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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

1048チバQ:2012/02/28(火) 23:28:35
>>676>>1007
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005684.html
米共和党副大統領候補はルビオ氏首位、サントラム氏躍進
2012.02.21 Tue posted at: 14:19 JST

ワシントン(CNN) 米共和党の大統領候補者指名レースで筆頭に立つリック・サントラム元上院議員が、副大統領候補としても支持を伸ばしていることが、最新の世論調査で分かった。

調査は米フェアリー・ディキンソン大学が2月6日〜12日にかけて共和党支持者799人を対象に電話で実施、副大統領候補になってもらいたい人物を自由回答形式で挙げてもらった。その結果、マルコ・ルビオ上院議員が最多の66人票を獲得し、サントラム氏は56票で2位に浮上した。

続いてクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事が47票、2008年の副大統領候補だったサラ・ペイリン前アラスカ州知事が35票を獲得。大統領候補にも名乗りを上げているニュート・ギングリッチ元下院議長は32票、ロン・ポール下院議員は30票とわずかな差で続いた。

2カ月前に実施された前回調査と比較すると、ルビオ氏が5票の上乗せだったのに対し、サントラム氏はわずか19票から大きく躍進した。

1月に大統領候補争いから脱落したミシェル・バックマン下院議員は、前回の60票から16票に激減し、副大統領候補者レースからも事実上姿を消した。調査は候補者の名を提示しない方式で実施したため、故ロナルド・レーガン元大統領を挙げた回答者も1人いたという。

1049チバQ:2012/02/29(水) 21:28:41
http://www.asahi.com/international/update/0229/TKY201202290230.html
2012年2月29日13時9分
ロムニー氏、ミシガン・アリゾナで勝利 米共和党予備選28日夜、ミシガン州ノビで演壇に立ったロムニー氏(右)=ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びのための予備選が28日、ミシガン、アリゾナ両州であり、ロムニー前マサチューセッツ州知事が両州で勝利を確実にした。

 予備選・党員集会は両州を含め、これまで11州で開かれ、ロムニー氏が6州、サントラム氏が4州を制したことになる。10州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を1週間後に控え、アリゾナ、ミシガン両州は、その行方を左右する前哨戦として位置づけられていた。

 特にミシガン州はロムニー氏が生まれ育ち、同氏の父親が州知事を務めたこともある地元だ。ロムニー氏が2008年の共和党の大統領候補指名獲得争いに立候補した際には、同州で2位に約10ポイントの差をつけて勝利した実績もあった。最終的に勝利したとはいえ、サントラム氏にわずかな差まで迫られたことで、スーパーチューズデーに向けて、苦手とする保守派の獲得に課題を残した。

1051チバQ:2012/02/29(水) 21:34:29
http://www.afpbb.com/article/politics/2861695/8567506?ctm_campaign=txt_topics
米共和党予備選、ロムニー氏がミシガンとアリゾナで勝利
2012年02月29日 15:42 発信地:フェニックス/米国
【2月29日 AFP】2012年米大統領選の共和党候補指名争いは28日、アリゾナ(Arizona)、ミシガン(Michigan)両州で予備選の投開票が行われ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が両州で勝利した。

 ミシガン州では保守派のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員と接戦となったが、同氏を抑えて辛勝した。

 ロムニー氏は、ミシガン州ノーバイ(Novi)の選挙対策本部で、歓声をあげる支持者を前に「ありがとう、アリゾナ。今夜、我々はアリゾナで偉大な勝利を手にした」と述べ、ミシガン、アリゾナ両州での予備選勝利を宣言した。

 猛追するサントラム氏をミシガン、アリゾナ両州で制したことで共和党の予備選はロムニー氏が優位に立った。これを追い風として、ロムニー氏が10州で予備選・党員集会が行われる3月6日の「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた形だ。(c)AFP/Romain Raynaldy

1052チバQ:2012/03/01(木) 23:36:07
http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY201203010598.html
2012年3月1日21時13分
ロムニー氏、ワイオミング州で勝利 共和党候補者選び
 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、ロムニー前マサチューセッツ州知事がワイオミング州の党員集会で勝利した。米メディアが29日、一斉に伝えた。

 ワイオミング州では2月中、地区ごとに党員集会が順次開催され、29日に全体の結果がまとまった。米CNNによると、各候補の得票率は、ロムニー氏39%、サントラム元上院議員32%、ポール下院議員21%、ギングリッチ元下院議長8%だった。(ワシントン=伊藤宏)

1053チバQ:2012/03/02(金) 00:17:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000098-jij-int
米共和党各候補の代議員獲得状況(2月28日現在)
時事通信 2月29日(水)17時14分配信

【ロムニー】    145                   
【サントラム】    82                   
【ギングリッチ】   29                   
【ポール】      18                   
(注)敬称略。ニューヨーク・タイムズ紙の算定に基づく。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000099-jij-int
予備選・党員集会の勝者=米大統領選
時事通信 2月29日(水)17時24分配信

【アイオワ(1/3)】       サントラム  
【ニューハンプシャー(1/10)】 ロムニー   
【サウスカロライナ(1/21)】  ギングリッチ 
【フロリダ(1/31)】      ロムニー   
【ネバダ(2/4)】        ロムニー   
【コロラド(2/7)】       サントラム  
【ミネソタ(同)】         サントラム  
【ミズーリ(同)】         サントラム  
【メーン(2/4〜11)】     ロムニー   
【アリゾナ(2/28)】      ロムニー   
【ミシガン(同)】         ロムニー   
(注)州名の後の( )内は実施日。敬称略。

1054チバQ:2012/03/04(日) 20:44:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012030400054
ワシントン州でロムニー氏勝利=6日、スーパーチューズデー−共和党候補争い
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いは6日にヤマ場の「スーパーチューズデー」を迎える。これに先立ち、北西部ワシントン州の党員集会が3日開かれ、ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利。2月28日の中西部ミシガン、西部アリゾナ両州予備選と合わせて最近の3戦に全勝し、一段と弾みをつけた。
 11州で同時開催のスーパーチューズデー前に、予備選・党員集会が行われるのはワシントン州が最後。ロムニー氏はこの日までの12戦で7勝し、代議員獲得数でも他をリードしている。
 ロムニー氏は3日夜に声明を出し、「オバマ大統領がホワイトハウスにとどまる限り、米国の経済危機からの回復は遅れる」と強調、11月の本選挙に向け気勢を上げた。
 一方、ライバルのサントラム元上院議員は3日、スーパーチューズデーで各陣営が重視する中西部オハイオ州で遊説。ロムニー氏が知事時代に手掛けた医療保険改革がオバマ大統領の制度改正のモデルになったことに触れ、「オバマ氏に挑戦する資格は(政策が同じ)ロムニー氏にはない」と批判した。
 米メディアによると、ワシントン州党員集会でのロムニー氏の得票率は38%。ポール下院議員が25%、サントラム氏が24%で続き、10%のギングリッチ元下院議長は最下位の4番手に沈んだ。(2012/03/04-16:22)

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1055名無しさん:2012/03/06(火) 12:55:45
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2012/02/28/20120229k0000m030056000c.html
米大統領選:移民排斥、保守も分裂 共和党アリゾナ予備選

ミシガン、アリゾナ両州の位置 【フェニックス(米アリゾナ州)堀山明子】11月の米大統領選に向けて共和党の候補者指名を争う予備選が28日、ミシガン、アリゾナ両州で行われた。アリゾナ州は不法移民摘発のための州法を10年4月に強化し、これを違憲として差し止めを求めるオバマ政権と州が最高裁で係争中だ。全米で最も厳しくなったとされる州法の影響でヒスパニック系住民が離れ、経済的に打撃を受けている。共和党保守派内でも移民排除派と経済重視派の間で意見が対立し、予備選でも最大の争点になっている。

 フェニックス空港から車で10分の距離にあるショッピングモール。100台以上の駐車スペースに車は5、6台しかなく、雑貨店が数店残るだけだ。

 案内してくれた、州法強化に反対する非営利団体「移民改革のためのアリゾナ経営者会」のトッド・ランドフリードさんは「こんなふうに廃虚と化したモールがあちこちにある。働き手であり、消費者でもあったヒスパニック系住民がいなくなった結果だ。移民問題は保革対立ではなく、経済問題だ」と語った。

 フェニックス市内で50年不動産業を続けるヒスパニック系の業者は「家賃収入は3割減った。商業施設は半分が空き家状態だ」と言う。「自分は共和党支持者だが、乱暴な移民排斥論はやめてほしい」と訴えた。

 強化された州移民法には、不法移民と疑われる者に令状なしの捜査、逮捕を認める項目などが盛り込まれた。係争中のため、この項目など一部はまだ施行されていないが、不法移民だと知りながら雇用した業者を摘発できるという項目は施行された。

 アリゾナ州は人口の3割がヒスパニック系住民で、人口の7%にあたる約45万人が不法移民とみられている。米FOXニュースの調査によると、州法強化後、約10万人が他州などへ移住したと推計されている。

 ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は22日の討論会で「私が大統領になったら(州移民法をめぐる)訴訟をやめ、国境に壁を造る」と断言。リック・サントラム前上院議員(53)も取り締まり強化の方向だ。これに対し、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は慎重な姿勢をとっており、ロン・ポール下院議員(76)は「壁を造るのは金の無駄遣い」と経済的観点を重視する立場を強調している。

 メキシコ国境付近のパトロール活動を続けるグレン・スペンダーさん(74)は22日の討論会後、「ロムニー氏が一番立場がはっきりしていた。個人的に応援したい」と話し、移民政策が支持者選びの決め手となっていることをうかがわせた。

 ◇ロムニー氏先行…アリゾナ
 28日の予備選をめぐる米世論調査などによると、アリゾナ州では穏健派のロムニー氏がリード。一方、ロムニー氏の出身地であるミシガン州では保守派のサントラム氏との接戦になっている。11州の予備選や党員集会が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」を前に、指名獲得争いで先頭に立つロムニー氏が2勝できるかが焦点。大勢判明は28日深夜(日本時間29日昼ごろ)の見込み。

1056名無しさん:2012/03/06(火) 22:46:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120306/amr12030620520012-n1.htm
オハイオ州が焦点に ロムニー氏、サントラム氏が互角
2012.3.6 20:48 (1/2ページ)

5日、米オハイオ州ヤングスタウンで、支持者と握手するロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)
 【ワシントン=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いは6日、オハイオ州など10州の予備選、党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎え、各地で投票が始まった。

 11月の本選でも激戦になることが多く、予備選の行方を大きく左右するとみられる焦点のオハイオ州は、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とサントラム元上院議員(53)が激しく競り合っている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(4日現在)によると、同州での支持率はロムニー氏33・0%、サントラム氏32・9%とほぼ互角。CNNテレビ(同)は、両者とも32%となっている。

 ロムニー氏が勝利すれば指名獲得に向け大きく前進するが、他の9州でどれだけ勝ち抜けるかも焦点だ。選挙地盤の弱い南部諸州で敗北が重なれば、オハイオ州で勝利してもサントラム氏ら他候補が戦いを継続するとみられるからだ。

 その場合、大統領候補の一本化は、8月の党大会で投票権を有する代議員を155人擁する大票田のテキサス州予備選(4月3日から5月29日に変更)や、同172人のカリフォルニア州予備選(6月5日)までずれ込む可能性もある。

 決め手を欠くまま長引く気配をみせる指名争いに嫌気を起こし、「長期化は金の無駄遣い。オバマ大統領を利するだけだ」(マクドネル・バージニア州知事)と早期の候補一本化を求める声も共和党の一部から出始めている。

 ロムニー氏が圧勝し、逆にサントラム氏がオハイオ州以外でも惨敗するようだと、サントラム氏に対する撤退圧力が党内で高まる可能性もある。

1057名無しさん:2012/03/07(水) 22:07:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030714570006-n1.htm
スーパーチューズデー ロムニー氏がオハイオなど6州で勝利
2012.3.7 18:53

6日、マサチューセッツ州ボストンの集会で、支持者と握手するロムニー前同州知事(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党候補指名争いは6日、10州の予備選と党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が焦点の中西部オハイオ州など6州で勝利した。本選の行方を大きく左右するオハイオ州を制したことで、指名獲得の流れを大きく引き寄せた。

 サントラム元上院議員(53)も保守色の強い南部テネシーとオクラホマ、中西部ノースダコタの3州を制したが、主戦場と位置づけられたオハイオ州で苦杯を喫し、情勢は厳しくなった。

 ただ、1988年以降、スーパーチューズデーで共和党の候補者が絞り込まれなかったのは初めて。各候補に撤退の意思はなく、候補の一本化は長期化する可能性が高まっている。

 ロムニー氏は地盤の北東部マサチューセッツやバーモント、南部バージニア、西部アイダホ、アラスカでも勝利し、これで通算13勝。地元マサチューセッツ州ボストンで支持者を前に「オバマ大統領は2012年には執務室を離れるだろう」と勝利宣言した。

 サントラム氏もオハイオ州で「全国で勝利する準備はできている」と強調。南部ジョージア州では、地元のギングリッチ元下院議長(68)が勝利した。

 指名争いは3月中にカンザス、アラバマ州などで予備選や党員集会を実施。5月には大票田の南部テキサス、6月には西部カリフォルニアで予備選を控え、8月下旬の全国党大会で候補者が正式指名される。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030718120009-n1.htm
「ロムニー氏優位」「指名争い長期化」 米メディア分析
2012.3.7 18:10

マサチューセッツ州ボストンの集会で支持者と握手するロムニー前同州知事=6日(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】スーパーチューズデーの結果を受け、多くの米メディアは、注目のオハイオ州を制したロムニー氏が優位に立ったが、共和党候補の指名争いはなお長引きそうだとの見方を伝えた。

 CNNやFOXなどテレビ各局は特番を組み、各候補の得票状況を刻々と伝えた。とくにロムニー氏とサントラム氏がデッドヒートを繰り広げたオハイオ州に着目し、CNNのキャスターは「ロムニー氏には大きな勝利だ」と伝えた。

 ワシントン・ポスト紙(電子版)も「オハイオでの勝利は、ロムニー氏が必然の候補者であることを示す何よりの証拠となりそうだ」とするが、得票状況の分析などから、「ロムニー氏とサントラム氏は、意中の候補がいない有権者を含め票を分け合っている」との見方も示している。

 ウォールストリート・ジャーナル紙(同)も、「ロムニー氏は獲得代議員数を伸ばしたが、有権者はレースを終わらせる決定打も与えなかった」と指摘。政治専門サイト「ポリティコ」(同)も「サントラム氏は屈する様子がない」とし、他候補の巻き返しの余地は残されているとしている。

1058チバQ:2012/03/07(水) 22:08:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030719000011-n1.htm
「金持ち臭さ」がネック 引導渡せないロムニー氏 
2012.3.7 18:57

6日、米ボストンでの集会で演説するロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)
 【ワシントン=佐々木類】米大統領選のスーパーチューズデーで、サントラム元上院議員(53)との接戦の末に焦点のオハイオ州を制したロムニー前マサチューセッツ州知事(64)だが、共和党候補に本命視されながら混戦を抜け出せないでいる。妊娠中絶など社会的な重要争点での「変節ぶり」が批判されるほか、金にまつわる失言癖がボディーブローとなっているようだ。

 華麗なビジネス経験と州知事の経歴から「恐ろしいほど完璧な大統領候補」(エコノミスト誌)と評されたロムニー氏が他候補になかなか引導を渡せない理由のひとつが、かつての穏健的な政治姿勢に対する保守派の根強い批判だ。

 2002年のマサチューセッツ州知事選で妊娠中絶に賛成し、08年の米大統領選を前に反対派へ転向。オバマ大統領の医療保険改革の参考にもなった制度を同州に導入したことも、聖書の教えに忠実なキリスト教福音派を中心とした保守派の不信感を募らせている。

 こうした中で最近取り沙汰されるのが、庶民感覚とかけ離れた「金持ち臭い」(ナショナル・ジャーナル紙)ロムニー氏の発言だ。

 選挙戦に直接ダメージを与えたのが2月28日のミシガン州予備選だ。同州デトロイトはロムニー氏の出生地であり、大勝してもおかしくなかったが、得票率3ポイント差の辛勝だった。

 その2日前、フロリダ州のモータースポーツ「NASCAR(ナスカー)」レース場で、「私はマスタングとトラック、妻は(米国産高級車の)キャデラックを2台所有している」と発言したことが響いたとみられる。

 デトロイトは長期低迷を続けた自動車産業の拠点であり、国産車の購入と、妻が自分より高級車に乗っているというレディーファーストぶりの両方をアピールしたかったらしい。しかし、「ナスカー」のファン層は南部の中低所得者層が多いとされ、発言は裏目に出てしまったようだ。

 ロムニー氏の2011年の所得は2170万ドル(約17億3600万円)。カリフォルニア大バークレー校のサエズ教授(経済学)の試算だと、ロムニー氏は米国の高額所得者の最上位0・0025%に入るという。

 反格差運動「ウォール街を占拠せよ」から批判された高額所得者の「1%」が「逆に99%に見えてくる」(ウォールストリート・ジャーナル紙)ほどの資産家で、推定資産額は2億5千万ドル(約200億円)に上るという。

 11月の本選を見据えるロムニー氏だが、“カネ”をめぐる失言癖は今後、共和党の他候補だけでなく、2期目を狙って本選で手ぐすねを引くオバマ陣営に攻撃材料を与えかねない。

1059チバQ:2012/03/07(水) 22:08:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030721160014-n1.htm
【米大統領選】
オハイオ死闘で長期化へ サントラム氏、反ロムニーの受け皿で善戦
2012.3.7 21:14 (1/2ページ)

6日、米オハイオ州の高校で開かれた集会で、こぶしをあげるサントラム元上院議員(AP)
 「素晴らしい夜だ。明日からまた一歩一歩、大統領への道を目指したい」

 ロムニー氏は6日夜、地元マサチューセッツ州ボストンで支持者らを前に、オハイオ州での死闘をこう振り返った。他州の取りこぼしもあって圧勝とはいえない出来だったが、党指名獲得に向けて「大きくジャンプした」(米紙ザ・ヒル)のは間違いない。

 同州は、大統領選のたびに民主、共和と支持政党が振れる「スイング・ステート(揺れる州)」の代表格。本選で割り当てられる選挙人の数も多い。

 過去、同州で負けた共和党候補が大統領になったケースはゼロ。

 民主党でも1900年以降、28回の大統領選で、同州で負けながら当選したのは、F・ルーズベルト元大統領とケネディ元大統領の2人だけ。ジンクスにならえば、ロムニー氏が圧倒的に有利な情勢だ。

 一方、“2強”の一角、保守派のサントラム氏は、「下馬評を覆す大接戦だった」と戦い継続を宣言した。知名度、組織力、資金力と選挙戦における「三種の神器」でロムニー氏に劣る。だが、キリスト教福音派の多いミシシッピ流域の南部テネシー州などでの善戦は、1月3日のアイオワ州、2月7日のミネソタ州での勝利に続く“ミシシッピの奇跡”の再現といえる。

 サントラム氏が善戦を続けることができるのは「反ロムニー票」の受け皿となっているためだ。妊娠中絶に賛成したかつての穏健的な政治姿勢や高額所得者としてのロムニー氏の一面に保守層の多くが批判的となっている。

 また、長引く不景気で共和党の支持層が裕福なホワイトカラーから中所得以下のブルーカラー層に裾野を広げる「大衆政党化」した党の質的変化がある。

 大接戦のオハイオ州は不況で大打撃を受けた「ラストベルト(さび付いた帯)」と呼ばれる地域だ。サントラム氏は、米国移民の祖父がデトロイトの自動車工だったエピソードをことあるごとに紹介し、ブルーカラー層に支持拡大を訴えたのが奏功している。

 党の意見を集約できる強力なリーダーが見当たらなくなり、緩やかな連合体となった党指導部が大統領候補を一本化できないでいることも迷走の一因だ。

 下院のカンター院内総務こそロムニー氏支持を表明しているが、実力者のベイナー議長はどの候補への支持表明も控えている。

 ロムニー氏がスーパーチューズデーを圧勝できず、指名争いの長期化は必至。「泥仕合はオバマ陣営を利するだけ」(バージニア州知事)と厭戦(えんせん)ムードも広がりつつある。

 オバマ大統領とクリントン国務長官の対決で長期化し、有権者の関心を集めた2008年の民主党指名争いにならって、今回代議員の比例配分方式を導入した共和党。だが、想定内だったはずの長期戦が本選で「吉と出るか、凶と出るか分からなくなった」(グラハム上院議員)ことが、党にとって悩ましいところだ。(ワシントン 佐々木類)

1060チバQ:2012/03/07(水) 22:09:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/amr12030721180015-n1.htm
共和党候補、外交・安全保障で目立つ強硬姿勢
2012.3.7 21:16

マサチューセッツ州ボストンの集会で支持者と握手するロムニー前同州知事=6日(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党指名を争う候補者は外交・安全保障で、イランへの軍事攻撃も辞さない強硬姿勢を示すなど、「外交圧力」を主軸にするオバマ大統領との差別化を図っている。

 保守層の人気が高いレーガン元大統領の「強いアメリカ」を意識した外交政策だが、この時期に特有の「選挙戦略」との見方も強く、本選ではより現実的な路線への「軌道修正」を迫られるとの指摘もある。

 経済問題や同性婚・中絶などの社会的価値観に有権者の関心が集中する中、外交・安保ではイスラエルが単独攻撃をちらつかせるイラン核問題が最大の焦点だ。

 ロムニー前マサチューセッツ州知事は6日、親イスラエル団体の総会で選挙戦の合間を縫ってビデオ演説し、現政権の「イラン問題の先延ばし政策を終わらせる」と主張。イランに「米軍の威力」を見せつけるとして、軍事衝突も辞さない姿勢を明確にした。

 海外駐留米軍の全面撤退など「孤立主義」を掲げるポール下院議員を除けば他候補の主張に大差はない。サントラム元上院議員は6日、「イランが核施設を処分しないなら、われわれが取り壊す」と語気を強め、ギングリッチ元下院議長も「すでにイランは一線を越えている」と訴えた。

 ただ、強硬論が際立つ主張には「空疎なレトリック」(民主党のシューマー上院議員)との批判も絶えず、外交専門家も「部分的な修正を余儀なくされるだろう」と指摘する。

 各候補者は対中政策でも強硬論を展開。ロムニー氏は「就任1日目に中国を為替操作国に指定する」と表明しており、サントラム氏も「貿易戦争は欲していない。中国を打ち負かしたいだけだ」と敵対心をあらわにしている。

1061チバQ:2012/03/07(水) 22:37:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000096-mai-int
<米共和党予備選>ロムニー氏抜け出せず 指名争い長期化へ
毎日新聞 3月7日(水)22時29分配信

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いで、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は予備選・党員集会が集中した6日の「スーパーチューズデー」の10州中6州で勝利し、獲得代議員数を大きく上積みした。だが、キリスト教右派の多い南部の保守地盤では惨敗し、焦点の中西部オハイオ州も辛勝だった。最有力候補と言われながらロムニー氏は突破力を欠き、早期決着への流れを作り切れていないのが実態で、指名争いの長期化は避けられない情勢だ。

 「スーパーチューズデーまで長い道だった。正直に言おう、私の競争相手は本当によくやっている」。オハイオ州勝利前、地元マサチューセッツ州ボストンで支持者の前に姿を現したロムニー氏は指名争いが想定以上の厳しい道のりとなっていることを素直に認めた。

 突出した候補が出にくい背景には、今回から選挙の仕組みが変わった事情がある。共和党本部は3月までに予備選を実施する州に対して、代議員の「勝者総取り」方式を改め、得票率に応じて各候補に割り振る「比例配分」方式とするよう指示した。また、政治資金規制を受けない「スーパーPAC」と呼ばれる選対の別動隊が認められ、大口支援者がいれば選挙戦を継続できるようになった。

