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【個】『烏兎ヶ池神社』【場】
1
:
『星見町案内板』
:2019/02/02(土) 00:04:12
〜ご由緒〜
星見町の『鵺鳴川』沿いに存在する『パワースポット神社』。
インターネットで『S県 パワースポット』と検索してみれば、
まず『20番目』までには間違いなく表示される程度の知名度である。
ご利益は主に旅の安全、学業成就、病気平癒、安産祈願など。
境内池が『霊池』として名高い。神社名も池に由来する(池が先にあったのだ)
霊験の由緒は諸説あり『京で討たれた鵺の一部が、この池にも落ちたのだ』とか、
『転落し、水を飲んだ人間が御利益を得たのだ』といったものが比較的多く見られる。
現在は厳重に柵で囲っており、出入りが許されるのは社家をはじめ関係者のみ。
一般の参拝客に向けては、柵の前までのみを開放している。撮影などは自由。
専用のボトルに詰めての授与(300円)も行っているが、飲用の際は『煮沸』推奨。
社務所では他に御守りや、おみくじ、絵馬、御札、御朱印帳などを頒布しており、
特に『御守り』については半ばアクセサリーのようなデザインの物も多く、
神社(池)の名にちなみ『カラスとウサギ』を戯画化したストラップ型のものが人気。
---------------------------------------------------------------------------
ミ三ミz、
┌──┐ ミ三ミz、 【鵺鳴川】
│ │ ┌─┐ ミ三ミz、 ││
│ │ ┌──┘┌┘ ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
└┐┌┘┌─┘ ┌┘ 《 ││
┌───┘└┐│ ┌┘ 》 ☆ ││
└──┐ └┘ ┌─┘┌┐ 十 《 ││
│ ┌┘┌─┘│ 》 ┌┘│
┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘ 【H城】 .///《//// │┌┘
└─┐ │┌┘│ △ 【商店街】 |│
━━━━┓└┐ └┘┌┘ ////《///.┏━━┿┿━━┓
┗┓└┐┌──┘ ┏━━━━━━━【星見駅】┛ ││ ┗
┗━┿┿━━━━━┛ .: : : :.》.: : :. ┌┘│
[_ _] 【歓楽街】 │┌┘
───────┘└─────┐ .: : : :.》.: :.: ││ #
└───┐◇ .《. ││
【遠州灘】 └───┐ .》 ││ ┌
└────┐││┌──┘
└┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
#:『烏兎ヶ池神社』
---------------------------------------------------------------------------
2
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/02(土) 22:18:21
―――ざっ
―――ざっ
境内を掃くのは日課のひとつだ。
明日は小規模ながら『節分祭』があるし、
―――ざっ
そうなると『パワースポット』ではなく、
――その場合、むしろ多少さびれていたり、
そういう『雰囲気』を好む者も多いのだ――
ざっ
『神社』を、求めている人間も多いだろう。
ほうきを動かす手にもいつもより力がこもるものだ。
3
:
太刀川叶『スマザード』
:2019/02/03(日) 00:44:45
>>2
どうも、うちやで。
今日はパワースポットに来ましたー。
いや、ええ天気にも恵まれまして、絶好のお参り日和ですねぇ。
それじゃあ行ってみましょか、星見町ワクワクウォーキングー。
なんて……言う訳ないんやけど。
まぁ、パワースポットって人が来たりするしな。
なんかあるかなぁとか思う訳やん。
あ、人おるわ。
神社の関係者の人かな。
「どうもー」
軽く会釈しといたろ。
4
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 01:26:24
>>3
(太刀川)
「――よおこそお参りくださいました」
ニコッ
長さがアシンメトリーの黒髪と、
金色の瞳がその『巫女』の特徴だ。
少女的な顔立ちで、歳は読めない。
―――ざっ
ひと掃きしてから、歩み寄る。
「やー、いい天気ですねぇ。
明日も良い天気なら良いんですけど」
「本日は? ご参拝ですか、お姉さん」
太刀川にも見えていることだが、
近くにはこの巫女以外いない。
察するに、『ヒマな所にちょうど来た』のだろう。
5
:
太刀川叶『スマザード』
:2019/02/03(日) 01:51:26
>>4
お、ハイカラ。
アシメって奴やなあれ。
毎回思うけど、アシメってパッと聞いても意味わからんよな、オシメの方が聞き覚えあるわ。
「予報やったら明日も晴れって言ってた気ぃがしますわ」
うん。
これは嘘やないで。
こんなんで嘘つく必要ないし。
「そう。ご参拝やねん。分かってまう? 内側からご参拝オーラ出てもうてる?」
何やねんその構ってちゃんオーラみたいなん。
誰に構ってもらうねん。
……あぁ、神様か。
「うち、占いとか好きでな。パワースポットらしいやん、ここ。スピリチュアルやね。後は仕事の成功祈願とか」
6
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 02:03:49
>>5
(太刀川)
「予報さんが言うなら、そうなんでしょうね。良かったァ」
笑みを浮かべた。
それを絶やさないまま、話は続く。
「ええ、分かっちゃいますねぇ。
ボクこう見えて『巫女』だから。
この恰好で会う人は大体参拝なんです」
エヘラ
「とまあ冗談はさておき、と。
『パワースポット』がお目当てでしたら、
あちらの方にある『烏兎ヶ池』ですね。
『沐浴』とかは出来ないですけど、
写真撮影は自由になっております」
「祈願なら、拝殿まで。
あー、本格的な『御祈祷』なら、
ちょっと待ってもらう事になりますケド」
「どちらにしろ案内しますよ。
なにせ『巫女』なんで、ね」
パタン
巫女はちりとりの口を閉じて、笑みをいっそう深めた。
7
:
太刀川叶『スマザード』
:2019/02/03(日) 02:44:37
>>6
「まぁ、予報も嘘をつくんやけど」
正確には雲とかの動きが、やねんけどな。
人間も完璧やないからな。
全部の動きを予報できるわけちゃうわな。
「いやどう見ても巫女さんやん」
うちも昔バイトでしたわ。
初詣の時期とかやってんねん。
今もそういう募集してるんかは知らんけど。
「あー御祈祷な。時間あるししてもらおかな」
商売繁盛金持ってこいってな。
あ、笹か。
現金のが嬉しいけどな。
「巫女さんがかしこみかしこみするん」
8
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 03:06:55
>>7
(太刀川)
「ま、ボクも何かを信じてやりいタチなわけですよ。
そう、なにせ、どこからどうみても『巫女』なんで」
「とまあ冗談ばっかりなんですけども、
祝詞は冗談抜きの神職が上げますよ。
ボクがやっても、うわごとみたいになっちゃうから」
ニコ
「受付と、お手伝いがボク担当です。
えーっと? 『健康祈願』?
