ブーン系ビブリオバトル　投下スレ

1：ビブリオバトル ◆YD07KYINx.：2020/09/25(金) 21:56:35 ID:nUJtSv/Q0: ここはブーン系ビブリオバトル企画の投下用スレです。

●期間は？●
9/26土の0:00～10/2金の23:59までです。

●投下方法は？●
1. 仮トリップをつけて投下宣言をします。「投下します」等。宣言が被った場合は、タイムスタンプが早いほうが投下を開始します。
2. 本文、絵を投下します。
3. 投下終了宣言をします。「以上です。次の方どうぞ」など。この終了宣言があれば、次の投下宣言が可能になります。

●注意●
「ながら投下」は原則禁止です。
最後のレスのタイムスタンプから５分以上経過した場合、投下時間切れとなり、終了宣言がなくても次の人の投下宣言が可能になります。
2：ビブリオバトル ◆YD07KYINx.：2020/09/25(金) 21:58:30 ID:nUJtSv/Q0: 詳しいルールや日程などは、専用スレ

ブーン系ビブリオバトル　専用スレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1600165940/

をご覧ください。
また、ご不明な点などは、ビブリオバトル公式ツイッター
@bkbiblio
までご連絡下さい。

開幕まであと2時間、投下お待ちしています！
3：名無しさん：2020/09/25(金) 22:07:01 ID:QDiRTwl.0: おつおつ
4： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:02:13 ID:/zXS2Z5.0: 投下します
5： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:03:03 ID:/zXS2Z5.0: 時は令和、異世界転生ファンタジー戦国時代(実際仮面ライダー鎧武)
オタクくん達の妄想便所『インターネット』にはそりゃあもうアホみたいにチートハーレム無双復讐物と言った読むゲロが大量に投下され、書籍化され、アニメ化されていった
そんな中、無料で楽しめるコンテンツが塵芥の如く存在するにも関わらず(例:王様ランキングスライムライフ)異世界転生物に拘る拗らせたオタクくんが一人、発狂寸前まで追い込まれていた

(#´ﾟωﾟ`)「何が異世界じゃ死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

つーか発狂していた

（　＾ω＾）「読むなよ……」

ご尤もなのである

(#´ﾟωﾟ`)「初期ステ最強最弱という名の超絶有能スキル頭よわよわ異世界人何の魅力もないのにイキるのだけは一人前のチンポ野郎に媚びるチョロイン……」

(#´ﾟωﾟ`)「クソがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

（　＾ω＾）「親でも殺されたんか？」

読まなきゃいいのである。無料で楽しめるコンテンツは塵芥の如く存在するのだから(例:バトゥーキタテの国)

(#´ﾟωﾟ`)「こんだけあるんだから一つは俺の琴線に触れるかと思ったのにぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんぶチート！！！！！！！ハーレム！！！！！！！！！おセックス！！！！！！！！！クソが！！！！！！！！！！！！！！！！！！ｵｳｪｯ！！！！！！！！！！！！！！」

（　＾ω＾）「世界はお前を中心に動いてねえんだよ」

一口に異世界転生物と言っても、そのジャンルは多種多様である。必ずしもチートハーレム無双をキメているわけではない
現在第二期が放送中のリゼロを初め、来年に二期の放送を控える盾の勇者の成り上がり、とんでもスキルで異世界放浪メシなどと言った名作も数多く並ぶ。放浪メシマジ面白い。ちゃんと主人公が常識人として機能してるだけで評価高い。ヒロインいないのもマジ最高だよな。フェルもスイも可愛いしな。うーん文句なし！！優勝！！
しかしこれでも満足いかない場合どうすればいいのだろうか？え？もう異世界物読むのやめたらええんちゃうんかって？お前はすぐそうやって諦めるよな。ううん別に良いんだよだってお前の人生だもの好きに生きろよ

('A`)「わかるぜその気持ち」

(´･ω･`)「ブサイク！！！！！！！！！！！！」

('A`)「ドクオです」

（　＾ω＾）「オタクが増えた……」

そこに現れた救世主！！作品紹介ならこいつに聞け！！その名も『ブサイクのドクオ』！！
今日もザコ面ぶら下げながらオタクマウントを取りに現れたのであった！！きっしょ
6： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:06:30 ID:/zXS2Z5.0: ('A`)「そんなお前に今日紹介する作品はこいつだ！！」

【タイトル】異世界BAR MEETのようです
【作品URL】　https://reiwaboonnovels.fc2.net/blog-entry-114.html

(´･ω･`)「本当に大丈夫かな」※Aqua Timez『虹』

（　＾ω＾）「酒物？」

('A`)「いや、ガチガチの肉弾バトル」

（　＾ω＾）「じゃあなんでタイトルにBARって付いてんだよ」

(´･ω･`)「でもチートなんでしょう？」

('A`)「またまた御冗談を。これ書いたのお前みたいにチートハーレムイキリトお兄様が心底嫌いでヒロインに『うにゅう』なんて鳴かせるもんなら三日三晩はオタクのキショさに絶望するオタクだぜ？」

（　＾ω＾）「それはもう心の病なのでは？」

(´^ω^`)「わかる～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

（　＾ω＾）「お前オタクコンテンツ向いてないよ」

(´･ω･`)「あらすじは？少しでもチートハーレム要素が絡んでたらお前を殺す」ﾃﾞﾃﾞｯ!!!!!!!!!!!!!

('A`)「おお、恐い恐い。多い日も安心の奴を着けてきて良かったぜ」

（　＾ω＾）「誰が言っても最低の部類のジョークやめろ」

('A`)「正確な【ジャンル】としては『異世界でチート能力手に入れて女侍らせてイキってるイケメンを大陸の端まで殴り飛ばす男魂肉弾バトル』だな」

（　＾ω＾）「よしんば書籍化しても本棚の『その他コーナー』に一冊だけ捻じ込まれる奴じゃねーか」

(´･ω･`)「お前それ最高じゃん」

('A`)「だろ？」

（　＾ω＾）「お前らの嗜好どうなってんの？」

【あらすじ】
盆状異世界『ノリス』では『ヒューマン』を初めとした西の国『スタローン』と、『魔族』が支配する東の国『セガール』が異世界召喚による戦士を使って覇権を争っていた
召喚者はE～SSのレアリティに分類される『スキル』を一つ付与され、強力な戦力として見做された者には『勇者』、『魔王』の呼び名を授かり重宝される
主人公『ドクオ』も強制的に召喚された一人であったが、持ち前のブサイクな顔が原因で迫害を受け、野垂れ死ぬ寸前の所を弾ける筋肉ダイナマイトボディの持ち主、『万屋の蝙蝠』こと『ショボン』に救われる
7： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:08:12 ID:/zXS2Z5.0: ('A`)「以上があらすじだ」

(´･ω･`)「これ主人公サイドにヒロイン出る？」

('A`)「恋愛色皆無」

(´^ω^`)「最高！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

（　＾ω＾）「判断基準よ。いやだがこれだけだと良くある復讐物で片付くんじゃね？」

('A`)「ちっちっちっ、馬鹿言っちゃいけねーぜお客さぁん」

（　＾ω＾）ｲﾗｯ

('A`)「こいつをただの異世界転生物と侮っちゃいけねえ。まず冒頭を読んでわかる通り地の文のテンションがクソ高い」【アピールポイント】

（　＾ω＾）「既に頭ヤバい」

('A`)「と、思いきや！！場面転換でまともな地の文にスイッチする！！」

(´･ω･`)「シリアスシーンはキッチリと抑えてんな。落差すげえ」

('A`)「この落差が笑いとシリアスをより増強させる。そしてバトルはより熱い演出を醸し出すことが出来るんだ」

（　＾ω＾）「ヤケクソになったんじゃなくて割と考えられてんだな……」

('A`)「そして主人公勢のメインパーティは全員男！！スタローンとセガール何方にも付かない中立森林地帯『ニュートラル』で便利屋兼バー『MEET』を営むマッチョのショボン！！」

('A`)「おっぱい大好きクソ眉毛マッチョ『ジョルジュ』！！そしてゴブリンゾンビに間違えられるほどのブサイクで貧弱かつ女性不信な主人公『ドクオ』！！完全に売り上げを度外視した野郎面子！！華はゼロ！！」

（　＾ω＾）「まぁオタクなんて大体二次元の女の子目当てでコンテンツ選んでるような連中ばっかだしな……」※偏見

(´･ω･`)「俺は買う」

（　＾ω＾）「知らんがな。しかしそこだけ聞くと主人公に魅力がないっつーか……こう、自己投影先としては最悪の部類じゃね？」

('A`)「と思うじゃん？だがこの作品最大の魅力はやっぱ『主人公』にある。まず奴のスキルは『ジャンクスキル』と呼ばれる所謂ハズレ枠でな」

(´･ω･`)「あっもうアレだろ？全然最弱じゃないやつだろ？」

('A`)「鍛錬によって得るはずの筋力と体力を溜めて、十二発分の攻撃として放つ『汗と涙の十二発』。一度発動すればため込んだ鍛錬はリセット。普段の鍛錬によって身に付く『筋肉』はごく僅か」