 ただ、組織力、資金力で他候補を圧倒するロムニー氏が混戦をなかなか抜け出せない理由としては、共和党本来の支持層に浸透できないという個人的な弱点がある。

 米CNNテレビなどがオハイオ州で実施した出口調査によると、白人のキリスト教右派・福音派は47%がサントラム氏に投票しており、ロムニー氏よりも17ポイント多かった。「大学を出ていない」と答えた労働者階級は39%がサントラム氏に票を投じ、ロムニー氏を5ポイント上回った。オハイオ州でロムニー氏がサントラム氏を上回ったのはクリーブランド、コロンバス、シンシナティの大都市部に偏り、広範な支持を取り付けているとは言いがたい。

 3月中は中西部カンザス(10日)、南部アラバマ、ミシシッピ両州(13日)などキリスト教右派の多い保守地盤での選挙が続き、ロムニー氏は「苦手克服」の試練の時期を迎える。混戦が続けばロムニー氏が正式指名に必要な過半数の代議員1144人を獲得できるかも不透明になる。

 ◇サントラム氏…低所得層に照準

 【ストゥーベンビル(米オハイオ州)白戸圭一】米大統領選の共和党予備選・党員集会が集中した6日の「スーパーチューズデー」で中西部オハイオ州を大接戦に持ち込んだ保守派のリック・サントラム前上院議員(53)。陣営には「大善戦」への満足感すら漂う。米経済の現状に不満を抱く保守系の低所得者層に狙いを定めた戦略が奏功した格好だ。

 「西部、南部、中西部で勝った。オハイオでは大接戦だ。米国の保守派が『ロムニーと一騎打ちできる候補はサントラムだ』と言うべき時が来た」。6日夜、オハイオ州東部ストゥーベンビルで開かれた集会で、サントラム陣営の広報担当、ジョン・ブラベンダー氏は自信に満ちた表情で記者団に語った。

 ストゥーベンビルはオハイオ川沿いの山間部にある旧工業都市だ。かつて栄えた製鉄業の撤退・縮小で町はさびれ、1960年代には3万人を超えていた人口は現在約1万8000人。中心部は廃屋と空き地が目立ち、製造業の海外流出にあえぐ米社会を象徴するような光景が広がる。

 スーパーチューズデー当日にマサチューセッツ州に帰郷したロムニー氏とは対照的に、サントラム氏は失業と人口流出に苦しむこの町で集会を開き、集まった約500人の聴衆に「長い間、米国を造ってきたのはこの地域だ」と語りかけた。

 オバマ大統領の政治を「大きな政府によるトップダウン」と批判し、「米国は家族と地域で造られる」と主張。減税や規制緩和などを通じて「小さな政府」を作ることが経済再生につながると訴え、喝采を浴びた。

 演説を聞いていた主婦、デビー・バウザーさん(49)は「この地域の経済はご覧の通り大変厳しい。でも、彼が言うようにビジネスの規制を緩め、人々が自由に起業できるようにすれば経済は再生すると思う」と語り、サントラム氏に再生への希望を託した。

 米経済の低迷と格差拡大が深刻化する中、サントラム氏は保守的な価値観を前面に打ち出し、低所得者層の共感と支持を取り付けている。こうした層の投票動向が指名争いの行方に影響を与える可能性が出てきた。

1062チバQ:2012/03/08(木) 23:02:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120308/amr12030820520004-n1.htm
【米大統領選】
浮上するオバマ大統領再選の可能性
2012.3.8 20:49 (1/2ページ)
 【ワシントン=古森義久】米大統領選の共和党側の乱戦が長引くにつれ、オバマ大統領の再選確実説が浮上してきた。共和党側の大物評論家が「大統領選はこのままでは勝てないから議会選挙に比重を移すべきだ」と大胆な提言をした一方、有力紙はオバマ第2期政権がどんな政策を実行するかという特集記事を掲げた。

 共和党側ではミット・ロムニー候補が先行するものの、なおリック・サントラム候補やニュート・ギングリッチ候補が激しく挑み、相互の非難をもエスカレートさせている。6日の10州での予備選・党員集会でも決定的な結果が出ず、乱戦が続くこととなった。

 そんな状況のなかで保守派の長老政治評論家のジョージ・ウィル氏は3日付のワシントン・ポストほか各紙に「オバマ氏を阻むB計画」と題する評論を発表し、「ロムニー氏もサントラム氏も本番選挙で全米的な支持を盛り上げる資質がなく、当選はできないだろう」との予測を述べた。年来の共和党支持で反オバマ色を鮮明にしてきたウィル氏の予測だけに、広い関心を集めた。

 同氏は共和党支持者に、大統領選よりも連邦議会選に力を入れ、共和党のいまの下院での多数議席を増やし、民主党がなお多数を制する上院での逆転を図って、2期目のオバマ大統領のリベラル施策を阻むことがより重要だと訴えた。

 事実、共和党側の乱戦のせいか、3月に入っての全米世論調査では、本番選挙で最重要な役割を果たす無党派層や中間派の間で、共和党候補たちへの失望を表明する人が増え、逆にオバマ大統領の支持率が50%に達するという結果が出た。同大統領への支持は同じ調査でもこの数カ月、40%台前半に落ち、50%に達したのは昨年5月以来、初めてだという。

 潮流のこんな変化を反映して、4日付のワシントン・ポストは「オバマ政権2期目の予定」と題する特集記事を載せ、オバマ氏が再選されれば、どんな政策を進めるかの予測を詳しく報じた。同記事は、もう再選のために過激な政策を抑制する必要がなくなるオバマ大統領は本来のリベラリズム信奉を前面に出し、医療保険の公的拡大を徹底させるほか、同性結婚への支持、温暖化防止の大胆な推進、産業界規制の強化、黒人優遇策の拡大など諸策を取るという識者たちの見解を紹介した。

 共和党側ではこの段階でのオバマ大統領の優位を認めながらも、投票前8カ月の時点での優劣の情勢が激変した過去の実例は多々ある、と反論している。

1063チバQ:2012/03/08(木) 23:06:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012030800740

「保守一本化」呼び掛け=焦るサントラム陣営−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、保守派のサントラム元上院議員の陣営が7日、ギングリッチ元下院議長に撤退と保守勢力一本化を求めた。ヤマ場となった6日の「スーパーチューズデー」で躍進した穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事に対抗するにはこれしか手がないという焦りが背景にある。ただ、ギングリッチ氏は呼び掛けを拒否した。
 サントラム選対の別動隊としてテレビCMなどを流している政治資金団体「愛国心」はこの日、声明を発表し、「これまでの不調を考えれば、ギングリッチ氏はレースを降りるべきだ」と訴えた。
 スーパーチューズデーに予備選・党員集会が行われた10州のうち、ロムニー氏は6州を制し、通算13勝。一方の保守系は、サントラム氏が保守地盤の南部中心に3勝し、通算7勝と粘ったのに対し、ギングリッチ氏は地元ジョージア州での1勝にとどまり、計2勝と低迷している。(2012/03/08-16:59

1064チバQ:2012/03/08(木) 23:30:47
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203070805.html
景気復調、薄れる強み 「経済に強い」ロムニー氏共和党候補者選び州ごとの勝者


 緩やかな回復傾向にある米国経済が、大統領選に影響を与えている。6日のスーパーチューズデーでロムニー前マサチューセッツ州知事がサントラム元上院議員らを突き放せなかった背景には、「経済に強い」という看板が「打倒オバマ」の決め手にならなくなった事情もある。

 「選挙戦はまだ続くが、本当の変化はもうすぐ実現する」。ロムニー氏は6日夜、マサチューセッツ州ボストンの集会で、勝利が近いと強調した。しかし現実には、サントラム氏に猛追を許した。米経済が上向いてきたことが響いている。

 ロムニー氏は投資ファンド経営や州知事の実績から「経済に強い」が売り文句。高止まりする米失業率をやり玉に挙げ、「オバマ大統領は経済政策に失敗した」と訴えてきた。

1065チバQ:2012/03/09(金) 22:26:05
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE82705620120308
米市長選で「被告」が当選、対立候補のストリップバー映像で脅迫
2012年 03月 8日 17:01 JST
[サンタフェ(ニューメキシコ州) 7日 ロイター] 米ニューメキシコ州サンランドパークで6日に行われた市長選で、対立候補への脅迫などで訴追されているダニエル・サリナス被告が当選した。
地元警察によると、サリナス被告は対立候補ヘラルド・ヘルナンデス氏を市長選から撤退させようとして、同氏がストリップバーでダンサーと絡んでいる様子を映したビデオテープで脅迫し、先月に逮捕された。市職員との接触と市庁舎への立ち入り禁止を条件に、同被告は5万ドル(約410万円)を支払って保釈された。

重い判決が下れば、サリナス被告は公職に就けないことになる。また、同市長選では不正投票があったとされており、警察は現在捜査中だとしている。

1066チバQ:2012/03/11(日) 10:47:17
http://www.cnn.co.jp/usa/30005877.html
サントラム氏がカンザスで圧勝、保守掌握 共和党指名争い
2012.03.11 Sun posted at: 09:26 JST

カンザス州党員集会で勝利を収めたサントラム氏
カンザスシティー(CNN) 今秋行われる米大統領選の共和党候補者を決める指名争いは10日、カンザス州で党員集会が開かれ、リック・サントラム元上院議員が圧勝することが確実となった。サントラム陣営は、同州での勝利が保守派からの支持を集めている証左だと今後の選挙戦に自信を見せた。

開票率99%の時点で、サントラム氏は52%の票を獲得。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が21%で続き、ニュート・ギングリッチ元下院議長は14%、ロン・ポール下院議員は13%にとどまった。

カンザス州は社会的保守派が強く、「妊娠中絶反対」「同性婚反対」などを掲げるサントラム氏の立場が支持された。ロムニー、ギングリッチ両氏は積極的な選挙運動を展開していなかった。サントラム陣営の報道担当者は、保守層や草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」の支持者らが同氏の下に結束していることを示す結果だと述べた。同州割り当ての代議員40人は、得票率に応じて比例配分される。

一方、ロムニー氏は同日、自治領の北マリアナ諸島の党員集会で87%の票を獲得。米領グアムでも9人の代議員を全員獲得した。

ギングリッチ氏は13日に予定されるアラバマ、ミシシッピ両州の予備選に焦点を絞った運動を続けている。

CNNの推計によると、候補指名に必要な代議員数1144人に対し、9日までの時点でロムニー氏は429人、サントラム氏は169人の代議員をそれぞれ獲得。ギングリッチ氏は118人、ポール氏は67人を獲得していた。

1067チバQ:2012/03/11(日) 10:48:09
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005841.html
米共和党の長い1日、「スーパーチューズデー」で分かった5つのこと
2012.03.07 Wed posted at: 19:59 JST

(CNN) 11月の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いのヤマ場「スーパーチューズデー」は、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が注目のオハイオ州をはじめ、バージニア、バーモント、マサチューセッツ、アイダホ、アラスカの計6州を制した。リック・サントラム元上院議員はテネシー、オクラホマ、ノースダコタの3州で勝利し、ニュート・ギングリッチ元下院議長がジョージア州で勝利を収めた。レースの結果とともに、この日明らかになったことを5点挙げる。

1.2008年大統領選の副大統領候補でアラスカ州前知事のサラ・ペイリン氏が、土壇場で大統領候補に名乗りを上げる可能性を示唆した。

このところ自身の将来について沈黙を守っていた同氏だが、アラスカ州党員集会の会場でCNNとのインタビューに応じ、指名レースの決着が8月の全国党大会までもつれこんだ場合に立候補する可能性はあるかとの質問に、「扉を閉ざすつもりはない」と答えた。


2.オバマ大統領はこの日にあえて記者会見を開き、改めて存在感を示した。

指名レースで傷だらけになる共和党候補を横目に、大統領は本選へ向けて準備を進めている。現職の強みはなんといっても、ホワイトハウスの権威を背に本選に臨めることだ。

3.サントラム陣営の問題点が浮き彫りとなった。

レースがスタートした時点で、サントラム氏がここまで健闘するとはだれも予想していなかった。それだけに組織力の弱さは否定できない。居住地のバージニアで規定数の署名を集められず、オハイオでも一部選挙区で代議員獲得のための文書を提出しなかったことで、手痛い取りこぼしを重ねた。


4.ロムニー氏はアパラチア地方が弱点だった。

穏健派のロムニー氏はテネシー、ジョージアなど保守的な風土で知られるアパラチア地方で苦戦を強いられ、保守派のサントラム、ギングリッチ両氏に敗北。唯一勝てたのは、サントラム氏が不参加となったバージニアだった。


5.ギングリッチ氏は期待した成果を残せなかった。

起死回生を期してスーパーチューズデーに臨んだギングリッチ氏は、地元ジョージア州で勝利を収めたものの、保守地盤のテネシー、オクラホマ両州でサントラム氏はおろか、ロムニー氏にも及ばず大敗を喫した。本人は党大会までレースに残る意向を示しているが、資金が続くかどうか危ぶまれる展開となっている。

1069チバQ:2012/03/14(水) 21:58:44
http://www.afpbb.com/article/politics/2865173/8641621
南部2州でサントラム氏が勝利、ロムニー氏に打撃
2012年03月14日 16:39 発信地:バーミンガム/米国

【3月14日 AFP】米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは13日、保守派のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員が米南部のアラバマ(Alabama)州とミシシッピ(Mississippi)州で勝利するという劇的な展開を迎えた。

 サントラム氏はこの勝利によって大きく勢いをつけることとなり、11月の大統領選でバラク・オバマ(Barack Obama)大統領と対峙する共和党候補として現在トップを走るミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事に対抗する最有力の保守派候補としての立場をより強固なものとした。

 サントラム氏の勝利は、同2州を死守したかった南部出身の候補、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長にとって大きな痛手となった。また、もう何か月も他の候補者を蹴落とせないままのロムニー氏も、自身が最も強力な共和党候補であるという印象を決定付けられずにおり、屈辱的な敗北を喫することとなった。

 米CNNによると、アラバマ州では開票率99%の時点でサントラム氏が35%でトップ、ギングリッチ氏とロムニー氏はともに29%であった。

 また、隣のミシシッピ州では開票率99%の時点で33%を獲得したサントラム氏が勝利確実となり、ギングリッチ氏が31%、ロムニー氏が29%であった。(c)AFP/Donna Francavilla

1070チバQ:2012/03/14(水) 22:00:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000051-reut-int
サントラム氏が南部2州で勝利、共和党「保守派候補」の地位固める
ロイター 3月14日(水)12時22分配信


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3月13日、米大統領選の共和党ミシシッピ州予備選について、FOXなどのメディアは、サントラム元上院議員が勝利するとの予想を伝えた。米ルイジアナ州で撮影(2012年 ロイター/Mike Stone)

[バーミングハム(米アラバマ州) 13日 ロイター] 13日に南部のアラバマ州とミシシッピ州で行われた米共和党の大統領候補指名を争う予備選で、どちらもサントラム元上院議員が勝利を収めた。

保守色の強い両州では、「保守派候補」の地位をサントラム氏とギングリッチ元下院議長が争う構図だったため、今回の結果はギングリッチ氏にとって大きな打撃となった一方、サントラム氏にとっては保守派の支持を一段と固めるものとなった。

米TVネットワークの報道によると、これまでの戦いでトップを走っているロムニー前マサチューセッツ州知事も加え、三つどもえの戦いとなった両州では、サントラム候補がかろうじてギングリッチ、ロムニー両候補を下した。両州とも2位はギングリッチ氏、3位がロムニー氏。

一方、ハワイ州と米領サモアでも党員集会が開かれた。ワシントン・ポストによると、ハワイではロムニー氏が勝利、サントラム氏が2位となった。CNNによると、サモアでもロムニー氏は勝利し、9人の代議員を獲得した。

多くのメディア集計によると、13日の予備選などを控えてロムニー氏の代議員獲得数は450人と、サントラム氏の倍以上、ギングリッチ氏の100人を大幅に上回っていた。

代議員の割り当てはアラバマ州が50人、ミシシッピ州が40人、ハワイ州が17人。これらの州では、各候補の得票数に応じて比例配分する方式を取る。

サントラム氏との「保守派候補」争いでこれまで劣勢に立っていたギングリッチ氏にとって、どちらかの州での勝利は不可欠だったが、両州で敗れたことで、ギングリッチ氏は選挙戦からの撤退を強いられる可能性がある。

しかし、ギングリッチ氏のスポークスマンは記者団に対し、8月にフロリダ州タンパで開かれる党大会まで選挙戦を続ける考えを強調した。

一方、サントラム氏は、24日に次の南部州における予備選が行われるルイジアナ州で、支持者らを前に「われわれはふたたび勝利した。保守派が結束する時がやってきた。保守派が指名を獲得すれば、バラク・オバマ(大統領)を倒すことができる」と演説した。

両州の結果は、保守派の支持獲得を目指していたロムニー氏にとっても打撃となった。アラバマ州とミシシッピ州はもともと保守派の強い地域だが、今回の敗北は、同氏が保守派の支持を得られないことを裏付ける形となった。

*内容を追加して再送します。

1071チバQ:2012/03/14(水) 22:00:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2012031400355&j4
南部決戦、サントラム氏完勝=ロムニー氏追撃の態勢−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、アラバマ、ミシシッピの南部2州の予備選が13日行われ、サントラム元上院議員がともに制した。これにより、同氏はレース全体の先頭を走るロムニー前マサチューセッツ州知事を追撃する態勢を整えた。
 2州は「ディープ・サウス」と呼ばれる米本土の最南部に位置し、保守色が濃い。保守派のサントラム氏は、地の利を生かして完勝。これに対し、保守州ではこれまでほとんど勝てなかった穏健派ロムニー氏は、支持に広がりを欠く弱点を改めて露呈した。
 サントラム氏は同日夜の支持者との集会で、「草の根選挙運動の勝利だ」と強調。多額の資金を投じるロムニー氏を批判した。
 一方、低迷続きのギングリッチ元下院議長は、地盤の南部を舞台とする今回の2戦に敗れ、苦しい状況に追い込まれた。ただ、同氏は選挙戦続行を表明した。(2012/03/14-13:13)

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1072チバQ:2012/03/14(水) 22:09:46
http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY201203140600.html
2012年3月14日21時20分
保守派候補一本化が焦点 米大統領選共和党候補者選び
 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、保守派のサントラム元上院議員がアラバマ、ミシシッピの南部2州を制した。サントラム氏は保守派候補の一本化を求めており、得意とする南部でもふるわなかったギングリッチ元下院議長の態度が焦点だ。

 「今こそ保守派がまとまるときだ。保守派をオバマ大統領の対立候補に指名することが、勝利の絶好のチャンスになる」。サントラム氏は13日の集会で、こう語った。

 保守派がサントラム、ギングリッチ両氏に分かれているのは、CNNがアラバマ州で行った出口調査でも明らかだ。保守草の根運動「ティーパーティー(茶会)」を「強く支持する」とした人の36%がサントラム氏、35%がギングリッチ氏に投票した。また、自らを「キリスト教福音派」と考える人の36%がサントラム氏、30%がギングリッチ氏だった。ギングリッチ氏は13日夜の集会で、8月末の党大会まで戦いを続ける考えを強調したが、保守派の一本化のために撤退を求める声は強まりそうだ。

1073名無しさん:2012/03/15(木) 12:42:03
http://mainichi.jp/select/world/news/20120315ddm007030193000c.html
2012米国大統領選:共和指名争い、ハワイ州はロムニー氏
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いで13日、ハワイ州の党員集会が行われた。AP通信によると、最終集計で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が得票率45%で勝利。同州の代議員20人の多くを獲得した。リック・サントラム前上院議員(53)は25%、ロン・ポール下院議員(76)は18%、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は11%だった。また、米領サモアでも党員集会があり、ロムニー氏が勝利し、9人の代議員全員分を獲得した。AP通信の推計によると獲得代議員数は、ロムニー氏495人▽サントラム氏252人▽ギングリッチ氏131人▽ポール氏48人。指名獲得に必要な代議員数は1144人。

毎日新聞 2012年3月15日 東京朝刊

1074チバQ:2012/03/15(木) 21:56:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000054-mai-int
<共和予備選>ギングリッチ氏、大逆転狙う 南部2州で2敗
毎日新聞 3月15日(木)17時14分配信


拡大写真
ニュート・ギングリッチ元下院議長=米フロリダ州マイアミで2012年1月27日、古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いで14日、地盤だった南部アラバマ、ミシシッピ両州の予備選(13日)でいずれも2位に終わったニュート・ギングリッチ元下院議長(68)が選挙戦を続行する姿勢を鮮明にした。過半数の代議員数を確保するのは事実上不可能な情勢だが、先頭を走る穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の過半数を阻止し、共和党大会の指名投票で「大逆転」を狙う戦略だ。

 選対幹部が「勝たなければならない戦い」と公言していた南部2州で2敗した翌日。ギングリッチ氏は20日に予備選がある中西部イリノイ州ローズモントで集会を開き、「私はこの戦いを続行する」と明言した。15日もイリノイ州で集会を続ける予定だ。

 ギングリッチ陣営が狙っているのは、今後の予備選でできるだけ獲得代議員数を増やし、8月下旬にある党大会の最初の投票で、誰も過半数に達しない状況を作ることだ。

 各州の代議員は、最初の投票では各州の予備選結果に従い事前に割り当てられた候補に投票する。だが、過半数に達しなかった場合、代議員の「縛り」はなくなり自由に投票できる。そのため状況は一気に流動化する。

 ただ現在は、アラバマ、ミシシッピ両州で勝利したリック・サントラム前上院議員(53)に保守派の支持が集まる流れができた。ギングリッチ氏の選挙戦続行にはサントラム氏の支持者を中心に保守派から反発の声が上がっている。

 こうしたことから保守派の大口献金者らがギングリッチ氏に対し、資金協力を打ち切り、活動停止に追い込む事態も想定される。

 指名獲得に必要な過半数の代議員数は1144人。AP通信の推計によると、獲得数はロムニー氏が495人でトップ。サントラム氏が252人、ギングリッチ氏が131人、ロン・ポール下院議員(76)が46人となっている。

1075チバQ:2012/03/15(木) 22:03:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012031502000032.html
米大統領選2012 保守一本化なら波乱も
2012年3月15日 朝刊


 【ワシントン=竹内洋一】米大統領選の共和党候補選びは、十三日のアラバマ、ミシシッピの南部二州予備選で保守派のサントラム元上院議員が勝利したことで、同じ保守派のギングリッチ元下院議長の進退が焦点に浮上した。穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が保守層への浸透不足を再び露呈しただけに、保守派候補が一本化されれば、レースの流れが変わる可能性もある。

 サントラム氏は十三日夜の勝利宣言で「今こそ保守勢力が結集すべき時だ」と呼び掛けた。だが、ギングリッチ氏は「徹底的に戦う」と選挙戦にとどまる考えを表明。今後は党内から撤退圧力を受ける可能性が出てきた。

 一方、ロムニー氏は支持者の前に姿を見せず、両州で得票率に応じて配分される代議員を獲得して「候補者指名にさらに近づいた」との声明を出した。保守派二氏が競合して有利な状況だったのに、一勝もできなかったのは、ロムニー氏がいかに保守層から敬遠されているかを物語る。

 米CNNテレビの出口調査では、アラバマ州で投票した共和党員の36%が「自分はとても保守的」と答え、このうち41%はサントラム氏に投票。ロムニー氏に投じたのは18%にとどまった。ミシシッピ州でも、同様に保守票で大差がついた。

 二十日の中西部イリノイ州予備選では、ロムニー氏が支持率でややリードしているが、波に乗るサントラム氏に追い上げられるのは確実。続く二十四日の南部ルイジアナ州予備選では、ロムニー氏の勝利は望み薄だ。

 ただ、現時点では、代議員獲得数でロムニー氏の優位が揺らぐ可能性は低い。

 四月にはロムニー氏の地盤、リベラルな東部州の予備選が続く。波乱があり得るとすれば、指名獲得の目が事実上なくなったギングリッチ氏が、早期にレースから撤退した場合だ。

