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【戦】『スタンドバトルスレッド』 その1

286杉夜 京氏『DED』:2018/07/29(日) 21:51:29
>>285
(>畳ですが、いずれは倒れてくると考えてよろしいでしょうか?
その認識で問題ありません。十数秒ほど畳が直立して立ってれば
幸いかなと言う感じで書かせて貰ったので、今の時点で倒れたと
考えても構いません)

 貴方は軽く畳の射線上から移動して敵の姿が見えるほうへ移動。

もはや阻むものは無い筈、利き腕のみで精度は落ちるが片手だけで
『スウィート・ダーウィン』を引き絞る。

  ガァンッ!! ×6

 その間、相手のスタンド『DED』が動き……

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 「何も……何も考えてなく此処へ移動したわけじゃねぇ。
今や……俺は触れるものを全て飛ばなくさせるクズだ。
 だが、それが幸いとなる事もある。死の淵だからこそ
生きた地獄に浸かっていた俺だからこそ応用出来るんだ」

 「お前も見た筈だ」 「此処には『マット』がある」

   ブゥン   バサッ!

『DED』に滑り止めマットを拾わせて広げて構えさせる。(ス精BC)

相手の銃弾は脅威だ。だが、薄皮一枚でも呪縛のガードがなされば
まだ生き延びれる。まだ、勝機はある。

 「じゃあ……な」  ガチャ

 ガードが成功したならば。『ひろし・すみれ』の部屋に滑り込む
ようにして入ってドアを閉めよう。

287花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/29(日) 22:15:58
>>286

杉夜には策があった……。
進行方向に敷かれている『滑り止めマット』!
それを広げることで、飛来する銃弾に対処するッ!

   ドスッ! ドスッ! ドスッ!
     
         ドスッ! ドスッ! ドスッ!

……マット越しに弾丸が命中する感覚があった。
しかし、それが杉夜まで達することはない。
六発の弾丸を防ぎきり、部屋に滑り込んでドアを閉めることに成功した……。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

「チッ、そいつを忘れてたぜ……。
全弾ブチ込んでやったのに防ぎきりやがった」

そして、今度はあのドアが盾の役目を果たしちまう。
今、弾丸を放ったとしても、ドアに防がれて停止させられる。
そして、俺はドアに触れることができねえ……。

  スッ

   ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

ドアに向けて、立て続けに『六発』ブチ込む。



(※ドアの形状や材質などは、具体的にはどのようなものでしょうか?)

288杉夜 京氏『DED』:2018/07/29(日) 23:43:16
>>287
(普通に、良くある長方形状で木製でお願いします。あと
ドアは家屋に連結してるものだから。取り外されてるなら
ともかく、普通に開閉しても撃墜化はされないと思います)

 花菱は、『スウィート・ダーウィン』 を立て続けに
ドアへと放った。六発の銃弾が一斉に木製のドアを襲う!

 ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

 木製ドアの中心に、拳が入る程度の穴が生じる……だが、中の
様子を見る事がどうやら出来ないようだが?

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 「……っ はぁ……はぁ」

 (出血が、だいぶ酷いな……)

撃墜化解除した後に喰らった胴体に受けた銃撃はだいぶ内臓を痛めてる。
 このままジリ貧を続ければ、まず間違いなく出血多量でこちらが敗北する。
それは、あまり納得できない負け方だ。

  ――ペタッ
 
 まず木製ドアに『滑り止めマット』を張り付ける。相手の死を
思い起こさせる銃弾は、肉体的なダメージは自分に無かったが
それ以外に壁やら畳は平気で貫通していた。つまり無機物には普通に
飛来する銃弾なのだ。今は部屋の中に余りあいつを入れたくない。

(この部屋は……)

まず遮蔽物になるのはMAP上左側にある大き目の机。
あとは物入れと、押し入れが奇襲できる場所としては予想出来る。

 (――よし)

 ガラッ……

 (俺は……『此処』で奴を待とう)

289花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/30(月) 00:14:43
>>288

ドアに滑り止めマットを貼り付けた。
これで、ドアを貫通してくる弾丸をマットが止めてくれるだろう。

  ポタッ ポタッ……

腹部の出血は止まっていない。
『ちょっと指を切った』くらいの傷なら自然に止まるだろうが、
銃で撃たれた傷はそうはいかない。
一気に流れているわけではないとはいえ、確実に体力の消耗には繋がるだろう。

  ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

        ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

部屋の外からは、相変わらず銃声が轟いている……。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

「そこで待ち伏せするつもりか?
だが、罠があるのは分かりきってる。
そんな場所にノコノコ入っていく気はねえな」

  ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

        ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

なおも『全弾発射』を続行する。
リロードが完了したら、二度目の『全弾発射』を行う。
リロードには一呼吸分の間があるが、今の状況であれば、
二回連続で『全弾発射』は十分可能だと考える。



(ドアについては了解しました。回答と訂正ありがとうございます)

290杉夜 京氏『DED』:2018/07/30(月) 17:22:59
>>289

 ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

フルバースト連射!! 無機物のドアに対して偽死弾や実弾の有無は
殆ど関係ない。ただの銃弾の嵐が長方形の木造を蜂の巣にしていく。

 ガラガラ……ッ!

 十数秒も弾丸の嵐が過ぎれば、木造のドアは人が一人入れる程度に
穴だらけになった。

 見える範囲の空間に人がいる様子はない。ただ、血の痕跡と思われる
細長い赤い筋が『押し入れ』方面に続いてるのが見える……。

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 銃弾の嵐が、居室内まで響く。相手が連射を行い、木造のドアに
張り付いてるマット等に警戒をして完全に破壊する気なのも理解できる。

 (まだだ……まだ)

(息を潜める……チャンスは、必ず訪れる)

 息を殺し、待機を継続する。

291花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/30(月) 21:26:10
>>290
ドアに貼り付けてあったマットはどうなっていますか?

292杉夜 京氏『DED』:2018/07/30(月) 22:12:40
>>291

 銃弾で砕けたドアの木片と一緒に開閉部分の下に倒れてる
感じでお願いします。大股で歩けば、触れない範囲で

293花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/30(月) 22:21:59
>>292
回答ありがとうございます。
それから、穴というのは大体ドアのどの辺りに開いているでしょうか?

294杉夜 京氏『DED』:2018/07/30(月) 22:36:10
>>293

 私のイメージとしては、長方形のドアの真ん中を大体楕円形に
切り抜くようにして空いてると考えてます。

295花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/30(月) 23:00:59
>>294
回答感謝します

>>290

チャンスを待ち、潜伏を続行する杉夜。
部屋の外から足音が近付いてきた。
その音はドアの少し前で止まり……。

       ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

連続する激しい銃声が、室内に響き渡った。

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

(少なくとも、見える範囲にはいねえ……が……)

ドアに向かって近付いていく。
しかし、近付き過ぎない。
ドアからは3mほど離れておく。

(この部屋にいることは間違いねえ……。
ここで身を隠せる場所は限られてる)

その時、血の跡が視界に入った。
それを見て目を細める。

(こいつは……なるほどな……)

    スゥッ……

       ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

ドアに空いた穴を通るようにして、『机』に向かって『六発』の銃弾を叩き込む。
人間が通れる程度の大きさならば可能だろう。

296杉夜 京氏『DED』:2018/07/30(月) 23:24:18
>>295

 花菱はドアから3m程の距離を維持する。ドア越しに周囲の
確認を行うと、押入れに通ずる方角に血の筋が残っているのを
発見した。だが、それは確かに『あからさますぎる』

罠である事を考え、机に向かって乱射! 

 ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

 机に潜伏している可能性を考え乱射する。机に多くの弾痕が生まれる。
そこから物音はしない。


 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

杉夜はモグラのように、ただじっと息を潜めて機会を待つ。
 
 銃弾の嵐が過ぎ去り、相手が部屋の中に完全に足を踏み入れる。
その瞬間まで、じっと息を殺す。

 (『机』は……×さ)

297花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/31(火) 00:03:31
>>296

  ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

ひたすらに潜伏を続ける中、外からは相変わらず銃声が轟いている。
音の方向から考えて、今度は『押入れ』が銃撃されたようだ……。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

「――『ハズレ』か……」

ざっと見て潜んでいられそうな場所は、残り『二ヶ所』。
つまり、『押入れ』か『物入れ』だ。
何も部屋に入る必要はねえ。
外から順番に潰していく。

  ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

『押入れ』に向かって『六発』ブチ込む。
血の跡は『押入れ』に続いていたが、ここにいるとは思っちゃいない。
一応念の為に確認してるだけだ。
ここにいなければ、いよいよ……。

298杉夜 京氏『DED』:2018/07/31(火) 00:39:50
>>297

>ガガガガガガァァァ――ンッ!!!!!!

『押入れ』と『物入れ』 潜んでいそうな場所はその二つ。

 『押入れ』に対し『スウィート・ダーウィン』の銃弾が全弾
襲い掛かる! ……然し、特にそちらから反応がない。
 
   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……。

残り、潜伏先として考えられるのは。

 
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 (『机』 『押入れ』に 威嚇射撃が発射された。

 残るは、あと一つ……追い詰められた か)

 (……いや 『解除』すれば、まだ勝機は存在する。
このまま、奴が俺の間合いに来るだろう時まで……待つっ)

  潜伏を継続する。奇襲の用意だけはしておく

299花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/31(火) 19:10:50
>>298

機を窺い、ただ潜伏し続ける。

    トン トン トン トン……

慎重な足取りで、靴音が徐々に近付いてくる。
やがて、それはドアの手前付近で止まった。

「……テメーに一つだけ言っとくぜ」

部屋の外にいるらしい花菱が、独り言のような口調で言葉を発する……。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

ゴ ゴ ゴ ゴ          ゴ ゴ ゴ ゴ
         ゴ ゴ ゴ ゴ          ゴ ゴ ゴ ゴ

    トン トン トン トン……

靴音を響かせながら、警戒を怠らずにドアの前まで進む。
穴から油断なく室内全体を視界に収め、口を開く。

「……テメーに一つだけ言っとくぜ。
俺には『テメーがどこに隠れているかが分かってる』」

奥の『物入れ』に視線を向け、その方向に『スウィート・ダーウィン』の銃口を突き付ける。

「『トムとジェリーに出てくるチーズ』みてえに穴だらけにされたくなけりゃあ――
今の内に『そこ』から出てくることを勧めるぜ」

身を潜めているであろう杉夜に対し、言葉による『揺さぶり』を仕掛ける。

300杉夜 京氏『DED』:2018/07/31(火) 20:29:34
>>299

「テメーに一つだけ言っとくぜ。
俺には『テメーがどこに隠れているかが分かってる』」


既に『机』と『押し入れ』は蜂の巣にした。残るは『物入れ』しかない
普通 相手がそれ以外で遮蔽物のない空間で身を顰めるとしたら。

 油断なく『物入れ』に銃口を片手で握りしめて意識を集中させる。
入口手前で、巣穴から出てくるだろう獲物を撃ち倒すた


          「待って  た」

            ブゥ   ンッ――!

       聞こえて来た声は    『上空』

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


    「待って た。『此処』へ……入る時を」


『暗号スレッド エニグマ』スレ18番
暗号解読パスワード gekituika


腹の出血を利用して、血が触れた手で押し入れに
軽く触れて痕を付着させます。
 その後、撃墜化によって壁を歩き
ドアの真上の天井部分に密着するようにして
敵が来るまで待ち伏せます。腹の血は首に
巻いたタオルで押さえます。

 
『ドッグ・イート・ドッグ』は

『撃墜化』が施された生物は。意識をすれば、壁に関しても
歩く事は可能。九十度の傾斜、重力に逆らう行為だが無理を押せば
決して不可能ではないのだ。だから、自分はドアの真上の壁に
居室内に入って直ぐに頭上を見なければ、ほぼ気づきにくい死角で
この時を きの千載一遇の機会を ずっと音を殺し、地面に落ちそうな
血と汗を必死に耐え 相手がドア付近に確実に来るのを、ずっと待っていた……!

 相手がドアの傍にいる 物音で確信した瞬間
     この瞬間『撃墜化』を解除
 
    「くたば    ――れ」

        ――ブォ  ォ゛オン

  『DED』による、渾身の蹴りを 降りたって視認する瞬間に
 相手が完全に不意を打った瞬間にぶっ放す(パス精BBC)

301花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2018/07/31(火) 21:32:09
>>300

           ――ドシュッ!!

頭上からの奇襲。
完全に不意を打った形だ。
勝利の確信と共に蹴りを放つ。

 メギャッ!!

……その足先に、頭蓋骨を砕く鈍い感触が伝わった。
『クズ』が一人消え、『クズ』が一人残った。

杉夜京氏『DED』→『勝利』

302スズ『ティーンエイジ・ワイルドライフ』:2018/12/16(日) 23:59:59
対戦希望。ペースは1日1レス以上を希望。
初戦で感覚がつかめないので、ステージは任せたい。

303スズ『ティーンエイジ・ワイルドライフ』:2018/12/20(木) 00:56:06
>>302
対戦希望を取り下げ。

304仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/12(金) 19:11:18
リアルバトル希望。

マッタリ進行、週に一日定休日、くらいのヌルめのレス速度を希望します
PLにバトル経験が殆どないため、
GMの有無、マップ、再起不能等のレギュレーションは、
話し合いつつ決めていきたいです。

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/130

305三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/14(日) 18:38:30
>>304
対戦希望です
基本的にまったり進行でお互いの都合が合いそうな時間帯はリアル進行に近い感じはいかがでしょうか?

GMはありでもセルフでもどちらでも大丈夫ですが
まったり進行で時間もかかりそうなのでセルフジャッジではどうでしょうか
または判断に迷った時にGMを募る形式とかは

マップはアリーナバトルでよく使われる下記のマップはいかがです?
または、何か仕込みを行えるようにショッピングモールや博物館などを引用してもいいかと思いますので
何か使えそうなマップがありましたら、お願いします

ちなみに、リアルバトル希望という事で、戦いの動機とかはどうします?


☆外見
紺色のスーツ姿にアンダーリムの眼鏡をかけた壮年の男

☆持ち物
財布、腕時計、新品の原稿用紙、Gペン・インク・トーンなど各種執筆用具を入れたカバン、『よれよれの原稿』

☆スタンド:『ブラック・アンド・ホワイト』
動作を書き込んだコマを設置し、コマ内で記録した動作を必ず行える人型のスタンド
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/99-100


∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網
∴:観客席
柱:コンクリートの角柱 高さは2m程度

306仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/14(日) 21:45:23
>>305 
ありがとうございます。
進行、ジャッジ、マップについて、
三刀屋さんの提案に異存ないです。それでいきましょう。

仕込みについては、特に思いつかないので、
マップ内に無理のない程度に、欲しい道具がちょうど置いてある
…みたいな感じで構いませんか?

動機等の状況についてですが、

廃ビルとか郊外の工事現場とかが、ちょうどマップみたいな構造になっていて、
悪役の当PCが、一般人とか三刀屋PCに襲い掛かっててバトル開始、
…がいいなあ…という願望があります。

または、アリーナ内でのバトルという事でも構いません。
リングネーム等考えるのにちょっと時間いただきたいですが。

それと再起不能についてですが、
当PCは三刀屋PCを再起不能にはしません。
とはいえ三刀屋PCが当PCを再起不能にするのは一向に構いません。
その時になったら適当に決めちゃってください。
(星見最速リタイアの記録が樹立できるので…)

307三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/15(月) 13:31:58
>>306
動機など了解しました
では、たまたま閉鎖された夜の廃工場の中で二人は遭遇し、
仁宇さんの襲撃を受けた結果、下記の状況に追い込まれたところからバトル開始という事で

再起不能についてはこちらとしても再起不能の意思はないので
最悪でも全治〇か月くらいの重傷で終わりに出来たらなあ、と考えています

こんな条件で良ければ始めていこうかと思います


∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□仁□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□三□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

扉:鉄の扉 こじ開けるにせよ助けを呼ぶにせよ、脱出には時間がかかりそう
□:廃工場 周囲にはレンチやハンマーなどが散らばっている 一辺の大きさは1x1m
■:コンクリートの壁
∴:外
柱:コンクリートの角柱 高さは2m程度

308仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/15(月) 22:25:32
>>307
よろしくお願いいたします。
そちらの準備等よろしければ、行動開始しちゃってください。こちらも次レスから動きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  「も〜〜〜。『頭蓋骨』と『脊椎』だけは、
   なるべく触らないようにしてあげるから安心してね、
   …って、言ってるのに!」

人の寄り付かない夜中の廃工場。
犬歯をギラつかせる、剣呑ならざる雰囲気の女子高生!

    ギィィ…    バ タン

「扉閉まっちゃった これ、開け方わかんないや?」
「遊ぼう! あ〜〜〜〜そ〜〜〜〜ぼ〜〜〜〜〜〜っっ」

★外見
清月学園高等部のダボついた制服。髪型はツインテ。
上下左右の犬歯を『銀歯』にしている。

★持ち物
スマホ、財布。

★スタンド:『ハスカー・ドゥ』
『骨』を『風船』に変える、本体の背中に張り付いた『タガメ』。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/130

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□仁□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□三□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

扉:鉄の扉 こじ開けるにせよ助けを呼ぶにせよ、脱出には時間がかかりそう
□:廃工場 周囲にはレンチやハンマーなどが散らばっている 一辺の大きさは1x1m
■:コンクリートの壁
∴:外
柱:コンクリートの角柱 高さは2m程度

309三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/15(月) 22:55:26
>>308
よろしくお願いします!


「い・・・・いやいやいやいや、そんな物騒な話聞けるわけないじゃあないか!
 ハハ・・・これはなかなか厄介な子に絡まれてしまったぞぉ・・・・!」

人の寄り付かない夜の廃工場
人気がないのをこれ幸いと無断で立ち入り、資料に使う写真を撮っていたのが災いしたか
物騒な言動のスタンド使い女子高生に絡まれてしまった!

「ここが行き止まり・・・なら、諦めて戦うしかないか!」

周囲に『1-2mくらいの縦横幅をした布』がないか探す
見つかったら手に取って近くの柱の陰に隠れようとする


☆外見
紺色のスーツ姿にアンダーリムの眼鏡をかけた壮年の男

☆持ち物
財布、腕時計、新品の原稿用紙、Gペン・インク・トーンなど各種執筆用具を入れたカバン、『よれよれの原稿』

☆スタンド:『ブラック・アンド・ホワイト』
動作を書き込んだコマを設置し、コマ内で記録した動作を必ず行える人型のスタンド
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/99-100

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□仁□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

扉:鉄の扉 こじ開けるにせよ助けを呼ぶにせよ、脱出には時間がかかりそう
□:廃工場 周囲にはレンチやハンマーなどが散らばっている 一辺の大きさは1x1m
■:コンクリートの壁
∴:外
柱:コンクリートの角柱 高さは2m程度

310仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/15(月) 23:37:05
>>309
ところで、この場所の明るさってどうします?自分に特に希望はないのですが、
状況的には、月明りが入った薄暗い場所、って感じですかね?

〜〜〜〜〜三刀屋への判定〜〜〜〜〜〜

三刀屋は、『布』を拾うことが出来た。
たぶん、資材か何かを包むのに使われていたのだろう。

どんな布がいいとかわからないので、
サイズは『1-2mの縦横幅』、色とか強度は常識的な範囲で、
言い切りで決めてほしい。(3m×2mの新品の最高級防刃防炎布、とかはやめてね)

柱に身を隠すことにも成功する。


〜〜〜〜〜仁宇の行動〜〜〜〜〜〜〜

 「『ハスカー〜〜〜〜 ・  ドゥ!』」       ジャキィ

カマを構えたタガメのスタンドを背中に発現する。
右のカマを前に向け、左のカマを上段に構える

     グサ   グサァ   「す〜」「は〜」

『ハスカー』の発現時、タガメの脚肢が『脇腹』に刺さり、
わたしの肺活量は『数倍』となる。
息を吸う、吐く。リラックス。本体は両手を下ろし、ゆっくり歩く。

相手のおじさん、隠れてるみたいだが、逃げ場はない。
息を上げて追う必要はないんだ。


ゆったりと、大きく呼吸をしながら、心拍数を上げずに…
秒速1mいかないくらいの速度でオジサンに近づき続ける。

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□仁□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

311三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/16(火) 13:37:21
>>310
>ところで、この場所の明るさってどうします?自分に特に希望はないのですが、
>状況的には、月明りが入った薄暗い場所、って感じですかね?
うーん、とりあえずはそんな感じで
ぶっ壊れた屋根から月の光が差し込んで、周囲に何があるかわかりにくいけど、見ればわかる程度という事に


「はぁ・・・ はぁ・・・ さ、流石に息が切れるね・・・・」

三刀屋の手元には1.5m×1.5mの帆布がある
何に使われていたかはわからないが、何かの工程で使っていたのだろう
それをくしゃくしゃにして本体が抱えるように持つ

そして、相手に知られないうちに『B&W』を発現し、
柱の影となる自身の足元に『コマ』を設置しておく

「止めたほうがいいよぉ〜〜〜、君だって警察沙汰は御免だろう!?」

と言うや否や、柱の影から『B&W』だけを仁宇に向けて進行させる
『B&W』の射程距離は5m 視覚も共有しているため、スタンドだけで戦う事も可能だ

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□仁□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□B□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

312仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/16(火) 22:58:59
>>311
〜〜〜〜〜〜〜三刀屋への判定〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三刀屋は『帆布』を抱えた。塵だか埃だかがスーツに付くだろうが、
そんなことを言っている場合でもない。

   ドシュ

さらに、体中に四角形をもつスタンドを発現。
これが三刀屋の『ブラック・アンド・ホワイト』!

そして、足元の床に『コマ』を設置した!
相手のJKからも見えてなさそうな位置。

そのままスタンドを動かし、敵の目前まで動いた。

敵の背中に、刃渡り1mの『カマ』を携えた昆虫
…『タガメ』のスタンドが張り付いているのが見えた。


〜〜〜〜〜〜〜〜仁宇の行動〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「警察沙汰?」
 「わたしにそんな危ない事、出来るわけないよ?
  ………って、お医者さんが言ってってくれるもん」

先述のカマの抱え方はそのまま、相手のオジサンに向かって進む―――

   >  ドシュ
 「ん?」
 
  > 三刀屋の『ブラック・アンド・ホワイト』!  
 
 「ほわっ!?!?」

仁宇にとって『自分以外のスタンド使い』『他人の、それも人型スタンド』

……『初見』!目を丸くしてびっくりする!『息だけ呑んで』、何もしない!

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□仁□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□B□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

313三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/17(水) 00:09:07
>>312

何もせずにその場に立つ仁宇
その間も『人型のスタンド』はゆっくりと君に近づき・・・・

「どこのお医者さんだい、そんな事を言ったのは?
 君にそんな事を言う医者は『ヤブ』か『ブラックジャック』かのどちらかだねぇ」

   「まあでも・・・・少しくらいは痛い目をみてもらおうか!」

相手の『タガメ』の能力はわからないけど、呆けている今がチャンスだ!
『B&W』だけを早歩きくらいの速度で目の前の女子高生に近づけさせ・・・・
そして、相手が1m以内に入る、または相手の攻撃動作が至近距離まで迫ったその瞬間に!
足を使って足元に『コマ』を置き、すぐに発動する!

内容は『真っ直ぐ、仁宇の顔面に右ストレート!』

(僕の『ブラック・アンド・ホワイト』は限りなく短い間だけど『無敵のスタンド』だ
 やると決めた攻撃は決して途中でやめたりしない・・・・ 先制パンチを受けてもらうよ!)

動作中の『B&W』は動作をやめるまで行動を停止せず、ダメージも受けない
故に、格闘戦においては相手のスタンドに対して絶対的に先制攻撃を与える事が出来る・・・・はず パス精CCB

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□仁□□□□柱□■∴
∴■□□□□B□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
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314仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/17(水) 12:34:49
>>313
〜〜〜〜〜三刀屋への判定〜〜〜〜〜〜

 ドシュ    ボコォ

『B&W』は、コマにて規定した、
不良マンガやボクシング劇画のような『右ストレート』の動作を『完璧』に行い、
先制攻撃を決めることが出来た!顔面にクリーンヒット!

だが、相手は一瞬で何か能力を発動し防御を試みたようで…?
何か感触が『妙』だ。柔らかいんだか固いんだかわからない…


仁宇の鼻の骨、頬骨、歯とかが砕けたり割れてんじゃないかな、と思います。
判定よろしくです。

(あとB&Wのコマ、言及されてる設置条件が『触れる』の一言だけで、
 手以外の足とかでコマ設置が可能かどうか不明なのですが、
 質疑面倒なんでここでは判定通していきます。)


〜〜〜〜〜仁宇の行動〜〜〜〜〜〜〜


 「…!(あぶない!『風船化』…)」

『呼吸を止め』、能力を発動!

そして、仁宇の体内の『骨』は『膨張』!
『カーボンファイバー』並みの強度の骨格、ムクムク膨らんだ異常な大柄の体格を手に入れる!

これによって防御、ダメージの軽減を試みる!
たぶん、鼻とか頬骨の割れ…あと歯が砕ける程度で済むはず。

あと、先ほどのレスから『ハスカー』の右のカマを『前』に構えている。
こいつを。掃くような動きで左右に振る(スC)。

息を止め、カマを振りながら、強引に前に進まんとする!



∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□仁□□□□柱□■∴
∴■□□□□B□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

315三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/17(水) 21:13:35
>>314

すいません、↑で張ったURLが供与時点のものだけでした
正しくは↓の詳細となります
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/150

「悪いね・・・・でも、少しくらいは痛い思いを・・・・・えぇっ!?」

『B&W』の一撃は確かに仁宇の顔面を捉え、胸骨や鼻骨の一部は折れているだろう
だが、そこまでだ 『カーボンファイバー』並みの強度を破壊するには破壊力が足らない!

そして、三刀屋は驚愕する   ・・
目の前で少女の体格が明らかに『異常』な変形を遂げている事に!

「き、君ィィィ〜〜〜〜〜〜!?
 この短期間にビルドアップし過ぎじゃあないのかな〜〜〜〜!?
 ホウレンソウでも食べたの〜〜〜〜ッ!?」

『無敵化』の時間はごくごく短い
『ハスカー・ドゥ』の右鎌の払いのけるような動作をガードして後ろに飛ぼうとするが・・・

   スッパァァァアア〜〜〜〜ッ!

          「うぐっ!」

両腕を胸の前に構えてガード体勢を取ろうとした時点で鎌の払いのけを受ける!
両腕前腕に浅い切り傷を作りながら後方(三刀屋の方)に弾かれ、飛び退く!

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□仁□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱B□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
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316仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/17(水) 21:52:14
>>315
最新の詳細、ありがとうございます。読み込んでおきます。

〜〜〜〜〜〜三刀屋へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
JKの細っちいボディーは、異常な変形をしているのが見て取れる!
筋肉を鍛えた、というようなリアル系のビルドアップ感ではない…
全身がポパイみてーなコミカルな形状に膨れ上がっているッ! 

敵スタンドの攻撃をガード腕に『切り傷』が出来たが、深手ではない。
多少の出血と痛みがある程度で、行動に支障は出ないだろう。

『B&W』は退くが、

  「………(パンっパンに膨れた顔 口を真一文字に結んで、無言)」

     ビシュ  ビシュ

敵はこれ幸いといった風にカマを振り回しながら、
柱の陰へと迫るため前進しようとしている!

〜〜〜〜〜〜〜仁宇の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さっきまで、激しい運動を避けたり、呼吸をしきりに意識していたのは、
『しばらく息を止めても大丈夫なようにするため』。
次レスまでは『風船化』状態で動ける、と思う。
呼吸はまだ止めておいて、本体の『風船化』を維持。

  「………(パンっパンに膨れた顔 口を真一文字に結んで、無言)」

さらに、左肩を柱に触れそうなくらい近づけ、
柱と『四角形のオバケ(B&W)』の間を抜けるように…
または、無理やり前に進む!

