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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3759チバQ:2016/10/31(月) 01:07:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161030k0000m030108000c.html
<米大統領選>上院選で共和守勢 トランプ氏への批判、逆風
10月30日 01:10毎日新聞

<米大統領選>上院選で共和守勢 トランプ氏への批判、逆風
米上院議会選挙開票予測
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】11月8日の米大統領選と同時に行われる上下両院議員選で、2014年の中間選挙で共和党が確保した上院多数派の座を巡り、民主党との激戦が続いている。共和党は、大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言やセクハラ疑惑への激しい批判を前に、守りの選挙を強いられている。

 上院(定数100、任期6年)は2年ごとに3分の1ずつ改選する。現在は共和党が54議席、民主党が46議席(無所属2を含む)。改選は民主党10議席、共和党24議席。民主党は5議席の上積みで多数派となる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると28日現在、民主党は11議席、共和党は17議席を獲得する見通し。非改選と合わせると民主党が47議席、共和党は47議席で、残る6州で議席獲得争いが続いている。

 上院には条約批准など、下院にはない権限がある。国論を二分する問題で論争を決着させ、社会のあり方を左右する連邦最高裁判所の判事の承認もその一つだ。大統領が指名する判事は長官を含め9人だが、保守派の代表格アントニン・スカリア判事が今年2月に死去し、現在は保守派とリベラル派が4人ずつだ。大統領と上院多数派が民主党になれば、9人目の新判事任命で最高裁のリベラル色を強める可能性がある。

 一方の共和党側。上院選候補にはトランプ氏を支持しない方針を表明したり、距離を置いて選挙活動をしたりする議員が多い。大統領選の党予備選で撤退した南部フロリダ州のマルコ・ルビオ上院議員(45)もその一人だ。

 15日に中部タンパで開かれた州共和党総会の夕食会でルビオ氏は30分以上も演説した。しかし、応援に駆けつけた副大統領候補で中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)は称賛したものの、トランプ氏には一言も触れなかった。

 共和党候補者らの状況について、アメリカン大公共政策学部のデビッド・ラブリン教授(米政治)は「トランプ氏を支持すれば穏健な支持者を遠ざけ、距離を置けば党の支持者からの批判を浴びる『板挟み』状態にある」と解説する。

 民主党は大統領候補ヒラリー・クリントン氏(69)やオバマ大統領が接戦州に入って応援を強化している。ラブリン教授は「多くの州が激戦で、投票当日の夜まで勝者は分からない」と指摘した。

 下院(定数435、任期2年)は現在、共和党246議席、民主党186議席(欠員3)。下院も民主党が議席を増やす見通しだが、共和党が多数派を維持する可能性が高い。

3760チバQ:2016/10/31(月) 01:08:08
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610290041.html
【米大統領選】「オクトーバー・サプライズ」で勝敗左右? 「史上最低」の選挙さらに混沌 メール問題の捜査再開でクリントン氏優位揺らぐ可能性
10月29日 20:34産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏の私的メールアカウント使用問題の捜査が再開され、選挙戦でのクリントン氏の優勢が揺らぐ可能性が出てきた。ただし共和党候補のドナルド・トランプ氏も度重なる問題発言で大統領としての資質を疑問視されており、信頼度の低さが際立つ両候補による「史上最低」の選挙戦は混乱の様相を深めている。

 連邦捜査局(FBI)は発見したメールの内容を明らかにしていないが、捜査再開がクリントン氏への根強い不信感を高めることは確実だ。捜査再開によってクリントン氏支持の有権者の足が投票所から遠のき、逆にトランプ氏の支持者を投票に駆り立てることは避けられず、激戦州の情勢を動かす可能性がある。

 過去の大統領選でも終盤戦での出来事が「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」となって勝敗を揺るがした例がある。2012年には、ハリケーンへの適切な対応が現職のオバマ大統領の再選を後押ししたと指摘された。米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で「FBIのコミー長官はどういう内容かを知らせないまま、オクトーバー・サプライズを作り出した」とした。

 ただし有権者からの信頼度の低さはトランプ氏も同じだ。クリントン氏の弱点であるメール問題でも、ロシアに対しクリントン氏が消去したメールを公開するよう要請し、逆にクリントン陣営から「米国へのサイバー攻撃を呼びかけるのか」との批判を招いた。

 今回の捜査再開の結果は見通せないが、問題まみれの両候補による泥仕合がさらなる深みに陥ったことは間違いなく、米紙ワシントン・ポストは「まったくもって並外れた選挙戦だ」としている。

3761チバQ:2016/10/31(月) 01:18:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161031k0000m030097000c.html
<クリントン氏>私用メール捜査再開に猛反発
10月30日 21:17毎日新聞

<クリントン氏>私用メール捜査再開に猛反発
米人気歌手ジェニファー・ロペスさんらのコンサートで聴衆に支持を訴えるヒラリー・クリントン氏=米フロリダ州で29日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の民主党、ヒラリー・クリントン候補(69)の私用メール問題で、米ワシントン・ポスト紙(電子版)などは29日、連邦捜査局(FBI)のコミー長官がFBIを所管する司法省高官らの反対を押し切って捜査再開を議会に報告したと報じた。投開票日直前の報告はクリントン氏優勢とみられる選挙情勢を変える可能性があり、クリントン氏側が猛反発している。

 ポスト紙によると、議会への報告前日の27日、コミー氏が捜査再開を議会に報告する意向であるとFBI当局者が司法省側に伝えた。これに対し、司法省高官らは「進行中の捜査についてはコメントしない」「選挙戦に影響を与えるとみられるような対応はしない」との立場を説明。だが、コミー氏は反対を踏まえたうえで、独自の決定として議会に報告することを決めたという。

 コミー氏はFBI職員への説明で、議会の公聴会で「宣誓」をしたうえで「捜査が完結した」と述べてきた以上、捜査に関連すると思われるメールの存在を把握したという最新の状況を知らせる義務を感じたなどと説明したという。

 過去の大統領選でも、投票直前の10月以降に選挙戦の情勢に大きな影響を与える出来事「オクトーバー・サプライズ」が起きたことがある。今回は、既に10月上旬に共和党ドナルド・トランプ候補(70)の過去の女性蔑視発言が暴露され、支持率などに大きな影響を与えた。今度は逆に、FBIの捜査再開報告というクリントン氏にとって悪い「オクトーバー・サプライズ」になる可能性がある。

 クリントン氏は29日に南部フロリダ州で演説し、「このようなことが起きるのはとても不思議なだけでなく、前例もなく、(国民を)ひどく困惑させるものだ」とコミー氏の対応を批判。FBIに詳しい説明をするよう求めた。一方、トランプ氏は西部コロラド州での集会で、クリントン氏を非難し、「最終的に正義が遂行されることを皆が強く望んでいる」などと述べ、さらにクリントン氏への批判を強める姿勢を鮮明にした。

 【ことば】クリントン氏のメール問題

 クリントン氏が国務長官の在任中に、私用アドレスで機密情報を含む公務上のメールをやりとりしていた問題。出馬表明の約1カ月前の2015年3月に発覚した。連邦捜査局(FBI)は16年7月、機密の取り扱いに不適切な点がなかったかクリントン氏から事情聴取。FBIは意図的な取り扱いの誤りや捜査妨害がないため犯罪として訴追するのは相当ではないと判断したが、コミー長官は「極めて不注意だった」と批判していた。米司法省はFBIの勧告を受け、捜査の終結を発表していた。

3762チバQ:2016/10/31(月) 01:19:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161031k0000m030098000c.html
<トランプ氏>新聞・テレビ批判をエスカレート
10月30日 21:20毎日新聞

<トランプ氏>新聞・テレビ批判をエスカレート
米コロラド州で開かれた選挙集会で演説するドナルド・トランプ氏=29日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン朴鐘珠】米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が主要紙やテレビへの批判をエスカレートさせている。民主党のヒラリー・クリントン候補(69)に肩入れした報道が大半を占め、不公平だという主張だ。ただ、ラジオやインターネットではむしろトランプ支持派の威勢がいい。メディアはトランプ氏の武器にもなっている。

 「うそっぱち」「とんま」「三流記者」「負け犬」……。トランプ氏は昼夜を問わずツイッターを更新し、自身に批判的な新聞社や記者を名指しで雑言を浴びせている。

 国内日刊紙の発行部数上位100紙中、クリントン氏支持を表明したのは55紙で、発行部数の合計は1282万部に上る。カリフォルニア大サンタバーバラ校などの調査によると、民主党寄りの新聞だけでなく、4年前の大統領選で共和党を支持した保守系の地方紙からも今回、クリントン氏支持への転向が相次いだ。

 一方、トランプ氏支持はネバダ州の地方紙1紙だけ。米国では新聞が社説で特定の候補者への支持を表明する慣例があり、クリントン氏に支持が偏ること自体には報道倫理上の問題はない。

 トランプ氏は、社説だけではなく一般記事でもトランプ氏の批判が多いと主張する。ボストン大ジャーナリズム学科のクリス・デーリー教授(62)は「看過できない問題を報じるのは記者の役目であり、不公平との指摘は正しくない。トランプ氏は逆にメディアを利用して選挙を戦い抜いてきた一面もある」と指摘する。

 当初は泡沫(ほうまつ)候補と見なされていたが、その過激な発言が連日報じられた。「トランプ氏なら演説を生中継するだけで視聴率が稼げる」(CNNテレビ記者)からだ。また、有権者の声が広がりやすいラジオとインターネットの世界ではトランプ氏に勢いがある。

 「ラジオで飛び交う言葉は建前ではなく本音だ。怒りの声を引き出し、庶民を連帯させる接着剤の働きがある」。そう語るのは全米38州で平日夜に4時間放送される保守系トーク番組の司会者、ダン・レイ氏(68)。番組に電話して政治への不満を吐き出すリスナーの多くは中間層以下の白人男性でトランプ氏の支持層に重なる。

 ネットではツイッターのフォロワー数がクリントン氏の1005万人に対し、トランプ氏は1280万人。トランプ氏は24日から、自身のフェイスブックでニュース番組に似せた独自の番組配信を始めた。主要メディアにそっぽを向かれた逆境はかえって、トランプ氏がヒール(悪役)という英雄像を演じるのに好都合な状況を生み出しているようだ。

3763チバQ:2016/10/31(月) 01:36:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3106142?cx_part=txt_topics
2大政党候補だけではない、米大統領選の他の候補たち
2016年10月29日 15:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月29日 AFP】来月8日投開票の米大統領選は同国の近代史上、最も不人気な2大政党候補2人による争いと言われているが、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の他にも候補がいる。

■ゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)氏(63、リバタリアン党、Libertarian Party)

「小さな政府」、減税、均衡のとれた国家予算、国外での軍事介入の抑制、社会的課題に対する自由主義的見解などを掲げるのが、リバタリアン党のジョンソン氏だ。さらに同氏は、大麻の使用を公言しており、さらに医療用・嗜好用大麻の合法化の判断は各州に任せれば良いという考えの持ち主でもある。米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」の最近の世論調査による支持率は、約6%となっている。

■ジル・スタイン(Jill Stein)氏(66、緑の党、Green Party)

 緑の党のジル・スタイン氏は医師だが、これまでのキャリアのほとんどを環境保護活動に費やしてきた。副大統領候補には人権活動家のアジャム・バラカ(Ajamu Baraka)氏を選んでいる。

 スタイン陣営は気候変動対策として、2030年までに100%クリーンな再生可能エネルギーへの転換を図るために「第2次世界大戦(World War II)と同規模の国家総動員を図る」ことを掲げている。また軍事費の削減や、すべての米国民が生活賃金をまかなえる雇用の創出、学生ローン債務をなくすことなどを掲げている。リアルクリア・ポリティクスの世論調査による支持率は2%にとどまっている。

■エバン・マクマリン(Evan McMullin)氏(40、無所属)

 政策通で知られるのが、米中央情報局(CIA)の元職員で、下院共和党のスタッフとして働いた経験も持つ、エバン・マクマリン氏だ。8月に大統領選出馬を表明した際は知名度は低かったが、無所属候補として「新しい保守運動」を掲げ、地元であり自らも信仰するモルモン教の拠点ユタ(Utah)州以外でも、主流候補2人に満足しない有権者の間で支持を広げてきた。

 特に伝統的に共和党が強い地元ユタ州では、州人口の60%を占めるモルモン教徒の間で共和党候補のトランプ氏の人気が極端に低く、マクマリン氏がトランプ氏を脅かす存在となっている。仮にユタ州でマクマリン氏が勝てば、かたくなに共和党を支持してきた同州で、1964年以降初めて共和党が負けることになる。(c)AFP

3764チバQ:2016/10/31(月) 17:46:40
http://jbbs.shitaraba.net/study/2246/

米大統領選、トランプ氏がクリントン氏に肉薄 フロリダでは逆転

AFP=時事 10/31(月) 7:52配信
【AFP=時事】米大統領選を9日後に控えた30日に公表された世論調査で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)を急速に追い上げていることが分かった。激戦州の一つフロリダ(Florida)州では、トランプ氏の支持率がクリントン氏を逆転した。クリントン氏をめぐっては米連邦捜査局(FBI)が国務長官在任中に公務で私用メールを使った問題の捜査を再開し、波紋が広がっている。

 米ABCニュース(ABC News)と米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)による最新の共同世論調査では、候補4人を対象とした支持率でクリントン氏の46%に対してトランプ氏45%と、クリントン氏のリードがわずか1ポイントにまで縮まった。

 またトランプ氏が大統領選を制するには絶対に負けられない州であるフロリダ州では、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とシエナ大学研究所(Siena College Research Institute)の共同世論調査でトランプ氏の支持率が46%と、クリントン氏の42%を上回った。前回はクリントン氏が1ポイントリードしていた。

 トランプ氏は「われわれは多くの世論調査でリードしている。しかも、多くは(クリントン氏に対する)犯罪捜査が発表された金曜日(28日)に先立って実施されたものだ」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 一方のクリントン氏は30日、フロリダ州で支持拡大に向けて2日目の遊説を実施。前日にはマイアミ(Miami)で、私用メール問題をめぐり疑いのある新たなメールが見つかったとしてFBIが調査を再開したことに「非常に迷惑だ」と反発している。

 米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」による全米を対象とした最新の世論調査では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を平均3.4ポイントリードしている。【翻訳編集】 AFPBB News

3765チバQ:2016/10/31(月) 17:55:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000068-jij-n_ame
メール問題再燃、情勢不透明に=クリントン氏優位に変化か-米大統領選まで1週間

時事通信 10/31(月) 14:22配信

 【ワシントン時事】11月8日の米大統領選まで残り1週間となった。

 一時は民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が優位を固めたとみられていたが、連邦捜査局(FBI)が投開票のわずか11日前にクリントン氏の私用メール問題に関する捜査再開を連邦議会に伝達。情勢は一気に不透明感を増している。

 共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は10月30日、コロラド州で演説し、「ヒラリーは意図的に罪を犯した。腐敗を止める唯一の方法は(自分に)投票することだ」と攻勢を強めた。フロリダ州でマイクを握ったクリントン氏は「動揺してはならない。敵からどんな攻撃を受けても、判断を誤ってはならない」と防戦に回った。

 クリントン氏は10月中旬までに行われた計3回のテレビ討論会で3連勝の評価を勝ち取り、トランプ氏との支持率の差が一部世論調査では10ポイント以上に拡大。識者の間には決着はついたと断じる見方が広がっていた。しかし、内部告発サイトによる内部情報の暴露が続く中、支持率は再び下降を開始。それに追い打ちをかけるように飛び込んできたのが捜査再開のニュースだった。

 30日の時点では捜査再開の影響を完全に織り込んだ調査結果は発表されていない。しかし、捜査再開が判明した28日まで4日間行われた米紙ワシントン・ポストなどの調査(小政党2候補も質問に含む)では、クリントン氏46%、トランプ氏45%と、1ポイント差まで迫られている。

 30日発表の米紙ニューヨーク・タイムズの調査によれば、激戦州フロリダ州ではトランプ氏46%、クリントン氏42%と、トランプ氏がクリントン氏を逆転した。米メディアや研究機関は今のところクリントン氏勝利の公算が大きいと従来通りの見方を変えていないが、今後の展開次第で情勢が一変する可能性も否定できない。

 11月8日には大統領選に合わせ、新大統領の政権運営を大きく左右する議会選も行われる。これまでは、下院(定数435)で共和党が過半数を維持する一方、上院(同100)では民主党が多数を奪還すると予想する見方が強かったが、メール問題の再燃を受けてこちらも情勢が変わる可能性がある。 (了)

3766チバQ:2016/10/31(月) 23:15:28
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161031-567-OYT1T50117.html
トランプ氏、支持率接近…1ポイント差の調査も
21:51読売新聞

 【ワシントン=尾関航也】米紙ワシントン・ポストとABCテレビは10月30日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の支持率が、1ポイントの僅差に縮まっていることを示す合同世論調査結果を発表した。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」の同日の調査ではクリントン氏の支持率は47・7%、トランプ氏は44・8%で2・9ポイントの差だった。

 連邦捜査局(FBI)はクリントン氏の新たなメール問題について捜査を始めており、投票日が迫る中、捜査の行方と選挙への影響が注目される。

 10月25〜28日に実施されたワシントン・ポストなどの全米調査によると、支持率はクリントン氏の46%に対し、トランプ氏は45%。第3党が擁立した候補者2人が計6%だった。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJB04T7KJB0UHBI00P.html
トランプ氏が猛追、民主党内に動揺 メール問題再燃で
20:46朝日新聞

 11月8日投開票の米大統領選で、連邦捜査局(FBI)が民主党候補クリントン氏(69)の私用メール問題の捜査再開を発表した問題をめぐり、劣勢だった共和党候補のトランプ氏(70)が猛攻撃している。一部の世論調査ではトランプ氏が猛追し、最終盤の情勢は不透明感を増している。

 トランプ氏は10月30日、ネバダ州などで演説し、捜査再開の公表は「とてつもない爆弾だ」と強調。クリントン氏が国務長官時代、機密情報を含む送受信に私用メールアドレスを使っていた問題について「クリントン氏の犯罪行為は意図的だ」と批判した。

 防戦を余儀なくされたクリントン氏は30日、激戦州フロリダで集会を開き、「敵が何を投げつけてこようとも、気を散らしてはいけない」と述べ、自身に投票するよう訴えかけた。

 ただ、民主党内では動揺が広がる。リード上院院内総務は30日、FBIのコミー長官宛てに書簡を出し、「明らかに片方の党に味方している」と批判、公職者が選挙結果に影響を与えることを禁止する「ハッチ法」違反だと抗議した。

3767チバQ:2016/11/01(火) 17:50:36
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6219433
米大統領選、クリントン氏がなお6Pリード 捜査再開の影響軽微

AFP=時事 11/1(火) 8:04配信
【AFP=時事】米大統領選の本選まで残り約1週間となった10月31日、最新世論調査の結果が発表され、私用メール問題で再捜査が決まった民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支持率が、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に対して引き続きリードしていることが明らかになった。

トランプ氏がすぐ背後に… クリントン氏、討論会での「奇行」語る

 NBCニュース(NBC News)と調査会社サーベイモンキー(SurveyMonkey)が全米を対象に行った合同世論調査によると、クリントン氏の支持率はおおむね先週と変わらず、6ポイントのリードを維持した。

 調査期間は10月24〜30日。連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー(James Comey)長官は28日、クリントン氏による国務長官時代の私用メール問題の捜査に「関係する」可能性のある電子メールが新たに発見されたと発表したが、有権者に対してはほとんど影響を及ぼさなかった形だ。

 今回の世論調査の結果によると、候補4人を対象とした支持率では、クリントン氏の47%に対してトランプ氏が41%。リバタリアン党(Libertarian Party)のゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)氏は1ポイント落として6パーセント、緑の党(Green Party)のジル・スタイン(Jill Stein)氏は3%だった。

 一方、クリントン氏とトランプ氏だけを対象にした場合、クリントン氏は51%で、44%のトランプ氏を7ポイント引き離している。

 今回の調査では、有権者の間でFBI発表の受け止め方が分かれたことも明らかになった。議論すべき重要問題とみなす人が55%を占めた半面、44%は選挙戦の妨害に近いと考えていた。無党派層だけでみると、68%が重要問題としたのに対し、31%は妨げになると回答している。

 調査は投票を予定している有権者4万816人を対象にインターネット上で行われた。誤差の範囲はプラスマイナス1ポイント。【翻訳編集】 AFPBB News

3768チバQ:2016/11/01(火) 19:51:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000090-mai-n_ame
<米大統領選>クリントン氏優勢 波乱含み、メール捜査再開

毎日新聞 10/31(月) 23:18配信

 ◇11月8日の投開票まで、残り1週間

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は11月8日の投開票まで残り1週間となり、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)は勝敗の鍵を握る激戦州を焦点に最後の追い込みに入った。世論調査の支持率は、9月下旬以降のテレビ討論会でクリントン氏が「3連勝」したことやトランプ氏の女性蔑視発言が暴露されたことなどを受け、クリントン氏が先行。ただ、クリントン氏の私用メール問題を巡る捜査の再開など最終盤まで波乱含みの展開が続いている。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値としてまとめた10月30日時点の支持率は、両候補の一騎打ちの場合にクリントン氏が47.1%、トランプ氏が42.5%で、差は4.6ポイント。9月下旬以降はじわじわ差が開いていたが、低下傾向にあったトランプ氏の支持率が底を打ち、再び縮まりつつある。ABCテレビなどが10月30日に発表した世論調査(25〜28日実施)では、その差は3ポイントだった。

 大統領選は全50州と首都ワシントン特別区に割り振られた選挙人計538人の過半数(270人)を獲得した候補が勝つ。州ごとの世論調査結果を基にした獲得予測では、クリントン氏が選挙人を263人まで積み上げ、過半数まであと7人。トランプ氏は164人にとどまっている。

 残るのは、激戦の8州とメーン州の1下院選挙区で、選挙人は計111人。8州では、南部フロリダ州(選挙人29人)がまったくの互角で、残る7州はクリントン氏が4州で先行するものの小差だ。トランプ氏が当選するためには、ほぼすべてで勝たなければならない。米紙ニューヨーク・タイムズは30日夜時点でクリントン氏が勝つ確率を90%とし、的中率の高さで知られるウェブサイト「ファイブサーティーエイト」は78.9%としている。

 ただ、クリントン氏優位の状況を変えかねないのが、連邦捜査局(FBI)のコミー長官がクリントン氏の私用メール問題を巡る捜査を再開したと議会に報告したことだ。ABCテレビなどが10月23日に発表した世論調査(20〜23日実施)では、差は12ポイントあったが、3ポイント差まで縮まっており、捜査再開が急激な支持率接近に影響した可能性がある。

 現時点では、FBIが把握していなかったメールを見つけたという段階だが、有権者には新たな疑惑が持ち上がったような印象を与える。このため、クリントン氏の陣営はコミー長官に、捜査について詳しく国民に説明するよう求めている。

 ノースカロライナ州立大のスティーブン・グリーン教授(政治学)は「メール問題の選挙への影響を語るのは時期尚早だ。メディアがメール問題に集中することはクリントン氏にとって良くないことだが、圧倒的多数の有権者にとって、クリントン氏やそのメール問題は既にこの選挙を考えるうえで織り込み済みだ」と話している。

3769チバQ:2016/11/01(火) 20:16:59
米大統領選 8日投開票、メール再捜査で激震 トランプ氏猛追1ポイント差

産経新聞 11/1(火) 7:55配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000059-san-n_ame

 【ワシントン=加納宏幸、小雲規生】米紙ワシントン・ポストとABCテレビが10月30日発表した共同世論調査で、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)を1ポイント差の支持率で追っていることが分かった。米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題で捜査を再開した「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」は劣勢にあったトランプ氏を勢いづかせている。

 世論調査によると、支持率はクリントン氏46%、トランプ氏45%。23日発表の調査ではクリントン氏のリードが12ポイントで、11月8日の投開票を前に最終盤でトランプ氏が猛追している。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近世論調査の支持率平均値は10月31日現在、トランプ氏が2・8ポイント差で追っており、17日時点の7・1ポイント差から縮まった。

 共同世論調査は25日からFBIが捜査再開を発表した28日に実施された。捜査の影響を28、29両日に調査した結果、480人のうち34%がクリントン氏に投票する可能性が「減った」と答えた。「変わらない」としたのは63%だった。

 米メディアによるとFBIは捜索令状を取得。メールに機密情報が含まれないか捜査を本格化させる。

 トランプ氏は私用メール問題をニクソン元大統領の辞任に至ったウォーターゲート事件になぞらえて攻勢を強めている。30日には激戦州であるネバダ州での集会で「クリントン氏の腐敗を打ち砕くには、投票するしかない」と訴えた。

 激戦州での期日前投票では、民主党支持者の出足が好調でクリントン氏が優位にあるとみられる。

 だが、大票田のフロリダ、オハイオ両州などは接戦になっており、各州・首都ワシントンに割り振られた選挙人を基本的に勝者が総取りする制度の下ではわずかな支持動向の変化が選挙全体の結果を大きく左右する。

 そのためクリントン陣営は投票日直前の捜査再開を非難するとともに、陣営の引き締めを図っている。

 クリントン氏を推す民主党のリード上院院内総務は30日、FBIのコミー長官に宛てた書簡で、捜査再開の発表が連邦政府職員の政治活動を禁じるハッチ法違反の可能性があると主張。同長官が「トランプ氏、同氏の最高顧問ら、ロシア政府の緊密な関係を示す爆発的な情報」を握っているとして、公表を求めた。

3770とはずがたり:2016/11/01(火) 20:45:46
>>3699>>3718 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401097607/1529と割とトランプ勝利もあると思ってるけど,基本無責任大好きな俺は,普段ならトランプ当選楽しみにする所なんだけどトランプだけは流石に無責任に当選したら面白そうとは煽れない(;´Д`)

2016年 11月 1日 19:08 JST
コラム:米大統領選、世論調査を裏切る「大接戦」の可能性
http://jp.reuters.com/article/jackson-ipsos-idJPKBN12W3KS?sp=true
Chris Jackson and Julia Clark

[28日 ロイター] - 米大統領選挙の投票日が目前に迫り、ホワイトハウスを目指すレースはほぼ終わってしまったようにも見える。だが、その一方で、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を決めた国民投票のように、事前の世論調査が現実の結果に裏切られるケースも増えている。

