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SS投下・仮投下スレ Part.3

1管理人★:2024/05/08(水) 19:34:51
長文SSや問題ないか確認してほしい内容があれば本投下前に一度こちらに投下してみてください。
(気付いた時にやってしまえ!と、早過ぎる次スレ作成。前スレを埋めてからこちらへお越し下さい)

1859Bルート:2025/01/13(月) 06:08:37
一触即発状態のラクス部隊とロリカイザーたち
しかしここで美岬が戦いに待ったをかける
美岬は亡きアイナからラクスのことを筆談であり、本来は争いを好まない人物であることを聞いている
もしかしたら説得してここでの争いを止められるかもしれなかった

MUR「あのレズ邪魔だゾ。
   これから面白いことが起きるって時に......

   確か名前の漢字は畔・美・岬。
   これであってるか〜?」

MURは以前捕まえた第三軍の捕虜から、名前を聞いており、名簿も作成している
そこから美岬の名前をデスノートに書きたした
少し立つと効果は現れ、美岬は心臓麻痺で苦しみだし、死んだ
ここからどうなるかを、MURはクククと遠目で見守る

【畔美岬(NLNSエピローグ)@架空世界ロワ 死亡(B√)】

1860Bルート:2025/01/13(月) 06:16:39
海上にてグルヴェイグに向かってくるヴェルム率いる関東軍の軍勢
それでもグルヴェイグの堅牢さと12門の陽電子砲の直撃は脅威になるハズだった

しかし、敷島率いるコアファイター部隊の撹乱
そして関東軍ヴァンツァー部隊が一斉発射したスモーク・アシッドボムがグルヴェイグを襲う

アウラ「煙幕!金属を腐食させる酸だと!」

煙幕によりグルヴェイグの命中率は低下
酸はグルヴェイグの防御力を低下させた
そこをつくように敷島の航空部隊が爆撃で次々と陽電子砲を破壊していく

1861Bルート:2025/01/13(月) 06:20:54
>>1860連結

アウラ「者共、なんとかせい!」
ノリス「やっている!」
香織「敵の数が多すぎるのよ!」
ダクネス「まずい、押しきられるぞ!」

ノリスたちも必死に戦っているし、モブロボを次々と倒しているがそれでも数を減らしきれない
グルヴェイグは既に関東軍の機甲部隊・航空部隊に包囲されていた

1862名無しさん:2025/01/13(月) 11:22:07
>>1859-1861
自分はいいと思うな

1863Bルート:2025/01/13(月) 18:13:50
戦闘の素人であるラクスじゃロリカイザーやレンは倒せないのでは?(モブはいるけど、メタなルール上は二人を殺せない)

と思いきや、ラクスはここでアコードの能力の一つである、幻覚を見せる能力を使ってレンを騙したんだよな
具体的にはロリカイザーの背後に忍び寄るモブ兵士の影、レンはロリカイザーを守るべく敵の眉間に向けてPちゃんを発射した

ところがそれはラクスが見せた幻覚
ロリカイザーに忍び寄る兵士などいなくて、今しがた眉間に風穴を開けたのは敵と誤認させられたロリカイザーのものであった
死に行くロリカイザーと誤射させられたレンは互いに信じられないような顔を浮かべていた

【ロリカイザー二世(大久保達也)@架空世界ロワ 死亡(B√)】

1864Bルート:2025/01/13(月) 18:16:38
グルヴェイグの船上から必死に迎撃するノリス・香織・ダクネス(とモブ関西軍兵士)
しかし、敵の数は圧倒的で、陽電子砲は次々と破壊され、とうとう片手で数えられるぐらいしか残らなくなったな

1865Bルート:2025/01/13(月) 18:42:17
>>1863が通った時の前提で

味方を殺してしまったことで戦意を喪失したレンはPちゃんを落としてしまう
ラクスはそんな彼女の頭に向けて拳銃を放とうとする

すると、その時、大阪城跡地にやってきたイオのアトラスガンダムの拳が
召喚装置のある部屋を貫通して穴を空け、さらに頭部バルカンを発射してラクスとレン以外のモブ関西軍兵士をミンチへと変える

イオ「生き残ってるのは......お嬢ちゃんたちだけか!」

イオは腑抜けていたレンをガンダムの掌に抱え、そしてレンにあれが召喚装置だと教えられ、もう一つの手で装置を奪い取った

バルカン攻撃から辛うじて生き延びたラクスは態勢を立て直すため、いったん逃げようとするが

イオ「......すまねえ、逃げるためにも目撃者は残すわけには行かねえんだ」
ラクス「ああ......キラ!、樹!」グシャ

逃げようとしたラクスをイオはガンダムの足で即座に踏み潰した
幻覚攻撃、読心術といったアコード能力も使おうとしたがいかんせん、イオの方が動きが速かった

【ラクス・クライン@機動戦士ガンダムSEED 死亡(B√)】

1866名無しさん:2025/01/13(月) 19:30:50
>>1863-1865
個人的にはいいと思う

1867名無しさん:2025/01/14(火) 07:23:10
>>1950
後はDIOに会わないまま可奈美がラクスを先に発見するルートとかもあったね
そこからロリカイザー達に合流出来るのが先なら全員で気兼ねなくDIOの真実を共有、Aルートより楽に鎮圧できるしペンダントが代償になる事も、それにより瞬のことが可奈美以外から忘れ去られる事もない
(ちなみにこちらのエピだと、どうも可奈美はペンダントを肌見離さず持ってるっぽい
ただしこっちのルートだとAルートから引き続き、ノリスの死は変わらない)

DIOに遭遇するのが先だと、ラクスのアコード能力でDIOの本性に気付かされた可奈美が2人でDIOと戦う展開になる、しかし2人とも肉の芽について知らないのが大幅に不利になりどう転ぶかという感じだったな

1868名無しさん:2025/01/14(火) 09:31:47
>>1867
おk

1869Bルート:2025/01/14(火) 09:43:32
召喚装置を持ち逃げして、レンと共に大阪から逃走しようとするイオ

レン「これからどうするの...?」
イオ「この戦力じゃ、もう関東軍に勝つことも関西軍に勝つことも無理だ。
   俺たちだけでも逃げるしかねえ。
   せめて召喚装置だけでもあれば元の世界へ帰る手がかりも......なんだ?!」

その時、イオのNT的直感か、身構えても避けられない死神が来てる悪寒を感じさせた
直後、イオの心臓は止まり死亡、アトラスガンダムは転倒し、召喚装置は無事だったが、掌に乗っていたレンは投げ出され両足を骨折してしまう

そして高笑いをあげながら現れたのはMUR
そう、このMURがイオの名前をデスノートに書き込み、召喚装置持ち逃げを阻止したのだ

【イオ・フレミング@機動戦士ガンダム サンダーボルト 死亡(B√)】

1870Bルート:2025/01/14(火) 09:58:59
>>1869連結
レンはおそらく月から奪ったデスノートで美岬とイオを殺したMURに向けて折れた足を引き釣りつつもPちゃんを放とうとする
しかし、Pちゃんは先のガンダム転倒の際に故障し、ジャムって弾が放たれることはなかった

レン「そんな......」
MUR「おまえたちの希望、絶たしてやるよ」

MURことアナルザーゲイマジェステイは何もできなくなったレンの頭部を踏み潰し、レンの脳漿が飛び散った

大阪城の勝利者は関東軍となり、召喚装置の奪取(奪還)にMURは成功する

【小比類巻香蓮@架空世界ロワ 死亡(B√)】

1871名無しさん:2025/01/14(火) 11:31:14
ノリスのガンダムと香織のゼニスもアシッドボムを喰らって装甲劣化していたな
そんな時に敷島の震電からロケット攻撃が、香織のゼニスに向かうも、ノリスのガンダムEXがゼニスを庇い、コクピット近くに爆撃を受ける

ノリス「香織、無事か......!」
香織「ノリスさん......私は大丈夫です」
ノリス「そうか、よかった.....」

コクピット破損により致命傷を受けたノリスとガンダムEXはグルヴェイグの船上で倒れて命を失なった

香織「よくも!よくも!」

香織はノリスを奪われた憎しみのままに空の震電に向けてショットガンやミサイルを乱射する

【ノリス・パッカード@機動戦士ガンダム 第08MS小隊 死亡(B√)】

1872名無しさん:2025/01/14(火) 12:04:48
>>1869-1871
どれもいいと思う

1873名無しさん:2025/01/14(火) 12:43:13
>>1998
この分岐絡みだと、もし>>1720で赤倉が死ななかった場合は…的なのもあったな(>>1941のもし生きてたらネタ)
・赤倉が動ける状態→>>823の件もあり、アコード能力で可奈美の心を読み取ったラクスの制止を待たずして、赤倉が可奈美を射殺してしまう
・生きてるものの満足に動けないor意識がない→ラクスの制止が間に合い、可奈美側は赤倉に恨みは無いのもあって、ラクスを通して説得及び和解の目が生まれる

1874名無しさん:2025/01/14(火) 13:30:15
>>1873
良いと思う

1875名無しさん:2025/01/14(火) 19:20:08
>>2002
その香織も怒り狂って視野狭窄になってしまったのか、震電を追いかけているうちに敷島に誘導され
陽電子砲の真ん前にゼニスを立たせてしまったんだよね

アウラ「馬鹿者!香織、そこは!」
香織「しまっ......!ロックスぅ!!」

最期は陽電子砲の巻き添えを食らい、香織のゼニスVは爆発四散した

【久世香織@オリリピロワ2 死亡(B√)】

1876名無しさん:2025/01/14(火) 19:30:09
自分を守る駒もほとんど失なってしまい、グルヴェイグも潜航がもはやできないくらいには中破
ヴェルムに有効打になりえた陽電子砲は全て破壊され尽くされ万事休す
そんな時に

