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近現代史綜合スレ

907名無しさん:2016/09/10(土) 11:45:26
http://www.jiji.com/jc/article?g=soc&k=2016061800189
「黒焦げの少年」身元判明か=原爆写真展で、「兄だ」-長崎

 長崎原爆の爆心地付近で全身黒焦げで亡くなった少年を写した1枚の写真。身元などは不明だったが、長崎平和推進協会の調査で、少年が旧制中学1年の谷崎昭治さん=当時(13)=である可能性が高いことが分かった。同協会が昨年7月に長崎市で開催した原爆写真展で2人の妹が気付いたのがきっかけだった。

 妹の西川美代子さん(78)と山口ケイさん(76)は、これまで少年の写真が収蔵されている長崎原爆資料館などで谷崎さんの姿を探してきた。昨年7月の写真展で大きく引き延ばされた写真を見た時、「じっちゃん(谷崎さんの愛称)だ」と直感した。
 2人は知人を介し、同協会で原爆関連写真を調査している深堀好敏さん(87)に面会。深堀さんが九州大の法医学者に鑑定を依頼し、顔の特徴などから少年が谷崎さんの可能性が高いという鑑定結果を得た。

 谷崎さんは爆心地近くに下宿しており、原爆投下の日に実家がある現在の長崎県西海市に帰る予定だった。投下後、谷崎さんの父親は何度も下宿があった場所を訪れ、母親も谷崎さんが送った最後の手紙を肌身離さず持っていた。
 2人は昨年秋、少年の写真を手に両親の墓前に報告。山口さんは取材に「両親もほっとしたと思う」とほほ笑み、西川さんも「どこかで生きているのではと思い、気持ちの整理が付かなかった。やっと会えて安心した」と語った。
 自身も被爆者の深堀さんは「遺族の元に帰すことができ、長い間、写真展をやってきて良かった」とうれしそうに話した。(2016/06/18-15:01)

908名無しさん:2016/09/10(土) 14:35:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090700845&g=pol
安倍首相、少女像撤去を要請=北朝鮮へ圧力強化-日韓

 【ビエンチャン時事】安倍晋三首相は7日、ラオスのビエンチャンで韓国の朴槿恵大統領と会談した。首相は、慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意について「(ソウルの日本大使館前の)少女像の問題を含め、着実な実施に向けた努力をお願いしたい」と述べた。韓国政府が努力すると明記した合意を踏まえ、少女像撤去を求めた発言だ。

 両首脳の会談は今年3月にワシントンで行って以来。朴大統領は「日韓合意を着実に実施していくことが重要だ」と応じた。
 挑発行為を繰り返している北朝鮮に対し、両首脳は日米韓が連携して圧力を強化すべきだとの認識で一致した。首相は「日韓、日米韓の防衛協力の強化は不可欠だ」と強調。朴大統領は、中国が反発している在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備について「北朝鮮の脅威に対応するための安全保障策として必要だ」と指摘した。(2016/09/07-21:32)

909名無しさん:2016/09/11(日) 10:52:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090600695&g=pol
「現状では推進せず」=少女像撤去問題で韓国高官

 【ソウル時事】韓国外務省の林聖男第1次官は6日、国会外交統一委員会で答弁し、日本大使館前にある慰安婦を象徴する少女像の撤去問題について「政府も国民の世論を把握しながら動くため、今の状況では、政府が前に出てこの問題(の解決)を推進する考えはない」と述べた。 
 民間調査機関・韓国ギャラップが2日公表した世論調査結果によれば、76%が「日本政府が慰安婦問題をめぐる合意を履行したかどうかにかかわらず、移転に反対」と回答しており、撤去に向けた環境が整っていないと判断したとみられる。
 昨年末の日韓合意は「韓国政府は関連団体との協議を通じて、(少女像問題が)適切に解決されるよう努力する」とうたっているが、韓国政府としては当面、具体的な動きが取れないことを認めた格好だ。(2016/09/06-18:30)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090600441&g=pol
対日関係「破綻回避を」=慰安婦問題で韓国側議連幹事長

 【ソウル時事】韓日議員連盟幹事長の姜昌一議員は、慰安婦問題をめぐる日韓の政府間合意について「韓国では反発が強い」と指摘しながらも、「この問題で韓日関係を破綻させてはならない」と強調した。9日からの訪日を前に5日、時事通信とのインタビューで語った。
 合意に反対している最大野党「共に民主党」所属の姜議員は「(合意は)国家を拘束する条約や協定ではなく、安倍(晋三)政権と朴槿恵政権の約束にすぎない」という見方を示した。また、「両政権がやったことだから、再交渉の必要はないが、われわれは認めていない」と断言した。新任の長嶺安政駐韓大使と5日に会談し、こうした認識を伝えたという。 
 一方で「韓日関係は慰安婦問題がすべてではない。経済、文化交流など問題が山積している」と指摘。「互いに良い方向を模索していくべきだ」と呼び掛けた。
 姜議員は韓日・日韓議員連盟の合同幹事会出席のため、9日から議員10人前後と共に訪日する。(2016/09/06-14:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090600066&g=pol
安倍首相が長崎に招待=カザフ大統領

 【モスクワ時事】カザフスタン大統領府は4日、今秋訪日予定のナザルバエフ大統領が安倍晋三首相から被爆地・長崎を訪れるよう招請されたと発表した。両首脳は20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれた中国・杭州で会談。安倍首相は「カザフは核軍縮に多大な貢献をした」と指摘したという。
 1991年まで旧ソ連セミパラチンスク核実験場があったカザフは、今も放射能汚染の後遺症に苦しんでいる。今年8月に首都アスタナで核実験場閉鎖25年に合わせた核軍縮国際会議を開催。ソ連崩壊後、ウクライナとともに一時的に核保有国となったが、核弾頭をロシアに移管して廃絶した。 (2016/09/06-07:23)

910名無しさん:2016/09/11(日) 16:44:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160911-00000012-jij_afp-int
タイムズスクエアで終戦を祝う「キス写真」の女性が死去 92歳
AFP=時事 9月11日(日)12時10分配信

【AFP=時事】第2次世界大戦(World War II)の終結を喜ぶ水兵からドラマチックにキスをされる姿が、後に世界的に有名になった写真に撮影されていた女性グレタ・ジマー・フリードマン(Greta Zimmer Friedman)さんが8日、肺炎のため死去した。92歳だった。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が息子ジョシュア(Joshua Friedman)さんの発言として伝えた。

 日本の降伏が伝えられた1945年8月14日、フリードマンさんは米ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)で水兵に抱きしめられてキスをされた。その場面をカメラマンのアルフレッド・アイゼンスタット(Alfred Eisenstaedt)氏が撮影した。当時フリードマンさんは21歳の歯科助手だった。この写真は米誌ライフ(Life)に全面掲載され、20世紀の米国を語る一枚だと言われている。

 米海軍協会出版局(Naval Institute Press)が2012年に出版した「The Kissing Sailor: The Mystery Behind the Photo That Ended World War II(キスをする水兵:第2次世界大戦を終わらせた写真の謎)」という書籍で、この写真の女性はフリードマンさんで、水兵はジョージ・メンドンサ(George Mendonsa)さんだと特定されていた。

 情熱的な写真からフリードマンさんとメンドンサさんは恋人同士だったように思えるかもしれないが、実際には知り合いでさえなく、その場に居合わせただけだった。この写真には、ジョージさんの肩の上に将来の妻リタ・メンドンサ(Rita Mendonsa)さんの笑顔も写っている。

「退役軍人の歴史プロジェクト(Veterans History Project)」が2005年に記録に加えたインタビューで、フリードマンさんは1960年代にアイゼンスタット氏の写真集を見るまでこの写真を見たことはなかったと語っていた。

 インタビューの中でフリードマンさんは「このキスのことはあまり覚えていません…単に誰かがお祝いをしている、というだけなんです」と当時を振り返った。「ロマンチックな出来事ではなかったんです。『戦争が終わった、ああ本当に良かった』というだけだったんです」

【翻訳編集】 AFPBB News

911とはずがたり:2016/09/11(日) 23:24:07

アメリカの原爆や空襲も国際法違反だしソ連の対日参戦も同じだ。
そしてアメリカの原爆とソ連の対日参戦が日本の降伏を導いた訳だ。

「約束守るべきだった」1945年の旧ソ連対日参戦、正当化論調に異議 KGB元大佐インタビュー
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/160819/wor16081910190013-n1.html
2016.8.19 10:19

 第二次大戦後の北方領土問題や「シベリア抑留」の悲劇を生んだ旧ソ連の対日参戦(1945年8月9日)について、ロシアでは当時の日ソ中立条約(41年締結)の効力を否定して正当化する論調が強まっている。ソ連による抑留問題の実態を暴露したソ連国家保安委員会(KGB)元大佐の歴史家、アレクセイ・キリチェンコ氏(79)は産経新聞のインタビューに応じ、こうした見方が誤っていると論破した。一問一答は次の通り。

 --ソ連は45年4月5日、中立条約を延長しない旨を日本に通告した。これをもって、対日参戦に問題はなかったとの主張がある

 「ソ連のモロトフ外相は当時、日本の佐藤尚武大使に条約を延長する意思がないことを表明した。しかし、老練な佐藤大使は、条約が46年4月25日まで有効であることをモロトフに認めさせている。後にスターリン首相がこれを“修正”して対日参戦したということになるが、外相の約束は破られるべきでなかった」

 --ある日本専門家は最近の論文で、41年の日本軍人らの発言や松岡洋右外相の「北進論」を挙げ、日本には中立条約を守る意思がなかったと強調している

 「戦争のことを考えるのが軍人の仕事である。ソ連との戦争に反対する者が陸軍にも海軍にも存在していた。松岡は政府と見解が相いれず、同年7月に更迭されている。誰にどんな『計画』があったとしても、それに意味はない」

--ソ連の極東戦力が日本の対ソ攻撃を抑止したとも主張されている

 「実際には、日本は41年秋、満州の関東軍からの部隊引き抜きも含め、南方へと兵力を迅速に集中させた。9月にはソ連にも、当時の関東軍の構成では、日本に戦争はできないということが明らかだった。10月末には、スターリンが極東の軍や共産党指導者との少人数の会合を持ち、極東の部隊を西部(対ドイツ戦)に投じることが決まった。日本が攻撃してこないとの確信があったのだ」

 「ほかならぬ極東の部隊が41年11月7日にモスクワの『赤の広場』でのパレードを行い、そこから(西部の)戦闘に向かった。それによってモスクワは攻撃されることを免れたのだ。41年から43年の間に、極東から西部へと完全に訓練・武装された42個師団が振り向けられた」

 --満州からソ連への国境侵犯が頻発し、それが日本の「攻撃意図」の表れだともされている

 「日本はノモンハン事件(39年)以降、ソ連国境を破らないようにということを徹底していた。日中戦争があり、ソ連を挑発して『2正面』で戦うことはできなかったためだ。逆に、関東軍がソ連からの脱走兵や送り込まれた諜報員を収容所に入れていた事実があり、越境はソ連からの方が活発だったのではないか」

912とはずがたり:2016/09/11(日) 23:24:21
>>911-912

--ソ連はどう対日参戦に向かったのか

 「戦争の前半には、中立条約はソ連にとっても日本にとってもきわめて有利なものだったのだと考える。しかし、独ソのスターリングラード攻防戦(42〜43年)の後、ソ連は自らの力を認識し、日本との戦争準備を始めた。国防委員会は対日戦に備え、シベリア鉄道の予備支線としてコムソモリスク・ナ・アムーレ-ソビエツカヤ・ガバニ間の鉄道敷設を決め、それは予定された45年8月1日より数日早く完了している」

 --原爆投下でなく、ソ連こそが第二次大戦を終結させたのだとして対日参戦を正当化する主張も強い

 「満州の実態を見るならば、当時、片道分の燃料しかない航空機が380しかなく、その多くは8月半ばに日本に戻ってしまった。ソ連側は5000機以上も戦闘態勢にあったが、空中戦はほとんどなかった。満州には戦車もたいへん少なく、この頃には完全に弱体化していたというのが事実だ」

 --“公式史観”と異なる見方を公にする理由は

 「私は、日本をソ連の敵国の一つとして研究し始めた。だが、日本の現実を深く知るにつけ、ソ連とその後のロシアが少なからぬ過ちを犯し、それが今日に至るまで両国関係に本質的な影響を与えていることを理解した。むろん、日本も天使にはほど遠かった。将来の悲劇と困難を避けることには意味があると考える」(モスクワ 遠藤良介)

 ソ連の対日参戦 ソ連軍は1945年8月9日、当時有効だった日ソ中立条約を破って日本に対する戦闘を開始し、満州(中国東北部)や樺太(サハリン)などに侵攻。日本がポツダム宣言を受諾し、15日に終戦の詔書が発表された後も一方的な侵略を続けた。ソ連軍が日本の北方四島を占拠し終えたのは、日本が降伏文書に調印した9月2日よりも遅い同5日だった。ソ連はまた、武装解除した日本将兵など約60万人を旧ソ連各地に連行して強制労働を課し、6万人以上の死者が出た(「シベリア抑留」)。

 ◆アレクセイ・キリチェンコ氏 ソ連国家保安委員会(KGB)元大佐、ロシア科学アカデミー東洋学研究所上級研究員。1936年、旧ソ連のベラルーシ生まれ。64年にKGB大学を卒業しKGB第2総局で対日防諜を担当。80年代に研究所入りして日本人強制抑留問題に取り組み、日露間での真相解明に向けた原動力となった。著書に「知られざる日露の二百年」(現代思潮新社)がある。

913名無しさん:2016/09/19(月) 20:46:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00050105-yom-pol
新党大地・鈴木代表と三浦瑠麗氏、日露関係議論
読売新聞 9月12日(月)23時33分配信

 新党大地の鈴木宗男代表と国際政治学者の三浦瑠麗氏が12日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、日露関係について議論した。

 鈴木氏は今月2日に行われた安倍首相とプーチン大統領の会談について「(首脳間で)相当な信頼関係ができ、(北方領土問題解決に)お互い自信を持っているのではないか」と評価。色丹、歯舞の2島引き渡しを明記した1956年の「日ソ共同宣言」を「(交渉の)スタートライン」と強調した。三浦氏は「(2島返還で)手打ちとなったときの日本国民の怒りは甘く見てはいけない」と述べた。

914名無しさん:2016/09/19(月) 22:56:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091900201&g=pol
安倍首相から「おわびの手紙」を=元慰安婦支援の韓国財団要請

 【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」(金兌玄理事長)が、安倍晋三首相から元慰安婦に宛てた「おわびの手紙」を要請していることが分かった。財団関係者が19日明らかにした。

 財団は日本政府からの10億円の入金を受け、生存者1人につき約1000万円、死亡者には約200万円支給することになっており、支給の際に手紙を添えて渡したい考えという。
 一部の元慰安婦は「日本政府は責任を認めておらず、謝罪もしていない」と主張。受け取りを拒否する立場を示している。首相名の手紙要請は合意に反発している元慰安婦や関連団体を説得する狙いもあるとみられる。 
 昨年12月28日、日韓外相が合意を発表した際、日本政府は慰安婦問題への旧日本軍の関与を認め、安倍首相名で「心からのおわびと反省の気持ち」を表明した。だが、韓国では岸田文雄外相の「代理謝罪」と受け止める向きもあり、韓国民間機関が今月2日公表した世論調査では、「日本は謝罪していないとみている」という回答が84%に上っている。(2016/09/19-16:26)

915名無しさん:2016/09/24(土) 11:54:30
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160922-OYT1T50090.html
北方領土、2島返還が最低限…対露交渉で条件
2016年09月23日 06時07分
 政府は、ロシアとの北方領土問題の交渉で、歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを最低条件とする方針を固めた。

 平和条約締結の際、択捉、国後両島を含めた「4島の帰属」問題の解決を前提としない方向で検討している。安倍首相は11月にペルー、12月には地元・山口県でロシアのプーチン大統領と会談する。こうした方針でトップ交渉に臨み、領土問題を含む平和条約締結に道筋をつけたい考えだ。

 複数の政府関係者が明らかにした。択捉、国後については日本に帰属するとの立場を堅持する。その上で、平和条約締結後の継続協議とし、自由訪問や共同経済活動などを行いながら、最終的な返還につなげる案などが浮上している。

(ここまで290文字 / 残り595文字)
2016年09月23日 06時07分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

916とはずがたり:2016/09/29(木) 17:37:55
面倒くさいけど何故今実現?
>このタイムカプセルの存在は何十年もの間知られていたが、カプセルに近づくには、ナチスの地雷を避け、施設の地下の分厚いコンクリートを貫かねばならず、複雑な掘削計画と根気のいる作業が必要だった。

ナチス・ドイツが80年以上前に埋めたタイムカプセルが発見される(ポーランド)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52225318.html
2016年09月29日

 ポーランドの北西部の都市にて、ナチス・ドイツが80年以上も前に埋めたタイムカプセルが発掘され、ポーランドの国立博物館で開封作業が行われた。このカプセルはかつてのドイツ領に建てられたナチスの訓練施設の下に埋まっていたものだった。

 ようやく発掘されたタイムカプセルの中にはヒトラーの著作やナチスにまつわる物品のほか、発掘者を想定した手紙などが入っていたという。

 これらの品が入っていたタイムカプセルは、ポーランド北西部のズウォチェニエツナチス(旧ドイツ領)で、当時その地に建設されたナチスの労働者や職員の教育や訓練を行う施設の下に埋められていた。

 カプセルの形状は大きな黒色の円筒で、埋められた日はその施設の建設開始と同時期である1934年の4月22日とみられている。

 このタイムカプセルの存在は何十年もの間知られていたが、カプセルに近づくには、ナチスの地雷を避け、施設の地下の分厚いコンクリートを貫かねばならず、複雑な掘削計画と根気のいる作業が必要だった。

917名無しさん:2016/10/01(土) 20:04:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900593&g=pol
慰安婦合意で追加措置を=「おわびの手紙」念頭-韓国政府

 【ソウル時事】韓国外務省報道官は29日の記者会見で、昨年末の慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に関連し、「日本側が慰安婦被害者の心の傷を癒やすため、感情に訴える追加的な措置を取ることを期待している」と述べた。「安倍(晋三)首相が元慰安婦におわびの手紙を書くべきだという主張が日本でも出ており、政府の立場を聞きたい」という質問に答えた。
 日韓合意に一部元慰安婦や関連団体が反発する中、合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」(金兌玄理事長)は、安倍首相からの「おわびの手紙」を元慰安婦に渡す案を検討しており、報道官は韓国政府としても後押しする立場を明確にした。 
 財団の金理事長は取材に対し、「被害者や関連団体は、日本政府がもっと感情に訴える措置を取るべきだと強く求めており、財団内にも(そうした措置に向け)努力すべきだという意見がある」と説明している。(2016/09/29-15:31)

918名無しさん:2016/10/01(土) 20:45:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016093000212&g=pol
「おわびの手紙」に消極的=岸田外相

 岸田文雄外相は30日の閣議後の記者会見で、慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき設立された韓国財団が安倍晋三首相による元慰安婦宛ての「おわびの手紙」を求めていることについて、「日韓合意は昨年12月に発表した通りだ。追加的な措置は一切合意されてはいない」と述べ、消極的な考えを示した。(2016/09/30-09:51)

919名無しさん:2016/10/02(日) 18:06:40
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100100317&g=pol
北方領土交渉、2島では駄目=自民・石破氏

 自民党の石破茂前地方創生担当相は1日、東京都内で開かれたパネルディスカッションで、安倍晋三首相が意欲を示すロシアとの北方領土交渉について「4島一括(返還)が一番望ましい」と語った。その上で「仮に(歯舞、色丹の2島)先行だとしたら、あとの2島がどうなるか、先送ってはいけない話だ」と述べ、国後、択捉両島の返還についても同時に道筋を付けるよう求めた。 
 政府が臨時国会への提出を見送った「共謀罪」創設のためのテロ対策関連法案については、来年の通常国会冒頭での衆院解散が取り沙汰されていることに絡め、「次の国会で、この法律だけはきちんと成立させて解散する。それは私たちが国民に対して果たすべき責任だ」と、法整備の必要性を訴えた。(2016/10/01-22:24)

920名無しさん:2016/10/09(日) 09:56:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100300024&g=pol
安倍首相「北方四島の帰属解決」=慰安婦へおわびの手紙否定-衆院予算委

 安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、ロシアとの北方領土問題を含む平和条約交渉について「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結していく考えに変わりはない」と述べ、従来の政府方針は不変と説明した。民進党の前原誠司元外相が「(歯舞群島と色丹島の)2島先行返還はあり得るか」とただしたのに対して答えた。

 また、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島併合に関し「現状変更の試みは認めるわけにはいかないというのが日本の一貫した立場だ。それを率先して変えることはない」と表明。米政府はウクライナ情勢を理由に対ロ関係進展に慎重な対応を日本に求めているが、首相は12月のプーチン大統領訪日について「米国側から基本的に了解されている」と述べた。
 その上で「どういう考え方で訪日を実現しようとしているか、どう平和条約交渉を進めていくか(米側に)説明している」と語った。
 慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき韓国政府が設立した財団が、首相による元慰安婦宛ての「おわびの手紙」を求めていることについて、首相は「(合意)内容の外であって、毛頭考えていない」と否定。「合意内容を両国が誠実に実行していくことが求められる」とも語り、追加的な要求は受け入れられないとの立場を示した。民進党の小川淳也氏への答弁。 (2016/10/03-12:10)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100400785&g=pol
おわびの手紙、応じぬ構え=追加要請に政府不快感-慰安婦問題

 元慰安婦を支援する韓国の財団が安倍晋三首相の「おわびの手紙」を求めている問題で、日本政府が不快感を強めている。手紙の送付は、財団設立などに関する昨年末の日韓両政府の合意に含まれておらず、韓国側が追加で要請してきたためだ。ソウルの日本大使館前の少女像撤去に進展が見られない中、日本は手紙の要請には応じない構えだ。
 首相は3日の衆院予算委員会で、手紙の要請への対応について「(合意)内容の外であって、毛頭考えていない」と強調。岸田文雄外相も4日の記者会見で「合意は日韓両国外相が発表した内容に尽きている。それ以上でも以下でもない」との認識を示した。
 村山富市氏から小泉純一郎氏までの各首相は、「女性のためのアジア平和国民基金」を通じた元慰安婦支援事業に関連して「おわびと反省」を表した手紙を送ってきた。韓国側はこうした手紙を念頭に置いているとみられ、日韓合意に反発する国内勢力の理解を得る材料としたい考えだ。
 しかし、日本政府は合意に基づく財団への10億円拠出で「やるべきことはやった」との立場。手紙を追加要請した韓国側の対応について、政府高官の一人は「ゴールポスト(決着点)を動かすものだ」と厳しく批判する。別の政府関係者は「相手にしないのが一番」と切り捨てた。
 自民党内でも、要請に応じない政府の姿勢を支持する声が多い。新藤義孝前総務相は4日、島根県・竹島問題に関する集会告知の記者会見で「後からハードルを上げるのは絶対に受け入れられない」と語った。(2016/10/04-19:35)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100400600&g=pol
慰安婦問題で日本と協力継続=「手紙否定」言及せず-韓国政府

 【ソウル時事】韓国外務省報道官は4日の記者会見で、安倍晋三首相が元慰安婦宛ての「おわびの手紙」に関し「毛頭考えていない」と断言したことについて見解を問われ、「言及を控える」と述べた。一方で、「(慰安婦)合意の精神と趣旨を尊重し、被害者の名誉、尊厳の回復、心の傷の癒やしが早期に実現するよう日本側と引き続き協力していく」と強調した。
 報道官は先に「日本側が追加的な措置を取ることを期待している」と語っており、「おわびの手紙」を含め、合意を後押しする措置を引き続き求めていく考えを示唆したとみられる。 (2016/10/04-15:55)

921名無しさん:2016/10/09(日) 09:56:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100300835&g=pol
2島先行返還が現実的=鈴木宗男氏

 地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表は3日のBSフジの番組で、北方領土交渉に関し、歯舞、色丹2島の返還を実現させ、国後、択捉2島に関する協議を継続する「2島先行返還」が「一番現実的だ」との認識を示した。

 鈴木氏は「私の受け止めでは、安倍晋三首相も現実的な解決しかない、1956年の日ソ共同宣言から60年の節目の年に、大きな決断をしなくてはいけないという強い意志を持っている」と指摘した。 (2016/10/03-23:32)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100500783&g=pol
北方四島、帰属譲らず=戦略対話前に日本けん制-ロシア

 【モスクワ時事】ロシア外務省のザハロワ情報局長は5日、日本との北方領土問題について「ロシアの立場は一貫しており不変だ。(四島は)第2次大戦の結果、ロシアに帰属しており、ロシアが主権を持つことに疑問の余地はない」と述べた。モスクワで外務次官級の日ロ戦略対話が近く開催されるのを前に声明を出した。

 安倍晋三首相は3日、衆院予算委員会で「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結していく考えに変わりはない」と表明したばかり。プーチン大統領の12月の公式訪日を前に日本国内で領土問題解決への期待が高まっていることを踏まえ、ザハロワ局長は改めて日本側をけん制した格好だ。(2016/10/05-19:52)

922名無しさん:2016/10/09(日) 13:09:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100600462&g=pol
戦没者遺品の取引「自粛を」=閣僚が呼び掛け-参院予算委

 6日の参院予算委員会で、戦没者の遺品がインターネットのオークションサイトで取引されていることについて、閣僚からサイト運営会社などに出品自粛を促す発言が相次いだ。
 質問した自民党の有村治子氏は「遺族に返還されるべきものだ」と、ネット上の売買に疑問を呈した。これに対し、塩崎恭久厚生労働相は「ご遺族の心情を害する」と述べ、世耕弘成経済産業相も「遺品の横に値段が付いて並んでいる姿は、はっきり言って見るに堪えない」と語り、ともに取引自粛を訴えた。
 岸田文雄外相は「大変心の痛む思い」と述べた上で、米国などの在外公館を通じて遺品の提供を呼び掛け、遺族への返還を進める考えを示した。(2016/10/06-14:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100700844&g=pol
幕府軍、西郷隆盛の合祀を=超党派議員ら靖国に申し入れへ

 超党派の国会議員らが12日、戊辰戦争で旧幕府軍として戦った会津藩など諸藩の将兵や、西南戦争で敗死した西郷隆盛ら、幕末・明治時代に新政府と対立し「賊軍」とされた人々を合祀(ごうし)するよう靖国神社(東京都千代田区)に申し入れる。石原慎太郎元東京都知事や亀井静香元金融担当相らが呼び掛けた。
 申し入れ書は「西郷氏ら賊軍と称された方々も、近代日本のために志を持って行動したことは勝敗の別なく認められるべきだ。過去の内戦で亡くなった全てのみ霊を合祀(ごうし)願う」と要請。天皇陛下の靖国神社参拝についても「国家安寧のために必須と信ずる」としている。(2016/10/07-20:41)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100700292&g=pol
明治維新150年で記念施策

 菅義偉官房長官は7日の閣僚懇談会で、2018年に明治維新から150年となることを記念し、関連施策の検討を始めるよう各省庁に指示した。具体策を調整する連絡会議も設置する。
 菅長官はこの後の記者会見で、「わが国にとって一つの大きな節目になる。明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは極めて重要だ」と強調。国立公文書館の移転・新設に伴い、明治期に関する資料の収集・整理、デジタル化を推進する方針を説明するとともに、地方公共団体や民間の取り組みを支援する意向も明らかにした。(2016/10/07-17:22)

923名無しさん:2016/10/09(日) 22:55:51
日本のもう一人のキングの末裔

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/02/higa-manami_n_12302650.html
比嘉愛未「琉球王朝の末裔だった」 101歳の曾祖母から明かされたと報告
ORICON STYLE | 執筆者: オリコンNewS
投稿日: 2016年10月03日 09時00分 JST 更新: 2016年10月03日 09時00分 JST HIKA

比嘉愛未、琉球王朝の末えいだった 101歳の曾祖母から知らされ「ビックリした」

女優の比嘉愛未が2日、都内で行われた映画『カノン』公開記念舞台あいさつに登壇。同作の内容にちなみ「家族から聞いてビックリしたことは?」とのテーマで、「最近(地元の)沖縄に帰った時に、101歳のひいおばあちゃんから『ウチは、琉球王朝の末えいだったんだよ』と言われました」と明かした。

