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( ^ω^)超能力者のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2013/01/20(日) 12:20:22 ID:94OFQO8U0
規制中に考えていた( ^ω^)系を書いていこうと思いますお
基本的にゴミ野郎なんで、投げるかもしれませんお( ´ω`)
22
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 00:57:19 ID:GFreW5fk0
スタンド全部使えるとかチートじゃねぇかww
23
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 06:46:26 ID:jN0Rd9I60
ドクオチートすぎるwww
24
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 16:26:19 ID:IXQhok960
ξ゚⊿゚)ξ「で、アンタの「ソレ」…どれくらい使えるの?」
('A`)「見えてるのか?これ」
ξ゚⊿゚)ξ「超直感よ。気配みたいなものね」
('A`)「へえ(無関心)。あー…全部使えるってわけじゃないし、まだ確認してないが10個弱くらいか」
( ^ω^)(今(無関心)って見えたお)
( ^ω^)(それより超直感って言ったらリボーンかお?
ツンがXバーナーを使うとかシャレにならないお)
(;^ω^)(いやいや待つお。ドクオがスタンドの『ルール』を破って、スタンドを複数個所持している…
つまり、漫画のキャラの能力(本当にそうかはわからないが)を複数所持しているのかお!?
つまりツンは超直感+Xグローブに加えて、多世界意思共有能力やらなんやら持ってるって事かお!?)
('A`)「ブーン、おまえの考えてること全て見えてるぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「私にも見えてるわよ」
ξ゚⊿゚)ξ「で、話変わるけどブーンは何か持ってるの?」
( ^ω^)「にしても皆落ち着きすぎだお。何で超能力持って冷静でいられるお」
('A`)「まあ家で堪能してきたし」
ξ゚⊿゚)ξ「私も」
( ^ω^)「僕もだお」
25
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 16:34:14 ID:IXQhok960
(*^ω^)「僕の能力を知りたいかお!?知りたいかお!?」
('A`)「別に…」
ξ゚⊿゚)ξ「興味ないわね」
( ;ω;)「」
('A`)「泣くなよ…」
ξ;゚⊿゚)ξ「わ、分かったから。どんな超能力を使えるようになったの?」
(*^ω^)「何か中に浮ける能力だお!!かっこいいから【月面《アポロ゛11゛》】と名づけたお!!」
('A`)「うわぁ…」
ξ゚⊿゚)ξ「センス悪ッ!!つーかショボッ!!」
( ^ω^)「薄々気付いていたお」
26
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 16:43:36 ID:IXQhok960
('A`)「まあ、そんな事よりさ、時計見ろよお前ら…」
ブーンとツンが携帯を取り出し、時刻を確認する。
時間は8時15分を過ぎていて、ほぼ確実に遅刻する時間だった。
時計を急いでポッケへしまうと、三人はダッシュで学校へ向かう。
(;^ω^)「絶対間に合わないお!!いつもなら8時10分に行かないと間に合わないお!!!」
(;'A`)「そんなの俺でもしってるよ!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ふっ…あ、あんた達馬鹿ね!!」
ツンはポッケへ手を突っ込むと、白い毛糸のグローブを取り出す。
すると、たちまちツンの額からオレンジ色の炎が照らし出される
毛糸のグローブは突然、鉄のような光沢を出し、炎を出す。そして、炎の推進力を利用して、飛んだのだった。
(;'A`)「あっズリィぞこんちくしょうッ!!」
(;^ω^)「ゼェ…ゼェ………バイビィィィーッ!!ドクオッ!!」
ブーンがその場で立ち止まると、前方へ跳んだ。
次の瞬間『跳ぶ』が『飛ぶ』へ変わったのだった。
( ^ω^)「うっひょぉ!!楽チン!!先行ってるお!!」
ブーンは地上5m程度の位置を保ちがら飛んでいった。
(;'A`)「ちょま」
27
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 17:50:46 ID:IXQhok960
( ^ω^)「いやっほォォ―ッ!!」
時速15kmは出ているだろう。この調子なら8分程度で学校には付くだろう。
これを何も知らない人が見たならば「映画の撮影」だと思うだろう。
しかし、まだスピードは出る。ブーンが念じると20kmは出る。
28
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 18:21:17 ID:lFwDV6hk0
時速15キロって絶妙に遅いなwww
走ったほうがはえーよwww
29
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 18:57:15 ID:IXQhok960
( ^ω^)「遅いけど疲れないし(震え声)」
さらに念じると30km。段々と速度をあげ、最終的には50kmには到達できた。
ちなみに時速40kmは小学生が本気で自転車を漕いでやっとでるレベルである。
そんなことをしているうちに、学校が見え始めた。
近くの団地へ着地し、学校へ入る。この時未だ8時20を行かず。
30
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 19:47:58 ID:YTRhgDWY0
原付き以上出す小学生ということからして既にこの世界は何かが違う
31
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 19:52:39 ID:IXQhok960
>>30
え、小学生の頃は本気出したら40kmくらいでなかったか?
