- 1 :モントゴメリー :2022/12/04(日) 21:31:14 HOST:116-64-135-196.rev.home.ne.jp
- テスト書き込みです。
- 306 :モントゴメリー :2025/02/09(日) 19:50:47 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
- 数か月後、Française des jeux(フランセーズ・デ・ジュー、フランス宝くじ公社)より新しい種類の宝くじが発売された。
loterie pour mariage(縁結びの宝くじ)と題されたそれは、一等の当選金額が従来の1/20であった。 しかしその代わりその当選数は20であり、すなわち20人の人間にその金額を獲得できる機会があった。 そしてこの金額は“ラ・ピュセル”1体の購入金額に匹敵し、さらに副賞として当選者には“ラ・ピュセル”の優先購入権が与えられたのである。 これは一等のみならず、二等の当選数は50で金額は“ラ・ピュセル”の半額、三等は100で“ラ・ピュセル”の1/3の金額であり(ローン購入時の頭金には十分である)、副賞も一等に準じている。
loterie pour mariageは、発売以降FFR領土全域で爆発的な人気を博した。 「リュビ(サフィール級潜水艦:『幸運』と『狙撃』を司る女神であり、主に狙撃兵や博打うちたちの守護神)」の加護があれば、高嶺の花として諦めていた“彼女”たちに会えるというのが主な理由である。 その理由から、購買者は中流階級以下の男性が過半を占めていたが、意外にもそれ以外の階層の者たちからもこの宝くじは人気だった。 それは優先権が与えられるといっても、当選したら必ず“ラ・ピュセル”を購入する必要はなく、自由な用途に使用して良いからであった。 普段なら当たる訳がないと興味を持たない者たちが「一等当選確率20倍」という数字に惹かれて売場へ赴いたのである。 (「やはり人間という存在は愚かですね」と某ラ・ピュセルは言ったという…)
結果として、loterie pour mariageは当初予測を大幅に上回る売上げを記録し、その金額は従来の宝くじの10倍に達した。 「“ラ・ピュセル”たちの販路拡大」と「政府の負担軽減」という二つの命題を実にÉléganteな手法で解決した我らがFFR大統領は、今回の収益を用いて臨時の措置であったloterie pour mariageを常設の宝くじにしたという。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 307 :モントゴメリー :2025/02/27(木) 23:43:35 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
- 「リシュリュー戦記」世界SS——『決戦①』
——大西洋、アイスランド沖
ようやく太陽が海面から顔を覗かせ始めた矢先、防空巡洋艦「コルベール」の防空指揮所に声が響いた。
「電探室より艦長へ、対空電探に反応あり!? 方位3-4-0、距離200㎞より大規模編隊接近中!レイキャビクからの基地航空隊と予測されます!! さらに方位2-8-5、距離130㎞に別の反応!こちらは敵機動部隊から攻撃隊と思われます!?」 「こちら艦長!艦載機部隊の発見が遅すぎないか!?」 「奴ら、電探から隠れるために低空を突っ込んで来たようです!merde!!」
どのような状況であっても“紳士”でなければならない海軍士官にあるまじき単語を無視しつつ、コルベール艦長であるクレベール中佐は総員戦闘配置と叫んだ。 敵の航空戦力は、空母機動部隊とアイスランドの基地航空隊を合わせて1500機を超えると予測されていた。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 308 :モントゴメリー :2025/02/27(木) 23:44:47 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
- クレーベルは伝声管を掴み叫ぶ。
「こちら艦長、総員そのままで聞いてくれ。 いよいよ正念場だ。今日一日はこの戦争の行く末を決める決戦となるだろう。 だが、俺たちがやることは今までと何も変わらん!我らの“宰相閣下”を護り通す、ただそれだけだ!! 諸君らはいつも通り、各々の務めを全うしてくれればいい。 以上である」