 いずれにせよ、共和党は身内の消耗戦がさらに続く状況だ。オバマ大統領の陣営は十三日、支持率急落を受け「きょう大統領選があれば、ロムニーに負ける」と危機感を訴えるメールを支持者に配信したが、共和党の結束した攻撃を受ける心配は当面なさそうだ。

1076チバQ:2012/03/16(金) 22:38:13
副大統領ってたいてい地味なもんだけどバイデンの地味さは歴代でも抜きんでてるな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000015-cnn-int
オバマ陣営、本格的な選挙戦開始 バイデン副大統領が演説
CNN.co.jp 3月16日(金)12時33分配信

(CNN) 11月の米大統領選挙で再選を目指すオバマ大統領とバイデン副大統領は15日、本格的な選挙戦を開始した。

バイデン副大統領は、11月の大統領選挙で激戦が予想されるオハイオ州を訪問。同州トレドの全米自動車労組(UAW)のホールで演説し、オバマ政権下で自動車産業が復活を遂げたことを訴えた。

バイデン副大統領はライバル共和党の大統領候補指名を争っている候補者たちがかつて、政府による自動車業界の救済に反対したことを取り上げて名指しで批判。「オバマ大統領は正しかったが、共和党の候補者たちは完全に間違っていた」と述べた。

また15日夜には、オバマ政権の成果をまとめた17分のドキュメンタリービデオも公開された。

民主党幹部によれば、バイデン副大統領は今後フロリダ州、アイオワ州、ニューハンプシャー州、バージニア州での遊説を予定している。自動車産業の復活のほか、メディケア(高齢者医療保険制度)問題や税制改革などをテーマに演説を行うという。

1077チバQ:2012/03/20(火) 12:17:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000015-cnn-int
ロムニー氏、プエルトリコで圧勝し優位維持 米共和党予備選
CNN.co.jp 3月19日(月)12時12分配信

サンフアン(CNN) 米自治領のプエルトリコで18日、今秋の大統領選に向けた共和党予備選が行われ、CNNの予想によると、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利する見通しとなった。

開票率52%の時点で、ロムニー氏の得票数は6万1000票を超え得票率は83%に上り、指名争いをしている他候補を大きく引き離している。今のところ最大のライバルとみられているリック・サントラム元上院議員の得票数は5000票超で得票率は8%。ニュート・ギングリッチ元下院議長とロン・ポール下院議員の得票率はそれぞれ2%と1%。

ロムニー氏は18日夜、イリノイ州で開かれた集会で、プエルトリコの人々が4人の中から最も彼らの気持ちを代弁してくれる候補者を選んだと指摘。特に米経済を上向かせ、小さな政府を実現出来る人物を指名したいと望んだのだと強調した。

プエルトリコの予備選に割り当てられた代議員の数は20人。得票率などに比例して代議員を分配する方式を採用しているが、このままいけば、ロムニー氏が20人全員を獲得する見込み。

CNNの最新の推計によると、候補指名に必要な代議員数1144人に対し、ロムニー氏が518人、サントラム氏は239人、ギングリッチ氏は139人、ポール氏は69人をそれぞれ獲得している。

プエルトリコでは今秋、州への昇格をめぐる住民投票が実施される。サントラム氏が先週、昇格を実現するためには英語を主要言語とする必要があると発言したのに対し、ロムニー氏は「言語は州昇格の前提条件ではない」と主張していた。

共和党候補指名争いはこの後、20日に中西部イリノイ、24日に南部ルイジアナの各州で予備選が実施される予定。イリノイ州には代議員54人が割り当てられ、各候補の得票数に応じて比例配分される。ロムニー、サントラム両氏がほぼ互角の争いを展開しているが、世論調査によるとロムニー氏がやや優勢。一方、ルイジアナ州ではサントラム氏の優位が伝えられている。

1078名無しさん:2012/03/22(木) 00:01:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000060-mai-int
<共和予備選>ロムニー氏の過半数確保焦点に
毎日新聞 3月21日(水)19時0分配信


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ロムニー前マサチューセッツ州知事=古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党候補指名争いは、20日の中西部イリノイ州予備選で穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が快勝し、指名獲得に向け前進した。だが、保守派の共和党支持者になかなか食い込めず指名獲得の流れを作りあぐねているのが実情。

【2012米大統領選】共和予備選:プエルトリコはロムニー氏勝利

 イリノイでの勝利の後、ロムニー陣営が支持者に送ったメールのタイトルは「終わりにする時」。指名獲得が「もうすぐそこまで来た」と呼びかけ、党内を結束する段階に入ったと訴えた。

 だが、保守派の代表候補として認知されるようになったリック・サントラム前上院議員(53)、出身の南部で根強い人気を持つニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、若者の固定支持者が多いロン・ポール下院議員(76)の3候補とも、選挙戦を続行する姿勢を崩していない。

 指名に必要な過半数の代議員数は1144人。AP通信によると、指名争いトップのロムニー氏の獲得代議員数は563人。サントラム氏は263人、ギングリッチ氏は135人、ポール氏は50人。

 サントラム氏がロムニー氏に追いつくためには今後のレースで7割程度の代議員数を獲得する必要があり、達成は事実上、不可能だ。そのためサントラム氏やギングリッチ氏は、ロムニー氏の過半数到達を防ぎ、8月の党大会での決着を目指す考えを示すようになった。ロムニー氏が指名に必要な過半数の代議員1144人を党大会までに確保できるかが焦点だ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000031-jij-int
ロムニー氏、大票田で圧勝=イリノイ州共和予備選―米大統領選
時事通信 3月21日(水)9時48分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、中西部イリノイ州の予備選が20日行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事がライバルのサントラム元上院議員らに圧勝した。
 イリノイ州は中西部最大の票田で、民主党のオバマ大統領の地元。ロムニー氏は今回の勝利により、反攻を目指すサントラム氏の勢いをそぎ、今後のレースを一段と有利に運ぶ態勢を整えた。

1079チバQ:2012/03/22(木) 23:03:36
http://news.walkerplus.com/2012/0322/11/
ロバート・デ・ニーロの白人差別発言で大統領選に波紋!?
2012年3月22日 MovieWalker
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白人差別発言で大統領選に波紋か?

[c]GLOBE PHOTOS/AFLO
徐々に熱を帯びている米国大統領選挙戦で、民主党を支持しているロバート・デ・ニーロが、オバマ大統領の選挙資金集めのパーティーで白人差別的な発言をして物議を醸していると米CNNなどのメディアが一斉に伝えている。

ミシェル・オバマ大統領夫人も出席したこのパーティーは、3月19日にデ・ニーロが経営するニューヨークのホテルで行われたそうで、デ・ニーロは集まった人々を前に、共和党の大統領候補指名を争っている候補者の白人妻たちを名指しして、「キャリスタ・ギングリッチ、カレン・サントラム、アン・ロムニー。アメリカは、まだ白人のファーストレディーを迎える準備ができていない」と皮肉っぽいジョークを飛ばしたという。

これを受け、妻を名指しされた共和党のニュート・ギングリッチは、「ロバート・デ・ニーロは間違っている。この国は新たなファーストレディーを迎える準備ができている。彼はそこで人種を持ち出す必要はなかった。自分のイベントでデ・ニーロの発言のような不適切な失言があった場合には、大統領は謝罪すべきだ」と反論。オバマ大統領は謝罪はしなかったが、ミシェル・オバマ夫人の広報担当者が、速攻で「あのジョークは不適切でした」という声明を発表した。

ここまで騒ぎが大きくなってはデ・ニーロ本人も沈黙できなくなったようで、「自分の発言は、それが風刺的なジョークとして発した言葉だったとはいえ、他者の気分を害したり、恥をかかせたりするためのものではありませんでした」という謝罪声明を発表したとCBSニュースのサイトが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

1080チバQ:2012/03/25(日) 12:16:41
http://www.afpbb.com/article/politics/2867658/8696171?ctm_campaign=txt_topics
サントラム氏、ルイジアナ州での勝利確実
2012年03月25日 10:54 発信地:ニューオリンズ/米国
【3月25日 AFP】米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは24日、ルイジアナ(Louisiana)州で予備選が行われ、米メディアの予測によると、リック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員の勝利が確実となった。

 投票終了直後の開票速報でサントラム氏が得票率39%を獲得し、30%のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事を大きく引き離したことを受け、米テレビ局のCNN、FOXニュース(Fox News)、MSNBCは、サントラム氏が勝利するとの予想を伝えた。(c)AFP

1081チバQ:2012/03/25(日) 12:28:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120325/amr12032512010002-n1.htm

【ジョークは語る】
「ギングリッチ氏は裏返されたら、起きあがれない」 米コメディアン
2012.3.25 12:00 (1/2ページ)
 米大統領選の共和党候補指名争いで、苦戦を強いられるギングリッチ元下院議長が、米国のコメディアンのジョークの標的となっている。

 これまでの勝利はサウスカロライナとジョージアの2州のみ。ロムニー前マサチューセッツ州知事やサントラム元上院議員から大きく後れを取った。

 それでも、先行する2人をイソップ童話のウサギにたとえ、ギングリッチ氏は「私はカメだ。一歩ずつ歩を進める」と強気の姿勢を崩さなかった。

 これを茶(ちゃ)化(か)したのが、人気バラエティー番組「サタデーナイトライブ」のセス・マイヤーズ氏だ。カメだけに「ゴロリと裏返されたら、自分では絶対に起きあがれない」と冗談を飛ばし、ギングリッチ氏の“立ち往生”を笑いに変えた。

 ロムニー氏に批判的な保守層の取り込みを狙った指名戦略は、サントラム氏の躍進で暗礁に乗り上げた。保守票の分散はロムニー氏を利するとして撤退圧力も高まっている。

 だが、ギングリッチ氏の読みは違う。撤退しても全てのギングリッチ票がサントラム氏に流れるわけではなく、ロムニー氏の有利な状況は変わらない。逆に混戦で8月の党大会まで指名候補が決まらなければ、「有力候補」として勝ちきれなかったロムニー氏の求心力は低下しかねない。

 ギングリッチ氏がロムニー氏の勝利阻止を優先し、「私とサントラム氏のどちらが候補者にふさわしいかの議論は後でもできる」と訴えたのはこのためだ。

 だが、勝利よりも勝者不在を目指すような戦略に批判は噴出。コメディアンのジェイ・レノ氏は、ギングリッチ氏がガソリン値下げを公約したのを引き合いに「ガソリンスタンドの経営こそ、彼がすべきことだろう」と皮肉を放った。(ワシントン 犬塚陽介)

1082チバQ:2012/03/27(火) 22:09:21
http://www.afpbb.com/article/politics/2868114/8706317?ctm_campaign=txt_topics
マイクが拾った米露大統領の会話、共和党が一斉に非難
2012年03月27日 17:02 発信地:ワシントンD.C./米国

【3月27日 AFP】韓国ソウル(Seoul)で開かれている核安全保障サミット(Nuclear Security Summit)で、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とドミトリー・メドべージェフ(Dmitry Medvedev)露大統領が小声で交わした会話を、米テレビのマイクが拾い、その内容がオバマ大統領がミサイル防衛問題で柔軟に対応できるとメドべージェフ大統領に語りかけたものだったことから、米共和党は26日、一斉にオバマ大統領非難を開始した。

 意図せずマイクに拾われたのは、米露が対立しているミサイル防衛問題について、激戦が予想される米大統領選を控えた現段階では米側の対応は限られるというオバマ大統領の発言。オバマ大統領は「(私にとっては)今回が最後の選挙だ。選挙が終われば、もっと柔軟に対応できる」とメドべージェフ大統領に語りかけている。

 この発言に、共和党の大統領選指名候補争いで首位を走るミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が「リスク含みの警戒すべき展開だ」と非難を表明するなど、共和党員らが米国内で一斉にオバマ攻撃を始めた。

 米カリフォルニア(California)州で選挙活動中のロムニー前知事は、「ミサイル防衛問題に関して、オバマ大統領はロシアに譲歩を示唆した。オバマ大統領が2期目を務めるなら、他にも、どの分野で『柔軟』になる計画なのか、米国民は知る権利がある」と主張した。

 これに対し米政府は、ロシアが抗議しようともミサイル防衛システムの配備は実施していくが、長年の対立事項であるがゆえ合意に至るには時間を要すると説明。ベン・ローズ(Ben Rhodes)大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は、「2012年には米露両国で選挙が行われ、ロシアでは政権交代もある。そのため飛躍的な進展が望める年ではない」としたうえで、ミサイル防衛については「専門家にも委ねながら両国間の協議を進展させることが最善だとの認識で、オバマ大統領とメドベージェフ大統領は合意している」と語った。(c)AFP

1083チバQ:2012/03/28(水) 21:51:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032800651
ギングリッチ陣営が大リストラ=レース続行の構えに撤退圧力も−米
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで低迷が続くギングリッチ元下院議長の陣営は27日、常勤スタッフを約3分の2に減らすリストラを断行すると決めた。資金難の中、選挙戦を続行するのが狙い。ただ、レースを早期に収拾させるため、撤退を求める圧力が高まっている。
 米メディアによると、同陣営はギングリッチ氏自身が各州に出向く選挙活動を縮小し、主にインターネットを通じ支持を訴える「資金温存作戦」に転換。既に選対責任者を交代させた。
 ギングリッチ氏はこれまでの34戦でわずか2勝。代議員獲得数はトップのロムニー前マサチューセッツ州知事の4分の1以下となっている。(2012/03/28-15:35)

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1084チバQ:2012/03/29(木) 23:04:25
>>507>>514>>1007>>1048
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032900955
共和ホープがロムニー氏支持=副大統領候補の1人−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、同党のマルコ・ルビオ上院議員(40)が28日、ロムニー前マサチューセッツ州知事への支持を表明した。ルビオ氏は党内保守派に人気があり、副大統領候補にも名前が挙がる若手のホープ。レース全体をリードしながら、保守層への食い込みに課題を残すロムニー氏にとり朗報だ。(2012/03/29-19:32)

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1085チバQ:2012/04/01(日) 13:38:43
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120401/waf12040112010004-n1.htm
妊娠中絶、同性婚… 宗教が問われる米大統領選
2012.4.1 12:00 (1/7ページ)[大阪から世界を読む]

米テキサス州の教会で、支持者を前に演説するサントラム元上院議員(中央)。米大統領選の共和党指名争いでは各候補の宗教観も問われている=2012年2月(AP)
 「日本は神の国」と発言して物議をかもした首相がいたが、大統領選の共和党指名争いは信仰をめぐる戦いの様相を呈している。泡沫(ほうまつ)から有力候補に躍進したカトリック教徒のサントラム元上院議員(53)は「ローマ法王より法王的」と揶揄(やゆ)され、宗教的な価値観を前面に出して有権者の心をつかむ。一方、最有力のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の信仰も強固だが、少数派のモルモン教であるがゆえに宗教色を極力薄めた戦いを強いられている。米国こそ「神の国」なのか−。(坂本英彰)



「神のもとなる国」


 いまは大阪府民だが、10年ほど前、1年余り米国に住んだときにこんなことがあった。現地の小学校に放り込んだ2年生の娘がある日、全く何気ない感じで難しい英語の一説をそらんじはじめたのだ。

 「神のもとなる国家に対して忠誠を誓います」

 およそ小さな子供が話すとは思えない堅い言葉の羅列の最後は、こんな言葉で締めくくられていた。娘はほとんど英語ができなかったのだ。何が起こったのか理解できず混乱してしまったが、聞けば毎朝教室で、星条旗に向かって唱和しているのだという。

 繰り返し聞くうちに頭にこびりつき、まるでオウムのように口から出てくるようになったようだ。それにしても、意味もわからず「神のもとなる米国」に忠誠を誓っている娘を想像し、奇妙な気分にとらわれた。この忘れられない体験をして以来、米国と宗教の関係は気になって仕方がない。

 そこで今回の米大統領選共和党の指名争いをみると、やはりというべきか、宗教に色濃く覆われていたのだ。


政教分離に「吐き気」


 「宗教と国家の分離は絶対的なものとは思わない」

 日本の選挙でこんな発言をする候補者がいたら、かなり厳しい戦いを覚悟する必要があるだろう。サントラム氏は非プロテスタントとして初めて大統領に就任したケネディ氏の政教分離の演説にかみついたのだ。

 ケネディ氏は民主党大統領候補だった1960年9月、カトリック教徒である自分に向けられた疑念を払拭(ふっしょく)するため「いかなる宗教的権威にも命令されない」と、政教分離の原則を改めて確認する演説を行った。

 これに対し、サントラム氏は「吐き気がする」と上品とはいえない言葉で批判し、「信教の自由を定めた憲法修正第一条の目的に反する」と主張したのだ。

1086名無しさん:2012/04/01(日) 13:39:09

家族愛をアピール


 7人の子供の父親であり、「イタリア移民の炭鉱労働者の孫」を繰り返すサントラム氏は、州知事の息子で大資産家のロムニー氏とは対照的なイメージで売る。目立った実績がなく予備選・党大会が始まる昨年まで泡沫扱いだったが、先天的な障害を抱える幼い娘の看病を選挙運動に優先させたエピソードなどで家族を重んじる共和党保守派の心をとらえた。

 自らと同じカトリックより、人工妊娠中絶や同性婚への反対など保守志向が強いプロテスタント福音派(エバンジェリカル)が支持したのだ。福音派とは特定の宗教教団ではなく、信仰による生まれ変わり(ボーン・アゲイン)体験や聖書に忠実であろうとする人々のことをいう。自分は福音派だという人は米国人口の26%(米世論調査機関ピュー・リサーチセンター調べ)を占め、共和党の強固な支持層だ。

 サントラム氏の政教分離批判は、宗教的価値観の政治への反映を望む福音派に向けたメッセージだ。テキサス大学のジェレミ・スーリ教授(政治史)が、地元テレビ局にこう答えている。

 「宗教の政治への影響に対する懸念が強かった1960年と今は状況が違う。政治に宗教色が少なすぎると考えているひとがとくに共和党支持者に多く、モラルや愛国心の確証として宗教を求めているのだ」


50%が「宗教は非常に重要」


 米国の宗教的な土壌は独特だ。日本ではおよそ選挙に出てきそうもない人工妊娠中絶や同性婚といったテーマが国政選挙の争点になる。同じ西洋でもヨーロッパともかなり違う。

 ピュー・リサーチセンターによると、「宗教は生活のなかで非常に重要だと思うか?」との問いに米国では50%がイエスと答えた。フランス13%、英国17%、ドイツ21%、スペイン22%という数字と比べると、宗教心の強さが際立つ。

 1620年に英国から信仰の自由を求めて清教徒が渡り、東北部のプリマスに礎を築いた。メイフラワー号による移民が建国神話のように繰り返し語られてきたことも、宗教と米国の密接な関係に果たした役割は大きいだろう。

 フランスの政治思想家トクヴィルは1830年代に米国を訪れて著した「アメリカの民主主義」で、こう記した。「まず注意をひいたのは宗教的様相であった。フランス人の間では、宗教的精神と自由精神はほとんど常に逆の方向に進んでいるがアメリカでは緊密に結合している」

 西洋の民主主義は教会の権威から個人が離脱する過程で生まれたが、米国で再び寄り添っている有様(ありさま)に驚いたのだった。

 180年たっても状況は変わらない。まして今回の共和党指名争いは、共和党内で意見が大きく割れる外交や内政の問題がなく、戦いの長期化で中傷合戦の様相を呈した。個人の資質がクローズアップされ、必然的に宗教が絡むという展開になったのだ。

1087名無しさん:2012/04/01(日) 13:39:58

ロムニー氏、逆風の理由


 サントラム氏は宗教を追い風にしたが、ロムニー氏にとっては風向きが悪いことになった。米ギャラップ社の世論調査によると、22%の米国民はモルモン教徒の大統領候補には投票したくないと答えている。

 これはユダヤ教徒の場合(9%)の2倍以上で、女性候補の場合(6%)の4倍近い。女性であることよりモルモン教徒であることの方が、大統領への道は厳しい条件なのだ。

 モルモン教は1830年にニューヨーク州で創設されたが、迫害を受けて西部に移住した。創設期には一夫多妻を認め、いまもカフェインを含むコーヒーや茶を飲まないといった独特の教義を持つ。

 一般的にも偏見が残るのに、異端視すらする福音派のなかには敵対的な感情を抱く人も多い。ミシシッピ川に沿ったアイオワ、ミネソタ、ミズーリ各州など中西部や南部でサントラム氏に連敗したのは、これらの地域に多い福音派の票が逃げたからだ。

 福音派の人々は、ロムニー氏はマサチューセッツ州知事時代には妊娠中絶や同性婚についてむしろ賛成派だったと批判する。大統領を目指すために転向するような人物は信用できないというのだ。


本質を隠した選挙戦


 前回の2008年大統領選の共和党候補の指名を争った際、ロムニー氏は自らの立場をケネディ大統領になぞらえる演説を行った。

 「信仰で大統領が選ばれるべきではなく、信仰ゆえに拒否されるべきでもない」

 しかし、前回にも増して宗教への関心が高まった今回、ロムニー氏は信仰への言及を避けている。公の場で「モルモン」という固有名詞を口にすることはまずない。

 「モルモン教のつながりから関心をそらす狙いだ」と、ある政治学者は選挙戦術を解説した。ロムニー氏の強みは州知事、会社経営、ソルトレークシティー冬季五輪の運営といった華麗なキャリアで、訴えの主力はあくまで米国経済の回復に注がれている。

 こうした戦術が奏功していることは、データにもはっきり表れてきた。「一言で候補者を表現したら?」というピュー・リサーチセンターの調査で、昨年12月には「モルモン」が47%と圧倒的に多かったが、3月には18%まで下がった。代わって「金持ち」が6%から30%に増えたが、許容範囲の副作用だろう。

 また宗教に対する世論の風向きも変わりつつある。同センターの3月21日の発表によると、政治家の信仰についての表明が「多すぎる」と考える人が38%と過去12年で最も多かった。それでも30%は「少なすぎる」と考えているが、共和党の宗教をめぐる争いに対する忌避感も出てきているようだ。

 AP通信の集計によると、これまでの代議員獲得数はロムニー氏が568人、サントラム氏273人、ギングリッチ元下院議長135人。オバマ大統領に対抗しうる唯一の候補という計算も働き、ロムニー氏の首位独走が固まりつつあるようだ。

1088名無しさん:2012/04/01(日) 13:40:21
 しかし、伝道生活まで送ったモルモン教についてまるで語らないロムニー氏は、果たして本当のロムニー氏なのか。そんな疑念もまた、有権者の間で渦巻く。

 ニューヨーク・タイムズのコラムニストはロムニー氏をさしてこう書いた。

 「自分が自分である、本質的な部分を隠さなくてはいけないと感じている」

 信仰という心の奥底まで問われる米国の選挙とは、じつに過酷なレースである。

1089チバQ:2012/04/01(日) 14:41:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20120329ddm007030098000c.html
米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/1 医療保険改革法、「違憲」なら打撃
 ◇看板政策、司法に命運
 米連邦最高裁は26日、オバマ政権の歴史的業績とされる医療保険改革法(10年3月成立)が合衆国憲法に抵触しているか否かを判断するための審理に入った。ジョン・ロバーツ長官率いる現最高裁は保守色が強く、国民皆保険を目指す改革法を違憲と判断する可能性もある。最高裁は人種政策や移民に関する州法についても憲法判断を出す予定で、「保守的な判断を次々に下すのではないか」との観測が流れている。11月の大統領選でオバマ大統領の再選を阻止したい野党・共和党にとって、最高裁が「最強の援軍」になりつつある。【ワシントン古本陽荘】

 審理開始を前に24日、連邦政府の役割縮小を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の団体が最高裁近くの広場に集った。国歌斉唱や国旗への忠誠の誓いに続き、女性司会者が壇上で、医療保険改革法の条文が印刷された紙の束を破りながら「オバマ・ケア(医療保険改革)を廃止に追い込もう」と気勢を上げ拍手を浴びた。


