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議論スレ

728サイバーゴースト名無しさん:2014/12/02(火) 23:57:32 ID:3Zap1o3o0
そういえばマスターによるサーヴァント視認でどれほどの情報が得られるのでしょうか
クラスやパラメーターは確定として、スキルも確認可能…?

729 ◆7DVSWG.5BE:2014/12/04(木) 12:30:12 ID:Q3K1tZ2g0
本スレに投下した「スタンド・アップ・フォー・リベンジ」のウェイバーの状態表に誤字があると指摘されましたので修正しました

【B-4 野原家周辺/一日目/夕方】

【ウェイバー・ベルベット@Fate/zero】
[状態]魔力消費(大・食事を取って回復中)、心労(中)
[令呪]残り2画
[装備]なし
[道具]仕事道具
[所持金]通勤に困らない程度
[思考・状況]
基本行動方針:現状把握を優先したい
1.キャスター(大魔王バーン)の陣地に乗り込む。だが18時までに連絡が来なかったら自宅に帰る
2.バーサーカーの対応を最優先でどうにかするが、これ以上、令呪を使用するのは……
3.B-4地区のキャスター(大魔王バーン)は要警戒。要警戒だぞ! わかってるな、バーサーカー!!
4.バーサーカーはやっぱり理解できない
[備考]
※勤務先の英会話教室は月海原学園の近くにあります。
※シャア・アズナブルの名前はTVか新聞のどちらかで知っていたようです。
※バーサーカー(デッドプール)の情報により、シャアがマスターだと聞かされましたが半信半疑です。
※午前の授業を欠勤しました。他のNPCが代わりに授業を行いました。
※野原しんのすけ組について把握しました。
※アサシンからキャスター(大魔王バーン)とそのマスター(足立)、あくまのめだま・きめんどうし・オーク・マドハンド・うごくせきぞうの外見・能力を聞きました(じんめんちょうについては知りません)
  また、B-4倉庫の一件がきめんどうしをニンジャが倒したときの話だと理解しました。
※キャスター(大魔王バーン)の『陣地構成』を『魔力を元に使い魔(モンスター)の量産を行う場所を生成する』であると推察しています。
  また、『時間が経てば経つほど陣地が強固になる』というキャスターの性質上、時間経過によってさらに強靭なモンスターが生み出されるのではとも考えています。
  結果としてキャスター(大魔王バーン)を『できる限り早いうちに倒す・陣地を崩す必要がある存在』と認識しました。
※アサシン(ベルク・カッツェ)の外見と能力をニンジャスレイヤーから聞きました。
※ランサー(クーフーリン)が。令呪で「日が変わるまでにキャスター、足立透を殺さなければ自害」という命令がされていることを知りました
※足立透とキャスターの陣地の住所を聞きました。
※バーサーカーから『モンスターを倒せば魔力が回復する』と聞きましたが半信半疑です。
※放送を聞き逃しました

730 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/05(金) 14:34:53 ID:WGozUtJ20
本スレで指摘があった部分の修正を投下します

731>>721修正 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/05(金) 14:38:18 ID:WGozUtJ20

日常は盤石だと、思っている。
それは何とも無警戒で、ある意味で愚かしく、しかし――

「私は、それが欲しい」

――とても羨ましいものに見えた。

時には退屈で、時には悲しい、そんな日常が欲しい。
廊下で多くの生徒たちとすれ違いながら、ミカサはたった一人で学園にいた。
当たり前のように彼らは笑っている。自分と違って。

輪に馴染めないのは、きっと心の底に羨望があるからだ。
自分と彼女らが同じ立場にいると思えないから、どうしても距離ができてしまう。

それでも何とかして、付き合った方がいいかもしれない。そう思いはする。
彼女らだって何時までも輪に馴染まない者に良い顔はしないだろう。
異邦人は排斥される。そういうものだ。
とはいえ――同時に思うのだ。

恐らくこの日常も長くは続かない。
所詮は仮初のもの。何時壊れるとも分からない。
だから、この程度のことは何も問題にならないに違いない。

その事実が、何よりも……

『また、会ったな』

――不意に、声がかけられた。

ミカサは足を止める。同時に制服の袖に隠したナイフを握りしめる。
感覚を研ぎ澄まし辺りを窺った。中等部三年と二年の教室を繋ぐ階段はがらんとしている。
専ら教室移動などでしか使わない階段だ。こんな時間にうろついている生徒は少ない。
放課後の喧騒が遠くに聞こえる、学園の片隅に――蟲がいた。

階段の踊り場に蟲が集結している。
ブウンと不快な翅音を立てながら蟲たちは徐々に濃さを増していき、最後には女の輪郭を結んだ。
その姿は他でもない、昼間に接触したキャスターのサーヴァントである。

『何の用だ、蟲のキャスター』

ランサーの敵意の滲んだ言葉に対し、蟲のキャスターは涼しげに「同盟を結んだ相手だろう?」などとうそぶいた。

「いわば私たちは仲間な訳だ。仲間の前に姿を晒すことに理由がいるか?」
『慣れ合うつもりはない。用件があるなら手短に言え』

言うとキャスターは何が面白いかふふ、と笑った。
ミカサは彼女と相対しつつも辺りを窺った。生徒の人通りは少ないとはいえ、全くない訳ではない。
今キャスターはどういう訳か霊体化を公然と解いてしまっている。人目に付くかもしれない場所で、だ。

「気になるか? 安心しろ、別にこの場で事を構えるつもりはない。
 言われた通り手短に済ませよう」

キャスターの言葉に、ミカサは眉をひそめる。
見透かされたようで不快だった。
とにかく油断のならない相手だ。同盟など、所詮は仮初のものに過ぎない。

「さて、お前たちはこれからどう動く。
 思うに私が教えたマスターの下に向かうのではないか?」

試すようにキャスターは問いかけてきた。
ミカサはキャスターから目を逸らさず無言で頷く。
キャスターより与えられたマスターの情報、その真贋を確かめる為にも他のマスターと接触するつもりだった。
それを聞いたキャスターは愉快そうに目を細め、

「なるほど、迅速な行動だ。私もそれは賛成だ。
 ところで、幾つか助言をしておこうと思ってな?
 まず、教師のマスターは止めておけ。アレは強敵だ。下手をすれば逆に取り込まれる。
 お勧めは黒髪のマスターだな。見たところ力量はお前より下だ」
「……誘導でもしているつもり?」
「とんでもない。ただただ忠告しただけだ。仲間であるところだしな」

白々しい言葉だ。
そう思いはしたが、顔には出さない。
その無表情を、キャスターはしかし特に意に介さず「次は提案だが」と口を開いた。

「もし黒髪のマスターと接触するというのならば、積極的にこちらから協力しよう。
 同盟の強化、という奴だな。休戦と情報交換以上の関係を結ぼうじゃないか。勝つためにな」
「……何をする気?」
「何、ただこちらで場を取り計らおうか、ということだ。
 お前たちはただ待っていればいい。学園の片隅、日常の裏側にあれを誘導して見せよう。
 そこで聞くが、交渉と交戦――どちらがお好みだ?」

キャスターはそう言って舐めつけるような視線を送った。
厭な視線だ。何とうそぶこうが、信用できる相手ではない。
とはいえ――今は自分の敵ではない。

732>>722修正 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/05(金) 14:39:07 ID:WGozUtJ20

その上で蟲の提案を考える。
交渉か交戦か。
どちらを前提にした接触を選ぶか。
情報や協働を求めるならば一度は話してみるのも手だが――

「…………」

ミカサは霊体化している己のサーヴァントを窺った。
彼女、ランサーは黙っている。意見を求めれば応えるだろうが、彼女はあくまで自分の槍に過ぎない。
振るうのは、自分だ。
ミカサ自身がこのキャスターと渡り合わなければならない。
逡巡したのは一瞬のこと、キャスターを見据え彼女は言った。

「……分かった。動きやすくなるのなら、それに越したことはない」
「では成立だ。共同作戦、という訳だな。それでどちらを選ぶ」

ミカサは一拍遅れて言った。
交戦を、と。

「駆け引きをするつもりはない。元より私は闘いに来た」
「そうか――了解だ。交戦だな。では戦いの場を用意しよう。
 同盟を持ちかけたのは私だ。この同盟の有用性を示してやろう」

キャスターは不敵に笑って、その『共同作戦』算段を教えてきた。
ミカサが漏らさず理解したのを確認すると「では」と言い残し、不意にその姿が音を立てて消えていく。
キャスターを象っていた輪郭が解け出し、不快な翅音を立てて毒蟲と別れていった。
そうして残ったのは埃の目立つ階段――元の日常だった。
ミカサは完全に気配が消えるまで、警戒を解かずその場に留まっていた。

「どう思う?」
『無論、あれも奴の奸計の一つだろう。
 何を考えているのかは分からないが、わざわざ実体化している辺り餌でも撒いてるつもりかもしれんな』
「……何にせよ、やることは同じ」

あのキャスターがどんな策を張り巡らしているのかは知らない。
しかしそんなことは関係ない。駆け引きで競い合うつもりはない。
故に戦いを望む。自分は兵士だ。交渉よりもそちらを選ぶべきだ。
目の前に敵が現れるというのなら、それを突破するだけだ。
――それが自分がこの方舟にやってきた意味。

「ランサー、槍を」
『…………』
「サーヴァント同士の戦闘になる」

ヴァルキュリアの槍。道具として自分に渡されたものだ。
しかし今それを秘蔵しておくのは無駄だ。戦力を無駄にするつもりはない。
そんなことはランサーも分かっているだろう。しかし、彼女の運用法を決めるのは、自分だ。
あくまで道具として――武器として彼女を扱う。そのために必要なやりとり。
ランサーは何も言わない。しかしその沈黙だけで十分だ。

――これから『戦争』に臨む。

その覚悟を、ミカサは固めた。
放課後の喧騒はもはや気にもならない。

「ふわぁ」

と、そこで欠伸をしながら別の生徒が歩いてきた。
知らない男子生徒だ。何の用があったのかは知らないが、彼は放課後にこの場所にやってきた。
彼は踊り場で立ち止まっているミカサを不審そうに一瞥しながらも、気だるげに去って行った。
彼は思いもよらないだろう。つい先ほどまで、この場で『戦争』が進行していたことなど。

ミカサは思う。
学園の生徒たちは日常を疑っていない。
それが盤石のものだと思っている。
しかし、一歩踏み外せば、その先に何が潜んでいるのか分からない。

この日常に『壁』はない。
それでも、日常を外れた先の闇はやはり存在しているのだ。
そうと知らずに生きていける日常をミカサは羨んだ。
その為に――彼女は日常の裏側へと足を踏み入れる。

733 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/05(金) 14:39:31 ID:WGozUtJ20
以上です。確認お願いします。

734サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 15:06:36 ID:mUAZakrg0
修正乙です。
この内容で問題ないと思います。

735サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 15:07:19 ID:s0BS.GeE0
修正お疲れ様です。
ただ、槍はミカサ宅に置いてきているみたいです…
幸いミカサの家はA-3なので、サーヴァントの身体能力なら取りにも行けそうですが。
あと、できればミカサ、セルベリアの状態表についても修正頂けるとありがたいです。

736 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/05(金) 15:57:55 ID:WGozUtJ20
槍については本人の宝具ですし取り出せるかなと思ったのですが、どうでしょう。
状態表については了解です。以下のように修正します。

【ミカサ・アッカーマン@進撃の巨人】
[状態]:吐血、片腕に銃痕
[令呪]:残り三画
[装備]:無し
[道具]:シャアのハンカチ 身体に仕込んだナイフ
    (以降自宅)立体起動装置、スナップブレード、予備のガスボンベ(複数)
[所持金]:普通の学生程度
[思考・状況]
基本行動方針:いかなる方法を使っても願いを叶える。
1.月海原学園で日常を……
2.紫髪の生徒(シオン)と額の広い教師(ケイネス)に接触する。
3.シャアに対する動揺。調査をしたい。
4:蟲のキャスターと組みつつも警戒。
[備考]
※シャア・アズナブルをマスターであると認識しました。
※中等部に在籍しています。
※校門の蟲の一方に気付きました。
※キャスター(シアン)のパラメーターを確認済み。
※蟲のキャスター(シアン)と同盟を結びました。今夜十二時に、学園の校舎裏に来るという情報を得ました。
※ほむら、シオン、ケイネスの容姿を聞きました。確定はしてませんが、マスターという前提で対応します。接触後は同盟、情報交換、交戦など、その時の状況で判断します。

【ランサー(セルベリア・ブレス)@戦場のヴァルキュリア】
[状態]:魔力充填
[装備]:Ruhm
[道具]:ヴァルキュリアの盾、ヴァルキュリアの槍
[思考・状況]
基本行動方針:『物』としてマスターに扱われる。
1.ミカサ・アッカーマンの護衛。
[備考]
※暁美ほむらを魂喰いしました。短時間ならば問題なくヴァルキュリア人として覚醒できます。

737サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 16:02:32 ID:Ine6RmaI0
槍は鯖の武器出し霊体化できるんじゃないの?

738サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 16:19:17 ID:aWhQ29Do0
人間が巨人に喰われるような世界で、それに抵抗する側だったミカサが、
この聖杯戦争では他人を喰うのをよしとするのに違和感を感じます

739サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 16:22:32 ID:mUAZakrg0
まあサーヴァントの武装ですし、取り出しに関してはある程度融通効いてもいいかと思います
あるいは普通にセルベリアさんが家から持ち出していた形でも良さそう

740サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 16:29:15 ID:mUAZakrg0
>>738
魂喰いに至るまでの過程はミカサの心情込みでしっかり書かれていたと思うのですか…

741サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 16:30:06 ID:mUAZakrg0
×思うのですか
○思うのですが

742サイバーゴースト名無しさん:2014/12/05(金) 18:10:54 ID:qu74tYyk0
修正乙です。
私もこれで問題無いと思います。
良く読み返したら、「ヴァルキュリアの槍」って宝具じゃなくて、イスカンダルのキュプリオトの剣とか、鏡子の手鏡みたいな宝具発動に必要なただの武器なんですね。
勘違いしてました……。

743 ◆OSPfO9RMfA:2014/12/05(金) 20:26:34 ID:8d8pM3Rg0
投下、修正乙です。

シアンの状態表が気になりました。

>1.紫髪の少女(シオン)、額の広い教師(ケイネス)との接触。
>2.陽動に来る者への対応。
>3.桜に対して誠意ある行動を取り、優勝の妨げにならないよう信頼関係を築く。
>4.今夜十二時にもう一度学園の校舎裏に行く。

おそらく前回のままです。
1と2はこの話で達成してますので、新たな思考が必要かと思います。

指摘のみとなりますが、以上です。

744 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/06(土) 15:42:23 ID:5ppV.aL.0
了解です。
状態表の修正しておきました。

745サイバーゴースト名無しさん:2014/12/12(金) 17:28:00 ID:.qkQnO2g0
>>744
遅まきながら指摘させていただきますが、蟲の数について、シアンの状態表にも修正が要るようです。

>※C-1の山小屋に、約三百六十万の蟲を待機させています。

となっています。

746サイバーゴースト名無しさん:2014/12/12(金) 17:46:57 ID:GDE7BLOM0
既に指摘されていた誤字の訂正くらいは報告込みで有志がやってもいいのでは

747 ◆Ee.E0P6Y2U:2014/12/13(土) 00:59:25 ID:vqp74WPU0
やっておきました。

748サイバーゴースト名無しさん:2014/12/15(月) 02:56:36 ID:cwc1W80s0
days/best friend ◆Ee.E0P6Y2U

【キャスター(シアン・シンジョーネ)@パワプロクンポケット12】
[状態]健康
[装備]橙衣


橙衣?

本スレでは[装備]学生服でしたので、wikiの方、直しておきました。
橙衣で正しければ、または別のものであれば、修正お願いします。

749サイバーゴースト名無しさん:2014/12/15(月) 21:13:32 ID:OO7IqX3U0
劇中では確かに橙衣を着てたんですが、そのシアンはお辞儀様に攻撃されて死んだので……
とはいえ残った蟲たちも学生服を着てるわけではないような。群体型だから色々謎ですね

750サイバーゴースト名無しさん:2014/12/15(月) 22:14:13 ID:nq7CSDmY0
原作でも橙の衣服を身に纏っていますし、それが鯖としてのデフォルトの衣装なのでは…?

751サイバーゴースト名無しさん:2014/12/16(火) 01:08:04 ID:ojGHvsSc0
なるほど、『橙色の衣』という意味でしたか。
『橙衣』という種類の服か、誤字かと思い、ググって見つからなかったので誤字だと思ってしまいました。

wikiでは既に [装備]橙衣 に修正されてますね。ご迷惑お掛けしました。

752 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:42:38 ID:KJpAksz20
失礼します。
指摘点の
・バーンが何故足立の元へ戻らなかったのか
・瞳化の使用不可
・ウェイバーの放送
についての加筆修正が終わりましたので修正部分を投下したいと思います

753 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:45:51 ID:KJpAksz20
本スレ801部分修正

「───余としても再びこの姿になるとは思っていなかったぞ」

土煙の中から、声がする。

「ここまで余を追い詰めたこと、褒めてやろう。
さすが英霊だ───余のマスターの腑抜けた人間とは大違いよ」

土煙の中から飛び出した腕に、皺はない。
落とした杖も、もう消えていた。

「テメェ……」
「うそ……」

二人のランサーが驚愕する。
その二人を他所に───バーンは、その姿の全貌を現す。

「改めて名乗ろうか……余こそ大魔王バーン。
その、真の姿だ」

───真・大魔王降臨。
力の全てを残した、その究極の姿。
そして、無言で差し出した掌から。
黒い霧が、発生する。

「……ミストよ、今一度余の為に働いてもらう」

バーンがそう呟いた瞬間、黒い霧は形を変え……まるで、人のような姿に変化した。
魔力を感じ、声を放つ───魔物だ。

『死して尚バーン様の為に働ける……こんなに嬉しいことはありません、お任せください』
「余のマスターを守れ。多少なら無理をしても構わん」

その言葉を最後に、黒い霧は消滅した。
否、移動したのか。
マスターを護れと命令された魔物に構っている暇はない。

「……嬢ちゃん、逃げろ。ここから出て、坊主と凛連れてな」
「……何でよ」

その姿を見たクー・フーリンがエリザベートに命じたのは、退避だった。
その顔には、冷や汗が浮かんでいる。

「……わかってんだろ。嬢ちゃんじゃアイツには勝てねぇ」
「───それ、は」

その先から、エリザベートは言葉を紡げなかった。
今のバーンからは、先ほどとは比べ物にならないほどの力を感じるのだ。
老人だったバーンにすら技量で劣っていたエリザベートでは、勝てるはずもない。
つまりは、足手纏い。
どう足掻いても勝てないのならば、エリザベートはマスターの守護に回れと。

「アンタはどうするの?」
「決まってんだろ。
───コイツの首を獲るんだよ」

その状況でも、クー・フーリンは笑っていた。
当たり前だ。生前の彼は一人対軍など日常茶飯事だった。
今更強敵に出会ったところで、恐怖などするものか。

「……わかったわ。逃げ切ったら令呪で呼ぶから、それまで生きなさいよ」

それを最後の言葉に。
エリザベートは戦線を離脱した。

「待ってるとは気楽な野郎だな」
「ふふ、そう言うでない。
陣地も無力化された。魔力と叡智を授けた体も失った。
認めよう───これは余の失敗だ。
だがしかし……敗北ではない。
大魔王として今から貴様を殺し、逃げたあのランサーも殺す。
一人ずつだ。一人ずつ魔力に変換し───余の糧としてやろう」
「やってみろ!」

ドンッ!と。
両者の足元の床が、踏み出した衝撃で破壊される。
再び、光の御子と大魔王の勝負が始まった。






◆ ◆ ◆

754 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:47:20 ID:KJpAksz20
本スレ802修正

「もう一度言う、足立=サンよ。
その令呪を用い、キャスター=サンにセプクを命じよ」
「ぁ……」

魔力炉が存在していた部屋にて。
足立は、アサシンにインタビューされていた。
両太腿にはスリケンによる裂傷が。
両膝はカラテにより砕かれている。
操り人形めいたその姿は、一般人なら既に失禁し気絶していることだろう。
足立は実際失禁していた。
辛うじて、意識は保っているが。

「───嫌、だね。どうせお前なんか、キャスターがくれ、ば」

足元が令呪によって命じたのは『魔物への魔力供給の停止』。
それはつまり、足元を護衛していたまおうのかげの消滅にも繋がるのだ。
そんなことすらもはや頭になく、生きる一心で令呪を使った足立は、まおうのかげが消えた瞬間にアサシンに捉えられたのだ。
マガツイザナギを出すことができたなら、マスターを失ったアサシン相手なら防戦程度ならできたかもしれない。
だがしかし、急激な魔力吸い上げにより意識が朦朧としていたのだ───応戦など、できようはずもない。

「そうか。ならば更にこちらも……」
「ガ、アァァァァァァァッ!」

アサシンが、折れている膝を踏みつけた。
喉がはち切れそうなほど絶叫する足立を、アサシンは冷たい瞳で見つめる。
足立が意識を保っているのは、キャスターの絶対的な力故。
キャスターが戻ってくればアサシンなんて瞬殺だ、そう考えているからである。
それが故に、諦めない───または、力に縋り付く。
その時。
シュウシュウと、音がした。