このとき『ハスカー』の右鎌を『オバケ(B&W)』に向けがむしゃらに振り回し、
左鎌も、『うっかり柱を斬りつけちゃう』ぐらい大き目に振り回しておく。

『ハスカー』の刃はオバケに通用するみたいだから、
怖がって退いてくれるんじゃないかな?


∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□仁□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱B□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

317三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/17(水) 22:28:27
>>316

「その顔・・・・どうやらもう既に『問答は無用』って雰囲気らしいね」

パンパンに膨れた顔や無言の様子を見て三刀屋はそのように解釈する
そして、鎌を振り回して近づいてくる敵を目の前にして・・・・

「クッ・・・・ 戻れ、『B&W』!」

こうなっては『B&W』の力で『タガメ』に対処する事は出来ない
だからこそ、『B&W』をすぐさま三刀屋の所にまで戻し・・・・

「仕方ない、状況を変えよう!」

手元まで戻った『B&W』に本体が握りしめる『布』の角を握らせて足元の『コマ』を発動する!
その内容は『布の端を持ったまま上空5mでポーズ』(>>311メール欄)
『B&W』の能力は開始位置が指定されている場合、その場所に向かって瞬間移動する!
『布』は1辺1.5mであり、その対角線の長さは約2.1m
つまり、能力によって移動した布の角に引っ張られるように三刀屋を上空3mの地点にまで引き上げる!

この上空への高速移動によって仁宇の攻撃範囲から外れようとする!

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱仁□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴ 三刀屋は上空3m地点まで移動

318仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/18(木) 01:35:44
>>317
〜〜〜〜〜〜三刀屋へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
歩み寄ってきたJKスタンド使いが、柱の陰にいる君を視認した。
「ぷは〜」の息とともに『元の姿へと戻った』。

背中のタガメから生えたカマをめちゃめちゃに振り回し、
三刀屋とそのスタンドを斬りつけようとしている…が!

 『ブラック・アンド・ホワイト』は、
 『右ストレート』のような『肉体的動作』だけでない……
 ……己の『位置』ですらも、
 『コマ』によって規定することが出来る『行動』と見なす!

『布』を持った腕に伝わる強い力。
君の体が、床からから3mの位置に引き上げられる!

   「……あれっ? え〜〜!?」

 敵は、真下とは言わないまでも、やや真下ぐらい。
 落下して攻撃を叩き込める位置。

 『行動』の持続時間は『3秒』。じきに落下する。

〜〜〜〜〜〜〜仁宇の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「ぷは〜 」

 「四角形のオバケ…わたしの『ハスカー・ドゥ』と、違うけど、似てる?」
 「でも、『ハスカー』の刃は通じる 不思議な力もないみたいだし」

 「女の子の顔を殴るなんて。怖かったんだからね!
  仕返し………」

仕返しだ。さらに前に踏み込む。
鎌をめちゃめちゃに振り回して、オバケもオジサンも斬りつけようとする!
…したのだが、

 「……あれっ? え〜〜!?」

オバケがおじさんと一緒に空を飛んでしまった。
見上げて、びっくりする!!!


∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三仁□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴ 三刀屋は上空3m地点まで移動

319三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/18(木) 13:36:16
>>318

「・・・・・・・・」

スタンドの鎌をめちゃめちゃに振り回す仁宇の姿を眼下に見下ろす
鎌は周囲の柱などをいくらか切り裂いたものの、ほとんどは空を切るばかりだ

『ポーズ』が切れる3秒間
息をひそめ、体勢を整え・・・・・・そして!


  「・・・・・・・・!」
 
   バッ!

        ズダダダダダダダダダダダ!!

『ポーズ』が終わったその瞬間に!
持っていた『布』を大きく下に広げながら、『布』越しに蹴りのラッシュをお見舞いする!
目標は・・・・少女の頭上を目がけた攻撃だ! パス精CCB

布を使って視界を遮れば、相手の破れかぶれの反撃は有効打にならない可能性が高い
なおかつ、こちらは精密動作性が高いため、集弾率の高い攻撃ができる・・・・はず!

320仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/18(木) 19:25:57
>>319
〜〜〜〜〜〜三刀屋へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
敵が見上げる。君は見下ろす。

―――――――3秒経過!

   バッ!
 「わっ!?」

『布』を広げ、落下!お互いの姿が覆い隠される。
そして、布越しの敵に、君は落下しながら連撃を叩き込む! 

   ズダダダダダ    「うわあああ」

もちろん、敵も『カマ』を振るって対抗しようとはしているようだが、
君に正確に狙いを定められてはいないようだ。
布を裂き、君の足を少し傷つけるかもしれない、その程度。

  シュバ   シュ

    ダダダダダダ!!

     バキ    ボコ  ボコ  

君は何かを蹴り飛ばし、踏みつけることが出来たッ!
ただ、相変わらず感触は『妙』。
まるで『カーボンファイバー』のように『強度の高い』感触と、
乾いた木でも折ったような『強度の低い』感触が入り混じる。

何もなければ、三刀屋はこのまま着地する。
急な3mの落下。怪我はしないにしても、策や着地姿勢がなければ、
三十路も過ぎた男性の体にはちょと応えるかもしれない。

〜〜〜〜〜〜〜仁宇の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  「わっ!?」

布?何!?と思ったら、
左上半身に『衝撃』。
上から布越しに叩かれた!見えないからわかんないけど…

  「うわあああ」  

…やば、悲鳴は上げないほうが良いか。
『息を止め』、ふたたび本体を『風船化』。

まあ、連続してボコボコ叩かれてる状況で、
息をずっと止めていられるかって言うと…難しいかも?

あと、前かがみになる。
上からの攻撃を、背中に張り付いた『ハスカー』の硬い体で受け止める!

ついでに破れかぶれで、『ハスカー』のカマも振っておく。

 「(わたしの、左の…鎖骨、肩甲骨、左の上腕…)」
 「(『折れた』かなぁ〜、これ)」

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三仁□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

321三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/18(木) 22:53:21
>>320

  ズドドドドドドドドドドドドドドドドド!!
  
      バキ   ボコ  ボコ
 
      サクッ      ズッパァァァ――――ッ!

「・・・・・・ッッ―――――!」

空中から不意を打って相手の頭上にストンピング!
妙な感触だな、と思ったときには既に相手からの反撃を受けていた!
布で姿を隠して致命傷は避けているとはいえ、
鋭い『鎌』による攻撃は確実に足裏や下腿を裂き、出血を増やす!


   グァッシャァァ―――――ッ!!

        「い、痛――――――――ッ!」

そこに追い打ちのように地面への落下が衝撃を足に伝える!
ただでさえ鎌で裂かれてボロボロの足に直で加わった衝撃により両足首が激しく捻挫する!
いや・・・・もしかしたらそれだけでなく剥離骨折を起こしているかもしれない!

どちらにせよ、このダメージではしばらくの間は激しく動き回る事は困難だろう!

「労災・・・・降りるのかなぁ、これって
 勤務中ではないし・・・・帰宅中の事故って事でイケるかなぁ?
 ・・・・・・君はどう思う? 謎の襲撃者Xさん」

とはいえ、前かがみの姿勢で攻撃を受けた仁宇だ
『風船化』で攻撃はある程度耐えたものの、頭上から三刀屋が落下してきた事で、
三刀屋の身体に押しつぶされるような姿勢になっているだろう・・・・そこに!

「もっとも・・・・これからすぐに答えられなくなるだろうけどね!」

三刀屋は着地した直後に手を伸ばす・・・・すぐ近くの地面へと!
そのまま本体の手で地面に『コマ』を設置し、すぐさま発動する!
『コマ』の内容は・・・・『全力で下の方向に向かって殴打のラッシュ!』

スタンドによるラッシュ攻撃は全力の精神力を振り絞るから息も切れるし、限界がある
しかし、『B&W』の能力は全力を振り絞って疲れた身体だろうが、問題なく、『行動』を続ける事が出来る!
そう・・・・全力限界のラッシュ攻撃を2回続けて行う事が出来るのだ!

「さぁて、僕の『ブラック・アンド・ホワイト』と君のスタンド・・・・
 どちらが最後まで頑張れるか、勝負と行こうじゃあないか!」

322仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/19(金) 02:05:58
>>321
〜〜〜〜〜〜三刀屋へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三刀屋の着地!スーパーヒーロのようなカッコイイ三転着地とかではない…
足首の捻挫、脛と腿に複数の切り傷。でも、剥離骨折はしていないみたいだ。

君の落下攻撃の影響で、
相手は、君に背中を見せ倒れこんだ姿勢になっている。

そのまま、地面を叩きコマを設置、
間髪入れずに二度目のラッシュを叩き込む!

    ズ  ダダダダダ  

攻撃のほとんどは敵の背中の『タガメ』のスタンドに当たる。
こいつ、けっこう『硬い』。
が、二回の全力のラッシュ(パC)だ。タガメの甲羅にヒビが入り始めている!

敵は、殴られながらも、三刀屋の足元に、頭から突っ込もうとしているようだ。

〜〜〜〜〜〜〜仁宇の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
重い。オジサンに乗っかられている。
そろそろ呼吸が苦しいため、本体の『風船化』も解けるだろう…その前に!

「…(オジサンの『足』に接近!!)」

   ズ  ダダダダダ 

敵の二度目の連撃。痛っ!疲れ知らずか?
ほとんどは『ハスカー』で受け止めようとする、がこの連撃。
そろそろ『ハスカー』の甲羅にヒビが入る…
つまり『私のすべての肋骨にも亀裂』。

  「……」    

前かがみで全身『相手の足』付近に頭から突っ込む。
そして視認しようとする…相手の足、『カマでつけた切り傷』に!

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三仁□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

323三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/19(金) 17:44:45
>>322
仁宇が周囲を確認すると、目の前に三刀屋の脚が見えた
やはり、先程の裂傷は痛々しく、膝の高さまでいくつも傷がある


「ふむ・・・・ また、『だんまり』か
 闘いに入る前はあれだけ姦しくお喋りしてた君が、これだけ僕の言葉を無視するなんてねぇ」

「もしかして・・・・」

「言葉を喋らない事が君のスタンド能力に関係しているのかな?」

能力による『ラッシュの継続』には疲労は関係ない
とはいえ、これだけ頑丈な相手だと流石に辟易する

『B&W』のラッシュが終了するとともに、地面にしりもちをついた体勢から
腕の力でゆっくりと仁宇から離れるように後退しようとする

324仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/20(土) 01:01:12
>>323
〜〜〜〜〜〜三刀屋へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 「すぅ〜…… 
  『スタンド能力』?…ま、おおむね正解!」

敵は『喋った』、それに伴い『異常な体型』も元に戻る。
殴られながら君の傷ついた足に近づき………


  ズキュゥゥゥゥ ゥゥン!!!

意外ッそれは『口づけ』ッ!

〜〜〜〜〜〜〜仁宇の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「すぅ〜…… 
  『スタンド能力』?…ま、おおむね正解!」

殴られてる最中だが『風船化』を解除。
攻撃を食らうだろうが構わない。呼吸する。

息を吸い込んで…オジサンの傷口に…

  ズキュゥゥゥゥ ゥゥン!!!

『口づけ』ッ!左足、切り傷に息を送り込む!
『ハスカー』の能力…『傷』に『本体の息』を送り込むことで
内部の『骨』を『膨張』させることが出来る…んだったかなあ?


∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三仁□□□□■∴∴∴
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325三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/20(土) 20:34:38
>>324
『B&W』のラッシュは3秒が経過して終了したようだ
どうやら、『ハスカー・ドゥ』の堅牢な甲殻を完全に破壊する事は出来なかった様子

仁宇は猛攻が止んだ後の間隙を突き、三刀屋の脚ににじり寄り・・・・

「君・・・・何を・・・・!?」

  ズキュゥゥゥゥ ゥゥン!!!

        ブォォオオオオオオオオ・・・・!!

30代のおじさんの脚に女子高生が口づけをする
状況が違えばいかがわしいお店のサービスの様に見える光景かもしれない
しかし、この場は薄汚れた戦いの場であり・・・・生じた情景は度肝を抜かれるモノであった!

「僕の・・・・足が・・・・足が・・・・・ッ!?」

ズタズタにされた三刀屋の左脚が膨張する・・・!
まるで風船のように膨れ上がった右脚が風船のように軽さと弾力を得た!

  「く・・・・痛・・・・!」

膨張した足を入れるには小さすぎるのか、履いていた靴が靴下ごと脱げてしまう
何かわからないが・・・・このままではマズイ!


「『ブラック・アンド・ホワイト』・・・・・!」

ラッシュを終え、仁宇の上にまだいる『ブラック・アンド・ホワイト』に
真下の仁宇の頭を殴らせようとする パス精CCB

326仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/21(日) 05:19:06
>>325
〜〜〜〜〜〜三刀屋へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
不慣れなものでして、先レスのラッシュの負傷判定を忘れていた。
後出しですが、『タガメの甲羅』の一部が破壊できた、
という事で。

三刀屋の足が『ポパイ』みてーなコミカルな形状に『膨張』ッ!
『異常』な軽さと体積ッ …とはいえ、何故か『傷口』が塞がっている
着地の衝撃の痛みも少し和らいできた。そろそろ立ち上がって歩けそうだ。


「『ハスカー・ドゥ』の『能力』?…
 『骨』を『やわらかくて軽い風船』にする。」
「ただ、わたしの骨って『病気』でさあ」

危険を感じた君は、『B&W』で相手の頭部に攻撃を加える!

   バキ

また『異常』な手応え……『枯れた木』や『陶器』のような…
『砕け』る感触!

敵はまた『口を真一文字に結び』、何かをしようとしたようだが…?

〜〜〜〜〜〜〜仁宇の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「『ハスカー・ドゥ』の『能力』?…
 『骨』を『やわらかくて軽い風船』にする。」
「ただ、わたしの骨って『ヘン』でさあ」

敵の頭部への攻撃がヒット。『頭蓋骨折』。

いちおう、『致命傷』を逃すため、後ろに飛びのいて回避を試みる。
ただ、敵とこちらのスピードは同等(スC)。完全回避は難しいだろう。

また、息を止めようとしてみて、本体の『風船化』を試みてみるが
オジサンの傷口に『息』を吹き込んだ後だし。
肺に空気が足りないんじゃないかな?
長持ちしそうにないので、効果低そう。

さすがに頭蓋骨はあんまり経験ないんだよね。
脳までイってなければ、しばらく意識って保てる…かな!?


∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□仁□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
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327三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/21(日) 11:02:29
>>326
>不慣れなものでして、先レスのラッシュの負傷判定を忘れていた。
>後出しですが、『タガメの甲羅』の一部が破壊できた、
>という事で。
ダメージについて了解しました

すいません、『致命傷』を逃がすための後ろへの回避についてですが

>ラッシュを終え、仁宇の上にまだいる『ブラック・アンド・ホワイト』に
>真下の仁宇の頭を殴らせようとする パス精CCB

上から下に向かっての攻撃であり、衝撃を逃がす方向に回避する事は難しいかと思います

その上で、首を引っ込めるように後ろに回避するという事であれば、
地面に伏せた状態の体勢(三刀屋の脚に口づけをしているため)から
エビの様に素早く跳躍して、後退しながら立ち上がるという事で
頭部への攻撃は避けられるものの体勢がいくらか崩れるという認識で考えたいと思いますが・・・・

328三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/21(日) 12:58:08
あとは、バトルも佳境ですし、この辺で一度GMを募って判断を仰ぐのもありかな?とは思います
その場合は告知スレを通してGM募集をかけてみたいと思いますがいかがでしょうか?

329仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/22(月) 21:11:54
>>327-328
ありがとうございます。
回避についてですが、『後ろに回避』ではなく『右に回避』に変更させていただきます。
ただ、どうあがいても致命傷は免れなさそうだな、という印象…。

GMについてですが、せっかくなのでお願いします。

330バトルGM:2021/03/24(水) 00:05:53
決着が着くまで、GMを希望するとのことでしたので、今後は対戦相手ではなく、GM(私)にレスを返していく方式でお願いします。
レスの順番はどちらが先でも構いません。GM(私)にレスを返してください。

◇三刀屋サイド
>>325(三刀屋)
君の左足にしゃぶりついた仁宇によってもたらされた『左足の膨張』!(なお、左脚の靴は靴下ごと脱げた)
その奇怪な現象に驚く君だったが、左足に食らいつく仁宇の脳天目がけ、『ブラック・アンド・ホワイト』の拳で咄嗟の一撃を放つ!

  ガシュッ……!!!

『ブラック・アンド・ホワイト』のスタンドの一撃が仁宇の左側頭部を『掠った』!

『掠った』程度のはず……だが、その拳は『妙に深く仁宇の頭へとめり込んだ』。
……さっきから『殴り応え』が妙だ。
君は『普通の人体への殴打ではありえない感触』を感じてもいい。

そして、『掠った』に留まったのは、『ブラック・アンド・ホワイト』の『精密さ』でも補いきれない『体勢の悪さ』がある。
君は足や体勢が『アンバランス』であることを感じてもいい。

   どうする!?

状態
・左足がァァァ!っていうか、足にダメージ受けすぎたァァァ!
 左足は妙に軽く膨らみ、右足も無傷ではない。
 ゆえに左右のバランスが悪く、本体の体勢は悪い。
 本体とスタンドの機動力への影響は無視できない。

ダメージ
・両腕前腕に浅い裂傷
・両脚に複数の裂創(仁宇の『唾液』の効果により左脚の裂傷は塞がれた)
・両足関節捻挫
・左足の『膨張』(『ハスカー・ドゥ』の能力によるもの)



◇仁宇サイド
>>326(仁宇)
君は低い姿勢で三刀屋の左足に『息』を吹き込んだ!
だが、敵である三刀屋も大人しくはしていない!三刀屋のスタンドが頭上から一撃を放ってきた!
君は、三刀屋の左足から咄嗟に口を離し、右方向への回避と息を止めての防御を試みる!

……が、

>呼気の『吹き込み』や、息の吸い込みの間は、この能力は『解除』される。
『ハスカー・ドゥ』の能力で本体の防御力が高まるのは『息を止めている間のみ』だ。
その発動には『タイムラグ』があり、『咄嗟の防御』には向かない。

  ガシュッ……!!!

三刀屋のスタンドの一撃が君の左側頭部を『掠る』。
それだけで君の頭蓋骨は凹み、脳が揺れる……!

『掠った』程度とはいえ、脳への……ダメージ!

一応、右方向へと距離は離せたが『ふらつく』……!
こ……『呼吸の乱れ』もだ!

   どうする!?

状態
・脳への衝撃でふらつく。君が吸血鬼でもない限り、『脳へのダメージ』は無視できない。
・脳と鼻と肩と鎖骨と肋骨へのダメージによる『呼吸の乱れ』は無視できない。

ダメージ
・頭蓋骨左側に凹み(脳揺れ)
・鼻骨骨折
・鎖骨骨折
・肩甲骨骨折
・左上腕骨骨折
・肋骨骨折

◇マップ

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱仁□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三黒□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

 三:三刀屋
 黒:『ブラック・アンド・ホワイト』
 仁:仁宇『ハスカー・ドゥ』

331仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/24(水) 02:39:36
>>330 よろしくお願いします!

 「ぐゥ〜〜 頭がクラクラするよぉ〜〜??」

…悔しいが、『距離を取って呼吸』しかないだろう。
捨て鉢の攻撃が当たると思えないし。敵の足が鈍ってる今がちゃんす。

『柱』の陰に隠れるように、移動。
ついでに、『呼吸』。深呼吸だ。
もう一回だけ『呼気の吹込み』『風船化』ができる分の空気を肺に入れる。


もう『右カマ』しか動かない感じかな?
時間があれば、『柱』をカマで切りつけて、
目の前に『切り口』をつけておく。
さっき刃が通ったと思うんだよね、たしか。


∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□仁□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三黒□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

332三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/24(水) 19:08:33
>>330
ありがとうございます!

  ガシュッ……!!!

「・・・・・!?
 さっきから・・・・何かおかしな感触だ・・・硬い骨を殴っているはずなのに、まるで別の物を殴っているような?
 スタンド能力・・・・? いやでも、自分の身体を弱くする事になんの意味が・・・・?」

「・・・・まあいい            ・・・・・・
 どうやら君の『タガメ』を打ち破るのは骨が折れそうだからね
 別の方向性からいかせてもらうよ」

靴が脱げた素足は地面に触れている・・・・(>>325メル欄)
だからこそ・・・・脚が触れた地面に対して、即座に『コマ』の設置ができる!

仁宇の回避運動に合わせて、体幹を軸に左足を反時計回りに回転!
そのまま仁宇の真下に『コマ』を設置する!
『コマ』の内容は『仰向けになった状態から相手の顎先にパンチ』 パス精CCB

左足が肥大してバランスを崩しているとはいえ、『B&W』の能力は一瞬にして体勢を立て直すことができる
頭部への殴打で揺らされた脳を、顎先への攻撃でさらに揺らす事で『脳震盪』を起こし、
相手の意識を完全に刈り取るのが目的だ!

333バトルGM:2021/03/24(水) 22:29:40
◇仁宇サイド
>>331(仁宇)
君は脳へのダメージでふらつきながらも歩き、『柱』に『ハスカー・ドゥ』の『右カマ』で『切り口』をつけ、その陰で『一息』をつこうと試みた!

『柱』に『ハスカー・ドゥ』の『右カマ』で『切り口』をつけつつ……

   スゥッ……

まず、『一息』の『深呼吸』……君は『一息』を吸い込むことに成功する。
もう少し『深呼吸』を重ねれば『呼吸の乱れ』は落ち着きそうな気がする……。

……だが、相手は『二息』の余裕は許してくれないようだ!

三刀屋のスタンドの足は……『鈍っていない』!
君を追うかのように『地面』に『四角形の意匠』が浮かぶ……『コマ』だ!
ふらつきながら柱の陰に後退する仁宇よりも、『コマ』を滑るかのように動く『三刀屋のスタンド』の方が速い!
まるで『足へのダメージを感じさせない』ような『不自然さ』がありつつも、『精密さ』を併せ持つ『三刀屋のスタンド』の動き!

君に追いつき、その懐へ潜り込むかのように『三刀屋の人型スタンド』が動いて、君の顎先へとパンチを放ってきた!(破ス精CCB)

   どうする!?

状態
・『柱』に『切り口』はついた。
・『一息』分の深呼吸には成功した。少なくとも『一息程度の呼気操作』なら『なんとかなる』。
・身体各所のダメージは甚大だ。

ダメージ
・頭蓋骨左側に凹み
・鼻骨骨折
・鎖骨骨折
・肩甲骨骨折
・左上腕骨骨折
・肋骨骨折


◇三刀屋サイド
>>332(三刀屋)
君は、ふらつきながらも距離を取ろうとする仁宇を追うかのように、左足で地面に『コマ』を設置し!
『コマ』に『ブラック・アンド・ホワイト』を奔らせようと試みた!
『ブラック・アンド・ホワイト』は足へのダメージを意に介さず、精密に『コマ』の上を滑る!
滑る『ブラック・アンド・ホワイト』が仁宇の懐へと潜り込み、その顎先へとパンチを放つ!これが当たれば!

だが、その一方で!
仁宇の『タガメ型スタンド』がその長大な『右カマ』を『柱』の方から『引いてくる』ようだ!

   どうする!?

状態
・左足と右足のバランスが悪い。本体とスタンドの移動速度にマイナス補正。
・足へのダメージは甚大だ。

ダメージ
・両腕前腕に浅い裂傷
・両脚に複数の裂創(仁宇の『唾液』の効果により左脚の裂傷は塞がれた)
・両足関節捻挫
・左足の『膨張』(『ハスカー・ドゥ』の能力によるもの)

◇マップ

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
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∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□仁□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱黒□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

 三:三刀屋
 黒:『ブラック・アンド・ホワイト』
 仁:仁宇『ハスカー・ドゥ』

334三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/24(水) 22:45:48
>>333
「何をしようとしているのかはわからないけど・・・・
 ここにいつまでも留まるのは危険かな!」

『B&W』は一度、能力を使えば何をしようがその行動を完了させる
本体が何をしていようと構わず、そこに本体の意識が介入する余地もない

『攻撃行動』は『B&W』に任せて、柱から遠ざかろうとする

335仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/25(木) 21:24:30
>>330 
「…『コマ』?」

『スタンド能力』の正体が分からない…どういう規則性だ?
防御は…厳しいか?よけ…られるかな?

「(え〜〜い!なんも分かんないや。
  わかんない、もう危険にハチャメチャにやるしかないね!)」

柱に付けた『傷口』にキス!!『肺の全ての呼気』を注入!
柱の『鉄骨』を『膨張した風船』に変化させる!

コンクリ建物相手にやるのは初めてなんだよね…
これ、柱そのものが柔らかくなったりするかな?しない?
ここに倒れこむように攻撃を受けることで、
相手の打撃に対してのクッションになってくれたらいいなって思うんだけど。

あと、相手の打撃の終わり際、空いている『カマ』で柱を刺してみる。
何か起きてくれないかなあ。

336バトルGM:2021/03/25(木) 22:47:59
◇三刀屋サイド
>>334(三刀屋)
君は『柱』に危険を感じ、『柱』から離れることを試みた。
一方で、君のスタンド『ブラック・アンド・ホワイト』は『コマ』による『攻撃行動』を遂行した。

   ゴシャッ……!!!!!

君の前で『ブラック・アンド・ホワイト』のパンチが『仁宇の顎』を粉砕する『決めゴマ』みてーな光景が広がった。
最後に仁宇は『柱』に『口付け』をしようとしたようだが、『ブラック・アンド・ホワイト』はその試みを『丸ごと粉砕した』。

仁宇の体が崩れ落ちていく……。
これはアレだな。四コマ漫画の『起承転結』で言う所の『結』辺りというヤツだろうな……。

   ……どうする?

状態
・勝利
・戦後の行動が可能

ダメージ
・両腕前腕に浅い裂傷
・両脚に複数の裂創(仁宇の『唾液』の効果により左脚の裂傷は塞がれた)
・両足関節捻挫
・左足の『膨張』(『ハスカー・ドゥ』の能力によるもの)



◇仁宇サイド
>>331(仁宇)
君は柱に付けた『傷口』にキスして『肺の全ての呼気』の注入を試みる!

……が

   ゴシャッ……!!!!!

君の試みは『三刀屋のスタンド』が放った、顎への一撃によって粉砕された。(顎骨も粉砕された)

度重なるダメージに加え、脳への連撃がダメ押しとなって、君の身体から力が抜け、崩れ落ちていく。
これはアレだな。『脆くも崩れ落ちる』と言うヤツだろうな……。
君の意識は『深い闇』へと落ちていく……。

状態
・敗北
・気絶は避けられない
・最後の反応レス・敗北レス・決着レス程度の短い行動のみ可能

ダメージ
・顎への一撃により脳が揺れ、昏倒
・顎骨骨折
・頭蓋骨左側に凹み
・鼻骨骨折
・鎖骨骨折
・肩甲骨骨折
・左上腕骨骨折
・肋骨骨折

◇マップ

∴∴∴∴∴∴扉扉扉∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□仁□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱黒□□□□□■∴∴
∴∴∴■□三□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴■■■∴∴∴∴∴∴

 三:三刀屋
 黒:『ブラック・アンド・ホワイト』
 仁:仁宇『ハスカー・ドゥ』 (気絶は避けられない)

337バトルGM:2021/03/25(木) 22:52:56
◇状況

      『決着ゥゥ―――――ッ!!』

 ○ 勝者:三刀屋 路行『ブラック・アンド・ホワイト』

 ● 敗者:仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』


◇戦後処理について
バトルとしてはここで決着です。お疲れさまでした。

勝者である三刀屋サイドは、戦後の行動をしても構いません。
敗者である仁宇サイドは、気絶は避けられません。ただ、最後の行動をしても構いません。

なお、三刀屋さんと仁宇さんの両者が希望するのであれば、戦後処理も私が担当します。
その場合、『全治〜ヶ月』などの『最終戦闘結果のジャッジ』なども私が行います。
『最終戦闘結果までのジャッジ』を希望する場合、その旨をレスしてください。
(バトルのジャッジと言う意味では、私の役目は終わったので。)

また、もし必要であれば(例えば、三刀屋さんが外部に助けを呼ぶなどする場合)、
戦後処理用の『アリーナ構成員』、『警察』、『救急』と言った、NPCの操作も行います。

三刀屋さんと仁宇さんの希望を教えてください。

選択肢
 ①バトルは終わったぜ!あとは俺たち(三刀屋さんと仁宇さん)に任せて、GMは引っ込んでな!
 ②ついでだから、GMちゃんには、最終戦闘結果のジャッジまでを、お願いするぜ!
 ③その他、なんちゃらの希望があるぜ!具体的にはこんなことだぜ!