('A`)「普通の一般兵卒が普通の鍛錬を積んでも10パーセントしか強化出来ないし熊一匹素手で倒せない。ぶっちゃけ不敗の牛山の方が強い」

(´^ω^`)「使い勝手最悪！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！これこれこういうのだよ求めてたのは！！！！！！！！！！！！！！」
8： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:09:27 ID:/zXS2Z5.0: （　＾ω＾）「じゃあ、アレか？魔法とか……時間停止とか運命操作とか中二チックな能力じゃなくて、ガチで肉弾戦にしか使えねえの？」

('A`)「うん。しかも一撃必殺の威力を放てるまで鍛錬しないとマジ使えない」

（　＾ω＾）「不憫が過ぎる」

('A`)「そんな『ジャンクスキル』を武器に男一人で『勇者』の一向に挑む主人公。まずこの時点でクソ熱い」

(´･ω･`)「勇者ってのは？」

('A`)「イケメンチートハーレムSSスキル保持者で使命感に酔ってニュートラルで穏やかに暮らしていたハーピィの集落を焼き払って卵を持ち去った無自覚クズ野郎」

:(´^ω^`):「んほぉ！！！！！！！！！！！！！！！！！！イっちゃう！！！！！！！！！！！！！！！！」

（　＾ω＾）「イくな」

('A`)「テンプレートなろう系野郎を男気でぶっ飛ばす！！顔がブサイク？それがどうした！！男なら魂と拳で勝負せんかいと言わんばかりの熱い展開が繰り広げられるんだ」

（　＾ω＾）「なろう系がマジ嫌いな奴がなろう系書くとそんなんなるんだな……」

('A`)「この作品のテーマは『努力VSチート』だからな。チートってさ、まず『ズル』なんだよ。それがとにかく気に食わないって人、結構多いと思うんだ」

(´･ω･`)「わかりみの鎌足」

（　＾ω＾）「まぁエンタメの基礎って『障害を乗り越える』所にあるからな。それが淡々とこなされると面白みが失せるっていう意見もわからなくはない」

('A`)「そう。異世界転生物でありながら、昔ながらの『汗臭さ』にとことん拘った『エンタメ原点回帰』の作品。それがこの『異世界BAR MEET』だ」

(´^ω^`)「これこれこういうのが欲しかったんだよ！！！！！！！！異世界も捨てたもんじゃねえなぁ！！！！！！！」

('A`)「モロチン魅力はこれだけじゃない！！映画、漫画からの小ネタもこれでもかってくらい満載してる！！城の名前なんてオタクくん丸出しで恥ずかしい！！」

（　＾ω＾）「魅力か？」

(´･ω･`)「大丈夫だ。アルファベットだってアニメから城の名前取ってたから」

（　＾ω＾）「そもそも世界やら国やらの名前がアクション俳優だもんな」

('A`)「敵側のキャラとかキングダムだしな。ランドウって時点でもうクズ確定」※捕虜への凌辱と略奪行ってた秦国の千人将。信に斬られる

（　＾ω＾）「いや誰がそんなん予想出来るんだよ。つーかこれ作品タイトルから既にパロってんじゃねーか言われて今気づいたわ」

(´･ω･`)「俺は最初から気づいてましたけどね？」

（　＾ω＾）「そのマウント、取れて嬉しいか？」
9： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:12:27 ID:/zXS2Z5.0: ('A`)「そしてなんと言っても話の元となった挿入イラストで臨場感とラノベ感倍増！！！！！！二度美味しい！！！！！！！！土瓶蒸しか何かかよ」

（　＾ω＾）「そんなんラノベ祭に出た話全部に言えるだろ……」

('A`)「一々盛り下がる事言うな」

(´･ω･`)「殺しとく？」

('A`)「いや怖っ……真顔で物騒な事言うなよ……」

（　＾ω＾）「あー、つまり、ラノベでありながら既存の枠に捉われない硬派な物語ってワケか」

('A`)「ほらブーンもこう言ってるし……」

(´･ω･`)「命拾いしたな……」

（　＾ω＾）「別に……」

('A`)「『なろう系に飽きた』『ゲロ吐くほどラブコメ物が嫌い』『クソ熱い漢の物語が読みたくて喉を搔き毟る』『でもラノベは読みたい』。そんなわがままクソオタク野郎の貴方にお勧めの一本となっております」

（　＾ω＾）「喉を大切にしろ」

(´^ω^`)「ゲヘヘヘヘへーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！こりゃ今すぐ読むっきゃないぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！」

（　＾ω＾）「これラスト良い感じの引きで終わってんだけど続きないのか？」

('A`)「無い」

（　＾ω＾）「なんで？幾らでも膨らませられんだろこれ」

('A`)「いつもの続編詐欺」

（　＾ω＾）「常習犯なのか……」

(´･ω･`)「所でこの話、どう落とす？」

（　＾ω＾）「エロ漫画とかでよくある電子催眠アプリあるから、それ画面越しに見せて強制的に読ませる？」

('A`)「怖い怖い怖いなんでそんなもんダウンロードしてんだよ」

(´･ω･`)「本当に恐ろしいのはチートスキルなのではなく、それを扱う人間の欲望なのかもしれない……」

('A`)「えっ、オチそれで良いの？締めていいの？」

おしまい

('A`)「締まらねぇ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……」
10： ◆p/fInLzfDs：2020/09/26(土) 00:13:24 ID:/zXS2Z5.0: 以上です次の方どうぞ
11：名無しさん：2020/09/26(土) 00:27:16 ID:L3G/WC3g0: おつ
紹介文が短編みたいになってるの楽しいな
12： ◆SJgwcFn7HA：2020/09/26(土) 00:27:37 ID:FKqivBYs0: 凄すぎる……
投下します
13： ◆SJgwcFn7HA：2020/09/26(土) 00:31:00 ID:FKqivBYs0: 【タイトル】（　＾ω＾）お題を300こもらって華麗に短編かくようですｗｗｗｗｗ

【作品URL】http://buntsundo.web.fc2.com/long/odai300/top.html

【ジャンル】ギャグ、バトル

【あらすじ/冒頭】タイトルの通り

【アピールポイント】
本当にお題を300個貰って全部使って短編を書きます。もう長編です。
総合のお題処理の究極形みたいな作品。
14： ◆SJgwcFn7HA：2020/09/26(土) 00:31:24 ID:FKqivBYs0: 以上です。次の方どうぞ。
15： ◆bNm0.mt8Hg：2020/09/26(土) 00:44:13 ID:caL7uKuc0: 乙
投下します
16： ◆bNm0.mt8Hg：2020/09/26(土) 00:45:25 ID:caL7uKuc0: ('A`)「ブーン系のオススメ？　オレにまかせろ！」

（　＾ω＾）「ロリエロゲオタのドクオの紹介とか嫌な予感しかしないお」

(´･ω･`)「まあまあ、◯すのはいつでもできる。言うだけ言わせてやろう」

('A`)「お前ら相変わらず容赦ねぇな」

ζ(ﾟーﾟ*ζアガペー！のようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1508680407/

(´･ω･`)「ふーん、これがロリエロゲオタの君のオススメかい？」

('A`)「そうだ！登場キャラは幼女のζ(ﾟーﾟ*ζと…このζ(ﾟーﾟ*ζちゃんが可愛いくて…ﾃﾞｭﾌﾌ…」

（　＾ω＾）「案の定というか」

(´･ω･`)「そうだね。じゃあ◯そ…」

('A`)「まてまてまて！可愛いんだけど可愛いだけじゃないんだ！天使だけど！」

（　＾ω＾）「どっちだよ」

('A`)「いや、可愛くて天使なんだよ」
17： ◆bNm0.mt8Hg：2020/09/26(土) 00:47:59 ID:caL7uKuc0: (´･ω･`)「…それって比喩的な意味で？」

('A`)「いやガチ的なアレで。天使のζ(ﾟーﾟ*ζとスーパーの警備員（　＾ν＾）の物語だ」

（　＾ω＾）「何その組み合わせ」

('A`)「うん…自分で言っててちょっと訳わかんなくなってきたけど、とにかく天使とスーパーの警備員のアガペー(神の愛)の物語だ。2人の交流に心温まる…わけではないな、涙の感動…も無いな。えーと…」

（　＾ω＾）「ちょっと何言ってるかわからないです笑」

('A`)「自分でもわからなくなってきたからもう産業だけ本文を読んでみてくれ」

-----

（　＾ν＾）「いやもう…本当何…先輩か誰かの子？」

ζ(ﾟーﾟ*ζ「人はみな神の子だよ」

（　＾ν＾）「そういうの求めてない…恐い…」

-----

（　＾ω＾）「何だこれｗｗｗ」

(´･ω･`)「わけがわからないね」

('A`)「だが…だが、それがいい！この独特のセンスの面白さがクセになるんだ！デレたんは天使(事実)！！」
18： ◆bNm0.mt8Hg：2020/09/26(土) 00:48:26 ID:caL7uKuc0: 以上です。
次の人どーぞ
19： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 01:37:36 ID:Pjzlrc7c0: 投下します
20： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 01:41:38 ID:Pjzlrc7c0: (ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　本の虫のイメージがある私が紹介するのはこちら

