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PC関連スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 22:01
新規購入を検討するスレ

246さむらい:2004/10/11(月) 23:50
アプリケーションの追加と削除のプロパティを出してWindowsファイルを開いたら、インターネットツールなどが残ってました。パソコン修理の時、初期化して全て消えたと思っていたら残っていたんで使えると思うんですけど。使えるようにするにはどうしたらいいですか?

247とはずがたり:2004/10/16(土) 00:23
米グーグル、パソコン内検索ソフトの無料提供開始
http://www.asahi.com/business/update/1015/073.html

 インターネット検索大手の米グーグルは14日、利用者が自分のパソコンの中身を検索できる試作版ソフトウエアの無料提供を米国で開始した。現在は英語版のみの提供だが、今後、日本語版も提供する方針だという。パソコンの中身の検索は、次世代パソコンの目玉になると見られ、グーグルの動きは米大手の間でこれを先取りするものだ。

 グーグルが同日から試作版の提供を始めたソフトは「グーグル・デスクトップ・サーチ」。マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の「XP」と「2000」を搭載するパソコンが対象だ。ソフトを導入すると、インターネット上のホームページを検索するのと同じように自分のパソコンの中身を瞬時に検索できる。

 様々なデータをファイル名で横断的に検索できるほか、マイクロソフトの電子メールソフト「アウトルックエクスプレス」や応用ソフト「ワード」なら書類の中身も検索可能だ。同社のネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラ」で過去に閲覧したホームページも検索することができる。

 パソコンの中身の検索は、これまでも「ウィンドウズ」の中で可能だったが、時間がかかったり、横断的な検索ができなかったりして使い勝手が悪かった。マイクロソフトは「横断検索」を次世代技術の目玉として開発を急いでいる。 (10/15 11:11)

検索競争、ネットからパソコン内へ グーグル新ソフト
http://www.asahi.com/business/update/1015/126.html

 米グーグルが14日に開始したパソコン内検索ソフトウエアの無料提供は、開発を急ぐマイクロソフトに先んじるものだ。同様の機能は、米アップルコンピュータも来年上半期に導入する予定で、米ハイテク大手の主戦場は、ネット検索から利用者のパソコン内検索に移り始めた。

 グーグルが提供を始めた試作版の「グーグル・デスクトップ・サーチ」は、導入時に、パソコンが利用されていない間を使って数時間から数日かけてパソコン内の文書の中身やファイルの位置を確認し、その後は新たなファイルが追加されるごとに位置情報を追加していく仕組み。

 米マイクロソフトは、次世代OS「ロングホーン」の目玉の機能としてこうした「横断検索」機能を追加する予定だ。しかし、開発が遅れていることから、「ロングホーン」が投入される06年後半の発売当初は、この機能は盛り込めない見通しだ。

 一方、アップルは05年上半期に投入する最新版の基本ソフトにこうした横断検索機能を付加する方針だ。

 米国内では一部の中小ソフト会社がすでにこうしたパソコン内の検索ソフトを提供しているが、米大手の間で提供を開始するのはグーグルが初めてとみられている。

 マイクロソフト、ヤフー、グーグルなどは、サービスの充実などを通じて利用者の囲い込み競争を展開している。利用者が増えれば、広告収入が増加するためで、最近は無料のウェブメールの容量拡大でもしのぎを削っている。

〈グーグル・デスクトップ・サーチ〉 利用者が自分のパソコン内の様々な種類のデータを瞬時に検索できるのが特徴。現在は英語版のみの提供だが、今後各国語版を提供していく予定で、日本語版についても提供する方針という。 (10/15 23:02)

249とはずがたり:2004/10/16(土) 18:36
>>246
うーん,ちょっと判りかねますね。すまそ。

250さむらい:2004/10/24(日) 00:18
インターネットが出来るようになったので
プロバイダのホームページでメールの設定をしたら
メールも再び出来るようになりました。
ですけどwordはCDキーがないので、できません。
電気屋さんにはCDキーに関しては
「メーカーに相談してみれば」とのことでした。

251香川県民:2004/10/29(金) 00:04
普通3万円程度の予算ではOS込みでPCを組むことさえ満足に出来ませんからこの記事には驚きました。
海外のサイトでは15インチの液晶とのセット販売で300USDを下回る価格で販売されているところもある模様。

AMD、新興市場向けに「249ドルPC」を設計
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20075344,00.htm

Advanced Micro Devices(AMD)は今週、新興市場の人々がインターネットにアクセスできるよう設計した、低価格コンピュータの青写真を発表する。

「Personal Internet Communicator(PIC)」という名前が与えられたこのマシンは、年間所得が1000〜6000ドルの家庭向けに考えられたもので、AMDの関係者によると、まず初めにインドと中南米のメーカー3社から、この設計に準拠したPCが発売されるという。
PICの予想価格は約249ドル(ディスプレイを除く)。AMDはこの低価格を実現するため、自社のGeode x86プロセッサ、128MバイトのSamsung製メモリ、10GバイトのSeagate製ハードディスクなどをこのPCに搭載することにした。また同社の仕様によると、OSはMicrosoftのWindows CEをベースにしたもので、Windows XPに対応する機能拡張が加えられているという。これにより、グラフィカルインタフェース(GUI)、電子メール、ウェブブラウザ、インスタントメッセージ、ワードプロセッサなどが利用可能になる。PICマシンは、マルチメディアファイルの再生や、PDFやPowerPointファイルの表示も可能だ、とAMDは説明している。

AMD広報担当のSteve Howardによると、「(PICマシンの)パフォーマンスはかなり強力だ。25秒で起動し、一旦起動すれば、ブラウザは非常に小気味よく動作するし、ワードプロセッサや表計算ソフトの処理速度も、既存のPCと比べて遜色ない」という。
AMDは、2015年までに世界の人口の50%がネットにアクセスできるようにする「50x15」という取り組みを進めているが、PICはその一環として投入される。同社によると、現在はまだ全世界で約10%の人々しかネットにアクセスできていないという。コンピュータやインターネットの次の大市場--つまり中国、インド、ロシアといった国々への売り込みは、コンピュータ業界の大手各社にとって大きな焦点となっている。そして大半の大手企業は、低価格PCが自社製品の売上拡大に役立つと考えているようだ。

たとえば、Microsoftは低価格PC実現に向けてWindows XPの廉価版を開発した。同社のいわゆるWindows XP Starter Editionsは、すでにいくつかの市場での発売されることが明らかになっている。

252とはずがたり:2004/10/29(金) 00:32
>25秒で起動し
俺のパソコン起動にだらだらと時間がかかるからこれは良いですねぇ。
やっぱ軽いOSって大事なんでしょうか。

>OSはMicrosoftのWindows CEをベースにしたもの
膨大なシェアを獲得できる可能性があるからLinuxベースとかだったらもっと良かったんだけど。。

253とはずがたり:2004/11/17(水) 16:34
富士通・AMD,がんがれ〜ヽ(´ー`)/

メモリー生産に1千億円の追加投資検討 富士通・AMD
http://www.asahi.com/business/update/1117/057.html

 富士通と米半導体大手AMDが共同出資するフラッシュメモリー大手のスパンションLLCが、福島県会津若松市の工場に1000億円を超える追加投資を検討していることが16日、明らかになった。デジタル家電向けの需要拡大が見込まれることから、直径300ミリの大口径ウエハー(基板)対応の新製造設備を導入して増産を図る。

 スパンションは富士通が4割、AMDが6割を出資し、現在米テキサス州と会津若松市の2カ所に生産拠点を持つ。会津若松工場は空きスペースがあり、そこに新製造設備を導入する。

 スパンションは03年のフラッシュメモリー市場で世界シェアの15.8%を占め、NOR型と呼ばれる高速読み書きができる種類では世界首位。

 NOR型フラッシュメモリーは携帯電話向けが主流で、DVDレコーダーやデジタルカメラ向けなどにも需要が広がるとみられている。半導体世界最大手のインテルもこの分野でスパンションと激しいシェア争いをしており、量産化によるコスト競争力強化が課題になっている。 (11/17 09:16)

254とはずがたり:2004/11/20(土) 19:33
AMDにとってはどういう意味を持つのでしょうか?

nForceがIntelでも動くように――NVIDA、Intelとチップセット契約締結
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000012-zdn_n-sci

 NVIDIAとIntelは11月19日、広範囲かつ複数年にわたる特許のクロスライセンス契約を締結した。また、Intelのフロントサイドバス(FSB)技術をNVIDIAがライセンスするチップセット契約も複数年にわたって結び、NVIDIA nForceプラットフォーム技術をIntelプロセッサベースのシステムに提供することが可能となる。nForceは従来、AMD製プロセッサにのみ対応していた。

 Intelのデスクトップ・プロダクト・グループ担当副社長兼ジェネラルマネジャーであるルイス・バーンズ氏は「本日の提携は両社にとって意義深く、さらにそれ以上に双方の顧客がPC体験を強化する上での選択肢が増えるという意味で重要だ」と述べている。

 「NVIDIAとIntelは共同でエンドユーザーのコンピューティング体験を強化しようと考えている」とNVIDIAの社長兼CEOであるジェンスン・ファン社長。同氏はNVIDIA nForceプラットフォームとPCI ExpressをベースにしたSLIグラフィックス技術ソリューションをIntelユーザーに提供できると述べている。

http://www.itmedia.co.jp/news/
(ITmediaニュース) - 11月20日13時33分更新

255とはずがたり:2004/11/30(火) 02:43
>>237-238

次世代DVD「東芝・NEC」規格、米映画4社が支持
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000217-yom-bus_all

 東芝は29日、パラマウント・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナーブラザース、ニューラインシネマの米映画4社から次世代DVD(デジタル多用途ディスク)で東芝やNECが推進する規格「HD(高品位)DVD」の支持を受けたと発表した。

 4社は2005年末から2006年初頭に「HD DVD」対応の映画ソフトを発売する。米映画大手が「HD DVD」ソフトの発売表明をしたのは初めて。

 米映画会社では、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントがソニーや松下電器産業などが推進するもう一つの次世代DVD規格「ブルーレイディスク」の映画ソフトの発売を表明しており、米ハリウッドを巻き込んだ2陣営の争いが激化している。

 だが、互換性のない2規格の統一が一段と難しくなり、消費者が製品の選択に迷って、普及を妨げる可能性も出てきた。

 パラマウントなど4社が米国で販売する現行DVDシェア(市場占有率)は今年上半期で計44・6%。東芝は「米映画会社はこれまで採用する規格は1つだけという態度を取っている」として、次世代DVD規格の世界標準争いで優位に立てると自信を見せている。
(読売新聞) - 11月30日2時3分更新

257とはずがたり:2004/11/30(火) 23:07
ファミコンの地位はソニーのプレステにとられてしまったからねぇ。最後の砦の維持に賭ける意気込みが伝わってきますが。

米国で一足先に発売された『ニンテンドーDS』、レビュー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000004-wir-sci

 マリオが地面に向かってまっさかさまに落ちてくる。だが、気の毒なことにつかまるものは何もない。さあ、どうすればよいのだろう? タッチペンを取り出してトランポリンを描き、マリオを救ってあげればいい。

 任天堂の新型携帯ゲーム機、『 http://www.nintendods.com/index.jsp ニンテンドーDS』は米国では21日(米国時間)に発売された[日本での発売日は12月2日]。そのデザインでは、 http://www.wired.com/news/images/0,2334,65816-16180,00.html 上下二面に分かれた液晶画面(写真)がもっとも目を引く。しかし、ゲームをプレイするうえでもっとも魅力的なのは、 http://www.wired.com/news/images/0,2334,65816-16172,00.html タッチスクリーン機能(写真)だ。現在販売されているゲームソフトすべてがタッチスクリーンを最大限に活用しているわけではないが、この機能のおかげで、ニンテンドーDSはユニークで楽しいゲーム機に仕上がっている。

 だが、ニンテンドーDSが備える機能はこれだけではない。音声を使うゲームのためのマイク入力、『ゲームボーイアドバンス』(GBA)用ソフトとの下位互換性、『IEEE802.11』規格のワイヤレス接続といった機能や、さらに『ピクトチャット』というアプリケーションが内蔵されている。ピクトチャットを使えば、最大16台のニンテンドーDSで同時に http://www.wired.com/news/images/0,2334,65816-16174,00.html 文字や絵によるチャット(写真)ができる。

は鋭角的なデザインで、表面は緩やかに傾き、角は丸くなっている。『ゲームボーイアドバンスSP』に比べると少し大きいものの、軽くて持ち歩きやすい。ゲームソフトのカートリッジはとても小さく、デジタルカメラのフラッシュメモリ・カードほどの大きさだ。本体の色は現在のところ、黒と銀の2色を使ったモデルの1種類のみだが、任天堂は今後、色のバリエーションを増やしていく予定だ。

 ニンテンドーDSではGBAのゲームソフトもプレイできる。ただし、シングルプレイヤー・モードにしか対応していない(ワイヤレス通信用のハードウェアに互換性がないため)。ニンテンドーDSは高性能なバックライト付き液晶画面を採用しており、GBAより色鮮やかで、細かいところまでくっきりと映るため、GBA専用のゲームにも最適な環境だ。ニンテンドーDSを起動すると、モードを選択するメニュー画面が現れ、GBAとニンテンドーDS、ピクトチャットのいずれかを選ぶことになる。

 ゲームの操作は十字ボタンなどのボタン類でも可能だが、タッチスクリーンを使ったほうがより思いのままに操作できる。その際、付属のタッチペンが少し小さ目なので、専用のタッチストラップをタッチペン代わりにすることもできる。ストラップに付いている小さなプラスチック片を親指に固定し、画面上で動かせば滑らかに操作できる。

 任天堂はニンテンドーDSの新発売にあたり、目玉ソフトとして『スーパーマリオ64DS』を投入した。このゲームはもともと、『ニンテンドウ64』とともに1996年に発売されたものだ。『スーパーマリオ64DS』では、グラフィックが向上し、キャラクターとレベルが追加されただけでなく、タッチスクリーンを活用し、創意に富んだミニゲームがいくつも用意されている。ルイージの神経衰弱など一部のゲームは、単なる気晴らしといった程度の内容だが、(前述のトランポリンゲームをはじめとする)いくつかのミニゲームはメインのゲームよりはまってしまうほどだ。『スーパーマリオ64DS』の唯一の欠点は、3つの操作方法[ボタン、指でタッチ、タッチペンで操作]のいずれも、アナログスティックほど正確に狙いを定められないことだ。ニンテンドーDSにはアナログスティックが付いていない。
 その他にも、『Asphalt Urban GT』、『マッデンNFLスーパーボウル2005』、『ザ・アーブズ シムズ・イン・ザ・シティ』、『スパイダーマン2』の4タイトルが販売されており、クリスマスまでにはさらに7タイトルが発売される。入手可能なゲームの種類にかかわらず、ニンテンドーDSが今年最も人気のあるクリスマスプレゼントの1つになることは間違いない。しかし、ニンテンドーDSのさまざまな機能がゲーム業界を塗り替える新機軸となるか、単なる一発屋で終わるかは、来年登場するゲームにかかっている。

