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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

8044名無しさん:2012/09/10(月) 15:42:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000523-san-pol
自民総裁選 構図に変化、重鎮世代の支援受けて石原氏有利に?
産経新聞 9月10日(月)13時48分配信

拡大写真
インタビューに答える自民党の石原伸晃幹事長=6日午後、東京都千代田区(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)
 
 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)で、再選をめざしていた谷垣禎一総裁が10日、出馬を断念したことで、6候補が出馬し乱戦となるとみられてきた総裁選の構図にも大きな影響が出そうだ。

 谷垣氏は10日の緊急会見で「執行部から2人が出るのはよくない」と述べており、民主、公明両党と結んだ3党合意の履行や自身が進めてきた党改革を実行することなどを前提に、石原伸晃幹事長を支援するとみられる。

 石原氏は、森喜朗元首相や古賀誠元幹事長ら党重鎮の評価も高い。森氏ら党ベテラン勢からの支援を得て、支持を広げる可能性が高まっている。

 一方、7日に出馬表明した町村信孝元官房長官や10日午前に正式表明した石破茂前政調会長らはそれぞれ、総裁選戦略の見直しを迫られそうだ。

 町村氏は、森氏が影響力を持つ清和政策研究会(町村派)が支持基盤だ。このため「森元首相がどこまで向こう(石原氏に)に肩入れするだろうか」(中堅)と疑心暗鬼を募らせている。

 石破氏も、候補乱立で決選投票にもつれ込むのは確実とみて、地方票獲得で優位に立ち、決選投票で他陣営と連携をする作戦を模索していた。しかし、同様に人気の高い石原氏が谷垣陣営と一本化したことで「1回目の投票で決める戦術が必要だ」(石破氏陣営関係者)と焦りを隠さない。ただ、党重鎮世代が石原氏への肩入れを強めれば「世代交代を訴えて支持を集めることもできる」(同)とにらんでいる。

8045名無しさん:2012/09/10(月) 19:30:56
突然出馬断念のワケは? 自民・谷垣総裁(09/10 17:02)

谷垣総裁が自民党総裁選への出馬を断念しました。この背景、それから水面下で一体どういう判断があったのでしょうか。

 (政治部・藤川みな代記者報告)

 一番大きかったのは、やはり石原幹事長との一本化に失敗したことです。谷垣総裁は10日朝、石原幹事長と調整役を務めていた大島副総裁を呼んで「断念」を伝えました。谷垣総裁としては、執行部が分裂選挙になることで、消費税増税などの3党合意が崩れることを避けるために自ら身を引いた格好です。さらに、谷垣総裁周辺は、出馬に必要な推薦人20人は確保したものの、「このままだと4位になることもあり得る」「せめて決選投票には残らないと格好がつかない」と述べるなど、厳しい状況に追い込まれていました。

 (Q.出馬断念で全体の総裁選への影響は?)

 谷垣総裁の断念を受けて、執行部からは石原幹事長が出馬することになります。ただ、谷垣総裁周辺としこりが残ることは避けられず、石原幹事長としては、これからどう関係修復をしていくかが大きな課題になります。石原幹事長は11日に出馬表明する予定ですが、石原幹事長としては、谷垣総裁を裏切ったのではなく、ちゃんと話し合いを重ねた結果だということを強調したい考えです。

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220910030.html

8046名無しさん:2012/09/10(月) 19:56:29
ページ更新時間:2012年09月10日(月) 18時11分
■ 自民 谷垣氏不出馬、石破氏は出馬表明

 候補者が乱立し混戦が予想される自民党では、谷垣総裁が立候補の断念を表明しました。背後では、どんな動きがあったのでしょうか。

 総裁選に向けた新たなポスターがはり出された自民党本部で、昼前、大きな動きがありました。総裁選に出馬する意向を固めていた谷垣総裁が緊急に会見を開き、一転、出馬しないと発表したのです。

 「どなたが次の総裁になっても、今まで敷いてきた政権を奪還するという路線と、必ずこの3党合意をきちっと軌道に乗せていく」(自民党 谷垣禎一 総裁)

 谷垣氏は、この週末、石原幹事長と執行部内からの候補者の一本化調整を行っていましたが、その石原氏に出馬断念の考えを伝えたのは会見の30分前。谷垣氏に近い議員も直前まで知らされていなかったということです。

 「あの時、こうしておけば良かったとか思うよ、いや、無念だ」(谷垣氏側近議員)

 「執行部の中から(候補者が)2人出るのは良くないだろう」(自民党 谷垣禎一 総裁)

 こう語った谷垣氏ですが、党内には「推薦人の確保などをめぐり、どこかから力が働いたのではないか」といった憶測が広がりました。

 こうした中、石破前政調会長が正式に出馬を表明したほか、町村元官房長官は自民党のすべての国会議員の事務所を回り、支援を求めるなど動きを本格化させました。

 谷垣氏の不出馬は、各陣営の戦略に大きな影響を与えそうです。(10日17:02)
http://www.mbs.jp/news/jnn_5128035_zen.shtml

8047名無しさん:2012/09/10(月) 20:43:19
自民総裁選:谷垣氏出馬断念、地元・京都は驚きと落胆
毎日新聞 2012年09月10日 20時28分(最終更新 09月10日 20時31分)

 自民党の谷垣禎一総裁が自民党総裁選への出馬を断念したことについて、谷垣氏の地元の京都では、支持者らから驚きと落胆の声が上がった。

 谷垣氏の出身地、京都府福知山市の後援会顧問で、元府議の家元丈夫さん(83)は「今度こそ総理大臣に、と期待していた。非常に残念だ」と肩を落とした。「自民党の国会議員の方々は谷垣先生の総裁としての3年間の苦労をどう見ていたのか」とも語り、党内で谷垣氏の支持が広がらなかったことに憤りを隠さなかった。

 同党京都府連会長の二之湯智・参院議員は「昨日まで総裁選に向けた準備を進めていると聞いていたのに」と驚いた様子。「自民党の派閥支配、長老支配の面が表に出てしまった最悪の事態。現職の総裁でも派閥の論理で総裁選に立候補できない党なのかというイメージを持たれてしまう。京都では総選挙に向け谷垣総裁と一緒に写ったポスターを用意した新人候補者もいる。府連の士気が落ちないか心配だ」と嘆いた。

【佐藤孝治、林哲平】

http://mainichi.jp/select/news/20120911k0000m010066000c.html

8048チバQ:2012/09/10(月) 21:15:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000011-kyt-l26
谷垣氏出馬断念 「青天のへきれき残念」 関係者 驚きと困惑
京都新聞 9月10日(月)15時29分配信


自民党府連の政経文化パーティーであいさつする谷垣総裁。党総裁選への立候補に強い意欲を示していた(9日、京都市左京区)

 自民党の谷垣禎一総裁が総裁選への立候補断念を表明した10日、地元・京都の自民党関係者に衝撃が走った。9日には京都市内で、党関係者や支持者に向け立候補に強い意欲を示していただけに、「何があったのか」「残念だ」と、突然の撤退に党府連関係者から困惑が広がった。
 党府連の内海貴夫幹事長は「谷垣さんに一体何が起こったのか。青天のへきれきだ。がっくりきた」と無念そうに話した。
 9日午後に京都市左京区であった府連主催のパーティーで、谷垣氏は「(政権奪還まで)あと一歩。わたし自身が壁をぶち破る」と述べ、立候補に強い意欲を示していた。パーティーでは谷垣氏の再選を願うあいさつが相次ぎ、さながら決起集会の様相も呈した。
 谷垣氏は9日午前、府連幹部に「きょうのパーティーで事実上の出馬表明をします」とも告げていた。それだけに、内海氏は「きのうまでは絶対に出馬する気だったはずなのに」と話した。
 富喜久夫政調会長も不出馬の一報に「うそや」と絶句。「野党党首として谷垣さんは一生懸命やってきた。こんなことでは、自民党は一体どうなっているのかと思われる」と戸惑いを隠さなかった。
 福知山市にある谷垣氏の事務所には、不出馬を会見で知った支持者から、「どうして出ないんだ」など疑問や不満の電話が相次いだ。
■推薦人集め難航
 自民党の谷垣禎一総裁が一転して出馬断念を表明したのは、このまま執行部内から谷垣氏と石原伸晃幹事長が立候補すれば、党内の亀裂が拡大しかねないと判断したからだ。出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保が難航したことも、土壇場での撤退につながったとみられる。
 谷垣氏は9日、京都市での党会合で、衆院解散が近いとした上で「総裁として私自身が体当たりして壁をぶち破らなければならない」と述べ、出馬への決意を強調。10日午後には出馬表明の記者会見を予定していた。
 だが、10日午前になっても推薦人の確保がままならなかった。石原氏との5回目の会談も不調に終わり、不出馬の意思を固めた。
 1978年に当時の福田赳夫首相(総裁)と大平正芳幹事長が激しく争い、その後の「40日抗争」などで党内対立を招いたこともあり、「党内分裂を回避した方がいい」(周辺)との思いに至ったとみられる。

8049チバQ:2012/09/10(月) 21:15:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000521-san-pol
「苦労してたのに…」谷垣氏の総裁選不出馬、地元に動揺広がる
産経新聞 9月10日(月)13時38分配信

 自民党の谷垣禎一総裁が10日午前、総裁選に不出馬の意向を表明したことを受け、谷垣氏の地元・京都府舞鶴市の事務所関係者や、自民党京都府連に動揺が広がった。

 「昨日は不出馬を決めるという雰囲気は少しもなかった」

 初当選から支えてきた地元の政策秘書、村上影次さんはこう振り返る。

 谷垣氏は9日、京都市内での会合で、「次の衆院選に必ず勝利しなければならない。一致結束してこの壁を突き破りたい」と、総裁選への出馬に意欲をみせていた。

 村上さんによると、谷垣氏はこの3年ほとんど地元に帰らず、総裁としての党務を優先させてきた。「党の混乱を懸念して断腸の思いで決断されたと思う。思い返せば当初から候補者が乱立すれば身をひくといっていた」と話した。

 自民党府連幹事長の内海貴夫・京都市議は、高速道路のトンネル開通式から帰るバスの中で、一報を聞いた。驚きのあまり言葉を失ったという。

 内海氏は「誠に残念至極。野党になり、3年前に誰も手をあげない中で総裁になり、苦労されていた。額に汗した人が報われる社会を目指していたのに…」とショックを隠せない様子だった。

 同じ京都選出の伊吹文明元自民幹事長は9日、記者団に「あと一歩で首相というときに、3年間、何も言ってこなかった人が総裁選に名乗り出てくるのは、違うんじゃないか」と話した。

8050名無しさん:2012/09/10(月) 21:26:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091000914
谷垣氏、勝算なく撤退=推薦人集め難航−自民総裁選
 自民党総裁選で現職の谷垣禎一総裁が10日、出馬を断念した。3年間の実績を強調し、政権奪還へ「体当たり」する決意を前日まで公言していた谷垣氏。なぜ急転直下、撤退を決断したのか。
 「谷垣氏は(不出馬を表明する)ぎりぎりまで推薦人集めのお願いをしていたそうだ」。谷垣氏の出身派閥の古賀派の中堅議員は、谷垣氏の戦線離脱の理由についてこう語った。谷垣氏周辺は20人の推薦人を「確保した」としていたが、一部が離反したもようだ。
 国会議員票200票、党員票300票で争われる今回の総裁選。党内では、谷垣氏はいずれの得票でも劣勢との見方が強かった。
 議員票に関しては、古賀派会長の古賀誠元幹事長の不支持表明や森喜朗元首相の支持撤回など、重鎮のあからさまな「谷垣降ろし」で基盤が崩れた。これに追い打ちを掛けたのが石原伸晃幹事長だ。石原氏は当初、「総裁が出るなら出ない」としていたが、乱立状況の中で出馬に転じ、谷垣氏との一本化調整でも一歩も引かなかった。後見人の山崎拓前副総裁も、石原氏に「絶対に降りるな」とハッパを掛けていた。
 議員票より比重が大きい党員票も、谷垣氏は厳しい情勢だった。世論調査では、ライバルに先んじられることが多く、「衆院選の顔として支持が高まるとは思わない」(若手議員)との声が出ていた。
 総裁候補では、石破茂前政調会長や安倍晋三元首相も有力と目され、党執行部内では谷垣、石原両氏が出馬すれば、「共倒れになる」との懸念が台頭。石原氏の陣営は「谷垣氏は党員票で20票余りしか取れない。2人とも出たら3位石原氏、4位谷垣氏だ」と予測。石原氏が決選投票にも残れない事態に危機感を募らせ、一本化協議の決裂後も、谷垣氏側に辞退を働き掛け続けた。
 こうした情勢を踏まえ、谷垣氏は10日午前、党本部で石原氏と、仲裁役の大島理森副総裁を交えて会談。その場で撤退を最終決断した。谷垣氏支持派の一人は「大島氏に引導を渡されたのではないか」との見方を示した。

 ◇石原氏も傷つく

 谷垣氏が出馬を断念したとはいえ、石原氏に展望が開けたわけではない。主に弓を引いた同氏に対しては、反逆者のイメージが付いており、「みんな明智光秀だと思っている」(ベテラン議員)。また、党重鎮の覚えがいいことも痛しかゆしだ。安倍氏を推す山本一太前参院政審会長は「長老の影響力で総裁が誕生すれば、次の衆院選で自民党は苦戦必至だ」と、石原氏側をけん制した。
 「皆さんの気持ちを生かせず申し訳ない」。谷垣氏は10日夜、支持議員を集めて頭を下げた。出席者は「谷垣票はほとんど石原氏には行かないだろう」と恨めしそうに語った。(2012/09/10-21:13)

8051チバQ:2012/09/11(火) 00:20:20

>大島氏も谷垣氏の再選を側面支援してきた。出身派閥の高村派に推薦人確保を頼み、

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120910/stt12091023530016-n1.htm
谷垣氏、苦渋の撤退宣言 党内力学に勝てず
2012.9.10 23:50 (1/2ページ)

党本部を出る自民党の谷垣禎一総裁=10日午後、永田町の自由民主党本部(大里直也撮影)
 自民党の谷垣禎一総裁が総裁選出馬を断念したのは、一本化を模索した石原伸晃幹事長の参戦を抑えられず、再選戦術が行き詰まったからだ。次期衆院選の顔として石原氏の登板を望む森喜朗元首相ら党重鎮による「包囲網」も大きなプレッシャーとなった。自民党の下野から3年。野党党首として各種選挙で着実に勝利を重ね、民主党の2人の首相を退陣に追い込んだ“実績”は一顧だにされず、無念の降板となった。(水内茂幸)

 「伝えたいことがある」

 谷垣氏は10日午前10時ごろ、石原氏を携帯電話で総裁室に呼び出した。大島理森副総裁も交えた3者会談。谷垣氏は「ここで候補者がたくさん出るのは、私の不徳の致すところ…」と苦しい胸の内を初めて明かした。総裁選からの撤退宣言だった。

 この会談の直前まで、谷垣氏は着々と準備を進めてきた。出馬に必要な20枚以上の推薦状も確保していた。側近は同日中の出馬会見を想定し、朝から都内のホテルで構想を練った。

 大島氏も谷垣氏の再選を側面支援してきた。出身派閥の高村派に推薦人確保を頼み、谷垣、石原両氏との会談では「幹事長が出馬辞退した場合、谷垣氏で決選投票に持ち込める」と、石原氏の自重を求めていた。

 谷垣氏の再選出馬は秒読み段階だった。しかし10日朝になって谷垣氏は突然、苦渋の決断を下した。いったい何があったのか。

 谷垣氏の前に立ちはだかったのは、党重鎮らによる多数派工作だ。森氏や古賀誠元幹事長、青木幹雄元官房長官らは「谷垣氏では次期衆院選を戦う顔として難しい」として、石原氏への禅譲を模索していた。

 ただ、野党党首として、一定の戦果を上げてきた谷垣氏の交代には、それなりの理由が必要だ。格好の材料となったのが、8月29日の首相問責決議の可決。谷垣氏ら党執行部は、消費税増税に賛成しておきながら、増税を批判する小沢一郎・国民の生活が第一代表が主導する首相問責に賛同するという二律背反を犯した。これが、“谷垣降ろし”を加速させた。

 谷垣氏は「派閥政治に終止符を打つため」と出馬を促された。しかし、最後は「派閥の力」に屈した。

 側近議員は10日昼、党本部の玄関で、涙が流れないように空を見上げた。

 「今朝誰にも相談せず決めたようだ。説得したが…。きょうはいい天気なのに」

8052チバQ:2012/09/11(火) 00:23:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000107-mai-pol
<谷垣氏出馬断念>自民総裁3年…会見で実績に自負も
毎日新聞 9月10日(月)21時56分配信
 自民党の谷垣禎一総裁(67)は09年の衆院選大敗後、同年9月に野党第1党の総裁に就任した。任期中の3年間で10年の参院選に勝利したほか、民主党の鳩山、菅両政権を退陣に追い込んだ。しかし、民主党政権のつたない政権運営に助けられた側面は否めず、党支持率は低迷。政権奪還を目指す次期衆院選を控え、道半ばで総裁選出馬断念に追い込まれた。【坂口裕彦】


 「(次期衆院選は)我が党が政権を必ず取り戻す選挙にしなければならないし、あと一歩のところまできている。そこまでの道は切り開いてきたつもりだ」−−。谷垣氏は10日の記者会見で、記者団から総裁選不出馬の理由を問われ、自らの実績に自負をのぞかせた。

 実際、野党・自民党の総裁という火中のクリを拾った谷垣氏の実績は申し分ない。鳩山由紀夫、菅直人両首相は相次いで退陣。10年参院選ではマニフェスト(政権公約)に消費税の「当面10%」を掲げて改選第1党の勝利を収め、解党の危機を回避し、野党が多数を握る「ねじれ国会」を実現させた。

 しかし、新しい自民党のイメージは打ち出せなかった。自ら創設した党政権構想会議は09年にまとめた勧告で票目当てのバラマキ政策などを率直に認め、党の体質を自己批判。しかし、自民党は今国会で、民間資金も含め10年間で200兆円規模の事業費を想定する国土強靱(きょうじん)化基本法案を提出するなど「先祖返り」を強めている。

 「族議員の温床」と言われた党調査会もいったん廃止しながら、復活させた。中堅・若手議員からは「野党の3年間で解党的出直しができなかった」(小泉進次郎衆院議員)との失望感が広がった。一方で、谷垣氏は党役員人事を相談せず、出身派閥の古賀派会長の古賀誠元幹事長や森喜朗元首相らベテランとの関係もこじれ、党内の支持基盤を失った。

 再選に危機感を抱いた谷垣氏は8月8日、首相との会談で、消費増税法案成立に協力する見返りに、衆院解散について「近いうちに信を問う」との言質を引き出した。しかし、8月29日には早期の衆院解散を実現するため、消費増税を否定する中小野党7会派の問責決議に賛成し、党内の批判を招いていた。

 「自分が捨て石になって、党の再生を果たす」

 09年の自民党総裁選出馬の際、こんな決意を語った谷垣氏は、自らの言葉を皮肉な形で証明し、総裁の座を去ることになった。

8053チバQ:2012/09/11(火) 00:29:10
宏池会の嫉妬ですかねえ
たしか河野洋平も宮沢派で「同格」の加藤が橋龍支持に回ったのが総裁選断念のきっかけだったはず
今回も同様に、「同格」といえる、古賀の再選反対が流れを作った感じ

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091000946
総裁の出馬断念は2人目=河野氏以来−自民総裁選
 自民党総裁選で谷垣禎一総裁が出馬を断念したが、現職総裁の出馬見送りは1995年の河野洋平氏(前衆院議長)以来となった。同党総裁経験者で首相になっていないのは河野、谷垣両氏の2人だけとなる。
 河野氏は93年衆院選で自民党が下野した後、総裁に就任した。村山内閣で同党は与党に復帰したが、95年総裁選では、当時の橋本龍太郎通産相が多数派工作で先行。河野氏は再選のめどが立たなくなり、出馬断念を余儀なくされた。
 谷垣氏も2009年衆院選の敗北で野党に転落した後、「党再生の捨て石になる」と訴え、総裁に就任した。民主党の鳩山、菅両政権を退陣に追い込んだが、野田政権を衆院解散に追い込めず、「次の首相」としても世論の支持は低かった。出馬に意欲を示す石原伸晃幹事長との調整がつかず、自らの再選が望めないとも判断したとみられる。(2012/09/10-22:15)

8055名無しさん:2012/09/11(火) 11:34:08
地元「石破総裁」に期待
2012年09月11日

 衆院鳥取1区選出の石破茂衆院議員(55)が10日、自民党総裁選(14日告示、26日投開票)への立候補を表明した。石破氏の総裁選出馬は与党時代の2008年以来2回目。次期総選挙で自民党が第1党に返り咲く可能性も高いだけに、初の「総裁・総理」への期待も高い。地元はすでに選挙モードに入った。