338三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/26(金) 00:08:48
>>336-337

答え――――――②! ②! ②!
仁宇さんがよければ戦闘結果までお願いしたいです!

「ふ、ふぅ〜〜〜! ようやく気を失ってくれたか・・・・怖かったなぁ
 やれやれ、まったく・・・・こんな通り魔みたいな女の子に襲われるなんて本当に災難だったよ」

そう言いながら、スマホを取り出し、『119』と番号を押す

「ま、この経験も何か・・・漫画のネタに使えるかもしれないし・・・・
 ちょっとした情けだ、警察に突き出す事はやめてあげるよ・・・・っと」

そして、オペレーターに対して状況を説明し、救急車を呼ぶ
ただ、その説明は少しだけ濁して『仁宇が襲った』という事実は伏しておく

「あ〜〜いたたた・・・・ 緊張が解けたら脚が痛くなってきたよ」

という事で、普通の『救急車』は呼びますが、
怪しげな黒服のお兄さんとか、警察には連絡せずに、犯行についてはふわっと流していきたいと思います

339仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/26(金) 08:36:00
>>336-337
特に希望はないので②ってことで!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>ゴシャ

 「なるほど…『スタンド使い』…わからん…」

『全力』を出せたのは、ま、楽しかった…
けど、オジサンの骨を一本も折れなかったのは…

 「ほ…骨折り損〜〜〜〜!」

気絶!

340バトルGM:2021/03/26(金) 22:36:48
>>339(仁宇)
「ほ…骨折り損〜〜〜〜!」
の一声を挙げて仁宇は気絶した。

 ※以後、仁宇PLはGMから『仁宇は目を覚ました』などの伝達がない限り、GMに返信しなくてよい。
 ※気絶ロールと言う形で、仁宇PLはレスをしてもいいが、おそらくGMは特に反応しない。
 ※ただ、「なんかGMに〜してほしいなー」的な要望があったら、その旨を伝えてくれれば考慮する。

>>338(三刀屋)
君はスマホを取り出し、『119』と番号を押した。

(※GMは救急車を呼んだことがないので、実際の救急対応とは異なる場合があります)

『救急オペレーター』「はい!救急車一丁!場所は倉庫街のXXXですね!5分でお届けします!」

『救急オペレーター』「はー!なんか女の子が倒れていたんですか!大変ですね!猥褻な行為はしちゃダメですよ!」

『救急オペレーター』「生きているかどうかは確かめましたか? 生きているかの確かめ方は、こめかみに銃口を当ててその引き金を……」

『救急オペレーター』「あ!なお、お繋ぎしました、電話番号はXXXで、GPSはXXXですね! 最近のスマホは緊急通報については厳しいかんな!」

『救急オペレーター』「だから、イタズラ通報をするなら公衆電話を使うべきですよ! スマン嘘言った、イタズラ通報をしては絶対にいけません! イタズラ通報ダメゼッタイ!」

『救急オペレーター』「もし救急車が行って誰もいなかったら、この電話番号にイタズラ電話するからな!」

   うん。まぁ、細かいことはおいておこう……。

   ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)
      ピーポーピーポー!      (遠ざかっていくドップラー効果)
         ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)

救急車のサイレンの音が近づいてくる……。
どうも詳しい場所が分からないし、倉庫街が入り組んでいることもあって、到着にはまだ時間がかかりそうだが……。

まぁ、案外、優秀な救急隊員が、この場所を見つけてくれるかもしれない。

君は倒れた仁宇を放って去ってもいいし、放っておかなくてもいい。

   ……どうする?

341三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/27(土) 01:49:10
>>340

「う、うん・・・・早めに頼むよ」

そういえば、以前救急要請をした時に救助対象と一緒にその場から離れた事があったなぁ、
などと、昔のちょっとした『やらかし』を思い出しながら救急車を待つ

   ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)
      ピーポーピーポー!      (遠ざかっていくドップラー効果)
         ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)

「う、流石にこの場所はわかりにくかったかな?」

外に出て救急隊員を呼ぼうとするが・・・・ちらりと仁宇の姿が目に入る
このまま放っておいて自分だけ救助を受けるのもいいが・・・

「ええい、こんな所に放っておいたらまた何が起こるかわからないよ!」

『ブラック・アンド・ホワイト』発現
そのまま、むんぐ、と仁宇を抱える様に持ち、入口に一緒に連れていく
流石にこんな場所で放置するわけにもいかないし・・・・

342仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/27(土) 02:24:14
えっ!?!?気絶してる女子高生のパンツを覗かないんですか!?!?

343バトルGM:2021/03/27(土) 07:16:56
>>340(三刀屋)
君は『ブラック・アンド・ホワイト』で仁宇を抱えて、『救急車』を待った。
そこへ……

   ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)
      ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)
         ピーポーピーポー!      (近づいてくるドップラー効果)

   『救急隊員A』「この建物か!」
                                                    『救急隊員B』「だが扉が閉まっているようだぞ?」
   『救急隊員A』「たかが扉一つ、『救急車』でこじ開けてやる!」
                                                    『救急隊員B』「バカなことはやめろ!」
   『救急隊員A』「やってみなければ分からん!」
                                                    『救急隊員B』「正気か!?」
   『救急隊員A』「『νアーマード救急車』は伊達じゃない!」(発光)

      ブブー!キキー!
         ドカーン!ボボーン!
            ブンバボーン!ババーン!キキキーッ! (AKIRA的ドライビングテクニック)

   『救急隊員A』「通報からジャスト5分……確かに『到着』したぜ……」

   あっ! やせいの 『きゅうきゅうしゃ』が あらわれた!
   ……どうやら扉を破って、『救急車』が現場に到着したようだ。

   『救急隊員B』「な!なんだ、この状況は!? 各員、救助活動に移れ!」
   その一声とともに『救急隊員』たちが素早く展開され、救助活動に移っていく!

   『救急隊員C』「貴方が通報者ですね?
           うん、貴方も怪我をしていますね。
           一人で歩けますか?私が補助しますから、ご無理はなさらず。
           処置をしますので、救急車にどうぞ。」

   三刀屋に救急隊員Cが駆け寄ってきた!
   他の救急隊員は、重傷の仁宇にかかりきりのようだが……。

   ……どうする?

   (※おそらく次レス辺りで救急車が出発して、話としてはエンド)

>>341(仁宇)
お客様!困ります!あーっ!いけません!エッチな行為はバイオレンスです!

まぁ、それはそれとして……

   『救急隊員D』「タンカ!タンカ!こっちの女の子はやべぇぞ!骨がポッキポキだ!呼吸も浅い!」
      『救急隊員E』「ちくしょう!誰がこんなひどいことを!やったやつは鬼か!悪魔か!」
         『救急隊員F』「あー、この子、『例の子』じゃないすか? XXX医師かかりつけの『ミス・グラス』」

   『救急隊員D』「くっ、マッサージはまずい!胸骨や肋骨への負担が大きすぎる!」
      『救急隊員E』「顎骨と鼻骨の骨折も見られます!気道確保しました!酸素!」
         『救急隊員F』「特別な処置が必要かもしれませんから、XXX医師に連絡しときます!」

   『救急隊員D』「頭蓋骨も折れてるぞ!これじゃ安易には動かせん!鎮痛剤は!?」
      『救急隊員E』「腕!肩!鎖骨もだ!服が邪魔だ!切るぞ!」
         『救急隊員F』「保護材と固定具あります!応急処置して運びましょう!」

   仁宇に救急隊員たちが駆け寄って緊急処置をしていく!どうやら仁宇を知っている者もいるようだが……。

   救急隊員たちは気絶した仁宇を慎重にタンカに載せ、救急車に運び込んでいく……。

   ただまぁ、気絶した仁宇がそれを知ることはできなくて、されるがままなわけだが……。

   (※おそらく次レス辺りで救急車が出発して、話としてはエンド)

344仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/27(土) 14:34:37
担当のXXX医師、だと寂しいから三刀屋PLで苗字と性別決めといてください 
GMは名前とかを。

345バトルGM:2021/03/27(土) 16:32:30
>>344
  ※XXX医師は仁宇の特殊体質を知る、かかりつけ医師である。
   仁宇PCのキャラ設定に関わるであろうから、その正式な名前や外観、性格などは、仁宇PLが設定してもよい。
   設定は『アポロン・クリニックセンター』内で行うこと。
   特に希望がない場合、『XXX医師と言う名前の謎のNPC』として動かされる。

と最終結果で書こうとしていたので、できれば仁宇PLの方で設定をお願いできるでしょうか?

346バトルGM:2021/03/27(土) 16:41:06
>>344-345
もっと言ってしまえば、今、XXX医師について、決める必要はないです。
もともと、『アポロン・クリニックセンター』に運んだあとで、ゆっくり考えてもらおうかと思っていたので。
なので、『アポロン・クリニックセンター』に運んだあとで、XXX医師の詳細をどうするか、仁宇PLの方で考えてください。
その結果、三刀屋PLやGMの協力が必要になったら言ってください。

>>341
>三刀屋PL
と言うわけで、今、三刀屋PLの方で、XXX医師の詳細を決める必要はないです。

347仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』:2021/03/27(土) 16:44:39
>>345
了解です、と言いたい所ですがそこをなんとか…そこをなんとか!
せっかくなので、名前だけでも決めてもらえると嬉しいです。
どんな物になっても文句は言わないので。
これは私の一方的な我儘なので、
三刀屋PLもGMも、迷惑でしたら無視して進めていただいて構いません。
何卒よろしくお願いいたします。

348バトルGM:2021/03/27(土) 16:50:56
>>347
わかった。
じゃあ、『アポロン・クリニックセンター』で、私と三刀屋PLと仁宇PLの3人で、XXX医師についての詳細を決めよう。

だって、このスレは『スタンドバトルスレッド』だからさ。
『スタンドバトル』が終わったら、切り上げたいと思うんだ。

>>346
>三刀屋PL
と言うわけで、後で決めましょう。
今は、『スタンドバトル』を切り上げたいと思います。

349三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/27(土) 16:52:04
>>342
コンプライアンス的にアウト――――――ッ!

>>343

「あ、ああ、うん・・・・よろしく頼むよ」

想像よりもずっと重傷を負っている仁宇の様子を見ながら、思う事は一つ
―――これって僕が罪に問われたりしないよね? という不安だ

まあ、何はともあれ、流石にいまさら襲われる事はないだろう
安心して救急車に乗り込む

(※こちらはとくに行動の希望はありません)


>>344

星見町、アポロン・メディカルセンター勤続ウン十年の大ベテラン
整形外科の大御所、骨田医師(御年73歳 現役 男性)は後にこう語る・・・・

「仁宇ちゃん・・・・? ああ、『ミス・グラス』の事か、あの子も不憫な事だね
 生まれついての『易骨折性』のせいで満足に子供時代を謳歌できなかったんだから
 それにあの時は・・・・本当に骨がバラバラの重症で、誰があんな事をしたんだろうねぇ・・・・?」

350三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/27(土) 16:53:47
>>344-348
どうやらレスを考えている間に色々と話が進んでいたようで・・・
とりあえず、こんなの(>>349)でいかがでしょう!

『XXX医師』あらため『骨田医師』

351<削除>:<削除>
<削除>

352三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/03/27(土) 16:57:35
多重レス失礼しました!
とりあえず、このスレでの私のレスはこれで終了にしたいと思います!

353バトルGM:2021/03/27(土) 18:59:25
>>344>>347(仁宇)
君は応急手当をされ、救急車に運び込まれた。
なんかもうグルグル巻きな感じだ。

         『救急隊員F』「あー、骨田医師ですか? 『ミス・グラス』が……」

   『骨田医師』「ほう、承知したぞい。ワシの方でもちょっーと試したい治療法があるんじゃぞい。」


>>349-351(三刀屋)
君は救急車に乗り込み、スマホをポケットにしまう……『なにかチケットのようなもの』がポケットに入っていることに気付いた。
これは、いつの間に入ったのだろう? 乱戦の途中だろうか? 救急の途中だろうか?
まぁ、拾ってしまったものはしょうがない、拾得してしまってよさそうだ。


>>仁宇&三刀屋 両者
君たちを乗せて、救急車は『アポロン・クリニックセンター』へと走っていった……。

後日、この件に関する事情聴取……などはされなかった。
不思議なことに、さっぱりと、誰も、君たちに何も聞いてこなかった。
もしかすると、君たちが戦ったあの場所に、なにか『不可侵の暗黙のルール』があったのかもしれないが、君たちがそれを知ることはなかった。


   (完)

354バトルGM:2021/03/27(土) 19:04:22
『最終戦闘結果』

○三刀屋 路行『ブラック・アンド・ホワイト』
 ◇報酬
 ・『アリーナ』観戦券。
  →任意の『アリーナ』の試合に『観戦者』として参加できる。
   また、観戦の際に必要となる『アリーナ』の前提知識を得ても良い。
   (※前提知識等は、観戦券の裏にでも書いてあるのだろう)

  ※ここで言う“任意の『アリーナ』の試合”には、ロイドパPL(セクションX)以外のGMの試合も含まれる。
   ただし、基本的に、試合前に該当のGMに観戦許可などの相談をすること。
   場合によっては、試合に出場するPCに対しても、相談をすること。
   相談は告知スレか雑談スレなどで行うこと。
   試合における『観戦』の定義は、各GMで自由に定義してよい。
   また、GMは相談された観戦を不許可としてもよい。
   基本的に、ロイドパPL(セクションX)がGMの試合は無条件で観戦できるものとする。
  ※PC・NPC間での転売や譲渡も可能。
   GMを介さず、町内の無名の『金券ショップ』に売却してもよい。
   その場合、君は『PCマネー:1万円』を得ることができる。
  ※『アリーナ観戦券』は、用法・用量を守って正しくご使用ください。

 ◇最終ダメージ
 ・両腕前腕に浅い裂傷
 ・両脚に複数の裂創
 ・両足関節捻挫

 ◇必要治療期間
 ・全治1週間


●仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』
 ◇報酬
 ・『骨田医師』の特別治験の権利。
  →仁宇の特殊体質に注目した、『骨田医師』の特別な治験を受ける権利。
   権利を使用することで、必要治療期間を半分にすることができる。
   今回の治療に対してのみ使用可能。
   権利を使用する場合は、『アポロン・クリニックセンター』で権利の使用を宣言してください。

  ※『骨田医師』は仁宇の特殊体質を知る、かかりつけ医師である。
   『骨田医師』の設定は『アポロン・クリニックセンター』内で行うこと。
   『骨田医師』は、ひとまず『どのPLが動かしてよい、フリーのNPC』とするが、他PLがどこまで動かしてよいかの判断は、仁宇PLの裁量に任せるものとする。

 ◇最終ダメージ
 ・頭蓋骨左側に凹み
 ・顎骨骨折
 ・鼻骨骨折
 ・鎖骨骨折
 ・肩甲骨骨折
 ・左上腕骨骨折
 ・肋骨骨折

 ◇必要治療期間
 ・全治2ヶ月

355バトルGM:2021/03/27(土) 19:05:52
『総評』

○三刀屋 路行『ブラック・アンド・ホワイト』
『ブラック・アンド・ホワイト』の強みを活かして勝利したという印象。
『ブラック・アンド・ホワイト』のステータス自体は平凡だが、能力の応用性・速攻性・対応力が高く、それを活かしていた。
特に体勢の急変更、持続力の増強、ダメージの無効化などは、中々ない強みであると感じた。
ただ、『コマ』の大きさ(1m×1m)や形状(正方形)的に、「本当にその行動ができるのか?」と感じられる場面はあった。
また、能力詳細に以下の記載があるが、『相手』と『道具』の違い、『確定行動ができる場合』と『空を切る行動になる場合』の明確な線引きが必要であると感じた。
>・『目の前の相手の首を絞め続ける』などの行動は相手の首を絞めた体勢から行動が開始される。
>・『素手で殴る行動』を行う場合、手で持っていた道具は落とす。
>・『道具を持っている事が前提の行動』を行う場合、その道具がないと、空を掴んだパントマイムとなる。

勝利者として、バトルの特別報酬に『アリーナ観戦券』を発行するので、よかったら使ってみてほしい。


●仁宇 櫻子『ハスカー・ドゥ』
『ハスカー・ドゥ』の強みを活かしきれず、また『本体』の弱みをカバーしきれず、敗北したという印象。
GMはまず初めに本体の仁宇含めて『ハスカー・ドゥ』は中々面白い特徴・個性を持っていると感じた。
私見だが、『ハスカー・ドゥ』の強みは、『強力なカマ』、『ヴィジョン強度』、『本体強化』、『風船化による形状・重量変化』、『風船の萎み・破裂』など、
逆に、『ハスカー・ドゥ』の弱みは、『普段の本体の虚弱さ』、『風船化に本体の息が必要』、『ナップザック状のタガメという特殊形状』などが挙げられると思う。
今回の戦闘では特に『普段の本体の虚弱さ』、『本体強化や風船化にタイムラグがある』が目立ってしまった印象。
私見だが、『ハスカー・ドゥ』の強みを活かすには『あらかじめ本体を強化しておく』、『あらかじめ風船化しておく』などの『あらかじめの下準備』が必要だと思う。
今回の対戦相手である『ブラック・アンド・ホワイト』は、特に『速攻性が高いスタンド』だったので、『反応しきれず、対応が後手になった』という印象を受けた。
また、『対象への息吹き込み』を狙いすぎて、逆に隙を晒して、攻撃を受けてしまう場面も散見された。
おそらくだが、『相手への息吹き込み』は『大技』と考えて、
普段は『スマホカバーに息を吹き込んだ風船爆弾』などの身近な『小技』で、相手の隙を狙っていった方が戦績は安定すると思う。
キャラ付けや戦闘への姿勢にもよるのだが、『ハスカー・ドゥ』の場合、
『普段の本体の虚弱さ』を考えると、相手の『小技』でも大ダメージを受けてしまう可能性が高いので、
『隙が大きくリスクの高い大技』よりも、『隙が少なくリスクの低い小技』をメインに置いた方が、ダメージも減ると思う。
今回は敗北してしまったが、全体的に見れば、『ハスカー・ドゥ』は戦法に幅があり、強み・弱みを多く持つ、面白いスタンドだと思う。

敗北はしたが、バトルの特別報酬に『骨田医師の特別治験の権利』を発行するので、よかったら使ってみてほしい。

356黒野士信『スピン・オフ』:2021/04/29(木) 08:25:13
対戦を希望します。
希望ルールは『パラレル時空』、『通常進行』、『セルフ判定』です。

戦う場所、時間、「どういう理由で戦うのか?」といった部分は相談して決めたいと考えています。

357黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/01(土) 18:42:25
>>356
こちらですが、『2021/05/03 22:00』まで募集を継続します。

358宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 06:33:09
>>356-357
 
もし良ければ、一戦どうでしょう。
場所は屋内だと有り難いですが、特に諸条件に希望はありません。

359黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 09:43:49
>>358
ありがとうございます。よろしくおねがいします。場所は屋内でこちらも問題有りません。

場所を決めるに当たってですが、よろしければ「戦う理由」も一緒に決めたいと考えています。
パラレルのバトルでは「特に理由もなく戦う」というのがスタンダードではありますが、
せっかくなので今回の対戦では『パラレルならではの理由』を設けた上で戦いたいと思っています。

具体的な案としては、

1.黒野はスタンド能力を用いて犯罪行為を繰り返している賞金首。宮國は黒野の『討伐ミッション』を依頼され、黒野が潜伏している建物に向かい、そこで戦闘が始まる・
2.黒野はアリーナに登録している闘技者。宮國は賞金を稼ぐためアリーナに挑戦し、闘技場にて黒野と戦闘する。
3.黒野と宮國はどちらも重度の戦闘狂。街中で偶然すれ違った二人は両者が『同類』であることを察知、示し合わせの上、人気のない建物に移ってそこでタイマンを始める。

などを考えています。よかったら宮國PLの好みのシチュエーションを選んでください。

360宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 09:52:22
>>359

有難う御座います。
マップはどっかから調達して来たほうが良いですか?
互いの能力は未知、所持品は違和感のない日用品の無い日用品の範囲で自由、くらいでどうですか?
 
戦闘理由については『3』が好みです。立場がイーブンな方が、燃えるので。

361黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 10:15:04
>>360
自分もその条件で構いません>互いの能力は未知、所持品は違和感のない日用品の無い日用品の範囲で自由
戦う理由は『3(黒野と宮國はどちらも重度の戦闘狂)』でこちらもOKです。

マップについては、自分はあまり詳しくないので宮國PLに調達していただけるとありがたいです。

362宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 10:21:13
>>361
 
有難う御座います。
マップ頑張って探すので少々お待ち下さい。

あと日用品の無い日用品って意味不明な事を言ったんですが、
こう、無理ない範囲で……みたいに解釈してください。

363黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 10:22:40
>>362
了解です。

364宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 10:27:35
>>361
 
ttps://www.gala-series.com/fjg_bukken/kiyosumi/img/1f.gif
 
分譲マンションの配置図を拝借してきたので、こちらでいかがでしょう。
初期位置は自由、バトルフィールドは1F限定、みたいな感じを想定してます。

365黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 10:31:36
>>364
ありがとうございます。このマップでお願いします。

ロールプレイは街ですれ違った瞬間から初めましょうか?
それともマップの初期位置に配置についた瞬間からにしましょうか?

366宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 10:37:12
>>365
 
配置についた所で良いと思います。
空気読みながら、それっぽく行きましょう。
先行後攻はお任せします。

367黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 11:02:14
>>366
了解です。ではこちらが先攻で初めます。
初期位置は『C-102』の部屋内を選択します。よろしくお願いします。

------------------------------------------------------
【能力】
触れた物に短い紐を取り付ける。
紐を取り付けたものが何かに『挟まれる』と、
栞のように『平面化』し、挟まれていなくなると戻る。
生物は対象に出来ないが、『本体』のみは対象に出来る。

『スピン・オフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/167

【所持品】
スマートフォン、財布、チューインガム一箱、ハードカバーの単行本一冊

【服装等】
上がセーター、下がジーンズ、足元は革靴。肩にストールを羽織っている。
その他のプロフィール:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/132

-----------------------------------------------------------


「本当に久しぶりだよ」

深夜の繁華街。雑踏の中、一瞬のすれ違いの中で、
はっきりと感じ取れた。

「『同類』に、巡り会えたのは」

向こうさんも、同じように本能的に察知したのだろう。
互いにその場で足を止め、どちらともなく話を切り出し、そして今、自分はここにいる。

「どうせなら、あの場でバチバチ初めてしまってもよかったんだが、
 まぁ、そうもいかないか。
 なにせオレも向こうも、
 『スタンド使い』……なんだからな」


そう、独り言ちながら、部屋に備え付けのバスルームに向かう。
シャンプーやシェービングクリーム、掃除用のブラシなどを探す。


>宮國PLへの質問
C-102の内装は、同サイト内のこれ(ttps://www.gala-series.com/fjg_bukken/kiyosumi/roomplan_c.html)でよいでしょうか?

368宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 11:22:58
>>367
 
『風除室』からスタートします。
宜しくお願いいたします。

------------------------------------------------------
【能力】
殴った地点に『実体化』した『鉄条網』を設置する。
『鉄条網』に触れた対象が『戦力』を保持する場合、
『鉄条網』は同等の『破壊力』によって『締め上げる』。

『グリーリー・エステイツ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:A 精密動作性:B 成長性:B

詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/8-9

【所持品】
『スマートフォン』『煙草』『オイルライター』

【服装等】
黒の長袖ツナギに編み上げブーツ。
過度の脱色でナイロン状になった髪を腰の辺りまで伸ばしている。

-----------------------------------------------------------

「こういうの、たまにやんないと」
 
誰彼構わず喧嘩を売る、と言うほど好戦的であるつもりは無かった。
ただ、あの時あの場所で出会ったあいつと、『やってみたい』と思った時点で、
そんな言い訳は何ら意味を失くしてしまったわけで。
 
「ナマっからな。 派手に、闘って闘ろう」
 
マンション入り口の扉をくぐり、『エントランスホール』へと歩みを進める。
 

>黒野PL
>C-102の内装は、同サイト内のこれ(ttps://www.gala-series.com/fjg_bukken/kiyosumi/roomplan_c.html)でよいでしょうか?