ヴェルム「降伏しますか?、命だけは保証しますよ?
     アウラ・マハ・ハイバル」

目の前のヴェルムは降伏を迫ってきた
しかし既に怒りだけしか頭にないアウラは降伏などせず

アウラ「ふざけるな! まだミサイルや機銃ぐらいは残ってる、徹底抗戦を」
ヴェルム「データ上、あなたならそう言うと思いました。死んでくださいませ」

最初からアウラが降伏を認めないことを知っていたヴェルムは既に指にエネルギーをチャージしており、そこから全力のビームを艦橋に向けて放った
アウラは閃光の中に消え、グルヴェイグは轟沈した

【アウラ・マハ・ハイバル@機動戦士ガンダム SEED FREEDOM 死亡(B√)】

1877名無しさん:2025/01/14(火) 19:45:52
>>1876連結
大阪湾で戦っていたダリルもグルヴェイグの轟沈と首輪の電子音から関西軍の敗戦を確信し、ガンダムから武器を取り落とした

ダリル「カーラ、僧正......すまない」

そして、ダリルの首輪は爆発した
彼の死後、関東軍のモブロボは恨みを晴らすかのようにPガンダムに一斉射撃を行い、爆散させた

【ダリル・ローレンツ@機動戦士ガンダム サンダーボルト 死亡(B√)】

※モブによるPガンダム攻撃は死体撃ちなのでルール上大丈夫だと思います

1878名無しさん:2025/01/14(火) 19:58:26
>>1876連結

グルヴェイグも轟沈し、首輪ももうすぐ爆発する
ダクネスはその前に関東軍に一矢報いようと仮面ライダーナイトのファイナルベントー飛翔斬をヴェルムの頭部に向けて放ったな

ダクネス「もう助からないのなら、せめて一撃だけでも!
     うわあああああああああ!!!」

だが、それは叶わなかった
ヴェルムに向かう途中でアウラにはめられた首輪が爆発
操縦を失なったダクネスの飛翔斬はヴェルムの頬を掠めるに留まり、大したダメージを与えるには至らず

【ダクネス@終末聖杯戦争Eルート 死亡(B√)】


これによりこの世界線ではこの内戦は以下の結末となった

【関東軍 勝利】
【関西軍 降伏】
【第三軍 全滅】

1879名無しさん:2025/01/14(火) 20:30:31
(Bルートの関東軍勝利が通しなら)

多くの犠牲を払いながらも内戦に勝利した関東軍
そして契約通り、二つ揃って完璧になった召喚装置で想い人たちを蘇生......はされなかったな

生き残った敷島、スレッタ、MURはヴェルムに眠らされたあと、召喚装置で取り寄せたパーツを使ってデスドライヴスに改造されたな
MUR以外は生前の記憶も全て奪われて、力と才能だけを残された機械の巨人に三人はされた
そして内戦終戦から半年後、完全に修理と三人のデスドライヴス幹部とモブもルルかデスドライヴスに改造し、大東亜共和国世界は世界征服と大虐殺を始めた新生デスドライヴス相手に勝ち目のない地獄のような戦いを強いられることになる

1880名無しさん:2025/01/15(水) 03:59:58
>>1875-1879
いいと思う

1881名無しさん:2025/01/15(水) 07:12:12
>>1932
逆行・2周目系だと、Aルート死亡後からの宝太郎が、気付くと召喚直後に戻ってて混乱しつつも、今度こそ九堂や加治木を死なせない、憎しみに囚われてホッパー1達を蔑ろにしない、心配してくれた皆や止めようとしてくれた皆の為にもガッチャを捨てない…とひとり誓う所から始まる話とかあったね

1882名無しさん:2025/01/15(水) 12:14:41
>>1881
これは流石に良いのか...?
他の人の意見求む

1883名無しさん:2025/01/15(水) 13:02:15
私はいいと思う

1884名無しさん:2025/02/15(土) 05:53:04
カズマ「異世界転生した俺が今度は異世界転移するってどんな展開だよ!?」

カズマがこの世界に来た第一声は異世界転生者らしいそんな一言だったとさ
その直後に今度はダクネスだけじゃなくてアクアやめぐみん達もいないから、とりあえず彼女達を探そうと真っ先に思考したり、仲間思いな一面も覗かせたけどね

1885名無しさん:2025/02/15(土) 06:14:56
カブキ、頼りになる用心棒として名を馳せているけど鬼に変身して戦うという一点から魑魅魍魎の仲間扱いして差別する心無い京都の住人も居たね…

1886名無しさん:2025/02/15(土) 06:27:08
マヤは中学に通いながら、学校が終わった後はザンキに指導されて修行に励む日々だったね

1887名無しさん:2025/02/15(土) 11:29:31
>>1884-1886
おっけー

1888名無しさん:2025/02/15(土) 11:44:25
とりあえず考え中の学校事情

①神道系・呪術系な学校
魑魅魍魎が蔓延る京都という世界観なので古来から受け継がれた対魔の法術を学ばせる学校。
柳瀬舞衣が中等部に所属。「刀使」という役職はこの世界にはないがやってることはほぼ同じ。一応巫女なのか神道系の学科に所属?
その他呪術高等専門学校のように呪術を扱う学問もある模様。(中等部・高等部が一緒だと思う)

②情報系学校
IT関係に特化した専門校。
キリトが所属。たぶん桐ヶ谷和人の進路が影響してこのロールに収まったか。

③小学校
イリヤやメアリーが通っているかもしれない小学校。
ただし他にやりたいロールがあれば所属させなくても良い。


(これらとは別に新しい学校を設けてもいいし、あるいは複数の学校を統合してもいいかも)
(この他の学生候補が上記や全く別の学校に通っているかもね。ユウキとカズマはどうしよう…)

1889名無しさん:2025/02/15(土) 16:29:02
(カズマは異世界転生前は引きこもりだし学校に通わせないのが自然な気もするけど、派生作品の異世界かるてっとでは普通に学校に通ってるっぽいのが個人的には悩みどころ)

1890名無しさん:2025/02/15(土) 16:46:16
キリトは刀を欲しがってるけど金銭的にあまりにも足りないから学校に通いつつ、用心棒や魔物狩りの仕事もこなしつつ少しずつ金銭を稼ぐ
キリトだけだと生身で木刀だから弱い魔物倒すのが精一杯だけど、鯖であるアリスに協力してもらって二人で金銭を稼いでいるようだ

そして学校も仕事もない時は、身体が鈍らないように。あと生身の戦闘に慣れるために剣術の修行に励むキリト

キリト(こうしてると、ユージオと過ごしてた日々を思い出すな。あいつの犠牲に無駄にしないために……アンダーワールドを存続させるために、俺がなんとしても聖杯戦争を勝ち抜かないとな)

1891名無しさん:2025/02/15(土) 16:59:40
この京都、カブキやユウキみたいに人外要素がある人種でも平等に用心棒として雇う人もいれば、魑魅魍魎扱いして差別する人もいる
ユウキは用心棒をして金銭はなんとかしているようだ

京都を楽しく観光してる中、ユウキに対して嫌な目線を向ける者も居たけどそれでもユウキは楽しそうにしていた

ユウキ「ねえ、セイバー。ボク、金閣寺に行きたいな!建物全部ピカピカですごいんでしょ!?」
一護「いいぜ。まあこの世界、普通の京都とは違うから金閣寺があるのかわかんないけどな」

一護としては、聖杯戦争ということでユウキを心配しながらも彼女を楽しませてやりたいという気持ちも強い

1892名無しさん:2025/02/15(土) 17:11:25
>>1890>>1891はオッケー
>>1888は自分のなので待機

1893名無しさん:2025/02/15(土) 17:11:40
この世界の魔物、無闇矢鱈に人を襲うわけじゃなくて人語を話せて人間に友好的な人型の魔物もいるんだよね。
まあそういう魔物も魔物ってだけで差別を受けることはあるし、普通の学校には通えないんけどそんな魔物のために魔物や魔物に対して偏見ない者が通える学校が一部の善意ある人たちのボランティアによって経営されてる
ひぐらしの雛見沢分校みたいな、小さな学校だけどね

そしてユウキはその学校に通って学生生活も満喫していた

あと太牙は人間に友好的な魔物が理不尽な差別を受けてる場面を見ると、止めに入ったりしてたね
最終回後だけ会って、人間とファンガイアが共存出来る世界を望んでるからこの京都でも人間と共存出来そうな魔物には協力的な模様

1894名無しさん:2025/02/15(土) 17:13:36
>>1888
個人的にはいいと思う

1895名無しさん:2025/02/15(土) 17:29:38
伊織は京都市外の山奥に住まいて日々剣術の鍛錬をしているそうな
まぁそれだけではなく、ご近所付き合いをして子供に多少指南をしたり
魑魅魍魎の退治依頼とかが来て京都市内をあちこち駆け回ったり(ちゃんと交通網を有効活用しています)
時には剣術対決や指南の依頼で他の道場や学校に出向いているそうな
そんでもって最近はセイバーも加わわり、聖杯戦争のこともあって一緒に行動している

ちなみに伊織の住居地においての一幕
セイバー「イオリ、ご飯のおかわりをください!」
イオリ(…セイバーというのはもれなく健啖家な英霊なのか?)