 石破氏は国会内で記者会見。主要な政策にきちんとした社会保障の実現、外交力の再構築などをあげ、「自民党がどのように変わったのか示す責任がある。信頼してもらえる政党になるまで先頭に立って全力を尽くす」と決意を述べた。

 石破氏の立候補表明を受け、地元でも「石破総裁」実現に向けて動き出した。県議らを中心に総裁選県対策本部を立ち上げ、本部長に党県連会長で石破氏の後援会長も務める山口享県議が就いた。支持拡大を訴える委員にも、東、中、西部から県議が集まった。

 党内地盤が弱いとされる石破氏にとって、総投票数500票のうち、300票を占める地方票の行方が選挙戦の命運を握る。選対本部もまずは、鳥取県連に割り当てられる見込みの「4票」獲得が最優先課題。党員票獲得のため県内党員への働きかけを強化するほか、他の都道府県にも石破氏支持を呼びかけていくという。

 山口県議は「将来の展望を切り開ける識見と実行力を持つのは石破茂しかいない。地元がすべての力を合わせてやっていく。それが地元から立候補された石破さんに対する責任だ」と話す。

 党員にも期待が広がる。米子市の大高支部長、中本実夫さん(85)は「竹島や尖閣諸島など、今、国の安全保障への取り組みや、外交姿勢が問われている。そんな時にこそ、石破さんのような骨のある人に頑張ってほしい」と話した。(山崎聡、宋潤敏、佐藤常敬)
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001209110003

8056名無しさん:2012/09/11(火) 16:15:34
石原幹事長、午後に出馬表明 / 安倍氏は出馬へ準備

 自民党の石原伸晃幹事長(55)は11日午前、党役員会後の記者会見で、同日午後に会見を開き総裁選出馬を正式表明する考えを示した。「今日の午後に考えを表明させていただく」と述べた。午後4時に党本部で記者会見し、総裁選公約も発表する意向だ。

 一方、総裁選に立候補する意向を固めた安倍晋三元首相(57)は午前、陣営幹部らと国会内で会合を開き、12日の正式表明に向け、推薦人名簿の確認など準備を進める。

 出馬に意欲を示す林芳正政調会長代理(51)は11日、引き続き出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保に向け協力を要請する。

2012年09月11日 11時31分
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2282523.article.html

8057名無しさん:2012/09/11(火) 16:33:11
石原氏が出馬表明=自民総裁選

 自民党の石原伸晃幹事長は11日午後、党本部で記者会見し、「国を守り、ふるさとを守る先頭に立たせていただきたい」と述べ、総裁選(14日告示、26日投開票)への出馬を表明した。 (2012/09/11-16:18)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091100639

8058名無しさん:2012/09/11(火) 16:35:36
石原氏が自民総裁選に出馬表明 支持広く有力候補に

 自民2党の石原伸晃幹事長(55)は11日午後、党本部で記者会見し総裁選への出馬を正式表明した。派閥横断の中堅・若手議員グループを中心に支持を広げており、有力候補になるのは確実。森喜朗元首相らベテランとの関係も良好なのに加え、知名度の高さから地方票も多くを獲得しそうだ。

 ただ、谷垣禎一総裁が求めた執行部一本化に応じず、谷垣氏を不出馬に追い込んだことへの批判も高まっている。

 総裁選には町村信孝元外相(67)、石破茂前政調会長(55)が立候補を表明したほか、安倍晋三元首相(57)が12日に出馬会見を行う方向。林芳正政調会長代理(51)は出馬を目指し最終調整。

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2012091101001734/

8059チバQ:2012/09/11(火) 21:17:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012091100944
「長老支配」拭えるか=風向き読めぬ石原氏−自民総裁選
 自民党の石原伸晃幹事長が11日、有力候補の一角として総裁選への参戦を表明した。派閥の重鎮らが目をかける石原氏は、「長老支配」批判に直面。谷垣禎一総裁を押しのける形で出馬したことで、「謀反」のイメージも浸透しつつある。最大5人の争いを勝ち抜くことができるか、風向きは読めない状況だ。
 「谷垣氏は次の世代にバトンを託したいと話していた。老壮青の団結なくしてこの国の未来はない」。谷垣氏より一回り若い55歳の石原氏は出馬会見で、自らを世代交代の担い手と位置付けた。演台の隣には無派閥の菅原一秀、麻生派の井上信治両衆院議員ら、自身を支持するグループの若手を立たせ、「清新さ」を演出した。
 これに先立ち、石原氏の出身派閥である山崎派は、結束して石原氏を支持することを確認。政界を引退した青木幹雄元参院議員会長がなお影響力を持つ額賀派も12日に支持を決める見通しで、派閥レベルでの支持固めは着々と進む。
 石原氏は、最大派閥・町村派のオーナー的存在である森喜朗元首相との関係も良好だ。同派会長の町村信孝元官房長官を推す議員の一人は、石原氏と石破茂前政調会長による決選投票となった場合を念頭に「町村、古賀、額賀の3派連合ができれば、石原氏は強い。山崎、伊吹両派や無派閥を加えれば、国会議員票の過半数に達する」とそろばんをはじく。
 これに対し、脱派閥を前面に出す石破氏は11日、記者団に「政策(の相違)はよく分からないが、権力を取るため合従連衡するというなら、あるべき政治のスタイルとは違う」と語り、派閥主導の多数派工作をけん制。ある中堅も「石原氏の後ろにいる連中は何歳なんだ。言いなりになるのは目に見えている」と語った。
 谷垣氏側とのしこりも石原氏にとって懸念材料だ。2日の講演で「谷垣氏を支えるために政治をやっているのでは決してない」と発言し、円満な禅譲に失敗。織田信長に背いた明智光秀のレッテルが定着してしまったからだ。
 「谷垣氏が出ないからと言って、うれしそうな顔をするな」。10日夜の選対会議でベテラン議員からくぎを刺された石原氏。出馬会見では、社会保障と税の一体改革に関する民主、自民、公明の3党合意堅持など、「谷垣路線」の継承を硬い表情で繰り返した。
 その谷垣氏は10日夜、支持議員との会合で「自分が降りた方が石原氏にとっては良くない」と、内なる怒りをのぞかせたという。谷垣氏は誰を推すか明かしていないが、側近議員は「谷垣氏は、石原氏より石破氏の方を評価している」と指摘、谷垣支持票が石破氏に流れる可能性を示唆した。(2012/09/11-21:03)

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8060チバQ:2012/09/11(火) 21:30:50
http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY201209110316.html
2012年9月11日15時57分
大島氏の一言、谷垣氏断念 「執行部として勝つため」

 自民党の谷垣禎一総裁が総裁選(14日告示、26日投開票)への立候補を断念した背景には、腹心の大島理森副総裁が石原伸晃幹事長への一本化を打診したことがあった。「谷垣離れ」が加速するなか、再選の可能性はないと判断し、大島氏の提案を受け入れた。

 10日午前10時ごろ、谷垣氏は党本部で大島氏と面会。関係者によると、大島氏は「石原氏で一本化する選択肢はないだろうか」と要請。大島氏は「執行部として勝つためだ」と述べ、谷垣氏の3党合意路線を守るために執行部の分裂を回避すべきだと主張した。

 谷垣氏は「勝てるか勝てないかは関係ない。総裁としてやるべきことをやらなければいけない」と反論。大島氏は「総裁に苦しい戦いをさせるわけにはいかない」と繰り返した。

8061チバQ:2012/09/11(火) 21:51:31
http://mainichi.jp/opinion/news/20120911ddm003010111000c.html
クローズアップ2012:自民党総裁選 谷垣氏、出馬断念 長老の壁に屈す
毎日新聞 2012年09月11日 東京朝刊

 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)は10日、再選出馬の意向を表明していた谷垣禎一総裁(67)が一転、出馬断念に追い込まれた。派閥長老らによる「谷垣降ろし」に屈した形で、現職総裁でありながら、明確に支持を表明する党幹部も派閥も現れない中の孤独な撤退となった。谷垣氏を支持してきた議員グループには、石原伸晃幹事長(55)によって引きずりおろされた恨みも募る。執行部系候補の一本化にはほど遠く、総裁選の構図は流動化している。【佐藤丈一、念佛明奈】

 ◇石原氏離反に落胆
 「自分が執行部も含めて党内を掌握できなかった。混乱させるだけだから、総裁選への立候補をやめて、責任を取る」

 10日午前11時20分ごろ、党本部4階の総裁室。谷垣氏は側近の遠藤利明幹事長代理に総裁選出馬を断念する考えを打ち明けた。谷垣氏はすでに、候補一本化に向けて調整していた石原氏、「仲介役」の大島理森副総裁を呼んで、出馬断念の意向を伝えていた。

 谷垣氏は午前11時半から緊急の記者会見を設定していた。遠藤氏は時折、声を詰まらせながら「何で急に断念するんだ。総裁選出馬に必要な推薦人20人はそろっている」と必死に説得。同じく側近の逢沢一郎総裁特別補佐も谷垣氏に電話で翻意するよう訴えたが、谷垣氏は「申し訳ないが、一人で考えて決めた」と応じなかった。

 谷垣氏は7日に出馬表明しており、側近らは10日夕か11日に正式に出馬会見を開く方向で準備を進めていた。谷垣氏は9日の地元・京都での党府連の会合でも「衆院解散まであと一歩だ。この壁は私自身が破っていかなければいけない」と出馬への決意を強調した。

 谷垣氏が一転して出馬断念を決めた理由について、側近は「党ナンバー2の石原氏の離反が大きかった」と指摘する。石原氏は谷垣氏を支える党幹事長。しかし、谷垣氏の出身派閥・古賀派会長の古賀誠元幹事長ら党長老の支援を受け、総裁選出馬に意欲を示した。

 谷垣、石原両氏は7、8両日、大島氏も交えて計4回も会談したが、一本化調整は決裂し、両氏とも立候補する見通しが強まった。調整の遅れに、谷垣氏も「石原氏が突っ張るなら、私が信を得ていないということだ」と弱気な発言を周辺に漏らすようになった。

 自民党内では、谷垣氏の再選を阻む包囲網が狭まった。古賀氏だけでなく、党内最大派閥・町村派のオーナー役の森喜朗元首相ら派閥長老は不支持に回っており、谷垣氏自身も「2位に入るのは厳しい」と周辺に吐露。どの候補も過半数を取れなかった場合に行われる決選投票にも残れないと自覚していた。

8062チバQ:2012/09/11(火) 21:52:19
 自民党額賀派は10日朝、谷垣氏サイドに「推薦人は出せない」との意向を伝えた。額賀派は茂木敏充政調会長の出身派閥。谷垣氏周辺によると、大島氏も谷垣氏出馬に懐疑的になっていたという。党執行部ですら「谷垣支持」でまとまらず、頼みの麻生太郎元首相や高村正彦元外相らのグループも動きが鈍い。谷垣氏は出馬断念へ孤独な決断を強いられた。

 ◇谷垣票、石破氏に回る可能性 連携の構図、流動化
 石原氏との一本化調整が決裂した揚げ句の谷垣氏の出馬断念は、深い亀裂を残した。

 「こんなことになって石原さんと握手することはないですよね」

 谷垣氏の側近議員の一人は10日、悔しさをにじませながら、石原氏支持に回らないよう谷垣氏に念を押した。谷垣氏は記者会見ではあいまいな物言いに終始したが、側近議員には「それは絶対ない」と迷いなく答えた。

 谷垣氏の陣営は、立候補に必要な推薦人20人は確保していたとしている。中核メンバーは川崎二郎元厚生労働相、逢沢、遠藤両氏ら古賀派の親谷垣系。派閥長老の「谷垣降ろし」に反発した棚橋泰文元科学技術担当相ら中堅・若手議員や、谷垣氏の党運営を評価する議員が加わっていた。

 谷垣氏は後継総裁に「(税と社会保障の一体改革に関する民主、自民、公明の)3党合意を軌道に乗せる仕事をしてほしい」と語ったが、谷垣執行部のナンバー2として3党合意を進めた石原氏に「谷垣票」がまとまって回る情勢にはない。

 石破茂前政調会長(55)も公約で「3党合意に基づき一体改革を推進」とうたっているほか、派閥長老支配にも批判的な立場を取ってきた。「脱派閥・脱長老支配」を期待して谷垣氏支持で動こうとした中堅・若手議員が石破氏支持に流れるとの見方もある。石破陣営幹部は「こっちだったのに同情心から谷垣陣営に行った議員もいる。その人たちは戻ってくる」と自信を示す。

 派閥長老らは石原氏支援を加速させる構え。石原氏の出身派閥・山崎派は11日の緊急総会で石原氏支持を決める。青木幹雄元参院議員会長が政界引退後も影響力を維持する額賀派は、参院議員らが12日にも石原氏支持を打ち出す。

 古賀氏は古賀派の林芳正政調会長代理(51)を推し、1回目の投票で2位以内に石原氏が入ることを見越し、決選投票では石原氏支持に回るとみられる。町村派は会長の町村信孝元官房長官(67)と安倍晋三元首相(57)の出馬で分裂選挙になる見通し。同派のオーナー役、森氏は町村氏を支持するが、古賀氏と同様、決選投票での石原氏支持を模索しているとされる。

 石破、安倍両氏の陣営も決選投票で連携する構え。安倍氏を支持する山本一太前参院政審会長は10日の記者会見で、派閥長老による谷垣降ろしを批判し「安倍−石破連携は必然」と訴えた。

8063チバQ:2012/09/11(火) 22:23:40
http://mainichi.jp/select/news/20120912k0000m010075000c.html
自民総裁選:石原氏 「汚名」が先行、多難な選挙戦に
毎日新聞 2012年09月11日 21時43分(最終更新 09月11日 21時54分)

 自民党の石原伸晃幹事長(55)は11日、党総裁選への出馬表明で谷垣禎一総裁(67)の「後継」を強調した。党執行部系の「本命」候補として満を持して名乗りを上げるはずが、執行部トップの谷垣氏を裏切った「汚名」が先行。派閥の支援で国会議員票を固めつつあることも「派閥長老寄り」を印象づけ、マイナスイメージの払拭(ふっしょく)に躍起にならざるを得ない多難な選挙戦のスタートとなった。

 「谷垣総裁の立候補辞退は、大局的な立場で次の世代にバトンを託したいということで英断を下したと思っている」。谷垣氏からバトンを渡された立場を強調した11日の出馬会見。石原氏の後ろには、石原氏を支持する菅原一秀衆院議員ら中堅・若手8人が並んだ。「長老色を消す」(側近議員)ためだった。

 ただ、石原氏にとって派閥の「数の力」は頼みの綱。出身派閥の山崎派が11日の臨時総会で石原氏支持を決定し、額賀派も12日に所属参院議員が支持を決める見通し。伊吹派会長の伊吹文明元幹事長も11日、福岡市の「毎日・世論フォーラム」(毎日新聞社主催)で講演し、消費増税に関する民主、自民、公明の3党合意に携わった石原氏と町村信孝元官房長官(67)の名前を挙げて「谷垣路線を引き継ぐ義務がある」と支持を示唆した。

 国会議員票で優位とされる石原氏に対し、石破茂前政調会長(55)と安倍晋三元首相(57)は中堅・若手と地方票の支持拡大に力を入れている。

 総裁選は国会議員票200票と地方票300票の計500票で争われる。石破氏は11日、記者団に「下野後、ここまでこられたのは、地方組織が頑張ったからだ。国会議員だけの自民党ではないというのが私の大きな訴えだ」と地方票重視の構えを見せるとともに、石原氏の出馬を後押しした派閥長老の動きを「権力を取るための合従連衡」と批判。安倍陣営も「石原氏の負のイメージは浸透した」(若手)と攻勢をかける。【坂口裕彦】

8064とはずがたり:2012/09/12(水) 11:29:31

谷垣氏、派閥に屈す 重鎮包囲網 問責賛同でスキ
産経新聞2012年9月11日(火)08:02
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20120911089.html

 自民党の谷垣禎一総裁が総裁選出馬を断念したのは、一本化を模索した石原伸晃幹事長の参戦を抑えられず、再選戦術が行き詰まったからだ。次期衆院選の顔として石原氏の登板を望む森喜朗元首相ら党重鎮による「包囲網」も大きなプレッシャーとなった。自民党の下野から3年。野党党首として各種選挙で着実に勝利を重ね、民主党の2人の首相を退陣に追い込んだ“実績”は一顧だにされず、無念の降板となった。(水内茂幸)

 「伝えたいことがある」

 谷垣氏は10日午前10時ごろ、石原氏を携帯電話で総裁室に呼び出した。大島理森副総裁も交えた3者会談。谷垣氏は「ここで候補者がたくさん出るのは、私の不徳の致すところ…」と苦しい胸の内を初めて明かした。総裁選からの撤退宣言だった。

 この会談の直前まで、谷垣氏は着々と準備を進めてきた。出馬に必要な20枚以上の推薦状も確保していた。側近は同日中の出馬会見を想定し、朝から都内のホテルで構想を練った。

 大島氏も谷垣氏の再選を側面支援してきた。出身派閥の高村派に推薦人確保を頼み、谷垣、石原両氏との会談では「幹事長が出馬辞退した場合、谷垣氏で決選投票に持ち込める」と、石原氏の自重を求めていた。

 谷垣氏の再選出馬は秒読み段階だった。しかし10日朝になって谷垣氏は突然、苦渋の決断を下した。いったい何があったのか。

 谷垣氏の前に立ちはだかったのは、党重鎮らによる多数派工作だ。森氏や古賀誠元幹事長、青木幹雄元官房長官らは「谷垣氏では次期衆院選を戦う顔として難しい」として、石原氏への禅譲を模索していた。

 ただ、野党党首として、一定の戦果を上げてきた谷垣氏の交代には、それなりの理由が必要だ。格好の材料となったのが、8月29日の首相問責決議の可決。谷垣氏ら党執行部は、消費税増税に賛成しておきながら、増税を批判する小沢一郎・国民の生活が第一代表が主導する首相問責に賛同するという二律背反を犯した。これが、“谷垣降ろし”を加速させた。

 谷垣氏は「派閥政治に終止符を打つため」と出馬を促された。しかし、最後は「派閥の力」に屈した。

 側近議員は10日昼、党本部の玄関で、涙が流れないように空を見上げた。

 「今朝誰にも相談せず決めたようだ。説得したが…。きょうはいい天気なのに」

8065とはずがたり:2012/09/12(水) 11:30:45

自民総裁選 石原幹事長が出馬表明 「平成の光秀」返上なるか
産経新聞2012年9月12日(水)08:02
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20120912093.html

 自民党の石原伸晃幹事長は重荷を抱えたまま総裁選に出馬することになった。谷垣禎一総裁を出馬断念に追い込んだだけに「平成の明智光秀」との批判がつきまとっているからだ。知名度の高さと党内からの幅広い支持から有力候補との見方に変わりはないが、森喜朗元首相ら党重鎮との距離の近さも「古い自民党」という負のイメージを連想させてしまいかねない。

 石原氏は出馬会見の冒頭、谷垣氏の10日の電撃的な出馬断念に触れ「大局的な立場に立って英断を下された。次の世代にバトンを託したいということだ」と力説、自らが谷垣氏の継承者であるとアピールした。

 石原氏の支持母体は菅原一秀衆院議員ら派閥横断の中堅・若手議員でつくる「勁草の会」。加えて、森氏のほか、古賀誠元幹事長ら派閥領袖(りょうしゅう)との関係も良好だ。知名度の高さから地方票も期待できる。

 それでも会見での石原氏の表情は硬かった。それほど谷垣氏との確執のダメージは大きかったといえる。

 谷垣路線の継承と言っても、谷垣氏の出馬断念を受け同氏支持議員約20人が10日夜に開いた「残念会」では「石原氏だけは支持しない」との声が続出した。

 そもそも石原氏の念頭にあったのは、谷垣氏が出馬せず自らに禅譲するとのシナリオだった。「選挙の顔」として地味なうえ、党内基盤の弱い谷垣氏を支援しても、勝算は見込めないと読んでいた。

 しかし、9月2日の講演で「谷垣さんを支えるために政治をやってきたわけではない」と述べたことで、谷垣陣営の推薦人集めに火を付けてしまった。4回にわたる候補一本化調整もまとまらなかった。石原氏周辺は谷垣氏が辞退しないとみていたが、結果的に谷垣氏を不出馬に追い込んだ形となった。

 党重鎮や派閥との良好な関係も逆にマイナスに作用しかねない。石原氏支持議員の一人は党内の雰囲気を敏感に感じとり、危機感を強めている。

 「石原氏にしてみれば本意じゃなくても、一度ついてしまった悪役のイメージをどう払拭するかだ」(岡田浩明)

8066チバQ:2012/09/12(水) 22:12:41
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120912/stt12091201100002-n1.htm
案内はがきは石原氏の写真入り
2012.9.12 01:08 [自民党]

