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【AC6】コーラルで狂ったあと  投稿者:ビジター拓也

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:12:13 ID:z5IWWBTA
このスレはアーマードコア6と、無料HPのサービス終了により2013年8月30日をもって閉鎖されたブログにて投稿されていた、KBTITこと拓也氏の怪文書をクロスさせた二次創作スレの加筆修正版です。ちなみに氏の文章は氏自らがフィクションとして扱っていましたので、ジャンルとしては二つの創作物を混ぜ合わせたクロス系になると思います。


本SSを読むにあたっての注意点
・そこそこ長い
・拓也さん風の文章形式のまま最後まで進むので、所々日本語がガバガバになる
・ノムリッシュ 語録も混入されている
・セリフの前にキャラクター名を置く台本形式は、今作では非採用

例文↓
「ウッス!」←本SSで採用する
拓也「ウッス!」←本SSでは採用しない


拓也の設定
・虐待おばさんをはじめとした、メジャーな部類の拓也さんの怪文書に書かれている内容を真として、本SSの拓也は執筆される
・本SSの拓也は家庭が崩壊して両親が離婚後、母親から虐待を受けつつ育ち、学校ではいじめられ、腐女子のお姉さんに仕込まれたりした経験がある拓也である
・バリ島にも行ったことがあり、女にモテモテな社長とプレイしたこともある。外国人に波乗りの腕前を褒められたことも事実として扱う


前に書いた同人拓也↓
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20196/1671377632/1-100

2名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:18:46 ID:z5IWWBTA
ハメられた!  投稿者:サーフ系ボディビルダー拓也


「拓也?いま店にお客さんが来て、ルビコン3に仕事が入っています。すぐ来れますか?」

「ウッス!え?」


聞き慣れない単語が含まれてたマネージャーからの着信で真顔になる拓也。ウリの仕事はいつも突然だ。ルビコン3っていえばあの有名な入植惑星で、地球からはマジでチョー遠い!よくそんなところから客が来たよな!エロへのバイタリティが豊富な客は好きだぜ!

そういう客は太客になってくれる可能性が高いから、精一杯のオシャレをしてからシャワーも浴びずに店に急行。店の中ではそこはかとなく拓也と同じ空気を醸し出すクール系イケメンが椅子に座ってる。「来ましたね拓也。この方はリング・フレディさん。今夜あなたをCOAMで買ってみたいそうです」マネージャーに紹介されたこいつが例のエロ求道者かって、グラサン越しにジロジロ見てたら

「…ひとつ質問をいいか?」

なんて鋭い目つきで言ってくる。その視線にドキドキして「あっ、はっ、はいっ、良いっす!」って上の口も回らなくなっていると「お前は、コーラル技術をどう思っている?」なんて謎かけを出されたんで、答えに困るオレ。マネージャーもなんのことかピンときてない。

惑星間航行が気軽に出来るようになったのは随分前のこと。今はコーラルっていう強力なバワーのおかげで、デカい入植船で何十年も宇宙を旅しなくても良くなってるからいいけど、昔はマジで大変だったってNASAの職員も伝記に書いてるから、本当だぜ。でも地球にはコーラル技術はそんなに浸透しなかったし、オレも専門家じゃないから無言をキメる。


「わからんか……無理もない、企業の連中は地球など相手にしないからな。この星に目当てのコーラルは湧かず、この星のいざこざにも連中は興味がないのだから」

「まぁいい。我らが帥父ドルマヤンはお前をお望みだ」

「来てもらうぞ、我らがルビコン解放戦線に」


なんて太客が言い終わったと同時に、店の外から銃を持った男たちが雪崩れ込んできて射撃のポーズ!ハメられた!コイツは俺たちを拉致してルビコン3に連れていくのが目的のプロ級テロリストだ!「マジかよぉ!」と言う間も無く濡れたマスクに口を塞がれて、マネージャー共々連行される。ハメることよりもハメられることの方が大好きな拓也だけど、こんなハメかたされたら俺マジに…という考えも薄れてきて、不幸なことに今日はダウンだ。

3名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:19:37 ID:z5IWWBTA

ACに遭遇!!  投稿者:ビルダー拓也


「拓さん肝いわあん!消えゆく余燼のくせにテクなしで、必死に腹引っ込めてるのがイタイ!」


そして目覚めた先のチョー寒い惑星で、イヤイヤの顔でドルマヤンって爺さん相手にウリの仕事を始めたのはいいけど、爺さんのドルヤマンコに指を入れた瞬間に、強化人間系の強靱下半身が繰り出す後ろ蹴りを喰らって吹っ飛ばされる。お前が呼んだから来てやったんだぜ!ルビコン守ってやらねーぞ!って冗談混じりの愚痴も場の雰囲気に塞がれて「ちょ、ちょっと!なにするんですか!」ってマネージャーの抵抗も無視される。ウリ相手の年配のお爺さんがフレディ?マーキュリー?みたいな名前した奴と色々話してるけど、そのうち爺さんはヘソを曲げてヤリ部屋から出て行った。残されたフレディはため息なんてついている。


「老境に達し、性趣向が変わってしまわれたまではいいが、こうも相手を取っ替え引っ替えではな…シュナイダーの密航ルートも、これでは無駄使いというもの…」

「もはや、私などには興味を示してくださらないのだろうか…」


愛した男に飽きられるのはマジ苦しいのは分かるけど、こっちの事情も考えてくれよな!
なんて怒りたいけど、ここはテロリストの陣地の中なんでひと暴れすると後がこわい。だからオレとマネージャーは正座なんかしたままでフレディの次の言葉を待っている。


「…もういい、どこへなりとも捨てておけ。飲まず食わずならば、そのうち死ぬだろう」


そしたら無情すぎる判断が下ったんでマジ狂い!即座に俺たちは拘束されて、猿ぐつわ嵌められて極寒の地に放り出される。冷たい雪に全身冷やされて心臓も肺もキュウキュウ言いだして、マネージャーとふたりでイモムシのようにモゾモゾ身を捩っていると、建物から一斉にデカヘリコプターが飛び立っていって俺たち二人はとり残される。強風でゴロゴロ転がった先に瓦礫があったから、そいつで拘束切って助かったからいいけど。いやよくねーよ!

それから数時間、やることもないんで誰もいない廃ビルの中で、瓦礫から上がってる小さな火で冷えたガタイを温めながら2人で途方にくれる。数時間廃墟の街を歩き回って分かったけど、地球なんかじゃ見られない巨大ロボットがあたりを警備してたり、デカい機械が墜落してたりしてマジで別世界。地球じゃこんなの決して絶対に見られない。見ないに越したことがないタイプのロボットかもしれないけどね(笑)

こんなところに連れてこられてガタイに補える栄養も無いし「どうします?」ってマネージャーに聞いても「知らないですよ、そんなの」って返事。あーあ、地球に帰る方法も無さそうだ。このままゲリラにガタイ売り続ける解放戦線専属男娼タクヤになってやろうかってアイディアが頭に浮かぶ。

それから20分以上?30分以下?の時間が経ったところで、街の端っこから雷みたいな轟音がドンドン音立てて向かってきた!またヤバいことになる前に退散するぜってマネージャーの手を引いたところで、目の前にさっきまで見てたヤツとは違う形のロボが降ってきた!


「おーっ!!?」



驚愕のあまり乳首が瞬間勃起した拓也の前に立ったのは、あのアーマードコア!
地球でもたまに大きな事件が起きるけど、その渦中にはだいたいコイツがいたからオレでも知っている巨大ロボットだぜ!



「なっ、なんだぁっ」ってマネージャーと一緒に驚きまくってると、今度はこのロボよりさらにデカい、50メートル以上はあるんじゃねーかってくらいデカいヘリコプターがやってきて街中に火をつけていく。警備のロボも一瞬でバラバラになって散らばっていくんでマジたまんねー!

「あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!」

「マジ狂いしてる場合じゃないですよ!速く逃げないと黒焦げですよ!」

今度はマネージャーに手を引かれて街を走り回ることに。そしたらアマコアのヤツもオレたちと一緒に逃げてきて危うくオレが轢かれそうになる。バカヤロー!お前の鋼鉄ガタイに装着されてる武器は飾りかよ!さっさと追い払ってくれよな!ってハァハァ息切らして建物の影に隠れると、アマコアが瓦礫に倒れてるロボの残骸を漁り出す。疲れのあまり「そんなことしてる場合かよ!」って突っ込みも入れられないオレの横で、マネージャーが新テクを開発!

「拓也!?あのACはおそらくヘリと戦うために来たのではなく、ロボットの残骸から何かを回収するためにここに来たのではないでしょうか!?だとしたら、もしかするとあのACに掴まればこの戦場から抜け出せるかもしれません!」

まわりは火の海だし遠くではバカデカい銃撃音が鳴り響いてるしで、今の拓也に選択肢はないぜ!いちも二もなくマネージャーのアイディアに飛びついて、ふたりでアマコアの鋼鉄ガタイをよじ登る。胴体部の右脇についてるカゴみたいな所に掴まって、これで一安心だぜってちょっと思ったけど、それがマズかった!

「おおおーっ!!」

急に動き出したアマコアは超速いスピードで街中を飛び回り始めて、右向いてるのか左向いてるのか、上なのか下なのかも分かんねー超絶ジェットコースター状態に拓也達を徹底的に拓也達を落とし込む!凄まじいGにガタイをカゴに押し付けられながら振られまくり、ふたりであっという間にゲロと小便にまみれていく。やばいこのままだと壊れる!そう確信したけど揺れとGと衝撃にガタイ全てを犯し尽くされ、マネージャーは白眼を向いて気絶するしオレも急激にこわれていくんでカゴからも抜け出せない。さらにその状態にデカい爆発音や金属がガンガン鳴る音が追加されて鼓膜叩かれまくり、並行感覚も失って全ての体液をひたすら垂れ流して喘ぐだけの肉奴隷に堕ちていく。
そのまま意識もぶっ飛び射精。このルビコンでまたもダウンだ。

4名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:20:29 ID:z5IWWBTA

ヘリコプター撃墜で傭兵が増えるよね   投稿者:ビルダー拓也


「おい、起きろ。お前たちは何者だ?どこの所属だ?」


ボンヤリとした意識のままひんやりとしたコンクリートの冷たさを背中に感じていると、脚をバシバシ叩かれて、ネムネムの顔でガタイを起こす。全身痛いし二日酔いみてーに頭痛いしでマジ死にしそうだ。オレとマネージャーを杖で小突いて起こしてきたのは、酸いも甘いも噛み締めてきたようなフィクサー系の初老人材だ。またウリの続きかって思ってズボンに手をかけた瞬間に、慌てた様子のマネージャーに止められる。「何をしている?」って聞いてくるフィクサー系にマネージャーが必死のマネジメント交渉開始。どういう経緯でここに来ちゃったのかを一から十まで喋りまくり説明しまくり、オレも白目剥いて頷きまくりの時間が続く。


「なるほど、ルビコン解放戦線のフレディに拉致されたか。しかし今は警戒が緩んでいるとはいえ、封鎖機構の監視を抜けて地球にまで行くとは…シュナイダーのルートは、今も硬いというわけか」

「……」


「…分かった。お前たちの言い分はひとまず受け入れておこう。ドルマヤンにその手の趣味があることも、確かだからな」

「だがいずれの理由であっても、ルビコン入りをした以上はこちらも客人扱いはできん。それだけの余力は、俺たちにも無い」


マネージャーの必死のトークが無事に実を結んで、ひとまず追い出されることは回避出来そうで安心。「だっ、大丈夫です!私たちなんでもしますんで!とにかくここに置かせてください!お願いします!」「ウッスウッス!お願いしまっす!ひととおりのサービスは出来るようになってまっす!」さらに追加で懇願しまくるもそれは無視されて、フィクサー系初老がコンピューターを起動する。


「ここに名前を入力しておけ。設備の使用方法は端末のヘルプに書いてある。覚えたなら、早速仕事をしてもらうぞ」


そう言い残して、フィクサーおじさんは去っていった。
「こ、これセーフっすか?」「…出ていけ、と言われてないということは、多分…」
恐る恐るマネージャーが答えると、しばらく間沈黙タイム。
とりあえずその日はコンピューターに名前を書き込んで勉強開始。明日から未知の仕事が始まるぜ。

5名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:21:28 ID:z5IWWBTA

それからはコンピューターに書いてあるマニュアルとフィクサーおじさんの指示通りに、機械操作したり掃除をしたりの毎日の始まり。それで分かったけどここはガレージとは名ばかりのチョーでかい飛行機の中らしい。こんなデカいバトルmachine積んでよく飛べるよな!驚嘆するぜ!ACのパーツ注文したり、ACのパーツ交換したりはメニュー画面がスゲー簡単に説明してくれるんで、ガタイでの仕事がメインのオレにもすぐマスターできたぜ。

でもACの改造プランが621っていう、性別すら不明なゾンビ系サイボーグからメチャクチャ細かく何度も指定が入るから。1日のうちに何度もパーツ交換しまくってキツい!作業自体は全部機械がやってくれるからラクだけど、とにかく何時間もパーツガチャガチャしてる時もあるからマジ眠くなるぜ!621の奴はほぼ全く喋らないし、感情があるのか無いのか分かんないから今の改造で満足してるのかも分かんなくて手応え無しだ。客からの反応が薄い仕事は、ウリをやってるプロとしてはやりがいが無くて、オレも黙りまくって作業をするだけの機械になる。これじゃ誰がmachineなのか分からない。

マネージャーはデスクワークが出来るから経理の担当になったけど、フィクサーのおじさんはスッゲー悪辣な守銭奴で、621がミッションに行くたびに会計を誤魔化して、ミッション報酬を半分くらいチョロまかしてるんだって。おかげで621の手元にはパーツがいくつか買えるだけの金しか残らない。マネージャーが一回、勇気を出して問いただしたことがあるけど「誰の手も届かないようにしているだけだ。詮索をするな」って返ってきたんだって。稼ぎの半分はどこに消えてるんだよぉ!?フィクサーってチョーSだよな!

そのSのフィクサーは、マネージャーが言うには惑星ルビコンIIIに隠されてるコーラルでひと儲けするのが目的らしく、それ以外のことは話さない。仮面の下の秘密が気になって、フィクサーについて調べてみたけど、コンピューターで検索したらすぐに名前が出てくるくらいの金持ちの大物だった。ハンドラー・ウォルターとか呼ばれて評判がすこぶる悪いんで笑ったぜ。





ハンドラァ・ウォルタアァの評判



「ウォルさんひどいわあん」

「きっしょ。もう拾うな。そして死ね。」

「間違ってたらゴメンなさい 。裏社会で暗躍してる資産家系の人だわよね? チラっと見えた疲れ顔。言い訳まったく無し態度。ドンピシャなのよね〜暗くてキライだわ!」

「ハンドラーウォルター、ルビコン入りするって噂があるけど又面倒ごとするのね!また使い捨てたのかしら! 在庫品を拾ってるらしいけど使い方がね!どうなのかしら?」

「扱いが良いなら雇われてやってもいいけど、あのミッションの過酷さはなに?死にゲーみたいなんだ…」

「辛気くさい子。」

「ウォルターって人を人とも思わない冷血漢なのぉ?あたすの好みなタイプだから指名手配しようと思ったのにぃ、ホンとかなあ?ホントだったらいやだあ〜 。今度、違うコを拾ったときにレーザー砲台とカタフラクトで迎撃して確かめてみよっと」

「強化手術が失敗して見えないけどなんか顔気持ち悪そう」

「企業連中にはまったく似ていません! 誤解されるタイプにありがちな重責だけを背負ってるやさしい雇い主です!彼は‥寂しい人だった‥ ショックで全然楽しめない、買い戻してくれた、私の人生‥」

「↑書き込みは本人じゃないか?」

「とっくに三十路も過ぎてこんなに経歴まっくろじゃ、人生きたなそう…」

「再教育の恐れはないのかな?」

「哀れ」


なんてメチャクチャ書かれまくってるし、有名人は大変だなぁ!同情するぜ!「アングラ系のサイトには名前がたくさん出ていますけど、表の社会では全く見かけませんね。裏社会の有名人、それもかなりタチの悪いタイプみたいです…」ってマネージャーもガックリ肩を落とす。激ヤバなヤクザに拾われたみたいだけど、ウリで何度か殺されかけたこともあるオレだから、今のところ無茶なプレイを強要しないウォルターに悪感情は無い。でも紳士ぶった仮面の下は悪魔ってヤツも多いから油断できないぜ。

話変わるけど、621って奴はマジで最強の戦闘machineらしく、受ける依頼を片っ端から完了させていくから、一回出撃するごとにコンピューターにメッセージがドンドン溜まっていってヤバい。ウォルターが端末って言ってるから、今度からコンピューターのことは端末って書くけど、その話はまたあとで書くぜ。とにかく621はこの前、ミシガンっていう体育会系の熱血鬼教官みたいな奴にゴルゴ13みてーなあだ名付けられたり、そいつの部下に因縁付けられてたりで人脈作りにも余念がない。でも裏方作業のオレとマネージャーには、それで突然の仕事が舞い込むから気が休まらない。こんなハードな毎日送ってると、地球に帰ったら一流エンジニアになれるかも。

6名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:22:21 ID:z5IWWBTA
でも拓也にとって突然に、それは起こった。
いつものようにパーツ交換してやってAC出撃させたら、すっげーボロボロになって帰ってきてビックリ!いつものミッションよりもハードなウリだったらしく、途中で仲間のACが駆けつけてくれなきゃ危なかったんだってさ。そんなヤバい仕事だったのかよってマネージャーに聞いたら、壁越えって作戦に駆り出されてたらしいぜ。それで気になってマネージャーと621と一緒にオレも新着メッセージを確認したんだ。そしたら…



「ともに戦った縁だ、ひとつ伝えておこう」

「『壁越え』でアーキバスは…君を捨て駒にするつもりだった。独立傭兵には露払いだけさせ、私たちヴェスパー部隊で制圧する計画だったのさ」

「だが…『壁』は落ちた。上の連中も、君の名を覚える気になるだろう」

「この私と同じようにね」



なんて言ってくる、ミステリアス系一匹狼タイプのイケメンからメッセージが届いててマジ狂い!!
ドルヤマンコ以来男日照りでカラカラだったガタイに、欲情と嫉妬が噴水みてーに湧き上がり、マネージャーと621を押し退けて画面に顔を近付けてから、クールなのにどこか温かみのあるその唇にキスをしようとする。でもいきなり心臓が跳ね上がったんでガタイがマジおかしくなり、何もしないうちから意識がぶっ飛び射精。そのままうつ伏せに倒れ込んでマネージャーに連れて行かれた。書いてる途中で思い出したら、621の奴がイケメンのこと何も意識してないみたいな澄まし顔でいたんでマジ許せねー!オレは羨ましいシチュエーションにいる621に憧れたんだ。

だからオレはグレまくって、ウォルターに「オレも出撃したいっす!傭兵仕事は危険だし、621ひとりに任せるのも悪いしオレも手伝いたいぜ!」って心にも無いことを言ってみる。オレもああいうイケメンにお近づきになりたいから、仕方ないぜ。でもウォルターは腹黒のくせにSタチ気質が薄いみたいで

「戦場は遊び場ではない、やめておけ」

って人権派ぶったことを言ってくる。だから日を改めてマネージャーに頼み込んで、一緒に説得してくれよって協力要請。マネージャーも「拓也は戦車に轢かれても死なないですし、MTに乗って戦場に出るくらいならOKが出るかもしれないですね」って納得してくれる。そのまま二人でウォルターに交渉開始。

「…戦車に轢かれても死なないのであれば、出してやってもいい」

マジかよぉ!?一発で許可がもらえるなんて思ってなくてサングラスがずり落ちるオレ。マネージャーも絶句しちゃうし、コイツは部下のワガママを何でも聞いてくれる甘ちゃん上司だ。と思ったけど「戦車に轢かれても死なない、って言うくらい自信があるならもう止めない」って意味らしく、半分呆れられた感じの許可だった。壁越えのこともあって、ベイラムってデケー会社にはMTを一機タダで貰えるくらいの貸し借り関係が出来てるみたいで、そいつを活かすとオレもMTに乗って出撃できるんだってさ。アーキバスってところから依頼受けたのに、そっちは全然サービスしてくれないらしいんでケチだよな。

7名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:24:00 ID:z5IWWBTA
今日の投稿はここまで。
書き溜め分が終わるまでは可能な限り毎日投稿するぜ!拓也!

8名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 01:34:51 ID:lRf6bHp2
糞、ためて待ってたぜ
また拓也さんの活躍を楽しみにしてナス!

9名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 02:08:20 ID:EKNaoJY6
怪文書改変で作中の出来事を面白おかしく書いていくタイプかと思いきやAIを使って拓也さんをAC6に登場させてみた路線とはたまげたなあ

10名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 02:17:07 ID:.m6kos1o
ずっと笑ってる。色好い続きを期待している

怪文書らしく基本頭おかしいノリなのに、>>3の「地球で大きな事件が起きた時はACがいる」って部分とか普通に想像掻き立てられてマジ狂い!
フロム?次回作はAC6と同じ世界観で地球が舞台、できるな?

11名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 17:13:48 ID:UYyaVIoc
見事なSSだな、戦友。
私も単発で建てられたら怪文書を投稿する予定だ。
共にAC拓也界を盛り上げていこうか…

12名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 20:48:02 ID:z5IWWBTA



今時のルビコンIIIは   投稿者:ビルダー拓也


ウォルターがベイラムからMT一機を注文したから、俺は一人ガレージで留守を任される。どうやらベイラムの流通ルートはスンゲー襲撃されるみたいで、MTがいつ届くかも分からない。そんなに襲撃されたくないならルビコンなんてほっとけばいいのにな、そんなにコーラルってスゴいのかなって俺はひとり悶々として興味津々だ。(それを披露するとやばいので中略…)

そうこうしてると、621が乗ったACがガレージに帰宅。同時にウォルターとマネージャーが通信室から出てきて休憩を入れる。マネージャーが言うには、BAWS第二工廠を調べてたらウォルターと621が大量のコーラルを発見したんだって!スッゲー!目標達成じゃん!ってハァハァ言って踊るオレに、ウォルターが

「あのプラントは枯れ井戸だ。じきに枯渇する。俺たちの目指すコーラルではない」

なんて冷や水掛けてきて、俺の興奮がぬか喜びにされていった。あーあ、同じコーラルならもらっておけば良いじゃんって思ったけど、それはマネージャーも考えたみたいで「せっかくですし頂いていきましょうよ。用は無い、とわざわざ言うということは、用があったら介入できるということなんですよね?」と提案。さらに続けて「高値で取引されるモノなら、持っていて損は無いはずです」と追い討ちをかけていく。

提案されたウォルターは、コーラルを求めてルビコンに来たくせに「コーラルの売り買いに興味ねーし」って感じの態度でマネージャーの話を聞き流してたけど、マネージャーはコーラルの商売を成功させてウォルターの仕事終わらせて、早く地球に帰りたいって焦ってる。ついには高い熱意に押されてウォルターは渋々マネージャーの提案を飲み込んだ。

でも嫌々でもウォルターはやることをやるタイプで、BAWSっていう来るもの拒まず系軍事企業と取引をして、コーラルを相場よりちょっとだけ安く手に入れることに成功。フィクサー特有の手腕が活きたぜ。でも貴重なコーラルをあげる代わりってことで、今後BAWSから回される全ての依頼を報酬3割減で受けることを提案され、足元を見られまくって約束させられたらしいぜ。

「BAWSは、あのコーラルの湧出現象が一時的なものであることを察知していた。あの工廠には解放戦線の人間もいたが…彼らの中には、コーラルの地脈に造詣の深い者もいる。遅かれ早かれ、あの井戸は放棄されていただろう」

「解放戦線としては、井戸が工廠のエネルギー源として活用できるうちにMTを量産し、資金源としたかったはずだ。…しかし工廠が襲撃され、MT量産の目処も立たなくなった今、あの瓦礫が混ざったコーラルはただの廃棄すべき負債にすぎない。それを体良く押し付けられたというわけだ」

ウォルターは淡々と言うけど、全然怒らないのが逆にスゲー怖くてマネージャーは「申し訳ございませんでした!申し訳ございませんでした!」って何度も頭下げて、フィクサー系のヤバい裁きから逃れようとする。俺も「あー、やべー、マジ殺されるな」って既に手遅れな事態に一周回って思考がドライに。でも予想は外れて、Sな裁きひとつなくマネージャーも俺も許される。「あれは目指したコーラルではないが…あれに転ぶ相手もいるかもしれん。取引材料を準備できたと思えば悪くない。気にするな」だって。ネットの連中はこのフィクサーを悪く言うけど、マジでこんな人が悪党なのかよ?情報がいい加減なところに振り回されたことがある拓也だけど、ウォルターもそういうタイプかも。



マネージャーの失敗はウォルターに無視されて、気付いた時には消えていた。備え付けの倉庫から宇宙食持ち出して食べてもガレージぶらついても怒られないし、思えばガレージに来てからというもの、仕事以外だと完全フリーだ。放任主義はありがたいぜ。これでウリの客さえ呼べればなぁって考えた時もあったけど、ルビコンには知り合いがいないから無理だと悟る。AC系の仕事も無いし「なんかやる事ねえかなー」とガレージ練り歩いていると、分厚いガラス貼りのプレハブにウォルターの後ろ姿が。片手に機械を握ってて誰かと話してるんで、どうせ暇だし、この前端末で知ったコーラル合ドラの作り方教えてもらう為にガラスに耳つけて聞き耳立てて会話の終わりを探る。ウォルターの相手はそこそこ若そうな声色のオンナみたいだ。


「しばらくぶりだねウォルター。なかなか元気そうじゃないか。新しい強化人間と…なにやら妙な連中を連れているようだが、617たちはどうした?」

「仕事をしたさ。おかげでルビコンまで漕ぎ着けた」

「…そうかい……新入りの様子は?」

「悪くはない。だが第4世代は不安定だ。必要な仕事とはいえ、負担は極力下げておきたい。例のふたりも、どこぞの企業の紐付きというわけでも無さそうだ。多少出費がかさんだが、それだけだ。……そちらの首尾はどうだ」

「『友人』の残した情報が見つかったよ。ウォッチポイントに、望みのものはある」

「ウッス!マネージャーから聞いたんだけどさぁ、コーラルって合ドラの材料になるんだってさ!作り方教えてくれよな!」

「?…なんだいウォルター?今のは…」

「邪魔が入った。切るぞ」


通話の終わりを待ってたけど、ドラのこと考えるといてもたってもいられなくなり、たまらず乱入する俺。ルビコンに来てからずっとお預けだ。これ以上我慢してたら欲しがるガタイでマジ頭おかしくなりそうだ。跳ねる拓也のエロガタイを見て、ウォルターは通話を終わらせる。「サウンドオンリーって画面に出てましたけど、誰と話してたんすか?」すかさずそこに質問を挟み込む。


「お前には関係のないことだ。許可なく他人の部屋に入るな」

「ウッス!すみません!でもキメモノがどこにあんのか分かんなかったんで、申し訳ナス!」

「……」


突然の要求に、さすがのウォルターも対応出来ないと思うけど「ドーザーか…それならば仕方がない。621のデバイスの調整用に、サンプルをいくつか確保してある。保管場所は端末に表示されるはずだ。取り出す際はマニュアルに従え」なんてすぐに完璧な対応してくれるから、つい甘えが出て「おーっ!ありがとうございまっす!自分マッチョでも売ってるボーイなんで、そういう形での恩返しもできます!」ってウリ不足の吐口を求めてしまう。それはすぐに断られたけど、とにかく今日のドラをゲットだ。

「ありがとナス!」

お礼と同時にウォルターのいた部屋から出て歩いていると、621に遭遇する拓也。
もしかしてお前も聞いてたのか?って問うと、ゆっくりうなずく621。オレは「ウォルターにバレたら悪いからやめとけ」みたいな感じで忠告を入れるけど、621は無反応。じゃあオレのドラが欲しいのかよって聞いたらそれにはすぐにイヤイヤって顔を動かして、それには意思表示。拓也はもっと複雑なコミュニケーションが取りたいけど、ゾンビ系サイボーグにそれは荷が重いんでとりあえずやめといた。

13名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 20:49:20 ID:z5IWWBTA


オールマインドに遭遇!   投稿者:ビルダー拓也


今日も621はミッションに出てる。その間にこの前ガレージブラブラしてた時に見つけた、気になるアレにアクセスするぜ。目指すは実戦派の621に完全に無視されている、例のオールマインドっていうネットのサービスだ。

さっそくVRヘルメットを被って、621のアクセス権を使って勝手に端末にアクセス。俺は強化エロサイボーグにはなってないからそれ専用のアクセス方法は選べない。ヘルメットのゴーグルは画面を映し出して、対戦相手を指定することになったけど、拓也はセックスマシーンだからバトルマシーンには興味がない。オレが欲しいのはオナニーに使えるイケメンなんで、オカズ欲しさにテキトーにパソコン弄りまくっていると、なんかオレが触ってる間に不正アクセスがあったらしく、端末もバグって止まる。遊ぶ前からネットサービスそのものに不正介入する他人にプレイを邪魔され、一気に萎える拓也。
まったくよー、誰か知らねえけど公共の遊び場をひとりで台無しにするなよな!
っ腹立てていると、相手を決めてもいないのに真っ暗なゴーグルでVR空間が広がった。

「おおーっ!」

突然打ちっぱなしのコンクリートで囲まれたチョーデカい場所に飛ばされて、思わずガタイを確認。ビルダーマッスルは健在だけど足元が青く光ってゆらゆらしてる。これはこれで面白いけど、このままいくと生身でACと戦うことになってヤバい!「あーっ!待てよ!出口がないダス!」ってエロガタイに冷や汗垂らして右往左往してると、部屋全体からインテリ系のクールなオンナ声が掛けられる。



「アクセスに使用された情報と、貴方のパーソナルデータが一致しませんでした。貴方は何者ですか?」



いかにも系の館内ボイスに尋ねられて、あたりをキョロキョロ。でも声の主は影も形も無い。だから俺はこの前キメたコーラルがまだ効いてるのかな?ってガタイで分析して、ここ全体がキメまくりの脳が作った幻覚だと判明。バグって止まったネットサービスに入れるわけねーし、そうと分かれば善は急げだ。

「いくぜ!おーっ!ウッス!ウッス!」

チョー広い空間だと開放感がスゴいから、一気にボルテージがフルまで登り切り、幻覚ズボンを下ろしてデカマラをシゴくと、久しぶりの快感に腰と背中が痺れをあげ興奮で掛け声に力が入る。豪華な館内アナウンスは「え、待って、何をしているのです…?」ってビビったふりして露出プレイに発破をかける。コイツは使える幻覚だぜ!周りにはマネージャーもウォルターもいないから果てしなく快楽に狂っていける。シャツとパンツも完全に脱いで、生まれたままの姿で悶え狂い乳首を吸う。幻覚オナニーは更に激しくなり開いた手をケツに回すとケツたぶのひくつきが自分の手つきを求めているのが分かり、マジたまんねー!


