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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2805チバQ:2015/11/10(火) 21:57:38
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100029-n1.html
2015.11.10 20:01

米国の大学で黒人差別が横行 猛抗議受けて総長辞任 アメフト部が試合をボイコットする事態に

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9日、ミズーリ州コロンビアのミズーリ大で、ウルフ総長の辞任に歓喜の声を上げる黒人学生ら(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部ミズーリ州のミズーリ大学(同州コロンビアなど)で黒人差別が横行しているとして、黒人学生らによる抗議やボイコットが相次ぎ、9日に総長が混乱の責任をとって辞任を表明する事態となった。昨年、白人警官が丸腰の黒人少年を射殺する事件が起きた同州では、黒人差別への不満がくすぶり続けている。

 ミズーリ大で激しい抗議活動が起きたのは9月中旬。学生連盟の代表を務める黒人学生が大学の構内で「ニガー」という黒人への差別語を何度も浴びせられたことをフェイスブック上で告発したのが発端だ。先月にはユダヤ人などの絶滅政策を遂行したナチス・ドイツの「カギ十字」が学生寮内に掲げられ、黒人学生の怒りが広がった。

 しかし、大学側は迅速な対応をとらず、怒った黒人学生がウルフ総長の車の通行をたびたび妨害。一部の学生は今月上旬、ハンガーストライキまで始めた。

 8日には、アメリカンフットボール部の黒人学生30人以上がウルフ氏の辞任を求めて対外試合のボイコットを表明し、全米メディアの注目を浴びた。試合に伴う収益は大学の貴重な財源であるほか、近く予定される他大学との交流戦が中止された場合、100万ドル(約1億2千万円)の違約金が発生することになっていた。

 ウルフ氏は9日、「(黒人学生の)不満の全責任をとる」と辞任を表明。ニクソン州知事も声明で「キャンパス内に和解をもたらすための不可欠な一歩だ」と辞任を歓迎した。同大は4大学の連合体で、コロンビア校のロフティン学長も辞任を表明した。

 ロイター通信によると同大コロンビア校では学生(約3万5千人)の大半が白人で、黒人の割合は7%。大学は3カ月以内に黒人差別一掃に向けた抜本策を発表するという。

2806チバQ:2015/11/10(火) 21:58:15
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100025-n1.html
2015.11.10 17:34
【米大統領選】
数々の逸話は作り話? 共和党黒人候補者、カーソン氏の「美談」に疑惑の目 支持率低下の恐れも

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記者団の質問に答えるベン・カーソン氏=10月28日、米コロラド州ボールダー(共同)
 【ワシントン=青木伸行】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)がアピールしている自身の「美談」に、米メディアから疑惑の目が向けられている。有権者の離反と支持率の低下を招く可能性もありそうだ。

 やり玉に挙がっているのは、カーソン氏が自伝や講演、メディアとのインタビューで語ってきた逸話だ。

 ミシガン州デトロイト生まれのカーソン氏が高校生だった1968年4月4日、公民権運動家のキング牧師が暗殺され、カーソン氏の高校では翌日、黒人生徒が怒りを爆発させ、白人生徒を標的にしたという。

 事件の際、カーソン氏は「数人の白人学生を生物学研究室にかくまい守った」と米紙ウォールストリート・ジャーナルに語った。だが、同紙が当時の教師や同級生に取材したところ、かくまったという事実は確認できず、カーソン氏自身も白人学生の名前を誰一人思い出すことができなかったとしている。

 「奨学金疑惑」も追及の的だ。事件の翌69年、カーソン氏は陸軍士官学校から奨学金提供の申し出を受けたものの、「軍事のキャリアは望んでいない」と断ったと書いている。

 進学したのは名門エール大学。複数の米メディアは「陸軍士官学校には奨学金制度がなく、全士官候補生に対し無料であり、奨学金の申し出があるはずがない」と疑問を呈している。

 また、カーソン氏は貧しい家庭で育った少年時代のエピソードとして、とある少年の腹を刺そうとするなど「不安定でキレやすい性格だった。幸いなことに、私の人生は変わった」とアピールしている。

 だが、CNNテレビは「子供のころのカーソン氏を知る人で、問題がある少年だったという記憶をもっている人は誰もいなかった。今と同じように穏やかな語り口で、勉強熱心なカーソン氏を覚えている」と疑問を投げかけている。

 一方、カーソン氏は「メディアや他の候補者は自分のあら探しをしている。目的は国民と私の気を散らすことだ」と反論している。

2807チバQ:2015/11/10(火) 21:59:25
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090024-n1.html
2015.11.9 21:25
【米大統領選】
本命ブッシュ氏はいまや泡沫候補? 出遅れの波乱 第3グループに沈む

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ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事=2日、タンパ(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン(64)不動産王、ドナルド・トランプ(69)らの「政界アウトサイダー」たちがレースを先導していることに並ぶ波乱がある。一時は本命視されたサラブレッド、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の出遅れだ。

 7月中旬まで首位争いをしていたブッシュ氏だが、カーソン、トランプ両氏の台頭と反比例する形で一時18%近かった米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新平均支持率は一桁台になった。

 「長い目で見れば、誰に投票するかについて人々が考え直してくれるだろうと確信している」

 ブッシュ氏は5日、AP通信のインタビューに答えた。現実離れしたカーソン、トランプ両氏の過激な主張に引き付けられている共和党支持層も目を覚ますと考えているようだ。

 ただ、自らを「実践的で改革精神を持った保守主義者」と称し、保守系草の根の「ティーパーティー」(茶会)運動によって強硬派と穏健派に二極化された共和党員を統合しようとするブッシュ氏の試みは成功しているとはいいがたい。

 最近2回の世論調査でのブッシュ氏の支持は4%にまで落ち込んだ。マルコ・ルビオ上院議員(44)、テッド・クルーズ上院議員(44)にも差を付けられ、「第3グループ」に吸収される格好になった。連邦議会からの支持表明も頭打ちとなり、流れはルビオ氏に向かっている。

 年内の討論会は残り2回。11月10日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる第4回討論会はブッシュ氏にとり正念場となる。陣営は上位討論会に参加する候補が8人に絞られることで政策論議の色合いが強くなり、ブッシュ氏に有利に働くと踏む。

 だが、討論会当日には父の元大統領の伝記が発売される。元大統領はイラク戦争を主導した長男の前大統領の主要閣僚を批判しており、討論会では誤った情報を元に兄が始めた戦争の是非を問われることは確実だ。この論争を乗り切れるかがブッシュ氏にとっての試金石となる。

2809チバQ:2015/11/11(水) 21:13:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3066206?cx_part=txt_topics
トランプ氏、スタバ「不買運動」示唆 無地カップ論戦めぐり
2015年11月11日 14:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月11日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争う不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)がクリスマスシーズンのカップとして、クリスマス用のデザインを省いた無地の赤いカップを使い始めたことを受け、不買運動を示唆した。

 スターバックスは最近、これまで使用してきた雪の結晶やトナカイなどのクリスマスのデザインを省いた赤い無地のカップを使い始めた。これに対しネットなどで一部の人々から、クリスマスに戦争をしかけているなどとスターバックスを批判する声が上がっている。

 マナー違反もいとわない大げさな発言とともに選挙キャンペーンを展開しているトランプ氏にとって、これは見逃すには惜しい機会だったようだ。

 トランプ氏は9日夜、イリノイ (Illinois)州スプリングフィールド(Springfield)で開かれた選挙集会で、「最もはやっているスターバックスの店舗の1つがトランプ・タワー(Trump Tower)にある」と大観衆に向かって話し、「スターバックスをボイコットしたほうがいいのか?私にはわからない。本当のところ、どうでもいい」と付け加え、さらに「いずれにせよ、(その店舗の)賃貸は終了だ。だが誰も気にしない」と述べた。

 米国ではほぼ毎年、クリスマスの時期になると、年末にかけての休暇から宗教的な側面が減少していっているなどと嘆く主に保守的な人々から、同国はクリスマスに対する戦争に直面しているといった批判的な声が上がる。トランプ氏は「もし私が大統領になったら、みんながまた『メリー・クリスマス』と祝うようになるだろう。これは断言できる」と述べている。(c)AFP

2810チバQ:2015/11/11(水) 21:15:21
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110021-n1.html
2015.11.11 12:25
【米大統領選】
政界アウトサイダー“二強支配”塗り変わるか 共和党第4回討論会 瀬戸際のブッシュ氏

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米共和党の候補者討論会に参加したトランプ氏(左)とカーソン氏=10日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補による第4回討論会が10日夜(日本時間11日午前)、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで始まった。テーマは経済だが、参加者が前回の上位10人から8人に絞られたことで激しい攻防が予想される。黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の「二強」が支配する選挙戦の構図が塗り替えられるかが焦点となる。

 民主党でヒラリー・クリントン前国務長官(67)が他を大きくリードしているのとは対照的に、共和党ではなお15人が戦っている。予備選・党員集会の初戦、来年2月1日のアイオワ州党員集会まで3カ月。候補同士のつぶし合いも熾烈(しれつ)さを増している。

 共和党の候補指名争いでは、カーソン、トランプ両氏の「政界アウトサイダー」がそれぞれ20%台の支持率で選挙戦を主導。2人は、オバマ政権と妥協してきたとして同党指導部ら「ワシントン政治家」への反発を強める保守層の後押しを受ける。これを、若手論客であるマルコ・ルビオ(44)、テッド・クルーズ(44)の両上院議員が10%前後で追い上げる展開となっている。

 当初は本命視され、今年7月には20%近くあったジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)への支持率は徐々に下がり、現在は一桁台。予備選・党員集会の前に開かれる共和党討論会は今回を含めて12月と来年1月の計3回だけとなり、失地挽回に必死だ。

2811チバQ:2015/11/11(水) 21:17:05
http://mainichi.jp/feature/news/20151111k0000e030212000c.html
米大統領選:「変節」「誇張」共和2強がメディア批判
毎日新聞 2015年11月11日 11時16分(最終更新 11月11日 13時00分)

 【ミルウォーキー(米中西部ウィスコンシン州)及川正也】2016年米大統領選共和党指名争いで4回目のテレビ討論会が10日、ウィスコンシン州で開かれた。民間人候補の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と元神経外科医ベン・カーソン氏(64)の発言の「変節」や体験談の「誇張」がメディア報道で相次いで発覚。両氏がライバルやメディアへの批判を展開しているが、論戦ではあまり触れられず、疑念払拭(ふっしょく)にはいたらなかった。

 来年2月の予備選開始まで約2カ月半と迫る中、トランプ、カーソン両氏の勢いは衰えていない。米メディアは、「候補者の信頼性」や「大統領としての資質」を問うため一斉に両氏らの言動や経歴を検証し始めている。

 政治専門紙ポリティコは、カーソン氏が回顧録で「米陸軍士官学校の全額支給奨学金の申し出を受けた」としていることについて、陸軍士官学校に志願していなかったと暴露。カーソン氏は討論会で奨学金の申し出は事実だとして「曲解されている」と反論した。

 カーソン氏については過去の経験談の「誇張」も問題化しているが、討論会では「私を知る人は、私が誠実だと知っている」とかわした。

 一方、支持率調査でカーソン氏に首位を奪われることも出てきたトランプ氏は「カーソン氏の多くのウソ」とメディアに便乗、泥仕合になっている。

 ただ、トランプ氏についてもメディアの追及は強くなっている。

 トランプ氏は、CNNとのインタビューで「アフガニスタン攻撃は間違いだった」と発言しているのに、後に「言っていない」と主張したり、自身のウェブサイトにも記録されている他の候補者への中傷発言も否定したりしている。メディアはそうした姿勢を批判するが、トランプ氏は逆にメディア批判を展開して支持を集めている。

 ただ、両氏の高支持率は、8割前後に達する「既存政治不信」の世論を背景にしたものだ。それだけに、「信頼性」を問う世論の矛先が民間候補にも向かえば、選挙情勢が一変する可能性もある。

2812チバQ:2015/11/11(水) 21:19:16
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110028-n1.html
2015.11.11 14:32
【ミャンマー政権交代へ】
でも大統領になれないスー・チー氏「私がすべてを決定する」 野党NLD総選挙で過半数確保 

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8日、ヤンゴンで自ら投票する国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏(ロイター)
 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー氏(70)が率いる野党、国民民主連盟(NLD)は11日までの独自集計で、軍人枠を含めた国会全体で、政権交代可能な過半数を確保した。選挙管理委員会の途中集計でもNLDは圧倒。政局の混乱がなければ、半世紀にわたり軍主導の政治が続く同国で、同国の民主化を主導してきたスー・チー氏による政権奪取が実現する。

 NLDの11日までの独自集計によると、下院で改選対象82%の271議席、上院で同80%の135議席で当選を確実にした。

 ミャンマーの国会は、来年1月末に発足する新議会で、下院の民選議員、上院の民選議員、両院でともに25%の議席を握る軍人議員がそれぞれ、計3人の大統領候補を指名。上下両院の全議員の投票で大統領を選出し、落選した2候補は自動的に副大統領となる。

 NLDの集計結果は、軍人枠を含め、下院(定数440議席)と上院(同224議席)の両方で6割以上の比率となるため、NLDが2人の大統領候補を擁立できる。また、両院合計(同664議席)のうち406議席以上を固めたことで、単独で大統領を選出できることになる。

 選管が11日午前に発表した途中開票結果では、NLDは下院の開票済み149議席中134議席(89%)を獲得、上院も同様に33議席中29議席(87%)をとっており、NLDの独自集計結果を追認する流れとなっている。

 また、選管は同日午前、スー・チー氏が自身の下院選挙区で当選したことも発表した。

 新議会は2〜3月に大統領選出作業を進め、新大統領はテイン・セイン大統領が任期切れとなる3月末に就任する予定。新大統領は、議会に閣僚候補の名簿を提出するなど、新政権発足にあたり権限を持つ。

 ただ、政権交代しても、外国人の家族を持つスー・チー氏は憲法の規定で大統領になれない。スー・チー氏は10日、英BBC放送などのインタビューで、次期大統領には何の権限もないと明言し「私がすべてを決定する」と強調した。

 一方、憲法は国軍総司令官に国防相や内相の任命などの権限を付与しているほか、憲法改正など重要案件には、議会の25%を握る国軍が実質的な拒否権を持つ。政権奪取が確実となりつつあるスー・チー氏の課題は、国軍との協力関係構築に移りつつある。

2813チバQ:2015/11/11(水) 21:34:22
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110042-n1.html
2015.11.11 21:13
【米大統領選】
政策論で「2強」精彩欠く 共和党候補討論会でトランプ、カーソン両氏 ブッシュ氏は安保で挽回目指すも…

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米共和党の候補者討論会に参加したトランプ氏(左)とカーソン氏=10日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)
 来年11月の米大統領選の共和党候補による第4回討論会が10日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれた。2月からの予備選・党員集会まで3カ月を切り、世界における米国の役割を中心に激論が交わされたが、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)の「2強」は本格的な政策論争の中で精彩を欠いていた。(ワシントン 加納宏幸)

 参加者が前回の上位10人から8人に絞られたことで、候補同士が国家観を戦わせる場面が目立った。

 「イランの過激な(イスラム教)シーア派の宗教指導者は核兵器取得を試み、中国は南シナ海を乗っ取ろうとしている。米国が最強の軍事大国であれば、世界はより安全になる」。2強を追うマルコ・ルビオ上院議員(44)はこう訴えた。ランド・ポール上院議員(52)は軍事費増大による財政破綻に警鐘を鳴らし、これに反論した。

 民主党の候補指名争いで他を引き離すヒラリー・クリントン前国務長官(68)への批判も目立った。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は、軍事より外交を重視するオバマ米大統領と、政権1期目に外交を担ったクリントン氏の2人に「米国に果たすべき指導的役割があるとは信じていない」と指摘。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討のため、オバマ氏が拒否しているシリア上空への飛行禁止空域の設定を主張した。

 一時はクリントン氏と同じように本命視されたブッシュ氏の支持率は1桁台の低空飛行。中東での役割強化を主張することには、兄の前大統領が間違った情報を基に始めたイラク戦争の是非をめぐる論争に発展する危険性があったが、失地挽回を目指し、あえて火中のクリを拾った形だ。

 これに対し、トランプ氏は「プーチン大統領がイスラム国をたたきのめすのなら、100%支持する」とロシアの中東での影響力を許容するかのような発言をした。また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で中国の為替操作が議論されなかったとし、他候補から「中国はTPP交渉に入っていない」とたしなめられる場面もあった。

 カーソン氏は貧困家庭から医師になった自身の生い立ちをめぐる「美談」に米メディアが疑問を投げかけていることに「嘘だ」と反論したが、他候補との論争に絡む場面は少なかった。

2814チバQ:2015/11/11(水) 21:39:16
http://www.cnn.co.jp/usa/35073352.html
共和党候補が移民や外交で論争、個人攻撃影潜める 米大統領選
2015.11.11 Wed posted at 19:47 JST
(CNN) 来年の米次期大統領選に向けた共和党の第4回テレビ討論会が10日、米FOXビジネス・テレビの主催で開かれた。世論調査で首位を争う不動産王ドナルド・トランプ氏と元医師のベン・カーソン氏をはじめ8人の候補者が、移民制度、外交政策などの分野で激論を交わした。
過去3回の討論会で目立っていた個人攻撃や中傷から、本格的な政策論争に転じたのが大きな特徴だ。各候補者とも民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官との対比を意識しつつ、自身の政策を明確に打ち出そうとする姿勢がみられた。
カーソン氏は最近、自伝にうその記述があると報道されていることに対し、「入念に調べ上げられることは一向にかまわない。だがうそを言われるのは承知できない」と反発。リビア・ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐるクリントン氏のうそは取り上げないのかと、メディアを逆に批判した。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への対応をめぐっては、トランプ氏とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が真っ向から対立した。
ISISとの戦いはロシアに主導させるべきだとの立場を取るトランプ氏は、「米国が世界の警察官であり続けることはできない」と主張。これに対してブッシュ氏は、トランプ氏が「間違っている」と反論し、「米国は世界の警察官であろうとしているわけではないが、世界のリーダーでなければならない」と強調した。
これまでの討論会では精彩を欠いていたブッシュ氏だが、今回は自信を取り戻した様子で持論を展開した。
移民制度改革の議論では、穏健派のブッシュ氏やジョン・ケーシック・オハイオ州知事と、強硬派のテッド・クルーズ上院議員の間で意見がぶつかった。
ブッシュ氏は、米国が不法移民を大量に追放することは「不可能であり、米国の価値観に反する」と主張した。一方クルーズ氏は「法を執行せずに不法移民の滞在を許し、結果として勤勉な米国人労働者の賃金を引き下げてしまう政策は、思いやりがあるとはいえない」と論じた。
オバマ政権が目指す最低賃金の引き上げに対しては、マルコ・ルビオ上院議員が「機械より人を雇う方が高くなってしまう」と、改めて反対を表明。トランプ氏とカーソン氏はさらに、もともと高い賃金をさらに上げれば、失業率が上昇するなど経済に悪影響を及ぼすとの見方を示した。
討論会にはこのほか元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏、ランド・ポール上院議員が参加した。
これに先立ち、支持率が下位の候補者による「前座」の討論会には、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事、ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事、リック・サントラム元上院議員が参加。クリスティー氏は、共和党候補者が互いに攻撃し合うのでなく、クリントン氏に照準を合わせるべきだと力説した。

2815チバQ:2015/11/15(日) 10:12:16
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/world/toyokeizai-91572.html
トランプ氏は共和党の本命であり続けるか 米大統領選の指名争い、本命不在の大混戦

06:00東洋経済オンライン

トランプ氏は共和党の本命であり続けるか 米大統領選の指名争い、本命不在の大混戦
コロラド州ボールダーの公開討論会で気を吐くトランプ氏(中央)とルビオ氏(左)カーソン氏(右)(写真:AP/アフロ)
(東洋経済オンライン)
ズバ抜けた候補が見当たらない。2月1日のアイオワ州党員集会を機に始まる、アメリカ大統領選の予備選挙まで3カ月を切った。

共和党の候補者争いには10名以上が名乗りを上げているが、実業家のドナルド・トランプ氏と神経外科医のベン・カーソン氏、上院議員のマルコ・ルビオ氏の3人に絞られてきた感がある。当初に最有力候補とされていた元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏は脱落したと見てよい。

民主党では、ジョー・バイデン副大統領が不出馬を表明したことで、候補者はヒラリー・クリントン前国務長官、上院議員のバーニー・サンダース氏の二人に絞られた。

インサイダーvs.アウトサイダー
アメリカの大統領選挙にはパターンがある。有権者の反ワシントン意識を背景に政治改革を唱えるアウトサイダーと、ワシントンの政界の支持を得たインサイダーの戦いの様相を示すことだ。

過去の大統領選挙では、カーター、レーガン、クリントンの各候補は、いずれもワシントンの政界と関係のない州知事経験者だった。オバマ候補も上院議員出身であったが、当選2年目に大統領選挙に出馬しており、実質的にアウトサイダーだった。

今回の共和党候補ではトランプ氏とカーソン氏がアウトサイダーであり、ルビオ氏がワシントンのエスタブリッシュメントの支持を得た候補者である。民主党では、クリントン氏はワシントンを代表する政治家だが、サンダース氏は“民主的な社会主義者”と自称し、ワシントンの政界では一匹狼で、既成政治に挑戦するアウトサイダーだ。

共和党の予備選挙の焦点は、世論調査でリードするトランプ氏とカーソン氏の勢いがいつまで続くのか、ということである。

注意すべきは、両候補の支持率が高いとはいえ、いずれも20%台であり、圧倒的なリードとはいえないことだ。両候補の高い支持率は、候補者濫立で支持が割れていることと、それぞれの支持層の特徴を反映したものである。

トランプ氏の最大支持層はブルーカラーで、同候補に対する忠誠心が強い。カーソン氏の支持層は、エバンジェリカルと呼ばれるキリスト教右派と、ティーパーティ運動の支持者。多数を占めるホワイトカラー層や経営者層は、支持者を決め切れていないのが実情といえる。

現段階まで選挙戦は顔見せ的な様相が強く、詰めた政策論議は行われていない。予備選挙が始まると状況は大きく変わってくる。支持層の構成から判断して、トランプ氏とカーソン氏が支持基盤を拡大する可能性は小さい。

2816チバQ:2015/11/15(日) 10:12:45
ウォール街が支持する共和党のルビオ氏
注目すべき候補者は、コロラド州ボールダーの公開討論会で勝者との評価を得た、ルビオ氏であろう。

同氏はキューバ移民の子で、苦学して弁護士になった経歴を持つ。年齢も44歳と若い。有権者にアピールする要素を十分に持つ。まだ1期目の上院議員で、既成政治に染まっていない点も魅力だ。ブッシュ氏の脱落で、最大の資金源であるウォール街はルビオ氏支持に軸足を移しつつある。これから脱落する候補者の支持層を吸収するのは間違いない。ルビオ氏は“共和党のオバマ”と呼ばれ、民主党候補者に勝てる候補者として期待感が高まっている。

一方、民主党のクリントン氏は、ベンガジ事件や私的な電子メール使用というスキャンダルで、支持率が5月の64%から9月には40%にまで落ち込んだ。上院での公聴会を乗り切り、民主党の公開討論会で他の候補者を圧倒したことで支持率は回復しつつあるが、以前の勢いはない。

同候補の支持率が大きく崩れることはないだろう。しかしサンダース氏の追い上げは無視できない。

まず注目しなければならないのは、バイデン副大統領の支持層がどちらに流れるのか、ということだ。不出馬声明直後に行われた世論調査では、クリントン支持率は前の調査に比べ横ばいにとどまったのに対し、サンダース支持率が大きく伸びた。バイデン支持層がサンダース氏に流れている兆候で、着実にリベラル派の支持を得つつある。

サンダース氏の2月予備選挙3州を注視
サンダース氏は2月に行われるアイオワ州、ニューハンプシャー州、サウスカロライナ州の予備選挙に全力投入、クリントン氏を追い詰める戦略を取る。3州での選挙体制作りで、クリントン陣営に後れを取ったが、短期間で体制を構築しつつある。この3州の選挙結果は、その後の選挙に大きな影響を与える。

2008年の大統領選で、クリントン氏はアイオワ州、ニューハンプシャー州でオバマ氏に敗北、最後まで取り戻すことができなかった。クリントン陣営は失敗を教訓に、早い段階から3州での選挙体制を構築してきたが、安閑としてはいられない。

最新の世論調査によれば、アイオワ州ではクリントン氏(57%)がサンダース氏(25%)を大きくリードしているが、ニューハンプシャー州では48%対45%と拮抗している。もし、サンダース氏が3州で負ければ、クリントン氏の民主党での勝利は決まる。

共和党の場合、エバンジェリカルが多いアイオワ州では、トランプ氏とカーソン氏が21%対21%で接戦。ニューハンプシャー州ではトランプ氏が26%、カーソン氏が16%、ルビオ氏が急進して13%を獲得している。2月まで、共和党の公開討論会は3回予定され、まだ情勢は流動的。闘いはこれからだ。

 (「週刊東洋経済」2015年11月14日号<9日発売>「核心リポート05」を転載)

2817チバQ:2015/11/15(日) 10:27:37
>>2801>>2809
http://www.sankei.com/world/news/151114/wor1511140003-n1.html
2015.11.14 22:50

スタバはクリスマスを憎んでいる!? “赤い紙カップ”めぐり大論争





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米ニューヨークにあるスターバックスの店舗。クリスマスシーズンのカップをめぐる大論争は、まさにホットな話題だ(AP)
 米スターバックスが、今年のクリスマス(ホリデー)シーズン用に使い始めた「紙カップ」をめぐり、欧米で大論争が巻き起こっている。これまではクリスマスを連想させるデザインだったが、今年は赤一色の無地に。すると、保守的なキリスト教徒らが「スタバはクリスマスを憎んでいる」「キリスト教への挑発だ」などと猛反発。スタバ側は「(宗教や考え方にとらわれずクリスマスを)多くの人に楽しんでもらうのが狙い」と説明しているが、今のところ理解を得られそうにないようだ。