会場がどよめく中、比嘉は「家の額縁に不思議な紋章が掲げられていて『あれ、何?』と聞いてみたら、そういう風に言われまして…」と説明。「そんなスゴいことを何で言ってくれなかったんだろうという、ビックリした感じがありました」と笑顔を見せると、MCも「ずいぶんの品のある顔をされているので、その流れでということですね」と納得した様子で語っていた。

同作は、祖母が遺した手紙により死んだはずの母が生きていたことを知らされた三姉妹が、自分たちの傷に向き合いながら未来への一歩を踏み出そうとする物語。過去のトラウマを乗り越えようとする次女役を比嘉、夫からの自立を願う専業主婦の長女役をミムラ、老舗料亭の新女将としてのプレッシャーと戦う三女役を佐々木希が演じる。

舞台あいさつにはそのほか、ミムラ、佐々木、鈴木保奈美、桐山漣、多岐川裕美、雑賀俊朗監督も登壇した。同映画は10月1日より公開中。

924名無しさん:2016/10/11(火) 00:21:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00000003-pseven-soci
靖国「賊軍」合祀計画に会津出身者「戊辰戦争の総括が必要」
NEWS ポストセブン 10月5日(水)7時0分配信

 2019年に創立150周年を迎える靖国神社に祀られるのは「国のために殉じた人々」だけである。つまり神社がつくられた当時の「国=明治政府」に刃向かった幕府軍・会津軍や、西南戦争で敗れた西郷隆盛らは「賊軍」となるため、祀られる“資格”がない。

 だが、彼らの合祀を求める会を国会議員らが立ち上げ、靖国神社に申し入れをするというのだ。発起人を務めるのは保守派の重鎮、亀井静香・衆院議員。そのほか森喜朗氏や福田康夫氏ら首相経験者、二階俊博・自民党幹事長ら与党幹部、さらに、野党議員など70人を超える政治家の賛同を得ているという。

 政界重鎮たちによる申し入れは無視できない重みがありそうだが、そもそも靖国神社への合祀は可能なのか。靖国神社は、この動きについて「存じておりません」とした上で、「当神社は明治2年の御創建から終戦に至るまで、当時の国の合祀判断に基づき、その都度合祀が重ねられてまいりました。当時に遡り、その基準を変更することはございません」と否定的だ。

 だが戦後、靖国神社は国家機関から民間の宗教法人となった。そのため、合祀の可否は神社の最高責任者である宮司の判断に委ねられる部分が大きい。1978年10月には、当時の松平永芳宮司の判断で、A級戦犯14人が合祀されている。亀井氏は自信を見せる。

「A級戦犯とは異なり、中国も文句は言わないだろう。神社と一体となって事業を行なう靖国神社崇敬奉賛会の理解が必要なので、同会の扇千景会長(元国交相)にも根回しを進めている。ただし、最終的な権限は宮司にあるはずなので、徳川(康久)宮司の背中を押したい」

 今回の申し入れについて、当事者の受け止めは様々だ。明治維新後、司法卿として司法制度確立に尽力した江藤新平は征韓論を唱えた西郷隆盛に同調して下野した後、「佐賀の乱」を起こして敗れた「賊軍」だが、佐賀県選出の原口一博・衆院議員(民進党)は合祀に賛同し、提出者を買って出た。

925名無しさん:2016/10/11(火) 00:22:32
>>924

「『乱』という表現は支配者サイドからの観点であり、佐賀県民は江藤の反乱を『佐賀の乱』ではなく、『佐賀の役』と言います。支配者側の一方的な見方ではなく、日本の夜明けのために命を失った方々を改めて評価するのは重要なことです。英霊を鎮魂する場である靖国に敗者を合祀することで、平和への祈りにもなるはずです」

 一方、戊辰戦争の「賊軍」代表、会津出身の小熊慎司・衆院議員(民進党)は、「合祀には賛成」としつつも、複雑な思いをのぞかせる。

「戊辰戦争では会津側の戦死者が長期間、放置されるなど非人道的行為もあった。1864年の蛤御門の変では、会津と薩摩が御所を守り、長州が御所に発砲した賊軍です。それなのに維新後、その長州で維新への功績もない人物までが祀られたのは明らかにおかしい。単なる官軍と賊軍の戦いという見方を改めるためにも、合祀の前に戊辰戦争の総括が必要です」

 会津藩が戊辰戦争で降伏した9月22日に会津で行なわれる会津戊辰戦争慰霊の集いでは、さっそくこの話題が上がったという。しかしながら、合祀は靖国神社の意義を揺るがしかねない問題を孕む。『靖国誕生 幕末動乱から生まれた招魂社』の著者で歴史家の堀雅昭氏が指摘する。

「靖国神社は紛れもなく、明治維新の官軍vs賊軍という戦いの延長線上にある神社です。西郷以下、西南戦争を戦った面々は鹿児島の照国神社に祀られている。それぞれの故郷で祀られ、語り継がれることで、賊軍として戦った意味や、維新の『負の側面』が語り継がれます。安易な合祀は、賊軍側の行為まで蔑ろにしかねない。なによりこれを認めたら、靖国神社が依って立つ歴史的基盤がおかしくなってしまいます」

 賛否両論が渦巻く靖国合祀。当の亀井氏も敗者側の複雑な思いを認める。

「新たに合祀する側の遺族の意向は聞きません。なかには、複雑な感情を抱えて、『もう触れないでくれ』という方もいるだろうが、これまでも合祀に遺族の了承は取っていない。われわれが崇敬の心をもってお祀りするということ。合祀については、あとは宮司の対応を待つのみです」

 折しも2018年の大河ドラマが「西郷隆盛」に決まり、賊軍側に注目が集まっている。靖国神社の歴史観と自らの信念の間で、宮司はどのような判断を下すのだろうか。

※週刊ポスト2016年10月14・21日号

926名無しさん:2016/10/11(火) 00:24:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161004-00000010-pseven-soci
靖国神社150周年 西郷隆盛や幕府軍の合祀計画が急浮上
NEWS ポストセブン 10月4日(火)7時0分配信

 来る2019年に創立150周年を迎える靖国神社が、歴史的な大転換点を迎えるかもしれない。靖国に祀られるのは「国のために殉じた人々」だけである。つまり神社がつくられた当時の「国=明治政府」に刃向かった幕府軍・会津軍や、西南戦争で敗れた西郷隆盛らは「賊軍」となるため、祀られる“資格”がない。

 だが、彼らの合祀を求める会を国会議員らが立ち上げ、靖国神社に申し入れをするというのだ。発起人を務める保守派の重鎮、亀井静香・衆院議員が言う。

「日本は戊辰戦争、西南戦争という内戦を経て近代国家に生まれ変わった。当時は薩長と幕府・会津が二手に分かれて対立したが、敗者がいるからこそ争いが鎮まった。明治維新から150年も経つのに、内戦の死者が『賊軍』として祀られないのはおかしい。そこで有志に呼びかけて会を立ち上げ、靖国神社に合祀を求める申し入れをすることにした」

 歴史を繙(ひもと)くと、靖国神社のルーツは明治2年(1869年)に建てられた「東京招魂社」に遡る。戊辰戦争、士族の乱などで命を落とした薩摩・長州軍らを「官軍」として慰霊顕彰し、明治維新を偉業として後世に伝えるための社だった。そのため官軍と戦って破れた幕府軍、会津軍らは「賊軍」とされ、祀られなかった。明治12年に社号が「靖国神社」に改められて以降も、「賊軍史観」は変わっていない。

 これに一石を投じたのが、現在の靖国神社宮司・徳川康久氏である。第15代将軍・徳川慶喜を曾祖父にもつ徳川宮司は、徳川家康を祀った芝東照宮に奉職した後、靖国神社の宮司となった。「賊軍の長の末裔」が「官軍を祀る神社のトップ」に就任したのである。
 
 2013年1月の就任時、「幕末の動乱期、曾祖父の慶喜は身を挺して朝廷と御所を守った」と発言して注目された徳川宮司は、今年6月に共同通信のインタビューで、自らの「明治維新史観」を一歩進めてこう語った。

〈文明開花という言葉があるが、明治維新前は文明がない遅れた国だったという認識は間違いだったということを言っている。江戸時代はハイテクで、エコでもあった〉

927名無しさん:2016/10/11(火) 00:24:24
>>926

〈私は賊軍、官軍ではなく、東軍、西軍と言っている。幕府軍や会津軍も日本のことを考えていた。ただ、価値観が違って戦争になってしまった。向こう(明治政府軍)が錦の御旗を掲げたことで、こちら(幕府軍)が賊軍になった〉

「公式見解」を覆す靖国神社の根幹にかかわる大胆な発言だったが、記事は一部の地方紙にのみ掲載されたのみで反響は少なかった。しかし本誌・週刊ポスト7月1日号が、「徳川宮司『明治維新という過ち』発言の波紋」とのタイトルで大々的に報じると状況は一変し、靖国関係者や政界関係者に大きな波紋を呼んだ。

◆宮司は「私もそう思う」

 亀井氏も本誌報道に影響されたと明かす。

「私は以前からこの問題に関心があり、ポストの記事が出た後、徳川宮司に会って、『それでは、具体的に靖国合祀を呼びかけますよ』と話した。3年ほど前、徳川宮司に『賊軍が祀られてないのはおかしい』と尋ねると、『私もそう思う』と言われたことがあって以来、ずっと構想を練っていた」

 靖国神社への「合祀申し入れ書」はすでに作成済みで、こんな文面となっている。

〈白虎隊や新選組、西郷南州(西郷隆盛)、江藤新平などの賊軍と称された方々も近代日本のために志をもっていたことは、勝者、敗者の別なく認められるべきで、これらの諸霊が靖国神社に祀られていないことは誠に残念極まりないことです〉

〈有史以来、日本人が育んできた魂の源流を今一度鑑み、未来に向けて憂いなき歴史を継いでいくためにも、靖国神社に過去の内戦においてお亡くなりになった全ての御霊を合祀願うよう申し出る次第です〉

 亀井氏によると、今回の申し入れには、森喜朗氏や福田康夫氏ら首相経験者、二階俊博・自民党幹事長ら与党幹部、さらに、野党議員など70人を超える政治家の賛同を得ているという。

「山口(長州)出身の安倍首相にも申し入れ書は渡してある。政教分離の原則があるから、立場上『やれ』とは言えないだろうが……。多くの政治家に受け入れられているが、自民党の日本会議系議員の何人かは反対のようだ。彼らは皇国史観に立ち、『なぜ今さら賊軍を祀るのか』という考え方なので話にならない(苦笑)」

 この10月初旬にも、亀井氏、森氏、そして民進党の原口一博・衆院議員の3氏が靖国神社に赴き、徳川宮司に文書を手渡す予定だ。

※週刊ポスト2016年10月14・21日号

928とはずがたり:2016/10/11(火) 08:34:42
俺も西郷軍や旧幕府軍を祀ってないから靖国は日本国民(や日本の為に犠牲になった台湾や韓国・北朝鮮の方々)全体の忠魂の組織たりえないと思ってたけど,西郷軍や旧幕府軍の合祀には反対だなぁ。
じゃあ佐賀の江藤はどうなるとかそういうのではなく,帝国主義というトチ狂った時代ではあったけど日本が列強として活躍した時代の価値観をそのまま保守しとく組織として残しとくべきで,東条なんかの分祀は絶対にせず東京裁判も頑として認めないし从って現行憲法下の政治家なんかは絶対に参詣出来ないそういう施設であって欲しい。

929とはずがたり:2016/10/13(木) 21:43:26
東洋のセシル・ローズを自認する帝国主義者。首相が外相兼務した田中義一内閣で当選二回ながら事実上の外相格の外務次官に就任し東方会議を開催。
五・一五事件でさあこれからという時に病に斃れ死去。彼が死んでも日本の帝国主義政策が停まる事はなかった訳だが。一応政党政治家の森が首班となったら軍国主義を少しは抑制できたのかねぇ?

森恪
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%81%AA

森 恪(もり かく、1882年(明治16年)2月28日 - 1932年(昭和7年)12月11日)は、昭和戦前期の日本の政治家、衆議院議員。名の「恪」を「かく」と読むのは有職読みで、本来の読みは「つとむ」。
「東洋のセシル・ローズ」を自認した帝国主義者。軍部と提携し、日本の中国侵出に大きな役割を果たした。

経歴[編集]
1882年2月28日[1]、大阪府大阪市西区江戸掘に生まれる。父は判事・大阪市議会議長を務めた森作太郎。慶應義塾幼稚舎を卒業したが、成績不良と素行不良のため慶應義塾普通部に進めず、大阪に帰郷。その後、東京商工中学校卒業。1901年(明治34年)東京高等商業学校(現一橋大学)入学試験に不合格となる。
父と旧知の仲であった三井物産上海支店長で、後年、立憲政友会幹事長、南満州鉄道総裁を歴任する山本条太郎の縁故で、同支店支那修業生として中国に渡る。上海支店社員時代に中国語(北京語、広東語)、英語に通じたほか、日露戦争では、東シナ海洋上を接近するバルチック艦隊の航跡をいち早く発見、打電して、日本海海戦の勝利に民間から貢献した。また、辛亥革命では孫文に対し革命資金の斡旋を行った。三井物産天津支店長を経て、1916年(大正5年)に上仲尚明と共に塔連炭砿鉱業権を得ると、翌1917年(大正6年)より東洋炭砿、小田原紡績、東洋藍業、東洋製鉄など次々と事業を興して事業家となった。

1918年(大正7年)に政友会に入党して政界に進出、党に多額の献金(推定5万円)をする。1920年(大正9年)に三井物産を退社し、政友会公認で神奈川県第7区(足柄上郡・足柄下郡)から第14回衆議院議員総選挙に立候補し、初当選。選挙に多額の資金をつぎ込み、金の出所をめぐり「満鉄事件」といわれる疑獄事件に発展している。この疑惑がたたり、次の第15回衆議院議員総選挙では落選する。その間1923年(大正12年)には政友会院内幹事となっている。1925年(大正14年)、栃木県選出の横田千之助が亡くなると、横田の地盤を引き継いで補欠選挙に当選し、国政に復帰する。1927年(昭和2年)田中義一内閣で外務政務次官に就任する。当選2回でありながら政務次官となるのは異例のことであったため、党内からは反対論が噴出したが、院外団の支持と、森が地盤を受け継いだ横田千之助が田中義一を陸軍から政界に進出させた立役者であったため、就任にこぎつけた。田中義一首相が外務大臣を兼摂(兼任)したため、森は政務次官ながら事実上の外相として辣腕を振るう。田中政権下で対中国強硬外交を強力に推進し、山東出兵、東方会議開催などに奔走した。また、満蒙を中国本土から分離することを目論み、張作霖爆殺事件にも関係を取りざたされた。

田中内閣が総辞職すると、1929年(昭和4年)政友会幹事長に就任する。ロンドン海軍軍縮条約をめぐり、1931年(昭和6年)2月、首相臨時代理の幣原喜重郎外相を攻撃し、浜口内閣を揺さぶる。第2次若槻内閣を経て、同年12月13日政友会の犬養内閣が成立すると内閣書記官長となる。しかし、軍部との関係を政治基盤としていた森と、生粋の政党政治家である犬養は、大陸政策をめぐって対立する。森は犬養に対して内閣改造を提言するが容れられず、辞表を提出、預かりとされる。1932年(昭和7年)5月15日の五・一五事件では、会心の笑みを漏らした様子が語られている。同年7月に発病。12月11日、持病の喘息に肺炎を併発し、滞在先の鎌倉海浜ホテルにて十河信二と鳩山一郎・薫夫妻に看取られ死去。享年50。

930名無しさん:2016/10/14(金) 22:41:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100900067&g=pol
四島返還「2段階論」浮上=国後・択捉先送りも-政府

 ロシアとの北方領土交渉をめぐり、歯舞群島と色丹島の返還合意で平和条約を締結し、残る国後、択捉両島は将来の課題として先送りする「2段階論」が政府内で浮上している。北方領土問題の解決に強い意欲を示す安倍晋三首相は11月にペルーで、12月には地元の山口県長門市にロシアのプーチン大統領を迎えて会談する。四島一括での返還合意にこだわらない柔軟な姿勢で臨み、領土問題の活路を見いだしたい考えだ。

 複数の政府関係者によると、国後、択捉両島は当面、両国政府の共同管理とし、協力して開発や経済振興に取り組む案などが検討されている。日本から旅券や査証(ビザ)なしでの訪問も拡大し、交流を促進する。両島の返還については、時機を見て話し合いを行う。
 歯舞群島と色丹島の先行返還が実現すれば、日本の排他的経済水域(EEZ)が拡大することになる。政府は領土交渉と併せて漁業権についても議題とする方針だ。
 歯舞群島と色丹島の扱いに関し、旧ソ連との国交を回復した1956年の日ソ共同宣言には「平和条約締結後に引き渡す」と明記されている。それでも、旧島民や保守層の一部には、なお一括返還を求める声が根強く、かつては日本政府もそうした立場を重視していた。
 しかし、ロシアが「第2次世界大戦の結果、(北方四島は)自国領になった」と主張し、平行線をたどってきた日ロ交渉の現実を直視。関係者によると、首相は「一括返還合意に固執すれば問題解決の妨げになる」として、「新しいアプローチ」が必要だと判断しているという。(2016/10/09-19:20)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101100201&g=pol
北方領土交渉「幅広い選択肢で」=岸田外相、2島先行返還に含み

 岸田文雄外相は11日の閣議後の記者会見で、ロシアとの北方領土交渉に関し、「立場の隔たりがある中での交渉で、幅広いオプションを議論していく」と述べた。岸信夫外務副大臣が北方四島のうち歯舞群島と色丹島の先行返還も排除しない考えを示した、との一部報道に関する質問に答えたもので、2島先行に含みを持たせた形だ。
 岸氏は日本テレビのインタビューで「2島先行返還も選択肢か」と問われたのに対し、「できるだけ広いオプションの中で解決策を見いだしていく」などと語った。これについて外相は「当然のことを発言した」との認識を示した。(2016/10/11-10:12)

931名無しさん:2016/10/15(土) 14:01:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161014/k10010730241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007
元慰安婦29人 日韓合意に基づく支援受け入れ
10月14日 19時36分
慰安婦問題での日韓両政府の合意をめぐって、元慰安婦への支援事業を実施するため韓国政府が設立した財団は、これまでに元慰安婦29人が合意に基づく支援を受ける考えを示し、来週から現金の支払いを始めることを明らかにしました。
去年12月の慰安婦問題をめぐる日韓両政府の合意では、韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」に日本政府が10億円を拠出し、元慰安婦245人を対象に支援事業を行うことになりました。

財団は14日、合意の時点で生存していた46人のうち、これまでに29人が面会に応じ、合意に基づく支援を受ける考えを示したと発表しました。そのうえで、支援事業の内容について、元慰安婦本人に対し日本円で1000万円程度、合意の時点で亡くなっている場合は遺族に200万円程度とし、来週から、現金の支払いを始めることを明らかにしました。

ただ、合意をめぐって韓国では、市民団体を中心に日本の法的責任が認められなかったなどとして反対する声が根強くあり、財団との面会を拒否している人もいます。
これについて財団は「被害者の方々と痛みを共有し、心の傷を癒やすため、すべての元慰安婦や遺族の方々と面会したい」として、引き続き支援事業への理解を求めていくことにしています。財団のキム・テヒョン(金兌玄)理事長は「支援を受けようとしない方々に対しては、日本政府が謝罪し反省したことも説明しながら引き続き説得していきたい」と述べました。

一方、ソウルの日本大使館前にある慰安婦問題を象徴する少女像を支援事業と引き換えに撤去するのではないかと、市民団体などから指摘されていることについて、キム理事長は「日本政府から拠出された10億円は元慰安婦の方々の心の傷を癒やす支援事業のためのもので、少女像の撤去とは別の問題だと考えている」と述べ、財団が行う活動とは関係がないという認識を示しました。
官房長官「誠実に合意履行が大事」
菅官房長官は午後の記者会見で、「日韓それぞれが昨年末の日韓合意にもとづいて、責任を持って合意を実践することが極めて重要だ。日本は合意に基づいて10億円を拠出したわけだが、そうした中で財団によって事業が行われることについては歓迎したい。引き続き合意を誠実にお互いが履行することが大事だ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161012/k10010727511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_047
「西郷隆盛や白虎隊も靖国神社に合祀を」亀井氏ら
10月12日 20時39分
亀井静香衆議院議員や石原元東京都知事らは、12日、靖国神社を訪れ、西郷隆盛や白虎隊など明治維新前後の戦いで敗れた人たちも近代日本のために志を持って行動したことは認めるべきだとして、神社に合祀するよう申し入れました。
申し入れを行ったのは、亀井静香衆議院議員と石原元東京都知事のほか、自民党の平沢元内閣府副大臣と民進党の原口元総務大臣の4人です。
4人は、戊辰戦争で敗れた白虎隊や新選組、それに、西南戦争で敗れた西郷隆盛などは「賊軍」とされて靖国神社に祭られていないが、近代日本のために志を持って行動したことは、勝者、敗者に関係なく認めるべきだとして、神社に合祀するよう申し入れました。
このあと、亀井氏は記者団に対し、「神社側は『直ちに承知するとは言えない』ということだったが、いろいろ皆さんと相談されると思う。靖国神社は日本人の心のふるさとのような所だ。この問題には、右も左もなく、国民の中にも理解が広がっていってるので、われわれはそういう声を靖国神社に届けたい」と述べました。

932名無しさん:2016/10/15(土) 18:17:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101200617&g=pol
「賊軍」の靖国合祀要請=石原元都知事らが宮司に

 石原慎太郎元東京都知事と超党派の有志衆院議員が12日、東京・九段北の靖国神社で徳川康久宮司と会い、幕末・明治時代に新政府との争いに敗れて「賊軍」とされた人々を同神社に合祀(ごうし)するよう申し入れた。これに対し、徳川氏は「直ちにそうするとは言えない」と慎重な姿勢を示した。
 要請に訪れた議員は自民党の平沢勝栄、民進党の原口一博、無所属の亀井静香の各氏。「賊軍と称された方々も、近代日本のために志を持って行動した」として、旧幕府軍の将兵や西南戦争で敗死した西郷隆盛らの合祀を求める要望書を手渡した。要望書には首相経験者の中曽根康弘、村山富市、福田康夫各氏らも名を連ねている。
 亀井氏は同神社で記者団に「世界が相争っている中で、日本が平和を発信していく基本になる」と語った。(2016/10/12-16:25)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101300904&g=pol
「国民は失望」=「謝罪の手紙」否定で韓国外相

 【ソウル時事】韓国の尹炳世外相は13日の国会で、安倍晋三首相が元慰安婦宛ての「おわびの手紙」に関し、「毛頭考えていない」と断言したことについて問われ、「韓国国民をかなり失望させた」「韓国国民の心を傷つけた」と述べた。

 尹外相は慰安婦問題をめぐる日韓合意について、「政府として求めてきたことが大部分実現したとみているが、『おばあさん(元慰安婦)』の立場からすれば、足りない部分もあると考えるかもしれない」と指摘。「感情に訴える措置では、さらに努力が必要とみている。当事国がいつでも、自らの判断で提起できるとみている」と語り、日本側の今後の対応に期待を表明した。(2016/10/13-22:18)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101500108&g=pol
「慰安婦登録阻止の狙い」=日本のユネスコ分担金未拠出-韓国紙

 【ソウル時事】日本政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対する今年の分担金約39億円を拠出していないことについて、15日付の韓国紙・東亜日報は、市民団体が申請した旧日本軍の慰安婦問題関連資料の「世界の記憶」(旧「世界記憶遺産」)登録を阻止する狙いがあるとの見方を示した。
 ハンギョレ新聞も「(拠出保留は)昨年10月に『南京大虐殺』関連資料が登録され、慰安婦関連資料の登録に向けた審査が始まるためだ」と報道。「日本は審査過程で関係国が意見を表明することができるよう、制度の改善が必要だと主張し、ユネスコを圧迫している」と指摘した。
 日中韓など8カ国・地域の市民団体が加わる連帯組織は今年6月、慰安婦問題関連資料2744件について登録を申請している。(2016/10/15-09:59)

933名無しさん:2016/10/15(土) 20:58:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000034-jij-pol
北方領土交渉「幅広い選択肢で」=岸田外相、2島先行返還に含み
時事通信 10月11日(火)10時9分配信

 岸田文雄外相は11日の閣議後の記者会見で、ロシアとの北方領土交渉に関し、「立場の隔たりがある中での交渉で、幅広いオプションを議論していく」と述べた。

 岸信夫外務副大臣が北方四島のうち歯舞群島と色丹島の先行返還も排除しない考えを示した、との一部報道に関する質問に答えたもので、2島先行に含みを持たせた形だ。

 岸氏は日本テレビのインタビューで「2島先行返還も選択肢か」と問われたのに対し、「できるだけ広いオプションの中で解決策を見いだしていく」などと語った。これについて外相は「当然のことを発言した」との認識を示した。

934名無しさん:2016/10/16(日) 19:40:13
【社会】靖国神社に会津藩など「賊軍」も合祀を 亀井静香氏、石原慎太郎氏らが宮司に申し入れ★2 [無断転載禁止]©2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1476285034/971

971 :名無しさん@1周年:2016/10/14(金) 00:52:21.78 ID:Rk/JlszP0
★ご賛同いただける方は下記までお問い合わせください
「合祀申し入れ」事務局
東京都新宿区左門町6-4 JASSETビル6階 亀井静香事務所内

【呼びかけ人】
石原慎太郎 亀井静香 原口一博
森山裕 平沢勝栄 武田良太

【賛同者】
中曽根康弘 村山富市 森喜朗
福田康夫 綿貫民輔 伊吹文明
伊藤淳二 稲盛和夫 岡村正 小松玄澄

(以下五十音順)
青山周平 秋元司 荒井聰 荒井広幸
石関貴史 石破茂 石原宏高 今村洋史
浦田勝 江藤拓 遠藤利明 大家敏志
大塚耕平 岡下昌平 奥野信亮 小熊慎司
小里泰弘 小沢一郎 尾辻秀久 小渕優子
勝沼栄明 金子万寿夫 鹿野道彦 狩野安
鴨下一郎 河井克行 河村建夫 木内孝胤
岸本周平 熊田篤嗣 小林史明 佐々木知子
佐藤公治 佐藤静雄 塩谷立 篠原孝
島村宣伸 下村博文 鈴木克昌 竹本直一
田中康夫 玉木雄一郎 柘植芳文 長崎幸太郎
中曽根弘文 中谷真一 中村喜四郎 二階俊博
野田国義 野田聖子 野間健 野村哲郎
林幹雄 原田義昭 平沼赳夫 平野達男
平野博文 福島伸享 細田博之 牧義夫
増子輝彦 松木けんこう 松島みどり 松永光
松野頼久 松原仁 御法川信英 宮内秀樹
宮崎岳志 宮路拓馬 宗清皇一 村上誠一郎
村上正邦 森本真治 保岡興治 柳田稔
矢野絢也 山口壯 山下貴司 鷲尾英一郎

及び地方自治体、民間の方々多数

935名無しさん:2016/10/16(日) 19:41:00
http://www.asahi.com/articles/ASJBD5HRTJBDUTFK017.html
「西郷隆盛や新選組、靖国合祀を」 石原氏らが申入書
2016年10月12日19時46分

 西郷隆盛や新選組、白虎隊も靖国に合祀(ごうし)を――。石原慎太郎・元東京都知事や亀井静香衆院議員らが12日、東京・靖国神社を訪れ、国家に敵対した「賊軍」と称される人々の合祀を求める申入書を渡した。

 申入書では、中曽根康弘氏、森喜朗氏ら元首相をはじめ、与野党の国会議員、経済人らが賛同者に名を連ねた。靖国には国家側で戦った官軍だけがまつられ、賊軍は除外されている。申入書は2018年に明治維新から150年を迎えることを踏まえ、「近代日本のために志を持って行動したことは、勝者・敗者の別なく認められるべきだ」として合祀を求めている。

 亀井氏によると、応対した徳川康久宮司は「ただちにそういたしますとは言えません」と答えたという。

936名無しさん:2016/10/16(日) 19:41:44
http://www.sankei.com/politics/news/161012/plt1610120024-n1.html
2016.10.12 18:04
靖国神社に会津藩など「賊軍」も合祀を 亀井静香、石原慎太郎両氏が申し入れ 