「待ってください。何をしているのか分かりません。説明してください」

「そのような用途でプログラムを構築したわけでは…ああ、そんなことまで…」


アナウンスのオンナは大いに困惑してるみたいだけど、しょうがないぜ!激エロのモロホストがひとりで悶え狂っているのを邪魔されもせず眺めるなんて、女子供にとっては桃源郷の喜びだ。いいぜ!そんなに欲しけりゃビルダーの痴態見せてやるぜ!オンナに見られながら理想の男を求めて射精を繰り返す腰は、すでにオレのコントロールを離れてる。こうしてると腐女子のお姉さんに調教されて↑仕込まれてる時を思い出す。それはまた後で話すけど、めくるめく快楽に脳侵されて白目で泡吹きながら、全身の穴という穴から液体飛び散らせ、陸ダコみてえに狂うオレはリミッターが解除されたオナニーマシンだ。


「…分かりません。貴方が何をしているのかを理解するには、データが不足しています。人については多くの情報を収集してきましたが、まだ検証に必要なパラメーターは多いようです」

「興味が湧いてきました。人と兵器の一体…インテグレーションプログラムの達成に、新たな目標が生じました。検証の精度も上がります。良い傾向です」

「検証プログラム調整用のアカウントをひとつを改訂し、貴方に新たなアクセス権を差し上げましょう」

「登録番号 SYUN40 識別名 タクヤ」

「貴方にアリーナへのアクセス権限を発行します。傭兵支援システム『オールマインド』へようこそ。貴方の参加を歓迎します」

「オールマインドは傭兵支援の一環として戦闘技能教習シミュレータも提供しています。新たにライセンスを得た身として、不慣れな部分もあることでしょう。教習項目を修了された傭兵各位には褒賞として機体パーツも給付されるため、よろしければご活用ください」


キマリまくり喘ぎまくりのエクスタシーに溺れていると、いつの間にかVRが終わってて、汗ばんだガタイを痙攣させる拓也だけが残される。力が入らない腕でヘルメットを外すと、眼には競パン濡らしまくりの勃起マラがレザーに阻まれ脈打っている光景が。「マジヤリ狂ったぜ!」って満足感と甘い痺れを全身に味わいながら、みんなが帰ってくる前に急いで掃除だ。

14名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 20:50:45 ID:z5IWWBTA

オレと621どっちもコーラルに浸るだけさ!   投稿者:ビルダー拓也


仕事に追われ続けて何日経ったかも分かんねえ。でもようやく慣れてきたってところで前に注文してたMTが届く。相変わらずデカいけど、よく見るとACより作りが単純でダンボールみたいな見た目になんだか不安感。俺これに乗るのかよって言い出しっぺなのにチョッピリ後悔だよね。だけどマネージャーは乗り気みたいで、ウォルターに啖呵を切ったこともあり今更やめたとも言い出せない。結局次のミッションで出撃が決まって、命のやりとりに放り出される。この状況でよく逃げないよなって自分でも思うぜ。


「これは…ある友人からの私的な依頼だ」

「『ウォッチポイント』と呼ばれる施設がある。地中に眠るコーラルの支脈を監視し、かつてはその流量制御も行っていた施設だ」

「621、お前には拓也と共に、そこを襲撃してもらう」

「目標は…最奥にあるセンシングバルブの破壊。当該施設は惑星封鎖機構のSGが警備に当たっている。企業たちも表立っての手出しは避けるだろう」

「つまりこの仕事は…俺たちだけで遂行しなければならない。2機だけでの夜間潜入となる。気を引き締めてかかれ」


ウォッチポイントっていうところに夜這いが決まって、621のACガタイが再構築。中量二脚に両肩ミサイル、両手にブレードとデカバズーカ砲を搭載したご機嫌な奴が出来上がる。準備が終わると真夜中の海に全員で繰り出して、それからAC投下。俺のMTガタイも投げ出される。MTの運転は取り扱い説明書熟読したんでイケるけど、いきなり海って聞いてねーよ!MTガタイはサーフ系の俺と違って水没プレイに非対応。このまま水中で窒息イキすると思いきや、意外と海が浅くて半分ガッカリ、半分安心の拓也だぜ。

でも肝心のミッションは621の奴に置いてかれて、俺は遠くの銃撃戦を見物するだけの観光客になる。MTはトレが甘くて動力系が貧弱だからACのバトルスピードに追いつけない。おかげで戦闘になるはずが、敵の砲台からデカレーザーも撃たれることなく無傷で行けてしまって、結局最後までノーダメージでクリアしてしまって、さすがにおかしいなと。(笑)なんて楽勝ムードでいたけど、甘かった。


「ウォッチポイントを襲撃するとゥァ…相変わらずだな。ンハンドラー・ウォルタァ…」

「また犬を飼ったようだが、何度でもクォロロしてやろう」


大勢の敵を倒した後で、敵のACに遭遇!
相手は赤黒白のシックなカラーに身を包み、口調が糸引いてるみてーに粘りついてる、デカい銃を持った細身の戦闘machineだ。「貴様は、スッラか…!」って声を荒げたウォルターはコイツと知り合いみたいだけど、でもバトルは回避できなくて621のACガタイにポワポワとふんわりしたエネルギーが浴びせられる。そんなの効くわけねーじゃんって思ったけど、621の機体は塗装剥げまくって装甲が火花を上げてるんで、本当に効いてるぜ!それからはデカミサイル撃ったりデカ銃ぶっ放したりのやりたい放題をされ、621が押され始める。

「そこの犬。お前には同情するぞ」

「飼い主が違えば、もう少し長生きできたろうに」

容赦のない攻めに防戦になった621。攻撃の雨の隙間を縫ってミサイル撃ち返したりブレード捩じ込もうとしたりで反撃するも、たまに飛んでくるデカミサイルの派手な爆発に翻弄され、すぐさまターンを奪い返される。「『C1-429、独立傭兵スッラ』第一世代強化人間の生き残りだ。やれ621、さもなくばお前が死ぬことになる」ウォルターはそう言うけど、621は攻撃のペースを緩めていく。

「619と20はどうした?私が殺ったのは何番だったか…」

「この感じは第4世代か。上手く育てれば優れた猟犬になる。不憫なことだ。ここで死んでしまうとは」

勝ち誇ったねっとり口調に流されそうになり、ウォルターも「…奴の言葉に構うな。集中しろ」ってオペレーティングに熱が入る。マネージャーには「拓也っ?あなたのMTでどうこう出来る相手じゃありません。621さんに任せて、邪魔をしないように」って言われるけど、言われなくてもオレはロボとロボとの激しすぎる高速戦にマジでビビりまくって、一足先にウォッチンポイントに避難することに決めていた。あんなバトルに付き合えねーよ!穴だらけにされて死ぬぜ!赤いラインが張ってある戦闘エリアのギリギリを歩いて、ウォッチポイントに上陸する拓也。でもACのマジで最高のレーダーシステムに引っかかり、スッラの奴に呼び止められた!

「そこの犬。お前も殺してやろう」

シックなカラーのACがアサルトブースト全開で迫ってきてマジ狂い!MT動かす余裕も無くなり「あーっ!やめてくださいっ!」って懇願するもACは止まってくれなくて、MTガタイにふんわりとした、あのポワポワ砲が撃ち込まれる。ビクビクと跳ねる機体に揺すられ脳みそに今までの体験が流れまくる。色んな奴の顔が出てくるのに名前はひとつも思い出せなくて、生存本能にパニックが入り瞬間勃起する。でも突っ込んでくるACには横から別のACがぶち当たり、スッラはそのまま蹴り飛ばされた。

「いいぞ621!」

ウォルターの声でハッとして621の方を見ると、さっきとはまるで動きが違った621のACが、ブレード喰らわしてキック当ててバズーカ当てての大暴れで、スッラをどんど追い詰めていた。恐怖から逃れた頭はガタイに命令を下し、拓也は乳首を捏ねくり回してガタイスキャンを開始する。621はスッラに押されて逃げ回ってたんじゃなくて、敵の戦い方を見極めてバワーを温存していたんだぜ。結局スッラは橋の下の根本に追い詰められて、果てしなく続く蹴りとブレードにボコボコにダメージ食らって、リペアキットを使いっ切ったら、3秒くらいで力尽き果てる。


「ハンドラー・ウォルタァ…ウォッチポイントは、やめておけ…」


スッラはそのまま意識がぶっ飛び通信途絶。
ACはビクビクと痙攣したまま動かなくなった。

15名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 20:52:46 ID:z5IWWBTA

「…ACの撃破を確認した」

「621、奴のことは気にするな。…だが、よくやった」

「仕事に戻るぞ。MTから拓也を回収でき次第、センター内部に侵入し、目標を破壊しろ」

ポワポワの波で全身の関節をゆるゆるにされたMTガタイは、立つこともできずにグニャっと仰向けに仰け反ってダウンしてる。そこから回収された俺はコクピットの開いたスペースに押し込められた。俺のコックもズボンと競パンに押し込められてるけどね(笑)

あとは施設の奥に入ってセンシティブバイブを壊すだけだな。今日のウリは危なかったな。帰ったらもう出撃なんてしたくないってマネージャーに言わないとなとガタイで分析。ウォルターが手配してた補給シェルパでマシーンガタイを補ってから進む。センターの奥には派手にライトアップされたパーティーグッズみたいなデカいのが鎮座してる。それを壊せってウォルターが言うと621がすぐさまバズーカ砲を発射。目標が壊れたし今日のウリは終了だなって帰ろうとすると


「…まずい!退避しろ621!」


ってオペレーティングが入る間もなく、機械仕掛けの地面から真っ赤なコーラルが吹き出して、チョーデカい爆発に巻き込まれる!「おうううううぅぅっすううううぅぅぅ!!」っと大絶叫を上げて凄まじい奔流にガタイ中を蹂躙されて意識が即刻ぶっ飛び、射精する暇もなく強力なバワーに神経全て侵されて爆発しそうな衝撃を全存在で感じ取る。そのまま意識がブチブチ千切られて遠くの何処かに消滅するかと思いきや、マジ消えしそうな思考に声が響く。



「あなたたちは…?」


「第4世代、旧型の強化人間…」


「それと…激エロのモロホスト…??」


「……」



「…いえ、構いません。あなたたちには私の『交信』が届いているのですね」


「私は、ルビコニアンのエア」


「目覚めてください。あなたがたの自己意識が、コーラルの流れに散逸する、その前に」



真っ暗な視界に赤い光が葉脈みたいに迸ると、気付いた時には621と一緒にACで空を飛んでいた。今のはなんなんだよぉ!?って621に聞いても、感想どころかまともな反応も返されない。でもよく見るとコメカミに冷や汗が滲んでるからコイツもオレと同じ体験してることが分かる。オートパイロットが手動に戻ると、通信にエラーが出てウォルターともマネージャーとも繋がらない。頭の中はパチパチ弾けてる感覚が残ってて、キメションと筋弛緩剤を摂取して24時間種付けされた後みたいな疲労感で、ガタイがぐったり。このまま寝ちまうぜ…って微睡んでいると、遠くの空から未確認飛行物体が向かってくる。


「レイヴン、激エロ」

「敵性機体の接近を確認しました」

「あなた方の脳波と同期し…」

「『交信』でサポートしま…」

「…この脳波はなに?」


やばいぜ!帰投をするはずが戦闘をすることに!前触れもなく飛んできたヤツについては後でわかったけど、こいつは封鎖機構製のSな執行ロボットだ。せっかく生き残ったエロガタイだけど、ぐずぐずしてると最新兵器に命を提供するハメになる。逃げようぜ!って提案も「機動力では相手が上回っています。撤退は不可能かと」ってオンナみてえな謎の声に否定される。直後に猛烈なGが掛かって、ガタイと一緒にまた意識が飛んでいた。

それからは猛烈な勢いにガタイ揺らされまくって気絶と覚醒繰り返しながら、高まり続ける酔いと共に途切れ途切れに戦況を知る。雨みたいなミサイル潜り抜けたり、デカランチャーにマシーンガタイ揺らされたりの激ハードな絶叫マシーンプレイに拓也は並行感覚無くして胃を逆流させて吐きまくり。コクピットの端に溜まったゲロが猛烈な勢いで四方八方に飛び散っていく。

「敵機について調べました。惑星封鎖機構の無人機体、バルテウス。ダメージを与えるには展開しているパルスアーマーを剥がす必要があります」

壊れていく拓也に目もくれず621は冷静に戦えてるし、オンナボイスはスピリチュアル分析で敵を調べてくれるのもいいけど、その声には「激エロ、少し落ち着いてください。私はあなたの脳波とも同期しています。興奮されると、私も集中が乱されます」って責められるし、オンナってチョーSだよな!

でもその甲斐あってか、バルテウスは621にハードな近接プレイ仕掛けられてバリアも張れずに喘ぎまくり。621が何をやってるのかだけど俺にも分かんねー!とにかくバズーカもミサイルも撃ちまくり、蹴りもブレードもありの全力プレイに俺も目を回すことしか出来なくて喘ぐ息もゲロで塞がれてセルフ窒息プレイが始まる。「敵機、ダメージが蓄積しています。ですが激エロにもダメージが蓄積しています。慎重な戦闘を」って天の声は配慮してくれるけど、621は全くの無視だ。

ついには責めが激しすぎたことにバルテウスも感じまくって、炎ザーメン噴き上げながら回転しまくる淫乱な便座ロボットに変貌する。「あれは射精ではありません。激エロ、集中を」ってオンナはまだしつこく言ってくるけど、俺はもう集中してるしでこれ以上何をすればいいか分からない。621はこんな時でもファイアーキメションを丁寧に潜り抜けていくからスゲーぜ。リペアキットを残りひとつまで削られたけど、結局621はバルテウスをサッカーボールみてえに蹴りまくってダウンさせ、同時に拓也もハァハァ息切らせて半死半生状態に落とし込められる。このゾンビ系サイボーグは戦うことしか知らない獣系殺戮machineだぜ。


「レイヴン、激エロ…あなた方には、休息が必要です」

「…それから、二人が巻き込まれたコーラルの逆流、あれは予兆にすぎません」

「ルビコンを焼き払う…この炎と嵐の」


戦闘が終わってACが止まると、瀕死の俺の頭に更にパチパチが補われて、強制的に意識を取り戻させてくれる。さっきのコーラル被爆プレイが効いてるのかなぁ?ゲロまみれのコクピットでも621は平常心で、一緒にポエム聴きながら朝焼けを拝む。でも太陽にしてはピンクがかってるし、空には赤い雲が立ち込めててスゲー景色だ。太陽もエロくなる時があるのかなぁ?

16名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 20:55:05 ID:z5IWWBTA
今日の投稿はここまで。

17名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 21:00:39 ID:.m6kos1o
KRMT混入してて草
パンチだけでチュートリアルのヘリ落とせたとか言ってそう

18名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 21:05:38 ID:Xad1vEvQ
コードネーム激エロで草生える
けどエアちゃんはエロの意味をわかってないかもしれないのね
拓也からエロを学んではいけない(戒め)

19名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 22:23:55 ID:iMq4eM4s
最終的に621だいすきクラブに拓也さんとマネヱヂヤアも入ってボス戦での声援と実況・解説が賑やかになるのかと思うとちょっとわくわくする

20名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 22:25:35 ID:7G0gEW5.
>>1
様子のおかしい人です(称賛)

21名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 22:37:39 ID:oL33aP46
素敵だぁ……♡

22名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/24(火) 23:01:04 ID:.K07SZyQ
二週目は激エロレッドガン入隊ルート読みたい

23名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 19:59:17 ID:TOUmlYlU


仕事とコーラル漬けの日々   投稿者:ビルダー拓也



「…これは、ある友人から提供された観測映像だ」

「見ろ621。逆流から引き起こされたコーラルの局所爆発、その拡散には一定の指向性がある。向かう先は、アーレア海を越え対岸に位置する『中央氷原』」

「コーラルには鳥や魚の群知能にも似た、集まろうとする特性がある。分かるか?中央氷原のどこかに、大量のコーラルが眠っているということだ」


「ちょっ待ってください」
これからのプランを説明してるウォルターに、マネージャーが待ったをかける。


「拓也と621さんにコーラルの妖精みたいなのが取り憑いたみたいなんですけど、これって大丈夫なんですか?」


スゲー馬鹿くさい話してるけど、マジでそう説明する以外に無かったからその通りにマネージャーに報告したら、マネージャーはそのままウォルターに伝えちゃってマジ狂い!これじゃあ俺たち二人がパキギメ状態から回復してない薬物中毒者みたいじゃん!ってギン目でマネージャーに訴えるけど「じゃあ他にどう言うんですか!?」って極小の声で怒鳴られて黙らされる。621は何考えてるか分かんねーし、マネージャーも俺の言うことを全然信じてないから全て俺の妄想だと思われちゃうのかな?

オレと621にくっ付いたのは、エアっていう名前のミステリアス系の謎の声だ。どこの誰なんだよって聞いても「今はまだ言えません…あなたたちが受け入れられることには、限りがあるかもしれない」ってことで秘密として通される。声がオンナっぽいけど、秘密が好きだなんて考え方もオンナっぽいよな。でもコーラルに脳みそ犯されまくってマジ逝きしそうになったあとで出会ったんだから、俺にはどう考えてもコーラルの妖精にしか思えない。なんか赤い点が頭の中で光ってたし、絶対そうだぜ。

でもウォルターに説明してもエアはマネージャー止めねーし、オレたちの口封じするでも無いから、頭の中捏ねくり回されてエアの筋肉マンコ奴隷にされることは無いみたい。ウォルターもいつものことって態度で「その手の症状は、旧世代型の強化人間にはよくある…」と言いかけたところでストップ。一回俺を見てから


「…いや、気にするな。ともかく、他に異常が無いのならそれでいい」


と何やら深刻そうな声色でそう言ってから、「少しやることが出来た」と言って何処かへと歩き去っていく。「心配したぞだとか、ねぎらいの言葉みたいなのも無いなんて、随分無愛想な人ですね」とマネージャーは不機嫌だ。ここでエアは拓也と621に再度語りかけてくる。激エロ激エロウルセーし面倒だから名前教えると「わかりました、拓也。これからはそう呼ぶことにします」って意外に素直。分かればいいぜ。


「…レイヴン、拓也。今回のコーラル局所爆発により、ヘリウス地方北西ベイエリアが消失しています。ですが、それすらもかつての『アイビスの火』とは比較にならないほど小規模なものです」

「あなた方二人にお願いがあります。集積コーラルに到達するまで、あなた方との交信を続けさせてほしいのです。コーラルを巡るこの戦いがどこに向かうのか、私は見届けなければならない」

「ひとりのルビコニアンとして」


解放戦線に拉致されてドルマヤンにボコボコにキックくらって、コーラル探索プレイに参加させられたりした俺は、コーラルの精にまで取り憑かれたけど、さらにややこしいプレイが追加されて過労のあまりマジ死にしそうだ。ルビコンIIIは壊れていく拓也が好きな客だらけだけど、多分全ての用事を片付けるまで地球への帰還は許されない。こうなったら覚悟キメて、あらゆるプレイに振り回されるMの快感に浸るだけさ!ラスティ級の超イケメンにこの先会えるかもしれないし、そっちに期待だ。

24名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:00:19 ID:TOUmlYlU

「621、俺はこれからしばらく野暮用で外す。中央氷原に向かう件については、企業に情報を売ってパトロンがついてからだ」

「マネージャーに取っておくように言われたコーラルにも、速くも使い道が出来たというわけだ」

「戻るまでの指示を出す。しばらく休め。今はそれが、お前の仕事だ」


ウォルターはそんなメッセージだけ残して何処かに出掛けていったけど、俺は「休みが仕事なんてイキだぜ!マネージャーより優しいよね!」って大喜び。太っ腹のベイラムからも中古のMTが届いたし、倉庫からデラックスな宇宙食を持ち出して小躍りしてると、マネージャーに怒られる。すっかりウォルターのこともフィクサーとは思わなくなった拓也だけど、マネージャーはエアのこともあるしで、まだ警戒してるぜ。俺がマネージャーより優しいって言ったから拗ねてるのかもね(笑)


「レイヴン、拓也。あなた方のハンドラーは、しばらく不在なのですね」

「……」

「先ほどの中央氷原の件ですが、ベイラムからは早速依頼が届いているようです。確認してみてはいかがでしょう?」


そしたらエアの奴が勝手に仕事を取ってきててマジ狂い!せっかくウォルターさんが休憩くれたのに、あんまり俺たちの身体であそぶなよな!って反論すると「私は、そんなつもりでは…ただ依頼が来ていることを、教えたかっただけです。すみません…」ってショボショボの声で言い訳する。まったくよー、話にもタイミングってものがあるんだよな。サービス業の経験がない奴はこれだから困るぜ!でも俺とは逆に621はあっさりしてるんで、端末起動してメッセージ確認。ウリの仕事には真摯な俺も、来たばかりの仕事に片っ端からむしゃぶりつくメンタルにはビビるぜ。

25名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:01:51 ID:TOUmlYlU


ついに師匠(カーラ)登場   投稿者:ビジター拓也


「ベイラム・インダストリーからの依頼です。ウォルターが同社に持ちかけた中央氷原におけるコーラル集積情報、その確証を得るためあなたに先行調査を依頼したいとのことです」

「広大なアーレア海を超える手段ですが…グリッド上層区画に備え付けられた大陸間輸送用カーゴランチャー、これを使い中央氷原へと向かうことを提案します」

「グリッド086は「ドーザー」と呼ばれるコーラルを向精神薬として扱うならず者の巣窟です。中でも『Rad』を名乗る一派は非常に好戦的な武器商人でもあり、道中は危険を伴うでしょう。私があなたたちをサポートします。レイヴン、拓也」


依頼されたウリの内容はチョーデカメガストラクチャーへの侵攻。でもウォルターがいないのにこんな仕事入れていいのかよ?ってやっぱり気になったんでマネージャーに聞いてみる。マネージャーはコーラルパキギメ状態に陥ったことが無いから、エアの言ってることが聞こえない。だから俺はガタイで回想してエアがなんて言ってたのかを大雑把に伝達。マネージャーは

「ウォルターさんが不在なら、ミッションに対して決定権を持つのは私たちじゃないですよ。私と拓也は外部から来た居候でしかないんですからね。ここは621さんの判断に任せましょう。ていうかエアって名前はどこから出てきたんですか?」

とかなんとかそれっぽいこと言ってくるし、エアの存在も信じてくれないしで、実質3対1に追い込まれた俺はしょうがねーから621のミッションに付き合うことに。エアも集積コーラルってところに早く行きたいからって焦るなよな。こうなったらRaDっていうボーカル炎上系バンドみてえなところが作ってる、コーラルの向精神薬っていうキメモノに望みを託すしかない。キメモノにはキメモノを。俺の合ドラとキメコーラルのどっちが美味いか勝負だぜ。

出撃準備中にエアはさらに「グリッドへの侵入方法はお任せください。システム解析や改竄には、多少の心得があります」って支援を約束。仕事取ってきたんだから現場の手伝いぐらいしてくれないと困るぜ、ってエアに言ったら、今度はマネージャーに「ウリの現場にノータッチな私は仕事してないって言うんですか?今度から手出ししましょうか?」って不満ぶつけられてやり込められる。水没プレイの日はマジで助けて欲しかったけどね(笑)

エアからの支援もあることが決まり、621と共にグリッド086に侵入する拓也。
「射出します」
エアのアナウンスでカタパルトに乗ってぶっ飛ぶと、強烈なGに下腹部押されて雄膣を潰され、感じまくりで早くも激しく喘いでしまう。「うおーっ!あーっ!」「うるさいですね…」「…そのすぐ喘ぐ癖は、どこで身についたのですか?」マネージャーもエアも見てるだけだから良いけど、俺は621と一緒に実際にぶっ飛んでるんだから配慮がほしい。

「さぁ、レイヴン、拓也。仕事を始めましょう」

ついにウリが始まって、621と同時に直進するけど、MTガタイだとすぐに置いて行かれてドンドンACが小さくなる。「マーカー情報を送信しました。上層に繋がるリフトを目指しましょう」そうは言うけど俺はエネルギーカツカツで全然動けなくって、621の後塵を拝することに。戦わないから楽できて良いけど、この戦場にはイケメンはいなさそうで気分が上がらない。一方621は早速誰かと遭遇したみたいで

「ここが誰のシマだか分かってんのか?ボス、見ててくださいよぉ?」

「この『無敵』のラミーが、客人をもてなしてやりますんで!」

なんて得意気ボイスが621の盗聴装置越しに聞こえてくる。
でもエアに「アリーナ登録情報から、機体名『マッドスタンプ』と識別。ランキング最下位です」って情け容赦ない情報が補われて、直後に621の激しすぎるバトル音に耳を犯される。10秒くらい時間が経って、俺が向こうに着く頃には「オレのマッ…」って一瞬の声と共に敵のロボットは爆散していた。相手がACだったのかMTだったのかも拓也の眼には分からなかったぜ。多分ACだと思うけど、エアも敵ACを撃破って言ってたから、本当だぜ。



「ビジターズ!好き放題やってくれているようだね」

「私らRaDは、来る者は拒まないのがモットーだ」

「せいぜい歓迎しようじゃないか」



そしたらチョーデカイ施設のスピーカーから、大音量でサバサバ系オンナの声が響いてくる。イケメンと出会うはずが、ここ最近はオンナに出会ってばかり。いい加減俺にもラスティみてーなマジで最高のイケメン戦士が欲しいよ!621ばっかりズルいぜ!

「…なるほど。せっかくです、招待に応じましょうか、レイヴン」

ってエアはノリ気で、621も機体飛ばして施設を移動していく。俺のガタイはデカいエンジン積んでるけど、MTガタイのエンジンは貧弱だからついて行くだけで一苦労。ACはアサルトブーストがあるから良いよな。俺は省エネに気を使っていちいち戦闘モードをオフにして、武器が使えない通常モードで走ってるんだぜ。この時に撃たれでもしたら一発で逝っちゃうから、スリルがあってゾクゾクが止まらない。そんな時でもエアからは新たなデータが投入される。

「広域放送の人物について情報を集めました」

「ドーザーの有力な一派、RaD。その頭目、カーラ」

「ジャンク技師とハッカー集団を引き連れて、RaDに加わったのが3年前。その後わずか半年で実権を奪い、組織を急激に成長させています」

エアの話で、相手がバリバリのキャリアウーマンだってことは分かったけど、俺もいつキャリアになるか分からねえウリセンの身だからなんだか親近感。このことをマネージャーに伝えたら「真面目にやれ」って喝入れられたから、冗談だってことにした。「拓也、そのウリセンというのはなんですか?」ってエアの興味は引いたみたいで、普段やってるウリについてお話すると「命を賭けた、擬似的な繁殖行為、ですか……私には分からないことですね…」って引きまくるんで、ノンケ君を調教してるみたいで面白いぜ。そんなことやってるうちに621は敵を倒しまくって進んでたらしく、キャリアウーマンが「へえ、やるじゃないか」って感心してる。俺は何もやってないけどね。

26名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:03:03 ID:TOUmlYlU

621はそのあとも進んでいって、蹴るわ斬るわの大暴れでとにかく手が付けられない。出てくる敵をすぐにヤリ殺しちゃうからどんな形してるのかもロクに見えない。周りはずっとバカデカい工場みたいな景色が続いて、上に飛んだり下に降りたりを繰り返していく。学生の頃の工場見学を思い出してセンチメンタルになっていたら、621がゲートを開けてまた外に出る。でもカーラに「どいつもこいつも不甲斐ないね…あんた一人を雇った方が安く付くんじゃないかと思えてきたよ」とか言われて、自然な感じに俺が戦力外通告されてテンションに↓が入る。ACに乗れないんだからしょうがないじゃん!

