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日本大陸を考察・ネタスレ その152

1トゥ!ヘァ!:2019/06/12(水) 20:31:43 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。

尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。

投稿する作品の設定は下記の説明にある日本大陸の基本ルールを遵守していれば、どのようなネタでも自由です。
また既存のアニメーション作品、ゲーム作品等の創作物とクロスを取り扱ったネタについては
下記の日本大陸クロスネタスレご利用してください。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸クロスネタスレのみの設定であり、他スレへの持ち出しは厳禁です。


【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。

1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
 その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
 ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
 史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。

2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。

3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
 気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
 すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。

729透過の人:2019/07/22(月) 19:09:08 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>723
サウジとかあっても邪魔なだけですしね。
大体ワッハーブ派なんて19世紀以来帝国に反抗してばっかですし…
あと、書き忘れましたが多分ジハードに対する考え方も史実世界とは変わります。
というのも、一般的にジハードとして知られる聖戦(小ジハード)ではなく、不正や腐敗我欲との闘い(大ジハード)を奨励するようになるからです。
>>723
あと、講和会議でアゼルバイジャン取ってるのでバクー油田もありますね。… 多分イギリスも入ってるでしょうけど
ガワールは…どうしようかな

まあ、米独はそれなりに関係深そうですよね。
もしかしたらロックフェラーが西シベリア油田発見したりして

730クー&ミー:2019/07/22(月) 19:23:38 HOST:sp49-98-62-31.mse.spmode.ne.jp
まとめwiki見直していたけど、オスマン帝国もといテュルクアラブ連邦はWWⅠの講話時にバクーを取り戻していたのか。

731クー&ミー:2019/07/22(月) 19:59:53 HOST:sp49-98-62-31.mse.spmode.ne.jp
テュルクアラブ連邦の現在未来を含めた石油パワーが凄まじいなぁ。


米独関係が深化しそうな雰囲気を見ると、米海軍も大型艦建造のノウハウはドイツが師匠になりそうですね。
ドイツも、アメリカが資金を一部負担してくれれば安く研究が出来そうですし。

そして、アメリカの鉱物資源を買えるのもドイツにとっては大きいか。
アメリカは北欧とロシアの経済圏に参入出来れば、経済力を強化出来る。
ドイツも米委哥(伯)経済圏に販路を拡げられる。

ベネズエラは石油を売って、米独の支援を取り付けて国力強化を目指す。
上手く行けば、列強の仲間入りが狙えるのかね?
いや、流石に難しいかなぁ…。

732名無しさん:2019/07/22(月) 20:36:55 HOST:i210-164-165-47.s42.a038.ap.plala.or.jp
そういや日墨世界のハワイはアメリカが西海岸まで進出してないから独立国のままかな?
日墨間の石油貿易の中継点でもあるし同盟結ぶなりして引き込んでおきたいとこだけど

733透過の人:2019/07/22(月) 21:44:32 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>731
有望な石油地帯をほぼせいしてますから>テュルク・アラブ連邦
あー、そういや、ペルシアどうしようかな…

大体イタリア+ドイツ式と考えています。
今のところ考えている日墨アメリカ最強戦艦はソビエツキーソユーズ級の砲塔を一つ増やした感じでしょうか
日蘭敷島級みたいなイメージですね。

アメリカの資源は現状何がありましたっけ?

ベネズエラ列強入りはちと厳しいかと、まあ、オイルマネーで米独から武器買い漁ったり、元手にして産業起こすことはできそうですが
>>732
イギリスにサモアなどの南洋の権利を認めるかわりに日墨の保護国として認めてもらったと考えています>ハワイ王国
ゲートが急に出現したものである以上、消滅したときに備えて中継点を確保しないと大変なことになりかねませんし

734名無しさん:2019/07/22(月) 22:36:48 HOST:i114-190-116-189.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>733
それなら史実では諸々の事情で謝絶した東伏見宮殿下とカイウラニ王女の政略結婚が日墨世界だと実現するかな?
保護国化するならやる価値はあると思うけど

735透過の人:2019/07/22(月) 23:11:38 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>734
多分成立してるでしょうね>縁談
後々アナスタシアと篤仁王の婚礼の際にも先例として役に立つでしょうね。
ゲートが開いたのが1822年ですから、更に前に婚姻がなされている可能性もありますが

736クー&ミー:2019/07/23(火) 10:58:54 HOST:sp49-98-62-31.mse.spmode.ne.jp
史実アメリカだと石油、石炭、鉄、銅、鉛、亜鉛、モリブデン、タングステン、リチウム等が有りますね。
日墨アメリカの場合は、このうち石炭と鉄鉱石は輸出出来るレベルで残っている。

他はどうなんだろうか…?

737名無しさん:2019/07/23(火) 11:27:23 HOST:softbank126141232037.bbtec.net
前例があれば、日本では意外なほど話が通りやすいからねぇ

738透過の人:2019/07/23(火) 11:52:34 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>736
石炭と鉄鉱石だとドイツとかち合ってしまうような…?
>>737
そこらへんの感覚は大陸化しても変わらないでしょうね。
まあ、その前例を作るときに苦労するんですが

739透過の人:2019/07/23(火) 11:54:44 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート
1925年、中華民国と中華連邦の中国を2分する争いは突如として終わりを告げた。
3月12日、中華民国総統孫文がガンのため死去、中華民国政府は後継者をめぐる争いで分裂したのである。
中華連邦軍は北上し、分裂状態にあった中華民国軍を次々と撃破し南京に迫った。4月14日、孫文の側近であった李烈鈞がクーデターで中華民国総統に就任、中華連邦に降伏した。
そうして中華民国は滅ぼされ、中華連邦軍は国旗である鉄血十八星旗を南京に掲げた。

しかし、統一に成功したといっても問題は山積みだった。
第一次世界大戦中の清国との戦いで荒廃した華北の復興、ドサクサ紛れに独立を宣言していたカンデンポタンとウンゲルン朝ジュンガル帝国への対処(注1)、そして清国との戦いから第2革命に至るまでに列強各国がバラまいた武器の代金の支払いと借款の返済などがあったが(注2)、
その中でも大きな問題となっていたのが、2度の革命に伴う中国大衆のナショナリズムの高まりと第2革命終結後の連省自治の名を借りた軍閥化の進行だった。
特に後者は連省自治を目的をしながらもあくまでも法の支配を望む宋教仁にとっては受け入れられるものでは無かった。
宋教仁は軍閥を打倒しようと外国勢力の利用すら考え始める。一方、宋教仁の排除を目論む軍閥勢力もまた同じような事を考えていた。

これらの思惑と中国大衆のナショナリズムが合わさった結果、列強各国は義和団事件以来再び中華の大地に兵を送る事になる。

注1 モンゴルが除かれているのはボグド・ハンと首相に就任したグンサンノルブの下で日本の支援を受けながら近代化を達成しており、制圧は不可能と考えられた為。
一方、チベットは未だに弱体であり、ウンゲルン朝ジュンガル帝国も圧政によって不満が高まっており、用容易に制圧できると考えられていた。
注2 一応、ワシントン講和会議でイタリアとベルギーの請求権は無効とされていたがもともと大した額でもなかった。
ちなみに両国とも第2革命中期より武器輸出を再開しており、その後の高性能な小火器で知られる武器輸出産業の復活のきっかけとなった。

740透過の人:2019/07/23(火) 11:56:42 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です。
次回も中国回です。多分。

それにしても米戦艦どうしよう…

741New:2019/07/23(火) 12:30:07 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。一難去ったら一難どころか七難八苦が来るという中華クオリティ

742クー&ミー:2019/07/23(火) 12:49:06 HOST:sp49-98-62-31.mse.spmode.ne.jp
乙です。
中国大陸は再び燃えそうですね。
列強にとっては利権や商売のチャンスか。

アメリカはどうするのか…

>>738
調べた感じだと、モリブデン鉱山は日墨アメリカに残っていました。
なお、主な銅鉱山はメキシコに、主な亜鉛鉱山と鉛鉱山は英国(アラスカ、オレゴンカントリー)に持っていかれていますね。

他は、何処に鉱山が有るのか良く分からなかった模様。

743透過の人:2019/07/23(火) 13:30:47 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>741
本当に安定するときと乱れるときの落差が激しいというか
>>742
次回、中華ナショナリズムのせいで面倒事が始まるので列強+その他が介入に来ます。
武器市場化はそのあとですかね。
ついでにそこでアメリカ戦艦のお披露目を考えているのですが…スペックがきまらないので書けないのです…

おお、モリブデンがありましたか、結構残ってるものですね。
しかし、大体の資源がある日墨と連合国側(英連邦とヨーロッパで分けたほうがいいかな?)はともかく、
ミッテルオイロパ+アメリカだと何が不足しているか考えなければ

744ハニワ一号:2019/07/23(火) 13:41:22 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
乙です。
はいはい、いつもの中華の恒例行事である。
これまでと違うのは中華統一される事無く中華の分裂で固定化されそうですが。

745ホワイトベアー:2019/07/23(火) 18:05:12 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
乙です。

中華文明の伝統行事であるうち下馬

746ホワイトベアー:2019/07/23(火) 18:10:43 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
乙です

>>745は誤爆したもので無視して下さい。

中華文明の伝統行事である内戦が始まり、大陸でゃ再び戦火が見られそうですね。しかも列強の介入ありとか、これは分裂して統治されるんですねわかります。

話は変わりますが、日米枢軸ルートの第29話が完成しましたので上げさせていただきます。

747ホワイトベアー:2019/07/23(火) 18:11:23 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルート 第29話