自民党の石原伸晃幹事長が出したはがき 
 都内に住む自民党の党員・党友に、総裁選への参加を呼びかける石原伸晃幹事長の写真入りのはがきが送られ、波紋を広げている。

 「自民党には多彩な人材がいます。(中略)私たちに日本再生への挑戦を任せてください」などと、総裁選実施を知らせる内容だ。

 だが、谷垣禎一総裁の名前はどこにもない。石原氏が会長を務める東京都連が差出人となっているわけでもない。

 はがきを受け取ったのが11日午後の石原氏の出馬表明とほぼ同時刻という党員もいたという。党中堅は「谷垣氏が出馬断念を表明したばかりなのに手回しが良すぎる」と批判した。

8067チバQ:2012/09/13(木) 00:09:26
http://mainichi.jp/select/news/20120913k0000m010069000c.html
安倍氏:背水の再チャレンジ 「政権投げ出し」批判今も
毎日新聞 2012年09月12日 21時40分(最終更新 09月12日 23時59分)


自民党総裁選出馬表明の記者会見で質問者を指名する安倍晋三元首相=東京都千代田区の同党本部で2012年9月12日、藤井太郎撮影 自民党の安倍晋三元首相(57)は12日、党総裁選(14日告示、26日投開票)への「再チャレンジ」に踏み切った。くしくも5年前、突然の退陣を表明したのも9月12日。「政権投げ出し」への批判はなお根強く、それでも安倍氏を突き動かしたのは、道半ばで首相の座を去らなければならなかった無念の思いだ。持論の憲法改正で大阪維新の会との連携にも意欲をみせ、「首相経験者として負けたら最後だ」(陣営幹部)と背水の陣を敷く。

 「6年前、期待をいただいて首相に就任したが、病気のために突然、首相の職を辞する結果となった。国民、党員に心からおわび申し上げる」

 安倍氏は12日の出馬会見冒頭、深々と頭を下げた。そのうえで「2年前に画期的な新薬が登場し、(大腸の)難病を克服できた」と強調し、「責任をどう取るかをずっと考えてきた」と語った。

 6年前、安倍氏が首相を目指すに当たって支持議員らと結成したのが、格差社会の是正を掲げた「再チャレンジ支援議員連盟」だった。今回の安倍氏支持の勉強会も中核メンバーが重なり、対立陣営は「政権運営を放り出した連中の『再チャレンジ』だ」と皮肉る。

 6日夜の安倍陣営の会合では「我々の情熱と世間の見方に隔たりがある」(柴山昌彦衆院議員)など撤退論も出て、安倍氏も9日、記者団に「いつ出るか出ないかということも含め、まだ考えたい」と弱気ものぞかせた。

 最終的に安倍氏が出馬を決断したのは、谷垣禎一総裁(67)が派閥長老の支援を受けた石原伸晃幹事長(55)との一本化に失敗し、出馬を断念した10日だった。側近議員は「自分が出なければ長老の思うつぼになるとみて吹っ切れた」と言う。

 安倍氏は10日午後、所属する町村派のオーナー役、森喜朗元首相と会い、出馬を伝えた。「脱派閥」の中堅・若手票は石破茂前政調会長(55)に流れる気配で、決選投票に残れる2位以内も見通せない中の見切り発車だった。【坂口裕彦】

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8068名無しさん:2012/09/13(木) 12:08:21

衆院選後は民主解党=自民・石破氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091300380

 自民党総裁選への出馬を表明している石破茂前政調会長は13日の文化放送の番組で、次期衆院選後の政局について「民主党は代表選を見れば既に一つの政党ではない。基本政策が全く違う。選挙に負けたらきっとばらばらになる」と述べた。その上で「自民党を軸とした政界再編はあるべきだ」として、政策や理念が一致する民主党議員の合流を促す考えを示した。 (2012/09/13-11:17)

8069名無しさん:2012/09/13(木) 12:38:15
5人とも世襲議員…自民総裁選、林氏も出馬表明(09/13 11:52)

告示を14日に控えた自民党総裁選です。13日午前、51歳の林芳正政調会長代理が出馬を表明し、5人による戦いの構図が固まりました。実は5人とも父親が大臣経験者という、世襲議員の争いとなります。

 参議院から初の総裁候補となった林氏は、前例にとらわれないと強調しました。
 自民党・林芳正政調会長代理:「この林芳正に、日本経済の再生を任せて頂きたい。慣例や既成概念にとらわれない、自民党の新しい姿を象徴する候補として頑張って参りたい」
 林氏は若手議員らが中心となって出馬を模索してきましたが、最終的に出身派閥の古賀元幹事長が、「自らが推薦人になってもいい」と周辺に話すなど、古賀派が後押しする形で出馬にこぎ着けました。今回は5人の候補が乱立する異例の総裁選となりました。議員票200に対し、300ある党員票の行方が焦点となります。しかし、票が割れるため、1回の投票では決まらず、上位2人が議員票だけで争う決選投票は避けられない情勢です。各陣営が決選投票をにらんだ駆け引きは、26日の投開票まで激しさを増すことになります。

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220913020.html

8070名無しさん:2012/09/13(木) 15:51:38
【自民総裁選】
「地方をよく分かっている」石破氏に推薦状 茨城県議団
2012.9.13 15:33

海野透県議(左)と握手を交わす石破茂氏=13日、水戸市の茨城県議会議事堂(今仲信博撮影)

 14日告示の自民党総裁選で、茨城県議会の同党県議団は13日、出馬を表明している石破茂前政調会長(55)に推薦状を手渡した。

 県議団の海野透氏は推薦理由について、「地方出身で、地方のことをよく分かっている。将来の日本の国力復活などを期待したいということからも石破氏が適任」と説明。党本部からの申し合わせにより、県連ではなく県議団推薦となった。

 この日、県議会の議員室を訪れた石破氏は「4年前の総裁選も地方から党を変えなければならないという思いで出馬した」と述べ、「地方、中央を挙げて日本の国を変える自民党にしていきたい」と強調。

 その上で、「被災地の再生は日本の再生。圧倒的な政権党としてこの日本を立て直すために、茨城の皆様の力をどうしてもお借りしたい」と話し、海野氏から推薦状を受け取った。

 茨城県内の党員数は3万6000人を超え、全国屈指の数を誇る。県議団は総裁選の党員票300のうち、県内分の10票程度を獲得できると見込んでいる。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120913/ibr12091315380008-n1.htm

8071名無しさん:2012/09/13(木) 16:39:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091300679
麻生派は安倍氏支持=自民総裁選

 自民党麻生派は13日、総裁選で安倍晋三元首相を支持することを決めた。 (2012/09/13-16:29)

8072名無しさん:2012/09/13(木) 17:54:52
党員票地方配分を決定=自民総裁選

 自民党は13日の総裁選挙管理委員会で、総裁選の党員投票の選挙人数と、各都道府県連への配分を決定した。選挙人数は、2009年の前回より約29万人少ない78万9348人。配分される党員票300票は、各都道府県連に3票ずつ計141票を割り当てた上で、残り159票を選挙人数に応じて比例配分した。持ち票が最も多いのは16票の東京。

 総裁選は国会議員票199と党員票300の計499票で争われる。(2012/09/13-17:43)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091300756

8073名無しさん:2012/09/13(木) 18:35:54
自民総裁選のカギ握る小泉進次郎!支持するのは石原か安倍か2012.09.13

★小泉家と石原家に意外な関係

 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)で、小泉進次郎青年局長(31)が、どの候補を支持するかが注目されている。地方票の比重が大きいこともあり、国民的人気の高い進次郎氏の支持を受けた候補が、一気に突き抜ける可能性があるためだ。父親の小泉純一郎元首相は、当時は人気があった田中真紀子元外相とともに全国遊説して、総裁選で圧勝している。進次郎氏の意中の候補者とは。

 「自民党は3年間、解党的出直しができなかった。これからどう変えていくかだ。(19日に行われる党青年局主催の)公開討論会後、どなたに1票を入れるか、地元で言うつもりだ」

 進次郎氏は、総裁選の対応について、こう明言している。父親譲り、分かりやすく本質を突く語り口。報道機関の「首相にふさわしい人」というアンケートで、自民党議員でトップになったこともある人気者だ。

 総裁選は、世論調査でトップの石破茂前政調会長(55)と、党内長老グループの寵愛を受ける石原伸晃幹事長(55)がやや先行し、安倍晋三元首相(57)らが猛追する展開となっている。

 こうしたなか、他党幹部にも「テレポリティクス(テレビ受けする政治)の天才」(民主党の仙谷由人政調会長代行)と絶賛される進次郎氏を味方に付ければ、地方票300票と国会議員票200票、計500票の争奪戦を制することも夢ではない。一体、進次郎氏は誰を推しそうなのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「進次郎氏の影響力は真紀子氏に勝る。可能性としては、まず石原氏、次に安倍氏の順だろう」として続けた。

 「小泉家と石原家は遠縁にあたる。かつて、森喜朗首相時代のふがいない政治を見て、石原慎太郎都知事は新党結成の準備を進めたことがある。このため、純一郎氏は首相就任後、長男の石原氏を『人質』として行革担当相や国交相に重用した。ほかにも、いろいろ貸し借りがあり、進次郎氏が石原氏支持に回ることは自然だ」

 ただ、石原氏が、町村派の実質オーナーである森氏や、古賀派の古賀誠元幹事長、引退したが額賀派を仕切る青木幹雄元参院議員会長ら長老グループや、「自民、民主、公明」による3党合意に傾倒しすぎると危うい。

 実際、進次郎氏は3年前の総裁選では「長老・派閥支配からの脱却」を訴えた河野太郎衆院議員を支持している。先月1日には、党青年局の有志とともに総裁室に乗り込み、「3党合意を速やかに破棄せよ」と直談判したうえ、野田内閣不信任案にも党の方針に反して賛成した。

 一方、安倍氏は、小泉政権で官房長官や幹事長を歴任し、「ポスト小泉」では、純一郎氏が自ら後継指名した。

 自民党関係者は「進次郎氏は安倍氏支持に回るだろう。キーマンは安倍氏側近の菅義偉元総務相だ。同じ神奈川県連で、不信任決議でも同一行動を取った。安倍氏は衆院選後、大阪市の橋下徹市長率いる『日本維新の会(維新)』との連携を模索しているが、維新ブレーンには小泉改革を主導した竹中平蔵元総務相がいる。進次郎氏も抵抗感はないはず」と話した。

 ただ、進次郎氏は、総裁選の争点に、次期衆院選後の政権の枠組みを「自民、民主、公明」とするか「自民、維新、公明」とするかが浮上していることを、こう批判している。

 「自民党をどう立て直し、(次期衆院選で)単独過半数を取るにはどうするかという話を(候補者から)聞きたい。今から連携先を語るのは、『そこまで勝てない』と言っているようなもので、話すべきではない」

 名指しこそしないが、「維新との連携に積極的な発言をする安倍氏をけん制したのでは」(党中堅)との見方もある。

 国民的支持はあるが、党内基盤がやや弱い石破氏とはどうなのか。

 昨年2月の「自由民主」には、当時、党新聞出版局次長だった進次郎氏が、政調会長だった石破氏にインタビューした記事が掲載されている。取材当日の進次郎氏のブログには「楽しく、勉強にもなり、刺激的な時間でした」といった感想が記されている。

 進次郎氏の選択が注目される。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120913/plt1209131811005-n1.htm

8074名無しさん:2012/09/13(木) 18:39:49
「選挙の顔」、5人が争い=自民総裁選、14日告示

 谷垣禎一自民党総裁の任期満了に伴う総裁選が14日告示される。立候補するのは、町村信孝元官房長官(67)、石破茂前政調会長(55)、石原伸晃幹事長(55)、安倍晋三元首相(57)、林芳正政調会長代理(51)の5人。次期衆院選で政権奪還を目指す同党の「選挙の顔」を選ぶ争いとなり、混戦は必至だ。

 立候補の受け付けは14日午前9時半から。候補者確定後、午後2時から共同記者会見が行われる。投開票は26日。国会議員199票と地方の党員・党友300票の計499票で争われる。5人の立候補は、2008年の総裁選と並び過去最多。林氏だけが参院議員で、参院議員の出馬は1972年の推薦人制度導入後初めて。

 総裁選では、10月にも想定される次期衆院選をにらみ、政権の枠組みの在り方が争点になる。町村、石原両氏が民主、自民、公明3党との協調路線を基本とするのに対し、安倍氏は、橋下徹大阪市長が結成を宣言した国政政党「日本維新の会」との連携に軸足を置く。石破、林両氏は両にらみの構えだ。 

 また、尖閣諸島や竹島問題を抱える中国、韓国との関係改善や原発再稼働を含むエネルギー政策、経済立て直しなどに関する政策論争も展開される見通し。

 議員票では、額賀、山崎両派や重鎮らが支持する石原氏が有利との見方が出ているが、麻生、高村両派は13日、安倍氏支持を決めた。一方、党員票では、地方行脚を重ねてきた石破氏が一歩リードとの指摘がある。

 党内では1回目の投票で過半数を確保する候補は出ないとの見方が強い。上位2人による決選投票になれば、「2位−3位」連合などの多数派工作が激化しそうだ。(2012/09/13-18:27)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091300808

8075名無しさん:2012/09/13(木) 18:58:32
石原幹事長失言?「福島第1サティアン」記事を印刷する

 自民党の石原伸晃幹事長(55)は13日午前のTBS番組で、安全が確認された原発は再稼働させるべきだとの考えを示した。政府が原子力規制委員会を19日に発足させることを念頭に「規制委が安全性をきちんと判断し、(原発立地)地域にお願いするプロセスをたどるべきだ」と述べた。民主党がまとめた「2030年代に原発ゼロ」の提言に関しては「激変はいけない。いつゼロにするという話は非常に無責任だ」と批判した。また、東京電力福島第1原発事故で汚染された土壌の保管先に関し「福島原発第1サティアンしかない」と述べた。「サティアン」はオウム真理教が教団関連施設の呼称に使用した経緯があり、配慮を欠く発言との指摘も出かねない。(共同)

[2012年9月13日17時9分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20120913-1016270.html

8076名無しさん:2012/09/13(木) 20:19:49
自民党総裁選 安倍陣営が小泉元首相を「逆転の切り札」と期待
2012.09.13 07:00

 自民党総裁選(9月14日告示、26日投開票)の有力候補となっているのが、現幹事長の石原伸晃氏だが、対抗馬の元首相、安倍晋三氏は大阪維新の会とのパイプを誇示して選挙戦に飛び出した。

 安倍陣営の河井克行・代議士は、「石原氏は長老の意向通り、総裁になれば民自の大連立に向かう。安倍さんには総選挙後、大連立ではなく、維新を巻き込んだ平成の保守合同を実現してほしい」とライバル意識を燃やした言い方をするが、この人の出馬にはいくらなんでも開いた口がふさがらない。

 安倍氏が総理の座をわずか1年で投げ出した過去を国民は忘れてはいない。

 安倍政権は就職氷河期に大量に生まれたフリーターなど非正規労働者に職を与える「再チャレンジ」政策を掲げながら、腹痛(潰瘍性大腸炎)退陣によって次の福田内閣では再チャレンジ担当大臣も担当室も廃止され、再チャレに期待した多くの若者は取り残された。自分だけの再チャレンジとは虫がよすぎる。

 その安倍陣営は、「議員票では派閥連合をバックにした石原氏が有利」と情勢を分析し、逆転の切り札として期待するのが自民党のもう一人の妖怪、小泉純一郎・元首相の存在。「小泉さんが息子の進次郎を動かして安倍支持を表明すれば流れは有利になる」(安倍支持派)というのだ。

 同陣営は、「小泉元総理が維新政治塾の講師になる」と元首相を安倍―維新連合に引き込もうと情報戦を展開しているが、こちらの妖怪は高みの見物で容易に本音を見せようとはしない。

 第3の候補の石破氏は領土問題で野田政権の姿勢を舌鋒鋭く追及し、「安保の論客」が売りだ。今年8月の尖閣諸島への中国人上陸事件では強制送還を批判し、「漁民の安全のために国として(桟橋建設を)認めるのは当たり前だ」と実効支配の強化を主張している。

 いちいちもっともなのだが、そもそも尖閣諸島に違法に上陸した中国人を最初に強制送還し、臭い物にフタを決め込んだのは小泉内閣で、石破氏は防衛庁長官だった。責任がない野党の立場になると声が大きくなる自民党の「言うだけ番長」である。

※週刊ポスト2012年9月21・28日号
http://www.news-postseven.com/archives/20120913_142482.html

8077チバQ:2012/09/13(木) 22:14:38
最大派閥の町村派(43人)は、町村信孝元官房長官と安倍晋三元首相がともに出馬し分裂選挙
古賀派(32人)からは林芳正政調会長代理が出馬するが、出馬断念に追い込まれた谷垣禎一総裁に近い議員らは別行動を取る構え
額賀派(28人)は、石原伸晃幹事長支持を決定
石原氏の出身母体の山崎派(12人)でも、甘利明元経済産業相が安倍氏を支持
伊吹派(12人)は同日、特定候補を支援せず、「社会保障と税の一体改革に関する3党合意を堅持する候補」を支持
麻生派(12人)と高村派(7人)は13日、そろって安倍氏支持の方針を決めたが、高村派には石原氏擁立を「援護」した大島理森副総裁がいるなど、必ずしも一枚岩とは言えない

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091301017
自民派閥、弱体化鮮明に=総裁選で結束保てず
 14日告示される自民党総裁選では、派閥の存在意義が改めて問われそうだ。形骸化が叫ばれて久しいが、最大派閥の町村派(43人)は、町村信孝元官房長官と安倍晋三元首相がともに出馬し分裂選挙となる。他派閥でも支持が分かれ、ほころびは否めない。
 分裂選挙が確定した12日、町村氏は記者団に「願わくば一本化との思いはあった」と不本意さをにじませた。町村氏や重鎮の森喜朗元首相は安倍氏に自重を求めてきたからだ。これに対し、安倍氏は「派閥で(候補を)一本に絞る時代があったが、これからは切磋琢磨(せっさたくま)していく新しい時代」と主張。13日は同派の定例会合は開かれず、町村、安倍両氏とも派外から支援を集めるのに懸命だ。
 田中−竹下派の流れをくみ、かつて「鉄の団結」を誇った額賀派(28人)は、石原伸晃幹事長支持を決定。早速、幹部が農協や建設業界団体を訪れ、支援を求めた。得意の組織選挙で基礎票を固める戦略だ。しかし、一部の中堅・若手は「長老が選挙を左右する風通しの悪いことをしていたら自民党は終わりだ」と反発し、安倍氏や石破茂前政調会長を支援する。
 石原氏の出身母体の山崎派(12人)でも、甘利明元経済産業相が安倍氏を支持する。麻生派(12人)と高村派(7人)は13日、そろって安倍氏支持の方針を決めたが、高村派には石原氏擁立を「援護」した大島理森副総裁がいるなど、必ずしも一枚岩とは言えない。
 古賀派(32人)からは林芳正政調会長代理が出馬するが、出馬断念に追い込まれた谷垣禎一総裁に近い議員らは別行動を取る構えだ。一方、伊吹派(12人)は同日、特定候補を支援せず、「社会保障と税の一体改革に関する3党合意を堅持する候補」を支持することを確認した。
 派閥の威光が薄れたのは、小選挙区制の導入や小泉純一郎元首相が進めた「脱派閥」方針のためだ。さらに、2009年の野党転落で、閣僚ポストなどの「うまみ」がなくなったことも響いた。谷垣氏不出馬で野田佳彦首相と合意した「近いうち」の衆院解散が不透明となる中、野党暮らしが長引けば、派閥は一段と弱体化しそうだ。(2012/09/13-21:58)

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8080チバQ:2012/09/13(木) 22:20:51
http://mainichi.jp/select/news/20120914k0000m010051000c.html
自民党総裁選:79万人に投票資格
毎日新聞 2012年09月13日 20時09分(最終更新 09月13日 20時29分)

 自民党は13日、党総裁選(14日告示、26日投開票)で、投票資格のある党員・党友(選挙人)数と、各都道府県連に割り当てられる300票の配分を発表した。選挙人数は約79万人で、政権交代があった09年衆院選直後の総裁選の約108万人に比べ、3割近くに当たる約29万人が減った。

 総裁選は、1人1票の国会議員票199票(衆院117票、参院82票)と、選挙人の投票に基づく地方票300票の、計499票で争われる。

 地方票300票は、各都道府県連にまず基礎票3票(計141票)を割り当て、残り159票を選挙人数に応じて配分。これが各都道府県連の持ち票になる。持ち票が最も多いのは、東京都連の16票で、最少は沖縄や徳島、岩手など8県連の4票。

 選挙人は郵送で投票し、都道府県連ごとに集計。得票数に応じ、持ち票を「ドント方式」で各候補に割り振る。

 1回目の投票で過半数を得た候補がいなければ、国会議員のみによる、上位2候補の決選投票が行われる。【佐藤丈一】

8081チバQ:2012/09/13(木) 23:15:48
か・かんちがいって無理があるだろ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120913-OYT1T01314.htm
汚染土は第1サティアンへ…石原氏が発言で釈明