万人のためのデザイン

 米CNNテレビや英紙デーリー・メール(いずれも電子版)などによると、今シーズンのカップは、季節の飲み物とともに、欧州では10月22日、カナダを含む北米では11月1日から各店舗にお目見えした。スタバは1997年のホリデーシーズンに、クリスマスを連想させる赤字に、ジャズとサンタを題材にしたカップを採用。以来、クリスマスを盛り上げるため、トナカイやモミノキなどをデザインしたカップを用意してきた。

 スタバのジェフリー・フィールズ副社長は、今年の紙カップにデザインを描かなかった理由を「今シーズンは、われわれすべての物語を受け入れるため、あえて純粋なデザインにした」と説明した。クリスマスはキリスト教の行事ではあるが、さまざまな宗教や考え方の人たちにも楽しんでもらいたい、との願いを込めたというのだ。

「イエスを憎んでいるから」

 ところが、この無地のカップに保守的なキリスト教徒たちが激怒。アリゾナ州の元牧師、ジョシュア・フューアスティーン氏は、自身のフェイスブック(FB)に「スタバがカップからクリスマスを消し去ったのはイエス・キリストを憎んでいるからだ」との動画を投稿。これまでに約1200万人がこの動画を閲覧し、約15万人が「いいね!」と評価した。

 欧米では、スタバで飲み物を注文すると、紙のカップにお客さんの名前を書き入れ、できあがると名前を呼ぶシステムになっている。このため、フューアスティーン氏は、名前の代わりに「メリークリスマス」と告げて、カップに記入させ、これを広げる呼びかけも続けている。

2818チバQ:2015/11/15(日) 10:28:03
 フロリダ州の学生牧師、ネイト・ウェーバー氏も、FBに「私の人生において、正式にスタバ(の利用)を禁止する」と投稿。英では保守党のデビッド・バロウズ議員(46)が英ニュースサイトに5日「消費者主導というより、政治的な正当性を主張するのが理由のような気がする」と、スタバが建前論でキリスト教色を薄めたことを暗に批判した。

 こうした動きにスタバ側は、「お客さまには、思い思いのクリスマス物語を描いてほしい。そのために無地のカンバス(カップ)を用意した」と趣旨を説明、懸命に理解を求めている。

過去にはウォルマートも

 この手の騒動は、過去にもあった。2005年のホリデーシーズンに、米大手小売りチェーン、ウォルマートが顧客を迎える際、例年「メリークリスマス!」と呼びかけるところを「ハッピーホリデー!」に変えたところ、保守的なキリスト教徒のウォルマートでの不買運動に発展。翌年、元に戻したことがあった。米調査機関、ピュー・リサーチ・センターの調査では、米国人の70%以上はキリスト教徒で、熱心過ぎる教徒がこうした問題を起こしがちだという。

 だが、米国内でもフューアスティーン氏の考えに反対する声も少なくない。FBには「キリスト教が唯一の宗教じゃない」「私はスタバの店員でキリスト教徒だが、スタバの店員はコーヒーを愛するすべての(宗教の)人々を受け入れる」といった反論も多く投稿されており、クリスマスを控えて論争は、さらにヒートアップしそうだ。(SANKEI EXPRESS)

2819チバQ:2015/11/15(日) 21:12:41
http://mainichi.jp/feature/news/20151116k0000m030031000c.html
米大統領選:指名争い争点に国際テロ対策が浮上
毎日新聞 2015年11月15日 19時45分(最終更新 11月15日 19時49分)

 【デモイン(米中西部アイオワ州)及川正也】フランスでの同時多発テロを受け、2016年米大統領選指名争いの争点に、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討など国際テロ対策が浮上した。軍事作戦の強化から銃規制緩和など広範な議論が活発化。今後、具体的な対抗策が焦点となりそうだ。

 民主党指名争いで本命視されるヒラリー・クリントン前国務長官は14日、アイオワ州での候補者討論会で「過激なジハード思想を根絶する必要がある。ISは最大の脅威で壊滅させる」と述べ、包括的なテロ対策を立案する考えを表明した。ただ、「米国は(最前線で)戦うことはなく、ISと戦う人たちを支援する」と述べ、オバマ政権のIS戦略を支持する考えを示した。支持率でクリントン氏を追うバーニー・サンダース上院議員は「残虐なISを地上から駆逐する」と述べたが、具体策は示さなかった。

 共和党指名争いに出馬している主要候補も13、14両日、仏同時テロに言及した。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は「西洋文明の破壊を意図」したテロで、ISとの戦いを「我々の時代の戦争」と指摘。マルコ・ルビオ上院議員もイスラム過激主義の自由主義社会に対する挑戦と位置づけた。

 支持率首位を争う元神経外科医のベン・カーソン氏は「地上部隊が重要だ」と軍事作戦の強化を求め、実業家ドナルド・トランプ氏は「もし(犠牲者らが)銃を携帯していたなら状況は変わっていただろう」と銃規制緩和論を持ち出した。

 民主党候補を対象にした12日発表のCBSテレビの支持率調査によると、「国際紛争」対応ではクリントン氏53%、サンダース氏16%と大差で、国際テロ対策が焦点になればクリントン氏に有利に働く可能性がある。

 一方、共和党候補では、「外交政策の経験がないカーソン、トランプ氏ら政界の非主流派にとって重要な局面になるだろう」(NBCテレビ)との指摘もあり、国際テロ対策が試金石となる可能性もある。

2820チバQ:2015/11/15(日) 21:13:51
http://news.ameba.jp/20151115-118/
将来の米大統領候補説も 「JFKの孫」が楽天に入社の舞台裏
2015年11月15日 07時00分
提供:NEWSポストセブン
 グローバルIT企業・楽天に、キャロライン・ケネディ駐日米大使の長男、ジョン・シュロスバーグ氏(22)が入社していたことが判明した。11月16日発売の『週刊ポスト』が報じている。

「楽天に超大物海外セレブの子息が入社したようだ」──本誌がその情報をキャッチしたのは10月下旬。「社内公用語は英語」の楽天は、昨今、ネット通販やデジタル書籍などの分野で海外進出が進み、グローバル企業に急成長している。新卒採用も4月入社に加え、海外の大学の卒業式に合わせた10月入社もあり、外国人社員も積極的に採用している。

 そんなグローバルIT企業に入社した“子息”こそ、シュロスバーグ氏だ。35代米大統領のジョン・F・ケネディ氏を祖父に持つアメリカの名門一家子弟である。

 産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏がいう。

「ジャックの愛称で呼ばれるシュロスバーグ氏は、祖父のケネディ元大統領にとっては唯一の男孫で、将来、政治家への転身は間違いないと囁かれています。実際、彼は雑誌や新聞のインタビューで“やがては政治の道に進みたい”と公言していて、気の早い人の間では、すでに彼を将来の大統領候補として推す声もあるほどです」

 ケネディ家のアメリカにおけるブランド力は絶大だ。

 2008年の大統領選の民主党予備選で、オバマ氏とヒラリー氏が激しい指名争いを繰り広げていた時に、キャロライン氏がオバマ支持を表明した途端、形勢は一気にオバマ氏に傾いた。それほどケネディ家の名前には力がある。

 シュロスバーグ氏は名門イエール大学を卒業した秀才にして、高身長のイケメン。まるで少女漫画の主人公のようなセレブ男子が、なぜアメリカを離れ、日本のIT企業での“サラリーマン生活”を選んだのか。

 楽天関係者がいう。

「ジャックは日本好きが高じて、大学で日本史を専攻したほど。昨年、キャロライン氏が東日本大震災の被災地を訪問した際には、福島第一原発視察などに同行した。復興に邁進する東北の人々の姿に痛く感動したようです。

 その視察時に、キャロライン氏が招待された楽天イーグルスの始球式にジャックも出席し、三木谷社長と3人で始球式を務めました。そこで社長と意気投合して連絡を取り合う仲になり、入社を希望するに至ったと聞いています」

 シュロスバーグ氏の日本贔屓は相当なもの。お気に入りのアイドルまでいるという。

「大学時代から3人組アイドルユニットの『Perfume』にハマっているそうです。2013年のクリスマスには、東京ドームで開かれた彼女たちのライブに親子で来場していました。子供の頃はポケモンカードを持ち歩いていたそうです」(同前)

 さらにこの夏、「佳子内親王とシュロスバーグ氏が“お見合い”をした」という記事が女性週刊誌に掲載され、話題になった。皇室関係者がいう。

「2人が私的に会ったという噂が出回っただけで、『お見合い』は言い過ぎでしょう。ただ、彼が日本の企業に就職したとなれば、2人の“距離が縮まった”とは言えます。噂が再燃するかもしれません」

 楽天は「一社員の在籍の有無についてはお答えしていません」(広報部)というのみだが、別の楽天関係者によれば「シュロスバーグ氏は10月1日付けで入社し、他の同期社員と共に働き始めている」という。

 将来のアメリカ大統領候補は、日本で社会人の第一歩を歩み始めたようだ。

※週刊ポスト2015年11月27日・12月4日号

2821チバQ:2015/11/15(日) 22:38:09
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151114/mcb1511140500008-n1.htm
米年末商戦に見直し機運 1日集中より長期間セール (1/3ページ)
2015.11.14 06:27
米小売業界では、感謝祭(11月第4木曜)翌日の「ブラックフライデー」(今年は27日)に一斉に大幅値引きを行い、年末商戦をスタートするのが慣習だ。しかし、大手小売りの中にはセール期間を延長するケースもあり、1日の集中販売にこだわる傾向は薄れつつある。

 米小売りチェーン大手ターゲットは9日、家電・キッチン用品・玩具などのホリデーセールを今月22日から12月1日まで、10日間にわたり実施すると発表した。

 同社幹部のティナ・タイラー氏は「ブラックフライデー前、当日、後に買い物をしようと考えている全ての顧客にお得感を提供できるよう、より長期にわたる人気商品の特価販売を試みる」と説明した。

 小売り最大手の米ウォルマート・ストアーズも、今月に入ってすでに「iPad(アイパッド)」やテレビを含む数千点の値引きを開始している。

 一方、英国では、ウォルマート傘下の英スーパーマーケットチェーン、アズダが11日、今年はブラックフライデー・セールを実施せず、年末商戦全体で2600万ポンド(約48億5500万円)規模の値下げを行う方針を示した。

 同社は2013年、米国にならってブラックフライデー・セールを導入したが、「高額かつクリスマスに不要な商品の瞬間的なセールをめぐる買い物客の疲労」への配慮から今年は実施しないと説明。顧客からの意見をまとめた結果、たった1日の「ドタバタ騒ぎ」ではなくホリデーシーズン全体でのセールを求めていることが分かったという。

 このほか、英百貨店チェーン、ジョン・ルイスや英小売りチェーン、アルゴスもブラックフライデー・セールに懸念を示している。アルゴスの親会社、ホーム・リテール・グループは、昨年の「ほぼ異常」といえるレベルのブラックフライデーの注文や大幅値下げは、さまざまな問題を引き起こす可能性があるとの見解を示した。

 英国では昨年、ブラックフライデー・セールで客どうしが店内でけんかを起こしたり、需要に対応できず小売店のウェブサイトが停止したりなどトラブルが相次いだ。英調査会社ミンテルの小売り担当ディレクター、リチャード・パークス氏は、昨年のブラックフライデーは「クリスマスギフトへの支出に打撃を与えた」と分析している。

 米国でもブラックフライデーのセールを取りやめると表明する企業が出始めている。アウトドア用品大手のREIは27日当日に143店舗を休業すると発表。また、スウェーデンの衣料品ブランド「H&M」の米店舗や、米事務用品小売り大手ステープルズは感謝祭に店を閉める方針だ。ブラックフライデーは、セール営業が早まって感謝祭夕方から始まる傾向が強まっている。(ブルームバーグ Paul Jarvis、Christie Boyden)

2822チバQ:2015/11/16(月) 21:58:12
http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160014-n1.html
2015.11.16 07:30
【ポトマック通信】
米大統領候補にとって「身長」は重要な要素らしい…





【外信コラム】
 米国人といえば背が高い印象があるが、街中を歩いていると、日本人からみて普通の身長の人も多い。米保健福祉省の調べでは、米国の成人男性の平均身長は176センチ。日本男性は172センチだから、その差は4センチと意外に小さい。また米国女性の平均身長は162センチで、こちらも日本との差は3センチでしかない。

 ただし大統領候補となると話は別だ。先日の共和党との討論会に参加した男性候補11人の平均身長は181センチ。なかでも不動産王のドナルド・トランプ氏とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事はともに191センチで、米国男性のなかでトップ5%圏内に入る背の高さということになる。

 政治家の身長には米国人も関心があるらしく、米メディアでも「一番背が高い候補者は誰だ」といった記事がよくある。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、歴代大統領の大多数は同時代の平均身長より高く、過去の大統領選のうち約3分の2では背が高い方が勝っている。「有事のときほど身体的に威厳がある指導者が好まれる」との分析もあるという。

 テレビと選挙の関わりが深まった1960年代以降の大統領で、身長が180センチ未満なのはジミー・カーター氏のみ。たかが身長ではあるけれど、一部の陣営には嫌なデータかもしれない。(小雲規生)

2823チバQ:2015/11/17(火) 20:33:17
http://www.sankei.com/world/news/151117/wor1511170046-n1.html
2015.11.17 19:55

カナダ新政権、「ニカーブ」着用認める イスラム教の衣装、前政権で禁止法 イスラム国空爆参加も中止表明

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 【ニューヨーク=黒沢潤】カナダに移民したイスラム教徒の女性が市民宣誓式に出席する際、全身を覆うニカーブの着用が許可されることになった。ハーパー前保守党政権時代に定められた「着用禁止法」が宗教の自由に反するとして最高裁まで争われていたが、発足したトルドー新政権が16日、上訴を取り下げた。

 禁止法は2011年に施行されたが、パキスタン出身の女性が、禁止法はカナダで保障されている宗教の自由に反するとして提訴。控訴裁判所が9月、違法と認定したのを受け、ハーパー前政権が上訴していた。

 トルドー氏は前月の総選挙に際し、禁止法はイスラム教徒の脅威をあおるものだと批判し、ニカーブ着用を支持していた。

 レイボールド司法相は16日の声明で、「カナダは強い。それは多様だからだ」と強調した。

 一方、トルドー首相は同日、総選挙の公約に従い、パリ同時多発テロを実行したと主張する「イスラム国」への空爆参加をいずれ中止すると表明した。

 カナダは戦闘機6機を現地に派遣。訓練要員として派遣している特殊部隊はそのまま残すという。

2824チバQ:2015/11/17(火) 21:19:55
http://www.cnn.co.jp/usa/35073512.html
米大統領選の共和党候補、シリア難民拒否の姿勢相次ぐ 仏テロで
2015.11.15 Sun posted at 15:49 JST
ワシントン(CNN) パリで13日夜起きた同時多発テロ事件を受け、来年の米大統領選に立候補している共和党候補の多くが15日までに、オバマ米政権が発表した少なくとも1万人のシリア難民の受け入れ計画を批判したり、見直しなどをそろって要求した。
同時多発テロ事件についてフランスのオランド大統領は過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の犯行と断定。ただ、襲撃犯の身元や出身地、フランスへの入国方法などの詳細はまだ明らかになっていない。一部の共和党候補によるシリア難民受け入れへの懸念などは事件発生から数時間後に表明された。
各種の世論調査で支持率首位を争う実業家ドナルド・トランプ氏はテキサス州での集会で、「大きな問題を引き起こすかもしれない難民を引き受けることは正気ではない」と主張。
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事もCNNの取材に「シリア難民の引き取りは最大限の馬鹿げた行動」と言い切り、代わりに中東で人道支援に当たることを提案した。
リック・サントラム元上院議員はフロリダ州の共和党関連会合で、ISISがシリア難民の米入国で狙うことをしてやるようなものだと指摘。ヒューレット・パッカード元社長のカーリー・フィオリーナ氏も同じ会合で、オバマ氏はテロリズムとの関係がないことの審査を約束せず一方的に難民受け入れを決めたと批判。さらに、オバマ大統領が13日、米国はISISの封じ込めに成功したとする発言は間違いだったとの怒りをぶちまけた。

また、ランド・ポール上院議員も同会合で「第1にシリアの難民は受け入れない」とする自らの立場を主張した。ルイジアナ州のボビー・ジンダル知事はオバマ大統領に書簡を送り、受け入れようとするシリア難民の監視方法やテロとの関係の有無を調べる方法などについての情報提供を要求した。
一方、ヒラリー・クリントン前国務長官ら民主党の大統領選候補3人はパリの事件とシリア難民の受け入れ問題を関連付ける見解など示さなかった。声明発表やツイッターで、フランス政府や国民を悼む気持ちを伝えた。

2825チバQ:2015/11/17(火) 21:20:49
http://www.cnn.co.jp/usa/35073611.html
難民を宗教で選別、共和党候補の提案にオバマ大統領が怒り
2015.11.17 Tue posted at 11:46 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に名乗りを上げている共和党の候補者から、シリア難民の受け入れはキリスト教徒に限るべきだといった発言が相次いでいることに対し、オバマ大統領が16日、憤りをあらわにした。
オバマ大統領はトルコで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の記者会見の場で、共和党候補者の発言に言及。こうした候補者はISISに対する強硬姿勢を見せようとしているにすぎず、イスラム教のシリア難民に対する恐怖心をかき立てていると非難した。
名指しこそ避けたものの、特に保守強硬派テッド・クルーズ上院議員の姿勢をやり玉に挙げ、「(難民は)キリスト教徒だけ受け入れてイスラム教徒は拒むべきだと言う連中もいれば、内戦から逃れてきた人の宗教を問うべきだと主張する政治指導者もいる。そうした連中の中には、政治的迫害から保護される恩恵を受けた家系の出身者もいるのに、恥ずべきことだ。それはアメリカ的ではない」と語気を強めた。
クルーズ氏の父はキューバからの移民で、キューバ独裁政権下でひどい暴行を受けたと語っていた。クルーズ氏はまた、シリアのキリスト教徒は被害者であり、テロの危険は生じさせないと述べる一方、イスラム教徒の難民受け入れは「狂気の沙汰」だと発言していた。

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も16日のCNNの番組で、米国のシリア支援はキリスト教徒に重点を置くべきだと語った。
こうした姿勢をオバマ大統領は「暗黒の衝動」と形容。2001年の米同時テロ直後に共和党のブッシュ前大統領が「我々はイスラム教と戦争をしているわけではない」と語った言葉を引用し、「同氏の党の指導部の中に、これを無視しようとする者がいる。それは我々のあるべき姿ではない。この点については同氏の前例にならうことこそ正しい道であり、正しい衝動だ」と力説した。
さらに「ISILとの戦闘の価値は、信教を理由に人を差別しないこと、自分たちと違う人たちを殺害しないことにある。米国は宗教を問わない」と力を込めた。

2826チバQ:2015/11/17(火) 21:22:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35073654.html
米国の州知事、半数以上がシリア難民受け入れに反対
2015.11.17 Tue posted at 20:06 JST
(CNN) パリの同時多発テロ事件を受け、米国50州のうち半数以上に当たる27州の知事が、シリアからの難民を受け入れるというオバマ米政権の方針に反対を表明している。
同事件では少なくとも1人の容疑者が、10月初めにシリア難民としてギリシャで認定を受け、欧州入りしたことが判明した。
シリアでは紛争が始まった2011年以降、25万人が死亡し、2200万人の人口の約半数が国内外へ逃れている。
このうち米国が受け入れた難民は1500人にとどまっているが、オバマ政権は9月、来年は1万人を受け入れるとの計画を発表した。各州からはこの計画自体に反対したり、身元調査の強化を要求したりする声が上がっている。
難民受け入れを決める権限は連邦政府にある。しかし専門家らによれば、州当局が住宅供給の資金を断つなど協力を拒否した場合、実際の受入れは非常に難しくなる。

受け入れに反対する州知事のうち、1人を除いて26人は野党・共和党の知事だ。
テキサス州のアボット知事はオバマ大統領への公開書簡でパリの事件に言及し、「米国の人道的配慮が悪用され、国民が同様の危険にさらされるかもしれない」と指摘。ツイッターを通して連邦政府にも受け入れ拒否を呼び掛け、「安全が最優先だ」と主張した。
ジョージア州のディール知事は、連邦政府が難民の身元調査手続きを見直すまで同州には受け入れないと表明した。
アラバマ州のベントリー知事は15日の声明で、パリ同時テロを受けて州内への受け入れに反対することを決めたと述べた。
ミシガン州のシュナイダー知事は、住民の安全を第一に考えて受け入れを「保留」するとの声明を出した。
16年大統領選に向けて共和党の指名を争っているオハイオ州のケーシック知事、ルイジアナ州のジンダル知事も、それぞれ反対を表明している。
一方でデラウエア州のマーケル知事は、「対象となるのはテロの手から逃れてくる人々だ」として受け入れを表明した。
イスラム教市民団体の米イスラム関係評議会(CAIR)は16日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に打ち勝つためには「アメリカの理想を世界に示す必要がある」と主張。難民受け入れを拒否する知事らはその理想を捨て、その代わりに「恐怖感を世界に示している」と批判した。
ローズ大統領副補佐官(国家安全保障担当)は15日、米NBCテレビの番組で、米国入りするシリア難民の身元は入念に調査していると強調した。これに対して共和党議員らから、シリア政府には国民の身元を記録したデータベースが存在しないため、調査は事実上不可能だと指摘する声が上がっている。

2827チバQ:2015/11/17(火) 22:13:54
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151117/exd1511170900002-n1.htm
【アメリカを読む】“世界の警察”米国の役割、どうあるべきか… パリ多発テロで問われるオバマ流対策 (1/4ページ)
2015.11.17 09:00
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来年11月の米大統領選に向けた共和党の第4回候補者討論会で、安全保障問題等について意見を述べるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(左)と耳を傾けるマルコ・ルビオ上院議員。軍事介入をめぐっては、共和党内でも亀裂が生じている=2015年11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)
来年11月の米大統領選に向けた共和党の第4回候補者討論会で、安全保障問題等について意見を述べるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(左)と耳を傾けるマルコ・ルビオ上院議員。軍事介入をめぐっては、共和党内でも亀裂が生じている=2015年11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)【拡大】
 パリ中心部で起きた同時多発テロで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦などバラク・オバマ米大統領(54)のテロ対策が改めて問われることになった。次期米大統領選の共和党候補たちはオバマ氏や民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の弱腰を批判するが、自らもまた世界における米国の役割がどうあるべきかについて合意が作れないでいる。

 介入主義か孤立主義か

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系が台頭した2010年の中間選挙、オバマ大統領への不満が野党候補に向かった14年の中間選挙を通じ、共和党は米国民の「アンチ・ワシントン」「アンチ・エスタブリッシュメント」の感情に訴えて躍進した。

 ウィスコンシン州ミルウォーキーで10日に開かれた共和党候補による討論会は「アンチ」ではない形でどのようにして保守主義を定義付けるかが各候補に問われる結果となった。

 ともに茶会の後押しにより10年中間選挙で初当選したマルコ・ルビオ(44)、ランド・ポール(52)両上院議員は、介入主義か孤立主義のどちらが「保守」であるかという共和党にとって未解決の問いをめぐり論戦を交わした。

 「マルコ、マルコ! 1兆ドル(約122兆円)も軍事費を増加させようとしているが、それでは保守主義者といえないよ」

 リバタリアン(自由至上主義)の傾向があるポール氏は軍事面での米国の役割を強調するルビオ氏を批判した。国家財政が破綻してしまっては安全保障もおぼつかない。こう考えるポール氏はルビオ氏から「孤立主義者」と決めつけられたことへの怒りをむき出しにしていた。

 ルビオ氏はポール氏の主張に「国家が安全でなければ経済は成り立たない」と反論。「イランの過激な(イスラム教)シーア派聖職者は核兵器取得を試み、中国は南シナ海を乗っ取ろうとしている。米国が最強の軍事大国であれば世界はより安全になる」と訴えた。

 論戦で共和党内に亀裂

 共和党内の亀裂は、イスラム国掃討作戦をめぐる議論にも現れた。口火を切ったのは、当初は本命視されながら現在は支持率が1桁台に低迷しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)だ。

2828チバQ:2015/11/17(火) 22:14:20
 「シリアに飛行禁止空域を設定し、(穏健な反体制派の)自由シリア軍を支援して安全地帯を作るべきだ。米国の指導力が必要とされている」

 飛行禁止空域の設定は軍事的緊張を高めるとしてオバマ氏が拒否している政策だ。民主党最有力候補であるクリントン前国務長官もブッシュ氏と同様の主張をしているものの、ブッシュ氏は「オバマ、クリントン両氏は米国に果たすべき指導的役割があると信じていない」と断言した。

 一方、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は「ロシアのプーチン大統領がイスラム国をたたきのめすのなら100%支持する」と主張。ウクライナ情勢も挙げ、「ドイツのような経済大国があるのに、なぜ米国が働かなくてはならないのか。世界の警察官であり続けることはできない」と反論した。

 ポール氏も飛行禁止空域に関し、ロシアがシリアに軍事介入していることを挙げて「ロシア機を撃墜するつもりなら、子供たちをイラク戦争のような戦場に送り込むことになる。あの戦争は間違いだった」と述べ、ブッシュ氏をイラク戦争を始めた兄の前大統領と重ねて批判した。

高くつく「力の空白」

 討論会は共和党の深刻な亀裂を浮き彫りにした。財政状況を考えれば、介入に介入を重ねることはできない。その一方で、「力の空白」を過激組織が埋めたことでかえってコストが高くつくことは、米軍の完全撤退後のイラクでイスラム国が台頭したことが証明している。

 野党の立場であれば、オバマ政権を弱腰と批判していれば済んだが、クリントン氏との決戦を考えれば「米国を再び偉大にする」(トランプ氏)といった抽象的な言葉ではなく、米国が世界秩序の維持にどのような役割を果たすか具体的に語ることが求められる。

 「世界の警察官であり続けるつもりはないが、米国が世界の指導者でなければ、真空を誰かが埋めてしまう」。ブッシュ氏はこう訴えた。討論会が「反オバマ」から一歩進み、米国の指導力を真剣に議論するきっかけになるのなら同盟国・日本としても歓迎すべきだろう。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS)

