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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

667チバQ:2010/11/04(木) 20:44:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101103/amr1011032052022-n1.htm
【米中間選挙】最激戦区で民主上院トップが辛勝 反オバマで苦戦 影響力低下は必至
2010.11.3 20:52

 【ラスベガス(米ネバダ州)=犬塚陽介】中間選挙の上院選で最大の激戦区として注目されたネバダ州の上院選は、民主党のハリー・リード上院院内総務が茶会の支援を受けたシャロン・アングル候補を辛くも退けた。民主党の上院トップとしてオバマ政権の医療保険制度改革を主導してきたリード院内総務は「反オバマ政権」のうねりで苦戦を強いられ、影響力の低下は避けられない情勢だ。

 複数の米メディアが当確を伝えた2日、リード氏は数百人の支持者を前に「ネバダ州民は(茶会がもたらす)恐怖よりも希望を選んだ」と勝利を宣言した。

 ネバダ州では世界的な不況でカジノなどの娯楽・観光業や建設業が失速し、失業率は全米最高の14・4%。4年前との比較で3・2倍に跳ね上がった。

 土壇場での逆転劇にリード陣営幹部のスティーブン・クウォン氏(70)は「リード氏の長年の実績」を勝因にあげたが、上院の議席減で院内総務の交代案も浮上している。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/101103/amr1011031243011-n1.htm
【米中間選挙】03年以来の黒人議員誕生へ 共和、下院のスコット氏
2010.11.3 12:39

2日、支持者と抱き合って喜ぶ南部サウスカロライナ州から下院選に出馬、勝利した共和党の黒人候補、ティム・スコット氏(AP) 米メディアによると、2日投開票の中間選挙で、南部サウスカロライナ州から下院選に出馬した共和党の黒人候補、ティム・スコット氏(45)が勝利した。共和党は、ワッツ下院議員(オクラホマ州)が引退した2003年以降、連邦上下両院に黒人議員が一人もいなかった。(共同)

668チバQ:2010/11/04(木) 20:47:14
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101104/amr1011042036012-n1.htm
【米中間選挙】ティーパーティーは諸刃の剣? 共和党躍進の原動力も重点地区で敗退 (1/2ページ)
2010.11.4 20:31

 【ラスベガス(米ネバダ州)=犬塚陽介】米中間選挙で、オバマ政権の経済政策に反発するティーパーティー(茶会)の支持を受けた多くの共和党候補が当選を果たした。米メディアの調査では実際に投票した有権者の4割が茶会に賛同、共和党の躍進を支えたことが数字からも裏付けられたが、ネバダ州など共和党が重点選挙区としたところでは相次いで敗退した。極端な主張で無党派層が離反、“もろ刃の剣”となったのではとの指摘も出ている。

 米メディアの3日までの集計を総合すると、中間選挙で茶会が支援を表明した候補者のうち、上院で5人、下院で20〜25人が当選した。

 全米で実施された出口調査によると、有権者の8割が経済問題を選挙戦の最大争点ととらえ、約4割が財政支出の削減などを訴える茶会への支持を表明した。

 茶会の影響力について次期下院議長への就任が有力視されている共和党のベイナー下院院内総務も、「(茶会を支持した有権者は)支出削減と雇用創出を求めている」と分析し、茶会の主張を共和党として吸収することは可能との認識を示した。

 一方、上院選の茶会系共和党候補はネバダ、デラウェア、コロラド、カリフォルニアの4州で敗退。この4議席を確保していれば、定数100の上院で共和党は半数に達することができていた。

 特に民主党のリード上院院内総務の地盤であるネバダ州とバイデン副大統領の就任で空席となったデラウェア州は、共和党の議席獲得が有力視された選挙区だった。

 しかし、選挙戦が進む中で茶会系の候補者の主張に違和感を覚える無党派層が距離を置く現象もみられていた。

 リード院内総務の陣営幹部も「移民問題などで極端な主張を掲げる茶会の候補者が出てきたことで、ごく一般的な有権者が民主支持に傾いたのは間違いない。共和党の穏健派が出ていれば、結果は違っていたかもしれない」と勝因を解説する。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、茶会が議会での勢力を確実なものにするためには「選挙で示した(反体制の)エネルギーを政策に結びつける課題に直面している」と分析、無党派層にも受け入れやすい政策への軌道修正が必要との認識を示した。

669チバQ:2010/11/05(金) 22:50:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20101106k0000m030115000c.html
米大統領選:候補者選び本格化 「予備軍」すでに活動開始
 【ワシントン古本陽荘】米中間選挙が民主党の大敗に終わったことを受け、共和党内で2012年大統領選の候補者選びが本格化し始めた。各党が大統領候補を選ぶ予備選・党員集会まで1年以上あるが、意欲を持つ「候補者予備軍」はすでに中間選挙中に知名度アップのため、選挙応援で各地を回っていたというのが実態だ。

 オバマ大統領とハッカビー前アーカンソー州知事(08年大統領選候補)が対戦した場合、ハッカビー氏の勝利。大統領とペイリン前アラスカ州知事(08年副大統領候補)の対戦では大統領が再選−−。

 米CNNテレビは4日、世論調査に基づく「架空の大統領選」の対戦結果を発表した。

 中間選挙では、前回の大統領選に名乗りを上げたハッカビー氏やロムニー前マサチューセッツ州知事らが各地の共和党候補の応援に駆け付ける姿が目に付いた。

 各地で旋風を巻き起こした「大きな政府」に反対する保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」がどう絡むかも注目されている。その象徴的な存在となっているペイリン氏は、中間選挙の予備選段階から、共和党指導部の推す候補に対抗した茶会系の新人候補の応援に回った。抜群の知名度で各地の議員や知事に「貸し」を作り、大統領選に向けた足場を作った。

 ただ、茶会運動関係者の間で、ペイリン氏を大統領候補として推す声は意外にもそう強くはない。ある指導者は「運動の支援は助かるが、本気で大統領になると思われたら心配」と語る。ペイリン氏は副大統領候補時、ロシア情勢について聞かれ「彼らは我々の隣人。アラスカからは実際にロシアが見えるのよ」と答えるなど資質を疑う声が上がっていたからだ。

 茶会運動の中では、財政規律重視派のニュージャージー州のクリスティー知事、インディアナ州のペンス下院議員、サウスカロライナ州のデミント上院議員らの名前が挙がる。

 他には、ブッシュ前大統領の弟のジェブ・ブッシュ前フロリダ州知事の名前も取りざたされたが、本人は否定している。

 民主党内ではオバマ大統領の再選を阻もうとの動きはないが、クリントン国務長官に期待する声は消えていない。

670名無しさん:2010/11/07(日) 17:28:28
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101106-OYT1T00634.htm
民主ペロシ氏、業績後退させぬと院内総務立候補
 【ワシントン=小川聡】ナンシー・ペロシ米下院議長は5日、中間選挙の結果、所属する民主党が来年1月招集の新議会で少数党に転落するのにともない、下院民主党トップの院内総務に立候補すると発表した。

 リベラル色の強いペロシ氏が民主党下院トップにとどまる見通しとなったことで、「わずかにあった超党派による協力の可能性がゼロになった」(ジャーナリストのクリス・ネルソン氏)との見方も浮上。政治的波紋が広がっている。

 ペロシ氏は声明で、「我々の素晴らしい業績を後退させるつもりはない」と述べ、新議会ではオバマ政権下で達成された医療保険制度改革や金融規制改革、社会保障、高齢者向け公的保険などを擁護していく決意を表明。共和党への対抗意識をうかがわせた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、ペロシ氏の院内総務選出は「ほぼ間違いない」と報じている。民主党内では財政支出拡大を嫌う保守穏健派が中間選挙で大きく後退し、議員団のリベラル色が今まで以上に強まっているという。

(2010年11月6日19時19分 読売新聞)

671名無しさん:2010/11/07(日) 17:29:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201011060204.html
茶会と主流派が主導権争い 共和党、民主も党内抗争 '10/11/6

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 【ワシントン共同】米中間選挙で野党共和党躍進の原動力となった草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」に近い同党のミシェル・バックマン下院議員(ミネソタ州選出)は6日までに、下院の同党指導部ポストである議員総会会長を目指すと宣言した。党指導部は別の議員を会長に推しており、早くも党内で主流派と茶会系との主導権争いが始まった。

 一方の民主党では、ペロシ下院議長が5日、下院の同党議員を率いる院内総務に立候補。だが中間選挙の下院選で同党が歴史的大敗を喫した責任を問う声も強く、指導部から身を引くよう主張する議員との間で党内抗争に発展する可能性も浮上。両党ともに党指導部の新体制選びが今後を占う試金石となる。

 バックマン氏は、地球温暖化は「でっち上げ」と言い放ったり、オバマ大統領のアジア歴訪について米社会で流れるうわさを受け売りし「1日当たり2億ドル(約160億円)の血税が使われている」と発言して注目を集めている人物。

 米メディアによると、下院選で当選した茶会系の共和党候補は20〜25人。2年後の大統領選で政権奪還を目指す共和党指導部が、議会で一定の影響力を持つことになる茶会系勢力とどこまで協力関係を築けるかが焦点となっている。

 バックマン氏は7月、ほかの下院議員20人以上と「茶会議員連盟」を結成しており、茶会の事実上の指導者の一人。だが共和党下院トップのベイナー同党院内総務ら党指導部はヘンサリング下院議員(テキサス州)を支持している。

 米議会の今会期は今年末に事実上終了。来年1月には、今回の中間選挙の結果を反映した新会期(2年間)が始まる。

672チバQ:2010/11/11(木) 21:53:13
>>645
http://mainichi.jp/select/world/news/20101112k0000m030098000c.html
米中間選挙:勝者未決定のアラスカ州「記名票」の開票作業
 【ワシントン古本陽荘】現職と新人の共和党系候補による接戦で勝者が決まっていない米アラスカ州の連邦上院議員選(2日投開票)で、印刷されていなかった候補者名を記入した投票用紙の開票作業が10日、始まった。

 投票用紙に共和党候補として名前が印刷されていたのは保守系草の根運動「ティーパーティー」の支援を受けた新人の弁護士、ジョー・ミラー氏。これに対し、予備選で敗れた現職のリサ・マカウスキ上院議員が公認なしで立候補していた。公認候補ではないため、投票用紙に名前を書き込んでもらわねばならないというハンディを背負ったが、開票の結果、ミラー氏の8万1195票に対し、マカウスキ氏の名前が多いとみられる「記名票」が9万2528票と上回っていた。

 地元紙の報道によると、10日に記名票を約8000票開票した段階で、約98%がマカウスキ氏の名前を記していた。記名票で当選すれば1954年以来の快挙となる。

 ただ、ミラー氏は9日、「スペルを間違えたらすべて無効票」にするよう求める訴えを連邦地裁に起こしており、最終決着まで時間がかかる事態も想定される。

673名無しさん:2010/11/14(日) 12:07:14
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201011130402.html

「運命を共有」雇用増へアジア重視 オバマ米大統領演説
2010年11月14日1時41分

 「我々は運命を共有している」――。オバマ米大統領は13日の横浜市での演説で、アジア・太平洋地域との経済関係の深化に全力を注ぐ姿勢を示した。「米国にとって、これは雇用(創出)戦略だ」として、アジアへの輸出拡大を通じて、雇用情勢を改善する考えを前面に掲げた。オバマ氏のアジア重視は、2日の米中間選挙で歴史的な敗北を喫した苦境の裏返しでもある。

■輸出狙い「内需」促す――「対米輸出、繁栄の道ではない」

 オバマ大統領は13日朝、日本経団連によるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事「CEOサミット」で演説し、アジアの経済界に輸出増に向けた意欲を直接話した。

 大統領は、米国が今後5年で輸出を倍増させる「国家輸出戦略」を進めていることを説明。「それが、今週アジアを訪れた理由の大きな部分だ。この地域で、輸出を増やすことに米国は大きな機会を見いだしている」と指摘。中国やインドなどの新興国の存在で、世界経済を引っ張るアジア地域を重視していることを率直に語った。

 米国がここまで輸出増にこだわるのは、金融危機以降の米経済は、以前のように「米国人の旺盛な消費」に経済のエンジン役を期待できなくなっているからだ。米国の失業率は9.6%と高水準が続く。米国民は住宅価値の下落に伴う逆資産効果と、借金の返済に苦しんでいる。実質国内総生産(GDP)は5四半期連続でプラス成長を記録しているものの、GDPの7割を占める個人消費は力強さを欠いたままだ。

 それだけに、オバマ大統領は「今後は、どの国も、米国への輸出が繁栄への道だと、思うべきではない」と訴え、中国や日本などの輸出国に、内需拡大に注力するよう強く促した。危機を招いた世界経済のバランスの悪さを改善すると同時に、中国などの内需が拡大すれば、米国からの輸出が増えるとの期待がにじむ。

 さらに、大統領は「輸出が10億ドル増えるごとに、米国では5千人分の雇用が支えられる」と説明。輸出増で、雇用情勢を改善させたい考えをあらわにした。APECや、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加に力を入れている理由も、「米国で新たな雇用を生み出す機会を失いたくない」からだという。

 米国民の間では、雇用・経済問題が最大の関心事だ。雇用情勢がなかなか好転しないことが、中間選挙での大きな敗北につながっている。大統領の「アジア重視」「輸出増の訴え」は、自らを取り巻く厳しい政治状況を映し出すものといえそうだ。(尾形聡彦)

674チバQ:2010/11/18(木) 21:02:36
http://mainichi.jp/select/world/news/20101118dde007030015000c.html
米下院:ペロシ氏、院内総務内定 対抗馬に大勝−−民主指導部
 【ワシントン古本陽荘】米下院民主党の指導部を決める選挙が17日に行われ、ペロシ下院議長(70)が、少数派に転落する来年1月の新議会で民主党下院トップの院内総務に就任することが内定した。対抗馬に大勝したものの、党内に不満分子がいることを内外に示し、民主党の分断ぶりを印象づけた。

 ペロシ議長に対しては、党内保守派から中間選挙で60議席以上減らした責任を問う声が消えず、シューラー下院議員(38)が立候補。ペロシ議長が150対43で勝利し、下院民主党トップの立場を維持した。

 記者会見したペロシ議長は、なぜ指導部にとどまるのか聞かれ「私が有能な指導者で、医療保険制度改革や金融市場改革など実績を上げてきたからだ」と強調した。

 ペロシ氏に不満を持つ保守派は、中間選挙の結果、大きく勢力が後退。保守系議連のメンバーは54人から26人に縮小する見通し。ペロシ氏が自らの基盤であるリベラル派の政策を推進するのではないかと危機感を募らせている。

 シューラー氏は選挙後、記者団に「我々の意見を伝えるためで、勝つための選挙ではなかった。中間選挙で米国民は中道寄りの政策を求めていることを示した」と語り、ペロシ氏をけん制した。

 指導部の選挙に先立ち、選挙の12月8日までの延期を求める動議が出されたが、反対129、賛成68で否決された。延期に賛成した議員にはリベラル派も含まれており、中間選挙敗北の総括が済まないまま、強引に指導部選挙に踏み切ったペロシ議長の姿勢にも不満の声が出ている。

675チバQ:2010/11/18(木) 21:03:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010111800328
アラスカ上院選は共和現職=「手書き候補」56年ぶり勝利−米中間選挙
 【ワシントン時事】米中間選挙の上院選で最後まで結果が判明していなかったアラスカ州は、共和党の現職マカウスキ氏の当選が確実になった。米メディアが17日、一斉に報じた。
 マカウスキ氏は党予備選で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が支持する新人に敗北。本選出馬を強行したが、投票用紙に候補者名が印刷される期限に間に合わず、有権者が自分で記入しなければならない方式が取られた。
 氏名の表記を間違うと無効とされ、不利なこの方式の候補が上院選で勝つのは56年ぶり。マカウスキ氏は同日、支持者に「歴史をつくった」と勝利宣言した。(2010/11/18-11:48)

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676チバQ:2010/11/19(金) 12:27:36
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2010/11/post-219.php
オバマだけでなくペイリンも「負けた」中間選挙
2010年11月05日(金)13時36分
 前回のエントリの時点では開票途中だった中間選挙ですが、その後の推移を見ますと、予想に反して上院内総務のハリー・リード候補(民主、ネバダ)が議席を守った一方で、下院では61議席を上乗せした共和党が予想以上の圧勝となるなど、様々なドラマが生まれています。いずれにしても、その共和党を勝利を牽引したのは保守ポピュリズムの「ティーパーティー」だった、表面的にはそう見えます。また解説として間違ってはいないと思います。ですが、その「ティーパーティー」の大姉御であるサラ・ペイリンに関しては、決して「勝利」とは言えない、そんな見方も可能です。それどころか、今回の選挙を契機にして、ペイリン自身が大統領候補に擬せられる動きは、下火になってゆく可能性も出てきたように思うのです。

 確かにケンタッキー州の「リバタリアン(政府極小主義者)」ランド・ポール候補や、三つ巴の戦いを制して圧勝したフロリダのマルコ・ルビオ候補など「ティーパーティー系」の上院議員はかなり当選しています。知事や下院を入れると、それは旋風と言ってよく、その推薦人としてペイリンの力もあったとは言えるでしょう。ですが、ペイリン個人の戦いということになると、今回の選挙結果によってかなり疑問符がついた、そこには3つの理由があります。

 まず1つめは、自分の「お膝元」であるアラスカ州での意外な苦戦です。ペイリンの作戦は順調に見えました。穏健保守の現職上院議員であるリサ・ムコウスキー女史を「潰す」ために、軍人出身で「ティーパーティー直系」のジョー・ミラーという新人を擁立、共和党予備選でムコウスキーを破ったのです。実はその背景には、ペイリン女史がアラスカ州知事になった際に、現職知事だったムコウスキー議員の父親と熾烈な予備選を戦った経緯があり、その遺恨が今回の予備選の泥仕合になったのですが、何と予備選の結果を不服としたムコウスキー候補は「非公認候補」として上院議員選挙に出てきたのです。

 実は、非公認のために「投票用紙に候補者名が印刷されない」という条件でしか立候補できず、そのために支持者には「手書き(ライトイン)」投票を呼びかけるという苦しい選挙になったのですが、本稿の時点でムコウスキー候補が41%に対してミラー候補は34%と大差がついています。手書き投票に関しては州法によって再集計をしなくてはならないので、結果が出るのは来週に持ち越すようですが、ペイリンとしては地元で負けるとなると、これは痛い敗北と言わざるを得ません。

677チバQ:2010/11/19(金) 12:27:50

 2点目は、ペイリン人気にあやかった「ティーパーティー系女性候補」が上院で「勝てる選挙」を2つも落としたということです。1人は、私も予測を誤ったネバダ州で、リード院内総務への「刺客」として放ったはずのシャロン・アングル候補は出口調査でも把握できなかった大差(50%対45%)で敗北しています。もう1人はデラウェアのクリス・オドネル候補で、こちらは予想通りの大敗でした。この2人の敗因ですが、まず「候補者の資質」が有権者に疑問視されたこと、そして「女性票が全くダメだった」ことが挙げられます。共和党はペイリン人気に幻惑されたことで、勝てる候補を選ぶことができずにこの2議席を失ったと言っても良いでしょう。そして、この2人の惨敗のイメージは、否が応でもペイリンの資質への疑問という動きへと連なって行く、私はそのように見ています。

 ちなみに、サウス・カロライナ州で「ティーパーティー系」女性知事を目指した、ニッキ・ヘイリー候補はしっかり勝っています。ただ、彼女の場合は「初のインド系女性知事」というユニークさもさることながら、演説も上手で切れ味の良いイメージで勝ってきており、資質という点ではアングル、オドネルの2人とは違いますし、ペイリンとも似て非なるところがあります。というよりも、ヘイリー候補がペイリンの推薦を上手く引き出して勝ったという見方が正しいでしょう。

 今回の中間選挙でペイリンが「公式に推薦」した候補は、64人中当選したのは半数に過ぎなかったという報道もあります。仮にそうであるならば、結局のところ「極端な保守でなくては予備選に勝てない。極端な保守では本選に勝てない」というここ数年の共和党が陥っているジレンマの中で、ペイリン人気というのはあくまで「予備選限定」だった、そんな辛口の見方も可能です。

 3点目はもっと重要な話です。選挙結果は確かに衝撃的ですが、ではこの後の政局は衝撃的に推移するのかというと、どうも違うようなのです。「ティーパーティー」系の候補たちは「医療保険改革の全面撤回」であるとか「一切の公的資金注入の禁止」などという、それこそ過激な公約を掲げて当選してきました。ですが、そもそもそんなことは実現不可能なのです。そうした過激な行動ではなく、実現可能性のあるような穏健で現実的な意思決定に収束してゆく、選挙戦が終わって出てきた政局の雰囲気はそんなムードが支配しています。そんな中、彼らが「集票パワーの根源」にしてきた「怒りのエネルギー」は一晩で沈静化しています。