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　(　＾ω＾)向日葵畑に埋めたようです
　　　　　https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1593862126/

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　シリアス系が好きな読者におすすめ

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　自分の人生に関わる大切なものを苦しみながら扱っています

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ　創作をやっている人にはとても気持ちが伝わってきますし分かるってなりますね
21： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 01:43:36 ID:Pjzlrc7c0: file:///C:/Users/sikko/OneDrive/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/%E5%90%91%E6%97%A5%E8%91%B5%E7%95%91%E3%81%AB%E5%9F%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99.pdf

パワポで本の表紙を作ったのですが、飛べなかったらごめんなさい
PDFのファイルです
22： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 01:44:28 ID:Pjzlrc7c0: 以上です
次の方どうぞ
23：名無しさん：2020/09/26(土) 08:26:29 ID:wXqdmNvE0: >>21
ローカルファイル指定になってるぞ
アップローダー使え

http://whitecats.dip.jp/up/
24： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 10:36:35 ID:vKMXY.ms0: >>23
どうしたらいいかいまいち分かってなかったのでありがとうございます
今外出先なので帰ったらアップロードします
25： ◆mZOy619LCc：2020/09/26(土) 11:23:19 ID:gFMuMnJo0: 投下します
26： ◆mZOy619LCc：2020/09/26(土) 11:24:35 ID:gFMuMnJo0: 【タイトル】（　＾ω＾）が怪獣症候群になったようです
【作品URL】http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/boon_Monster_Syndrome.html
【ジャンル】バトル
【あらすじ/冒頭】怪獣症候群（Monster Syndrome）人がある兆候の元、突然巨大な怪獣に変身してしまう病気。そのせいで怪獣になってしまった人を助けるために今日も彼らは戦い続ける！
【アピールポイント】基本的にはギャグ。日常だろうが、戦闘中だろうがふざける時はふざけてる。だけれど締める時は締めていて、時には涙を誘う事もある。
　　　　　　　　　　各回に次回予告があって、それにも注目して欲しい。最終回への次回予告はグッと来た。
27： ◆mZOy619LCc：2020/09/26(土) 11:27:04 ID:gFMuMnJo0: 以上です。
次の方どうぞ
28：名無しさん：2020/09/26(土) 11:31:13 ID:RFo/THOI0: >>26
スレタイだけで気になる
読んでくる
29： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 18:22:41 ID:Pjzlrc7c0: 向日葵畑に埋めたようですの画像投下します
30： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 18:25:36 ID:Pjzlrc7c0: 画像だけ遅れてすみません

http://whitecats.dip.jp/up/download/1601111656/attach/1601111656.pdf

あいことばは　umeta　です

向日葵畑に埋めたようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1593862126/

本の表紙をイメージしました。
31： ◆NabbxQCEBw：2020/09/26(土) 18:26:24 ID:Pjzlrc7c0: 以上です
次の方どうぞ
32： ◆SESAXlhwuI：2020/09/26(土) 20:57:57 ID:rgbIqwns0: 投下します
33： ◆SESAXlhwuI：2020/09/26(土) 21:03:16 ID:rgbIqwns0: 【作品名】（　＾ω＾）は伝説になるようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1556094069/

【ジャンル】SF／サイバーパンク／冒険／バトル

【あらすじ】
天空をも貫く超巨大構造物「壁」。
そこに眠る遺産を求め、内部を旅していた若者ブーンは、ある日一人の遭難者と出逢う。

川ﾟ -ﾟ)「どうも。黒柳徹子です」

違いますね
どーーぉ見ても違いますね？

川ﾟ -ﾟ)「すみません嘘をつきました。本当は夜凪景です☆」

Σ僕とロボコネタ禁止ィィィーッ！
34： ◆SESAXlhwuI：2020/09/26(土) 21:05:53 ID:rgbIqwns0: 謎の寄生体に冒された彼女の名はクー。
その治療法を知るという、古の賢者「ハイ・フロスガー」を探す旅に出たブーン達の背後で、この世界の真相を揺るがす巨大な陰謀が動き始めていた……。

【アピールポイント】

兎に角本格的な冒険活劇を描きたい！と思い筆を取った作品です。

売りは名作SF漫画「BLAME！」をオマージュした緻密で変化に富んだその世界観。
心躍るハイテク兵器の数々や、臨場感あふれる遺跡内部の描写は手前味噌ですが中々の出来映え。

断崖絶壁を登る冒頭シーンから始まり、水没した地下都市。
急勾配のロープウェイからの緊急脱出シーンや、不気味に静まり返るに工業地帯の谷。貴重なヒョギフ大統領の産卵シーン。
野心に燃える皇帝・オサムの駆る浮遊戦艦「クリムゾン・コフィン」の襲来。怪しげなマッドサイエンティスト。
氷壁の奥底に眠る謎の古代遺物「聖棺（アーク）……

ほら？ちょっと興味湧いてきたでしょ？

崩壊してゆく迷宮都市。

疾走感溢れる怒濤の戦闘シーン。

変形する自立型AI・ドクオの活躍やスピアガンを操る孤高の美少女戦士・ツン。残忍な復讐鬼妹者の活躍等も見どころです。

ね？わくわくして来ませんか？

おらてめーら大好物だろ大好物って言えよオラァ！

SFというジャンルは食わず嫌いする物じゃない！
途轍もなくカッコ良くて面白い物なんじゃああああ！
35： ◆SESAXlhwuI：2020/09/26(土) 21:08:15 ID:rgbIqwns0: 謎の寄生体に冒された彼女の名はクー。

その治療法を知るという、古の賢者「ハイ・フロスガー」を探す旅に出たブーン達の背後で、この世界の真相を揺るがす巨大な陰謀が動き始めていた……。

【アピールポイント】

兎に角本格的な冒険活劇を描きたい！と思い筆を取った作品です。

売りは名作SF漫画「BLAME！」をオマージュした緻密で変化に富んだその世界観。
心躍るハイテク兵器の数々や、臨場感あふれる遺跡内部の描写は手前味噌ですが中々の出来映えかと。

断崖絶壁を登る冒頭シーンから始まり、水没した地下都市。
急勾配のロープウェイからの緊急脱出シーンや、不気味に静まり返るに工業地帯の谷。貴重なヒョギフ大統領の産卵シーン。
野心に燃える皇帝・オサムの駆る浮遊戦艦「クリムゾン・コフィン」の襲来。怪しげなマッドサイエンティスト。
氷壁の奥底に眠る謎の古代遺物「聖棺（アーク）……

ほら？ちょっと興味湧いてきたでしょ？

崩壊してゆく迷宮都市。
疾走感溢れる怒濤の戦闘シーン。
変形する自立型AI・ドクオの活躍やスピアガンを操る孤高の美少女戦士・ツン。残忍な復讐鬼妹者の活躍等も見どころです。

ね？わくわくして来ませんか？

おらてめーら大好物だろ大好物って言えよオラァ！（ヤケクソ）
36： ◆SESAXlhwuI：2020/09/26(土) 21:11:10 ID:rgbIqwns0: 以上です。お目汚し失礼しました。
次の方どうぞ
37： ◆vB.gDl2qWA：2020/09/26(土) 21:13:38 ID:lxrNkdeA0: 投下します！
38： ◆vB.gDl2qWA：2020/09/26(土) 21:14:11 ID:lxrNkdeA0: ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「あーあ、なんか面白いブーン系ないかなぁ」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「まとめサイトにあるやつ大体読んじゃったよ～」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「でしたら、ファイナル板を見てみては？」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「ふぁいなる？」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「現在ブーン系小説の要になっている掲示板ですよ。作品もほとんどここに投下されています」

ﾐｾ*ﾟヮﾟ)ﾘ「えっ、そんなのあったんだ！　どれどれ～？」

ﾐｾ；*ﾟーﾟ)ﾘ「……いや多！！　めっちゃあるじゃん！」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「活気があるのは喜ばしいことですね」

ﾐｾ；*ﾟーﾟ)ﾘ「どこから読めばいいのかわかんないよ～、トソンのおすすめ教えて！」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「仕方ありませんね。では最近のものから一作」
39： ◆vB.gDl2qWA：2020/09/26(土) 21:14:33 ID:lxrNkdeA0: ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ良い子　　ようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1601027460

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「昨日（2020/09/25）に投下されたばかりの短編です」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「全部で40レスもないのでサクッと読めますよ」

ﾐｾ；*ﾟーﾟ)ﾘ「どんな話なの？」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「まず、このお話はミーセちゃん→ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘという女の子が主人公です」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ（なんか私に似てるなぁ……）