(フジキド……!今すぐ此奴を殺せッ!)
「何だナラ……ッ!?」

反応した時には、遅かった。
何処からともなく現れた黒い霧が───足立を、包み込み始めていた。

「ヌ……!」

すかさず、アサシンは後退する。
足立を殺す訳にはいかない。
マスターが健在の時でさえ魔力不足だったのだ───今足立を殺せば魔力の供給源を新たに探さねばならなくなる。
協力者のいる凛を狙うより、単独の足立を狙った方が早い。

『この者は魔力だけは多いようだ……良い体だ、バーン様のマスターなだけはある』

どこからか、声がする。
その声は禍々しく、低い。
言葉からして───バーンの魔物か。

『今のバーン様は無駄な魔力を使うことを控えている。
だからこそ私だけを産み出したのだ……私を信頼してくださっているのだ、期待に応えねばならない』

足立の肌が、黒く染まる。
苦しそうに唸る声すらも、消えていく。

「オヌシ……キャスター=サンの配下か?」
『忌々しいサーヴァントの制約によりバーン様とパスが繋がっている者にしか憑けないが……魔力の少ない貴様程度なら、コレで十分』

ニヤリ、と足立の顔が歪む。
苦悶ではなく、喜びで。

「さあ───バーン様の勝利のための礎となるがいい」

ここでも、新たな戦いが始まっていた。


◆ ◆ ◆

755 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:48:49 ID:KJpAksz20
本スレ809修正

「『マガツイザナギ』!」
「グワーッ!」

赤黒く禍々しい、その身に走る神経の如き紋様。
アクマめいたアトモスフィアを醸し出すその姿───マガツイザナギは、その手に持つ巨大な剣を振り回す。
足立、いやミストバーンはマガツイザナギの能力は使わない。
無駄な魔力の消費を抑えるためだ。
しかしアサシン・ニンジャスレイヤーは次々と振るわれる斬撃を躱すことで精一杯……いや、既に押され始めていた。
元のマスターからも魔力を存分に供給されていなかったのだ。
そこでマスターを失ったニンジャスレイヤーは、弱体化の一途を辿るしかない。
もはやニンジャ動体視力を持たないものでも目で追えるほどに、ニンジャスレイヤーは弱体化していた。

「いい……いいぞこの体ッ!」

足立の肉体を奪い取り、マガツイザナギでニンジャスレイヤーを殺す。
かつて大魔王バーンの肉体を護り、使用していたミストバーンだからこその戦略。
実体を持たないミストバーンを、ニンジャスレイヤーに倒す道はない。

(グググ……フジキドよ、なんと無様な!
以前の貴様ならばこのような相手、即座に縊り殺していた!
堕落、堕落、堕落の極み!!
ワシに体を渡せ……さすれば即座にあの奇怪なジツを砕き、セプクさせよう)
「黙れ……」

身体の奥、その更に奥から───ナラクの誘惑が響く。
だがフジキドは、その言葉を蹴る。

(フジキド……キサマはオフトンに包まれているだけでよいのだ……。
復讐を果たせずして、消えてもよいのか)
「黙れ……!!キサマが殺すのではない、ワタシが殺すのだ!
この復讐は、ワタシのものだ」

キャスター=サンはワタシが殺す。アサシン=サンもワタシが殺す。
これはニンジャスレイヤー・フジキドの戦いなのだ───この怨みをは彼のものなのだ。
それを、誰かに預けるなどできない。

(((グググ……ならばヤツに勝ってみせろ。
ヤツには実体がない、故に魔力でしかダメージを与えられぬ……狙うならヤツの露出している頭部、あの場所にスリケンを直撃させる他方法はない)))

ナラクの、一つのアドバイス。
これは足立の頭部に露出している黒い霧……あの場所に、魔力を込めた一撃を放てと。
ミストバーンのみを仕留め、足立にはスリケンが刺さらない程度の、絶妙な力加減で。

「バーン様に噛みつく害虫は、消しておかねばならん!
もはや降伏すら許さん」

足立の───ミストバーンのマガツイザナギが、後退する。
魔力の節約のため、次の一撃で決めようとしているのだ。
必殺の準備。そのための、後退。
ニンジャスレイヤーの攻撃のチャンスは、それしかなかった。

「オヌシのような他人の体を借りるしか脳のないモノには一滴の魔力すら惜しい。
───次のワタシの一撃が、キサマの存在を消し去るだろう」

ニンジャスレイヤーの手元に現れたのは、一枚ののスリケン。
それを、強く握り締める。
対するマガツイザナギも、その大剣を構える。
恐らく、交差は一瞬。
それで、勝負が決まる。

756 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:49:25 ID:KJpAksz20
グググ、とニンジャスレイヤーの筋肉が盛り上がる。
まるでそれは綱のように……その筋肉に、力が溜められる。

その瞬間に、マガツイザナギは発進した。
自動車の如きそのスピード。
大剣は振り上げられ───ニンジャスレイヤーの頭蓋を砕くべく振り下ろされる。

───その一瞬。
ニンジャスレイヤーは、その大剣に突進していった。
大剣がニンジャスレイヤーの頭蓋まで残り1センチに近づいたところで───スラリ、とその身体を左にズラす。
大剣はニンジャスレイヤーの鼻先を掠め、地面を砕く。

「な……ッ!」

そして。
渾身の力を───そしてちょっぴりの調整を───込めたそのスリケンを、投擲する。
マガツイザナギの防御は追いつかない。
足立の脚は既に限界を迎えているため、動かない。
どうすることも出来ぬまま……スリケンは足立の脳天を捉え。

『ぐううああぁぁぁッ!!!』

ミストバーンのみを、貫いた。

『あ、ああ、認めよう……その実力、尊敬に値すると……』
「……」

今際の際に残すのは、強者への賞賛。
鍛錬の末にその域まで昇った者に対する尊敬の念。
そして。

ああ、お役に立てず先に散る私をお許しください───バーン様』

そして。
最後に敬愛する我が大魔王に伝え切れぬ謝罪を胸に。
ミストバーンはその姿を、消した。

「グゥ……!」

ニンジャスレイヤーは、その場に膝をつく。
魔力を、使い過ぎた。
元より少ない物を、更に。
早く補給せねば、と足立に近寄った───その時。

「……貴様、であったか、アサシンよ」

大魔王バーンが、帰還した。
最初は誰だかわからなかったが───魔力の質が、キャスターであることをニンジャスレイヤーに伝えていた。

「……ミストは、死んだか」

その瞳に映るのは、事を成し遂げた臣下に対する感情。
それが賞賛なのか、罵倒なのかは───ニンジャスレイヤーには読み取れなかったが。
そして。
バーンはひょいと足立を持ち上げる。
くるか、とニンジャスレイヤーは即座に反応し宙に飛び上がり距離を取るが、バーンはニンジャスレイヤーを追いすらしない。

「……え?」

意識が戻った足立が、素っ頓狂な声をあげる。

「ふ、ハハ……足立よ、貴様には最後の仕事をしてもらう」
「最、後……?おい、最後って何だよ」

バーンの魔力に当てられて意識を取り戻したのか。
途切れ途切れに喋る足立に、大魔王バーンは見下したように目線を向ける。

「最早貴様は用済みだ……余の中で魔力を供給するだけの存在として生きるがいい」
「な……ッ!」

そして、己がマスターの足立を懐に抱え込み。
キャスターは、半壊した魔力炉へと腕を差し込む。
ルーラーの令呪により、既に機能を停止した魔力炉へ。

「アサシンよ……丁度いい、貴様に見せてやろう……。
余の、最後の姿を───!!」
「キャスター=サン、キサマ───」

機能を停止した魔力炉に残った僅かな魔力を右腕で吸い取り。
その左腕で───額の瞳を、抉り取った。
その額の瞳……鬼眼が光を放つ。

「これは、最後まで使うつもりはなかったのだがな───」

その言葉を最後に、バーンの肉体を硬い何かが覆っていく。
足立も共に、覆われていく。
ゴゴゴゴ、と。
段々と巨大になっていく。
アサシンは、困惑していた。
まさかここにキャスター=サンが戻ってきたということはランサー=サンが勝ったのか。
だとしたら、もはや再契約の相手は足立=サンしかいなくなる。
だが足立=サンは既にキャスター=サンの姿の一部に……。

そしてそう思案する内に。
巨大化していくバーンは、陣地と異次元すら貫き、その姿を外へと飛び出していく。




◆ ◆ ◆

757 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:50:29 ID:KJpAksz20
809

758 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:51:53 ID:KJpAksz20
途中送信でした
809ではなく810部分ですね
こちらが809の修正部分です

「───で、どうするよウェイバーちゃん、完全に俺ちゃん達置いてきぼりだけど」
「……引き返そう。アサシンの助けはもう十分にしただろ。
あのランサーのマスター達が逃げて行ったってことはそれだけ危険なやつがいるってことだと思う。
僕たちがしてやれることはもう終わったよ。
後一つ残ってるけどさ」

そう言い終えて、ウェイバーはカレン───監督役に、目線を向ける。
聞き逃した通達。
ここで、聞いておこうと。

「……私に何か?バーサーカーのマスター」

監督役のカレンが、視線に気づいたのか、そう呟く。
ルール違反のペナルティ施行は終了した。
ならば、監督役がここにいつまでも留まる必要はない───自らの居場所、教会へと戻るべきなのだ。

「ルーラー、彼等が何か用があるらし……ルーラー?」

ルーラーからの、返事が返ってこないことにカレンは疑問の言葉を投げかける。
興味の無い話だったのか、つまらなそうにしていたバーサーカーが振り返ったのも、同じタイミングだった。

「この魔力は、まさか……!?」

ゴゴゴゴゴと、地面が震える。
ウェイバーが戸惑い、バーサーカーが跳ねる。

「まさか───!」








◆ ◆ ◆

759 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:54:29 ID:KJpAksz20
そして足立の状態表を

[状態]両膝破壊、身体の至る所に裂傷、『瞳』化
から
[状態]両膝破壊、身体の至る所に裂傷、鬼眼王取り込まれている(バーンと同じように上半身露出)

に変更します

760 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:57:41 ID:KJpAksz20
バーンの状態表を

[状態]魔力消耗(大)、心臓二つ破壊一つ傷付(治癒不可)
から
[状態]魔力消耗(大)、心臓二つ破壊一つ傷付

に変更し、備考の欄に
※霊核である最後の心臓が傷付いたため、消滅しかけています
を追加します

761 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 00:59:42 ID:KJpAksz20
指摘点の主な修正としては
・バーンが何故足立の元へ戻らなかったのか
→ミストバーンを護衛として派遣
・瞳化の使用不可
→共に鬼眼王へ
・ウェイバーの放送
→問いかけようとしたところで鬼眼王で中断

に変更致しました
いかがでしょうか

762サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 03:11:26 ID:lyZyL4Mk0
自分はそれで大丈夫だと思います。

763サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 05:16:20 ID:bYvFwQy20
修正乙ですが、いくつか疑問があります