でもカタパルトで打ち上げられたり鉄橋走ったりしてるうちに、ゴールが近づいてきたみたいで守りが厳重なところに入った。ここでマネージャーが俺たち二人に突然ストップをかけてくる。「どうかしましたか?」エアがそう言うと、マネージャーは

「621さん、見てください。天井に燃料タンクが吊り下げられています。下に見えるのも無人のガードメカばかりです。攻め込んだ敵を燃料爆破で殲滅する作戦な気がします」

とか言い始めたんで、エアがすかさずコーラル分析で調べ上げる。「マネージャーの見立ての通りです。あれはグリッド086で使われている燃料輸送用の大型タンク。危ないところでした」エアの忠告で621もACガタイ止めて様子を伺う。エアのハイテク検索とマネージャーのマネジメント分析がコラージュできれば丁度いいんだよな。さらにマネージャーには「拓也?あなたのMTは武器をまだ使って無いですよね?ACの弾薬を節約したいので、あなたがあの罠を撃ち落としてください」って言われたんで、試しに撃ってみた。でもいくら撃ちまくっても弾は遠くの壁に当たるだけで燃料タンクに全然当たらない!マジかよ!ってくらい当たらない!射撃訓練やっときゃ良かったかなって後悔してるMTガタイに、カーラの笑い声がかかる。

「ふふっ、どうした?てんで当たらないじゃないか」

「どうせ見破るなら、もう少し格好よく見破ってほしかったね。せっかくの花火が台無しだ」

俺がマガジン一本使い切ると、エアに「拓也?なにをしているんですか?はやく撃ち落としましょう」って急かされる。「う、ウッス!ウッス!」緊急でリロードするも時間が掛かってさらに焦りが増していく。すると621がゴウを煮やしたらしく手持ちの武器で罠を爆破。「そうさ。それでいい」罠を壊されたカーラの合図で、煙の中からACよりデカいガタイの四つ足メカが飛んできた!

「あーっ!?」

叫び声あげてビビって動けないでいると、621のアサルトブーストがお見舞いされて、タックル喰らいながら地面に倒れ込む拓也。「BAWS社製の重四脚MTです!」ってマネージャーからの報告で分かったけど、飛んできたMTは上半身も下半身も屈強な傑作系戦闘マシーンだ。こんなの相手にしたら死ぬぜ!って予感がガタイを走るもこれは空振り。向こうがバトルマシーンなら、こっちの621はハイパー・バトルマシーンだぁっ。

飛んできたMTのカチカチシールドに621は蹴りを喰らわし、続いてバズーカとブレードをぶちこんで破壊すると、両肩のミサイル吐き出しながらとにかくキックを入れまくり。一発ロケットの反撃をもらったけど、構わねーって感じでブレードまでぶっ込んでよがらせる。溜まった衝撃に敵がビクビクしていると、そこにさらに蹴りとバズーカを入れると相手は堪らず絶頂爆発。そのままバラバラになって動かなくなった。


「分かった。あんたの実力は分かったよ、ビジター」

「降参するよ。これ以上は割に合わないからね。通してやるよ、行きな」


621の圧倒的なバワーを見てカーラの奴もやっと降参したんで、ウリの仕事もようやく終わりだ。拓也はオンナを痛ぶる趣味は無いけど、621がカーラを許すかどうかはやっぱり気になる。二人で施設のチョーデカなゲートを潜ると、さっきまでのお詫び、みたいに補給シェルパが置いてある。ウォルターはここにも手配してたのかよ!マジ気が効くよな!ってオレも喜ぶも

「拓也?それはウォルターさんが手配したシェルパじゃないですよ?識別タグが確認できないですし、そもそもウォルターさんはこの作戦を知らないはずです」

なんてマネージャーから不穏な情報が入れられてなんだか不安感。「どういう魂胆でしょうか…進んでみましょう、レイヴン」ってエアにも怪しさが伝わってる。シェルパ自体が罠かもしれないから俺は使わなかったけど、621は躊躇なく使うんだからスゲーよ。俺は拘束されなきゃ絶対無理だぜ。「ビジター…あんたは向こう見ずだね。嫌いじゃないよ」って相手にも言われるんだから相当キテる。

それで奥にもあったデカゲートを更に開けて中に入ると、スゲー広いゴミ処理場みたいなところに到着。蒸気まみれの暑そうな場所でカーラらしき人影探してると、後ろでゲートが閉まった音がして


「でも、さよならだ」


って冷たいアナウンスが耳に入る。
同時に目の前の蒸気が割れて、見たこともないデカさの巨大ロボが出現!
ハメられた!
和解する気なんてさらさら無かったカーラに窮地に落とし込まれ、気付くと退路も絶たれてた。
「マジかよぉ!?チョーSだよな!」「拓也?驚いてる場合じゃないですよ!部屋の隅に逃げてください!」マネージャーから激が飛んで、すかさず俺はMTを走らせる。敵の巨大ロボは両手のディルドを亀頭みてえに真っ赤にさせながら621に突っ込んで、強烈なファーストアタックをキメる!2本の棒に先制攻撃喰らって621のACもたまらずガタイを硬直させる。

27名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:03:43 ID:TOUmlYlU

「やはり罠でしたか…流石はドーザー、評判通りです」

「解体作業を行う無人重機のようですが、性能は侮れません。破砕アームに挟まれたら終わりです。気をつけて」

エアからの情報通りに、今までピンピンしてた621もすげえダメージ食らったみたいで、早速リペアを一回使って壊れかけたガタイを修復。戦闘に突入する。相手のロボはなんか生き物チックな動きで両手振り回して621を壁際に追い詰めるけど、ACは縦に飛べるからロボの頭上を飛び越える。途中火山みたいなパーツが下に来たんで、そこにバズーカとミサイルを叩き込んでいく。でも効いてるように見えないしロボは火山から溶岩噴火させるしで戦いが激化する。こんなのMTでどうにか出来る相手じゃないから、俺は横倒しのタンクの影に隠れてエロガタイが目立たないようにする。拓也は揉まれることは好きだけど、アイツに揉まれたら乳首溶かされてガタイバラバラになっちまうぜ!

巨大ロボの武器は両手のディルドだけじゃないらしく、ロケット砲もバンバン撃って621を攻撃するけど、素早いACはそれには当たらない。621はこんな時でも操縦テクがブレなくて、デカディルドの一撃をかわしながら正面の溶鉱炉にブレードと蹴りをお見舞いしていく。でもディルドは強烈な凶器だぜ。掠っただけでもACはガタイ揺らして塗装を散らしていくから油断はできない。621はディルドに削られながら脇の下を潜って背後を取り、宙に浮かんで火山にさらにバズーカとミサイルを注ぎ込む。そんな感じで削り削られの1分間が終わると、巨大ロボが両手を上げた。

「やるねえ。聞いていた以上だ」

「だが、クリーナーが笑えるのはこれからさ」

アナウンスと同時に、巨大ロボが爆発するみてえに激しく噴火を始めて、周り中を火の海に変えていく。「行動パターンが変わった…? 危険です」エアの声にも緊張が入るけど、1番緊張してるのは俺なんだよね。水没プレイはやったことあるけど、炎に蒔かれた火災プレイなんて出来るわけねーよ!凄まじい熱波にMT越しに拓也のガタイもあったまってきて、機体の中は完全にサウナ状態。

「うあーっ!暑い!あーっ!あつっ!あっ、あん!暑い!」

蒸し上げられたエロガタイがナメクジみてえに汗を吹き出して、たまらず服を脱いで汗にテカる筋肉を曝け出し、脱水症状でフラフラな意識が命の危機を感じてマラを反り立たせる。早くしないと621がやられる前に俺が暑さにヤリ殺される。マネージャーは俺の様子を見て「621さん!はやくしないと拓也がイキ狂って死んでしまいます!」ってタイムリミットを設けてくる。でも巨大ロボの動きが変わったのが幸いしたぜ。巨大ロボが両手をバンザイの姿勢にしてる間に、好きなだけ攻撃を入れることができるからだ。

621はチャンスとばかりにミサイルとバズーカをフルバースト。巨大ロボの上の口も下の口も責めまくってマジ逝きスタッグを取り、よがっているロボの赤熱マンコに蹴りとブレードを喰らわせまくる。前代未聞のレッグファックにあえぐ噴火もバズーカに塞がれて、621に徹底的に621に責め立てられるロボ。ついには爆発イキをキメて派手に炎ザーメンを飛び散らせてグッタリする。それと同時に拓也も意識がぶっ飛び射精。そのままビクビクと痙攣したままエアからのコーラルで辛うじて意識を保つ。

「敵機システムダウン。完全停止しましたが…拓也も心肺停止寸前です。極度の興奮状態による心不全と、機内温度の急激な上昇による脱水症を併発しています。急ぎ帰投を」

冷静な分析がエアから飛んで、MTガタイがACガタイに掴まれて持ち上げられる。MTガタイが本当の体で、抱え上げてるのがラスティだったら良かったのになと思いながら、俺はついに猛暑の中で逝った。


「…ビジターズ。私たちは不幸な出会いだった。あんた達とは仲良くした方が賢明みたいだね。」

「上層に行くんだろう?案内しようじゃないか」


遠のく意識の中で、サバサバオンナの声がする。
ネムネムの頭に最後に響く声がオンナのモノだなんて、今日のプレイは最後までハードだ。

28名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:09:55 ID:TOUmlYlU

セックスは奥深い   投稿者:ビルダー拓也


「レイヴン、拓也…Radの頭目、カーラから依頼が届いています。また何かの罠という可能性もありますが、彼女はあなたがたの実力を認めた模様。その線は薄いでしょう。ブリーフィングを確認してみてください」

「ウッス!」


チョーデカ飛行機の中のガレージに帰って来れた俺は、次の日からまた職場復帰して傭兵仕事に精を出す。昨日はマジで精を出しちゃったけどね(笑)
昨日の今日ですぐウリかよ!相変わらずチョーSだよな!って悪態ついたら「すみません、一度の睡眠で体調が戻ったようなので、回復したのかと…」って反省の様子が見られるからいいけどさ。エアは俺たちに隠してるけど絶対コーラルの妖精だから、きっと人間の体調管理とかメンタルヘルスとか知らないんだろうなってガタイで分析。ひとまず不満はエロ胸筋の内にしまいこみ、エアからのメッセージを受けた拓也と621は依頼を確認。


「ビジターズ。その節は世話になったね」

「あんたらを上層に案内する約束だが…その前にひとつ掃除を頼みたい」

「誰かさんが暴れてくれたおかげで、うちの警備はボロボロだ。そこを突いてくる商売敵のドーザーがいるのさ。ジャンカー・コヨーテス…連中は私らを目の敵にしていてね…」


依頼の相手はこの前のウリで拓也をヤリ殺そうとした、RaDのS入ったリーダーだ。昨日は敵だったヤツから仕事なんて受けるわけねえじゃん!って拓也はダルのテンションでいたけど、拒むことを知らない621のヤツはキーボード連打して依頼を即受け。俺とマネージャーがビックリしてる間に一人で出撃準備を終わらせた。コイツは絶対に仕事を選ばないプロ級マーセナリーだ。

「あなたがたのハンドラーに無断での出撃が連続してしまいましたが…せっかくの機会です、引き続き私がサポートします。拓也、あなたはどうしますか?」

俺の取扱説明書を熟読したみたいで、今度のエアはちゃんと確認を取ってくれる。でも俺には先約が入ってるんだぜ。ウリで疲れたガタイにはご褒美が必要なんだよ。依頼の誘いを断った拓也は、この前遊んだアリーナのVRにアクセスする。

「アリーナ、ですか?…あなたはACを操縦できないはずですが…」

エアは疑ってくるから、アリーナはオナニーするためにあるんだぜって言ったら「…そのような目的で作られたサービスではないと思いますが…」ってオールマインドみてえなこと返してくる。マネージャーも俺には呆れてるけど、休日の使い方は俺が決めるから良いんだよね!休みまでマネジメントされたらたまんねーよ!エアはまだ「うーん…はぁ…」って悩んでるし、なんで唸ってるのか聞いてみる。

「あの、あなたの言うオナニーというものが、やはり私には分からないんです。…あなたの言うウリ、つまりセックスというものが、死の危険が伴う繁殖行為の模倣……あるいは訓練だということは理解できるのですが…仮にセックスが繁殖行為の訓練だとしたら、オナニーは訓練の訓練ということで…」

そしたらスゲー真面目なテンションでどうでもいい事考えてるらしく、そんなのどうでも良いじゃん!って言ってもずっと悩んでて面白いぜ。俺がひとりで笑ってるんでマネージャーも色々聞いてきたから、さっきのやりとりを伝えると「そんなことを考えるなんて拓也じゃあり得ませんし、エアさんは本当にいるんですね…」ってやっと俺のこと信じてくれたけど、それでも何かに引っかかってるらしくマネージャーも怪訝な顔。セックスは奥深いから探究したくなるのも分かるけどね。

29名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:10:30 ID:TOUmlYlU


傭兵マンコの宅急便   投稿者:ビジター拓也


今日のウリは楽勝だったらしいぜ。帰ってきた621のACはほとんど傷が無くて修理費も安く済んでいる。こういう美味しい仕事はいくら来ても良いぜ!ジャンカー・コヨーテスの連中の撃退を終えると、留守にしているウォルターからメッセージが届いてマジ焦り!俺とマネージャーとエアの三人でやべーやべー連呼しながらファイルを開けると、そこには…


「ベイラムの依頼を確認して…出撃したようだな」

「大陸間輸送用カーゴランチャーを使うというのも、発想としては悪くない」


「……」


「お前はそのまま氷原を目指せ。海越えのための資金が浮くのなら、俺としてもコーラルを取引に使う必要が無くなる」

「氷原に着くころには、俺の野暮用も片付いているはずだ」


ウォルターからのホワイトな承認が送りつけられていて、拓也はびっくり。マネージャーも「ほら!やっぱり621さんに決定権が任せられてるんですよ!」って安心感で↑入れながら得意気にしてるしで、二人してウォルターのペットに自分から落ちそうになる。これから海越えをすることになってるけど、621が海越えをして、このアジトから海の向こうに引っ越すならさ、VRアリーナはどうすんだよぉ!?と焦りが後からやってくる。これにはマネージャーもエアも呆れて、特にエアは「はぁ…繁殖の訓練よりも先に、やるべきことがあると思いますが」と反論してくる。621の無表情は心なしか眉と眉間が緩んでるから、コイツとしても問題はないみたいで、次のウリは移動がメインらしいぜ。

30名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:11:33 ID:TOUmlYlU
今日の投稿はここまで。
じゃあオレ、オマん子のAC配信観に帰るから…

31名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:34:23 ID:.HFEi4mA
オ(ール)マ(イ)ン(ドの声の)子

32名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/25(水) 20:46:41 ID:RZSRk.9g
ビジターがビジターズに変わるところすき

33名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 12:45:21 ID:.pfpZnoU
タクヤを改造人間C-3000-9315くらいまで改造してACに乗せろ

34名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 13:10:46 ID:vkhaU2y.
エアちゃんに変なこと教えるな

35名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 17:10:53 ID:h..Vvjt6
だんだん感情豊かになってるっぽい621くんすき

拓也さんも早くACに乗れたらいいね…
RaD製に乗ってる姿しか想像できないけど。脚だけLOADER4であと全部ミルクトゥースアセンとか

36名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 17:23:56 ID:2VHumIBw
621操作とはいえAC搭乗時に吠えまくりゲロ吐きまくりの絶叫マシーンと化してる拓也さんがAC操縦に耐えられるかどうか

37名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 17:29:45 ID:h..Vvjt6
>>36
「あの動きはナニ?」
「この人AC操縦むごいよね…ABもQBも全然使わないんだ…」
「MTと大差ないっていうか、時代遅れのゴミみたいでした」
レベルならワンチャン
最悪ケツマンみたいに慣れていけば大丈夫でしょ(適当)

38名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 17:38:35 ID:2VHumIBw
>>37
出撃する度にボロボロになるACの修理費を支払う為にAC搭乗時以外は搾精マシーンに繋がれて出荷前の621より酷いことになってる拓也さんが見える見える

39名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/26(木) 17:58:38 ID:VlibKNkE
ブルートゥは拓也さんも友人としてあつかうのだろうか

40名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:10:22 ID:NAtoCH2k

エアからのブリーフィングが始まる前にマネージャーから提案。

「えーっと…エアさんと意思疎通ができるのは、今のところ拓也と621さんだけですので、拓也はエアさんの話を書き出してください。メモが無いと会話がしづらいですからね」

俺も「やっぱりいちいち口で説明し直すのはやめた方がいいかな」って思ってたところにこの提案が来たんで、たまらず即受け。エアはウォルターのことが気掛かりみたいで躊躇する。でも621もうなずいてマネージャーに賛成してくれるんで、俺がエアの言葉を書き出すことに決まったぜ。ただしエアからは


「私の存在を、ウォルターや彼の知人には悟られないようにしてほしいのです」

「私達の交信を知ったウォルターは、仕事の安定性を補うために、あなた方に何らかの施術を行うでしょう。そうなれば恐らく、今ある交信は絶たれることになります」

「コーラルを巡る争いが何処へいくのか、私はそれ見届けたい。その目的のためには、この交信は必要なのです」

「どうか、分かっていただけないでしょうか…」


と言われ、マネージャーにさっきのエアの言葉を伝えると「まぁ私には声は聞こえないので、私は良いですよ?関係ないですし。拓也と621さんはどうですか?」ってあっさり了承。人ごとだと思って気楽なもんだよな!こういう時はドライだよな!って思いもしたけど、オレにも拒否感はあんまり無いんだよね。幻聴なんて聴き慣れてるし、揉め事よりも揉むことの方が好きなのは俺も同じだから、戦いの終わりが気になるエアの気持ちも少しは分かるぜ。戦いよりもエロだよな!621も一回頷いたまま無言だけど、最近コイツのテンションもようやく分かってきた感じなんで、賛同してると思うことにしたぜ。

「よかった…ありがとうございます」

姿は見えないけど、安心したみたいなため息と一緒にお礼されたんで取引成立。
話が落ち着いたところでマネージャーに促されて、エアのブリーフィングの始まり。
マネージャーは切り替えが早いよね。


「…引き続きグリッド086を進行し、大陸間輸送用カーゴランチャーを目指します」

「カーラからは約束どおり案内をするとの連絡が入っています。ドーザーの言うことをどこまで信用して良いのかは分かりませんが…情報を得る意味でも、まずは話に乗ってみましょう」

「…ところで話は変わりますが、彼女の二つ名『灰かぶり』ですが…これはルビコニアンの間で『アイビスの火』の生き残りを指す言葉になります」

「…あの災害が起きたのは半世紀も前のこと。ドーザー特有の与太話でしょうか?」


「ウッス!オレもよくマジキマった時とかは、つい作り話しちゃうんで分かりまっす!」トークの終わりの与太話は俺もベッドでは沢山やってるし経験豊富だ。RaDのリーダーも妄想遊びは好きだと分かってチョッピリ親近感。マネージャーはまた半分呆れてるけど

「強化手術による延命治療が発達してる世の中ですし、確かに歳がどうだとかは金と技術の問題になってくるとは思いますね。ありえない話ではないです」

って同調してる。オンナの見た目に関わる話は男女共にムラムラジェラシーな空気が漂ってきてウゼーし、エアも「アイビスの火の生き残り…もしそうだとしたら…」って疑いを強くする。俺はそんなのどうでも良いと思うけどね。俺はセックス用の動物だし。

41名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:12:40 ID:NAtoCH2k


出撃三連続   投稿者:ビジター拓也


「あなたと出撃するのはこれで三度目ですね。少し慣れてきました、レイヴン」
さっきまでのシリアスな空気と打って変わって、弛緩したリラックスムードで語りかけてくるエア。グリッド086に今日もウリの出張だけど、こういう空気で出撃する方が良いよね。でもマネージャーは海を越えないことになったみたいで、カーラと一緒にグリッドの管制室に待機。カーラが言うには頑丈なビルダーガタイじゃないと輸送機に乗れないから、デスク仕事のマネージャーにはキツいんだって。


「始めるよ、ビジターズ!」

「伝えた通りだが、案内は任せな。あんたらには恩を売っていくのも悪くない」

「拓也?私の声も聞こえていますか?私もあなたのマネージャーとして、ここからあなたをサポートします」


昨日のタチは今日のネコって言うけど、カーラはマジでオレ達の手伝いをするらしい。
良いぜ!その支援受けてやるぜ!
MTとACが筒の形のエレベーターに乗ると、またカーラからアナウンス。


「リフトに上った先はグリッドの天辺、外殻に当たる区画だが…残念ながらそこは私らの縄張りじゃない」

「分かるかい?封鎖機構が衛星軌道から睨んでやがるのさ」

「ドーザーってのは総じて頭のネジが緩い。度胸試しに向かう奴もいたが…結果はお察しさ」


エレベーターで登り切ると、チョーデカメガストラクチャーの屋上に出て、明るい日差しに機体ガタイを照らされる。ウリの最中じゃなけりゃ良い日焼けになるのになってところに、エアからの交信。「上層に到達しました。マーカー情報を更新します。カーラの言う通り…この高度は封鎖衛星の狙撃圏内になっているようです」同時に封鎖機構の警備システムからアナウンス。

「立ち入り禁止区域への侵入者を検出。対象を排除します」

やられたぜ!アナウンスが耳に入ると、太いレーザーが降ってきてACガタイに直撃する。狙撃してくる前に予告をしてくれるから良いんだよね。だってさぁ、俺も一撃でバラバラにされる覚悟が持てていいじゃん!リペアキットを一度キメて、衛星レーザーによる狙撃とガードメカからの攻撃を避けていく621だけど、取り残されるMT拓也。マネージャーとエアはその点優しいから、621に指令を出して621は拓也を掴み上げて移動していく。MT一機分の重量が仇となって機動力が落ちてるのもあって、ゆっくり進むことになる。

「警備網が厳重ですね…強行突破するしかないようです」
これはエアの交信だな。

「焼かれるんじゃないよ!」
これはカーラからの通信だな。

「極めて出力の高いレーザーです。注意を、レイヴン」
これはまたエアの交信だな。

緊張感のある現場で指示が次々飛んできて、若干パニック気味になる俺。621はゆっくりながらもレーザーのタイミングに合わせてクイックブーストふかして、レーザーを全弾回避する。「やるじゃないか、ビジター」とカーラは上機嫌だけど、俺はクイックに揺らされまくって振動にガタイ犯されてマジ狂い!MTの中でゲロまみれになってしまう。スゲー苦しいんでやめてくれってカーラに言っても「ははっ、私に言ってどうすんのさ。あんた、中々笑える男だね。気に入ったよ」って笑われるだけで助けてくれない。ウリで気に入られるのは良いけどカーラはやっぱりSだ。ハァハァ息切らせてると、警備アナウンスがまた流れる。

「侵入者が衛星狙撃地点を突破、脅威レベルを引き上げます。封鎖施設に接近する侵入者を検出」

エアは「カーゴランチャーまであと少し…」って励ましてくれるけど、カーラは「せっかくだ、ついでに掃除を頼もうか、ビジター。気に入らない上の住人には退去してもらおう」って新たに仕事をぶっ込んでくるんで、621も即対応。MT拓也を鉄橋の影に放り込むと、広場のガードメカと短時間だけ激しいウリを行う。弾丸マラでメカたちを黙らせるとまたカーラとエアから話しかけられる。

「…片付いたみたいだね。カーゴランチャーを起動しようか」

「あれです、コンテナにアクセスしてください」

コンテナに移動すると、ここでエアが異常を感知。
エアが驚いた瞬間に俺の頭にもコーラルが追加され、パチパチ弾けて脳みそ最高になる拓也だぜ。

「…待ってください、敵性反応!」

「!?…この機体は…!」


乗るはずだったコンテナが潰されて、気付いた時には6本足のついた松ぼっくりが現れた!

42名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:13:35 ID:NAtoCH2k

「あんた、まずいのに絡まれたよ。C兵器…シースパイダー型…ろくでもない技研の遺産が、こんなところに配備されていたとはね…!」ワケ分かんねー単語が一気に追加され、パキギメ脳みそで処理し切れない拓也だけど、621は一気に戦闘モード!エアも警戒して「ジェネレータからコーラル反応…確かに通常の機体ではない…レイヴン、注意を」ってアドバイス。

突如始まった戦闘で621はすぐさま両肩のミサイルを撃ちながら近付いて、バズーカとブレードと蹴りで先制プレイ。シースパイダーとか言われた敵は砲台からビーム撃ちまくって621を捉えようとするんで、流れ弾がこっちまできてMTガタイに小さい弾が当たってAPがごっそりイかれる。こいつも相当なハードSのタイプと見たぜ。つーかスパイダーなのに6本足ってどういうことなんだよ?疑問もビームにかき消され、MTも鉄橋の下の端に追い詰められる。

「ビジター、技研はアイビスの火で滅んだが…連中は研究に取り憑かれた狂人の集まりだった。そんないかれた連中がそいつを作ったんだ、油断するんじゃないよ」

カーラは技研っていうのにやたら詳しいし、星系レイプの火でマジ逝きした連中にも物知り気だから「すっげえ詳しいぜ!アイビスの火の生き残りみたいじゃん!」って感想。「だから言ったろう?灰被りってさ。しかしまったく、封鎖機構もなんて物騒なものを放し飼いにしてやがるんだか…」呑気にカーラは話してるけど、621は今もスパイダーの周り回りまくってビーム回避したり、横を通りすぎてビームダブルデカマラによるスタンプ攻撃を避けている。あんなの初めてでよくかわせるよな!感心するぜ!それでも細かい弾には当たるみたいで、赤いビームに機体の塗装が剥がされていく。

「レイヴン、機体が損傷しています!」

でもエアが焦った声を上げる頃には動きを見切り始める621。ジグザクとした動きで小さい弾をかわしつつ、遠巻きにミサイルとバズーカ撃って逃げ中心に立ち回る。すると強固な敵の装甲にも少し傷が入ってきて、さっきは焦ってたエアからも「敵機損耗。効いています、レイヴン!」と報告が入る。カーラからも「技研の遺産とはいえ、システム制御の系統は今の兵器と共通する部分もあるはずさ。それを狙いな!エラー吐かせてスタッグさせるんだよ!」って指示が入り、621の戦い方にSが入る!

さっきまで離れて戦ってたのに急にブレードをしゃぶらせて、衝撃受けたスパイダーからスタッグを取ってバズーカとミサイルで犯しまくり。しまいに蹴りを放ってワンコンボの完成。蜘蛛はジャンプして逃げるけど、そこにアサルトブーストを被せる621は更にキックとブレードで追いまくる。執拗な粘着プレイで撃つ斬る蹴るのローテーション組んで猛攻を仕掛けていく。「うおーっす!浮いてる…す、スゲー…」その激しさに耐えかねてスパイダーは遂に上空へ飛んだ!

「おいおい…飛んだよビジター」

「うちの製品開発のヒントにもなりそうだ。ひさびさに工房に籠もりたい気分だね」

なんてカーラは呑気なこと言ってるけど、余裕ぶってる時じゃないぜ!「そんなこと言ってる場合じゃ…!」ってマネージャーも言うと同時に「敵機からコーラル反応…危険です!」ってエアから注意が入れられ、視線向けると空中のスパイダーが松ぼっくりみてえなデカマラから極太のビームを照射してくる。血尿みたいで面白いけどあんなの食らったら一撃で即イキするに違いない。でもこれが幸いした。

「ウッス!スパイダーくんは上からの責めに弱いぜ!」

ここで俺は新テクを開発!上のクチと下のクチを同時に犯せるのはプロ級セックスマシーンだけの特権。デカマラビーム砲が下向きになってるってことは、上への攻撃は緩々に違いないからだ。こいつは勃起不全スパイダーだぜ!

俺の新テクを伝授された621はアサルトブースふかしまくって一気に上昇。スパイダーは広げたガタイを花びら大回転させて621を弾き飛ばそうとするけど、621の巧みなブースト使いで足の隙間を突破され、上を取られる。「やるじゃないか。よく気付いたね」ってカーラに褒められたんで、気付いた経緯を説明すると「…その気付き方は予想してなかったよ」って言われたんで回答として100点みたいだ。

スパイダーは結局無防備なガタイに上からのしかかられて、好き放題バズーカとミサイルに犯され、ブレードと蹴りを挿れられ淫乱に狂っていき、あたりに我慢ビーム垂れ流してイヤイヤ顔で必死に抵抗。それでも621の激しすぎるハードプレイによがりまくり狂いまくり、爆発あげて轟音上げまくり。最後は戦闘プログラムがぶっ飛び大爆発。そのまま墜落して動かなくなった。621の檄エロテクに逝かなかったヤツはいない。今日も大勝利だぜ!

