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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ
3499
:
チバQ
:2011/04/14(木) 22:59:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110411/CK2011041102000100.html
自民、圧倒的多数守る 民主 勢力差埋まらず
2011年4月11日
初当選を決め、支持者らに胴上げされる小川晶氏=前橋市で
統一地方選前半戦の県議選は十日、無投票の五選挙区を除く十三選挙区で投開票が行われた。自民党は公認三十五人のうち三十人が当選し、圧倒的多数を守った。民主党は公認十人のうち四人の当選にとどまり、自民との勢力の差を埋められなかった。公明党は三人に増やし、共産党は二人が当選して議席を回復。みんなの党は初の公認候補一人が当選し、県政界への仲間入りを果たした。 (中根政人)
東日本大震災の影響で、候補者が選挙戦前半に遊説を自粛したことなどが響き、投票率は49・08%と過去最低を大幅に更新した。
前橋市区は、無所属の岩上憲司氏が、前回に続きトップ当選。自民は四人全員が当選した。公明は一議席を維持。共産は酒井宏明氏が初当選した。一方、民主は新人二人のうち小川晶氏が初当選。県都で四年ぶりに議席を奪還した。
高崎市区では、自民が五議席を獲得。民主は公認二人のうち一人の当選にとどまった。公明は一議席を確保。伊勢崎市区は、みんなの吉山勇氏が初当選。自民も新人三人が初当選した。太田市区は民主と自民が二議席ずつを分け合ったほか、公明が初議席を獲得。桐生市区は現職三人が議席を維持した。
自民現職が落選したのは四選挙区。定数一に四人が出馬し、最激戦区となった富岡市区は、無所属の大手治之氏が初当選。定数一を三人が争った沼田市区でも、無所属の金井康夫氏が初当選した。渋川市区は、自民県連幹事長の真下誠治氏が落選する波乱があった。利根郡区では、無所属元職の星野寛氏が返り咲いた。館林市区と吾妻郡区は、自民現職が二議席ずつを独占。みどり市区も自民現職が議席を維持した。市町村合併で合区された藤岡市・多野郡区も自民が二議席を確保した。
3500
:
チバQ
:2011/04/14(木) 23:09:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen11/kng/CK2011041302100005.html
川崎市議選総括 異例の戦い 明暗分かれ
2011年4月13日
東日本大震災を受け、異例の選挙戦となった川崎市議選。みんなの党が躍進する一方、神奈川ネットが議席を失う結果に。市議会は大きく様変わりすることになりそうだ。 (北条香子、酒井博章)
市選挙管理委員会は啓発活動を自粛。各候補も「『選挙どころではない』と有権者の反発を招くのでは」との懸念から、告示直後は選挙カーを控えて自転車や徒歩で回り、マイクの音量を下げた。
「これでは選挙ムードが高まらない。投票率は40%前後に低迷し、組織戦に強い政党有利となるのでは」との見立てもあったが、選挙に対する有権者の反発は少なく、終盤には選挙運動が活発化。投票率は前回比2・41ポイント減の46・11%を保った。ただ、万歳を自粛した新議員もいた。
前回改選で民主党に最大会派の座を譲った自民党は今回、最多の十六議席を獲得。一方、民主は現職三人が落選し、十四議席にとどまった。党市議団長の飯塚正良氏は「優秀な人材を失った」と唇をかんだ。
みんなの党は新住民などの浮動票をまとめ、公認候補者六人が全員当選の快挙。候補者のまとめ役だった月本琢也氏は「自民や民主など既存政党への不信感から、最後の砦(とりで)として、新住民や“川崎都民”が期待を寄せてくれた」と勝因を語る。「全員が新人。これから議会のルールを勉強し、是々非々で他会派と連携できる部分では協力し、政策を実現していきたい」
守備に徹した公明、共産両党が候補者全員の当選を果たす一方、候補者四人を立てたネットは全敗。他党からは「みんなの党のあおりを受けた」という見方も。麻生区で涙をのんだ現職の山口和子氏は「愕然(がくぜん)としたが、結果を真摯(しんし)に受け止め、四年後に向けて立て直しを図りたい」と前を向いた。
議会内部からも「みんなの党の躍進、ネットの敗北が意味することは、市議会は変わっていかなければいけないということ。それが市民の負託に応えることになる」(公明党の岩崎善幸市議団長)との声が出ている。
◆新政党に期待 改革姿勢を評価 阿部市長コメント
川崎市議選でみんなの党の公認候補者六人全員が当選したことについて、阿部孝夫市長は「新しい政党に市民が期待を寄せ、新人候補の中で有利に戦いを進めた結果。改革を進めるという姿勢が評価されたのだろう」と述べた。
神奈川ネットが議席を失ったことについては「激動の時代に、生真面目に市民生活を支援するという活動が、今回は政治の世界であまり受け入れられなかったのではないか」と話した。 (北条香子)
3501
:
チバQ
:2011/04/14(木) 23:11:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen11/tcg/CK2011041202100026.html
県議選を振り返る みんな一人勝ち 自民・民主 精彩欠き 衆院選にも影響か
2011年4月12日
十日に投開票された県議選は、最大会派・自民、政権与党・民主の二大政党が精彩を欠く中、みんなの党が躍進して“一人勝ち”の構図になった。議会運営は、推薦候補を含めて過半数を保った自民が引き続きリードするものの、みんなが基盤を拡大したことで、次期衆院選を見据えた各党の戦略に影響しそうだ。 (小倉貞俊)
十七人を擁立したみんなは議席を五から十三に伸ばし、県内で比例第一党になった昨夏の参院選の勢いをあらためて示した。渡辺喜美代表のお膝元である県北で順当に議席を増やし、宇都宮市・上三川町選挙区では、約一万四千票を得てトップ当選した新人渡辺幸子氏ら現新三人が全員当選。佐野市など県南の三選挙区でも初の議席を得て、支持拡大の足場を築いた。
一方、三十四人を公認・推薦した自民は現有二十八議席から二減とした(推薦を含む)。会派会長の青木克明氏ら複数の中堅やベテランが姿を消したことに、県連幹部は「現状への閉塞(へいそく)感があった」と分析。衆院選に向け、新鮮さを期待する県民にどう応えるかが鍵になる。
民主は公認・推薦で十三人を立てたが、辛くも現有六議席を守るにとどまった(同)。地方組織拡充どころか退潮ぶりを露呈し、一昨年の衆院選で追い風を得て勝ち取った小選挙区三議席、比例二議席の維持も危ぶまれる。組織づくりの抜本的な練り直しを迫られそうだ。
公明党は一増の三議席とし、県議会で代表質問ができる「交渉会派」になった。初めて得た小山市・野木町選挙区の議席を足掛かりに、県南での支持を広げる考え。共産党は唯一の候補の現職野村節子氏が惜敗。四年ぶりの議席喪失で、存在感の低下は必至だ。
政党別の得票数(同)は自民が最多の三十三万五千票。みんなは十六万九千票で、九万二千票の民主に倍近い差をつけた。公明は三万二千票、共産は七千票だった。
3502
:
チバQ
:2011/04/14(木) 23:17:30
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000581104140001
さいたま市議選 市長与党、少数のまま
2011年04月14日
改援隊推薦候補の集会で支援を訴える清水勇人市長(右)=3日、さいたま市
◇「改援隊」、定数の2割/統一選前半戦
「追い風でも逆風でもなかった。風にならなかった」
推薦した候補者21人のうち、当選は定数(60)の2割の12人。さいたま市の清水勇人市長は、市議選投開票翌日の11日、自ら代表を務める地域政党「埼玉改援隊」の戦いぶりについて、力なく語った。
一昨年の市長選で当時の現職を破って初当選したが、議会は少数与党。市長多選自粛や敬老祝い金の支給年齢引き上げなど、行財政改革の公約実現のための条例案は否決された。
大阪府や名古屋市で首長主導の地域政党が勢いを増す中、県内の統一地方選で議員選を抱える他の4市町長と1月、改援隊を設立した。市政運営の現状打破が狙いだった。
しかし、目算は狂い続けた。
当初、さいたま市議選で過半数の議席獲得を目標に掲げた。とたんに「議会を支配するのか」「市長自身の信任投票だ」などと攻撃され、撤回した。
元々、推薦候補だけで臨む姿勢だった。推薦決定を追加発表しながら人数を増やし、街頭活動も始めた矢先に、東日本大震災が起きた。市長として対応に追われた。
結局、推薦は定数の約3分の1にとどまった。しかも、ほとんどは民主やみんなの公認・推薦候補。改援隊単独の無所属推薦候補は3人だけだった。
■ ■
改援隊をうまく利用したのが、民主だった。
党への逆風と「地域政党人気」を意識し、「使えるものは何でも使う」(市議団幹部)と、公認・推薦候補計19人のうち、14人が改援隊の推薦を受けた。
選挙戦最終日の9日、街頭演説に清水市長を招く候補が相次いだ。定数4減にもかかわらず、議席を10から13に伸ばし、県議選での大敗とは対照的な結果を残した。
しかし、改援隊の効果も万能ではなかった。14人のうち当選は8人。民主色を薄めても、地域政党の看板を掲げても、勝敗を分けたのは個人の訴求力だったともいえる。
「政党や無所属という看板自体、震災であまり意味を持たなくなり、有権者が候補者個人の政策や見識、資質を見極める選挙になる」
松本正生・埼玉大学教授(政治意識論)も選挙期間中、そう分析していた。
■ ■
自民は1減となったが19議席を確保し、第1党のまま。推薦した当選者も合流する方針だ。公明は1増の11議席で、共産は1減の7議席。「議会のスリム化」を掲げた改援隊のマニフェストに対し、「二元代表制の趣旨から外れている」などと撤回要求決議案に賛成した3党で、過半数を占める。
自民の市議団幹部は「改援隊の『店じまい』を勧めるなど、清水市長の責任を追及する」と言う。
5月で市誕生10周年の節目を迎えるのを前に、清水市長は引き続き、厳しい市政運営を強いられることになった。これまでの公約を貫き通すのか、譲歩するのか、明言はしていない。
党派を超えて誕生した改援隊勢力との「共闘」についても、「それぞれの議員が決めることで、自分が旗を振ることは考えていない」と消極的だ。
3503
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:36:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110415/gnm11041521010007-n1.htm
3市長、8市議選あす告示 高崎市長選は激戦も 群馬
2011.4.15 21:00 (1/3ページ)
任期満了に伴う高崎▽桐生▽館林−の3市長選と太田など8市議選は17日告示され、統一地方選の後半戦がスタートする。高崎市長選は新人4人による激戦が予想されており、館林市長選は現職と新人の一騎打ちとなる見通しだ。桐生市長選に出馬表明しているのは現職だけで、無投票の可能性がある。8市議選は、いずれも平成19年の前回選挙より定数が削減されており、激しい選挙戦となりそうだ。投票は、19日告示の5町村長、13町村議選とともに24日に行われ、即日開票される。
高崎市長選
6期24年を務め全国最高齢、最多選市長となった松浦幸雄氏(81)が引退を表明し、新人4氏が出馬に向けた準備を進めている。うち3人が松浦支持層などの取り込みをめぐって激しく競り合い、混戦模様となっている。
前県立女子大学長、富岡賢治氏(64)は、連合群馬の支持や社民党県連の推薦を受ける。精力的に街頭に立ち、知名度アップにも余念がない。
元市議の松本基志氏(51)は、市議時代の地盤を生かし市内全域にきめ細かく後援会を設立。ミニ集会などを積極的に開き、支持層拡大に力を注ぐ。
県議の中島篤氏(56)は市議、県議時代の経験を活用し、組織固めを進めている。高崎商野球部出身の経歴をアピールし、幅広い浸透を図る。
3人を追うのが、3月末に出馬表明したシステムエンジニアの寺田昌弘氏(42)。ボランティア経験などをもとに、無党派層に政策を訴える。
平成19年の前回選挙後、高崎市は旧吉井町と合併、今月からは中核市に移行した。人口、面積とも県内最大市のかじ取り役を選ぶ同市長選では、経済・雇用対策とともに、東日本大震災を受けて防災対策のあり方も争点となりそうだ。
3504
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:36:59
桐生市長選
現職の亀山豊文氏(60)=自民推薦=が再選を目指し立候補を予定している。産業界など各種団体からの支援を取り付け、支持基盤拡大を図っている。
15日になって、自営業の男性が立候補届け出の事前審査を済ませたが、選挙戦となるかどうかは流動的な情勢だ。
館林市長選
再選を目指す現職の安楽岡一雄氏(63)=自民、公明推薦=と、新人で元土地家屋調査士の小曽根光男氏(61)が出馬を表明している。
1期4年の実績をアピールする安楽岡氏に対し、小曽根氏は街頭演説を中心に政策を訴える予定だ。
8市議選
市議選は、高崎(定数41)▽桐生(同22)▽太田(同34)▽沼田(同22)▽藤岡(同22)▽富岡(同21)▽安中(同24)▽みどり(同20)−の8市議選が予定されている。
平成21年に旧吉井町と合併した高崎市議選は、高崎選挙区(定数38)と吉井選挙区(同3)に分けて実施される。定数は合併時の議員数59人から大幅に減少し、両選挙区ともに激戦が見込まれている。
3505
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:38:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110414-OYT8T00167.htm
川原湯 議員なり手なし/長野原町議選
ダム問題で疲弊 人口減、余裕なく
住居の移転や建設が進む川原湯地区の代替地。ダム問題の影響もあり、人口は激減してしまった(12日) 19日告示、24日投開票の長野原町議選(定数10)で、建設か中止かで揺れる八ッ場ダムの水没予定地・川原湯地区の町議がいなくなる可能性が出ている。唯一の現職は引退する考えで、ほかに手は挙がらない。ダム問題の影響で町内外への転出が相次ぎ、地区の人口は減少。川原湯温泉も客足は落ち、「選挙どころでない」との声も漏れる。ほかの地区の動きも低調で、2期連続無投票との見方もある。(佐賀秀玄)
「これまでも『辞める』と言って3回もやった。70歳も超え、もう出ない」。川原湯地区に住み、当選8回と議会最古参の冨沢吉太郎町議(70)は明言する。
冨沢町議が初当選した1979年の定数は22人で、川原湯地区からは2人が当選した。「その前は3人もいたが、今はちょっと無理」という。
現在の町議の行政区別の内訳は、川原湯と林、長野原、大津が各1人。北軽井沢と横壁、応桑が各2人。
町の人口6270人(3月末)のうち、“大票田”の応桑や北軽井沢はそれぞれ1109人、1608人もいるが、川原湯はわずか161人。約30年前と比べ、約460人も減った。2001年に水没予定地の単価が決定し、借地の住民らが分譲価格が高額な代替地を避けて町内外に転出するなどしたためだ。
ダム推進派の町民は「ダムを一番必要としている川原湯から議員がいなくなると、ダム問題への関心が薄れるのではないか」と心配する。川原湯温泉の関係者は「ただでさえ、客足が落ちているのに、東日本大震災でキャンセルも相次いだ。自分の頭の上のハエも追い払えないのに、議員の仕事をする余裕のある人はいない」と話す。
同町議選を巡っては、冨沢町議ら2人が勇退の予定。3月23日の立候補予定者説明会に集まったのは、現職8、新人3の計11陣営。しかし、新人の1人は読売新聞の取材に「今回は出ない方向」と語り、2期連続の無投票もあり得る。
こうした現状を、別の地区の町議は「議員の仕事に魅力が感じられないからではないか」と分析する。同町議の月額報酬は16万円。「報酬だけで生活はできないから、若い人にはなり手がいない」と指摘。「選挙をしないと、議員の責任や重みが薄れてしまう気がする」と、複雑な心境を語る。
(2011年4月14日 読売新聞)
3506
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:38:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110415-OYT8T00069.htm
高崎市長選の課題
震災被害の産業支援を/防災も迅速対応必要
震災の影響で閉店する高崎市役所21階のレストラン。閉店を惜しむ常連客が連日来店している(13日) 今月、中核市になった高崎市の市長選と市議選(定数41)が17日に告示される。東日本大震災は、県内最大の商都に暗い影を落とし、産業支援や防災対策が、差し迫った市政の課題としてクローズアップされてきた。(諏訪泉、大塚美智子)
■産業に打撃
今月初め、21階建ての高崎市役所最上階にあるレストランが月末で閉店すると発表された。10年目を迎え、抜群の眺望で観光客にも人気の店だったが、地震で皿など大量の備品に損害を被った。震災後も計画停電で営業が制限されたうえ、自粛ムードが広がり、歓送迎会のキャンセルが20件以上も相次いだ。経営会社の?久子取締役は「これ以上、前に進む勇気が出なかった。無念です」と唇をかむ。
高崎市は商都のイメージが強いが、合併で市域が広がり、商工農のバランスが取れた「強み」を持った。しかし、震災がいずれにも打撃を与えている。
高崎信用金庫が主要取引先に実施したアンケートでは、8割超が「震災で直接、間接の被害を受けた」とし、7割が「今後半年の売り上げが減少する」と回答した。
県産農産物を扱うぐんま県央青果の小島伝取締役は「自粛の影響で、ホテルや旅館など業務用が動かずに入荷は3〜4割減。県産野菜の出荷規制が解除されても一度風評がたってしまうと平常に戻るのには時間がかかる」と話す。
市は今週、被害を受けた中小企業向けに低利の融資制度を創設、風評被害を受けた農家にも運転・つなぎ資金を融資するなど支援を打ち出した。
これらの産業をどう守っていくかが直近の課題となる。
■災害への強さ
一方で、今回の震災は群馬県の災害への強さを改めて証明した。気象庁の統計によると、昭和元年(1926年)から東日本大震災まで、震度4以上の地震発生は32回と関東甲信越で最も少ない。
90年代には災害に強い高崎市に情報団地をつくり、緊急時に東京の大企業の情報処理機能をバックアップする構想があった。今回の事態に「災害への強さはブランドになる」との声も市幹部からもれる。
昨年12月に高崎市が策定した「高崎都市集客戦略ビジョン」は、高崎の特性を「全国有数の交通拠点性」とする。東京へは約50分という近さ。北関東自動車道の全線開通に加え、2014年度までの北陸新幹線金沢延伸で、2時間圏域の交流人口は日本の人口の3分の1以上の約4600万人となる見込みだ。一方で、単なる通過点になる恐れがあるとも指摘している。
市の工業課は「従来は東北や九州に生産拠点を移す動きが目立ったが、大震災後は、西部や関東内陸部の需要が増える可能性がある」と今後の企業の動きに注目する。
都市間競争が激化する中、積極的なセールスと不足する工業団地など受け入れ態勢の整備が不可欠だ。
■土砂災害に備えを
高崎市内には烏川、碓氷川、鏑川、神流川などの合流地点があり、浸水の想定地域が27か所ある。新町支庁舎は浸水の想定区域内に入っている。
現在の洪水ハザードマップは、過去最大だったカスリーン台風(1947年)の被害を基に作成されている。市防災安全課は「震災を機に再確認する必要はもちろんある」と語る。
また、06年以降の広域合併に伴って、倉渕、榛名、箕郷、吉井など山間部が増えた。懸念される地滑り、がけ崩れなど土砂災害については、まだ危険箇所の測量が終了しておらず、住民へのきめ細かい対策は決まっていない。市は今後、土砂災害用の詳しいハザードマップを作成する予定だが、大震災と余震で地盤がもろくなっている可能性があり、迅速な対応が求められる。
(2011年4月15日 読売新聞)
3507
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:39:44
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721104050001
【高崎の課題】
【上】交通網生かし企業誘致
2011年04月05日
売るに売れない工場用地。すぐそばにスマートインターができる=高崎市綿貫町
高崎市綿貫町で、東毛広域幹線道路の建設が進められている。関越道の高崎・玉村スマートインター(建設中)に直結する。近くに約2・2ヘクタールの空き地が広がっている。
高崎工業団地造成組合(一部事務組合)が所有する工場用地だ。約4億7千万円で買収した。
ところが造成に着手する直前の2007年に都市計画法が改正され、市街化調整区域の5ヘクタールに満たない土地は開発にストップがかかった。土地は売るに売れず、放置されている。
北関東道の全線開通で、高崎は関越、上信越、北関東の3本の高速道路が通る交通拠点となった。市は利便性を生かし、工場や物流基地の誘致をもくろむ。
ところが、市内にまとまった土地はほとんど残っていない。市内に28カ所の工業団地があるが、造成組合が売りに出しているのは、八幡原工業団地の1区画0・8ヘクタールだけ。市工業課の担当者は「売ろうにも売るものがない」ともらす。
交通の利便性が高まっても、人やモノを吸い取られるだけと危惧する声も商工関係者から出ている。
市は新たに工場などをつくった場合、3年間、固定資産税と都市計画税相当分を補助する奨励金制度を設けている。ただ、前橋市のように、用地の取得から水道料金、雇用まで総合的に助成する制度はない。
高崎市で、11年度に奨励金制度を適用したのは32件。うち市内の企業が12件申請した。事業拡大のため、土地を求める動きは市内の企業にもある。
全国で174店舗を展開するホームセンター「カインズ」(高崎市高関町)は12年に本社を埼玉県本庄市に移す。新たな本社用地は現在の約8・5倍にあたる3ヘクタール。高崎では土地が狭くてできなかった本社機能の集約を目指すという。
現状を打開するため、市は4月、工業課に企業誘致担当を設け、遊休工場の活用を始めた。操業を休止したり、撤退したりした工場の跡地をリストアップし、高崎進出を希望する企業に紹介しようという試みだ。
都市間競争が激化するなかで、企業に根付いてもらうにはどうしたらいいか。
市工業課は「これからは、教育環境や買い物の利便性など、従業員の生活環境が整っていることも立地の条件となる」とみる。
交通の利便性だけでなく、都市の総合力が問われている。
◇
4月1日、高崎市は中核市として新たな一歩を踏み出した。6期務めた松浦幸雄市長は今期限りで引退を表明しており、17日告示の市長選は新顔どうしの選挙戦となる。選挙を前に、高崎の現状と課題を報告する。(この連載は乳井泰彦が担当します)
3508
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:40:07
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721104060002
【高崎の課題】
【中】憩いの地 産廃計画再燃
2011年04月06日
観音山丘陵を抜ける自然歩道。産廃処分場の建設予定地はこの左側奥にある=高崎市吉井町上奥平
高崎市の郊外に広がる観音山丘陵。ひときわ目立つのが、観光名所の高崎白衣大観音だ。染料植物園などの施設もあり、ハイキングに訪れる市民も多い。
起伏に富んだ観音山にはもう一つの顔がある。ごみの処分場である。1980年代から、丘陵周辺にはいくつもの処分場がつくられてきた。そして、今も処分場計画を引きずる。
「白衣大観音2・4キロ」と書かれた道標のすぐそばに雑木林の谷が広がる。同市吉井町上奥平地区に計画されている産業廃棄物最終処分場の建設予定地だ。
同市寺尾町の廃棄物処理業者が、処分場の実施計画書を県に提出したのは1995年。約4・3ヘクタールの敷地に、プラスチックや金属くず、がれきなど安定型のごみを埋設する計画だ。
県は2002年、事前協議の手続きに従って、斎藤軍雄・吉井町長(当時)に意見書の提出を求めたが、地元の強い反対に、斎藤町長は回答を留保し事実上計画を凍結した。
ところが、吉井町が高崎市と合併する直前の09年5月、斎藤町長が意見書を提出したことで、再び計画が動き出すことになった。
地元の反対は根強く、処分場の建設が予定されている地元の町内会は3月20日に開いた総会で、「これ以上処分場は受け入れない」ことを決議した。
同地区には、すでに三つのごみの処分場がある。36年前、最初に処分場をつくったのは高崎市自身だった。当時の様子を知る住民によると、反対する住民を説得するため、沼賀健次市長(当時)が直接説明に来たという。
地区に住む自営業の男性(64)は「新たに処分場ができれば、また次々とつくられる。処分場が必要なことはわかるが、なぜこの地区なのか」と憤る。
事前協議の手続きを終えた業者は3月25日、処分場の設置許可申請書を県に提出した。
中核市に移行したことにより、市は廃棄物処理場の許認可事務を県から引き継いだ。市の担当者は「廃棄物処理法にのっとって適正に処理する」という。市は、専門家らの委員会で計画を審査する方針だ。ただ、県との事前協議がすでに終了した段階で、地元が「反対」を決めたからといって、処分場の建設を阻むことは法的に困難だ。
法律の建前と、ごみの受け入れを拒む住民の間で、どう指導力を発揮するのか。中核市への移行で県から大幅な権限の移譲を受けた市は、新たな難問に直面することになった。
3509
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:40:35
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721104070002
【高崎の課題】
【下】まちづくり条例に異論
2011年04月07日
来年7月からは外国人も住民基本台帳に登録され、窓口で住民票の発行が可能になる=高崎市役所
高崎市は1日、中核市に移行し新たなまちづくりの一歩を踏み出した。ただ、市が、この日に合わせ施行を目指したまちづくり基本条例は、議会の一部から異論が出て、3月議会への提出は見送られた。条例制定は、新市長と市議会の判断に委ねられる。
「市民とはだれのことか」。2月14日、市議会の自治基本条例調査特別委員会で、条例の最終案を手にした議員の一人が市の見解をただした。
条例案では「市民」を「市内に居住、通勤、通学、活動する人」などと定義している。これに対し、議員は「前橋市民でも高崎で働いていれば高崎市民ということになり、ややこしい」と詰め寄った。
パブリックコメントでは、「外国人の地方参政権につながる」などとして、外国人を「市民」に含めることに否定的な意見も寄せられた。
市企画調整課は「市外に居住していても、外国人でも、日常生活や仕事で高崎に深いかかわりを持つ人であれば、まちづくりと無関係ではない」と説明する。
同じような条例は全国各地の自治体で制定されている。条例案をまとめるにあたって市のアドバイザーを務めた高崎経済大学の佐藤徹准教授によると、地方分権を進めるにあたって、自治体のあるべき姿を規定するのが条例の役割という。
太田市は2006年、尾島町など周辺3町との合併を契機にまちづくり基本条例を施行した。
市民の定義や基本的な考え方は、高崎市の条例案と大きな違いはない。太田市企画政策課は「これまでも行政は様々な形で市民から意見を聴いてきた。条例はその理念を明文化したもの」と説明する。
外国人については、国の制度改正で、法的にも市民として認知されることが決まっている。住民基本台帳法の改正により、12年7月からは、外国人も住民基本台帳に登録され、住民票が作成されるためである。
高崎市内に居住する外国人は3月末現在で4283人。市内では、外国人が経営するレストランや雑貨店を目にすることも多い。日々の生活や仕事で、高崎とかかわる外国人はこれからさらに増えそうだ。
佐藤准教授は「どんなまちづくりをするかによって、市民の範囲は違う。多文化共生を目指すなら、外国人も暮らしやすくする必要がある」と指摘する。
まちづくりには、多くの市民の知恵が求められている。=この連載は乳井泰彦が担当しました。
3510
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:41:11
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721104130001
【桐生の課題】
眠れる宝 生かせるか
2011年04月13日
ノコギリ屋根の工場跡を利用した織物物産館「紫(ゆかり)」。東日本大震災で被害を受け休館中だ=桐生市東4丁目
「織都」と呼ばれ、繁栄した桐生市はいま、人口減に歯止めがかからず、経済も停滞気味だ。だが地域には、技術や伝統など多くの「宝」が眠っている。17日告示の市長選を前に市の課題を探った。
群馬の観光を全国にPRする群馬デスティネーションキャンペーンが7月、始まる。県はこれに先立ち、名所を満載したカラー冊子をまとめた。
「外の目で見ると、桐生は魅力がないのか」。市幹部が冊子を手に嘆いた。冊子に紹介されている観光のモデルコースに、桐生市が入っていないのだ。
桐生市は織物で日本の近代化に貢献したが、昔日の面影は薄い。盛んだった競艇事業もすでにない。職場を求めて若者が市を出る。
いま12万人ほどの人口は20年後、9万3千人に減る見通しだ。65歳以上が占める人口の割合は昨年4月で県内一の27・7%。推計では20年後、40%に近づく。
市に活気を取り戻したいと、桐生商工会議所は1994年と96年、「ファッションタウン戦略」をまとめた。柱の一つが体験型の産業観光だった。