まずこの状況は
・ニンジャスレイヤーによって魔力炉が破壊された
・魔物作成で生み出された魔物はすべて魔力炉から魔力を供給されていた
・短時間とはいえ250匹分の魔物への魔力供給を足立が負担した
・ルーラーによって陣地の機能(半壊した魔力炉含む)が全て停止している

が前提としてあります。つまりこのときの足立・バーンペアは、
「足立は急激な魔力消費により意識が朦朧としており、バーンも光魔の杖でいくらかの魔力を消費しており、さらに陣地によるバックアップが受けられない」状態です。
ミストバーン作成についてはバーンが自前の魔力で行ったということで可能でしょうが、足立に憑依してマガツ イザナギを使用できるか、となるとかなり困難ではないかと思われます。
このときのバーンは真バーン状態であり、魔力消費は倍加してバーサーカー並みです。
魔力炉圏内なら通常消費で運用できますが、このときは陣地が停止していて消費は完全に足立に依存します。
総合すると、この時の足立は
「真バーンのバーサーカー並みの魔力負担+マガツイザナギの魔力負担+ミストバーンが現界する魔力負担」という三重苦を背負っていることになります。
足立が万全ならこれでも短時間は可能でしょうが、このときの足立は意識が朦朧とするほど瞬間的に魔力を吸い上げられた状態です。
いくらマガツイザナギの固有能力を使わず肉弾戦に限定させて消耗を抑えたとしても、とても戦闘をしている余裕 はないのではないでしょうか。

そしてミストバーンですが、修正の中では足立の頭部に露出している黒い霧に魔力を込めた攻撃をして消滅させる、とあります。
ダイ大原作では光の闘気を会得したヒム、あるいは実体の無い存在を滅ぼせるアバン流刀殺法「空」の技を使用できるアバンの二人でも、ミストバーンに憑依されたヒュンケルを救出できませんでした。
このことから被憑依者の頭部にミストバーンの霧が描かれていることには作画演出以上の意味はなく、たとえこの部分に光の闘気を直撃させてもミストを排除することは不可能です。
ニンジャスレイヤーがミナカトールなどの破邪呪文に類するような浄化の力でも持っていない限り、外部から物理的な手段でミストバーンを排除することは 不可能だと思います。


そもそも、マスターが危険にさらされているとわかっていて、でもその危険がなにかを具体的に認識していなければ、バーンならまず自身の目で確認すると思いますが……リリルーラなら一瞬で合流できますから。
魔力炉が破壊され、魔物が消え、陣地まで無効化され、マスターが襲撃されるという事態にまで追い込まれてなお、マスターを連れて撤退することより目前にいるランサーたちを優先させるというのはちょっと理解し難いです。
足立を確保すればあとはルーラなりトベルーラなりで逃げることは容易ですし。
大魔王のプライドというものがあるにせよ、原作ではあくまで自分さえ負けなければ問題なかったのに対して、こちらでは足立が死ねば即消滅です。
敗色濃厚どころではない チェックメイト寸前の状況で、いったん仕切りなおすことよりもプライドを優先させるほどバーンは愚かではないと思うのですが……

764サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 07:29:13 ID:Fdd9N5pY0
足立はバーン、マガツイザナギ、ミストの三重苦に耐えられない
ミストバーンはニンジャスレイヤーでは倒せない

なら足立が耐えられないという魔力負担の内のマガツイザナギとミストバーン現界の負担をミストバーンに押し付ければいいのでは?
これなら足立は耐えられるだろうし、倒せないミストバーンも魔力切れで消滅するでしょう
今度はミストバーンが耐えられるかという話になるかもしれませんが、バーンが来るまでの時間稼ぎなら可能ではないかと

765 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 10:51:24 ID:KJpAksz20
>>763
そうですね……
魔力関係は>>764様の意見を使用させていただきたいと思います

確かにバーンはプライドは高く、自らを追い詰めた存在を自分の
手で倒したい時にそこで自分のマスターを他の魔物に任せるのならばおかしいですが、任せたのはミストバーンです。
ミストバーンはバーンの本当の体を長い間預かっていたバーンの配下です。
自らの体を預けていたのですからミストバーンはバーンに能力を含む他の事を認められている配下の一人であり、身体を守るという指令だけならばバーンの配下の中ではミストバーンより適任な存在はいないと思います。
それ故にバーンはランサーと他を気にすることなく存分に戦闘できたと考えています。

ミストバーンの倒し方についてはこの場には光の闘気などの浄化の力を使える存在が数える程しかおりません。
パッと見たところではルーラー(洗礼詠唱)ジョセフ(波紋ならもしかして)ぐらいでしょうか。
キャスターのクラスから生み出した宝具でもない魔物が多くのサーヴァントからの攻撃を一切受けない、そして体に入ることさえできればミストバーンだけを倒せない仕様では一スキルから生まれた魔物、使い魔のレベルとしてはバランスが壊れてしまいます。
そして脳天の影に攻撃辺りは完全には原作では名言されていなかったので、ミストバーンは
・サーヴァントとしての召喚じゃない
・宝具でもなくスキルからの誕生である
この二つの理由により魔力での攻撃も入るように弱体化させていただきました。
ロワで言う制限のようなものです。
と思うのですが、やはり額の弱点はギリギリアウトに近いと
おもうので、ここはやはり>>764様の案がしっくり来ましたので使用させていただきたいと
思います。

バーンがミストバーンにランサーを倒して己が来るまでの時間稼ぎを命じる→ミストバーンは己の魔力を使いマガツイザナギを使用→バーンが到着と同時に消滅
にしたいと思います

766サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 11:35:05 ID:AmH7LotA0
ミスとバーン作れるなら前までの話で下位バージョンのまおうのかげを足立につけてたのはなんで?てことになるんじゃないでしょうか
強力すぎるから弱体化するよりそもそも作れなさそうですけど

767 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 11:46:40 ID:KJpAksz20
>>766
まおうのかげは足立自身がマガツイザナギを使いつつ足立の側でまおうのかげがサポートor攻撃ができます
ミストバーンは対象にとりついてしか攻撃できず足立に取り付くとなったら足立も拒否するでしょうし最悪令呪でやめさせられかねません

まおうのかげとミストバーンは上位互換どころか全く役割が違いますので……

768サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 11:50:42 ID:hTs7hiH2O
修正乙です。

令呪は「その時存在してる魔物への魔力供給を停止」だから、新たに魔物を作成するのは平気なのか。

769サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 12:07:43 ID:PaexIZV20
修正乙です。
再度の修正の方も頑張って下さい。

あと、誤字というか表現の指摘ですが、本スレ809の修正にあるナラクの
(フジキド……キサマはオフトンに包まれているだけでよいのだ……。

という台詞の「オフトン」は「フートン」に変えた方がより忍殺らしい表現になると思います。

770サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 13:21:00 ID:4eB7QUXk0
魔力問題に関しては陣地にストックされた魔力で賄ってたのかと思ってた
陣地の機能は停止してもプールされた魔力までは消えないだろうし

771サイバーゴースト名無しさん:2014/12/18(木) 18:35:21 ID:bbt/r9Qo0
修正乙です!
あの、再度の修正作業でお疲れのところ、ご迷惑でしょうが一つだけ質問があります。
ウェイバーの状態表に特製デップーバットがありませんが、これは書き忘れなのでしょうか?

1 ハンサムなデップーは死亡フラグになりかねない小道具をあっさり廃棄した。
「俺ちゃん『もう何も怖くない』なんて言わないかんな!」
「ああ、映画化がコワイ。映画化がコワイなー」

2 魔物の群れ相手に使い捨てられた。
「ホラ、野球だと全力で打った時にバット砕けたりすんじゃん。俺ちゃん大活躍の陰でウェイバーちゃんもそれくらいガンバったんだよ!書かれて無いけどな!」

3 ウェイバーの筋力値が低すぎて、結局装備出来なかった。
現実は非情である。
「ウェイバーちゃんも、毎朝大さじ山盛りシリアル食べてマッチョになんなよ!代わりに俺ちゃんは毎朝ステーキ食べるけどな!」

別に、選択肢に限定しなくても、お答えいただければ幸いです!

772 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 22:30:47 ID:KJpAksz20
>>769
確かにフートンですね、思いっきり勘違いしていました……修正します

>>771
状態表に書き忘れていました……
代案ありがとうございます、とても助かります

では修正版を投下します

773 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 22:32:32 ID:KJpAksz20
「『マガツイザナギ』!」
「グワーッ!」

赤黒く禍々しい、その身に走る神経の如き紋様。
アクマめいたアトモスフィアを醸し出すその姿───マガツイザナギは、その手に持つ巨大な剣を振り回す。
足立、いやミストバーンはマガツイザナギの能力は使わない。
無駄な魔力の消費を抑えるためだ。
しかしアサシン・ニンジャスレイヤーは次々と振るわれる斬撃を躱すことで精一杯……いや、既に押され始めていた。
元のマスターからも魔力を存分に供給されていなかったのだ。
そこでマスターを失ったニンジャスレイヤーは、弱体化の一途を辿るしかない。
もはやニンジャ動体視力を持たないものでも目で追えるほどに、ニンジャスレイヤーは弱体化していた。

「いい……いいぞこの体ッ!」

足立の肉体を奪い取り、マガツイザナギでニンジャスレイヤーを殺す。
かつて大魔王バーンの肉体を護り、使用していたミストバーンだからこその戦略。
実体を持たないミストバーンを、ニンジャスレイヤーに倒す道はない。

(((グググ……フジキドよ、なんと無様な!
以前の貴様ならばこのような相手、即座に縊り殺していた!
堕落、堕落、堕落の極み!!
ワシに体を渡せ……さすれば即座にあの奇怪なジツを砕き、セプクさせよう)))
「黙れ……」

身体の奥、その更に奥から───ナラクの誘惑が響く。
だがフジキドは、その言葉を蹴る。

(((フジキド……キサマはフートンに包まれているだけでよいのだ……。
復讐を果たせずして、消えてもよいのか)))
「黙れ……!!キサマが殺すのではない、ワタシが殺すのだ!
この復讐は、ワタシのものだ」

キャスター=サンはワタシが殺す。アサシン=サンもワタシが殺す。
これはニンジャスレイヤー・フジキドの戦いなのだ───この怨みは彼のものなのだ。
それを、誰かに預けるなどできない。

(((グググ……ならばヤツに勝ってみせろ。
ヤツには実体がない、故に特定の方法でしかダメージを与えられぬ……
しかしヤツの残存魔力は少ない…サーヴァントから送られている魔力が僅かなのだ)))
「そうか……ならば」

ニンジャスレイヤーのその手に無数のスリケンが生まれる。
この戦法は、一か八かの大きな勝負。
しかしニンジャスレイヤー───フジキドにとっては窮地など日常茶飯事。
復讐のために動き続ける彼に、危険だからと止まる選択肢などありはしない。

