/02/07 02:29産経新聞

 堺市の竹山修身市長の後援会が、平成29年の市長選で支援を受けた他の政治団体から受け取った計615万円の寄付金について、同年の政治資金収支報告書に記載していなかったことが6日、分かった。竹山氏は「私の不徳の致すところ」と自身の責任を認めたが、辞職などは「考えていない」と否定した。

 竹山氏によると、後援会は妻が会計責任者で、報告書は事務担当を務める次女が作成。29年の市長選で6つの政治団体から計730万円の寄付金を受け取り、このうち4団体分615万円を記載していなかった。

 さらに、20万円を超えるパーティー券の高額購入者の記載漏れも判明。パーティー券を購入したのは3団体で計274万円だった。寄付金とパーティー券購入者の不記載については、5日付で大阪府選管に訂正を届け出たという。

 このほか、政治資金パーティーの収入を、29年までの3年間、同額の700万円で記載するなどずさんな内容も明らかになった。

 竹山氏は「選挙態勢から(家族が事務を担当する)通常態勢になった際に、事務の引き継ぎが不十分だった。意図的ではなかった」と釈明。毎年、同額としていたパーティーの収入についても「事務担当の次女がラフな処理をしてしまった」と説明し、「専門家も入れて精査し、きちんと訂正したい」とした。

6298チバQ:2019/02/07(木) 11:53:03
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-10653.html
明石市長2代連続“音声辞任”「録音現場には同一人物がいた」
2019/02/06 16:00文春オンライン

 国道工事の立ち退き交渉を巡って「火をつけて捕まってこい」などと市幹部に暴言を吐き、引責辞任した兵庫県明石市の泉房穂前市長(55)。音声の全容が報じられ、泉氏への擁護論も高まる中、誰が音声を録音し、外部に流出させたかにも注目が集まっている。


謝罪する泉前市長 ©共同通信社
 実は明石市では、泉氏の前任の北口寛人元市長(53)も音声テープの流出がキッカケで退任に至っているが、その録音現場に居合わせた市幹部と、今回、泉氏から暴言を受けた市幹部が同一人物であることが「週刊文春」の取材で分かった。

「北口市長(当時)は2010年12月に市議会から問責決議を受けました。原因は、赤字に窮していた第三セクターの『たこフェリー』存続を巡る“虚偽答弁”です。北口氏は、A部長(当時)同席のもと、フェリー会社社長と応接室で会議を開いたのですが、議会では『会議に出席していない』と答弁していました。ところが、会議の音声テープが流出。フェリー会社に対し、『(選挙のある)4月までは』と航路存続を求め、1億円の赤字補てんを口約束していたことが明るみに出たのです。結局、北口氏は翌2011年4月の市長選への出馬を断念しました」(社会部記者)

 このA氏こそ、今回、泉氏から暴言を受けた人物なのだ。

「Aさんは主に技術畑を歩み、非常に穏やかで物腰も柔らかい。仕事にも熱心です。音声のリークは彼に近い人物が行ったとされています」(市職員)

 A氏は「当初(メディアなどに私は)『録っていない』としていましたが、市の職員が疑われる事態となり、コメントを差し控えたい」などと回答した。

 2月7日(木)発売の「週刊文春」では、音声問題の舞台裏のほか、職員からの泉の評判などについて取り上げている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年2月14日号)

6299とはずがたり:2019/02/07(木) 22:41:00
「大阪ダブル選前倒し表明」秒読み段階か 空転続く法定協、8日開催
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000061-mai-pol
2/7(木) 19:08配信 毎日新聞
大阪都構想を巡る今後の流れ
 「大阪都構想」の制度案を議論する法定協議会(法定協)が8日、開催される。3月中の案完成を目指し、会派間の合意なく法定協を開催してきた今井豊法定協会長(大阪維新の会)は各会派代表に謝罪したが、対立する自民党や公明党に矛を収める気配はない。8日も空転すれば松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長の「ダブル選前倒し表明」は秒読み段階に入りそうだ。

 今後の府市の議会日程や新年度予算編成を踏まえると、3月中のとりまとめに残された時間は少ない。

 「協定書をまとめるために円滑に議論をさせる。妨害をおさめる今井会長の努力なのではないか」。6日の定例記者会見で、松井知事は、今井会長の謝罪や、当初通告した委員間協議には入らず、事務方質疑に限って開くことを評価した。法定協は、強行的な議事運営に反発する公明と自民が提出した動議を巡って空転しているが、松井知事は「『動議妨害連合』は崩れたのではないか」との見方を示した。

 ただ、1月29日の法定協では、松井知事が「学級崩壊や!」「(野党議員は)法定協の委員の資格がない」と発言するなど大荒れの展開に。維新内部からも「柄が悪い」と苦言が出たほどで、維新以外の会派は「3月中のとりまとめ」を前提にした運営には真っ向から反発しており、謝罪を素直に受け取っていない。「ダブル選に打って出る環境整備ではないか」(公明府本部関係者)などの見方も出ている。

 8日の法定協で、事務方への質疑を行う予定の公明。府議団幹部は「事務方質疑になっても、日程ありきはありえない」との姿勢で、自民府議団幹部は「自分たちが正当だと主張するアリバイ作りの開催だ」と突き放している。

 松井知事は3月中の案とりまとめが不可能になった場合、任期途中で吉村市長と辞職して4月の統一地方選と同じ日程でダブル選に臨む構えだ。ただ、同じポストで当選しても従来の任期は延びず、年内に再び選挙になる。このため、ダブル選には、知事と市長が入れ替わる「たすき掛け」で出馬する計画が浮上している。【岡崎大輔、藤顕一郎】

6300チバQ:2019/02/12(火) 18:03:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000524-san-pol
パーティー参加者、ブログ記載と整合せず 堺市長、資金問題で緊急質疑
2/12(火) 12:56配信 産経新聞
 堺市議会が12日開会し、竹山修身(おさみ)市長の後援会が政治団体から受け取った寄付金などを政治資金収支報告書に記載していなかった問題について、各会派が緊急質疑を行った。竹山市長は「市民にご心配おかけしたことをおわび申し上げる」と改めて謝罪したが、収支の詳細については「精査している」と述べるにとどまった。

 大阪維新の会の伊豆丸精二市議は、1400万円の収入が計上された平成25年6月のパーティーについて質問。竹山市長が自身のブログに「2千人参加した」と書き込んでいたことを指摘し、「1人1万円の参加費として2千万円の収入があったはず。差額の600万円はどこへ消えたのか」と追及した。竹山市長は「勢いで書いてしまったもので、実際には千人程度だった」と釈明した。

 竹山市長の後援会をめぐっては、前回市長選があった29年の政治資金報告書で4政治団体からの寄付金615万円の記載漏れなどが発覚。前々回の市長選があった25年の報告書でも、2政治団体からの寄付金120万円の記載漏れなどが明らかになっている。

6301チバQ:2019/02/13(水) 18:46:34
懐かしい
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000026-kyt-l25
前衆院議員の武藤氏が出馬表明 滋賀県議選
2/12(火) 22:47配信 京都新聞
 前衆院議員の武藤貴也氏(39)が12日、3月29日告示の滋賀県議選(4月7日投開票)に近江八幡市竜王町選挙区(定数3)から無所属で立候補すると表明した。自民党衆院議員を2期務めたが、2015年に週刊誌で金銭トラブルが報じられ、17年衆院選は立候補を断念していた。
 大津市の県庁で記者会見し、「もう一度地元からやり直したらどうか、という声を多く頂いた。衆院議員の経験を十分に生かし、地元の思いを実現させたい」と意欲を述べた。
 武藤氏は12年の衆院選で、近江八幡市と竜王町を含む滋賀4区から自民公認で立候補し初当選。再選後の15年に、安全保障関連法案に反対する学生デモについて「利己的」などとツイッターで発言し、批判を受けた。その後、知人との金銭トラブルが報じられ離党した。
 県議選近江八幡市竜王町選挙区にはこれまでに現職2人、新人3人の計5人が立候補を表明している。

6302チバQ:2019/02/17(日) 13:31:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000039-mai-soci

堺市長「赤字」パーティーも 自身も疑問視の政治資金問題 収拾つかず


2/16(土) 12:21配信










政治資金収支報告書への記載漏れが発覚し、記者団の質問を受ける竹山修身・堺市長(右端)=堺市役所で2019年2月6日、矢追健介撮影

 竹山修身・堺市長の関連政治団体「竹山おさみ連合後援会」が作成した政治資金収支報告書の記載漏れ問題は、今月6日の発覚以降、ずさんな資金管理が次々と明らかになり、収拾がつかない事態となっている。2013年の政治資金パーティーで、支出が収入を上回る「赤字」となっていることが新たに判明。竹山市長自身も疑問視する不可解な記載が続発している。記載漏れの収入総額は2000万円を超える可能性があり、ずさんな事務処理の実態解明の道筋はまだ見えない。

 「赤字」だったのは13年1月の政治資金パーティー「竹山おさみの市政報告と新年互礼の会」。計606万円の収入に対し、飲食代や案内状の送付など支出は約725万円。竹山市長は「(赤字は)ないだろう。精査したい」としており、少なくとも120万円程度の収入が未記載だった可能性がある。一方、後援会のホームページには出席者を「およそ1500人」としており、会費1人1万円で計算すると計1500万円の収入があったことになるが、実態は不明だ。

 一連の問題ではまず、17年の収支報告書に医師らの政治団体から受け取った寄付など計615万円の記載漏れが発覚。13年分でも判明した。記載のあったパーティー券収入でも「700万円」などの切りのいい数字が複数年、同額で記載されていた。また、14〜16年に開かれた後援会の会費制催しの収入の不記載も明らかに。「収支はとんとんくらい」(竹山市長)との説明通りであれば、支出とほぼ同額(計約1000万円)の収入が不記載の可能性がある。

 市長周辺は今回の問題の原因を「後援会の事務機能の欠如」とみる。記載漏れが目立つのは市長選があった13、17年。竹山市長の妻が会計責任者で、事務担当者の次女が普段は会計作業を担っていたが、選挙時は複数の支援者が携わり「選挙態勢からの引き継ぎに漏れがあった」(竹山市長)という。後援会関係者は「口座に振り込まれた収入は、パーティーの振り込みか寄付か分からなくなることがあった」と話し、竹山市長も「(パーティーの収入は担当が)丸い数字を書いていた」と非を認めている。

 「私にも監督責任がある」と竹山市長。市議会は来月14日までの定例会中、市長に議員総会での説明を求める方針だ。【矢追健介】

 ◇政治資金に詳しい岩井奉信(ともあき)・日大教授(政治学)の話

 パーティーは政治資金を得るのが目的。国会議員だと利益率は7〜8割にもなる。赤字はありえない。全体の記載漏れの原因にはいいかげんさもあると思うが、行き過ぎではないか。繰り返され、額も大きい。これが許されるなら、全国的にずさんでもいいことになってしまう。政治資金規正法の根幹に関わる問題で、しかるべき第三者などがチェックする必要がある。

 ◇「竹山おさみ連合後援会」の政治資金収支報告書の記載漏れ(疑い含む)

<年> <金額・円> <記載漏れ内容>

2013年 320万 医師の政治団体など3団体からの寄付やパーティー券収入

13年 120万? 政治資金パーティーの収入の一部(「赤字」状態)

14〜16年 1000万? 後援会の会費制催しの収入(支出のみ記載)

17年 615万 医師の政治団体など4団体からの寄付やパーティー券収入

6303チバQ:2019/02/18(月) 20:19:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000512-san-pol
知事・市長ダブル選なら入れ替わりが濃厚 大阪都構想めぐり協議
2/18(月) 0:14配信 産経新聞
知事・市長ダブル選なら入れ替わりが濃厚 大阪都構想めぐり協議
吉村洋文・大阪市長(前川純一郎撮影)
 大阪都構想をめぐる議論で、吉村洋文大阪市長は17日、任期満了を待たずに辞職し、統一地方選と同日の知事・市長ダブル選に挑む場合、吉村氏が市長選に、松井一郎大阪府知事が知事選に出直し出馬することはないと明言した。両者が入れ替わり立候補する公算が大きい。一方、大阪維新の会と公明党の間では水面下の協議が繰り返されており、ダブル選回避には、新たな合意書が交わされるかどうかが条件となりそうだ。

 吉村氏は17日夜に大阪市内で記者団の取材に応じ、ダブル選に踏み切ることになった場合、松井氏とともに現在の立場での立候補を否定し、自身が知事選に、松井氏が市長選に立候補する入れ替わり選に臨む可能性が「一番高い」と述べた。

 松井、吉村両氏がそのまま出直し選に臨んで当選した場合、公職選挙法の規定で任期は現在と同じ11〜12月までとなる。年内に再び知事・市長選を行う必要があることから、対応を検討していたが、吉村氏はこの日、「1年で同じ選挙を2回するというのは有権者の理解が得られない。(現在の立場での立候補は)ない」と語った。

 一方、統一選と同日のダブル選の回避を模索する動きをめぐっては、松井氏が、大阪維新の会と公明党との間で住民投票の実施を確約した新たな合意書を作成することを求めている。

 もともと、都構想への再挑戦を掲げた松井、吉村両氏が前回ダブル選(平成27年11月)を制したことを受け、公明は都構想に反対の立場ながら「民意を重く受け止める」と法定協の設置には賛成。29年4月には住民投票実施を確約する合意書も交わしていた。

 しかし、その実施時期をめぐって昨年末以来、両党が対立。維新にとっては、膠着(こうちゃく)状態を打破するためのダブル選という選択肢が、現実味を増しつつある。

 公明は支持母体である創価学会の意向を受け、2月に入ってから、ダブル選回避に向けて維新側とたびたび水面下で会談。これまで維新が要請してきた、法定協での取りまとめの作業である「委員間協議」に入ることも了承した。ただ、地元の府議・市議の反発もあり、松井氏らが求めた新たな合意書という条件はいったん拒否している。

 こうした公明の姿勢に対し、松井氏は「今の玉虫色の状態では信頼関係は築けない」と明言。合意書締結を“最低条件”として示している。

 都構想の制度案(協定書)を作る法定協議会の次回会合は22日に控えており、両党の攻防のポイントは、合意書を交わすか否かに絞られてきたといえそうだ。

6304チバQ:2019/02/20(水) 20:17:00
https://digital.asahi.com/articles/ASM2L3SY4M2LPTIL00F.html?rm=418
決裂か譲歩か、公明に迫る維新 クロス選なら双方リスク
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吉川喬、半田尚子、坂本純也 2019年2月19日10時41分
 知事・市長を入れ替える極めて異例の「出直しクロス選」か、新たな文書に署名する「新合意」か――。大阪都構想の是非を問う住民投票をめぐる大阪維新の会と公明党の駆け引きが、山場を迎えている。維新は大阪府・市両首長の辞職に向けた最終調整に入り、安倍政権にも通告。維公ともにリスクを抱えながら、交渉は事実上「2択」に絞られてきた。

大阪「出直しクロス選」へ 知事・市長が辞職の最終調整
菅氏と会談、官邸に「仁義」
 「公明党は考え方をはっきりしてもらいたい」

 維新代表の松井一郎・大阪府知事は18日の記者会見で、公明への不信感を改めて表明。「ごまかされたら、死んでも死にきれない」と語り、住民投票実施の成否が正念場を迎えているとの認識を示した。

 住民投票を実施するには、府・市両議会で公明の協力によって過半数の賛成を得ることが不可欠だ。だが、公明は一貫して実施時期の明言を避けている。交渉の「時間切れ」(松井氏)が近いとみた維新は、公明側に二つの選択肢を事実上提示。決裂か譲歩かを迫っている。

ログイン前の続き ひとつは、決裂による「ダブル出直しクロス選」。松井氏と吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)が任期途中で辞職し、4月の統一地方選と同日で出直し選に臨むシナリオだ。松井氏は15日、自身に近い菅義偉官房長官とひそかに会談。決裂と判断すれば知事・市長の入れ替え選に臨む考えを正式に伝えた。官民で2025年大阪・関西万博への準備が加速する中、安倍政権に「仁義」を切った格好で、辞職に向けた最終調整に入った。

 もうひとつのシナリオは、公明による譲歩。今秋の知事・市長の任期満了にあわせて住民投票を実施するという確約だ。維新は公明府本部に対し、「行程表」を盛り込んだ新合意文書に署名するよう要求。ただ、14日の両党幹部による約1時間半の会談では結論が出ず、30分ほどは沈黙に包まれていたという。

 「2択」を迫られた公明は18日、都構想案を作成する府と市の法定協議会の審議を前進させることで歩み寄りの姿勢を見せた。次回22日の法定協で、維新側が求める政治家同士による「委員間協議」に入ることに同意。都構想案のとりまとめは詰めの作業に進むことになった。

 ただ維新側の投げたボールとは、まだ開きがあるのが実情だ。八重樫善幸・府議団幹事長は記者団に「(新合意文書の署名は)ありえない。応じられない」と述べ、譲歩の難しさをにじませた。

首長ポストの「政治的利用」逆風も
 山場を迎える維新、公明のつばぜり合いだが、双方ともにリスクを抱えている。

 そもそも松井氏が出直し選で知事・市長を「クロス」させる意向を固めたのは、同じポストで出直し選に勝っても年内に再び首長選が実施されるからだ。短期間で選挙を繰り返し、多額の費用がかかることなどの批判を避けたい狙いがにじむ。だが、それでも任期満了まで1年を切る中でのクロス選は、首長ポストの「政治的利用」と批判され、逆風が吹きかねない。

 さらに公明と決裂すれば、首長選で勝ったとしても府・市両議会で主導権を維持するのは難しく、住民投票自体の実現が危うくなる可能性もある。

 一方、公明も難しい局面に立たされている。大阪に強い選挙基盤を持つ維新との決裂を避けようとする背景には、統一選や夏の参院選があるからだ。

 公明にとって統一選は地方の基盤を強める最重要選挙で、全候補者の当選が求められる。だが、15年の統一選では住民投票を間近に控え、大阪市議選で1人が落選。府本部は大きなダメージを受けた。

 今回、入れ替え選になれば無党派層の間で選挙への注目が集まり、投票率が上がることを警戒する。公明は一般的に組織票が少なくないからだ。ある府本部幹部はこう打ち明ける。「知事、市長の出直し選と同日になると争点が明確になってしまい、反対勢力とみられる」(吉川喬、半田尚子、坂本純也)

6305チバQ:2019/02/20(水) 23:11:10
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190219-OYT1T50252/
22金製議員バッジ、京都市財政難で金メッキに
8 時間前
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現在の22金製(右)から金メッキ(左)に変更される議員バッジ

 京都市議会(定数67)は4月の統一地方選で行われる市議選後から、現在22金製の議員バッジを金メッキに変更する。選挙ごとに新たに製作・支給してきたが、市の財政事情が厳しさを増す中、1個6万円以上と全国の政令市で最も高額なバッジを作り続けるのは難しいと判断した。(今岡竜弥)

 現行のバッジは重さ約10グラムで、直径14ミリ、厚さ4・5ミリ。菊形の中央には、「京」の文字をかたどったプラチナ製の市章が配されている。1985年頃に支給が始まったという。

 2011年の市議選後は69人分、製作費313万円だったが、金価格の高騰による影響で、15年は67人分ながら412万円と費用が膨らんだ。市の財政は近年、社会福祉費や災害対策費などの増加で圧迫されており、市議会が11年からバッジの材料変更について検討してきた。

 新しいバッジは同じデザインのまま、菊形部分の素材を銅に変えて金メッキを施し、市章部分には銀を使用する。1個あたりの費用は約9000円で、従来の7分の1程度に抑えられるという。

 議会事務局などによると、大阪市議会が22金製、横浜と堺両市が18金製を使用している。大阪市は1個約4万3000円だが、貸与する方式。議員の任期満了や辞職のたびに回収して補修、清掃した後、新議員に再び貸与している。横浜市は1個約1万5000円、堺市は1個約1万円で選挙ごとに製作、支給している。

 今回の変更で節約できるのは総額約350万円程度だが、議会事務局の担当者は「議会改革が進んでいることが伝われば」と語った。

6306とはずがたり:2019/02/21(木) 00:02:09
一寸大阪というか関西の立憲の活動が今一という様なことで大阪市会の状況を調べてみた

政令指定都市の市議は県議的な色合いがあって一般市の市議程楽ではなく一定の組織も必要。
神戸市とかさいたま市とか定数多いけど大阪は区が細分化されすぎてて定数が少なくて難しい。


前回2015年の大阪市議選結果を見ると定数2と3が多くて自維公共の地盤に割って入るのは至難っぽい。。

定数が5以上なのは淀川5・東淀川6・生野5・城東5・住吉5・東住吉5・平野6・西成5の8選挙区。定数4迄含めると阿倍野4・住之江4

前回で惜しかったのは●東淀川(定数6)の民主系2人共倒れ。
●東住吉(定数5)の次点(最下位当選共産と700票差)
●平野区(定数6)の次点・無所属民主会派所属(最下位当選公明と260票差)
票差有るし次次点は自民系なので共倒れではないけど●西成区(定数5)の次点・最下位当選共産と1200票差
ぐらい?

んで,国民は調べてないけど立憲の擁立状況は

淀川5:元職擁立
●東淀川6:新人擁立
生野5:前回は維公自維無/共→この無のスタンスは?
城東5:前回は維自公共維/無など→今回は誰も出ないのか?
住吉5:前回は公自維共維//民→今回は誰も出ないのか?
●東住吉5:女性新人擁立
●平野6:新人坊主擁立
●西成5:前職擁立

北区3:前回大敗元職擁立
西区2:女性新人擁立
阿倍野区4:女性新人擁立
港区3:アフロ新人擁立

一寸本来は距離取りたい共産と選挙協力でもしたくもなる様な惨状か

大阪市会市議選
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yi27.html

立憲民主公認
https://cdp-osaka.jp/candidate.php#c-osakashi

6307チバQ:2019/02/24(日) 12:32:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190223-00000518-san-soci
大阪府知事・市長、入れ替わりダブル選へ 公明と決裂
2/23(土) 7:58配信 産経新聞
大阪府知事・市長、入れ替わりダブル選へ 公明と決裂
都構想の住民投票をめぐる動き
 大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想について民意を問うため、大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)が辞職し、4月の統一地方選で立場を入れ替えた前倒しダブル選に臨む公算が大きくなった。松井氏らは公明党に対し、都構想の住民投票実施までのスケジュールを記した合意書への署名を求めてきたが、公明側が拒否する方針を固めた。

 公明は松井氏が求める合意書について、党内で協議。公明関係者によると、必要な議論を経ずに工程を確約するような文書には署名できないとの意見でまとまり、支持母体の創価学会側も容認したという。

 公明のスタンスが変わらなければ、松井、吉村両氏は3月初めにもダブル選への出馬を表明する見通し。府議・市議が改選される統一選と合わせた異例の同日選が行われる公算が大きくなった。

 公明は都構想には反対の立場だが、松井、吉村両氏が都構想への再挑戦を掲げて当選した民意を重視し、住民投票の実施までは協力するとの合意書を平成29年4月に交わしていた。だが、実施時期をめぐって昨年末から対立。維新がダブル選を示唆したため、回避したい公明は維新と水面下での協議を重ねていた。

 協議では維新が公明に対し、任期満了に伴う今年11月の知事・市長選までに住民投票を実施すると明記した合意書への署名を要求。公明は都構想の制度案を作る法定協議会(法定協)の審議を前進させることで一定の譲歩をみせたが、維新はあくまで工程表への署名を求め、協議は膠(こう)着(ちゃく)状態となっていた。

 22日に開かれた法定協後、松井氏は記者団に「具体的な工程表を出すのは当たり前」と指摘。公明が合意書に署名するか、次回3月7日の法定協で同様の内容を宣言することを迫り、応じなければダブル選に挑む意向を強くにじませた。

     ◇

大阪都構想をめぐる経緯 大阪維新の会が目指す大阪都構想は平成27年5月の住民投票で僅差で否決されたが、同11月の大阪府知事・市長のダブル選で再挑戦を掲げた松井一郎氏と吉村洋文氏が勝ち、再び議論がスタート。府市両議会で過半数を持たない維新は公明党と協調関係を築き、再度の住民投票実施を目指したが昨年末から実施時期をめぐって両党の対立が激化した。本来の任期満了は今年11月と12月で、単純な出直し選の場合、再び半年後に選挙をする必要があるため、両氏は市長選と知事選に入れ替わりで出馬する構えをみせている。

6308チバQ:2019/02/24(日) 12:33:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190223-00000001-kobenext-l28
兵庫県明石市長選 「後出し立候補」戦略狂う? “舌禍”問題抱える前、元職
2/23(土) 6:01配信 神戸新聞NEXT
兵庫県明石市長選 「後出し立候補」戦略狂う? “舌禍”問題抱える前、元職
会見で明石市長選への立候補を表明する新町美千代氏(中央)=22日午後、明石市役所
 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(55)が市職員への暴言で辞職し、4月の統一地方選から前倒しされた同市長選(3月10日告示、同17日投開票)がにわかに動きだした。共産党新人で元同県議の新町美千代氏(71)が22日、先陣を切り立候補を表明。当初は、泉氏と元明石市長で同県議の北口寛人氏(53)の一騎打ちが予想される一方、両氏の後援者とも「ぎりぎりに表明した方が得策」と口をそろえ、告示直前までにらみ合いが続くとみられていた。選挙戦への動きが加速するのか。

【写真】前兵庫県明石市長の泉房穂氏


 「暴言は許されない。『(子育て支援など)政策がいいじゃないか』という問題とは別」。新町氏は22日の会見でこう強調し、一部で擁護論も根強い泉氏を痛烈に批判。泉氏の暴言問題を、選挙戦の争点の一つとして訴える考えを示した。

 さらに、北口氏の過去の虚偽答弁問題にも言及。「2代続けての市長の不祥事。市民には不名誉で、(当選による)復活は許されない」と主張した。北口氏は市長時代の2010年、明石淡路フェリー(12年に航路廃止)への赤字補てんを市議会で否定したが、1億円の支援を約束した面談記録が明るみに出て、3選立候補を断念した経緯がある。

 過去2代にわたる市長の“舌禍”問題。当事者である泉、北口両氏の一騎打ちとなれば、暴言問題が大きな争点にならないとの見方もあったが、新町氏が「待った」をかけた格好だ。

 北口氏は昨年12月、4月の統一地方選で実施予定だった市長選に立候補を表明。泉市政を批判し「子育てだけでなく、高齢者や福祉、防災を含めたバランスある市政運営が必要」などと訴えた。だが、降って湧いた前倒し市長選については「前向きに検討しているが、まだ正式決定ではない」との姿勢を崩さない。

 支援者の一人は「暴言の音声を流出させた、と事実無根のうわさが広がっていて心外」と憤る。北口氏は泉氏の辞職後、通勤時間帯の駅での演説を控えているといい、「先に表明すれば、泉氏の暴言問題に触れざるを得ない。選挙は政策論争の場。相手の不祥事を争点にしたくない」と話す。