 亀井静香元金融担当相や石原慎太郎元東京都知事らが12日、東京・九段北の靖国神社を訪れ、西南戦争で倒れた西郷隆盛や戊辰戦争で敗れた旧幕府軍など「賊軍」とされた戦没者を合祀するよう徳川康久宮司に申し入れた。

 亀井、石原両氏らを呼び掛け人に、自民党の二階俊博幹事長や中曽根康弘元首相、村山富市元首相ら政界関係者のほか、稲盛和夫京セラ名誉会長ら財界人も賛同者になっている。

 申し入れ書では「賊軍と称された方々も、近代日本のために志をもって行動した」とした上で、「過去の内戦においてお亡くなりになった全ての御霊を合祀願う」としている。

 亀井氏は申し入れ後、記者団に「(合祀は)世界の中で日本が平和を発信をしていく基本になる」と語った。靖国神社側は「ただちにそういたしますとは言えない」と述べたという。

937名無しさん:2016/10/16(日) 23:11:32
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161012-00000090-jnn-pol
西郷隆盛も合祀を、石原元知事らが申し入れ
TBS系(JNN) 10月12日(水)19時5分配信
 東京都の石原慎太郎元知事らが、西南戦争で倒れた西郷隆盛ら明治政府と対立し「賊軍」とされた人々を合祀するよう靖国神社に申し入れました。

 「靖国神社、これは日本人全体のね、心の故郷のような社ですよ。そこに賊軍と称せられた方が祀られてない」(亀井静香元金融担当相)

 石原元都知事と亀井元金融担当大臣ら超党派の議員らは、西南戦争で政府軍と戦い敗れた西郷隆盛や、白虎隊、新撰組など、「賊軍」とされた戦没者を靖国神社に合祀するよう、宮司に申し入れました。

 石原氏らは、「近代日本のために志を持って行動したことは勝者・敗者の別なく認められるべき」だとしていて、申し入れには、自民党の二階俊博幹事長や福田元総理、社民党の村山元総理らも賛同しています。(12日16:40)
最終更新:10月13日(木)2時14分

938名無しさん:2016/10/18(火) 22:26:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700315&g=pol
北方領土、共同統治考えていない=菅長官

 菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、北方領土問題の打開策として日本政府が日ロ両国による共同統治案の検討に入ったとの一部報道について、「全く考えていない」と述べた。菅長官は「北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する従来の方針に全く変わりはない」と強調した。(2016/10/17-12:23)

939名無しさん:2016/10/22(土) 16:37:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081600162&g=soc
「天皇、今年も深い反省」=安倍首相「謝罪なし」と対比-韓国紙

 【ソウル時事】「日王(天皇)、今年も『深い反省』」「安倍(首相)、謝罪せず」。16日付の韓国紙は、終戦記念日の全国戦没者追悼式での天皇陛下のお言葉と安倍晋三首相の式辞を対比させて報じた。
 朝鮮日報は1面の記事で、天皇陛下のお言葉について「軍国主義を追求し戦争へ突き進んだ責任を認めた」と解釈、一方で「安倍首相は、日本が戦争の加害国であることを認定する発言はしなかった」と伝えた。中央日報も「安倍首相は4年連続で、日本の加害事実と反省に言及しなかった」と指摘した。(2016/08/16-08:47)

940名無しさん:2016/10/22(土) 16:39:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101900346&g=pol
法整備、通常国会目指す=生前退位で菅官房長官

 菅義偉官房長官は19日の衆院内閣委員会で、天皇陛下が意向を示唆された生前退位に関する法整備について、来年1月召集の通常国会への法案提出を目指す考えを表明した。政府高官が提出時期を明言するのは初めて。国会提出前の十分な与野党調整が必要との認識も示した。
 民進党の岡田克也前代表の質問に答えた。法整備をめぐり、皇室典範の改正か、今の天皇陛下に限って退位を認める特例法かは明確にしなかった。岡田氏が次期通常国会を目指すかただしたのに対し、菅長官は「私どもの思いとすればそうだ。有識者の論点整理で方向を出し、(衆参の)両院議長を中心に立法府で議論し、方向が決定すれば法律として、できれば通常国会に出したい」と述べた。
 政府は特例法案を来年5月の大型連休明けにも閣議決定し国会に提出。通常国会での成立を図る日程を想定している。法整備に当たっては、与野党で賛否が割れないよう合意形成を図ることが「一番望ましい」との考えも示した。
 菅長官はまた、生前退位に関する政府の有識者会議がまとめる論点の公表時期について「年明けになる」と指摘。ただ、有識者会議で女性・女系天皇や女性宮家を議論するかどうかについては、「そうした問題まで(議論が)広がってしまうと意見が拡散してしまう」と否定的な見解を示した。(2016/10/19-11:40)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101900896&g=pol
20日の日程協議見送り=衆院憲法審

 衆院憲法審査会は19日、与野党筆頭幹事がいったん合意していた20日の幹事懇談会開催を見送ることを決めた。環太平洋連携協定(TPP)の承認案審議をめぐる与野党の対立激化が飛び火した格好だ。
 与党は20日の幹事懇で日程協議に入り、早ければ27日にも昨年6月以来の実質審議を再開することを目指していた。(2016/10/19-22:06)

941名無しさん:2016/10/22(土) 23:03:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800539&g=pol
北方領土解説サイトを増補=政府

 政府は、日ソ共同宣言の署名から19日で60年を迎えるのを機に、北方領土問題について解説する内閣府のインターネットのサイトを増補する。北方四島の返還への思いを語る元島民の声などを新たに紹介、領土問題の歴史的経緯もより分かりやすく解説する。
 鶴保庸介沖縄・北方担当相は18日の記者会見で「事実を知りたいと思う国民のニーズに応えられるようにしていきたい」と述べた。内閣府の北方対策本部のホームページで見ることができる。(2016/10/18-15:06)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700408&g=pol
ロシア、2島で幕引きも=プーチン氏の姿勢一貫-日ソ共同宣言60年

 【モスクワ時事】日本とソ連(当時)が、平和条約締結後に北方領土の歯舞群島と色丹島の2島を引き渡すことを明記した日ソ共同宣言に署名して19日で丸60年を迎える。「引き分け」による領土問題の解決を目指すロシアのプーチン大統領は「両国が署名・批准した唯一の文書」と共同宣言を重視する姿勢で一貫。安倍晋三首相が「新しいアプローチ」で譲歩を示唆する中、ロシア側は2島返還で事実上の幕引きを図りたい考えとみられる。
 ◇影落とす歴史認識
 1956年10月、当時の鳩山一郎首相ら日本政府代表団は、モスクワの外務省迎賓館を交渉の拠点とした。今月13日、ここで12月のプーチン氏訪日を前に日ロ戦略対話が開かれ、杉山晋輔外務事務次官は「平和条約がない異常な状況が続いており、早期解決の必要がある」と訴えた。
 プーチン氏は9月、記者団に「ソ連は長く粘り強い交渉の結果、日ソ共同宣言に署名した。そこには2島を引き渡すと書いてある」と改めて強調。国後、択捉2島は交渉の対象外とする考えを示唆した。対象内の歯舞、色丹2島については、引き渡し方法や日ロどちらの主権に属させるかが検討課題だと述べた。
 プーチン氏の持論は、2島からロシア側がさらに譲歩する「2島プラスアルファ」どころか、2島返還にさえ条件を付けるものだ。
 ザハロワ外務省情報局長も「(四島は)第2次大戦の結果、ロシアに帰属しており、ロシアが主権を持つことに疑問の余地はない」「平和条約締結問題の進展に向けた前提条件は、日本が大戦後の領土を含む現実を認めることだ」と主張した。日ソ中立条約を無視したソ連の対日参戦を不法と見なすかどうかという歴史認識も影を落とし、問題を複雑にしている。

 ◇先行返還論に熱
 事態を打開すべく、安倍首相は5月のソチでの首脳会談で、平和条約締結に向けた新しいアプローチを提唱。プーチン氏に、経済分野など8項目の協力プランを提示し、全面的な日ロ関係の発展と、首脳間の信頼に基づく領土問題の解決に強い意欲を示した。両首脳はファーストネームで「君と僕」の間柄で呼び合い、9月のウラジオストク会談に続き、11月にペルーでも政治対話を重ねる。
 ロシア側には、プーチン氏の訪日時に領土問題で合意に達しなくても「今後の交渉の進め方やガイドラインで合意することは可能」(識者)と冷静に見る向きもある。
 一方、日本側ではこのところ「2島先行返還論」が再び熱を帯び、世論調査でも容認する意見が5割近くに上っている。しかし、仮に歯舞、色丹2島が返還された場合も、ロシア側が残る国後、択捉2島の交渉継続に応じる保証はない。「平和条約が締結されれば、領土問題は終わり」(外交筋)という声も出ている。(2016/10/17-16:50)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700315&g=pol
北方領土、共同統治考えていない=菅長官

 菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、北方領土問題の打開策として日本政府が日ロ両国による共同統治案の検討に入ったとの一部報道について、「全く考えていない」と述べた。菅長官は「北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する従来の方針に全く変わりはない」と強調した。(2016/10/17-12:23)

942名無しさん:2016/10/30(日) 08:20:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161024/k10010741831000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_104
上海で少女像設置 官房長官「未来志向の姿勢が重要」
10月24日 12時33分
菅官房長官は午前の記者会見で、中国・上海の大学に慰安婦問題を象徴する少女の像が設置されたことについて、過去の不幸な歴史に過度に焦点を当てるのではなく、未来志向で取り組む姿勢が重要だという考えを示しました。
中国・上海の大学に慰安婦問題を象徴する2人の少女の像が設置され、現地の日本総領事館が大学関係者に懸念を伝えました。
これについて菅官房長官は午前の記者会見で、「こうした動きは、日中関係の改善に資するものとは言えず極めて残念だ。わが国としては、過去の不幸な歴史に過度に焦点を当てるのではなく、国際社会が直面する共通の課題に未来志向で取り組んでいく姿勢が重要だと考えている」と述べました。

また菅官房長官は、ソウルの日本大使館の前に設置されている慰安婦を象徴する少女像が撤去されていないことについて、「日韓両国の合意に基づいて、それぞれの国々が誠実に実行していくことが極めて重要だと思っている」と述べました。

943名無しさん:2016/10/30(日) 10:08:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102500752&g=pol
「東京に慰安婦像を」=菅官房長官発言に不快感-中国

 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は25日の定例会見で、上海の大学での旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像設置を踏まえ、ドイツは首都ベルリンにホロコースト(ユダヤ人大虐殺)記念碑を建立したと指摘した上で「東京にも慰安婦像を設置できれば、日本が歴史における負担を取り除き、アジアの隣国の理解を得るのに役立つかもしれない」と訴えた。

 陸局長は、上海の慰安婦像設置に菅義偉官房長官が「極めて残念だ」と述べたことに対し、「慰安婦強制は現在でも被害者と家族の心を傷つけている。時代が変わっても、歴史は変わらない。日本は軍国主義が犯した深刻な罪を直視、反省してほしい」と不快感を示した。(2016/10/25-18:15)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102400322&g=pol
慰安婦像設置は残念=菅官房長官

 菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、中国・上海市内の大学に旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像が設置されたことについて、「日中関係の改善に資するものと言えず、極めて残念だ」と述べた。その上で「過去の不幸な歴史に過度に焦点を当てるのではなく、国際社会が直面する共通の課題に未来志向で取り組んでいく姿勢が重要だ」と語った。(2016/10/24-12:17)

944名無しさん:2016/10/30(日) 11:03:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102900167&g=pol
「2島+アルファ」で解決を=北方領土交渉で鈴木宗男氏

 ロシア外交に詳しい鈴木宗男元北海道・沖縄開発庁長官は時事通信のインタビューに応じ、北方領土交渉について、歯舞群島と色丹島の返還に加え、国後島の共同統治などで合意する「2島プラスアルファ」の解決策が現実的だとの考えを明らかにした。
 鈴木氏はプーチン政権要人らとパイプがあり、安倍晋三首相と北方領土問題をめぐり意見交換を重ねている。
 平和条約締結後の歯舞、色丹2島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言について、鈴木氏は「プーチン大統領も認めている。ここがスタートラインだ」と指摘。その上で「何がプラスアルファで出てくるかで判断すべきだ」と述べ、国後島の共同統治のほか、同島への経済特区導入や元島民の自由往来、周辺海域の漁業権獲得などをロシア側が受け入れれば、平和条約締結に踏み切るべきだと主張した。
 鈴木氏は、国後、択捉両島について「その2島を返せ、と声高に唱えることは現実的ではない」との認識を表明。「ロシアの世論調査で8割が(北方領土を)返す必要がないと言っている。全部返すなら、プーチン氏は大変なリスクを負う」と語った。(2016/10/29-14:59)

945名無しさん:2016/11/05(土) 22:25:19
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161104/k10010756231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012
再来年は「明治150年」 関連施策の考え方取りまとめへ
11月4日 20時34分
政府は、再来年(平成30年)に明治元年から150年を迎えることに合わせた関連施策を検討する、関係府省庁の連絡会議の初会合を開き、議長を務める野上官房副長官は、施策の基本的な考え方を年内に取りまとめるよう指示しました。
政府は、平成30年に明治元年から150年を迎えるのに合わせて、明治時代の資料の収集や保存、それに各地で行われるイベントへの支援などの関連施策を検討していて、4日、総理大臣官邸で関係府省庁による連絡会議の初会合を開きました。
この中で、議長を務める野上官房副長官は「『明治150年』をきっかけに、明治以降の歩みを次世代に残すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要だ」と述べ、施策の基本的な考え方を年内に取りまとめるよう指示しました。
また、会合に出席した東京大学の山内昌之名誉教授は、明治時代に活躍した女性や若者に注目することや、日本で活躍した外国人の功績から和魂洋才の精神やグローバル化について考える機会を設けることなどを提案しました。
政府は、年内に有識者からのヒアリングを数回行うなどして、基本的な考え方を取りまとめたうえで、再来年度(平成30年度)の予算編成を見据えて、具体的な施策を決めていきたいとしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161105/k10010756631000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
慰安婦問題 韓国野党議員も日韓両政府の合意趣旨には賛同
11月5日 8時43分
日本と韓国の超党派の国会議員で作る議員連盟はソウルで合同総会を開き、慰安婦問題について、日韓両政府の合意に反対する立場の韓国の野党議員も、「被害者の名誉と尊厳を回復する」として、合意の趣旨には賛同する考えを示しました。
日本の国会議員で作る日韓議員連盟と、韓国の国会議員で作る韓日議員連盟の合同総会が、4日、両国の超党派の議員が参加してソウルで開催され、安全保障や経済などについて意見交換を行ったあと、共同声明を発表しました。
共同声明では、慰安婦問題について、「被害者の名誉と尊厳を回復するという両国政府の合意の趣旨に基づいて、ともに努力を続ける」とし、双方が協力していくことを確認しました。
慰安婦問題をめぐっては、韓国の野党は、日本政府が法的責任を認めていないとして合意に反対する立場を取っていますが、今回、参加した野党の議員は、その趣旨には賛同する考えを示した形です。
ただ、知人の女性実業家が職権乱用の共犯などの疑いで逮捕されたことを受けて、パク・クネ(朴槿恵)大統領の求心力が大きく低下している中、合意の履行への影響は避けられないのではないかという見方が出ています。
総会のあと、日本側の幹事長を務める自民党の河村元官房長官は「韓国の国内政治を早く正常に戻していただきたい。韓国の与野党の意見も踏まえながら、合意にのっとってやっていきたい」と述べ、韓国側に合意を着実に履行するよう求めました。

946名無しさん:2016/11/06(日) 06:50:38
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110400413&g=pol
慰安婦問題、合意推進=菅長官

 菅義偉官房長官は4日午前の記者会見で、慰安婦問題をめぐる日韓合意について「責任を持って実施することは両国にとって極めて重要だ。しっかりと連携して進めていきたい」と強調した。韓国の朴槿恵大統領が親友の国政介入疑惑で捜査の受け入れを表明したことに関連して答えた。(2016/11/04-12:34)

947名無しさん:2016/11/06(日) 12:40:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000006-nkgendai-ent
欅坂46の衣装はどこがアウトなのか 服飾史評論家に聞いた
日刊ゲンダイDIGITAL 11/6(日) 9:26配信

 人気アイドルグループ「欅坂46」のハロウィーンライブ衣装が、ナチス・ドイツの軍服を彷彿とさせるとして世界的に物議を醸している。“やっちまった感”たっぷりだが、具体的には衣装のどこがアウトだったのか? 

「軍装・服飾史カラー図鑑」(イカロス出版)の著者で服飾史評論家の辻元よしふみ氏はこう分析する。

「ワンピースやマントは確かに黒色で、ナチスの親衛隊をイメージさせなくもありませんが、デザイン的にはごく平凡。帽子もどこにでもある19世紀以来の官帽子で、これがダメなら世界中のお巡りさんや警備員が訴えられます。ただ一点、帽子に付いていた“銀色のワシ”が決定的にアウトです」

■「デザイナーは軽率」

 ワシのマークは正式に「鷲章」という。辻元氏によれば、そもそも古代ローマ帝国の国家章で、その後、ロシア帝国やナポレオン帝国、ドイツ帝国などが採用。米国がワシを用いているのもその影響だ。ナチス帝国もこれを流用。ワシが鉤十字をつかんだマークを親衛隊や国防軍の制服に採用したといういきさつがある。

「ワシはまさにナチスのシンボル。ナチスのワシは足で輪の中の鉤十字をつかんでいますが、欅坂46のものは鉤十字を他のマークに差し替えています。デザイナーは“鉤十字を使っていないから大丈夫”と判断したのでしょうが、軽率でしたね」

 もし意図的な差し替えなら、それがナチスのマークで、“そのまま使ったらやばい”ということを把握していた証拠だ。

 過去には、沢田研二も“そのまんま”な衣装を着てトラブルになった。写真や映像があっという間に世界中に拡散される今、芸能人でなくても同じような“被害”に巻き込まれる恐れがあるかもしれない。これからの忘年会シーズン、そのコスプレがアウトかセーフか、着る前に冷静に考えた方がよさそうだ。

948名無しさん:2016/11/06(日) 12:41:17
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/334732/
韓国アイドルグループのナチス風衣装に欧米から批判
2014年11月17日 17時58分

 韓国のアイドルグループがナチスをほうふつとさせる衣装を着ていると欧米を中心に批判を浴びている。

 問題となっているのは今年5月にデビューした4人組新人アイドルの「PRITZ」。今月上旬に韓国の釜山競馬公園でライブを行った際、黒のゴスロリ風ドレス、左腕に腕章をつけて登場した。腕章には赤地に白円、中にX模様の黒十字が描かれていた。

 ライブの様子がSNSやYoutubeを通して広まると、欧米からは
腕章がナチスの親衛隊などがつけた「かぎ十字(ハーケンクロイツ)」の腕章を思わせるとして批判を浴びた。

 さらにウォールストリートジャーナル電子版が13日付の記事で「韓国のガールズグループがナチのようなロゴをつけて批判を浴びている」と報じ、このニュースは一気に拡散。欧米はもとより、地元の韓国からも「恥ずかしくて声もでない」など国内からも非難の声が上がった。

 所属事務所は紋章について「速度制限の交通標識に着目した」とナチスとの関連はないと釈明した。所属事務所のホームページは騒動以来サーバーはダウンした状態が続いている。

 一方、日本のアイドルファンからは「PRITZ」のゴスロリ風の衣装やグループのロゴがそっくりなことから世界的に人気のアイドルメタルユニット「BABYMETAL」のパクリ疑惑も指摘されている。

949名無しさん:2016/11/06(日) 12:46:25
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50128
欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?
アイドルはこうして政治色を帯びていく
辻田 真佐憲文筆家
近現代史研究者プロフィール

「欅坂46」のコスチューム騒動

日本の女性アイドルグループのコスチュームが世界的に物議を醸している。

「欅坂46」が、10月22日に横浜で行われたハロウィーンコンサートにおいて、ナチス・ドイツの軍服(制服)に似たコスチュームを着用。これがSNS上で問題視され、海外メディアにも波及し、31日、ついに米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が謝罪を求める声明を出すにいたったのである。

これに対する対応は早かった。11月1日、「欅坂46」所属元の親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントはウェブ上で「認識不足」だったと謝罪し、プロデューサーの秋元康も「ありえない衣装」だったと同じく謝罪のコメントを発した。

この騒動が今後どこまで大きくなるのかはまだ予断を許さない。だが、現在のところ次のことがいえる。

(1)これまで日本で寛容に扱われてきた「ナチカル」が、情報環境や政治情勢の変化によって、許容されなくなりつつある。

(2)一般論として、政権に近い文化人の作品は批判的に検証されるべきだ。だが、今回の騒動に関しては「認識不足」以上とはいいがたい。これのみをもって政権批判にまで持っていくのは無理がある。

(3)ただし、アイドルと政治の関係は近年東アジアで密接になりつつある。今後の動きは大いに警戒するべきだ。

以下、具体的にひとつひとつ説明していこう。

戦後日本の「ナチズム消費」

まず、戦後日本の特別な事情に言及しておかなければならない。

戦後日本には、マス・メディアを中心に、ナチズムが大衆文化として消費されてきたという歴史がある。佐藤卓己はこれを「サブカルチャー」の1ジャンルとして「ナチカル」と名付け、分析している(『ヒトラーの呪縛』単行本2000年、文庫版2015年)。

日本は、ナチス・ドイツの同盟国だったとはいえ、ユダヤ人虐殺などに直接加担しておらず、ナチズムに対する忌避感がそれほどない。ドイツなどのように、厳しい取り締まりもない。そのため、ナチズムは「悪の象徴」としてサブカルチャー全般において気軽に使われてきた。

前掲書によれば、その範囲はきわめて広い。

・新聞報道における「ヒトラーというレッテル」
・文庫本を中心に翻訳される「ナチ冒険小説」
・劇場映画で作られるナチ・イメージ
・ロック音楽に寄り添うヒトラーの影
・軍事オタクの必須アイテムであるプラモデル
・「ヒトラー・マンガ」とコミケ(コミックマーケット)文化
・ユダヤ陰謀論からUFOまでオカルト世界の「トンデモ・ナチズム」
・純文学や戯曲から中間小説まで日本文芸におけるナチ受容
・ビジネスマン文化となった新書版架空戦記
・WWWで拡大した電脳ナチズム

具体的な作品名をあげれば、『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『キン肉マン』『鷲は舞い降りた』『わが友ヒットラー』『紺碧の艦隊』『20世紀最後の神話』など。「ナチカル」の幅広い影響がうかがい知れる。

こうした「ナチカル」はときに社会問題ともなった。だが、その多くは見過ごされ、現在に比べれば平穏に消費されてきた。

今回のコスチューム騒動について、「欅坂46」の関係者は、ナチス・ドイツの軍服との関係を否定している。とはいえ、ああいう「ナチス・ドイツっぽい」コスチュームが気軽に、無意識に使われてしまうことこそ、まさに「ナチカル」の例である。

仮にナチス・ドイツの軍服を参照していたとしても、これまでの「ナチカル」の延長線上で、まさかここまで問題になるとは思っていなかったのではないか。

しかるに、今回は「炎上」騒動に発展した。いまや「ナチカル」は急速に許容されなくなりつつあるのだ。

その理由はふたつ考えられる。

950名無しさん:2016/11/06(日) 12:47:35
>>949

時代の変化と「ナチカル」の限界

ひとつは、情報環境の変化である。SNSの普及により、どんな情報でもすぐに拡散されて「炎上」し、場合によっては海外にまで波及してしまう。これでは、日本固有の事情は通用しなくなる。

もうひとつは、政治情勢の変化である。現在世界では排外主義が広がっている。日本でも、レイシストの集団がハーケンクロイツを掲げて街頭デモを行ったことがある。こうしたなかで、ナチズムの消費はもはやブラックジョークとしても成り立ちにくくなっている。

実際、2014年に韓国でも同じような騒動があった。「PRITZ」というアイドルグループが、ナチス・ドイツの軍服風のコスチュームを着て、批判されたのである。

よく見れば、「欅坂46」のコスチュームにハーケンクロイツはない。ナチの軍服や制服と似てない点も多々あげられる。今日のように、政治情勢が険しくなく、SNSのようなツールもなければ、ここまで問題化していなかったかもしれない。

それに加え、「欅坂46」があまりにメジャーで目立ったグループであること、今回のコスチュームにあまりに必然性がなかったことなども「炎上」の一因だろう。要するに、あれだけの大組織の運営にしては、あまりに不用意だったということに尽きる。

時代が急速に変化するなかで、「ナチカル」もまた曲がり角に来ている。今後の情勢いかんによっては、似たような騒動が起きる可能性も否定できない。

個人的には、ナチス・ドイツの所業について十分な知識が共有され、排外主義の運動など起こらず、ブラックジョークも苦笑とともに放置してもらえるほどに、啓蒙された社会こそ理想だと考える。

だが、趣味とて社会の相関物だ。遺憾ながら、いまの状況下では問題視されるのはやむをえないし、これ以降はより注意深く扱っていかなければならなくなるだろう。

安倍政権批判はさすがに無理筋

今回のコスチューム騒動は、現在までの情報を見る限り、単に「認識不足」の結果であると考えられる。当事者たちに何かの信念があったならば、また議論の余地もあっただろうが、実際はそうではあるまい。

サイモン・ヴィーゼンタール・センターの抗議にあわててすぐに謝罪して幕引きを図った。この対応がすべてを表している。

しかし、今回の騒動を通じて、政権批判にまで持っていく向きもあるようだ。プロデューサーの秋元康は安倍政権と近しい。だから、そのコントロール下にあるアイドルの行動にも、何らかの政治的な意図があるのではないかというわけだ。

また、「欅坂46」の楽曲「サイレントマジョリティー」(2016年4月発売)のPVの一部が「ナチ式敬礼」に見えることなどをあげて、全体主義的な思想を継続的に広めようとしているとの批判も見られる。

たしかにプロデューサーの秋元康は、クールジャパン推進会議の議員や、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事を務めている。安倍政権との関係は決して浅くはない。

そして一般論として、このように政権と近い距離にある文化人が関わる作品は、特に批判的に検証されるべきだ。癒着の可能性があるし、文化芸術を使って政治宣伝を行う可能性もあるからである。

とはいえ、今回の「欅坂46」のコスチュームに政治的な意図があったとは考えにくい。女性アイドルがナチス・ドイツの軍服らしきものを着て踊ったからといって、何の意味があるというのだろう。むしろ、実際にそうなったように、「クールジャパン」政策にとってマイナスの効果しかない。

繰り返すが、政権に近しい文化人に対する批判的な検証は大いにやるべきだ。だが、今回のコスチューム騒動のみをもって政権批判にまで持っていくのは、さすがに無理筋だと思われる。

念のためいえば、「サイレントマジョリティ」PVの「ナチ式敬礼」批判もかなり無理がある。どう見ても、一連の動作の一部分を切り取ったにすぎない。そもそも同曲の歌詞は、同調圧力に対する批判と読み取れる。これを全体主義的な思想の宣伝と捉えるのは、明らかに飛躍である。

無理筋の批判は、かえって批判の矛先を鈍らせる。本当に問題があるものが出てきたときのために、その矛先は大事に磨いておいたほうがよい。

951名無しさん:2016/11/06(日) 12:48:01
>>950

中国、韓国、北朝鮮でも…

むろん、アイドルと政治の関係には警戒が必要である。というのも、東アジアにおいてこの両者は急速に結びつきつつあるからだ。

北朝鮮では、金正恩第一書記(当時)の肝いりで、2013年にガールズグループ「モランボン楽団」が結成された。彼女たちは、固くなりがちなプロパガンダ曲を現代風にアレンジし、国内外で大きな反響を巻き起こした。

中国でも、2015年に事実上の官製アイドルグループである「56輪の花」(フラワーズ56)が結成され、「中国の夢はもっとも美しい」などの愛国歌を様々なイベントで披露している。「中国の夢」は、習近平国家主席が唱えるスローガンのひとつである。

また、SNH48は、2016年10月の国慶節(建国記念日)を前に、「私と私の祖国」という愛国歌を現代風にアレンジしたMVを発表した。「私と私の祖国は片時も離れられない」という内容だ。