24日、ワシントンで「オバマ政権の医療保険改革法は憲法違反」と訴える茶会運動の集会参加者ら=古本陽荘撮影 雨の中、集まった賛同者たちは「国家への依存を押し付けるな」「廃止しなければ国家は破綻する」と記されたプラカードを掲げた。東部ニューヨーク州キングストンから参加したジュディ・ニーバーさん(67)は「改革法は国民が望みもしないのに無理やり喉に押し込まれたような感じ。憲法違反だ」と憤る。

 大統領選が迫る中、オバマ大統領の医療保険改革は共和党や茶会運動にとって「大きな政府」の象徴になった。国家財政を圧迫するという財政面での懸念だけでなく、「国家が国民の生活にどこまで関与すべきか」という国家像の問題と受け止められている。

 米国民にとって、医療保険加入は車や家を買うのと同じような「商品の購入」と一般に考えられてきた。国民に保険加入を義務付ける医療保険改革法は「米国史上初めて国家が商品の購入を国民に強制するもの」と受け止められた。法律の一部はすでに施行済みで、仮に「違憲」とされた場合の混乱は必至だ。

 中西部のネブラスカ大学で政治学とコミュニケーション学を専攻するエミリー・シュリクティングさん(22)は全身に症状の出る難病「ベーチェット病」の患者だ。高熱や、リウマチ患者のように関節が痛む症状が出る。

 医療保険改革法の成立で「人生が変わった」。病歴を理由に保険会社が患者の加入を拒否することが禁じられ、26歳までは両親の保険に入ることもできるようになったからだ。「病気に人生を支配されているようだったが、この法律で、選択する自由を手にすることができた」と語る。

 最高裁が国民への加入義務付けを「違憲」と判断した場合、病歴を理由とする加入拒否を禁じる条項がどうなるかは不明だ。だが、強制加入がなくなれば、医療保険改革の枠組み全体が崩壊すると考える専門家が多い。シュリクティングさんのような難病患者が保険加入を拒否される事態も想定される。

 大統領選の共和党候補は全員、「オバマ・ケアを廃止する」と訴えてきた。非営利組織(NPO)「ファミリーズUSA」のキャサリン・ストール健康政策部長は「医療保険改革法には共和党が長年支持してきた政策も盛り込まれており、共和党候補らは『オバマ大統領だから』という理由だけで反対しているのだ」と指摘する。

 全米が固唾(かたず)をのんで見守る最高裁判断は6月に下される見通しだ。9人の最高裁判事のうち、「大きな政府」に否定的な保守派判事はロバーツ長官を含め5人と多数派だ。大統領選を控えるオバマ政権の看板政策に違憲判断が下されれば、政権への打撃は必至だ。

1090チバQ:2012/04/01(日) 14:42:06
◇米最高裁判事9人 現在は保守派5、リベラル派4
 世界最古の成文憲法である米合衆国憲法(1787年制定)は多様な背景、歴史を持つ50州を束ねる米国の屋台骨だ。連邦最高裁は法律の合憲、違憲判断を下すことから「憲法の番人」と呼ばれる。

 米法曹界のトップエリートである最高裁の判事は計9人。首席判事(長官)が1人置かれ、時の最高裁は長官の名前で呼ばれる。例えば現在はジョン・ロバーツ長官の名前から「ロバーツ法廷」と呼ばれることが多い。

 最高裁判事は大統領が指名し、上院が承認する。指名から承認までの過程は広く報道され、国民の関心事となる。終身制のため、急死の場合を除き、原則として、本人が高齢などを理由に辞職を申し出ない限り、務め続けることになる。50歳代で就任することが多く、20年以上、最高裁判事の職にあることは珍しくない。

 現在、9人のうち、エレーナ・ケイガン判事を除く8人が連邦控訴裁判事からの昇格組だ。

 憲法判断は9人の最高裁判事間の保守派とリベラル派の勢力バランスを反映して決まることが多い。現在は保守派が5人、リベラル派が4人との解釈が一般的だ。=つづく

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 ■ことば

 ◇医療保険改革法
 国民皆保険を目指したオバマ米政権による医療保険制度改革の法律。公的保険制度の創設には至らなかったものの、米国史上初めて国民に医療保険加入を原則として義務付けた。未加入者や保険の提供を拒否する企業は罰金を科される。一部は施行済みだが、主要事業は14年に始まる。

毎日新聞 2012年3月29日 東京朝刊

1091名無しさん:2012/04/01(日) 14:42:27
http://mainichi.jp/select/world/news/20120330ddm007030177000c.html
米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/2 「差別是正は差別」 全面撤廃判決の可能性
 米南部の名門州立大学、テキサス大オースティン校。テキサス州ヒューストンに住んでいたアビゲイル・フィッシャーさん(22)にとって憧れの大学だった。4年前に入学を希望し、願書を出したが、不合格だった。やむを得ず、隣の州にあるルイジアナ州立大学に入学し、財政学を専攻。近く卒業する。

 フィッシャーさんは、テキサス大に入学できなかった理由を「自分が白人だから」と考えている。黒人ら人種的な少数派を優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)により、大学から締め出されたと主張している。

 大学1年の時、テキサス大を相手取り裁判を起こした。1審、2審とも敗訴したが、今年秋に審理を始める最高裁がフィッシャーさんの主張を支持し、アファーマティブ・アクションの全面撤廃という歴史的な判決を下す可能性が高まっている。


アファーマティブ・アクションの是非について今年秋に審理に入る米連邦最高裁判所=古本撮影 現在の最高裁9人の判事のうち保守派は5人、リベラル派は4人。保守派全員が過去、差別是正措置に否定的な見解を示している上、リベラル派のエレーナ・ケイガン判事はオバマ政権法務局長としてこの裁判に関与したことから、最高裁の審理に加わらない可能性があり、フィッシャーさんに有利な環境が整っているからだ。

 カリフォルニア大のように「人種」を選考要因とすることを既に禁じたところもあり、差別是正措置の現状は各州でさまざまだ。テキサス大でも人種を不問にした時期もあったが、今では「高校の成績が上位10%以内の生徒については人種を問わず自動的に入学を許可。それ以外の生徒の選考時に人種を考慮する」という妥協策を採用している。フィッシャーさんは上位10%にわずかに届いていなかった。

 フィッシャーさんの代理人で、最高裁で弁護にあたるバート・レイン弁護士は語る。「公民権運動の第1段階は人種差別を撤廃することだった。それが平等を確保するために埋め合わせをする次の段階に移行した。問題はいつまでそれを続けるかということだ。誰かを救おうとすれば結局、誰かが犠牲になる」

 一方、非営利団体「アファーマティブ・アクション全米連盟」のグレゴリー・チャンバー代表は「現実の米国社会から目をそらしてはいけない。問題なのは今でも人種。米国人の人種に関する意識が完全に中立的になるまで、この制度は維持されるべきだ」と主張する。

 最高裁が審理を始めるのは11月の大統領選の直前になる見通しで、制度の存続が大統領選でも議論となるのは必至だ。黒人初の米国大統領となったオバマ大統領は過去、「差別是正措置を強く支持する」と明確にする一方、「恵まれない白人の子供もいる」とも指摘した経緯がある。支持基盤の黒人に理解を示しつつも、白人支持者からも反発を招かないよういかにバランスを取るか腐心することになりそうだ。【ワシントン古本陽荘】=つづく

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 ■ことば

 ◇アファーマティブ・アクション
 大学入試などで黒人など人種的少数者(マイノリティー)を優遇する措置。「積極的差別是正措置」と訳されることが多い。黒人らが歴史的に差別を受け、社会進出が遅れたことから、格差を是正するため導入された。60年代の公民権運動で、米国社会に広く浸透した。

毎日新聞 2012年3月30日 東京朝刊

1092名無しさん:2012/04/01(日) 14:43:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20120331ddm007030048000c.html

米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/3 中傷合戦に巨費 献金規制なし「選対の別動隊」
 米国の首都ワシントンを流れるポトマック川。対岸のバージニア州側に、かつてタバコ貿易で栄えた町アレクサンドリアがある。港町の面影を求めて訪れる観光客が絶えない。

 町のはずれに大統領選の共和党候補指名争いで先頭を走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の政治顧問の事務所がある。ガラス張りのビルの入り口にも、5階の事務所前にも表札はない。会社は「ターゲットポイント・コンサルティング」。社長はアレキサンダー・ゲージ氏。08年の大統領選でロムニー選対の幹部だった人物だ。連邦選挙委員会に届けられた収支報告書によると、ロムニー選対は予備選を控えた昨年後半、コンサルタント料として少なくとも19万2900ドル(約1600万円)支払った。

 選対とは別に、同じ「ターゲットポイント・コンサルティング」にほぼ同時期、約16万5000ドルの顧問料を支払っている政治団体がある。ロムニー氏を支援する「我々の未来を取り戻す」。予備選で他候補を中傷するネガティブキャンペーンを繰り広げるスーパーPACだ。

 スーパーPACは候補者の公式な選対とは一線を画していることになっており、両者が連絡したり協議したりすることは禁止だ。しかし、実際には、ロムニー選対とスーパーPACが共にゲージ氏を政治顧問として雇うことで「一心同体」のチームを形成している事情がうかがえる。

 「常識的な人であれば、候補者とスーパーPACが連絡を取っていると結論付けるはずだ。すべてのスーパーPACは非公式な形で候補者の許可を得て設立されたと考えている」。「政治とカネ」の研究の第一人者である非営利組織(NPO)「デモクラシー21」のフレッド・ワーセイマー代表が指摘する。

 そのスーパーPACの活動に道を開いたのが10年1月の連邦最高裁判決だ。特定候補者への投票を呼びかける「選挙活動」と、業界団体などが主義、主張を表明する「政治活動」は区別されるべきだと判断したのだ。「政治活動」を行うスーパーPACを通じて、政治資金規制法の縛りを受けない大口献金者の莫大(ばくだい)な資金が選挙戦に投入されることになった。

 判決は「企業活動の自由」を重んじる保守派のジョン・ロバーツ最高裁長官の意向を反映した内容と一般に受け止められている。スーパーPACを容認した判決の直後、オバマ大統領は「企業の影響力を抑えようという我々の努力を踏みにじるものだ。判決は民主主義を破壊しようとしている」と非難した。

 だが、そのオバマ大統領の陣営もスーパーPAC「プライオリティーズUSAアクション」を設立するに至った。代表者はホワイトハウスを去った大統領の元部下2人。既にロムニー氏を中傷するCMを製作した。「民主主義」の理念を捨て、選挙戦優先の対応を強いられた形だ。

 ロムニー氏以上の集金力を持つオバマ大統領の陣営。ネガティブキャンペーンに本格参入すれば、「史上最悪の中傷合戦」と言われる今回の大統領選の泥仕合がさらに激しさを増すことになる。【ワシントン古本陽荘】=つづく

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 ■ことば

 ◇スーパーPAC
 政治献金の受け皿となる資金管理団体が政治行動委員会(PAC、Political Action Committee)。資金調達額に上限があるPACに対して、スーパーPAC(特別政治行動委員会)は業界団体や労働組合からも無制限に献金を集めることができる。PACとは異なり、献金者名を明らかにする法的義務はない。資金の大半がテレビCMを通じて他候補を中傷するネガティブキャンペーンに投入される。

毎日新聞 2012年3月31日 東京朝刊

1093名無しさん:2012/04/01(日) 14:43:31
http://mainichi.jp/select/world/news/20120401ddm007030153000c.html
米保守革命:第3部・最高裁VSオバマ政権/4止 州権限、どこまで 移民取り締まり強化、国と対立
 メキシコ国境に接する米西部アリゾナ州のミラクルバレー。不法移民の流入を防ぐ高さ約5メートルの鉄壁が8キロにわたって砂漠地帯に立つ。壁は高さ1メートル弱のフェンスに変わり、国境を流れる小川に針金のフェンスだけしかない場所もある。ブッシュ前政権は06年、両国国境の3分の1に相当する1100キロ余に壁を作る構想に着手したが、オバマ政権は約1割足らずの状態で「非現実的」と断念した。

 「不法侵入者は越えやすいフェンスを探して入ってくる。中途半端では意味がない。法律も同じだ。最高裁は(取り締まりを強化する)州移民法の完全実施を命じてほしい」。警備機器開発会社を営みつつ国境警備ボランティアを続けるグレン・スペンサーさん(74)はオバマ政権への不信感をあらわにした。

 スペンサーさんは州移民法を巡り4月25日に始まる最高裁の審理に注目している。州議会は10年4月、令状なしで不審者を逮捕できる条項を盛り込んだ移民法を議員立法で成立させた。だが、施行直前、「移民対策は連邦政府の権限」とオバマ政権に差し止めを求めて提訴されたため、主要部分を除く「骨抜き施行」になった。

 最高裁は昨年5月、不法移民と知りながら雇う企業の事業認可取り消しを認める州法を支持しており、州移民法も合憲と判断する可能性がある。州議会は国境監視ボランティアの武装を認める新たな州法も準備中で、最高裁が州の権限を認めれば、州立法による取り締まり強化の流れが加速しそうだ。スペンサーさんは「国境警備を強めようとの機運が高まる」と期待し、新型監視カメラの開発に力を入れる。

 州移民法に署名したブリューワー・アリゾナ州知事(共和党)もオバマ政権と全面対決の構えだ。知事は2月、最高裁に提出する意見書を発表した声明で、アリゾナに続いて州移民法を制定したアラバマなど4州を挙げ「最高裁の闘いは移民法だけではない。連邦政府が国民を守る責任を果たさない状況で、州政府が責任を持つという憲法理念の問題だ」と権限獲得を目指す地方政府の闘争との立場を鮮明にした。

 ただ、州内が移民法強化でまとまっているわけではない。移民法提案者のラッセル・ピアス州上院議員は反対派住民にリコール運動を起こされ、昨年11月の選挙で議席を失った。ピアス氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持を受けて移民法強化の旗を振ったが、民主党支持者の反発に加え、低賃金の移民労働者を必要とする経済界の支持離れも招いたといえる。

 今年11月の大統領選の同日選となる州上院議員選でピアス氏は選挙区をくら替えして返り咲きを目指す。これに対して、ヒスパニック(中南米)系有権者の登録拡大を目指す政治団体「テキーラ・パーティー」のディディ・ブラス共同代表は「ピアス氏の当選はヒスパニック票を集めて阻止する」と意気込む。

 最高裁は6月にも憲法判断を下す見通しだ。移民法に反対する市民団体「より良いアリゾナのための市民」代表のランディー・パラズさん(44)は「合憲判断が出れば保守派は勢いづくだろうが、(対立点が鮮明になり)オバマ大統領にとっても戦いやすくなる」と解説する。移民対策にどこまで州政府が直接関与できるのか。大統領選は「国の形」を問う場でもある。【米アリゾナ州で堀山明子】=おわり

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 ■ことば

 ◇アリゾナ州移民法
 州治安当局職員に、連邦政府の移民法施行を補助する権限を認める州法。州当局者は不法移民との「合理的疑い」のある外国人に査証など在留資格の提示を求め、「違法行為の疑い」がある場合、令状なしに逮捕できるとの条項が盛り込まれている。連邦地裁は10年7月、オバマ政権の主張に沿って逮捕条項など主要部分の差し止めを命じ、11年4月に連邦高裁も支持。州が上訴していた。

毎日新聞 2012年4月1日 東京朝刊

1094チバQ:2012/04/02(月) 20:58:36
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2869130/8733484?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
抗議の象徴になった「フーディー」、米黒人少年射殺事件
2012年04月02日 20:45 発信地:ワシントンD.C./米国
【4月2日 AFP】ほんの数週間前まで、「フーディー(フード付きパーカー)」は米国の若者や休暇中の人々が好む衣料品の一種にすぎなかった。だが、2月末にフーディー姿のアフリカ系米国人の少年が白人自警団員に射殺された事件を受け、このありふれた衣類は今や議論の的と化し、抗議と怒りの象徴となった。

 米フロリダ(Florida)州サンフォード(Sanford)で起きたトレイボン・マーティン(Trayvon Martin)さん(17)射殺事件後、全米各地では正義の実現を訴える抗議行動が相次ぎ、自警団員ジョージ・ジマーマン(George Zimmerman)氏(28)の逮捕と起訴を求めている。このデモ参加者の多くがフーディーを着用している。

 前週には米下院の議場内で、ボビー・ラッシュ(Bobby Rush)議員がスーツの上着を脱ぎ捨て、中に着ていたフーディーのフードをかぶるとサングラスをかけて、「人種プロファイリング(人種による選別)はやめなければならない」と宣言。抗議行動としてこれまでで最大級の注目を集めた。

 ラッシュ議員は「誰かがフーディーを着ているからといって、その人がフードラム(ごろつき)であるとは言えない」と訴えた後、議事堂内で議員が帽子を着用することを禁止した服装規定違反で退席させられた。

 米カリフォルニア(California)州議員らも、州都サクラメント(Sacramento)でフーディーをかぶり、連邦政府に事件の徹底調査を行うよう要求した。

 マーティンさんの事件によって、これまでにも繰り返されてきた米刑事司法制度内の人種問題をめぐる議論が再び活発になっている。

■フーディーが固定観念を刺激した?

 ジマーマン氏は事件の際の警察への通報で、フーディー姿の黒人男性が「とても不審」に見えると述べているが、これについて多くのアフリカ系米国人や市民権運動指導者らは「人種プロファイリング」だと批判している。

 米FOXニュース(Fox News)のコメンテーター、ジェラルド・リベラ(Geraldo Rivera)氏は、「ジョージ・ジマーマン氏がトレイボン・マーティンさんを殺したのが確かな事実であるのと同様に、フーディーがマーティンさんを殺したことに疑いはない」と述べ、マーティンさんの死は服装が原因だと主張。「有色人種の子ども」がフーディーを着ていると、ある種の「軽蔑」と「脅威」の感情を刺激するのだと論じた。

 また、プリンストン大学(Princeton University)のエンジェル・ハリス(Angel Harris)准教授(社会学)は、マーティンさんが特に警戒された理由は肌の色だった可能性が高いが、フーディーも要因だったかもしれないと分析。AFPの取材に対し、「(フーディーは)都市部の黒人の若者を連想させるものになった」「黒人の若者がそういう服装をしていると、貧困率の高さや犯罪といった固定観念を呼び覚ます引き金になる」と説明した。

「固定観念や無意識の偏見をめぐるもっと大きな議論が必要だ」(ハリス氏)

1095名無しさん:2012/04/02(月) 20:58:49
■フーディーでなく「黒人」が原因

 一方、ジョンズホプキンス大学(Johns Hopkins University)のレスター・スペンス(Lester Spence)助教は、フーディーが良い意味でも悪い意味でも世論の注目を集めているのは、視覚に訴えるアイテムなうえ、簡単に手に入るシンボルだからだと見る。

 その上で、マーティンさんの事件において人種問題よりもフーディーに注目するのは短絡的に過ぎると指摘。「この事件は、そもそも服装の問題ではなかった。(ジマーマン氏が警察に)不審人物の通報をした際、問題にされていたのは黒人だという点だったのだ。その事実の後で、人種とフーディーの結びつけたのはわれわれだ」

 スペンス氏は、「服装や様式面での特徴を取り上げ、何らかの意味付けをする行為には長い歴史があり、これもその中の1つだ」と述べ、1960年代のアフロ・ヘアや最近の腰ばきズボンなど、黒人と関連付けられたファッションやヘアスタイルが繰り返し攻撃されてきた例を挙げた。

■「フードは雨除け」

 事件後、米国では多くのセレブたちが人種を問わず、フーディー姿で公の場に姿を現し、写真を撮影することによってジマーマン氏の逮捕を求める抗議運動への連帯を表明している。

 米紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)のコラムニスト、レオナルド・ピッツ(Leonard Pitts)氏は、フーディーに黒人を特徴付ける要素を見付けることはできなかったとして、次のように疑問を呈した。

「黒人も白人も、男性も女性も、若者から高齢者まで、大学生だってストリートキッズだって(フーディーを)着ている。マーティンさんはセブンイレブンから自宅への帰り道、小雨に降られたからフードを被ったんだ。今後は、傘以外を使うなと禁止するべきかい?」 (c)AFP/Stephanie Griffith

1096名無しさん:2012/04/02(月) 20:59:20
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2867108/8681788
白人自警団員が黒人少年を射殺、全米に波紋
2012年03月22日 14:34 発信地:マイアミ/米国
【3月22日 AFP】米フロリダ(Florida)州の「ゲートコミュニティー(自衛居住区)」で前月末、自警団員が黒人少年を射殺する事件があった。地元警察は、武器を持たない少年の射殺に「正当防衛」を主張する団員の言い分を認め、無罪放免としたが、この事件処理に全米各地から非難の声が上がっている。このため、司法省と米連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出した。

 不審人物の立ち入りを厳重警戒している、同州サンフォード(Sanford)の自衛居住区で2月26日、買い物帰りのトレイボン・マーティン(Trayvon Martin)さん(当時17)が、ヒスパニック系の白人男性で居住区自警団のジョージ・ジマーマン(George Zimmerman)さん(28)に射殺された。

 ジマーマンさんはマーティンさんを射殺する前、フードをかぶった不審な人物がコミュニティー内を歩いていると警察に緊急通報していた。緊急通報電話のオペレーターが不審人物の人種を尋ねると、ジマーマンさんは黒人だと答えた。オペレーターは不審人物を追わずに警察の到着を待つよう伝えたが、ジマーマンさんはその後すぐにマーティンさんを撃ったとみられる。事件当夜は雨が降っていた。

 だが、マーティンさんの遺族の代理人は20日、会見を開き、買い物帰りだったマーティンさんは雨にぬれないようにフードをかぶっていただけだと主張した。また、事件当時、携帯電話でマーティンさんと話していたガールフレンド(16)の証言が、ジマーマンさんの主張と矛盾しているとしてジマーマンさんの逮捕を求めた。 

 マーティンさんのガールフレンドは米ABCテレビに対し、当時マーティンさんはジマーマンさんに「見られていたのでフードを被った」と話していたと証言。その後、ジマーマンさんを見失ったと言ったため、走って逃げるように告げたがマーティンさんは走らずに「早足で歩く」と答えたと述べている。

 サンフォードのゲートコミュニティー前では、事件後から人権活動家やNGO団体などがジマーマンさんの逮捕を求める抗議行動を展開している。人種、性別、障がいの有無、宗教、出身国などに基づく差別を調査する司法省公民権局は、「あらゆる証拠について徹底的かつ独立したレビューを行う」と発表。FBIも人種差別の疑いがあるとして事件の捜査を始めた。

 4月10日に収入や人種などを考慮して選ばれた市民による大陪審が開かれ、ジマーマンさんを起訴するかどうかを決める。(c)AFP

1097チバQ:2012/04/02(月) 21:00:26
http://mainichi.jp/select/world/news/20120326ddm007030165000c.html
米国:黒人少年射殺し放免 「差別だ」逮捕求める抗議集会
 【ニューヨーク山科武司】米南部フロリダ州の路上で2月末、黒人少年(17)を射殺した自警団の男性(28)が「正当防衛」として逮捕されなかった事件があり、これに抗議する集会が24日、ワシントンやイリノイ州シカゴで開かれた。インターネット上では「警察の対応は人種差別ではないか」と批判する声が高まっており、オバマ大統領や共和党の大統領選各候補者が徹底捜査を支持するなど波紋が広がっている。

 事件は2月26日、フロリダ州サンフォード郊外で、高校生のトレイボン・マーティンさんが帰宅途中、男性に胸を撃たれて死亡したもの。トレイボンさんは銃などを所持していなかった。米メディアによると男性は父が白人、母がヒスパニック。男性が「争いになったので自衛のために撃った」などと主張したため地元警察は逮捕しなかったが、事態を重く見た司法省と米連邦捜査局(FBI)は22日、捜査を開始した。

 これに対し、ワシントンでは24日、参加者らが「正義の実現」を求め、シカゴでは中心部に約400人が集まって「彼の死を無駄にするな」と訴えた。ネット上では男性の逮捕、起訴を求める請願に150万人以上が賛同している。