それは、性急な判断を下す前に、そうした調査における想定を何重にもわたって再チェックする必要があったからではないだろうか。ここでは、11月8日に予定される米大統領選挙について、そのような思考実験を行ってみたい。

2016年の大統領選は、誰が指名競争で勝利するにせよ、必ず接戦になるはずだった。民主党政権が8年間続いた後だけに、オバマ大統領の後継候補が誰であっても(実際にはヒラリー・クリントン氏が指名を獲得したが)、変化を求める世論という逆風を浴びる。

だが、オバマ大統領に対する支持率は50%を超えており、共和党候補のアドバンテージは小さく、逆転できないほどではない。

こうしたファンダメンタルズに着目する予測モデルは、選挙結果に関する限り、その的中率は約80%程度と、かなり高い。とはいえ、絶対に信頼できるというわけでもない。この場合、恐らく最も重要な点は、この予測モデルは実際に候補者が誰かを考慮に入れていないということだ。

共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、独特の選挙戦を繰り広げ、予測モデルの多くを修正してしまったようである。ここ数カ月の世論調査で、クリントン候補は4─6ポイントと比較的安定したリードを保っており、われわれの「ファンダメンタルズ・モデル」による予測、つまり「共和党の勝利」を覆してしまっている。

だが、この情勢は今後も続くのだろうか。クリントン氏による私用メールサーバー利用問題に関連して、新たなメールについてのFBIの捜査が29日に発表されたことが有権者に影響を及ぼすとすれば、なおさらである。

要するに、ファンダメンタルズから得られる結論と、現時点での世論調査が示唆する結果は、大きく矛盾している。どちらかが間違いになるのだから、ここでの仕事は、データ主導のわれわれの予測すべてを確認・検証することだ。

世論調査の結果は調査対象者を正確に描写しているのか、それとも選挙結果に影響を及ぼしかねない一部の有権者をシステム上、見落としてしまっているのか。

調査すべきエリアは主に2つだ。

第1に、調査においては、サンプルのなかでトランプ支持者を十分に拾いきれず、本来の姿以上にクリントン支持が多くなっているのではないか。この「見えないトランプ支持者」仮説は、トランプ支持者がわれわれの調査に回答していないだけであると想定する。

第2に、サンプルは妥当だが、トランプ支持者の一部は、質問されても自分が本当に支持している候補を表明することをためらう可能性がある、という仮説だ。

海外の調査会社は、世論調査の不正確さの原因の1つとして、無回答の多さを指摘している。つまり、ある種のグループ、たとえば英国のEU離脱(ブレグジット)を支持する有権者は、調査に回答する可能性が少ないなどだ。

2016年の米大統領選では、この「見えないトランプ支持者」現象が起きているのではなかろうか。米国の選挙の投票率が比較的低いことも、この潜在的な問題をさらにややこしくする。

米国の人口を正しく反映するサンプルが必要なだけでなく、投票率が50%だとすると、人口のどちらの半分が実際に投票するのかを正確に予想する必要がある。この問題を解決するために多くのアプローチが試されてきたが、われわれは比較的単純な方法を使っている。

この「見えないトランプ支持者」仮説が事実であるとすれば、2016年の世論調査における対象者は前回選挙の調査対象者と違って、ドナルド・トランプ氏の支持者が排除されているということになる。

3771とはずがたり:2016/11/01(火) 20:46:16

だが、それは事実ではない。

ロイター/イプソスが2012年の大統領選の際に行った世論調査は最終的な選挙結果を極めて正確に予測しており、そのため想定される有権者集団のベンチマークとして利用可能だ。この調査結果をベースとして、2012年10月の調査対象者(つまり投票する可能性の高い人)と、2016年10月の調査対象者を、投票の際の支持と強い相関関係を持つ複数の人口区分にわたって比較してみた。

このデータから見ると、世論調査の調査対象者は2012年からほぼ変化していない。人種・民族構成は安定している。学歴もほぼ一定だ。年齢も、2つの選挙世論調査のあいだで十分に相関している。これらを考え合わせると、われわれが現在行っている世論調査は、2012年の正確な世論調査の際に見られたものと実質的に同じ調査対象者数を捉えているものと思われる。

いずれにせよ今年の世論調査では、高齢者層においてはトランプがやや有利という結果が出ている。最近の世論調査におけるトランプ氏の劣勢に、「無回答」が大きな影響を与えているようには見えない。

それでは、トランプ氏は「ポリティカル・コレクトネス」の犠牲者なのだろうか。

トランプ氏や彼の支持者、そして複数の選挙評論家が、トランプ劣勢の原因の一端は、ポリティカル・コレクトネス、あるいは「社会的望ましさによるバイアス」にあると述べている。

一部の人々は実際のところ、トランプ氏を支持しているのだが、世論調査で表明することは体裁が悪いなど、何かしら気が進まないために、それを認めようとしていない、という考え方だ。

複数の研究がこの点に注目しているが、結論は、「その通り、オンライン世論調査では直接インタビュアーが介在しないからトランプ氏が強くなる」から「それは違う。質問方法を変えても、人々が示すトランプ氏支持の水準は変わらない」まで、バラバラである。

われわれは、仮に「社会的望ましさ」という要因があるとしても、その影響は小さいと感じている。ロイター/イプソス調査はオンラインで実施されており、インタビュアーの介在による影響を受けていないのだから、なおさらである。

もっと可能性が高いのは、通常であれば共和党に投票するが、トランプ氏支持に踏み切れない有権者層がある、ということだ。トランプ氏の人気度は、現代の大統領選における世論調査のなかでも最低であり、同氏への嫌悪感は民主党支持者に限定されない。

「2016年の大統領選挙の投票日が今日だったら、トランプ候補とクリントン候補のどちらに投票するか」という設問に対する回答を額面通りに出発点とするならば、10月に行われたロイター/イプソス調査で対象とした有権者において、クリントン氏は6ポイントのリードを保っている。

だが、大統領選での投票に関する質問に対し「決めていない」「第3党に投票する」「投票に行かない」と答えた有権者が約20%いる。つまり、投票所に足を運ぶ可能性が非常に高いものの、(支持する候補者がいるとしても)投票先を明らかにしていない有権者が、かなりの数だけ存在している。

3772とはずがたり:2016/11/01(火) 20:46:27
>>3770-3772
このグループについて想定される投票行動を理解するため、いくつか別のツールを用いてみた。

まず、「どうしても選ばなければならないとしたら、どちらを選ぶか」という「プッシュ」型の質問をすると、態度未決定の有権者の約5分の1は、いずれかの候補者を選んだが、クリントン氏とトランプ氏に均等に分かれるようである。それでも、有権者の投票先選択のうち15%はまだ不透明なままだ。

われわれはここから彼らの行動を導き出さなければならない。他の研究から、投票における嗜好を決定する主な要因が2つあることが分かっている。1つは回答者の支持政党(民主党、共和党、無所属)、もう1つはそして現職の大統領に対する感情である。ロイター/イプソス調査では、支持政党とオバマ大統領に対する支持についても質問しているので、この2つの情報は手元にある。この情報と「プッシュ」型の質問を組み合わせると、態度が読めない有権者は1%も残らない。

データによれば、このように投票に関する基本的な質問と「プッシュ」質問双方の結果を複合すると、クリントン氏の6ポイントというリードが確かなものであることを示している。2つめのデータポイントは、2つの質問の組み合わせと、残りの態度未決定の有権者について導き出された支持を合わせた得票である。ここでは、クリントン氏のリードは3ポイントに縮小する。

明らかに、態度未決定の有権者は今回の選挙に大きな影響を与える可能性がある。

クリントン氏のリードは十分に大きく、仮に、極端な仮定ではあるが、態度未決定の有権者が皆投票に行き、2対1の割合でトランプ氏に投票したとしても、クリントン氏が一般投票で勝利を収めるだろう。

だがこうした浮動票は、世論調査におけるトランプ氏とクリントン氏の差がはるかに接近しているいくつかの激戦州(フロリダ、アイオワ、オハイオなど)では、もっと大きな差を生み出す可能性がある。

楽勝ムードなど、とんでもない。今回の選挙は、見た目よりも接戦なのである。

3773チバQ:2016/11/01(火) 22:01:28
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611010035.html
【米大統領選】投票日直前に新たなメールの存在公開はなぜ? FBIの判断に広がる疑問、司法省も厳しく批判
19:04産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の私的メールアカウント問題に対する連邦捜査局(FBI)の捜査再開をめぐり、FBIのジェームズ・コミー長官が投票日直前に新たなメールの存在を公開したことに対して司法省が疑問を呈している。司法省とFBIの間では、クリントン氏に関連する他の捜査でも摩擦があったといい、両者の複雑な関係にも注目が集まっている。

 「重大な結果を招きうる重大な間違いだ」

 オバマ政権下で司法長官を務めたエリック・ホルダー氏は10月30日、米紙ワシントン・ポスト(電子版)への寄稿でコミー氏の判断を厳しく批判した。司法当局には、選挙の投票日が近づく中で選挙結果に影響を与える行為はとらないという慣例があるためだ。

 コミー氏を批判するのは民主党関係者だけではない。ブッシュ前政権下の司法長官、アルベルト・ゴンザレス氏は31日、CNNテレビのインタビューで「有権者が不完全かもしれない情報に左右される」としてコミー氏の判断を疑問視した。

 新たなメールが見つかった発端は、9月下旬に明らかになった、アンソニー・ウィーナー元下院議員が未成年女性に性的なメールを送ったとされる問題だ。ウィーナー氏はクリントン氏の最側近のフマ・アベディン氏の夫で、夫妻共有のノートパソコンにあった65万通のメールのうち数千通がクリントン氏の私的アカウントと関連がある可能性がある。FBI本部は10月初めに報告を受けたという。

 31日付のウォールストリート・ジャーナル紙によると、司法省はコミー氏が28日に新メールの存在を議会に通告する前から慣例に反すると警告していた。

 また、司法省はこれ以前にもクリントン財団の「口利き疑惑」について、FBIに積極捜査を認めるだけの証拠がないとしていたが、FBIからは不満の声が出ていたという。

 FBIはこのほか、クリントン家と近いことで知られるテリー・マコーリフ・バージニア州知事の選挙資金についても捜査。マコーリフ氏の政治団体が、FBIのアンドリュー・マッケイブ副長官の妻が州議会選挙に出馬した際に政治献金していたことも明らかになっている。

 コミー氏は議会あての書簡を出した理由について、7月に私的メールアカウント問題の捜査を終えたと証言したことを補足するためだと説明している。しかし、司法省の反対を押し切った背景には、クリントン氏と周辺に対する捜査をめぐる司法省との複雑な関係があるともいえそうだ。

3774とはずがたり:2016/11/02(水) 12:13:15
上院で民主党を圧勝,少なくとも共和党を過半数割れ,させてトランプ大統領ってのも米国の民意としては見識なのかも。
併しトランプが大統領になったら覇権国家としての米国は終了確定で,米国が終了したら次は中国が覇権を握ることが濃厚なんで日本としては直接被害を蒙る事になる訳だ。"西側の価値観"が脆くも崩れ去る日が近いのかも知れない。日米欧は中国・ロシアなど新興国の論理が主軸になる中,辺境としての黄昏を生きることになるのかも知れない。
インドぐらいは取り込まないと質ではなく量的な成長余力で太刀打ち出来ないけど。。

米大統領選、トランプ氏支持率がクリントン氏を逆転=WP/ABC
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161102/Reuters_newsml_KBN12W55M.html
ロイター 2016年11月2日 07時21分 (2016年11月2日 12時06分 更新)

[1日 ロイター] - 米ワシントン・ポスト(WP)/ABCの最新の世論調査によると、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率が逆転した。
10月27日─30日に実施された調査によると、トランプ氏の支持率が46%、クリントン氏は45%でわずかながらトランプ氏が上回った。

クリントン陣営、FBI長官に圧力 「トランプ氏情報も公表を」
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161102/Reuters_newsml_KBN12W4HS.html
ロイター 2016年11月2日 00時57分 (2016年11月2日 05時06分 更新)

[ホワイトプレインズ(米ニューヨーク州) 1日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営は1日、同候補のメール問題をめぐり不十分な情報を公表するのであれば、共和党候補ドナルド・トランプ氏に関する情報も公開すべきとし、コミー米連邦捜査局(FBI)長官への圧力を強めた。
コミー長官は前週末、クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使用していた問題に絡み、新たに浮上した電子メールについて捜査を再開する方針を発表。ただ、これらのメールがどの程度の重要性を持つかどうかは不明とした。
大統領選の投票日が1週間後に迫る中、クリントン陣営が火消しに追われる一方、トランプ氏は同問題の再燃を追い風にクリントン候補への攻勢を強めている。
クリントン陣営の選対責任者ロビー・ムック氏はCNNに対し、ロシア政府による米大統領選への干渉や同政府とトランプ氏および同氏の側近との関係に関する調査について、「コミー長官が大統領候補の調査に関する情報を公表する責務を担っているのなら、トランプ氏に関する情報もすべて公開すべきだ。トランプ氏とロシアの関係に関する情報を公表すべきだ」と語った。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は前日、捜査当局がロシアによる米大統領選およびトランプ氏と同氏の側近との関係について調査を進めているが、決定的な証拠は明らかになっていないと報じた。民主党全国委員会(DNC)などに対するハッカー攻撃について、米政府はロシアの関与を指摘している。

3775とはずがたり:2016/11/02(水) 17:47:43

アメリカに存在するクレイジーな州法13選
謎しかない
https://www.buzzfeed.com/kylaryan/usa-crazy-laws?utm_term=.gvV4zyYrd6#.icJDVyL2Yw
posted on 2016/11/02 12:11
Kyla Ryan
カイラ ライアン BuzzFeed Staff, Japan

昔、何らかの事情で出来た州の法律。
ほとんど施行はされてないけど、確かに今も存在している。

1. フライドチキンは手で食べなければならない
ジョージア州。フォークやナイフは使っちゃいけないのね…

2. Netflixのパスワードを共有してはならない
テネシー州。ケチってないで自分のアカウントを作れっていうこと。

3. 魚を酔っ払わせてはならない
オハイオ州。酔っ払った魚ってどうなるんだろ…

4. 占い師に宝のある場所を教えてはならない
ペンシルベニア州。占い師は場所を聞かなくても超能力でわかる。

5. ロバはお風呂で寝てはならない
アリゾナ州。ロバをお風呂で寝させる人っているの?

6. 22時以降、スリッパを履いてはならない
ニューヨーク州。これ誰も守ってないんじゃ…

7. 写真を撮るために寝てるクマを起こしてはならない
アラスカ州。寝てるクマを起こす勇者を逆に見てみたい。

8. 高速道路でラクダに乗ってはならない
ネバダ州。いろんな意味で警察に止められる。

9. 女性は入れ歯をするためには夫から文書で許可をもらわなければならない

バーモント州。こんな差別的なものもある。
10. ニンニクを食べてから4時間以内は公共交通機関を利用してはならない
インディアナ州。これはわからなくもない。

11. 石鹸を盗んで見つかったら、その石鹸を使い切るまで身体を洗わなければならない
アリゾナ州。何時間のシャワーになるんだ。

12. 正式にピクルスと認めるためには、落とした時に弾むものでなければならない
コネチカット州。ピクルスって弾むんだ(驚

13. 偽ヒゲを付けて教会にいる人を笑わせてはならない
アラバマ州。教会でなければいいということ。

3776チバQ:2016/11/02(水) 20:06:01
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611010045.html
【米大統領選】今後の流れ 2州除き1位候補が選挙人総取り、来年1月に次期正副大統領を正式決定
11月01日 22:19産経新聞

【米大統領選】今後の流れ 2州除き1位候補が選挙人総取り、来年1月に次期正副大統領を正式決定
(産経新聞)
 米大統領選は11月8日投開票の本選で有権者の一般投票が実施され、全米50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に配分された選挙人計538人の過半数270人を獲得した候補が当選し、来年1月20日、第45代大統領に就任する。

 選挙人は連邦上下両院議員の合計議席と同数が各州に割り振られ、ワシントンには3人が配分される。投票は、一般投票で有権者が各州の選挙人を選出する間接投票の形をとるが、投票用紙には候補者本人の名前が書かれており、事実上の直接投票となっている。

 メーン、ネブラスカ両州を除く各州・特別区の一般投票の得票1位の候補がそれぞれの州の選挙人を総取りする。その後、形式的手続きとして、選挙人は12月19日、各州で選挙人投票を実施。その結果はワシントンに送られ、来年1月6日、上下両院合同会議で開票され、次期正副大統領が正式決定される。

3777チバQ:2016/11/02(水) 20:22:35
http://mainichi.jp/articles/20161103/k00/00m/030/063000c
米大統領選
両候補、激戦州奔走 支持率差縮まる

毎日新聞2016年11月2日 20時03分(最終更新 11月2日 20時20分)
 米大統領選投開票日を1週間後の8日に控え、民主党のヒラリー・クリントン(69)、共和党のドナルド・トランプ(70)の両候補は1日、激戦州で支持取り付けに奔走した。

 「(トランプ氏について)良い点を全く思いつかない」と、クリントン氏は南部フロリダ州で発言。一方、トランプ氏は東部ペンシルベニア州で、オバマ政権最大の実績とされる医療保険制度(オバマケア)を批判。「廃止にしなければ、米国の医療保険制度を永遠に損なってしまう」と主張した。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値をまとめた2日時点の支持率は、クリントン氏が47.2%、トランプ氏が45.5%。10月30日には4.3ポイントだった差が、1.7ポイントまで縮まった。【大前仁】

3778チバQ:2016/11/03(木) 08:20:16
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611030014.html
【米大統領選】あと1週間 共和党の多数派維持が焦点 上院で民主逆転の目 不透明感も
00:19産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の投開票が行われる8日は、上下両院の議会選と知事選も同時に実施される。焦点は上院(定数100)で、共和党が多数を維持できるかどうかに注目が集まる。共和党の改選議席は民主党を大幅に上回り、民主党には逆転の好機だが、民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン氏(69)に対する土壇場での逆風が議会選にも影響するとの見方も広がっている。

 上院は現在、共和党が54議席、民主党が46議席。しかし、共和党は6年前の中間選挙で躍進したため、今年の改選議席は24と多く、民主党(10)を大きく上回る。大統領候補のドナルド・トランプ氏(70)が負けた場合、共和党が過半数を維持するには計34の改選議席中21議席を確保しなければならない。

 ここまでの選挙戦で、共和党の大統領候補指名争いでトランプ氏に惨敗したルビオ上院議員(フロリダ州)や、トランプ氏の安全保障政策を厳しく批判してきたマケイン上院議員(アリゾナ州)ら大物は優勢に戦いを進めている。

 米メディアなどの分析によると、共和党は現時点で17議席を確保したとみられるが、過半数維持にはさらに4議席の上乗せが必要だ。

 接戦とされるのは、ネバダ、インディアナ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ニューハンプシャー、ミズーリの6州。これらの州は大統領選でも重要な州が多く、民主党はクリントン氏や夫のビル・クリントン元大統領、オバマ大統領らを投入し、上院の過半数奪還に懸命だ。

 ただし、米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私的メールアカウント問題の捜査を再開したことは、クリントン氏だけでなく民主党全体の印象を悪化させている。捜査再開がもたらす「民主党離れ」の動きは、大統領選よりも議会選に影響するとの見方が多く、情勢は予断を許さない。

 一方、全議席が改選される下院(定数435)はすでに共和党が過半数の220議席超を確保したとみられるものの、現状の246議席からは減らしそうだ。また、12州で行われる知事選では共和党が3州、民主党が4州で優勢で、残りの5州が接戦となっている。

3779チバQ:2016/11/03(木) 21:12:17
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030049-n1.html
2016.11.3 18:19
【米大統領選】
ロイター調査ではクリントン氏がなお6Pリード リアル・クリア・ポリティクスは2P差
【ワシントン=加納宏幸】ロイター通信は2日、米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の私用メール問題で米連邦捜査局(FBI)が捜査再開を公表した10月28日から11月1日に実施した世論調査の結果を発表した。クリントン氏の支持率が45%で共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)の39%を6ポイントリード。公表前日に発表された差と変化はなかった。

 期日前投票などを済ませたか、投票予定の有権者1772人が回答。リバタリアン党と緑の党の候補を加えた4候補を対象にした調査では、クリントン氏(45%)がトランプ氏(37%)を8ポイント上回った。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最近の支持率平均値では、クリントン氏をトランプ氏が追い上げており、2ポイント以内の差に収まっている。

3780チバQ:2016/11/04(金) 21:31:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161104k0000m030063000c.html
<米大統領選>終盤デッドヒート…トランプ氏が猛追
11月03日 21:57毎日新聞

 【ロサンゼルス長野宏美】8日投開票の米大統領選挙まで1週間を切り、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)がデッドヒートを繰り広げている。トランプ氏が急激に追い上げ民主党地盤へ切り込む中、クリントン陣営はオバマ大統領らが応援に入る総力戦で逃げ切りを図る。

 「この社会の運命は、あなたたちの肩にかかる」。オバマ氏は2日、黒人や若者が多い南部ノースカロライナ州の集会でクリントン氏支持を呼びかけた。オバマ氏は先にラジオのインタビューで黒人の投票は「それほど堅実でない」と懸念を示していた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、2008年と12年にオバマ大統領の勝利を後押しした黒人の期日前投票が伸び悩んでいる。ノースカロライナ州では12年に比べ、黒人の投票は16ポイント減少。逆にトランプ氏の支持層でもある白人は15ポイント上がった。南部フロリダ州でも黒人の期日前投票は12年は全体の25%を占めたが、今回は15%。オバマ氏は1日から4日連続で両州や中西部オハイオ州を回り黒人票の掘り起こしを狙う。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査を基にした10月25日段階の情勢分析では、クリントン氏は当選に必要な選挙人270人を超える見通しで、トランプ氏は126人。だが、その3日後、連邦捜査局(FBI)はクリントン氏が公務で私用メールを使用し機密保持の問題が生じた疑惑で、捜査の再開を表明。形勢は変わった。

 今月3日現在、クリントン氏が優勢だった東部ペンシルベニア州や南部バージニア州が接戦になり、選挙人獲得予測数はクリントン氏が226人、トランプ氏が180人と差は大きく縮まった。両候補の一騎打ちを想定した支持率の平均値もクリントン氏のリードは1.7ポイント差で接戦だ。

 クリントン氏はフロリダ州の集会で1日、トランプ氏から侮辱されたミス・ユニバース優勝者と登壇。トランプ氏の女性問題に焦点を移そうとしている。さらに、バイデン副大統領や、予備選で若者の人気を集めたバーニー・サンダース上院議員、夫のビル元大統領らも応援に投入。一方、女性蔑視発言で党が距離を置くトランプ氏。逆転には大半の激戦州を制し、民主党の地盤の一部を切り崩す必要もある。この数日は中西部ミシガン州やウィスコンシン州、ペンシルベニア州に入り、攻勢をかけている。

3781チバQ:2016/11/04(金) 21:36:21
http://www.sankei.com/world/news/161102/wor1611020017-n1.html
2016.11.2 15:20
【2016米大統領選 大荒れの最終盤(上)】
メール問題の捜査再開でクリントン氏苦境 「事件になるような行為はない」…資質強調、弁明5分だけ

 米大統領選の投開票(8日)まで1週間。民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)は最終盤の選挙戦で、米連邦捜査局(FBI)が国務長官時代の私的メール問題への捜査を再開するという波乱に揺さぶられている。クリントン氏は、10月19日の第3回テレビ討論会後、選挙の行方を左右するオハイオ州で2度の遊説を行うなど、同州の確保に躍起だ。

 「FBIは同じ結論に達する。事件になるような行為はない」

 10月31日。クリントン氏は州北部クリーブランド郊外での演説の冒頭、FBIによる捜査再開について支持者に弁明を強いられた。

 しかし、約30分にわたった演説のうち、残りの25分は圧倒的な信認を得ている外交政策に割き、大統領としての資質をアピール。共和党のドナルド・トランプ候補(70)を「現実の核戦争の可能性すら気にかけていないようだ」とこき下ろし、「ロシア政府とのつながりを即刻公表せよ」と要求した。両手の指を胸の前で組み、期日前投票で自身に票を入れるよう訴える姿には焦燥感もにじむ。

 オハイオ州は大統領選にとって特別な州だ。1948年以降17回の大統領選で同州で勝利した候補者が大統領になれなかったのは60年の一度しかない。

 だが、自動車や鉄鋼が主要産業の同州では、ビル・クリントン元大統領やオバマ大統領が重視する自由貿易政策が地域を衰退させたとの不満が大きく、クリントン氏は世論調査でトランプ氏にリードを許す。

 このため、クリントン氏は劣勢を覆そうと懸命だ。21日にも第3回討論会後初の遊説先としてオハイオ州に入り、クリーブランド市内での集会で「あなたが知っている全ての人に、私は全ての米国人のための大統領になりたいのだと伝えてほしい」と、トランプ氏の支持者取り込みを念頭に聴衆に働きかけた。演説後には約20分かけて、聴衆との握手やスマートフォンでの「自撮り」に応じた。

 クリントン氏に憧れ交じりの視線を注いでいたマリー・マッカースランドさん(26)は「集会に参加するのはこれで4度目。女性の人工妊娠中絶の権利を守ろうとしていることが支持する最大の理由です」と話す。圧倒的な支持基盤である女性が、逆風の中でもクリントン氏を後押しすることは間違いない。

 ただし聴衆の間には冷静な視線もある。娘と一緒に集会に参加したキース・ピーターソンさん(53)は「4年前のオバマ大統領の集会では、演説の全ての言葉に全ての聴衆が熱狂した。それに比べると、今回の盛り上がりは今ひとつかな」と言うと、足早に会場を立ち去った。 (クリーブランド 小雲規生)

3782チバQ:2016/11/04(金) 21:37:03
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030029-n1.html
2016.11.3 14:30
【2016米大統領選 大荒れの最終盤(中)】
大接戦続くフロリダ…  「クリントン氏はうそつきだ」トランプ氏の訴えに「彼女を投獄しろ」と応じる聴衆

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)にとり、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の私用メール問題で連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことは、ワシントンの不正を一掃するという主張の補強材だ。大接戦が続く最大の激戦州、フロリダ州(選挙人数29)では、トランプ氏の支持者がクリントン氏ら「エスタブリッシュメント(支配階層)」への怒りを募らせていた。