2829チバQ:2015/11/17(火) 22:20:01
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151110/exd1511100900003-n1.htm
【アメリカを読む】大統領選 3候補の意外な資金力 (1/4ページ)
2015.11.10 09:00
 2016年の大統領選の候補者指名をめぐる争いが熱を帯びるなか、知名度で劣るとみられた3候補が意外な資金力をみせている。米連邦選挙管理委員会が公表した選挙資金状況によると、民主党側ではバーニー・サンダース上院議員(74)の調達額が、先行するヒラリー・クリントン前国務長官(68)に迫る勢い。共和党側では元神経外科医のベン・カーソン氏(64)とテッド・クルーズ上院議員(44)の資金力が注目を集めている。3候補は08年に候補者指名を獲得したバラク・オバマ大統領(54)同様、少額献金の多さでも際立つ。クリントン氏やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)といった本流候補の資金力に変わりはないが、3候補の資金力が現在の健闘につながっていることは間違いなさそうだ。

 際立つ少額献金の多さ

 「もし私を応援してくれるなら、バーニー・サンダース・ドット・コムにアクセスしてください。平均献金額は30ドル。ご支援に感謝します」。サンダース氏が10月中旬の民主党候補者討論会でダミ声を枯らして献金を呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き上がった。

 サンダース氏は6〜9月の3カ月で2621万ドル(約32億3000万円)を調達。圧倒的な知名度で選挙戦をスタートさせたクリントン氏の2992万ドルに匹敵する資金力をみせつけた。共和党側ではカーソン氏が2076万ドルを集め、2位のブッシュ氏(1338万ドル)を引き離した。ブッシュ氏はクルーズ氏(1221万ドル)にも迫られており、2人の大統領を輩出したブッシュ家の威光を発揮できないでいる。

 長丁場の大統領選を勝ち抜くには選挙組織の運営や、候補者やスタッフの移動などの経費に加え、テレビやラジオでPR広告を流すためにも巨額の資金力が必要だ。資金切れになった候補は選挙戦からの撤退を迫られるという現実もある。

広告
 思い描くオバマ流戦略

 サンダース、カーソン、クルーズの3候補は、一般的な有権者からの集金力が優れているという点でも共通している。サンダース氏の場合、個人からの献金のうち200ドル以下の少額献金が占める割合は約84%で、全候補者のなかでトップ。200ドル以下の献金が21%にとどまるクリントン氏や、6%しかないブッシュ氏とは好対照だ。

2830チバQ:2015/11/17(火) 22:20:51
 08年大統領選の民主党での候補者指名争いでは、当時上院議員だったオバマ氏がインターネットを通じた少額献金の積み重ねで資金を集め、元ファーストレディーとしての知名度と人気を誇ったクリントン氏を逆転した。200ドル以下の割合が75%のカーソン氏や51%のクルーズ氏もオバマ流の戦略を描いているものとみられる。

 ただしクリントン氏やブッシュ氏に資金力での強みがあることに揺るぎはない。クリントン氏は選挙戦立ち上げから積み上げた累計の資金調達額が7747万ドルに達しており、サンダース氏の4146万ドルを引き離している。ジョー・バイデン副大統領(72)の出馬見送りや、12年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる下院での公聴会を無難に乗り切ったこともあり、サンダース氏の支持率での追随にブレーキをかけている。

大口生かせぬ「本命」

 また候補者とは別に独自の選挙支援活動を展開できる特別政治活動委員会(スーパーPAC)の資金力では、ブッシュ氏が今年上期に1億316万ドルを集め、2位のクルーズ氏に2.5倍以上の差をつけた。ブッシュ氏を支援するスーパーPACの代表者は米通信社ブルームバーグの取材に対して、予備選・党員集会の初戦となる来年2月1日のアイオワ州党員集会から地元フロリダ州予備選がある3月15日までの45日間を重点期間と位置づけていると言明。「資金力でわれわれに対抗できる陣営はない」と自信をみせている。

 ただしブッシュ氏の場合はクリントン氏とは異なり、支持率で不動産王のドナルド・トランプ氏(69)やカーソン氏だけでなく、クルーズ氏にもリードを許す厳しい展開が続く。クルーズ氏には「草の根の支持者からの少額献金と、大口献金者からの集金力との間のバランスが最もとれている」(米紙ワシントン・ポスト)との評価も出てきており、今後の展開次第ではブッシュ氏の強みである資金力でも優位が崩れる可能性もありそうだ。(ワシントン支局 小雲規生(こくも・のりお)/SANKEI EXPRESS)

2831チバQ:2015/11/18(水) 21:47:53
>>2690 インド系アメリカ人
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151118-OYT1T50078.html
共和・ジンダル氏、大統領選指名候補争い撤退
2015年11月18日 18時05分
 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選の共和党指名候補争いに立候補しているボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(44)は17日、選挙戦からの撤退を表明した。


 支持率が1%前後に低迷していたのが要因。共和党の主要候補は14人となった。

2832チバQ:2015/11/19(木) 21:38:08
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-93078.html
パリ同時テロが「米大統領選挙」に落とす影 ヒラリー氏に追い風、トランプ氏に逆風?

06:00東洋経済オンライン

パリ同時テロが「米大統領選挙」に落とす影 ヒラリー氏に追い風、トランプ氏に逆風?
演説するヒラリー候補(写真:AP/アフロ)
(東洋経済オンライン)
日本を代表する3大シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ総合研究所、野村総合研究所に、6回にわたって2016年の日本を予測してもらう本連載。第2回は、『経済がわかる 論点50 2016』を上梓したみずほ総合研究所の安井明彦氏が、パリを襲った同時多発テロが2016年の米国大統領選挙に与える影響を分析する。

パリを襲った同時多発テロ。海を挟んだ米国にも、大きな衝撃が伝わった。米国は長期間にわたって中東での軍事活動を続けており、2001年の同時多発テロの記憶も残る。2016年11月に投票が行われる大統領選挙には、どのような影響が及ぶのだろうか。

軍の最高司令官を選ぶ選挙
2016年の米国では、4年に1度の大統領選挙が行われる。実質的な選挙戦は2014年11月の中間選挙が終わった直後に始まっており、投票が行われる2016年11月までの2年間にわたり、長丁場の戦いが繰り広げられる。

選挙期間が長いだけに、その間に起こった出来事によって、選挙戦の流れは何度も変わりうる。今回の同時テロも、選挙戦のひとつの節目となりうる出来事である。

目に見える影響は、すぐさま表れた。パリ同時多発テロの翌日、11月14日には、党の指名候補を選ぶ予備選挙に関連して、民主党の候補者によるテレビ討論会が予定されていた。当初の予定では、国内問題を中心にした討論会になるはずだったが、パリでの惨事を受けて、テロ対策や外交問題が、急きょ重要な論点に据えられた。

冒頭では犠牲者に黙禱がささげられ、各候補はパリ同時多発テロに関する意見から発言を始めるよう促された。予備選挙に出馬しているヒラリー・クリントン前国務長官の最初の言葉は、「フランスのみなさんと共に祈りたい」だった。

2833チバQ:2015/11/19(木) 21:38:42
不幸な出来事を直ちに選挙と結び付けて語ることは、ともすると不謹慎に映るかもしれない。しかし、パリ同時多発テロが米国大統領選挙の文脈で語られる背景には、見逃されがちな事実がある。米国の大統領は、「米軍の最高司令官」でもあることだ。パリでの惨事は、米国の大統領選挙が軍の最高司令官を選ぶ機会でもあることを、あらためて有権者に意識させる出来事だった。

注目されるのは、テロ対策や外交問題への関心の高まりが、共和党の予備選挙に与える影響である。

トランプ氏には逆風?
共和党の予備選挙では、実業家のドナルド・トランプ氏を筆頭に、政治経験のない候補者が高い支持率を維持する異常事態が長期化している。共和党の支持者には、バラク・オバマ政権の8年間に対する不満が強い。劇的な変化を求める有権者の思いが、トランプ氏らの人気を支えてきた。

パリ同時多発テロの衝撃によって、こうした共和党の予備選挙の構図に変化が生じる可能性がある。「軍の最高司令官を選ぶ選挙」としての側面が意識されることは、政治経験が浅く外交的な知見が乏しい候補者への逆風になりやすいからだ。国の安全が意識されるようになれば、有権者の判断基準は変わる。危機感が高まれば、手腕が未知数の候補者に「懸けてみる」余裕は失われるだろう。劇的な変化だけではなく、安定した手腕を求める力学が働いても不思議ではない。

早速、外交的な知見を問われたのが、トランプ氏と並び高い支持を得てきた、元神経外科医のベン・カーソン氏である。パリ同時多発テロ後のインタビューでカーソン氏は、イスラム国への対応で最初に協力を呼びかけるべき国を繰り返し問われたのに対し、特定の国の名前を挙げることができなかった。

有利になると目されるのは、政治経験のある候補者だ。父・兄に大統領経験者を持つジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事や、上院で外交委員会に所属しているマルコ・ルビオ上院議員は、外交問題での知見を強みとしている。ここまでは支持率でトランプ氏やカーソン氏に引き離されてきたが、あらためて有権者の目が向くかもしれない。

クリントン前長官の強みと弱み
見逃せないのは、知見はともかく、外交面での経験となると、共和党には不安が残ることだ。ブッシュ元知事は、国政の場で外交に携わった経験があるわけではない。ルビオ議員にしても、まだ1期目の新人議員である。

外交面での共和党候補の経験不足は、本選挙で対峙するとみられる民主党の候補と比較すると、より鮮明になる。民主党の予備選挙では、クリントン前国務長官が優勢に戦いを進めている。言うまでもなく、オバマ政権の国務長官として、まさに外交の現場を経験してきた政治家である。その前職である上院議員時代にも、軍事委員会で活躍してきた経歴を持つ。ファースト・レディ時代を含め、外交面での経験は十分すぎるほどだ。

そのクリントン前国務長官にも弱みはある。オバマ政権の外交政策への関与である。国務長官としてオバマ政権の外交政策に携わってきたクリントン前国務長官は、オバマ外交に対する批判を受けやすい。

「イスラム国」の台頭に関しては、オバマ政権が断固とした対応を取ってこなかったことに理由を求める声がある。それでなくても、キューバ、イランとの関係改善など、融和を重視するオバマ政権の外交姿勢に対しては、これを「弱腰」とする批判が絶えない。

クリントン前国務長官は、オバマ外交との違いを打ち出す必要に迫られかねず、テロ後の「イスラム国」対策についても、オバマ政権よりも強硬な対応を主張する可能性があるだろう。

2834チバQ:2015/11/19(木) 21:39:00
戦時下で行われる選挙
実は米国にとって2016年の大統領選挙は、4回続けて行われる「戦時下の選挙」である。2001年の米国中枢同時多発テロを受け、米国のジョージ・W・ブッシュ大統領は、「テロとの世界的な戦い」に踏み切り、2004年の大統領選挙で再選を果たした。2008年、2012年の大統領選挙では、米軍のイラク、アフガニスタンでの戦闘終了を目指すオバマ大統領が勝利、米軍をイラクから撤退させたものの、そこに「イスラム国」という新たな脅威が台頭している。

2001年の米国中枢同時多発テロから、すでに14年の歳月が経過した。2016年の大統領選挙で初めて投票権を得る18歳の有権者にとって、米国中枢同時多発テロの記憶は鮮明ではないかもしれない。

しかし、そうした若い有権者たちは、人生のほとんどを自国が戦争を戦っている中で育ってきた「戦争しか知らない子供たち」でもある。米国の世論調査機関のピュー・リサーチセンターが米国中枢同時多発テロ直後の2001年10月に実施した世論調査では、「米国でのテロ再発を懸念する」との回答が73%を占めていた。同センターが2015年1月に行った調査でも、依然として64%がテロ再発の懸念を表明している。

すでに述べたように、米国の大統領選挙は選挙期間中に何度も流れが変わる。「イスラム国」の行方次第では、テロ対策や外交問題は、いずれ大統領選挙の後景に退くかもしれない。難民・移民排斥論へと、議論の中心が変質していく可能性もある。それでも、戦時下にある米国において、有権者が「米軍の最高司令官」を選ぶことの重さは変わらない。米国の大統領選挙は、2016年11月8日に投票日を迎える。

2835チバQ:2015/11/19(木) 21:39:26
>>2831
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151119k0000m030101000c.html
<米大統領選>共和指名ジンダル氏脱落…残る主要候補14人

11月18日 22:23毎日新聞

<米大統領選>共和指名ジンダル氏脱落…残る主要候補14人
ルイジアナ州のジンダル知事=米南部オクラホマ州で2015年5月22日、西田進一郎撮影
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いに立候補していたジンダル・ルイジアナ州知事(44)は17日、声明を発表し、選挙戦から撤退することを明らかにした。同党指名争いからの撤退は3人目で、同党の主要候補は14人になった。

 ジンダル氏は米国初のインド系知事で、若手のホープとされていた。しかし、党内支持率は最近の調査で1%前後に低迷。ジンダル氏は声明で「今回は私の番ではない」と撤退を表明した。

 同党の候補者指名争いは、ともに政治経験がない不動産王のトランプ氏(69)と、元神経外科医のカーソン氏(64)が首位争いをしている。これにルビオ上院議員(44)、クルーズ上院議員(44)らが続いている。

2836チバQ:2015/11/19(木) 22:01:20
http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190026-n1.html
2015.11.19 11:30
【パリ同時多発テロ】
NYでのテロ警告か 「イスラム国」映像公表

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【パリ同時多発テロ】
 米メディアは18日、過激派組織「イスラム国」がニューヨークへのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したと報じた。ニューヨーク市警は現時点で具体的なテロ情報はないが、引き続き警戒を続けるとしている。

 モナコ大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)も米国に対する「信じるに足る脅威の情報はない」と語った。同組織は米首都ワシントンでのテロも警告している。 米紙ニューヨーク・ポスト電子版によると、映像では爆発物のようなものを組み立てて体に巻き付け、ニューヨークの市街地に向かう人物が映し出される。タイムズスクエアなど繁華街の風景も織り交ぜられている。何者かが手りゅう弾のピンを抜くシーンの後、映像は暗転するという。

 パリ同時多発テロの直後にフランスのオランド大統領が行った演説の映像が続き「次はもっとひどく、悲惨なことが起きる」と字幕が流れる。

 ニューヨーク市警は、映像の一部は使い古しだと指摘する一方で「ニューヨークが依然、テロの主要標的だというメッセージを再確認するものだ」と指摘。米連邦捜査局(FBI)などと連携して警戒するという。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190053-n1.html
2015.11.19 16:51
【パリ同時多発テロ】
“脅しに動じない!”…NY市長、安全アピール イスラム国映像「信じるに足る脅威ない」




【パリ同時多発テロ】

18日、ニューヨークのタイムズスクエアに立つ武装した警察官(ロイター)
 ニューヨーク市のデブラシオ市長は18日深夜、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が同市へのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したことを受け、ブラットン市警本部長と共に繁華街タイムズスクエアで記者会見し「信じるに足る具体的な脅威はない」と強調、安全をアピールした。

 映像に写っていたタイムズスクエアで会見することで、脅しに動じない姿勢を強調した。デブラシオ市長は、市警は米国最強の警察で「9・11(米中枢同時テロ)以来、14年にわたって絶えずこの街をテロの脅威から守ってきた」と指摘。

 ブラットン氏は、これからクリスマスなどのイベントでニューヨークを訪れる観光客らに対し「安心して来てほしい。市警は皆さんを守る」と請け合った。「イスラム国」の映像については「過去の映像を寄せ集めて慌ててつくったようだ」と分析し「新しい要素は何もない」と一蹴した。(共同)

2837チバQ:2015/11/20(金) 21:52:27
http://www.sankei.com/world/news/151120/wor1511200010-n1.html
015.11.20 08:04
【米大統領選】
クリントン氏がタカ派色 シリア軍事作戦加速促す






クリントン前米国務長官(ゲッティ=共同
 【ワシントン=共同】来年の米大統領選で与党民主党の最有力候補、クリントン前国務長官(68)は19日、パリ同時多発テロを受け、過激派組織「イスラム国」対策について演説した。シリアへの米特殊部隊増派や飛行禁止空域設定など軍事作戦加速を促し、オバマ大統領よりも「タカ派」色の強い立場を打ち出した。

 同時に、アフガニスタンとイラクでの戦闘の教訓を踏まえれば地上戦は現地や周辺国が主体となるべきだと語り、仮に米国内で再びテロが起きても米地上軍の大規模派遣は行うべきではないとした。

 クリントン氏は「目標は封じ込めではなく、破壊することだ」とし、同組織掃討作戦を「新たな段階」に進める時だと表明。空爆だけでなく地上戦で支配地域を取り返す必要があると述べた。(共同)

2838チバQ:2015/11/23(月) 19:12:27
http://www.sankei.com/world/news/151123/wor1511230030-n1.html
2015.11.23 16:13

米ルイジアナ州知事選で民主勝利 共和党から奪い大統領選に弾み





 21日投開票の米南部ルイジアナ州知事選で、民主党のエドワーズ州議会議員(49)が共和党のビッター上院議員(54)を破り、初当選を果たした。米メディアが22日までに報じた。

 共和党への支持が強い南部で知事ポストを獲得したことで、来年の大統領選に向けて民主党には弾みとなりそうだ。

 大統領選に向けた共和党指名争いに立候補していたジンダル知事の任期満了に伴う選挙。ジンダル氏は今月、指名争いからの撤退を表明した。(共同)

2839とはずがたり:2015/11/23(月) 20:34:03
トランプ氏、無所属出馬に含み 共和党に公平な扱い求める
http://jp.wsj.com/articles/SB10666961791936904616304581372661513214164?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst
LAURA MECKLER
2015 年 11 月 23 日 12:36 JST

 米大統領選の共和党候補指名争いで首位に立つドナルド・トランプ氏は22日、共和党が自身を「公平に」扱っていないという結論に達した場合、無所属として大統領選に立候補する姿勢を示した。

米共和党、トランプ氏追い落としに「ゲリラ作戦」計画
 トランプ氏のそうしたコメントが飛び出したのはABC放送の番組「ディス・ウィーク」でのインタビュー。共和党指導部の幹部たちが団結してトランプ氏を候補者指名争いから脱落させようとしていると報じた20日付のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版の記事について聞かれたときだった。そのグループはトランプ氏の立候補を「挫折させ、破壊する」ために、秘密の資金提供者が支援する「ゲリラ作戦」を計画しているという。

 一部の共和党員は、トランプ氏が無所属で大統領選に出馬するという事態に危機感を抱いている。というのも、共和党候補者に入るはずの票が同氏に流れると、民主党候補者に有利に働くからである。

 無所属では立候補しないという約束を考え直す可能性があるかと問われたトランプ氏は明確な返答を避けた。

  同氏は「どうなるか様子を見ることになるだろう」とした上で、「非常に興味深い展開になりそうだ。私はすべての世論調査で大差でリードしている。もはや僅差ではなく大差なのだ」と述べた。

 無所属で立候補する可能性についてもう1度聞かれると、トランプ氏は「どうなるか様子を見なければならない。事態を見極めるのだ。私は公平に扱われるべきだ。私は当初からそのように主張してきた」と指摘。「私を公平に扱うのであれば、何の問題もない。私が求めているのは公平な条件、それだけである」と強調した。

2840チバQ:2015/11/23(月) 20:58:18
http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000e030238000c.html
米国:ロアノーク市長が「難民声明」で謝罪
毎日新聞 2015年11月21日 11時49分

 ◇難民受け入れ支援中断主張 「気分害した人たちに謝る」と

【ワシントン西田進一郎】米南部バージニア州ロアノーク市のデビッド・バワーズ市長(民主党)は20日の市議会で、第二次世界大戦中の日系米国人の強制収容を引き合いに出してシリア難民の受け入れ支援の中断を主張した声明について「気分を害した全ての人たちに謝る」と謝罪した。地元テレビ局が伝えた。日系米国人の強制収容は、米政府・議会が基本的人権の侵害を認めて謝罪しており、市長の声明に批判が上がっていた。

 市長は18日の声明で「フランクリン・ルーズベルト大統領が真珠湾攻撃の後、日本人を隔離せずにいられなかったことを思い出す」と主張。過激派組織「イスラム国」(IS)の脅威について「当時の我々の敵(日本)からのものと同様に現実のもので、深刻だ」とし、シリア難民の受け入れ支援を中断すると説明した。

 これに対し、日系人や民主党内から批判が噴出。日系3世で強制収容を経験したマイク・ホンダ下院議員(民主党)らは「強制収容政策は米国の民主主義における醜い汚点であり、将来の排他的な政策を正当化するために使うべきではない」と批判する共同声明を発表していた。

2841チバQ:2015/11/24(火) 22:55:08
http://www.sankei.com/world/news/151124/wor1511240006-n1.html
2015.11.24 06:30
【米大統領選】
仏テロ後もトランプ氏が依然高支持率 民主党はクリントン氏が大きくリード

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カーソン氏(左)とトランプ氏(右)(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、不動産王のトランプ氏と元神経外科医のカーソン氏の「非政治家」が高い支持率を維持していることが22日、米メディアの世論調査で分かった。13日のパリ同時多発テロで政治家の経験が重視されるとの見方があったが、シリア難民受け入れへの厳しい姿勢が評価されているようだ。

 ワシントン・ポスト(WP)紙とABCテレビがテロ後の16〜19日に実施し22日に発表した調査では、共和党支持層の32%がトランプ氏、22%がカーソン氏を支持し、前月と同じく支持率で1、2位を占めた。ルビオ上院議員(11%)、クルーズ上院議員(8%)、ブッシュ元フロリダ州知事(6%)が続いた。

 共和党支持層の52%が「変化をもたらす」候補を重視すると回答し、非政治家を支持する傾向が続いている。トランプ氏は、テロ対策や移民問題に関して「より信頼できる」との回答が他候補を大きく上回る40%台に上った。

 トランプ氏はテロを受け、米国内にいるイスラム教徒の監視を強めるべきだと主張。WP紙は、トランプ氏の強固な支持基盤である大学を出ていない白人層がシリア難民の受け入れに強く反対していることが影響しているとみている。

 民主党ではクリントン前国務長官が60%の支持を集め、無所属のサンダース上院議員は34%。クリントン氏が大きくリードする構図に変化はなかった。

 一方、FOXニュースが22日に発表した世論調査によると、シリア難民を1年間で少なくとも1万人受け入れるオバマ大統領の計画に、67%が反対すると答え、賛成は28%にとどまった。共和党支持層に限ると、反対が86%に上った。

2842チバQ:2015/11/24(火) 23:47:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3067401
米下院、シリア難民らの受け入れ中止法案を可決
2015年11月20日 09:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月20日 AFP】米下院は19日、難民審査が厳格化されるまでシリアとイラクからの難民受け入れを凍結する法案を可決した。これに対してはフランス・パリ(Paris)の同時テロを受けて排外主義に屈したものだと非難する声もでている。

 同法案の採決は、米議会がパリ同時テロへの反応を初めて示す機会となり、結果、法案は賛成289、反対137の大差で可決された。民主党議員も50人近くが賛成票を投じており、難民受け入れを表明しているバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に造反するかたちとなった。

 野党・共和党が提出した法案は、イラクとシリア難民の審査過程で難民一人一人について身元調査を実施。さらに米連邦捜査局(FBI)長官、国土安全保障省(DHS)長官、国家情報長官(Director of National Intelligence)の3人に国家の安全の脅威とはならないと保証されなければ、米国への入国を認めないとしている。

 だが民主党側は、そのような措置はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」など過激派グループらの阻止に集中すべき各長官にとって悪夢の業務となるだろうと主張している。

 続いて法案は上院に送られるが、採決の行方は定かではない。上院でも可決された場合はオバマ大統領が拒否権を行使すると、ホワイトハウス(White House)は発表している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3067717
トランプ氏、米当局による「水責め」復活を呼び掛け
2015年11月23日 12:02 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月23日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争うドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は22日、拷問だとして非難されている「水責め」と呼ばれる尋問手法の復活を呼び掛けた。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のしていることに比べれば水責めは「取るに足らないこと」だとしている。

 この提案は、フランスの首都パリ(Paris)での同時テロ事件を受け、テロの脅威への対応策として行ったもの。同氏は先週にも、米国内の全イスラム教徒を登録するよう呼び掛け、論争を引き起こしていたが、今回の米ABCニュース(ABC News)とのインタビューでは、強硬発言をさらにエスカレートさせた。

 トランプ氏はテロ容疑者に対する尋問の手段としての「水責め」について、「私だったら復活させる。水責めは、奴らがわれわれにしたこと、していること、(米国人ジャーナリストの)ジェームズ・フォーリー(James Foley)氏を斬首したことに比べれば、ピーナツ(取るに足らないこと)だ」と語った。

 水責めは、2001年9月11日の米同時多発テロの容疑者少なくとも3人への尋問に米中央情報局(CIA)が用いた手段だが、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が2009年に就任した直後にその使用を禁止した。

 トランプ氏は一方で、共和党の他の大統領選候補者などから非難が殺到していたイスラム教徒追跡やモスク(イスラム教礼拝所)閉鎖の主張については、自身の立場を若干修正。「モスクを閉鎖したいわけではない。モスクを監視したい。監視下に置かれたモスクならいい」と語った。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)とABCニュースが行った最新の全国世論調査によると、共和党の候補指名争いでのトランプ氏の支持率は32%で、2位の元小児神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏に10ポイントの差を付け首位となっている。(c)AFP/James MANNION

2843チバQ:2015/11/25(水) 23:23:37
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250031-n1.html
2015.11.25 11:58

旭日旗の地下鉄広告が物議 NY市長批判、撤去へ





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旭日旗のような図柄の地下鉄の車両内の広告=24日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)
 ニューヨークの地下鉄の車両内に、旭日旗やナチス時代のドイツ軍記章をイメージさせるドラマの広告が掲示され、物議を醸している。デブラシオ市長は24日、「侮辱的だ」と批判し、ドラマをインターネット配信している米ネット通販大手アマゾン・コムに広告の撤去を要求。同社は撤去を決めた。複数の米メディアが報じた。

 ドラマは「高い城の男」。第2次大戦に日本とナチス・ドイツが勝利し、敗戦国になった米国を分断して統治するという内容の小説を基にしている。

 広告は、旭日旗の光線の部分が青色で一部に赤い星が入ったような図柄と、米国旗の星の部分がナチスの軍記章のようになっているデザインの2種類。マンハッタンの中心部を走る地下鉄車両の座席表面をラッピングする形で掲示された。