 AP通信によるとオバマ大統領は23日、「悲劇だ。私に息子がいたらトレイボンに似ていただろう」と述べ、徹底捜査を求めた。共和党の大統領選候補者のミット・ロムニー氏やリック・サントラム氏なども地元警察の判断に疑問を示している。

毎日新聞 2012年3月26日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120326k0000m030035000c.html
米黒人少年射殺:抗議集会各地で 大統領らも徹底捜査支持
 【ニューヨーク山科武司】米南部フロリダ州の路上で2月末、黒人少年(17)を射殺した自警団の男性(28)が「正当防衛」として逮捕されなかった事件があり、これに抗議する集会が24日、ワシントンやイリノイ州シカゴで開かれた。インターネット上では「警察の対応は人種差別ではないか」と批判する声が高まっており、オバマ大統領や共和党の大統領選各候補者が相次いで徹底捜査を支持するなど波紋が広がっている。

 事件は2月26日、フロリダ州サンフォード郊外で、高校生のトレイボン・マーティンさんが帰宅途中、男性に胸を撃たれて死亡したもの。トレイボンさんは銃などを所持していなかった。米メディアによると男性は父が白人、母がヒスパニック。男性が「争いになったので自衛のために撃った」などと主張したため地元警察は逮捕しなかったが、事態を重く見た司法省と米連邦捜査局(FBI)は22日、捜査を開始した。

 これに対し、ワシントンでは24日、参加者らが「正義の実現」を求め、シカゴでは中心部に約400人が集まって「彼の死を無駄にするな」と訴えた。ネット上では男性の逮捕、起訴を求める請願に150万人以上が賛同している。

 AP通信によるとオバマ大統領は23日、「悲劇だ。私に息子がいたらトレイボンに似ていただろう」と述べ、徹底捜査を求めた。共和党の大統領選候補者のミット・ロムニー氏やリック・サントラム氏なども地元警察の判断に疑問を示している。

1098チバQ:2012/04/02(月) 21:01:16
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/03/69165.php
米黒人少年射殺の波紋広がる、「人種差別の兆候」と抗議も
2012年03月26日(月)17時34分

[サンフォード(米フロリダ州) 25日 ロイター] 米南部フロリダ州で2月末に黒人少年が自警団の男性に射殺された事件をめぐり、全米各地で抗議集会が開かれるなど波紋が広がっている。

事件は2月26日に発生。黒人のトレイボン・マーティンさん(17)が徒歩で帰宅途中、自警団のジョージ・ジマーマン氏(28)に胸を撃たれて死亡した。ジマーマン氏は、マーティンさんが挙動不審だったため後をつけ、争いになったと主張。地元当局は、正当防衛を主張するジマーマン氏を逮捕しなかった。

これに対し、フロリダ州サンフォードの教会では25日、マーティンさんが射殺された時の服装と同じ格好をした人が集まって抗議活動を展開。ニューヨーク市でも同様の活動が行われ、逮捕しないのは人種差別の兆候だという声も上がった。

また、オバマ大統領が23日、「自分に息子がいたらトレイボンと似ていただろう」と発言したほか、ジマーマン氏の身柄拘束に1万ドル(約83万円)の懸賞金をかけた政治団体も現れるなど、事件は全米で物議を醸している。

ジマーマン氏の居所は明らかなっていないが、同氏の友人によれば、非常に動揺した状態で、「事件をとても後悔している」という。

1099チバQ:2012/04/04(水) 23:04:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040400076
ロムニー氏、3予備選に全勝=指名獲得へ弾み−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、中西部ウィスコンシン、東部メリーランド両州と首都ワシントンの予備選が3日行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事が全勝した。代議員獲得数で他を引き離す同氏は、指名獲得に向け大きく弾みをつけた。
 候補者レースはこの日で4カ月目に入り、異例の長期戦となった。陣営同士による激しい中傷合戦を早期に終結させようと、共和党内では既に2番手のサントラム元上院議員らに撤退を促す声が拡大。今回の3戦を受け、こうした圧力が一層強まりそうだ。(2012/04/04-12:59)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040400670
共和候補争い、収拾へ動きも=撤退交渉は難航か−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いは、3日のウィスコンシン州予備選など3戦にロムニー前マサチューセッツ州知事が完勝したのを受け、収拾に向けた党内の動きが本格化する。ただ、選挙戦続行を明言するサントラム元上院議員らに撤退を求める水面下の交渉は難航しそうだ。
 「オバマ大統領は政府主導の社会を築くことに4年間を費やした。私なら次の4年間、自由な企業活動を保障し、チャンスに満ちた米国社会を創り上げる」。3日夜、ウィスコンシン州で演説したロムニー氏はライバルに一切言及せず、11月の本選挙を意識した発言に終始した。
 今回の3戦の結果に基づき、振り分けが決まる全国党大会の代議員は約100人。ロムニー氏はそのほとんどを確保し、指名獲得に必要な1144票の6割近くを固めた。
 今月24日にニューヨーク州、6月上旬にはカリフォルニア州と、ロムニー氏の金城湯池である二つの大票田の予備選も控える。サントラム氏が代議員数で追い付くのはもはや不可能だ。(2012/04/04-17:01

1100名無しさん:2012/04/04(水) 23:33:35
http://mainichi.jp/select/world/news/20120405k0000m030099000c.html
米大統領選:本選にらみ前しょう戦「オバマ対ロムニー」
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)は、オバマ大統領(民主)と共和党の候補者指名争いでトップに立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が争う構図がほぼ固まってきた。3日に実施された中西部ウィスコンシン州などの3予備選でロムニー氏が全勝し、リードを拡大した一方、オバマ大統領は同じ日の演説で初めてロムニー氏の名前を挙げて批判。共和党の候補者指名争いはまだ当面続くものの、実際には「オバマ対ロムニー」の本選挙をにらんだ前しょう戦が始まっている。

 「私の潜在的な敵、ロムニー氏は、この案が驚くべきほどすばらしいと言っている」

 ワシントン市内のホテルで演説したオバマ大統領は、共和党の提案する大胆な財政削減策を「弱者の切り捨て」と批判し、それをロムニー氏が支持していることをやり玉に挙げた。実名を挙げた共和党候補はロムニー氏だけだ。

 オバマ陣営は、ロムニー氏が石油業界と癒着していることを印象付けるテレビCMを製作したばかり。フロリダ州など接戦となりそうな州でこのCMを大々的に流す計画に着手するなど、ロムニー氏に照準を定めている。

 一方のロムニー氏もウィスコンシンでの勝利演説では、ライバルの共和党候補には言及せず、オバマ大統領を「政府中心の社会を作ろうとしている」などと批判した。

 これまではロムニー氏に対し、「共和党指導部の選んだ候補」だとして「小さな政府」を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」の賛同者らの間に反発があった。だが、茶会運動の間で絶大な人気があるポール・ライアン下院予算委員長(ウィスコンシン州)やマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)らもすでにロムニー氏支持を表明。もはや、支持表明は共和党の一部エリートに限ったものとは言えなくなっている。

 だが、保守派のリック・サントラム前上院議員(53)ら他の3候補はいずれも8月の党大会まで選挙戦を続行する構えを崩していない。ロムニー氏がオバマ大統領との対決に専念できない状況を作り出していることから、サントラム氏らに選挙戦からの撤退を促す圧力が強まっている。今月24日にサントラム氏の地元・東部ペンシルベニア州の予備選でロムニー氏が勝利した場合、サントラム氏が選挙戦からの撤退を余儀なくされ、ロムニー氏の指名獲得の流れが決まる可能性がある。

 AP通信の推計によると、これまでの獲得代議員数はロムニー氏が655人、サントラム氏が278人。ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)が135人、ロン・ポール下院議員(76)が51人。

毎日新聞 2012年4月4日 22時00分

1101チバQ:2012/04/04(水) 23:43:31
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201204040108.html
焦点:米共和党本命候補にロムニー氏、本選は「いばらの道」2012年4月4日
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4月4日、米大統領選の共和党候補者指名争いは、3日行われた3つの予備選で、ロムニー氏がすべて勝利。共和党の本命候補として抜け出した格好となり、オバマ大統領と戦う11月の本選に向け火ぶたが切って落とされた。ウィスコンシン州で3日撮影(2012年 ロイター/Darren Hauck)
 [ワシントン 4日 ロイター] 米大統領選の共和党候補者指名争いは、3日行われた3つの予備選で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事がすべて勝利。共和党の本命候補として抜け出した格好となり、オバマ大統領と戦う11月の本選に向け火ぶたが切って落とされた。

 中西部ウィスコンシン州と東部メリーランド州、首都ワシントンDCでの予備選を制したことで、アナリストの間では、共和党候補者指名争いはロムニー氏の独走態勢に入り、2番手につけるサントラム元上院議員に実質的に引導を渡したとの見方が出ている。ロムニー氏はこれから、選挙活動の移動に大統領専用機エアフォース・ワンを使うことができ豊富な資金力を誇る現職オバマ大統領との厳しい戦いを迎える。

 2人の論戦はすでに始まっている。

 オバマ大統領は3日、共和党の予算案に言及する中で、ロムニー氏も同案を支持していると名指しで批判。一方のロムニー氏は、3日のウィスコンシン州予備選での勝利宣言で、サントラム氏など対立候補には一切言及せず、攻撃の矛先をオバマ大統領に集中させた。

 ロムニー氏はミルウォーキーで支持者に向け「オバマの政府中心社会では、経済の役割が小さくなるため、政府の役割は大きくならなざるを得ない」と現政権を批判した。

 オバマ大統領の再選阻止に照準を移すロムニー氏の前には、やるべき仕事のリストが山積みになっている。

 共和党内に根強く残る亀裂を修復しなければならず、自身に懐疑的な見方を投げかける保守派の党活動家たちを焚き付けなくてはならない。過去4年間で活動に磨きがかけられたオバマ陣営との資金力の差も埋めなくてはならない。

 また、女性有権者のほか、異例の長期戦になった共和党の候補者指名争いにうんざりしている無党派層からの支持を集めることもロムニー氏の課題だ。

 ロムニー氏はこれまで、自身が得意とする経済問題ではなく、妊娠中絶や避妊問題など世論を2分する社会問題の議論にたびたび引きずり込まれてきた。そこは、中絶や同性婚に強く反対するサントラム氏の土俵だ。

 南メソジスト大学の政治学教授、カル・ジルソン氏は「ロムニー氏が女性や無党派層の支持を失ったのは、明らかにサントラム氏の失敗だ」と指摘。「彼はロムニー氏を社会問題に引きずり出したが、そこではロムニー氏は不安気で説得力がなかった」と述べた。

 最近の世論調査でも、ロムニー氏には課題山積であることが示されている。

 USAトゥデー紙とギャラップが2日発表した世論調査の結果では、オバマ大統領が支持率でロムニー氏を4ポイント上回り、1月に同世論調査が始まってから最大の差がついた。無党派層では、この差は8ポイントに広がっている。

1102チバQ:2012/04/04(水) 23:43:56
<本選の幕開け>

 ロムニー氏はすでに、指名獲得に必要な代議員数1144人の半分以上を獲得した。1144人全員分を確保するのは6月までもつれ込む可能性があるが、専門家は共和党予備選は事実上終わり、オバマ大統領との1対1の対決がすでに始まったとみている。

 共和党予備選でロムニー氏と争うギングリッチ元下院議長の側近だったリッチ・ガレン氏も「幕は切って落とされた」とし、本選に向けて全勢力の結集を呼び掛けた。

 オバマ陣営も受けて立つ構えを見せている。オバマ大統領が共和党の予算案でロムニー氏を名指し攻撃した3日、陣営はロムニー氏を批判するテレビCMも開始した。

 オバマ大統領が共和党予算案に向けた批判は、ロムニー氏が不安定な足場に置かれていることをよく物語っている。

 ロムニー陣営はウィスコンシン州で、同予算案をまとめたポール・ライアン下院予算委員長と大々的な選挙活動を展開。小さな政府を求め、ロムニー氏に懐疑的な目を向ける保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」からポイントを稼ぐ狙いがあったとみられる。しかし、ライアン下院予算委員長への賛同は同時に、穏健派から嫌気される可能性もある。

 民主党はライアン予算案について、共和党がメディケアなど社会保障プログラムを骨抜きにする動きの「証拠として採用」することを計画している。ロムニー氏とライアン氏の共同戦線は今後、民主党の中傷キャンペーンで攻撃対象として再浮上する可能性がある。

 ロムニー陣営にとって、オバマ陣営と渡り合えるだけの資金を集めるのは問題ないだろう。ロムニー氏を支持する特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、2月末時点で4320万ドル(約35億5000万円)を集めている。一方、オバマ大統領を支持するスーパーPACの資金は630万ドルに過ぎない。ただ、オバマ陣営の総合的な資金力は2月末時点で3億2200万ドルに上っている。

 ロムニー氏は、連邦政府の莫大なリソースを使うこともできない。オバマ大統領は命令1つで、勝敗の鍵を握る州の洪水対策に連邦職員を送り込むことも、地球の反対側でアルカイダ掃討作戦を遂行することもできる。

 一方で、オバマ大統領とは違ってロムニー氏には、ガソリン価格高騰や米経済失速の責任を負う必要はない。本選が近づくにつれ、どんなイベントも形勢を逆転させる可能性が出てくる。

 メーン大学の政治学教授、マーク・ブリューワー氏は「米国政治の4月から11月は非常に長い時間だ」と語った。

 (原文:Andy Sullivan記者、翻訳:宮井伸明、編集:本田ももこ)

1103チバQ:2012/04/04(水) 23:45:09
http://www.asahi.com/international/update/0404/TKY201204040132.html
2012年4月4日10時18分


韓国出身の容疑者「英語力ばかにされた」 米銃乱射事件

 米カリフォルニア州オークランドのキリスト教系のオイコス大学で7人が死亡した銃乱射事件で、容疑者(43)は大学側や学生に「英語力をばかにされた」と感じ、大学の特定の女性幹部を狙っていたと供述したことがわかった。地元の警察署長が3日、明らかにした。

 容疑者は韓国生まれで米市民権を取得。韓国メディアは氏名をコ・ウォインイル容疑者と報じている。大学で看護を学んでいたが、今年1月に退学した。米メディアによると、態度などが問題視されていたという。警察署長は、容疑者が「大学で軽蔑され笑われたとして、疎外感を抱いていた」と説明。事件の数週間前に銃を購入、計画を練ったとしている。

 ただ、容疑者が狙った女性幹部は当時学内に不在で、死亡した7人は、いじめに加わっていなかったという。6人が学生で、1人は大学の受付係のフィリピン出身の女性。韓国のほかネパールやナイジェリアの出身者もいた。(ロサンゼルス=藤えりか)


http://www.asahi.com/international/update/0404/TKY201204040557.html
米オークランド銃乱射、追悼の祈り 凶器は見つからず元学生による銃乱射事件が起きた米オークランドのオイコス大学。警察車両が警戒を続ける入り口に、追悼の花やろうそくが手向けられた=藤えりか撮影


 米オークランド市のキリスト教系のオイコス大学で起きた銃乱射事件から一夜明けた3日、市内の教会に大学関係者や遺族、地域の人々が集まり、犠牲者を悼む祈りを捧げた。大学前では、追悼の花やろうそくが手向けられている。

 地元警察によると、コ・ウォンイル容疑者(43)は凶器に使った半自動式の拳銃をサンフランシスコ湾の入り江に捨てたと供述しているが、見つかっていない。警察は超音波探知機つきのロボットで捜索を続けている。(オークランド=藤えりか)

1104チバQ:2012/04/04(水) 23:46:37
>>1094-1098
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/amr12040409310005-n1.htm
米警察の「人種差別」 もう一つの黒人青年射殺事件
2012.4.4 09:28 (1/3ページ)[米国]

通報者の逮捕を受け、記者会見する(左から)マクデードさんの母親、父親、弁護士、NAACPの支部長=3月28日、パサデナ(AP)
 米カリフォルニア州でバックパックを盗んだ黒人(アフリカ系)の大学生が警察官に射殺される事件があった。被害者の男性が「銃を持っていた」とウソの通報をしたことが銃撃を招いたとして、警察はこの男性を過失致死容疑で逮捕した。自警団の男性による黒人少年射殺(フロリダ州)を契機に米国では、「警察の人種差別」が連日の議論となっている。きょうのテーマは「もう一つの黒人青年射殺事件」とした。(SANKEI EXPRESS)


「銃を所持」とウソ


 カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のパサデナ市で3月24日夜、「タコスを買おうと車から降りたスキにパソコンとバックパックを盗まれた」との911番(日本の110番に相当)通報があった。通報によると、犯人は2人組で、2人とも拳銃を所持していた。駆けつけた警察官らが1人を路地に追い詰めた。地元シトラス大の学生、ケンドレック・マクデードさん(19)だった。

 パサデナ市警によると、マクデードさんはパトカーの方に向かいながら、ベルトに手をかけようとした。拳銃を取り出すとみたパトカーの警察官が約3メートルの距離からただちに発砲。徒歩で駆けつけた警察官も続いて発砲した。マクデードさんは撃たれ、近くの病院に運ばれたが、まもなく死亡した。

 市警はマクデードさんの仲間の少年(17)を窃盗の疑いで逮捕した。少年が実行犯で、マクデードさんは見張り役だった。監視カメラが犯行の様子をとらえていた。ただし、2人とも武器は持っていなかった。


警察の人種差別


 今回、「警察の人種差別」の議論が活発になったきっかけは、2月下旬、フロリダ州オーランド近郊で、自警団の男性(28)が黒人少年(17)を射殺した事件だった。少年は武器を持っていなかったが、地元警察は正当防衛だとしてこの男性を逮捕しなかった。

 撃たれたのが「白人少年」でも、警察はやはり逮捕しなかったのか−。「警察は人種差別的」との批判が黒人層を中心に広がり、自警団男性の逮捕を求める抗議集会がフロリダ州の地元だけでなく、首都ワシントンをはじめ全米主要都市で行われた。バラク・オバマ大統領(50)も事件に言及し、「悲劇だ」と述べた。地元警察への不信感の高まりを受け、連邦政府の司法省が異例の捜査に乗り出した。

 マクデードさん射殺事件で、パサデナ市警に対しても同種の非難が浴びせられ、市では人種間の緊張が高まった。全米黒人地位向上協会(NAACP)の地元支部長は「黒人をみなギャングの一員だとみなしている」と市警を批判した。


通報者に過失致死容疑


 米メディアによると、パサデナ市警は3月28日、通報で「犯人は銃を持っている」とウソをついたとして、窃盗の被害者のオスカー・カリーヨ容疑者(26)を過失致死の疑いで逮捕した。警察の捜査で、バックパックの窃盗は確認されたが、拳銃もパソコンも見つからなかった。カリーヨ容疑者は「犯人が銃を持っていると言えば、警察が素早く動いてくれると思った」と自供しているという。

 市警は「マクデードさんらを追跡した警察官は彼らが拳銃を所持しているとの前提に立って行動した。そうした状況を生じさせた責任の一部はカリーヨ容疑者にある」と指摘した。31日にはパサデナの教会で、住民らに対する事件の説明会が開かれ、フィリップ・サンチェス市警本部長が住民らの質問に応じて「警察官が発砲を前に『動くな』と言うとはかぎらない」などと説明した。警察官の銃撃の正当性についてはロサンゼルス郡の保安官事務所が調べているという。

(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ))/SANKEI EXPRESS

1105チバQ:2012/04/05(木) 00:11:13
http://www.cnn.co.jp/usa/30006107.html
「フード付きスエット」は犯罪の象徴なのか 黒人射殺事件に全米で抗議運動
2012.04.03 Tue posted at: 15:10 JST

(CNN) 快適な着心地から年代や職業を問わずあらゆる層に親しまれているフード付きスエット。米国で今、公正な社会の実現を求める運動の象徴として、その服装が波紋を広げている。

きっかけは、今年2月にフロリダ州で17歳の少年が射殺された事件だった。被害者のトレイボン・マーティンさん(17)は、フードをかぶって歩いていたというだけの理由で不審者とみなされたと伝えられる。

警察の調べによると、近隣の治安に目を光らせていたジョージ・ジマーマンさんは、「黒っぽいフード」をかぶった「不審」な人物を見たとして緊急ダイヤルの911に通報。その直後、自衛のためにマーティンさんを撃ったと話している。

マーティンさんが黒人だったことから、この事件には人種問題が絡んでいると遺族や支援者は主張。フードをかぶった姿でジマーマンさんの訴追を要求する抗議運動が全米各地に広がった。

抗議運動の参加者は、人種に基づくプロファイリングに反対し、身の危険を感じた場合は自衛のために銃を使用できるとしたフロリダ州の法律に反対する連帯の証しとしてフードを着用。フードをかぶっていれば誰でも「不審者」と見なされかねないと訴える。

この運動は米上院や教会にも広がり、著名人もテレビ番組にフード姿で出演したり、ツイッターにフード姿の写真を投稿したりして声を上げ始めた。

フード付きスエットは1930年代に登場し、20世紀にかけてスポーツウェアや普段着として定着。特に黒人やラテン系の若者に人気を呼んだ。1980年代にはヒップホップと結び付き、ラップ歌手のエミネムは2008年の映画「8マイル」でフード姿を印象付けた。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏も初期のころはフード付きスエットが定番スタイルだった。

一方で犯罪や不正と結び付けられることも多く、英国ではかつて当時のブレア首相も加わって、公共の場でのフードやベースボールキャップ禁止を訴えるキャンペーンが展開されたこともある。

こうした背景には人種にまつわる根深い偏見があると解説するのは、アフリカ系米国人研究を専門とする米プリンストン大学のイマーニ・ペリー氏。「このスタイルは若い黒人男性に対する人種的ステレオタイプと結び付き、犯罪や不正の兆候としてことさら批判にさらされてきた。これは実際のところ、その服装を身に着けている人物に対する偏見の一形態に過ぎず、服装との関係は表面的なものに過ぎない」と話す。

カリフォルニア大学デービス校のハリフ・オスメア氏も、「人々はフードをかぶった黒人男性を街で見かけると、悪党やギャングのステレオタイプ的イメージを思い浮かべるようになった。抗議運動の理由はそこにある。今回の事件は突発的な出来事ではなく、歴史的な傾向とみなされている」と指摘している。

1106名無しさん:2012/04/05(木) 00:11:49
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005318.html
米国で横行するアジア系いじめ、うつや自殺も突出
2012.01.18 Wed posted at: 14:33 JST
CNN) 米軍に入隊したアジア系の若い兵士がいじめを苦に自殺したことをきっかけに、米国で横行するアジア系へのいじめの問題が浮き彫りになっている。コラムニストのジェフ・ヤン氏がCNNへの寄稿で指摘した。

ニューヨーク市出身のダニー・チェンさんとカリフォルニア州出身のハリー・リュウさんは家族の反対を押し切って米軍に入隊し、アフガニスタンに派遣された。しかし同僚の執拗ないじめに遭い、昨年、それを苦に自殺したと報じられている。ヤン氏によれば、チェンさんは白人の同僚から仲間外れにされ、アジア系に対する差別用語を浴びせられていたという。

軍に限らず、米国でアジア系に対するいじめが深刻化している現実は最近の調査にも示されているとヤン氏は言う。

米司法省などが昨年実施した調査によれば、10代のアジア系米国人のうち、半数以上が学校でいじめられた経験があると回答。これに対して黒人やヒスパニック、白人では3分の1程度にとどまった。

フィラデルフィアの学校では2009年にアジア系の生徒に対する集団暴行事件が発生、被害者は1日で26人に上り、うち13人が重傷を負って集中治療室で手当てを受けた。

同校ではアジア系の生徒に対して差別用語を浴びせたり、移民を中傷したり、発音をからかったりするいじめが続いたことから、ついに生徒がストライキを組織。アジア系の生徒80人が、身の安全が保証されるまで登校しないと宣言する事態に発展したという。