 例えば恐らくは下院議長に就任して年明け以降の新議会を主導してゆくであろう、ジョン・ベイナー共和党下院院内総務などは、投開票の進む中で行った勝利宣言のトーンは極めて落ち着いたもので、少数党として「大声で反対」をしていたのとは、全く違う「政治への責任感」が感じられました。こうしたムードを受けて、オバマ大統領は3日の水曜日には会見を開いて率直に敗北の責任を認めるとともに、対話の姿勢、妥協の姿勢を見せています。

 もしもペイリンに「野望」があるのであれば、オバマやベイナーというような「当事者」と同じように、ここでトーンを下げて実務的な合意形成の輪に入るべきでしょう。しかし、そうした動きにはならないように思います。それはペイリンに役職が無いからだからではありません。あくまで政界の「噛ませ犬」として、オバマ就任直後の2年間にひたすら反ホワイトハウスの絶叫姿勢を続けて、中間選挙での共和党の躍進に貢献した、その先のストーリーが続かない、見えないからです。

 そのペイリンは「勝利の勢いを駆って」ということでしょうか、選挙の2日後の11月4日には「大統領候補への野心」を匂わせるウェブビデオを発表しています。選挙での勝利を誇示しつつ、最後は「グリズリーの雄叫び」で終わるビデオは「いかにもペイリン」というイメージですが、慌てて発表したところを見ると、周囲が「賞味期限」を意識し始めているという見方もできそうです。「ペイリン大統領候補構想」なるものが「まぼろし」であったことに気づくことで、共和党は意外に早い時期に、真剣に次世代のリーダーシップを探し始めるのかもしれません。

678チバQ:2010/12/13(月) 23:48:42
>>261>>436とか
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010121300018
次期大統領選出馬せず=ブルームバーグNY市長
 【ワシントン時事】米ニューヨークのブルームバーグ市長は12日のNBCテレビの番組で、2012年の次期大統領選に出馬する考えがないことを強調した。
 ブルームバーグ氏は「大統領選には出馬しない。市長として高い評価を得て去りたい」と述べた。(2010/12/13-06:13)

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679チバQ:2010/12/14(火) 22:53:38
http://www.cnn.co.jp/usa/30001216.html
米で超党派グループ結成 ブルームバーグNY市長などが参加
2010.12.14 Tue posted at: 13:52 JST

ワシントン(CNN) 米国で民主党と共和党の二極化が深刻化するなか、無所属のブルームバーグ・ニューヨーク市長らを中心とする超党派グループ「No Labels」が13日、ニューヨークで結成された。選挙制度改革など国内の政治問題を検討する各種委員会を設置し、党派を超えた共通の利益を見いだしたいとしている。

メンバーにはブルームバーグ氏に加え、インディアナ州選出のエバン・バイ上院議員(民主党)、コネティカット州選出のジョー・リーバーマン上院議員(無所属)、共和党員ながら今年の中間選挙で無所属として上院選に立候補したチャーリー・クリスト・フロリダ州知事などの政治家のほか、コラムニストや政治コンサルタントなどがいる。

2012年の次期大統領選への出馬が取りざたされるブルームバーグ氏が参加していることで、同グループの結成は無所属候補の存在感を高めるための動きではないかとみる向きもある。ただ、当のブルームバーグ氏は12日のテレビ番組で、出馬の意向を否定している。

米国では中間選挙後、政党の垣根を越えて物事を進められる政治リーダーが求められるようになった。USAトゥデイ紙とギャロップが先月行った調査によると、47%の国民が、信条にこだわるより妥協して物事を進めるほうが重要だと答えている。

また、選挙登録に関する統計によると、自分を無党派層と考える人は全国平均で約4分の1に達するとされ、アラスカ、コネティカット、アイオワ、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランドの各州では無党派層の数が民主・共和両党の支持者より多いという。

680とはずがたり:2010/12/15(水) 19:53:33

6割以上が「オバマは弱い指導者」=野党に譲歩、民主支持者離反―米調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000076-jij-int
時事通信 12月15日(水)14時39分配信

 【ワシントン時事】米世論調査会社ゾグビーが14日に発表した調査結果によると、オバマ大統領を「弱い指導者」と見ている人が63%に上り、「強い指導者」と考える19%の3倍以上となった。
 与党民主党支持者の間で「強い指導者」(41%)と「弱い指導者」(35%)の評価が分かれたのが要因。共和党支持者は88%が「弱い指導者」と見なし、「強い指導者」との回答はわずか2%だった。
 調査は、大型減税延長をめぐり、大統領が共和党に大きく譲歩した直後の8〜10日に全米の有権者1914人を対象に行われた。
 ゾクビー社は「大統領は共和党に簡単に屈したと民主党支持者は考えており、(野党の協力を得なければならない)ホワイトハウスにとって悩ましい状況」と分析している。

最終更新:12月15日(水)14時44分

681とはずがたり:2010/12/15(水) 21:05:53

「優良な不法移民に永住権」 オバマ氏肝いり法案に暗雲
http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY201012110182.html
2010年12月12日21時24分

 【ロサンゼルス=堀内隆】オバマ米大統領と民主党が進める新移民法案の行く手に暗雲が立ちこめている。「優良な不法移民」に永住権を与える同法案は8日に下院で可決されたが、共和党の反対で上院での可決の見通しは立っていない。中間選挙の結果を反映した来年1月からの議会では、下院の過半数を共和党に奪われる。年内に可決できなければ、オバマ政権下で移民制度改革が実現する可能性はかなり低くなる。 

 正式名称の頭文字を取って「DREAM(夢)法」と呼ばれる。対象は16歳までに米国に入り、高卒か同等の学歴を持つ不法移民で、幼少時に親に連れられて入国したなど本人に不法滞在の責任を問えない場合だ。最低2年間、大学に通うか米軍に入隊し、かつ罪を犯さないなど「素行善良」であれば永住権を申請することができる。

 下院本会議で8日に可決され、9日に上院で採決されるはずだったが、共和党の反対で可決に必要な票数を確保する見通しが立たず、13日以降に先送りになった。

 オバマ氏はもともと、対象を限らず、不法移民一般に条件つきで合法滞在への道を開く包括的な移民制度改革を目指していた。しかし、医療保険制度改革などオバマ氏が手がけた他の政策をめぐって共和党の反オバマ色が濃くなり、手つかずのままに。代わりに「当面の策」として浮上したのが今回の法案だ。

 2年前の大統領選でオバマ氏の当選を後押ししたヒスパニック(中南米系)の支持をつなぎとめるため、オバマ氏は2年後の大統領選までに移民問題で一定の成果を上げる必要がある。今回の法案は包括改革と違い「優良な不法移民」だけが対象で、不法移民の取り締まり強化を訴える共和党にも受け入れられやすいとの読みがあった。

 オバマ政権は反対派の説得に手を尽くしたが、下院では共和党のほぼ全員が反対に回った。来年1月に始まる新会期では民主党に代わり共和党が下院の過半数を占める。カリフォルニア州で移民問題を専門にするジェシカ・ボバディーヤ弁護士は「年内がこの法律を成立させられる最後の機会だ」と話す。

 ■対象の移民「事業起こす夢、かなえたい」

 この法律ができれば対象になる不法移民の一人、カリフォルニア州のペドロ・ラミレスさん(22)は「僕らは米国の一部。この国で学び、身につけた技能をこの国で生かす機会が欲しい」と話した。

 両親とメキシコから来たのは3歳半の時。生まれた街の名も覚えていない。「僕はずっとここ(米国)で育ってきた」

 高校生の時に、進路を両親に相談した。「軍に入ろうかな」。軍は不法移民を受け入れない。自分を米国人と思いこんでいたラミレスさんは初めて、一家全員が不法移民だと両親から知らされた。

 軍をあきらめカリフォルニア州立大フレズノ校へ。政治学と農業経済学を学び、学生会長にも選ばれた。不法移民と知っているのは周囲の数人だけだったが、今年11月に大学新聞に匿名のメールが送られ、紙面で暴露された。「強制送還されるのでは」とおびえたが、「DREAM法」を支持する学内集会に参加を求められ、意を決して出た。

 「不法移民の父が果たせなかった、事業を起こす夢を実現させたい。MBA(経営学修士)を取ってワイナリーを持つのが目標」とラミレスさんは話すが、現状では不法移民に合法就労の道はない。ボバディーヤ弁護士は「彼のように、高等教育を受けたのに仕事に就けない不法移民はたくさんいる。米国にとっても大きな損失だ」と語った。

682チバQ:2010/12/22(水) 23:38:00
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101222/amr1012222110009-n1.htm
共和党に有利?大統領選に影響も 下院議員の割り当て変更 (1/2ページ)
2010.12.22 21:08
 【ワシントン=佐々木類】21日発表された米国の国勢調査結果は、2012年の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の選挙戦略に影響を与えそうだ。人口の増減に伴い、各州に割り当てられる下院の議席数(定数435)が見直され、大統領選を決定付ける選挙人の数に変動が生じるためだ。

 調査によると、人口が増えたのは、08年の大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員が制したテキサス、アリゾナ州など伝統的に同党支持者が多い地域。

 人口増に伴う下院の議席割り当ては、人口が最も増えたテキサス州が4議席増やし36議席。フロリダ州が2議席増の27議席。このほか、アリゾナ、ジョージアなど6州が1議席ずつ議席数を増やした。

 逆に、「オバマ州」(米紙ロールコール)と呼ばれる州のうち、ニューヨークとオハイオ両州が、2議席減らし、27議席と16議席になった。マサチューセッツ、ペンシルベニア、ミシガン州など、民主党支持者の多い北東部や五大湖周辺のラストベルト(さび付いた帯)が議席減と、全体で10州が議席を減らした。

 国勢調査結果に基づく下院議員の割当数が、大統領選に影響を与えるとされるのは、各州の選挙人の数が、上院議員2人と下院議員の数をもとに算出されるからだ。

 大統領選で実動部隊となる下院議員の数が増えれば、それだけ支持票の掘り起こしや選挙資金集めを有利に展開できる。

 国勢調査結果を受けて下院議員の数が増減するだけでなく、各州では知事が主導して下院の選挙区割りを進める。州知事は、自分の所属政党が有利になるよう区割りを進めるとされ、11月の中間選挙の知事選で躍進した共和党がこの点でも有利とみられている。

 ギブズ大統領報道官は20日の記者会見で、国勢調査結果を見越して「議席割り当ての増減が、大統領選に劇的な影響を与えるとは思わない」と懸念の払拭に努めた。だが、主要メディアは「共和党の地盤が強い州が政治的影響力を増すだろう」(ワシントン・ポスト)などと伝えている。

683チバQ:2010/12/22(水) 23:38:34
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101222-OYT1T00350.htm?from=navr
全米人口3億人を突破…ヒスパニック流入?


. 【ワシントン=黒瀬悦成】米商務省国勢調査局は21日、2010年の国勢調査の結果を発表した。


 4月1日現在の全米の人口は3億874万5538人で、10年ごとに実施される同調査で初めて3億人を突破した。00年の前回調査(2億8142万1906人)に比べ9・7%増。ヒスパニック(中南米系)などの移民の流入が要因とみられる。

 全米50州中、人口の伸び率が最高だったのは、ネバダで35・1%。アリゾナが24・6%で続いた。一方、「自動車の街」と呼ばれるデトロイトを擁するミシガンは0・6%減で、50州中、唯一減少した。人口が最多の州はカリフォルニアで3725万3956人。

 国勢調査の結果は、大統領選の選挙人や下院(定数435)の州ごとの議席配分を見直す際の指標となる。今回の調査では、共和党が強い南部で人口が増え、民主党の地盤である北東部で減っており、12年の大統領選などの選挙では、共和党に有利な議席配分となることが確実となった。

(2010年12月22日20時30分 読売新聞)

684チバQ:2010/12/24(金) 22:45:36
http://mainichi.jp/select/today/news/20101225k0000m030011000c.html
米国:勢い取り戻すオバマ大統領 「実利型」鮮明に
2010年12月24日 17時41分

 【ワシントン古本陽荘】11月の中間選挙で大敗し、求心力を失ったかとみられたオバマ大統領が22日に休会した議会で、米露の新戦略兵器削減条約(新START)の批准承認など公約を次々と達成し勢いを取り戻してきた。共和党の一定の議員から協力を得ながら成果を上げる「実利型大統領」を目指す姿勢がはっきりしてきた。

 「ワシントンの多くの人は中間選挙の後、党派対立が激化して足踏み状態に陥ると予想していた。しかし、実際には米国民にとって進展の時期となった」

 22日に記者会見したオバマ大統領はそう語り、超党派協力が結果を生んだとの考えを強調した。

 新START批准、同性愛者の米軍への勤務制限の撤廃、ブッシュ政権時代の減税措置の延長など、オバマ大統領が公約として掲げてきた課題が会期末になり実現した。いずれも一時は達成困難とみられた案件だ。

 大統領は共和党議員を説得。政権側が強気の姿勢で臨んだのは、世論調査でこれら重要政策について国民が高い支持を示していたからだ。両党の対立が先鋭化するなか、政権側は「オバマ大統領こそが国民世論に近い常識的な立場」との印象付けを狙った。

 米CNNテレビが22日に公表した世論調査では、会期末における重要案件への対応についてオバマ大統領の仕事ぶりを「評価する」と答えた有権者は56%で、議会共和党(42%)、議会民主党(44%)を上回る結果が出ており、大統領の姿勢が評価されていることが裏付けられている。

 来月開会する新議会の下院では与党の民主党が少数党に転落。政策実現のためには、共和党から協力を得る必要性がますます高まる。今後は政策ごとに、協力を得られそうな共和党議員との関係を重視する一方、民主党議員と距離を置く場面が出てきそうだ。

685チバQ:2010/12/24(金) 22:59:20
http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY201012230384.html
核なき世界、なお遠く 揺らぐオバマ政権、課題は山積(1/2ページ)2010年12月24日0時16分
 「この条約で我々はより安全になる」。米上院が新START批准を承認してまもない22日午後。米ホワイトハウスでの記者会見冒頭、オバマ大統領は誇らしげに語った。

 「核兵器のない世界を目指す」とチェコ・プラハで世界に表明してから、約1年8カ月。START1が提唱から発効まで10年以上要したのに比べ、オバマ氏は、自ら主導した条約をかなりのスピードで批准にこぎつけた。

 「米国では安全保障分野では与野党が協力する、という力強いシグナルを世界に送った」。オバマ氏は、野党共和党の穏健派長老で「核なき世界」路線で協調を保ってきたルーガー上院議員の名前を挙げ、核軍縮など安全保障政策では超党派で一致する米国の指導力の強さも強調した。

 しかし、実際にはオバマ氏の足元は揺らいでいる。

 共和党が大勝した11月の中間選挙を受けて、共和党主流派はオバマ政権への対決姿勢を強めた。上院トップのマコネル院内総務らは、新STARTが米国のミサイル防衛(MD)システムを縛りかねないと反対。審議終盤で、条文修正決議を9回も提出して批准承認に抵抗した。

 22日の採決で、賛成票は共和党の13を含む71。可決要件である出席議員の3分の2相当(67票)を、4票上回っただけ。START1では93人と圧倒的多数が賛成していたのに比べ、反対が多い。大統領は、クリントン国務長官と共に休暇を先延ばしにして、自ら電話で説得にあたり、必要な票を議会閉会直前にやっと確保した。

 一方、「核超大国」である米ロ両国は、核不拡散条約(NPT)で義務づけられた核軍縮義務を、新条約で一応果たす形だ。だが、履行されても、米ロ合わせて3千発以上の核弾頭が配備される。弾頭数の計算に保管分を含まず、爆撃機1機を一つの核弾頭と数えるなど、「核ゼロ」にはほど遠い。最低限の宿題をこなした段階に過ぎない。

 このため、オバマ政権は、次の一歩として、非核保有国の多くから期待される包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准や、米ロの戦略核をさらに減らし、戦術核や未配備の核の削減交渉にも入る意向を示している。

 ただ、米国内の政争は、そこにも影を投げかける。

 1月に始まる新議会で、共和党は上下両院で議席を増やす。だが、新STARTを支持したルーガー氏に代表される同党穏健派は、保守強硬派の「ティーパーティー(茶会)」から標的にされ、党内基盤は弱まるばかりだ。一方で茶会の精神的支柱、ペイリン・元アラスカ州知事は「米国を弱体化する」と核軍縮に公然と反対。12年大統領選を視野に、共和党が核政策で対決姿勢を強めるのは確実だ。

 北朝鮮やイランの核開発問題の解決や、核テロ対策、中国やインドなど、ほかの核保有国に対する軍縮努力の要請など、「核なき世界」に向けて米国が取り組むべき課題も山積している。オバマ氏はそのために、国内政治との相克をどう乗り越えるのか。(ワシントン=望月洋嗣)

686チバQ:2010/12/24(金) 23:00:22
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101223/amr1012232026013-n1.htm
オバマ米大統領の1年、対立から妥協へ 内憂外患続く (1/2ページ)
2010.12.23 20:22

22日、ワシントンで同性愛者の軍務禁止規定撤廃法案に署名するオバマ大統領(中央)(ロイター) 【ワシントン=佐々木類】オバマ大統領の今年1年が終わろうとしている。11月の中間選挙で民主党の歴史的な敗北を喫しながらも、ここにきて公約を着実に実現しつつある。だが、来年は下院で共和党が多数派の「ねじれ議会」となる。2012年の大統領選に向け、景気回復策や財政再建など課題が山積しており、政権運営はこれからが正念場だ。

 ■対立から妥協へ

 米大統領は22日の記者会見で、「ブッシュ減税」を2年延長する包括減税法や、同性愛者の軍務禁止規定撤廃法案の可決などを強調し、「過去数十年で最も生産的だった」と自賛した。同時に「来年は厳しい戦いが続く。だが、党派対立を乗り越えた超党派協力の機運が生まれている」と語り、ねじれ議会という現実を踏まえ、とりわけ財政再建をめぐる審議への協力を共和党に求めた。

 大統領は中間選以前は、次期下院議長に内定した共和党のベイナー院内総務らを相手に、個人攻撃に血道を挙げたこともあった。だが、選挙後は身内の民主党からも反発を招くほど、妥協を重ねる現実主義者ぶりをみせた。

 特に、ブッシュ減税では、上下両院で多数派だった民主党の数を頼りに党派対立に傾きがちだった政治手法を転換。共和党の主張を取り入れ、自身の公約であった富裕層への打ち切りを取り下げ、「すべての所得層で2年間延長」という妥協で決着させる変わり身の早さをみせた。

 一方、年内の批准が危ぶまれていたロシアとの新核軍縮条約(新START)は、正面突破で上院での批准承認を勝ち取り、土壇場で公約を実現させた。

 ■内向き志向?

 就任2年目となった今年は、失業率が高止まりし、景気対策への激しい批判を浴びるなど、イバラの道の連続だったといえる。来年は大統領選に向け、政権浮揚をいかに図るかという観点が、今後打ち出す施策に反映されることになる。

 だが、内政、外交ともに大きな懸案が立ちはだかる。内政では、09年に過去最大の1・4兆ドルに上る赤字を記録した財政の再建、金融規制改革、不法移民対策など共和党との妥協点が難しい案件がめじろ押しだ。総額1500億ドル以上の巨費を投入した追加雇用対策も、顕著な効果を挙げていない。「内向き志向」は今後も続くとみられる。

 外交では、来月19日に訪米する中国の胡錦濤国家主席との間で、中国の人民元問題や人権、不透明な軍拡に加え、韓国を砲撃し核開発を続ける北朝鮮に対する働きかけをめぐり、どこまで中国側から言質をとることができるかが焦点だ。

 来年7月から米軍撤退が開始される予定のアフガニスタン情勢や、来年中の完全撤退を打ち出したイラク情勢、イランの核問題も引き続き重大な懸案だ。米国は、来秋ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国。景気回復への特効薬を見いだせない中、オバマ大統領は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)での成果を狙い、外交攻勢を仕掛ける可能性もある。

687チバQ:2011/01/03(月) 18:32:34
http://www.asahi.com/international/update/1228/TKY201012280140.html
炭酸飲料は肥満のもと? NYソーダ戦争、市長VS業界2011年1月2日11時26分

. 【ニューヨーク=田中光】肥満の原因とされる砂糖入り炭酸飲料などの消費量を抑えて、医療費を抑制しよう――。ニューヨークのブルームバーグ市長が、そんな試みを打ち出した。一方、飲料業界は「無用な干渉でしかない」と猛反発し、「ソーダ戦争」の様相を呈している。

 市の提案は、月当たりの世帯収入が2400ドル(約20万円、4人家族の場合)未満の低所得者層に配られる米政府の食糧クーポン券で、炭酸飲料などの砂糖入り清涼飲料水を買えなくするというもの。市によると、人口当たりの糖尿病患者は、低所得者が住む地域では、高所得者層地域の4倍。1日に1回以上炭酸飲料を飲む人が38%以上いる地域は、クーポン券利用者が多い地域と重なり、肥満率が30%以上に達するという。

 このため市長は、クーポン券で炭酸飲料を買えなくすれば、より栄養価が高い食料品にお金がまわるようになり、肥満や糖尿病を抑えられると訴えている。

 これに対し、米国飲料協会は「砂糖入り飲料水のカロリーだけが特別なわけではない」として、狙い撃ちに反発するコメントを発表。「恵まれない人たちにとって不公平な措置だ」と主張し、一歩も引かない考えだ。

 バーなどの屋内施設からたばこを追放し、ファストフード店にカロリー表示を義務づけるなど、次々と健康政策を打ち出してきたブルームバーグ市長にとって、肥満対策は負けられない戦いだ。

 しかし、飲料業界は大きな政治力を持っており、今後、市の提案が米政府に認められるかどうかは、不透明だ。

 買い物客の8割前後が、クーポン券利用者だというブルックリン区のスーパーで働くスタンリー・パンフィールさん(27)は「市長の考えは面白いかもしれないけど、どっちにせよ、みんなソーダを買うよ」と効果に懐疑的だ。
.