『恋愛成就』? 『商売?盛』?」
「ま。なんにせよ『初穂』の方もあるんで、ね。
とりあえず社務所にご案内しましょっか。
そこで色々『申し込み』書いてもらいますんで」
「待ち時間も併せて、
大体4、50分くらいは、
見といてくださいねえ」
9
:
太刀川叶『スマザード』
:2019/02/03(日) 11:05:50
>>8
巫女やから、ねぇ。
なんもかんもを信じるのに巫女は関係ないやろ。
神社におるからって神様がおると思わんでもええんやろし。
あぁ、それは信心が足りんな。
巫女、アイデンティティなんか?
それとも、巫女であることがコンプレックスなんか?
決め台詞みたいに言うてるけども。
「そうなんや。ちょっと残念やけど仕方ないわな」
そこまで残念ではないんやけど。
笑い返しとこ。
にこにこー。
「商売繁盛」
詐欺のな。
「あぁ、気にせぇへんよ。案内してもらおか」
10
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 20:44:46
>>9
(太刀川)
「『巫女舞』でしたらボクの出番ですけどね。
あれは、いつもはやってないから。
またやってる時期に、ぜひ見に来てくださいよ」
笑みの意味も巫女へのこだわりも、
いまひとつその表情からは伺えない。
巫女でありながら、どこか鵺的だった。
アキンド
「『商人』ってわけですね。
それじゃ、行きましょっか」
そしてほうきとちりとりを手に持ち、
社務所の方へと太刀川を案内するのだった。
11
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 21:44:57
――――ざっ
――――ざっ
節分祭も終わってしまえば、
落ちてるゴミのレパートリーが増えるだけだ。
もっとも福豆なので拾われた物も多いし、
ここに落ちているものも『お役目』を果たしたわけで、
空き缶などと同じ扱いをするのは憚られるわけだが。
「……」
ざっ ・ ・ ・
ちょうど、あらかた掃き終えたところに・・・
『参拝客(
>>12
か、ふつうの人か)』が来たので、そちらを見た。
12
:
須磨『ズーマ』
:2019/02/03(日) 22:13:26
>>11
(鳥舟)
「すいませーん、神社の人ですかぁー!?」
真っ赤なダウンジャケットに妙に薄手のオシャレなランドセル、
腰には『ゴムホース』をグルグルに巻き、
『柄杓』を三本差した、『参拝客』でも『普通の人』でもなさそうな、
クルクルした髪の毛の『小学生』が、堂々と鳥居をくぐってきた。
「ここの、ここの『池』、あるでしょー?
あっ、ボクは『須磨回造』。小四です!」
妙にハキハキした口調で挨拶をし、
周囲をキョロキョロと伺うと、かの『池』を探している。
13
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 22:35:41
>>12
「はーい、神社の人ですよ」
スッ
「ようこそお参りです」
妙に洒落っ気があって妙にハキハキした少年に、
やや姿勢を低くしてちょうど目線を合わせた。
トリフネ マーヤ
「ボクは鳥舟 学文って名前で、
きっときみの倍くらいのトシだね」
ニッ
「池、あるねえ。案内してあげよう。
けっこういい池だからさ、ぜひ見てってよ。
ちょっと待っててね、ホウキ置いてくるから」
スタスタ
「そこで待っていてね」
ガチャッ
ドサドサッ
そういうとすぐ近くの物置に一式片付けた。
整理とか整頓とかは、後でやればいいだろう。
スタスタ
「はい、お待たせ〜っ」
ちゃんと、おとなしく待っていてくれただろうか・・・?
14
:
須磨『ズーマ』
:2019/02/03(日) 22:46:17
>>13
「やったぁー! 待ってまぁーす!」
ランドセルを背中から下ろし、
中の荷物を探りながら、『鳥舟』が戻るのを待つ。
「あぁー、来た来た!
じゃあ、行こう行こう!
なんか、お化けが作った池なんでしょ?」
又聞きを重ねたのか、雑な知識を披露しながら、
『鳥舟』が『神秘の池』に案内してくれるまで尾いてくる。
15
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 23:07:01
>>14
(須磨)
「ごめんねえ待たせちゃってさ。
さっそく、『烏兎ヶ池』に行ってみよう!」
スタ スタ
「須磨くん、詳しいんだね。
そう、お化けの仲間みたいなものだよ!」
「『妖怪』――――なんて呼び方もあるね。
『キャラクター』にもなってることがあるし、
もしかしたら、聞いたことあるかも?」
ヌエ
「『鵺』って、やつなんだけどさ」
境内から、整備されたちょっとした林道を歩き、
それほど遠くもない場所に『柵』が見えてくる。
「――まあ、いろんな説があるんだけどね」
と、前置いて。
「その鵺が遠くで倒されてね、ぶっ飛んできて、
それで空中で爆発してばらばらになって、
足かキバかツメかわかんないけど、
それが落っこちて来た、って言われるのが」
スタ
スタ
「この『烏兎ヶ池』だよ」
広がるのは『霊池』のある景色。
今は人もおらず、境内とは違う空気の冷え方をしている。
信心の深いものなどは、これでもうクラっと来るのかもしれない。
「そういえば、その恰好――もしかしなくても、『水を汲みに来た』のかな」
柵が、広がっていた。
16
:
須磨『ズーマ』
:2019/02/03(日) 23:31:02
>>15
(鳥舟)
「あぁー、こっちにあったんだぁー!
どーりで、お兄ちゃんの『グーグルアース』でも、
見つけられなかったんだぁ……。調べ方悪いよなぁ……」
『林道』をゆっくりと歩きながら、『鵺』の話に耳を傾ける。
「えぇー、聞いたことあるよーな、ないよーな……。
でも、ジャストで上手いこと、池に落っこちたんだね。
へぇー、それじゃあ、まだこの中にいるんだぁ……」
巫女に導かれるままに、『霊池』へと到着する。
『柵』に囲まれた外観を差し引いても、特別な場所だと感じ取れる。
流石の『須磨』も『柵』越しの池を、ほへーっと、眺めていた。
>「そういえば、その恰好――もしかしなくても、『水を汲みに来た』のかな」
「さっすが、おねぇーさん!