1896名無しさん:2025/02/15(土) 23:35:10
矢車さん「久しぶりだな、相棒」
影山「ただいま、兄貴。兄貴が俺を人間に戻してくれたんだね」
矢車さん「ああ。今度こそ俺と一緒に光を掴もう、相棒」

カズマ(なんかすごい格好の奴らだな。他人のフリしとくか)

矢車さん「おい、マスター」
カズマ(知らない、知らない)

矢車さん「俺のマスターに選ばれたってことは……お前にも願いがあるんだろ?それならお前も俺と一緒に戦ってもらおう」
カズマ「やだ。なんで俺がお前のワガママに振り回されなきゃならないんだよ。そもそも聖杯なんて胡散臭いし、それであいつ(ダクネス)を連れ戻してもあいつはどうせ怒るだろうし?」

影山「あいつ?もしかしてマスターにも大切な仲間がいるのか?」

そんな会話がキッカケでカズマは仕方なくダクネスの件を地獄兄弟に話した。ついでに流れで互いの自己紹介も

影山「たしかに自分から出て行ったなら聖杯の力で連れ戻しても意味ないかもしれないな。でもお前が元の世界に帰らないと、仲間達が心配するんじゃないか?」

そんなことを影山に言われてカズマは仲間達のことを思い出す

カズマ「あー、もう!しょうがねぇなぁ!元の世界に帰るために聖杯戦争に巻き込まれてやるよ!」

アクアが、ダクネスが、めぐみんが、ウィズが、クリスが――みんなが待ってる。
だからアクセルの街に帰るべく、カズマは決意する

カズマ(ダクネス。元の世界に帰ったら意地でもお前を連れ戻すからな)

矢車さん「どうやら聖杯戦争に参加する覚悟は決まったようだな、カズマ。……俺たちの未来のためにも、お前には意地でも優勝してもらう」

影山「一緒にがんばろうぜ、カズマ」

――さて、ここで僅かに方針の食い違いが発生する。
カズマは優勝狙いだが、とりあえず元の世界に戻る手段が見つかればそちらを優先するだろう。影山もそれに協力するつもりだ
しかし矢車さんは、影山に執着しているため絶対に願いを叶える。つまり優勝する気でいる。
影山の居ない世界など、本当に地獄としか言いようがないからだ

今でこそ影山の意志を尊重し、カズマの方針に従うつもりだが……優勝するためならどんな相手にも容赦しない
サーヴァント戦で勝ち目がなくても、クロックアップを利用したマスター狙いなど。手段さえ選ばなければ、聖杯戦争ではいくらでも勝つ方法があるのだから

1897名無しさん:2025/02/16(日) 00:21:24
地獄兄弟が召喚される前、とりあえずカズマは元の世界に帰るために京都を散策してた
京都は和風だけどもちろんゲーセンなんかもあって、異世界生活が長かったカズマはつい懐かしさを感じで足を踏み入れる

ユウキ「うーん、UFOキャッチャーって難しいね!はい次、そっちの番!」
一護「俺もこういうの得意じゃないんだけどな……」

そんな感じでUFOキャッチャーを楽しむカップル。どう考えてもリア充です、ありがとうございました
ちょっと不機嫌になったカズマは拗ねてユウキ達がプレイしていた隣の台でUFOキャッチャーをする
そして持ち前の運の高さでアッサリと景品をゲット

ユウキ「キミ、すごいね!どうやって取ったの!?」

そんなふうに元気よくユウキが迫ってきたから、カズマとしても悪い気はしなくてユウキ達の台でUFOキャッチャーを実行

カズマ「UFOキャッチャーっていうのは、こうやって落とすんだ」

ドヤ顔で景品ゲットするカズマ。そして何故か一護に対して勝ち誇ったような表情をする

一護(なんだ、こいつ?俺、何かしたか??)

何故かやたらウザい態度をしてくるカズマに一護は困惑しつつも、三人はこうしてゲーセンで仲良くなった

ユウキ「ねえ、キミの名前はなんていうの?」
カズマ「佐藤和真だ」
ユウキ「ボクはユウキ!UFOキャッチャーって難しいけど楽しいね、カズマ!」

1898名無しさん:2025/02/16(日) 02:10:53
>>1893
>>1895-1897
いいと思うよ

1899名無しさん:2025/02/16(日) 02:52:06
「そうだな、古今東西の英霊たちを迎え撃つんだ。城に居を構えて待つというのもいいだろう」
京都の街を見つつ格の高い霊地を物色する太歳星君
そうして目をつけたのは二条城、位置的にもここに陣地を築いて決戦まで見て回るのもやりやすいと判断した彼はそのまま城内へと歩を進めた

1900名無しさん:2025/02/16(日) 03:02:46
聖杯から与えられる現代知識があまりないから現界当初はイリヤがタケルに頑張ってひとまず悪目立ちしないようにすることはできてたな
タケルは記憶にある江戸の街より発展した現代の京都とさらにご飯も容易く多様なものが食べられるのに感動した

1901名無しさん:2025/02/16(日) 03:06:14
アズラエルのロールは大企業の理事兼財閥の御曹司って、元の世界に近い感じだったっけな
その立場を利用してそれとなく他のマスターを探したりサーヴァントらしきものの目撃情報を集めようとしたりしている
世界ディエゴは今のところアズラエルの護衛として付いて回ってる感じだった

1902名無しさん:2025/02/16(日) 03:14:36
舞衣は当初舞台が京都なのもあって、(…もしかして、此花さんの家もここに…?)と考えてたな、太牙にその事話して探してもらったりもしてみたけど、とりあえずこの京都には此花家は無いという事が分かった
元々親交があり、互いの立場ゆえ敵対した事はあるものの後に共闘したのもあって巻き込まれてない事にホッとしつつも、居たら心強かったとも思う舞衣であった
(ソシャゲであるとじともでは互いの家柄故か元から寿々花と知り合いな事が描かれてる、また寿々花は京都の名家出身)

1903名無しさん:2025/02/16(日) 06:48:50
とある依頼で魔物討伐に向かったピトフーイと李書文
それら化け物が京都市内で暴れれば結構な被害が出るだろうが、今の2人では対した脅威にはならずあっさりと撃退してしまった

ピト「…あんた本当に強いのね、銃を持った私より多くの獲物を倒すだなんて」
李書文「この程度、肩慣らしにもならん。早く他の英霊と死合うてみたいものだな」

その討伐後の帰り道、今度はゴロツキみたいな輩達に囲まれてしまったピトフーイたち
どうやら魔物討伐や用心棒として好き放題やっていたせいでいつの間にか恨みを買っていたらしく、徒党を組んで彼女への報復に来たらしい

李書文「マスター、儂を召喚する前に一体何をやらかしたのか」
ピト「えー、弱い奴らの事なんか一々覚えていなーい」
モブ「てんめぇー、ふざけやがって!いくぞ、ヤロウ共!」
李書文「襲って来るようだが、殺めても構わんか?」
ピト「いや、死体の後始末が大変だから無力化だけにしてね(GGOなら勝手に消えてくれるのになー)」
李書文「仕方がない、なるべく手加減してやろう」

そうして始まった大乱闘だが、状況は極めて一方的な展開であった
ピトフーイは拳銃で足を射貫いたり、捕まえたゴロツキを盾にして攻撃を防いで投げ飛ばしたりと、上手く立ち回りながら乱戦を楽しんでいる
一方李書文は目にも止まらぬ速さで敵に近づき、槍を使わず己が拳のみでゴロツキ共を吹っ飛ばしていた
やがて動けない男達がそこらじゅうに寝転がり、場が静かになったところで2人は再び帰路についた

ピト「ねぇランサー、さっきの技はなに?拳法?」
李書文「…八極拳」
ピト「あれが八極拳!そっかぁ、あんた槍だけじゃなくてステゴロも得意なのね?」
李書文「日々鍛錬を欠かさなければ、あのくらいは容易くできるようになる」

ピト「じゃあさ、私にも八極拳を教えてよ」
李書文「…ほぅ?」
ピト「私、腕っぷしは強くてどんな銃器も扱えるけど、接近戦をもう少しカバーしたいんだよね。ね、どうかしら」
李書文「…朝の鍛練の時間であれば、少しだけ付き合ってやろう」
ピト「おお、ありがとう、ランサー!」

1904名無しさん:2025/02/16(日) 07:07:43
>>1899-1902はオッケー
>>1903は自分なので待機

1905名無しさん:2025/02/16(日) 09:47:16
魑魅魍魎がいる世界だからか、魔術や呪術も世間一般的には知られているんだよな
とはいえ悪用されないように極力秘匿されていて一般人が目にすることは殆どなく、万が一見られても事後処理で上手く誤魔化しているそうな
まぁ弊害として「これは魔術だ呪術だ」と偽って詐欺する輩もいるそうな

1906名無しさん:2025/02/16(日) 10:00:04
実はレンは大学生でもあり、蓮子と同じ大学に通っているようだ
ただし原作でのリアル環境とは違い質素な暮らしをしていてある程度お金を稼いでおきたいのでアルバイトみたく荒事な仕事をやっているとか

1907名無しさん:2025/02/16(日) 11:26:16
>>1903
>>1905-1906
いいと思います

1908名無しさん:2025/02/16(日) 16:28:45
>>3341
この大乱闘、終わってから暫くした後に通行人が惨状を見て通報したことでニュースとして報道されたんだよね
そこでピトフーイと李書文の身体的特徴がゴロツキ達の供述によって明かされた。ピトフーイについては銃を使ってることも明かされた

ピトフーイ「ねぇランサー、見てよこのニュース。私達、世間的にはすっごい悪役になってそうだよ!」

ピトフーイは自分達の特徴が報道されて、危険人物扱いされてることを喜ぶ

ピトフーイ「これだと正義感の強い奴が私達を成敗しに来るかもね。それとも勘がいい奴は私達が聖杯戦争の参加者だって気付くかな?どっちにしろ楽しみじゃない!?」

ピトフーイはイカれた女だが、李書文の願望を叶えるのには非常に適したマスターだ
李書文も他の英霊が自分達の存在に気付き、死合いが出来ることを望んでいるのだから

1909名無しさん:2025/02/16(日) 16:59:09
(京都聖杯戦争独自の設定になりそうな内容)

実はマヤ、呪術師の素質があって舞衣も通っている伏見の学園に通っているそうな
まぁ素質があるだけで能力の発芽とかはなく、将来の見習い程度に初歩的な呪術やその他通常の学業を学んでいるとか
もしかしたらザンキに鍛えられることで成長するかもね

1910名無しさん:2025/02/16(日) 21:36:43
>>1909は個人的にはいいと思うけどルール的に独自設定OKなのかわからんから企画主の意見を待った方が良さそう

1911名無しさん:2025/02/16(日) 22:37:51
>>1908
いいと思う
>>1909については>>1910氏と同意見かな

1912 ◆gXaKV49AZQ:2025/02/17(月) 05:44:53
実は>>1909は企画主が挙げたネタです。
お二方から大丈夫そうなレスが来ていますが、念のためもう一度OKが来てから本投下します。

1913名無しさん:2025/02/17(月) 18:01:14
>>1912
じゃあ多分大丈夫じゃないかな
反対意見も特に見掛けないし

1914名無しさん:2025/02/17(月) 19:58:26
そういえばキリトが仕事仲間からとある噂を聞いていたようで
曰く、銃器を扱う傭兵の中に弾道の射線が視認できる変わった人間が一人二人ほどいるとか、子供の様に小柄で異様にすばしっこくめっちゃ強い『ピンクの悪魔』がいるとか

キリト(射線が見える…GGOのシステムアシストみたいなものか?)