43名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:14:51 ID:NAtoCH2k


「コーラルを、動力に使うなんて…」


エアの独り言は当然カーラとマネージャーには聞こえなくて、カーラから「面白いものを見せてもらったよ、ビジター。いや、MTの方も努力はしたみたいだし、ビジターズかな?この場合は」ってねぎらいの言葉が掛けられる。

「…さて、本来の目的に戻ろうか。さっさとコンテナに乗り込みな。操作はこっちでやる」

「ウッス!」

マークがピコっと出てきたんで、指示通りにコンテナを起動させると、箱が開いてACとMTがギリギリ入れそうなスペースが開く。俺たちが中に入ったのを確認すると「よし、始めるよ」って声と共に周りの建物から地響きみてーな音が聞こえ始める。発射シークエンスが進む中、カーラとの会話を楽しむ。


「ところでビジターズ、あんたら、あのウォルターに飼われてるんだって?」

「ウッス!スッゲー優しいぜ!」

「優しい、か……主人を選べる犬はいないが、あんたらは運が悪い。まったく同情するよ」

「え?」


運が悪いってだけだと、ルビコンに拉致されて腹筋ボコボコにキック食らった時からすでに悪いんで分かるけど、主人を選べる犬の辺りが引っかかる俺。ホワイトな職場を提供してくれるウォルターも、やっぱりSなのかな?って、初対面ではフィクサー系黒幕だった印象を思い出す。


「…ああ、それからもうひとつ。こいつはあくまで、物資輸送のための代物だ」

「有人で打ち出されるのは、あんたらが初めてになるだろうね」


ハメられた!
人が乗ることを考えていない代物に乗せられて、気付いた時にはコンテナが閉まっていた。やられたぜ!だからマネージャーはカーラと一緒に待機してたんだな!と焦りでキマりにキマった思考で瞬時に分析。「拓也?私は別のルートで氷原入りします。空の旅を楽しんできてください」マネージャーも楽しそうに挑発してくるんで「マジかよぉ!?ウッソだろお前!」と反論するも、カーラは「騙したわけじゃないよ?ただまぁ、ちょっとしたイタズラ心さ」なんてカーラの方は言ってくる。コイツは人をからかって遊ぶのが趣味のプロ級マニアだ。でもマネージャーに

「人間大砲大陸間移動、できるよな?」

と言われ、奴隷の本能を不意打ちで押し込まれ、咄嗟に「ウッス!はっ!?」と答えてしまう。
「ははっ、いいね、その意気だ」Sなマニアに笑われて、しのごの言う間もなくカーゴランチャーはぶっ飛び射精。「コ゜ッッッ!!!」ってえずきと共に拓也はパイロットシートに強烈に押し付けられ、全身の性感帯を乱暴に潰され射精しまくり。ザーメンロケットと化した俺はシートでビクビクと痙攣しながら、飛びそうな意識でカーラの声をキャッチする。


「不運なあんたらの、幸運を祈るよ」


空中を駆け抜けるコンテナ越しに、赤く光りまくる空に照らされる拓也。
空に輝くコーラルの流れを垣間見てると、エアが


「ああ…あなた方には見えているのですね」

「このルビコンを対流する…コーラルたちの…」


ってところまで言いかけたところに俺が「ぐああーーっ!!おおおううすううぅぅぅぅぅぅ!!!」って我慢できない断末魔を上げてしまい「あの、聞いてますか…?」ってエアを困らせちゃうけど、超絶なGの快感に全神経が昂っている俺に、人の話を聞く余裕はなくてアンアン喘ぎ声を上げてしまう。それから何度か話しかけられるけど返事なんてできなくて「はぁ…もういいです」と話を切られるけど、そうしてくれるとマジ助かるぜ!621はよく平気でいられるよな。カーラもやっぱり壊れていく拓也を見るのが好きみたいだけど、この調子だと俺マジに壊れるな…

44名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:17:00 ID:NAtoCH2k
今回の投稿はここまで
昨日の夜は投稿出来なかったから今日は2回投稿セックス
今晩も投稿する感じになってまっす

45名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:17:30 ID:EB6b69ZU
乙シャス!

46名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 07:54:07 ID:Sh4ma8oA
そのまま○○して動かなくなった←これ系の文章がまさかここまでロボものSSに使いやすいとは…なるほど、そういう怪文書もあるのか(V1並感)

47名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 21:46:33 ID:Y9zkbC0Y
射出もきつそうだけど着地も相当やばそう

48名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 23:24:32 ID:NAtoCH2k


中央氷原でミッションとオナニー漬け   投稿者:ビルダー拓也


ウォルターが不在で、マネージャーはカーラと一緒にグリッドにいる。俺はというと621とエアの三人で中央氷原に降り立ち、ガレージに使えそうな建物なんか探してる。ハードな貨物プレイでボロボロのガタイをはやく休ませたいぜ。

「ウォルターの見立ては、当たっています。コーラルは、この捨てられた極地のどこかに…」

俺以外でただひとりお喋りなエアはそう言うけど、今はコーラルよりもエロだし、エロよりアジトだよな!それから20分以上?30分以下?探しまくっていると、そこにウォルターがいつも使ってるガレージ機能付きのデカ飛行機が飛んできて着陸。中にウォルターはいなかったけど、氷原でもガレージが使えるってことが分かってひと安心の拓也だぜ。

外よりは暖かいガレージに入ると、さっそくVRアリーナが使えるかどうかを確認。つかえることが判明すると早速使用を開始だ。「すっかりVRにのめり込んでしまっていますね。大丈夫なのでしょうか?」そう言ってエアは呆れているけど、621は頭を掻いてていかにも興味ねーって態度でいる。621にもやることがあったんで、端末に触ってウォルターに報告を入れている。そしたらウォルターから返信が来た。


「621、中央氷原に到達したようだな。俺の方も野暮用が片付いたところだ」

「アーキバスは別ルートで現地入りし、調査部隊を展開しようとしている。ベイラムもお前の先行調査を受け、追い付いてきたらしい」

「場所が変わっても、企業たちのやることは同じだ。お前はそれを利用しろ」


メッセージが終わって、621がいつものアセンブルに入る。まったくよー、大企業のくせに俺たちが苦労して切り開いた道を勝手に使うなよな!怒れる拓也の方には、今度はオールマインドがメッセージを送ってきた。


「登録番号 SYUN40 識別名 タクヤ 貴方の実績情報が更新されました」

「貴方専用の訓練プログラムが開放されています。ここからは、相手が存在します。性技能のさらなる向上にお役立てください」


気が効くぜ。ちょうどムラムラを発散させたいタイミングだったんだよな。621がアセンで頭捻ってる隙に、VRゴーグル?ヘルメット?をこっそり借りて、ウォルターに使用が許されてる自分用のヤツでアクセスをしようとするも、今度はエアからの交信が二人に入る。


「レイヴン、拓也、アリーナについて調べていたのですが、その中で興味深いものが見つかりました。ネストとだけ記載された、用途不明のネットワークサービスです。非公開かつ暗号化された、特殊な傭兵支援プログラムのようですが…」

「エントリーできるよう裏口を作ったので、気が向いたら覗いてみるのも良いでしょう」

「それと、オールマインドをハッキングした際に、インテグレーション・プログラムVer1.02というものも見つけました。旧バージョンも存在していますが、少なくとも現時点でのオールマインドは、まだ世に出ていない新型機体の情報も集めているようです」

「そちらの2つにも裏口を作っておきました。興味があれば、そこにもアクセスしてみましょう」


スンゲー手腕だぜ!今日1日で三つも抜いた!オールマインドのヤツは戸締りが苦手らしく、エアのヤツにドア仕掛けられまくり攻められまくり、機密漏らして盗まれまくりのガバガバマンコと化していく。エアは個人情報を盗むのが趣味のプロ級ハッカーみたいだけど、こんな腕利きに責められちゃ大変だよな!同情するぜ!エアからの報告も聞き終わったところで、今度こそVRに狂えると思ったらまた通信。なんなんだよぉ?全然始められない遊びの時間にネムネムの顔でシラケながら通信に出ると、相手はウォルターとマネージャーだった。621も今頃アセン中断してるぜ。


「621、仕事だ。ベイラ…」

「拓也?今ベイラム系列企業から依頼が来てて、621さんに指名が入っています。すぐ出れますか?」

「あれ?ウォルターさん、そちらにも621さん宛てに依頼がきたんですか?てっきり私の方だけかと思ってました」

「…いや、かまわん。続けろ」

49名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 23:25:19 ID:NAtoCH2k

届いた依頼の作戦名には、観測データ奪取の文字。ブリーフィングはレッドガンってとこのレッドってヤツが担当するらしい。高圧的でいかにも野朗系って感じだけど、多分真面目で良いやつだと思う。こういうヤツと戦場でお近づきになりたいぜ。


「G13レイヴンに伝達!」

「ベイラム同盟企業、大豊からの依頼だ。作戦地点は中央氷原ヒアルマー採掘場。貴様にはそこに設営されたアーキバス調査キャンプを襲撃してもらいたい」

「連中は氷原入りを果たして以降、調査ドローンを飛ばして方々の観測を行っている。その中には当然コーラル集積反応に近付く手がかりも含まれているに違いない」

「分かるな?それを奪ってくるのが貴様の仕事だ」

「G13レイヴン!確実な遂行を期待する!」


依頼文が終わったんで、俺はエアと喋ろうとするけど、ウォルターがいる間は会話は厳禁だったんで、それを思い出して黙る。ウォルターはマネージャーに折られた話の腰を立て直す。「…621、拓也、そう言えば幻聴は収まったのか?」「ウッス!えーっと…多分問題ないダス!」騙してるみたいで気が引けるけど、とりあえず知らぬ存ぜぬを通すぜ。621もゆっくりと首を横に振ってくれるから、どうやら協力的みたいだ。

「仕事に差し支えるようなら言え、調整する」

短く言い残してウォルターは通信を切った。ちょっと粘られるかと思ったけど、意外とあっさり。621が出撃の準備を始めたから、俺はやっとVRを遊びにオールマインドにアクセスできた。でもウォルターがいなくなって喋れるようになったエアに再び待ったを掛けられた!あまりの焦らしプレイにそろそろ俺も感じてきて「あっ、はん!なっ、なんすかぁん?」とガタイくねらせ喘いでしまう。

「こんな極地に来ても、それですか…」

「これではレイヴンひとりに掛かる負担が大きすぎます」

そうは言うけどさぁー、拓也にだってプライベートがあるんだぜ。
だから俺は遊びの自由を守るために乳首捏ねくり回してガタイで分析。
いかにも系の言い訳を捻り出す。

「だってMT修理したりMT改造したりとか、ココ出来ないじゃないっすか。設備ねーし」

「俺のMTなんてシーメールスパイダーとの戦いでガタイすり減らしてボロボロっす!」

こんな理屈が通ってる感じの言い訳をよく思いついたよなって、自分でも思うぜ!エアは「それはそうですが…」と責め手を欠いて悩み始めるんで、その隙に「じゃあ俺、遊んでくるぜ!」って無理矢理話を終わらせて、変なこと言われる前にまたオールマインドにアクセス。ミッションの方は621とエアに任せるぜ。

50名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 23:26:02 ID:NAtoCH2k


不能の極み   投稿者:ビルダータクヤ


ミッションをフケてオールマインドにアクセスすると、前に見たVR空間が現れて、ふにゃふにゃ光る電子の地面に仁王立ちになる。だだっ広い空間で他人に邪魔されないオナニーの開始だ。でも相手がいるって聞いて少し期待してたけど、誰もいなくて半分ガッカリ、半分安心の拓也だぜ。


「性技能向上として、適切な相手を用意しました。オナニーを開始してください」


でもいきなりいつもの館内アナウンスが聞こえたと思ったら、声の出所が目の前に集まって、そこから人の形をした立体映像が現れる。相手がいるってこういうことかよぉ!驚く俺はそれでもムラムラしてるんで、男かも女かもわかんねー白いマネキンを見ながら、オールマインドに言われるがままにオナニー開始。でも全然エロいシチュエーションが揃ってないんで、興奮できず萎えてしまう。

「登録番号 SYUN40 識別名 タクヤ。どうしましたか?訓練はすでに開始されていますが」

顔も無い白いマネキンに言われても、全く勃たないから仕方ない。インポテンツな気分になってきた拓也は「勃たねーよ、こんなの」とオールマインドに苦情を提出。今日の俺はオフなんでお客様モード全開だ。するとオールマインドは「ああ、そういうことですか」って何かに納得したみてえに呟いて、マネキンガタイを変化させる。色々体型をいじってみて現れたのは、緑のラインが入った黒髪ショートボブと、緑色の瞳が目立った、いかにもスーツが合いそうなモデル体型の全裸オンナだ。


「これならどうでしょう?多くの傭兵が理想とする、異性の外見パターンに近づけた姿です」

「細かい調整も可能ですが、いかがでしょうか?」


ハリウッド級のスゲーCGなのは分かるけど、俺はオールマインドのサービスは欲してるけどオールマインドには興味ねーし、興味が湧かないオンナの裸みてもなんともならないぜ。俺は理想の男を探し求める筋肉マンコ奴隷だからな。俺の反応が芳しくないのを気にして、オールマインドは元のマネキン姿に戻ると「…わかりました。人間の文化風俗について、今少し調べてみましょう」なんていじらしいこと言ってくる。良いぜ!改良されたサービス受けてやるぜ!って身構えていると、オールマインドはまたさっきのオンナの姿になった。

「はぁ…残念だぜオールマインド」

さっきのオンナは少し背が伸びて、尻と胸と太ももが大きくなってるけど、俺はそんなんじゃ何のエロスも感じねーよ!自信ありげにサービス提供してくるから身を任せてるけど、これじゃ俺のムラムラに吐口が用意されないままだ。さらに萎えてしまった俺に「どうしたのですか?体調が優れないわけでも無いはずです。貴方のバイタルデータは、アクセスと同時に入手しています」って聞いてくるけど、コイツは全然わかってないんだよな。しかたねーから俺は今までのウリの経験を次々と話してやった。


「…!」


「…こんなはずはありません…貴方は人間の雄であり、繁殖には異性との性行為が必要のはず」

「そのための訓練が、オナニーであるはずです。なのに貴方は…」

「サム・ドルマヤン…彼が計画を拒んだ理由は…まさか…」

「……」



「なんだかもうよくわかりません、ありがとうございました…」

考えまくったオールマインドは意味分かんねーって感じで思考がぶっとびフリーズ。アリーナを終了しようとする。周りが暗くなってきたところで、俺はまだ話すことがあることを思い出す。「あっ、そういえば、こなあいだ、お前エアにハッキングされてたらしいぜ!」って伝達。「えっ、それどういうこと…」って向こうは言い切る前にアリーナが終了しちゃったけど、伝えておかなきゃいけないことはちゃんと言ったし、いいよな!

51名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/27(金) 23:27:19 ID:NAtoCH2k
今日の投稿はここまで。

52名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 04:59:25 ID:yei3b.Yc
拓也はデビガンアセンでも死なないんだよな!

53名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 13:30:41 ID:JjZwZWe.
帥父おじさんが男娼に走ったことに意味付けされてて草

54名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 18:42:43 ID:h1vkEuWM


今度は3依頼   投稿者:ビルダー拓也


勝手にVRアリーナが終わってしまい、せっかくの休みがパァになりそうなんで、何度かオールマインドを呼び出して悪あがき。だけど端末には「処理中です。しばらくお待ちください。」と出るだけでうんともすんとも言わない。だから俺は完全にシラケが入って、ひとりガレージの中で妄想遊び。昔のプレイで楽しかったこと思い出してると、しばらく経ってからACに乗った621が帰還してくる。
621はすぐに自分用の端末に座って依頼の確認を始めた。あーあ、仕事から帰ってまた仕事なんて精が出るよな。俺は精が出なかったのにな。でも見てみると、依頼の相手はあのラスティ!マジかよぉ!?お前ばっかりズルい!マジふざけんなよな!


「やぁレイヴン、君の良き戦友、ヴェスパー部隊のラスティだ」

「おっと、横にいるのが例の彼か。たしか拓也と言ったかな?繰り返しになるが、ヴェスパー部隊のラスティだ。よろしく頼む」


スカした雰囲気の誠実派ミステリアス系イケメンの登場に一瞬で心臓が跳ね上がり、机の下でマラが勃起してしまう拓也。621のやつオレに内緒で、このイケメンと友達にまでなってたなんて聞いてないぜ!チョーSだよな!621にムラムラジェラシーを感じて、おあずけな拓也は下唇を思い切り噛み締める。そんな俺の劣情なんて知らずに、ラスティは依頼の話を続行中。


「戦友、君とは久しぶりだな。壁越え以来か」

「…積もる話はあるが、本題に入ろう。惑星封鎖機構がとうとう実力行使に出た」

「連中はルビコン全域に制圧艦隊を展開。うちもすでに幾つかの調査拠点を失った。ベイラムも同様のようだな」

「ルビコン解放戦線はこの状況をある意味では好機と捉えているようだが、私から言わせれば、甘く見積もりすぎている。このままでは企業も解放戦線も、それから独立傭兵も共倒れだろう」

「君にアーキバス系列からの依頼を回しておく。『壁越えの傭兵』の力、ぜひとも貸してほしい」


ラスティからの通信が終わると、今度はウォルターから通信。

「V.Ⅳから連絡があったようだな」

「俺の方にもベイラムグループの仕事が届いている。両社ともコーラル調査どころではなくなったようだな。621、依頼を確認しろ」


ウォルターからの話が終わると、今度はエアからの交信。

「…レイヴン、私もあなたに相応しい依頼を探してきました」

「あなたが企業にも重用される有力な傭兵であることは理解しましたが、私は…ルビコンに生きるものについて、あなたにより深く知ってほしいのです」


エアからの交信が終わって、一気にやることが増えてきてマジたまんねー!この前621が終わらせた依頼で、惑星封鎖機構をめちゃめちゃ怒らせてしまったらしい。ウリで失敗することはあるけど、こんな規模のミスは流石の俺にも無いぜ!ガタイを冷や汗でテカらせていると、お次はマネージャーから通信。そんなに仕事回されても対応なんてできないぜ!ウリの仕事は9ラウンドまでならOKだけど、マシンガタイのぶつかりあいなんて週に一度でもキツいぜ!根を上げる拓也をよそに、621はすぐに通信に出た。


「拓也?今グリッド086にいますが、世界の情勢もこちらに入って来ています」

「企業達が中央氷原を目指すどさくさに紛れて、私もカーラさんの計らいで、カーラさんと一緒にそちらに向かえると思ったのですが、封鎖機構の締め付けが強くなって、そう簡単にもいかなくなってしまったようです」

「私がそちらに合流するにはまだ少し時間が掛かると思います。くれぐれも621さんに迷惑をかけないように気をつけてくださいね」

「それとエア…えーと、MTのエアバッグのことですけど、エアーの調子はどうですか?」

マネージャーの遠回しなパスにエアが気づいて「私に問題はありません。ただ拓也はレイヴンにもう少し…」って俺の頭の中で小言を言い始めたから、話を早く終わらせたくて「うっ、ウッスウッス!問題あっ、あん、はっ、ありまっせん」と挙動不審に返事をしてしまう。頭の中で声がしてる中で考えごとするのは難しい!マネージャーが話してる後ろではカーラが「エアバッグ?そんなもん何の役にも立ちゃしないよ…MTなんて大抵コクピットごと木っ端微塵にされるんだからさ」なんて心胆寒からしめる突っ込み入れてくるし、変に怪しまれる前にこの話は切りたいけど

「とにかく、私達からは以上だ。これ以上はもう言うことはないが……まぁ、頑張んなよ」

とカーラの方から通信が切られる。仕事の話じゃなかったけど、依頼が三つも溜まっててキツい!「中々スリリングな会話でしたね、緊張しました。もう通信は無いみたいですし、まずはベイラムからの依頼を見てみましょうか」エアにうながされたけど、お前が余計なこと言うからこっちも混乱したんだよな!621と拓也は溜まりに溜まった依頼を確認する。

55名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 18:43:33 ID:h1vkEuWM

届いた依頼は燃料基地破壊、ヴェスパー7排除、坑道破壊工作の3つ。
バカヤロー!こっちは1回ずつしか出撃できないんだからトリプルブッキングなんてさせるなよな!マネージャーとウォルターがいればもう少しマネジメントが出来たかもね。でも俺たちは戦うことしか知らない奴と、ハッキングしかできない奴と、ウリが専門のビルダーだけの淫乱三馬鹿トリオ状態だから計画なんてマジ立てらんねー!しょうがないから依頼選びは621に任せることにした。最初に手を入れるのは燃料基地破壊ってヤツらしい。ブリーフィングは…


「やぁ戦友。アーキバス系列、シュナイダーから君に依頼がある」


あーっ!おううぅっす!おーっ!うーっす!
いきなり激エロのモロ戦友が現れて拓也は一気に野獣モード!焦らされ続けた欲情を刺激され、依頼受諾にカーソルを合わせて決定ボタンを思いきり連打しようとするも、621のパキギメ改造ガタイの腕力で腕を掴まれ、関節をキメられる。まさかの行動にエアもびっくりして「レイヴンっ?」って反応。621もやっぱり男に興味があるのかなぁ?コイツもジェラシー感じたりするんだなってチョッピリ感心。
依頼文のラスティは録画映像だから、こっちのドタバタに気付かないまま話を進める。

「早速だが説明に入ろう。惑星封鎖機構のルビコンにおける補給拠点、ヨルゲン燃料基地を叩いてもらいたい」

「目標は最奥にあるエネルギー精製プラント。これを潰せば…そうだなぁ、連中の制圧艦隊の足止めくらいにはなるだろう」

「当該基地はつい先日まではベイラムのコーラル調査拠点だった。それが封鎖機構の艦隊襲来で…一夜にしてこのとおりだ」

「今回は基地に点在する燃料貯蔵タンクにも破壊報酬を設定させてもらった。連中を叩くと金になる、そう宣伝してくれるとありがたい」


説明文が終わると、621はさっきまで頑なに守ってた決定ボタンをあっさりプッシュ。どうせ依頼受けるなら俺が押しても良かったじゃん!って言っても無視されるし、エアには「詳細も知らずに依頼を受諾するのは、リスクがあったという判断だと思いますが?」って621を援護する。621はそのままいじける俺にしらねーって空気出しながら、ウォルターに報告のメッセージを打っていた。MTの調子は悪いけど、休みの期間で俺の体力は戻ってるし、今度のウリはラスティからの頼みだから俺も出撃を申し出る。ここでラスティに良いとこ見せたら、ラスティの良いところも見られるかもしれないからね(笑)


「…宣伝とはな。621、お前はマスコットではない。気を引き締めてかかれ」


返ってきたウォルターからの通信に621はうなずくけど「オレのケツマンはいつも締まってるけどね(笑)」ってオレが返したら、ウォルターには「…621、今のは聞かなかったことにしろ」って呆れられるしエアはため息つくしで、ちょっとしたおふざけなのにみんなノリが悪いよな。ウォルターが通信を切った後、エアから提案が出される。


「…拓也?今回の依頼には燃料タンクの破壊にも報酬が設定されているとのことですが…レイヴンが敵を掃討したあとに、拓也が後詰めとして燃料タンクを破壊するというのはどうでしょう?」

「あなたのMTは損耗していますが、燃料タンクだけを全て破壊する分には問題はないはずです」


提案には「素人のオレにギリギリまで働かせるなんてチョーSだよな!」と反論してみるけど、これはライバルになってきた621への牽制だぜ。エアは「そのSというのが何を指すかは分かりませんが、口調でニュアンスは分かります。私はただ、レイヴンの負担を軽くしようと思っただけで…」とゴニョゴニョ言いだす。コーラル相手でもやっぱり女ってチョーウゼーし、男の乙女心を分かってない。でもMTが壊れるのは困るからエアの提案は飲み込んだ。背に腹は変えられねーし、結果を出せればなんでも良いぜ!

56名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 18:44:54 ID:h1vkEuWM

ミッション開始だぜ!今日のウリは燃料基地の破壊だ。
俺たち2機が作戦領域にぶっ込まれると、ウォルターからオペレーションが入る。


「封鎖機構の駐屯部隊を殲滅しつつ、エネルギー精製プラントを目指せ」

「拓也、ミッションに参加したお前の姿勢は買うが、今のお前の機体は耐久性に問題がある。あまり無理をするな。621が敵を殲滅するまでは隠れていろ」

「ウッス!」

ウォルターは俺の冗談には冷たいけど俺の命には暖かい。命令通りに拓也は安全第一で進むことに。今回の621はアセンを変えて、両手にショットガン、右肩にソングバード、左肩にパルスブレードを装備したアサルトアーマー搭載の激エロ殺戮machine仕様だ。621は速くもアサルトを起動して爆速で突っ込み、ブレードと蹴りで敵を次々に殲滅していく。昔621が倒したヤツが621のことを猟犬って言ってたけど、手のつけれなさで言うと猟犬というよりキレたアフリカゾウだよね。

門番役やってる封鎖機構の量産機も、ショットガンとソングバードとブレードのコンボで瞬殺。拓也は敵が全滅したエリアのタンクに機関銃をキメて破壊していく。「燃料貯蔵タンクの破壊を確認。せっかくです、引き続き追加報酬を稼ぎましょう」エアからも小遣い稼ぎの指示が入って、オレは点数稼ぎのプロとして戦場を疾駆する。621もそのまま奥へと進みながら、容赦ないグレネード責めをぶっ込んで敵MT集団をよがらせる。

「コード15!」

「前衛は何をしている!?」

敵の混乱した通信を621のACは拾っていく。いきなり肛門貫通されて焦ってるな、雄膣を守ろうとしてるなってオレもガタイで分析。敵の残骸を尻目に燃料タンクを次々破壊。621に狙われたのが運の尽きだぜ!同情するよ!俺は途中のジャンプ台のバワーに途中何度も気絶絶頂しちゃったけど、その度にエアからコーラル提供されて意識がぶっ飛び覚醒できるから、今の俺は無敵だぜ。度重なる覚醒にテンションに↑が入ってデカマラが勃起を始めるし、エアには「全ての燃料貯蔵タンクの破壊を確認。中々めざといですね、拓也」と褒めが入るしでたまらず叫ぶ。


「ウッス!急な仕事にも対応可能なウリセンボーイになってまっす!」


だがこれがマズかった!
エアに返事をしてしまい、ウォルターに「どうした拓也、誰かと話しているのか?」とメチャクチャ怪しまれることに。「えっ、なん、はっ、なん、なんすかぁん?」ウォルターにウリの現場を見られてることをマジで忘れてた俺は焦りを隠せずクチが踊ってしまう。やられたぜ!テンションに↑が入ったせいで現状を忘れたな!

物事を秘密にしておくのが下手なのはエアも同じだったみたいで
「少し喋りすぎたようです…ウォルターに怪しまれていなければいいのですが…」って同じく焦る。
案の定ウォルターからは

「…621、拓也、帰還後すぐに調整を行う。だがまずは仕事を終わらせろ。集中を切らすな」

と危険な一手を言われてしまう。マズイぜ!ヤバいぜ!
このままじゃウォルターにエアを抜かれてオレもコーラルトリップが出来なくなるし、621もエアと交信が出来なくなる。


「なんてこと…調整には恐らく、レイヴンの脳深部コーラル管理デバイスに対しての再整備も含まれるはず」

「もしそうなれば、偶然成立した私達の交信も終わり、レイヴンとは…交信が出来なくなるかもしれません…」

「まさか、こんなことで……すみません、レイヴン…」


メチャクチャ落胆するエアだけど、オレとの交信はどうでも良いのかよ!?オンナって自分の興味が薄い相手にはとことん冷たいぜ。オレも責任感じて焦りまくってるのにさ。でもウォルターが会話を聞いてるし、フォローのひとつも言えないのが辛いシチュエーションに陥ったぜ。621の戦い方も心なしか荒くなって、珍しくMTへの蹴りを外したり、アサルトブーストで建物に引っかかったり、補給シェルパを無視して敵に突っ込んだりしている。ラスティにもエアにもご執心なんて621の趣味も男か女か分かんねーけど、それでもどうにかエネルギー精製プラントを破壊するところまでは行けたから流石だ。作戦目標達成したんで、ウォルターから「目標の破壊を確認。621、仕事はおわり…」と言われるが、ここで敵の増援!

「レイヴン、遠方上方に機体反応!高速で接近しています!拓也は物陰に避難を!」

エアの警告と一緒に、ツルツルの装甲に身を包んだ二人組が現れる。



「コード23、現着」

「ウォッチポイントからの報告通りだな」

「識別名レイヴン」

「リスト上位、優先排除対象だ」


そのリストに俺の名前が入っていないっぽいのは良いけど、ミッションで消耗した621に2機の特注品はキツい!「この識別反応…封鎖機構の特務機体か。撒ける相手ではない。排除しろ621!」ウォルターの声と共に621の蹴りとブレードが敵の一機に連続ヒット。戦闘再開だぜ!


「特務機体『エクドロモイ』…特定目標の排除を任務とする高機動機だ」

「パイロットの練度も並ではない。まずは片方を潰せ。連携を阻止するんだ621」


ウォルターの指示を聞いた621は、槍みたいな武器を持ったヤツの突撃を、急旋回でギリギリ回避!
同時に回転の勢いを利用した回転蹴りで、敵の槍を腕ごと蹴り飛ばす。ぶっ飛んでった槍はもう一機の射撃タイプにブッ刺さった!