32
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 21:53:00 ID:eSKsl/yY0
>>31
速いやつは50kmオーバーだったよな
33
:
名も無きAAのようです
:2013/01/23(水) 23:12:05 ID:IXQhok960
>>32
こっちは45が限界だった
34
:
名も無きAAのようです
:2013/01/24(木) 16:05:02 ID:nvWNHroQ0
坂道じゃないと50はキツイ
35
:
名も無きAAのようです
:2013/01/24(木) 16:59:42 ID:UKJzMSAY0
お前らどうやって速度計ってんだよ・・・
36
:
名も無きAAのようです
:2013/01/24(木) 17:22:04 ID:sLMOlu8g0
何このスレ速い・・・
37
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 00:42:45 ID:YQOOYqRk0
( ^ω^)「思いのほか早く来れたお…」
ブーンが廊下から窓の方へ目を向けると、突然壁に石が投げられる。
小さなヒビを残すと、砕け散り、地面へと落ちた。
しかし、数秒後塵となった石の破片は再生を始める。
クレイジー・ダイヤモンドの能力だった。
( ^ω^)「確かスーパー・フライ戦の時に仗助もこんな事していたお」
10秒後、ドクオがエスカレーターに乗っているかのよう、流れる様にこちらへ向かってきた
10センチほどとなりには飛んできた石の破片が浮いていた。おそらくクレイジー・ダイヤモンドで掴んでいるのだろう。
ドクオが壁の破片の近くまで、スライドするように移動すると壁周辺の塵たちが宙へ浮き、凝固し始めた。
そして一瞬後には傷一つ残らないただの「石」へ「直った」
('A`)「まず【クレイジー・ダイヤモンド】を使って、石を割った
そのあと、学校の校舎の方へ破片を投げて、持っている破片に能力を使った。
そうすれば、釣竿に付けた糸のように、エレベーターやエスカレータ、磁石のように「吸い付けられる」」
( ^ω^)「解説乙だお」
('A`)「そういえばツンは何処行ったんだ?」
( ^ω^)「さっき追い抜かしてからは見てないお」
ブーン達が、校門の方へ目を向ける。すると、地上50mだろうか。
オレンジ色の炎を放つ、飛行物体が学校の屋上へ降りていった。
( ^ω^)「あれだお…」
('A`)「ツンは放っておいても間に合うだろ。問題は俺たちだッ」
校門前の時計をみると時計の長針は20を超えていて、すぐに25分へ差し掛かりそうだ。
38
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 00:44:59 ID:YQOOYqRk0
キーンコーンカーンコーン
('A`)「あッッッそうだ今日は月曜だッ!!
25分には教室にいないと…ッ!!」
(;^ω^)「まずいおッ!!【月面”アポロ11号”】ッ!!」
ブーンが、膝を曲げ、手を地面につけ跳ぶ。
そして、3階の空いている窓へ手を掛け、中へ入る。
ドクオの方もスタープラチナを使い、3階まで自分自身を持ち上げる。
そして、空中で器用に方向転換をし、ブーンの入った窓へ入る。この時間約15秒。
ブーン達が入った窓は自分らの教室に一番近い。
音を立てないように着地すると、急いで教室へ入る。
( ^ω^)('A`)「遅れましt…アレ」
教室には人1人いない、もぬけの殻だった。
それどころかほかの教室にも、ほかの学年も
('A`)「そういや今日は…」
( ^ω^)「全校朝礼………」
(;^ω^)「ヤバいお!!ドクオ!!スタンドでどうにかならんお!?」
(;'A`)「…」
ブーンが、ドクオへ希望の光を向けるが、ドクオの顔は暗いままだった。
遅刻をどうにかするスタンドなんかあるハズがないし、使えるわけがない…
第一、ドクオの【超能力】は極々一部のスタンドを使えるだけで、全てのスタンドを付けるわけではない。
39
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 00:51:33 ID:YQOOYqRk0
その時だった。ブーンの脳内に画期的なアイディアが浮かび上がった。
ブーンが知っている範囲で、ドクオが所持しているスタンドは
【スター・プラチナ】【クレイジー・ダイヤモンド】【キラー・クィーン】【ホワイトスネイク】だ。
( ^ω^)「…ドクオ、【ウェザー・リポート】か、【プラネット・ウェイブス】って使えるかお?」
('A`)「んー…」
ブーンには見ることができないが、ドクオの背後には【ホワイト・スネイク】が発現していた。
この【ホワイト・スネイク】はジョジョ本来のデザイン、能力とは多少異なる。
【ホワイト・スネイク】の腰には10数個のスタンドDISCが鎖でつながれていて、
【スター・プラチナ】【クレイジー・ダイヤモンド】が見える。
この際言うと、ドクオの能力は実際【ホワイト・スネイク】のみだ。
【ホワイト・スネイク】のDISCから所持しているスタンドDISCを頭にはめ込んでいるのだ。
そして、腰に巻かれた鎖を外し、スタンドDISCを一通り見る。
数多くあるDISCの中に【ウェザー・リポート】はあった。
('A`)「【ウェザー・リポート】はあるな」
( ^ω^)「それがあれば十分だお!!
ドクオ!!その【ウェザー・リポート】のDISCを僕に差し込むおッ!!」
('A`)「え、ちょま」
( ^ω^)「いいから早くッ」
【ホワイト・スネイク】が鎖から【ウェザー・リポート】のDISCを取り外し、ブーンへ差し込む。
すると、DISCはDVDプレイヤーがDVDを読み込むかのように、スルリとブーンの体へ飲み込まれていった。
ブーンの体に【ウェザー・リポート】が宿ったのだ。
40
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 00:59:57 ID:YQOOYqRk0
ブーンが窓から空を見渡すと、快晴…と、いう訳ではないがくもりと晴れの中間だった。
そして、ブーンが【ウェザー・リポート】を発現させると、空に『雨雲』を作り出した。
するとその雨雲は、墨が水へ入るように、増殖していった。
数秒後には、雷が成る程にまで『雨雲』は成長していた。
( ^ω^)「ドクオ!!一回、校舎から出てから全校朝礼のやっている体育館へ向かうお!」
('A`)「状況が良くわからないが、分かったぜッ」
まず、ブーンが窓から飛び降り【ウェザー・リポート】を使い。着地。
次に、ドクオが窓から飛び降り、【スタープラチナ】を使い着地。
その数秒後【ウェザー・リポート】が作り上げた雨雲から雨が降り始めた。
数十秒で、ゲリラ豪雨の様な雨が学校へ降り注ぐ。
多少雨で濡れたブーン達は、下駄箱から体育館へと向かう。
下駄箱から、体育館は割と近く、1分もあれば着く距離だ。
41
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 01:01:07 ID:YQOOYqRk0
階段を上り、2階へそこから体育館へとはいる。
トビラは開いていて、そこから体育館の中が見渡せる程度の大きさだった。
既に、全校朝礼は始まっているらしく、校長が長々と話をしていた。
扉の隣には、担任のフィレントがたっていた。