 これに対し、北口、泉両氏に仕えた市幹部は「相手の傷口に触れると、自分の傷口もうずく。まずは相手の出方を見極めているのだろう」と冷ややかに見る。

 一方、泉氏は1日の辞職会見で「処分以上のことは考えられない」と市長選について明言しなかった。辞職後初の公の場となった18日の政治資金パーティーでは「立候補への意欲を示すのでは」との観測が広がったが、謝罪に終始した。

 支援者の一人は「後援会は立候補を要請している。最後は本人が決めること」としながら「暴言問題には擁護論もある。反省の姿勢を見せるためにも、立候補のタイミングはぎりぎりがいい」と打ち明ける。

 実際、子育て支援充実や転入者増加などの実績を評価する声もあり、市民ら有志が泉氏に立候補を求める署名活動も展開している。(藤井伸哉)

6309チバQ:2019/02/24(日) 12:34:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190222-00010002-suntvv-l28
3月予定の明石市長選 元県議・新町氏が立候補を表明/兵庫県
2/22(金) 21:04配信 サンテレビ
3月予定の明石市長選 元県議・新町氏が立候補を表明/兵庫県
明石市長選に立候補を表明した新町美千代氏
泉房穂前市長の辞職に伴い、3月に予定されている明石市長選に元兵庫県議の新町美千代さんが立候補を表明しました。
立候補を表明したのは、日本共産党公認の新町美千代さん(71)です。
新町さんは、1999年から2011年まで3期にわたり兵庫県議を務めました。
泉前市長の子育て施策に一定の評価をしつつ、高齢者福祉の拡充にも力を入れたいとする一方、明石駅前の再開発で一極集中を助長するのではなく、地場産業を豊かにするなど、市全体を発展させたいと訴えました。
3月17日に投開票が予定されている明石市長選を巡り、泉前市長は出馬への態度を明らかにしていませんが、兵庫県議の北口寛人さんが立候補に向けて準備を進めているということです。

6310チバQ:2019/02/24(日) 22:14:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00000009-kyt-l26
立民と国民、支持者奪い合いの様相 参院選候補一本化遅れも影
2/24(日) 13:22配信 京都新聞
立民と国民、支持者奪い合いの様相 参院選候補一本化遅れも影
街頭で訴える京都府議選の立候補予定者(京都市伏見区)
 立憲民主党と国民民主党の両京都府連が、発足後初めて臨む府議選、京都市議選(4月7日投開票)に向けた準備を加速させている。元は旧民主党で戦った仲間だけに両府連は各選挙区で「すみ分け」を進めたが、一部で競合する。今夏の参院選京都選挙区(改選数2)で両党がそれぞれ新人の擁立を決めたことも影響しており、統一地方選後に禍根を残さないか不安の声も出始めている。
 立民は府議選5人と市議選7人、国民は府議選8人と市議選8人の擁立を決めた(推薦含む)。両党府連は旧民主系で無所属となった現職も対象に選挙区を調整したが、特に有権者が多い府議選の伏見区、西京区、市議選の左京区、右京区、伏見区の計5選挙区で競合する構図となった。
 「某政党の方が『厳しい戦いなので立憲民主党のポスターだけ外して』と回っておられるそう」。2月上旬、府議選伏見区(定数6)の立民新人がツイッターでこう訴えた。
 国民のポスターを貼っている有権者宅に立民ポスターも掲示してもらったところ、後日撤去されたという。同じ選挙区で立候補を予定する国民新人は関与を否定し「(ツイッターで訴えた)立民新人は国民のポスターがある支持者宅に『国民と一緒にやってます』と掲示を求めてくるようだ」と不信感を強める。
 伏見区は国民政調会長の泉健太衆院議員(京都3区)の地元。泉氏は立民幹事長の福山哲郎参院議員(京都選挙区)の元秘書という関係で、2017年衆院選前に民進党(旧民主党)が分裂するまで20年間、ともに戦ってきた。支援者が一部で重なっているため、現場で旧民進支持層の奪い合いが起きている。
 立民、国民にとって党の足腰となる地方議員の獲得は重要な課題だ。前回府議選で旧民主は伏見区で現職と新人が共倒れした。今回は自民現職2人、共産の現職と新人、公明現職、維新現職が立ち、計8人の争いになる見通し。立民新人は共産など他党支持層への接触やツイッターなどによる発信に力を入れる。一方の国民新人は、立民スタッフに転じた前民主府議が地盤としていた地域にも活動範囲を広げる。
 両党間の緊張関係をさらに強めているのが、参院選を巡る情勢だ。
 京都選挙区には自民、共産の現職がおり、立民と国民の両党府連は共倒れへの懸念から候補者の一本化を模索している。国民は2月早々にも一本化を決め、統一選で競合しない選挙区での協力に弾みを付ける思惑だったが、一本化の協議は難航している。2月11日にあった国民府連定期大会で前原誠司府連会長が国民候補への一本化を主張したが、来賓として会場で発言を聞いた立民府連の安井勉会長代行は「こちらが降りる一本化はあり得ない」と反発した。
 統一選までの一本化は見通せず、国民府連の酒井常雄幹事長は「統一選での両党協力は参院選と切り離して考えざるを得なくなった」と話す。国民の市議選立候補予定者からは「(一本化した)参院選候補とともに自分の選挙を戦いたかった」と不安を隠さない。
 立民、国民を等距離で支援する連合京都の廣岡和晃会長は「府、市レベルでの政策は立民も国民もほぼ同じ。それぞれが勝ち上がり、選挙後には一つの会派としてまとまれるように戦ってほしい」としている。

6311チバQ:2019/02/25(月) 09:57:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190223-00000517-san-soci
松井氏、繰り返した「覚悟」、相互不信の果てに
2/23(土) 7:56配信 産経新聞
松井氏、繰り返した「覚悟」、相互不信の果てに
都構想の住民投票をめぐる動き
 「スケジュール優先ではない」。22日の大阪都構想法定協議会終了後、改めて新たな合意書への署名を否定した公明党府議団の八(や)重(え)樫(がし)善幸幹事長。伝え聞いた大阪維新の会代表の松井一郎知事は「やる気ないやん」「妨害には屈しない」と吐き捨てた。相互不信の果てに、両党は事実上の決裂に至った。

 同日の法定協。公明は、取りまとめへの作業である委員間協議に応じ、譲歩の姿勢をみせた。だが松井氏は「僕らが覚悟せんかったら、じゃまされたままだった」と評価しなかった。

 松井氏が求めるのはただ一点、11月までの住民投票実現を確約する合意書への署名だ。維新と公明は平成29年4月、「任期中に住民投票を行う」という合意書を交わしたが、「任期」が今年4月で満了となる府議や市議のことか、今秋の知事、大阪市長なのかは明記されていなかった。「慎重かつ丁寧な議論を尽くす」と前提が付いており、公明はこの点を挙げて「結論ありきではない」と牽(けん)制(せい)。これに維新が「本音では住民投票をしたくない公明の時間稼ぎ」と批判するのが昨年末以来の構図だった。

 「乱戦、目に余る」。激しさを増す対立に公明の支持母体である創価学会の幹部は懸念を示した。対立が決定的になれば、国政選挙での戦いが避けられなくなる。学会や党本部にとって大阪府下の衆院選挙区の4議席維持は最重要課題。地元がいくら反発を強めても「東京とは温度差があった」(公明関係者)。

 学会側の意向もあり、2月初めには一時溝が埋まりかけたが、松井氏は合意書署名の一線は譲らない。公明は自民党など他党との関係もあり、これ以上は譲歩できない。にらみ合いの末、決裂に至った。

 全面対決は双方にリスクがある。公明は、統一選の際に知事・市長選が府議・市議選と同時に行われることが、維新の“盛り上がり効果”につながることを警戒する。両首長選で自民と共闘したとしても、両議員選では自民と戦う選挙区もあり、有権者にはわかりにくいと映るかもしれない。

 松井、吉村両氏は、負ければ全てが水泡に帰す背水の陣に臨むことになる。両首長選に勝っても、両議員選の結果次第では、住民投票までの道のりはさらに遠のきかねない。

 「覚悟を持って住民に判断していただくまで徹底的にやる」。松井氏は22日、記者団に「覚悟」という言葉を6回も繰り返した。

6312チバQ:2019/02/27(水) 10:54:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000019-kyt-l25
女性問題報道で長浜市長に辞職勧告 市会が可決、法的拘束力なし
2/25(月) 22:49配信 京都新聞
 滋賀県長浜市議会は25日、一部週刊誌が昨年3月に女性との不適切交際を報じた藤井勇治市長に対して「市議会で市民が納得できる説明をしておらず、市長職に不適格」とする辞職勧告緊急動議を賛成多数で可決した。
 採決の結果は賛成12、反対9。退席者は3、欠席者1だった。市議会事務局によると、辞職勧告に法的拘束力はない。
 藤井市長は可決後に記者会見し「市長選で市民からの審判を受けており、残りの任期を全うするのが使命」として辞職する考えがないことを示した。動議に対しては「法律違反も、道義的責任を問われるようなこともしていない。議会でもそのように説明している」と話した。
 藤井市長は昨年2月の市長選で3選を果たした。

6313チバQ:2019/02/27(水) 13:17:01
229 :チバQ :2019/02/27(水) 13:16:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000050-asahi-pol
大阪府議選、公明現職に刺客 維新、元衆院議員を擁立へ
2/27(水) 12:48配信 朝日新聞デジタル
 大阪維新の会は、4月の統一地方選にあわせた大阪府議選に維新所属の前衆院議員の擁立を内定した。大阪府高槻市・三島郡選挙区(定数4)で、公明党府本部幹部の現職に「刺客」を立てる。大阪都構想をめぐる公明との交渉が難航する中、決裂に備えて議員選挙への準備を本格化させた格好だ。

 維新が擁立を内定したのは、松浪健太前衆院議員(47)。同じ選挙区には維新現職のほか、公明現職の林啓二・府本部幹事長(66)が立候補する予定。林氏は維新側との交渉の中心役を担っている。このほか、共産党の現職や自民党、立憲民主党の新顔も立候補する見通し。維新は高槻市を地盤に国会議員を5期務めて知名度のある松浪氏を2人目の候補として立てることで、公明に圧力をかける狙いだ。

朝日新聞社

6314チバQ:2019/02/28(木) 09:18:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000066-mai-pol
松井知事、自民府議のやじに「うるさい、バカ」と怒号 「年下からお前呼ばわりされたら腹が…」
2/27(水) 20:17配信 毎日新聞
松井知事、自民府議のやじに「うるさい、バカ」と怒号 「年下からお前呼ばわりされたら腹が…」
議場で自民府議の質問に答える大阪府の松井一郎知事=大阪府議会で2019年2月27日
 大阪府議会本会議の代表質問が27日あり、松井一郎知事(大阪維新の会代表)が自民党府議のやじに対し「静かにせえ、バカ」と声を荒らげる一幕があった。大阪都構想を巡る双方の激しい対立がヒートアップした形だ。

 自民府議団の花谷充愉幹事長は、法定協議会など公の場での松井知事の発言を追及。かつて維新に所属していた自民府議に対し、松井知事が「うそしかつかない」と発言した真意を問いただし、松井知事は「政治を志した時に約束したことが180度ひっくり返った」などと反論した。

 議場の自民席からは、知事が辞職して大阪市長選に出る「入れ替わりダブル選」の構えを見せていることを念頭に「お前も知事選再挑戦しないんやろ」などとやじが飛んだ。松井知事は「うるさい。静かにせえ、バカ」と怒号で応じた。

 議長に注意を受け、松井知事は「不適切でした」と謝罪したが、本会議後は記者団に「年下(の府議)からお前呼ばわりされたら腹が立つ」と述べた。【藤顕一郎】

6315とはずがたり:2019/03/03(日) 16:39:28
公明、維新との交渉「ない」 大阪「出直しクロス選」へ
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM323SFMM31PTIL02D.html?ref=goonews
坂本純也、半田尚子 2019年3月2日12時20分

 大阪都構想の是非を問う住民投票の実施時期を巡って大阪維新の会と対立している公明党大阪府本部は2日、大阪市内で幹部会を開いた。佐藤茂樹・府本部代表(衆院議員)は会合後、維新と新たに交渉する考えはないとの姿勢を示した。公明は維新と合意しない方針で、大阪府知事と大阪市長が辞職して知事・市長を入れ替える「出直しクロス選」が4月の統一地方選にあわせて実施される見通しだ。

 佐藤代表は、維新との交渉予定について「まったくありません」と記者団に語った。

 都構想は、大阪市を廃止して東…

残り:609文字/全文:831文字

6316とはずがたり:2019/03/03(日) 18:07:07

橋下徹氏「公明も譲歩すべきだ」 都構想・住民投票実施
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E5%BE%B9%E6%B0%8F%E3%80%8C%E5%85%AC%E6%98%8E%E3%82%82%E8%AD%B2%E6%AD%A9%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%A0%E3%80%8D-%E9%83%BD%E6%A7%8B%E6%83%B3%E3%83%BB%E4%BD%8F%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8%E5%AE%9F%E6%96%BD/ar-BBUhuFb
株式会社 産経デジタル 2019/03/02 20:08

 前大阪市長の橋下徹氏は2日、関西テレビの番組に出演。大阪都構想の住民投票をめぐって対立する大阪維新の会と公明党について「維新は(条件で)折れている。公明も譲歩すべきだ」と述べ、公明が実施時期を確約する文書に署名すれば、松井一郎・大阪府知事(維新代表)と吉村洋文市長(維新政調会長)が検討する入れ替わりのダブル選は必要ない、との認識を示した。

 番組で橋下氏は、維新が選挙を重視する公明に配慮し、住民投票の実施時期を先送りして、知事・市長の任期中(11〜12月)というところまで譲ったと指摘。この方針には公明側も口頭で賛成したとして「それをなぜ文書にしないのか、さっぱり分からない。公明がそこは折れるべきだ」と語った。そのうえで公明があくまで文書化を拒否するなら「ダブル選はありだ」とも述べた。

 橋下氏は1月にも同じ番組に出演し、「入れ替わりダブル選はあり得る」と言及。その後、松井氏らが入れ替わり選に臨む意向を示した経緯がある。

6317とはずがたり:2019/03/03(日) 18:30:46

暴言辞職の前明石市長に出馬要請
https://www.sankei.com/west/news/190303/wst1903030013-n1.html
2019.3.3 15:15産経WEST

「泉市政の継続を求める会」の出馬要請に涙を流す泉房穂氏(左)と柴田達三後援会長=兵庫県明石市
「泉市政の継続を求める会」の出馬要請に涙を流す泉房穂氏(左)と柴田達三後援会長=兵庫県明石市
 兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)が幹部職員への暴言を理由に辞職したことに伴う同市長選(3月10日告示、17日投開票)を前に、任意団体「泉市政の継続を求める会」が3日、同市内で集会を開き、出席した泉氏に出馬を要請した。

 集会で泉氏は「怒りの感情をコントロールできず、深く反省している」と頭を下げ、集まった人たちに「今は謹慎中の身で何も言える立場にない」と述べた。

 また、泉氏の立候補を求めて署名活動を行ってきた主婦らが、約4300人分の署名を後援会の柴田達三会長に手渡し、出馬を要請。柴田会長は「責任を持って(泉氏を)説得する」と述べたが、泉氏は発言しなかった。


 泉氏は国道拡幅に伴うビルの立ち退き交渉をめぐり、市長室で幹部職員に「火を付けて捕まってこい」などと発言した問題の責任を取り、2月2日付で辞職した。

 同市長選にはこれまでに共産の元兵庫県議、新町美千代氏(71)▽元同県加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(63)▽元明石市長で県議の北口寛人(ひろと)氏(53)-が立候補を表明している。

6318チバQ:2019/03/03(日) 22:53:11
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM31443WM31PIHB00D.html
暴言辞職の明石前市長、態度明かさず 告示迫る市長選
2019/03/01 21:14朝日新聞

暴言辞職の明石前市長、態度明かさず 告示迫る市長選

急きょ設置された兵庫県明石市長選のポスター掲示場。統一地方選で再利用する=2019年3月1日午後0時58分、同市役所前、山崎毅朗撮影

(朝日新聞)

 職員への暴言が発覚し、兵庫県明石市長を辞職した泉房穂(ふさほ)氏(55)が、再び市長選に挑むのか態度を明らかにしないまま、約1カ月が経つ。すでに元市長と新顔2人の計3人が立候補の意思を表明し、告示は10日に迫っているが、選挙の構図が固まらない。

 立候補を表明しているのは、元市長で県議の北口寛人(ひろと)氏(53)=無所属=、元県議の新町美千代氏(71)=共産=、元同県加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(63)=無所属=の3人。

 市への政策提言に取り組む市民グループ「市民自治あかし」は2日、立候補予定者による公開討論会を市内で開く。松本誠代表(74)によると、泉氏からは2月25日、「謹慎中の身であり、ご容赦ください」と参加を断るメールが届いた。他の予定者3人は参加する意向で、松本代表は「仮に泉氏が公開討論会に出ずに立候補したなら、市民から厳しい目を向けられるだろう」と指摘する。

 泉氏は2017年6月、国道用地の買収の遅れに激高し「(建物に)火つけてこい」「燃やしてしまえ」と激しい口調で担当幹部に暴言を浴びせた。録音データが明らかになり、「パワハラよりひどいこと」と発言を認めた泉氏は「自らへの処分」として、2月2日に辞職し、同28日には退職金1396万円を受け取った。

 市長選は本来、泉氏の2期目の満了にあわせ、4月の統一地方選で予定されていたが、約1カ月早まった。今月3日には立候補予定者への説明会があり、同17日の投開票に向け、準備が慌ただしく進む。

6319チバQ:2019/03/03(日) 22:57:36
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM334WJSM33PPTB001.html
「クロス選」に続き「スライド選」も?焦点は公明の動向
2019/03/03 19:51朝日新聞

「クロス選」に続き「スライド選」も?焦点は公明の動向

次期市長選に立候補しない意向を表明した北川法夫・寝屋川市長

(朝日新聞)

 安倍政権にとって夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区補選(4月21日投開票)の地元・大阪府寝屋川市長が3日、同日実施の市長選に立候補しない意向を表明した。市長を支えてきた自民党は、後継に府議候補を「スライド」擁立する方針。大阪では府知事と市長を入れ替える「出直しクロス選」が実施される見通しだが、同じ大阪で衆院補選に絡んだ「スライド選」も実施されそうだ。

 不出馬を表明したのは、現市長の北川法夫氏(70)。3日、地元支援者らを集めた同市内での非公開の会合で表明した。これまで立候補する考えを表明していたが、方針を一転した。北川市長は会合後、記者団に「自公政権の安定のため、(大阪12区補選に)全てをかけるべきだと考えた」と述べた。

 なぜ市長選と補選が関係するのか――。同市は大阪12区内にあり、今回の補選は法夫氏の弟である自民の北川知克・元環境副大臣の死去に伴って実施される。自民は法夫氏の次男晋平氏(31)の擁立を決め、「弔い選挙」を掲げている。

 ただ、公明内には補選で立候補を予定している無所属の樽床伸二・元総務相(59)を推す声が根強い。寝屋川市選挙区(定数2)で実施された前回2015年の府議選では、自公の候補が激突。樽床氏の支援を受けた公明候補が接戦を制したためだ。樽床氏は今回の府議選(4月7日投開票)でも公明支援を公言している。

 今回の補選には、大阪に根強い地盤を持つ日本維新の会が藤田文武氏(38)の擁立を決定。維新、自民、樽床氏という三つどもえの構図に現在なっている。公明票が樽床氏に流れれば、自民は苦戦を強いられるという見方が大勢だ。

 昨年9月の沖縄県知事選で自民推薦候補が大差で負けた安倍政権にとって、沖縄3区とともに実施される大阪12区の補選は「負けられない」選挙。自民は府議選を目指して活動中の新顔を空いた市長ポスト候補にスライドさせることで、補選への影響を回避しようという絵を描いた格好だ。市長から見れば、次男の選挙のために自身が身を引くという構図になる。

 大阪では、大阪都構想の是非を問う住民投票の実施時期を巡り、大阪維新の会と公明の対立が激化。維新代表の松井一郎府知事は大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)とともに任期途中で辞職し、統一地方選と同日で知事・市長を入れ替える「出直しクロス選」になる見通しだ。大阪では、「クロス選」に続いて「スライド選」が行われる見通しになった格好で、いずれも公明の動向が焦点となりそうだ。(古田寛也)

6320チバQ:2019/03/04(月) 14:37:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1903040005.html
寝屋川市長が立候補取りやめ 衆院補選で二男出馬考慮
2019/03/04 00:14産経新聞

 今春の統一地方選で行われる任期満了に伴う大阪府寝屋川市長選(4月14日告示、21日投開票)で、無所属で立候補を表明していた現職の北川法夫市長(70)は3日、大阪市内で産経新聞社の取材に「政治情勢が大きく変わった。今後の政治の安定のために出馬しないことを決めた」と述べ、一転して立候補しない意向を示した。

 北川氏は政治情勢の変化として、市長選と同日に投開票される衆院大阪12区(寝屋川、大東、四條畷の各市)の補欠選挙に二男の晋平氏(31)が自民党の公認で出馬することが決まったことを挙げた。

 北川氏は、補欠選挙で晋平氏の応援をすることを念頭に「他党の批判をすることになる。(他党との協力を得ながら市政を進める)市長の立場でやるのは好ましくない」と述べた。

 北川氏は昨年12月18日に市長選への立候補を表明したが、同26日に弟で12区選出の衆院議員、知克氏が死去したため、補選が行われることになった。

 北川氏は、昭和58年から府議を7期務め、平成27年4月の市長選で初当選し、現在1期目。

6321チバQ:2019/03/06(水) 11:39:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000000-kobenext-l28
「暴言問題の判断仰ぐ」前市長の泉氏が立候補意向 明石市長選10日告示
3/6(水) 5:01配信 神戸新聞NEXT
「暴言問題の判断仰ぐ」前市長の泉氏が立候補意向 明石市長選10日告示
泉房穂氏
 市職員への暴言問題で辞職した兵庫県前明石市長の泉房穂氏(55)が、同市長選(10日告示、17日投開票)に出直し立候補する意向を固めたことが5日、分かった。泉氏は神戸新聞の取材に対し、市民団体が立候補を求める約5千人分の署名を集めたことについて「政治家として必要としてくれる市民の期待に応えたい。暴言問題は有権者の判断を仰ぎたい」と述べた。

【写真】激高の発端となった拡幅工事現場

 関係者によると、近く支援者向けの集会を開き、立候補の方針を表明するとみられる。泉氏は「家族の意向を踏まえて最終的に判断し、集会で説明したい」と話した。

 泉氏は明石駅南東の道路拡幅工事を巡り、立ち退き交渉が遅れていた建物について、市幹部に「火つけて捕まってこい」などと暴言を浴びせた責任を取り、2月2日付で辞職した。会見では「処分以外のことは何も考えられない」と説明。その後も立候補への言及は避けていた。

 署名活動は市内の主婦を中心とした団体が実施し、約1カ月間で市内外の計約3700人分を集めた。福祉関係などの団体が集めた約1300人分も含め、3日に泉氏の後援会幹部に提出した。

 泉氏は明石市出身。東京大学教育学部を卒業後、NHK職員や弁護士などを経て、衆議院議員に。市長選には2011年に初当選し、辞職するまで7年9カ月間務めた。

 同市長選には、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)、前加西市長で無所属新人の中川暢三氏(63)、同県議で元明石市長の無所属北口寛人氏(53)が立候補を表明している。(藤井伸哉)

6322チバQ:2019/03/06(水) 11:41:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-00000628-san-pol
大阪W選構想に「党利党略」批判の大合唱 与野党
3/5(火) 20:09配信 産経新聞
大阪W選構想に「党利党略」批判の大合唱 与野党
大阪入れ替えダブル選をめぐる与野党幹部の発言
 大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)が掲げた知事・大阪市長の「入れ替えダブル選」構想に対し、与野党がそろって矛先を向けている。自民、立憲民主、共産などの主要政党幹部が「党利党略だ」と異口同音に批判し、対立構図は鮮明になるばかりだ。自民党が擁立する対抗馬を「反維新」勢力がそろって支援するかが今後の焦点となる。

 各党の幹部からは5日もダブル選批判が相次いだ。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は国会内で記者団に「地方自治が軽く見られ過ぎている」と語り、辻元清美副代表(党大阪府連代表)を中心にダブル選対応の協議を急ぐ考えを示した。社民党の又市征治党首も記者会見で「府政や市政の私物化だ」と強調した。

 批判を招いているのは入れ替え出馬という“奇策”だ。

 松井氏と、大阪市の吉村洋文市長(地域政党「大阪維新の会」政調会長)は8日にそろって辞職を表明し、松井氏が市長選、吉村氏が知事選に出馬する。出直し選の場合、当選したとしても任期満了(知事11月26日、市長12月18日)に伴う選挙を再び行う必要が生じるからだ。

 松井氏がこだわるのは平成27年11月の知事・市長ダブル選で掲げた「大阪都構想への再挑戦」の公約だ。

 都構想の是非を問う住民投票の実施には府・市両議会の議決が必要だが、大阪維新の会はいずれも過半数の議席を有していない。頼みの綱だった公明党は住民投票に協力しない方針を固めた。数カ月の間に同じ選挙を繰り返す出直し選を避けた上で、公約実現に道筋をつけるための窮余の策が入れ替え出馬だった。

 松井氏は5日、府庁で記者団に「公約を実現するためにあらゆる手段を用いたい」と重ねて主張した。

 維新の動きを受け、自民党はダブル選の対抗馬擁立を急いでいる。27年のダブル選では、自民党推薦候補が旧民主党や共産党の支援を受け松井氏らと争った。

 共産党の志位和夫委員長は2月28日の会見で「保守の方々も含む府民の共闘によって維新政治に終止符を打つ」と語り、今回も「反維新」を旗印に自民党と組む可能性を示唆した。

 「政治信条、理念、政策が全く違う『野合グループ』が27年のダブル選の結果をなきものにしようとする。住民を無視している」

 松井氏は「反維新」で足並みをそろえつつある与野党をこう挑発した。

(松本学)

6323チバQ:2019/03/06(水) 11:48:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000018-mai-pol
「暴言」辞任の泉前市長、明石市長選出馬へ
3/6(水) 10:28配信 毎日新聞
「暴言」辞任の泉前市長、明石市長選出馬へ
泉房穂・明石前市長=小松雄介撮影
 市幹部への暴言で辞職した兵庫県明石市の前市長、泉房穂(ふさほ)氏(55)が、自らの辞職に伴う市長選(10日告示・17日投開票)に立候補する意向を固めた。6日、後援会関係者への取材で分かった。2月の辞職以降、態度を明確にせず動向が注目されていた。市長選には元職と新人の計3人が既に立候補を表明している。

 後援会関係者によると、泉氏は「やり残したことがあり、市民の期待に応えたい。暴言の問題は有権者に判断を仰ぎたい」と伝えた。最終判断は家族と相談して決めるという。

 泉氏は2017年6月、市内の道路拡幅に伴う用地買収を巡り「立ち退きさせてこい。火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと担当幹部に暴言を吐いた。今年1月に問題が発覚し、「自らへの処分」として2月2日付で辞職した。

 泉氏は明石市出身でNHKディレクターや弁護士、旧民主党の衆院議員などを経て、11年の統一地方選で初当選。当初は、今年4月の統一選で実施予定だった市長選に3選を目指し立候補を表明していた。