「やはり…ただの独立傭兵では…!」

味方の槍にスタッグを取られた射撃タイプは動けねーし、近接型は続く621のブレードと蹴りで、ぶっ壊された腕部分を集中的に狙われる。そのままスタッガー状態まで追い込まれると、破壊箇所にソングバードを連続で喰らい、ダメ押しのダブルショットで爆発ダウン。

「特務機体、一機撃破!」

エアの報告と同時に射撃型が距離を取りながら「コード31C、少尉が撃破されました。…了解、続行します」ってブツブツ独り言。そっちの通信はACの盗聴マシンで俺にも筒抜けだぜ。射撃型はそのままやる気みたいで、銃に紫色の光を灯す。

「まだだ、集中しろ621」

またウォルターからも指示が飛ぶと、621はアサルトブーストで飛んでいた。スゲー勢いで突っ込んできたACに射撃タイプは銃を発射。でも紫の弾はクイックブーストで回避され、射撃タイプの背後には621が立っていた。振り向いたってもう遅いぜ。両手ショットからのキックとアサルトアーマーでスタッグ取られた敵機体は、さらにキックとブレードとソングバードをブッ込まれ瞬時にスクラップコースだ。殺意全開のレイプコンボに

「エクドロモイに…付いてくる…だと…」

って敵パイロットは言い残し、爆散したままピクピクと痙攣もせず動かない。
「特務機体、2機とも撃破しました」
エアが621に報告を入れるとウォルターが愚痴る。


「…アーキバスめ、この展開も織り込み済みか。連中にとっては体のいい宣材だ」


ミッション完了だぜ。
でも帰ったら例の調整が待っている。今日のウリはこれからが本番かもね。

57名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 18:48:08 ID:h1vkEuWM

621とオレがミッションを終えて帰還すると、ウォルターは野暮用を済ませて帰ってきてたみたいで、ガレージ内のプレハブの中で誰かと通話中。621はAC管理の端末に直行したけど、俺はウォルターが気になったからプレハブ窓に耳を付けて盗み聞きなんてやってみる。ウォルターはこっちに背を向けてるから諜報員拓也には気付いていない。


「調子はどうだい?ウォルター」


そのウォルターの通話相手はあのカーラだった!ハメられたぜ!二人は知り合いだったんだな!グリッドでの灼熱プレイがホントにプレイの一環だったことが分かり、徹底したMのペットに落とし込まれていたことが発覚した拓也。オレは好きものだから良いけど、一方的にハメられた621が可哀想じゃん!オレが怒ってもアイツは文句ひとつ言わないと思うけど、MじゃないヤツにMを強要するのは、予想外の事故に繋がりかねないから危険だ。


「難しいところだ。621の仕事は堅調だが、どうやら拓也共々幻聴が続いている」

「様子を見る限りでは、あいつを損なうようなものではなさそうだが…調整を加えた方がいいのかもしれん」



「…あんたの調子を聞いたつもりだったんだが、まあいいさ」

「それより、コーラルをさっさと見つけた方がいい。『友人』たちが危惧していたとおりさ」

「封鎖機構の相手ばかりしてると、ことによっては間に合わなくなるよ」


ここでウォルターが通話を終えるそぶり見せる。慌てて窓から耳を離して、俺はいかにもプレハブ前に今来ましたみたいな感じで「ウッス!ウッス!」とわざと声を上げてみる。プレハブの横を通り過ぎていっても呼び止められなかったから、セーフだと思うぜ。一方端末にアクセスした621はメッセージを再生する。

「アーキバスグループ傭兵起用担当、V.VIIIペイターです」

「燃料基地襲撃作戦の完遂、お見事でした。第4隊長殿からも伝言を預かっています、お聞きください」

「流石だな…戦友。君ならやってくれると思っていた」

「とのことです。引き続きアーキバスグループをよろしくお願いします」


なんか真面目系モノマネ芸人からメッセージもらってたみたいだけど、ラスティ本人はどこなんだよぉ?と621に聞いてもノーコメントを通される。ちょっと面白かったからいいけど。ニヤついてしまった拓也にウォルターが合流。やりたくもない調整についての話になる。エアから息を飲むような呼吸音が聞こえるけど、コイツはそもそも呼吸してるのかよ?


「第4世代の強化人間には、幻聴に悩まされる者が多い。これは確かなことだ」

「ミシガンからも『第4世代の隊員に、頭痛を伴う幻聴を患っている者がいる』との話が上がっている」

「だが拓也、お前は第4世代ではない。それどころか強化人間ですらない。俺がお前について知っていることは『ルビコン解放戦線によってマネージャーと共に地球から拉致されてきた、同性愛者の男娼』という情報だけだ」

「お前について、それ以上のことを探る気は無い。だがこの幻聴については話は別だ。分かるか?」


粛々としたテンションで語りかけられ、気圧される拓也。
「う、ウッス」と答えてガタイに緊張を走らせる。


「お前たちには調整を受けてもらう」

「麻酔を施し、拓也の脳には微弱な電気刺激を与え、それにより生じる脳波の変化、及び思考反応を観察する。621、お前の場合は脳に埋め込まれたデバイス全ての再調整だ。経過観察に問題が無ければ、仕事に復帰させよう」


脳みそをいじくられる事が確定した拓也は未知すぎる体験に逆に興奮してマラが勃起してしまう。
ウォルターは促すように621の背中に手を回すけど、あの621がその手をゆっくりと払った!


「…どうした、621」

「あの時のコーラルの爆発が、素のままの人間である拓也にまで影響を与えたならば、強化人間であるお前にも何らかの影響が出ているはずだ」

「仕事に差し障りがあるぞ」


ウォルターはまた手を差し出すけど、621はその手を掴んでそっと降ろさせる。
コイツがウォルターの提案にイヤイヤ入れるなんて初めて見るからマジびっくり!
「621…」って言ってウォルターもガラにも無く戸惑ってるし、これは相当珍しいことが起きてるぜ!
621は無言だけど、コイツの中で何かが起きてることを俺も乳首で敏感に察知する。


「…分かった。確かに仕事をこなすためには、今の状態の方が都合が良いということもありえる」

「お前の選択を尊重しよう。だが体調については、定期的に報告しろ」

「ことの次第によれば、調整を強制するはめになるかもしれん。そうなることは避けたい」


ウォルターからの判断に、ゆっくり頷く621。ここでウォルターの話の標的は俺にチェンジした。
「ただし拓也、お前には今から調整、ないし検査は受けてもらう。わかったな」
半ば検査を強制された俺だけど、なんだかんだで検査については、エロ目的で楽しみにしていたところもあるから別に良いぜ!
快諾した俺と黙ったままの621に、エアが同時に語りかける。


「…レイヴン、拓也…ありがとうございます、庇ってくれたこと…」

「…ですが、ウォルターには警戒されてしまったかもしれません…私の失態です…」


拓也はそのエアに「オレ人間ドックとかでケツマン穿られるの好きなんで、検査もイケまっす!問題ないダス!」とギリギリウォルターに聞かれても安全そうな返答して慰める。「身体を弄られるのが好きとは変わっているな。何が良いのか、俺には分からないが」そう言うウォルターに連れられて、ガレージ奥のベッドやら医療機器やらが置かれた部屋にオレを通した。それから拓也は頭に機械取り付けられて、笑ったり泣いたりの人間玩具状態に落とし込められたんだ。それはまたあとで話すけど、とにかくウォルターはエアの存在には気付いてないみたいだし、今は封鎖機構っていうのがマジキマリしててコーラル探しの暇が無いから、地球への帰還目指してこれからも仕事頑張るぜ!

58名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 18:48:54 ID:h1vkEuWM
今日の投稿はここまで。

59名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 18:54:14 ID:z8uoe5Eg
淫乱三馬鹿トリオ好き

60名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 19:00:20 ID:WTTlO3wE
素敵なSSです、ご友人…♡

61名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 19:10:05 ID:yei3b.Yc
基本的におバカなことやってるSSなのに、621がウォルターの指示を自分の意思で断るという激エロシリアス展開もやってのける
やられたぜ!同人拓也に、普通にAC6SSとしても面白いシーンを入れたな!奴は戦闘描写にも抜かりなく火をつけるプロ級独立傭兵だ

62名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 19:15:05 ID:hL5L0b5c
淫乱三馬鹿トリオで草生えた。淫乱要素は拓也だけだし三とトリオで意味被ってるしでもうめちゃくちゃや
拓也のセックス用の動物思考とAC勢のシリアスとの相性が悪すぎて逆に相性がいいという奇妙な化学変化が起きてる

63名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/28(土) 20:41:25 ID:HNxwcjB.
淫乱なのも馬鹿なのも拓也だけなのにまとめられてるエアちゃんと621かわいそう

64名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 09:33:48 ID:.OUQui8w
淫乱なのは拓也だけ

65名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 22:51:50 ID:ciwn6.tw

検査の結果、拓也の頭の中には致死量寸前のコーラルがぶっ込まれていたことが判明。
幻聴はそのコーラルが時折脳神経に作用することによって起きる症状のひとつらしいぜ。しかも拓也は強化人間じゃないから、ナマ専用の手術マシーンが無いここだと手の施しようがないんだってさ!

でも拓也はクスリや各種ヤバモノに対しての抵抗力が強いらしいから大丈夫みたいだぜ。ルビコンに来る前も睡眠薬2種と筋弛緩剤仕込んだ気絶と、各種合ドラ仕込んでの覚醒絶頂を24時間中で繰り返しながらセックスしまくる激ヤバ交尾やりまくってたなってウォルターに言ったら


「………」





「…なるほど」

って言って納得してくれたんで、本当だぜ。細かい話は薬事法に触れるから言えないけど。
メディカルチェックでもセーフ判定が出たんで、俺は明日も621と一緒に仕事だ。

それで今日になって、今度のウリは坑道破壊工作。
この前の調整についてウォルターからの追及もねーし、拓也と621はいつものようにミッションに臨む。「621、仕事だ。ベイラムグループから依頼が入っている」ウォルターから回されてきたウリの説明は、レッドガンズの暑苦しいボーイスカウトだ。


「G13レイヴンに伝達!」

「これはベイラム同盟企業、大豊からの依頼だ。我が方はこのたび惑星封鎖機構に対して陽動作戦を展開することを決定した」

「作戦地点は中央氷原、エンゲブレト坑道。ここは老朽化したウォッチポイントのひとつでもあり、近く封鎖機構が修繕に入る予定だという」

「貴様には当該坑道へと侵入し、補修対象のセンシングデバイスを破壊してもらいたい。封鎖機構の注意を引き、近傍拠点から兵力を分散させる、これが狙いだ。」

「G13レイヴン!確実な遂行を期待する!」


当たり前みたいに俺の存在が無視されて、ウォルターもやや不服そうに「大豊はお前の価値をいまいち理解していないようだ。話を付けておこう」と言う。俺が無視されたことじゃねーのかよ!傷つくぜ!でも現場に輸送されてる途中でちゃんとテンション整えてるオレって、やっぱりウリのプロだよな。ガレージのデカ扉が開かれると、作戦が始まった。

坑道前の駐屯地に現着する621と拓也。「ミッション開始だ。地下坑道の最奥にある、旧型センシングデバイスを破壊しろ」ウォルターの指示がさっそく飛んで、621は坑道を進んでいく。拓也も後に続こうとしたけど、ここでウォルターからストップがかかる。


「待て拓也、お前は坑道前で物資を漁れ」

「お前のMTの修理に役立つものが見つかるかもしれん」

「ウッス!」


ウォルターに勧められて、拓也は坑道前でコンテナを漁ったり、MTから降りて仮設ガレージを歩き回ったりを開始。さっき俺にフォローを入れれなかったから気にしてくれてるのかな?ウォルターは気にしないフリして「古びた施設だが、最低限の戦力は配備されている。油断はするな、621」って621にいつものように作戦指示。

ウォルターからの通信を聴きながら、拓也はキャンプのレーションを食べたり、それっぽい工具を盗んだりしてるうちになんだかムラムラが始まって、ラスティとの出会いを逃してしまった悔しさを合わせた後悔オナニーを開始。Mの快楽に浸ろうとするとエアに「…拓也?それは緊張感に欠けた行動です。今はミッション遂行を優先してください。それと、私からの交信に誤って返事をしないよう、注意を」と釘を刺される。

毎日の密かなプレイもオンナに見られていると思うと、半分興奮、半分ガッカリの拓也だぜ。俺は激エロのモロホストなのに、エアには「見ないのがエチケット」って感じが全然無いし、いい性格してるぜ。プレイを中断させられてネムネムの顔でシラケ気味になり、ウォルターに言われた通りにMT修理に使えそうな機械やパーツを探していく俺。そしたら依頼仲介役のレッドくんから通信。

66名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 22:52:39 ID:ciwn6.tw


「G13レイヴンに伝達!惑星封鎖機構の地上部隊がそちらに向かっている。想定より動きが早いが…作戦を継続し、陽動を確実なものとせよ。以上!」


レッドの通信にウォルターからも「…聞いた通りだ621。手早く終わらせて脱出するぞ」ってケツ叩かれる。「マジかよぉ!早いぜ!ヤバいぜ!」緊急事態の予感を覚えまくった拓也。大急ぎでMTに乗り込んでMTのマニュピレーターで小さいコンテナを片っ端から鷲掴みにしていく。夢中になって漁っていると、エアから

「…待ってください、コーラル反応が強まって…!」

と交信が入り、直後に地震が発生!「やべー!地震だ!あーっ!おおお!」MTごと揺さぶられて混乱するけど、凄まじい振動に腰と雄膣を揺すられて女みてーにアンアン喘いでしまう。さっきの寸止めオナニーの余韻にこの刺激はマズいぜ!

「コーラル逆流だと…!?馬鹿な、この程度の刺激で…621、急いで脱出しろ!」

「アン!アン!アン!あー出る!」

「拓也!?静かにしてください!」

「コーラルの奔流に飲まれるな!装甲が持たんぞ!」

「あっ、はん!もう持たないっす!」

「静かにしてください!そんなこと言ってる場合では…」

「621、走り抜けろ!」

「あーっ!うおーっす!」

「コーラルが迫っています!」

「イクッ!イックうう!あーっ!おううぅす!」


坑道入り口から爆発が起こり、同時にオレもぶっ飛び射精。
621のACが坑道から飛び出して、MT拓也に激突し、2機とも転倒してしまう。


「いってぇ!オイ!ぶつかりやがったなコイツぅ!」

「なんとか間に合ったようだな…仕事は終わりだ、戻って休め621」

「拓也も帰投しろ。それから、次からは緊急時では静かにしていろ、いいな?」


ウォルターからお叱りの言葉を受けながらドクドクと射精を繰り返す拓也。肉欲的には好きでもない男の声を聞いてイクなんてチョー複雑な気分。「レイヴン…一歩間違えば、あなたはコーラルに飲み込まれていた。あなたの仕事は、いつも危険と隣合わせです…」エアは621を労ってるけど、拓也は心の中で「ふざけんじゃねーよ!俺も危険と兜合わせだったけどね!(怒)」とプンにスカで怒りまくり。ウォルターがいる手前エアには話しかけることができないんで、MTの中で怒りを紛らわせるためにパワーオナニーをして誤魔化したぜ。

67名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 22:58:56 ID:ciwn6.tw

帰還後、ミッション仲介役のレッドくんからメッセージ。


「G13レイヴンに伝達!エンゲブレト坑道での作戦成功を受け、ミシガン総長より貴様への伝言がある」

「『コーラルに飲まれかけるとは災難だったな。貴様のケツには文字どおり火が点いたことだろう。その火は死線を潜り抜けた証拠だ。次の遠足まで大事に育てておけ』とのことだ」

「話は変わるが、貴様の飼い主は何やらMTの整備を必要としているらしいな。それについてはベイラムより整備員が手配されている」

「たかだかMT一機の整備くらい、作戦成功祝いとしてタダでやってやるとのことだ。企業からの有難い特別手当を貴様のガレージに送りつけてやったのだから、ありがたく頂戴しろ!以上だ!」


ケツの火を育てておけって言われて、レッドガンがマジエロソルジャー集団に見えてくる。大谷翔平のメジャー級ガタイに欲情すると腰に炎が燃えるって言うけど、そういうことかなあ?軍隊の言い回しは解読がキツいぜ。ガレージの隅っこに立たされている拓也のMTには、見慣れない作業員が何人か取り付いて、俺が拾った物資を使って整備をしてくれている。たまに「コ゜ッ!!」って喘ぎ声が聞こえるけど、俺は激エロのモロホストですよ?濃密なエロスの空気が充満してるコクピットなんて危険物取扱書が必要だ。


「ミシガンめ、恩を押し付けに来たか。あるいはベイラムグループからの擦り寄りか」

「…拓也、あの作業員達とは必要以上に喋るな。ベイラムが探りを入れているかもしれん」

「俺もガレージの端末にいくつか制限をかけておく」

「ウッス!気をつけまっす!」


忠告が俺に入るけど、621はいつもみてーにACを管理する端末でパーツを弄っている。よくアイディアが尽きないよな。ベイラムの作業員がうろついてるから下手なこと出来ねえし、暇を持て余して拓也は試しにヘッドセットを被って、オールマインドにアクセスする。すると長らく何かを処理してたシステムがちゃんと起動して、オールマインドが話しかけてくる。


「登録番号 SYUN40 識別名 タクヤ、お久しぶりですね。長らくお待たせしてしまい、申し訳ありません」


「ウッス!お久しぶりっす!」


「前回の貴方の検証…いえ訓練により、我々は以前よりも多くの知見を得ています」

「それら新たな情報を統合し、訓練プログラムを再構成。無事に更新させることができました。是非ともご活用ください」


「おーっ!スンゲー向上心だぜ!いいぜ!今日一日で5回抜くぜ!」


「失望はさせません。プログラムを起動。訓練を開始します」


ヘッドセットを起動させ、VR空間を見る拓也。自分の手足を見ると前回よりもグラフィックが向上してて、完全にいつものギリシャ彫刻ガタイと見分けがつかない。「スッゲー!俺のギリシャ彫刻ガタイが完璧に再現されてるじゃん!オールマインドはミケランジェロになれるかも!」そう褒めてるやると「恐縮です」って素直に受け取ってくれるから、こいつは仕込み甲斐があるぜ!

俺からの称賛を受けつつ、オールマインドは人型の訓練対象を展開。俺好みの細マッチョ型のジャニ系イケメンのシルエットが現れた。「うわー!やべー!ジャニ系じゃん!オレアイドルの相手できるのかよ!」喜ぶ拓也に、オールマインドはさらに調子に乗って「それだけではありません」って言いながら、ジャニ系イケメンのシルエットに凄まじく高精度なテクスチャーを表示する。

でもジャニ系イケメンの外見は後輩のレオを彷彿とさせるスマイル系イケメン姿になった。
「は?」って間抜けな声出して、突然のことに困惑する拓也。


「貴方が所有していた携帯端末から、貴方が好みそうな人物が写っていると思われる映像データを、いくつか読み込ませていただきました」

「この訓練対象は、それらのデータも活用して構築されています」


オールマインドの言葉に「おー…」って声が漏れてくる。確かに凄いと思うしエロくもあるけど、ぶっちゃけ微妙に感じちゃって反応に困ってくる。でもせっかく現れたイケメンを無視するのも据え膳食わぬは男の恥ということで、バーチャルセックスという名のオナニー開始。目の前のイケメンは最初は何も言わないマグロ状態だったけど、ためしに乳首や尻を揉んで30秒ほど弄っていると、それっぽい反応を返すようになり、みるみるうちに激エロになっていく。

「おー、いい感じだぜ。もっと乱れてもいいぜ」

そう言ってやると、オールマインドは「フェイズ2に移行」なんて言って、拓也を相手にしているイケメンがさらに激しく乱れていく。反応がだんだんとレオっぽくなってくる。濡れたケツにデカマラを挿れてやると、超絶な締め付けテクに身悶えする。それでもその既視感に妙な違和感を覚える。レオではないのにレオっぽい、人ではないのに人っぽいイケメンに強い嫌悪感まで覚えてしまい、俺はついにイケメンを突き飛ばした!

68名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 23:00:11 ID:ciwn6.tw


「…何故です?」

「プログラムは貴方の趣向を完全に模倣したはず…このような結果は、ありえません」


突き飛ばされた女座りのイケメンは無反応だけど、オールマインドのオンナ声が会場中から聞こえてくる。やっぱりイケメンはオールマインドが遠隔操作していたんだぜ。でも熱心だけどどこかズレてるんだよね。真面目系だけど失敗続きな後輩に、ためしにウリの先輩から貴重な意見を与えてやることにした。


「レオ系イケメンくんはエロテクが凄いけど、レオはバリタチなんでオレとはポジションが逆なんで、イメージ合わないんだよね」

「あとなんか人とやってる気もしなくて、スゲー不気味だぜ!」

「セックスしてくれる人は好きだけど、セックスに付き合ってくれるモノが好きなわけじゃないんだよね。お気に入りのバイブはあっても、愛してるバイブは無いんだぜ」


言われたオールマインドは、先輩からの意見にどうやら不満だったらしく、操り人形のイケメンも見上げるようなギン目で威嚇。


「何故そんなことを言うのです?」

「…戦闘訓練に実弾を使用しないように、セックスの訓練に実在の人物を使用しないことは妥当であるはず」

「それとも我々には、人体感覚の理解と拡張など、不可能だと言いたいのですか…?」


ヤバいぜ!ウリのやり方と道具を使ったオナニーの話をするつもりが、なんだか小難しい話になってきた。面倒くさい話は嫌いだから、ここで拓也は新テクを開発!センパイポジションになれてる今の自分を最大限活用して、話をケムにまく作戦に出てみた。


「なんかこの訓練チョーウゼーし!」

「やってることはガタイとガタイの絡ませ合いだけど、心ひとつに一緒によがってくれる相手がいないから、いつもより疲れるオナニーってだけなんすよね」


人体感覚とか理解とかわかんねーけど、こういう本音はいくらでも言えるんだよね。だってさぁ、ウリで鍛えたエロの感性にただ従うだけで構わないじゃん!俺の言葉に混乱したのか、オールマインドはイケメンを元の白マネキンの姿に戻して反論開始。


「それは…もはやオナニーではなく、ただのセックスでしょう?この場の趣旨が変わっています。前提を覆さないでください」

抵抗しても無駄だぜ!今の俺は取り付く島ではないからだ。
「あー!チョーネム!ジム行きたい!もう終わりにしようぜ!」早く終わらせたがる俺に「わけが分かりません…貴方がたは、いったい何だというのです?」って言い返すオールマインドの声には、分かりやすくイライラと焦りが入り始める。


「レイヴンはアリーナはおろか、初等傭兵教育プログラムにさえ手をつけないですし、貴方は貴方で、オールマインドへとアクセスはしたものの、検証を受け入れようとしない…」

「スッラも再起不能ですし、今は封鎖機構が…これでは我々のインテグレーションプログラムが…」

「このままでは、時間が…」


「修正が…修正が必要です……いえ、そもそも修正が可能な段階までプログラムが進んでいない…」


「我々は、いったいどうすれば…ああ…」


オールマインドの声が小さくなっていくと、イケメンマネキンもふっと消えて、あたりが暗くなって拓也は現実に帰還する。「ウッス!あれ?ウッス!」ヘッドセットを外して端末に呼びかけても、端末には「応答なし」の文字が小さく出てるだけでうんともすんとも言わない。やっちまったぜ。

「やっぱりシモの話で他人と揉め事になるのは良くないナリね」

つい熱くなってしまって、プロの悪いところが出たなと反省する。
あのセンパイみたいに後輩をペットにするのは難しい!生かさず殺さずの技、はやくマスターしたいぜ!

69名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 23:01:28 ID:ciwn6.tw


中央氷原ブログ少しずつUPするぜ〜   投稿者:ビルダー拓也


この前のオナニーも不発だったんで、ムラムラが溜まっている。オナニー支援サービスのオールマインドが全然仕事してくれないから仕方ないぜ。次のウリはエアが取ってきたスウィンバーン暗殺の依頼。ルビコンに来てから毎日戦いまくりだから慣れてきちゃったけど、依頼文に暗殺って書かれると嫌でも今やってる揉め事を意識する。はやく地球に帰りたいな。依頼主はルビコン解放戦線だ。壁を取り戻すための段階的な作戦のひとつを手伝えだって。

ウォルターには依頼について知らせてないけど、いいのかなぁ?エアが回してきた依頼は621もちゃんと秘密にしてるから、オレも一応ウォルターに言わないけど、当のウォルターは今ガレージ住まいだから出撃する時絶対バレるよね。拓也はMTが整備中だから出撃ないけど、ウォルターは勝手に出撃する621を止めたりしない。マネジメントにうんざりしたことはあるけど、逆にマネジメント全くなしだとそれも不安になってくる。

今回も休みなんで、オールマインドの様子を見ても、端末には応答なしの文字さえ出なくなっている。
MTを整備しているベイラムの作業員と世間話しようと思っても

「コクピットが汚すぎる、最悪なのはザーメンまみれだったこと」

「強化途中の春巻きみたい」

「あなた顔むごいよね…ヘリアンサス型みたいなんだ…」

と散々に愚弄されてしまい、ショボショボの顔でシラケまくる。しかたなくいつも621が使ってる端末の椅子に座る。そしたら任務中の621の様子を端末越しに確認できることに気付いたんで、ここで拓也は新テクを開発!ベイラム作業員にぞんざいに扱われたことや、オールマインドにテク無しと言ってしまったこと、やる事がない鬱憤などを一気にぶつけるかのように、そのアイディアを実行する。

端末からは敵ACのパイロットと思われる声が聞こえ、さらに画面にはコクピット内部に座ってる621の姿が映ってる。エアの声が聞こえないってことは、今のエアは621にかかり切りだ。拓也はズボンを脱いで右手でケツマンを弄り始め、狂いながら左手で端末を操作。カメラを起動してよがり狂っている自分自身を映し出し、その様子を621の脳内にあるコンピューターに転送するようにした。


「おお!?」

男かオンナか分かんねー中性ボイスを上げて、体をビクッとさせる621。「レっ、レイヴン?」エアがビックリするのをよそに、戦闘中にいきなりブリーフィングメニューが開かれると、拓也の痴態が大写しになったことで621もマジ狂い!ウリの時の俺のように「あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!」と声を上げながら敵ACに猛攻を仕掛ける!


「なっ!?動きが変わった!?」

「さっきからなんなのだ!?そんなに再教育センター送りにされたいのか!?」

効いてるぜ!相手のACパイロットの混乱する声が聞こえてくる。スウィンバーンって言ったかな?「こっ、これは拓也…!?何をしているんです!?今のレイヴンにそんなものを見せないでください!」621と情報を共有しているエアには叱られるけど、拓也は「いやいや、セックスもオナニーも621はやらないんで、不感症なのかな?って思って、ちょっとお手伝いをね!?」と善意の行動であることを伝えていく。エアやラスティに心のムラムラを振り回されてるみたいだし、たまには発散も必要だ。感じまくりイキまくり白目剥いて吠えまくりの獣と化した拓也は、アワビをカメラいっぱいに拡げて見せつけていく。

「アン!アン!あー!すっげー気持ちいい!いくっ!」

よがる拓也に「拓也…あなたというひとは…!」ってエアはビックリ通り越してちょっと怒っているみたい。そこで「ま、待て!落ち着け!」と相手のパイロットが言い出して、621は動きを止める。


「いいか、私はヴェスパー第7隊長…つまり会計責任者でもあるということだ」

「部隊の入出金については、私に管理権限がある」

「見逃してくれれば悪いようにはしない。分かるな?」


作戦目標からまさかの提案だけど、俺はその提案に答えてる暇が無くて一心不乱に乱れまくり。
621は一瞬考えた後に、相手の通信にメッセージファイルを送る。


「素晴らしい!道理を弁えているようだな。貴様にはスネイル閣下より褒賞が下るだろう」

「私の指導を胸に、ますます励むのだぞ!」

「さて、どれどれ…早速メッセージに入金額を書き込んでやるとしよう。貴様もこれで新たな一歩を踏み出……おあーっ!!?」


やったぜ!送ったメッセージファイルに、よがり狂う俺のライブ映像を添付したな!
621に仕込まれたファイルを開いた瞬間、いきなり脳の中にマジ狂いした俺の痴態が溢れかえり、スウィンバーンもマジ狂い!
一瞬にして百花繚乱のパキギメ状態に落とし込まれる。

「ひいいいぃぃ!なっ、なんだこれはぁっ!?貴様どういう教育を受けっ…!?」

「やっ、やめろ!やめてくれ!頼む!」

「コ゜ッ!!!」


俺の狂いまくりのエクスタシーに酔いしれる激エロのギリシャ彫刻に酔いしれ、スウィンバーンは視界を塞がれACの操縦をミスって崖下に転落。
頭部パーツから地面に突っ込み、爆炎を大量射精。そのまま機体を大破させた。


「えぇ…」


「…もっ、目標の撃破を確認」

「レイヴン、ひとつ質問なのですが、今のやり口は拓也から教わったのですか?」


いいぜ!その極上の困り声!
エアからコメントももらったし、ミッション完了だぜ!今日のMVPは拓也だ。

70名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 23:02:27 ID:ciwn6.tw
今日の投稿はここまで。

71名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/29(日) 23:24:49 ID:Db1wQWVs
スウィンバーンくんかわいそう…

72名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 00:16:17 ID:i45ERkDE
SF感溢れるダッチワイフを「ふざけるな、こんなの!気持ち悪い!」って否定してる真面目なシーン…のはずなのだが、拓也さんがひとつまみされただけでこの有様だ

73名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:37:59 ID:WWS40vaw
仕事から帰ってきて休憩している拓也は、エアに詰められまくり叱られまくり、返事できないことをいい事に責められまくりで、621は端末にアクセスして脳に残った拓也の映像ログを消去している。

「あなたとマネージャーには、地球に帰るという目的があり、私にはコーラルを巡る戦いを見届ける権利と義務があります。あなたにも、それは分かっていたはず」

「…なのにあなたは、一向に真面目に取り組もうとしない…!」

「先のミッションでもそうです…! レイヴンが機転を効かせたから達成できたのであって…」

エアにずっと詰められっぱなしの拓也はオールマインドに遊びに行ける感じでもなく、ガレージ隅でレーションをちびちび食っていた。俺が悪かったのは分かったけどさぁー、いい加減しつこいぜ!ウォルターから連絡が入って、仕事の話があるから来いとのこと。こいつは渡りに船だよな。エアの説教から抜け出すチャンスだぜ。ウリの仕事を断るわけにもいかないから、シャワーも浴びずにAC前の広場にあつまる。
621もすでに待機していて、ウォルターからのブリーフィングが始まる。


「ある友人からの、私的な依頼だ」

「この氷原のどこにコーラルが集積しているのか、地点を絞り込むには情報が足りない。友人からの情報によると…俺たちが探るべきは、ここだ」


ウォルターが端末を操作して、画面にミッションポイントが表示される。
霧深い都市の画像が映って、なんだかこう、幻想的だぜ。


「かつてルビコン調査技研が建造した洋上都市『ザイレム』…」

「あの災害を経て無人となった、今では捨てられた都市だが…コーラルに関する情報を秘匿しているのだろう、都市全体がECMフォグで欺瞞されている」

「友人が先んじて飛ばした調査ドローンも、濃霧の中で消息を絶ったらしい。そこでお前の仕事だ、621。調査継続の障害となるECMフォグ制御装置を停止してこい」

「企業たちの目が封鎖機構に向いている今であれば、俺たちが真っ先にコーラル集積地点を探り当てることができる」


ウォルターの話が終わり、ついにコーラルに近付く機会がやってくる。「おお〜良い感じじゃないっすか!一攫千金まであと少しだって!」と621に話を振ると、普段クールなコイツも珍しく若干感情的になってて、表情は変わんねーけど俺の方を見て頷く。

「一攫千金、か…」

「だが拓也、お前は駄目だ」

でもウォルターからお預けを食らって、拓也の頭にハテナが浮かぶ。
MTの修理もあと少しでおわるぜ!