259とはずがたり:2004/12/02(木) 18:52
>>257
ときにDSって何の略だ?
ソニーは据え置き型での絶対的優位を武器に携帯型へ切り込みを図る戦略だし,任天堂も携帯型での絶対的優位を元に据え置き型へ切り込んで欲しい。この世界,OSのWindowsの絶対的優勢等に示されるように正に両雄並び立たずの世界であるが,プラットホームが選択できた方が健全な競争が図られるのではないだろうか?
まぁ現状の携帯型=任天堂vs据え置き型=ソニーというのはそれはそれで棲み分け出来てて良いのかも知れないけど。。一社が両分野を独占するよりかは。

ニンテンドーDS、市場拡大かけて2日発売
http://www.asahi.com/business/update/1201/125.html

 任天堂は2日、新しい携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を発売する。マイクや無線など従来のゲーム機にない機能を搭載、「ゲームの定義を広げ、見たことがないものを提供したい」(岩田聡社長)と自信を見せる。国内のゲーム市場が縮小傾向にある中、同社の業績も伸び悩む。DSで新たな顧客をつかみ、市場を再び拡大傾向に転換できるか――。

 DSは上下に2つの画面がある「ダブルスクリーン」。画面に触れて操作するタッチスクリーンやマイク、無線通信機能も備える。価格は税込みで1万5000円。

 先行して発売した米国では、1週間で50万台を売った。従来型のゲーム機と合わせた販売台数は計130万台に達し、1週間単位での販売記録を更新した。国内予約も予想の2倍の200万台に達し、年度内に150万台を増産する。発売日の2日には全国で計50万台を投入する。

 ゲーム業界は、ここ数年低迷が続く。コンピュータエンターテインメント協会(東京都)によると、03年の国内ゲーム市場の規模はピークだった97年の約59%に落ち込んだ。

 任天堂はゲーム本体と関連ソフトの売り上げが連結売上高の99%(04年9月中間連結決算)を超える。売上高は5千億円台で、頭打ちの状態にある。02年には2万円をつけた株価も、現在は1万2000円台だ。

 戦略の練り直しに迫られた結果、「複雑で、時間とエネルギーを消耗するゲームから離れていく人が増えた」(岩田社長)という結論にたどり着いた。DSの開発では、誰もが簡単に親しめる機能を付加することを重視。ゲームに無関心な層の取り込みを目指す。

 ただ、ゲーム機市場の競争も激しさを増している。任天堂が独占してきた携帯ゲーム機の分野でも、ライバルのソニーが12日発売する「プレイステーション・ポータブル(PSP)」で挑む。任天堂はDS投入で、ソニーの挑戦を跳ね返す構えだが、低迷が著しい据え置き型ゲーム機の分野では、まだ新商品の姿が見えない。

 任天堂は来年5月に米国で開かれるゲーム見本市で、据え置き型の新ゲーム機「レボリューション」を発表する予定。この商品で、従来のゲーム機との明確な違いを打ち出せるかどうか。任天堂の戦略見直しはこれからも続く。

(12/01 23:32)

260とはずがたり:2004/12/03(金) 01:54
おお,復活ですか。折角の牛印も一時の日本撤退でしたたかブランド力下げた気もしますが。。
>日本にはすでにゲートウェイのブランド力がある

米ゲートウェイ、日本市場に再び挑戦 低価格機発売へ
http://www.asahi.com/business/update/1202/130.html

 米パソコンメーカー3位のゲートウェイが2日、日本市場に3年ぶりに再参入すると発表した。01年にいったん撤退、世界戦略上の重要市場として販売再開を決めた。まず10日に価格を抑えたノート型など3機種を投入する予定で、日米メーカー入り乱れたシェア争いがさらに激しさを増しそうだ。

 ゲートウェイは94年に日本に参入し、直営店を中心に約150万台を売った。米国での業績悪化の影響で01年に国際事業から撤退した。今年3月に低価格パソコンで急伸していた米イーマシーンズを買収。イーマシーンズ社長だった日系3世のウェイン・イノウエ氏が社長に就任し、コスト削減の徹底で業績を好転させ、国際戦略を再開した。

 イーマシーンズは02年末に日本参入しているため、新ゲートウェイはそれを足がかりに、北米以外で初の海外市場を日本と決めた。10日に発売するのは、いずれも日本向けに開発した11万9800円〜14万9800円のノート型と、11万9800円のデスクトップ型。イーマシーンズ同様、石丸電気、上新電機、九十九電機、ノジマ経由のみで発売する。

 来日したイノウエ社長は「日本にはすでにゲートウェイのブランド力がある。また日本メーカーよりもコスト競争力は圧倒的に強く、戦えると判断した」と再参入の理由を述べた。

(12/02 22:00)

261とはずがたり:2004/12/03(金) 06:28
>>259

ゲーム機バトル:任天堂とソニー 戦略の違い鮮明に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041203k0000m020057000c.html

 任天堂とソニーが携帯ゲーム機で正面から激突、話題を呼んでいる。任天堂は2日、「ニンテンドーDS」(1万5000円)を発売、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)も「プレイステーション・ポータブル(PSP)」(2万790円)を12日に発売する。タッチパネルや音声認識など斬新な操作方法を取り入れたDSに対し、PSPは画面や機能の質の高さを追求。路線の違いが鮮明になった両社のどちらに軍配が上がるか−−。

 ◆縮小続く市場

 国内のゲーム市場(小売りベースの売上高)は、97年をピークに減少傾向にある。ゲーム機の画質や音質は向上したが、「操作方法が複雑になりすぎてゲーム離れを招いた」(関係者)結果で、03年も前年比11%減の4462億円と3年連続のマイナス。ソフトメーカーも「ドラゴンクエスト」などのシリーズ続編に力を入れ、「新しいヒット作が少なく、マンネリ化した」(同)という。

 ◆戦略に違い

 任天堂はこうしたゲーム離れに危機感を抱き、「ゲームの遊び方に幅を持たせ、多くの人に興味を持ってもらう」戦略に出た。DSはタッチペンで画面をこすってキャラクターを自在に走らせたり、声で呼び寄せることもでき、従来のボタン操作にとらわれないゲーム機。鼻歌を吹き込んで譜面を作るソフトも登場し、ゲーム離れした層も再び引き寄せたい考えだ。

 これに対し、ソニーはハードの性能向上にこだわる。PSPの画質は家庭用ゲーム機「PS2」とほぼ同水準。映画や音楽も楽しめる「エンターテインメント携帯端末機」(久多良木健SCE社長)で、任天堂の牙城を切り崩したい考え。

 ◆新たな対決も

 両社は今回の対決で、家庭用ゲーム機の次世代機での勝負も視野に入れている。任天堂は開発中の新型家庭用ゲーム機「レボリューション」(仮称)を05年に発表する予定で、DSのように発想を転換して家庭用ゲーム機で圧倒的なシェアを持つソニーに挑む構えだ。

 ソニーは、PS2の次世代機に次世代DVD(デジタル多用途ディスク)の「ブルーレイディスク」規格の採用を決定するなど、高性能ゲーム機を重要戦略商品に位置づけており、ともに負けられない戦いになりそうだ。
毎日新聞 2004年12月2日 19時39分

262とはずがたり:2004/12/06(月) 22:30

>>182-185(除183)
ルーター:国際競争力強化へ日立とNECが合弁

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036554230/167
ウイルス対策不備なパソコン、社内通信網の接続拒否―日本IBMとシスコシステムズ

1位 Link-System …世界シェア60%弱
2位 Cisco Systems …世界シェア30%強+富士通
3位 BUFFALO(メルコ)
4位 D-Link
5位 NETGEAR

?位 NEC+日立


富士通:「ルーター・スイッチ」で米シスコと提携
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041207k0000m020070000c.html

 富士通は6日、米通信機器最大手シスコシステムズと、高速通信網の基点となりデータの送受信を制御する「ルーター・スイッチ」分野で提携すると発表した。NTTなど日本の通信会社が計画を進める次世代IP(インターネット通信手順)網を視野に入れた通信会社向けの高性能機を共同で開発・販売する。富士通は、3年間で同分野の売り上げ(03年度約400億円)の50%増を目指す。

 シスコの世界最先端のIP技術を利用したい富士通と、「ブロードバンド先進国」である日本での市場を拡大したいシスコの思惑が一致した。計画では、両社でルーターの基本ソフト(OS)を開発し、このOSを搭載した機器を「富士通・シスコ」ブランドで販売する。第1弾の発売は05年春の予定。【野原大輔】
毎日新聞 2004年12月6日 20時05分

263とはずがたり:2004/12/06(月) 22:39
>>262

国賊富士通め!って云いたいとこだけど株主だし利潤最大化で行ってちょーだい。
>日立製作所とNECは10月に事業を統合し、合弁で「アラクサラネットワークスhttp://www.alaxala.com/jp/」を設立。政府の補助金も受け、シェア拡大を目指す。
>富士通も日立・NEC連合に誘われたが、すでに製品供給を受けている世界最大手との提携強化の道を選んだ。

事業者向けルーター開発で米シスコと提携 富士通
http://www.asahi.com/business/update/1206/098.html

 インターネット通信用に使われる基幹制御機器(ルーター)を巡り、富士通とルーター最大手の米シスコシステムズは6日、業務提携したと発表した。主に通信事業者向けの高性能ルーターを共同開発する。インターネット回線を使ったIP電話の拡大で今後のルーター市場拡大は確実な情勢だ。この分野では苦戦してきた日本メーカーも、収益源に育てるために戦略の立て直しに乗り出した。

 富士通とシスコの発表によると、主に通信事業者向けの高性能ルーターの基本ソフト(OS)を両社で共同開発し、シスコ製ルーターに搭載する。05年春に連名ブランドで日本で発売する。また、富士通が扱う企業向けの中級品は順次シスコ製に切り替え、富士通はソフト開発やサービスに比重を移していく。

 富士通のルーター事業の売り上げは現在約400億円。提携を機に3年後に600億円とし、早期の黒字化をめざす。

 ルーターは複数のルート(通信経路)から一番ふさわしい経路を探し出し、次の行き先に通信データを転送する装置。現在は電話会社が電話交換機を使って電話網を築いているが、次世代インターネット網ではそれに取って代わる装置だ。通信事業者にとって今後の設備投資の中心になる。

 通信事業者向けのルーターはシスコと米ジュニパーネットワークスの2社が世界市場の8割以上を占めている。ほかの先端機器と比べて市場が小さいわりに技術の進歩が急速で、年約4000億円の研究開発費をかけるシスコのような超大手でなければ堅実に運営できないからだ。

 日立製作所とNECは10月に事業を統合し、合弁で「アラクサラネットワークス」を設立。政府の補助金も受け、シェア拡大を目指す。富士通も日立・NEC連合に誘われたが、すでに製品供給を受けている世界最大手との提携強化の道を選んだ。限られた研究開発費を生かすには強者との提携の方が有利との判断だ。

 シスコは日本でも過半のシェアを獲得しているとみられるが、富士通と組むことで日本の通信事業者への売り込みをさらに強化する。ブロードバンドが世界一普及しているといわれる日本で最先端のルーター技術を磨き、欧米や中国などでの事業に役立てる狙いもありそうだ。

(12/06 19:12)

264とはずがたり:2004/12/07(火) 22:41
完成品のパソコンは既にもうたたき売り製品だし完全競争=利潤ゼロの商品に成っているようだ。
大手が品揃えの一環で手がける製品では無いと思われ。

IBMのパソコン事業、中国との合弁会社に売却…米紙 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=07yomiuri20041207i313&cat=35

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、コンピューター大手IBMと中国のパソコン最大手「聯想(レノボ)集団」が合弁会社を設立したうえで、IBMのパソコン事業を移管することで合意し、7日にも発表する見通しだと報じた。

 同紙によると、新たな合弁会社には、聯想が最大で20億ドル(約2060億円)を出資して過半数の株式を握る。IBMは部分的な出資にとどまる見込みで、実質的にIBMが聯想にパソコン事業を売却する形となる。完全売却でなく合弁形式にすることで、IBMが引き続き保守・サポート業務などを担当し、顧客流出を防ぐ狙いがあると見られる。

 新会社はIBMパソコンの開発や生産などを手がけ、IBMや同社のノート型パソコン「シンクパッド」などのブランドも当面使用するとしている。本社はIBMのパソコン開発拠点がある米ノース・カロライナ州に置き、IBMのパソコン関連の従業員約2500人が移籍する計画という。

 IBMは一連のパソコン事業売却報道に関して「憶測には一切コメントしない」としている。

 IBMのパソコン事業は最大手米デル、2位の米ヒューレット・パッカードに次いで世界3位。IBMは今後、利益率が高い企業向け情報システムの構築サービスなどに注力する方針とみられる。中国系メーカーがパソコン市場で世界3位に浮上することで、価格低下などに悩む日本のパソコンメーカーは一段と厳しい競争環境に置かれることになる。

[ 2004年12月7日20時48分 ]

265とはずがたり:2004/12/08(水) 21:03
>>264
富士通・東芝・NEC・日立・・三菱電機も作ってたっけ?
嘗ての8大紡を見てるようだ。
低落するのはそれ程遅くはないのかもしれぬ。

IBM:PC事業売却 国内メーカー、新たな対応迫られる
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041209k0000m020080000c.html

 IBMの聯想(レノボ)へのパソコン事業売却は、世界パソコン市場のメーンプレーヤーの「交代」を象徴している。市場の成熟化に伴う低価格競争に追われている間に「下請けの色彩が濃かった中国企業が、世界ブランドを手に入れて表舞台に立った」(大手メーカー)。国内メーカーはパソコン事業を継続していく姿勢を示しているが、一層のコスト削減や「ソフト化路線」の強化など新たな対応を迫られそうだ。

 IBMは81年にパソコン市場に参入して以来、内部仕様の公開を通じた標準化に取り組み、世界のメーカーが互換機を製造。急拡大した市場は価格競争を招いた。パソコンは「基幹部品のねじ穴の幅まで同じ」(大手メーカー)となるほど部品も含めて標準化され、各メーカーの利益は減少。独自の直販体制で低価格販売する米デルなどの新興メーカーが成長し、先駆者のIBMのシェアは3位に転落した。

 パソコン生産の主力は今やアジア勢だ。CPU(中央演算処理装置)などを搭載したメーンボードの大半を台湾メーカーが安価に製造し、多くのメーカーが、アジア勢から部品供給を受けている。中でも経済成長が続く中国では、依然としてパソコン市場の成長が見込まれているだけに、聯想が世界ブランドを手にしたインパクトは市場全体に広がりそうだ。

 日本の富士通やNECは、IBMと同じく企業向けに情報機器とシステムコンサルティングなどを組み合わせたサービス事業を収益の柱に位置づけ、ソフト化路線に軸足を移し始めている。経営戦略のノウハウとIT(情報技術)システムをセットで販売する戦略だ。