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「天真爛漫なミーセちゃん、子煩悩なお父さん、ちょっと天然なお母さん」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「多少のトラブルはあるけど笑いが絶えない家庭を、お母さんが漫画にしています」

ﾐｾ*ﾟヮﾟ)ﾘ「あ、それ知ってる！　育児漫画でしょ？　ツイッターでよくバズってるよね！」

ﾐｾ*^ヮ^)ﾘ「絵柄も可愛いしほのぼのしててるから、読んでて和むよね～」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「そうですね。プライバシーを切り売りされている当事者でなければ」

ﾐｾ*ﾟヮﾟ)ﾘ「えっ」
40： ◆vB.gDl2qWA：2020/09/26(土) 21:15:00 ID:lxrNkdeA0: (ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「子供の友人関係、第二次性徴、夫婦間の性生活」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「コンテンツとして消化するにはうってつけですものね」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「ちなみにミーセちゃんは」

ﾐｾ；*ﾟーﾟ)ﾘ「いい！！　いい！！　自分で読むから！！」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「ああ～～、そういう話かぁ……タイトルの空白が不穏に見えてきたよ……」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「ああ、その空白は」

ﾐｾ；*ﾟーﾟ)ﾘ「や～～め～～ろ～～や～～！！！」
41： ◆vB.gDl2qWA：2020/09/26(土) 21:15:22 ID:lxrNkdeA0: ﾐｾ#ﾟーﾟ)ﾘ「まったくもう、トソンは息をするようにネタバレするんだから！」

(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「すみません……好きな作品のことになると箍が外れてしまって……」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「キモオタの仕草じゃん……」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「まぁ、とりあえず読んでみようかな」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ「ネタバレはできないから、私の顔を見て想像を巡らせてね！」

ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ

ﾐｾ；*ﾟ oﾟ)ﾘ

ﾐｾ*ﾟ д。)ﾘ

(^、ﾟﾄｿﾝ「ミセリもこんな顔になる『ﾐｾ*ﾟーﾟ)ﾘ良い子　　ようです』、皆様もぜひ読んでみてくださいね！」
42： ◆vB.gDl2qWA：2020/09/26(土) 21:15:45 ID:lxrNkdeA0: 以上です！
次の方どうぞ
43：名無しさん：2020/09/26(土) 22:28:03 ID:bBDud6WQ0: 面白そう
44： ◆GyXMmUcMSo：2020/09/26(土) 22:45:38 ID:0y.Bqg0A0: 誰もいない……投下するならいまのうち
投下します
45： ◆GyXMmUcMSo：2020/09/26(土) 22:46:30 ID:0y.Bqg0A0: 川ﾟ -ﾟ)　油揚げが食べたいようですよ

lw´‐ _‐ﾉv　なんと

川ﾟ -ﾟ)　買ってきてくれ

lw´‐ _‐ﾉv　ん

川ﾟ -ﾟ)

lw´‐ _‐ﾉv

川ﾟ -ﾟ)　買ってきて

lw´‐ _‐ﾉv　ん
　っ

川ﾟ -ﾟ)　……なぜ動かん

lw´‐ _‐ﾉv　……お金
　っ

川ﾟ -ﾟ)　頼む

lw´‐ _‐ﾉv　やだねぃ

川ﾟ -ﾟ)　仕方がない、ここはフォーメーションHでいくとしよう

lw´‐ _‐ﾉv　協力してやるか、米も頼む

ﾉﾊﾟ～ﾟ)ﾓｸﾞﾓｸﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-ﾃｹ　＞
ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　はー、新作のポテチうまいぞー！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-ﾃｹｽ　＞
ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…ﾀﾞｳｿﾆｼ　＞
ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　ん？

.
46： ◆GyXMmUcMSo：2020/09/26(土) 22:47:11 ID:0y.Bqg0A0: ,,,,,,,,ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　ﾅﾝﾀﾞﾅﾝﾀﾞ

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　おねーちゃん、どうしたー？

川ヽﾟ Дﾟ)　助けてくれーーーーーーー

lw´‐ A‐ﾉv　はらがへってしにそうだーーーーーーー

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　

lw´‐ A‐ﾉv　米、米をくれ……っ

川ヽﾟ Дﾟ)　シュー、だめだシュー、目を閉じるなっ

lw´‐ A‐ﾉv　

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　……　

川ヽﾟ Дﾟ)　ああ、ここに油揚げがっ

川ヽﾟ Дﾟ)　こんがり黄金色をした、三角油揚げがあったならァ！！！

lw´ﾟ _ﾟﾉv　……ｺﾒ……

川ヽﾟ Дﾟ)　あと、あとお米もっ

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　わかった、すぐ買ってくる！

.
47： ◆GyXMmUcMSo：2020/09/26(土) 22:49:22 ID:0y.Bqg0A0: 川ﾟ -ﾟ)　よろしい、ではヒート、油揚げの側面を開くのだ

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　クーねぇ、元気なのか？

川ﾟ -ﾟ)　お陰様でな

lw´‐ _‐ﾉvﾓｸﾓｸ

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　シューねぇも

lw´‐ _‐ﾉv　米を炊く邪魔をするなっ

ﾉﾊ´ﾟ⊿ﾟ)　えー……

川ﾟ -ﾟ)　そして油揚げの内側に味噌を塗り

川ﾟ -ﾟ)　湯がいたネギを入れるのだっ

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　元気なら自分でやれよぅ

川ﾟ -ﾟ)　私はレシピを見るのに忙しいから仕方がない

川ﾟ -ﾟ)　……ふむふむ

川ﾟ -ﾟ)　「そんで油揚げを油をしかずにフライパンで両面を弱火でカリッカリになるまで焼く」だと

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　レシピサイトにしては語調がラフだなっ

川ﾟ -ﾟ)　誰がレシピサイトだと言った

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　だってずっとスマホに夢中じゃないか

川ﾟ -ﾟ)　なかなか展開が面白くてな

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　面白い展開のレシピってなんだよう！

o川*ﾟーﾟ)o　おやおや～？　こんがりいい匂いするねぇ

川ﾟ -ﾟ)　鼻が利くな、そろそろ出来上がりだ

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　はえ～美味しそう

o川*ﾟーﾟ)o　ええー、夕飯油揚げなの？

川ﾟ -ﾟ)　小説読んでたら、どうしても食べたくなってな
.
48： ◆GyXMmUcMSo：2020/09/26(土) 22:51:39 ID:0y.Bqg0A0: 川ﾟ -ﾟ)　ハイボールでいくとするか

lw´‐ _‐ﾉv　米をアテに米を飲むぞいじゃじゃん

川ﾟ -ﾟ)　それはまさか

lw´‐ _‐ﾉv　そう　浦霞

川ﾟ -ﾟ)　もしやお前も読んだな、あの作品を

lw´‐ _‐ﾉv　あたぼうよ

lw´‐ _‐ﾉv　ささ、ヒートや、あれを持っておいで

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　？

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)　アレってなんだ？

lw´‐ _‐ﾉv　空気読んで適当に持ってくるんだよそこは

ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)っ【　はい、醤油

lw´＾o＾ﾉv|　おちゃ　おいしい　です

川ﾟ -ﾟ)　【http://tanpentokanohokanko.blog118.fc2.com/blog-entry-426.html
】

o川*ﾟーﾟ)o　え、何その呪文

川ﾟ -ﾟ)　「('A`)のんべえだらりのようです」　を読むがいい

川ﾟ -ﾟ)　まあ、君たちのようなお子様にはまだ刺激が強すぎるかもしれんがな

lw´‐ _‐ﾉv　顔芸にも触れろよ

川ﾟ -ﾟ)ｍ9　あらためて紹介するぞっ

【タイトル】('A`)のんべえだらりのようです
【作品ＵＲＬ】http://tanpentokanohokanko.blog118.fc2.com/blog-entry-426.html
【ジャンル】飯テロ　日常
【あらすじ】ドクオが酒飲んで飯食う話　時々ブーンも

【アピールポイント】
クーの作った再現料理はこれだぁ！
https://i.imgur.com/NtAs5uQ.jpg
.
49： ◆GyXMmUcMSo：2020/09/26(土) 22:52:25 ID:0y.Bqg0A0: 以上です
お次の方どうぞ
50：名無しさん：2020/09/26(土) 22:58:57 ID:z5e1uOU60: 乙
こんな時間になんてもの見せやがる
51：名無しさん：2020/09/27(日) 00:50:33 ID:KshAhliI0: みなさま乙です
クオリティ高い！
52： ◆KuuESwwLsI：2020/09/27(日) 02:14:14 ID:AKTiRcOo0: 投下します
53： ◆KuuESwwLsI：2020/09/27(日) 02:14:58 ID:AKTiRcOo0: アイテム番号:SCP-■■■-JP