 フロリダ州中部サンフォード空港で10月25日に開かれたトランプ氏の集会は白人が目立った。Tシャツにプリントされた「嘆かわしい人」の文字。同氏支持者が白人至上主義者や性差別主義者の集まりであるとしてクリントン氏が貼ったレッテルも、彼らには誇りだ。

 「捜査が必要だ。不正なクリントン氏は3万3千通ものメールを削除し、宣誓の下で議会で嘘をついた」。専用機で飛来したトランプ氏が訴えると、「彼女を投獄しろ」という定番のかけ声が上がった。3日後の28日、FBIは捜査再開を発表した。

 トランプ氏の支持者には、ファーストレディー、上院議員、国務長官と王道を歩んだクリントン氏が主要メディアと結託して選挙をゆがめている、との思いが強い。

 集会を訪れた自動車販売業の女性(63)にトランプ氏が全体の選挙戦で劣勢にあると水を向けると、「CNNテレビなどの不正な世論調査の結果でしょ。不正がなければトランプ氏が絶対に勝つ」と答えた。トランプ氏がメディア批判をすると記者席に向かって聴衆から激しいブーイングが起こる。

 劣勢にあるトランプ氏にとり、フロリダ州を落とせば勝ち目はなくなる。10月下旬には3日間にわたって同州を回り、てこ入れした。

 クリントン氏も選挙人数の多いフロリダ、ペンシルベニア(同20)、オハイオ(同18)各州の死守は必須で、気の抜けない戦いが続く。オバマ大統領は先月に2回フロリダ州に入り、クリントン氏を応援した。

 期日前投票では民主党が好調な出足をみせたが、現地の報道によると捜査再開後に共和党の投票が増加。郵便投票も合わせると差がなくなっている。

 クリントン氏は予備選でサンダース上院議員を支持した若者をどう取り込むかが課題だ。南フロリダ大のスーザン・マクマナス教授は「クリントン氏は若者の支持低迷、トランプ氏は彼に批判的な一定規模の共和党員の存在という問題を抱えており、2人にとって投票率がカギとなる」と語る。

 いずれも好感度が低い候補同士の戦いだけに、再捜査で民主党支持者の足が投票所から遠のけば、トランプ氏を利することになる。(サンフォード 加納宏幸)

3783チバQ:2016/11/04(金) 21:37:43
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030074-n1.html
2016.11.3 23:28
【2016米大統領選 大荒れの最終盤(下)】
共和党の牙城・ユタ州で無所属の元CIA職員が躍進 「新たな保守派」掲げ
 「新たな保守派の道を作りましょう」。最終盤を迎えた米大統領選で、半世紀近く共和党の“牙城”だった西部ユタ州が大きく揺れている。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)でも、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)でもない、同州出身の無所属候補、元米中央情報局(CIA)職員のエバン・マクマリン氏(40)の躍進が著しく、三つどもえの戦いとなっているからだ。

 同州トゥーイルで2日夜に行われたマクマリン氏の集会には約300人が参加し、熱心に演説に耳を傾けた。「『(トランプ氏かクリントン氏か)どちらかを選ばなければ』という考え方がだめなのです。どちらを選んでも米国のためにならない」。マクマリン氏の主張に大きな拍手がわき起る。

 人口の約6割を「末日聖徒イエス・キリスト教会」(モルモン教)の信徒が占める同州は堅実な考え方の住民が多く、保守的な土地柄として知られる。州議会の共和党議員が87人で、民主党議員は17人。共和党は1968年の大統領選以降、負けたことがない。

 ところが、トランプ氏の言動は目に余り、共和党候補といっても支持できない有権者は少なくなかった。人種差別的な反移民政策などを口にするトランプ氏を批判するマクマリン氏が出馬したのは今年8月。知名度ではトランプ、クリントン両氏に劣るが、CIA退職後、共和党下院の政策スタッフを務めた経験を強調し、「新たな保守派」を掲げて地道に訴えた。

 終盤にさしかかると、トランプ氏の女性蔑視発言や過去の性的嫌がらせ疑惑が浮上。政策そっちのけの主要2候補による中傷合戦に嫌気がさした有権者からの支持を確実に固めている。

 エマーソン大学の10月中旬の調査によると、マクマリン氏の支持率はトランプ氏を4ポイント、クリントン氏を7ポイント上回った。同月下旬の地元紙、ソルトレイク・トリビューンなどの調査では、トランプ氏がリードしたものの、マクマリン氏との差はわずか2ポイントだった。

 「トランプ氏やクリントン氏は信用できない。自分のために大統領になるのではなく、米国のことを本当に考えているのはマクマリン氏だと思う。新たな選択肢だ」。集会に参加した教師、キャロリン・クリスチャンセンさん(43)はそう語る。

 ユタ州でマクマリン氏が勝利し選挙人6人を獲得すれば、競り合う主要2候補の過半数獲得の行方に一定の影響を及ぼす可能性も出てくる。「たとえ勝てなくても、トランプ氏も、クリントン氏もだめだと思っている人のために正しい道を訴えていく」。マクマリン氏の言葉に大統領選後の混(こん)沌(とん)とした状況が見え隠れしている。(ユタ州トゥーイル 中村将、写真も)

3784チバQ:2016/11/04(金) 21:43:03
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611040025.html
【米大統領選】いよいよ追い込み クリントン陣営オバマ大統領でテコ入れ、トランプ陣営はメラニア夫人が登壇
17:19産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は3日、フロリダ州マイアミの大学で開かれた大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の支援集会で、学生らに「歴史が動くときがあり、あなたたちの手で良くも悪くもできる。今がまさにその瞬間だ」と呼びかけた。選挙戦の行方に強い危機感を表明した形だ。

 クリントン氏の私用メール問題で連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことを受け、共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)が猛追している。オバマ氏はシャツを腕まくりし、トランプ氏の女性蔑視発言などを問題視。大統領に不適格だと批判した。

 オバマ氏は1日から激戦州のオハイオ、ノースカロライナ、フロリダ各州でクリントン氏を応援。4日には再びノースカロライナ州に入り、8日の投開票日直前まで遊説を続ける。

 一方、トランプ氏の妻、メラニアさん(46)は激戦州のペンシルベニア州で夫を応援。演説で、ソーシャルメディア上での子供たちへのいじめを問題視し、「ファーストレディー(大統領夫人)になれれば、この問題に重点的に取り組む」と述べた。メラニアさんの演説はトランプ氏が候補指名を受けた7月の共和党全国大会以来だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが3日発表した世論調査(10月28日〜11月1日実施)によると、クリントン氏の支持率は45%でトランプ氏の42%を3ポイント上回った。

 10月28日にFBIが捜査再開を公表する以前に発表された前回調査(同月12〜16日)ではクリントン氏のリードは9ポイントで、差が縮まった。

3785チバQ:2016/11/04(金) 21:51:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-37868871-bbc-int
【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に
BBC News 11/4(金) 14:02配信

【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に
【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に
11月8日の米大統領選を前に3日から4日にかけて、両候補の支持率がほぼ同率で並ぶなか、両候補はそれぞれ激戦州を回り、相手が大統領にふさわしくないと有権者に訴えかけている。BBCが4日未明に直近5種類の全米世論調査の中央値をとったところでは、共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン氏はそれぞれ支持率45%で互角。一方で、クリントン氏が必要な選挙人の数を獲得する確率は9割だという調査結果もある。

10月後半に一時10ポイント前後の差をつけてリードしていたクリントン氏は、連邦捜査局(FBI)によるメール問題捜査再開の発表を受けて、そのリードのほとんどを失った。3日夜には激戦州ノースカロライナ州の集会で、トランプ氏の人間性を引き続き攻撃。「この選挙戦で彼は一貫して、最も憎むべき支持者たちに犬笛を提供してきたようなもの」「主要政党の候補がこんな真似をしたことは、いまだかつてない」と非難した。

クリントン氏はさらに、「もしドナルド・トランプが当選したら、何をすべきかまるで分かっていない、そしてきわめて危険なアイデアだらけの最高司令官になる」と訴えた。

一方で、トランプ氏は各種世論調査で、フロリダ州やノースカロライナ州で支持率を回復。勢いに乗るトランプ氏は同日、大統領選の結果をたびたび左右してきたフロリダ州で、「クリントン家の連中は実に相変わらずだ。(ビル・クリントン元大統領の)弾劾裁判や色々な問題を覚えてるでしょう。この国にああいう騒ぎはいらないんですよ、皆さん。すぐに仕事を始められる人間が必要だ」と述べた。

大統領になるには、選挙人270人を獲得する必要がある。2日に発表されたロイター・イプソス全国調査によると、クリントンが必要な270人を獲得する確率は89%で、先週の95%から下がった。

3786チバQ:2016/11/04(金) 21:51:27
<クリントン氏とトランプ氏の最新支持率。BBCが示す両候補の支持率は直近5種類の全米調査の中央値>

・主な政策課題――それぞれの立場は

・ドナルド・トランプ氏の勝ち方 なぜ劣勢州に注力

・ドナルド・トランプ氏が信じる22のこと

・【寄稿】揺らがない人たち――トランプ氏に忠誠を誓う支持者とは

・ヒラリー・クリントン氏を深く暗く憎む人たちとは

・ウィキリークスが公表 漏洩されたクリントン陣営メール

・分断のアメリカ まるで異質な部族同士のよう

オバマ米大統領は3日、フロリダ州マイアミの大学で開かれた集会で、学生たちに「これは笑い事じゃない、(リアリティ番組の)『サバイバー』や『バチェロレット』でない。これは本当のことで大事なんだ」と投票を呼び掛けた。

オバマ大統領は様々な機会で、若者やアフリカ系米国人に投票を呼びかけている。特にアフリカ系には、自分の業績を帳消しにするような結果にはしないでほしいと訴えている。

期日前投票の結果からは、アフリカ系有権者の投票率はオバマ氏が再選された2012年を下回るかもしれないと言われている。

一方のトランプ陣営では、めったに集会で演説しないメラニア夫人が、激戦州ペンシルベニア州の集会で演説。移民として、母親としての経験を語り、自分の夫は「米国を公平にする」と述べた。

7月の共和党全国党大会以来、初めての演説で、メラニア夫人は自分がファーストレディになったら、ネット上のいじめや暴力との戦いを主導し、「あまりに意地悪であまりに激しい」ものになったネットの風潮に取り組むと約束した。

夫のトランプ氏自身がツイッターで多くの人を罵倒してきたことについては、言及しなかった。

(英語記事 US election 2016: Battlegrounds targeted as polls tighten)

(c) BBC News
最終更新:11/4(金) 16:44

3787チバQ:2016/11/04(金) 21:52:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-01733431-nksports-soci
総得票上回っても逆転過去3回/大統領選キーワード
日刊スポーツ 11/4(金) 10:02配信

 米大統領選ががぜん緊迫してきた。女性問題と3回のテレビ討論で共和党のドナルド・トランプ氏(70)が失速し、民主党のヒラリー・クリントン氏(69)が安全圏の12ポイント差までリードを広げていたが、10月28日にFBIが私用メール問題の捜査再開を発表。一部世論調査ではトランプ氏が初めて逆転した。

 「ヒラリー・クリントン 運命の大統領」「大統領選からアメリカを知るための57章」など米大統領選に関する著作が多い越智道雄明大名誉教授にキーワードを解説してもらった。

 ◆選挙人 大統領選は候補に投票する直接選挙ではなく、各州に割り振られた選挙人に投票する間接選挙。人数は連邦上院+下院の議員数と同じで総勢538人。人口に応じて人数が決まり、最多はカリフォルニアの55人。最少はアラスカなど7州と首都ワシントンの3人。過半数は270人。選挙人は12月にその州で勝った候補に投票する。

 ◆総取り メーン州、ネブラスカ州を除き、得票の最も多い候補者が州の選挙人すべてを獲得。総得票数が上回っても敗れる“逆転現象”が起こることも。00年は民主党のゴア氏が共和党のブッシュ氏を54万票上回ったが、選挙人の数は266人対271人で敗れた。逆転現象は過去3回。

 ◆スイングステート シンボルカラーから民主党が強い州はブルーステート(青い州)、共和党が強い州はレッドステート(赤い州)と呼ばれる。伝統的に民主党は東海岸、西海岸、共和党は中西部、南部で強い。選挙のたびに勝利政党が変わる「揺れる州」もある。フロリダがスイングステートの代表例。青と赤が混じったパープルステート(紫の州)とも呼ばれる。

 ◆オクトーバーサプライズ 投票1カ月前の10月に発生する選挙戦に大きな影響を与える出来事。80年のイランの米国大使館人質事件の救出作戦を巡る密約、2012年のハリケーン「サンディ」襲来が代表。

3788チバQ:2016/11/04(金) 22:31:06
http://www.sankei.com/world/news/161104/wor1611040027-n1.html

2016.11.4 17:37
【米大統領選】
トランプ氏逆転はあるか カギ握るフロリダ、ノースカロライナ2州
 【ワシントン=加納宏幸】米連邦捜査局(FBI)が大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の私用メール問題で捜査を再開したのを受け、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が差を縮めているとする世論調査が目立つ。トランプ氏が優勢だったクリントン氏に逆転勝利するシナリオはあるのか。激戦州の情勢を元に分析した。

 各種世論調査をもとにした米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)の大統領選挙人(計538、過半数270)獲得予想は3日現在でクリントン氏226人、トランプ氏180人。

 クリントン氏は激戦州11(選挙人数計132、メーン州の一部を含む)のうち最大の票田であるフロリダ(29)、ノースカロライナ(15)を取れば勝利。トランプ氏がこれを阻止するには両州の獲得が必須だ。

 トランプ氏にとり横一線のフロリダは高級リゾートを経営する第二の故郷。同氏を支持する傾向が強い白人が老後を過ごす土地でもあり、黒人やヒスパニック(中南米系)の投票率が伸び悩めばトランプ氏が勝つ可能性がある。

 ノースカロライナ州でも両氏は一歩も譲らない戦いを展開している。米メディアによると、総人口の約2割を占める黒人の期日前投票は2012年大統領選の同時期に比べて16%減少、白人は15%上昇した。トランプ氏には有利な兆候だ。黒人のオバマ大統領は12年に同州で敗れている。

 ただ、トランプ氏が勝利するには両州を確保した上でなお46人の上積みが必要となる。激戦州のうち世論調査でトランプ氏が比較的優位にあるのはオハイオ(18)、アリゾナ(11)、ネバダ(6)、アイオワ(6)。これに加えクリントン氏が2・6ポイント以上リードするコロラド(9)で逆転すれば過半数に届く。

 RCPは捜査再開が公表された10月28日まではクリントン氏が最大で過半数の272人に届いたと予測していた。捜査再開後、226人まで下方修正しており、情勢は流動的だ。

 バージニア大学のラリー・サバト教授の3日時点の予測ではクリントン氏293、トランプ氏214で、激戦州はフロリダなどの計31。トランプ氏は激戦州で全勝し、クリントン氏がやや優勢にあるノースカロライナとネバダの2州を確保。同氏が優勢なニューハンプシャー(4)を加えてようやく過半数に届く。

3789とはずがたり:2016/11/05(土) 16:23:53
<亀井静香氏>トランプ氏と7日に会談
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/862/370a3b3216ef7b870649e4aaa4bcc493.html
(毎日新聞) 12:22

亀井静香氏(左)とトランプ氏=AP
亀井静香氏(左)とトランプ氏=AP
(毎日新聞)
 【ロサンゼルス長野宏美】亀井静香衆議院議員(無所属)は4日(日本時間5日)、毎日新聞の取材に対し、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と米東部ニューヨークで7日に会談することを明かした。亀井氏は5月、石原慎太郎元東京都知事とともに、「率直な意見交換により両国の国益について理解を深めたい」と意見交換申し入れ書を送っていた。

 亀井氏は電話取材に対し、「トランプ氏と直接会い、世界情勢や日米関係についてお互いの考えを話し合いたい」と語った。「無所属の一議員として会う」として、政府の代表ではないと語った。会談予定の7日は大統領選の前日のためトランプ氏の遊説日程により時間は流動的だという。

 安倍晋三首相は9月、国連総会出席のためニューヨークを訪問した際、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と会談したが、トランプ氏とは会談していない。トランプ氏が大統領候補となって以後、日本の国会議員と公に会談するのは初めて。

3790チバQ:2016/11/05(土) 23:35:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161105k0000e030230000c.html
<米大統領選>政策論争、深まらず…非激戦のワイオミング州
12:05毎日新聞

<米大統領選>政策論争、深まらず…非激戦のワイオミング州
米大統領選共和党候補のトランプ氏を応援するトレーナーを着る女性=米東部ペンシルベニア州バーウィンで3日、AP
(毎日新聞)
 最終盤を迎えた米大統領選で、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)が、勝敗のカギを握る激戦州に絞って選挙運動を展開する中、両候補が一度も遊説に立ち寄らず「蚊帳の外」に置かれた非激戦州がある。共和党の勝利が確実視される西部ワイオミング州に足を運ぶと、「トランプ旋風」の影響がほの見えるものの、政策論争にはつながっていなかった。【ジレット(米西部ワイオミング州)朴鐘珠】

 ◇トランプ氏効果、期日前投票増加

 ワイオミング州北東部のジレットは大平原に囲まれた人口約3万3000人の小都市。昼食時を前後して、通り1本だけの市街地にピックアップトラックが次々に停車した。降りてくるのは全員が白人。彼らが向かう先は期日前投票所だ。

 選管によると、3日午後1時までに4580人が投票を済ませた。期日前に投票した有権者の数は8年前が2074人。まだ締め切り前だが過去2回を上回る出足だ。

 「選挙に見向きもしなかった有権者をトランプ氏が引きつけているのか」。共和党地区委員会のクリス・スミス会長(41)は戸惑いの表情を浮かべた。スミス氏によると、ワイオミングの住民は西部開拓精神を引き継ぎ、独立心が強い。そのため規制が厳しい民主党政権を毛嫌いする。常に共和党が勝つため有権者の大統領選への関心は低いが、今回は「トランプ旋風」で政治への無関心層が刺激され、期日前投票の増加につながっている可能性もある。

 1968年以降、同州では共和党が12連勝中。今回も各種世論調査の支持率はトランプ氏の6割前後に対し、クリントン氏は3割弱。大統領選と同日に投票される議会選や地方選のポスターは市内に散見されるが、両候補のものはほとんど見かけない。

 期日前投票の増加は大統領選という「イベント」への関心の高まりを示すものとは言えそうだが、国政を巡る議論につながっているとは言い難い。一方で相手への批判は強くなる。「左派も右派も先鋭化してきた」。そうぼやくのは、民主党から州下院選に立候補しているダフィ・ジェニゲス氏(71)。ジレットでは民主党支持者というだけで嘲笑されたりするという。そのため他人との衝突を恐れ、インターネット上で好き勝手に不満を吐くようになっていると指摘。民主主義の危機だと警告する。

3791チバQ:2016/11/05(土) 23:39:00
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161105X905.html
上院過半数めぐり攻防=下院は共和優勢―米議会選
14:45時事通信

 【ワシントン時事】8日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選は、民主、共和両党が上院選(定数100)で激しい攻防を繰り広げ、どちらが過半数を制するかが最大の焦点だ。下院選(定数435)は共和党が優勢を保っている。

 人事承認や外交で大きな影響力を有する上院をどちらの党が制するかは、新政権の運営に深く関わる。上院の現有勢力は民主党46(無所属2を含む)に対し共和党54。今回は約3分の1に当たる34議席(民主10、共和24)が改選される。

 共和党陣営では、大統領候補ドナルド・トランプ氏の「わいせつ発言」問題が10月上旬に表面化して以降、同氏とライアン下院議長ら有力議員との間で「お家騒動」が勃発。上下両院選とも苦戦が伝えられてきた。

 ところが選挙戦最終盤になって、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン前国務長官の私用メール問題をめぐり、連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことでクリントン氏優位の構図が崩れ、議会選にも余波が及んでいる。

 選挙予測に定評があるウェブサイト「ファイブサーティーエイト」は4日夜(日本時間5日午前)の時点で、上院選では約57%の確率で民主党が過半数を制すると予測する。一方、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が算定した各種世論調査の平均値を見ると、非改選議席と合わせて民主党が46議席、共和党も46議席を固めて伯仲している。

 一方、全議席が改選される下院は、現有勢力246の共和党が議席数を減らすものの、過半数を維持する勢いだ。

3792チバQ:2016/11/05(土) 23:40:45
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC533GTJC5UHBI00Z.html
オバマ氏、トランプ氏支持者を「擁護」 「言論の自由」
18:25朝日新聞

 オバマ米大統領が4日、大統領選の民主党クリントン氏の応援集会で、共和党のトランプ氏支持の男性を「擁護」した。演説を妨害してブーイングを浴びた男性を、オバマ氏は「言論の自由」を持ち出して守り、周囲が落ち着くように説得。トランプ氏は妨害者が入ると「つまみだせ」と指示するが、オバマ氏は違いを見せつけた。

 激戦州ノースカロライナ州で演説中、軍服姿の高齢男性が「トランプ 米国を再び偉大に」のプラカードを手に突然立ち上がった。周囲のクリントン氏支持者は一斉に「ヒラリー」の大合唱と男性へのブーイングを始めた。

 オバマ氏は「みんな静かに。私は真剣だ」と聴衆を沈静化。その上で「私たちは言論の自由を尊重する国に生きている」「彼は退役軍人のようだ。敬意を示そう」「お年寄りを敬わねばならない」と説いた。

 最後にオバマ氏は「ブーイングをやめよう、投票しよう」と呼び掛けた。相手に不満を言うぐらいなら投票に行こうという趣旨のメッセージで、中傷合戦に陥る選挙戦でオバマ氏が多用してきた。接戦が伝えられる中、クリントン氏の応援を繰り返すオバマ氏。この日はハプニングへの巧みな対応能力を示した。(ニューヨーク=金成隆一)

3793チバQ:2016/11/05(土) 23:42:19
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161105-567-OYT1T50104.html
クリントン氏、接戦州逃げ切りに芸能人ら総動員
22:01読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】8日投開票の米大統領選は、民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の接戦になっている。

 当初はクリントン氏が大差をつけていたが、連邦捜査局(FBI)が10月28日、クリントン氏の「メール問題」を巡り、追加的な捜査を明らかにして以降、トランプ氏が猛追している。

 クリントン陣営は正副大統領や人気歌手らをフロリダ、ペンシルベニア州などの激戦州に総動員し、逃げ切りを図る方針。トランプ氏は主に副大統領候補マイク・ペンス氏(57)とのコンビで激戦州に加え、ウィスコンシン州などクリントン氏優位の州も回り、最終盤の逆転を狙っている。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」が各州の世論調査に基づいて集計した4日時点の選挙人獲得予想は、当選ラインの270人に対し、クリントン氏が216人を確保する勢い。トランプ氏は164人だった。

3794チバQ:2016/11/05(土) 23:45:50
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611050046.html
【米大統領選】急成長のマリフアナ市場、合法化めぐる住民投票の行方は…8日に5州で実施
18:44産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】米大統領選と同時に、全米各州ではさまざまな住民投票が実施される。中でも関心が高いのは、娯楽用マリフアナ(乾燥大麻)の合法化を問う住民投票だ。西部コロラド州では2014年1月、全米で初めて一般へのマリフアナ販売を解禁したところ、同州の税収が大幅に増え、追随する州が続出。今回は全米一の人口と経済規模を誇るカリフォルニア州をはじめ、アリゾナ、ネバダ、マサチューセッツ、メーンの計5州で住民に賛否を問う。

 コロラド州はマリフアナ販売解禁以降、観光客が急増し、雇用も創出されるなど大きく潤っている。娯楽用マリフアナの販売の税率は10%。14年の税収は約7000万ドル(約72億1000万円)で、アルコール販売の税収4200万ドルを大きく上回り、「米国で初めてマリフアナからの税収がアルコールを超えた州」(米経済誌フォーブス)となった。15年の税収などは1億3500万ドルにまで拡大した。

 現在、一般人が嗜好品(しこうひん)として楽しむ娯楽用マリフアナを解禁しているのは、コロラド、オレゴンなど4州と首都ワシントン。また、患者の苦痛緩和のための医療用マリフアナは25州と首都で合法化されている。

 連邦政府はマリフアナを、ヘロインなどとともに「いかなる状況でも使用禁止」の第1分類薬物に指定している。にもかかわらず急成長を続けるマリフアナ市場を支えるのは、米国民の意識の変化だ。ギャラップ社の全米世論調査では、娯楽用マリフアナ合法化への「賛成」は、05年は36%だったのが、16年には60%となっている。

 南カリフォルニア大学と米紙ロサンゼルス・タイムズが9月に実施した、カリフォルニア州の有権者を対象にした調査でも、58%が「賛成」としている。

 カリフォルニア州は医療用のみ合法化されており、住民投票で娯楽用も合法化された場合、両用途を合わせた4年後の同州のマリフアナ市場規模は、現在の3倍以上にあたる22億ドルに達するとの試算もある。

 それだけに、カリフォルニア州が娯楽用を合法化すれば、連邦政府が全米規模でマリフアナを合法化する呼び水となる、との見方も出ており、住民投票の行方が注目される。

3795チバQ:2016/11/06(日) 09:19:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3106956?cx_part=topstory
米大統領選まであと3日 両候補 激戦州フロリダで選挙運動
2016年11月06日 08:04 発信地:マイアミ/米国
【11月6日 AFP】米大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官(69)と共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)は5日、共に激戦州とされる同国南部フロリダ(Florida)州で選挙運動を行った。クリントン氏が米国初の女性大統領に就任するのを阻止するためには、トランプ氏にとってフロリダ州での勝利が必須となる。

 まだ生きている人たちが覚えている範囲では最も醜く、最も対立を生んだ大統領選の終了まであと3日と迫り、支持率の差が狭まっていることで、両候補は勝利のための必死の努力を行っている。

 米国初の女性大統領就任を目指すクリントン前国務長官は4日、オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で、米歌手のビヨンセ(Beyonce)と、ラップ歌手ジェイZ(Jay-Z)夫妻が出演する支援コンサートを開催。

 また5日に開催される同氏の選挙集会では、ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)のパフォーマンスが予定されている。