 ただ、パソコン事業はビジネス向けが主体のIBMに対し、国内メーカーのほとんどが「個人向けと企業向けが半々」(大手メーカー)。このため「パソコン事業はものづくりの強さを示す指標と思っているので、製造を含め、今後も事業を続けていきたい」(富士通の伊東千秋専務)などと受け止め、ブランド維持のためIBMのような事業売却には慎重だ。

 一方、03年度にパソコン事業で220億円の赤字を出した東芝は、海外生産の拡大で低価格機種の商品競争力を高めるとともに、国内向けにはAV(音響映像)機能を強化した高品位モデルを投入するなど、パソコンで再起を図る。今年度黒字化を目指す東芝幹部はライバルの撤退に、「巨人がいなくなった分、ビジネスチャンスが広がる可能性がある」と受け止めている。
毎日新聞 2004年12月8日 20時20分

266とはずがたり:2004/12/09(木) 16:58
>>258

まぁディスクの大きさは一緒なんだしその内DVD±W/Rみたいなのが現れるんでしょ。
>2規格が併存したまま普及が進み、消費者が選択に困る可能性が高まってきた。

ディズニーはブルーレイ陣営に 次世代DVD争い拮抗
http://www.asahi.com/business/update/1209/099.html

 ハイビジョンなど高精細の画像を録画できる「次世代DVD」を巡って電機業界が2規格に分裂している問題で、米娯楽大手ウォルト・ディズニーは8日、ソニーなどが推進するブルーレイ・ディスク(BD)を採用すると発表した。米映画大手ワーナー・ブラザーズなど4社が、東芝などが推進するHD−DVD陣営への参加をすでに表明し、有利な情勢とみられていたが、大手の中で唯一態度を示していなかったディズニーのBD陣営参加で、両陣営の勢力は拮抗(きっこう)する様相だ。

 ディズニーと同社の家庭向けビデオ事業部門であるブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントは同日、BDを利用できる機器が北米と日本で発売されるのに合わせ、BD規格に合わせた映像ソフトを発売すると発表した。

 次世代DVDの規格を巡っては、米国でのDVD販売全体の約45%を占めるワーナー、ユニバーサル、パラマウント・ピクチャーズ、ニューライン・シネマの4社が11月末に、HD−DVD陣営への参加を表明した。

 これに対し、ソニーや松下電器産業などが推進するBD陣営は、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、MGM、20世紀フォックスの3社のシェア合計が約30%にとどまっていたため、HD陣営が有利な情勢になったとみられていた。

 ただ、その時点では、約17%のシェアを握るディズニーは態度を明らかにしておらず、規格争いのカギを握る存在とみられてきた。そのディズニーが今回、BD陣営参加を表明したことで、同陣営のシェアは約47%に上がり、HD陣営と互角になる。

 両陣営が技術的に歩み寄ることは難しいとみられており、2規格が併存したまま普及が進み、消費者が選択に困る可能性が高まってきた。 (12/09 13:24)

268とはずがたり(1/3):2004/12/11(土) 03:03
AMDの革命的な半導体製造技術の粋“APM”とは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000001-zdn_n-sci

 言うまでもないが、半導体製造において、歩留まり向上は企業力に繋がるもっとも大切な要素の1つである。このことは新製造プロセスや新工場のデキひとつで、大きく業績や製品の力が変化するプロセッサ業界を見れば一目瞭然だろう。

 だからこそ、半導体技術に強く依存する企業は収入の多くを半導体製造部門へと投下する。とはいえ、半導体、特に最先端の分野ではプロセス開発のコストは増大する一方だ。より多くの資本を投下し、より良い製品を作り出し、より多くの資金を回収し、次なる投資を行う。そのサイクルを大規模に行った者が圧倒的に有利な事は言うまでもない。

 そうした業界構造の中で、AMDはライバルに比べ小さな規模ながらx86互換プロセッサやフラッシュメモリの分野で大いに健闘していると言えよう。

 米AMDコーポレート製造グループ製造技術ディレクタのトーマス・J・ソンダーマン氏にAMDの半導体製造技術について話を伺った。

 かつて「Pentium Pro」や「Pentium II」対抗の「K6」時代、歩留まりが向上せず苦労していたAMDを知る世代の中には、さらにそのずっと以前、AMDが半導体製造において優れた生産効率を誇っていた事を知らない人がいるかもかもしれない。しかし、そのころのAMDは、インテル製プロセッサのセカンドソースビジネスで、本家インテルのビジネスを脅かすまでに至り、インテルが製造していない高クロック動作品まで提供していたほど、AMDの半導体製造部門は強みを持っていた。

 その後、さまざまな理由で一時的な低迷を味わったAMDだったが、決して半導体製造技術におけるプライドや自信を失ったことは無かったという。彼らの自信の源は“APM”というシステムと、そのシステムを構築するためのコンセプトにあったようだ。

 APMとはAutomated Precision Manufacturing、つまり自動調整製造というものである。半導体を製造する上で発生するさまざまな問題を検出し、検出した結果を自動的に製造プロセスに反映して、調整しながら製造ラインを動かすための技術、システム、ノウハウだ。

 AMDはAPMを80年代から採用し、調整要素を増やし、自動調整のためのソフトウェアを熟成させ、装置間の連携を強めるためのノウハウと技術を蓄積してきた。

 AMDはインテルから約半年遅れとなる2004年8月から、ドイツ・ドレスデンにある「Fab30」で90ナノメートルプロセスのプロセッサ製造を開始している。AMDの90ナノメートルプロセスはSOIと9層銅配線、Low-k層間絶縁膜を採用し200ミリウエハーでの製造が行われているが、ソンダーマン氏によると全く問題なく歩留まりは素早く向上しているという。リーク電流の大幅増大も認められず、各製品の消費電力は同一クロック周波数ならば下がっているとしている。

269とはずがたり(2/3):2004/12/11(土) 03:04

――AMDの製造部門に力を与えているAPMとはどのようなシステムなのか?

 「APMによって我々は俊敏性を得ています。製造技術の精度を上げ、新しい製品の製造や新しいプロセスを素速く立ち上げることができます。我々の製造ラインは高いレベルで自動化されており、製造ラインの中のさまざまな機器が共通のソフトウェアインフラの中で統合的に制御されているのです」「APMには2つのアプローチがあり、1つは物理的にウエハーが異なる製造プロセスへと移動するところで自動的にチェックし、その結果をフィードバックしながら各装置が連携するものです。もう1つは製造装置がきちんとターゲットのパフォーマンスで動作し、さらにプロセスを施すごとに歩留まりに大きな変化がないかを確認し、異常があった場合はそれを調整するものです。我々はAPMに関して最も早くから取り組み、すでに300以上の特許を取得しています」

――APMは製品に対し、直接的にどのようなメリットをもたらしているのか?

 「既存製造技術のパフォーマンスを上げたり、消費電力問題の解決などのプロセス改良、それに全体的な歩留まり向上などの成果が出ています。中でも、新技術を実際の製造ラインに簡単に実装できる点は、我々のユニークなところでしょう」

 「我々は『ミックストマニュファクチャリング』と呼んでいますが、自動化が徹底されているため、新プロダクトや新プロセスの実験製造を、パイロットラインで確認するのではなく実際に製品を作っている現場のラインで行えてしまうのです」

――AMDの言うAPMと同様のコンセプトはライバル、たとえばインテルも導入している。AMDが持つアドバンテージは何になるのだろうか?

 「APMの生みの親は私たちです。我々はAPMを自分たちの競争力を高めるための鍵として、製造装置を同じプラットフォーム上で徹底的に統合し、改善に取り組んできました。先行者故のノウハウがあります。他社のAPMでは調整の自動化はできても製造パフォーマンスは落ちてしまうといったことがあり、我々のようにパフォーマンスと自動化の両立にまで至っていません。我々のAPMは、あらゆる面で完全な自動化を図っており、純粋な意味で人的要素が一切入りません。製造の成果が自動予測可能ですし、ひとつひとつのウエハーを完全に自動装置でトラッキングしています。他社が我々をこの分野で追いかけているのは当然でしょうが、我々もまた前に進んでいます」

――昨年、AMDはAPMの新しいバージョンについて話をした。新バージョンが導入予定のFab36やプロセッサ以外の分野ではどうか。

 「APMはウエハーサイズとともに進化してきました。1980年代終わりから1995年にかけての150ミリウエハーではAPM 1.5、95年以降の200ミリウエハーではAPM 2.0です。Fab30のほか、オースチンのFab25、そして会津若松のSpansion(AMDと富士通合弁のフラッシュメモリ製造合弁企業)の工場でも導入しています」

――1995年と言えばFab25が立ち上がった時期と重なる。しかしFab25の立ち上げは当初よりも遅れ、さらに創業当初は歩留まりがなかなか向上せず悩んだ。K5ファミリのパフォーマンスは上がらず、K6では市場に受け入れられつつも歩留まり低下から思ったような出荷ができず、クロック周波数競争でも遅れを取るなどAMDの最悪期だったと言っていい。製造部門の不調はビジネスチャンスとテクノロジ企業としての評価を失うことにもつながった。その後、Fab30が立ち上がってからの改善は目覚ましかったが、新世代のAPMを導入したFab25を擁したAMDが、なぜそのような迷路に入ってしまったのか?

 「APMは製造装置やラインの構成に強く依存するため、ウエハーサイズの変更と同時に新しいアイディアが詰め込まれ、革新的に進歩します。Fab25では新しいAPMが導入されただけでなく、他にも新しい最適化されていない技術が多数・同時に導入されました。“やってはいけないこと”を多数導入してしまったこともあり、歩留まり向上が滞りました。しかし、“やってはいけないこと”も出尽くし、それらを繰り返さないよう新規Fabやプロセスの開発時に予防対策を施すようになり、Fab30では成功しています」

 「またAPMは導入後も、ソフトウェアや装置の改良などで少しづつ進化していきます。現在のAPM 2.0は熟成し、すでにやるべき事はやり尽くした感がありますね」

270とはずがたり(3/3):2004/12/11(土) 03:04
>>268-270


――300ミリウエハーを導入するFab 36ではどのような取り組みを行っているのか?

 「2005年から稼働する300ミリウエハーにおいてAPM 3.0が稼働します。APM 1.5の時代、内部開発したソフトウェアは30%しかありませんでしたが、APM 3.0では70%を内製として製造ライン全域の製造管理を実現します。すべての装置が単一のバックプレーンでまとめられ、1カ所で制御可能なように接続されているため、新しい技術の導入はさらにスピードアップできるでしょう。APMは」

 「もともとAPMは、インテルよりも規模が小さいAMDでも、インテル並に早い時期に新しい技術を導入したり、新設計の半導体チップを素早く立ち上げられるようにできないかと考え、ひねり出したアイディアです。我々はインテルのように最新装置を次々に導入するような事はできません。そこでソフトウェア開発によって、その差をカバーできないかと考えたわけです。それが現在では、企業力を高める革命的な技術にまで成長しました。今ではAPMによって、インテルとも対等に渡り合えると言えるレベルに達しています」

――インテルはさまざまな場所に製造工場を分散して建設しているが、AMDは1カ所に集中している。中でもドレスデンへの投資集中は顕著で“メガFab”化している。これは戦略的なものなのか?

 「AMDは歴史的に、1カ所で集中的に堅牢性の高い技術開発を行ってきています。会津若松の工場も既に3つになっていますし、オースチンでも継続的な投資が行われています。これは従業員、技術者のスキルを重視しているからです。AMDのメソッドは他の半導体製造企業とはやや異なる特殊性があり、そのAMDメソッドが根付いている場所で継続していく事に意味があります。良い技術だけで成功できるのではなく、良い技術と良い人材があってはじめて成功すると考えるからこそ投資が同じ場所に集中するのです」

――AMDの90ナノメートルプロセスはリーク電流が少ないとの評判だが、プロセスの微細化とともに顕在化してくる消費電力の問題に、AMDはどのように取り組んでいくのか?

 「我々は130ナノメートルプロセスでSOIを一足先に導入しました。そこで徹底して製造プロセス側からの低消費電力化アプローチをほどこしました。そのため、90ナノメートルプロセスでも、電力消費に関してある程度の余裕を持つことができたのです。また低誘電率素材による層間絶縁皮膜(low-k)に関しても、やはり2003年中に導入して経験を積んでいました。今後は45ナノメートルで高誘電率素材のゲート間絶縁皮膜(High-k)を導入する予定です」

――SOIの発展と新絶縁皮膜の両立は難しい問題だが、AMDは今後どのようなアプローチで進んでいくのか?

 「静的な電力消費、動的な電力消費、その両方を下げるハイブリッドのアプローチです。我々は既に、消費電力を上げずにパフォーマンスを上げていく技術を見つけています。SOIの改良もその1つですが、ほかにもさまざまな有望な技術があり、それらを複合的に活用していきます。サンフランシスコで開催されるInternational Electron Devices Meeting (IEDM)の席上で、我々の省電力化テクニックに関して発表する予定です」

http://www.itmedia.co.jp/news/
(ITmediaニュース) - 12月11日0時57分更新

274とはずがたり:2004/12/19(日) 04:41
現行DVDとディスク構造が同じなのを活かして便利なドライブを開発・先行しての滲透を図る作戦か?

CDから次世代DVD、3種類対応のドライブ開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041219-00000201-yom-bus_all

 NECは18日、CD(コンパクトディスク)、現行のDVD(デジタル多用途ディスク)、次世代DVD「HD DVD」の3種類の光ディスクに対応した駆動装置(ドライブ)を開発したことを明らかにした。3つの光ディスクに対応したドライブの開発は世界で初めてという。

 3種類の光ディスクに使われるレーザーはそれぞれ異なるが、NECは1つのレンズで対応する仕組みを開発して、小型化に成功した。さらに新開発のLSI(大規模集積回路)を使い、3種類の記録方式を識別してデータ処理することを可能にした。

 新ドライブは、デスクトップ型パソコンに組み込むタイプだ。来年のクリスマス商戦には、AV(音響・映像)機能を搭載した高付加価値型パソコンの装置として店頭に登場する見通しだ。

 ◆HD DVD=片面1層で現行DVDの約4倍(再生専用ディスクは約3倍)の記録容量がある次世代DVDの一つで、高密度のデータ記録と再生ができ、NECのほか東芝、三洋電機などがこの規格を支持している。現行DVDと同じディスク構造。ソニーなどが支持する「ブルーレイディスク」とは、ディスク構造や記録容量が異なる。
(読売新聞) - 12月19日3時7分更新

275とはずがたり:2004/12/19(日) 05:21
>>261
ダフ屋行為だって円滑な商品の流通を促進する潤滑財だと思うけどねぇ。

<PSP>4万円超も 品薄に便乗販売店が価格つり上げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041218-00000070-mai-soci

 発売開始から数時間で20万台を完売したソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」が、埼玉県などのゲームソフト販売店で、希望小売価格よりも1万5000円以上高い4万円前後で売られていることが18日、分かった。法的には問題ないためメーカー側は困惑。ユーザーからは、「問屋から仕入れている専門販売店が品不足に便乗して値をつり上げているのは許せない」と、批判の声が上がっている。
 埼玉県内のゲームソフト販売店は、PSPの価格表を張り出さず、店員が口頭で「うちのPSPはよそより高い。バリューパックは4万1700円(希望小売価格2万6040円)」と金額を提示している。通常版を3万5000円(同2万790円)と耳打ちされた中学生は「納得がいかない。違法なダフ行為とどこが違うのか」と憤慨していた。
 メーカーなどによると、希望小売価格は参考にすぎず、注意を促すと逆に不当な価格拘束行為として、独占禁止法に抵触するという。価格安定のためには、PSPを増産して品不足を解消するしかないのが実情だ。
 4万円台で販売している埼玉県内の販売店は、毎日新聞社の取材に対し「話すことはない」とコメント。一方、発売元のSCEは「価格は販売店が決めることなので。それ以上はコメントできない」と慎重だ。
 埼玉県消費者生活センターは「商品が希望小売価格より高いケースは珍しい。限定生産の商品ではないので、待てば商品が出てくる。消費者は、時間と価格を見極めて、購入するかを判断して欲しい」とアドバイスしている。
(毎日新聞) - 12月18日18時59分更新

277とはずがたり:2005/01/05(水) 13:47
うーん,「消費電力の少ないノートPC向けプロセッサを提供する」というコンセプトはとても良かったと思うんだけどねぇ。。CPUからは撤退の流れかな?