市が08年にまとめた新生総合計画でも、「ノコギリ屋根」など近代化遺産を活用する観光振興を柱に据えた。JR桐生駅に観光物産館「わたらせ」を開いたり、大型観光バスを止められる駐車場を設けたりした。
だが――。主要商店街でシャッターを降ろしたままの店舗の比率は、08年5月に14・9%だったのが、10年11月には17・0%と高まった。「観光で町に活気が戻り始めたという報告は、残念ながら聞いていない」と金井利雄産業経済部長(54)は言う。
一方、地元には元気な企業もある。
昨年9月、ロンドンで開かれたインテリアや繊維製品の展示会「テントロンドン」に、県内では桐生市の6社だけが出展した。経済産業省の海外展開支援事業だ。「宝」を掘り起こそうという同省などの地域資源活用支援事業では、県内で審査に通った11社のうち9社が桐生市の企業だ。
それなのに、なかなか芽が出ない。テントロンドンに出展し、地域資源活用事業者にも選ばれた「フジレース」の中野隆雄社長(75)は言う。「我々は中小企業で、社長が経営、企画、開発、販売まですべてやっている。行政は売る手助けをして欲しい」
これまでの産業政策は、業界団体を通じて補助金を出すのが主だった。個別企業の営業を直接支えるのは行政の範囲外だった。その結果、いまがある。
桐生市は変わることができるのか。
同市長選に立候補を表明しているのは、いまのところ再選を目指す現職の亀山豊文氏(60)だけだ。(大道裕宣)
3511
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:41:41
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721104140001
【館林の課題】
親や医院、ため息 小児科救急休止から2年
2011年04月14日
小児科救急を休止している館林厚生病院=館林市成島町
館林市で、基幹病院が小児科救急を休止して2年になる。市は医師確保を目指しているが、状況は変わっていない。17日告示の市長選でも課題として取り上げられそうだ。
館林市の女性は、一晩に子ども2人を続けざまに病院に運んだことがある。
午後7時ごろ、長男(10)がノロウイルスによる感染症を発症した。市内には小児科の救急病院はなく、車で20分の栃木県佐野市の病院に運んだ。
自宅に戻ると、三男(2)が吐いた。佐野市の病院に電話を掛けると空きがなくなっていた。太田市の病院まで子どもを車に乗せ30分かけて走った。
2人とも大事には至らなかった。だが、二つの病院を行き来した女性は「病院がもっと近くにあってくれたら」とため息をつく。
◇
市内の館林厚生病院は2009年3月、群馬大から派遣されていた小児科医が引き揚げ、3人いた常勤医がゼロになった。
これまで年間で外来は約9千人、入院患者は約3500人を受け入れる小児科医療の拠点だった。
入院や救急患者を受け入れる体勢は取れなくなった。現在は非常勤医3人で、午前は外来、午後は予約の外来を受け付けるのみだ。
市は近隣の総合太田、桐生厚生総合、佐野厚生総合、足利赤十字病院の4病院に救急患者の受け入れを依頼している。だが各地域の患者で空きがなくなる場合もあり、確実に受け入れてくれるわけではない。
館林市は、館林厚生病院が、診療所ではむずかしい病気の治療や入院、手術をこなす二次医療を担うことを目指している。同病院の改築が終わる2013年度までには小児科救急を再開させたいという。
このため市長は群馬大に医師派遣の再開を求めている。同病院でも医師確保のため、医学部の学生を対象に奨学金として月15万円を支給したり、医師への手当てを増額したりしている。
だが地方での医師不足は全国的な傾向で、市の担当者は「市で確保するのは難しい」と語る。
地域の医院にもしわ寄せが来ている。救急の重症患者を館林厚生病院に任せることができなくなり、医院が搬送先を探さなくてはいけない。
市内の「こやなぎ小児科」の小柳富彦医師によると、重症の場合は、予約待ちの患者を待たせたまま救急車に同乗せざるをえないこともあるという。
(新宅あゆみ)
◇
市長選に立候補を表明しているのは、現職の安楽岡一雄氏(63)と新顔の小曽根光男氏(61)。
医師不足について、安楽岡氏は「今後も医師確保と、広域的な医療の連携強化に継続して取り組みたい。地域医療の再生・充実を、マニフェスト(公約)の最初に据えたい」。小曽根氏は「医師不足の問題を館林だけで解決するのは難しい。栃木、埼玉両県の医療機関や行政と、医療全般でのネットワークづくりを進める」と語る。
3512
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:42:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110413/CK2011041302000082.html
焦点・高崎市長選(上) 急きょ「防災」を前面に
2011年4月13日
「鹿児島産」など県外産の値札が並ぶ農産物直売所=高崎市で
「鹿児島産」「長野産」−。高崎市筑縄町の農産物直売所。普段は地元産を置く商品棚に、県外産と書いた値札が並ぶ。
福島第一原発の放射性物質が高崎市のカキナなどから検出され、一時出荷制限となった影響だ。風評被害を受け、市内のトマトがほぼ半値にまで下がるなど、関係のない野菜にもダメージが広がった。
嫌気が差した農家が全般的に出荷を手控え、客足も鈍く、出荷制限の解除後も回復の動きは遅い。この直売所の売上高は前年同期比で約三割落ちた。
市農業協同組合の井田宗男・代表理事組合長は「カキナで高崎の名が出たのが痛かった。行政は早急に対応してほしい」と求めた。
東日本大震災により、市内では重軽傷者計六人を出し、民家の一部損壊は千件以上。昨年の段階で立候補の意向を表明した三氏は、公約に震災対応や防災を急きょ盛り込んだ。
元県立女子大学長の富岡賢治氏(64)は、公約素案の冒頭に「緊急政策提言」として震災を掲げた。影響を受けた中小の事業者や農家への金融支援、防災情報ネットワークの整備などを訴える。「復興に携わるボランティアやNPOの活動経費を支援する必要もある」と指摘する。
元市議会議長の松本基志氏(51)は公約の項目に「災害に強い安全」を挙げた。避難所となる公共施設の耐震化に加え、今回津波で甚大な被害が出た教訓を踏まえ、豪雨対策の強化も提言。「農産物にはかなり影響が出ており、国や県の動きを見極めて対応するべきだ」と主張する。
県議の中島篤氏(56)は、公約を記したちらしの中に防災服姿の写真を掲載。震災後は連日、防災服を着て、計画停電で地元の信号が消えた際に交通整理を二回したという。「堤防の農道にひびが入った現場も視察した。県外からの避難者は極力受け入れるべきだ」と強調する。
◇
高崎市長選(十七日告示、二十四日投開票)を前に、立候補予定者の主張を交えて市政の課題を検証する。 (菅原洋)
3513
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:42:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110414/CK2011041402000090.html
焦点・高崎市長選(下) 難航する競馬場跡地活用
2011年4月14日
好立地の広大な高崎競馬場の跡地=高崎市で
高崎市のJR高崎駅から東南へ約五百メートル。約十ヘクタールという広大な好立地の遊休地が六年以上、活用計画がないまま放置されている。
旧高崎競馬場の跡地。県内への玄関口でもある市内中心部では、唯一で、最後のまとまった敷地だ。ただ、市は2%しか持たず、県有地が半分以上を占め、民有地も三割以上という所有形態が有効活用を遅らせてきた。
市はここ数年、跡地に老朽化した群馬音楽センターに代わる音楽ホールを建設する案を模索。しかし、財政難の中で同センターを改修して継続利用するように求める市民の声が根強い上、建設費用に見込んだ合併特例債の利用期限に計画が間に合わず、困難となった。現在は集客施設の建設を検討している。
この現状に一石を投じようとするのは、県議の中島篤氏(56)。野球やサッカーなどのスポーツを想定した四万人規模のドーム建設を提案する。中島氏は約三百億円の建設費に民間資金の投入を当て込み、「県議の経験を生かして、県有地が占める跡地の問題を動かしたい」ともくろむ。
これに対し、元県立女子大学長の富岡賢治氏(64)は「(今の経済情勢では)多額の民間資金に頼るのは難しいのでは」と指摘。跡地は土地を多く持つ県に資金面で主導してもらい、市民の声を聞いた上で、憩いの場となる緑地公園や、ドームではないスポーツ施設の建設を挙げる。
元市議会議長の松本基志氏(51)は両氏の意見には距離を置き、「跡地は市と県にとって一番大切な公共のために活用できる用地」との見方を示す。現在の都道府県を効率的に再編する「道州制」への移行を見据え、跡地を道州制の州都と、付随する公共施設として整備する案を唱える。
東日本大震災の迅速な対応と防災、そして難航する高崎競馬場の跡地問題。山積する課題と、市に長年漂う閉塞(へいそく)感に、市民は新鮮で強力なリーダーシップを求めている。 (菅原洋)
3514
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:42:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110415/CK2011041502000088.html
焦点・館林市長選 中核病院の医師不足が深刻
2011年4月15日
かかりつけ医の紹介などを案内する掲示板=館林厚生病院で
「かかりつけ医を探します」。館林市の館林厚生病院の掲示板。同病院は訪れた患者に、地域の個人病院を積極的に紹介している。地域の病院との役割分担を進め、患者の待ち時間を短縮させると同時に、今いる医師の負担を減らす狙い。医師不足への対応策の一つという。
市と邑楽郡の五町でつくる医療事務組合が運営する地域の拠点病院(一般病床三百五十三床)。栃木や埼玉など県外からの搬送も含め年間約四千人の救急患者も受け入れる。だが、産婦人科は二人いた常勤医が二〇〇八年十二月に一人に減り、お産の受け入れを休止。小児科も三人いた常勤医が〇九年四月からゼロになり、入院が必要な救急患者の受け入れができず診察を外来だけにした。形成外科と精神科も常勤医がおらず、休診している。
同病院の野村和弘事務部長(56)は医師を何とか確保しようと、これまで群馬大医学部をはじめ県外の病院もいくつも回ったが、なかなか見つからない。前橋・高崎市から遠く県内の医師の通勤には不便な点がある。さらに「救急医療を担う負担が大きいので、医師が行きたがらないと聞いたこともある」と野村事務部長は嘆く。
小児科の救急は受け入れを休止しているため、子どもの急患は館林市外で受け入れる病院を探すしかない。同市の母親サークル代表の女性(34)は約二年前、一歳の息子が四〇度を超す熱を出して引きつけを起こし、救急車を呼んだが受け入れ先が見つからず、結局、車で三十分ほどの栃木県佐野市の病院に運ばれた。「今も子どもが夜中に急に具合が悪くなると不安」と話す。
医師不足や救急医療の課題を話し合おうと、館林、太田、桐生、みどり市と栃木県足利市と佐野市を含めた六市は〇九年に「両毛広域医療連携会議」を発足。これまで四回の会合で救急医療で連携できる部分などを探ってきたが、具体策は見えない。館林市健康推進課の原康浩課長(56)は「地域医療を守るにはどうしたらいいか。医師不足は全国的な課題でもあり難しい」と話している。
◇
任期満了に伴う館林市長選(十七日告示、二十四日投開票)には、現職の安楽岡一雄氏(63)と、元運送会社社員の小曽根光男氏(61)が出馬を表明。新市長には、地域医療の衰退に歯止めをかける知恵と行動力が求められる。 (中山岳)
3515
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:43:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000089-mailo-l10
課題を探る:高崎市長選/上 商都も市街地空洞化 /群馬
毎日新聞 4月13日(水)12時27分配信
◇高齢者「買い物難民」に
「2、3年前に魚屋が店を閉じ、町内にあるのは八百屋だけになってしまった。昔は米屋から薬屋まであり、近所で何でもそろったのに」。高崎市役所のすぐ南、若松町で高齢者のサロン「わんだふる」を運営するNPO代表、赤羽潤子さんはため息をついた。
郊外型の大型商業施設が繁盛するなか、中心商店街の空洞化が進み、高齢者や障害者が「買い物難民」といわれるようになった。同市中心部では1人暮らしをしている65歳以上のお年寄りが2割以上に達する地域もあり、商都といわれる高崎も例外ではない。特に若松町周辺と、中心市街地北側の本町周辺で深刻だという。
国は10年5月「地域生活インフラを支える流通のあり方研究会」(座長・上原征彦明治大学大学院教授)の報告書を公表。食料品などの日常の買い物が困難な人は600万人に上ると推計し、宅配サービスや移動販売を含め、民間事業者と地方自治体による連携の必要性を提言した。
県は10年度「まちなか生活不便者へのサポート事業」として、前橋市のNPOに買い物支援のパイロット事業を委託したが、予算は年間70万円で1年限りだった。11年度予算には買い物支援対策として500万円の補助金を盛り込んだが、行政が主体となる施策は示されていない。高崎市も昨年12月、中心市街地で暮らす世帯にアンケートを実施、調査結果を踏まえて買い物情報の提供などを準備しているが、対策は緒についたばかりだ。
中心市街地の同市通町には昨年3月末、ふるさと雇用再生特別基金を活用した高崎市農協のまちなか農産物直売所「フレッシュ ベジたか」が開店した。地場産の野菜や総菜などを販売しているが、1日250人の利用客のうち7割は70代という。同店の佐藤正秀支配人は「毎日来店する方もいるが、1人当たりの購入量は少ない。今は助成金があるからやっていけるが、ビジネスとしては難しい」と分析する。医療や介護ほど目立たないが、深刻さは確実に増している。
□ □
統一地方選は17日、第2ラウンドの市町村長・議員選が告示される。高崎市は6期24年務めた松浦幸雄市長が引退、新市長の座を新人同士が争う。市が抱える課題をリポートする。【増田勝彦】
4月13日朝刊
3516
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:44:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000083-mailo-l10
課題を探る:高崎市長選/中 合併で支所に空きスペース /群馬
毎日新聞 4月14日(木)11時50分配信
◇有効活用、妙案なく
高崎市中心部から西へ約25キロ。同市倉渕町三ノ倉の国道406号沿いにある市倉渕支所と、隣接する倉渕公民館を一体活用して、小栗上野介をテーマにした「道の駅」開設計画が進んでいる。今年度は実施設計を行い、13年度中の完成を目指している。
同支所は3階建てで、97年に倉渕村役場として建設された。1、2階は事務スペースと村長室、3階が村議会の本会議場や会議室など。06年1月の合併後はそのまま倉渕支所として使用されている。
計画では、老朽化した公民館を取り壊して「道の駅」のスペースを生み出す。公民館は支所の3階に移す。支所1階は窓口業務と図書室、2階は支所の事務スペースにあてる。
「平成の大合併」で高崎市は、倉渕村、箕郷町、群馬町、榛名町、新町、吉井町の6町村と合併した。旧役場をそのまま支所として使っているが、職員は半数近くに減り、空きスペースが目立つ。
市は支所ごとに有効活用の検討を指示しているが、特に頭が痛いのが床に段差のある議場という。元々手狭だった新町支所は旧議場を事務スペースとして活用。榛名支所は消防団の「ラッパ隊」の練習や、「子育て広場」として利用しているが、他は物置になっている。
庁舎などの行政財産は、06年の地方自治法改正で借地借家法が適用されるようになり、長期・安定的に部分貸しが可能になった。建物の使用目的を変更すると、補助金を返還したり、地方債の繰り上げ償還が義務づけられていたが、08年には規制緩和された。
しかし、建物の構造上、支所機能と賃貸スペースを完全に分離することは難しく、夜間や休日のセキュリティーの点からも建物の一部貸しは難しい。市の担当者は「もともと支所のある所は、地域の中心地。人が集まる核にしていきたい」と話すが、妙案は提示できないでいる。【増田勝彦】
4月14日朝刊
3517
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:44:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000110-mailo-l10
課題を探る:高崎市長選/下 「交通拠点都市」へ道筋見えず /群馬
毎日新聞 4月15日(金)11時47分配信
◇「ただの通過点に」懸念
高崎市は10年12月、北陸・信越地方と首都圏・東京を結ぶゲートウェーとしての「高崎都市集客戦略ビジョン」を発表し、北関東自動車道の全線開通、14年度の北陸新幹線金沢延伸のメリットを最大限に生かす都市作りを宣言した。
同市東部に新設される関越道高崎・玉村スマートインターチェンジ(IC)周辺に産業機能の立地と集積を図り、スマートICと高崎駅東口を結ぶ幹線道路沿線に集客施設を整備する。高崎駅前には高速バスターミナルを設け、スマートICとバスターミナルの所要時間を短縮するため、バスが近づくと信号を青にするバス優先システム(PTPS)などを導入するという。
しかし、新たな工業用地の確保には大きな問題が立ちはだかる。高崎工業団地造成組合は、スマートIC近くの綿貫工業団地に隣接する市街化調整区域に約2・2ヘクタールの土地を確保していたが、07年の都市計画法改正により同区域での5ヘクタール未満の土地開発ができなくなり、造成工事は凍結された。
09年11月には、ホームセンター大手の「カインズ」(高崎市高関町)が本社を埼玉県本庄市に移転すると発表し、各界に衝撃が走った。同社によると、移転先を決めた鍵は関越道本庄IC近くの広い土地だという。北関東道前橋南ICでも基盤整備が進められ、「高崎が取り残されるのでは」と商工関係者に危機感は強い。
幹線道路沿いの集客施設候補地としては、10・8ヘクタールの高崎競馬場跡地がある。県と市が作った跡地利活用有識者検討委員会は10年6月、検討結果の「とりまとめ」を公表したが「長期的な視点に立って、慎重な検討が必要」との表現にとどまった。市の跡地所有地はわずか2・3%。55・3%の土地を持つ県主導の再利用計画づくりに、松浦幸雄市長は「私どもから何回も言っているが、全然進展しない。県の手続きを待っていると、あと10年かかってしまう」といら立ちを見せる。
ビジョンは警告する。「何も策を講じないと、交通拠点都市から、単なる通過都市になってしまう」。しかし、ビジョン実現の道筋も見えない。【増田勝彦】
4月15日朝刊
3518
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:44:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000023-san-l10
高崎市長選の応援 大沢知事「難しい」 群馬
産経新聞 4月14日(木)7時56分配信
大沢正明知事は13日の記者会見で、17日に告示される高崎市長選への対応について、「(立候補予定者の多くは)よく知っている方だ。一方につく応援は難しい」と述べ、中立姿勢を貫く考えを示した。
同市長選には、前県立女子大学長、富岡賢治(64)▽元市議、松本基志(51)▽県議、中島篤(56)▽システムエンジニア、寺田昌弘(42)−の新人4氏が出馬を表明している。
3519
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:47:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110415/CK2011041502000068.html
議員の魅力低下? 芳賀・茂木町議選で無投票の可能性
2011年4月15日
定数割れの可能性もある芳賀町議選のポスター掲示板。なり手不足が深刻になっている=同町で
統一地方選の後半戦に実施される十九日告示の芳賀町議選(定数一六)と茂木町議選(同一四)は、これまでの立候補表明者がともに十四人しかおらず、無投票になる可能性が出ている。専門家は、議員の魅力が低下し、なり手不足が深刻になっていると分析。「無投票で住民の意思が反映されない事態が続くと、間接民主制の土台が崩れかねない」と懸念する。 (小倉貞俊)
「地元で出てくれる人を探したけど、すべて断られた。『興味がない』とも言われ、町議が“名誉職”だったのも今は昔だね」。今期で引退する芳賀町議の男性は戸惑いの表情を浮かべた。
同町では地域ごとに候補者を出す習慣があるが、近年はインフラ整備が進んで住民の要望も減り、「地域の代表」を出そうという意識が希薄化。不景気で、自営業者や農業者らが議員を兼ねるのも困難になっている。
別の男性町議は「手取りで月二十万円に満たない議員報酬では割に合わない。来期も当選する保証はなく、特に若い人は出にくいだろう」と説明。一方、町民の女性(66)は「選挙がなくなるぐらいなら議員を減らしてほしい。四年間の仕事ぶりを評価してふるいにかけなければ、議会の質が下がってしまう」と不安をのぞかせた。
地方自治に詳しい白?大の市村充章教授は「議員の影響力の大きさが住民に伝われば魅力も高まる。議員はもっと積極的に政策立案の役割を果たし、行政の意思決定に加わるべきだ」と指摘。また、「例えば議会を夜間や土日に開くなど、勤め人でも議員を目指せるような環境づくりも求められる」と提言した。
3520
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:48:15
http://www.saitama-np.co.jp/news04/14/02.html
減税で真っ向対立 「駅西口」も議会二分 北本市長選
石津賢治氏(右)と三宮幸雄氏のリーフレット
現職と新人の一騎打ちが濃厚な北本市長選。地方交付税交付団体としては全国で初めて市民税10%減税を実施した現職石津賢治(46)に、元市議三宮幸雄(60)が「減税よりもやるべきことはある」と真っ向から挑む。市民税減税は議会を二分する議論になったが、その対立構図はそのまま市長選に持ち込まれる。果たしてどこまで有権者を巻き込めるか。
近年の北本市議会は市民税減税のほか、北本駅西口改修など重要議案を1票差で決定してきた。市長選出馬のため三宮が辞職した3月定例会直前までの会派構成をみると、石津に近い平成会、公明、みんなの会の計10人に対し、三宮が所属した緑風政策フォーラムに共産を合わせた9人が野党的立場。「あと1票」にいつも涙をのんできた緑風は所属議員6人(三宮在籍当時は7人)の最大会派だが、議会内の対立は常に“ねじれ”の可能性をはらんでいた。
3選を目指す石津は、市民税10%減税を2期8年の行財政改革の成果として強調する。加えて、地元雇用が期待できるグリコ新工場誘致の実績もアピール。「行革で得た余裕を生かせるのはこれから」として「ファーストクラスへ」をスローガンに掲げ、市の知名度と市民サービスの向上を推し進める構えだ。
石津も出馬した1999年の市長選以来2度目の挑戦となる三宮(当時は2人とも落選)は、石津の行政運営や人事を「ワンマン市政」と痛烈に批判。議会最大会派の支援を背景に「市民の声が通るオープンな市政」への“かじ取り”を宣言し、市民目線の改革断行と「ムリ、ムダ」の一掃を声高に訴える。
双方の主張の主な対立点は、市民税減税と北本駅西口改修。減税について、三宮は「国から交付税をもらう一方で減税するのは疑問。間に合えば中止し、少なくとも来年度は実施しない」と明言。石津は「行革の成果はまず市民に還元すべき。減収分は節約で得た市の剰余金で穴埋めするため、サービス低下や予算削減はない」と揺るがない。
駅西口改修に関して石津は、市の象徴でもある雑木林の緑を生かした多機能広場への転換を提案。5億1千万円の事業として直ちに取り掛かる、と公約にも掲げる。
三宮は、車道の縮小や相次ぐ計画内容変更に対して住民の反対請願が出た経緯から「電線地中化や段差解消は実施するが、1万3千人以上の請願を真剣に受け止め、事業を見直す」ときっぱり。
北本市は圏央道開通と絡めて設置を目指す新駅や、老朽化した市庁舎の建て替えなど大型事業も多く控える。
「北本ってどこ?」と言われた経験を原点に、「暮らしたいまち」に近づくため「ファーストクラス」の市政を目指す石津。一方で、市民税減税でさほど恩恵を受けない低所得者に目を向ける三宮は「エコノミークラスの充実が重要」と対決姿勢を鮮明にしている。(文中敬称略)
3521
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:50:05
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110414/chb11041422030005-n1.htm
自民、異例の3人推薦 第2陣の習志野市長選
2011.4.14 22:02 (1/2ページ)
統一地方選は第1陣の県議選と千葉市議選を終え、第2陣の市長選と市議選が17日に告示され、24日に投開票される。県議選では、民主の支持率低下とともに、震災に関する菅直人政権の対応への批判の高まりから票を伸ばした自民が、続く第2陣でも勢力を拡大できるのか動向に注目が集まる。
任期満了に伴う習志野市長選では、自民県連が3立候補予定者を推薦することを決定した。同市では、20年にわたって市政を束ねてきた現職の荒木勇市長が引退を表明しており、今回の選挙が市政において大きな転換期となることは必至。“唯一の座”をめぐって同一政党が複数の立候補予定者を推薦する、極めて異例の事態となった。
現在までに元市議の鴨哲登志氏(63)▽元市議の藤本一磨氏(45)▽元県議の布施健太郎氏(39)▽市議の三浦邦雄氏(67)▽市議の宮本泰介氏(38)の5人が立候補を予定しており、各陣営とも市長給与の削減、議員定数および報酬の削減などの議会改革を主な争点に掲げる。このうち、自民の推薦を得たのは、藤本氏、三浦氏、宮本氏の3人。
背景には、支部と県連との間で推薦候補の一本化が難航したとみられ、陣営関係者には「同じ土俵と思うしかない」「政党推薦の持つ意味は何なのか」と半ば諦めの声が広がる。
一方、複数立候補予定者に推薦を出すことは自民票の奪い合いになるだけでなく、今後の党内にしこりを残す可能性も抱える。同党県連の田久保尚俊幹事長は「3人に推薦を出さざるを得ない状況は残念。絞りきれず市民に対して申し訳ない」と厳しい表情で話す。
こうした事態に、地元市議のひとりは「勝算があると見越した県連が、なりふり構わぬ攻勢を貫くことを決め、最終的には実績づくりのために3人の推薦を了承したことも考えられる」と指摘。有権者や地元議会の保守系議員には戸惑いが広がっている。
3522
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:51:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110415/CK2011041502000055.html
3市長選の告示直前情勢
2011年4月15日
統一地方選後半戦の市長選は、佐倉、習志野、流山の三市で、十七日告示、二十四日投開票の日程で行われる。東日本大震災を受けた防災対策に加え、行財政改革や子育て支援のあり方などをめぐる論戦が展開されそうだ。各市の告示直前の情勢を報告する。 (統一地方選取材班)
◇佐倉市 現新の一騎打ちか
再選を目指す現職の蕨と、無所属新人の密本の一騎打ちとなりそうだ。
蕨は「四年間の実績を土台に、市政をさらに発展をさせていきたい」と二期目に意欲を示す。少子高齢化対策や産業の活性化など、前回の公約を一層充実させたいと訴える。
前回の市長選で敗れた密本は「自分が生まれ育ったまちを良くしたいという思いがある」と再挑戦を決意。行財政改革や社会福祉の充実などの政策を掲げている。
◇習志野市 5新人で激戦予想
五期務めた市長の荒木勇が引退する。いずれも市議の経験がある新人五人が出馬を予定し、激戦が予想される。震災により、市内の湾岸地域は液状化現象の被害を受けた。下水道の復旧など震災・防災対策は、いずれの出馬予定者も公約の中心に据えている。
政党の支援は、民主党と国民新党が布施を推薦。自民党は藤本、三浦、宮本の三人を推薦する異例の対応。宮本は公明党の推薦も受ける。
前回に続いて二回目の挑戦の鴨は、市保育所、幼稚園の統廃合・民営化の中止、市長らの報酬削減を訴える。
藤本は企業経営の経験と子育て世代を強調。「子どもにツケをまわさない」をキーワードに掲げている。
布施は県議からの転身。財政問題などに取り組んだ議員経験を強調し、「新しい習志野」をアピールする。
三浦は市議を六期務めた。子育てや青少年健全育成を中心に、段階的な市民税減税の検討も掲げる。
宮本は市議を三期務めた。「家族を守る」をスローガンに防犯対策を強調する。荒木市長の支援も受ける。
◇流山市 現職に1新人挑戦
ともに無所属で、三選を目指す現職の井崎に、新人で農業の大作が挑戦する見込みで、一騎打ちになる公算が大きい。
井崎は県内初の市民自治基本条例の制定や駅前送迎保育ステーションの整備など、二期八年の実績をアピールする。「行政効率をさらに改善する」ことなどを重点施策に掲げて、一層の支持固めを図る。
大作は三回連続の市長選挑戦だが、一騎打ちは初めて。直前の三月下旬に立候補表明し、昨年八月表明の現職から大幅に出遅れた。行政改革を進めて住民税の減税を行うことなどを公約に、批判票の取り込みを狙う。