 明石市長選には、県議で無所属の元職、北口寛人氏(53)▽元県議で共産党公認の新人、新町美千代氏(71)▽前兵庫県加西市長で無所属の新人、中川暢三(ちょうぞう)氏(63)――が出馬を表明している。泉氏が17日の市長選で当選した場合は、任期は今年4月末まで。4月の統一選で再び市長選が実施されることになる。【浜本年弘】

6324チバQ:2019/03/06(水) 13:13:50
>>6273
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201902/CK2019021102000132.html
LGBT 気軽に言える環境づくりを 京都・亀岡市議選トップ当選 赤坂マリアさん

2019年2月11日 朝刊


写真
 男性から女性へ性別変更し、性的少数者(LGBT)を公言する赤坂マリアさん(48)=写真=が一月末の京都府亀岡市議選に初めて立候補し、二千二百七十票を獲得してトップ当選した。LGBTへの偏見がなくならない中でのトップ当選に、全国のLGBTからは「励みになった」「偏見をなくすチャンス」などの声が寄せられている。 (聞き手・坂田奈央)

 -立候補のきっかけは。

 「祖父母の介護で十年前に亀岡市に移り住んでタレント活動のほか、高齢者施設への慰問活動、こども食堂でのボランティア活動を続けているうちに、閉塞(へいそく)感を感じている市民が多いことに気づいた。それで私が出よかと決断した」

 -選挙中は手応えを感じたか。

 「亀岡のような田舎は特に偏見が強く残っている。出馬表明すると『なんやあいつ、男やで』と面と向かって言われた。初めて会うお年寄りなんか固まっちゃって。でも、私の人柄を分かってくれた人は『頑張ってや』と応援してくれた」

 -有権者はどんな思いで一票を託したと思うか。

 「街の変化を望んだのだと思う。LGBTは亀岡にもいっぱいいますよ。経験豊富でいろいろ苦しい思いをしている私なら、『何かやってくれる』という期待があったのだと思う」

 -LGBTを公言する地方議員は九人しかいない。

 「LGBTの議員はもっといると思う。後援会のこととか考えたらなかなか公表できないから。亀岡でもほかの街でも、気軽に公表できるような環境づくりをしたい。事務所に相談窓口をつくって、市内外から相談を受けようと思う」

◆支援自治体で進む
 LGBTを巡っては、経済評論家の勝間和代さん、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんなど著名人が告白し、話題となった。

 二〇一七年に同性愛者であると公表し「LGBT自治体議員連盟」を立ち上げた前田邦博・東京都文京区議は「(議員になるのに)LGBTはハードルでなくなってきている」と話す。

 LGBTの権利を守る取り組みは地方自治体で進んでおり、LGBTカップルを公的に認めるパートナーシップ制度の導入も相次ぐ。

 国会では立憲民主党などが採用などでの差別を禁止する「差別解消法案」を提出。自民党は今国会で、国と地方自治体に施策の実施を義務づける「理解増進法案」の提出を目指す。

6325チバQ:2019/03/07(木) 22:33:25
https://www.sankei.com/west/news/190304/wst1903040009-n1.html
大阪・豊能町長選、大阪維新の塩川氏が初当選
2019.3.4 00:34
 町長の死去に伴う大阪府豊能町長選が3日投開票され、大阪維新の会新人の元自治会長、塩川恒敏(つねとし)氏(66)が、いずれも無所属新人の元町議、橋本謙司氏(47)と西川隆夫氏(83)を破り、初当選を決めた。当日有権者数は1万7705人、投票率は56.18%(前回53.76%)だった。

 町内の選挙事務所に姿をみせた塩川氏は「町政について住民はあまり知らされてこなかった。住民本位の町政に変えたい」と抱負を語った。また、町役場近くの仮置き場にあるダイオキシンを含む廃棄物については「慎重に埋設場所を検討する」と述べた。

塩川氏は「ハコモノ建設を抑制し、町長報酬を30%カットする」と掲げていた。行財政改革に取り組む政策が、現状変革を求める町民の支持を集めた。

 同町では1月24日に池田勇夫(いさお)町長が死去していた。

6326チバQ:2019/03/07(木) 22:35:22
https://www.sankei.com/west/news/190227/wst1902270006-n1.html
大阪・豊能町長選告示 新人三氏の争い
2019.2.27 07:11産経WEST
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 町長の死去に伴う大阪府豊能町長選が26日、告示され、無所属の元町議、西川隆夫氏(83)▽大阪維新の会公認の元自治会長、塩川恒敏氏(66)▽無所属の元町議、橋本謙司氏(47)-の新人3人が立候補。三つどもえの選挙戦がスタートした。

 西川氏は「北大阪急行を町内に延伸し、人口を増やす」とアピールしている。

 塩川氏は「ハコモノ建設を抑制し、町長報酬を30%カットする」と訴える。

 橋本氏は「人口が減少し少子高齢化が進む閉(へい)塞(そく)感を打開したい」と主張する。

 3人とも、町役場近くの仮置き場にあるダイオキシンを含む廃棄物問題の解決を掲げている。

 一方、町議辞職に伴う町議補選(欠員1)も同日、告示され、元職2人、新人1人が届け出た。

 投開票はいずれも3月3日。同町の選挙人名簿登録者数は1万7850人(今月25日現在)。

6327チバQ:2019/03/07(木) 23:14:09
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201902/0012096993.shtml
2019/2/26 05:30神戸新聞NEXT

急転 明石市長選【上】 主役の退場
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辞職会見から17日ぶりに姿を見せた前市長の泉房穂氏=18日夜、明石市内(撮影・斎藤雅志)
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辞職会見から17日ぶりに姿を見せた前市長の泉房穂氏=18日夜、明石市内(撮影・斎藤雅志)
 「明石のことは大好きです。明石の将来も心配です。でも自分が今、そういうことを言える立場にはありません」

 職員への暴言の責任を取り、市長の辞職会見から17日ぶりに公の場に姿を見せた泉房穂(55)はマイクを前に時折、涙ぐんだ。

 両手は体の前で組んだまま、髪を短く刈り込んだせいか、側頭部には白髪が目立っていた。

 18日夜、西明石のホテルで開かれた政治資金パーティー「泉房穂と明石を語る会」。報道関係者にも公開されることになった。

 明石の政財界から約450人が詰めかけた。いつもよりやや多い。

 「辞職会見の後、ドーンと落ち込み、明石の自宅を離れ、部屋に1人閉じこもって自らの罪深さと向き合い、過ごしておりました」

 涙ながらに語る泉に、支援者から「もうええ。もう1回市長になれ」との声が飛んだ。

 本来ならこのパーティーは、泉がすでに立候補を表明していた市長選への決意を語る場となるはずだった。職員への暴言問題が発覚後、中止も検討したが、後援会に「開くべきだ」との声が多く寄せられ、泉も「直接謝罪をしたい」との意向を示したため、開催に踏み切った。

   ■   ■

 会場には、副市長の和田満(64)をはじめ市幹部も顔をそろえた。

 たこバスの高齢者利用を無料化するなど「泉カラー」の新年度予算案をあえて「骨格予算」にはせず、そのまま議会に提出した明石市。その姿勢は、泉の“復帰”を想定した布石のようにも映る。

 「辞職してもなお、パーティーに出席するかどうかが踏み絵だった」

 数日前、中止もうわさされたパーティーの開催を聞いた市幹部はため息をつく。

 出席者の多くは泉が辞職する前に会費を払っており、「出席したからといって、全員が(泉の復帰を)期待しているわけではない」と付け加えた。

 現職の市議は、定数30の半数にも満たない10人ほど。ある市議は「立候補するかどうかも分からんのに、資金集めのパーティーを開くなんて」といぶかる。

 2カ月後に控える市議選への影響を心配したか、議会への説明を十分にしないまま辞職した泉への不信感か--。いずれにせよ、泉陣営にとって不安が残る一夜となった。

   ■   ■

 「火を付けて捕まってこい」

 新聞各紙が「明石市長 職員に暴言」と一斉に報じたのは1月29日。市役所には抗議の電話やメールが殺到した。

 問題となったのは2017年6月、市長室であった打ち合わせを録音した音声データの内容だった。

 道路拡幅工事に伴う立ち退き交渉の進み具合について、泉が職員に容赦のない暴言を浴びせる様子が記録されていた。

 報道を受けて開いた会見で泉は「自身の処分は副市長と相談して決めたい」とかわし、「(4月に予定されていた統一地方選で)市民に判断を仰ぎたい」と辞職を否定、市長選への意欲も示した。

 だが、そのわずか3日後、再び会見した泉は一転して辞職を表明した。

 「役所に苦情の電話が殺到し、業務に支障が出ている。このままでは市民生活に影響が及ぶ」

 辞職を決めた理由をこう述べた。弁解は一切せず「辞職以外の選択肢はない」と謝罪を繰り返したが、辞職に伴う市長選への態度は最後まで明らかにしなかった。

 翌日、市議会の臨時議会が急きょ開かれ、泉の辞職願を全会一致で同意。わずか15分のことだった。

 泉が再三、口にしていた明石市制施行100年の節目が今秋に迫る中、わずかな任期を残し、泉は市役所を去った。(敬称略)

   ■   ■

 泉房穂・前市長の突然の辞職で、明石市長選の展開は急転した。当初の4月予定が約1カ月前倒しされ、新年度予算を決める市議会定例会はトップ不在のまま開会した。明石市はどこへ向かうのか。急転の後先を探る。(小西隆久、藤井伸哉)

6328チバQ:2019/03/07(木) 23:15:35
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201902/0012099740.shtml
2019/2/27 05:30神戸新聞NEXT

急転 明石市長選【中】 先進性の影で
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元明石市部長のパワハラについて謝罪する同市幹部=2018年5月22日、明石市役所
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元明石市部長のパワハラについて謝罪する同市幹部=2018年5月22日、明石市役所
 前市長・泉房穂(55)は1963年、兵庫県明石市二見町で代々続く漁師の家に生まれた。地元の小、中学校を経て明石西高校から東京大教育学部に進む。卒業後はNHKでディレクターを務め、31歳で弁護士に。万引で起訴された60代の元ホームレスを、音信不通になっていた長男につなぎ、実家の九州で暮らせるよう見届けたこともあった。

 2011年、明石市長を2期務めた北口寛人(53)が3期目の立候補を断念。05年の衆院選で落選し、民主党の国会議員から弁護士に戻っていた泉は迷うことなく立候補し、次点とわずか69票差で勝利する。

 「なりたかった市長にやっとなれた。一生続けたいくらいの気持ちだ」

 周囲にそう語った泉は、人にやさしいまちづくりを目指し、市政のかじ取りをスタートさせた。

 所得制限なしで、中学生以下の医療費と第2子以降の保育料を無料化。中学校給食の完全実施……。手厚い子育て支援策を次々と打ち出した。

 弁護士時代の経験から、生活保護受給や福祉施設への入所仲介など、罪を犯した人を支援する「更生支援・再犯防止条例」を全国で初めて制定。独自路線とその成果は、全国の注目を集めるようになった。

 ただ、最初から順風満帆だったわけではない。

   ■   ■

 情熱的な性格の裏返しなのか、その激しい言動で泉はたびたび周囲とあつれきを生んだ。

 「明石はそんなにマイナーではない」

 18年4月、東播磨県民局が「東播磨ちゃん」という地味なアイドルを仕立てたPR動画を巡り、県民局長に電話で猛抗議した。県民局は一時、配信を停止。だが、泉への批判が相次ぎ、動画はそのままの形で再公開された。

 1期目は議会とぶつかる場面も目立った。市長選の公約だった「議員定数削減」の条例化を一方的に通告し対立。「自主的に削減する方向性が市会から示された」と主張する泉に、「事実と異なる」と反発した議会が「反省を求める決議案」を全会一致で可決した。それでも泉は「議会こそ反省すべき」と譲らず、「議会が大混乱した」と市議は振り返る。

 「自分の思い通りにならないと声を荒らげて部下をしかる。普段からそう」

 ある市幹部が明かす。

 激高してパーティションを壊した。ゴミ箱を蹴られた。今すぐ辞表を書けと迫られた……。

 市役所に精通した人であれば少なくない人が知っていた話だ。だが、情報の出どころを悟られないようにするためか、関係者が言葉を濁し、問題が顕在化することはなかった。

 市長の存在感が高まっていく背景には、人口増や中核市移行など実績を上げる中で、泉への信頼が醸成されていった面が強い。

 一方、「スピード感、適材適所」の名目で部長ら管理職を3カ月で変えたり、定期異動とは別のタイミングで頻繁に人事異動したりと強権的な側面も垣間見せた。

 「職員が常に市長の顔色をうかがうようになっていた」。ある職員は打ち明ける。

 問題となった音声データの流出も、職員のこうした不信感とは無関係ではない。

   ■   ■

 市は昨年6月、職員10人に殺虫剤を噴霧するなどのパワハラやセクハラ行為を繰り返した元部長(59)=当時=を停職6カ月の懲戒処分にした。その日、元部長は依願退職した。

 泉は「外部の目も入れた検討チームを立ち上げ、早急に再発防止策を検討する」と陳謝した。

 だが、この1年前、泉は「火を付けてこい」などの暴言を、すでに市幹部に浴びせていたことになる。

 泉はその後、外部弁護士や副市長らでつくる「緊急対策検討チーム」を立ち上げ、パワハラやセクハラの基準を明確化し、懲戒処分の指針を定めたガイドラインを策定した。「自分のことは棚に上げて…」。実情を知る市職員の間に、白けた雰囲気が広がった。

 「部下を厳しく処分してきた自分を甘くするわけにはいかない」

 今月1日の辞職会見でこう繰り返した泉。ある中堅職員はつぶやいた。

 「いつかはこうなると思っていた」

(敬称略)

(小西隆久、藤井伸哉)

6329チバQ:2019/03/07(木) 23:17:01
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201902/0012102843.shtml
2019/2/28 05:30神戸新聞NEXT

急転 明石市長選【下】 構図激変
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泉房穂氏の政治資金パーティーで、今後の見通しについて説明する後援会の柴田達三会長=18日夜、明石市松の内2、ホテルキャッスルプラザ(撮影・斎藤雅志)
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泉房穂氏の政治資金パーティーで、今後の見通しについて説明する後援会の柴田達三会長=18日夜、明石市松の内2、ホテルキャッスルプラザ(撮影・斎藤雅志)
 1年半前に録音された音声データの流出--。

 「市長選を前に泉のイメージダウンを狙ったのではないか」

 今年1月の音声流出を巡り、こうした臆測がインターネットを中心に市民の間に広がったのは、4月に予定されていた市長選の構図が固まりつつあった時期と重なったからでもある。

 県議で元明石市長の北口寛人(53)は昨年12月、当時市長だった泉房穂(55)が議会で立候補表明したのを受ける形で立候補を明らかにし、泉市政を「バランスが取れていない」と批判。一騎打ちの公算が高まっていた。

 「私の陰謀論までが登場しているが、今回の問題に一切関わっていない」

 北口は自身のホームページに反論のメッセージを掲載。JR大久保駅で続けていた朝の「駅立ち」の中断も余儀なくされた。

 臆測や疑念の背景には、暴言を録音した音声が少なくとも2種類あり、一部を切り取ったデータの方が広く出回ったという事実があった。

   ■   ■

 今回、一部の報道機関や政党関係者らにメールで届いたのは「きょう火を付けて捕まってこい」と暴言を浴びせたところで途絶える1分38秒の音声データだ。

 泉もこの音声を聞いて内容を確認し、謝罪会見につながった。

 もう一つは、泉と職員のやりとりをすべて録音した1時間6分33秒の音声データ。その中には「私が行って土下座でもしますわ」「市民の安全のためやないか。そのためにしんどい仕事するんや、役所は」と諭すような言葉も入っていた。

 暴言が報じられた当初、市役所には抗議の電話やメールが殺到。大半は「明石市民として恥ずかしい」「即刻辞職すべき」といった批判的な内容だった。

 だが、神戸新聞が発言の詳報を報じた頃から泉を擁護する声が増えてきた。

 一方、学識者は「仕事の熱心さが理由なら暴言が正当化されるのか。パワハラに目をつぶる擁護論の広がりは問題」と指摘し、論争は全国に拡大した。

 2種類の音声の流出ルートは謎のままだが、取材でたどりついた市役所外の男性はこう言った。

 「実は、1年半前から音声を持っていた。関係者が特定される恐れがあり、出さなかったが」

 音源を握ったまま、出すタイミングを計っていた人物がいる--。男性の発言はそれを示唆していた。

6330チバQ:2019/03/07(木) 23:17:20
 ■   ■

 「今回は、泉さんの資質に対するイエスか、ノーかを問う選挙になりかねない。政策論争が埋もれてしまう」

 北口が表情を曇らせる。

 自身も市長時代、市幹部との対立などの末に3期目の立候補を取りやめた経緯がある。

 暴言が発覚した直後の週末。街頭に立った北口は、自分に向けられる視線が「硬くなってしまった」と、風向きの変化を感じた。

 4月の市長選に立候補を表明してはいたが、泉の辞職に伴って実施が決まった前倒し市長選には、相手の出方を待つにらみ合いが続いた。

 「(立候補を)明らかにしないのではなく、できないというのが本音。泉市政8年へのアンチテーゼ(反対意見)が、最大の動機だったのだから」

 だが、一騎打ちとみられていた構図は先週末、一気に崩れた。

   ■   ■

 候補者不在の状況にしびれを切らしたかのように、今月22日、共産党公認の新町美千代(71)が、26日には無所属の中川暢三(63)が相次ぎ立候補表明した。

 泉の暴言はともに「絶対に許されない」と切り捨てる。だが、新町が暴言を争点の一つに位置付けたのに対し、中川はあくまで政策本位を掲げる。北口も今週中には記者会見を開き、政策重視の選挙戦に持ち込みたい考えだ。

 泉は地元・二見で小さな会合を開くなど、支援者への謝罪を続けている。後援会は立候補するよう説得を続けているが、「どうなるかは分からない。最後は本人が決めることだから」と後援会長の柴田達三(76)。

 陣営を取り巻く重苦しい空気は変わっていない。

   ■   ■

 明石青年会議所は「立候補者が出そろわず、公平性が保てない」と、公開討論会の開催を取りやめた。

 市民団体が3月2日に予定する公開討論会には泉を除く3人が姿をみせる見通しだ。企画した男性は憤りを隠さない。

 「明石市政の課題を細部まで点検し、候補者の考えと照らし合わせて判断するのが本来の1票の使い方。だが、もう議論する時間がない。これで、まちの未来を託す選挙といえるのか」

 異様な静けさの中、“注目選挙”は10日後の3月10日、告示される。(敬称略)

(小西隆久、藤井伸哉)

6331ヒゴトール:2019/03/08(金) 12:48:58
維新の悪あがきが凄まじいですね

市長と知事をクロスとか、選挙をオモチャにしてるとしか思えない
公明党も敵に回した愚かな維新
4月のW選挙は大敗北ですね(^o^)
飛田新地に帰れ(爆)

6332名無しさん:2019/03/08(金) 16:46:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190307-00000602-san-pol
党の浮沈左右する奇策 ダブル選に臨む維新 都構想の本丸
3/7(木) 21:00配信 産経新聞
党の浮沈左右する奇策 ダブル選に臨む維新 都構想の本丸
大阪都構想の議論が繰り広げられた法定協議会終了後、大阪府の松井一郎知事は最後まで席を立たなかった=7日午後、大阪市役所(恵守乾撮影)
  大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)が大阪都構想への民意を問うために知事・大阪市長のダブル選に打って出る。奇策にも映る「入れ替え出馬」は、府と市の意思決定一元化という都構想の本丸と通底する。一方、与野党は松井氏らとの全面対決へ動き出しており、維新にとってダブル選は党の浮沈を左右する「賭け」でもある。(松本学、田中一世)

【表で見る】大阪都構想が争点になった主な選挙など

 7日夜、公明党との交渉決裂が確実になった法定協議会の後、松井氏はダブル選への意欲を強い表現で記者団に明かした。

 「死んでも死にきれない。(公明党に)だまされたままで…。もう一度民意を聞きたい」

 都構想は、二重行政を解消するため、大阪市を廃止して東京23区と同じ「特別区」に再編する構想だ。背景には「府市(ふし)あわせ(不幸せ)」と揶揄(やゆ)された知事と市長の長年の連携不足が大阪の発展を妨げたとの問題意識がある。1人の「大阪都知事」であれば、一貫性のある成長戦略を打つことができるという考え方だ。

 松井氏は、吉村洋文大阪市長(地域政党「大阪維新の会」政調会長)とタッグを組む今の状態を「バーチャル大阪都」と表現する。両氏が理念を共有できているため、結果として「大阪都知事」が存在する態勢に近い状況が作り出されているというわけだ。

 こうした認識に立つなら、知事と市長の「入れ替え出馬」による混乱はさほど生じないことになる。松井氏は「吉村氏とは一体でやってきた。どちらが知事、市長になっても今と変わらない」と訴える。

 ただし、この主張が有権者に浸透するかは見通せない。自民党は、松井、吉村両氏の対抗馬の人選を急いでおり、選挙戦では維新による「行政の私物化」に矛先を向ける構えだ。

 同党大阪府連会長の左藤章衆院議員は7日、東京都内で記者団に、維新の動きを「党利党欲、私利私欲」と批判した。立憲民主党などを含む「反維新」勢力の共闘にも期待を示した。

 連合の神津(こうづ)里季生(りきお)会長も7日の記者会見で「(維新に)批判をしているところがまとまっていくのではないか」と述べ、自民党系候補支援に含みを持たせた。

 維新に対する与野党の包囲網は着々と築かれているように映る。大阪での維新の集票力は全盛期に比べると陰りが否めない。仮にダブル選で敗れ「本拠地」の首長ポストを失えば、レームダック(死に体)化が進むのは明らかだ。

 「厳しいから負けるかもしれない。でも、日和(ひよ)って泣き寝入りしたら人生の最後まで引きずる。(落選しても)槍(やり)、鉄砲で殺されるわけじゃないからね」

 松井氏は自身に言い聞かせるように語った。

6333名無しさん:2019/03/10(日) 04:20:28
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190309/k00/00m/010/255000c
大阪知事選 辰巳琢郎氏擁立へ 自民、他党と連携探る
毎日新聞2019年3月10日 02時53分(最終更新 3月10日 03時31分)

大阪都構想を巡って大阪維新の会の松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が辞職し、入れ替わりで出馬する4月7日投開票の知事・市長のダブル選に、自民党が俳優の辰巳琢郎氏(60)を知事選候補として擁立する最終調整に入った。自民関係者が明らかにした。自民は、維新に対抗できる候補としてテレビ出演などでも知名度の高い辰巳氏に白羽の矢を立て、他党にも連携を呼びかける方針。

【「天命を知る。それが道草かも」と語る辰巳琢郎氏】
<「どの面下げて」「恨みつらみ」…大阪ダブル選「ネーミング」考えた>
<大阪ダブル選>維新「党利」の強行策
<大阪ダブル選>二階氏の批判に松井知事反論「思い上がりだ」
<大阪都構想>合意書暴露、後引けず…維公、昨年末「同志」暗転
<大阪都構想>有権者賛否「やむを得ず」「何のため」
辰巳氏「光栄な話。真剣に聞く」
 関係者によると、自民党本部の幹部らは8日に辰巳氏と面会して出馬を要請。政策面での意見交換も始めており、数日内にも表明する方向で詰めの協議を行っている。

 松井氏や吉村氏は大阪市を廃止し、特別区に再編する大阪都構想を進めるため、「もう一度、民意を問う」として異例のダブル選に踏み切る。これに対し、自民は「選挙の私物化だ」と批判し、ダブル選を「維新に終止符を打つ選挙」と位置づける。公明や立憲民主、国民民主、共産の各党も都構想に反対し、維新の手法に反発している。

 維新は党勢が低迷しているとはいえ、2017年衆院選での府内比例代表の票は自民と拮抗(きっこう)。自民は、政党色が薄く、幅広い支援を得られる著名人らを念頭に、候補者の選定作業を進めていた。市長選候補についても擁立を急いでいる。今月7日、毎日新聞の取材に応じた辰巳氏は打診を認め、「光栄な話で、真剣に聞くつもりだ」と話した。

 吉村氏や松井氏は、過去2回のダブル選で、自民が国政では対決姿勢にある他党の支援・協力を受けたことを「野合・談合」と批判。辰巳氏はNHK連続テレビ小説や、頭脳派のタレントとしてクイズ番組などに多数出演しており、自民は識見、知名度ともに高い辰巳氏に期待を寄せた。政界関係者にも幅広い人脈があることから、出馬要請してきたという。

 自民府連は、前回15年のダブル選でも辰巳氏に知事、市長のいずれかで出馬を打診したが、その際は番組出演との兼ね合いから実現しなかった。

 辰巳氏は大阪市出身で京都大卒。フジテレビ「辰巳琢郎のくいしん坊!万才」(1991〜93年)や、TBS系ドラマ「浅見光彦シリーズ」に出演。娘の真理恵さんはソプラノ歌手。

6334ヒゴトール:2019/03/10(日) 18:22:07
維新は、もうオワコンだね

関西以外での選挙では、市議レベルの選挙で落選。
国政選挙では、オイ!小池!の希望ナニガシと連携するも惨敗が大半

府知事・市長も、11月の任期まで待ってりゃあ良かったのに、辞めちまったから、
今まで維新を支持していた人達も愛想を尽かしたんではないかね 党利党略だって悟ったよ

東京という首都があって、なぜ大阪を都にする必要があるの?
仮に大阪府大阪市という二重行政があるとして、
維新のチンピラがあれこれ論難するほどの不備なのか?
誰か死んだり財産的に莫大な被害を被ったり
福島原発みたいに家を無くしたりしとんのか?
バカじゃないか?
ミスターヘイトスピーチ桜井誠じゃないけど言ってやりたいわ
飛田新地に帰れ―!

