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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3508とはずがたり:2016/07/22(金) 17:38:54
戦争とか軍隊とか批判的な俺ですらバルト3国の防衛は西側の(もしそんなものがあるならだけど)核心的利益だと思うんだけどなぁ。。

> このセンチメントに多くの政治家が「便乗」した。例えばニューヨークの元市長、ルドルフ・ジュリアーニ氏などは、9・11の同時多発テロ直後にはニューヨーク選出の上院議員だったヒラリーと二人三脚で、ニューヨークの復興や治安確保をやっていたことなどまったく無かったかのように「ヒラリーは嘘つき」だとジェスチャー付きで絶叫していた。
ジュリアーニっはどうしちゃったんだ??

異例尽くしの共和党大会で見えた、「トランプ現象」の終焉
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/post-5526_1.php
2016年7月22日(金)15時20分
冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

<トランプが指名候補を獲得し、最悪の事態は回避された共和党大会。しかし依然として政策上の分裂は埋められず、予備選で対抗馬だったクルーズは最後までトランプ支持を表明しなかった>

 今週18〜22日の4日間にかけてオハイオ州クリーブランドで開催された共和党大会は、何もかもが異例だった。まず象徴的だったのは、地元の人気共和党知事で、ドナルド・トランプ候補に対抗して予備選を戦ったジョン・ケーシック知事が「不参加」を表明したことだ。

 ケーシックだけでなく、ブッシュ一家も同様で、結果として「存命中の共和党の大統領経験者」が誰ひとり顔を見せない党大会となった。ちなみに、大会の前週にジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、一家を代表してNBCのインタビューに応じ(インタビュアーは、ブッシュ元大統領報道官のニコル・ワレス氏)、「人々はトランプに騙されている」と激しい口調でトランプの代表候補選出に反対していた。

 党大会では、日替わりで大きなトラブルが発生した。初日の18日には、一部の「州代議員団」が自由投票を要求したり、「アンチ・トランプ」の看板を掲げたりして、公然と「造反」の姿勢を示して話題を呼んだ。

 この日はトランプのメラニア夫人が、夫を讃えるとともに自分の半生を振り返る演説を行ったが、一夜明けた19日からは、この演説が「盗作ではないか?」という疑惑が噴出して騒ぎとなった。2008年の民主党大会で、ミシェル・オバマ夫人が行ったスピーチからの「コピペ」ではないかというのだ。

 トランプ陣営は強く否定したが、やがて否定しきれなくなり、20日になって「トランプの企業サイドのブレーンがゴーストライターで、その女性が責任を取って謝罪する」という流れになった。結果的に「コピペ」を認めた形で、またダメージコントロールに2日間を要したために、批判的な報道が垂れ流しされるままになった。

 この間、多くの政治家や支持者が演台に立ってスピーチしたが、具体的な政策論はほとんどなく、共通の話題は「ヒラリー批判」だけ。19日頃からは、参加者の間で「Rock her up!(牢屋にぶち込め!)」というフレーズが合言葉になり、何かにつけてそのチャント(合唱)が起こるようになった。

 このセンチメントに多くの政治家が「便乗」した。例えばニューヨークの元市長、ルドルフ・ジュリアーニ氏などは、9・11の同時多発テロ直後にはニューヨーク選出の上院議員だったヒラリーと二人三脚で、ニューヨークの復興や治安確保をやっていたことなどまったく無かったかのように「ヒラリーは嘘つき」だとジェスチャー付きで絶叫していた。

「便乗」の最たるものはニュージャージ州のクリス・クリスティ知事だろう。自分は以前に連邦検察官だったので、その「経験を活かしてヒラリーの起訴をやってみよう」と提案し、一つ一つヒラリーの「罪状」を取り上げては「有罪? それとも無罪?」と聴衆を挑発していった。場内は大喜びで「有罪」と叫び、そしてお気に入りのフレーズである「牢屋にブチ込め」を合唱した。

3509とはずがたり:2016/07/22(金) 17:39:14
>>3508-3509
 何とも低次元の演説で、聴衆の代議員の反応もまた低次元だが、これに関してNBCの記者が「インディアナ州の代議員」たちにインタビューしていた。代議員はカウボーイハットをかぶった中年の女性たちで、典型的な中西部の白人保守派に見えたが、彼女らに言わせると「下品なヒラリー批判で盛り上がる」のは、「他に団結のしようがないから」だという。「そうでもしないと、結局ヒラリーが勝っちゃうでしょ?」という何とも冷めた視点がそこにはあった。下品なヒラリー批判で盛り上がるくらいしか「党の団結」を演出するのは難しいと言うのだ。

 そして3日目の20日に大きなドラマが起きた。予備選で獲得代議員数第2位と善戦したテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)が演台に立ち、延々と彼なりの「保守思想」を語った上で、最後にこうブチ上げたのだ。「11月には投票に行きましょう。そして投票用紙を下から上までよく見て、自分の信念に従って投票しましょう」

 これに対してトランプ支持派で固めたニューヨーク州の代議員団からは激しいブーイングと共に「トランプ支持をせよ」というコールが起きた。だがクルーズは、「ニューヨーク代議員団は情熱的ですねえ。私は大好きですよ」と微笑んで受け流し、場内に大見得を切るかのように手を振って降壇した。要するに「自分はトランプを支持しない」と言ったようなものだ。

 このクルーズ演説はあまりに強烈で、会場内からは猛然と非難が起きた一方、リベラル派が多い各メディアは大変な盛り上がりとなった。結局この日のハイライトとなるはずのマイク・ペンス副大統領候補(インディアナ州知事)のスピーチの話題は完全に吹っ飛んでしまった。

 いよいよ最終日の21日、長女のイヴァンカ・トランプが紹介役となって、トランプ本人が「指名受諾演説」を行った。この受諾演説は1時間15分という記録的な長さとなったが、内容は相変わらず「保護主義」「孤立主義」「宗教保守主義の無視」など、共和党の基軸イデオロギーとは大きく乖離していた。会場は盛り上がったが、政策的に「党の団結」はまったく達成されなかった。

 一方で非常に気になったのは、21日のニューヨーク・タイムズに掲載されたトランプの単独インタビューだ。そこでは「バルト三国へロシアが侵攻」したケースでの米軍の行動を問われ、「見返りがなければ行動しない」と述べ、NATOの集団的自衛権を否定するという爆弾発言をしている。同じインタビューで、権力集中を強めるトルコのエルドアン政権への無条件での支持を打ち出し、これも極めて一方的な印象を与えている。

 結局、党大会では、代議員の過半数が造反して「第三の候補」が出てくるといったドラマは起こらず、トランプが正式に候補に指名され、トランプがそれを受諾したことも間違いない。つまり党大会としては、最悪の事態は回避された。

 だが政界の一部からは、クルーズの「爆弾演説」は2020年大統領選への前哨戦がスタートしたことを意味している、という声も聞かれる。11月の本選はヒラリーが勝ってもいいから、とにかく共和党の「再建」へ動こうということだろう。もしかしたら、風船と紙吹雪が舞ったこの21日の党大会の幕切れが、「トランプ現象の終わりの始まり」になるのかもしれない。

<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>

3510とはずがたり:2016/07/22(金) 17:45:23

トランプはなぜ宗教保守派のペンスを選んだのか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/post-5514.php
2016年7月19日(火)18時45分
渡辺由佳里(エッセイスト)

 共和党大会開始を2日後に控えた16日、トランプが副大統領候補にインディアナ州知事のマイク・ペンスを選んだことを発表した。
 ほかにも最終候補として名前があがっていたのは、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティと元下院議長のニュート・ギングリッチだった。クリスティは予備選を脱落して以来、忠実にトランプのキャンペーンを支援してきたが、知名度と人脈ではギングリッチほどのインパクトはない。つい最近まで、この2人のどちらかだろうと見られていた。
 ところがトランプは、知名度がほとんどなく、インディアナ州の予備選ではライバルのテッド・クルーズを支持したペンスを選んだ。トランプの直感的なチョイスはギングリッチかクリスティだったようだが、トランプが唯一耳を傾ける娘のイヴァンカと息子のエリックがペンスを選ぶように説得したと言われている。

 アメリカでもあまり知られていないペンスとはどんな人物なのか?
 大学時代にキリスト教保守派になったペンスは、自分のアイデンティティについて「まずキリスト教徒、次に保守主義者、最後に共和党員」と述べている。
 ペンスが知事を務めるインディアナ州そのものが、非常に保守的な地域だ。北西部の近隣には、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシン、イリノイという州がある。だが、その中でもインディアナは最も平均収入が低く、大学卒業者が少なく、キリスト教福音派が多く(イリノイの13%に比べ、倍の26%)、10代の妊娠と離婚が最も多い。

 ペンスの政治もこの地と彼の宗教観を反映したもので、「同性婚禁止」「中絶違法化」に積極的な右寄りの保守派だ。昨年には企業や組織が宗教的信念を理由にゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどへのサービスを拒否し、差別を正当化できる「Religious Freedom Restoration Act(宗教の自由復活法)」という法律に署名して発効させた。
 また婦人科クリニックを運営するNPO団体「Planned Parenthood」への予算をカットし、その結果、低所得者が性病の検査を受けられるクリニックが閉鎖され、クリニックが閉鎖された地域ではHIV感染者が激増した。この感染拡大の裏には、「Opana」というドラッグで依存者が注射針を使い回しした事実がある。ペンスは、感染を防ぐために新しい注射針を無料提供する「needle exchange」というプログラムに反対して、感染が広がった時にインディアナ州ではこのプログラムが禁止されていたことが指摘されている。
 石炭採掘は現在でもインディアナ州の重要な産業で、ペンスは「地球温暖化はただの俗説(myth)」と発言したこともある。

 このように極めて右寄りと呼べる保守派のペンスを副大統領候補に選んだ最大の理由は、「トランプは保守の価値観を信じていない」という理由で彼への投票を嫌がる共和党員を説得するためだろう。

 トランプ支持に消極的だったポール・ライアン下院議長は、「共和党の副大統領候補として、これ以上良い選択は考えられない」と評価した。

 共和党を団結させるための「大人な選択」という見方もあるが、本選で勝つために有効なチョイスと言えるのだろうか?

 少なくともソーシャルメディアでは、ペンスを歓迎する共和党有権者の声は少ない。トランプ支持者の間では「退屈」という評価も目立つ。ペンスはインディアナ州の政策で「女性の敵」と見られているので、トランプの女性票を増やすことには貢献しないだろう。

 ペンスの選択は、ある意味、共和党より民主党を喜ばせている。というのは、予備選で分裂した民主党を団結させるのには格好の人物だからだ。すでに、「LGBTの敵」「女性の敵」「環境保護の敵」とみなされているペンスが副大統領候補になったことで、ヒラリー嫌いのリベラルの間には危機感が生まれるだろう。もし仮にトランプが任期途中で大統領職を辞任した場合、副大統領が大統領職に昇格することになるからだ。

 何よりも、予備選では現在の共和党の政策を無視した独自の信念がトランプの魅力だったはずだ。それを本選で変えることで、トランプは一部のファンを失うリスクがある。

 筆者は当初から、トランプが本気で大統領職を遂行する意思があるのか疑問だったが、副大統領候補の選択にもその迷いがあらわれているように思われてならない。

<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>
≪筆者・渡辺由佳里氏の連載コラム「ベストセラーからアメリカを読む」≫

3511チバQ:2016/07/23(土) 13:15:38
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1022MG.html


KKK元最高幹部、米上院選への立候補表明 白人至上主義者

2016年7月23日07時36分

 [バトンルージュ(米ルイジアナ州) 22日 ロイター] - 米国の白人至上主義者からなる秘密結社、クー・クラックス・クラン(KKK)元最高幹部のデービッド・デューク氏(66)が上院議員選挙への立候補を表明した。

 同氏は米国で白人が脅かされているとした上で「欧州系米国人」はみずからの利害を守るための政治家が必要だと主張した。前日の共和党全国大会で正式に大統領候補指名を受諾した実業家ドナルド・トランプ氏については、自身の考えと共鳴する部分があるとした。

3512チバQ:2016/07/23(土) 13:27:43
http://www.sankei.com/world/news/160722/wor1607220025-n1.html
2016.7.22 11:54更新

【米大統領選】
トランプ氏、「米国第一主義」を強調 指名受諾演説「オバマ政権下で米国は大幅に安全でなくなった」

 【クリーブランド=小雲規生】米共和党の大統領候補に指名された不動産王のドナルド・トランプ氏(70)は21日夜(日本時間22日午前)、中西部オハイオ州クリーブランドで開催中の党全国大会で指名受諾演説を行った。トランプ氏は演説で「米国が復活したことを世界に示すときだ」と宣言。外交政策などで米国の国益を最優先させる「米国第一主義」を強調し、大統領選に向けて党内の結束も呼びかけた。

 約1時間15分にわたった演説のなかで、トランプ氏は「オバマ政権下で米国は大幅に安全でなくなり、世界は大幅に不安定になった」と主張。オバマ政権1期目の国務長官で、民主党の候補者指名が確実なヒラリー・クリントン氏(68)を批判した。

 また米国が条約上の防衛義務を負っている国々に対して「応分の負担」を求めることも強調。2月に日米など12カ国が署名した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)については「米国の製造業を破壊する」などとし、TPPのような多国間の自由貿易協定ではなく、各国と個別の自由貿易協定を結ぶべきだとした。

 不法移民対策としてメキシコとの国境に壁を築くことにも言及。さらに「テロが広がっている国からの移民を即刻打ち切らねばならない」とも主張した。

 トランプ氏は今後、大統領候補として選挙戦を本格化させる。民主党は25日からペンシルベニア州フィラデルフィアで始まる党全国大会で、クリントン氏を大統領候補に選出する。

3513チバQ:2016/07/23(土) 13:34:20
http://www.cnn.co.jp/usa/35086313.html
民主クリントン氏、副大統領候補にケイン上院議員を指名

2016.07.23 Sat posted at 11:32 JST

(CNN) 米大統領選に向け民主党の候補指名を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官は22日、副大統領候補にバージニア州選出のティム・ケイン上院議員(58)を選んだと発表した。経験豊かで安定感のある候補を選んだ形だ。

クリントン氏は短文投稿サイトのツイッターで、「ティム・ケイン氏を副大統領候補に発表することができて興奮している。他者のために闘うことに人生をささげてきた男性だ」と述べた。

ケイン氏はこの数分後、「ヒラリー氏から今さっき電話があった。副大統領候補になれて光栄だ。明日のマイアミでの遊説が待ち遠しい」とツイートした。

クリントン氏は23日、フロリダ州マイアミで行われる選挙集会でケイン氏を紹介する予定。フロリダ州が今秋の本選で鍵となることを意識した動きで、スペイン語に堪能なケイン氏がクリントン氏を中南米系の有権者に紹介する機会にもなる。

クリントン氏はこの集会で初めてケイン氏と一緒に登場する。オハイオ州クリーブランドで行われていた共和党全国大会からスポットライトを奪いたい考えだ。

独ミュンヘンで銃撃事件が発生したことを受け、クリントン陣営は発表の時期を改めて協議した。銃撃事件と同時にニュースで放映され、無神経な動きとみなされることを避けるためだったが、結局、従来の計画通り22日に発表を行った。

ケイン氏はバーニジア州の州知事や民主党全国委員会の委員長を務めたこともある主流派。以前から経験豊かで無難な候補とみられ、白人労働者階級の有権者の支持拡大につながる可能性もある。

3514チバQ:2016/07/23(土) 13:35:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200775&g=cyr

トランプ流演出、不発気味=共和党大会、運営混乱も-米大統領選














20日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会で並ぶ大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(左)と副大統領候補のマイク・ペンス・インディアナ州知事(AFP=時事)

 21日閉幕した米共和党の全国大会は、テレビタレントとしても鳴らした大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)流の演出が随所に見られた。しかし、代議員の投票や多彩な顔触れによる連日の応援演説、バンドの演奏など党大会の基本線は従来と変わらず、型破り候補の演出は不発気味だった。一方、大会運営には一部混乱も見られた。

 ◇「お祭り」新味なし
 遠くの空からヘリコプターが現れ、オハイオ州クリーブランドの大会会場近くのエリー湖畔に着陸した。機体には「トランプ」と大書きされ、降り立ったのはトランプ氏。荘厳な音楽が流れ、娘、息子たちが出迎える。大会3日目、20日の登場シーンだ。初日の18日にはメラニア夫人をスピーチへと紹介する際、トランプ氏は逆光の舞台上からシルエット姿を現した。
 ただ、ヘリで会場入りした夜、ペンス副大統領候補が指名を受諾した演説の終わりにトランプ氏は舞台へ上がったが、このときは何の演出もなし。トランプ氏はかつて米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、前回2012年の党大会が「今までで一番退屈な大会だった」と語り、今回の大会には「ショー」の要素を取り入れたいと述べていた。しかし、もともと党大会の雰囲気はいつもお祭りで、それ以上の新味はあまりなかった。
 ◇大会機能せず
 一方、初日の18日にメラニア夫人の演説盗用問題が発覚したのをはじめ、大会運営や陣営の対応には混乱が見られた。盗用問題では当初、疑惑を否定していたが、20日になって一転、スピーチライターの盗用を認める手際の悪さだった。大会日程も直前まで固まらず、米メディアによれば、上院トップのマコネル院内総務でさえ、自身がいつ演説するのか数時間前に知った。








米共和党全国大会で登壇し、代議員らに手を振るメラニア夫人=18日、オハイオ州クリーブランド(AFP=時事)

 団結が大切な大会の演説でクルーズ上院議員がトランプ氏への支持表明を拒否するなど、亀裂も表面化した。今回の大会に米紙USAトゥデーは「視聴率を取るには良かったかもしれないが、有権者を安心させるにはうまくなかった」と指摘。トランプ氏をアピールする最大の機会となるはずのクリーブランド大会は過去30年で最も「機能しなかった」と酷評する専門家の声も紹介した。
 ◇「私のヒーロー」
 指名受諾演説でトランプ氏は「(大統領選という)この旅の中で、妻のメラニアや素晴らしい子供たちに恵まれ、幸運だった」と振り返った。党大会では配偶者の応援演説は恒例だが、今回は夫人に加え、イバンカさんら娘、息子たちが連日演壇に立ち「家族応援団」の様相だった。
 息子のエリック氏は20日の演説で、ビジネスマンとしてのトランプ氏の業績を詳しく紹介。会場のトランプ氏に向かって「あなたは私のヒーローであり、親友であり、次の大統領だ」と断言し、会場の拍手を浴びた。(クリーブランド時事)(2016/07/22-18:42)

3515チバQ:2016/07/23(土) 13:38:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300047&g=int
民主幹部、クリントン氏に肩入れか=週明けの全国大会に影-米大統領選
【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補者選びでヒラリー・クリントン前国務長官(68)が指名獲得を確実にする前、民主党全国委員会の幹部がバーニー・サンダース上院議員(74)の勢いをいかにそぐかを秘密裏に話し合っていた疑いが、告発サイト「ウィキリークス」が22日公開した内部メールで浮かび上がった。
 サンダース氏はかねて、民主党全国委がクリントン氏に肩入れしていると訴えてきた。メールはその主張を裏付けるような内容で、週明けに始まる民主党全国大会に影を落としそうだ。
 ウィキリークスなどによると、幹部はメールで、サンダース氏の名指しは避けながらも「彼が神の存在を信じるか、誰かに質問させられるか。彼は無神論者だと読んだことがある。いくらか効果があるはずだ」と指摘。他の幹部は「彼は大統領にはならない」「民主党を理解していない」などと記していた。(2016/07/23-05:34)

3516チバQ:2016/07/23(土) 13:43:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100742&g=int
立場の違い・知名度に課題=トランプ氏と組むペンス副大統領候補-米共和党大会
 【クリーブランド(米オハイオ州)時事】米共和党全国大会で副大統領候補指名を受けたマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)は、20日の指名受諾演説で、11月の本選へ向けた結束の大切さを説いた。しかし、大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)との立場の違いを今後、厳しく追及されることになる。知名度の低さも課題となりそうだ。
 ペンス氏は受諾演説で、トランプ氏について「どんなことがあっても退かない」「人々に決して背を向けない」と持ち上げた。さらに「トランプ氏が大統領になれば、大きな変化がもたらされる」と、経済やテロ対策に不満を持つ聴衆に約束した。
 これには会場で聞いていたトランプ氏も、満足そうな表情を浮かべた。だが、トランプ氏がかつて提唱したイスラム教徒の入国禁止について、ペンス氏は憲法違反と断じたことがある。イラク戦争をめぐっても、反対したというトランプ氏に対し、ペンス氏は下院議員時代、対イラク武力行使容認決議に賛成票を投じた。
 そもそもペンス氏は、大統領選候補指名争いでクルーズ上院議員を支持していた。見解の相違に関して、既にメディアの追及を受けているのに加え、秋には副大統領候補同士の討論会もあり、突かれるのは必至だ。
 一方、ペンス氏が受諾演説で自己紹介をする際、「私を知らないほとんどの人のために」と前置きしたように、知名度は高くない。NBCテレビが20日公表した世論調査では、ペンス氏を好ましいと思う人と好ましくないと考える人は、どちらも26%。判断できるほどよく知らないと答えた人が最も多く、48%だった。(2016/07/21-18:25)

3517チバQ:2016/07/23(土) 13:43:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100635&g=int
クルーズ氏、トランプ氏支持せず=元ライバル3人が登場-米共和党大会
クリーブランド時事】米共和党大会3日目の20日、大統領選の候補者選びで実業家ドナルド・トランプ氏(70)に敗れた3人が登場した。このうち獲得代議員数で2位だったテッド・クルーズ上院議員(45)は演説で、トランプ氏への支持表明を事実上拒否。会場の代議員から激しい抗議の声が上がった。
 クルーズ氏としては、将来の大統領選再出馬に向けて布石を打つ狙いがあったとみられるが、逆に打撃となる可能性がある。一方で支持拒否は、トランプ氏にとっても痛手となりそうだ。
 クルーズ氏は演説で「トランプ氏がきのう、大統領候補の指名を受けたことを祝福する」と表明。しかし、大統領選本選に向けてはトランプ氏を名指しせず、「良心に従って投票してほしい」と聴衆に呼び掛けた。「良心に従った投票」は、党内の反トランプ派が使ってきた表現だ。
 これに対し、会場の代議員は声をそろえてトランプ氏を支持するよう求めたが、クルーズ氏は「(トランプ氏の地元)ニューヨークの代議員団の熱意は評価する」と答えるにとどまり、支持を拒否。会場は大きなブーイングに包まれ、クルーズ氏はやじが飛び交う中で退席した。
 一方、同様に大統領選再挑戦を視野に入れているとみられるマルコ・ルビオ上院議員(45)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(48)の演説は、クルーズ氏と対照的だった。
 ビデオメッセージを送ったルビオ氏は「互いに争う時期は終わった」と、トランプ氏の下で団結すべきだと強調。ウォーカー氏は演説で「トランプ氏以外への投票は(民主党候補の)ヒラリー・クリントンへの投票だ」と訴えた。(2016/07/21-17:08)

3518チバQ:2016/07/23(土) 13:45:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072000500&g=int
異例ずくめの大統領候補=離婚2回、政治経験ゼロ-トランプ氏
 【クリーブランド時事】米大統領選で共和党の指名を受けた実業家ドナルド・トランプ氏(70)が「異色の候補」とされるのは、ビジネス界出身で政治経験が全くないからだけではない。2回の離婚を経験するなど、米大統領候補としては異例ずくめだ。