 クリントン氏とは対照的に、選挙活動中に数々の侮辱発言を行い、政界の既成勢力を怒らせた不動産王トランプ氏は、自分の家族と数人の共和党政治家の支援に頼るのみとなった。

 10月末に米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール捜査再開を公表したのと同時期に両候補の支持率の差は縮まったものの、依然としてクリントン氏が優位を保っている。

 トランプ氏はメキシコ湾に面するフロリダ州タンパ(Tampa)で今週末の選挙活動を開始した。一方のクリントン氏は同州マイアミ(Miami)の期日前投票所を訪れた後、人口の多い同州南東部のペンブローク・パインズ(Pembroke Pines)で選挙集会を行った。

■クリントン氏がわずかにリード

 米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」が5日発表した世論調査の平均では、クリントン氏の支持率が45%、トランプ氏が42.7%と、クリントン氏が2.3ポイントリードしている。しかし同調査結果によるとフロリダ州の支持率ではクリントン氏のリードはわずか1.2%にとどまっているという。

 選挙戦が終盤に入り、元大統領夫人のクリントン氏はわずかなリードを守る形勢になっており、トランプ氏はその差を縮めようと勝利の決め手となる激戦州での支持を集めようとしている。

 今後3日間で、トランプ氏はフロリダ、ノースカロライナ(North Carolina)、ネバダ(Nevada)、コロラド(Colorado)、アイオワ(Iowa)、ペンシルベニア(Pennsylvania)、ニューハンプシャー(New Hampshire)の各州を訪れる予定。またトランプ氏は5日、民主党が強いミネソタ(Minnesota)州も訪問先に追加する意向を示した。

 一方のクリントン氏は、フロリダ州の後、ペンシルベニア州、オハイオ州、ニューハンプシャー州に向かう予定になっている。(c)AFP/Ivan Couronne with Jennie Matthew in New York

3796チバQ:2016/11/06(日) 09:23:20
http://www.sankei.com/world/news/161105/wor1611050051-n1.html
2016.11.5 19:54
【米大統領選】
逆転の鍵握る「隠れトランプ票」 推計500万の白人票…掘り起こしに陣営躍起
 米大統領選が最終盤を迎え、共和党候補ドナルド・トランプ氏の支持層となる白人労働者の投票率が、8日の投票日にどこまで伸びるかが注目されている。最近の大統領選で投票率が下落傾向にある白人有権者を、米メディアは「行方不明の白人票」と名付けて重視。トランプ陣営がこれら「隠れたトランプ票」の掘り起こしに成功すれば、逆転劇もあり得るとみる。

 1980年の大統領選で有権者に占める白人の構成比は88%だったが、2004年には77%に下落。12年は72%だった。白人の投票率も04年の67・2%から12年は64・1%に下がった。

 トランプ陣営は、12年に共和党のミット・ロムニー候補がオバマ大統領の再選を阻止できなかったのは、多くの白人票を取りこぼしたことが要因と分析。投票所に足を運ばなかった白人を「膨大な隠れたトランプ票」(選対責任者のコンウェイ氏)と位置づけ、移民問題や通商政策での過激な発言によって掘り起こしを図ってきた。

 ロムニー陣営に参加した元大統領次席補佐官、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルで、こうした「行方不明の白人票」が「500万人」いると指摘。トランプ氏が白人の投票率を上向かせることに成功すれば、得票を大幅に上積みできる可能性があるとの認識を示した。

 世論調査では、「恐らく投票に行く」と答えた有権者が主要な支持率データに算入される。投票に行くか分からないと答えた回答者はデータから漏れるため、陣営が「隠れた票」を動員できれば、民主党のヒラリー・クリントン候補の優勢を覆す可能性も浮上する。

 明治大の海野素央教授は「激戦州のペンシルベニア州などで有権者に聞くと、アフリカ系はほぼクリントン氏支持。トランプ陣営にとっては、白人労働者の投票率が勝敗を左右する重要な要因になる」と話す。

 ただ、トランプ氏の支持層となる非大卒者の白人は、大卒者より20%近く投票率が低い。「白人労働者の投票率が上向いてもトランプ氏勝利につながりにくい」(ブルッキングス研究所のウィリアム・フレイ氏)との見方もある。(塩原永久)

3797名無しさん:2016/11/06(日) 14:25:01
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161102-00000694-fnn-int
米大統領選 全米レベルでもトランプ氏逆転との世論調査
フジテレビ系(FNN) 11/2(水) 12:23配信
投票まで1週間を切ったアメリカ大統領選。ABCニュースなどの世論調査の支持率で、1週間ほど前は、わいせつ発言問題で劣勢だったトランプ氏とクリントン氏は、12ポイントの差があった。
しかし、その後は、徐々に差が縮まり、さらに10月28日には、クリントン氏のメール問題の捜査再開が判明。
それ以降に調査の大半が実施された最新の数字では、トランプ氏が、1ポイント差で逆転している。
日本時間2日午前11時半現在、フロリダ州では、クリントン氏の集会が行われている。
クリントン氏は、フロリダ州で、異例の1日3カ所という遊説をこなしたが、それは、危機感の表れともいえる。
クリントン氏は、「トランプ支持者の否定的で、暗く人を対立させるような危険な展望と振る舞いに、うんざりしている」と述べた。
クリントン氏の「焦り」の背景には、メール問題で、FBI(アメリカ連邦捜査局)が、捜査が再開したことを受けて、熱心な支持者が離れつつあるという警戒感がある。
フロリダ州では、トランプ氏が、頭1つリードしていて、ついに全米レベルでも、トランプ氏が逆転する世論調査の結果も発表された。
この集会に参加した支持者からも、メール問題を不安視する声が聞かれた。
クリントン氏の支持者は、「最近、不確実なことが多くて、人々は不安になっている」と語った。
トランプ氏も、今回のメール問題について、「最大のスキャンダルだ」と批判を強めていて、運命の日まで1週間と迫った今も、情勢は混迷を極めている。
最終更新:11/2(水) 12:23

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161102-00179858-newsweek-int
クリントンよりトランプの肩を持ったFBI長官
ニューズウィーク日本版 11/2(水) 16:32配信

 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントンの陣営は、投開票まで11日となったタイミングで「メール疑惑」に関連するかもしれない新たなメールの発見と捜査の再開を発表したジェームズ・コミーFBI長官について、「あからさま」「開いた口が塞がらない」とダブルスタンダードを批判した。コミーは一方で、ロシアが米共和党候補ドナルド・トランプを支援する目的で米大統領選に介入していることの公表には反対していたからだ。

ヒラリーよりロシアに気を使った?

 米ケーブルテレビCNBCやニュースサイトのハフィントン・ポストは、匿名の元FBI高官の証言を入手。それによるとコミーは、ロシアが選挙に介入していることを公式に批判するには「大統領選投票日に近過ぎる」と言って反対したという。コミーは大統領選挙への影響だけでなく、法執行機関が自らの立場を利用して選挙に影響を与えることを禁じたハッチ法に抵触する可能性があると懸念していた。

【参考記事】メール問題、FBIはクリントンの足を引っ張ったのか?

 10月7日、米国土安全保障省長官と国家情報長官はロシアのサイバー攻撃を断定した内容の共同声明を発表した。「米政府の情報機関は、最近米国人や政治組織がハッカー攻撃を受けてメールが流出したのはロシア政府の指示によるものだと確信しており、一連の情報収集の目的はアメリカの選挙に干渉することだ」

 コミーは声明の内容には同意したものの、公表は遅らせようとしたという。声明にもFBIの名前は含まれなかった。

【参考記事】ヒラリー「第二のメール疑惑」の誇大報道

「あからさまなダブルスタンダードだ」と、メディアの取材に応じたクリントン陣営のロビー・ムーク選挙活動委員長は憤った。「コミー長官はアメリカの民主党候補に与える影響よりも、ロシア政府が関与する問題の方に配慮を見せた。開いた口が塞がらない」

 ムークはコミーの二つの決断について「論理的に全く成り立たない」と批判した。

 この件について本誌はFBIにコメントを求めたが、まだ回答はない。

ルーシー・クラーク・ビリングズ

3798チバQ:2016/11/06(日) 19:42:09
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161106X951.html
大統領選、8日投票=クリントン氏が一歩リード―トランプ氏猛追の展開に
14:19時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選は8日、投開票が行われる。一歩リードする民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)を共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が猛追する展開となっており、両候補は最後の週末となった5日、接戦州をフル回転で回り、自身への投票を呼び掛けた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、2人の一騎打ちを想定した5日夜時点の全米支持率は、クリントン氏46.6%、トランプ氏44.9%と、1.7ポイント差まで接近。13州が接戦になっており、選挙人獲得見込みはクリントン氏216人、トランプ氏164人で、いずれも過半数の270人に届いていない。

 専門家によれば、期日前投票を済ませた人の数は5日までに全米で4000万人を超え、大統領選への関心の高さをうかがわせている。

 クリントン氏は5日、勝敗を大きく左右すると目される最激戦州のフロリダ州とペンシルベニア州を訪問。フロリダ州ではあいにくの雨で演説の短縮を余儀なくされながらも、「私に賛成せず投票しない人も含め、皆の大統領になりたい」とトランプ氏との違いを訴えた。

 私用メール問題の再燃に苦しむクリントン氏は最終盤に入ってから、歌手のビヨンセさんら著名な芸能人も動員。この日もペンシルベニア州の集会に歌手のケイティ・ペリーさんが登場し、「(投票日の)火曜日を楽しく過ごし、水曜日をもっと良い日にしよう」と聴衆に語り掛けた。

 一方、トランプ氏は最後の3日間で10州を回る強行日程を組み、5日はフロリダ、ノースカロライナ、ネバダ、コロラド各州を訪問。「会場を埋めるのにスターは必要ない」と著名人頼みのクリントン氏を当てこすり、「皆さんが生涯待ち続けたチェンジ(変革)まであと3日だ」と勝利を誓った。

 トランプ氏はこの日、共和党が毎週末に流しているラジオ演説を初めて担当。「クリントン家が載った歴史書を閉じ、偉大な市民が主役となる新しい一章を開く時だ」と支持を求めるとともに、「(共和党が)議会で過半数を維持できるよう力を貸してほしい」と議会選での協力も要請した。 

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161106X948.html
トランプ氏が一時避難=演説中に男拘束―米大統領選
12:48時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が5日、西部ネバダ州リノで開かれた選挙集会で演説している最中に、突然シークレットサービスの2人に抱えられて演壇から退場し、一時避難した。CNNテレビによると、会場の前列で騒ぎがあり、男が警察に拘束された。

 シークレットサービスは、聴衆の中から「銃だ」と叫ぶ声が上がったが、武器は見つからなかったと説明した。トランプ氏にけがはなかった。

 トランプ氏は退場してから数分で演壇に戻り、演説を再開。「われわれを止めることは決してできない。シークレットサービスに感謝する」と述べた。

 同州ラスベガスで6月に開かれたトランプ氏の選挙集会でも、警官から銃を奪おうとした男が逮捕される事件が起きている。

3799チバQ:2016/11/06(日) 22:01:14
http://www.sankei.com/world/news/161106/wor1611060026-n1.html
2016.11.6 21:09
【米大統領選】
クリントン氏 経験と有権者に誇示
 クリントン氏にとってトランプ氏との対決は「勝って当然」の顔合わせのはずだった。政治や外交での経験と知識、選挙運動の組織力、討論会での弁舌。どれをとってもトランプ氏を上回る。クリントン氏が逃げ切り勝利を収める公算は大きいだろう。

 それでも選挙戦が混戦となっている要因は、私用メール問題に代表されるさまざまな疑惑にある。クリントン氏は夫の元大統領とともに30年以上も政治の表舞台で注目を集める一方、いくつもの疑惑への関与や不適切な対応が取り沙汰されてきた。立証された“悪行”はないが、その数の多さには驚くばかりだ。「クリントン嫌い」になる有権者の心情も理解できる。

 しかし、多くの問題が疑惑止まりであることを前提とすれば、クリントン氏の方が大統領の気質を備えているというのが大方の見方だろう。なにしろ暴言を繰り返してきたトランプ氏の素行は、「小学生なら一発で校長室に呼びだされるレベル」なのだ。

 クリントン氏が勝ちきるには、長年社会に尽くそうとしてきた事実を有権者に思い出してもらうことが一番だ。公式サイトに掲載された子供時代の写真のような明るさや聡明(そうめい)ぶり、純粋さを感じさせる表情が今のクリントン氏と重なれば、有権者からの信頼は十分勝ち取れる。

 選挙戦で勝利した後は経験と知識を生かし、相手の立場も尊重し、歩み寄りに応じられる政治家としての手腕を発揮する番だ。

 オバマ政権下ではすべての人々が幸せを感じているわけではない。景気回復や同性婚承認に象徴される社会のリベラル化に取り残された人々の不満を理解し、手を差し伸べなければならない。国務長官時代のアジア重視戦略の柱である環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)実現にかじを切ることも視野にあるだろう。

 ただ、疑惑が立証された場合には政権運営の行き詰まりは避けられない。クリントン氏が当選した後になって、「やっぱりトランプ氏の方がよかった」ということにならないよう祈る。(小雲規生)

3800チバQ:2016/11/06(日) 22:02:37
http://www.sankei.com/world/news/161106/wor1611060028-n1.html
2016.11.6 21:30
【米大統領選】
トランプ氏 資質欠けるも未知数に賭け
 本命のクリントン氏を相手にトランプ氏が番狂わせを演じている背景には、有権者の「怖いもの見たさ」の心情がある。口でいうほどクリントン氏の実力がないのは大統領夫人、上院議員、国務長官として実証済みで、それならば何が起こるかは分からないが未知数のトランプ氏に賭けてみよう-というわけだ。「モンスター」が大統領選に勝ち、ワシントンを席巻する可能性はある。

 トランプ氏は一時、女性に対する下品な発言や「セクハラ疑惑」で崖っぷちに立たされた。女性器や性交渉を意味する俗語を使う場面が放映されたのだから、大統領になる資質を問われるのは当然だ。

 ただ、暴言を繰り返してきただけに、下品な発言は有権者も織り込み済み。フロリダ州のある女性の支持者は「3人の男の子を育てたが、あの程度の話は日常茶飯事」と意に介さない。

 同じ悪さをしでかしても、不良少年と優等生では後者の方が耳目を集めるものだ。連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題で捜査を再開したことで、「不正なヒラリー」のレッテルは受け入れられやすくなった。好感度の低い「2つの悪」(米メディア)から選ぶ今回の選挙は、「よりましだ」と思わせた側が有利だ。

 大統領選と同時に行われる上下両院選で、共和党候補がトランプ氏との共闘を避ける党内分裂が同氏の課題だったが、クリントン氏という「共通の敵」のつまずきでフロリダ、オハイオなど、大票田の激戦州で相乗効果を生む可能性がある。両州では共和党支持者の期日前投票が好調だ。

 エスタブリッシュメント(支配階層)に対する有権者の不満や怒りに火をつける戦法をとってきたトランプ氏が勝利すれば、米軍の海外派遣や自由貿易協定が国益にかなうかを基準とする「米国第一」路線を進めることになる。

 日本は米軍駐留経費負担増、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)破棄を前提に前例のない外交・安全保障政策の見直しを迫られるが、米国への過度な依存を考え直す好機になるかもしれない。(加納宏幸)

3801チバQ:2016/11/06(日) 22:41:20
RCPの最新状況
ヒラリー:216  (270まで54)
トランプ:164  (270まで106)

http://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/2016_elections_electoral_college_map.html
フロリダFlorida (29) ペンシルバニアPennsylvania (20)
オハイオOhio (18) ミシガンMichigan (16) ジョージアGeorgia (16)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
アリゾナArizona (11)
コロラドColorado (9)
ネバダNevada (6)
アイオワIowa (6)
ニューメキシコNew Mexico (5)
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)
メーン州Maine CD2 (1) メーン州Maine (2)     ・・・総取りではない

3802チバQ:2016/11/06(日) 22:45:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00010012-afpbbnewsv-int
ケイティ・ペリーがクリントン氏を応援、元国務長官も
AFPBB News 11/6(日) 15:52配信
【11月6日 AFP】米ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で5日、米大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の選挙イベントが行われ、歌手のケイティ・ペリー(Katy Perry)が登場した。さらにマデレーン・オルブライト(Madeleine Albright)元国務長官も参加し、「クリントン氏ほど大統領になる準備ができている者は他にいない」と述べた。(c)AFPBB News

3803チバQ:2016/11/06(日) 22:45:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000035-jij-n_ame
社会政策で真っ向対立=不法移民・銃規制めぐり-米大統領選
時事通信 11/6(日) 15:00配信

 【ワシントン時事】8日投開票の米大統領選では、不法移民や銃規制など米社会に深く根ざした問題の解決策をめぐり、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官と共和党候補ドナルド・トランプ氏の主張が真っ向から対立している。

 
 「不法移民を止めるためにメキシコ国境に壁を造る」。トランプ氏は演説でこの決めゼリフを繰り返し、1100万人超とされる不法移民の強制送還を約束した。ただ、「イスラム教徒の入国禁止」という主張は、移民受け入れ時の「徹底した身元調査」導入などにトーンダウンした。

 クリントン氏は、犯罪歴がない不法移民に市民権獲得の道を開くことを含む移民制度改革を公約に掲げた。また、イスラム教徒の入国制限を「米国的(やり方)でない」と批判。政府がイスラム社会の指導者との協力を強化すべきだと主張する。

 また、フロリダ州オーランドなど各地で多数の犠牲者を出す銃乱射事件が相次ぐ中、クリントン氏は銃購入者の身元調査や戦争で使うような銃器の入手制限など銃規制強化を訴える。

 これに対し、銃所持の権利推進団体である全米ライフル協会(NRA)の支持を受けるトランプ氏は「憲法上の武器保持の権利を奪おうとしている」とクリントン氏を批判し、銃規制反対を唱える。

 オバマ政権の最重要政策の一つで「国民皆保険」を目指す「医療保険制度改革(オバマケア)」について、トランプ氏は「就任初日に廃止する」とぶち上げる。しかし、ビル・クリントン大統領のファーストレディーとして医療保険の改革に取り組んだことがあるヒラリー・クリントン氏は「保険に加入できる人が増えた」と評価し、継承を明言している。(了)

3804とはずがたり:2016/11/07(月) 11:05:35

ドル104円台に上昇、クリントン氏メール問題めぐるFBI長官発言受け
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161107/Reuters_newsml_KBN13112A.html
ロイター 2016年11月7日 06時31分 (2016年11月7日 10時06分 更新)

[シドニー 7日 ロイター] - 日本時間7日早朝の外為市場でドルが上昇。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を再捜査している連邦捜査局(FBI)のコミー長官が、訴追を求めないとした当初の結論は変わっていないと表明したことを受けた。
ドル/円<JPY=>は1%高の104.05円、ユーロ/ドル<EUR=>は0.6%安の1.1066ドルで取引されている。

3805チバQ:2016/11/07(月) 12:39:04
http://www.asahi.com/articles/ASJC733Q4JC7UHBI00F.html
メール問題の不訴追、歓迎と反発 米大統領選に影響必至
ニューヨーク=中井大助、金成隆一2016年11月7日10時56分
 2日後に迫った米大統領選を、連邦捜査局(FBI)が再び揺るがした。9日前に捜査再開を表明したばかりの、民主党のクリントン氏の私用メール問題について「(訴追に相当しないという)結論は変わらない」と公表した。一方で、期日前投票は進んでおり、どこまで選挙結果に影響するかははっきりしない。


 FBIのコミー長官が6日、再捜査の結果を伝える手紙を送ったことを受けて、米メディアは新しいメールの多くが、すでに捜査当局が確認していた内容だったと報じた。クリントン陣営の広報担当は「問題が解決したのは歓迎だが、(捜査再開を伝える)最初の手紙が送られる前に(結論を)知ることは容易だった」とツイート。遊説中のクリントン氏本人は、この件について発言していない。

 一方、トランプ陣営の幹部はテレビインタビューで「当初からコミー氏は捜査を誤っていると思っていたが、これでまた証明された」と発言。共和党のプリーバス全国委員長は「FBIの捜査によってクリントン氏が法を破った証拠が示された」と声明を発表し、今後も追及する構えを見せた。

3806チバQ:2016/11/07(月) 12:40:16
http://www.asahi.com/articles/ASJBT61C3JBTUHBI02B.html
トランプ氏に重ねる「伝説のヒーロー」 寂れる鉄鋼の街
金成隆一2016年10月31日18時21分
■「トランプ王国」を行く:1 @オハイオ州ヤングスタウン

 ♪父は溶鉱炉で働いた 炉を地獄よりも熱く保つ仕事

 父はオハイオで職に就いた

 第2次世界大戦から帰還後のこと

 今では鉄くずとがれきが残るだけ

 ここの工場で作った戦車と爆弾で戦争に勝った

 朝鮮やベトナムに息子たちを送り出した

 今になって思う 一体何のために死んだのかと

     ◇

 米国の労働者階級に育ち、反戦や貧困、人種差別など社会の底流に流れる問題をテーマに歌い続ける「ボス」ことブルース・スプリングスティーン=写真①=が作った「ヤングスタウン」の抜粋だ。

 この米北東部オハイオ州にあるヤングスタウンという町は、歌詞にもあるように、かつては鉄鋼業が栄えたが、今は衰退してしまい、失業率が高く、若者の人口流出も激しい。まさに、「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)の典型的な町だ。

 そして、共和党候補のトランプ氏の人気が高い地域でもある。

 ニューヨークから車でヤングスタウンに入り、街の東の外れにある「シティー・リミッツ・レストラン(City Limits Restautant)」という食堂に入った。

     ◇

 「ジム・トラフィカント(James Traficant)って聞いたことあるか? 2年前に事故死してしまったが、ここのトランプ人気を知りたければ、彼を調べるとおもしろいよ。とにかく、2人はそっくりなんだ」

 地元マホニング郡で22年間、保安官代理を勤めたデイビッド・エイさん(52)は、オムレツをほおばりながら、こう教えてくれた。トランプ氏の熱心な支持者だ=写真②。

 エイさんは続けた。

 「トラフィカントはヤングスタウン(第17選挙区)選出の下院議員で、今のトランプと同じことを主張していた。彼は首都ワシントンで暮らしていた時、普通の政治家が立派な家に暮らすのに、なんとポトマック川に係留した木製の小型ボートで暮らしていたんだぞ。まあ、トランプにそれはできないだろうけどな」

 隣の席に座っていた住宅管理人ビクター・ヘルナンデスさん(49)と家具職人カート・エンスリーさん(53)も、さっきまで雑談していたのに、トラフィカント氏の話になると黙って聞いている。

 「彼の伝説が始まったのは、製鉄所の相次ぐ閉鎖で失業者が急増していた1980年代。家賃を払えなくなった労働者に対し、裁判所は自宅からの強制退去命令を出した。しかし、保安官だったトラフィカントは『労働者は悪くない』と宣言して執行命令を無視し、刑務所に送られたんだ。労働者の味方だった」

 気付けば、オムレツを食べ終えていたエイさんが涙目になっている。ヘルナンデスさんもエンスリーさんも妙にしんみりして、「彼は真のヒーローだったんだ」とつぶやいた。

 地元紙などによると、トラフィカント氏=写真③=は、ヤングスタウンのトラック運転手の末っ子。高校時代とピッツバーグ大学では、アメリカンフットボールのクオーターバックとして活躍した。

 保安官として強制退去の執行命令に背いた際は、3日間刑務所に送られた。また、川の木製ボートを売った後は、議会の事務所で寝泊まりしていたという。

 84年、連邦下院議員選に民主党から立候補して初当選。首都ワシントンに行っても「反エスタブリッシュメント(既成勢力)」の姿勢を貫いたことで厚い支持を固め、連続8回再選を果たした。

     ◇

 食堂で別れてから数日後、エイさんからテキストメッセージが届いた。トラフィカント氏の演説に関する動画だった。

 「国境が開いたままで、どうやって国の安全を守るんですか? 国境を越えるのは、仕事を求める無実のメキシコ人ばかりと思いますか? 銃の密輸業者、テロリスト、薬物の密輸業者のことを考えてみて下さい」

 トランプ氏の演説とそっくりだ。トランプ氏の場合、「レイピスト(強姦(ごうかん)者)」とまで呼んだが。

3807チバQ:2016/11/07(月) 12:40:29
 さらにトラフィカント氏は続ける。

 「海外派遣中の軍隊1万人を帰還させ、国境を守るために配置しましょう。そんな提案をしたら、私は人種差別主義者(racist)とか偏見を持つ人(bigot)とか批判されたんです」

 トランプ氏の「国境沿いの壁」とは異なるが、国境警備の強化という趣旨はまったく同じ。批判される時の言葉まで同じだ。演説もうまい。

 「私の話を聞いていて、皆さん思ったでしょ、米国には国境警備隊がいるって。そうじゃないんです。国境の2マイル(約3キロ)ごとに1人しかいないんですよ。ご近所で2マイル先を想像してみてください。その間に1人だけですよ。米国には国境警備なんてないんです。彼らがダメだって言っているんじゃなくて、人数が足りていないって言っているんです」

 もちろん雇用も得意テーマだった。

 「もはや絶滅危惧種ですよ、雇用は。一つの職に100人が応募するんですから」「ウィスコンシン州のハーレーダビッドソン社が組合に言いました。『妥協が成立しないと、ウィスコンシン州を出て行く』と。税制とか規制が企業の重荷になっている。米国の労働者は今や、自国の国内政策の犠牲者なんですよ」

 具体的な社名を挙げる点も、トランプ氏とそっくりだ。トランプ氏が演説で多用したのは、メキシコ移転を発表していた空調機器メーカー「キャリアー」だった。

 自由貿易を徹底的に批判するのも同じだ。

 トラフィカント氏が中でも標的にしたのが、同じ民主党のビル・クリントン大統領が署名し、94年に発効した北米自由貿易協定(NAFTA)だ。トランプ氏はいまNAFTAの「再交渉か離脱」を掲げている。

 トラフィカント氏が当時「大統領だろうが、民主党だろうが、共和党だろうが関係ない。これ以上、人々の力を弱める法案には反対だ」と下院で訴えた演説は、いまも地元の語り草になっている。