1917年2月7日の日米の宣戦布告と同時にケプラヴィーク航空基地を飛び立った日本海軍の航空部隊は大西洋上で20機ずつの部隊に別れて、それぞれポツダム、ケーニヒスベルク、ハンブルク、マクデブルク、ケルン、ドルトムントを目指して飛行を続ける。

2月7日午後22時30分、ドイツ帝国本土に日本国籍マークが書かれた爆撃機がドイツ軍の妨害もなく悠々と到着する。そして、まず始めに攻撃を受けたのはドイツ帝国有数の港湾都市であったハンブルクであった。

この時、日本軍が投入した爆撃機はその全てが最大爆弾積載量9.1tを誇る日本海軍の最新鋭戦略爆撃機の一四式戦略爆撃機で、約10,000kmと言う極めて長い航続距離と約13,000mと言う当時の爆撃機を遥かに越える実用上昇限度を有する当時でも郡を抜いた爆撃機であった。

ドイツ軍は英仏の爆撃機による都市爆撃が行われていた事から英仏の攻撃範囲外にある東部の一部都市を除いて主要な都市には厳重な防空体制を構築していた。しかし、それはあくまでもイギリスやフランスを相手として構築されたものであり、一四式戦略爆撃機が規格外な程の高高度を飛行していたことや夜間と言うこともあって早期対処に失敗。ハンブルク上空にまで何の妨害もなくこれた一四式戦略爆撃機の搭乗員は与圧のきいた快適な機内から爆弾の投下を開始する。

この爆撃によりようやく敵の存在に気づいたドイツ軍は即座に高射砲による攻撃や迎撃戦闘機の出撃などを行うものの、そもそも一四式戦略爆撃機を射程範囲に収める事ができず有効な対応がとれなかった。そして、ハンブルクはこれが始めての空襲であり、突然の空襲によって市民が次々とパニックをおこしたことや日本軍が参戦前から爆撃候補の都市を念入りに偵察して都市全体に無差別爆撃を実施した、ハンブルクでの避難に深刻な支障を与え、市民から多くの死傷者を出してしまう。

これだけでもドイツ帝国首脳部にとっては大事件であるが、ハンブルク爆撃から僅か一時間以内に同様の光景がポツダム、ケーニヒスベルク、マクデブルク、ケルン、ドルトムントの四ヶ所でも見られ、ドイツは日米の宣戦布告から12時間も経たずに5つの都市に大きな被害を与えられ、さらにこの航空部隊は爆撃を終えるとそのまま妨害もなく悠々とケプラヴィーク航空基地に戻っていき、わずか1機の損害もなく作戦を完遂した。

この一連の爆撃はドイツ首脳部に大きな衝撃を与えた。

748ホワイトベアー:2019/07/23(火) 18:12:30 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
上記で述べた様にそれまでも西部戦線に近い都市は連合軍による爆撃を受けており、それに対抗する為にドイツ帝国は少なくない数の高射砲をそれぞれの都市に配置し、迎撃機も攻撃をうけしだい直ぐさま飛び立てる様にするなど執れうる限りの処置を全て取った防空体制を整えていた。しかし、それらの対策が今回の爆撃機では何ら意味をなさなかったのだ。また、この時のドイツ首脳部はケーニヒスベルクへの攻撃はロシア領から行われたと推測した。そして、この攻撃によってそれそれまで安全と考えられていた東部方面の都市や前線でもこれら以上の対策を施さなければならないと言う考えは彼らに衝撃を与えるに足る理由であった。

当然、本土防衛の役割を担っており、本来ならドイツへの空からの攻撃からドイツ本土を護る責務を負っていたドイツ陸軍航空隊の面目は完全に潰され、彼らは防空体制の刷新を急務として行うのと同時に高高度を飛ぶ連合軍の新型爆撃機に対抗可能な機体の開発に精力的に取り組んでいく。ドイツ内務省も今回の事を重く見たドイツ陸軍参謀本部の説得もあり、重い腰を上げ、爆撃によって一気に工業力を失う事を防ぐために工業力の分散化・疎開を開始すると同時に一時的に各戦線に派遣していた工兵すら呼び戻してドイツ全土の各主要都市への防空壕の作成も開始するなど以降の爆撃による被害を減らす工夫を開始する。

一方、日米では翌日の3月8日に斎藤総理大臣とタフト大統領がそれぞれ首相官邸とホワイトハウスにて今回の爆撃の成功を発表する為に記者会見を実施(無論、時差の関係で同時にとは行かなかった)、そのなかでケーニヒスベルクを爆撃した航空隊の発信地は蓬莱島(Hourai Island)と、西部方面を爆撃した航空隊の発信地を桃源郷と発表した。無論、これは完全なるブラフであったが、それを知らないドイツは中立国経由で流れてきたこの情報を基に海軍や陸海航空隊を動員してこの蓬莱島や桃源郷の捜索を開始し、貴重な時間や物資を無駄に浪費させていった。

この爆撃に味を占めた日本およびアメリカは、ドイツの工業力を割き、戦争を遂行する能力を奪うべく都市部への爆撃を実施していく事を決定。参戦から一週間単位でドイツの都市部への爆撃が行われる事になる。

それはさておき

こうして、宣戦布告と同日中にドイツ本土を攻撃すると言う衝撃的な参戦をした日米は航空隊の増強を決定。アイスランドへさらに一四式戦略爆撃機を配置すると同時にフランスやイギリスに大規模な航空隊の派遣すら開始する。この航空部隊は各種装備は艦船で運び、部隊の要員は旅客機で運ぶ(※2)と言う画期的な方法で欧州まで運ばれる事になった。これによって日米の要員は幾日も船に乗って欧州まで運ばれるのではなく快適に素早く欧州への展開を可能とした。また、この方法を取ったことによって日米のパイロットや整備員は潜水艦のよる被害を一切受ける事もな無事にフランスまで着く事ができた。

また、ドイツの潜水艦から各種装備を運ぶ輸送船の安全を確保する為に護送船団方式が採用され、欧州に向かう船団には護衛空母や護衛駆逐艦、巡防艦(フリゲート)、海防艦(コルベット)などから構成される護衛が着くようになっていき、さらに日本海軍は護衛空母を中心に丁型護衛駆逐艦、伏見型巡防艦、奄美型海防艦などの対潜水艦作戦を目的に建造された艦艇群から編成される潜水艦狩りを専門とする部隊(ハンター・キラー部隊)を数多く編成し、大西洋に派遣、ドイツ潜水艦隊への対策を急速に整えていった。

749ホワイトベアー:2019/07/23(火) 18:15:03 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
これらに動員された護衛駆逐艦や巡防艦、海防艦などの戦闘艦には全てにアクティブ・ソナーやパッシブ・ソナーが装備されており、護衛空母の艦載機とあわせて極めて大きい効果を発揮し、ドイツ潜水艦隊の損害は日増しに増えていった。また、こうした艦艇はある程度スペックを落としてではあるがイギリスやフランスにも供与されることになり、護衛船団方式の確率と同時にドイツ潜水艦は狩る立場から狩られる立場へと追いやられていく。

また、対潜水艦部隊の他にアメリカ大西洋艦隊と日本第3常備艦隊の部隊がイギリスに移動し、イギリス大艦隊と共同で北海の封鎖を開始、経済的面でもそれまで見逃していたオーストリア・ハンガリー帝国からドイツへの物資の流れも規制させるなど対ドイツを鮮明にさせていく。

こうして、日米は海軍や航空部隊は欧州(大西洋)に次々と派遣されていく一方、青島の攻略こそ行ったものの大規模な陸上戦力の欧州への派遣は差し控えられていた。

当初は陸軍の大規模派兵も計画されていたものの、その準備を行っている最中に日米の隣国であるロシアにて市民達の暴動が発生、欧州方面では軍の部隊も次々と反乱をおこしていき、最終的には革命騒動にまでなっており、日米はこの革命への対策を名目に欧州への大規模な派兵は謝辞していた。とは言っても、ある程度の派遣は関係上必要であり、日本からは18個師団+数個旅団が、アメリカからは28個師団が欧州へ向けて出発したに留まった。

この日米の部隊は同年の8月頃から順次フランスに到着、一部部隊は前線に展開するものの、この時のドイツ軍は改めて消耗戦を行うためにソンム川より撤退。新たに構築していた防衛線、通称ファルケンハイン・ライン(※4)まで部隊を下げるなど守勢に回っていたこともあって、ほとんどの部隊は再訓練と武器弾薬の貯蓄に入っていき、連合国間の協議で来年に発動することが決定した大規模攻勢に備えていく。イギリスおよびフランス軍も日米の体制が整うまでは独自に攻勢をかけることはせず、そうして、1917年の西部戦線は小規模な戦いこそあったものの比較的平穏に過ぎていく事になる。

(※1)
イギリス海軍の大艦隊(グランドフリート)とドイツ海軍の大洋艦隊(ハイシーフリート)の間でおきた第一次世界大戦最大の海戦。100隻近くの戦艦(前J級戦艦も含める)・巡洋戦艦が動員された海戦であり、イギリス海軍は戦艦4隻、巡洋戦艦3隻を対価にドイツ海軍の戦艦8隻、巡洋戦艦4隻を北海に沈める事に成功した。