「イヤーッ!」

投擲するのは、スリケン。
しかし、一つや二つではない───その量はミストバーンの視界を塞ぐほど。

「グッ!」

それをマガツイザナギは剣を回転させ、シールドとして活用する。
ニンジャスレイヤーの投擲速度は遅い。
マスター不在の彼では全力には程遠い───それ故にマガツイザナギに防がれている。

「本気できたか……だが」

マガツイザナギの回転が増す。
もはやバーンからミストバーンに渡された魔力は極僅か。
だが、しかし。

「一度朽ちたこの命、もう一度拾うことができたのだ。
バーン様の為に働くことができるのだ───まだまだ消える訳にはいかんッ!!」

ミストバーンがマガツイザナギに魔力を回す。
足立の魔力はバーンが使用している───バーンの邪魔をしないためにも、ミストバーンは自らの身体を犠牲にしていた。
己が主人がこの場に戻ってくるまで、何としても耐え抜いてみせる。

774 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 22:33:51 ID:KJpAksz20
そして。
スリケンとマガツイザナギの攻防が、続く。

「イィィィヤアァァーッ!」
「ぐぅぅぅあああああッ!」

湯水のように失われていく魔力。
消えていく己の意思。
それでもこの、不名誉で忌々しいこの霧の身体は、バーン様のために。
そして───ついに、崩壊が始まった。
霧の身体が空気に溶けていく。
今は足立の身体を使っているのだ、魔力を吸い上げればまだ存在できるだろう───だが、バーンは自らの手での全力の戦いを望んでいるのだ。
そのための足立の魔力を、自分が使うことなどミストバーンに出来るだろうか。
そして。
長く続いた戦闘は、ついに終結を迎えた。
マガツイザナギが消え、スリケンの投擲が終わる。

「グゥ……!」

ニンジャスレイヤーは、その場に膝をつく。
魔力を使い過ぎた。
元より少ない物を、更に。
ミストバーンは消えかかっているが、未だ健在だ。
早く補給せねば、と考えた───その瞬間。

「……貴様、であったか、アサシンよ」

大魔王バーンが、帰還した。
最初は誰だかわからなかったが───魔力の質が、キャスターであることをニンジャスレイヤーに伝えていた。

「……ミストよ」
「───バー、ン、様」

その瞳に映るのは、事を成し遂げて、守り通して消えていく臣下。

「───良くぞ、守り通してくれた」

その臣下に、短く送られた言葉。
それは、ミストバーンにとってどれだけの価値を持つ言葉だったのか。

「有り難き、幸せ───」

霧の魔物は最後に満ち足りたような言葉を発し、消滅した。
そして。
バーンはひょいと足立を持ち上げる。
くるか、とニンジャスレイヤーは即座に反応し宙に飛び上がり距離を取るが、バーンはニンジャスレイヤーを追いすらしない。

「……え?」

意識が戻った足立が、素っ頓狂な声をあげる。

「ふ、ハハ……足立よ、貴様には最後の仕事をしてもらう」
「最、後……?おい、最後って何だよ」

バーンの魔力に当てられて意識を取り戻したのか。
途切れ途切れに喋る足立に、大魔王バーンは見下したように目線を向ける。

「最早貴様は用済みだ……余の中で魔力を供給するだけの存在として生きるがいい」
「な……ッ!」

そして、己がマスターの足立を懐に抱え込み。
キャスターは、半壊した魔力炉へと腕を差し込む。
ルーラーの令呪により、既に機能を停止した魔力炉へ。

「アサシンよ……丁度いい、貴様に見せてやろう……。
余の、最後の姿を───!!」
「キャスター=サン、キサマ───」

機能を停止した魔力炉に残った僅かな魔力を右腕で吸い取り。
その左腕で───額の瞳を、抉り取った。
その額の瞳……鬼眼が光を放つ。

「これは、最後まで使うつもりはなかったのだがな───」

その言葉を最後に、バーンの肉体を硬い何かが覆っていく。
足立も共に、覆われていく。
ゴゴゴゴ、と。
段々と巨大になっていく。
アサシンは、困惑していた。
まさかここにキャスター=サンが戻ってきたということはランサー=サンが勝ったのか。
だとしたら、もはや再契約の相手は足立=サンしかいなくなる。
だが足立=サンは既にキャスター=サンの姿の一部に……。

そしてそう思案する内に。
巨大化していくバーンは、陣地と異次元すら貫き、その姿を外へと飛び出していく。




◆ ◆ ◆

775 ◆DpgFZhamPE:2014/12/18(木) 22:36:25 ID:KJpAksz20
修正終了です。
また、修正に関しては>>764様の代案を使用させていただきました、ありがとうございます。
残りの修正点の時間間違い、ウェイバーのバットはwiki収録の際に直したいと思います。
問題がなければ収録したいのですが、どうでしょうか

776サイバーゴースト名無しさん:2014/12/19(金) 01:36:23 ID:Fv7wWH5U0
修正お疲れさまです。
この内容で大丈夫だと思います。

777サイバーゴースト名無しさん:2014/12/19(金) 04:09:56 ID:1u5CneTQ0
修正乙です!
そして、ご返答ありがとうございました!
私もこれで大丈夫だと思います。

778 ◆DpgFZhamPE:2014/12/19(金) 08:54:46 ID:w4mTrU820
ありがとうございます。
ではこれで、収録したいと思います

779サイバーゴースト名無しさん:2014/12/19(金) 21:16:01 ID:36zUW9cM0
修正お疲れ様でした。
この場合予約解禁はいつになるんでしたっけ?

780サイバーゴースト名無しさん:2014/12/19(金) 22:53:30 ID:4aXe/XZ.O
14/12/18(木) 22:36:25の24時間後以降の午前0時からなので、
20日からですね。

781 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/02(金) 02:00:22 ID:y9I4rDPg0
二つ指摘事項があります。


> 貴方が我々裁定者にまで牙を剥くというのなら、私は私に与えられた役割に従って貴方を排除します。

ルーラーがそこにいるのが悪いと思います。
ボクシングの審判がボクサーを避けずに、むしろ近づいてくるぐらい邪魔です。

>「ほう、ではどうする。こうしているだけで死に近づく余からさらに魔力を、時間を簒奪するか?」

バーンは律儀に待っていますが『ルーラーに止められて時間を無駄に消費したので負けました』と言われても仕方ないぐらいフェアとは言い難いジャッジだと思います。

ルーラーがすべきは即座にその場から引き、戦場から離れることだと思います。
エリザ、デップー、フジキド、一護への討伐依頼、バーンへの忠告は戦闘しながらでも問題ないと思います。

782 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/02(金) 02:00:53 ID:y9I4rDPg0
>※バーンに対するペナルティとして令呪を使いました。二画の剥奪も決定しましたが、足立がサーヴァントを変更したため取り止めにしました。

バーンは250人の魂食いを行いました。それはペナルティ対象と判断して問題ないでしょう。
しかし、それがバーンの独断だとルーラーが知る由もありません。『足立が指示して行った』場合も考えられます。
故に、『足立&バーン組』へのペナルティが課せられるという認識です。
そのペナルティ内容は『1.足立の令呪二画剥奪 2.陣地の即無効』の二つです。
『2.陣地の即無効』は既に前話で実施済みです。ですが、『1.足立の令呪二画剥奪』は未実施です。

>「れ、令呪を以って命じる……キャスター、お前との契約を破棄する……!
 そ、そして……アサシン、お前と契約する……!」

これは剥奪予定の令呪を用いて使った命令です。
その為、令呪を剥奪前に使わせてしまったルーラーの落ち度です。
一画分令呪を剥奪できない変わりに、別のペナルティを用意すべきでしょう。

そしてまた、サーヴァントを変更は、足立へのペナルティが消える理由には成り得ないと思います。
足立がバーンの独断だと証明できれば話が変わるかも知れませんが、おそらく証明はできないでしょう。
仮に証明したとしても、令呪二画分に相当するペナルティをバーンに与える必要があります。


一番簡単な対案としては、ナラクが足立も魂食いしてしまうことです。
フジキドと足立がビルの屋上まで逃げた後、ルーラーも追っかけて令呪を剥奪(+一画分のペナルティ)するよりはスムーズだと思います。

適正なペナルティを与えることができなかったルーラーの落ち度や、「凜と契約したままで良かったんじゃ?」というナラクの落ち度が生まれますが、ルーラーの職務である『聖杯戦争の恙ない進行』には反しないと思います。


以上、長々となりましたが、指摘事項となります。

783サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 02:49:56 ID:Lda430hU0
凛ちゃんを殺害した理由は本文中でも語られている通り、ナラクはランサーを間接的に殺害した自分を鉄砲玉のように使う恐れがあると判断しました。
また、同盟を組んでいることもそれを後押しして、残り二組になったら自分を自害させると思っていることも書かれており、ナラクが凛ちゃんを殺害する流れは妥当だと思います

784サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 02:58:04 ID:Lda430hU0
本スレから抜粋した、ナラクの凛ちゃん殺害は以下による考えから行ったそうです。

 遠坂凛はマスターとして優秀ではあれど、彼女のランサーを殺す遠因となったニンジャスレイヤーに決して心を許さないであろう。
 彼女は岸波白野と仮契約した身。サーヴァントを失っても消滅を免れるのなら、それは実質サーヴァントをレッサーヤクザめいた鉄砲玉として使えるという事に他ならない。
 仮にエリザベートとニンジャスレイヤーの二騎が最後まで残った場合、凛は躊躇いなくニンジャスレイヤーに自害を命じるはずだ。
 マスターが二人とサーヴァントが一人残る。それでもサーヴァントが一騎しかいない以上、聖杯は彼らの手に落ちる。
 ニンジャスレイヤーにとっては負い目のあるマスターであっても、ナラクにとっては殺すべき敵に過ぎなかった。
 仮にフジキドがキャスターをスレイできていたとしても、いずれナラクは凛に牙を剥いていただろう。

785 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/02(金) 03:19:40 ID:y9I4rDPg0
>>783
>>784
ナラクが凜を殺したことに関して、謀反を働くにしても後にチャンスはあるだろうし、もう少しフジキドが回復してからでも良かったのではないかな、と思いました。

ですがよくよく考えると、フジキドと契約を結んでもエリザとの仮契約が残ってる可能性もあり、凜がフジキドに自害を命じてサーヴァントを失っても脱落しない可能性は十分にありました。
むしろ、エリザとの仮契約を知らないナラクからしてみれば、理由は不明だがサーヴァントが無いのに脱落しないイレギュラーに見えます。
それに、クー・フーリンの仇を取るために凜が自身の死を厭わず心中する可能性を失念していました。マッポーなネオサイタマではありそうな話です。

即座に排除は確かに妥当です。
ナラク=サンにしめやかにドゲザ致します。
ご指摘有難うございました。

ただ、『ナラクはもうちょっと凜を利用してもよかったのに勿体なかったな』と言う感想であって、『ナラクの行動はおかしい』という指摘ではありません。ナラクの行動に問題はないと思います。誤解を招くような表現で申し訳ありませんでした。

786サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 03:32:26 ID:Lda430hU0
>>785
こちらこそ、意見の読み間違えをしてすいません。なるほど、確かに魔力供給が優秀な凛ちゃんならば回復にはもってこいですね。
失念していました。

787 ◆7DVSWG.5BE:2015/01/02(金) 03:33:58 ID:N9I0Gios0
投下お疲れ様です。

250人の魂喰いとしてのペナルティとして『1.足立の令呪二画剥奪 2.陣地の即無効』ですが。
足立とバーンの二人の連帯責任として。

バーンへのペナルティが、エリザ・デッドプール・ニンジャスレイヤーに一画ずつ令呪を使用し回復させた。
足立へのペナルティが令呪一画剥奪

この二つのペナルティで『足立の令呪二画剥奪』というペナルティと同等とするというのはどうでしょうか?