トランスメタ、ライセンス事業強化へ--赤字経営からの脱却目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050105-00000005-cnet-sci

 過去4年間にわたって何千万ドルもの損失を計上してきたモバイル端末向けチップメーカーのTransmetaが、プロセッサビジネスからの撤退を真剣に検討している。

 同社は「現在取り組んでいるx86互換マイクロプロセッサ事業の設計/開発/販売に関わるビジネスモデルを、経済的側面から厳密に評価」し終える見通しであるとする声明を発表した。

 同社は今後、プロセッサの製造や販売よりむしろ、サードパーティに対するチップ関連技術のライセンス提供に注力していく方針だ。

 このような方針転換は、Transmetaが直面している厳しい状況を反映したものといえる。チップの設計/製造/販売には、製造をアウトソーシングしたとしても、非常に多くのコストが必要とされる。またこのビジネスでは価格競争もめずらしくはない。それに対し、知的財産権のライセンス事業は人件費を抑えながら運営することが可能で、たとえば成功例の1社であるRambusには、わずか200名前後の従業員しかいない

 Mercury Research主席アナリストのDean McCarronは「プロセッサ市場では、規模の経済が必要だ。同市場のほとんどのプレイヤーは、現状より約10倍大きくなる必要がある」と述べている。

 Transmetaがライセンス事業に着手したのは2003年後半のことだ。同社は直近の四半期にラインセンス事業で370万ドルの売上を計上しているが、それに対し同四半期におけるチップの売上高は330万ドルだった。また同社は、ここ3カ月間で2750万ドルの損失を計上している。Transmetaはこれまで各四半期毎にほぼ2000万ドルの損失を計上してきた。

 同社は、消費電力の少ないノートPC向けプロセッサを提供するというビジョンを掲げ、2000年に創業した。同社のチップの影響を受け、Intelは自社製チップの消費電力削減を強いられた。Transmetaは当初、ソニーをはじめとする企業各社との契約を獲得することができたが、2001年には何度か製造上の問題に悩まされていた。

 その後、同社の売上や獲得契約数は徐々に落ち込み始めた。

278とはずがたり:2005/01/07(金) 21:25
自治体のリナックスサーバー利用53%に 稼働台数倍増
http://www.asahi.com/business/update/0107/101.html

 無償で公開されている基本ソフト(OS)、リナックスのサーバーを1台でも使用している自治体が、全体の53%に上ることが調査会社ガートナー・ジャパンの調べで分かった。自治体の全サーバーのうちリナックスが占める割合も、03年調査の約2倍の11.4%まで広がった。いずれも民間企業を超える比率で、地方自治体では民間以上にリナックスが浸透している実態がうかがえる。

 調査対象は都道府県、市町村、区まで含む全自治体で、うち1715から有効回答を得た。自治体での急速な普及について、同社は、中央官庁と自治体などを結ぶ新しいネットワークシステム「LGWAN」の整備が03年度から進み、その中で政府がリナックスを推奨したことが影響した、と見ている。

 また、米マイクロソフトのウィンドウズのほかにリナックスを採用することで、トラブルに絡むリスクを分散させようと自治体側も図ったことや、サーバーメーカーが積極的にリナックスを売り込んだことも、大幅な伸びにつながった、と同社は見ている。

 しかし、「今後、1年以内の新規導入を予定している」と答えた自治体は0.8%にとどまっており、LGWANの接続がほぼ終わっていることから、同社の担当者は「05年は04年と同じような大幅な拡大は期待できないだろう」と予測している。

 民間企業では、昨年10月の時点で1台でも使っている率が約4割、全サーバーに対するリナックスの比率は5%にとどまっている。

(01/07 18:39)

280とはずがたり:2005/01/07(金) 22:42
次世代DVD:米大手映画4社「HD」で発売へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050108k0000m020065000c.html

 次世代DVD(デジタル多用途ディスク)の規格争いで、東芝・NECが推進する「HDDVD」方式の支持を表明した米ハリウッドの大手映画会社4社は7日、10月以降に合計で89の映画ソフトを同規格で発売すると発表した。発売ソフトには人気映画や未公開映画のタイトルも含まれている。ハリウッド勢が次世代DVDソフトの具体的な発売タイトルを発表したのは初めて。

 タイム・ワーナーは系列のニューラインを含めて、「ハリー・ポッター」や「マトリックス」シリーズなど53タイトルを発売。パラマウントは「フォレスト・ガンプ」「ミッション・インポッシブル2」など20タイトルを、ユニバーサルは「アポロ13」「ヴァン・ヘルシング」など16タイトルを発売する。
毎日新聞 2005年1月7日 19時54分

281香川県民:2005/01/08(土) 04:13
>>280
関連です。

2005 International CESレポート【HD DVD編】
関連各社が第4四半期にハード/ソフトを同時立ち上げ
Warnerはハリポタ/マトリックスなどをHD DVDで発売
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050107/ces05.htm

【ブルーレイ編】BDAにTI、Sun、EAなどが加入
各社がBD-ROMプレーヤーを展示。PC向けドライブも多数出展
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050107/ces03.htm

ブルーレイ用マルチドライブではDVD±Rへの書き込み速度が落ちる(16倍→8倍)ようですが
実用上、8倍以上でも書き込み時間の短縮は微々たる物なので問題は無さそうです。

282とはずがたり:2005/01/10(月) 16:53
もうパソコンは特殊なハレの商品ではなくなってしまったのだから,これからはごてごて機能つけた付加価値勝負ではなく,安価でベーシックな機能と最小限度のカズタマイズのベストミックスでは無かろうか?

パソコン、少ない目玉でも新機続々 価格維持へ必死
http://www.asahi.com/business/update/0110/024.html

 パソコン(PC)大手各社が入学や入社シーズンの春商戦を前に、新製品をそろって発表した。年末商戦向けに昨秋新シリーズを発表したばかりとあって、技術革新や大きな機能が追加されたものは少ない。それでも年3回の製品投入ペースを守ったのは、わずかでも付加価値を付けて価格を維持したいとの思惑からだ。

 富士通が8日以降順次投入する新作31機種の目玉は、テレビ放送受信機能をつけたB5型の携帯用ノート型PC。アンテナ機能を内蔵したヘッドホンをつなぐと屋外でもテレビ放送が受信できる。

 ソニーが5日発表した新モデルは56機種。そのうちノート型の一部が、非接触ICカード技術に対応したカード読み取り装置を初めて内蔵した。NECが6日に発表した新モデルは、新たに開発したテレビ画像を鮮明にする半導体チップを内蔵した。

 ただ、こうした新機能が搭載されるのは新作群の一部だけ。大多数は中央演算処理装置(CPU)やハードディスク駆動装置(HDD)の機能向上などにとどまっている。

 パソコンは高機能化が急速に進み、まったく新しい機能を開発するのは年々難しくなっている。テレビチューナー内蔵型もすでに珍しくなくなった。それでも国内大手は春・夏・冬の年3回の新作発表を守り続けている。メーカー担当者は「最も力を入れる年末商戦は別にして、春夏は特段の機能が追加されなくてもとりあえず出す」と言う。

 理由の一つは値崩れ防止だ。業界では、PCの価格は年10%のペースで落ちていると言われ、「新機能を追加することで何とか1年前の価格に戻している」(大手担当者)状態だ。「新作を出さないと他社にシェアを食われてしまう」との危機感もある。

 調査会社のMM総研によると、04年度上期の国内出荷台数シェアで米デルが外国メーカーとしては初めて1割を超えて11.4%に達した。シンプルな機能と低価格で高い世界シェアを獲得したデル製品が日本の消費者にも受け入れられつつある。

 対抗する日本メーカーは「価格競争に巻き込まれないためにも、海外製品にない付加価値をつけて先手を打つ」(東芝幹部)という。だが、市場の価格低下ペースに技術革新が追いつかないようだ。

(01/10 09:13)

284杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/01/10(月) 19:23
>>282に関連して。

【正論】米ミューズアソシエイツ社長(在シリコンバレー) 梅田望夫
IT産業の潮目が読めぬ日本勢 モノづくりの強さ過信を危惧す
http://www.sankei.co.jp/news/050110/morning/seiron.htm

《米国で進むパワーシフト》

 二〇〇四年の米国IT(情報技術)産業は、IBMによる中国企業「聯想集団(レノボ・グループ)」へのパソコン事業売却(十二月)と、インターネット検索エンジン最大手・グーグルの株式公開(八月)という二つの対照的な出来事によって記憶されることになろう。

 年に一兆円以上売り上げるIBMのパソコン事業の売却額が二千億円にも満たなかった一方、売上高約三千億円のグーグルの株式時価総額は五兆円を超えた。この差は何を意味しているのか。インターネットの「こちら側」から「あちら側」へのパワーシフトが、米国では確実に起きているのである。

 インターネットの「こちら側」とは、インターネットの利用者、つまり私たち一人一人に密着したモノの世界である。パソコン、携帯電話、カーナビ、コンビニのPOS端末、高機能ATM、薄型テレビ、DVDレコーダー、デジタル・カメラ、そしてこれからは無線ICタグ。皆、インターネットと私たち一人一人を結びつけるつなぎ目の部分に用意するモノである。

 インターネットの「あちら側」とは、インターネット空間に浮かぶ巨大な「情報発電所」とも言うべきバーチャルな世界である。いったんその巨大設備たる「情報発電所」に付加価値創造の仕組みを作りこめば、インターネットを介して、均質なサービスをグローバルに提供できる。

《激化する付加価値争奪戦》

 グーグルをはじめとする米国インターネット企業による「あちら側」のイノベーションは、手触りのある「こちら側」のモノづくりと違って目に見えない。それだけに何が起きているのかがわからない。本紙でもグーグルについての報道は少ない。しかし米国のIT分野のトップクラスは皆、その才能の生かし所を「あちら側」での「情報発電所」の構築と見定めている。

 一方、日本企業は、モノづくりを中心とした従来の強みを生かして勝負したいという気持ちが強い。だから「こちら側」のモノに、より多くの付加価値をつけることを考えて、次から次へと新しいモノを出す。モノに対して冷淡で安さに重きを置く米国の消費者と違い、モノが大好きな日本の消費者は少し高くても新しいモノを買う。よって「こちら側」の世界については、日本市場が世界の最先端を疾走し、米国市場の遅れは目を覆うばかりとなった。

 ここ一、二年、「IT産業における日米の関心が明らかに違う方向を向いたな」と感ずることが多くなったのだが、それは、日本が「こちら側」に、米国が「あちら側」に没頭しているからなのである。これを現象面でだけとらえれば、日本と米国が独自の特色を生かして棲み分けているわけで、悪いことではないようにも見える。しかし事の本質はそう簡単ではない。「こちら側」と「あちら側」が、いずれ付加価値を奪い合うことになるからである。

 インターネットとパソコン(あるいは「こちら側」のモノ)がつながって、私たちが某(なにがし)かの利便性を感ずるとき、その利便性を実現している主体が「こちら側」のモノなのか、それとも「あちら側」からインターネットを介して提供されてくる情報やサービスなのかということを、消費者の多くはあまり意識しないものだ。しかし、ここがこれからの付加価値争奪戦の戦場になるのである。

《日米企業分かつ未来戦略》

 米国が描くIT産業の将来像は、付加価値が順次「あちら側」にシフトしていき、「こちら側」のモノはコモディティ(日用品)になる、誰でもいいから中国で作って世界に安く供給してくれればいい、というものだ。IBMパソコン事業の中国企業への売却はそれを象徴している。むろんこれから先、米国が描くシナリオ通りにIT産業が発展していくとは限らない。

 ただ私が危惧(きぐ)するのは、モノづくりの強みを過信し、そこにしか生き場所がないと自己規定するあまりに「こちら側」に没頭する日本企業が、米国離れを引き起こしていることだ。違う方向に関心が向かっている米国の現在を「われ関せず」と理解しようともしていないことである。

 東芝と富士通とNECの時価総額を全部足し合わせても、創業からたった六年、わずか二千七百人のグーグルの時価総額に及ばないのはなぜか。いったいグーグルとは何なのか、その台頭は何を意味するのか。本来そう問い続けなければいけない日本企業の経営者が、インターネットのことを何も知らない。米国離れを起こしている場合ではないのである。(うめだ もちお)

285とはずがたり:2005/01/15(土) 06:01
日本企業は何やってんねん!