ちなみにSNH48は、秋元康のプロデュースで2012年上海に誕生したアイドルグループだが、2016年6月にAKB48グループを離れて独立し活動している。

そのほか、韓国ではK-POPのアイドルによる慰問公演が行われ、兵役のイメージアップのため、K-POP風の軍歌(「自分を超える」)も作られている。台湾でもかつてはアイドルの慰問公演が行われていたようである。

政治とアイドルの関係には警戒せよ

由来、プロパガンダは最新の娯楽を取り込もうとする。楽しくなければ、民衆を引きつけることができず、効果をあげられないからだ。

筆者はこうした動きをかつて「楽しいプロパガンダ」と名付けた。昨今のアイドルブームに鑑み、為政者がアイドルを取り込もうとしてもそれほどふしぎではない。

幸いに、日本は以上の国々ほど露骨にアイドルが政治利用されているわけではない。慰問の例もなくはないが、多くは自衛隊の募集ポスターやCMに使われている程度だ。

だが、押田信子が『兵士のアイドル』(2016年)で明らかにしたように、アジア太平洋戦争下の日本ではアイドルが戦争動員に利用されたことがある。アイドルは、慰問公演や慰問雑誌などを通じて、兵士のメンタルケアに使われたのである。

それゆえ、現代日本で政治とアイドルが再び結びつく可能性はゼロではない。まして巨大なアイドルグループを率いる秋元康は、安倍政権ときわめて近しい。今回のコスチューム騒動は「認識不足」にすぎないと思われるが、今後はどうかはわからない。継続してウォッチしておく必要がある。

コスチュームが本物の軍服や制服となったとき、歌詞が「同調圧力」を肯定するようになったとき、あるいは国策イベントに動員されるようになったとき──。もっと明白なサインはいくらでもある。

今回のコスチューム騒動を通じて、政治とアイドルの関係にもっと注目が集まれば、もっけの幸いである。

952名無しさん:2016/11/06(日) 15:02:30
人類史の曲がり角!? 私たちは今、どのような時代を生きているのか 【新連載】たそがれる国家(1)
現代ビジネス 10/30(日) 11:01配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161030-00050071-gendaibiz-bus_all

953名無しさん:2016/11/06(日) 15:21:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000362-oric-ent
欅坂46の衣装騒動 所属レコード会社が謝罪
オリコン 11/1(火) 18:49配信

 アイドルグループ・欅坂46が10月22日に開催されたコンサートで着用した衣装が「ナチス・ドイツ」の軍服を思わせるデザインであるとネットを中心に物議を醸した問題で、所属レコード会社のソニー・ミュージック公式サイトがきょう1日、コメントを掲載。「ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。また、プロデューサーの秋元康氏もグループ公式サイトで「プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています」とコメントを発表した。

 先月22日に行われたイベントで着用した帽子や黒のマントなどの衣装が、公演直後から「ナチス・ドイツの軍服」に似ているなどとSNSを中心に指摘する声が多くあがり、米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」が31日、レコード会社などに対し謝罪を要求する事態となっていた。

■ソニー・ミュージック公式サイト、コメント全文
「平素は欅坂46を応援していただき、誠にありがとうございます。
10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、『ナチスドイツの軍服がモチーフではないか』とのお問い合わせ・ご指摘をいただいております。
私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。
また、当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません。
今回のご指摘を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努めてまいります。
多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます」。

■秋元康氏コメント全文
「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。
事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。
スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。
大変申し訳なく思っています。
再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」。

954名無しさん:2016/11/06(日) 16:51:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00000526-san-pol
抑留死亡者、新たに22人特定
産経新聞 11/4(金) 14:16配信

 厚生労働省は4日、第二次大戦後に旧ソ連に抑留され、シベリア地域と千島列島で死亡した日本人計22人を新たに特定し、都道府県別の出身地とともにホームページで公表した。これで抑留死亡者の特定はシベリア地域(モンゴル地域を含む)で3万9634人、それ以外の地域で968人となった。

 公表された22人は次の通り。(漢字の字体は厚労省発表に基づく。敬称略)

 ◇シベリア地域(21人) 【北海道】佐藤賢、【福島県】橋本利吉、【茨城県】粕谷茂、【新潟県】渡邊利衛、【石川県】前田清、吉野治夫、【福井県】土●(橋)満雄、【長野県】堀廣司、【岐阜県】杉岡一郎、【愛知県】中根三郎、【徳島県】前田茂雄、矢倉清一、【香川県】中村善吉、【福岡県】金子勝次、尾家修、【熊本県】髙山浩己、内田正美、【大分県】盛田平藏、三ヶ尻敏明、【鹿児島県】三差政夫、下温湯喜作

 ◇千島列島(1人) 【北海道】前田●(=徳の心の上に一)太郎

955名無しさん:2016/11/13(日) 11:55:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900778&g=pol
「われわれは同じ被ばく者」=カザフ大統領が広島初訪問

 来日中のカザフスタンのナザルバエフ大統領は9日、被爆地・広島市を訪れた。同大統領の広島訪問は初めて。広島国際会議場で開かれた歓迎行事で、大統領は旧ソ連の度重なる核実験でカザフの国土や国民が受けた被害に触れ、「(国によって)言葉は違うが、われわれが被ばく者であることは同じだ」と述べ、核廃絶へ向けた連携を訴えた。
 歓迎行事に先立ち、大統領は平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑を訪れ、黙とうをささげた。平和記念資料館(原爆資料館)も見学した。
 大統領は、自分の目で見た原爆の被害に心が動かされたと振り返り、「われわれは核廃絶と核不拡散に向け共通目的を持っている。核兵器のない世界をつくるためにがんばろう」と呼び掛けた。
 行事では、市内の幼稚園児や母親ら約40人がカザフ国民の歌と呼ばれている「ザマナイ-時代よ」を合唱。カザフの核実験場を閉鎖に追い込む市民運動の象徴となった歌で、日本語とカザフ語で核の恐ろしさを歌い上げた。大統領は熱心に耳を傾け、「核兵器のない世界に向け、両国の象徴になる歌だ」と話した。(2016/11/09-20:15)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110600047&g=pol
外国要人、被爆地へ続々=オバマ氏訪問契機か

 今月に入り、被爆地の広島、長崎両市への外国要人の訪問が目立ち始めた。3日のマトビエンコ・ロシア上院議長を皮切りに、カザフスタンのナザルバエフ大統領ら計4人が続々と来訪。今年5月のオバマ米大統領による歴史的な広島訪問に触発された可能性もありそうだ。
 3日に長崎市を訪問したマトビエンコ氏は、原爆資料館を視察、平和祈念館で献花した後、記者団に「長崎市を最後の被爆地にという活動を全面的に支持する」と表明した。
 同市によると、2000年からの16年間で現職の元首または国会議長は同氏で4人目。中旬にはドイツのガウク大統領も資料館や平和公園を訪れる予定で、これまでと比べ「ハイペース」な印象だ。
 広島市の方は14年度と15年度で計9人いるが、元首はこの2年間で14年度のアキノ・フィリピン大統領(当時)だけ。それが今年度はオバマ氏に続き、9日にナザルバエフ氏が訪問を予定しており、16年度だけで元首は二人となる。
 カザフスタンには旧ソ連のセミパラチンスク核実験場があり、周辺住民は今も放射能汚染に苦しむ。同氏は核軍縮に積極的に取り組んでいることで知られる。4日にはスイスのコント連邦議会議長が広島市を訪問した。
 外務省幹部は、オバマ氏訪問が影響を与えた可能性を指摘し、「世界の要人が核兵器の実相に触れるいい機会だ。核なき世界に向けて効果的なメッセージを期待できる」と語る。国連で15、16両年、日本主導で「指導者や若者らの被爆地訪問」を奨励する核廃絶決議が採択された効果もあるとみられる。(2016/11/06-14:26)

956名無しさん:2016/11/19(土) 23:35:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600963&g=pol
韓国財団、元慰安婦23人に現金支給=支援団体は大統領退陣要求

 【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」の関係者は16日、元慰安婦23人に対し、1人当たり1億ウォン(約900万円)の現金を支給したことを明らかにした。
 日韓両政府が合意を発表した昨年12月28日時点での生存者は46人(その後6人死亡)で、財団は日本政府からの10億円の拠出を受け、1人当たり1億ウォンを支給することになっている。このうち、本人または家族29人が受け取る意思を示していた。29人のうち、残る6人についても支給手続きを行っており、財団関係者は「年内の支給を目標としている」と述べた。
 一方、合意に反対している韓国の民間支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香常任代表は16日、時事通信の取材に、朴槿恵大統領の親友、崔順実容疑者の国政介入疑惑発覚を受け、朴大統領の退陣を求めていく方針を明らかにした。(2016/11/16-23:46)

957名無しさん:2016/11/20(日) 14:47:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161120/k10010775651000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009
首相 ペルーの日系人に日本での教育機会を提供へ
11月20日 6時02分
ペルーを訪れている安倍総理大臣は日本時間の19日夜、日系人協会が主催した歓迎会に出席し、ペルーの日系人を日本に招き、研究や教育などの機会を提供する事業を推進していく考えを示しました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するためペルーを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の19日夜、首都リマの劇場で開かれた日系人協会主催の歓迎会に昭恵夫人とともに出席し、あいさつしました。

この中で安倍総理大臣は、20年前にリマで起きた日本大使公邸が占拠された事件で日系人も人質になったことに触れたうえで、「中南米の中で、ひときわ団結力の強いペルー日系人の皆さんが当地で培ってこられた高い評価に接するたび、身の引き締まる思いがする。日本国民は皆、これを誇りに思う」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「次の世代をになう日系人の若者にも、日本を知り、愛してもらいたいと願わずにはいられない。若い世代の日系人を日本にお招きする事業に力を注ぐ」と述べ、ペルーの日系人を日本に招き、研究や教育などの機会を提供する事業を推進していく考えを示しました。

958名無しさん:2016/11/20(日) 18:49:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000001&g=pol
「心の絆は永遠」=安倍首相、日系ペルー人と交流

 【リマ時事】安倍晋三首相は19日午前(日本時間同日深夜)、ペルーの首都リマで開かれた日系ペルー人による歓迎会に出席した。首相は「太平洋のあちらとこちら、距離は離れているが、心は永遠につながっている」と述べ、日系人が両国の懸け橋となることに期待を示した。
 歓迎会には元国家警察長官で、1996年発生の在ペルー日本大使公邸占拠事件で人質となった日系3世マルコ・ミヤシロさん(63)ら数百人が出席。首相はミヤシロさんに「その節は本当にご苦労をお掛けしました」と声を掛けた。(2016/11/20-00:05)

959名無しさん:2016/11/20(日) 19:42:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000182&g=pol
4島の帰属確認を=蓮舫民進代表

 民進党の蓮舫代表は20日、ロシアとの北方領土交渉に関し「4島の帰属を認めるとの前提条件を譲ることなく、しっかりとした協力、対話になることを期待したい」と述べ、帰属問題を曖昧にした形での決着は認められないとの姿勢を示した。また、ウクライナ情勢を受けた対ロ制裁に触れ、「日本だけが前のめりにならないよう注意してもらいたい」と注文を付けた。高知市で記者団に語った。(2016/11/20-18:40)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161120/k10010776381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
北方領土の元島民「領土問題 着実に前進を」
11月20日 18時47分
安倍総理大臣がロシアのプーチン大統領と会談したことを受けて、北方領土の元島民などで作る団体は、北海道根室市で記者会見し、来月の首脳会談に向けて「経済協力だけでなく、領土問題も車の両輪のように、着実に前進させてほしい」と訴えました。
安倍総理大臣は日本時間の20日朝、訪問先のペルーでロシアのプーチン大統領と会談し、会談後、記者団に対し領土交渉を大きく前進させるのは容易ではないものの、着実に進展を図りたいという考えを示しました。

これを受けて、北方領土の元島民などで作る「千島歯舞諸島居住者連盟」は根室市で記者会見し、この中で、宮谷内亮一根室支部長は「会談後の発言から領土問題の難しさを感じた」と述べました。

そのうえで、宮谷内支部長は「経済協力だけでなく領土問題も車の両輪のように着実に前進させるよう交渉してほしい。今こそ最後のチャンスだと思うので、一歩でも半歩でも前進させて、先送りにすることがないようにしてほしい」と訴えました。

960名無しさん:2016/11/23(水) 22:37:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000192&g=pol
領土交渉、見えぬ進展=安倍首相周辺「やはり厳しい」-日ロ首脳会談

 【リマ時事】北方領土交渉の進展に向け「詰め」の協議と位置付けられた19日の日ロ首脳会談。安倍晋三首相はロシアが期待する経済協力プランの着実な実施を約束すると同時に、領土問題で踏み込んだ提案を行ったもようだ。だが、プーチン大統領の反応は芳しくなかったとされ、首相同行筋は「首相は『やっぱり領土問題は厳しい』と実感したようだ」と明かした。
 首相は会談後、こわばった表情で「そう簡単ではない」「一歩一歩前進していきたい」と繰り返した。9月のロシア・ウラジオストクでの会談後、「手応えを強く感じ取ることができた」と語ったのとは対照的だ。同行筋は「首相は表情が明るくなかった」と認め、「理由を聞くのはつらいから聞いていない」と心中をおもんぱかった。
 今回の会談に当たり、両政府は8項目の経済協力プランの作業計画を取りまとめた。プーチン氏の関心が高いロシア極東での医療事業や都市環境整備、エネルギー開発など広範な案件を盛り込み、政府関係者が「日本側の本気度が伝わるはずだし、手応えはあった」と胸を張る内容だ。
 実際、プーチン氏は首脳会談の全体会合で「作業計画を1ページ目からじっくり読み込んでいた」(同行筋)。しかし、この後、通訳を交えた首脳2人だけの会談では、作業計画に高い関心を示す一方、首相の話は「あまり聞いていなかったらしい」(同)という。
 9月の前回会談後、目立った変化は、米大統領選でロシア寄りとも取れる発言をしてきたトランプ氏の勝利と、日ロ経済協力を担当したウリュカエフ前経済発展相の訴追・解任だが、ロシア側の対応にどう影響したかは不明だ。外務省幹部は「一つの節目に近づけば近づくほど、交渉が難しくなるのは自然だ」と解説した。
 首相は、あくまで経済協力をテコに領土交渉を動かしたい考えだ。19日の会談後、12月15日に地元の山口県長門市で予定する次回会談に向け「経済協力はしっかりやってくれ」と周辺に指示した。
 だが、会談結果を受け、政府内からは領土問題で目に見える成果を上げるのは厳しいとみて、期待値を下げるかのような声も漏れ始めた。ある関係者は「12月15日はゴールではなくスタート。今後の方向性を確認できれば十分だ」と語った。(2016/11/20-18:53)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112100346&g=pol
法的立場守るのが前提条件=菅官房長官-日ロ関係

 菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が安倍晋三首相との首脳会談で北方領土での「共同経済活動」を協議したと明らかにしたことに関し、「(日本の)法的立場を害さないことが前提条件だ」と述べ、ロシアの領有権を前提とした共同経済活動には応じられないとの認識を示した。(2016/11/21-12:33)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112100755&g=pol
政府、実効支配追認を警戒=ロ大統領の「共同経済活動」に

 19日の日ロ首脳会談で協議された北方領土での「共同経済活動」は、プーチン・ロシア大統領が提案したとみられる。これに対し、日本政府は慎重姿勢を示している。ロシアの実効支配を追認することになりかねず、北方四島の返還が実現しない上に経済協力だけ「食い逃げ」される恐れがあるからだ。プーチン氏訪日を来月15日に控え、政府は難しい対応を迫られている。
 「わが国の法的立場を害さないことが前提だ」。菅義偉官房長官は21日の記者会見で、プーチン氏が明らかにした共同経済活動について警戒感をあらわにした。
 共同経済活動は、そもそもエリツィン政権下でロシア側が提案したもので、1999年から日ロ両政府が協議した経緯がある。日本の法的立場を損なわないよう、陸上ではなく周辺海域での稚貝や稚魚を一定期間育てて放流する栽培漁業が検討されたが、実現しなかった。ロシア側はその後も、水産加工や農業、観光などの共同活動をたびたび提案している。
 今回の協議内容は不明だが、4島に対するロシア側の施政権を認めた形であれば、世論の反発は避けられない。民進党の野田佳彦幹事長は記者会見で、「『はい、そうですか』という話ではない」と政府をけん制した。
 プーチン氏の日本重視には、先進7カ国(G7)にくさびを打ち込む思惑があった。米大統領選でロシアとの関係改善を唱えるトランプ氏が当選したことで、こうしたプーチン氏の姿勢が変化した可能性があると日本政府関係者は指摘する。
 日ロの立場の隔たりが改めて鮮明になっているが、次回首脳会談では具体的な成果が不可欠。政府の一部には共同経済活動を「日本の潜在施政権を認めるということだ」と肯定的に受け止める向きもある。ただ、与党内では「経済協力だけ取られて終わりだ」(自民党閣僚経験者)との懸念が広がっている。(2016/11/21-20:23)

961名無しさん:2016/11/23(水) 22:39:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112200494&g=pol
ロシア側、これ以上の譲歩困難=日本との共同経済活動で専門家

 【モスクワ時事】日ロ関係に詳しいロシア科学アカデミー極東研究所のビクトル・クジミンコフ日本研究センター上級研究員は21日、時事通信の取材に応じ、リマの日ロ首脳会談で協議された北方領土での「共同経済活動」について、「領土問題で、ロシアにとって実現可能で最大限譲れる提案はこれになる」と語り、ロシア側が領土問題でこれ以上譲歩するのは現時点では難しいとの認識を示した。
 プーチン大統領は北方領土について「第2次大戦の結果、ロシアに主権がある」という見解を繰り返し表明。一方、日本政府は北方領土での共同経済活動はロシアの主権を認めることになるとして、容易に応じられないという立場を取っている。(2016/11/22-14:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112200872&g=pol
北方領土に最新鋭ミサイル=軍事化が一層鮮明-ロシア報道

 【モスクワ時事】インタファクス通信は22日、ロシア太平洋艦隊(司令部ウラジオストク)機関紙の報道として、ロシアが実効支配する北方領土の国後島と択捉島に、最新鋭の地対艦ミサイルシステム「バル」と「バスチオン」が配備されたと伝えた。国後にバル、択捉にバスチオンが配備されたという。これらの最新鋭ミサイルが北方領土に配備されたのは初めてとみられる。
 ロシアのショイグ国防相は3月、年内にクリール諸島(北方領土と千島列島)にミサイルを配備する計画を明らかにしていた。報道が事実なら、北東アジアの要衝として国後、択捉の軍事化を進めるロシアの姿勢が、一層鮮明になったと言えそうだ。プーチン大統領も20日、リマでの記者会見で、北方領土について「ロシアに主権がある」と明言している。
 バルは射程130キロ、バスチオンは同300キロ。バスチオンはロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島を皮切りに順次配備されており、ロシア太平洋艦隊は7月、沿海地方から日本海に向けて発射演習を行ったと発表していた。(2016/11/22-22:18)

962名無しさん:2016/11/23(水) 22:47:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112100803&g=pol
「アルゼンチンとの懸け橋に」=安倍首相、日系人と交流

 【ブエノスアイレス時事】安倍晋三首相は21日午前(日本時間同日夜)、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの「在亜沖縄県人連合会会館」で開かれた日系アルゼンチン人による歓迎会に出席した。首相は「(日系人が)勝ち得た揺るぎない信頼は日本人全体の誇りだ。引き続き日本と結ぶ懸け橋になっていただきたい」と呼び掛けた。
 歓迎会には約1000人の日系人が出席。首相は日系人がブエノスアイレスで運営する診療所に血液分析を行う機器などを贈ると発表した。(2016/11/21-22:03)

963名無しさん:2016/11/23(水) 23:28:58
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161121/k10010777091000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_051
官房長官 北方領土 政府の基本的立場変更ない
11月21日 12時29分
菅官房長官は午前の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が、安倍総理大臣との会談で北方領土での共同経済活動についても話し合ったことを明らかにしたことに関連して、4島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結する日本政府の基本的立場に変更はないという考えを示しました。
この中で、菅官房長官は安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領との会談について、「首脳間の信頼関係にもとづき、くつろいだ雰囲気の中で北方領土問題をはじめとする二国間関係を中心に議論を行い、平和条約締結問題については、通訳のみを交えて、率直な意見交換が行われた。有意義な会談だった」と述べました。

そして、菅官房長官は、プーチン大統領がその後の記者会見で、北方領土での共同経済活動についても話し合ったことを明らかにしたことに関連して、「2人だけの会談なので、私から言うのは控えたい。4島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結する基本的立場に変更はない」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「70年間解決できなかった領土問題なので、一挙に解決できるような、なまやさしい問題ではない。1歩1歩、超えていくべきことを超えながら、4島の帰属の問題を解決して、平和条約を締結するという立場で交渉していく」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161121/k10010777791000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_038
首相 中南米各国との関係強化に日系人の役割に期待
11月21日 22時47分
アルゼンチンを訪れている安倍総理大臣は、中南米各地の日系人との交流行事であいさつし、「皆さまが『架け橋』になっているからこそ、日本と中南米は共にやっていける」と述べ、日本と中南米各国との関係強化に向け、日系人の役割に期待を示しました。
ペルーでのAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議を終えた安倍総理大臣は日本時間の21日午後9時半ごろから、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、中南米各国の日系人との交流行事に昭恵夫人とともに出席し、あいさつしました。

この中で、安倍総理大臣は「日本から遠く離れたこの地域にやってきて、いろいろな困難を歯を食いしばって乗り越え、尊敬の念を集めた皆さまに改めて敬意を表したい。皆さまが勝ち得た揺るぎのない信頼こそ日本人全体の誇りだ」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「皆さま方のようにアルゼンチンで、中南米の至るところで、現地の人々から不動の信頼を集める方々がいてくださる。そんな皆さまが『懸け橋』になっているからこそ、日本と中南米は共にやっていける」と述べ、日本と中南米各国との関係強化に向け、日系人の役割に期待を示しました。

964名無しさん:2016/11/27(日) 22:47:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161125-00145689-toyo-bus_all
鈴木宗男氏「北方領土への誤解が多すぎる」
東洋経済オンライン 11/25(金) 6:00配信

第10回は新党大地の鈴木宗男代表。1956年の「日ソ共同宣言」から60年。2016年の12月15日、舞台は山口県・長門市の「大谷山荘」。日ロ関係の改善に執念を燃やす安倍首相とロシアのプーチン大統領との会談が予定され、北方領土への関心が急速に高まっている。
その安倍首相とたびたび意見交換をしているのが、日ロ関係に命を懸けてきた鈴木氏だ。波乱万丈の政治家人生を生き抜いてきた鈴木氏に、再び天が大きな仕事を与えようとしている。誤解が多い北方領土問題の「基本」から「今後のゆくえ」について、有馬氏が迫る(登場人物の肩書きは当時)。

■「日本が無条件降伏した」という事実は重い

 有馬:日本と旧ソ連が「日ソ共同宣言」に署名したのは1956年の10月19日。この時、旧ソ連との第2次世界大戦からの戦争状態が終わったわけですが、その60年後の今年12月15日、安倍首相が地元の山口県長門市の「大谷山荘」でロシアのプーチン大統領と会談します。

  北方領土やロシアとの平和条約を締結するうえで、極めて重要な会談になりそうですが、実は北方領土(歯舞<はぼまい>諸島・色丹<しこたん>島・択捉<えとろふ>島・国後<くなしり>島)の問題は、事実を知らない読者が大半です。「4島」なのか「2島」なのかという議論が漠然と盛り上がっていますが、北方領土問題の解決や平和条約締結に向けては、何がポイントとなるのでしょうか。

 鈴木:北方領土問題は、日本の戦後処理で解決されていない問題です。改めて歴史を振り返りながら、お話ししましょう。まず、旧ソ連時代のポイントは少なくとも4つあります。

 はじめに1956年の日ソ共同宣言(両国の議会によって批准された国際条約)が結ばれた背景を知る必要があります。1945年8月15日の終戦後すぐの同年9月2日、日本は東京湾に浮かぶ戦艦ミズーリ号で無条件降伏文書に署名するわけですが、これが戦勝国側から見た国際標準のスタートラインです。

 それに先立つ同年の2月、クリミア半島でヤルタ協定が結ばれます。英国チャーチル首相、米国ルーズベルト大統領、ソ連の最高指導者スターリンという3カ国の首脳によって戦後の処理方針を決めた秘密協定ですが、北方領土問題との絡みで言えば、ソ連の対日参戦と、ソ連への千島列島の引き渡しが書かれています。実際、ソ連は同年の8月9日に対日参戦してきました。

 これは1941年に結ばれた日ソ中立条約に対する明らかな違反ですが、戦勝国のソ連からすれば「日独伊3国同盟」で、ナチスドイツによって3000万人の犠牲者が出たという主張になるわけです。国際社会の中でも、ヤルタからの議論が認められているのですから、ここが最初の重要なポイントになります。

965名無しさん:2016/11/27(日) 22:48:04
>>964

国後島、択捉島についての理解が足りない
 次の二つ目のポイントは1951年のサンフランシスコ講和条約。日本が国際舞台に復帰した条約ですね。日本は千島列島と北緯50度以南の南樺太を放棄したわけですが、大事なことは、この時、日本は国後島、択捉島を放棄しているのです。

 同年条約署名後の10月の国会で、吉田茂首相の答弁に引き続き、西村熊雄外務省条約局長が、「千島列島の範囲とは北千島と南千島の両者を含む。その一方で歯舞と色丹は千島に含まれないことはアメリカ外務当局も明言している」という趣旨の答弁をしています。

■国後・択捉の放棄後、再び4島返還論になった

 この事実を多くの政治家も、マスコミもわかっていないのです(内閣府は北方領土4島が日本固有の領土であり、千島列島の範囲に含まれないとし、米国もこの立場を支持するという説明をしている)。ですから、日本が国際舞台で北方領土4島の議論をするときは、日本は決して有利とはいえず、私は、サンフランシスコ講和条約を歴史の事実として考えないといけないと思います。

 しかも、その後外務省は「物語」を作ります。サンフランシスコ講和条約にソ連は署名しませんでした。それを持って、「国後島と択捉島は放棄していない」という、いわば「議論のすり替え」をするのです。

 有馬:今のような背景を知ってから、1956年の日ソ共同宣言の話を考えないといけないわけですね。

 鈴木:そのとおりです。三つ目のポイントは1956年10月の日ソ共同宣言です。鳩山一郎首相は日ソ共同宣言に署名しますが、歯舞・色丹の2島だけでも平和条約を結ぼうという意見もありました。

 しかし、国内世論や閣議の結果、2島では平和条約までは結ばないということを同年の8月に閣議決定します。ところが、この後、こうした決定をしているにもかかわらず、米国が「もし2島で日ソ平和条約を結ぶなら、沖縄を返還しないぞ」と言ってくるわけです。これがいわゆる「ダレス(国務長官)の恫喝」です。冷戦が激しくなってきたために、米国が日本に圧力をかけてきたわけですが、この「上から目線」がソ連の態度を硬化させ、問題を複雑化しました。

 そして四つ目のポイントは1960年の日米安保条約の改定時。1956年の日ソ共同宣言の直前に交わされた「松本・グロムイコ書簡」では、「日ソの外交関係再開後も領土問題を含む平和条約交渉を継続する」とされていましたが、共同宣言では最高指導者であるフルシチョフ氏の反対で、「領土問題を含む」という文言が削除されました。

 日本側は松本・グロムイコ書簡と共同宣言を一体のものと説明しながら、平和条約の前提としても4島返還を求めてきたわけですが、1960年には「外国の軍隊が駐留する国には領土を渡さない」という新たなグロムイコ外相の書簡が出ます。これによって、1956年の宣言は反故にされ、これ以降、ソ連時代、ソ連から見れば、領土問題は事実上存在しないことになってしまったのです。

 その後、1972年の田中首相とブレジネフ書記長の会談でも、田中首相は「戦後の諸問題の中に、北方領土問題は入っているな?」と、ソ連側に迫りましたが、ソ連側は聞くだけで、まったく取り合いませんでした。