688チバQ:2011/01/04(火) 20:02:31
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110104-OYT1T00289.htm
シュワちゃん退任、中央政界?映画界復帰?




. 【ロサンゼルス=西島太郎】米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事(63)(共和党)は3日、2期約7年の任期を終えて退任した。


 今後は講演や自叙伝の執筆などを行う予定だが、映画「ターミネーター」の主演などで知られる元有名俳優だけに、ハリウッド復帰や中央政界への進出なども取りざたされている。

 シュワルツェネッガー氏は2003年10月、グレイ・デービス前知事に対するリコール運動に伴う選挙に共和党から出馬。「民主党の牙城」と言われる加州ながら、抜群の知名度を生かして知事に初当選した。

 就任後は、地球温暖化対策に消極的だった当時のブッシュ政権に反して、先進的な環境対策に取り組んだ。しかし、06年11月の再選後、巨額赤字に苦しむ州財政を立て直せず、直近の支持率は20%台で低迷。同氏は、2日付ロサンゼルス・タイムズ紙が掲載したインタビューでも、「早期に別の方策を模索するべきだった」と悔やんだ。

(2011年1月4日13時31分 読売新聞)

689チバQ:2011/01/04(火) 20:36:35
http://sankei.jp.msn.com/world/america/110104/amr1101041834012-n1.htm
米大統領首席補佐官に金融大手幹部が浮上
2011.1.4 18:33
 【ワシントン=佐々木類】5日に始まる新議会を前に、ホワイトハウスの人事刷新を検討中のオバマ米大統領が、大統領首席補佐官に金融大手JPモルガン・チェース幹部で、元商務長官のウィリアム・デーリー氏を起用する人事を検討中であることが分かった。米メディアのブルームバーグが3日報じた。

 金融規制改革をめぐりウォール街を中心に金融業界との溝が深まっていたオバマ政権は、業界に通じた人材の起用で関係を修復させる必要があるとの判断に傾いているようだ。

 デーリー氏はクリントン政権で商務長官。オバマ大統領の出身地、シカゴのデーリー市長は実兄。

 オバマ政権発足から首席補佐官を務めていたラーム・エマニュエル氏は、今春のシカゴ市長選に出馬するためすでに辞任しており、現在は暫定的に、白人の父親と日系人の母親を持つピート・ラウス上級顧問が後任を務めている。

690チバQ:2011/01/05(水) 23:05:03
http://sankei.jp.msn.com/world/america/110105/amr1101051850011-n1.htm
苦労人ベイナーvs試練のオバマ 米「ねじれ議会」で対決 (1/2ページ)
2011.1.5 18:49

4日、議会ビルに到着した下院新議長に選出されたジョン・ベイナー共和党院内総務(ロイター) 【ワシントン=佐々木類】5日にスタートする米新議会は、下院で共和党が多数派の「ねじれ」議会となり、オバマ大統領にとって新たな試練の幕開けとなる。ジョン・ベイナー共和党院内総務(61)は同日、正式に下院新議長に選出され、医療保険改革法の廃止など2012年の大統領選をにらんで対決姿勢を強めるとみられる。「ベイナーvsオバマ」の対決の行方は、来年の大統領選を左右する気配だ。

 米議会の顔として急浮上したベイナー氏は、オハイオ州選出で当選10回。1949年に同州で生まれ、12人兄弟の2番目。8歳のときすでに家業の居酒屋を手伝ったとされ、苦学して大学を卒業後、同州下院議員を経て連邦下院議員に当選した。たたき上げの「苦労人」として知られる。

 ニュート・ギングリッチ元共和党下院議長に師事して頭角を現したが、99年の中間選挙で敗北後は無役となり、政治家としても辛酸をなめた。

 そんなベイナー氏は昨年11月3日、中間選挙で勝利した後の記者会見で、職探しに苦労した自身の生い立ちに触れ、涙を流したことも。米メディアからは「泣き虫ベイナー」と揶(や)揄(ゆ)されたが、「大きな政府」を志向するオバマ政権の巨額財政支出を真っ向から批判して骨太なところをみせた。

 オバマ氏の決めぜりふ「イエス・ウィー・キャン」(われわれはできる)に対抗し、「ヘル、ノー・ユー・キャント」(まさか! できやしないよ)が口ぐせだ。

 象徴的なのは、昨夏、オバマ氏と繰り広げた「アリ論争」だ。ベイナー氏がオバマ政権の金融規制策を「核兵器でアリを殺すようなものだ」と批判し、「未曾有の金融危機をアリに例えるとは何事か」と大統領を熱くさせた。

 ベイナー氏は5日、下院議長として、大統領と議会民主党に対話を呼びかけるという。だが、議長就任決定後の昨年11月17日、ベイナー氏は「経済の自由、個人の自由という価値観を擁護する」と明言。5日の提案を額面通り受け止める議会関係者は少ない。

 「次世代にわたって雇用を創出し、競争力のある経済を構築するのがわれわれの仕事だ」。オバマ大統領は4日、休養先のハワイからワシントンに戻る途中、大統領専用機内で記者団に新議会を乗り切る意欲をみせた。同時に、「われわれがすべきことは景気回復だ。ベイナー氏も理解してくれるだろう」と共和党の協力に期待感を込めた。

 超党派政治は2008年の大統領選で訴えたオバマ大統領の公約の柱。だが、政権前半の2年間は、医療保険改革で、よくいえばリーダーシップの発揮、悪くいえば強引な政治手法で対立が激化した。大統領にとり実現したくてもできない“鬼門”となっていた。

 ただ、頭が痛いのは、政策実現のために共和党との妥協を重ねて中道寄りにシフトすればするほど、自身の支持基盤である民主党リベラル派からの反発を招きかねないことだ。

 オバマ氏は休暇中、今でも米国民の人気が高い故レーガン元大統領の自伝を読破した。1982年の中間選挙で敗北した後、大統領再選を果たしたレーガン氏に「再選戦略の糸口を探っている」(政府関係者)との見方も出ている。

691チバQ:2011/01/06(木) 22:32:50
http://sankei.jp.msn.com/world/china/110106/chn1101061742003-n1.htm
米国議会、対中姿勢より厳しく 主要ポストに強硬派続々 (1/2ページ)
2011.1.6 17:36

5日、ワシントンで就任式に参加するベイナー新下院議長(AP) 5日に開幕した米国新議会で、下院の中国への姿勢がこれまでより大幅に批判的になることが確実となってきた。昨年11月の米中間選挙で下院の圧倒的多数を占めた共和党が外交委員会でも主導権を握り、中国関連の課題を審議する同委員会の主要ポストに中国の人権抑圧や軍拡、不公正貿易などを非難してきた有力議員が次々と就任したからだ。(ワシントン 古森義久)

 5日からの第112議会の外交政策面では中国関連テーマの頻繁な審議が確実視される。その審議では、まず外交委員会が主体となり、下院全体の声となる。これまでは与党の民主党が多数党として委員長や小委員長ポストをすべて占め、オバマ政権への姿勢も抑制してきた。ところが共和党が下院を制したことで外交委員会も同党議員が運営することになった。

 まず、委員長にはキューバ出身で共産主義のカストロ政権への批判で知られるイリアナ・ロスレイティネン議員(フロリダ州)が就任した。中国の人権弾圧にも遠慮のない非難を表明してきた同議員は委員長就任が決まった際にも「無法国家や独裁国家の責任を追及し、同盟諸国との連携を強める」との声明を出し、中国への批判を明確にした。

 今後は、法案や決議案の提出、公聴会のテーマや証人の選択、行政府の予算への決定権など、すべての面で主導権を発揮できるため、同議員らの批判的意見がオバマ外交に対しても議会全体の意向としてぶつけられることになる。

 ロスレイティネン議員は外交委員会の副委員長に、中国の軍拡を批判し、台湾海峡の軍事均衡のために台湾の軍事力強化を求めてきた共和党のエルトン・ギャレグリー議員(カリフォルニア州)を任命した。同議員は昨年11月、台湾訪問から帰るとすぐ、台湾へのF16戦闘機の追加供与を提案する声明を出した。

 中国や日本についての具体的案件を審議する同外交委の東アジア・太平洋・地球環境小委員会では、中国の貿易規制や人権弾圧を非難し、オバマ政権の対応についても軟弱だと批判してきた共和党のドナルド・マンズロ議員(イリノイ州)が小委員長に就任した。同議員は、安全保障面でも同盟国との連帯強化を説く。

 さらに、人権問題を扱うアフリカ・地球規模保健・人権小委員会小委員長には同じ共和党のクリス・スミス議員(ニュージャージー州)が、監視・調査小委員会小委員長にはデーナ・ローラバッカー議員(カリフォルニア州)がそれぞれ就任した。

 スミス議員は議会全体でも中国の人権弾圧を最も活発に非難してきた実績があり、中国側のハッカー攻撃の標的にもなった。ローラバッカー議員も、中国共産党首脳たちのチベットや法輪功の弾圧を非難して「殺害者」と呼ぶほどの対中強硬派として知られている。

692チバQ:2011/01/07(金) 23:53:39
http://mainichi.jp/select/world/news/20110107ddm007030047000c.html
米国:ホワイトハウス刷新本格化 首席補佐官焦点に 「身内固め」批判かわす
 【ワシントン古本陽荘】米ホワイトハウスの主要ポストの人事刷新が本格化してきた。5日、来月上旬に辞任する意向を表明したギブス大統領報道官の交代は想定されてはいたものの、大統領側近の一人だっただけに今回の一連の人事が大規模なものになることを印象づけた。

 昨年11月の中間選挙での大敗を受け、オバマ大統領が人事刷新を行うとの観測は早くから出ていた。08年大統領選時からの側近で周囲を固めたことが国民意識からの隔たりを招いたとの分析があったためだ。

 焦点はシカゴ市長選出馬のため辞任したエマニュエル前首席補佐官の後任人事だ。上級顧問だったピート・ラウス氏が暫定的に就いており、そのまま指名されるとの見方もあったが、シカゴ市のデーリー市長の弟で、クリントン政権で商務長官を務めたウィリアム・デーリー氏の名前が浮上。金融大手JPモルガン・チェースの中西部支部会長の職にあり、オバマ政権との関係が悪いビジネス界との橋渡し役を期待する声もある。

 一方、昨年末に退任したサマーズ国家経済会議(NEC)委員長の後任人事は7日に発表される予定だが、米メディアはクリントン政権で同職にあったジーン・スパーリング財務省顧問が最有力と伝えている。

 ホワイトハウスの日常的な顔となるギブス氏の後任にはバートン副報道官やバイデン副大統領のコミュニケーション・ディレクターで元タイム誌ワシントン支局長のジェイ・カーネイ氏らの名前が挙がっている。

693チバQ:2011/01/07(金) 23:54:01
http://mainichi.jp/select/world/news/20110107ddm007030045000c.html
米国:下院「茶会」にらみ 共和党、主張見つつの運営に
 【ワシントン古本陽荘】5日の米議会で、下院で多数党となった野党・共和党のジョン・ベイナー氏(61)が下院議長に就任した。連邦政府の役割縮小を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の意向を受け、憲法重視の姿勢を示す下院規則改正に着手したが、「1000億ドル(約8・3兆円)の歳出削減」などの実質的な公約実現は困難とみられている。オバマ大統領や上院で多数党の民主党指導部との政策協議抜きでは成果を見込めないが、安易に妥協すれば茶会運動から突き上げられる可能性があり、難しい議会運営を強いられることになる。

 べイナー議長は就任あいさつで、「まずは規則改正から始めよう。透明性や説明責任、憲法重視の姿勢を新たにするもので、下院の運営方法を変えることになる」と提案した。

 直後に可決された下院の新規則では、提出される法案に憲法上のどの条文を根拠としたか明記することが義務付けられた。

 実は、この憲法規定は、昨年11月の中間選挙前、茶会運動の全国組織「フリーダム・ワークス」が掲げた10提案の第1項目だ。「小さな政府」の実現のため「憲法上、規定がない権限を連邦政府から取り上げる」というのが茶会運動の基本政策。

 茶会運動の主張を重視し議会運営を進めるとのべイナー議長の決意表明だったと言える。さらに、下院では史上初めて議場で憲法全文を読み上げる行事を6日に予定している。

 ただ、こうした意思表示は象徴的なものに過ぎず、茶会運動が目指してきた連邦政府の極端な権限縮小の実現は容易ではない。

 共和党が中間選挙の公約として掲げた「少なくとも1000億ドルの年間歳出削減」は、もともと具体的な提案ではなく、早くも共和党内で目標の下方修正の動きが出ている。

 オバマ大統領の最優先課題、医療保険制度改革法についても、共和党は廃止法案を提出し12日に下院で採決する予定。だが、上院で否決され廃案になるのは織り込み済みで、茶会運動に姿勢を示すパフォーマンスに過ぎない。関連予算を凍結することで医療保険改革を骨抜きにすることを検討しているが、オバマ政権側はすでに改革の意義を国民に売り込むキャンペーンに乗り出しており、成算があるわけではない。

694チバQ:2011/01/09(日) 11:19:44
アリゾナで銃撃事件 死者6人、下院議員らが重体
2011.01.09 Sun posted at: 09:44 JST
(CNN) 警察と政府当局者らによると、米アリゾナ州トゥーソンの食品スーパー前で8日、男が銃を乱射し、連邦地裁判事ら6人が死亡、連邦下院の民主党女性議員、ガブリエル・ギフォーズさん(40)ら12人が負傷した。現場では当時、ギフォーズ議員が支持者らと集会を開いていた。

オバマ米大統領によると、死者の中には同州の連邦地裁のジョン・ロール判事が含まれている。また当局によると、9歳の少女も病院で死亡が確認された。

病院の担当医によると、ギフォーズ議員は弾丸1発が頭部を貫通して重傷を負い、手術を受けた。

容疑者は22歳の男とされ、連邦議会警察によればすでに拘束された。

警察は警戒措置として、一部の連邦当局者らの自宅、事務所の安全を確保し、下院議員らに注意を呼び掛けた。オバマ大統領の指示により、米連邦捜査局(FBI)のチームが現場へ向かっている。

ギフォーズ議員は2006年に初当選。昨年の中間選挙では、保守派の草の根市民運動、ティーパーティー(茶会)の候補者と激しく争った。
.
http://www.cnn.co.jp/usa/30001449.html

695チバQ:2011/01/09(日) 11:22:12
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110109ddm008030115000c.html
米国:オバマ政権、経済界と関係重視 「中道」人事次々 浮揚狙い、路線変更鮮明に
 【ワシントン斉藤信宏】オバマ米大統領が、ホワイトハウスの経済チームの顔ぶれを大幅に入れ替えた背景には、人心一新を図ることで経済政策の路線変更を米国民に印象付け、政権浮揚を図りたいとの狙いがある。経済チーム以外でも、大統領首席補佐官に金融大手JPモルガン・チェースの現職幹部、ウィリアム・デーリー氏を起用するなど、経済界との関係修復にも配慮。昨年12月のブッシュ減税の延長(包括減税法案)での野党・共和党との妥協に続き、リベラル路線から中道路線へと軌道修正する姿勢を鮮明にした。

 サマーズ氏の後任の国家経済会議(NEC)委員長に決まったジーン・スパーリング氏(52)は、クリントン政権時代の96年から00年までNEC委員長を務めた経験があり、今回は再登板。現在、ガイトナー財務長官の顧問を務めているが、08年の大統領予備選では、民主党でオバマ大統領の対抗馬だったヒラリー・クリントン氏(現国務長官)の経済アドバイザーとして、経済政策立案にも関わった。ウォール街にも太い人脈を持つとされている。

 下院で野党・共和党が多数を占め、議会対策に頭が痛いオバマ大統領にとって、ブッシュ減税の延長で野党との交渉をまとめあげたスパーリング氏の評価は高い。7日、メリーランド州の窓ガラス工場でスパーリング氏の起用を発表した大統領は、「クリントン政権下で赤字だった財政を黒字に転換させた功績を評価した。素晴らしい仕事をしてくれるはずだ」と強い期待を表明した。

 7日までに決まった経済チームの新たな顔ぶれでは、ジェイコブ・ルー行政管理予算局(OMB)長官も、クリントン政権下で98〜01年にOMB長官を務め、財政の黒字転換を果たした実績を持つ。

 米国では、雇用改善の遅れで政府の経済政策に対する国民の不満が高まっている。また、オバマ政権が打ち出した医療改革や金融規制改革などに対して、経済界から「ビジネスに悪影響をもたらす」と反対意見が噴出し、政権と経済界の関係も悪化した。これらの要因が重なり、昨年11月の議会中間選挙では、与党・民主党が敗北。野党・共和党が財政再建を求める動きを強める中、オバマ大統領は民主党リベラル派と決別し、中道路線にかじを切って共和党と協調せざるを得なくなった。

 また、クリントン元大統領時代の経済スタッフを積極的に起用したことは、94年の中間選挙での敗北後に支持率を回復して96年に再選を果たしたクリントン氏の親ビジネス路線を踏襲することで、1年10カ月後の大統領選再選に結び付けたいとの思惑もありそうだ。

696チバQ:2011/01/10(月) 14:06:54
http://www.asahi.com/international/update/0109/TKY201101090281.html
穏健派政治家への凶弾なぜ 銃規制論も 米アリゾナ(1/2ページ)2011年1月10日0時50分
 【トゥーソン(米アリゾナ州)=田中光】米国西部アリゾナ州トゥーソンで8日に起きた銃撃事件は、銃社会・米国でも異例の、政治家を狙ったものだった。政治的背景があるのか、なぜ銃を――動機はまだ不明だが、衝撃の波紋が広がった。

 事件があったのは、同州選出のガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)=民主党=の政治集会。現場となった郊外の大型スーパーの敷地は一転して混乱状態に陥った。「一瞬、何が起きたのか分からなかった」。現場にいた目撃者たちは米メディアに語った。

 オバマ政権が登場した2009年から民主党と共和党の与野党対立は激化傾向にある。そうした中で、ギフォーズ議員は、穏健派だっただけに、地元の支持者らは「なぜ」と問い続けた。

 米国で賛否が揺れた医療改革法の議論が過熱していた09年8月、ギフォーズ議員の地元集会では銃が持ち込まれるという騒動があった。法案が下院で通過した昨年3月には、地元事務所の窓が割られる事件も起きた。

 アリゾナ州では昨年、不法移民を取り締まる州法が強化され、米国社会でも論争が起きた。ギフォーズ議員は反対論者として知られるが、今回の事件との関連はまだ分かっていない。

 重体となったギフォーズ議員の地元事務所前には数百人の支持者たちが駆けつけた。「暴力は許せない」「よくなって」。様々なメッセージを書き込んだ手製のプラカードが無数のろうそくに照らされていた。

 議員を支持する男性(28)は、「彼女は有権者の声に耳を傾けようとし、身近な存在だった。衝撃とともに怒りがこみあげてくる」と話した。選挙運動を手伝ってきたというリジー・グリフィンさん(65)は「保守とリベラルの政治対立がどんどん激しくなるなか、彼女は標的になるような存在から最も遠い。事件を機に、米国政治を考え直さないといけない」。

 捜査当局の調べでは、ジャレッド・ロフナー容疑者(22)は精神的な問題があったとされながら、銃を入手していた。ノーマ・マケイさん(56)は、「アリゾナ州ではその人物の背景に関係なく銃が簡単に手にできるようになった。銃の購入方法を見直すべきだ」と話した。

 AP通信などによると、同容疑者は現場近くに両親と同居。昨年12月、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「軍隊の新兵」と名乗り、愛読書にヒトラーの「我が闘争」などを挙げていた。事件直前、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「マイスペース」の自身のページに「さようなら友人たち」「僕に怒らないでください」などと書き込んでいたという。

697チバQ:2011/01/10(月) 16:57:35
http://www.afpbb.com/article/politics/2782044/6649627?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
過激化した米政治風土、米議員銃撃でペイリン陣営が矢面に
2011年01月10日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月10日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州で8日起きた、民主党のガブリエル・ギフォーズ(Gabrielle Giffords)下院議員(40)ら20人が死傷した銃乱射事件をめぐり、政治風土の過激化が引き起こした事件だとする批判や反省の声が米国内で広がっている。

 保守・リベラルの立場を問わず、政治家もコメンテーターらもこぞってこの事件を取り上げ、背景に扇動的な保守派によってたきつけられた情熱があったのか、それとも錯乱した精神異常者による事件だったのか、激論が交わされている。