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル: SCP-■■■-JPは完全な収容には成功していません。そのため、SCP-■■■-JPの発生地である■■町に至る国道、私道を全て閉鎖し、周辺の森林内には52台の防犯カメラを設置。常時監視を行い周囲2kmに渡って近隣住民を立ち入りを制限してください。万が一、一般市民の立ち入りが発生した場合、機動部隊ん-2（劇団かりんちゅ）が急行し安全を確保。同時にカバーストーリー「熊の目撃談」を流布しさらなる一般市民の侵入を防いでください。侵入者がSCP-■■■-JPを目撃してしまった場合、Bクラスを記憶処理を行ってください。
SCP-■■■-JPの発生が確認された場合には機動部隊ん-2による撃退作戦「逢断祭」が遂行されます。逢断祭の仔細な手順については補遺1を参照してください。
現時点でSCP-■■■-JPの異常性の完全な解明には至っていません。SCP-■■■-JPを殺害した場合、時期を開けての再発生も確認されています。その法則性は不明です。再発生による不測の収容違反を防ぐため、逢断祭の目的はあくまでSCP-■■■-JPの撃退とし、火器を用いる場合は非殺傷性のものを採用してください。また、万が一SCP-■■■-JPを殺害してしまった場合は、封鎖を範囲を周囲3km、監視範囲については周囲8kmまで拡大してください。

説明: SCP-■■■-JPは■■町近隣の山中に出現する未知の生命体です。外見は熊科の動物に似ており２本の角と大きく伸びた牙が特徴とされます。
性格は非常に惨虐で、人間に対し積極的に捕食活動を行います。過去、■■町では■■名が、SCP-■■■-JPにより惨殺、捕食されたとみられています。

SCP-■■■-JPは■■町で発生した野生動物によると思われる大規模かつ異様な惨殺事件が近隣の猟友会に潜入中であったエージェントの目に止まったことが発見のきっかけとなりました。
惨殺事件の調査のため財団職員が■■町を訪れた際にSCP-■■■-JPと接触。この時、財団職員■名が犠牲となりSCP-■■■-JPの危険性が認知され機動部隊ん-2の援助が決定。財団エージェントと機動部隊ん-2による、周辺地域の探索によりSCP-■■■-JPを発見。人間に対する強い攻撃的執着により収容をやむなく断念。その場で銃火器による無力化が許可され、無事遂行されました。回収されたサンプルに一致する動物は地球上には存在していませんが、フランスの■■■■■地方に現れたとされる巨大■■■■の剥製との類似が確認されました。

発見の際の無力化によりSCP-■■■-JPのクラスはNeutralizedとなる予定でしたが、調査によりSCP-■■■-JPの再出現の可能性が示唆され、実際に再出現が確認されたためEuclidとして認定。現在の特別収容プロトコルを設定しました。SCP-■■■-JPは現在でも■年程の周期で発生が確認され、現在のところ撃退作戦は成功。大きな収容違反は起こっていません。
しかし、SCP-■■■-JPは獣として最低限の知能を備えており、度重なる捕食活動の失敗によって生息域の移動や凶暴化の恐れが懸念されています。出現地域と行動範囲の記録調査は仔細に行なってください。

■■町には以前よりSCP-■■■-JPを指していると思われる伝承が存在していました。伝承には欠落した部分も多く、SCP-■■■-JPの全容の解明にはいたりませんでしたが、前述した再出現の可能性や特別収容プロトコルの設定の際には重要な参考資料となりました
。
SCP-■■■-JPの伝承については■■町内にて発見された資料（補遺2）を閲覧してください。
報告は以上です。

補遺1:-逢断祭の正規手順は現在再検討中です-

補遺2:■■町役場内の日誌
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1494162007/

（　＾ω＾）博士による手書きの雑感
-このスレッドの大きな魅力はリアルタイム性と余白が生み出す不安感だろう。本来であればこんなレスなど見ずに、偶発的にスレッドを開き、あの不穏な気配がシミのように広がっていく感覚を、不意打ちに味わってもらいたいが……-
54： ◆KuuESwwLsI：2020/09/27(日) 02:16:04 ID:AKTiRcOo0: 以上です
次の方どうぞ
55： ◆y9d13ZSjYM：2020/09/27(日) 11:48:12 ID:..CdbdQ.0: 投下します
56： ◆y9d13ZSjYM：2020/09/27(日) 11:49:16 ID:..CdbdQ.0: 【タイトル】('A`)はドクトラセブンのようです
【作品URL】https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1532665800/l50
【ジャンル】ギャグ
【あらすじ/冒頭】この地球は狙われている！宇宙にある幾千もの星から侵略者がやってくる！そんな侵略者から地球を守るために"彼"はやって来た！！
【アピールポイント】残念な事にこの物語の主人公は某宇宙人みたいに強くはない。だけどこの作品はそこが一番大事に思える。
　　　　　　　　　　情けない姿を晒しながら卑怯な手を使ってみたり、失敗したり…
　　　　　　　　　　決してカッコいいヒーローとは言えないけれど、それでも彼はヒーローなんだ。強大な敵とも戦いボロボロになりながらも戦う姿をどうか見てほしい。
57： ◆y9d13ZSjYM：2020/09/27(日) 11:49:57 ID:..CdbdQ.0: 以上です
次の方どうぞ
58： ◆32UCX2b2sA：2020/09/27(日) 13:01:13 ID:ypNwYlx.0: 投下します
59： ◆32UCX2b2sA：2020/09/27(日) 13:04:02 ID:ypNwYlx.0: (´･ω･`)「じゃ、次は僕が紹介しようか」

（　＾ω＾）「また君かぁ…壊れるなぁ…」

( ^ω^)は、水も酸素もなくては生きられないようです
http://boooonbouquet.web.fc2.com/o2h2o/mokuji.html

('A`)「やっぱりホ…モじゃ、ない…けど…？」

（　＾ω＾）「あれ？なんかブーンの顔が変だよ」

(´･ω･`)「ああ、うん、そうかもね。これはブーン系黎明期の作品なんだ」

('A`)「黎明期って…なんだこれ、2007年！？」

(´･ω･`)「そう。この時代はまだブーン系が始まったばかりで、顔文字AAもはっきり決まっていなかったんだ」
60： ◆32UCX2b2sA：2020/09/27(日) 13:08:42 ID:ypNwYlx.0: （　＾ω＾）「ショボン…お前一体いまいくつ…」

(´･ω･`)「この作品はいわゆるSF、サイエンス・フィクションだ」

('A`)「13年前の作品をリアタイで読んでるってことは…」

(´･ω･`)「この作品の主人公ブーンは、タイトルのとおり、水も酸素も無いと生きられないんだ。しかし、それは逆説的に言うと、」

（　＾ω＾）「13年前リアタイ読みの大学生…一体何浪何留したら…」

(´･ω･`)「「ブーンは」そうなんだ。だったら、他は水も酸素も無くても…ってお前らさっきからうるせえな、掘るぞ」

('A`)「やっぱりH-Moじゃないか」

（　＾ω＾）「あれ、これ第3話までしかないの？」

(´･ω･`)「ああ、そうだ。この作品はここまででも充分面白いんだが、残念ながらこの先は更新されていない。でも僕はずっと待っている、この作品が更新されるのを」

('A`)「面白いの？」

(´･ω･`)「面白い。何と言っていいかわからないが、冷たい宇宙の寂しさの中に、暖かみを感じる何かがあるんだ。だけどそれは脆くて、危なくて…」
61： ◆32UCX2b2sA：2020/09/27(日) 13:09:08 ID:ypNwYlx.0: 以上です
次の方どぞー
62： ◆lml.FqHQ9E：2020/09/27(日) 20:56:40 ID:fCikeDM.0: 投下します
63： ◆lml.FqHQ9E：2020/09/27(日) 20:57:21 ID:fCikeDM.0: 【タイトル】（　＾ω＾）悪意のようです
【作品URL】http://vipmain.sakura.ne.jp/end/468-top.html
【ジャンル】シリアス
【あらすじ/冒頭】
　物語は取調室から始まる。
　大学生のブーンは知人女性を殺した疑いで取り調べを受けていた。
　一向に口を開かないブーンと、要領を得ない彼の言動に苛立つ刑事。
　しかしブーンが黙秘を続けるのも無理はない。
　ようやく開かれた彼の口には、舌がなかったのだから。
【好きな台詞】
『沢山殴るから死んでくれ。
　沢山踏むから死んでくれ。
　それは暴行と言う名の祈りにも近かった。』
【アピールポイント】
　投下日は2008年と10年以上前になるのだが、今なお一部でカルト的人気を持つ作品。
　現在と過去を交互に描写する形で物語が進行していく。
　なぜブーンは女性を殺したのか、なぜ舌を切り取ったのか。
　少しずつ明かされていく真相にスクロールが止まらなくなる。
　読了後、タイトルの『悪意』の意味を噛み締めたくなる作品。
64： ◆lml.FqHQ9E：2020/09/27(日) 20:57:59 ID:fCikeDM.0: 以上です
次の方どうぞ
65：名無しさん：2020/09/27(日) 21:11:35 ID:1IAp9jKI0: んばぁ
66： ◆RkVv5qvT4M：2020/09/27(日) 22:42:01 ID:etMlY2mM0: 投下します
67： ◆RkVv5qvT4M：2020/09/27(日) 22:42:54 ID:etMlY2mM0: 「火星に住むつもりかい？」