 トランプ氏は1946年、ニューヨークで生まれた。米メディアによると、裸一貫から財を築いたと言わんばかりの主張に反し、家は当時から裕福だったとされる。両親が陸軍幼年学校に入れたのは、奔放な性格を心配したからだったようだ。
 68年にペンシルベニア大ウォートン校を卒業後、不動産開発業を営む父の会社に入社した。センスを見込まれて経営を継ぐと、積極的投資で会社を急成長させ、80年代には全米でホテルやカジノを展開。不動産王と呼ばれるようになった。
 不動産以外にも自身の名前を冠したステーキ、チョコレート、ワイン、水などを販売。ミス・ユニバース大会の運営にも関わってきた。その一方、倒産させた会社も少なくなく、確定申告書の公表を拒んでいることから、資産総額も定かでない。本人は100億ドル(約1兆円)と主張しているが、誇張ではないかと疑念も向けられている。
 酒もたばこもたしなまない。テレビ出演が多く、2004年に始まった人気番組「アプレンティス(見習い)」での決めぜりふ「お前はクビだ」は流行語に。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の悪役や、教育番組「セサミ・ストリート」のキャラクターのモデルになったことでも知られる。(2016/07/20-14:49)

3519チバQ:2016/07/23(土) 13:58:29
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607210036.html
【米大統領選】「支持しろ!」 トランプ氏のかつてのライバルに激しい野次 共和党内の確執を浮き彫りに

07月21日 23:49産経新聞


 【クリーブランド(米オハイオ州)=加納宏幸】米共和党は20日、中西部オハイオ州クリーブランドで3日目の全国大会を開き、同党大統領候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が副大統領候補に指名した、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)が指名受諾演説を行い、必勝への決意を表明した。トランプ氏への支持を表明しなかったライバルには激しいやじが飛び、党内の確執の深さを浮き彫りにした。

 トランプ氏と最後まで候補指名を争ったテッド・クルーズ上院議員(45)の演説中に異変は起きた。

 「トランプを支持しろ!トランプを支持しろ!」。会場のアリーナにトランプ氏を候補に指名するため全国から集まった代議員たちは、クルーズ氏に向けて抗議の声を上げ、トランプ氏への支持表明を求めた。

 トランプ氏に電話で支持表明をしないと事前に伝えていたクルーズ氏は、演説でトランプ氏の指名を祝福。だが、「良心に基づき、自由を守り、憲法に忠実な候補に投票を」と述べ、同氏への投票を呼び掛けなかったことでブーイングの嵐がクルーズ氏を直撃した。

 このとき悠々と会場入りしたのは、翌日の指名受諾演説のため現地を訪れていたトランプ氏自身だった。大会初日の18日に続く2度目の登場だ。笑みを浮かべながら代議員らに手を振り、クルーズ氏の後に登壇する次男、エリック・トランプ氏(32)の演説を聴くため席に着いた。

 クルーズ氏が支持表明しなかったのは、2020年の次期大統領選に意欲があることからトランプ氏の批判勢力をつなぎ留めておく狙いがあったとみられる。

 クルーズ氏を支持する西部コロラド州の代議員で、トランプ氏の指名阻止のため党規約を変更する運動を主導したケンドール・アンルー氏は20日、「クルーズ氏がトランプ氏を支持したとすれば、20年に再出馬するときの支持者を失うだろう」と述べた。アンルー氏は11月の本選でクルーズ氏の名前を書いて投票するという。

 それでも党員の関心は既に、民主党候補に指名されるクリントン前国務長官(68)をどう打倒するかに向いている。ペンス氏は演説で、オバマ大統領やクリントン氏はワシントン政治を擁護する「現状維持」勢力だと攻撃。この後、「ともにトランプ氏を第45代大統領に選び、米国を再び偉大な国にしよう」と訴えると歓声が沸き起こり、共和党が今や「トランプの党」になったことを印象づけた。

3520名無しさん:2016/07/24(日) 08:19:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00000026-jij_afp-int
元KKK最高幹部D・デューク氏、米上院選に出馬表明
AFP=時事 7月23日(土)16時40分配信

【AFP=時事】米白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の元最高幹部、デービッド・デューク(David Duke)氏(66)は22日、南部ルイジアナ(Louisiana)州から米上院議員選に出馬すると表明し、「本物の米国人」のための革命は近づいていると述べた。今年11月に投票が行われる米大統領選の共和党候補に指名されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が繰り広げてきた異例の選挙運動に触発された動きとみられる。

 白人至上主義者で第2次世界大戦(World War II)中のユダヤ人虐殺も否定しているデューク氏は、米国の極右勢力の中でも特に知名度が高い人物。

 ルイジアナ州バトンルージュ(Baton Rouge)では黒人男性が警官2人に射殺された今月5日の事件を受けて抗議行動が続き、さらに17日には黒人の男が警官3人を襲撃・殺害する事件が発生して人種間の緊張が高まっている。

 デューク氏は自身のウェブサイトに掲載した短い動画の中で、「私は、全ての米国人は平等な権利を持っており、敬意を払われるべきだと信じている。しかし、私が他の人と違うのは、欧州系米国人の権利と伝統に対する敬意を要求していることだ」「米国の上下両院のそれぞれに、少なくとも1人は欧州系米国人の権利と伝統を保護する政治家が必要だ」と述べた。

 デューク氏は「私たちは大量の移民流入を止めなければならない。また、アメリカを作った人々の子孫が浄化(一掃)される事態を止めなければならないと思う」とも述べた。

 共和党員であるデューク氏の出馬表明は、米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に対抗する共和党候補としてトランプ氏が候補指名の受諾演説を行った数時間後に行われた。

 デューク氏は動画の中で、不満を抱える白人の労働者階級と中流階級の支持を集め、候補指名を獲得する原動力となったトランプ氏の主張の一部に触れ、自身もこれらの主張に賛成する姿勢を示した。

 米国人の雇用と事業活動の保護、公正な貿易、政治活動における海外からの寄付金の禁止などを主張しているデューク氏は、「時は満ちた。米国人の大多数を占める真の米国人のための革命が近づいている」と述べた。

 デューク氏は「私が長い間主張してきた問題をドナルド・トランプや大半の米国民が支持していることに大きな喜びを感じている」と述べ、現代の政治家候補の中でトランプ氏の主要なスローガンである「米国第一」という言葉や政策を最初に「打ち出した」のは自分だと主張した。

 しかしルイジアナ州共和党は、デューク氏の出馬に「最も強い言葉で」反対すると表明した。ルイジアナ州共和党のロジャー・ビレール(Roger Villere)議長は声明で、「デービッド・デュークは有罪判決を受けた重罪犯で、憎悪に満ちた詐欺師であり、共和党の価値観を体現していない」と述べた。

 デューク氏は1989年から1993年までルイジアナ州の下院議員を1期務めた。1991年にはルイジアナ州知事選に出馬し、スキャンダルまみれだったエドウィン・エドワーズ(Edwin Edwards)前同州知事に敗れたものの、保守派が強い同州で白人票の半分以上を獲得した。【翻訳編集】 AFPBB News

3521とはずがたり:2016/07/24(日) 16:01:59
警官の質上げる為に給料あげなあかんやろ。
>ダラス市警は長年、貧弱な士気と人手不足が指摘されてきた。初任給が年間4万5000ドル(約477万円)という低水準一因となっている。ブラウン本部長はCNNとの最近の会見で、この給与水準はダラス地域で最も低いと指摘。一定の経験を積んだ警官が他地域の警察に転じる例もある。

米ダラス市警、志願者が3.4倍と激増 警官5人殺害の街
http://www.cnn.co.jp/usa/35086325.html
2016.07.24 Sun posted at 14:44 JST

(CNN) 今月7日に警察官5人が殺害される連続狙撃事件が発生した米テキサス州ダラス市の警察は23日、市警への志願者数が同月8日〜20日の間、今年6月の同一期間に比べ344%と急増したと報告した。
市警によると、6月は136人だったが7月は467人にはね上がった。ただ、志願者の増加が採用人数の拡大につながるのかは不明。
志願者の激増は、市警のブラウン本部長が事件発生から4日後に開いた記者会見で、「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」運動のデモ参加者に地域社会の状況改善を望むなら市警への加入を促したことを反映する形ともなっている。BLMは「黒人の命も大切だ」という意味のスローガン。
警官5人の殺害事件はルイジアナ、ミネソタ両州などで続発した警官によるアフリカ系(黒人)住民の射殺事件に怒りを募らせた黒人容疑者の犯行だった。BLMなどがダラスで抗議デモを実施し、警察がこれを警護している際に発生していた。
ブラウン本部長は会見で「抗議の行列から離れ市警に志願を。加わればそれぞれの地元に配属する。われわれはあなたたちが抗議の対象にしている問題の一部の解決を助ける」などと主張していた。
ダラス市警は長年、貧弱な士気と人手不足が指摘されてきた。初任給が年間4万5000ドル(約477万円)という低水準一因となっている。ブラウン本部長はCNNとの最近の会見で、この給与水準はダラス地域で最も低いと指摘。一定の経験を積んだ警官が他地域の警察に転じる例もある。同本部長はダラス市警の警官は評価されていないと感じているとも述べた。

3522チバQ:2016/07/25(月) 21:00:12
http://www.sankei.com/world/news/160725/wor1607250047-n1.html
2016.7.25 18:16
【米大統領選】
米民主党全国委員長が辞任へ クリントン氏への肩入れ疑惑 サンダース氏に「大統領になれない」

反応

反応


クリントン前国務長官の選挙イベントで話す民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長=23日、米南部フロリダ州マイアミ(ロイター)
クリントン前国務長官の選挙イベントで話す民主党全国委員会のワッサーマンシュルツ委員長=23日、米南部フロリダ州マイアミ(ロイター)

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=加納宏幸】米民主党の大統領候補指名が確定したヒラリー・クリントン前国務長官(68)に民主党全国委員会が肩入れしていた疑惑で、同委員会のデビー・ワッサーマンシュルツ委員長(49)が24日、辞意を表明した。25日から東部フィラデルフィアで開かれる党全国大会が終わる28日に辞任する。

 内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した約2万通のメールで、全国委幹部がバーニー・サンダース上院議員(74)の躍進を阻止しようとした疑惑が浮上。ワッサーマンシュルツ氏はメールで、サンダース氏を「民主党のことを理解していない」「大統領になれない」などと批判していた。

 ワッサーマンシュルツ氏は声明で「党を前進させるため辞任する」としているが事実上の引責辞任。全国委員長は正副大統領候補を指名する全国大会を主催し、政治資金配分、政策綱領の作成、選挙戦略の調整などに携わることから中立性が求められる。

 サンダース氏は辞意表明を「党の未来のため正しい決断をした」と評価したが、同氏の支持者は24日、フィラデルフィア市内で全国委への抗議活動をした。

3523チバQ:2016/07/26(火) 12:30:36
http://www.sankei.com/world/news/160725/wor1607250032-n1.html
2016.7.25 15:18
【米大統領選】
ブルームバーグ前NY市長がクリントン氏支持表明へ
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は24日、ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、米大統領選の民主党候補となるクリントン前国務長官への支持を表明すると報じた。25日から開催される党大会で明らかにするという。

 前市長は一時、無所属で大統領選への出馬を検討していた。リベラルな主張で知られる一方、ニューヨーク市長には共和党候補として当選した。クリントン陣営は、共和党候補の実業家トランプ氏に抵抗感を持つ穏健な共和党員らの取り込みを目指しており、前市長は貴重な援軍となる。

 前市長はこれまでにも「反トランプ」の立場を表明。3月、自分が大統領選に立候補すればトランプ氏の当選に加担する恐れがあるとして、出馬を見送ると発表した。(共同)

3524チバQ:2016/07/26(火) 21:22:09
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160726k0000e030201000c.html
<米大統領選>「クリントン氏支持を」 民主・サンダース氏
13:23毎日新聞

<米大統領選>「クリントン氏支持を」 民主・サンダース氏
米民主党全国大会で、ヒラリー・クリントン前国務長官への支持を呼び掛けるバーニー・サンダース上院議員=2016年7月25日、AP
(毎日新聞)
 【フィラデルフィア長野宏美】米民主党全国大会初日の25日、バーニー・サンダース上院議員が演説し、ヒラリー・クリントン前国務長官への支持を呼び掛けた。予備選で激しい戦いを繰り広げた両氏だが、本選での共和党候補のドナルド・トランプ氏当選阻止のため、「ヒラリーが次の米大統領でなければいけない」と訴えた。

 演説でサンダース氏が「革命は続く」と主張すると、「バーニー」と書かれた紙が会場中で揺れ、存在感の大きさを示した。

 一方でサンダース氏は、雇用や教育などあらゆる問題でクリントン氏と考えを共有していると強調し、「ヒラリーは大統領の仕事が未来の世代のためだと理解している」と主張。さらに、自身の訴えが盛り込まれた党政策綱領を「史上、最も進歩的」と評価したうえで、「クリントン大統領のもと、綱領実現のためできることを何でもやる」と語った。

 開幕直前、民主党全国委員会(DNC)幹部らがメールでサンダース氏の選挙戦の妨害を相談していた疑惑が浮上。会場でも「ヒラリー」と「バーニー」コールが交錯した。一方、サンダース氏の前にはミシェル・オバマ大統領夫人が登壇し、「大統領の資格があるのはヒラリーだけだ」と訴え、後半は一体感で盛り上がった。

 南部フロリダ州代議員、ダイアナ・ニューホフさん(54)は「バーニーに不公正な選挙だったのは腹立たしい。でもトランプ大統領はありえない。全力で止めなければ」と語った。

3525チバQ:2016/07/26(火) 21:22:43
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-160726-0011.html
不人気トランプ 音楽界が楽曲使用に不快感
12:52日刊スポーツ

 11月に行われる米大統領選の共和党候補に正式に指名された不動産王のドナルド・トランプ氏を巡り、再びアーティストたちから怒りの抗議が相次いでいます。トランプ氏は選挙キャンペーン中、ローリング・ストーンズやアデル、エアロスミス、ニール・ヤングら人気アーティストたちの楽曲を繰り返し無断で使用し、集会で自分たちの曲を使用しないよう求められる騒動に発展していましたが、オハイオ州で先週行われた党大会でも同様の行為が繰り返されています。
 党大会初日にトランプ氏がステージに登場する際に使用したのが、クイーンの代表曲「伝説のチャンピオン」。これに対し、クイーンは「我々の意思に背いて無断で使用された」とツイッターに書き込み、政治の場で道具として使用することは許可しないと抗議。使用停止を求めています。トランプ氏陣営が「伝説のチャンピオン」を選挙戦で使用したのはこれが2度目で、クイーン側はファンから抗議や批判が相次いでいるとし、不快感を示しています。
 20日にトランプ氏が開催地のクリーブランド入りした際に使用したのは、イタリアのオペラ歌手故ルチアーノ・パバロッティ氏が歌うジャコモ・プッチーニのアリア「誰も寝てはならぬ」。トランプ氏が搭乗する飛行機をバックに集まった支援者やメディアの前で同氏が歌う曲が使用されたことに対し、「芸術家としてのキャリアを通じて表現した兄弟愛や連帯への価値観は、トランプ氏が打ち出す世界観とは全く相いれない」と遺族は声明を発表。同氏の作品を選挙戦で使わないように求めています。
 また、最終日にトランプ氏の娘で副社長を務めるイヴァンカさんが登壇した際に使用したビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」を巡っても、同曲を作曲した故ジョージ・ハリスンの遺産管理団体が、「我々の意志に反する不快な行為」と抗議の声明を発表。希望と再生をテーマに書かれた曲は、移民排除など過激な政策を掲げるトランプ氏の選挙戦にはふさわしくないとしています。
 トランプ氏を巡っては音楽界のみならず、ジョージ・クルーニー、ジョニー・デップ、ハリソン・フォードら大勢のハリウッドスターからも批判の声が相次いでおり、11月の本選を前にハリウッドでも反トランプ派の言動に注目が集まっています。
【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)

3526チバQ:2016/07/26(火) 22:03:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160724k0000m030023000c.html
<米大統領選>2党の対決構図が固まる
07月23日 19:28毎日新聞

<米大統領選>2党の対決構図が固まる
支援者集会で、ヒラリー・クリントン氏(左)と一緒に笑顔で手を振るティム・ケーン氏=米南部バージニア州で2016年7月14日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】11月の米大統領選に向け、民主党候補指名が確実なヒラリー・クリントン前国務長官(68)は22日、副大統領候補に南部バージニア州選出のティム・ケーン上院議員(58)を選んだと発表した。共和党の正副大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)、中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事(57)との対決構図が固まった。対照的な大統領候補に比べ、副大統領候補は手堅さを買われた形。勝敗のカギを握る無党派層にどう食い込むかが課題だ。

 「私のランニングメート(伴走者)ティム・ケーンは、他者のために闘うことに人生をささげてきた男だ」

 クリントン氏は22日、短文投稿サイト「ツイッター」でケーン氏の起用を発表した。ケーン氏もツイッターに「ヒラリーとの電話を切ったところだ。(南部フロリダ州)マイアミで明日ある遊説への出発が待ちきれない」と書き込んだ。

 ケーン氏を選択したのは、バージニア州で市長と知事の経験を持つため、激戦州の同州で優位に戦いを進めることを狙ったものだ。スペイン語をすらすらと話すので、本選のカギを握るヒスパニック(中南米系)の支持固めも期待できる。ただ、クリントン氏が取り込めていないリベラル層への影響力が強いとは言えず、弱点の補完は十分ではない。

 これに対し、共和党の副大統領候補のペンス氏は下院議員を6期務めており議会内での人脈が豊富だ。トランプ氏と距離を置く党主流派や保守層を引きつけ得る。ただ、20日の指名受諾演説で「トランプ氏はカリスマ性が強い。(カリスマ性のない私で)バランスをとった」と述べるほど、正反対の政治スタイルなため、緊密な連携が取れるか未知数だ。

 今回の両副大統領候補は経験や手堅さを重視した起用で知名度は低く、有権者の42%を占める無党派層(ギャラップ社調査)への訴求力には疑問もある。

3527チバQ:2016/07/26(火) 22:04:04
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607230038.html
【米大統領選】民主党副大統領候補のケーン氏、「退屈男」を自認 地味だがクリントン氏を補う存在
07月23日 17:44産経新聞

 クリントン前国務長官が副大統領候補に選んだケーン上院議員は、手堅い政治手腕で定評がある。自ら「退屈」な人物だと認めるがスキャンダルの心配はなく、クリントン氏の弱点を補う存在になりうる。

 ミズーリ州の鉄工所を営む家庭で育ったケーン氏は、夫人の父が知事を務めたバージニア州で弁護士として活動、人種や住宅の問題を手がけた。州都リッチモンド市長、州副知事を経て知事に就任。教育や財政改革で実績を上げた。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に賛成しているため、リベラル層が反発するおそれもあるが、無党派や共和党の白人中間層の支持が期待できる。

 カトリックのケーン氏は、宣教師として中米ホンジュラスに滞在したためスペイン語が堪能で、ヒスパニック(中南米系)の支持にも結びつくと期待される。(加納宏幸)

3528チバQ:2016/07/26(火) 22:09:05
http://www.sankei.com/world/news/160726/wor1607260022-n1.html
2016.7.26 19:57
【米大統領選】
特別代議員制度の改正、民主党結束とサンダース支持者の糾合狙うも…

 【フィラデルフィア=青木伸行】米民主党が特別代議員制度を改正することを決めたのには、バーニー・サンダース上院議員がかねてより、この制度を「不公平だ」と批判し廃止を求めていたことに配慮して、党の結束を図り、ヒラリー・クリントン前国務長官への支持を糾合するためだ。

 民主党は共和党とは異なり、一般代議員のほかに、上下両院議員や党役員などで構成する特別代議員の枠を設けている。各州の一般代議員は党大会での大統領候補指名に際し、自州の予備選・党員集会の結果に拘束されるが、特別代議員には自由裁量がある。

 この特別代議員制度は歴史的に、党大会で票(支持)が割れて紛糾し、何回も投票が行われることを回避し結束を図ることが主眼だった。特別代議員は構成メンバーの性格上、主流派の候補に有利に働くという特徴がある。

 このため今回も、クリントン氏が特別代議員計712人のうち609人を獲得したのに対し、サンダース氏は47人にとどまり勝敗を大きく左右した。一方では56人がなお、態度未定のまま党大会に臨んでいる(ABCテレビ)。

 制度改正は、11月8日の大統領選の投票日以後、60日以内にクリントン、サンダース両陣営の代表を中心に21人で構成する「結束改革委員会」を立ち上げ、2018年1月1日までに報告書をまとめる。改正される制度が適用されるのは、20年の次期大統領選の指名争いからとなる。

 党内ではすでに、自由裁量権をもつ特別代議員を3分の1に低減し、残る3分の2については、各州での予備選・党員集会における候補者の得票率に応じ、特別代議員を比例配分する形で拘束する方法などが検討されている。

 だが、制度改正の決定により、サンダース氏の支持票が完全にクリントン氏へなびくわけではなさそうだ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、サンダース氏支持者の9割がクリントン支持に回るものの、1割は共和党候補のドナルド・トランプ氏に投票するとしている。

3529とはずがたり:2016/07/27(水) 01:46:54

トランプが大統領になったら民共共闘でトランプの政策全部葬り去らないとダメだね(;´Д`)

2016年 07月 26日 13:33 JST
トランプ氏の支持率上昇、クリントン氏上回る=世論調査
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-high-idJPKCN1060BS

[フィラデルフィア 25日 ロイター] - 米CNNテレビが共和党大会でドナルド・トランプ氏が大統領候補に正式指名された後に実施した世論調査によると、トランプ氏の支持率は48%に上昇し、民主党候補指名が確実視されているクリントン前国務長官の45%を上回った。

トランプ氏は先週、米オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会で、正式に大統領候補指名を受諾した。

3530とはずがたり:2016/07/27(水) 02:51:19

ナイトクラブ前で銃乱射、18人死傷 米フロリダ州
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-35086409-cnn-int
CNN.co.jp 7月26日(火)9時55分配信

(CNN) 米フロリダ州フォートマイヤーズのナイトクラブ前で25日未明に銃乱射事件があり、10代の少年2人が死亡、少なくとも16人が負傷した。警察は容疑者3人を拘束したが、テロとは無関係との見方を示している。

フォートマイヤーズ警察によると、この事件で14歳と18歳の少年がナイトクラブの駐車場で撃たれて死亡。12〜27歳の少なくとも16人が負傷した。

病院によれば、25日の時点で負傷者のうち4人が入院中で、2人は重体となっている。

警察はこの事件に関連して容疑者3人を拘束し、ほか数人の行方を追っていることを明らかにした。しかし事件発生の経緯など詳しいことは公表していない。

フェイスブックに掲載されたポスターによると、現場のナイトクラブでは24日夜、誰でも自由に参加できるパーティーが開かれていた。営業時間が終了し、参加していた10代の子どもたちを保護者が車で迎えに来ていたところで事件が起きたという。同クラブは、会場内外に警備員を配置するなど警備態勢は万全だったと強調している。

同クラブの入り口付近には、少なくとも36発の弾痕があった。

3531とはずがたり:2016/07/27(水) 13:33:19
サンダース派が猛反発=報道陣テントで座り込み―米民主党大会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000038-jij-n_ame
時事通信 7月27日(水)10時22分配信

 【フィラデルフィア時事】26日の米民主党全国大会でヒラリー・クリントン前国務長官(68)が大統領候補に指名された直後、バーニー・サンダース上院議員(74)を支持する代議員が大挙して世界各国の報道陣が集まるプレスセンターに押し掛け、抗議の座り込みを繰り広げた。

 
 代議員数百人は「これが民主主義だ」などとシュプレヒコールを上げながら、会場の屋内競技場からデモ行進。競技場の外にある報道陣用の大テントに入り、「バーニー」などと書かれたプラカードを掲げて無言の座り込みを始めた。

