ブーン系ビブリオバトル　投下スレ

53： ◆KuuESwwLsI：2020/09/27(日) 02:14:58 ID:AKTiRcOo0: アイテム番号:SCP-■■■-JP

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル: SCP-■■■-JPは完全な収容には成功していません。そのため、SCP-■■■-JPの発生地である■■町に至る国道、私道を全て閉鎖し、周辺の森林内には52台の防犯カメラを設置。常時監視を行い周囲2kmに渡って近隣住民を立ち入りを制限してください。万が一、一般市民の立ち入りが発生した場合、機動部隊ん-2（劇団かりんちゅ）が急行し安全を確保。同時にカバーストーリー「熊の目撃談」を流布しさらなる一般市民の侵入を防いでください。侵入者がSCP-■■■-JPを目撃してしまった場合、Bクラスを記憶処理を行ってください。
SCP-■■■-JPの発生が確認された場合には機動部隊ん-2による撃退作戦「逢断祭」が遂行されます。逢断祭の仔細な手順については補遺1を参照してください。
現時点でSCP-■■■-JPの異常性の完全な解明には至っていません。SCP-■■■-JPを殺害した場合、時期を開けての再発生も確認されています。その法則性は不明です。再発生による不測の収容違反を防ぐため、逢断祭の目的はあくまでSCP-■■■-JPの撃退とし、火器を用いる場合は非殺傷性のものを採用してください。また、万が一SCP-■■■-JPを殺害してしまった場合は、封鎖を範囲を周囲3km、監視範囲については周囲8kmまで拡大してください。

説明: SCP-■■■-JPは■■町近隣の山中に出現する未知の生命体です。外見は熊科の動物に似ており２本の角と大きく伸びた牙が特徴とされます。
性格は非常に惨虐で、人間に対し積極的に捕食活動を行います。過去、■■町では■■名が、SCP-■■■-JPにより惨殺、捕食されたとみられています。

SCP-■■■-JPは■■町で発生した野生動物によると思われる大規模かつ異様な惨殺事件が近隣の猟友会に潜入中であったエージェントの目に止まったことが発見のきっかけとなりました。
惨殺事件の調査のため財団職員が■■町を訪れた際にSCP-■■■-JPと接触。この時、財団職員■名が犠牲となりSCP-■■■-JPの危険性が認知され機動部隊ん-2の援助が決定。財団エージェントと機動部隊ん-2による、周辺地域の探索によりSCP-■■■-JPを発見。人間に対する強い攻撃的執着により収容をやむなく断念。その場で銃火器による無力化が許可され、無事遂行されました。回収されたサンプルに一致する動物は地球上には存在していませんが、フランスの■■■■■地方に現れたとされる巨大■■■■の剥製との類似が確認されました。

発見の際の無力化によりSCP-■■■-JPのクラスはNeutralizedとなる予定でしたが、調査によりSCP-■■■-JPの再出現の可能性が示唆され、実際に再出現が確認されたためEuclidとして認定。現在の特別収容プロトコルを設定しました。SCP-■■■-JPは現在でも■年程の周期で発生が確認され、現在のところ撃退作戦は成功。大きな収容違反は起こっていません。
しかし、SCP-■■■-JPは獣として最低限の知能を備えており、度重なる捕食活動の失敗によって生息域の移動や凶暴化の恐れが懸念されています。出現地域と行動範囲の記録調査は仔細に行なってください。

■■町には以前よりSCP-■■■-JPを指していると思われる伝承が存在していました。伝承には欠落した部分も多く、SCP-■■■-JPの全容の解明にはいたりませんでしたが、前述した再出現の可能性や特別収容プロトコルの設定の際には重要な参考資料となりました
。
SCP-■■■-JPの伝承については■■町内にて発見された資料（補遺2）を閲覧してください。
報告は以上です。

補遺1:-逢断祭の正規手順は現在再検討中です-

補遺2:■■町役場内の日誌
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1494162007/

（　＾ω＾）博士による手書きの雑感
-このスレッドの大きな魅力はリアルタイム性と余白が生み出す不安感だろう。本来であればこんなレスなど見ずに、偶発的にスレッドを開き、あの不穏な気配がシミのように広がっていく感覚を、不意打ちに味わってもらいたいが……-

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