澄んだ声に問いかけられて、あなたは現実世界に意識を戻す。手元の単行本に彼女の視線は向かっていた。

「それ、気になってたけどまだ読んでない。面白いか？」

あなたが「暗い」と一言返すと、彼女は珍しく口の端をほころばせ、また問いかける。

「君は一体、どんな物語を探しているんだ」

自分はどんな物語を求めているのだろう。
黙り込んで迷うあなたを見て、彼女は嬉しそうに目を細める。

「火星繋がりで、ひとつオススメしたい物語がある」

窓からひとすじ風が舞い込んで、彼女の髪をたなびかせる。

「君はこれから、西暦2134年の火星に向かう。
テラフォーミング計画が完了して18年たった火星の大地に降り立ち、火星の秘密を暴くハンターになるのさ」

「それはまた、随分とファンタジックだね」

火星。テラフォーミング計画。百年先の未来の物語。
いわゆるSF小説だろうと見当をつけて、あなたは彼女の言葉の続きを待つ。

「そして君はまず、ある場所へ向かう」

.
68： ◆RkVv5qvT4M：2020/09/27(日) 22:44:18 ID:etMlY2mM0: あなたの手元に、一冊の文庫本が差し出される。
反射的に受け取ると、彼女の白い指が表紙のある一点を指し示す。

「モノリスのように黒く聳え立つ、格式高いホテルにね」

　https://i.imgur.com/i7AtQ8t.jpg

川ﾟ -ﾟ)　「ホテル・サイドニアのようです」

川ﾟ -ﾟ)　「面白さは、私が保証するよ」

彼女がそこまで言うのならば、きっと面白い物語がここにはあるのだろう。
あなたは既に、この火星の物語に強く惹きつけられていた。

それにしても。
なぜ彼女は急に、この本の紹介をしてきたのだろうか。

そんな疑問が心を掠めた瞬間、あなたの手はふわりと優しく包まれた。

川ﾟ -ﾟ)　「君が火星を旅している間だけ、こちらの本を借りるとするよ」

普段口数の少ない彼女がこうも熱く語る理由は、ただあの単行本を読みたかったからか。
してやられたと思いつつも、あなたの興味は既に、火星へと向かっていた。

　→　http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/hotel_sidenia.html#14

「ホテル・サイドニアへようこそ！」

.
69： ◆RkVv5qvT4M：2020/09/27(日) 22:45:18 ID:etMlY2mM0: 以上です。次の方どうぞ
70：名無しさん：2020/09/27(日) 22:51:52 ID:IkbZbzzg0: センスのある紹介の仕方だ…
71： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:43:30 ID:56cYcIKE0: します
72： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:44:00 ID:56cYcIKE0: 拝啓、人格障害。

私の背中からは無数の卒塔婆が突き出している。

所詮は衒学的な売文行為の結果に過ぎないのだが、この少しだけ人生の一部捧げれば飲み込めてしまう程度の悪文たちには、決して少なくない量の私観が注がれている。
蚯蚓ののたくったような文字列が綾なす羅列は、畢竟、集塵的行為のなれ果なのだろう。

中学生の患う流行病や高校生の赤黒く線の引かれた手首、大学生特有のモラトリアム文学、そして生き恥の大部分を占める社会人生活期に拵えた無能の叫び声。
ポエトリーリーディングに尽くした情熱が残した芥は、暗愚魯鈍な紀行文たちだ。

私はそれら一切を、過去の遺物としてかなぐり捨てた。
大きく広げた風呂敷を大衆に任せ、出来うる限り最大の札を注いで、風に靡く彼らの物語へと黙祷したのだ。

巨視的な観点を私が持ちうる可能性も有り得たと思いたい。
死ぬまで貫き通せるほどの熱量、或いは分相応の身分に満足出来ず、自らを徹底的に追い込める才能が在れば、
そして一文士となり、野望図に枯野を駆け巡る、白玉楼中の至りへと心血を注ぐ愚行を咎められない社会的地位を確立していれば、
もしかしたら、何か変わっていたのでは無いだろうか。

しかし結局、私は生き残ってしまった。
死ぬべき時に死ねず、義務やら責務やらで喉元を締め上げられ、苦心惨憺に溺れる中、憂いの長引いた隠居の一人娘に嘲笑されては、未だ不退転を繰り返している。
不承不承、死ぬ勇気も殺す覚悟も持っていなかったのだから、生きるしかないのだ。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬とSSRIを適当にウィスキーで流し込み、たまに訪れる眠れない夜などは、適量のマイスリーを飲み下す。
朝日が顔に日差しする一時間前に自然と目覚め、倦怠感に塗れた微睡みをカフェインと強心剤の手助けを借り、鬱屈した繊弱の精神性を鯨飲したつもりのまま扉を開ける。

打算的に生きてきた。

頑迷な小心を惑わしてくれるおつむの弱い醜女と懇意になった。
学も才能も乏しい女と緩慢に生活し、いつの間にか生まれていた赤子は赤子のまま齢二十を経過していて、
私が進退窮まっていた路地を歩んでいた事実に漸く気付いた頃、嫁から勘当を投げ付けられた。

憔悴に憔悴を重ねていた私は別居の提案が記載された蛍光色の付箋一枚が、どのような経緯で認められたのかすら分からぬのに、疲弊した家庭から逃げられると思い込んで、「了解」の二文字を綴ってしまった。

兎角、疲れていた。
73： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:44:25 ID:7r9opwbo0: 投下します
74： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:44:37 ID:56cYcIKE0: 給与の振込先は妻子の苗字に名義変更されていた。
私の瑣末な生活必需品の一切は遠方の関西圏へと郵送され、その一週間後には顔も名前も知らない六畳一間への引越しを余儀なくされた。
解放されたのも束の間、精神疾患の診断を受ける。

エディプスコンプレックスに憧れを抱いていた私に投げ付けられた診断名は、やはり予想通りの鬱病だったが、家内にその旨を一報寄越したところ怠け者の一言で済まされた。
私のほうが一層強く辛いと言い腐られてしまっては、取り付く島などどこにもなかった。

兎に角、休みたかった。

路頭に迷い侘しい独居房で暇を肥やす私は、色々と考えた。
刺戟の全部を取り払われた静寂を極めし部屋の中、嫌味なほどに高い天井を見上げて成せる行為と云うのは、三十路を過ぎた脳味噌を放埒に動かす作業だけだったのだ。

ようやっとここで、第二次成長と自我の獲得を果たす。

しかしこんな私を、一体誰が哀れんで呉れるというのだろうか。
両親を逆恨みし世間様から借財された地位すら失って、挙句の果てには中途半端な成功者にすら嫉妬する始末。
ペシミズムを弄んだ若者たちが行き着く先に、堕落に敷衍し続けた道程の先に、私は到着しているのだ。

ふと思う。あの頃、切磋琢磨と作り上げた想像の人々。
三和土の上で広げた世界の数々。

私は彼らへ自罰的な思考回路を埋め込んだ。持ちうる低脳の数々と矮小な卑語を存分に載せて、
作者の脳内で既定路線の結末を辿るレールに登場人物を無理矢理に嵌め込ませ、屈辱的な人生を歩ませてきた。

きっと良い人生を歩めたはずである。
順風満帆な生活を謳歌し尽くし、陶酔境の至のまま、重い荷を降ろすことも可能だったはずだ。

しかし私はそうはしなかった。そうはできなかった。
満たされない思いのままでいる作者を、読者を差し置いて、そうあるべきの幸せを許せなかった。

だから、恵まれた関係と純粋な環境の中で生を享受する感情の擬人たちへ、私は奈落に続く道を勧め、行く末を深淵へと導いたのである。
万年床に横たわり附記された文言を辿る行為は、ある種耽美的だったのかもしれない。

凡百な悲嘆に分かりやすく共感できる自身の感性を、見つめ直すのには良い機会だったのだ。
75： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:45:17 ID:56cYcIKE0: しかしこれは、結局長い言い訳だったのだろうか。
自虐的な物語や作風に人の仄暗い厭世観を投影していたから、そう感じてしまっているだろうか。

どこにでもある不安で死を迎える腹積りに、きっと私は変貌してしまったのだろう。

一家心中でもしたかったのかもしれない。
誰しも抱えるぬるい希死念慮にかまけて、私はこの痩身の中で未だ産声を上げれずにいる自意識に発破を掛けて、
おざなりにしていた破壊衝動を外へ……外へと、擲ちたかったのかもしれない。

