緊急会見を行った東宝専務取締役の増田憲義氏 (C)ORICON DD inc.
女優・森光子が長年にわたり主演を務める舞台『放浪記』の次回公演(5・6月、東京・シアタークリエ)が、森の体調を考慮し中止となったことを受け、主催する東宝の増田憲義専務が26日、都内で会見を行い詳細や今後について説明した。増田専務によると、森は公演前に定例の健康診断を受け、先週18日にその結果が判明。健康に支障はないものの、4時間という長時間の舞台を務めるのは厳しいと主治医ら4名の医師団が判断し、所属事務所や製作サイドを含めた協議の末、森には21日夜にマネージャーから公演中止を伝えたという。その際、森は「まわりの人がこんなに配慮してくださって嬉しい」と語っていたようだが、公演中止決定から発表までに時間がかかった点には、落ち込んでいる森への配慮とした。
NTTドコモの新CM発表会が10日、都内で行われ、CMに出演する渡辺謙、岡田将生、木村カエラ、堀北真希が出席した。CMの完成度を聞かれたカエラは「いいですよね」と共演した堀北と顔を見合わせて自信をのぞかせた。
新CMは「ひとりと、ひとつ。walk with you」をスローガンに、ユーザーの行動を支援するケータイの魅力を伝える。ケータイの便利さ、楽しさ、嬉しさをユーザーに“自分ごと”として感じてもらうためにケータイを擬人化。11日から放送開始の「岡田と謙さん」篇では岡田のケータイ役を渡辺が、18日から放送開始の「堀北とカエラ」篇では堀北のケータイ役を木村が務める。
着信時のバイブの動きを顔や腕を震わせて体現した渡辺は「この年でさすがに被りものは嫌だなと思ったら、そうではなかったので、ある種楽しませてもらった」と笑顔で話した。ハリウッド俳優を携帯する岡田は「贅沢ですよね」と恐縮しきり。着信音を自らの生歌で表現した木村は「聞いていてみんながハッピーになれる曲がいいなと思った。“リンリン”とか、チャイムを鳴らす“ディンドン”という音を入れて電話っぽく聞こえるようにしたりしてみました」と明かした。堀北は「私のとってもかわいいケータイ(カエラ)をチェックしてほしい」とアピール。渡辺は、今後の展開として堀北のケータイ役のカエラと「赤外線通信したい」と希望した。CMソングになっている木村カエラの「Ring a Ding Dong(リンガディンドン)」は6月9日に発売される。