=文中敬称略
◆市長選立候補予定者
▽佐倉市
密本俊一64 無新
蕨和雄61 無現<1>
▽習志野市
鴨哲登志63 無新
藤本一磨45 無新
布施健太郎39 無新
三浦邦雄67 無新
宮本泰介38 無新
▽流山市
井崎義治57 無現<2>
大作浩志53 無新
(五十音順)
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チバQ
:2011/04/15(金) 22:56:45
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000901104120001
富士吉田市長選を前に〈上〉
2011年04月12日
7月1日から「富士山駅」に変わることで、富士山観光のイメージアップにつながるか=富士吉田市上吉田2丁目
■集客戦術 官民一体でもてなしを
富士山ブームが続く中、富士吉田市は「ふもとから登ると富士山の魅力が倍増します」とPRしている。
有料道路の「富士スバルライン」が1964年に開通する前、観光客たちは5合目まで徒歩で登った。起点となる北口本宮富士浅間神社からの登山道は、シーズンごとににぎわいを見せていた。
ふもとから自然を楽しむルートが復活すれば、環境重視の姿勢にもつながる。だが、そこには大きな課題が残されている。
「朽ちた茶屋や神社が目について見苦しい。世界文化遺産にするのなら、改修なり解体なりしてほしい」。地元でガソリンスタンドを経営する男性(57)がぼやく。
登山道沿いにはかつて山小屋や茶屋など約40軒が点在。一部の土地を管理する市外二ケ村恩賜(おん・し)県有財産保護組合によれば、古いものは明治期に建てられた。
組合は土地を貸したときの状態で営業を続けてもらいたいと要望してきたが、廃屋となり落書きされるなど、ほとんどが放置された状態になっている。
こうした状況に市側は「登山道は県道で、小屋には地権者や所有者がいる。すぐに手をつけられない法的問題も多々あるが、早く解決できるように努力はしていく」と話すものの、具体策は見えてこない。
富士吉田商工会議所観光サービス部会長でホテル「鐘山苑」会長の細谷憲二さんは「整備は大変なことだが誰かがやらなければならない」と指摘する。1合目下(標高1450メートル)を歩く人の数は年々増加傾向にあり、早急な対応が求められている。
□ □
市の玄関口、富士急・富士吉田駅にある市観光案内所。訪れる人と電話で問い合わせをする人は、外国人をあわせて年間計4万1089人(2010年)に上る。2年前に比べて2割近く増えている。
この駅名が7月、「富士山駅」に変わる。知名度をさらに向上し、集客・誘致する狙いだが、実はここにも課題があった。
富士山がまたぐ山梨と静岡両県の間には、単独で「富士山」の名前をつけないという暗黙の了解があるとされている。そのためか市側は駅名変更について、「民間企業の施設名なので行政としては聞きとどめるだけ」と歯切れが悪い。
市の観光振興に5年ほど前から携わる財団法人日本交通公社研究調査部の吉沢清良主任研究員は「この地域に来たお客さんをもてなすために、(官民が)連携して仕掛けていくことが大切」と話す。
富士山という普遍的な観光資源を生かすには、行政と民間が強力なタッグを組み、もてなしの心を醸成していく必要がある。
□ □
17日告示、24日投開票の富士吉田市長選には現職、新顔の2人が名乗りを上げて
いる。富士山のふもとの市の明日に何が問われているのか、2回に分けて報告する。(上田真仁)
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:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:57:55
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000811104130002
富士吉田市長選を前に〈下〉
2011年04月13日
2月にあった富士吉田市主催の合同企業就職セミナー。今年は111人が出席し、金融機関の席には順番待ちの列ができた=同市のホテル
■地域振興 独自性磨き逆境打開を
富士吉田市の人口は、1995年4月1日時点の5万5907人をピークに減少傾向が続く。市第5次総合計画(2008〜17年度)は最終年の人口を5万1千人と想定するが、今年4月1日現在ですでに5万1757人。前年同月に比べて386人減っている。
全国的な動向と同じく少子高齢化が進み、そのうえ若者の流出に歯止めがかからない。
市主催の合同企業就職セミナーが2月開かれた。29事業所が参加したが、出席した市出身の男子大学生は「地元に企業が少ないから首都圏で職探しをする学生が多くなる」と語る。「今必要なのは企業誘致」という声は地域内で強い。
08年秋のリーマン・ショックの余波もある。東京の工作機械メーカーが同市上吉田に進出する計画は、宙に浮いた状態。市商工振興課によると、08年に交わした覚書では3年以内に工場を建て、操業後5年以内に300人の雇用を見込んでいた。約12ヘクタールの土地は空き地のままだ。
市の台所事情も厳しい。財政の硬直度を示す経常収支比率は県内13市の中で5年連続して最下位。一般財源の総額に対して、人件費や借金返済など必要最低限の経費が9
0%以上を占め、自由に使える余裕が少ない。
富士吉田市外二ケ村恩賜(おん・し)県有財産保護組合から毎年度配分される約10億円と、陸上自衛隊北富士演習場に関連した防衛省からの補助金7億7千万円余(10年度予算額)で補い、なんとかやりくりしている状況だ。
苦しいのは地域経済も同じ。市の統計資料によると、07年の商店数は807。85、86年の1516からほぼ半減した。年間販売額も07年は1066億円で、91、92年の1651億円から35%の落ち込みだ。
「富士吉田の経済は40年ほど前までがピーク。織物産業の衰退もあって消費の冷え込みは著しい。逆境をはね返そうと商店会が連携して底上げを図るため、案を練っている」と渡辺博商工会議所事務局長。
かつて大いににぎわった月江寺商店街の協同組合長を務め、婦人服店を営む天野透さんは話す。
「嘆いてばかりじゃあ前に進まない。富士吉田ならではのアピールをする。自慢の吉田うどんであっても、隆盛を極めた甲斐絹織(か・い・き・おり)を生かした商品作りであってもいい、もう一度見直すべきだ」。地元の宝を時流に乗せる企画力そして実行力が、人材育成や地域振興にもつながるとみる。(上田真仁)
3525
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:58:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000118-mailo-l19
’11統一選:富士吉田ダブル選・審判を前に/上 /山梨
毎日新聞 4月14日(木)12時24分配信
富士吉田市の市長選と市議選のダブル選挙告示の17日まで残り3日。市長選は07年の前回と同じ候補による一騎打ちが見込まれ、市議選は定数20に対し27人(現職15、新人10、元職2)が立候補の準備を進めている。投開票は24日。2回にわたって同市の課題を探った。【福沢光一】
◇市長選再戦、前回小差 富士山協力金、政治手法に違い
「富士山協力金を巡って(徴収方法や金額など)各論に入ると、近隣町村との不協和音が出てきた。事前にもう少し丁寧に詰めておけばよかったなという反省はしている」
市長の堀内茂氏(62)は昨年11月の立候補表明後の記者会見で、質問にこう答えた。
富士山の環境保全や登山者の安全確保を目的に、入山者から金を任意徴収する「富士山環境保全協力金」構想。市によると、山梨県側ではトイレの維持管理やごみ処理、救護所の運営などで年間約3500万円の事業費がかかっている。堀内氏は財政規模の小さい富士北麓(ほくろく)の市町村では負担が限界にきているなどとして、今年7月1日の山開きからの徴収開始を主張している。
堀内氏は昨年4月、協力金導入へ向け、北麓6市町村(同市、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町)などで協議会を発足させ、会長に就任。同5月の記者会見では、同11月末までには徴収方法や金額を決定し、国民に半年間周知した上で導入するとしていた。だが、協議会は堀内氏の思惑通りには進まず、2月の第3回会議でも徴収方法や金額は決まらなかった。
それでも、堀内氏は、7月徴収開始の見送りは表明していない。
◇ ◇
堀内氏より5日早く立候補表明した元県議の渡辺正志氏(61)は表明記者会見で「富士山協力金で、堀内市長は近隣の町村長と心の触れ合う話し合いをしたのか。そうではない。今の市政に大変不満だ」と批判した。「協力金の趣旨はいいが、市長は周囲ときずなを作るのが大事なのに、自分勝手にやっている」
渡辺氏は、1983年から市長を1期務めた故万男氏の長男。万男氏が市内2大政治派閥の一つ、「堀内〓派」だった。前回市長選では、堀内氏に522票差で惜敗した。会見で渡辺氏は「前回は私は派閥の領袖(りょうしゅう)みたいなもの。堀内氏のキャッチフレーズ『変えよう変えなきゃ富士吉田』という言葉だけで負けたような気がする」と述べた上で、雪辱戦の今回は「派閥の服を脱いで選挙をする」と語った。「市職員や近隣の町村との話し合い。私の方が人脈はある。大きなきずなを築いて政策を成就させていきたい」
◇ ◇
昨年末、市企画管理部長が自身を含む定年退職職員21人全員を特別昇給させようと提案したのを堀内氏は即座に却下し、お手盛り昇給を認めなかった。堀内氏は東京都出身。同市出身の妻と結婚して移住した堀内氏と、父が市長、県議を務めた渡辺氏。2人の政治手法に市民はどんな審判を下すのか、注目される。
4月14日朝刊
3526
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チバQ
:2011/04/15(金) 22:59:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000213-mailo-l19
’11統一選:富士吉田ダブル選・審判を前に/下 /山梨
毎日新聞 4月15日(金)13時9分配信
◇非公開、改善なく 市議会の全協・委員会、市民の審判は
富士吉田市議会の今任期4年間の定例議会の本会議16回をすべて傍聴した市民がいる。同市上吉田6の電気工事会社元社長の今井頼利さん(78)だ。今井さんは「議会を市民に近づけた存在にしたい」との思いから、市議全20人の一般質問回数や質問時間などをメモに取っている。メモによると、4年間で、0回が4人、1回が5人、2回と3回が各2人。3人に2人は1年間に1回すら質問をしていないことになる。0〜1回はベテラン議員が目立つ。
◇ ◇
「2時間以上、本会議の開会時間が遅れたこともある」と今井さん。定例議会の開会・閉会日に開かれた本会議計32回のうち17回が、平均50分遅れで開始。昨年6月議会の閉会日は2時間10分遅れで始まり、審議時間は1時間10分だった。今井さんは「2時間待って審議は1時間。いつ開会するのかも分からなかった。議会は平日昼の開催だし、これでは議会から市民が遠のくのは当然」とこぼす。
なぜ遅れるのか。議会は開会・閉会日の本会議前に全市議による「全員協議会」(全協)を市役所3階の委員会室で開く。全協は法的根拠のない会議で、市長以下幹部職員40人以上が会議に出席する。非公開だ。市長から議会への提出案件を一部議員が細部にわたり質問するが、そのやり取りを市民は傍聴できない。この間、市民は消灯した議場傍聴席などで待たされる。今井さんは4年間で計14時間15分待ち続けた。
非公開は全協だけではない。本会議で議論される案件の大半は、まず委員会で審議される。この実質審議の場も非公開。市民の目が届かない密室だ。
今井さんによると、07年度に2回、市民団体「私達の街を愛する会」が当時の市議会議長あてに計約500人の署名とともに陳情書を出した。「市政への市民の一層の理解と協力のため」として、市民が傍聴できる委員会の実現を求める内容だった。
自らも署名した今井さんは言う。「(委員会傍聴は)もう少し待ってほしいと言われたが、もう4年たった。議員にやる気がない」
陳情書提出時の議長は今月の県議選で落選した。記者は非公開の問題について何度も、加々美宝・現議長にただしてきた。答えは「委員会室には傍聴席のスペースがないから」。加々美議長は今期で引退する。
◇ ◇
市民の見えないところに存在する富士吉田市議会。市議選(定数20)は17日告示、24日が投開票だ。現在、27人(現職15、新人10、元職2)が立候補の準備を進めている。市民の審判が待たれる。【福沢光一】
4月15日朝刊
3527
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チバQ
:2011/04/15(金) 23:44:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000070-mailo-l08
復興途上の選択:’11統一選 取手市長選 みんな、独自候補断念 /茨城
毎日新聞 4月14日(木)11時38分配信
◇民主は補選も立てず
24日投開票の統一地方選後半戦は、県内では18の首長・議員選と2議員補選が行われる。全国では民主党惨敗、自民復調、みんな躍進の前半戦を終え、後半戦に向けた政党対決に拍車がかかる。しかし県内では、昨年12月の県議選で4党が激突した取手市で、初議席を得たみんなの党が市長選独自候補を断念し市議補選にシフト。民主党に市長選・市議補選とも公認候補がなく政党対決の構図はすっかり後退している。東日本大震災を受け、基盤の弱い政党は被災者支援活動だけで手いっぱいというのが実情のようだ。【大久保陽一】
◇基盤の弱さ露呈
市長選告示を控えた13日、取手市内には再選を目指す現職の藤井信吾氏(51)と、新人の市商工会長、菊地城一郎氏(65)の両陣営の車が市内を巡回しながら名前の連呼こそしないが、キャッチフレーズを叫ぶ事実上の選挙戦が繰り広げられていた。「さらなる前進を」と改革色を掲げる藤井氏。「明るい取手を取り戻そう」と呼び掛ける元町長の長男、菊地氏。どちらの陣営も政党色はない。
実際には、藤井氏は、同市出身の石井章民主党衆院議員(比例)に加え、県政で影響力を保った非自民保守系の故・川口三郎県議の後援会関係者らの支援を受ける。菊地氏は、自民の葉梨康弘前衆院議員や同党県議らを中心に、事実上の党組織戦を展開しているとみられる。非自民対自民の構図ともいえるが、昨年12月の県議選で初議席を得たみんなの党が自主投票の立場を取っているため、対立軸はぼやけている。
12月県議選取手市区で初当選したみんなの細谷典男県議は「現職の藤井市長では、市政の重要な事項が何も進まなかった」として、菊地氏支持にまわる方針を公言。だが、みんな幹事長の梶岡博樹県議は「市長選では両陣営に公認・推薦を出さず、党としては自主投票の方針を決定している」と説明したうえで、細谷氏の動きについて「あくまで個人的なものだ」と突き放した。
取手市長選でみんなは、独自候補として元財務省職員の30代男性の擁立に一時動いたものの断念。取手市議補選や利根町議選、竜ケ崎市議選、牛久市議選で4、5人の議員候補を当選させる方に力を入れている。
梶岡幹事長は12日、県内のサーファー団体を連れ、海水の放射線調査を実施するよう求める要望活動を県に対して実施。統一選候補者には震災の募金活動を行うよう指示を出すなど、震災を見据えた選挙活動を展開した。市長選で第3党の存在感を示すより、党のイメージアップを優先する戦略がうかがえる。
一方、民主県連関係者は「今は非常時。選挙になかなか手が回らない」と主戦場の取手市を事実上放棄している状態だ。取手市出身で、国土交通政務官を務める3区支部長の小泉俊明衆院議員も目立った動きをみせていない。「取手で選挙の指揮者は見あたらない」(県連関係者)と現状を語った。
4月14日朝刊
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チバQ
:2011/04/15(金) 23:45:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000027-mailo-l08
復興途上の選択:’11統一選 県医師会、特定候補支援せず /茨城
毎日新聞 4月15日(金)10時41分配信
◇県議選の惨敗背景 “政治休戦”の構え
東日本大震災の影響を受け、県政界に大きな影響力を持つ県医師会は、患者情報の共有化など完全に震災対策にシフトし、24日投開票の統一地方選では特定の候補者の支援をせず“政治休戦”する構えを見せている。昨年12月の県議選で重点候補として擁立した民主5候補のうち4人を落選させた惨敗結果を巡り、党執行部の責任を問う声が組織内にくすぶっていることが背景にあるとみられる。菅政権発足後、民主党本部と距離が広がりつつあっただけに、大震災を契機に県医師会の政治離れは一気に加速しそうだ。【大久保陽一】
民主党本部の岡田克也幹事長が鉾田市の農家など県内視察を行った今月2日。岡田氏は視察後の夜、水戸市内のホテルで橋本昌知事やJA県中央会の市野沢弘会長らを招き、今後の震災対策にどう取り組むかについて意見交換する懇談を持った。その場に医師会の政治団体「県医師連盟」幹部の姿はなかった。
「なぜ我々は呼ばれていないんだ」。前日に懇談の存在を知った連盟幹部が県連に確認したところ、「(視察は)農家の風評被害対策のためで、医療関係の会合は別途機会を持ちたい」と回答があった。野菜の風評被害が大きく報道された直後だっただけに、幹部はいったん了承したが、党と医師会の会合はいまだ開かれていない。
小沢一郎元代表と連携して09年の政権交代を実現させた県医師会幹部の間には、小沢路線の脱却を図る岡田氏への反発が根強くある。「県議選の民主惨敗は、菅首相と岡田幹事長のせいではないのか」(連盟幹部)。医師会不在の岡田氏懇談を契機に政治的連携が絶たれた現状が再確認され、党への反発はますます強まっている。
統一選で連盟は、連盟の会員自身が出馬する場合と、医師会との関係が深い候補者についてのみ支援するという従来通りの方針を掲げる。今回は会員の出馬がないうえ、日本医師会の原中勝征会長の地元・筑西市を含め県内全域で医師会と強いつながりを持つ候補者は見当たらない。公認・推薦依頼も出されていないという。連盟の小松満委員長は「震災対策が手いっぱいで、選挙はもう関係ない」と明言する。
同連盟は政権交代を実現した09年衆院選では全国に先駆けて自民に反旗を翻し民主支持を鮮明にしたが、その後は軌道修正しつつある。連盟関係者は「茨城の医師会は、政治的な動きをすることで全国的に有名になった。県議選敗北と、震災対応で、それを見直す機会になったのでは」とつぶやいた。
4月15日朝刊
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:
チバQ
:2011/04/16(土) 09:17:11
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110415/stm11041523010007-n1.htm
県議選で運動員を買収 公選法違反容疑で落選候補者を逮捕
2011.4.15 23:01
10日に投開票が行われた埼玉県議選で、候補者が運動員に現金を渡して票の取りまとめを依頼していた疑いが強まり、県警捜査2課と行田署は15日、公職選挙法違反(現金買収)の疑いで、東1区(行田市)から立候補して落選した漆原金作容疑者(68)=行田市埼玉=と、運動員の古物商、長瀬賢二容疑者(60)=熊谷市善ケ島=を逮捕した。
捜査2課の調べでは、漆原容疑者は県議選告示前の2月中旬、長瀬容疑者に対し、投票の取りまとめなどの選挙運動をすることの報酬として現金数十万円を渡した疑いが持たれている。
捜査2課は15日、公選法違反の疑いで行田市内の選挙事務所など数カ所を家宅捜索した。漆原容疑者は「現金を差し上げたことは間違いない」、長瀬容疑者は「現金をもらい選挙運動をした」と供述、いずれも容疑を認めている。
漆原容疑者は運送会社の役員で、行田市議も務めた。今回の県議選では無所属で立候補したが、自民現職に敗れた。
漆原容疑者の自宅近くに住む女性は、「とても純粋な人で、逮捕されるような人ではなかった。破天荒なところはあるが、一代で会社を大きくしたエネルギッシュな人。県議になってくれればと応援していたのですが…」と話していた。
3530
:
チバQ
:2011/04/16(土) 17:29:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000064-mailo-l19
県議会:自民3会派県議、統一へ話し合い 結論は出ず /山梨
毎日新聞 4月16日(土)11時43分配信
県議会の自民系3会派の議員らが15日、甲府市内で会合を開き、統一会派結成について話し合った。結論は出ず、18日に再び会合を行う。
会合は非公開。出席議員らによると、「県民から自民党が分裂しているように思われる」「知事を支えるために一本化を」などが統一する理由。取材に対し、呼びかけ人の前島茂松議員(自民党政友会)は「反対意見はなかった」と話したが、別の議員は「統一の理由が不明確」と難色を示した。
自民系会派の分裂状態は07年の知事選前から続き、現在は自民党政友会、県民クラブ、明全会に分かれている。【小林悠太】
4月16日朝刊
3531
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チバQ
:2011/04/16(土) 17:38:53
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001104160002
富士吉田・南アルプス市長選
2011年04月16日
今後4年間の市政のかじを取る新しい市長と市議を待つ富士吉田市役所
■あす告示 3市議選も ともに一騎打ちか
統一地方選後半戦のうち富士吉田、南アルプスの両市長選と甲府、富士吉田、都留の3市議選、南アルプス市議補選が17日、告示される。市長選はいずれも2人ずつが立候補の準備を進めており、それぞれ一騎打ちになる見込み。市議選は3市の計70議席に82人が立候補する見通し。投開票は24日。
◆富士吉田市長選
再選を狙う現職の堀内茂氏(62)と、新顔の元県議渡辺正志氏(61)の2人が立候補を表明し、前回選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きい。
これまで3期連続して市長が交代しているだけに、今回の選挙は堀内氏続投の是非が焦点。4年前の票差はわずか522。すでに激戦の様相だ。
堀内氏は「市政の継続が求められている。1期で交代していたら町は発展しない。改革を進める」。渡辺氏は「富士吉田の元気を回復させることが、政治生命をかけて取り組む政策の根源でありスタンス」と強調する。
◆南アルプス市長選
再選を目指す現職今沢忠文氏(73)と、前県議の新顔中込博文氏(62)=いずれも無所属=の一騎打ちになる見込み。合併特例措置の期限切れが迫るなか、行財政改革の在り方のほか、災害対策や地域振興策について論戦になりそうだ。
今沢氏は「7年後の中部横断道の開通など市にとって大事な時期を迎える。市政を継続、前進させることが私の責務」と話す。
中込氏は「現市政に具体的なビジョンが見えない。南アルプスの自然と調和した振興策で、都会との交流人口を増やす」と訴える。
◆市議選
《32議席、35人表明》
◎甲府市(定数32)
現職18人、新顔16人、元職1人の計35人が立候補を表明している。ほかの現職14人は引退する。
党派別では無所属が最も多く25人。公明5人、共産が3人、社民とみんなの党が1人ずつ。
《20議席、27人予定》
◎富士吉田市(定数20)
現職15人、新顔10人、元職2人の計27人が立候補の予定。ベテラン議員を含む現職4人が引退、1人が県議選にくら替えした。
党派別では、無所属が最も多い。公明と共産は各1人ずつ。
《18議席、20人予定》
◎都留市(定数18)
現職16人、新顔4人の計20人が立候補を予定している。新顔は前回の2人から増え、接戦が予想される。
党派別は公明、共産が各1人で、ほかは無所属。多くの立候補予定者が、教育を柱にした地域振興策や少子高齢化対策などを訴える構えだ。
◇被選挙数に4人準備
◎南アルプス市議補選(被選挙数2)
元職1人と新顔3人の計4人が立候補の準備を進めている。
3532
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:13:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110417-OYT8T00079.htm
県議選前橋市区 現金買収の疑いで後閑氏陣営役員逮捕
須藤容疑者の自宅の捜索に入る捜査員ら(16日午後9時31分、前橋市粕川町膳で) 10日に投開票された県議選で運動員に報酬を渡したとして、県警捜査2課と前橋東署は16日、前橋市粕川町膳、農業須藤高啓(こうけい)容疑者(74)を公選法違反(現金買収)容疑で逮捕した。須藤容疑者は前橋市区で落選した後閑千代寿氏(67)の選対本部役員を務めていた。今回の統一地方選での逮捕は、県内で初めて。
発表によると、須藤容疑者は3日午前、同市粕川町の選挙事務所で、運動員十数人に対し、候補者への投票の見返りや選挙運動の日当として、1人につき現金数千円を渡した疑い。
調べに対し、須藤容疑者は「候補者を当選させる目的でお金を差し上げた」と供述。陣営関係者によると、受け取った運動員全員が「現金の趣旨はわかっていた」という内容の話をしているという。
運動員は、有権者を戸別訪問してビラを配布するなどしていた。須藤容疑者は現金を手渡す際、口頭で「ガソリン代」などと説明していたという。
後閑氏は1996年に旧粕川村議に初当選。同村長、前橋市議を経て前回2007年の県議選に出馬したが落選。今回は前橋市区(定数8)に11人が立候補し、無所属の後閑氏は、4645票で最下位だった。
須藤容疑者は、前回県議選で後閑氏の出納責任者を務めていた。後閑氏は読売新聞の取材に対し、「(須藤容疑者は)粕川地区の後援会長だった。選挙違反行為は知らなかったが、こうした結果となり残念でならない」と話した。
(2011年4月17日 読売新聞)
3533
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:14:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110417-00000116-mailo-l11
’11統一選:改援隊など20人挑戦 地域政党、巻き返しなるか /埼玉
毎日新聞 4月17日(日)12時46分配信
今回の統一地方選では地域政党の伸長が焦点の一つとなっている。前半戦は東日本大震災の影響で独自色が薄れ、ふるわなかった地域政党も少なくなかった。後半戦では清水勇人・さいたま市長らが設立した「埼玉改援隊」を中心に約20人が選挙戦に挑む。新たな戦略で巻き返せるかが注目される。【鷲頭彰子、内田達也、高木昭午、清水隆明】
前半戦の県議選では「埼玉県政を改革する会」が3人全員の当選を果たす一方で、河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」と元浦和レッズの都築龍太氏らが設立した「埼玉維新の会」がいずれも3人推薦中、当選者1人に終わった。さいたま市議選(定数60)でも、改援隊が21人中当選者12人と、当初目標の市議会議席過半数に届かなかった。松本正生・埼玉大教授(政治学)は「震災で有権者の関心が防災など身近な課題になり、地域政党の看板がかすんだ」と分析する。
後半戦では、改援隊が深谷、ふじみ野、和光、神川の4市町で選挙を迎える。環境施策や議会改革などを訴える「県市民ネットワーク」も、越谷市など3市に3人を擁立する予定。
改援隊の中で勢いのあるのは、松本武洋市長が陣頭指揮を執る和光市。選挙区の南23区県議選では、改援隊推薦者と共に出陣式を開いた無所属新人の井上航氏が大差で勝利した。候補予定者の一人は「さいたま市議選の結果は気にしない。(和光市は)改革を進める人を支持する雰囲気がある」と意気込む。
ただ、地域によって温度差はある。
8人を推薦した深谷市では、副代表の小島進市長が告示前の14日、市内の事務局で推薦者ら約10人を前に「告示後は公務終了後、個人演説会へ積極的に応援させていただく」と頭を下げた。「政治や選挙を変えるうねりを作りたかったが、それができなかったおわびのような気持ちがある」と説明する。
5人を推薦したふじみ野市でも高畑博・ふじみ野市長は「多くの人を推薦したかったが、個別の事情で乗れない人もいた」と話す。「即、票に結びつくとは思われず、有利になるとは考えていない」と、選挙戦への影響を疑問視する推薦候補者もいる。また、推薦者ゼロの清水雅之・神川町長は「身内意識の強い体質の町では、新しい活動は理解されないようだ」と肩を落とした。
4月17日朝刊
3534
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:22:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1302627584060_02/news/20110413-OYT8T00106.htm
県議選2011 変化の胎動
想定外 ほころび表面化
(上)自民 「いくつ落としたんだ」
県議選(定数50)が投開票された10日深夜、宇都宮市内の自民党県連。石坂真一幹事長が厳しい表情で指を折りながら、失った議席を数えていた。1時間前には「現有議席も超えられるんじゃないか」と余裕を見せていたが、結果は違った。