(※2)
アメリカの場合は東海岸からアイスランドーイギリスorフランス本土に、日本の場合は日本本土ーアラスカーアメリカ西海岸ーアメリカ東海岸ーアイスランドーイギリスorフランスと言った航路で部隊要員が運ばれた。

(※3)
オーストラリアとニュージーランドはANZACの大損害を補填する為に派遣できる限りの陸上部隊は欧州に派遣していたため、海上部隊の参加のみであり、陸上部隊は日本陸軍を主力にアメリカ陸軍と満州連邦陸軍の三カ国の部隊から構成されていた。

(※4)
史実ヒンデンブルク線に相当するドイツ軍の防衛ライン。

750ホワイトベアー:2019/07/23(火) 18:16:17 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上になります。 wikiへの転載はOKですが、改訂版28話をあげるまで待っていて下さい。

751New:2019/07/23(火) 19:13:48 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。WW1で既に防空に悩まされるとはドイツの資源がガリガリ削られていく・・・

752194:2019/07/23(火) 19:41:50 HOST:ai126183124117.57.access-internet.ne.jp
乙です。
対応不能な戦略爆撃・・・。
戦後、戦闘機不要論が大々的な叫ばれそう。

753トゥ!ヘァ!:2019/07/23(火) 19:52:20 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

日米参戦からいきなりこのダメージだとすると大戦も遠からず終結しそうですね。

ロシアは案の定革命騒ぎで半ば脱落したようで。

754透過の人:2019/07/23(火) 20:54:04 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>744>>746
どの程度まで分割するかはまだ、未定なので考えなくては
あとは参加兵力も

ホワイトベアー氏乙です。
日米の爆撃が猛威をふるってますね。
このまま、爆撃を続けたら封鎖戦略と合わせてドイツ人だいぶ減るのでは?
流石にアーヘンとかトーリアとかは爆撃対象から除外されそうだけど

755ハニワ一号:2019/07/23(火) 21:37:58 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
乙です。
日米のドイツ本土戦略爆撃にドイツがどこまで耐えられるか見ものですね。
史実での第一次世界大戦の頃のドイツ国内では食料が不足していた話もありますし爆撃と合わさって酷い事になりそうですね。

756クー&ミー:2019/07/23(火) 21:45:43 HOST:sp49-106-217-232.msf.spmode.ne.jp
乙です。
まぁ、航空機の性能差を鑑みると当然の結果ですね。

史実日本が味わった以上の絶望(抵抗出来ない的な意味で)をドイツが味わっていきますね。


>>743
ドイツの支援を受けるとなると、手始めにマッケンゼン級を叩き台にした戦艦建造ですかね?
ヨルク代艦級かバイエルン級レベルは日墨世界の米海軍には手に余るでしょうしね。

757クー&ミー:2019/07/23(火) 22:25:46 HOST:sp49-106-217-232.msf.spmode.ne.jp
>>756追記
まぁ、弩級戦艦さえ持っていない米海軍にはマッケンゼン級レベルでさえ手に余りそうですけど(汗)
とは言え、メキシコ海軍を意識するとこれ位は背伸びしないとなぁ…。

しかし、日墨世界米海軍は主砲規格をどうするのやら…。
ドイツはcmで史実米海軍はinchですしね。


ミッテルオイロパ+アメリカで足りない資源…。
ベネズエラが居るとは言え、平時はともかく戦時は石油も(輸送路的に)危ないでしょうね。
後は、天然ゴムも輸入か。

758透過の人:2019/07/23(火) 22:29:29 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>756
マッケンゼン級よりは、亡命イタリア人の助けを借りてフランチェスコカラッチョロと考えています。
ドイツの助けは主に砲やディーゼル機関ですね。
まあ、流石に日露戦争以降ずっと戦艦作ってないのにいきなりフランチェスコカラッチョロはおかしいから、
レキシントン級(ポケット戦艦)を考えているんですが決まらない…。
一応、上の方で助言は頂いたのですが…もう、特徴だけ書いて逃げようかな…

759クー&ミー:2019/07/23(火) 22:40:08 HOST:sp49-106-217-232.msf.spmode.ne.jp
>>758
以前、フランチェスコ・カラッチョロ級の事を語っていたのをすっかり忘れていました()

760クー&ミー:2019/07/23(火) 23:31:48 HOST:sp49-106-217-232.msf.spmode.ne.jp
ポケット戦艦…
技術的にイツ海軍が三連装砲の試作を兼ねて載せるパターンを除けば三連装砲は難しい所。
となれば、主砲はドイツ製の30.5cm連装砲が堅実か。

そうなると、30.5cm連装砲2基4門(前後1基ずつ)の前弩級の大型化バージョンで、武装が少ない分を機関強化(速力25knot前後)と防御に振り分ける。
または、30.5cm連装砲3基6門(前部2基、後部1基)の(火力は列強に劣るものの)米海軍としては本格的な巡洋戦艦(28knot前後)タイプ。

12inch砲6門積んだ高速艦ならば改装次第では超甲巡的立場に立てる可能性も有るのかなぁ?

761透過の人:2019/07/23(火) 23:39:27 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>757
多分削ったりしてインチに調整し直すんじゃないんですかね>主砲

石油は備蓄でしょうね。時代が下れば西シベリアのサモトロール油田とか見つかりそうですが
ゴムは一応ブラジルも産地(というかブラジルからブリカスが盗んでマレーに植えたとか聞きましたが)なのでこちらも平時は問題ないかと
あとは、持久できなさそうなのはウランとかかなぁ

そういえば、日墨だとメキシコ出兵も南北戦争もないぶん米仏関係が史実よりも良さそうだから、
もしかしたらフラン経済圏とミッテルオイロパの中継貿易とかしてたりして
まあ、4世即位時に共和派弾圧してたりするんで、その時に関係悪化してる可能性もありますが

762透過の人:2019/07/23(火) 23:44:28 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>760
レキシントン級なんで巡洋戦艦タイプで行こうと思います。砲火力の弱いアラスカ級って感じですね。ディーゼル積んだりして差別化を図りますか

763クー&ミー:2019/07/24(水) 07:54:39 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
天然ゴム(パラゴムノキ)が現在の南米であまり栽培が行われないのは、子嚢菌による南アメリカ葉枯病が要因になっているみたいですね。

764透過の人:2019/07/24(水) 10:00:32 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>763
なるほど、病気ですか…そういうのは本当に厄介ですよね。
というか、ブラジルのゴム輸出が駄目になってたらリアシュエロが発注できない…もう一つの輸出産品のコーヒーはたしか過剰供給気味だった気がするし。
いっそ、日墨世界では件の病は流行らなかったが、東南アジアで作られる安価なゴムに押されて衰退みたいな感じにするかな

765クー&ミー:2019/07/24(水) 12:23:37 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
まぁ、南アメリカでの生産量が減ったと云うよりは、東南アジアでの栽培が急増したとも言えそうですけどね。
ブラジル以外に、ベネズエラやコロンビアでも生産出来たら生産した方が良さそうです。
病気は人海戦術で行けばワンチャン?

ちなみに、パナマはコロンビアが維持しているんですかね?
それとも、史実同様に分離独立で?

766透過の人:2019/07/24(水) 12:26:32 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>765
パナマは維持してますが、運河の建設をしようとしたら日墨英が独立を煽ったりしたので、
コロンビアはやる気を喪失してます。

767透過の人:2019/07/24(水) 12:28:52 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
そういえば、ロシア戦艦が12インチ3連装採用してたけど、これを使えばレキシントン級も行けるのでは?

768クー&ミー:2019/07/24(水) 12:55:35 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
なるほど。
…平和主義の台頭を隠れ蓑にしたアメリカとドイツが共同出資で円滑な貿易活動を目的とした運河建設計画を建てたとしても…流石に無理があるか。
一応、アラスカやカナダ(仮)、メキシコの資源を買うため、より円滑な経済活動をする為等と(表向き真っ当な)理由付けは出来そうですけど。

天然ゴムはボリビアでも作っているみたいですね。
量は不明ですけど。

参考サイト
世界の天然ゴム 生産量 国別ランキング・推移
ttps://www.globalnote.jp/post-1085.html

769クー&ミー:2019/07/24(水) 12:59:42 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
>>767
ガングート級か。
確かに、それならば…

考えたいけど、休憩時間が終わって今から仕事だ…´・ω・)

770クー&ミー:2019/07/24(水) 18:52:11 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
三連装砲搭載で行くとすれば…。
12inch三連装砲2基6門搭載のD級orP級装甲艦方式か、12inch三連装砲3基9門搭載の純然たる高速戦艦か…。
後者は練度やその他諸々に恵まれれば巡洋艦キラーで行けるな。
(なお、エアカバー)

まぁ、史実アラスカ級と違って戦艦として設計されるから使い勝手は段違いになる筈。


そう言えば、イタリアのコンテ・ディ・カブール級やカイオ・ドゥイリオ級も三連装砲搭載だったわ。

771名無しさん:2019/07/24(水) 20:52:57 HOST:i58-94-206-21.s42.a038.ap.plala.or.jp
あまり複数の国から技術のパッチワークをやると後で体系化するのが
面倒になるんでどこかに一本化したほうがいいかしれないけど