内装まで全然みてませんでした。
それで大丈夫です。
備品も、よっぽどおかしくない限り自由にして頂いて構いません。

369黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 11:51:11
>>368
『風除室』→『エントランスホール』


宮國は風除室を抜けてエントランスホールに足を踏み入れた。
ホール内は静まり返っており、人影は見当たらない。


-----------------------------------------------------------

『C-102』


一方その頃、黒野はC-102のバスルームを物色していた。

「シャンプー、シェービングクリーム、掃除用ブラシ……
 とりあえずはこの辺を利用させてもらうか」

『ズッ』

呟く黒野の傍らに現れる『人型の像』。


「『スピン・オフ』」

名を呼ばれた黒野のスタンドはその実態のない手で掃除用ブラシを掴む。
それと同時に、掴んだ箇所に接続されるように出現した二又の『紐』。

「潰せ」

そしてそのブラシの取っ手の先端に『スピン・オフ』が掌を押し当て、『縦に潰した』。
『栞化』の能力。
押し潰されたブラシは『取っ手の長さ』を失い、ブラシ部分の底面積に等しい大きさの『ペラペラした平面体』と化す。

同様の手順でシャンプーにも『紐』を取り付け、ヘッドに手を押し当てながら『縦方向』に潰し『栞化』の状態で固定。
シェービングクリームにも『紐』を取り付け、こちらは『側面』を両手で挟んで『横方向』に潰して『栞化』の状態で固定。
シャンプーは『真上』から見たときの大きさに等しい長方形に、
シェービングクリームは『正面』から見たときの大きさに等しい長方形になる。

「あんまり大量に積み込むのは美学に反するが、
 せっかく、こんな場所まで用意してもらったんだ。
 出し惜しみするほうが失礼、というものだろう」


掃除用ブラシ:ttps://store.shopping.yahoo.co.jp/sanko-online/241.html
シャンプー:ttps://www.angfa-store.jp/product/BTSPN00XS?utm_source=pla_ls_all&utm_medium=wm&utm_campaign=all&argument=oq0XkPcX&dmai=a5f15705cb5d40&gclid=CjwKCAjwm7mEBhBsEiwA_of-TC1kmM3p99WRoMcUjW153w8S4AG3mBGe5irM9O6xzS5lm8NPKFZg7xoCNN0QAvD_BwE
シェービングクリーム:ttps://schick.jp/products/smp008

370宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 12:19:27
>>369
 
『エントランスホール』

ぐるりと視線を巡らし、誰もいない事を確認する。
『マンション入口』側から入ってきたのだ、背後を取られることもないだろう。
どこかに『潜んで』いるか、こちらを『狙っているか』、『準備して』、いるのか。
 
「あるモンでなんとかすんの、楽しいからな。
 どこぞの誰ぞか知らねーけど、楽しいこと、見せてくれンだろーな」

   バリッ
         ベッ   リリッ
  
『エントランスホール』に掲げてあるであろう『掲示板(コルクボード)』をその『スタンド』で引っ剥がす。
『騒音注意文』や『ゴミ出し案内』、『内装工事のお知らせ』なんかが貼り出されているであろう、
『A2サイズ』のそれを確保し、『スタンド』の右脇に抱えたい。
 
「それ見に、来たんだよ」
 
自身の『スタンド』は本体の前方至近に浮かべたまま、『共用廊下』へ向かう。
『黒野』はここまでの全ての行動を十全に完了した。

371黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 12:48:02
>>370
→『C-102』


物品三種の『栞化』を完了した黒野は、
手元の『本』を開き、ペラペラとページをめくる。

『掃除用ブラシの栞』を『本』の10ページ目に、
『シャンプーの栞』を『本』の20ページ目に、
『シェービングクリームの栞』を『本』の30ページ目に、
それぞれ挟み込み、それから『本』をパタンと閉じる。

(今この時、恐らくあちらさんもあちらさんで、
 何かしら仕込んだり、仕掛けたり、しているんだろうな。
 一体何をしてくるのか……
 本当に久しぶりだよ。
 この、緊張感は)

黒野はポケットからチューインガムを一枚取り出し、
口に含んで噛み始める。
リラックス効果が謳われるミントの香りと風味が広がっていくが、
黒野の昂ぶった交感神経は何ら静まる気配を見せない。

「――行くか、そろそろ」

チューインガムの包み紙をそのへんに丸めて放り捨てると、
黒野はポケットからスマートフォンを取り出し、『スピン・オフ』で『紐』を付与。
だが『潰し』はせず、そのままの状態でスマートフォンを操作。
背面のLEDライトをオンにし、黒野はそれを懐中電灯のように正面にかざし、
そのまま前方を照らしながら『スピン・オフ』を傍らに従えて黒野は歩き出す。

C-102を出て共用廊下へ向かう。


-----------------------------------------------------------

→『エントランスホール』

宮國は手頃な大きさの掲示板を発見し、スタンドで引き剥がした。
スタンドの右脇にそれを抱えさせ、宮國は共用廊下へと足をすすめる。

共用廊下へ踏み入ったところで、宮國は見つけるだろう。

C-102から、前方をスマホのLEDライトで照らしながら『人型のスタンド』を携えて出てくる、黒野の姿を。

372宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 15:23:28
>>371
 
『エントランスホール』→『共用廊下』
 
 
「私のは『殴って』『出す』タイプだからな。
 『出たトコ』でやっても、まあそれなりに――」 
 
小さく呟きながら、『掲示板』を小脇に抱え『共用廊下』へ足を進める。
それなりの『破壊音』がしただろうから、『居場所』を察知されたかも知れないが。
 
「それなりに、カッコ付くだろ」
 
と、そこでスマートフォンを構えた『男』と、傍らの『人型スタンド』を目撃する。
目撃した『それら』に、軽い調子で笑い掛け、
  

「はは、なあ」

 「カッコいいトコ、見せてくれんだろ?」
 
自らの『スタンド』は変わらず本体の目の前に配置。
『掲示板』は『スタンド』の『右手』で使み、平面を相手に向ける形で顔のやや下に構える。

その表面に踊る各種『張り紙』。
『騒音注意文』『内装工事のお知らせ』『住人の皆様には』『ご迷惑お掛け致します』
 
----------------------------------------------
『C-102』→『共用廊下』
 
三種の『栞』をそれぞれ狙いの『ページ』に挟み込む。
→『本』は『スタンド』か『本体』の手に持ったままという理解で宜しいですか?
 
ガムを噛み、包装紙を捨て、『スマートフォン』への『紐』の付与を完遂する。
LEDライトの明かりを頼りに共用廊下へ出た所で、ツナギ姿の、白髪長髪の女に笑い掛けられた。
 
 
>黒野PL
 
彼我の距離ですが、居室の玄関扉の幅を90cmと考えると3mくらいかなと思っているのですが、
その程度でよろしいでしょうか?
廊下の幅も、120cmくらいと考えているのですが、齟齬があったらご指摘ください。

373黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 16:02:46
>>372
>→『本』は『スタンド』か『本体』の手に持ったままという理解で宜しいですか?
失礼、描写不足でした。
『本』は黒野本体が左手で持っています(スマホは黒野本体が右手で保持)


>彼我の距離ですが、居室の玄関扉の幅を90cmと考えると3mくらいかなと思っているのですが、
>その程度でよろしいでしょうか?
>廊下の幅も、120cmくらいと考えているのですが、齟齬があったらご指摘ください。
全てそれでOKです。




---------------------------------------------------------------------
→『共用廊下』


廊下に出たところで、黒野も宮國の姿に気づいた。
黒野の視線は宮國からその傍らの『スタンド』へと走り、
そしてその『スタンド』が掴む『掲示板』へと向けられる。


「お互い、『前支度』は済んだようだな」

笑いかけてくる宮國に対し、黒野も言葉を返す。

(あの掲示板……
 スタンドが作り出した物質、という感じじゃないな。
 その辺から引っ剥がしてきたって感じだ。
 力づくでそれをやったとなると、あちらさんのスタンドの腕力は、
 少なく見積もっても猛獣並み。『スピン・オフ』より上、か……)


>「はは、なあ」
> 「カッコいいトコ、見せてくれんだろ?」


「……ああ、もちろん」

ヒュッ

黒野は右手のスマートフォンを『スピン・オフ』へ向けて放る。


「後悔はさせないよ」

『スピン・オフ』を操作。
『スピン・オフ』は放られたスマートフォンを左手でキャッチ、

ドヒュ!

そこから宮國へと『スピン・オフ』を走らせる。
『スピン・オフ』の射程距離は5m。この距離ならスタンドのみの移動で届く。
接近の動きからそのまま『スピン・オフ』の右拳を宮國の顔面目掛けて放つ。パス精CBA。


(さあ、どう出る?
 掲示板で受け止めるか?)


---------------------------------------------------------------------
【現在の状態】

黒野本体→左手にハードカバーの単行本を閉じた状態で保持。右手はフリー
『スピン・オフ』→左手にスマートフォンを保持。右手はフリー。

374宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 16:41:55
>>373
所持品状況、距離、承知です。
有難う御座います。
 
---------------------------------------------------------------------
→『共用廊下』
 
>「お互い、『前支度』は済んだようだな」
 
「ここ着いてからは、大した『支度』もしてねェよ」
 
しかしその言葉──『お互い』──から察するに、相手は既に何らの『準備』を終えていると見るべきか。 

「むしろそれまでに、『腹括る』ほうに難儀したぜ。
 今日び珍しいだろ……『こういうの』。
 
 ただ、負けたら多分スッゲー悔しいから、私を後悔させないってんなら」
 
黒野本体がスマートフォンを投げ、『スピン・オフ』でキャッチ。
そこから『スピン・オフ』の射程距離とその獣速を活かしてのファーストアタック。
 
「カッコ良く負けてくれねーかな。
 っつーか――『速い』ッ!」
 
前半にスマホ受け渡しの動作が合った分、また3mとは言え距離が開いていたことから、
辛うじてその動きに反応することができた。
近距離で、予備動作無しにかまされたらたまったものではない。
 
迫りくる『スピン・オフ』の拳を、『グリーリー・エステイツ』の右腕で受ける。
拳の向きをくるりと返し、『甲の側』で防ぐイメージだ。パス精BCB。
 
同時に『グリーリー・エステイツ』の左腕を前方左方、頭の高さに振るい、『共用廊下』の『壁』を殴りつける。
互いに3mの距離から、前方に配置したスタンドが、腕の長さの分だけ前方を叩けば。
 
「ジャスト『2メートル』。狙いを外さないくらいには、細かい動きもイケるクチだ。
 丸太で頭、打たれてくれねーか?」
 
『鉄条網』の能力の起点となる『支柱』が、『拳の着地点』と『黒野の頭部真横の壁』から同時に伸びる!パスCB。
無論そのパワーを上回る負荷が掛かった時点で発現に失敗する能力だ、目論見通り『黒野の頭部』まで伸長した時点で、
迷わず『任意解除』を敢行する。

375黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 17:13:09
>>374
>目論見通り『黒野の頭部』まで伸長した時点で、迷わず『任意解除』を敢行する。

この部分に関して宮國PLに質問です。
これは伸長した柱が黒野の頭部に衝突し、衝撃を与えたあとで解除するということになるでしょうか?
それとも黒野の頭部に接触した瞬間に(衝撃を与えること前に)解除するということになるのでしょうか?

376宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 17:36:42
>>375
説明不足申し訳ないです。
伸長による柱の打撃が目的なので、『衝撃を与えた後』の解除を狙っています。
細かく言うと、『人間の頭部にぶつかった程度で伸長は止まらないだろうが、廊下の幅を考えると、
伸ばし切ることはできないだろうと踏んで、廊下の壁に阻まれるまでに解除したい』くらいの意味合いです。

377黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 17:48:01
>>376
了解です。回答有り難うございます。


---------------------------------------------------------------------

>>374

ドガッ!

繰り出した『スピン・オフ』の右拳は『グリーリー・エステイツ』の右手甲で受け止められた。

(やはりか……)

拳の受け止められた感触で黒野は確信する。
相手の『スタンド』のパワーは『スピン・オフ』を上回っている。
ガードされてしまえばダメージを与えることは出来ない。

 ガン!

そこで『グリーリー・エステイツ』の左拳が廊下の壁に打ち付けられる。
直後に、拳の接触箇所から伸長する『柱』を黒野は目撃する。


(……殴った場所に柱を生やす能力、か……?)

そう考えた直後に黒野は気づく。
『柱』が現れたのが、敵スタンドの拳の接触箇所だけでなく、
『自分の真横の壁』からも同時に出現し、伸長していることに。


(――!)

廊下の幅は『120cm』。
仮に黒野が廊下の真ん中に立っていたとして、
壁から黒野の頭部までの距離は『50cm』ほどしかない。
その距離を『スピード:B』で、完全に不意を突く形で向かってくる『柱』。
避けられる道理は、ない。


『バギャッ!』

伸長する『柱』は黒野の側頭部に直撃した。
黒野は衝撃でよろめき、そのダメージがフィードバックした『スピン・オフ』も
『グリーリー・エステイツ』の前で体制を崩すことを余儀なくされる。

---------------------------------------------------------------------
→宮國

男の『スタンド』が放つ拳を『グリーリー・エステイツ』の右拳で受け止める。
受け止めた感触からして、男の『スタンド』のパワーは人間並程度ということが感じ取れるだろう。

そして左拳で壁を叩き能力を発動。

伸長する『柱』は宮國の狙い通りに男の側頭部に衝突した。

その直後に『柱』を解除する宮國。

相手の男と、その『スタンド』がダメージでよろめいているのが見えるだろう。

378宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 18:22:34
>>377
 
「防げた!――っつっても、ギリだろコレ……!」
 
辛うじて『スピン・オフ』の拳を受け止めつつも、そのスピードに圧倒される。
受けた感触からパワーではこちらに分があると実感するが、決して油断のできる相手ではない。
 
「頭に良いの一発、どうだ?
 こっちは狭い廊下で『生やし放題』だ。
 攻め切るか?その『スタンド』、手元に戻すのか?尻尾巻くってのもアリだよな」
 
きっちり『2m』の距離感でしか使えない『奇襲』ではあったが、当たってしまえば言い放題だ。
どこまで相手が疑心暗鬼に駆られるか、それで攻め手が鈍るのか、ある程度は期待しておこう。
 
「せっかくだから今の内にどっか一個くらい、ぶっ壊れちまってくれよ」
 
よろめき隙を見せる『スピン・オフ』の『右脚』目掛け、『グリーリー・エステイツ』が左足で蹴りを放つ。
単純なパワー差で脚部を痛め、本体の機動力を損なう狙いだ。

379黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 18:45:24
>>378
側頭部への衝撃でよろめきながら黒野は思考を巡らせる。

(ヤツの能力……)

先程の攻撃の際、『柱』は『2本』生えていた。
『スタンド』の拳接触箇所からと、自分の真横から。
だが、こちらへの攻撃だけが目的ならば、拳の接触箇所から
『柱』を生やす必要などなかったはず。

恐らく、ヤツの能力は強制的に『柱』を『2本同時に生やす』ものなのだ。
『柱』は2本でセットになっているに違いない。
ならば、その理由は?
『柱を2本並べる』ことに、意味がある能力ということ?

(気にはなるが……
 今は……体勢を立て直すのが先決か)

『スピン・オフ』を操作。
『スピン・オフ』の左手に保持されているスマートフォン。
それは、>>371の時点から『LEDライト』が『点いたまま』になっている。

クルッ

『スピン・オフ』の左手の手元でスマートフォンを動かし、
LEDライトから発せられる光を宮國の目に向ける。

スピード:B、精密動作性:Aの動きで素早く、正確に、最小限の動作で。

これによる『目眩まし』で宮國を怯ませ、一瞬でも『グリーリー・エステイツ』の動きが止まるか、
あるいは蹴りの軌道が狂うかしたらその隙に『スピン・オフ』を操作し、
スピード:Bの動きで黒野の正面・至近の位置まで引き戻す。

380宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/03(月) 21:24:32
>>379
 
「チッ」
 
舌打ちをひとつ。
『スマートフォン』の『LEDライト』による目眩ましに怯んだ一瞬で、
『スピン・オフ』は『グリーリー・エステイツ』の攻撃圏外へ逃れてしまう。
 
「こういう普及品は『規格』があんだろ……無茶な光量は出ねえはずだ。
 今回ばっかりは『虚をつかれた』が、二度目はねーぞ」
 
「それでそっちは」
 

『ローキック』を回避された宮國は改めて、スタンドの左腕で壁を叩く。
先ほどと全く同様の、『柱』による頭部めがけての『殴打』。
解除のタイミングも同じ、完全な焼き直しだ。
 
「私の二度目に、どう応じてくれんのかな」

381黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/03(月) 21:37:36
>>380
宮國PLに一つお願いがあります。
こちらの>>371のレスで、黒野がC-102から出てきた際に、
部屋のドアを『閉めた』のか『開けっ放し』にしていたのかを描写し忘れてしまいました。
ですので、宮國PLにドアが開いてるか閉まってるかを決めてもらえますでしょうか。

こちらのミスになりますので、ペナルティとして『宮國PLにとって完全に有利な方』を選んでもらって構いません。

382宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/04(火) 16:58:58
>>381
 
申し訳ないです完全に寝落ちしていました。

ミスと言うほどの描写漏れでもなく、かつ、どちらでも戦況に大きく関わるとは思っていないので、
もし可能なら黒野PLのお好きな方で決めて頂ければと思います。
ペナルティと言うほどの事でもないと思います(あまり厳密な描写を求めても今後やりにくいというのもあります)。

一応折衷案として、このレスのタイムスタンプの下一桁が偶数なら閉まっている、
奇数なら開いている、という判定も提案しておきます。
採用されるかもおまかせ致します。

383黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/04(火) 18:20:38
>>382
了解です。では下一桁が偶数なので『閉まっている』と判定します。ご協力感謝します。

384黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/04(火) 18:24:24
>>380
『スピン・オフ』を手元に引き戻した黒野は、自分の右方に視線を向ける。
そこには『C-102』に通じる閉じた扉。

(この状況……)

そこから正面に視線を戻す。
宮國のスタンドが再び壁を殴打しようとしているのが見えるだろう。

その拳が、壁に触れるより先に、こう発言する。


「この勝負、オレの負けだ」

385宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/04(火) 22:55:47
>>384
 
「『審判』がいりゃ、そういうのもアリなんだろーけど」
 
黒野の発言を確かに聞き届けるが、既に殴打のモーションに入った拳は止まらない。

「もう全部、今更、だろ」
 
行動は続行。『壁を殴打し、伸長する柱によって2m先の黒野の頭部を殴打する』。

386黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/04(火) 23:07:37
>>385
「ドガッ」

『柱』の伸長による打撃を再び側頭部に受け、黒野はその場に膝を着く。


「もし、オレが虚偽の発言をして油断させ、不意を突くことを疑っているなら、
 それは誤解だ。
 この状況、手持ちの札をどう使っても、オレには打開する術がない。
 だからこの勝負はオレの負けだ」

膝を着いたまま、話を続ける。

「どうやらオレは自惚れていたようだ。
 自分なら、どんな相手、どんな状況だろうと、
 血湧き肉躍る、素晴らしい名勝負を繰り広げることができると。
 少なくとも昔は、そういう戦いができていたのだが、
 いつの間にか、錆びついちまったのかな……
 いや、それとも
 今までがたまたま上手く行っていただけで、
 元から大して、実力なんて、なかったのかもしれない」

『スピン・オフ』のスタンド像もその場で解除を行う。


「こんな形で勝ったところで、
 アンタになんの喜びもないことは、オレにもわかる。
 それについては本当に申し訳ない。
 アンタにはなんの咎もない。
 全ての原因はオレの力不足で、全ての責任もオレだけにある。
 どうか、納得してほしい。
 もう、勝敗は決した。
 オレの負けで、アンタの勝ちだ」

387宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/04(火) 23:39:11
>>386
 
「え、えー……」
 
気勢を削がれ後頭部を掻きながら応じる。
 
「だいじょうぶだよ。元気出せよ。ちょっと頭打っただけじゃん。
 たくさん喋れば喋るほど、信用できなくなるじゃんよ。
 全然信用できねーけど、その癖これ以上殴るっつーのもやりにくいんだよな」
 
大きく一歩、黒野へと歩み寄る。

「マジだっつーなら、私もう帰るぜ?
 後ろから仕掛けてきたりしないでくれよな……」
 
言いながら『グリーリー・エステイツ』の左拳で『床』を殴打。
廊下の形状に沿う形で、『鉄条網』を発現する。
『柱』に殴打の意図はなく、黒野を挟む格好で。

抵抗が無ければ、発現される『有刺鉄線』がその体に巻き付き、自由を奪うだろう。
 
「……頼むぜ」
 
黒野に背を向けエントランスホール目掛け歩み出す。
何もなければそのまま、帰る。

388黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/04(火) 23:53:20
>>387
宮國は『グリーリー・エステイツ』で床を殴打し、能力を発現した。
宮國と黒野、両者の間を分断するように現れる『鉄条網』。

そして、宮國は黒野に背を向けて歩き出す。

「……」

その無防備な背中に、黒野は攻撃する素振りすら見せない。

宮國はそのまま、マンションを後にした。


宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』→『勝利』




---------------------------------------------------------------------



残された黒野はその後もしばらくの間、無人の廊下に独り、立ち尽くしていた。

(……どうしたもんかな、これから……)

これまでの自分は、戦いに飢えた獣の魂を有していた。
だがその魂は、今日この場で『死んだ』。
今ここに在るのは、ごく平凡な、ただの『一市民』としての存在だけ。

(自分も、そろそろ、取り組むべきなのかな、
 戦闘とかじゃない、平穏な、日常ってやつを……)


例えば、『大通り』でショッピングをするとか、
例えば、『湖畔』で自然の中を散策するとか、
例えば、『星見スカイモール』で展望台を覗くとか――

どれも、今まで、全く興味を向けることすらなかった『場』だ。

だが……


(案外、自分でも、楽しめたりするのかな。
 そういう、『場での触れ合い』ってやつを……)



黒野士信『スピン・オフ』→『敗北』『(戦闘者として)再起不能』

389宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』:2021/05/05(水) 00:03:17
>>388
 
「『20分』か『20メートル』」
 
背中に向けて言葉を投げながら、戦場を後にする。
 
「どっちか過ぎれば解けるから、
 そしたらまあ、早く帰って美味いもんでも食ってあったかくして寝なよ」
 
途中、掲示板の破壊跡を見てバツの悪そうな顔をした後、
手元のそれをそっと壁に立て掛けて行く。
 

「明日はどこで、誰と闘っかね――……」
 
 

宮國 飛香『グリーリー・エステイツ』→『勝利』

390円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/05(水) 00:55:24
対戦相手を募集します。

時空:パラレル時空
進行:通常進行
判定:セルフ

遅レスになる可能性ありますが、連絡の上、
どれだけ遅くとも毎日1レスはさせていただきます。
逆に対戦相手様も、1日1レス以上はお願いします。 

MAPやシチュエーションなどは応相談としますが、
『ガチの怨恨による殺し合い』などは避けたいです。
アリーナ戦や、パラレルですし何らかのゲームなど、
『決着したらノーサイド』『死んだりはしない』
…………くらいの空気感でやれれば、幸いです。

391黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 08:55:17
>>390 
対戦を希望します。

シチュエーションは“何らかのスタンド能力で作られた『シミュレーション空間内』で行う疑似戦闘訓練”を提案します。

392円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 10:00:31
>>391
希望を受理いたします。
シチュエーションについてもそれが理想的です。

MAPについてですが、
一定以上の広さがあれば屋内でも屋外でも構いません。
黒野PLの方で特別に何か希望などございますでしょうか?

393黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 10:14:28
>>392
受理ありがとうございます。
こちらの希望マップは ttp://www.daiyu8.co.jp/images/184_fmap.gif です。

ルールについてですが、円谷側に問題がなければ『互いに相手の能力を最初から知っている』を希望します。

394円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 10:32:27
>>393
かしこまりました。そのマップとルールでお願いします。
マップ内の細部については対戦中必要に応じて決めるとして、
天井の高さについては予め決めておきたいのですが、
ホームセンターですし『5m』くらいでよろしいでしょうか?

それでよろしければ初期位置を決めたく思います。
マップを持ってきていただいた事もありますし、
黒野PLの方から選んでいただいても大丈夫です。

395黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 11:20:09
>>394
畏まりました。天井の高さは『5m』で設定します。

こちらの希望初期位置は『木材・資材』と『自転車』の間です。

396円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 13:25:26
>>395
初期位置了解しました。
では、だいたいてすが対になる位置として、
木材とワーク衣料付近、木材側寄りから開始いたします。
(仕込みをする時間も欲しいと思いますので)

ロールは初期位置についてからを希望します。
他に詰めるべき点などあればよろしくお願いします。
この内容でよろしければ、次レスから開始しましょう。

397黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 13:31:27
>>396
了解です。事前事項はこのへんでいいと思いますので、
ここから始めようと思います。よろしくお願いします。

------------------------------------------------------
【能力】
触れた物に短い紐を取り付ける。
紐を取り付けたものが何かに『挟まれる』と、
栞のように『平面化』し、挟まれていなくなると戻る。
生物は対象に出来ないが、『本体』のみは対象に出来る。

『スピン・オフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/173

【所持品】
スマートフォン、財布、チューインガム一箱、ハードカバーの単行本一冊

【服装等】
上がセーター、下がジーンズ、足元は革靴。肩にストールを羽織っている。
その他のプロフィール:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/132

-----------------------------------------------------------
→ 『木材・資材』-『自転車』間
-----------------------------------------------------------


クチャ クチャ

 パラパラパラパラ

ポケットからチューインガムを一枚取り出しで口に含む。
それを噛みながら、所持した『本』をパラパラと開く。

「今回の対戦相手は『円谷 世良楽』。
 スタンド名『リトル・スウィング』」

ページを一枚めくる。

「スタンド像は『5本のブレスレット』。本体の自由に遠隔操作でき、
 動きのパワーとスピードは……結構高めだな。
 そして強度は『鉄並み』……か。
 『スピン・オフ』のパワーで破壊するのは……難しいだろうな」


パン、と音を立てながら『本』を閉じ、黒野は『木材・資材』の棚に目を向ける。
このような(ttps://www3.roymall.jp/shop/g/grhc2-006362/)形状・サイズの木材を探す。

398円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 15:46:55
>>397
かしこまりました。それではよろしくお願いします。
------------------------------------------------------
【能力概要】
本体の利き手と逆の腕に発現する『五本』のブレスレット。
ブレスレットは本体の意思により『氷の輪』を生み出し、
強烈なエネルギーと共にそれを『解放』する。

『リトル・スウィング』
破壊力:C スピード:B  射程距離:D(8m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

【能力詳細】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/155

【持ち物】
パーカーの左右のポケットに、左→スマホ 右→財布。

【服装】
容姿:セミロングの茶髪。猫顔。小柄。
頭:パンダの顔がデザインされたモノクロのキャップ。
胴:清月学園の体操着の上に、黒いパーカー。
脚:体操ズボンにスニーカー。左足にアンクレット。
手:利き腕に鮮やかな黄緑の腕時計。

その他:
ttps://wikiwiki.jp/stand0wiki0/%E5%86%86%E8%B0%B7%20%E4%B8%96%E8%89%AF%E6%A5%BD%E3%80%8E%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%8F

------------------------------------------------------

「すごいすごーい! こんなスタンドもあるのー!?
 ほんとのホームセンターにそっくりだ!
 あたしの身体もちゃんと全部動くしー、
 『VRゲーム』とかよりずーっとリアルー!」

ゲームコーナーのVR筐体を遊んだ事はあったが、
それとは比べ物にならない臨場感だ。
 
「これって遊園地とか貸切にできますよねー! やばーい!
 ウレイさんとか天音ちゃんとかユズちゃんとかー、
 スタンド使いの友達と一緒に来たいなー」

    「あ、でも戦わなきゃなんですよねー。
     友達と戦うのは、あたしちょっと嫌だなー」

見てるのか見てないのか、いるのかすら知らない、
このシミュレーションの『本体』に話しかけつつ、
利き腕と逆の腕に『リトル・スウィング』を発現し、
真っ直ぐに『東方向』へと歩いていく。
最初に目指す地点は『工具金物』の棚だ。
(↓棚のイメージはこんな感じで良いですか?
  ttp://www.10net.co.jp/30-chunichi/chunichi-homecenter.php?catalogue=002&category=B075)

「黒野さんのスタンド、あたしのと全然ちがうなー。
 栞って本のやつですよね? 挟むやつ!
 それでどーやって戦うんだろ。あはーっ、楽しみー!」

セララも常に喋る訳ではないが、高揚は声を生む。

歩きながら、『輪』を二つ抜いて、
一つは頭の上に浮かべる形で自分の動きに随行させる。
もう一つは、高速で『天井付近』に飛ばした上で随行。

「やっほー! 黒野さーん聞こえてますー!?
 すぐ探しに行くからー、ちょっと待っててくださいネ!」

これはお互いにとって知るところではないが――
外で木材を漁る黒野に、『天井へ飛ばした輪』は見えないだろう。

------------------------------------------------------

【判定】

「やっほー! 黒野さーん聞こえてますー!?
 すぐ探しに行くからー、ちょっと待っててくださいネ!」

屋内からは少女の――セララの声が聞こえてくる。

希望するサイズの木材は、少し探せば見つかった。
重さは5kgほどで、持ち運びも可能だろう。
問題は『長さ』。精密動作性を活かすにせよ、
この長さの棒を持って店内を見て回るのは『大変』だ。
何か『案』があるのか、それとも――――?

------------------------------------------------------

399黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 16:18:30
>>398
-----------------------------------------------------------
→ 『木材・資材』-『自転車』間
-----------------------------------------------------------
>「やっほー! 黒野さーん聞こえてますー!?
> すぐ探しに行くからー、ちょっと待っててくださいネ!」

店内から聞こえた声に反応し、黒野は首を後方に向ける。

(……今の声の反響の感じだと、
 相手の位置は近くじゃないな。
 店の奥の方か?)