相次ぎ届く現職落選の知らせ。目標の「過半数維持」に黄色信号がともると、県連内に焦りの色が広がった。現有28議席からの上積みを目指し、34人の公認・推薦候補で臨んだ選挙戦だった。「自民の強さの一つは地方組織の強さ」(茂木敏充・県連会長)で、過半数割れは絶対に許されなかった。それだけに、日付が変わって26人目の当選、過半数維持が決まった時には安堵(あんど)感が漂った。
自民は渡辺喜美・みんなの党代表のお膝元である県北部を重点区に位置づけていた。渡辺氏が自民を離れても同調せず、自民に残った現職が地盤固めに成功して議席を守れれば、次期衆院選で渡辺氏に対抗する足場を築けるからだ。
終盤には県連幹部らが次々と県北入り。「みんなの党が何をやった。たった1人のわがままで、なぜ我々がこんな厳しい思いをしなくてはいけない」(石坂幹事長)と、渡辺氏への批判も交えて支持を訴えた。
だが、矢板市と那須塩原市・那須町でそれぞれ現職1人がみんな新人にはじき出されて敗北。自民会派会長の青木克明氏は矢板での一騎打ちに敗れ、「立場からも、選挙区としても、私だけは負けちゃいけなかった」と唇をかんだ。
自民の誤算はこれだけではない。県南部の足利市、栃木市・岩舟町、佐野市で66〜75歳の現職が僅差で次点に泣いた。結局、7選挙区で4人の正副議長経験者を含む現職7人が落選した。
自民は「責任会派」という言葉を多用し、県政与党の立場を有権者にアピール。「国政選で民主やみんなに流れた人が『やっぱり自民』と戻ってくることも多い」と手応えは十分だった。東日本大震災で選挙ムードが盛り上がらなかったことも、実績ある現職には有利に働くはずだった。
どこかに油断があったのか。候補が支持者らとの危機感の共有に苦しみ、楽観ムードが漂う陣営を県連幹部がどなりつける場面もあったという。当選9回のベテラン、増渕賢一氏(宇都宮市・上三川町)も落選が決まり、「私の姿勢そのものが敗戦に結びついた」と支持者に頭を下げた。
2009年衆院選の大敗後、翌10年の参院選で勝利をもぎ取り、再生のきっかけをつかんだとみられていた自民。県議選に勝ち、地方での強さを再確認するはずが、ほころびの表面化で危機感が高まっている。
◇
県議選で、みんなの党が13人を当選させて第2党に躍り出た。自民党は過半数を確保したものの、現職が相次いで落選。県議会の風景を大きく変えることになった選挙戦を検証する。
(2011年4月13日 読売新聞)
3535
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:23:35
下にあたる記事がなし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1302627584060_02/news/20110414-OYT8T00278.htm
県議選2011 変化の胎動
「渡辺党」から大きく前進
矢板市のみんなの党新人、斎藤淳一郎氏の顔は紅潮していた。
自民党会派会長との一騎打ちを制する大金星。声を上ずらせ、「矢板のため、栃木県のため精進していきます」とあいさつした。これが県北部からの号砲となり、みんなの新人が次々と当選ラインを突破していった。
「佐野市を今の状態から変えてほしいという皆さんの声が私を選んでくれた」。佐野市の早川桂子氏も15分後、当選の知らせを受けて目を赤く腫らした。
22人がぶつかり合った宇都宮市・上三川町では、渡辺幸子氏がトップ当選。「1万4204票の大きな期待にしっかり応えていきたい」と喜びをかみしめた。
東日本大震災の影響で選挙ムードは一向に高まらず、新興勢力には悪条件とみられたが、ものともせず自民の議席を奪い取った。新人8人、現職5人が当選し、みんなは第2党に躍進。渡辺喜美代表は「『自民が駄目なら民主、民主が駄目ならみんなの党』と、政治を諦めきれない有権者が託してくれた」と総括した。
みんな会派代表の中川幹雄氏は「まさか13議席も取れると思わなかった」と驚きを隠せない。一人勝ちできた強さの背景には、渡辺代表の父・渡辺美智雄元副総理(故人)時代から脈々と続く「渡辺党」、そして第3極としての「みんなの党」の二つの顔を使い分ける戦術があった。
渡辺代表は牙城の県北で、その個人的人気を背景に「地元中の地元で落とすわけにはいかない」と涙声で訴えて引き締めを図った。
一方、「県南では渡辺派ではなく、みんなの党の支持が浸透した結果」と中川氏は分析する。「渡辺党」の効果を発揮しにくい中、独自の足がかりを地元に持つ候補をそろえた。足利市では大豆生田実市長の後援会幹部・鶴貝大祐氏が、佐野では早川吉三旧佐野市長(故人)の次女・桂子氏が、それぞれの地縁を頼りに、無党派層にも支持を広げて上位当選を果たした。落選した自民ベテラン議員の陣営は「渡辺という名前に負けたわけではない」と評した。
県南は支持基盤が脆弱(ぜいじゃく)だったが、複数の県議誕生で基盤を固めやすくなった。昨年の参院選で足場を築き、県議選では躍進。既成政党への批判票をすくい取りながら、「ホップ・ステップ・ジャンプ戦略」(渡辺代表)は順調に遂行されており、3歩目の次期衆院選に向けて歩幅を大きくしたように見える。
ただ、前途洋々とは限らない。「県議会議員定数半減」などの公約は実現できるか。有権者に本気度が少しでも疑われるようなら、みんなにも批判の矛先は突きつけられる。実行力を問われる場面がすぐにやって来る。
(2011年4月14日 読売新聞)
3536
:
チバQ
:2011/04/17(日) 22:26:14
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001104160003
進まぬ駅前再開発
2011年04月16日
白壁に「TOKYU」のネオンサイン跡がうっすら残る大型商業ビル=取手駅前
取手市の「舵(かじ)取り役」を決める選挙が始まる。人口の伸び悩み、厳しさを増す財政――。街の課題は尽きない。
ビルの白壁に、うっすらと残る「TORIDE TOKYU」の文字。昨年8月末、売り上げ不振で店をたたんだ取手駅前の大型店だ。8階建てのビルは鉄パイプの柵に囲まれ、「立入禁止」の札が揺れている。
市の人口は、11万428人。6年前のピーク時より2811人減少した。駅周辺の商圏人口も減り、客足は郊外店へとなびく。
閉店の1年前、市は対策会議を立ち上げた。だが、ビルを満たすほどのテナントは見つからなかった。震度6強の地震で倒壊の危険性があると耐震診断で判定された市庁舎の機能を移すことも検討したが、「財政的に困難。市民合意も難しい」と結論付けた。
閉店から間もない昨年11月、市は駅前再開発のため、ビル近くに広がる6・5ヘクタールの土地利用構想を再立案した。健康、医療、福祉、環境を柱にした「ウェルネス・タウン取手」。民間事業者に参画の意向を尋ね、学識者らによる委員会が構想の全体案を3月末に策定した。
が、「お手伝いできるところは検討したい」という民間の意向は把握したものの、「上物を建てるといった具体的な話は未定」(市中心市街地整備課)だ。
駅から4キロほど離れた同市下高井。東日本大震災の翌3月12日、関東鉄道常総線に新駅「ゆめみ野駅」が開業し、新しい街づくりが本格的に始まった。都市再生機構(UR)が手がける約80ヘクタールの土地区画整理事業で、計画では「1970戸、6100人の住まいを構える」という。第1弾の53戸分の住宅分譲が5月から始まる予定だ。
さらにURは先月、同事業の約7ヘクタールの用地をハム・ソーセージ大手の伊藤ハムに約27億円で引き渡した。5年以内に、利根川対岸の千葉県柏市にある東京工場が移転する。
新駅周辺の新街「ゆめみ野」の全体計画が完了するのは8年後。だが、計画が順調に進む「保証」はない。UR茨城地域支社は「景況は厳しいが、工夫しながら街を育てたい」と話す。
不況のあおりで法人市民税も2007年度の59億円から09年度には13億円と、46億円も激減した。市は大幅な収支不均衡を打開するため、「市財政構造改革アクションプラン」を策定。10〜12年度の3年間で歳出を37億6742万円削減し、歳入を新たに20億7648万円確保する算段だ。
定年退職に伴う新規採用の凍結や特殊勤務手当の見直しなどで、歳出の3割を占める人件費を12億円余り削る。一方、市有財産を処分して約6億5千万円を確保するという。
初年度分の達成率は、歳出がほぼ100%で「引き締め」に成功したが、歳入は47%と低迷。08年度まで長年にわたって地方交付税の不交付団体だった街も、「緊縮」という重い足かせに縛られている。(佐藤彰)
3537
:
チバQ
:2011/04/18(月) 21:52:17
>>3527
>藤井氏は午前10時から取手市新町の駐車場で出陣式。小泉俊明、石井章の両民主党衆院議員や県議、周辺地域の市長らが駆けつけた
>菊地氏は午前10時、取手市桑原の選挙事務所で第一声を上げた。自民党の葉梨康弘元衆院議員や地元県議、市議らから激励の言葉を受けた
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110418/ibr11041812320007-n1.htm
取手市長選は現新一騎打ち 藤井氏、行革実績強調、菊地氏、地域活性化強調
2011.4.18 12:30
取手市長選立候補者の出陣式で必勝を祈願し、気勢を上げる支持者ら=17日、取手市内(篠崎理撮影)
取手市長選は、再選を目指す現職の藤井信吾氏(51)と、新人で市商工会長の菊地城一郎氏(65)=いずれも無所属=の2人による一騎打ちとなった。
藤井氏は午前10時から取手市新町の駐車場で出陣式。小泉俊明、石井章の両民主党衆院議員や県議、周辺地域の市長らが駆けつけた。
登壇した藤井氏は4年間の行政改革の実績を強調し、「活力ある地域にするために、医療、保健、福祉、環境を体験できるゾーンを取手駅西口につくっていく。3年後には形になっていく」などと述べた。さらに「明るく未来のみえる街にしましょう。市民のために一生懸命この身をささげます」と支持を訴えた。
菊地氏は午前10時、取手市桑原の選挙事務所で第一声を上げた。自民党の葉梨康弘元衆院議員や地元県議、市議らから激励の言葉を受けた。
この後、壇上に立った菊地氏は「取手は衰退が激しい。西口の東急も撤退し閉塞(へいそく)感がある寂しい街になってしまった。みんなの力で『元気取手』を取り戻したい」と述べた。具体策として東急ストア跡に行政機関の一部を移すことやスーパー、保育所や幼稚園の誘致、農業振興のため直売コーナー設置などを掲げた。
3538
:
チバQ
:2011/04/18(月) 21:54:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000016-mailo-l08
復興途上の選択:’11統一選 取手市長選 現新の一騎打ち /茨城
毎日新聞 4月18日(月)11時0分配信
取手市長選にはいずれも無所属で、再選を目指す現職の藤井信吾氏(51)と新人で取手商工会会長、菊地城一郎氏(65)が立候補した。第一声では東日本大震災への取り組みや行革、市内活性化策などを熱く語った。
藤井氏は午前10時から同市新町の県信用組合駐車場で約350人を前に第一声。民主党衆院議員の小泉俊明氏(3区)や石井章氏(比例)に加え、周辺首長、非自民保守系の川口政弥県議らが駆け付けた。藤井氏は「震災で代替エネルギーの必要性を感じた」と暮らしの安全・安心を政策に生かす姿勢をアピール。また「市の職員数は1854人から853人に減らす」と引き続き改革を推進する姿勢を鮮明にした。
菊地氏は午前10時から、取手署近くの事務所駐車場(同市桑原)で約800人を集め出陣式。特設ステージにも「がんばろう東北・茨城」の横断幕が掲げられる中、「取手でもあちこちで被害が出た。災害に強い街づくりをしていきたい」と述べた。会場には、自民3区支部長の葉梨康弘前衆院議員や同党県議らのほか、推薦した県農政連関係者らが応援に駆け付け、党組織戦を展開した。【中野秀喜、大久保陽一】
………………………………………………………………………………………………………
◇取手市長選立候補者(届け出順)
藤井信吾(ふじい・しんご)51 無現(1)
[元]第一生命会社員▽経営コンサルタント業▽市国際交流協会長▽東大
菊地城一郎(きくち・じょういちろう)65 無新
市商工会長▽竜ケ崎法人会取手地区理事[歴]建設会社役員▽取手青年会議所副理事長▽東京農大
………………………………………………………………………………………………………
◇候補者一覧の見方◇
▽氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持
※政党略称は、[民]=民主、[自]=自民、[公]=公明、無=無所属
3539
:
チバQ
:2011/04/18(月) 21:58:42
http://mytown.asahi.com/areanews/chiba/TKY201104170378.html
習志野市長選は5氏の争い 佐倉、流山は一騎打ち
2011年4月18日
選挙戦が始まり、花束を贈られる候補者と、拍手する支持者たち=佐倉市
統一地方選の後半戦となる佐倉、習志野、流山の3市長選と、銚子、浦安、印西など16市議選が17日告示され、7日間の選挙戦に入った。習志野市長選は新顔5氏の争いに、佐倉と流山の両市長選は現新の一騎打ちとなった。16市議選には総定数423人に、544人が届け出た。
◇
習志野市長選には、元市議三浦邦雄氏(67)=自民推薦=、元市議鴨哲登志氏(64)、元県議布施健太郎氏(39)=民主、国民新推薦=、元市議藤本一磨氏(45)=自民推薦=、元市議宮本泰介氏(38)=自民、公明推薦=のいずれも無所属の5氏が届け出た。自民は、異例の3氏を推薦した。
三浦氏は午前11時すぎ、同市屋敷4丁目の事務所前で第一声。「安心安全で、親子が暮らせるまちを取り戻す」と訴えた。市街地が液状化した問題にも触れ、「市役所新庁舎建設の動きがあるが、建設予算を液状化対策など震災対策に使うべきだ」と訴えた。
鴨氏は藤崎5丁目の事務所前で出陣式。支援者ら約250人が訪れた。鴨氏は、市立幼稚園、保育園の統合について、「現市政は利権型。統合にも莫大(ばくだい)な予算がかかる」として見直しを表明。震災については、「市が被害の全容を把握していない」と批判した。
布施氏が本大久保1丁目の事務所前で開いた出陣式には、民主党の国会議員や県議が駆けつけた。布施氏は自身も被災して上下水道が1週間以上使えなかったことに触れ、「市内の復興には100億円が必要。国や県とのパイプがあるのは私だけだ」と強調した。
藤本氏は京成津田沼駅近くで出陣式。自民党習志野市支部長の佐藤正己県議らが駆けつけ、後継者擁立に絡み、荒木勇市長を批判した。藤本氏は「子供たちに財政のツケをまわさないために、新しい制度、仕組みをつくり市政を大きく変えていきたい」と訴えた。
宮本氏の陣営は京成大久保駅近くで約650人を集めて、出陣式を開いた。荒木市長、自民の石井準一参院議員、公明の富田茂之県本部代表らが応援に駆けつけた。宮本氏は「人と人の信頼関係の構築を根本に、街づくりを進めたい」と語った。
◇
流山市長選は3選を目指す井崎義治氏(57)=無現=と、3度目の挑戦となる大作浩志氏(53)=無新=の対決になった。
井崎氏は午前11時から同市加の選挙事務所で支持者を前に、「長寿社会を支える成長戦略」が必要だとしたうえで、若い人に来てもらえる「子育て環境づくり」と「市に合った企業誘致」などを訴えた。
大作氏は、3回連続で自ら市選管に立候補を届け出た。自宅にある選挙事務所前で、「市長給与の半減と退職金ゼロ。無駄を省き、住民税を10%減税する」と第一声を上げ、掲示板へのポスター張りに出た。
◇
佐倉市長選は、現職でゴルフ練習場会社役員蕨(わらび)和雄氏(61)と、新顔で元県議密本俊一氏(64)=自民推薦=の2氏がいずれも無所属で届け出た。
蕨氏は同市先崎の事務所前で出陣式。約450人を前に防災施策の充実に言及した後、福祉施策をさらに進めることや青少年の育成などを掲げた。少子高齢化による市税の減少を見越し、「優良企業の誘致、地場産業や観光産業の育成を図りたい」と訴えた。
同市臼井台の事務所前での出陣式で、密本氏は約300人を前に「公約は何としても実行する」。中学3年までの医療費無料化や特養の待機者ゼロ、市長給与の3割減などの実現を訴えた。「疲弊した地域経済の立て直しに必要」として、市民税5%減も掲げた。
3540
:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:02:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110418/CK2011041802000060.html
3市長・8市議選が告示 高崎市長 4氏の争いに
2011年4月18日
統一地方選の後半となる三市長と八市議選が十七日、告示された。高崎市長選は新人四人による激戦、館林、桐生の両市長選はともに現職と新人の一騎打ちとなった。市議選は全二百六議席に二百四十八人が立候補し、みどり市議選は無投票当選が決まった。十九日告示の五町村長選、十三町村議選、一村議補選とともに二十四日に投開票される。
高崎市長選には、元県立女子大学長の富岡賢治氏(64)、元市議会議長の松本基志氏(51)、元会社員の寺田昌弘氏(42)、元県議の中島篤氏(56)の無所属新人四人が立候補した。富岡、松本、中島の三氏がほぼ横一線の混戦の模様だ。
富岡氏は高崎神社で必勝祈願し、市中心部などを遊説。群馬音楽センターを満員にして出陣式を開き、高崎市区の県議や連合群馬幹部らが出席した。壇上に若者たちが並び、女性アナウンサーが対談するなど無党派層を意識した構成。富岡氏は「東日本大震災の被災者の復興に最善の努力をして、影響を受けた事業者や市民の経済活動も全身全霊で守る」と決意表明した。
松本氏は護国神社で必勝祈願し、支援を受ける各市議の選挙事務所などを回った。同神社での出陣式には、高崎市区の県議や自民党関係者、市議らが出席。「震災を受けて防災対策をしっかりやることが大切。災害の際はラジオ高崎から正確な情報を提供する。高崎信用金庫の職員として市民と触れ合ってきた経験により、市民の声を街づくりに生かしたい」と主張した。
中島氏は地元・浜川町一帯の神社で必勝祈願し、近くの事業所で出陣式と第一声。県内の参院議員や自民党の元衆院議員、各地の県議らが駆け付けた。「市議、県議で都合十六年間、市にお世話になった。震災は国難。県議として取り組んできたが、市民の命と財産を守りたい。大沢(正明)知事や国政の先生、県議の方々とともに働かせてほしい」と呼び掛けた。
寺田氏は必勝祈願や出陣式はせず、高崎駅前や高崎公園などを徒歩で知人ら四人とともに回り、震災被災者の救済などを訴えた。 (菅原洋)
◇
桐生市長選には、現職の亀山豊文氏(60)と新人で貸家業の海老根篤氏(64)の無所属二人が立候補した。
亀山氏は午後四時半から東二の事務所で出陣式。「マニフェストに掲げた三十八項目の約八割が実行済みか実行中だ」と一期目の成果を強調し、実現できなかったみどり市との合併は「引き続き頑張る」と意欲を示した。東日本大震災の経験から市民への情報伝達や、子育て支援、産業振興などに力を入れ「活力、安心、未来、飛躍」を訴えた。
海老根氏はこの日夕、市選管に立候補を届け出た。公約に「桐生広域圏の分断の放置を阻止する」ことなどを掲げた。市が新里・黒保根の旧二村と飛び地合併したために生じた分裂状態の解消を訴える。 (中山岳)
◇
館林市長選には、再選を目指す現職の安楽岡一雄氏(63)と新人の元運送会社員小曽根光男氏(61)の無所属二人が立候補し、六年ぶりの選挙戦となった。
安楽岡氏は、代官町の長良神社で必勝祈願祭を行った後、選挙カーで市内遊説。午後三時半、富士原町の富士嶽神社で出陣式。大沢正明知事や国会議員、周辺市町長らが出席する中、「安全安心なまちづくりを着実に進めることが私の仕事」と訴えた。
小曽根氏は、午前九時前に市選管事務局を訪れ、立候補を届け出。市中心部で選挙ポスターを貼って回った。同十一時、本町の東武館林駅前で街頭演説し「無投票では市民の意識が停滞する。公に戦って(市民に)意思を表明していただきたい」と求めた。 (川口晋介)
3541
:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:03:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110418/CK2011041802000055.html
足利市長をめぐる勢力図の行方注目 市政運営の転換点にも
2011年4月18日
足利市議選は、大豆生田実市長をめぐる市議会の勢力図の行方に注目が集まる。大豆生田市長が二〇〇九年五月に就任した当初はほぼオール野党状態だったが、徐々に融和。今回の改選が市政運営の大きな転換点になる可能性がある。
大豆生田市長はこの日、ある新人男性の出陣式であいさつ。同じ地区から出馬した現職は市長と距離を置いており、現職の陣営は「厳しい戦いになる」と緊張感を漂わせた。親・反市長派の構図は市民の関心も高く、新人女性は「多くの人からどちら派か聞かれ、驚いた。派閥に属さず、是々非々の立場を貫きたい」と話していた。
3542
:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:04:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110418/CK2011041802000045.html
和光市議選 「改援隊」めぐり舌戦 定数4減 候補者絞った党も
2011年4月18日
定数が前回から四減の一八となった和光市議選は、二十二人が立候補。現職十三人に対し、松本武洋市長が副代表の地域政党「埼玉改援隊」推薦の四人を含む新人九人が挑む構図で、各候補は住宅地や商店街に選挙カーを走らせて支持を訴えた。
改援隊推薦の四候補の出陣式では松本市長とともに、改援隊の支援を受け、十日投開票の県議選で圧勝した井上航(わたる)氏が応援演説。四候補は、その勢いに乗ろうと政策の訴えに力を込めた。松本市長は「推薦候補は言いたいことを縛られるのではなく、(市長とは)別の視点で言っていただく」と、改援隊は自らの「与党づくり」ではないと強調。市長と是々非々の関係で議論できる議会を目指そうと訴えた。
だが、ある現職候補は「市長が改援隊で何をしようとしているのか分からない」と冷ややかな反応を見せた。
一方、保守系の新人候補は自民党参院議員と団地を回り、選挙直前まで東日本大震災の支援に取り組んだ経験から「安心安全のまちづくり」を訴えた。それぞれ現職が四人いる公明、共産両党は、定数減から候補者を三人に絞り込み、実績をPRした。 (鈴木賀津彦)
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:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:06:04
>三宮氏は、改修工事着工目前の駅西口広場で出陣式を開いた。市議会の会派仲間がそろい、民主党参院議員や改修計画に反対する住民グループも駆け付けた
>近隣首長や自民党県議を招き、選挙事務所前で出陣式に臨んだ石津氏は「減税できるまでに財政健全化を果たし、県内有数の財政状況に発展させた。今後四年間で、北本に住んでよかったと思えるファーストクラスのまちをつくる」と宣言
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110418/CK2011041802000047.html
北本市長選 減税と西口再開発争点 現職と新人一騎打ち
2011年4月18日
北本市長選は、無所属新人の元市議三宮幸雄氏(60)と、三選を目指す無所属現職の石津賢治氏(46)の一騎打ちとなった。争点は、石津氏が全国三番目に実施を決めた個人市民税10%減税や、JR北本駅西口広場改修工事計画の是非だ。石津氏は減税について「財政を立て直した成果」とアピールするが、石津氏に対し、三宮氏は「財政は厳しい。余分な金があるなら被災地へ」と反対している。
三宮氏は、改修工事着工目前の駅西口広場で出陣式を開いた。市議会の会派仲間がそろい、民主党参院議員や改修計画に反対する住民グループも駆け付けた。
三宮氏は「町を歩くと『この大震災の折、(工事の)補助金は国へ返すべきだ』という声を聞く。それが、つながろうニッポン、だ。わが町だけ豪華な屋根、ライトアップした駅前が必要か。ライトアップした途端に節電ですよ。無駄をなくし、市民主役の市政を」と訴え、拍手喝采を受けた。
近隣首長や自民党県議を招き、選挙事務所前で出陣式に臨んだ石津氏は「減税できるまでに財政健全化を果たし、県内有数の財政状況に発展させた。今後四年間で、北本に住んでよかったと思えるファーストクラスのまちをつくる」と宣言。
さらに語気を強め、「『二番手じゃいけないんですか』『最小不幸社会』『エコノミー(クラス)でいい』。そんな半端なことを言ってるから、世の中は良くならない」。石津氏のファーストクラスに対抗し、「エコノミー」が持論の三宮氏をけん制した。
石津氏が市民税減税を打ち出したのは昨年八月。河村たかし名古屋市長が起こしたブームに後押しされた面も大きかった。今も「不景気のこの時代にありがたい」と話す市民がいる一方、ある市議は「東日本大震災を経て市民の考え方は変化し、減税は心に響かない」と感触を語る。
県内では東日本大震災後初となる首長選挙。3・11後の市政をどちらの価値観に託すのか、市民の選択が注目される。 (柏崎智子)
3544
:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:08:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000086-mailo-l12
’11統一選ちば:3市長・16市議選告示 防災対策も争点に 24日投開票 /千葉
毎日新聞 4月18日(月)12時36分配信
統一地方選第2ラウンドの3市長選と16市議選が17日告示され、市長選には計9人が、市議選には定数423に対し544人がそれぞれ立候補し、すべてで選挙戦に突入した。東日本大震災で被災した自治体も含まれ、防災対策が重要な争点の一つとなりそうだ。また、液状化被害を理由に県議選の投開票を行わなかった浦安市選管は、「災害復旧のめどが立った」との松崎秀樹市長の判断を受けて市議選を告示した。市長選は、習志野▽流山▽佐倉。市議選は、銚子▽市川▽船橋▽館山▽木更津▽成田▽佐倉▽習志野▽勝浦▽流山▽鎌ケ谷▽浦安▽印西▽白井▽富里▽山武−−の各市で、24日に投開票される。【森有正】
◇新人5人の戦い−−習志野市長選
立候補したのはいずれも無所属で新人の、元市議の三浦邦雄氏(67)=自民党推薦▽元市議の鴨哲登志氏(64)▽元県議の布施健太郎氏(39)=民主、国民新党推薦▽元市議の藤本一磨氏(45)=自民党推薦▽元市議の宮本泰介氏(38)=自民、公明党推薦−−の5人。現職の荒木勇市長(73)は引退する。
政権与党の推薦を受ける布施氏や、市民党的立場で市長に批判的な鴨氏に対し、自民党は宮本、藤本、三浦3氏を推薦。宮本氏は荒木市長、藤本氏は自民党の佐藤正己県議の支援を受け、三浦氏も市議6期の経験を生かしてしのぎを削り、選挙戦の構図は複雑だ。
同市は震災で埋め立て地を中心に液状化の被害を受け、震災対策と財源確保が緊急の課題。下水道など当面の復旧を急ぐ一方、公共施設の耐震化など時間をかけた震災対策をどう進めるかが問われている。
しかし、800億円の借金に加え税収減や生活保護費の増加などで財源確保は難しい。5人は、防災対策や安全安心のまちづくりを訴えている。
◇ ◇
赤い防災服姿の三浦氏は同市屋敷4の事務所での出陣式で「(市民は)液状化に耐えている。新庁舎は今は造るべきではない」と反対の姿勢を表明。京成大久保駅近くで荒木市長を「今は市民の利益を重視しているとは思えない」と批判した。
鴨氏は同市大久保1のスーパー前で第一声。保育所と幼稚園の統廃合や民営化をストップし、新年度予算の組み替えで震災復旧費を捻出すると主張。現市政に批判的な立場を鮮明にし、「市民が政治の中心になる体制を」と呼びかけた。
布施氏は同市本大久保の事務所前で出陣式に臨み、「学校の耐震化を任期中に完了させる」と主張。「震災復興と災害対策の財源確保に国と県との連携は不可欠。パイプがあるのは私しかいない」と政権与党の後ろ盾をアピールした。
藤本氏は同市津田沼3の事務所前で約300人を前に出陣式。厳しい財政や震災復興で100億円の捻出が必要と指摘し、「市政は運営から経営の時代。子にツケをまわさないためにも(幼稚園の)経営感覚を生かしたい」と呼びかけた。
宮本氏は京成大久保駅近くの駐車場で出陣式。荒木市長、自民党の石井準一参院議員、公明党の富田茂之県本部代表ら支持者約650人が出席。38歳の若さを強調し、「新しい未来に向けてのまちづくりを」と訴え、自転車で市内を回った。【橋本利昭、味澤由妃、山縣章子】
◇現新の2人、防災服で支持訴え−−佐倉市長選
再選を目指す現職の蕨和雄氏(61)と、元県議の新人、密本俊一氏(64)の2人が立候補を届け出た。
両陣営とも最初に東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげ、防災服姿で支持を訴えた。
蕨氏は、市内先崎(まっさき)の事務所に地元の衆院議員や近隣自治体の首長などを招き、集まった支援者約450人に向けて第一声を上げた。福祉の充実や青少年育成、産業振興などのほか、防災政策の拡充などを掲げ、「市民の目線に立ち、希望に満ちた佐倉市をつくりたい」と訴えた。
密本氏は、京成臼井駅近くの事務所で支持者約300人を集めて出陣式を開いた。市内でも家屋倒壊などの被害が出たことに触れ、「災害に強い街づくりをしたい」と強調。「財政再建のために市長給与を減額し、議会、市職員の定数削減にも取り組みたい」と支持を呼びかけた。【斎川瞳、山田泰正】
3545
:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:08:43
◇現新の2人、第一声は対照的に−−流山市長選
3選を目指す現職の井崎義治氏(57)と、3回連続の挑戦となる新人の大作浩志氏(53)の2人が立候補し、選挙戦に突入した。