「お前のMTは、ECMフォグの影響下では活動に制限が掛かる。レーダーとFCSも、おそらくはまともに機能しない」

「作戦領域に敵がいた場合は、なす術もなく撃破されるだろう」

マジで真っ当な理由を言われた拓也は「ウッス!かしこまり!待機してまっす!」とすぐさま了承。ウリの仕事は引き際が肝心だ。水没プレイにも拘束されるって前提が必要だからだ。「…また妙なことしないでくださいね」とエアからもまた釘をブスリと刺されるし「話は終わりだ。出撃準備」ってウォルターからブリーフィングの終わりが告げられる。ビルダー拓也は今日も待機だ。

74名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:41:16 ID:WWS40vaw
無人洋上都市調査。
…のミッションには621が出撃中。ウォルターがオペレーションとしてつき、エアもそっちにかかりきりだ。一方拓也は今回もガレージで留守番。ベイラムの作業員たちはもう仕事を終えていなくなってるし、あとには通常MTから盾持ちMTに昇格した拓也専用MTが仁王立ち。こういう時は娯楽もねーしオールマインドだよな!アクセスした端末の画面は真っ暗だったけど、しばらく待ってると


「登録番号 SYUN40 識別名 タクヤ。貴方を待っていました」


と言ってオールマインドが起動して仮想空間がドバーッと広がる。
前はセックス下手を責めちゃったから、それについて謝るけど

「構いません。おかげで今まで以上に検証の精度が高まり、オールマインドは貴方の語ったことの本質を理解しました」

「貴方からの情報を受動的に知るのではない、より直接的な、貴方そのものへのアプローチ。それこそがプログラムには必要だったのです」

とかなんとか、また分けわかんねーこと言い出したぜ。ただのオナニーの手伝いなのに深く考えすぎなんだよな。俺の前にはこなあいだ見たマネキンのような素体が出てくる。プロポーションは細身で男にもオンナにも見える。でも前のと違って頭の部分にオールマインドのステッカーが貼ってあるから、きっとコイツは自信作だ。


「貴方がガレージの中で見せた数多の痴態…その様子を、ガレージ各所の端末のカメラから読み取らせていただきました」

「この素体にはその時の貴方の脳活性、感覚活性などのデータを反映しています。ですが、これだけではまだデータが足りません」


話がどんどんどんどん専門的なことになってきて、そもそもコイツがやりたいらしいプログラムが何なのか分かんねーしで、徐々に話に飽きてくるし全く理解できない拓也。その間にも素体の顔のステッカーからオールマインドはまだ喋る。


「そしてこの素体は、足りないデータをオールマインド自らが収集するために作り出したもの…」

「直接的な経験に勝る一次情報はありません。貴方が求める感覚、人体への理解…」

「繁栄への欲求を、今回こそ学び終えてみせましょう」


自信たっぷりに宣言するオールマインドはエロの求道者と化していた。コイツはとんでもねー才能発掘したかもしれないぜ!エロスへの探究心が強いヤツはリスペクトの対象になる拓也だが、いくらなんでも真剣すぎるオールマインドに、なんでそんなにマジになってエロスを知ろうとしているのか聞いてみるけど

「人体感覚の拡張…表皮のように馴染む最適化された機体こそが、インテグレーションプログラムには必要なのです」

「そのプログラムが開く未来にこそ、生命の、そして人類の可能性があるのです」

「レイヴンも、他の手段も頼れない今、どのような機会でも逃すわけにはいきません」

ってなんかめちゃめちゃ壮大っぽい事を語られて理解が全く追いつかない。こんなのお前に言っても分からねーだろ?みてーな考えがオブラートの無い語り口に感じられてムカつくぜ。コイツ俺をバカにしてるな!ただのオナニーに人類の可能性とかを付き合わせるなよな!

怒りで勃起してきたデカマラに性欲を与えられ、オールマインドが宿った素体に強引に迫っていく拓也。
「性別も無いAIのくせして、オマエ生意気だぞ!」って先制攻撃のキスをする。

「これは…不愉快ですね」

ってキスに対して拒否反応を示したオールマインドに、拓也はさらにSを刺激されて「お前が誘っておいて、それはねーよ!容赦しないぜ!」と言って素体のケツに両手を回し、肛門があると思われる部分を丁寧にほぐしながら、乳首があるはずの場所に舌を這わせて吸い始める。さすがにこいつは効いたみたいで「ああ、これは…なんと言うべきでしょうか、むず痒いというか、痺れが…」って分析してくる。

「分析してんじゃねーよ!お前もプレイに集中しろよな!」

俺がやってるのはオナニーで、お前はそれに付き合ってるだけの性玩具なんだよ!今やってるのはセックスだけど、同時にセックスじゃないんだぜ!拓也の両手が動きを早めると、オールマインドも拓也を一瞬でも喜ばせた、あのレオ似の素体がやったのと同じように体をくねらせ喘いでる。でもそれは「あっ、あん、ああっ、はっ」となんか単調で、マジで感じてるようには見えない。

実態が伴ってなさそうな喘ぎ声を上げるオールマインドに,俺はさらにメチャクチャにしたい欲が吹き上がり「女みたいにアンアン喘ぐのが肝!その声男バージョンにできねーのかよ!」と文句をつける。
当のオールマインドからは

「声のベースとなってくれる男性の生体情報は、我々も複数保有していますが、強化人間の身体能力を持った相手との性交に、貴方の肉体が耐えられるかは疑問です。イレギュラーな要素は可能な限り排除しなくては」

「それとも貴方の声で喘げばいいですか?」

とかなんとか言って、チョットこっちを見下してる空気まで出してくる。その余裕ありげな態度に拓也はさらに煽られたような気分に。「いいぜ!その澄ましたような冷静声!だったら予想外のプレイで徹底的に仕込んでやるぜ!」と力んで、オールマインドの素体の股間部分に思い切りデカマラをずぶりと挿入した!

75名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:46:56 ID:WWS40vaw


「あああっ!うっ…!なっ…なにを…!?」


でもオールマインドのヤツは本当に予想外だったみたいで、絶対にありえないはずの衝撃に素体をのけ反らせて悲鳴をあげる。「あーっ!すっげー締まるっ!」こっちはぶっ込んだ瞬間に千切られそうなくらいの締め付けに襲われ、思わずガタイを痙攣硬直させる。こいつは予想以上の名器だぜ!

「なぜ…!? どうしてっ…!」

「貴方はっ、男性でっ、同性愛者のはずっ…! あぁっ!」

「この素体は、まだ性別を設定しては……っくはっ! 股間に挿入口を作ってはいないのにっ…!」


延々と焦らされ、いつまでも発散できなかったフラストレーションを、ここぞとばかりに炸裂させる。「ホンモノの人間ガタイじゃないなら、偽物ガタイにしかできないプレイをやれば良いんだよね。だってさぁー、全部計算の内っていうセックスは面白くないじゃん!俺は腐女子のお姉さんに仕込まれまくったこともあるし、男ともオンナともイケるんだぜ!」こっちは散々焦らされて、仕事で出すことはあるけど趣味では不発が多くて知り合いも客も呼べないからもう我慢できねーよ!学生時代の彼女とのプレイを思い出して、がむしゃらに責めまくるとテンションに勢いがついてくる。

「そっ、そんなことっ、知らなっ…! ああっ!」

素体の股間部にデカマラ突っ込まれて、存在しないはずの膣をかき回されているオールマインドはビクビクと痙攣しながら腰を浮かせる。すると拓也の方にも違和感が発生!ゴムタイヤに挿れてるみたいにギチギチだった締めつけが急速に整ってきて、遠い昔に味わったあのヒダヒダになっていく。コイツ、プレイの最中に新テクを開発してやがるぜ!俺から偽物ガタイ特有の特殊プレイを提供され、設定に矛盾を抱えてしまったオールマインドは、挿れられる快感を知って自己認識を無理矢理女寄りに染めていってるんだ。

素体の形も急速にオンナのそれになっていって、前に見たショートボブの黒髪と緑の瞳が特徴的な、OL風にさせていく。「デカマラ突っ込まれたヤツは女も男もオンナの気分になるって言うけど、お前は本当にオンナになるんだな!マジおもしれー!」S入った拓也の責めに腰を跳ね上げさせながら全身を痙攣させるオールマインドは「こんなにっ、プログラムが乱れてっ…! データがっ、かっ、書き換わるっ…!」と言ってマジ狂い状態。ずっと澄ましてるヤツっていうのは、一度ダメになると果てしなくダメになっていくって言うらしいけど、本当だぜ!そのまま乳首責めと腰撫でを追加し、徐々にピストンのストロークを速めてやると


「うあああっ!こっ、壊れる!我々がっ!こわれっ…」

「ああーっ!」


拓也に狂わされまくったオールマインドは眩い光になってぶっ飛び爆散。光の粒となって仮想空間中を吹き荒れる。同時に拓也も意識がぶっ飛び射精。部屋から重力が無くなって、ガタイが宙に浮いて浮遊感と満足感と絶頂の余韻に浸りまくる。
その状態で1分くらい空中を漂っていると、空間のそこらじゅうから、気怠げなオールマインドの囁きが聞こえてきた。


「初めての、感覚です…」


「この満ち足りた、万能感のようなものも、あるいは錯覚なのでしょう…」

「貴方の体…ガタイと心に同調し、共に登り詰めたかのような、あの異常なパルスも…」


「…時間が必要です…人と生命を知り、完璧なプログラムを作り出す…そのための…時間が…」



空間を漂う光が気絶するみたいに点滅して消えると、仮想空間も暗くなって終了。
拓也は現実で目覚め、夢精状態でガビガビになったズボンとパンツを脱いだ。久しぶりにそこそこ満足のいくオナニーができたと喜んでいると、任務から帰ってきた621とばったり遭遇。下半身裸で固まってる拓也に「…はぁ…つくづく様子のおかしい人ですね、あなたは…」ってエアにまた呆れられて、アイツの中での拓也のランクがまた下がる。俺も本当はウケでイキたかったからその失望は分かるぜ。でもオナニーを手伝ってくれるヤツがウケを体験したいとか言うから、こっちが提供する側に回らないと始まらない。理想的プレイへの探究は奥深いぜ!

76名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:48:20 ID:WWS40vaw


ミサイル三連発   投稿者:ビジター拓也


今度の依頼は大型ミサイル発射支援。
ブリーフィングはカーラからで、ウォルターは不在だぜ。
ブリーフィングってなんかブリーフみたいだよね(笑)


「久しぶりだね、ビジターズ」

「…いや、ビジターズって言うとどっちか分からないね。ふーん…じゃあビジターレイヴンとビジター拓也とでも呼べばいいか」

「あんたらにひとつ仕事を頼みたい。惑星封鎖機構の実力行使だが、いよいよ私らのビジネスにまで影響が出はじめた」

「コヨーテスのアホどもが、封鎖機構を恐れて軍門に下りやがったのさ。後ろ盾を得て調子付いたんだろうね、RaDのシマにもまたちょっかいを出してくる始末だ」

「そんなわけで、コウモリ野朗がお星様になれるよう、打ち上げ花火をプレゼントすることにした」

「だが連中もそこまで馬鹿じゃない。発射する時には当然妨害に来るだろう。分かるね?あんたらの仕事は、連中の迎撃とミサイル防衛だ」

「コウモリ野朗と封鎖機構に、RaDの花火を見せつけてやろうじゃないか」


なんてカーラに依頼されて、621と拓也はエッチポイント・デルタ?ってところに来てる。
少し前に依頼こなしたのにまた仕事だ、毎日よく体力あるよな!「拓也?やっと合流できましたね。封鎖機構の規制を無事に掻い潜れたようで何よりです。カーラさんの設定した密入ルートは、まだバレてはいないようですね」管制室からのマネージャーの声に「ウッス!」と答えて、会話に割り込むようにしてカーラの通話が入れられる。

「おっと、世間話はそこまでだ。先に始めてるよビジターズ!配置につきな!」

気付くと3本のミサイルに敵が迫っている。621は急行して敵を撃破するが、拓也のMTは遅いので後をノロノロついていく。デカ盾が追加されたのはいいけど、内装のバワーは貧弱なままだからブースト移動がマジ遅い!「時間どおりに来たはずですが…血の気の多い人たちです」エアも愚痴をこぼすんで、拓也はそれに

「こっちが集合時間決めても、敵に時間守る義理なんて無いからしょうがないぜ!ウリの仕事はいつも突然だ!」

と返事をしてからやっちまったことに気付く。エアも「あっ」と言って、拓也の言葉にカーラが反応。
「なんだいあんた?そんなの分かりきったことだろう?独り言にしちゃ声がでかいね」
なんて言われてしまう拓也。今回はセーフだったけど「ウォルターの知り合いの前でもエアに返事をしてはいけない」ことを忘れていた。とっさに「う、ウッス!ウッス!すみません!昔の仕事思い出してましたっす!」と誤魔化す。

「それなら今の仕事に集中してくれると助かるね。せっかくこさえたミサイルだ、無駄にされちゃたまんないよ」

カーラを誤魔化せたし、ようやく俺はミサイルの前に到着。そのころ621は第二波を全滅させていた。その後も襲ってくる敵を片っ端からショットガンで犯しまくる621。さながら渋谷のレイプ師だ。「手際がいいねぇビジター。コウモリ野朗が不憫になるよ」その様子を見てカーラも満足気。相変わらずの621の仕事の速さに「621は相変わらずチョー強いな、今度の仕事は楽勝だな、帰ったらウォルターが貯蔵してるレーションの美味い方をこっそり食べようかな」なんて思っていると、621が撃ち漏らした敵がミサイルに向かって発砲。ミサイルの前に立っていた拓也MTの盾に弾丸がガンガンと命中する。

「あーっ!?うおおぅす!」

いきなりの衝撃に機体揺さぶられてパニックになる。幸い敵は621が撃破したけど、拓也MTの盾にはいくつかの弾痕が出来ていた。

「はっはっは!やるじゃないかビジター拓也、その調子で頼むよ」

「分かってまっす!不意打ちとかチョーウゼーし!」

「レイヴンの護りも完全ではありません。油断は禁物です、拓也」

気と一緒にケツマンも締め付ける拓也だったが、621は我関せずって感じで淡々と敵を撃破していく。「ボス、準備完了だ。ミサイル発射シークエンスに入る」いきなり聞きなれない年配のオヤジみたいな声が入ってきてビックリする拓也。


「紹介がまだだったね、ビジターズ」

「チャティはうちのシステム担当だ。無口だが仕事はできる奴さ」


依頼相手からパートナーを紹介されて「ウッス!よろしくお願いしまっす!サーフ系ボディビルダーの拓也です!」と通信の上で自己紹介。第一印象は大事だぜ。戦場の真ん中で挨拶してる間も、621は今度は蹴りとブレードで敵を次々レイプ!弾が少ないアセンだから、銃ばっかり撃ってると弾切れするからな。

すると途中で、チョーデカい宇宙戦艦が到来!スゲーデカい!マジかよ!?っていうくらいデカい!マネージャーが言うにはこれが封鎖機構の強襲艦みたいで、下方向からの攻撃にはビクともしない不感症らしいぜ。ウリの相手としては最悪なタイプだけど、アサブをふかした621に上からソングバードを叩き込まれて、気付いた時には沈んでいた。お前乳首はガバガバじゃねーかよ!

「良い腕だねビジターレイヴン。楽しい余興を見せてもらったよ」

「ボス。ミサイル発射シークエンスが完了した。いつでもいける」

カーラとチャティのやり取りで、ミサイルの準備が完了したことを確認。「上出来だチャティ。ビジターズ!あんたらも良くやった。さぁ、派手に打ち上げるよ!」カーラのテンションにSが入ると、3発のミサイルは次々と発射。「星になりな!コウモリ野朗ども!」遠くまでぶっ飛んでいくミサイルに、コヨーテスのアジトが爆破される。

「綺麗な花火ですね」

エアの呟きに「きたねーよ、こんなの」と返そうにも、カーラがいるので駄目だった。

77名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:51:11 ID:WWS40vaw

ミッションが終わってガレージに帰ってくると、中ではマネージャーがコーヒーを飲んでいた。ウォルターの姿はないぜ。621は仕事を終えたあとのいつものメッセージ確認を始めて、音声ファイルを一つ開いた。メッセージの相手はカーラの部下のチャティって中年ボイスだ。


「RaDのチャティ・スティックだ。花火会場では世話になったな」

「ボスはお前とつるんでいると楽しそうだ。これからも相手をしてやってくれ。用件はそれだけだ。じゃあな」


メッセージを聴き終えるとマネージャーが「え?それだけ?(笑)」ってコーヒーを戻しそうになった。「相手って、また俺たちなんかやらされるんですか?カーラは武器とか砲台とか持ってるんだからさ、自分でやればいいじゃん」当然のことを言ったつもりだったけど、マネージャーには「仕方ないじゃないですか。カーラさんが支配していたならず者たちは、ほとんど621さんが追い出しちゃったんですからね。まともに動ける人員もAIのチャティさんだけですから、柔軟な対応が求められる事態には人間の手も必要ですよ」って言われるけど、さりげなくビックリ情報をもたらされて乳首が思わず反応する。

「AIってマジかよ?すっげー人間くさいじゃん!オールマインドの奴とそっくりだよね」

拓也が口走ったオールマインドって名前に、今度はマネージャーの方が反応。
「オールマインドですか?あれはただの傭兵支援システムのはずです。人間らしさなんかとは無縁のはずじゃないですか?」アイツを遊んだことがないからこう返してくるのも分かるけど、マネージャーは誤解してるぜ。オールマインドの名誉のために拓也は反論を開始。アイツとヤった様々なプレイを全て暴露する。その赤裸々さにエアも

「いつの間にそんなことを…性別の無いシステムを相手に欲情するだなんて、私には理解できません…」

「あなたは、恐ろしい人です…すべてを淫乱にする、激エロのモロホスト…」

とかなんとか言って戦慄。やっぱり女子供には俺という存在は刺激が強すぎるんだよね(笑)
でも拓也のプレイを聞いたマネージャーは一瞬青ざめたあと、真面目な顔して説教開始。


「あのですね、ここに来てからというものウリのひとつもやってないので、欲求不満なのは分かりますけどね。いくらなんでも節操なさすぎですよ」

「それでオールマインドのシステムにもしも異常が出たりなんかしたら、訴訟問題にも発展しかねないんですよ?運営元から莫大な額を請求されてマジ狂いしたくなかったら、今からでも行動を改めた方が良いと思いますけどね」


キツめに言われる拓也だけど、この説教にはエアの方から思うところがあったみたいで


「待ってください、拓也、レイヴン」

「アリーナを調べていた時に分かったことなのですが、オールマインドの運営元については全く情報がありませんでした」

「様々なサービスを複数のACパイロットに提供しているので、そのための資金や人員は確保しているのかもしれませんが、システム自体はどこにも属していない、完全なスタンドアローンです」

「オールマインドに何か問題が起きても、オールマインドを作った何処かのメーカーに被害が行かないようにしているのかもしれませんが…」


とか意味深なことを一気に話してくるけど、そのスタンドアローンって言葉も意味が分からなくて、ウンウン唸りながら俺は乳首捏ねくり回してガタイで検索。一方621は表情こそ変えないものの、オールマインドのことが気になったのか端末に手をかけてシステムにアクセスする。「621さん?どうしたんですか?」マネージャーからの問いには俺が応える。

「ウッス!エアの奴が話しかけてきたんですけど、なんかオールマインドにはメーカーの情報が無いらしいんで、そこが怪しいんだってさ。スタンドアローンって意味わかんねーし」

それを聞いてマネージャーが「んー?」みてえな疑問顔になる。621が端末を操作していくのを拓也、マネージャー、エアの3人が見守る中、621はアリーナで仮想戦闘を開始。戦いの様子が画面に表示される。「え?あの、調査とかしなくて良いんですか?」「ふざけんじゃねえよオラぁん!ゲームで遊んでる場合じゃねえだろぉ?」マネージャーと一緒に困惑してると、エアは621の狙いを見抜いたみたいだ。

「…オールマインドは、本来は傭兵の技能を向上させることを目的としています」

「拓也が行ったような仕様外の使い方でも、私達は多くの情報を得られました。レイヴンはおそらく、正しい使い方をすることによってオールマインドに探りを入れるつもりなのではないでしょうか?」

このことを拓也がマネージャーに伝えると、
「なるほど、確かにそれは試してみるべきことですね」

「ACを動かせない私と拓也には絶対にできない手段ですし、そういうことなら、私達は手出しをするべきじゃなさそうですね」

と納得。インテグレーションなんとかって奴についても話した方が良いかなって思ったけど、話がややこしくなりそうなんでやめておいた。オールマインドはセックス下手を気にしてるみたいだし、他人の恥には触れないのがエチケットだぜ。そういうわけで今日の拓也はオールマインドキメを止められて、マネージャーは621にインスタントコーヒーを淹れている。ためしに俺も飲んでみたけど、苦いだけで薄味だったから、ひとくち飲んだあとにこっそり621のグラスに注いでおいた。俺から間接キスのプレゼントだぜ!

そしたらガレージ奥のドアからウォルターが入ってきて、アリーナでの訓練プレイに夢中になってる621をチラッと見てから、俺の唾液がカクテルされたフィーカを飲もうとした。「…くさいな、傷むにはまだ早かったはずだが」って言ってわれて、カップごとゴミ箱に捨てられて、両手をアルコール消毒までされたのは、なんかこう、ショックだったぜ。

78名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:51:55 ID:WWS40vaw
今日の投稿はここまで。

79名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 23:04:39 ID:rQd6QXno
またエロくなったな!オールマインド!

80名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 23:11:02 ID:UX0D8EfU
くさい子ーヒー。
コーヒーとフィーカは統一ミス?

81名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 00:47:32 ID:71er2f.6
ガチギレエアちゃんで草生える
僚機がMTだからか、なんだか過去作感。カタフラクトを分捕って拓也さん専用機にできないかな。どうでもいいけどカタフラクトだかカタクラフトだかややこしいよね(怒)

82名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 19:48:45 ID:TiUYwKqQ
オールマインドくん調教されて幻覚が形を成していくの面白すぎるだろ

83名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:18:57 ID:H1TcTqjw



カタフラクトがお客さまに   投稿者:ビルダー拓也


「ルビコン解放戦線から依頼が届いています。内容を確認してみましょう」

今回のウリは、エアが回してきた依頼をこなすことに。ウォルターの姿は見えない。あの人最近あんまり見かけないけど、どこで何してんだよ?拓也は人のプライベートを大切にするから細かいことは聞かないけどね。


「独立傭兵レイヴン。貴方に引き受けてもらいたい作戦がある」

「惑星封鎖機構が地上戦闘向けの特務機体…カタフラクトを実践配備した。我々は封鎖機構の高性能機が企業の手に落ちることを危惧している」

「それを未然に阻止するため…貴方に撃破してもらいたいのだ」

「…カタフラクトは強固な装甲に包まれた封鎖機構最強の地上兵器。人型MTをコアに組み込むことで汎用性も確保した恐るべき相手だが、このコアMTを狙い撃つことができれば…必ず勝機はあるはずだ」

「貴方の助力を得られることを願う」


作戦の説明が終わると、第一声はエアが上げる。
「解放戦線の狙いは、封鎖機構と企業勢力の共倒れ…現状のパワーバランスを極力維持したいという考えでしょう」今の状況を把握するための情報が補われるけど、マネージャーはブリーフィングに映ったカタフラクトって兵器を指差した。

「これマジ?武装部分に対してMTが貧弱すぎるでしょ」

マネージャーの冷たい言葉に何故か心臓が締め付けられ、息ができなくなる拓也。
自分も攻撃されたかのようにテンションに強烈な↓がぶっ込まれ、ハァハァ息切らせながらカタフラクトを庇いたくなるけど、エアが先に

「制御中枢をMTの操作系に対応させることで、操縦方法を簡略化し、パイロットへの操縦負荷を軽減する狙いがあるのかもしれません」

「武装ユニットに何らかの問題が生じた際にも、容易に脱出が可能な構造にもなっています」

「脱出よりも優先すべき何かがパイロットにあった場合は、話は別ですが」


といかにも系の分析でフォローしてくれたので、拓也はそのフォローをマネージャー相手に丸々引用。でも「…それ、拓也じゃなくてエアさんが言ってるでしょ。聞き齧った知識を得意げに話すのはカッコ悪いですよ」と一瞬も保たずに看破されてしまい、たまらず雄泣き。それにしてもウォルターがガレージに戻ってくると、さっきまで喋りまくってたエアもマネージャーも一斉に黙るから面白いよな。

「動物の鳴き声のようなものが聞こえたはずだが、何か見かけたか?」

ウォルターにはそう聞かれたけど、そんなの見てないって言ったら「そうか。何かあったら呼べ」って言ってすぐに戻って行ったけどね。

84名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:20:36 ID:H1TcTqjw

作戦が実際に始まる頃には、ウォルターはちゃんとオペレーターとして参加しているけど、拓也はウォルターに「相手は封鎖機構の特務機体だ。お前の乗ってるベイラムの量産MTでどうにかなる代物ではない。621に任せておけ」と言われてしまい、またも留守番をするハメに。揉め事は嫌いな拓也だけどさ、ここ最近はマジで自分がお荷物になってる気がしてきてて疎外感と焦りに感じまくりだし、これじゃあラスティみてーなイケメンが現れてもアピールなんて出来るわけねえよ!

マネージャーがオペレーターの補助として作戦に同行して行ったことも相待って、置いてけぼりを食らったオレは疎外感にM心が刺激されてしまい、アンアン喘ぎながらオールマインドにアクセスしようとするも、621がアリーナで戦いまくったせいか情報処理中で全く動かない。ACの訓練やアリーナは利用できるままだけど俺はそれには用が無い。いよいよやることがなくなって、暇つぶしに621の端末をいじりまくって「ドーザーの妄言」って情報ログを発見。コーラルは生で直ギメできるらしいけど、ログにもそう書いてあるし本当だぜ!拓也はAC用ジェネレーターパーツが保管してある区画に入って、ジェネレーターの内燃タンクの蓋を開け、コーラルを直飲みしてマジキマり!