     ◇

 トラフィカント氏の晩年は不遇だったようだ。2002年に収賄で有罪判決を受け、議会を追放された。ワシントン・ポスト紙によると、南北戦争以来で議会を追放されたのは2人目。09年に釈放されたが、14年9月にトラクターで転倒事故を起こし、ヤングスタウン市内の病院で死去した。73歳だった。

 トランプ氏が大統領選への立候補を表明したのは、トラフィカント氏の死から9カ月後だった。

 労働組合で委員長も務めた元道路作業員のジョン・ミグリオッジさん(48)=写真④=は、やはり勤務先の製鉄所で労組委員長だった父がトラフィカント氏の熱烈な支持者だったこともあり、トラフィカント氏の初当選の時から選挙を手伝った。子どもの名前も一回で覚えるトラフィカント氏を「魅力的な人だ」と心底おもった。

 ミグリオッジさんは今回の大統領選でトランプ氏の支持に回っている。

 「トラフィカントは批判を恐れず、労働者の本音をありのまま口にした。批判なんて全然気にしない。顔のツラが厚いところもそっくり。でも民主党の方針に背き続けたので、最後は収監されてしまった。トランプが共和党主流派から足を引っ張られているのと、まったく同じなんです」

 トラフィカント氏は地元を代表するローカル・ヒーローだった。一方、今回の大統領選で、トランプ氏の躍進ぶりは全米に広まっている。その理由について、トラフィカント氏が80年代から繰り返していたという警告が、まるで予言していたかのようで興味深い。

 「今の(庶民切り捨ての)貿易政策などを続ければ、いまヤングスタウンで起きていることが、やがて全米各地で起きるだろう」(金成隆一)

■共和党予備選でのトランプ氏と2位候補の得票率

ヤングスタウンがあるオハイオ州マホニング郡

トランプ氏 50.6%

ケーシック氏 37.4%

(政治ニュースサイト「ポリティコ」から)

3809チバQ:2016/11/07(月) 12:45:42
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN13202L.html
クリントン氏指名の最高裁判事、共和党議員が検討する姿勢=報道
2016年11月7日10時14分
 [ワシントン 6日 ロイター] - 6日付米アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙によると、ジョージア州選出の共和党上院議員2人が、米大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントン候補が当選した場合に指名される最高裁判事候補者を検討する姿勢を示した。

 ジョニー・アイザクソン上院議員とデビッド・パーデュー上院議員による発言。共和党のジョン・マケイン上院議員やテッド・クルーズ上院議員はこれまでに、クリントン氏が指名するどの候補も阻止する可能性を示唆している。

 最高裁は9人の裁判官で構成。保守派の代表格、スカリア判事が2月に死去したことに伴い、リベラル派と保守派が4人ずつとなりきっ抗していた。

 オバマ米大統領は3月、スカリア判事の後任としてコロンビア特別区連邦控訴裁のメリック・ガーランド判事を指名。共和党が過半数を占める上院が審理を拒み、最高裁判事の指名が大統領選の争点の1つに浮上した。

 クリントン氏が勝利すれば、数十年ぶりに最高裁が左派に傾く可能性もある。

 アイザクソン上院議員はクリントン氏が勝利した場合、上院が1月より前にガーランド氏を承認するとの見通しを示した。クリントン氏がもっとリベラル寄りの判事を指名することを一部の共和党議員は懸念している。

3810チバQ:2016/11/07(月) 12:47:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201611/CK2016110702000113.html
連邦議会選も熱戦 米大統領選

2016年11月7日 朝刊


写真
 【ワシントン=後藤孝好】米大統領選の投開票日の八日には、上下両院の連邦議会選も同時に実施される。どちらが多数を握るかによって、政権運営に大きく影響するため、民主、共和両党は大統領選と同様に熱戦を展開している。上院は民主党の過半数奪還の可能性があり、下院は共和党が優勢で引き続き過半数を維持する見通しだ。
 連邦最高裁判事や政府高官の人事、条約を承認する権限を持つ上院(定数一〇〇)の現有勢力は、民主党四十六議席(無所属二議席を含む)、共和党五十四議席。任期は六年で、二年ごとに三分の一ずつ改選され、今回は民主十議席、共和二十四議席の計三十四議席が対象となる。
 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、上院は六日時点で民主十議席、共和十六議席を確保。非改選と合わせて両党ともに四十六議席を固め、フロリダ州やペンシルベニア州など八州で互角の戦いを繰り広げる。
 共和党が多数の上院は、二月に最高裁判事が急死した後、オバマ大統領が指名した最高裁判事の人事を承認せず、今も欠員が続く。上院の勝敗は人工妊娠中絶や銃規制、同性婚など社会問題の憲法判断を示す最高裁判事の構成に直結する。そのため、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は、接戦州での集会で上院選候補と並んで支援を呼び掛けるなど、過半数の奪還に力を入れる。
 一方、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は党主流派と対立し、議会選から距離を置く。女性問題が相次いで報じられて以降、党幹部のポール・ライアン下院議長は党所属議員らに「自分の選挙にとって最善のことをやるべきだ」と強調し、上下両院の過半数の維持に全力を挙げている。
 二年ごとに全議席を改選する下院(定数四三五)では、民主は百九十議席、共和は二百二十四議席を固め、共和の過半数維持が確実視されている。

3811チバQ:2016/11/07(月) 12:47:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201611/CK2016110602000112.html
期日前投票4割の勢い 専門家「クリントン氏優勢」

2016年11月6日 朝刊


 【ニューヨーク=北島忠輔】米大統領選は八日の投開票前に、全米五十州のうち三十七州と首都ワシントンで期日前投票が行われ、四日までに三千七百万人以上が投票を済ませた。最終的に全投票の四割を占める見通し。このうち投票者の情報を公開している十三州を専門家が分析した結果、西部コロラド州やネバダ州など接戦州を含む計十州で民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)が共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)を上回った。
 フロリダ大のマイケル・マクドナルド准教授(49)がAP通信と連携して、各州の情報を集計した。
 コロラド、ネバダ両州では事前に有権者登録した人の半数以上がすでに投票し、クリントン氏がリードしている。民主党支持者の多いヒスパニック(中南米系)移民が今後も投票すると見込まれ、「移民に厳しい目を向けるトランプ氏の逆転は難しい」とマクドナルド准教授はみる。
 トランプ氏はアリゾナ、ネブラスカ、フロリダの三州で優位に立つ。フロリダ州の票差は1%未満で、有権者登録時に「支持政党なし」と届け出た有権者の投票先が勝敗を分けることになりそうだ。
 期日前投票をする人は全米で増えており、フロリダやミネソタなど七州とワシントンで、前回二〇一二年の期日前投票者数をすでに上回った。最終的には前回の四千六百二十二万人を超える見込み。前回は全投票者数(約一億二千九百万人)の約35%を占めた。
 マクドナルド准教授によると、すでに投票を済ませたのは「トランプ氏の女性蔑視発言やクリントン氏の私用メール問題に左右されずに投票先を決めている人たち」。新たに有権者登録した移民や「支持なし層」は民主に入れる傾向が強く、「クリントン氏に有利な情勢」という。

3812チバQ:2016/11/07(月) 13:47:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000019-jij_afp-int
米大統領選、両候補ラストスパート クリントン氏が4〜5Pリード
AFP=時事 11/7(月) 13:35配信

米大統領選、両候補ラストスパート クリントン氏が4〜5Pリード
米ニューハンプシャー州で遊説するドナルド・トランプ氏(左、2016年11月4日撮影)とノースカロライナ州で遊説するヒラリー・クリントン氏(同3日撮影)のコンボ写真。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選挙の投票日が2日後に迫った6日、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が5州を遊説して回る一方、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏は支持基盤で票固めに動き、激しい選挙戦を続けている。

【関連写真】支持者に手を振る民主党ヒラリー・クリントン氏

 世論調査でなお接戦の州があることが示されると、トランプ氏は重要な激戦州であるフロリダ(Florida)、 ノースカロライナ(North Carolina)、オハイオ(Ohio)、ペンシルべニア(Pennsylvania)を立て続けに訪問。さらに今後、民主党の牙城と言われたコロラド(Colorado)、ミシガン(Michigan)、ミネソタ(Minnesota)各州も回る計画だ。

 6日にはクリントン氏がペンシルベニア、オハイオ、ニューハンプシャー(New Hampshire)の3州を、トランプ氏はより精力的にアイオワ(Iowa)、ミネソタ、ミシガン、ペンシルバニア、バージニア(Virginia)の5州を訪問する。

 共和党全国委員会(Republican National Committee)のラインス・プリーバス(Reince Priebus)委員長は米ABCテレビの日曜の報道番組「ディス・ウィーク(This Week)」で、「われわれは勢いに乗った。ミシガンのようなところで勝てば(当選は)決まりだ」と語った。

 これに対しクリントン陣営は、トランプ氏のミシガン州訪問にも余裕の構えを見せた。陣営の選対部長ジョン・ポデスタ(John Podesta)氏はABCに対し、「われわれは満足しており、力強い締めくくりを迎えている。だがやるべきことはまだ膨大にある」と述べた。

 クリントン氏も抜かりはなく、7日の訪問先にミシガン州を加えた。

 米NBCテレビと米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が6日に発表した合同の最終世論調査では、クリントン氏の支持率が44%、トランプ氏が40%で、クリントン氏が4ポイントリードしている。

 ABCと米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が同日に発表した合同世論調査では、クリントン氏が48%でトランプ氏は43%となっている。

 ウェブサイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」の運営者で選挙予測に定評がある統計専門家のネイト・シルバー(Nate Silver)氏は、クリントン氏が2対1でトランプ氏に勝利すると予測しているが、2012年のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の時よりも、クリントン氏のリードは「確かさに欠ける」としている。【翻訳編集】 AFPBB News

3813とはずがたり:2016/11/07(月) 14:41:57
「クリントン氏の訴追求めず」、米FBIがメール再捜査で結論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000000-reut-n_ame
ロイター 11/7(月) 6:22配信

[ワシントン 6日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に公務で私用メールを使用していた問題について、訴追を求めないとした当初の判断を維持すると議会に伝えた。

議会宛ての書簡で、コミ―長官は新たに発見された電子メールの捜査が完了したことを明らかにし、クリントン氏の問題に関して「7月時点の結論に変更はない」と説明した。

コミ―長官の書簡によると、FBIのチームが別の事件に関連して押収した端末から入手した大量の電子メールを捜査。当時国務長官だったクリントン氏とのやり取りを点検した。

コミ―長官は約1週間前、クリントン氏の私用メール問題に絡み、新たに発見された電子メールを調査していることを議会に報告。これを受けて大統領選に向けた支持率調査で、クリントン氏の共和党候補ドナルド・トランプ氏に対するリードは縮小した。

クリントン陣営の広報責任者、ジェニファー・パルミエリ氏は「問題が解決して何よりだ」と述べた。

新たな電子メールは、クリントン氏の側近であるフーマ・アベディン氏の別居中の夫であるアンソニー・ウィーナー元下院議員が起こしたわいせつ事件をめぐる捜査で発見された。

ただ、クリントン氏を批判する共和党は態度を軟化させておらず、同党のポール・ライアン下院議長は、声明で「(クリントン氏は)自身が法を超越していると考え、常に自分勝手なルールに従って行動している」と言明。私用メール問題は「国家安全保障を脅かした」と主張した。

この問題でクリントン氏を攻撃してきたトランプ氏は、ミネソタ州ミネアポリスでの集会で、FBIが示した判断には言及しなかった。

共和党全国委員会のプリーバス委員長はFBIの捜査について、訴追には至らなかったものの、クリントン氏が法律に違反し、「自身の軽率な行動について繰り返し米国民にうそをついた」証拠を示したと指摘した。

3814チバQ:2016/11/07(月) 17:56:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000061-reut-n_ame
米大統領選、接戦の場合に何が起こるか
ロイター 11/7(月) 15:49配信

米大統領選、接戦の場合に何が起こるか
 11月4日、米大統領選挙のユニークな特徴として、一番多くの一般投票を獲得した候補者が選出されるとは限らないという点がある。勝敗は、選挙人団と呼ばれる、各州で選ばれた選挙人による投票によって決定される。写真は10月20日、投票用紙のサンプル(2016年 ロイター/Jonathan Drake)
[4日 ロイター] - 米大統領選挙のユニークな特徴として、一番多くの一般投票を獲得した候補者が選出されるとは限らないという点がある。勝敗は、選挙人団と呼ばれる、各州で選ばれた選挙人による投票によって決定される。

それはつまり、8日に行われる大統領選の結果について、共和党ドナルド・トランプ候補と民主党ヒラリー・クリントン候補の間で政治的な論争が持ち上がった場合でも、州ごとに展開されることを意味する。

●選挙人団とは何か

選挙人団は全米で538人の選挙人によって構成されており、州ごとに人口などに応じた人数が割り当てられている。大統領候補が勝利するには、過半数となる270人以上の選挙人を獲得する必要がある。

それぞれの州で、通常、各政党が自身の選挙人を指名する。8日の選挙において、有権者は大統領候補に投票するものの、実際にはその候補を支持する選挙人を選ぶこととなる。

一般投票の終了後、大半の州で、最も多くの票を獲得した候補が、その州に振り分けられたすべての「選挙人」を獲得する。その結果、もし選挙人数が270人に達した候補がいない場合、大統領は下院によって選出される。米下院は現在、共和党が支配している。

●選挙人は自分の意志で投票先を選べるか

一部の州法では、選挙人が一般投票の結果通りに投票することを義務付けており、州によっては各政党が選挙人に対して、自身の候補者に投票するよう、公式の約束を事前に取り付けている。

選挙人の中には、自身の党が指名した候補以外の候補に投票ができる者もいるが、それは極めて稀であり、現代において、それが選挙結果に対して意味のある影響をもたらすことはない。

3815チバQ:2016/11/07(月) 17:56:36
●接戦の場合は

大統領選に関する手続きは州法で定められており、州当局が管轄する。そのため、それぞれの州において、独自の再集計手続きがある。

南部フロリダ州では、共和党のジョージ・W・ブッシュ候補と民主党のアル・ゴア候補が争った2000年の大統領選において、得票率の差が0.5%未満だったため、自動的に再集計が行われた。

中西部ウィスコンシン州では再集計は自動的には行われず、もし候補からの要請があれば再集計が行われるが、選挙結果が変わらなかった場合、その候補が再集計コストを全額負担する決まりとなっている。

再集計以外の手段としては、誰であっても州の選挙プロセスについて法廷で争うことが可能だ。現在、米国の最高裁判所の判事はリベラル派と保守派が拮抗しており、法的闘争は下級裁判所で決まる可能性がある。ただし、それぞれの政治派閥の構成は各州で異なっている。

3816チバQ:2016/11/07(月) 18:20:10
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-frn1611050002.html
現実味帯びてきたトランプ氏の大逆転、3つの必勝シナリオ 泥仕合の大統領選
17:05夕刊フジ

 「世界の警察官」ともいわれる米国大統領に、数々の暴言で知られる共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が就任するかもしれない。8日の大統領選目前で、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)の私用メール問題が再燃し、トランプ氏が逆転したとの世論調査結果もある。専門家が描くトランプ氏の「3つの必勝シナリオ」とは。

 米メディアはこれまで、クリントン氏優勢との見方が大半だった。しかし、投票が近づいた10月下旬、クリントン氏の私用メール問題について米連邦捜査局(FBI)が捜査再開を明らかにしたことで、風向きが変わった。世論調査によっては、トランプ氏がリードする結果もあり、予断を許さない情勢になったのだ。

 トランプ氏が大統領選で当選するとしたら、どんなケースが考えられるのか。米国政治に詳しい福井県立大の島田洋一教授が想定するのは、(1)連邦最高裁判事の人事問題をアピールして、トランプ氏から離れた保守派の支持を取り込む(2)私用メール問題でクリントン氏が窮地に陥る(3)あってはならないが、イスラム系移民によるテロが起きた場合-の3つだ。

 ■(1)最高裁人事

 まず最高裁をめぐっては現在、リベラル派4人、保守派4人の判事で構成されている。本来は9人だが、保守派の判事が今年2月に急死。オバマ政権と共和党との軋轢(あつれき)で空席のままとなっているのだ。

 最高裁判事は終身制のため、仮に50歳前後の新判事が選ばれた場合、数十年にわたって務める可能性がある。島田氏は「クリントン氏が大統領になると、進歩派主導の最高裁になる。トランプ氏は『私が選ぶ判事と、クリントン氏が選ぶ判事のどちらに数十年やらせますか』と、もっとアピールするべきだろう」と語る。

 現に共和党候補の指名争いで最後までトランプ氏と争ったテッド・クルーズ上院議員は9月、トランプ氏支持を表明した。その背景には、クリントン氏を勝たせれば、リベラルな連邦最高裁判事を任命するなど、オバマ路線が継承されることになると判断したというのだ。

 ■(2)メール問題

 メール問題では、クリントン氏のメールの内容が今後明らかになるなかで「露骨に賄賂を要求しているような内容のものだったら刑事事件になる可能性がある」と島田氏。

 ■(3)移民テロ

 さらに、テロに関しては、「あってはならないことだが、仮にシリアから入ってきた難民などからテロを実行する人間が出てきたら、『クリントン氏はこういうリスクのある人を入れようとしている』ということで、数ポイントは(トランプ氏支持に)動くのではないか」とみる。

 現実的な情勢としては、クリントン氏がやや有利といい、島田氏は「米国の選挙のプロは激戦区のペンシルベニア、オハイオ、フロリダの3つの州が大事だとみている。トランプ氏はこの3つを全部取らないといけないし、取れば勝てる」と話す。

 クリントン氏の問題に加え、トランプ氏のセクハラ疑惑も取り沙汰され、「泥仕合」となった大統領選。最後まで情勢は流動的のようだ。

3817とはずがたり:2016/11/07(月) 19:07:00
<米雇用統計>10月も改善継続 失業率も低下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00000110-mai-bus_all
毎日新聞 11/4(金) 22:13配信

 【ワシントン清水憲司】米労働省が4日発表した10月の雇用統計(速報値)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は、季節調整済みで前月比16万1000人増(前月は19万1000人増)となった。失業率は4.9%と前月から0.1ポイント低下し、雇用情勢の改善が継続していることが確認された。米連邦準備制度理事会(FRB)が見込む12月の追加利上げに向け追い風になりそうだ。

 就業者の増加数は事前の市場予想(17.5万人増)をやや下回ったが、9月分は速報段階の15.6万人増から上方修正された。雇用改善の「質」を示す平均時給は前年同月比2.8%増と前月(2.7%増)から勢いを増し、2009年6月以来の伸びになった。

 FRBは雇用統計を含む経済指標が大きく悪化しなければ、12月13、14日の次回会合で昨年12月以来1年ぶりとなる利上げを実施する方針。今回の統計で、賃金を含め雇用の堅調な改善が確認されたことで、FRBは景気の先行きに自信を深めるとみられる。

3818チバQ:2016/11/07(月) 20:42:06
http://www.sankei.com/world/news/161107/wor1611070036-n1.html
2016.11.7 18:50
【米大統領選】
FBI、クリントン氏の訴追求めず 私用メール問題で 逆風一気に弱まる
 【ワシントン=小雲規生】米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、議会あての書簡で、10月28日に捜査再開を表明した米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール問題で、訴追を求めない方針を明らかにした。2日後に迫った投票日に向け、逆風が弱まる公算が高まった。

 トランプ氏は演説で、クリントン氏は「不正なシステム」に守られていると主張。「8日に投票所で正義が下されるかは米国民にかかっている」と支持を訴えた。一方、クリントン陣営の広報責任者、パルミエリ氏は「問題が解決されたことは喜ばしい」と話した。

 コミー氏は書簡で、新たに見つかったメールのうち、国務長官時代のクリントン氏とのやりとりのすべてを調査したと説明。その結果、この問題でクリントン氏の訴追を求めないとする7月に発表した方針を「変えることはなかった」とした。

http://www.sankei.com/world/news/161107/wor1611070037-n1.html
2016.11.7 18:52
【米大統領選】
メール問題で訴追しないFBIに、共和党が反発「政治的圧力にさらされた」
 米連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の訴追を求めない方針を改めて明らかにしたことで、共和党側からFBIに対する「政治的圧力」を疑う声が出ている。FBIは捜査状況の公表は透明性確保のためだとしているが、米メディアでは次期大統領が誰になってもFBIのコミー長官は難しい立場に置かれるとみられている。

 「コミー氏は猛烈な政治的圧力にさらされたに違いない」

 共和党の大統領候補トランプ氏の盟友、ギングリッチ元下院議長は、訴追見送りの背景にクリントン氏を支援する政治勢力が存在しているとの見方を示した。

 クリントン氏の私用メール問題の捜査再開は、トランプ陣営にとって“最高の贈り物”だった。クリントン氏の「クロ」が証明されずとも、捜査の継続自体が有権者の疑念をかきたてたからだ。それが突然に取り上げられたとあって、ギングリッチ氏は腹の虫がおさまらないようだ。

 しかし、コミー氏は今回の判断は「24時間体制の調査」の結果だと強調。FBI幹部は新たに見つかったメールの多くは私的な内容か、すでに調査したメールの複製だったと説明した。不明としていたメールの内容が分かったため、速やかに公表したというわけだ。

 大統領選が間近に迫った10月28日に捜査再開の公表に踏み切ったのは、「クリントン氏を守るために意図的に事実を隠していた」と後になって批判されることを恐れたからだとみられている。コミー氏はこのとき、民主党側から「違法だ」などと批判された。

 2013年9月に就任したコミー氏の任期は23年9月までの10年間。汚職事件も手がけるFBI長官は慣例的に強い独立性が保証されている。コミー氏は今回、民主、共和の両党から判断が疑問視されたが、建前上は次期大統領がクリントン氏でもトランプ氏でも、引き続き捜査を指揮することができる。

 ただし、ビル・クリントン元大統領が1993年、公用機を私用で使ったなどの理由で当時のFBI長官を解任したように、大統領にその座を追われる例がないわけではない。米紙ワシントン・ポストは「何カ月にもわたって政治における中心的な役割を演じたことで、誰が大統領になってもFBIやコミー氏は難しい問題を抱えることになる」と指摘している。(ワシントン 小雲規生)

3819旧ホントは社民支持@鹿児島市:2016/11/07(月) 22:19:30
323対215でヒラリーが勝つとみたが,どうでしょう

3820チバQ:2016/11/08(火) 07:28:00
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080005-n1.html
2016.11.8 06:00
【米大統領選】
トランプ氏に「投票しない」 クリントン氏も「支持できない」 元CIA長官、ヘイデン氏
 ブッシュ米前大統領の下で中央情報局(CIA)長官を務めたマイケル・ヘイデン氏(71)は、歴代共和党政権で外交・安保政策を担った元高官50人と共に、大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏に「投票しない」との共同声明を発表した。ヘイデン氏は同時に、民主党のヒラリー・クリントン候補も「支持できない」とする。その真意を聞いた。(ワシントン 黒瀬悦成)

 -トランプ氏を支持しないと表明した理由は

 「彼は、国際情勢や国際安全保障に関し、米国の大統領として必要な経歴、思考・行動様式を備えていない。興味すらないだろう。彼は、心の底からの信念に基づいて物を言っているのではなく、目の前にいる群衆を楽しませるために話しているようにみえる。しかも、言っていることは無定見でデタラメで、非常に非常に不愉快だ」

 -一方で、クリントン氏も支持しないのは

 「メール問題が一つの指標だ。私のように政府での勤務経験があれば、あのようなメールのシステムを(自宅に)設置するのは理解できないし、彼女の説明はつじつまが合わない」

-次期政権下で日米関係はどうなる

 「次の大統領がトランプ氏だとすると、全くわからない。日本にもわからないだろう(笑)。そこが恐ろしいところだ」

 「クリントン氏であれば、日米関係が損なわれることはない。実のところ、外交に関しては、オバマ大統領よりも安心できる」

 -どこが違うのか

 「オバマ氏が国内問題を重視するのに対し、クリントン氏は米国が世界で積極的な役割を果たすべきだと考えている。シリア問題でも、クリントン氏が国務長官のままであれば、米国はシリア問題により積極関与していたはずだ。クリントン氏はオバマ氏よりも外交課題でリスクを受け入れ、よりタフであるだろう」

 -クリントン氏は中国にどのように対処するか

 「中国が希求する正当な国益は尊重する必要がある一方、米国も友好国と共に地域において維持する権利を有する正当な権益がある。こうした要件でバランスを維持するのは、誰が米大統領でも難しい。しかし、クリントン氏はトランプ氏と違い、米国の同盟システムの基本的な価値を理解している。米国が日本に軍を駐留させるのは、それが日米双方に有益だからだ。クリントン氏はそこを分かっている」

 -対露関係は。トランプ氏はロシアのプーチン大統領を好きなようだ

 「理解できない。私は、トランプ氏は米国における権威主義的大衆迎合主義の代表だとみる。そしてプーチン氏は、権威主義的大衆迎合主義の世界的な申し子で、2人は思想的に共鳴し合っている」

3821チバQ:2016/11/08(火) 12:02:21
http://jp.wsj.com/articles/SB10192246251775523818204582423212237477368
米大統領選、行方占う東岸注目州の投票終了時間は

早期の開票結果、その後の展開のカギに

By
MICHELLE HACKMAN

2016 年 11 月 8 日 11:36 JST 更新
原文 (英語)
 米国時間8日夜に固唾(かたず)をのんで米大統領選の開票結果を見守る人々にとって、幾つかの米東岸諸州の早期開票結果が、その後の展開を占うカギになるだろう。以下は、開票結果が明らかになるにつれて、注意して見るべき最初の幾つかの州だ(時刻は米東部標準時と日本時間での各州の投票終了時間)。

米東部時間8日午後7時(日本時間9日午前9時):

バージニア州とジョージア州

 この2州で何が民主党候補ヒラリー・クリントン氏を神経質にするだろうか。バージニア州でオバマ大統領は前回選挙と前々回選挙の2度勝利した。世論調査によると、同州ではクリントン氏が一貫してリードしている。しかし、8日夜になったばかりの頃は、スリリングだろう。少なくとも民主党を支持する傾向がある同州北部の人口密集地からの開票結果が出るまではそうだ。