966名無しさん:2016/11/27(日) 22:48:30
>>965

外務省は事実上「4島一括返還」の旗を降ろしている
 有馬:ところが、ソ連が崩壊しロシアになったことで、話が変わってくるわけですね。

 鈴木:1991年4月、ソ連時代の最後の指導者だったゴルバチョフ大統領と海部首相の間で「北方領土4島を話し合いで解決する」と変化していましたが、同年にソ連は崩壊します。ソ連は、自由と民主のロシアになり、エリツィン氏が大統領になります。彼は「戦勝国、敗戦国という枠組みにとらわれず、法と正義に基づいて話し合いで解決する」と言いました。

■外務省はエリツィン大統領登場で対応を事実上変えた

 ここで大事なことは、日本政府も、1991年10月以降は「4島一括返還の旗」を降ろしたことです。つまり、「ロシアが4島の帰属さえ認めれば、その返還時期や条件については柔軟に対応する」と事実上、対応を変えたのです。この事実は一部では報道されていますが、外務省が政治家や国民に明確に伝えていないため、さまざまな誤解が生じているのです。

 その後、1993年10月、エリツィン大統領は細川首相と会談した際には国会でシベリア抑留を謝罪。北方領土4島の名前を列挙して「4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する」という東京宣言に署名するなど、旧ソ連時代とはまったく違った姿勢で臨んできました。

 さらに、1997年と98年には、橋本首相とエリツィン大統領とがそれぞれロシアのクラスノヤルスク、川奈(静岡県伊東市)で会談を行い、1997年には「2000年までの平和条約締結に向けて全力を尽くす」と決定。1998年には非公式に「北方4島の北側で両国の国境を画定し、当面はロシアによる4島の施政権を認める」という「川奈提案」も行いましたが、ロシア側が拒否しました。

 有馬:このあと2000年にプーチン大統領が登場したことで、どう変わったのでしょうか。鈴木さんも、プーチン氏に特使として会うなど、交渉には深くかかわっています。またその後は、いろいろ大変なことになりました。

 鈴木:話はここからが本番です。2000年の3月に当選したプーチン大統領(就任5月)は、1960年の安保条約改定以後のソ連・ロシアの首脳の中で、1956年の日ソ共同宣言の有効性を認めてくれた初めての最高首脳です。逆に言えば、日ロ双方にとって、国境画定の議論や領土問題は法律的に裏付けられているものは日ソ共同宣言だけという立場を明確にしました。私は小渕内閣の時に当選直後のプーチン氏と会った経験がありますし、森次期首相とプーチン氏との会談をセットしたこともあるからはっきりといえますが、プーチン大統領は約束を守る政治家です。また法律の専門家でもあります。

 プーチン大統領は2000年の9月に日本にやって来ると、日ソ共同宣言の存在を認めたうえで、「今回は記者会見だけ。文書にするのは次の首脳会談で」といい、そのとおり2001年の3月25日に文書にしてくれました。これが森首相とのイルクーツク宣言です(日ソ共同宣言を、交渉の出発点と位置付けた宣言)。私に言わせれば、日本がもっとも北方領土に近づいた日でした。

 ではイルクーツクでの首脳会談の大事な部分とは何でしょうか。ポイントは2つです。歯舞・色丹の2島について、日本への具体的引き渡しの協議をしようということ。もう一つは、国後・択捉についてはどちらに帰属するかの協議を行おう、というものです。日ソ共同宣言の引き渡し交渉と、国後・択捉の帰属も同時に話し合う並行協議案ですが、これについて、プーチン大統領は「承った」と、持ちかえって協議することになったのです。

 しかし、2001年4月に小泉政権が誕生すると、話が変わってしまいます。

 信じられないことに、2002年5月ラブロフ外相と会った川口外相は、このとき日本の側から交渉の旗を降ろしてしまうのです。米国一辺倒になった小泉政権の方針ですが、同じ政党なのに政策を大転換してきた日本の態度に、プーチン政権側がびっくりして、不信感を強めたのは想像に難くありません。このあと2012年末に第2次安倍政権が誕生するまで、日ロ関係は「空白の10年」になりました。

 私も、歴史を踏まえて行動をしているにもかかわらず、こうした「2島先行返還論」を主張したことなどで「2島返還論者」「売国奴」などとののしられることになりました。しかし、そのようなときにあっても、当時小泉首相の官房副長官だった安倍首相は、「鈴木さんは政府の方針を踏まえて日ロ外交を行っており、何の問題もない」と言ってくれていたのです。

967名無しさん:2016/11/27(日) 22:48:50
>>966

安倍首相はプーチン大統領の琴線を揺さぶった
 有馬:もともと2島先行返還でも問題なかった安倍首相ですから、首相になってからも、地球儀を俯瞰する外交で、ロシアにはかなり精力を傾けてきました。

 鈴木:安倍首相はお父さんの安倍晋太郎外相が日ソ関係の改善に尽力したこともあり、2012年末に首相に再度就任すると、翌年の2013年にはモスクワを訪問して交渉の活性化で合意しています。2014年には欧米とロシアの関係が冷え込む中、ソチ五輪の開会式にも出席しました。しかも、クリミア半島の問題が深刻化してからも、日ロ交渉の進展に向けて、態度を変えませんでした。クリミアの停戦合意後はそれこそ、さまざまなチャネルを通じてロシア側の出方を探ってきたわけです。

 それが一つの形となって表に出たのが、2016年5月のロシアのソチでの首脳会談です。ここで安倍首相はいわゆる「新しいアプローチ」として8つの経済協力を示しました。

 これにプーチン大統領はびっくりしたと思います。彼の琴線を揺さぶった。プーチン大統領はこの新しいアプローチに同意しましたが、一方で、9月2日の東方経済フォーラムへの出席を要請した。私が思うに、プーチン大統領は安倍首相の本気度を試したのです。この日は日本が無条件降伏した日です。しかし、安倍首相は即決した。

 この時の会談では、安倍首相は8つのアプローチについて具体的な説明をし、エネルギー政策・医療・インフラ・環境などの分野について丁寧に説明しました。東方経済フォーラムでプーチン大統領は公の席で初めて安倍首相に「シンゾー」と呼びかけ、安倍首相も「ウラジミール」と応じましたが、これが二人の信頼関係を物語っています。

■長門会談は日本とロシア双方にリスクがある

 有馬:ということは、12月15日の長門会談の下準備は完全だ、ということでしょうか。

 鈴木:長門会談は昨日今日に考えられたわけではありません。すでに3年前の会談で安倍首相が申し出ているように、安倍首相は用意周到にスケジュールを考えています。

 今、北方領土4島について言えば、大事なことは、一方的な期待感や期待値を上げないことです。外交には相手があり、お互いの名誉と尊厳がかかっています。静かな落ち着いた環境で首脳会談を行うのが一番です。

 両首脳の波長がとてもあっており、しかも、両首脳は現在、国民からの高い支持率を得ています。領土や国境の画定は結局トップの決断によるしかありません。

 もう一つ大事なことは、両首脳ともリスクを抱えながらの決断になるということです。1956年の日ソ共同宣言に基づいて交渉が行われると言っても、ロシア国民の約8割は「日本に領土など返す必要はない」という意見です。もしプーチン大統領がこれは義務だからなどといってカードを切ったら、いかにプーチン大統領でも大変なリスクになります。

 一方、日本の安倍首相にとってもリスクがあります。今回前半でお話したように、国民の大半は、日ソ、日ロの交渉の詳細を知りません。こうしたところで安倍首相が大きな決断をするには大きなリスクがあるのです。

 「1956年の日ソ共同宣言で、平和条約締結の後、歯舞・色丹の2島は引き渡されることになっているじゃないか」というのが漠然とした国民の理解かもしれません。よく「返還」と言われますが、正しい理解は、あくまでも「引き渡し」なのです。これは旧ソ連の善意で返してあげる、という意味で、「返還」ではないのです。過去の歴史を振り返るとき、「戦争でとられた領土は、戦争で取り返す」という繰り返しでした。一滴の血も流さず、領土が戻ってくるとしたら、これは大変なことなのです。落ち着いた雰囲気の中で、日本もロシアも良かったという決着を図らなければいけません。

968名無しさん:2016/11/27(日) 22:49:29
>>967

「落としどころ」はどうなるのか?
 有馬:過去には、北方領土問題は、麻生財務大臣が外相だった2006年に4島の面積を等分する「3・5島返還論」などが出たこともあるのですが、こうした分割による「引き分け論」はないわけですね? 

 鈴木:ないと思います。これに関連して言えば、先般、民進党の野田幹事長が歯舞・色丹の面積をもとに「ロシアは日本から昔100万円強盗しておいて、今になって7万円くらい返すといっているのと同じだ。けしからん」などという趣旨のことをブログで綴っていますが、これは首相経験者の話とは思えないほどの、低い見識に基づいた発言です。

 まず歴史の経緯から見て、世界の大国ロシアを強盗呼ばわりして、いいはずがない。もうひとつは、北方領土は陸の面積もさることながら、200カイリの排他的経済水域の概念などでわかるとおり、海の面積が非常に重要だということです。例えば今年サケマスの流し網漁は禁止されていますが、色丹島が日本の領域ということになれば、流し網漁ができる。これだけで、根室市の1年分の予算250億円に匹敵するほどなのです。野田幹事長の主張は、こうしたことがわかっていない、とんちんかんな発言だといわざるをえません。

■旧西ドイツから学べ

 有馬:結局のところ、落としどころはどうなるのでしょうか?  1956年の日ソ共同宣言をベースにするにしても、今のお話にあったように、当時は排他的経済水域のような概念はありませんでした。また強力な在日米軍もいませんでした。条件が変わっており、2島が直ちに引き渡しされることも考えにくい、というのが現実的でしょうか。プーチン大統領は、北方領土問題を機に、日米安保体制にくさびを打ち込もうとしているとも考えられますね。

 鈴木:外交には相手があります。お互いの国益を考えての結論を出すしかありません。日本もロシアもリスクを負うという中で、1956年宣言を元に決着を図るのは一つの手です。しかし、例えば極端な話、引き渡しは歯舞諸島だけだが、それをもとに次の展開が見込めるというなら、私はそれを了としなければならないと思うのです。

 この話に関しては、旧西ドイツから学ぶべきです。1972年、東方外交を進めていた西ドイツのブラント首相は、東ドイツを承認、それは東西ドイツ基本条約の形で締結され、東西ドイツは相互承認をしました。この17年後の1989年11月9日にベルリンの壁は崩壊して、1990年には統一ドイツが誕生しました。ですから、歯舞・色丹の2島だけでも主権が戻ってきて国後・択捉島には出て行ける、共同経済活動ができる、となれば状況は変わってきます。

 また、日米安全保障条約など、米国との同盟関係については極めて重要です。安倍首相は、ことあるごとにオバマ大統領やバイデン副大統領に直接会って話をして、日本とロシアの領土問題についての理解を求め、納得を得てきました。

 トランプ新大統領になっても、それは変わりないと思います。私は安倍首相が、日本の国益を損なわず、日米同盟に配慮しながら、さらに日ロ関係を強固にすることで、中国を見据えたアジアの安定にも貢献するという「地球儀を俯瞰する外交」が実行できると信じています。ロシアも日本と結ぶことで、対中国や対朝鮮半島の関係からも安定が図れるのです。

 有馬:「8つの経済協力」への不安はありませんか? やはり、もし関係がぎくしゃくしたら、いざとなったらロシアが施設を接収するなどの問題も考えておく必要はありませんか? 

 鈴木:「ロシアは経済協力が目当てだ」などという議論は、さきほどの「100万円強盗して7万円返還する」と同じくらいレベルが低い議論だと、私は思います。「ソ連=ロシア」ではありません。そもそもロシア人は高い人的能力を持っていますし、今のロシアは信頼に足るエネルギー大国です。現在は財政が厳しいと言ってもソ連時代とは比べ物になりません。日本人はいいかげん、頭を切り替えなければいけません。

969名無しさん:2016/11/27(日) 22:49:40
>>968

 一方で、ロシアは日本の農業や医療などの応用技術に関心を持っています。これは20年違うかもしれず、ロシアにとっては魅力です。世界一の応用技術を持つ日本と、世界一のエネルギー資源大国であるロシアが協力することによって、世界の平和と安定につながります。

 有馬:最後に、次の衆議院選挙には出馬しますか? 

 鈴木:私の公民権は2017年の4月29日に回復します。その後に国政選挙があり、もし北海道のみなさんが「鈴木出るべし」ということなら、出馬します。もし年末の安倍・プーチン会談で北方領土の問題に道筋がついても、その仕上げには2年、3年、5年とかかるでしょう。2島だけでなく、国後・択捉などとの向き合い方にも課題が出てくるはずです。今後とも、生涯日ロ関係に命を懸けたいと思います。

【有馬の目】4島一括でなければ評価しないという意見があるなか、一歩でも進めることが大切と期待する鈴木宗男氏。安倍首相とプーチン大統領の個人的な関係は、日ソ共同宣言以来60年の歳月を埋めるチャンスと見る。北方領土に拘る族議員が見当たらないなか、ライフワークを自負する鈴木氏に丁寧に解説願った。
 (撮影:尾形文繁、構成:福井 純)

有馬 晴海

970名無しさん:2016/12/03(土) 10:53:21
http://www.sankei.com/world/news/161203/wor1612030005-n1.html
2016.12.3 00:31
北方領土の領有容認を要求 平和条約交渉の前提とロシア

 2日のロシア通信によると、ロシアのモルグロフ外務次官は、日本と平和条約締結交渉を本格的に始めるには、第二次大戦の結果、北方領土がロシア領になったと日本が認める必要があると述べた。また、3日にモスクワで行われるラブロフ外相と岸田文雄外相の会談では平和条約問題には触れるが、本格協議は予定されていないとも述べた。

 プーチン大統領の訪日が今月15〜16日に迫る中、ロシアが従来の強硬姿勢を崩していないことが鮮明に。モルグロフ氏は「平和条約問題の交渉に関する私たちの立場は変わっていない」と前置きし、「日本は南クリール諸島(北方領土)の領有も含めた第二次大戦の結果を無条件で認める必要がある」と強調。「これが平和条約問題の真剣な議論の出発点になる」とした。

 モルグロフ氏は原田親仁・日露関係担当政府代表と平和条約締結交渉を続けているロシア側の担当者。(共同)

971名無しさん:2016/12/04(日) 21:59:31
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E5%B7%9E%E8%B2%A1%E9%96%A5
甲州財閥

甲州財閥(こうしゅうざいばつ)とは、明治期の東京や横浜で顕著な経済活動を行っていた甲州(山梨県)出身の実業家たちのことで、著名な人物は、若尾逸平、若尾幾造、若尾璋八、雨宮敬次郎、根津嘉一郎、小野金六、穴水要七、小池国三、佐竹作太郎、神戸挙一である[1]。その中でも若尾逸平と雨宮敬次郎は二大巨頭と言われている[2]。甲州財閥の実業家たちは協力し合うこともあったが、対立することもあった[2]。例えば、雨宮敬次郎は1893年10月に東京市街鉄道の設立を申請しているが、若尾逸平は翌11月に東京馬車鉄道の電化を申請しており、東京市街の鉄道(路面電車)において二人は対立していた[3]。

972名無しさん:2016/12/07(水) 22:33:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000101-jij-pol
安倍首相、真珠湾訪問へ=歴代初「未来に不戦の決意」―26日から、オバマ氏と慰霊
時事通信 12/5(月) 19:04配信

 安倍晋三首相は5日、今月26、27両日の日程で米ハワイを訪れ、第2次世界大戦で日米開戦の舞台となったホノルル市の真珠湾を訪問すると発表した。

 日本の現職首相が真珠湾を訪れるのは初めて。オバマ米大統領とともに犠牲者を慰霊し、併せて最後となる首脳会談も行う。首相は「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来に向けた決意を示したい」と訪問の意義を訴えた。首相官邸で記者団に語った。

 オバマ氏は今年5月、現職の米大統領として初めて、米国が原子爆弾を投下した広島市を訪問している。旧日本海軍が奇襲攻撃を行った真珠湾を日本の首相が訪れることは、その返礼の意味合いがあるとみられる。首相とオバマ大統領は27日に奇襲攻撃で沈んだ戦艦アリゾナの記念館を訪問する方向だ。岸田文雄外相が首相に同行する。

 首相は真珠湾訪問について「犠牲者の慰霊のための訪問だ」と説明し、「日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」と表明。日米の戦後に終止符を打つとともに、同盟深化を内外にアピールする狙いを強調した。

 昨年4月に米議会上下両院合同会議で戦後70年の節目を踏まえて演説したことにも触れ、「(それ以降)真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性について発信したいとずっと考えてきた」と説明。11月にペルーでオバマ大統領と立ち話した際、最終的に決まったと明かした。

 首相はオバマ大統領との会談を「これまでの集大成」と位置付け、「この4年間、あらゆる面で日米関係を発展させ、アジア太平洋地域や世界の平和と繁栄のためともに汗を流してきた」と指摘。先の広島訪問に関し、「核なき世界に向けた大統領のメッセージは、今も多くの日本人の胸に刻まれている」とも述べた。

 真珠湾攻撃は1941年12月8日(日本時間)に行われ、米側に多数の犠牲者が出た。今年は75周年の節目で、日本政府はオバマ大統領の広島訪問と並行して、水面下で米政府と調整していた。

973名無しさん:2016/12/08(木) 06:28:51
「日本を殺せ」が米国で大ヒット、東京だった次の原爆
JBpress 12/8(木) 6:15配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161208-00048575-jbpressz-n_ame

974とはずがたり:2016/12/08(木) 15:12:35

70年後に見えてきた白洲次郎の意外な事実
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20161019-OYT8T50024.html?from=yartcl_outbrain1
読売新聞調査研究本部主任研究員 舟槻格致
2016年10月21日 12時30分

 日本国憲法は11月3日に、「公布70周年」の節目を迎える。連合国軍総司令部(GHQ)による「押し付け」で作られたとされる憲法の制定当時、GHQとの交渉で苦闘しながら活躍したことで知られる白洲次郎の実像に、読売新聞調査研究本部で憲法問題担当の舟槻格致主任研究員が迫る。

今なお「日本で一番カッコイイ男」

 白洲次郎(1902〜85年)の典型的なイメージといえば、戦前のヨーロッパ大陸で、ベントレーやブガッティを乗り回したダンディーな日本人。イギリス貴族仕込みのブリティッシュ・イングリッシュで、憲法を巡っては、政府の「終戦連絡中央事務局次長」として連合国軍総司令部(GHQ)に正面から戦いを挑み、吉田茂首相を助けた男――。こんな辺りだろうか。

 NHKのドラマなどを通じて人気が沸騰し、今なお「日本で一番カッコイイ男」とまで言われる人物の生き方は、調べれば調べるほど興味深い。だが、女婿の牧山圭男よしお・長女の牧山桂子かつらこ夫妻に話を伺うと、一般的に抱かれる人物像とはちょっと違う白洲の姿も浮かび上がってくる。夫妻の話も踏まえて、白洲の実像と日本の戦後史に与えた影響を考えてみたい。

疑問1・白洲はマッカーサーを怒鳴りつけたか

 東京郊外・町田市。小田急線鶴川駅から15分ほど歩いた緑あふれる住宅地に旧白洲邸「武相荘ぶあいそう」はある。かつて農家を買い取って白洲次郎・正子(1910〜98年)夫妻が暮らした邸宅が、今は一般に公開されている。その一室で牧山さん夫妻にお会いし、白洲の思い出を語ってもらった。

 「天皇の贈り物を『その辺に置け』とは何事か!」

 白洲を一躍ヒーローにしたのは、昭和20(1945)年のクリスマスのエピソードだろう。白洲が届けた天皇のプレゼントを、マッカーサーが「そのあたりにでも置いておいて」と、絨毯じゅうたんの上を指さしたところ、このセリフが飛び出したとされる。プレゼントを持ち帰ろうとする白洲の姿にあわてたマッカーサーは、台を用意させたという。

 当時の日本は、米国に敗れて国土は焦土となっていた。精神的にも、日本人の誰もが絶対的な存在と信じていたはずの天皇陛下すら「碧あおい眼めの大君」マッカーサーに屈従せざるを得ず、うちひしがれていた。そんな中にあって、一人の日本の男がマッカーサーを面前で一喝したというのだから、空手チョップで外国人レスラーをやっつけた、かの力道山並みにカッコ良すぎる逸話と言えよう。

 ところが、桂子さんは「そんな失礼なこと言いませんよ」と、このエピソードに否定的な見方を示す。以下は、圭男さんの解説である。

 「白洲は、評論家の河上徹太郎さん(1902〜80年)と非常に仲が良かった。生前、白洲はよく『若いやつが生意気なことを言うから、怒鳴りつけてやった』とか『ぶん殴ってやった』ということがあった。でもそれは心情を吐露しているだけであって、本当に殴るわけではない。白洲はマッカーサーとのことも、『マッカーサーを怒鳴りつけてやった』というように話し、それを聞いて面白がった河上さんが書いて広まったエピソードではないでしょうか。白洲は失礼なことはしないんです」

 要するに、多分に脚色が入っていたのではないか、というのである。もっともマッカーサーが慌てて台を取ってきたのはどうも事実だったようで、「白洲が紳士的に苦言を呈した」というあたりが事実に近いのかもしれない。

975とはずがたり:2016/12/08(木) 15:13:10

 「怒鳴りつけた」が仮に本当でないとしても、それで白洲の株が下がるとは全く思わない。天皇の贈り物が軽んじられないようにきちんと英語で伝え、しかもそれをマッカーサーに実行させるというスマートなことができた日本人が当時、果たして白洲以外にいただろうか。天皇に敬意を払う日本人の思いをマッカーサーに率直に伝えたことは、東京裁判などから天皇の身柄を守る意向に傾いていたとされるマッカーサーの決意を、さらに固めたに違いないとも思う。

疑問2・白洲は「押し付け憲法」を嫌ったか

 白洲が日本の現代史上、最も活躍したのは、日本国憲法の原案が作られた46年の2月から3月にかけて、当時の吉田茂外相や松本烝治じょうじ・憲法担当国務相と一緒にGHQとの厳しい交渉に当たった時期ではないだろうか。GHQは、自ら作った「マッカーサー草案」をほとんど日本側に直させないまま、3月7日には「憲法草案要綱」が新聞などで発表された。

 煮え湯を飲まされた格好の白洲は、同日付の手記に「『今に見ていろ』と云フ気持抑ヘ切レス。ヒソカニ涙ス」と書いている。

 白洲は後に、新憲法は「押し付け」られたものであると明言している。「この憲法は占領軍によって強制せられたものである」「歴史上の事実を都合よくごまかしたところで何になる。後年そのごまかしが事実と信じられるような時がくれば、それはほんとに一大事であると同時に重大なる罪悪である」(エッセー集『プリンシプルのない日本』)とも書いている。

 こうした白洲の証言は、「今の憲法は押し付けだ」と強調する“改憲派”知識人たちの議論のよりどころの一つともなってきた。

 ところが、当の憲法の中身について、白洲は内心では評価していたというから、意外である。圭男さんが語る。

 「白洲は、『押し付けられたのは事実だし、素人が作った憲法だが、内容は良い。人の良いアメリカ人が占領軍となって作ったから、ずいぶん助かったんだ』と話していました」

 特に9条を評価していたという。朝鮮戦争を契機に米側から日本の再軍備の要請が強まり、警察予備隊が発足し、やがて自衛隊になっていくわけだが、白洲は再軍備に批判的だったという。憲法の問題点と指摘していたのは、「国の根幹にかかわるものなのに、細かく書かれすぎている。もっとザックリ書けば良かった」という点だった。

 現在の厳しい国際情勢は、9条制定当初からは一変しているし、憲法学者からは「日本国憲法は先進諸国の憲法と比べて条文が大ざっぱすぎる」という指摘はあっても逆は皆無だ。白洲の考えは、今日的に見ると正しいとばかり言いづらい面もあろうが、白洲が一筋なわでは理解できない人物であったことは、確かだ。


疑問3・白洲はGHQと対立したか

 GHQでマッカーサーの腹心だったコートニー・ホイットニー准将に「英語がうまいですね」と褒められた白洲は、こう切り返している。

 “If you study a little harder, you will improve your English.”(あなたももう少し勉強すれば、英語が上達しますよ)

 ホイットニーといえば、マッカーサーに次ぐGHQのナンバー2で、日本統治の要であった民政局の局長。ロースクールで法律を学んで弁護士も経験し、将官にまで上り詰めた人物だ。知識人であり、たたき上げの軍人ではない。だが、ケンブリッジ大学を卒業し、英国の貴族階級から英語を学んでいた白洲は、自らの英語の方が正統であると感じたに違いない。心理的には引け目を感じるどころか、優位に立っていたのだろう。

976とはずがたり:2016/12/08(木) 15:14:15
>>794-796
 「いやみったらしい英語で言う白洲の様子が、目に浮かぶようね」と、桂子さん。

 このホイットニーとのやり取りだけを見ると、学歴や階級をひけらかしたようなイヤらしさを感じる向きもあるかもしれないが、白洲のイギリス英語の使い手としての力量は、そうした表面的なものだけではなかったようだ。

 GHQの憲法原案を押し付けて完成させようとしたホイットニーに宛てて、性急すぎると白洲が苦言を呈したことで有名なのが、いわゆる「ジープウェー・レター」(46年2月15日付)だ。先進的すぎる民主主義的な憲法の拙速な導入は、本来ジープで山道を越えていくべきところを飛行機で一足飛びに目指すようなもので、過激な反動を招きかねないと、たとえ話を交えて切々と訴えた。緊張感があふれる2枚紙の英文の手紙の最後は、こう締めくくられている。

“I am afraid I have already accelerated the paper shortage by writing this mumble but I know you will forgive me for my shortcoming for which my late father is also partly responsible.”(私がブツブツと文句を書き連ねたことで紙不足に拍車をかけてしまいましたが、これは亡父の性格を一部受け継いだゆえの私の短所によるものです。どうかお許しを)

 物資が払底していた終戦直後でも、さすがに紙2枚を政府が使えないことはなかっただろう。白洲の父は、貿易会社を興した大金持ちで後に会社を倒産させ、豪放な人物として知られた白洲文平。厳しい内容が続いた文面の最後で、英国紳士を彷彿ほうふつとさせるユーモアを見せられたホイットニーは、思わずクスッと笑ったのではないか。日本語にしてみると何と言うこともないが、何とも書き手のスマートさを感じさせる機知に富んだ文章だ。

 こうした人間的な面白みも手伝ってか、GHQの人たちは、桂子さんによると、幹部クラスを含むかなりの数が鶴川の自宅を頻繁に訪れて、白洲と親しく交わっていた。白洲はGHQにはっきりとモノを申したが、それは「喧嘩けんか」ではない「主張」だったということだろう。

「誇りある文明国」GHQに印象づける

 白洲次郎が終戦直後の日本にいなかったら、どうなっていたか。

 おそらく「押し付け憲法」の内容はほとんど変わらなかったし、その後の自衛隊発足、経済復興といった日本の戦後史も、基本的にたどったコースは同じだったろう。

 だが、白洲が憲法交渉に加わっていなかったら、「押し付け」を巡る日米の亀裂はさらに深刻になり、現代にまで一層暗い影を落としたのではなかったか。プライドの高い松本国務相は、怒りのあまり交渉の途中で席を立って出て行ってしまい戻って来ないほどだった。交渉団に入っていた吉田外相が後に首相になれたのは、GHQとの折衝の前面に立つ汚れ役を白洲が引き受けたからだという見方は、決して誇張ではないだろう。白洲の能力に目を付けて引っ張り出してきた吉田の人を見る力は大したものだったと言っても良い。

 白洲は、「確かに日本は戦争には負けたが、決して野蛮な未開国ではない。誇りある文明国だ」ということを、自らの行動を通じて、GHQの幹部たちに印象づけたのだろうと思うのである。

舟槻 格致( ふなつき・かくち )
 調査研究本部主任研究員。専門分野は憲法と政治。憲法を中心とした政治の動きを、政治部で担当。首相官邸のほか与野党、国会、外務省、法務省などを取材し、憲法、衆院選、統括担当の次長を経て現職。著書「政治はどう動くか」(書肆侃侃房)、共著「基礎からわかる 憲法改正論争」(中公新書ラクレ)など。

977名無しさん:2016/12/10(土) 13:45:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500735&g=pol
安倍首相発言全文=米真珠湾訪問