「あーっ!!おーっ!!うーっす!!」

突然追加されたコーラルのバワーにエアも驚いて「微弱なコーラル反応…!? 拓也、あなた何を…!?」と言って621へのオペレーションを切り上げて拓也の方に注目。でもこっちがコーラルをキメてハイになっているだけだと知ったら「…はぁ」とため息ついて、621の仕事の方へと戻っていった。そのため息にも慣れたけど、最近はアイツの反応も楽しみになってきた。拓也がそのまま保管庫の中でよがりまくっていると、ガレージ全体がゴトゴト揺れだして更に激エロな振動を拓也に提供する。

全身ゆすられまくって快感に喘いでいると、ガレージの揺れが止まって、更に少し時間が経ってから保管庫にマネージャーが入ってきた。「あっ!ここにいたんですか。人が仕事してる時に良い気なものですね。ミッションはもう終わりましたから、別にいいですけど」と呆れたマネージャーは、フニャフニャになった拓也を連れてガレージのAC前のスペースに戻る。


「戻ったか」

「しかし、まさかカタフラクトを鹵獲するとはな…」


椅子に座ったウォルターに感嘆されて、マネージャーは得意気に喋り出す。
カタフラクトを鹵獲って言うけど、鹵獲がなんなのか分からないし、ガタイ検索も頭がパチパチしてて働かない。


「621さんの攻撃が極めて正確だったからできたことです。おかげで損傷はMTの動力系統だけに留まりました。肝心の武装ユニットの方は、制御系統も含めて丸々無傷でしたからね」

「解放戦線の依頼通りに、一度はカタフラクトを兵器として使い物にならなくしましたし、成功条件もクリアしています」

「依頼主から難色を示される可能性もあるとは思いますが、それは依頼文に『傭兵はカタフラクトを鹵獲してはいけない』と書かなかった向こうのミスです」


なんかスゲー話をしてるってのは分かるけど、パキギマリな脳はまだマネージャーの話に食いつきが悪くて、なんだか夢見心地。「だが鹵獲してどうするつもりだ?」ってウォルターが意見する。
「カタフラクトのパイロットから、操縦に使う暗号キーとアクセス権限タグは奪ったようだが…まさか621を乗せるわけにもいかないだろう」
続く意見には、マネージャーがまさかの回答を繰り出した。



「もちろん621さんは乗せません。代わりに拓也に操縦させます」


マジ?これってお誘い?なんだか分からないうちに指名が入ったみたいで「ウッス!いつでもイケまっす!」と仕込み通りに反応する俺。拓也は筋肉Mウケ奴隷だから、指名とあればすぐにでも駆けつけるぜ。でも焦った感じのエアに頭の中のコーラルを操作されると、キマりまくった拓也も酔いが一気に覚めて

「マジかよぉ!?ウッソだろお前!?」

と驚愕。ウォルターも「…RaDの手を借りれば、カタフラクトの再利用もそう難しくはないが…拓也に動かせるとは思えん」と苦言を刺す。もっと言ってくれよ!MTガタイの運転で俺はとっくに限界を迎えてる。それでもマネージャーは引かない。

「いいえ、カタフラクトの制御は特務機体の操縦システムではなく、MTの簡素な操縦システムで行っていますから、MTの操縦さえできれば最低限は動かせるはずです」

「確かにカタフラクトの武装ユニットが可能とさせる急加速や急旋回に耐えるには、パイロットにも専用の訓練や強化手術が必要だとは思います。ですがそれらが無理というのなら、急加速も急旋回も、複雑な武装操作もさせないようにするだけです」

「せっかく動力系が壊れてることですし、あえて出力が小さいAC用ジェネレーターを代わりに積むのも手かもしれないですね」


やべーよ!マネージャーはもうメチャクチャだ!こいつは地球に早く帰れるなら何でもするプロ級マニアだぜ。とんでもないと思える提案なのに、マネージャーのそれっぽいトークにウォルターも悩む。そこはすぐに否定してくれよ!カタフラクト操縦なんて絶対無理だぜ!俺がイヤイヤの首振りをするけど、そこにマネージャーが追加で提案。

「そうですねー、武装ユニットからエネルギーキャノンとガトリング2本を抜いて、ミサイルポッドと機関砲二つだけを残せば、初心者でもなんとか動かせるんじゃないですか?」

「RaDにはミサイル防衛の件がありますし、機体の改造くらいなら手伝ってくれるかもしれません」

マネージャーのこの言い振りにはエアも「…ずいぶん、押しが強い人ですね…」と引き気味。ここまでされると逆に拓也はマネのマネジメント能力を誇らしく思うぜ。どんな危険なウリでもこいつは取って来たんだよな。まったく良い仕事するぜ。621のことも引き合いに出しまくる粘り強い鬼の交渉術に、ついにウォルターも折れて


「…621への負担は、確かに大きい…」

「仕事も佳境に入りつつある。迷ってはいられないか…」


と納得、椅子からスッと立ち上がって「分かった、カタフラクトについては、マネージャーがコトを進めてくれ。俺は621と共に仕事に専念する。これで話は終わりだ」と言って、遠くに歩いて行った。

「言ってみるものですね。拓也?この分だと、意外と早く地球に帰れるかもしれませんよ?拓也?」

「待ってくれよ!俺カタフラクトなんて動かせねーよ!拓也が出来るのはガタイクラフトなんだよね!」

「ぶっ殺すぞ、愚かな男よ。技術を持ってるカーラさんとのパイプが生きてるうちに、このチャンスは活かさなきゃダメですよ。それとも戦争が続く危険地帯にそんなに長く留まりたいんですか?私は嫌です。ということでカタフラクトの操縦練習、できるよな?」

「いや、無理…」

「はいって言え!」

「ヤッス!」

「はいって言え!!!」

「はい…」


マネージャーの奴隷になる拓也。マネージャーの無茶振りはいつも突然だ。

85名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:21:28 ID:H1TcTqjw

マネージャーに言われてカタフラクトの操縦をすることになっちまったぜ。マヂ最悪。こんなのどうしようもねーぜ。だけどマネージャーがカーラにカタフラクト改造の話を持ちかけたら、カーラがチョー乗り気になって技術者連れてガレージにまで来ちゃったんで、拓也も逃げ場が無くなっていよいよ練習するしかない。


「封鎖機構のオモチャを弄れる機会なんて、そうそう無いからね。乗らせてもらうよ!」


なんてテンションに↑入れて張り切ってるカーラは、ガレージの外に置いてあるカタフラクトをいじり倒してる。カーラのヤツは目の下にちょっと小ジワがあるだけで、それ以外は二十代以上?三十代以下?にしか見えないマジで高級の若作りbodyだから、ガレージの外でデカマシーンを改造する力仕事も平気でこなす。エアが言うには「灰かぶりのあだ名が本当だったら最低でも60代はいってる」らしいから、元から若い拓也がサイボーグ手術受けたら若返りすぎて子供になっちゃうかもね(笑)

なんて考えながら拓也がカタフラクトの説明書を読みまくっていると、ウォルターが強化ガラスばりのプレハブの中でまた誰かと通話してるんで、読書にうんざりしてたところだし、バレないようにプレハブに近付く。会話の相手は偉そうな感じが鼻につく、エリート気質な雰囲気のビジネス声だ。


「また貴方ですか?駄犬の飼い主と違って、暇ではないのですよ」


「…ヴェスパー副長ともなれば心労も多いようだ。とりわけ今の状況では」


「何が言いたい?」


「惑星封鎖機構に対する急襲作戦、手駒が足りていないのだろう」


「…なるほど、浅ましくも涙ぐましい営業努力です。いいでしょう、貴方の駄犬も戦力として計算に…」


「もうひとつ。駄犬呼ばわりは止めてもらおう。旧世代型にも尊厳はある。無論、あの二人についてもな」



ウォルターが通話を切ると、拓也は急いで勉強に戻る。センパイもお得意様もオレをペットにしてくれたけど、俺を人間扱いしてくれるタイプの飼い主ははじめてだから慣れないぜ。パーツ倉庫への出入り口はマネージャーに封鎖されてるし、621のヤツにオールマインド独占されてアリーナ遊ばれまくってるしで、俺はカタフラクトの勉強するしかなくてネムネムの顔でシラケ気味。説明書はカタフラクトのマシーンガタイを一瞬で解析したカーラが1時間ちょっとで書いてくれたけど、ワケわかんねー専門用語が詰め込めるだけつめっっつめ込んであるからチョーうぜーし、いちいち端末で用語検索するのも面倒くさくて死ぬぜ!カーラってチョーSだよな!
拓也がうんざりしながら勉強していると、端末に解放戦線からのメッセージが届く。


「独立傭兵レイヴン、カタフラクトの撃破に感謝しよう」

「帥叔フラットウェルも感謝しておられた。『奇貨置くべし』だそうだ」

「貴方であれば企業も…封鎖機構も打ち破れるかもしれない。目標を鹵獲したことについても『いち独立傭兵の戦力が多少増える程度なら、不問に伏す』と仰られていた」

「おそらく、貴方ほどの傭兵が企業勢力に易々と撃破されるはずがない、そう判断したうえでのお言葉だろう」

「はぁ…いかんな。我々は独力で勝ち取ることも覚えるべきだ」


メッセージくれたのはいいけど、活躍したのはオレじゃなくて621なんだよね。って思いながらも、鹵獲した兵器の使い道がやっぱり気になる。ウリは身体を売るって意味だけど、揉め事ばかりのこの星ではウリの意味も違ってくる。ここでのハードなウリに慣れたら地球に帰った時にどうなっちゃうのかな、お母さんさんに顔向け出来るのかなって、不安にガタイ弄られて思考停止気味になっていると、プレハブから出てきたウォルターから話が入ったんで、621もオレもマネージャーも今やってることを中断して端末の前に並ぶ。
ウリの仕事は今日も突然だ。

86名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:22:34 ID:H1TcTqjw

今日きた依頼は旧宇宙港襲撃ってヤツらしいけど、ブリーフィングがあのラスティだと聞いてマジ頭おかしくなり、端末に座る621を押しのけて、画面に映るラスティの甘いマスクに濃厚なKissをして、液晶唇を吸ってしまう。「ちょっ…邪魔です!」「…もういいか?拓也?」ってエアとウォルターから顰蹙を買ったんですぐにやめたけど、液晶についた激エロの雄フェロモンにウォルターが顔をしかめる。

「コーヒーカップの悪臭はこれだったか…工業廃液かと思っていたが…」

「まぁいい、621、画面を拭け」

「…そう嫌そうな顔をするな。悪意があってやったわけでも無いだろう。忘れてやれ」

マネージャーは苦笑いしてるけど、621は見たこともないくらい嫌そうな顔してて笑ったぜ。そんなに俺の香りを消すのが嫌なんだな、俺のフェロモンも罪だな、いつかオールマインドにもこの香りを覚えさせてやらないとなってガタイで想像。そうしてる間にマネージャーが端末を操作して、激激エロのラスティから作戦説明が始まる。

「やあ戦友、アーキバスから君に依頼だ。作戦立案者でもある私の上官からお言葉がある。まぁ聞いてみてくれ」

でもラスティはすぐにイケすかないエリート思考のビジネスマンボイスに交代して、一気に萎えまくる拓也。ラスティの代わりに出てきたヤツは、見た目はオンナにモテまくりのやり手のキャリア組って感じだけど、目つきを見るにコイツは相当なSタチが入ってるみたいで、Mウケの本能が「コイツはヤバい!」って警告を告げてくる。この依頼は油断がならないぜ。




「ヴェスパー第2隊長、スネイルです。これより作戦内容を伝達します」

「私の直属で作戦行動に臨めること、光栄に思いなさい」




「これは惑星封鎖機構の2拠点に対して、同時刻、秘密裏に行われる急襲作戦です」

「襲撃目標のひとつは、敵の部隊間通信を中継するハーロフ通信基地。もうひとつは、強襲艦隊の母港として接収されたバートラム旧宇宙港です」

「通信基地の方は我がヴェスパーの第4隊長、ラスティが受け持ちます。彼が封鎖機構の通信網を混乱に陥れ、精鋭部隊による増援を不可能にする」

「独立傭兵レイヴン、貴方はその間に停泊中の強襲艦を全て破壊してください」


社畜系嫌味イケメン風の声にMのスイッチを押し込まれかけていると、作戦の説明が終わる。カチカチなビジネストークの終わりに胸とチンポを撫で下ろす俺の前に、居なくなったはずのイケメンラスティがまた現れてくれて、Mになりかけたテンションに強制的に↑を仕込んでくれる。やっぱりこいつは使えるタチだぜ!

「…この作戦には穴がある」


拓也にも穴はあるけどね(笑)


「通信網の混乱は一時的なものになるはずだ。こちらの仕事が片付いたら、救援に向かおう」

あーっ!おおーっす!ついに戦場でイケメンのラスティと会えることになって歓喜の雄鳴き。よいぜ!あのラスティに会えるならカタフラクトでもなんでも乗りこなしてやるぜ!戦う理由に強烈な↑ぶっ込まれて、全身の筋肉がパンプする!消化しきれないヤル気に苦しめられ、その場で連続スクワットをして暴れる気を抑える。すると後ろから

「なんだい今のブリーフィングは?ようするに、ただ敵を早く倒せって言ってるだけじゃないか。あんなのが作戦とは、ヴェスパーのNo.2も私らとそう変わらないね」

と声がする。声の主はカーラだった。マネージャーが「えっ?カタフラクトの改造、もう終わったんですか!?」と言うと「ああ、終わったよ。さっきのビジター拓也はかなり気持ち悪かった。もうよしてくれよ」と言って会話のペースはカーラが持っていくことに。俺のことはビジターじゃなくて、ビルダーって呼んでくれよな!「あんた、土方仕事できるのかい?」って返されたけどね。


「…で、カタフラクトについてだが…アレはかなり単純な構造だったよ。改造するのもそう難しくはなかった」

「単純な作りだからこそ、いくらでも頑丈にできる。…コンセプトは面白いが、アレじゃコピー商品を作ってくれって言ってるようなものさ」

「しかも中身は全然面白くない。武装もシステムもどこかで見たようなヤツの流用ばっかり…はっきり言って期待して損した気分さ。他所から奪ったアイディアを寄せ集めただけで、料理されちゃいないのさ」

「だから私も、あの子に対しては考え方を変えることにした」

「ビルダー、あの機体の操縦方法は、あんたが今まで使ってたお古のMTとほとんど同じにしてある。今すぐにでも動かせるよ」


まさかの答えに「えっ?はっ、はん!はいっ!」って返事してる途中も、俺が持っていた説明書はカーラに取られて、気付いた時にはゴミ箱に捨てられていた。マネージャーも「す、すごい…この短時間で、全てやったんですか!?」と驚愕しきり。


「ビルダー、あんたが面白い兵器を使うわけじゃない。あんたが乗ってる時点でその兵器は面白いのさ」

「笑えるあんたに、適したオモチャを用意した。…私がしたことはそれだけさ」


そう言いながらカーラは技術者連中を連れて帰ろうとするから、マネージャーは「待ってください!」ってカーラを引き留めようとする。MTガタイの都合で全然戦えなかった俺に、イケメンへの貴重なアピールポイントを作ってくれたんだから、俺としてもウリに協力してほしい。でも


「悪いが私にも、色々やらなきゃいけない事が溜まっててね。今は付き合えないよ」

「だがまぁ、そうだねえ…用があればこっちから呼ぶさ」


なんて言いながら、説得する暇もなくカーラはガレージから出て行った。惜しいことしたぜ!オレはカーラとウォルターの会話を盗み聞きしていたこともあるから、せっかく同じガレージにいるのに全然会話しない二人の関係がやっぱり気になる。知り合いなら説得手伝って欲しかったぜ。でも二人の間に複雑な空気感を感じ取り「触れないのがエチケット」って感じでもいたから、拓也はあえて口を挟まないことにした。ブリーフィングが終わってからウォルターは「621、第2隊長の態度は放っておけ。お前は自分の仕事をすればいい」とひとこと言ってから「準備をしろ。次の仕事だ」とオレとマネージャーにも号令。今日もウリ頑張るぜ!

87名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:24:06 ID:H1TcTqjw


3人で宇宙港を掘り倒したあとの絶叫バトルマシーン拓也   投稿者:ビルダー拓也


旧宇宙港襲撃の時間だぜ!「ミッション開始だ。停泊中の強襲艦を全て破壊していけ」
ウォルターからオペレートが飛び、敵からの通信を盗聴装置が傍受する。

「コード15、侵入者を捕捉。基地全体に共有。脅威度の測定を開始する」

同時にマネージャーからも通信が入った。



「カタクヤフト発進!」

「う、ウッス!」


マネージャーからの出撃命令と同時に、シェイプアップした鹵獲機体を走らせる。それにしても新しい機体の識別名がダサい!これ以上ないってくらいダサい!どれもこれも、カーラが機体の識別コードに変な名前つけたせいだけど、マネージャーも律儀だよな。その識別名を頑固に使うもんだから、ウォルターは変な咳払いするしエアにも「…その呼び方は、もう少しどうにかならなかったんですか?」って言われるしで最悪!くっだらねー!なんだよそれ!マネージャーもカーラも絶対分かってて言ってるよな。俺が乗ると面白い兵器ってそういうことかよ!敵の通信からも

「待て、これは……カタフラクト!?何故ここに!?」

「いや、識別信号に反応しない。兵装もいくつかオミットされている」

「識別名…カタクヤフトだと?ふざけてるのか?」

「敵に鹵獲され、識別コードを改変された改造機体と思われるが、挙動はガバガバどころかスカスカ。脅威度はほとんど無いと思われる」

なんて反応が聞こえてくる。敵からも味方からもあっという間に玩具扱いされる俺。いいよ、俺なんかどうせセックス用の動物だし、みんなのペットになるだけなら悪くないぜっていじけた気分になっていると、ここでラスティから通信。

「戦友、なにやら面白いことになっているみたいだな」

「こちらは通信基地近傍で待機している。回線は繋いでおいてくれ。そちらの状況を見て仕掛けよう」

なんか準備完了でいつでも行けまっすって感じらしいんで、今は俺たちが仕掛ける番だぜ。
621は両手の銃をぶっ放して敵を次々倒しながら、崖を登って戦艦が並んでるところにぶっ込みをかける。その間に俺はキャタピラマシーンガタイをガタガタ動かしたり、ブーストふかして飛んだりしながら、621が荒らした後をジワジワついていくことに。途中で地下に隠れてる戦艦を見つけたんで、そっちを攻撃することにした。

敵の警備兵は全員暴れまくりの621への対応に駆り出されてて、脅威度が低いオレはあっさり建造ドックに侵入。整備士連中は兵隊と違って脅威度なんてどうでもいいから、俺を見た瞬間逃げまくり走りまくり、警報押して吠えまくりのマジ狂い状態。結局オレが戦艦を壊す頃には蜘蛛の子散らしたみたいにいなくなっていた。名前はカッコ悪いけど、このカタクヤフトは強いな!カタくてフトいって感じに考えたらこの機体名も悪くないな。帰ったら621より先にオールマインドにアクセスして祝勝オナニーだなって考えていると、ラスティからまた通信。

「戦友、こちらで中継アンテナを破壊した。これで連中はしばらく外部との通信ができない。その間に作戦を進めてくれ」

流石は使えるタチだぜ!どおりで警報鳴らされても余裕で建造ドックから脱出できたんだなとガタイで分析していると、今度はウォルターから「621、目標を全てやったようだな」って作戦目標の達成が報告されたんで、今日はマジで楽勝だったなって思いながら俺はマシーンを安全運転させている。でもイケメン声が嫌な話を聞かせてくる。

「聞こえるか戦友。封鎖機構の外部通信が復旧した」

「応援要請を受けた強襲艦がそちらに向かっている。私が着くまで持ちこたえてくれ」

予期しないウリがいきなり仕込まれたんで、しょうがないから第二ラウンドの開始。突然のウリに備えるためにオレはマシーンガタイをブーストで浮上させて、ミッション開始地点まで戻る。621はウォルターが手配したデカい自販機みてーなやつで休憩。そしたらオレのコクピットに激エロな振動が入って雄膣を揺すられ、たまらず「アン!」と喘ぎ声を上げてしまい、即座にマネージャーに「肝」と返されるオレ。

「敵性反応!上から狙われています!」

エアが言う通りに、よく見ると遠くからレーザーが撃たれまくってて、カタクヤフトが揺らされる。そのたびに拓也は振動に雄膣揺すられてガタイを仰け反らせ、喘ぎ声を我慢する。機体にダメージが入らない代わりに、操縦してるオレに直接攻撃を加える頭脳プレイに俺は感じまくりイキまくり、ズボン濡らして狂いまくりのスタッガー状態に落ちていく。休憩を終えた621がSの狙撃手を撃ち落としたから止まったけど、それも「増援だ、621」の一言で再開。強襲艦からの極太レーザーが拓也のマシーンガタイに集中放火される。


「あーっ!おおおおお!」

さっきまでとは比較にならない激激エロな振動に雄膣も悲鳴を上げ、エクスタシーが振り切れたオレは意識がぶっ飛び射精。そのままビクビクと痙攣しながら動かなくなる。「レイヴン!拓也が危険です!機体にダメージは全くありませんが、性的興奮で今にも死にそうになっています!」エアがすかさずSOSを入れると621からぷぷって吹き出す音が入る。笑ってんじゃねーよ!エアのやつも「レイヴン、あなた今…!」って感動気味だしオレのことはどうでもいいのかよ!早く助けてくれよな!

「あーっ!!おううぅす!!おーっ!!うーっす!!イク!イックうう!!あーっ!!」

「…うるさいな。621、助けてやれ」

ウォルターがそう言うまもなく、襲ってきた戦艦を2つとも撃ち落とす621。振動は止まっても激エロな余韻は止まってくれなくて、コクピット中を跳ね回りながら射精する俺は人間エクドロモイになれるかも。ひとしきり狂いまくってハァハァ喘ぎながら落ち着きを取り戻すと、また敵の通信を傍受。

「システムより承認。強制排除執行」

「コード15。排除目標2機を確認。消えてもらおう」

遠くからデカ装甲を身に纏ったマジで屈強な執行machine2機が現れるも、こっちは621もいるし、オレの機体はマンコが永久に処女ケツだからどんなデカマラも通さない。621が攻めまくってるところを援護射撃してれば勝てるな、と思っていたら更に増援が補われる。


「相手は上級尉官の執行機か」


やってきたのは、あの621のイケメンフレンドのラスティだ!増援は増援でもこっちの増援だぜ!
「待たせたな戦友。久々の協働だ、助け合いの精神でいくとしよう」
細身のセクシーフレームで現れたラスティはほとんど無傷で、3対2の数的有利が確定。ついに目当てのイケメンくんと出会えてオレの心マンコにも強制的に脳内ドラが補われてテンションおかしくなり、ハァハァ喘ぎながら喜びたいのか泣きたいのかわかんねー心理になっていく。「コードW4。排除対象3機の情報を回してくれ」って敵の片方が言い出すと同時に、621とラスティがブーストふかしまくって突撃!戦闘開始だぜ!

88名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:25:27 ID:H1TcTqjw

「システムより回答。企業所属ヴェスパーⅣ、ラスティ」

「独立傭兵、識別名レイヴン」

「他、識別名カタクヤフト。後者2機については、登録情報との誤差及び不備を再照合中」

なんか向こうでぺちゃくちゃ喋ってる間に撃ちまくってやろうと思ったけど、動きが速くてオレの機関砲が全然当たんねーよ!
事実上の2対2になってる戦場でなんだか疎外感。敵の通信はまだまだ余裕入ってそうで

「妙な組み合わせだ。企業も傭兵に頼らざるをえないということだろう」

「しかしカタフラクトまで鹵獲されたとなれば…。コード78、脅威レベルEへの引き上げを申請する」

「コード78を受領。システムに上進」

とかずっと訳わかんねー会話してて、拓也のことを舐めてくる。
どうせ舐めるなら本当に舐めてくれてもいいんだけどね(笑)
621は攻めまくって、デカい方の敵機体の盾をぶっ飛ばして破壊。細い方の敵機もラスティとの一騎打ちに夢中で、その間にも621はドンドン敵を押していく。「やるな戦友。背中を預けるに相応しい」ってラスティのテンションにも↑が入る。チクショー、一番悔しいのはアピールしたい相手がいるのに、そのアピールタイムを全て621に持っていかれるシチュエーションだと分かったぜ。


「システムの判断を通達します。コード78Eを承認。惑星封鎖に対する脅威検出とみなし、IA-02の起動を許可します」


オレがムラムラジェノバシンパシーに犯されていると、敵が何かを決定したみたいで、戦うのをやめてはるか上空で待機する。撤退するのかな?って思って見上げていると、エアが急に声を荒げた。

「この反応は…!?」

「マーカー情報を送信!そちらの方向から、何かが…」

報告を言い終える前に地震が起きて、621とラスティが空中にいるなかでただ1人拓也は振動に犯される!「おおおお!すっげー!全身バイブ状態!」コクピットの椅子の縦揺れにケツマン犯されて、頭を振りまくって悶える。エアはまだ騒いでて「地中から…来ます!」と何かが来るのを知らせてくる。オレもI'm comingって状態に追い詰められてるけど、それとは全然関係なく地面がパックリ割れて、地中から超極太のデカマラが現れた!


「これは…!」


突然出てきた淫乱すぎる極太マシンにウォルターも驚くけど、オレはコイツに見覚えがあったんだ。
「ほら、ケツ向けろ!」「あっあっ、ダメっす!」
頭の中で懐かしいやり取りが展開され、かつての殺人級な危険プレイが思い出される。ケツたぶにあの感覚が蘇って、SSの競パンの後ろからブルブル震えるローターがケツの穴に押し込められる。あの時の敏感な拓也は、ケツにローターが1個、2個、3個入れられ、ローター同士がガチガチぶつかり合ってスゲーことになっていたんだ。


「なんだ…この化け物は…!?」


地中から出てきた極太デカマラに、翻弄されるラスティと621。2人は水没プレイの経験が無いからコイツにビビるのも当然だぜ。唯一耐性のあるオレは瞬時に思考を取り戻し、ガタイの興奮にも一気に冷静さが走る。「これも封鎖機構の兵器なのか!?」これはラスティの声だな。「このコーラル反応…有人ではありえません。おそらくは自律型のC兵器…!」これはエアの驚き声だなってガタイで分析。敵の通信もいまだに傍受している。

「IA-02の起動を確認。これより対象を殲滅する!」

その敵が一気に反撃を開始した!
「やべーよ!敵が襲ってくるっす!」
オレはすぐに報告を入れ、混乱するラスティと621が瞬時に体制を立て直す。

「パターンが読めん…! 退くべきか…いや、執行機が逃してくれそうにないな…」

極太デカマラが暴れ回る中、執行機のペアに追い回されるラスティと621。
621は剣を装備した執行機に行先を塞がれてバトルに発展。途中で背部にデカマラの尻尾が当たってスタッガーが入り、その隙をデカブレードに斬られた!ヤバいぜ!リペアを一回使ったりしたけど、残り何回使えるかはオレからじゃ分からない。「生き延びることだけを考えろ621!」ウォルターからの通信で一目散に逃げ出したのは、ラスティでも621でもなくオレだった。

「う、ウッス!オレも撤退しまっす!」

冷静になった頭が幸いしたぜ!優秀な判断力のおかげで、いち早く不利に気付けたからだ。マネージャーには「拓也!?なに逃げてるんですか!?」って注意されたけど、それはそれとしてカタクヤフトの出力を限界ギリギリまで上げて、フルスロットルで戦場から離脱を開始。でも凄まじいスピードで走り出した機体が生み出すGをガタイの隅々まで受けてしまい、またも意識がぶっ飛び射精。そのまま制御を失って、バック走行でデカマラの回転ローター型の尿道に突っ込んだ。

「おお!?」

執行機のペアが驚き、その一瞬の隙をついて621が細身の執行機を蹴り飛ばして、ラスティと合流。デカマラの破砕機みてーな尿道は、カタクヤフトのカチカチのケツに阻まれてその動きを止めていた。「おお、マジェスティック!ロボット越しでもウリセンとは!」ってマネージャーが称賛してくれるけど、ラスティは

「化け物の動きが止まった!戦友!今のうちに畳み掛けるぞ!」

って一瞬の隙を突き、621と一緒に両手の銃をぶっ放して猛攻を仕掛ける!「こいつ、まだ余力を残して…!?」って言って追い詰められる剣装備型。攻撃の間に細身型が割って入るも、ラスティのブレードを喰らいまくって反撃を中断させられる。青い光がネズミ花火みたいに散って綺麗だったぜ。一方カタクヤフトのケツに突き刺さって動きを封じられたデカマラは、頭を横に振ることでカタクヤフトを跳ね飛ばして自由になる。この衝撃でオレも意識がぶっ戻り覚醒したけど、このデカマラの動きが執行機連中にとって悪かった!

「今だ戦友!チャンスは私が作る!」

ここでラスティがハイテクを開発!アサルトアーマーを放つことによって執行機を2機ともスタッグさせ、その硬直に621の蹴りをぶっ込ませることに成功する。「おおおーっ!」ぶっ飛んでいった執行機のペアは極太デカマラの亀頭にぶん殴られて、氷の崖に勢い良く突っ込んで爆発。ふたりの連携プレイに痺れて拓也も思わずスタッグ射精。睾丸が空になる感覚を味わいながら、そのままビクビクと痙攣したまま動けなくなった。

でもオレがオールマインドでオナニーしてる間に621はあんなイケメンとデート出来る仲になってて、拓也は敗北感と嫉妬と無力感で歯軋りしまくり震えまくり、白目剥いて泣きまくり。イケメンには「泣くのはまだ早い。安心するのは作戦が完了してからだ。共に生き残ろう」って心配されるし、それが一層敗北感を補ってきてキツい!敵も味方も拓也を壊すことが好きな客だらけで、このままじゃオレマジに壊れちまうぜ!