艦内各所から歓声が上がる。 艦長以下コルベールの乗組員にとって、“宰相閣下”——戦艦リシュリューは絶対に守護してみせるという誓いを立てた姫君であると同時に、勝利の女神であるのだ。 コルベールは開戦劈頭の「ダカール沖海戦」から一貫して彼女と戦列を組み戦い、勝利をつかみ取ってきた。 防空巡洋艦の本分として姫の御衣を引き裂こうとする無粋な“鳥”たちを叩き落とすのみならず、夜の帳を突き抜け脇腹に槍を突き刺そうと迫って来た“猟犬”と正面から刃を交えた事もある。 コルベールにとって、勝利とはリシュリューと共にある存在であった。
「(敵編隊にT字を描くってことは『アレ』をやるつもりなんだろうが、敵も予測済みのはずだ。どうするのだろうか?)」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 309 :名無しさん :2025/03/13(木) 10:21:22 HOST:softbank060079177133.bbtec.net
- 2130012 403日系ブラジル人テクノロジー犯罪者の小野真琴とアスンサオファビオ。
特殊な機械を使って通信妨害、盗聴盗撮、ストーキング、音響攻撃による睡眠妨害、テンペスト攻撃による電子機器乗っ取り、溝の口を犯行拠点に特殊詐欺とフィッシング詐欺もこっそりとしている人間のクズ極悪犯罪者です。
- 310 :ひゅうが :2025/03/14(金) 05:14:26 HOST:FL1-27-127-13-252.okn.mesh.ad.jp
- 鉄槌世界 戦後史 年表
【原作 本土決戦まで】
1931年 満州事変勃発 1932年 5.15事件勃発、満洲独立反対派の犬養毅首相は重傷を負い辞任 満州国、独立宣言 執政に愛新覚羅溥儀が就任 1933年 日本、国際連盟脱退(発効は1935年) アメリカ、フランクリン・D・ルーズベルト政権が発足 ドイツ、ヒトラーが総統に就任 1934年 溥儀、満州国皇帝に即位、親書を昭和天皇に送りその返答の形で最初に日本を訪問 溥儀、昭和天皇に対し戦火の拡大に満洲国民が加担させられていることへの不満を直訴。 昭和天皇、時の陸軍大臣および参謀総長らを呼び出し、直接叱責。以後形だけでも事変不拡大が国策として徹底される ソ連、大粛清を開始 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 311 :モントゴメリー :2025/03/15(土) 19:26:14 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
- 「リシュリュー戦記」世界SS——『決戦後➀』
——グレートブリテン島、大英帝国首都ロンドン、バッキンガム宮殿
「陛下、このようなご報告で宸襟を悩ませること、恐懼に堪えませんが…ロイヤルネイビーは、本日消滅いたしました」
謁見の間で、英国首相チャーチルはそう報告した。
「……」
その報を聞く国王ジョージ六世は、ただ口を噤み、話の続きを待っていた。
「昨日行われました『第三次レイキャビク沖海戦』にて、我がロイヤルネイビーはその持てる全てを用い侵攻してくる欧州枢軸連合艦隊を迎え撃ちました。 しかし、結果は惨敗…。空母機動部隊は母艦こそ過半は健在ですが、艦載機の稼働率は1割を切り戦力としては数えられらません」 「……」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 312 :モントゴメリー :2025/03/15(土) 19:27:29 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
- 謁見の間に乱入してきた補佐官に対しチャーチルは一喝する。しかし、補佐官の言葉に顔色を変えた。
「宮殿の周りに国民たちが集まって来ております!? ここは危険です、退避を!!」 「なっ……」
気が付けば外が騒がしい。ここまで喧噪が聞こえるということは、数千、或いはそれ以上の群衆が集まっているのであろう。
「断頭台の露と消えるか。無能な君主に相応しい末路であろうな」 「陛下、まだ間に合います。地下通路から脱出を!!」
運命を受け入れたジョージ六世と最後まで足掻くつもりのチャーチル首相が問答をしていると、不意に喧騒が止み、静寂がバッキンガム宮殿を覆った。 二人が訝しんでいると、旋律が聞こえてきた。
『『『英国斯く誓えり “海波統べん( rule the waves)”と (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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