数日前にはシカゴでアジア系の10代の少年が覆面をした集団に暴行を受ける映像がユーチューブに投稿されて問題になった。

こうした現実の中、うつ状態に陥るアジア系米国人は過去10年で急増している。特にアジア系の女性は、うつ状態と診断される割合がほかのどの人種よりも多いという。さらに、アジア系米国人の死因の5位に自殺が浮上。これは米国人全体の9位に比べると突出して高いとヤン氏は伝えている。

1107チバQ:2012/04/05(木) 22:59:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120405/amr12040500030000-n1.htm
オバマ陣営「敵はロムニー氏」 楽観論と警戒論が交錯
2012.4.5 00:01

ミット・ロムニー氏(AP)
 【ワシントン=佐々木類】「ロムニー氏はピントがズレている」。バイデン米副大統領は1日の米テレビCBSのインタビューでロムニー前マサチューセッツ州知事をこう評した。

 11月の大統領選でオバマ大統領と対決する共和党候補がロムニー氏になることを念頭に語ったもので、「彼は中間所得層の気持ちを理解できず、理解しようともしない」と付け加えた。

 中間所得層からいかに支持を集めることができるかが勝敗の分かれ目になるとの見方を示し、オバマ氏の再選に自信を示した。

 ただ、オバマ陣営には共和党予備選が長期化して中傷合戦に陥ったことによる敵失を歓迎する楽観論がある一方、警戒感も強い。

 失業率は高止まりしていた9%台から8.3%まで下がったものの、景気の回復感にはほど遠く、ガソリン価格高騰にも妙薬が見つからない。さらにオバマ政権の金看板である医療保険改革法に対し、最高裁で違憲判決が出れば大打撃だ。

 選対幹部のアクセルロッド元大統領上級顧問は「黒人や中絶賛成派などのオバマ支持は確実だが、不利な材料も多い。共和党の相手がどんな間抜けな候補でも、再選はたやすくない」と語り、新たな選挙戦略を早急に打ち出す考えを示した。

1108チバQ:2012/04/05(木) 22:59:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/amr12040423540014-n1.htm
共和予備選が最終段階 「副大統領」人選も急ピッチ
2012.4.4 23:53 (1/2ページ)
 【ワシントン=佐々木類】米共和党内では、副大統領候補として急浮上しているルビオ上院議員(40)やライアン下院予算委員長(42)をはじめ、ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)への支持を表明する有力者が相次いでいる。

 共和党上院トップのマコネル院内総務は今月1日、支持候補について直接の言及は避けたものの、「候補者レースを終結させるべき最終段階に来た」と述べた。

 前大統領の父で党長老のブッシュ元大統領が、ロムニー氏への支持を表明したのが3月29日。ルビオ氏は同28日に、ベイナー下院議長の懐刀のライアン氏は同30日にそれぞれ支持を表明した。ルビオ氏は「ロムニー氏の下に結束すべきだ」と訴え、ライアン氏は「雇用創出、小さな政府を実現できるのはロムニー氏以外にいない」と語った。

 また、カンター下院院内総務のほか、インディアナ州のダニエル知事、ニュージャージー州のクリスティ知事(49)ら、2016年の大統領選を見据える有力政治家も支持を表明。支持者レベルでは「勝負あった」(米CNNテレビ)という見方が大勢だ。

 こうした動きを追い風にロムニー陣営は、すでにリストアップした約20人の副大統領候補の絞り込みを急いでいる。穏健派とされる同氏とのバランスを考慮し、保守派が中心だ。

 米メディアによると、最有力のルビオ氏やライアン氏に加え、スーン上院議員(51)、ポートマン上院議員(56)の名前も取り沙汰されている。

 州知事ではクリスティ氏のほか、マクドネル・バージニア州知事(57)、インド系のジンダル・ルイジアナ州知事(40)、女性でヒスパニック系のマルティネス・ニューメキシコ州知事(52)の名前も挙がっている。

1109チバQ:2012/04/06(金) 23:13:37
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/04/70135.php
米大統領選、共和党ロムニー氏の副大統領候補選びに注目
2012年04月06日(金)16時01分
[ワシントン 6日 ロイター] 米大統領選の共和党候補指名レースで優位に立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が、副大統領候補の本格的な絞り込み作業に入っている。

同氏の副大統領候補リストには、ポール・ライアン下院議員(ウィスコンシン州)、ロブ・ポートマン上院議員(オハイオ州)、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)のほか、ルイジアナ州のボビー・ジンダル知事、ニューメキシコ州のスサナ・マルティネス知事、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事、バージニア州のボブ・マクドネル知事、ネバダ州のブライアン・サンドバル知事が入っている。

ロムニー氏が秋に現職で民主党のオバマ大統領との戦いに勝つため、大票田の州での勝利につながる人を選ぶか、ヒスパニック層の支持を狙ってラテン系の人物を選ぶか、あるいは女性を選ぶのか、注目が高まっている。

ロムニー氏のアドバイザーの1人は「私は(ロムニー氏が)大統領になれるような人物を求めていると確信している。第1に求める要素は行政能力、政治は二の次だ」と述べた。

また、ロムニー氏の非公式アドバイザーを務める共和党ストラテジスト、チャーリー・ブラック氏は「政治的には無害な人が求められるはずだ」との見方を示した。

2008年には、共和党の大統領候補となったジョン・マケイン氏が全国的には無名だったサラ・ペイリン・アラスカ州知事(当時)を副大統領候補に抜擢し、一躍話題をさらった。しかし、ペイリン氏についてはその後スキャンダルや政治的知識の不足が露呈し、結局はマケイン氏の選挙キャンペーンにマイナスに作用した経緯がある。

1110チバQ:2012/04/06(金) 23:56:34
http://www.cnn.co.jp/usa/30006147.html?google_editors_picks=true
住民1人の町、ベトナムの実業家が7400万円で落札 米国
2012.04.06 Fri posted at: 11:54 JST
ワイオミング州バフォード(CNN) 米ワイオミング州にある人口わずか1人の過疎の町が5日の競売で売りに出され、ベトナムから来た実業家2人が90万ドル(約7400万円)で落札した。

同州バフォードは約4ヘクタールの土地にガソリンスタンドが1軒と住宅が1軒、小屋が数件あるだけの町。競売には10数人が集まり、10万ドルから始まった入札価格はたちまち競り上がった。

落札した2人の男性は主催者に伴われてすぐに姿を消し、取材には応じてもらえなかった。代理人を務める不動産業者によれば、2人はインターネットで競売のことを知ってベトナムからやって来たという。身元は明らかにせず、町の今後の計画についてもコメントを避けた。

競売の様子を見守っていた唯一の住民、ドン・サモンズさんは1980年に転入してきて90年に町を買い取った。95年に妻を亡くし、息子は2007年に転出。町が売れたと告げられると涙を流し、「生涯の半分をここで暮らしてきた」と振り返った。今後はコロラド州ウィンザーに転居し、バフォードで過ごした32年間について著書を執筆予定だという。

転出した後もバフォードを懐かしく思うだろうとサモンズさんは言う。ただし道路沿いに立てられた自分の写真入りの屋外広告だけは、「自分の顔を見たくなったらいつでもどこかを借りられる」と笑顔を見せた。

1111チバQ:2012/04/08(日) 18:59:33
http://mainichi.jp/select/news/20120409k0000m040014000c.html
黒人撃たれる:米南部で3人死亡、2人重傷 憎悪犯罪か
毎日新聞 2012年04月08日 18時33分

 【ワシントン白戸圭一】米南部オクラホマ州の第2の都市タルサで6日、黒人の市民5人が相次いで何者かに銃撃される事件があり、3人が死亡、2人が重傷を負った。被害者が全員黒人で、現場付近で目撃された容疑者とみられる人物が白人であることから、米連邦捜査局(FBI)と地元警察は人種差別に基づく「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」の可能性を視野に捜査している。

 地元メディアによると、銃撃はタルサ北部の半径数キロ圏内で発生。5人のうち4人は6日午前1〜2時ごろの間、それぞれ別の場所で銃撃され、5人目は同日午前8時半ごろ銃撃されているのが見つかった。死者の1人は女性で、他の死傷者は男性。いずれも歩行中に銃撃され、現場から白人が運転する小型トラックが走り去るのが目撃されたという。

1112チバQ:2012/04/09(月) 21:38:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040900449
ルビオ、ポートマン氏軸に=共和党の副大統領候補−ロムニー氏が人選着手
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補レースは、ロムニー前マサチューセッツ州知事が指名獲得に近づく中、副大統領候補に注目が集まり始めた。同氏は既に人選に着手。若手のルビオ(40)、安定感のあるポートマン(56)両上院議員が軸になる見通し。オバマ政権批判で名を売ったマクドネル・バージニア州知事(57)とライアン下院予算委員長(42)も有力視される。
 副大統領候補は通常7、8月に決まるが、ロムニー陣営は、早くも選考に入ったことを明らかにした。レース終結を見越すとともに、人事を通じて求心力を高める狙いだ。
 65歳の穏健派ロムニー氏は企業経営者出身。知事を1期務めただけで、中央での政治歴はない。泥沼化した候補者レースの後遺症で、無党派層の支持率が下がっている。
 こうした事情もあり、「女房役」候補は、(1)一般有権者に人気の若手ホープら(2)中央政界のベテラン(3)女性や中南米系などのマイノリティー(少数派)−に大別される。前回の副大統領候補ペイリン前アラスカ州知事が物議を醸す言動を攻撃された経緯から、ロムニー氏は「正統派から選ぶ」方針という。(2012/04/09-14:2

1113とはずがたり:2012/04/10(火) 16:56:46

更新2012年04月09日 10:38米国東部時間
指名獲得断念を示唆 ギングリッチ氏
http://www.usfl.com/Daily/News/12/04/0409_013.asp?id=94832

 大統領選の共和党候補指名争いで低迷している保守派のギングリッチ元下院議長は8日、FOXテレビに出演し、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が指名を獲得し「候補者になる可能性が非常に高い」と述べ、指名獲得を断念する考えを示唆した。

 ただ支持者などから活動継続の要望が強いとして、現時点でレースからの撤退表明はしないと強調。「候補者になれなくても、オバマ大統領を倒すために努力したい」と語った。

 ギングリッチ氏は各州で続く予備選を通じた勝利を断念し、選挙組織を大幅に縮小。8月の党大会での逆転に懸ける戦略に転換している。(共同)

1114チバQ:2012/04/11(水) 07:32:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000015-jij-int
ロムニー氏、指名獲得へ=サントラム氏が撤退―共和党候補争い・米大統領選
時事通信 4月11日(水)4時10分配信

 【ワシントン時事】サントラム元米上院議員は10日、共和党の大統領候補指名争いからの撤退を表明した。2番手のサントラム氏が脱落したことで、トップを走るロムニー前マサチューセッツ州知事の指名獲得が確実となった。共和党は11月の本戦勝利に向け、長期にわたった候補者争いで生じた亀裂の修復が急務となる。
 サントラム氏はこの日、地元ペンシルベニア州のゲティスバーグで家族と共に壇上に立ち「大統領レースは終わったが、戦いを終えるわけではない」と述べ、オバマ大統領を打倒し、民主党から政権を奪還するため戦い続けると訴えた。
 ロムニー氏は声明で、サントラム氏を「有能で立派な競争相手」とたたえた上で、「米国を繁栄の道」に戻すため、共闘していく考えを表明した。

1115チバQ:2012/04/11(水) 22:14:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000099-jij-int
カギ握る経済・雇用情勢=オバマ対ロムニーの構図固まる―米大統領選
時事通信 4月11日(水)16時26分配信

 【ワシントン時事】米大統領選は野党共和党の候補争いが事実上決着し、オバマ大統領にロムニー前マサチューセッツ州知事が挑む構図が固まった。主要な争点となるのは、依然として回復に力強さを欠く経済・雇用問題。主張が真っ向から対立する両氏はともに決め手を欠き、11月6日の投票日の景気情勢がカギを握りそうだ。
 「知れば知るほど、米国民はロムニー氏を嫌い、不信感を募らせる」。オバマ大統領の選対本部は10日、サントラム元上院議員が候補者レースからの撤退を表明すると、間髪入れず声明を発表。ロムニー氏の経済政策は庶民無視だと断じ、11月の本選挙に向け対決姿勢を一段と強めた。
 大統領は今年1月の一般教書演説で「公平な経済」の実現を提唱。富裕層への増税と中間所得層への減税をセットで掲げ、公共事業による雇用創出にも積極的だ。
 一方のロムニー氏は自由主義経済を重視し、富裕層を含む減税と規制緩和を主張。選挙戦で「民間主導によるチャンスに満ちた米国社会をつくり上げる」と公約した。
 両者の立場は民主、共和両党の伝統的な経済政策をそのまま体現。政界入り前は人権派弁護士だったオバマ氏と、投資ファンド経営者だったロムニー氏のそれぞれの歩みも色濃く反映している。

1116チバQ:2012/04/12(木) 22:26:28
>>1094-1098
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120412/amr12041212420004-n1.htm
黒人少年射殺男を逮捕訴追 米、正当防衛に批判相次ぎ
2012.4.12 12:40
 今年2月、米南部フロリダ州の路上で、黒人少年トレイボン・マーティンさん=当時(17)=が射殺された事件で、同州の特別検察官は11日に記者会見し、自警団リーダーのジョージ・ジマーマン容疑者を殺人容疑で逮捕、訴追したと発表した。当初、捜査当局が「正当防衛」として、同容疑者を逮捕しなかったことについて、各地に「人種差別ではないか」との批判が広がっていた。

 事件は同州サンフォード市で発生。高校生のマーティンさんがコンビニから歩いて帰る途中、ヒスパニック系の同容疑者に胸を撃たれ死亡。同容疑者は「挙動不審だったので後をつけたが争いになり、自衛のために撃った」などと正当防衛を主張した。マーティンさんは銃などの武器を所持していなかった。

 事件後、首都ワシントンやシカゴなどで黒人権利擁護団体などが抗議集会を開き、同容疑者の逮捕を要求した。(共同)

1117チバQ:2012/04/13(金) 22:43:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000079-reut-int
米黒人少年射殺事件で世論調査、人種間に大きな差
ロイター 4月13日(金)13時57分配信


拡大写真
4月12日、米南部フロリダ州サンフォードで黒人少年が射殺された事件についての世論調査で、人種によって反応が大きく分かれていることが明らかとなった。写真は少年の家族。ニューヨークで撮影(2012年 ロイター/Mike Segar)

[ワシントン 12日 ロイター] 米南部フロリダ州サンフォードで黒人少年が射殺された事件について12日に発表された世論調査で、人種によって反応が大きく分かれていることが明らかとなった。

【写真】米黒人少年射殺事件の容疑者が初出廷

ロイターとイプソスが9─12日に1922人の米国人を対象に実施した調査によると、少年が不当に殺害されたと感じている人は、アフリカ系米国人で91%だったのに対し、ヒスパニック系は59%、白人は35%にとどまった。また、事件のことを知っていると答えたのは全体の93%だった。

イプソスの世論調査員クリス・ジャクソン氏は、「白人と黒人の間で最もはっきりと意見が分かれたケースの1つだ」とコメントした。

さらに、白人と黒人の間で大きな差が出たのは、マスコミの報道が過熱しているかどうかについて。黒人の回答者でマスコミの取材量が適当だと感じていたのは68%だった一方、白人では24%という結果だった。一方、全体の68%が、事件の真相は永遠に分からないと考えていることも判明した。

同事件をめぐっては、ヒスパニック系白人の自警団員ジョージ・ジマーマン容疑者が2月26日に黒人のトレイボン・マーティンさん(当時17)を銃で殺害した疑いで11日、逮捕・訴追された。ジマーマン容疑者は当初、正当防衛を主張しており、警察は逮捕を見送ったものの、各地で抗議デモが行われるなど全米に波紋が広がっていた。

1118チバQ:2012/04/16(月) 22:41:34
http://www.afpbb.com/article/politics/2872049/8797391
米大統領警護隊にコロンビアで買春疑惑、「徹底した捜査」命令
2012年04月16日 15:17 発信地:カルタヘナ/コロンビア
【4月16日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は15日、米州首脳会議(Summit of the Americas)出席のため訪れた南米コロンビアで大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)が買春したとされるスキャンダルの真偽について「厳重な捜査」を求めるとともに、事実だった場合は「怒り」を覚えるだろうと述べた。

 南北アメリカ首脳が一堂に会する同会議に影を落としたこのスキャンダルは、警護隊員11人が11日夜、カルタヘナ(Cartagena)のホテルの部屋へ売春婦を連れ込み、うち1人と支払をめぐってトラブルを起こしたというもの。11人は解任され既に本国へ送還されており、警護隊当局が捜査を開始している。

 一方、軍関係者5人も関与が疑われるとして外出禁止処分を受け、米軍当局の捜査対象となっている。

 オバマ大統領は首脳会議後、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領との共同記者会見で同スキャンダルに触れ、「厳重かつ徹底した捜査を求める」と発言。また、疑惑が事実だった場合は「もちろん憤りを感じるだろう」とも付け加えた。

 疑惑が持たれている警護隊員らの中で大統領警護の特務部隊に任命されていた者はいないという。

 だが、激戦が予想される11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領は、自身に同行する全員が米国の代表であり、最良の振る舞いをするべきだと強調した。「シークレット・サービスに対する私の姿勢は、ここにいる代表団に求めるものと変わらない。われわれは米国民の代表なのだ」

「つまり、われわれは最大限の品位と誠実さを持って振る舞わなければならない。報告された行為は、この規範に反するものだ」

 コロンビアでは指定地域における売春行為は合法だが、ピーター・キング(Peter King)米下院議員は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に対し、隊員への脅迫やスパイ行為、警備網への敵の侵入が容易になる恐れがあることから、買春が大統領警護隊の規定に抵触する可能性があると説明している。(c)AFP/Tangi Quemener

1119チバQ:2012/04/19(木) 21:44:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120419/amr12041900010000-n1.htm
ロムニー夫人に脚光 専業主婦批判反論で好感
2012.4.18 23:59 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=古森義久】米国大統領選挙で共和党の指名候補となることが確実となったミット・ロムニー氏のアン夫人に民主党の女性活動家から家庭の外で働いたことがない経歴への激しい非難が浴びせられた。5人の息子を育ててきたアン夫人はすぐに反論し、オバマ大統領夫妻までがそれに同調したため、女性活動家は発言を取り消し、謝罪した。この結果、これまでロムニー陣営で前面に出ることが少なかったアン夫人に注目が集まってきた。

 民主党全国委員会の女性活動家ヒラリー・ローゼン氏は11日夜のテレビ番組で女性と経済について論じるうち、アン夫人に触れ「彼女は一生のうち一日も働いたことがないため女性への経済的圧力を語る資格はない」と語った。「家庭外で働いたことがない」という意図の発言だったが、女性が家庭で働くことをあまりに軽視したコメントとして全米的な論議を呼んだ。

 アン夫人も翌日から「5人の息子を育てる母親の役は激しく働くことだ」などと反論した。ローゼン氏は当初、「アン夫人には子育てをしながら外で働く女性の苦労はわからない」などと説明していたが、オバマ大統領夫妻が個別に「母親以上に激しい労働はあまり多くはない」などと事実上、ローゼン発言を否定する言明をした結果、13日までには自身の発言を取り消し、アン夫人に謝罪した。

 民主党側ではその後も年来の同党支持のトーク番組司会者ビル・メイヤー氏がアン夫人には社会経験が不足しているという趣旨の批判を述べたが、全体としては同夫人への攻撃をたしなめる基調が定着した。

 こうした騒ぎを受け、ロムニー陣営ではこれまでスポットライトを浴びることの少なかったアン夫人の言動が前面に押し出されることとなった。63歳のアン夫人は19歳で2歳年上のロムニー氏と結婚し、子育てや家事に専念する専業主婦として夫を助けてきた。

 多発性硬化症や乳がんにかかったが、いずれも克服した。個人的には明るく親しみやすいイメージで、しかも公的な場での発言で意外な雄弁さを発揮した。

 その結果、共和党側ではアン夫人の存在はロムニー氏の堅苦しいイメージを和らげ、オバマ大統領が優位を保つ女性の支持の拡大にも寄与するという期待が語られるようになった。

1120チバQ:2012/04/19(木) 21:49:31
http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY201204170684.html
2012年4月18日10時29分
クリントン米長官「夜遊び」写真流出 クラブでダンス関連トピックスバラク・オバマ米州サミットのために訪れたコロンビアのカルタヘナにある飲食店で15日、代表団の仲間と踊るクリントン米国務長官=ロイター

 米州サミット出席のため、南米コロンビアのカルタヘナを訪れていたクリントン米国務長官が、地元のクラブで満面の笑みを浮かべてダンスを楽しんだり、ビールをあおったりしている写真が出回り、話題になっている。

 米メディアによると、長官は14日夜にあった各国首脳との公式夕食会後、キューバ音楽が流れるクラブで、米代表団の同僚らとダンスなどを楽しんだ。AFP通信によると、米国務省関係者は「同僚の誕生日を祝うパーティーに途中から参加した」と話した。

 米州サミットでは、出席したオバマ米大統領の警護をするシークレットサービスの12人が、買春行為とみられる「不謹慎な行為」があったとして解任され、批判を浴びた。ただ、長官の「夜遊び」について、多くの米メディアは好意的に報道。米国務省のトナー副報道官は「ニュースに値しない話だ」と述べ、問題視しない考えを示した。

1121チバQ:2012/04/20(金) 21:41:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120420/amr12042012020004-n1.htm
「五輪マラソンに出場するようなもの」 クリントン長官、副大統領への鞍替え出馬を否定
2012.4.20 12:00

クリントン米国務長官(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】クリントン米国務長官は19日に放映されたCNNテレビのインタビューで、11月の大統領選に副大統領候補として出馬する可能性を問われ、「五輪のマラソンに出場する準備ができているかと問われるようなもの。あり得ない」と否定した。

 民主党支持者には再選を目指すオバマ大統領の“相方”にクリントン長官を推す副大統領への待望論が根強い。

 クリントン長官は2016年の大統領選に出馬する可能性も明確に否定したが、ブラジルやマラウイの女性大統領に言及し、米大統領選で「女性候補に投票する機会があることを望んでいる」と語った。

1122チバQ:2012/04/21(土) 10:45:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120421/amr12042107440000-n1.htm
ワシントン・古森義久 大統領選、手始めはイヌ論争
2012.4.21 07:43 (1/2ページ)[緯度経度]
 だから選挙はおもしろい、ということか。今秋の米国大統領選挙はつい最近まで「共和党候補が乱戦」というのが最大の特徴だったが、いまや民主党現職バラク・オバマ大統領と共和党ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事との一対一の対決の構図がすっかり固まってしまったからだ。

 しかも共和党各候補たちが同じ党内同士で激しく醜く戦って、先頭走者のロムニー氏までがさんざんに傷ついて人気を落としたはずなのが、オバマ大統領とまったく同じ支持率という世論調査結果が出たのである。

 19日に公表された米紙ニューヨーク・タイムズとCBSニュースの共同調査では、「もし選挙が今日、実施されたらだれに投票するか」という質問にオバマ氏の名をあげた人と、ロムニー氏と答えた人がともに全体の46%という数字が出たというのだ。

 また、同じ調査で「経済運営の能力では誰を信頼するか」という問いにロムニー氏という答えが55%、オバマ氏が51%だった。調査母体の2大メディアは日頃民主党支持志向だから、この結果はオバマ陣営にとってきわめて危険な黄信号である。共和党側の内紛が激しい3月はじめに出ていた「オバマ大統領再選は確実」という予測はもう色あせたふうなのだ。
 
そして実際に始まったネガティブ・キャンペーンではなんとイヌが主題となった。ロムニー一家は1983年の夏休みにボストンからカナダへ自動車で移動した際、ペットのイヌを車内におかず、車の屋根につけた箱に入れて12時間もドライブをした。オバマ陣営はこの出来事をいま取り上げ、ペット虐待のように広範に宣伝し始めた。

 ユーモアをも交えた「ロムニー候補に反対するイヌ連盟」が結成されたというネット情報がオバマ選対から無数に発信されている。その背後には当然、「動物愛護の精神にも欠けるロムニー氏」というメッセージがあるわけだ。一方、オバマ一家はホワイトハウスに黒いイヌを飼い、愛犬家のイメージで知られている。