■標的に十字線――「ペイリン流政治」が批判の矢面に

 リベラル派は、サラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事の選挙事務所が前年11月の中間選挙の際、接戦が予想される選挙区にライフルの「照準線」を記した米国地図をウェブ上で公開していたとして、非難している。ギフォーズ議員の選挙区にも「照準線」が合わせられていた。

 また、ペイリン氏の政治スローガン「Don't Retreat, Reload(撤退せずに再装填しろ)」も批判を浴びている。

「これらは、精神的に不安定な人びとが(銃の乱射などについて)容認される行動だと思いこみかねない、中毒性の表現だ」と、民主党上院ナンバー2のディック・ダービン(Dick Durbin)議員は米CNNテレビの番組「State of the Union」のインタビューに語った。

 これに対し、やはり同番組に出演した共和党のラマー・アレクサンダー(Lamar Alexander)下院議員(テネシー州選出)は、「まるでペイリン氏に責任があるかのような物言いだ」と反論。その上で、政治論議はもう少していねいな言葉で行われるべきだと論じた。「われわれは落ち着いて、トーンダウンして、相手にもその考え方にも敬意を払わなければならない。移民や税金、医療保険制度改革法などの難しい議題でもそうすべきだ。感情をあおるようなことはできるだけ避けよう」

 一方、ペイリン陣営で選挙運動にたずさわったレベッカ・マンソール(Rebecca Mansour)氏も、ラジオ番組に出演。「われわれは事件とは全く無関係だ。地図に十字線を入れるのはよくある手法で、照準器のつもりなんてこれっぽっちもなかった」と反論した。

698チバQ:2011/01/10(月) 16:58:17
■ギフォーズ氏、過去に何度も脅迫

 アリゾナ州は伝統的に保守党の地盤。同州南東部のギフォーズ氏の選挙区も前年の中間選挙で接戦区の1つとなったが、ギフォーズ氏が辛くも勝利し、3期目の議席を獲得した。

 ギフォーズ氏は、不法移民の取り締まりを強化するアリゾナ州移民法に強く反対していたほか、オバマ政権の医療保険改革法案に賛成票を投じたことで、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」から標的とされていた。

 選挙期間中に何度も脅迫を受けただけでなく、医療保険改革法案が下院で採決された直後の2010年3月には、ギフォーズ氏の事務所のガラスドアが何者かに割られるという事件が発生。また、2009年8月にもギフォーズ氏の選挙集会に銃を持った男が入り込み、強制排除される事件があった。

 しかし、ギフォーズ氏は「わたしはグロック9mm(拳銃)を持っているし、撃つのもうまいのよ」と脅迫を取り合わなかったという。

■過激化した政治風土の「中毒症状」が背景か

 アリゾナ州の緩い銃規制に反対する民主党支持者のピマ(Pima)郡保安官、クラレンス・ダップニク(Clarence Dupnik)氏は、政治家に対する脅迫は珍しいことではないが、近年は敵意や被害妄想、政府への不信が高まっていると指摘する。「24時間365日、休みなく公衆をあおり続ければ、人々への影響は避けられない。まず感化されるのは情緒不安定な人々だ」

 こうした指摘に、事件の起きた地元トゥーソン(Tucson)でティーパーティー運動を立ち上げたアリソン・ミラー(Allyson Miller)氏は、ニュースサイトTPMの取材に「とんでもない事件だ」と関連を否定。反ティーパーティー派について「選挙と関連があるに違いないとの結論に飛びついている」と批判した。

 ただ、ギフォーズ氏と同じアリゾナ州選出の民主党のラウル・グリハルバ(Raul Grijalva)下院議員は、政治風土の中毒症状が長く続きすぎたことが、8日の銃撃事件の背景にあるとの見方を示している。同議員は、「この怪物を育てることに力を貸した人々は、冷静になって考え、こうした中毒症状が米国の政治制度を脅かしているのだということに気づいて欲しい」と呼びかけている。(c)AFP/Jim Mannion

699名無しさん:2011/01/10(月) 17:12:56
河嶋海科〜昼間から公園のベンチでイケメンと抱き合いながら濃厚キスの光景を
一般人にフォーカスされる。。。事務所サイドは、完全否定〜
だが、数枚の写真で認めざるを得ないか?まだ〜子供なのに、体は、大人の女を
感じさせる。。。http://speed01.heteml.jp/

700チバQ:2011/01/11(火) 20:52:27
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110111-OYT1T00316.htm
「偏屈・偏見の中心地に」保安官嘆く…銃乱射

 【トゥーソン(米アリゾナ州南部)=西島太郎】トゥーソン近郊で8日起きた乱射事件で、ジャレド・ロフナー容疑者(22)は具体的動機を供述していないが、保守派とリベラル派の対立が深まる地域の政治環境が影響しているのではないかという指摘が出ている。


 銃撃されたガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)は、昨年11月の中間選挙で、僅差で3選を果たした。民主党に属しながら、銃所持の権利は擁護するなど、元々保守勢力の強いアリゾナ南部の事情に配慮した「バランス感覚」で支持を獲得していた。

 それでも、中間選挙では、草の根保守の「茶会運動」が後押しする対立陣営の激しい攻撃を受けた。共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事は、ギフォーズ氏を「落選させたい議員」の一人に挙げ、地図上で同議員の選挙区に銃の照準マークを付けてみせた。

 ギフォーズ氏の相手候補陣営は、「M16(自動小銃)でギフォーズを追い出せ」とインターネット上で盛んに呼びかけていたという。

 昨年春、保守派が反対する医療保険制度改革法案が議会を通過した前後には、ギフォーズ氏の事務所が荒らされる事件もあった。

 こうした風潮がロフナー容疑者にも影響を与えたとの見方が出ている。地元有力紙アリゾナ・デイリー・スターは9日、「ここ数か月、何か恐ろしいことが起こるような兆候があった」と指摘。地元保安官も8日の記者会見で、「アリゾナは偏屈・偏見の中心地となってしまった」と嘆いた。

 広がる分断。9日、ギフォーズ議員の回復を祈って事務所を訪れた大学生キャシー・ルイスさん(21)は、「アメリカは厳しい経済情勢から抜け出せないでいる。政治的争いの溝を埋めて、今こそ国民が一致団結する時だと思う」と訴えていた。

(2011年1月11日10時49分 読売新聞)

701チバQ:2011/01/14(金) 22:10:42
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18995820110113
オバマ大統領が国民に結束訴え、米乱射追悼式で演説
2011年 01月 13日 15:37 JST
 [トゥーソン(米アリゾナ州) 12日 ロイター] オバマ米大統領は12日、6人が死亡した銃乱射事件が起きた米アリゾナ州トゥーソンで追悼式に出席し、「この悲劇を非難をぶつけ合う政争の具にしてはならない」と、結束の必要性を訴えた。
 オバマ大統領は追悼式に集まった1万人以上を前に演説。犯人が銃を乱射するに至った理由は誰にも分からないと述べ、事件を単純に解決するために、米国民は非難をなすり付け合うべきではないと強調した。

 この事件では、ガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)の対話集会に集まっていた連邦判事や少女ら6人を殺害した上、同議員らにも発砲し負傷させたとして殺人罪などでジャレド・ロフナー容疑者(22)が訴追された。

 犠牲者の中には、米同時多発攻撃が起きた2001年9月11日に生まれたクリスティーナ・テイラー・グリーンさん(9)も含まれていた。

 演説の中でオバマ大統領は、政治に興味があったというクリスティーナさんを引き合いに出し、「彼女の期待に応えたい。われわれの民主主義は彼女が想像するものと同じくらい、立派なものでなければならない」と呼びかけた。

 オバマ大統領は追悼式に先立ち、頭部を撃たれ重体のギフォーズ議員らが入院する病院を訪問。議員の様子については「彼女は目を開けた。彼女はわれわれが応援していることを分かっている」と述べた。

702名無しさん:2011/01/21(金) 22:19:07
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201101210046.html
米カリフォルニア州知事、財政の非常事態を宣言
2011年1月21日
 [サンフランシスコ 20日 ロイター] 米カリフォルニア州のブラウン知事は20日、州財政をめぐり非常事態を宣言し、州議会議員に対し、254億ドルにのぼる財政不足への対応を求めた。

 今月退任したシュワルツェネッガー前知事も先月、同様に非常事態を宣言していたが、州議会の過半数を占める民主党議員は、共和党出身の前知事が出した非常事態宣言への対応を拒否。民主党出身のブラウン知事の就任を待って予算問題に取り組む方針を示していた。

 ブラウン知事はすでに、125億ドルの支出削減と増税延長での歳入増による財政健全化計画を議会に提示。3月までの計画実行を望むとしていた。

 知事の非常事態宣言を受け、議員には財政問題への対応に45日間が与えられる。

 ブラウン知事は議会に対し、年末に期限切れを迎える増税措置の延長について有権者に問う特別選挙を6月に実施するための法案を支持することも求めている。

 ブラウン知事(72)は、1970年代から80年代にかけて2期にわたりカリフォルニア州知事を務めた。

703名無しさん:2011/01/25(火) 22:17:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110125/amr11012521500129-n1.htm
ホワイトハウスで反米ソング 米政権が大恥
2011.1.25 21:47
 【ワシントン=佐々木類】中国の胡錦濤国家主席を招いて19日夜、ホワイトハウスで行われた公式晩(ばん)餐(さん)会で、国際的な中国人男性ピアニスト、ラン・ラン(郎朗)氏(28)が演奏した曲が、反米宣伝映画の主題曲だったと分かり、米国内で波紋を広げている。

 ラン・ラン氏は、中国生まれでニューヨーク在住。演奏したのは、朝鮮戦争(1950〜53年)を舞台にした中国共産党の反米映画「上甘嶺(じょうかんれい)」(56年)の主題曲「わが祖国」だ。

 「わが祖国」は中国人に広く知られており、共産党が数十年の間、反米宣伝曲として利用してきた。映画は、中国人民解放軍「義勇軍」と米軍の激戦の様子を残虐に描いている。

 米CBSニュースによると、ラン・ラン氏は、この曲を選んだ理由について、晩餐会の前に収録した香港のフェニックステレビに、「この曲をホワイトハウスの晩餐会で演奏することは、中国人にとって大変な誇りになると思った」と語っていた。

 だが、演奏後に波紋が広がると「子供のころから好きな曲の一つだった。メロディーが美しいという以外の選曲理由はない」とのコメントを出した。

 演目などは通常、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のスタッフが事前にチェックするはずだが、ギブズ大統領報道官はコメントを避けている。

 一方、米メディアによると、中国系ブログには「米国人は曲に酔っていた。本当に間抜けだ」といった書き込みがあふれている。

704チバQ:2011/01/28(金) 22:45:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110128/amr11012812390038-n1.htm
元首席補佐官の出馬認める シカゴ市長選で州最高裁
2011.1.28 12:39
 米イリノイ州の最高裁は27日、2月22日の同州シカゴ市長選で最有力候補となっているエマニュエル元大統領首席補佐官(民主党)について、同市での居住実績がなく立候補は認められないとした今月24日の州高裁の判断を覆し、出馬資格を認めた。米メディアが伝えた。

 シカゴ市長選の立候補には、選挙前の1年間、同市に居住することが必要で、エマニュエル氏は昨年10月まで首都ワシントンで首席補佐官を務めていた間もシカゴに自宅を維持し居住の実態があったと主張していた。

 一審はこれを認めたが、州高裁が認めなかったためエマニュエル氏側が上訴していた。(共同)

705チバQ:2011/01/28(金) 22:56:01
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19254620110128
カーニー副大統領補佐官、次期大統領報道官に就任へ
2011年 01月 28日 10:09 JST
 [ワシントン 27日 ロイター] 米ホワイトハウスのギブズ大統領報道官は27日、自身の後任にジェイ・カーニー副大統領補佐官(報道担当)が就任することを明らかにした。
 ギブズ報道官は、先に辞任を表明。今後は2012年のオバマ大統領再選に向け、政権外部からアドバイザーとして活動するとしている。数週間以内に引き継ぎを行うという。

 カーニー氏は、元タイム誌記者。記者時代は、ホワイトハウスや政治、議会を主にカバーした。同じホワイトハウス詰め記者だったABCニュースのクレア・シップマン氏と結婚している。副大統領補佐官としては、2009年の就任以来、失言の目立つバイデン副大統領の印象改善に尽力してきた。

706チバQ:2011/01/30(日) 21:21:59
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110127-OHT1T00331.htm
「サンドイッチで歯痛めた」…大統領目指した大物議員が珍提訴
 米大統領選の民主党指名争いに2度出馬したこともあるベテラン議員のデニス・クシニッチ下院議員(64)が、サンドイッチに入っていたオリーブの種をかんで歯を痛めたとして、連邦議会で営業する食堂運営会社を相手取り15万ドル(約1230万円)の損害賠償を求め、提訴した。26日、複数の米メディアが報じた。

 訴状などによると、クシニッチ氏は2008年4月17日、ロングワース議員会館に入っている食堂でサンドイッチを購入。具材のひとつだったオリーブに種が残っていたため、歯を痛めた。同氏側は「有害なサンドイッチ」で口腔(こうくう)外科手術など複数回の治療が必要となり「痛みに苦しみ、楽しみを奪われた」として損害賠償を求めた。同議員の事務所では「プライベートな問題なのでコメントできない」としている。

 クシニッチ氏は96年に初当選。民主党左派として知られ、イラク戦争に反対した。2006年に大統領選への立候補を表明したが、支持が広がらず、2008年1月に撤退。オバマ大統領の支持に回った。

(2011年1月28日06時02分 スポーツ報知)

707チバQ:2011/02/01(火) 22:32:54
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110201-OYT1T00883.htm
駐中国米大使が辞表、共和党から大統領選出馬か

 【ワシントン=黒瀬悦成】複数の米メディアは1月31日、ジョン・ハンツマン駐中国米大使(50)がオバマ大統領に辞表を提出したと報じた。

 同大使は2012年の大統領選に共和党から立候補を目指す見通し。ハンツマン氏は元ユタ州知事で、09年に中国大使に指名された。移民受け入れや同性愛者の権利などに寛容な穏健派として知られる。

 大統領は、先に同氏について、「私と一緒に素晴らしい仕事をした。共和党の予備選でも有力候補となると確信している」と冗談交じりに発言した。こうした大統領との関係の近さは、共和党内で反発を呼びかねない。末日生聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒であるため、キリスト教保守派から支持を得にくいとの見方もある。

(2011年2月1日21時54分 読売新聞)

708チバQ:2011/02/02(水) 00:27:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012020450069-n1.htm
やはり影の主役だった!駐中国大使
2011.1.20 20:43
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は19日の米中共同記者会見で、米代表団の一人として目の前に座るハンツマン駐中国大使(50)について、「何であれ、彼が将来やろうとしていることは成功するだろう」と述べ、記者会見場が笑いに包まれた。

 米記者から「ハンツマン大使が2012年の大統領選に出馬するかもしれないがどう思うか」と聞かれ、とっさに答えたものだ。

 ハンツマン氏は共和党穏健派の元ユタ州知事。超党派人事の目玉として駐中国大使に起用され、来年の大統領選出馬が取り沙汰されている。

 オバマ氏は「中国大使として頑張ってくれることが、彼にとって共和党予備選に大いに役立つと思う」と付け加え、ハンツマン氏の大統領選出馬は織り込み済みとの見方もある。

http://www.afpbb.com/article/politics/2784076/6759807?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
駐中国米大使が辞任へ、大統領選出馬の準備か
2011年02月01日 11:54 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月1日 AFP】米国のジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)駐中国大使は1月31日、4月末での辞任を願い出る書簡をバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に提出した。ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)米大統領報道官が31日、記者会見で明らかにした。

 オバマ大統領は2009年、元ユタ(Utah)州知事で共和党・穏健派のハンツマン氏を駐中国大使という重要ポストに起用。2012年の大統領選で自身のライバルとなりうる政敵を味方に取り入れた政治手腕が評価された。

 ホワイトハウスによると、ハンツマン氏は以前から、2011年前半にも辞任する意志を複数の高官に語っており、12年の大統領選で再選を目指すオバマ大統領の対抗馬として立候補する狙いがあるのではとも取りざたされている。

 だが、ギブズ報道官は、ハンツマン氏の政治的意図に関する質問は回避し、「ホワイトハウス内の何人かと話しをしたが、ハンツマン氏の今後について知る者はいなかった」とのみ答えた。

 ハンツマン氏は前年末、米誌ニューズウィーク(Newsweek)とのインタビューでワシントンD.C.(Washington D.C.)に自宅を購入したことを明かし、自分の政治人生において、まだ1つやり遂げることがあると述べたことから、同氏の大統領選出馬への観測が一気に高まった。(c)AFP/Stephen Collinson

709チバQ:2011/02/13(日) 12:48:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110211/amr11021117560009-n1.htm
不出馬表明相次ぐ 知日派の米大物議員ら
2011.2.11 17:52
 米議会で数少ない知日派の一人、ジム・ウェブ上院議員(民主党)や中国軍の動向に詳しいジョン・カイル上院議員(共和党)らベテラン議員の引退表明が相次いでいる。

 ウェブ氏はアジア外交や安全保障に詳しく、日米同盟深化を議会側から米政府に働きかけることへの期待が高かっただけに、日本側には「残念だ」(藤崎一郎駐米大使)との声が広がっている。ウェブ氏は10日、「熟慮の末、民間に戻ることに決めた。2012年の上院選に出馬しない」との声明を発表した。詳しい理由は明かさなかった。

 ウェブ氏は、バージニア州選出の元海軍長官で上院外交委員会東アジア・太平洋小委員長。オバマ大統領に近く、アジア関係の外交指南役とされる。

 一方、10日にはアリゾナ州選出のカイル院内幹事が来年の上院選に出馬しないと表明した。カイル氏はウェブ氏と並んで、中国の軍拡に懸念を示す中国ウォッチャーでもあった。上院では両氏を含め、元副大統領候補のジョー・リーバーマン氏ら計5人が不出馬を表明している。(ワシントン 佐々木類)

710チバQ:2011/02/13(日) 22:49:28
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4649239.html
米大統領選、共和党の候補者選び難航
 アメリカでは来年、大統領選挙が行われます。その予備選挙のスタートまで1年を切ったにもかかわらず、ホワイトハウス奪還を狙う野党・共和党では、いまだに誰も正式な出馬表明をしないなど、候補者選びが遅れています。

 来年の共和党の大統領候補になり得る人物を品定めしようと、ワシントン市内のホテルには共和党の活動家およそ1万人が集まりました。

 「国民の雇用を回復するためには理屈を重ねてもダメなんです。新しい大統領が必要なのです」(共和党 ロムニー前マサチューセッツ州知事)

 この時期恒例の保守系の会議には、前回の予備選にも出馬したロムニー氏ら大統領選に意欲を示す共和党の面々が相次いで登場しました。

 「オバマ政権は雇用や中小企業に対峙し、官僚や財政支出と増税に熱心なのです」(共和党 ギングリッジ元下院議長)

 去年、中間選挙で大勝し勢いに乗る共和党ですが、通常なら有力候補者がほぼ出揃う季節になりながら、今回はいまだに誰も正式な出馬表明をしないというスローペース。取り沙汰される候補者は、このイベントには出なかったペイリン前アラスカ州知事らを含め、なお10人以上にのぼります。

 「ロムニーは保守でありながら穏健派や無党派もひきつける中道だと思います。彼はホワイトハウスを共和党に取り戻す最適な候補でしょう」
 「ペイリンはもちろん候補となるでしょうが両極端に分かれますよね。彼女をすごく好きか本当に嫌いか」(共和党員)

 そもそも、現職のオバマ大統領に対抗できる強い候補がなかなかいないうえに、共和党内でティーパーティの力が強くなり党内の対立が深くなったことから、何を言っても保守派・穏健派のどちらかから批判されてしまうという状況が、先陣を切って立候補表明することを躊躇(ちゅうちょ)させているのです。

 共和党の候補者選びの遅れは、いわゆる「右バネ」が強く働くようになった共和党を一つにとりまとめることがいかに難しいかを示すものになっています。(13日16:26)

711チバQ:2011/02/14(月) 21:34:06
http://mainichi.jp/select/today/news/20110215k0000m030043000c.html
米国:共和党、本命不在 大統領選の候補者選び本格化
2011年2月14日 19時33分

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党の候補者選びが本格化してきた。ワシントンで10〜12日に行われた保守系団体の集会には出馬に意欲を示す「候補者予備軍」の多くが参加し、全米各地から集まった共和党支持者らに自らを売り込んだ。本命不在と言われる中、予備選への立候補者は乱立しそうな様相で、候補者一本化までの道のりは平たんでない。

 CPACと呼ばれる保守系団体が集まる年次総会の初日の基調講演を務めたのは、ミネソタ州選出のバックマン下院議員。「オバマ大統領を1期だけの大統領に終わらせよう」と呼びかけると、立ち上がった聴衆から拍手と喝采を浴びた。

 バックマン氏は、昨年の中間選挙で共和党躍進の原動力となった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」と連携する下院の議連会長。ペイリン前アラスカ州知事が出馬しない場合、茶会運動の支持を受け立候補するのではないかとみられている。

 茶会運動が目指す「連邦政府の役割縮小による財政削減」の総論については、共和党内に異論はない。だが「人工妊娠中絶反対」など社会的な保守課題については党内に温度差がある。さらに、CPACで最も意見対立が露呈したのが安全保障政策だった。ボルトン元国連大使が「強いアメリカ」を目指し国防費削減に反対したのに対し、ポール下院議員は、アフガニスタンなどにとどまらず世界的な駐留米軍の撤退を求め、学生支持者らから大きな拍手を浴びた。

 前回大統領選にも名乗りを上げたロムニー前マサチューセッツ州知事は知名度も資金力もあるが、知事時代に手掛けた医療保険改革が、共和党支持者が反発するオバマ政権の同改革の参考モデルだったことが「致命傷」との声がある。CPACの演説では、その釈明をしなかった。

 一方、確実に評価を高めたのがダニエルズ・インディアナ州知事だ。露骨なオバマ政権批判はさけ、ユーモアを交えた演説を行い、「インテリ層から茶会運動まで幅広く支持を集められる共和党候補は他にいない」(オハイオ州の茶会運動指導者)などの声が聞かれた。

 前回より各候補者の立候補表明はかなり遅くなる見通し。早く手を挙げればそれだけ選挙資金がかかるという理由に加え、CPACに欠席したペイリン氏が出馬するかどうかを見極めたいとの判断もあるようだ。

712チバQ:2011/02/20(日) 19:14:24
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/02/post-1961.php
観光大国を悩ますビザ地獄
America's Looming Tourism Crisis

PR下手と煩雑なビザ取得手続きがアメリカの「巨大輸出産業」の足かせに

2011年02月10日(木)13時43分
マーサ・ホワイト
アメリカ離れ? アメリカを訪れる外国人観光客は2000年に比べて240万人減った Brendan McDermid-Reuters
[2011年1月12日号掲載]

 歩道にたむろして通行の邪魔! くだらない写真を撮って喜んで、ばかみたい! けちけちしていて、チップもろくに払わない!