それならば、接敵までそれなりに時間の余裕はあるだろう。
そう考え、黒野は再び視線を『木材・資材』の棚に戻す。


「もし、高パワーのスタンドを持つ使い手だったら、
 戦いの中で『輪』を一つ一つ破壊していって、
 最終的に無防備になった本体を叩く、
 という筋立てでいけるのかもしれないが……」

木材を見つけたら『スピン・オフ』を発現。
木材に『紐』を付け、そこから39ミリ×89ミリの面に手を押し当てて、
そのまま『潰す』。
これにより、木材を38ミリ×89ミリ四方のペラペラした『栞』に変え、その状態で固定。

その後、同形状・同サイズの木材に同様の処置を行い、
同じ『栞』をもう一枚作る。

 「オレの場合は、
 そうもいかないからな……」

それが済んだらこのような(ttps://www3.roymall.jp/shop/g/grhc1-648156/)インターロッキングブロックを探す。
見つかったら『紐』を取り付け、100ミリ×60ミリの面に手を押し当て『潰し』、『栞化』の状態で固定。

その後、同形状・同サイズのインターロッキングブロックに同様の処置を行い、
同じ『栞』をもう一枚作る。

このようにして『木材の栞』をニ枚、『インターロッキングブロックの栞』をニ枚、
計四枚の『栞』を作成したい。



-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------

『リトル・スウィング』を発現し、一体を自身の頭上、もう一枚を天井付近に配置した。
二体を随行させながら歩き、『工具金物』の棚の前にたどり着いた。


>(↓棚のイメージはこんな感じで良いですか?
>  ttp://www.10net.co.jp/30-chunichi/chunichi-homecenter.php?catalogue=002&category=B075)
それで大丈夫です。

400円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 20:05:12
>>399
-------------------------------------------------------
【判定】

スタンド――『スピン・オフ』の能力によって、
木材を『横に潰す』事で、ごく小さい栞に変えた。  
木材売り場のそれらはまとめて置いてあるのが常。
二本目についても、問題なく栞にする事はできた。
解除すれば長さを取り戻す木の『武器』二本は、
今や本の間に挟める程度に、とても『コンパクト』だ。
                 
ブロックは少し離れた位置にあったが、資材の一種だ。
特に問題なく見つける事ができ、二つの栞化も完了する。

-------------------------------------------------------

一方、『工具金物』棚の付近まで来たセララは・・・

「……あれあれ!? 違う違う。間違えちゃった!
 ユズちゃんはスタンド知らないんでしたー。
 それで急に呼んだらびっくりしちゃうよネ。
 じゃあウレイさんとー、天音ちゃんとー、
 ユキシラちゃんも呼んだら楽しそー。
 あと誰と遊びたいかな〜。戦いとかナシだったら」

        スタスタ

「あ! でもでも、スタンド使いじゃなくても、
 ミモリーならへーきかも!?
 スタンドとか、全然びっくりしなさそーだし!
 でもでも、周りみんな女子だと気不味いですかねーっ」   

            …ピタ

「それにミモリーって、戦ってもすっごい強そーだし。
 普通にパンチであたしの輪っか壊しそー!あはーっ!」

    「黒野さんは、どんな攻撃してくるのかなー!
     遊園地のロボットより強かったらどーしよ!」

脚を止めて、工具金物の棚を物色する。
物色中は脚を止め続けることになるので、
その間に氷輪を全て『最大』まで形成しておく。
時間が足りないなら、まだ最大ではなくても良い。

「こーゆーの探すのって初めてかも。わ! これ強そー!
 パパの物置きにあったかも。チェーンソーってゆーんですっけ」

大型の電気工具などに目移りもするが……

「でも、これってどこをどうやったら動くんだろ!?
 分かんないし重そうだし、いらないいらない。やめとこーっと」

         「あ! こーゆーのは良さそう!
          目に入ったら絶対痛いですよー」    

使い方がわからないのでやめた。
手に取ったのは『パーツクリーナー』……スプレー剤だ。
開封して、噴射可能な状態にしておこう。

それを回収したら、家庭用品の棚の方へと南下を始める。
台所用品の棚を見つけたら、そこで止まって物色し始めたい。

401黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 20:28:50
>>400
失礼します。円谷PLに質問です。

・「氷輪を全て『最大』まで形成しておく」とありますが、これは5つの輪全てで氷輪を形成するということでしょうか?
・能力詳細を読んだだけだと判断できなかったのですが、氷輪を纏った状態の『輪』は動かすることができるのでしょうか?

402円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 20:41:33
>>401(回答)
すみません言葉足らずでした。
以下、回答とさせていただきます。

>・「氷輪を全て『最大』まで形成しておく」とありますが、これは5つの輪全てで氷輪を形成するということでしょうか?

いいえ。
氷輪形成は『空中で静止中の輪』のみで行えるため、
空中で静止した頭上と天井の二輪のみで氷輪形成を行います。

>・能力詳細を読んだだけだと判断できなかったのですが、氷輪を纏った状態の『輪』は動かすることができるのでしょうか?

これについてですが、不明です。
過去のミッションで実行した際に特に疑問が上がらなかった事もあって、
『出来る前提』で考えており、現在まで質疑も行っておりませんでした。

現状の能力詳細を見るだけでは確かにどちらか判断出来ず、
なおかつ自己解釈で進めるには流石に大きすぎる差異になるので、
(戦略レベルで変わってくるため、オリスタで戦うのに近いレベルの差異)
もし良ければ質疑を行わせていただいてもよろしいでしょうか?

403黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 20:49:39
>>402
>空中で静止した頭上と天井の二輪のみで氷輪形成を行います。
了解です。

>もし良ければ質疑を行わせていただいてもよろしいでしょうか?
勿論構いません。質疑の結果をこのスレに記載してもらえればそれに合わせてこちらのレスを入れます。
質疑の結果次第では>>400のレスを訂正してもらっても大丈夫です。

404円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 23:06:24
>>403
お待たせしました。回答が出ましたので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
163 名前:円谷 世良楽『リトル・スウィング』[] 投稿日:2021/05/06(木) 21:01:23
対戦中に解釈で解決しづらい疑問が出たため、質問です。

能力詳細からはどちらとも取れるのですが、
以下の理解は、どちらが正しいのでしょうか?

★氷輪を作るためには空中で輪を静止させる必要があり、

①最大になるか、または任意のサイズの段階で動かす事が出来る。
②一度作り始めると、その後、その位置から動かす事はできない(炸裂のみ可)

165 名前:『妖甘』[] 投稿日:2021/05/06(木) 21:53:23
>>163

1の認識が正しい
―――――――――――――――――――――――――――――――――
URL: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519311943/163-165

405黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/06(木) 23:08:58
>>404
畏まりました。ご対応ありがとうございます。

>>400
-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
『工具金物』コーナーを物色しながら、
円谷は操作中の二つの『輪』の『氷輪化』を実行する。

回転する二つの『輪』は冷気を発しながらみるみるうちにサイズを広げ、
ブレスレット大だった『輪』は直径1mの『氷輪』へと変成を遂げた。

その後、『パーツクリーナー』を回収。使用可能な状態でそれを保持して円谷は南方に進み、
『家庭用品』コーナーの台所用品を陳列する棚の前に来た。


-----------------------------------------------------------
→ 『木材・資材』-『自転車』間
-----------------------------------------------------------

四枚『栞』の作成が終わったら手持ちの『本』を開き、
『木材の栞A』を『本』の10ページ目に、
『木材の栞B』を『本』の20ページ目に、
『ブロックの栞A』を『本』の30ページ目に、
『ブロックの栞B』を『本』の40ページ目に、

それぞれ挟んで、その後に『本』をパタンと閉じる。

その『本』を傍らの『スピン・オフ』に持たせて随行させながら黒野は歩き出す。

現在位置から『入口』に向かい、そのまま店の中に入る。

入ったら周囲を見回す。
人影や、動くものは目に入るだろうか。

そういうものが目に入ったらその場に留まり、
特に目に入らなかったら右折して『お酒』のコーナーに行く。


【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー。
『スピン・オフ』→左手にハードカバーの単行本を閉じた状態で保持。右手はフリー。黒野本体と密着した状態で随行。

406円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/06(木) 23:52:25
>>405
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【判定】

栞とは本に挟むもの。その本分を果たすように、『4枚』を挟んだ。
『スピン・オフ』は本来持てないほどの重量を『紙きれ4枚』同然にし、
悠々と『本』に挟んで持ち運べる。『店内』に入ったが―――――


           スタ
               スタ

いきなりだ。遠くにほんのチラッとだが、『円谷』の姿が見えた。
あまりはっきりとした視認ではないが、他に人はいないし、そうだろう。
突き当りの『工具金物』売り場から、『家庭用品』の売り場に入って行くようだ。
向こうは『黒野』が店内に来たことに、まだ気付いていないはずだ。

よって、黒野は『その場に留まる』事を選択した事になるだろう。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「よしよし、準備オッケーでーす。
 あとはー、どうしよっかなー。もっと『武器』集めようかな?
 サバイバルのゲームとか、武器集めないとすぐやられちゃうし!」

円谷が言ってるのは『バトルロワイアル』系のゲームだ。
友達にやらせてもらったことが何度かある。

「でもあたし、スタンドって武器持ってるしー。迷っちゃいますね」

台所用品の棚では、とりあえず使いやすそうな『キッチンナイフ』でも探してみよう。
ただ、正直セララとしても刃物で人を刺したい気持ちは薄い。

「黒野さんはいっぱい栞作ってそー!
 何してくるかな。重たい物とか? やだなー!」

一応見つかればいいな、程度の感覚で探りながら、少しずつ売り場内を南下する。
氷輪は随行を続けつつ、『利き手』の指で、『3つ目』の『リトル・スウィング』を外すだけ外す。

【現在の状態】
利き手(右):スプレー所持
利き手でない手(左):フリー

407黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/07(金) 00:02:24
>>406
失礼します。円谷PLに質問です。
・黒野が円谷の姿を見た際、その頭の上に『氷輪』が浮かんでいるのは認識できましたか?

408円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/07(金) 00:11:46
>>407
頭のすぐ上の輪は『円谷の姿の一部』と捉えられますし、
認識できていたことにしていただいて大丈夫です。

409黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/07(金) 00:25:48
>>408
了解しました。回答有り難うございます。

>>406
-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
円谷が周囲を見回すと、近くに『包丁・ナイフ』を揃えた一角があった。
キッチンナイフも多様な品が揃っている。
(参考ページ:ttps://www3.roymall.jp/shop/c/c3308/)

それらを物色しながら、『3つ目』の『リトル・スウィング』を手首から外しにかかる。

(※外すのにどれくらい時間がかかるものなのかよくわかりませんが、次レスで『外し終わった』としてもらって構いません)


-----------------------------------------------------------
→『入口』
-----------------------------------------------------------

「……ッ」

一瞬、チラリと見えた人影に反応し、黒野は足を止める。

(あれが今回の対戦相手と、そのスタンドか……)

あの頭の上に浮かんだ『氷輪』。

(なるほど、ああやって本体が『輪の内側』に収まるような形で、
 『氷輪化』したスタンドを随行させておけば、
 敵が接近してきても『氷輪の炸裂』で迎撃できるってわけか)


黒野は『家庭用品』コーナーに目を向けたまま、
『サービスカウンター』と『¥(レジ)』の間に移動。

(『能力既知ルール』を選べたのは幸運だったな。
 もし『能力未知ルール』で闘ることになってたら、
 のこのこ殴りかかりに行って、カウンターの炸裂弾で即死……って筋書きもあり得た)


移動したら、黒野本体は『家庭用品』コーナーに目を向けたままそこに待機。

そして『スピン・オフ』を単独で『お酒』コーナーに移動(射程5mあれば足りると想定)。
そこから視聴覚共有を用いてこのような(ttps://item.rakuten.co.jp/fujimatsuwine/185702/)品を探す。

410円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/07(金) 00:43:02
>>409(確認)
失礼します。
黒野PLとイメージを共有しておきたいのですが、売り場内について――

棚は売り場内の端から端までまっすぐ並んでいますか?
例:ttps://images.app.goo.gl/YaCxLspP9ybtzm4b9

それとも、途切れ途切れに棚が置いてあるようなイメージでしょうか?
例:ttps://images.app.goo.gl/4qyiTdVNdoWHVJVh6

411黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/07(金) 00:54:27
>>410
自分のイメージでは後者(ttps://images.app.goo.gl/4qyiTdVNdoWHVJVh6)に近いです。

また、マップイラストの中の「灰色の長方形」は棚だと想定しています(棚の中身は近くの○○用品と関連する品が陳列されてると考えています)

412円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/07(金) 01:35:33
>>411
確認と回答ありがとうございます。
前者でイメージしていたので、確認出来て良かったです。
MAP用意側の判断に従い、棚は後者で、灰色も棚と考えます。
代わりに、可能なら棚の高さは円谷の背丈(約150cm)より高いと幸いです。
――――――――――――――――――――――――――
【判定】

黒野の視界では、円谷は棚の前で動きを止めていたようだが、
しばらくすると南下を再開したのが『棚の切れ目』から覗く。
頭上にはやはり『氷輪』が浮かんでいるだけでなく、
片手に『何か』を持っているのも見えた(ハッキリとは不明)
視聴覚リンクを使用して、二か所同時の視界をしっかりと使うのは、
テレビを二画面同時に見るようなものだ。『視認精度』は下がる。

――――その一方で、『酒を探す』事は成功している。
度数の高さで度々名を叫ばれる、『スピリタス』は棚に1つ残っていた。

――――――――――――――――――――――――――

まず、スプレー缶をパーカーのポケットに入れて。

「ん-……これ、一応持っていこーっと。お守りお守り」

            スッ

「それでこれは、ここに置いとくだけでーす。
 後で拾うから、許してネ」

    「でも、ゲームだから別にいーのかなー?」

一本の刃物を開封し、中身を利き手に持つ。
ttps://www3.roymall.jp/shop/g/grhc1-663704/
そして――今手に取った、中身以外の不用物を棚の下に滑らせておく。

「黒野さーん、あたし準備できましたけど、黒野さんは出来たー!?」

その後、ペティナイフを片手に南下を再開するが、
棚の切れ目に達した段階で、いったん周囲を見渡してみることにする。

413黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/07(金) 09:17:38
>>412
了解しました。棚の高さは『180cm』とします。
画像でいうとこれくらい(ttps://www.sanyoss.jp/themes/pc_2017/img/products/thumb-system.png)のものが並んでいるイメージです。

-----------------------------------------------------------
→円谷(1/2)
-----------------------------------------------------------

ペティナイフをケースから開封して、聞き手に保持した。
その後、無用なプラスチックごみを棚の下に滑らせ、
黒野に向けて言葉を発しながら、南方へ進む。

そこで……


-----------------------------------------------------------
→『¥(レジ)』-『お酒』
-----------------------------------------------------------

目的の品(スピリタス)が見つかったら、
『スピン・オフ』の右手で触れて『紐』を取り付け、
そのまま蓋の上に右手を押し当てて『真上』から潰す。
これにより、スピリタスの瓶を底面積に等しい『円形』の平面にし、その状態で固定。

こうして『スピリタス瓶の栞』を作成したら、『スピン・オフ』の左手に保持している
『本』を開き、その『50ページ目』にそれを挟んで『本』を閉じ、
『スピン・オフ』を黒野の傍らに引き戻す。

(さて、オレはこれからどうするべきかな……)

先に『見敵』できたのはこのゲームではアドバンテージ源だ。
相手に気づかれるより先に攻撃を仕掛けてもルール上は問題ない。
問題ない、が……


「――オレも、OKだ」

あえて円谷に聞こえるようにそう発言する。
その際、円谷との距離を最低でも『10m』は離れてることを
確認した上で声をかける(10m以内に入っているようならこちらが動いて距離を開ける)。


「最初に聞いておきたいんだが、
 アンタもしかして、このゲーム、初めてか?」

-----------------------------------------------------------
→円谷(2/2)
-----------------------------------------------------------
南方へ進み、棚の切れ目に達して周囲を見回す円谷。
そこで、黒野の声が聞こえてきた。

「――オレも、OKだ」

「最初に聞いておきたいんだが、
 アンタもしかして、このゲーム、初めてか?」

声の方向は円谷の現在位置から東側。
そこに目を向ければ、『¥(レジ)』付近に黒野が立っているのが見えるだろう。
そしてそのすぐ傍らには『人型スタンド』が付随。
人型スタンドが左手に『本』を持っているのも見えるかもしれない。






【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー
『スピン・オフ』→左手にハードカバーの単行本を閉じた状態で保持。右手はフリー。黒野本体に密着。

414円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/07(金) 23:13:02
>>413
ありがとうございます。では、そのサイズの棚で、
棚の構造としては>>411の画像のような形でイメージしておきます。
――――――――――――――――――――――――――――

「あはーっ、お返事くれてありがとネ!
 あたしは初めてでーす!
 その言い方だと、黒野さんはしたことある、のですかー?」

            タンッ
                 タンッ

ジャンプしてスニーカーの足音を響かせ、
快活な声で返事を返す。
もっとも、跳ねた所で背は棚を超えないが。

「その本にいっぱい、いーっぱい栞挟んでるんでしょー!?
 あたし、黒野さんの能力の事知ってますよー」

          「黒野さんも知ってるでしょ?
            あたしの『リトル・スウィング』!」

セララの声は明るい。
――だが、おしゃべりだけに集中しているわけじゃあない。

「初めてだからって油断したら、あたし、たぶん強いですよー!」

黒野は近付いてくるか、それとも――――能力で来るか? 様子を見る。

――――――――――――――――――――――――――――
【判定】
酒瓶を中身ごと『栞化』する事に成功した。
明らかになっているだけで、これで『5枚』が、
本の中には等間隔に10ページごと、挟まれている。
スタンドを引き戻し――――会話に応じる。

距離は『10m』は問題なく離れているはずだ。
だいたい『12m』といったところだろうか?
円谷は黒野に気付いた。片手に持っているのは『ナイフ』だ。
そして頭上には氷の輪。『天使』に準えるには、世俗的すぎる。

――――――――――――――――――――――――――――

415黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/07(金) 23:33:20
>>414
「オレはこのゲーム、昔からよくやっててね」

その場で、12mの距離から話を続ける。

「不思議なゲームだよ。
 手ひどく負けた後なんかは、
 『もう二度とやらねえ』って
 心の底から思うんだが、
 それでもしばらく経つと、
 またやりたくなって、
 結局こうして、戻ってきてしまう」


会話をしながら円谷の様子を伺う。


「本格的にガチャガチャやる前に、
 先にこのことを伝えておきたい。
 もし、アンタが戦闘中に『負けを認めた』なら
 その瞬間に『勝負あり』とし、オレは攻撃を中断する。
 ここでの負傷や精子は現実には何の影響もないが、
 それでも……『痛み』はある。
 このゲームに対するスタンスはかなり個人差があり、
 『完全に決着が着くまでどうなっても続けろ』というヤツもいるが、
 辛いのを我慢しながら続ける必要はないとオレは思ってる」


右手に握っている『ナイフ』も気にはなるが、
より重要なのは、『左手』の方だ。


「逆に、オレの方からも
 場合によっては戦闘途中で
 『投了』を申し出る可能性はある。
 そのときは、それを受け入れてもらいたい。
 そういうルールで闘らせてもらいたいんだが、
 かまわないか?」

円谷の左手、
そこに『リトル・スウィング』の『輪』は『何本付いている?』
それを確認したい。

416円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/08(土) 00:02:59
>>415

「すごーい! ベテランさんなんだ!
 あたしとかぜんぜん初心者ですけどー、
 ビギナーズラックってゆーのあるから、
 黒野さんがまたやめちゃう原因作っちゃうかも!
 もしそうなっちゃったら、ごめんネ」

円谷は家庭用品の棚に添い、東へ少しずつ歩き出す。
頭上の『氷輪』は高速で回転をし続けている。
そこに、『提案』を聞く。

「あはーっ。黒野さんってやさしーし、大人ー!
 オッケーでーす。あたしもそのルールでいーですよ!
 痛いのってシミュレーションでも嫌だもん。
 黒野さんがいいなら、あたしも大歓迎でーーーす」

「あ! でもでも、寸止めとかー、
 そーゆーのはしなくていーですよねー?」

       スタスタ

「やめて! って言ったらそこでストップだけど、
 やめてほしいか分かんないところで、
 自分で攻撃するのやめたりとかー、
 そーゆーのは、しなくていいんですよねーっ!?」

黒野の視界は確かに『それら』を捉えた。
つまり――――『残り二本』になった輪を。
頭上に一つ。それは分かる。『あと二つは?』
少なくとも今、黒野の視界には映っていない。

「別に殺したいとかそーゆーのはないけどさー。
 あたしの能力知ってる黒野さんには、分かるでしょ?」

   「だから、お互いイヤになったらすぐ言おーね!」

距離は、黒野が特に動かないのであれば『10m』になる。

417黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/08(土) 08:53:07
>>416
「……ああ、そうだな」

円谷のセリフの3つのクエスチョンマーク全てへの返答をその一言で済まし、
黒野は円谷の左手を注視する。

(やはりか……)

円谷の腕に付いている『輪』は『2つ』。
頭上の『氷輪』と合わせても計3つ。
では、あと2つは?

(恐らくどこか、
 オレから見て死角になる位置に隠しているんだろう。
 仮にオレが『リトル・スウィング』の使い手でも
 似たような戦法を取る)


そしてこちらに向かって歩を進め、10mまで接近してきた円谷に対し、
『スピン・オフ』を操作。
『スピン・オフ』を円谷に向かってスBで走らせ射程ギリギリ(5m先)まで進める。
黒野本体はその場から動かず、『スピン・オフ』のみを向かわせる。


『円谷』―5m―『スピン・オフ』―5m―『黒野』


上記の図のような位置関係を形成する。
もし向かってくる『スピン・オフ』に円谷が足を止めず更に進んできたら。
黒野本体は後退し、上記の図の形を維持するよう努める。

-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------

東方向へ少しずつ歩き始めるに円谷に対し、

『ダッ』

黒野の傍らのスタンド、『スピン・オフ』が向かってきた(接近速度:スB)。
黒野本体はその場から動こうとしない。

接近してくる『スピン・オフ』は左手にハードカバーの単行本を保持している。
よく目を向ければ、その本の『天』から何本もの『紐』がはみ出していることに気づくだろう。

418円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/08(土) 22:23:17
>>417

「あははーっ、いいお返事、いいお返事。
 それじゃ、ゲームスタートしちゃいましょうよ黒野さーん」

『スピン・オフ』が『5mの間』に来た。
円谷は『本』と、その『栞』を見る。

「あ! あはは! すごーい、ほんとに栞一杯準備してる! あはーっ!
 黒野さんさっすがー、ベテランさんですもんネ」

『スピン・オフ』を前に出すつもりなら、
それを攻撃すればいいとセララは考える。
むしろ若干距離を離そう。『6m』になるようやや後退。

「中身は何だろ? 向こう(北)の通路にいなかったし、
 たぶんあっち(南東)から来たんだよねー。えっとえっと、絶対ー」

      シュル

「重い物とか、あと、大きい物たっくさんですね! あはーっ!」

『残る輪』の残る片方を指をかけて取り外し、
自身の前方1m、胸当たりの高さに浮かべる。
これで同時操作数は『3』になった。――――『3』だ。『間違い』ではない。

「どうどう、当たってる? 答え合わせしてくれてもいーですよ!」

                      ヒュィィィィィィ ―――― ン

    ――――浮かべた輪の、『氷輪形成』を開始する。目標は最大輪だ。

――――――――――――――――――――――――――――――
【判定】
スタンドの移動には成功した。
その間に敵はさらなる『輪』を手首から抜き、浮かべる。
接近はあえてはしてこないようなので、位置関係はそのままだ。

【輪の状態】 残数:5 同時操作数:3
①氷輪。セララの頭の少し上。 
②氷輪。セララの頭上、天井の高さ。
③氷輪。セララの前方1m、目の高さ。  
④手首。 
⑤??? 
――――――――――――――――――――――――――――――

419黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/08(土) 22:30:28
>>418
失礼します。円谷PLに質問です。

3つ目の『輪』についてですが、

>自身の前方1m、胸当たりの高さに浮かべる。
>③氷輪。セララの前方1m、目の高さ。  

と、記述が食い違う部分がありますが、どちらが正しいでしょうか?

420円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/08(土) 22:38:01
>>419
完全に誤記のため、現時点では『胸の高さ』が正解です。
次の返レス時に、輪の状態まとめの方も書き直します。

421黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/08(土) 23:09:53
>>420
了解しました。回答有り難うございます。

>>418
円谷に対し、『スピン・オフ』をギリギリまで接近させたら、
『スピン・オフ』の左手を操作し、
保持している『本』を『足元から140〜150cm』ほどの高さ……
より正確には『円谷の目の高さ』に『横向き』で『天』が円谷に向くように掲げる。


「……何を『栞』にして持ってきたかの、答え合わせか?
 いいとも。
      、、 、 、 、 、 、 、、、
 ぜひ、その目で確かめてくれ」


そして『スピン・オフ』の右手を操作。
『本』からはみ出している『紐』の内、
最も背表紙側にある『紐』、
『50ページ目に挟んである栞の紐』を掴み、
『本』から引き抜き……その引き抜く動きのまま円谷の『右目』を狙って手裏剣のように投げつける。パス精CBA。

この攻撃のポイントは大きく二つ。

まず、円谷の目の高さから『栞』を水平に投擲、という部分。
このようにすれば円谷から見た『栞』は、
完全に『真横』から見た形――つまり『線』にしか見えない。
元となった物品が何なのかを推測することは不可能だろう。

もう一つのポイントは『右目』を狙っている点。
右目狙いの攻撃を、仮に避けるとしたら、
『左に跳ぶ』というのが一番ありうる形だが、
円谷の左側は『家庭用品』コーナーの棚があるので、
左には跳びづらいはず。
仮に右目狙いの攻撃を『右に跳んで』避けようとたら、
十中八九、左顔面のどこかに当たるだろう。

そして『50ページ目に挟んである栞』の元となったのは『ガラスの瓶』だ(>>409>>413参照)。
極薄となったガラスならある程度の『切れ味』が見込める。
命中すれば、十分にダメージはあるだろう。

-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
(以下、上記の黒野側の意図が全て成立した場合)

円谷はその場から1mほど後退した。
『スピン・オフ』から6mの距離を取り、そこで手首から『輪』を一つ外し、
胸の高さに浮かべてその場で『静止回転』。
『氷輪』へと変成させに行くが……

『ビュッ』

そこで、『スピン・オフ』が本からはみ出している『紐』を掴んで、
そのまま『何か』を本から引き抜きつつ『円谷の右目』めがけて投擲してきた(パス精CBA)。

『スピン・オフ』の能力を事前に把握している円谷なら、
それが能力で作られた『栞』だと推測できるだろう。
だが、円谷の目の高さときっちり水平になるよう強烈な精度で投げられたそれは、
円谷の視界からは『線』にしか見えない。



・現在の位置関係

『円谷』―6m―『スピン・オフ』――『黒野』


・③輪の氷輪化
現在『1秒分』まで進行

422円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/08(土) 23:40:02
>>421

                『ビュッ』

超高精度の『スピン・オフ』ならば、
狙いを付けるのにさほどの時間もいらない。
故に投擲は『居合抜き』の様相を呈する。

「え、何々ー!? 見えない見えない!
 黒野さんちょっとちょっと!
 全然答え合わせになってなーい!?」

              タッ

セララは横でなく後ろに0.5m程下がりながら、
『頭上の輪』は追従でなく、『移動』させる。

「でもでも、なんでも当たったらやなのは同じ同じー!
 『リトル・スウィング』、ばっちり防ぐ準備はしてますもんねーっ」

ほんの僅かでも投擲動作が存在するなら、
『意志一つ』で動かせる『頭上の輪』を動かし、
飛来するそれをガードする事は可能だろう(ス精BC)

勿論、精度ゆえにブレない『線』のようなそれを、
氷輪という同じく『細い』もので100%防げるかは怪しい。
三輪同時操作で精密動作性はやや下降しているのもある。
だが、『直撃』を免れれば問題はない。
セララは防げると思ってるが。
 
            ヒュリリリリリリリリリ

――――前方の輪はその間に、どの程度の大きさまで育つだろうか?