772透過の人:2019/07/24(水) 21:11:23 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>770
お仕事お疲れ様でした。
目指すはポケット戦艦なんで前者のほうが良いんでしょうけど、後者も捨てがたいなぁ
エアカバーは航空巡洋艦作るし大丈夫でしょう…多分。
>>771
確かにそうですね。
まあ、日墨アメリカ海軍は1からの出発し直しなので許してください。

773クー&ミー:2019/07/25(木) 12:33:09 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
ドイツ「(ドイツ海軍の技術やノウハウが採用される自信がたっぷり)」

774透過の人:2019/07/25(木) 12:44:31 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>773
実にドイツ人らしいですね。
でも、アメリカ人にちゃんと扱えるかは…

そういえば、アメリカもドイツもコーヒー好きという共通点がありますね。

775透過の人:2019/07/25(木) 14:57:38 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート 
1925年7月5日アメリカ合衆国 ホワイトハウス
「つまり、君たちはこう言いたいんだな。『あなたの支持率は下がり続ける一方で、このままでは次の選挙に負けるのは明らかです。だから中国人を殺しに行きましょう』、と。全くもって馬鹿馬鹿しい。だいたい、たかが装甲艦では笑いものになるだけではないか」
アメリカ合衆国大統領ウィリアム・マカドゥーは一気にまくしたてると傍らにおいてあった水を飲んだ。
「しかし、大統領、前回の選挙では共和党のフランク・ローデンが善戦しました。奴は我々が禁酒法に賛成したことに対して、『うわべだけの道徳的行動によってより悲劇的な状況を招いた』と批判しています。6月にロバート・ラフォレットが亡くなって以降、社会党は分裂状態ですので、次の選挙は実質我が党と共和党の一騎打ちのはずです。」
補佐官が大統領の言葉に反論した。
「国外からの密輸に対してなら捜査局に対して厳しく取り締まるようにと命じたばかりだろう。それでなんの成果もないのかね?」
「残念ながら… 」
「そうか…わかった、一晩だけ考えさせてくれ。」
翌日、アメリカ合衆国は他の列強諸国とともに中国に兵力を派遣することを発表した。

きっかけは1925年5月30日に上海で起きたデモに対し、イギリス警察部隊が発砲した事に対して中国全土で抗議のデモやストライキが激化した事だった。
これを受けて列強諸国は自国の市民の避難を急がせていたが、6月25日、広州のイギリス租界に中華連邦軍と思われる部隊に支援された中国人暴徒が侵入し、略奪と虐殺を行ったことによりイギリスが中国に利権を持つ各国へ共同派兵を提案していた。
盛り上がる中国ナショナリズムへの警戒もあり、イギリスを中心にフランス、ドイツ、ロシア、スペイン、アメリカ、そして日本及びメキシコが参加を表明した。
これに対して、中華連邦は軍閥所属部隊のした事であり責任を追う立場には無いと弁明した。

1925年10月1日、中華連邦の上海や広州、天津などの主要港に列強各国の艦隊の艦隊の支援を受けつつ、各国軍が上陸を開始した。
さらに同じ頃、フランス保護国ベトナムには英仏陸軍と空軍が、ウンゲルン朝ジュンガル帝国にはドイツ軍とロシア軍が集結しつつあった。

中華連邦は統一から一年も立たずに滅びようとしていた。

776透過の人:2019/07/25(木) 14:58:30 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です。とりあえず解体に至る経緯だけでも

777クー&ミー:2019/07/25(木) 15:10:13 HOST:sp49-96-38-184.mse.spmode.ne.jp
乙です。
(´・ω・)「統一中国は解体よぉ」

まぁ、世界の主要国家が本気を出したらこの時代の中国は滅びるわな。

778名無しさん:2019/07/25(木) 17:39:14 HOST:i210-164-166-55.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>たかが装甲艦では笑いものになるだけ

参加国がこれだと一番ショボくなるのは最大の艦を派遣しても
エスパーニャ級戦艦になるスペインだろうから大丈夫でしょ

779New:2019/07/25(木) 19:48:47 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。余計に中華思想拗らせるだろうなあ・・・

780ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:52:10 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルートの新しい話と第28話の改訂版ができたので上げさせていただきます

781ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:53:28 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルート 第28話

1916年、ドイツ帝国陸軍参謀総長であるファルケンハインは、世界大戦のこれまでの戦いを士気旺盛、武装良好でかつ数量が同等な敵に対する突破の企図は成功の見込みが少ない。攻者は徒歩で前進するのに対し、防者は鉄道を利用することができ、多くの場合突入された戦線を閉鎖できる。また、被攻撃正面部隊に退却の判断を任せたなら突破口の閉鎖は簡単であり、これを妨げることはほとんど不可能であると考察し、この考察に基づいて突破ができないのであれば敵を消耗させて屈伏させるほかないと考えていた。

その上で彼は、東欧で相対しているロシアは人的資源が豊富であり、国土もシベリアなど極東まで広大で攻めれば攻めるほど補給に負担がかかる事から、相手が消耗する以上に自軍が消耗してしまうとして屈服させる候補から削除。同じくイギリスも、イギリス海軍があるかぎりイギリス本土は無事であり、戦意を削ぐことは難しいとして候補から削除した。そして、そうなれば自ずと攻撃対象が決まる。そう、フランスである。この時のフランスは連合国の西部戦線の中核であり、開戦以降、もっとも多くの損害を出していた国家でもあった。それゆえに、フランスを消耗戦に追い込めば戦局に大きな影響を及ぼせると考えたファルケンハインはフランスを相手に攻勢をかけることを計画、そして攻撃地点としてフランス軍が固守しそうな場所が選定した。つまりヴェルダンである。

ヴェルダンは古くからフランスとドイツを結ぶ街道上にある交通の要衝であり、ドイツからパリを守る城門として機能していた。それゆえに今次大戦の前から堡塁や砲台によって厳重に防衛が固められおり、第一次世界大戦直前にはヴェルダンを中心にドォオモン堡塁やヴォー堡塁など多くの堡塁が建設され、それらを有機的に配置した要塞帯となってるほどフランスにとってはこの地は重要であったのだ。

また、ヴェルダンはこの時、ドイツ軍の支配下にあった主要鉄道から20kmしか離れておらず、その反面、協商側にとってはフランスの鉄道網かた孤立しており、パリとヴェルダンをつなぐ鐵道一本しかないという地形的な理由もこの地を攻撃の目的としてドイツ軍が選んだ理由のひとつであった。

ドイツ軍はこの地に攻撃を仕掛け、フランスの反抗を誘発し、大量の犠牲者をフランスに生ませることでフランスの人的資源を失わせ、それらを持ってフランスの戦意をへし折る事を目的とした作戦を皇帝ヴィルヘルム二世に上奏。許可を得ると参謀本部は攻撃を担当するドイツ皇太子ヴィルヘルム中将指揮下の第5軍に攻撃を命令した。

この時の第5軍は11個師団から編成されていたが、その内の6個師団がこの攻撃の為に抽出されて、第一線に配備されていた。

そして2月21日、ドイツ軍は重砲808門、野砲300門をもって猛烈な砲撃を開始、ヴェルダンの戦いの幕は揚がった。

782ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:53:58 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
この砲撃は奇襲性を失わせないようにするために精密射撃を辞め、地帯射撃を採用することによって照準を簡略化、わずか九時間と言う従来と比べると圧倒的に短い準備砲撃で10発を超える砲弾を撃ち込んだ。そして、準備砲撃が終わるのと同時に歩兵部隊が突撃を開始。フランス軍が配置に着く前にフランス軍陣地"跡"を突破していき、ゆっくりとではあるが着実に進軍を続け、作戦開始からわずか4日で第二防衛線を突破、前線はドーモン堡塁に達していた。

ヴェルダン要塞は攻撃を受けると即座に援軍を要請するが、この時のフランス軍最高司令官ジョゼル・ジョフル将軍は要塞を護ることよりも的野戦軍の撃破を優先しており、援軍は拒否。現地戦力での防衛を命令する。
しかし、フランス軍参謀総長カステルノーの説得もあってジョフルはヴェルダンへの援軍の派遣を決断。カステルノーに文字通りヴェルダンを護るために必要な全ての権限を与え、彼を現地へと派遣する。

これこそがドイツ軍の目論見だと気がつかずに。

ヴェルダンに到着したカステルノーは現地を視察し、ヴェルダン防衛の為に指揮系統を1つにまとめるためにフィリップ・ペタン将軍を現地司令官にすることをジョフルに要求する。これを受けたジョフルもこの人選には納得し、即座に手配、ペタン将軍と大量の予備軍をヴェルダンに派遣する。

そうしている間にドーモン堡塁が陥落。これ以降ヴェルダンでは血で血を洗う壮絶な消耗戦が繰り広げられていく。

ヴェルダンに到着したペタンは予備軍の中では精鋭である第20軍団を前線に派遣、防衛線再構築の為の時間を稼ぐ。この第20軍団は戦力の8割喪失と言う大きな犠牲を払いながらもこの任務を果たした。その間にペタンは補給線の再構築を開始。鐵道がドイツ軍の射程範囲内にしかないことから、日米から大量に輸入していた貨物トラックや国内のトラックというトラックを徴集して自動車による補給線通称『聖なる道』を確立させるのと同時に、ありったけの砲兵部隊をミューズ河西岸に展開させ、ドイツ軍に圧力をかける。