 自民党の石原幹事長は13日のTBS番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故による汚染土の処理について、「もう運ぶところは、福島原発の第1サティアンのところしかないと思う」と述べた。


 「サティアン」は、オウム真理教がサリンなどを製造した教団施設の名称。石原氏は13日夜、都内で記者団に対し、「福島第一原発と言うつもりだった。単なる勘違いだった」と釈明した。

(2012年9月13日22時15分 読売新聞)

8082名無しさん:2012/09/14(金) 12:14:21
http://www.hokkoku.co.jp/newspack/seiji2012091301001890.html
福島原発「サティアン」−自民・石原氏が発言  (9/13 22:15更新)

 自民党の石原伸晃幹事長は13日のTBS番組で、東京電力福島第1原発事故で汚染された土壌について「校庭に放射能を浴びた土の表面を取り除いてシートを掛けている。一カ所に集めたら放射線濃度は高まる。間抜けな政策だ」とした上で「運ぶところは福島原発第1サティアンしかない」と述べた。

 「サティアン」はオウム真理教が教団関連施設の呼称に使用した経緯があり、被災者への配慮を欠く発言との批判も出かねない。

 石原氏は13日夜「福島第1原発と言うつもりだった。単なる言い間違えだ」と都内で記者団に述べた。

8084チバQ:2012/09/14(金) 21:46:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120914-00000247-yom-pol
久々に脚光?自民党派閥…どこが誰を支持か
読売新聞 9月14日(金)7時38分配信


 14日告示の自民党総裁選(26日投開票)をめぐり、党内各派閥の存在感が増してきた。

 往時の影響力は衰えたとはいえ、政権復帰をにらんだ権力争いはぎらつきを増しており、多くの派閥は13日までに、支持する候補予定者を固めた。「林先生が総裁選に立候補を表明した。私どものグループから出馬したわけだから、結束して支援したい」

 自民党の古賀誠元幹事長は、13日の古賀派会合でこうあいさつし、同派の林芳正政調会長代理(51)を支持する考えを表明した。

 麻生派と高村派は13日、安倍晋三元首相(57)の支持を決めた。麻生元首相は派閥総会で「負けた時は冷や飯を食う覚悟でやらないと(いけない)。学級委員の投票と思ったら間違いだ」と述べ、真剣に安倍氏の支持拡大を図るよう訴えた。

 麻生氏はその後、記者団に、谷垣総裁が石原伸晃幹事長(55)と石破茂前政調会長(55)を抜てきしたことを指摘したうえで、「2人が『反谷垣』という形で出馬するのは、私の渡世の考え方からはあり得ない」と、酷評した。

 党内では陣営間の批判合戦が強まっている。中堅議員は「政権復帰が見えてきたせいか、権力闘争が激しさを増してきた」と語る。

 党内第3派閥の額賀派は12日に山崎派出身の石原氏の支援を決めた。額賀派幹部は、同派出身で今も派内に強い影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長と対応を相談しており、青木氏の意向も働いたとされる。

 額賀派は、津島派だった時代の2008年、麻生氏ら5候補が争った際に支持候補を一本化できず、対応が割れた。前回09年の総裁選も自主投票としたことから、各陣営の集票の“草刈り場”になる屈辱を味わった。このため今回は支持の一本化にこだわっている。

 自民党の派閥は、かつてほど中堅・若手議員の資金面の面倒をみられなくなっているが、ボーナスにあたる「氷代」「モチ代」は、今も所属議員に配ることが多い。領袖の影響力は、隠然と残っているようだ。

 もっとも、領袖の意向に所属議員が従わないケースもある。古賀派では、出身の谷垣氏に近いメンバーが石破氏支持に流れている。石破陣営の山本有二元金融相と谷垣氏側近の川崎二郎元厚生労働相らは12日、都内で会談し、石破氏支援の方向で調整することにした。麻生派内では、石原氏支持を明言する議員もいる。

 最大派閥の町村派では、同派の安倍氏と会長の町村信孝元官房長官(67)がそろって出馬する。町村派の実質的なオーナーである森元首相が今回、一本化の調整を町村、安倍両氏に任せたことが「分裂状態」をつくる原因になったとの見方がでている。

8085チバQ:2012/09/14(金) 21:47:05
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120914-00000018-ann-pol
“維新”との距離感争点?自民総裁選告示で5人乱立
テレビ朝日系(ANN) 9月14日(金)13時34分配信

 14日に告示された自民党総裁選、影の主役は大阪市の橋下市長です。民主・自民・みんなの党を離党した7人を足場に国政に駆け上がる「維新」。総選挙後の連携に意欲を示す安倍氏に対して、町村氏は3党合意を重視しています。石原氏は3党合意を重視しながらも、維新との連携も視野に入れる一方、石破・林両氏は路線を明確にせずにフリーハンドを確保する戦略で、維新との距離感が争点の一つとなっています。

 立候補をしたのは、届け出順に安倍、石破、町村、石原、林の各氏5人です。各陣営とも14日朝、出陣式を行い、戦いの火ぶたが切られました。
 安倍元総理大臣:「強い日本をつくり、日本の経済を成長させ、輝ける、私たちが誇りとする日本をつくっていく」
 石破前政調会長:「日本のために、いにしえの人に報いるために、次の世代のために、世界のためにどうしても勝たなければなりません」
 町村元官房長官:「凜(りん)として力強い日本をつくっていく」
 一方、石原幹事長は出陣に先立ち、水天宮で必勝祈願を行いました。
 石原幹事長:「今のままでは日本がめちゃめちゃになる。この国をしっかり守る」
 林政調会長代理:「我が党に何が必要なのか、我が国に何が必要なのか、我に策あり」
 26日の投開票までに全国19カ所で地方遊説を行うなど、次期衆院選の「顔」を選ぶ選挙になります。

8086チバQ:2012/09/14(金) 22:04:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012091401026
主要政策に大差なく=5候補、党方針踏襲−自民総裁選
 自民党総裁選が14日告示され、候補者5人による論戦の火ぶたが切られた。ただ、解散戦略や衆院選後の政権枠組みにもっぱら関心が集まり、社会保障と税の一体改革、原子力、環太平洋連携協定(TPP)などの主要政策では、各候補の主張に大きな差は見られない。政策論争はかすみぎみだ。
 14日の共同記者会見ではまず、民主、自民、公明各党による3党合意の有効性が問われた。安倍晋三元首相が「3党合意は維持する」と口火を切ると、他の4人も「維持は当然」と追随。林芳正政調会長代理は「3党合意を総裁選で争わないのが自民党の強さだ。民主党と比べれば一目瞭然だ」と、賛否が割れる民主党との違いを強調した。
 自民党内にも3党合意への異論がないわけではない。それでも各候補が合意維持を唱えるのは、総裁選での支持獲得に有利に働くとの判断からだ。ある陣営幹部は「ようやく沈静化した党内論争を蒸し返せば、意見の異なる議員や党員の支持を失いかねない」と指摘する。
 こうした事情はエネルギー政策でも同じ。各候補とも将来の原発比率の判断を先送りした次期衆院選公約をほぼ踏襲。石破氏が「一定比率は必要」と原発ゼロを否定する以外は、「今比率は言えない」(安倍氏)、「今、比率を言うのは誤解を招く」(林氏)などと判断を避けている。
 賛否が割れるTPPに関しても、「聖域なき関税撤廃を前提にする交渉参加に反対」とした公約にならい、「国益に反する形での交渉参加に反対」(町村氏)、「関税自主権の完全放棄は反対」(石原氏)といった玉虫色の表現にとどめる。
 各候補が重視する政策分野は異なる。安倍、石破両氏が憲法改正や集団的自衛権の行使容認を訴えるのに対し、町村氏は「教育はライフワーク」として、義務教育年齢の引き下げなどを主張。石原氏と林氏は経済再生を前面に打ち出している。ただ、こういった重点政策をめぐる議論は、各候補のアピール合戦になりがちで、今後、骨太な議論が行われるかは不透明だ。(2012/09/14-21:35

8087チバQ:2012/09/14(金) 22:05:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012091400997
「石・石・安」三つどもえ=党員票が左右か−自民総裁選
 自民党総裁選は26日の投開票に向け、スタートを切った。5候補による混戦だが、実質的には主要派閥や重鎮に推される形の石原伸晃幹事長と、中堅・若手や地方の支持に活路を求める石破茂前政調会長、安倍晋三元首相による三つどもえの様相となりそうだ。どの候補も1回目投票で過半数を獲得するのは難しい情勢で、国会議員による決選投票となる公算が大きい。
 総裁選は議員票199、各都道府県の党員票300の計499票で争われる。議員レベルでは、石原氏は出身派閥の山崎派と額賀派に加え、古賀派の一部から支援を受ける。茂木敏充政調会長ら現執行部の中核議員が実動部隊となっている強みもある。
 これに対し、石破氏は党内「最大勢力」の無派閥議員や、各派中堅・若手の支持を横断的に獲得。地方行脚を重ねており、各種世論調査でも人気が高いことから、党員票では石破氏が比較的有利との見方が強い。
 石原、石破両氏の対決が軸になるとみられるが、出身派閥・町村派内の支持グループを核に他派への食い込みを図る安倍氏が、麻生、高村両派の支持を取り付け、14日の出陣式には30人を超す議員が集まった。このため、他陣営から「急速に勢いをつけてきた」(石破氏周辺)と警戒される存在となっている。
 安倍氏との分裂選挙となった町村派会長の町村信孝元官房長官、古賀派の林芳正政調会長代理はそれぞれ自派を固め切れず、他派への広がりも欠いているもようだ。
 1回目の投票で過半数に達する候補がいなければ、1位と2位が決選投票に進む。安全保障政策で共通点の多い石破、安倍両氏は、どちらかが決選に残った場合に「対石原」で連携することを模索。石原氏は、町村派のオーナー的存在の森喜朗元首相や、古賀派会長の古賀誠元幹事長との関係が良好で、決選となれば町村、林両氏を支持する勢力の協力に期待する。
 今回、勝敗のカギを握りそうなのが党員票だ。野党転落に伴い、議員票のうち候補者本人と各陣営20人ずつの推薦人を除けば、「浮動票」は94人と少ない。これに対し、党員票は全体の6割を占める大票田で、ここでの勢いが各議員の投票行動に影響するとの見方は強い。ある中堅議員は「もし党員投票の結果を国会議員が決選で覆したら、自民党は国民から見放される」と懸念を示す。



◇自民党各派の勢力     衆院  参院  計町村派  16  27  43古賀派  23   9  32額賀派  10  18  28山崎派  12   0  12麻生派   8   4  12伊吹派   7   5  12高村派   4   3   7無派閥  37  16  53
(注)総裁選の投票権を持たない衛藤征士郎衆院副議長、尾辻秀久参院副議長は除く
(2012/09/14-21:07)

8088チバQ:2012/09/14(金) 22:06:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012091400908
石破氏、無派閥が11人=石原氏は「長老支配」色消す−推薦人・自民総裁選
 自民党総裁選に出馬した5候補の推薦人名簿を見ると、安倍晋三元首相と石破茂前政調会長は特定の派閥に集中することなく、無派閥議員も多数名を連ねる。一方、町村信孝元官房長官、石原伸晃幹事長、林芳正政調会長代理は基本的に出身派閥が中心で、対照的となった。
 安倍氏の推薦人は、派閥横断による支持拡大を目指す方針が反映され、20人のうち8人が無派閥。所属の町村派が分裂選挙となった事情もある。世耕弘成元首相補佐官ら安倍内閣以来の側近も名前を並べた。
 「脱派閥、脱長老支配」を掲げる石破氏の無派閥議員は、5候補のうち最多の11人に上る。また約半数が衆院当選3回以下または参院当選1回の中堅・若手だ。
 町村氏は、派閥色が前面に出た旧来型。自身が会長を務める町村派から18人が並ぶ。無派閥の2人のうち、武部勤元幹事長は選挙区がともに北海道という関係だ。
 石原氏は「派閥・長老支配」のイメージを拭うことに腐心。衆院当選13回の野田毅党税調会長から同3回の菅原一秀氏まで各世代を並べ、5派閥から幅広く推薦人を得た。もっとも、石原氏支持を打ち出した額賀、山崎両派議員が12人を占め、両派がベースとなっている。
 林氏は、出身派閥の古賀派からの推薦人が13人に上る。5候補のうち唯一の参院議員で、参院議員の推薦人は最多の12人だ。(2012/09/14-19:19)

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8089チバQ:2012/09/14(金) 22:11:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/stt12091422010021-n1.htm
総裁選立候補5氏の推薦人名簿
2012.9.14 22:01
 総裁選立候補5氏の推薦人名簿 敬称略、丸数字は当選回数

 【安倍】《衆院》稲田朋美(2)、柴山昌彦(3)、下村博文(5)(以上町村派)、加藤勝信(3)、佐田玄一郎(7)、新藤義孝(4)(以上額賀派)、甘利明(9)(山崎派)、秋葉賢也(3)、今村雅弘(5)、江藤拓(3)、河井克行(4)、城内実(2)、高市早苗(5)、古屋圭司(7)(以上無派閥)《参院》礒崎陽輔(1)、世耕弘成(3)、西田昌司(1)(以上町村派)、塚田一郎(1)(麻生派)、有村治子(2)(高村派)、松下新平(2)(無派閥)

 【石破】《衆院》竹本直一(5)、中谷元(7)(以上古賀派)、田村憲久(5)(額賀派)、石田真敏(4)(山崎派)、永岡桂子(2)、山口俊一(7)(以上麻生派)、谷公一(3)(伊吹派)、梶山弘志(4)、鴨下一郎(6)、後藤田正純(4)、斎藤健(1)、平将明(2)、橘慶一郎(1)、山本拓(5)(以上無派閥)《参院》佐藤正久(1)(額賀派)、片山さつき(1)衆(1)(伊吹派)、石井浩郎(1)、小坂憲次(1)衆(6)、中西祐介(1)、三原じゅん子(1)(以上無派閥)

 【町村】《衆院》北村茂男(2)、木村太郎(5)、塩谷立(6)、高木毅(4)、谷川弥一(3)、馳浩(4)、細田博之(7)、松野博一(4)(以上町村派)、武部勤(8)(無派閥)《参院》岩城光英(3)、岡田直樹(2)、鈴木政二(3)、伊達忠一(2)、橋本聖子(3)、長谷川岳(1)、森雅子(1)、山崎正昭(4)、山本順三(2)、若林健太(1)(以上町村派)、川口順子(2)(無派閥)

 【石原】《衆院》小野寺五典(4)、金子一義(8)、岸田文雄(6)、西野陽(5)(以上古賀派)、小渕優子(4)、竹下亘(4)、茂木敏充(6)(以上額賀派)、坂本哲志(3)、田野瀬良太郎(6)、野田毅(13)、林幹雄(6)、平沢勝栄(5)(以上山崎派)、井上信治(3)(麻生派)、菅原一秀(3)(無派閥)《参院》中川雅治(2)、中村博彦(2)(以上町村派)、石井みどり(1)、野村哲郎(2)、吉田博美(2)、脇雅史(3)(以上額賀派)

 【林】《衆院》北村誠吾(4)、福井照(4)、三ツ矢憲生(3)、宮腰光寛(5)、望月義夫(5)、山本幸三(5)(以上古賀派)、金子恭之(4)(山崎派)、平井卓也(4)(無派閥)《参院》加治屋義人(2)、金子原二郎(1)衆(5)、岸宏一(3)、藤井基之(2)、松山政司(2)、水落敏栄(2)、宮沢洋一(1)衆(3)(以上古賀派)、鶴保庸介(3)(伊吹派)、愛知治郎(2)、磯崎仁彦(1)、猪口邦子(1)衆(1)、熊谷大(1)(以上無派閥)

8090チバQ:2012/09/14(金) 22:12:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/stt12091419400015-n1.htm
安倍、林両氏の「長州戦争」勃発 地方票6票の行方は?
2012.9.14 19:38 (1/2ページ)
 14日告示の自民党総裁選に山口県から安倍晋三元首相=衆院山口4区=と、林芳正政調会長代理=参院山口選挙区=の2人が出馬した。明治維新を成し遂げ、数々の宰相を輩出してきた長州にとって「面目躍如」といえるが、総裁選により両陣営にしこりが残るのは確実。特に党山口県連に配分された地方票6票の行方は、県政を巻き込んだ権力闘争に発展しかねないだけに「長州戦争が始まった…」との声も漏れる。

 (石橋文登、新川俊則)

 「長州は人材豊かな県。色々な方が手をあげるのはよいことじゃないですか」

 13日夕、急きょ下関市に帰郷した安倍氏は、記者団に林氏出馬への感想を問われ、笑顔でこう答えた。

 だが、内心穏やかではない。両氏の地盤・下関市では、安倍晋太郎元外相、林義郎元蔵相の時代から激しい勢力争いが続き、街を二分する「因縁の構図」ができあがっているからだ。

 山口県知事選の投開票があった7月29日、林氏が唐突に衆院山口3区へのくら替えを宣言したこともしこりを残す。山口3区選出の河村建夫元官房長官は烈火のごとく怒り「徹底抗戦」を宣言。結局、林氏は8月末にくら替えを断念したが、他の衆参議員の疑心暗鬼はなお消えない。

 ただ、林氏にも引くに引けない事情がある。長州人には「近代日本は我々が作った」という誇りがあり「首相は常に長州から輩出しなければならない」との強烈な自負がある。つまり「この人は首相になれる」と思えば無条件で支援するが、「もはや目はない」と判断すれば切り捨てる冷酷さを併せ持つのだ。林氏も「首相を狙う」との気概を示し続けなければ、安倍氏に支持層をジワジワと切り崩される恐怖感があったに違いない。

 とはいえ、衆院くら替え宣言により、衆参議員は林氏に態度を硬化させており、安倍氏の実弟、岸信夫参院議員に続き、高村正彦元外相も安倍氏支持を表明。河村氏も安倍氏を支持する意向を固めた。林氏にとっては「四面楚歌」と言えなくもない。

 そこで注目されるのが、地方票6票の行方だ。安倍陣営は「最低5票、できれば6票」と意気込むが、林氏も1票も取れない事態になれば命脈を絶たれかねないだけに少なくともイーブンに持ち込むべく党員への猛攻をかける。

 それだけに地元関係者の表情は複雑。中国経済連合会副会長の福田浩一・山口銀行頭取は「安倍氏にはぶれない政治を目指してほしい。特に期待するのは外交や防衛、教育だ。先の首相時代もわずか1年であれだけの実績を残した。今回はもっと頑張ってほしい」と語りながらも「最終的に安倍、林両氏が連携できる形になれば」と林氏への配慮は忘れなかった。

 自民党県連も党内の亀裂修復に躍起となっている。伊藤博幹事長は「党員のみなさんには総裁選の規定に基づいて粛々と投票してもらう」と語り、県連として特定候補を推さない方針を強調した。

 総裁選投票権を持つ県内の党員約1万4700人はどう判断するのか。その動向に他の都道府県連も熱い視線を向けている。

8091チバQ:2012/09/14(金) 22:13:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/stt12091422020022-n1.htm
「無派閥」推薦人多い石破、安倍両氏
2012.9.14 22:01
 自民党総裁選に出馬した5人の候補者の各陣営は14日、総裁選挙管理委員会あてに20人の推薦人名簿を提出した。安倍晋三元首相、石破茂前政調会長は中堅・若手を中心に“脱派閥”色を打ち出している。安倍氏は無派閥議員8人、石破氏は11人が推薦人になった。

 町村信孝元官房長官は町村派、林芳正政調会長代理は古賀派と、所属する派閥のメンバーがずらりと並んだ。

 特に町村陣営は、町村派以外からは武部勤元幹事長と川口順子元外相の2人だけで、身内でがっちり固めた格好だ。林氏は参院からの出馬だけに、推薦人も参院議員が20人中12人を占めた。

 石原伸晃幹事長は田野瀬良太郎幹事長代行、茂木敏充政調会長、岸田文雄国対委員長ら現執行部の顔ぶれが目立つ。谷垣路線の継承を強調するねらいがあるとみられる。また、全面支援を受ける額賀派から7人、出身派閥の山崎派から5人、古賀派から4人と各派への配慮もにじませた。

 一方、安倍陣営は甘利明元経済産業相や世耕弘成元首相補佐官ら安倍政権を支えたメンバーが並んだ。

8092チバQ:2012/09/14(金) 22:19:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120914-00000101-mai-pol
<自民総裁選>争点なき「次の首相」争奪…告示
毎日新聞 9月14日(金)22時6分配信

 14日告示された自民党総裁選は5候補が乱立し、26日の投開票へ向けた論戦がスタートした。ただ、14日の共同記者会見では政策面の明確な争点は見当たらず、目立ったのは派閥の是非をめぐる見解の相違ぐらいだ。決選投票をにらみ、「派閥連合」系と「脱派閥」系に分かれてしのぎを削る選挙戦を反映。次期衆院選で政権奪還を目指す自民党にとって「次の首相」争奪戦の色合いが鮮明になった。