でもねェー、違うんだよなァ……。 ガサ
ほらほら、こーいうことだよッ!」 ゴソッ
『ランドセル』から『自由帳』を取り出し、その場に広げる。
デカい『エンジン』らしき機械の先っちょに『柄杓』が三つ、
まるで『水車』のように組まれた、下手なイラストが書かれている。
「『SMAP』や『嵐』や『TOKIO』が解散とか活動休止しちゃってる中、
これはもう、ボクこと『須磨回造』が『芸能界』に殴り込んで、
『千年に一人の逸材』として、華々しいデビューを飾りたいじゃん!」
「でも、そーなると、ほら……。『インパクト』がさぁ……。
一番最初にデカいことやって、一気にバズってデビューしたいし、
だから、この前にテレビでやってたさー、ほら、
『池の水全部抜いてみた!』ってやつ!
『お化け』とか色々出てきたら、ユーチューブにアップするんだッ!」
「『S湖』だとウナギ屋さんが困るけど、
ここの水ならだいじょーぶかな、って!
お兄ちゃんがネットで検索したら、
ギリギリ『20番目』くらいの知名度あるしさぁ!」
両目をキラキラさせながら、『巫女』へとアツいバイブスで語り掛ける。
17
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/03(日) 23:58:22
>>16
(須磨)
「あーちょっと、分かりにくいかもね。
ネットに強いヒトがいなくてさ、うち」
もし仮にいても『ギリギリ20位』が、
『ギリギリ10位』になりはしないだろうけど。
「そう、ジャストでね」
フフ
「鵺を倒した偉い人はきっと、
『ビリヤード』が上手かったんだろうね。
っていうのはちょっと変な例えだけど」
広がる池に特に感慨は湧かないにせよ、
眺める少年を見るのは、それなりの心地だった。
「え? 今も? うーん」
「どうだろうねえ。それは『池の水を全部抜く』でもしないと」
「……」
「いやいや!」
たわむれに口にした『人気番組』が、
偶然被ったのまでは良いのだが……
自由帳に展開される『禍々しい』装置を目にし、
さすがの『鳥舟』も、ウワーッと焦りを見せる。
「確かに須磨君は『ジャニーズ事務所』にいそうな美少年だけど」
「池の水を全部抜いちゃあ、いけないよ」
「うなぎ屋さんは困らないけど」
「『池の水屋さん』もやってる、
ボクのお父さんが困るんだよ」
子供相手だが……なにか油断できない『雰囲気』を感じたのだ。
ここでウカツに「いいね、やってみなよ!」なんていうと……『なにかヤバイ』って雰囲気を。
18
:
須磨『ズーマ』
:2019/02/04(月) 00:11:58
>>17
(鳥舟)
「えぇー、いいじゃーん! やろーよー!」
ポンチ絵の描かれた自由帳を片手に、
明かな『確信』を以って、『鳥舟』に迫る。
この『禍々しい』装置は何時でも手配できるのだと言わんばかりだ。
「『池の水』は、ほら!
なんか、『井戸』とかに保管してさぁ〜〜〜ッッ」
「『ヌエ』が見つかったら、テレビもいっぱい来るよ!
おねぇーさんも芸能界呼ばれるかも!
しかも、大ニュースだって! お化けだよ、お化け!
見つかったら、『アカミミガメ』とか『ブラックバス』なんて目じゃないよ!」
しつこく食い下がっていたが、遂にシビレを切らしてか、
柵越しに池の水を覗き込んでは、何かいないか探し始める。
「チェー、何にも見えないや。
でもさぁ、この『池』って有名スポットなんでしょ?
『お化け』がいるから有名なんじゃないのぉ?」
「お兄ちゃんは、人魚のミイラでも捨てたんじゃないかって、
しょーもないこと言ってたけど」
『根拠』があるんだとばかりに、振り向きながら『鳥舟』に問い掛ける。
『お水屋さん』が困るのは理解したが、とはいえ『ヌエ』がいる可能性は捨てきれない。
19
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/04(月) 00:42:38
>>18
(須磨)
「よくないし、やらないよ須磨くん。
こんなにたくさんの水は井戸に入らないしさ。
確かにボクも『女優』とか憧れるんだけど、
そういう『オモシロ一般人枠』からの棚ぼたで、
長続きした芸能人ってあんまり思いつかないしさ」
などと食い下がる須磨をかわしていたのだが、
柵ごしに池を覗き込む彼に、嘆息しつつ後ろ姿を見る。
「あんまり、澄んだ池じゃあないからね。
ほら、『何があるか分からない』だろ?
それは何があるか好きに考えられて、
自分の『信仰』を託せるってことで、さ。
――――だから、有名なんじゃないかなあ」
そう答える鳥舟学文は『本音』ではない。
この池の『何がそんなにいいのか』?
本当にそんな『都合のいい理由』なのか?
雰囲気か?空気か? 『集団心理』か?
胡乱に入り組む伝承が醸し出す『霊験』か?
やや淀んで底知れない『湖面』の謎深さか?
『神社の子』であり『神に託さない』鳥舟学文は、
神秘を『否定』は決してしない――――常に『疑う』。
「ボクは、そう考えてるんだ。
『人魚のミイラ』っていうのも面白いけどねえ」
「……あっ、また『ペットボトル』が投げ込まれてるじゃん。
もし『鵺』がいたら激オコだろうねえ、こういうのはね」
≪ ゥ ゥ ゥ ゥ -------------ン ・・・≫
その『疑心』が――――『暗鬼』を、『鵺』を在らしめる根源、『ヴィルドジャルタ』。
20
:
須磨『ズーマ』
:2019/02/04(月) 01:07:41
>>19
> そういう『オモシロ一般人枠』からの棚ぼたで、
> 長続きした芸能人ってあんまり思いつかないしさ」
「ぬ、ぬあああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜ッッ
確かにッ! ――――このままじゃあ、二宮君は愚か、
『ミスター・サスケ』みたいなメディアのオモチャにされちゃうよォォ〜〜ッッ!!」
『鳥舟』の核心を突いた発言に、ぐうの音も出ないとばかりに絶叫した。
確かに『池の水』は澄んではおらず、『全部抜きたく』なる衝動に駆られる。
「あ、あぁー、わかるぅー。
ボクも『用水路』の奥とか気になってたし、
昔の人も、『池の水』が抜けないから、いろいろ考えてたのかなぁー」
プカプカと浮いてる『ペットボトル』を眺めながら、何の気もない返事をした。
『鳥舟』の抱く『信仰』への疑念について、当然ながら『須磨』は知る由もない。
「チェー、じゃあ『池の水』は抜かない方向でぇー、
うーん、後は何だろうなぁー……。
『朝青龍』を押し出すとか、『亀田』の兄ちゃんにノックアウト、
でも、これじゃあ『ズル』になっちゃうもんなぁー……」
『他人の褌』を使ってでも、なんとしても『目立ちたい』。
『一億総メディア時代』が生んだ歪な少年の『自己顕示欲』もまた、
正体のとくと見えない現代の『鵺』であると言えよう……。
21
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/04(月) 01:37:34
>>20
(須磨)
「まあ『二宮君』と同じ空気が吸えるなら悪くないけどさ、
よくわかんない『お笑いタレント』に弄られそうな気配がするから、ねえ」
それ以上語る事はないが、そこそこ『ミーハー』らしい。
「今時は全部抜いちゃえば、全部分かるからねえ。
そこをあえて抜かないのも、ひとつの『信仰』なんだろうね・・・」
あとで拾わなくっちゃなあ、と思いながら揺蕩うボトルを目で追う。
その言葉にも、もちろん心にもないわけではないが……気は薄い。
「ま、池の水は抜かせてあげないけど……
『心願成就』の祈祷もうちはやってるからさ。
もし『ジャニーズ』に入ったりとか、
『イケメンYoutuber』になったりとかするなら、
いつでも『お参り』しにくるのを待ってるよ」
芸能に特化した神さまを祀ってはいないが、
夢をかなえる背を押すのは、神社の『主流』だ。
「……ズル?」
「?? まあ、彼らも『小四』相手には、
ちょっとばかり油断しちゃうだろうしね」
言葉の意味はいまいち察しかねた。
鳥舟学文は『それ』の存在を知ってはいても、
経験が薄く、『疑う』にもまだまだ材料が足りない。
それにしてもこの『須磨』少年は、
あの『禍々しい機械』といい、
『格闘家』を打ちのめす自信といい、
なにか奇妙な『確信』がある・・・『鵺的』な美少年だなあ。
――――それくらいが、今の所感だ。
22
:
須磨『ズーマ』
:2019/02/04(月) 01:51:34
>>21
(鳥舟)
「任せといて!