サムスン電子純利益1兆円 IT関連で世界最高
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000110-kyodo-bus_all

[ソウル14日共同] 韓国のサムスン電子は14日、2004年決算を発表、純利益は前年比81%増の10兆7867億ウォン(約1兆600億円)でソフトウエア大手の米マイクロソフト、半導体大手の米インテルを抜き、情報技術(IT)関連企業としては世界最高額となった。
 日米の景気回復を背景に、主力の半導体部門の売上高が同43%増の18兆2200億ウォンと好調だった。
 米誌フォーチュンのまとめによると、03年の純利益が百億ドル規模に達した企業は世界で9社。製造業でランクインしたのはトヨタ自動車だけだった。サムスン電子のランク入りは製造業として2社目。
(共同通信) - 1月14日13時35分更新

286とはずがたり:2005/01/17(月) 08:53
HP、パソコン部門をプリンター部門に統合
http://www.asahi.com/business/update/0115/009.html

 米パソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)は14日、同社のパソコン部門とプリンター部門を統合すると発表した。両部門の統合で、業務の効率性を高めて競争力を強化するのが狙いだという。

 同社の8〜10月期業績では、稼ぎ頭のプリンター部門の営業利益が10億8900万ドルに上っているのに対し、米デルなどとの厳しい競争にさらされているパソコン事業の営業利益は、7800万ドルにとどまっていた。米国のアナリストの間では、収益性の高いプリンター事業を切り離して強化すべきだとの意見が根強くでていたが、これを打ち消した形だ。

(01/15 19:10)

289とはずがたり:2005/01/22(土) 19:24
携帯でパソコン遠隔操作 東芝、春にもサービス開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050122-00000076-kyodo-bus_all
 東芝は22日までに、携帯電話でパソコン内のほとんどのソフトウエアを遠隔操作できる技術を開発した、と発表した。世界初という。携帯電話をリモコン代わりにし、パソコンでのメール送信やウェブサイトを閲覧しながらの文書作成などが、外出先からできるようになる。春にもau(KDDI)の第3世代携帯電話で、法人向けにサービスを始める。
 携帯電話とパソコンに専用ソフトを組み込み、携帯電話から専用サーバーに接続してパソコン画面を呼び出し、番号ボタンなどで操作する仕組み。デジタルカメラで撮影した画像を加工することもできるが、音声・映像データは操作できない。
 携帯電話を使ったパソコン操作は、これまで一部ファイルの閲覧しかできなかった。
(共同通信) - 1月22日15時52分更新

291香川県民:2005/01/23(日) 20:34
脱線気味なレスですが
三重の野呂知事は自作が趣味なんですね。

三重県知事 野呂昭彦

趣味 パソコン

 昔からプラモデルや工作が好きで、パソコンもこれまでに七台組み立てました。
 いま使っている二台も自作です。高性能で安上がりということもありましたが、最近は格安品が市販されてきましたのでメリットが少なくなりました。

http://www.pref.mie.jp/chiji/profile.htm

292とはずがたり:2005/01/25(火) 22:46:53
ビックカメラ、ソフマップの筆頭株主に 中古品で提携
http://www.asahi.com/business/update/0124/090.html

 中古パソコン大手のソフマップは24日、家電量販店大手のビックカメラから出資を受けるとともに、両社が中古品販売などで業務提携すると発表した。ビックカメラは、ソフマップへの出資比率を1月末までに20%に引き上げ、丸紅を抜いて筆頭株主となる。

 ソフマップはビックカメラの店舗網から中古品を買い取ることができるようになるほか、ビックカメラが扱っている白物家電や酒類などの販売も検討する。ビックカメラはソフマップのノウハウを学んで中古品事業を本格化させるという。将来は人材交流やオリジナル商品の共同開発、両社の店舗が共存する地域で品ぞろえを変えて住み分けを図るなど、幅広い提携策も検討する。 (01/24 20:24)

293とはずがたり:2005/01/25(火) 23:32:17
IBMパソコン事業の売却、米政府が安全保障上の懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050125-00000103-yom-bus_all
[ニューヨーク=北山文裕] 米IBMによるパソコン事業の中国「聯想(レノボ)集団」への売却計画に対し、米政府内部に安全保障上の観点から、計画の妥当性に懸念が浮上していることが24日明らかになった。複数の米メディアが伝えた。

 米メディアによると、米政府の主要省庁で組織する「対米外国投資委員会」(CFIUS、委員長=ジョン・スノー米財務長官)内部で、IBMの米ノースカロライナ州の工場から中国側に軍事・安全保障上の情報が漏洩(ろうえい)するなどの問題が起きかねない――との指摘が浮上している。

 米メディアによると、IBM側は関係書類を委員会に提出し、全面的に協力している。委員会の判断で取引が中止に追い込まれたケースはまれとされているが、2003年には香港企業による米通信大手グローバル・クロッシングの買収を認めず、計画が実現しなかった。
(読売新聞) - 1月25日11時39分更新

294とはずがたり:2005/01/25(火) 23:36:07
>>291
おお,結構本格派なんですねぇ。
自作好きと自己規定する俺ですがまだ3台ほどしかつくった事ないのに7台も。

自民党現政調会長の与謝野も確か自作をしたこと有ったような。

http://www.yosano.gr.jp/profile/
>パソコン:文部大臣時代に、新聞記者からコンピュータは面白いと教えられ、今では事務所で使うパソコンも製作している。

この書き方だと自作派って程ではないかもしれないですが。

297とはずがたり:2005/01/30(日) 00:55:40
ATI、単体グラフィックスで市場首位に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000011-zdn_n-sci

 グラフィックスチップメーカーの米ATI Technologiesは1月27日、Mercury Researchがまとめた2004年のシェア統計で、単体のグラフィックスでATIが世界最大のサプライヤーになったと発表した。同社は6四半期連続で成長を続け、世界の単体グラフィックスの過半数を出荷しているという。

 PC事業部上級副社長のリック・バーグマン氏は発表資料で「ATIはデスクトップとノートPCでOEMのPCI-Express設計を事実上制覇し、単体グラフィックスで市場をリードし続けている」とコメント。

 単体グラフィックスチップの市場ではATIとNVIDIAがしのぎを削っている。

298とはずがたり:2005/02/09(水) 23:43:38

HPのフィオリーナ会長辞任 パソコン部門不振で引責か
http://www.asahi.com/business/update/0209/109.html

 米パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)は9日、カーリー・フィオリーナ会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任すると発表した。HPは、パソコン部門の不振が続いており、実質的な引責辞任とみられる。ロバート・ワイマン最高財務責任者(CFO)が、暫定CEOに就任した。HP取締役会は、CEO探しを直ちに始めるとしている。

 フィオリーナ会長は99年にCEOに就任した。02年には、創業家から強い反対を受けながら、パソコン大手コンパックとの合併を断行した。しかし、その後もパソコン最大手デルとの激しい競争が続き、パソコン部門の収益が厳しい状況が続き、社内外の批判にさらされていた。昨年8〜10月業績ではパソコン事業の営業利益は7800万ドルにとどまっていた。一方で、世界のパソコン市場では市場シェアで、首位のデルに差を広げられていた。

 フィオリーナ会長は、米フォーチュン誌の選ぶ最も影響力のある女性経営者の首位に選ばれるなどし、同社のみならず米ビジネス界で女性経営者の顔的な存在だった。 (02/09 23:27)

299香川県民:2005/02/10(木) 00:16:54
マルチコア、4.5GHz etc・・・Intelを皮肉ってるような仕様ですねぇ。

ISSCCで、ついにCellが登場〜ソニーグループ、IBM、東芝が共同発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0208/kaigai153.htm

ついに、話題のCellプロセッサがそのベールを脱いだ。

 米国サンフランシスコで開催されている「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)」で、IBM、ソニーグループ(ソニー、ソニー・コンピューターエンタテインメント)、東芝は、3社で共同開発した「Cellプロセッサ」の技術発表を行なった。3社および開発に協力しているRambusはISSCCでCellに関する論文発表を行なう予定で、それに先駆けて、ISSCC会場のマリオットホテルでプレス向けのブリーフィングを開催した。

 今回発表されたのは、90nm SOIプロセスで製造される最初の世代のCellの技術概要。Cellは、マルチコアCPUで、1つのCPUの中に9個のプロセッサコアを搭載する。PC/サーバー向けCPUは、同じ90nm世代では2個のCPUコアを載せたデュアルコアCPUであるのに対して、Cellは9個とCPUコアの数が多いことが特徴だ。また、IntelやAMDが開発しているマルチコアでは、同アーキテクチャのプロセッサコアを複数搭載する。それに対して、Cellは2種類の異なるプロセッサコアを組み合わせる。

 90nm版Cellには、1個の汎用的なプロセッサコアと、8個の比較的シンプルなプロセッサコアが組み合わせられている。汎用プロセッサコアは、IBMの64bit Powerアーキテクチャをベースにしたもので「Power Processor Element(PPE)」と呼ばれる。8個のコアは、マルチメディア系処理などに向いたSIMD(Single Instruction, Multiple Data)型のアーキテクチャで「Synergistic Processor Element(SPE)」と呼ばれる。ただし、ストリーミング型の処理に特化したアーキテクチャではなく、非常に汎用性も高い。

302とはずがたり:2005/02/21(月) 10:36:46
こんなページ見つけた。仕事機が自作のVIA C3でお気に入りだし参加してみたいけどコンテンツ作る程じゃないしなぁ。

http://ring.skaz.ws/c3/
VIA CPU Users' Ring

303とはずがたり:2005/02/21(月) 13:02:57
次世代のパソに求められるのは静音とパワーという相反する機能であると思ってる。しばらくはカネないし欲しくなるしであんまり注意してなかったが,水冷+AMDで10万を切ってきたんですねぇ。9万ちょっとだ。
後は安定性でしょうか。ファンと比べて水冷装置って毀れやすかったりしないんですかね?

http://121ware.com/dir/afft/direct.asp?bd=drtmag01&amp;DNCD=636721020512534213005401300227&amp;id=P0IGSD4C75&amp;SKEY=2P
高速処理のCPUに、優れた水冷システムを搭載した、シンプルな静音モデル

Athlon 64プロセッサを搭載したハイパフォーマンスPC。静粛性に加え、AGPスロットやセカンドHDDベイなどの拡張性も魅力です。IEEE1394/PCカードスロットなどを省き、さらに低価格を実現。モニタなし。Athlon 64 3200+,256MB DDR SDRAM,80GB HDD,CD-R/RW with DVD-ROM,LAN(ギガビット),Windows XP Home Edition日本語版
NEC Direct 価格
91,035円

304香川県民:2005/02/21(月) 22:00:39
確か液晶モニタの出荷台数では世界の上位5位前後に名を連ねていたと記憶しています。

NEC三菱、「NMビジュアル」の合弁解消へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0221/nmv.htm

日本電気株式会社および三菱電機株式会社は、共同出資会社「NEC三菱電機ビジュアルシステムズ株式会社」(以下NMビジュアル)の合弁を2005年3月31日付けで解消すると発表した。

 NMビジュアルは、2000年1月に、三菱電機株式会社、日本電気株式会社(NEC)、日本電気ホームエレクトロニクス株式会社(NEC-HE)らの共同出資によって設立された、ディスプレイ事業の合弁設立会社。

 当初は三菱電機のもつアパーチャグリル管の技術力/国内でのブランド力と、NECの持つPCのブランド力/海外市場でのブランド力を結集し、CRT出荷量増大への対応や液晶技術開発、韓国/台湾ディスプレイメーカーへの対応などを含めた、世界市場におけるブランド力の拡大を目指してきた。

 合弁解消の理由は、民生/業務用ディスプレイの急速なフラットパネル化など、新たなニーズへの対応が求められたことを挙げ、NMビジュアルの販売/技術/調達力を両社のコア事業へと統合、それぞれのディスプレイ事業を推進する方針という。

 両社は今回の解消について、「発展的解消」であることを強調。合弁関係解消後も開発/生産面での協力を維持するとしている。

 今後、NMビジュアルは4月1日付けでNECの100%子会社とされ、NECブランドのPC/AV機器向け製品の開発を継続する。同日付で新社名が付与される予定。

 また、NMビジュアルが取り扱ってきた三菱電機ブランドのディスプレイ製品については、4月1日より三菱電機が事業を継続。今後も液晶TVや業務用プリンタなど、デジタルメディア事業全般とのシナジーを図るとしている。

305とはずがたり:2005/03/04(金) 15:24:45

インテルに排除勧告、CPU値引き販売で他社妨害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000005-yom-soci

 米国の世界最大手の半導体メーカー「インテル」が、同業他社の取引を妨害していたとして、公正取引委員会は4日、東京都千代田区の同社日本法人に対し、独占禁止法違反(私的独占)で排除勧告することを決めた。

 同社製品は国内のほとんどのパソコン内部に使われており、米マイクロソフトと並ぶIT業界の「ガリバー企業」に、公取委の厳しい判断が出される。

 関係者によると、インテルは、パソコンの頭脳と呼ばれる中央演算処理装置(CPU)を販売する際、圧倒的なシェア(市場占有率)を背景にして、同業他社のCPUを一定量以上購入しないことなどを条件に、大幅値引きする契約を国内の大手パソコンメーカーと結び、公正な競争を妨げた疑いが持たれている。

 排除勧告が確定すると、インテルは公取委に改善策を報告しなければならない。

 インテルは、大量購入するパソコンメーカーに対し、CPUをリベートの形で値引き販売しており、公取委は、この行為が同業他社の営業活動を妨害する不当な値引きなのか、あるいは通常の商行為なのか、慎重に審査を進めていた。インテル側も「値引き要請はメーカー側からあった」「契約条件通りに購入しなくても値引きしていた」などと主張していた。

 しかし、国内2位の「AMD」が1999年に割安なCPUを発売し、インテルがシェアを減らした後に同社が値引き攻勢などを強めていることが分かり、公取委は、同社がAMDを市場から締め出すため値下げに踏み切ったと判断。8割以上の高いシェアを持つインテルは、新製品情報や販売数量などでメーカー側へ様々な圧力をかけられる立場にあり、放置すれば今後、さらに独占状態が進む恐れがあるとみて、公取委は勧告を決めたとみられる。

 ◆インテル日本法人の話「公取委が審査中であり、現段階ではコメントできない」

 ◆CPU=「Central Processing Unit」の略で、入力されたデータを演算・加工した上で出力するコンピューターの中枢部分。1回の命令で同時処理できるデータ量や、1秒間に実行できる命令の回数などが多いほど性能が高い。
(読売新聞) - 3月4日14時34分更新

307香川県民:2005/03/08(火) 21:58:22
>>305
PCメーカーが発表する新モデルのラインナップに何らかの影響を及ぼすのは確実かと。。。

公取委、インテルに独禁法違反で勧告
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0308/intel2.htm

違反行為の概要は、インテルが2002年5月頃以降、国内PCメーカーのインテル製CPUの割合を最大化することを目的として、国内PCメーカー5社に対して3つの条件を提示し、それを満たすことでインテル製CPUにかかる割り戻し、もしくは資金提供を行なうと約束したもの。

 この行為が同業他社である日本AMDとトランスメタの事業活動を排除し、国内PCメーカー向けCPUの販売分野における競争を実質的に制限したとしている。

 インテルが割り戻し、もしくは資金提供を行なう条件は、(1)インテル製CPUの割合を100%とすること、(2)インテル製CPUの割合を90%とし、他社製CPUの割合を10%に抑えること、(3)各メーカーの生産モデルが比較的多いシリーズに属するすべてのモデルで他社製CPUを採用しないこと、の3つ。

 2002年には日本AMD/トランスメタの合計シェアが24%であったのに対し、2003年には11%まで落ち込んだ。公取委はインテルが提示したこれらの条件によって、日本AMD/トランスメタのシェアが低下したものと判断した。