 ロムニー候補側ではこの攻撃に対し4月中旬になって「オバマ大統領が少年時代にはイヌの肉を食べていた」という話を流し始めた。オバマ氏は実際に1990年代に出版した自伝「私の父からの夢(邦題=マイ・ドリーム)」のなかでインドネシアに住んだ子供時代、イヌの肉を食べていたことを明記していた。

 共和党側は反撃としてこの話を広め始め、多くのメディアでも報じられた。19日にはホワイトハウスの記者会見でも取り上げられたほどで、大統領報道官は「なにしろ大統領が6、7歳の幼いころのことだから」と正面からのコメントを避けた。

 いずれにしても国政の主要政策論争からはほど遠い低次元のテーマである。だが候補者に関するすべてが徹底してチェックされるのが米国大統領選挙の特徴とあって、この種のネガティブなたたきあいは今後もまだまだ起きそうである。


 しかしこのオバマ対ロムニー戦ではネガティブ・キャンペーンが激しくなると予想される。自分の実績や長所を訴えるのではなく相手の弱点や欠陥をたたく選挙手法のことだ。どの大統領選でもつきものだが、今回はとくに激烈になるとされる。共和党側は、オバマ氏には誇れる実績がないため、相手を攻撃するしかないといい、オバマ陣営はロムニー氏がこれまた自賛できる国政での経験がないため、相手の負をもっぱら強調したいのだ、と主張する。

1123チバQ:2012/04/22(日) 01:18:30
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_430413?google_editors_picks=true
【津山恵子のアメリカ最新事情】「主婦は働いたことがない」発言にツイッターで反論
2012年 4月 21日 8:07 JST
 1カ月の帰国からニューヨークに戻ると、街では、驚くニュースが相次いでいた。



Mel Evans/Associated Press

取材に答える米ニュージャージー州ニューアークのブッカー市長

 まずは、お隣にあるニュージャージー州ニューアーク市長のコリー・ブッカー氏(42)が4月12日夜、火事で火に包まれた隣家に飛び込み、中にいた女性を助け出したというニュースだ。

 その夜、自宅に戻ってきた市長は、隣の家が火事で、知り合いの女性が2階にまだ残っていると聞いて、家の中に飛び込んで行った。市長の会見によると、煙が立ちこめる狭い家のキッチンまで入った市長と彼のボディーガードは、これ以上先に進むのは無理と思ったようだ。しかし、女性が見つからなかったため、ボディーガードがベルトをつかんで制するのを振り切って、市長は奥のベッドルームに進み、女性を見つけて救出した。

 ボディーガードは、現場でのテレビのインタビューに、呆然とした様子で言葉もなかなか出て来ない。

 「あなたは市長を守る立場にあるんですよね」という質問に、「はい、そうです」というのがやっとだった。

 テレビに映った消火後の室内は、廊下もキッチンも狭く、これで煙が立ちこめていて、明かりもなく、呼吸もままならない状態で、さらに先に進む勇気というのはどこから出てきたのだろう、とびっくりした。

 しかし市長は、「あなたはスーパー・ヒーローですね」という会見での質問に、こう答えた。

 「それはあまりに大げさです。隣人なら誰もがすることを私はしただけです」

 ブッカー市長は、アフリカ系、つまり黒人だ。2008年の民主党全国大会で姿を見て、印象に残っている。バラク・オバマ氏を正式に民主党大統領候補に選ぶ党大会期間中に開かれていたアフリカ系有権者の党員集会で頭角を表していた。参加する首長の中では若くて、話にキレがあった。

 そんな記憶も薄れていた昨年末、ニューヨーク、ニュージャージーが大雪に見舞われた際、ブッカー市長が近所の雪かきをしていた、というニュースをみて、再び彼のことを思い出した。

 決してブッカー市長を持ち上げているのではない。火事のニュースになぜ驚いたかを考えてみれば、やはり彼が市長という公職にありながら、身の危険もかえりみず、火事場に飛び込んだからだろう。消防士や隣人が窮地にある子どもやペットを救ったというニュースは接する機会があるが、ヒーローが首長であることは極めてまれだ。

1124チバQ:2012/04/22(日) 01:19:15
 もう1つ、驚かされたのは、現在、共和党大統領選候補であるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の妻、アンさんへの批判と、それに対するソーシャルメディア上の騒ぎだ。

 これもニュージャージーの火事と同じ、12日に起きた。きっかけは、CNNのインタビューに答えた、民主党の論客、ヒラリー・ローゼンさんがこう発言したことだ。
「(アンさんは)1日たりとも働いたことがない」

 共和党の大統領候補になる可能性が高いとされるロムニー氏だが、有権者の過半数を占めるという女性からの支持で、民主党候補となるオバマ大統領に20%も差をつけられている。この差を縮める鍵となるのが、アン夫人。これまで主婦で、夫ロムニー氏が富裕層に属する候補者であるため、ローゼンさんは、「アン夫人に、一般女性が直面する経済問題にコメントする立場にない」と、先の発言にいたった。

 これに対しアン夫人は、これまで使っていなかったツイッターのアカウントを開き、初ツイートで反論。

 「私は主婦であることを自ら選択し、5人の子どもを育てた。正直なところ、大変な仕事でした」

 女性票でリードしているとはいいながら、選挙前であるオバマ大統領の陣営も素早く反応した。

 ミシェル・オバマ夫人はツイッターで、ライバルの妻をこう擁護。「どんな母親も一所懸命働いている。母親であれば誰もが尊敬されてしかるべきです」

 オバマ大統領も翌13日、テレビに出演し、こうコメントした。「政治家の候補者の伴侶について、コメントされるのは耐えられません。政治家は公職であり、コメントの対象となるのはフェアだと思います。でも、伴侶や家族は一般市民です」

 ローゼンさんは即日、テレビに出演し、謝罪コメントをしぶしぶ語った。

 これも、せめて半年前なら大して大きくならなかった話だ。しかし大統領選挙も目前。ツイッターで時間をおかない両陣営の応酬で、ニュース価値からいえばそれほどでもないのに、メディアも世の中も、「大事件」のように感じてしまった。という意味で驚いたニュースだ。

 オバマ大統領は08年同様、選挙でソーシャルメディアをフル活用している。が、民主、共和陣営ともに、ツイッターで広がる「舌禍事件」には気をつけなくてはならない。それが、たとえ選挙の争点とはかけ離れていてもだ。

1125チバQ:2012/04/25(水) 22:21:11
>>1122
http://www.afpbb.com/article/politics/2874080/8846618?ctm_campaign=txt_topics
2012米大統領選、愛犬も巻き込み泥仕合の様相に
2012年04月25日 21:39 発信地:ワシントンD.C./米国

【4月25日 AFP】2012年の米大統領選に関心があるならば、この2人と2匹の名前を覚えておくといいだろう。ミットと「シェイマス」、バラクと「ボー」だ。

 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と、共和党の大統領候補に指名される見込みのミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、11月の大統領選本選に向け、経済再生や、雇用成長の活性化を導く政策作りに専念しなければならない。

 しかし、ツイッター(Twitter)上で大々的に広まっているのは、何十年も前に2人が「人間の最良の友人」たる犬たちをどう扱ったかという話題だ。しかも一般の米国人のツイートばかりか各選挙陣営が応酬し、メディアにまで取り上げられて、からかい半分の批判の種となっている。

 民主党側はまるで1度かみついたら離さない闘犬のように、アイリッシュセッターのシェイマスを飼っていたロムニー氏を、ここ何か月も苦しめている。

 ことは1983年、ロムニー氏が家族とバケーションに出かける際、このシェイマスを入れたケージを車の上に乗せて走り、シェイマスに「苦痛の数時間」を過ごさせたというエピソードだ。道中、シェイマスがケージの中でひどくそそうをしたために、ロムニー氏が車を止め、車ごとホースで水をかけてシェイマスを洗ったという話を、民主党側は「無神経」さの表れだとしてロムニー氏に対する個人攻撃の材料にし、米国中に広めたがっている。

 その効果として、インターネット上に立ち上げられた「ロムニーに反対するイヌたち」という題のウェブサイトは、少なくともこれまでに数万人の賛同者を集めた。このサイトは「ミットは卑劣」と書かれたバンパーステッカーや、「僕は車内に乗りたい」と書かれたイヌ用のバンダナを配布している。

 オバマ陣営の選挙参謀の筆頭格、デービッド・アクセルロッド(David Axelrod)大統領上級顧問も今年初め、オバマ大統領とその愛犬ボーが仲睦まじく大統領用リムジンで移動している写真をツイッターに投稿し、「愛情ある主人は愛犬とこうして移動する」とコメントをつけた。

 しかし共和党側もここへ来て、反撃のための武器を手に入れたようだ。米ニュースサイト「デイリー・コーラー(Daily Caller)」は前週、ベストセラーになった1995年刊行のオバマ氏の自伝『マイ・ドリーム(Dreams From My Father)』を引用した。オバマ氏はインドネシアでの幼少時代に「犬の肉を初体験」したエピソードを書いており、その味について一言「まずい」と記している。

 オバマ氏に批判的な人々はこの告白に飛びついた。ロムニー陣営の選挙参謀、エリック・ファーンストロム(Eric Fehrnstrom)氏は17日、オバマ陣営のアクセルロッド氏が投稿した写真をツイッターに引用し、「今見ると背筋が凍るような写真」とコメントを投稿した。

 ここからツイッター上にイヌの毛が舞う展開となり、気づいた時には両陣営ともメディアの質問攻めにあう大騒動となった。さらにロムニー氏の行為をアン・ロムニー(Ann Romney)夫人が弁護しようとしたが、これが単に火に油を注ぐ結果となった。

 アン夫人は米ABCニュース(ABC News)にこう語った。「シェイマスは大喜びしてたんです。ケージを見て…何て言うか、ハイテンションになる感じで…だって私たちとバケーションに行けるんですもの」

1126チバQ:2012/04/25(水) 22:41:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000101-san-int
米、黒人少年射殺事件の波紋…厳然と残る人種差別問題
産経新聞 4月25日(水)7時55分配信

米フロリダ州サンフォードの現場には十字架が立てられ、花束やぬいぐるみが置かれていた(黒沢潤撮影)(写真:産経新聞)

 米フロリダ州で丸腰の黒人少年を射殺した自警団員が「正当防衛」を理由に1カ月以上も逮捕されなかった事件について、全米の黒人の間から「人種差別だ」と怒りの声が上がっている。警察の対応や報道をめぐっても人種や政党支持者間で見解が分かれており、米国では黒人大統領が誕生してもなお、ぬぐいがたい人種問題が社会の底流にある事実を見せつけている。(フロリダ州サンフォード 黒沢潤)

【フォト】 黒人少年射殺の男を保釈 両親には「申し訳ない」

 ◆十字架に寄せ書き

 「17年で命を散らしたあなたに私たちは永遠に寄り添い続ける」。白人の富裕層が多く住むサンフォードの住宅街。男子高校生トレイボン・マーティンさん=当時(17)=が射殺された現場近くの十字架には友人らの寄せ書きが添えられていた。

 2月26日夜、コンビニから歩いて帰る途中のトレイボンさんは、ヒスパニック系白人の自警団員に不審者と思われて呼び止められ、もみあった末に射殺された。自警団員は正当防衛と主張して釈放されたため、全米で黒人の抗議デモが起きた。

 「トレイボンが白人だったら、殺されただろうか。自警団員が黒人ならすぐ釈放されただろうか」。サンフォードで高校生の娘を持つ黒人の主婦、キャリーさん(49)は憤慨して語った。

 「母の涙に色はない」。サンフォードでは事件後、少年の母が流す涙に“人種の垣根”はないと訴えるTシャツが黒人の間で千枚以上も売れた。自警団員は今月中旬に一転、第2級殺人容疑(計画性の薄い殺人罪)で逮捕されたが、23日未明までに保釈された。

 米南部の人種差別問題に詳しい米自由人権協会フロリダ支部の幹部デレク・ニュートン氏は「フロリダでも他の州でも(犯罪を実際に犯したかどうかにかかわらず)黒人の拘束件数は異常に多い」と指摘。フロリダ国際大学のクリス・ジラルド教授(社会学)も「(黒人を疑わしいとみて捜査を進める)“プロファイリング”は公に糾弾されてはいるが、多くの警察署は放棄していない」とし、黒人差別は厳然と残っていると強調した。

 ◆関心度合いに開き

 射殺事件への黒人と白人の関心の度合いには開きがある。世論調査によれば、米メディアの報道を丹念に追いかけていると答えた黒人が58%だったのに対し、白人は24%にとどまった。

 保守派の白人ジャーナリスト、ジョナー・ゴールドバーグ氏はシカゴ・トリビューン紙上で、黒人デモに参加する著名公民権運動家を「古びた人種産業」と形容、「50年前のプリズム」で世間を見て現状を過剰にあおっていると述べた。

 他の保守派論客も、黒人指導者ジェシー・ジャクソン師がかつて「深夜、私の後ろを歩く男を振り返ってみたとき白人であれば安心する」と語った言葉を引用し、米社会で黒人を見る目が厳しいのは黒人にも責任がある、と主張している。

 今回の事件報道を「過剰だ」と答えたのは、民主党支持者では25%だが、共和党支持者では56%と倍以上になった。

 ◆オバマ氏遺族に同情

 オバマ大統領は事件後、「私に息子がいたらトレイボンに似ていただろう」と述べ、遺族に同情を寄せた。共和党の指名争いに参戦したが、撤退がささやかれるギングリッチ元下院議長は、黒人の少年の死にことさら焦点を当てた大統領発言を「恥ずべきだ」と批判するなど、政党間の温度差も浮き彫りになっている。共和党内では大統領選を前に、事件がオバマ氏を利することへの警戒感があるようだ。

 射殺事件を機に改めて注目を浴びた米国の人種問題がオバマ大統領のもとで改善したか否かについて、ピッツバーグ大学のデービッド・ハリス教授(法学)は「(共和党の事実上の大統領候補である)ロムニー氏は黒人が抱える諸問題の解決に消極的な姿勢だが、オバマ氏の『人種を超越した社会』実現の約束だって誇張だ」と述べ、「答えはノーだ」と言明した。

1127チバQ:2012/04/26(木) 21:59:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2874170/8851644?ctm_campaign=txt_topics
ギングリッチ元下院議長、共和党指名争いから撤退 米大統領選
2012年04月26日 08:36 発信地:ワシントンD.C./米国

米共和党の大統領候補指名を争っていたニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長(68)が選挙戦からの撤退を決めたと、同氏の陣営が25日明らかにした。

 ギングリッチ氏は5月1日にワシントンD.C.(Washington D.C.)で開くイベントを最後に選挙戦から撤退するとみられる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、ギングリッチ氏は指名争いをリードするミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事(64)に電話をかけ、来週のイベント後にロムニー氏支持に回ると伝えたという。

 ロムニー氏は24日、コネティカット(Connecticut)、デラウェア(Delaware)、ニューヨーク(New York)、ペンシルベニア(Pennsylvania)、ロードアイランド(Rhode Island)の5州の予備選で圧勝し、事実上自分が指名候補に決まったと宣言していた。(c)AFP/Arthur MacMillan

1128チバQ:2012/04/27(金) 23:41:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120427/amr12042713290003-n1.htm
国家観の激突 オバマVSロムニー 米国の本質問う戦い
2012.4.27 13:28
 【ワシントン=佐々木類】格差是正のための政府介入か、徹底した自由競争の追及か−。11月6日の米大統領選は、亀裂を深める米国社会を反映し、経済活動と政府のあり方という「米国の本質」を問う戦いとなった。国家観が大きく異なる2候補、民主党のオバマ大統領(50)と共和党の候補指名を確実にしたロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は世論調査ではほぼ互角だが、大統領としての資質以上に鍵を握るのは景気の動向だ。

 24日にニューヨーク州やペンシルベニア州など5州で行われた共和党予備選は、米メディアによると、ロムニー氏が5州とも圧勝の勢い。ロムニー氏はすでオバマ氏との直接対決に焦点を移している。

 米キニピアック大(コネティカット州)が発表した最新の世論調査結果によると、オバマ氏の支持率46%に対し、ロムニー氏は42%となった。

 だが、足踏み感がみられる米景気を反映し、景気回復への期待ではロムニー氏47%、オバマ氏43%、雇用創出への期待はそれぞれ45%、42%といずれもロムニー氏が上回った。

 選挙戦の行方を左右する無党派層だと、ロムニー氏が46%で、オバマ氏は39%に止まった。

 同氏が「オバマ大統領に勝てる候補」とされた大きな理由は、もともと穏健派で無党派層を取り込むことができるとみられていたためで、無党派層での支持率の差は、その効果がジワリと数字に表れた形だ。

 ロムニー氏は24日夜、本選での激戦が予想されるニューハンプシャー州マンチェスターで、「より良い米国が今夜始まる」と気勢を挙げた。

 ロムニー氏は、徹底した規制緩和と富裕層を含む減税、自由競争が持論。「民間主導によるチャンスに満ちた米国社会をつくる」と訴えている。

 「一定の公的ルールに基づく公正な社会」を主張するオバマ氏が、「共和党は教育や医療という基本的な必要経費まで削って富裕層減税を行おうとしている」と批判していることを念頭に置いた反論であることは明らかだ。

 景気対策という表向きの争点の背景にあるのは、自由な経済活動を優先させるロムニー氏と中間層の保護を掲げ、格差是正を積極的にはかるオバマ氏という、広い意味での国家観の決定的な違いだ。

 オバマ氏は年収100万ドル(約8000万円)を超える富裕層を対象に増税する「バフェット・ルール」の正当性を強調。「(過去の大統領選に比べ)将来像の違いがこれほど鮮明になった選挙戦はない。中間層の将来を決する選択選挙だ」と支持を訴える。

 対するロムニー氏は「経済活動の自由という米国の本質が問われている」とし、「オバマ氏への不信任投票」を呼びかけている。

 ただ、9%以上だった失業率が8・2%と改善傾向にあり、オバマ氏の経済失政を批判するロムニー氏の“口撃”も湿りがちだ。

 一方のオバマ氏も経済情勢の指標となるガソリン価格の上昇に悩まされている。価格は政権発足時に比べて約2倍の1ガロン3・9ドルに達した。

 ABCテレビの世論調査では、オバマ氏のガソリン高対策への不支持率は62%に上っており、「本選前の夏場の景気状況が勝者を決める」(ウォールストリート・ジャーナル紙)ことになりそうだ。

1130チバQ:2012/05/06(日) 14:38:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050600029
ロムニー氏の民間経験は「害悪」=激戦区で再選活動本格化−米大統領
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は5日、中西部オハイオ、南部バージニア両州を相次いで訪れ、再選を目指す11月の大統領選に向けた集会で演説した。大統領は、対立候補となる野党共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事が投資ファンド経営の経験を売りにしていることに対し、政府の経済運営には害悪だとこき下ろした。
 大統領は、経営者時代にロムニー氏は解雇や税金逃れ、組合つぶしを繰り返してきたと指摘。「あらゆる手段を駆使し、利潤を最大化するやり方は庶民や米国経済のためにならない。ロムニー氏はそれを理解していない」と訴えた。
 また、「投資家に好かれることをすれば、その他の国民の生活も自動的に向上すると彼は心から信じている」と批判。「(ファンド経営の)経験から誤った教訓を得てしまった」と皮肉った。
 大統領はこの日、国民的人気の高いミシェル夫人を伴い現地入りした。両州は大統領選の結果を左右する可能性がある激戦区。自身は中間所得層に配慮してきたと訴え、対決ムードを高めた。
 今回の両州訪問は公務を離れて行う初の地方遊説との位置付け。陣営の動員もあり、オハイオ州で1万4000人、バージニア州で8000人が集会に足を運んだ。(2012/05/06-10:24

1132とはずがたり:2012/05/06(日) 18:21:26

ポイント分析:米雇用統計、昨年の失速パターン再来示唆との声も
2012年 05月 5日 04:25
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE84301820120504

[ワシントン 4日 ロイター] 4月の米雇用統計が労働市場の減速を示すなか、市場では2011年と同様、年初以降に加速した雇用の伸びが夏場にかけて失速するパターンが今年も繰り返されるのではとの見方も出ている。

非農業部門雇用者数は前月比11万5000人増にとどまり、予想の17万人増を大幅に下回った。増加の鈍化は3カ月連続。米経済が勢いを失いつつあることが裏付けられた。

失業率は前月の8.2%から8.1%に低下し、3年ぶりの低水準を更新したが、背景としては、職探しをあきらめた人の数が増えたとの消極的理由にとどまった。

以下は、今回の雇用統計の主なポイント。

◎民間部門の雇用者数の伸びは13万人増で、全体を押し上げた。このうちサービス業は11万6000人増で、民間の伸びの大半を占めた。

◎サービス業のうち、小売関連は2万9300人増と3カ月ぶりにプラスに転じた。専門職は6万2000人増。レジャー・接客も1万2000人増加したが、伸びは前月の5万2000人増から鈍化した。

◎将来の企業の正規採用動向を占う上で参考になる人材派遣は2万1100人増加。前月は9400人減だった。

◎財生産は、製造の伸びが後押しし1万4000人増加。製造は自動車メーカーの採用拡大を背景に1万6000人増加したものの、前月の4万1000人増からは伸びが鈍った。

◎建設は2000人減と前月の3000人減からマイナスが続いた。昨年12月から今年1月にかけては温暖な天候要因から増加していた。

◎政府部門は1万5000人減。地方政府による教職員の削減が響いた。

◎時間当たり賃金は23.38ドルで、前月比0.01ドル増にとどまり、低賃金での雇用拡大が浮き彫りとなった。

<家計調査>

◎家計調査では、就業者数が16万9000人減と2カ月連続のマイナスとなった。

◎労働力参加率は63.6%と、前月の63.8%から低下、1981年12月以来の低水準となり、先行きの雇用に対する米国民の悲観度が高まっていると考えられる。労働力参加率の低下などを背景に、失業率は昨年8月以降、1%ポイント程度改善している。

◎就職を希望するものの職探しを止めた人やパートタイムだけで働いているもののそれ以上の仕事を希望する人を含めた失業率は14.5%と前月から横ばいだった。

◎全米の総失業者数は1250万人で、このうち失業期間が6カ月を超える人の割合は41.3%だった。

1133とはずがたり:2012/05/06(日) 18:29:21

焦点:米大統領選で鍵握る激戦10州、現職は守勢の中で勝機探る
2012年 05月 2日 12:54
http://jp.reuters.com/article/JPshiten/idJPTYE84101P20120502?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

[ワシントン 1日 ロイター] 米大統領選の先行きはまだまったく予断を許さない段階だが、現時点で州ごとの情勢をみていくと民主党の現職、オバマ大領領が確保できそうな選挙人は227人で、共和党候補に指名されるとみられるロムニー氏の180人を上回っている。

ただ、選挙の勝利に必要な270人の選挙人を得るには結局、民主・共和両党の支持が伯仲している10州(選挙人数は計131人)が鍵を握ることになるだろう。

「スイング・ステート」と呼ばれる激戦の10州はノースカロライナ、バージニア、オハイオ、フロリダ、ネバダ、ペンシルベニア、コロラド、アイオワ、アリゾナ、ニューハンプシャー。オバマ氏は2008年の選挙で、このうち9州で共和党のマケイン候補を破って大統領に当選している。

オバマ氏が365人の選挙人と有権者の約53%の投票を獲得して勝利した08年当時は、支持率が強固であり、政敵の攻撃対象となるような財政赤字などの負の実績も存在しなかった。

しかしその後は、失業率が8%を上回る水準で高止まりし、オバマ氏の経済運営手腕や、実績の目玉だった医療保険改革の先行きに対して疑念が広がり、支持率は50%を下回り続けている。こうした事態は、08年で勝ったいくつかの重要な州を取りこぼす危険を生じさせている。