(;^ω^)「ス…スいませェん…突然雨が降ってきてお…」
(‘_L’)「雨?さっきまで晴れてなかったか…?」
フィレントが耳を澄ますと、雷が鳴っている。
雨が屋根に当たる音が微かながら天井から聞こえる
(‘_L’)「肩も濡れているし、マジみたいだな。見逃してやるからはよ並べ」
('A`)「あざーす」
駆け足で、自分のクラスの列の後ろに並び、校長の話を聞く。
今は、メダルの授与をしているらしく、陸上部の生徒が壇上へ上がっていた。
('A`)「やったな」
( ^ω^)「【ウェザー・リポート】…もう良いお、雨を止ませるお」
(‘_L’)「ッ!!」
ブーンの背後には【ウェザー・リポート】が発現していて、徐々に雨音は静かになっていった。
ガラスに水滴が付いて、校庭がよく見えないが、雨は止んでいる。
( +A+)「ゲリラ豪雨だったな…」
( *ω*)「つーか冬にゲリラ豪雨なんてあるのか?」
校長の話が終わったらしく、1年の方からクラスへ戻っている。
その間、ドクオは微かに視線を感じていた。
(‘_L’)「もしかして…内藤のやつ…」
/| 第一話 完 __
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:|`ヽヽ |
< To Be Continued … .|:| ヽ:ヽ |
\ _________|:| ヽヽ|
\|
42
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 01:09:39 ID:YQOOYqRk0
( ^ω^) 内藤ホライゾン
VIP中学校2-7
能力名【月面《アポロ11号》】
重力を支配する能力。
自身の重量を操作し、空を飛ぶことができる
また、触れたものの重力を操作することもできる
('A`)鬱之宮ドクオ
VIP中学校2-7
能力名【ホワイト・スネイク】
多少異なったホワイト・スネイクを扱う能力
自身にスタンドDISCを挿入する事が可能。
所持DISC
・【スター・プラチナ】・【クレイジー・ダイヤモンド】
・【シルバー・チュチャリオッツ】 ・【ウェザー・リポート】(ブーン使用中)
・【クラフト・ワーク】 ・【ザ・ハンド】 ・【ハーヴェスト】(ただし弱体化)
・【スケアリー・モンスターズ】・【ヘブンズ・ドアー】
※
>>21
には【キング・クリムゾン】と【キラー・クィーン】を持っていると言っていましたが、持ってないことにしておいてください
大人は間違いをするだけなんです…
ξ゚⊿゚)ξ出連 ツン
VIP高校2-7
能力名【ブラッド・オブ・ボンゴレ】
超直感、Xグローブを所持している能力。
ただし原作より強化されていてノーモションで超死ぬ気化、非死ぬ気状態でXグローブの使用が可能
また、憤怒の炎を使用可能、ザンザスの拳銃も所持
43
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 01:10:32 ID:YQOOYqRk0
今日はここで終わりにします
トリップとかってあったほうが良いんでしょうかね?
44
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 02:17:51 ID:KaFfWbKY0
どっちでも構わんよ
あると偽者が出たときや他に何か書いたときの本人証明になるくらいだ
45
:
♯シャバドゥビダッチヘンシーン!!!!!!!!
:2013/01/26(土) 16:34:38 ID:YQOOYqRk0
>>44
分かりますた(`・ω・´)b
とりあえずトリップ作ります
46
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/01/26(土) 16:35:18 ID:YQOOYqRk0
ウソォ!!
47
:
◆MjjzQUPBlA
:2013/01/26(土) 17:39:53 ID:Pidl6Fno0
ウソォ!!
48
:
◆MjjzQUPBlA
:2013/01/26(土) 17:51:08 ID:bFsH2GFg0
ウソォ!!
49
:
名も無きAAのようです
:2013/01/26(土) 17:51:37 ID:MX0.29D2O
・・・これプラネットウェイブスならどうなってたんだ?
隕石が降りそそいだから遅刻したとかなら、世紀末にもほどがあるだろww
50
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/01/26(土) 17:56:15 ID:YQOOYqRk0
>>49
とりあえず校門の近くに落として、入れなかったと言い訳させるつもりでしたが、帰りはどうするか想像できないのでウェザーにしました
51
:
名も無きAAのようです
:2013/01/27(日) 12:30:21 ID:inOS8n1MO
誤字が多くてよみづらい
52
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/01/27(日) 21:45:21 ID:9wWu3iJo0
>>51
スミマセン、言い訳ですが大体寝起きに書いたものなので…
53
:
名も無きAAのようです
:2013/01/31(木) 19:39:39 ID:0yqXci7Y0
続きはよ
54
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/02(土) 18:31:55 ID:VsCa7j6I0
第2話
教室 10時半
数分前までは雨が降っていた。と、言う話題がクラスで囁かれていた。
クラスのリア充やらが騒いでいた。
( ^ω^)「すげえお【ウェザー・リポート】www
クラス中の話題だおっおっおwww」
('A`)「つーか良くあれ思いついたな」
( ^ω^)「これを勉強の方に活かしたいおwwwドクオが羨まsッブッ
突然ブーンの背後から手が現れ、ブーンの頭頂へチョップを決める。
手には、黒く「X」のエンブレムが象られたグローブがハメられていた。
(#)
( ^ω^)「初っ端から危なっかしいお、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとそれより…フィレント先生なんだけどさ…」
('A`)「フィレントがどうしたんか?」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、ずっとブーンの事見てるんだよね。
能力が関係してるんじゃない?」
(;^ω^)('A`;)「ッ!!」
空気に衝撃が走る。ブーンが試しに、【ウェザー・リポート】を出現させて、教室を浮遊させる。
すると、廊下から【ウェザー・リポート】が見えたのだろうか、教室の扉をあけこちらへ、向かってくる。
ショボン。一言で言うならそんなイメージだ。名前もそのとおり。
鳴面=ショ=ヴォーン。彼の名だ。イタリア人のハーフで成績優秀運動神経抜群だ。
このクラスで、唯一ドクオに成績で勝った生徒だ。
(´・ω・`)「内藤君。君もスタンド使いなのかい?」
(;゚ω゚)「ッ!!」
55
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/02(土) 18:40:39 ID:VsCa7j6I0
( ^ω^)「…はい?」