 広告は地下鉄で定められた掲載の基準に沿っていたが、デブラシオ市長は第2次大戦やドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者らにとって「無責任で侮辱的だ」と非難していた。(共同)

2844チバQ:2015/11/25(水) 23:30:40
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250056-n1.html
2015.11.25 18:59

黒人少年に16発浴びせた白人警官を訴追 米シカゴ、殺人容疑で 抗議デモが警察署取り囲む

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殺人容疑で訴追された白人警官ジェイソン・バンダイク容疑者=24日(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部イリノイ州の検察当局は24日、同州シカゴで昨秋、黒人少年に16発の実弾を浴びせて殺害したとして、白人警官のジェイソン・バンダイク容疑者(37)を殺人容疑で訴追した。シカゴでは24日夜、事件に抗議する黒人住民らの抗議デモが発生し、警察署を取り囲む事態となった。

 事件は昨年10月20日に発生。ナイフを持った男が路上を歩いているとの通報で駆け付けたバンダイク容疑者が、黒人少年のラクアン・マクドナルドさん(17)を銃撃した。

 マクドナルドさんはナイフを所持していたものの、バンダイク容疑者から遠ざかるように徒歩で移動。しかし、容疑者は数発発砲し、マクドナルドさんが体を激しく回転させて路上に倒れた後も十数秒間撃ち続けた。

 事件を担当するアルバレス検察官は「明らかに行き過ぎで、権力の乱用だ。『力の行使』は不必要だった」と断罪した。

 バンダイク容疑者は過去4年半の間に、「権限の過剰行使」で住民から20件の苦情が寄せられていた。しかし、警察側はいずれの件も、不問に付していた。

 訴追発表後、警察側は判事の命令で事件当時のビデオ映像を公開。容疑者は当初、身の危険を感じたため発砲したと主張していたが、ビデオ映像で矛盾が明らかになり、黒人住民らの怒りに火が付いた。

 黒人住民らは「私たちを殺すな、(殺人について)どう感じているか私たちに言え。私たちを殺すな、(心の傷を)どう癒やせばいいのか私たちに言え」と連呼しながら激しく抗議した。厳寒にもかかわらず、デモ参加者は約300人に膨れ上がり、警官隊との小競り合いも起きた。

 ロイター通信によれば、少なくとも2人が逮捕され、釈放を求めてデモ参加者が警察署を一時取り囲む事態にもなった。

 シカゴのエマニュエル市長は黒人住民らに対し、平静を保ち、暴動を起こさないよう自制を要求。警官の過剰な対応でここ最近、命を落とした黒人住民の家族らも平和的なデモを求めた。

 米国で3番目に大きな都市であるシカゴ(人口約270万人)は、白人、黒人、ヒスパニック(中南米系)の人口がそれぞれ約3分の1を占める。2008〜14年の統計では、警察権限の過剰行使が原因で住民が犠牲となる銃撃が年平均で17件発生している。

2845チバQ:2015/11/27(金) 00:24:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151126-35074085-cnn-int
米俳優ウィル・スミス、政界進出を示唆 芸能誌で
CNN.co.jp 11月26日(木)18時45分配信

(CNN) 米人気男優のウィル・スミスさんは25日、米国の政治状況を踏まえ、「自らの将来はそこにあるのかもしれない」と政界進出を考えていることを示唆した。

米芸能誌ハリウッド・リポーターのポッドキャストで述べた。世界に役立てる新たな方法を真剣に見い出そうとしているとし、米国の政治が自らを必要としているかもしれないと語った。

スミスさんはこの中でアフリカ系(黒人)の人々の在り方を歴史的に振り返った場合、米国はその在り方を十分に高めてきたと主張。「米国は自らが存在出来る唯一の場所であり、他の国は自分を含め、デンゼル・ワシントン、オプラ・ウィンフリーやバラク・オバマを生み出せない」とし、「私はクライマーなので山を見たら、登らなければならない。私はキャンパーではない」と続けた。

スミスさんの新作映画「コンカッション」は今年のクリスマスごろに封切られる予定。アメリカンフットボール選手の頭部の負傷の後遺症問題を描いている。

2846チバQ:2015/11/28(土) 22:45:22
http://www.cnn.co.jp/usa/35074075.html
トランプ氏、身体障害の記者の姿態あざける NYT紙反発
2015.11.26 Thu posted at 17:04 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選の共和党指名候補争いに出馬した実業家ドナルド・トランプ氏が選挙集会で身体障害を持つ米紙ニューヨーク・タイムズの記者の姿態をあざけるようなポーズを見せ、同紙は常軌を逸した振る舞いと激しく反発している。
トランプ氏は24日夜、サウスカロライナ州の集会で誇張された声音や腕を使ってサージ・コバルスキー記者の姿をまねる仕草を示していた。同記者は腕の動きに先天的な障害を持っている。
タイムズ紙の広報担当者はCNNMoneyの取材に「我々の記者の1人の外見を嘲笑するのは恥知らずの行為」と糾弾した。
トランプ氏の今回の行動の背景には、2001年の米同時テロについてニュージャージー州で数千人規模のイスラム教徒が世界貿易センタービルが倒壊する際に喝采を送ったのを見たとする自らの発言が絡んでいる。この発言は物議を醸している。
同記者は当時、米紙ワシントン・ポストに勤め、喝采の情報が流れた後、直ちに取材を始めそのような反応はなかったと結論付ける記事を書いていた。ポスト紙との最近の会見でも喝采を目撃したと証言した人物は思い出せないとも指摘していた。
トランプ氏は24日の集会で、喝采の事実の有無について「14年前のことだ」とも主張した。
コバルスキー記者はニューヨーク・デーリー・ニューズで勤務していた際、たびたびトランプ氏を取材した経験があり、同氏は身体障害のことは知っていたとみられる。また、これまでの選挙戦で自らを不快にさせた記者や評論家らを攻撃する言動もたびたび示している。

2847チバQ:2015/11/28(土) 22:46:06
http://www.cnn.co.jp/usa/35074158.html
米国人の旅行機会が増大、新記録相次ぐ 背景に景気回復
2015.11.28 Sat posted at 16:06 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米運輸統計局は28日までに、航空会社の国内線利用客の輸送距離が今年1〜8月期に前年同期比で5%増の約4230億マイル(1マイルは約1.6キロ)を記録したとの最新統計を公表した。
通年の最高記録となる勢いを示しており、航空燃料費の下落と合わせ航空業界には好材料となっている。ただ、航空利用客にとっては機内の混雑度が増すことを意味し、国内便の座席占有率は今年これまで85%と過去最高の水準を示している。
景気改善や安値の原油価格の効果で米国民の旅行機会も増えているとみられ、米高速道路局によると、米国人による車の走行距離は9月時点で約2兆4000億マイルを記録。前年同期比で3%以上増加する新記録となった。
経済の回復で出張などの旅行機会が多くなり、雇用増で通勤などの走行距離が増えたとみられる。
米国では26日から感謝祭の休暇に入ったが、全米自動車協会(AAA)によると車利用や空路での旅行者数は2007年以降、最多の規模になる見通し。約4700万人が50マイル以上の旅行を実施するとみられている。

2848チバQ:2015/11/28(土) 22:48:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3068284
米共和党内にトランプ氏排除の動き、「ファシスト」と批判も
2015年11月27日 16:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月27日 AFP】米大統領選の予備選では、一般大衆の歓心を買おうとした候補者から突拍子もない発言が飛び出す事例は珍しくない。しかし、共和党の指名候補争いで首位を走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がますます扇動的な放言を連発する中、党内のライバル候補は包囲網を強め、保守派の論客からも同氏を「ファシスト」呼ばわりする声が上がり始めた。

 最も物議を醸しているのは、トランプ氏が米国に住むイスラム教徒の登録制導入を支持すると表明したことと、2001年の9.11米同時多発テロの際にニュージャージー(New Jersey)州でアラブ系住民が歓声を上げるのを見たと、根拠もなく主張したことだ。

 あまりに好戦的な態度に、トランプ氏が民主主義的な価値観を尊重しているのかどうか疑問視する声が共和党内からも上がっている。

 専門家は、トランプ氏によって共和党が長期にわたるダメージを被る恐れがあると指摘。仮に同氏が共和党の指名を獲得した場合、大統領選では民主党候補指名争いをリードするヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に敗北を喫するのは必至だと警告する。

 こうした状況下、トランプ氏の候補指名を阻止する必要があるとの認識で、共和党の複数の選挙チームが手を組みつつあるようだ。名の知られた保守派の論客も、強い言葉でトランプ氏を批判し始めた。

「宗教的信条に基づいて米国市民に連邦登録制度を強制するのは、ファシズムだ」。ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事の国家安全保障顧問を務めるジョン・ヌーナン(John Noonan)氏は、こう言い切った。予備選で苦戦を強いられているブッシュ氏自身も25日、米テレビ局FOXニュース(Fox News)に、トランプ氏は特にイスラム教徒に関する辛辣な発言で「別次元の世界」を作り出していると述べた。

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は24日付の論説で、ここ1週間の予備選について「ドナルド・トランプ氏の人種差別的なうそ一色だった」と評した。

 報道によれば、共和党内ではトランプ氏を非難・攻撃するネガティブ・キャンペーンに乗り出す動きが出ている。既に共和党候補の1人、ジョン・ケーシック(John Kasich)オハイオ(Ohio)州知事は、トランプ氏をナチス・ドイツ(Nazi)と関連付けるオンライン広告キャンペーンを開始した。(c)AFP/Michael Mathes

2849チバQ:2015/11/29(日) 10:28:18
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290014-n1.html
2015.11.29 07:50
【米コロラド州銃撃】
相次ぐ銃犯罪にオバマ大統領「普通じゃない」と銃規制訴え






ロバート・ディア容疑者 (AP)
 米西部コロラド州コロラドスプリングズの医療施設で27日起きた銃撃事件で、捜査当局は容疑者の男の動機解明を進めた。現場が妊娠中絶の手術を行うことで知られる施設だったため、男が中絶に反対していた可能性も指摘されている。

 オバマ米大統領は28日、この事件を受け、銃犯罪が相次ぐ現状について「普通じゃない」と強調、あらためて銃規制を訴える声明を出した。

 AP通信によると、男はロバート・ディア容疑者。米テレビは後ろ手に手錠を掛けられて連行される白いTシャツ姿の同容疑者の映像を放映した。警官の一人はAPに「(容疑者の)思想やイデオロギーについての情報はない」と述べた。

 一方、同施設を運営するNPO「プランド・ペアレントフッド」の支部責任者は「過激主義者が悪意に満ちた環境をつくり出し、国内のテロを助長することを懸念する」などとの声明を出した。(共同)

2850チバQ:2015/11/29(日) 12:53:52
http://www.cnn.co.jp/usa/35074163.html
トランプ氏の選挙戦に本物のゾウ、共和党のシンボル
2015.11.29 Sun posted at 10:46 JST
フロリダ州サラソタ(CNN) 来年の米大統領選に向けた不動産王ドナルド・トランプ氏の選挙運動は「政治ショー」「サーカス」とも形容されてきたが、この週末にはついに本物のゾウが登場した。
フロリダ州サラソタのイベントで、会場の敷地内を歩き回っているのは「エセックス」という雌のアジアゾウ。ゾウを所有する会社のオーナーが、トランプ氏の支持者だという。
ゾウは共和党の伝統的なシンボルマークだ。トランプ氏は大統領選で同党の指名獲得を目指している。同氏の陣営にコメントを求めたが、28日の時点で返答は得られていない。

2851チバQ:2015/11/29(日) 20:06:28
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290003-n1.html
2015.11.29 15:00

トランプ氏、またまた炎上 「イスラム教徒データベース化で監視」発言 追及すると「君たちが勝手に…」と責任転嫁





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20日、サウスカロライナ州スパータンバーグで行われた政治集会で、ポーズをとりながら熱弁を振るうドナルド・トランプ氏。共和党の大統領候補指名争いで依然としてトップを走るが、「データベース発言」で潮目が変わるのか注目される(ロイター)
 パリ同時多発テロを受け、イスラム教徒を排斥しようとする動きが米国に飛び火、保守層を中心に拡散する兆しを見せ、来年11月の大統領選の帰趨(きすう)に影響を及ぼしそうな情勢だ。そんな中、野党共和党の候補指名争いでトップを走る不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が「米国在住のイスラム教徒の動向をしっかり監視するためにデータベースを超えるシステムを導入する必要がある」などと発言。激しい批判にさらされ、言葉を濁して“前言撤回”を余儀なくされた。数々の問題発言を繰り返しながらも、これまでは主張を取り下げなかったトランプ氏だが、他陣営は初の翻意を潮目が変わる好機ととらえ、トランプ潰しに躍起だ。(SANKEI EXPRESS)

「ナチスと同じ手法」

 トランプ氏の今回の発言は、19日に行われたNBCテレビとのインタビューで飛び出した。パリ同時多発テロについて、ひとしきりのやり取りがあった後、トランプ氏は「テロリストの脅威から米国を守るため、イスラム教徒の全国民の諸情報を国(連邦政府)に登録させるべきだ。データベースを超える多くのシステムがあるはずだ」などと語った。

 これに対してイスラム教徒の団体などが「かつてナチスがユダヤ人を差別し迫害した方法と同じだ」「21世紀にこの国で大統領を目指そうとする人物の発言とはとても思えない」と猛反発。米主要メディアもこれに同調した。

マスコミに責任転嫁

 翌20日、遊説先でメディアの突撃インタビューを受け、「大統領になったら本気でデータベースを導入するつもりなのか」と問われたトランプ氏は一瞬、沈黙した後、「それは君たちが(報道で)勝手に示唆したことだ。私は情報管理をしっかりやらなくてはいけないと言ったが、データベースを導入するとは言っていない」とまくしたてた。確かにトランプ氏は「データベースを超えるシステム」と言っていたが、これは「データベース導入」とは五十歩百歩の表現であり、苦しい抗弁だった。CNNはさっそく「トランプ氏は必ずイスラム教徒のデータベース登録をやるつもりだ」とかみついた。

 トランプ氏はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がビデオ声明でワシントンへの攻撃を予告した16日にも、「米国内のモスク(イスラム教礼拝所)の閉鎖を検討すべきだ」と述べ、物議をかもした。

共和党重鎮に警戒感

 一連のトランプ氏の問題発言に対して、共和党の候補指名争いで本命視されながら、低迷を続けているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は20日、CNBCテレビのニュース番組に出演し、「モスクを閉鎖するとか、イスラム教徒を登録するとか言っているが、全くの間違いだ。人々の不安を操作しようとするものであり、強さではなく、弱さの表れだ」などと批判した。

 共和党内の保守本流を自負するグループが恐れているのは、いつかは支持率が下がると見られながら、いまだにほとんどの世論調査で候補者指名レースでトップを譲らないトランプ氏が、まさかの共和党大統領候補になってしまうことだ。この場合、中道・無党派層の支持は得られず、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が最有力視されている民主党候補との本選では勝ち目がないからだ。

 共和党の重鎮たちは今回の発言をトランプ潰しのチャンスととらえている。米紙ウォールストリート・ジャーナルは20日、「共和党の“工作員”がトランプ氏の立候補を『挫折、破壊させる』ため、秘密の資金提供者から支援を受ける『ゲリラ作戦』を計画、着手した」と報じた。

2852チバQ:2015/11/29(日) 22:55:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3068416
トランプ氏、「世界中のイスラム教徒は米同時多発テロに大喜び」
2015年11月29日 15:42 発信地:マイアミ/米国
【11月29日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争う不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は28日、世界中のイスラム教徒が2001年の9.11米同時多発テロに「大喜び」していたと述べた。

 トランプ氏は今月、アラブ系やイスラム教徒の米国人は米同時多発テロを称賛していたと語って人々から疑問視されたほか、米国在住のイスラム教徒の登録制導入にも支持を表明していた。

 28日に米フロリダ(Florida)州サラソータ(Sarasota)で開かれた選挙集会で同氏は扇動的な発言をさらにエスカレートさせ、「世界中のイスラム教徒が(9.11米同時多発テロに)間違いなく大声援を送ったと、誰もが認めている」と、集まった大勢の支援者に語った。

 実際には、パレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)前議長やリビアの故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐など、アラブやイスラム教の複数の指導者たちは当時、この襲撃を非難していた。

 2008年の米世論調査会社ギャラップ(Gallup)の調査によると、米同時多発テロを「完全に」正当化されるとし、米国を好ましくないとみているのは、全世界のイスラム教徒のわずか7%にすぎなかった。(c)AFP

2853とはずがたり:2015/11/30(月) 12:08:36
2015年 11月 30日 08:21 JST
トランプ氏支持率12ポイント低下、首位は維持=米大統領選世論調査
http://jp.reuters.com/article/2015/11/29/us-election-trump-idJPKBN0TI0Z820151129

[ワシントン 27日 ロイター] - ロイターとイプソスが27日に公表した世論調査によると、2016年の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでは、ドナルド・トランプ氏の支持率が31%でトップだった。

トランプ氏は首位を維持したものの、支持率は前回22日調査時から12ポイント低下した。

2位は元神経外科医のベン・カーソン氏。カーソン氏は、10月下旬にはトランプ氏との差を6ポイントまで縮めていたが、支持率は15%にとどまった。

3位はマルコ・ルビオ上院議員とテッド・クルーズ上院議員で、ともに約8%。4位はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(7%)だった。

2854とはずがたり:2015/11/30(月) 12:09:52
2015年 11月 30日 11:36 JST
米民主党クリントン候補、2750億ドルのインフラ投資計画公表へ
http://jp.reuters.com/article/2015/11/30/usa-election-clinton-idJPL3N13P0TH20151130

[ボストン 29日 ロイター] - 2016年米大統領選で民主党有力候補のクリントン前国務長官は今週、政府のインフラ投資を5年間で2750億ドル拡大する計画を公表する。

同氏の側近は、全額を法人税制の変更によって賄うと述べたが、詳しい内容は明らかにしなかった。

計画では250億ドルをインフラ銀行に支出する。民間投資を促すことで合計5000億ドルがインフラ整備に回ると試算している。

クリントン氏は29日、遊説先のボストンで「私の雇用創出計画はインフラへの投資から始まる」と述べた。将来に向けてインフラ拡充が必要とされていることに加えて、賃金の高い雇用を生み出し、米経済の生産性と競争力も高めると指摘した。

2855チバQ:2015/11/30(月) 23:03:39
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/477557/
カニエの時とは大違い ウィル・スミス政界進出表明への反応
2015年11月30日 06時00分

政治家転身を宣言したウィル・スミス
 米セレブタレント、キム・カーダシアン(35)の夫として、すっかりカーダシアン家の一員になった黒人人気ラッパー、カニエ・ウェスト(38)が「2020年の米大統領選に立候補する」と発表し、ブッシュ元大統領を大笑いさせたのは先月のこと。そんな中、ハリウッドの大物俳優ウィル・スミス(47)が今週、政界進出を表明。こちらは“現実味のある話”として注目を集めている。

 カニエは10年前、米南東部に甚大な被害をもたらした「ハリケーン・カトリーナ」直後、被災者救済キャンペーンのためテレビの特番に出演。当時大統領だったジョージ・ブッシュに対し「彼は黒人(被災者)など眼中にない」と辛辣に批判した。以来、これを根に持っていたブッシュ氏は、報道陣からカニエが大統領選出馬の意向を表明したと聞くや、「ハッハッハ!」とバカにするように大笑いしてみせた。

 大方の米メディアが、カニエの出馬表明について半信半疑の扱いをすると、今度はウィルが、米芸能サイト「ハリウッド・リポーター」とのインタビューで「近い将来、政治家の道を進むことになる」と明言。メディアはカニエとは全く異なる反応を見せている。

「自分はクライマー。だから山を見つけると登る。でも、そこに長く滞在するタイプじゃない」

 ウィルは自身の性格をこう分析した上で、音楽や映画の世界で満足のいく実績を残したと判断した結果「新たな高みに挑み、世界に自分の力を役立てたい」と政治家転身への覚悟を語った。これらの話をメディアはストレートに報じている。

 ハリウッド出身の政治家といえば、カリフォルニア州知事から米大統領にまで上り詰めたロナルド・レーガンや、同州知事を2期務めたアーノルド・シュワルツェネッガーがあまりにも有名だ。

 08年の大統領選ではオバマ氏を支持し、米国初の黒人大統領誕生を支えたウィル。今度は自分が、“ハリウッド初の黒人政治家”として、歴史に名を残すことができるか期待される。

2856チバQ:2015/11/30(月) 23:12:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151201k0000m030083000c.html
<米大統領選>トランプ氏 「反イスラム」で支持率が再上昇

21:42毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】パリ同時多発テロを受け、来年の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いで支持率首位を走る不動産王トランプ氏(69)のイスラム教徒を敵視したり、反感をあおったりする発言が止まらない。批判や事実関係を疑問視する声があがっても、撤回はせず、矛先をメディアなどにそらして強弁する。テロ発生後に支持率を再び伸ばしており、トランプ氏の「憎しみの政治」(ワシントン・ポスト紙)の勢いが衰える様子はない。

 「私は100%正しい。発言を取り消すつもりはない」。トランプ氏は29日、NBCテレビのインタビューでイスラム教徒を「敵視」する発言を正当化した。

 問題になっているのは22日の発言。トランプ氏はABCテレビの番組に電話で出演し、2001年の米同時多発テロの際、「アラブ人が多く住むニュージャージー州では、世界貿易センタービルが倒壊する際に数千人が喝采を送っていた」と述べた。司会者は「警察はそんなことはなかったと言っている」と問いただしたが、トランプ氏は「テレビで見た」、「あの時よく報じられていた」と繰り返し主張した。

 ワシントン・ポスト紙が当時のニュース映像を検証調査した結果、そのようなものは存在せず、米国外のイスラム教国家でテロを祝ういくつかの報道があっただけだと報じた。 トランプ氏の強硬な発言はこれにとどまらない。イスラム教徒への監視を強めるため、イスラム教徒のデータベースや信仰する宗教を記した個人識別証などを作る案に前向きな姿勢を表明し、「信教の自由に触れる」と批判されると、「私はデータベースを提案していない。記者がしたのだ」とツイッターに投稿し、反論した。ほかにも、米国内のモスク(イスラム教礼拝所)の閉鎖を検討すべきだとも述べている。

 共和党指名争いに出馬しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は29日のCBSテレビで、「彼の話は正直言って気味が悪い。彼はまともな候補ではない」と強く批判した。

 だが極端な主張を発信し続けるトランプ氏の支持率は、パリ同時多発テロの後、再び上昇している。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した22日時点の世論調査平均値は、トランプ氏が27.5%(12日時点比2.7ポイント増)で、2位の元神経外科医カーソン氏(64)は19.8%(同4.6ポイント減)だった。発言の中身よりも強い姿勢がテロへの恐怖や怒りを感じる共和党支持層を引き付けているとみられる。

2857チバQ:2015/11/30(月) 23:24:12
http://www.sankei.com/world/news/151130/wor1511300028-n1.html
2015.11.30 18:44
【米大統領選】
シリア問題が主要争点に 候補が中東訪問 2万人派遣論も

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来年の米大統領選に向けた民主党討論会で演説するクリントン前国務長官=14日、アイオワ州(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けてシリア問題が主要争点に浮上し、政権奪還を目指す野党・共和党候補がオバマ政権を批判し、対案を競っている。同国やイラクでのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の台頭は政権による米軍のイラク完全撤退の決断が影響しているとみられるだけに、政権継承を目指す民主党のクリントン前国務長官も応戦を迫られる。

 共和党の支持争いで首位の不動産王、トランプ氏を追う元神経外科医、カーソン氏は11月27日からヨルダンを電撃訪問した。オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)批判など内政問題で支持があるトランプ氏にとり外交・安全保障はアキレス腱(けん)。自身への「素人」批判をはね返す狙いもあった。

 「1万人のシリア難民を米国に連れてくるのは問題解決の端緒にもならない」。カーソン氏は29日放映されたCNNテレビのインタビューで、オバマ政権がシリア難民を1年間で少なくとも1万人受け入れるとしていることを批判した。

 ヨルダンのシリア難民と面会したカーソン氏は、難民の真の望みは米国に渡ることではなくシリアに戻ることだとし、米国としては難民キャンプへの資金援助をすることで役割を果たすべきだと提言。十分な身元調査をせず難民を受け入れることは「米国の状況を複雑化させる」と述べた。

 首位に立つトランプ氏も政権の方針を批判。難民を「狂犬」になぞらえて国内にあるイスラム教のモスクを監視するよう主張している。また、2001年の米中枢同時テロの際にニュージャージー州のアラブ系住民が喝采を送っていたとし、事実ではないという指摘を受けて反論に追われている。

 それでも、共和党支持層は難民受け入れに慎重なこともあり、イスラム教徒の排斥を求める発言をしても高支持率を維持している。

 一方、米国の軍事的役割を重視する共和党候補のグラム上院議員は29日、同党のマケイン上院軍事委員長とイラクの首都バグダッドを訪問。両上院議員は、イラクで現地部隊の助言や訓練などに当たっている約3500人の米軍要員を1万人規模に増やし、シリアに新たに送る1万人と合わせて2万人規模の地上部隊の駐留が必要だと主張した。空爆の誘導や過激派を急襲する特殊作戦の要員だという。

 これに対し、クリントン氏は人道的見地からの難民の受け入れを主張し、拒否すべきだとする共和党候補を批判。また大規模な地上部隊の派遣を否定し、オバマ米大統領と歩調を合わせている。その一方で、パリ同時多発テロを踏まえ、「これは全世界による戦いであり、米国が主導しなければならない」と述べ、米国の指導力を強調した。

 クリントン氏は米軍の空爆誘導要員の派遣やシリア北部への飛行禁止空域設定も主張しており、米軍が中東の現地部隊を支援する役割に徹するべきだとするオバマ氏の路線に微修正を加えようとしている。

2858チバQ:2015/12/01(火) 21:45:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3068323
事実は二の次の米大統領選、飛び交う「虚言」の数々
2015年12月01日 15:17 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月1日 AFP】2016年の米大統領選挙に向けた民主・共和両党の候補指名争いが本格化する中、二の次にされているのが「事実」だ。