.
『インフルエンザー』になって、
この神社、バンバン人を呼んじゃうよ!
『池のお水屋さん』も大儲け、ってことじゃなぁーい?」
いささか怪しい『流行語』を引っ張り出しながら、
『自由帳』をランドセルにしまった。
「んじゃあ、おねぇーさん。
また来るからねぇー、バイバーイ!
次はどんな『企画』を持ち込むのか。
頭を巡らせながら、『林道』を走っていく。
23
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/05(火) 22:40:51
神社敷地内――――『神秘の池』こと烏兎ヶ池。
「…………」
ググ グ……
池の際ぎりぎりから腕を伸ばして、
水面を我が物顔で流れるボトルを狙う。
グ
「ぐぐぐ……」
様子は池を囲む柵の外からでも見える。
『巫女』は今にも転落せんという勢いだが、
腕が伸びでもしない限り、届きそうにはない。
手伝ってもいいし、ちょっかいかけてもいいだろう。
24
:
小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』
:2019/02/05(火) 23:21:35
>>23
ザッ ザッ・・・
「お忙しい中、声を掛ける事失礼します」
物書きとして『ネタ』の収集のため。余り普段
足しげに通わない場所まで来てみたが、どうやら
社の遣いが随分と大変そうだ……。
「宜しければ、お手伝い致しましょうか?」
更に近づく。
25
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/05(火) 23:47:59
>>24
(小林)
「んっ」
「ああ、すみませんね、ようこそお参りです。
ただ、この柵よりこっちは立ち入り禁止で」
「『土俵』じゃないですけど、そういうのでね」
バシャッ
水面から手を離して、振り返る。
金色の目と、左右で長さの違う後髪が特徴だった。
「ただ――――もしよかったら、そうですね、
そこの『ほうき』を持ってきてくれませんか?」
「この、柵の扉のとこまでね」
ユラ
「それで引っ掛けて取ろうかな、って」
袖を揺らすように腕を向けた先には、
柵に立てかけられた『箒』が確かに置いてあった。
26
:
小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』
:2019/02/06(水) 21:52:02
>>25
(レス遅れ失礼しました)
珍しい色合いの瞳だ。髪型も、神職に携わる上で この神社特有の
結わいなのかと関心がもたげる。
「箒ですね、どうぞ」
断る理由は無い。言われるがままに神域にこちらが踏み込まないよう
気を払いつつ指定された場所に置く。
「余り感心しない行動。罰当たりな事を平然と行う方も
このご時世多いのでしょうね」
不法投棄を行ったものが居たのだろう。水面に浮かぶボトルに
目を走らせつつ巫女に話しかける。
「『鵺伝説』を聞きつけ、此処へ来訪した身ですが……もし仮に
鵺がいるとして、住処に値するだろう場所を穢すものがいれば
何処知れず、そのボトルの主も災禍を受けるのでしょうか?」
「それと、自己紹介しておきます。小林 丈
清月の学生で、一端の物書きをしております」
素性と訪問の動機を明かしておく。
27
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/06(水) 22:52:16
>>26
(小林)
意味深な容姿の少女……女性? ではあるが、
それがどこまで『巫女』ゆえんなのかは不明瞭だ。
「や。どーもどーも、すみませんね」
ほうきを受け取った。
「ポイ捨てはね〜、よくないですよホント。
ま、うちの池に限った話じゃないですけど、ね」
それを手にして池に向かう……わけではなく、
柵越しに、小林に向かい合って言葉を返す。
「うちは『鵺信仰』ってわけじゃないですし、
この池は……厳密には『住処』ってより、
えー、『墓標』って感じになるんですけど」
「なんにせよぜひ怒ってやってほしいもんですよ」
怒りは表情には出ていないが、確かにあるのだろう。
「ああ、ブンガクをやってるんですね。
ボクは鳥舟学文(とりふねまーや)でして、
ま、見ての通り『巫女』をやってるのと、
文化的な趣味を答え返すなら『観劇』ですね」
「うちの神社で、一本書く感じですか?」
分かりづらい、鵺的な笑みを浮かべてさらに問い返した。
28
:
小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』
:2019/02/06(水) 23:18:44
>>27
「『墓標』……なる程。
池に堕ちた鵺の荒魂を鎮める為に作られたと聞いたので『住処』と
呼称しましたが、確かに墓 と言うのが適切ですね」
>うちの神社で、一本書く感じですか?