(´・ω・`)「君も「スタンド使い」なのかと聞いているのだよ」
( ^ω^)「…はい」
(´・ω・`)「おふたりには悪いけど、ちょっと2人で話がしたいんだ。
ちょっと席を外してもらえるかな?」
('A`)「…」
ξ゚⊿゚)ξ「まあ、良いわ。ドクオ、水でも飲みに行きましょう」
ドクオとツンが立つと、教室を出て廊下へと出る。
一方でショボンはドクオが座っていた席へ、教科書を置き、座る。
廊下―
廊下にドクオたちが出て、水飲み場へと足を運ぶと、【ホワイト・スネイク】を発現させる
【ホワイト・スネイク】はブーンへ【ウェザー・リポート】の能力を与えたように、ツンに【クラフト・ワーク】のDISCを挿入する。
('A`)「ツンとりあえずお前もスタンドが見えるように【クラフト・ワーク】貸すな」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ、見えるわ。やっぱり原作と違うわね、その【スタンド】
('A`)「今から俺の机の中に置いておいたハーヴェストでショボンとブーンの会話を盗聴するぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「【ハーヴェスト】ってそんな事できたっけ?」
('A`)「原作では酒を注入すらできてたんだしできるだろ」
ドクオの足元から、手の平程の小型スタンドが2体発現する。
【ハーヴェスト】の額の窪みにはスピーカーのようなものが取り付いていた。
('A`)「多分この腕がヴォリューム変更だな」
ξ゚⊿゚)ξ「本当にいい加減ね」
('A`)「原作でもいい加減だからどうしようもないんだよな〜
あ、ツンもヴォリューム上げておいて」
小さいノイズが続いた後、教室の音がスピーカーから聞こえてくる。
ブーンとショボンの会話も聞き取ることができる
56
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/02(土) 18:44:39 ID:VsCa7j6I0
教室
( ^ω^)「そうだお。朝起きたら部屋中水たまりだらけだったお
なんとなくだけどスタンドが「使える」って確信があって【ウェザー・リポート】を出現させることができたお」
(´・ω・`)「なるほど。僕の方とも似ているね。
僕も朝から独自の方法で調べているんだけどね。このクラス…いや、このVIP市で「超能力」やら「スタンド」が発言しているみたいなんだ」
( ^ω^)「おっおっwwwマジかおwwwちょっと教えて欲しいおwww」
(´・ω・`)「明確な事は分かっていないから詳しくは言えないけどね」
(´・ω・`)「おっと、そろそろ予鈴が鳴るよ。確か次は数学だったね」
( ^ω^)「ショボンはBクラスだったおね。じゃ」
(´・ω・`)「じゃあ続きは昼休みでも」
ショボンは、ドクオの席へ置いていた数学の教科書を持ち、廊下へでる。
ショボンが教室から出るのを確認したドクオ達は教室へ戻る。
( ^ω^)「聞いてたお?多分状況わかっていると思うからお」
('A`)「じゃあ、俺もBクラスだから」
ξ゚⊿゚)ξ「アタシもね」
ドクオは、自分の机から、数学の教科書と【ハーヴェスト】を取り出し教室をでる。
ツンも同じように、教科書を取り出し教室をでる
57
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/11(月) 18:58:34 ID:Aiu7XenA0
4時間目 数学
(-@∀@)「おーし、じゃ今日は昨日やったアレやるぞー証明な」
(-@∀@)「まずここの角度を割り出してェー外角がウンタラ」
('A`)(………。そういえば、ショボンはどこだ…?)
('A`)「あー先生、ショボンはどこですかね?」
(-@∀@)「あー今日は学校休みらしいなインフル?だったけ」
(;'A`)ξ;゚⊿゚)ξ「なッにィィ――ッ!?」
(-@∀@)「ちょwどうしたらお前ら」
(;'A`)「あ、イヤ…ショボンが休みなのは珍しいなーって」
( ´д` )「そんぐらいで騒ぐなよーw」
( *ω*)「確かに意外だけどもw」
(;'A`)「ハハ…まあ…な」
ξ;゚⊿゚)ξ「(ちょっとそれよドクオ、何でショボンがいないのよッ!!)」
(;'A`)「(俺だって知りてーよッ!!とりあえず、状況を把握しようじゃあないか)」
ドクオがノートの最後のページを開き、状況をまとめる。
('A`)「(とりあえず、ショボンは「学校へ来ていない」俺らが見たのはおそらく「能力」って事でいいか?)」
ξ゚⊿゚)ξ「(そうね、とりあえずはその前提にしましょう)」
(-@∀@)「ほらー、鬱之宮、出連。喋ってないで授業聞けッ」
('A`)「は、ハイ」
ノートに書いてあった「状況をまとめた図」をクレイジー・ダイヤモンドで触れ、「筆跡ごと」再生させる。
跡も残らず、シャーペンの芯となり、戻った。この間わずか0.5秒。
58
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/11(月) 19:59:18 ID:Aiu7XenA0
( ^ω^)「ってことは、ブーンが話していたショボンはショボンじゃないってことかお」
('A`)「そういうことだ」
( ^ω^)「でも、偽ショボンはスタンドが見えていたお。つまり、その偽物はスタンド使いってことだお」
ξ゚⊿゚)ξ「相手の意識を操作、コピーをする事ができるスタンドと言えば
【クヌム神】【イエロー・テンパランス】【アヌビス神】【エンプレス】【サーフィス】【シンデレラ】【ダイバーズ・ダウン】くらいよ」
('A`)「その中のどれかを「所持」しているのか」
( ^ω^)「一番厄介なのは、ドクオみたいな複数所持タイプだお」
その時だった。扉を叩く音がした。2回叩いた後声が聞こえた
「誰かいるのかーッ!?今日は屋上の立ち入りを禁止しているハズだが!!」
ξ゚⊿゚)ξ('A`)(^ω^ )「なッ!!」
VIP中学校の屋上は広さがそれぞれ異なる物が3つあり、それぞれの校舎の上にある。
しかし、ブーン達がいた屋上は3つのなかで最も小さく、隠れる余裕などなかった。
そして、ドアノブがゆっくりと降りると、扉が開く。
(-@∀@)「鬱之宮、出連、内藤、お前らかッ!!
今日は雨が降ったから屋上は禁止つっただろッ!!」
('A`)「さ、サーセン…」
(-@∀@)「まあ分かったら、今ここは危険だから早く出なッ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
( ^ω^)「どうしたお?ツン。黙ったままで」
ξ゚⊿゚)ξ「朝霾先生…」
ξ゚⊿゚)ξ「シャツ、朝と変えました?」
(;-@∀@)「ッ!!」
59
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/11(月) 20:42:49 ID:Aiu7XenA0
(;'A`)(;^ω^)「あッ!!本当だ!」
(;-@∀@)「い、いやあ…さっきコーヒーを零してしまってね…
代わりの奴なんだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「ズボンもですか?」
(;-@∀@)「そ、そうなんだよ。おかげで靴も代える羽目になってしまったよ」
ξ゚⊿゚)ξ「ふゥ〜ん…じゃあ、なんでフィレント先生とシャツ、ネクタイ、靴が全て一緒なんですかね?