 「派閥よりもまず党があるべきで、国民の論理と違うところで動くのはあるべきではない。自民党は国民の共感を得る政党として近代化の道を歩まなくてはならない」

 石破茂前政調会長(55)は党運営の「脱派閥」化を主張した。安倍晋三元首相(57)も「派閥の論理が絶対的なら、そもそも私は立候補できない」と述べ、所属する町村派会長の町村信孝元官房長官(67)からの制止を振り切って立候補した立場をアピールした。

 石破、安倍両氏が意識しているのは、派閥長老の後押しを受ける石原伸晃幹事長(55)との差別化だ。最大派閥の町村派に影響力を持つ森喜朗元首相は町村氏、第2派閥・古賀派の会長、古賀誠元幹事長は林芳正政調会長代理(51)を支持する一方、1回目の投票でどの候補も過半数が取れない場合に上位2候補で行われる決選投票では、石原氏を支持する考えとみられる。

 石原氏は「老壮青が心を一つにしないとこの国の未来はない。教育機関として政策集団は評価できる」と効用を説き、町村氏も「派閥が悪いとわざと言う議員を理解できない」、古賀派の林氏も「今の派閥には教育機能がある」と肯定した。

 政策論議は低調だ。出馬を断念した谷垣禎一総裁が後継総裁に託した消費増税をめぐる民主、自民、公明の3党合意については、全候補が継承を表明。自民党は野党転落後、民主党との違いを打ち出そうと「保守回帰」を強めており、憲法改正や集団的自衛権の行使容認などで5候補は足並みをそろえる。

 次期衆院選後の連携の相手先として、橋下徹大阪市長が結党を宣言した「日本維新の会」を重視するかどうかについても、各候補が「時期尚早」などと明確にしなかった。安倍氏が憲法改正などを実現するうえで「維新の会のパワーは魅力的だ」と語った程度だ。

 横並びが目立つ議論に「金太郎あめのようだ。他の候補と何が違うのか」との質問も出た。【坂口裕彦、吉永康朗】

8093チバQ:2012/09/14(金) 22:20:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120914-00000001-mai-pol
<自民総裁選>「石・石」対決に安倍氏絡む三つどもえ
毎日新聞 9月14日(金)1時22分配信


拡大写真
自民党総裁選の各候補の支持構造

 14日告示の自民党総裁選(26日投開票)は、派閥長老を後ろ盾にする石原伸晃幹事長(55)が議員票で優位とみられ、石破茂前政調会長(55)が地方票で対抗する「石・石」対決の構図に、党内保守派の支持を受ける安倍晋三元首相(57)が絡む三つどもえの展開となりそうだ。5候補の乱立で、上位2候補による決選投票となるのは必至の情勢。豊富な閣僚経験をアピールする町村信孝元官房長官(67)と、最後に出馬を決めた林芳正政調会長代理(51)がどこまで追い上げるかで、決選投票の行方も変わる混戦模様だ。

【図解】自民党総裁選の人物相関図

 石原氏は小派閥の山崎派(12人)出身だが、町村派(43人)に影響力を持つ森喜朗元首相、古賀派(32人)会長の古賀誠元幹事長、引退後も額賀派(28人)に影響力を残す青木幹雄元参院議員会長の後押しを受ける。森氏は町村氏、古賀氏は林氏をそれぞれの派閥候補として支持するが、1回目の投票で石原氏が2位以内に入ることを想定し、決選投票では石原氏を支援する考えとみられる。

 麻生派(12人)と高村派(7人)は3大派閥の長老の動きに反発。会長の麻生太郎元首相と高村正彦元外相は谷垣禎一総裁に同情的だったが、谷垣氏の出馬断念を受け安倍氏支持へかじを切った。

 麻生氏は13日、記者団に「石原っていう人は谷垣さんが幹事長にしてくれた。それが反谷垣という形で出馬するのは私の渡世の考え方では考えられない」と石原氏を批判した。高村氏は記者団に「谷垣さんが(出馬を)やめて残った候補では、官僚を使いこなす能力で安倍さんが一番優れている」と語った。

 石破氏は3年前の政調会長就任時に額賀派を退会して以降、派閥と距離を置き、青木氏ら長老から疎まれる一方、知名度を生かして地方の選挙応援や講演活動を重ね、地方票で先行しているとみられる。石破氏は13日、水戸市で同党茨城県議団の控室を訪ね「地方あっての自民党で、地方から自民党を変えなければいけない」と支持を訴えた。

 ただ、5人の乱立により、1人の候補が1回目の投票で過半数を獲得するのは難しい情勢だ。決選投票は国会議員票だけで争われるため、参院議員で初となる林氏の立候補には、石破氏の過半数獲得を阻止する「石破潰し」との見方も出ている。林氏は13日のTBS番組で、古賀氏の支持を受けることについて「古賀派だから助けていただいているのはその通りだ」と述べた。【大場伸也、鈴木敬子】

8094チバQ:2012/09/14(金) 23:20:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091400679
公明・山口代表が無投票3選=井上幹事長ら留任へ
 山口那津男代表(60)の任期満了に伴う公明党代表選は14日、告示され、山口氏以外に立候補の届け出はなく、同氏の無投票3選が確定した。22日の党大会で正式に承認される。任期は2年間。
 山口氏は3選確定後、党本部で記者会見し、「これ以上、(民主党)政権が続くならば国民生活は破壊され、国益を損なうことは明白だ」と指摘。「一日も早く衆院解散・総選挙を行うべきだ。その先頭に公明党は立っていかなければならない」と強調した。
 党役員人事については「(現)体制は極めて安定感がある」と述べ、井上義久幹事長(65)や漆原良夫国対委員長(67)らを留任させる考えを示した。 (2012/09/14-18:24)

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8095チバQ:2012/09/14(金) 23:24:41
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120914/plt1209141539006-n1.htm
自民総裁選、推薦人名簿から見える展開…谷垣グループに注目2012.09.14
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自民党総裁選・候補者5人の推薦人名簿(各20人)【拡大】

 自民党総裁選で14日、候補者5人の推薦人名簿(各20人)が発表された。単なる名簿だが、その人物や背景などを分析してみると、選挙戦の行く末も透けてみえてくる。ここから読み取れる総裁選の展開とは−。

 選挙戦をリードするとみられる石原伸晃幹事長と石破茂前政調会長の推薦人は対照的だ。

 石原氏は、町村派2人、額賀派7人、古賀派4人、山崎派5人、麻生派1人、無派閥1人で、派閥横断的に推薦人を集めた。各派の長老クラスにかわいがられ、議員票でリードという下馬評を裏付けた形か。

 石破氏は、9人が無派閥で、「選挙の顔」と期待する中堅・若手の支持を集めているようだ。自他ともに「外交・安保の専門家」とされるだけに、自衛隊出身の中谷元元防衛庁長官と、「ヒゲの隊長」こと佐藤正久参院議員も名前を連ねる。

 両氏に猛追する安倍晋三元首相は、安倍政権時代の閣僚だった、甘利明元経産相や佐田玄一郎元行革担当相、高市早苗少子化担当相をはじめ、稲田朋美衆院議員、西田昌司参院議員といった保守系論客がそろった。

 町村信孝元官房長官は18人が町村派で、林芳正政調会長代理は半数以上の13人が古賀派。ともに派閥中心で固めた。

 名簿に名前はないが注目されているのが、谷垣禎一総裁のグループの動向だ。谷垣氏をはじめ、逢沢一郎、遠藤利明、川崎二郎各衆院議員ら側近はどの陣営の推薦人にもなっていない。党内では「谷垣グループは、宿敵・石原氏を追い込むために、どこに付くか見極めるステルス作戦ではないか」(中堅議員)とささやかれている。

8096名無しさん:2012/09/15(土) 16:02:55
次期首相、石破氏トップ=「維新」国政を6割評価−時事世論調査

 時事通信が7〜10日に実施した世論調査で、「次の首相にふさわしい人」を尋ねたところ、自民党の石破茂前政調会長が14.3%で首位となった。野田佳彦首相は11.2%で2位。自民党の石原伸晃幹事長が10.2%、安倍晋三元首相が8.6%と続いた。

 5位は新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の4.1%。民主党代表選で首相の有力な対抗馬として一時浮上した細野豪志環境相は、3.1%で8位にとどまった。

 石破氏は、自民党支持層に限って見ても28.3%と、2位の石原氏(18.1%)、3位の安倍氏(17.5%)を引き離している。 

 一方、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」の国政進出について、「評価する」は60.1%に上り、大きな期待が寄せられていることが改めて分かった。「評価しない」は27.3%。調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施し、有効回収率は64.9%だった。

(2012/09/15-15:45)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091500206

8097名無しさん:2012/09/16(日) 13:31:09
自民総裁選:維新への警戒 地方に拡大…本紙調査
毎日新聞 2012年09月16日 09時18分(最終更新 09月16日 09時48分)

 毎日新聞が14、15日に実施した自民党総裁選に関する都道府県連幹部へのアンケートでは、次期衆院選後の望ましい政権の枠組みも尋ねた。09年まで10年間の実績がある公明党との連立を14県が挙げる一方、橋下徹大阪市長が結党を宣言した「日本維新の会」との連携を挙げたのは千葉県だけ。次期衆院選へ向け、維新への警戒感が自民党の地方組織に広がっていることを示す結果となった。

 維新に対しては「烏合(うごう)の衆、という印象がある」(奈良)、「政策が極端で危なっかしい」(岡山)、「選挙では民主も維新も敵」(山梨)などと警戒する回答が目立った。維新を評価する県連幹部も「憲法改正や国防などで一致するが、メンバーの考えがバラバラなら民主党と同じ」(埼玉)、「国防意識で通ずるものがあるが人気先行」(千葉)、「橋下氏が実績を上げているが、危なっかしい」(大分)と経験不足などを指摘した。

 消費増税をめぐる民主、自民、公明の3党合意を基盤に3党の連立を求めたのは青森、三重、京都、山口の4府県連。岩手、茨城の2県連は自公連立に民主党の一部を加える政界再編を唱えた。

 衆院解散・総選挙の時期についても質問したところ、「一日も早く」や「今秋」を含め年内解散を求める回答が44都道府県に達した。次期総裁に石破茂前政調会長を望む理由では「地方重視の姿勢」(長野)、「政策の説明の分かりやすさ」(静岡)など「選挙の顔」を意識した回答も多かった。

 石破氏はテレビ出演などによる知名度に加え、選挙応援や講演で地方を積極的に回ってきたことが地方組織側の期待感につながっている。中国の海洋進出や尖閣諸島などの領有権問題を反映し、「外交、防衛」(宮崎)を理由に安倍晋三元首相や石破氏を支持する回答もあった。【まとめ・田中成之

http://mainichi.jp/select/news/20120916k0000e010128000c.html

8098名無しさん:2012/09/16(日) 13:43:21
自民党総裁選の“キングメーカー”は小泉進次郎だ[2012年09月16日]

9月14日、次期総選挙の自民党の「顔」を決める総裁選が告示された。立候補したのは石原伸晃幹事長(55)、安倍晋三元首相(57)、石破茂前政調会長(55)、町村信孝元官房長官(67)、林芳正政調会長代理(51)の5氏。自民党中堅議員の秘書、M氏の分析はこうだ。

「総選挙で自民党が単独で過半数を獲得できると考えている議員は少ない。必ず公明党プラスどこかの党と連立を組むことになる。石原さんが勝てば、谷垣体制下の幹事長として民主党と公明党との“3党合意”を決めたのですから、民主党と組むことになる可能性が高い。中堅と若手議員の多くは、それを嫌がっています。民主党よりも維新と組むべしと考える人は、安倍さん支持。さらに維新も安倍さんも、紛争化している領土問題では攻撃的な姿勢ですから、保守強硬派の受け皿にもなっています」

また、石破氏は、民主党であっても政策が合う連中が離党して新勢力をつくれば組めるという政界再編論者。政策の擦り合わせさえできれば維新とも組めるとの柔軟な考えを持っている。

町村氏は「謙虚さのない人柄なので、地方からも若手からも人気がない」(某県連幹部S氏)、林氏は総理になった前例のない参議院議員で知名度も人気もないため、次期総裁の可能性があるのは石原氏、安倍氏、石破氏の3名と見られる。誰が当選してもおかしくないが、その行方を握っているのは小泉純一郎元首相の次男、小泉進次郎議員だという。その理由のひとつが、地方での人気の断トツの高さだ。

「彼は3年前の初当選から2ヵ月後に、遊説局長代理に就任しました。そして積極的な全国行脚を行ない、各地で見事な演説をして党員や党友たちの心をつかんでいます。遊説局長代理というのは、“代理”とついていますが要職です。1年生議員の就任は異例中の異例。しかもベテラン議員よりもはるかに魅力的な話術や気遣いを見せるものだから、遊説局長にって打診もあった。でも進次郎さんから断ったんですよ」(別の県連幹部T氏)

人気者にも関わらず、マスコミに擦り寄らない点も好印象のようだ。

「マスコミへの露出を意識して抑えている。若者らしい身の丈をわきまえた奥ゆかしさを持ち、おまけに爽やか。年配者の多い地方党員から人気が出るのは当然の話です」(T氏)

また、彼は昨年、さらなる要職である青年局の局長にも就任している。

「青年局とは、45歳以下の国会議員、地方議員、党員ら全員を束ねる組織。その局長を31歳の男がやっている。これは執行部からの信頼も絶大である証拠。礼儀も正しいから党の長老たちからも孫のようにかわいがられていますよ。もし進次郎氏が“総裁選では誰々を支持する”と表明すれば、地方票はもちろん、長老たちに気を使う勢力も雪崩を打ったように同調するのは確実です」(T氏)

今の情勢では、自民党の新総裁が次の総理大臣になる可能性が高い。となると、31歳の1年生議員が、次の総理を決める事実上の“キングメーカー”ということになる。

「確かにそうなんですが、進次郎さんは誰を支持するかを事前に表明しない可能性もあります。ご自身の発言がどれだけ大きな影響力を持つかを自覚しているからです。そこがまた、政治好きな地方の党員や党友の心をワシづかみにするんですよ」(前出・S氏)

自民党総裁選のスケジュールは、議員投票が26日に投開票。地方票は25日までに党本部必着だ。もし22日くらいまでに小泉進次郎氏が誰かへの支持を表明すれば、その候補者が次期総理大臣になる可能性が高い。果たして、この戦いに勝つのは誰だろうか。

(取材・文/菅沼 慶)
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/09/16/14068/

8099名無しさん:2012/09/16(日) 13:57:32
自民総裁選候補5氏、党首会談応じる考え 
2012年9月16日 12時30分

 自民党総裁選に立候補した石原伸晃幹事長(55)、石破茂前政調会長(55)ら5氏は16日のNHK番組で、野田佳彦首相が民主党代表選再選後に実施したいとしている党首会談に応じる考えを示した。公債発行特例法案と、「1票の格差」是正のため衆院の小選挙区定数を「0増5減」する法案を成立させて衆院解散を求める考えでも足並みをそろえた。

 安倍晋三元首相(57)は「必要な懸案を処理して解散するという話し合いをするのではないか」と指摘。林芳正政調会長代理(51)は「総裁になれば無血開城させたい」と述べた。町村信孝元外相(67)は「首相は補正予算をやる政治的基盤はない」と強調した。(共同)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012091601001375.html

8100名無しさん:2012/09/16(日) 16:32:00
トップは石破氏で32% 石原氏18% 自民総裁選で党員調査

 共同通信社は15、16の両日、全国の自民党党員・党友を対象に総裁選の支持動向を調査した。誰に投票するか具体名を答えた人の中で石破茂前政調会長(55)を挙げた回答が32・6%に上り、トップとなった。

 次いで石原伸晃幹事長(55)18・8%、安倍晋三元首相(57)17・5%、町村信孝元外相(67)5・0%、林芳正政調会長代理(51)1・7%の順だった。

 望ましい衆院解散・総選挙の時期については「秋の臨時国会」との回答が57・6%で最多だった。次いで「任期満了に近い来年夏の衆参ダブル選挙」19・0%、「来年の通常国会の早い時期」18・3%の順だった。

 衆院選後の望ましい政権枠組みでは「自民、公明、民主3党の連立」が37・4%、「自民、公明、日本維新の会3党の連立」が36・6%と拮抗した。

 新総裁に最優先で取り組んでほしい政策は「景気対策」が最多の42・4%。「外交・安全保障強化」38・8%、「年金や医療など社会保障制度改革」36・5%と続いた。

[ 2012年9月16日 16:18 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/09/16/kiji/K20120916004127880.html

8101名無しさん:2012/09/16(日) 17:42:15
自民党総裁選 解党的出直しの成果示せ2012年9月16日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196942-storytopic-11.html

 政権復帰を視野に入れた自民党総裁選が告示され、26日に新総裁を選ぶ。次期衆院選で第1党に返り咲くとの見方もあり事実上、日本の次のリーダーを選ぶ重要な選挙となる可能性が大きい。新しい時代を切り開く気概で政策論争を堂々と戦わせ、国民に伝わる政権構想を示すことが求められる。

 総裁選に立候補したのは安倍晋三元首相、石破茂前政調会長、町村信孝元外相、石原伸晃幹事長、林芳正政調会長代理の5氏。いずれも外交・防衛問題で保守色の強い主張を繰り返している。

 前回の衆院選で大敗を喫したことを踏まえ、まず5氏には自民党がどう変わったのかを示してほしい。解党的出直しが求められたにもかかわらず、変わったのかどうかに疑問符が付くからだ。

 衆院選後、中堅や若手でまとめた提言は、敗因について「官僚依存で党内抗争に明け暮れる古い体質だと受け取られた」と指摘した。その改革の象徴として派閥解消を提言した。

 しかし、総裁選では派閥政治、長老支配が目立ち始めた。次期衆院選後をにらみ、各陣営ではポスト狙いの皮算用も見え隠れする。いまなお古い自民党のままなのか。立候補した5氏ともに「世襲議員」であることが、清新さを欠く一因にもなっている。

 東日本大震災の被災地復興や原発事故、財政再建、領土問題など課題は山積している。民主党の失策も続いたが、自民党政権時代に起因する課題も多い。

 沖縄でいえば、自民党本部は基地の過重負担に本気で向き合ったとは言えない。一地域にだけ負担を押し付ける差別構造も、自民党の長期政権時代の責任が大きい。

 米軍普天間飛行場の県内移設を強いたのも、オスプレイ配備を隠し続けてきたのもそうだ。

 5氏には真摯(しんし)に沖縄と向き合い、政治主導で米国ときっちり交渉し、沖縄の過重負担を取り除く方策を示す必要がある。尖閣問題では勇ましい主張よりも、いかに問題を平和的に解決するかを競い、責任あるリーダーとしての本領を示してほしい。

 14日の総裁選告示後の共同記者会見では、残念ながら沖縄の基地問題に対する発言はなかった。21日に那覇市内で行われる街頭演説会では、沖縄のさまざまな政治的課題について骨太で、納得いく議論が聞きたい。

8102名無しさん:2012/09/16(日) 18:56:57
党員票意識し支持訴え=自民総裁選、地方遊説を開始

 自民党総裁選(26日投開票)に立候補した5人は16日、長野市でそろって街頭演説し、地方遊説をスタートさせた。国会議員票199と党員票300の計499票で争われる今回は、党員票の行方が勝敗のカギを握るとみられている。JR長野駅前で演説した5人は、約1500人の聴衆を前に自らへの支持を訴えた。

 石破茂前政調会長(55)は「自民党本部や国会議員の理屈だけでなく、一人一人の国民の心が生きる党として再生させたい」と、地方重視の姿勢をアピール。町村信孝元官房長官(67)は、文部科学相、外相を務めたことに触れ「これまでの経験を生かして働かせていただきたい」と強調した。

 石原伸晃幹事長(55)は「そろそろ本気で気合を入れないと日本は沈没する。リーダーとして先頭に立たせていただきたい」と声を張り上げ、林芳正政調会長代理(51)は「俺がやらなければ誰がやるという気持ちで、日本経済の再生をやっていきたい」と呼び掛けた。

 最後に演説した安倍晋三元首相(57)は、自らの「政権投げ出し」の過去を陳謝した上、「日本の領土、領海、日本人の命は断固として守ることを宣言したい」と力説した。 

 街頭演説会は東京を含め、過去最多の19カ所を予定。17日は愛知、滋賀、大阪の3府県を回る。2009年の衆院選で自民党が大敗した都道府県が集中的に選ばれており、10月召集が予想される次期臨時国会での衆院解散・総選挙の可能性を強く意識したものと言えそうだ。(2012/09/16-18:42)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091600182