 インテルは同日、勧告に対する見解を発表。約10日以内に対応を決定するとしている。

 米Intel副社長兼法務担当役員ブルース・スウェル氏は「競争政策の中核となる原則の1つは、競争政策は健全な経済原理に基づくという考え方で、競争当局は、消費者が不利益を被るという証拠がある場合にのみ介在すべき。公正取引委員会の勧告は、これらの重要な原則を十分に考慮していないのは明らか」と反論している。

309とはずがたり:2005/03/11(金) 18:21:55
京セラ、デジカメ事業から撤退、銀塩も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000094-myc-sci

京セラは、不調のデジタルカメラ事業から完全に撤退することを明らかにした。すでに「Finecam」ブランドのデジタルカメラからは撤退していたが、
高級機の「CONTAX」ブランドの製造・販売についても終了させる方針だ。特に国内で飽和が伝えられるデジタルカメラ市場だが、国内主要メーカーでは
初めての市場撤退となる。

同社のデジタルカメラ事業を含む光学精密機器事業は不採算が続き、業績を圧迫していた。そのため昨年10月に、デジタルカメラ事業を縮小さ
せ、Finecamブランドの新製品開発を終了することを発表、独特のスタイルと高級レンズを採用するなどしたCONTAXブランドの高級デジタルカメラに絞
る方針を明らかにしていた。

しかし、CONTAXブランド製品の市場シェアは2〜3%程度と見られており、大幅な改善も難しいことから、最終的にCONTAXブランドも撤退を決めた。昨年
11月発売の「CONTAX i4R/U4R」がCONTAXブランド最後のデジタルカメラとなり、今夏までには生産を終了、在庫分も含め、年内には販売も終了する見
込み。

今後は、昨年10月の発表の通り、拡大が見込める携帯電話向けのカメラモジュール事業に注力、特に光学ズームレンズ搭載など、デジタルカメラに近い
高機能なモジュールに、今までのカメラ事業で培った精密加工技術などが生かせるとして、本格的な開発に乗り出す。もともと同社は、携帯電話内の精密
部品の分野で世界的に高いシェアを確保しており、そのルートを通じての販売を行っていく構えだ。

また、CONTAXブランドの銀塩カメラについても撤退を検討。コンパクトカメラについては東南アジア、中国、中近東、中南米でニーズが高く、現地生産
での販売を継続する。

業界団体のカメラ映像機器工業会(CIPA)によれば、昨年のデジタルカメラ総出荷台数は約5,980万台(前年比37.7%増)と拡大したものの、国内では同
1.3%増と微増で成長が鈍化している。

画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/03/10/006.html

京セラ、デジカメ事業縮小 - Finecamは収束、CONTAXは継続へ
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/10/29/008.html

CONTAX i4R/U4R - CONTAXブランドの「原点回帰」
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/10/19/003.html

京セラ
http://www.kyocera.co.jp/

(MYCOM PC WEB) - 3月10日22時55分更

310とはずがたり:2005/03/12(土) 14:35:23

俺のような紛くし屋には良いかも。
でも韓国語や中国語(繁体字・簡体字)に後回しにされてしまう日本語やフランス語やドイツ語ってどうよ?
しかもOperaでは使えないみたいだし。

米Googleがデスクトップ検索ツール「Desktop Search」の正式版をリリース
Junya Suzuki
2005/3/8
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/03/08/101.html

米Googleは6日(現地時間)、ローカルPC内に存在するファイルのキーワード検索を可能にするデスクトップ検索ツール「Desktop Search 1.0」を公開した。従来まで、Desktop Search Betaという名称でベータ版が無償提供されていた同ツールは、PDFや画像ファイルなどの対応ファイルフォーマットの強化、Webブラウザなしでの検索が可能な「Deskbar」などの新機能を引っさげて、正式版として登場した。

Desktop Searchは、PC内部のローカルファイルをキーワードで検索可能にするツールである。Windowsなどで標準提供されている検索機能と異なるのは、検索対象となるのがファイル名やテキストファイルだけでなく、電子メールやOfficeソフトの文書、画像ファイルなどの幅広いファイルフォーマットに対応するほか、「インデックス化」と呼ばれる索引付けをあらかじめ行うことで、瞬時に検索結果を導き出すことが可能な点である。


今回発表された正式版での特徴はいくつかある。1つは検索対象となるファイルフォーマットの拡大で、ベータ版の段階ではOutlook(含むExpress)の電子メール、Word/Excel/PowerPointのOfficeファイル、Internet Explorerの履歴、AOL Instant Messengerのログが対象だった検索サポートが、正式版ではNetscape、Mozilla、Firefoxの履歴または電子メールにも対応したほか、PDFファイルや音楽/画像/ビデオなどのファイル検索にも対応している。

2つめは「Deskbar」の採用で、タスクバーやデスクトップ上の好きな位置に常駐させることで、Webブラウザを開くことなしに検索ワードを入力することが可能になっている。またベータ版の段階で指摘されていたセキュリティ対策も強化されており、標準状態ではパスワードでロックされたOffice文書は検索対象から外されるなど、企業内部で利用しても安心できるよう改良が加えられている。そのほか開発キット(SDK)の提供も行われ、Desktop Searchと連携するアプリケーションの開発も可能になった。

Desktop Searchは、英語版のWebサイトのトップページにリンクが貼られており、そこからダウンロードが可能となっている。今回提供が開始されたのは、英語版ならびに中国語版(簡体字/繁体字)、韓国語版の4種類。日本語版ベータテストの予定や正式版の提供時期については、現時点で不明。Googleによれば、日本語版を含む他言語への対応については後日改めて発表すると述べている。

ゆえに現在のところ日本語版はまだ利用できないのだが、英語版でも日本語ファイルのインデックス化は可能なため、そのまま日本語版Windowsにインストールして利用しても問題ない。正式にリリースされる日本語版では、表示の日本語化以外に、さらに日本語特有のインデックス化機能が強化されるものと思われる。
実際にインストールを行うと、Windowsに常駐しつつCPUのアイドル時間を狙って既存ファイルのインデックス化を試みる。例えばしばらくキーボードから手を離していると、HDDがカリカリとアクセス音を出し始めるので、インデックス化が行われていることがわかるだろう。そしてインデックス化が行われた段階で、初めて当該のファイルが検索候補に入る。ファイルの量にもよるが、全ファイルのインデックス化完了にはおそらく数時間〜1日近くかかると思われる。

同様の機能は、2005年前半に登場予定の次世代MacOS X「Tiger」が「Spotlight」という名称で搭載予定のほか、2006年後半に登場予定の次世代Windows「Longhorn」が以前まで「WinFS」の機能の一部として搭載を表明していた。また米Yahooは、「Yahoo! Desktop Search」という名称でGoogle Desktop Search対抗となるツールのベータ版の無償提供を行っている。

311とはずがたり:2005/03/12(土) 15:23:49
こういう3社寡占体制は良いですね。
◆検索エンジン>Google/Yahoo!/MSN

分野は重なるとは云え違いますが
◆IT御三家>ソフトバンク(YahooBB/Yahoo)/楽天(Infoseek)/ライブドア(ニッポン放送?)

あとはトップ企業がでかすぎる。。
◆ブラウザ>IE/ネスケ系/Opera
◆OS>Win/Mac/Unix
◆CPU>Intel/AMD/トランスメタ(撤退?。・゚・(つД`)・゚・。)
◆ワープロ>Word/一太郎/ThinkFree-Officeかな?
◆表計算>Excel/Lotus1-2-3(まだ使ってる人居るのかな?)

この辺のシェアはどうなんでしょ?
◆メッセンジャー>ICQ/MSNメッセンジャー/AOLインスタントメッセンジャー 
◆映像>Win Media Player(MicroSoft)/Real One Player(RealNetwork)/QuickTime Player(Apple)


Googleは不動の王者にあらず!? 複数検索エンジンの横断利用者が多いと判明
湯木進悟 2005/3/3
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/03/03/003.html

米Nielsen//NetRatingsは、米国インターネットユーザーの検索エンジン利用状況などを調査した最新レポート「Nielsen//NetRatings MegaView Search」の発表を行った。Googleがトップの利用率を記録しているものの、他の検索エンジンと組み合わせて利用しているユーザーも多いため、今後の市場動向は流動的とする分析が出されている。

同レポートによれば、今年1月に、米国の職場および家庭においてインターネットを利用した人のうち、検索エンジンにGoogleが使われた割合は、全体の47%に上っている。2位にはYahoo!の21%、3位にはMSNの13%が入っており、Googleが群を抜いて検索エンジントップの位置に立っている状況が浮き彫りになった。同社は、60以上の検索エンジンを調査対象に含めているようだが、Google/Yahoo!/MSNの3大検索エンジンが、米国で行われるインターネット検索全体の8割以上を占めていることになる。


検索エンジン市場シェア(2005年1月)

とはいえ、Googleの利用者の中で、Yahoo!も同時に利用しているユーザーは26%、MSNも同時に利用しているユーザーは19%、Google/Yahoo!/MSNの3つを同時に利用しているユーザーは14%とされており、他の検索エンジンを利用することなく、Googleだけを使って満足しているユーザーは、約4割に過ぎないことが明らかにされている。Yahoo!やMSNに至っては、さらにその傾向が強まっているようで、GoogleやMSNを組み合わせて利用するYahoo!ユーザーは71%、GoogleやYahoo!を組み合わせて利用するMSNユーザーは70%との調査結果が紹介された。

Nielsen//NetRatingsのStrategic Analysis部門を率いるKen Cassar氏は「Googleが検索エンジンのトップであるとする結果には、それほど驚かない人が多いかもしれないが、Googleを含むメジャーな検索エンジンすべてが、利用ユーザーの大半を、着実に自社サービスにつなぎとめられているわけではないとの結果は、重大な意味を帯びている。いまだ発展段階にあり、厳しい競争が繰り広げられている検索市場において、革新的な新サービスなどを発表していく意義は大きく、どの検索サービスにもシェア拡大のチャンスがあると同時に、シェア縮小の危険もあることが示されている」とコメントした。

313香川県民:2005/03/15(火) 00:10:03
>>294
自作板からのコピペですが
野呂知事の愛機はPen4 3.4GHz、925XEマザー、ファンコン付きの大型ケースの模様です。

http://www.pref.mie.jp/KOHO/gyousei/teirei/050105.htm
(質)休みはどうしていましたか。
(答)大晦日から元旦にかけては、(中略)29日に大阪まで行きまして、久しぶりにコンピューターの部品一揃いを
調達してまいりまして、最新ハイエンドのコンピューターを1台組み立てました。
3.4ギガの、しかもシリアルATAのハードディスク、そしてマザーボードも最新のマザーボード、それからケースも
温度管理、ファン管理ができる、そういう新しいものでございまして、市長時代に今使っているものは作ったので
ありますけれども、最新のコンピューターを組み立てたということがございました。

(質)何日間で。
(答)組立そのものは1日ぐらいですぐできるんですけれども、その後うまく動くかどうかというのがありまして、
そういう意味では少し手間取りました。やはり新しいもので、私としてはちょっと、最初3.4ギガのCPUですか
らよほど早いんだろうと思ったんですけれども、なかなか早く動かないので、その原因追及をするのに
少し手間取ったということがありました。解決はしましたけれども。

(質)それでまた票とか、後援会とか、名簿とか。
(答)作るのが楽しみなので、プログラムはもう前みたいに根詰めて、そんなのはとてもよく作れないですし、
ああいったちょっとまとまった休みだからやってみたわけです。

314& </b><font color=#FF0000>(yMt3sMdw)</font><b>:2005/03/16(水) 01:52:26
>>309

デジカメはともかく、CONTAXは京セラ(ヤシカ)とドイツ・カールツァイスの多国籍ブランドだっただけに残念です。
初代RTS(35mm一眼レフ)の設計には、確かポルシェデザインも参加していました。
RTSと645(6x4.5mm一眼レフ)くらい残してほしいものです。

315ぽんこ:2005/03/16(水) 01:54:41
314はぽんこです。Firefoxで文字化けしました。

316とはずがたり:2005/03/16(水) 03:29:01
>>314-315
こんちわっす。
Firefox派でしたか!

317とはずがたり:2005/03/16(水) 19:24:12
しっかりしろ,日本企業。何で富士通こんなにサーバー強いのでしょう?

=サーバー出荷額(04年)=
1.日本IBM…1404億円
2.富士通…1288億円
3.日本HP…991億円

=同(出荷台数)=
1.NEC…9万6500台
2.日本HP

IBMが富士通抜き首位に 04年、国内サーバー市場
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050316-00000163-kyodo-bus_all

 ハイテク調査会社ガートナージャパンが16日発表した2004年の国内サーバー市場調査によると、出荷額で日本IBMが前年比8・6%増の1404億円となり、5・4%減で1288億円だった富士通を抜き首位に立った。富士通がトップを明け渡すのは統計を取り始めた1996年以来初めて。3位は日本ヒューレット・パッカード(HP)で991億円だった。
 出荷台数はNECが11・9%増の約9万6500台で首位を維持。HPが28・3%増の伸びで4位から2位に浮上した。
 04年の国内出荷台数は前年比15・2%増の約50万8000台に拡大した一方、出荷額は価格競争から2・3%減の6127億円となった。
 ガートナーの亦賀忠明アナリストは「上級機種、汎用型双方で国内メーカーは販売増の戦略を打ち出せていない」と、外資系に対し苦戦する要因を分析している。
(共同通信) - 3月16日17時19分更新

318ぽんこ:2005/03/17(木) 00:59:28
Firefoxは5ヶ月くらい使っています。
私にとっては、UNIXのmozillaとブックマークファイルが同じであることが一番の長所です。
知らない間にバージョン1.0.1が出たようでアップデートしました。

この文字化けは前もやってしまいました。日本製PCからの入力だったのですが。まだ細かいバグがあるのかもしれません。
重要な手続きなどをするときはIEを使っています。

319とはずがたり:2005/03/18(金) 20:03:24
>>318
俺もIEとOperaを使い分けしてます。例えばこの掲示板の名前を記憶するクッキーがOperaやネスケだとバグってしまう。
ただ学校のIEしょっちゅうエラーがでて閉じてしまうのでそんなに信用できないんですけど・・。

本日独逸の某雑誌に電子投稿したんですが,IEの最新版を使え,それでも駄目だったらMozillaやFirefoxを使えと出てちょっと吃驚しました。

321とはずがたり:2005/04/09(土) 23:02:42
全身のツボ、iPodで暗記 明治鍼灸大 学習用に配布
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000007-kyt-l26