 2001年の米同時多発テロが起きた際、アラブ系住民が歓声を上げていたと主張した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の先月の発言は、候補者たちによる虚言のほんの一例だ。事実確認を行う「ファクトチェッカー」たちによると、事実を歪曲しているのは、トランプ氏だけではない。

 共和党の候補者では、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員が、溶接工は哲学者よりも多く稼いでいると発言。また、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏は、米国の独立宣言の署名者に公選職の経験があった人はいなかったと発言した。

 また、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏は、米国が25万人のシリア難民を受け入れる準備をしているという誤った主張を展開した他、女性に医療を提供するNPO「プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)」が「体の部位を得るために赤ん坊たちを惨殺している」ことを示す証拠動画があると主張したが、この動画の所在は明らかになっていない。

 民主党の候補者らもまた、事実を捻じ曲げる発言をしている。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は、在任当時に私用サーバーを通じた電子メールの使用を国務省から「許可されていた」と発言。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、「気候変動はテロ増加と直接関連している」と断言し、証拠を誇張した。

 ファクトチェッカーによって誤りが暴かれているこうした主張は、すでに政治の一部と化しているが、今回の大統領選では候補者による扇動的な発言が特に目立つ。中でもとびぬけているのが、トランプ氏だ。

 トランプ氏は今年、米国の実際の失業率は最高で42%だと発言。最近では、白人の殺人被害者の81%が黒人に殺害されたことを示すグラフをツイートした。だが、政治家らの発言の正確性を評価するウェブサイト「ポリティファクト(PolitiFact)」によると、司法省による正確な数字は15%だという。

 米テレビ局FOXニュース(Fox News)の番組でこの誤りを指摘されたトランプ氏は、「ツイートしたのは私ではない。専門家とされる人(の投稿)をリツイートしただけ」と弁解した。

■自説に固執する政治家

 政治家は得てして、事実を突きつけられてもなお、自説に固執するものだ。

 トランプ氏は、米同時多発テロで多くのアラブ系住民が歓声を上げたと論じているが、この噂は、警察やファクトチェッカー、そして米メディアによって事実ではなかったことが、テロ発生から数日の間に確認されている。

 だが米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)から誤りを指摘されたトランプ氏は、「謝罪を求める!大勢の人が、私は正しいとツイートしている!」と反撃に出さえした。

 また、先月29日に出演した米NBCニュースの番組では「14年前だが、テレビで見た。私も、大勢の人々もあの映像を見た」と主張。「トランプ・オーガナイゼイション(Trump Organization)には、『私たちも見た。路上で踊っていた』と言う電話が数百件も寄せられている」と語り、発言の撤回を拒否した。

 政治家らの頑固さには、ファクトチェッカーも驚きを隠せずにいる。ポリティファクトの創設者であるデューク大学(Duke University)のビル・アデア(Bill Adair)教授(ジャーナリズム)は、「明らかに事実に反するのに、それを認めない。どうしたらそんな事が言えるのか見当もつかないことが確かにあった」と語る。

2859チバQ:2015/12/01(火) 21:46:02
■独り歩きする誤報

 米ボストンカレッジ(Boston College)の政治学者、エミリー・ソーソン(Emily Thorson)氏によると、「誤った情報」はたとえすぐに訂正されても影響が長く続くことが多い。例えば、あるレストランで虫が出たという話を聞くと、それが間違った情報だと分かった後も、そのレストランに対して悪い印象を持ち続けてしまうことがある。「最初の印象を取り消すのは難しい。誤った情報はたちまち伝わり、繰り返される」と、同氏はAFPに説明した。

 また、専門家らによれば、候補者の確固たる支持者は、ファクトチェッカーが証拠を示してもほとんど影響されないのだという。米ダートマス大学(Dartmouth College)の政治学者、ブレンダン・ナイハン(Brendan Nyhan)氏は、事実確認について、「議論の的となっている政治問題の場合、効果がなくむしろ逆効果であることが多い」と述べ、「人間は元々持っていた考えや姿勢に反する情報には抵抗する傾向がある」と説明した。(c)AFP/Rob Lever

2860チバQ:2015/12/01(火) 21:51:14
http://mainichi.jp/feature/news/20151202k0000m030110000c.html
米大統領選:民主予備選 クリントン氏、盤石の体制
毎日新聞 2015年12月01日 20時49分

 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選で民主、共和両党の予備選が始まるまで、1日で2カ月となった。民主党では最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が盤石の体制を築きつつある。上院では民主党会派46議員のうち38人の支持を取り付け、本命視されながらオバマ大統領に逆転された2008年の苦い経験を背景に雪辱を期している。

「皆さんが私のために働く準備ができているなら、私も皆さんのために働く準備はできています」

 クリントン氏が11月30日、首都ワシントンでの政治資金集会で語ると、約1000人の参加者から歓声がわき上がった。民主党の女性上院議員14人のうち13人が出席し、次々にクリントン支持を表明して「初の女性大統領」への期待感が会場を埋め尽くした。

 予備選は来年2月1日に中西部アイオワ州で開かれる党員集会で始まるが、既に知事12人、下院議員140人以上もクリントン支持を表明している。

 一時は、民主党会派の無所属、バーニー・サンダース上院議員(74)に追い上げられたが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)不支持や最低賃金引き上げなどリベラル色の濃い政策を前面に出して対抗。主要労働組合である全米サービス業従業員組合(SEIU)や全米教員労組(AFT)など、サンダース氏寄りとみられた労組からの支持も取り付けている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」集計による直近の世論調査平均値は、クリントン氏が55.8%、サンダース氏が30.2%。差は9月末時点で13.2ポイントまで縮まったが、再び開く傾向にある。

2861チバQ:2015/12/04(金) 00:51:34
http://www.sankei.com/world/news/151203/wor1512030040-n1.html
2015.12.3 18:08
【米大統領選】
なお首位走るトランプ氏、指名獲得に現実味 ルビオ、クルーズ両氏が受け皿に

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(1/2ページ)

トランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、不動産王のトランプ氏と首位争いをしていた元神経外科医、カーソン氏が支持を落とし、若手のルビオ、クルーズ両上院議員が受け皿として浮上したことが2日、米キニピアック大(コネティカット州)の世論調査で分かった。予備選・党員集会が始まる2月1日まで2カ月を切り、各陣営は差別的な発言を繰り返しながら独走するトランプ氏への対応を迫られている。

 トランプ氏は2日、ワシントン近郊のバージニア州マナサスで演説し、「私はすべての世論調査と討論会で勝ってきた」と自賛した。調査で自身に次ぐ2位に浮上した、キューバ系移民の両親を持つルビオ氏を「不法移民に対して非常に弱腰だ」と批判するなど他候補への攻撃も続けた。

 トランプ氏は2001年の米中枢同時テロの際に東部ニュージャージー州のアラブ系住民「数千人」が喝采を送ったと発言し、事実ではないとして批判を浴びている。だが、リベラルな主流メディアにたたかれても傷を負わないトランプ氏。米メディアは料理を焦げ付かせないよう調理器具をコーティングするテフロン素材になぞらえる。

 今回のキニピアック大調査で、共和党支持層におけるトランプ氏の支持率は11月の24%から3ポイント上昇して27%となり、2位のルビオ氏(17%)とは10ポイント差。経歴疑惑や外交・安全保障に関する知識不足が露呈したカーソン氏は11月の23%から16%に支持を落とし、クルーズ氏と並んだ。一時は本命視されたブッシュ元フロリダ州知事は5%で苦しい戦いを続けている。

 今後、ルビオ、クルーズ両氏が支持を拡大する見込みがある。ただ、トランプ氏は2月1日に初戦の党員集会が開かれるアイオワ州、続いて予備選が行われるニューハンプシャー州でも首位を占め、緒戦で勢い付けば指名獲得も現実味を帯びる。他陣営はトランプ氏を攻撃するCMを流すなど、巻き返しに躍起だ。

 ただ、調査では、民主党で独走するクリントン前国務長官と決戦を争った場合、トランプ氏は他の共和党候補に比べ劣勢に立つとの結果が出た。トランプ氏が本選に進めば、同氏の「暴言」が大統領選に合わせて行われる連邦議会選や州知事選に影響を与える恐れがあり、米メディアは州レベルの共和党組織が対策を練り始めたと伝えている。

2862とはずがたり:2015/12/04(金) 16:03:54

米銃乱射「テロの可能性」…オバマ大統領が言及
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151204-OYT1T50118.html?from=y10
2015年12月04日 13時49分

 【サンバーナディーノ(米西部)=田原徳容】米カリフォルニア州の障害者支援施設で2日に起きた銃乱射事件で、AP通信は3日、情報機関関係者の話として、射殺されたサイド・ファルーク容疑者(28)が、インターネットを利用してイスラム過激派と接触していたと報じた。自宅から爆弾や銃弾が大量に見つかった。

 オバマ米大統領は3日、テロの可能性に言及し、動機の解明を急ぐ方針を示した。

 同通信によると、同容疑者が接触していたのは、連邦捜査局(FBI)がテロ捜査関連で監視下に置く人物という。米CNNテレビも同日、同容疑者とFBIの捜査対象者の間で数か月前までやりとりがあったと伝えた。オバマ大統領は記者団に対し、動機は依然不明だとした上で、「テロの可能性もあるが、職場の問題の可能性もある」と述べた。

米乱射、計画的犯行?2容疑者が複数の武器用意
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151203-OYT1T50179.html?from=yartcl_popin
2015年12月04日 00時53分

 【サンバーナディーノ(米西部)=田原徳容】米ロサンゼルス郊外サンバーナディーノにある障害者支援施設で2日、武装した2人が銃を乱射し、14人が死亡、17人が負傷した。

 2人は車で逃走したが、警察との銃撃戦の末、射殺された。警察は、2人が複数の武器を用意していたことなどから、計画的な犯行とみて動機の解明を進める。

 警察は2日の記者会見で、2人について、地元の保健当局職員でイスラム教徒のサイド・ファルーク容疑者(28)と、同容疑者の妻とみられるタシュフィーン・マリク容疑者(27)と特定したと発表した。

 警察によると、保健当局が同施設で開催していたパーティーの会場に武装した両容疑者が押し入り、数分間発砲。スポーツ用多目的車(SUV)で逃走したが、約4時間半後に警察に射殺された。警察は施設内で複数の爆発物を発見し、除去作業を実施。捜査過程で、男1人が拘束されたが、事件との関連性は不明だ。

2863チバQ:2015/12/06(日) 12:33:30
http://www.cnn.co.jp/usa/35074497.html

米共和党指名争い、トランプ氏が独走 2位に20ポイント差 
2015.12.05 Sat posted at 11:26 JST

(CNN) 来年の米大統領選の共和党候補指名獲得争いで、トランプ氏の支持率は36%に達し、2位を20ポイント引き離して独走状態にあることが、CNNと調査機関OCRの最新の世論調査で分かった。
トランプ氏のリードは6月の出馬表明以来、最大となった。
トランプ氏を追うテッド・クルーズ上院議員の支持率は16%で、元神経外科医のカーソン氏は14%。さらにマルコ・ルビオ上院議員が12%で続いている。他の候補者の支持率はすべて5%以下。
10月中旬に行われた前回の世論調査からは、カーソン氏、ジェブ・ブッシュ・元フロリダ州知事、ランド・ポール上院議員が大きく支持率を落とした。一方、クルーズ氏は12%増、トランプ氏は9%増と支持率を大きく伸ばした。
共和党支持者のうち、大卒以上の層ではクルーズ氏が21%の支持を集めトップ。僅差で19%のカーソン氏とルビオ氏、18%のトランプ氏が追う。一方、それ以外の層では、トランプ氏の支持率が43%と圧倒的なリードを保っている。
トランプ氏は争点別でも圧倒的な支持を得ており、経済、連邦予算、不法移民、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」、外交といった争点で、いずれも他を寄せ付けない支持率を獲得している。
調査は11月27日〜12月1日、無作為に選んだ成人1020人を対象に電話で実施。うち登録有権者は930人で、共和党支持者や共和党寄りの無党派層は445人だった。共和党支持者らの調査結果に関する統計上の誤差はプラスマイナス4.5%。

2864チバQ:2015/12/06(日) 12:34:52
>>2862
http://www.cnn.co.jp/usa/35074507.html
米カリフォルニア銃乱射 「支持者」の犯行、ISISが宣言
2015.12.06 Sun posted at 10:49 JST
(CNN) 米カリフォルニア州サンバーナディノの福祉施設で起きた銃乱射事件について、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は5日、「支持者たち」による犯行だったと宣言した。
ISISがイラクで運営するラジオ局アルバヤンが伝え、事件の容疑者夫婦を「神が殉教者として受け入れることを祈っている」と表明した。
ただし容疑者らがISISのメンバーだったとは断言せず、ISISとして犯行を認めているわけではない。
CNNの軍事アナリストは、ISISが過去のテロ攻撃で、実行犯を「騎士」「戦士」などと呼んでいたことを指摘。支持者という表現が使われたからといってそれは容疑者らがメンバーだったという意味ではなく、ISISから指示があったという意味でもないと述べた。
さらに、支持者というのはメンバーに比べて低い立場と考えられ、容疑者夫妻はISISと直接接触していなかった可能性があるとも語った。
ホワイトハウスによると、オバマ米大統領が5日朝、当局者らから受けた報告も「犯人が犯罪組織やテロ組織の構成員だったことを示す事実はない」との内容だったという。
当局は容疑者夫妻の渡航歴や電話、コンピューターに残った履歴などを基に、犯行の動機を詳しく調べている。

http://www.cnn.co.jp/usa/35074508.html
オバマ米大統領、異例の執務室演説へ テロの脅威めぐり
2015.12.06 Sun posted at 11:42 JST
(CNN) オバマ米大統領は米東部時間の6日午後8時(日本時間7日午前10時)、ホワイトハウスの大統領執務室からテレビ演説を行い、カリフォルニア州で起きた銃乱射事件の捜査状況やテロの脅威全般について演説する。CNNなどが生放送を予定している。
ホワイトハウスによると、オバマ大統領はまず、連邦捜査局(FBI)が「テロ行為」として捜査している銃乱射事件について、最新の情報を示す。
アーネスト報道官によれば、大統領はさらにテロの脅威全般についても説明。脅威の本質や現在に至るまでの経緯、掃討作戦の方針などを語る。
「過激派組織『イラク・シリア・イスラム国(ISIS)』を撲滅するとの固い決意」を改めて表明し、「暴力を使って破壊的なイデオロギーを広めようとするテロ集団に打ち勝つために、米国は正義と平等、自由を誓う価値観を駆使する必要がある」と訴える見通しだ。
野党・共和党の大統領選候補や議員らは、銃乱射事件を受けたオバマ大統領の対応を批判し、大統領が銃規制強化に言及したことに強い反発を示している。大統領は5日のラジオ演説で、旅客機の搭乗禁止名簿に記載されるような危険人物でも銃を購入できるという現状は「正気のさたではない」と厳しく批判した。
オバマ大統領が執務室から演説するのは、就任以来3回目。過去2回はいずれも2010年で、1回はイラク駐留米軍の戦闘任務終結を宣言し、もう1回はメキシコ湾原油流出事故への対応を説明した。

2865チバQ:2015/12/06(日) 16:13:40
http://news.goo.ne.jp/search/article/?MT=%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8&amp;IE=UTF-8&amp;OE=UTF-8
【米大統領選】“暴言王”トランプ氏が過去最高支持率36%! オバマ政権の「イスラム国」対応への不満代弁

12月05日 19:24産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで独走する不動産王、トランプ氏に対し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応で同党支持層からの期待が強まったことが、4日発表されたCNNテレビの世論調査で分かった。オバマ大統領への不満も吸収しているとみられ、米連邦捜査局(FBI)がカリフォルニア州での銃乱射事件をテロ行為と断定したことで、この傾向はさらに強まる可能性がある。

 事件前に実施された同調査によると、トランプ氏は10月の前回調査での27%から36%へと支持を拡大。トランプ氏と同様にシリア難民受け入れで厳しい立場を取るクルーズ上院議員が4%から16%へと躍進し、2位に付けた。トランプ氏の支持率、2位との差(20ポイント)は過去最大となった。

 イスラム国問題に誰が最もうまく対処できるかを尋ねた設問では、46%がトランプ氏を挙げ、8月調査の32%に比べて14ポイントも増加。外交政策でも9月調査の22%から30%に上昇していた。パリ同時多発テロを受け、トランプ氏は米国内のイスラム教徒への警戒を訴えており、強硬姿勢が支持につながったとみられる。

 一方、オバマ氏は同時多発テロ前日の11月12日に収録されたABCテレビ番組によるインタビューに対し、「イスラム国が力を付けているとは思わない。当初の目標の通り、私たちはイスラム国を封じ込めている」と述べていた。

 だが、パリと米国でのイスラム国がらみの犯行は、その脅威がイスラム国による支配地域があるイラク、シリアに封じ込められていないことを証明した形だ。

 ブッシュ、オバマ両政権で続けて安全保障を担ったゲーツ元国防長官は4日付のワシントン・ポスト紙で、オバマ氏が2013年にシリア空爆を断念したことを念頭に「次の大統領は決然とし、レッドライン(越えてはならない一線)を引くことには慎重でなければならない」と論じた。

 ゲーツ氏は“トランプ現象”に関し、「多くの米国人が政治指導者に激怒し、トランプ氏のような人物を通じて怒りの声を上げようとしている」と指摘した。

2866チバQ:2015/12/06(日) 19:30:02
http://www.sankei.com/world/news/151205/wor1512050018-n1.html
2015.12.5 09:13
【カリフォルニア銃撃】
大統領「脅威ない」宣言から1週間で惨劇 「ホームグロウン」封じ込め困難 テロの恐怖、米国飛び火





 米西部カリフォルニア州の福祉施設で起きた銃乱射事件は4日、思想的な背景を持つ人物が米社会を震撼させるために行った犯行の可能性が高まった。テロの恐怖は、パリ同時多発テロが起きた欧州から米国に飛び火。米国民が恐れていた事態が現実になった。

 保安当局はクリスマスや年末年始に向けて神経をとがらせてきた。「イスラム国」は米国でのテロを予告。このためオバマ大統領自ら11月25日に「具体的な脅威はない」と国民に平静を呼び掛けていた。それからわずか1週間で惨劇に直面し、暴力を完全に封じるのは困難だとの現実が浮き彫りになった。

 米国では「(イスラム国の)メッセージを受け取った人物が武器を手に行動を起こしかねない」(ブルッキングズ研究所)との見方があった。排他的な空気が広がれば、米社会に不満を持つ市民を「ホームグロウン(自国育ち)」の新たなテロに駆り立てる悪循環を招くことも考えられる。(共同)

2867チバQ:2015/12/06(日) 23:54:42
>>2702 9月末 
1:不動産王トランプ氏
2:元神経外科医 カーソン氏
3:ルビオ上院議員
4:HPの元CEO フィオリーナ氏
5:ブッシュ元フロリダ州知事

>>2795 11月頭
>>2793 WSJ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏:29%
不動産王、ドナルド・トランプ氏:23%
マルコ・ルビオ上院議員:11%
テッド・クルーズ上院議員:10%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事:8%

>>2780-2781 NYタイムズ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64):26%
不動産王、ドナルド・トランプ氏(69):22%
マルコ・ルビオ上院議員(44):8%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62):7%
コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61):7%
ランド・ポール上院議員:4%
テッド・クルーズ上院議員:4%
ジョン・ケーシック・オハイオ州知事:4%
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事:4%

>>2853 11月末 ロイター
1.ドナルド・トランプ 31%
2.元神経外科医のベン・カーソン 15%
3.マルコ・ルビオ上院議員8%
3.テッド・クルーズ上院議員8%
5.ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事7%
>>2861 12月頭 米キニピアック大(コネティカット州)の世論調査
1.不動産王のトランプ氏:27%
2.ルビオ上院議員:17%
3.元神経外科医、カーソン氏:16%
?.ブッシュ元フロリダ州知事5%

>>2863 CNN
1.不動産王のトランプ氏:36%     
2.テッド・クルーズ上院議員:16%   茶会系 父親はキューバからの移民でヒスパニック系>>2313
3.元神経外科医のカーソン氏14%  茶会系 
4.マルコ・ルビオ上院議員12%    穏健とも茶会系とも言い難い>>2571

2868チバQ:2015/12/08(火) 02:47:49
http://www.sankei.com/world/news/151207/wor1512070031-n1.html
2015.12.7 20:11

対テロ対策で失点続きのオバマ大統領 なお戦略手探り 政権への不信感高まる

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(1/2ページ)

6日、ホワイトハウスの大統領執務室から国民向けにテレビ演説するオバマ米大統領(UPI=共同)
 米カリフォルニア州の乱射事件は、オバマ大統領が「イスラム国」などの過激主義を過小評価する発言を繰り返している最中に起きた。異例のテレビ演説はその失点を挽回し、テロと戦う姿勢を見せるのが目的だったが、政権の戦略がなおも手探りである実態をかえって浮き彫りにした。

 オバマ氏は演説で「ここ数年でテロリストの脅威は新たな局面に発展した。銃乱射のような複雑さの少ない暴力行為に転じている」と述べた。2001年の米中枢同時テロ後に国際テロへの対処能力を向上させた米国が、単純なテロ行為にもろい実態を認めた形だ。

 オバマ氏は最近、テロに関して失点続きだった。パリ同時多発テロの前日には「私たちはイスラム国を(シリア、イラクに)封じ込めている」と発言。乱射事件の1週間前には「具体的で信頼できる情報は得ていない」と発表していた。

 米国民はそんな政権への不信感を強めている。米CNNテレビが6日発表した世論調査によると、イスラム国への対処でオバマ氏への不支持は3分の2近くの64%に上り、支持は33%にとどまった。テロ対策でも不支持(60%)が支持(38%)を大きく上回った。
 米軍のより強い関与を求める声が強まっている実態も判明した。昨年9月のシリア空爆開始直後のCNN調査では、米国がイスラム国掃討のため地上戦闘部隊を送ることを「好ましい」とする回答は38%にとどまっていたが、最新の調査では53%まで拡大。反対の45%を初めて上回った。

 オバマ氏は演説で、国内でのイスラム教徒に対する差別を批判するとともに、野党・共和党で強まっているシリア難民受け入れ反対の意見も牽制(けんせい)した。だが大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、トランプ氏は演説後、ツイッターで「(対策は)これで全て? 速やかに新大統領が必要だ」と反応した。

 トランプ氏は難民受け入れ拒否や国内のモスク(イスラム礼拝所)の監視を主張し、政権への不満の受け皿になっている。今回の演説でこうした流れを変えるのは難しそうだ。(ワシントン 加納宏幸)

2869とはずがたり:2015/12/08(火) 04:10:54
中絶反対は或る種米国に於けるイスラム原理主義的な立ち位置にあるようである。で,イスラームの世俗主義に対応するのがグローバル資本主義という訳だ。

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
中絶医療施設への銃撃テロ、保守派が抱える闇
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-791.php
2015年12月01日(火)17時50分

 先週末、コロラド州コロラドスプリングスにある医療施設が銃で武装した男に襲撃され、警官隊との銃撃戦が発生。警官1人を含む3人が死亡する惨事となりました。逮捕された狙撃犯はロバート・ディアという57歳の男性で、動機などの詳細は現時点で判明していませんが、「ベビー・パーツ(胎児の臓器利用のこと)を許さないため」などと語っているようです。

 襲われた医療施設は全国組織の団体である「プランド・ペアレントフッド」という団体が経営しています。不妊対策や避妊を中心とした家族計画に関する啓蒙活動を行いながら、男女に対する不妊治療や人工妊娠中絶など実際の診療行為も行っているようです。

 この「プランド・ペアレントフッド」ですが、今年に入って保守系団体による「潜入撮影ビデオ」が出回り、その中で中絶した胎児の臓器売買に関する(真偽のほどは不明ですが)疑惑があったことから、全米の保守派による「同団体への補助金を打ち切れ」という政治運動に発展していました。

 この秋には、この「プランド・ペアレントフッド」への補助金をカットするかしないかで、議会共和党の右派が「予算未成立の場合は政府閉鎖も辞さず」という強硬な姿勢を見せ、結果的にはベイナー下院議長が辞任する事態になっています。

 ディアという狙撃犯が「臓器売買」のことを口にしているという報道が事実であれば、同団体に対する保守派による一連の敵意に満ちたプロパガンダに乗せられて、凶行に及んだということが考えられます。

 実は、この「プランド・ペアレントフッド」に対する今回のテロ行為には、長いアメリカにおける「保守派の闇」とでも言うべき問題があります。今回は「胎児の臓器売買批判」というプロパガンダに触発された可能性が高いわけですが、もっと一般的な「中絶医師への襲撃」という問題で、90年代以降長い歴史があるのです。

 例えば、96年の夏季五輪の大会期間中に発生したアトランタ五輪公園爆破の容疑者エリック・ルドルフが典型的です。ルドルフは五輪テロを起こす前にも、中絶医を襲撃したり、同性愛者の集まるナイトクラブを爆破したりと、極端な価値観を動機にした事件を多く起こしていたのです。

2870とはずがたり:2015/12/08(火) 04:11:38
>>2869-2870
 その背景にある思想とは何なのでしょう。それは、ルドルフがオリンピックそのものを攻撃対象にしたところに1つのカギがあります。ルドルフは供述の中で「オリンピックというのは大企業が大金を払って、国際的な社会主義を許す愚行であって、背景には中絶賛成のイデオロギーがある」という言い方で爆弾テロの動機を語っていました。

 つまり、「国際的なもの」や「大企業の経済力」などが「中絶賛成のイデオロギー」と結びついた敵の正体だというのです。そこには、グローバル経済から取り残された者の鬱屈した「反国際主義」があり、「大企業への憎悪」があります。さらに思想的に飛躍する中で、「国際的な大企業に支えられたリベラル思想」が「人間であるにも関わらずヒトの生命に対して決定権を持つ」という傲慢に至っているというストーリーを描いて憎悪の対象にしていたわけです。

 理屈としては分からないわけでもないのですが、それではどうして「中絶への怒り」という感情が、諸外国では見られない政治的イデオロギーに発展するのでしょう? そこにあるのは、「強者による殺人の正当化という偽善」への怒りです。それは宗教の教義にそう書いているから、というレベルを越えて一種の信念になってしまっており、理屈を越えた感覚としてあるようです。

 これに加えて、アメリカの保守が抱きがちな「大自然の脅威に対抗するカウボーイ的なヒロイズム」や、銃社会ゆえの「殺されるかもしれない」という恐怖心が「殺される存在としての胎児」への感情移入と、「殺す側」であるリベラル派への強烈な反発になる、そしてそれが「中絶反対」という一点に凝縮するというイデオロギーのメカニズムが見られます。

 この一点に凝縮するというのが特徴であって、例えば中絶反対派は女性の社会参加や給与水準の均等などの点で「アンチ・フェミニズム」であるかというとそうではありません。そうではなくて、彼らが重視しているのは「生命倫理」に集約されているのです。

 その関連で、中絶問題に加えて「尊厳死」に対しても強く反対しており、クリント・イーストウッド監督がオスカーを受賞した『ミリオンダラー・ベイビー』という映画では、尊厳死の問題が肯定的に描かれているとして上映反対運動が起きましたが、そこにも同様のイデオロギー的背景があります。

 自分は「殺される側」だという自己規定をして、中絶や尊厳死を肯定する人間を「殺す側」だと決めつけて敵視する、そこまでなら「生命を尊重している」という姿勢を曲がりなりにも主張できるかもしれません。ですが、そこで「敵視した相手」の命を奪ってもいいということになると、論理矛盾も甚だしいということになります。ですが、その矛盾に気が付かないところが、テロリストがテロリストたる所以なのでしょう。

2871とはずがたり:2015/12/08(火) 04:13:18

冷泉氏もはっきりした事は判らず曖昧な物言いに終始しているイメージ。
俺の妄想ベースだと中東から連れてきた奥さんが過激派思想に傾倒していて旦那は奥さんにめろめろで言いなりだったとか?