8103名無しさん:2012/09/17(月) 15:10:38
香川県内、石破氏優勢/自民総裁選党員調査
2012/09/17 09:29

メールで記事を紹介印刷する一覧へ
自民党総裁選の支持動向
 共同通信社は15、16両日、全国の自民党党員・党友を対象に総裁選の支持動向を調査した。石破茂前政調会長(55)に投票するとの回答が32・6%で最多。総裁選の仕組みに従い換算すると地方300票の半数に迫る勢いで、他候補に差をつけた。国会議員199票のうち30人台前半を固め、合計でも優勢だ。ただ1回目で過半数の250票獲得は難しいとみられ、決選投票となる公算が大きい。石原伸晃幹事長(55)と安倍晋三元首相(57)が追っている。

 全国1488人の党員・党友から回答を得た。投票先では石破氏に次いで石原氏18・8%、安倍氏17・5%、町村信孝元外相(67)5・0%、林芳正政調会長代理(51)1・7%の順となった。22・1%が「決めていない」と回答しており、投票日までに支持が変わる可能性もある。

 香川県内では石破氏33・3%、安倍氏、石原氏各20%、林氏6・7%、町村氏0%の順。20%が「決めていない」としている。

 地方票は都道府県ごとの「持ち票」を各候補の得票に応じて配分する仕組み。調査で具体名を挙げた回答を基に都道府県ごとに試算したところ、地方票は石破氏のほか石原氏が70票台前半、安倍氏が60票台後半、町村氏が10票台前半、林氏が数票という結果になった。

 共同通信社調べの国会議員支持動向と合わせると、石破氏が180票をうかがい、石原、安倍両氏が120票を狙う状況。未決定の議員約20人の取り込みのほか、決選投票をにらんだ連携の動きが激しくなりそうだ。

 試算した地方票をみると、石破氏は持ち票の多い東京、茨城、神奈川、岐阜をはじめ36都府県でトップ。これに対し、同数の場合も含め石原氏が石川など12県、安倍氏が地元の山口など6県、町村氏が地元の北海道で1位となった。

 党員調査で、投票で重視する点は「理念・政策」29・9%、「リーダーシップ」28・2%の順。「選挙の顔となれる国民的人気」はわずか6・5%で「若さ・清新さ」も7・8%にとどまった。

 新総裁が取り組むべき政策(二つまで回答)は「景気対策」42・4%、「外交・安全保障強化」38・8%、「年金や医療など社会保障制度改革」36・5%となった。

 望ましい衆院解散・総選挙の時期については「秋の臨時国会」が57・6%で最多。「任期満了に近い来年夏の衆参ダブル選挙」は19・0%、「来年の通常国会の早い時期」は18・3%だった。

 ▼調査の方法=15、16両日、電話調査を実施。全国の有権者のなかで、自民党員・党友と答えた人のうち、1488人から有効な回答を得た。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20120917000083

8104名無しさん:2012/09/17(月) 15:36:28
本紙世論調査:「総裁に石破氏」首位32%
毎日新聞 2012年09月17日 09時06分

 毎日新聞は15、16両日、全国世論調査を実施した。自民党総裁選(26日投開票)に立候補した5人のうち誰が次期総裁に望ましいかを聞いたところ、石破茂前政調会長(55)が32%でトップ、同党支持層でも38%で最多だった。次期衆院選の比例代表の投票先で橋下徹大阪市長が結党を宣言した新党「日本維新の会」は民主党と並ぶ18%を占め、自民党の25%に次ぐ第2党となった。

 ◇維新、民主と並び2位…比例投票
 自民党総裁選で石破氏に次ぐのは、石原伸晃幹事長(55)で21%。続いて安倍晋三元首相(57)19%、町村信孝元官房長官(67)5%、林芳正政調会長代理(51)3%の順だった。自民支持層ではトップの石破氏に次ぎ、29%の安倍氏が石原氏(19%)を逆転。町村氏5%、林氏3%となった。

 一方、民主党代表選(21日投開票)に出馬した4人の中で次期代表に望ましい人を聞くと、野田佳彦首相(55)が最多の46%を占めた。次いで原口一博元総務相(53)17%、赤松広隆元農相(64)4%、鹿野道彦前農相(70)3%の順。ただ、無回答が31%を占め関心は低い。民主支持層では首相が82%、原口氏8%、赤松氏1%、鹿野氏1%と差が開いた。

 自民党総裁選と民主党代表選に関心があるかとの設問に対し、「両方とも関心がない」と答えた人が39%に及んだ。「両方に関心がある」が35%、「自民党総裁選に関心がある」との回答が19%、「民主党代表選に関心がある」は4%だった。

 比例投票先を衆院比例ブロック別にみると、日本維新は地元の近畿で28%で自民の27%を抑えてトップ。ただ、東京では13%と、民主の26%の半分にとどまった。北関東では9%で自民(37%)の4分の1程度で、支持分布は「西高東低」の傾向が強い。日本維新は政党支持率も11%を占め、自民19%(8月の前回調査比3ポイント増)、民主13%(同3ポイント増)に続く第3党となった。

 日本維新が支持を広げる一方で、みんなの党の支持率は急落した。比例投票先は前回調査比7ポイント減の3%、政党支持率は同3ポイント減の2%に下落。「第三極」の中心が日本維新に移行しつつあることがうかがえる。

 内閣支持率は前回調査比2ポイント減の25%、不支持率も同2ポイント減の50%だった。次期衆院選後の望ましい政権の枠組みでは、「民主党と自民党が連立する政権」が最多で29%(前回調査比2ポイント減)。「民主党と自民党以外の政党が中心の政権」は前回比6ポイント減の25%。「自民党中心の政権」は23%(同4ポイント増)で、「民主党中心の政権」は11%(同2ポイント増)にとどまった。【田中成之】

http://mainichi.jp/select/news/20120917k0000e010121000c.html

8105名無しさん:2012/09/17(月) 18:35:47
比例投票先を衆院比例ブロック別にみると、日本維新は地元の近畿で28%で自民の27%を抑えてトップ。ただ、東京では13%と、民主の26%の半分にとどまった。北関東では9%で自民(37%)の4分の1程度で、支持分布は「西高東低」の傾向が強い。日本維新は政党支持率も11%を占め、自民19%(8月の前回調査比3ポイント増)、民主13%(同3ポイント増)に続く第3党となった。

 日本維新が支持を広げる一方で、みんなの党の支持率は急落した。

8106チバQ:2012/09/17(月) 20:19:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091700158
決選投票なら40年ぶり=逆転は過去1回−自民総裁選
 26日投開票される自民党総裁選は過去最多の5人の争いとなり、国会議員による決選投票に持ち込まれる公算が大きい。全体の6割を占める党員票の動向は議員心理に影響を与え、選挙戦の行方を左右しそう。元首相の参戦は異例だ。類例を含む激戦の歴史を振り返った。

 ◇2・3位連合

 1955年の結党後、第1回投票でいずれの候補者も過半数を得られず、決選投票にもつれ込んだケースは3回。56年12月の総裁選は、第1回で岸信介氏が1位となり、2位石橋湛山氏、3位石井光次郎氏と続いたが、決選では石井氏の支援を得た石橋氏が逆転勝利を収めた。
 60年7月には、第1回で首位に立った池田勇人氏が2位の石井氏を決選でも下して逃げ切った。派閥領袖(りょうしゅう)である田中角栄、福田赳夫、大平正芳、三木武夫の4氏が激突した72年7月は、田中氏が本命と目された福田氏を第1回で上回ると勢いに乗り、決選も圧勝した。
 安倍晋三元首相、石破茂前政調会長、町村信孝元官房長官、石原伸晃幹事長、林芳正政調会長代理の5氏が争う今回、決選になれば40年ぶりだ。同じく5候補乱立となった2008年9月は、麻生太郎氏が第1回で過半数を獲得、石原、石破両氏らを破った。

 ◇「天の声にも変な声」

 党員投票が勝敗を決した例もある。現職の福田氏に当時幹事長だった大平氏が挑んだ78年11月の総裁選。党員・党友による予備選が実施され、田中派の全面支援を受けた大平氏が1位となった。次点の福田氏は「天の声にも変な声もたまにはある」との名文句を残し、本選進出を断念した。
 82年11月にはやはり予備選が行われ、中曽根康弘氏が安倍氏の父晋太郎氏ら3候補を圧倒。対抗馬は3人とも辞退し、本選を経ることなく当選を決めた。ただ、今回は議員票199、党員票300の計499票で争われ、国会議員投票に先立って予備選を実施した当時とは方式が異なる。

 ◇旋風が再登板阻む

 今回は5年前に首相を退いた安倍氏が再挑戦するが、01年4月の総裁選でも首相経験者の橋本龍太郎氏が参戦した。最大派閥を率いた橋本氏が優位との見方もあったが、3カ月後に参院選が迫る中、「自民党をぶっ壊す」と党の抜本改革を訴えた小泉純一郎氏が旋風を起こして地滑り的勝利を収め、橋本氏の再登板を阻んだ。
 野党としての総裁選びは今回が3度目。93年7月に当選した河野洋平氏、09年9月に勝利した現職の谷垣禎一氏はともに首相には就任していない。河野氏は離党して新自由クラブを結成、復党した経歴を持ち、今回出馬した石破氏も新進党などに在籍した「出戻り組」の一人だ。

◇過去の特徴的な自民総裁選
 【決選投票で逆転】
 ◇1956年12月
  1回目 岸信介 223票、石橋湛山 151票、石井光次郎 137票
  決選  石橋湛山 258票、岸信介 251票
 【決選投票で逃げ切り】
 ◇60年7月
  1回目 池田勇人 246票、石井光次郎 196票、藤山愛一郎49票
      松村謙三5票、大野伴睦1票、佐藤栄作1票
  決選  池田勇人 302票、石井光次郎 194票
 ◇72年7月
  1回目 田中角栄 156票、福田赳夫 150票
      大平正芳 101票、三木武夫69票
  決選  田中角栄 282票、福田赳夫 190票
 【予備選で決着】
 ◇78年11月
  大平正芳 748点、福田赳夫 638点
  中曽根康弘93点、河本敏夫46点
 ◇82年11月
  中曽根康弘559673票、河本敏夫265078票
  安倍晋太郎 80443票、中川一郎 66041票
 【元首相が出馬】
 ◇2001年4月
  小泉純一郎 298票、橋本龍太郎 155票
  麻生太郎31票、亀井静香(途中辞退)
 【5候補乱立】
 ◇08年9月
  麻生太郎 351票、与謝野馨66票
  小池百合子46票、石原伸晃37票、石破茂25票
(敬称略、60年7月以前は立候補制ではない)
(2012/09/17-14:26)

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8107チバQ:2012/09/17(月) 20:23:19
>>8098
14日に↓の記事が出てるのに、16日付の記事で
>進次郎さんは誰を支持するかを事前に表明しない可能性もあります。
なんて表現で書くかなあ

http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY201209140487.html
2012年9月14日21時33分
「進次郎票」の行方は 小泉氏、事前の支持表明を撤回
 自民党の小泉進次郎青年局長は14日、「1回生の私の一票が影響を与えるのは不本意で申し訳ない」と語り、総裁選で投票する候補を事前に表明するとしていた考えを撤回した。自民党本部で記者団に語った。

 小泉氏は6日、青年局が19日に開く候補者討論会の終了後に意中の候補を明らかにする考えを表明。「人気のある小泉氏がどう動くかで流れが決まる」(若手)との見方も広がり、各陣営は「進次郎票」の行方に気をもんでいた。

 小泉氏は14日、「身の程知らずな役割を演じるのは良くない」と方針を転換。「候補者は堂々と議論してほしい。投票後、誰に入れたか言う」と述べた。

8108チバQ:2012/09/17(月) 20:27:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120916/stt12091600540002-n1.htm
背信・遅咲き・途中辞任・離党・参院所属…それぞれ弱味、必死の釈明
2012.9.16 00:52 [自民党]

自民党総裁選の街頭演説に集まった人たち=15日午後、東京・JR有楽町駅前
 自民党総裁選の立候補者による15日の日本記者クラブ主催の公開討論会で、5人の候補がそれぞれの“弱点”を指摘され、釈明を強いられる場面があった。

 谷垣禎一総裁を押しのけて出馬し、「平成の明智光秀」と揶(や)揄(ゆ)された石原伸晃幹事長は「谷垣さんの人柄、誠実さ、実直すぎる政治姿勢が好きだ。すごい好き。総裁もたぶん私の性格を好きだろう」と強調。さらに「谷垣さんは漢文の素養があったり、その一方ですごいアスリートだ」とベタ褒めした。

 町村信孝元官房長官は、経歴の割には今まで総裁選出馬を求める声が上がらなかった点を指摘され「もしかして間違った世界に入ったのかと週に1回は思うことがある」と苦笑い。安倍晋三元首相は「(5年前に)首相の職を辞した責任をどう取るかずっと考えてきたが、難局に立ち向かえという同志の声に応えた」と説明した。

 石破茂前政調会長は、かつての離党経験を「自分の考えと違う党の公約を掲げて選挙に出ることはできなかった」、参院議員の林芳正政調会長代理は「首相指名で参院議員の公明党の山口那津男代表や社民党の福島瑞穂党首に投票されても無効票になっていない」とそれぞれ釈明した。

8109チバQ:2012/09/17(月) 20:28:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120916/stt12091600500001-n1.htm
「国難」に政権交代前夜のムード 街頭演説で「外交・経済」克服訴え 
2012.9.16 00:47 (1/2ページ)[自民党]

自民党総裁選の街頭演説で支持を呼び掛ける候補者。左から安倍元首相、石破前政調会長、町村元外相、石原幹事長、林芳正政調会長代理=15日午後、東京・JR有楽町駅前
 自民党総裁選の告示後初となる街頭演説会が15日夕、東京・有楽町で行われた。出馬した5人の候補はいずれも、沖縄県・尖閣諸島などに関する「外交」問題と、景気低迷が続く「経済」問題という2つの課題の克服を約束した。自民党が次期衆院選で比較第一党になれば、新総裁は「次期首相」の有力候補となる。「国難」への危機感からか、街頭には「政権交代前夜」のムードも漂った。(岡田浩明)

 3連休初日のこの日、買い物客らでにぎわうJR有楽町駅前には、身動きがとりにくいほどの聴衆が集まった。各陣営の動員による“私設応援団”に加え、候補者の名前が書かれた看板やのぼり旗も目立った。

 5人がそろって訴えたのは領土問題。尖閣周辺の日本領海に中国の海洋監視船が侵入するなど「国土の危機」が迫る中、安倍晋三元首相は演説時間の大半を外交問題に割いた。「日本の美しい海、領土が侵されようとしている。危機的な状況だ。断固として守っていく」と訴える安倍氏。聴衆も「そうだ!」と呼応する。石破茂前政調会長と町村信孝元官房長官も「まさしく国難だ」「主権に関わる話は譲れない」と声を張り上げた。

 石原伸晃幹事長はここぞとばかりに父、石原慎太郎東京都知事の話題を持ち出した。「都知事に尖閣を売っておけば、こんなことにならなかった。外交力が欠乏している」と民主党政権を皮肉った。林芳正政調会長代理も得意の経済再生の話題を後回しにし「毅(き)然(ぜん)とした外交をやっていく」と訴えた。

 もう一つは経済危機。町村、石原両氏は民主党政権の経済失政を批判すると同時に、「雇用確保に全力をあげる」「まずやることは雇用対策だ」と力説。聴衆から「頼むぞ」との声が飛び交った。林氏は韓国企業が台頭してきている具体例を示しながら「日本経済を再生しなければいけない」と熱弁を振るった。

 5人の演説を聴いた男性(76)は「やっぱり安倍さん。石原さんも闘志満々だった」と語り、埼玉県在住の男性(78)は「日本はここ数年間、なめられている」と民主党政権への不満をぶちまけた。「石破さんの演説に共感した」と語るのは都内に住む男子大学生(20)。長引く雇用不安は切実で「これから就職だが、気になる」と漏らし、政権交代への期待をにじませた。

8110チバQ:2012/09/17(月) 20:28:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120915/stt12091508200002-n1.htm
国会議員票の争奪戦
2012.9.15 08:20 (1/2ページ)[自民党]

自民党総裁選 各候補の主張

8割固まった?


 「次期首相」の座を懸けた戦いといわれる自民党総裁選は、かつてない少数の国会議員票(199票)を奪い合うことになる。「すでに8割方固まった」(党幹部)との見方も出ているが、派閥の影響力低下を反映し、他陣営に入っている議員の引き抜きをねらう陣営も出てきている。社会保障・税一体改革など主要政策では大きな違いはないものの、票の争奪では仁義なき争いを展開している。

 13日夜、林芳正政調会長代理を支援する中堅議員の携帯電話が鳴った。

 「派閥の関係で林さんの推薦人にならなければいけない事情はわかりますが、応援はこっちでやってくれないですか?」

 別の候補を応援する若手議員からだった。ためらう中堅に、若手は「投票だけでもいいからお願いできないでしょうか」とたたみかけた。

 国会議員票は平成21年の総選挙で自民党が惨敗したため少ない。しかも5人の候補がそれぞれ推薦人20人を確保したため、事実上半分は固まった格好だ。

 各派閥も支援する候補を続々と決めているが、一方でかつてのような結束力はない。このため、支持拡大を図るために推薦人名簿に登録される可能性のある議員すら争奪の対象になったのだ。


最初の3日勝負


 各陣営が告示前から議員票を得るためしのぎを削っているのは、全体の499票のうち300票と比重の重い地方票を獲得する足がかりを得る目的もある。地方などの党員に働きかけをしてもらうには、早く支持を決めてもらう必要があるのだ。

 都道府県連に割り振られた地方票は、党員による事前投票をもとに得票が決まる。党員のもとには15日から順次、投票はがきは届けられるが、「高齢の党員を中心にはがき到着から2、3日のうちに投票する」(中堅)傾向が強いという。はがきが配達される前に支援を呼びかけなければ「手遅れ」になる可能性もある。

 このため石原伸晃幹事長陣営の事務局長を務める茂木敏充政調会長は14日昼の会合でこう号令をかけた。

 「最初の3日が勝負。1週間後にアプローチして『もう出した』といわれても困るんです!」

(佐々木美恵)

8111チバQ:2012/09/17(月) 20:29:31
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209170064.html
'12/9/17
石破氏は「旋風」期待 総裁選、「決選」狙う石原・安倍氏

 自民党総裁選は、共同通信社の全国党員・党友調査と国会議員支持動向調査で、先行する石破茂前政調会長(55)を、石原伸晃幹事長(55)と安倍晋三元首相(57)が追う構図が明らかになった。地方票をてこに“旋風”を起こして逃げ切りに期待する石破氏。これに対し石原、安倍両氏は決選投票での逆転を視野に2位を確保する戦略だ。終盤に向け連携関係にも変化がありそうだ。

 「野党時代の3年間、小まめに地方を回ってきた結果だ。決選投票で民意に反した国会議員票が出れば、自民党は国民の支持を失う」。共同通信の調査結果を聞いた石破陣営幹部は16日、石原、安倍陣営をけん制した。

 石破陣営の頼りは地方票。思い描くのは、2001年総裁選で世論の後押しを受けた小泉純一郎元首相が当初優位と言われた橋本龍太郎元首相を破った“小泉旋風”だ。

 党員調査では石破氏が半数近くを獲得するとの試算結果が出たが、幹部は「本音を言えば、もっと圧倒的な数字を期待した」と話した。旋風を起こせるかどうか際どいとの判断がある。

 石破氏にとって国会議員票は期待できない。派閥領袖りょうしゅうらベテランから「脱派閥を掲げる石破氏だけは勝たせたくない」との声が聞こえてくるからだ。“1位通過”しても国会議員だけが投票する決選投票では逆転される可能性がある。「何としても1回目で勝ちたい」と陣営幹部は強調した。

 石原氏にとっては、とりあえず2位確保が最大の目標だ。町村派に影響力を持つ森喜朗元首相や古賀派会長の古賀誠元幹事長の支援を得ているだけに、町村信孝元外相(67)と古賀派の林芳正政調会長代理(51)が1回目で敗退した場合に、支持議員の票が決選投票で回ってくるとの計算がある。

 一方、石破氏との連携に言及していた安倍氏だが、陣営からは「3位になった場合に石破氏を支持するとは限らない。石破氏が3位になった場合の支援を期待しての発言だった」(幹部)と本音を漏らす。

 陣営の一人は調査結果に「現時点で地方票が2位とあまり変わらないのは上出来。態度未定の国会議員などに働き掛けを強めれば2位は確保できる」と自信をみせた。安倍氏が2位に入れば石原氏に協力を求める考えだ。

 石原、安倍氏の2位争いが激しさを増すのは間違いない。

8112チバQ:2012/09/17(月) 20:37:46
精度不明

100 :無党派さん:2012/09/17(月) 13:44:28.97 ID:pp8+2nJj
>>98
とりあえずコピペ
●現状で総裁選の投票先を表明している者の集計
(派閥に属しているか無所属かの錯誤あり)