 安倍晋三首相が5日、今月下旬の米真珠湾訪問を発表した発言の全文は次の通り。
 今月26、27日、ハワイを訪問し、オバマ大統領と首脳会談を行う。この4年間、オバマ大統領とはあらゆる面で日米関係を発展させ、アジア太平洋地域、世界の平和と繁栄のためにともに汗を流してきた。
 先のオバマ大統領の広島訪問に際し、核なき世界に向けた大統領のメッセージは今も多くの日本人の胸に刻まれている。ハワイでの会談は、この4年間を総括し、未来に向けてさらなる同盟の強化の意義を世界に発信する機会にしたい。
 これまでの集大成となる最後の首脳会談となる。この際、オバマ大統領とともに真珠湾を訪問する。犠牲者の慰霊のための訪問だ。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したい。
 同時に、日米の和解の価値を発信する機会にもしたい。今や日米同盟は、世界の中の日米同盟として、ともに力を合わせて世界のさまざまな課題に取り組む希望の同盟となった。その価値、意義は、過去も現在も未来も変わらない。このことを確認する意義ある会談となると思う。
 -訪問を決断したのはいつか。
 昨年、戦後70年を迎え、米議会で演説を行い、私の70年を迎えての思い、考えについて発信したところだ。その中で、真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性について発信したいとずっと考えてきた。
 同時に、オバマ大統領との4年間を振り返る首脳会談も行うことができればと考えてきたが、先般の(ペルーの)リマでの短い会談で、12月に会談を行おう、そしてその際に二人で真珠湾を訪問しようと確認し、合意をした。(2016/12/05-20:04)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500798&g=pol
日米和解、未来志向でアピール=同盟の意義再確認へ-安倍首相

 安倍晋三首相はオバマ米大統領とともに行う真珠湾訪問で、日米和解を内外にアピールし、戦後に区切りを付けたい考えだ。オバマ氏による5月の広島訪問と併せ、日米の指導者が未来志向で平和を誓う舞台として周到に準備を進めてきた。来年1月のトランプ次期政権への交代を前に、日米同盟の意義を再確認する狙いもある。
 「この4年間を総括する場をつくろう」。首相は11月中旬のペルー・リマで行ったオバマ氏との短時間の立ち話で、こう呼び掛け、ハワイでの首脳会談を提案。オバマ氏は快諾した。
 関係者によると、オバマ氏は5月に来日して首相と会談した際、真珠湾攻撃のあった12月8日の訪問を打診した。しかし、日本側は「謝罪色が強くなりすぎる恐れがある」(政府関係者)との理由で、同月下旬にずらせた。
 オバマ氏の被爆地・広島訪問では、日本は原爆投下への「謝罪」を求めず、未来志向を演出することに心を砕いた。これと同様に、首相は自身の真珠湾訪問でも未来志向を重視した。
 首相は昨年4月の訪米時に議会で演説し、真珠湾や太平洋戦争の激戦地に触れながら、「悔悟」の気持ちを表明。同年8月に発表した戦後70年談話でも「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と、戦後に終止符を打つ必要性を強調していた。
 首相はその当時からハワイ訪問の構想を温めてきた。首相は5日夜、「真珠湾を訪問する意義、象徴性、和解の重要性について発信したいとずっと考えてきた」と記者団に明かした。
 一方、トランプ次期大統領は選挙戦で、在日米軍駐留経費を日本が全額負担しない場合の米軍撤退や日本の核武装に言及したことから、日米同盟の先行きを不安視する向きもある。
 「日米同盟の価値は、過去も現在も未来も変わらない。このことを確認する意義ある会談になる」。首相はオバマ氏とハワイで行う首脳会談をこう位置付け、次期政権との間でも「希望の同盟」として堅持していきたいとの考えをにじませた。 (2016/12/05-22:33)

978名無しさん:2016/12/10(土) 13:47:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500667&g=pol
安倍首相、真珠湾訪問へ=歴代初「未来に不戦の決意」-26日から、オバマ氏と慰霊

 安倍晋三首相は5日、今月26、27両日の日程で米ハワイを訪れ、第2次世界大戦で日米開戦の舞台となったホノルル市の真珠湾を訪問すると発表した。日本の現職首相が真珠湾を訪れるのは初めて。オバマ米大統領とともに犠牲者を慰霊し、併せて最後となる首脳会談も行う。首相は「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来に向けた決意を示したい」と訪問の意義を訴えた。首相官邸で記者団に語った。

 オバマ氏は今年5月、現職の米大統領として初めて、米国が原子爆弾を投下した広島市を訪問している。旧日本海軍が奇襲攻撃を行った真珠湾を日本の首相が訪れることは、その返礼の意味合いがあるとみられる。首相とオバマ大統領は27日に奇襲攻撃で沈んだ戦艦アリゾナの記念館を訪問する方向だ。岸田文雄外相が首相に同行する。
 首相は真珠湾訪問について「犠牲者の慰霊のための訪問だ」と説明し、「日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」と表明。日米の戦後に終止符を打つとともに、同盟深化を内外にアピールする狙いを強調した。
 昨年4月に米議会上下両院合同会議で戦後70年の節目を踏まえて演説したことにも触れ、「(それ以降)真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性について発信したいとずっと考えてきた」と説明。11月にペルーでオバマ大統領と立ち話した際、最終的に決まったと明かした。
 首相はオバマ大統領との会談を「これまでの集大成」と位置付け、「この4年間、あらゆる面で日米関係を発展させ、アジア太平洋地域や世界の平和と繁栄のためともに汗を流してきた」と指摘。先の広島訪問に関し、「核なき世界に向けた大統領のメッセージは、今も多くの日本人の胸に刻まれている」とも述べた。
 真珠湾攻撃は1941年12月8日(日本時間)に行われ、米側に多数の犠牲者が出た。今年は75周年の節目で、日本政府はオバマ大統領の広島訪問と並行して、水面下で米政府と調整していた。(2016/12/05-23:30)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500762&g=pol
ホワイトハウス、日米が「和解の力示す」=安倍首相の真珠湾訪問

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは5日、安倍晋三首相のハワイ・真珠湾訪問について声明を出し、「(オバマ大統領と首相は)共通の利益や価値で結び付いて、かつての敵を最も緊密な同盟国にした和解の力を示す」と述べた。旧日本軍による真珠湾攻撃から75年の節目を迎えることから、全ての関係者が歓迎しているとみられる。
 ホワイトハウスによると、オバマ大統領は27日、安倍首相に同行し、真珠湾にある慰霊施設のアリゾナ記念館を訪問する。声明は「(首相との)会談は、日米同盟の強化に向けた過去4年間の努力を振り返る機会となる」と述べた。
 安倍首相による真珠湾訪問案は、オバマ大統領が5月に被爆地・広島を米大統領として初めて訪問した際、日米の当局者間で浮上していた。オバマ氏は毎年12月下旬に冬休みをハワイで過ごしており、この時期に照準を合わせて首相訪問を水面下で調整していた可能性がある。
 ハワイでは今月7日(日本時間8日)、真珠湾攻撃から75年になるのに合わせて式典が行われる。米メディアによると、ハワイ選出の日系議員らがオバマ、安倍両氏に式典への招待状を送っていた。真珠湾攻撃で米側は約2300人が犠牲になった。
 米国内では現在、第2次世界大戦をめぐる反日感情が目立った形では表面化していない。安倍首相が戦後70年の2015年4月に米議会で行った演説も肯定的に受け止められており、真珠湾訪問で謝罪を求める動きが広がることはないとみられる。(2016/12/05-22:35)

979名無しさん:2016/12/10(土) 14:25:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600010&g=pol
安倍首相の真珠湾訪問、与党は歓迎=「謝罪はしない」の見方も

 安倍晋三首相の今月下旬の真珠湾訪問について、与党からは歓迎する声が相次いだ。自民党の保守系議員も「騒ぐことはない」「いいことだ」などとおおむね理解を示した。一方、首相に近い党幹部の一人は、真珠湾攻撃の加害責任に関し「首相は謝罪はしない」との見方を示した。
 自民党の河村建夫元官房長官は5日夜、東京都内で記者団に対し、「一つの大きなタイミングだ。首相が言う『戦後の総決算』という感じがする」と評価。「オバマ米大統領が広島を訪れたということもあると思う」と述べ、大統領の被爆地訪問への答礼の意味合いもあるとの認識を示した。
 公明党の大口善徳国対委員長は記者団に「米国民の心情に寄り添う姿を示すことは大事だ」と語った。(2016/12/06-00:25)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600015&g=pol
中国メディアも詳報=ネットでは「なぜ南京に来ない」-安倍首相の真珠湾訪問

 【北京時事】中国国営新華社通信(英語版)は5日、安倍晋三首相が米ハワイの真珠湾を訪問することを詳しく伝えた。オバマ米大統領が5月に米大統領として初めて被爆地・広島を訪問したと指摘した上で、「安倍首相が真珠湾訪問を決断したのは、トランプ次期政権でも日米同盟を強化する狙いがある」との見方を伝えた。

 一方、中国のインターネットでは「なぜ(中国の)南京を訪れ、大虐殺の犠牲者を弔わないのか」などと南京事件と関連付け、安倍首相の対応の違いを批判する書き込みが目立っている。(2016/12/06-00:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600115&g=pol
日本の核廃絶決議採択=23年連続、保有国の米賛成-国連総会

 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は5日の本会議で、核兵器の全面廃絶に向け、すべての国が共同行動を取る決意を新たにするとした日本主導の決議を167カ国の賛成を得て採択した。核廃絶決議の採択は23年連続。
 北朝鮮とシリアのほか、核兵器保有国の中国とロシアは反対。保有国の英仏を含む16カ国が棄権した。米国は賛成した。
 決議はオバマ米大統領の5月の被爆地・広島訪問を評価。また、核保有国と非保有国が核軍縮と不拡散の実践的措置を促進する「有意義な対話」に一層関与するよう奨励している。(2016/12/06-07:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600174&g=pol
「国民は温かく受け入れる」=安倍首相の真珠湾訪問-米報道官

 【ワシントン時事】アーネスト米大統領報道官は5日の記者会見で、安倍晋三首相が今月末にハワイの真珠湾を訪問すると発表したことについて「ほとんどの米国民は温かく受け入れるだろう」と述べた。また、オバマ大統領と安倍首相が真珠湾でそれぞれ所感を述べる見通しだと語った。
 5月のオバマ大統領の広島訪問で「米大統領と日本の首相が立ち並んだ姿には心を動かされた」と振り返った。真珠湾のアリゾナ記念館で2人が並んで立つ姿は「同じように心を動かされるだろう」と期待している。
 その上で「(首相訪問に)感情を害する人もいるかもしれないが、多くの人が個人的な敵意を脇に置いてくれると信じている」と強調。それは「安倍首相の言葉に満足するからでなく、この機会が米国にとって非常に大切だと認識しているからだ」と訴えた。(2016/12/06-09:26)

980名無しさん:2016/12/10(土) 14:25:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600176&g=pol
「歴史的和解」「同盟誇示」=安倍首相の真珠湾訪問-韓国紙

 【ソウル時事】6日付の韓国各紙は、安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問発表について「歴史的和解」「米日同盟誇示」などと詳しく報じ、高い関心を示した。
 ソウル新聞は「第2次大戦で激しい戦いを繰り広げた両国の歴史的和解を象徴している」と伝え、「安倍首相は戦後史に区切りを付け、米日同盟関係をさらに高い段階に引き上げる主役となる」と指摘した。さらに、トランプ次期米大統領も安倍首相の真珠湾訪問を求めており、次期政権との円滑な関係を望む日本側の意向も込められていると分析した。
 ハンギョレ新聞は、安倍首相とトランプ氏のニューヨークでの会談にオバマ大統領が不快感を示したという報道を引用、「真珠湾訪問はオバマ大統領への最後の外交的な贈り物になる」と伝えた。ただ、韓国日報などは「国内の保守勢力の反発を考慮し、踏み込んだ謝罪はしない可能性が大きい」と報じている。(2016/12/06-09:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600365&g=pol
真珠湾訪問、謝罪でない=閣僚は安倍首相の決断評価-菅官房長官

 菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、安倍晋三首相が今月下旬に米ハワイの真珠湾をオバマ大統領と訪問することについて、「戦没者の慰霊のためで、謝罪のためではない」と強調した。首脳会談に関しては27日(日本時間28日)に行うと明らかにした。
 各閣僚の閣議後の記者会見では、首相の決断を評価する声が相次いだ。
 岸田文雄外相は「(首相の訪問は)二度と戦禍を繰り返してはならないという未来に向けた強い意志や、強い日米同盟のありようを示すものだ」と述べた。
 山本幸三地方創生担当相も「本当の意味で大戦の処理が終わることになる。トランプ政権の誕生に当たり、日米の和解、絆の強さを世界に示すことは非常に意義がある」と語った。
 麻生太郎副総理兼財務相は「日米関係で、広島と真珠湾の話は、第2次世界大戦に関する一番の象徴的なことだから、首相と大統領が相互訪問するということだろう」と説明した。(2016/12/06-11:53)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600835&g=pol
真珠湾訪問、米新政権にらむ=安倍首相、同盟強化の継承促す

 安倍晋三首相は今月下旬の真珠湾訪問を、オバマ米大統領と取り組んできた同盟強化の「総決算」(外務省幹部)と位置付け、来年1月に就任するトランプ次期大統領に「継承してもらう」(同)考えだ。トランプ氏就任から1週間後となる1月27日の首脳会談も調整しており、歴史的訪問をてこに同盟関係の重要性への理解を促す。
 真珠湾訪問の意向を明かして一夜明けた6日、首相はカーター米国防長官と首相官邸で会談。訪問の目的を「犠牲者の慰霊」と説明し、「二度と戦争の惨禍を繰り返さないという未来に向けての強い意志と決意を、世界に向けて発信したい」と伝えた。カーター氏も「オバマ大統領をはじめ、われわれは非常に喜んでいる」と歓迎した。
 首相はオバマ政権との間で、同盟強化に腐心してきた。集団的自衛権行使を可能にした安全保障法制整備により、日米防衛協力の水準を引き上げた。中国の強引な海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発に歯止めをかけるには、アジア太平洋地域に確固たる日米同盟が不可欠との信念からだ。
 だが、トランプ氏は先の大統領選で、日本が在日米軍駐留経費の負担増に応じなければ撤収も辞さない姿勢を示すなど、同盟軽視とも取れる発言を繰り返してきた。首相は当選直後の11月17日にトランプ氏と会談し、「まさに信頼できる指導者」と称賛したが、新政権の外交政策は依然、不透明で、不安が解消されたわけではない。
 こうした中、首相は真珠湾への歴史的訪問を果たすことで、時の政権の外交政策に左右されない普遍的な「日米の絆」を内外に示したい考え。政府関係者は「トランプ支持者を含め、米国全体へのメッセージになる。高い発射台から次期政権との関係をスタートできる」と狙いを話す。
 先の大戦で戦火を交えた米国との和解を一段と進めることで、日本の戦争責任を繰り返し追及してきた中韓両国をけん制する意図も透けて見える。「世界の多くは歓迎する。『もっと反省しろ』と言うのは少数だ」。外務省幹部は、「歴史カード」に固執する中韓が国際社会で「異端視」されることに期待を示した。 (2016/12/06-19:57)

981名無しさん:2016/12/10(土) 14:44:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700916&g=pol
真珠湾攻撃75年で追悼式=9日に初の日米共催

 太平洋戦争開戦の引き金となった旧日本軍による真珠湾攻撃から75年となるのを機に、在ホノルル日本総領事館と米海軍は8日(日本時間9日)、米ハワイの真珠湾に浮かぶフォード島で追悼式典を共同開催する。日本政府関係者が7日、明らかにした。
 日米共催の式典は初めて。日本の国会議員や米軍関係者らが参加し、日米双方の犠牲者を慰霊する。安倍晋三首相とオバマ米大統領が今月下旬にそろって真珠湾を訪れるのに先立ち、日米和解を確認することになる。(2016/12/07-22:29)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700755&g=pol
中国にも「弔う場所ある」=安倍首相の真珠湾訪問

 【北京時事】安倍晋三首相が今月下旬に米ハワイの真珠湾を訪問することについて、中国外務省の陸慷報道局長は7日の記者会見で、南京大虐殺記念館のほか、満州事変の発端となった柳条湖事件を記念した博物館や731部隊跡地を挙げ、「日本が深刻に反省し本当に謝罪したいなら、中国には多くの弔うべき場所がある」と述べた。(2016/12/07-18:25)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700522&g=pol
「真珠湾」75年で追悼声明=安倍首相訪問には触れず-米大統領

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は6日、旧日本軍による1941年12月7日(日本時間8日)の真珠湾攻撃から75年となるのを前に、犠牲者を追悼する声明を発表し、「自由と民主主義の名の下にささげられた犠牲は、決して無駄ではなかった」と強調した。また、政府機関や国民に対して、7日は半旗を掲げるよう要請した。
 オバマ大統領は声明で、真珠湾攻撃やノルマンディー上陸作戦など第2次大戦で犠牲になった米兵について、「自由のために戦い、ファシズムを打倒し、敵国を同盟国に変えた」と称賛した。
 大統領は26、27の両日、安倍晋三首相と共に真珠湾を訪問し、犠牲者の慰霊をする予定だが、声明ではこの訪問について触れなかった。
 一方、トランプ次期大統領も6日、ノースカロライナ州フェイエットビルの集会で「あすは真珠湾攻撃から75年だ。偉大な軍服を身にまとった人々が尊い犠牲になった出来事の節目になる」と述べた。(2016/12/07-14:58)

982名無しさん:2016/12/10(土) 14:44:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120800827&g=pol
吉田首相の真珠湾訪問確認できず=政府

 安倍晋三首相が今月下旬に米ハワイの真珠湾を訪れることに関し、菅義偉官房長官は8日の記者会見で「米国の大統領とともに真珠湾を訪問するのは初めてだ」と意義を強調した。ハワイのホノルルには1951年に当時の吉田茂首相も訪れていたことに触れ、真珠湾については「範囲が広大なこともあり、吉田氏が訪問したかどうかは確認できない状況だ」と説明した。(2016/12/08-18:28)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120800093&g=pol
「自由のともしび消せない」=真珠湾攻撃75年で次期米大統領

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日、旧日本軍によるハワイの真珠湾攻撃から75年となるのに際して声明を出し、次世代のためにも、戦争で多くの犠牲を払った勇敢な米国人から引き継いだ「自由のともしびを消すことは許されない」と呼び掛けた。
 トランプ氏は「過去75年、米国はさまざまな敵と対峙(たいじ)してきた。しかし、レーガン元大統領が述べたように『平和を追求する上で、勝利に代わる物はない』という事実は不変だ」と強調した。 (2016/12/08-06:53)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700931&g=pol
安倍首相訪問「待ち望む」=真珠湾攻撃75年で声明-オバマ米大統領

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は7日、旧日本軍による1941年12月7日(日本時間8日)の真珠湾攻撃から75年となるのに際して声明を出し、慰霊施設である沈没した戦艦アリゾナの記念館を「安倍晋三首相と一緒に訪問するのを待ち望んでいる」と述べた。大統領が今月下旬の首相の真珠湾訪問に言及したのは初めて。
 大統領はこの中で、「この歴史的な訪問は、米国と日本が75年前には想像できなかった同盟で結ばれ、世界の平和と安全のために手を携えて働き続ける証しになる」と強調した。
 また、「真珠湾攻撃で2400人以上の米国の愛国者が命を失った。妻ミシェルと私は本日、犠牲者の追憶と遺族らへの称賛に加わる」と追悼の意を表明した。
 大統領はこれに先立ち、政府機関や国民に対し、7日は半旗を掲げるよう要請した。
 一方、トランプ次期大統領も6日、ノースカロライナ州フェイエットビルの集会で「あすは真珠湾攻撃から75年だ。偉大な軍服を身にまとった人々が尊い犠牲になった出来事の節目になる」と述べた。(2016/12/08-00:15)

983名無しさん:2016/12/10(土) 15:19:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120900128&g=pol
日米、初の合同追悼式=真珠湾攻撃75年、安倍首相訪問控え-ハワイ

 【ロサンゼルス時事】1941年の旧日本海軍による米ハワイの真珠湾攻撃から75年を迎え、在ホノルル日本総領事館と米海軍は8日(日本時間9日)、真珠湾攻撃で戦死した両国の兵士を慰霊する合同追悼式典を真珠湾で初めて開催した。安倍晋三首相の訪問を前に、参列者らは日米の友好と将来の平和を誓った。
 総領事館などによると、式典には約80人が参列。地元では日本人兵士を慰霊することに抵抗もあり、「75年の節目にひっそりと犠牲者を悼みたい」(関係者)として、招待者以外には非公開で行われた。
 出席者によると、ジョン・フラー・ハワイ海軍地域司令官は式典で「日本は米国にとってさらに重要な同盟相手となる」とあいさつ。三沢康ホノルル総領事は「かつて敵同士だった日米がどれだけ関係を前進させることができたかを示す大きな出来事だ」と式典の意義を強調した。
 日本からは武田良太元防衛副大臣、真珠湾攻撃を指揮した山本五十六連合艦隊司令長官の故郷である新潟県長岡市の磯田達伸市長のほか、自衛隊関係者も出席した。安倍首相が今月下旬に訪問する予定の戦艦アリゾナの記念館を見渡せる米軍敷地内で行われ、参加者らが黙とうをささげた後、日米の国歌が演奏された。

 磯田市長は「日米関係の新たなスタートと未来志向がはっきりと打ち出された追悼式典だった」とコメントした。
 真珠湾攻撃では停泊中の戦艦アリゾナなどが沈没し、米側に約2400人の死者が出た。日本側もゼロ戦パイロットなど65人が死亡した。
 安倍首相は26、27の両日にハワイを訪問し、オバマ大統領と犠牲者を慰霊する。(2016/12/09-12:09)

984名無しさん:2016/12/10(土) 23:00:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_118
安倍首相 今月下旬にハワイへ 真珠湾攻撃の犠牲者慰霊
12月5日 19時24分
安倍総理大臣は、5日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、今月26日と27日にハワイを訪れ、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにしました。現職の総理大臣が真珠湾を訪れて犠牲者を慰霊するのは初めてです。
この中で、安倍総理大臣は、「今月の26日、27日、ハワイを訪問し、オバマ大統領と首脳会談を行う。ハワイでの会談はこの4年間を総括し、未来に向けてさらなる同盟の強化の意義を世界に発信する機会にしたいと思う。これまでの集大成となる最後の首脳会談となる」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者をオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにし、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したいと思う。同時に、日米の和解の価値を発信する機会にもしたいと考えている」と述べました。さらに、安倍総理大臣は、「昨年、戦後70年を迎え、アメリカ議会で演説を行い、私の思いや考えを発信した。その中で、真珠湾を訪問することの意義や象徴性、和解の重要性について発信したいということは、ずっと考えてきた。同時に、オバマ大統領との4年間を振り返る首脳会談も行うことができればと考えてきた」と述べました。

また、安倍総理大臣は、ハワイ訪問と真珠湾攻撃の犠牲者の慰霊について、先月、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するため、ペルーを訪れた際に、オバマ大統領との間で確認したことを明らかにしました。現職の総理大臣が、真珠湾を訪れて犠牲者を慰霊するのは初めてのことです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796101000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_116
米報道官 ハワイで日米首脳会談を発表
12月5日 20時23分
アメリカのホワイトハウスはオバマ大統領が安倍総理大臣と今月27日にハワイで会談するとともに、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するため記念館を訪れると発表しました。
これはホワイトハウスのアーネスト報道官が5日早朝、日本時間の夜8時すぎに声明を出して発表したものです。

それによりますと、オバマ大統領は今月27日にハワイのホノルルで安倍総理大臣と会談するということです。そして「今回の会談は両首脳が安全保障や経済、それに地球規模の課題における緊密な協力を含め、過去4年間にわたる日米同盟を強化する取り組みを総括する機会になる」としています。

また、オバマ大統領は安倍総理大臣とともに、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するため海底に沈んだ戦艦アリゾナの上につくられたアリゾナ記念館を訪れるということです。そのうえで「両首脳の訪問はかつての敵どうしが共通の利益や価値によって団結した最も緊密な同盟国に変わるという和解の力を示すものになる」としています。

985名無しさん:2016/12/10(土) 23:03:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796151000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_115
真珠湾での慰霊 被爆者の反応
12月5日 20時55分
安倍総理大臣が戦没者の慰霊のためハワイの真珠湾を訪れることを明らかにしたのを受けて、ことし、オバマ大統領が広島市の平和公園を訪れた際に言葉を交わした日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表委員を務める坪井直さんは「オバマ大統領は広島に来て戦争を乗り越え、未来志向で進むことを表明した。これに対して、安倍総理も真珠湾を訪問するというのは筋の通ったことだと思う」と評価する考えを示しました。
そのうえで、坪井さんは、「戦争で人の命が失われることは大問題であり、アメリカ人であろうと日本人であろうと犠牲者を慰霊することは非常に大事なことだ。少し時期が遅かった気はするがしっかりと弔ってきてもらいたい」と述べ、戦争のない世界の実現のために日本とアメリカが友好を深めることに期待を寄せていました。

また、ことし、オバマ大統領が広島を訪問した際に大統領と肩を抱き合って言葉を交わした被爆者の森重昭さん(79)は「すばらしいのひと言です。オバマ大統領が広島に来たのだから、安倍総理大臣も太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾に行くべきだと思っていました」と話していました。そして、「真珠湾への攻撃があった12月に訪問することは慰霊にはいいタイミングであり、安倍総理大臣とオバマ大統領が本当に平和を願っているというメッセージがよく伝わることになると期待しています」と話しました。

一方、日本被団協の田中煕巳事務局長は、5日夜、滞在している沖縄県内でNHKの取材に対し、「戦争への関心を思い起こせさせる効果はあると思うが、ことし、オバマ大統領が広島を訪問したことへの返礼のように思える。安倍総理大臣は、日米同盟の強化を考えていると思うが、私たちが求めているのは市民が戦争で犠牲にならない安全であり、今の姿勢が本当の平和につながるか疑問に感じる」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796181000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_114
首相の真珠湾訪問 海外メディアも速報で伝える
12月5日 21時15分
安倍総理大臣が今月26日と27日にハワイを訪れ、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊すると発表したことについて海外メディアも速報で伝えました。
このうち、ニューヨーク・タイムズは、安倍総理大臣が記者団に述べた「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない」や「日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」などの発言を引用したうえで、「安倍総理大臣は、真珠湾を訪れる最初の現職の日本の指導者になる」と伝えました。また、ワシントン・ポストは、オバマ大統領の広島訪問や8月に昭恵夫人が真珠湾を訪れたことなどを紹介したうえで、「安倍総理大臣は政権内の右派への共感もあるが、戦後70年にあたっての談話を出すなどプラグマティックな判断をする」との分析を伝えています。

986名無しさん:2016/12/10(土) 23:05:32
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_113
ジャーナリスト松尾文夫氏「日米間のとげが抜ける」
12月5日 21時22分
元共同通信のワシントン支局長でジャーナリストの松尾文夫さんは、日米の相互理解のために「アメリカの大統領は原爆の慰霊碑に、日本の総理大臣は真珠湾に献花をすべきだ」とする提言を執筆した本などでおこなってきました。
安倍総理大臣が、オバマ大統領とともに真珠湾を訪れて慰霊すると発表したことについて、松尾さんは「これまで日米は互いに死者を弔うことをせず、過去の清算をしてこなかった。オバマ大統領の広島訪問に続いて、安倍総理が真珠湾を訪問することによって、これまであった日米間のとげが抜けることになり、非常に評価できる」と話しています。また、ことし5月にオバマ大統領が広島を訪問した際に、トランプ次期大統領が「オバマ大統領は、日本での滞在中に真珠湾の奇襲について議論したのか。何千人ものアメリカ人の命が失われているのだ」などとツイッターで投稿したことについて、松尾氏は「安倍総理もこの発言を意識しているはずで、今後の日米関係を良好なものとするために訪問を決意したとも考えられる」と指摘しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_110
真珠湾訪問 首相の狙いは? 米国の受け止めは?(動画解説)
12月5日 22時02分
安倍総理大臣が明らかにした真珠湾の訪問。どんな狙いがあるのでしょうか。また、アメリカ側はどのように受け止めているのでしょうか。担当記者が解説します。(VTR9分30秒)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_109
真珠湾訪問 決断までの経緯(動画解説)
12月5日 22時12分
安倍総理大臣は5日夜、記者団に対し、今月26日と27日にハワイを訪れ、太平洋戦争の発端となった旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を、アメリカのオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにしました。真珠湾訪問を決断するまでの経緯をまとめました。(VTR3分20秒)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796281000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_108
首相「大統領が広島訪れたから真珠湾に行くわけではない」
12月6日 0時15分
安倍総理大臣は、5日夜、自民党の高村副総裁や二階幹事長らとの会合で、今月下旬にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領と共に慰霊することについて、「オバマ大統領が5月に広島を訪れたから真珠湾に行くわけではない。オバマ大統領と最後の首脳会談を行うということだ」と説明したということです。