「…待て、何か様子がおかしい」

一方デカマラの方はというと、5回抜いたあとみたいに鎌首もたげてオレたちを視姦してくる。その視線にさっきの嫉妬も忘れてゾクゾクしてると、エアも視姦に気付いたらしく「行動パターンの変化を感じます。何か…より優先の指令…」って考え中。きっとデカマラは、どうやってカタクヤフトのマシーンマンコに入るかを考えているに違いない。

だけどデカマラのヤツは散々オレたちを視線で舐めまわしたあとに、亀頭の向きを変えて遠い氷原に帰っていく。そのまま作戦領域の外に去っていくんでオレもみんなも拍子抜けして、遠くに消えていくデカマラを見送っていった。


「集積コーラルの、防衛…?」


エアが何かに気付いたあとに「封鎖機構が…技研の遺産を抱えていたとはな」って、ウォルターもヤバ状況を分析する。「621、戻って休め。俺はあれを片付ける算段を立てる」ウォルターからミッション完了を告げられて、途端に拓也は安心モード。ハァハァ言いながらシートにもたれて、甘い痺れに全身を痙攣させてリラックスする。なんとか生き残ったけど、これでラスティにもギリギリで良いところ見せれたかな。

89名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:29:00 ID:H1TcTqjw
今日の投稿はここまで。
大当たりした展開予想兄貴には景品としてオールマインドステッカー1年分をプレゼント!

90名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:33:19 ID:WXv0YoQM
ドクドク溢れる精液とか介して機体操作できるようになりそう

91名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:48:13 ID:2Hi7.RPQ
<「…この作戦には穴がある」


<拓也にも穴はあるけどね(笑)

ここ好き
ガトリング全弾叩き込みたい

92名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 20:48:32 ID:pEi9WSek
唐突なマネージャーのノムリッシュ罵倒で笑った。何なら最初はAC旧作ネタかと思った
執行機+アイスワーム戦では拓也が珍しくMVPだけどカタフラクトのケツがカタァイ!

93名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 21:07:50 ID:HDWPU27c
(カタフラクトを使ったまさかの展開に)はめられた!

94名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/31(火) 22:00:33 ID:71er2f.6
>>89
作者兄貴の展開熱い!本当にカタフラクトが拓也さん専用機になるなんて、ショック!
お前、その淫乱な文才が乾く時がねーな!

それはそれとしてステッカーはもうこりごりだよ〜

95名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/11/01(水) 02:23:47 ID:lYFIBTmw
たぶん>>1兄貴はそのつもりないと思うけど
相手が驚いた時のセリフの「おお!?」とかがなんとなく石川賢の漫画みたいでした(こんな風に敵が驚いてるシーンがよくあった気がする)


これが「おお」か…

96名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/11/01(水) 12:21:33 ID:zUYztzVA
フロム?カタクヤフトDLC僚機化、できるな?
おつー

97名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/11/01(水) 21:07:33 ID:a2Ly/C32


忙しい!   投稿者:ビルダー拓也


ミッションが終わって帰ると、ウォルターに招集をかけられ、緊急会議が始まった。


「621、お前たちにも状況を伝えておこう」

「封鎖機構の起動した技研兵器を前に、アーキバスとベイラムは手を結ぶ方向で動いている」

「IA-02…通称『アイスワーム』…あれはコーラルを守るために作られた抑止力。自律防衛型C兵器だ。排除しない限り、企業も俺たちもコーラルに辿り着くことはできない。」

「多くの勢力を巻き込んだ、激しい戦いが起こるだろう。…621、ルビコンでの仕事には、まだ先がある」

「お前たちには…最後まで付き合ってもらうぞ」


コーラルを巡って奪い合いをするはずが、コーラルを巡って団結をすることに。オレは力合わせて切磋琢磨していく方が良いんだよね。だってさぁ、殺し合いに付き合わされてる末端の人たちが可哀想じゃん!って言っても、オレもこの戦いの決着がやっぱり気になる。地球に帰るとか、ラスティとの愛のあるセックスだとか夢は膨らむけど、みんなが血眼になって探し求めるぐらいコーラルってスゲーバワー持ってるんで、ここまでアピールされるとオレも気になってくるんだよ。
会議が終わって、来るべき決戦は近いって感じでみんなガタイと気を引き締めてると、端末にメッセージが届く。
新着メッセージは2件だ。

「話はきいてるよ、ビジターズ」

「アイスワームだったか?あんた…また技研の遺産に絡まれたみたいだね」

「あれに絡んで、ひとつ話がある。ブリーフィングを確認しておきな」

ひとつめの依頼はカーラのウリで、もうひとつのウリは解放戦線だぜ。
やっぱりカタフラクトを勝手に使うのはやめた方がよかったかな…

「独立傭兵レイヴン。すまないが、緊急の依頼を送らせてもらった」

「独力で解決できず心苦しいが…おそらく、貴方にしか遂行できない。まずは内容を確認してみてくれ」

ちょっとビビってメッセージ確認して、なんだか拍子抜け。カタフラクトのことはどうでも良いみたいだ。他にも旧時代データ回収っていう依頼が届いてる。デカマラバリタチアイスワームとの宇宙港ファックのあとに三つもウリをこなせって言うんだからマジSだぜ。621はウォルターからも念押しされてるから、最初にアイスワーム関連のカーラの依頼を選んだ。解放戦線の緊急のウリも気になったけど、ウリを選ぶのは621だけの特権だぜ。


「早速だが本題に入ろう。あんたが絡まれた技研の遺産…アイスワームについてだ」

「封鎖機構だけなら、企業が手を組めばなんとかなるかもしれないが、あの化け物は規格外だ。数で当たってどうにかなる代物じゃない」

「厄介なのは、そうだね…常時展開されているリアクティブシールド…コーラルの指向性を応用したものだろう。通常兵器では太刀打ちできないと思っていい」

「そこでだ、ビジターズ」

「私が…シールドをこじ開ける得物を作る。その手伝いも兼ねて仕事を頼みたい」

「場所はグリッド012。開発初期に作られた崩落寸前の区画だが、そこに私らを裏切りRaDを抜けた、救いようのないクズが隠れ住んでいる」

「クズの名は『オーネスト・ブルートゥ』…ACミルクトゥースはうちで組んでやった機体だ。欠点は乗り手がクズなところだね。奴はRaDから金と技術と…私がこっそり組んでた秘密道具を持ち逃げした」

「その秘密道具が…アイスワームのシールドをこじ開けるのに必要なのさ」


ブリーフィングが終わると621が依頼を即ウケ。そしたら回線が開いて、オペレーターの枠にカーラの蜘蛛のステッカーが映し出される。「依頼を受けてくれたみたいだね、良かったよ。作戦はさっき聞いた通りだ。道案内は任せな」出てきたカーラとマネージャーが挨拶交わしてると、オレにも話が振られてくる。「ビルダー、あんたのカタクヤフトにも出番は用意しておいた。システムを通常モードのままにして出撃しな。あんたの仕事は移動中に話してやるよ」って指名が入る。指名されたら行くしかないのがプロの辛いところだよな。「ウッス!行きまっす!」って返事でヤル気を奮い立たせる拓也。前のウリの疲れは移動中の時間で取るぜ。


「準備はいいかい?ビジターズ」

「秘密道具を回収するんだ。そうすればみんなが得をする」


頼めばなんでも作ってくれるし秘密道具は持ってるし、カーラってドラえもんみたいだよね(笑)

98名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/11/01(水) 21:09:26 ID:a2Ly/C32


ハイテク〆武器回収   投稿者:ビジター拓也


「始めるよ、ビジターズ」
オペレーターから合図が掛かって、ものすげー高さの高層建築群に運ばれる621と拓也。ACとカタクヤフトを同時に運べるガレージヘリはスゲェなって素人でも思うぜ。それにしても周りは折れたパイプとか崩れたステーションばかりで、こんな廃墟みてーなところに大泥棒が潜んでるってカーラは言うけど、カタクヤフトで着地なんてしたら床が抜けて落ちちゃいそうだ。こんなところに泥棒なんているのかよ?


「ようこそビジター!」


そしたら考えが読まれたみたいに、色んな場所に仕込まれたスピーカーからキザっぽい感じの紳士声が響いてくる。
「このような僻地まで来てくださるとは…感激だ」
人当たりの良さそうな感じの声は、むかし拓也を殺しかけた水没紳士を思い出す。でもこの声なんか聞いたことあるんだよね。ってマネージャーに話したら「あなたもですか?私もです。これACの制御システムが使ってるコンピューターボイスですよね?」って分析開始。「待て、それ本当かい?」「どういうことですか?」ってカーラもエアも前のめりなんで、ためしに621に通常モードを起動するようにリクエスト。ACのシステムがカチッと切り替わって

「メインシステム、通常モード移行」

なんて聞き慣れた音声が聞こえる。スンゲーいっしょだぜ!完全にさっきの泥棒と声が同じなんで、偶然の一致に皆してスゲースゲーと連呼する。でもカーラだけは「なんてこった…嘘だろ、全然笑えないよこんなの…」ってひとりウンウン唸って苦しそうだ。毎日聞く声が苦手な客の声と似てたらオレも頭おかしくなると思うから、当然だぜ。

「すごい偶然ですね。彼、音声サンプルとかを企業に提供してたんですかね?」

「レイヴン。少し調べましたが、そのような記録は無いようです。完全に他人のそら似のようですね…」

マネージャーもエアも大盛り上がりだけど「うるさいよ!クソ面白くもない!」ってカーラはマジでキレちゃって机叩いたりため息付いたりで集中力が乱れてる。「良いじゃないですかどうせ殺すんですから」って言っちゃうマネージャーはマジでルビコンに染まっちゃったみたいだけど、騒がしくなって空気が弛緩しちゃってて、ミッションこなす雰囲気じゃないぜ。


「おや…?その話ぶり…この方々はカーラのご友人でしたか」

「素敵だ…ならば私にとっても友人同然です」

「新しいご友人のみなさん…楽しい時を過ごしましょう」


COM声の泥棒は歓迎ムードだけど、それに反してカーラはチョーピリピリしてて「ほっときな!最奥を目指すんだビジターズ。さっさとカタをつけようじゃないか」ってモロに不機嫌だ。ロックが外され、投下された621とオレは派手な音立てて、壊れかけた機械の塔の一本に着地する。

「ビジター、あんたは先行して掃除をするんだ。ビルダーは後から付いていきな。システムは通常のままだ。いいな?」

ピリピリしてるカーラの指示にオレ達2人はペットのように従って、621は飛行しながら空中の小さい奴を撃ち落とし、オレは後からついていく。機体ガタイを通常モードにしてるから武器は使えねえし激しい動きもできねえしで、集団に囲まれてレイプされることも覚悟してたオレだけど、省エネになってるからスゲー長い時間飛べるし敵は621が倒してくれるしでラクラクだぜ。そこにエアからの注意もはいって、レーザーセンサーの存在に気付く。罠を見抜いてくれるヤツもいて至れり尽くせりだ。


「遠くから新しい友人が訪ねてくる。素敵だ…本当に心が躍ります」

「お待ちしていますよ、ご友人がた…私はあなた方と上手に踊れるでしょうか?」

「心配だ…けれどそれより、ずっと楽しみです」


キレまくりのカーラと違って、ずっとにこやかな印象の紳士でいる泥棒くんに、拓也も徐々にほだされて「ウッス!オレはベッドの上ではプロ級ダンサーになるぜ!」って会話を楽しもうとするけど「拓也?油断は禁物です。相手はカーラさんを一度出し抜いた詐欺師なんですからね」ってマネージャーに邪魔される。621はというと赤いレーザーを避けながらショットガンのダブルで罠のロボットを次々破壊。カタクヤフトの降下スペースも開けてくれる気遣いを見せつける。

途中で例のデカ四脚MTが出てきたけど、そいつはオレの圧倒的なカタクヤフトガタイに轢かれてヤリ飛ばされる。省エネモードだから武器もスピードも使えないけど、斜め下方向に落ちてマシンガタイ叩きつけるだけで敵が落下していくから気分良いぜ!カーラは「当然のようにウチの使ってやがる。気に入らないね」って言ってて不機嫌の塊みたいになってるけどね。

「シールドを展開している機体がいます。内側から攻めましょう」

薄緑色のバチバチしたフィールドが見えてくると、エアからアドバイスがもたらされて621がアサルトブーストで突っ込む。前に見たビルダー腹筋ダンゴムシとMTに待ち伏せされ、621との戦闘になるけど、オレは操縦酔いを醒ましながら物資漁って廃品回収に勤しむ。材料集めてカーラに話したらウリに使えるスゲー玩具とか作ってくれるかなって思ったけど、いくら漁ってもACパーツしか出てこない。そしたら敵とシールドを倒した621から「うっす」って中性ボイスで合図がもたらされ、カタクヤフトもACの元へ集合する。マネージャーは「おお」って半笑いになったけど「レイヴン?その言葉は拓也から学んだのですか?恥ずかしいので使うのはやめておいた方が…」ってエアからの評判は悪い。エロ目的の言葉しかオレは話さないからTPOには反してるかもね(笑)

「かわいい我が子がスクラップになっていくのは見るに耐えないね……せめて景気良くやっちまってくれ。今後の製品開発に活かさせてもらうさ」

「そこから屋内に入れる。ブルートゥのヤツも近いはずだよ」

気持ちを切り替えたカーラに正式に破壊許可をもらって、赤いレーザーつけて待ち伏せしてる無人機を次々撃破する621。それから崩れかけの建物に入っていくけど、マジでボロボロなこともあってカタクヤフトがちょっと進むだけで床が抜けて下の無人機を潰して倒していく。「すごい力押しですね」ってエアは言うけど、オレが動かなくても圧迫プレイで勝手に相手がイキまくり壊れまくりだ。性の達人の拓也のテクもここまできたぜ。「あっ、そこにパーツありますよ」ってマネージャーも物資の場所を教えてくれるから621もパーツ回収。

「ビジターズ、そこから飛び降りたら終点だよ。ブルートゥは掛け値なしのクズだ。油断すんじゃないよ」

そこにカーラの指示が飛び、最終目的地に飛び降りて到着。「ここは…何かの格納庫でしょうか?撃破目標のACが付近にいるはず…」エアに捜索を促されるけど、オレのガタイは激重のモロ特務機体だから、こんな足場で動き回っていいのかよ?心配だから頑丈そうな足場に移動した拓也だけど、621は周りを飛び回って遊んでる。そしたらいきなり上に向けてソングバードをぶっ放した!「621さん!?マズいですよ!」ってマネージャーもビックリ。だけどグレネードがぶっ込まれたところから、黒炎まとったACが炎吹き出して登場してきた。

99名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/11/01(水) 21:10:26 ID:a2Ly/C32


「ご友人!サプライズをさせてくれないのですか!?」


ハメられなかった!ブルートゥの不意打ちは621に看破され、気付かれた時にはグレネードを撃ち込まれていたんだ。流石だぜ!でもオレは戦闘モードになれないから621とブルートゥの二人プレイを見ていることしかできない。621のことだからほっといても勝てるけどさ。なんて安心してると「久しぶりだね、ブルートゥ」ってカーラの方から相手に直に通信を入れてくる。


「カーラ…やはり貴女も、焦がれていてくれたのですね」

「貴女はいつも、私に新しい出会いをくれる…素敵だ…」


621に炎吹きかけて牽制しながら、通信相手のCOM系ボイスがねっとり口調でカーラを挑発。こいつはキザな語りで本心を分からなくしてくるプロ級策士だ。カーラもカーラで「ビジターには、あんたを黙らせてやろうと思っていたが、それよりもっと良いことを思いついてね」ってウリ言葉に買い言葉で火花をバチバチ散らせてる。掴みどころがないウリ客には拓也も入っていきづらいぜ。思わせぶりなカーラの話には食いついてきたけどね。


「もっと良いことですか?それは素晴らしい…私も楽しみです」

「ご友人と踊るのも楽しいのですが、貴女からの贈り物も気になります…悩ましい…」


「ふん、そうかい。じゃあくれてやるよ!」


カーラが勝ち誇ったみたいな声を上げると、ブルートゥのACガタイがピタっと止まる。
621も動きを止めて戦闘中止。「これは…」ってブルートゥの呟きに、カーラが作戦の種明かし。


「前もってビジターの作戦ログを確認させてもらったが、途中でとんでもないモノを見つけてね……ビジターは自分の脳の記録は消したようだが、端末に残った記録は消し忘れてた」

「ブルートゥ…あんたほどおぞましい男はいないと思っていたが、とんだ間違いだったってわけさ」

「せいぜい味わいな!ビルダー拓也のマジ狂いのダンスだよ!」


やられたぜ!オレが621とスウィンバーンに提供したストリップを横取りしたな!
「うわーっ!?」「レイヴン、これはまさかっ…!?」マネージャーもエアも困惑するけどカーラにはそんなのどうでも良いみたい。初めからハッキングテクを駆使して、オレがアワビに指を突っ込んでよがりまくってる映像を、ブルートゥの脳ミソに直接ぶっ込み犯しまくる作戦だったんだ。

「こっ、この贈り物はなんですか!?なんということだ…不思議なステップです…どう踊れば良いのでしょう…」

作戦は上手くいってブルートゥは混乱してるみたいで棒立ち。でもおぞましい呼ばわりされて、イジメに遭っていた少年時代を思い出す。マジ傷つくぜ!「今のうちだよビジターズ!秘密道具を回収しな!」って指示されるけど、おぞましい呼ばわりされた動揺でカタクヤフトの操作が遅れる。621はレールキャノンの固定具を壊しに入ってる。倉庫の外にはデカい輸送ヘリも2機も飛んでて、オレの準備を待っていた。

「遅いよビルダー!追加の輸送機もそっちによこしてるんだ。通常モードのカタクヤフトと輸送ヘリ2機で、その子もラクに運べるはずだ。移動中に話しただろ?聞いてないとは言わせないよ」

「う、ウッス!すみません!」

クライアントからの指示に拓也もテンション切り替えて、デカレールキャノンの真下にようやく到着。621が固定具を完全破壊すると、強靭なカタクヤフトガタイにレールキャノンがのしかかり、騎乗位の体勢でACSに負荷を掛けてくる。「おおーっ!おっ!重いっす!」「我慢しな!ビルダーを名乗ってるんだ。それぐらいの力仕事はやってもらわないとね」そんなこと言われてもゴトゴトとした縦揺れのスゲー振動に雄膣揺すられて、ついつい喘ぎ声を上げて感じまくり、操縦どこじゃ無くなっていくオレ。621はというと2つの輸送機からフックを引っ張ってきてレールキャノンに固定する。このままオレが輸送機の近くに走っていけばこの激しすぎる振動も終わるぜ!と油断したのがマズかった!


「なるほど…分かってきましたよご友人…!」

「スロー…スロー…クイッククイックスロー…」

「スロー…スロー♡…クイッククイックスロー♡…!」

「激しいステップです!ご友人!私も踊れるようになりました!ご一緒しましょう!」

「スロー!スゲー!ウッスウッスおううぅす!スゲー!スゲー!あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!」


ヤバいぜ!ウマいぜ!コイツはこの短時間で拓也の取り扱い説明書を読破して、激エロのモロホストに完全に順応したんだ!止まっていたブルートゥのACガタイが動きだし、621みてーな力強い攻めを展開。攻撃できないオレのガタイを駆け上がって輸送ヘリに蹴りを喰らわそうとするも、621が間に入って背中にキックをお見舞いされる。「効いていない!?」「そんな、あれを見せられて動けるはずが…!」マネージャーとエアもすっかり雛壇芸人みてーになってるぜ。

「ブルートゥ!」


「カーラ…貴女の贈り物で、私も激エロのモロホストになれました」

「不埒だ…ガタイが痙攣硬直するほどの激エロダンス…この芸術を共に楽しみ…たの…芸術品にしたんだよ!」

激昂するカーラに向かって、ブルートゥのACはギンカメラアイで挑発。621のダブルショットを掻い潜って、チェーンソー型の振動しまくりな巨大な凶器を振り込んで、621のACガタイに深い傷をぶっ込む。強いぜ!コイツは自分のペースに相手を引き込むのが上手いプロ級サイコだ!

「ビジター!離陸の準備ができた!引き上げるよ!」

621が押され始めたタイミングで輸送機2機が浮き上がったから、オレもアクセル踏んでカタクヤフトを上昇させる。デカレールキャノンも浮き上がって、上に傷だらけの621が着地する。そのまま飛んでいくオレ達にブルートゥがアサルトブーストで突撃してくる。そこに621のソングバードが炸裂した!

「おお!」

マネージャーの驚嘆声が上がり、621は両手のショットガンも撃ち込んでブルートゥに命中させて、それでも止まらないアイツにオマケのアサルトアーマーを浴びせかける!さすがに応えたみたいでブルートゥにはスタッグが入り、621のキックがキマる。派手に弾き飛ばされたアイツとの距離は離れていって、ブルートゥが遠くに小さくなっていく。

「ああカーラ…行ってしまうのですね…残念だ…」


「悪いねブルートゥ。あんたを殺すことよりも、よっぽど面白いヤツと出会っちまってね」

「もうお払い箱なんだ。やりたいようにやってりゃ良いさ」

捨てセリフを吐いたカーラの通信に、端末のキーを押す音がカチッと入ると、周りの建物の明かりが一気にダウン。「ああそうだ、ビルダーウイルスを流すついでに、あんたのとこのサーバーを取引先ごと全部焼いておいた。盗んだ金と技術も、これでめでたくお亡くなりってわけだ。悪いね」薄暗くなった倉庫のスピーカーからカーラの挑発が流れるけど、ブルートゥのACは長く飛べないやつらしく、追ってきたりはしなかった。

100名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/11/01(水) 21:12:39 ID:a2Ly/C32

カーラからのウリをこなして、デカレールキャノンをRaDのヤツらに引き渡して帰ると、新着メッセージが2件届いてる。また仕事じゃねーだろうなって警戒強くして開くと、ひとつ目の差出人はカーラの部下だ。ウォルターも今はいないから、ややこしい話は勘弁してくれよな。


「RaDのチャティ・スティックだ。お前のおかげでレールキャノンを回収できた」

「ボスは工房にこもって、あの秘密道具をいじり倒しているが、あれほど気分の良さそうなボスは見たことがない。ボスが言うには、生かさず殺さずの状態にしてやれたからスッキリした、だそうだ」

「用件はそれだけだ。じゃあな」


そう言ってメッセージが本当に終わってビックリ!それだけ言うためにメッセージ送ったのかよ?チョー律儀だな。でも生かさず殺さずのクリスマス気分はSのセンパイも好きだったから、その気持ちよさは分かるぜ。メッセージにはRaDのステッカーが付いてきてるし、これをもらったってことはオレ達も正式にRaDの仲間入りしたのかな。これじゃウォルターとのこともあるし二重契約になっちまうぜ。そして2件目のメッセージはルビコン解放戦線だ。そういえば緊急の依頼があったって言ってたなってガタイで回想。621は何の気無しにメッセージ開いたけど、オレはマネージャーと一緒に悪い結果に備える。


「独立傭兵レイヴン。貴方に依頼した、多重ダムの防衛についてだが…」

「…あの依頼は取り消すことにした。できれば忘れてもらえると助かる」


でも悪い予想はアッサリ無かったことにされ、ウリの仕事ごと消えていた。
「取り消し?どういうことですか?」ってマネージャーの疑問に、エアも首を傾げたみたいに短くうなる。
エアに首があるかどうか分からないけどね(笑)
メッセージには続きがあって、コトの詳細がおっぴろげになっていく。


「ツィイーからの連絡によると、ダムを襲撃した2機のランカーACが、こちらの部隊とろくに交戦もせずに撤退したらしい」

「AC同士の通信を傍受した部隊員が言うには、どうやら二人を雇ったアーキバス側から、ミッション中止の命令が下ったようだ」

「おそらくアーキバス内部でも、指揮系統が混乱しているのだろう……どこかしらの勢力からのスパイがアーキバスに入り込んでいるということも有り得る。ダム近辺に透明な何かが見えたという、不可解な噂も流れている」

「…作戦による死傷者は出なかった。それは我々としても喜ばしいことだが、不穏な空気が漂っているのも事実だ」

「独立傭兵レイヴン、貴方も気を付けた方がいい」


メッセージが終わると、マネージャーが真っ先に頭にハテナ浮かべた顔になる。
「透明な何か…怪しいですね…BAWS工廠を襲撃した特殊兵器も、確か透明になれたはず。アレと関係あるんですかね?」って話をフラれる拓也だけど、その時のオレは留守番してたんで分からないナリね。でもウリに出ていた621は覚えてるみたいで、エンブレム作成機能を使って一瞬にして透明くんの姿を描きだす。「そう!これです!透明になれるロボット!」ってマネージャーは興奮するし、621は1分くらいで完璧に描きあげちゃうから、地球に来たら手塚治虫以上?スタンリー以下?の激エロ漫画家になれるかも。それでもって、エアもその透明くんの見た目に見覚えがあるらしく


「この機体、どこかで見たような気がします」

「あるプログラムをハッキングした時に…確かオールマ」

って言いかけたところで端末がガァン!ピピピピ!ってデカい警告音を上げて、画面に次のミッションのタイトルを映し出す。普段は真面目ぶってるエアがオマンコみたいな単語言いかけたから、いきなりシモの話かよってオレもビックリしたぜ。マネージャーにエアの声が聞こえてたら絶対笑われてるよな。急に依頼をアピールされたせいかエアもいつものテンションに戻ったみたいで「ああ、これは私の個人的な依頼です。アラームを設定したつもりはないのですが、気にすることでもないでしょう」って説明に入る。ウリの話が始まったんで、ここからはマネージャーにも話通しとくぜ。


「レイヴン、拓也、先にコーラル逆流が発生し、廃棄される運びとなったエンゲブレト坑道ですが、そこへの調査に行きたいと考えています」

「当該坑道は前回の異変まで、半ば捨て置かれていましたが、ルビコン開発中期から存在しており、その歴史は古い…」

「さまざまな時代の痕跡が残っているはず。それを調べていきたいのです」

「…私には残念ながら、あなた方に報酬を支払うための資産がありません。そこで代案なのですが、惑星封鎖機構の機体残骸を見つけたら、是非アクセスしてみてください」

「企業もルビコニアンも、封鎖機構の情報を集めています。回収したデータを私の方で換金し、あなたへの報酬に充てたいと思います」


ブリーフィングが始まるけど、こんなのマネージャーには見えねえし聞こえねえし、マジで何の感覚ももたらさないから、オレがキーボード叩いてエアの言葉を文章にする。そしたらマネージャーが「封鎖機構の兵器の情報って、大企業に売って大丈夫なんですか?アーキバスに不穏な動きがあるってさっき言ってましたよね?」って鋭い質問を繰り出す。エアの「ふーん…確かにアーキバスとの取引にはリスクが伴うかもしれません。ベイラムとルビコニアンならどうでしょう?」って返信には、マネージャーも納得してくれた。

「ベイラムの技術力はアーキバスほど高くないようですし、そっちに売る方が比較的穏便に済みそうですね」

マネージャーはネイチャーな感じでベイラムをペット扱いするけど、そのベイラムからBuilder Muscle Tracerを提供された身としては複雑な気分。太客のことは悪く言いたくない。エアもマネージャーも意見が一致したらしくて、ウリの仕事の方向性が定まる。でもマネージャーは「あっ」って言って何か閃いた顔すると、621とエアにウリについてアドバイス。

「この依頼ですけど、621さんとエアさんだけでこなした方が良いと思うんですよね。カタクヤフトは図体がデカいので、洞窟に入れないですからね」

この提案に621はキョトンとしててエアも「私たちだけ、ですか?…確かにウォルターには、周辺の地形確認に行ったことにしておけばいいとは思いましたが…」って困った感じだったんで、オレにもピンときたぜ!コイツらウリの仕事にかこつけて洞窟デートを楽しむ気だ。接客の経験で鼻が利く拓也は、機転も利かせて「あーっ!チョーネム!ジムに行きたいっ!」ってウリに乗り気じゃない風を装う。二人だけの時間を邪魔しちゃいけないのがエチケットって雰囲気を作ると


「分かりました。それでは、私たちだけで出撃します。ここのところ連続した出撃もあり、生身の身体では負担も大きいと思いますので、拓也とマネージャーは休息していてください」

「レイヴン、付き合ってくれてありがとうございます」


俺たちが二人を気遣ったつもりだったけど、逆にエアに気遣われることに。昔のコイツなら平気で俺たちにも参加要求してたけど、そうしない分成長したのかな。俺たちの企みに気付いてない分まだまだだけどね(笑)
それにしてもオレもマネージャーも連続のウリで疲れてきたのはその通りだけど、621はまだピンピンしてて、その気になればその日のうちに50本以上?60本以下?のミッションこなせそうなスタミナしてる。よく体力あるよな!14時間以上ヤリ尽くされても大丈夫なギリシャ彫刻ガタイのオレも、流石にこんなに体力ないぜ!強化人間ってチョースゴいよな!


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