派閥          領袖     ,議員 ,安倍 ,石場 ,石原 ,町村 ,林 ,残り
清和政策研究会  ,町村信孝  ,43  ,11   ,1   ,2   ,23   ,0  ,6
宏池会        ,古賀誠    ,33  ,1   ,3   ,4   ,0   ,15 ,10
平成研究会     ,額賀福志郎 ,28  ,3   ,2   ,8   ,0   ,0  ,15
近未来政治研究会,山崎拓    ,16  ,5   ,1    ,7   ,0   ,1   ,2
為公会       ,麻生太郎   ,13  ,6   ,3    ,1   ,0   ,0  ,3
志帥会       ,伊吹文明   ,12  ,1   ,2    ,0   ,0   ,1  ,8
番町政策研究所 ,高村正彦   ,7   ,4   ,0   ,0   ,0   ,0  ,3
無派閥       ,−       ,47  ,18   ,15  ,5   ,3    ,5  ,1
合計         ,−      ,199  ,49   ,27  ,27  ,26   ,22 ,48

8113チバQ:2012/09/17(月) 20:39:36
60 :無党派さん:2012/09/17(月) 12:13:11.19 ID:4e6S4fZe
   読売 共同 毎日
石破 37  32.6  38
安倍 21  17.5  29
石原 20  18.8  19
町村 *6  *5.0  *5
林芳 *2  *1.7  *3

※読売・共同は自民党員調査、毎日は自民支持層調査

8114名無しさん:2012/09/18(火) 08:13:20
自民総裁選:街頭演説に4000人 JR名古屋駅前
毎日新聞 2012年09月18日 01時51分(最終更新 09月18日 01時56分)

名古屋駅前で街頭演説を行い大勢の聴衆の声援に応える自民党総裁選候補者の(左から)安倍晋三元首相、石破茂前政調会長、町村信孝元官房長官、石原伸晃幹事長、林芳正政調会長代理=名古屋市中村区で2012年9月17日午後1時56分、兵藤公治撮影

 自民党総裁選の立候補者5人が17日、愛知県を訪れ、JR名古屋駅前(名古屋市中村区)とJR豊橋駅前(豊橋市)で街頭演説会を開いた。

 各候補者は民主党批判を繰り広げたが、聴衆からは「野党転落後に自民党自身の何が変わったのかがわからない」と厳しい声も聞かれた。

 自民党愛知県連によると、名古屋駅前には約4000人が集まった。

 宣伝カーの上で石原伸晃幹事長、林芳正政調会長代理、安倍晋三元首相、石破茂前政調会長、町村信孝元官房長官の順に演説。尖閣諸島や竹島を巡って中国・韓国との関係が悪化する中、民主党政権の外交戦略批判などで聴衆を沸かせた。

 前回の衆院選で民主党候補に投票した男性(79)が「民主党には裏切られた。民主党を倒せる総裁を」と語るなど、政権交代を求める声が多かった。

 だが中には5人に厳しい視線を送る人も。「今までは選挙に行かなかったが、次の衆院選は必ず行く。演説を参考にしたい」。名古屋市西区の会社員、梅沢勇夫さん(26)はこう話し、演説に聴き入っていたが「民主党批判が過ぎる。自民党が何を反省してどう変わったのかが聞きたかった」と注文を付けた。

 次の衆院選に向け、日本維新の会や減税日本など「第三極」の存在が注目される。

 同区の会社員、堤孝基さん(26)は「今の民主党を見ていると、経験のない第三極に政権を任せるのは怖い。自民党に期待したいのに、演説では魅力が伝わってこなかった」と不満を漏らした。【駒木智一】

http://mainichi.jp/select/news/20120918k0000m010116000c.html

8115名無しさん:2012/09/18(火) 10:13:00
地元・横須賀で小泉進次郎の悪口を言う人はいない?[2012年09月18日]

9月26日に投開票が行なわれる自民党総裁選。5名の候補者の命運を握るのは、31歳という若さにしてもっとも自民党内で人気が高い小泉進次郎衆議院議員だと言われている。その人気の秘密はどこにあるのか?

思えば、2009年の衆議院選挙で小泉純一郎元首相の地盤を引き継いで立候補を表明したときから、何かと話題になっていた。初当選後も、「親の七光」「元フリーター」と、世間もメディアも4代目のお坊ちゃんという色眼鏡で進次郎氏を見ていた。

「ところが、どんな大物議員よりも演説がうまいし魅力的で、最高に盛り上がる。実力がついてきた頃でも地方回りを嫌がらず、むしろ本数を増やしていってね。各地の方言を巧みに取り入れたりして、ツカミも完璧!」(某県連幹部)

いまや「上層部からの期待や信頼は絶大ですよ」(自民党本部幹部)と進次郎氏の評価は上々だが、それ以前の評判はどうなのか。彼が幼少期から過ごした地元・横須賀で聞いてみた。

「小さい頃、お父さまと一緒に七五三にいらしたぐらいで、正直、あまり印象には残ってません。それが突然議員になられた感じで。でも、選挙活動もしっかりなさってね。できすぎるくらいいい人、あの若さであの気配りはできない」(地元神社関係者の中年女性)

地元タクシーの運転手(37歳)は、議員になる前の進次郎氏と酒を酌み交わしたことがあるという。

「オシャレなバーに入ったら普通に飲んでたんだよ。といっても、最初は小泉さんの息子とは気づかなくて、バーのマスターに紹介されてね。ちょうどアメリカから帰ってきた頃で、オレがサーフィンやってるから、その話をしたら彼もアメリカでサーフィンをやってたって話で盛り上がってね。すごく感じのいい人だったよ。シンちゃんって呼ばせてもらってさ」

議員になる前はあまり目立たなかったようだが、やはり人気は絶大なようだ。

「町会の事務所にも、お祭りのときとかに寄っていかれるんだけど、小泉さんが帰るときに、『じゃあ、僕は帰ります』って、ドアを出ていくときに必ず振り返って、手を顔の位置まで上げて笑顔になって、『では!』って。それがもうかわいくて〜。すごい魅力的」(町会事務所にいた30代と40代の女性)

小学生時代に彼が所属していた野球チームのコーチだった接骨院の先生は、彼の素質を見抜いていたと話す。

「まあ、子供の頃から政治家だったよ。そういう気風というのか、小さい子の面倒を見たり、気配りもできたしね。野球も抜群だった。キャッチボールやっても球が速くて、受けるのも痛かったな」

党内でも地元でも、べた褒めの声しか聞こえてこない進次郎氏。父親を超える日も近いか。

(取材・文/頓所直人 興山英雄 佐々木翔)
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/09/18/14087/

8116名無しさん:2012/09/18(火) 10:51:14
 >「衆院解散は、(衆院の任期満了ギリギリの)来年の8月。そうせんと、民主党は負けて、なくなってしまう」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120918-OYT1T00211.htm

 自民党総裁選の候補者は17日、愛知県豊橋市で街頭演説に臨んだ。

 小泉首相が訪朝し、日朝平壌宣言に署名したのはちょうど10年前。総裁選候補の安倍晋三元首相(57)が「私も小泉氏とともに平壌を訪問した。すべてのご家族が、(拉致された)お子さんの手を握りしめるまで私の使命は終わらない」と訴えると、大きな拍手が起きた。

 鉄道愛好家の石破茂前政調会長(55)は「(豊橋は)市電の街。電車大好きの私はとてもうれしい」と話して、聴衆の笑いを誘った。強い日差しが照り返す中、聴衆は豊橋駅前のロータリーだけでなく、駅周辺の階段を埋め尽くすほど膨れあがった。

 総裁選候補のかたわらには、次の衆院選で愛知15区から出馬予定の自民党の新人候補も立ち、手を振った。

 総裁選の地方遊説は、衆院選対策の側面もある。民主党が2009年衆院選で県内五つの小選挙区を独占した長野県からスタート。17日に回った愛知、滋賀、大阪の3府県も09年衆院選では大阪13区を除く計37小選挙区で全敗しており、自民党が巻き返しを図る地域だ。「攻め」の地方行脚は今後も続く。

 一方の民主党は17日、福岡市のホテルで代表選の立会演説会を開催した。

 地方での演説会は、13日の大阪市に続き、まだ2回目。この日も、台風16号の影響で開催が危ぶまれたが、なんとか中止を免れた。しかし、野田首相(55)は中国のデモ対応で東京に残り、民主党本部からインターネット中継での参加となった。

 「危機管理上、万全を期さなくてはならない。深くおわび申し上げたい」

 モニター画面に映し出された首相は、神妙な表情で頭を下げた。壇上の赤松広隆元農相(64)ら3氏は、画面上の首相と論戦に挑んだが、消化不良は否めなかった。党勢はふるわず、代表選も盛り上がりに欠けるとあって、衆院選に向けて、党内の危機感は強まるばかりだ。

 演説会の終了後、鹿野道彦前農相(70)は同じホテルで懇談した民主党支持者から、こんな悲痛な声を聞かされた。

 「衆院解散は、(衆院の任期満了ギリギリの)来年の8月。そうせんと、民主党は負けて、なくなってしまう」

(2012年9月18日10時39分 読売新聞)

8117名無しさん:2012/09/18(火) 16:59:07
報ステ視聴率①石原15.7%②安倍13.5%③石破13.3%④林12.3%⑤町村10.2%。町村が出る→普段より視聴率が低い。因み民主の議員が出ると出た瞬間から視聴率が下がるとのこと。民主議員で視聴率が下がらない(上がる訳ではない)のは細野と前原だけだと。週間朝日

8118名無しさん:2012/09/18(火) 17:47:03
礒崎陽輔 ?@isozaki_yousuke
「13県連で石破支持」なんて見出しがあるので、
その県連会長に聞いたら、
地元の幹事長がマスコミの取材で「党員の多くが石破支持と言っていますよ。」と言われ、
「そうですか。」と言ったら、
あんな記事になったということだそうです。
眉唾です。そもそも公平な党の選挙で、県連支持はあり得ません。

8119チバQ:2012/09/18(火) 21:59:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120917-OYT8T00684.htm
安倍氏と林氏「ライバル心」・・・自民党総裁選

山口市内で開かれた知事選の集会に参加した安倍氏(左端)と林氏(右端)(今年7月)  自民党総裁選(26日投開票)に立候補した5人のうち、安倍晋三元首相(57)(衆院山口4区)と林芳正政調会長代理(51)(参院山口選挙区)は、いずれも下関市を主な地盤とする世襲議員で、父親はかつて同じ選挙区で戦ったライバルだった。そんな2人の争いを、同市の自民党員らは「地元の誇り」と歓迎している。

 安倍氏の父晋太郎氏は元通産相、外相。林氏の父義郎氏(85)も厚相、蔵相を務め、いずれも自民党の「大物」だった。

 両氏は中選挙区時代の1969年以降、衆院選旧山口1区で8回戦った。2人をよく知る元下関市議は「晋太郎氏は支持者、義郎氏は企業を中心に支持基盤を固めて選挙戦を展開し、2人よりむしろ周囲が熱くなっていた」と振り返る。8回の選挙では、いずれも晋太郎氏がトップ当選。晋太郎氏の死去に伴い出馬した晋三氏も中選挙区最後の93年の総選挙でトップ当選し、義郎氏は2位だった。

 関係者によると、小選挙区制になった際、義郎氏が「晋三氏が若いことなどを考慮する」として比例へ回り、その後引退した。

 林芳正氏は95年の参院選で初当選して以後、3回連続当選。以前から総裁選に意欲を示し、一方で衆院へのくら替えを模索している。

 後援会幹部は「総裁選への出馬は以前から言っていたことで、くら替え問題とは別問題」とするが「中央政界では解散のない参院は下に見られがち」と悔しさものぞかせる。

 父親同士が同じ選挙区で争っていた時代と違い、衆院、参院と分かれた晋三、芳正両氏はこれまで選挙で直接戦ったことはない。ただ、党関係者は「今でも自民系市議、市選出の県議の多くは安倍派、林派に色分けされる。企業や団体もそうだ。安倍、林氏ともお互いに負けたくないというライバル心を持っているだろう」と話す。

 下関市の会社経営者の男性(52)は「安倍さんが首相を続けていれば、中国や韓国との領土問題は起こらなかったのでは。日本を立て直してほしい」と安倍氏の再登板を望む。林氏については「政策通は誰もが認める。(外交や経済が不安定な)乱世が終わってからの活躍に期待したい」と語る。

 林氏を推す同市の会社経営者の男性(40)は「今の日本を会社に例えると、営業(外交)、財務(財政)とも破綻している。内政面に精通した林さんに日本を支えてほしい」とし、「林さんと、外交面に強い安倍さんが力を合わせれば日本は大きく変わると思う」と話し、戦いが終わった後の2人の連携に期待を込める。

(2012年9月18日 読売新聞)

8120チバQ:2012/09/18(火) 22:20:36
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120917-OYT1T00798.htm
安倍元首相と林氏、親子2代ライバル?地元は…
 自民党総裁選(26日投開票)に立候補した5人のうち、安倍晋三元首相(57)(衆院山口4区)と林芳正政調会長代理(51)(参院山口選挙区)は、いずれも山口県下関市を主な地盤とする世襲議員で、父親はかつて同じ選挙区で戦ったライバルだった。


 そんな2人の争いを、同市の自民党員らは「地元の誇り」と歓迎している。

 安倍氏の父晋太郎氏は元通産相、外相。林氏の父義郎氏(85)も厚相、蔵相を務め、いずれも自民党の「大物」だった。

 両氏は中選挙区時代の1969年以降、衆院選旧山口1区で8回戦った。2人をよく知る元下関市議は「晋太郎氏は支持者、義郎氏は企業を中心に支持基盤を固めて選挙戦を展開し、2人よりむしろ周囲が熱くなっていた」と振り返る。8回の選挙では、いずれも晋太郎氏がトップ当選。晋太郎氏の死去に伴い出馬した晋三氏も中選挙区最後の93年の総選挙でトップ当選し、義郎氏は2位だった。

 関係者によると、小選挙区制になった際、義郎氏が「晋三氏が若いことなどを考慮する」として比例へ回り、その後引退した。

 林芳正氏は95年の参院選で初当選して以後、3回連続当選。以前から総裁選に意欲を示し、一方で衆院へのくら替えを模索している。

 後援会幹部は「総裁選への出馬は以前から言っていたことで、くら替え問題とは別問題」とするが「中央政界では解散のない参院は下に見られがち」と悔しさものぞかせる。

 父親同士が同じ選挙区で争っていた時代と違い、衆院、参院と分かれた晋三、芳正両氏はこれまで選挙で直接戦ったことはない。ただ、党関係者は「今でも自民系市議、市選出の県議の多くは安倍派、林派に色分けされる。企業や団体もそうだ。安倍、林氏ともお互いに負けたくないというライバル心を持っているだろう」と話す。

 下関市の会社経営者の男性(52)は「安倍さんが首相を続けていれば、中国や韓国との領土問題は起こらなかったのでは。日本を立て直してほしい」と安倍氏の再登板を望む。林氏については「政策通は誰もが認める。(外交や経済が不安定な)乱世が終わってからの活躍に期待したい」と語る。

 林氏を推す同市の会社経営者の男性(40)は「今の日本を会社に例えると、営業(外交)、財務(財政)とも破綻している。内政面に精通した林さんに日本を支えてほしい」とし、「林さんと、外交面に強い安倍さんが力を合わせれば日本は大きく変わると思う」と話し、戦いが終わった後の2人の連携に期待を込める。

(2012年9月18日08時14分 読売新聞)

8121チバQ:2012/09/18(火) 22:51:24
韓国・中央日報
貴国も世襲議員がトップになりそうなのは同じだけどね・・・

http://japanese.joins.com/article/755/159755.html?servcode=A00&sectcode=A00
“3バン”そろった元大臣の息子5人、自民党総裁めぐり家門の決闘
2012年09月18日15時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment7hatena0
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自民党の総裁選に立候補している(上から)安倍晋太郎氏、石原伸晃氏、石破茂氏、町村信孝氏、林芳正氏。
日本政界の最大の関心事は26日に行われる第1野党・自民党の総裁選だ。 自民党の支持率は執権党の民主党を大きく上回っている。 今回選出される総裁が、11月に行われると予想される総選挙の後、日本の首相となる可能性が高い。

出馬を表明した5人の競争は「大臣出身の父を持つ名家の息子の戦い」と要約される。 「家柄が良くなければ総裁も首相もできないのか」という不満が出てくるほど、5人そろって名家の“世襲政治家”だ。 日本の政治で必須といわれる「3バン」をすべてそろえた貴公子があふれる自民党らしい陣容だ。 「3バン」とは「カバン(鞄)」(資金)、「カンバン(看板)」(知名度)「ジバン(地盤)」(後援会)の日本語の後ろ2文字の発音がすべて「バン」で終わるところから作られた表現だ。

まず、2度目の首相に挑戦する安倍晋三元首相の父・安倍晋太郎は外務大臣と自民党幹事長を務めた。 第2次世界大戦後にA級戦犯として逮捕されながらも復権した後、首相まで務めた岸信介が母方の祖父で、父方の祖父・安倍寛も衆院議員を務めた、日本でも屈指の名門家系だ。

石原伸晃自民党幹事長は“妄言製造機”として知られる石原慎太郎東京都知事(80)の長男だ。 石原知事が1970年代に環境大臣、80年代に運輸大臣を務めたため、石原伸晃幹事長も「大臣の息子」だ。 石原幹事長は「父とは専攻分野が違う」と差別化を図っているが、父の後光が政治的な成功に大きな影響を及ぼしたことは否定しがたい。

石破茂元防衛相の父・石破二朗は80年、鈴木善幸内閣で自治大臣を務めた。 町村信孝元官房長官の父・町村金五は北海道知事を経て、1973−74年に自治大臣兼国家公安委員長を歴任した。 最後に出馬を宣言した林芳正政調会長代理の父は厚生大臣と大蔵大臣を務めた林義郎だ。

程度の差はあるが、父の影響を大きく受けたため、彼らの政治的性向は保守色が目立つ。 特に一人も例外なく「現在の憲法解釈上認められていない集団的自衛権を行使するべき」と同じ声を出している。

8122チバQ:2012/09/18(火) 22:52:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120918/plt1209181142000-n1.htm
総裁選は“石破vs反石破連合”激突か!石原&安倍連携がカギ2012.09.18
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大激戦となっている自民党総裁選。左から安倍、石破、町村、石原、林の各氏=17日午後、JR名古屋駅前【拡大】

 自民党総裁選(26日投開票)は中盤戦に突入し、報道各社の世論調査が出そろった。いずれの調査でも、石破茂前政調会長(55)が地方票で先行し、国会議員の支持が多い安倍晋三元首相(57)と、石原伸晃幹事長(55)が肉薄する展開。第1回投票では決着がつかず、国会議員のみによる上位2人の決選投票に進むのがほぼ確実な情勢で、「2位3位連合」を模索する動きも加速している。

 読売新聞と共同通信が、自民党員などに「誰に投票するか」を聞き、毎日新聞が、「自民党総裁に望ましい」と聞いた世論調査の結果(17、18日報道)は別表の通り。

 おおむね、石破氏が3割超の支持を集めて先行し、安倍、石原両氏が2割前後で続いている。

 今回の総裁選は、都道府県連や党員による地方票300、国会議員票199の499票で争われる。1回投票で過半数(250)を得た候補者がいなければ、国会議員のみで上位2人による決選投票が行われる。

 また、朝日新聞が、47都道府県連の幹事長ら地方幹部に行った調査では、回答があった19県連のうち13県連が石破氏支持を表明した。毎日による同様の調査でも、20道府県の半数を上回る12府県が石破氏支持だった。

 調査結果を受けて、読売は、地方票で石破氏が130以上、安倍、石原両氏が70票前後と分析した。同紙は現段階での国会議員の支持を「石破氏29人、安倍氏43人、石原氏39人」としている。

 この通りだとすれば、1回投票では、石破氏が過半数を得るのは難しいうえ、安倍、石原両氏が石破氏を逆転するのも難しい情勢といえる。

 政治評論家の浅川博忠氏は「まずは安倍、石原両氏のうち、どちらが石破氏との決選投票に向かうかの戦いだ」といい、こう解説する。

 「決選投票では町村信孝元官房長官(67)の30票、林芳正政調会長代理(51)の20票の行方とともに、2位3位連合の有無が焦点となる。石破氏は長老に煙たがられているので、決選投票で逆転される可能性もあるが、地方票で圧勝するなら国会議員はその意見には逆らいづらい面もある」

 自民党は、沖縄県・尖閣諸島周辺海域に多数の中国漁船が向かっているとの情勢を受け、18日に予定していた総裁選5候補による街頭演説を取りやめた。永田町で激しい多数派工作が繰り広げられそうだ。

8123チバQ:2012/09/18(火) 22:56:32
http://mainichi.jp/select/news/20120918k0000e010119000c.html
自民総裁選:5候補徹底比較…外交・安全保障 
毎日新聞 2012年09月18日 08時39分(最終更新 09月18日 08時56分)
 26日の投開票へ向け論戦の白熱する自民党総裁選20+件。尖閣諸島(沖縄県)の国有化に対する反日デモが中国各地で激化する状況を受け、5候補はそろって尖閣防衛の強化や対中外交の問題に積極的に言及している。「強硬姿勢か、外交重視か」で温度差はあるものの、憲法改正と集団的自衛権の行使容認については主張が一致。「保守色」を前面に政権奪還をうかがう自民党の姿勢が5候補の発言に鮮明に表れている。【松尾良、野口武則】