この圧力を受けた第5軍は攻撃方針を改めミューズ川右岸のみの攻撃を廃し、両側を攻撃してヴェルダンを包囲することに方針を変させる。そのため4個師団が増強され、2日間の砲撃の後に攻撃が開始された。しかしもはや奇襲効果まどあるはずもなく、フランス軍の増援部隊が到着し始めたこともあって損害ばかりが増えることとなった。

783ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:54:47 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
ミューズ河両岸においては仏独両軍の執拗な消耗戦が生じ、特にヴォー堡塁およびキュミエール=ル=モールトムでは惨烈極まりない戦いが展開された。3月末、攻撃開始から約一ヶ月がたった頃になるとファルケンハインは自軍の損害の多さから作戦の中止を考え始めるが、皇太子の説得もあって攻撃続行を決意する。ドイツ軍は目標をル・モルトンム丘に転換し、5月に占領に成功した。5月初旬、ペタン将軍の防御重視の姿勢に不満を抱いていたジョフル将軍は彼をヴェルダンから放し、自らの子飼いにヴェルダンでの指揮を取らせるべくラングル・ド・カリー将軍の後を継がせフランス中央軍集団司令官に転出させた。ペタン将軍の後任としてヴェルダン防衛軍司令官はニヴェル将軍に任される。6月7日、ドイツ軍はやっとのことでヴォー堡塁を占領した。これはフランス軍首脳部の大きな動揺をいざない、フランス軍総司令官であるフォッシュ将軍は撤退を考え始めた。その後、協商側がソンムにて攻勢にでた結果ドイツ軍の攻勢は当初より勢いが弱まるものの、東部戦線では史実で同盟国陣営の疫病神であったオーストリア・ハンガリー帝国が実質的に参戦していないことから史実でおきたブルシーロフ攻勢が不発に終わり、ドイツ軍の攻勢は継続、1917年1月29日にはついにフランス軍はヴェルダンからの撤退を開始。ヴェルダンはドイツ軍の支配下に入る。この一連の戦いによってフランス軍は782,300名近くの損害を出しながらドイツ軍に敗北、それまでもこれといった勝利がないことから、ついに一部を除いてフランスの戦意は折れかけてしまう(戦意が折れなかった一部の筆頭はフランス軍総司令官ジョゼル・ジョフルとフランス大統領レモン・ポワンカレ)。

フランス政府では大統領の大反発がおきていたものの、それでも戦意の折れかけているフランス国民の世論を受けてドイツとの和平をも考え始めていく。この情報は即座にイギリスやロシアといった協商国はもちろん、日本やアメリカと言った連合国の債務を持っていた国家にも伝わり、それらの国々大きな動揺を与えることになる。

イギリスやロシアは何とかフランスの戦争からの脱落と言う最悪の未来を避けるべくフランスの有力者と接触。彼らに戦争継続を説いていくが対ドイツ強硬派であったジョフル将軍が更迭されるなど、その効果はあまり期待できていなかった。

一方、ドイツ軍はこの戦いでヴェルダンこそ手に入れたモノの、この戦いで546,800と当初の予定を大きく上回る損害を出してしまい、さらに、東部戦線では日本製の装備を有したロシア軍によるブルシーロフ攻勢(※1)によって、ドイツ東部方面軍が大損害を被ってしまい、ドイツ軍は西部戦線から戦力を東部戦線に送らなければならない羽目になった。

こうした理由によりドイツ軍はヴェルダンの戦いに勝利した後、進軍を中断。ヴェルダンの防御を固めていく。

ヴェルダンの戦いが開始されたのと前後してドイツは協商に物資を届けさせない為に無制限通商破壊を再開。日米とドイツの関係は急速に悪化していく。そして4月12日、アメリカからイギリスに向かっていた客船『コロンビア』が、6月18日には客船『モーリタニア』が、12月21日には輸送船『かいてん丸』が沈められ、1916年12月28日にアメリカ合衆国および大日本帝国はドイツとの国交を断然、国内にあるドイツ財産を全て凍結する。

これに焦ったドイツは外務大臣アルトゥール・ツィンメルマンの名の下にメキシコ政府と中華民国政府に同盟の締結と日米への先制攻撃の提案とそれを支援すると言う内容が書かれた電報を"日米の通信網"を利用して両国に送りこむ。

当然、この電報は日米のインテリジェンス組織も完全の内容を把握しており、これを受けた両国政府はただちにこの電報を公表しようと考えたが、このような非現実的内容(※2)を公表しても国民の賛同は得られないと悩んでいたところ、アメリカや日本の通信を日頃から傍受していたイギリスが、この内容の電文を傍受。メキシコシティの公共電信局と南京の公共電信曲より盗み出した電報のコピーと言う形で日米政府に提供する。

784ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:55:21 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
これを受けた日米政府はただちに平文に訳した電報をマスコミに公開する。しかし、この電報は内容が内容な為、日米政府が考えたように当初はこの内容の電報は協商側の偽電であると両国の大半の国民は考えており、メキシコ政府、南京政府、ドイツ大使もそう発表していたため、協商側の参戦工作の一環として終わるはずだったが、何を考えたのかドイツ本国がこの電報は本物と公表してしまい、日米両国の国民の反ドイツ感情はそれまでのドイツの行い(無制限通商破壊)もあって一気に爆発、両国の国内の世論はドイツ討つべしの大合唱となる。これは協商の敗北を望まない財界や政界の意見とも一致し、1917年2月3日に大日本帝国総理大臣 斎藤 弥三郎とアメリカ合衆国大統領ウィリアム・タフト(1916年の大統領選で三選を果たした)が羽合自治区の真珠湾海軍基地で会談を実施、4日後の2月7日にドイツ帝国に宣戦を布告する。また、それと同時にこれまでの無制限通商破壊による損害の報復としてアイスランドのケプラヴィーク航空基地に待機させていた一四式戦略爆撃機100機をドイツ帝国に向けて出撃させる。

これによってこの戦争はついに列強の全てを巻き込んだ本当の意味での世界大戦へとなっていく。


(※1)
1916年11月から開始されたロシア軍の大規模攻勢であり、騎兵師団10個と歩兵師団54個が動員され、東部戦線のドイツ軍に大きな損害を与える事に成功している。しかし、攻勢途中であった4月に本国で革命が発生。以降、攻勢は止まり相互に塹壕を掘ってにらみ合いが続くことになる。

(※2)
この時のメキシコは革命によって政府軍と革命軍の間で内戦がおきており、中華民国でも南京の中央政府の力が弱く軍閥が闊歩している状態であり両国共に外に目を向ける余裕がないことは周知の事実であった。

785ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:56:07 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上が第28話の改訂版になります。wikiへの転載はOKです。

786ホワイトベアー:2019/07/25(木) 21:59:03 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルート 第30話

1917年、西部戦線では双方の事情によって穏やかに戦況が過ぎていく一方、東部戦線で戦況はそうはいかなかった。ドイツ軍は年明けと共に行われたロシア軍の大規模攻勢こそロシア国内での革命の発生とそれによるロシア軍の指揮系統の混乱と言う幸運もあって凌ぐことができたが、それでも多くの犠牲を出してしまい、前線は大きく後退してしまっていた。

これをうけたドイツ軍はいまだに《奇妙な戦争》をロシア繰り広げているオーストリアのケツを引っぱたきながら独自に戦力の補充を進めていく。

しかし、この時のドイツには急速に失った戦力を補充する事は最早不可能であった。何故なら、この頃になるとドイツでも人的資源の枯渇が目立ってきており、少なく貴重な予備戦力も連合国による反攻が予想されている西部戦線に持っていかれるからだ。

さらに、この頃には連合軍、いや正確には日本とアメリカがドイツ帝国の戦争継続能力を奪う為に都市やドイツ全土に張り巡らされた鉄道網への空襲を立て続けに行っており、ドイツ国内のインフラは開戦時と比べると急速に悪化していった事もあって東部から西部へ、西部から東部への迅速なる戦力の移動も難しくなっていた。

余談であるが、日米の戦略爆撃は1917年8月には一四式戦略爆撃機にとどまらずアメリカ合衆国製超長距離戦略爆撃機であるB-91、さらに一四式戦略爆撃機やB-91と比べると旧式だが、それでも高い爆撃能力を有する八式戦略爆撃機やB-8などの爆撃機も動員され始めていく。日米航空隊はこれらの爆撃機で工場や港、鉄道などを集中して狙い敵国の戦争遂行能力を奪う精密爆撃と呼ばれる手法をとっており、民間人への攻撃を目的とした無差別爆撃は無制限通商破壊で沈んだ民間船の報復として宣戦布告と同時に行った爆撃以来していなかった。この方法は事実成果を出しつつあり、ドイツ軍の戦争遂行能力を極めて大きく奪っていた。しかし、ドイツ中の鉄道網への爆撃は結果としてドイツの飢餓を拡大させる事になるが、それはまた別に書きたいと思う。

787ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:00:30 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
閑話休符

こうした事情からドイツ帝国陸軍参謀次長エーリヒ・フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルーデンドルうフ(このときにはそれまで参謀総長であったファルケンハインは爆撃を止められない責任をとって辞任しており、後任としてヒンデンブルクが参謀総長となっていた)は軍事オプションによるロシア帝国の混乱への干渉を放棄する。しかし、何もしないと言う選択肢は無論存在せず、その結果、ドイツ国内にいたウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフ、通称レーニンを筆頭としたオールドボルシェビキをロシア国内に送り込み、さらなる混乱をもたらす事にした。