アサピー先s…いや、フィレント先生?」
(;-@∀@)「ッ!!」
アサピーの額から、脂汗が吹き出す。
冬であるというのに、既にシャツはビショビショだ。
不穏な風が流れる。
(-@∀@)「クク…ククク…最近のガキってのはこんなに勘が良いもんか?」
ξ゚⊿゚)ξ「認めたわね、フィレント」
フィレントの顔の形が、溶けるように変形する。
(-@∀@)
(-@∀’)
(-@L’)
(‘_L’)「良くわかったな、出連…」
60
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/11(月) 20:44:13 ID:Aiu7XenA0
ξ゚⊿゚)ξ「その能力…。【クヌム神】ね?」
(‘_L’)「正解だ。だがな、半分間違いだ」
フィレントが、首を鳴らし、指を「パチン」と鳴らすと、その場からいなくなる。
いや、「消えた」と言ったほうが正しいだろうか。
否、消滅した訳ではなかった「移動」しただけであった。
(‘_L’)「俺は【クヌム神】だけを使える訳では無い。
それは…鬱之宮も同じかな?」
フィレントは、ツンの頭上へと瞬間移動していた。
時間差は無かったため、超直感を持つツンでもフィレントの存在の感知に遅れを取った。
ツンは、Xグローブを腕へ嵌め、【クラフト・ワーク】を発現させた。
【大空の炎】を纏った【クラフト・ワーク】が、フィレントの足へ殴り込む。
(‘_L’)「無駄無駄無駄…無駄…」
【クラフト・ワーク】の拳がフィレントの足へヒットする直前に、またもフィレントが瞬間移動する。
それと同時、ツンが突然吐血をする。腹には殴られた痕があった。
(;^ω^)「ま、まさかアイツのスタンド…
ツン、逃げるお!!【クラフト・ワーク】では勝てないおッ!!」
フィレントの背後から、黄金に輝くスタンドが発現する。
ボンベの様なものを背負った、そのスタンドの量の拳には「時計」がついていた。
【世界《ザ・ワールド》】 ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドの中でも、トップクラスのスタンドだ。
時を止め、人を軽々と殺せる程度のパワー、スピード、精密機動力があるスタンドだ。
61
:
名も無きAAのようです
:2013/02/11(月) 21:01:58 ID:R.qyrg6kO
ふぃれんくとー
62
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/11(月) 21:30:53 ID:Aiu7XenA0
>>61
(‘_L’)←こいつの名前ってフィレンクトだったの?
63
:
名も無きAAのようです
:2013/02/11(月) 21:51:25 ID:dV/zAUgI0
テンプレだとそうなってるね。
元は野球選手のAAだとか聞いたことあったけど。
64
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/11(月) 22:48:29 ID:Aiu7XenA0
フィレントかとオモテタ…
65
:
名も無きAAのようです
:2013/02/12(火) 02:06:18 ID:Vm7BInhgO
とりあえず・・・さ
プラネットウェイブスは自分自身に隕石を引き付ける能力だし
エンプレスは無機物にしかなれないから変装なんて出来ないし
アヌビス神はスタンドが剣に宿ってるだけで見た目は変わらないし
ダイバーズじゃなくてダイバーダウンで、しかもダイバーダウンに相手を操ったり見た目を他人そっくりに変えたりする能力はない
別に元ネタがある作品やジョジョは嫌いじゃないし、話も面白いと思う。
これからジャンプ以外にどんな能力が出るのかも気になる。
続きが読みたい作品の一つ。
ただ、元となった作品から使用する物があるなら、
せめて名前や能力の概要みたいな、読み返したりwiki見たりすれば
簡単に説明出来る様な概要は理解した上で、作品を展開した方がいい
それが、作品を使用するにあたっての、作品に対する敬意だと思うよ
長文スマソ
66
:
名も無きAAのようです
:2013/02/12(火) 08:12:04 ID:51LU61wg0
ここはジョジョの世界じゃねーんだよ
67
:
名も無きAAのようです
:2013/02/12(火) 13:02:14 ID:Vm7BInhgO
>>66
知ってるよそんな事
ただ、ブーン達のスタンドの情報ソースは原作ジョジョでしょ?
別にジョジョによく似た漫画であるみたいな説明もないし。
なら、原作で明記された出来ない事を、現実で出来ると過程してるのはオカシイって話
今はジョジョしか間違えてないから、信者みたいに見えるのは判るけどね・・・
68
:
名も無きAAのようです
:2013/02/12(火) 15:58:23 ID:1takY6Vw0
>>67
もうちょっと肩の力抜きなよ
69
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/12(火) 18:43:13 ID:zfvyvy720
>>65
お前はハイプリエステスとエンプレスを勘違いしていないか?