 参加者の中には布で口を覆い、「ヒラリーは地獄へ行け」「民主党全国委員会、お前はクビだ」と書かれたカードを持った人も。程なく警官隊がテントの入り口を封鎖し、中に入れなかった代議員はテントの外で抗議活動を展開した。

 大会開幕直前、党全国委幹部が指名争いでクリントン氏に肩入れしていた疑惑が内部告発サイトの暴露で明らかになり、サンダース支持者は反発を強めている。オレゴン州の代議員ジェレミー・ライクンズさん(30)は「クリントン氏は支持しない。これは始まりにすぎない」と語り、今後も抗議を続ける考えを示した。

3532とはずがたり:2016/07/27(水) 15:38:02

マイケル・ジョーダンさん、沈黙破り声明 人種問題巡り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000040-asahi-int
朝日新聞デジタル 7月26日(火)11時55分配信

 米国で警察による黒人男性の射殺や、警察を狙った事件が相次ぐなか、バスケットボールのスーパースター、マイケル・ジョーダンさん(53)が25日、「もはや沈黙を続けることはできない」と懸念を表明する声明を発表した。

 「有色の人たちが公平な扱いを受けることと、警察官が尊敬され、支持されることの双方が実現されなければならない」。声明は、人種とスポーツに関連したウェブサイト「ジ・アンディフィーテッド」を通じて発表。地域と警察の関係構築を目指して設立された団体と、全米有色人地位向上協会(NAACP)の弁護基金の双方に、それぞれ100万ドル(約1億円)の寄付をすると明らかにした。

 リーグ優勝を6度経験するなど、NBA史上最高の選手とされるジョーダンさんは今でも高い人気を誇るが、社会的な発言をすることは珍しい。声明では、1993年に自身の父親を殺人事件で失ったことに触れ、「私もその痛みをあまりによく知っており、愛する人を亡くした家族とともに悲しむ」と言及。そのうえで「我々を分断させる言葉や、人種間の対立が悪化しているように見えることを悲しみ、不満に思っている。この国はよりいい場所だと知っている」と訴えた。(フィラデルフィア=中井大助)

3533チバQ:2016/07/27(水) 18:53:11
http://mainichi.jp/articles/20160727/ddm/007/030/051000c

米国の選択
.
16年大統領選 「国の形」巡り全面対決 政策綱領出そろう



毎日新聞2016年7月27日 東京朝刊

民主・「多様性」「進歩的」VS共和・「排他的」「過激性」

 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)西田進一郎、ワシントン清水憲司】米民主党が25日に採択した政策綱領は、包括的移民制度改革など従来の支持基盤を重視した政策に加え、死刑制度廃止も初めて盛り込んだ。最低賃金引き上げなど、自身の主張が取り込まれたバーニー・サンダース上院議員(74)は「史上、最も進歩的」と評価。11月の大統領選に向けた論戦のテーマとなる共和、民主両党の政策綱領が出そろった。


 「この選挙は民主党か共和党かという選挙を超えている。私たちはどんな国なのか、将来どんな国になるのかを問う選挙だ」。民主党の綱領は、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)を30回以上も名指し批判。「国の形」を巡り、対決色を前面に打ち出した。







 共和党の綱領は、トランプ氏の排他的な姿勢に加え、支持を期待する保守層にも配慮した結果、「記憶の限り、最も過激」(米紙ニューヨーク・タイムズ)なものとなった。

 一方で、民主党は「多様なものを包み込む姿勢」を強調。「LGBTなど(性的少数者)も他の米国人同様に、愛する人と結婚する権利がある」と同性婚の権利を確認し、「全ての女性は安全で合法的な中絶などを利用できるようになるべきだ」と主張。不法移民対策でメキシコ国境に「壁」を築くとする共和党に対し、法を守って生活している不法移民らには市民権獲得の道を開くことなどを挙げた。

 外交政策も違いが明確だ。「米国第一」の立場で同盟国との関係見直しを掲げるトランプ氏に対し、民主党は同盟国との連携強化という対立軸を鮮明にした。「トランプ氏は過去50年以上にわたる米国の外交政策を、北大西洋条約機構(NATO)を見捨てることでひっくり返そうとしている」と批判した。

 また過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦は、「有志国連合を主導し続ける」とし、オバマ政権の政策を踏襲している。トランプ氏が提案した数万人規模の米軍派遣などは拒否した。

 両党の違いが微妙なのが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る政策だ。民主党綱領は「雇用や賃金増を後押ししない貿易協定に反対する」との判断基準を提示し、TPPにも適用されるとした。賛否は避けつつ、「TPP阻止」を訴えるサンダース氏の立場にも配慮した。

 共和党綱領はTPPに直接言及せず、党内推進派に配慮を見せながらも、大統領選後、来年1月の新大統領就任までの「レームダック期間中」に「重要な貿易協定(の承認)を行うべきでない」と明記。反TPPのトランプ氏の主張に沿った内容となっている。

3534チバQ:2016/07/27(水) 18:54:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/261675
肩入れ疑惑 深まる不信 サンダース氏支持者怒り 米大統領選 民主党大会開幕

2016年07月27日 00時05分
【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)山崎健】25日開幕した米民主党大会会場には、大統領候補指名レースで敗れたサンダース上院議員の支持者たちの不信と不満が渦巻いていた。党全国委員会幹部がクリントン前国務長官に肩入れしていた疑惑が強い反発を招いており、共和党のトランプ氏当選阻止に向けた挙党態勢構築はさらに厳しさを増している。

 異様な熱気だった。開会直後から登壇者がクリントン氏の名前を口にするたびに、それをかき消すように、サンダース氏のファーストネーム「バーニー」を連呼する声が会場の大型アリーナに響き渡った。

 事態を重く見たサンダース氏が急きょ、妨害行為をやめるよう支持者にメールを送信。2、3時間後に騒ぎは収まったが、支持者の怒りはくすぶっていた。

 同じころ、会場近くでやはりサンダース氏の支持者が抗議運動を展開していた。「私たちの票は初めから考慮されていなかった」「公平な選挙を」。今回の疑惑を非難するプラカードを持った数百人の若者たちが「ヒラリー(クリントン氏のファーストネーム)には投票しない!」とシュプレヒコール。「彼女を刑務所に送り込め」。共和党が最近使うフレーズを叫んでいた学生のジョシュア・リナムさん(20)は「クリントン氏と党は国民を裏切った。明らかに汚職だ」。

 米CNNテレビによるとサンダース氏支持者の約4分の1は本選でクリントン氏に投票しないと回答していた。この日はミシェル・オバマ大統領夫人とサンダース氏の巧みな演説で会場に一体感が芽生えたようにも見えたが、内実は違う。

 ウィスコンシン州の代議員、ラウリー・ミラーさん(56)は「ヒラリーはバーニーから当選を奪った。私は11月の本選挙でバーニーの名前を書く」。不信はもはや拭い難いレベルにまで達しているようだった。

=2016/07/27付 西日本新聞朝刊=

3535チバQ:2016/07/27(水) 19:49:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3095257
米民主党大会、P・サイモン氏の「明日に架ける橋」で結束なるか

2016年07月26日 15:02 発信地:フィラデルフィア/米国
【7月26日 AFP】(写真追加)フォークロック界の伝説的歌手ポール・サイモン(Paul Simon)さん(74)が25日、米民主党の全国大会でサイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)の「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」を歌い、分裂状態にある民主党員に結束を呼び掛けた。

 米ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で開催中の党大会は、党の大統領候補に指名される予定のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と、同氏と指名候補を争った左派バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員支持者との間の亀裂を露呈したが、そのような状況下でのサイモンさんの選曲は人々の心に訴えかけるものとなった。

 サイモンさんがアート・ガーファンクル(Art Garfunkel)さんと組んでいたサイモン&ガーファンクルが1970年に発表したこの楽曲は、困難な時期を乗り越えるために力を合わせることをテーマにしている。

 25日のサイモンさんの選曲をめぐっては、サンダース氏がサイモン&ガーファンクルの楽曲「アメリカ(America)」を自身の選挙運動で使用していたこともあり、その意味合いはより大きなものとなった。

 民主党大会ではこの他、ポップミュージック界の歌姫、レディー・ガガ(Lady Gaga)さんとケイティ・ペリー(Katy Perry)さん、R&Bグループ「ボーイズⅡメン(Boyz II Men)」なども歌声を披露する予定となっている。(c)AFP

3536とはずがたり:2016/07/27(水) 19:52:56
>トランプ氏はまた、米軍の介入による財政コストについても正しく力説している。「さまざまな人を倒すのに、われわれは4兆ドル(約424兆円)も使った。もしこの4兆ドルを米国内の道路や橋を改修するために使ったなら、はるかに暮らしが良くなっただろう」と同氏は予備選の討論会で述べている。

2016年 07月 25日 09:08 JST
コラム:トランプ外交、全てが「狂気の沙汰」ではない
http://jp.reuters.com/article/column-trump-foreign-policy-idJPKCN1020SU?sp=true

[21日 ロイター] - 米大統領選で共和党候補指名を獲得した不動産王ドナルド・トランプ氏は最近の集会で、イラクのフセイン元大統領のことを「悪いやつ」だったが、「テロリストを殺す」ことには非常に長けていたと弁護した。

共和党のライアン下院議長は、このトランプ発言とはすぐさま距離を置き、同党の主要支持者からも批判の声が上がった。

トランプ氏はこれまでの選挙戦で何度も、世界における米国の役割をめぐり、共和党の外交政策担当者の怒りを買ってきた。21日の共和党大会での候補指名受託演説では自身の考えに触れなかったが、その前日のインタビューで、北大西洋条約機構(NATO)の共同防衛に条件を付けるべきとの考えを示した。

トランプ氏の考える外交政策の一部は明らかに危険である。国境に壁を築いてその費用をメキシコに支払わせたり、イスラム教徒の米国への入国を禁止したりするとの考えは、ほぼ世界全体から米国を孤立させる。このような考えは、米国の価値を反映していないばかりか、国益を高めるものでもない。拷問を増やすことに同氏が積極的であるように思われるのは全くおぞましいことである。

しかしながら、派手で、思ったことを矢継ぎ早に口にするトランプ氏だが、長い間ワシントンで通用してきた外交政策のコンセンサスに異議を唱える重大な疑問を投げかけている。それは真剣に受け止める価値のあるものだ。

第一に、トランプ氏は、米国が「世界の警察官」であり続けることはできないと事あるごとに主張し、米国が世界で「不可欠な国」だとする民主・共和両党議員の考えに盾突いている。イラクとリビアへの介入は、トランプ氏の主張を裏付けるものだ。

米国のイラク政策によって、4万人の米軍兵士が犠牲となったほか、15万人以上のイラク国民が命を落とした。国際武装組織アルカイダが同国で台頭し、最終的には現在の過激派組織「イスラム国(IS)」の勢力拡大にもつながっている。

一方リビアでは、独裁的なカダフィ政権崩壊に向けた米軍の支援が、同国を内戦に陥らせ、強大なIS系武装勢力の出現を許した。

トランプ氏はまた、米軍の介入による財政コストについても正しく力説している。「さまざまな人を倒すのに、われわれは4兆ドル(約424兆円)も使った。もしこの4兆ドルを米国内の道路や橋を改修するために使ったなら、はるかに暮らしが良くなっただろう」と同氏は予備選の討論会で述べている。

トランプ氏は両方の点で正しい。実際、ハーバード大学の調査によると、イラクとアフガニスタンの戦争でかかった費用の合計額は4─6兆ドルで、向こう10年間に米国が必要となるインフラ整備費用とほぼ同じ額となる。

こうした状況では、米国が2001年以降に中東で何もしなければ「われわれの生活はもっとましだった」とするトランプ氏の主張はある程度、真実を物語っている。

3537とはずがたり:2016/07/27(水) 19:53:13
>>3536-3537
トランプ氏は、米国が有する世界の同盟ネットワークについても困難な疑問を呈している。選挙戦のさまざまな場面で、同氏は自身が大統領になったら、日本との同盟関係を再交渉し、サウジアラビアから石油を買うことをやめると示唆している。NATOについては「時代遅れ」だとし、「NATOは解体するかもしれないが、問題ない」とすら述べている。

同氏のこのような姿勢は外交政策の主流派の多くを激怒させているが、いくつか正当なポイントも提起している。

NATOに関して言えば、自国の国内総生産(GDP)の最低2%を防衛費に投じることを勧告しているNATOのガイドラインを、加盟国のわずか5カ国(米国を含む)しか守っていない。

日本との同盟関係にいたっては、さらに不平等と言える。日本の防衛費はGDP比でわずか1%であり、有事の場合には米国は日本を守る必要があるのに対し、日本は米国に対してその必要がない。

このことは、例えば、米国には何ら戦略的利益のない尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる中国と日本の争いに、米国が引きずり込まれる可能性が全くないわけではないことを意味している。

最後に、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長やロシアのプーチン大統領など、米国と敵対する国の指導者との会談に、トランプ氏が前向きな姿勢を示していることをむやみに一蹴すべきではない。

北朝鮮がいかに不愉快な国であろうとも、同国が核兵器を開発し、米国防総省が認めるように、「米国にとって直接脅威となり得る核武装した長距離ミサイルの開発に従事している」ことは現実なのだ。

北朝鮮に核プログラムを放棄する意思がなくても、少なくとも金正恩氏と会談し、米国と北朝鮮の間で取引は可能かどうか見極めることが、米国の国益であることはほぼ間違いない。過去15年間、うまくいった北朝鮮政策が他にないことを踏まえると、違うことを試してみても害にはならないだろう。

対ロシアではさらに説得力が増す。プーチン氏を悪者扱いすることは聞こえはいいが、米国とロシアの利益は場合によっては一致する。核によるテロや核拡散の脅威を減らすための協力は、今後の協力関係において1つの有益な分野である。シリアにおける暴力封じ込めも、ロシアとの協力が有益となり得る一例と言えるだろう。

トランプ氏が主張していることは結局、これまでよりも限られた国益に重点を置く外交政策ということだ。だからと言って、トランプ氏の考えが必ずしも米国にとって最善の道を示しているということではない。だが、外交政策に対する従来の「ワシントンの戦略」アプローチによるプラス面とマイナス面を議論する価値は少なくともあるのではないか。

ただ残念ながら、こうしたトランプ氏の考えの一部が、必要な議論を喚起するのに役立っている一方で、その他多くは一貫性に欠け、憂慮すべきものだ。

またトランプ氏は、米国が世界で担う役割の縮小化を時に支持しながら、他方ではこうした現実的政治アプローチとは完全に矛盾することを言っている。例を挙げると、もし大統領に選出されたら、「1番の優先事項はイランとの破滅的な合意を破棄することだ」とする一方、ISと戦うためシリアに米軍3万人を派遣するとしている。こうした政策はトランプ氏を独創的な考えを持つ人というより、従来の新保守主義な共和党員のように思わせる。

しかし何はともあれ、トランプ氏が外交政策に斬新な風を吹かせるアイデアをもたらしたのは明らかだ。大統領候補としてのトランプ氏の強みが何であろうと、このような提言は真剣に検討されるに値する。

3538チバQ:2016/07/27(水) 21:56:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000111-mai-n_ame

<米大統領選>党内結束、民主も遠く 予備選妨害疑惑も一因

毎日新聞 7月27日(水)21時37分配信



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 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)西田進一郎】米東部フィラデルフィアで開催中の民主党全国大会で26日、大統領候補に正式指名されたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、11月の本選で共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)と対決する。だが両候補は自党支持者にも相当の反対勢力を抱え、順風満帆にはほど遠いのが現状だ。

 「ヒラリーは問題だらけ。(本選で)彼女に投票するか分からない」

 怒りをにじませそう話すのは、西部アイダホ州の民主党代議員、アリシア・ガルシアさんだ。クリントン氏と指名を激しく争ったバーニー・サンダース上院議員(74)を支持する。クリントン氏の指名直後、約150人の代議員たちと党大会会場のメディア用テント近くに座り込み抗議した。

 党全国大会の本来の役割の一つは、本選に向けた党内の結束のアピールだ。サンダース氏自身は25日にクリントン氏への支持を表明し有力者らも演説で結束を強調したが、サンダース氏支持者らの反応は鈍い。

 一因は、大会直前の22日に浮上した党幹部の「反サンダース策動」疑惑だ。内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した電子メールに、党全国委員会幹部がサンダース氏の勢いを止める方法を協議する内容などが含まれていた。デビー・ワッサーマンシュルツ委員長は辞意を表明したが、事態は収束していない。サンダース氏支持者がどれだけクリントン氏を支持するか見通せない状況だ。

 不人気なうえ党内結束に難を抱えているのは共和党のトランプ氏も同じだ。米紙ワシントン・ポストなどが6月に実施した世論調査では、米国人の70%がトランプ氏に否定的で、クリントン氏の55%を上回った。

 共和党全国大会(18〜21日)には、ブッシュ前大統領一家ら重鎮が欠席。最後まで指名を争ったテッド・クルーズ上院議員は、20日の応援演説ですらトランプ氏への支持を表明せず、確執の根深さを印象づけた。

 自陣営のマイナス要因を覆い隠すため、両氏とも既に相手候補への厳しい攻撃の応酬を行っている。トランプ氏は、クリントン氏を「既得権益層」と批判。21日の指名受諾演説でも、大企業や主要メディアらの「操り人形だ」と指弾した。クリントン氏は演説でトランプ氏の暴言などに触れ「大統領の資格がない」と非難し資質問題で攻める。

 支持率ではクリントン氏が6月下旬以降、複数の世論調査で5ポイント前後先行していた。しかし、共和党全国大会の期間中や直後の結果では、トランプ氏が急激に支持率を伸ばし、わずかながら逆転したものが多い。両者のつばぜり合いは、当面続きそうだ。

3539チバQ:2016/07/27(水) 23:01:38
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607270019.html
【米大統領選】クリントン氏「ガラスの天井」を破れるか 夫は“自虐”ネタで妻持ち上げる
20:29産経新聞

 米二大政党で女性として初めて大統領候補に指名された民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、オバマ米大統領に敗れた8年前の雪辱を果たした。11月の本選に向け、女性の昇進を阻む「ガラスの天井」を打ち破る最後の戦いが始まった。

 会場の大型モニターに歴代大統領が順に映し出された。もちろん男性ばかりで、ガラスが割れると、中継でクリントン氏が現れるという趣向だった。

 「ガラスの天井に最も大きいひびを入れられたなんて信じられない。これは皆さんの勝利です」と、クリントン氏は述べた。

 2008年6月。クリントン氏は「最も高くて最も硬いガラスの天井を砕くことはできなかったが、1800万のひびを入れることができた」と、投票した有権者に感謝の言葉を残して指名争いから撤退した。

 その後、オバマ氏に請われて国務長官に就き、歴代最高の112カ国を訪問。昨秋には米議会の公聴会で、在任中に起きたリビア・ベンガジ米領事館襲撃事件や私用メール問題に関する11時間の質問攻めを乗り切った。ファーストレディーとして過ごしたホワイトハウスに大統領として帰るための試練だった。

 「ヒラリーは私たちを一緒により強くしてくれる。彼女を選んでください」

 夫のビル・クリントン元大統領(69)は大会の演説でこう訴えた。共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が差別するイスラム教徒やヒスパニック(中南米系)に「未来」を約束すると、代議員は「変革者」と書かれた紙を手に喝采した。

 米史上初の「ファースト・ジェントルマン」となる可能性がある元大統領は、妻の予備選・党員集会を全面的に応援してきた。ホワイトハウス実習生との「不適切な関係」で物議を醸した元大統領だが、景気を回復させた実績から人気は高い。演説ではアーカンソー州知事時代に「間違ったクリントンを当選させてしまった」といわれたとの逸話を紹介、妻を売り込んだ。

 ガラスの天井を破り、青空が見えたときに初めてヒラリー・クリントン氏の戦いは歴史に刻まれる。

 「女性が投票できるようになってから100年近くがたち、皆さんは歴史を作りました。11月に再び歴史を作るのです」。応援に駆けつけた女優のメリル・ストリープさんが代議員に呼び掛けた。(フィラデルフィア 加納宏幸)

3540チバQ:2016/07/28(木) 15:51:28
http://mainichi.jp/articles/20160728/ddm/007/030/083000c

米国の選択
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16年大統領選 社会変革、性別関係なし クリントン氏、挑戦の原点 出身地イリノイたどる



毎日新聞2016年7月28日 東京朝刊

【パークリッジ(米中西部イリノイ州)で長野宏美】米国史上初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(68)が26日、民主党候補に正式指名された。弁護士、上院議員、国務長官と華麗な経歴を持ち、大統領予備選は2度目の挑戦で今回の地位を射止めた。女性の昇進を阻む「ガラスの天井」を砕こうと挑み続けるクリントン氏。その原点を探ろうと、出身地の中西部イリノイ州を訪ねた。


 「誰もやったことがないなら私がやろう、と考えるのがヒラリーだった」。シカゴ郊外パークリッジの高校で同級生だったジュディ・オスグッドさん(69)は振り返る。






クリントン夫妻(中央)とクリントン氏の同級生ら=1992年撮影、アーネスト・リケッツさん提供

 クリントン氏は1947年、イリノイ州シカゴで衣料品店を営む父と専業主婦の母の間に、3人姉弟の長女として誕生。3歳のとき引っ越したパークリッジで高校卒業まで育つ。「男は仕事、女は家庭の時代。女性の機会は今より限られていた」とオスグッドさん。男女の役割に違いがあることを当たり前に受け止め、大半の女性は「壁」があることにさえ気づかなかった。

 クリントン氏は高校3年の時、級長に立候補。当時は級長は男子、副級長は女子が務めるのが当然だった。結局は男子候補に選挙で敗れたが、「良い仕事をするのに性別は関係ないとヒラリーは分かっていた」という。







 クリントン氏は、壁を壊そうと力むのではなく、「なぜダメなの?」と軽やかに挑んだという。オスグッドさんは女性の仕事として一般的な小学校教師を選んだが、クリントン氏は弁護士になって男性社会に飛び込んだ。

 男性社会への女性の「侵入」を快く思わない人は、今も多い。性別は変えられないが、社会は変えられる。「そう考えるのがヒラリーって人よ」






クリントン氏の友人のアーネスト・リケッツさん(右)とジュディ・オスグッドさん=米中西部イリノイ州で、長野宏美撮影

 政治家としてクリントン氏のもう一つの特徴は、黒人や中南米系などマイノリティーに支持者が多いことだ。

 パークリッジは比較的裕福な白人が圧倒的に多い地域。小学校から高校まで一緒だったアーネスト・リケッツさん(69)によると、「多様性がないシェルターのような環境の中、教会の牧師の影響で視野を広げた」と言う。ドン・ジョーンズというその若き牧師は「信仰だけでは十分でない」と主張し、教会に通う子供らに社会問題に関心を向けさせた。







 人種差別撤廃をうたう公民権法が成立する2年前。14歳のクリントン氏は友人らと一緒に、黒人の人権活動家、マーティン・ルーサー・キング牧師の演説を聴きに行った。テレビは5チャンネルしかなく、限られた情報しかない時代に、こうした経験は貴重だった。

 クリントン氏は大統領予備選で、小規模な対話集会を重ねる。「他者の声を聞き、常に進化する。彼女は(選挙戦を)リスニングツアーと呼んでいる」

 長年、公職の表舞台に立つクリントン氏。世論調査で好感度が低く、「うそつき」「冷たい」などと批判を受ける。だが今も電子メールのやり取りを続けるオスグッドさんとリケッツさんは声をそろえる。「ヒラリーはこの町にいた当時の良さを失っていない」

3541チバQ:2016/07/28(木) 17:15:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072800634&g=int

伴走者は楽天家ケーン氏=TPP推進、リベラル派に反発も-米民主党













27日、米フィラデルフィアで開かれた民主党大会で、聴衆に応える副大統領候補のケーン上院議員(AFP=時事)