井崎氏は午前11時から、同市加(か)4の事務所で出陣式。地元選出の国会議員や周辺市の市長らが応援に駆けつけ、同日告示された市議選の候補7人も顔をそろえた。「長寿社会を生き抜く成長戦略で、もっと1円まで生かす市政を徹底したい」と意気込んだ。
大作氏は自ら立候補を届け出た後、午前10時ごろ同市小屋の自宅で報道陣を前に決意表明。「自ら模範を示して市長給与を半減し、行財政改革を進める。高齢者対策に力を入れ、1人暮らしのお年寄りの安全を見守りたい」と持論を展開した。【西浦久雄】
◇前市長の評価が争点 定数21に28人−−白井市議選
白井市議選(定数21)には現職19人、新人9人が立候補を届け出た。北総鉄道への補助金の是非と、市議会が不信任を突きつけた前市長に対する支持・不支持が主な争点。市議選の結果は5月22日投開票の市長選にも影響を与えそうだ。
市議会と横山久雅子前市長(60)は昨年3月以降、県と沿線6市が協調して支出する北総線運賃値下げのための補助金を巡って対立。市議会は10年度予算案から補助金を削除し、横山氏が昨年10月に専決処分した。今年3月には議会が11年度の補助金も削除し、市長不信任案を16対4で可決した。横山氏は4月8日に失職したが、市長選再出馬を表明している。【早川健人】
◇新市初、旧2村議も 定数24に40人激戦−−印西市議選
昨年3月に印旛村と本埜村が編入合併して誕生した新「印西市」の初めての議員選も告示され、定数24に40人が立候補した。
旧2村議は合併時に「在任特例」が適用され、全員が新市の議員となっていた(任期は旧印西市議の任期満了まで)。人数は旧印旛村議12人、旧本埜村議8人で、旧印西市議24人と合わせて計44人。
旧2村議は特例で「現職」となっているが、印西市議選では「当選回数なし」で今回の選挙に臨む。
新市の定数は旧市と同数。今回の選挙は在任特例で膨らんだ分を元通りに絞り込むもので、旧3市村の有権者や候補の思惑も複雑に絡み、厳しい生き残りをかけた戦いとなる。【山縣章子】
◇「声を出すのも気を使う」 液状化には自転車で−−浦安市議選
拡声機の音量も控えめで−−。投票が見送られた県議選から一転、どうにか無事に告示された浦安市議選(定数21)。各陣営とも被災した市民の神経を逆なでしないよう細心の注意を払い、選挙戦をスタートさせた。
ある無所属候補。選挙事務所が液状化で使えなくなり、急きょ市内のJR京葉線高架下の駐車場を借りて午前中に出陣式。候補はスタッフ約50人とともに「頑張るぞ!」と叫び、選挙カーに乗った。記者も同乗した。
第一声の場所へ向かう途中、候補は「災害に強いまちを作ります。浦安の輝きを取り戻します」。マイクの音量も、訴える頻度も控えめ。通行人に笑顔であいさつして手を振りながら、「声を出すのも気をつかうなあ」とつぶやいた。
車は液状化による段差で何度も「ドスン、ドスン」と揺れる。車では被害の少ない地域の大通りしか回れず、各陣営と何度もすれ違う。「液状化のひどい地域は自転車で回るつもりです」
別の無所属候補。午前10時前、事務所にスタッフ15人前後が集まり、自転車のタイヤに空気を入れ、旗を縛りつけ……のんびりと準備する。同40分、候補は事務所前の出陣式で「実績を訴え、復興に全力を注ぎたい」と声を張り上げ、自転車にまたがった。お付きのスタッフは4人。記者も自転車を借りた。
同11時ごろ。最も液状化の激しい地区で、自転車をこぎながら「選挙どころではないのは理解しておりますが、復興のためにも大事な選挙です」。ブロック塀が沈み込んでいる家もあるが、「頑張って」と声がかかり、反応はまずまず。
同11時半過ぎ、JR京葉線新浦安駅前に到着。舗装がでこぼこで走りづらい。候補はしばらく自転車を引きながら徒歩遊説。午後1時、昼休みで事務所へ。「やはり街に元気がない。震災の影響は大きい。市民の関心は決して低くはないと思うが、投票に結びつくのか……」。不安そうに言った。【黒川晋史、駒木智一】
◇鋸南町長・5町議選、あす告示
統一選第2ラウンドの鋸南町長選と5町議選が19日告示される。投開票は、17日告示の市長選、市議選と同じ24日。
鋸南町長選はこれまでに現職と新人各1人が立候補を表明し、一騎打ちとなる公算。町議選は、酒々井町(定数16)▽多古町(14)▽横芝光町(18)▽長南町(14)▽鋸南町(12)−−で、総定数74人に対し90人前後が立候補する見通し。
一方、大網白里町議補選(改選数4)も19日告示・24日投開票で行われる。【森有正】
3546
:
チバQ
:2011/04/18(月) 22:12:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110418-OYT8T00092.htm
新人の三つどもえ戦 平塚
平塚市長選は、元衆院議員秘書の柏木徹候補(48)、元市議会議長の落合克宏候補(53)、市料理飲食業組合連合会副会長の水嶋一耀候補(67)の3新人による争い。柏木候補と落合候補は無所属、水嶋候補は県内市長選で初めて減税日本の公認を受けた。
柏木候補は午後2時から、同市四之宮の平塚中央青果卸売市場で出陣式。支持者らを前に、「市長を目指す者にとって一番大切なことは、市民の命を守ることだと痛感した」と被災地の宮城県石巻市を訪問した経験を披露。市の防災対策の遅れを指摘し、「4年間で市職員を200人、行政コストを25億円削減し、防災対策に充てる」と強調した。
これに先立つ午前10時、落合候補も同市場で出陣式。「生まれ育ったまちを活発にしようと思い手を挙げた。市防災課にいた経験を生かして防災対策、特に津波対策には力を入れたい」と力強く決意表明した。落合候補は商工、農業関係団体、連合神奈川などから推薦を受け、会場には民主党の勝又恒一郎衆院議員や県議らが応援に駆けつけた。
水嶋候補は午前11時、JR平塚駅近くのホテル前で第一声。「1800億円の借金を抱える市が、新市庁舎建設に126億円を投じようとしている。借金の返済に30年かかり、子どもたちにツケが回る」と凍結を訴えた。「10億円で市庁舎を耐震補強し、残りで幼稚園や保育園、公民館などの施設を耐震補強したい」と、早急な対策を強調した。
(2011年4月18日 読売新聞)
3547
:
チバQ
:2011/04/19(火) 22:32:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110419/stm11041922190005-n1.htm
さいたま市議会、新会派構成決まる
2011.4.19 22:18
さいたま市議会の新しい会派構成が19日、明らかになった。任期が始まる5月1日に正式に決定する。
最大会派の自民は無所属議員が1人入り、20人に。民主党・無所属の会は、無所属議員が会派を離脱したため、党が公認した議員13人で構成する「民主党」と改称する。
公明、共産はそれぞれ11人、7人の構成。無所属会派「みどりの風」の3人と諸派「さいたま未来」の1人、みんなの党の1人と民主党・無所属の会を離脱した無所属議員2人の計7人は合流し、新会派「改革フォーラム」を結成する。このほか、無所属が2人。
3548
:
名無しさん
:2011/04/19(火) 22:34:19
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20110419ddlk19010143000c.html
県議会:自民系3会派、統一話が決裂 /山梨
県議会の自民系3会派の議員らが18日、甲府市内で、統一会派結成に向けた会合を開いたが、決裂した。明全会の丹沢和平議員が「議会は議論して、多様な意見を出す場所。会派を一本化して意見集約することは議会の本旨から外れる」と反対し、会派を統一しないことが決まった。
統一を呼びかけた前島茂松議員(自民党政友会)は取材に対し「今回はまとまらなかったが、近い将来、話し合いを再開したい」と話している。
現在、自民系会派は自民党政友会、県民クラブ、明全会に分かれている。さらに、別の会派を作る動きもある。【小林悠太】
3549
:
チバQ
:2011/04/21(木) 00:09:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000128-mailo-l10
’11統一選:5町村長選・13町村議選告示 3町村長選で選挙に /群馬
毎日新聞 4月20日(水)12時42分配信
◇13町村議選に187人 無投票は3選挙区
統一地方選第2ラウンドの5町村長選と13町村議選が19日告示された。榛東村長選、吉岡町長選にはそれぞれ現職と新人1人が立候補。川場村長選は現職と2新人の争いになった。神流町長選と嬬恋村長選は現職の無投票当選が決まった。一方、町村議選には計166議席に187人が立候補。中之条町議選六合区、長野原町議選、高山村議選は無投票となり計22人が当選した。榛東村議補選(改選数1)には4人が立候補した。投開票日は24日。
◇榛東村長選、現職に新人が挑む
8年ぶりの選挙戦となった榛東村長選は、現職で3選を目指す真塩卓氏(64)と、新人で元村議の阿久沢成実氏(67)が立候補を届け出た。
真塩氏は午前8時半から同村新井の大山祇(おおやまづみ)神社で必勝祈願後、近くの集会所前で第一声。「健康で元気な村づくりのために一生懸命頑張りたい」と支持を求めた。公約には▽第5次村総合計画の推進▽予防を重視した医療の充実▽主要幹線道路と村道をつなぐ道路網整備−−などを掲げる。
阿久沢氏は午前9時半から同村山子田の常将(つねまさ)神社で、必勝祈願後に第一声を上げた。公約には村長、副村長、教育長の給与3割カットや給食費の半額補助などを掲げており「先人たちが育ててくれた自然や文化、財産を若い人たちに譲るためには、村政を見直さなくてはいけない」と訴えた。【喜屋武真之介】
◇吉岡町長選、現新2氏の対決
吉岡町長選は、再選を目指す現職の石関昭氏(70)と、新人で元町課長の柴崎徳一郎氏(63)の一騎打ちになった。前回07年と同じ顔ぶれによる因縁の対決で、前回は石関氏がわずか295票差で制した。今回も激戦が予想される。
石関氏は午後2時からの事務所開きで「東日本大震災という未曽有の危機を乗り越えるには、行政運営の経験が必要」と町議3期、町長1期の実績をアピール。公約として道の駅「よしおか温泉」への電気自動車の充電所設置などを掲げる。
柴崎氏は午後1時半から事務所開きし「町民が生きがいを持ち安心して暮らせる町づくりに励みたい」と訴えた。保育園待機児童の解消や、小中学校の給食費無料化、学童保育の対象年齢引き上げなどを掲げ、支持拡大を図っている。【塩田彩】
◇川場村長選、20年ぶり選挙戦
川場村長選は、新人で元村議会議長の星野善平氏(61)▽3選を目指す現職の関清氏(76)▽新人で元雑貨輸入業の矢部登美江氏(51)−−が立候補し、20年ぶりの選挙戦になった。
星野氏は午前11時から選挙事務所前で出陣式を開き「若い人が将来も暮らしていける村づくりをしたい」と訴えた。公約には、サルなどの有害鳥獣による農業被害の対策強化や里山の森林公園整備などを掲げる。
関氏は東京都世田谷区との交流事業の推進や農産物のブランド化などを訴える。午前9時から選挙事務所前で出陣式を開き、「やり残したことが数多くある。日本一の村づくりに再挑戦したい」と支持を求めた。
矢部氏は正午前に立候補を届け出た後、取材に「村が一つになれるように、行政が本来の姿に戻れるようにしたい」と話した。選挙期間中、遊説の予定はなく、組織改革などの主張を掲載したチラシを配布する。【新井敦】
◇2首長選は無投票
◇神流町長選、宮前氏3選
神流町長選は、現職の宮前鍬十郎氏(71)以外に立候補の届け出がなく、無投票3選が決まった。
宮前氏は地元の八幡宮に必勝祈願後、町内を遊説し、午後4時過ぎから事務所開き。無投票当選の連絡が入ると、支持者から歓声が上がった。宮前氏は「少子高齢化の中で福祉を充実していきたい」などと抱負を述べた。【畑広志】
◇嬬恋村長選は熊川氏が再選
嬬恋村長選は、現職の熊川栄氏(63)以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選が決まった。
遊説から戻った熊川氏は午後5時、選挙事務所で当選の連絡を受けると、支援者と握手を交わし万歳三唱。「お年寄りが健康で長生きでき、若い人が安心して子供を産める地域社会を作るために全力で頑張る」と抱負を述べた。【角田直哉】
3550
:
チバQ
:2011/04/21(木) 00:10:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110420-OYT8T00113.htm
3町村長選で選挙戦
神流、嬬恋は現職無投票
出陣式で気勢を上げる支持者ら(19日、吉岡町で) 統一地方選後半の5町村長選と13町村議選、榛東村議補選が19日、告示された。首長選は、榛東村と吉岡町で現職と新人が各1人、川場村で現職と新人2人の計3人が立候補して選挙戦に突入。神流町は宮前鍬十郎氏(71)、嬬恋村は熊川栄氏(63)の両現職が無投票で当選した。町村議選は、総定数166に187人が立候補し、長野原町(定数10)と高山村(定数10)、中之条町の六合選挙区(定数2)が無投票。榛東村議補選は欠員1に4人が出馬した。いずれの選挙も24日に投開票が行われる。
■吉岡 因縁の対決再び
吉岡町長選は、再選を目指す石関昭氏(70)と、元町課長柴崎徳一郎氏(63)の一騎打ちとなった。両氏は4年前にも新人同士で激戦を繰り広げている。
石関氏は同町南下で事務所開きを行い、支持者を前に、「県下でも指折りの人口増の町に発展している」と実績を強調。4月策定の町第5次総合計画に触れ、「JR上越線の新駅実現のため、もう1期仕事をさせて下さい」と訴えた。
柴崎氏は、同町大久保の事務所で出陣式を行った。特別職の報酬削減や、議員定数の是正などを実施した上で健全な財政を確立することを公約に掲げ、「同志みなさまの力を借りて必ずや勝利したい」と訴え、前回選挙の雪辱を誓った。
■榛東 8年ぶり選挙戦
榛東村長選は、現職で3選を目指す真塩卓氏(64)と、新人で元村議会副議長の阿久沢成実氏(67)が立候補。選挙戦は、真塩氏が初当選した時以来の8年ぶりとなる。
真塩氏は、村内の集会場で行った第一声で、「財政の安定化や小中学生の医療費無料化を実現させた」などと8年間の実績を前面に押し出した。日赤病院の近隣への誘致、駒寄インターチェンジを活用した道路網整備などを公約に掲げた。
阿久沢氏は、自宅前の駐車場で出陣式。村長、副村長ら3役の給与を30%削減して村の財政を立て直すと訴えた上で、「活性化には企業誘致と道路整備が不可欠。道の駅を誘致し、福祉や医療、教育施策を強化したい」と力説した。
■川場 現新三つどもえ
川場村長選は、前村議会議長の星野善平氏(61)、3選を目指す現職の関清氏(76)、元雑貨輸入会社社長の矢部登美江氏(51)が立候補を届け出て、三つどもえの争いとなった。選挙戦が行われるのは、1991年以来20年ぶり。
星野氏は自宅隣の事務所前で出陣式を開き、「若い者が将来の村づくりの先頭に立つべきと背中を押された」とあいさつ。「後継者問題や獣害対策、水と環境をテーマにした村の将来像に取り組みたい」と支持者に訴えた。
関氏は、先の県議選で当選した星野寛、金井康夫両氏や近隣の町村長ら大勢の支持者を集めて出陣式。「農業と観光、森林を生かした自主自立の村づくりや、子育て支援などを柱に、日本一の村づくりに再挑戦したい」と意気込んだ。
矢部氏は、ほかの2候補の出陣式を訪れて主張を聞いた後、届け出を済ませた。街頭演説などは行わないといい、有権者に配るチラシを準備。取材に対し「この村が一つになり、行政が本来の姿を取り戻せるようにしたい」と語った。
(2011年4月20日 読売新聞)
3551
:
チバQ
:2011/04/21(木) 00:13:31
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104200011/
統一地方選:茅ケ崎市長選、建て替えか耐震補強か…市庁舎問題が対立軸に/神奈川
2011年4月20日
市長選ではその手法をめぐり、各候補の主張は分かれている=3月11日、市役所西側の駐車場
3選を目指す現職に対して新人2人が挑む構図となった茅ケ崎市長選。耐震性に課題を抱える市役所本庁舎への対応が対立軸となっている。建て替えを推進する現職に対し、耐震補強を主張する2新人。その舌戦は日に日に激しさを増している。3月11日に発生した東日本大震災で注目度が増した防災対策の一環だけに、大震災が選挙の結果にどのような影響をもたらすのかも注目される。
市役所本庁舎は1974年に完成。鉄骨鉄筋コンクリート造りなどの複合構造で、市は海岸に近い地域特性から耐用年数を60年と定めた。旧耐震基準で建てられ、耐震性に課題のある本庁舎について、市は2008年3月に策定した「公共施設整備・再編計画」で、「他の公共施設との複合施設として建て替えを行う」との方針を示した。その後の経済情勢の悪化が財政を直撃し、市は計画を見直し。新庁舎の規模を縮小し、事業費を72億円に削減する一方、市民の利便性や費用対効果の観点などから従来通り、建て替えと結論づけた。
これに異議を唱えて市長選に出馬しているのは、ともに新人で元市議の永田輝樹さんと、学校法人理事の藤間明男さん。安全性を確保する手法は耐震補強を選択すべきだとの意見だ。
永田さんは「耐震補強なら短い期間で済む」と主張。震度7に対応できる補強を行い、差額を他の公共施設の耐震性確保などに振り分ける考えを示している。藤間さんは街頭で「建て替えには80億円、調度品を含めれば100億円掛かる」と、投資の一極集中を批判。市民の命を守るとして緊急避難場所の確保を訴える。
市長選告示前の公開討論会でも、この問題に対する質問が現職の服部信明さんに集中。藤間さんが「耐用年数が残っているのに、建て替える理由は」と質問したのに対し、服部さんは「施工時に問題があったのか、維持管理に問題があったのかを、市民に明確に説明する情報を今、持ち得ていない」と釈明。服部さんが初動体制を確立するため、新庁舎に災害直後から点検・補修することなく使用できる耐震性能を求めている点について、永田さんは「急を要すれば点検しながらも、初動を取らなければいけない。他(の施策)を犠牲にするのは疑問」と指摘。服部さんは「点検している間に初動体制が遅れ、犠牲になる命があったり、損失する市民の財産があったら、誰が責任を負うのか」と返した。
「正しい情報で判断してほしい」。これまで表立った反論を控えていた服部さんは告示後、2候補の主張に反論を始めた。街頭で「耐震補強もほぼ同じ時間がかかる」、「事業費は72億円」と説明。出陣式では「間違った情報を伝え、誤った方向に導こうとする動きがある。同じ政治家として許せない」と痛烈に批判した。
3552
:
チバQ
:2011/04/21(木) 00:14:15
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110420/chb11042022250012-n1.htm
復旧、長期市政の評価など争点複雑 習志野市長選
2011.4.20 22:23 (1/2ページ)
震災で下水道が破損したため、習志野市では菊田川に流れ込む生活排水を鋼矢板で区切り、一時的に浄化する簡易処理施設の設置工事を進めている。復旧に向けての財源確保が大きな課題となっている(石井那納子撮影)
統一地方選の後半戦で行われる千葉県内の3市長選のうち、佐倉、流山の両市長選は現職対新人の一騎打ちとなり、現市政への評価が大きな争点となっている。一方、習志野市長選は新人5人が立候補。東日本大震災に伴う復旧・復興対策をはじめ、市内の再開発事業といった市政課題に加え、5期20年にわたる現市政の継承に対する賛否や候補者3人を推薦した自民への評価など、争点が複雑に絡み合った構図となっている。
復旧に100億
東京湾沿岸地域を中心に液状化の被害が確認された習志野市。街を歩くと、道路が所々、隆起するなど今も震災の爪痕が残る。特に深刻なのは下水道の破損だ。
一部地域から出される生活排水は、現在も市内を流れる菊田川を経由し、東京湾に流されていることが問題になった。下水道施設は復旧しておらず、市では応急措置として、菊田川の中に汚水をためるプールを設置し、上澄みを消毒して東京湾に流している。
周辺の住民からは悪臭を指摘する声が上がる。香澄地区の中村都子さん(61)は「あまり注目されないが、排水を出さずに生活はできない。一刻も早く元の生活に戻りたい」と事態の改善を求める。
市では、下水管が使用できる暫定復旧までに3カ月以上、本格復旧には1年以上かかるとみている。とりわけ深刻なのが、少なくとも100億円かかるといわれる復旧費用。
厳しい財政状況の中、財源の目途はたっておらず、同地域を走る陣営は復興政策の訴えに力を入れる。
継承か刷新か
5期20年にわたり市政を担ってきた現職の荒木勇市長が引退を表明した。候補者5人はいずれも習志野市議の経験があり、荒木市政に対する評価は分かれている。荒木市長が推し進めたJR津田沼駅南口の大型開発など、市の発展に寄与したとして、荒木路線を踏襲する姿勢を示す候補者がある一方で、業者との癒着ぶりを批判し、市政の刷新を強く訴える候補者もいる。
また今回の市長選は、民主推薦と自民推薦の候補が立候補する「与野党対決」の構図として注目されている。ただ、自民は地域事情を考慮して、推薦する候補者を一本化せず、3人に推薦を出すという異例の判断をした。市民生活に密着した政策論争とは別に、政治的な対立構図が重なり、選挙戦は複雑な様相を見せている。
3553
:
チバQ
:2011/04/21(木) 21:43:03
>>3548
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000132-mailo-l19
議会:自民系2会派が統一 /山梨
毎日新聞 4月21日(木)12時33分配信
県議会の自民系3会派のうち2会派の議員ら17人が20日、統一会派「自民党・県民クラブ」を結成した。最大会派となる。代表の高野剛氏は「与党会派の一本化を多くの議員が望んだ」と話した。
統一会派を結成したのは、「自民党政友会」の8人と「県民クラブ」の7人、いずれも新人の塩沢浩氏(中巨摩郡選挙区)と斎藤公夫氏(南アルプス市選挙区)。当選10回の前島茂松氏(自民党政友会)と当選8回の中村正則氏(県民クラブ)は合流しなかった。
もう一つの自民系会派「明全会」は「議会は議論して、多様な意見を出す場所」(丹沢和平氏)として、統一会派には加わらなかった。30日からが任期の新県議会で、同会所属の議員は4人。今後、新人数人が加わる見込み。また、自民系議員らが新会派を作る動きもある。
自民系会派の分裂状態は06年から続いていた。07年の知事選後、「県民から自民党が分裂しているように思われる」として、統一への動きが出ていた。
一方、民主系「フォーラム政新」は名称変更を検討中で7人の見込み。「公明党」、「日本共産党」は1人ずつのまま。【小林悠太】
4月21日朝刊
3554
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:02:30
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/04/21/11.html
県議会 自民系17人が新会派
ベテラン外し最大勢力
山梨県議会の会派再編で、当選5回以下の自民党系県議17人が20日、新会派「自民党・県民クラブ」を結成することで合意し、県議会事務局に会派結成届を提出した。新人を含め自民党県議17人のうち12人が名を連ね、県議会最大会派になることが確実。自民系では当選2〜4回の若手でつくる明全会も勢力拡大を目指しており、自民系勢力は分裂スタートとなる見通し。
新会派「自民党・県民クラブ」は現在3会派に分かれる自民系会派のうち、最大会派・自民党政友会の8人、第2会派・県民クラブの7人、新人2人で構成。代表に高野剛氏、副代表に清水武則、武川勉両氏が就任する。県議選で初当選した新人は斎藤公夫、塩沢浩両氏が参加している。
同日、昭和町内で会合を開き、新会派を5期以下で構成し、横内県政に与党的スタンスで臨むことを確認。高野氏は会合後、「5期以下の若い感覚を生かして議会の活性化を図り、与党として横内正明知事を支えたい」と話した。
新会派は、合流する自民系2会派の前島茂松氏(当選10回)と中村正則氏(当選8回)がメンバーから外れた形。“ベテラン外し”の動きに対し、中堅・若手で県議会や自民県連の主導権を握りたい思惑を指摘する声もある。
一方、県議選で初当選した桜本広樹、山田一功両氏は同日、新会派「希望」の結成届を県議会事務局に提出した。山田氏は「既存の会派から短期間で所属先を選ぶのは難しい。新人のフレッシュさを求める有権者の声も意識した」と説明。横内県政を支持するスタンスを取るという。
3555
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:15:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000102-mailo-l12
’11統一選ちば:後半戦を歩く 佐倉と流山市長選 新旧のまち一騎打ち /千葉
毎日新聞 4月21日(木)12時19分配信
◇「福祉充実」と「人口増対応」
江戸期の旧藩時代に栄え、歴史遺産に富む古いまち佐倉市。日本が人口減少に転じた中で人口急増に沸く新しいまち流山市。対照的な2市で一騎打ちの選挙戦が繰り広げられている。【斎川瞳、西浦久雄】
東日本大震災の被災地としてこれまでクローズアップされてこなかった佐倉市。それでも、市役所周辺を歩くと、屋根瓦が落ち、ブルーシートをかぶせた家々が痛々しい。市内の文化財の一部にも被害が出た。18日現在、住宅36棟が全半壊。一部損壊は307棟を数え、震災直後2万世帯が断水した。
17日の告示日。再選を目指す現職の蕨和雄氏(61)と元県議の新人、密本俊一氏(64)の2候補は、いずれも防災服姿での第一声で、支援者らと共に震災の犠牲者に黙とうをささげた。
震災後、防災対策を急きょ公約に挿入したことも共通する。蕨氏は「防災井戸の増設や施設の耐震強化、自主防災組織の完備を進める」、密本氏は「災害に強い街づくりのためのルールを作り、いざという時に備えたい」と訴えた。が、内容に大差はない。少子高齢化に伴う税収減少、保育所の待機児童や特別養護老人ホームの待機高齢者の問題にどう取り組むかなど、市政の課題は多い。
蕨氏は地元の医師会、農協を支持母体とするほか、民主党衆院議員の応援を受けている。密本氏は自民党推薦で、親交の深いみんなの党参院議員の後押しも受ける。
大きな争点がないだけに、両陣営とも「福祉の充実」を軸に選挙戦を展開している。
◇ ◇
ホームに立つと、目新しい巨大なマンション群が目に飛び込んでくる。震災の影響が小さかった流山市の流山おおたかの森駅。05年に開業したつくばエクスプレス(TX)で都心に直結され、人口が急増している。
改札口から通路で結ばれた大型ショッピングモール。通勤途中に駅で子供を預け、市内の保育所へバスで送迎する施設もある。子育てを応援する流行最前線のまちだ。
かつて都心へ向かうには鉄道やバスで松戸市か柏市に出てJR常磐線を使わなければならず、東京駅から30キロ圏だが開発は緩やかだった。松戸や柏の発展を横目に、都心直結の鉄道は長年の悲願だった。
そのTXが開通し、沿線の人口増への対応が迫られている。都内に通う共働きの子育て世帯が急増。15万人余りの人口は10年度末までの5年間に1万人増えた。過大な投資で将来にツケを回さないよう、保育所などの社会資本は適切な規模での整備が課題となっている。
3選を目指す現職の井崎義治氏(57)は第一声で「1円まで生かす市政」を訴え、市役所に設けた「マーケティング課」で民間の発想を重視する。これに対し、新人の大作浩志氏(53)は「行政はもっと地道なもの」と疑問視し、独自の選挙運動を進める。
4月21日朝刊
3556
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:17:37
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000821104210001
白井市議会・北総線問題で混戦に拍車
2011年04月21日
28人の候補者のポスターがずらりと並んだ掲示場を横目に駅に向かう通勤客ら=西白井駅
北総線の運賃値下げ問題に端を発し、市長の失職という異例の事態に陥っている白井市。現在行われている市議選でも、この問題が大きな争点となっている。
同市議選(定数21)の候補者は現職19人、新顔9人の計28人。うち、北総線の運賃問題で公費負担による5%値下げなどに反対する候補者13人が告示日の17日、のぼり旗を掲げて、北総線の白井駅、西白井駅の周辺などを練り歩いた。
市議選での統一行動はあまり例がない。ポスターにも、「適正な北総運賃を求める議員+αの会」と書かれた統一のマークを印刷している。現職候補の一人は「13人が結束しているというキャンペーン。選挙期間中、ずっとやるわけにはいかないが、有権者に対して強くアピールするためにやってみた」と話す。
前回2007年の候補者は24人だったが、北総線がらみで新顔が増えたことなどから、今回は定数より7人オーバーの狭き門だ。
北総線の運賃問題で、議会は賛成派と反対派に二分された。「県と沿線自治体の合意に基づき、応分の補助金を支出したうえで、さらなる値下げを求めるべきだ」と賛成派。反対派は「公金の支出はおかしいし、値下げ幅も足りない。京成からスカイアクセスの線路使用料を適正に支払ってもらえば、問題は解決する」と訴える。
これまで欠員1で賛成派と反対派が10対10。議長を出した方が少数派になったため、双方とも北総線問題で主導権を握ろうと躍起だ。ある現職候補は「候補者擁立の際、賛成派、反対派とも過半数を確保しようと動いた。そういう意味で前回より盛り上がりはある」と話す。