激戦州の世論調査を毎月実施している中立的なコンサルティング会社パープル・ストラテジーズのブルース・ヘインズ氏は「オバマ氏は守勢に回るだろう。しかしいくらか譲った上でなお勝利できる余地はある」と指摘する。

ヘインズ氏によると、オバマ氏は全米である程度優先順位をつけて選挙対応しており、08年当時に比べていくつかの州で多く敗北が許されるとしても、一定範囲で食い止める防壁が必要になるという。

<オバマ氏再選への道>
オバマ、ロムニー両氏はまず、自らが確実に勝てそうな州の地固めで選挙戦に乗り出そうとしている。

オバマ氏が維持しそうな地盤は西海岸やニューイングランド地方、北東部の各州で、08年の選挙では辛勝だったコロラド、オハイオ、インディアナ、ニューハンプシャー、バージニア、ノースカロライナ、フロリダの7州も死守しなければならない。

重要な激戦州おける世論調査はいずれも支持が拮抗しているが、オハイオとフロリダではオバマ氏がわずかに優位に立っている。

1134とはずがたり:2012/05/06(日) 18:29:38
>>1133-1134
オバマ陣営のジム・メッシーナ選対本部長は「われわれは以前より突破口が広がっていると考えているが、この選挙戦においてはバージニアとオハイオが2つの重要な州であるのは明らかだ」と話した。

<ロムニー氏勝利の方策>
ロムニー氏が08年のマケイン氏が勝った22州をそのまま受け継げるとすれば、今回はオバマ氏からインディアナ、バージニア、ノースカロライナを奪還することで大統領への道のりが開かれる。オバマ氏の勝利まではインディアナ、バージニア両州は1964年の選挙から一度も民主党支持に回ったことはなく、ノースカロライナも1976年からずっと共和党に忠実だった。

さらに近年の大統領選と同じように、フロリダとオハイオがロムニー氏にとって重要になるだろう。この両州はオバマ政権で経済的な打撃が大きかった。

もっともインディアナ、バージニア、ノースカロライナ、フロリダ、オハイオをすべて制したとしても、ロムニー氏は勝利に必要な270人の選挙人に4人足りない計算になる。つまり激戦州の中で少なくとももう1つの州で勝たなければならない。

キニピアックで世論調査を行っているピーター・ブラウン氏は「ロムニー氏がこれら5州を制さずに大統領選に勝つ方法を見つけるのは非常に困難だが、5州を制したとしてもさらにあと1つ勝つ必要がある」と話した。

それでも共和党のストラテジスト、トッド・ハリス氏は、オバマ大統領の経済政策や財政赤字対応に問題がある点が、再選を難しくさせると反論する。

ハリス氏は「大統領にとっては08年よりも今回がずっと厳しい情勢になるだろう」と述べた。

民主党が期待するのは、ロムニー氏を含めた共和党の移民に対する厳しい姿勢により、最近のヒスパニック系有権者の民主党支持が加速することだ。ロムニー氏は、不法入国者のうち兵役に就いたり大学に進んだ人の子供に法的地位を与える法案に反対している。

ヒスパニック系有権者の民主党支持が強まれば、特にネバダ、コロラド、アリゾナ、ニューメキシコといった西部諸州で党勢拡大につながるだろう。

オバマ氏は08年の選挙でヒスパニック系有権者の約3分の2の投票を獲得し、コロラドやニューメキシコ、ネバダでの勝利の一因になった。

ヒスパニック系住民は米国の全人口の16%を占め、過去10年で43%も増加。オハイオやノースカロライナ、フロリダ、バージニアなどでも大きな影響力を及ぼす可能性がある。

(John Whitesides記者)

1135チバQ:2012/05/07(月) 23:28:44
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_438272
バイデン米副大統領、同性婚支持を示唆
2012年 5月 7日 13:18 JST

 バイデン米副大統領は6日、ホワイトハウス関係者がこれまでに発した中で最も強く同性婚を支持するメッセージを出した。オバマ大統領が再選に向けた選挙活動を始めた週末に、賛否両論の分かれる社会問題を取り上げた形だ。同副大統領の発言により、オバマ大統領は自らのスタンスを明確にするよう迫られるかもしれない。

 オバマ大統領はこれまで、同性愛者の法的保護を支持するが、同性婚には反対すると述べている。しかし、そのスタンスは「進化しつつある」とも付け足している。バイデン副大統領は6日、同性婚と異性婚には差がなく、どちらも結局は「誰を愛しているのか」が焦点になるとの見解を示した。

 NBCのテレビ番組に出演した副大統領は、同性婚に「不満はないのか」という質問に対し、「男性と結婚する男性や、女性と結婚する女性、そして異性愛者と結婚する男性や女性は皆、同じ権利を有する、つまり全ての市民権と市民の自由を享受できる」と述べ、そのことに「全く不満はない」と答えた。

 番組終了後、この発言を同性婚を認めたものと解釈すべきかと副大統領の事務所に問い合わせたが、同事務所はコメントを拒否した。バイデン副大統領のある側近は、副大統領の発言後に出された声明を引用し、「バイデン副大統領は、オバマ大統領が以前発言したことを述べたのだ。つまり、互いを認め、愛し合う同性愛カップルは、すべての米国人の享受する権利と法的保護を得るに値する。また、これらの権利を奪おうとする動きには反対するというものだ」と指摘した。

 同性愛者の権利擁護派は、バイデン副大統領のテレビ番組発言に飛びついた。オバマ大統領が同性愛者の権利支持を表明する構えであることを示す兆候かもしれないとみたからだ。発言の2日後、つまり8日にはノースカロライナ州で同性婚を禁じる州憲法に関する投票が行われる。

 同性婚の話題は、始まったばかりの大統領選挙戦でまだ論戦上に浮上していない。共和党の大統領候補指名が確実になっているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は、同性婚を禁じるよう合衆国憲法を修正することを支持している。

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TKWRF

オバマ米大統領(5日、バージニア州)

 オバマ陣営が今週末、共和党の景気回復策が間違っているというメッセージを強調したがっている中で、注目を集めたのはバイデン副大統領のこの発言だった。オバマ大統領は5日、スイングステート(激戦州)であるバージニアとオハイオの両州に姿を見せ、再選に向けた初めての集会に出席した。同大統領は演説で、富裕層に恩恵をもたらす政策を擁護しているとして、ロムニー氏を攻撃した。

 バイデン副大統領はインタビューの中で、オバマ大統領と同じように経済的な対立点を指摘した。ただし同性婚に関する発言が目立ち、経済関連のメッセージはその陰に置かれた。クリントン政権時代に同性愛者の権利担当の上級顧問を務めていたリチャード・ソカリデス氏はバイデン副大統領の発言について、「非常にポジティブで歓迎すべき一歩であり、選挙戦でオバマ陣営を後押しするのみだ」と述べた。同氏は「それがたとえ意図的な発言だったとしても、驚かない」と付け加えた。

 ただし、副大統領は台本から外れることがあり、政権で検討されていない個人的な見解を打ち出すことで有名だ。

 実際、バイデン副大統領はインタビューで、オバマ大統領が再選を果たしても、大統領が同性婚の合法化に向けて動くかどうかは分からないと指摘した。

 世論調査によると、同性婚支持の政治的リスクは薄れてきていることが示されている。しかし、同性婚の問題は共和党が過去の選挙戦で保守層を動員するのに利用してきた。それだけに、オバマ大統領はこの問題で慎重に動いている。

記者: Peter Nicholas

1137チバQ:2012/05/09(水) 22:07:10
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3QWSC6K50YM01.html
同性婚論争、米大統領選で焦点の1つに−激戦州で注目
  5月9日(ブルームバーグ):米国の世論調査で同性婚容認の全国的な広がりが示されているにもかかわらず、大統領選挙で激戦が見込まれる一部の州では根強い反対が残っている。ノースカロライナ州は同性愛者同士の結婚を実質禁じ、コロラド州では共和党が同性婚を認める法案を廃案にした。

米国内の対立は米政権内での考え方の違いも反映している。オバマ大統領は、バイデン副大統領とダンカン教育長官が表明している同性婚への支持に賛同することには消極的だ。

ノースカロライナ州ローリーにある民主党系の調査会社パブリック・ポリシー・ポーリングの問題調査専門家ジム・ウィリアムズ氏は、大統領が同性婚を支持したからといって「大統領選に響く可能性があるとは思えない。だがその可能性を恐れているのだと思う。そんなリスクを冒したくないのだろう」と指摘、「政治家は慎重だ。同性婚をめぐる世論はめまぐるしく変化する」と話す。

ノースカロライナ州は8日、結婚を男女間の契約と定義する憲法修正案を可決。コロラド州議会の委員会は同性愛者同士の結婚を認める法案を可決したが、同州下院の共和党は深夜に設定された採決期限までに採決に応じないことでこの法案を葬り去った。

同性愛者の権利を擁護する団体はオバマ大統領に同性婚への無条件の支持を表明するよう促している。オハイオ州立大学のポール・アレン・ベック教授(政治学)によれば、大統領は支持表明を手控えており、オハイオやペンシルベニアといった激戦州ではこの問題が大統領にとってリスクをはらんだ問題であり続ける。

同教授は「オハイオは極めて激戦となっている。この州は労働者階級のカトリック人口が大きく、オバマ大統領に対し特に好意的ということもない。この問題を大統領が気に掛けているのは確かだ。自身の姿勢にごく小さな変化があっただけでも、有権者が対立候補の支持に向かう可能性があることは懸念材料だ」と述べた。

原題:Gay-Marriage Fights Show Obama’s Dilemma in BattlegroundStates(抜粋)

1138チバQ:2012/05/09(水) 23:03:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120509/amr12050914220009-n1.htm
米南部州、同性婚を禁止 住民投票で州憲法改正 禁止30州目
2012.5.9 14:21
 米南部ノースカロライナ州で8日、結婚は男性と女性のカップルに限ると明示し、同性婚を違憲とする州憲法改正案をめぐる住民投票があり、賛成多数で改正が承認された。AP通信によると、同性婚の禁止は全米で30州目。

 米国では同性愛者の権利を擁護するリベラル派と、制限する保守派が対立。オバマ大統領は同性婚に対する支持を明確にしていないが、バイデン副大統領は同性婚カップルの権利拡大に前向きな姿勢を示している。(共同)

1139チバQ:2012/05/10(木) 22:07:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000010-jij-int
オバマ大統領、同性婚を支持=選挙戦の争点、保守派の反発必至
時事通信 5月10日(木)5時23分配信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は9日、ABCテレビのインタビューで、「同性カップルの結婚を可能にすべきだ」と述べ、同性婚を支持する考えを初めて明確に表明した。米大統領が同性婚を支持したのは初めて。
 同性婚は11月の大統領選の主要争点の一つで、米社会で賛否が大きく分かれる。再選を目指すオバマ大統領にとって、リベラル派の支持獲得が見込める一方、保守派の強い反発を受けるのは必至だ。
 大統領はこれまで、同性婚に理解を示しながらも支持を明言していなかった。この日は「一歩踏み込んで、同性カップルの結婚を可能にすべきだと考えていると断言することが重要との結論に達した」と述べた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000602-yom-int
オバマ氏、同性婚を支持…現職大統領で初
読売新聞 5月10日(木)13時11分配信

 【ワシントン=白川義和】オバマ米大統領は9日、米ABCテレビのインタビューで、「同性カップルの結婚が可能になるべきだ」と述べ、同性婚を支持する立場を初めて表明した。

 現職の大統領による同性婚の支持表明は初めて。保守層の反発は必至で、11月の大統領選の争点になる可能性がある。

 大統領はこれまで「同性カップルも結婚した夫婦と同等の社会的権利を持つべき」との考えを示していた。今回は「個人的な考え」として、すべての人が平等に扱われるべきとの立場から同性婚支持を明言した。同性婚の合法化は各州の判断に委ねるとしている。

 一方、共和党の大統領候補に確定しているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は同日、「結婚は男女間のものだ」と述べ、同性婚に反対する立場を改めて示した。

1140チバQ:2012/05/10(木) 22:07:58
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2875494/8879329
銃規制と同性婚に対する米世論に変化、米国
2012年05月03日 08:09 発信地:ワシントン/米国
【5月3日 AFP】非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は4月25日、米国人の多くが銃所持に保守的になってきている一方、同性婚に対して前向きな意見を持ち始めているという調査結果を発表した。

 ピュー・リサーチ・センターが公式ホームページで発表したところによると、個人が銃を所持する米憲法上の権利を守るべきだと回答した人は49パーセントだったのに対し、銃所持の規制を優先すべきだと回答した人は45パーセントだった。個人の銃所持を規制することの方が重要だと考える人が多かった1993年から2008年までの世論調査結果とは逆の結果になった。

 その一方で、2008年には39パーセント、2004年には31パーセントだった同性婚を支持する人の割合は、今回の調査で47パーセントに上昇していた一方、43パーセントは否定的な意見を持っていることが分かった。

 調査は2月にフロリダ(Florida)州で黒人少年のトレイボン・マーティン(Trayvon Martin)さん(当時17)が自警団員に射殺され、人種差別によるものではないかと全米で物議を醸した事件後の4月4〜15日に、固定電話と携帯電話での調査に応じた3008名の成人を対象に行われた。許容誤差は約3パーセント。(c)AFP

1141チバQ:2012/05/10(木) 22:09:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2877116/8920888?ctm_campaign=txt_topics
同性婚支持を宣言したオバマ米大統領の「賭け」、時流読んだ政治的手腕か
2012年05月10日 18:36 発信地:米国
【5月10日 AFP】同性婚に関する政治的立場を長らく曖昧にしてきたバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が9日、一歩踏み込み、米ABCテレビ(ABC News)とのインタビューで同性婚支持を明言するという賭けに打って出た。11月の大統領選を控えた米政界には波紋が広がり、再選を目指すオバマ大統領にこの発言が不利に働くのではないかなど早速、憶測が飛び交っている。

 同性婚は米政治を二分するテーマだ。オバマ大統領はこれまで同性婚支持に対して自分の考えが「進化している」と述べるにとどまる安全策を取ってきたが、支持を得られず、ついに曖昧な立場を捨て去る選択をした。

■前回選挙の支持層から逆風の恐れ

 同性婚支持を公言したことによるリスクは明白だ。オバマ大統領が今まで支持基盤のリベラル層から強い圧力を受けつつ、明確な立場を示さずにきたのはそのためだ。賛否の割れる倫理的な問題を唐突に持ち出したことで、再選の鍵を握る重要州でのオバマ陣営の選挙戦は難しくなるかもしれない。

 オバマ大統領は白人層や労働者層、保守的な無党派層の取り込みに苦戦してきたが、同性婚支持発言もこれらの層における支持拡大の助けにはならないだろう。その好例が、2008年大統領選でオバマ氏が1%未満の僅差で辛勝したノースカロライナ(North Carolina)州だ。同州では8日、同性婚を違憲とする州憲法の改正の是非を問う住民投票が行われ、61%が賛成票を投じた。

 08年の大統領選では、信仰心の厚いヒスパニック系やアフリカ系の有権者の圧倒的な支持がオバマ氏をホワイトハウスへと導いた。だが今回は、この層からオバマ大統領に逆風が吹くのではないかと見る政治専門家らもいる。

 既に保守派は、同性婚支持発言の代償を選挙で払わせると宣言している。

■鍵を握る中間層

 アイオワ(Iowa)州にあるドレイク大学(Drake University)のデニス・ゴールドフォード(Dennis Goldford)教授(政治学)は、オバマ大統領の発言は「選挙に向けた戦略的な計算」に基づいたものとの見方を示す。なぜなら、民主党支持者が同性愛者のより完全な権利を求めている一方、同性婚に反対する人々の多くは共和党支持者で、どのみちオバマ大統領には投票しない層だからだ。

 そこで問題となるのが、同性婚問題について態度を決めかねている中間層にオバマ大統領の発言がどのように受け止められたか、だ。発言が中間層を遠ざけた可能性もあるが、ゴールドフォード教授は「現時点ではまだ分からない」と語る。

■変わる米社会、時流に乗った決断か

 一方、発言はオバマ大統領の見事な政治的手腕の表れで、まさに絶好のタイミングで同性婚をめぐる時流に乗った決断とも考えられる。ある政府高官が指摘するように、数ある米政治問題の中でも同性婚に対する米国民の見方は急速に変化しつつあるからだ。

 米国では、同性カップルのいる家族と交流を持つ人々が増加している。オバマ大統領もABCテレビとのインタビューで、娘のマリア(Malia Obama)さんやサーシャ(Sasha Obama)さんにも同性カップルを親に持つ友達がいると明かした。
 
 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の調査によれば、同性婚の合法化を支持するとの回答は06年には36%だったが、直近では52%に上昇。オバマ大統領と同様、米国民も同性婚に対して「進化」している様子がうかがえる。

 いずれにせよ同性婚支持発言がオバマ大統領の政治基盤を勢い付けることは間違いない。08年大統領選のような熱意を見せていない若年層の起爆剤ともなるだろう。

■なぜ、今?

 富裕層の同性愛者たちもオバマ大統領再選の鍵を握る重要な存在だ。共和党の大統領候補指名が確実視されているミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、合衆国憲法を修正して同性婚を禁じるよう主張している。

 オバマ陣営ではロムニー氏を強硬派と印象付けることで中道層の支持を獲得しようとしており、今回オバマ大統領が同性婚に賛成の立場を示したことで、ロムニー氏とはっきり一線を画すことができたと大統領側近の1人は語っている。

 ウィルクス大学(Wilkes University)のトム・ボルディーノ(Tom Baldino)教授(政治学)は、大統領選直前の10月ごろになって同性婚支持を言い出すよりは、早めに立場を明確にするほうが政治戦略として懸命だと指摘。「もし私が大統領の選挙対策顧問なら、同性婚の問題を後回しにするよりは、なるべく早く切り抜けてもらいたいと思うだろうね」と述べている。(c)AFP/Stephen Collinson

1142チバQ:2012/05/10(木) 22:17:32
http://news.nicovideo.jp/watch/nw257410
オバマ大統領の同性婚支持表明にハリウッドセレブらが続々賛同ツイート!
ハリウッドチャンネル:記事一覧
2012年5月10日(木)12時00分配信
11月に行われるアメリカ大統領選を前に同性間結婚の是非に注目が集まっているが、これまで曖昧な立場をとってきたバラク・オバマ現大統領が現地時間9日、同性婚を支持する意思を表明。これを受け、これまで同性婚の実現を願ってきたセレブたちが、ツイッターで続々と反応をよせている。

【関連写真】婚約から2年が経過したクリステン・ベルが結婚しない理由を激白

人気海外ドラマ「glee/グリー」のキャストで、自身も同性のパートナーと結婚している女優のジェーン・リンチは、「今日は最高にハッピーな日だわ。大統領、私の家族、そしてたくさんの人々の尊厳を支持してくれてありがとう!」とツイート。また、同じく同ドラマのキャストで、ゲイを公言しているクリス・コルファーも、「僕も賛成!」と喜びを表している。

その他、人気司会者のエレン・デジェネレスや有名ブロガー=ペレス・ヒルトン、女優エリザ・ドゥシュク、ソーシャライトのキム・カーダシアンらをはじめとした多くのセレブたちがオバマ大統領を賞賛するツイートをした。

大統領はABCネットワークのインタビューで、「私は兼ねてからゲイやレズビアンのアメリカ人が公平な扱いを受けるべきであると主張してきた」と声高らかにコメントしている。

セレブの間では「誰もが平等に結婚できる日が来るまで結婚はしない」という男女のカップルが多くいるため、全米で同性婚が認められれば、直後には結婚式を挙げるカップルが急増することだろう。

1143チバQ:2012/05/10(木) 22:18:14
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3SQKS6TTDSV01.html
米大統領の同性婚支持、敵も味方も歓迎−激戦州ではリスクに
 5月10日(ブルームバーグ):オバマ米大統領が同性婚支持を明確に示したことを受け、人種差別撤廃を求め公民権運動を進めたキング牧師がかつて説教していたアトランタのエベニーザー・バプテスト教会に集う人々は、この新たな権利に反対する宗教的伝統を重視することにした。一方、同性愛者に寛容なことで知られるサンフランシスコでは、大統領の発言はシャンパンで歓迎された。

大統領がインタビュー通じ同性同士の結婚への支持を初めて表明した9日の全米各地でのインタビューでは、この問題をめぐってさまざまな見方があることが浮き彫りになった。10年足らずの間に大きく取り上げられるようになった同性婚に関しては、同性愛者への理解が深まる一方で、根深い反対もあり、その対立が顕著になっている。

ボルティモアのトラック運転手、ライアン・エバンスさん(34)は、「聖書には男性同士、女性同士では結婚できないと書いてあり、正しいことだとは思わない」としながらも、「新しい時代だ。そうしたいなら、認めてあげればいい」と話した。

オバマ大統領の支持者も反対する人々も共に、大統領が同性婚についての姿勢を鮮明にしたことを歓迎している。共和党の大統領候補指名が確実なミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事はあらためて同性婚への反対を表明し、オバマ大統領とは対照的な姿勢を示した。

オバマ大統領は2008年の大統領選挙では、同性婚に反対していた。ノースカロライナ州では8日、結婚を男女間の契約と定義する憲法修正案が認められた。コロラド州の共和党は同性婚を認める法案を葬り去った。大統領選での激戦が見込まれる各州では、同性婚支持の発言が大統領にとって政治的リスクとなっている。

原題:Obama’s Declaration on Gay Marriage Welcomed by Friends,Foes(抜粋)

1144チバQ:2012/05/10(木) 22:19:32
http://www.asahi.com/international/update/0510/TKY201205100147.html
2012年5月10日12時56分
プーチン大統領、G8を欠席へ 「閣僚人事に専念」
 ロシアのプーチン大統領は9日、今月18日から米ワシントン郊外の保養地キャンプデービッドで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)を欠席するとオバマ米大統領に電話で伝えた。ホワイトハウスによると、プーチン氏は欠席の理由について、閣僚人事に専念したいとの考えを述べたという。G8にはメドベージェフ首相が出席する。

 オバマ氏は大統領に返り咲いたプーチン氏と、G8の際に会談し、米ロの次の核軍縮も議題としたい意向を示していた。両首脳は、6月の主要20カ国・地域(G20)サミットで会談することを確認した。(ワシントン=望月洋嗣)

1145チバQ:2012/05/10(木) 22:24:18
4283 名前:チバQ 投稿日: 2012/05/10(木) 22:20:20
http://www.asahi.com/international/update/0507/TKY201205070280.html
2012年5月10日7時40分
シュワ前知事「共和党は排他クラブ」 米紙で党内批判シュワルツェネッガー氏
 米共和党は保守派が穏健派を追い出す「排他クラブ」と化しており、このままだと民主党に負ける――。俳優で共和党員の前カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガー氏(64)が米大統領選を前に、6日付の米ロサンゼルス・タイムズ紙への寄稿で党内批判をあらわにした。

 オーストリアから1968年に移住した同氏は、「欧州の社会主義的気質になじめず、当時のニクソン大統領に共感して米共和党員になった」と振り返った。環境保護に力を入れてきたこともあり、「ニクソン氏は保守派が嫌がる環境保護庁を作った」「レーガン氏は規制緩和や減税を進めた一方、ガス税など必要な増税はした」と、歴代共和党大統領の柔軟な政治路線をたたえた。

 だが、最近は「環境保護や必要なインフラ投資、医療の改善といった対話に加わろうとしない党員がいる」と指摘。党内の「有望な」州下院議員らが最近相次ぎ離党しているのは、「極右が自分の厳しい基準に合わない人物を攻撃している」ためだと非難した。さらに、「入り口の思想チェックはやめて、問題解決を探る指導者をいかに引きつけるか考えよう」と訴えている。(ロサンゼルス=藤えりか)

1147チバQ:2012/05/11(金) 22:20:06
選挙的にはマイナスと思うんだけどなあ
同性婚支持のリベラル派は(棄権はあり得るけど)ロムニーには最初から投票しないでしょうし、リベラル派が多い州は民主党の地盤だし。スイングステーツでマイナスの影響がありそう


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