 【フィラデルフィア時事】米民主党全国大会3日目の27日、副大統領候補にティム・ケーン上院議員(58)が指名された。ハーモニカが得意な、自他ともに認める「楽天家」。大統領選の激戦州とされるバージニア州選出で、手堅い選択と評価される一方、環太平洋連携協定(TPP)推進派で、党内のリベラル派には反発もある。
 「トランプを信じるか。これまでの実績を考えれば、信じない方が身のためだ」。ケーン氏は27日の指名受諾演説で、共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)を舌鋒(ぜっぽう)鋭く批判し、大統領候補の「ランニングメート(伴走者)」に期待される「猛犬」の役割を果たしてみせた。
 ケーン氏は1958年2月26日、ミネソタ州で鉄工所を営む両親の下に生まれた。ミズーリ大を3年で卒業後、ハーバード大ロースクールに進学。1年間休学し、カトリックの伝道師として中米ホンジュラスで溶接などを教えた。流ちょうなスペイン語を話すのは、この時の経験のためだ。
 ロースクール修了後は人権派弁護士となり、人種や障害を理由にアパートなどへの入居を断られる人々を弁護。バージニア州の州都リッチモンド市長を足掛かりに、同州知事、民主党全国委員長、上院議員と政界の階段を駆け上がった。
 23日のお披露目集会で「多くの人は私の名前を聞くのも初めて」と冗談を飛ばしたように、全米での知名度はそれほど高くない。それでも抜てきされた背景には、豊富な経験やオバマ大統領の推薦に加え、銃規制への姿勢もあったようだ。
 知事時代の2007年4月、貿易使節として日本を訪れたケーン氏は、ホテルの部屋に入って眠ろうとすると突然のノックに起こされた。30人以上が死亡したバージニア工科大学銃乱射事件の一報だった。「空港へ連れて行ってくれ。最初の飛行機に乗る」と指示し、すぐ米国に引き返した。以来、強硬な銃規制論者だ。
 ただ、知事時代に企業から高額の贈り物を受け取っていたことが明らかになっている。TPPに加え、金融業界への規制緩和を進めてきた経緯があり、リベラル派には不信感も強い。(2016/07/28-15:58)

3542チバQ:2016/07/28(木) 17:16:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700744&g=int

スターが続々登壇=共和党と対照的-米民主党大会













25日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた民主党全国大会で熱唱するボーカルグループ「ボーイズ・ツー・メン」(EPA=時事)

 【フィラデルフィア時事】米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催中の民主党全国大会では、スターが続々と壇上に上がり、大統領候補に指名されたヒラリー・クリントン前国務長官(68)の応援演説を行った。多くの芸能人が登壇を断った共和党大会とは対照的だ。
 2日目の26日は女優のメリル・ストリープさんが演説に立ち、「皆さんは11月の大統領選で歴史をつくる。ヒラリーは私たちの初めての女性大統領になる」と訴えた。
 初日は映画「アナと雪の女王」の主題歌で知られる人気歌手デミ・ロバートさんが「クリントン氏を次の大統領にしよう」と強調。ボーカルグループ「ボーイズ・ツー・メン」が熱唱し、シンガー・ソングライターのポール・サイモンさんが「明日に架ける橋」を歌い、党の結束を呼び掛けた。
 米メディアによると、スターが参加するのはクリントン氏を応援する大会だけではない。クリントン氏は共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)より危険だと語る女優スーザン・サランドンさんら、会場周辺での集会に参加する著名人もおり、スターの意見も一様ではないことをうかがわせた。(2016/07/27-17:35)

3543チバQ:2016/07/29(金) 22:10:46
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607290044.html
【米大統領選】フロリダなど3州が鍵 クリントン氏vsトランプ氏、決戦の行方は
21:24産経新聞

 【フィラデルフィア=加納宏幸】米大統領選の本選で、民主党のヒラリー・クリントン候補(68)は支持動向の予測が難しい共和党のドナルド・トランプ候補(70)を相手に、難しい戦いを強いられる。フロリダやオハイオなどの「激戦州」に加え、共和党が強い「レッド・ステート」(赤い州)、民主党が強い「ブルー・ステート」(青い州)という双方のシンボルカラーで呼ばれる州も争奪戦の対象になりそうだ。

 「トランプ氏は『米国第一』というが、彼が手がけるネクタイはコロラド州ではなく中国、スーツはミシガン州ではなくメキシコ、家具はオハイオ州ではなくトルコで作られている」

 クリントン氏は28日の指名受諾演説で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの自由貿易協定を「米国の雇用を奪う」と批判するトランプ氏を揶揄(やゆ)した。名前を挙げたのは、両候補が激しく奪い合うことになる州。演説では、共和党支持者や無党派層にも支持を訴えた。

 11月の本選は50州と首都ワシントンに割り振られた選挙人計538人の過半数270人の獲得を争う。基本的に各州の選挙人を一般投票の勝者が総取りする。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の選挙人予測(25日現在)はクリントン氏202人、トランプ氏164人。

 クリントン陣営の選対幹部、ロビー・ムーク氏はフロリダ(29人)、ペンシルベニア(20人)、ノースカロライナ(15人)を重点州に挙げる。1996年以来、共和党が勝ち続けているジョージア州(16人)もヒスパニック(中南米系)が急増しており、陣営は獲得に力を入れている。

 クリントン陣営にとって特に重要なのが、キューバ系が多く、共和党支持の傾向が根強い大票田、フロリダ州だ。製造業が強いオハイオ、ペンシルベニア両州の白人中間層は自由貿易協定への不満からトランプ氏に流れる可能性があり、中西部の鉄工所経営の家庭に育った副大統領候補のティム・ケーン上院議員(58)を使い、てこ入れを図る。

 最新の世論調査によると、トランプ氏はフロリダ州でクリントン氏と互角だが、ペンシルベニア、オハイオ、ノースカロライナ各州ではやや劣勢にある。そのため、白人労働者への浸透を強めるとともに、クリントン氏に不満を持つバーニー・サンダース上院議員(74)の支持者に働きかけ、ニューヨークなどの「青い州」の奪取を目指そうとしている。

3544チバQ:2016/07/29(金) 22:11:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607290043.html
【米大統領選】愛娘同士は親友だった チェルシーさんとイバンカさん、好感度低い親をフォロー
21:19産経新聞

 【マイアミ=上塚真由】米大統領選の共和、民主両党の全国大会では、候補の家族らの“活躍”が目立った。米国で抜群の知名度を誇るクリントン一家は、女性初の大統領を目指すクリントン氏の優しい母親としての一面を懸命にアピール。一方の共和党も、過激な発言で物議をかもすトランプ氏を、4人の子供たちが「偉大な父親」などと持ち上げた。好感度の低い両候補の弱点克服に、家族が一躍買っている。

 「人生で何が起きようと、いつも私のそばにいてくれた」。28日のクリントン氏の受諾演説前に登壇した一人娘のチェルシーさん(36)はこう語り、クリントン氏の野心的なキャリアウーマンというイメージの払拭に努めた。

 10代の多感な時期をホワイトハウスで過ごしたチェルシーさん。演説では、多忙なクリントン氏がわずかな時間を割いて、2歳になるチェルシーさんの娘とビデオ通話で交流することを楽しんでいると明かし、「母は思いやりや信念、優しさ、猛烈な正義感、愛で満ちあふれた心によって動かされている女性」とクリントン氏をたたえた。

 一方の共和党全国大会では、トランプ氏の長女で元モデルのイバンカさん(34)が存在感を放った。イバンカさんは男女間の賃金格差解消のため「父親と一緒に私も戦う」と女性の有権者に訴えた。

 親は政敵だが、チェルシーさんとイバンカさんは親友。年齢が近く、それぞれ2人と3人の子供を持つ。マンハッタンの高級アパートに住み、チェルシーさんが慈善団体「クリントン財団」、イバンカさんは不動産会社と“家業”を継いでいることも同じだ。

 2人とも身重だった昨年から精力的に選挙活動に参加。米紙は、チェルシーさんを「クリントン氏の“ファーストレディー”の役割を担う」(ウォールストリート・ジャーナル)、イバンカさんを「トランプ氏が意見を聞き入れる少ない人物の一人」(ニューヨーク・タイムズ)と紹介し、親が大統領に就任した場合も、重要な役割を担うと指摘している。

3545チバQ:2016/07/29(金) 22:12:08
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E174606.html
オールスター勢ぞろいの民主党大会、それでも亀裂は埋まらない
16:00ニューズウィーク日本版

<オバマとミシェル夫人、夫ビルなど民主党のオールスターが結集してヒラリーを支援した党大会。しかし「反エスタブリッシュメント」を掲げる党内左派と中道派の間にできた亀裂は、簡単には埋まりそうにない>

 先週の共和党大会に続いて、今週は民主党大会がフィラデルフィアで開催された。その日程は共和党大会と同じで、月曜から木曜までの4日間。2日目に各州の投票(ロール・コール)を行って候補を正式指名し、最終日には候補自身が「受諾演説」を行うといった手順も同じだ。

 ちなみに、初日からドナルド・トランプ候補自身が登場した共和党大会と違って、民主党大会ではヒラリー・クリントン候補は初日と2日目には姿を見せず、3日目になって「チラッ」と登場したのだが、これはむしろヒラリーの方が「伝統」に即している。初日から出てきては「ありがたみ」がないわけで、過去にも同じような演出は両党で採用されてきた。

 しかし問題は中身だ。ブッシュ父子をはじめ、ロムニー前大統領候補、マケイン元大統領候補など党の重鎮が欠席した一方で、トランプの妻と4人の子供がスピーチに立つなど、トランプの内輪の人間ばかりが目立った共和党大会に比べると、民主党大会はそれこそ党の要人が勢揃いして、その「オールスター・ラインナップ」を誇示するかのようだった。

【参考記事】大荒れの民主党大会で会場を鎮めたミシェルのスピーチ

 まず初日には、大統領夫人のミシェル・オバマが登壇した。8年間ファースト・レディーとして国民的な人気を集めてきたミシェル夫人は、猛烈なカリスマ性をもって聴衆を魅了した。

 例えば、「奴隷たちが建てたこのホワイトハウスに寝起きする私は、その前庭で私の娘たちが遊ぶのを見てきました。そしてその娘たちは、今度は女性が大統領になる時代に生きるのです」。ほんの短いこれだけの文章に、奴隷解放と人種融和、そして女性の権利の拡大へと歩んできたアメリカの歴史を凝縮させて見せ、そして民主党の団結を説いたのだ。

 またバーニー・サンダース候補は、自分の支持者が「敗北を認めず、ヒラリーを支持しない」という不穏な空気を引きずる中で初日に登場し、「自分たちの政策をヒラリー陣営にのませた」ことで「政治的革命は成功しつつある」と述べて、懸命に支持者たちに団結を訴えた。サンダースに近いと言われるエリザベス・ウォーレン上院議員もこの日に登壇し、ヒラリー支持を訴えた。

 2日目にはヒラリーの夫ビル・クリントンが登場。もともと天才的にスピーチの上手なこの大衆政治家が、その健在ぶりを見せつけるようなパフォーマンスだった。「1971年の春。私は1人の女性に出逢いました」から始まるヒラリーとの青春の思い出、そしてプロポーズを2度断られた話から、結婚後の苦労話や子育てといったヒラリーと自分とのパーソナルなエピソードをふんだんに盛り込みながら、最後は政治的なメッセージを強く訴えた。

 さらに3日目の顔ぶれは、超豪華としか言いようのないもので、バイデン副大統領、ブルームバーグ元NY市長、ティム・ケーン副大統領候補と、これだけでも「お腹一杯」のメンバーに加え、最後にバラク・オバマ大統領が登場して場内の興奮は最高潮となった。この中では、ブルームバーグが「非民主党員・無所属」という異色の立番で登場し、厳しいトランプ批判を繰り広げる一方、サンダース支持者に対しては「民間セクターを毛嫌いしても何も生まれない」と「注意」する一幕もあった。

3546名無しさん:2016/07/29(金) 22:12:27
 オバマ大統領の演説は、40分に渡る力強いものだった。「2008年の予備選は厳しい戦いだった」とヒラリーと争った時代を懐かしみ、そして国務長官時代の彼女の功績を讃えた。決め台詞である「Yes, we can!」まで持ち出し、場内を大いに盛り上げた。演説が終わるとヒラリーが登壇し、2人は一緒に大喝采を浴びた。

 いよいよ最終日の4日目、娘のチェルシーの紹介でヒラリーが登場し、約1時間にわたって「指名受諾演説」を行った。自身の生い立ちをたどりながら、同時にアメリカの建国の理念に立ち返って「妥協による団結」を訴える力強いスピーチだった。演説後に舞う紙吹雪と風船は、前週の共和党大会と同じだったが、参加者の熱気は明らかに高かった。

 表面的は大いに盛り上がった民主党大会だが、その一方で開催中ずっと不協和音が続いていたのも事実だ。サンダース支持者を中心とした党内左派は、何かにつけてブーイングしたり、「Bernie or Bust」(「バーニーでなければ、全部ぶち壊す」という意味)と叫んだりしていた。

【参考記事】常軌を逸したトランプ「ロシアハッキング」発言の背景

 こうした民主党左派と中道の間には、まず格差という亀裂があり、そして軍事外交をめぐる亀裂もある。例えば、3日目に登壇したレオン・パネッタ国防長官は、ヒラリーの政策ブレーンの1人だが、サンダース支持者からは「No more war!(戦争はゴメンだ)」という野次が絶えなかった。本来リベラルであるパネッタは、粘り強く野次のやむのを待っていたが、さすがに困惑を隠せない表情だった。

 党内の亀裂が修復できなければ、結局はトランプを利することになるのは、サンダース支持者もよくわかっている。だが、それでも「ヒラリーが嫌い」だと言って、若者の一部には「サンダースでないのなら、トランプに入れる」という声が残っている。彼らは「オールスター」による党大会の盛り上がりに対しても、「エスタブリッシュメント(支配階層)」の権力誇示を見る思いがするらしく冷ややかなのだ。

 その根底には、社会価値観の「フロンティア消滅」という問題がある。以前の民主党は、中道と左派が経済や外交の政策では割れていても「同性婚」や「女性の選択の自由(中絶問題)」などで強硬姿勢を取る共和党に対して団結することができた。だがこの2つの問題は、時代の変化と最高裁の確定判決によって国民的な合意ができ、ある意味で「過去の問題」になったのだ。

 つまり民主党は、価値観の根幹の部分で連携して共和党の保守思想に対抗する「必要性が少なく」なっている。残るは銃規制だが、この点になると、例えばサンダースが「隠れ銃容認」であるように、地域特性が出てきてしまって党内の団結は難しい。そう考えると、中道現実派と左派との間の距離感は民主党内で当面続くと見て良いだろう。問題は、この亀裂が11月の投票行動にどう影響するかで、そこは9月以降の2人の候補のテレビ討論など、今後の選挙戦で大きな注目点になる。

<ニューストピックス:【2016米大統領選】最新現地リポート>

≪筆者・冷泉彰彦氏の連載コラム「プリンストン発 日本/アメリカ新時代」≫

冷泉彰彦(在米ジャーナリスト)

3547名無しさん:2016/07/30(土) 15:46:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072700854&g=pol
「同盟重視」の路線評価=クリントン氏指名、TPPで不安も-日本政府

 米大統領選の民主党候補に指名されたヒラリー・クリントン前国務長官が打ち出した政策綱領について日本政府は、「同盟重視」路線の継続を示すものとして歓迎している。ただ、環太平洋連携協定(TPP)については依然否定的な姿勢をにじませているのは不安材料。日本側は、オバマ政権のうちの米議会承認を目指し、働き掛けを強める方針だ。
 菅義偉官房長官は27日の記者会見で「次の大統領にどなたがなろうとも、日米同盟は基軸だ」と述べ、候補者への言及を避けた。
 ただ、日本側に「『クリントン大統領』なら、日米関係は大きく変わらない」との期待感があるのは事実。民主党が25日に採択した政策綱領は「日本への歴史的な関与を続ける」と記述、同盟の負担増を日本に求める共和党候補・トランプ氏との違いを明確にした。アウトサイダーのトランプ氏と異なり、既存の人脈を活用して日本側の考えを政権中枢に伝えやすいことも、メリットと言えそうだ。
 一方、安倍政権が重視するTPPについて、政策綱領は賛否に直接言及しなかったものの、「雇用を支えず、賃金を上昇させず、安全保障を改善しない貿易協定には反対する」と明記。クリントン氏は国務長官時代にTPPを推進したが、雇用などの条件が満たされていないとして最近は「再交渉」の可能性に言及している。
 日本政府内では「選挙向け」と捉える向きがあり、関係者の一人は「クリントン氏もオバマ政権で決めてもらうのが一番いいと思っている」と指摘する。
 政府は9月召集の臨時国会でTPP承認を急いだ上で、米国に対しても11月8日の大統領選後、新大統領が就任する来年1月までの議会承認を求めていく戦略。菅長官も会見で「現職の大統領が本年中の議会通過に向けて取り組んでいると承知している」と強調した。 (2016/07/27-19:17)

3548チバQ:2016/07/31(日) 01:16:06
http://www.sankei.com/world/news/160730/wor1607300037-n1.html
2016.7.30 18:03
【米大統領選】
正副大統領候補の“チケット” 強みと弱みは? 民主は女性・マイノリティーに強し 共和は男性と白人票取り込む



 米民主党の正副大統領候補の指名が出そろい、実質的に大統領選の火蓋が切られた。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官とティム・ケーン上院議員、共和党は“異端児”のドナルド・トランプ氏とインディアナ州知事マイク・ペンス氏。正副大統領の「チケット(組み合わせ)」は、今後の戦いを左右する重要な意味がある。(フィラデルフィア 青木伸行)

 全米の有権者を対象にしたCNNテレビの最新世論調査によると、「クリントン=ケーン」対「トランプ=ペンス」の構図では、45%対48%でトランプ組が若干リードしている。

 ただ、ケーン、ペンス両氏をそれぞれ知らない有権者がともに約4割にのぼっており、まずは人物像や政治信条などを周知させることが焦眉の急のようだ。

 初の女性大統領を目指すクリントン氏の強みの一つが、女性であることは言うまでもない。女性有権者の間で不人気なトランプ氏は、クリントン氏に27ポイントリードされている。ペンス氏の女性への訴求効果は見込めず、メラニア夫人と娘のイバンカさんの“援護射撃”に頼るほかなさそうだ。

 逆に、トランプ氏は男性と白人層の間で、クリントン氏をそれぞれ10ポイント以上リードしており、クリントン氏の弱点となっている。

 白人ではあるが、カトリック教会のイエズス会宣教師として中米ホンジュラスで活動した経験があり、流(りゅう)暢(ちょう)なスペイン語を話すケーン氏の存在は、民主党の伝統的な支持基盤であるマイノリティー(人種的少数派)のテコ入れに有効だ。

 共和党内にはトランプ氏が、副大統領候補にマイノリティーや女性を選ばなかったことを、「失策だ」と指摘する向きもある。白人のペンス氏との組み合わせはしかし、支持層の中核である白人有権者の支持を強化するだろう。

 穏健派のケーン氏は、無党派層の支持も吸収し得ると期待されているが、不透明だ。バーニー・サンダース上院議員を支持してきたリベラル層に対する吸引力は、極めて弱い。

 両陣営ともに弱点を克服する決定打を欠いている。特にクリントン氏にはリベラル派、トランプ氏には穏健派の最大限の糾合が課題で、無党派層の奪い合いも熾烈(しれつ)を極めそうだ。

3549チバQ:2016/07/31(日) 01:19:34
http://www.sankei.com/world/news/160730/wor1607300018-n1.html
2016.7.30 11:02
【米大統領選】
クリントン氏が激戦州のバスツアーを開始 トランプ氏が描く国の未来は「暗闇」と批判 対決色前面に
 米民主党大統領候補のクリントン氏は29日、ケーン副大統領候補と共に大統領選の激戦州を回る3日間のバスツアーを開始、党大会が開かれた東部ペンシルベニア州フィラデルフィアを出発した。

 クリントン氏はフィラデルフィアの集会で「今から私たちの目指す米国の将来に向けて闘わなければならない」と気を引き締め、共和党候補トランプ氏が描く未来像を「暗闇の中の国家」と強く批判し、対決色を前面に打ち出した。

 クリントン氏は29、30日に同州を回った後、31日に中西部オハイオ州で演説。オハイオは激戦州の代表格で、トランプ陣営からも29日にペンス副大統領候補が入る。

 一方、トランプ氏は29日、やはり激戦州の西部コロラドに入った。私用メール問題を抱えるクリントン氏を「投獄しろ」と叫ぶ支持者らを前に、クリントン氏が信用できない人物だと訴え続けると強調した。(共同)

3550チバQ:2016/07/31(日) 16:50:46
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160731X032.html
戦死者両親に批判的発言=党派問わず非難の声―トランプ氏

14:34時事通信


 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補、実業家ドナルド・トランプ氏(70)は30日、米陸軍大尉だった息子をイラクで亡くした両親に批判的なコメントをした。この発言に対しては党派を問わず非難の声が出ており、支持率に影響する可能性もある。

 トランプ氏が矛先を向けたのはパキスタン移民でイスラム教徒のカーンさん夫妻。先の民主党大会で演説した夫のキズルさんは息子の死について語った後、「あなたは憲法を読んだことがあるか。喜んで私の憲法冊子を貸そう」とトランプ氏の移民排斥の姿勢に疑問を投げ掛け、大歓声を浴びた。

 この発言について30日のインタビューで問われたトランプ氏は、仕掛け人がいると言わんばかりに「誰が書いたのか。スピーチライターが書いたのか」と指摘。壇上に立ちながら演説しなかった妻のガザラさんにも触れ、「彼女は何も言わなかった。恐らく発言を許されていなかったんだろう」と話した。

3551チバQ:2016/08/01(月) 22:30:13
http://www.sankei.com/world/news/160801/wor1608010023-n1.html
2016.8.1 21:21
【米大統領選】
トランプ氏がイスラム教徒の戦没者遺族を「侮辱」 身内からも批判
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党大統領候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が7月31日、戦死したイスラム教徒の米軍人の遺族を侮辱したとして批判された。共和党幹部もトランプ氏に対する不快感の表明が相次ぎ、陣営は釈明を迫られた。米軍最高司令官になる資質に関わるだけに、11月の本選にも影響を与えそうだ。

 遺族は、2004年にイラクで自爆テロにあって戦死したフマユン・カーン陸軍大尉の父でパキスタン出身のキズル・カーン氏。

 民主党大統領候補にヒラリー・クリントン前国務長官(68)を指名した同党全国大会に7月28日、妻と登壇し、イスラム教徒の入国禁止を主張するトランプ氏に「米国憲法を読んだことがあるのか」「(戦没者が眠る)アーリントン国立墓地を訪れたことがあるか」などと問いかけた。

 トランプ氏は31日、ツイッターで「カーン氏から敵意をもって攻撃されたが、反応してはいけないのか。イラク戦争(開戦決議)に賛成したのはクリントン氏で、私ではない」と反論。米メディアでは「クリントン氏のスピーチライターが原稿を書いたのではないか」とも発言した。

 カーン氏は31日のCNNテレビ番組でトランプ氏を「黒い魂を持っている。指導者には到底ふさわしくない」と批判し、共和党幹部に同氏への支持撤回を要求。クリントン氏もカーン氏に同調し、同党に「党派よりも国家(への忠誠)を取るべきだ」と訴えた。

 共和党のライアン下院議長は31日、声明を発表し、カーン大尉を含む多くのイスラム教徒の米軍人による献身をたたえ、宗教を理由に入国を禁止するような主張を「拒否する」とした。同党のマコネル上院院内総務も入国禁止は「米国の価値に反する」と指摘した。