6335チバQ:2019/03/10(日) 19:57:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000019-jij-pol
安倍官邸、対応に苦慮=公明と維新の争いで-大阪ダブル選
3/9(土) 8:12配信 時事通信
 大阪都構想をめぐる地域政党「大阪維新の会」と公明党の協議が決裂し、大阪府知事・市長のダブル選が確実となり、首相官邸が対応に苦慮している。

 4月の統一地方選と衆院2補選、夏の参院選に目を向ければ、公明党との連携は一段と重要性を増している。一方、安倍晋三首相が悲願とする憲法改正では、日本維新の会の協力が不可欠。首相は維新と気脈を通じる菅義偉官房長官ともども、公明と維新の板挟みになった格好だ。

 「政府としてダブル選のコメントはすべきではないと思う」。菅氏は8日の記者会見で、ダブル選の是非について問われたが、深入りを避けた。

 安倍官邸はこれまで、維新と良好な関係を維持してきた。首相と菅氏、維新代表の松井一郎府知事、前代表の橋下徹前大阪市長は、定期的に食事を共にする間柄。6月の20カ国・地域(G20)首脳会議の大阪開催や、2025年の国際博覧会(万博)の大阪誘致でも、政府が実現に尽力した。

 首相が維新への配慮を重ねるのは、改憲実現には衆参両院で3分の2以上の賛成が必要なためだ。参院では与党だけで3分の2に届かず、改憲に積極的な維新は首相にとって重要なパートナーと映る。

 維新は、政権に対して「是々非々」で臨む姿勢を強調し、立憲民主党など主要野党と一線を画してきた。環太平洋連携協定(TPP)関連法や「働き方改革」関連法など重要な与野党対決法案の採決では賛成票を投じており、与党幹部は「維新は補完勢力だ」と言い切る。

 ただ、自民党の地元組織は維新と対立しており、二階俊博幹事長は松井知事を「思い上がり」と突き放す。4月21日には参院選の試金石となる衆院大阪12区補選の投開票が控える。もう一方の沖縄3区補選は苦戦が見込まれるだけに、首相周辺は「絶対に落とせない」と危機感を隠さない。「選挙イヤー」を乗り切るには、公明党の集票力は必須だ。

 「官邸は口を出さない方がいい」。ジレンマに陥った政府高官の一人はこう語り、ダブル選を静観する考えを示した。

6336チバQ:2019/03/10(日) 19:58:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000001-mai-pol
大阪ダブル選 維新の強行策に各党批判「大義ない」
3/9(土) 0:39配信 毎日新聞
大阪ダブル選 維新の強行策に各党批判「大義ない」
大阪ダブル選の主な対立の構図
 松井一郎・大阪府知事と吉村洋文・大阪市長の辞意を受け、各党も臨戦態勢に入った。自民党府連では、花谷充愉・府議団幹事長が取材に応じ「矛盾だらけで(知事・市長の)椅子にしがみつくための選挙だ」と批判した。「民主主義への挑戦だ。しっかりと受けて立ち、府民・市民の幸せを考えていただく知事・市長を誕生させる」と述べた。

【議長に提出された吉村市長の辞職願】

 共産党府委員会の柳利昭委員長は記者会見で「一片の大義もない。維新政治そのものが行き詰まり、脱法的に知事・市長を入れ替えて4年居座り続けようとしている。保守の方々を含めた府民の広い共同を作って戦う」とした。

 「府民の生活を投げ出すことはできない」。立憲民主党の辻元清美府連代表も記者会見し、「災害対策や子どもの貧困など、大阪の現実にしっかり取り組むのが自治体の長の役割だ」と切り捨てた。国民民主党の平野博文府連代表は「このような政治の私物化に断固として抗議する」との談話を発表した。【岡村崇、芝村侑美】

6337チバQ:2019/03/10(日) 20:03:18
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190308/k00/00m/010/260000c?inb=ys
大阪ダブル選 維新、また民意頼み 都構想窮地で「かけ」
毎日新聞2019年3月8日 21時29分(最終更新 3月8日 23時51分)
 大阪維新の会代表の松井一郎・大阪府知事と同政調会長の吉村洋文・大阪市長が8日、辞職を表明し、両氏が入れ替わって異例のダブル選に出馬することが決まった。結党以来、最大の公約である大阪都構想が行き詰まる度に「選挙」で局面を打開してきた維新だが、前代未聞の奇策に「党利党略」との批判も根強い。自民党は反維新勢力の結集を狙う構えで、維新がダブル選のいずれかでも落とせば党存続の危機になりかねない。

「成功体験」再現狙う
 「あらゆる手段を用いたが都構想がつぶされかけている」。8日夜、大阪市で記者会見した松井氏は「状況打破のため」と辞職の正当性を強調した。大阪市を廃止・特別区に再編して大阪府との二重行政を解消する都構想は、維新創始者の橋下徹・前大阪市長が2010年に提唱した至上命令の公約だ。今回の辞職は、都構想のために選挙カードを切った過去2回の成功体験に基づくものだが、維新が「3匹目のドジョウ」を得られるかは不透明だ。

 最初の「成功」は11年。知事だった橋下氏が大阪市長選へくら替えして都構想反対派の現職に圧勝し、議論が停滞した14年にも出直し市長選で勝利した。橋下氏は公明党に対して同年末の衆院選で小選挙区への対立候補擁立をちらつかせ、15年3月の制度案可決にこぎつけた。ところが15年5月の住民投票では約1万票差の否決。橋下氏は政界を引退し、都構想は挫折したかに見えた。

 しかし15年11月の知事・市長のダブル選で松井知事が再選され、市長に就いた吉村氏とともに再度の住民投票実施を目指した。最初の住民投票で示された「反対」の民意は、このダブル選で上書きされたという理屈だ。松井氏は8日の会見で「約束を守りたい」とアピールし、「(住民投票が実現すれば)これが最後。住民の判断にきちんと従う」と語った。

 ただ、選挙をてこに府市議会で再び公明の協力を得ようとした松井氏らの思惑は外れた。2回目の住民投票について「実施時期の確約を」と迫ったが、公明府本部は受け入れず決裂。松井氏らは振り上げた拳の下ろしどころを失い、みたびダブル選に突入せざるを得なくなった形だ。

 松井氏は8日、次期衆院選で公明候補への「刺客」を立てる意向を示し、なお揺さぶりをかけたが、立憲民主党の辻元清美国対委員長は「未練がましい。都構想はもう決着のついた話。独り相撲に府民を巻き込まないでほしい」と皮肉った。

 高い求心力を誇った橋下氏の引退後、都構想への府民の関心は低下。維新が次の住民投票で民意を問うとしている制度案も、否決された前回案と大差がない内容だ。松井氏は統一選で行われる府市議選で「単独過半数を目指す」と表明しており、ダブル選で関心を高めて打開したい考えだが、かえって有権者の反発を招く可能性もある。維新幹部は「有利にしろ不利にしろ、やるしか選択肢はない。負けたら潔く党を解散すればいい」と悲壮な覚悟を口にした。【津久井達、真野敏幸】

6338チバQ:2019/03/10(日) 20:03:42

反維新包囲網、カギ握る公明
 自民党は大阪府知事・大阪市長のダブル選に対抗馬をそれぞれ擁立し、維新と全面対決する構えだ。維新と決裂した公明党の支援にも期待し、自民大阪府連を中心に、知名度があって維新以外が相乗りできる候補者を模索。「大阪限定」で反維新の国政与野党による包囲網を敷き、念願の府政・市政奪還を狙う。

 自民府連は知事選では著名人も含めて人選しているが、「候補が決まらなければ、府連会長が責任を取るべきだ」と左藤章副内閣相(衆院大阪2区)の出馬を求める声もある。市長選では、前回出馬して落選した元大阪市議、柳本顕氏を推す動きも。ただ、柳本氏は夏の参院選大阪選挙区(改選数4)で公認が決まっているため、党本部はくら替えには否定的だ。

 自民は維新をダブル選に追い込んだものの、松井氏らの辞職表明まで知事・市長の候補者を決められず、出遅れ感も否めない。左藤氏は8日、党本部で二階俊博幹事長と対応を協議。党幹部は「府連の問題を本部に持ってこられても困る」といらだちを示した。

 一方、自民は反維新勢力の結集に向け、立憲民主、国民民主両党などとも連携を模索。国政では与野党の立場で対立しているため、立憲は「政党色がない候補」が支援の条件だと自民側に伝えた。共産党は対応を検討している。

 もう一つの焦点は選挙戦での公明の対応だ。同党本部はこれまでダブル選への対応を党大阪府本部に委ね、その方針を追認してきた。ただ、統一地方選や次期衆院選への影響を懸念し「公明対維新とみられるのは得策ではない」(幹部)と焦りも募らせる。

 公明は統一選で候補者の全員当選が目標。大阪府議選と大阪市議選は維新などと議席を争う「最重点区」も多く、松井・吉村両氏が選挙戦で公明批判を繰り返せば、得票に影響が出かねない。このため党本部は「深入りすれば維新との亀裂が修復不可能になる」(幹部)と静観してきた。

 維新がダブル選で勝利すれば、新たな4年の任期が与えられ、その間に少なくとも1回は衆院選がある。衆院の公明現職がいる8小選挙区のうち六つが関西地域だけに、維新に「刺客」を擁立される展開にも懸念は根強く、交渉の余地を残すため「ダブル選では党として動かない」(関係者)とみる向きもある。【岡崎大輔、竹内望、村尾哲】

6339チバQ:2019/03/10(日) 20:13:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00000504-san-pol
大阪ダブル選、自民は過去2連敗 どうなる戦いの構図
3/10(日) 0:05配信 産経新聞
大阪ダブル選、自民は過去2連敗 どうなる戦いの構図
ダブル選挙に向けた自民党の全体会合。自民党大阪府連の左藤章会長は「一両日中には候補者を決定する」とあいさつした=9日午後、大阪市北区(濱川太一撮影)
 自民党大阪府連は9日、所属議員らを集めた全体会議を大阪市内で開き、大阪府知事・市長のダブル選に向けた候補者の最終選定を急ぐことを確認した。ダブル選では、大阪維新の会を率いる松井一郎府知事と、維新政調会長の吉村洋文市長が辞職し、知事と市長の立場を入れ替えて選挙に臨むと表明。自民は都構想をめぐって維新と決裂した公明党や立憲民主党などと連携し、反維新で団結できる候補者を立てる考えだ。

 「知事、市長の辞職は大義のない暴挙だ。候補者を出し、必ず党を挙げて選挙に勝つ」

 会合で左藤章会長は維新のやり方を批判し、所属議員らにこう呼びかけた。

 その後、記者団の取材に「知事・市長選というのは、ワンイシュー(1つの争点)だけの選挙ではない。(都構想のみの)ワンイシューはおかしいということで、各党、各団体も維新に対抗してもらえると思っている」と語り、反維新勢力結集に期待を示した。

 今回は、強い影響力を誇った維新前代表、橋下徹氏の政界引退後初の統一地方選とダブル選で、自民にとっては反撃のチャンスだ。「知名度のある候補者を立てて勝利し、維新政治を終わらせたい」(自民市議)と意気込む。

 維新は都構想が行き詰まるたびに首長選を仕掛け、「民意」を盾に議論を前進させる手法を繰り返してきた。平成23年には知事だった橋下氏が大阪市長選へくら替えし、圧勝。27年5月の住民投票で都構想が否決され、橋下氏は政界を引退したが、同年11月のダブル選では都構想再挑戦を掲げた松井、吉村両氏が勝利した。

 今回は任期満了に伴う通常のケースと異なり、知事、市長の前倒し辞職によるイレギュラーな選挙。準備期間も短いだけに、自民関係者からは「名前が知られている候補でなければ、互角に戦えない」との懸念も広がる。

 ダブル選後の4月21日には、参院選の前哨戦ともされる衆院大阪12区補選が行われるため、自民としては今回のダブル選で勢いをつけたいところ。一方、公明党はダブル選に自民が立てる候補者と連携も視野にし、立憲民主、国民民主なども反維新・反都構想での共闘を検討している。

6340チバQ:2019/03/10(日) 20:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00000017-jij-pol
福岡知事選 現職陣営に自民元議員の影 「当選しても言いなり」
3/10(日) 7:55配信 産経新聞
福岡知事選 現職陣営に自民元議員の影 「当選しても言いなり」
小川洋知事(左から2人目)の集会であいさつする自民党の武田良太元防衛副大臣
 任期満了に伴う福岡県知事選は、4月7日の投開票まで1カ月を切った。自民党が推薦を決めた元厚生労働官僚の新人、武内和久氏(47)に対し、党内からは3選を目指す小川洋知事(69)を支援する「造反」が続出する。その小川陣営は「県民党」を掲げるが、実態は自民党、特に山崎拓氏ら元議員の存在感が高まっている。(九州総局 小沢慶太、中村雅和)

                   ◇

 小川、武内両陣営は9日夕、北九州市で同時刻にそれぞれ、大規模な集会を開いた。

 小川陣営は、リーガロイヤルホテル小倉(小倉北区)に、約2500人を集めた。小川氏は「これまでやってきた取り組みを前進させ、結果を出していく」と支持を呼びかけた。

 集会では、二階派の武田良太元防衛副大臣(福岡11区)が「一部の感情や思惑で知事をすげ替えようとするなんて言語道断だ」と激しい言葉で批判した。念頭にあるのは、武内氏擁立を主導した麻生太郎副総理兼財務相(福岡8区)だ。

 そこから直線距離で500メートルも離れていない北九州国際会議場。武内氏が「先頭に立って、挑戦する福岡県を取り戻す」と、約1千人の支持者を前に声を張り上げた。「ポスト安倍」候補の一人で、麻生派の河野太郎外相も駆けつけ、「トップが代われば、福岡県も変えられる」と訴えた。

 今回の知事選は、麻生派と、麻生氏の影響力低下を図る勢力による政界の覇権争いの様相を呈す。

 ■「県民党」の実態

 小川氏サイドには、武田氏ら県内二階派国会議員3人のほか、石原派衆院議員の鬼木誠氏(福岡2区)、岸田派の衆院議員、古賀篤(福岡3区)も付く。

 鬼木氏と古賀氏はそれぞれ、山崎拓元副総裁と太田誠一元農林水産相の地盤を引き継いだ。小川氏支持の決断には、2人の自民OB議員の意向が、強く働いたとされる。

 小川氏は自民推薦が得られなくなった後、各党に出していた推薦願を全て取り下げた。「県民党」を称し、小川氏を支える県民の会もできた。この会には古賀誠元自民党幹事長も、名を連ねる。

 小川陣営の実態は、自民党のOBや現職議員、従来の支援団体が、中心になっている。事務所を取り仕切るのも、山崎氏の側近だ。

 小川氏サイドは「知事は一部の人間が勝手に決めるものではない」と、麻生氏を念頭に批判する。だがこの言葉は、山崎氏らが背後に控える小川陣営にも当てはまる。

 自民福岡県連幹部は「仮に小川氏が当選しても、山崎氏らの言いなりの県政になるだけではないか」と批判した。

 ■切り崩し

 武内陣営は、山崎氏らによる切り崩しに苦心する。

 だが北九州では、岸田派の山本幸三元地方創生担当相(福岡10区)が、武内氏の同地区選対本部長に就いた。

 岸田派は、古賀氏の影響が色濃く残る。古賀氏に配慮してか、山本氏はこれまで、態度を明確にしなかった。

 しかし、北九州市議会の重鎮、片山尹氏らの突き上げを受け、武内支援に回った。自民関係者は「地元の県議、市議に逆らって小川氏を支持したら、山本氏は自分の選挙を戦えない」と解説した。

 武内陣営が9日、集会に先立って実施した北九州市の事務所開きには、釣具販売チェーン、タカミヤの高宮俊諦会長や、安川電機特別顧問の利島康司北九州商工会議所会頭ら、過去の選挙で小川氏を支援した経済界トップも、姿を見せた。

 高宮氏は北九州地区後援会長に就任。利島氏も会場で、周囲に「(現県政を)何とかしないといけない」と漏らした。

 知事選への立候補を表明している共産党福岡県委員会副委員長の新人、篠田清氏(70)はこの日、福岡市内で事務所開きをし、支持を訴えた。

6341チバQ:2019/03/10(日) 20:25:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00000027-mai-pol
前市長ら3氏の戦いに 明石市長選が告示
3/10(日) 17:49配信 毎日新聞
 暴言問題による前市長の辞職に伴う兵庫県明石市長選が10日告示され、前職、元職、新人の3人が立候補を届け出た。暴言問題やトップとしての資質、子育て・福祉施策を巡る論戦が始まった。17日に投開票される。

 立候補を届け出たのは、元県議で無所属の元職、北口寛人氏(53)▽元県議の共産新人、新町美千代氏(71)▽無所属の前職、泉房穂(ふさほ)氏(55)――の3氏。

 第一声で北口氏は「暴言で辞任した前市長が当選すれば、もう一度(統一地方選で)選挙となり、経費が無駄にかかる」と批判。新町氏は「パワハラを市役所から根絶する。まず市長が手本にならなくてはいけない」と主張した。泉氏は「申し訳ない気持ちもあるが、まずは皆さんに感謝したい」と訴え、頭を下げて商店街を回った。

 泉氏は2017年6月、道路拡幅に伴う用地買収を巡り「立ち退きさせてこい。火をつけて捕まってこい」などと担当幹部に暴言を浴びせ、発覚後の今年2月2日付で辞職した。

 公職選挙法の規定で、泉氏が今回当選しても任期は当初の4月末までで、4月の統一選で再び市長選となる。北口氏か新町氏が当選した場合は、任期は4年となる。

 市選挙管理委員会によると、9日現在の選挙人名簿登録者数は25万471人。【浜本年弘、井上元宏、黒川優】

6342チバQ:2019/03/10(日) 20:42:48
https://www.sankei.com/west/news/190309/wst1903090020-n1.html
大阪ダブル選、自民は過去2連敗 どうなる戦いの構図
2019.3.9 23:51産経WEST
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ダブル選挙に向けた自民党の全体会合。自民党大阪府連の左藤章会長は「一両日中には候補者を決定する」とあいさつした=9日午後、大阪市北区(濱川太一撮影)
ダブル選挙に向けた自民党の全体会合。自民党大阪府連の左藤章会長は「一両日中には候補者を決定する」とあいさつした=9日午後、大阪市北区(濱川太一撮影)
 自民党大阪府連は9日、所属議員らを集めた全体会議を大阪市内で開き、大阪府知事・市長のダブル選に向けた候補者の最終選定を急ぐことを確認した。ダブル選では、大阪維新の会を率いる松井一郎府知事と、維新政調会長の吉村洋文市長が辞職し、知事と市長の立場を入れ替えて選挙に臨むと表明。自民は都構想をめぐって維新と決裂した公明党や立憲民主党などと連携し、反維新で団結できる候補者を立てる考えだ。

 「知事、市長の辞職は大義のない暴挙だ。候補者を出し、必ず党を挙げて選挙に勝つ」

 会合で左藤章会長は維新のやり方を批判し、所属議員らにこう呼びかけた。

 その後、記者団の取材に「知事・市長選というのは、ワンイシュー(1つの争点)だけの選挙ではない。(都構想のみの)ワンイシューはおかしいということで、各党、各団体も維新に対抗してもらえると思っている」と語り、反維新勢力結集に期待を示した。

 今回は、強い影響力を誇った維新前代表、橋下徹氏の政界引退後初の統一地方選とダブル選で、自民にとっては反撃のチャンスだ。「知名度のある候補者を立てて勝利し、維新政治を終わらせたい」(自民市議)と意気込む。

 維新は都構想が行き詰まるたびに首長選を仕掛け、「民意」を盾に議論を前進させる手法を繰り返してきた。平成23年には知事だった橋下氏が大阪市長選へくら替えし、圧勝。27年5月の住民投票で都構想が否決され、橋下氏は政界を引退したが、同年11月のダブル選では都構想再挑戦を掲げた松井、吉村両氏が勝利した。

 今回は任期満了に伴う通常のケースと異なり、知事、市長の前倒し辞職によるイレギュラーな選挙。準備期間も短いだけに、自民関係者からは「名前が知られている候補でなければ、互角に戦えない」との懸念も広がる。


 ダブル選後の4月21日には、参院選の前哨戦ともされる衆院大阪12区補選が行われるため、自民としては今回のダブル選で勢いをつけたいところ。一方、公明党はダブル選に自民が立てる候補者と連携も視野にし、立憲民主、国民民主なども反維新・反都構想での共闘を検討している。

6343チバQ:2019/03/10(日) 20:44:49
https://ja.wikipedia.org/wiki/大阪市長
2007年(平成19年)11月18日実施
平松邦夫 59 無所属 新 367,058票 40.98% 推薦:民主、国民新 支持:社民
關淳一 72 無所属 現 317,429票 35.44% 推薦:自民、公明
姫野浄 72 無所属 新 113,201票 12.64% 推薦:共産
(以下略)

2011年(平成23年)11月27日実施
橋下徹 42 大阪維新の会 新 750,813票 58.96%
平松邦夫 63 無所属 現 522,641票 41.04% 支持:自民大阪府連 支援:民主大阪府連、共産

2014年(平成26年)3月23日実施
橋下徹 44 大阪維新の会 前 377,472票 87.51% 推薦:日本維新の会
(以下略)  *主要政党は擁立できず

2015年(平成27年)11月22日実施
吉村洋文 40 大阪維新の会 新 596,045票 56.42% 支持:次世代、元気
柳本顕 41 無所属 新 406,595票 38.49% 推薦:自民 支援:民主、共産
(以下略)

6344チバQ:2019/03/10(日) 20:48:36
https://ja.wikipedia.org/wiki/大阪府知事一覧

2008年(平成20年)1月27日
1,832,857 54.00% 橋下徹 無所属(自民府連)[4] 新人
999,082 29.40% 熊谷貞俊 無所属(民主、社民、国民新) 新人
518,563 15.30% 梅田章二 無所属(共産)[4] 新人
(以下略)

2011年(平成23年)11月27日
2,006,195 54.70% 松井一郎 大阪維新の会 新人
1,201,034 32.80% 倉田薫 (民主府連、自民府連) 新人
357,159 9.70% 梅田章二 無所属(共産) 新人
(以下略)

2015年(平成27年)11月22日
2,025,387 64.10% 松井一郎 大阪維新の会 現職
1,051,174 33.30% 栗原貴子 無所属(自民) 新人
(以下略)

6345チバQ:2019/03/11(月) 11:38:35
https://www.sankei.com/politics/news/190310/plt1903100016-n1.html
辰巳琢郎氏、大阪府知事選出馬を固辞
2019.3.10 23:54政治政局

報道陣の取材に応じ、4月の知事・市長のダブル選への出馬の可能性などについて言及する俳優の辰巳琢郎氏=10日午後、東京都世田谷区(小川原咲撮影)
報道陣の取材に応じ、4月の知事・市長のダブル選への出馬の可能性などについて言及する俳優の辰巳琢郎氏=10日午後、東京都世田谷区(小川原咲撮影)
 大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)と吉村洋文・大阪市長の辞職に伴う知事・市長のダブル選(4月7日投開票)で、大阪市出身の俳優、辰巳琢郎(たつみ・たくろう)氏(60)が10日、自民党に対し、知事選への出馬要請を断ったことが分かった。辰巳氏は維新の対立候補として要請を受けていた。自民党は別の候補の選定作業に入っている。

 辰巳氏は10日夜、家族会議などを開き、出馬しない方針を決めた。その後、自民党幹部に「家族との合意が得られなかった」と辞退の理由を伝えた。

 その直前には、都内で記者団に「大阪愛は人一倍持っているが、選挙に出るのは別の話」などと語っていた。

 辰巳氏は大阪市出身で京都大卒。フジテレビ「辰巳琢郎のくいしん坊!万才」やNHK連続テレビ小説などに出演し、ドラマや映画でも活躍している。

6346チバQ:2019/03/11(月) 13:49:29
https://www.sankei.com/west/news/190311/wst1903110003-n1.html
大阪ダブル選・知事選には元副知事に出馬要請
2019.3.11 11:17産経WEST
 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)が辞職するのに伴い、4月7日に投開票される知事・市長のダブル選で、自民党が知事選の候補者として、元府副知事の小西禎一(ただかず)氏に出馬を要請していることが11日、自民関係者らへの取材で分かった。

 自民は、準備期間が短い今回の選挙で維新に対抗するため、知名度の高い人物や行政経験者らを中心に出馬を打診している。

 8日には大阪市出身の俳優、辰巳琢郎(たつみ・たくろう)氏(60)に立候補を要請したが、辰巳氏は10日夜に「家族の同意を得られなかった」として、自民側に出馬断念を伝えていた。

 小西氏は昭和55年に東京大法学部卒業後、大阪府庁に入庁。総務部長などを経て、平成24年10月から副知事を務めた。

 今回のダブル選をめぐっては、維新の松井、吉村両氏が立場を入れ替えてそれぞれ市長選と知事選に挑むことを表明している。

 知事選は21日、市長選は24日に告示され、府議選、市議選と同じ日に投開票される。

https://www.asahi.com/articles/ASM3C2JWTM3CPTIL008.html
大阪知事選、自民が小西氏擁立へ 松井氏の下で副知事
大阪都構想・ダブル選

新田哲史 2019年3月11日13時02分
 大阪府知事・市長のダブル選(4月7日投開票)をめぐり、自民党は11日、知事選に元同府副知事の小西禎一氏(64)の擁立を決めた。行政経験の豊富な小西氏を擁立することで、幅広い支持を得たい考えだ。

 自民府連幹部が明らかにした。小西氏は11日夕に記者会見し、正式に立候補表明する見通しだ。

 小西氏は、2008年に橋下徹氏(大阪維新の会前代表)が府知事に就任した際、財政再建のプロジェクトチームの総括を担当。総務部長を経て、松井一郎府知事(現・維新代表)時代の12年10月、副知事に就任した。大阪都構想の事務局となる大都市局なども担当した。橋下、松井両氏にとって「元側近」といえる。

 ダブル選は、松井知事と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が任期途中で辞職表明したのを受け、統一地方選と同日で実施される。維新は、知事・市長候補を入れ替えて立候補する異例の「クロス選」とする方針だ。(新田哲史)

6347チバQ:2019/03/11(月) 14:31:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190310k0000m010157000c.html
暴言の前職・泉氏、子育て施策は評価高く…「争点が見えづらい」出直し明石市長選
2019/03/10 20:40毎日新聞

暴言の前職・泉氏、子育て施策は評価高く…「争点が見えづらい」出直し明石市長選

泉房穂・明石前市長=小松雄介撮影

(毎日新聞)

 10日に告示された兵庫県明石市長選は、前職の泉房穂氏(55)の暴言問題に端を発したため、「パワハラ」「選挙経費の無駄遣い」との批判に対し、泉氏は「おわび」に徹する構えを見せている。一方で、泉氏が進めてきた子育て施策は全国的に評価が高い。他候補も「継承」や「前進」を掲げざるを得ず、対立軸はかすみがちで、有権者は「争点が見えづらい」と困惑する。

 明石市は中学3年までの医療費と2人目以降の保育料を無料化しており、2013年から6年連続で人口が増加した。市内の書店では、暴言発覚後に出た泉氏の新刊2冊が平積みに。ジュンク堂書店明石店では著書「子どものまちのつくり方」(明石書店)と共編著「子どもが増えた!」(光文社新書)が話題書コーナーに並んだ。

 暴言の報道で大きな批判を浴びる一方、話題を集める結果にもつながり、新刊の売れ行きは全国で堅調という。光文社編集者は「泉氏のこれまでの手腕に関心は高い」と話す。

 子育て施策は有権者の注目度も高く、元職の北口寛人氏(53)は在任中に「こども基金」を創設した実績をアピール、「泉氏が路線を継承した」と強調する。共産新人の新町美千代氏(71)も「子育ては明石で。前進させる」と、従来の施策の拡充を訴えている。

 結果的に3氏のスタンスがどう異なるのかすぐには分かりづらく、公務員の女性(52)は「暴言はひどいが、政策がどう違うか見えてこない」と話していた。【反橋希美、浜本年弘、黒詰拓也】

6348チバQ:2019/03/11(月) 14:38:11
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20190311000.html
謝罪、批判、静観…暴言問題に「三者三様」 兵庫・明石市長選告示 3候補舌戦火ぶた
2019/03/11 06:05神戸新聞