「それが要望ならば、一月内にでも。
物書きを自称する手前、創るならば真摯に向き合います。
学友の方で、例えばラノベの派生 所謂二次創作を書いてくれと
言われれば、ソレ等に関連する作品から目を通し基盤を作ってから
依頼品を執筆する、と言うのが私のやり方でして」
鵺的な微笑に、こちらも波紋なき水面のような静かな微笑で返す。
「貴方が望むのなら、私はどんな物も 御創り致します。
ただ、具体的な題材は渡して頂きます。
喜怒哀楽の感情で分別するとして、鵺をテーマとするのなら
喜なら、鵺の生誕か 京(みやこ)で生を謳歌してた事柄か
怒なら討たれた時の事か、または討たれるに値する暴走の発端を
描くか……等々ね。満足出来る品になるかは鵺如く未知なれど
職務には真摯に向き合う姿勢ではいるつもりです」
長々と自分ばかり話してすみません、と謝辞を告げてから
此処に訪れて気になった事を鳥舟へ質疑する。
「お話を変えますが。この神社の『名』が気になっていましてね。
『烏兎ヶ池』 烏と兎は一体どのような由来から来てるのですか?」
29
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/06(水) 23:41:32
>>28
(小林)
「ああ、まあ、そうですね、住処でもいいのかも。
その辺りの由来はボクが決めたものでもないし、
解釈はお任せします。ロマンがある方でどうぞ」
神社の簡素な『ホームページ』にも、
池の由来を断言するような文言はなく、
こう答えるのが『通例』なのかもしれない。
「あー」
「その辺は、神主の許可がないとなんとも。
ボク個人としてはちょっと読んでみたいですけど。
小林さんの『作家論』は本気度を感じますし?」
「ただまあ許可が出ないとにんともかんとも」
笑みを一通り浮かべてから、
本題となる問いに小さくうなずいて。
「池がね、先にあったんですよ、神社より。
なので池の名前を付けたのは誰か知りませんけど」
「作家センセーにこんなこと、シャカ……もとい、
いわゆる『カッパに水練』って話ですけど、
カラスは『太陽』で、ウサギは『月』でしょ?
えーと、金烏玉兎、っていうんでしたっけ」
「ここは『太陽』も『月』もよく映るンです。
伝統がなかった昔なら尚更映えたんでしょうね」
今日は、あいにくの『曇り空』だったが――
「つまり、そーいう事だっていうのが定説ですねえ」
水面に映る『青』と『白』はなるほど、水鏡の如し。
定説と言われる程度の『説得力』はありそうだった。
30
:
小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』
:2019/02/07(木) 00:13:40
>>29
「金烏玉兎 そうか……」
得心を浮かべた顔で池を見つつ納得いった表情を浮かべる。
「となれば、此処は神道で言えば祇園信仰……八坂神社や
ソレ等に通ずる、と考えて良いと受け取っても?
三国相伝陰陽カン轄ホキ内伝金烏玉兎集曰く、京で討たれた鵺の
伝説は殺生石などに酷似しており、旧き京を連想するのは容易です」
「神仏習合と、この町特有の形態が合わさったものが今の
『烏兎ヶ池神社』となっている……と、知ったような口を聞きますが
全ては一個人の妄想です。真実は大きく異なっているかも知れませんが
こう言う風に想像を働かせ楽しめただけで、今日は良い思い出が
出来ましたよ。ありがとう御座います」
それと……最後にもう一つ。と、前置きと共に小林は最後の質問に移る。
「貴方『鳥舟 学文』に対し、直接的に伺いますが……。
そちらから見て、『鵺』とは一体どんなものだと思います?」
「私にとっての『鵺』とは、幾多にも変化し得うる万象と考えてます」
聞いてみたかった。『鵺』に深く関わるものであるだろう彼女の口から
『鵺』に対する在り方を直接。
31
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/07(木) 03:06:24
>>30
(小林)
「スサノオを信仰してるわけじゃないんです。
あくまで『そういう名前の池』があって、
そこにこの神社があるっていう由緒なので」
「解釈は、お任せしますけどねえ」
曖昧な、笑みだった。
「もうひとつ、いいですよ」
ほうきを手でもてあそびながら、頷く。
その頷いた首をそのまま横に傾げた。
「鵺? う〜ん、難しいとこついて来るなァ。
ボク個人にとっては、『妖怪』ですかね。
要するに、『よく分からない、怖いもの』かな」
「神社にはどっちも『敵』――――
ってのはシンプル過ぎる言い方ですけど。
鎮めるべき存在ってのは間違いないですね」
「『難しく考えればいくらでも考えられる』でしょうし、
難しく考えた方が楽しい問題なのかもしれないけど、
『難しくする』のは神社とか巫女の仕事じゃなくって、
それこそ小説家のヒトの専売特許でしょうから、ね?」
32
:
小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』
:2019/02/07(木) 22:35:17
>>31
(ここら辺で〆させて頂きます。お付き合い有難う御座いました)
「万葉集における『ぬえ鳥』とは
うら悲しい・寂しいと言う女人の思慕における意味合いですが」
池に対し、一度深く頭を下げて。小林はこう嘯く。
「この池の謎は、女性の心のように推し量るのが そう
とても難しい。もしかすればパッと思いつくような
簡単な答えこそが真理なのかも知れませんし、真相は
それこそ本当の鵺伝説の如く個人一つの裁量で処理出来ない
ものなのかも知れません。謎は謎のままで終わらせる事も
美しくあれ・・・・・・まぁ、簡潔に言えば私はこの池が大層
気に入りました」 ニコッ
笑顔は、恐らく本心で浮かべた物だ。
「また、来訪しても宜しいでしょうか?
今度は、和菓子の一つでも土産に雑談でも致しましょう。
駅で随分と舌を唸らせそうなマスカット饅頭と言うのがあるんですよ」
談笑を手短に行い、青年は帰路へ向かう為神社へと背を向ける。
「鵺住まう池か・・・・・・いずれ、叶うならばこの『目』で見たいものだな」
道中で、金魚が住まう硝子球を手の中で転がせつつ想像の鵺を夢見るのだった。
33
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/07(木) 22:43:49
>>32
(小林)
「そーですか? そりゃ、よかったです。
いつでもまた『神秘』を楽しみに来て下さいよ」
「あ、でも」
「差し入れはこっそり、お願いしますね。
『縁側で参拝客とお茶しながら雑談』とか、
マンガの巫女さんみたいでちょっと憧れますけど、
ボクしかいない日じゃないと怒られそうだし」
ニコ
「それじゃ、また。ようこそお参り、でした!」
・・・
・・・・・・
「さて、と」
バシャッ バシャッ
カコッ
「――――よし、取れた」
34
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/17(日) 00:05:51
――――ざっ
――――ざっ
ほうきで不届きなゴミなどを集めつつ、
頭の中で考えるのは、『ヴィルドジャルタ』のこと。
思いがけずその正体の答え合わせは出来そうだが、
はたしてそれで『いい』のか……そんなことを考えていたら、
カコッ
「あ」
「あちゃ〜っ」
ほうきで空き缶をふっ飛ばしてしまって、それを追って歩き出す。
35
:
芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
:2019/02/19(火) 22:13:20
>>34
コロコロコロ ・・・ピタ
缶は思った以上に遠くに転がり……賽銭の場所に二つの人影が立っていた。
参拝客と言うには、どうにも異様な男と もう一方はスタンドである。
パン!!