 トランプ氏への批判の高まりを受け、共和党副大統領候補のペンス・インディアナ州知事は31日夜、「カーン大尉は英雄であり、すべての米国人が遺族を大事にすべきだ」とする声明を発表した。ただ、テロに関与した国からイスラム教徒を入国禁止にするとの主張は変えなかった。

3552チバQ:2016/08/01(月) 23:51:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3095777
米海軍、同性愛者活動家H・ミルク氏の名を艦船に
2016年07月30日 19:39 発信地:ワシントンD.C./米国

政治
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米海軍、同性愛者活動家H・ミルク氏の名を艦船に 米首都ワシントンで行われた「ハーベイ・ミルク・フォーエバー」切手のお披露目式典(2014年5月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/JIM WATSON
【7月30日 AFP】米海軍当局者は29日、1978年に暗殺された同性愛者の権利活動家でサンフランシスコ(San Francisco)の政治家でもあったハーベイ・ミルク(Harvey Milk)氏の名を取って、新しい給油艦をハーベイ・ミルク(USNS Harvey Milk)と命名すると明らかにした。

 ミルク氏は同性愛者に対する差別をなくすために尽力し、「同性愛者のマーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師」という愛称で呼ばれた。選挙でサンフランシスコ管理委員会のメンバーに選ばれ、同性愛者として初めて米国で公職に就いたが、その1年後に殺害された。

 海軍の軍人の家系に生まれたミルク氏は、朝鮮戦争(Korean War)に海軍の潜水士官として従軍した。艦船接頭辞「USNS」は、この船は軍艦ではなく、民間人の乗組員によって運用されることが多い海軍を支援する艦船であることを示している。(c)AFP

3553チバQ:2016/08/02(火) 19:04:53
http://www.sankei.com/world/news/160802/wor1608020022-n1.html
2016.8.2 16:43更新

【米大統領選】
トランプ氏がかかとの「軽症」でベトナム戦争徴兵免除、大統領の資質問う声も
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は1日、米大統領選共和党候補の実業家トランプ氏がベトナム戦争中の1960年代後半、かかとに生じた骨の損傷を理由に徴兵を免除されていたと報じた。徴兵逃れを示す証拠はないが、深刻な病気だった様子もない。

 トランプ氏は、米陸軍大尉だった次男(27)=当時=をイラクで亡くした夫婦を中傷したとして批判を浴びている。詳しい実態が明らかになれば、大統領としての資質を問う声が出てくる可能性もある。

 同紙によると、トランプ氏はベトナム戦争中、計5回徴兵を延期された。うち68年に大学を卒業した際には、かかとの骨の損傷を訴えた。トランプ氏は医師から診断書をもらったと明らかにしている。だが、痛みについて「一時的で、軽症」だったと説明し、診断書を書いた医師の名前は覚えていないと主張。同紙は医師の診断書を見せるよう求めたが、トランプ氏側は応じていない。(共同)

3554チバQ:2016/08/02(火) 19:53:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200071&g=int

クリントン氏、再びリード=党大会効果大きく-米大統領選

 【ワシントン時事】米CBSテレビが1日発表した世論調査によると、大統領選に向けた支持率で共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)と並んでいたヒラリー・クリントン前国務長官(68)が、7月25〜28日の民主党全国大会を挟んで再びリードを広げた。


【図解】クリントン氏とトランプ氏の政策比較

 同14日発表の調査は両候補とも40%で横一線。同18〜21日の共和党大会後も42%で並んでいたが、民主党大会後はクリントン氏46%、トランプ氏39%と、クリントン氏が一歩先行した。トランプ氏よりクリントン氏の方が党大会の効果が大きかったことがうかがえる。
 民主党大会をきっかけにクリントン氏の大きな課題である好感度も改善。クリントン氏を「好ましい」とみる人は5ポイント増の36%、「好ましくない」は6ポイント減の50%だった。
 1日発表のCNNテレビの調査でも、クリントン氏は民主党大会の前後で支持率を45%から52%に伸ばし、トランプ氏は48%から43%に減らした。(2016/08/02-08:12)

3555チバQ:2016/08/03(水) 23:26:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160803k0000e030242000c.html
<米共和党>トランプ氏「ライアン下院議長ら支持せず」
12:32毎日新聞

 ◇重鎮のマケイン上院議員についても

 【ワシントン西田進一郎】米共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は2日、米紙ワシントン・ポストのインタビューで、11月の上下両院選で改選を迎えるライアン下院議長と重鎮のマケイン上院議員への支持表明を拒否した。両氏は、トランプ氏がイラクで戦死したイスラム教徒の米兵の親を批判したことを非難しており、党内亀裂の深刻さが改めて浮き彫りになっている。

 ライアン、マケイン両氏は今月、選挙区ごとに行われる同党内の候補者選びに臨む。トランプ氏は、ライアン氏の対立候補を称賛すると同時に、「我々には非常に強い指導力が必要だ」と答え、ライアン氏への支持表明を拒んだ。マケイン氏については「彼が(同じ)退役軍人のためにもっと良い仕事をすべきだったと感じてきた」とし、これまで同様に支持する考えはないとの考えを示した。

 トランプ氏の米兵の親への批判について、ライアン氏は「犠牲はいつもたたえられるべきだ」とくぎを刺し、マケイン氏は「(共和党はトランプ氏に)大統領候補の党指名を与えたが、最も模範的な国民を際限なく傷つける権限まで与えたわけではない」などと非難していた。

3556チバQ:2016/08/03(水) 23:27:44
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ832PX4J83UHBI00F.html
トランプ氏、共和重鎮に揺さぶり 再選を「支持せず」
11:12朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が2日、いずれも11月の連邦議会選挙で再選をめざす同党のライアン下院議長と重鎮マケイン上院軍事委員長について、現時点では支持しない考えを示した。トランプ氏の言動に苦言を呈してきた同党有力者2人に、トランプ氏が揺さぶりをかけた格好だ。

 ワシントン・ポスト紙のインタビューに答えた。同紙によると、トランプ氏は来週予備選を迎えるライアン氏について問われると、現時点では立場を熟考中で支持表明の「段階にまだ至っていない」と発言。さらに予備選でライアン氏と争うライバル候補の選挙戦をほめたという。

 また、月内に予備選を迎えるマケイン氏についても、トランプ氏は働きぶりに不満を並べ、「私は支持していない」と述べた。7月の党大会を経ても同党の分断が修復できていない現状が浮き彫りになった。

 ライアン、マケイン両氏は党の大統領候補になったトランプ氏の支持を表明した。しかし、トランプ氏が戦死したイスラム教徒の米兵の両親を侮辱した問題では、マケイン氏は明確に批判。ライアン氏も暗に批判する声明を出していた。(ニューヨーク=金成隆一)

3557チバQ:2016/08/04(木) 18:57:26
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160804-OYT1T50146.html
共和党の州「選挙人」、トランプ氏への投票拒否

2016年08月04日 18時45分

 【ワシントン=黒見周平】米大統領選を巡り、南部ジョージア州の「選挙人」が、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)への投票を拒否する声明を出し、米メディアで注目を集めている。

 米大統領選は11月の本選後、州ごとの代表者である選挙人が各州の選挙結果に基づき、大統領と副大統領を正式に選出する。共和党支持者でベトナム系のバオキー・ブー氏は党から同州の16人の選挙人の一人に指名されたが、「トランプ氏には投票しない。彼には国を率いる資質や実直さが欠けている」との声明を出した。トランプ氏が米兵遺族を中傷したことが決定打になったという。

 選挙人を拘束する憲法や連邦法の規定はないが、自らを指名した党の候補に票を入れるのが慣習となっており、党の候補以外に投票する選挙人は「不実な選挙人」と呼ばれる。不実な選挙人は1948〜2004年に9人しかおらず、異例の展開をたどる今年の大統領選を象徴する現象の一つと言えそうだ。

2016年08月04日 18時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3558チバQ:2016/08/04(木) 19:47:20
http://www.asahi.com/articles/DA3S12494893.html
(2016米大統領選)共和党内の対立、深まる トランプ氏、有力者不支持は報復?

2016年8月4日05時00分
 米共和党が、大統領候補のトランプ氏の発言をめぐって、党内対立を深めている。トランプ氏は2日、11月の連邦議会選挙で再選をめざす2人の有力者について、現時点では支持しない考えを示したが、自身の発言を批判した両氏への「意趣返し」との見方がもっぱらだ。揺れる党から、従来の支持者が離れる動きも相次いでいる

3559チバQ:2016/08/04(木) 20:50:10
http://www.sankei.com/world/news/160804/wor1608040023-n1.html
2016.8.4 19:17更新

【米大統領選】
トランプ氏が党結束妨げ、大統領の資質問う声も 戦没者遺族中傷で「造反」収まらず
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党大統領候補で不動産王のドナルド・トランプ氏(70)がイラクで戦死したイスラム教徒の米戦没者遺族を中傷した問題で、大統領候補の適格性を問う声が共和党内で強まっている。11月8日の本選まで残り100日を切り、軽はずみな発言を繰り返すトランプ氏自身が党の結束を妨げている。

 トランプ氏を支持し、副大統領候補にも名前が挙がった共和党の重鎮、ギングリッチ元下院議長は3日、ワシントン・ポスト紙(電子版)でトランプ氏に対して自制を求めた。

 「トランプ氏は自らが民主党のクリントン前国務長官よりもより受け入れられない候補であると示すことによって、クリントン氏の勝利に手を貸している」

 ギングリッチ氏は戦没者遺族への中傷に加え、これに苦言を呈したライアン下院議長やマケイン上院軍事委員長の上下両院選での再選を支持しないとトランプ氏が述べたことも問題視。「トランプ氏が今のやり方を続けていては大統領にはなれない」と述べた。

 ベトナム戦争やアフガニスタン、イラクの「2つの戦争」の記憶が新しい米社会では、戦没者や遺族を批判することは党派に関わらず政治的なタブーだ。
 トランプ氏は昨年、ベトナム戦争で長期にわたり捕虜になったマケイン氏を「彼は捕らえられたから戦争英雄になった。私は捕虜にならなかった人が好きだ」と侮辱。トランプ氏が同戦争時に「徴兵逃れ」をした疑惑も浮上し、米軍最高司令官である大統領になる資質が問われている。

 しかし、トランプ氏は中傷発言を撤回しないどころか、米メディアの「偏向報道」を批判している。3日には激戦州となるフロリダ州での演説で「(共和党は)これまでになく結束している」と主張した。

 共和党ではニューヨーク州選出の下院議員がクリントン氏支持を打ち出したのに続き、「造反」の動きが広がりを見せている。ニューヨーク・タイムズ紙によると、大口献金者で米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)最高経営責任者(CEO)のメグ・ホイットマン氏がクリントン氏を支持し、献金すると表明した。

 米ABCテレビは3日、トランプ氏が選挙戦から撤退する可能性について共和党全国委員会が検討を始めたと伝えた。中傷発言の波紋は広がる一方だ。

3560チバQ:2016/08/04(木) 21:48:48
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E174896.html
ライアンやマケインも敵に回し、ますます孤立するトランプ - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
15:40ニューズウィーク日本版

<ライアン下院議長やマケイン上院議員の予備選について前代未聞の「不支持」を表明したトランプ。共和党内まで敵に回す言動に、メディアからは末期的な見方が>

 前回のコラムでもお伝えしたイスラム教徒の戦没米兵の遺族、カーン夫妻との確執に関しては、トランプはいくらでも謝罪のタイミングがあったはずですが、逆にカーン夫妻に対して怒りを募らせるばかりです。そんなトランプに対して、民主党だけでなく共和党の中からも批判が加速しています。

 自分自身が帰還兵であるジョン・マケイン上院議員を筆頭に、ポール・ライアン下院議長なども「カーン氏へのリスペクト」と「トランプへの批判」を表明しています。また、副大統領候補のインディアナ州知事マイク・ペンスの場合は、さすがにコンビを組んでいるだけあってトランプの批判はしていませんが、カーン氏への尊敬を何度も口にしており、トランプの「火消し」役に回っている格好です。

 選挙戦の初期から熱心なトランプ支持者として常に寄り添ってきた、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事もカーン氏への支持を表明するなど、これまでとは違った展開になっています。

【参考記事】戦没者遺族に「手を出した」トランプは、アメリカ政治の崩壊を招く

 そんな中、トランプは誰もがアッと驚く作戦に打って出ました。自分を批判したライアン下院議長が再選を目指すウィスコンシン1区の下院議員選挙の予備選に関して、「議長を支持しない」と宣言したのです。同時に、アリゾナ州のマケイン議員についても同様の通告をしています。

 共和党の大統領候補が、同じ共和党の下院議長と上院の長老議員に対して「再選を支持しない」というのは、前代未聞の出来事です。せっかく党大会を乗り切って、正式な候補指名を受けたのにも関わらず、あらためてトランプと共和党の中枢との間に、深い亀裂が走ることとなりました。

 トランプはこの他にも「奇行」と言いますか、「意味不明な言動」が止まりません。例えば、今週2日にバージニア州で演説中に、赤ん坊が泣いたのですが、これに対して一旦は「俺は赤ん坊は大好きなんだ。なんてかわいいんだ」と言ったのですが、その後でもう一度その赤ん坊が泣いたところ「出て行け」と命じたのでした。

 この経緯についてトランプは「赤ん坊がかわいいというのは、俺は冗談で言ったんだが、通じなかったみたいだ」と言っていたそうですが、大統領を目指す人間の言動とは思えないと批判されています。

3561チバQ:2016/08/04(木) 21:49:09



 さらに、USAトゥデイ紙のインタビューでは「長女のイヴァンカ氏がセクシャル・ハラスメントを受けたらどう思うか?」と問われて、「その場合は転職を勧める」と答えています。これも、現代の基準からは保守的というより非常識な回答と思われるのですが、これに関してトランプの次男のエリック・トランプが「(姉の)イヴァンカはそんな弱い人間じゃない。そんな仕打ちを受けたら戦うだろう」と語っています。

 そのエリックは別のインタビューでは、「(イスラム教徒の戦没兵士の遺族である)カーン夫妻に対して、父は謝罪していますよ」と、実際は謝罪どころか反撃を続けている父を「かばう(?)」発言するなど迷走しています。トランプ一家の内部でも様々な動揺が生じているようです。

 さらにメディアからは、精神的な問題も含めて「トランプの健康状態には疑問がある」という報道が出る始末です。

 民主党サイドでは、オバマ大統領があらためて「トランプは大統領職に相応しくない」という声明を出していますが、肝心のヒラリーは「問題から距離を置く」姿勢を取っています。これについては、静観しつつ相手の「自滅」を待つ作戦ではないかという解説がされています。

【参考記事】この週末にトランプ陣営が抱え込んだ5つのトラブル

 とにかくトラブルが次々に出てくる何とも異常な状態ですが、世論調査もこうした現状を受けてヒラリー優位の情勢が顕著になっています。

(8月2日発表、NBC・サーベイモンキー調査)
■ヒラリー・クリントン・・・50%
■ドナルド・トランプ・・・・42%

(8月3日発表、FOXニュース調査)
■ヒラリー・クリントン・・・49%
■ドナルド・トランプ・・・・39%

 FOXは元来が「アンチ・トランプ」ですが、それ以前から「アンチ・クリントン」でもあるわけで、基本的に保守層に強い局です。そこで10ポイントの差が付いたというのは、もちろん誤差があるにしても、この時期としてはかなり大きな差と言えるでしょう。

 まだまだ「異常事態」が続くトランプ陣営ですが、本人は演説で「党内の団結は最高の状態だ」と語っています。もはやメディアでは、「トランプの頭の中は一体どうなっているのか?」とか「いきなり放り出す日も近いのでは?」といった、ほとんど末期的なコメントが飛び交っています。

3562とはずがたり:2016/08/04(木) 21:55:00
トランプ氏、徴兵猶予5回=ベトナム戦争で―米紙
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080200524&g=int

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1960年代の大学在学中と卒業後、健康上の問題を含め計5回、徴兵猶予となり、ベトナム戦争での兵役を免除されていたと報じた。

 
 トランプ氏は68年春にペンシルベニア大ウォートン校を卒業し、徴兵に応じる義務が生じた。ところが、かかとの骨に異常があると医師に診断され、その年の秋、健康上の理由で1年間の徴兵猶予となった。トランプ氏はこれに先立ち4回、在学中であることから徴兵を猶予されている。

 タイムズ紙によると、兵役に関する公文書はトランプ氏の徴兵猶予の理由を特定していない。同紙は診断書のコピーの提供を繰り返し要請したが、トランプ氏側から返答はないという。

 トランプ氏に軍務経験がないことは広く知られており、徴兵猶予の事実が伝えられるのも初めてではない。ただ、タイムズ紙は、イスラム教徒で米陸軍大尉の息子をイラクで亡くした夫婦を中傷した同氏の言動を絡め、「トランプ氏が国家に『犠牲』を払ったことがあるのか否か疑問が示された後だけに、当時の経緯が改めて精査されそうだ」と論じた。 
(2016/08/02-14:23)

トランプ夫人、今度は学歴詐称疑惑が浮上 公式サイト突如閉鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000004-jij_afp-int
AFP=時事 7月29日(金)8時40分配信

トランプ氏は集会で泣き出した赤ちゃんにも敵意、波紋広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160804-00000056-jnn-int
TBS系(JNN) 8月4日(木)7時28分配信

3563とはずがたり:2016/08/06(土) 15:31:17
2016年 08月 6日 09:01 JST
アングル:米共和党の一部資産家、クリントン氏支援の輪広げる
http://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-republicans-idJPKCN10G0BV?sp=true

[ニューヨーク/ワシントン 4日 ロイター] - 米共和党員でありながら、大統領選候補ドナルド・トランプ氏に不快感を抱いている資産家グループが民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官への支援の輪を広げる運動に乗り出している。この運動の複数の関係者がロイターに明らかにした。

こうした資産家グループは、トランプ氏に幻滅した他の共和党員にクリントン氏を当選させるための献金や運動参加を呼び掛けており、クリントン氏本人や陣営から直接激励を受けた人もいる。

伝統的に共和党に大口献金してきた人々は、トランプ氏が女性やメキシコ人、イスラム教徒、復員軍人などに関して反感を誘う発言を繰り返している点に、心穏やかではいられない心境にある。そこでクリントン氏の陣営に巨額の資金を投じたり、穏健な共和党員にトランプ氏支持撤回を促せば、事態を変えることができるというわけだ。資産家たちがクリントン氏の応援に回れば、自らの事業成功が大統領としてよりふさわしい条件だとトランプ氏が主張しにくくもなる。

クリントン氏を支援する組織としては、共和党のロビイストのクレイグ・スナイダー氏の団体や、ジョージ・ブッシュ前大統領の政権で働いていたジョン・スタブス氏らが率いる「R4C16」、米商業会議所幹部のピエロッティ・リム氏が共同代表を務める「ヒラリーを支持する共和党女性」などが挙げられる。

前の2つは勝手連的だが、リム氏の団体はクリントン氏陣営と一緒に動いている。リム氏は招待された民主党大会で「トランプ氏を嫌悪し、公然とクリントン氏を支持する共和党員の声を届けたかった」と述べた。

また法律事務所ウィンストン・アンド・ストローンのパートナーで「数十年来の共和党員」と自負するダン・ウェブ氏は「トランプ氏に投票すれば孫たちに顔向けできなくなるとの結論に達した」と語り、シカゴで共和党員のビジネス関係者にクリントン氏支援に加わるよう説得して回っている。ウェブ氏の場合、活動を始めたのは著名投資家J・B・プリツカー氏と、クリントン氏の長年の友人であるラニー・デービス氏の誘いがきっかけになった。

レーガン元大統領とジョージ・ブッシュ前大統領の時代にホワイトハウスの事務方だったベテラン共和党員のジム・チッコニ氏も、党内でクリントン氏支持者を増やすことに取り組む方針を表明。「事態を動かすためには黙っているよりも何かやる必要があると感じた」との思いを口にした。

<クリントン陣営の成果>

クリントン氏の陣営で共和党員の資産家を味方に引き入れる作戦を主導している人物の1人は、ウォルマートの元幹部でビル・クリントン元大統領の側近だったレスリー・ダック氏だ、と陣営関係者は話す。

ただし事情に詳しい人によると、クリントン氏自身も共和党のビジネスリーダーと会って協力を要請しており、例えばその成果としてヒューレット・パッカードのメグ・ウィットマン最高経営責任者(CEO)は2日にクリントン氏支持を打ち出した。

クリントン氏の陣営は、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長も口説き落とし、民主党大会ではブルームバーグ氏がウォール街に向けてクリントン氏支持を熱心に促す演説する運びとなった。

もっとも過去1カ月を見ると、トランプ氏側は一部の大口献金者にそっぽを向かれてもなお数多くの小口献金を獲得し、総献金額は8000万ドル強と、クリントン氏側の9000万ドルに迫る水準となっている。

(Olivia Oran、Amanda Becker記者)

3564チバQ:2016/08/07(日) 09:36:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/264538
激戦9州、失点が左右 米大統領選・本選まで3ヵ月
2016年08月07日 01時43分

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 米大統領選は11月8日の投票日まで約3カ月となった。民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(70)の事実上の一騎打ちの戦いは、現時点ではクリントン氏有利との見方もあるが、情勢は流動的だ。中西部から東部にかけての「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の白人労働者、大票田フロリダ州の中南米系(ヒスパニック)の動向が勝負の鍵を握っているとみられる。 (ワシントン山崎健)

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の「選挙人」を、各州で原則、勝者総取り方式によって争い、過半数(270人)を確保した候補が当選となる。

 米選挙分析の第一人者、バージニア大のラリー・サバト教授の最新予想によると、クリントン氏は最大票田カリフォルニア(選挙人55人)、ニューヨーク(同29人)など15州とワシントンで優勢で、最低でも190人を確保。トランプ氏はテキサス(同38人)など18州を押さえ、最低136人の獲得が見込まれる。

 残り17州(選挙人は計212人)の行方が勝敗を分ける。うち9州(同計125人)が、予断を許さない「激戦州」となっている。

 ■牙城を侵食

 特に焦点となるのが、共に激戦州のペンシルベニア(選挙人20人)とオハイオ(同18人)、さらにミシガン(同16人)などを含むラストベルトだ。かつて鉄鋼など製造業で栄えたが、今は失業や低所得にあえぐ白人労働者が多い。

 トランプ氏は、北米自由貿易協定(NAFTA)や中国の世界貿易機関(WTO)加入が雇用を奪い地域を衰退させたと主張。これらを支持したクリントン氏は環太平洋連携協定(TPP)も推進したと批判し、白人労働者の支持を獲得した。

 セントジョセフ大(ペンシルベニア州)のランダル・ミラー教授(米国研究・米国史)は「クリントン氏は2008年の大統領選初挑戦時、ラストベルトの白人労働者に支持された。しかし脱工業化による苦境が改善されない白人労働者は、今度は深く疑い、トランプ氏支持に変わった」と指摘。実際、ペンシルベニア州では今年、約8万人の民主党員が共和党に移った。

 黒人、ヒスパニック、女性からの支持でクリントン氏に大差をつけられているトランプ氏はラストベルトの白人労働者を重視。対する民主党は、1992年の大統領選から6連勝中の牙城であるペンシルベニア、ミシガンを侵食され、死守に懸命になっている。

 ■譲れぬ戦い

 一方、激戦州の最大票田フロリダ(同29人)。4日現在の各種世論調査の平均支持率はクリントン氏44・7%、トランプ氏42・0%と拮抗(きっこう)。ここを落として当選した共和党候補はおらず、両陣営とも譲れない。

 同州は年々ヒスパニック人口が増加。全人口に占める割合は90年当時の2倍に当たる約25%に上る。12年の前回選挙では、フロリダで勝ったオバマ大統領と共和党のロムニー候補との得票率の差はわずか1ポイントだったが、ヒスパニック票の得票率はオバマ氏60%、ロムニー氏40%と差がついた。