――――――――――――――――――――――――――――
【判定】
黒野の投擲は成功し、セララは頭上の輪で『ガード』を試みた。
セララ本人は更に0.5mほど、後ろに下がりながらの行動だ。
果たして、上手く防げるのだろうか――――
『黒野』は投擲直後とはいえ、コンパクトな動作の攻撃だ。
続けて行動する事も、もちろん可能ではあるだろう。

【輪の状態】 残数:5 同時操作数:3
1.氷輪。本体に随行後、セララの頭上から目の前へ移動。
2.氷輪。移動なし。セララの0.5m前方の、天井の高さ。
3.氷輪。移動なし。セララの前方1。5m前方の、胸の高さ。  
4.手首。 
5.??? 
――――――――――――――――――――――――――――

423黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/09(日) 00:33:03
>>422
投擲の動作が完了したなら、
その直後から『スピン・オフ』を操作し、円谷から後退。
スピード:Bで黒野本体に密着する位置まで引き戻す。



そして放たれた『ガラス瓶の栞』は、
円谷の頭上から移動し、盾のように立ち塞がった①の『輪』に衝突――


「――今だ」


その衝突の瞬間に、
『ガラス瓶』の『栞化』を『紐』ごと『完全解除』する。
これにより、『栞化』によって次元から消失していた
『中身の液体』が出現する。
『輪』に衝突し、『ガラス瓶』は砕け散り、
そして中身の液体は円谷の上半身へとぶちまけられることになる。

中身の液体――すなわち『純度96度のアルコール』を円谷に浴びせかけること。

それが、この攻撃における真の狙いだ。




-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
(以下、上記の黒野側の意図が全て成立した場合)

投擲直後、『スピン・オフ』は円谷から後退し、
黒野本体の元へと引き戻されていく。


円谷は、投擲された『栞』に対し、50cmほど後退しつつ、
頭上の①の『輪』を操作して、『栞』をガードしようと試みる。

無事、狙い通り『栞』は①の『輪』に衝突したが、その瞬間だった。


『パァン!』

衝突の瞬間、投擲されていた『栞』から『紐』が消え、
それと同時に『ガラスが割れるような』甲高い音が響き、
『細かな透明な破片』が四散。

そして『栞』が衝突した場所から『透明な液体』が
円谷に降り注ぐようにぶちまけられる。



――事前に確認した『スピン・オフ』の能力詳細にあった一節、

【水の入ったコップを『栞化』した場合、『栞化』すると中の水は消え、解除すると現れる。】

そのような一節があったことを、円谷は思い出すかもしれない。




・現在の位置関係

『円谷』―11.5m―『スピン・オフ』と『黒野』(密着)


・③輪の氷輪化
現在『2秒分』まで進行

424<削除>:<削除>
<削除>

425円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/09(日) 01:22:46
>>423

その『狙い』―――――セララは当然、『気付けていない』。

  「え!?」

     『パァン!』

         「わっ」

               バシャァァッ!

「ひゃーーーーっ!!!?
 な、なにこれなにこれー! 変な匂い――――あ!
 分かったー! もしかしてこれって、『お酒』でしょー!?
 パパが前に飲んでたのが、こういう匂いしたもんなー」

よって、『純度96%』のアルコールをまともに浴びてしまう。

      「ぺっぺっ、口に入っちゃうとこでしたよもー」

度数が高いとはいえ、浴びただけで酔っぱらう事はないし、
輪で守られていた顔、しかも口の中に入って、誤飲してもいない。
だが、『可燃性』を考えるだけでも危険である事は言うまでもない。

「いたたーっ、しかも顔切れちゃった! あーあ、ひどーい。
 やられたなー、あたし『重さ』と『大きさ』だけが武器だと思ってたんだー!」

また、割れたガラス瓶で頬を少し切るが、これは深手ではない。
本体はパーカーを脱ぎながら、前に出始める。
とはいえ目標は『8m』だ。過度に前に出過ぎない。

                     バサ!!!               

パーカーを脱げば道具の多くを失う事になるが、
背に腹は代えられない……もっとも体操着も相当濡れたが。

「それに、お返し行こうとしたら逃げちゃうし!
 黒野さんと『スピン・オフ』の戦い方、スッゴイいやらしー!」

負け惜しみを言いながら、
『①の輪』は再び頭上に戻しつつ、
並行して『③の輪』を移動。『5m』ほど自分から先行させておく。

また、この時に『高度』を少しずつ下げ、『へそのあたり』にしておく。

――――――――――――――――――――――――――――
【確認】
家庭用品売り場、及び日用品・化粧品売り場の間の棚ですが、
これらは左右に何mごと程度の間隔で並んでいる認識でしょうか?
(=棚と棚の間の通路は何mくらいある認識でしょうか)
こちらは、1m〜広くても1.5m程度で考えております。

【輪の状態】 残数:5 同時操作数:3
1.氷輪。セララの頭上に戻して、随行させる。
2.氷輪。移動なし。セララから0.5m前方の、天井の高さ。
3.氷輪。セララから5m前方の、へその高さを目指して移動。
4.手首。 
5.??? 
――――――――――――――――――――――――――――

426黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/09(日) 01:51:54
>>425
「『能力未知ルール』が、
 『相手のスタンド能力がどういうものか』を推理するゲームだとしたら、
 『能力既知ルール』は、
 『相手がこのスタンドでどう闘うのか』を推理するゲームだと言える」

黒野は『スピン・オフ』を密着状態で随行させつつ、
傍らの『¥(レジ台)』の上に乗り、
そのまま、反対側へ降りる(マップ上で『¥』と『日用品・化粧品』の間)。


「アンタの想像通り、それは『アルコール』だが……
 では、『オレは何のためにアンタにアルコールを掛けたのか?』
 そしてこの後オレは『何を狙い』そして『どう動くのか?』」


 ダッ

そして黒野は円谷に背を向けて、
『¥』と『日用品・化粧品』の間の通路を
全速力で『東方向』へと疾走する。

その間、『スピン・オフ』とは『背中合わせ』の形で密着し、随行させる。
『スピン・オフ』の視点は円谷へと向けておき、
視聴覚共有でその挙動が確認できるようにしておく。



「推理してみろ。
 これはそういうゲームだ」



-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------

円谷はパーカーを脱ぎながら、黒野の方へと足を進める。
『①の輪』は再び頭上に戻しつつ、『③の輪』をへその高さで自分の5m先まで進め……

 ダッ

そこで、黒野は円谷に背を向けて『東方向』へと走り出した。
徒歩で接近する円谷からはどんどん距離が離れていく。


【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー
『スピン・オフ』→左手に『本』を閉じた状態で保持。右手はフリー。黒野本体と背中合わせに密着状態で随行。視点は円谷に向けられている。

【現在の位置関係】
『円谷』―5m―『③の輪』――6m(くらいからどんどん増加)――『スピン・オフ』と『黒野』


【③輪の氷輪化】
静止状態を解いたので現在『2秒分』まで進行のまま。

427黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/09(日) 01:57:13
>>425
>【確認】
>家庭用品売り場、及び日用品・化粧品売り場の間の棚ですが、
>これらは左右に何mごと程度の間隔で並んでいる認識でしょうか?
>(=棚と棚の間の通路は何mくらいある認識でしょうか)
>こちらは、1m〜広くても1.5m程度で考えております。

こちらの認識も「1m〜広くても1.5m程度」です。

428円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/09(日) 22:01:28
>>426(黒野)

「えー!? あたし、推理って得意じゃないんだよねー。
 同じことって、ずっと考えてたら飽きちゃいますしー!」

黒野が何をする気かは知らないが、
『戦いのベテラン』である彼のことだ。 
ただ『それらしいことを言いたかっただけ』とは思えない。

「アルコールってことはー、『ライター』とか準備する気でしょ!
 爆発する事故の動画とか見たことあるもんネ。
 だからそれを探しに行くのが『狙い』なんでしょー!?
 しかもしかも、それをあたしに言ったのも、
 それであたしのことなんか騙そうとしてそうでーす!」

何か――行動を『誘導』しようとしているのだ。
セララは漠然とだが、そう考えた。

「あはは、ほんっと意地悪! それならあたしももっと!
 『意地悪』しちゃいますもんねー! 意地悪対決だ!」

すぐには追わず、まずは『家庭用品』側の棚の傍でしゃがみ込む。
パーカーをポケットのある前面を下にして床へと広げ、
ポケットのスプレー缶を芯にするように丸めてから――

                ギュッ

「黒野さんは追っかけてきてほしいんでしょー。あはーっ、追っかけたげませーん!」

それを両袖で縛ることで、『風呂敷包み』のようにして持つ。
別に大した武器ではないが……アルコールが染みている。
それを『投げられる』状態にしておくことで、
火を使うのを躊躇わせる狙いも、ある。

――なお、これらの工程はあえて『背を向けて』行う。
相手の様子は、時折振り返る事で見てはおく。
『スピン・オフ』からは隙だらけに見えるだろうが、
いくら速度と精度が高くともこの距離があり、
更に中間地点に③の輪がある今、『隙だらけでもない』

                ヒュ リリリリリリリリリ

その『③』の輪は、動かさない間に形成を再開。
万が一相手が足を止めて投擲をしてきたら、これの操作で防ぐ。 

―――――――――――――――――――――――――
【判定】
東に向けて疾走する『黒野』と『スピン・オフ』。距離はどんどん離れる。
それもそのはず――――セララは『追ってこない』。
特に問題なく、『文具売り場』の辺りまで距離を取れた。

『スピン・オフ』の視覚情報によれば、
彼女はしゃがみ込んで背を向けている。
時折振り返って様子を見てくるが……

行動は背中に隠れて完全には見えない。
が、恐らくは脱いだパーカーを丸めているようだ。
濡れたパーカーは、確かに振り回せば武器にはなるだろう。

【現在の位置関係】
『円谷』―5m―『③の輪』――12m――『スピン・オフ』と『黒野』

【輪の状態】 残数:5 同時操作数:3
1.最大氷輪。セララの頭上。しゃがむのに合わせて降下。
2.最大氷輪。セララの頭上から東寄り0.5m、天井の高さ。
3.2秒氷輪。セララから5m東の、へその高さ。『形成』を再開。
4.手首。 
5.??? 
―――――――――――――――――――――――――

429黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/09(日) 22:54:39
>>428
東方向へひた走る黒野。
その背中に円谷の言葉が投げかけられる。

>「アルコールってことはー、『ライター』とか準備する気でしょ!
> 爆発する事故の動画とか見たことあるもんネ。
> だからそれを探しに行くのが『狙い』なんでしょー!?」

当たりだよ。
そう、黒野は心中で呟く。

円谷の言う通り黒野の次の狙いは『ライター』の入手だ。
ホームセンターで『ライターがどこに売ってるのか』は、
店ごとに幾らかバラつきがあるのだが、
一番可能性が高いのは、『アウトドア用品』や『レジャー用品』だ。
キャンプや花火、バーベキューといった催しに使うために、
『焚き火台』や『備長炭』などと揃えて陳列されているケースは多い。

東方向へ走りつづけてマップ上の『カー・レジャー』の場所まで向かい、
このような(ttps://www3.roymall.jp/shop/g/grhc2-048565/)品を黒野本体の視点で探す。

―――――――――――――――――――――――――
→円谷
--------------------------------------------------

東方向へと走っていく黒野を円谷は追わず、
その場でしゃがみ込み、パーカーとスプレー缶を組み合わせて即席の武器を拵える。

時折背中を向け、隙を見せるも、
黒野はひたすらに走り続け、
『スピン・オフ』もじっと円谷に目線を向けたまま、
動く気配を見せない。

                ヒュ リリリリリリリリリ


投擲への対策として配置していた『③の輪』も、
特にそうした仕事が発生することはなかったが、
そのおかげで、最大サイズの『氷輪』へと変成を遂げることはできた。

その間、黒野本体は振り返ることもなく、
その表情は伺いしれない。
円谷の『意地悪』を、果たしてどう受け止めているのか……


【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー
『スピン・オフ』→左手に『本』を閉じた状態で保持。右手はフリー。黒野本体と背中合わせに密着状態で随行。視点は円谷に向けられている。


【現在の位置関係】
(黒野が問題なく『カー・レジャー』まで行けた場合)
『円谷』―5m―『③の輪』――25m――『スピン・オフ』と『黒野』


【③輪の氷輪化】
最大まで完了。

430円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/10(月) 00:29:16
>>429
―――――――――――――――――――――――――――
【判定】

『カー・レジャー用品』売り場への移動は問題なく成功した。
種類によってはガラスケースに陳列されていたりもするが、
黒野が探している一番簡素なタイプなら、狙い通り売り場にあった。

―――――――――――――――――――――――――――

「あ! 黙っちゃった! 図星だったんじゃないですか!?
 図星図星ー! あははーっ。あたしって探偵になれるかも!」

             タタッ

いつまでも追わないつもりでもない。
中距離戦こそが『リトル・スウィング』の本領。
効き手にパーカー、逆の手にペティナイフを持ち、
走らずに『黒野』の後を追いかけていく。

「毎日猫とか探して暮らすのっていいかもネ」

輪の3輪と自分自分の距離関係は変えず、継続しておくが、
③の輪のみは浮かぶ角度を変え、地面と水平から、『垂直』にしておく。

――――そして、追う経路は『直線』ではない。
『日用品棚』の方に入り、『文具売り場内』を経由して追う。

追い付くまでにかかる時間は伸びるが、敵の狙いが読めた今『酒売り場』の横を通りたくはない。
また、残る栞の内に1つはあるであろう、『大きなもの』を、通路の狭さで封じられる可能性がある。
……その分自分の『リトル・スウィング』についても強みを封じられる部分はあるが。

「黒野さんのことだし、ずーっといたあの辺は、
 何か栞とか仕掛けてるかも、だもん。
 あはーっやばい、あたし今すっごい冴えてるー!
 やっぱりあたしって、スタンド使うの才能あるんでしょーか」

あるいは、会話を持ちかけて来たのも、
仕込みを行う時間稼ぎだった可能性もあり得る。

――――それらしい行動は無かったが、『仕込みは互いに見ていない』。
どちらにせよ、馬鹿正直に直線で、黒野の通った道を追うのは避けつつ、近付いていく。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【判定】
『スピン・オフ』の視界は、変わらずセララを追う。
セララが近付いてきた。直線最短距離ではなく、
日用品や、文具売り場の中を通って来るようだ。
棚の陰に隠れてしまえば、姿を追い続けるのは難しいかもしれない。

【現在の位置関係】
『円谷』―5m―『③の輪』――20m――『スピン・オフ』と『黒野』

【輪の状態】 残数:5 同時操作数:3
1.最大氷輪。セララの頭上。しゃがむのに合わせて降下。角度は水平。
2.最大氷輪。セララの頭上、セララの進行方向0.5m先の天井の高さ。角度は水平。
3.最大氷輪。セララの進行方向5m先のへその高さ。角度を垂直に。
4.手首。 
5.??? 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

431黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/10(月) 01:14:08
>>430
目当ての品が見つかったら黒野はそれを自分の手でつかみ、
包装のビニール袋を引きちぎって中身のライターを一つ取り出し、
残りはそのへんに放り捨てる。


「……人がゲームに臨むスタンスには、
 大きく分けて3つの種類があるそうだ」


ライターを取り出したら黒野本体も
円谷のいる『西方向』へと身体の向きを変え、
同時にライターを傍らの『スピン・オフ』の右手に渡す。


「1つ目は『楽しむ』ことに主眼を置くタイプ。
 2つ目はそのゲームを通じて『自分を表現すること』を目指すタイプ」


そして『スピン・オフ』を操作。
その場で跳躍させ、近くの棚の上に跳び乗らせる。


「で、最後の3つ目が、
 『とにかく勝ちたい』というタイプだそうだ」


高さ180cmの棚の上から『スピン・オフ』の視覚を用いて、
円谷の位置を探れないか確かめる。


「これで言うとアンタは、
 どのタイプに、該当するのかな」


―――――――――――――――――――――――――
→円谷
--------------------------------------------------
(以下、上記の黒野側の意図が全て成立した場合)

『③の輪』の向きを水平から垂直に変えつつ、
円谷は『日用品棚』の方に入り、そのまま『文具売り場』を通り抜けるようなルートで
黒野へと接近していく。

黒野は『カー・レジャー』のコーナーまで走ったところで立ち止まり、
その棚から何かを掴み取るような動きを見せる。
距離がやや遠い上、黒野が背を向けているのでややわかりにくいが、
安価なライターを手に入れた、ということは円谷にも推測できるだろう。

その後、黒野は円谷のいる西方向へ身体の向きを変える。
そして黒野と密着していた『スピン・オフ』は
その場で跳躍し、近くの棚へと跳び乗った。

高所からの視点で棚の影に隠れている円谷を
見つけようとしている様子が伺えるだろう。


【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー。
『スピン・オフ』→左手に『本』を閉じた状態で保持。右手にライターを保持。黒野本体のすぐ近くの棚の上に立っている


【現在の位置関係】
『円谷』―5m―『③の輪』――15m――『スピン・オフ』と『黒野』

432円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/10(月) 02:13:58
>>431

「わ! お行儀悪ーい! まー、あたしもひとの事は言えないですけど。
 ていうかなんか持ってる! なにあれなにあれ、まさか『ライター』?」

         「どーしよ、炎上ってしたくないですよ」

ナイフを持っているよりは、
棚の上に乗る方がよほど行儀も良いだろう。
ともかくセララも、『スピン・オフ』の姿を認めて。

「……えー、なにそれなにそれ、すごい気になる! どこ情報ー!?
 あたし、そんなの考えたことなかったかもー」

しかし、この距離で出来る行動は特にない。
あくまで距離を詰める。
 
「なんだろー、負けたらちょっと嫌だし、3番かな?
 でもでも、ゲームって負けても楽しい時ってあるよネ。
 とにかく勝つとか、そーゆーのがっついてるみたいでしんどいしー」

「だから、あたしは1番っていうことにしとこっかなー!
 ねえねえー、そういう黒野さんは、自分でどの番号なんですかー!?」

それを妨害して来るのは目に見えているが――――まず間違いなく『投擲』だ。
どんな栞であれ、『投擲攻撃』以外の遠距離の択は、『スピン・オフ』には無い。

「こうゆう心理テストみたいなのって、出した人もちゃんと答えてほしいでーす」
  
                         ――――『手元』は見ておく。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
【判定】

『ライター』の入手と、不要分の廃棄、必要分の手渡し。
そのすべては恙なく成功する。失敗する理由も特にない。

           ドンッ

『スピン・オフ』が棚の上に乗り、下を見て『敵』を探す。
これについても、見つけることは問題なく可能だった。
セララは黒野へと少しずつ、だが確実に寄って来る。
また、たった今『③の輪』の高さが胸のあたりまで上がった。
黒野も知る『リトル・スウィング』の射程から考えるに、
まだまだ『圏外』である事は、言うまでもないが―――――

【現在の位置関係】
『円谷』―5m―『③の輪』――10m――『スピン・オフ』と『黒野』

【輪の状態】 残数:5 同時操作数:3
1.最大氷輪。セララの頭上。しゃがむのに合わせて降下。角度水平。
2.最大氷輪。セララの頭上、セララの進行方向0.5m先の天井の高さ。角度水平。
3.最大氷輪。セララの進行方向5m先。高さを胸のあたりまで上昇。角度垂直。
4.手首。 
5.???

433黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/10(月) 10:21:34
>>432
円谷の姿を『スピン・オフ』の視界で捉えたら、
『スピン・オフ』の右手を操作し、握っているライターを点火する。


「……この3つで言うなら、
 オレは2番目の『自己表現タイプ』だ」


そしてそのライターの火を使って、
               ・ ・・・・・・
『スピン・オフ』の左手にある『本』に火を点ける。

                 ギフト
「オレのスタンド能力は天からの『授かりもの』で、
 そこにオレの意志は反映されていない。
 だが、オレが『このスタンドでどう闘うか』という部分は、
 100%オレの意志によって形作られるものだ。
 だからオレは『勝ち方』にはとことん拘る。
 勝敗なんかよりも、遥かにな」


火を点ける箇所は『本』の『地』の部分。
無事、火が燃え移ったら『スピン・オフ』を操作して、
右手のライターを投げ捨て、
『本』の『40ページ目』に挟んである『栞』を引き抜く。


「オレが今手元に所持している『栞』は『4枚』。
 その4枚でこれからアンタを『詰み』に掛かる。
 それで詰みきれたらオレの勝ち。
 だがオレの攻撃を凌ぎきれたなら、
 その時は、アンタの勝ちだ」


40ページ目の『栞』の原型物品は『インターロッキングブロック』。
その材質はコンクリートだ。
『栞』に火が点いていることはないだろう。


「行くぞ」


『スピン・オフ』の右腕を操作。
『インターロッキングブロックの栞』を掴んだまま、
右腕を振りかぶり、野球の投球フォームのような動きを行う。
そして、その投球フォームのさなか、
『スピン・オフ』の右手が最も高い位置まで来た瞬間に、
『栞』を『通常解除(※注1)』し『ブロック』に戻す。

『スピン・オフ』の腕を振る勢い(パスCB)に、
『栞』が『ブロック』に戻る際の勢い(パスCB)を相乗させ、
それを精密動作性:Aの正確さでもって、
円谷めがけて投げ放つ。

狙いは円谷の頭部。
頭上の『①の輪』をくぐり抜けて命中させることを狙う。

-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
(以下、上記の黒野側の意図が全て成立した場合)


円谷はジリジリと黒野へ接近を続ける。
そのさなか、『スピン・オフ』が動きを見せた。

まず右手のライターで左手の『本』に火を点け、
そこからライターを捨てて右手で『栞』を一枚引き抜く。
その『栞』を野球のピッチャーがやるようなオーバースローの動きで、
途中で『栞』を『レンガ大の灰色の直方体』へと変化させながら、
円谷めがけて投げ放ってきた。

『スピン・オフ』の手元を注視していた円谷には
一連の動作が『初動』から『完了』まで捉えられている。



【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー。
『スピン・オフ』→左手に火の点いた『本』を閉じた状態で保持。右手は投擲が完了したらフリー。黒野本体のすぐ近くの棚の上に立っている


【現在の位置関係】
『円谷』―5m―『③の輪』――8m――『スピン・オフ』と『黒野』


※注1:通常解除とは、『紐』を維持したまま『栞化』を解除する挙動のことを指す。

434円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/10(月) 22:25:31
>>433
――――――――――――――――――――――――――――――
【判定】

黒野は、『スピン・オフ』の持つ本の地に『火をつけた』。
一瞬で燃え広がるようなことは無いにしても、
紙製であるそれは一気に『炎』に包まれていく――――そして。

            ブ
              ン!

50ページの栞を『インターロッキングブロック』に戻し、投擲した。
狙いは『頭』へのストライク。対するセララの行動は、いかに。

――――――――――――――――――――――――――――――

「えー! 勝つだけでも負けるだけでもだめってこと? 
 あたし、そーいうこだわりってちょっとわかんないでーす。あはーっ。
 でも、そのルール良い! 『4枚』ぜーんぶきっちり防いであげちゃいますよ! 
 そしたら黒野さんは『セララちゃんの勝ちでーす』って、ちゃんと認めてネ」

                 「?」

                     「あれ、あれ?」

口にして『違和感』を覚えた。それは『先に見た攻撃』に由来するものであり、
あるいは『能力既知ルール』に伴う、『言動の違和感』でもある。

「あれ? なんだろ―――――なんかさ、なんかさーーーー」

     ――6、引くお酒で1だし『5』じゃん! なんで?
  
           ――なんで黒野さん『4枚』しか準備してないの?

あの準備時間があれば、適当な物でも『6枚目』は作れたはず。
緊急で何かを栞にするための空き? ……そのために武器を減らすか?
残り4枚。『本当に』? 本当だとして『4回』ではないのでは?

               ――今の、なんで『栞のまま』投げないの?

早とちりや、ブラフなのかもしれない――――だが。
これを『頭上の輪』で受けるのは何か『ヤバイ』!
そんな直感的な結論に、セララは従う。


「なんか……黒野さんが、あたしのこと、すっごいキレーに騙そうとしてる気がするんですよー!
 置いててよかった『リトル・スウィング』――――あはーっ、やっぱあたし冴えてる!」

               「『フィニッシュ』いっちゃえいっちゃえー!」

当たるよう最低限の位置調整をした上で、③の輪を『炸裂』!
垂直輪の炸裂は上下前後の全方位に『氷散弾』を撒き、飛来するブロックを『吹き飛ばす』。
『1.8m』の棚の上から、更にオーバースローの投擲で、狙いはセララの頭部なら、
真っ直ぐ飛来するそれの『空路』は、4m→1.5mの高さという事になるだろう。

現在配置している③の輪の床からの高さは1m以上。径は1mで、炸裂範囲は2m。
ならば横軸だけ合わせ、ほんのわずかに高度調整して炸裂させれば、当てられる。
敵の投擲が8mの空を裂く間に、1mに満たない位置調整を間に合わせられない理由は無い。

「黒野さーん! あたしが、手っ取り早く『0枚』にしちゃうって勝ち方もありですよねー!?」

念のためとしてナイフを持っている側の手で頭を庇うように守ってはおく。
――――『炸裂』とその結果を見たらすぐ動けるよう、『パーカーを投げる準備』と共に走る備えをする。               

――――――――――――――――――――――――――――――――――
【判定】
ブロックが手から離れ――――『③の輪』の上を通る時には――――
その『軌道』に合わせるように、輪は動いている。そして、『炸裂』した。
その効果は円の外に向けての、鉄のように固い『氷の粒』の『散弾』!(パス精BBE)
精度の低さはあれど、恐らくブロックは巻き込まれるはずだ。果たして、どうなる?
セララ自身は動く準備をしているだけで動いていない。ナイフ側の手で一応頭を守っている。

【輪の状態】 残数:4 同時操作数:2
1.最大氷輪。セララの頭上。
2.最大氷輪。セララの頭上、セララの進行方向0.5m先の天井の高さ。角度水平。
3.×。セララの5m先で、ブロックを巻き込むようなタイミングで炸裂した。
4.手首。 
5.???
――――――――――――――――――――――――――――――――――

435黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/11(火) 09:16:22
>>434
『ボガアアアアアン!』


投擲した『ブロック』は円谷の頭部に命中するよりも先に、
『③の輪』の炸裂に巻き込まれ、
その衝撃で明後日の方向へと弾き飛ばされてしまった。

その光景を見て、黒野は思う。


(…………『よし』。
 1枚目の『栞』は、
 こちらの『期待に応える仕事』をしてくれた)


『スピン・オフ』を操作。
空いた右手を使い、『本』の『30ページ目』に挟んである『栞』を引き抜く。
この『栞』の原型物品は先程と同じ『インターロッキングブロック』。
それを先程と同じ要領で、
通常解除でブロックへと戻しながら、
円谷めがけて投げ放つ。


(さて、
 この2手目は
 果たしてどうなるかな)


狙いも先程と同じ、円谷の頭部。
『①の輪』をくぐり抜けて命中させることを狙う。


-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------

『③の輪』の炸裂による投擲物の迎撃は見事に成功した。
炸裂の衝撃で、投げられた灰色の直方体は
明後日の方向へと弾き飛ばされていった。

円谷は足を止め、身構える。


            ブ
              ン!


そこで再び『スピン・オフ』が動く。
手元の『本』から『栞』を引き抜き、
それを『灰色の直方体』に戻しながら
円谷の頭部めがけて投げつけてきた。



【現在の状態】
黒野本体→両手ともフリー。
『スピン・オフ』→左手に火の点いた『本』を閉じた状態で保持。右手は投擲が完了したらフリー。黒野本体のすぐ近くの棚の上に立っている


【現在の位置関係】
『円谷』――13m――『スピン・オフ』と『黒野』

436円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/11(火) 23:30:29
>>435

まず、前方へと動き出す。動きながらでも『ガード』は出来るし、
フォームを整えての投擲なら、動く事で回避も見込める。

「あれー!? 普通のブロックだった!
 あはーっ、なーんだ、なーんだ!」

なぜ③の輪を『炸裂』までさせたのか――――
理由は『2つ』存在した。

「あーあ、あたしったらビクビクしすぎでしたかねー!」

1つ目は『ブロックに別の栞を重ねてきた』可能性への警戒。
2つ目は同時操作による、『精密動作性』の低下を『解消』する事。

「ねーねー黒野さーん!
 あたしの質問答えてくださーい!」

――――『高精度』かつ『同速』だ。
防げない道理は、余り思いつかない。
『頭上の輪』をぶつけてブロックを弾き逸らす。
横方向への回転(スB)も加わり、
破壊は不可能でも、逸らすのは容易だろう。      

「今から持ってる『本』落として!
  栞が残り何枚でも、ぜったい0枚にしちゃうけどー」

          「それでも、あたしの勝ちですよねー!」  

とはいえ見ずに防げはしないので、顔を上げブロックの動きは見ておく。
そのため、全力のダッシュという訳にはいかない。
また、天井の輪は敵の高さからしてそろそろ気付かれるだろう。
これもガードに使う。先に『4m』くらいの高さまで下げておく。

―――――――――――――――――――――――――――――― 
【判定】
次なる投擲に対し、セララは頭上の輪を動かしてのガードを試みる。
そのために顔を上げやや上を見ながらだが――――移動も、再開した。
投擲の速度と精度を考えれば移動先を狙って投げる事も可能だが、
『輪によるガード』に対しては、果たして『ブロック』はどうなるか――――
(シチュエーションがシチュエーションなので、距離の判定はお任せします)

【輪の状態】 残数:4 同時操作数:2
1.最大氷輪。セララの頭上から動き、ブロックを右に弾き逸らしにいく。
2.最大氷輪。セララの頭上、セララの進行方向0.5m先の天井の高さ。角度水平。
3.×。
4.手首。 
5.???

437黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/12(水) 00:15:43
>>436
 
 バギィッ!

投げ放たれたブロックはガードに入った『①の輪』にぶつかり、そこで右に逸れてしまった。
その光景を見て、黒野は思う。

(……2手目の結果は、
 まあ、『可』ってとこか)


黒野が放った1手目と2手目の『ブロック投擲』、この攻め手に『期待していた仕事』、
それは『1つ』ではなく、段階ごとに『3つ』の狙いがあった。

最大の成果、『優』の仕事は『円谷の頭部に命中して致命傷を与えること』。
これが果たせれば勝負ありだ。文句なしの成果となる。
とはいえ、相手が木偶でない以上、それは実現しないだろうとも思っていた。

その下の段階、『良』の仕事は『氷輪の炸裂を誘うこと』だ。
ブロックを弾き飛ばすために輪を炸裂してくれれば、それは使えるスタンドが1つ減るということ。
即ち相手方の戦力の削減につながる。

そして更にその下の段階、『可』の仕事は『氷輪にぶつかること』だ。
事前に確認した『リトル・スウィング』の能力詳細には、
『仮に氷が少しでも破損した場合、ブレスレットが手首に瞬間移動して戻って来る』という記述があった。
そうなれば、スタンドを使うためにもう一度『ブレスレットを手首から外す』という
『時間』と『手間』が発生する。そこで相手方の手が遅れるだけでも、『報酬』としては充分。
『氷輪』の強度は鉄と同等ということだが、勢いよくコンクリートの塊をぶつけられて、少しの損傷も発生しないということがあるだろうか?

>「ねーねー黒野さーん!
> あたしの質問答えてくださーい!」
> 今から持ってる『本』落として!
> 栞が残り何枚でも、ぜったい0枚にしちゃうけどー」
> それでも、あたしの勝ちですよねー!」  


「そんなことを言ってる前に」

そこで、黒野本体が動き出す。
現在位置から西方向、つまり円谷のいる方向に向かって走り出す。
『スピン・オフ』は黒野に随行し棚から隣の棚へと飛び移るように並走しながら、『3枚目』の『栞』を右手に掴む。


「まずこの『3手目』を凌いでみせろよ」


『3手目』で引き出すのは『20ページ目』に挟んだ『栞』。
これの原型となった物品は『木材』。
『栞』になっても材質は変わらないので、
火の点いた『本』に挟まれていたこれには、
『火』が『燃え移っている』。


 ビッ


その『火の点いた栞』を、こちらに向かってくる円谷の
前方1mあたりに落ちるような角度で
『スピン・オフ』の右手を用いて投げ放つ。パス精CBA。

そして『栞』が円谷の胸の高さまで落下した瞬間に、
『栞』を『紐』ごと『完全解除』して『木材』に戻す。
『栞』に火が点いていれば、解除した木材も表面は燃えている。
パスCBで38ミリ×89ミリ×3650ミリの木材へと『伸長』させ、
胸部への打突ダメージを狙うと同時に、
アルコールが染み込んだ衣服に『点火』を狙う。

438黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/12(水) 00:16:30
>>436
-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
(以下、上記の黒野側の意図が全て成立した場合)


頭上の『①の輪』を飛来するブロックにぶつけた。
見事、狙い通り飛来したブロックは逸れ、
円谷へのダメージは今回もなかった。

そのまま黒野の方へと接近する円谷。

そこで、幾つかの事象が立て続けに発生した。

まずガードに用いた『①の輪』がブレスレットとなって円谷の手首に戻ってきた。
ブロックを防いだ際に『氷の損傷』が発生してしまったようだ。

そしてずっと動かなかった黒野が
円谷の方へと走り寄り、みるみる距離を詰めてくる。

そして『スピン・オフ』が3枚目の『栞』を放つ。

その『栞』は円谷の前方1mほどの空間に落下し、
そこで『紐』が消え、元の物品へと戻る。
それは『木材』で、その表面は『燃えている』。
それがパスCBの勢いで円谷の胸部へと伸長してくる。

【現在の状態】

黒野本体→両手ともフリー。円谷に向かって走る。
『スピン・オフ』→左手に火の点いた『本』を閉じた状態で保持。右手は投擲が完了したらフリー。黒野本体のすぐ近くの棚の上を飛び移るように随行。

【現在の位置関係】
『円谷』―1m―『木材の栞』――9m――『スピン・オフ』と『黒野』

439円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/12(水) 01:12:05
>>437-438

「あはーっ、ごめんごめん! そうですね、まずは―――――――――わっ、え!!?」

           サッ

ブロックとの衝突で輪が欠け、戻ってきた。それに反応するより早く、
目の前に放たれた『3枚目』。咄嗟に、燃える木材に『ペティナイフ』を前にかざす。

勿論こんなもの威力を殺す盾にはならないが、
体操服に到達させなければ、それでいい。
確かに木材は速いが、『持っていた物を胸に翳す』くらいは間に合うだろう。

      ド
「ぎ」
             カッ!!!

       「に ゃッ!」

               「あぁぁーーーーー!!!」

とはいえナイフでは当然受けられず、伸びた木材でセララは『吹っ飛ぶ』。
勢いに負けて、それを持つ『左手』はおかしな方向に曲がった。

         ドサァァァッ!

                「ひゃッ!? いっ……」

しかしアルコールの染みた『衣服』には直撃しない。
最悪なのは『着火』で、それ以外は『大問題』ではない。
1mほど後ろに尻餅をつく形で着地するセララ。

           カランッ

ペティナイフは当然、手から床に落ちた。

「……ぃ、痛ーい!! い、痛いよー黒野さん! すっごい痛い!! これって『木』!?」

           「し、しかも燃えてるしー!
             黒野さん、これを狙ってたの!?
               うぅーっ、どうしよどうしよ、
                でもでも『あと1枚』だけですよねー!?」

残るのは――――『天井の輪』だったそれだ。
高さを『3m』まで下げ、『スピン・オフ』にも見えるようにする。
炸裂の威力は見せた。『接近』が何狙いかは分からないが。

「痛いーーーっ……あーもーっ、すぐ終わらせちゃいますからねー!」

また、倒れながら苦し紛れのように、『迫って来る黒野』へと『パーカー』を投げる準備をする。
ただし遠すぎても当たらない。上手くいった時『追い打ち』するためにも、『8m』圏内になったら投げる!

―――――――――――――――――――――――――――――― 
【判定】
コンクリートブロックは『①の氷輪』を当然のように欠けさせて、
セララの手首に『リトル・スウィング』の1つを戻した。
さらに、瞬く間に投げた『三枚目』は燃える木材となって、
セララを後方に1mほど吹き飛ばした。――――が、『着火』は出来ていない。
手に持っていたナイフで咄嗟に防いだようだが、その結果『手首が折れた』ようだ。
利き手ではない側、つまり『腕輪』を付けた手の骨折は『輪を外す』のにも影響しえる。
この距離からセララが、追加の輪を外せる可能性は限りなく低くなったと言えるだろう。

これまでと一転し、駆ける黒野―――――! 対するセララは『パーカー投擲』を構える。

            ――――どのような形であれ、『決着』は、近いのか!?

【輪の状態】 残数:4 同時操作数:1
1.手首
2.最大氷輪。セララの頭上、セララの進行方向0.5m先。高度3m。
3.×。
4.手首。 
5.???

【現在の位置関係】
『円谷』―1m―『木材』――8m――『スピン・オフ』と『黒野』

440黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/12(水) 01:48:01
>>439
(……なるほど、天井付近を飛ばすことで
 オレの視界に入らないようにしてたわけか)

天井付近から円谷の頭上3mまで降りてきた『②の輪』を見て、
それからその下の円谷へと視線を戻す。

>「痛いーーーっ……あーもーっ、すぐ終わらせちゃいますからねー!」


「そうだな、
 そろそろ――終わらせよう」


伸長する『木材』の『栞』でダメージを与え、
さらにそこに黒野は円谷に向けて一歩踏み込む。

両者の距離、8m。

その距離に踏み込んだところで『スピン・オフ』を操作。

 ダッ!


『スピン・オフ』は棚を蹴って跳躍し、
地上2mほどの高さをスピード:Bで前進、
黒野本体から『5m』先まで進みながら、
右手で『10ページ目』に挟んだ『栞』を取り出す。
この『栞』も先程と同じ規格の『木材』を原型とするもの。
その『栞』を『スピン・オフ』の右手で掴んだまま『紐』ごと『完全解除』。
『燃える木材』へと変化させる。

この際、解除によって『伸長』する角度を調整し、
円谷の頭と『②の輪』の間に入るように『木材』を伸長させる。
そして『スピン・オフ』の配置が黒野から5m、円谷から3mの地点に達し、
右手で掴んだ『木材』が3650ミリまで伸長したところで、


 グン!

その木材を振り下ろし、円谷の頭部へ叩きつける。

『伸長』で円谷の頭と『②の輪』の間を通してから振り下ろすことで、
『②の輪』で『木材』をガードしようとすると、
ぐるっと回り込んで『木材』を弾くような軌道を取る必要があり、
ガードが間に合わない可能性を狙う。
ガードが間に合わなければ、頭部へのダメージで昏倒させる。

これが『4手目』。


-----------------------------------------------------------
→円谷
-----------------------------------------------------------
打突ダメージを受けたものの、
衣服への着火を防いだ円谷は、
『②の輪』を高度3mまで降下させ、パーカー投擲を構えた。

そして、目標距離である8mまで黒野が踏み込み――


 ダッ!


そこで『スピン・オフ』が円谷めがけて跳び出した。
スピード:Bで接近しつつ、左手の『本』から4枚目の『栞』を抜き出す。
それを右手で掴んだまま、先ほどと同じ『燃える木材』へと戻す。

木材が長さを取り戻す過程での『伸長』で、
木材は円谷と『②の輪』の間に入り込み、


 グン!


その位置から、円谷の脳天めがけて木材が振り下ろされる。


【現在の状態】

黒野本体→両手ともフリー。円谷から8mの距離まで走ったらそこで停止。
『スピン・オフ』→左手に火の点いた『本』を閉じた状態で保持。右手は燃えている木材を保持。黒野本体から5m

【現在の位置関係】
『円谷』―3m―『スピン・オフ』――5m――『黒野』

441円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/12(水) 02:36:30
>>440

  「あ」

       「あ」

           グ
                      「あは」
                ン

                 ・・・・・・・
      「あはっ! あははー!投げてなくってよかった。
       やっぱあたし、日ごろの行いが良いからかなー?」

――――『投げようとしていた』つまり、まだ手にある『パーカーが不自然に動いた』(パス精CBB)
セララの手で動かさずとも『動いた』それは、頭と木材の間に割って入り、防いだ。
この速度での『操作』だ。走ってきて、木を伸ばして、そして振り下ろすのには間に合うだろう。
もちろんアルコールが沁みている以上一瞬で燃えるだろうが、その前の一瞬は、セララの頭を防ぐ。

      「いてて……あはは、黒野さんびっくりした? したでしょー? してほしいなー」

                    ヒュン!

         「それじゃあ、そのお気持ちのまま、バイバイでーーーす!
          これはあたしからの問題のお返し! 答え合わせは、ゲームの外でしたげますネ」

そして。『スピン・オフ』がセララから3mというのは、『セララの0.5m前にある②の輪から2.5m』だ。
『炸裂』の射程距離は、輪の外周から『2m』。動かすべき距離は多めに見ても『1m』。
高速で、前方斜め下へ『1m』を動かし(スB)――――木材を振り下ろした『スピン・オフ』の顔面に、『炸裂』を浴びせる。
ただし、約束していた通り、これを見て彼が『負けを認める』なら――――炸裂まではしない事にする。

さて、何故そんなことが起きるのか――――だ。答えは『仕込んでいた』から。
あの時。『外すだけ外して使っていなかった』輪(>>406)を。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453529937/

               ―――――暗号のパスワードは『LSSRR』。

>>412『暗号スレ>>38』―――――――――――――
棚の下に、先ほど外した『輪』を滑らせておく。
――――――――――――――――――――――――

>――今手に取った、中身以外の不用物を棚の下に滑らせておく。

あの時。『不要な輪を、棚の下に、ゴミと一緒に入れていた』。
これはあの時点の黒野の視界からでは確認不能の行動だった。そして。

>>414『暗号スレ>>39』――――――――――――――――――――――
棚の下の輪を集中して『操作』。精密Cで床を滑らせ、
棚の切れ目ぎりぎりまで移動させる。それが終われば、操作を止める。
生じる音は、セララの大声と、足音によって、
『10m』離れた黒野には聞こえないよう『相殺する』。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
>            タンッ
>                 タンッ

>ジャンプしてスニーカーの足音を響かせ、
>快活な声で返事を返す。

足音と声で、僅かでも鳴る『音』を消し――――

>――だが、おしゃべりだけに集中しているわけじゃあない。

操作にも集中して、自分の付近へと、棚の下を通して移動させてもいた。

>>428 『暗号スレ>>40』―――――――――――――――
棚の下の『輪』をこっそりと自分の手元まで操作。
スプレー缶と一緒に、パーカーの中に包んでおく。
―――――――――――――――――――――――――

>――なお、これらの工程はあえて『背を向けて』行う。
>行動は背中に隠れて完全には見えない。
>が、恐らくは脱いだパーカーを丸めているようだ。

そして敵の姿を見る事を捨ててでも、輪を手元に再び呼び込んで、それを『パーカーの中に包む』動きを『隠していた』。
何より『黒野』の側も、常に距離を取り、話しながら戦っていた。しゃべりはセララの性格だが――『気付かれない理由』は常に残していた。

               ――――これにより、『パーカーの中に包んだ輪で、パーカーを動かし、木材とセララの頭の間に入れ、一撃だけ防ぐ』。

442<削除>:<削除>
<削除>

443黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/12(水) 02:59:12

>>441

「……!」

『パーカー』の中の『輪』によって振り下ろされた木材が止められ、
黒野は思わず瞠目する。


円谷は疑っていたかもしれないが、
>>433で伝えた「『栞』は4枚」という発現は嘘ではない。
あの段階での手持ちの『栞』は実際に4枚で、
ここまでの4手で、それらの『栞』は全て使い切った。


これで攻め手は尽きて――




「…………」


尽きて――はいない。

『スピン・オフ』の左手に掴んでいた『本』。
その『火の点いた本』を
円谷の『胴体』めがけて投げつけて、着火を狙うこと。

この『5手目』はまだ行える。

『②の輪』の炸裂を防ぐ手段はこちらにはないが、
炸裂を食らっても死亡さえ防げれば、
着火によって生じた衣服の炎上を円谷の側は折れた腕では処理できないだろう。
そうなれば、紙一重の差で、
こちらの勝ちは拾える。

 グッ


『スピン・オフ』の左腕に力が入り、
そして――



「――この勝負、オレの負けだ」


その左腕が振るわれるより先に、

『投了』が告げられた。

444円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/12(水) 03:35:09
>>443

火の付いた本を投げられれば、セララは『焼け死んだ』だろう。
炸裂を浴びてボロボロになった『スピン・オフ』であっても、
ヴィジョンの肉弾戦で、そのまま圧倒してしまうのも可能だろう。
勿論セララにも『動かせる輪』がある以上、抵抗はするが、
――――『黒野』は少なくとも、『引き分け』には持ち込めた。

              だが。

「―――――あはー! それじゃあ、セララちゃんの勝ち!」

             「ですよね? ですよねー?」

セララも内心それは感じていた。
いたが――――『黒野を信用した』。だから輪を止めた。
セララとしても『4枚』である可能性は高いと思っていたが、
『2枚を重ねる』などで、だましてくると思っていた。
だが彼はあくまで、誠実に、『4枚』を使って、追い詰めてきた。

そんな彼が持ちかけたルールを自分で捨てる事で勝つというのは『ありえない』。

「あーあ、疲れたーーーーー」

             ズリ
                 ズリ

「黒野さん強いんですもん! あたし、すっごい楽しかったけどー」

尻もちのまま、後ろに下がって燃える木材から距離を取った。とにかく危ないからだ。
既に1つの木材が床に転がり、めらめらと火を灯している。

「腕! 腕が痛いよー。これ絶対折れてますよねー!?
 だから、負けた黒野さんが消火器とか探してきて!
 あ、でもでも別にいーのかな。シミュレーションゲームなんですしー」

立ち上がろうとするが、尻餅をついた時どこか痛めたか、
立ち上がるのはやめて、座ったままで黒野を見上げる。

     「あのさあのさー」

     「これってあたしたち、いつゲームから出ちゃうんだろうねー?
      ねえねえ、それまで黒野さんとおしゃべりしたいなー!
      さっきまでもしゃべってたけど、戦うのとかナシでですよ!」 

     「あーっでもでも、喋ってる途中に終わっちゃったら、
      あたし、おしゃべりの続きしたくて寝れなくなっちゃうかも! あはー!」

                               パラレル
――――いずれにせよ、決着が付いた今、この『架空世界』は終わる事だろう。    
その前に、『黒野』が、力を込めた左腕をどうするかは――――そちらが決める事だ。

445黒野士信『スピン・オフ』:2021/05/12(水) 08:30:29
>>444
「ああ、この勝負はアンタの勝ちだ」

そう告げて、『スピン・オフ』の右手を操作し、
掴んでいる木材を円谷から離れた場所に投げ捨てる。


「多量の物品に溢れたマップ、
 能力既知ルール、
 こちらが有利になる条件は整っていた。
 その上で、この結果だ。
 完敗だよ。見事だった」


座ったままの円谷に目線を合わせるように、
黒野もその場に座り込み、大きく息を吐き出す。


「勝敗が決したら、
 じきにシミュレーション空間が閉じて
 自動的に現実に戻れる。
 それまでさほど時間もないが……
 おしゃべり?
 ……そうだな……
 何から話そうか……」



『スピン・オフ』の左手に握られた『本』は、
『地』に点けられた『火』が上昇し『天』へと達し、
その全てが灰となって、
『スピン・オフ』の手のひらから消えていった。




【最終結果】

黒野士信『スピン・オフ』→『敗北』

円谷 世良楽『リトル・スウィング』→『勝利』

446隼士 賢『パンテオン・ロココ』:2021/05/26(水) 09:25:25

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/150

hey heey!! U! F!! O!!! U! F!! O!!!

空を飛行するUFOが降りた時、もしかしたら宇宙人が喧嘩好きなら
ちょっとバトるかもしれねーっショ! いっちょ、その前に誰でもいいから
俺と闘うっショ! リアルバトルにするか、場所決めとかそうゆー細かいの
任せるし、めんどーそなら俺が決めるっショ!!

447隼士 賢『パンテオン・ロココ』:2021/06/12(土) 00:23:13
うーん! 来ねーな。また日ぃ 改めるっショ!!

448赤月『サクソン』:2021/07/03(土) 12:28:06
【個】『学生寮 清月館』から移動

☆外見
清月学園中等部の制服をきた中学生

☆持ち物
左手に巻いた包帯、『トレンチコート』の中に『チラシ』1枚・ボールペン3本

☆スタンド:『サクソン』
トレンチコートを着た人型のスタンド。コートの中に隠した『道具』を『暗器』にする
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/160

449一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/07/03(土) 12:56:15
>>448
そこそこの睡眠薬が効いているのでセルフジャッジに不安があります。なるべくGMを通したバトルを希望します。

【個】学生寮から『裏庭』へ移動。

『外見』
清月学園の制服を着た学生。

『持ち物』
縄跳び(長さ未調整の3m)、リコーダー

『スタンド』
手で触れた者の悪感情を、触れている限り『鎮静』する。
また手の甲から『刃』を伸ばし、『苦痛を伴わない』斬撃が可能。

『インダルジェンス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:C

『能力詳細』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/153

450一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/07/03(土) 17:24:19
>>448
「ん…電話だ…? 義父のインスリン注射のやり方が
 分からない? えぇっ…」

高齢の女性の急かす声に一抹が静かにこたえている。
もしかしたら外泊許可が取り消されるかもしれない。

「あっ、はい。お泊まりは無しで急ぎ帰ります」

「いざ、勝負って時にアレですが戦闘どころじゃ
 なくなりました。電話番号を渡すのでまたの機会に…」

「お互いの日程が良い時に戦いましょう
 また深夜の裏庭にて…」

どうして外せない理由が出来たらしい。
連絡先を渡してまで戦いたいらしいが…

(とある『約束』相手の準備が整ってしまいました。
先にそちらを済ませて野バトルでも大丈夫でしょうか?)

(ハイジ氏の『特別治療』が動くか分からないので…)

451赤月『サクソン』:2021/07/03(土) 18:41:11
>>450

「・・・・・・そうか」

電話の内容を聞く限り、家庭の事情がありそうだ
忙しなく立ち回る一抹の姿を見て、昂ぶった感情が行き場をなくす

「・・・・連絡先はいらない
 お前と連絡を取り合うのは、流石に私も御免だ
 だが・・・・私と本当に戦いたいというのなら」

背後の『学生寮』に視線を向ける

「『連絡板』がある
 そこに書き込むといい・・・・
 もっとも、私はお前のスタンドとは二度と関わり合いたくはないが」

それだけ言い残すと、赤月は学生寮へと去って行った

(※了解しました! では、機会があればまたバトルをする感じで・・・・
 ひとまず、バトルは中止でスレを空けます)

452百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/01(土) 03:02:57
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/996から移動

『枯山水』――『砂』や『石』のみで自然の風景を表現した『石庭』。
主に『禅宗』の寺院を中心に発展を遂げた様式だ。
『座禅』や『瞑想』といった『修行の場』として相応しかった事が、
その大きな理由である。

              ザッ

そして今、また一つの『修行』が行われようとしていた。

        フゥゥゥゥ――――…………

正面に向けて煙を吐き出してから、改めて煙草を銜え直す。

「――――準備が済んだら言ってくれるかい?」

脱いだ『ジャケット』を肩に掛け、『三刀屋路行』の姿を見やる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

《服装》

・白のパンツスーツ

《所持品》

・煙草一箱
・デュポンのオイルライター

《能力》

特殊警棒を持つスタンド。
警棒の先端で物体上に光る線を引くことが出来、
この線に触れた物体を線のどちらかの端まで移動させる。

『ライトパス』
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:D

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/152

∴∴∴∴∴∴三∴∴■∴∴∴∴∴
∴∴∴◆∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◆∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
■∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴■
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴◆∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◆∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴■∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴■∴∴
∴∴∴∴∴∴◆∴∴百∴∴∴∴∴

∴:砂紋が描かれた白砂
◆:小さな景石
■:大きな景石
百:百目鬼
三:三刀屋

(※MAPはこのような形でいかがでしょうか?)

453百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/01(土) 16:52:26
>>452

●●●●●●●●●●●●●●●
●∴∴∴∴∴三∴∴◇∴∴∴∴●
●∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴百∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
三:三刀屋

454三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/02(日) 00:35:44
>>452

「いつでもOKですよ・・・・でも」

そう言いながら、周囲を見渡す
白砂が敷かれた地面には、整然とした紋様が描かれている

「本当にここで始めていいんですか?
 その・・・・ぐしゃぐしゃになっちゃいますよ?」

地面に屈みこんで、砂の紋様を優しく撫でる


☆服装
黒のワイシャツにグレーのスラックス

☆持ち物
財布、腕時計、スマホ

☆スタンド
体に四角形の意匠を持つ人型。
動作を書き込んだコマを設置し、コマ内では記録した動作を必ず行える。

『ブラック・アンド・ホワイト』
破壊力:C スピード:C  射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/170

※MAPの準備など、ありがとうございます

455百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/02(日) 01:37:08
>>454

「悪戯でやったんなら、間違いなく雷が落ちるだろうねぇ」

「でも、そうじゃない。親父も大目に見てくれるさ」

「それでも駄目なら、終わった後で一緒に謝りゃあいい」

冗談交じりに言いながら、家の中に視線を向ける。
姿は見えないが、今頃は奥の和室にいるはずだ。
おそらく『盤面』と睨み合いをしている事だろう。

「いつだったか、一緒に呑んだ時の事を覚えてるかい?
 『道を踏み外した時は止めてくれ』って、
 アタシはアンタに言った。
 それから、もしアンタが道を踏み外した時は、
 『アタシが止めるつもりだ』ってね」

「幸い、お互いに踏み外しちゃいないが――――」

           「こんな形で実現するとは思わなかったよ」

    ――――――ドギュンッ

三刀屋に向き直り、『ライトパス』を発現する。
両肩に『白百合の紋章』を備えた人型スタンド。
本体の服装と同じく、その身も『白』で染められていた。
右手に握る『警棒』は最短の『20cm』。
およそ『500mlペットボトル』程度の長さだ。

      「『始めようか』」

                  ガシッ

空いている左手で、『ライトパス』が『ジャケット』を掴んだ。
右手で『警棒』を動かし、
『ジャケットの裏地』に何かをしている(スA)。
『何をしたか』は三刀屋の位置からは分からないだろう。
特筆すべきは、そのスピードだ。
『新幹線』にも匹敵する閃光のような『超高速』。

  ライトパス
「『 正道 』――――それがコイツの名前さ」

三刀屋には、一度だけ見せた事がある。
歓楽街の裏小路に店を構える『小料理屋』。
そこで再会した時の話だ。

―――――――――――――――――――――――――

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●∴∴∴∴∴三∴∴◇∴∴∴∴●
●∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
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●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴百∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
三:三刀屋

(※移動はなし)

456三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/02(日) 10:32:59
>>455

「それは良かった
 僕としても、百目鬼さんのお父さんに叱られるのは御免こうむりたいものですからね」

敷かれた白砂の一部を握りしめ、右拳の中に包む

「はははっ・・・・
 覚えてますよぉ、しっかりと
『あの時』語ったような、危険な状況じゃあなくてなによりですが」

「最近は、この街も情勢がおかしくなってきましたからね
 何かが起こるかもしれない・・・・そんな予感はありますよ」

「では・・・・始めましょうか
『ブラック・アンド・ホワイト』ッ!!」

開始の合図とともにすり足の要領で地面を足裏で擦りながらスタンドのみを前進させる
『ブラック・アンド・ホワイト』の射程距離は5mある
本体と4m程の距離を置いた陣形にするのが目的だ
勿論、無警戒に歩いていくわけではない
百目鬼が何かアクションを起こし次第、足元に『コマ』を設置する

457百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/02(日) 18:01:09
>>456

「さっき話した『流星刀』も、その一端だ。
 ひょっとすると、アンタとアタシが、
 『同じ場』に居合わせる機会もあるかもしれない。
 その時のためにも、この訓練は役立つだろうさ」

『四角形』の意匠を持つ人型を見やり、
『ライトパス』が構えを取った。

「確か『焼き秋刀魚』を綺麗に解体してたっけね」

左手でジャケットを垂らし、
右手の警棒を『ブラック・アンド・ホワイト』に向ける。

「だから、『器用な動き』が出来る事は分かってる」

猛牛を迎え撃つ『闘牛士』を思わせるスタイルだ。

「多分、アンタの職業なら知ってると思うけど、
 『外套と短剣』って言葉がある。
 スパイだとか暗殺だとかが絡むミステリーの事を、
 そう呼んでるそうだよ」

「古いヨーロッパの格闘技では、
 その言葉は文字通りの意味だった。
 片手で『短剣』を、もう片手で『外套』を持って戦ったのさ。
 どちらかというと『護身術』の色が強かったらしいけどねえ」

「――――これがアタシの『外套と短剣』だ」

           ザンッ

『ライトパス』を本体の1m前方に立たせ、
狙いを定めるように『警棒』を引く。

      ジッ

『三刀屋自身の右手』を一瞥し、
スタンドと共に緩やかな速度で歩き出した。

―――――――――――――――――――――――――

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●∴∴∴∴∴三∴∴◇∴∴∴∴●
●∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴∴●
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●∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
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●∴∴∴∴∴∴∴ラ∴∴∴∴∴●
●∴∴◇∴∴∴∴百∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト

(※おかしな点があれば指摘して下さい)

458三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/02(日) 21:38:50
>>457

「よく覚えていますね・・・・それも仕事上の都合ですか?」

「それに様々な事に造詣が深い・・・・!
 引退されたらノンフィクション作家になられてもいいかもしれませんねぇ!」

互いにスタンドを先行させて、じりじりと距離を詰める状況
フェンシングや剣道の試合の様に、間合いの詰め方が鍵になる展開か
三刀屋自身も百目鬼の方へと前進し、互いのスタンド同士の距離を詰めていく

「距離を詰めろ『ブラック・アンド・ホワイト』!」

彼我のスタンドの距離が『1m』まで近づいたところで
『B&W』の足元に『コマ』を設置。即座に発動する!
その内容は・・・・・

(往年の漫画作品に倣って『右ストレートでぶっ飛ばす! まっすぐ行ってぶっ飛ばす!』
 まずは百目鬼さんのお手並みを拝見しますよ)

その『コマ』の指示通りに
『ブラック・アンド・ホワイト』を前方にまっすぐ1m前進して『ライトパス』に殴りかからせる
『コマ』の動作を行っている最中、『B&W』は『無敵』となる パス精CCB
まずは威力偵察を行う構えだ・・・・!