令呪の一画剥奪をバーンへのペナルティで肩代わりさせるという提案です。
バーンへのペナルティは実行しているので、足立の令呪剥奪は一画でいいのかと個人的に思いました。

788 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/02(金) 04:07:17 ID:y9I4rDPg0
>>787

>バーンへのペナルティが、エリザ・デッドプール・ニンジャスレイヤーに一画ずつ令呪を使用し回復させた。
>足立へのペナルティが令呪一画剥奪

>この二つのペナルティで『足立の令呪二画剥奪』というペナルティと同等とするというのはどうでしょうか?

>令呪の一画剥奪をバーンへのペナルティで肩代わりさせるという提案です。

対案の一つとしてありだと思います。
足立が令呪を使う前にそういうことにしておけば、令呪剥奪前に剥奪予定の令呪を使われてしまうことも無くなり、ルーラーの落ち度も無くなります。
足立は令呪0画になりますが、この『方舟』ではサーヴァントと契約していれば消去はされないので、令呪の画数以外足立に変わりはありません。
私の提案よりも修正が少なく済みます。
足立の令呪剥奪がこの話になるか次話以降になるかは、どちらでも良いと思います。

789サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 13:39:46 ID:RzTffj/2O
足立のペナルティ云々については、最後のニンジャスレイヤーと足立のシーンにルーラーを出して
ルーラーへの申し開きと、バーンへの令呪でペナルティ減免とする旨をルーラーに伝えさせればいいかと思います
ただこの場合最後の白野のシーンからルーラーがいなくなるので、その辺との兼ね合いになりますが

>>785
既に結論は出ていますが、そもそも宝具としてナラクを解放するのに魔力が即座に必要だったので
凛から供給される魔力が多くても即座に奪わなければ足りなかったという解釈もありますね

790サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 16:16:04 ID:zn3WNfBg0
素直に疑問なのですが、令呪で契約の破棄をすることって可能なのですか?
令呪はサーヴァントに働きかけるものですよね?命令で契約を破棄させた所でその魔力の流れがニンジャスレイヤーに向かうとは考えにくいです

再契約を狙うならバーンを令呪で自害させれば良いと思うのですけど
何故契約を破棄するという難しい命令を選んだのかが疑問です

791サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 20:24:37 ID:dWRF3fDo0
>>790
横から失礼します。
聖杯戦争のシステムにはあまり詳しくはありませんが、この場合、以下の理由から契約の破棄は可能だと思います。

・前提1 マスターが令呪を持っているだけでは主従の契約は成立しない。
これはまあ、はぐれマスターとなった凛や、特例的とはいえ全サーヴァントの令呪を持つルーラーも居るので確かでしょう。

・前提2 サーヴァントとマスターの契約は、令呪と双方の合意によって成り立っているが、令呪が無くても契約を成立させることは出来る。
これは、聖杯戦争脱落の条件からして明らかだと考えて良いと思います。
更に言えば令呪は、主従関係が成立していないサーヴァントを持っているだけで無理矢理従える力はありますが、(この聖杯戦争では)結局は契約の最低保証に過ぎず、契約の本体でも全てでも無いわけです。

・前提3 令呪を使えば、言峰がクーフーリンに強制した「主替えに賛同せよ」のようにサーヴァントの意志を曲げて契約を変更することが出来る。

よって

・結論
令呪を使って、サーヴァントから合意さえもぎ取れば、対応する令呪をまだ持っていても契約の破棄は可能である。

……まあ、これは「3」が冬木式と違う仕様の場合成立しないというのが、この論理の弱点なのですが。

あ、あとこの「方舟聖杯戦争」では、サーヴァントもマスターもみんなデータなので、極論すれば契約もデータ、プログラムの一種。
だから、魔力流をどうこうする必要は無いという理屈もあります。
そちらの方面には詳しくありませんが、データタグの変更とかそのあたりでしょうか?

それから、ナラクが令呪でバーンを自害させず、契約の破棄にこだわった理由は、彼の該当箇所前後をじっくり読み直せば必ず理解出来ると思います。
一言で言えば、彼もニンジャスレイヤーなんですよ。

792サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 21:23:32 ID:zn3WNfBg0
3のパターンはちょっと違う気がしますが
原作のあれはサーヴァントが死んだマスターから別のマスターに乗り換えるパターンであるのに対し、
今回のはマスターが生きているサーヴァントがいるのにも関わらず別のサーヴァントに乗り換えたので一概に比べられないかと

まぁ自分は令呪で契約破棄ってできるの?って疑問に思っただけですので
二次二次でとりあえずできそうなら問題ないです

ただ自害ではなく契約破棄を命じた点に関してはやはり疑問です
というのもそれはナラクの事情であって足立がその理由を聞く道理はないからです
あれは自分さえ良ければ他人はどうでもいい輩です
どの道令呪を使うなら単純に自害させるでしょう

まぁ自害させたらお前殺すとか言われたら、流石に契約を破棄させるという命令をするとは思います

793サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 21:43:01 ID:2gOmvwoM0
>>792
鬼眼王化したバーンはマスターの消費度外視で魔力を吸い上げますし
むしろ早急に契約破棄しないと枯渇死するのでは…足立にとっても自分の命が懸かっていますし

794サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 21:59:25 ID:hsGF1O860
>>793
自害はサーヴァントを自殺させて消滅させるわけですから事実上の契約破棄だと思ってます
だから自害させればその時点で魔力供給が行くことなく消去できるわけですからその方がてっとり早くないかと思うのですけど

ひょっとして二次二次では自害させても契約破棄できないのでしょうか?

795サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 22:18:49 ID:3QDWA1IQ0
自害だと完全に絶命するまで契約関係が続くけれど
直接破棄すればパスがなくなることで魔力供給もすぐに止まるのではないでしょうか?

796サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 22:28:08 ID:hsGF1O860
完全に絶命するまでと言いますけど、オープニングを参考にするならそれこそ一瞬で事は片付きます
バーンは戦闘続行も対魔力も持ってないですから、命令に抗うことなく自害するでしょう
それに死にかけならニンジャスレイヤーに魔力をそう供給できないでしょう
契約破棄したところでバーンは生きているわけですから、消滅する前に報復される可能性があります
ニンジャスレイヤーが確実に殺せるという確証が得られないのならば、やはり脅されでもしない限り自害させる気がします

797 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/02(金) 23:33:09 ID:y9I4rDPg0
指摘事項について補足します。

一つ目の『ルーラーは即座に戦場から待避した方が良い』と言うのは、『その方がルーラーの行動として正しいのでは』と思った指摘であり、改めて自分の指摘を見直すと、やや私感が強い面もありました。修正しても、戦況も結果も変わりません。
なので、◆fhD3y9RNl2氏が「修正の必要は無し」と判断するなら、それに従います。


>>790-796

議題にあがっている『なぜ足立はバーンを自害させるのではなく、契約を破棄させたのか』ですが

>「足立=サンよ。令呪を使い、キャスター=サンとの契約を破棄せよ。さもなくば貴様は死ぬ」

と、ナラクに脅されているので、言葉通り契約破棄させたのではないでしょうか。
ただ、次の台詞で

>「儂が手を下すのではないぞ。このままでは貴様はキャスター=サンにカラテを吸い尽くされて死ぬ。
 助かりたいのなら方法は一つ。キャスター=サンをセプクさせ、この儂と新たに契約を結ぶのだ!」

と言ってる部分もあります……。
足立が元気だったら「どっちだよ」と突っ込みを入れたかもしれません。

しかし、足立は魔力摩耗状態で朦朧としています。判断力は相当に低下している可能性は高いです。また、ネオサイタマ民ではないので、セプクの意味が即座に理解できなかった可能性もあります。

なので、足立はナラクが言った最初の文言を用いて令呪を使い、自害させるまで頭が回らなかったものと思います。

ただ、ナラクの発言は統一した方がいいかもしれません。
「キャスター=サンをセプクさせ」→「キャスター=サンとの契約を破棄させ」

798サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 23:38:06 ID:2gOmvwoM0
>>796
「バーンへの魔力供給で今まさに死にかけている」
「足立の精神力は強いとは言えない」
「ニンジャスレイヤーはすぐにでも足立を殺せる立場に居る」
「ニンジャスレイヤーは足立を殺しても現界し続けられる」
(前話で足立がしんのすけ死後もニンジャスレイヤーの襲撃を予測している描写があり、足立たちはニンジャスレイヤーの単独行動スキルを把握している可能性あり)

この条件下でニンジャスレイヤーが脅し同然の形で令呪使用を要求していますし、足立がそれを呑んでしまうのもおかしくはないと思います。

799サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 23:41:49 ID:zn3WNfBg0
>「足立=サンよ。令呪を使い、キャスター=サンとの契約を破棄せよ。さもなくば貴様は死ぬ」

これ脅しですか?私には客観的事実を述べただけとしか思えませんけど
続く文面でも「私が殺すんじゃなくて魔力供給が追いつかなくて死ぬんだよ」って言ってますし

800サイバーゴースト名無しさん:2015/01/02(金) 23:55:10 ID:2gOmvwoM0
>>799
確かに脅しというには不適切でしたね、申し訳ありません。
ただ状況を考えれば足立は瀕死の状態で判断力が低下している可能性が高いですし
その状況でニンジャスレイヤーから足立の生死が懸かった要求を突きつけられれば頭が回らぬまま呑んでしまうのではないかなと。

801サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 11:11:31 ID:XcCmcu4kO
>>799
その時の足立からしてみれば、脅しと受け取ってもおかしくないと思います。

802サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 12:07:35 ID:cOj/uUhU0
まず意識が朦朧としていたという点について
ニンジャスレイヤーに話しかけられた時点では朦朧としてたかも知れませんが、話しているうちに意識は覚醒していると思います
じゃないとバーンとニンジャスレイヤーどちらを取るかなんて選択自体できませんし、できたとしても令呪で命じることが困難でしょう

次に脅されて令呪で命じた件について
これはあると思います、というか実際地の文でもナラクに威圧されて押し負けた的な文面があります
なので屈したのは間違いないでしょう