謝罪、批判、静観…暴言問題に「三者三様」 兵庫・明石市長選告示 3候補舌戦火ぶた

街頭で候補者の訴えに耳を傾ける明石市民ら=10日午前、明石市内(撮影・鈴木雅之)

(神戸新聞)

 兵庫県前明石市長の泉房穂氏(55)による市幹部への暴言に端を発した出直し市長選は10日告示され、7日間の舌戦が始まった。謝罪、批判、静観-。立候補した3人は初日、暴言問題を巡って三者三様の構えを見せた。問題が全国的な注目を集めただけに、有権者の市民はもちろん、世論の動向も行方を左右する可能性があり、風向きを読みながらの選挙戦となる様相だ。

 泉氏は暴言問題で辞職後、この日が支援者以外の市民に初めて向き合う機会となった。選挙事務所前での第一声は「許されない発言だった」と神妙な表情で謝罪した。

 だがその後の街頭演説では、謝罪は冒頭が中心で、半分以上を「やさしい社会の実現」など重点施策の説明に費やした。

 「批判を浴びる覚悟だったが、思ったより反応が温かい。本人も風を読み、内容を前向きにしたのでは」と陣営の一人。告示日直前までは、謝罪に徹する方針だったという。

 実際、暴言の発覚直後は市役所に抗議が殺到するなど大半が批判的な意見だったが、「市民の安全のためやないか」といった発言の詳細が報じられると、擁護の声も増えた。

 これに対し、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)は暴言問題を真っ向から批判。第一声の冒頭から「明石市は職員の尊厳が守られていない。パワハラを市役所から根絶する」と訴え、いじめ自殺やセクハラなどの問題にも触れながら、暴言を看過できない問題として指摘した。

 併せて、高校生までの医療費無料化や市長給与の3割削減、市民の意見を聞く「出前市長室」開設などの公約も掲げた。

 一方、直接的な批判を避けたのが、前兵庫県議で元明石市長の北口寛人氏(53)。市役所前で第一声を上げ、「暴言で辞職した人がまた立候補した」「前市長が当選すれば再選挙で多額の税金が無駄になる」と泉氏に言及したものの、「泉氏の是非ではなく、明石の将来を考える選挙」との訴えを展開した。

 泉市政の手厚い子育て支援策は「もともと私が打ち出した政策」と主張し、「若いお父さん、お母さんは心配しないでほしい。泉氏の良い政策は引き継ぐ」「泉氏には市民会議の座長などで協力してもらいたい」と強調。泉氏の子育て支援策を評価する有権者を取り込む戦略をのぞかせた。(藤井伸哉、小西隆久、勝浦美香)

6349チバQ:2019/03/11(月) 14:49:33
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM3C4396M3CPTIL00X.html
「一身上の都合」で辞めた元側近 自民、維新と対決構図
2019/03/11 13:49朝日新聞

「一身上の都合」で辞めた元側近 自民、維新と対決構図

自民党が大阪府知事選に擁立を決めた小西禎一・元副知事=11日午後、大阪市中央区、加藤諒撮影

(朝日新聞)

 自民党は11日、大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月7日投開票)で知事選に擁立する候補を決めた。松井一郎知事(大阪維新の会代表)や橋下徹・前知事(維新前代表)の下で府政運営の中核を担ってきた元副知事の小西禎一氏(64)。「元側近」との対決構図をつくり、維新の行政運営の批判を強めたい考えだ。

 小西氏は11日午前、自民側からの要請を受け入れ、知事選への立候補が決まった。

 小西氏は、橋下、松井両氏の府政で総務部長や副知事など要職を歴任。維新が提案した職員基本条例案を「違法」と指摘したり、大幅カットされた職員給与を引き上げるべきだと議会で答弁したりするなど、松井氏らに苦言を呈する場面もあった。2015年、「一身上の都合」という理由で任期途中で辞職した。

6350チバQ:2019/03/11(月) 14:57:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1903080042.html
大阪入れ替えダブル選 国会では自民・維新の関係難しく
2019/03/08 20:44産経新聞

大阪入れ替えダブル選 国会では自民・維新の関係難しく

記者会見に臨む辞職した(左から)大阪府の松井一郎知事、大阪市の吉村洋文市長=8日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)

(産経新聞)

 自民党は大阪府知事と大阪市長のダブル選挙にいずれも対立候補を擁立する方針で、維新勢力との全面対決となる見通しだ。ただ、政府・与党は国会審議で日本維新の会を与野党の間に位置する「ゆ党」として重宝してきただけに、微妙な距離感を迫られている。

 自民党大阪府連の左藤章会長=衆院大阪2区=は8日、声明を発表し「自民党本部全面支援のもと、この戦いを真正面から受けて立つ」と強調した。府連は知名度の高い候補を中心に選考を急いでおり「ダブル選で維新をつぶす」(幹部)と意気込む。維新が片方でも落とせば勢いを失い、夏の参院選や次期衆院選での議席確保がおぼつかなくなる可能性があるからだ。

 ただ、党総裁の安倍晋三首相にとって維新の退潮は痛手といえる。首相が目指す憲法改正で「協力勢力」のうえ、これまで与野党対決法案の審議や採決の際、与党と足並みがそろう場面が少なくなかったからだ。

 首相に近い甘利明選対委員長は8日、埼玉県内で記者団に対し「東京では理解されづらいが、大阪の方々の判断だ」と述べるにとどめた。別の選対幹部は「(対立候補を擁立せず)無投票にして意味のない選挙にすればよい」と冷ややかに語った。

 一方、公明党の佐藤茂樹選対委員長は「選挙の私物化。税金の無駄遣いではないのか」などと維新側を批判する声明を発表した。公明党は衆院選では大阪と兵庫で維新と選挙協力を続けてきただけに、情勢を見極めて対応を決める。

6351チバQ:2019/03/11(月) 18:19:18
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20190306-OYTNT50153/
<統一選2019 戦いの構図・上>府議選 国民、立民初参戦
2019/03/07 05:00
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京都市内複数区 無投票か
 統一地方選の前半戦で行われる府議選(定数60)と京都市議選(同67)の投開票(4月7日)まで1か月となった。両選挙と、後半戦(同21日投開票)に予定されている3市長選、8市町議選の情勢を2回に分けて紹介する。(政党の並びは会派勢力順)。

 府議選は全25選挙区で、定数や選挙区の変更はない。立候補の準備を進めているのは現職53人、新人34人の計87人で、ほかに数人が検討している。旧民進党から分かれた国民民主党と立憲民主党は初めて候補者を立てる。

 現在の会派別の議席数は自民党30、共産党13、府民クラブ10、公明党5、日本維新の会1、無所属1。府民クラブには、国民の現職4人と立民の現職1人が所属している。

 最大会派の自民は24選挙区で計29人(現職24人、新人5人)を公認・推薦する。唯一候補者を立てない京丹後市では、現職と新人がそれぞれ公認を求めたが調整がつかず、いずれも無所属で出馬し、当選者が追加公認される運びだ。

 前回選で3議席伸ばし、第2会派となった共産は、全選挙区で計27人(現職12人、新人15人)を公認。伏見区(定数6)と右京区(同5)では2人の候補者を擁立し、「過去最高の15議席以上」を目標に掲げる。

 旧民進の現職の多くが移った国民は8人を立てる予定。現職4人のほか、山科区(同3)と伏見区に新人各1人を公認し、現職と西京区(同3)の新人の計2人を推薦する。

 立民は5人で、現職1人のほか、西京区と伏見区、福知山市(同2)の3選挙区に新人各1人を公認し、木津川市・相楽郡(同2)の新人1人を推薦する。

 公明は、現職の5人全員を公認。現有議席の維持を目指す。

 初参戦となった前回選で2議席を獲得した維新は、現職のほか、八幡市(同2)に新人1人を立てる予定。

 前回無投票だった南丹市・船井郡(同1)には3人が立候補を予定し、今回は選挙戦になる見通し。

 一方、京都市内の複数の選挙区では、立候補予定者数が定数を上回っておらず、無投票になる可能性がある。

6352チバQ:2019/03/11(月) 18:19:43
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20190307-OYTNT50135/
<統一選2019 戦いの構図・下>京都市議選
2019/03/08 05:00
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94人が立候補予定
 府議選と同じ29日告示、4月7日投開票の日程で行われる。前回と同じ定数67に対し、現職60人、元議員4人、新人30人の計94人が立候補を予定。全11選挙区で選挙戦となる見通しだ。

 現在の会派別議席数は、自民党19、共産党18、公明党11、国民・みらい5、地域政党京都党4、日本維新の会・無所属4。無所属は5で、欠員1となっている。自民と共産の議席差は1しかなく、第1党を巡る争いが焦点。国民民主党と立憲民主党は旧民進党から分かれて初の市議選で、左京区(定数8)、右京区(同9)、伏見区(同12)の3選挙区では候補がぶつかる。

 最大会派の自民は、全選挙区で計24人(現職18人、元議員1人、新人5人)を公認・推薦する。唯一議席のない左京区では、元議員1人と新人2人を立てる。現職が死去した北区(同6)と、10期目のベテランが引退する右京区では、後継の新人らを擁立する。

 共産は、21人(現職16人、元議員1人、新人4人)を公認。2003年以降、議席のない東山区(同2)では、戦後初めて公認候補擁立を見送り、昨年4月の知事選で共闘した無所属の新人を支持する。

 公明は、現有議席と同じ11人(現職9人、新人2人)が出馬を予定している。北区、山科区(同6)では、それぞれ現職が引退し、新人を立てる。

 国民は、8人(現職5人、新人3人)を擁立する。旧民主党として臨んだ前回の7議席を上回ることを目指す。

 京都は、前回より3人少ない7人(現職4人、新人3人)を立てる。条例提案ができる6議席を獲得したい考えだ。

 維新は、前回より1人多い6人(現職3人、新人3人)を公認した。前回の4議席を上回る議席の獲得を狙う。

 立民は、7人(現職1人、元議員2人、新人4人)が立候補を予定。議会運営に影響力を持つ交渉会派(5人以上)を目指す。

 選挙区では、左京区に定数の倍近い15人が立候補を予定しており、激戦となりそうだ。

 (政党の並びは会派勢力順)

福知山市議選定数2減 後半戦
 4月21日投開票の後半戦では、向日、京田辺、木津川の3市長選と、福知山、宇治、城陽、八幡、京田辺、木津川、久御山、和束の8市町議選が行われる。告示は市長・市議選が同14日、町議選が同16日。

 向日市は現職と新人が対決する構図になる見通し。現職が引退する京田辺市は、新人2人が出馬を予定。木津川市は、現職と新人が出馬を表明している。

 今回から定数が削減されるのは、2減の福知山市(定数24)と木津川市(同20)。前回無投票だった木津川市と京田辺市(同20)では、定数を大きく上回る30人以上が立候補を予定している。

6353チバQ:2019/03/12(火) 17:07:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000027-asahi-pol
議員定数、全国最少の5に削減 国内唯一の飛び地の村
3/12(火) 10:48配信 朝日新聞デジタル
議員定数、全国最少の5に削減 国内唯一の飛び地の村
役場などが並ぶ和歌山県北山村の中心部=2019年3月12日、東孝司撮影
 全国唯一の飛び地の村、和歌山県北山村の村議会は12日、議員定数を現在の6から5に削減する条例案を全会一致で可決した。全国町村議会議長会のまとめでは、定数5は沖縄県北大東村と並んで全国最少。

【写真】和歌山県北山村役場=2019年3月12日、東孝司撮影

 村は過疎化が進み、林業が盛んだった1955年に1609人いた人口は、今年2月末で435人。本会議で提案者の葛城健也議員は「多くの村民に議員定数を削減すべきとの意識がある。人口減少を考慮し、行革の流れの中、総合的に判断した」と削減理由を述べた。議場から反対の質疑もなく、採決された。12月20日の任期満了に伴う次回の村議選から適用される。

 村議選は定数7時代の2003年、6になった07年と無投票だったが、11年、15年は連続して選挙戦に。なり手不足で困るという状況ではないが、将来を見据えての削減という。16年の村長選挙に当時の村議が立候補して欠員1となってから、議員5人になっていたが特に問題はなかったという。(東孝司)

朝日新聞社

6354チバQ:2019/03/12(火) 21:32:25
現職非公認とは珍しい
なにがあったですかね?
>>5264市長選保守分裂からの京都5区保守分裂の絡みですかね

https://mainichi.jp/articles/20190119/ddl/k26/010/413000c
2019/01/19 - 自民党府連は、4月の府議選京丹後市選挙区(定数1)について現職の巽昭氏と元市議で新人の森口亨氏とも公認を出さないことを決めた。9日の選挙対策常任委員会で機関決定した。自民党京丹後総支部は森口氏を公認候補として推薦する ...

6355とはずがたり:2019/03/13(水) 16:34:22

https://twitter.com/taatan_yuru/status/1104753258046808064
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@taatan_yuru
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その他
JX通信さんの調査を素直に読めば、無党派層がもしも全員棄権すれば府議会で余裕で維新の会が過半数を遥かに上回ることが判る。
逆に投票率が上がった時ほど(無党派層が多く投票した時ほど)維新の会が不利な結果になる。これは最近数年間の選挙結果の傾向とほぼ一致する。

7:37 - 2019年3月10日


大阪市議会、吉村市長辞職に不同意へ 「市民置き去り」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000058-mai-pol
3/12(火) 20:07配信 毎日新聞

 大阪市議会の自民、公明、共産の3会派は12日、大阪府知事選(4月7日投開票)への立候補を表明している吉村洋文市長が市議会議長に提出した20日付の辞職願に、同意しない方針をそれぞれ決めた。3会派は市議会(定数86、欠員1)で過半数を占めるため、13日の本会議で不同意となる見通し。不同意となっても公職選挙法の規定で、吉村氏が21日告示の知事選に立候補を届け出た時点で失職する。

 不同意の理由について、自民市議団の黒田當士(まさし)幹事長は「予算を放り出しての辞職で無責任だ」と批判。公明市議団の土岐恭生幹事長は「(任期途中の)辞職は極めて不誠実だ。市民を置き去りにしている」と説明した。共産市議団の山中智子幹事長は「思い通りにならないからといって職責を投げ出す選挙に同意はできない」と述べた。【山下貴史、岡村崇】

6356チバQ:2019/03/13(水) 17:05:43
北野妙子市議ですね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00000565-san-pol
自民「候補者選定は最終段階」女性市議は固辞 大阪市長選
3/13(水) 16:04配信 産経新聞
 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が辞職するのに伴い、4月7日に投開票される知事・市長のダブル選で、自民党が市長選に出馬要請していた大阪市議の女性(59)が13日、記者団の取材に応じ「打診を受けたが、断った」と話した。自民は今後、行政経験者らを軸に候補者選定を急ぐ。

 自民市議団の黒田當士(まさし)幹事長は同日、「候補者選定は最終段階に入っている。できれば今週中に発表したい」と話した。

 自民関係者によると、党本部は女性市議を擁立したい意向だったが、市議が固辞したことで、今後は市議団中心に選定することになるという。

 ダブル選をめぐっては、松井氏が市長選に、吉村氏が知事選にそれぞれ立場を入れ替えて立候補することを表明。知事選では、吉村氏の対抗馬として、自民は元大阪府副知事の小西禎一(ただかず)氏を擁立。小西氏は自民の推薦を受け、無所属で出馬する。

6357とはずがたり:2019/03/13(水) 19:03:28
和歌山・北山村議会
議員定数5人に 最少タイ
https://mainichi.jp/articles/20190313/ddm/012/010/055000c#cxrecs_s
会員限定有料記事 毎日新聞2019年3月13日 東京朝刊

6358とはずがたり:2019/03/13(水) 19:03:50

大阪市長選、自民が女性市議軸に調整
https://www.sankei.com/west/news/190313/wst1903130007-n1.html
2019.3.13 02:00産経WEST

 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が辞職するのに伴い、4月7日に投開票される大阪府知事・市長のダブル選で、自民党が同党の大阪市議の女性(59)を軸に市長選候補を調整していることが12日、自民関係者らへの取材で分かった。

 市議は大阪市淀川区選出で、平成17年に初当選。府連の副幹事長などを務めている。関係者によると、党本部の幹部が同市議に連絡し、出馬を要請したという。

 市長選の候補者選定をめぐっては、この女性市議のほか、元市議の男性やNPO代表なども候補として浮上していたが、調整がつかず難航していた。

 自民府連の左藤章衆院議員は同日、「告示日が24日に迫っている。一日も早く決めたい」と記者団に語っていた。

 ダブル選をめぐっては、松井氏が市長選に、吉村氏が知事選にそれぞれ立場を入れ替えて立候補することを表明している。知事選では、吉村氏の対抗馬として、自民は元大阪府副知事の小西禎一(ただかず)氏を擁立。小西氏は自民の推薦を受け、無所属で出馬する。

 大阪知事・市長のダブル選は知事選が21日、市長選が24日にそれぞれ告示され、府議・市議選と同日の4月7日に投開票される。

6359岡山1区民:2019/03/14(木) 06:56:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00021079-asahibcv-l27
大阪ダブル選 公明は小西元副知事推薦へ
3/14(木) 0:41配信 ABCテレビ
大阪ダブル選 公明は小西元副知事推薦へ

ABCテレビ

公明党大阪府本部は来月投開票の府知事選に出馬する小西禎一元副知事に推薦を出す方針を決めました。

元大阪府副知事の小西禎一氏(64)は、来月の府知事選に無所属で自民党の推薦で立候補する予定です。府知事選について公明党府本部は13日、小西氏に推薦を出す方針を決定。近く党本部に意向を伝え、今週中にも推薦を確定させる見通しです。4年前の知事・市長選では維新との協力関係から公明は自主投票でした。一方、大阪市の吉村市長は辞職について議会の同意が得られず、知事選の告示日21日に自動失職し、選挙に挑むことになりました。

ABCテレビ

6360チバQ:2019/03/14(木) 13:24:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190314k0000m010086000c.html
公明「反維新」鮮明、小西氏推薦へ 大阪府知事選
2019/03/14 11:20毎日新聞

公明「反維新」鮮明、小西氏推薦へ 大阪府知事選

大阪府知事選への出馬を表明し、記者会見する小西禎一氏=大阪市北区で2019年3月11日午後5時14分、平川義之撮影

(毎日新聞)

 4月7日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選を巡り、公明党府本部は、自民党が知事選に擁立した元副知事の小西禎一氏(64)を推薦する方針を固めた。14日にも党本部に申請して、党としての対応を正式に決定する。大阪都構想の議論を巡って大阪維新の会と対立が深まってダブル選に至った経緯があり、反維新の姿勢を明確にした。

 関係者によると、本来は、自民が擁立する市長候補と共に対応を協議する予定だったが、自民の対抗馬選びが難航。知事選の告示日が21日に迫っていることから、府本部幹部らが13日に対応を持ち回りで協議した。

 過去のダブル選では、維新側が、公明候補のいる関西の衆院選の6小選挙区(大阪4、兵庫2)で擁立を見送ってきたため、公明は特定候補を応援しない「自主投票」としてきた。しかし、都構想の制度案を協議する法定協議会で松井一郎知事らと決裂。府本部関係者は「対決してダブル選に至ったのに『自主投票』では矛盾する」と説明。自民の推薦依頼を受けて対応を協議していた。

 市長選に関しては、自民が候補者を決定次第、対応を検討する。【岡崎大輔】

6361チバQ:2019/03/14(木) 13:26:42
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-270935.html
大阪「ダブル選」へ、存亡かけた維新の大勝負 官邸は困惑、本命候補空振りで自公にも溝
2019/03/14 06:00東洋経済オンライン

大阪「ダブル選」へ、存亡かけた維新の大勝負 官邸は困惑、本命候補空振りで自公にも溝

大阪「ダブル選」へ、存亡かけた維新の大勝負

(東洋経済オンライン)

地域政党「大阪維新の会」の仕掛けた大阪ダブル選が、4月7日投開票の統一地方選前半戦で最大の目玉に急浮上した。「大阪都構想」で2度目の住民投票実施を狙う松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長がそろって辞職。立場を入れ替えて出直し知事・市長選に出馬するという大勝負に打って出た。

松井氏は国政政党「日本維新の会」の代表でもあり、ダブル選の結果は7月の参院選での維新の消長にも直結する「まさに党の存亡をかけた戦い」(維新幹部)だ。ただ、中央政界で自民党寄りの姿勢が目立つ維新が、大阪では自民党と全面対決という「ねじれの構図」ともなるため、安倍晋三首相の政権運営や国会での憲法改正論議にも影響する可能性がある。大阪維新代表の松井知事と同政調会長の吉村市長は8日、辞職願をそれぞれ大阪の府・市両議会議長に提出した。

「死んでも死にきれない」と松井、吉村両氏
大阪都構想実現を公約してきた松井、吉村両氏は、昨年から住民投票について公明党との折衝を続けてきた。しかし、3月7日に開かれた大阪都構想の制度案を議論する法定協議会で、投票の実施時期をめぐる維新と公明党の協議が決裂した。このため、松井、吉村両氏は「死んでも死にきれない」とダブル選実施を決断した。松井氏は記者会見で「知事選、市長選、府議選、市議選の4つの選挙で都構想の支持を得たい」と、ダブル選勝利と府市両議会での維新の単独過半数獲得を目指す考えを強調した。

松井、吉村両氏が同じ役職で当選すれば、知事、市長とも今年の11〜12月に任期満了となり、再び選挙を行う必要がある。しかし、入れ替わって当選すれば任期は4年間になる。松井氏は「入れ替わりで税金の支出を抑えられる」と選挙費用の節約もアピールした。

これに対し、都構想に反対して維新と激しく対立してきた自民党大阪府連は「党利党略のダブル選」と猛反発。二階俊博幹事長が「(維新は)思い上がっている」と批判したこともあって、自民党本部とも連携して松井、吉村両氏の対立候補擁立に動き、11日に府知事選での吉村氏の対抗馬として小西禎一元府副知事の擁立を決めた。小西氏は維新の創業者の橋下徹氏が府知事の時代に府政改革を担当し、続く松井知事の下で副知事も務めた府政のエリート。大阪都構想への疑問などから副知事を退任したこともあって、自民党は「維新の弱点もよくわかっている実務家」(府連幹部)として府政奪還を目指している。

ただ、自民府連は当初、浮動層も含めた幅広い反維新勢力の結集のため、本命候補として大阪出身のタレント、辰巳琢郎氏に的を絞り、二階幹事長も乗り出して説得した。しかし、辰巳氏が「家族の同意が得られなかった」ことなどを理由に固辞したため、次善の策として小西氏擁立に切り換えたのが実情とされる。このため、自民党内には「知名度がカギとなる短期決戦だけに、辰巳氏なら勝てたが、地味な小西氏では厳しい戦いになる」との不安も広がっている。

そこで勝敗のカギとなるのが選挙戦での「反維新の結集」(自民府連)だ。都構想には自民だけでなく公明、共産、立憲民主、国民民主の各党も反対の立場で、「各党が維新包囲網を固めて組織戦で挑めば勝機はある」(同)とみられている。政党色が薄い小西氏には、自民以外の各党も推薦に前向きとされる。ただ、大阪で維新、自民に次ぐ集票力を誇る公明は、「地方選は自主投票が原則」などとあいまいな姿勢を示す。

府市両議会の構成をみると、いずれも与党の維新が最大勢力だが過半数には足りず、公明党の協力がなければ住民投票実施の議決は困難だ。このため維新は国政選挙で公明党と住み分けすることで貸しを作り、同党との密約を結んで住民投票実施を模索してきたとされる。しかし、昨年末に公明との交渉が行き詰まり、松井氏が「公党の裏切り」と密約の存在を暴露。両党は全面対決の状況に陥った。維新がこれまで候補者擁立を見送ってきた大阪の4選挙区を含め、公明現職がいる衆院小選挙区での対抗馬擁立をちらつかせたことが、両党のさらなる感情的対立を生んでいる。

6362チバQ:2019/03/14(木) 13:27:11
野党共闘を牽制、公明の離反を促す
一方、自民党の二階幹事長は11日、「みんなの力を借りないと大阪では勝てない。まずは自民党が死に物狂いでやることで、協力しようという党が出てくる」と自民府連に決起を促した。直近の衆参選挙での比例選獲得票などをみれば、公明も含めた反維新勢力が結集すれば維新を圧倒できるからだ。

公明党府本部代表の佐藤茂樹衆院議員も「選挙の私物化、党利党略で府民、市民が不在。税金の無駄遣いそのものだ」と不満を爆発させた。しかし、自公連立政権での二階氏のパートナーともなる斉藤鉄夫公明党幹事長は「地元の調整を見守る」と慎重な姿勢だ。次期国政選挙で維新と住み分けられなければ、公明の議席減が避けられないからだ。だからこそ松井氏らも「自民と共産も含む主要野党が共闘するのはまったくの野合」と反維新結集の動きを強く牽制、公明の離反を促している。

そうした中、首相官邸の微妙な立場が事態をさらに複雑化させている。安倍首相はかねて橋下徹前大阪市長と親交があり、菅義偉官房長官も松井氏との親密な関係で知られる。毎年末には定例的に4者で懇談するなど、交流を深めてきた。維新が憲法改正に積極的なため、改憲実現を悲願とする安倍首相も国会の改憲論議での維新の協力にも期待している。

しかも、今年の安倍外交の重要な舞台となる6月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会議は大阪での開催で、松井氏らとの連携は不可欠。さらに、松井氏らが誘致に全力を挙げた2025年の国際博覧会(万博)の大阪開催は、首相ら政府側の尽力もあって実現にこぎつけた経緯もある。このため、維新は「安倍政権の補完勢力」(立憲民主幹部)との見方が定着している。

維新もこれまで政府が提出した重要な与野党対決法案で賛成に回ることなどで「親安倍の姿勢」(自民幹部)をアピールしてきた。維新幹部も国政政党としての立ち位置を「与(よ)党と野(や)党の間の“ゆ党”」と公言してはばからない。だからこそ首相サイドは、今回ダブル選で自民と維新との関係が崩壊することを恐れている。

4月21日投開票の統一地方選後半戦には、安倍首相の自民党総裁3選後初の国政選挙となる、衆院大阪12区と同沖縄3区の補選が実施される。アメリカ軍沖縄普天間飛行場の辺野古移設の是非が問われた沖縄県民投票で反対票が圧倒的だったこともあり、沖縄3区補選での自民苦戦は必至。それだけに自民、維新、主要野党の三つ巴の戦いが想定される大阪12区補選で自民が敗れれば、安倍政権にも大きな打撃となる。自民幹部も「大阪は絶対に落とせない」と危機感を露わにしているが、この補選でも勝敗のカギを握るのは公明党だ。それだけに首相サイドは今回のダブル選を「あちらを立てればこちらが立たず」(側近)と板挟みの苦悩を隠せない。

反維新結集に向けて自民との共闘に前向きな共産党は、共闘の条件の1つとしてと「カジノ誘致への反対」を挙げている。しかし、カジノ誘致は安倍首相らと維新の連携で進められているもので、この点での自共共闘は「首相らの方針と真逆」(自民幹部)にもなる。さらに、自民党が国会で激しく対立する立憲、国民両党との共闘に走れば、「いくら大阪の特殊事情といっても、国民の不信を招く」(自民長老)のも避けられない。

