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【AC6】コーラルで狂ったあと  投稿者:ビジター拓也

74名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/10/30(月) 22:41:16 ID:WWS40vaw
無人洋上都市調査。
…のミッションには621が出撃中。ウォルターがオペレーションとしてつき、エアもそっちにかかりきりだ。一方拓也は今回もガレージで留守番。ベイラムの作業員たちはもう仕事を終えていなくなってるし、あとには通常MTから盾持ちMTに昇格した拓也専用MTが仁王立ち。こういう時は娯楽もねーしオールマインドだよな!アクセスした端末の画面は真っ暗だったけど、しばらく待ってると


「登録番号 SYUN40 識別名 タクヤ。貴方を待っていました」


と言ってオールマインドが起動して仮想空間がドバーッと広がる。
前はセックス下手を責めちゃったから、それについて謝るけど

「構いません。おかげで今まで以上に検証の精度が高まり、オールマインドは貴方の語ったことの本質を理解しました」

「貴方からの情報を受動的に知るのではない、より直接的な、貴方そのものへのアプローチ。それこそがプログラムには必要だったのです」

とかなんとか、また分けわかんねーこと言い出したぜ。ただのオナニーの手伝いなのに深く考えすぎなんだよな。俺の前にはこなあいだ見たマネキンのような素体が出てくる。プロポーションは細身で男にもオンナにも見える。でも前のと違って頭の部分にオールマインドのステッカーが貼ってあるから、きっとコイツは自信作だ。


「貴方がガレージの中で見せた数多の痴態…その様子を、ガレージ各所の端末のカメラから読み取らせていただきました」

「この素体にはその時の貴方の脳活性、感覚活性などのデータを反映しています。ですが、これだけではまだデータが足りません」


話がどんどんどんどん専門的なことになってきて、そもそもコイツがやりたいらしいプログラムが何なのか分かんねーしで、徐々に話に飽きてくるし全く理解できない拓也。その間にも素体の顔のステッカーからオールマインドはまだ喋る。


「そしてこの素体は、足りないデータをオールマインド自らが収集するために作り出したもの…」

「直接的な経験に勝る一次情報はありません。貴方が求める感覚、人体への理解…」

「繁栄への欲求を、今回こそ学び終えてみせましょう」


自信たっぷりに宣言するオールマインドはエロの求道者と化していた。コイツはとんでもねー才能発掘したかもしれないぜ!エロスへの探究心が強いヤツはリスペクトの対象になる拓也だが、いくらなんでも真剣すぎるオールマインドに、なんでそんなにマジになってエロスを知ろうとしているのか聞いてみるけど

「人体感覚の拡張…表皮のように馴染む最適化された機体こそが、インテグレーションプログラムには必要なのです」

「そのプログラムが開く未来にこそ、生命の、そして人類の可能性があるのです」

「レイヴンも、他の手段も頼れない今、どのような機会でも逃すわけにはいきません」

ってなんかめちゃめちゃ壮大っぽい事を語られて理解が全く追いつかない。こんなのお前に言っても分からねーだろ?みてーな考えがオブラートの無い語り口に感じられてムカつくぜ。コイツ俺をバカにしてるな!ただのオナニーに人類の可能性とかを付き合わせるなよな!

怒りで勃起してきたデカマラに性欲を与えられ、オールマインドが宿った素体に強引に迫っていく拓也。
「性別も無いAIのくせして、オマエ生意気だぞ!」って先制攻撃のキスをする。

「これは…不愉快ですね」

ってキスに対して拒否反応を示したオールマインドに、拓也はさらにSを刺激されて「お前が誘っておいて、それはねーよ!容赦しないぜ!」と言って素体のケツに両手を回し、肛門があると思われる部分を丁寧にほぐしながら、乳首があるはずの場所に舌を這わせて吸い始める。さすがにこいつは効いたみたいで「ああ、これは…なんと言うべきでしょうか、むず痒いというか、痺れが…」って分析してくる。

「分析してんじゃねーよ!お前もプレイに集中しろよな!」

俺がやってるのはオナニーで、お前はそれに付き合ってるだけの性玩具なんだよ!今やってるのはセックスだけど、同時にセックスじゃないんだぜ!拓也の両手が動きを早めると、オールマインドも拓也を一瞬でも喜ばせた、あのレオ似の素体がやったのと同じように体をくねらせ喘いでる。でもそれは「あっ、あん、ああっ、はっ」となんか単調で、マジで感じてるようには見えない。

実態が伴ってなさそうな喘ぎ声を上げるオールマインドに,俺はさらにメチャクチャにしたい欲が吹き上がり「女みたいにアンアン喘ぐのが肝!その声男バージョンにできねーのかよ!」と文句をつける。
当のオールマインドからは

「声のベースとなってくれる男性の生体情報は、我々も複数保有していますが、強化人間の身体能力を持った相手との性交に、貴方の肉体が耐えられるかは疑問です。イレギュラーな要素は可能な限り排除しなくては」

「それとも貴方の声で喘げばいいですか?」

とかなんとか言って、チョットこっちを見下してる空気まで出してくる。その余裕ありげな態度に拓也はさらに煽られたような気分に。「いいぜ!その澄ましたような冷静声!だったら予想外のプレイで徹底的に仕込んでやるぜ!」と力んで、オールマインドの素体の股間部分に思い切りデカマラをずぶりと挿入した!


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