ちなみに用心棒や魔物討伐をしている聖杯戦争の参加者にも同じ様な噂を耳にしているだろう

1915名無しさん:2025/02/17(月) 20:16:45
>>1914
いいと思う

1916名無しさん:2025/02/17(月) 20:17:17
美遊兄、とりあえず金銭がなければこの世界で暮らせない(=優勝出来ない)から用心棒などで金銭面はなんとかしている模様
聖杯戦争中なのでいざという時にいつでも交戦出来るために基本的にはアスナも同行している

あとは情報収集も地道にしている
最初こそ違う世界の聖杯戦争に巻き込まれて困惑していた美遊兄だが、やはり願いや過酷な境遇もあってこの聖杯戦争でも優勝すると覚悟を固めるのは早かった

そして美遊兄はアスナに提案する

美遊兄「もし狙えるなら、相手がマスターでも狙いたい。本気で優勝を狙うならそれが一番、効率が良さそうだ」
アスナ「それはそうかもしれないけど……マスターを狙うっていうのは人殺しと変わらないんだよ?」
美遊兄「……わかってる。それでも俺は願いを叶えたい。……バーサーカー、お前もユウキって子を幸せにしたいんだろ?」

アスナから願いやユウキのことを聞いているので、ここで名前を出す
我ながら悪どい方法だな、と美遊兄は内心で自嘲する

アスナ「それは、たしかにそうだけど……。それでも私は無害なマスターまで襲いたくないかな……。相手のマスターが悪人なら仕方ないと思うけど……」

アスナのその言葉を聞いて、更に畳み掛けなかったのは美遊兄の本来の優しさゆえか

美遊兄(……バーサーカーにまで俺と同じになれなんて、無理強いはしない。俺だって無害なマスターが居たら、容赦なく殺せるかわからないからな。それでも俺は――)

1917名無しさん:2025/02/17(月) 20:28:07
>>3348
名護さんと共に朝食をとっていたレンはこのニュースを見て思わず驚く

レン(このニュースの犯人、もしかしてピトさん!?私がアバター状態で連れてこられてるから、ピトさんも来てる可能性はあるよね。でも、ピトさんはもうこんなことしないはずだから……人違いかな?)

名護さん「そんな顔をしてどうした、レン。もしかして今のニュースに心当たりがあるのか?」

レン「それが……犯人の女の人の特徴が、私の知り合いと似てて……。でも、あの人はもうこんなことしないはずなんだけど……」

名護さん「ほう。一応、その女性について話を聞こうか」

そしてレンは、名護さんにピトフーイのことを教える

1918名無しさん:2025/02/17(月) 20:32:43
この世界でのメアリーは身寄りのない孤児という設定だったな
異郷の地とはいえ初めての外の世界に感激してたけどあれこれ欲しがるからお金を稼ぐためにインターラプターは魑魅魍魎から護衛する凄腕のヨージンボー(用心棒)をやってた
勿論真名に等しいニンジャネームは名乗らずワタナベで通していたけど

1919名無しさん:2025/02/17(月) 20:44:12
>>1916-1918
オッケー

1920名無しさん:2025/02/17(月) 22:16:16
>>3348
「ほう…随分な乱暴者がいるようだな」

喫茶店で優雅な時を過ごしていたシロッコは偶然喫茶店のテレビでそのニュースについて知る
マスターとしてこの世界に呼ばれてから過ごして来た日々で彼はこの世界の情勢についてある程度把握する事ができていた

(この地にいる人々でここまで好戦的でかつ暴れる者はそういない、小さな俗物たちがほとんどの中でこれだけ者となれば…)

ニュータイプの能力でこの世界の住民の思念を大まかに把握していたシロッコには件の人物が外れている者だと感じていた
協力者兼キャスターの対戦相手を揃える糸口を探していた自身にはチャンスであると考え、その事件のあった場所へと移動するのだった

1921名無しさん:2025/02/17(月) 22:52:53
アルトリアが伊織と一緒に京都で外食をしていた時、偶然にも美遊兄が店を通り過ぎるのが出入り口から見えた

アルトリア(あの人影は……まさかシロウ?)

だがしかし、アルトリアの知る衛宮士郎とはあまりにも雰囲気が違う。なんなら見た目も僅かに違う
そうこう思案しているうちに、アルトリアは美遊兄を見失ってしまった

アルトリア(もしもあの人影が本当にシロウなら、私は――)

1922名無しさん:2025/02/17(月) 23:18:59
マヤの学費などを含めた生活費を稼ぐため、そして人々を守るという鬼の使命であり、ザンキ自身の信念のためにもザンキは魑魅魍魎を倒す依頼を受けたりしていた
もちろん誰かが襲われていたら無償で助ける。それが鬼の仕事だからだ

なお聖杯戦争ということもあり、マヤも同行してる模様

そしてマヤはザンキの生き様に憧れた

マヤ「師匠、かっけー!私も師匠みたいな鬼になりたいな!」

ザンキ「鬼というのは一つの生き方だ。常に自分に勝つ、そういう生き方だ。……ただな、マヤは自衛のために修行させているだけで、出来るなら鬼の道に巻き込みたくないけどな」

それがザンキの本心だ
ザンキはマヤを危険な巻き込みたくない。鬼が如何に危険な生き方か、ザンキはよく理解している

マヤ「えー!でも私も師匠みたいになりたい!」
ザンキ「……とりあえず、鍛えられるだけは鍛えてやる。でもな、俺を真似るんじゃない。自己流でいけ」

1923名無しさん:2025/02/18(火) 05:58:30
>>1920-1922
おっけー

1924名無しさん:2025/02/18(火) 06:15:35
普通に通学して、普通に勉強して、普通に友達らしき女子とたわいのない話をして…

イリヤ(なにこれ…ちょっと斬新!)

これまで濃い面子と魔法少女バトル+ドタバタコメディの日々を送っていたイリヤにとって、(今のところ)平穏な日常を送るという行為に対してギャップを覚えていた
ついでにいうと破天荒な先生なんていないし、元いた世界のクラスメイトのように尖った同級生はいないし(あーでも変わった趣味を持った子は何人かいるかも?)
ゆえに聖杯戦争に巻き込まれていることを隠しつつこの世界のロールを演じることで普通は得られぬ“普通”を体験しているところだった

イリヤ(でも、やっぱり…)

全く新しい環境に自分一人だけ、まるで世界の異物であるかのように感じてしまう
つまるところ、騒がしくても顔見知りの親友や仲間、あとマシカルルビーがこの場にいないことに物足りなさや寂しさ、不安を感じてしまうのであった


以下、若干関係のないTips
セイバーは魑魅魍魎に襲われたイリヤを助けてくれた恩人、ということにしてしばらく居候してもらう、という些か無理矢理な方法で家族にも認知してもらっているようだ

1925名無しさん:2025/02/18(火) 08:08:02
>>1924
いいと思う

1926名無しさん:2025/02/18(火) 08:43:09
ザンキと同じようにカブキも無償の人助けはするけど、それは善良な鬼を演じるためで本心からの優しさじゃないんだよね
でも子供を守る時だけは、本心から動いている

だがカブキが助けた際、鬼に変身するカブキを化け物呼ばわりしてカブキが変身解除すると同時に懐からボールペンを取り出し突き刺そうとする大人も居た
もっともカブキの身体能力ならば生身でも余裕で受け止められるが、そこに太牙が割って入り、カブキを襲った大人の腕を掴む

太牙「怪我はないか?」
カブキ「大丈夫だ、ありがとうな」

そんな太牙の良心に、カブキの心は少しだけ救われた
もっとも、カブキの恨みは深いのでまだ人間に復讐するつもりだが……

そして太牙はこの世界で起こっている差別や迫害の深刻さを実感した。カブキを迫害した大人は、明らかにカブキを殺そうとしていたからだ

太牙(渡……。人間と人外の共存の道は険しいな。だが俺は、決して諦めない)

1927名無しさん:2025/02/18(火) 08:55:08
歩兵用新型武装の試験運用・データ収集の現場にアズラエルは視察名目で赴いた
自社傘下の私設部隊が特定エリアを封鎖し、魑魅魍魎や魔物を新兵装を用いて駆逐していく
その出来映えに一定の評価を下しつつ、アズラエルは内心不満を懐いていた

アズラエル(あんな化け物ども、軍を動員すればもっと簡単に駆逐できるだろうに)

今回の舞台となる京都では古都の文化遺産を保護する名目もあり、災害級の緊急事態でない限り軍隊および破壊規模の大きい兵器を使えないように法令で定められている
魑魅魍魎や魔物たちも軽装備で対処できるパターンが多いため、公的機関や民間による討伐で大体間に合っていた

(まだ途中だけど一端切り上げる)