ただそれならそれなりに万全を期してもおかしくないと思います
足立にとってバーンは自身で当たりだと自負してたサーヴァントです
対してニンジャスレイヤーは痛めつけられたとはいえ、見下していたサーヴァント
如何に契約破棄させても力量はバーンの方があると考えると思いますし、さっきまで取り込まれていたのですから脅されたとしても恐怖心はニンジャスレイヤーを上回るでしょう

自身の生存本能に従って自害させる可能性はゼロではないと思います

ただ足立の性格だと脅しに屈してではなく、自身をこんな目に合わせたキャスターに生き地獄を味あわせるために、あえて自害ではなく契約破棄を命じたという可能性もある気がしてきてます

803サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 12:20:59 ID:cOj/uUhU0
>>802訂正
×ただ足立の性格だと脅しに屈してではなく、
○ただ足立の性格だと脅しに屈した
ついでに、

804サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 13:45:43 ID:FbuOcOMI0
うーん、何だか水掛け論じみてきたような…
足立の令呪に関しては決定的な矛盾がないのならそこまで追求する必要もない気が。
流石にそろそろ投下作品の書き手さんの意見を待った方がいいかと

805サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 13:46:39 ID:XcCmcu4kO
>>802
足立は「自害命令したら、サーヴァントは直ぐに死ぬのか」や「サーヴァントが死ぬと同時に、マスターも即座に死ぬのか」といった事を知りません。
凛というイレギュラーがいた事も、凛がイレギュラーであった事も知りません。
ならば、保身を最優先するなら、自害命令より契約破棄をすべきでしょう。
ナラクには再契約の意思があると分かってるのですから。

というより、自分を痛めつけたニンジャスレイヤーに捕まり、自分を見捨てたバーンに今にも踏み潰されようとしている状況で、じっくり合理的な思考は無理でしょう。
ニンジャスレイヤーの言葉通りに令呪を使ってしまっても仕方ないですよ。

806サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 14:08:17 ID:Lw//TUW.0
これ議論で指摘するほどのことなの?ってのが率直に
殆どの指摘内容が大きな矛盾やミスというわけでもないですし
いちいち重箱の隅を突いてもなぁとしか思わない

807サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 15:25:11 ID:21W65i4Y0
改めてここまでの自分の書き込みを追ってみると
何故自害させなかったのかという部分に納得できる材料が欲しかっただけのようにしか見えない
…確かに議論スレ使ってまで話す内容じゃなかったですね、すみませんでした

808 ◆fhD3y9RNl2:2015/01/03(土) 18:06:19 ID:eWgMZkp.0
拙作について議論されている中、遅れまして申し訳ありません
さっそく返答差し上げたいところなのですが、所用がありまして長くPCに触れるのが21時前後になりそうです
恐縮ですがそれまでに問題点をまとめておいていただけると助かります

809サイバーゴースト名無しさん:2015/01/03(土) 18:17:24 ID:suQVVPuI0
ぶっちゃけ全部問題点という程のものではない気がしますが、一つだけ挙げるなら>>782で指摘されている
「魂喰いがバーンの独断と判断できない以上、足立のサーヴァント替えで令呪ペナルティ帳消し扱いが正しいのかどうか」ではないかと思います。
対案としては>>787>>789の「足立のバーンへの令呪を以てペナルティへの代替とする」で構わないかと。
それに関するルーラーの沙汰については話の中でやっても次の話に回しても問題は無いと思います。
ぶっちゃけバーンの独断なのは確かなのでそのまんまでも別に問題はないですし。

他は別に修正するほどの話じゃないので無視していいかと。

810 ◆fhD3y9RNl2:2015/01/03(土) 23:10:13 ID:eWgMZkp.0
返答させていただきます。

本スレ953
>ニンジャスレイヤーのシャウト「Wassyoi!」は「Wasshoi!」のほうがニンジャスレイヤーの雰囲気がでるかもしれません 
の他、細かい誤字

足立への処罰については
「冒頭でバーンに戦闘のついての提案をしたことで浪費した時間+魔力=バーンと足立の一方的なデメリット」
「ナラクが足立に令呪を使わせ残り一画となった状態からさらに剥奪を行うと、足立・ニンジャスレイヤー間の力関係が逆転しサーヴァント>>マスターとなる」
そして足立が契約乗り換えをした経緯にルーラーが深く関与しているという点を鑑み、

・足立への処罰は必要だったが、ルーラーが干渉した結果再契約という事態に至ったため今回は保留
さらに
・ニンジャスレイヤーが足立に語った令呪が通じないという論はあくまで足立への脅しであり、実際にその通りかは定かではない

という旨の記述を追加します。

811 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/04(日) 20:27:38 ID:L0w/zATk0
>>810

>・足立への処罰は必要だったが、ルーラーが干渉した結果再契約という事態に至ったため今回は保留

足立に関してですが、保留という言葉には「その場で決定しないで延ばしておくこと」という意味合いがあり、「また今度会ったときに処罰する」というふうにも取れますが、『この件に関しては今後も処罰しない=免除』と言う方向でいいのですよね?


処罰を免除する方向にするのであれば、それはそれで構いません。
ですが、免除する理由に疑問があります。


>「ナラクが足立に令呪を使わせ残り一画となった状態からさらに剥奪を行うと、足立・ニンジャスレイヤー間の力関係が逆転しサーヴァント>>マスターとなる」

この理由であれば「マスターの令呪が1画以下の場合、如何なるルール違反を行ってもマスターはペナルティを負わない」という弊害が起きます。

>そして足立が契約乗り換えをした経緯にルーラーが深く関与しているという点

足立が契約乗り換えをしたのは、クー・フーリンがバーンに瀕死の重傷を負わせ、ナラクが足立に契約の乗り換えをそそのかせたのが主な要因です。ルーラーがバーンにペナルティを与えたことが原因ではないし、また、ペナルティを履行したことによる弊害に対して温情を与えるべきではありません。


ですので、

・バーンに制止したことによる時間浪費というバーンと足立の一方的なデメリット。
・エリザ、フジキド、デップーに対し、バーンが不利になるような令呪の施行。

この二点の理由による二画の令呪剥奪の免除が好ましいと思います。

812 ◆fhD3y9RNl2:2015/01/05(月) 00:31:22 ID:4AwTj/OM0

ルーラーからすれば大規模なルール違反が足立主導だったかバーン主導だったのかまでは把握しておらず、
そのままバーンが退場してしまったので足立が黒だとは断定できない、故の「保留」です。
もしニンジャスレイヤーと再契約して以降もルール違反が続くようであれば、足立の采配もあったものとして何らかの処罰をする、ということです。

>そして足立が契約乗り換えをした経緯にルーラーが深く関与しているという点

仮にルーラーがあの場から即時退避し、その場にいた者に何の干渉もしていなければ、結果が変わっていたかもしれません。
「過程がどうあれルーラーが介在したことで今回の結果になった」、という意味の関与であり、悪く言うならば中立たるべきルーラーの過失です。
それと相殺して「保留」という判断になります。


以上の理由から、◆OSPfO9RMfA氏のご要望にはお答えできかねます。悪しからずご容赦ください。

813 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/05(月) 01:32:04 ID:ikEK4LwU0
>ルーラーからすれば大規模なルール違反が足立主導だったかバーン主導だったのかまでは把握しておらず、
>そのままバーンが退場してしまったので足立が黒だとは断定できない、故の「保留」です。

つまり、ルーラーは主従の共同責任ではなく、個々の責任を重視するスタンスと言うことですね。
了解しました。

>もしニンジャスレイヤーと再契約して以降もルール違反が続くようであれば、足立の采配もあったものとして何らかの処罰をする、ということです。

つまり、『執行猶予』と言うことですね。
了解しました。
『取り止め』とは意味合いが異なるので、状態票を修正した方がよいと思います。

814サイバーゴースト名無しさん:2015/01/05(月) 02:02:51 ID:cuEtU.8E0
『導火線に火が灯る』の段階で足立の令呪剥奪は「決定」していたので、
「足立の白黒が判明しなくなったから」は執行猶予の理由としてはやや違和感を覚えます。
バーンとの契約関係消失を理由にするのも良いとも思いますが、
強化にも使えますがサーヴァントを縛るという性質を持つ令呪の剥奪でしたから
バーンではなく足立への処罰の面が強かったとも見れますし、
>>809>>811の理由を用いて「保留」ではなく「免除」として大量魂喰いへの処罰をこの話で終了させてしまった方が
包囲網の区切りとしてすっきりするように思いました。ものすごく個人的な意見ですが。

それともう一点別の指摘を。

>  バーンにとっても、このルーラーの通告は無視できるものではなかった。
>  全てを破壊すると決意しても、サーヴァントである以上抗えないのがルーラーの持つ令呪だ。
>  裁定者達は一騎のサーヴァントにそれぞれ二画ずつ、対応する令呪を所持している。
>  陣地消去に使った一画を差し引き、残り三画の令呪を全て自害強要に使われれば、鬼眼王バーンといえども抗えるものではない。
>  そうなれば大魔王の矜持など、どこにも残せはしない。無駄死という他ない無為な結末だ。
>  ルーラーと直接対峙する愚は、魔獣と化した今となっても避けるべきである。

この文章から「カレンもルーラーと同じ二画ずつの令呪を持っている」そして「バーンがその事実を知っている」と取りましたが、
『破戒すべき全ての電人(ルールブレイカー)』にてHALがルーラーの令呪二画分しか警戒していなかったため、
参加者に与えられる共通ルールの中にはカレンの権限の内容は含まれていないと考えられます。
もしバーンがなにがしかの手段を用いて知り得たのでしたら、その旨追記があった方が良いかと思いました。

長々と失礼しました。

815サイバーゴースト名無しさん:2015/01/05(月) 05:39:55 ID:in8m83TUO
カレンの令呪に関しては、カレンはあくまでマスターに対する抑止力だから、サーヴァントに対する令呪を持ってるのはなにか違う気がする

816 ◆fhD3y9RNl2:2015/01/05(月) 23:47:14 ID:4AwTj/OM0
wiki収録と修正完了しました。

>>814
カレンの令呪については、こちらがルーラー同様二画の令呪を持っていると完全に勘違いしていたためその部分の記述をカットしました。
ご指摘ありがとうございます。

817 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/11(日) 02:03:02 ID:VwonU1yw0
こちらにも結論を。
強盗ではなく、こっそり盗みに行き、負傷者死者無し、ニュースにもならず、警察にも届け出ず、と言った形に修正したいと思います。
ニンスレに出て来そうな無名のヤクザのアジトにし、盗んだ品も現金、ニューナンブ*2、トカレフも無くし、CZ75Bとデザートイーグル(弾はマガジン一個分ずつ)に変えたいと思います。

>>986
>偽ジナコの方が大きく取り上げられてるのは、被害規模の差なのかな?