 鍼灸師や柔道整復師を育成する明治鍼灸大(京都府日吉町、栗山欣彌学長)が、新入生172人に、若者に人気の携帯音楽プレーヤー「iPodshuffle(アイポッドシャッフル」を贈った。常に身につけて経穴(ツボ)の暗記用「数え歌」などを反復して聞き、学習効果を上げるのが狙いという。
 経穴は全身に360カ所余りあり、大学によると「これらを覚えるのが、新入生にとって最初の大きな悩み」。学生間には代々、暗記用に「森のくまさん」の替え歌、数え歌など14曲が伝わっている。
 大学はこれらの曲を今月中にデータ化。自由に引き出し、「iPod」で暗記用に使えるようにする。脳の神経やホルモンの名前などの暗記用ごろ合わせもデータ化するほか、聴診の実習で使う呼吸音などの音声教材の活用も検討する。
 新入生の福田江里子さん(18)=園部町城南町=は「たくさんのツボを覚えられるか不安だったが、これで通学中も勉強できる」と期待する。
 製品を販売しているアップルコンピュータ(東京都新宿区)によると、学生に配布している大学や専門学校は全国で数例。主に語学や音楽教育で活用しているという。
 同大学は、鍼灸医学を学ぶ全国初の大学として1983年開校。学生数は約580人。
(京都新聞) - 4月9日10時20分更新

324香川県民 </b><font color=#FF0000>(MeYXRY3Y)</font><b>:2005/04/10(日) 23:42:40
知らぬ間にメモリの価格がとてつもない事になっていたようです。

メモリ価格はいよいよ底値か?1GBが1万円割れも反転の動き
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20050409/etc_mem.html

月中旬から価格が急落して久しぶりに騒ぎとなっているメモリ価格だが、どうやら今週あたりが底値となる可能性が高そうだ。今週は1GBクラスのメモリが値下がりしたものの、512MBの製品は一転して上昇、軒並み最安値が10%前後上昇している(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。
 底値感が広がったのか、先週あたりから安値を付けるショップには週末になると朝から安価なメモリを求めて行列ができる現象がアキバで起きているが、9日(土)もいくつかのショップで行列が確認された。PC3200 1GBのノーブランド品を1万円割れで販売することを予告していたパソコンショップ アークは、開店前に40人ほどの行列ができ、一人4枚までの購入条件をつけて1時間ほどで完売。また、PC2 4300 1GBとPC3200 1GBのHynix純正メモリモジュールを安値で販売すると予告していたパソコンハウス東映とテクノハウス東映では、それぞれ100人近くが開店前に並び、開店後10分で売り切れてしまったという。

 メモリの今週の値動きは、容量1GBと512MBの製品でまったく逆の動き。1GBの製品は続落し、最安値はPC2700 1GB(CL2.5)が先週比2,780円(19.9%)安、PC3200 1GB(CL3)が同680円(5.9%)安、PC2 4300 1GBが同1,068円(8.5%)安で、いずれも11,000円前後が相場。なお、調査時点で売りきれとなっていたため参考記録ではあるが、特価品でPC3200 1GB(CL3)で初めて1万円割れの9,980円という例もあり、これを今週の最安値として計算すると、PC3200 1GB(CL3)は先週比1,500円(13%)安ということになる。

 一方、512MBの製品は一転して上昇している。最安値はPC3200 512MB(CL3)が先週比430円(11%)高、PC2700 512MB(CL2.5)とPC2100 512MB(CL2.5)が同430円(11%)高、PC3200 512MB(CL2.5)が同390円(9.8%)高と、軒並み10%近い上昇を記録している。先週は512MBの製品が4,000円割れとなって注目を集めたが、今週は一部の特価品を除いて4,000円割れの価格はすっかり消えてなくなり、いずれも4,350円が最安値。なお、一部ショップがPC3200 512MB(CL3)を20枚限定で3,799円で販売して即完売した例があり、参考記録ながら、これが同製品としては史上最安値ということになる。

 複数のショップの話によると、メモリは今週に入ってから仕入れ価格が徐々に上昇し始めており、とくに円安の動きが大きく影響しているという。もともと単価が低い512MBはショップ側のマージンも小さく、仕入れ価格の動きと連動しやすい面があり、店頭価格が1GBに先行して上昇したと見ることもできる。

 メモリチップのスポット価格も一時に比べると若干上昇しており、やはりメモリモジュールの店頭価格は反転の動きに向かうと見るのが自然のようだ。ただし、スポット価格ではDDR2 533チップがさらに値下がりしているため、PC2 4300のメモリモジュールは引き続いて値下がり、同容量のPC3200などDDR SDRAM DIMMとの価格差が一気に縮まる可能性がある。

325荷主研究者:2005/04/11(月) 00:01:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2005/01/20050123t15023.htm
2005年01月22日土曜日 河北新報
計測器性能は世界一 東北大スーパーコンピューター

 東北大が運用するスーパーコンピューター(スパコン)が、計測器の性能を評価する国際審査で、対象項目28項目のうち16項目で世界最高記録を達成、総合評価でもトップになった。同大のスパコンは地震メカニズム分析や音速航空機の設計などに広く活用され、各分野の専門家が行う先端研究を支援している。潜在力の高さが認められたことで、一層の性能向上を目指す動きに弾みがつきそうだ。

 同大のスパコン機種はNEC製の「SXー7」。現在、世界の市場は米国が主導権を握り、主に演算の速さだけを指標とする評価方式では、IBMがトップの座にある。

 しかし最近、新しい評価方式として演算能力に加え、スパコンの能力として重要な時間当たりの演算器とメモリー(データを保管する記憶装置)間の送受信の速さ、複数の演算器を結ぶデータ送受信の速さも重視する指標を、米国教授が提唱。日本の学者も協力して、新たな方式を作り上げた。

 「HPCC」ベンチマーク(指標)と呼ぶ新指標に昨年11月、東北大情報シナジーセンターが登録し、評価を受けた。

 その結果、全評価項目のうち、演算器とメモリー間の速さなどメモリー性能で8項目、演算器間の速さなどプロセス間転送性能で4項目など16項目で世界最高値を記録。45のトップクラスのスパコンの中で圧倒的に高い評価だった。

 同センターのスパコンは、32個の演算器を搭載した装置を8セット配置し、大容量の情報を高速演算できる。その能力は1秒間に2兆回の計算が可能だという。

 現在の利用者は2000人で3割は東北大以外だ。東北大の研究に生かされている成果として、地震学者が地震震源地の破壊の様子を計測し、被災地に余震の情報提供を可能にしたほか、航空宇宙分野では音速機開発に向けた空気抵抗力、機体強度の数値化などがある。

 同センター副センター長の小林広明教授は「高い評価を受けて満足。スパコンのランキングで日本の占める割合が激減し、中国、韓国などが追い上げる中、この評価を機に国、行政はスパコン研究開発に力を入れ、支援してほしい」と話す。

[大学のスーパーコンピューター]科学技術計算や高速処理を目的に開発された。東北大、東大など7大学に大型の計算拠点があり、共同利用施設として全国の国立大などの研究者に使われている。

330とはずがたり:2005/04/24(日) 13:08:05
次世代DVD規格統一交渉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050421-02428035-jijp-bus_all.view-001
次世代DVDの主導権で対立してきたソニー、東芝両陣営が規格統一に向けた交渉に入ったことが明らかになった。左がソニーの「ブルーレイ・ディスク」規格のレコーダー、右が東芝の「HD DVD」規格のプレーヤー(AFP=時事)22時03分更新
画像=http://kgy999.com/amezo_img/tohazugatali/1060105041540/1011305042405.jpg

ソニー、東芝などと次世代DVD新規格を共同開発へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050421-00000259-reu-bus_all

 [東京 21日 ロイター] 関係筋によると、ソニー<6758.T>は、東芝<6502.T>などと次世代DVD(デジタル多用途ディスク)新規格を共同開発することを検討している。次世代光ディスク規格をめぐっては、ソニーや松下電器産業<6752.T>などが推進する「ブルーレイ・ディスク」陣営と東芝<6502.T>やNEC<6701.T>が推進する「HD DVD」陣営が主導権争いを展開している。関係筋によると、消費者にとって何がベストかを考えて、共同で新規格を検討していくことにしたという。
 東芝の広報担当者も、「シングルフォーマットが消費者の利益にかなうと考えており、努力していく。必要な話し合いも行う」とコメントしている。ただ、具体的なことは決まっていないという。
 両陣営は、ソフト普及の決め手となる米ハリウッド大手映画会社からの支持獲得競争も繰り広げるなど、主導権争いは過熱していた。一方で、かつての家庭用VTR規格での「VHS対ベータ戦争」のように互換性のない規格が市場に出ると、消費者に迷惑をかけるとの懸念が両陣営から出ていた。
 現行では、「HD」はディスクの表面から0.6ミリ、「ブルーレイ」はディスクの表面から0.1ミリにそれぞれデータを記録する位置があるなど物理的なフォーマットに違いがある。関係筋によると、今のままでは構造上、統一は難しいため、より良いものを目指して共同で新規格を検討していくという。
(ロイター) - 4月21日12時47分更新


次世代DVD規格統一へ 東芝、ソニー陣営が交渉
http://www.sankei.co.jp/news/050421/kei024.htm

 ソニー、東芝の両陣営が次世代DVDの規格統一交渉に入ったのは、デジタル時代の激しい国際競争の中、消費者不在の不毛な標準化争いが"共倒れ"につながりかねない、との危機感が高まったことが背景にある。

 市場では既に従来のテレビと、テレビ放送が受信できるパソコンとの境界が薄れつつある。両陣営が次世代DVDの規格争いをしている間に、米国のパソコンメーカーなどが、テレビ番組を大量に録画できる大容量パソコンを発売して市場を席巻するようなことがあれば、規格争いが意味のないものになりかねない。

 規格統一交渉には、ハリウッドの大手映画各社の意向もある。映画一本一本を別々のディスクで販売すれば、コストが倍増する。保有映画ソフトのDVD化が来年にはほぼ終わり、次世代DVDで付加価値を付けて発売する必要にも迫られている。

 ソニーにとっては、映像の質を大幅に向上させた次世代「プレイステーション」(ゲーム機)の発表を5月に控え、次世代DVDの仕様を早急に決定しなくてはならない事情もある。

 ただ規格統一をめぐっては、これまでに多額の開発費を投入した両陣営が、互いに中核技術の維持を強く主張しており、交渉の行方はなお予断を許さない。

(共同)

332とはずがたり:2005/05/10(火) 23:48:14

デジカメもすっかり普及しちゃって儲からない商品に成り下がっちゃったみたいで

2005年05月10日(火)
オリンパス、4千人削減へ デジカメ不振で工場統廃合も
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050510/K2005051003330.html

 オリンパスは10日、主力の映像事業に携わる国内外の約1万4000人のうち、約4000人を今年9月末までに削減すると発表した。国内工場の統廃合も検討する。デジタルカメラの不振で05年3月期決算で当期赤字に転落したため、生産体制を大幅に見直し、収益構造を改善する。長期雇用を経営理念としてきた同社としては、戦後の混乱期をのぞいて初の本格的な人員合理化となる。

 人員削減の対象は、辰野事業場(長野県辰野町)、子会社オリンパスオプトテクノロジーの大町事業所(同県大町市)と坂城事業所(同県坂城町)の国内3工場のほか、中国の2工場が中心。国内3工場は1〜2工場に集約することを検討する。人員削減では退職者分を補充せず、希望退職も募る。

 同社のデジタルカメラは、激しい業界内競争に加え、人気の「薄型・高画素・液晶大画面」の商品投入が遅れたため、この1年で1台当たり平均単価が18%下落した。人員削減と生産コストの削減で、年130億円の効果を見込む。

333とはずがたり:2005/05/12(木) 23:15:12

パソコン出荷台数、2年連続で増加…東芝がソニー抜く (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/pc.html?d=12yomiuri20050512i513&amp;cat=35&amp;typ=t

 民間調査会社のMM総研が12日発表した2004年度の国内パソコン出荷台数は、前年度比4・0%増の1272万台となり、2年連続で増加した。

 企業が電子情報の漏洩を防ぐため、指紋による個人認証機能などを備えたパソコンを積極的に導入していることなどから、法人向けが大きく伸びた。ただ、昨夏のオリンピック開催に伴う薄型テレビブームなどに押され、個人向けは伸び悩んだ。

 メーカー別では、1位はNEC、2位は富士通、3位は米デルで、上位3社は前年度と同じ。ただ、高機能パソコンの投入で販売を伸ばした東芝(前年度5位)がソニーと入れ替わって4位にくい込み、ソニーは5位に転落した。

 テレビとパソコンを一体化したAVパソコンなどの人気が高まったことから、単価の下落には歯止めがかかり、出荷額は0・2%減の1兆7960億円と、わずかな下落にとどまった。


[ 2005年5月12日21時15分 ]

335とはずがたり:2005/05/25(水) 01:06:33
まぁ結局マルチ規格対応型ドライブが出て消費者は結局どっちも使えるってゆー形に落ち着きそうですね。

2005年05月20日(金)
次世代DVD統一交渉 優位性譲らず…仕切り直し
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20050520/m20050520015.html

迫る期限、2規格併存の恐れ

 今春から始まった高画質の映像を長時間録画できる次世代DVDの規格をめぐる統一交渉が凍結状態に陥っている。ソニーと松下電器産業などが提唱する「ブルーレイ・ディスク(BD)」陣営と、東芝などが提唱している「HD DVD(HD)」陣営が、最大の焦点とされるディスク構造で互いに優位性を譲らず、妥協点が見いだせないからだ。両陣営とも交渉は継続する方針だが、関連製品の発売が迫る中で、統一に残された時間は限られている。(大柳聡庸)

 「交渉は続けていくが、白紙に戻った」。松下電器産業の中村邦夫社長は十九日、都内で開かれた情報通信ネットワーク産業協会の総会後、記者団に対してこう語り、規格統一交渉が難航していることを明らかにした。

 次世代DVDの規格争いは、世界の大手家電メーカーや米ハリウッドの映画会社を巻き込む形で約三年間続いてきた。両陣営は、機器やソフトを幅広く普及させるためには、かつてのビデオカセットの「VHS対ベータ」のような分裂を避けるべきだと判断しており、今春からソニーと松下、東芝の三社が中心となって、規格統一に向けた交渉が本格化している。

 交渉の焦点になったのは、両規格で異なるディスクの構造だ。BDは、ディスク表面から0・1ミリの深さに記録し、技術的に多層にできるためディスクの大容量化がしやすい。一方、HDは、表面から0・6ミリの層に記録。現行DVDの構造に近く、既存の製造設備を活用できるため、コストを低くできるのが特徴だ。両規格は構造が大きく異なるため、規格統一には、どちらかの構造の二者択一を迫られていた。

 当初、統一交渉の一つのメドとされていたのが、ソニーが来年春に発売する次世代家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)3」の概要を発表する、今月十七日だった。ソニーは、PS3のメディアにBDを搭載することを表明。PS3の心臓部にあたる新型半導体を共同開発した東芝にとっては、概要が発表されるまでに交渉をまとめたい、という気持ちもあり、歩み寄りが進んだ。

 しかし、両陣営は「0・1ミリは譲れない」(中村社長)などとして、ディスク構造で互いの優位性を主張。交渉は、PS3の概要発表を過ぎてもまとまらず、「いったん凍結」(東芝関係者)された格好になった。

 両陣営は今後も、統一に向けた交渉を継続し、妥協点を探る構えだが、今のところ、両陣営のトップ会談が実現するメドは立っていない。

 ソニーは六月の株主総会後に、会長兼グループCEOに規格統一に前向きなハワード・ストリンガー副会長が、社長には中鉢良治副社長が就任。東芝も同じく、西田厚聡執行役専務が社長に就任する予定だ。「過去の交渉にしがらみがない」(業界関係者)トップが誕生することで、交渉が進展するとの期待感も膨らむ。

 だが、両陣営を支持してきた米映画会社や部品メーカーの思惑もあり、交渉はなお難航が予想される。ソニーは来年春にもBDを搭載した次世代ゲーム機を発売する。また、東芝も今年末には「予定通りHD規格のプレーヤーを発売する」(東芝)考え。交渉は二規格併存となる恐れを抱えながらギリギリまで続きそうだ。

339とはずがたり:2005/06/01(水) 22:46:57
造船,自動車と日本に追いつけ追い越せでやってきた韓国が技術でも世界を主導する分野が出てきたか?