 これに対し、共和党候補のドナルド・トランプ氏を神経質にするものは何か。ジョージア州でもバージニア州と同様に投票所は午後7時に閉まる。同州では1992年以降、民主党候補は勝利していないが、幾つかの最近の調査では、トランプ氏がクリントン氏を1ポイントか2ポイント・リードしている。もし開票結果が接戦のようなら、アフリカ系アメリカ人(黒人)の有権者(ジョージア州の有権者全体の3分の1近くを占めると予想されている)が全米各地でクリントン氏に大挙して投票している一つの兆候かもしれない。逆に黒人の有権者の投票率が低いようだと、クリントン氏にとって他の諸州で問題が生じる兆しになるだろう。ペンシルベニア州やミシガン州などでは黒人有権者の投票がクリントン氏の勝利に決定的に重要だからだ。

米東部時間8日午後7時30分(日本時間9日午前9時30分):

オハイオ州とノースカロライナ州

 オハイオ州とノースカロライナ州でトランプ氏は何を期待するだろうか。選挙人団の過半数を確保するために、トランプ氏の計画はオハイオ州に大きく依存している。同州は、フロリダ州に次いで全米最大のスイングステート(勝者が入れ替わる激戦州)だからだ。大半の世論調査では、トランプ氏は同州でリードしている。したがって同州で同氏が負ければ、全米で一層大きな問題が生じるシグナルになる。

 トランプ氏がオハイオ州で負けると、同氏は同州の18人の選挙人票を別の州で獲得して埋め合わせねばならない。つまり、他の幾つかの大きな州の一つ、例えばミシガン州で勝つ必要がある。

 これに対し、クリントン氏は何を期待しているだろうか。ノースカロライナ州は、クリントン氏が共和党から奪還できる可能性のある少数の州の一つだ。選挙人団の勝利へのトランプ氏の道は既に狭くなっている。このためクリントン氏がノースカロライナ州で勝てば、トランプ氏の勝利への道はさらに険しくなる。同州では2012年の前回大統領選挙で共和党が約2ポイント差で勝利している。

 加えて、クリントン氏が同州で勝った場合、それは米国の西部諸州(同様に多様な有権者のいる地域だ)でクリントン氏が順調に軌道に乗っているシグナルになる、とデューク大学の政治学者デービッド・ロード氏は言う。

3822チバQ:2016/11/08(火) 12:02:49
米東部時間8日午後8時(日本時間9日午前10時):

ニューハンプシャー州とフロリダ州

 クリントン・トランプ両候補ともにニューハンプシャー州とフロリダ州には注視するだろう。

 ニューハンプシャー州は、大統領選の行方、および民主、共和どちらの党が上院を制するかの戦いを占う重要な目安になる。

 同州は、マイノリティー有権者が大きく集中していない州だ。つまりクリントン氏が他の多くの州ではずみをつけている大きなマイノリティー集団に欠ける州ということだ。しかし、有権者全体をみると、圧倒的に白人であるものの、わずかに民主党寄りだ、とニューハンプシャー大学のダンティ・スカラ教授(政治学)は言う。同州では大卒の有権者の比率が大きく、多くの世論調査では、クリントン氏寄りに傾斜している。

 今年、大卒の白人は、クリントン氏の支持者連合の重要な要素として登場した。一方、労働者階級の白人有権者は、一部の元民主党支持者を含め、トランプ氏支持に動いた。専門家たちは、同州の大卒白人の間でクリントン氏がどれほど得票できるかに着目し、その他の地域でも同氏が大卒白人層の支持取り付けに成功するかを予測するだろう。

 ニューハンプシャー州はまた、共和党が上院の過半数議席を獲得できるかどうかを占う有力な目安にもなる。1期目のケリー・エイヨット上院議員(ニューハンプシャー州選出)は、再選を狙う共和党議員の中で最もぜい弱な議員の一人とみられている。今回の改選議員の勢力は共和党24議席、民主党10議席となっている。

しかしエイヨット議員は、対抗馬であるマギー・ハッサン同州知事(民主党)と接戦になっている。スカラ教授は「エイヨット議員は逆風の選挙年にもかかわらず、しぶといことを証明した」と述べ、「同議員は、極めて困難な環境で極めて良く選挙戦を戦っている候補者だ」と語った。

フロリダ州は、トランプ氏が大統領選で勝利するためには恐らく最も重要な州だ。クリントン氏は同州の選挙人29人なしでも勝利への道を幾つか描ける。これに対しトランプ氏は、フロリダ州を落とすと選挙人の過半数維持が極めて困難になるだろう。オバマ大統領は2012年の前回選挙で、同州ではわずか1ポイント未満の小差で勝利した。

フロリダ州やその他の州での期日前投票のパターンをみると、ヒスパニック系有権者の投票率が史上最高に達し得ることが示唆されている。問題は、それがクリントン氏の勝利をもたらすのに十分かということであり、フロリダ州のうち有権者がそれほど多様化していない地域で同氏がトランプ氏の強い支持基盤を突き崩せるかどうかが焦点になる。

ヒスパニック系の投票の力がとりわけ目立つのはマイアミ・デイド郡だろう。同郡は、オバマ氏が前回選挙で20万8000票の差をつけ、フロリダ州全体で7万5000票弱という小差で勝利する原動力になった地域だ。今年、この差が拡大すれば、マイアミの伝統的に共和党寄りのキューバ系アメリカ人が民主党支持にくら替えしている一つの兆候になる。

フロリダ州でのヒスパニック系有権者の投票行動はまた、ヒスパニック系有権者がネバダ州、コロラド州、そしてアリゾナ州でどう投票するかのヒントになる。特にアリゾナ州は伝統的に共和党が勝つ州だが、今年はヒスパニック系の投票率次第でスイング(くら替え)する可能性がある。

3823とはずがたり:2016/11/08(火) 19:13:03
>連邦最高裁の判事は、長らく共和党の任命した保守系判事が5人、民主党の任命したリベラル系判事が4人という構成だった。

>最高裁判事には現在、空席がひとつあり、次の大統領が任命権を握っているのである。ヒラリーが大統領になれば、民主党系のリベラルな判事を任命するのは間違いない。

>共和党支持の保守派からすれば悪夢のような時代。その再来を避けるためには、“トランプに耐える方がよっぽどマシ”なのだ。

“隠れトランプ旋風”が吹いたハーバード大 インテリ学生が支持する理由とは
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161108/DailyShincho_514388.html
デイリー新潮 2016年11月8日 08時01分 (2016年11月8日 19時00分 更新)
■「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(1)

 米大統領選を狂乱の渦に巻き込んだドナルド・トランプ(70)。彼の支持者は白人の低所得層とされてきたが、実は世界中の英知が集うハーバード大学でも“旋風”は吹き荒れていた。財務官僚を経て現在は弁護士の山口真由氏が、トランプ支持に走ったインテリ層の闇に迫る。

 ***

 昨年の夏から1年間、私はハーバード大学ロースクール(法科大学院)に留学していた。トランプが米大統領選への出馬を電撃表明したのは、私が渡米する直前の昨年6月16日のこと。

 当初は泡沫候補と思われた彼が共和党の候補者に指名され、ついにはヒラリー・クリントンとの本選に臨むまでになったプロセスを、偶然にも現地で体験したのである。

 今回は私自身の経験を踏まえ、ハーバードにおけるトランプ支持者の実態に触れながら、この“現象”について考えてみたい。

 粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち。これがアメリカ人の抱く、トランプ支持者の典型的なイメージだろう。ハーバード大学のイメージは、その真逆を行く。なにしろ、「ハーバード・コミュニティ」は世界中の知性が集まる場所なのだ。

 実際、ハーバードでのトランプ人気は著しく低い。そもそも、アメリカの「リベラルの牙城」として知られるこの大学の学生のうち、共和党支持者はわずか13%に過ぎない。洗練されたハーバードのインテリたちにとって、移民や女性に対する差別意識を隠そうともしないトランプは、私生活でも一線を画したい存在に違いない。

 だが、それはトランプを大統領候補に推した、共和党の教養ある支持者にとっても同じだ。なぜなら、彼らこそ、「共和党=差別主義者」というイメージと長らく戦ってきたのだから。

■共和党インテリ層からも批判
 ハーバードには共和党支持者たちで組織された「ハーバード・リパブリカン・クラブ」がある。しかし、このクラブは今年8月4日、トランプに三下り半を叩きつけたのだ。

 言っておくが、ハーバード・リパブリカン・クラブが、共和党の大統領候補に不支持を表明したのは128年に及ぶ歴史上、初めてのことだ。これは異例中の異例の事態と呼べる。クラブの公式フェイスブックにはこう綴られている。

〈トランプはコンサバ(保守)ではない〉〈共和党が、いやアメリカ人が共有してきた価値観は人間の尊厳である。それを踏みにじるトランプを、我々は恥じる〉

 格調高くかつ激烈な言葉でトランプを批判するクラブの宣言から伝わってくるのは、共和党のインテリ層の怒りと悲鳴だ。

 無論、その矛先は、ポリティカル・コレクトネス(直訳すると「政治的公正さ」、全てのマイノリティを差別しないという意味)に欠けるというイメージを払拭するための共和党の努力を水の泡にした、トランプに向けられている。

 ところが、そんな四面楚歌のトランプを支持する学生が、実はハーバード内には存在しているのだ。

 しかも、彼らは一般的なトランプ支持者のイメージとはかけ離れた、極めて知的な思惑を持っていた。

3824とはずがたり:2016/11/08(火) 19:13:31
>>3823-3824
■最高裁判事の方が大事
 共和党を支持する上品な男子学生は、トランプの俗っぽさに眉をひそめながらもこう明かした。

「大統領は所詮、4年間の我慢だ。でも、連邦最高裁の判事は死ぬまで続く。それこそ40年の我慢になるかもしれない。トランプに耐える方がよっぽどマシだよ」

 彼の発言には少々、説明が必要だろう。

 まず、アメリカの連邦最高裁は日本の最高裁よりも影響力が大きい。なにしろ、アメリカでは最高裁の下した判決が、そのまま法律としての効力を有するのだ。連邦最高裁の判事は9人で、一度任命されれば基本的にはその人が亡くなるまでの終身制である。任命権を持つのは、大統領その人だ。

 連邦最高裁の判事は、長らく共和党の任命した保守系判事が5人、民主党の任命したリベラル系判事が4人という構成だった。

 ところが、である。

 共和党に任命されたアンソニー・ケネディ判事は、徐々にリベラル側に寄っていき、特にLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字。いわゆる性的マイノリティを指す)の権利にはとても同情的だ。

 それが、昨年6月の同性婚を認める連邦最高裁判決に?がった。宗教的な理由に基づき、同性婚には絶対反対を貫いてきた共和党支持者にすれば、腸(はらわた)が煮えくり返るような裏切りだろう。

 さらに、共和党支持者を絶望させたのは今年2月、保守派の大論客であるアントニン・スカリア判事が79歳で息を引き取ったこと。

 つまり、最高裁判事には現在、空席がひとつあり、次の大統領が任命権を握っているのである。ヒラリーが大統領になれば、民主党系のリベラルな判事を任命するのは間違いない。となれば、ケネディ判事を計算に入れなくても、リベラル系判事が最高裁で多数派を形成することになる。

 1950〜60年代のアメリカでは、アール・ウォーレンというカリスマ判事に率いられたリベラル優位の最高裁が、アメリカの舵を大きく左に切った時代があった。

 黒人と白人の学区を分けるのは違憲、女性の避妊を認めないのも違憲……。ウォーレン判事率いる最高裁による立て続けのリベラルな判決に、保守派は泡を食った。伝統的に保守派はキリスト教の教えを固く信じる白人で、彼らは黒人と同じ学校に子弟を通わせたいとは思わず、避妊なんてキリスト教の教えに反する不道徳な行為だと考えていた。

 共和党支持の保守派からすれば悪夢のような時代。その再来を避けるためには、“トランプに耐える方がよっぽどマシ”なのだ。

 ***

「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(2)へつづく

特別読物「民主党の牙城『ハーバード大学』にも吹き荒れた『隠れトランプ』旋風――山口真由(弁護士)」より

山口真由(やまぐち・まゆ)
1983年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験と国家公務員Ⅰ種に合格。首席卒業し、財務官僚を経て2009年から弁護士。2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学し、2016年8月に帰国。著書に『いいエリート、わるいエリート』など。

「週刊新潮」2016年11月10日神帰月増大号 掲載

3825チバQ:2016/11/08(火) 19:28:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161108k0000e030220000c.html
<米大統領選>両候補、激戦州を遊説 最後の訴え
11:55毎日新聞

<米大統領選>両候補、激戦州を遊説 最後の訴え
米大統領選に向けて演説するクリントン候補(左)とトランプ候補(右)=AP
(毎日新聞)
 ◇民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補

 米大統領選投票日前日の7日、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)は勝敗を左右する激戦州を遊説した。クリントン氏の集会には、夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領夫妻らが勢ぞろい。トランプ氏は深夜まで計5州を縦断して投票を呼びかけた。投票は一部を除いて8日朝(日本時間8日夜)から始まる。

 ◇民主党のヒラリー・クリントン候補

 「どのような国にしたいのか、私たちは試されている。一緒に歴史を作ろう!」。ヒラリー・クリントン候補は7日、ペンシルベニア州フィラデルフィアの集会で声を上げた。オバマ大統領やミシェル夫人、夫のビル氏と長女チェルシーさんらが勢ぞろいし、ロック歌手のジョン・ボン・ジョビさんやブルース・スプリングスティーンさんも舞台に立ち「オールスター」で支持を訴えた。

 集会が開かれたのは独立宣言が行われた独立記念館前の広場。屋外に集まった数万人の支持者が「USA」と書かれたプラカードを掲げて声援を送った。

 クリントン氏は演説で「選挙戦が怒りに満ちたものになってしまった」とも吐露。投票日を翌日に控え、トランプ氏が人々の怒りを刺激するのと対照的に前向きなメッセージを打ち出している。同州ピッツバーグの集会では「明日は希望に満ちた寛大な米国のための投票だ」と呼びかけた。

 クリントン氏は中西部ミシガン、ペンシルベニアを回り、7日深夜に南部ノースカロライナ州に入る。同州ローリーでの集会には歌手のレディー・ガガさんらを迎えて最後の支持を訴える。【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)長野宏美】

 ◇共和党のドナルド・トランプ候補

 ドナルド・トランプ候補は7日、南部フロリダを皮切りに、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ニューハンプシャーを訪れ、「我々は歴史的で一生に一度しか起こらないような変化をもたらす」と支持を呼びかけた。7日深夜にはミシガン州で集会を開く。

 「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の一部とされ、自らが大学時代を過ごしたペンシルベニア州のスクラントンの集会では「炭鉱労働者、工場労働者、製鉄工場労働者の仕事を取り戻す」と強調。支持者らはトランプ氏の選挙スローガン「米国を再び偉大な国に」が記されたプラカードを掲げ、会場は熱気に包まれた。

 トランプ氏は選挙戦中の10月、女性蔑視発言で窮地に立たされたが、クリントン氏の私用メール問題で米連邦捜査局(FBI)が再捜査を開始し、接戦に持ち込んだ。そのため、トランプ氏はフロリダ州の演説で「腐敗した候補者だ」などと批判。クリントン氏を応援するオバマ大統領が導入した「医療保険制度改革(オバマケア)」についても「私が大統領になったら、オバマケアを廃止する」と改めて訴えた。【ニューヨーク田中義郎】

3826チバQ:2016/11/08(火) 19:31:54
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E180175.html
注目は明日・午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?
18:47ニューズウィーク日本版

<米大統領選の投開票がいよいよ始まる。ヒラリー・クリントン有利とも、いや激戦だとも伝えられるが、結果は日本時間のいつ頃に分かるのだろうか>

 さぁ、いよいよカウントダウンが始まった! 運命の11月8日(火曜日)、アメリカでは早い州で米国東部時間午前6時(日本時間8日午後8時)から本格的な投票が始まる。全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。大統領候補が勝利するのに必要な538人の選挙人のうち、過半数となる270人以上を獲得したところで勝敗が決まる。

 決戦の時を迎えた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプ。2人のどちらが次期アメリカ大統領に選ばれるかは、日本時間の何時に判明するのだろうか。

 大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。投票が締め切られる前に発表してしまうと、その後の投票行動に影響を及ぼすかもしれないからだ。そうなると、各州の当確が発表され始めるのは投票所が閉まってからということになる。観戦する側としては、州ごとに発表される当確情報に基づいて選挙人の数をクリントンとトランプに振り分け、どちらかが270人に達するのを見守ればいい。

 投票の締め切り時間は州ごとに異なるが、ニューヨーク・タイムズ紙のデータをもとに日本時間のタイムラインを作成すると(カッコ内は選挙人の数)――。

■日本時間 11月9日(水)午前8時(米国東部時間8日午後6時):インディアナ州(11)のほとんどとケンタッキー州(8)の半分で最初に投票所がクローズする。

■午前9時:フロリダ州(29)のほとんどの地域、ニューハンプシャー州(4)、ジョージア州(16)、バージニア州(13)などで投票終了。

■午前9時半:オハイオ州(18)、ノースカロライナ州(15)などで投票終了。

■午前10時:ミシガン州(16)のほとんど、ペンシルベニア州(20)、フロリダ州(29)の残りの地域などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計292。

※ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、午前10時(米国東部時間午後8時)がひとつの山場だ。同紙はクリントンがほぼ確実に取ると思われている州に加えて、激戦州である6州(アリゾナ、フロリダ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ)をすべて制覇すればクリントンの勝ちと見ている。

■午前11時:アリゾナ州(11)、ウィスコンシン州(10)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計432。

■午後12時:アイオワ州(6)、ネバダ州(6)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計457。

午後1時:カリフォルニア州(55)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計535。

午後3時:全米最後のアラスカ州(3)で投票が終了。選挙人数の合計が全538に到達。

3827チバQ:2016/11/08(火) 19:32:06
フロリダ州に加え、この激戦州2州にも注目

 観戦ポイントとして注目すべきなのは、各候補が270人に到達するために鍵を握る州の動向だろう。なかでも最も目が離せないのは選挙人29人を握るフロリダ州の結果だ。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブはウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿し、「今年の大統領選の最重要州はフロリダ州だ」と語った。過去6回の大統領選で民主党が制してきた18州と首都ワシントンをクリントンが取れば、その時点で獲得選挙人数は242人。そこにフロリダ州の29人を加えれば270人に達するからだ。逆に言うと、トランプはフロリダを落とすとホワイトハウスへの道がほぼ絶望的になる。

 フロリダ州のすべての地域で投票が締め切られるのは日本時間午前10時だが、クリントンがトランプに大差をつけていればフロリダの開票速報は早い時点で出るかもしれない。逆に僅差の場合は、結果が出るまで数時間かかる可能性もある。2000年のジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの選挙ではあまりに僅差だったため再集計が行われ、結果が出るのに約2週間を要した。

【参考記事】アメリカ大統領選挙、結果が大接戦 そのとき何が起きる?

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値ではフロリダではクリントンが46.6%、トランプが47%とほぼ互角だが、同州では期限前投票で既に総投票数の約3分の2が投じられたと見られており、クリントン優位が伝えられている。専門家によれば、クリントン陣営の「どぶ板選挙」作戦のおかげでクリントンを支持するヒスパニック系と黒人有権者の投票率が跳ね上がっているという。

 フロリダ州の結果を待つ間に注目すべきは、人種や産業の構成などから「アメリカの縮図」と呼ばれ選挙人18人を握る激戦州オハイオの動向だろう。64年以降の大統領選で、オハイオを落として大統領になった候補はいない。「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値では、クリントンが44%、トランプが46.2%と、トランプがリードしている。

 また、激戦州ノースカロライナにも注目が集まっている。4年前の大統領選の結果を正確に予測した統計分析の専門家ネイト・シルバーは、自身が主宰する「ファイブサーティーエイト(538)」で、今年の選挙戦の「主役」はフロリダ州とノースカロライナ州だとして、トランプがこのどちらで負けても270人には届かないとみる。

 選挙人15人を抱えるノースカロライナ州の最新の支持率平均値は、クリントンが45.7%、トランプが46.5%とその差は僅かだ。カール・ローブも、例えトランプがフロリダ州とその他の激戦州で勝ったとしても、クリントンが民主党が過去に勝利してきた18州+ワシントンの242人に加えてノースカロライナ州とバージニア州の両方(合計28人)を取れば決まりだとみる。

 前評判どおりクリントン有利に展開するのか、それとも接戦にもつれ込むのか。はたまたトランプの大どんでん返しがあるのか。他に接戦州とされるのは、アイオワ州(6)、アリゾナ州(11)、ネバダ州(6)、ニューハンプシャー州(4)、コロラド州(9)、ミシガン州(16)、ペンシルベニア州(20)、ウィスコンシン州(10)。だが、勝利演説が何時になるかを予想するには、まずはフロリダ、オハイオ、ノースカロライナに注目するのがよさそうだ。

【参考記事】ニューストピックス 決戦2016米大統領選

3828チバQ:2016/11/08(火) 19:35:07
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080001-n1.html
2016.11.8 08:00
【国際情勢分析】
米大統領選、英国のEU離脱と同じ逆転劇は起きるか だれにも言えない「隠れトランプ支持者」の行方
 8日の米大統領選では、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の「隠れ支持者」の動向が注目点のひとつだ。直近の半年の世論調査では、大半の期間で民主党のヒラリー・クリントン氏(69)が優勢だった。しかし、トランプ氏の女性蔑視や人種差別的な発言から、表だって支持者だと言わない人が多数おり、世論調査に表れない「トランプ票」によって、下馬評が覆されるかもしれないとの見方がある。米政治専門家らは、隠れたトランプ支持の“威力”を読み解こうと躍起だ。

 「私がトランプに投票するつもりだということは、妻にさえ秘密にしている」(中年男性)

 「大学の友だちは知らないわ、私がトランプ支持だなんて。どんな風に思われるか分からないから、話さないの」(女子大生)

 欧米メディアの報道に登場した「隠れトランプ支持者」の声は、ごく身近な人にさえ打ち明けない姿を浮き彫りにしている。

 トランプ氏の不法メキシコ移民を性犯罪者と同列視するような発言や、女性をさげすんだような言いっぷりは、これまでの大統領候補の姿からかけ離れている。そのため支持者であることを普段は隠し、選挙当日にトランプ票を投じる人が多数いるはずだと取り沙汰されてきた。

 こうしたトランプ氏の隠れ支持者について熱心に報道してきたのは、実はイギリスのメディアだった。世論調査に裏切られた手痛い記憶があるからだ。

 6月下旬に実施された英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票。多くの事前の世論調査では、「EUに残留する」との回答が過半数を占めていた。ところが開票してみると、僅差ながらもEU離脱が優勢の結果に。予想を覆された英メディア自身が大騒ぎする羽目となった。

 世論調査の分野では、無作為に発生させた電話番号に電話をかけ、有権者に聞き取る一般的な調査手法では、正確に把握しきれない民意があることは知られている。米国で有名なのが、「ブラッドレー効果」と名付けられたものだ。

 1982年のカリフォルニア州知事選。世論調査では、アフリカ系候補のブラッドレー氏が、白人候補に対して圧倒的に優勢だとの結果が出ていた。しかしフタを開けてみると、白人候補が勝利した。世論調査で「アフリカ系候補に投票する」と述べていた白人有権者の多くが、実際は白人候補に投票したためだった。白人有権者は「人種差別的だ」との印象を持たれるのを恐れ、調査員に本心を伝えなかったためだと考えられている。

 「ブラッドレー効果の再来か」-。今回の大統領選でも、トランプ氏の隠れ支持者の存在が、「クリントン氏優勢」の事前の世論調査を覆すのではないかとの見方が、選挙戦が本格化した今夏以降、米メディアをにぎわしてきた。トランプ氏自身も、「ブレグジット(英国のEU離脱)のような大逆転」をみせると公言している。

3829チバQ:2016/11/08(火) 19:35:37
 そんな隠れトランプ支持者の影響力を探ろうと、米メディアや専門家が分析を加えている。米紙ワシントン・ポストで世論調査を分析しているフィリップ・バンプ氏は、インターネットを通じて回答を得る調査に着目する(10月31日=電子版)。

 一般的な電話による調査方法の場合には、回答者がブラッドレー効果のような「社会的プレッシャー」を感じ、トランプ氏支持を隠す可能性があるが、匿名でしかも人間に対して回答するわけではないネット調査なら、トランプ支持を隠す必要性が小さいと考えられる。

 そこで、電話調査とネット調査の結果を比べてみると、8〜10月のトランプ氏の支持率に大きな差がみられなかった。2つの調査手法の間で最も差が開いた9月でさえ、電話調査が44・5%、ネット調査が42・7%と、1・8ポイントの差しかなかった。

 こうしたことから、バンプ氏は、隠れトランプ支持者が「世論調査のデータに表れていない」という見解に否定的な見方を示している。7月までの共和党候補者指名を決める党員集会・予備選の時期には、トランプ氏の支持率が電話調査とネット調査で平均10ポイントの差があった。差が次第に縮小してきたことからも、トランプ支持を公言することに、回答者が「臆病」になっていないとの見方のようだ。

 むしろバンプ氏が重視するのは、「トランプ氏支持層となる白人労働者階級の投票率が(クリントン氏支持層となる)大学卒の女性より低い」という、米国選挙での一般的な傾向だと指摘する。

 世論調査では、「投票に恐らく行く」と答えた回答者がデータの対象になる。仮に「行くかどうか確率は50%」などとした回答者はデータに算入されないという。したがって、そもそも投票率が低いトランプ支持層の白人労働者は、世論調査のデータから漏れている可能性があるという。バンプ氏は、トランプ氏に一票を投じるため「彼らが投票所へ押し寄せる」かどうかが、クリントン氏優勢の下馬評を覆すかどうかを左右するとの認識をにじませている。

 同様の観点から、ジョージ・ブッシュ大統領の次席補佐官だったカール・ローブ氏も、白人有権者の動向に注目する。

 2012年の大統領選で共和党候補のミット・ロムニー陣営に参加したローブ氏は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(10月28〜30日=電子版)で、トランプ陣営が描いている戦略を解説。再選を目指すオバマ大統領に対して厳しい批判姿勢を示さず、また熱心なロムニー氏支持でもないため、投票に行かなかった白人有権者が500万人おり、トランプ陣営が「彼らを投票所に向かわせることができれば勝てる」とする戦略を立てているという。