堅気の店舗が複数襲われた事件と、堅気ではない事務所が一件襲われた件では、前者の方が報道が大きいかな、と判断しました。
……が、銃器を持って逃亡なら話は違いますよね……その点、配慮に欠けていました。


>>987
>どう見ても犯罪だが良いのかそれで…

アキトさんは犯罪者です


>>988
>>あの程度の警備なら潜入・破壊工作に慣れたアキトなら容易に盗みに入れるだろう。
>サーヴァントを使った正面突破をするのは流石に軽率すぎるような…

そちらは確認していましたが

五感に異常があって、ボソンジャンプ無しでそううまくいくかな…?
怪我を負うリスクを考えたら傷を負わないサーヴァントの方がいいんじゃないかな

と思いこういう手段に取りました。できると断言してるのですから、そちらを優先すべきでした。
勝手に警備のハードルを上げすぎてしまいました、申し訳ありません。

>ルーラーからの「治安を乱す行為も処罰対象」という警告を理解した上で選んだ手段が強盗というのも疑問

「数人魂食い(殺害)する程度」と言う認識でした。
銃器を持って逃亡は配慮不足です。

>更にガッツが敢えて生存者を出した(=サーヴァントが目撃されている)となれば逆にリスクの方が大きい気がします

魂食いして全滅させるべきかなと思いましたが、それ以前に襲撃がまずいですよね……。


>>989
>バーン様組やカッツェが派手にやらかし過ぎただけで、マフィア襲撃・銃器紛失・負傷者多数は十分ルーラーに目をつけられる事態だと思いますが。

銃器以外に関しては「十数人魂食い(殺害)するぐらいなら許容範囲内」という認識でした。
ルールも「無差別に一般NPCを大量に襲う」「NPCの殺人も、よほどひどくない限りは何も言いません」「冬木の街の日常を著しく脅かす」と、曖昧な物差しです。
「どこまでが許容範囲か」は参加者、ルーラー、そして書き手間でも差が生じると思います。
銃器以外に関しては、私がルーラーなら「許容範囲内なので問題なし」と裁定しますし、他の書き手のルーラーが「問題あり」とするならその判断に従います。


>>990
>ギャング襲撃がニュースになっているようですが、それは「死傷者多数」ではなく「行方不明者及び負傷者多数」として報じられているという判断でよろしいでしょうか?

上記の通り、負傷者死者無しニュース無しに変更します。すみません。

>「ギャングの事務所」が「襲撃」され「多数の銃器」が「盗まれ」その「犯人がまだ捕まっていない」というのはちょっと日常とは言い難いのではないでしょうか

ですよね。
それでも「怖いよね」「注意しましょう」と言いつつ普段通りの生活を送るような気はしてます。
カッツェも新都の騒動に関してペナルティを受けていませんし(まだなだけかもしれませんが)、と思った部分もあります。
この辺の認識が甘いのかもしれません。

>テンカワ・アキトはこの程度ならば大したことはない、という判断を下すキャラクターなのでしょうか?

作中でコロニーに攻撃したりしてますし、登場話から「手段を選ばない」と言うスタンスです。
殺したり襲撃したりすることにはなんら躊躇いはないと思います。

「手段がお粗末では?」と言う点には激しく申し訳ありません……。


自分にピントがズレている部分があるのは承知です。お手を煩わせますが、細かい点でも問題だと感じて頂ければ遠慮無く突っ込んで貰って構いません。

818 ◆A23CJmo9LE:2015/01/11(日) 02:30:12 ID:APK2TBCE0
ご返答ありがとうございます
アキトについて、ニュースについて了解しました
修正作品も期待しています

あくまで私の主観ですが、そこらの商店を襲撃した女よりも、ギャングを襲撃して銃器を奪った何者かの方が怖い=日常の脅威となる、のではないかなーと思いました

ペナルティに関してはただの盗難くらいなら流してもいいでしょうが、銃器はやっぱ怖いですしNpcもさすがにノーリアクションじゃないのでは、と
殺害もよほどの大人数じゃなければフレキシブルに行きたいですけど、吉良みたくこっそりやらないと日常の脅威判定されかねないかな、とは思いました

819 ◆A23CJmo9LE:2015/01/15(木) 17:52:52 ID:IJgKNUEs0
すでにリレーされてることをあげるのはどうかな、と自分でも思うのですがアキト組に予約が入ったのを見て思い出したので
クラスカードを持っていると魔力が回復する、というのは原作にある効果でしょうか?
軽く読み返したところそういった描写は見当たらなかったのですが、コミックス未収録の部分でそういった解説があったのでしょうか?
もし私の見落としや、知識不足からくる見当違いの議題でしたら申し訳ありません

820 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/15(木) 18:57:20 ID:6KspUHow0
>>819
サツバツ・ナイト・バイ・ナイト ◆fhD3y9RNl2
でクラスカードがアキトに移った際に追加された備考ですね。
それ以前の美遊の備考には書いてないはずです。
件の備考は、私もそのままにしたのですが、私もどういう原理で回復が早くなるのかわかっていません。
拙作「ほんの少しの休息」では、「アキトはクラスカードによる影響を理解していない」「背負い袋に入れて寝たので、クラスカードと身体が密着はしていない」ので実質、回復効果は無し。と言う形でした。

◆fhD3y9RNl2氏の意見を伺いたいです。


あと
少女時代「Not Alone」 ◆HOMU.DM5Ns
で状態票の一護の[状態]が空欄なのですが、修正は来ないのでしょうか?
ここの修正無しにリレー続けて問題ないでしょうか?

821サイバーゴースト名無しさん:2015/01/15(木) 19:44:17 ID:kj6S8KbA0
A級ジャンパーは魔力が多いみたいな、創作リレーをやりやすくするためのギミックだと思ってたけど違うんですかね。劇的な効果があるわけでもないし
アキトは「サツバツ・ナイト・バイ・ナイトで使い道がわからないから図書館で調べようかって考えてたのに、
ヤクザ襲撃の後は23時まで寝ようってなっててどうにか理由つけるチャンスもなくなったのがなあ

822 ◆HOMU.DM5Ns:2015/01/15(木) 23:41:08 ID:yfeWvsrA0
対応が遅れました。『少女時代「Not Alone」』への意見について。
元々「疲労」と「魔力消費」についてはサーヴァントとっては同義と捉えられます。
加えて超速再生により負傷は即時回復し、狂化状態により疲労を気に掛ける余裕も、セーブをかける意思もないため、足りない分はひっきりなしに魔力を要求してきます。
マンションでのランサー戦はほぼ無傷で瞬殺だったこともあり、時間をおいてこの話にて全治状態としました。

ただ、ステッキのない美遊だと流石に無消費とはいかないと思うので、美遊の方の魔力消費を(中)に上げることで解決案としたいです。
現在予約をしてくれている◆/D9m1nBjFU氏には申し訳ないばかりですが、その点だけは留意してくださるようお願いします。

823 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/16(金) 00:37:28 ID:fqCxbq4k0
>>821
>A級ジャンパーは魔力が多いみたいな、創作リレーをやりやすくするためのギミックだと思ってたけど違うんですかね。劇的な効果があるわけでもないし

そう言うことならそう言うことでいいと思います。
ですが、唐突に沸いたオリジナル設定に「これ何でしょう?」と疑問を投げかけることもおかしな事ではないと思います。


>アキトは「サツバツ・ナイト・バイ・ナイトで使い道がわからないから図書館で調べようかって考えてたのに、
>ヤクザ襲撃の後は23時まで寝ようってなっててどうにか理由つけるチャンスもなくなったのがなあ

すみません。状態票に書いてなかったので見落としました。
・図書館の閉館時間に間に合わない可能性。
・アキトは未明より起きており、午後に仮眠を取っただけ。
・これから未明〜早朝にかけて戦闘をする予定。
上記三点から、睡眠を優先させた旨を追加して修正したいと思います。

カードの調査はvs美遊戦にあわせなければならない理由はないと思います。


>>822
>元々「疲労」と「魔力消費」についてはサーヴァントとっては同義と捉えられます。

その点は同意です。

>加えて超速再生により負傷は即時回復し、狂化状態により疲労を気に掛ける余裕も、セーブをかける意思もないため、足りない分はひっきりなしに魔力を要求してきます。
>マンションでのランサー戦はほぼ無傷で瞬殺だったこともあり、時間をおいてこの話にて全治状態としました。

そんなに早く魔力を融通できるものでしょうか?
ジョンス&アーカードも、血を舐めさせたりと、魔力の融通に四苦八苦しています。
こんな短時間で大量に魔力を融通したと言うことは、場所も場所と言うことで、つまり、然るべき行為を行ったということでしょうか?


>ただ、ステッキのない美遊だと流石に無消費とはいかないと思うので、美遊の方の魔力消費を(中)に上げることで解決案としたいです。

美遊 魔力消費(小)→(中)
一護 魔力消費(大)→全快

というのは、コスパが良すぎな気はします。美遊の魔力消費(大)の方が順当のように思えますが、その点どうでしょうか?
美遊は聖杯ですし、美遊のキャパが一護の倍以上大きい、と言うのなら(中)でもわかります。

824 ◆HOMU.DM5Ns:2015/01/16(金) 02:33:18 ID:BqMPfjCI0
戦闘態勢時ならともかく、戦闘が終わって帰ってくるまでの間に全回復は流石に短時間すぎかもしれませんでした。
美遊側の魔力消耗を(小)、一護側を(中)にするのを最終修正とします。
エミヤ戦〜ランサー戦までの間で美遊の消耗段階は変動してます。夜間になって供給分が消耗分を上回っていった、という流れです。
マスターとサーヴァント間の魔力消耗の釣り合いは個人の裁定に依る所が大きく、状態表自体「目安」程度だという理解も合わせて、ここではこうさせてください。

改めて◆/D9m1nBjFU氏には、多大なご迷惑をおかけしますことをお許しください。

825 ◆OSPfO9RMfA:2015/01/16(金) 02:56:15 ID:fqCxbq4k0
指摘を参考にしていただき、ありがとうございます。
◆HOMU.DM5Ns氏
◆/D9m1nBjFU氏
両氏にお手数、ご迷惑お掛けしました。申し訳ありません。

826 ◆A23CJmo9LE:2015/01/16(金) 17:46:19 ID:AMkfk9/k0
原作設定と乖離するのもどうかと思い書き込ませて頂きましたが、クラスカード元鞘に収まったみたいですし、>>819に関してはひとまず私からは以上にさせて下さい

意見を頂いた方にはお手数おかけしました、お礼とお詫び申し上げます

827サイバーゴースト名無しさん:2015/05/24(日) 11:48:19 ID:39chvEEc0
失礼します。
本スレで語られていた◆ysja5Nyqn6氏の作品であった魔力消費の話題に関してですが
これは書き手氏本人が語られたように魔力消費の加筆という流れで決定でしょうか?
あれから動きが見られなかったので


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