サムスン:大容量4ギガビットのフラッシュ量産開始
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/computing/news/20050531org00m300075000c.html

 韓国のサムスン電子は30日(現地時間)、記憶容量が4ギガビットのフラッシュメモリー・チップの量産を開始したと発表した。従来、量産が実現しているのは2ギガビットまでだった。携帯機器のメモリーを一段と大容量化できる。

 NAND型のフラッシュで、03年9月に開発に成功、量産化が待たれていた。サムスンは既に8ギガビット・チップも開発済みで、さらに高集積化が進む見通しだ。同社はこれまで「12カ月で2倍」のペースを維持しており、02年に2ギガビット、03年に4ギガビット、04年に8ギガビットを実現している。

 新チップの書き込み速度は毎秒16MBで、2ギガビットのチップより50%高速化し、高品位動画にも対応できるという。70ナノメートル単位での生産技術で実現した。[南 優人/Infostand]

サムスン電子
http://www.samsung.com/
 2005年5月31日

340とはずがたり:2005/06/02(木) 22:18:03
DVDレコーダー出荷倍増、競争はPC並みに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000074-zdn_n-sci

 MM総研がこのほど発表した2004年度(2004年4月〜2005年3月)の国内DVDレコーダー市場調査によると、総出荷台数は前年度比104.1%増の443万台に倍増。総出荷金額は同43.8%増の2300億円だった。シェアトップは3年連続で松下電器産業。世帯普及率は15%を超え、今年度は本格普及期に入る見通しだ。

 2004年度は日本ビクターや三菱電機など大手が本格参入。アテネ特需とあいまって競争が激化し、価格下落で買いやすくなったことが出荷台数拡大につながった。

 メーカー別出荷台数シェアは以下の通り。

  順位   メーカー   シェア   前年度比増減ポイント
  1位   松下電器産業   27.1%   −8.6
  2位   ソニー   20.5%   −1.6
  3位   東芝   15.6%   −1.0
  4位   シャープ   10.2%   +1.9
  5位   パイオニア   9.6%   −5.1
  6位   三菱電機   7.0%   新規
  7位   日本ビクター   5.0%   新規

 トップの松下は、アテネ商戦に向けた広告戦略が奏功。DVD、HDD、VHS一体型の3in1モデルで消費者の心をつかんだ。2位のソニーは、アテネ商戦で既存モデルの低価格戦略をとり、年末商戦で新モデルを投入して成功。3位には、Wチューナーモデルの「W録」や、600GバイトHDDモデルを投入した東芝がランクインした。

 昨年4位だったパイオニアは5位に転落。Wチューナーや3in1型など特徴のある製品を投入できず、価格下落スピードにも追いつけなかったことが敗因という。代わって4位に上がったのは、ハイビジョン対応ハイエンド機を投入したシャープだ。

 上半期に本格参入した三菱電機が6位にランクイン。ソニーと同様の低価格戦略を展開して出荷台数を伸ばした。日本ビクターは7位だった。

 2003年度は、トップ4社の占有率は89.1%だったが、2004年度には73.4%に低下。「PCさながらのメーカー競争が始まった」(同社)。

 2005年度の出荷台数は前年度比26.4%増の560万台と、個人向けPCの出荷台数と同程度になる見込みだ。世帯普及率は27%まで伸びる見込み。

 価格低下による利益率の低下に対抗するために、同社は(1)第2の米Apple Computer、(2)Web直販の活用――という2つの戦略を提案している。

 AppleはiPodとiTunes、iTunes Music Storeと、ハードとソフト、コンテンツを組み合わせたビジネスモデルを構築して成功した。これにならい、DVDレコーダーをゲートウェイとしたコンテンツ配信を展開し、ハード単体では利益を得にくいレコーダーの収益をコンテンツで補う作戦を提案している。

 また、Web直販を活用することで流通経費を圧縮し、単価の下落を抑えながらロイヤリティ(忠誠心)の高いユーザーを囲い込めると指摘している。

http://www.itmedia.co.jp/news/
(ITmediaニュース) - 6月2日20時19分更新

342とはずがたり:2005/06/05(日) 03:32:45

リスクも多いインテルチップの採用--アップルにチップ乗り換えの可能性
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20083789,00.htm
Michael Kanellos(CNET News.com)
2005/05/24 10:06 Trackback (46)

 Apple ComputerはIntelの乗り換えるのだろうか。「言うは易し、行うは難し」だとアナリストらは注意を呼びかけている。

 The Wall Street Journal(WSJ)紙が報じところによると、両社は先ごろ提携に関する話し合いを行ったという。これが実現すれば、AppleのコンピュータにIntel製プロセッサが採用されることになる。このようなアイデアは何年も前からあったが、今回はAppleにとってこれまで以上に強力な乗り換えの動機が存在するように見える。

 Appleには、成長が続くラップトップ市場向けに、IntelのCentrinoにバンドルされているプロセッサと同様の低消費電力チップを必要としているとの事情もある。現在AppleのG5デスクトップ機向けにIBMが供給しているG5チップは、消費電力が最大100ワットとかなり大きく、また発熱量も多いため、同チップを搭載するラップトップはまだ登場していない。

 ただし、チップの乗り換えには大きな問題がある。もしAppleがMac OS Xや各種のアプリケーションをIntelチップに移植した場合、ハッカーやクローンメーカーが、低価格の汎用ハードウェアと市販のApple製ソフトウェアを使って、独自のMacを製造する可能性も出てくる。

 Appleのハードウェアは通常、競合他社の製品よりも高価だが、これは同社が特有の設計にこだわっており、その分コストが余計にかかっているからだ(たとえば、第2世代のiMacに採用されている液晶画面はほぼ180度の視野角を誇っている)。そのため、クローンメーカーがAppleより安い製品をつくろうと思えば、簡単にできてしまう。

 IDCアナリストのRoger Kayによると、クローンメーカーを受け入れて彼らにソフトウェアを販売すれば、Appleはライセンスで収入を得られるようになるという。しかし、Apple最高経営責任者(CEO)のSteve Jobsはクローン嫌いで、1996年に同社に復帰した際には、成長の兆しが見え始めていたクローンビジネスを中止させた経緯があると、複数の情報筋が指摘している。

 その一方で、望まれないクローンを阻止することは容易ではない。クローン対策の1つとしては、ハードウェアとOSをリンクするBIOSを正規のハードウェアだけ認識するように設計するという手が考えられる。しかし、残念ながらこのような対策は回避が可能で、いずれは抜け道を考え出す者が必ず現れることになる。

 「(BIOSを使ったクローン対策システムをかいくぐるための)コストは、大学院生1人を1晩徹夜させる程度の金額にしかならないだろう」とKey。「Appleは、Intelチップに乗り換えることで短期的には成功するだろうが、ハッカーとの戦いがエスカレートし、イタチごっこが永遠に続くことになる」(Kay)

343とはずがたり:2005/06/05(日) 03:32:56

リスクも多いインテルチップの採用--アップルにチップ乗り換えの可能性
Michael Kanellos(CNET News.com)
2005/05/24 10:06 Trackback (46)
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20083789-2,00.htm

 また、アップルがクローンの問題を回避するために、独自のチップセットを開発する可能性もあると、Microprocessor Report編集長のKevin Krewellは指摘する。しかし、チップセットの開発は、マイクロプロセッサの開発と同じくらい複雑で難しく、コストもかかる(しかもマイクロプロセッサほど利益をとれるわけではない)。PC/サーバメーカーの大半は、チップセットの自社開発を数年前から縮小している。

 さらに、すべてのソフトウェアをIntelチップ向けに移植するという問題もある。Mac OS XはIntelチップでも動作するUnixがベースとなっているが、しかしすべてのソフトウェアを移植するには時間と費用がかかる。また、AppleがIBMのPowerチップでマルチメディア機能を処理するAltivec命令セットまで移植するかどうかもはっきりしない。そして、AppleがIntelのマルチメディ処理用命令セットから同等のものを見つけられなければ、システムのパフォーマンスに影響が生じかねない。

 Krewellはさらに、Intelチップを採用してもAppleのマシンの性能が必ずしも向上するとは限らない、と付け加えた。IBMは、Apple向けにデュアルコアチップを開発することもできる。実際、同社はMicrosoftからまもなく登場するXbox向けに3コアチップを開発したばかりだ。Xbox用チップの設計は、Microsoftの発案部分も含まれ、Microsoftが所有権を保有しているが、IBMがApple向けに同様のチップを考案することは可能だ。同社は、PlayStation3向けのCellプロセッサも開発した。Cellには、Powerプロセッサ1基のほかに、ヘルパーコア(「相乗演算処理装置」)が8つ搭載されている。どちらのチップも3GHz以上の速度で動作し、Intelの現行チップの動作速度に近い。

 IBMはまた、消費電力の壁も乗り越える可能性があるとKrewellは指摘する。同社は必要とあれば、それを実現するための技術をライセンスすることもできる。たとえばソニーは、Cellプロセッサ用に、Transmetaから消費電力効率化技術のライセンスを取得した。また、実際にIBMでもTransmetaの一部の技術を数年間ライセンスしていたことがある。

 Intelプロセッサへの移行は、Appleの企業文化の問題も提起する可能性がある。同社は長い間、高いグラフィック処理性能が求められるMacには、PowerPCアーキテクチャのほうが適していると主張してきた。AppleのシニアバイスプレジデントPhil Schillerは、動作速度で劣るPowerPCチップを積んだMacで、Photoshopなどのプログラムが、Pentiumの最上位チップ搭載PCよりも高速に動く様子を示すデモをMacworldで何度も行っている。

 両社の交渉に関する今回のリークは、AppleがIBMとの関係で優位に立つための仕業という可能性が最も高いと、Krewellは考えている。

 「Appleは、IBMに無視されたと感じている。IBMがゲーム業界の各社に注意を向けすぎだと感じているのだ」とKrewell。「これは単に、AppleがIBMに喝を入れるための策略だ。Appleが真剣かどうかはだれにもわからない。Wall Street JournalがAppleの企業秘密を漏らしたとして訴えられたことがこれまでにあっただろうか」(Krewell)

 なお、Appleは今年に入って、自社の新製品が発表になる前にその情報を明らかにしたMacファンサイトを訴えている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

344とはずがたり:2005/06/05(日) 03:33:07
アップル、IBMを見限る--Macにインテル製プロセッサを採用へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000001-cnet-sci
 CNET News.comが入手した情報によると、Apple Computerは米国時間6日に、IBMとの提携関係を解消し、代わりにIntel製プロセッサを同社のコンピュータに採用することを発表する。

 Appleは1994年以来IBMのPowerPCプロセッサを採用してきたが、今後は徐々にIntelチップへの移行を進めることになると、同社の状況に詳しい複数の情報筋が述べている。これらの情報筋によると、Appleはまず2006年なかばに、Mac MiniなどローエンドのコンピュータでIntelプロセッサへの切り替えを行い、Power Macなどハイエンドのモデルも2007年なかばには移行する予定だという。

 この発表は米国時間6日からサンフランシスコではじまるAppleの「Worldwide Developer Conference(WDC)」で行われるとみられている。WDCでは同社CEOのSteve Jobsが基調講演を行うことになっている。このニュースの発表の場としては、WDCはうってつけの機会といえる。なぜなら、チップが変更になれば、プログラマーは新たなプロセッサの機能を最大限に活用するために、ソフトウェアを書き直さなくてはならないからだ。

 この件に関して、IBM、Intel、Appleの各社はコメントを差し控えた。

 米Wall Street Journal紙は先月、AppleがIntelプロセッサへの切り替えを検討していると報じていたが、しかしチップの変更はAppleとって困難でありリスクを伴うとして、多くのアナリストがこの可能性に懐疑的な考えを示していた

 こうした懐疑的な見方は依然として消えていない。「Appleがもし本当にCPUを切り替えるとしたら、わたしはびっくりして目を回し、そして心配になるだろう」と、Insight 64のアナリスト、Nathan Brookwoodは述べている。「Macのアーキテクチャが再び変更になった場合、Appleの市場シェアがどうなるのかがわからない。同社はアーキテクチャを変更するたびに、ユーザーとソフトウェア開発者を減らしている」(Brookwood)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へhttp://news.com.com/2100-1006_3-5731398.html

345とはずがたり:2005/06/07(火) 09:50:17
むぅ,本当に来ましたねぇ。
Wintelを目の敵にしてきた俺はどーすりゃええんじゃ?

アップルがインテル製MPU採用へ 07年に全転換
2005年 6月 7日 (火) 08:53
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050607/K2005060700920.html

 米アップルコンピュータは6日、同社製のパソコンに、米インテル製の超小型演算処理装置(MPU)を採用し、これまでのIBM製MPUの使用は逐次縮小すると発表した。サンフランシスコで開かれたプログラム開発者向けの基調講演で、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

 発表では06年6月、マックミニなどの低価格機種から搭載を始めて、07年末までにはパワーマックなどの高価格機種でも採用、これでマックの全機種のMPUがインテル製に置き換えられる。

 アップルは94年、それまで採用してきたモトローラ製のMPUから、アップル、IBM、モトローラの3社が共同開発した「パワーPC」と呼ばれるMPUに変更している。ハードウエア面での大きな方針転換はそれ以来となる。

 市場を席巻しているマイクロソフト製OS「ウィンドウズ」とインテル製MPUの組み合わせ「ウィンテル連合」への影響にも注目が集まる。

 今回アップルがIBMの代わりにインテル製MPUの採用を決めた背景には、IBMによるMPUの開発・提供に対してアップルが不満をいだいていたことが一因に挙げられる。

 講演でジョブズ氏は「2年前に約束した3.0GHZのパワーマックも、G5を搭載したパワーブックも、まだできていない」と強調した。IBMは、アップルが求める性能を備えたMPUを提供できないため、見切りをつけられた、とも言える。

 一方のIBMも、ウィンドウズ機に比べるとはるかに規模の小さいマックの市場よりも、より大きな利益が得られるゲーム機器に注力したいという思惑もある。ことし5月、任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトの3社は、各社が開発している次世代ゲーム機にIBMのMPUを採用することを発表している。


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