 観光客の悪口を言うのは自由だが、アメリカにとって外国からの観光客は欠かせない存在だ。外国人観光客相手の旅行産業は、単に大きなビジネスというだけでなく、巨大な「輸出産業」でもある。国際観光による収入は、旅行先の国にとって観光サービスの「輸出」と見なせる。

 09年、外国人観光客がアメリカに落とした金は1200億ドル。観光業が総輸出高に占める割合は8%で、サービス部門の総輸出高に占める割合は24%に達している。観光業はアメリカが貿易黒字を計上している産業の1つで、09年は210億ドルの輸出超過だった。

 しかし、いまアメリカの観光産業は危機の瀬戸際に立たされている。世界の観光客が訪れる旅行先のうち、アメリカが占める割合が下落傾向にあるのだ。全米旅行協会によると、09年のシェアは00年の7割足らずの水準に落ち込んだ。この9年間で、アメリカを訪れる外国人観光客の数が240万人減った計算になる。

 アメリカの観光産業が抱える問題の1つは、マーケティングだ。州や都市レベルはともかくとして、外国人観光客の呼び込みに努める全国レベルのPR機関がこれまでなかった。

 それでも、10年3月に新しい法律が成立し、ようやく観光振興公社という半官半民の組織が設立されることになった。

「世界の人々はアメリカに対して、保護主義的で、傲慢で、もてなしが悪いという印象を持っている。そのイメージを変えなくてはならない」と、同公社の理事長を務めるダイヤモンド・リゾーツ・インターナショナルのスティーブン・クルーベック会長兼CEOは言う。「アメリカを売り込むためのマーケティングを活性化する必要がある」

ビザ面談まで3カ月待ち
 旅行で訪れる土地に何を求めるかは、国民性によってまちまちだ。観光振興公社は、売り込み先に合わせたマーケティングを行わなければならない。例えば中国市場に対してはアメリカの文化をアピールし、ブラジル市場に対してはエンターテインメントとナイトライフを強調する必要があるかもしれない。

 マーケティングは確かに骨の折れる仕事だが、観光振興公社にとって最大の課題はほかにある。せっかく外国人観光客がアメリカを訪れる気になっても、あまりに不便なビザ発給システムが大きな障害になるのだ。

 現在、アメリカがビザを免除している国は36カ国。それ以外の国の国民は、アメリカに入国するためにビザの取得が義務付けられている。しかも9.11テロ以降、ビザ取得には多大な時間と労力とコストが掛かるようになった。観光旅行をしたいだけなのに、個人面談まで受けなくてはならない。

713チバQ:2011/02/20(日) 19:14:43
 850万平方キロの広大な国土を持つブラジルに、アメリカのビザ発給手続きを受けられる大使館・領事館は何と4カ所しかない。しかも、申請してから面談にこぎ着けるまでに、ひどい場合は3カ月かかる。

 全米旅行協会の試算によれば、アメリカ大使館がある首都ブラジリアから3000キロ余り離れたマナウスに暮らす一家がアメリカに旅行しようと思えば、ビザ取得のために2600ドルもの費用が掛かる。その上、面談の後、ビザが発給されるまでに2、3週間待たされる。

 アメリカの観光産業にとって手痛いのは、特に有力な市場として期待される中国、ブラジル、チリ、アルゼンチン、インドがビザ免除国でないことだ。

 国土安全保障省と国務省がビザ免除国を決める際に基準にしているのは、ビザ申請の却下率だ。これまではその国の国民の却下率が3%以下であることが前提条件とされていたが、07年の法律により基準の緩和が決まった。ほかの基準をすべて満たしていることが条件だが、却下率が10%以下であればよしとされたのである。

 中国は16%、インドは29%なので差し当たり対象外だが、ブラジルは7%。全米旅行協会は、ブラジルがビザ免除国になることを期待している。ホテル大手マリオット・インターナショナルのメリッサ・フローリッチ・フラッド副社長(政府関係担当)によると、ビザの状況が改善すれば、アメリカを訪れるブラジル人観光客は2.2倍に増えるだろうという。

テロ対策との両立が課題
 問題は、07年の法律により、ビザ免除国を追加する前提として新たな出入国記録管理システムの導入が必要になること。アメリカ出国時に渡航者の指紋などの生体認証記録を採取するシステムが導入されるまでは、ビザ免除国を増やせないのだ。

 ところがコスト面の問題が不安視され、この新システムはまだ導入に至っていない。しかも人権団体は、プライバシー侵害だとして生体認証記録の採取に反対している。

 観光振興公社も全米旅行協会も、ビジネスのためにテロ対策を犠牲にしているとは思われたくない。ビザ手続きの簡素化を訴えていく上では、慎重に振る舞わなくてはならない。

 技術的には、指紋読み取り装置とセットでテレビ会議システムを導入すれば、領事が遠隔地の人を面談してビザを発給できるようになる。ただし、この種のシステムを整備するには莫大な費用が掛かるし、試験プログラムを始めるだけでも議会の承認が必要だ。

 ハードルは高い。だがこの問題を克服すれば、2015年には外国人観光客が09年に比べて2790万人増加し、観光収入が1000億ドル以上増える可能性があると、米商務省は試算している。あっさり諦めるには、あまりに大きな金額だ。

(Slate.com特約)

714チバQ:2011/02/24(木) 00:17:40
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110223-OYT1T00941.htm
オバマ大統領元首席補佐官、シカゴ市長選で圧勝

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領の地元であるイリノイ州シカゴで22日、任期満了に伴う市長選が行われ、大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(51)が勝利した。

 同氏は、選挙戦で大統領との親密な関係をアピールし、対立候補に大差をつけて圧勝。大統領は地元での人気の根強さを印象づけた形だ。

 大統領は同日、「ラームは素晴らしい市長になるだろう」との声明を出し、当選を祝福した。

(2011年2月23日23時47分 読売新聞)

715チバQ:2011/02/24(木) 23:57:55
http://www.asahi.com/showbiz/enews/RTR201102240048.html
G・クルーニーが政界入り否定、女性関係と薬物が理由2011年2月24日15時19分

 [ロサンゼルス 23日 ロイター] 選挙戦の裏側を描く映画「The Ides of March(原題)」で監督を務め、大統領候補者を演じる米俳優ジョージ・クルーニー(49)が、実生活で政界入りする可能性をあらためて否定した。

 クルーニーは、スーダンでの人道的活動に関する米ニューズウィーク誌の記事で、「政治ができるような正しい生活はしてこなかった」とコメント。「多くの女性と関係を持ちすぎたし、薬物も使いすぎている。それが事実だ」と語った。

 2006年に映画「シリアナ」で米アカデミー助演男優賞を獲得したクルーニーは、2007年に共和党のミッチ・マコネル氏の対抗馬として米上院議員に立候補することを提案された際も、同様の返答をしていた。

 スーダンのダルフール紛争に世界中の人の注意を向ける活動などを行い、2008年に国連の平和大使に任命されたクルーニーは、自身の使命について「妻や子どもたちが殺されるかもしれないという不安を抱えるこの地域の男性たちの声を広めることだ」と語った。

716チバQ:2011/03/07(月) 00:38:49
>>669とか
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2011030502000187.html
「婚外子を美化」発言が波紋 米ハッカビー前知事また失言
2011年3月5日 夕刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】来年の米大統領選に共和党候補として出馬が取り沙汰されている牧師のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が、今年のアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンさん(29)について、シングルマザーであることを「鼻にかけている」などと発言し物議を醸している。

 ポートマンさんは先月27日、映画「ブラック・スワン」で同賞主演女優賞を受賞。授賞式には妊娠7カ月のマタニティードレス姿で登場した。ハッカビー氏は翌28日、米ラジオでポートマンさんを名指しし「彼女のようなハリウッドの若手女優たちは『私たちは結婚していないけど子どもを産むし、それで何も問題ない』と鼻にかけている」などと批判。続けて、シングルマザーの多くは貧しく無教養で、仕事に就けない現状があるなどと言い「婚外子を美化するのは不幸なことだ」とも述べた。

 ただ、ポートマンさんは子どもの父親で、バレリーナを演じた受賞作品での振付師と婚約しており、近く結婚予定。米メディアやツイッター上でハッカビー発言は的外れだとの批判が沸騰した。反響を受け、ハッカビー氏は4日、「多くのシングルマザーが職に就けないという統計上の現実を指摘したまでで、ポートマンさんを攻撃するものではない」と釈明に追われた。

 ハッカビー氏は先月末、オバマ大統領を「ケニア育ち」などと事実に反する発言をし、批判を受けている。

717チバQ:2011/03/07(月) 22:37:40
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201103040683.html
米、歳出削減で攻防 オバマ政権と共和党、暫定予算巡り2011年3月5日1時39分
 【ワシントン=尾形聡彦】米国の財政再建をどう進めるか。2011会計年度(10年10月〜11年9月)の暫定予算を巡り、オバマ米政権と野党共和党の攻防が激しさを増している。3日には米ホワイトハウスがさらなる歳出削減に応じる意向を示したが、暫定予算が切れる18日までに合意できなければ、連邦政府機関が1995年以来の「閉鎖」に追い込まれかねない。

■期限延長し妥協点探る

 「我々はすでに(双方の意見の隔たりの)中間地点近くまで譲歩しており、さらに前進する用意がある。共通理解を得るのが大事だ」

 米ホワイトハウスで3日午後、テレビカメラや写真撮影なしの記者会見に応じたスパーリング米国家経済会議(NEC)議長は、言葉を選びながらこう訴えた。

 直後の同日夕、バイデン副大統領は米議会に出向き、上下両院の幹部と会談。「政府閉鎖」が現実味を帯びるなか、オバマ政権の調整が本格化したことを印象づけた。

 対立が深刻化したのは、昨年11月の米中間選挙で下院を制した共和党が、公約だった「歳出の即時カット」に動き出したためだ。

 オバマ大統領が提案した11会計年度の政策的経費の歳出総額は1兆1283億ドル(約93兆円)。米議会は昨年末、これより約410億ドル少ない水準の暫定予算を設定した。

 だが、共和党はさらなる歳出削減を求め、多数派を占める米下院で2月、国内事業や対外援助の削減などにより、暫定予算をさらに約600億ドル削減する法案を可決した。

 大統領提案と比べると、政策的経費は約1千億ドル(約8.2兆円)削減されることになる。米上院を制する民主党は「景気に悪影響が出る」と猛反発して対立が深まった。

 昨年末に決めた暫定予算の期限である3月4日までに上下両院が折り合わなければ、その後の予算を執行できない「政府閉鎖」に陥る可能性があった。与野党はとりあえず、歳出削減額を40億ドル積み増す暫定予算の2週間延長で合意。18日までの「延長戦」に突入している。

 スパーリングNEC議長は3日の記者会見で、オバマ大統領がすでに譲歩した約450億ドルの削減に加えて、さらに65億ドルをカットする用意があることを表明した。双方の「痛み分け」で、事態を収拾したい考えがにじむ。

718チバQ:2011/03/07(月) 22:38:03
■政府閉鎖の懸念なお

 とはいえ、今後2週間で与野党協議が決着するかどうかは分からない。

 共和党の顔であるベイナー下院議長は2日の記者会見で「米国民は我々に歳出カットを求めている。だから我々はそれを実現しようとしているのだ」と強調。大幅削減を訴え続ける構えだ。

 米国でこれだけ歳出削減論議が過熱しているのは、巨額の財政赤字が背景にある。08年秋の金融危機後の景気底割れを防ぐため、オバマ政権は09年初めに総額7870億ドル(約65兆円)の史上最大の景気対策を打ち出した。

 このため、09会計年度の米財政赤字は過去最大の約1.4兆ドルに膨れあがった。10会計年度は景気回復もあって赤字額が約1.3兆ドルまで改善したが、11会計年度には減税延長などの影響で約1.6兆ドルに達し、過去最悪を更新する見通しだ。

 オバマ政権側は歳出削減に前向きな姿勢を見せるが、共和党の求める1千億ドルの削減は「やりすぎで、景気にかえってマイナスだ」(オバマ政権高官)との見方が根強い。1千億ドル削減が実行されれば、米国内総生産(GDP)成長率は4〜6月期から2四半期にわたり、年率換算で1.5〜2.0%幅押し下げられるとの試算もある。

 ただ、オバマ政権側は3日の記者会見で、実際にカットする事業内容については何度聞かれても「とにかく見ていて欲しい」(高官)というばかりで明らかにされなかった。削減される事業が表に出れば、身内の民主党議員から反発が出て、共和党との溝が埋まらなくなることを懸念しているとみられる。

 米国では過去に、与野党対立で「政府閉鎖」に陥ったことがある。95年の民主党のクリントン政権時代のことだ。財政赤字削減を求める共和党との対立で、暫定予算が期限切れとなり、連邦政府機関の一部閉鎖や、多くの国立公園の閉鎖、連邦職員の給料の遅配などが起こった。このときは共和党側に批判が集まり、結局、政権への歩み寄りを迫られた経緯がある。

 それだけに共和党も「米国民は政府閉鎖を求めていない」(ベイナー下院議長)と慎重だ。景気回復と財政再建をにらみながら、与野党がどの水準の歳出削減で折り合うかが今後の焦点になる。
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719チバQ:2011/03/08(火) 23:37:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110308/amr11030822540012-n1.htm
本命不在…動きにぶい共和党候補 2012年米大統領選
2011.3.8 22:50 (1/2ページ)

 【ワシントン=佐々木類】2012年の大統領選に向けた党指名獲得の緒戦、アイオワ州党員集会まで1年を切ったが、共和党は“本命不在”で候補の動きが鈍い。長引いた不景気で先立つ選挙資金集めに苦労しているほか、医療保険改革などオバマ政権の一連の改革をめぐり、共和党内で保守派と穏健派の二極化が進み、立ち位置が難しくなっているためだ。

 「オバマ大統領になってからガソリン代が2倍以上になった。今の政権に強い経済回復は期待できない。オバマ氏の再選を断固阻止しなければならない」

 保守派草の根運動「ティーパーティー」の連邦下院議員連盟代表、バックマン氏(共和党)は6日、NBCテレビに出演し、オバマ政権をこき下ろした。

 バックマン氏はミネソタ州選出の当選3回で、大統領選出馬が取り沙汰される1人。政権を「ゴロツキ政権」と呼ぶなど歯にきぬ着せぬ発言が売りだ。失速気味のペイリン前アラスカ州知事の出馬見送りが噂される中、にわかに注目を集めるが、過激発言ゆえに支持に広がりは見られない。

 大統領選は民主、共和両党の候補者指名争い(予備選)と本選挙の2本立て。

 共和党で正式に立候補表明した人物はまだいない。茶会の台頭を受け、徹底した「反オバマ」と「小さな政府」路線を叫ぶ右派と、政権との妥協も排除しない穏健派の二極化が党内で進み、指名獲得に必要な双方からの支持が集めにくいという事情がある。

 そうした中、ギングリッチ元下院議長(67)が共和党予備選に向け、献金を募るウェブサイトを開設し、一歩前に出た。共和党が躍進した1994年の中間選挙を主導して知名度は抜群だが、新鮮味に欠けるうえに、女性問題を抱えていることが難点だ。先月の集会では「同性婚はダメなのに浮気はいいのか」と会場の学生に詰め寄られた。

 このほか、08年の大統領選で党指名を争ったロムニー前マサチューセッツ州知事とハッカビー前アーカンソー州知事や、州財政再建で発揮した指導力に評価が高いインディアナ州のダニエル知事、4月末に退任するハンツマン駐中国大使らの名が挙がる。

 選挙分析に定評のある政治評論家、チャーリー・クック氏は、「失業率が9%以上なら、ペイリン氏はともかく、共和党候補にも十分勝機がある」と述べ、失業率の動向が選挙戦の鍵を握るとの見方を示した。

720チバQ:2011/03/08(火) 23:43:53
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19872520110308
米富豪トランプ氏が大統領選出馬に関心、6月に是非判断へ
2011年 03月 8日 14:16 JST
 [デモイン(米アイオワ州) 7日 ロイター] 米富豪のドナルド・トランプ氏の側近が7日、米大統領選挙の予備選が全米で最初に行われるアイオワ州で保守系の会合に出席し、2012年の大統領選に同氏が出馬するとの観測について、「アイオワについてよく学び、トランプ氏に報告したい」と慎重な姿勢を示した。
 アイオワ州ウォーキーで開催された保守系会合には、ギングリッチ元米下院議長ら共和党の大統領候補と目される5人が参加。この会合に、トランプ氏の関連企業で副社長を務めるマイケル・コーエン氏も出席した。

 トランプ氏は先月、ワシントンで開かれた保守系の集会でスピーチし、次期大統領選に出馬するのではとの憶測が広まっている。しかし、共和党内では懐疑的な見方が大勢を占めている。

 コーエン氏は「大統領選に関心がある者なら、最初に立ち寄る場所はアイオワだということはよく分かっている」と話し、同州についてよく研究した上で、トランプ氏が6月に出馬の是非を決められるよう報告したいと語った。

721とはずがたり(1/4):2011/03/18(金) 10:58:10

クリントン国務長官「1期で引退」 大統領選出馬も否定
http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY201103170575.html
2011年3月18日1時42分

 【ワシントン=村山祐介】副大統領、国務長官、国防長官、どれも受けません――。クリントン米国務長官は16日、オバマ大統領が来年の大統領選で再選されても入閣する考えはないことを明言した。訪問先のカイロでCNNのインタビューに答えた。

 クリントン氏はオバマ政権2期目で国務長官を続けるか問われ、「ノー」と即答。国防長官や副大統領への就任、自らの大統領選出馬についても否定した。理由として「息をつく暇もないほどの歴史のまっただ中にいる」と現在の業務の充実ぶりを挙げ、「もっとやりがいのある仕事は想像もつかない」と話した。

722チバQ:2011/03/22(火) 20:56:39
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032201000208.html
米大統領選に“初名乗り” 前ミネソタ州知事が検討委
2011年3月22日 10時48分

 7日、米アイオワ州の集会で発言するティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】米共和党のティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)は21日、2012年11月の次期大統領選への立候補をにらみ、必要な支持や資金を得られるかを探る検討委員会を立ち上げると発表した。正式な出馬表明ではないが、立候補に意欲を示す政治家ら10人以上が様子見を続ける中、具体的な動きで最初に名乗りを上げた格好だ。

 民主党のオバマ大統領が再選を目指す次期大統領選への出馬を正式表明した人物はまだおらず、今後ほかの政治家らも動きを加速させそうだ。

 ポーレンティー氏は連邦政府の役割や歳出規模の抑制を目指す保守派。伝統的に民主党地盤のミネソタ州で2003年から今年1月まで知事を務め、増税なしに州の財政赤字を43億ドル(約3500億円)削減した。米専門家の間では有力候補として頭角を現す可能性があるとの見方もある。