このドイツ側の思惑もあって、封印列車によってレーニンらはロシア国内に舞い戻る事になる。しかし、この時の彼らはロシア国内では少数派であり、当面はその勢力拡大に務めていく事になる。

一方、ロシア帝国首都ペテルブルグの主要地域を抑え、ロシアの政府機能をほぼその手中に収めた革命派は皇帝の廃勅と臨時政府の樹立を宣言、連合国に国家としての承認を求めていた。

これに対してマヒリョウに設置されたスタフサ(軍総司令部)にいたニコライ二世は連合国に臨時政府を名乗る反乱者達を正当政府として承認しないように打診すると同時に、東部戦線の予備戦力の一部を臨時政府を名乗るクーデター勢力鎮圧に回すことを命令、1個歩兵師団規模の兵力をペテルブルグに派遣させる。しかし、派遣された兵士達は職業軍人ではなく徴兵組であったこと、最早戦争に疲れきっており、それらを推進していたニコライ二世への不満が高まっていた事もあって次々と臨時政府に寝返ってしまう。

これと前後して前線を含めたロシア軍全体での脱走や反乱も顕著化し、さらに周辺都市でも専制打倒を掲げる暴動が広がっており、ロシア帝国の国内情勢はもはやドイツとの戦争どころではなかった。

これらを受けたニコライ二世はひとまず自らの安全を確保すべく信用のおける部隊の護衛の下にペテルブルグから脱出していた家族や皇帝に忠誠を誓っている部隊と共にクリミアへの移動を開始する。

この時のクリミア半島はロシア帝国最大の仮想敵国であった日米が支援し、国力を回復させていったオスマン帝国との最前線であった事もあって皇帝への忠誠が高かった職業軍人のみの精鋭部隊のみが配置されており、港があったことから他の地域よりも生活水準も高く住民も臨時政府側にはついておらず、あくまでも皇帝を自らの君主としていたからだ。さらに黒海艦隊もあり、いざという時は海上への脱出もできる事からこの地が選ばれた。

これを知った臨時政府はただちにニコライ二世に自らの退位を表明させ、自らの正統性を諸外国に認めさせる為に彼の身柄を確保すべく動き出した。しかし、彼らが行った行動は全て防がれるか不発に終わり、皇帝達は無事にクリミア最大の都市であり、黒海艦隊の本拠地であったセヴァストポリに到着。ひとまずそこを臨時の首都とする。

これによってロシアではニコライ二世を君主とし、極東ロシアに大きな勢力を誇る帝政政府とケレンスキーを首班として社会革命党とメンシェビキ率いる評議会を中心とし、欧州ロシアに大きな勢力を誇る臨時政府の2つの政権が存在することになった。

788ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:01:16 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
これを知ったドイツは即座に臨時政府を承認する。一方、連合国内ではこのロシア情勢にどう対応するべきかを協議するために日米英仏の四ヵ国首脳会議がロンドンにて開催された。もっとも、この会議ではロシアの欧州方面を広く支配し、(表面上は)強大な軍事力を有しており、戦争継続を表明している臨時政府を正当政府として認めて支援するべきと言うイギリスやフランスと、ニコライ二世率いる帝政政府こそ正当政府であって、いかなる理由があっても臨時政府を承認するべきではないと言う日本との間で意見が衝突、隔たりは埋められずに、結局臨時政府の承認はせず、その他の対応も取れなかった。

日和見を決め込んでいたロシア軍部上層部は国内の混乱を解決することも、連合国からの承認を受けることもできない臨時政府を見限り帝政政府につくことを決定。臨時政府を解体するべく6月8日よりクルイモフ将軍率いる軍をペテルブルグに向かわせ進軍させる。これに慌てた臨時政府はボルシェビキに武器供与と政治運動への不介入、トロツキーの評議会議長就任を対価として協力を扇ぐ。さらに臨時政府に従順な鉄道労働者組合に鉄道を停止させる用に命令。迎撃の準備を整える時間を稼ぐ事に成功していた。

この時間を活かしてボルシェビキは実質的な赤衛隊を編成して防備を固めるのと同時に、進軍してきている部隊への内部工作を開始。この工作は兵士たちの多くが反帝政派であったことから成功し、ペテルブルグに向かっていたロシア軍は内部崩壊、軍上層部はそのほとんど臨時政府捉えられるか殺されてしまう。

こうして6月危機を乗り越える事ができた臨時政府であったが、この事件をきっかけにボルシェビキは評議会や大衆からの支持が高まっていく事になり、これを受けたレーニンらボルシェビキは武装蜂起、暴力革命による政権奪取を決定、1917年7月23日に決起を実行、後に7月革命と呼ばれる事件がおきる。

翌日の24日までには決起したペテルブルグ全市を占領、評議会議長であったトロツキーは「国家権力は、ペトログラード労兵ソヴィエトの機関であり、ペトログラードのプロレタリアートと守備軍の先頭に立っている、軍事革命委員会に移った」と言う宣言を発表する。

そして、全政府機能を抑えたボルシェビキは7月26日に臨時政府に変わるロシア政府としてレーニンを首班とする臨時労農政府の樹立を宣言する。その後のボリシェヴィキ主導の権力奪取は、ロシア帝国の他の部分でも進んでいき、1917年までには極東ロシア(※1)を除く地域の各都市はソビエトの支配下に置かれてしまう。

政府首班の座についたレーニンはトロツキーを他国の外務大臣にあたる外交委員長に任命、全交戦国に無併合・無賠償の講和を提案した《平和に関する布告》を発表するのと同時にドイツとの間での単独講和へ向けてブレスト=リトフスクで交渉を開始した(※2)。

一方、ウクライナ方面は少し事情が異なり、ウクライナ中央ラーダが1917年10月11日に独立を宣言しウクライナ人民共和国の創立を宣言し、クリミア半島はいまだにロシア帝国領と複雑な状態であった。

これに対してペトログラードのボリシェヴィキ政府はウクライナの奪還と皇帝ニコライ二世の身柄確保の為に赤軍をウクライナに派遣、ウクライナ人民共和国軍と武力衝突が発生する。

789ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:02:11 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
赤軍とウクライナ人民共和国軍との間で戦闘は初戦は数も兵器の質も上であった赤軍が圧勝し、ウクライナ領の東北部を大きく占領するが、和平交渉が思うように進まなかったドイツがウクライナを国家として承認。卯くらいな側の食料の無償提供を代償とした偏務的参戦条項がついた条約を締結。ドイツ軍は12月25日に53個師団によるロシア侵攻を再開した。また、この時には帝政政府からの要請を受けた日本軍航空隊一四式戦略爆撃機1,200機がドイツ領そっちのけでボルシェビキ支配地域に戦略爆撃を実行。赤軍は各地で敗北を重ねて行きドイツ軍は破竹の勢いで侵攻を開始、僅か5日の間でウクライナの半分を占領する。敵国であるドイツ軍がクリミア半島の目と鼻の先にまで迫っている事に焦ったニコライ二世は中立国であったオスマン帝国にクリミア半島の保証占領を依頼。ウクライナ人民共和国領に防衛線を構築してオスマン帝国軍の到着まで持ちこたえる体制を急遽整える。

幸い、彼らには日本からオスマン帝国に供与される予定であった物資(※3)が多くが供与されており、さらにパリ条約を一部無視する形で地中海艦隊の空母4隻を中心とした機動部隊が黒海に展開(英仏もドイツへの不利益になるのならと承認した)、ロシア帝国海軍黒海艦隊と共にロシア帝国クリミア軍(※4)の支援をしたためロシア帝国クリミア軍はオスマン帝国軍の到着までの一ヶ月間とすこしを持ちこたえる事ができ、クリミア半島は1918年1月28日よりオスマン帝国によって保証占領されることになり、ロシア帝国クリミア軍は名目上は武装解除され、実質的には一時的にオスマン軍の指揮下に入る事になる。

これを見届けたニコライ二世は黒海艦隊や日本海軍地中海艦隊空母機動部隊と共に地中海に脱出。日本海軍やイギリス海軍の護衛の下で、いまだにボルシェビキ政府に屈していない極東ロシアを目指して地中海ーインド洋ー太平洋と長い航海をする事になる。

790ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:05:12 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
対してボルシェビキ政府は1918年1月6日までにウクライナ全土をドイツ軍に占領され、1918年1月18日にドイツの要求を全てのみドイツ帝国と講和、これによって東部戦線は一時的にその幕を閉じる事になる。これによりようやくフリーハンドを得れた赤軍はボルシェビキ政府の言うところの反革命分子との戦いに全力を注いでいく。

ドイツもボルシェビキ政府との講和によって、ようやく西部戦線に集中できるようになり、こうして約3年と言う長い月日をかけた史上類を見なかった大戦は西部戦線にて最終局面に入ろうとしていた。

791ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:09:03 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上になります。

ようやく長かった第一次世界大戦も終わりを迎えられそうです。あと少しで漸く本当に書きたかった第二次世界大戦に入れそうなんですが、その肝心の第二次世界大戦のプロットが崩壊していることに気がついて急いで直していますw

wikiへの転載はOKです。

792ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:13:46 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>775
乙です。

列強の利権が絡まっている上海で事をおこすとか中華連邦首脳部は全員揃って自殺願望でもあったのかな(白目)

ともあれ、中華は滅ぶべきである(大カト風)