「えぇ゛〜 あぁ゛ あぁ゛ あぁ〜っと 神様神様よぉ
ウィゴーちゃんが雌落ちしますように
ウィゴーちゃんが雌落ちしますように
ウィゴーちゃんが雌落ちしまうように
さぁ〜〜〜〜ぁぁぁ〜〜て こんだけ祈れりゃあ
神様もよ ウィゴーちゃんが何かの拍子で日常で前触れなく
俺に赤裸々な情事を常時披露してくれる事もあんと思うんがなぁ。
そこんところ どうよ? ウーちゃん」
パン パン パン
『この馬鹿の頭が正気に・・・いや、これが正気の場合もあるのか。
この馬鹿のみに天罰がくだりますように
この馬鹿のみに天罰がくだりますように
この馬鹿のみに天罰がくだりますように
この馬鹿のみに天罰がくだりますように
あと、ウィゴーちゃんでもウーちゃんでも無い
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだって何度も言ってんだろ。
あんたの頭の中には脳味噌以外の何を入れてるの?
どうやったら、そんな風な生き方出来るの?』
「そんな焦がれた視線向けてくれるなよ。此処は聖域だって言うのによぉ
思わずウィゴーちゃんをナニとは言わないが真っ白に染めたくて染めたくて
いぎり立っちまうだろうさぁ なぁ」
『アア チクショウ カミハシンダ』
「可笑しな事言うじゃねぇか。俺の目にはとびっきりの女神が
今も扇情的に身を捩れてるってのによぉ」
『キシャァァァァァァァーーーーー!!!』
やばい男と やばそうなオーラでヒステリックに悲鳴をあげる
スタンドが居る。無視するのも一つの手かも知れない。
36
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/19(火) 22:48:16
>>35
(芦田)
「………………」
フイッ
見なかったふりをして缶を拾いに行く。
警察を呼ぶか、それなりに真剣に考えた。
スタンドを説明できないと思って、やめた。
(まだ、暖かくなってはないんだけどなあ)
(あれは『スタンド』だ)
(ああ、『ヴィルドジャルタ』が、
出せればよかったんだけどなあ)
都合のいい運命はない。
缶を拾いに行く。
(都合のいい神なんて元からいないんだよ。
だから、君も私もこうして、困っちゃうんだよ)
だから……この変質者に近付く事になるわけだ。
37
:
芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
:2019/02/19(火) 23:07:38
>>36
『アァ・・・モォ 本気で何でこんな男の下で
動く事になったんだろう。こいつでさえ無ければ
今頃は話が通じる本体さんと共に歴史トークとか
考古学などの深い知識の対話が出来てたのに……!』
「そうは言うがな、ウィゴーちゃぁん。
人生ままならねぇもんさ。俺も過去を振り返って常に
納得いったもんがあったか指折り数えるも。やっぱ全部
しっくり来なかったもんさぁ。
だからよぉ、俺は俺のしみったれた過去よりも
ウィゴーちゃんとの輝く愛の未来について真剣に討論する方が
よっぽど健全だって思うんだがな」
『あ ん た の 発言 が 悪 影 響 な ん だ よ!
それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだって何べん言ったら
わかるんだ。その歯全部ぶち折られたいのか』
「やめてくれよ……ウィゴーちゃん。
ウィゴーちゃんの拳が、俺なんぞの歯に当たって痛むなんて想像した
だけですげぇ胸が痛いんだ。
……てか、俺が傷むとウィゴーちゃんにも影響あるって理不尽だよなぁ
なんでまたそう言う仕組みになっちまったのか。
……うっし、決めたぜ。俺はウィゴーちゃんと俺との痛みの繋がりだけは
何時か断ち切って見せるって。此処の神社の前で宣言する!
ウィゴーちゃんの呪縛は俺が断ち切ってやるよぉぉお!!」
『そん時は笑顔であんたをブチノメしますよ ええ』
「……んぉ? おぉ巫女さんだ。
なぁ巫女さん。此処って恋愛成就も入ってるよな?」
『縁切りのご利益があるのなら。私は即 これから先
一生此処の信者として活動するんですけどね……』
近づいてきた貴方へ、唐突に男は縁結びの効果があるか聞いてくる。
スタンドはやさぐれている。
38
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/20(水) 00:06:18
>>37
(芦田)
「ええ、巫女さんですよ。ようこそお参りです」
ペコ
「ウチは『家庭円満』とかはありますけど、
まったくゼロからつなげる感じの
恋愛成就はちょっと弱いんですよね。
『縁結びのお守り』とかは、ありますけど」
巫女として必要な事を説明しながら、
あわれな『守護霊』に視線を少しだけ向けた。
うそをついてに喜んで貰う事も出来るけど、
そんな都合のいい嘘は、つきたくもなかった。
「ちょっと失礼しますね」
カコン
空き缶を、拾った。
「神さまはともかくボク個人としては、
『良縁』がある事をお祈りしてますよ。
『ご利益』があるかは、わかりませんけど」
腐れ縁も良縁なのかもしれないけれど。
39
:
芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
:2019/02/20(水) 00:17:34
>>38
(どうぞ、お気になさらず)
『……? ……! も もしや……貴方様は
私の事が見えて?』
「おん? へぇぇ ウィゴーちゃん、こりゃまた
ハッピーな出会いだなぁ。この前の痰吐き爺さんと言い
この町にゃあウィゴーちゃんの友達になれそうな娘っ子も
結構沢山いそうじゃねぇか、おい」
『ウィゴーちゃんじゃなく、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです
ゴホンッ お初目にかかります。こちらの変人奇人は無視して結構
私はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト
過去の因果を結び解きしスタンドです。どうぞ宜しく』 ペコ
潜在的に、貴方が常識人だと感付いたのか丁寧な挨拶をスタンドは行う。
「俺も自己紹介一応したほうが良い流れだよなぁ。
芦田 裕。好きなものはウィゴーちゃん 嫌いな事はウィゴーちゃんを
侮辱される事さねぇ」
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです
ア 本当に アレの話は聞き流して頂いて結構ですから』
40
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/20(水) 01:10:09
>>39
「『巫女』の鳥舟学文(トリフネマーヤ)です」
ペコ
「貴女様なんてのは、やめてくださいよ。
ボクは当然『神さま』でもないですし、
偉くもなんともないんだから――――」
目を細めて、口角をわずかに上げる。
好意だけの笑みではないにせよ、
悪印象を与えるつもりもない、玉虫色の笑み。
「それで、えー、『芦田』さん」
「『見える』のは、そんなに特別なんですか?