1928名無しさん:2025/02/18(火) 09:23:04
>>1927
個人的にはいいと思う

1929名無しさん:2025/02/18(火) 09:57:17
>>1926
いいと思う

1930名無しさん:2025/02/18(火) 10:17:24
ディエゴ「確かに凄い武器だな、生前の俺でも一溜りもないに違いない」
アズラエル「だけど、サーヴァントには効かないんだろう?」
ディエゴ「あぁ、神秘なき現代兵器では、霊体である俺達には通用しない」
アズラエル「…となると、敵となる主従がいたらマスターを狙うべきか」

今この場には用心棒として自分に付き従うライダーしかいない
ゆえに彼らは認識を改めるべく、今後の戦い方について話し合う

ディエゴ「あるいは魔術など神秘を扱う輩であればある程度の影響を受けるだろうが、そいつらも対した脅威にはならない」
ディエゴ「もっとも、マスターみたいな人間には害を為すだろうな。そいつらなら弾丸を見舞うことはできるが、逆にどんな手品を使ってくるかは分からない。ま、用心することだな」
アズラエル「魔術師、ねぇ…」

魔術師、呪術師、あるいは異能を使うもの
それらの噂はアズラエルも聞いている、自分達普通の人間(ナチュラル)とは違う人種、あるいは化け物か
公的には存在を明かされているものの未だ秘匿性が高く中々尻尾を掴ませない存在
アズラエルはそれらを厄介な存在と認識しつつも、もし敵対するならば私兵を動かし物量で勝ればいいと考える

(締まりが悪いがここで書き終える)

1931名無しさん:2025/02/18(火) 12:16:25
柳瀬舞依は学園では優等生の部類である
元々刀使として日々精進していたから当然であり、その上気立ての良さゆえに他生徒や教師からも評判は良好であった
学園でも討伐依頼が来て実戦を行う事が多く、個の戦闘能力も指揮能力も評価されていた

舞依(可柰美ちゃんや他の皆に比べれば、私なんてまだまだなんだけどな)

ちなみにアサシン・登太牙は近くにはおらず、彼女は従者なしに伏見の学園にいる
他の主従に狙われた時には危険がおよぶかもしれないが、今はまだ始まったばかりだからまだ大丈夫であると二人して判断した
また太牙が人間と異種族との共存を目指していること、その為に京都を見て廻りたいと願い出たのもあり彼女は了承していたのだ
そして舞依は学生生活をしつつ、もし善良な魔物とかを見かけた時には太牙の意思を尊重し危険が及ばないところに逃がすのを手伝っている
それと無論のことだが、舞依も太牙も聖杯戦争に関わる情報を集めようと動いており、毎夜合流して意見を交わしている

1932名無しさん:2025/02/18(火) 12:21:10
>>1930
いいね
>>1931
いいと思うけど、誤字ってるからそこを直せば投下して大丈夫だと思う
(舞依じゃなくて舞衣)

1933名無しさん:2025/02/18(火) 17:25:08
夏油「くくっ…あははははっ!」
玉藻「おや、どうかなさいましたか、マスター?」
夏油「いやー、まさかこの僕が特別教師として呼ばれるだなんて、全く想像しなかったよ」
玉藻「それはそれは」

送られて来た書状を確認した夏油は、その内容について思案し始める
曰く、若き将来のある呪術師たちのために何度か講演をお願いしたい、という伏見の学園からの依頼であった
――この世界では「夏油傑」の名前は「最悪の呪詛師」として認識されておらず、一流の呪術師として界隈では一定の認知度を得ていた
宗教団体での活動も「霊障の被害者を救っている崇高な方」という側面で見られてもいるようで、彼が腹の内で「非呪術師の殲滅」を目論んでいるなんてこの世界の人間には知るよしもなかった

夏油「各所に猿共が関わっているのが気に食わないが、この世界の呪術師がどんなものか見てみるのも悪くはないね」
玉藻「でしたらお引き受けなさるのですね。ならば私も優秀な助手としてご同行を」
夏油「いや、キャスターには別に調べて欲しいことがあるんだが」
玉藻「ミコーンッッ!?」

この会話の少し前、夏油は信者からの報告を受けた際に「鬼のような姿に変じて人助けをする用心棒が京都にいる」という内容を少し気にかけていた
更に詳しく聞いてみると、その姿が災いして助けられたはずの人々から差別を受けている、という噂も付随していたという
それが呪術師かそれに類する者であり、その上自分と同じく猿どもを憎んでいる可能性もあると夏油は推察し
であれば自分は学園の視察と情報収集を行う間に、キャスター・玉藻の前にその者の捜索・交渉などを分担作業として頼むことにしたのであった

ちなみにマスターの傍から離れたくないと主張するキャスターであったが、マスターとしてバレないように行動すること、万が一の時には令呪を使って呼び戻すこと、などと夏油に言い聞かせられて渋々別行動を了承したそうな

1934名無しさん:2025/02/19(水) 01:23:27
>>1933
いいと思う

1935名無しさん:2025/02/19(水) 01:29:56
>>3347
物腰の柔らかさとかから友好的な人型の魔物って認識されやすいだろうからな
魔族にとってそれは息を吸うように簡単で特にソリテールは殊の外それが上手いから…

1936名無しさん:2025/02/19(水) 02:09:27
>>3351
キリト(……そういえばこの世界には魔術や呪術が使える人も居るって聞いたことあるな。もしかして魔術や呪術が使えたらそういうことが出来るのか?)

まさかアバターの姿でGGOのシステムが使える者が聖杯戦争に居るなんて思うはずもなく、そんなふうに考えるキリト。キリトが現実世界の肉体〝桐ヶ谷和人〟として参加しているから余計にこの世界の常識に合わないことには思い至らなかった

キリト(俺もそういう能力が使えたら、もっと戦えるようになるのかもしれないな)

そこでキリトは魔術などに興味を持ったが果たして彼にその才能はあるのだろうか?

1937名無しさん:2025/02/19(水) 04:16:11
>>1935>>1936
問題ないです

1938名無しさん:2025/02/19(水) 08:20:04

タタタタタッ タタタタタッ

 タタタタタッ タタタタタッ

小気味よく鳴り響く掃射音
連動して穿たれる有象無象のなにか

魑魅魍魎の討伐依頼を受けたレンは名護さんと一緒に現場に向かい、戦っていた
それらを放置してしまうと住宅地や市街地へと進出してしまい、普通に暮らしている人々に危険がおよぶかもしれない
ゆえに稼ぎのためだけではなく、平穏を保っている京都を護るためにレンは今日もP90を構えていた
名護さんが白兵戦で敵を薙ぎ払い、レンが銃弾でもって敵を撃つ、それはGGOで遊んでいた頃と変わらない光景のように見えた

しかし、如何にレンがアバターの姿であろうとも、この世界はリアルに映し出してくる
傷ついた魑魅魍魎は血のようなものを噴出し、息途絶えるとその場に倒れて物言わぬ骸へと変貌する
GGOであればゴア規制によりそのような生々しさはなく、加えて倒されたモンスターもすぐに消失していた
だが魔性のそれらはすぐに消えることなく、普通の生物よりかは早めに自然消滅するもののその間はグロテスクさを残し続ける
その世界観の差違を意識する度にレンは嫌悪感を抱くものの、それ以上に他者が流血するところを見たくないがために彼女は堪えながらも頑張って戦っていた

 レン「通信?…えっ!名護さん、別の群れが住宅地に向かっている、って!」
 名護さん「本当か!すぐに向かいたいが、こっちもまだ片付いていない!」
 レン「私が先行して向かいます!名護さんはこの場をお願いします!」
 名護さん「了解した!俺もすぐに片付けて向かう、だから無理はするなよ!」

驚異的な脚力で瞬時に移動できるレンが適任と判断し、二人はしばし別れて行動することとなる
先程戦闘していた場所から少し離れたところにて新たな魑魅魍魎の群れを確認したレンは、一息つくこともなくP90を掃射した
しかしレン一人で捌ききれない程の物量であったために押し留めるにしても限度があり、何匹かに突破されてしまった
さらに運が悪いことに、その進行方向には避難が遅れた一般市民がいる!
化け物が牙を剥くまで残りわずか、レンの攻撃も間に合わない!
恐怖に戦いた悲鳴が鳴り響き、回避できない惨事が迫り来る!



 「二河白道」



だが、その瞬間は訪れなかった
一人の男が日本の刀を手に持ち、気付いた時には化け物達を斬り伏せていたのだ
さらに別の化生が襲いかかろうとするが、今度は西洋の騎士の姿をした女性によって薙ぎ払われていた

 アルトリア「大丈夫ですか、イオリ」
 伊織「ああ、問題ない。怪我はないか?問題なければ、あっちに避難してくれ」

騎士が男に声を掛けつつも次々とやってくる魑魅魍魎を攻撃する、不可視の何かを用いているのはわかるがレンにその判別は難しかった
男は応じつつ、恐慌状態の市民の安否を確認してこの場から逃げるように促す
その指示以外に考える余裕もなく、不運な現場に遭遇した通行人は急いでその場から離れていった

 アルトリア「敵性存在がまだ残っています、このまま殲滅しましょう、イオリ」
 伊織「ああ、そっちの…子供?なんでもいい、戦えるなら手伝ってくれるか?」
 レン「…えっ、あ、はい」

二人の剣士の戦う様に一瞬だけ見惚けていたレンだが、彼らに共闘を持ち掛けられると集中し直して魑魅魍魎に向かって発砲した
三人掛かりでその場にいた群れを掃討するのにそれほど時間は掛からず、やがて住宅地のすぐ傍は再び静寂を取り戻した

(一旦ここまで、続きはしばらく時間が経ってから書きます)