 ヒスパニック研究で有名なニューヨーク市立大のレイヤード・バーガド教授は「フロリダで勝つにはヒスパニックの支持が不可欠」と分析。移民排斥を唱えるトランプ氏への反発の度合いが勝敗を分けるとみる。

 豊富な政治経験を背景にライバルの資質を攻撃するクリントン氏。非白人層ではリードするものの、長官時代の私用メール問題では最近も事実と異なる説明をし、批判が再燃している。

 トランプ氏はクリントン氏への国民不信をあおり、政治経験のないアウトサイダー(異端者)だからこそ現状を変革できると訴えるが、先月末に戦争遺族を中傷し、党内外からかつてない批判を浴びている。

 互いに重大な問題を抱えた2人。9月下旬から計3回行われるテレビ討論で、直接対決する。

=2016/08/07付 西日本新聞朝刊=

3565チバQ:2016/08/07(日) 09:39:25
http://www.sankei.cs/160806/wor1608060036-n1.html
om/world/new2016.8.6 12:02
【米大統領選】
トランプ氏が共和党重鎮のマケイン氏らを一転支持 支持率下落で態度一変か?
米大統領選の共和党候補トランプ氏は5日、11月の上下両院選で改選を迎える党有力者ライアン下院議長と党重鎮のマケイン上院軍事委員長を候補として支持すると表明した。これまで支持を拒否していたが、態度を一変させた。

 党内からトランプ氏に批判が噴出し、支持率が下降するなど影響が出たためとみられる。

 トランプ氏は中西部ウィスコンシン州での演説で「われわれは団結しなければならない」としつつ「友人として意見の相違はある」とも述べた。ライアン氏は同州が地元だが、演説会場に姿を見せなかった。両氏の間にはまだしこりが残っているとみられる。(共同)

3566チバQ:2016/08/08(月) 07:52:05
http://news.biglobe.ne.jp/international/0808/jj_160808_3919962244.html
共和議員が小政党支持=米大統領選
時事通信8月8日(月)6時29分
 【ワシントン時事】米共和党のリジェル下院議員は7日までに行われた米紙のインタビューで、11月の大統領選で同党候補ドナルド・トランプ氏(70)ではなく、保守系の小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)に投票する意向を明らかにした。
 共和党の連邦議会議員には民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持する動きが出ているが、第3の政党の候補者への支持表明は初めて。 

[時事通信社]

3567チバQ:2016/08/08(月) 18:58:12
http://mainichi.jp/articles/20160808/k00/00m/030/098000c

米大統領選
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労働者取り込み焦点 激戦州の確保へ攻防激化



毎日新聞2016年8月8日 08時30分(最終更新 8月8日 08時30分)

【ワシントン西田進一郎】米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)の事実上の一騎打ちとなる大統領選(11月8日)まで3カ月だ。勝負は州・特別区ごとの選挙人獲得数で決まる。両党とも強固な地盤を持つ州があり競り合いになる激戦州は10前後。その確保に向け攻防は激化している。


 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が世論調査結果の平均値などを基に6日予測した選挙人獲得数は、クリントン氏が20州・特別区の233人、トランプ氏は20州の154人。大票田カリフォルニア(選挙人55人)、ニューヨーク(同29人)を確保するクリントン氏が先行する。焦点は11州・1小選挙区の計151人だ。

 トランプ氏は、白人労働者層を引きつけ激戦州や民主党地盤を切り崩す戦略だ。自由貿易拡大で国内製造業が弱体化し雇用を減らしたと主張。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を掲げ、民主党支持の労働者取り込みを図る。

 焦点は中西部から東部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」だ。国際競争で工場が海外移転し衰退した。トランプ氏はペンシルベニア、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシンなどで勝利を目指す。白人比率が極めて高く、トランプ氏有利とみられる州だ。

 5日夜ウィスコンシン州でトランプ氏は「NAFTAは我々の製造業を奪った。再交渉して職を取り戻す」と語り、拍手を浴びた。

 クリントン氏も「ジョブズツアー(雇用の旅)」でペンシルベニア、オハイオ、フロリダなど激戦州を回る。ネバダ州で4日「トランプに生活を壊された人たちと会った。彼が何をしたかを見てほしい」と述べ労働者保護を強調した。

 クリントン氏の強みはヒスパニック(中南米系)や黒人など非白人層の高支持率だ。コロラド、ニューメキシコではヒスパニック人口の増加で先行する。

 9月26日からはテレビ討論会を大統領候補が3回、副大統領候補が1回行う。クリントン氏はトランプ氏が大統領に必要な資質を欠くと強調し、トランプ氏はクリントン氏を既得権益層だと批判すると見られる。

選挙人538人を奪い合い

 米大統領選の勝敗は50州と首都ワシントンDCに割り振られた総計538人の「選挙人」を州・特別区ごとに奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。メーン、ネブラスカ両州を除く州・特別区で得票数1位の候補が選挙人全員を総取りする。選挙人数は3〜55人。

 1992年以降の過去6回の大統領選で、同一政党が「6連勝中」の州・特別区は民主党19、共和党13で、選挙人数では民主党242人、共和党102人が両党の「基礎票」だ。この地盤を守り、残る19州の選挙人194人を奪い合って過半数を目指す。

 この構図では、トランプ氏の方がハードルは高く、過半数獲得には民主党地盤の切り崩しも必要だ。

中立的選挙分析で知られる「ローゼンバーグ&ゴンザレス・ポリティカル・リポート」ネイサン・ゴンザレス編集長の話

 今回は近年の歴史上で最も人気のない2人が争う選挙だ。「誰かを支持する」より「誰かに反対する」という感覚の方が有権者の動機付けになろう。

 「激戦4州」は▽オハイオ▽フロリダ▽コロラド▽バージニア。民主党にはアイオワ、ペンシルベニアが頭痛の種になる可能性がある。共和党はノースカロライナ、アリゾナやジョージアも問題になり得る。トランプ氏が共和党を結束させる方法を見つければ接戦になるが、さもなければ大差で負けるだろう。

 両候補は基礎支持層を固め動かすことに注力すべきだ。最も賢明な方策は、有権者の意識を対立候補に集中させること。共和党を結束できる唯一の人物はクリントン氏だ。バーニー・サンダース上院議員の支持者をクリントン氏側につける上で最善の働きをするのはトランプ氏と言える。

3568チバQ:2016/08/08(月) 22:19:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080700142&g=int
大統領候補にスタイン氏=米緑の党-米大統領選



米政党「緑の党」の大統領候補に決まった医師のジル・スタイン氏=2012年7月、メリーランド州ボルティモア(AFP=時事)
 【ワシントン時事】環境保護を前面に掲げる米国の小政党「緑の党」は6日、テキサス州で党大会を開き、大統領候補に医師ジル・スタイン氏(66)を指名した。スタイン氏は2012年大統領選に次ぐ挑戦となる。
 米国では二大政党制が確立して以降、第3の政党から大統領が出たことはない。しかし、スタイン氏は民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に不信感を抱くリベラル層や無党派層を引き寄せ、躍進を図りたい考えだ。(2016/08/07-14:54)

3569チバQ:2016/08/09(火) 18:23:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3096875
「反トランプ」の受け皿? 米大統領選、元CIA職員が無所属出馬

2016年08月09日 11:02 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月9日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に反発する動きが党内で続く中、米中央情報局(CIA)の元職員エバン・マクマリン(Evan McMullin)氏(40)が8日、大統領選へ無所属で立候補すると表明した。

「正しいことをするのに遅すぎるということはなく、米国民はドナルド・トランプ氏や(民主党候補の)ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏がもたらすものよりはるかに優れたものを与えられるべきだ」。マクマリン氏はフェイスブック(Facebook)の自身のページにこう書き込んだ。

 マクマリン氏はCIAでテロ対策に従事した経歴を持つが、知名度は低い。また下院共和党のスタッフとして働いた経験を持つ半面、時にトランプ氏を「独裁者」などと辛らつに批判してきた。米ABCニュース(ABC News)によると、反トランプ派の保守団体の支援を受けているという。

 マクマリン氏の出馬表明は、11月の本選まで3か月を切ってもなお、「トランプ降ろし」の動きが活発であることを示す。トランプ氏に対しては、その発言をきっかけとして過去2週間に共和党内で反発が高まっており、大統領としてのトランプ氏の能力を疑問視したり、対立候補であるクリントン氏への指示を表明したりする党員が相次いでいる。

 8日には、リチャード・ニクソン(Richard Nixon)元大統領からジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領まで、歴代の共和党政権で国家安全保障などを担当した元政府高官ら50人が米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に公開書簡を発表し、トランプ氏に投票しないと宣言した。トランプ氏は「米国史上、最も無謀な大統領になる」と警鐘を鳴らしている。(c)AFP

3570チバQ:2016/08/10(水) 19:48:42
http://www.sankei.com/world/news/160810/wor1608100004-n1.html
2016.8.10 08:36
【米大統領選】
共和党上院議員がトランプ氏不支持を表明 「自制心欠けている」とコリンズ氏 造反の動き続く

2016.8.10 08:36
【米大統領選】
共和党上院議員がトランプ氏不支持を表明 「自制心欠けている」とコリンズ氏 造反の動き続く

3571チバQ:2016/08/11(木) 23:48:00
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8C55LFJ8CUHBI00Q.html
クリントン陣営、共和党員に「造反」呼びかけへ
20:47朝日新聞

 米大統領選の民主党候補となったクリントン前国務長官の陣営は10日、共和党員や無党派の有権者に「造反」を呼びかける専門チームを立ち上げたと発表した。共和党のトランプ氏に反発し、クリントン氏支持を打ち出す共和党有力者が相次いでいるためで、切り崩しを狙う。

 クリントン陣営は10日、新たにネグロポンテ元国家情報長官やグティエレス元商務長官などから支持を取りつけたとして、過去の共和党政権時の閣僚3人や共和党の現職連邦議会議員6人を含む50人の「支持者」リストを発表した。

 陣営のポデスタ選挙対策本部長は「クリントン氏への超党派の支持は、彼女が党派を超えて大きな課題に取り組める証拠だ」と述べ、共和党員や無党派の有権者に支持を呼びかけた。

3572チバQ:2016/08/11(木) 23:54:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160812k0000m030036000c.html
<米大統領選>最も無謀な大統領に…広がる「反トランプ氏」
19:34毎日新聞

<米大統領選>最も無謀な大統領に…広がる「反トランプ氏」
最近1カ月のクリントン氏とトランプ氏の支持率
(毎日新聞)
 ◇度重なる「暴言」などを問題視

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)について、度重なる「暴言」や外交・安全保障政策などを問題視し、支持しないことを公言する同党議員や元政府高官らが相次いでいる。トランプ氏はこれらの人々を「失敗したワシントンのエリート」などと批判し、「アウトサイダー」としての支持拡大を模索。しかし、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との差は開く一方で、厳しい局面に立たされている。

 「ドナルド・トランプは米軍最高司令官になるための気質、判断力、自己鍛錬に欠けていると結論づけた」

 共和党穏健派のコリンズ上院議員は9日、CNNテレビでトランプ氏不支持の理由を説明した。これに先立つ米紙ワシントン・ポストへの寄稿では、トランプ氏の「自制が利かず、無知に基づく発言の数々が世界をより危険にする」と指弾。11月の本選に向けて、トランプ氏の「変身」を期待したが、変わらなかったため決断したという。

 連邦議会では、既にハンナ下院議員がトランプ氏を「不適格」とし、民主党のクリントン氏に投票することを宣言。上下両院で10人以上が不支持の意向を表明するか、強くにじませるかしている。

 さらに痛烈な批判を浴びせたのが、共和党の歴代政権を支えた元高官らだ。外交・安全保障政策の中枢を担った元高官50人は8日、「米国史上で最も無謀な大統領になる」とトランプ氏を批判し、「投票しない」と宣言する共同声明を発表。同党政権で環境保護局長官を務めた2人も9日、「トランプ氏は環境と公衆衛生保護を尊重する共和党の伝統を壊そうとしている」とし、クリントン氏支持を表明した。

 主な原因は、候補指名を受けた7月の党全国大会の後も、暴言がやまないことだ。イラクで戦死したイスラム教徒のカーン陸軍大尉の両親を宗教をにじませながら繰り返し攻撃。ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入については「私はクリミアの人々はロシアと共にいることの方を望んでいたと聞いた」など、編入を容認する発言をした。9日には、銃所持者にクリントン氏らへの何らかの「行動」を促したと受け取られる発言で、物議を醸した。

 クリントン氏の陣営は10日、共和党政権の閣僚や政府高官など約50人の支持者リストを公表した。グティエレス元商務長官やヒルズ元米通商代表部(USTR)代表ら元閣僚や政府高官のほか、議員や知事の経験者、経済界の有力者らが名を連ねた。陣営はトランプ氏に懸念を強める共和党や無党派の有力者に働きかけるチームを設立し、切り崩しを始めたことも併せて発表した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査による支持率の平均値では、クリントン、トランプ両氏は7月末はほぼ並んでいた。しかし、8月に入って上昇基調のクリントン氏に対し、トランプ氏は下落基調。10日時点ではクリントン氏48.0%に対し、トランプ氏は40.3%だ。本選で勝利するためには、共和党を結束させたうえで無党派層を取り込んで激戦州で勝たなければならない。トランプ氏は態勢立て直しが急務だ。

3573チバQ:2016/08/11(木) 23:55:13
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1608110030.html
【米大統領選】クリントン氏に新疑惑が浮上 国務長官時代、財団幹部に「口利き」か トランプ氏は「私の行為なら報道は4倍」と不満
19:14産経新聞

【米大統領選】クリントン氏に新疑惑が浮上 国務長官時代、財団幹部に「口利き」か トランプ氏は「私の行為なら報道は4倍」と不満
(産経新聞)
 【ワシントン=小雲規生】米民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン前国務長官に「口利き」疑惑が浮上した。米メディアは10日、クリントン家が設立した「クリントン財団」が、クリントン氏が国務長官を務めていた当時の国務省に対して、財団への資金提供者に便宜を図るよう働きかけていたと一斉に報道。クリントン陣営はクリントン氏の関与を否定しているが、私用メール問題に続く疑惑で一段の信頼低下は避けられず、本選に向けた火種となりそうだ。

 疑惑は保守系市民団体が国務省への情報公開請求で入手して公開したクリントン氏が関わる電子メールの内容から判明した。

 2009年4月のメールでは、クリントン財団幹部のダグラス・バンド氏がクリントン氏の側近に対し、レバノン系ナイジェリア人の富豪、ギルバート・シュゴーリ氏と国務省関係者の間を橋渡しするよう依頼。シュゴーリ氏は00年に資金洗浄の疑いで起訴されているが、クリントン元大統領と親しく、財団の大口資金提供者としても知られている。またバンド氏は別のメールで、財団の協力者を国務省で雇うように働きかけていたとしている。

 クリントン氏の側近は「駐レバノン米国大使に話をする」「人事担当者が条件を提示する」などと応じていたという。市民団体は「クリントン氏が国務長官就任に際して財団には関与しないと述べた誓約に反している」と批判している。

 疑惑にさっそく反応したのが、共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏だ。10日のバージニア州での政治集会で、利益供与にあたる「違法行為だ」と指摘。「これが私の行為だったら、報道での扱いは4倍になっていただろう」として、メディアの偏向についても不満をあらわにした。

 一方、クリントン陣営は「メールにはクリントン氏自身は関わっていない」と反論。バンド氏も元大統領の側近としてメールを送るなどしていたとしている。

 しかし今回公開されたメールのうち44通は、クリントン氏が私的なメールアカウントでやりとりしたとして国務省に提出した約3万通のメールには含まれていなかった。米メディアでは、クリントン氏が繰り返してきた「公務に関わるメールはすべて提出した」との証言と食い違うと指摘されており、大統領選での勝利を目指すクリントン氏にとって足かせになりそうだ。

3574チバQ:2016/08/12(金) 15:17:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100286&g=int

「オバマ大統領がIS創設」=トランプ氏、また暴言-米

今月上旬、米ワシントン近郊の国防総省で、過激派組織「イスラム国」掃討戦の進展状況を確認する会議を主宰するオバマ大統領(左)と、会議に出席したカーター国防長官(CNP=時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が10日のフロリダ州での集会で、過激派組織「イスラム国」(IS)について「オバマ大統領に敬意を払っている。彼がISの創設者だからだ。共同創設者はひねくれクリントンだ」と語る場面があった。


 トランプ氏は最近の世論調査で、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に大きくリードを許している。トランプ氏の発言はオバマ氏とクリントン氏の失策がISの台頭を招いたと訴える趣旨とみられるが、再び暴言と受け止められ、物議を醸す恐れもある。(2016/08/11-15:11)

3575チバQ:2016/08/12(金) 16:40:02
http://mainichi.jp/articles/20160809/dde/007/030/014000c

米国の選択
.
16年大統領選 「もはや傍観できぬ」 元CIA職員、無所属で出馬へ


毎日新聞2016年8月9日 東京夕刊

【ワシントン西田進一郎】元米中央情報局(CIA)職員のエバン・マクマリン氏(40)は8日、11月の大統領選に無所属で立候補する意向を表明した。CIA勤務の後、共和党下院議員団の政策部長を務めるなど保守系の立場。共和党内では、大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対する反発が根強く、これを取り込んで支持獲得を狙う戦略だ。トランプ氏にとっては、同党支持層の一部を奪われて痛手になる可能性がある。


 マクマリン氏は、自身のウェブサイトに発表した声明文で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を「悪徳職業政治家だ」などと非難。一方で、トランプ氏に関しても「彼に米軍や核兵器の指揮権を委ねるのは極めて無責任だ。(大統領に)選ぶことはできない」と批判。そのうえで「もはや傍観してはいられなくなった」などと立候補の理由を説明した。

3576とはずがたり:2016/08/12(金) 23:07:47
エスタブリッシュメントが右往左往する度に米国の無党派的な票がどんどんトランプに流れ込むんじゃないか??
民主主義の大きな決断一頁としてイギリスのEU離脱(→将来的なEU解体!?)と並んでトランプ当選があっても不思議ではないと心の準備だけは出来ている。
流石に実際はないと思うんだけどねぇ・・。

元環境保護局長官2人も不支持=トランプ離れ歯止めかからず―米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000142-jij-n_ame
時事通信 8月10日(水)14時31分配信

 【ワシントン時事】米共和党が政権を担っていた時代に環境保護局(EPA)長官を務めた2人が9日、大統領選では共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)ではなく、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持すると表明した。

 クリントン氏の陣営を通じて発表した。

 外交・安全保障担当の元高官50人が8日にトランプ氏への投票拒否を発表したのに続くもので、共和党内で「トランプ離れ」に歯止めがかかっていないことを改めて浮き彫りにした。

 クリントン氏支持を9日明確にしたのは、ニクソン政権で初代長官に就いたウィリアム・ラッケルズハウス氏と、父親のブッシュ政権時代のウィリアム・ライリー氏。2人は声明で、気候変動は作り話だと唱えるトランプ氏を「科学に関する深刻な無知をさらけ出している」と指摘した。

3577とはずがたり:2016/08/13(土) 00:31:40
ヒラリーがTPPに反対なのも親中からなのか?

ヒラリーと中国の「黒い関係」に日本は警戒が必要だ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160808-00097964-diamond-bus_all
ダイヤモンド・オンライン 8月8日(月)8時0分配信

 ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの対決となった米大統領選。過激な発言のトランプよりは、ヒラリーに当選してもらいたいと考える日本人は多いが、実はヒラリーは長年、中国から金銭支援を受け、「黒い関係」を続けてきた人物だったことが明かされている。

● 尖閣どころか鹿児島近辺まで侵入!  エスカレートする中国軍艦の挑発行動

 …米大統領選挙は、共和党ドナルド・トランプ、民主党ヒラリー・クリントンの一騎打ちとなり、11月の本選で決着がつく。どっちが勝つかは、誰も正確には予想できない。では、「日本にとって都合が良い方は? 」という質問ならどうだろうか? … 普通に考えれば、「やはりヒラリーがいい」となるだろう。

 しかし、事はそう単純ではない。ヒラリーは、過去に「中国と黒い関係にあった」ことが明らかになっているのだ。

 まず、「日本にとって都合が良い米国大統領」の条件について考えてみよう。
 
「日本最大の問題は? 」との問いには、人によってさまざまな答えがあるだろう。筆者が考える「日本最大の問題」は「中国」である。なぜなら、中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない! 」と宣言しているからだ。
(中略)
 つまり中国は、まず「日本には尖閣ばかりか、沖縄の領有権もない! 」と宣言し、次に尖閣を奪うための具体的行動を起こしているのだ。これらすべての動きを無視する人は、よほどの「平和ボケ」か、中国との「親密な関係」を疑われても仕方ないだろう。

 ここまでで、「中国問題」は「とても切迫している」ことを、ご理解いただけたと思う。そして、日本一国で中国の脅威に立ち向かうことは、非常に困難だ。よって、日本にとって「良い米国大統領」とは、「中国は、大きな脅威であるという認識を日本と共有している人物」ということになる。

 トランプは「反中」といわれているが、発言は「経済問題」に限定されており、中国を「安全保障上の脅威」と認識しているようには見えない。彼は、「日本、韓国、NATO加盟国に『もっと金を払わせろ! 』」という話ばかりで、そもそも安全保障政策自体に興味があるかすら疑問だ。

 では、「やはり国務長官だったヒラリーか!? 」という話になるのだが…。

 日米関係、米中関係の本質を知りたい人にとって、米国在住政治アナリスト伊藤貫氏の著書「中国の『核』が世界を制す」は必読である。(伊藤氏は「核武装論者」だが、「核反対論者」が読んでも十分興味深いはずだ。それほど驚愕の内容が多い)

 伊藤氏によると、クリントン夫妻は、中国から金を受け取っていた。しかも、1980年代から。

 <クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくとも一九八三年から始まっている。>(「中国の『核』が世界を制す」261p)

 引用部分に出てくる「リッポ財閥」とは何だろうか? 

 <中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つリッポ・グループ(力宝集団)を使用した。リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経営している。>(同上260p)

 「多額の贈賄をするパイプ」として利用される企業。なんとも「中国らしい」話だ。

<ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の報酬を得ている。FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。>(261p)

● 幾度も中国から金をもらいながら なぜか罪に問われなかったクリントン夫妻

 この部分は、かなり衝撃的だ。なんとFBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関が協力関係にあることを知っている」という。では、なぜヒラリーは、オバマ政権で国務長官を務め、民主党の大統領候補になれたのか? この答えは後述する。ここではさらに同書で描かれているヒラリーと中国の関係を押さえておこう。

 ヒラリーの夫ビルは1992年、「中国の金も」使って大統領選で勝利する。さらに1996年、またもや「中国の金も」使って再選を果たした。

3578とはずがたり:2016/08/13(土) 00:31:54
>>3577
 <クリントン夫妻は一九九二年の大統領選に出馬したとき、リアディから少なくとも(後に判明しただけでも)一二五万ドルの賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。?一九九六年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。>(261p)?

 そして驚くべきことに、「クリントン夫妻が中国から金ももらっていたこと」が「公」にされた。しかし…。

 <一九九七年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていない。誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、逃げてしまった。>(261p)?

 ここで、再度疑問がわく。なぜクリントン夫妻は、中国から違法な金をもらい、しかもFBIがそれを知りながら、罪に問われないどころか、出世し続けることができたのか? 