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』さんは、
ボクの目には驚くほどはっきり見えてますけど」
幽霊とも妖怪とも違う。
スタンド――――見るのは二度目だが、
不思議なほどに、そこに感動も驚きも無い。
「まるで見えていない人も、多いような言い方ですから」
それがあるのは、当然だった。そんなこの世界を知る必要も当然あった。
41
:
芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
:2019/02/20(水) 22:46:10
>>40
『アア 何でしょう この安心感……対等に
ちゃんと自分の名前が呼称される、極普通の事が
こんなに嬉しく感じるなんて』
普通の接しにスタンドが静かに喜びを噛み締める中
一本の煙草を懐から出してペン回しの要領で弄びつつ
本体の芦田は呟く。
>『見える』のは、そんなに特別なんですか?
>まるで見えていない人も、多いような言い方ですから
「そりゃ〜よぉ 巫女さん。世界人口73億に比べりゃあ
『見える』より見えねぇ奴等のほうが多いんじゃねぇのぉぃ?
少なくともよ。最初にウィゴーちゃんとデートするために
喫茶店で飲み物二つ注文したら変な顔されたしなぁ。
おまけに街中でウィゴーちゃんに話しかけていても、ここが
危ねぇ奴だと全員遠巻きに見てやがる。失礼なこってよぉ」 トン トン
『いや 私が見えるとか見えない次元で、貴方の振る舞いが
やばいって事を自覚して欲しいんですけど。あと、私の名は
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
自分の側頭部を軽く叩きつつ、呆れた口調で愚痴を垂れる芦田に
スタンドはツッコミ入れるもののマイペースに話は続く。
「大体よぉ。俺達『見える』派からすりゃあ、不可思議な世界に
片足どころか両足どっぷり不可思議世界沼に突っ込んでるんだぜぇ?
世の中の大半、自分が賢いまともだと思ってる馬鹿野郎共にゃあ
見える派は全員奇人変人なんだろうが、俺もあんたも見える事が
特段に変じゃないって事は共通認識だろ?
って事は、一体全体何が『特別』で何が『普通』だ?
世の中にゃあよぉ、チンケな手品見たいな力ある奴もいりゃあ
神様めいた力を引き出して、今時やってる天災も人為でやってない
保障なんぞ誰にも証明出来ねぇ。この世界そのものの正常さを
『納得』出来る理論も証明出来ない野郎共に異常者扱いされても
屁でもねぇよ、おい。何が言いたいかって?
うちのウィゴーちゃんが世界、いや宇宙一可愛いって事よ」 ヘ ヘ ヘ ヘ
『あ、すいません。世迷い言 終わりました?
それと私の正式名称はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト
もう一度言いましょうか?
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ! こ の スカタン!』
『納得』出来るものが無い以上。『特別』も何も無い
そう言った哲学を芦田は語った。最後の良く分からない自慢には
スタンドが怒鳴った。
42
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/20(水) 23:59:59
>>41
(芦田)
「『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』さんも、
色々苦労なさってるんですね。
正式な名前があるなら、ボクはそれで呼びますよ」
「ボクの事は別に『マーくん』とか……
ああ、『あやちゃん』でも良いですけどね」
タバコに視線を向けながら、拾った缶をちりとりへ。
笑みはそのままで芦田の『講義』を静かに聴く。
「そうですねえ」
「ボクは『見えるのが普通』だと思ってるし、
例えばボクのお父さんなんかは、
きっと『見えないのが普通』と思ってるし、
誰もが根っこのところが『普通』なのか分からないけど、
何があるか分からない世界をおっかなびっくり生きてるし」
「『ハッキリわかるもの』なんて――――人間に都合のいいものは、
数学とか科学とか、『学問』の中にしかないのかもしれませんね」
哲学的な、どこか深い湖に素潜りするような話に思えた。
自分は巫女で聞き屋ではないにせよ、興味は惹かれる考え方だ。
もっとも、鳥舟はこの世界に『陰謀論』のような類の疑いは然程持たないが。
「『乙女心』なんてのは『分からない』ものの最たるものですよね。
恋愛成就――――求めたくなる気持ち、ボクにもわかりますよ」
「分かっても納得できないもの、でもあるかな」
43
:
芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
:2019/02/21(木) 00:18:37
>>42
(切りが良いと思うので〆させて頂きます。お付き合い
有難うございました)
「恋愛は良いぜぇ 巫女さぁん。俺はウィゴーちゃんを
見初めてから人生常にハッピーデイだ」
『私は控えめに言って拷問エブリデイなんですが
それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだって言ってるでしょ
あぁ、それではアヤ様 と、呼ばせて頂きます。
何分 特例を除いては敬称付けて放して頂く性分ですから』
「おぉ、良かったねぇウィゴーちゃん。女の子友達第一号じゃねぇか。
それとよ。んなジーっと見つめんでも此処じゃあ吸わんよ。あんま
ウィゴーちゃんも良い顔しないし、近々禁煙を真剣に考えるか」
取り出した煙草をしまいつつ、鳥舟の缶を指しつつ呟く。
「――不法投棄が我慢ならなくなったら、ウィゴーちゃんに頼ればいい。
助けになってくれるぜぇ なぁ?」
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
えぇ もし、何かお困り事があれば何時でも貴方の友として……』
ス ラ ァ ァ
おもむろに、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトがチリトリの缶を
拾い上げると、その缶に滑らした手から『フィルム』が現れた。
『……捨てた主ぐらいは割り出して見せるのは朝飯前ですよ
……あっ! 湖畔のほうへ本日午後に行く予定だったの忘れてましたっ』
「んぉ? あ〜らら、スケジュールミスかいウィゴーちゃん?