793クー&ミー:2019/07/25(木) 22:25:31 HOST:sp49-106-213-225.msf.spmode.ne.jp
乙です。
遂にソビエト誕生ですか。
そして、生まれてすぐに日本にフルボッコにされたか(苦笑)

まぁ、ロマノフの金塊が無いからソ連の財布は最初から大変だな…ニッコリ

ドイツは…順調に焼かれて行っていますね。

794透過の人:2019/07/25(木) 22:37:31 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
ホワイトベアー氏乙です。
ロシアが赤くなりましたか、皇帝はシベリアに逃げるみたいですが、史実だと社会革命党の勢力も強かった場所ですが大丈夫ですかね?
流れ的に次回はカイザーシュラハトかな。
こちらはww2をどう起こすか考えていますが、各経済圏ごとにまとまって動かなさそうだからなぁ

>>777
チベット「大チベットつくるぞ」
ジュンガル「領土拡大」
モンゴル「俺も」
ベトナム「コーチシナ諦めたら北に行っていいって言われた」
在満ウクライナ人「なんで、ユダヤ人もポーランド人も帰る場所があるのに俺らだけ、まだ借りぐらしなんだよ…腹いせに中国人殴って来る」
亡命朝鮮人「今こそ真の中華の支配者が誰かわからせてやるニダ」
反連邦軍閥「とりあえず、独立するか」
>>778
もともとスペインには新型艦用意するつもりだったのですが、どうするか決めないまま書いてしまったので…
>>779
そればっかりは撲滅が難しいですからね。愚民化でもするかな?
>>792
ほとんど民衆が勝手にやりました。一部の官憲が手を貸したりはしましたが
広州の件も連邦政府の言うとおり軍閥のした事でしたが、責任をひたすら回避しまくった為に統治能力皆無とされてしまいました。

795トゥ!ヘァ!:2019/07/25(木) 22:44:44 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
>>775
乙です

どうしていつも中華君死んでしまうん?
次回中華連邦死す!

796弥次郎:2019/07/25(木) 22:49:39 HOST:p380005-ipngn200303sasajima.aichi.ocn.ne.jp
乙です
なんてこった!中華君が死んだ!

797ホワイトベアー:2019/07/25(木) 22:57:12 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>794
なるほど、本当に政府は関わっていなかったのですか。まあ、確かにそれならまだ中華連邦高官への哀れみも感じます。しかし、責任者が責任を果たさないのはダウトですねw

やはり、中華は滅ぶべきである

798ハニワ一号:2019/07/25(木) 22:59:01 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
透過の人さん乙です。
さらば中華君。そのまま永遠に眠りについてくださいw

ホワイトベアーさん乙です。
オスマン帝国によって保証占領された事で大戦後のクリミア半島はソ連領にはならず極東ロシアに逃れたロシア帝国の飛び地になりそうですね。

799透過の人:2019/07/25(木) 23:33:09 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>795>>796
むしろ大陸世界で中華君が死んでない世界線って日中ルートしか思いつかないんですが
日和はちょい違いますし
>>797
連邦高官「責任とったら俺が物理的に首になるだろうが」
>>798
寝たあとは悪夢でしょうが

800ホワイトベアー:2019/07/25(木) 23:33:26 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>793
フルボッコにした主犯はドイツ軍ですね。せいぜい日本軍はその手助けをした程度です。

>>ロマノフの金塊が無いからソ連の財布は最初から大変だな…ニッコリ

???「そんなものは国内の反革命的な人間や
企業が本来ならプロレテリアートに再配分されるべきであいながら不当に溜め込んだ財産を没収し、それでも足りなかったらその時は革命を守るために労働者達が進んで足りないものを政府に渡してくれるだろう。渡さい様な者は反革命分子なのだがら全財産を没収して処罰すればいい」

ドイツは…順調に焼かれて行っていますね。
まあ、技術的な差激しすぎますからね。どんなに頑張っても正規の手段じゃあ被害を減らすことは難しいでしょう。しかし、ロシア革命のおかげでロシア主要都市への爆撃の必要から超長距離爆撃機によるアイスランドからドイツへの定期便が一時的にではありますが打ち切られるなど、謀略を駆使して少しでも負担を減らそうとしています。

>>794
この世界線では日米に付け入る隙をなくすためにシベリア、いや極東ロシア(千島列島と樺太を除く史実極東連邦管区対応地域)においてロシア帝国政府が大規模な改革の実施や税制上の優遇、さらに皇帝へ職業軍人のみで編成されいることもあり忠誠心や練度の高い軍が100万規模でいることもあって、左派の勢力はそこまで強くはないですね。

801トゥ!ヘァ!:2019/07/25(木) 23:40:57 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
ホワイトベアーさん乙です

有能ファルケンハインが…(´・ω・`)

ロシアは遂に崩壊しましたか。そして結果的に大部分は赤がその手中に収めましたね。

ドイツと同じく爆撃機に散々焼かれる赤軍…独ソは戦後対空戦車や迎撃戦闘機の開発に大きな余力を注ぎそうですわw

ロシア帝室一家は無事に極東に逃れましたか。オスマンは棚から牡丹餅的にクリミアを占領できましたね。
まさかこのような形でクリミア半島を手中に収められるとは思いもしなかったでしょうな。


少し気になったところと言えば、※1〜4の補足説明がなかったことでしょうか。

802ホワイトベアー:2019/07/25(木) 23:41:11 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>798
オスマン帝国の

803クー&ミー:2019/07/25(木) 23:41:22 HOST:sp49-106-213-225.msf.spmode.ne.jp
>>799
後は、大鎖国世界ネタとかですかね?

804ホワイトベアー:2019/07/25(木) 23:54:21 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>798
オスマン帝国の一部はクリミアを今一度帝国の勢力下におくことを望みましたが、結果としてロシア帝国の飛び地となり、ソ連とのホットゾーンになっていきます。

>>801
>>有能ファルケンハインが…(´・ω・`)

日米による帝国本土への爆撃の責任を取る必要がありましたからね。それに、彼はドイツがhikeすることをわかってしまい、それを覆す手段を思い浮かばなかったと言うのも辞任の理由となります。

>>ドイツと同じく爆撃機に散々焼かれる赤軍…独ソは戦後対空戦車や迎撃戦闘機の開発に大きな余力を注ぎそうですわw

イギリスなみのビックリドッキリ対空兵器が真面目に造られそうw

>>ロシア帝室一家は無事に極東に逃れましたか。オスマンは棚から牡丹餅的にクリミアを占領できましたね。
まさかこのような形でクリミア半島を手中に収められるとは思いもしなかったでしょうな。

まあ、保証占領と言うこととクリミアの民意もあって最終的にはロシア帝国に返還する事になるんですがね(日本から返還しろとの圧力がかかるので変換せざるを得ない)。

>>少し気になったところと言えば、※1〜4の補足説明がなかったことでしょうか。

あ、あっ(二度見)
うっかりやらかしてしまいました。

805ホワイトベアー:2019/07/25(木) 23:55:42 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>790>>791の間に抜けていたものです。

(※1)
極東ロシアはクリミア半島と同様に日米勢力との最前線に当たるため、ロシア帝国軍でも精強かつ皇帝への忠誠が高い部隊のみを配備しており、また日米や満州連邦との貿易も盛んで皇帝への信頼が打ち砕かれていなかったためである。

(※2)
オーストリアはこのときにはロシア帝政政府との間で講和条約を締結していた。

(※3)
日本が”ロシア帝国クリミア方面軍“に援助した物資は以下の通り
九六式軽戦車×300両
(史実ルノーNC)
八四式装輪装甲車×240両
(史実ロールスロイス装甲車)
九八式装輪装甲車×420両
(史実ウーズレー装甲自動車)
75粍野砲×460門
(六式半自動小銃×)15万丁
(史実M1ガーランド)
十一式騎兵銃×10万丁
(史実M1カービン)
九一式重機関銃×520丁
(史実M2)
九六式軽機関銃×1,680丁
(史実ブルーノZB26軽機関銃)
砲弾×35万発
機関銃弾×91万発
小銃弾×8,500万発
拳銃弾×6,100万発

(※4)ロシア帝国クリミア軍
クリミア半島守備隊とニコライ二世らと共にクリミアまで撤退した部隊、さらには皇帝こそ真の国家元首であるとして臨時政府から造反した部隊などを合わせた総兵力25万名程の軍。

806名無しさん:2019/07/25(木) 23:56:20 HOST:pkos016-219.kcn.ne.jp
>>796
このひとでなし!