 <一九九二〜九六年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。>(278p)

 「FBI」「NSA」は知っていたが、「国務省」「ペンタゴン」「司法省」「CIA」は、「政治的な理由」から動けなかった。(! )

 伊藤氏は、さらに解説をつづける。

 ?<米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュースがアメリカのマスコミに載るようになったのは、一九九六年後半である。(中略)この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになったのは、一九九七年の春以降のことである。>(279p)

 これを受けて、FBIは事実関係の調査に乗り出した。ところが…。

 <しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月しか続かなかった。?一九九七年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、この件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。>(279p)

… ここで分かるのは、「米国は三権分立の確立された理想的な民主主義国家」というのが「幻想だ」ということだろう。米国においても、中国やロシアと同様、「政治」が「司法」より強いのだ。

そういえば、ヒラリーは、つい最近もFBIの追求を逃れている。そう、国務長官だった時代に「国家機密を私用メールで送っていた」件だ。 … このようにヒラリーは、中国と長く、深く、黒い関係にあった。現在はどうなっているのかわからないが、十分警戒する必要があるだろう。

 それでは日本は、具体的にはどうすべきなのか? 

 もっとも大切なことは、中国を米国以上に挑発しないことである。

 米国は、「梯子を外す」ことが、しばしばある。たとえば、米国の傀儡政権だったジョージア(グルジア)は08年8月、ロシアと無謀な戦争をし、その結果、南オセチアとアプハジアを失った。(二共和国は、ジョージアからの独立を宣言し、ロシアは国家承認した)。この時、米国はジョージアを助けなかった。

 さらに14年2月、ウクライナでクーデターが起こり、親ロシアのヤヌコビッチ政権が倒れた。誕生した親欧米政権は、クリミアを失った。さらに、ロシアが支援するドネツク州、ルガンスク州も事実上失っている。この時も、米国がウクライナを十分助けたとはいえない。

● 米国抜きで中国と対立することは 日本にとって自殺行為に

 「中国が尖閣を侵略した時、米国は日本を助けるのか? 」筆者は「時と場合による」と考える。たとえば、その時の首相が「米軍は沖縄から出ていけ! 」と主張する、鳩山氏のような人物だったらどうだろうか? 米国が日本を助ける筋合いはないだろう。

 あるいは、ヒラリー・クリントンのように、長年中国と「黒い関係」にあった人物が米大統領であれば? 「アテにならない」と考えるべきだろう。

 日本は、先走って中国を挑発し、米国抜きの「日中戦争」になるような事態を回避しなければならない。ジョージアやウクライナのように、米国から「梯子を外される」危険性があることも、決して忘れるべきではない。日本が目指すのは、あくまで「米国を中心とする中国包囲網」であり、「主人公は米国」であるべきなのだ。

 では、ヒラリー大統領が、「米国は中国と競わない」「米国は、アジアにおける覇権を望まない」と心から宣言したら、日本はどうするべきだろうか? その時は、日本も中国との和解に動くしかないだろう。そうでなければ、「米国なしの日中戦争」が起こり、おそらく日本は敗北する。

北野幸伯

3579チバQ:2016/08/13(土) 07:51:22
http://www.sankei.com/world/news/160812/wor1608120040-n1.html
2016.8.12 20:31
【米大統領選】
トランプ旋風に逆風 共和党関係者、勝利の可能性「日ごとに蒸発」
 トランプ氏に強い逆風が吹いている。共和党関係者が相次いで“三くだり半”を突きつけているためだ。強まる一方の暴言は、誹謗(ひぼう)中傷で対立候補をおとしめるネガティブ・キャンペーンを誘発し、選挙戦のレベルの低下を招いている。

 主流派を含む共和党関係者の見解を総合すると、(1)初期の段階でトランプ氏を軽視せず、手を打つべきだった(2)全国党大会での指名獲得を阻止すべきだった(3)このままでは共和党への信頼が大きく損なわれ、党の将来も危ぶまれる(4)トランプ氏が大統領になった場合、政権政党として責任がもてない-などである。

 共和党の8年ぶりの政権奪還を希求し、民主党の3期連続の政権維持を阻止したいのはむろんだが、それでも「良心」と「政治理念」に照らせば、「トランプ大統領」を許容するわけにはいかない、というジレンマが存在する。

 党関係者の危機感は、元議員ら70人以上が提出を準備している書簡にも顕著に表れている。

 書簡はトランプ氏と「共に溺死することを回避」するとし、「トランプ氏が大統領選で勝利する可能性は、日ごとに蒸発している。無能なトランプ氏が、民主党に地滑り的勝利をもたらす可能性がある」と指摘している。

 こうした書簡は、民主党のオルブライト元国務長官ら両党の37人や、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官ら共和党政権の元高官ら50人も公開している。

 党内には、今後のトランプ氏の支持率低下などを予測して自発的な撤退を促し、「後任」を選定する手続きを模索する動きもある。だが、現時点では、党のお墨付きを得た公認候補のトランプ氏が、党内で強まる反発などで撤退、あるいは共和党を離脱することは考えにくく、淡い期待といえそうだ。(ワシントン 青木伸行)

3580チバQ:2016/08/13(土) 07:56:52
http://www.sankei.com/world/news/160812/wor1608120032-n1.html
2016.8.12 20:06
【米大統領選】
「オバマ氏、クリントン氏はISの創設者」 トランプ氏繰り返す
 【ワシントン=加納宏幸】米共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ氏(70)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)について、「オバマ大統領が創設者だ」と繰り返し発言している。イラクからの米軍の性急な撤退がISの台頭を招いたと批判し、オバマ氏と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の責任を問う狙いだ。

 トランプ氏は11日、前日に続き、フロリダ州での演説で「オバマ氏とクリントン氏は間違った判断をしたのだから、ISの創設者だ。ISは彼らに最優秀選手(MVP)賞を贈るだろう」と述べた。

 CNBCのテレビ番組が11日放映したインタビューでも、トランプ氏は司会者から発言をただされ、「何か間違ったことを言っているか。事実を言っているだけだ」と開き直った。

 これに対し、クリントン氏の陣営は「トランプ氏が再びくだらない発言をしている。事実を嫌い、前代未聞の無知な大統領候補による誤った主張だ」とする声明を発表した。

 共和党は、オバマ氏による2011年末のイラクからの米軍完全撤退で生じた「力の真空」が、ISが台頭する温床となったと主張。オバマ氏や当時の国務長官だったクリントン氏を繰り返し批判してきた。

 トランプ氏としては、イラクで戦死したイスラム教徒の米戦没者遺族への中傷が党内からも批判を浴びる中、オバマ、クリントン両氏に批判の矛先を転じる狙いがあるとみられる。

3581チバQ:2016/08/14(日) 13:31:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160814X738.html
「トランプ氏、正気じゃない」=デ・ニーロ氏
00:29時事通信

 「完全に正気じゃない」。ロイター通信によると、米ハリウッドの大物俳優ロバート・デ・ニーロ氏は13日、ボスニア・ヘルツェゴビナで開かれているサラエボ映画祭で、問題発言を繰り返す米大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏をこう評し、候補として不適格との認識を示した。

 デ・ニーロ氏は聴衆を前に、「彼は今いる場所にさえいるべきではない。神様助けて」と出馬に反対を表明し、喝采を浴びた。また、「彼の言ってきたことは常軌を逸していて話にならない」とこき下ろした。

3582チバQ:2016/08/14(日) 17:34:09
http://www.sankei.com/world/news/160813/wor1608130029-n1.html
2016.8.13 10:53
【米大統領選】
「ISはオバマ氏が創設」発言でトランプ氏が火消し「皮肉が分からないのか…」
 米大統領選の共和党候補トランプ氏は12日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は「オバマ大統領が創設した」との主張を繰り返したことについて、ツイッターに「皮肉が分からないのか」と投稿し、真剣に言ったわけではないと釈明した。事実関係を無視した挑発的な発言が批判を集めており、火消しに努めた。

 トランプ氏は7月にもロシアにハッキングを促した発言が問題視された際に「もちろん皮肉を言っただけだ」と打ち消したことがある。ニューヨーク・タイムズ紙電子版は「国民に対するコミュニケーション能力に疑問を抱かせる」と指摘した。

 トランプ氏は10、11両日、オバマ氏の中東政策を批判しながら「オバマ氏はIS創設者。共同創設者は『いかさまヒラリー・クリントン氏』だ」「本当の事を言っているだけだ」と語り、民主党候補クリントン氏と合わせて批判した。(共同)

3583チバQ:2016/08/15(月) 17:05:48
http://www.cnn.co.jp/usa/35087441.html
クリントン氏、接戦州含む4州でリード広げる 米大統領選

2016.08.15 Mon posted at 16:26 JST

ワシントン(CNN) 11月に行われる米大統領選で、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏に対し、接戦州のノースカロライナやコロラドを含む4州でリードを広げていることが15日までに分かった。

NBCとウォールストリート・ジャーナル、マリスト大学の調査によれば、クリントン氏の支持率はコロラド州で46%とトランプ氏の32%を上回った。このほか、フロリダ州では44%対39%、ノースカロライナ州では48%対39%、バージニア州では46%対33%と、いずれの州でもクリントン氏がトランプ氏をリードしている。

7月の民主党と共和党の全国大会前に行われた調査よりも、今回の調査で、クリントン氏のリードは広がった。

リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事と、緑の党のジル・ステイン氏を加えた場合でも、クリントン氏はリードを維持した。

調査は今月4日から10日にかけて行われた。この時期、トランプ氏は、戦没者遺族に対する発言や国民が銃を持つ権利を保障した憲法修正第2条をめぐる発言について批判を浴びていた。

3584チバQ:2016/08/18(木) 21:12:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160818k0000e030276000c.html
<米大統領選>トランプ氏、陣営刷新…巻き返し図る
11:04毎日新聞

<米大統領選>トランプ氏、陣営刷新…巻き返し図る
ドナルド・トランプ氏=2016年8月17日、AP
(毎日新聞)
 【ワシントン会川晴之】米共和党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は17日、選挙陣営の首脳部を一新した。相次ぐ失言の影響で8月に入り支持率が低下し、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)に引き離されつつある中、人心を一新して戦術を変更し、巻き返しを図る狙いがあると見られる。

 陣営刷新は、6月に選対本部長のコーリー・ルワンドウスキ氏を解任して以来、2カ月で2度目となる。発表によると、保守派のオンラインニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長を務めるスティーブン・バノン氏を陣営の最高責任者に起用した。大手投資銀行に勤めた経歴もあるバノン氏は、筋金入りの右派論客として知られる。また、7月から上級顧問を務めてきたケリーアン・コンウェイ氏を選対本部長に昇格させた。

 これに伴い、3月末にトランプ陣営に加わり、6月以後は選対本部長を務めたベテラン政治コンサルタントのポール・マナフォート氏は会長となる。米メディアは事実上の更迭と分析している。

 マナフォート氏はトランプ氏の失言が相次ぐのは即興の発言が多いのが原因と見て、事前に準備した原稿をプロンプター(原稿映写装置)で読み上げる手法を導入し、党内結束や無党派層への浸透を狙っていた。ただ、同氏については過去に外国の独裁政権のコンサルティングを行ってきたとして、米主要メディアが批判していた。

 米メディアは、人事刷新でマナフォート氏の穏健路線が変更されると分析しており、挑発的な発言が一層強まる可能性もある。

 一方、米国家情報長官室は17日、トランプ氏に国家安全保障に関する機密情報を含む状況説明を行った。共和、民主両党の正式大統領候補に対する通例の措置だが、トランプ氏による情報暴露を懸念する声も出ている。

3585チバQ:2016/08/19(金) 18:46:24
http://mainichi.jp/articles/20160819/k00/00e/030/328000c

トランプ氏過激発言謝罪 「初反省」AP報道



毎日新聞2016年8月19日 12時28分(最終更新 8月19日 12時54分)

米大統領選の共和党候補トランプ氏は18日の集会で、批判を呼ぶ自身の過激発言について「後悔している」と述べ、謝罪した。AP通信によると、強気な姿勢が売りのトランプ氏が選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めて。



 トランプ氏は問題発言が響いて苦戦しており、てこ入れのため、17日に陣営を刷新したばかり。新たに選対本部長に就いたコンウェー氏は18日「トランプ氏らしさ」を維持しながら選挙戦を立て直す考えを示していた。

 トランプ氏は南部ノースカロライナ州での集会で「白熱した議論の中で、言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある」と発言。(共同)

3586チバQ:2016/08/21(日) 00:02:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160820X332.html
トランプ氏選対議長辞任=混乱相次ぎ打撃に―米大統領選
08月20日 00:30時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は19日、声明を出し、選対本部議長のポール・マナフォート氏の辞任を発表した。陣営内では6月以降、選挙戦略をめぐる対立などで幹部交代の混乱が相次いでおり、支持率が伸び悩むトランプ氏には一層の打撃となりそうだ。

 トランプ氏は短い声明で、マナフォート氏が19日朝に辞任を申し出て、受け入れたと明らかにした。「彼の立派な仕事に非常に感謝している」と述べた。陣営は17日、選対幹部を一部刷新したが、マナフォート氏は留任すると発表したばかりだった。

 過激な言動も影響してトランプ氏は、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)に最近の世論調査支持率で軒並み差をつけられている。マナフォート氏は暴言を抑えて大統領候補らしく振る舞うよう促していたとされる。しかし、トランプ氏は結局聞き入れなかったようだ。

 選挙コンサルタントのマナフォート氏をめぐっては、ウクライナの旧ヤヌコビッチ政権与党の顧問だった際、不透明な現金を受け取った疑惑も米メディアが伝えているが、同氏は否定していた。

3587チバQ:2016/08/21(日) 00:03:06
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8N2FRZJ8NUHBI00K.html
トランプ氏の選対本部長、辞任 資金疑惑の渦中
08月20日 10:24朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が陣営の刷新を急いでいる。19日、ポール・マナフォート選対本部長の辞任の申し出を受け入れたと発表。かつて国際コンサルタント業をしていたとされるマナフォート氏には、親ロシア派のウクライナ前政権側による資金提供疑惑が報じられていた。

 トランプ氏は声明でマナフォート氏について「選挙戦への働きぶりに大変感謝している」とし、辞任の理由は触れていない。17日には、選対の最高責任者(CEO)に保守系サイト「ブライトバート・ニュース」の会長スティーブン・バノン氏を起用していた。選挙戦を左右する重要州で民主党のクリントン氏に支持率で差を広げられており、陣営の態勢を改めて整える狙いがありそうだ。

 マナフォート氏を巡っては、ニューヨーク・タイムズ紙が15日、ウクライナで2014年に失脚した親ロ派のヤヌコビッチ前大統領の所属政党からマナフォート氏側への計1270万ドル(約12億8千万円)の支払いを示唆する「帳簿」が見つかったと報道。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)を批判するなど、従来の米大統領候補よりロシア寄りと指摘され、この意味でマナフォート氏の過去も注目を集めていた。(ニューヨーク=金成隆一)

3588チバQ:2016/08/21(日) 08:12:21
http://www.sankei.com/world/news/160820/wor1608200044-n1.html
2016.8.20 16:41
【米大統領選】
トランプ氏が「黒人のために働く」? 支持率わずか1%に危機感
米大統領選の共和党候補トランプ氏は19日、中西部ミシガン州で演説し、大統領に就任すれば黒人のために働くと述べ、人種差別対策を重視する姿勢を強調した。白人労働者層を支持基盤とするトランプ氏は、最近の演説で黒人に投票を訴えることが多くなっている。黒人の間で支持率が極端に低く、危機感を強めているとみられる。

 ウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビが今月初旬に伝えた世論調査によると、黒人のトランプ氏支持はわずか1%で、民主党候補クリントン氏の91%と圧倒的な差がついている。

 演説でトランプ氏は「民主党は黒人を票として利用しているだけで、選挙が終わったら何もしない」と主張。自身が大統領になれば、黒人やヒスパニック(中南米系)など少数派の雇用対策を強化し、4年間の任期を迎えた時には「黒人から95%の支持率を獲得してみせる」と豪語した。(共同)

3589チバQ:2016/08/22(月) 00:33:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/268839
米大統領選 開く支持率“減点”勝負 クリントン氏 財団の疑念解消に全力 トランプ氏 惨敗に危機感、暴言反省
2016年08月22日 00時10分

 【ワシントン山崎健】米大統領選は、民主党候補のクリントン前国務長官が大半の世論調査で共和党の実業家トランプ氏をリード。クリントン氏の勝利予想も相次いで出てきた。同氏陣営は、批判された関連財団の活動を修正するなど不安要因の解消に余念がない。一方、惨敗の危機感を募らせるトランプ氏は陣営を刷新。暴言の反省も述べるなど巻き返しに懸命だが、現時点では状況は厳しい。

 米メディアなどの六つの最新世論調査の支持率では、トランプ氏が2ポイントリードした一つを除き、いずれも5〜9ポイント差でクリントン氏が先行。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した支持率平均値は21日時点でクリントン氏46・8%、トランプ氏41・5%となっている。

 2012年の大統領選で全米50州の結果を的中させた統計学者ネイト・シルバー氏は、現時点ではトランプ氏は「極めて勝ち目が薄い」と、クリントン氏の勝利を予測。トランプ氏は得票率で10ポイント以上の差で惨敗する可能性もあるとみる。

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた総計538人の「選挙人」を奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。これに当てはめた予測で、リアル・クリア・ポリティクスは、クリントン氏が既に最低でも272人を確保する見通し(トランプ氏の最低確保見通しは154人)で、残り112人からの、さらなる上積みの可能性を指摘している。

 ■矛先かわす

 こうした中、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領は18日、一族で運営する慈善団体「クリントン財団」は、妻が大統領選で当選すれば、海外からの献金や企業献金の受け取りをやめると表明した。

 財団を巡っては、外国政府などから不透明な巨額寄付を受けてきた疑惑が浮上。クリントン氏の国務長官在任時には、財団幹部が大口献金者のために国務省側へ職の世話などの口利きをしていた疑いも表面化。トランプ氏との直接対決となる9月下旬からのテレビ討論会で攻撃対象になるのは必至で、矛先をかわす狙いがあるのは明らかだ。

 米メディアによると、クリントン陣営は既に模擬討論の準備に着手。想定外の発言を繰り出すトランプ氏役を見つけるのは困難との見方もあるが、討論会は、大統領選の流れを大きく変えた歴史もあるだけに、陣営は万全の態勢で臨む。

 ■見えぬ糸口

 対するトランプ氏は17日、態勢を刷新し選対本部の最高責任者に保守系ニュースサイト会長のスティーブン・バノン氏を起用した。

 トランプ氏は18日の集会で過激発言について悔悟の念を示した。いわく「白熱した議論の中で、人は言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある。私もやってしまい後悔している。誰かに痛みを与えたとすればなおさらだ」。

 強気な姿勢で支持を拡大してきたトランプ氏。選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めてで、政治アナリストの一人は「危機的な状況だと彼自身が認識している証し」と指摘する。

 トランプ氏陣営は19日、フロリダなど四つの激戦州で支持を呼び掛ける初のテレビCMをスタート。しかし、この日の集会では黒人層に向けて「黒人は貧しく、学校も良くない。仕事もない。トランプのような新しいものを試して、失うものがあるのか」と物議を醸す物言いは相変わらず。反転攻勢の糸口は見えない。

=2016/08/22付 西日本新聞朝刊=

3590チバQ:2016/08/22(月) 18:49:56
あまりにも品がないのでは…?
http://www.sankei.com/world/news/160822/wor1608220008-n1.html
2016.8.22 08:10
【米大統領選】
米各地にトランプ氏の全裸像 「落選を期待」と声明



 米大統領選の共和党候補トランプ氏に批判的なアーティストらのグループがニューヨークのマンハッタンなど米各地でトランプ氏の全裸像を設置し、話題となった。グループはトランプ氏の落選を期待するとの声明を出したが、像は当局に無許可で設置されたため撤去が相次ぎ、トランプ陣営は静観している。

 トランプ氏の等身大という全裸像は「根性なしの帝王」と題し、米国の5都市で18日に設置された。トランプ氏が険しい表情で真正面を向き、垂れた腹の上で両手を組んでいる。

 像を設置したアーティストらは声明で「米国で最も悪名高い政治家の恐ろしい魂」を表現したと説明。「大統領の座を獲得するというトランプ氏のたくらみの失敗を願う」とした。

 像が設置されたニューヨークのユニオンスクエアでは通行人が写真撮影のため集まるなどした。(共同)

3591とはずがたり:2016/08/23(火) 23:04:55
2016年 08月 13日 16:53 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:経済処方箋に欠けるクリントン氏、トランプ案に見劣り
http://jp.reuters.com/article/clinton-economics-idJPKCN10N0FI?rpc=188&sp=true

Gina Chon

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は11日の経済政策演説で、共和党候補ドナルド・トランプ氏の掲げる政策がトランプ氏のような富裕層に恩恵を与えるだけだと攻撃した。

クリントン氏の批判は概ね的を射ているのだが、トランプ氏が米国の成長鈍化やその原因に正確に焦点を当てたのに対して、クリントン氏はこうした問題への処方箋を提示していない。

トランプ氏は8日にデトロイト経済クラブで経済政策の具体的な内容を公表。クリントン氏はその3日後にミシガン州ウォーレンで1250億ドル規模の経済政策について説明した。

クリントン氏はトランプ氏の掲げる所得税や法人税の減税について、「トランプ氏のような金持ち」が恩恵を受けるだけだと指摘。企業の利益を個人の所得だと主張して減税しようとするトランプ氏の政策を「トランプの抜け穴」と呼んで批判した。

しかしトランプ氏は世界金融危機後の景気回復に関しては核心を突いている。例えば米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)成長率は年率1.2%にとどまっているが、これは投資の弱さが原因だ。

米商務省経済分析局(BEA)によると、過去3四半期にわたって企業の支出は落ち込んでいる。第2・四半期に設備投資は2.2%減少し、2四半期連続でマイナスとなった。とりわけエネルギーセクターは大きく落ち込んでおり、ファクトセットがS&P500構成銘柄企業を対象に調べたところ、第1・四半期に前年比で37%も減少した。耐久財の新規受注も今年上半期は横ばいだった。

労働生産性も失望を誘う水準だ。労働省の8日の発表によると、第2・四半期の労働生産性は年率換算で前期比0.5%低下し、3四半期連続のマイナスとなった。

クリントン氏の政策はこうした問題にほとんど対応していない。より重点を置いたのは富裕層の富を吸い上げて中間層の支援に回すことだ。5年間で2750億ドルを投じるインフラ整備計画や国内製造業のてこ入れ策は、確かに米国の経済成長の押し上げにとって重要な意味を持つ。しかしクリントン氏の政策ではあくまでも富裕層の増税や最低賃金の引き上げ、学生の債務負担軽減が最優先事項となっている。

成長率や生産性の低迷を巡っては、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長を含めてエコノミストが頭を抱えており、次期大統領は問題の解決を迫られるだろう。クリントン氏はトランプ氏の政策を激しく攻撃したが、そのことでクリントン氏も手持ちの解決策が少ないことが浮き彫りになった。

3592チバQ:2016/08/24(水) 20:01:30
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00e/030/216000c

米大統領選
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トランプ氏、挽回に躍起…移民送還一部緩和か



毎日新聞2016年8月24日 11時11分(最終更新 8月24日 12時39分)

 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が、弱点とされている中南米系住民や黒人などマイノリティーからの支持を獲得しようと、選挙攻勢をかけ始めた。


<まんがで解説>ドナルド・トランプさんって? .

