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( ^ω^)超能力者のようです

87 ◆NNHvJN6ICY:2013/03/31(日) 17:14:23 ID:wCVvQwKg0
ブーンの周りに固定されていたボード、カーテン、机がカタカタと僅かな音を漏らすと、不安定な浮遊が始まる。
無重力空間の作成。これがブーンの能力であると、ギコは思った。
しかしながら、期待はずれ。と、言ったところか。あまりにもその能力は頼りないものだった。

( ゚Д゚)「この程度の能力か。
    俺の「束縛」を破る程度…」

(;^ω^)「こ、これぐらいしか出来ることがないお!!
       だけど、僕が下手に手を出せないけど、ギコ先生もそれは同じだお!!」

( ゚Д゚)「本当にそうかな?」

ギコは一歩仰け反った。そして、テーブルに置いてある鋏を手に取り、ブーンの無重力空間へハサミを投げつけた。
勢い良くハサミはは飛んだが、ブーンの無重力空間へと入ると、勢いは無くなり、机やカーテンと同様、無重力空間にて浮遊してしまった。
攻撃はほぼ不可能。フィレンクトからの話によれば、攻撃をする前に、無重力へ負け、宙に浮いてしまうと。

(;^ω^)「やっぱりだお!!先生の攻撃は通じないお!!
       この事は誰にも言わないから早く逃がして欲しいお!!」

その瞬間、ハサミが浮遊を止め、ピタリと止まったかと思うと、ブーンへ一直線進む。

突然のことだったため、咄嗟に受身を取るが、腕を少し切り裂き、腹をも切り裂いた。

(;゚ω゚)

腹部から血が吹き出し、息が荒くなり、膝をつく。

(;^ω^)「な、なんで…」

( ゚Д゚)「自分でタネ明かしするのも何だがな。
    俺の能力【逃げ道《ダークムーア》】は「閉鎖された空間」をコピーし
    異空間として作り出す能力だ。その異空間でなら外界との時間差を作り出したりもできるし
    この空間の物体は自分の物さ」

(;^ω^)「説明…どうも……」

( ゚Д゚)「『チェックメイト』だ」


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