ダブル選があぶり出す安倍政権の魑魅魍魎
自民党内では、本命だった辰巳氏が固辞した背景には「首相サイドの圧力があったのでは」との見方も広がる。「地味な実務家を候補に選んだのは、ダブル選を維新勝利のための消化試合にする狙いがある」との解説すら出ている。今回、二階幹事長が反維新結集の旗振り役となっているのも「首相への揺さぶり」との見る向きが少なくない。

首相は12日夜、銀座のステーキハウスで二階氏と懇談した。麻生太郎副総理兼財務相、甘利明党選対委員長、萩生田光一自民党幹事長代行ら首相と親密な政府与党幹部も同席し、二階氏もご機嫌だったとされる。永田町では「政界はキツネとタヌキの化かし合い」が常識とされるが、今回の大阪ダブル選の展開は「安倍政権を取り巻く魑魅魍魎の姿をあぶりだした」(自民長老)ことは間違いなさそうだ。

著者:泉 宏

6363名無しさん:2019/03/14(木) 21:19:49
https://www.asahi.com/articles/ASM3G3V8TM3GPTIL012.html
自民、大阪市長選に柳本氏を擁立へ 都構想に反対
2019年3月14日20時53分
 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月7日投開票)で、自民党は市長選に元大阪市議の柳本顕氏(45)を擁立する方針を固めた。柳本氏は2015年に実施された大阪都構想の住民投票で、反対陣営の中核を担った。大阪維新の会の候補と対決する「反維新」勢力の知事・市長候補が決まったことで、ダブル選の大枠の構図が固まった。

 ダブル選は、大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(同政調会長)が任期途中で辞職表明したのを受け、統一地方選と同日に実施される。維新は、知事・市長候補を入れ替えて立候補する異例の「クロス選」とする方針だ。

 柳本氏は関西電力元社員で、1999年に大阪市議に初当選。15年11月の大阪市長選に立候補したが吉村氏に敗れ、今夏の参院選大阪選挙区に自民公認候補として立候補する予定だった。自民府連は都構想の課題に詳しい柳本氏を繰り返し説得。柳本氏は固辞していたが、最終的に受け入れた。

 ダブル選をめぐっては、自民は知事選で元大阪府副知事の小西禎一(ただかず)氏(64)の擁立を決定。市長選で柳本氏の擁立が決まったことで、維新との対決構図が固まった。自民は今後、都構想に反対する「反維新」勢力の結集をめざす考えだ。

6364チバQ:2019/03/15(金) 08:58:59
https://mainichi.jp/articles/20190312/k00/00m/010/328000c
堺市議会、市長の問責決議案可決へ 収支報告未記載で
毎日新聞2019年3月13日 06時30分(最終更新 3月13日 06時30分)
 堺市の竹山修身市長の政治資金を巡る問題で、14日の市議会本会議で竹山市長の問責決議案が可決される見通しになった。自民、公明、ソレイユ堺、共産の4会派と無所属議員1人が12日、問責決議案の提出に同意。定数48(欠員1)の過半数に達する。竹山市長は「厳粛に受け止めている」と語ったが、辞職はしない考えを示した。

 第1会派の維新(13人)は不信任決議案と調査特別委員会(百条委)の設置を求める決議案を提出。いずれも14日に採決されるが、他会派の賛成は得られない見通しだ。

 竹山市長の関連政治団体などは、過去6年で計約7000万円の収入と計約6500万円の支出を収支報告書に記載していなかった。12日の議員総会で竹山市長は「個人の利益を図ったり裏金を作ったりしたものではないと確信している」と釈明したが、2017年の報告書に一部の領収書が添付されていないなど新たな不備が発覚。議会側は竹山市長に改めて4月15日までに資料提出を求め、同23日に再び議員総会を開くことも決めた。【矢追健介】

6365チバQ:2019/03/15(金) 11:30:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000074-mai-pol
自民、大阪市長選に柳本顕氏擁立 “ダブル選”の構図固まる
3/14(木) 19:06配信 毎日新聞
自民、大阪市長選に柳本顕氏擁立 “ダブル選”の構図固まる
大阪府知事・大阪市長ダブル選の構図
 大阪都構想を巡り、4月7日に投開票される大阪府知事と大阪市長のダブル選で、自民党から市長選への出馬要請を受けていた元大阪市議の柳本顕氏(45)が14日、「都構想の議論はこの戦いで完全に終止符を打ちたい」と出馬の意向を表明した。柳本氏は市議時代に都構想反対派の急先鋒(せんぽう)として大阪維新の会と激しく対立。知事から市長選(24日告示)に挑む松井一郎氏と対決する。

 知事選(21日告示)には、市長から知事選に臨む維新の吉村洋文氏と、元副知事で自民が14日に推薦を決めた小西禎一氏が出馬表明しており、ダブル選の構図が固まった。公明府本部は小西氏の推薦を党本部に申請しており、柳本氏に対しても同様の対応を取る見通し。

 柳本氏は、叔父で参院議員の柳本卓治氏が不出馬を決めた今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)に自民公認で出馬する予定だった。自民は、松井氏や橋下徹前市長との論争に実績がある柳本氏が最適と判断して出馬を要請。柳本氏はいったんは固辞したものの、「不戦敗はありえない」として決断。自民の二階俊博幹事長に14日、出馬の意向を伝えた。同日夜、報道陣の取材に応じ「大阪にとっても私にとってもラストチャンスだ」と述べた。

 柳本氏は市議時代、維新が目指す都構想を巡って橋下市長(当時)と激しく対立。「都構想は毒まんじゅう」と指摘して徹底して反対し、2015年5月の住民投票で反対運動の先頭に立った。だが、同年11月の大阪市長選には自民の推薦で出馬し、民主(当時)、共産両党の自主的な支援も受けたが、元市議で元衆院議員の吉村氏に敗れた。

 柳本氏は大阪市西成区出身で京都大卒。関西電力を経て、1999年に市議だった父親の急逝に伴う補選で初当選。自民市議団幹事長(13〜15年)などを歴任した。【林由紀子、真野敏幸】

6366 チバQ:2019/03/16(土) 08:39:19
>>6362
〉自民、維新、主要野党の三つ巴の戦いが想定される大阪12区補選
野党が樽床を推すんでしたっけ?

6367チバQ:2019/03/17(日) 15:08:22
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1903160031.html
「反維新」の急先鋒が大阪市長選に
2019/03/16 21:29産経新聞

「反維新」の急先鋒が大阪市長選に

大阪市長選への出馬を表明し、会見する自民党の柳本顕氏(左)=16日午後、大阪市北区(寺口純平撮影) 

(産経新聞)

 〈統一地方選・大阪〉

 大阪府知事・市長のダブル選で自民党は元大阪市議の柳本顕(あきら)氏(45)を市長候補に擁立した。直前までは今夏の参院選の自民公認候補。叔父の地盤を受け継ぎ、国政進出に意欲を燃やしていた。「考えに考え抜いた」。知事、市長の辞職表明から1週間の葛藤を経て決断。16日の会見では「使命感に燃えている」と吹っ切れた表情で語った。

 「だめでも参院選に出られるといった気持ちで市長選に出馬するなら、そもそも出る資格がない」。会見で柳本氏は、政界引退をかけて2度目の大阪市長選に挑む覚悟を明かした。

 大阪維新の会を率いる松井一郎知事と吉村洋文市長(維新政調会長)が、入れ替えダブル選で大阪都構想への民意を問うと表明したのが今月8日。自民府連内では当初から柳本氏を推す声が強かったが、本人は「参院選で職責をまっとうしたい」と固辞していた。

 しかし告示日が24日に迫り、人選が難航する中で「不戦敗はあり得ない」と苦悩も。そんなとき知人から「あなたは何をやりたいのか。大阪を変えるのであれば、市長のほうが近いのでは」とメールをもらい、14日に出馬要請を受け入れることを決めたという。

 その経歴から「反都構想の旗手」とも呼ばれる柳本氏は平成11年、当時大阪市議だった父の死去に伴う補欠選挙に立候補し、25歳で初当選した。府連の青年局長などを歴任し、若手のホープとして着実にキャリアを重ねてきた。

 都構想をめぐっては維新代表だった橋下徹前市長と激しく対立。「都構想は毒まんじゅう」などと舌鋒(ぜっぽう)鋭く訴え、27年5月の住民投票では都構想反対派を勝利に導いて、橋下氏を政界引退に追い込んだ。

 同年11月のダブル選で大阪市長選に出馬するものの、吉村氏に約19万票差をつけられて敗北。その後は政治の表舞台から遠ざかっていたが、最近は参院選候補者として、府内全域であいさつ回りを重ねていた。

 「大阪市は残すべきだ。世の中をあざむく政治手法は許せない」。会見で柳本氏は維新政治をこう批判。ライバルとなる松井氏については「基礎自治体の首長は市民ひとりひとりに寄り添う存在であるべきだ。松井氏にはそういう印象がない」とし、前回市長選の苦い経験も「私自身、前とは違う」と強調した。

 今後、自民が擁立した知事選候補者の小西禎一(ただかず)氏(64)とも連携し、自公を軸としながら幅広く支持を呼びかけていく。

6368とはずがたり:2019/03/17(日) 20:17:33
2019/3/17 20:00神戸新聞NEXT
明石市長選、泉氏が当選確実 「暴言」批判かわす
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/0012155699.shtml

 部下への暴言問題で前市長が辞職したことに伴う出直し兵庫県明石市長選が17日投開票され、前職の無所属泉房穂氏(55)が当選を確実にした。音声データの流出に端を発した暴言問題は全国的な関心を集めたが、泉氏は謝罪を続けることで逆風をかわす一方、手厚い子育て政策による人口増など2期8年弱の実績が評価された。

 選挙戦では、暴言を巡るリーダーの資質や全国最多に膨らんだ待機児童対策、高齢者施策などが争点となった。

 神戸新聞社の出口調査では、支持政党を問わず、泉氏が子育て世代を中心に幅広い年代から支持を得て、前兵庫県議で元明石市長の無所属北口寛人氏(53)、元兵庫県議で共産新人の新町美千代氏(71)との戦いを制した。

 泉氏は道路拡幅工事を巡り、立ち退き交渉が遅れていた建物に「火をつけて捕まってこい」などと市幹部に暴言を浴びせ、2月2日付で引責辞職。立候補を要請する市民の署名活動を受け、告示直前に立候補を表明していた。

 泉氏は選挙戦で、「選挙結果にかかわらず、人として許されない」とおわび行脚を展開。一方で、6年連続の人口増など実績をアピールし「大好きな明石のためにもう一度頑張らせてください」と訴えた。

 泉氏は任期満了前に辞職したため、公選法の規定により、4月の統一地方選で再び市長選が実施される。(藤井伸哉)

6369チバQ:2019/03/18(月) 11:07:03
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20190318000.html
「暴言」深手にならず 謝罪徹底、批判かわす 明石市長に泉氏3選
2019/03/18 00:04神戸新聞

「暴言」深手にならず 謝罪徹底、批判かわす 明石市長に泉氏3選

支援者に対し、出直し選になった選挙について頭を下げる泉房穂氏=17日午後8時24分、明石市大明石町2(撮影・中西幸大)

(神戸新聞)

 自らが招いた暴言への逆風を、徹底した謝罪でかわした。17日に投開票された兵庫県明石市長選は、出直し立候補した前職泉房穂氏(55)が、告示3日前の表明にもかかわらず圧勝した。問題発覚直後は批判的な声が多かったが、「市民の安全のためやないか」といった発言の詳細が報じられると風向きが一転。泉氏が批判に真正面から答えることはなかったが、擁護論も出て暴言は深手とならず、人口増や税収増などの実績が評価される展開となった。

 明石駅に近い泉氏の選挙事務所。午後8時、投票の締め切りと同時に「当選確実」の報が一部メディアから届いた。

 「私の暴言による出直し選で多くの費用がかかった。責任を痛感している」

 支援者の拍手と笑顔で迎えられた泉氏は、神妙な面持ちのまま頭を下げ、「明石の将来のまちづくりに責任を果たす」と声を絞り出した。

 辞職直後を思えば、陣営にとっても「まさかの圧勝」だった。

 新聞各紙が暴言を報じたのは1月29日。当初は辞職を否定したが、市役所に苦情が殺到し、3日後に辞職を表明。擁護論も出始める中、会見では「私の行為は断じて許されない」と謝罪に徹した。

 だが、出直し選については明言を避け「潔さをアピールするための戦略では」との臆測も出た。

 2月上旬には、市内の女性を中心とした団体が、立候補を要請する署名活動を始めた。泉氏が力を注いだ福祉政策の関係団体も加わり、3月3日の集会で計5千人分を提出。泉氏は「署名の重さに心を動かされた」と涙を流し、告示直前、立候補を表明した。

 選挙準備は後手に回った。市内全戸に配布される選挙公報は原稿が完成せず、泉氏分は掲載されなかった。選挙ポスターも間に合わず、名前とメッセージだけで顔写真がない簡易ポスターが選挙戦中盤まで張られた。

 「なぜ説明責任を果たさず、任期満了直前に辞職したのか」「2度の市長選になれば税金の無駄使いになる」。突然の辞職と長い沈黙、告示日直前の立候補…。泉氏の対応に戸惑いと批判の声は大きかった。

 だが、選挙戦では謝罪に徹し、疑問に十分に答えることはなかった。

 過去2度の当選時のような万歳も祝い鯛(だい)もない。厳しい表情を崩さず、支援者に謝罪を繰り返したが、署名活動をした子育て中の女性らからお祝いの言葉をかけられると、口を真一文字に結んだまま涙をこらえた。(藤井伸哉)

6370チバQ:2019/03/18(月) 11:07:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190317k0000m010167000c.html
「パワハラ」争点にならず、暴言問題の泉氏が3選 明石市長選
2019/03/17 22:26毎日新聞

「パワハラ」争点にならず、暴言問題の泉氏が3選 明石市長選

当選確実の知らせを受けて、万歳をせずに謝罪の意味を込めて頭を下げる泉房穂氏(中央)=兵庫県明石市で2019年3月17日午後8時5分、猪飼健史撮影

(毎日新聞)

 暴言問題があった兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)の辞職に伴う出直し選が17日投開票され、泉氏が元職と新人にトリプルスコア以上の差を付け、3選を決めた。問題発覚後、厳しい批判を浴びたが、市民は子育て政策をはじめとする2期の実績をより重視し、引き続き市政を託した。市内の事務所で当選確実の知らせを受けた泉氏は「全国に胸を張れる街にしたい」と述べた。

 任期は当初の4月末までで、統一地方選で再び市長選となる。泉氏は「改めて市民の判断を仰ぐ」と出馬の意向を示した。事務所では支援者らが拍手で祝ったが、本人は硬い表情で万歳もしなかった。

 泉氏は2017年6月、道路拡幅に伴う用地買収を巡り「立ち退きさせてこい。火をつけて捕まってこい」などと担当幹部に暴言を浴びせ、発覚後の今年2月2日付で辞職。告示3日前の今月7日、出馬を表明した。

 選挙序盤では、泉氏が街頭に立つと、ベビーカーを押す母親が引き返し、カップルや高校生が立ち止まる場面もあった。涙声で「明石の名を不名誉な形で広めてしまった」と白髪染めをやめた頭を下げると、暴言の発端となった道路拡幅が交通事故防止のためだったせいもあり、「頑張れ」「立候補ありがとう」の声援も飛んだ。

 涙ながらにわびる暴言問題の「責任」とともに、終盤は市政への「責任」も強調。中学までの医療や2人目以降の保育の無償化、全国に先駆けた犯罪被害者の支援条例など泉氏の実績が再評価され、バッシングからの「擁護」、そして「支持」へと確実に変わっていった。市内の主婦(72)は「暴言はあまりにひどいが、実績なら泉さん」と評価。派遣社員の女性(45)は「感情的になるのは人間味あふれているから。弱者の立場で市政運営ができる」とかばう。

 手応えのない対抗馬は苦しんだ。元県議の元職、北口寛人氏(53)は「泉氏が当選したらまた選挙になる」「公金の無駄遣い」と強調せざるを得ず、元県議の共産新人、新町美千代氏(71)は「パワハラを市役所から根絶する」と訴えたが、争点にならなかった。【浜本年弘、反橋希美】

 ◇片山善博氏「怒鳴らなくても動く組織作りが重要」

 片山善博・早稲田大公共経営大学院教授(地方自治論)の話 暴言問題は組織のマネジメントの悪さを露呈したと思う。トップは冷静でなければならず、怒鳴らなくても動く組織作りが重要だ。今後は市役所の風通しを良くし、職員が市長に意見を言える風土に変える必要がある。一方で、選挙は特定の候補を絶対評価するのではなく、有権者が複数の選択肢を相対評価するものだ。欠点も含めて政策や人柄などを総合評価した結果といえる。

6371チバQ:2019/03/18(月) 16:17:00
予想外に差がつきましたね

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201903/CK2019031802000112.html
暴言辞職の泉氏が3選 明石市長選、来月任期満了

2019年3月18日 朝刊


兵庫県明石市の出直し市長選で勝利し、あいさつする泉房穂前市長=17日、明石市で

写真
 兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)が部下への暴言で辞職したことに伴う出直し市長選は十七日投開票され、無所属の泉氏が、無所属の元市長北口寛人氏(53)と共産党の新人新町美千代氏(71)を破り三選を果たした。投票率は46・84%。市議選と同日だった前回を1・34ポイント上回った。

 泉氏は、市内の事務所前で支援者らにあいさつし「改めて市民の期待をひしひしと感じ、応えたいという思いを強くした。迷惑を掛けた責任と、これからの明石に対する責任を果たしていく。市職員とも信頼関係を築きたい」と話した。投票数全体に占める泉氏の得票率は69・57%だった。

 市選挙管理委員会によると、辞職した泉氏の任期は四月末までで、四月の統一地方選で再び任期満了に伴う市長選が実施される。泉氏は「改めて出馬して市民の判断を仰ぎたい」と明言した。今回の市長選費用は約八千万円で、市議選と同日実施となる四月は約一億一千万円が見込まれる。

 泉氏は二〇一七年六月、道路拡幅工事に伴う雑居ビルの立ち退きが遅れているとして、市長室で市幹部に「火を付けて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと厳しく叱責(しっせき)した。今年一月に問題が発覚し、二月に辞職。告示直前の今月七日に出馬表明した。

 泉氏は明石市出身。NHKディレクターや弁護士、旧民主党の衆院議員を経て、一一年の統一地方選で市長に初当選した。

◆「責任を痛感」謝罪 表情硬く笑顔なし
 「皆さんに迷惑を掛け申し訳ありません」。出直し選に勝利した明石市の泉前市長。十七日夜、市内の事務所前で支援者約七十人を前にしたあいさつでは、笑顔を見せることなく反省と感謝の言葉を繰り返した。

 午後八時すぎ、報道各社が泉氏の勝利を伝えると集まった支援者は「万歳」と喜び、事務所周辺は拍手に包まれた。だが、数分後に現れたスーツ姿の泉氏は口をきつく結び、硬い表情のまま。マイクを握り「責任を痛感している」と改めて謝罪した。四月二十一日に再び市長選が実施されることに泉氏は「明石に対する思いを訴えていきたい」と神妙に語った。

  当 80795 泉房穂 

    26580 北口寛人 

     7321 新町美千代 

  (票数は選管最終)

6372チバQ:2019/03/19(火) 15:11:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM3L5JLHM3LPTIL01H.html
大阪都構想は「不幸せ解消」?「壮大な無駄」?4氏舌戦
2019/03/19 14:30朝日新聞

大阪都構想は「不幸せ解消」?「壮大な無駄」?4氏舌戦

討論会に臨む(左から)柳本顕氏、小西禎一氏、吉村洋文氏、松井一郎氏=2019年3月18日午後、大阪市北区、細川卓撮影

(朝日新聞)

 大阪都構想か、反都構想か――。大阪府知事・市長のダブル選(4月7日投開票)をめぐり、立候補予定の4人が初めてそろい踏みした18日の討論会。大阪維新の会が推進する都構想の是非などについて、維新側と「反維新」陣営双方の主張が激しくぶつかった。

■都構想巡り冒頭から激論

 冒頭から白熱したのは、都構想の是非論だった。

 都構想は大阪市をなくして東京23区のような特別区に再編する制度改革。維新は、互いに近い権限を持つ大阪府と大阪市の「二重行政」を解消すると主張してきた。

■「一本化で大阪は成長」(吉村洋文氏)

 知事選に立つ維新政調会長の吉村洋文・大阪市長は「大阪の不幸な歴史。『府市合わせ(不幸せ)』と呼ばれてきた。制度を一本化することで、大阪は成長できる」と強調。市長選に臨む維新代表の松井一郎・府知事も「(維新出身の両首長により)府市一体で大阪の成長に取り組んできた。この状況を未来永劫(えいごう)続ける」と訴えた。

■「制度改正で混乱生じる」(小西禎一氏)

 これに対し、「反維新」陣営は都構想を真っ向から否定。府と市の連携で大阪の発展は遂げられるとの主張を展開した。

 自民党などの推薦で知事選に立候補する元同府副知事の小西禎一(ただかず)氏は「大きな制度改正で、新しい庁舎を建設するなどの壮大な無駄遣いが生じるし、混乱も生じる」と指摘。市長選に立つ元自民大阪市議の柳本顕氏は「大阪市の強みをいかした上で、府と市の課題は『調整会議』で議論することができ、解決できる」と反論した。

■「大阪会議では答え出せない」(松井一郎氏)

 維新側は、この「調整会議」は2015年7月に自民の提案で立ち上げた「大阪戦略調整会議(大阪会議)」のことだと受け止めた。府や大阪市、堺市の利害調整機関として期待されたが休眠状態になり、維新側は「ポンコツ会議」と批判してきた。松井氏は「大阪会議は、二重行政解消の議論の入り口にもたどりつけなかった。答えを出せない場が大阪会議だ」と述べ、改めて批判した。

■「参加者の意思で『ポンコツ化』する」(柳本顕氏)

 柳本氏は「会議体は参加者の意思で『ポンコツ化』できる」と述べ、大阪会議の頓挫は維新の責任だと指摘。都構想案を作成する府と市の法定協議会で維新と他会派が対立を繰り返したことを念頭に、こう批判した。「あれもまさに『ポンコツ協議会』だ」

6373チバQ:2019/03/19(火) 15:26:43
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO038571/20190316-OYTAT50057/

岐路 なら知事選
<上>政策継続へ 構え愚直に
2019/03/17 05:00
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後援会パーティーで支援者と握手を交わす荒井(右)。笑顔で迎えていた(1月、奈良市で)
◇高齢・多選の壁

 統一地方選で行われる知事選(21日告示、4月7日投開票)では、4期目を目指す現職の荒井正吾(74)に対し、その政策や政治手法にストップをかけようと、いずれも新人の川島実(44)、前川清成(56)が挑む構図になるとみられる。荒井県政の継続か、刷新か――。岐路となる選挙戦に向けた各立候補予定者の動きを追う。

 「若い人は何かおもしろいことをやってくれそうと感じるかもしれないが、実際は何もやってくれない。一番大事なのは政治の安定だ」

 奈良市内で1月下旬に開かれた現職の荒井正吾の後援会パーティー。政財界の関係者ら800人を超える出席者を前に、県選出の参院議員佐藤啓(39)(自民)が荒井をそう持ち上げた。

 「なんか年寄り扱いされたみたい」と自虐的に応じた荒井は、「年寄りも使い道がありますよ」と淡々とした口調で返し、会場の笑いを誘った。

 現職知事の中では、最高齢の大分県知事の広瀬勝貞(76)に次ぐ2位タイ。本人も意識していることがうかがえる。2月の後援会役員を集めた会議の場で、荒井は「高齢、多選と言われるが……」と前置きした上で、「県の調子は上向いてきており、(計画した)プロジェクトの結果が出る大事な時期。これを逃してはいけない」と述べた。4期目への熱い思いからだった。



 奈良市内では昨年3月に平城宮跡歴史公園が開園し、市役所近くに誘致した外資系高級ホテル「JWマリオットホテル奈良」が来春の開業を目指して工事が進むなど、ここ数年で大きく動き出した事業は多い。

 荒井を支援する県内のある市長は1年前を思い出して、「2018年度の県当初予算案で、3期目中に終わりそうもない事業が多く計上されているのを見て、『4期目も挑戦するつもりだな』と感じていた」と打ち明ける。

 前回選同様、推薦を求められた自民、公明、旧民進から分かれた国民民主の3党は、多選を主な理由に、県組織レベルの推薦にとどめた。だが、自民党県連の幹部は「来夏には東京五輪、25年には大阪・関西万博が開催される。3期12年の実績を考えて、県政を継続して対応してもらうのがいい」と本音を漏らす。

 政党のほか、農業や医療など分野を問わず各種団体から幅広い推薦を受け、組織的に戦う。その数は200団体以上。盤石に見えるが、4年前は、無党派層が多いとされる奈良市や生駒市で対立候補に票を奪われた。四つ年齢を重ね、4期目を目指す状況に、高齢、多選の批判を受ける可能性はさらに強まった。



 「今回は僕がもっと動くよ」。昨年12月に出馬表明した後、後援会スタッフにそう宣言した荒井は初めて、推薦団体などにミニ集会を開いてもらい、これまでの実績や、今後の県政構想を語る活動を始めた。自身のハンデに左右されない、組織戦をぶれずに徹底するつもりだ。

 政策として、リニア中央新幹線で政府が決定した「奈良市付近」とする駅の確定や、さらにそこから関西空港までをつなぐ路線の開設、リニア建設で出た土砂で五條市に大規模な広域防災拠点を整備するなど、将来を見据えた内容も多い。

 新たにまとめたA4判の政策集(20ページ)の表紙には真っ赤な文字で「愚直」と印字されている。まるで選挙戦に臨む心構えを表しているかのような言葉だった。(敬称略)

 ◆知事選立候補予定者

荒井正吾 74 知事 無(自、国、公)現〈3〉

川島実 44 医師 無新 

前川清成 56 (元)参院議員 無新 

(出馬表明順。氏名、年齢、代表的肩書、所属党派、カッコ内は党の地方組織の推薦、新旧、丸囲みの数字は当選回数)

6374チバQ:2019/03/19(火) 15:27:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO038571/20190318-OYTAT50044/
<下>現職に対抗 戦略カギ
10 時間前
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◇2新人 一本化決裂

集会に訪れた支援者と気さくに話す川島(御杖村で)
自身の政策を丁寧に説明する前川(奈良市で)
 知事選に出馬を表明していたいずれも新人の川島実(44)と前川清成(56)が1月20日夜、奈良市内の事務所で会談した。現職の荒井正吾(74)に対抗するため、候補者を1人に絞ることを探る話し合いだった。

 会談から約1時間半後、「前向きな話し合いに終わりました」。待ち構えていた報道陣に対して川島、前川とも穏やかな表情で現れた。2人は「一本化は重要だということは確認した」と前置きした上で、「協議を継続します」と声をそろえた。だが、その言葉とは裏腹に、調整はまとまることなく、決裂した。