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
乱射事件、「イスラム教徒の容疑者」に苦悩するアメリカ
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-792.php
2015年12月04日(金)17時25分

 今週2日、ロサンゼルス近郊のサンベルナルディーノにある福祉施設で発生した銃乱射事件は、14人の犠牲者を出すという規模の大きさが全米に衝撃を与えました。同時に、事件の背景に「原理主義テロ」の可能性が否定できないため、メディアの報道には明らかな「歯切れの悪さ」があります。オバマ大統領のコメントも同様です。

 メディアや大統領は真実を隠そうとしているのでしょうか? 違うと思います。アメリカは今回の事件に対して、どのように理解し、どのように対応するかという点で、苦悩の最中にあると言えます。捜査と情報開示がまったくの現在進行形の事件ですが、とりあえず現時点での論点について整理しておこうと思います。

 まず、射殺された男女2人の容疑者ですが、28歳の男性サイード・ファルークと、27歳の女性タシュフィーン・マリクであり、2人は夫婦だったと発表されています。

 同市の市警の発表と一部報道によれば、死亡したファルーク容疑者は、地元サンベルナルディーノ郡の保健局に食品衛生管理の職員として勤務しており、既に勤続5年、年俸は5万1000ドル(約625万円)だったそうです。また、職場では静かで礼儀正しい人物という評価だったと報道されています。

 事件現場は障害者支援の拠点施設ですが、この日はたまたま郡の保健局が「歳末パーティー」を開くために場所を提供していました。パーティーの冒頭では、ファルーク容疑者は普通に参加していたのですが、記念写真を撮ろうとすると彼がいないので、同僚たちは不審に思ったようです。その間にパーティーを中座したファルークは、自宅に帰って妻を連れ、共に重武装してパーティー会場に戻って凶行に及んでいました。

 一部報道によればファルークは、パキスタン系の2世でアメリカ生まれのアメリカ市民であり、同時にイスラム教徒でした。そのファルークは、2013年にサウジアラビアへの巡礼に行っており、2014年には再度サウジを訪問して、戻った時には新妻のマリクを伴っていたそうです。

 驚くべきなのは、夫妻には生後6カ月の乳児がいるのですが、その赤ちゃんを親に預けて乱射事件へと向かい、そして警官隊との銃撃戦の末にその赤ちゃんを残して死亡しているということです。28歳と27歳の収入も身分も安定している若い夫婦が、しかも生後6カ月の可愛い盛りの子供を残して、これだけの暴力と破滅行為ができるということが信じられません。

 この点に関して、現在はFBIも入って夫妻のネット閲覧履歴などを捜査しているようです。現時点では、テロ容疑者に指定された人物と電話やSNSで接触していた形跡があるという報道があります。例えばですが、サウジ巡礼の際に、アルカイダなどのリクルーティングに引っかかり、過激思想に影響されて破滅への道を歩んで行った、そんな可能性も議論されています。

2872とはずがたり:2015/12/08(火) 04:13:52
>>2871-2872
 ネット上の量販店のサイトには、マリクが出産予定を登録してベビーグッズの買い物リストを作った記録がまだ残っています(本稿執筆時点)。また、ファルークの職場では、出産前に「ベビーシャワー」という祝いのイベントを同僚たちにしてもらっていたという証言もあります。CNNのインタビューに応じていた夫婦の隣家の女性は、「幸せそうな若夫婦でまったく何の不審な点もなかった」と証言していました。

 もしかすると、文化の狭間で引き裂かれる中で、苦悩のエネルギーが良くない方向へ向かってしまったのかもしれません。その一方で、攻撃計画が先にあって、ある時点以降は「幸せな若い両親」というのは「偽装」だったというような証拠が出る可能性も否定できないのです。CNNでは最初からテロを仕掛けるために「強いられた結婚」だという説も排除できない・・・そんな議論もされていました。

 こうした様々な憶測はあるものの、警察当局や大統領は極めて慎重です。例えばオバマ大統領は、事件から一夜明けた3日には「テロリズムである可能性は排除できないが、職場のトラブルという可能性も排除できない」という発言をしています。そこには、慎重さと同時に重苦しさが感じられます。

 アメリカは、明らかに苦悩しています。警察もメディアも、2人の本名を発表するまで半日以上の時間を置きましたし、大手メディアはパキスタン系であることや、サウジ巡礼の話は事件翌日の昼過ぎまでは伏せて報道していました。その「苦悩」というのは、2人の真の動機を理解しかねて苦悩しているということではありません。

 そうではなくて、仮に今回の事件が「イスラム教徒による原理主義テロ」であるならば、アメリカ社会の中で「移民排斥」や「イスラム教徒への偏見拡大」といった「マス・ヒステリー」に近い現象が拡大する可能性があるからです。

 9・11の直後にブッシュ政権は、「イスラムとの共存」を国民に説き、国内のイスラム教徒との団結姿勢を見せながら、アフガニスタンとイラクという戦争に突き進むことで「アメリカが攻勢に出て弱みを見せない」ことが、保守層の「安心」になる政治的判断を下しました。

 ですが、現在は、状況が異なります。世論の厭戦感情が強いために対ISIL地上戦は不可能な一方、パリの事件が「他人事であるがゆえに、国内での不安が増す」という異常な状況にあるのです。

 そんな中、ドナルド・トランプという稀代のポピュリストは、事件の前日には「ISIL攻撃では不十分。アメリカでもテロリストを生み出したら、その家族をこっちが人質にとって、場合によっては殺すことにして対抗すべき」という極端な言論を展開しています。

 そのトランプは、「9・11の直後に、ニュージャージー州では何千人というイスラム教徒が集まって、勝利を喜んだ」(地元の人間として断言できますが、100%デマです)とか、「9・11はブッシュ政権時代に発生した。意味わかるだろ?」(ブッシュに責任があるような言い方で、これも大いに物議を醸しました)などという暴言もはいており、それが一部の支持者に受け入れられているのも事実です。

 そのような世相の中で、今回の事件が、世論の不安感情に「点火してしまう」こと、大統領もメディアもそれをおそれているのです。9・11直後とは、また別の形でアメリカは苦悩の中にあります。

2873チバQ:2015/12/09(水) 00:04:52
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080010-n1.html
2015.12.8 08:49
【米大統領選】
共和党トランプ氏、イスラム教徒の入国禁止を主張

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7日、サウスカロライナ州で演説する米大統領選の共和党指名を争うトランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで首位に立つ不動産王、トランプ氏は7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受け、イスラム教徒が米国に入国することを全面的に禁止すべきだとする声明を発表した。

 トランプ氏はイスラム教徒が米国民への憎悪を強め、イスラム法により聖戦が正当化されていると指摘。「わが国が、聖戦のみを信じて人命を尊重する感覚を持たない人々による恐ろしい攻撃の犠牲になってはならない」とした。

 これまでもトランプ氏はシリア難民の受け入れ拒否や国内のイスラム教モスク(礼拝所)監視を主張。選挙戦をリードするトランプ氏の発言は影響が大きく、共和党の対立候補は「トランプ氏は錯乱している。まともな政策提言ではない」(ブッシュ元フロリダ州知事)などと批判した。

2874とはずがたり:2015/12/09(水) 09:53:17

なんかを調べてたら(→思い出した,息子がすぐ暑がって薄着なのでバセドー氏病とかじゃあないか心配になって甲状腺とか調べてたらケネディがアジソン病でってのがひっかかった)ケネディはホルモン治療の副作用で顔が黒かったとあって勿論ケネディと云えば暗殺で,それを調べてるとケネディ一家の悲劇の話しになる。

で,上院議員で暗殺されたのはケネディ司法長官とヒューイ・ロングのみとの事。で,フランクリン・ルーズベルトと大統領候補の座を争った所得再分配の持論の政治家だそうな。先日,大恐慌とニューディールについて調べてた所だったのでひょんな所から繋がった。

ヒューイだったらその後どうなってたかねぇ。。

もしヒューイ・ロングが大統領になっていたら 〜『鷲たちの盟約』ほか
http://himehikage.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-f3d1-1.html
『鷲たちの盟約』アラン・グレン著/佐々田雅子訳
(新潮文庫 2012年邦訳)

1943年、アメリカ合衆国。10年前に大統領就任目前のルーズヴェルトが暗殺され、未だに大恐慌の悪夢から脱せずにいるこの大国は、今やポピュリストに牛耳られた専制国家と化している。ポーツマス市警のサム・ミラー警部補はある晩、管内で発見された死体の検分に向かうが、その手首には6桁の数字の入れ墨があった…(文庫カバーより)

Amerikaneagle もし急進的ポピュリストだった南部出身のヒューイ・ロングが、暗殺されることなく大統領にまで登りつめていたら第二次世界大戦最中のアメリカはこうなっていたかもしれない、という歴史改変サスペンス。ヒトラーのドイツを支持し、アメリカはドイツと中立条約を結ぶべきと訴えて経歴を汚すことになったリンドバーグも1シーンに登場し、まさにその思惑どおりの展開が、本書では繰り広げられる。

常に秘密警察に見張られている緊張感、そして警官という立場上、家族を守るためにも体制側に従わないわけにはいかない主人公のジレンマなどは、同じ新潮文庫のトム・ロブ・スミス作品に近いものがある。あっちに登場した黒人歌手ポール・ロブソンがこっちにもちらっと登場するし。
感情を揺さぶられ読み出したら止まらない面白さはスミス作品のほうが上だと思うが、こっちは史実や実在した人物が思わぬところで絡んでくる面白さがある。終盤になって、手首に入れ墨のあった線路脇の死体の身元がほのめかされるけど、あれはあの超有名人物ってことでいいのかしら? それともその関係者? ちゃんと読み取れていない…。

話はどこに落ち着くのか最後まで予想がつかないまま、主人公はある決心をする。なるほどそういう手段しかないのかと、納得半分、気の遠くなる思いが半分。

かつて南部の黒人奴隷が北部やカナダへ逃亡するのを手助けした「地下鉄道」が、本書では反体制分子として目をつけられた人々を国外に逃がす地下組織として再び組織される。学生時代にその「地下鉄道」も関係する論文を書き、英文資料を漁っていたのを思い出した。バンド活動とアルバイトのほうに精を出していたし英語理解力も乏しく、どうやってごまかして課題を完成させたのか、今となっては謎。

2875チバQ:2015/12/09(水) 22:58:49
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090044-n1.html
2015.12.9 18:43
【米大統領選】
トランプ氏「イスラム教徒入国禁止」発言に集中砲火「妄想で名を上げた」 日系人強制収容引き合いに正当化も

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米サウスカロライナ州での集会で演説するトランプ氏=7日(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を主張した問題は、米政府はもとより共和党からも批判が相次いだ。それでもトランプ氏は8日、第二次大戦中の日系人強制収容を引き合いに自らの発言を正当化。「国を害する」(アーネスト大統領報道官)ような暴言を止めようとしない。

 ケリー米国務長官は8日、訪問先のパリで「発言は建設的ではない」と批判した。アーネスト氏も同日の記者会見で「トランプ氏は大統領になる資格がない」と述べるとともに、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦に参加する有志連合の中東諸国との協力に悪影響が出ることに懸念を示した。

 大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官もホームページで「トランプ氏は選挙戦を通じ、偏見と妄想症の取引で名を上げた」と非難した。

 共和党でも、ライアン下院議長がトランプ氏の発言を「保守主義ではない。共和党や米国が支持するものでもない」と否定した。

 これに対し、トランプ氏は8日、米メディアで「(批判は)気にしていない」と発言した。

 ABCテレビの番組では、フランクリン・ルーズベルト元大統領が戦時中に日系人強制収容に道を開く決定を下したことを挙げて、自らの政策と「何ら変わりはない」と主張。イスラム教徒の入国禁止は「他に手段がない」と語った。

2876チバQ:2015/12/09(水) 23:15:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015120900370
68%「無所属でも投票」=共和トランプ氏支持者-米紙調査


 【ワシントン時事】米紙USAトゥデーが8日発表した2016年米大統領選に関する世論調査結果によると、共和党指名争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の支持者の68%が、トランプ氏が第3党や無所属の候補として出馬した場合でも、トランプ氏に投票すると答えた。投票しないという回答は18%だった。
 トランプ氏は9月、共和党を離れて出馬する選択肢は封印すると党に誓約した。しかし、自身を引きずり降ろそうとする動きが主流派の間で強まってきたことを受け、第3党などからの出馬の可能性を再びほのめかし始めている。
 党指名争いでの支持率はトランプ氏が27%でトップ。2位はテッド・クルーズ上院議員(44)の17%、3位はマルコ・ルビオ上院議員(44)の16%だった。調査はトランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を提唱する前の2〜6日に行われた。(2015/12/09-11:54)

2877チバQ:2015/12/09(水) 23:20:41
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090017-n1.html
2015.12.9 09:24

モスク前にブタの頭部 イスラム敵視のヘイトクライムか FBIが捜査 米東部フィラデルフィア

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク(イスラム教礼拝所)前に6日夜、ブタの頭部が投げ付けられていたことが分かり、米連邦捜査局(FBI)は7日、憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査を開始した。

 監視カメラの映像によると、モスク前を走行していた赤いトラックの窓から、何らかの物体が投げ付けられていた。モスク関係者が7日朝にブタの頭部を発見し、警察に届け出た。

2878チバQ:2015/12/09(水) 23:23:34
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090064-n1.html
2015.12.9 21:52
【米大統領選】
トランプ氏お膝元NYで“怒りの嵐” イスラム教徒「知的レベルの表れ。正気の沙汰か」

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米サウスカロライナ州で演説するトランプ氏=7日(ゲッティ=共同)
 不動産王のトランプ氏が7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受けてイスラム教徒の米国への入国を全面禁止にすべきだと発言したことに対し、米国のイスラム教徒からは「本格的な迫害の動きにつながりかねない」と強い批判の声が上がった。熱心な共和党支持者らも発言に疑問を呈している。(ニューヨーク 黒沢潤)

 「トランプ氏の知的レベルがそのまま(発言に)表れた。州知事や上院議員の候補ならともかく、一国のトップを目指す人物の言葉ではない。支持者がそれを笑って称賛するとは、正気の沙汰なのか」

 トランプ氏が所有するビル「トランプタワー」のあるニューヨーク市マンハッタン島の東に位置するクイーンズ区。数十万人のイスラム教徒が住む同区のモスク(イスラム教礼拝所)「アッダワ」近くで、パキスタンから24年前に移住したタクシー運転手、ラフィ・カーン氏(52)は語気を荒らげた。娘と息子は米国で生まれた薬剤師といい、「米社会に立派な貢献をしている」と強調する。

 米軍では陸軍1928人、海軍879人、空軍595人のイスラム教徒が国防を担っている。それだけに、多くのイスラム教徒にとりトランプ氏の言動は「冒涜(ぼうとく)」と映る。

 28年前にエジプトから移住したアフメド・エルデルバイ氏(40)も、「米国は多民族で構成されている。イスラム教徒を排除するという過激な発言をする者は米国にいてほしくない。彼は(祖先がいた)欧州に行くべきで、再び米国に戻らない方がいい」と言い切った。

 米国のイスラム教団体「米イスラム評議会」(本部・ワシントン)幹部のフッサム・アイロシュ氏は、ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害・虐殺して以降、責任ある者がトランプ氏のような発言をするのを聞いたことがないと指摘。その上で、米社会に今後、イスラム教徒迫害の動きが強まりかねないと懸念を示す。

 米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク前には6日夜、赤いトラックの窓からブタの頭部が投げ込まれていたことが監視ビデオの映像で判明した。連邦捜査局(FBI)が憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査を始める事態になっており、米国のイスラム教徒約450万人は不安におびえている。

 米国では1880年代、「中国系移民が多くの雇用を奪った」として排斥運動が高まった結果、中国人排斥法が議会で可決された。第二次世界大戦中も、日系移民が収容所に入れられて辛酸をなめた。

 イスラエルから37年前に移住したユダヤ系米国人で共和党支持者のマウリオ・フェダー氏(65)は銃乱射事件の実行犯らについて「アメリカン・ドリームを追い求めて米社会の一部となったのに、イスラム国に共鳴するとは問題だ」と批判しつつも、「トランプ氏の言動は子供のようだ。同じイスラム教徒でも、シリア難民は米国が厳重な審査のうえ受け入れるなど助けてしかるべきだ」と指摘。さらに、「彼は刺激的なことを言って自己宣伝に努めているが、共和党を混乱させ、結局は(民主党候補の)クリントン氏を利するだけだ」と切り捨てた。

2879チバQ:2015/12/09(水) 23:35:28
http://www.afpbb.com/articles/-/3069562
トランプ氏に世界中で非難の嵐、ハリポタ作者「ヴォルデモートより悪」
2015年12月09日 10:00 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月9日 AFP】2016年米大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)が、イスラム教徒の入国禁止を提案したことを受け、世界中で批判の嵐が巻き起こっている。米ホワイトハウス(White House)は同氏を大統領の資格がない「祭りの客引き」と呼び、ライバル候補らもこぞって非難の声を上げた。

 トランプ氏の発言は、過激思想に傾倒していたとされるイスラム教徒の夫婦が起こしたカリフォルニア(California)州の銃乱射事件を受けたもの。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は6日の国民向けテレビ演説で、事件を「テロ行為」と呼びつつも、「アメリカとイスラムとの戦い」ではないと強調した。

 だがトランプ氏は、それから24時間もたたないうちに、「米国の指導者らが何が起こっているのか把握できるまでの間、イスラム教徒の入国を全面的かつ完全に禁止」すべきだと訴えた。

 エジプトのイスラム教権威機関「ダールイフタ(Dar al-Iftaa)」は、この提案を「過激主義で人種差別主義」と非難。この他、英政府などからも批判の声が上がっているが、トランプ氏は8日もなお、反省の色を見せていない。

 トランプ氏のポピュリスト的な基準から見ても過激な今回の発言は、共和党の有力メンバーや選挙のライバル陣営からも同様に猛烈な批判を受けた。

 候補者指名争いで大幅に遅れをとっているリンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員は米CNNテレビで、トランプ氏の選挙スローガン「アメリカを再び偉大に」を引き合いに出し、「どうすればアメリカを再び偉大にできるか知っているか」と問いかけ、「ドナルド・トランプに『地獄へ落ちろ』と言うことだ」と述べた。

2880チバQ:2015/12/09(水) 23:35:45
■「ルーズベルト大統領もやった」と反論

 だが、トランプ氏は少しもひるまず、自身の入国禁止の提案を、第2次世界大戦(World War II)中にフランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)大統領が取った「敵国人」の日本人とドイツ人に対する方策になぞらえた。

 米ニュース専門局MSNBCの番組「モーニング・ジョー(Morning Joe)」でのインタビューで、この提案は米国が重んじる価値観に反しないかとの質問を受けて、同氏はこう答えた。「ノーだ。FDR(ルーズベルト大統領のイニシャル)がやったじゃないか」

 それでも批判の嵐は収まらず、人気児童小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」の作者J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏は、同作に登場する悪役よりもトランプ氏は悪者だと述べた。

「恐ろしい。ヴォルデモート(Voldemort)も全く足元に及ばない悪者だ」としたローリング氏のツイッター(Twitter)投稿は、瞬く間に拡散した。

 英政府も同様の反応を示している。デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相は報道官を通じ、トランプ氏の発言を「敵対的で、用をなさず、単純に間違っている」と一蹴し、「全く同意できない」と述べた。

 また、スイス・ジュネーブ(Geneva)に本部を置く国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も、トランプ氏の発言に直接言及はしなかったものの、米大統領選で使われている表現は重要な米国の難民再定住制度を脅かすものだと警鐘を鳴らした。(c)AFP/Peter STEBBINGS

2881チバQ:2015/12/09(水) 23:36:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3069552
トランプ氏に「大統領の資格なし」 ホワイトハウスが痛烈批判
2015年12月09日 07:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月9日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は8日、2016年大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと提案したことを受け、同氏に大統領に就任する資格はないとして、共和党陣営に対しトランプ氏を糾弾するよう呼び掛けた。

 ジョシュ・アーネスト(Josh Earnest)大統領報道官は、トランプ氏を「偽物の髪」をまとった「祭りの客引き」で、その選挙運動は「歴史のごみため」レベルだとこき下ろし、同氏の提案は憲法違反だと指摘。その発言を「侮辱的」「有害」などさまざまな言葉で形容しながら、「ドナルド・トランプ氏はきのう(7日)の発言で、大統領への就任資格を失った」と述べた。

 このようにホワイトハウスが異例なまでの痛烈批判を展開するのは、トランプ氏の発言がイスラム教徒の米国人とイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いに与え得る影響への懸念の表れであることと同時に、大統領選を来年に控え、政治上の好機として利用したい思惑もうかがえる。

 アーネスト報道官は即座に、トランプ氏の発言を批判しながらも大統領候補となれば支持すると表明している共和党の重鎮らに対する批判も展開した。「トランプ氏の発言は資格剥奪に相当する。そして、共和党支持者らを恐れてそれを認められない共和党員も、やはり大統領になる資格はない」と語った。(c)AFP

2882チバQ:2015/12/09(水) 23:37:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3069619
トランプ氏暴言「もうやめて」 イスラム系米国人が悲鳴
2015年12月09日 15:42 発信地:ジャージーシティー/米国
【12月9日 AFP】2016年米大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)が、イスラム教徒の入国を「完全に」禁止すべきだと提案したことに対し、イスラム系米国人らは、同氏にこうした発言で暴力をあおるのをやめるよう訴えている。ニューヨーク(New York)では先週末、イスラム教徒の店主が殴る蹴るの暴行を受ける事件も発生し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性が取り沙汰されている。

 活動家らは、フランス・パリ(Paris)の同時テロ事件や、米カリフォルニア(California)州で過激思想に傾倒していたとされる夫婦が起こした銃乱射事件を受け、米国内の反イスラム感情がかつてないほど高まっていると指摘しており、トランプ氏の扇動的な呼び掛けもその一端を成している。

「トランプ氏は人々に、私たちを傷つけても構わないという権利を与えている」と嘆くのは、1980年にエジプトから米国へ移住したアフメド・シェディード(Ahmed Shedeed)さん。農業工学の学位を持ち、現在は旅行会社を運営する傍ら、ニュージャージー(New Jersey)州ジャージーシティー・イスラム教センター(Islamic Center of Jersey City)の代表も務めている。

 モスク(イスラム教礼拝所)でAFPの取材に応じたシェディードさんは、トランプ氏が憎悪と暴力をあおっていると批判。「頼むから、お願いだから、こういう非難はもうやめてほしい。イスラム教徒らを、米国のモザイクの一部として見てほしい。私たちも米国の一部であり、追い出すことはできない」と語った。

 イスラム系米国人らは恐怖心を吐露している。最近話題に上るのは、ヒジャブ(頭髪を覆い隠すスカーフ)をまとっていた女性が唾を吐きかけられた、感謝祭の日にイスラム教徒のタクシー運転手が背後から銃で撃たれた、フィラデルフィア(Philadelphia)にあるモスクの前にブタの頭部が置かれていた、などという事件だ。

 トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を呼び掛けた数時間前には、ニュージャージー州のイスラム系コミュニティーの指導者らが検察の当局者らと面会し、イスラム教徒へのヘイトクライムとみられる犯罪に対し真剣に対処するよう求めていた。

 全米最大のイスラム人権団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」は、先月にイスラム教徒に対する脅迫や器物破損、差別的行為が頻発したと報告している。同団体のニハド・アワド(Nihad Awad)事務局長は、首都ワシントン(Washington D.C.)で記者会見し、「無責任で、単に非アメリカ的だ。ドナルド・トランプ氏の口ぶりは、わが国のような偉大な国家の指導者よりかは、リンチ集団のリーダーのようだ」と指摘した。

■「イスラム教徒を殺したい」

 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領はカリフォルニア州での銃乱射事件を受けて、国民に対しイスラム教徒を差別しないよう呼び掛けると同時に、イスラム教徒らに対し、過激思想に「言い逃れせずに立ち向かっていく」ためのさらなる行動を要請した。

 トランプ氏は今回の発言の前にも、2001年9月11日の米同時多発テロの際にジャージーシティーのアラブ系住民が喜びをあらわにしていたとの主張を、これが事実ではなかったことを示す圧倒的な証拠があるのにもかかわらず、固持し続けていた。そんな中、オバマ大統領の演説を聞いたシェディードさんは、米国人であることを改めて誇りに思ったという。