あとダイバー・ダウンはC-Moon戦で死んだ乗客をアナスイそっくりに変形させたべ
それとアヌビス神は、ドクオがホワイトスネイクのDISCを自分へ挿入できるように…ってな具合で、自分の意識を刀にできる的な事で行ったけど
そんな事はなかったでござる
70
:
名も無きAAのようです
:2013/02/12(火) 20:56:42 ID:Fm.dzkxgO
ツンの能力がなんなのか全くわからない
71
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/12(火) 21:01:42 ID:zfvyvy720
>>70
【ブラッド・オブ・ボンゴレ】つって、沢田綱吉のスペックをそのままツンにコピーさせた感じ
+αでザンザスの銃も使える
72
:
名も無きAAのようです
:2013/02/12(火) 22:15:11 ID:Vm7BInhgO
>>69
やだ、勘違いしてた恥ずかしい///
ごめんよ適当な事言って
応援してるから続き頑張れよ
73
:
名も無きAAのようです
:2013/02/13(水) 10:51:55 ID:Xi64be3IO
説明になってねーよ
74
:
名も無きAAのようです
:2013/02/13(水) 14:42:27 ID:FpBXKAHUO
リボーンは日常編以外未読の自分にも判りやすく説明してください
75
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/13(水) 19:48:33 ID:JxJfm9A.0
>>74
8巻当たりで死ぬ気の炎の上位互換的なパワーと超直感を手に入れた。
冷静さ保ったまま死ぬ気の炎異常のパワーも使えるし、相手の行動をある程度勘で読み取れる
しかもその次の話で出てくる奴の拳銃をつかえる(←これは死ぬ気の炎を縦断として使える)
76
:
名も無きAAのようです
:2013/02/13(水) 23:29:58 ID:FpBXKAHUO
>>75
ありがとう、ぼやっと理解した
77
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/16(土) 20:37:55 ID:mzsDEwvA0
ξ゚⊿゚)ξ「な…ッ!!」
( ^ω^)「【世界《ザ・ワールド》】ッ!?」
(;'A`)「ちッ」
ドクオが【ホワイト・スネイク】のDISCを一つ挿入する。
スタンドは【スタープラチナ】。【世界《ザ・ワールド》】と同等のパワーを持つスタンド。
(‘_L’)「くっくっくっ…無駄ッ無駄無駄無駄!!」
【世界《ザ・ワールド》】が、ドクオへ拳を繰り出す。
しかし、ドクオおも【スター・プラチナ】を発現し、【世界《ザ・ワールド》】の拳を抑える。
そして、【スター・プラチナ】が【世界《ザ・ワールド】の拳をつかみこんだ。力勝負へ持ち込む気だ。
(‘_L’)「無駄…無駄無駄…お前は重大な勘違いをしているのだ」
【世界《ザ・ワールド》】がニヤリ、と笑うと、【スター・プラチナ】の拳を軽々と振り払い、【スター・プラチナ】の腹へ拳を決め込む。
ドクオは、口から血を吐き出すと、地面へとうずくまる。
('A`)「な…なぜ…?」
(‘_L’)「………。スタンドってのは、才能なんだよ。
所詮お前は【ホワイト・スネイク】と言うスタンドっつー才能だ。
ほかのスタンドをフルに扱えるわけがねえ」
(‘_L’)「だがな、俺の能力は完全なる「本体」なれる事に強みがあるのさ。
つまり、だ。俺が持っている15のスタンド能力を100%使うことができるのさ」
フィレンクトが、再度瞬間移動をする。また、時を止めたようだ。
ツンの後ろへ立っている。この事に気がついたのは、意外なことに、ブーンだった。
フィレンクトの体が突然、宙へ浮く。ブーンが段々とヂレンクトへ近づいていく。
( ^ω^)「【月面゛アポロ13号゛】…。
あんたの周りの重力を「消して」無重力空間へと作り替えたお。」
(‘_L’)「くッ…動けない…、が」
フィレンクトが【世界《ザ・ワールド》】を発現させ、時を止める。
止まった時間の中で、無重力空間の中で、ブーンを殴り飛ばす。
78
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/16(土) 20:39:17 ID:mzsDEwvA0
^ω^)「ゴッパァ!!」
ブーンの腹部が凹みだし、後方へ勢い良く吹き飛ぶ。ブーンは屋上の柵にぶつかり倒れこむ。
口からは血が吹き出し、殴られた部位は赤紫く、滲んでいた。
足が震え、倒れ込んでしまったブーンは、もう一歩たりとも歩くことができないだろう。
(‘_L’)「次は、お前だ。鬱之宮」
フィレンクトが、時を止める。それと同時に、ドクオが【スター・プラチナ】を使い。静止時間へ入門する。
【スター・プラチナ】がフィレンクトへ殴りかかると、【世界《ザ・ワールド》】が、拳を受け止める。
力勝負に入り、【スター・プラチナ】は再び負けてしまった。
手を離す際、【世界《ザ・ワールド》】が強く拳を握ったのか、ドクオの手からは血がたれていた。
('A`)「力技じゃ、勝てねえ……なら、不意をつくまでだッ!」
【スター・プラチナ】の指先が勢い良く、伸びる。【流星指刺《スター・フィンガー》】だ。
【世界《ザ・ワールド》】は、一瞬対応が遅れ、肩から首筋にかけての攻撃を許してしまった。
【流星指刺】が通り抜けると、深く、赤く肉が顔を出し、血が吹き出す。
(‘_L’)「馬鹿なッ!!速いッ!!」
傷を抑えると、同時に、フィレンクトはドクオにパンチを叩き込む。
ドクオもそれと同時にフィレンクトへ拳を叩き込むが、両者の拳が当たる前に、時止めが終わる。
その0.5秒後、フィレントの背中に衝撃が走る。
胸から、火の玉が通り抜ける。肋骨が飛び散り、肉が焼け落ちる。
口から血が溢れでる。息がまともにできず、倒れ込んでしまう。
後ろの方を見ると、「X」の紋章が刻まれた拳銃を持った、ツンがいた。
XANXUSの拳銃。ツンはそれを使って、フィレンクトの胸を抉りとった。
(‘_L’)「出連は…、死ぬ気…の…炎を使…う…………のか…」
(‘_L’)「遠距離攻…撃を使……う能力………者も、いた…の…か…
しかし、今の…は…死ぬ気の………炎。」
ξ゚⊿゚)ξ「もうあなたに勝目は無いわ。ドクオと、私。
この2人に囲まれて、あなたのスタンドで勝てるとでも?」
フィレンクトが、腕時計へ目を向ける。
時刻は、1時45分を過ぎていた。昼休みのチャイムが終わるのも近い。
【世界《ザ・ワールド》】が、時を止めると、えぐれた胸を抑え、屋上から飛び降りる。
ドクオが、止まった時の中でフィレンクトを追うが、間に合わず逃亡を許してしまう。
フィレンクトは1つ下の階の窓を開け、侵入する。
その1秒後、時止めが終了してしまう。
79
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/16(土) 21:02:14 ID:mzsDEwvA0
3階 美術準備室。
えぐれた胸を抑え、血痕を消しつつ、3階の準備室へ、逃げ込んだ。
フィレンクトは、鍵を閉めると、扉へもたれ掛かった。
血が溢れ、口から出る血も、収まる様子はない。
視界が霞み、音もうまく聞こえない。意識が段々と薄くなっていく。
(‘_L’)「クソッ……俺がガキなんか…に」
胸を押さえ、出血を和らげようとするが、特に意味はなかった。
額から、汗が吹き出て、目が霞み始めた。
すると突然、頭上の扉が、歪み七色の空間が裂けて見える。
その空間から手が伸び、「裂け」が広がる。
( )「これはこれは、フィレンクト先生じゃあないですか。
どうしたんですか?随分と深手を負ったようですが」
(‘_L’)「うるせ……え。油断した…だけだ。
それよ…り、お前の「能力」…でどうにかしてくれ………」
( )「……。まあ、良いですよ。あなたみたいなスタンド使いは希なんでね…」
彼が壁に手をつけると、再び、壁が裂け始める。
そこへ、フィレンクトを押し込むと、壁の裂けが閉じる。
( )「ほお。鬱之宮ドクオ、内藤ホライゾン、出連ツン…
2-7だけで、こんなにも能力者がいるのか」
( )「しかし、まだ能力者はいるかもしれない…
だが、破られるわけが無い。私の【自空間《ゾーン・ザ・ホテル》】が…」
第二話 おしり(^ω^(つ * ⊂)
80
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/02/16(土) 21:03:51 ID:mzsDEwvA0
(‘_L’) 原田フィレンクト
VIP中学校 2-7担任 理科教師
能力名【スタンド使い】
複数のスタンドを所持、使用する能力。
ドクオの能力とは違い真の「本体」であるため、スタンドパワーを120%使いこなすことができる。
判明している所持スタンド
【世界《ザ・ワールド》】【クヌム神】etc...