 「現職を破るには、一本化が不可欠」。その思いを持っていた2人は、この会談の約1か月前、署名、押印し、一本化を了承する「覚書」を交わしていた。

 しかし、川島は2月、大和郡山市で開いた集会で突然、覚書の破棄を宣言。「(昨年12月の出馬表明以降)『降りるかもしれない』という条件で政策を訴えてこなかった以上、一本化には応じられない」と約300人の支援者の前で強調した。

 会場を訪れていた前川は取材に応じ、「約束を反故ほごにしたのは川島さん。私は自分の準備を粛々とやるだけ」と立候補の考えを変えなかった。



 一本化が不調に終わったことで、現職の得票をいかに奪うかがカギとなる。

 過去2回の知事選で荒井の得票を見ると、4人が立候補した2015年(投票率51・05%)は28万3432票で、3人が争った11年(同52・21%)は29万2654票と、いずれも得票率50%台を維持している。

 自民、公明、国民民主各党の県レベルでの推薦のほか、県内首長の応援、連合奈良など200以上の団体からの推薦も受けて組織固めを進める荒井。対する川島、前川は現職への批判票を集めて、さらに荒井の得票を大幅に奪う戦略が求められる。



 へき地医療に携わった経験がある川島は、医療格差のある県南部に足を運ぶ。県立高の再編問題にも触れて「地域や住民と向き合う姿勢がない」と荒井県政への批判を強める。ほぼ毎朝、駅立ちの予定をフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿し、「川島実に聞きたいことはありますか?」と尋ね、対話の姿勢をアピールしている。

 前川は、2期12年間務めた参院議員としての経験や知名度を生かし、政策通もアピール。賛同する市民団体などの集まりに積極的に顔を出している。「税金の使い道を変える」と県立高の教育力向上など自身の施策を訴える。今の県政が取り組む大型開発事業から、教育や子育て支援を重視した政策への転換や、知事は3期までとする条例制定など、現職との違いを明確にしている。

 一方、川島の「応援」を決めていた共産党県委員会は、川島を支援していた市民団体が離れたことなどを理由に、応援を取りやめ、事態の推移を見守っている。



 名城大の昇秀樹教授(地方自治論)は「候補者の一本化は選挙に勝つための戦略としてはあり得るが、あくまでも水面下でする話。立候補することは権利であり、それぞれが理想とする政策を訴えて、有権者に判断を委ねるのがあるべき姿だ」としている。

 新しい時代の県政のかじ取り役を決める知事選の告示は21日。投票行動につながる政策論争を期待したい。

(敬称略、この連載は岡本久美子、松浦彩が担当しました)

 ◆知事選立候補予定者

荒井正吾 74 知事 無(自、国、公)現〈3〉

川島実 44 医師 無新 

前川清成 56 (元)参院議員 無新 

(出馬表明順。氏名、年齢、代表的肩書、所属党派、カッコ内は党の地方組織の推薦、新旧、丸囲みの数字は当選回数)

6375チバQ:2019/03/19(火) 15:31:52
https://www.asahi.com/articles/ASM36512VM36PPTB008.html
大阪)未記載の収入「ミスだった」維新府議、市議が謝罪
加戸靖史 2019年3月7日03時00分
 大阪維新の会の西林克敏府議(大阪府堺市南区)と西田浩延・堺市議が代表を務める二つの政治団体が、2017年に党から受けた寄付計130万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、両団体は6日、訂正を府選挙管理委員会に届け出た。西田氏の後援会では15、17年に党からの別の寄付計20万円の記載も漏れていたという。

 西林、西田両氏は堺市役所で記者会見し、「ご迷惑をかけた」と陳謝した。原因について西林氏は「会計帳簿などと突き合わせたチェックを十分していなかった」。西田氏は「手渡された寄付金を銀行に入れずに保管していた」と釈明した。両氏とも「職をまっとうする」と述べ、辞職や離党は否定した。(加戸靖史)

6376チバQ:2019/03/21(木) 20:47:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000070-jij-pol
維新、存亡懸けたダブル選=反都構想で与野党は結集-大阪・統一地方選
3/21(木) 20:33配信 時事通信
維新、存亡懸けたダブル選=反都構想で与野党は結集-大阪・統一地方選
大阪府知事選が告示され、第一声を上げる大阪維新の会の吉村洋文氏(左)。右は松井一郎知事=21日午前、大阪市中央区
 「大阪都構想」を争点とするダブル選の一つ、大阪府知事選が21日告示され、都構想を推進する地域政党「大阪維新の会」の吉村洋文前大阪市長(43)と、反対の立場を取る自民党推薦の小西禎一元副知事(64)による一騎打ちが確定した。

 維新がダブル選で敗北すれば、都構想が頓挫するだけでなく、党の基盤そのものが揺らぐことになる。党の存亡を懸け、維新幹部は背水の陣で選挙戦に臨んでいる。

 吉村氏は松井一郎知事(維新代表)と並んで21日午後、大阪市のJR大阪駅前で街頭演説。「都構想を諦めたら大阪の成長は止まる」と声を上げた。演説のほぼ全てを割く力の入れようだ。

 ダブル選の公約も都構想を前面に打ち出す。公約づくりに携わった守島正大阪市議は「議論が停滞し、もう一度民意を問うことが目的。今回はワンイシュー(単一争点)でもいいぐらいだ」と言い切る。

 都構想は、いまだに人気が衰えない前代表、橋下徹氏が唱えた党の看板政策。「ダブル選で圧勝できなければ維新の求心力は確実に低下する」(松井氏周辺)との危機感も強く、原点とも言える都構想に徹底的にこだわった選挙戦を展開する。

 一方、対立する自民は副知事として松井氏を支えた小西氏を擁立し、「都構想は百害あって一利なし」と真っ向勝負を挑む。自民市議は「知事市長のどちらかでも奪えば議論は終わる。これは事実上の住民投票だ」と意気込む。

 21日午前の大阪駅前の演説には、自民の二階俊博幹事長、公明の北側一雄副代表も並んだ。二階氏は「自民党は小西府政に全面協力する」と後押しし、北側氏は「全く大義のないダブル選だ」と維新批判を繰り広げた。自主支援を決めた立憲民主、共産両党の支持者らが、小西氏に声援を送る姿も。維新と反維新を軸にした選挙戦が早くも熱を帯びている。

6377チバQ:2019/03/22(金) 14:47:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000576-san-soci
維新10年の牙城、反対陣営は公明票で瓦解狙う
3/21(木) 21:27配信 産経新聞
〈統一地方選・大阪〉

 21日告示された大阪府知事選は、「大阪維新の会VS反維新」の一騎打ちとなった。前知事の橋下徹氏が平成22年に立ち上げた維新は、大阪都構想による二重行政の解消を掲げて23、27年の知事選ではいずれも圧勝。ただ今回は、過去2回の選挙を自主投票としてきた公明党が、自民党擁立候補の府本部推薦を決めた。国政と同じ自公連携で、およそ10年に及んだ維新政治の打破を狙う。

 そもそも、橋下氏の知事選“初陣”は、自公支援を受けて挑んだ20年。だが、府議会に提案した府庁移転案が否決されると、自民と橋下氏の関係は悪化。当時自民府議だった松井一郎氏らが自民府議団を離脱して新会派を結成するなどし、22年の維新旗揚げにつながった。

 橋下氏の人気と知名度を背景に、その後の維新は府内の選挙で無類の強さを誇ってきた。だが、府市両議会での過半数には届かない。23年、橋下氏は都構想実現を目指し、約40年ぶりの大阪市長選とのダブル選を仕掛けた。自身はくら替えして市長選に出馬し、自らの後継には松井氏を立てて、府市での維新政権が始まった。

 このダブル選に自民は全面対決で挑んだが、公明は従来の自公協調関係をとらず、自主投票とした。関西の選挙では「常勝関西」と議席死守が最重要課題の公明としては、衆院選挙区で維新と争う事態は避けたかったからだ。事実上、維新対自民と民主党(当時)、共産党の一騎打ちとなった27年の知事選でも、公明はこの方針を踏襲した。

 だが今回の知事選では、公明府本部は自民系候補への推薦にかじを切った。都構想の住民投票の実施時期をめぐる維公の対立が今回の選挙の直接の引き金となったこともあり、「中途半端な態度はとれなかった」(公明関係者)。立憲民主党や共産も都構想に反対の立場から自民系候補の自主支援に回り、維新包囲網が整った。

 維新と反維新の直接対決の構図は、27年5月の都構想の住民投票と重なる。約1万票の僅差で反対多数となった反維新の「成功体験」だが、自公には“もろ刃”の側面もある。前回知事選では共産と一緒に動いたことで、少なくない保守票が維新側に流れたとされるからだ。

 対する維新は、反維新で結集する各党を「野合談合」(松井氏)と批判。「逆に戦いやすい」と攻勢を強めている。

6378とはずがたり:2019/03/24(日) 09:49:29

長年の固定構図一変、混戦模様に 府議選福知山市選挙区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00010000-rtn-l26
3/23(土) 8:04配信
両丹日日新聞

 京都府議会議員選挙の告示日(29日)まであと1週間になった。定数2の福知山市選挙区は、構図がこれまでとは一変する。自民党は現有2議席確保をめざして現職2人が立ち、共産党と立憲民主党がそれぞれ新人1人を擁立して議席奪取に挑む4氏の争いになる公算。混戦模様になりそうだ。

 立候補を予定しているのは、3選をめざす自民党公認の井上重典氏(72)=公明党推薦=▽昨年4月の補選で初当選した自民党公認の家元優氏(63)=公明党推薦=▽前福知山市議で共産党公認の大槻富美子氏(68)▽前福知山市議で立憲民主党公認の塩見聡氏(45)。

 これまでの福知山市選挙区は、保守分裂戦はあったものの、大筋の情勢に変化はなかった。現福知山市長の大橋一夫氏の父親が8期、その地盤を引き継いだ大橋氏が3期続けて1議席を固め、自民公認候補がもう1議席を取る流れが長く続いていた。

 現在は、大橋氏が市長選出馬のため府議を辞職したことに伴う先の補選で自共対決を制した自民が、2議席を獲得している。

 今回の府議選の動向の鍵を握るのが大橋氏に入っていた票の行方。直近3回(07年、11年、15年)の大橋氏の得票数は1万4千票前後で、いずれもトップ当選だった。これに次ぐ自民候補は9千票前後だったことから、大橋票の行き先に各陣営は神経をとがらせる。

 大橋氏は、府議選に臨む際には旧民主党の推薦を受けて無所属での出馬だった。その後の市長選では、政党推薦を受けずに無所属で戦い、自公推薦、旧民進党支持の現職を破って勝利している。立場が変わる今回の府議選では、市長として自民の現職2人を推薦する。

 自民は、井上、家元両陣営ともに国、府、市のパイプの太さを打ち出す。複数の国会議員が福知山へ精力的に入り、それぞれの決起集会では府知事と市長も駆け付けて応援演説に熱を注いだ。

 2議席維持へ重点地域を分けているが、両陣営は「本当に厳しい戦い」と危機感を隠さず、それぞれの陣営内を引き締める。

 共産、立憲民主は「自民の2議席独占でいいのか」と対立軸を鮮明にする。

 共産は、先の補選に続いて大槻氏が2度目のチャレンジ。前々回、前回の府議選(本選)での共産公認候補の得票数は4千票台。昨年4月の補選で府議選に始めて挑んだ大槻氏は、敗れはしたものの9千票超を得た。これを追い風に勝機を探るが、自共二者対決だった補選時とは異なる状況に陣営は警戒感を強める。

 立憲民主は、当初は党推薦の無所属で出馬を予定していた塩見氏を公認候補に切り替えて態勢を整える。市内に活動拠点を置く国会議員が支援に回るなど、支持拡大への動きを見せている。

 新たな局面を迎える府議選福知山市選挙区は29日告示、4月7日投開票。

最終更新:3/23(土) 8:04
両丹日日新聞

6379チバQ:2019/03/27(水) 14:19:26
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_whole/article/497390/
【2019知事選ルポ】(4)大阪 維新、存亡懸けた奇策
2019年03月27日 06時00分

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 奇策に出た大阪維新の会の「総大将」の顔には不安がにじんでいた。維新代表の松井一郎氏。「権力が欲しいだけなら、これほど厳しい戦いはしない」。24日、大阪市長選告示日の最後の遊説で看板政策・大阪都構想やダブル選の意義をまくしたて、聴衆に問いかけた。「分かってもらえたかな? 今回の選挙の意味」

 任期を残し、大阪府知事の松井氏が市長選、市長だった吉村洋文氏が知事選に、立場を入れ替えて臨むダブル選。都構想の賛否を問う住民投票実現を「大義」に据え、ダブル選を同日投開票の府議選、市議選にぶつけて世間の耳目を引く戦略だ。地元民放は21日の知事選告示前から連日、討論会など特番を組む。維新の市議は「全国一の注目度。投票率は上がるはず」。空中戦が得意な維新の追い風になると踏む。

 だが、奇策は「ギャンブル」(幹部)でもある。「なんで、ダブルなんかするんや」。ある府議は支持者から問い詰められた。「都構想のため」と説明したが「納得してくれたか。正直分からん」。

 「一枚看板」だった橋下徹元市長が2015年に政界引退してから党勢低迷は否めない。本拠地・大阪でも17年の衆院選の比例票は、初の国政選だった12年に比べ3分の2に落ち込む。

 24日、松井、吉村両氏が並んだ繁華街・難波での第一声。聴衆は支持者ら中心で足を止める人は少なかった。古参の男性支持者(77)は「かつては身動きできん人だかり。橋下さんがおらんとなぁ」。

 ダブル選は反転攻勢のきっかけになるか。「党の存亡がかかってる。知事、市長。どっちか負けたら党も終わり」。維新幹部は覚悟を決める。「維新以外は全部敵。面白い戦(いくさ)やないか」

 反維新陣営には与野党の主要政党が集まる。24日、市長選に挑む柳本顕氏の出陣式。知事候補の小西禎一氏と柳本氏を自民党の甘利明選対委員長、公明党の北側一雄副代表らが囲んだ。過去のダブル選で自主投票だった公明は都構想の住民投票を巡る協議で維新と決裂し、立場を明確にした。

 自公陣営が神経をとがらせるのが「野合批判」。支援を受ける立憲民主、国民民主、共産各党は国政で激しく対立しているからだ。

 自公と合同選対を組む連合大阪は、立民府連代表の辻元清美氏との演説会を提案したが、自民は拒んだ。自民関係者は「反安倍政権の急先鋒(せんぽう)。表に出られたら格好のネタにされる」。

 ダブル選の行方を注視するのが首相官邸だ。憲法改正を目指す安倍晋三首相にとって、改憲に前向きな維新は連携対象だ。官邸は「静観」の構えだが、政府関係者は「仮に維新がどちらか落とせば、政権運営が狂いかねない」と気をもむ。

=2019/03/27付 西日本新聞朝刊=

6380チバQ:2019/03/28(木) 23:22:33
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032402000232.html
<県議選選挙区の構図> 大津市
2019年3月24日

 統一地方選の前半戦となる県議選(三月二十九日告示、四月七日投開票)まで一週間を切った。四十四の議席を巡り、県議会の政党勢力図がどう変化するかも注目される。六十一人が立候補の意向を示す中、十三選挙区の情勢を探った。

 (県議選取材班)

◆大津市(定数一〇)
佐野高典 70 党県役員  自現<5>

佐藤健司 46 (元)市副議長 自現<2>

目片信悟 53 (元)建設会社長 自現<2>

山本進一 64 会社社長  自現<2>

桑野仁 60 NPO理事 自現<1>

佐口佳恵 45 行政書士  立新  =社し

中村才次郎 59 党県副代表 公現<1>

清水ひとみ 59 (元)市議   公新 

節木三千代 60 党中央委員 共現<2> =社

黄野瀬明子 36 (元)市議   共新  =社

成田政隆 44 NPO理事 し現<3> =国社

河井昭成 45 (元)市議   し新  =国社

 有権者数は二十八万人と県内最多で、各党派の勢力争いの鍵を握る。立候補の表明は現職八人、新人四人の計十二人で、前回より一人少ない。自民は現職五人の議席確保を図り、共産と公明、地域政党「チームしが」はそれぞれ現職と新人を一人ずつ擁立。立民は新人一人が挑む。

 堅田漁協組合長の佐野は琵琶湖の環境を第一とした「琵琶湖主義」を提唱。市北部の支持層を中心に後援会活動を活発化させる。

 前回トップ当選だった佐藤は、市議時代から拠点とする市南部を中心に支持拡大に力を注ぐ。スポーツや文化の振興を訴える。

 目片は初めて自民公認を得た。県の財政健全化を第一に、子育て支援や高齢者福祉の充実を訴え、市南部を地盤に支持を広げる。

 前回は最下位当選だった山本は、拠点の市中心部から巻き返しを図る。会社経営の立場から、経済やまちづくりの団体と連携する。

 昨年六月の補選で初当選した桑野は、教育の充実や経済活性化を訴える。地元自治会の協力を得ながら、票の掘り起こしを図る。

 佐口は立民公認候補では唯一の女性で、行政書士から転身を図る。「対話と共感」を大切に、街頭活動を繰り返して浸透を図る。

 中村は、市北部を中心に選挙戦を展開する。通算三十二年間の教員経験を生かし、現場の声を県政に届けてきた実績を訴える。

 清水は大津市議を二期経験。中村の地盤だった市南部を引き継ぎ、教育や子育て、福祉などの施策を女性の視点から主張する。

 節木は、市中心部を地盤に市内の党支部と連携を強める。子どもの医療費助成拡充や消費増税などを政権批判と絡めて訴える。

 黄野瀬は前回は次点に泣き、昨年六月の補選でも落選して雪辱に燃える。子育て世代の代表として、若い世代を中心に浸透を図る。

 成田は連合などと連携し、地盤の市北部を中心に支持を広げる。地域活性化に向け、教育や介護福祉、防災などの充実を訴える。

 河井は昨年六月の補選で敗れ、二度目の挑戦。出身の東レ労組を軸に支援を受け、雇用環境の確保や子育て支援の充実を訴える。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、し=チームしが、無=無所属。

6381チバQ:2019/03/28(木) 23:23:13
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032502000252.html
<県議選選挙区の構図> 草津市 守山市 栗東市 野洲市
2019年3月25日

◆草津市(定数四)
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 自民一人、共産一人、無所属二人の現職四人に、自民の新人が党の議席回復を目指して挑戦する。有権者がこの四年間で六千人以上増えており、県議選では初めて投票する十八、十九歳の若者を含む浮動票の行方も当落を左右しそうだ。

 奥村は議長や党県連幹事長を務めた実績を強調。難病対策や道路整備の促進を訴え、市東部を拠点に企業や自治会の支持を固める。

 白井は二〇一六年の市長選で敗れたが、その時の後援会を母体に活動。市西部を拠点に、商工団体や農政団体などの支援を得る。

 藤井は滋賀国体の経費が「高すぎる」と批判し、福祉に回すよう主張する。女性団体や子育てサークル、商店主からの支持も厚い。

 駒井は、救急医療の整備や教育の充実を主張。二期八年で築いた人脈を生かし、福祉関係者や子育て世代への支持拡大を図る。

 山本は、連合の支援を得て、命を大切にする政策を主張する。児童虐待防止をはじめ、医療介護福祉の充実や動物愛護を重視する。

◆守山市(定数二)
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 現職一人と新人二人が挑む。立民の男性県議が昨年九月に病気で他界し、欠員となっていたが、八年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 岩佐は二期八年の実績を強調。一月の市議補選では支援した新人が当選し、地盤を守った。スポーツ振興や琵琶湖の活用を訴える。

 森は市議を五期務めた実績と若さを強調。ビワイチと観光を絡めた施策を訴え、保守層に加え若者や子育て世代への浸透を図る。

 元市議の小川は弱者に優しい社会の実現を掲げる。一部の市議や連合滋賀などの支援を受け、衆院選に二度挑んだ経験を生かす。

◆栗東市(定数二)
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 現職二人が名乗りを挙げている。ほかに立候補の動きは見られず、一一年、一五年に続き、三回連続の無投票となりそうだ。

 竹村は、市と県をつなぐパイプ役を担った実績を強調。かつて理事長を務めた青年会議所の人脈を生かし、経済界で支持を広げる。

 九里は市内の半数ほどの自治会から推薦を得た。市民団体やスポーツ団体との連携を強め、子育て支援や雇用対策などを訴える。

 

 

◆野洲市(定数二)
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 自民のベテラン県議が引退し、現職一人と新人二人が争う構図。前回はトップと次点の差が二百十一票の接戦だった。今回も一票をめぐる戦いになりそうだ。

 冨波は教員三十四年、県議二期八年の実績を強調。教育や健康、医療福祉を重視し「現場第一」の姿勢で市全域に支持拡大を図る。

 元市議の井狩は、農家や経営者の仲間とともに少子高齢化対策を訴える。旧中主町を地盤に、前回次点で敗れた経験を生かす。

 僧侶の益川は、旧野洲町の地元自治会から支援を受け、過疎化や少子高齢化などの対策を訴える。若さを武器に浮動票も狙う。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6382チバQ:2019/03/28(木) 23:23:32
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032602000257.html
<県議選選挙区の構図> 近江八幡市・竜王町 甲賀市 湖南市
2019年3月26日

◆近江八幡市・竜王町(定数三)
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 現職一人が引退し、近江八幡市を拠点とする現職二人、新人三人が挑む激戦区になった。前回の無投票から一転、保守系の前衆院議員の出馬により、保守票の奪い合いも注目される。

 今江は、三日月県政を一期目から支え続けた実績を強調。連合の支援を受け、防災対策や医療、福祉の充実の成果を訴える。

 有村は市議を二期務めた経験を生かし、市町と県のパイプ役を担った実績を強調。財政改革のほか、教育や子育て支援を主張する。

 引退県議の後継を自認する重田は、市議選の候補らと連携。市議や市教育委員長を務めた経験を生かし、広域課題の解決を掲げる。

 市議から転身する井上は滋賀国体の経費を抑え、福祉に回すよう主張。農業振興のほか、観光や産業による地域活性化を唱える。

 前衆院議員の武藤は、さらなる滋賀の魅力発信を提唱。道路や河川の整備などで、国会での経験を県政発展に生かすと主張する。

◆甲賀市(定数三)
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 現職三人に無所属の新人一人が挑む。前回は甲賀市選挙区になって初めて無投票だったが、今回は二月に新人が出馬表明したため、選挙戦になりそうだ。

 家森は、県議を六期二十四年務めた実績を強調。地域活性化策を訴え、甲賀、甲南、信楽地域を中心に各種団体の支援を集める。

 富田は地元の水口、土山地域を中心に、地盤固めを急ぐ。子どもの学力向上をはじめ、空き家対策、森林対策などを訴える。

 田中はネットを駆使して議会活動を紹介し、子育てや防災対策などを訴える。商工団体や労働組合と連携し、支持拡大を図る。

 整形外科医の村上は二回連続の無投票を避けようと出馬を決意。県医師連盟の支援を受け、地元の土山、水口地域から浸透を図る。

◆湖南市(定数二)
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 現職二人が立候補を表明している。ほかに立候補に向けた動きがなく、二〇一一、一五年に続き、三回連続の無投票となりそうだ。

 医師の生田は「市の不安を安心に」と掲げ、国道1号の四車線化やJR駅の改修促進など、都市基盤整備の充実を主張する。

 塚本は「子どもにツケを回さない」を掲げ、行財政改革を進めた実績を強調。子育てや障害者支援など「人への投資」を訴える。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6383チバQ:2019/03/28(木) 23:24:14
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032702000278.html
<県議選選挙区の構図> 彦根市・犬上郡 東近江市・日野町・愛荘町
2019年3月27日

◆彦根市・犬上郡(定数四)
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 現職三人、元職一人、新人三人の計七人が立候補を表明している。選挙区が統合されて六人が立候補した二〇一五年を上回り、激しい競り合いが予想される。

 細江は滋賀国体を好機に地域活性化を掲げ、市議との連携を強化。彦根東高校同窓会を軸とした人脈を生かし、支持拡大を図る。

 大野は前回のトップ当選。元豊郷町長としての知名度と実績で浸透を図る。人口減少に見合った医療、環境の施策充実を唱える。

 奥野は市議(一期目)で、引退する自民県議の地盤を継ぐ。経済活性化をはじめ、子育て支援や高齢者福祉の充実などを訴える。

 小菅は一期目の市議から転身を図る。情報通信技術を観光や経済、福祉に絡ませた地域活性化を訴え、市全域へ支持拡大を狙う。

 中沢は昨年、国民を離党。地域に根差した県議五期の実績を訴える。暮らしやすい地域づくりを唱え、幅広い層から支持を得る。

 江畑は立憲主義の回復を主張し、前々回以来の返り咲きを狙う。子どもの貧困対策や女性が活躍できる社会の実現などを訴える。

 今村は豊郷町議七期の経験を武器に、三月になった出馬表明の遅れを挽回する。滋賀国体予算を見直し、福祉に回すよう訴える。

◆東近江市・日野町・愛荘町(定数五)
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 大津市に次いで定数の多い選挙区。現職五人、新人三人の計八人が立候補を表明している。一人を除き前回と同じ顔ぶれで、県内屈指の激戦が予想される。

 加藤は、県議会事務局長や議員秘書などを務めた経験が武器。旧能登川、五個荘、永源寺の旧町域を中心に支持の上積みを図る。

 周防は昨夏の県議補選で国政に転出した前職の地盤の旧八日市市を継いだ。市議の経験から県と市町のパイプ役になると訴える。

 村島は、地盤の日野町から町外へ支持拡大を図る。経済や観光の振興による地域活性化を提唱し、商工団体との連携を強化する。

 本田は前回に続き、二度目の挑戦。旧愛知川町と愛荘町の町議計四期の実績を強調し、道路や河川の早期整備をアピールする。

 前回最下位当選だった井阪は、地元の日野町から巻き返しを図る。教員やNPO活動を通して培った地域密着の姿勢を押し出す。

 坂口は、前回に続き二度目の挑戦。若さと行動力を強調し、旧八日市市を拠点に、労働環境の整備や子育て支援の充実を訴える。

 前回次点だった松本は、街頭活動を繰り返す。県職員組合委員長を務めた経験を生かし、若者の労働環境の改善をアピールする。

 木沢は、県政をただした三期の実績から「確かな質問力」をPR。地元の蒲生地域を中心に全域を回り、無党派層の受け皿を狙う。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6384チバQ:2019/03/28(木) 23:24:32
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/shiga/CK2019032802000268.html
<県議選選挙区の構図> 長浜市 米原市 高島市
2019年3月28日

◆長浜市(定数四)
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 現職三人、新人三人の計六人が立候補を表明し、激戦が予想される。前回選で議席を三から二に減らした自民は、前回トップ当選を果たした現職一人を公認し、新人三人を推薦。保守票を巡って四人がしのぎを削る。チームしがは現職一人を擁立し、勢力の維持を目指す。前回選で選挙区初の議席を獲得した共産も、議席の死守が最重要課題だ。