最近は、彼らの世界を夢に見る。
最近は、彼らの世界を夢に見る。

無気力で内向的な女子大生や厭世的な自叙伝で大成したエッセイスト、承認欲求のルサンチマンを捻じ曲げて、精神病が痼疾してしまった社会人もいる。
大学生的な素人文士が清らかな麗人とまみえるシーンは、涙無しには想起できない。

私の器は割れていない。
割れない。
世の中は不公平が蔓延している。

記された想像上の世界には色が全く無いのだから、モノクロの空の下で干涸らびた心を備えた登場人物は、怠情で退廃的な心根に目を瞑り、それでも足を止めてはならないのだ。

私の前には認知症の老婆が人工呼吸器を付けて眠っている。
その隣には頭頂部の一部が歪に陥没した、男顔の女性が涎を垂らしながら車椅子に固定されている。

私はそれを眺めている。

黒く腐り欠けてしまった自らの足の小指が目に写る。
左腕の前肢で瘤状に膨れた青い静脈を脈動させながら、私は空いているもう片方の腕に無感動な空言を宿らせる。

疲れてしまった。ひどく、ひどく、疲れてしまった。
否、悟ってしまったが故であろう。
76： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:46:06 ID:56cYcIKE0: （　ФωФ）

吾輩は杉浦ロマネスク、ただの老人である。

ここには一向に容態の快復しない、或いは行き着いてしまった者たちの相矛盾と葛藤の日々を、そのかけらを置いてゆこうと思う。

大丈夫、もう準備は済んでいる。

台所から拝借した包丁をシャント瘤に打ち込めば事は良い。
気管切開の喉笛に刺さった挿管チューブへ、妻が昔日好きだったミネストローネを既に流し込んである。
見ない内に筋肉の硬直がかなり進行している我が娘は、つい先程自動喀痰吸引の電源を切ったばかりだ。

（　ФωФ）

吾輩は狂ってなどおらんよ。ただ、夢を見ていただけだ。

私は結局、大量殺人者には成れなかった。
醜悪を極めた人間性を、只管愚かに繋げ続けていただけだった。

風化するフローリングに私は横になる。
吾輩はそれを、一言一句書き漏らすまいと躍起になっている。

私はたぶん、壊れたかったのだと思う。
躍動の乏しい世界観に浸って、それを貪り尽くした自分に、馬鹿馬鹿しい満足感を覚えてしまっていたのではないかと。
今ではそう考えるようにしている。

あの時、あの時期に投げ捨てた感情を再三再四見つけてしまって、飽き性な自身が未だそれにのめり込んでいる現実を棄却したかったのだと。

若い時分、よく耳につけていたイヤホンを差し込む。
やはり壊れて使い物にはならなかったが、それでも妙に気分が落ち着いてゆくのを実感する。
77： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:46:31 ID:56cYcIKE0: 私には卒塔婆が生えている。
背中に無数の卒塔婆が突き刺さっている。

これは誰かが差し込んでいった結果なのかもしれない。
もしくは忘れてしまった過去の自分が植えていった種なのかもしれない。

（　ФωФ）

だから吾輩は墓場となろう。
ロイド眼鏡を踏みりバルビタールを服用して、自己愛的な物語へと身を踊らせよう。

ここで墓標となり、身悶えしながら誰かが来るのを、ただひたすらに待っているのである。

若草が変貌を遂げて大樹となるように、人間の過渡期を疾うに過ぎ去った憂愁を舞いながら、無縁菩薩の墓場となる誓を、ここに立てるのである。

結句、私は部外者でした。
埋没した自己幻像に、何か…彩色を付けたかったのかもしれません。

だからここにあるのは、きっと、なりそこないの私たちなのです。

言いたいことなんて、本当は大した内容のものじゃないのです。
私は一足お先に、向こう側で待っておりますので。

（　ФωФ）

諸賢、吾輩はここに跡地として足跡を刻んでやろう。
敬具、スーサイドにて。

追伸
https://u3.getuploader.com/boonnews/download/69/ブーン系の名残.zip
78： ◆YA2dQ7l6ss：2020/09/28(月) 00:47:35 ID:56cYcIKE0: かぶってしまってごめんなさい。
以上です、次の方どうぞ。
79： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:48:48 ID:7r9opwbo0: 途中で割り込んでしまってすいませんでした。
投下します。
80： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:49:41 ID:7r9opwbo0: カフェの一角でまた一つ溜め息が吐き出された。
席に座る僕から醸し出される雰囲気は明らかに重いと思う。
多分色を付けたらテーブルの上に置いているコーヒーよりも黒いだろう。

（　＾ω＾）「まいったなあ」

着慣れ始めたリクルートスーツ姿で、僕は頭を抱えた。固められていた頭髪が、ぐしゃっと崩れる。
手帳を見ると、あれだけあった企業との面接が目に見えて少なくなってきている。
俗に言う、手駒が切れ始めの状態になっていた。

（　＾ω＾）「まいったなあ」

まいっている事は山ほどあって、これは氷山の一角であることも間違いないのだが、
とにかく僕はまいっていた。精一杯まいっていた。
残ったコーヒーを飲み干すと、もう既に飽きるほど眺めた新卒求人サイトをスマートフォンでまた見る。
しかし今の僕に新しい求人を探す力は残っておらず、少し眺めた時点で開いていたブラウザのタブを閉じた。

顔を上げ店内をザッと眺めると、もう10月という事もあってか、ハロウィンの装いが施されている。
ボードに書かれたおススメもカボチャのフラペチーノ。
ジャック・オー・ランタンのイラストが、鮮やかなフラペチーノのイラストの脇に、ちょこんと書かれていた。

『こいつはなあ、天国にも地獄にも行けないからずーっとこの世をさまよってんだよ』

僕はそのイラストを見て、その一文を思い出す。
丁度この間読んだ小説にそんな事が書いてあったな。
テーブルの上に置いたスマートフォンを手に取り、検索すると出てきた。
間違いない、これだ。
81： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:50:31 ID:7r9opwbo0: （　･∀･）ワンダリング・ジャックに捧ぐようです
http://coollighter.blog.fc2.com/blog-entry-389.html

この物語は、就職活動から脱落してしまった、大学4回生の話である。
こだわりを持って活動していた就活で失敗した茂良は、就活に対しても、そして生きることに関しても無気力。
しかし動かなくても世の中は進んでいく。そんな状況に焦りはしながらも、彼は動けずにいた。
そんな彼が彼女に促されて、ポーズだけでも取るために動き出したその日。
近所の学生街ではハロウィンパーティーが行われていた。そこに彼はスーツ姿のジャック・オー・ランタンとして参加する。
天国にも地獄にも行けない自分を嘲笑うかのように。

とにかく厭世観に溢れていて、気怠い雰囲気が漂う作品。
考えや気持ちはどこかしら共通するものや理解できる事が多く、他人事ではない身近な話として読むことが出来た。
最も、それは自分自身が同じような立場だからかもしれない。

最近思う事がある。結局世の中はなるようにしかならないし、どうにかなって話は動いていくのだ。
例えばそれがこの惨めな就活であったとしてもだ。

スマートフォンで話を読み返していると、画面が電話の着信画面に切り替わる。
表示された電話の主は僕の女友達であるツンだった。僕は受話器のマークを横にスライドし、電話に出た。
82： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:51:19 ID:7r9opwbo0: ξﾟ⊿ﾟ)ξ「もしもし、面接終わった？」

（　＾ω＾）「うん、さっき終わってカフェで一服してたお」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「手ごたえはどう？」

ツンは春先には既に内定をもらっていた。
夏頃にも内定をもらっていたから、まあ、いわゆる就活勝ち組だ。

（　＾ω＾）「そりゃあもう、ホームラン級の当たりだったお」

僕は嘘をついた。
手ごたえなんてピッチャーゴロどころか、バットに掠めたかどうかも分からないくらいだったのに。

ξﾟーﾟ)ξ「それは良かったじゃない」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ドクオもクーも心配してたわよ」

この2人も夏に内定獲得済みで、もう安泰だ。
心配するほど偉くなったのかよと思ってしまうのは、持たざる者の僻みでしかないのだろう。

（　＾ω＾）「そいつは申し訳ない限りだお」
83： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:52:11 ID:7r9opwbo0: ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ところでさ、今週末の土曜にセンター街でハロウィンパーティーやるんだって」

（　＾ω＾）「ハロウィンパーティー」

僕は先ほど目にした単語を耳にして、思わず復唱する。

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「うん、でさ、ブーンも来ないかって。クーもドクオも来るって」

（　＾ω＾）「僕は……」

『遠慮しておくよ』

その言葉が喉元まで出かかったがこらえた。そして呑み込んだ。
何故そうしたか、理由は自分でも分からない。

（　＾ω＾）「行くお」

そして代わりに出てきた言葉は前向きな一言。

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「やった。じゃあコスプレの準備しなくちゃね」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「どんな格好しようかな、クーはどうするんだろう」