/└────────┬┐
. < To Be Continued... | |
\┌────────┴┘
81
:
名も無きAAのようです
:2013/02/17(日) 18:35:13 ID:6bSHF6Yk0
ブーンの能力が意味なさすぎるwww
82
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/03(日) 17:32:06 ID:QqvQOPDg0
( )「そうだ、フィレンクト。
鬱之宮、内藤、出連の能力を教えてくれ」
(‘_L’)「…鬱之宮は【スタンド】を、出連は【銃と炎を宿ったグローブ】だ」
( )「内藤の能力は?」
(‘_L’)「俺にはよくわからねえけど、【無重力】を作る能力みてえ、だが」
( )「だが、何だ?」
(‘_L’)「俺にはそれだけとは思えねえ。
奴を殴った際、内藤の体が極端に「重く」なった感覚があった」
( )「そうか…。ところで、その傷は大丈夫か?」
フィレンクトの傷口はほぼ治りかけていた。多少傷跡が見える程度に、傷口は塞がれていた」
男は、異空間の壁に手をかけると、紙をちぎるように空間を破った。
その先は、美術準備室だった。
男が、裂け目を閉じると、うっすらと消えていった。
(‘_L’)「それにしても恐ろしい能力だ…」
傷口の方に目をやると、さっきまであったはずに「傷跡」すら無くなっている。
痛みもなくなり、血行も良くなっている。既に立てる程度には、回復していた。
右の方へ目を向けると『扉』が立てかけられていた。異質な存在だった。が、手をかける。
すると、扉の向こう側は、廊下だった。…あの扉は準備室とつながっていたようだ。
フィレンクトはYシャツを整えると、職員室へと向かった。
83
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/03(日) 17:32:56 ID:QqvQOPDg0
第三話 5時間目
( ´ω`)「お腹が痛い気がするお」
('A`)「俺がクレイジー・ダイヤモンドで直したはずだけどなぁ…
病気だったらどうしようもないな」
( ´ω`)「パール・ジャムとか持ってないのかお…」
('A`)「生憎、持ち合わせてないんでね」
( ´ω`)「もう限界…だお」
今は、社会の授業中だ。先程の戦闘が原因で、気分が悪く頭が悪い。
黒板の文字を見て、ノートを書こうとするが、ペンが進まない。
サッ、と手を上げて、先生へ訴える。
( ´ω`)「ギコ先生、お腹が痛いですお…」
( ゚Д゚)「本当か、内藤。お前にしては珍しいな」
( ´ω`)「昼飯のサーモンがアレだったみたいですお…」
( ゚Д゚)「おまw朝からサーモンとなwww」
( ゚Д゚)「まあ、食中毒かもしれんな
よしじゃあ皆、私は内藤を保健室へ連れて行くから
このプリント終わらせておいてくれ、後は自習だ」
クラスは歓喜の声でいっぱいだ。ギコが、内藤の机へ近づき、手を差し伸べる
( ´ー`)「マジかよwwwww」
( *ω*)「テンションあげポヨwwwwwww」
84
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/03(日) 17:34:01 ID:QqvQOPDg0
( ゚Д゚)「しかし、何でこの学校の保健室はこう遠いかな…」
VIP中学校は、VIP市の中でも群を抜いた敷地面積を誇っている学校だ。
以前あった土地を、大きく買い取ったからだそうだ。
そのせいか、各学年ごとに、校舎分けがされていて、2年校舎と保健室はかなりはなれている。
5分後 保健室
ギコが保健室の扉を開けるが、誰もいない。どうやら先生は不在のようだ。
ギコは、不在カードを手に取り、ブーンの病状を書き始める
『内藤ホライゾン 腹痛(食中毒の恐れアリ)。保健室にて休ませる』
ギコは書き終えると、カードを机に置くと、ブーンへと近づく。
ブーンの半径1mまでに寄ると、大きく振りかくぶるように、空間をちぎり取る。
空間が裂け、新しい空間が見え始める。ギコが、空間へ飛ぶように入り込むと、ブーンの襟を掴み、引き込む。
(;^ω^)「ぬああああああああああ!!!」
( ゚Д゚)「設定時間『2秒』」
中の空間に、ブーンが入ると、裂け目は自動的に消えてしまう。
空間を見渡してみると、色が若干だが、セピア色の保健室だった。
85
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/03(日) 17:34:41 ID:QqvQOPDg0
『異空間』。今分かることはそれしかなかった。
周りを見回すが、さっきいた保健室と大して変わっていない。
いや、まんま保健室をトレースしたようだ。
( ゚Д゚)「ここで、俺に勝てると思うか?」
ギコが机に置いてあるボードをブーンへ向かって投げる。
ボードは直線を描いてブーンに直撃する、が、その状態で止まってしまっている。
触っても動かすことができない。完全に固定されている。
( ゚Д゚)「『答え』は『NO』だ」
ギコが机を持ち上げ、ブーンへ投げつける。
ブーンはそれを避けるが、既にギコはカーテンを投げつけていた。
カーテンがブーンに触れると、ピタリ、と氷漬けになったかのように固まった。
動かすことはできず、カーテンに縛られる状態に、ブーンは陥ってしまった。
( ゚Д゚)「この『世界』の物体は、俺だけしか物を動かすことはできない。
まあ、できる場合もあるがな。つまり、お前は死ぬしかないんだよ」
(;^ω^)「ッッ!!」
絶体絶命。敵の目の前で動きを止めているブーンは死を覚悟した。
―――――が、その時だった。
86
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 18:00:57 ID:sf2hxqEwO
うーん…うーん…
87
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/31(日) 17:14:23 ID:wCVvQwKg0
ブーンの周りに固定されていたボード、カーテン、机がカタカタと僅かな音を漏らすと、不安定な浮遊が始まる。
無重力空間の作成。これがブーンの能力であると、ギコは思った。
しかしながら、期待はずれ。と、言ったところか。あまりにもその能力は頼りないものだった。
( ゚Д゚)「この程度の能力か。
俺の「束縛」を破る程度…」
(;^ω^)「こ、これぐらいしか出来ることがないお!!