 川島は三期十二年と議長の実績を強調。幅広い企業・団体から推薦を得る。旧長浜市を軸に、旧東浅井郡、旧伊香郡にも食い込む。

 杉本はこまめに配る県政報告で、巨額の国体施設整備を批判するなどして支持を拡大。地盤は旧湖北町で一部保守層にも浸透する。

 大橋は非自民、非共産の受け皿として、地盤の旧高月町から各地へと浸透を図る。「子どもに夢を」と元教員の人脈で票をたぐる。

 浅見は旧高月町が地盤。市遺族会の支援を受け、旧東浅井郡の保守層にも食い込む。県内の「南北格差」の解消などを唱える。

 旧木之本町出身の柴田は「県最北の立候補予定者」とPR。過疎が進む地域の活性化を訴えつつ、旧長浜市でも支持拡大を目指す。

 藤井は長浜市長の弟。地盤の旧虎姫町をはじめとする旧東浅井郡、旧長浜市での広がりを図る。河川対策や防災の充実を訴える。

◆米原市(定数一)
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 チームしが現職の角田は国民と立民県連、社民から推薦を受け、自民新人の鈴木は公明党から推薦を得た。「与野党対決」の様相を呈し、今夏の参院選の前哨戦になりそうだ。

 元文部科学省の鈴木は、過疎化が進む地域の振興を強調。若者の移住・定住策をはじめ、教育や子育て支援の充実を訴える。

 角田は市と県のパイプ役を担い、防災対策や障害者支援などの実績をアピールする。起業推進や雇用拡大などの政策も訴える。

 

 

 

◆高島市(定数二)
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 前回は現職、新人計四人が争う激戦だったが、今回は現職二人以外に立候補に向けた目立った動きはなく、八年ぶりに無投票になる公算が大きくなっている。

 清水は初めての無所属。前回はチームしが公認だったが、地域密着の姿勢を押し出した。地元市議や自治会などと連携を強める。

 海東も、前回に続き無所属で挑む。昨年四月に自民党に入党し、保守層に浸透を図る。高島市長時代のネットワークも生かす。

 (敬称略)

 =終わり

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

6385チバQ:2019/03/28(木) 23:36:02
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20190326-OYTNT50174/
<県議選 注目区を追う(上)> 御坊市・日高郡選挙区
2019/03/27 05:00

 統一地方選の前半戦で行われる県議選(定数42)が29日に告示される。14選挙区のうち少なくとも7選挙区で選挙戦となる見通しだ。各選挙区の構図や立候補予定者の動向からは、長く続く地方の衰退の中で変化を求める有権者の思いや、今後4年間で見込まれる県内の政治情勢の大変革を見据えた政党の思惑が透けて見える。注目の4選挙区を2回に分けて紹介する。

 ◇二階氏地盤「変化」の風

 平成に入って行われた7回の統一地方選で、1回しか選挙戦とならなかった選挙区が二つある。「御坊市」(定数1)と「日高郡」(定数3)だ。同じ日高地域にある両選挙区は、二階俊博・自民党幹事長の地盤として、長く同党系候補ががっちりと議席をおさえる「凪なぎ」の選挙区だった。しかし、二階氏の長男が現職と争って“保守分裂”となった3年前の御坊市長選以降、異変が起き始めている。

 ◇分裂の爪痕深く

【御坊市=定数1】
 中村裕一59自現〈8〉 〈公〉
 楠本文郎64共新

 「色々な所で『厳しいね』と言われる。本来は圧勝しないといけないのに。不徳のいたすところだ」

 2月にあった中村の事務所開き。二階氏の元秘書で、県議会議長や自民県連幹部を歴任したベテランが警戒感をあらわにした。

 御坊市選挙区で当選8回を誇るが、初当選となった補選を含めて7回が無投票。選挙戦での当選は8年前の1回のみで、集票力は未知数だ。

 一方、元小学校教諭で御坊市議を30年以上務めた楠本は、1年半前の衆院選で3区に出馬。二階氏に敗れたものの、市内では5099票を得て約1600票差にまで詰め寄った。ほとんどの地域で2倍以上の大差が付く中、「驚くような票」と波紋が広がった。

 その楠本が、保守分裂選挙でできた自民党と市長との“しこり”を巧みに突く。

 今月上旬に開いた演説会では、こう強調した。「市民の願いの実現に力を尽くすのが政治家だ。私なら県議会の前には市長室に行き、力を入れたい課題が何かを聞くようにする」

 今回「1人区」で選挙戦が見込まれるのは御坊市のみ。自民県連幹部は「競っているのは事実。議席のない選挙区が出るのはまずい。ましてや二階さんの地元で」とテコ入れを進めていることを認め、こう漏らす。「“分裂”の爪痕は今も深い」

 ◇現状不満の空気

【日高郡=定数3】
 冨安民浩71自現〈7〉 〈公〉
 坂本登72自現〈5〉 〈公〉
 花田健吉60自現〈4〉
 玄素彰人45無新

 日高郡選挙区で最後に選挙が行われたのは、御坊よりさらに12年遡る1999年。地盤の異なる冨安(日高町)、坂本(みなべ町)、花田(印南町)の3人が無投票で議席を分け合ってきたが、今回、「選択肢を示したい」と元印南町長の玄素が割って入った。

 「『20年も選挙がないんやから、やったれよ』。そんな声もいただいた」。地元で開いた決起集会で、玄素はこう力を込めた。

 選挙区を構成する6町の一つ美浜町では2月、自民党県連が推薦した現職が元町課長の新人に敗れた。女性首長への期待、人口減など衰退への危機感、二階氏の影響力低下――選挙後に様々な理由が挙げられたが、有権者が「現状」への不満を示したことは共通している。こうしたムードが選挙区全体に広がるかが焦点となる。

 一方、玄素と地盤が重なる花田は、相続税法違反事件の裁判継続中のため今回は無所属で出馬する予定だったが、告示直前の25日になって公認が決まった。自民県連幹部は「こんな時こそ、経験のある安定した候補が必要」と説明する。

 日高地方で吹き始めた変化を求める風。政権与党の重鎮の足元を揺るがす結果となるのか。注目される。

(立候補予定者は敬称略)

 〈注〉氏名、投票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦・支持政党。並びは党派の衆院勢力順、当選回数順など。

6386チバQ:2019/03/28(木) 23:37:33
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20190327-OYTNT50154/
<県議選 注目区を追う(下)> 和歌山市・岩出市選挙区
 県全体の定数の3分の1以上を占める「和歌山市」(定数15)。毎回激しい選挙戦となるが、今回見込まれる「定数3超」は12年ぶりの多さだ。さらに、現職が全員引退せず、新人3人はいずれも和歌山市議からのくら替えと大混戦の模様となっている。各政党が積極的に勢力拡大を狙うのは、今後4年間の和歌山政界の変化を見据えてのことだ。

 ◇参院選にらみ熱

【和歌山市=定数15】
 井出益弘72自現〈9〉
 宇治田栄蔵68自現〈8〉
 新島雄67自現〈6〉
 山下直也63自現〈6〉
 尾崎太郎53自現〈4〉
 森礼子50自現〈3〉
 浦口高典64国現〈4〉 〈社〉
 多田純一65公現〈3〉
 中拓哉62公現〈3〉
 岩井弘次61公現〈1〉
 奥村規子67共現〈3〉
 松坂美知子62共新
 林隆一56維新
 長坂隆司62無現〈6〉
 藤本真利子65無現〈4〉
 片桐章浩57無現〈3〉
 菅原博之62無現〈1〉
 浦平美博47無新  〈自〉
 3新人はそれぞれ、自民党(推薦)、共産党、日本維新の会から立つ。

 県議会で3分の2の議席を占める自民だが、和歌山市に限れば過半数に満たない6議席。「まだ伸びる余地がある」と、浦平で“7議席目”を狙う。

 ただ、「公認」ではなく「推薦」にとどめたのは、「現職から不安の声が多かった」(自民県連幹部)ためで、安倍政権への批判がじわじわと高まる中、公明党が唯一候補を擁立し、支援が得られない戦いへの不安をのぞかせる。市内の交差点で演説を繰り返す浦平は「読めないが、厳しいことは間違いない」とする。

 同じく1人増を狙う共産。前回選では現職が4位で当選したものの、新人は240票差で落選。県委員会幹部は「均等に票を割れなかった前回の反省を踏まえ、今度こそ2人を当選させたい」と意気込む。現職・奥村、新人・松坂とも女性で、アピールの相乗効果を図る。

 “票の食い合い”の恐れもある中、果敢に「もう1議席」を狙いに行くのは、目の前に迫った与野党激突の参院選に向け、少しでも勢力を拡大しておきたいからだ。さらには、同日実施も取り沙汰される衆院選、そしてその先の県内政界再編も視野に入れている。

 衆院選で1区にあたる同市。1区では、自民の門博文氏が国民民主党の岸本周平氏に3連敗しており、勝機が見えない。一方、昨秋の知事選で仁坂吉伸氏が4選し、「多選」とされる任期に入った。「待望論のある岸本氏が知事に回れば門氏は安泰」「いっそ閣僚経験者の参院議員が1区にくら替えすれば」――様々な臆測が飛び交う中、「1区=和歌山市」に議席を持つ重要性は増しているのだ。

 「1人でも通れば改革を進められる」

 維新の党だった前回選で菅原が当選したが、その後無所属になったため、議席のない日本維新の会。林は、4年前の和歌山市議選で3位に入った集票力で議席確保を狙う。

 そんな時、思わぬ風が大阪から吹いてきた。大阪都構想の実現に向けた「出直しクロス選」の実施だ。22日夜には、和歌山市のホテルで松井一郎代表の「特別講演会」を企画。スケジュールの都合で急きょ来県はなくなったが、会場では活発な質問が飛び交っていた。

 林は言う。「ダブル選の勢いを和歌山での追い風にし、何としても勝ちたい」

 ◇独占阻止に挑む

【岩出市=定数2】
 川畑哲哉41自現〈1〉 〈公〉
 北山慎一44自新  〈公〉
 坂田隆徳39国新
 内海洋一60無新 〈由〉〈社〉

 隣の選挙区「岩出市」(定数2)でも、与野党決戦を視野に入れた動きがある。過去3回続いた自民系候補の議席独占を阻止しようと、野党系候補2人が出馬する。

 前回当選の川畑と、引退を決めた現職の後継で石田真敏総務相の元秘書北山の2人で引き続き独占を目指す自民に対し、前回衆院選で希望の党から出馬して石田氏に敗れた坂田は「定数の少ない選挙区で、自民でも共産でもない選択肢を示すことが大事」と意気込む。国民県連幹部は「地方議員が増えれば国政選での地盤固めになる」と期待する。

 一方、「野党結集」を訴える内海は自由党県連代表ながら、社民党などの支援を受けるため無所属で挑む構えだ。

 県都、そして自民の牙城を巡る戦いの行方は、県内政界の今後に直結していく。

(立候補予定者は敬称略)

    ◇

 この連載は森本寿夫、鷲尾有司、吉田清均が担当しました。

 〈注〉氏名、投票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦・支持政党。並びは党派の衆院勢力順、当選回数順、五十音順など。

6387チバQ:2019/03/28(木) 23:45:39
https://mainichi.jp/articles/20190211/ddl/k30/010/232000c

選挙
美浜町長選/美浜町議選 町長に籔内さん 県内唯一の女性首長へ /和歌山
会員限定有料記事 毎日新聞2019年2月11日 地方版

地方選挙
和歌山県
選挙・和歌山
 任期満了に伴う美浜町の町長選と町議選はいずれも10日投開票された。町長選では、新人で元町課長の籔内美和子氏(56)が、3選を目指した現職の森下誠史氏(63)を破って初当選を果たした。県選管によると、確認できる1950年代以降、女性首長の誕生は県内初めて。当日有権者数は6213人、投票率は79・24%(前回は80・39%)。

 籔内氏は同日夜、事務所で「開かれた町づくりを目指し、しっかりとトップセールスをしていきたい。女性が…

https://www.asahi.com/articles/ASM343GJXM34PXLB003.html
和歌山)籔内新町長が初登庁で抱負 県内唯一の女性首長
大森浩志郎 2019年3月5日03時00分
 2月の美浜町長選で初当選し、県内でただ一人の女性首長となった籔内美和子・新町長(56)が4日、役場に初登庁した。職員や支援者らに出迎えられ、「職員とともに町民の皆様のお声を十分に聞いていきたい」と抱負を述べた。

 午前8時半ごろ、籔内町長は役場前で待ち受ける職員や支援者らに「ありがとうございます」「よろしくお願いします」と何度も頭を下げた。花束を受け取り、笑顔を見せた。

 庁舎内に入ると、幹部職員らを前に訓示。町の住民課長や健康推進課長を務めた籔内町長は、明るいあいさつを心がけて町民が気軽に入りやすい役場にするよう呼びかけ、「女性としてきめ細かな行政に取り組んでいきたい」と語った。

 町長室で報道陣の質問にも答え、「職員や議会の皆様とも相談し、高校生までの医療費無料化を検討していきたい」と話した。(大森浩志郎)


https://mainichi.jp/articles/20190325/ddl/k30/010/200000c
県議選・注目区を行く
/上 御坊市 自民・二階氏お膝元で異変 知名度生かす共産新人 /和歌山
会員限定有料記事 毎日新聞2019年3月25日 地方版
 県議選御坊市選挙区は1議席を巡り、9選を目指す自民現職の中村裕一氏(59)と、共産新人の楠本文郎氏(64)による一騎打ちとなる公算が大きい。中村氏は二階俊博・自民党幹事長の元秘書で、これまでは通算7回の無投票当選など、激戦の経験は少ない。二階氏のお膝元では、2016年御坊市長選や今年2月の美浜町長選など、自民の敗戦・苦戦が相次ぐ。結果はポスト二階も含めた県政界の勢力図に影響を与えかねず、関係者も注視している。

 「支持者にこれほど『厳しい選挙だね』と声をかけられたことはなかった」。中村氏陣営の幹部は危機感を募…

6388チバQ:2019/03/29(金) 14:05:28
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20190329003.html
震災特例「空白の2カ月」解消 兵庫県議など5選挙
2019/03/29 07:30神戸新聞

震災特例「空白の2カ月」解消 兵庫県議など5選挙

「空白の2カ月」解消のPRポスターには、「たった2カ月、されど2カ月」との表現も=神戸市中央区、兵庫県議会事務局

(神戸新聞)

 統一地方選で実施される兵庫県議など五つの選挙によって、投開票から新任期までの「空白の2カ月」がなくなる。当選者の任期を通常の4年から約3年10カ月に短縮する特例法が2017年5月に成立。今回の選挙後の4〜6月のずれを最後に、阪神・淡路大震災から続いてきた懸案が解消されることになり、県議会はポスターを作って有権者にPRする。


 五つの選挙は、県議のほか、神戸、西宮、芦屋市議と芦屋市長選。

 1995年1月の阪神・淡路大震災の影響で、同年4月の選挙が6月に延期された。一時的に転出している市民がいる▽投票所の設営など選挙事務の人手が足りない-などの理由による特例的な措置だった。

 99年選挙は統一選の日程に復帰し、4月に実施。95年選挙で当選した議員の任期は、6月からの4年間だったため、99年選挙の当選者と入れ替わるまで約2カ月空くことになった。

 この間、新人や元職の当選者はバッジも報酬もない一方、引退や落選した議員は現職として残り、6月支給の期末手当(ボーナス)を受け取れる事態に。専門家からは批判が相次いだが、その後も計6回にわたってずれが引き継がれた。

 ある神戸市議は、受給資格を「在職12年以上」と定めた地方議員の年金制度を背景の一つに挙げる。空白期間をなくすために任期を2カ月短くすると、他の議会では3期で受け取れる年金がもらえなくなるためだ。制度は財源不足によって2011年に廃止され、「議論の障害がなくなった」と振り返る。

 15年10月、県議会で検討が始まると、神戸、西宮、芦屋市議会も同調し、法案上程に向けて国への要望活動が本格化。選挙日程を6月にずらす案も出たが、投票率の下落などが不安視され、任期を短縮する方向で一致。17年5月に特例法が成立し、同年6月に各議会で条例が可決された。

 今回の選挙を前に、県議会は「あの震災で生じたズレようやく解消します」と記したポスターを作製。経緯などをスマートフォン画面のやりとりにまとめ、公共施設や金融機関などに張り出した。

 県議会事務局は「空白期間がなくなり、すっきりと分かりやすい制度になった意義を有権者に伝えたい」と話す。(小川 晶)

6389チバQ:2019/03/29(金) 14:07:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1903290015.html
大阪都構想めぐり因縁対決 府議選高槻、各党が激戦
2019/03/29 12:54産経新聞

大阪都構想めぐり因縁対決 府議選高槻、各党が激戦

大阪府議選が始まり、朝から支持を訴える候補者=29日、大阪府高槻市(前川純一郎撮影)

(産経新聞)

〈統一地方選・大阪〉

 大阪の命運をかけた政治決戦の最終章の幕が上がった。29日に告示された大阪府議・市議選。先に始まった府知事・市長のダブル選では、大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想の是非を主な争点に、大阪維新の会公認候補と自民系候補が激戦を展開。両議員選でも都構想が各候補の対立軸になるとみられ、4月7日の投開票に向けて大阪の“4重選挙”がいよいよヒートアップする。

 定数4の府議選高槻市・三島郡選挙区では、公明党現職に対し、維新が現職に加えて元衆院議員の新人を擁立。都構想をめぐる昨年末以来の維新と公明の対立の構図がそのまま持ち込まれた。そこに立憲民主、共産両党の候補者も参戦、午前11時時点で6人が立候補を届け出た。

 「都構想実現の最後のチャンス。政治家になって一貫して掲げてきた統治機構の改革をやりきりたい」。29日午前9時、高槻市野見町の神社で必勝を祈願した維新新人の松浪健太氏(47)は記者団の取材にこう話した。衆院議員としての実績は豊富だが、府議の経験はない。立候補を表明したときは公明への“刺客”とも報じられた。

 維新は単独で都構想の住民投票実施にこぎ着けるため、今回の両議員選にはそれぞれ過半数の候補者を擁立した。松浪氏と連携して支持拡大を狙う同じ選挙区の維新現職、池下卓(たく)氏(43)も第一声で「大阪をもっと成長させることが必要。府議会で過半数を取りたい」と強調した。

 一方、公明現職の林啓二氏(66)は高槻市役所前で「もう都構想はやめにしましょう。(維新の)横暴は許すことはできない」と声を張り上げた。

 公明府本部の幹事長として、都構想では維新側との交渉役を務めてきた。維新、公明両党が平成29年4月に交わした合意書も、林氏が署名した。

 しかし両党は合意書の解釈をめぐって対立し、最終的に交渉は決裂。維新側はこの合意書を根拠に公明に「嘘をつかれた」と繰り返し主張。公明は「スケジュールありきではない。議論が足りていない」と反論してきた。林氏は「定数4の中で維新の2人目が出た。厳しい戦いだが、どうか勝たせてほしい」と訴えた。

 「大阪の発展を対立でつぶすわけにはいかない。G20や万博を成功させたい。大阪が元気になれば高槻も島本も元気になる」。市役所前でこう呼びかけたのは自民新人の田村規子(のりこ)氏(55)。市議からのくら替え出馬で、女性の活躍や地方創生、教育施策を中心とする政策を丁寧に伝えたいとする。

 立憲民主党新人の野々上愛氏(41)は、「府民が置き去りにされた府政を取り戻す先頭に立っていく」と阪急高槻市駅前で第一声。同党の辻元清美国対委員長も応援に駆けつけ、激しく維新政治を批判した。

 共産党現職の宮原威(たけし)氏(72)はJR高槻駅前で「当たり前の生活ができる政策に取り組む。維新の会と真正面から対決し、打ち勝つための支援を願いたい」と訴えた。

6390チバQ:2019/03/29(金) 14:09:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190329k0000m010140000c.html
都構想論戦「第3幕」 大阪府議選、公明幹部に維新“刺客”も
2019/03/29 13:00毎日新聞

都構想論戦「第3幕」 大阪府議選、公明幹部に維新“刺客”も

握手をして支持を訴える候補者(中央)=大阪府内で2019年3月29日午前10時15分、加古信志撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 統一地方選前半戦で大きな注目を集める大阪府議選(定数88)と大阪市議選(同83)が29日告示された。大阪都構想の住民投票再実施に影響する可能性があり、大阪の将来の形を左右する9日間の論戦が幕を開けた。

 ◇主要5会派6人で争う大激戦 高槻市・島本町選挙区

 都構想の協議を巡って決裂した公明党幹部に対し、大阪維新の会が元衆院議員を擁立した大阪府議選の高槻市・島本町選挙区(定数4)は、自民、立憲民主、共産の主要5会派6人で争う大激戦になった。

 維新は前回トップ当選の池下卓氏に加えて衆院議員を5期務めた松浪健太氏を送り込んだ。維新は4人区は2人擁立が基本路線と説明するが、維新側との交渉役を務め、住民投票実施時期を巡る「密約文書」に署名した公明府本部幹事長、林啓二氏への「刺客」との見方がもっぱら。都構想を巡る維公の対立は激しさを増している。

 維新は池下氏と知名度がある松浪氏の相乗効果で票の積み増しを狙う。告示後に高槻市内の神社で必勝祈願した松浪氏は取材に「都構想は未来の子どもへの贈り物。(過半数に)足りない議席を一つでも埋める」と強調。これに対し、林氏は約300人の支持者の前で「都構想はやめにしよう。首長の突然の辞職は権力の横暴、鉄ついを下しましょう」と気勢を上げた。

 共産現職の宮原威氏は昨年の大阪北部地震を踏まえ「暮らしや防災を最優先にした府政を」と訴えた。自民新人の田村規子氏は「対立から協調へ。女性の力で大阪を変える」と強調。立憲は新人の野々上愛氏を擁立。届け出直後から街頭演説などを精力的にこなした。

 同選挙区は大阪、京都両市の中間にあるベッドタウン。無党派層の動向が大きく影響しそうだ。【藤顕一郎、真野敏幸】

 ◇1人区、維新と自民が火花 大阪市生野区選挙区

 府議会(定数88)で単独過半数(45)を目指す大阪維新の会にとって、31ある「1人区」の結果が勝敗の鍵を握る。その多くが、自民党との直接対決。29日の告示直後、大阪市生野区選挙区では戦いの火花が散った。

 同区では前回まで6期連続当選し、府連幹事長などを歴任した自民重鎮の朝倉秀実氏が引退した。後継として同区の副区長を務めた元市職員、竹沢宣之氏が立候補。維新は同区で市議を3期、市議会議長も務めた角谷庄一氏を擁立した。

 竹沢氏は第一声で「朝倉さんの後継者としてスタートを切ったが、新人で知名度もまだまだ。これから街中を駆け巡ります」と宣言し、都構想に触れなかった。取材に「万博や防災など目の前の課題に一つずつ取り組む。都構想で全てが解決するとは思えない」と対決姿勢を鮮明にした。

 一方、知事・大阪市長のダブル選との同日実施を追い風にしたい角谷氏は、事務所前に集まった支持者らに決意表明。「自民党が長年議席を守ってきた選挙区だが、大きな壁を乗り越えようと、大阪の成長のために決意した。都構想実現のために日々精進したい」と述べた。

 4年前の府議選で維新は1人区で19勝したが、過半数に届かない42議席にとどまり、都構想の制度案を協議する法定協議会でも主導権を握れなかった。今回は自民と23選挙区で激突する。【津久井達、岡村崇】

6391チバQ:2019/03/29(金) 22:42:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000028-kyt-l26
京都府議選は「無投票」過去最多の5選挙区 統一地方選
3/29(金) 22:23配信 京都新聞
京都府議選は「無投票」過去最多の5選挙区 統一地方選
府議選が無投票となった京都市左京区のポスター掲示板。激戦の市議選(右)に比べて府議選は空きが目立つ=29日
 29日告示された京都府議選は、京都市中京区や左京区、南区など過去最多の5選挙区で無投票となった。滋賀県議選の無投票も3選挙区に上る。一足早く当選が決まった候補者の事務所は喜びに包まれたが、有権者からは無投票を残念がる声も聞かれた。
 立候補の届け出が午後5時に締め切られると各選挙区で無投票当選が決まった。府議選の中京区で初当選した自民党新人の青木義照さん(55)は、事務所で万歳し、支持者と喜びを分かち合った後、「当選はうれしいが、新人なのでやはり選挙を戦いたかった」と漏らした。
 中京区が無投票になったのは8年ぶり2回目。子育て中の主婦(37)は「投票できずに残念。無投票だと、有権者が蚊帳の外という感じがする」と話す。
 京都市内で府の権限は少なく、府議の存在感も小さいとされる。左京区では市議選が定数8を15人で争う激戦となったが、府議選は初の無投票で幕を閉じた。
 選挙ポスターを眺めていた女性(79)は「市議は身近に感じるが、府議はどんな活動をしているかよく分からない」。会社員の男性(30)は「立候補が少ないのは、選挙に出るためにお金が必要だからでは」と供託金制度を疑問視した。
 県議選が無投票になった高島市の兼業農家の男性(64)は「深刻な過疎化の問題など、候補者の意見を聞いてみたかった」と嘆いた。

6392チバQ:2019/03/29(金) 22:43:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000086-mai-pol
大阪府議選、無投票増加 少数会派が擁立絞る 自民も対抗馬用意できず
3/29(金) 21:03配信 毎日新聞
 大阪府議選(定数88)は定数が激減して全選挙区で選挙戦になった4年前と打って変わり、8選挙区の13人が無投票で当選した。少数会派が擁立を絞ったほか、自民党が大阪で地盤を築く大阪維新の会と戦う候補を全てで用意できず、立候補者が前回比2割減の146人にとどまったことが原因とみられる。

 無投票当選となったのは維新7人、自民3人、公明2人、無所属1人。維新は1選挙区を除く52選挙区で候補者を擁立。一方、共産は前回の35人から20人と大幅に減らした。立憲民主は3人、国民民主は1人の擁立にとどまった。旧民主は前回選で大敗して基盤を失い、その後の分裂も影響した。自民は38人を立てたが、維新の現職がいる1人区で擁立を見送った選挙区もあり、自民府連幹部は「維新が大阪に定着し、対抗馬を見つけるのに苦労している」と打ち明ける。【津久井達、藤顕一郎】

6393チバQ:2019/03/29(金) 22:55:23
>>6172白坂有子
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000082-asahi-pol
京都市議選、共産が全選挙区擁立こだわらず 戦後初めて
3/29(金) 17:57配信 朝日新聞デジタル
 京都市議選(定数67)で共産党が戦後初めて、すべての選挙区に候補者を擁立することを見送った。東山区選挙区(同2)に公認候補を立てず、無所属新顔の支援に回る。

 京都市議会の現有議席は自民党が19、共産党が18で、その差わずか1。両党は改選後の最大会派を目指してしのぎを削る構図だ。

 共産党は定数が3から1減となった2003年に議席を失い、その後も議席を得られなかった。共産党京都府委員会の渡辺和俊委員長は「全選挙区擁立にこだわらず、状況によっては主張が合う党外の候補者と協力することが大事だ」と語り、当選後の会派合流も期待する。

 選挙期間中は共産党の参院議員も選挙区入りし、この候補への支持を呼びかける予定だ。同選挙区にはほかに自民党、国民民主党の公認候補が立っており、他陣営からは「政党色を前面に出さずに幅広く支持を呼びかける戦略だろう」と警戒する声が出ている。(本多由佳)


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