 同氏はインターネットの交流サイト「フェイスブック」に21日、検討委の発足を宣言する動画声明を掲載し「米国を再建しよう」と訴えた。

 ほかに大統領選への出馬が取り沙汰されているのは、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ギングリッチ元下院議長、今春に退任するハンツマン駐中国大使ら。

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724チバQ:2011/04/07(木) 00:18:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011040600478
民主全国委員長に女性議員=12年再選へ異例の起用−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は5日、2012年の次期大統領選に向け、与党民主党の国政選挙を取り仕切る全国委員長にフロリダ州選出の女性下院議員デビー・ワッサーマンシュルツ氏(44)を指名した。近く承認される。米メディアが一斉に報じた。
 フロリダ州は大統領選の勝敗を左右する「スイング・ステート(揺れる州)」と呼ばれる激戦区。全国委員長への女性の起用は異例で、前回大統領選勝利の要因となった女性票獲得を再び狙う大統領陣営の戦略の一環ともみられる。
 ワッサーマンシュルツ氏は当選4回。これまでテレビの討論番組にたびたび登場し、知名度が高いことが強みだ。(2011/04/06-14:24

725チバQ:2011/04/07(木) 00:29:15
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040601000136.html
民主委員長が米上院選出馬 鍵握るバージニア州
2011年4月6日 09時43分

 米民主党のティム・ケーン氏(右)とオバマ大統領=2009年3月25日(ロイター=共同)


 【ワシントン共同】米民主党のティム・ケーン全国委員長は5日、2012年秋の大統領選挙と同時に行われる南部バージニア州の連邦上院議員選挙に出馬すると表明した。

 同州は08年大統領選でオバマ大統領が勝利したが、歴史的に共和党色も強い州。1期のみで引退するウェッブ民主党上院議員の後の空席をめぐり民主、共和のどちらが勝つかは、大統領選の結果にも影響するのは間違いなく「オバマ再選」に向け同州が鍵を握る可能性もある。

 共和党から名乗りを上げているのはジョージ・アレン元同州知事。前同州知事のケーン氏はオバマ大統領の盟友として知られ、08年大統領選では有力な副大統領候補の一人と目された。アレン、ケーン両氏が共和、民主両党の候補となれば、州内で知名度の高い知事経験者同士の選挙戦となり激戦は必至。

 党全国委員長は大統領選や上下両院議員選を組織面で率いる要職。オバマ大統領は5日、ケーン氏の後任に、フロリダ州選出の女性下院議員デビー・ワッサーマンシュルツ氏を選んだ。

 アレン氏は共和党内で将来の有力な大統領候補とも嘱望されたが、06年上院選では選挙運動中の人種差別的な失言がたたり、ウェッブ氏に小差で敗れた。

726チバQ:2011/04/10(日) 23:14:00
http://www.asahi.com/international/update/0409/TKY201104090531.html
政府閉鎖まで1時間…オバマ氏と下院議長、土壇場の合意2011年4月10日3時23分
8日夜、予算を巡り合意に達したあと演説するオバマ大統領=ロイター
 米政府が約15年ぶりの「政府閉鎖」に直面する瀬戸際だった8日夜、米オバマ政権・民主党と野党・共和党との間で歳出カットを巡る大枠合意が成立し、閉鎖が回避された。交渉に携わった複数の米政府高官はオバマ大統領と共和党のベイナー下院議長の間の攻防を朝日新聞に明かした。

 「これは歳出削減のための法案だ。社会問題を議論するための法案ではない」

 オバマ大統領は7日夜、ホワイトハウスにベイナー下院議長らを招いたトップ会談でそう訴えた。米国内で激しく意見が対立する中絶問題を絡ませるのではなく、純粋に歳出カットを議論すべきだという主張だ。

 2011会計年度予算の歳出カットを巡る与野党の議論には懸案が拡大していた。共和党側は女性向けガン検診などの助成費3億ドルの削減を要求。「助成費用が中絶に転用されている」というのが理由だった。「中絶」を巡る議論は、米世論を真っ二つに分ける大きな課題だ。予算カット交渉が、社会問題を巡る激論に変質するおそれが強まっていたが、大統領の言葉が流れを食い止めたという。

 7日夜のトップ会談で、与野党間では合意に向けた道筋が見えていたが、8日朝に事態が一変。共和党側の事務方の間で前夜より大きな歳出削減幅を求めたり、中絶問題を重視したりする声が再び強まったという。背景には、昨年11月の中間選挙で共和党躍進の原動力となった草の根保守「ティーパーティー」(茶会)の存在があったとみられる。歳出の大幅カット、中絶反対など、保守派内でもより強硬なグループを形成するだけに、その意向が強くにじんだとみられる。

 オバマ大統領は8日午前、ベイナー議長に電話を入れ、「スタッフは大事だが、これは我々の問題だ。昨夜の議論が交渉に反映されるべきだ」と訴え、流れを引き戻した。結局、歳出削減は大統領の当初提案と比べて785億ドル減と大きな幅にする一方、助成費削減は盛り込まれなかった。合意成立は、政府閉鎖に陥る約1時間前だった。(ワシントン=尾形聡彦、伊藤宏)

727女の子との付き合いビギナーのビギナーズラック:2011/04/11(月) 19:28:11
X#k(gAaH, speak.ginzamoonlight.com, 女の子との付き合いビギナーのビギナーズラック, http://speak.ginzamoonlight.com/saitama/32.html

728チバQ:2011/04/12(火) 19:53:12
>>710
http://www.asahi.com/international/update/0412/TKY201104120416.html
前マサチューセッツ州知事、米大統領の予備選に名乗り
2011年4月12日19時4分

 共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が11日、来年の米大統領選の同党予備選に向け、選挙資金やスタッフを集め、支持を探るための検討委員会を立ち上げた。正式な立候補表明はしていないが、予備選に向けて事実上、活動を始めたことになる。

 ロムニー氏は2003年から1期4年、マサチューセッツ州知事を務め、前回08年の大統領選では、マケイン上院議員と同党の候補指名を争った。次期大統領選をめぐる米メディアの世論調査でも、同党の候補としてトップグループに名を連ねる。

 検討委を設立したのはポーレンティー前ミネソタ州知事に続き、主要候補では2人目。(ワシントン=伊藤宏)

729チバQ:2011/04/14(木) 00:22:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000098-jij-int
不動産王トランプ氏が支持率トップ=共和党候補者競争に波乱―米大統領選
時事通信 4月13日(水)16時46分配信

 【ワシントン時事】米CNNテレビが12日発表した世論調査結果によると、共和党支持者を対象に2012年の大統領選候補として誰を支持するか尋ねたところ、不動産王のドナルド・トランプ氏が19%で、ハッカビー前アーカンソー州知事と並ぶトップとなった。
 調査は9、10両日に全米の385人を対象に行われた。トランプ氏の支持率は3月中旬の前回調査では10%(5位)。急速に支持を増やし、低調な候補者指名競争をかき回しつつある。
 3位は12%のペイリン前アラスカ州知事。ギングリッチ元下院議長とロムニー前マサチューセッツ州知事が11%で4位だった。

730チバQ:2011/04/15(金) 23:57:32
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201104140185.html
アジア上級部長に知日派ラッセル氏 ホワイトハウス2011年4月14日15時14分
 米政府当局者は13日、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長ジェフリー・ベーダー氏が15日付で退任し、同日本・朝鮮部長ダニエル・ラッセル氏が昇格することを明らかにした。オバマ政権1期目後半のアジア政策の要は、知中派から知日派に交代することになった。

 ラッセル氏は職業外交官で、2005年〜08年、在大阪・神戸米国総領事を務め、その後、国務省日本部長に就任。オバマ政権発足とともに09年からNSC日本・朝鮮部長に起用され、日韓両国との外交に加え、北朝鮮の核問題を巡る6者協議も担当してきた。

 東京の米大使館や名古屋の領事館、在ソウルの米大使館にも勤務経験があり、滑らかな日本語を話す。

 一方、ベーダー氏は著名な中国専門家。退任後はかつて在籍していた米シンクタンクに戻るとの見方が出ている。

 オバマ政権内でアジア外交に絡む主要ポストでは、グレッグソン国防次官補が3月末に退任、スタインバーグ国務副長官も退任が決まるなど入れ替えが進んでいる。(ワシントン=村山祐介)

731チバQ:2011/04/17(日) 23:11:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000565-san-int
クリントン長官、歴代最高の外遊40回 大統領選出馬待望論が再燃
産経新聞 4月16日(土)21時34分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】内政に重点を置くオバマ米大統領に代わる米外交の顔として、クリントン国務長官が精力的に外遊を重ねている。就任2年で計40回、165日間に達する外遊は、ブッシュ前政権下のライス長官を超えて歴代最高を記録。17日にも訪日し、菅直人首相らと東日本大震災の支援などについて協議する。メディアへの露出の高さから支持率も政権内でトップを維持。長官自身は強く否定しているが、大統領選への出馬待望論も再燃している。

 国務長官は外遊の多さや交渉の重圧、時差との戦いなどから「最も激務な閣僚」とされるが、63歳になるクリントン長官の多忙さは際立っている。

 米誌ピープルによると、長官は過去15カ月で計80カ国を訪問、1075時間を移動の機内で過ごした。先月中旬には、わずか7日間でワシントン→パリ→カイロ→チュニス(チュニジア)→ワシントン→パリ→ワシントンを行き来。月末にはロンドンから深夜に帰国し、数時間後には米議会の公聴会で証言に立った。今回も13〜15日にベルリンで北大西洋条約機構(NATO)外相理事会に出席し、16日からの訪韓を経て訪日する。

 クリントン長官は唐辛子が大好物。外遊に持ち歩くバッグに肌の乾燥を防ぐミネラルウオーターのスプレーとともに瓶詰の唐辛子を忍ばせ、激務を乗り切っているという。

 「大統領は内政に比べて外交への関心が低い」(外交筋)との指摘もあり、特にリビア情勢ではクリントン長官が前面に出る場面が少なくない。メディアへの露出の多さと連動するように支持率も上昇している。

 米ギャラップ社の世論調査によると、3月のクリントン長官の支持率は、就任後最高の66%。同じ調査でオバマ大統領の支持率は54%、ゲーツ国防長官は52%、バイデン副大統領は46%。党派間対立が国民の批判を生んでいる内政問題に関与しなくて済むことも高支持率につながっている。

 大統領選への出馬も取り沙汰され始めたが、クリントン長官は先月16日、米CNNのインタビューにオバマ政権1期目満了で国務長官を退くことを表明。2016年の大統領選出馬も強く否定し、女性や子供の権利を支援する活動に力を入れる意向を示した。

 だが、CNNのインタビューを担当し、クリントン夫妻を20年以上にわたって取材してきたウルフ・ブリッツァー記者は、発言後に考えを変えるのは個人の自由であり、長官も「そうするのではないかと怪しんでいる」と語っている。

732チバQ:2011/04/18(月) 23:50:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110418/amr11041818290008-n1.htm
米大統領選 オバマ再選のカギ握る4人衆
2011.4.18 18:28 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】2012年米大統領選への出馬を正式表明したオバマ大統領。14日には地元シカゴで資金集め集会を相次いで開催、本格的な再選運動に乗り出した。経済政策の不評など、前回とは異なる問題を抱える今回の選挙戦のカギを握るのは、前大統領次席補佐官のジム・メッシーナ選対委員長(41)ら平均年齢43・5歳という若さが売り物の“4人衆”だ。

 ■滑り出し順調

 2期目を狙う今回は、現職有利の強みがあるとはいえ、前回08年選挙と違って清新さを売り物にできないうえ、有権者の最大の関心事である経済を好転させる特効薬はなく、景気回復頼みという側面がある。

 米ギャラップ社が15日発表した世論調査では、オバマ大統領の支持率は過去最低に並ぶ41%まで下落、不支持率は50%で、大敗を喫した昨秋の中間選挙直前のレベルまで逆戻りした。

 同社は「失業率は改善しつつあるが、景気回復のペースは緩慢で、原油価格高騰も一因」と分析する。

 肝心の資金集めだが、14日は学生料金44ドルの若者向け集会から法定上限の3万5800ドルの夕食会を開いた。この日だけで約200万ドル集めたとみられ、滑り出しはまずまずとみられる。

 オバマ陣営は前回選挙で、米大統領選史上最高の約7億5千万ドル(約630億円)を集めており、今回は10億ドルが目標。フェイスブックなどソーシャルネットワーク(SNS)を駆使してボランティアを組織化する集票・集金作戦を今回も展開する。

 ■オバマ「4人衆」

 選対本部の司令塔はメッシーナ氏のほか、参謀役のデービッド・アクセルロッド元大統領上級顧問(56)、ジュリアナ・スムート(43)、ジェニファー・ディロン(34)両副委員長だ。

 メッシーナ氏はモンタナ州選出のマークス・ボーカス上院議員スタッフとして活動。ボーカス氏の難敵だった対立候補を攻撃するネガティブ・キャンペーンの成功で頭角を現し、前回大統領選でオバマ選対に移籍した。

 シカゴ・トリビューン紙元政治担当記者のアクセルロッド氏は「ふくろう博士」のニックネーム通り、オバマ大統領の知恵袋。選対では若いメッシーナ氏のもり立て役だ。

 一方、2人の女性選対副委員長は「金と票」集めのプロで、前回大統領選での実績が買われて選対本部入りした。

 スムート氏は、前回選挙で民主党有力上院議員の資金調達担当者をオバマ氏に紹介するなど、多くの助言を行ったとされる。

 選対本部で最年少のディロン氏は前回選挙で、1300万人分の電子メールアドレスを集めて多数のボランティア獲得に成功した。

 盤石の体制を整えたといえそうだが、メッシーナ氏は米メディアに「今回は現職で知名度もあり、08年選挙と置かれた状況は違う。勢いだけでは勝てない。違った戦い方を考えていかねばらない」と語っている。

733片言丸:2011/04/21(木) 11:57:01
米国:共和党の大統領選候補にトランプ氏急浮上
2011年4月21日 11時4分 更新:4月21日 11時11分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110421k0000e030030000c.html

 【ワシントン古本陽荘】来年予定の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、不動産王として知られる実業家、ドナルド・トランプ氏(64)への注目が集まっている。同党からは誰も正式に立候補を表明しておらず、いわば本命不在。そんな中、トランプ氏は「オバマ大統領は米国生まれではなく、大統領資格はない」などと「バーサー(birther)」と呼ばれる陰謀論を展開し物議を醸しながらも、各種世論調査で支持率を伸ばしているのだ。

 トランプ氏は、19日のABCテレビの番組で「(オバマ氏の)市民権には本物の疑惑がある」と大統領に出生証明書を示すよう要求。「ハワイ生まれの証明があり問題ない」と反論した司会者に、「あなたは取り込まれている」とかみついた。

 トランプ氏は、ニューヨークのトランプ・タワーなどを所有し、フォーブス誌(電子版)によると総資産額は27億ドル(約2227億円)。娯楽番組のレギュラーを務め、米国民の間では芸能人的存在として広く知られる。

 2月に「大統領選に出馬するかは6月までに決める」と宣言。当時は冷ややかに受け止められたが、オバマ氏の「出生地問題」を取り上げ、テレビでの露出が急増。CNNテレビが12日に発表した共和党の候補者に関する世論調査では、ハッカビー前アーカンソー州知事と同率の19%でトップに立った。

 支持率上昇を受け、20日のウォールストリート・ジャーナル紙は「トランプ氏の出馬の検討が本格化している」と報道。19日のニューヨーク・タイムズ紙も「なぜトランプ人気か」と題するコラムを掲載したうえで、トランプ氏の発言の誇張ぶりなどを批判した。

 一方、共和党内にはトランプ氏の言動が党全体の信頼を失墜させるとの懸念も出ている。ブッシュ前大統領の上級顧問だったローブ氏が「ジョーク(冗談)の候補者」と呼び、「出生地問題」を取り上げたことは致命的な戦略ミスだとして批判した。

734チバQ:2011/04/24(日) 18:24:54
http://www.asahi.com/international/update/0423/TKY201104230088.html
「反体制派に軍事支援を」マケイン米上院議員リビア訪問2011年4月23日10時21分
. 米共和党の重鎮、マケイン上院議員が22日、内戦状態になっているリビアの東部ベンガジを訪問し、反体制派の「国民評議会」幹部と会談した。マケイン氏は会談後の会見で「(米国を含む同盟諸国は)反体制派にあらゆる軍事支援をするべきだ」と述べ、米オバマ政権にさらなる軍事介入を求めた。

 マケイン氏は、オバマ政権がリビアに攻撃能力がある無人偵察機の投入を決めたことを評価。同国西部ミスラタでカダフィ政府軍の攻撃により多数の死者が出ていることを挙げ、北大西洋条約機構(NATO)に「政府軍に対する空爆を強めるべきだ」と求めた。

 さらに、反体制派と国際テロ組織アルカイダは無関係だとしたうえで、「すべての国、特に米国は国民評議会がリビア国民の声を代表している(組織だ)と承認するべきだ」と強調。リビア問題への深入りに慎重なオバマ政権との違いを際だたせた。

 同評議会をリビアの代表として承認したフランスのサルコジ大統領もベンガジ訪問の意向を示している。(ベンガジ=奥寺淳)
.
http://www.cnn.co.jp/world/30002532.html
リビア訪問し軍事介入拡大を主張、マケイン米上院議員
2011.04.23 Sat posted at: 14:16 JST
ベンガジ(CNN) 内戦状態にあるリビア情勢で、米議会の重鎮で2008年米大統領選の共和党指名候補だったマケイン上院議員が22日、リビア東部のベンガジを訪問し、カダフィ政権打倒の戦いを続ける反体制派組織「国民評議会」幹部らと会談した。

同議員は会見し、米地上部隊の派遣には反対しながらも反体制派とカダフィ派の戦闘が膠着(こうちゃく)状態にあることを踏まえ、欧米諸国は反体制派に武器を供給し、訓練強化に当たるべきだと軍事介入の拡大を求めた。

リビア騒乱が始まった今年2月以降、マケイン議員は同国を訪れた最高位の米高官となっている。米上院軍事委員会のメンバーでもある同議員は、外交や軍事政策で一定の影響力を持っている。

オバマ大統領は21日、無人武装偵察機「プレデター」のリビアへの投入を発表しているが、地上部隊の派遣は一貫して否定、対リビア軍事行動では北大西洋条約機構(NATO)に指揮権も移譲している。オバマ政権は20日、リビアの反体制派勢力に最大で2500万ドル相当の非軍事支援を実施することも発表している。

マケイン議員は会見で、プレデター投入はNATOの軍事作戦を補強するとしながらも、戦況の手詰まり状態を打破するには十分な措置ではないとの認識を示した。米国のリビア政策の目標については、リビアとの関係が深い欧州諸国と協力してカダフィ大佐を退任させ、リビア国民自らによる政権樹立を実現することだと強調した。

735チバQ:2011/04/27(水) 12:03:12
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042701000247.html
米大統領選にポール氏出馬の動き 共和党、検討委立ち上げ
2011年4月27日 11時00分

 アイオワ州デモインで26日、演説した共和党のロン・ポール下院議員(AP=共同)


 【ワシントン共同】米共和党のロン・ポール下院議員(75)=テキサス州選出=は26日、アイオワ州デモインで演説し、来年の大統領選への立候補に向け、必要な支持や資金を得られるかを探る検討委員会を立ち上げると発表した。正式な出馬表明ではないが、立候補に備えた動きとなる。

 本命視はされていないが、小さな政府を主張するリバタリアン(自由至上主義者)として知られるポール氏は、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」など一部から熱狂的な支持を集め、知名度は高い。 出馬すれば「旋風」を起こす可能性があるとして米メディアは注目。過去に1988年と2008年の大統領選に挑戦したことがある。

 民主党は現職のオバマ大統領が再選出馬を表明済み。共和党で正式な出馬表明をした候補はまだいない。

736名無しさん:2011/04/29(金) 00:18:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110428/amr11042821110013-n1.htm
米大統領選 注目集めるトランプ氏 共和党のエースかジョーカーか
2011.4.28 21:08
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向け、「不動産王」のドナルド・トランプ氏が共和党から立候補する意欲を示し、にわかに注目を集めている。有力候補が正式な立候補表明のタイミングを見極めきれない中、同党候補者選びの前哨戦で盛り上げ役となっているが、冷ややかな見方もある。

 「こんな愚かなことに割く時間はない」

 オバマ大統領は27日、ハワイ州が発行した出生証明書の原本コピーを公表した後、ホワイトハウスで記者団にこう語った。父親がケニア人のオバマ大統領の出生地疑惑を言い立てているトランプ氏への反証だ。トランプ氏は同日、大統領に出生証明書を公表させるという「重要なことを成し遂げた」と自賛した。

 米CBSテレビの世論調査結果(21日)だと、オバマ大統領が米国以外の生まれと考えている人は全体の25%で、共和党支持者だと45%に上る。こうした誤解を利用して出生地疑惑をあおり一定の支持を集めたトランプ氏だが、オバマ陣営の明確な反証で論争に終止符が打たれた形だ。