だけど、僕が下手に手を出せないけど、ギコ先生もそれは同じだお!!」
( ゚Д゚)「本当にそうかな?」
ギコは一歩仰け反った。そして、テーブルに置いてある鋏を手に取り、ブーンの無重力空間へハサミを投げつけた。
勢い良くハサミはは飛んだが、ブーンの無重力空間へと入ると、勢いは無くなり、机やカーテンと同様、無重力空間にて浮遊してしまった。
攻撃はほぼ不可能。フィレンクトからの話によれば、攻撃をする前に、無重力へ負け、宙に浮いてしまうと。
(;^ω^)「やっぱりだお!!先生の攻撃は通じないお!!
この事は誰にも言わないから早く逃がして欲しいお!!」
その瞬間、ハサミが浮遊を止め、ピタリと止まったかと思うと、ブーンへ一直線進む。
突然のことだったため、咄嗟に受身を取るが、腕を少し切り裂き、腹をも切り裂いた。
(;゚ω゚)
腹部から血が吹き出し、息が荒くなり、膝をつく。
(;^ω^)「な、なんで…」
( ゚Д゚)「自分でタネ明かしするのも何だがな。
俺の能力【逃げ道《ダークムーア》】は「閉鎖された空間」をコピーし
異空間として作り出す能力だ。その異空間でなら外界との時間差を作り出したりもできるし
この空間の物体は自分の物さ」
(;^ω^)「説明…どうも……」
( ゚Д゚)「『チェックメイト』だ」
88
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/31(日) 19:27:27 ID:wCVvQwKg0
( ゚Д゚)「と、言いたいところだが…私は「時間」を使いすぎてしまった…」
(;^ω^)「…?」
ブーンの腹の傷が再生され、セピア調の保健室は徐々に崩壊していった。
誰かが「密室」でなくしてしまった証拠だ。
( ゚Д゚)「フン。この空間が崩壊するまであと「1分」程度…かな?
貴様の記憶もわずか2秒のものとなる」
(;^ω^)「先生は…1つミスを犯しているお…」
(;^ω^)「僕の能力は…無重力空間を「作成」するのみだお
先生の読み通りだお。だけど…」
(;^ω^)「でも」
( ^ω^)「僕゛の゛能力は1つだけってことなんだお」
89
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/31(日) 19:28:29 ID:wCVvQwKg0
―刹那。ギコの腹に鋭い痛みが走る。
ハンマーか何かで殴られたかのようだ。
ギコは得体の知れない『何か』に吹き飛ばされ、ベッドへとぶつかる。
( ^ω^)「【クラフト・ワーク】…。ドクオが僕に「貸してくれた」スタンドだお」
ゆっくりとギコへと近づき、クラフト・ワークを使い、ギコの首元を掴む。
(;゚Д゚) 「ス…スタンド………か………」
( ^ω^)「あと30秒程度あるお。どうやらこの世界だと先生は傷が治るらしいおね」
( ^ω^)「30秒がいかに長いか味わうがいお」
(;゚Д゚)「馬鹿ッやめr
ギコが言葉を発するより早く、クラフト・ワークの拳が顔面にクリーンヒットした。
しかし、その瞬間傷は消え失せる。しかし、それと同時に拳が再度ヒットする。
そして、再生…と同時に拳…。わずか数秒で何度味わっただろうか。
( ゚ω゚)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァ!」
( ゚Д゚)「ヤッタバハァァァァ!!」
マシンガンの様な拳を30秒間。死ぬこともできず殴られ続けたギコは天井へと打ち付けられたあと、床へと伏せてしまった。
それと同時に【逃げ道《ダーク・ムーア》】は解除された。
( ^ω^)「これで懲りましたかお?僕はベットで寝させてもらいますお。
あ、ちなみにまた密室を作るなんてな考えないでくださいお
【クラフト・ワーク】でそこの扉を開けたまんま「固定」しているから無理ですお」
( ゚Д゚)「適わねえ…」
/└────────┬┐
. < To Be Continued... | |
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90
:
◆NNHvJN6ICY
:2013/03/31(日) 19:33:16 ID:wCVvQwKg0
( ゚Д゚)猫田ギコ
VIP中学校社会科教師
能力名【逃げ道《ダーク・ムーア》】
密室をベースに新た「次元空間」を作成することができる能力
その「次元空間」の中の時間を設定することができる。
その為、自分の中の時間を2秒きりにし、ダメージがあったとしても、「リセット」することができる
時間を進めて、治癒する【ゾーン・ザ・ホテル】という機能も持ち合わせている
また、その空間に存在するものは、ギコが許可しない限り、ほかの人間は動かすことができない
そして、その空間の物はギコ自身が触っていなくとも、ある程度操ることができる
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