「私たちは苦悩し、恐怖の中にいた。そして涙に暮れていた」とシェディードさん。「私たちはトランプ氏のような人々を恐れている。もし9・11の時にトランプ氏が表舞台に立って同じ話をしていたなら、私たちの多くが危害を加えられたに違いない」

 ニューヨークでコンビニエンスストアを経営するサーカー・ハーク(Sarker Haque)さんは5日昼、店に入ってきた男に殴る蹴るの暴行を受け、唇を切り左手を脱臼するけがをした。男は50代の白人で、「俺はイスラム教徒を殺したい」と脅迫したという。

 ハークさんは、この事件をきっかけに、初めて恐怖心にさいなまれるようになったと話す。「以前は不安を感じたことなどなかった」「それが今は、常に左右を見回していないといけない」。警察は、容疑者の男を暴行容疑で逮捕したと発表した。ハークさんは、事件はヘイトクライムだったと考えている。(c)AFP/Jennie MATTHEW

2883チバQ:2015/12/10(木) 00:43:34
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080032-n1.html
2015.12.8 17:46
【米大統領選】
“伏兵”クルーズ上院議員、トランプ氏を抜く アイオワ州で支持率急上昇 「カーソン票」を吸収、高学歴層に人気

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会見するテッド・クルーズ上院議員=7日、グリーンビル(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選に向けた共和党指名争いで来年2月1日に初戦となる党員集会が開かれる中西部アイオワ州でテッド・クルーズ上院議員(44)への支持が急上昇している。7日に発表されたモンマス大学(ニュージャージー州)の世論調査では、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)を抜いた。強硬な保守層の人気を集め、全米レベルでもトランプ氏をじわじわと追い上げている。

 調査によると、党員集会への参加を予定する共和党支持層からのクルーズ氏の支持は10月の10%から24%に急上昇し、トップに立った。2位のトランプ氏は19%でほぼ横ばい。3位のマルコ・ルビオ上院議員(44)は10%から17%へと支持を拡大していた。

 一方、前回、首位だった元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)への支持は32%から13%に激減。自らの経歴に関する疑惑が浮上し、安全保障の知見にも疑問符が付いたことが影響したとみられる。

 クルーズ氏は特に、カーソン氏を後押ししてきた聖書の教えに忠実なキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)からの支持を急拡大させていた。同大は「カーソン氏の人気が下がったことで、クルーズ氏がほとんどの有権者を囲い込めた」と分析している。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による直近の世論調査平均値でもアイオワ州で首位のトランプ氏(24.7%)をクルーズ氏(22.7%)が激しく追い上げ、全国レベルでも2位のカーソン氏と僅差の3位だった。

 クルーズ氏は7日、南部サウスカロライナ州での記者会見で、オバマ米大統領や大統領選の民主党最有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)のテロ対策を槍玉に挙げた。

 「(市民の武装権を定めた)憲法修正第2条の権利を狙ったオバマ、クリントン両氏のテロに対する姿勢は甚だしい見当違いだ」

 両氏が銃規制の強化を主張していることを批判したものだ。こうした発言は、主に共和党支持層のうち高学歴者を引き付けている。CNNテレビの世論調査によると、大学を出ていない層ではトランプ氏が46%の支持で他を圧倒したのに対し、大卒層ではクルーズ氏が22%で首位だった。

 アイオワ州党員集会は参加者の半数が福音派とされる。同性婚や人工妊娠中絶に厳しい態度を取るクルーズ氏が支持を広げ、初戦の勢いを第2戦のニューハンプシャー州予備選以降につなげる展開も予想される。

2884チバQ:2015/12/10(木) 23:17:08
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NZ49636K515W01.html
トランプ氏の入国禁止発言、共和党予備選投票予定者の3分の2が支持
2015/12/10 11:29 JST
   (ブルームバーグ):8日に実施した米世論調査では、来年の共和党大統領予備選で投票を予定している人の3分の2近くが、ドナルド・トランプ候補が主張したイスラム教徒の入国一時禁止を支持すると回答した。3分の1強はこの発言によりトランプ氏に投票しようとする気持ちが強まったとしている。
ブルームバーグ・ポリティクスの委託によりパープル・ストラテジーズが実施したオンライン世論調査によれば、来年の大統領選挙で投票を予定している有権者の37%がトランプ氏の同発言を支持している。トランプ氏は共和党候補指名争いでトップに立っている。
パープル・ストラテジーズで世論調査を統括するダグ・アッシャー氏は調査結果を分析し、トランプ氏の発言を支持した「回答者の中には宗教的に偏狭な考えを表わした人もいれば、テロを恐れるあまり、安全のためなら何でもしたいという人もいるとみている」と指摘。発言に対し「この48時間に従来の社会通念が各方面から表明されたものの、調査結果が示唆するのは、少なくとも予備選挙のキャンペーンではトランプ氏が打撃を受ける可能性は低いということだ」と説明した。
原題:Bloomberg Politics Poll: Nearly Two-Thirds of Likely GOP Primary Voters Back Trump’s Muslim Ban(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:シカゴ John McCormick jmccormick16@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Michael Nizza mnizza3@bloomberg.net

2885チバQ:2015/12/10(木) 23:18:10
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-794.php
暴言大炎上でも共和党の「トランプ降ろし」が困難な理由
2015年12月10日(木)16時15分
今週飛び出したドナルド・トランプの「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」というコメントは、与野党一体となっての非難の大合唱に包まれました。

 オバマ政権のアーネスト報道官が「大統領候補の資格なし」と切って捨てたのを筆頭に、民主党サイドだけでなく、ブッシュ前大統領、チェイニー前副大統領、ライアン下院議長などの共和党の大物も口を極めて非難をしています。

 ペンシルベニア州のフィラデルフィアといえばアメリカ建国時の首都であり、来年7月に民主党の党大会が予定されている大都市ですが、同市のマイケル・ナッター市長は「トランプの入市禁止」を宣言。一方で海を渡ったイギリスでも、「トランプ入国禁止措置を求める請願」が盛り上がっています。

 そんなわけで、まともな政治家やジャーナリストの中でトランプを擁護する人間は一人もいなくなっただけでなく、保守・リベラルに関わらず、ほとんどの政治家がトランプを積極的に非難するという事態になっています。

 ですが、その一方で共和党は深刻な苦悩を抱えています。

 それは「トランプ降ろし」が難しいという悩みです。

 トランプの暴走が止まらない中、そのトランプは今でも共和党内の支持率1位というポジションを守っています。来年2月から始まる予備選・党員集会のプロセスをトランプが生き残り、7月に共和党の統一候補となったケースはどうでしょう。その場合は巨大な中間層・無党派層におけるトランプ支持は低いため、おそらくヒラリーになると思われる民主党候補には負けるでしょう。

 それどころか、大統領選と自動的に「同時選挙」となる上院の3分の1、下院の全議席の改選においても、共和党は党としての一体感を持った選挙戦ができずに後退する可能性があります。

 では、今回の発言を「憲法違反」だとして、共和党全国委員会が「トランプは候補として失格」という烙印を押したとします。その場合には「違う爆弾」が炸裂するというのです。それは「トランプが無所属で出馬する」という可能性です。

この点に関しては、今回の大統領候補レースの初期段階である今年9月の時点ですでに懸念が出ていました。トランプは「予備選で負けても無所属で出るのではないか?」という不安が共和党にはありました。そこで共和党の全国委員会は、トランプに対して「予備選で負けた場合は無所属では出ません」という「宣誓書」を作ってサインさせているのです。

 問題は、その宣誓書の効力です。そもそも憲法で定められた被選挙権を否定する効力は持たないという法解釈もあるのですが、それ以前の問題として例えば現時点で「トランプ失格」を宣言すると、トランプは「予備選で負けていないのに追放された」として堂々と誓約書を無視して無所属で出てくる可能性があるというのです。

 実際トランプは、直近のFOXニュースの番組内で「公正に扱われないようなら無所属で出馬する」可能性を言明し、さらなる炎上を招いています。

 どうして、共和党全国委員会が「トランプの無所属出馬」を警戒しているのかというと、92年大統領選の苦い経験があるからです。このとき、二期目に挑んだ現職のブッシュ(父)は、当時42歳のビル・クリントンに負けたのですが、その原因としては「湾岸戦争と冷戦に勝ったが経済が悪かった」とか「日本の宮中晩餐会で嘔吐して健康不安が出た」というような解説が多いようです。

 ですが、本当の敗因は「保守分裂選挙」にあったというのが多くの歴史家の見方となっています。徹底した歳出圧縮と減税を主張したロス・ペローという富豪が18.9%の票を獲得して、保守票を食ってしまったのです。

 今回の選挙も、仮にトランプが「第三極」として出てくると、似たような結果、つまり92年同様に「クリントン」の勝利が濃厚になってくるわけで、これは共和党にとっては恐怖のシナリオなのです。しかも、トランプはペローと同じ大富豪で、相当額の資金を自分で供給できる人物です。

 それにしても、ここまで「暴言」を続けるトランプにどうして支持が集まるのでしょうか?

 例えば、CNNが9日の朝に「トランプの支持者」を集めて討論をさせていたのですが、その場でのやり取りが参考になると思います。トランプの熱心な支持者8人の討論の中で、キャスターが「共和党のリンジー・グラハム議員」が「トランプ発言を批判」している映像を見せました。

2886チバQ:2015/12/10(木) 23:18:29
 おそらくはリベラル寄りと思われるキャスターは、「アンタ達保守の権化のような軍事タカ派のグラハム議員もダメと言っている」ことを突きつければ、支持者は「ひるむ」と思っていたようです。ですが、支持者の反応は違いました。1人の女性は興奮して「グラハムとかマケインとか、あるいはブッシュ、チェイニーなんかも全部ダメ。利権団体が後ろにいる腹黒だから」と言い放ったのです。

 政治評論、とりわけ選挙評論の専門家であるNBCのチャック・トッドによると、「トランプは、ブルーカラー保守の大票田を掘り起こして」しまい、彼等は「リーマン・ショック以降の景気低迷の傷が癒えない中で、既成の権威のすべてを疑っている」層だと言うのです。「この人達は、仮にトランプが無所属で出ればついていく」という分析もあります。

 そうは言っても、トランプの発言については「憲法違反」であり「大統領候補失格」だということで、メディアも与野党の政治家も「完全に一致」しつつあります。ということは、このままの状態で共和党の大統領予備選を進行するのもまた、かなり難しい状況となっています。

 とりあえず、来週火曜の15日にCNNと地元ラジオの主催による「共和党候補討論会」がラスベガスで行われます。ここで共和党全国委員会とCNNがトランプの出席を認めるかどうかが注目されます。

 空前の視聴率が見込まれるだけに、CNNとしてはトランプの参加を期待しているかもしれませんが、共和党としては難しい判断になります。もしかするとトランプが先手を打ってボイコットするかもしれません。来週は大統領選にとって年内の大きなヤマ場になると思います。

2887チバQ:2015/12/12(土) 10:23:51
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110026-n1.html
2015.12.11 11:48
【米大統領選】
トランプ氏が支持固める 「心配」「恐ろしい」 世論調査で不安も拡大






米大統領選の共和党指名争いの候補トランプ氏=11月、米オハイオ州(AP=共同)
 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビは10日、来年11月の大統領選に向けた世論調査の結果を発表した。共和党指名争いは実業家トランプ氏(69)が10月の前回調査から13ポイント増の支持率35%で首位の座を固める一方、「トランプ大統領」の展望に懸念や不安が広まっていることも判明した。

 調査は今月4〜8日に実施され、大部分はトランプ氏が7日にイスラム教徒の米入国禁止を提唱する前に得た回答。

 共和党予備選で投票予定の有権者のうち35%がトランプ氏を支持し、過去最高。このうち51%が支持は揺らがないとした。

 ただ、民主党支持者や無党派を含めた全体では、トランプ氏が大統領になった場合を考えると「心配」が24%、「恐ろしい」が40%に上った。クルーズ上院議員が16%で2位に浮上した。(共同)

2888チバQ:2015/12/12(土) 11:01:27
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110001-n1.html
2015.12.11 11:00
【アメリカを読む】
オバマ大統領のあま〜い「イスラム国」認識 「封じ込めてる」発言に世界はドン引き クリントン氏も距離を置き…





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11月24日、ホワイトハウスでの記者会見で、フランスのフランソワ・オランド大統領(左)を抱きしめるバラク・オバマ米大統領。両首脳は「イスラム国」への空爆拡大で合意したが、会談をリードしたのはオランド氏で、オバマ氏はどこまでも受け身だった(UPI=共同)
 トルコによるロシア軍機撃墜でシリア内戦をめぐる国際情勢は複雑化の一途をたどっている。バラク・オバマ米大統領(54)がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への認識を改めない限り、米軍主体の有志連合がイスラム国を弱体化させ最終的に打倒するという戦略目標を達成することは難しい。

甘い「イスラム国」の認識

 「イスラム国が力を付けているとは思わない。当初の目標の通り、私たちはイスラム国を封じ込めている」

 オバマ氏は11月12日に収録された米ABCテレビの報道番組「グッドモーニング・アメリカ」によるインタビューに対してこう答えた。

 有志連合にとっての主要課題はイスラム国がシリアとイラクの領土を占領していることにあり、イスラム国の指導部を除去して指揮統制から切り離すことを完全に成し遂げることが目標だと強調した。

 米国は翌13日に日本人ジャーナリストの後藤健二さんらを殺害したとみられる通称「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」を無人機による空爆で殺害したと発表した。これだけで終わっていれば、オバマ氏がインタビューで語った戦略目標が前進していることの「証明」として受け止められていたはずだ。

 しかし、この直後にパリで発生した同時多発テロにより、イスラム国がシリアやイラクに「封じ込められている」ことに疑問符が付いた。
イスラム国が両国の領域を支配することにより預言者ムハンマドの後継者が支配する「カリフ制国家」の再興を目指す路線から一歩踏み出し、アルカーイダのような国際テロ組織の顔を持ち始めたとすれば新たな戦略が必要となる。オバマ氏の発言は間が悪かった。

壊滅目指すクリントン氏

 「われわれの目標はイスラム国を抑止したり封じ込めたりすることではなく、打倒し、壊滅させることだ」

 来年の米大統領選で民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)はパリ同時多発テロから一夜明けた14日の民主党討論会で語った。オバマ氏の発言を意識していることは明らかだ。

 来年の米大統領選でマイノリティー(少数派)や若者といったオバマ氏の支持基盤を取り込む一方、政権の支持率低迷による悪影響を避けたいクリントン氏は、「オバマ離れ」を印象づけるため意識的にシリア問題で差別化を図っている。

 例えば、クリントン氏は長官在任中、オバマ氏に提案したシリアの穏健な反体制派への武器供与を拒否されたことを繰り返し明かしている。

 また、有志連合による空爆を強化するため米軍の空爆誘導要員の派遣やシリア北部への飛行禁止空域設定を主張し、「これは全世界による戦いであり、米国が主導しなければならない」と述べ、米国がリーダーシップをとるべきだと主張している。

 オバマ氏がイスラム国をプロバスケットボールNBAの「二軍チーム」にたとえるなど、その脅威を低くみせようとしてきたのとは対照的だ。

呆然とするほどの受け身

 「今年初めからイスラム国は多くの国を攻撃している。デンマーク、チュニジア、レバノン、クウェート、トルコ、エジプト、そして航空機が撃墜されたロシア。いかなる場所でもテロと戦う決意を共有したい」

 訪米したフランスのフランソワ・オランド大統領(61)は24日、オバマ氏との共同記者会見で訴えた。イスラム国は米首都ワシントンやニューヨークへの攻撃を予告しており、米国にとってパリでのテロは他人事ではない。

 しかし、イスラム国に対する包囲網形成を目指して世界を飛び回るのはオランド氏だ。「軍事より外交」を旨とするオバマ氏にとり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(63)を説得し、撃墜されたロシア機のパイロットを射殺したとされるトルクメン人を含むシリア反体制派への攻撃を止めさせるのはその神髄を見せる場所のはずなのだが。

 米国の保守系評論家、チャールズ・クラウトハマー氏(65)はオバマ氏が「65カ国による有志連合」を誇るばかりで、「呆然とするほどの受け身、無関心、無気力な口調」に終始していると批判する。米国がリードしなければイスラム国を「封じ込め」、徹底的な打撃を加えることはできない。(加納宏幸 ワシントン支局)

2889チバQ:2015/12/12(土) 11:01:48
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110026-n1.html
2015.12.11 11:48
【米大統領選】
トランプ氏が支持固める 「心配」「恐ろしい」 世論調査で不安も拡大






米大統領選の共和党指名争いの候補トランプ氏=11月、米オハイオ州(AP=共同)
 米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビは10日、来年11月の大統領選に向けた世論調査の結果を発表した。共和党指名争いは実業家トランプ氏(69)が10月の前回調査から13ポイント増の支持率35%で首位の座を固める一方、「トランプ大統領」の展望に懸念や不安が広まっていることも判明した。

 調査は今月4〜8日に実施され、大部分はトランプ氏が7日にイスラム教徒の米入国禁止を提唱する前に得た回答。

 共和党予備選で投票予定の有権者のうち35%がトランプ氏を支持し、過去最高。このうち51%が支持は揺らがないとした。

 ただ、民主党支持者や無党派を含めた全体では、トランプ氏が大統領になった場合を考えると「心配」が24%、「恐ろしい」が40%に上った。クルーズ上院議員が16%で2位に浮上した。(共同)

2890チバQ:2015/12/13(日) 11:55:19
http://www.sankei.com/world/news/151212/wor1512120060-n1.html
2015.12.12 21:15
【米大統領選】
「反イスラム」発言しても…トランプ氏、共和党の首位キープ 最新世論調査






トランプ氏(AP)
 ロイター通信は11日、来年11月の米大統領選に向けた最新の世論調査結果を発表し、共和党指名争いで実業家トランプ氏(69)が支持率35%で首位を維持した。イスラム教徒の入国拒否という極端に排外的な主張を打ち出した後も、人気が揺らいでいないことが分かった。

 調査は8〜11日に実施。カリフォルニア州の銃乱射事件を受け、トランプ氏が7日表明した入国禁止の主張はオバマ政権や共和党指導部だけでなく、英仏首相ら同盟国の指導者からも非難を浴びている。しかし、共和党支持者のうち64%は問題視せず、「不快」としたのは29%にとどまった。

 ただ、全体では47%、民主党支持者の間では72%が「不快」と回答。民主党、共和党支持者の間で受け止め方が大きく異なることが浮き彫りになった。(共同)

2891チバQ:2015/12/13(日) 11:55:36
http://www.sankei.com/world/news/151212/wor1512120055-n1.html
2015.12.12 19:38
【米大統領選】
トランプ氏排除画策に反発…カーソン氏「離党辞さず」と声明 共和党主流派を牽制

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トランプ氏(AP)
 来年11月の米大統領選の共和党指名争いに出馬している黒人の元神経外科医カーソン氏(64)は11日、党主流派が支持率首位の実業家トランプ氏(69)の指名阻止を画策し始めたとの米紙報道に反発、離党も辞さないとの声明を出した。

 「非政治家」を排除しようとする動きを牽制するとともに、自身の支持率が下がっていることから存在感を高める狙いもありそうだ。

 11日付のワシントン・ポストによると、共和党全国委員会のプリーバス委員長ら20人以上の党有力者が7日にワシントンで会食。この場で、指名争いが来年7月の党大会にもつれ込んだ場合、主流派の票をトランプ氏以外の1人の候補に集め、トランプ氏指名を阻止すべきだとの意見が出た。

 カーソン氏は、報道が事実なら有権者への裏切りだとし「離党するのはトランプ氏だけではない」と語った。(共同)

2892チバQ:2015/12/13(日) 15:54:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35074850.html
初戦アイオワ州、クルーズ議員が支持率首位 トランプ氏抜く
2015.12.13 Sun posted at 13:58 JST
ワシントン(CNN) 来年2月に米大統領選の初戦となる民主、共和両党の党員集会が開かれるアイオワ州で、共和党候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員の支持率が急上昇し、実業家ドナルド・トランプ氏を抜いて首位に立ったことが、最新の世論調査で分かった。
地元紙デモイン・レジスターとブルームバーグ・ポリティクスが12日に発表した調査結果によると、共和党党員集会に参加するとみられる有権者の間でクルーズ氏の支持率は31%と、両社が10月に実施した前回調査から21ポイントも上昇。トランプ氏の21%を大幅に上回った。
前回トップに立っていた元医師ベン・カーソン氏は13%と3位に転落し、マルコ・ルビオ上院議員は10%で前回と同じ4位。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は6%と、前回より1ポイント上昇した。
クルーズ陣営のアイオワ州担当責任者は「まだ課題はあるものの、我々のメッセージが確かに伝わりつつある」と述べた。クルーズ氏は同州でこの数カ月間、キリスト教福音派の牧師や信者らへの働き掛けに重点を置いてきた。

アイオワ州で大きな影響力を持つ福音派指導者のボブ・バンダー・プラーツ氏は10日、クルーズ氏への支持を表明した。大統領選に向けた同州の共和党党員大会では過去2回、同氏が支持した候補が勝利を収めている。
今回の調査は、トランプ氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと発言した後の今月7〜10日に共和党党員集会の参加予定者400人を対象に実施された。
CNNと調査機関ORCによる7日発表の調査では、トランプ氏が首位、クルーズ氏2位との結果が出ていた。トランプ氏は12日夜のツイートでCNNの結果を強調し、「デモイン・レジスターの調査は偏向している。信用するな」と呼び掛けた。
デモイン・レジスターは調査結果を伝える記事の中で、過去5回の大統領選をみても党員集会前に21ポイントの急上昇を記録した候補者はいなかったと指摘している。

2893とはずがたり:2015/12/14(月) 18:54:16
2015年 12月 10日 13:06 JST
アングル:トランプ氏の反イスラム発言、共和党ユダヤ戦略に黄信号
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-jewishvoters-idJPKBN0TT0BH20151210?sp=true

[ワシントン/ニューヨーク 9日 ロイター] - 2016年大統領選挙で共和党候補指名を争う不動産王ドナルド・トランプ氏が、イスラム教徒の全面的な米入国禁止を提唱したことを受けて、共和党が進めているユダヤ票取り込み戦略に黄信号が点っている。

共和党はこれまで長年にわたり、イスラエルの安全保障を最優先課題とするユダヤ系米国人の支持取り込みを重要戦略に掲げてきた。1週間ほど前には、複数の候補者がワシントンで開かれたユダヤ系保守派グループの会合に出席、イスラエルとの連帯を宣言し支持を呼び掛けた。

ところが、トランプ氏の「イスラム教徒入国禁止」発言が、これまでの共和党の取り組みを台無しにしたようだ。トランプ氏が12月末に予定しているイスラエル訪問への懐疑的な見方も広がっている。

ミネソタ州選出の元上院議員で、共和党ユダヤ人連合(RJC)の幹部でもあるノーム・コールマン氏はロイターに「(共和党にとって)プラスでないことは明白だ。彼のコメントは汚らわしい」と強調した。

共和党ストラテジストのリー・コーウェン氏は「ユダヤ人コミュニティーは、宗教のみを理由に迫害された記憶を共有している。標的とする宗教は違えど、同様の主張をする人への警戒心は強い」と話す。

カリフォルニア州で発生した銃乱射事件の犯人が2人のイスラム教過激派だったことを受けて、トランプ氏は今週、移民や学生、観光客らを含むすべてのイスラム教徒の米国入国を禁止することを提案した。

トランプ氏の発言には批判が殺到。共和党、民主党、ホワイトハウス、人権団体、諸外国、シリア反体制派のほか、フェイスブック(FB.O)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)などが非難の声を上げた。

一部のユダヤ人共和党支持者の間でも、トランプ氏を見限る動きが出ているようだ。



2008年の大統領選挙では、バラク・オバマ氏はユダヤ人票の78%を獲得した。2012年大統領選では、共和党のミット・ロムニー候補が積極的なユダヤ票取り込み戦略を展開。ロムニー氏は、オバマ政権の中東政策を非難したほか、自分が大統領に当選すればイスラエルとネタニヤフ首相に対してより忠実なパートナーになるなどと主張した。

最終的には、オバマ大統領がユダヤ票の69%を獲得し、再選を決めた。しかし、ユダヤ系米国人の支持取り込みという意味では、ロムニー氏は共和党の候補として、過去25年間で最も健闘したと言える。



皮肉なことに、トランプ氏は、ユダヤ系米国人の有力者とビジネスをしたり、日常的に親しく交際している唯一の大統領候補者という。

さらに、トランプ氏はユダヤ系の孫がいる唯一の共和党候補者でもある。トランプ氏の娘のイヴァンカさんは実業家のジャレッド・クシュナー氏と結婚後、ユダヤ教正統派となった。一家はコーシャー(ユダヤ教の戒律・慣習に沿って適正に調理された食品)をとり、ユダヤ教安息日に従い、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)にも通っている、という。



(James Oliphant記者、Michelle Conlin記者 翻訳:吉川彩 編集:内田慎一)

2894チバQ:2015/12/14(月) 23:08:30
http://www.sankei.com/world/news/151213/wor1512130001-n1.html
2015.12.14 09:00
【米銃規制】
テレビ通販で24時間銃が買える…惨事起こる度に銃売り上げが伸びる皮肉





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カリフォルニア州サンバーナディーノで14人が死亡した銃乱射事件の現場近くで、犯人が使用した銃を掲示しながら記者会見を行う警察当局。銃社会であるが故に米国では銃犯罪がとどまるところを知らない=3日(AP)
進まぬ規制「国家的な恥辱」

 14人が死亡した銃乱射事件がカリフォルニア州サンバーナディーノで2日に起きたばかりの米国で、銃器の売れ行きが好調だ。これまでも乱射事件の直後には銃の販売量が増えており、今回も例外ではなく、年明けには24時間放送の銃器専門ショッピングチャンネル「ガン・テレビ」までスタートする。銃絡みの事件が相次ぐ一方で、実効ある銃規制が一向に進まない米国。有力紙ニューヨーク・タイムズは5日、1920年以来95年ぶりに1面で社説を掲載し、「野蛮なまでに速く効率的に人々を殺害できるよう設計された銃」を合法的かつ容易に購入できる現状を「国家的な恥辱」であると批判した。(SANKEI EXPRESS)