1939名無しさん:2025/02/19(水) 10:59:10
>>1938
いいと思う

1940名無しさん:2025/02/19(水) 11:15:44
一護、普段は死神状態じゃなくて私服を着てるんだよね
だからユウキと京都観光してる時も特別目立たず、カズマと交流出来たりした

1941名無しさん:2025/02/19(水) 11:44:41
>>3346
カズマ「UFOキャッチャーくらいならまたいつでも取ってやるよ」
ユウキ「ありがとう、カズマ!」

ユウキの天真爛漫な振る舞いにスッカリ毒気が抜けたカズマであった
まあ根はなんだかんだお人好しなのがカズマだ

しかしユウキの言動や姿で気になったことがあるので、質問する

カズマ「なあ、俺は偏見がないから質問するけど、ユウキって人間じゃないの?」
ユウキ「ボクは人間だよ。ちょっと訳あって今はゲームのアバターの姿だけどね」
カズマ「UFOキャッチャーでそこまで嬉しそうにする人間か。もしかしてお前……ヒキニートなのか?」

ユウキ「ある意味、そんな感じかな」

ユウキの返答に僅かに親近感を覚える元ヒキニート、カズマ。
ちなみにアバターの姿というのは意味不明だったが、異世界転生した経験から〝この世界にはそんな技術もあるんだな〟と納得した。

そんなカズマに一護が声を掛ける

一護「別にユウキはヒキニートじゃねえよ。コイツは病弱だからアバターの姿で活動出来るようになるまでロクに生身で外を歩けなかったんだ」

カズマ「なんだ、そうだったのか。まあそういう技術が発展して良かったじゃないか」

病弱の少女――と聞いて同情心もわいたが、本人が楽しそうなのでカズマはあまりそこまで根掘り葉掘り聞くつもりもない。むしろ普通に接してやるのが彼女とためだろうと考え、適当に返事をする。

ユウキ「うん。そのおかげでカズマに出会えたからね!」

満面の笑みで返事をするユウキ。病弱の少女でもこんなふうに天真爛漫に振る舞えるこの世界は、ちょっと優しい世界だな――とカズマは思うのだった

1942名無しさん:2025/02/19(水) 11:50:24
>>1941
(ちょっとミスってたから修正)

>>3346
カズマ「UFOキャッチャーくらいならまたいつでも取ってやるよ」
ユウキ「ありがとう、カズマ!」

ユウキの天真爛漫な振る舞いにスッカリ毒気が抜けたカズマであった
まあ根はなんだかんだお人好しなのがカズマだ

しかしユウキの言動や姿で気になったことがあるので、質問する

カズマ「なあ、俺は偏見がないから質問するけど、ユウキって人間じゃないの?」
ユウキ「ボクは人間だよ。ちょっと訳あって今はゲームのアバターの姿だけどね」
カズマ「UFOキャッチャーでそこまで嬉しそうにする人間か。もしかしてお前……ヒキニートなのか?」

ユウキ「ある意味、そんな感じかな」

ユウキの返答に僅かに親近感を覚える元ヒキニート、カズマ。

そんなカズマに一護が声を掛ける

一護「別にユウキはヒキニートじゃねえよ。コイツは病弱だからアバターの姿で活動出来るようになるまでロクに生身で外を歩けなかったんだ」

カズマ「なんだ、そうだったのか。まあそういう技術が発展して良かったじゃないか」

病弱の少女――と聞いて同情心もわいたが、本人が楽しそうなのでカズマはあまりそこまで根掘り葉掘り聞くつもりもない。むしろ普通に接してやるのが彼女とためだろうと考え、適当に返事をする。

ちなみにアバターの姿というのは意味不明だったが、異世界転生した経験から〝この世界にはそんな技術もあるんだな〟と納得した。

ユウキ「うん。そのおかげでカズマに出会えたからね!」

満面の笑みで返事をするユウキ。病弱の少女でもこんなふうに天真爛漫に振る舞えるこの世界は、ちょっと優しい世界だな――とカズマは思うのだった

1943名無しさん:2025/02/19(水) 11:55:55
>>1940>>1942
いいと思うよ

1944名無しさん:2025/02/19(水) 17:59:57
京都市内にあるアパートの一室。そこで一人の少女が窓から月明かりが照らす星空を見上げていた。一見、美しい夜空に見惚れているように見えるがそうではない。少女は夜空と腕時計を交互に見ながら23時58分30秒、23時59分41秒とぶつぶつ呟いている。

「…0時00分ジャスト。私の"眼"に狂いはないようね」
「天体観測お疲れ様、と言っておこうかしら。それで何か分かった?」
「そうね、ここが確かに日本の京都府であることが分かったわ。最も私がいた時代よりずっと昔だしおまけに妖怪の実在が当たり前なんて愉快な世界だけど」

星空を見上げていた少女こと宇佐見蓮子は自身が召喚したというサーヴァント、ソリテールにそう告げる。
蓮子は星の光で今の時間が分かり、月を見ただけで今居る場所が分かる能力を持っている。その能力でもって本当にここが京都なのか確かめたのだ。
悲しいかな相方の境界を視る能力と比べたらなんてことない異能だが、それでも長年付き合ってきた自分の能力。その正確さには自信があった。

「流石に慌てたわよ。朝起きたら街の様子が様変わりしてるし、あなたが隣にいて聖杯戦争とやらについての話をされるし」
「あの時のマスターは中々見ていて愉快だったわ。まあ私も聖杯戦争やニホンという国についての知識は全て聖杯から与えられたものなんだけど」
「流石に今は受け入れたけど最初は夢かと思ったわ。…メリーもこんな気持ちだったのかしら」

ソリテールに告げられた霊都京都で行われる聖杯戦争という儀式。
最初は懐疑的であったが、大学の図書室で調べてみたこの世界での"現代史"や、ニュースで当たり前のように報道されている妖怪や魔物絡みの事件等で否応なしに自分が異邦の京都に迷い込んでしまったことを自覚させられた。

「今日は休日だし、朝になったらちょっと京都と他県の境界線について調べてみようと思うからよろしく頼むわ」
「聖杯戦争から逃げるつもり?」
「まさか。どんな風に私達を閉じ込めてるか確かめるだけよ。そもそもここは私のいた世界じゃないんだからこの京都から出られたとしても何の解決にもならないし。
……まあ殺し合いなんてゴメンなのは本音だけど、聖杯戦争やこの世界は本当に興味深いわ。次から次へと調べたい、試したいことが浮かんでくるの」
「ふふ、それを聞いて安心したわ。もしかしたら私はマスターの"知識欲"が縁になって喚ばれたのかもね」

にこりと笑うソリテールにどうにも落ち着かない気分になる蓮子。ソリテールの容姿は頭部の二本角を除けば愛らしい少女といって差し支えないもの。しかしその笑顔はどうにも能面に貼り付けたような気味悪さを覚えてしまう…。

「とにかく私は今から寝るから。おやすみなさいソリテール…アサシンって呼んだ方がいいんだっけ」
「私の場合はどちらでも問題ないけど、まあ他の主従に遭遇した際に違和感を持たれないようにアサシンで通した方がいいと思うわ。おやすみ、マスター」

1945名無しさん:2025/02/19(水) 20:00:15
仮投下>>1938、本投下>>3367の続き

 アルトリア「片付きましたね…民家にも被害は出ていないようです」
 伊織「それは良かった。それと、ご助力痛み入る」

周辺の状況を確認した後、伊織は共闘してくれた少女(レン)に礼を尽くす

 レン「いえ、こちらこそご協力いただきありがとう、ございま、す…」

一方、戦いが終わって落ち着きを取り戻したレンは、被害を抑えてくれた彼らを見据えてお礼を返そうとするが、その時になってある事実に気付き言葉尻の歯切れが悪くなってしまう
そのタイミングで伊織たちの足元に一発の弾丸が着弾し、それが牽制の類いであるとわかっても伊織とセイバーはその場から少し後退し、武器を構えながら警戒態勢に切り替わっていた
その凶行はレンのものではなく、新たに駆けつけたもう一人、謎のスーツを纏った者によるものであることは明白であった

 名護さん「レン君、大丈夫か!」
 レン「名…アーチャーさん、私は大丈夫…それよりも」
 名護さん「あぁ、相手は…セイバーか?」

別の場所で討伐を終えた名護さんがレンの元へと駆けつけるとそのすぐ傍にサーヴァントの気配を感じ、状況が読めないながらもマスターの安全を優先して行動を起こしていたのだ
そしてレンの横に並びつつ伊織とセイバーを見据えていつでも戦えるように警戒する
一方でレンは、魑魅魍魎との共闘の祭には気付かなかった相手の正体、あの少女が剣の英霊であることに気付いて驚きと焦燥を抱いていたが
しかして所持したP90を構えることなく、伊織達を見据えるのみであった

 伊織「よもや、このような場所で盈月の儀の参加者に遭遇するとは」
 レン「盈月の、儀?」
 名護さん「たぶん、聖杯戦争のことを指しているのだろう」
 アルトリア「それで、貴方達はこれからどうするつもりですか?」
 名護さん「それはこちらの台詞でもあるが、な」

英霊同士の邂逅、一触即発な状態での緊迫感が新たにその場を支配する
双方共に想定していなかった事とは言え、すでに聖杯戦争の渦中に呑まれている身
いつでも戦えるように、相手が事構えるつもりであれば即座に応戦するつもりであった

 レン「…ちょっと、いいでしょうか」
 名護さん「レン君?」
 レン「私一人ではこっちの群れを対処できなかった…でも、そこの二人のおかげで被害が出ずに最小限で抑えることができました」
 レン「だから私は、 今 は貴方達とあまり戦いたくない、です」