市議選の結果は、5月22日投開票の市長選にも影を落とす。市長選も北総線の問題が大きな争点となるが、市議会の勢力図がはっきりすれば、市政運営も大きく左右されるからだ。
北総線問題で二分されていた議会は、4分の3以上の賛成を必要とする市長の不信任決議では、構図が微妙に崩れた。北総線問題で横山久雅子市長を結果的に支えていた議員のほとんどが、市長が寄付行為などを巡って公選法違反の指摘を受けたことなどを理由に、不信任の賛成に回った。
横山市長は失職の道を選び、いち早く再選に向けて立候補を表明している。一方で、不信任を突きつけた経緯から、北総線問題の賛成派、反対派の双方がそれぞれ候補者の擁立を模索しており、三つどもえになる公算が大きい。ただ、市議選の結果次第で、追い風か逆風かがはっきり分かれるため、今のところ水面下での調整が続いている。(小松重則)
3557
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:18:46
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110421-OYT1T00253.htm
「品格に欠ける」市長選、ルール逸脱・過熱
. 選挙に強かった現職が退き、新人4人が出馬して24年ぶりに本格的な選挙戦となった群馬県高崎市長選。
各陣営の争いが過熱するあまり、陣営自ら「グレーゾーン」と認める手法の演説会を開催したり、ネット上で他陣営を中傷したりと、ルールから逸脱した活動が目立っている。市側の対応のまずさも拍車をかけており、市選管は「認識不足で、指導も行き届いていなかった」と不手際を認めている。
逸脱の始まりは、告示前の政策チラシの各戸配布だった。違法な事前運動と解釈される可能性があるため、告示3か月前からは自粛するのが通例だが、今回は複数の陣営が、2月以降も市内の広範囲で配布していた。市長選を連想させる内容も含まれ、陣営関係者は「他がやれば、やらざるを得ない。問題があるのは承知の上だ」と打ち明ける。
告示当日には、ある陣営が、大人数を収容できる市の公共施設で演説会を開催した。他陣営から「禁じ手だ」という批判が上がっている。
選挙期間中、候補者が「個人演説会」を公共施設で開催できるのは、公選法の規定で告示から3日目以降に限定される。そのため、ある陣営は、選挙期間中も例外的に政治活動できる政治団体をつくり、その団体の政策を訴えるための「政談演説会」という名目で告示日に演説会を開催した。
「政談演説会」では、候補者は選挙演説も出来るが、「候補者の活動は全体の中で限定的でなければならない」(総務省選挙課)。候補者の名前が入ったチラシの配布も禁止されている。
しかし、この陣営は、公選法で「個人演説会」にあたる「出陣式」の形式で演説会を進行。陣営関係者は「グレーゾーンだが合法だ」と主張するが、会場では、候補の名前が入った政策ビラを来場者に手渡していた。市選管は「配布は違反になる」と指摘しており、陣営の広報責任者は「会場で(チラシの合法性を証明する)証紙を貼る作業をしていたが、適法かどうか確認しないまま渡してしまった」と釈明している。
この演説会について、市選管は「告示2日前、開催方法について事前によく説明するよう県選管から連絡を受けていたが、各陣営に指導せずに放置していた。申し訳ない」と謝罪。会場を貸した施設の責任者は「事前に貸与してよいか選管に確認しなかった。公平性を疑われる対応で反省している」と話している。
ほかにも、候補者個人のブログに支援者が他陣営を中傷する書き込みをし、削除せずに放置したり、「名刺」を装った法定外の政策チラシを配布したり。「品格に欠ける活動が多くて恥ずかしい」(陣営幹部)という声も内部から上がる。
「自主投票」というある団体の幹部は「中核市のトップを決める選挙で盛り上がるのは分かるが、情けない。良識ある有権者は、各候補の政策で判断してほしい」と訴えている。
(2011年4月21日17時25分 読売新聞)
3558
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:59:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110421-OYT8T00037.htm
過熱違法すれすれ選挙戦
4人出馬高崎市長選
選挙に強かった現職が退き、新人4人が出馬して24年ぶりに本格的な選挙戦となった高崎市長選。各陣営の争いが過熱するあまり、陣営自ら「グレーゾーン」と認める手法の演説会を開催したり、ネット上で他陣営を中傷したりと、ルールから逸脱した活動が目立っている。市側の対応のまずさも拍車をかけており、市選管は「認識不足で、指導も行き届いていなかった」と不手際を認めている。
逸脱の始まりは、告示前の政策チラシの各戸配布だった。違法な事前運動と解釈される可能性があるため、告示3か月前からは自粛するのが通例だが、今回は複数の陣営が、2月以降も市内の広範囲で配布していた。市長選を連想させる内容も含まれ、陣営関係者は「他がやれば、やらざるを得ない。問題があるのは承知の上だ」と打ち明ける。
告示当日には、ある陣営が、大人数を収容できる市の公共施設で演説会を開催した。他陣営から「禁じ手だ」という批判が上がっている。
選挙期間中、候補者が「個人演説会」を公共施設で開催できるのは、公選法の規定で告示から3日目以降に限定される。そのため、ある陣営は、選挙期間中も例外的に政治活動できる政治団体をつくり、その団体の政策を訴えるための「政談演説会」という名目で告示日に演説会を開催した。
「政談演説会」では、候補者は選挙演説も出来るが、「候補者の活動は全体の中で限定的でなければならない」(総務省選挙課)。候補者の名前が入ったチラシの配布も禁止されている。
しかし、この陣営は、公選法で「個人演説会」にあたる「出陣式」の形式で演説会を進行。陣営関係者は「グレーゾーンだが合法だ」と主張するが、会場では、候補の名前が入った政策ビラを来場者に手渡していた。市選管は「配布は違反になる」と指摘しており、陣営の広報責任者は「会場で(チラシの合法性を証明する)証紙を貼る作業をしていたが、適法かどうか確認しないまま渡してしまった」と釈明している。
この演説会について、市選管は「告示2日前、開催方法について事前によく説明するよう県選管から連絡を受けていたが、各陣営に指導せずに放置していた。申し訳ない」と謝罪。会場を貸した施設の責任者は「事前に貸与してよいか選管に確認しなかった。公平性を疑われる対応で反省している」と話している。
ほかにも、候補者個人のブログに支援者が他陣営を中傷する書き込みをし、削除せずに放置したり、「名刺」を装った法定外の政策チラシを配布したり。「品格に欠ける活動が多くて恥ずかしい」(陣営幹部)という声も内部から上がる。
「自主投票」というある団体の幹部は「中核市のトップを決める選挙で盛り上がるのは分かるが、情けない。良識ある有権者は、各候補の政策で判断してほしい」と訴えている。
(2011年4月21日 読売新聞)
3559
:
チバQ
:2011/04/22(金) 20:54:04
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001104220001
保守系新会派「希望」を結成
2011年04月22日
■県議会初当選の2氏
県議選で初当選した桜本広樹(南アルプス市)と山田一功(甲斐市)の2氏は21日までに、保守系の新会派「希望」を結成し、議会事務局に届け出た。代表は桜本氏。
また、民主系会派の「フォーラム政新」は「フォーラム未来」に改名。代表は民主党県連幹事長の樋口雄一氏(甲府市)が務める。
3560
:
チバQ
:2011/04/22(金) 22:32:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000131-mailo-l19
南アルプス市の課題:市長選/上 財政スリム化急務 /山梨
毎日新聞 4月21日(木)12時33分配信
◇合併特例期限切れ目前
24日投開票される南アルプス市長選は、現職の今沢忠文氏(73)と新人の中込博文氏(62)が舌戦を繰り広げている。旧6町村の合併で新市が誕生して8年。合併特例措置の期限切れを目前に控えた行財政改革のあり方や、中部横断自動車道全線開通に向けたまちづくりなど、新市長が直面する課題を探った。【曹美河】
市中心部から車で約15分。同市芦安芦倉地区の集落入り口に、市営温泉施設「ヘルシーハウス山渓園」がひっそりと建つ。夏の登山シーズン以外の利用者は少なく、今の時期は1日10人前後。同地区を含む旧芦安村には、村営だった温泉施設は三つある。「村時代は後先考えずにハコモノばかり建てた。そのツケが回ってきてる」。地元の女性(65)は、老朽化する施設を横目にため息をついた。
市全体では、市営温泉は7施設。いずれも旧町村時代に建てられた。大半の施設で利用は伸び悩む。05年度決算では計1億3820万円の赤字。指定管理者制度を導入した06年度からは、年間計7190万円の指定管理料を支払っている。
温泉以外にも、図書館や集会所、公園なども旧町村ごとに整備されており、維持管理費は重くのしかかる。施設の統廃合は、今後避けられない課題だ。
市職員の人数の多さも目立つ。4月1日現在、人口7万2854人に対し、全職員数は662人。隣の甲斐市は人口7万4468人に対し438人だ。南アルプス市は合併以降、職員を114人減らし、約8億円の人件費を削減した。今後も削減を進める方針だ。
スリム化が求められる背景には、目前に迫る合併特例措置の廃止がある。これまで、国からの「仕送り」に当たる普通交付税は、合併前の旧6町村の合計額を保証されていた。合併後10年に限った優遇措置だ。10年度決算における普通交付税は約72億円で、本来もらえる額より約22億円多い。この額が、14年度から5年かけて段階的に減らされる。市幹部は「将来的に財源は激減する。無駄を省いていかなくては」と危機感を強める。
◇
市長選の候補者2人はいずれも、行革を重点施策に掲げている。今沢氏は「これまで行ってきた行政組織の簡素化をさらに進め、公共施設のあり方も再検討する」、中込氏は「職員全員で改革意識を共有し、財政のスリム化や公共施設の再配置を進める」と主張している。
4月21日朝刊
3561
:
チバQ
:2011/04/22(金) 22:33:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000204-mailo-l19
南アルプス市の課題:市長選/下 交流人口どう増やす /山梨
毎日新聞 4月22日(金)13時10分配信
◇中部横断道沿線、企業誘致一進一退
「沿線が必ず活性化するとは限らない。磐越自動車道の例を反面教師とする必要がある」。17年度に全線開通する計画の中部横断自動車道。県内の沿線地域の活性化策を協議する会議が08年度から始まっており、その席上で、ある委員がこう指摘した。
磐越道は福島県と新潟県を結ぶ高速道路で、97年に全線開通。沿線の会津若松市の観光客は翌98年、約30万人減少した。交通網の整備でヒト、モノ、カネが大都市に吸い取られる「ストロー現象」だった。
中部横断道とは立地環境が似ており、山梨県も「何の手も打たなければ磐越道の二の舞いになる」と警戒する。流出を抑え、いかに交流人口増加につなげるか。2カ所にインターチェンジ(IC)を持つ南アルプス市にとって、喫緊の課題だ。
市は今年3月、果物などの農産物を核とした活性化事業の素案をまとめた。同市は、全国有数のサクランボや桃の産地。しかし、農産物直売所や食事場所がほとんどない。市担当者は「市内でフルーツ狩りをしても、買い物や食事は市外に流れてしまう」と嘆く。素案には、直売所の整備や目玉商品となる新たな加工品開発などを盛り込んだ。
一方、県は09年3月に策定した沿線の活性化構想で、同市を含むエリアを「首都圏と中京圏、日本海側をつなぐ物流拠点としての可能性がある」と指摘した。こうした方針を受け、市は企業誘致にも力を入れている。09年には、大型の弁当工場の誘致に成功。長野県に本社を置くプラスチック加工工場も来月から市内で稼働を始める。
ただ、誘致活動の成果は一進一退だ。電気機器大手の富士電機が今年2月、同市飯野にある子会社の生産機能を来年3月までにマレーシアへ移すと発表。08年には、パイオニアが予定していた市内への新工場建設を断念している。
全線開通に向けては、民間企業が主体となってIC周辺に大型のアウトレットモールを誘致する計画も浮上している。活性化に向けた論議は、官民の枠を超え、今後いっそう加速しそうだ。
◇
市長選に立候補している現職の今沢忠文氏(73)は「交通の利便性を生かして企業誘致を強力に進める。大型商業施設の誘致も視野に広く検討したい」と話す。新人の中込博文氏(62)は「商業施設誘致には反対。果物の直売所や加工工場を整備し、交流人口を増やす」と主張している。【曹美河】
4月22日朝刊
3562
:
チバQ
:2011/04/24(日) 19:09:16
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110423-OHT1T00137.htm
新沼謙治が異色の「合体」後藤麻衣氏の応援演説
杉並区議選に立候補している後藤麻衣の応援に駆け付けた新沼謙治 東京・杉並区議選に立候補している女優・後藤麻衣氏(38)=無所属=が22日、同区内4か所で街頭に立ち、演歌歌手・新沼謙治(55)が応援演説を行った。
異色の「合体」となった。セクシー系女優として活動してきた後藤氏と、東日本大震災の被災地である岩手県大船渡市出身ということでも最近話題になった新沼。これまで特に接点のなかった2人だが、後藤氏が選挙戦中に大船渡市の防災対策の有効性を熱弁していたのを、たまたま新沼の所属事務所社長が聞いて感心。「応援に行ってあげたら?」のひと言でツーショットが実現した。後藤氏は「運命を感じます。人生の先輩方から教えを乞わないといけませんから」と笑顔。新沼は「これも何かの縁です。話をしてみると清潔感のある真っ白な女性。ぜひ当選してほしいです」とエールを送っていた。
2009年の都議選に立候補し、落選している後藤氏は「正直、自分でも(出馬する)意味を分かっていなかった。右も左も分からないのに浴衣姿とかになってマスコミに取り上げてもらおうとしちゃって…」と当時を反省。落選後から慶大法学部の通信教育課程を履修し、勉学に励んできたという。
前回の定番だったミニスカートの丈を10センチ程度長くするなど、セクシー路線を封印して挑んでいる選挙戦について「政治家は頭のいいオジ様たちがやってらっしゃるのが普通かもしれませんけど、友だちみたいに話しかけやすい人がいてもいいと思います」と訴えていた。
3563
:
チバQ
:2011/04/24(日) 19:11:54
今沢氏が市南部の旧甲西町出身、中込氏は市北部の旧白根町出身で、「南北対決」の様相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000156-mailo-l19
’11統一選:3首長選あす投開票 7市町村議選、1市議補選も /山梨
毎日新聞 4月23日(土)13時29分配信
統一地方選第2ラウンドの3首長選と7市町村議選、1市議補選が24日投開票される。富士吉田、南アルプス両市長選はともに現新一騎打ち。南部町長選は新人3人が出馬。舌戦を繰り広げている。【統一地方選取材班】
◇浮動票獲得狙う現新−−富士吉田市長選
前回07年と同じ顔ぶれとなった富士吉田市長選は、現職の堀内茂氏(62)と新人で元県議の渡辺正志氏(61)の2人が、浮動票獲得を目指す。県議選同市選挙区では市内2大政治派閥と関係の薄い新人がトップ当選し、浮動票の行方が当落の鍵とみられるためだ。
堀内氏は「もっともっと。改革はまだ終わらない」をキャッチフレーズに、連日4カ所で街頭演説。陣営は「子供の医療費助成対象年齢の引き上げや小規模特別養護老人ホームの整備が有権者の関心が高い。堀内氏の公正な行政に市民は期待している」と話す。
渡辺氏はキャッチフレーズの「V字回復富士吉田」のプラカードを持って毎朝、主要道でつじ立ちし、連日3カ所で街頭演説。毎日2万歩を目標に支持を求めて歩いている。陣営は「トップセールスで活気ある街に転換してくれるとの市民の期待を感じる」と話す。
投票は午前7時〜午後8時。午後9時から同市下吉田の下吉田中体育館で開票される。
◇現新の「南北対決」−−南アルプス市長選
南アルプス市長選は、現職の今沢忠文氏(73)と新人の中込博文氏(62)が激しい選挙戦を展開。今沢氏が市南部の旧甲西町出身、中込氏は市北部の旧白根町出身で、「南北対決」の様相だ。
今沢氏は市中心部の旧櫛形町など3カ所で個人演説会を開催。「公正な市政運営で旧町村間の不公平感は解消できた」と強調し、相手陣営からの「南部偏重」との批判をかわす。小中学校の耐震化などの実績を訴え、市内をくまなく遊説。連合山梨や半数の市議から支援を受ける。
中込氏は「今こそ変えよう」をキャッチフレーズに、市政転換を強調。北部地域では、合併後2回の市長選で北部出身の候補が落選したことに触れ「雪辱を果たす」と呼び掛ける。一方、南部の旧若草町や大票田の旧櫛形町を重点区とし、こまめに街頭演説に立って浸透を図っている。
投票は午前7時〜午後8時。午後9時から櫛形総合体育館(同市桃園)で開票される。
◇無所属新人3人争う−−南部町長選
南部町長選は、横内正明知事の元私設秘書の佐野和広氏(59)、ともに元町議の佐野敏明氏(68)、横山正広氏(64)の無所属新人3人が出馬している。
佐野和広氏は防災を基軸とした町作りや、近隣自治体と連携し、医療の充実や産業活性化を図ることを訴えている。
佐野敏明氏は学校給食費の無償化、有害鳥獣対策の充実を公約とし、町出身の医学生へ奨学金を出すことなどを主張している。
同町長選再挑戦となる横山氏は、防災対策強化を前面に打ち出したほか、町長給料の30%カットなどを公約としている。
投票は一部投票所を除き午前7時〜午後8時。同9時から同町福士の町活性化センターで開票される。
4月23日朝刊
3564
:
チバQ
:2011/04/24(日) 19:20:53
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20110423/503185
上三川町長選の終盤情勢 新人対決「草の根」展開
(4月23日 05:00)
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【上三川】24日に投開票を迎える町長選は新人同士の一騎打ちとなり、両候補とも草の根の運動を展開している。会社役員の星野光利氏(48)=無所属=は現町長の後継。組織も引き継ぐが、知名度不足への危機感は強い。元町議の田村稔氏(52)=無所属=は3度目の町長選。現町長との対決だった前回は2890票差に迫ったが、一部は現町長への批判票との見方もある。浮動票の行方は不透明で、両候補とも票の掘り起こしに懸命だ。
今回の統一地方選では東日本大震災を受け、選挙カーの使用を自粛する動きも広がった。首長選で県内唯一の選挙戦となった町長選でも対応は分かれ、星野氏陣営は「新人として広く政策を訴えたい」と選挙カーを使用。田村氏陣営は「町内にも被災者がおり配慮した」と自粛している。
星野氏陣営は町議の大半の支持を受けるほか、連合栃木や商工会、企業など各団体の推薦を受け支持固めを進める。一方でミニ集会や街頭演説を全域で精力的にこなしており、知名度不足の払拭に全力を挙げている。
田村氏陣営は町議2期の実績や過去の町長選出馬で得た知名度を生かしながら、支持拡大を狙う。組織力に劣るものの、地元の新興住宅地などで支持固めを進めたほか、全域で街頭演説を積極的に行っている。
町内は大別すると、東部の本郷、中心部の上三川、西部の明治と3地区に分かれる。星野、田村両氏は共に本郷地区に地盤を持つ。新興住宅地も抱える上三川、明治両地区の票の行方が焦点になっている。
3565
:
神奈川一区民
:2011/04/24(日) 23:38:31
横須賀市議会議員選挙は無所属で現職の上
地克明氏が当選確実。上地克明氏は上地雄
輔の実父。
(ソース@tvk)
3566
:
チバQ
:2011/04/25(月) 21:47:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000058-kana-l14
大和市議選:新旧入れ替わり、爆同系議員は減少/神奈川
カナロコ 4月25日(月)20時0分配信
24日投開票された大和市議選は、投票率が過去最低を記録する中、地元を中心に手堅く票をまとめた新人が健闘し、定数の半数を占めた。一方、長年、市議会で一定の勢力を持っていた厚木基地爆音防止期成同盟(爆同)の支援候補は1議席のみとなり、統一選前半戦の県議選でトップ当選した菅原直敏県議が支援した候補も伸び悩んだ。
大和市議選は定数28に対し、43人が立候補し、激戦の末に現職14人、新人14人が当選した。30代が5人増え、新旧交代を象徴するような選挙となったが、地盤を固めた新人が強さを見せた。
一方、爆同は市長候補と3人の市議候補を支援したが、当選したのは市議1人。藤田栄治委員長は「思ったよりも厳しい結果で驚いている。組織選挙で票を固め、手ごたえもあったと思っていたのだが…。基地と爆音問題だけでは票が掘り起こせなくなっている」と分析。「これからは地元からの信頼を固め、基地問題の関心を高めてもらうことも必要」と話した。
菅原県議が党派をこえて議会改革を目指し、支援した9人の市議候補も当選は5人にとどまった。菅原県議は「あれだけ立候補者がいて、投票率が低かったことに驚いた。国政の停滞が影響しているのかもしれない」と説明。「厳しい選挙の中、若手が手堅くまとめることができた。今回当選した候補者たちが声をあげることで、前に進むのではないか」と話していた。
3567
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:20:14
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000721104250001
高崎市長に富岡氏 3氏との激戦を制す
2011年04月25日
当選を祝い、万歳をする富岡賢治氏=高崎市問屋町
統一地方選後半戦の6市町村長選が24日、投開票された。中核市に移行した高崎市の市長選は、無所属新顔4氏の争いとなり、前県立女子大学長の富岡賢治氏(64)が初当選した。桐生、館林両市長選はいずれも現職が新顔を破り、再選された。20年ぶりの選挙戦となった川場村長選は現職が新顔2人を抑え、3選された。
高崎市長選は、富岡氏が、前市議の松本基志氏(51)、前県議の中島篤氏(56)、システムエンジニアの寺田昌弘氏(42)を破った。
同市問屋町の富岡氏の事務所で、当選の報が伝えられると大きな歓声が上がった。富岡氏は「選挙の結果はフェアで大胆な施策を求める市民の良識の勝利であり、リーダーシップでスピード感のある市政を進めていきたい」と語った。
富岡氏は、松浦幸雄市長の後援会幹部らが選対幹部に就き、選挙戦を展開。母校の高崎高校の同級生らが支援に回る一方、連合の支持を受けるなど非自民勢力も取り込んだ。
初の選挙戦で知名度不足が心配されたが、後援会の若手メンバーらが中心となり、市民グループ「市民ブレイン」を立ち上げた。自転車隊が市内を回り、無党派層の若者を対象に投票率を上げようとキャンペーン活動をしてきた。
東日本大震災を受け、リーダーシップの必要性を強調し、首都機能を備えた防災中核都市を目指す考えを明らかにした。
公約として、退職金の辞退や、市長は2期8年までとする方針を打ち出し、支持を集めた。
松本氏は、自民党系の市議会最大会派「新風会」の推薦を受けた。昨年11月の立候補表明後、市の現状について市民の意見を聴きたいと、市内100カ所近くで座談会を開いた。
市民党的立場をアピールするため、政党色は控えたが、他候補との違いを際立てることができなかった。
松本氏は同市八千代町の事務所で、「皆さんに支えられて、戦わせていただいたことに感謝している」と語った。
中島氏は、母校の高崎商業高の同窓会を軸に選挙戦を展開。高崎工業高や東京農大二高の同窓会関係者らも陣営に加わり、地元商工業者への浸透を図った。
自民党県議団有志の支援を受け、大沢正明知事とのパイプの太さを強調した。旧群馬町を地盤とする同党の平田英勝県議が選対に入り、榛名、箕郷、倉渕など旧郡部の票固めに力を入れたが、市中心部では票をまとめきれなかった。
中島氏は同市沖町の事務所で、「高崎をもっと良くしたい、と100の約束を市民に訴えてきたが、届かなかった」と語った。
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3568
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:26:56
http://www.saitama-np.co.jp/news04/24/13.html
北本市長選、石津氏が3選 減税批判をかわす
当選を果たし支持者と万歳で喜び合う石津賢治氏(中央)=24日午後10時42分、北本市緑の事務所
北本市長選は、現職の石津賢治氏(46)が、新人で元市議の三宮幸雄氏(60)を破り、3選を果たした。
全国3例目の市民税10%減税実施など、市の知名度向上、暮らしやすさを追求する石津氏に対し、三宮氏が市民税減税と北本駅西口駅前広場改修に異議を唱えて真っ向から対立。事実上、市議会を二分する勢力の一騎打ちとなり、同時進行する市議選とも絡み合った激戦が展開された。
石津氏は、節約を繰り返して減税実現にこぎ着けた行財政改革の成果や、多くの雇用創出が期待できるグリコ新工場誘致など2期8年の実績を強調。前回マニフェスト達成率93%を背景に、大規模改修と並行した小中学校耐震化100%実現など、88項目の公約を掲げた。また市の発展を「ファーストクラスへ」と表現するスローガンで幅広い支持を集めた。
3選を決めた石津氏は「さまざまな批判を受けながら北本のためにつながると信じて進めてきた8年間の実績を市民に理解していただいた。実績を踏まえて掲げた88のマニフェストをしっかり進めていきたい」と喜びを語った。
三宮氏は、市議会最大会派の支援を受けて選挙戦を展開。石津氏の行政運営を「ワンマン市政」と批判するとともに、無駄の徹底排除と持続可能な福祉の実現を訴えたが、あと一歩及ばなかった。
3569
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:32:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000109-mailo-l19
’11統一選:南ア市長に中込氏、富士吉田市長は堀内氏(その1) /山梨
毎日新聞 4月25日(月)12時51分配信
◇今沢氏破り初当選 「市政転換」訴え実る
統一地方選第2ラウンドの2市長選と1町長選、7市町村議選と1市議補選は24日、一斉に投票が行われ、即日開票された。首長選はいずれも激戦を展開。南アルプス、富士吉田の2市長選とも現新候補の一騎打ちで、市政の継続か転換かが争点となった。南部町長選は3新人が争った。市町村議選では、西桂、鳴沢、小菅の3町村選は告示19日に無投票当選が決定。残る7市町村議選と1市議補選で、計122の議席に議員が続々と決まった。【統一地方選取材班】
南アルプス市長選は、「市政転換」を訴えた前県議で新人の中込博文氏(62)が、現職の今沢忠文氏(73)との一騎打ちを制し、初当選した。今沢氏は市南部の旧甲西町出身、中込氏は市北部の旧白根町出身で、市を南北に二分する激しい選挙戦となった。投票率は前回を10・42ポイント下回る61・21%。当日有権者数は5万7673人(男2万8178人、女2万9495人)。
中込氏は選挙事務所で、支持者を前に「身の引き締まる思い。自然と文明が調和した世界に誇れるまちを、皆さんと一緒につくります」と感極まった様子で話した。
選挙戦では、地盤の北部で南北間格差の是正を訴えた。北部出身で前回市長選で敗れた斎藤公夫・旧八田村長や小池通義・旧白根町長の支持も取り付けた。南部も精力的に回って票を取り込んだ。
今沢氏は長い政治経験をアピールしたが、及ばなかった。敗因について、支持者を前に「私の不徳の致すところ。中込氏は12月で県議を辞めて自由に動けたが、私は現職で自由な運動はできなかった。この差が出た」と述べた。
◇南部町長選 佐野和氏が初当選、新人対決制する
無所属新人3人による混戦となった南部町長選は、横内正明知事の元私設秘書、佐野和広氏(59)が、いずれも元町議の佐野敏明氏(68)と横山正広氏(64)を破り、初当選を果たした。投票率は86・04%、当日有権者数は7781人(男3737人、女4044人)だった。
佐野和広氏は立候補表明が最も遅かったものの、出陣式では、早川、身延、富士川の3町長らが応援に駆け付け、知事の秘書時代に築いた人脈や県とのつながりをアピール。選挙戦では「一流の田舎町」をキャッチフレーズに掲げ、防災を基軸とした町作りや、静岡県富士市など近隣自治体と連携し、医療の充実を図ることなどを訴え、得票を伸ばした。
佐野敏明氏は選挙戦で、町出身医学生への奨学金制度創設を行うことなどを訴え、有害鳥獣駆除や防災対策の強化も訴えた。横山氏は町長給料の30%カットを公約に掲げ、防災対策強化も前面に打ち出したが、ともに及ばなかった。
◇違反警告73件−−県警取締本部
県警の統一地方選取締本部は23日までに、統一地方選について、文書掲示違反や事前運動などで計73件の警告を出した。
………………………………………………………………………………………………………
◆市長選開票結果
◇南アルプス市=選管最終発表
当 18467 中込博文 62 無新
16439 今沢忠文 73 無現
◇富士吉田市=選管最終発表
当 19421 堀内茂 62 無現
13439 渡辺正志 61 無新
◆町長選開票結果
◇南部町=選管最終発表
当 2697 佐野和広 59 無新
2194 横山正広 64 無新