 ローブ氏はこの点、「一見もっともな考え方だ」と述べている。ただ、投票者に占める白人の比率は、2000年大統領選の81%から、12年の72%へと下落傾向にあると指摘。トランプ氏の荒唐無稽ともいえる主張に、白人有権者がことさら強く賛同するとも思えない点などから、「失われた500万人」の白人有権者が大挙してトランプ票を投じることに懐疑的な見解を示している。

 このように見てくると、世論調査で把握できない「隠れトランプ支持者」が選挙結果を左右するというよりは、トランプ支持層と重なる白人労働者層の投票率や投票数が、どこまで伸びるかが問題といえそうだ。特にフロリダやノースカロライナなどの激戦州で、トランプ氏が、政治に熱心でない潜在的な白人支持層の足を投票所へ向けさせることができたかどうかが、8日に問われることになる。

 「勝者が決まったときに、誰が投票所に行ったのかも判明する」。バンプ氏はそう述べて、世論調査の「限界」も示唆している。
(外信部 塩原永久)

3830チバQ:2016/11/08(火) 19:37:43
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080011-n1.html
2016.11.8 09:16
【米大統領選】
両候補が「最後のお願い」 重要州を遊説 クリントン氏3州、トランプ氏5州
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の投票日を翌日に控えた7日、民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補はそれぞれ重要州を遊説し、有権者に支持を訴えた。米メディアの予測ではクリントン氏が優勢だが、トランプ氏が逆転する可能性も残っており、両氏は「最後のお願い」に懸命になっている。

 クリントン氏は7日夜までに、トランプ氏が劣勢を覆そうとしているペンシルベニア州とミシガン州で合計3回演説し、票固めを図る。さらに深夜には接戦が続くノースカロライナ州で演説し、逃げ切り勝利を狙う。夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領らも応援のために各地を遊説に飛び回った。

 クリントン氏はペンシルベニア州での演説で「今回の選挙は米国を分断させるか連帯させるかを問うものだ」と述べて、差別的な言動を繰り返してきたトランプ氏の大統領としての資質を疑問視。「壁ではなく橋を作ることでより良い米国を目指す」と訴えた。

 一方のトランプ氏は7日、逆転勝利のためには絶対に落とせない接戦州のフロリダ州から遊説を開始。その後はノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ニューハンプシャー州と北上し、深夜のミシガン州で選挙運動を締めくくる。娘のイバンカさんら家族やジュリアーニ元ニューヨーク市長らも重要州を回って支援を呼びかけた。

 トランプ氏はノースカロライナ州での演説でクリントン氏の私用メール問題に触れ、クリントン氏が「不正なシステム」に守られていると糾弾。「明日は歴史的な日になる」と述べ、製造業の海外流出を抑え、不法移民の流入防止を徹底するなどして「米国を再び偉大にする」と主張した。

3831とはずがたり:2016/11/08(火) 19:42:16
2016年 11月 8日 13:15 JST
米大統領選の投票監視、民主党の規制強化要請が3州で認められず
http://jp.reuters.com/article/usa-election-intimidation-idJPKBN1330BN?rpc=135

[ワシントン 7日 ロイター] - 米大統領選の投票監視をめぐり、共和党候補ドナルド・トランプ氏支持者による監視への規制強化を求めた民主党の訴えが3州で認められなかった。

最高裁判所はオハイオ州での投票監視に新たな規則を設ける訴えを棄却。ペンシルベニア州、ノースカロライナ州でも民主党の訴えが退けられた。

投票者を威嚇する行為は米国法で禁じられている。ただ民主党陣営は、選挙の不正操作に憤るトランプ氏の支持者がマイノリティ投票者の嫌がらせに動いたり、投票日当日に大都市で混乱が生じる事態を同氏が警告したことを懸念している。

民主党は、トランプ陣営や州の共和党組織などが支持者にマイノリティ投票者の威嚇を促しているとして、6州で裁判所に投票監視者への規制強化を求めていた。

3832チバQ:2016/11/08(火) 19:47:13
http://www.cnn.co.jp/usa/35091783.html
米オクラホマ州で強い地震 住民避難、学校は休校に
2016.11.08 Tue posted at 11:58 JST
(CNN) 米オクラホマ州で6日夜に強い地震があり、震源地付近の建物に被害が出て付近の住民が避難している。7日は一部の学校が休校となった。
オクラホマ地質調査所などによると、同州タルサから約80キロ南西のカッシング付近でマグニチュード(M)5.0の揺れを観測した。これまでのところ、負傷者は報告されていない。
同州非常事態対策局によると、震源に近いカッシングでは救急隊が高齢者施設の入居者を近くの体育館に避難させた。一部地域では約2時間にわたって停電が発生した。
フォーリン州知事によると、カッシングにある石油貯蔵施設ではこれまでのところ、地震による問題が起きた形跡はないという。パイプラインの運営にも支障は報告されておらず、橋などのインフラの点検でも損傷は見つかっていない。
カッシングの公立学校は7日を休校として、校舎などに被害が出ていないかどうか調査する。
オクラホマ州では2カ月前にもM5.6の地震があり、同州を含む6州で揺れを観測した。

3833チバQ:2016/11/08(火) 19:48:10
http://www.cnn.co.jp/usa/35091816.html
激戦州、有権者の動向、そして開票後――注目すべき7つのポイント 米大統領選
2016.11.08 Tue posted at 18:29 JST
ワシントン(CNN) 共和党候補のドナルド・トランプ氏は民主党候補ヒラリー・クリントン氏の「青い壁」を崩そうとしている。一方、クリントン氏は、トランプ氏への反発からラテン系有権者の投票が増えることを望んでいる。
投票日が目前に迫るなか、両候補はフロリダやペンシルベニア、ノースカロライナといった激戦州で最後の遊説を行った。両候補はまた、ミシガンやニューハンプシャーにも足を運んだ。ここ最近の選挙では両州は民主党が獲得しているが、今回の選挙戦ではひっくり返る可能性も出てきている。
大統領選の注目点や注目州を以下に挙げる

トランプ氏が勝たねばならない州は?
トランプ氏にとって、最もあり得そうな勝利への道筋は4年前の選挙で共和党候補のミット・ロムニー氏が獲得した激戦州であるノースカロライナとアリゾナを押さえると同時に、前回はオバマ大統領が勝利したフロリダ、オハイオ、アイオワの3州を取り返すことだ。
いずれかの州で敗北を喫すると、当選に必要な選挙人総数の過半数である270人の獲得がすでに難しい状況にあるなか、さらに情勢は厳しくなるだろう。もし、トランプ氏が選挙人の多いミシガンやペンシルベニアを取り返すことができれば、ノースカロライナの勝敗についてはそれほど気にしなくてもよくなるかもしれない。ペンシルベニアやミシガンで勝利すればノースカロライナでの敗北も相殺でき、選挙人270人の獲得も見えてきそうだ。
そうでなければ、ノースカロライナとアリゾナを押さえる一方で、フロリダやオハイオ、アイオワを取り返すなどしても260人までしか行かないだろう。
トランプ氏はどうにかしてあと10人の選挙人を獲得する必要が出てくるだろう。ニューハンプシャー(4人)やネバダ(6人)などは獲得できるかもしれない。コロラド(9人)やミシガン(15人)、ペンシルベニア(20人)という可能性もありそうだ。

クリントン氏が勝たねばならない州は?
クリントン氏にとって重要なのは「青い壁」と呼ばれる民主党寄りのペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを確保することができるかどうかだろう。
トランプ氏はこの3州を標的にしているが、クリントン氏はいずれの州でも支持率でリードしている。しかし、ミシガンやペンシルベニアの有権者の多くは投票日に投票を行うためクリントン陣営は他州で築いている期日前投票での優位をミシガンやペンシルベニアでは得られていない。
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
その3州のいずれでも勝利できないと、バージニアやコロラド、ニューハンプシャー、ネバダといった州を押さえる必要が出てくる。こうした州では期日前投票では民主党が優勢となっている。

3834チバQ:2016/11/08(火) 19:48:52
ラテン票は拡大するか
もしクリントン氏が勝つなら、投票者の多くは女性や大卒、そして、ラテン系の有権者ということになるだろう。
ネバダやフロリダでの期日前投票ではすでにラテン票の急増が見て取れる。ネバダでは4日に5万7000人が投票を行った。
調査によれば、初めて投票した有権者の多くは反トランプ票を投じた。
共和党全国委員会のプリバス委員長にとっては、過去の亡霊かもしれない。2012年の大統領選後、共和党全国委員会は、共和党がより多くのラテン系有権者を引き付ける必要があると警告していた。共和党が3回連続で大統領選に敗北するとなれば、その理由は候補者がそうした忠告を完全に拒絶したからだということになるかもしれない。
トランプ氏のメキシコ人移民に対する攻撃がラテン系有権者を遠ざけ、女性に対する攻撃がクリントン氏が多くの女性票を獲得することにつながっている。
トランプ氏に「声なき声」
トランプ氏の最大の強みは不満を持った白人有権者、特に男性でさらに学位を持たない有権者からの支持が圧倒的であるということだ。
トランプ陣営は、こうした有権者の支持が選挙戦を制する決め手になると主張している。こうした有権者の多くは、無党派か、トランプ氏の保護主義的なスタンスを受け入れている民主党支持者だ。
トランプ氏はさらに、中核的な民主党有権者が投票に行かないことも望むだろう。
トランプ氏はアイオワで優位を示しており、オハイオでもクリントン氏をリードしている。トランプ氏は、ブルーカラーの民主党支持者の多いペンシルぺニアやミシガンのどちらか一方ででも勝利できないかと望んでいる。
アフリカ系有権者は現れるか
民主党陣営の最大の懸念は、アフリカ系(黒人)有権者の投票が、2008年と2012年にオバマ氏を支持した水準近くにまで達するかどうかだ。
もしそうならなければ、クリントン氏にとって重要なフロリダやノースカロライナといった州で厳しい状況に陥るかもしれない。
オバマ大統領は黒人票の獲得に向けてクリントン氏を支援している。ラジオ番組に出演した際には、自分のときのようにクリントン氏を支持してくれるよう呼びかけた。
「トランプ後」の共和党は
トランプ氏が5月に共和党からの指名獲得を確実にして以来、共和党の上下両院の議員候補は、トランプ氏が行う戦没者遺族や保守的な正統性に対する攻撃などを説明する必要に迫られた。
トランプ氏が勝っても負けても、共和党は、トランプ氏による自由貿易の否定や海外での米国の役割の低減、共和党の連邦議会指導層への批判に対して、どのように対応するのか決断を下さなければならないだろう。
敗者は敗北を認めるのか
国を二分した長く厳しい選挙戦だが、もっとも重要な疑問はこれかもしれない。すなわち、敗者は敗北を認めるのか。そして、それはどのように行われるのか。
トランプ氏もクリントン氏も米国の歴史に残る不人気な大統領候補だ。国民の半分はクリントン氏を嘘つきだと考えており、もう半分はトランプ氏を人種差別主義者で女性嫌いだとみている。
そして、トランプ氏は特に、選挙戦は仕組まれたものだと主張している。
敗者が勝者を正当化する上で重要な役割を担いそうだ。あるいは、そもそも勝者の正当性を認めないかもしれないが。

3835チバQ:2016/11/08(火) 19:51:39
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/8-9.php
8日のアメリカ議会選挙、民主党の過半数奪還なるか 上院は接戦模様
2016年11月8日(火)12時44分
 今後2年の米国の政策決定を方向づける米連邦議会議員選挙が8日、大統領選と合わせて行われる。共和党が上下両院で握る過半数議席を民主党が取り戻せるかが注目される。
 今回の選挙で両院の過半数議席が民主党に移る場合、2017年に就任する新大統領に署名のため送付される法案はより穏健な内容となる可能性が高い。

 民主党が上院の過半数議席を確保するためにはあと5議席が必要になる。定数100の上院では現在、54議席を共和党、44議席を民主党、残りの2議席を民主党系の無所属議員が占めている。

 政治アナリストは最近まで、民主党が今回の選挙で4─7議席積み増すと予想していた。しかし、10月下旬に米連邦捜査局(FBI)が民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使っていた問題に絡み再捜査を行うと表明したことで、選挙が共和党有利に傾くとの懸念が民主党に広がった。

 FBIはその後、メール問題でクリントン氏の訴追を求めないとした当初の判断を維持すると明らかにした。

 定数435の下院では、民主党が2011年に失った過半数議席を取り戻すためには30議席の積み増しが必要になる。ただ、一部のアナリストは、民主党の積み増しが5─20議席にとどまると予想している。

 下院で多数派の共和党議員は2013年に上院で可決された移民制度改革法案の審議を阻止しているほか、環境規制や金融規制の緩和を図る一方で国内プログラムの予算縮小を提唱している。

 大統領選の結果は議会選の結果に大きく影響するとみられる。ここ数十年を見ると、大統領選で勝利した政党が議会選でも優勢となっている。

 今回の選挙戦では、上院議員選が特に注目されている。

 ミズーリ州では共和党の現職、ロイ・ブラント上院議員に挑むジェイソン・カンダー氏が予想外の健闘ぶりを見せているほか、ペンシルベニア州ではケイティ・マギンティ氏が共和党現職パット・トゥーミー議員の再選を阻む可能性があるとされる。

 また、共和党重鎮で上院議員を30年務めるジョン・マケイン議員もアリゾナ州で再選が予想されているものの、同氏にとっては異例の激しい争いとなっている。

 選挙の結果、上院の議席数が民主党と共和党で50ずつとなる場合、次期大統領が議決権を持つことになる。

3836チバQ:2016/11/08(火) 19:53:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3107253
クリントン氏選挙戦、締めにレディー・ガガさん登場「トランプ氏支持者との和解を」
2016年11月08日 17:59 発信地:ローリー/米国
【11月8日 AFP】米大統領選の激戦区ノースカロライナ(North Carolina)州で7日に行われた民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支援者集会に歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)さん(30)が駆けつけ、大物政治家やスターが勢ぞろいした集会の最後を締めくくった。ガガさんは演説で、近年では最も対立が際立った大統領選の一つとなったことを踏まえ、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の支持者との和解も呼び掛けた。

 ガガさんは全米で最も早い投票が始まる数時間前、深夜の選挙集会で聴衆の若者に向けスピーチし、クリントン氏こそが恵まれない人々の代弁者だと称賛した。またトランプ氏が「どんなに卑怯で馬鹿げていても、彼女(クリントン氏)は満面の笑顔で議論を続けた」「まさに鉄でできている」などと賛辞を贈った。

 一方、ガガさんは、滞在資格を持たないメキシコ移民を「レイプ犯」と呼び、女性蔑視発言を行い、選挙結果を受け入れない可能性にも言及したトランプ氏の支持者も尊重するよう呼び掛け「このメッセージを広げることは重要。トランプ氏の支持者を嫌う必要はない。私たちが本当の米国人であれば、彼の支持者を敵と見るのではなく仲間と見るべきだ」と述べた。(c)AFP

3837チバQ:2016/11/08(火) 20:08:51
>>3801更新
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/2016_elections_electoral_college_map.html
クリントン203 (270まで67)
トランプ164(270まで106)


■接戦州(171)
フロリダFlorida (29)
ペンシルバニアPennsylvania (20)
オハイオOhio (18)
ジョージアGeorgia (16)
ミシガンMichigan (16)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に
アリゾナArizona (11)
コロラドColorado (9)
ネバダNevada (6)
アイオワIowa (6)
ニューメキシコNew Mexico (5)
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない

■クリントン有利(35)
ウイスコンシンWisconsin (10)
ミネソタMinnesota (10)
オレゴンOregon (7)
コネチカットConnecticut (7)
メインMaine CD1 (1) 総取りではない

■トランプ有利(9)
サウスカロライナSouth Carolina (9)

3838チバQ:2016/11/08(火) 21:08:25
■接戦州(171)

フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
ミシガンMichigan (16)  96以降民主
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
アリゾナArizona (11) 12年ロムニー 96民主 00以降共和

コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない


>>3833
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
>>3827
フロリダFlorida (29)
オハイオOhio (18)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
に注目

3839チバQ:2016/11/08(火) 21:08:38
■接戦州(171)

フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
ミシガンMichigan (16)  96以降民主
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
アリゾナArizona (11) 12年ロムニー 96民主 00以降共和

コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない


>>3833
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
>>3827
フロリダFlorida (29)
オハイオOhio (18)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
に注目

3840チバQ:2016/11/08(火) 21:17:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000010-wordleaf-n_ame
米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?
THE PAGE 11/8(火) 20:30配信

 米大統領選の投票が8日(現地時間)が始まった。世論調査では、民主党のヒラリー・クリントン候補を共和党のドナルド・トランプ候補が最終盤に猛追し、接戦になっている。米大統領選は、全米50州ごとに振り分けられた選挙人の数を、基本的には「勝者総取り」方式で争う。大統領選の勝利の行方を占う「激戦州」と最新の選挙予測を、アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に聞いた。

米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?

クリントン氏が290人〜325人を獲得して勝利?
 渡辺氏はキーとなる激戦州に、オハイオ、ノースカロライナ、フロリダの3州を挙げた。

「トランプ候補はこの3つのうちどれか一つでも敗れるとピンチ。当選には1つも落とせない。クリントン陣営はここで3つ落としても可能性は残る」

 逆にニューハンプシャー州は、クリントン候補が勝つと予想されているが、ここを落とすことになると、クリントン陣営は勝利に不安を感じることになるという。

米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?
[図]歴代の米大統領
 米大統領選は第ニ次大戦以降、同じ政党の候補が3回連続して勝利した例が1度しかない。1988年選挙で、再選した共和党のレーガン氏にジョージ・ブッシュ氏が続いた例のみだ。クリントン候補にとっては不吉なデータだが、渡辺氏によると、米政治に詳しい選挙の専門からの多くはクリントン候補の勝利を予想している。得票率で4%程度の差をつけ、選挙人の数(過半数は270人)では、290人〜325人程度を獲得する可能性が高いとみている。

 大統領選に合わせて、連邦議会の上下両院の選挙も行われる。新しい大統領にとっては議会でも自党が多数派を取れるかが、安定した政権運営にとって必要となる。専門家の予測では、下院は共和党の勝利が確実だが、上院でもかなりの接戦になるという。上院100議席のうち、民主党と共和党が50議席ずつ分け合うか、民主党が51議席と2議席差の勝利になるか、とみられている。

 ただ、50対50の同数になった場合でも、例えば、専門家の予測通りにクリントン候補が勝利すれば、副大統領は上院議員のティム・ケイン氏が就くことになる。副大統領は上院議長も兼ねることになっており、ケイン氏が最終決定権を持つので、事実上、民主党が多数派を形成することになる。

3841チバQ:2016/11/08(火) 21:22:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00010010-afpbbnewsv-int
オバマ夫妻にロック歌手…クリントン氏オールスターで最後の訴え
AFPBB News 11/8(火) 16:20配信
【11月8日 AFP】米大統領選の投票日が翌日に迫った7日、民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)は重要州を駆け回り、支持拡大へ最後の訴えをした。ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で開いた集会には約4万人が参加。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領夫妻らも駆けつけ、クリントン氏への支持を熱烈に呼び掛けた。

 フィラデルフィアの独立記念館(Independence Hall)前の広場で開かれたクリントン氏の集会には、夫のビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領らも出席したほか、ロック歌手のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)さんやジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)さんがパフォーマンスを行った。陣営によると参加者の数は過去最多を更新した。

 クリントン氏は「この選挙には明確な選択がある。分断か、それとも連帯かという選択だ」と力説。「全ての人のための経済か、上位層だけのための経済か。力強く、揺るぎないリーダーか、全てを危険にさらしかねない危険人物か」、その選択が問われていると訴えた。(c)AFPBB News

3842とはずがたり:2016/11/08(火) 21:34:08
日本みたいに詰まらんイベントではなく楽しいお祭りやね〜。投票行動への影響なんて糞喰らえで即時投票,即開票w

全米先駆けニューハンプシャー州の村で投票開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00050071-yom-int
読売新聞 11/8(火) 14:57配信

 米大統領選は東部時間8日午前0時(日本時間同午後2時)、北東部ニューハンプシャー州ディックスビルノッチ村で全米に先駆けて投票が始まった。

 同村は、カナダ国境に近い山あいの小さな村で、1960年以来、日付が変わった直後に投開票を行っている。米CNNテレビは住民らが投票する様子を生中継し、開票した結果、4票を獲得した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が2票だった共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を破った。

 本格的な投票は8日朝(日本時間8日夜)に始まり、早ければ同日深夜(同9日昼)に大勢が判明する見通し。(ニューヨーク支局)

3843とはずがたり:2016/11/08(火) 21:50:33
ポピュリズムの波にのまれた共和党の蹉跌(前編)
ポピュリズムを利用した共和党、選挙後に分裂か?
http://jp.wsj.com/articles/SB11740957682223234214304582399170310808952
By GERALD F. SEIB AND PATRICK O’CONNOR
2016 年 10 月 28 日 07:25 JST

 2015年6月。ドナルド・トランプ氏がニューヨークに立つトランプタワーのエスカレーターで降りてきて大統領選への出馬を表明した瞬間から、ポピュリスト(大衆迎合主義者)型の共和党が急に台頭し始めた。

 だが、彼がそれを作ったわけではない。

 トランプ氏を大統領候補に担ぎ上げた現在の共和党は、この40年間に同党に押し寄せてきた新たな有権者の波によって形成されてきたものだ。つまり、ジョージ・ウォレス氏を支持した南部の有権者や、ロナルド・レーガン氏に鞍替えした民主党員、パット・ブキャナン氏がかき集めたポピュリスト、そして保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の歩兵たちのことだ。

 共和党のエスタブリッシュメント(主流派)はこうした新たな有権者を喜んで受け入れた。その多くが労働者階級で、銃や中絶、同性婚といった社会問題に関する共和党の姿勢に賛同もしていた。だが主流派はポピュリストの強い欲求に応じて党の経済的アプローチを調整するということを怠った。

 それをやってみせたのがトランプ氏だった。大統領選への出馬を表明した際、全国規模の世論調査でトランプ氏の支持率はわずか3%から5%しかなかった。だが彼はその後、自由貿易は有益ではなく有害だと考える数百万人もの新たな有権者の思いを代弁してみせた。彼は社会保障やメディケア(高齢者向け医療保険)の給付金には手を付けないと言った。移民が米中間階級の経済的・文化的に豊かな暮らしを引き裂いているという恐怖を執拗に訴えた。

 有権者の不満は一気に爆発し、共和党の幹部たちに衝撃を与え、主流派を活動不能に陥らせた。11月8日の大統領選の結果がどうあれ、これは何年にもわたって共和党の方向性を変えることになるだろう。

1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した元アラバマ州知事のウォレス氏 ENLARGE
1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した元アラバマ州知事のウォレス氏 PHOTO: PRESTON STROUP/ASSOCIATED PRESS
 トランプ氏の選挙活動は、これまでに共和党に押し寄せた波と同様に、新たな有権者を同党に引きつけることになった。しかし、別の有権者を遠ざけることにもなった。トランプ氏は深い亀裂を生じさせた。その亀裂は修復が難しく、共和党を二分さえしかねないものだ。一方は新たに勢いづいたポピュリストのグループであり、もう一方は伝統的な中道かつ保守派のグループだ。

 仮にトランプ氏が勝利すれば、共和党をよりポピュリスト寄りの方向へ導こうとするだろう。そうなれば、主流派や保守派、財界のリーダーらが追い払われる可能性がある。彼は貿易や移民、外交政策面で自身に同意しない人を軽視する傾向を強めている。トランプ氏と意見を異にする人々は共和党が自分たちの居場所なのかどうかを見極めざるを得なくなるだろう。

 トランプ氏が負ければ、共和党が依って立つ基盤は何かという険悪な論争が党内で発生する可能性が高い。トランプ氏を支持した党員は、同氏を支持しなかった主流派の「多くを名指しで」非難するだろう――。エリック・カンター前下院共和党院内総務はそう予測する。

 いずれにせよ共和党は「ドナルド・トランプから教訓を学び取る」べきだとカンター氏は言う。その教訓とは、「われわれの政策は(多くの平均的な米国人にとって)必ずしもプラスの結果をもたらしてはいないとの怒りを抱えた人々を取り込んできた」というものだ。

問題はエリート主義

 こうした不満の爆発をはるか以前に理解していた共和党員は少なからずいた。ティム・ポーレンティー氏は2001年に早くも、共和党は「ただのカントリー・クラブではなく、サムズ・クラブの政党」になる必要があると警鐘を鳴らした(訳注:サムズ・クラブとはウォルマート傘下の安売り店のことで、こういった店で買い物をする庶民層のこと)。ポーレンティー氏は後にミネソタ州知事となり、2012年には大統領選の候補者指名争いにも出馬した。

3844とはずがたり:2016/11/08(火) 21:51:25
>>3843-3844
 ブキャナン氏は初めて大統領選の予備選に出馬した1992年に、移民に対して不満を抱える有権者層を取り込んだ。同氏は「われわれは『いずれそうなる』と言っていた」と振り返る。「そして実際そうなった」

 ではなぜ、賢明なはずの他の大勢の政治家たちはトランプ氏のもとに兵隊たちが集まっている状況を把握していなかったのだろうか。

 バージニア州選出の元共和党連邦議員トム・デービス氏は「エリート主義が問題だ」と話す。党内には「われわれは賢く、彼らは愚かである。彼らには中絶と銃というエサを与えておけばいい」という態度の人間が大勢いたとしたうえで、「そんな風である必要はなかった」と語った。

 1970年。デービス氏はまだ若い政治家で、当時のニクソン大統領の顧問を務めていたハリー・デント氏のもとで仕事をしていた。デント氏はサウスカロライナ州出身で保守的な南部の有権者を従来の民主党支持から鞍替えさせようと目論んでいた。

 南部の民主党員の多くは1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した、人種分離制度を支持する元アラバマ州知事のウォレス氏に投票した。同氏は南部の5州で勝利。彼を支持した人々は左傾化しつつあった民主党からの疎外感を抱いていたのだ。

 デント氏とその仲間たちは共和党がこうした不満を抱いている民主党支持者の居場所となるように努めた。こうした有権者は共和党の財界寄りの経済政策に賛同していたわけではなかったが、徴兵拒否者への反発心や、人種分離廃止を達成するための強制バス通学への不信感、性と麻薬に代表されるカウンターカルチャー(反体制文化)への怒りといった文化的問題での連帯感を提供した。

ニクソンとレーガン・デモクラッツ

 ニクソン、レーガン両氏の政治工作員を務めたジョン・シアーズ氏は、ニクソン氏は今のトランプ氏がポピュリストを引きつけているのと、ある意味同じような方法で民主党からの鞍替え有権者を取り込んできたと指摘する。ニクソン氏もトランプ氏も、メディアや当時の政界主流派らによって広く軽蔑されていた。

 ニクソン氏は「アイビーリーグ校とニューヨーク・タイムズ、聖公会に対抗して出馬していた」とシアーズ氏は言う。南部の有権者を取り込む戦略は1972年のニクソン氏再選に役立った。そして中西部の小さな町の住民たちや北東部のリベラル派、西部の少数の保守派が長らく支持層の主体を占めてきた共和党に、新たなポピュリストの一翼が加わったのだ。デント氏は2007年に死去した。

 南部を基盤とした共和党のポピュリズムの拡大は1976年の大統領選で一時、中断された。南部出身のバプテスト派キリスト教信者で農民だったジミー・カーター氏が当選したときのことだ。この民主党政権は失敗だったと広く認識されたが、共和党に新たな有権者の波をもたらす機会となった。

 1980年。民主党から鞍替えしてレーガン氏に投票した、いわゆる「レーガン・デモクラッツ」は、リベラルな政策が自分たちの生活と地域社会の足を引っ張ったとする同氏の分かりやすい言葉に魅了された。彼らが共和党へ鞍替えしたことで、南部の地盤固めは完了した。レーガン・デモクラッツには不満を抱えたアッパーミッドウエスト(中西部の北側)の労働者階級も加わった。

 レーガン・デモクラッツは税率の引き下げという保守派の政策を受け入れ、レーガン氏は移民による経済的な利点という共和党の党是をうたい上げた。日本製品に関税と制限を課すことで伝統的な保守主義を打ち破った。労働組合の組合員はこれを称賛した。

*記事の後編(有料)に続く。

3845とはずがたり:2016/11/08(火) 22:10:19

米大統領選に見いだす一筋の光明
分裂を広げた今年の選挙が無駄にならない理由とは
http://jp.wsj.com/articles/SB10192246251775523818204582423150294702024
By GERALD F. SEIB
2016 年 11 月 8 日 10:51 JST

――筆者のジェラルド・F・サイブはWSJワシントン支局長

***

 選挙というものは国をまとめることもあれば、分裂させることもある。米大統領選を翌日に控えた今、痛いほど明らかなのは今年の選挙は後者だったということだ。

 さらに悪いことに、今回の選挙戦がもたらした傷は、勝利した方が国の統治に向き合うまでに簡単には癒えないと思う十分な理由があることだ。投票が始まってもいないのに、一方の党の幹部たちがもう一方の党の新たな大統領の弾劾について話している選挙など、この国でかつてあっただろうか?