 「トランプ氏が大統領選に立候補する? 冗談はやめてくれ」

 ブッシュ前政権で大統領上級顧問だったカール・ローブ氏が最近、FOXテレビに出演し、メディアの寵児(ちょうじ)となっているトランプ氏をこうこき下ろした。一方のトランプ氏は、「ローブ氏こそ恥を知るべきだ。だれのせいでオバマ政権になってしまったのか」と怪気炎を上げ、オバマ政権の誕生は前政権の失政といわんばかりに反撃した。

 トランプ氏は不動産業のほか、テレビ番組での「お前はクビだ!」の決めゼリフで人気だが、政治経験は未知数だ。ただ、景気低迷の中で好業績を挙げる最高経営責任者(CEO)としての実績が、有権者の目を引いてもいるようだ。

 オバマ大統領は今年、米電子機器大手アップル社のジョブズCEO、インターネット交流サイト「フェイスブック」のザッカーバーグCEOと会談。IT企業のCEO人気にあやかる戦略を前面に押し出したもので、CEOへの注目度を選挙戦に利用するトランプ氏に対抗した格好だ。

 もっとも、トランプ氏に注目が集まるのは、ロムニー前マサチューセッツ州知事といった共和党の有力候補が出馬表明を行うまでとの冷めた見方もある。

737チバQ:2011/05/05(木) 00:00:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110504/amr11050419290007-n1.htm
ハンツマン前駐中国大使が出馬準備 来年の米大統領選にらみ
2011.5.4 19:28
 ロイター通信によると、ジョン・ハンツマン前駐中国米大使は3日、献金の窓口となる政治活動委員会を設立した。来年11月の大統領選の共和党予備選をにらんだ動きで、出馬するかどうかを近く正式に判断する見通し。

 ハンツマン氏はユタ州知事も務めた共和党穏健派で、オバマ大統領が駐中国大使に任命した。オバマ政権の重要大使ポストに就いた後、野党共和党の大統領候補になるのは難しいとの指摘もある。1月に辞表を提出、4月末に大使を退任し、北京から米国に戻っていた。

 共和党保守強硬派のリック・サントラム元上院議員も3日、党予備選に向け支持や集金力を探る検討委員会の立ち上げを発表した。正式な出馬表明ではないが、事実上選挙活動を始めた格好。

 民主党は現職のオバマ大統領が出馬を表明済み。共和党で正式な出馬表明をした人はまだいない。(共同)

738チバQ:2011/05/06(金) 20:22:11
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050601000338.html
野党共和党、主役不在で始動 米大統領選へ初討論会
2011年5月6日 12時44分

 【ワシントン共同】2012年11月の米大統領選に向け、野党共和党の初の候補者討論会が5日、南部サウスカロライナ州グリーンビルで行われた。既に再選出馬を表明した民主党のオバマ大統領に対し、共和党からの正式な出馬表明はまだなく、世論調査で高い支持を集める候補予定者はそろって出席を見合わせ。主役不在の低調な論戦スタートとなった。

 出席者は、出馬に向け検討委員会を設置したポーレンティー前ミネソタ州知事と、草の根保守運動「ティーパーティー」の強い支持を受けるポール下院議員ら5人。オバマ大統領に対する歯切れの良い批判を展開したサントラム元上院議員が高い評価を受けた。

 世論調査でトップを争うロムニー前マサチューセッツ州知事や、ハッカビー前アーカンソー州知事、08年の副大統領候補で高い人気を誇るペイリン前アラスカ州知事らは欠席した。

 ハッカビー氏は最近のインタビューで、与野党とも党内予備選が長期化した08年の「マラソン選挙」の反省から、夏までは出馬を決定しないと述べている。

 選挙戦の皮切りとなる来年2月のアイオワ州党員集会まで約9カ月。米紙ワシントン・ポストはこの時期になっても主要候補が定まらない現状が共和党の「乱れぶりと不安定さ」を示していると指摘した。

739チバQ:2011/05/07(土) 23:35:58
http://www.cnn.co.jp/usa/30002672.html
大統領選への出馬改めて示唆、ジュリアーニ元NY市長
2011.05.07 Sat posted at: 16:03 JST

ワシントン(CNN) ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ元市長は6日、2012年の米大統領選に関連し、出馬する可能性があることを改めて示唆した。ワシントンの記者協会である「ナショナル・プレスクラブ」で行われた共和党系の弁護士組織の会合で述べた。

元市長は次期大統領選での去就に関する質問に対し、出馬の可能性を考慮するのは確実としながらも、現段階では最終結論に至っていないと述べた。12年大統領選では、共和党が政権を奪回するのが最大の目標ともした。

ジュリアーニ氏はニューヨーク市長として2001年の米同時多発テロ事件に遭遇、現場となった世界貿易センタービルなどでの救援活動で指導力を発揮し、評価を高めた。08年の米大統領選にも共和党から出馬し当初は本命視されていた、途中で撤退していた。12年の大統領選についても出馬を検討する考えをこれまで示していた。

次期大統領選では、共和党の有力候補としてハッカビー前アーカンソー州知事、ロムニー前マサチューセッツ州知事、ペイリン前アラスカ州知事や「不動産王」として知られるドナルド・トランプ氏らの名前が浮上している。

741トリーバーチ:2011/05/11(水) 17:15:29
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742杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/05/12(木) 21:38:23
ギングリッチ元下院議長、大統領選出馬を正式表明
http://www.asahi.com/international/update/0512/TKY201105120430.html
2011年5月12日17時46分

 米共和党のニュート・ギングリッチ元下院議長(67)は11日、来年の米大統領選に立候補する考えを正式に表明した。民主党のオバマ大統領はすでに再選出馬を表明しているが、共和党の主要候補が正式表明したのは初めて。
 ギングリッチ氏は1978年に下院に初当選し、94年の中間選挙で「保守革命」を掲げて共和党を大勝に導き、下院議長に就いた。予算案をめぐって、クリントン元大統領と激しく対立し、政府閉鎖に追い込んだこともある。ただ、こうした強硬な姿勢が世論の反発を招いたこともあってクリントン氏の再選を許し、98年には中間選挙で共和党が敗北した責任をとって下院議長を辞任した。
 最近はFOXテレビのコメンテーターを務めるなど、保守派の論客として知られている。共和党の大統領候補を聞く各種世論調査では、上位の4〜5位につけている。(ワシントン=伊藤宏)

743チバQ:2011/05/17(火) 21:22:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110517/amr11051720470013-n1.htm
米大統領選 本命不在で共和党混沌 トランプ氏も出馬辞退
2011.5.17 20:45 (1/3ページ)
 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選に向け、オバマ大統領の再選阻止を目指す共和党の動きが混沌(こんとん)としてきた。下馬評で1、2位を争う人気だったマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事や不動産経営、ドナルド・トランプ氏が相次いで立候補辞退を表明したためだ。本命不在の中、指名獲得争いの行方は“視界不良”だ。

 トランプ氏は16日に声明を発表し、立候補を辞退した理由について「ビジネスへの情熱は捨てがたく、生半可な気持ちでは大統領選を戦えないと思った」などと説明した。

 14日にはハッカビー氏も立候補を辞退したが、両者とも選挙資金や支持率の伸びを検討した結果、党で指名を獲得できても本選ではオバマ氏に勝てないとの判断があったとみられる。

 16日時点で、立候補を正式表明した共和党候補は、ニュート・ギングリッチ元下院議長とロン・ポール下院議員。ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事も出馬が確実視されている。

 オバマ大統領の最有力対抗馬とみられるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は立候補の可能性を探る検討委員会を発足させた。だが、オバマ氏が参考にしたとされる知事時代の医療保険改革が不評で、党内の批判をどうかわすかが焦点となりそうだ。

 共和党の指名獲得に向けた動きで無視できないのは、「反オバマ」と「小さな政府」路線を掲げる保守派草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の存在だ。茶会の台頭で共和党内は保守派と穏健派の両極化が進み、どの候補も指名獲得に必要な、双方からの支持を集めにくくなっている。

 さらに共和党で特徴的なのは、各候補とも知名度不足という点だ。サラ・ペイリン前アラスカ州知事の場合、例外的に知名度は高いが、同氏に「絶対投票しない」との回答は全体の58%(米キニピアック大調査)に上る。

 ただし1976年の大統領選で、「ジミー・フー?(ジミーって誰だ)」と言われながら、民主党のジミー・カーター氏が現職のジェラルド・フォード大統領を破ったケースもある。

 カーター氏はジョージア州知事を務めたものの中央政界での経験はゼロだっただけに、今回も、ジョン・ハンツマン前駐中国大使など無名に近い候補が「大化けする可能性はある」(バージニア大のサバト教授)との見方も出ている。

    ◇

 オバマ陣営は、大統領選史上最高額の10億ドル(約816億円)を目標に、交流サイトのフェイスブックなどを利用し本格的な選挙資金集めを行っている。

 2008年選挙では総額5億1300万ドルを集めて約7千万票を獲得。単純計算だと1票当たり約7ドル30セント(約600円)をつぎ込んだ。今回はその倍近くを投入する。

 オバマ大統領は最近、国際テロ組織アルカーイダの指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者殺害で支持率を10ポイント近く上げた。だが政治評論家のチャーリー・クック氏は「この高い評価は投票日までは続かない」と指摘する。中東情勢も先行き不透明で、オバマ政権が対応を誤れば風向きが一気に変わる可能性もある。

 内政では、9・0%と高止まりした失業率、1兆ドルを上回る財政赤字の削減などで有効な手を打てなければ、共和党候補に足をすくわれる可能性もある。(佐々木類)

744チバQ:2011/05/17(火) 21:24:57
http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY201105170088.html
米大統領選、トランプ氏も不出馬へ 共和党候補選び波乱2011年5月17日10時54分
 来年の米大統領選に共和党からの出馬を模索していた実業家のドナルド・トランプ氏が16日、声明を発表し、同党の指名獲得を目指さない考えを表明した。

 米CNNが今月初め、同党の大統領候補を聞いた世論調査では、トランプ氏はハッカビー元アーカンソー州知事に続き、2位だった。ハッカビー氏が14日に不出馬を正式に表明し、トランプ氏も続いたことで、同党の大統領候補選びは序盤から波乱含みの展開となっている。

 トランプ氏は声明で、世論調査で比較的高い支持率を得ていることを引き合いに「立候補すれば、共和党の予備選、究極的には大統領選にも勝てると信じている」と強調する一方で、「私はビジネスに最も情熱を傾けており、事業から離れるつもりはない」とした。

 トランプ氏は、オバマ氏が米国生まれであることに疑問を呈するなど、激しいオバマ氏批判を展開。ここ2〜3カ月で、保守派草の根運動「ティーパーティー(茶会)」など党内保守派の支持を急速に集めた。

 だがオバマ氏が先月27日に米国の出生証明書を公表すると、極端な発言の多いトランプ氏に批判の矛先が向かうようになり、人気は急速に落ちていた。(ワシントン=伊藤宏)

745チバQ:2011/05/21(土) 09:53:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011051900204
「出生証明書Tシャツ」販売=資金集めにちゃっかり利用−オバマ陣営
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けたオバマ大統領の選挙対策本部は18日、資金集めの一環として、ハワイ州発行の大統領の出生証明書と「メード・イン・USA(米国産)」の文字をプリントしたTシャツとマグカップの販売を開始した。
 先に共和党予備選への不出馬を表明した富豪トランプ氏が「オバマ氏は外国生まれで大統領になる資格がない」と執拗(しつよう)に攻撃していたのをちゃっかり利用した形。値段は、Tシャツが25ドル以上、マグカップは15ドル以上に設定されている。(2011/05/19-10:29)

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746チバQ:2011/05/23(月) 23:09:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000102-mai-int
<米大統領選>ポーレンティー氏出馬表明 共和党の有力候補
毎日新聞 5月23日(月)20時29分配信

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、本命候補の一人とみられているティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)が22日、ビデオメッセージで出馬を正式表明した。

 ポーレンティー氏は同州議会議員などを経て今年1月まで2期8年、同州知事を務めた。大統領選出馬は昨年から見込まれ、知事辞任直後に著書を出版し州財政を立て直した実績を訴えてきた。08年の大統領選では一時、共和党の候補者だったマケイン上院議員が同氏を副大統領候補として指名するとの観測もあった。

 一方、共和党指導部から出馬への期待の声があったダニエルズ・インディアナ州知事は同日未明、支持者らに大統領選に出馬しないことを伝えるメールを送った。

747チバQ:2011/05/23(月) 23:10:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000395-reu-int
米大統領選、元ピザチェーンCEOが共和党予備選に出馬表明
ロイター 5月23日(月)13時47分配信

 5月21日、2012年の米大統領選挙に向け、元ピザチェーンCEOでラジオのトーク番組の司会者を務めるハーマン・ケイン氏が共和党の予備選に出馬すると表明。4月撮影(2011年 ロイター/Brian Snyder)

 [アトランタ 21日 ロイター] 2012年の米大統領選挙に向け、元ピザチェーン最高経営責任者(CEO)でラジオのトーク番組の司会者を務めるハーマン・ケイン氏(65歳)が共和党の予備選に出馬すると表明した。

 ケイン氏は21日、アトランタで支持者らに「われわれは、この国を取り戻す」と表明した。

 同氏は2004年にジョージア州から上院選に立候補したものの落選。政治経験はない。

749チバQ:2011/05/27(金) 00:25:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000098-mai-int
<米大統領選>不出馬表明に翻意促す動きも 共和候補者指名
毎日新聞 5月25日(水)20時39分配信

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いが迷走している。本命候補の一人とみられているポーレンティー前ミネソタ州知事(50)が正式に名乗りを上げる一方、期待を集めていた候補が続々と不出馬を表明。これを受け不出馬を明言してきた知事らに、翻意を促す動きも出ている。

 23日のアイオワ州での集会で正式に出馬表明したポーレンティー氏は、「私の主張に憤慨する人も出てくるかもしれない」と述べ、財政支出削減のため年金支給年齢の引き上げなども訴えていくとの姿勢を強調した。

 同氏は著書出版、テレビ出演、全国遊説と大統領選に向け準備を重ねてきたにもかかわらず、全米規模での知名度は高まっていない。

 一方、知名度や資金力で他の候補より先んじているのが、前回選挙にも名乗りを上げたロムニー前マサチューセッツ州知事(64)だ。共和党内で、最も中道寄りの政策を掲げており、財界などに期待が高い。ただ、保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」がオバマ政権に対し、最も強く反対してきた医療保険制度改革は、ロムニー知事の下で進められたマサチューセッツ州がモデル。このため、茶会運動内にはロムニー氏に対する「アレルギー反応」が起きている。

 ロムニー氏に代わって中道派から支持を集められる候補として共和党指導部が出馬を促してきたダニエルズ・インディアナ州知事は家族の反対を理由に不出馬を表明。これを受けて、ユタ州知事などを歴任したハンツマン前駐中国大使(51)の出方が注目されているが、オバマ大統領の指名で中国大使を務めたことについて早くも釈明に追われている。

 ハンツマン氏もポーレンティー氏同様、知名度では、不出馬を表明した不動産王のトランプ氏、レギュラーテレビ番組を持つハッカビー前アーカンソー州知事らに及ばない。

 そうした中、共和党内には、民主党のオバマ大統領との勝負にも勝てる候補者として実績のある人物の擁立を模索する動きが再燃。財政規律重視派のクリスティー・ニュージャージー州知事(48)やブッシュ前大統領の弟、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(58)らの名前が再び取りざたされている。

 一方、茶会運動に支持基盤を持つ候補者としては、元ピザ・チェーン経営者のハーマン・ケイン氏(65)に続き、バックマン下院議員(55)も出馬するとの観測が高まっている。

750チバQ:2011/05/27(金) 22:14:54
http://www.cnn.co.jp/usa/30002882.html
ペイリン氏が全米ツアー始動、大統領選出馬の観測一気に高まる
2011.05.27 Fri posted at: 11:07 JST

サラ・ペイリン前アラスカ州知事
(CNN) 2012年の次期米大統領選は不出馬と見られていた共和党のサラ・ペイリン前アラスカ州知事が全米ツアーの日程をウェブサイトで発表し、一転、出馬の観測が高まった。共和党はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事も6月2日に出馬を正式表明する意向を明らかにしている。

ペイリン氏は08年の大統領選挙で共和党の副大統領候補として一躍脚光を浴び、保守の草の根運動「ティーパーティー」で存在感を増していた。ウェブサイトでこのほど、「ワンネーション」ツアーと銘打った全米ツアーに乗り出すと表明。この週末の首都ワシントンを皮切りに、1週間かけて南北戦争の舞台となったゲティズバーグのほか、フィラデルフィア、ニューハンプシャーといった米建国ゆかりの地を訪問するとみられる。

主要メディアや共和党関係者はこれまでペイリン氏に目立った動きがなかったことなどから、同党の候補者指名争いからはほぼ消えた存在とみなしていた。しかし最近になって、かつてのアドバイザーと再契約するなどの動きが浮上。今後は正式に名乗りを上げるかどうかが焦点となり、メディアに注目されるのは必至だ。

751チバQ:2011/05/30(月) 22:15:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110530-00000066-mai-int
<米大統領選>ペイリン氏始動?…北東部でバスツアー開始
毎日新聞 5月30日(月)19時49分配信

バイクの後部座席から手を振るペイリン氏=ワシントンで2011年5月29日、AP

 【ワシントン古本陽荘】来年秋の米大統領選挙への出馬について明言を避けているサラ・ペイリン前アラスカ州知事(47)が29日、首都ワシントンなど米北東部をバスで回る「ワン・ネーション・ツアー」を始め、注目を集めている。北東部といえば民主党支持の傾向が根強い。保守色の強いペイリン氏の人気は極めて低い地域でもあり、出馬に向けた「足固めか」との臆測も広がっている。

 ペイリン氏はバスツアーを自身のウェブサイト上で発表したが、行き先や日程は公表していない。初日の29日には、退役軍人らが大型バイクでワシントン周辺を走るイベントに参加。娘のウィローさんの運転するバイクの後部座席に乗り、革ジャン、ヘルメット姿で市民らに手を振った。多数の記者らが駆けつけたが、演説や会見はしなかった。

 共和党の大統領選候補者指名争いをめぐっては、知名度の高いハッカビー前アーカンソー州知事(55)らが不出馬を表明。出馬の意向を示すロムニー前マサチューセッツ州知事(64)らではオバマ大統領には勝てないとの見方が有力で、新たな候補者を探す動きが活発化している。

 ただ、共和党内には、ペイリン氏の目的は昨年の中間選挙同様、各地を応援に回り、政治的影響力を行使するのが狙いで実際には大統領選には出馬しないとの見方も根強い。

752チバQ:2011/05/31(火) 12:46:52
http://www.afpbb.com/article/politics/2803233/7282971?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
米軍制服組トップにデンプシー陸軍参謀総長、大統領が指名
2011年05月31日 08:59 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月31日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は30日、9月末で退任する米軍制服組トップのマイケル・マレン(Mike Mullen)統合参謀本部議長の後任に、マーチン・デンプシー(Martin Dempsey)陸軍参謀総長(59)を指名すると発表した。

 デンプシー氏は、2003〜04年にイラク駐留米軍の機甲師団を指揮したのち、イラク軍の訓練任務の陣頭指揮を執った。

 統合参謀本部議長に就任後は、国防費削減への圧力が高まる中、アフガニスタンで9年間続いている軍事作戦の収拾や、中東の混乱などに対処することになる。

 6月末に退任するロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官の後任にはレオン・パネッタ(Leon Panetta)中央情報局(CIA)長官が、次期CIA長官にはデービッド・ペトレアス(David Petraeus)アフガニスタン駐留米軍司令官が、それぞれ指名されており、今回の発表でオバマ政権の新たな安全保障チームの陣容が整った。(c)AFP/Tangi Quemener

http://www.afpbb.com/article/politics/2797452/7142750
次期米国防長官にパネッタCIA長官
2011年04月28日 11:53 発信地:ワシントンD.C./米国
【4月28日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は28日、6月末に退任するロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官の後任にレオン・パネッタ(Leon Panetta)中央情報局(CIA)長官(72)を指名する。米政府高官が明らかにした。

 次期CIA長官には、デービッド・ペトレアス(David Petraeus)アフガニスタン駐留米軍司令官を充てる。

 パネッタ氏はカリフォルニア州選出の下院議員、ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領の首席補佐官などを経て、CIA長官に就任。民主党員が国防長官を務めるのは10年ぶり。就任時の年齢は歴代最高齢となる。(c)AFP/Stephen Collinson

754チバQ:2011/06/01(水) 23:18:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110601/amr11060121070004-n1.htm
米大統領選で「共闘」呼びかけ? ペイリン氏がトランプ氏とピザで会食
2011.6.1 21:05

ニューヨークのカフェでピザ会談を行うドナルド・トランプ氏(左)とサラ・ペイリン氏(右)。ペイリン氏が頼んだのはダイエットペプシ=31日(松浦肇撮影)
 2012年の米大統領選出馬が取り沙汰されているペイリン前アラスカ州知事が5月31日、同大統領選への出馬を撤回した実業家のトランプ氏とニューヨーク市内のピザ屋で食事するパフォーマンスを演じた。