保守系「安全こそニーズ」

 ガン・テレビを始めるのは、保守派のキリスト教系団体「ソーシャル・レスポンシビリティ・ネットワーク(SRN)」。

 AFP通信によると、SRNはガン・テレビの始動によって「世界一多様な銃火器を購入できる驚くべき機会を責任を持って提供する」と宣言しており、今、米社会で求められているのは銃規制ではなく、「銃器の販売取引に関する教育、情報、安全こそが求められ、ガン・テレビがそのニーズに応える」と主張している。

 購入方法は、画面に表示された商品を電話かインターネット経由で注文する方式で、注文した銃器は最寄りの銃器店に配送される。購入者は、銃器店で所定の用紙に必要事項を記入し、身元確認審査を通った後に商品を受け取れる。

 CNN放送によると、サンバーナディーノでの乱射事件後、全米各地の銃器店では売り上げが「概ね20〜30%伸びている」という。こうした傾向は、オレゴン州のコミュニティーカレッジで起きた無差別発砲で10人が死亡した事件(今年10月)や、コネティカット州の小学校で銃乱射によって児童ら26人が死亡した事件(2012年12月)など、世間を騒がせた銃絡みの大事件の後には必ず見られる現象だ。

2895チバQ:2015/12/14(月) 23:08:48
 理由については、(1)一時的に国民の自衛意識が高まる(2)事件後に銃規制が強化されることを予測し、その前に購入しようとする駆け込み需要が生じる-などが挙げられている。

「自衛超え、戦争用兵器」

 バラク・オバマ米大統領(54)は5日、国民向けのビデオ演説で「テロリストや犯罪者の予備軍に銃を簡単に入手させるべきではない」と銃規制強化を訴えたが、米議会で野党・共和党が規制に反対しているため、進展は難しい状況だ。国民の銃購入量も、増え続けている。CNNによると、法律で義務づけられている銃器店から米連邦捜査局(FBI)への銃注文者の身元確認照会件数(ほぼ銃器の販売丁数と一致)は、今年は11月末までで1983万件に達し、昨年同期比で6%増となり過去最高だ。1日当たりの件数でも今年は11月27日のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜で商品がよく売れる日)に、18万5345件を記録し過去最高を更新した。

 憲法修正条項第2条で一般市民が「武器を所持して携帯する権利」を認めている米国では、個人所有の銃が約2億7000万丁(世界最多)も出回っている。「自衛のため」といえば聞こえはいいが、その結果としてここ数年、毎年3万1000人前後が銃が原因で死亡している。1日当たり85人(うち約50人は誤射・自殺)という異常な数字だ。

 ニューヨーク・タイムズは5日の1面社説で「乱射事件で使われる銃は(自衛を超え)まさに戦争用兵器だ。国民の怒りは銃の普及によって利益を得る業界に高く依存している政治家たちにこそ向けられるべきだ」と主張した。

2896チバQ:2015/12/14(月) 23:16:52
http://www.sankei.com/world/news/151214/wor1512140049-n1.html
2015.12.14 22:21

黒人受刑者が米刑務所で暴行死か 看守から人種差別発言も

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 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は13日、2010年にニューヨーク州立クリントン刑務所で、黒人の男性受刑者が複数の白人の看守から人種差別的な発言をされた上、暴行を受け死亡する事案があったと伝えた。複数の受刑者らの目撃証言に基づくとしている。

 この刑務所では08年にも同様の死亡事案があり、同紙は白人の看守による人種差別や暴行が横行していると批判した。

 男性受刑者は10年10月、看守と口論となり、暴行を受けた後に死亡。検視結果は、心臓の筋肉に酸素が十分行き渡らない心虚血による心肺停止だった。地元捜査当局は看守の行為に問題はなかったとの結論を出した。

 同刑務所は今年6月、殺人罪などで服役していた受刑者2人が壁に穴を開けるなどして脱獄した際も、多くのメディアに取り上げられた。(共同)

2897チバQ:2015/12/16(水) 21:58:35
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1512160045.html
【米大統領選】共和党主流派、好調トランプ氏降ろしを画策 「暴言は決戦で命取り」 党候補から離脱リスクのジレンマも

18:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補である不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の躍進で指名獲得が現実味を帯び、米議会の同党幹部ら主流派は危機感を強めている。イスラム教徒を入国禁止にするとの発言は民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との対決が想定される決選で命取りになりかねない。指名候補を最終決定する来年7月の党全国大会でトランプ氏を引きずり降ろすシナリオもささやかれている。

 共和党のマコネル上院院内総務、プリーバス全国委員長ら20人を超える党関係者は7日集まり、「トランプ降ろし」の可能性を協議した。主流派の受けがいいマルコ・ルビオ上院議員(44)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)に近い人物も同席したという。ワシントン・ポスト紙が報じた。

 2月からの各州の予備選・党員集会では全国大会で候補に投票する代議員を選ぶ。代議員は基本的に各州での結果に基づき候補に投票するが、第1回の投票で過半数を得る候補がない場合に実施される再投票では拘束されないという。マコネル、プリーバス両氏らが協議したのは、再投票に先立つ話し合いでトランプ氏以外を勝たせる筋書きだ。

 プリーバス氏が率いる党全国委員会は過去2回の大統領選でマイノリティー(少数派)から支持を受ける民主党のオバマ大統領に敗れた経験から、ヒスパニック(中南米系)などに支持基盤を広げる必要があるとする報告書を発表し、テコ入れを進めてきた。

 トランプ氏の暴言は、約275万人とされる米国内のイスラム教徒だけでなく、5千万人を超える最大のマイノリティーであるヒスパニックにも向かっており、民主党の政権維持に道を開きかねない。報告書作成に携わったヘンリー・バーバー氏はAP通信に「トランプ氏の発言はホワイトハウス入りを目指す誰のためにもならない。彼が指名を獲得すれば共和党にとって災難だ」と嘆いた。

 だが、トランプ氏の「入国禁止発言」後に実施された米モンマス大学の世論調査(14日発表)でトランプ氏の支持率は10月の前回から13ポイント伸び、41%となった。乱戦が続いた同党での4割超えは初めてだ。

 主流派は早期にトランプ氏が淘汰(とうた)されることを期待。州レベルの共和党組織からもトランプ氏に選挙戦からの撤退を求める声が上がっているが、各州の予備選・党員集会が始まる2月以降も勢いを維持する可能性が高まっている。

 対するトランプ氏は主流派による「トランプ降ろし」を意識して、このところ第3党からの出馬をちらつかせてきた。15日の討論会では「共和党に全てをささげる」と否定したが、主流派の不安は拭えない。

 トランプ氏の暴言は党にとりマイナスだが、同氏が全国委員会との誓約書をほごにして第3党で出馬されれば保守票が食われ、民主党を利することになりかねない。主流派はそんなジレンマを抱えている。

2898チバQ:2015/12/16(水) 23:19:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000141-mai-n_ame
<米大統領選>共和党 主役はトランプ氏 人気、不動
毎日新聞 12月16日(水)22時0分配信

<米大統領選>共和党 主役はトランプ氏 人気、不動
ドナルド・トランプ氏=AP
 【ラスベガス(米西部ネバダ州)西田進一郎】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、ドナルド・トランプ氏(69)が依然として主役だ。不動産王で有名人だが、政治経験はなく、放言や暴言を繰り返す。米メディアや専門家が「そのうち失速する」と予測したのを覆し、支持率は直近の調査で過去最高を記録した。

 15日に開かれたテレビ討論会でも、首位者としてステージ中央に立った。「私は42(%の支持)だが、あなたは3だ」。トランプ氏は、支持率が低迷するジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が「無礼な振る舞いでは大統領には決してなれない」と攻撃を仕掛けると、支持率を持ち出して反撃した。トランプ氏の最大の武器がこの支持率だ。

 ラスベガスのホテルで14日夜に開かれたトランプ氏の集会。数千人の参加者の多くは、白人の中高年層。「米国を再び偉大な国に」というトランプ氏のスローガン入りの赤い帽子をつけた人も。

 ノーマン・ティトコムさん(72)は「政治家はみな同じようなことを言うが、トランプ氏の考えは新鮮だ。人の好き嫌いに関わらず、議論すべき問題を表に出しているんだ」と力説した。不法移民問題やテロ対策などがその例だという。

 「バカだ」「最低だ」「頭が良い」「信じられないほど素晴らしい」--。平易な短い言葉を多用する。「相手(敵)」と「自分たち」を対立させ、「正しくて頭が良い自分たち」が、「敵」のせいで苦しんでいると語りかける。延長線上に、メキシコ移民やイスラム教徒などに対する差別的、侮蔑発言が出る。

 発言を批判する世論が高まる一方で、支持率は逆に伸びてきた。支持者はトランプ氏を「正直だ」と表する。演説を最前列で聞いていたシェルリ・ディジアコモさん(62)も「彼は思ったことを言っているだけよ」と言う。数々の暴言も「一言一言には注意を払わない。衝撃的に伝えて問題に焦点をあてようとしているのだから」と気にしない。

 ◇テロの不安が追い風

 パリ同時多発テロ事件とカリフォルニア銃乱射テロ事件でテロへの不安が広がっている。米ギャラップ社の14日発表の世論調査で、最重要課題にテロを挙げた人が、11月の3%から16%に急増し、過去10年で最多になった。不安の高まりが、モスク(イスラム教礼拝所)の監視やイスラム教徒の一時入国禁止など強硬策を訴えるトランプ氏への期待につながり、パリの事件後、支持率は再び上昇に転じた。

 「とにかく米国を再び安全な国にしてほしい」と話す主婦のシャロン・クラックさん(43)。トランプ氏に投票するため生まれて初めて有権者登録をしたという。

 ただ、極端な姿勢と言動には賛否が分かれる。14日の集会でも、演説中に熱狂的な「トランプコール」がわき上がる一方で、「黙れ」と書いた紙を掲げたり、大声を上げて妨害し、会場から追い出される者もいた。

 バージニア大政治センターのラリー・サバト所長は「民主党支持者や無党派に加え、共和党支持者でも6割がトランプ氏は大統領にふさわしくないと考えている。最終的に大統領になる可能性は非常に低い」と冷めた見方を示す。

 ◇「不動産王」と呼ばれ メキシコ移民への差別発言も

 トランプ氏は1946年、ニューヨークで不動産業を営む裕福な家庭に生まれた。父の経営する会社に入社し、80年代初めの好景気に乗って複合ビルの開発やホテル、カジノ経営で成功を収めて「不動産王」と呼ばれた。

 2004年からは一般人が参加するリアリティー番組の司会を務め、同氏が番組で放つ決め言葉「お前はクビだ」が有名になった。自伝など著作も多く、知名度は高い。

 多くの物件に自身の名前を冠し、ニューヨークにある超高層ビル「トランプ・ワールド・タワー」には、芸能人やスポーツ選手、実業家など多くの世界的な著名人が居を構えている。個人資産は100億ドル(1兆2000億円)超と自称しているが、米経済メディアは「過大申告」だと指摘している。

 また米メディア大手NBCユニバーサルと「ミス・ユニバース大会」を運営する団体に共同出資していたが、メキシコ移民に対する差別発言を引き金にNBCなどとの関係が悪化。今年9月に団体の所有権を売却した。

2899チバQ:2015/12/17(木) 22:04:48
http://www.newsweekjapan.jp/tsuchiya/2015/12/post-10.php
テロを恐れつつ、アメリカにも距離を取る多民族国家カナダ
2015年12月17日(木)16時00分
 カナダといえば、オーストラリアと並ぶ「ミドル・パワー」の典型的な国である。カナダは南の国境で米国に面し、北の北極海をはさんでロシアと向かい合う。西は太平洋に面した長い海岸線を持っているが、しかし、歴史的に見るとカナダはずっと東向きの「大西洋国家」であった。かつては大英帝国の植民地であり、いまでも英連邦の一員であり、すべての硬貨と20カナダドル紙幣には英国の女王エリザベス二世の肖像が描かれている。

 そうはいっても、国内には英語を話す人々だけでなく、「ファースト・ネーション」と呼ばれる先住民、ケベック州にはフランス語を話すかつてのフランス植民地の人たち、そして多くの移民たちがいる。西部には日本、中国、香港、ベトナムといったアジアからの移民とその子孫たちも多い。2015年10月の総選挙によって保守党から自由党へ政権交代が行われたが、ジャスティン・トルドー新首相は、シリアからの難民も受け入れようとしている。

テロを恐れるカナダ
 2015年11月、新政権発足間もない首都オタワで13回目となる日加平和安保協力シンポジウムが開かれ、両国から政府関係者と研究者が参加した。いわゆる「トラック1.5」の対話で、政府間協議の「トラック1」、学術協議の「トラック2」の良いところを合わせて議論するという枠組みである。

 いくつかパネル討論が設定されたが、カウンター・テロリズムもその一つであった。カナダというと平和な国というイメージがあるかもしれないが、カウンター・テロリズムのセッションに参加した防衛大学校の宮坂直史教授によれば、カナダはそれなりに多くのテロに巻き込まれている。1985年のエア・インディアの爆破テロでは、亡くなった乗客・乗員329人のうち280人がカナダ人であり、カナダ人には忘れられない事件である。2014年10月には、イスラム教に改宗した男がオタワの国会議事堂近くで衛兵1人を射殺した後、議事堂内に乱入し、そこで射殺されるという事件が起きた。

 トルドー首相は、暴力によって問題は解決されないとして、イスラム国空爆の有志連合からの撤退を公約として当選し、公約実現のための対応を進めている。

 同じくカウンター・テロリズムのセッションには、カナダ政府の内閣で国家安全保障・インテリジェンスを担当していた元次官補が登壇した。彼女は、プライバシーなどの人権と安全のバランスをどうやってとるかは、非常に難しい判断を求められる、と苦しい胸の内を示した。

 例えば、80人のカナダ人がイスラム国のトレーニングを受けて帰国したことが分かっているという。彼らはまだ何も犯罪行為を犯していない。しかし、現下の情勢では、何らかの形で彼らを監視しないわけにはいかないだろう。彼らがフランスのパリのようなテロ行為を計画し、首都オタワ、商業都市のトロントやモントリオールでテロを実行したら大失態になる。

 カナダには通信安全保障局(CSE)というSIGINT機関が存在する。カナダは、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドとともにいわゆる「ファイブ・アイズ」を形成する国である。ファイブ・アイズは冷戦中のBRUSA協定、それを引き継いだUKUSA協定に基づくSIGINT活動のための協力枠組みである。

 CSEは、カナダに対するテロを防ぐために通信の監視を行っており、2013年のエドワード・スノーデンによる米国の機密暴露では、米国の国家安全保障局(NSA)や英国の政府通信本部(GCHQ)のようなスキャンダルに見舞われることはなかった。しかし、オーストラリアの通信電子局(ASD)、ニュージーランドの政府通信保安局(GCSB)とともに、カナダのCSEも同様のインテリジェンス活動を行っていると見られている。

 移民による多民族国家であるカナダでは、一方では、混迷するヨーロッパ諸国と同じ状況になることを恐れ、インテリジェンス活動の強化を求める声がある。他方では、多様性の中の一体性を追求してきた国是を忘れるべきではないという声も根強い。

2900チバQ:2015/12/17(木) 22:05:10
カナダのサイバーセキュリティ
 日加平和安保協力シンポジウムでは、サイバーセキュリティのパネルも設定された。パネルの冒頭、司会者が「サイバーセキュリティが重要な課題だと思う人は手を挙げてください」と聴衆に問いかけると、聴衆の全員が手を挙げた。サイバー攻撃による直接的な死者はおそらくまだ世界で一人も出ていない。それにもかかわらず、潜在的な脅威としてサイバー攻撃はカナダでも広く認知されているということである。カナダ企業も中国からと見られるサイバー産業スパイの犠牲になっている。

 サイバーセキュリティのパネルのカナダ側の登壇者は、トロント大学のシチズン・ラボの研究者であった。シチズン・ラボは、ダライ・ラマに絡む中国の大規模なサイバー・エスピオナージ(スパイ)活動とされている「ゴーストネット」を暴いたことで知られている。シチズン・ラボは、その後も各種のサイバー・オペレーションの実態や、各国政府によるインターネットのコントロールに関するレポートを出している。

ハッカー倫理の是非
 ここでもイスラム過激派が論点の一つになった。イスラム国はリクルート活動や広報活動のためにツイッターなどのインターネット・メディアを活用している。それに対してハクティブズム集団のアノニマスが大規模な攻勢をかけ、数千のアカウントを潰したと主張している。聴衆の中には、これまでのアノニマスの活動に反発を抱いている人もおり、アノニマスにとっての正義をどう捉えるか議論が行われた。アノニマスがやっていることはイスラム国の活動を潰すという点では良いかもしれないが、関係のないアカウントが巻き添えで狙われてしまうということも起きており、それは表現の自由の侵害なのではないかという声もあった。おそらく、インテリジェンス機関が追いかけていたアカウントまで潰されてしまい、追えなくなってしまうという事情もあるのだろう。

 同じく議論が分かれたのが、エドワード・スノーデンにとっての正義である。スノーデンは、おそらくハッカー倫理に沿った考え方をしている。「ハッカー」はすっかり悪事を働く者の代名詞になっているが、もともとは米国ボストンのマサチューセッツ工科大学の鉄道クラブに起源を持つ。本来のハッカーは、想定外の技術の使い方をすることによって世の中を良くしようと考える人たちのことである。しかし、彼らの技能は、門外漢にとっては魔法のように見え、魔女狩りのような扱いを受けるようになっている。

 本来のハッカー倫理の影響を受けた人たちは、自分たちの技能を使って世界をより良い方向に変えたいと願っている。ウィキリークス、アノニマス、スノーデンらは、いずれもそうした彼らなりの正義を追求しようとしている。しかし、それが既存の法律とぶつかるとき、新たな軋轢が生まれる。

日加協力の深化
 カナダ政府の北東アジア担当者は、日本が大国となりつつある中国との距離の置き方に悩んでいるのは興味深いという。なぜなら、カナダもまた隣の大国である米国との距離の置き方に悩んできたからだという。おそらく、カナダと米国の間には、表にはあまり出ないものの、アプローチの差があるということなのだろう。

 カナダは、東向きで大英帝国だけを見ていれば良かった時代を過去のものにしつつある。南にはちょっと付き合いにくい大国の米国、北には協調的な政策を捨て去りつつあるロシア、そして、騒ぎが大きくなりつつある西のアジアも見なくてはいけなくなっている。米国のバラック・オバマ大統領はアジアへのリバランスを強調しているが、カナダのトルドー首相も、アジアや中東への関与を念頭に置き、外務省の名前を「グローバル・アフェアーズ・カナダ」という名前に思い切って変更した。

 日本とカナダとの間では、2010年に「政治・平和及び安全保障協力に関する日加共同宣言」が出ているが、それから5年が経ち、カナダでは新政権が誕生した。米国とは少し違ったアプローチで平和と安全保障を考えるカナダとの提携を深めても良い時期だろう。

2901チバQ:2015/12/18(金) 07:50:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000003-reut-eurp
英国でEU離脱論に勢い、47%が支持に傾く=世論調査
ロイター 12月18日(金)2時23分配信

英国でEU離脱論に勢い、47%が支持に傾く=世論調査
12月17日、英世論調査で英国民の47%がEUからの離脱に傾いていることが分かった。写真は11月10日、ロンドンで(2015年 ロイター/Toby Melville)
[ロンドン 17日 ロイター] - 17日に公表された英世論調査によると、英国民の47%が欧州連合(EU)からの離脱に傾いていることが分かった。

離脱の是非を問うために2017年末までに実施を予定している国民投票でどのような立場を取るか、0から100の数値(「絶対に残留」が0、「絶対に離脱」が100)で点数をつけてもらったところ、「51━100」が47%、「0━49」が38%となった。

調査は保守党副党首だったマイケル・アシュクロフト氏が資金支援し、2万人以上を対象に11月20日から12月2日の期間に実施した。

アシュクロフト氏によると、14%は「50」と答え、立場を決めていない。約4分の1は強い見解がなく、簡単に気が変わる可能性があるとした。

35%は、キャメロン英首相がEU改革の交渉でより良い条件を確保できた場合は残留に投票する可能性が高いとした。

2902チバQ:2015/12/20(日) 11:32:49
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20151219-567-OYT1T50125.html
サンダース氏陣営、不正閲覧判明…民主指名争い

09:21読売新聞

 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選の民主党指名候補争いを巡り、バーニー・サンダース上院議員(74)の選挙スタッフがヒラリー・クリントン前国務長官(68)の支持者らのデータを不正に閲覧していたことが18日、判明した。

 サンダース氏のクリーンなイメージを大きく傷つけかねず、クリントン氏優位で推移する選挙戦の流れを加速させる可能性もある。

 米メディアによると、民主党全国委員会が管理している各候補の支持者らの名前や年齢層、連絡先、献金額などのデータが、ソフトウェアの不具合によって一時的に他候補の陣営からも閲覧できる状態になり、この間にサンダース氏陣営のスタッフがクリントン氏側のデータをダウンロードした。

2903チバQ:2015/12/20(日) 11:52:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3070693
プーチン大統領、トランプ氏を「才能ある傑出した人物」と評価
2015年12月18日 08:42 発信地:モスクワ/ロシア
【12月18日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は17日、来年行われる米大統領選の共和党候補の一人であるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏について、「才能ある」「傑出した」人物だと評するとともに、トランプ氏の対露姿勢を歓迎した。

 プーチン大統領は首都モスクワ(Moscow)で開かれた年次記者会見後に記者団に対し、トランプ氏は「非常に傑出した人物で、才能があることは疑いようがない」「彼の人徳を評価するのはわれわれではなく米国の有権者だが、彼こそが大統領選の絶対的な立役者だ」と語った。

 トランプ氏は9月に行われた討論会で、ロシアの対シリア軍事介入をやめさせるためにどんなことをするつもりかと尋ねられ、「私は彼(プーチン氏)と対話していく。うまくやって行くつもりだ」と、まずプーチン氏から一目置かれたいという考えを示し、「私はプーチン氏とうまくやって行けると思っている、他の人々ともうまくやって行く。そうすればずっと安定した世界を築けるだろう」と話していた。

 トランプ氏のこのような発言に、プーチン氏は好感を抱いたとみられる。「トランプ氏は(米露の二国間)関係をこれまでとは異なるレベルに引き上げ、ロシアとより緊密で深い関係を目指すと言っている。それをわれわれが歓迎しないはずがあろうか?もちろん歓迎する」と語った。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3070854
今度はトランプ氏がプーチン大統領を称賛
2015年12月19日 13:04 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が、2016年米大統領選、共和党指名争いの候補の一人、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を「才能ある」「傑出した」人物だと称賛した翌日の18日、今度はトランプ氏がプーチン大統領を「力強く、人気がある」と称賛した。

 トランプ氏は米ニュース専門局MSNBCの番組で「彼は力強い指導者であり、パワフルな指導者だと思う。彼は彼の国を象徴している」とプーチン大統領を評した。

 トランプ氏は「世間から優秀だと言われることはいつだっていいことだ。それがロシアを率いる人物であればなおさらだ」と述べた。

 番組司会者の一人が、プーチン氏は「ジャーナリストや政敵を殺害し、他国に侵攻している」とコメントすると、トランプ氏はこれをはねつけ、「彼は国を動かしており、この国で私たちが擁している人物とは違い、少なくとも彼は指導者だ。わが国でも人はたくさん殺していると思う。世界でも今、愚行は横行している。多くの殺害が行われている」と述べた。

 トランプ氏は、ジャーナリストや政敵の殺害について非難するかどうかは、3度質問されてようやく、「ああ、もちろん(非難はする)」と主張を改めた。(c)AFP

2904とはずがたり:2015/12/20(日) 22:02:12
中国人生徒、米の学校で急増 5年前の4倍
「親は米国の教育を最も価値があるものと考えている」
http://jp.wsj.com/articles/SB12245266549339404205904581425011894745114?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst
EGIATE SCHOOL
By MIRIAM JORDAN
2015 年 12 月 19 日 13:35 JST

 米国の私立や公立の小中高校に通う中国人の生徒数が急増し、過去最高水準に達していることが、米国土安全保障省の統計から分かった。米国での大学進学を念頭に置いたケースが大半だ。

 国土安全保障省の1部門で、学生ビザで入国した外国人を追跡する「学生・交換留学渡航者プログラム」(SEVP)が収集した統計によると、今年11月の時点で米国の小中高校に在籍する中国人生徒は3万4578人で、5年前の8857人の3.9倍に上った。

 米国で中高校(中等教育学校)に通う外国人生徒は6万815人、小学校(初等教育学校)では6074人で、これらの半数を中国人が占めていることになる。

 もちろん、米国全体の生徒数から見れば中国人生徒はごくわずかにすぎない。教育省傘下の全国教育統計センターによると、2013-14年度には4970万人が公立の小中高校に在籍していた。

 若い中国人生徒――なかにはたった10歳の子どももいる――が増えると同時に、高等教育を求めて中国から米国に渡る学生の波も続いている。SEVPによると、米国の大学に在籍する中国人学生は現在36万91人で、昨年11月の33万209人から増加した。米国の大学生のうち、およそ5%が外国人だ。

左グラフ:米国における教育課程別の外国人の数(上から小学校、中高校、学士課程、修士課程、博士課程)、右グラフ:小中高校に在籍する外国人の推移(青:全体、赤:中国人、単位:千人) ENLARGE
左グラフ:米国における教育課程別の外国人の数(上から小学校、中高校、学士課程、修士課程、博士課程)、右グラフ:小中高校に在籍する外国人の推移(青:全体、赤:中国人、単位:千人)
 教育専門家などによると、中国経済が減速しても、この傾向は弱まりそうもない。

 南カリフォルニア大学・米中研究所のクレイトン・デュベ所長は「中国人の親は米国の教育を最も価値があるものと考えており、それを手に入れるためなら喜んで犠牲を払う。この傾向は続く」と話す。

 留学ブームのおかげで、学校のために生徒を集めたり、生徒を受け入れるホストファミリーを探したりする産業が生まれた。景気後退期に学生が減った私立の学校も救われた。

 一部には、中国人が私立学校に応募するため、米国人が入学できないという批判もある。一方で、高い学費を払う中国人の生徒は、学資援助を受けて学校に通う低所得の米国人生徒を実質的に支援しているとの指摘もある。


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