一時的に彼らと共闘したレンにしてみれば、同じく市井を護るために戦っている彼らと今すぐ事構える気持ちが湧き上がっていなかった
仮に彼らが悪辣な行為に走る悪者であれば容赦なく戦う事もできたかもしれないが、恩人とは違うものの自分だけでは成し得なかったことを手助けしてもらったがゆえに感謝もしている
それに…彼らの戦い方はあまりにも洗練されていた
そんな彼らと交戦することに些か不安も感じていた
だから今は急がずに様子見する、見に徹して幾らかでも情報を得るか、さもなくば穏便に済めばいいと思っている
――ただ、それでも言っておきたいことはある

 レン「―だけど、それは今回だけ。いずれは聖杯を賭けて、正々堂々と勝負したいです」

そう言うのに合わせてレンはP90を両手に構えて格好良く様を決める(銃口は相手に向けないようにして)
元の世界に帰還するために聖杯戦争を勝ち残る、その意志を相手にも示すように


(もう少し続きます)

1946名無しさん:2025/02/19(水) 20:30:19
すみません、>>1945の内容を修正するので一旦破棄します

1947名無しさん:2025/02/19(水) 21:20:15
>>3358
ピトフーイ「あはははは!やっぱり来たわね!」

シロッコが向かった場所にはピトフーイと李書文が居た
ニュースになったことだし事件の現場で待っていれば誰かしら来るだろうと考えて、二人は事件現場で待ち構えていたのだ

ピトフーイ「随分と独特な見た目の男ね。でもここに来た勇者様ってことは――」

ピトフーイは銃を構え、ニヤリと笑う

ピトフーイ「私を楽しませてくれる相手ってことだよねえ!?」

1948名無しさん:2025/02/19(水) 21:53:50
仮投下>>1945の修正

 アルトリア「片付きましたね…民家にも被害は出ていないようです」
 伊織「それは良かった。それと、ご助力痛み入る」

周辺の状況を確認した後、伊織は共闘してくれた少女(レン)に礼を尽くす

 レン「いえ、こちらこそご協力いただきありがとう、ございま、す…」

一方、戦いが終わって落ち着きを取り戻したレンは、被害を抑えてくれた彼らを見据えてお礼を返そうとするが、その時になってある事実に気付き言葉尻の歯切れが悪くなってしまう
そのタイミングで伊織たちの足元に一発の弾丸が着弾し、それが牽制の類いであるとわかっても伊織とセイバーはその場から少し後退しながら警戒態勢に切り替えていた
その凶行はレンのものではなく、新たに駆けつけたもう一人、謎のスーツを纏った者によるものであることは明白であった

 名護さん「レン君、大丈夫か!」
 レン「アーチャーさん、私は大丈夫です…それよりも」
 名護さん「あぁ、相手は…セイバーか…?」

別の場所での討伐を終えた名護さんがレンの横に並び立ち、伊織とセイバーを見据えつついつでも戦えるように身構えていた
ちなみに駆けつける参加にサーヴァントの気配を感じ取ったために、状況が読めないながらもマスターの安全を優先しがゆえに先程の行動を起こしたのであった
一方でレンは、魑魅魍魎との共闘の祭には気付かなかった相手の正体、あの少女が剣の英霊であることに気付いて驚きと焦燥を抱いていたが
しかして所持したP90を構えることなく、ただ伊織達を見据えるのみ

 伊織「よもや、このような場所で盈月の儀の参加者に遭遇するとは」
 レン「盈月の、儀?」
 名護さん「たぶん、聖杯戦争のことを指しているのだろう」
 アルトリア「それで、貴方達はこれからどうするつもりですか?」
 名護さん「それはこちらの台詞でもあるが、な」

英霊同士の邂逅、一触即発な状態での緊迫感が新たにその場を支配する
双方共に想定していなかった事とは言え、すでに聖杯戦争の渦中に呑まれている身
いつでも戦えるように、相手がどう行動しても即座に対応出来るように気を張り詰めている

 レン「ちょっとも待ってください、アーチャーさん」
 名護さん「なんだ」
 レン「実は私、あの人達と一緒にここにいた群れと戦っていて」
 名護さん「…何?」
 レン「たぶん私一人では対処しきれなくて市民を守れなかった、だけどあの人達が駆けつけてくれたおかげで最悪の事態を防げた」
 レン「悪い人達ではないだろうし、あまり戦いたくないような…」

ある意味彼らがいたおかげで助けられた、そんな思いもありレンはこれ以上の戦いには乗り気ではなかった
それに二人の剣士の戦う様はあまりにも洗練されて、もし彼らと交えることを考えると些か不安を感じずにはいられなかった

 名護さん「だが君は聖杯戦争を勝ち抜くつもりなんだろう?ならばいずれは彼らとも戦う時が来るかもしれない、それを今やらずに後回しにする、と?」
 レン「そ、それは分かっているよ!でも…」
 名護さん「…まぁいい。セイバーとそのマスター、今の話は聞こえていただろう。俺達、いやマスターが戦いを望んでいない」
 名護さん「それを聞いた上で、お前達はどうする」

そうは言いつつも、名護さんは未だ警戒を続けている
レンの思いを聞いてそれを無碍にするつもりもないが、如何せん相手がそれを無視して攻めてくる可能性がまだ充分にある
レンが言う通りに人々を守る行動が取れるいい人なのかもしれないが、だからといって聖杯戦争の理に従わない主従であるという保証もない
未だ危険と隣り合わせであるものの、こうなっては相手の反応を確認しなければならない
このまま争いなく終わるのか、あるいは――



 伊織「――俺は」
 アルトリア「!?気を付けてください、イオリ!!」

伊織がどのように返答するか、それを口にする前にアルトリアが声を張り上げる
それと同時に、二組の主従の周囲に異変が訪れる
――上空には複数の大剣が突如として現われ、それらが一斉に彼らへと降り注ぐ
自然落下ではなく一直線に、主にマスターを狙っての過剰な刺突が迫り来る
これが常人であったり、生半可な戦闘能力を持つ者では対処しきれずに酷い目に遭っていただろう
だがそうはならない、何故なら尋常ならざる守護者がその場にいるのだから

アルトリアは刀身を晒すことなく大剣を打ち払い、場合によっては粉砕する
名護さんもイクサカリバーによる銃と剣を使い分けて大剣に対処し、必殺技《イクサ・ジャッジメント》で一度に複数を爆散させる
マスターの二人も破壊はできずとも各々対処する、伊織は応刀を駆使して攻撃をいなし、レンは紙一重ながらも自前の俊敏性で回避する
やがて2騎の英霊によって大剣の殆どは使いものにならなくなり、残りの大剣もやがて浮力を失い墜落しながら消失した

 伊織「なんだ、今のは」
 アルトリア「たぶん、我々以外のサーヴァントによる攻撃ではないかと」
 伊織「姿も気配も殆ど感じられない…もしや、暗殺者の英霊の仕業か?」
 アルトリア「えぇ、その可能性が高いです。ですがこの様子だと既に離脱しているかもしれません」



その予想通り、犯人であるソリテールは2組の陣営がいるあの場から遠く離れていた

 ソリテール「小手調べで少しだけ魔法を使ってみたけど、やっぱり英霊って強いわね」

宇佐見蓮子から離れて一人で動いていたソリテールはサーヴァントの気配を感じて現場に向かい、二組の主従が対峙している場面を目撃する
どうしようかと少し思案して、ちょっとした思い付きで大剣を生み出す魔法を行使し、どのように反応するかを“観察”することにしたのだ
とはいえ、主が傍にいない状態で全力を出せるわけもなく、尚且つこの場では敵を討ち取ろうなどとあまり考えていなかったので、大剣をそれほど多く出すことなく本当に様子見程度しか行わなかった
そのために極力気配を消し、いつでも煙を巻いて逃げられるようにしていた

 ソリテール「まぁ少しだけ彼らの事を知ることもできたし…今度は実際に『お話』でもしてみようかしら?」

ソリテールは極力気配を消していた
姿を見せず、声も発せず、あの場にいた二人と二騎に自分の痕跡を残さなかった
ゆえに彼女は考える、自分がマスターと思しき人間に近付いても即座に正体がバレることもなく『お話』ができるのではないかと


(これにて終了、長考したため文章を上手く書けていないかも、後々修正するかもしれません)
(構想していた展開は大方やり遂げました。ちなみに伊織組とレン組がこの後どうするかは考えていません、他の方に任せてみようかと思います)

1949名無しさん:2025/02/19(水) 23:34:08
地獄兄弟とカズマは仲間探しと聖杯戦争、及びこの世界から元の世界に帰るために三人で情報収集しつつ、魑魅魍魎を狩る依頼などを受けて金を稼ぐ
愛犬を探してほしいという軽い依頼も受けたが、その時のこと。

影山「いいよなぁ、あの犬……褒められてる」
矢車さん「以前もそんなことを言ってたな、相棒。あの時は光を求めるなと否定したが……今度こそ光を掴むぞ、相棒……」
影山「ありがとう、兄貴。ああ、今度こそは……!」

以前と同じセリフを口にする影山に対して、今度は何も否定しない矢車さん。それは光を求めたが、掴めなかった者だからの言葉でもある

カズマ「いや、俺たちも色々な依頼人に感謝されて報酬ももらってるだろ」
影山「そういえばそうだった。誰かに感謝されるのってさ、嬉しいよな、カズマ……」

しれっとツッコミを入れるカズマだがその言葉は影山にとって嬉しいことに気付かされるもので、影山は喜んだ

カズマ「たしかに、感謝されて悪い気はしないよな」
影山「そうさ。だから俺はサーヴァントとしてじゃなくて、俺自身の意志でカズマの力になりたい」

カズマ(影山って見た目はアレだけど性格は悪くないんだよな、性格は。でも矢車は――)
矢車さん「今、俺のことを笑ったか?カズマ」
カズマ(笑われたくないならそのダサい服をなんとかしろよ――って言いたいけど、言ったら絶対にめんどくさいんだろうな……)