987名無しさん:2016/12/10(土) 23:06:33
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796291000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_101
首相 真珠湾訪問で米新政権発足後も日米関係維持を
12月6日 6時01分
安倍総理大臣は今月下旬にハワイを訪れ、現職の総理大臣として初めて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することにしています。安倍総理大臣としては、今回の訪問を、トランプ新政権発足後も安定的な日米関係を維持することにつなげたい考えです。
安倍総理大臣は5日夜、今月26日と27日にハワイを訪れて、来月任期が切れるアメリカのオバマ大統領と日米首脳会談を行い、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者をオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにしました。現職の総理大臣が真珠湾を訪れて、犠牲者を慰霊するのは初めてです。

安倍総理大臣は、5日夜、記者団に対し、真珠湾訪問について、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したいと思う。同時に日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」と述べました。安倍総理大臣は、ことし5月のオバマ大統領の広島訪問に続いて、みずからが真珠湾を訪問することで、両国の信頼関係を国民レベルでより確かなものにしたい考えです。さらに、アメリカのトランプ次期大統領が、大統領選挙の期間中、日本を含む同盟国との関係見直しを示唆する発言をしてきたことも念頭に置いて、オバマ大統領との首脳会談で、地域の平和と安定に貢献する日米同盟の重要性を確認することにしています。そして、中国による海洋進出の強化や北朝鮮による弾道ミサイルの発射など、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、安倍総理大臣としては、今回の訪問を、トランプ新政権発足後も安定的な2国間関係を維持することにつなげたい考えです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796541000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_100
首相の真珠湾訪問 ホワイトハウスが評価
12月6日 6時34分
安倍総理大臣が今月下旬にハワイを訪れ、アメリカのオバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、ホワイトハウスは「平和と和解を追求する意義を強調するものになる」と評価しました。
ホワイトハウスのアーネスト報道官は、5日の記者会見で「安倍総理大臣とオバマ大統領が真珠湾で並んで立つことは広島訪問の時と同様に力強いものになるだろう。また、最も偉大な世代の犠牲や愛国心を思い出す機会ともなる」と指摘しました。そのうえで「真珠湾訪問は平和と和解を追求する意義を強調するものになる」と評価しました。

そして、真珠湾攻撃に対する謝罪があるかどうかについては「安倍総理大臣が何を言うか現時点で予測したくない」と述べるにとどめました。一方で「安倍総理大臣が、犠牲者の慰霊のために真珠湾を訪問すると発言した気持ちを多くのアメリカ国民が温かく受け止めると思う」と説明しました。また、謝罪がない場合、退役軍人がどのように感じると思うか記者団から質問されたのに対し、「気分を害する人がいるかもしれないが、多くの人が訪問はアメリカにとって重要だと認識し、個人的な恨みは脇に置くと確信している」と述べました。

そして、両首脳が真珠湾を訪れる際に所感を述べることを明らかにするとともに、「真珠湾訪問は、安倍総理大臣自身の決断だ」と述べ、オバマ大統領の広島訪問と直接リンクしていないと強調しました。
米知日派 真珠湾訪問を歓迎
安倍総理大臣が今月下旬、ハワイを訪れて日本の総理大臣として初めて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、アメリカで知日派として知られるアーミテージ元国務副長官は、首都ワシントンで5日、記者団に対し、「安倍総理大臣の訪問は非常によいことだ」と述べ、訪問を歓迎しました。そのうえで、アーミテージ氏は、「安倍総理大臣が真珠湾攻撃を謝罪することは想像できない。真珠湾攻撃によって、アメリカと日本は戦争に突入したが、それは歴史の一部だ。安倍総理大臣が真珠湾を訪れること自体がよい意思表示だと思う」と述べ、謝罪は必要ないとの考えを示しました。

988名無しさん:2016/12/10(土) 23:07:38
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_099
外相 首相に同行してハワイへ「日米の和解を示す」
12月6日 10時36分
岸田外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、今月下旬にハワイを訪れ真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する安倍総理大臣にみずからも同行することを明らかにしたうえで、「訪問は、戦禍を繰り返さない強い意志や日米の和解を示すものだ」と述べました。
安倍総理大臣は、今月26日と27日にハワイを訪れ、アメリカのオバマ大統領と日米首脳会談を行い、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者をオバマ大統領とともに慰霊することにしています。

これに関連し岸田外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、「アジア太平洋地域、さらには国際社会の平和と安定に、日米同盟が大きな役割を果たしていくことを発信するいい機会だ。私も、この4年間、外務大臣として務めてきたので、ぜひ同行したい」と述べました。そのうえで岸田大臣は、「今回の訪問は亡くなられた方への慰霊であり、未来に向けて二度と戦禍を繰り返してはならないという強い意志を示し、日米の和解をしっかり示すものだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796671000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_098
官房長官 首相の真珠湾訪問は謝罪のためではなく慰霊
12月6日 10時49分
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、安倍総理大臣が今月下旬、ハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、今回の訪問は慰霊が目的で謝罪のためではないとしたうえで、不戦の決意や日米の和解の価値を発信する機会になるという認識を示しました。
安倍総理大臣は、今月26日と27日にハワイを訪れ、アメリカのオバマ大統領と日米首脳会談を行うとともに、現職の総理大臣として初めて、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することにしています。

これについて、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「先の大戦に関する安倍総理大臣の考え方は、昨年8月の戦後70年談話にすべて尽くされており、今回の訪問は戦没者の慰霊のためであって謝罪のためではない」と述べました。そのうえで菅官房長官は、「訪問は、『二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない』との決意を未来に向けて示すとともに、日米の和解の価値を発信する機会になる」と述べました。また、菅官房長官は、記者団が今回の真珠湾訪問と、ことし5月のオバマ大統領の広島訪問との関係について質問したのに対し、「関係するものではないと思っている」と述べました。

989名無しさん:2016/12/10(土) 23:09:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796731000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_096
首相の真珠湾訪問 閣僚から評価する意見相次ぐ
12月6日 11時15分
安倍総理大臣が今月下旬ハワイを訪れ、現職の総理大臣として初めて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、閣議の後の記者会見などで各閣僚からは日米同盟の強化につながるなどと評価する意見が相次ぎました。
このうち麻生副総理兼財務大臣は「第2次世界大戦に関して象徴的な場所のひとつはアメリカにとってはパールハーバーであり、日本にとっては広島だ。広島をアメリカの現職の大統領が初めて訪問し、パールハーバーに日本の総理大臣が初めて行くのはよいことではないか」と述べました。

石原経済再生担当大臣は「ことしは先の大戦から考え歴史的な年になるのではないか。象徴的な場所に日米両国の首脳が立ち、日米安保体制を基軸として国際社会の平和に貢献していくというメッセージを出すというすばらしい機会になるのではないか」と述べました。

稲田防衛大臣は「安倍政権になってから、日米関係は非常に強固なものになっている。今回の訪問は、未来に向けて強固な日米同盟を再確認し、希望の同盟として、アジア太平洋地域、さらには国際社会の平和と繁栄に貢献することを世界に向けて力強く発信する機会になると思う」と述べました。

山本地方創生担当大臣は「アメリカ国民にとって意義深く認識されると思うし、本当の意味で先の大戦の処理が終わることになると思う。トランプ政権が誕生するにあたって、日米の和解や絆の強さを世界に示すことは意義がある」と述べました。

また丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は「同盟関係のさらなる強化や国民の理解に大きなインパクトを与えるものになる」と述べたほか、加藤一億総活躍担当大臣は「今回の訪問は同盟関係をさらに強固なものにするのではないか」と述べました。さらに加藤大臣は、記者団が「内閣支持率が上がれば安倍総理大臣は衆議院を解散するのではないか」と質問したのに対し、「直接関係ないのではないか」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010797161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_079
首相 米国防長官と会談 真珠湾訪問で不戦の決意示したい
12月6日 17時09分
安倍総理大臣は、来日しているアメリカのカーター国防長官と会談し、今月下旬の真珠湾訪問で、二度と戦争の惨禍を繰り返さないという強い決意を示したいという考えを伝えたのに対し、カーター国防長官は訪問を歓迎する意向を示しました。
この中で安倍総理大臣は、今月下旬ハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、「日米首脳会談を行い、その際、真珠湾のアリゾナ記念館を訪問する。犠牲者を慰霊し、二度と戦争の惨禍を繰り返さないという未来に向けた強い意志、そして決意を示したい」と述べました。

これに対しカーター国防長官は、「オバマ大統領や私にとって喜びだ。双方が平和において確固たるコミットメントを示すものだ」と述べ、訪問を歓迎する意向を示しました。

また会談で、安倍総理大臣が、沖縄県最大のアメリカ軍の演習場・北部訓練場の一部返還について、「4000ヘクタールの返還を日米が協力して、今月22日に実現したい」と述べたのに対し、カーター国防長官も、「歴史上初めて大きな返還を達成できる。22日に達成することを約束する」と応じました。

990名無しさん:2016/12/11(日) 20:34:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121100054&g=pol
慰安婦合意見直さず=日韓情報協定も維持を-萩生田官房副長官

 萩生田光一官房副長官は11日のフジテレビ番組で、韓国の朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案可決を受け、慰安婦問題の日韓合意の扱いについて、「どなたが大統領になっても、もう一回やり直してくれと言われても、受け付けるつもりはない」と強調した。また、「合意は不可逆的に問題を終了しようというもので、2国間だけで誓い合ったわけではなく、米国を含め国際社会の前で約束したことだ」とも指摘した。

 日韓両政府が先月締結した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)については、「この1年間、北朝鮮に対しての情報共有が的確にできてきた。その必要性を理解できない人が大統領になることは好ましくない」と述べ、韓国側に維持を求めていく考えを示した。(2016/12/11-15:14)

991名無しさん:2016/12/18(日) 11:30:29
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121400697&g=pol
「慰安婦合意、無効化を」=朴氏弾劾受け韓国団体

 【ソウル時事】日韓両政府間の慰安婦合意に反対している韓国の民間団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」は14日、ソウルの日本大使館前で水曜恒例の抗議集会を開いた。朴槿恵大統領の弾劾訴追案可決後初めてとなったこの日の集会には、小雪がぱらつく中、数百人が参加し、「朴槿恵退陣せよ」「慰安婦合意を即刻無効化せよ」と気勢を上げた。

 挺対協は声明文を発表し、「崔順実被告の操り人形、朴槿恵がついに国民から弾劾された。朴政権は、大多数の国民の反対にもかかわらず、合意を押し付けた」と批判。さらに「日本政府は、慰安婦問題の真実をカネで覆い隠そうとせず、合意を全面的に無効化すべきだ」と主張。「被害者に謝罪し、法的責任を認め、再交渉しなければならない」と訴えた。(2016/12/14-17:19)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600383&g=pol
吉田首相の真珠湾訪問確認=菅官房長官

 菅義偉官房長官は16日午前の記者会見で、1951年に当時の吉田茂首相が米ハワイの真珠湾に面した米太平洋軍司令部を訪問していたことを確認した。これまでは、安倍晋三首相の今月下旬の真珠湾訪問が現職首相として初めてかどうかは未確認としていた。
 菅氏は「当時はアリゾナ記念館は建設されておらず、この記念館で現職首相が慰霊を行うのは今回が初めてだ」と強調した。(2016/12/16-12:09)

992とはずがたり:2016/12/23(金) 13:04:31
やりなおす戦後史
【第5回】 2015年8月10日
蔭山克秀
今、戦後史から知っておきたい
日本を「経済の国」へと変えた男
http://diamond.jp/articles/-/76354

黄金の昭和30年代、「所得倍増計画」によって一気に高度経済成長を遂げ、「経済大国ニッポン」をつくった一人の男。それが池田勇人である。池田はどのように今の日本を形づくったのか? 東京オリンピックまでの日本の変貌を駆け足で見る。

経済の国へ――池田勇人の所得倍増計画

?第4回で見たように、新安保条約の強行採決を経て岸信介が首相を辞任した後、日本は「政治の時代」から、本格的に「経済の時代」へと移行する。

?日本はこの時期、“世界の経済大国”としての地位を確立した。そして、そのかなりの部分は、池田勇人の功績だ。

?元大蔵官僚の池田勇人は、官僚時代に病に倒れて退職した後、新規採用扱いで再び大蔵省に入省するなど苦労もあったが、最終的には最高ポスト・事務次官まで務め上げた、経済政策のスペシャリストだ。経済事情に明るく数字に強い彼の、経済偏重ともいえる政策や外交努力の数々によって、日本は戦後、驚くほど短期間で一流国家への階段を上ることができたのだ。

「経済成長をめざす首相なんて、普通じゃないか」――今の僕らはそう思ってしまうが、それは間違いだ。実は池田まで、経済政策を全面に押し出す首相なんて、ほとんどいなかったのだ。

「不況でもないのに経済しか見ない首相なんて、どうかしている。政治家は政治をしっかりやれよ」――これが昔の当たり前だった。つまり、あくまで経済は“政治の一部”、日本全体の設計図の一部にすぎず、それらは大蔵省や経済企画庁、あるいは日銀に任せるべき事柄だったのだ。

?しかし、池田は「日本らしさ=経済」に変えていく青写真を持ち、軍隊のない日本は、政治よりも経済をアイデンティティにすべきという明確なビジョンを持っていた。

?池田勇人は吉田茂の腹心中の腹心で、「吉田学校」の優等生だ。彼は官僚生活を経て1949年の衆院選で政界入りし、いきなり吉田内閣の大蔵大臣に抜擢された。そこで経済政策のすべてを任され、その後も大蔵大臣・通産大臣・自民党幹事長・政調会長などを歴任した。そして岸内閣の退陣後、池田は自民党総裁選に打って出て、見事総理の座を射止めた。

?その池田が、政策の目玉として打ち出したのが「所得倍増計画」。彼は岸内閣が日米安保という「政治」で討ち死にしたのを目の当たりにし、自身は得意分野の「経済」に活路を見出すことにしたのだ。

?所得倍増計画は、一橋大の中山伊知郎教授が1959年に読売新聞に寄稿した「賃金二倍論」を、池田がアレンジして「月給二倍論」としたのが始まりだ。

?彼はこのフレーズが気に入り、選挙演説で使いまくった。そして1960年に総理となり、自身の政策として具体化した。その大まかな方針は、1961年から70年までの10年間で、GNP(国民総生産)を13兆円から26兆円に倍増させるという、長期的な経済成長戦略である。

?10年でGNPを2倍にする――途方もない夢に聞こえるが、実はそうでもない。幸い日本は、吉田茂や岸信介の努力(つまり安保条約)によって、軍事コストのかからない国になっている。ならその利点を活かして、浮いた金を重化学工業の後押し、社会資本の整備、低金利での企業融資などに回せば、決して不可能な数字ではない。

?それどころか、地方・農業・中小企業など弱い産業分野の所得底上げ、人材育成への投資、産業構造の高度化、科学技術の振興、住宅建設、工業用地開発なども行っていけば、十分現実的な数字だ。

?軍事費をできる限り節約して、経済で身を立てる――これはまさに、師匠・吉田茂が夢見た「通商国家・日本」だ。池田はその実現に向けて精力的に政策目標に取り組み、経済立国に必要な成長基盤を築き上げた。そしてその結果、日本経済は池田退陣後も成長を続け、わずか4年で名目GNPを2倍増、10年でなんと4倍増を達成したのだ。

993とはずがたり:2016/12/23(金) 13:05:14

先進国への仲間入り――GATT、IMF、OECDへの加入

?また池田の経済政策は、国内政策だけでなく、外交面にも及んだ。池田は「一流の経済立国」に必要な外交面での課題に次々と取り組み、その結果「GATT11条国への移行」「IMF8条国への移行」「OECDへの加盟」という、先進国への“大人への階段”を、一気に駆け上ったのだ。

?まず取り組んだのは、GATT11条国への移行。GATT(関税と貿易に関する一般協定)とは「世界の自由貿易の守り神」的な協定で、その12条国が保護貿易の許される“途上国扱い”の国々、そして11条国が世界に向けて市場を開かないといけない“先進国扱い”の国々だ。

?日本は「戦後弱者」として、今まで12条国の地位に甘えていた。でも一流国になるためには、過保護な坊やのままではいけない。11条国になれば、外国製品に日本市場を荒らされるリスクも生まれるけど、逆に日本製品を優秀にして外国にガンガン売るチャンスも広がる。

「野党の連中は自由化を『黒船来航だ!?欧米支配の始まりだ!』と騒ぐけど、俺のこれまでの努力を見ろよ。俺はちゃんと国内政策で、いいモノを作れる基盤は整えてきてるぞ。最近はアメリカも『市場を開け』と言ってきてるし、ヨーロッパもうるさい。やっぱここは開かないと損だ」

?池田はそう考えて「貿易為替自由化計画大綱」を発表し、段階的に自由化枠を拡大させた後、1963年、日本をGATT11条国へ移行させた。

?次に取り組んだのは、IMF8条国への移行だ。IMF(国際通貨基金)は「世界の通貨体制の守り神」的な組織で、その一四条国が通貨交換の制限が許される“途上国扱い”の国、そして8条国がそれを認めない“先進国扱い”の国だ。

?日本はこれまで14条国として、企業が輸入の支払いでドルが必要になっても、通産大臣がなかなか許可を出さず、結果的に通貨交換を厳しく制限してきた。これを「為替割当制度」という。

?これさえやれば、日本から海外への支払いが減り、貿易赤字の拡大を防げる。しかし、同時に貿易のジャマにもなる。ちょうどIMFから「そろそろ日本も大丈夫でしょ?」と打診されていたし、IMFと弟分のIBRD(国際復興開発銀行。俗に“世界銀行”)からは、戦後復興資金を借りまくった恩もある。

?また、日本が反撃に転じて輸出攻勢に出るためにも、為替は自由化されたほうがいい。
?ならここは思い切って、為替割当も廃止するか――池田はこう考えて為替割当を一部除いて廃止し、1964年、日本をIMF8条国へと移行させた。

?さらに日本は、これらの移行で先進国と認められ、同年、IMF8条国入りと同時に「OECD(経済協力開発機構)」への加盟も認められた。OECDは西側先進国だけで作られた“先進国クラブ”だ。世界経済の成長目標や途上国へのODA配分目標などが話し合われる。日本はここに、アジアから初めて加盟を認められ、これで三役揃い踏み、日本は晴れて先進国の仲間入りをした。

?池田勇人はこのように、日本が一流の先進国になるための基盤づくりに大いに貢献した“経済の人”だったが、同時に名言・失言・暴言の多い“一人名言bot”みたいな人でもあった。

「貧乏人は麦を食え」「中小企業の5人や10人自殺してもやむを得ない」――これらは池田の国会発言が曲解されて新聞報道された失言だが、所得倍増計画の説明では、その暴言吐きのイメージを逆手に取り、嘘のつけない正直な首相という体で「私は嘘は申しません」の名言を残した。

?よく考えると、そもそも「所得倍増計画」そのものがその年の流行語だし、他にも「寛容と忍耐」なんていうのもある。本当にツイッター向きの人だ。

「消費は美徳である」――経済成長と岩戸景気

?池田の「所得倍増計画」に乗せられて、この時代は景気もグングン拡大した。この頃の好景気を「岩戸景気」という。

?正確には1958年から始まった好況だが、その牽引役となったのは、「なべ底不況」で中断していた民間設備投資の再開と、池田のがむしゃらな「経済成長優先政策」だ。おかげで日本経済は再び活気を取り戻し、企業の成長だけでなく、個人消費も順調に伸びた。「消費は美徳」という言葉が流行ったのも、この頃だ。

994とはずがたり:2016/12/23(金) 13:05:26
>>992-994
?他にも1958年から61年といえば、東京タワーが完成し、民放テレビ局が次々と開局し、巨人の長嶋茂雄が4打席4三振でデビューし、南極昭和基地のタローとジローの生存が確認された時期だ。

?世の中ではフラフープが大流行し、「イカす」「シビれる」などの言葉が流行り、スバル360やスーパーカブが街中を走り回り、ファンタやチキンラーメンが発売された。

?しかし残念ながら、岩戸景気の構造は「神武景気の続き」だ。ドルがたまって、中断していた輸入中心の設備投資が再開しただけだ。だからどうしても、最後にはドル不足から輸入が限界になる「国際収支の天井」にぶつかるのは避けられない。

?結局この後には、また「なべ底不況」みたいな不況になるんだろうな――誰しもがそう覚悟した。しかしそうはならなかった。実はこの後、輸入や輸出とは無関係の好景気がやってくるのだ。それが「オリンピック景気」だ。

世界中に日本の復活を見せつけろ――東京オリンピック

?1959年、西ドイツのミュンヘンで開かれた第55回IOC(国際オリンピック委員会)総会にて、東京はデトロイト、ウィーン、ブリュッセルを大差で破り、見事1964年の東京オリンピック開催を射止めた。

?国内は沸きに沸いた。そしてそれと同時に、少し焦った。ヤバい、この夢の祭典まで、あと5年しかないぞ。5年後に世紀の一大イベントが東京で開かれる以上、それまでに大急ぎで国内を“化粧”しないと。せっかく世界中から多くの人が集まってくれるのに、日本が戦後丸出しのボロ雑巾みたいな国のままじゃ恥ずかしい。

「わっ、なんて野蛮な国でオリンピックをやるんだ!??とか思われたくない。なら、この5年でやれることはやらないと」

?政府はただちに「東京オリンピック組織委員会」を結成し、オリンピック開催に必要な施設や社会資本の整備を大々的に始めた。その結果、日本武道館や国立競技場が造られ、ホテルや宿舎、観光施設が整備され、東海道新幹線や首都高速道路、営団地下鉄などが次々と造られた。

?こんな流れでオリンピックの直前に、何だかんだトータルで一兆円規模の金が動いたとされる。しかも、その多くが社会資本の整備。つまり日本は、図らずも「一兆円規模の公共事業」を行ったのと同じ形になり、その景気浮揚効果で、岩戸景気後のわずかな不況をあっという間に払拭したのだ。

?こういうラッキーな好景気がオリンピック景気だ。輸入に頼らない、国内完結型の好景気。日本経済はこれでさらに躍進し、世界45ヵ国に中継されるテレビ放送の中で、夢の祭典とともに、戦後の奇跡の成長ぶりを見せつけたのだ。


東京オリンピック(1964年)
?また国民の間では、この東京オリンピックを機にカラーテレビが大きく普及し、「テレビで観るオリンピック」の先駆けとなった。国民はお茶の間にいながらにしてオリンピックに釘づけになり、“東洋の魔女(女子バレーボール)”たちの活躍、マラソン・アベベの激走、柔道無差別級での神永vsヘーシンク、体操・遠藤の男子個人総合優勝、重量挙げ・三宅の金メダルなどに夢中になった。このオリンピックでの瞬間最高視聴率は85%を記録した。

?そして東京オリンピック閉会直後の1964年10月、病気を理由に池田勇人は辞任し、後継に佐藤栄作を指名した。さらに翌年、池田はガンで死んだ。「経済大国ニッポン」の牽引者は、わずか16年で政治家生活の幕を閉じた。

※ここから先の内容に興味をお持ちの方は、書籍『やりなおす戦後史』をぜひお買い求めください。

995名無しさん:2016/12/24(土) 16:34:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122100893&g=pol
日米戦後和解に尽力=ケネディ大使

 キャロライン・ケネディ大使が平和への思いを強く抱くようになったきっかけは、1978年の被爆地・広島訪問だ。当時20歳で、叔父の故エドワード・ケネディ上院議員と共に平和記念公園などを訪れ「深く心を動かされた」。それから38年。現職米大統領として初めて被爆地を訪れたオバマ大統領に同行した。
 日米外交筋は「オバマ大統領の広島訪問にケネディ大使が果たした役割は大きい」と指摘する。大使は自らの役割について詳細は語らず「オバマ大統領の広島訪問は最も印象に残る経験になるだろう」と述べるにとどめた。
 大使は、今月末に予定される安倍晋三首相のハワイ真珠湾訪問の際、オバマ大統領と共に同行する意向を表明。オバマ大統領の広島訪問、安倍首相の真珠湾訪問を「日米同盟を最強にした数十年にわたる友情、協力、信頼がもたらした歴史的瞬間だ」と強調した。
 外交経験がないケネディ氏の駐日大使就任には、オバマ大統領誕生への貢献に対する「論功行賞」と批判の声も上がった。しかし、大使就任後、ケネディ氏は被爆地の広島、長崎や米軍基地問題で揺れる沖縄のほか、東日本大震災の被災地にも頻繁に足を運び日米友好強化に貢献したのは間違いない。
 特に沖縄への思い入れは強く、大使就任後の訪問回数は7回に上る。米軍基地の過剰負担に苦しむ沖縄県民との交流も積極的に行い、大使公邸には文化交流で訪れた首里高校の染色デザイン科の生徒から贈られた2枚のタペストリーが飾られている。オスプレイ事故などで反米感情が高まる中、「沖縄県民の友情、協力には非常に感謝している」と述べた。(2016/12/21-21:47)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122100805&g=pol
真珠湾「全ての犠牲者」追悼へ=安倍首相、日米和解アピール

 安倍晋三首相は27日(日本時間28日)の米ハワイ・真珠湾訪問で予定する演説について、日米が戦端を開いた1941年の真珠湾攻撃の「全ての犠牲者を追悼する」ことを表明する方向で調整に入った。首相は今回の訪問で日米の和解をアピールしたい考えで、先の大戦への「痛切な反省」を表明した昨年4月の米議会演説も踏襲する。
 菅義偉官房長官は21日の記者会見で、首相の演説について、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの決意を未来に向けて示し、日米和解の価値を発信する機会になる」と語った。
 首相はハワイで、オバマ大統領とともに真珠湾のアリゾナ記念館を訪れ、献花し慰霊。演説も行う。(2016/12/21-19:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122100302&g=pol
安倍首相、米国立墓地訪問へ=真珠湾慰霊に合わせ

 安倍晋三首相が米ハワイの真珠湾を訪れて慰霊するのに合わせ、ホノルルの米国立太平洋記念墓地(通称パンチボウル)も訪問することが21日分かった。同墓地には、第2次世界大戦などで戦死した米兵らが眠っており、日米の和解をアピールする狙いがある。
 首相は、2001年にハワイ沖で米原子力潜水艦と衝突して沈没した「えひめ丸」の慰霊碑も訪れる。えひめ丸は愛媛県立宇和島水産高校の実習船で、生徒や指導教官ら9人が犠牲となった。(2016/12/21-11:29)

996名無しさん:2016/12/24(土) 17:30:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161224/k10010818401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
首相の真珠湾慰霊 捕虜になった元米兵の団体も出席へ
12月24日 4時52分

安倍総理大臣が来週、アメリカのオバマ大統領と真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する際、太平洋戦争中に旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵の関係団体が、ホワイトハウスから招待を受けて立ち会うことになりました。
安倍総理大臣は、来週26日からハワイを訪れ、27日にオバマ大統領と首脳会談を行うとともに、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊します。

これについて、太平洋戦争中にフィリピンで旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵やその家族で作る団体はNHKの取材に対し、両首脳が真珠湾のアリゾナ記念館で献花したあと所感を述べる場に立ち会うことを明らかにしました。ホワイトハウスから招待を受け、団体の会長で元捕虜の娘のジャン・トンプソンさんなどが出席するということです。