807名無しさん:2019/07/25(木) 23:57:20 HOST:i114-190-118-32.s42.a038.ap.plala.or.jp
ロマノフ皇室の直系が存続してれば欧州各国の銀行に預けてる皇室資産も接収できない上に
史実ではあったアメリカからのプラント輸入もこの世界では日本が阻止するだろうしな
日米枢軸世界のソ連共産党は最初から難易度ベリーハードでスタートやね

808透過の人:2019/07/25(木) 23:59:53 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>803
ああ、確かにそうですね。
でも、殴ろうとおもったらいつでも行ける気がする
>>804
>クリミアの民意
ロシア人を除けばクリミアタタール人がほとんどですし、クリミアハン国を復活させてオスマン保護下に戻すという手もありますね。

809トゥ!ヘァ!:2019/07/26(金) 00:05:20 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
そういや日米が蜜月なんでソ連君史実に受けられた諸々の支援受けられませんなぁ。
米国内の赤狩りも早期に行われるでしょうし。

やはり史実のように敗戦後のドイツと技術関係で仲良くするしか…


>>804-805
オーストリアがちゃっかりロシアと講和しているw

それにしても恐ろしい量の支援物資ですね。そらこれで防備固めれば一月くらい余裕で耐えられますわ。

クリミアは最終的にはロシアへと変換ですか。そうなるとソ連(仮)が生きている内はウクライナやコーカサス地方への出城となりますなぁ。

810クー&ミー:2019/07/26(金) 00:06:18 HOST:sp49-106-213-225.msf.spmode.ne.jp
取り敢えず、>>775で大統領が装甲艦と言っていたので、ドイツ風な米海軍装甲艦のスペックを大雑把に考えてみた。
一先ず、12inch連装砲2基4門のタイプをば。

本格的な戦艦保有に向けた経験値稼ぎだし、予算節約的に2隻位で打ち止めかな?
ボイラーや主機、副兵装と云ったその他諸々のスペックは省略()

作ってみてから言うのもおかしいですけど、これは実現可能な範囲なのだろうか…?
装甲自体は集中防御方式を(実験的に)採用していれば行ける筈…。

レキシントン級装甲艦
全長…………183m
全幅…………25.5m
基準排水量…17000t
最大出力……70000馬力
最高速力……26knot
主兵装………50口径30.5cm(12inch)連装砲 2基4門
舷側装甲……最大230mm(または229mm)
甲板装甲……装甲甲板75mm(または76mm)、弾片防御甲板25mm(?)

同型艦………レキシントン、コンステレーション

811トゥ!ヘァ!:2019/07/26(金) 00:24:59 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

少なくとも中華連邦相手にするだけなら十分なスペックでしょうかね。

812クー&ミー:2019/07/26(金) 01:31:35 HOST:sp49-106-213-225.msf.spmode.ne.jp
>>811
まぁ、お隣のメキシコは14inch砲搭載戦艦を持っていますけどね(苦笑)
それに、中国に向かう国の大半がレキシントン級(仮)を上回る戦艦を持っていますし。

D級装甲艦(基準排水量20000t)レベルまで行けば見栄えは未だ良いでしょうけど、流石に此処まで行くと米海軍の手に余ると思いました。
国力の落ちていた日墨アメリカだとせいぜいメイン級戦艦(基準排水量12500t)相当だろうしなぁ。
まぁ、1話で日露戦争まで装甲巡洋艦のメインが生き残っていましたし、戦艦のクラス名は変わりそうですけど。

813透過の人:2019/07/26(金) 07:21:20 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
クー&ミー様ありがとうございます。
確かに装甲艦は2隻ぐらいでいいかもしれませんね。
集中防御は…イタリア人が口を出したか、ドイツ人が実験としてやったって感じですかね。

そういや、機関はターボエレクトリックのほうがそれらしいんですかね?
>>812
米海軍「装甲艦は布石に過ぎないから…(震え声」
まあ、装甲艦はあくまで巡洋艦キラーとしてということでしょうねぇ。
>メイン級戦艦
みんな北部の州名由来ですしバーモント級とかですかね?…なんか仮想戦記で見た気もしますが

814クー&ミー:2019/07/26(金) 10:11:07 HOST:sp49-96-8-61.mse.spmode.ne.jp
そう言えば、日墨世界のドイツは米委からも資源を輸入しているから、海上護衛にも力を入れるかもしれない。
何しろ、石油は正に国家の血液の1つですし。
そうなった場合、輸送船団の護衛用に装甲艦(史実D級またはP級装甲艦相当)を作る可能性も有るのかね?

815ホワイトベアー:2019/07/26(金) 11:35:59 HOST:om126034127112.18.openmobile.ne.jp
>>807
それらの条件+海上貿易ルートがバルト海を経由して大西洋に出るルートと北極海航路しかない(黒海ー地中海ルートは日本の圧力を受けたオスマン帝国がソ連行きの物資を止めている。太平洋ルート、ロシア帝国が港を全て支配しております)のでベリーハードなんて甘いものではありません。ルナティックです。

>>808
あくまでもクリミア半島は”保証“占領なんですよ。いくらこの保証占領が変則的であると言っても、「民族自決? 寝言は寝て言え」(by列強)なこの世界線でそれやるとオスマン帝国の対外的な信頼がデフォルトしてしまうのでやらないと……思うな……。

>>809
満州戦争の結果潜在的に反ロシア的感情がある+日本によるテレビ・ラジオ・映画を使用した熱心な反共産主義的な印象操作によってアメリカの国内世論は反ソ連が大半を占めておりますので日本が介入する間でもなく、自主的に経済封鎖されます。

なので、技術はドイツと協力して得るかイギリスやフランスから恵んで貰うの二択ですねw

>>オーストリア
彼の国ですが、さりげなくイギリスやフランスとも講和条約を締結しており、大戦から一抜けしています。まあ、何故か極秘裏にドイツとの国境付近に軍が集結しつつありますが

>>物資

こんだけ重武装の精鋭12個師団VS精鋭部隊を西部戦線持っていかれ装備も旧式の実質的な後備師団12個(主力は赤軍をボコしている)の戦いですからね。余裕ですよ。

余談になりますが、極東ロシア軍にはこれの5倍近い量の物資がレンドリースされておりますw

>>810 >>812
乙です。列強以外の軍隊ならなんとか戦う事ができるだけの能力は持ってますね(南米ABCは除くモノとする)。確かにこれはアメリカ大統領も派遣を渋るわ。

やはり見栄えを求めると最低でもD級、欲を言えば《装甲艦D》クラスは欲しいですね。まあ、予算などの面から難しいんでしょうが。

816トゥ!ヘァ!スマホ:2019/07/26(金) 12:03:42 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
オーストリア君これ一番被害少なく足抜けできた国家となったのでは…w

817ホワイトベアー:2019/07/26(金) 12:19:45 HOST:om126034127112.18.openmobile.ne.jp
>>816
実質的にセルビアボコって終了ですからね。しかもとあることを条件ですがセルビアの併合も認められましたし。

818トゥ!ヘァ!スマホ:2019/07/26(金) 12:26:27 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
これ実質的にかなりの勝ち組なのでは?

819クー&ミー:2019/07/26(金) 12:47:37 HOST:sp49-96-8-61.mse.spmode.ne.jp
>>815
欲を言えばの方の装甲艦DはP級の誤植ですかね…?

まぁ、ブラジルとアルゼンチンは1隻とは言え棚ぼたでバイエルン級をゲットしましたからね。
それも加味すると、やはり装甲艦では見栄えがそこまで凄くはないですし。

予算もそうですけど、日露戦争以降戦艦建造を行わなかった事による技術的な問題も有りますしねぇ。
前弩級しか持っていない国がいきなり弩級や超弩級を作れと言われても無理だからなぁ。

820透過の人:2019/07/26(金) 13:10:42 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>815
そうか民族自決が奨励されてるわけでもないから、
オスマンの対外的な立場が悪くなってしまうのか
>>819
多少見栄えが悪くとも貴重な経験を積むためには必要な艦ですからね。

>予算
実はレキシントン級を作ることになった裏話として全うな戦艦を揃えようとしていた(高望みとも言う)ダニエルズ海軍長官に対して、
ベンジャミン・ティルマン議員がより縮小するように働きかけた為、妥協として装甲艦が作られることになり、
海軍部内ではティルマンの最小戦艦と呼ばれることになるというネタを考えてました。

821名無しさん:2019/07/26(金) 15:00:06 HOST:KD182251115192.au-net.ne.jp
装甲艦Dだとシャルンホルストだったかな

822クー&ミー:2019/07/26(金) 15:07:35 HOST:sp49-96-8-61.mse.spmode.ne.jp
>>821
D級装甲艦を大型化したのがシャルンホルスト級(巡洋)戦艦ですね。

823ホワイトベアー:2019/07/26(金) 16:47:23 HOST:om126034127112.18.openmobile.ne.jp
>>819
素で間違えました。

反省をするためにオマハ・ビーチでアメリカ人と一緒にドイツ人と戯れて来ます。えっ、一番始めにビーチに上陸していい? やったぁ!!

824New:2019/07/26(金) 18:41:01 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
遅くなったが乙。
ドイツボロボロだけど攻勢して大丈夫なのか?

825名無しさん:2019/07/26(金) 19:06:49 HOST:KD182251112151.au-net.ne.jp
だからこその賭けかもしれん

826トゥ!ヘァ!:2019/07/26(金) 19:58:23 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
まあこのままずるずると守ってばかりではいずれ攻勢に出るための国力すら早晩なくなるでしょうからなあ。

827クー&ミー:2019/07/26(金) 20:13:23 HOST:sp49-96-8-61.mse.spmode.ne.jp
唯でさえ空爆で国民への食料供給がヤバくなりつつありますからね。

828クー&ミー:2019/07/26(金) 20:28:12 HOST:sp49-96-8-61.mse.spmode.ne.jp
>>820
米海軍将兵「スペインのエスパーニャ級戦艦に主砲門数はともかく排水量や速力で勝っているから上等だ。」

装甲艦就役時にこんな事を考える人間がそれなりに居そうです。
まぁ、今まで持っていた戦艦より遥かに高性能だからとも言えますけど(苦笑)
(日露戦争前に建造した前弩級戦艦の主砲門数は全て4門ですしね)

そう言えば、日墨扶桑型は史実or憂鬱の戦艦で例えると何型になるので?




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