 とはいえ、必ずしも希望がないという訳ではない。恐らく今年の大統領選を覆う雲の中にも一筋の光明がある。ここに考え得るいくつかの明るい希望を挙げてみる。

 恐らく、今年のお粗末で低俗な議論は誰しもにショックを与え、より文明的な会話に立ち返らせることになるだろう。また恐らく、民主・共和両党のエスタブリッシュメント(主流派)を芯まで揺さぶることで、エリート特有の慢心と傲慢さという膿(うみ)を絞り出すことになるだろう。 

 恐らく、ものごとのやり方を知っていると宣言しただけでドナルド・トランプ氏が躍進したことは、単純な議事進行妨害が実際に政治的代償を伴うと両党にどこかの段階で気付かせるはずだ。恐らく、民主党予備選でバーニー・サンダース氏が吹く笛の音に大勢の若者が集まったことは、ミレニアル世代にも政治に関心を持たせられることを示したはずだ。それも現状維持ではない政治に対してだ。

 恐らく、誰もが一歩後ずさりし、深く息を吸ってこう言うだろう。「こういう選挙は二度とごめんだ」。恐らく、各政党は大統領候補者の選出方法を見直し、連邦議会は「取引」の仕方――もしくはそれをしない方法――を再考するだろう。恐らく、地に落ちた米国の政治システムは、これから立ち直れるだろう。

 こうした希望が実現するかどうかは、新たに選ばれたホワイトハウスと連邦議会の政治家たちが示すリーダーシップのあり方に大いに左右される。だが同時に、これまでも真の危機には何度も繰り返し国を結束させてきた地域社会の連帯感を国民が奮い起こせるかどうかにもかかっている。

 現時点では、そうした連帯感がなかなか見えない。トランプ氏とクリントン氏のどちらを選ぶかを巡る会話は、それが家庭の夕食時であれ、ホテルで催されている大きな討論会であれ、緊張と怒りをはらみ、時には怒鳴り合いの一歩手前にまで発展する。先週末、CBSニュースが主催した討論会で、ある有権者は「互いに反目し合っている」と話した。

3846とはずがたり:2016/11/08(火) 22:10:31
>>3845-3846
 当然のことだが、米国は政治的に分裂状態がしばらく続いてきた。だがこの分裂は共和党と民主党、保守派とリベラル派を分けている伝統的な線に沿ったものだった。

 今年の大統領選で露呈した分裂は「前例がない」とビル・マッキンターフ氏は指摘する。同氏は共和党の世論調査員で、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同実施する世論調査の共同ディレクターを務めている。今年の分裂は以前より根本的な、社会の最も基本的な線に沿って生じている。つまり、性別、人種、教育水準だ。WSJとNBCが先週末に実施した投票日前としては最後の世論調査がそれを浮き彫りにしている。

8日の米大統領選で見るべきポイントをWSJワシントン支局のジェラルド・F・サイブ支局長が解説(英語音声のみ)Photo: AP
 最も注目すべきは、教育水準という線に沿った新たな分裂が生じていることだ。トランプ氏とクリントン氏の二者択一の設問では、大学の学位を持った白人有権者の51%がクリントン氏を選び、トランプ氏を選んだのは41%にとどまった。一方、大卒でない白人有権者の間ではトランプ氏の支持率が2対1の割合で高かった。

 地方に住む有権者の5人に3人はトランプ氏を選び、都市部有権者5人のうち3人はクリントン氏を選んだ。より伝統的な分裂は今や、さらに広がりつつある。非白人層ではクリントン氏の支持率が75%であるのに対し、トランプ氏は15%だ。

 さらに言えば、今年の選挙はトランプ、クリントン両氏それぞれの支持者が誰を選ぶかで単に意見が合わないという選挙ではない。一方の支持者の多くは、もう一方の支持者がなぜその候補者を選ぶのか想定することさえできないという状況だ。

 恐らく最も懸念すべきは、クリントン氏を支持する有権者の90%がトランプ氏が大統領になっても支持したくないと回答し、一方のトランプ氏の支持者も90%超がクリントン氏に同様の感情を持っていることだ。選挙後も米国は分裂されたままだとの回答は、どちらの支持者も過半数に達した。

 今回の選挙戦は長かった。出馬を表明したのはクリントン氏が約1年半前で、トランプ氏はほぼ1年4カ月前だ。恐らく、大統領選を巡る緊張の大部分を作り上げたのは、この特定の2候補に向けられた不快な感情に過ぎなかったのだろう。

 いずれにせよ、今年の大統領選でエスタブリッシュメントに対して怒りを爆発させる機会が得られた有権者の溜飲が下がり、政界が国民の声にもっと耳を傾けることを学べば、選挙も無駄にはならない。希望を持てる理由はある。

3847チバQ:2016/11/08(火) 22:52:20
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080042-n1.html
2016.11.8 22:13
【米大統領選】
投票始まる 日本時間9日午後にも決着 期日前投票は約4割
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選は8日朝(日本時間同日夜)、東部諸州を皮切りに順次投票が始まった。即日開票され、同日深夜(同9日午後)に大勢が判明する見通しだ。各種世論調査では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が優勢で、共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が追う展開となっている。

 大統領を選ぶ大統領選挙人(計538人、過半数270)が割り振られた全米50州と首都ワシントンで、期日前投票なども含めて計約1億3000万人の有権者が投票する見通しだ。

 AP通信によると、前回を上回る約4627万人が期日前投票を済ませ、多くの州で過去最高を記録。最終的に全投票の約4割に当たる5000万人を超えるとみられ、開票結果にも影響しそうだ。

 両候補は7日、重要州を回って最後の支持を呼びかけた。クリントン氏はペンシルベニア州での演説で、トランプ氏を意識して「壁ではなく橋を作ることで、より良い米国を目指す」と述べた。

 トランプ氏はノースカロライナ州でクリントン氏の私用メール問題に触れ、クリントン氏が「不正なシステム」に守られていると批判。また、欧州連合(EU)離脱が決まった英国民投票を上回る衝撃的な結果になると訴えた。

 クリントン氏は選挙戦を通じ、経済成長から取り残された中間層、黒人やヒスパニック(中南米系)などマイノリティー(少数派)を重視する政策を主張した。トランプ氏は「米国を再び偉大にする」を掲げ、メキシコ国境への「壁」建設を含む不法移民の取り締まり強化や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の破棄などを掲げてきた。

 クリントン氏は私用メール問題、トランプ氏は女性蔑視発言などで、いずれも有権者の過半数から「信頼できない」とされており、前回大統領選の投票率約55%をどれだけ引き上げられるかが鍵となる。投票は8日夜(同9日朝)から順次締め切られ、開票される。上下両院議員選や州知事選なども同時に実施される。

3848とはずがたり:2016/11/09(水) 08:59:52
心情左翼でやってきた俺もすっかり保守・エスタブリッシュメント側に立ってしまってクリントンじゃないと困るなぁと思ってゐて米大統領選の結果が気になって仕方が無い。。

最速! 全米初の投開票はニューハンプシャー州でクリントンに軍配
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6223.php
2016年11月8日(火)19時16分

11月8日、米ニューハンプシャー州ディックスビルノッチで、全米に先駆けて米大統領選の投開票が行われた(2016年 ロイター/Mary Schwalm)
 米ニューハンプシャー州ディックスビルノッチで、全米に先駆けて米大統領選の投開票が行われた。開票の結果、共和党のドナルド・トランプ候補が2票を得たのに対し、民主党のヒラリー・クリントン候補が4票を獲得し、初戦はクリントン候補に軍配が上がった。

[8日 ロイター]

3849とはずがたり:2016/11/09(水) 09:07:26
>大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。

投票日は11/8だと思ってわくわくしてたけど時差もあるし投票が終わるのは日本時間の11/9の昼間なんだな(;´Д`)結構時差大きいなぁ・・。アメリカ時間の11/8午後6時投票〆切とかあるのに。

日本にしか居ないので時差を体感として知らないからなぁ(恥)

注目は午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/10-23.php
2016年11月8日(火)18時47分
小暮聡子(ニューヨーク支局)

<米大統領選の投開票がいよいよ始まる。ヒラリー・クリントン有利とも、いや激戦だとも伝えられるが、結果は日本時間のいつ頃に分かるのだろうか>

 さぁ、いよいよカウントダウンが始まった! 運命の11月8日(火曜日)、アメリカでは早い州で米国東部時間午前6時(日本時間8日午後8時)から本格的な投票が始まる。全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。大統領候補が勝利するのに必要な538人の選挙人のうち、過半数となる270人以上を獲得したところで勝敗が決まる。

 決戦の時を迎えた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプ。2人のどちらが次期アメリカ大統領に選ばれるかは、日本時間の何時に判明するのだろうか。

 大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。投票が締め切られる前に発表してしまうと、その後の投票行動に影響を及ぼすかもしれないからだ。そうなると、各州の当確が発表され始めるのは投票所が閉まってからということになる。観戦する側としては、州ごとに発表される当確情報に基づいて選挙人の数をクリントンとトランプに振り分け、どちらかが270人に達するのを見守ればいい。

 投票の締め切り時間は州ごとに異なるが、ニューヨーク・タイムズ紙のデータをもとに日本時間のタイムラインを作成すると(カッコ内は選挙人の数)――。

■日本時間 11月9日(水)午前8時(米国東部時間8日午後6時):インディアナ州(11)のほとんどとケンタッキー州(8)の半分で最初に投票所がクローズする。

■午前9時:フロリダ州(29)のほとんどの地域、ニューハンプシャー州(4)、ジョージア州(16)、バージニア州(13)などで投票終了。

■午前9時半:オハイオ州(18)、ノースカロライナ州(15)などで投票終了。

■午前10時:ミシガン州(16)のほとんど、ペンシルベニア州(20)、フロリダ州(29)の残りの地域などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計292。

■午前11時:アリゾナ州(11)、ウィスコンシン州(10)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計432。

※ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、午前11時(米国東部時間午後9時)がひとつの山場だ。同紙はクリントンがほぼ確実に取ると思われている州に加えて、激戦州である6州(アリゾナ、フロリダ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ)をすべて制覇すればクリントンの勝ちと見ている。

■午後12時:アイオワ州(6)、ネバダ州(6)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計457。

午後1時:カリフォルニア州(55)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計535。

午後3時:全米最後のアラスカ州(3)で投票が終了。選挙人数の合計が全538に到達。

3850とはずがたり:2016/11/09(水) 09:07:50
>>3849-3850
フロリダ州に加え、この激戦州2州にも注目
 観戦ポイントとして注目すべきなのは、各候補が270人に到達するために鍵を握る州の動向だろう。なかでも最も目が離せないのは選挙人29人を握るフロリダ州の結果だ。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブはウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿し、「今年の大統領選の最重要州はフロリダ州だ」と語った。過去6回の大統領選で民主党が制してきた18州と首都ワシントンをクリントンが取れば、その時点で獲得選挙人数は242人。そこにフロリダ州の29人を加えれば270人に達するからだ。逆に言うと、トランプはフロリダを落とすとホワイトハウスへの道がほぼ絶望的になる。

 フロリダ州のすべての地域で投票が締め切られるのは日本時間午前10時だが、クリントンがトランプに大差をつけていればフロリダの開票速報は早い時点で出るかもしれない。逆に僅差の場合は、結果が出るまで数時間かかる可能性もある。2000年のジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの選挙ではあまりに僅差だったため再集計が行われ、結果が出るのに約2週間を要した。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値ではフロリダではクリントンが46.6%、トランプが47%とほぼ互角だが、同州では期限前投票で既に総投票数の約3分の2が投じられたと見られており、クリントン優位が伝えられている。専門家によれば、クリントン陣営の「どぶ板選挙」作戦のおかげでクリントンを支持するヒスパニック系と黒人有権者の投票率が跳ね上がっているという。

 フロリダ州の結果を待つ間に注目すべきは、人種や産業の構成などから「アメリカの縮図」と呼ばれ選挙人18人を握る激戦州オハイオの動向だろう。64年以降の大統領選で、オハイオを落として大統領になった候補はいない。「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値では、クリントンが44%、トランプが46.2%と、トランプがリードしている。

 また、激戦州ノースカロライナにも注目が集まっている。4年前の大統領選の結果を正確に予測した統計分析の専門家ネイト・シルバーは、自身が主宰する「ファイブサーティーエイト(538)」で、今年の選挙戦の「主役」はフロリダ州とノースカロライナ州だとして、トランプがこのどちらで負けても270人には届かないとみる。

 選挙人15人を抱えるノースカロライナ州の最新の支持率平均値は、クリントンが45.7%、トランプが46.5%とその差は僅かだ。カール・ローブも、例えトランプがフロリダ州とその他の激戦州で勝ったとしても、クリントンが民主党が過去に勝利してきた18州+ワシントンの242人に加えてノースカロライナ州とバージニア州の両方(合計28人)を取れば決まりだとみる。

 前評判どおりクリントン有利に展開するのか、それとも接戦にもつれ込むのか。はたまたトランプの大どんでん返しがあるのか。他に接戦州とされるのは、アイオワ州(6)、アリゾナ州(11)、ネバダ州(6)、ニューハンプシャー州(4)、コロラド州(9)、ミシガン州(16)、ペンシルベニア州(20)、ウィスコンシン州(10)。だが、勝利演説が何時になるかを予想するには、まずはフロリダ、オハイオ、ノースカロライナに注目するのがよさそうだ。

3851とはずがたり:2016/11/09(水) 09:38:34
今んところ予想通りなんかな??

2016年 11月 9日 09:14 JST 関連トピックス: トップニュース
米大統領選アップデート:クリントン氏がバーモント州勝利へ=CNN
http://jp.reuters.com/article/us-presidential-election-update-idJPKBN13400Y

[9日 ロイター] - CNNによると、8日に実施された米大統領選では、ジョージア(選挙人16)、バージニア(13)、サウスカロライナ州(9)は接戦している。

●バーモント州

CNNによると、民主党のヒラリー・クリントン候補がバーモント州を制するもよう。選挙人数は3人。

●ケンタッキー州

FOXによると、共和党のドナルド・トランプ候補がケンタッキー州を制するもよう。選挙人数は8人。

●インディアナ州

CNNによると、共和党のドナルド・トランプ候補がインディアナ州を制するもよう。選挙人数は11人。

3852とはずがたり:2016/11/09(水) 09:50:17

2016年 11月 9日 08:59 JST
米国で銃規制めぐる住民投票、4州で規制可決へ=世論調査
http://jp.reuters.com/article/usa-election-guns-idJPKBN1332UC

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 世論調査によると、米国で8日の大統領選に合わせて行われる銃規制をめぐる住民投票では、4州で規制が可決される見通し。メーン州とネバダ州では、個人的な拳銃の売買を含め、銃器販売に一律に身元調査を義務付けるかどうかの投票を行う。

この2州で規制が可決される場合、米国国民の半数が身元調査の義務付けなど銃規制が強化された地域に住んでいることになる。すでに18の州と首都ワシントンで同様の規制法が承認されている。

ワシントン州の住民投票では、家庭内暴力の前歴があるなど危険性の高い人物の銃所有を判事が禁じることを認めるかどうかが問われる。

カリフォルニア州では、大容量弾倉を禁じるかどうか、一部の人々の銃弾購入にあたり身元調査をクリアすることを義務付けるかどうかが問われている。

合衆国憲法修正第2条は武器を保持する権利を認めており、この権利の擁護派はいかなる規制にも強く反対している。

3853チバQ:2016/11/09(水) 09:59:20
まもなく10時
フロリダ締め切りですね

3854名無しさん:2016/11/09(水) 11:58:58
http://www.cnn.co.jp/usa/35091841.html
トランプ氏3州、クリントン氏1州で勝利確実 米大統領選

2016.11.09 Wed posted at 09:59 JST

ワシントン(CNN) 8日投票の米大統領選は米東部時間の同日夜(日本時間9日朝)、中西部や南部の一部の州から開票が始まった。

CNNの予想によると、共和党候補のドナルド・トランプ氏がケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアの各州、民主党候補のヒラリー・クリントン氏がバーモント州でそれぞれ当選を確実にした。

オハイオ州やノースカロライナ州など、激戦州の大勢はまだ判明していない。

クリントン氏は7日深夜すぎ、ノースカロライナ州での最後の集会を、「愛は憎しみに勝つ」という言葉で締めくくった。トランプ氏の名と同じ「勝つ(trump)」という動詞を使い、同氏の憎悪発言を批判する意味を込めたスローガンだ。

トランプ氏は8日朝、フォックス・ニュースとのインタビューで「我々は多くの州を勝ち取るだろう」と宣言。クリントン氏優勢を伝える世論調査の数字はメディアのうそだとする主張を繰り返した。

大統領選と同時に投票が行われた連邦議会選では、民主党が上院で過半数奪還を狙う。下院では共和党が議席数の差を減らしつつも過半数を維持するとの見方が強い。

http://www.cnn.co.jp/usa/35091850.html
クリントン氏7州と首都、トランプ氏8州で勝利確実 米大統領選

2016.11.09 Wed posted at 10:45 JST

(CNN) 8日投開票の米大統領選は米東部時間の同日午後8時半(日本時間9日午前10時半)過ぎまでに、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が新たに民主党寄りの6州と首都ワシントン、共和党候補のドナルド・トランプ氏が5州で勝利を確実にした。

出口調査に基づくCNNの予想によると、クリントン氏は最初に勝利確実となったバーモントに加え、デラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランドの各州と、首都ワシントンで勝利する見通し。

トランプ氏はケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアの3州に加えて、新たにアラバマ、オクラホマ、ミシシッピ、サウスカロライナ、テネシーの各州を制する見通しとなった。

勝敗ラインの選挙人獲得数は270人。CNNの集計によると、午後8時の時点でクリントン氏が68人、トランプ氏が66人を獲得している。

http://www.cnn.co.jp/usa/35091854.html
トランプ氏がテキサス州、クリントン氏がNY州制す

2016.11.09 Wed posted at 11:32 JST

(CNN) 8日投開票の米大統領選は米東部時間の同日午後9時(日本時間9日午前11時)過ぎまでに、共和党候補のトランプ氏が新たにテキサス州など6州とネブラスカ州の一部、民主党候補のヒラリー・クリントン氏がニューヨーク州で勝利を確実にした。

出口調査に基づくCNNの予想によると、トランプ氏は大票田のテキサス州のほかアーカンソー、カンザス、ノースダコタ、サウスダコタ、ワイオミングの各州を制した。またネブラスカ州に割り当てられた選挙人5人のうち3人を獲得する見通しとなった。同氏は既にアラバマ、インディアナ、ケンタッキー、ミシシッピ、オクラホマ、サウスカロライナ、テネシー、ウェストバージニアで勝利を確実にしている。

クリントン氏はデラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ニューヨーク、ロードアイランド、バーモントの各州と、首都ワシントンで勝利する見通し。

勝敗ラインの選挙人獲得数は270人。CNNの集計によると、午後9時過ぎの時点でトランプ氏が128人、クリントン氏が97人を獲得している。

3855とはずがたり:2016/11/09(水) 12:12:21

<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161109k0000e030213000c.html
11:39毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が接戦を繰り広げている。米主要メディアによると、東部時間8日午後9時(日本時間9日午前11時)段階で、クリントン氏が東部などの8州と首都ワシントンで勝利確実となり、トランプ氏は南部など14州を固めた。勝敗の鍵を握る激戦州の東部ペンシルベニアや南部フロリダなどでは競り合い、横並びだ。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。米メディアによると、クリントン氏は開票初期の段階で、東部の大票田ニューヨークやマサチューセッツやニュージャージー、中西部イリノイなど民主党の地盤州を確保。一方、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。

 焦点の激戦州は、ペンシルベニアやフロリダに加え、中西部オハイオや南部ノースカロライナなど10州前後。米メディアの選挙人獲得予測ではクリントン氏が先行し、トランプ氏は激戦州の多くを獲得しなければ当選への道は開けない。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡では計380台の電子投票の機械のうち99台しか正常に稼働せず、紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の一部が正常に作動せず長蛇の列ができ、不満を募らせた有権者らで騒然としたという。

 選挙戦では、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任し、政治経験と実績を掲げたクリントン氏が「就任1日目」から仕事ができると主張した。一方、政治経験がないトランプ氏は、逆に「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張した。

 トランプ氏は「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する度重なる暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。クリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。一方、暴言などで党主流派と対立を抱えたままの選挙戦となった。

 クリントン氏は、オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻も精力的に後押しした。トランプ氏の暴言に嫌悪感を持つ非白人や女性からの強い支持を得て、トランプ氏を「大統領にふさわしくない」と強調した。ただ、国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたり、「何かを隠している」との疑念がつきまとった。

 両候補とも、世論調査で「好感を持たない」との回答が5割を超える不人気候補同士の対決だった。対テロ戦略やロシア、中国との向き合い方、賃金が上がらないことへの対応策など、政策論争は低調なまま推移した。9月下旬から3回開かれたテレビ討論会も非難の応酬に終始し、選挙戦は異例の展開をたどった。

3856とはずがたり:2016/11/09(水) 12:15:50
米下院選挙 共和党が多数派維持へ 米ABC
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010761351_20161109.html
10:45NHKニュース&スポーツ

アメリカでは、大統領選挙に合わせて連邦議会の選挙も行われていて、共和党が下院で多数派を維持することが確実となりました。

連邦議会の上下両院の選挙は、大統領選挙に合わせて8日に投票が行われ、このうち上院では定数100議席のうちおよそ3分の1にあたる34議席が、下院では435議席すべてが改選されます。

ABCテレビによりますと、下院では、現在、多数派となっている共和党が、引き続き過半数を維持することが確実となりました。

現在の連邦議会は、共和党が上下両院で多数派となっていますが、今回の選挙の結果、上院で民主党が現在よりも5議席増やして多数派を奪還し、上院と下院で多数派が異なる、いわゆる「ねじれ」の状態となるのかが焦点です。

3857とはずがたり:2016/11/09(水) 12:27:18

今画面でジョージア州(16)・オハイオ州(18)・フロリダ州(29)・ノースカロライナ州(15)・ウィスコンシン(10)はトランプ有利。このうちオハイオは当確出た様だ。

ペンシルベニア(20)・バージニア(13)・ミネソタ(9)・コロラド(9)はクリントン有利。

これを現有トランプ140・クリントン109を足すとトランプ228,クリントン160。加州の55を足してもクリントンは215。

「世論調査でトランプと云いたくない人が多かった」とのBBCの論評も。

民主は上院を抑えるのも難しく。

3858とはずがたり:2016/11/09(水) 12:30:13
トランプに当確でた様だ。

「オハイオ州の勝者が当選」続くか…全米の縮図
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161108-OYT1T50126.html?from=y10
2016年11月09日 06時22分
特集 米大統領選

 【ワシントン=大木聖馬】8日投開票の米大統領選で、接戦州と位置づけられるオハイオ州の選挙結果に注目が集まっている。

 同州は産業構造や人口構成などから「全米の縮図」と言われ、1964年以降、同州を制した候補がいずれも大統領となってきたが、事前の予想では、半世紀以上に及んだ「伝統」が崩れる可能性が出て来たためだ。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた7日時点の同州の世論調査平均支持率は、トランプ氏が45・8%、クリントン氏が42・3%で、トランプ氏が約4ポイントリード。ただ、RCPの選挙人獲得予想で優位に立つクリントン氏が同州を落としても、選挙は勝ち抜けるとの分析がある。

 分析通りとなれば、共和党のリチャード・ニクソン氏に同州を取られながらも当選したのは民主党のジョン・F・ケネディ氏だった1960年以来となる。

2016年11月09日 06時22分


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