トンプソン会長は、「歴史的な式典に招かれ、とても光栄だ。日米同盟はかつての敵国が今は強い同盟国であることを示す世界の模範だ」と述べました。ホワイトハウスは、両首脳が所感を述べる場に、当時真珠湾で攻撃を受けた元兵士や太平洋戦争を経験した退役軍人なども招待していて、日米両国の和解や日米同盟の重要性を内外に発信したい考えです。

997名無しさん:2016/12/24(土) 21:05:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122400097&g=pol
鳩山、岸首相も真珠湾訪問=60年前、現地邦字紙が報道-米ハワイ

 【ロサンゼルス時事】米ハワイの邦字日刊紙「ハワイ報知」は22日、鳩山一郎氏と岸信介氏がそれぞれ首相だった1956年と57年に、米ハワイの真珠湾を訪問していたと報じた。当時の紙面で確認されたという。報道通りだとすると、現職首相による真珠湾訪問が確認されたのは、51年の吉田茂氏を含め3人となる。

 日本の主要メディアは当初、現職首相の真珠湾訪問は今月の安倍晋三首相が初めてと報道。その後、吉田氏が51年に真珠湾の米太平洋軍司令部を訪問していたことが確認された。

 日本政府によると、攻撃で沈没した戦艦の真上にある慰霊施設「アリゾナ記念館」は62年に建てられたため、同記念館で慰霊を行う現職首相は安倍氏が初めてになる。
 ハワイ報知は22日付の1面トップで「鳩山一郎、岸両首相も訪れていた」と報じた。ハワイ報知や他の地元紙の記事で確認されたという。
 鳩山氏は56年10月、モスクワで日ソ共同宣言に調印し、欧州、米国経由で帰国する際、ホノルルに立ち寄った。ハワイ報知は当時、その様子を写真付きで報じていた。
 岸氏は57年6月、米国でアイゼンハワー大統領と会談後、帰国前にホノルルで2泊した。「ハワイタイムズ」(85年廃刊)には、岸氏が米兵の眠る米国立太平洋記念墓地(パンチボウル)や、真珠湾の「マカラパ司令部」を訪問したと記されている。
 鳩山、岸両氏とも「礼砲の歓迎」を受けるなどしたといい、ハワイ報知は「公式の訪問とみられる」と報じている。(2016/12/24-13:03)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122400098&g=pol
元米兵捕虜遺族も出席=安倍首相の真珠湾慰霊式典

 【ワシントン時事】元米兵捕虜と遺族らで運営する「全米バターン・コレヒドール防衛兵記念協会」のトンプソン代表は23日、安倍晋三首相とオバマ大統領が27日(日本時間28日)にハワイの真珠湾で行う慰霊式典に出席すると明らかにした。
 トンプソン氏は取材に対し、「ホワイトハウスから歴史的な行事に招かれ、安倍首相とオバマ大統領の所感を聞けることは大変光栄だ」と述べた。
 トンプソン氏の父親は第2次大戦中、米兵として出征していたフィリピンで、日本軍の捕虜となった。同氏は「敵国同士が今や強力な同盟国となった。しかし、依然として(和解に向けて)なすべきことも残されている」と語った。(2016/12/24-09:52)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122200126&g=pol
真珠湾攻撃の生存者ら招待=安倍首相訪問「和解がテーマ」-米高官

 【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)のクリテンブリンク・アジア上級部長は21日、ワシントン市内で記者会見し、安倍晋三首相とオバマ大統領が27日(日本時間28日)にハワイ・真珠湾で行う慰霊式典に、日本軍による真珠湾攻撃の生存者や第2次大戦の退役米軍人らを招待すると明らかにした。
 クリテンブリンク氏は、一連の行事について「和解が重要なテーマになる」と強調。生存者らの出席に関し「大統領の広島訪問で招かれた被爆者と同じで、(その意義は)とても力強いものとなる。両国の今日の指導者との交流があればよいと思う」と語った。
 日米首脳は27日午前(同28日早朝)に首脳会談を行い、「同盟の強さ」を確認。日本軍の攻撃で沈没した戦艦アリゾナの記念館で献花した後、それぞれ所感を述べる。大統領の記者会見は予定されていない。
 クリテンブリンク氏は、オバマ大統領は所感で「和解の力に焦点を当てる。(首相の真珠湾訪問は)日米両国が苦しい歴史をいかに乗り越えて、最も緊密な同盟国、友人になれるかという証左であることを語る」と述べた。(2016/12/22-12:06)

998名無しさん:2016/12/24(土) 21:21:38
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161224/k10010818911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
官房長官 歴史的価値ある国の施設を積極公開
12月24日 20時16分

菅官房長官は、24日から夜間公開が行われている東京・港区の迎賓館を訪れ、ライトアップされた本館などを視察したあと、記者団に対し、引き続き歴史的価値のある国の施設を積極的に公開していく考えを示しました。
首脳会談などに使われて国宝にも指定されている東京・港区の迎賓館は、ことし4月から、外交行事などに支障がない範囲で一般公開されていて、24日と25日の2日間限定で夜間公開と本館のライトアップが行われています。

これに合わせて菅官房長官が視察に訪れ、本館の中で外国要人との会談や晩さん会、記者発表などが行われる部屋を順番に見て回りました。

視察のあと、菅官房長官は記者団に対し「迎賓館は明治期のわが国の総力を結集して造られた、すばらしい価値のある建築物であり、ふだんとは違う夜間の視察で新たな魅力を感じることができた」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「今回のような取り組みを通じて、若い人たちにも日本のすばらしさを知ってもらいたい。アンケートなどを踏まえて、次の夜間公開も検討する」と述べ、引き続き歴史的価値のある国の施設を積極的に公開していく考えを示しました。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122400192&g=pol
迎賓館、初の夜間公開=機会拡大も検討

 政府が管理する東京・元赤坂の迎賓館で24日、初めて夜間公開が行われた。政府は4月から、日中に観光客らへの公開を実施しているが、24、25両日の夜はクリスマスに合わせて施設をライトアップし、予約制で計2400人を対象に公開することにした。
 視察に訪れた菅義偉官房長官は「昼とは雰囲気が全然違う。ゴールデンウイーク(春の大型連休)の時などにも検討していく価値はある」と記者団に語り、夜間公開の機会拡大を検討する意向を示した。(2016/12/24-20:18)

999名無しさん:2016/12/25(日) 14:48:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122500026&g=pol
揺るぎない同盟、真珠湾で発信=トランプ氏へ「針路」-首相、27日米ハワイ慰霊

 安倍晋三首相は26日(日本時間27日)、米ハワイを訪れる。太平洋戦争で日米両国が戦端を開いた真珠湾での慰霊行事にオバマ米大統領とともに臨むほか、オバマ氏の任期中で最後の首脳会談も行う。両首脳は、かつて敵対した日米が和解の歩みを経て揺るぎない同盟関係を築いた姿を国際社会に発信し、絆をさらに深める決意を表明する。日米同盟の在り方の見直しに言及したトランプ次期大統領に「針路」を示す狙いもありそうだ。
 首相は東京を26日夜に出発。ホノルルには現地時間26日午前(同27日未明)に入り、真珠湾攻撃で犠牲となった米兵の墓地や日本人戦死者の慰霊碑などで献花を行う。27日午前(同28日朝)にオバマ氏と首脳会談を行った後、真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」をそろって訪問。献花と黙とうに続き、両首脳が演説する。 
 日米両首脳が一緒に真珠湾で慰霊するのは初めて。5月の両首脳による被爆地・広島への訪問と併せ、和解を象徴する歴史的な節目となる。首相は真珠湾での演説で、敵味方の区別なく全ての戦没者に哀悼の意を表し、不戦の誓いを新たにする。その上で、アジア太平洋地域の平和と安定や国際的課題の解決にとって「日米同盟は死活的に重要」との認識を示し、同盟の深化を訴える。
 首相はこうした路線をオバマ氏と再確認することで、来年1月20日に大統領に就任するトランプ氏に着実に継承してもらいたい考え。首相は1月下旬のワシントン訪問を調整しており、トランプ氏に同盟強化の重要性を直接説く意向だ。
 ただ、トランプ氏の外交・安全保障政策には不透明感も漂う。選挙戦時に在日米軍駐留経費を日本が全額負担しない場合の米軍撤退を示唆したほか、22日には「米国の核能力強化」を主張し、核軍縮を志向してきたオバマ氏との違いが表面化。米中関係の悪化も懸念されている。米政権移行で首相は細心の注意が求められそうだ。

◇安倍首相とオバマ大統領の4年間
【2013年】
 2月    安倍晋三首相とオバマ大統領がワシントンで初会談
11月    ケネディ駐日大使が着任
12月    首相が靖国神社を参拝。在日米大使館が「米政府は失望」との声明発表
【14年】
 4月    大統領来日。首脳会談で尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象と明言
【15年】
 4月    日米防衛協力の指針(ガイドライン)再改定
       首相が米議会上下両院合同会議で演説。先の大戦への「痛切な反省」を表
       明
 9月    集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法が成立
【16年】
 5月    大統領が広島訪問。「核なき世界」の追求表明
11月    首相、ニューヨークでトランプ次期米大統領と会談
       ペルーで日米首脳が立ち話。首相のハワイ真珠湾訪問と首脳会談開催で合
       意
12月27日 両首脳がハワイ真珠湾で会談、戦没者を慰霊
 (2016/12/25-14:05)

1000とはずがたり:2016/12/28(水) 09:53:42
「山本五十六は開戦反対」展示 真珠湾のアリゾナ記念館
http://www.asahi.com/articles/ASJDW7H69JDWUTIL04P.html?iref=com_alist_8_03
ホノルル=高野裕介2016年12月28日07時42分

 安倍晋三首相とオバマ大統領が訪れた米ハワイ・真珠湾のアリゾナ記念館は、日本軍の攻撃を受け沈没した戦艦アリゾナの上に、1962年に開館した慰霊施設だ。アリゾナでは乗組員ら1177人が死亡し、今も約900人の遺体が艦内に残っている。

特集:首相、真珠湾訪問
 白い外観が特徴の全長約56メートルの施設は、船でしか行き来できない。中の壁には犠牲になった乗組員らの名前がびっしりと刻まれている。年間約160万人が訪れるという。

 記念館に向かう船の発着場付近は、国立公園局などが管理するビジターセンターの施設が並び、戦争資料などが展示されている。かつては、米国側の被害中心の展示内容だったが、今は規模も広げ、日米双方の視点から歴史を語り継ぐ場へと様変わりしている。

 2005年ごろ、ダニエル・マルチネス主任学芸員らが「戦争の悲劇を理解するためには、日米双方の等身大の姿を示す必要がある」として展示内容の変更を計画。10年にリニューアルオープンした。

 展示施設内では、真珠湾攻撃の生存者や元零戦パイロットのインタビューを流す。真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官が米国留学の経験があることや、対米戦争には反対していたことも紹介。広島で被爆し、12歳で亡くなった佐々木禎子さんが作った折り鶴も、禎子さんの紹介文とともに展示している。

 マルチネスさんは「キーワードはバランス。互いの国の当時の状況を理解することで和解に向かうことができる。この場所がそのきっかけになれば」と話す。(ホノルル=高野裕介)

1001名無しさん:2016/12/30(金) 16:41:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122600469&g=pol
安倍首相、28日に真珠湾訪問=オバマ米大統領と慰霊

 安倍晋三首相は26日、米ハワイの真珠湾を訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した。オバマ米大統領とともに真珠湾のアリゾナ記念館を現職首相として初めて訪問し、先の大戦の犠牲者を慰霊する。日米開戦の地で両国の和解と、未来志向の同盟深化を内外に発信したい考えだ。
 首相は出発に先立ち、羽田空港で記者団に「真珠湾攻撃から75年目、日本国民を代表して慰霊のために真珠湾を訪問する。戦争の惨禍は二度と繰り返してはならないという未来への誓い、和解の価値をオバマ大統領と世界に発信したい」と表明した。
 首相は27日午前(日本時間28日午前)、オバマ大統領とアリゾナ記念館を訪れ慰霊式典に出席。場所を移して共に演説し、大戦の全ての犠牲者を追悼する。謝罪には言及しない見通しだ。退役米軍人や旧日本軍による真珠湾攻撃の生存者と交流し、良好な日米関係をアピールする。
 式典に先立ち、来年1月に任期を迎えるオバマ大統領と最後の首脳会談に臨む。首相が取り組んできた日米関係強化の重要性を再確認し、日米同盟見直しの懸念が残るトランプ次期大統領に理解を促したい考えだ。首相は羽田空港で「この4年間を総括する首脳会談にしたい」とも語った。
 26日(日本時間27日)には、真珠湾攻撃の犠牲者らが眠る米国立太平洋記念墓地(通称パンチボウル)や日系移民の共同墓地などで慰霊。28日夜に帰国する。(2016/12/26-21:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122600276&g=pol
鳩山一郎、岸両首相も真珠湾訪問=菅長官

 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、鳩山一郎、岸信介両氏が1950年代の首相当時、それぞれ米ハワイ・真珠湾を訪れていたと発表した。これまでに吉田茂首相の訪問が判明しており、過去の現職首相の真珠湾訪問は計3人となる。

 菅氏によると、鳩山氏は56年、岸氏は57年に、それぞれ真珠湾に面した米太平洋軍司令部を訪問したという。
 その上で、菅氏は「(アリゾナ)記念館において現職首相が慰霊を行うのは安倍晋三首相が初めての機会で、米大統領と共に慰霊を行うのも初めてだ」と強調した。(2016/12/26-13:00)

1002名無しさん:2016/12/30(金) 18:33:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122700022&g=pol
安倍首相、えひめ丸犠牲者に献花=ホノルルの慰霊碑で

 【ホノルル時事】安倍晋三首相は26日午前(日本時間27日午前)、ホノルル市のカカアコ臨海公園を訪れ、ハワイ沖を航行中に米原潜と衝突して沈没した愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」の慰霊碑前で献花した。

 慰霊碑は2001年2月の事故から1年後、沈没現場が見渡せる場所に建立された。船体から引き揚げられたいかりが設置されている。献花には、岸田文雄外相と稲田朋美防衛相も同行した。
 事故では生徒ら9人が犠牲となった。原潜が積極的な救助活動を怠ったため、日本国内で対米感情が悪化。当時のブッシュ米大統領が遺族に謝罪するため政府特使を派遣した。
 一方、日本側でも当時の森喜朗首相が事故後もゴルフを続けて反発を浴び、官房副長官だった安倍首相が対応に追われた。(2016/12/27-06:38)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122700021&g=pol
安倍首相が米兵墓地献花=日本人犠牲者も慰霊-真珠湾訪問

 【ホノルル時事】安倍晋三首相は26日午前(日本時間27日未明)、米ハワイ・ホノルルに到着した。オバマ米大統領と27日(同28日)に真珠湾を訪問するのに先立ち、首相は旧日本軍の真珠湾攻撃で犠牲となった米兵らを埋葬した国立太平洋記念墓地(通称パンチボウル)を訪れ、献花した。

 小雨の降る中、首相は関係者の案内で献花台へ進み黙とう。日系人部隊の一員として欧州戦線に参加し、後に日米関係の進展に尽力した故ダニエル・イノウエ元米上院議員の墓標にも花を手向けた。
 首相はこの後、日本人移民や真珠湾攻撃で戦死した日本人兵士の慰霊碑があるマキキ日本人墓地を訪問。日米の犠牲者をともに慰霊することで、不戦の誓いをアピールした。
 26日午後は、ホノルル市内のカネオヘ海兵隊基地へ移動し、旧日本軍の飯田房太中佐の記念碑に献花。記念碑は、真珠湾攻撃後に被弾して燃料切れとなりながら、同基地に突入した飯田中佐の勇敢さをたたえた米軍が後に建立した。

 首相は同日午後、行方不明兵士の消息調査を行う米国防総省捕虜・行方不明者調査局(DPAA)を訪問し、日系人との夕食会に出席する。
 首相は27日午後、1月に任期を終えるオバマ大統領との最後の首脳会談に臨んだ後、共に真珠湾のアリゾナ記念館を訪問、演説する。(2016/12/27-07:51)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122700696&g=pol
「パフォーマンス」と批判=安倍首相の真珠湾訪問-中国

 【北京時事】中国外務省の華春瑩・副報道局長は27日の記者会見で、安倍晋三首相の真珠湾訪問について、「謝罪のない慰霊というだけでなく、かなりの部分が主に中国に向けられたパフォーマンスだ」と述べ、日米同盟強化の誇示が目的だと批判した。(2016/12/27-19:05)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122700510&g=pol
「和解の力、世界に示す」=日米首脳、28日に真珠湾慰霊

 【ホノルル時事】米ハワイ入りした安倍晋三首相は26日(日本時間27日)、日米双方の戦没者の墓地などを訪れ、哀悼の意を表した。首相はホノルル市内で開かれた日系人との夕食会であいさつし、「慰霊と和解の力を、日米そして世界に示したい。これからも日米は希望の同盟として地域や世界のさまざまな課題に共に立ち向かっていきたい」と強調した。
 首相は27日(同28日)には、オバマ米大統領と共に真珠湾を訪問。旧日本軍による真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」で犠牲者を慰霊し、黙とうをささげる。日米首脳がそろって真珠湾で慰霊を行うのは初めて。(2016/12/27-19:21)

1003名無しさん:2016/12/30(金) 20:33:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800082&g=pol
安倍首相演説全文=真珠湾訪問

 【ホノルル時事】安倍晋三首相が27日(日本時間28日)、米ハワイの真珠湾訪問後に「和解の力」と題して行った演説の全文は次の通り。

 オバマ大統領、ハリス(米太平洋軍)司令官、ご列席の皆さま、そして、全ての、米国民の皆さま。パールハーバー、真珠湾に、今私は、日本国総理大臣として立っています。
 耳を澄ますと、寄せては返す、波の音が聞こえてきます。降り注ぐ陽の、柔らかな光に照らされた、青い、静かな入り江。私の後ろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル。あの、慰霊の場を、オバマ大統領と共に訪れました。
 そこは、私に、沈黙を促す場所でした。亡くなった、軍人たちの名が、記されています。祖国を守る崇高な任務のため、カリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、テキサス、さまざまな地から来て、乗り組んでいた兵士たちが、あの日、爆撃が戦艦アリゾナを二つに切り裂いた時、紅蓮の炎の中で、死んでいった。
 75年がたった今も、海底に横たわるアリゾナには、数知れぬ兵士たちが眠っています。耳を澄まして心を研ぎ澄ますと、風と、波の音とともに、兵士たちの声が聞こえてきます。
 あの日、日曜の朝の、明るくくつろいだ、弾む会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う、若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。生まれてくる子の、幸せを祈る声。
 一人、ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。愛する妻や、恋人がいた。成長を楽しみにしている、子どもたちがいたでしょう。それら、全ての思いが断たれてしまった。その厳粛な事実をかみしめる時、私は、言葉を失います。
 そのみ霊よ、安らかなれ-。思いを込め、私は日本国民を代表して、兵士たちが眠る海に、花を投じました。
 オバマ大統領、米国民の皆さん、世界の、さまざまな国の皆さま。私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々のみ霊に、ここから始まった戦いが奪った、全ての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった、数知れぬ、無辜(むこ)の民の魂に、永劫(えいごう)の、哀悼の誠をささげます。
 戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を造り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
 この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、米国民の皆さまに、世界の人々に、固い、その決意を、日本国総理大臣として、表明いたします。
 昨日、私は、カネオヘの海兵隊基地に、一人の日本帝国海軍士官の碑(いしぶみ)を訪れました。その人物とは、真珠湾攻撃中に被弾し、母艦に帰るのを諦め、引き返し、戦死した、戦闘機パイロット、飯田房太中佐です。
 彼の墜落地点に碑を建てたのは、日本人ではありません。攻撃を受けた側にいた、米軍の人々です。死者の、勇気をたたえ、石碑を建ててくれた。碑には、祖国のため命をささげた軍人への敬意を込め、「日本帝国海軍大尉(だいい)」と当時の階級を刻んであります。

1004名無しさん:2016/12/30(金) 20:33:33
>>1003

 The brave respect the brave.
 「勇者は、勇者を敬う」。
 アンブローズ・ビアスの、詩は言います。戦い合った敵であっても、敬意を表する。憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。そこにあるのは、米国民の、寛容の心です。
 戦争が終わり、日本が、見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、米国民でありました。皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は、未来へと、命をつなぐことができました。
 そして米国は、日本が、戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは、平和と繁栄を享受することができました。敵として熾烈(しれつ)に戦った、私たち日本人に差し伸べられた、こうした皆さんの善意と支援の手、その大いなる寛容の心は、祖父たち、母たちの胸に深く刻まれています。私たちも、覚えています。子や、孫たちも語り継ぎ、決して忘れることはないでしょう。
 オバマ大統領と共に訪れた、ワシントンのリンカーン・メモリアル。その壁に刻まれた言葉が、私の心に去来します。
 「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」。
 「永続する平和を、われわれ全ての間に打ち立て、大切に守る任務を、やり遂げる」。
 エイブラハム・リンカーン大統領の、言葉です。私は日本国民を代表し、米国が、世界が、日本に示してくれた寛容に、改めて、ここに、心からの感謝を申し上げます。
 あの「パールハーバー」から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました。それは、今までにも増して、世界を覆う幾多の困難に、共に立ち向かう同盟です。あすを開く、「希望の同盟」です。
 私たちを結び付けたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。
 私が、ここパールハーバーで、オバマ大統領と共に、世界の人々に対して訴えたいもの。それは、この、和解の力です。戦争の惨禍は、いまだに世界から消えない。憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。
 寛容の心、和解の力を、世界は今、今こそ、必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値の下、友情と、信頼を育てた日米は、今、今こそ、寛容の大切さと、和解の力を、世界に向かって訴え続けていく、任務を帯びています。日本と米国の同盟は、だからこそ、「希望の同盟」なのです。
 私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。パールハーバー。真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。
 私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さん米国人の子どもたちが、またその子どもたち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います。そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに、固く、誓います。ありがとうございました。(2016/12/28-07:48)

1005名無しさん:2016/12/30(金) 20:34:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800084&g=pol
日米の戦後に区切り=真珠湾訪問

 【ホノルル時事】安倍晋三首相とオバマ米大統領による真珠湾訪問は、戦火を交えた両国の歴史に新たなページを加えた。5月の大統領の被爆地広島訪問と併せ、戦後に大きな区切りを付けたと言える。首相にとっては、トランプ次期米大統領との間で、日米同盟堅持にどうつなげるかが今後の課題となる。
 首相が2013年末に靖国神社を参拝し、米国では「歴史修正主義者」との批判が出た。その後の首相は、懸念を取り除くことに心を砕いてきた。15年4月の米議会演説では「痛切な反省」に言及。同年8月の戦後70年談話でも「深い悔悟の念」を表明した。今回の真珠湾訪問も、こうした流れの中にある。
 日米両国民には、第2次世界大戦をめぐるわだかまりも残る。日本人には広島、長崎への原爆投下が、米国人には真珠湾奇襲が、その象徴だ。大統領が米国内の一部の批判を押し切って広島訪問を決断したことが、首相の背を押したのは間違いない。
 来年1月20日に就任するトランプ氏は、「米国第一主義」を掲げ、日米同盟の見直しにも言及してきた。首相が27日の演説で「(日米は)世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟だ」と訴えたのは、アジア太平洋地域の安定には揺るぎない日米同盟が必要との立場からだ。
 地域の安定には、近隣諸国との和解も欠かせない。首相は演説で、真珠湾攻撃を発端とする戦争の犠牲となった「無辜(むこ)の民の魂に、永劫(えいごう)の、哀悼の誠をささげる」と述べた。アジアの民間人の犠牲が念頭にあるとみられる。(2016/12/28-07:31)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800080&g=pol
安倍首相演説要旨=真珠湾訪問

 【ホノルル時事】安倍晋三首相の真珠湾での演説要旨は次の通り。
 真珠湾に今、私は首相として立っている。追悼施設「アリゾナ記念館」をオバマ米大統領と共に訪れた。あの日、爆撃が戦艦アリゾナを切り裂いた時、兵士たちが炎の中で死んでいった。その厳粛な事実をかみしめる時、私は言葉を失う。
 この地で命を落とした人々のみ霊に、ここから始まった戦いが奪った全ての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった数知れぬ無辜(むこ)の民の魂に、永劫(えいごう)の、哀悼の誠をささげる。
 戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちはそう誓い、戦後、自由で民主的な国を造り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてきた。
 戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いていく。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たち、米国民、世界の人々に、固い決意を表明する。
 あの真珠湾攻撃から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となった。それは今までにも増して、世界を覆う幾多の困難に共に立ち向かう同盟だ。あすを開く「希望の同盟」だ。
 私たちを結び付けたものは、寛容の心がもたらした「和解の力」だ。憎悪を消し去り、共通の価値の下、友情と信頼を育てた日米は、今こそ寛容の大切さと、和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びている。日米の同盟はだからこそ「希望の同盟」なのだ。
 日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、米国人の子どもたち、またその子どもたち、孫たちが、そして世界中の人々が、真珠湾を和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願う。そのための努力をこれからも惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに固く誓う。(2016/12/28-07:52)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800157&g=pol
安倍首相帰国の途に=真珠湾訪問

 【ホノルル時事】安倍晋三首相は27日午後(日本時間28日午前)、米ハワイの真珠湾訪問を終え、ヒッカム空軍基地から政府専用機で帰国の途に就いた。28日夜に帰国する。(2016/12/28-09:13)

1006名無しさん:2016/12/30(金) 21:13:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800072&g=pol
日米首脳、静かに目を閉じ=生存者から歓迎の声-真珠湾訪問

 【ホノルル時事】日米関係にとり歴史的な節目となった安倍晋三首相による27日の米ハワイ・真珠湾訪問。初夏を思わせる陽光が降り注ぎ、ワイキキビーチ沿いの繁華街が観光客でにぎわう中、20キロほど離れた慰霊施設「アリゾナ記念館」は厳粛な雰囲気に包まれた。「和解の力」をうたった首相の演説に、真珠湾攻撃の生存者からは歓迎の声が上がった。

 記念館は1962年、真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの真上に建てられた。手すり越しにのぞき込むと、海底に横たわる船体が透けて見え、海面には漏れ続ける油が浮かぶ。戦死した1177人のうち900人以上の遺体が、今も艦内に残されたままだ。

 ダークカラーのスーツに紺のネクタイ姿の首相は27日午前、オバマ大統領と船に乗って記念館の船着き場に到着した。館内に入ると、大理石の壁に戦死者の名前が刻まれた慰霊の間に進み、少数の政府関係者が見守る中、2人で花輪を整える形で献花。黙とうをささげた。
 慰霊の間を出た2人は、床が吹き抜けになったスペースから、海面下の船体に向かって花びらを散らし、再び静かに目を閉じた。
 両首脳はこの後、近くの波止場に移り、強風にたなびく両国旗や日本が降伏文書に調印した戦艦ミズーリ、アリゾナ記念館を背に演説。真珠湾攻撃を生き抜いた元米兵3人をはじめ150人超の列席者が見守る中、首相は一言一言をかみしめるように「この地で命を落とした人のみ霊に永劫(えいごう)の哀悼の誠をささげる」と語った。
 大統領が演説を終えると、首相は大統領の誘導で真珠湾攻撃を生き延びた元米兵3人に歩み寄り、「サンキュー・ベリーマッチ」などと声をかけながら一人ひとりを抱擁。その一人、アル・ロドリゲスさん(96)は「訪問を楽しみにしていた。首相は期待していた以上のことをしてくれた」と、首相の訪問と演説を笑顔で歓迎した。(2016/12/28-10:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122800139&g=pol
安倍首相、次期米政権にTPP働き掛け=日米首脳、中国空母の動向注視

 【ホノルル時事】安倍晋三首相は27日午前(日本時間28日朝)、オバマ米大統領とハワイのホノルルで会談した。来年1月に任期を終えるオバマ氏との会談は今回が最後。首相は環太平洋連携協定(TPP)について、「発効に至らなかったが、引き続き自由貿易を後退させてはならないとの考えで(トランプ)次期政権にも働き掛けていく」との意向を示した。
 東アジア情勢については、中国の空母「遼寧」が西太平洋に進出したことを取り上げ、「中長期的観点から注視すべき動向だ」との認識を共有した。中国の活発な海洋進出をにらみ、日米にオーストラリアやインドを交えて安全保障協力を拡大する「同盟ネットワーク」の重要性も確認した。(2016/12/28-10:55)


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