電話越しでも彼女のうきうきした様子が分かるようだった。
就活中で楽しみが無くなっていた彼女にとって、久々のイベントはテンションが上がるモノがあったのだろう。

（　＾ω＾）「じゃあ僕はジャック・オー・ランタンの格好でもするかお」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ジャック・オー・ランタン？　それってカボチャのアレじゃない？」

（　＾ω＾）「そいつでいいんだお」

カフェの看板に書かれたイラストをもう一度眺める。
恨みがましく現世をさまよい続けている亡霊は、カボチャ姿のまま不敵に笑っていた。
84： ◆.oAZ8Alaeo：2020/09/28(月) 00:52:47 ID:7r9opwbo0: 以上です。
次の方どうぞ。
85： ◆82ybi7ottM：2020/09/28(月) 13:54:49 ID:sTcqD.0Q0: 【タイトル】馬鹿・プレミアム・アウトレット
【作品URL】http://buntsundo.web.fc2.com/long/baka_premium_outlets/top.html
【ジャンル】ギャグ
【アピールポイント】
口下手な僕はこの作品の魅力をうまく伝えられそうにもないし、あらすじや好きな台詞を書こうものならネタバレになりかねないのでイラストを作成しました。

https://i.imgur.com/1UzTYLm.jpg
86：名無しさん：2020/09/28(月) 14:14:38 ID:jdGxdTQg0: いらすとやでワロタ
上手いなあ
87：名無しさん：2020/09/28(月) 14:37:58 ID:FL0LaNEg0: 発想の勝利かよ
おもろい
88： ◆XwtRpdUDJ.：2020/09/28(月) 19:04:58 ID:E55id68E0: 投石します
89： ◆XwtRpdUDJ.：2020/09/28(月) 19:06:07 ID:E55id68E0: （　＾ω＾）「さて、じゃあ大トリをつとめさせて頂くのは…」

('A`)「前口上はいいから」

(´･ω･`)「さっさと紹介しなよ」

（　＾ω＾）「まあまあ焦るんじゃない童貞共」

（　＾ω＾）「勿体ぶるには訳がある」

川ﾟ -ﾟ)「ほう、聞かせてもらおうか」

　　　　　＿＿＿_
　　　　／　　　　＼
　　　／　 _ノ　ヽ､_　＼
　／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼　ほんとは作者読みしてほしいんだお…
　 |　　　　（__人__）　　　　|
　＼　　　｀ ⌒´ 　　／

　　　　　＿＿＿_
　　　　／　　　　＼
　　　／　 _ノ　ヽ､_　＼
　／　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　＼　でも1作品しか紹介できないお…
　 |　　　　（__人__）　　　　|　　
　＼　　　｀ ⌒´ 　　／

　　　　　＿＿＿_
　　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●）　（●）＼
　／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　だからこれを紹介するお！
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|
　＼　　　 `ー'´ 　　／
90： ◆XwtRpdUDJ.：2020/09/28(月) 19:07:36 ID:E55id68E0: ('A`)手紙を渡したかったようです
http://tikageboon.blog.fc2.com/blog-entry-50.html?sp

(´･ω･`)「作者読みとは大きく出たね」

('A`)「うーん、悪いがあまり有名なタイトルじゃないようだが？」

（　＾ω＾）「まあ、このタイトルはお題ものの総合短編だからね」

(´･ω･`)「ふむ。で、この作品をチョイスした、その心は？」

（　＾ω＾）「この作品は、同作者の他の作品という宝箱を開けるための鍵になると思うんだお」
91： ◆XwtRpdUDJ.：2020/09/28(月) 19:11:21 ID:E55id68E0: クッソうるさいメタルが大音量で排出されてるスピーカーに囲まれた世界で、
知覚過敏な耳を持っていたとしたら。

('A`)「頭おかしなるで」

自分の力ではどうにもできない。
手を伸ばしても届かない空の星を、
どうしても手に入れたいという気持ちが、
消しても消してもなお浮かんでくるなら。

(´･ω･`)「頭おかしなるね」

（　＾ω＾）「暴力的なこの世に投げだされた繊細な感性と、絶対に届かないものに対する執着のような憧憬」

（　＾ω＾）「そして、それらを描く筆致は、ロココ調装飾曲線のような優美さを持っているとしたら」

川ﾟ -ﾟ)「…読みたくなる、というわけか」

（　＾ω＾）「気に入ったら、ぜひ作者読みしてみてほしいお」
92： ◆XwtRpdUDJ.：2020/09/28(月) 19:12:01 ID:E55id68E0: 以上です
投下宣言で誤字をしました。誠にごめんなさい
次の方どうぞ
93： ◆T69mxe9nPM：2020/09/28(月) 19:45:20 ID:pkljWrhk0: 投下します
94： ◆T69mxe9nPM：2020/09/28(月) 19:48:13 ID:pkljWrhk0: 【タイトル】
ブ　ー　ン　系　の　ミ　サ　ワ

【作品URL】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/37256/1290860088/

【ジャンル】ギャグ

【あらすじ/冒頭】

.　　　　　　　　　 ,　⌒ '⌒ヽ
　　　　　　　　 / .::::::::::::::::::::::.、
. 　　　　　　　　／.::::::::::::／ヽ:::::::::.、
　　　　　　ｰ=彡:::::::::::／　__ _＼::::::≧　　　ブーン系かぁ
　　　　　　ｰ=≦:::::rv'　　　(dd　|::::ﾆ=-　　　半年振りだからマジ今の状況わかんないわ
　　　　ｰ=ﾆ::::::::ﾄ　　　　 _′ |辷シ　　　　誰か教えてー？
.　　　　　　　 ´⌒八　　　｀　 /　｀ヽ.
　　　　　　　／＼　　＿　ﾍ　　　ﾊ　　　マジ半年振りだわー見るの久しぶりだわー
.　　　　　　 ´　　　＼　　　 |　　｜i　　　
.　　　／　　　　　　ヽ　　　｜　　|｜　　＿
　　／　　　　　　　ヽ　　|　　｜|　　（(_＿)）
　　/　　　　､　　　　　ｰ'　　｢|　　 |: : : : :|
. 　/＼　　　　　 }/　　　　　　　　　　　L!＿ __l : : : ｎ
. 　　＼　　／　　　　　　　　　　　　| 　 /　ﾌYYﾘﾉ
　　　　　 >イ　　　　　　　　　｜ __ 　-┴'′
　　　　＼ |　　　　　　　　　　　　｢
.　＼　　＼　　　　　　　　　　　　　|
.　　　丶、　　＼　　　　　　　　　　 |
　　　　　｀ゝ　　ヽ　　　　　　 ∠|
.　　　　　　 L〕j i ｌ | 　　　＿ -=ﾆﾆ|
　　　　　　 |`ｰ'|ﾉｲ-―＝ﾆニニニニ|
95： ◆T69mxe9nPM：2020/09/28(月) 19:48:37 ID:pkljWrhk0: 以上です
次の人どうぞ
96： ◆FXq8hZxJbg：2020/09/28(月) 19:55:01 ID:bitEkUKg0: 投下します
97： ◆FXq8hZxJbg：2020/09/28(月) 19:56:34 ID:bitEkUKg0: ('A`)「あーあ、暇だな」

('A`)「ブーン系でも読むか。確かちょっと前にラノブンとかいう祭りやってたよな」

('A`)「どれにしようかな。えーと……」

('A`)「評判いいみたいだし、これにするか」

('A`)続きのないアルバムを眺めていたようです
https://boonnovel2020.fc2.net/blog-entry-57.html
98： ◆FXq8hZxJbg：2020/09/28(月) 19:57:08 ID:bitEkUKg0: ('A`)「ふーん……安楽死が合法になった世界、か」

('A`)「『安楽死が認められるのは認知症の症状がある程度進んだ者に限られる』か……ありえそうだなぁ」

('A`)「こういう設定いいな。現実味があるから入り込みやすい」

('A`)「文章がうまいっていうのもあるんだろうな。地の文多いけど全然読みやすい」

('A`)「作者誰なんだろうなー、これ」
99： ◆FXq8hZxJbg：2020/09/28(月) 19:57:59 ID:bitEkUKg0: ('A`)「母親が安楽死希望か……キッツいなぁ」

('A`)「それに、安楽死を申し込みできるってことは……」

(;'A`)「うわ、キツいキツいこれ」

(;'A`)「一人称視点だから心理描写がエグい」

('A`)「母親が大好きってわけじゃなくて、むしろ好きじゃないと思ってるところもリアルだな……」

('A`)「でも思い出はたくさんあるんだよな。一緒に電車を見たとか、喫茶店でメロンソーダを飲んだりとか」

('A`)「……今度、実家帰ろっかな」
100： ◆FXq8hZxJbg：2020/09/28(月) 19:58:45 ID:bitEkUKg0: ('A`)「なんていうか、切ない話だな」

('A`)「もしも自分がこの立場になったらって考えちゃったよ」

('A`)「……」

('A`)「『幸せなまま死にたいの』……か」

('A`)「……何が正解だったんだろうなぁ」

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