 ニューヨーク州をはじめとする米北東部はリベラル色が強く、共和党人気が低いだけに、ペイリン氏は、「不動産王」の異名で知名度の高いトランプ氏に、共闘に向けた秋波を送ったとの見方が出ている。

 ニューヨーク市訪問は、同月29日から開始した米北東部をめぐるバスツアーの一環。ペイリン氏はトランプ氏と家族同伴で観光客がにぎわうタイムズ・スクエア近くのピザ屋に入り、ペパロニ・ピザを注文した。

 トランプ氏本人は「大統領選で(副大統領候補として)伴走してくれとは頼まれなかった」と話したが、ニューヨーカーの間のペイリン氏の知名度アップには貢献したかったようだ。

 テレビ番組への出演でも知られるトランプ氏はニューヨークの有名人。自身が経営する不動産会社は、金色で派手な「トランプタワー」と呼ばれる商業・住居ビルなど複数のビルを市内に保有している。

 (ニューヨーク 松浦肇、写真も)

755チバQ:2011/06/03(金) 22:44:20
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21523020110603
共和党ロムニー氏が出馬表明、「オバマ大統領は米国裏切った」
2011年 06月 3日 17:56 JST
 [ストラサム(米ニューハンプシャー州) 2日 ロイター] 米共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が2日、ニューハンプシャー州で開いた集会で、来年の大統領選への出馬を正式に表明した。
 共和党候補の中で支持率トップを誇るロムニー氏は「オバマ大統領は米国を裏切った」と述べ、高い失業率などを招いたオバマ政権の経済政策を厳しく批判した。

 その上でロムニー氏は、「大統領職に就いた初日から、真っ先に米国を再びナンバー1の雇用創出国にする取り組みに取り掛かる」と強調した。

 ロムニー氏は2008年の大統領選にも出馬したが、党の候補指名争いでジョン・マケイン上院議員に敗れた。

756チバQ:2011/06/03(金) 22:57:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2803763/7291563?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
ペイリンvsバックマン、注目集める2人の共和党女性 米国
2011年06月03日 11:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月3日 AFP】次期大統領選を翌年に控えた米国で今、保守派の女性政治家2人に注目が集まっている。聴衆を熱狂させる力を持つスター性を兼ね備え、来年の米大統領選への出馬をほのめかしている2人の女性とは、サラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ州知事(47)とミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員(55)だ。

 だが、民主党、共和党のいずれの党も、これまで大統領選の指名候補に女性を選んだことはない。女性が大統領を目指すだけでも珍しい米政界にあって、共和党の中に2人の女性候補を抱える余地はあるのだろうか。

 2012年の大統領選で民主党は現職のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を指名候補に選ぶ公算が高い。米政界ウォッチャーは、2人の女性政治家、それも政治的な背景も似通った2人が、オバマ氏の対立候補の座を争うことになれば、これは驚くべきことだと語る。

 ともに美人であり、保守的な家族観やキリスト教右派的な信仰の持ち主といった類似点を持つ2人が争えば、選挙運動のなかで互いを打ち消しあう結果になると予想する専門家もいる。

 しかし、ベテラン政治評論家でバージニア大学(University of Virginia)政治センターのラリー・サバト(Larry Sabato)所長は、流動的な状況を考えれば、2人が立候補する可能性も捨てきれないと指摘する。

■ 似た者どうしの2人、ダブル立候補の可能性は?

 大統領指名候補選をめぐってバックマン氏は、米テレビCNNに対し、6月中に訪れる予定のアイオワ(Iowa)州で大統領選出馬についての考えを発表すると語っている。「私が出馬を選択するなら、それは勝つため」と言い切り、アイオワ、サウスカロライナ(South Carolina)、ニューハンプシャー(New Hampshire)の各州をまわるバックマン氏のスケジュールは、まるで正式な大統領候補者のようだ。

 5児の母で、23人の養子を育て、連邦税法の弁護士を経て夫とともに小さな会社を経営しているバックマン氏は、ビジネスの経験が低迷する経済の舵取りに役立つと言う。

 一方のペイリン氏は、米国では独立記念日にならぶ大きな祝日で、愛国心も高揚する戦没者追悼記念日(メモリアルデー)の週末だった5月29日、米退役軍人のモーターサイクル・イベントに登場。マスコミの注目を集め、大統領選出馬を表明するのではないかとの憶測を呼んだ。

 また、ペイリン氏が最近アリゾナ(Arizona)州に購入した住宅についても、2012年の大統領選の運動拠点とする目的ではないかとの見方が、政治アナリストの間で出ている。ペイリン氏が、この週末から始めた米東海岸をまわるバスツアー「ワン・ネイション(One Nation)」も、マスコミの関心を集めるためではないかと見られている。

 もっとも、ペイリン氏は大統領選出馬を意識しているのではなく、単にマスコミの注目を集めたいだけだと指摘する声もある。サバト氏も、「私には今回のツアーは、サラ・ペイリンが『あたしは、まだここにいるわよ!』と言っているだけのように思える」と語っている。

 共和党のストラテジスト、アレックス・カステラノス(Alex Castellanos)氏も、「ペイリン氏のブランドイメージを刷新したいのだろう。目立っていないと我慢できないタイプだ」と話す。
 
 一方、バックマン氏は、ペイリン氏との関係について、政治的ライバルであるからといって友情が壊れることはないという。米テレビABCでも、「私はサラ・ペイリンが大好き。彼女を競争相手だと思ったことはありません。友人だと思っています」と話している。

(c)AFP/Stephanie Griffith

757チバQ:2011/06/03(金) 22:57:56
http://www.afpbb.com/article/politics/2803857/7293179
共和党ロムニー氏、米大統領選に立候補
2011年06月03日 10:58 発信地:ストラサム/米国

【6月3日 AFP】米共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事(64)が2日、来年の大統領選挙への出馬を正式に表明した。

 共和党予備選序盤戦の鍵を握るニューハンプシャー(New Hampshire)州で正式表明したロムニー氏は、早速、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が米国経済を低迷させたと大統領批判を展開。実業界で豊富な経験を持つ自分こそ失業対策や住宅市場の改善で手腕を発揮できると述べた。

「2008年、有権者は、長らく知られておらず実績もないのに『良い国にする』と約束した人物に主導権を与えた。米国は今や、約束やスローガンでは済まない状況に陥っている」「わたしは、大統領就任第1日目から、米国を雇用創出で再びナンバー1の国にする」

 ロムニー氏はボストン(Boston)出身で、投資家として経営コンサルタント会社を設立。1994年の中間選挙に立候補し、民主党の重鎮エドワード・ケネディ(Edward Kennedy)氏に僅差で敗れたことがきっかけで、政界で初めて名前が知られるようになった。1999年、汚職問題に揺れていたソルトレークシティー冬季五輪組織委員会の会長に就任し、資金集めに奔走して財政難を切り抜けた。知名度を生かして02年のサチューセッツ州知事選で当選。08年の大統領選にも出馬したが、指名争いでジョン・マケイン(John McCain)氏に敗れた。今回の指名争いでは、出馬を表明する有力者が少ないこともあり、これまでのところ最有力と見られている。(c)AFP

758チバQ:2011/06/04(土) 10:49:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110604/amr11060410270005-n1.htm
エドワーズ元米副大統領候補を起訴 選挙献金で不倫隠蔽か
2011.6.4 10:25

 米連邦大陪審は3日、2008年の米大統領選出馬中に法定上限額を超える献金を受け、支援者だった女性との不倫関係を隠蔽するために使ったとして、虚偽報告の罪などで04年大統領選の民主党副大統領候補だったジョン・エドワーズ元上院議員(57)を起訴した。

 エドワーズ被告は同日、ノースカロライナ州の連邦裁判所での罪状認否手続きで無罪を主張。裁判所前で報道陣に「決して法律は破っていない」と強調した。

 起訴状によると、エドワーズ氏は06年2月から続けていた不倫関係が発覚すれば、自身の選挙戦に悪影響を与えると懸念。07年6月から08年1月にかけ、支援者2人から計92万5千ドル(約7400万円)以上の献金を受け、女性を世間の目から隠すための旅費や生活費のほか、妊娠に絡む医療費に使った。(共同)

759チバQ:2011/06/04(土) 10:51:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000078-mai-int
<米大統領選>共和党指名争いロムニー氏軸に…出馬正式表明
毎日新聞 6月3日(金)19時59分配信

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選の共和党候補者指名争いで、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が2日、東部ニューハンプシャー州で出馬を正式表明した。ロムニー氏は、各種世論調査で高い支持率を得ているほか、抜群の集金力を誇っており、指名争いはロムニー氏を軸とした展開となる見込みだ。

 ロムニー氏は支持者らを集めた演説で「オバマ大統領は景気後退期に就任したが、経済はさらに悪くなった。3年たっても、1600万人以上が失業し、失業率は8%を超えている」とオバマ政権の経済政策を批判。「オバマ大統領は米国を失望させた」と強調し、雇用創出や景気回復を中心に訴えていく考えを示した。

 ロムニー氏は、経営コンサルタントなどを経て03年からマサチューセッツ州知事を1期務めた。02年のソルトレークシティー冬季五輪では組織委員長。前回大統領選にも出馬したが候補者指名を逃した。熱心なモルモン教徒であることも知られている。

 ただ、昨年の中間選挙で共和党の標的となったオバマ政権の医療保険改革は、ロムニー氏が知事時代に手がけたマサチューセッツ州の改革がモデルで、ロムニー氏が釈明に追われる場面が当面、続きそうだ。

 共和党ではこのほか、ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)、ギングリッチ元下院議長(67)、ポール下院議員(75)らが立候補の意向を表明している。

760チバQ:2011/06/05(日) 12:06:27
>>756
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110604-00000073-mai-int
<米大統領選>茶会支援の筆頭格議員、共和党指名争い参戦へ
毎日新聞 6月4日(土)20時10分配信

キリスト教右派団体が主催する集会で演説するミシェル・バックマン下院議員=ワシントン市内のホテルで2011年6月3日、古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、ミネソタ州選出のミシェル・バックマン下院議員(55)の出馬が確実となった。保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」が支援する連邦議員の筆頭格で、茶会運動の間でどこまで支持が広がるか注目される。

 バックマン氏は3日、ワシントンでキリスト教右派が主催した集会で、「(共和党が)下院の議席を維持し、上院も奪還する。そしてオバマ大統領を1期だけの大統領に終わらせる。私たちは、3冠を目指してるんでしょ?」と訴えかけ、聴衆から大歓声を浴びた。

 出馬は表明していないが、米CNNテレビは同日、東部ニューハンプシャー州で行う共和党の指名争いに向けた候補者討論会(13日予定)にバックマン氏が出席することを発表した。

 昨年11月の中間選挙前には、茶会運動が推す全米の新人候補者の応援に飛び回り、共和党躍進に一役買った。ただ、すでに立候補を表明している元ピザ・チェーン経営のハーマン・ケイン氏(65)も「茶会運動の候補者」を自称。さらに、ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事(50)も茶会運動の間に一定の支持があり、茶会運動が候補者を一本化するのは難しいとの見方が一般的だ。

 3日の集会に出席したペンシルバニア州の茶会運動「キッチン・テーブル愛国者」共同代表のアナ・プイグさんは「当選できる候補でなければならない。まだ、見極めている段階で、候補者らに質問状を送ることも検討している」と語った。

761チバQ:2011/06/07(火) 23:17:13
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210607045.html
オバマ氏に挑む共和党は混戦模様 次期米大統領選(06/07 17:02)
 来年行われるアメリカの大統領選挙で、オバマ大統領に挑む野党・共和党の候補者が次々と名乗りを上げています。しかし、有力候補は現れず、混戦模様となっています。

 6日に正式に立候補を表明したのは、共和党の上院議員を2期務めたリック・サントラム氏です。地元のペンシルバニアで支持者を前に演説し、「オバマ大統領がドルの価値を切り下げ、アメリカ文化の価値も下げた」とオバマ大統領への厳しい批判を繰り広げました。CNNの最新の世論調査(先月24日から26日実施)では、共和党の候補者でトップを走るのはまだ出馬を表明していないジュリアーニ前ニューヨーク市長(16%)で、続いて今月2日に正式に立候補を表明したばかりのロムニー前マサチューセッツ州知事(15%)、2008年の大統領選挙の共和党副大統領候補で、出馬するのか依然として態度を明らかにしていないペイリン前アラスカ州知事(13%)と続いています。ただ、各候補ともほぼ横並び状態で、混戦模様となっています。

762チバQ:2011/06/07(火) 23:18:23
http://www.afpbb.com/article/politics/2804402/7309934?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
共和党のサントラム元議員が出馬表明、米大統領選
2011年06月07日 15:39 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月7日 AFP】米共和党のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員(53)が6日、2012年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで立候補を正式に表明し、選挙運動を開始した。民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を退陣させる「戦いに参加」しようと呼びかけた。

 サントラム氏は、オバマ大統領の米景気回復策を厳しく批判するとともに、中絶の権利や同性愛者の結婚などの社会政策を通じて「われわれの文化をおとしめた」と主張した。

 サントラム氏は、予備選挙の模擬戦で、投票日の早い重要州の一部でそれなりの成績を収めたものの、共和党候補者指名争いに名乗りを挙げている他の候補者たちと比べると後れを取っている。

 地元ペンシルベニア(Pennsylvania)州サマセット(Somerset)で集会を開いたサントラム氏は、「国民のみなさん、われわれのときが来た」と支持者に呼びかけた。

 サントラム氏は7人の子どもがいる。祖父がイタリアからサマセット近郊に移住した。

■依然不透明な共和党立候補者の顔ぶれ

 共和党候補者の指名争いには、すでに有力候補のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事やティム・ポーレンティー(Tim Pawlenty)前ミネソタ(Minnesota)州知事らが立候補を表明している。だが、2008年米大統領選で共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事など有力政治家の中には、まだ態度を明らかにしていない人もいる。

 緊縮財政を求める保守派や宗教右派にとっては、草の根保守派運動「ティーパーティー(Tea Party)」が支持するミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員が、ペイリン氏に代わる選択肢になるかもしれない。ジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)元駐中国大使も立候補を検討している。

 伏兵候補としては、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長などがいる。さらには、08年大統領選に出馬しなかったルドルフ・ジュリアーニ(Rudolph Giuliani)元ニューヨーク(New York)市長も出馬する可能性がある。(c)AFP

763チバQ:2011/06/10(金) 19:54:15
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110610-OYT1T00930.htm
妻の役割巡り?ギングリッチ氏陣営幹部一斉辞任

 【ワシントン=中島健太郎】来年11月の米大統領選に出馬予定のニュート・ギングリッチ元下院議長(共和党)の複数の選対幹部が9日、一斉に辞任した。


 同氏は指名争いに残る意向だが、苦戦は必至との観測が強まっている。

 同氏は長年連れ添った妻を捨てて若い女性と再婚。これが共和党の有力支持層である保守派の反発を買った。辞任したのは選対本部長や運動の責任者らで、選挙戦での妻の役割などをめぐって対立していたという。

(2011年6月10日19時40分 読売新聞)

http://www.cnn.co.jp/usa/30003027.html
米大統領選出馬表明ギングリッチ氏の陣営で幹部が大量辞任
2011.06.10 Fri posted at: 13:15 JST

ワシントン(CNN) 2012年米大統領選の共和党候補指名選挙への出馬を表明していたニュート・ギングリッチ元下院議長の選挙対策本部から、少なくとも幹部7人が辞任したことがCNNの取材で分かった。

これ以外に、選対本部の共同本部長の1人が対抗馬であるポーレンティー前ミネソタ州知事の陣営にくら替え。ギングリッチ氏の地元ジョージア州のパーデュー前知事もポーレンティー陣営に加わったという。

辞任した幹部の1人で選挙戦の戦術面を担当していたデーブ・カーニー氏はCNNに対し、「スタッフが選挙のプロとして考えていた選挙戦の方向と、ニュート(・ギングリッチ氏)のビジョンが相容れないことに気づいた」と述べた。

ギングリッチ氏はこの2週間ほど「以前から予定されていた休暇」を取り、選挙戦を行っていなかった。

やはり陣営を去ったアイオワ州の選対本部長はこの休暇が辞任の直接のきっかけではないとしながらも、「選挙戦を続けるのに必要なカネや人を確保するための努力や、選挙運動に時間を捧げる覚悟」をめぐる見解の相違が大量辞任劇の理由であることを認めた。

ギングリッチ氏は9日、交流サイト(SNS)のフェースブック上で「12日にロサンゼルスで選挙戦を仕切り直す」と表明した。

関係者によれば、13日にニューハンプシャー州で予定されている討論会には予定通り出席するという。

764チバQ:2011/06/11(土) 10:07:44
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061101000204.html
クリントン米長官、報道を否定 世銀転身のうわさ
2011年6月11日 09時22分

 10日、ザンビアの首都ルサカで演説するクリントン米国務長官(AP=共同)


 【ワシントン共同】クリントン米国務長官は10日、世界銀行総裁への転身をホワイトハウスと協議中だと報じられたことについて「誰かと協議したことも興味を示したこともないし、(総裁職を)追い求めてはいない」と述べ、報道を明確に否定した。訪問先のザンビアで記者団に語った。

 トナー国務省副報道官は長官の発言を受け、同日の記者会見で「長官はうわさを完全に否定した」と述べた。

 ロイター通信は9日、複数の消息筋の話として、クリントン長官が来年夏に辞任し、世銀総裁に転じることをホワイトハウスと協議していると報じた。

 クリントン氏は、2013年1月のオバマ政権1期目満了と同時に国務長官を引退する意向を表明している。

765チバQ:2011/06/13(月) 21:05:24
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-21660420110613
前駐中国米大使、共和党大統領候補指名争いに出馬へ
2011年 06月 13日 10:21 JST
 [マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 11日 ロイター] ジョン・ハンツマン前駐中国米大使(共和党、51)は11日、2012年の次期大統領選に出馬を表明する考えを明らかにした。ハンツマン氏は、ユタ州知事を務めた経験も持つ。
 ハンツマン氏は当地を訪れた際、資金調達、組織、人員など、選挙運動に必要な主な条件はそろっていると発言。「最後の家族会議を行って家族の意思を確認する必要がある。(その後)近く何らかの発表を行う」と述べた。

 13日には、大統領選に向けた共和党候補7人による全国放映のテレビ討論会が当地で行われるが、ハンツマン氏は欠席の予定。これは選挙戦に向けた最初の主要な討論会。

 ハンツマン氏にとって、共和党候補としての指名を獲得するには、共和党員でありながら民主党のオバマ政権で中国大使を務めたことに関する明確な説明を求められることになる。

 ハンツマン氏は11日、中国大使を務めたのは愛国心の面からだとするとともに、対中問題での豊富な経験を売り込んだ。

 ニューハンプシャー州では、共和党候補指名に向けた予備選が、12年2月14日に行われる。

766チバQ:2011/06/14(火) 21:00:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110614/amr11061420130010-n1.htm
米大統領選 共和党指名候補争い ロムニー氏が軸 ダークホースも
2011.6.14 20:12
 【ワシントン=佐々木類】大統領選の共和党の指名候補争いは、各種世論調査でトップを走るミット・ロムニー氏に他候補がどこまで差を詰めることができるかが序盤戦の焦点だ。現時点では頭ひとつリードするロムニー氏だが、マサチューセッツ州知事時代に手がけた医療保険改革が「オバマ大統領の政策のモデルにもなった」との批判もくすぶり、指名獲得の道のりは必ずしも盤石とはいえない。景気や政治状況の成り行き次第では、ダークホースが現れる可能性もある。

 全米にテレビ中継された13日の討論会は、知名度で後れをとる候補にとって自らをアピールする格好の舞台となった。だが、討論会は互いの腹を探り合う慎重な言い回しに終始し、双方の批判は封印された。

 有力候補の一人と目されるティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事は討論会前日の12日、ロムニー氏の医療保険改革について、ロムニー氏とオバマ氏の名前をもじって「オバムニ・ケア」と批判していた。

 それだけに、13日の討論会で、この批判に関する説明を司会者から求められた際、けむに巻いたような態度が有権者に好感しなかったようだ。政治専門誌ナショナル・ジャーナルが討論会直後に共和党の選挙ブレーンらに「だれが最大の勝者か」と尋ねた調査では、ロムニー氏が51%だったのに比べ、ポーレンティー氏はわずかに9%だった。

 当のロムニー氏は「州の事情と米国全体の事情は違う。私が大統領になったらオバマ氏の導入した医療保険改革は廃止する」「私の改革は増税を伴わない」と述べ、追及を見事にかわした。

 もっとも、現時点では各候補ともオバマ政権への経済政策批判にとどまり、独自の政策や主張を展開できずにいる。このため、ニューハンプシャー大学のスカラ教授は「他候補との違いをどう打ち出すかが今後の鍵」と指摘する。

 また、2008年の大統領選の共和党副大統領候補として高い知名度を持つ、ペイリン前アラスカ州知事と、ロムニー氏と同じモルモン教徒のジョン・ハンツマン前駐中国大使も正式に名乗りを上げていないこともレースの不確定要素となっている。


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