そんじゃあ、今日は予定を切り上げて俺と愛の巣で洒落こむ感じで……」
『行くに決まってんだろ 世迷い事は私のいない空間で吐いてろ
それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
……ではアヤ様! いずれ、また楽しくお話でも!』
冬風がまた星見町を覆う中で、奇妙なスタンドと男は神社より
木枯らしよりも激しい渦を見せつつ去って行くのだった。
44
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/02/21(木) 00:30:01
>>43
(芦田)
「ボクもこう見えて恋多き乙女なんですけど、
今のところ相手は見つかってないんですね。
まあ、積極的に探してるわけでも無いですけど」
ニコ ニコ
「ああ、すみません。
吸っても良いんですよ。
法に反さない程度なら」
路上喫煙そのものの規制はともかく、
どこかに腰を落ち着けて吸う分には拒否はしない。
芦田の印象も、少なくとも『ポイ捨て』をしそうには見えない。
「『霊感神社』にするつもりは――――
少なくともお父さんの目が黒いうちは無いんです。
だからゴミはちゃんと、ボクが拾いますよ」
スッ…
「巫女の仕事ですから、ね」
カコッ
空き缶を、指を搦めてちりとりに戻した。
「でも…………まあ、話し相手でしたら、
今日みたいにボクだけの日ならいつでも」
「それじゃあ……ようこそお参りでした」
45
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/03/02(土) 04:56:56
烏兎ヶ池神社の近くには、『バス停』がある。
市街からやや離れ、しかも川をまたいだこの神社の、
貴重なアクセス手段であり・・・出るための手段だ。
「っっっクシュン!!!」
ズビビーッ
「うーん…………」
花粉の季節ってことらしい。
激しい『くしゃみ欲』でそれを思い知った。
今日は休みの日で、今から家を出る所なのに、
なんとも幸先が悪いというか、イヤな感じだ。
いつもの巫女服ではなく、レースをあしらった白いブラウスで、
バスを待ちつつ・・・条件反射的に、落ちていた空き缶を拾った。
ブロローーッ
ちょうど『町からこっちに来るバス』が走り去り、
参拝客かもしれない人間が何人か降りて来ていた。
あるいは
>>46
も、その中の一人なのかもしれない。
46
:
黒峰 唯『オールナイト・トレイン』
:2019/03/03(日) 21:02:35
>>45
バスからなんだか眠たげな様子の女が降りてきた。
「……おはよー……ございます……。
神社の前にポイ捨てとは……罰当たりですねぇ……。
むにゃむにゃ」
鳥舟に声を掛ける。
47
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/03/03(日) 22:06:34
>>46
クルッ
声を掛けられ、そちらに振り向く。
「えーと、おはようございます。
ほんの少しずつ陽気になってきて、
なんだか眠くなっちゃいますね」
「ああ、空き缶。
まったくですよね、罰当たりな。
誰かが踏んで転んだらどうするんだ」
ゴソ
「捨てるのは楽だろうけどさ、
拾うのはわりと大変なのに」
ブツブツ
ゴソ
ぶつぶつ文句を言いつつ、
カバンからビニール袋を出し、
そこに缶を包んでしまった。
「これからご参拝ですか?
今日は天気もいいし日和ですねえ」
「それとも、川歩きでも?」
文句はすぐに笑みで上書きされた。
鵺鳴川が近くを流れている。
別に面白い川でも無い気はするが、
散歩道にするには悪くない……気もした。
48
:
黒峰 唯『オールナイト・トレイン』
:2019/03/03(日) 22:32:47
>>47
「捨てる悪行も……拾う善行も、お天道様は見てるんじゃ……ないでしょうか……」
目と鼻の先ですし。
「神社に……安眠祈願に来ました……。
最近、寝不足……なので。
……ああ、川のせせらぎを聞きながら……なら、よく寝れるかもしれませんね……。
ぐー」
まぶたが閉じそうなのをなんとか堪えながら会話する。
寝不足だとか言うわりにはどこでも眠れそうだ。
49
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/03/03(日) 22:46:08
>>48
「お天道様がそのまま注意までしてくれたら、
こっちもラクで良いんですけどねえ。
ま、そんな都合のいい話はないですけど」
「ボクも見かけたら一応、
注意はしてるんですけどね」
フッ
「お天道様にかわってってわけでもないけど」
ポイ捨て注意の看板もむなしく、
境内にはいつでもゴミが落ちている。
看板がなければもっと多いかもしれないけど。
「安眠祈願……えー、安眠祈願なら」
「健康祈願の一種、ってコトになるんでしょうねえ。
それとも、不眠症なら『病気平癒』かな。
病気平癒はウチ……あの神社の得意分野だから、
その点は期待してくれちゃって、良いと思いますよ!」
どこに祈願が必要なのか疑問だが、
まだまだ眠り足りないということなのか?
まあ、今日は巫女でもないし深入りはしないが・・・
「……もしもし? あれっ、もしかして寝ちゃった?」
寝息らしき声にはさすがに驚き、目の前で手を小さく振った。
50
:
黒峰 唯『オールナイト・トレイン』
:2019/03/03(日) 23:15:52
>>49
「……………はい、寝てませんっ!」
慌てて気をつけの姿勢、直後に気づいて赤面。
「ああいや違うんですええと…………病気平癒、ですか。
それはありがたいですね……。
……よく眠れそうです……」
しっかりした(?)のも束の間、すぐに戻っている。
「ところで……あなたは烏兎ヶ池神社の関係者の方……なんでしょうか……。
さっき『ウチ』って……言いかけてましたけど……」
51
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/03/03(日) 23:24:01
>>50
「あっ、起きてた起きてた。よかった。
いやま、寝ても良いんですけどね。
道端だからちょっと危ないかなってわけで」
ニコ
「『病気』とは違ったとしても、
『祈る』と楽になるところはありますしね」
笑みを浮かべて、手を後ろで組む。
また寝そうになっているのには、
なんとなく『そういうもの』と察して、
とりあえずは置いておくことにした。
「あ、バレちゃった。ええ、『巫女』です。
今日は非番というかオフなんで、
これから町の方に出ようと思ってましてね」
「それでバスを待ってるわけですよ」
時刻表に視線を向けるが、まだ少しだけ先だ。
「あ。もし神社について聞きたい事とかあれば、
バスが来るまででしたらお答えできますよ。
オフだからってぶっちゃけ話とかは出来ませんけど」
52
:
黒峰 唯『オールナイト・トレイン』
:2019/03/03(日) 23:55:41
>>51
「……なんだかご心配かけて……すみません……」
ぺこり。
「非番ってことは本職の巫女さん、なんですか……。
……初めて見たかも……しれません……。
Zzz……バイトの巫女さんより、お仕事大変だったり……するんですか」
53
:
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
:2019/03/04(月) 00:04:40
>>52
「いいんですよ、これくらい」
ニコォーッ
「ええ、本職ですね。えーっと、お仕事かあ。
実際のとこどうなのかは分かりませんけど、
バイトの子達よりややこしい事はしてますし、
多分大変なんじゃないかなって思いますよ」
笑みを浮かべたまま、指を口元にあて、
考えるようなしぐさをしながら答えた。
「まあ、あの子たちは学校とかあるし、
ボクの方がやる事多いのは自然ですね」
「そういうお姉さんも、今日はお休みですか?」
何の仕事をしているのか想像しづらいが、
普段寝不足で悩まされている辺り激務なのか?
想像を巡らせつつ、軽い調子で質問を返した。
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