そこでカズマは適当にやり過ごすことに決めた

カズマ「気のせいだろ」

それから三人で仲良くカップラーメンを食べた
矢車さんは料理の腕がすごいのだが、そんなことカズマは知らないし、矢車さん自身がやさぐれてからは料理を作る気もないのでこうして不摂生な飯を食らう日々だ

カズマ(そろそろカップラーメン生活にも飽きてきたな。ていうかあいつら、いつも兄貴塩と弟味噌とかいうカップラーメン食べてるけど飽きないの?そもそもなんだよ、そのネーミングセンス)

1950名無しさん:2025/02/20(木) 00:12:27
カブキとザンキ、どっちも人助けはしてるんだけどカブキは「人を助けるのが、鬼の仕事だからな」って誰かを助ける度に言ってるからザンキより噂が広まってるんだよね。もちろんこれは、善良な鬼を演じるためだ
ザンキは別に自分のことをわざわざ鬼だと自己紹介しないから

1951名無しさん:2025/02/20(木) 00:23:34
>>3364
人助けをして、変身解除する瞬間のカブキを玉藻は発見した
しかし助けられた人は「鬼のお前も化け物だ!」と叫ぶと一目散に逃げ出す。もちろんカブキに非はないのに、だ

そして誰かに見られてる視線に気付いたカブキは口を開いた

カブキ「おい。なんだお前、さっきからジロジロ見てきてよォ」

ちなみに口調こそ荒いがこれはカブキが元々そういう口調というだけで、別に怒ってるわけじゃない

1952名無しさん:2025/02/20(木) 02:10:15
>>1944
>>1947-1951
自分はいいと思います

1953名無しさん:2025/02/20(木) 07:11:30
>>3362
カブキ「……大人がみんな、お前みたいな奴ならいいんだけどなぁ。鬼は鬼ってだけで差別されるからよぉ」

カブキは太牙にそんな言葉も漏らしてる
これは嘘偽りないカブキの本音。太牙もそれを聞いたから、余計にこの世界の差別問題に対して真摯に向き合わなければならないと思ったんだよね

1954名無しさん:2025/02/20(木) 08:36:36
>>3370
突如現れた2人に対しシロッコは落ち着いたまま対峙する
そしてすぐ自身に銃を向けるピトフーイを見て彼に付き添っていた式神が2体シロッコの身を守ろうと彼の前に立つ
そんな状況の中でシロッコは彼女を見てその思念を読み取る

(なるほどこの女が下手人というわけか…そして睨んだ通り随分と好戦的なようだ。フフッ…この感じはヤザンを思い出すな…)

内心そんなことを思いながらシロッコは両手を軽く上げ掌を見せてこの場で戦う意思がないこと告げる

「すまないが私は勇者ではなく立会人でね、今君たちとやり合う術を持たないのでね、この式神もあくまで最低限の護衛といったところだ。だが代わりに私は君が望む戦いの場を用意することができる」

まずは今の自身は無力であると示して戦意を削ぐ
戦闘を欲するならばサーヴァントも出さずに無抵抗の存在を即座に殺すのは避けると彼は推測する

「と言っても今それを言っても信じてはもらえないだろう、信頼してもらうために提案させて欲しい。私が召喚した最強のサーヴァント…キャスターをその目で見てもらいたい」

シロッコはキャスターとの戦いを出しに使いランサー陣営と交渉を試みる
ランサーの方はまだ未知数だがこの提案に惹かれるのであれば一時的に手を組めないかと模索していく

1955名無しさん:2025/02/20(木) 08:52:25
アタランテがカブキとは別行動で偵察している時に二条城にも調べに行ってたね
霊地として優れてい場所として睨みを効かせてみたら、案の定キャスターの陣地として異様な妖気を感じ取っていた
一方太歳星君もサーヴァントの気配を感知、アーチャーが近くにいることを確認していた

1956名無しさん:2025/02/20(木) 12:36:55
>>3375
レン「……何も来ないね、アーチャーさん」
名護さん「ああ。そこに居るセイバーの言う通り、この場から去った可能性が高いな」

レン、名護さん、伊織、アルトリアの四人はしばらく次の攻撃を警戒していたが、静寂が訪れてアルトリアの予想通りアサシンだと思わしきサーヴァント(ソリテール)がこの場から去ったのだと確信に至る

名護さん「とんだ邪魔が入ったが……答えを聞こうか。セイバーとそのマスター」

アルトリア「イオリ。私は相手に敵意がないのなら、戦う必要がないと思います。それよりも今は先程の卑劣な攻撃を仕掛けてきたアサシンとそのマスターを討伐するのが先決するべきじゃないですか?」

伊織が答える前に、アルトリアが声を掛ける
アルトリアは美遊兄を自分の知る士郎だと思い、そんな彼とは戦いたくないという気持ちがあった。それに此度の聖杯戦争ではアルトリアに願いがなく、邪悪ならば破壊する気でさえいる。ゆえに相手が危険人物でなければ戦いは避けたいというのが本音だし、士郎やレンのような善良なマスターを守るためにも今はソリテールを倒したいという思いが強かった

伊織「ああ、うん。俺もお前と同じ思いだ、セイバー。俺達を襲撃したアサシンを放置したら民草の多くが死ぬだろう。――悪しき事、許されぬ事だ」

伊織はあっさりとアルトリアの意見を肯定した。
強者と死闘をするにしても、先程のようにマスター狙いの不意打ちで水を差されるのは困る
ちなみにソリテールは容赦なくマスターを狙うことは先程の襲撃で理解しているが、それに怖気付く伊織ではない

名護さん「……なるほど。君達も俺と同じ考えか」
レン「それはアーチャーさんも私達を襲ったアサシンを倒そうと思ってるっていうこと?」
名護さん「そういうことだ。俺はああいう悪人が嫌いでな。それにマスターを狙うサーヴァントなんて卑怯者は余計に許し難い存在だ」

アルトリア「どうやらお互いに意見は一致したようですね」
名護さん「そうだな。ちなみに俺達はレン君を元の世界に帰すために聖杯戦争で優勝するつもりだ。何か別の方法が見付かれば方針は変えるが、もしも優勝するしか手段がなければ――」

アルトリア「――わかりました。その時は正々堂々と勝負しましょう、アーチャー」

レン「とりあえず私達を襲ったアサシンの情報交換がいつでも出来るように連絡先を交換しませんか?……私はあまりあのアサシンと戦いたくない、けど……」

伊織と違い、レンはソリテールが怖かった。当然だ、流石のレンとはいえマスター狙いの攻撃を立て続けに繰り出されたら回避出来るかどうか怪しい。もちろん名護さんのことは信用しているが、それでもやはりマスターを狙うサーヴァントという存在は危険だと考えている

アルトリア「無理をしなくても良いですよ。さっきのアサシンは、私達が倒します。……ですがアサシンの情報収集に協力してくれるのなら、それはありがたい。……伊織とアーチャーはどう思いますか?」

ソリテール討伐のために連絡先を提案してきたレンに対し、アルトリアとしてはとりあえず彼女の善意がありがたいと思った。もしもそれがアサシンに対する危機感からの提案でも、有意義な提案だ

名護さん「その提案は悪くないな。後はセイバーのマスター次第だ。君の意見を言いなさい」

果たして、伊織はどんな回答をする――?

1957名無しさん:2025/02/20(木) 14:52:52
>>3373

玉藻「あらあら、噂の御仁とやらは思ったよりも粗暴な無頼漢のようですわね」
カブキ「ちっ、開口一番でなんて言い草な女だぁ。…いや、思った以上に面妖なサーヴァントのようだな」

目の前に現われた女性をじっくり見ているうちにじんわりとパラメータを視認したのだろうか、あるいはその特異な気配を感じ取ったのか
得体の知れない脅威が現われたと理解し、カブキは再度鬼の姿に変身して臨戦態勢に入る
アーチャー曰く、マスターが鬼に変身してもなるべくサーヴァントとの戦闘は避けるべき、英霊というのは人智を超えた化け物である、と言い聞かされてはいたが
紛いなりにも強い魔化魍や鬼と戦っていたカブキにとって、サーヴァント相手だからといっていの一番に尻尾を巻いて逃げるつもりはなかった
――もっとも、戦ってみて手に負えないようであれば令呪を使ってアーチャーを呼び戻すつもりでもあったが

玉藻「ストップストップ。私、この場であなたと戦うつもりはありませんわ」
カブキ「あぁん?じゃあ何の用で俺の前に現われたんだぁ?」
玉藻「あなたみたいな鬼のことを、私のマスターが呪術師か呪詛師ではないかと興味をお持ちでして」
玉藻「一度会って話をしてみたい、との事であなたを探していました」

1958名無しさん:2025/02/20(木) 16:17:32
仮投下>>1956の返答をこっちで書いてみる

伊織「――この盈月の儀、いや聖杯戦争か。俺が以前に経験した江戸の儀式とは何もかも違う」
伊織「不慣れな土地、16組もの主従、訳も分からぬ状況…俺達だけでは手が回らぬ事態もあり得るだろう」
伊織「ゆえに、貴殿らの協力関係には俺も賛成だ。アサシンの討伐も俺達に任せてくれても構わない」

宮本伊織が元いた世界、江戸で行われた盈月の儀
それににおいても彼とセイバーはアーチャー陣営やバーサーカー陣営と協力し、市井の異変や騒動、儀式の裏に隠された闇を探り続けていた
だから同じようにアーチャー陣営と手を組むことに意を挟む道理はなかった

名護さん「では決まりだな。ひとまずはアサシンを探し、それを討ち取る方針で協力し合おう」
アルトリア「ええ、よろしく頼みます、アーチャーとそのマスター」
レン「私はレンって言います。こちらこそよろしくお願いします、セイバーと…」
伊織「俺は伊織。宮本伊織だ。伊織と呼んでくれて構わないから、こちらもレンと呼んでもいいか?」
レン「はい、構いません!」


(余談ですが、伊織との通信手段について考えている人がいればお任せします)


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