 ◇「強硬」「外交重視」で差
 「尖閣諸島は誰が見ても国際法上も日本固有の領土だ。領土をしっかり守るメッセージを中国に、世界に対して発信していかないといけない」。17日、愛知県豊橋市で行われた街頭演説会。石原伸晃幹事長はこう訴え、ほかの候補も口々に懸念を表明した。

 この問題では、保守色を前面に出す安倍晋三元首相と石破茂前政調会長に強い言葉が目立つ。特に安倍氏は「首相が断固として島を守るメッセージを中国に伝えるべきだ」と強硬だ。

 安倍氏は中国、韓国との摩擦要因となっている歴史認識問題でも突出する。告示日の記者会見で首相に就任した場合の靖国神社参拝について聞かれ「首相在任中に靖国に参拝できなかったことは痛恨の極みだ。そのことから考えていただきたい」と前向きな考えを表明した。旧日本軍による従軍慰安婦問題の強制性を認めた河野洋平官房長官談話についても「子や孫の代に不名誉を背負わせるわけにはいかない」と見直しを主張している。

 石破氏は日本の抑止力強化によって中国との紛争を未然防止する戦略を唱え「領海侵犯されても対処する法律がない。領土を守る海兵隊も必要」などの課題を示す。敵地への上陸・空挺(くうてい)作戦などを行う海兵隊の創設論は、近隣国や国内のリベラル派を刺激しそうだ。

 これに対し、石原氏や町村信孝元官房長官、林芳正政調会長代理は外交解決に軸足を置く。町村氏は05年の反日デモの際、外相として訪中した実績を強調。「玄葉光一郎外相は中国に直談判すべきだ」と繰り返す。

8124チバQ:2012/09/18(火) 22:58:13
 自民党政権時代もできなかった尖閣国有化に野田政権が踏み切ったこと自体は批判しにくい。石原氏は中国との事前調整に失敗したことを問題視し「虎の尾を踏んだような気がする。今はクールダウンしないといけない」と冷静な対応を主張。父慎太郎・東京都知事の強硬路線に「逆張りする」(周辺)ことで中道色を示し、安倍、石破両氏との差別化を図る狙いもある。

 ただ、テレビ番組で「首相になったら尖閣を視察したいか」「竹島や尖閣諸島を守るために自衛隊出動も考えるか」などの質問に全員が「○」と答える姿は、党全体の保守化を印象づけている。

 ◇改憲・集団自衛権は一致
 憲法改正はもともと自民党の党是とはいえ、5候補全員が改憲と、憲法解釈の変更が必要な集団的自衛権の行使容認で一致する今回の総裁選は、野党を経験した自民党の「保守回帰」を映し出した。

 「吉田ドクトリンが、中国が経済2位になる状況で成り立つのか。私は宏池会に所属するが、集団的自衛権(の憲法解釈)はきちっと見直すべきだ」。15日の討論会でこう明言したのは林氏だ。

 90年代まで吉田茂元首相を源流とする軽武装・経済成長重視の「吉田ドクトリン」が保守本流とされた。自民党は自主防衛のための憲法改正という「理念」と、政権党として現憲法下で自衛隊を運用する「現実」を使い分けてきたが、野党転落を機に、保守回帰によって民主党との違いを示す理念先行の方向へかじを切った。宏池会(古賀派)は吉田元首相の系譜。宮沢喜一元首相ら「護憲保守」の大物が引退し、「改憲保守」が党内で大勢を占める現状が林氏の発言に表れた。

 安倍、石破両氏にとっては、改憲も集団的自衛権も「ライフワーク」。町村、石原両氏も対米関係を悪化させた民主党外交を批判しており、日米同盟強化の一環として集団的自衛権の行使容認論は勢いを増している。

 次期衆院選へ向け「日本維新の会」の結党を宣言した橋下徹大阪市長も改憲を掲げ、集団的自衛権の行使を容認する立場。安倍氏は橋下氏との連携に意欲を見せる。だれが総裁になっても、自民党が政権を奪還すれば、政権の枠組み次第で憲法の改正、解釈変更が現実味を帯びる。

8125チバQ:2012/09/18(火) 23:04:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120918/plc12091822440026-n1.htm
自民党、総裁選遊説中止し政調全体会議 事態悪化に備え
2012.9.18 22:43 (1/2ページ)
 自民党は18日、沖縄県・尖閣諸島の国有化で緊迫化している中国での反日デモや中国政府への対応をめぐり、党政調全体会議を開いた。谷垣禎一総裁の指示で、党総裁選(26日投開票)に立候補した5候補も遊説日程を中止し、急(きゅう)遽(きょ)帰京して出席。次期衆院選をにらみ、“政権党”としての危機管理能力を示す狙いもあったようだ。(峯匡孝)

 会議では日本政府に対して「毅然(きぜん)とした対応を行い、警備を含め万全の体制を構築するため法整備や海上保安庁の体制強化」を求めることを決議。終了後、大島理森副総裁が首相官邸に藤村修官房長官を訪ね、日系企業の保護や領土と主権の保全に万全を期すよう求める申し入れ書を手渡した。大島氏は日系企業襲撃に対する損害賠償について「事実関係も調べなくてはならないが、非常に大事な観点だ」と指摘し、中国側に負担を求めるべきだとの考えを示した。

 一方、これに先立つ会議では、出席した5候補から中国政府の姿勢に対する批判や、事態が悪化した場合についての備えを早急に行うべきだとの意見が相次いだ。

 安倍晋三元首相は「尖閣の問題の責任はすべて中国政府にある。尖閣は私たちの領土であり、この意思を政府は直ちに中国政府に伝えるべきだ」と強調。石破茂前政調会長は「どの時点で海上自衛隊の海上警備行動にシームレス(継ぎ目なく)にするか、あらゆる事態を想定すべきだ」と指摘し、万一に備え政府専用機による邦人救出策の検討も必要だと指摘した。

 町村信孝元官房長官は「日本人の覚悟が問われている問題だ。腹を据えて取り組むべきだ」と呼びかけ、石原伸晃幹事長は外交による沈静化に力点を置き、「(中国との)対話のパイプを切らず、両国間の利益が何なのかを詰めてほしい」と要望した。

 林芳正政調会長代理も「相手を知るのが外交の役割だ。自衛隊と海保が連携し、『けんかをしたら大変なことになる』ということもやらないといけない」と語り、外交努力や情報戦の必要性も指摘した。 

 このほか佐藤正久参院議員は「尖閣諸島の全部の島に警察官を配置すべきだ」と主張。新藤義孝衆院議員は「尖閣諸島の実効支配の強化のために利用計画を作り、行動であらわすべきだ」などと、離島管理の強化を急ぐべきだとの声が多く出た。

8126名無しさん:2012/09/19(水) 12:39:50
2012年9月19日11時57分
自民・町村氏が入院 総裁選対応は「医者に相談」

 自民党総裁選に立候補している町村信孝元官房長官(67)が18日夕、体調不良を訴えて東京都内の病院に入院した。町村氏の陣営の選挙責任者である細田博之元官房長官が19日午前に記者会見し、「昨日の夕刻、体調を崩して、念のため病院の検査を受けている。関西方面での遊説の帰路に非常に気分が悪くなった、と聞いている」と明らかにした。19日の総裁選関連の行事は欠席する。

 総裁選への立候補を取りやめる可能性について、細田氏は「検査の結果などを踏まえて、医者に相談することになる」と説明。町村氏は細田氏に「申し訳ない」と話していたという。

http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY201209190134.html

8127名無しさん:2012/09/19(水) 12:41:12
町村氏が入院、総裁選は「医者と相談する」

 自民党総裁選(26日投開票)に立候補している町村信孝元官房長官(67)が体調を崩し、18日夕に都内の病院に入院した。

 町村陣営の細田博之元官房長官が19日午前、党本部で記者会見して明らかにした。町村氏は19日の総裁選の行事をすべてキャンセルした。

 細田氏によると、町村氏は18日夕、神戸市での街頭演説を終えて帰京する際の飛行機内で気分が悪くなり、その後、検査のため入院した。19日も検査入院を続けているという。細田氏は、町村氏が総裁選をとりやめる可能性について「今後は検査結果などを踏まえ、医者と相談することになる」と述べるにとどめた。「電話の様子では町村氏は普段と変わらない。(総裁選を続ける)意欲はあると思う」とも語った。

 自民党総裁選では19日午前、東京・有楽町の日本外国特派員協会で候補者の討論会が行われ、町村氏を除く4氏が出席した。

(2012年9月19日11時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120919-OYT1T00521.htm

8128名無しさん:2012/09/19(水) 13:08:16
町村氏が緊急入院=自民総裁選、撤退も

町村信孝元官房長官の病状について記者会見する細田博之元幹事長=19日午前、東京・永田町の自民党本部

 自民党総裁選に立候補した町村信孝元官房長官(67)が急病のため、都内の病院に緊急入院したことが19日午前、分かった。町村氏は18日夕に体調を崩した。病院で検査を受けており、19日の総裁選関連行事は全て欠席する。町村陣営の細田博之元幹事長が党本部で記者会見し、明らかにした。総裁選対応に関し、細田氏は「分からない。医者の判断だ」としているが、陣営内では撤退せざるを得ないとの見方も出ている。

 細田氏は「きのうの関西方面の遊説の帰路に非常に気分が悪くなった。東京に着いてからも引き続き気分が良くないということで、念のため病院に行った」と説明。撤退を決めたのかとの質問には「そういうことではない」と述べた。

 ただ、町村陣営幹部は19日午前、「胸が痛いと言って入院した。心臓疾患の可能性がある。そうすると検査に時間がかかり、総裁選を戦うのは難しい」と語り、体調不安を抱えての選挙戦続行は困難との認識を示した。陣営幹部らは同日午後に集まり、今後の対応を話し合う。 

 町村氏は18日午前、他の総裁選候補4人とともに神戸市内で街頭演説した後、東京に戻り、党本部で開かれた日中問題への対応を協議する会合に出席していた。(2012/09/19-11:35)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091900170

8129名無しさん:2012/09/19(水) 13:15:55
町村氏の発声に異常あり  1時間24分辺り

2012 「自民党総裁選共同記者会見」
http://www.youtube.com/watch?v=Zq-VksENTXQ#t=1h24m43s

8130名無しさん:2012/09/19(水) 13:19:09
http://twitter.com/SatoMasahisa/status/248222794385612800

佐藤正久Verified ?@SatoMasahisa
今、秘書経由で、自民党総裁選挙に関し、町村氏が今後の予定を全てキャンセルし、10時から細田議員が緊急記者会見との報。
事実なら町村氏撤退か?総裁選挙半ばでの撤退は国民や党員の理解を得ることは困難。まさか誰かを応援するための撤退ではない
とは思うが?選挙半ばでの撤退は理解に苦しむ。

8131名無しさん:2012/09/19(水) 13:28:42
町村氏が検査入院 自民総裁選立候補取り止めか?(09/19 11:52)

自民党総裁選です。町村元官房長官が体調不良を訴えて検査入院し、外国特派員協会での会見など、19日の日程をすべてキャンセルしました。立候補を取りやめる可能性も出てきています。

 町村陣営は「総裁選から撤退するかはまだ決めていない」と強調していますが、検査には数日かかる見込みで、事実上の撤退という見方が広がっています。

 町村陣営選挙責任者・細田元官房長官:「(町村氏は)昨日の夕刻、体調を崩して、念のため病院の検査を受けている。今後は、検査の結果を踏まえて医師に相談する」

 関係者によりますと、医師からは「選挙選を続けることはお勧めしない」と言われたということです。町村陣営では、午後も幹部が集まり、今後の対応を協議することにしています。一方、町村氏を除いた候補者4人は外国特派員協会で会見を行っていますが、「町村氏が全快して政策論争できることを願う」などと回復を祈る発言が相次ぎました。ただ、ある陣営からは「同じ町村派の安倍氏に票が流れる。これで2位は安倍氏に決まりだろう」という声も出ていて、早くも町村氏が撤退した場合の票の行方に関心が集まっています。

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220919018.html

>医師からは「選挙選を続けることはお勧めしない」と言われたということです。

acute abdomen(急性腹症)でなく循環器系が第一候補かな

8132名無しさん:2012/09/19(水) 13:32:32
町村元官房長官が緊急入院 総裁選撤退するかどうかは判断せず
2012.9.19 10:30 [自民党]

記者会見する町村陣営幹部の細田博之元幹事長=19日午前、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 自民党総裁選(26日投開票)に立候補している町村信孝元官房長官(67)は18日夜、急病のため都内の病院に検査入院した。町村陣営幹部の細田博之元幹事長が19日午前、党本部で記者会見し明らかにした。

 町村氏は19日の総裁選関連の日程をすべてとりやめた。総裁選の撤退を含む今後の対応については、検査結果を踏まえて同日中に判断する。細田氏は記者会見で、撤退するかどうかは現時点で判断を下していないことを強調した。

 細田氏は「町村氏は元気だ。総裁選を続ける意欲はあると思う」と述べ、町村氏は「今日の予定がキャンセルになり、申し訳ない」と話しているという。

 町村氏は18日の神戸市での地方遊説後、胸の痛みを訴えていた。

 総裁選には町村氏のほか、安倍晋三元首相(57)と石破茂前政調会長(55)、石原伸晃幹事長(55)、林芳正政調会長代理(51)が立候補している。

 総裁選の議員票の情勢は、安倍氏が50人近くの支持を集め、やや優勢。石原氏が40人以上、石破氏も30人以上を固める中、町村氏も約30人を固めていたが、伸び悩んでおり、「情勢は非常に厳しい」(町村陣営)といわれている。撤退することになれば、町村氏を支援する議員票の行方が総裁選の行方を大きく左右するため、激しい争奪戦が予想される。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120919/stt12091910320000-n1.htm

>地方遊説後、胸の痛みを訴えていた。

これは心疾患の可能性が高い

8133名無しさん:2012/09/19(水) 13:36:29
>>8129からは脳梗塞の初期症状

8134名無しさん:2012/09/19(水) 13:36:39
【拡散希望】

人権法案、19日に閣議決定へ 法務省外局で新救済機関
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20120919/Kyodo_BR_MN2012091801002223.html

危険な【人権侵害救済法案】とは
http://matome.naver.jp/odai/2134711458884676701

地元の議員に反対をFAX、電話で伝え阻止しましょう
政治家・政策データベース
http://db.kosonippon.org/

法務大臣 滝実(FAX03-3592-7393 )
内閣法制局長官 山本庸幸(FAX03-3581-4049)

FAX例文等
http://twishort.com/aet2t

8135名無しさん:2012/09/19(水) 13:43:11
現職総理が入院した場合

医師団は昭和時代から常に原則記者会見


総裁候補の場合

医師団の記者会見はまずない


※どっちにしろ、医師団は必ずしも真実を述べる必要は全くなし

8136名無しさん:2012/09/19(水) 13:55:28
2chでは、ischemic heart disease(虚血性心疾患)が本命視されているのかな?
何にせよ総裁選続行は>>8129を見ればほぼ無理

8137名無しさん:2012/09/19(水) 14:13:16
<自民党総裁選挙2012> 候補者公開討論会 主催:自民党青年局・女性局
http://live.nicovideo.jp/watch/lv107616841

8138名無しさん:2012/09/19(水) 14:18:01
721 ::2012/09/19(水) 13:51:29.20 ID:EQhnj4Bg0
続報まだか・・・
言語まひ・胸の痛みだと軽い心臓発作、やっぱり心筋梗塞かな?
脳卒中でも太い血管切れたり問題があると後遺症が結構残るが、軽い場合はすぐ救急車で運べばほとんど後遺症ないよ
政治家活動に全く問題ないレベルかもしれん
40過ぎると毎日血管切れてるらしいから、心配すんな
マッチーのご快癒お祈りします

8140名無しさん:2012/09/19(水) 16:21:43
自民・町村氏、胸の痛み訴えて入院!総裁選断念の可能性も2012.09.19

 自民党総裁選(26日投開票)に立候補している町村信孝元官房長官(67)が、断念する可能性が出てきた。19日午前、陣営幹部の細田博之元幹事長が党本部で記者会見して、町村氏が「胸が痛い」と体調を崩して検査入院していることを発表した。今後の対応は検査次第というが、立候補断念なら、一体誰を利するのか。各陣営は情報収集を急いでいる。

 細田氏によると、町村氏は18日、神戸市内で行われた総裁選5候補による街頭演説会を終え、飛行機で帰路に就く途中で気分が悪くなった。同日夜に都内の病院に入院。19日の総裁選関連行事はすべて欠席する。

 今後の総裁選対応に関し、細田氏は「分からない。医者と相談のうえ、判断する」とした。町村氏は陣営幹部に対し、「申し訳ない」と話しているといい、このまま立候補を辞退する可能性も高い。

 町村氏は地方票(300票)では支持がほとんど広がらない一方、国会議員票199票のうち、町村派30票弱を中心に30票以上を固めているが、永田町の関心は早くも「町村票の行方」に移っている。

 安倍晋三元首相が町村派に所属しているため、自民党内では「常識的には、安倍氏に追い風」(中堅議員)と見る向きが多い。

 政治評論家の有馬晴海氏も「町村氏には、戦い続けても、いいことはない。辞退して安倍氏を支持すれば、自らが惨敗して情けない姿をさらさずに済むし、派閥も割らずにキングメーカーでいられる。町村氏を支持している町村派議員は『安倍氏を応援したいが、派閥を裏切れない』という理由だったので、安倍支持に回りやすい。30票は安倍氏に流れるだろう」と語った。

 この分析は、町村氏が19日午前も陣営幹部らと普段通りに連絡を取るなど、あくまで、「病状は軽く、普通の政治活動は続けられる」という前提でのものだ。

 一方で、町村派オーナーである森喜朗元首相の意向で、石原伸晃幹事長支持に転換する可能性も捨て切れないという。

 政治評論家の小林吉弥氏は「森氏は古賀派会長の古賀誠元幹事長、額賀派を陰で仕切る青木幹雄元参院議員会長(引退)らとともに長老グループを形成し、自分たちの意をくむことが多い石原氏支持への流れをつくろうとしてきた。石原氏が失言などで失速しているため、町村票を上乗せして第1回投票を乗り切り、決選投票に臨むのではないか。これで石原氏が勝てば、町村派に幹事長か副総裁のポストが当てられるだろう」と話した。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120919/plt1209191551008-n1.htm

8141名無しさん:2012/09/19(水) 16:30:44
自民党道連に衝撃 町村信孝氏緊急入院
(2012年 9/19)

 「容体は」「総裁選はどうなる」「次期衆院選に出馬できるのか」―。自民党総裁選に立候補した町村信孝元官房長官(67)が急病のため、都内の病院に緊急入院したことで自民党道連や道議会自民党・道民会議に衝撃が走った。

 同党道連の岩本剛人幹事長は19日午前、記者団に「昨夜体調を崩したという情報しかない」と話した。「総裁選を断念するかもしれない。もしそうなったら大変残念なこと」とも。

 総裁選は既に党員、党友の投票が始まっており、岩本幹事長は「道内の党員、党友の多くが町村候補に投票しているはず。投票された票の扱いがどうなるのか。党本部の判断を待ちたい」とした。

 岩本幹事長は「町村衆院議員は道連の柱の一人。体調を整えて次期衆院選には頑張ってほしい」と話したが、緊急入院した病院での検査結果によっては、次期衆院選への影響も懸念されている。

 道議会議員も「まだ詳細が分からないし、事実関係把握が先決」と暗い表情。町村氏の選挙区である同党道5区支部の布川義治幹事長は「きのうから体調が悪くなったようで、病院で検査した方がいいということになったようだ。19日の総裁選の予定は全てキャンセルし、検査結果を見て次のことを決めることになるだろう」と話した。

http://www.tomamin.co.jp/2012t/t12091901.html

8142名無しさん:2012/09/19(水) 17:01:00
町村元官房長官、体調を崩し入院(東京都)

 自民党総裁選挙に立候補している町村元官房長官が18日夕方、体調を崩して入院し、検査を受けていることが明らかになった。 町村陣営は19日午前、緊急会見を開いた。細田博之元幹事長によると、町村氏は18日夕方、気分が悪くなり、東京都内の病院に入院して検査を受けている。 町村氏は19日の日程は全て欠席し、陣営の議員らに「申し訳ない」と電話で状況を説明しているという。陣営の幹部は「検査には1〜2日かかるそうだ」と話していて、今後の総裁選の対応については、検査結果を受けての判断となる。 町村氏が出席する予定だった19日午前の記者会見では、他の4候補から「一日も早く元気を取り戻して、論戦に加わってほしい」などの発言があった。

[ 9/19 15:39 NEWS24]
http://news24.jp/nnn/news89044230.html


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