1746 佐野敏明 68 無新
………………………………………………………………………………………………………
◇南アルプス市
中込博文(なかごみ・ひろふみ) 62 無新(1)
農業[歴]陸上自衛隊1等陸佐▽特別養護老人ホーム園長▽県議▽防大
………………………………………………………………………………………………………
◇南部町
佐野和広(さの・かずひろ) 59 無新(1)
[元]知事秘書[歴]食品容器製造会社員▽衆院秘書▽青学大
4月25日朝刊
3570
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:32:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000110-mailo-l19
’11統一選:南ア市長に中込氏、富士吉田市長は堀内氏(その2止) /山梨
毎日新聞 4月25日(月)12時51分配信
◆20年ぶり現職再選 派閥選挙に区切り
富士吉田市長選は、現職の堀内茂氏(62)が、新人で元県議の渡辺正志氏(61)を破り、再選を果たした。同市長選で現職が再選したのは1991年以来20年ぶり。投票率は前回を0・69ポイント下回る80・38%。当日有権者数は4万1253人(男2万41人、女2万1212人)。
同市では、51年の市制施行以来、市内2大政治派閥が選挙の主役だった。前回07年と同じ顔ぶれの一騎打ちとなった今回の市長選で、市民が再び無派閥の堀内氏を選んだことは、派閥選挙に区切りが付いたと言える。
堀内氏は事務所で支持者を前に「市民目線の市政を行っていく」と述べた。選挙戦では、前回に続いて派閥選挙に「ノー」を突き付け、「勝ち組による要求実現型ではなく公平な市政を継続していく」と訴えた。また、「市民の税金を投入した施策が、市長が代わることにより変わり、無駄が出てしまう」と市長1期交代の弊害を主張した。
渡辺氏は事務所で、支援者の前で「完敗です。こんなに離れるとは思わなかった。ぶざまとしか言いようがない」と頭を下げた。
………………………………………………………………………………………………………
◇富士吉田市
堀内茂(ほりうち・しげる) 62 無現(2)
不動産管理会社役員[歴]ホテル会社員▽鉄道会社員▽県議▽県人事委員会委員長▽日大
4月25日朝刊
3571
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:35:21
http://mytown.asahi.com/areanews/ibaraki/TKY201104240220.html
取手市長に藤井氏再選 「行革推進」訴え新顔下す
2011年4月25日
取手市長選で当選が決まりバンザイする藤井氏=取手市寺田
統一地方選の茨城県2市村長選と13市町議選が24日、投開票された。現職と新顔の一騎打ちとなった取手市長選は現職の藤井信吾氏(51)が、同じく現新一騎打ちの美浦村長選は現職の中島栄氏(63)が、それぞれ再選を果たした。市議選、町議選でも当選者が決まった。
取手市長選は、再選を目指した現職の藤井氏が、新顔で市商工会長の菊地氏を3千票以上の差で退けた。当日有権者数は9万1835人、投票率は49.54%(前回50.13%)だった。
午後10時過ぎ、藤井氏の事務所に「当確」の一報が入ると、歓声と拍手が沸き上がった。
藤井氏は「この4年の行財政改革を、市民が支持してくれた。公共施設の有効活用に向けた統廃合などをさらに進めたい。FM基地局の整備など防災施策も進める」と語った。
藤井氏は1期目の実績を踏まえ、「行財政改革の推進と定着」を呼びかけた。また、健康、医療、福祉などに配慮した取手駅西口の市街地整備と、関東鉄道の新駅「ゆめみ野駅」周辺のニュータウン開発を訴え、有権者に浸透した。
首都圏への通勤、退職者らでつくる後援会「取手新時代をひらく会」が前回同様、草の根運動で支持の輪を広げ、会員数は6割余り増えた。有権者の6〜7割を占めるといわれる「茨城都民」の票を手堅く固め、旧藤代町を地盤とする民主の石井章衆院議員や、川口政弥県議もてこ入れした。
相手陣営が「無為無策」と評した4年間の市政について、後援会の日高俊朗顧問は「選挙戦の後半、リーマン・ショック後の緊縮財政に理解を示す住民が如実に増えた」と振り返った。
菊地氏は「街の閉塞(へいそく)感を打破し、元気な取手の再生」を訴えた。前回敗れた前市長の塚本光男氏を後援会事務局長に据え、自民党衆院議員だった葉梨康弘氏や鶴岡正彦県議(自民)らが支えた。
市長を4期務めた菊地氏の実父の地盤や血縁、約30の推薦団体を軸に組織戦を展開した。
だが、昨夏閉店した取手駅前の商業ビルへの市の一部機能移転の公約は、十分に浸透せず、商工会も「一枚岩」とはいかなかった。
菊地氏は「敗因は知名度不足に尽きる。新人として地震後の自粛ムードの中、声高に主張を訴えられない厳しさがあった。震災後20日間ほどは、選挙運動もできなかった」と振り返った。
3572
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:37:04
http://mytown.asahi.com/areanews/kanagawa/TKY201104240236.html
平塚市長に落合氏 震災対策訴え初当選 統一選後半戦
2011年4月25日
神奈川県の統一地方選の後半戦が、24日投開票された。平塚市長選は新顔3氏が争い、元市議の落合克宏氏(53)が初当選した。茅ケ崎市長選は現職の服部信明氏(49)=民主、公明推薦=が新顔2氏を退け、3選を果たした。大和市長選は大木哲氏(62)が再選した。南足柄市長選は新顔で元市部長の加藤修平氏(62)が、現職の沢長生氏(63)ら3氏を破った。
新顔3氏による三つどもえとなった平塚市長選は落合氏が初当選した。
当選を決めた後、市内の事務所に姿を見せた落合氏は支持者らに拍手で迎えられ、ガッツポーズ。「具体的に政策を進められる候補者ということで評価された。平塚市は海に面しているので、津波のハザードマップなどをつくり、市民の安心安全のための対策を進めていきたい」と、笑顔で歓声に応えた。
落合氏は「平塚に漂う閉塞(へいそく)感の打破」を強調し、「人と人との絆や、農業、商工業、観光など各産業間の絆もつくり、元気の出る街にする」と主張。市議2期の実績のほか、22年間務めた市職員時代に防災担当だった経験を踏まえた震災対策も訴えるなど行政に精通した手堅さをアピール、幅広く支持を集めた。
■茅ケ崎市長、服部氏が3選
茅ケ崎市長選は、現職の服部氏が3選した。
当選が決まり、JR茅ケ崎駅に近い事務所に姿を現した服部氏は支持者らの前で笑みを浮かべ、握手をしたり抱き合ったり。「2期8年間、行政と市民が連携してやってきた街づくりを実感して頂いた結果だ」とあいさつ。3期目に向けて「さらに一歩進めることが大切」と、抱負を語った。
選挙戦では「市税収入が減る中で予算に工夫をこらし、様々な新規事業に取り組んできた」と厳しい財政下での2期8年の実績を強調。争点となった市役所本庁舎建て替え計画には、「耐震補強といった修理では問題の先送り。市民の安全安心を守るためには大震災が来ても安全で業務が続けられる市庁舎が必要だ」などと必要性を訴え、幅広い支持を得た。ただ、予想以上に接戦となり、「(説明が足りなかった点は)否めない」と話した。
■大和市長、大木氏が再選
一騎打ちとなった大和市長選は、「めざそう健康都市」を掲げて、市政の継続を訴えた現職で歯科医師の大木氏が再選された。
午後8時すぎ、当選確実との知らせが入ると、大木氏は事務所に駆けつけた支持者らと握手して喜び合った。「組織ではなく市民の支援で勝った。大震災があり、一人ひとりが自分の生き方を見直している。今まで以上に健康が大切な時代に入った」と、2期目への抱負を語った。
選挙戦で大木氏は市立病院の医師を70人台に増員したことや、小児医療費助成の小学生までの拡大、市の借金を70億円減らしたことなどの実績を強調。「次も健康都市を柱にした街づくりを進めたい」と主張し、知名度の高さも生かして支持を広げた。
■南足柄市長、加藤氏が初当選
混戦となった南足柄市長選は、元市部長の加藤氏が初当選した。
加藤氏は伊豆箱根鉄道大雄山駅近くの事務所で、「これまでの8年間の市政に対して、このままでいいのかという市民の思いが結果につながった。閉塞(へいそく)感のあるまちで市民の心を一つにして、温かい市政を実現したい」と喜びを語った。
加藤氏は前回市長選で、沢氏に約3400票差で敗れた後、自治会長を務めるなど足場を着実に広げた。市の財政難解消に、沢氏が行政サービス削減を打ち出したことを批判。市民の不満をくみ上げた。知事選で落選したものの市内で人気のある露木順一・前開成町長や、自民党支部の応援を得たことも強みになった。
3573
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:40:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110425/CK2011042502000083.html
習志野市長選 宮本氏、4氏を破る 「信頼と希望の町つくる」
2011年4月25日
花束を受け取り喜ぶ宮本氏=習志野市で
統一地方選後半の四市町長選、二十市町議選、大網白里町議補選は二十四日、投開票され、新しい首長や議員が続々と決まった。平均の投票率は市町長選が50・41%、市町議選が45・27%でともに過去最低だった。東日本大震災を受け、県議選で一部の選挙が実施されないなど、異例の状況下で行われた統一選。被災地の復興、福島第一原発事故による風評被害対策、災害に強い街づくり−。当選を決めた候補者は地域の課題を見据え、決意を新たにしていた。
習志野市長選は新人で元市議の宮本泰介氏(38)が、いずれも新人で元市議の三浦邦雄氏(67)、元市議の鴨哲登志氏(64)、元県議の布施健太郎氏(39)、元市議の藤本一磨氏(45)を破り、初当選した。
選挙事務所で宮本氏は「市民一人一人と話し合いながら信頼と希望の町づくりを進めていきたい。身を粉にして頑張っていく」などと喜びを語った。
五期二十年間務めた荒木勇市長が引退を表明し、選挙戦はいずれも市議経験のある新人五人の争いになった。市内の湾岸地域は震災で液状化による深刻な被害を受け、復旧復興、防災対策のあり方などが争点になった。
宮本氏は荒木市長の事実上の後継指名を受ける一方、自民、公明の推薦も受けて戦いを優位に展開した。「被災地復旧最優先」を掲げ、被災公共施設の早期復旧や液状化の被害地域の安全確認調査などを訴え、支持を得た。さらに「安全・安心・快適なまちづくり」を打ち立て、町会や自治会間の防災提携の促進も強調した。
民主推薦の布施氏は党への逆風の中で票を伸ばしたが、一歩及ばなかった。宮本氏とともに自民の推薦を受けた藤本氏と三浦氏は“保守分裂”の状況で票をまとめきれなかった。
3574
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 22:41:52
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110425/chb11042501420000-n1.htm
習志野市は自民系が初当選 与野党対決、分裂乗り越え
2011.4.25 01:29
習志野市長選で初当選し、支援者らと万歳する宮本泰介氏=25日未明、千葉県習志野市
千葉県習志野市長選は24日、無所属新人の元市議会副議長、宮本泰介氏(38)=自民、公明推薦=が、元県議、布施健太郎氏(39)=民主、国民新推薦=ら新人4人を破り、初当選した。投票率は50.44%。
与野党対決に加え、自民党が候補者を一本化できず、宮本氏のほか元市議2人の計3人を推薦する保守分裂となり、激しい選挙戦となった。
宮本氏は「現職の市政を引き継ぐ」と訴え、5期務めた現職の全面的な支援も受けて激戦を制した。
3575
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 23:11:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110425-OYT8T00689.htm
富岡氏、4新人の激戦制す
高崎市長選
開票結果
当 56,300 富岡 賢治64無所属新
52,829 松本 基志51無所属新
50,440 中島 篤56無所属新
6,931 寺田 昌弘42無所属新
(選管確定)
中核市の重責を担う高崎市長選は、富岡賢治氏が、元市議会議長の松本基志氏(51)、元県議の中島篤氏(56)、システムエンジニアの寺田昌弘氏(42)を破って初当選した。6期目の松浦幸雄市長の引退に伴う選挙で、富岡、松本、中島の3氏いずれの得票も5万票を超す大接戦となった。
富岡氏は当選が決まると、高崎市問屋町の事務所で、満面の笑みで支持者らと万歳を繰り返した。松浦市長が壇上で見守る中、富岡氏は「市民感覚が勝利させた。大胆でスピードある市政を全身全霊をかけて進める」と述べ、歓喜の輪に飛び込んだ。
富岡氏は、中曽根系を中心とした保守層に加え、連合や社民党の支持推薦も取り付け、公明の支持層にも食い込んだことが勝利につながった。約900の企業や団体からの推薦も受け、若手の市民団体も積極的に動くなど、政治に関心が薄かった若者にも働きかけた。
訴えの軸は「改革手腕」。旧文部省時代の教育改革への取り組み、県立女子大学長時代の大学立て直しなどの数々の実績をアピールし、幅広い世代に浸透した。
松本氏は、市議会議長の経験や、市区長会長を務めた父親の人脈を生かし、合併した旧町村部全てにも後援会を組織。福田派県議らの支援も受けたが「組織は出来たが浸透しきれなかった」(選対幹部)。松本氏は「残念な結果だが、高崎に対する熱い思いに変わりはない」と、悔しさを押し隠し、敗戦の弁を述べた。
中島氏は、市議8年、県議8年の議員経験で培った国・県へのパイプと行動力を強調。「4万人収容のドーム建設」による景気浮揚などを訴えたが及ばなかった。中島氏は「皆様に100の公約を訴えたが、大変残念な結果に終わった。(出馬表明が)遅かったかもしれない」と最後は涙ぐんだ。
寺田氏は、マイクなしの独自の遊説スタイルで臨んだが、浸透しなかった。
(2011年4月25日 読売新聞)
3576
:
名無しさん
:2011/04/25(月) 23:12:30
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110425/gnm11042504510000-n1.htm
高崎市長に富岡氏 無党派も浸透、3氏かわす 群馬
2011.4.25 04:51
当選が決まり壇上で万歳三唱する富岡賢治氏(写真中央)=高崎市問屋町
統一地方選は24日、高崎市など6市町村長選と、榛東村議補選を含む19市町村議選の投票が行われ、即日開票された。現職の引退に伴い新人4人が立候補した高崎市長選では、富岡賢治氏が初当選を果たした。現新の一騎打ちとなった桐生、館林両市長選はそれぞれ現職の亀山豊文、安楽岡一雄の両氏が再選を決めた。20年ぶりの選挙戦となった川場村長選は現職の関清氏が当選。市町村議選でも、激戦を制した新議員の顔ぶれが決まった。
高崎市問屋町の富岡賢治氏の事務所に「当選」が伝わると、集まった支持者から「やった!」と大きな拍手がわいた。姿を見せた富岡氏は「皆さん、ありがとうございました」とあいさつ。「高崎市民の良識、市民感覚を大事にしながら、強いリーダーシップを持って、スピード感のある市政をやっていきたい」と力強く宣言した。
県立女子大学長の職を退き昨年10月に出馬表明した富岡氏は、現職の松浦幸雄氏が引退表明した12月以降、活動を本格化。松浦氏の周辺や、自民党「旧中曽根系」メンバーが入った後援会幹部のバックアップを受け、支持を広げた。さらに社民党県連の推薦や連合群馬の支持も取り付け、民主・労組系の票も取り込んだ。文化関連団体などを通じて無党派層にも浸透し、富岡氏とともに松浦市政を支持した松本基志、中島篤の両氏を終盤で振り切った。
◇
■松本氏 中心部伸びず
松本基志氏の落選が決まると選挙事務所では、ため息が相次いだ。姿を見せた松本氏は「皆さんと戦えて、大変ありがたかった。生まれ育った高崎への熱い思いは変わらない」と述べ、深々と頭を下げた。
松本氏は3期途中で辞職するまで市議を務め、地元の片岡地区を中心に旧町村地域の保守票を固めた。
さらに中心部で無党派層の取り込みを図ったが、浸透できなかった。
◇
■中島氏 出遅れ響く
高崎市沖町の中島篤氏の選挙事務所に「落選」の一報が入ると、支持者から落胆の声が漏れた。中島氏は涙ぐみながら「私の不徳の致すところ。一市民として、これからも高崎市の発展のために頑張っていきたい」と頭を下げた。
中島氏は市議、県議時代の16年間で培った地盤や支持者の協力を得て強固な組織戦を展開したが、十分な支持を得られなかった。選対幹部は「出馬の出遅れが選挙戦に響いた」と敗因を語った。
3577
:
チバQ
:2011/04/26(火) 21:09:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000086-mailo-l14
横浜市議会:新会派決定 「みんなの党」第4勢力に /神奈川
毎日新聞 4月26日(火)11時56分配信
改選に伴う横浜市議会の新会派の構成が25日決まり、自民党30人、民主党17人、公明党15人に次ぎ、みんなの党が14人で第4会派として発足した。改選前6人の無所属クラブと4人のネットワーク横浜は会派を解消した。
議会運営委員会に委員を出し、予算委員会で代表質問ができる交渉会派(5人以上)は、共産党(5人)を含めた5会派になる。
他にヨコハマ会議2人、無所属3人。【杉埜水脈】
4月26日朝刊
3578
:
チバQ
:2011/04/26(火) 21:17:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110426-OYT8T00043.htm
高崎市長選 富岡氏、非自民票を獲得
「相乗り」、市政に問われる手腕
24日に投開票された高崎市長選は、有力3新人が5万票台で6000票差以内の大接戦を演じ、前県立女子大学長の富岡賢治氏(64)が制した。自民票が分裂する中、富岡氏は、中曽根系や松浦幸雄市長の後援会幹部、連合、社民、民主の一部などの支援を取り付けたことに加え、政党色を消す戦略で無党派層にも浸透した。(森広彰、諏訪泉)
富岡氏の布陣は、事実上の「オール高崎」。元市会議長の松本基志(51)、元自民県議の中島篤(56)の両氏が、同市に根を張る自民党福田系の票を食い合う中、非自民票の受け皿になった。
陣営関係者は「松浦市長と同じ『相乗り』の構図が、市民の安心感を呼んだ」と分析する。ただ、自民支持層が3陣営に分かれて争ったため、党関係者からは「禍根を残す戦いになった」との声も漏れる。
一方で、「共倒れ」となった松本、中島両氏。特に中島氏には、市外の自民県議が大量に応援に入った。そのため、中曽根弘文・県連会長ら同市を選挙区とする国会議員4人が、投票日前日に連名で「自民党は特定の候補者の推薦・公認はしていない」と共同声明を出す事態に。中曽根会長は「選挙戦前から4人は中立の立場」と説明するが、中島氏を支援した自民党関係者は「中島つぶしの意図があったのではないか」と勘ぐる。
また、投票率は58・21%で前回から2・28ポイント低下。6期務めた松浦市長の引退に伴う「24年ぶりの本格選挙」で、中核市移行後、初の選挙戦の割には盛り上がりに欠ける印象も与えた。各候補が基本的に「松浦市政の継承」を表明し、政策上の争点を明示できなかったことも要因とみられる。
富岡氏の得票率も約34%に過ぎず、6割以上が富岡氏への批判票ととらえる見方もできる。さらに、「相乗り」は「全方位外交」を意味し、市政運営にも妥協を余儀なくされるケースが多くなることも予想される。松浦市政を支えた市議会最大会派幹部も「フォローできるかは人となりなどを見てから。是々非々で臨む」とくぎを刺す。
当選後、「強いリーダーシップをもち、スピード感のある市政をやっていきたい」と語った富岡氏。地方自治の現場に初めて飛び込む元文部官僚に、かじ取りの手腕が試される。
◇ ◇ ◇ ◇
当選証書を受け取った後、松浦市長(右)を訪れた富岡氏(25日、高崎市役所で) 富岡賢治氏は25日、高崎市役所で当選証書付与式に臨んだ。証書を受け取った富岡氏は「色々な人の思いが詰まっていて重い。これから震災後の影響が押し寄せるので、企業や商店街、市民の安全、生活をしっかりと守らなければならない」と意欲を語った。
(2011年4月26日 読売新聞)
3579
:
チバQ
:2011/04/26(火) 21:18:30
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110425/504984
市議選で自民会派過半数割れ 宇都宮
(4月26日 05:00)
【宇都宮】24日投開票された宇都宮市議選(定数47)で、最大会派の自民は会派入りする当選者を最大見積もっても23人にとどまり、24人の過半数を維持するのは難しい情勢となった。また公認3人が当選したみんなの党は、議会運営委員会などに正式メンバーとして出席して発言できる「交渉会派」入りする見通しで、存在感を増しそうだ。
改選前の議席が26だった自民は、引退や県議選転出に伴う後継者選びや新人発掘が思うように進まず、立候補者は20人にとどまった。公認候補は新人1人を含む14人全員、さらに自民系無所属の現職6人が当選し最大勢力は維持した。
しかし現時点で市政与党である自民への会派入りは最大で23人とみられる。今後の議会運営で公明など他会派への配慮の必要性を指摘する自民幹部は「市執行部の提案には是々非々で対応するが、難しいかじ取りになるのは間違いない」とする。
これに対し、現職6人全員が当選した公明幹部は「自民に敵対関係はないが、きっちりと議論していきたい」というスタンスだ。
一方、結党後初めて市議選に挑んだみんなは公認した3人すべてが当選。議会運営委員会や各会派代表者会議の正式メンバー入りとなる「3人枠」を確保した。今後、交渉会派として議運など公の場で交わした議論内容が議事録に残る。
現職の2議席を失った民主市民幹部は「民主党への逆風と低投票率のダブルパンチに見舞われた厳しい選挙だった」と今回の市議選を総括した。
3580
:
チバQ
:2011/04/26(火) 21:22:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110426/CK2011042602000077.html
1票の重み 1票差、明暗分ける 法定得票数届かず欠員1
2011年4月26日
矢板市議選(定数一六)は、わずか一票が最下位当選者と次点の明暗を分けた。市選管は「矢板では、一票差で当落が決まったケースは過去になかった」と驚いている。
六百四十八票で十六番目の当選を果たした無所属新人の宮沢礼人氏は「一票の重みをずっしりと感じる。『市を良くしたい』との一念から組織を持たずに出馬し、一人一人に思いを伝えてきた成果」と胸を張った。
涙をのんだ無所属現職の関由紀夫氏は「多くの支援をいただきながら申し訳ない結果だ。新たな気持ちで再出発したい」と言葉少な。ただ「二百十一票も無効票があったことは残念」と話した。
野木町議選(定数一四)は、百五票を獲得して得票順で十四位だった無所属新人の阿部幸夫氏が法定得票数(一八七・八二)に届かずに落選し、欠員一となった。
公職選挙法の規定では、議員選は有効投票数を定数で割った数の四分の一以上を法定得票数とし、下回ると当選できない。欠員が議員定数の六分の一を上回っていないため、補選は実施しない。
同町議選で、定数内に入った候補者が法定得票数に届かずに落選したのは初めて。県選管によると、最近では二〇〇三年九月の旧河内町議選(同二〇)で同様の事例があった。
3581
:
チバQ
:2011/04/26(火) 21:24:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110425-OYT8T01213.htm
民主不振
市議選公認28当選16 習志野市長選「好機」生かせず
24日に投開票された統一地方選後半戦で、民主党は市議選の公認候補28人のうち当選は16人にとどまり、4年前の前回選で擁立した18人全員が当選したのに比べて不振だった。習志野市長選では、自民党が3候補を同時推薦する混乱ぶりだったのに、民主党の推薦候補は敗れ、前半戦の県議選に続いて党勢の落ち込みを示す結果となった。
民主党は船橋市議選で前回比2人増の6人を擁立し、野田財務相の弟の野田剛彦氏がトップ当選を果たしたが、現職2人、新人1人の計3人が落選。市川市議選でも同2人増の4人を立てたが、新人2人が議席に届かなかった。印西市と鎌ヶ谷市では3人中、2人が落選した。
一方、新人5人の激戦となった習志野市長選では、元県議の布施健太郎氏が民主党と国民新党の推薦を受けて戦ったが、自民、公明両党推薦の元市議宮本泰介氏に約2800票差で惜敗。布施氏は「党への逆風もあったが、負けたのは自分の力不足だ」と語った。
民主党は前半戦の県議選でも、投開票が行われなかった浦安市選挙区を除いて現有19議席に対して、獲得は16議席にとどまり敗北した。国政選と比べれば、地方選は政党対決が色濃く出ることはない。
ただ、前半戦の千葉市議選で落選した民主党公認の現職は「4年前に当選できたのは、民主に勢いがあったから。今回は逆風が続き、自分の強固な後援組織を持たない風頼みの候補が軒並み落選した」と振り返った。
民主党県連内では、執行部の責任を問う声は、表だっては上がっていない。県連幹部の1人は「統一選で敗北したのは、菅政権に対する無言のメッセージと重く受け止める必要がある」と話す。一方、別の幹部は「誰も責任を取らないで済ませられるのか」と語り、今後、生方幸夫県連会長らの責任問題が浮上する可能性を指摘している。
(2011年4月26日 読売新聞)
3582
:
チバQ
:2011/04/26(火) 21:25:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20110425-OYT8T01121.htm
「公平公正」「融和」
市長当選者に証書
統一地方選後半戦から一夜明けた25日、富士吉田市長選で再選を果たした堀内茂氏(62)と、南アルプス市長選で初当選を決めた中込博文氏(62)は各市役所で当選証書を受け取った。激しい一騎打ちを制した余波が続く中、両氏は今後4年間の市政運営に向けた決意を新たにしていた。
富士吉田市は、市内2大派閥の勢力争いを背景に1期での市長交代が続いてきた。再選は20年ぶり。
25日の当選証書付与式後、堀内氏は記者団に対し、モットーの「公平で公正な市政」を貫く考えを強調した。勝因については、「これまでなおざりにされてきた『市民中心主義』を実行していることが評価された」と分析。派閥選挙はもはや過去のものになったという認識を示した。実際、前回の10倍以上の票差がついたことは、市民の多くが派閥や組織の意向に左右されない市政を望んだ表れとも言える。
一方、雪辱を期した渡辺正志氏(61)は、2大派閥から支援を受けた前回と異なり、派閥色を消した「草の根選挙」に徹したが及ばなかった。選対本部長を務めた萱沼俊夫前市長は「敗因は全く分からない。勝てる選挙をしてきたはずだし、勝てると思っていた」と肩を落とした。これに対し、派閥政治に長い間携わってきた派閥の元幹部は「派閥で動く選挙や市政は終わりを告げた」と言い切った。
南アルプス市長選で現職を破った中込氏は市内の中部横断道インターチェンジ周辺の整備に関し、「農産物を主体とした高速道路版の『道の駅』をつくりたい」と抱負を語った。具体的な時期については、2019年の中部横断道南部区間開通までの設置を目指す意向を明らかにした。25日の当選証書付与式後、記者団に答えた。今後は、選挙戦を通じて表面化した地域間対立をどう解消するかが課題となる。中込氏は「地域エゴの考えを捨てて、みんなでいかに良い街を作るかに集中すべきだ。人事もノーサイドで考えたい」と融和を呼びかけた。
(2011年4月26日 読売新聞)
3583
:
名無しさん
:2011/04/27(水) 12:14:16
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104270017/
10新人当選の市議会で会派構成駆け引き、“親市長派”誕生の可能性も/横須賀市
2011年4月27日
当選証書付与式の後、議会事務局職員の説明を受ける初当選組=25日、横須賀市役所
新人10人が当選した横須賀市議選(定数41)を受け、市議会の新たな会派構成が注目されている。吉田雄人市長と距離を置く会派が多い中、初めて“親市長派”の会派が誕生する可能性も。会派構成は議会の人事や運営を左右するだけに、会派結成届締め切りの28日午後まで水面下の駆け引きが繰り広げられそうだ。
改選前の会派別にみると、新政会は現職8人と引退者後継の西郷宗範氏が入る見込み。改選前と同じ9人を擁し、最大会派を守りそうだ。研政よこすか市民連合は現職6人に加え、連合系新人の長谷川昇氏のメンバー入りが有力。公明党も現職5人に後継の関沢敏行、石山満両氏が加わり、現有と同じ7人となる。
4人が引退した自民党は現職3人と、党公認の渡辺光一、大野忠之氏の新人2人が入るとみられる。共産党は現職の3人。ニューウィング横須賀は2人が落選し、2人に減った。
初当選組のうち、市長選で現在の吉田市長を支援していた永井真人、嘉山淳平両氏の動向もポイント。市長に近い現職は新会派の結成を目指しており、全員が合流すれば交渉会派の要件である4人を確保できる。
連合系の小林伸行氏は検討中で、革新系の山城保男氏は会派に属さない意向を示している。
現職の中でも新たな動きを模索する兆しがみられ、会派の再編が起きる可能性も否定できない。
3584
:
名無しさん
:2011/04/27(水) 14:57:31
神奈川県逗子市では、新たなスキャンダルの芽が吹いた!!