 トランプ陣営の広報担当ケリアン・コンウェイ氏は21日、CNNテレビで、トランプ氏が公約していた不法移民の強制送還政策を一部修正する可能性があることを示唆した。数週間のうちに内容が決まるという。

 トランプ氏は、メキシコとの国境に壁を建設し、推計1100万人とされる不法移民を国外に強制送還すると公言。有権者の1割を占める中南米系住民の怒りを買った。トランプ氏は20日夜、ニューヨーク・マンハッタンのトランプタワーで、中南米系住民の支持者で構成された顧問団と協議。参加したジェイコブ・モンティ弁護士は、ユニビジョン・ニュースに対し「トランプ氏は、不法移民全員の強制送還は不可能で非人間的だと認めた」と話した。

 トランプ氏はまた、黒人有権者に対しても秋波を送っている。20日、バージニア州の集会で「共和党は(奴隷を解放した)リンカーン大統領の党だ。もう一度、共和党が黒人有権者の家となるようにしたい」と演説した。

 前日にはミシガン州で、民主党の政策が黒人が直面する貧困や犯罪、失業といった問題の元凶だと批判。「トランプ(という新しいもの)を試して、失うものがあるのか」と、黒人有権者に自身への投票を呼びかけた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙などの世論調査によれば、黒人のトランプ氏に対する支持率はわずか1%にとどまっている。

 民主党の大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)の陣営は、トランプ氏の動きを「(国民の)注意をそらそうとする試みだ」などと批判している。

 米メディアの世論調査によると、クリントン氏への支持率は重要州のほとんどでトランプ氏を上回っている。CBSテレビが21日発表した調査では、クリントン氏は南部フロリダ州や中西部オハイオ州でそれぞれ5、6ポイント上回り、白人高齢者が多い中西部アイオワ州のみ、両者が横並びとなっている。

3593とはずがたり:2016/08/25(木) 15:16:45
英EU離脱を率いたファラージ氏、トランプ氏の集会で演説
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2016/08/175875.php
2016年08月25日(木)13時54分

[ジャクソン(米ミシシッピ州) 24日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱キャンペーンの中心的存在だったナイジェル・ファラージ氏は24日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の集会で演説し、トランプ氏は自身が英国で主導したのと同様の反体制運動を展開していると述べ、支持する考えを示した。

ファラージ氏は米ミシシッピ州ジャクソンで開催されたトランプ氏の集会に登場。トランプ氏に演壇に呼ばれ、握手を交わした後、マイクに向かった。

ファラージ氏は演説で、EU離脱をめぐる英国民投票で離脱支持を訴えるにあたり、国内への移民の大量流入に反対を唱えたことが世論が急速に離脱に傾く要因となったと分析。

オバマ米大統領が英国民に国民投票での残留への投票を呼び掛けたのと同じことは繰り返したくないため、トランプ氏への支持を呼び掛けることはしないとした上で、「ただ、私が米国民ならば、(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏に投票しないことは言っておこう」と語った。

トランプ氏はここにきて、不法移民に対する強硬な姿勢を軟化させている。24日放送された発言では、同氏は米国の法律を守ってきた移民との共存と協力に前向きな姿勢を示した。

世論調査の支持率でクリントン氏にリードを許しているトランプ氏は、かねてから英国のEU離脱派との協調を模索してきた。同氏は離脱派を勝利に導いたファラージ氏の言葉をもじり、「(大統領選のある)11月8日は米国民が再び独立を宣言する機会となる」と語った。

3594チバQ:2016/08/28(日) 16:15:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3098846
ネオコンの代表格、トランプ氏を非難 クリントン氏に投票示唆
2016年08月27日 15:18 発信地:ベルリン/ドイツ
【8月27日 AFP】ネオコン(新保守主義)の代表格ポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)氏(72)が、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支持せず、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に投票するかもしれないと発言した。26日付の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)に掲載されたインタビューで述べた。

 ウルフォウィッツ氏はトランプ氏を安全保障上のリスクとみなしていると同誌に語った上で、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を称賛していると非難した。

 ウルフォウィッツ氏は世界銀行(World Bank)総裁を務めたほか、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権下で要職を務め、イラクへの「先制攻撃戦争」を声高に主張した。(c)AFP

3595チバQ:2016/08/28(日) 23:44:56
http://www.sankei.com/world/news/160825/wor1608250039-n1.html
2016.8.25 19:35
【米大統領選】
クリントン氏の利益供与疑惑が拡大 面会者の半数以上が財団に献金 ノーベル賞のグラミン銀創設者も
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に面会するなどした民間人の半数以上が、クリントン家が創設した「クリントン財団」への献金に関わっていたことが23日、分かった。AP通信が報じた。面会者には外国政府と対立する著名経済学者や金融界の有力者らが含まれており、クリントン氏による利益供与疑惑が拡大したかたちだ。

 AP通信が入手したクリントン氏の日程を分析した結果、クリントン氏と面会したり電話で話したりした154人の民間人のうち、少なくとも85人が同財団に献金したり、同財団のプロジェクトへの関与を約束していたりしていた。85人の献金総額は1億5600万ドル(156億円)に上る。

 貧困層への無担保少額融資でノーベル平和賞を受賞したバングラディシュの経済学者、ムハマド・ユヌス氏は、自ら創設した「グラミン銀行」の関連組織を通じて数十万ドルを献金。2009年から12年にかけて3度にわたってクリントン氏と面会するなどした。

 ユヌス氏は当時、同銀行の経営をめぐってバングラディシュ政府と対立しており、国務省に仲介を求めていたという。クリントン氏は側近に対し、対応を検討するよう指示。また国務省はクリントン氏の国務長官在任中、グラミン銀の関連組織に対する220万ドルの資金融通を決めた。

 また面会者のなかには、同財団に大口献金している米投資会社ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)も含まれていた。国務省はシュワルツマン氏の求めに応じて、査証(ビザ)をめぐる問題に取り組んでいたという。

 AP通信はこれらの献金や面会に違法性はないとしつつ、「献金はクリントン氏に会うための『料金』だったとの印象を強めるものだ」としている。

 同財団をめぐっては、幹部がクリントン氏の側近に対し、大口献金者と国務省関係者の間をつなぐよう依頼していたことも判明。共和党のトランプ候補は21日、「これ以上にクリントン氏の腐敗度合いを示すものはない」と批判した。

 同財団はクリントン氏が大統領選で勝利すれば、外国からの献金は受けない方針を示している。しかし今後もクリントン氏が過去の献金者との関係を疑われ続けることは避けられず、選挙戦では大統領としての適性が問題視されそうだ。

3596チバQ:2016/08/28(日) 23:51:07
http://www.sankei.com/world/news/160827/wor1608270021-n1.html
016.8.27 09:32
【米大統領選】
クリントン氏に投票へ 共和党の元国防副長官ポール・ウルフォウィッツ氏

ツイート反応


 米共和党のブッシュ前政権で国防副長官を務めたポール・ウルフォウィッツ氏が、11月の大統領選で同党のトランプ候補ではなく、民主党のクリントン候補に投票すると語った。ドイツの有力誌シュピーゲル電子版が26日報じた。過激発言を続けるトランプ氏を問題視し、クリントン氏に投票する考えを示す共和党員が相次いでいる。

 ウルフォウィッツ氏は同誌に対し、トランプ氏がロシアのプーチン大統領を評価していることなどを批判。米国の安全保障に悪影響を及ぼすとした上で「思うところはあるが、クリントン氏に投票せざるを得ない」と述べた。

 ウルフォウィッツ氏は、イラク戦争を主導したネオコン(新保守主義)の代表格とされる。2005〜07年には世界銀行総裁を務めた。(共同)

3597チバQ:2016/08/30(火) 21:11:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160830k0000e030145000c.html
<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
11:36毎日新聞

<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
米大統領選に向け、支援者を前に演説するリバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏=東部ニューハンプシャー州コンコードで25日、AP
(毎日新聞)
 ◇「リバタリアン党」 支持率10%

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選で民主、共和の2大政党と一線を画す「リバタリアン党」候補のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)の存在感が増している。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党のドナルド・トランプ氏(70)は、いずれも好感度が低い「不人気候補」。両氏に不満を持つ人々の受け皿として、ジョンソン氏は世論調査で10%前後の支持を集めており、今後さらに支持を伸ばせば、選挙戦に大きな影響を与える可能性がある。

 「目標は大統領選に勝つことだ。クリントンとトランプに二極化した大統領候補の討論会に参加すれば、我々が(選挙に)勝つのは不可能ではない」。ジョンソン氏は28日、FOXニュースの討論番組で、9月26日から始まる大統領候補によるテレビ討論会に参加し、支持を広げることに意欲を示した。

 討論会の参加条件は「平均支持率15%」。キニピアック大が25日発表した世論調査では、45%のクリントン氏、38%のトランプ氏に続き、10%の支持を獲得した。平均では現在8%だが、ジョンソン氏は「最近6、7週間で支持率は4ポイントも伸びており、討論会参加には楽観的だ」と自信を見せる。

 2大政党以外の候補が参加条件を満たせば、1992年大統領選に無所属で出馬し、大旋風を起こしたロス・ペロー氏以来となる。

 リバタリアン党は71年結党で、個人の自由・意思を尊重する。政府の役割を縮小して緊縮財政を求める「小さな政府」を志向する点で共和党と重なり、連邦予算の大幅削減などを主張する。一方、人工妊娠中絶や同性婚など社会問題での寛容さは民主党に近く、不法移民に市民権獲得への道を開く移民制度改革にも賛成する。

 ジョンソン氏は共和党員として2003年まで2期8年間、ニューメキシコ州知事を務めた。12年大統領選にはリバタリアン党から立候補したが、得票率は1%未満だった。

 一方、25日発表のキニピアック大の調査では、「嫌い」と「憎らしい」を合わせた回答が、トランプ氏は63%、クリントン氏も55%に達した。ジョンソン氏は無党派層の19%の支持を獲得したのに加え、共和党支持層の6%、民主党支持層の3%の支持も得ており、前回大統領選時とは異なる自信の裏付けになっているようだ。

3598とはずがたり:2016/08/31(水) 15:16:20

クリントン氏「一家の慈善団体は国務長官の職務に影響せず」 事業縮小し提携相手を探す
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5727.php
2016年8月29日(月)10時18分

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。写真は15日、ペンシルバニア州スクラントンで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
  米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、一部の慈善事業縮小に向け、提携相手を模索していると明らかにした。そのうえで、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。

クリントン氏はMSNBCとのインタビューで「財団は提携相手を探しているが、時間がかかるだろう」と指摘。「簡単にプログラムを中止することはできないため、段階的に縮小するには時間がかかる。提携相手との交渉もかなり骨の折れる仕事だ」と述べた。

そのうえで「私の国務長官としての仕事が外部の圧力に影響されたことはない。すべての政策決定は、米国民の安全維持と海外における米国の利益保護に必要との判断に基づき行った。私の側近も適切な行動をとってきたと確信している」と語った。

クリントン財団をめぐっては、寄付などをめぐり、クリントン氏の利益供与疑惑が浮上している。財団は今後、一部の海外からの寄付や企業献金を受け取らない方針も示しているほか、財団の立ち上げに関わった夫のビル・クリントン元米大統領は、ヒラリー・クリントン氏が11月の大統領選で勝利することになれば、役員を辞任する意向を表明している。


[ワシントン 26日 ロイター] -

3599とはずがたり:2016/09/04(日) 15:18:23
ヒラリー氏に痛手?夫の女性問題で側近「離別」
卑猥なツイッターって何を送ったんだ!?厭らしく口説いたけど振られたってこと??

http://www.yomiuri.co.jp/world/20160831-OYT1T50158.html?from=yartcl_outbrain1
2016年08月31日 21時41分

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)が最も信頼する側近として知られるフーマ・アベディン氏(40)が29日、夫のアンソニー・ウィーナー元下院議員(51)との「離別」を発表した。

 発端は夫の女性問題で、陣営にとって痛手となりそうだ。

 米紙によると、ウィーナー氏は知人女性にツイッターで卑わいなメッセージを送り、これが明るみに出たことで「離別」に至った。ウィーナー氏は過去に2回、同様の女性問題を起こしていた。

 クリントン氏も、夫のビル・クリントン元大統領(70)の女性問題で苦汁をなめてきた。今回の一件は、有権者にビル氏の醜聞を連想させかねず、懸念する声が出ている。

(ここまで302文字 / 残り132文字)
2016年08月31日 21時41分

3600とはずがたり:2016/09/04(日) 15:20:59
2013年の記事

57 "セクスティング"で失脚したウィーナー元議員、恥ずかしい偽名で返り咲き
http://news.mynavi.jp/column/ent-economy/057/
三国大洋
[2013/08/02]

前々回の記事で、ヒラリー・クリントン米元国務長官(以下、ヒラリー)の講演料についての話をしたが、あの話の参照元であるNYTimesの記事のなかからもう1エピソード紹介したい。

現在は講演や執筆活動などに忙しいヒラリーの事務所で、「国務長官時代からの部下であるフマ・アベディン(Huma Abedin)という女性がスタッフとして働いている」という一文が終わりのほうに出てくるのだが、このアベディンさんが先週あたりから米メディアでにわかに大きな注目を浴びる存在になっている。

アベディンさんには、3年前に結婚したアンソニー・ウィーナー(Anthony Weiner)という元連邦下院議員の夫がいるのだが、このウィーナー元議員は2年ほど前に議員を辞職している。そのきっかけは、TwitterやFacebook、電子メールなどで性的な情報(人前で見せてはいけない部分を含む自分の裸体画像など)を含んだメッセージを女性に送りつけていたという事実が発覚したことだった。

これは「ウィーナーのセクスティング・スキャンダル」とも呼ばれている(註:米では携帯電話でショートメッセージをやりとりすることをテクスティング(texting)と呼ぶことも多いが、そのtexting とsexを掛け合わせたもの)。

ウィーナーはブルックリンの出身。今年1月の大統領就任式で司会進行役を務めたチャールズ・シューマー上院議員(Chuck Schumer)のもとでの見習いを経て、ニューヨーク州から選出され議員となった。

このため、地元に拠点をおく大手メディアでネタにされることも少なくない。たとえばジミー・ファロンのトークでも、頻繁に登場する名前の一つになっている。

Anthony Weiner and Huma Abedin’s Post-Scandal Playbook - NYTimes

(4月にNYTimes Magazineに掲載されていた、議員辞職後のミソギに励むウィーナー&アベディン夫婦を採り上げた記事。夫妻にはまだ幼い子供もいるらしい)
そんなウィーナー、議員辞職から1年以上かけていわゆる“ミソギ“に精を出し、今年の春あたりからは11月に投票があるニューヨーク市長選の出馬に向けた準備を進めていた。だがここにきて、実はミソギの期間中に性懲りもなくセクスティングを続けていたのが発覚してしまった。しかも「カルロス・デンジャー」(Carlos Danger)というバカげた偽名を使ってメッセージを送っていたことがバレて、さらなる大騒動に発展しているのだ。

さて。妻のアベディンさんはスキャンダル発覚後にさっそく記者会見を行い、「それでも(2011年の時と同様に)夫のことを支持する」と述べたが、この「内助の功」に対しても、「ろくでもない亭主にいつまで肩入れするつもり?」といった感じの厳しい声が上がっているらしい。

3601チバQ:2016/09/04(日) 16:48:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090400049&g=int
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入



 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。
 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。(2016/09/04-14:15)

3602チバQ:2016/09/04(日) 16:54:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160904k0000m030123000c.html
<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
00:47毎日新聞

<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
7月以降の平均支持率の推移
(毎日新聞)
 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が迷走している。言動が「過激」と「穏健化」との間で揺れ動き、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との支持率の差は開いたままだ。選対幹部の刷新もしたが、11月の本選に向けた明確な勝利戦略は描けていないようだ。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ】

 「全ての内容が固まった時点で決断するが、かなり軟化したものになるだろう」

 不法移民対策について、トランプ氏は1日のラジオ局のインタビューで、南部アリゾナ州で前日に発表したばかりの強硬政策の修正をほのめかした。メキシコ国境の壁建設や推計1100万人の不法移民全員の強制送還という過激な公約を掲げたトランプ氏。8月下旬以降は、軟化を示唆しては強硬路線の維持を主張することを繰り返している。

 トランプ氏の支持率は先月から、下降局面に入った。イラクで戦死したイスラム教徒の米陸軍大尉の両親への批判がきっかけだが、その後も、ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入を容認するなど、問題発言を連発。共和党政権の元政府高官50人がトランプ氏に投票しないと宣言する書簡を公開する事態になった。

 党予備選では、過激な発言で共和党支持層の一部を熱狂させる戦略が奏功したトランプ氏。本選では、それまで批判してきた党主流派だけでなく、無党派層を含めた幅広い有権者も引きつけなければ勝機はない。だが、米キニピアック大が8月25日に発表した世論調査では、共和党支持層の12%がクリントン氏支持に流れ、無党派層の支持率もクリントン氏の方が高い。

 焦るトランプ氏は8月中旬、それまでの約2カ月間で2回目となる陣営幹部の一部刷新を行った。過激発言を控え、「大統領らしく」振る舞うよう軌道修正を主導した政治コンサルタントのポール・マナフォート氏を事実上更迭。「米国で最も危険な政治工作員」(米メディア)とされる保守系サイトのスティーブン・バノン会長を陣営最高責任者に迎えた。トランプ氏は「私のやり方でやりたいんだ」と語り、刷新の狙いは「原点回帰」にあると説明した。

 一方、支持率回復を狙って仕掛けているのが、ヒスパニック(中南米系)や黒人などマイノリティーへの働きかけだ。マイノリティーの極めて低い支持率を上げるのはもちろん、「人種差別主義者」という印象を消し去ることで、共和党支持層のうち、取り込みに失敗している穏健派や高学歴層を引きつける目的がある。

 不法移民対策の軟化を繰り返し示唆するのも、その一環だ。だが、強硬路線は、不法移民流入で失業率や犯罪率が悪化したという不満を持つ白人層の支持を獲得し、候補指名獲得の原動力にもなった。これらの支持層の離反を恐れるあまり、軟化の必要性との間で言動が揺れ動いているのが実情のようだ。

3603チバQ:2016/09/04(日) 16:54:44
 ◇共和地盤でも苦戦

 11月の本選について、選挙分析で定評があるバージニア大政治センター所長のラリー・サバト氏らは8月18日、クリントン氏が「安全圏内」「勝利の可能性が高い」の州の合計だけで、当選に必要な選挙人の過半数に達し、273人を確保する見通しと発表。トランプ氏は「やや優勢」の州を加えても190人にとどまっている。

 トランプ氏は、民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する約10州の「スイング・ステート(激戦州)」の大半を制した上で、民主党地盤の州のいくつかを奪い取る戦略を描いていた。そのため、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を主張し、工場の海外移転などで衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での戦いを強化しようとした。

 だが実際は、激戦州で大苦戦しているだけでなく、共和党地盤の南部州でもジョージアやノースカロライナなどをクリントン氏に切り崩されている。

 クリントン氏は、TPPへの反対姿勢を打ち出して通商政策が争点になることを回避。トランプ氏を「人種差別主義者だ」と批判し、マイノリティーの間での圧倒的な優勢を維持する戦略だ。クリントン一家が運営する慈善団体「クリントン財団」の便宜供与疑惑などが再浮上し、安心はできないが、優位な戦いを展開している。

 今後の焦点は両候補が直接対決するテレビ討論会で、今月26日に1回目が行われる。

 米ジョージ・ワシントン大政治経営大学院のマイケル・コーンフィールド准教授は「トランプ氏の選挙態勢は不十分で、討論会でクリントン氏を動揺させるだけでは追いつくことはできない。今後、クリントン氏に大惨事と言えるような事態が起きない限り、(本選では)彼女が勝つだろう」と予測している。

 【ことば】米大統領選の仕組み

 投票は全米50州と首都ワシントン(特別区)であり、人口に応じ各州に割り当てられた選挙人計538人の過半数(270人)を獲得した候補が勝者。一部の州を除き、得票数が多い候補がその州の選挙人を「総取り」する方式のため、全米での総得票数が多い候補が勝つとは限らない。

3604名無しさん:2016/09/05(月) 23:42:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000045-reut-n_ame
トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率拮抗=世論調査
ロイター 9月5日(月)13時34分配信

[2日 ロイター] - ロイター/イプソスが公表した米大統領選の世論調査によると、共和党候補ドナルド・トランプ氏が支持率を伸ばし、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率と拮抗している。

トランプ氏の支持率は40%、クリントン氏は39%だった。

トランプ氏は共和党内でも支持を広げており、過去2週間で支持率は6%ポイント上昇し、約78%となった。ただ、2012年の前回大統領選時にミット・ロムニー氏が確保した85%には依然届いていない。

クリントン氏とトランプ氏のいずれにも投票しないとの回答は20%を上回った。

調査は8月26─9月1日、1804人を対象に全米50州で実施された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00000027-jij-n_ame
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入
時事通信 9月4日(日)14時11分配信

 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。

 世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。

 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。

3606チバQ:2016/09/09(金) 19:26:21
http://www.sankei.com/world/news/160908/wor1609080056-n1.html
2016.9.8 22:23更新

【米大統領選】
投票まで2カ月 世論調査の平均支持率は3ポイント差 熾烈さ増す舌戦 激戦州テコ入れ 


 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の投票日(11月8日)まで2カ月。選挙戦は終盤に入り、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と、共和党のドナルド・トランプ氏(70)の舌戦が熾烈(しれつ)さを増し、激戦州のテコ入れに躍起となっている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要世論調査の平均支持率は、クリントン氏45・9%、トランプ氏42・9%。このところトランプ氏が追い上げムードで、7月の民主、共和両党の全国党大会後、一時は7・9ポイント差を付けたクリントン氏のリードは3ポイントに縮まっている。支持率は依然、浮き沈みを見せている。

 各州の情勢分析では、大統領選挙人(計538人)の獲得予想数はクリントン氏が229人と、トランプ氏(154人)をリードしている。ただ、当選要件である過半数の270人には届いていない。

 これは勝敗がどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)が、リアル・クリア・ポリティクスによるとノースカロライナ、アイオワ、フロリダ、オハイオ、ペンシルベニアなど12州(選挙人計155人、メーン州の一部を含む)に上っているためだ。

 その激戦州にも変動が見られる。例えば、前回の情勢分析でバージニア、ペンシルベニア、ウィスコンシン州ではクリントン氏が「やや優勢」とされていたが、最新の分析では「トスアップ」に変わった。

 クリントン氏の支持率低下を含む、こうした最近の動向は主に、私的な電子メールアカウント使用問題が再燃したことに起因しているとみられている。

    
■  ■

 こうした状況にあってクリントン氏は、「過激主義者」「軍の最高司令官には不適格」「ラティーノ(中南米系)にとり危険だ」と、トランプ氏の大統領としての資質を一貫して突く戦略に出ている。

 一方、トランプ氏は黒人が集まる教会などを訪れ、「黒人は民主党の犠牲者だ」と、同党の支持基盤である黒人票の切り崩しを図る一方、「メール問題によってヒラリーは大統領に不合格」と烙(らく)印(いん)を押す。

 7日には、両氏が軍最高司令官としての資質などをめぐり舌戦を繰り広げた。

 トランプ氏は大統領に就任直後に、国防予算の強制削減措置を撤廃して米軍の装備を増強し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討計画をまとめる方針を示した。さらに、アジア太平洋地域のリバランス(再均衡)戦略は、「中国の攻撃性を増大させた」と非難した。

 クリントン氏は「最高司令官には、困難な決断をするための絶対的な堅実さと強さが求められる。最高司令官として私は頼りにできるが、トランプ氏は当てにならない」と反論した。

 政治アナリストは現時点で、「クリントン氏が勝つ確率は74%」「クリントン氏が敗れる事態も起こりうるが、ないだろう」「ただ、同氏の地滑り的勝利にはならない」と、トランプ氏不利と予測している。

3607チバQ:2016/09/09(金) 19:27:52
最後の1行抜けてた

>>3606
 だが、トランプ氏は大方の予想を覆してここまで躍進してきた経緯があり、「行方は投票日まで分からない」との慎重な見方もある。26日から火蓋が切られる一騎打ちのテレビ公開討論が、一つのカギを握りそうだ。


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