③ 教義の説明において抜けている重大点がある。雅宣総裁は敢えてこれを無視している。これはいうまでもなく、「国家の成仏」すなわち、「生命的国家論」である。「日本國の實相の把握」である。これ無くしては、生長の家の教義の説明は、100点満点ではなく50点に下がってしまう。しかし、雅宣総裁は、「生命的国家論」・「實相日本國」・「真理国家」と云った点については、開祖・谷口雅春先生とは正反対の考えをもっている。だから、敢えてこの重大な教義を棄て去り、専ら「日時計主義」に最大の重点を置いている。まさに平和ボケしたセレブ婦人中心の小市民的な文化教養団体化している。開祖・谷口雅春先生の本来の『御教え』は原宿にはない。もはや、日本国に対して雅宣教団は霊的貢献をしていないのである。これではいけない。一日でも早く、「個人の成仏」・「国家の成仏」両者揃った本来の生長の家に戻さねばならぬ「本流復活」の理由がここにある。(以下、午後の部へつづく)