浅尾慶一郎氏(みんなの党)の対応が注視されている。
高谷スキャンダルの真相を追う ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627
3585
:
チバQ
:2011/04/28(木) 01:16:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000069-mailo-l12
’11統一選ちば:白井市議選 北総線補助金、賛成派が過半数 /千葉
毎日新聞 4月26日(火)11時53分配信
◇新市議21人中11人、市再提案なら可決へ
統一地方選第2ラウンドの投開票が24日あり、習志野市長選で宮本泰介氏(38)が新人5人の混戦を制して初当選した。佐倉と流山の市長選、鋸南町長選ではいずれも現職が当選。議員選では16市で423人、4町で62人の新しい顔ぶれが出そろった。=一部地域既報
◇得票数も反対派を上回る
北総線高額運賃問題が争点になった白井市議選(定数21)で、値下げのための補助金支出に賛成の候補者が11人当選し、過半数を占めた。市議会は3月に市の新年度当初予算案から補助金支出を削除したが、5月22日の出直し市長選で選ばれる新市長が再提案すれば可決される見通しになった。
改選前は欠員1で、賛成派・反対派ともに10人ずつ。議長は賛否に加われないため、昨年3月以降計3回、10対9の僅差で補助金は削除された。
反対派は現職10人と新人3人が立候補。駅前に勢ぞろいして支持を訴えるなど議会選挙では異例の「団体戦」で臨んだが、現職2人が落選して計9議席にとどまった。総得票数も1万14票で、賛成派の1万1840票を下回った。当選した柴田圭子氏は「残念。市長選で反対派候補を勝たせたい」と述べた。
賛成派の秋本享志氏は「『公金を投入してでも運賃を下げてほしい』と市民が望んだ結果だ」と胸を張った。不信任案可決で失職した横山久雅子前市長は再出馬を表明したが、秋本氏は「別の候補を立てたい」と話した。
また、当選した無所属新人の鈴木泰彦氏は「補助金の費用対効果をよく考えて賛否を決めたい」と語った。【早川健人】
◇「市の歳入構造を着実に変えたい」−−佐倉市長再選・蕨氏
佐倉市長選で再選を決めた蕨和雄氏(61)は25日朝から、新市議や支援者へのあいさつ回りに追われた。1期目には提出議案が否決される場面もあり、議会との関係改善も課題とされる。蕨氏は早々に新市議を順番に訪れ、再選を報告した。
蕨氏は取材に「少子高齢化を乗り切るには財政改革はもとより、企業誘致や産業振興など歳入構造の変化が不可欠。5年、10年を見越して地道ながらも一歩一歩着実にやっていきたい」と2期目の抱負を語った。【斎川瞳】
◇「財源は起債が中心に」 習志野市長に初当選・宮本氏、庁舎建て替え表明
習志野市長選に初当選した元市議の宮本泰介氏(38)が25日、市役所で記者会見した。「重圧があったのでほっとした」と率直な感想を述べ、勝因について「市民とのコミュニケーションを大事にしてきた20年間の荒木(勇市長の)市政を引き継ぐことと、12年間議員として市民の目線で活動をしてきたことだ」と述べた。
得票数が法定得票数(有効投票総数の4分の1)をわずか1436票しか上回らなかった点については「落選した人の合計の票がはるかに多いが、(荒木市政の)20年が評価されないということではない。制度の中できちんと当選した」と述べた。
優先的に取り組む課題として東日本大震災による液状化被害を挙げ、「下水道のいち早い復旧と、液状化した地質が安全かどうかの調査で、住民の不安に対処したい」と述べた。
新庁舎建設については「(現庁舎を)何とかした方がいい、という声が強い」と述べ、建て替えを進める方針を表明。「高額な市庁舎を作る目的で建て替えるわけではない。何十階建てのプランから全部をプレハブにする方法もある。今年度検討して任期中には公費がどれくらいとか、機能などの方向性をつけたい。財源は起債が中心になる」と述べた。
800億円の借金を抱える財政難への対応は「市長給与の30%カット、残業を減らして人件費を年間3億円カットしたい」とした。【橋本利昭】
………………………………………………………………………………………………………
◇習志野市長選開票結果=選管最終発表
当 17031 宮本泰介 38 無新
14219 布施健太郎 39 無新
13080 鴨 哲登志 64 無新
11996 藤本一磨 45 無新
6051 三浦邦雄 67 無新
………………………………………………………………………………………………………
◇習志野市長略歴
宮本泰介(みやもと・たいすけ) 38 無新(1)
[元]市議・副議長▽市消防団班長▽屋敷連合町会副会長▽市青少年相談員連協副会長▽秀明大=[自][公]
4月26日朝刊
3586
:
名無しさん
:2011/04/28(木) 01:21:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110426/CK2011042602000085.html
高崎市長選 分裂の溝、克服課題
2011年4月26日
当選証書を受け取る富岡賢治氏=高崎市で
二十四日に投開票が行われた高崎市長選で初当選した元県立女子大学長の富岡賢治氏(64)は二十五日、市役所で当選証書を手渡され、「この証書にはいろいろな人々の思いがあり、重い」と心境を語った。三人の候補者がいずれも五万票台で並んだ選挙戦はし烈を極め、富岡氏は今後、他の二陣営の支援者たちと生じたしこりを克服することが市政運営の課題となる。 (菅原洋)
「昨日はうれしかったが、一夜明けると、(東日本)大震災の影響が高崎にも押し寄せているのを実感している。市民生活を安心させたい」と当選証書を手に、富岡氏は早くも市長の重責に言及した。
二十四日夜、初当選にわいた富岡氏の選挙事務所には、中曽根弘文参院議員や民主党の国会議員、自民の関根圀男県議や県議選で初当選した清水真人、桂川孝子の両氏らが駆け付けた。
その中曽根議員が福田康夫、小渕優子の両衆院議員と山本一太参院議員の計四人による連名で二十三日、報道各社あてに送付した「高崎市長選にあたって」と題する声明文が波紋を広げている。
冒頭で「自民党は特定の候補者を推薦・公認していない」とあえて強調し、「各候補者に対しては党員、支持者がそれぞれの考えで支援している」と記述。この意向は四人の後援会などに広まったとみられる。
声明文は今回の市長選がいかに保守系が分裂した激しい選挙だったかを物語る。特に、出馬表明が出遅れ、結果として三番目の得票だった自民党の元県議中島篤氏(56)の陣営には、大きく打撃を与えたとの見方もある。
中島氏や二番目の得票だった元市議会議長の松本基志氏(51)の陣営を支援した県議や市議たち、国会議員もおり、富岡氏は今後、こうした支援者たちと市政運営で調整を重ねていく手腕が必要とされる
3587
:
名無しさん
:2011/04/28(木) 01:26:22
しょっぱい事件だなあ って言えばいいんすかね
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13039082512948
2011年4月27日(水)
選挙買収容疑で行方市議逮捕 4人にしょうゆセット
行方署と県警捜査2課は27日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、24日投開票の行方市議選に無所属で立候補し当選した同市議で農業、河野達男容疑者(71)=同市三和=を逮捕した。同課によると、河野容疑者は容疑を認めている。
逮捕容疑は同市議選届け出前の3月ごろ、同市の有権者4人の自宅で、投票や票のとりまとめなどの選挙運動をする報酬として、しょうゆセット(計8千円相当)を渡した疑い。
河野容疑者は市議当選2回。(北浦町議当選2回)。市農業委員や北浦セリ出荷組合長などを務めた。今回の市議選は定数20に対し23人が立候補。河野容疑者は883票を獲得し14位で当選した。
同課によると、河野容疑者は3月までに市議選への立候補を決意。しょうゆセットを受け渡した際の会話などから容疑を裏付けたという。
3588
:
チバQ
:2011/04/28(木) 12:41:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110428-OYT8T00011.htm
買収容疑で行方市議逮捕
Check
統一地方選 投票依頼し知人に物品
県警捜査2課と行方署は27日、24日投開票の統一地方選の行方市議選(定数20)で当選した現職の農業河野達男容疑者(71)(行方市三和)を公職選挙法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕した。
発表によると、河野容疑者は今年3月、同市内の4人の知人宅をそれぞれ訪ね、自身への投票と票の取りまとめを依頼し、報酬としてしょうゆの詰め合わせを1セット(約2000円相当)ずつ手渡した疑い。調べに対し、河野容疑者は容疑を認めているという。
河野容疑者は2000年3月の北浦町議選(現・行方市)で初当選。前回より定数が4減となった今回は23人が立候補し、河野容疑者は883票を獲得、14番目で3選を果たした。
複数の市議によると、河野容疑者は27日の市議会全員協議会を欠席。当初は市議選に不出馬の意向を示していたが、直前になって立候補を決めたという。市議の一人は「(河野容疑者から)『厳しい』と言う声も聞いていないし、票が取れる人。真面目だし、魔が差したのだろうか」と話した。
総務省選挙課によると、地方議員は公選法違反で有罪判決が確定すると、自動的に失職する。
(2011年4月28日 読売新聞)
関連記事・情報
3589
:
名無しさん
:2011/05/02(月) 02:23:54
浅尾慶一郎氏の元秘書が地元で評判になっている
高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627
高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628
高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632
高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636
高谷スキャンダルの真相を追って ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638
高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641
高谷スキャンダルの真相を追って ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645
3590
:
名無しさん
:2011/05/02(月) 02:55:58
浅尾慶一郎氏(みんなの党)の元秘書が地元で評判になっている
高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627
高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628
高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632
高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636
高谷スキャンダルの真相を追って ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638
高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641
高谷スキャンダルの真相を追って ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645
3591
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:06:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110503-OYT8T00729.htm
沼田市議選対役員現金買収など容疑
沼田市議選(4月24日投開票)で運動員を買収したとして、県警捜査2課と沼田署は3日、沼田市利根町平川、ガソリンスタンド経営桑原尊延容疑者(45)を公職選挙法違反(現金買収、事前運動)の疑いで逮捕した。桑原容疑者は、同市議選で当選した八須賀一男市議(55)の選対本部役員。調べに対し、「間違いない」と容疑を認めている。
発表によると、桑原容疑者は告示前の4月3日、八須賀氏の事務所(沼田市利根町)で、候補者への投票と選挙運動の報酬として、運動員数人にそれぞれ現金数千円を渡した疑い。運動員は戸別訪問やビラの配布を実施。現金の違法性も認識していたという。
県警は、選対本部での桑原容疑者の役回りや、現金の出所の捜査を進める。
八須賀市議は取材に対し、「弁護士に相談中で一切コメントできない」と話した。
(2011年5月4日 読売新聞)
3592
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:21:42
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/national/20110430-OYT1T00217.htm?from=nwlb
有権者にのりやお茶…千葉・山武市議と妻
24日投開票された千葉県山武市議選で有権者に贈答品を渡したとして、千葉県警は29日、同市議の小川孝蔵容疑者(63)(無所属)と妻、和子容疑者(59)を公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで逮捕した。
発表によると、2人は告示前の3月下旬〜4月上旬、有権者10人に対し、投票や票の取りまとめなどの選挙運動をする報酬として、1箱1800円程度ののりや茶の詰め合わせを計10箱渡した疑い。小川容疑者は同市議選で、3回目の当選を果たした。
(2011年4月30日10時19分 読売新聞)
3593
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:23:14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110504/stm11050402000000-n1.htm
辞表提出の北村市議、公選法違反容疑で埼玉県警が事情聴取 3日は所在不明
2011.5.4 02:00
さいたま市議会の中山欽哉議長に2日、辞表を提出した無所属の北村隆幸議員(42)が、4月に行われた市議選をめぐり、自分の氏名を挙げて投票を依頼する文書を送付した疑いが強まり、公職選挙法違反容疑で埼玉県警に事情聴取されていたことが3日、関係者への取材で分かった。
北村市議は市議選の告示日前後に「北村たかゆきへ投票をよろしくお願い致します」と書いた文書を少なくとも2回、有権者に配布するなどしており、これが公選法に抵触する可能性が高い。県警もこうした事実を把握しており、詳細を確認するため、4月に北村市議本人から事情を聴いた。
北村市議は岩槻選挙区で9423票を得て、2位に2796票差をつけトップ当選。3日は電話では連絡がとれず、午後に記者が自宅のインターフォンを押しても反応がなかった。
10日の本会議で議長が辞表の扱いについて議員に諮る予定。辞職が承認されれば、岩槻選挙区で次点の高野秀樹氏(民主)が繰り上げ当選となる。
3594
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:51:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110502-00000056-mailo-l12
選挙:白井市長選 出直し選、補助金反対派の柴田氏が出馬表明 /千葉
毎日新聞 5月2日(月)11時28分配信
白井市の横山久雅子前市長(60)の失職に伴う出直し市長選(22日投開票)で、市議の柴田圭子氏(53)が1日記者会見し、無所属で立候補する意向を正式に表明した。北総線運賃値下げのための補助金支出に反対の立場で出馬する意向で、柴田氏は「市民の目線で適正な税金の使い方をしたい」と強調した。
柴田氏は4月24日の市議選で4選したばかり。市長選にくら替えした理由は、補助金反対の市議グループが少数派に転落したことを挙げ、「補助金を止めるために予算の提案権がある側に立ちたい」と述べた。公約は、3世代が住める子育て支援のまち▽安心安全なまち▽農工商業の振興−−などを掲げた。柴田氏は都市銀行行員を経て、99年に旧白井町議に当選した。
市長選には横山氏が再出馬を表明。新人で同市元部長の伊沢史夫氏(55)も立候補の意思を固めている。【早川健人】
5月2日朝刊
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001104300005
白井市長選 3氏、立候補か
2011年04月30日
北総線の公費負担による運賃値下げなどを巡り、横山久雅子・前市長が不信任決議を受けて失職したことに伴う白井市長選で、29日までに、3陣営の立候補予定者が固まった。市長選は5月15日告示、同22日投開票で実施され、三つどもえの戦いとなる公算が大きくなった。
横山氏は、議会を解散せずに失職を選択、今月7日に失職を表明した会見の場で、再選を目指して立候補する考えを明らかにした。さらに、公費負担の賛成派が市民経済部長の伊沢史夫氏(55)を、反対派が市議選でトップ当選した柴田圭子氏(53)をぞれぞれ擁立する方針を固めた。両氏は近く正式に立候補の意思を表明する。
市議会では、値下げのための支援補助金案が通過せず、昨年度分は横山前市長が専決処分で支出している。これに加えて横山前市長の政治資金収支報告書が「公選法違反」と指摘されるなどしたため、賛成派、反対派を問わず多くの議員が横山前市長の不信任決議案に賛成。その後、双方が水面下で候補者擁立を模索していた。
24日投開票の市議選で、改選前は賛成派10対反対派10(欠員1)と二分されていた議会の勢力図が、賛成派12、反対派9になったことで擁立工作が本格化。賛成派は、公費負担の議案が議会を通過する見通しとなったことから、市政安定を目指して現職部長の伊沢氏に白羽の矢を立てた。これに対し、反対派は、複数の名前が挙がった中から、市議選でトップ当選したばかりの柴田氏を説得して、擁立する方向で落ち着いた。
3595
:
チバQ
:2011/05/04(水) 09:00:07
>>3362
>>3383
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105010009/
無許可「推薦」市議を告発へ、神奈川区の有権者ら/横浜
2011年5月1日
4月に投開票された横浜市議選で当選した男性市議(35)=神奈川区=が選挙期間中、選挙ポスターなどに林文子横浜市長の顔写真入りで「推薦します! 横浜市長林文子」と本人の許可なく掲載していた問題で、公職選挙法違反の疑いがあるとして同区内の有権者らが県警と横浜地検に告発する方針を固めたことが30日、分かった。
弁護を務める青木孝弁護士によると、原告団は10人以上。連休明けの9日にも告発するとしている。
公選法235条では、当選を目的に候補者の経歴や推薦などに関し虚偽事項を公にした者は2年以下の禁錮または30万円以下の罰金としている。林市長側が正式に抗議したことも踏まえ、青木弁護士は「見逃せない」とコメントした。
この問題をめぐっては、別の男性市議(47)=港南区、当選=も選挙ポスターに林市長の名を無断で用い、県警が近く捜査に着手する方針を固めている。公選法違反で有罪が確定した場合は失職となる。
3596
:
チバQ
:2011/05/04(水) 09:30:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110503-OYT8T00096.htm
「自民党議員会」が分裂
宇都宮市議会 人事、政策に食い違いか
統一地方選で改選された宇都宮市議会(定数47)の最大会派「自民党議員会」が2日、分裂した。市議11人が新会派「うつのみや維新の会」を結成、同日届け出た。自民党議員会が過半数を失い、議員間で人事や政策で考え方の違いが表面化したためとみられ、議長人事や市が導入を検討しているLRT(次世代型路面電車)などを巡り、今後の議会運営は流動化しそうだ。
改選前24人だった自民党議員会は、有力議員の県議転出の余波や現職の落選などで21人に減り、過半数を割り込んだ。分裂で、新人や他会派からの会派入りも含めて、自民党議員会12人、維新の会11人と保守系2会派が並立することになった。「維新の会」の浅川信明副会長は「市長与党というスタンスは変わらないが、自民党議員会とは是々非々でやっていく」と話した。
議長などを選出する臨時会は20日に開かれる予定。
(2011年5月3日 読売新聞)
3597
:
チバQ
:2011/05/04(水) 15:02:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110501/CK2011050102000050.html
展望123万都市【さいたま市誕生10周年】(上) 一体感生む施策を
2011年5月1日
広大な空き地が広がる旧メディカルセンター跡地。地域間対立の象徴ともいえる=さいたま市北区で
「大宮は機能がまとまった街だったのに。メディカルセンターも浦和の近くに移転して不便になった」。四月上旬、JR大宮駅東口。さいたま市大宮区の女性看護師(50)は同市議選候補の演説を聴きながら、つぶやいた。
メディカルセンターとは同市北区にあった大宮医師会市民病院の通称で、旧大宮市の医療拠点だった。老朽化で二〇〇九年二月に閉鎖され、その代わりとして旧浦和市寄りのさいたま市西区に「さいたま市民医療センター」が開院。旧メディカルセンター跡地約一万平方メートルには、近隣住民から「再び病院を」との声も上がるが、具体的な計画は進んでいない。
市民医療センターの立地について、旧大宮市の市議は「旧浦和市長だった相川宗一前市長の負の遺産」と話す。一方、旧浦和市の市議は「市民全体の利便性を図ろうというのが出発点。もっと南にすることも考えられたが、旧大宮市内にしたのは従来の利用者への配慮」と反論する。
■ ■
この問題は、今も根深く残る「地域間対立」の象徴だ。
合併時、旧大宮市は市役所を旧市内に動かし、「大宮市」の名称にすることを主張したが、旧浦和市は市役所移転を認めなかった。最終的に、旧大宮市が旧浦和、与野両市の推す「さいたま市」の名称を受け入れる代わりに、旧浦和市が市役所の位置を、さいたま新都心周辺への移転含みとする「取引」で決着した経緯がある。
「旧大宮市は全部吸い上げられ、合併後は旧浦和市にばかり予算がつく」と、女性はさらに不満を漏らす。「旧大宮市の積立金がJR浦和駅東口周辺の再開発に使われた」とある市議も明かすが、「大宮駅東口周辺の再開発はもっとお金がかかる。大宮にも恩恵がくるから、長い目で見てほしい」と訴える。
一方、浦和区民からは「清水勇人現市長は旧大宮市の出身だから、浦和に冷たい」との声も。遅れて合併した岩槻区は、新市の水準に合わせるため一般家庭の水道料金が値上がりした。合併前から下水道普及率100%の旧与野市の住民には、老朽化した下水管の交換が進まないなどインフラ整備の偏りに不満がくすぶる。
■ ■
地域間対立の解消には何が必要なのか。埼玉大学経済学部の斎藤友之准教授(地方自治)は「単純だが、祭りなどイベントを継続するのが有効」と言い、五市の合併で誕生した北九州市で行われている「わっしょい百万夏祭り」を成功例として挙げる。
祭りをつくり上げる共通体験と、担い手を継続して育てることで一体感を生み出し、「段階が進めば、地域活動の担い手が増え、地域主権の受け皿となる優秀な自治体になれる」と話す。
行政には継続的に市民の意識調査を行うことも求め、「市民の声を聞き、溝を埋める施策を的確に行うこと。北九州のように、さいたま市も時間をかけて取り組む努力を忘れないことが必要だ」と指摘する。
× ×
二○〇一年五月一日、旧三市の合併で誕生したさいたま市。〇三年四月に政令指定都市へ移行、〇五年には旧岩槻市も吸収合併し、人口約百二十三万人(四月一日現在)を抱える大都市に発展した。市誕生十周年を機に、これまでの歩みと今後の展望を探る。
3598
:
チバQ
:2011/05/04(水) 15:03:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110502/CK2011050202000058.html
展望123万都市【さいたま市誕生10周年】(中) 基盤整備
2011年5月2日
合併協定書では市役所の位置として「望ましい」とされた、さいたま新都心。左上は、10年前の合併式典。右下は、現在の市役所(コラージュ)
「経済が右肩上がりの時代ではない。約束は重要だが、十年前と同じ発想だけでは実現しにくい」。四月二十一日、老朽化したさいたま市役所で開かれた会見で、清水勇人市長はこう漏らした。
「新市の事務所の位置 当分の間、現在の浦和市役所の位置とする(略)位置については、さいたま新都心周辺地域が望ましいとの意見を踏まえ…」。合併八カ月前の二〇〇〇年九月、旧浦和、大宮、与野の各市長が交わした「合併協定書」に掲げられた一文だが、市役所は今も旧浦和市役所のままだ。
十一階建ての現市役所は一九七六年完成。阪神大震災後に新基準が導入された耐震診断は行われておらず、東日本大震災では一時、職員約千五百人が全員、庁舎外に退避する騒ぎになった。震災を機に、職員からも「早く新都心に新しい庁舎を建てて」との声が聞かれる。
■ ■
合併前の「約束」を果たす壁になっているのは、巨額の事業費だ。
協定書は「新市成立後、速やかに庁舎建設基金を創設する」と続くが、基金積み立ては〇九年に始まったばかり。昨年度末で約九億七千万円が積み立てられているが、目標の「二三年までに総額百五十二億円積み立て」の半分のペースだ。市の担当者は「他に優先事業もあり、財政状況を勘案すると、このペース以上の積み立ては難しい」と話す。
もう一つの約束、合併前の旧岩槻市の四十年来の悲願である「地下鉄7号線の延伸」も不透明だ。現在、東京メトロ南北線から埼玉高速鉄道・浦和美園駅まで乗り入れる路線を、東武野田線・岩槻駅まで延伸する計画で、市は来年度末までに事業着手を目指す。だが、県と合わせた建設費負担は約二百五十億円と見積もられ、岩槻区以外の市民からは「岩槻にしか恩恵のない地下鉄なんていらない」との声も上がる。
■ ■
市の財政状況は〇九年度決算ベースで、全国十八政令指定都市(当時)で比較すると、収入に占める借金返済額の割合を示す「実質公債費率」は7・2%と低く、堺市に次ぐ二位(政令市平均13・1%)。第三セクターや公社を含めた負債の割合を示す「将来負担比率」は55・7%で一位(同175・8%)の健全度を誇る。
だが、さいたま市の見込みでは一五年以降、人口減少に転じ、約二十年後の三〇年には六十五歳以上が三割を超えるとみられる。高齢者福祉費は昨年度の二百十九億円から三百十九億円に百億円増加する見通しだが、税収増は望めない。
清水市長に近い市議は「地下鉄延伸は、市長が前回市長選で掲げたマニフェストに入っているが、二年後の市長選に出馬するなら『撤回します』と言うべきだ」とし、「市役所移転も地下鉄延伸も、事業費は天から降ってこないことを市民に理解してもらわなければ」と話している。
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