※ありがとうございます。MAPの状況は大丈夫です

459百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/02(日) 23:16:13
>>458

どちらかが『有効打』を受けた時点で終了。
その条件の下で行われる『手合わせ』は、
ダメージレースを争う戦いとは根本的に違い、
先に『一本』取った方に軍配が上がる。
どちらかが倒れるまで終わらない戦いとは、
また異なる種類の緊張感が庭内に漂う。

「ハハハ、そりゃあいい。作家に年齢は関係ないからね。
 その時はアンタのツテで、出版社に口利きを頼もうか」

          ザッ

軽口を返しながら、互いに距離を詰めていく。

               ザッ

「――――ほう、随分と『直球』だねえ。嫌いじゃないよ」

         (ただ、少しばかり『直球すぎる』ね)

正面から殴り掛かってくる『ブラック・アンド・ホワイト』を見て、
直感的に警戒心を抱く。
こちらのスピードは、既に目視している。
その上で、この攻撃を選んだという事実は、
十分に考慮すべきだ。
特に注意を向けるのは、
能力に関わっているらしい『コマ』だった。
そこに隠された意味は分からないものの、
おそらく単純な攻撃ではない事は察せられる。

「それなら、こっちも『正面』から応じなきゃ失礼だ」

           ドヒュゥッ!

『ブラック・アンド・ホワイト』の右拳めがけて、
『ライトパス』が『警棒』を放つ(パス精CAC)。
事前に腕を引いておいた(>>457)ため、
最短のモーションで『突き』を繰り出す事が可能。
タイミング的には『後出し』になるが、
それを差し引いても釣りが来る程度には、
圧倒的に『速い』だろう。

(『何かある』んなら、そいつを拝ませてもらうよ)

まずは、この一撃で様子を見る。
もし何もなければ、『警棒』が拳に命中し、
その衝撃が本体に伝達される事になるだろう。
しかし、『それで終わり』とは思っていない。

―――――――――――――――――――――――――

●●●●●●●●●●●●●●●
●∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴∴∴●
●∴∴□∴∴三∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴∴●
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●∴∴∴∴∴ブ∴∴∴∴∴∴∴●
●∴□∴∴∴∴ラ∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴百∴∴∴□∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト

460三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/03(月) 20:44:51
>>459

「むっ・・・・その時は公平に評価させていただきますよ?
 身内だからって、贔屓目にはなりませんからねぇ?」

言い返しながら、まずは最初の激突が生じる

殴りかかる『ブラック・アンド・ホワイト』は既に能力によって無敵となっている
故に・・・・『ライトパス』の『警棒』による一撃は・・・・


    ズガァァァンッ!!

互いに同程度のパワー・・・・
相打ちとなり、拳と『警棒』がぶつかり合った状態で停止する

「百目鬼さんの『ライトパス』・・・・
 やはり、途方もなく『速い』スタンドのようですね」

「パワーは僕の『ブラック・アンド・ホワイト』と大差はないとはいえ
 この速さは厄介だ・・・・正面衝突は避けないと」

(とはいえ、流石に『それだけ』ではないでしょうが・・・
 先ほどから構えているあの『ジャケット』・・・・何かあるか、それとも陽動か)

     ジャリッ・・・・

           ダダッ・・・・!!

攻撃を終えたばかりの『ブラック・アンド・ホワイト』をこちらに引き戻す
真っ直ぐに『ライトパス』の方を向かせたまま、背後に向かってバックステップをするような挙動だ

461百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/03(月) 21:50:14
>>460

「存分に審査してもらおうじゃないか。
 アタシの経験は安くはないからね」

激突する『拳』と『警棒』。
パワー自体は同等だが、
『警棒』は鉄に匹敵する強度を持ち、
ダメージフィードバックも存在しない。
いわば、猛スピードで直進する鉄の塊に、
自ら突っ込んだような形になる。
本来であれば、『ライトパス』が有利な状況だった。
しかし、能力の一端である『無敵化』により、
『ブラック・アンド・ホワイト』は掠り傷一つ負っていない。

「そっちこそ、痛がる素振りも見せないとは、
 随分と『頑丈』じゃないか。
 まともにぶつかったってのに、
 ピンピンしてるもんで驚いたよ」

「ちょっと前、アンタと同じように、
 自分から『警棒』に突っ込んできたヤツがいた。
 そいつは『鎖骨』が砕けちまったからねえ」

一切の打撃が通用しないというのであれば、
相当に手強い相手だ。
しかし、まさか『無条件』ではないだろう。
何らかの条件があると考えるのが妥当だ。

(一番可能性が高いのは――さっきの『コマ』か。
 『コマの使用中は強度が増す』ってところかねぇ)

(つまり、『コマを使われる前に仕留める』って方針になる)

     「おっと、逃がしゃしないよ」

          ブォンッ!!

飛び退く『ブラック・アンド・ホワイト』を視認した直後、
『ライトパス』が『ジャケット』を横薙ぎに振るう(ス精AC)。
この至近距離では、速度差が如実に現れる。
瞬間的に反応する事は極めて困難だろう。

     「次はアタシが『披露』する番だ」

   ドッギュゥゥゥゥゥ――――――――ンッ!!

『ジャケットの裏地』には、
『二本の線(>>455)』が引いてあった。
その内の一本を『ブラック・アンド・ホワイト』に接触させ、
『正道』の能力を発動。
後退を妨害しつつ、『こちら側』に引き寄せる。
先程とは違って右腕は引いておらず、自然に構えたままだ。
ここから『突き』を繰り出すためには、
『引く』という動作を挟まなければならない。

―――――――――――――――――――――――――

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●∴□∴∴∴∴ラ∴∴∴∴∴∴●
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●∴∴◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト(引き寄せられていると思われる)

462三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/03(月) 22:49:45
>>461

「僕の『ブラック・アンド・ホワイト』は少々頑丈でしてね
 ちょっとやそっとの攻撃ではビクともしませんよ?」

などと誤魔化してはみたものの
相手の戦闘経験を考えればすぐにネタは割れてしまうだろう
何せ、この能力は『コマ』が目立ちすぎる

「お・・・・うわっ!?」

    ブォンッ!!

『ジャケット』の裏に隠されていた『二本線』
それが『B&W』に接触した瞬間に、凄まじい勢いで『B&W』が引き寄せられる
それにともない、ダメージフィードバックによって本体も前方に引っ張られた

「これは・・・・『光の線』!?
 まさか、あなたの能力は『線に触れた相手を引き寄せる』事・・・・!?」

「くっ・・・・・『ブラック・アンド・ホワイト』ッ!!」

前方への引き寄せによって体勢を崩したところで
『ブラック・アンド・ホワイト』の足を地面に接触し、『コマ』を設置
すぐさまその能力を発動させる・・・・!

『コマ』に描かれた絵は『上空からの垂直落下キック』!!

    シュンッ!!

『コマ』による行動の『完全成功』は
その行動を行える場所へ瞬間移動する付属効果がある
それにより、上空3m地点を行動の起点として指定・・・・
そこから垂直に落下しつつ百目鬼の頭めがけてキックをしかける


「おっと! スタンドが消えたからと言ってよそ見はいけませんよ!
 僕は僕で・・・・こうして動けるのですから!」

それと同時に本体も行動を行う!
前方に引かれて崩れた姿勢のまま、右手の中に包んだ『白砂』を百目鬼に向かって投げつける
通常・・・スタンドと本体の同時行動はまず不可能だ
だが、『ブラック・アンド・ホワイト』の能力であれば、『コマの行動』を開始した後は自動行動が開始される・・・・
つまり、本体の意思は自動行動中は必要がなく・・・・同時行動が可能となる

『白砂』で相手の意識を上空から逸らし、こちらに引き付けるのが狙いだ

463百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/03(月) 23:50:24
>>462

「それだけじゃあないが、概ね『正解』だよ」

設置した『コマ』の効果により、
『ブラック・アンド・ホワイト』は上空に逃れた。
『神速』さえも上回る『瞬間移動』だ。
その直後――――――。

           ド ッ ! !

凄まじい速さで『警棒』が『伸びた(>>461)』。
突っ込んできたところを『狙い撃ち』する算段だったらしい。
少しでも『コマ』の設置が遅れていたら、
直撃を食らっていただろう。

「今の状況から抜け出すとは大した『応用力』だ」

『ブラック・アンド・ホワイト』の所在は分からないが、
少しも迷う必要はなかった。

      「お陰で『手数』が省けた」

            ザッ!

  「アンタがスタンドと距離を離した時から、
   『本体を叩いてやろう』と思ってたんだからねえ」

言うが早いか、本体である『三刀屋』に向かって走り出す。

「そんな『豆鉄砲』じゃあアタシは止められないよ!!」

            バサァッ!!

前進しつつ、飛んでくる『白砂』を『ジャケット』の風圧で払う。
『ブラック・アンド・ホワイト』の姿は、
百目鬼の視界から消えてしまった。
しかし、前に戦った『猪狩』と似たようなパターンなら、
『大体の位置』は見当がついている。

―――――――――――――――――――――――――

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●∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴三∴∴∴∴□∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇●
●∴∴∴∴∴∴ラ∴∴∴∴∴∴●
●∴□∴∴∴∴ブ百∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼(三刀屋に向かって走り出す)
ラ:ライトパス(ジャケットを振る)
三:三刀屋(引き寄せられて体勢を崩す)
ブ:ブラック・アンド・ホワイト(上空からキック中)

464三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/04(火) 22:29:16
>>463
                   コチラ
「なるほど・・・・最初から目的は本体狙いと言う事ですか
 奇遇ですねぇ! 僕もなんですよ!」

    ダッ!!

そう言いながら、百目鬼に向かって真っ直ぐに前進する
右手では拳を握りしめ・・・・左手をスラックスのポケットに入れながら!

「こちらも奥の手を使わせてもらいますよッ!」

『ブラック・アンド・ホワイト』の最大の利点・・・・それは本体との『同時行動』にある
現在、『B&W』は百目鬼に向かって落下攻撃の姿勢にある
仮に百目鬼がこの攻撃に気付いていたとしても、スタンドによる攻撃はスタンドにしか防げない
つまり、『ライトパス』を一旦手元に引かせなければ防御する事は出来ないという事だ

そうやって、頭上からの攻撃を防御するようなら、
『ライトパス』が本体の近くに引いた瞬間を狙って、
三刀屋が百目鬼に対して右拳で直接殴りかかる!

『ライトパス』が変わらず三刀屋を狙うようなら、
ほんの少し歩みを止めて『ブラック・アンド・ホワイト』の攻撃を行う!

本体か、スタンドか、どちらかに意識を向ける必要がある普通の近距離パワー型スタンド使いにとって
この『不自由な二択』の選択は対処が難しいだろう

(そして、いざとなったら・・・・・この『奥の手』があります!)

465百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/05(水) 01:43:58
>>464

三刀屋を狙えば『ブラック・アンド・ホワイト』が来る。
『ブラック・アンド・ホワイト』を狙えば三刀屋が来る。
スタンドの長所を活かした『二択』を迫る三刀屋の一手。
それに対して、百目鬼が出した答えは、
『本体とスタンドを同時に攻撃する』だ。

「『隠し玉』があるんなら、さっさと出しておく事を勧めるよ」

三刀屋に向かって前進を続け、距離を縮めていく。
『元々の位置』からズレた事で、
『空中からのキック』は目標を外れ、
『ブラック・アンド・ホワイト』は地面に着地する。
既に行動可能な状態だ。
百目鬼と『ライトパス』は、
依然として『三刀屋本体』を狙う様子を見せていた。
よって、三刀屋は歩みを少しだけ止め、
背後を取った『ブラック・アンド・ホワイト』が攻撃態勢に入る。

「見せる前に終わっちまわない内にねぇッ!!」

        ド ッ バ ァ ッ ! !

走ってきた勢いで、三刀屋の『顔面』に向けて、
足元の『白砂』を蹴り飛ばす(パス精CAC)!!
片手をポケットに入れた状態だ。
両手が空いている時よりも対処しづらいだろう。
本体の集中力に乱れが生じれば、
その分だけスタンドの操作も疎かになる。
ごく短い時間に過ぎないだろうが、『ライトパス』には十分だ。

   「そォら!!『コイツ』もとっときな!!」

           ブンッ!!

精神集中に一瞬の『ノイズ』が混じるであろう間隙を縫って、
間髪入れず左手の『ジャケット』を投げ放つ!!
三刀屋の頭から覆い被せ、視界を封じようとする。
しかし、『本命』は『ここから』だ。

      キィィィィィィィィィィィィィンッ!!

残しておいた『もう一本の線(>>460)』を即座に発動し、
『線』に触れる三刀屋の頭部を『向こう側』に引っ張らせ、
『仰け反る』ような形にして姿勢を崩させたい。
三刀屋が万全の状態を取り戻すには、
体勢を立て直し、『ジャケット』を退かし、
目に入った『白砂』を取り除く必要があるだろう。
普段なら何て事のない作業も、
一瞬を争う攻防では命取りになりかねない手間だ。

「『姿を消したヤツ』が次に現れるのは、
 ほとんどが『背後』で、残りが『上』だと相場が決まってる。
 『確認するかどうか』は状況によるが、
 すぐに離れた方がいい場合も少なくない」

           ザザァッ

「確認しようとした途端に『グサリ』って場合もあるからねぇ」

『光の線』で三刀屋の姿勢を崩させる事で、
本体とスタンド両方の動きを遅らせている間に、
『ライトパス』と共に振り返りたい。
『本体を狙う』と宣言したのは一種の詭弁。
今、本当に狙っていたのは『スタンド(>>463)』の方だった。

―――――――――――――――――――――――――

●●●●●●●●●●●●●●●
●∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴∴∴●
●∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴∴●
●∴∴∴∴∴三∴∴∴∴∴∴∴●
●◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴ラ∴∴∴∴∴◇●
●∴∴∴∴∴∴∴百∴∴∴∴∴●
●∴□∴∴∴∴ブ∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴□∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴◇∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴●
●∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴◇∴∴●
●∴∴∴∴□∴∴∴∴∴∴∴∴●
●●●●●●●●●●●●●●●

∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト

(※引き続き問題があればご指摘を)

466三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/05(水) 21:26:53
>>465


     ブオォンッ!!

空中から落下していた『ブラック・アンド・ホワイト』が
百目鬼の移動に伴い、攻撃が空を切る形で地面へと着地する
行動終了に伴い、無敵化が解除・・・・任意稼働状態となった

「それではお見せしましょう!!」

   そう言いながら、三刀屋は距離を詰め・・・・歩みを少し止める

「僕の『切り札』・・・・・それは!!」

      パッ!

ポケットに突っ込んでいた左手を目の前に出す
何も・・・・握られていない。何もない。

「は、ははは・・・・・『奥の手』なんて用意できるわけないじゃないですか
 この短時間に・・・・・ぐぶべっ!!!」

『奥の手』・・・・・そんなものはない!!!!(>>464メール欄)
ポケットに手を突っ込んでいたのはただのはったりに過ぎない!
そんな三刀屋の顔面を『白砂』が容赦なく襲う!!

「ぐえっ!!」

砂をかけられた事による一瞬の隙を突かれ、
三刀屋の顔面を『ジャケット』が覆う・・・・一連の流れるような動作に『ブラック・アンド・ホワイト』はまだ対応できない
そして・・・・『ライトパス』の能力が発動

三刀屋の頭が『向こう側』に引っ張られる・・・・体勢が崩れた!!!

「あ、ああ・・・・やっぱり百目鬼さんの『経験』は洒落にならないですねぇ
 仕方がない・・・・・こうなったら、『ズルい手段』を使わせてもらいますよ」

流れるような一連の動作・・・・『ブラック・アンド・ホワイト』はその流れに対処出来なかったが
三刀屋の体勢を崩すまでに、一呼吸以上の時間が経過したはずだ
そう・・・・既に『ブラック・アンド・ホワイト』のクーリングタイムは終了している

「締めろ・・・・『ブラック・アンド・ホワイト』」

『ブラック・アンド・ホワイト』の足元に再度『コマ』を設置し、すぐさま発動する
その内容は・・・・『相手の背後に立ち、首を絞める行動』だ

『ブラック・アンド・ホワイト』の能力は必ず成功する・・・・
そして、『コマ』によって指定すれば、その起点となる位置へ瞬間移動する事が出来るのだ
つまり・・・・『首を絞め続けているコマ』を指定すれば、『ブラック・アンド・ホワイト』は相手の首を絞めた状態から行動を開始する

「確かルールは『最初に攻撃をHITした方が勝ち』ですよね?
『チョーク』も攻撃に入りますか?」

467百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/05(水) 22:53:27
>>466

「ハ――――『してやられた』ねぇ」

『何も握られていない左手』を目の当たりにして、
思わず苦笑が漏れる。
極めて単純なブラフだが、
この局面では効果的であったと言えるだろう。
一連の攻撃を完了した百目鬼と『ライトパス』は、
即座に『振り返ろうとした』。

  「――――――うッ」

          グイィッ………………!!

その瞬間、確かな『圧迫感』が喉に加わる!!
百目鬼が振り返るより先に、
『ブラック・アンド・ホワイト』は行動を開始していた!
本体が攻撃を受けた事で、『ライトパス』の動きも、
一瞬『停止』せざるを得ない……!

  「だが…………『絞め落とす』のは…………」

    グググッ………………!!

     「…………『すぐに』とはいかないよ…………!」

        ――――――ドギュゥンッ!!

1拍遅れて、『ライトパス』が『1m前進する』!
先程までは用心して本体の傍らに置いていた。
しかし、『ライトパス』の射程距離は『2m』だ。
そして、三刀屋と百目鬼の間の距離も『2m』。
『ブラック・アンド・ホワイト』への対処を優先したために、
結果的に『放置』する形になってはいたが、
既に三刀屋は『射程内』に入っていた!!

        ジ ャ キ ィ ッ !

超高速で三刀屋に突っ込みながら、
『ライトパス』が『警棒』を構える。
本体の百目鬼が攻撃を受けている真っ最中であるため、
平時より『精彩を欠いた動き』になってしまうものの、
『目の前にいる相手』を『滅多打ち』する程度は何ら問題ない!!
完全に意識が途絶える前に、
『警棒』の『神速乱撃』が三刀屋に叩き込まれれば、
本体の気絶と共に『ブラック・アンド・ホワイト』も消え、
同時に『拘束』も破られるだろう…………。

            フ ッ

次の瞬間、空気に溶ける紫煙のように、
『ライトパス』の姿が掻き消えた。
百目鬼が気絶して『強制解除』されたのではない。
自らの意思で『解除』したのだ。

「本来なら『続ける』ところだけど……『ルール』があるからね」

           ニ ヤ リ

        「――――――『アンタの勝ち』だ」

依然として首を絞められながらも百目鬼は笑い、
『三刀屋の勝利』を告げた。
その笑い方は、どこか『凄絶』であり、『鬼』を思わせる。
その表情を見た者は、百目鬼を『鬼の小百合』と呼んだ。

468三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/05(水) 23:52:07
>>467

「ええ―――― その通り。」

目の前に迫りくる『ライトパス』を真っ正面に捉える
目を見開き、今まさに殴り掛からんとするスタンドの姿を見据えながら・・・・

「だから、実戦では使えませんよ・・・・・この『手』は」

『ライトパス』が掻き消えるのを確認したところで、
『ブラック・アンド・ホワイト』もまた能力を解除した

途端に、緊張の糸がダース単位でブツ切りにされたかのように
全身の力を抜いて息を吐く

「ふっ、ふぅ〜〜〜〜〜・・・・・・き、緊張したぁぁ〜〜〜〜!
 ルールの穴を突くような『ズルい方法』ですからねぇ・・・・
 百目鬼さんに怒られるんじゃないかと冷や冷や・・・・・あっ」

緩んだ笑顔で百目鬼の方を向いた所で気が付く
彼女のその『笑い』・・・・・凄絶な、『鬼』を思わせるその表情に・・・・・

「あ、あのぉ〜〜〜やっぱり怒ってますぅ?」

469百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/06(木) 00:32:41
>>468

       ――――――パチン

『決着』と同時、百目鬼邸の奥から小気味良い音が響いた。
駒と盤面が触れ合う音色だ。
『詰め将棋』をしていた百目鬼の父も『一手』を指したらしい。

「ハハハ、とんでもない。
 最初に『ルール』を提示したのはアタシだからね。
 文句は言えないし、言うつもりもないさ。
 『見事な一手』だった。そう思うよ」

           ポンッ

三刀屋に歩み寄って、その肩を軽く叩く。

「なかなか楽しませてくれるじゃないか。
 お疲れさん。付き合ってくれて感謝するよ」

労いと賞賛の言葉を口にする百目鬼の表情は、
もう元に戻っている。
『菩薩』とはいかないまでも、そこに『鬼』はいなかった。
そうかと思うと、今度は忍び笑いを零す。

              クッ クッ クッ

「アンタを止めなきゃならなくなった時には、
 さっきのが『参考』になるだろうからねぇ」

        ザッ

落ちているジャケットを拾い上げ、
付いている砂を払うと元通り着直した。

「さてと、それじゃあ『報告』に行くとしようか。
 『庭で暴れて荒らしちまった』ってさ。
 ここまで来たら乗りかかった船だ。
 最後まで付き合ってもらうよ」

「――――まさか『逃げる』とは言わないだろうねえ?」

その面持ちは『菩薩』でも『鬼』でもなく、
あくまでも『一人の人間』のものだ。
ただ、『有無を言わせぬ顔』であった。
『どうなるか』は分からないが……
『詫び』を入れに行く事になりそうだ……。

470三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/06(木) 22:04:41
>>469

「は、ははは・・・・ご無礼しました・・・・」

肩を叩かれた時に一瞬、びくっと跳ね上がるも
相手の表情に『怒り』の気が無い事を見ると、徐々に緊張が解けていく

>「アンタを止めなきゃならなくなった時には、
> さっきのが『参考』になるだろうからねぇ」

「え、ええ・・・・そんな事がないと良いですねぇ
 僕としても、百目鬼さんのような方を相手にするのは二度と御免ですし」

ふぅ〜と息を吐きながら振り回された首を左右に回す
痛みや違和感はほとんどない

>さてと、それじゃあ『報告』に行くとしようか。

「え、ええっ!? やっぱり行かないと駄目ですか・・・?
 ううん・・・・・お手柔らかになるように祈るばかりですねぇ」

そう言うと、二人揃ってこの庭を造った親父さんの所へ向かう
雷が落ちるか、鬼が出るか、この後の出来事は三刀屋にとって忘れ得ないものとなるだろう・・・・

471百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/07(金) 06:55:27
>>470

将棋盤の前に座っていた百目鬼の父親は、
仏頂面で報告を聞き終えた。
老齢の身でありながら、その背筋は真っ直ぐ伸びており、
気骨に溢れた性質を感じさせる。
やがて立ち上がると、
しっかりした足取りで縁側の方に歩いていく。

(…………納得してもらえたようだね)

小百合が胸を撫で下ろした直後、二人を振り返る事もなく、
父親は言った。

「日が暮れる前に終わらせるぞ」

彼の一言が意味するところは一つだ。
縁側に腰を下ろした父に見守られながら、
二人は『庭の手入れ』を仰せつかった。
作業が雑になる度に指摘を受けつつ、数時間ほど掛けて、
元通りの状態にする事が出来たのだ。

「――――ご苦労さん。面倒かけたね」

いつしか太陽は西に傾き、町は夕日の色に染まっている。

「ちょっと早いけど一杯やりにいくかい?」

『百目鬼小百合』と『三刀屋路行』。
互いに年月を重ねた二人のスタンド使いは、
『あの時』のように酒を飲み交わし、
それぞれの場へ戻っていく。
彼らを見送った店の主人には、
二人の姿が『姉弟』のように思えたという――――。

472リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/09(木) 20:56:52
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/152-155)から移動

あらすじ:

ある日、夜道を歩いていた『杉夜京氏』は、小さな『ぬいぐるみマスコット』を拾う。
それを無造作に投げ捨てた直後、『何者か』が現れ、杉夜の首を締め上げた。
『等身大のマネキン人形』に憑依した『リトル・メリー』が、
『仲間』が無碍に扱われる光景を目撃し、杉夜に襲い掛かったのだ。
だが、杉夜には『DED』と名付けられた力があった。
ここに『同じ力を持つ者同士』の争いが幕を開ける――――――。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                      「ウフフフフ」

             「ウフフフフフフフフフフ」

  「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフ」

向かってくる杉夜と『DED』を見据え、マネキンが笑い声を漏らす。
このボディは『強化プラスチック製』。
金型で成形された表情が変わる事はない。

   しかし、確かに笑っていた。

     「一緒に遊びましょうよ」

         「『目玉えぐり出しごっこ』にする?」

          「『生爪はがしごっこ』がいい?」

         「それとも『はりつけ火あぶりごっこ』?」

                       「ねぇ――――――」

               ――――――ダッ!

     「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

              グワァッ!!

無機質な両手を突き出したマネキンが、杉夜めがけて突っ込んでくる(パス精CCC)!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人形――生物無生物問わず、人型の存在に『魂』を入れる。
魂の一部を入れた人形はドローンのように使役できる。
全ての魂を入れれば、自分の体のように操作できる。

全ての魂を移した人形が破壊された場合や、
『24時間以内』に破壊された人形に全ての魂を移した場合、
破壊された部位は、その仇敵を腐食させる『黒い影』に置き換わる。

『メリー・バッドエンド』
破壊力:C スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

能力詳細
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/456)

現在の体
・『全ての魂』を移した等身大マネキン(FRP製)



※(判定はセルフ、ありそうな物は言い切りで利用可能。
  そんな感じで大丈夫でしょうか?)

473杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/10(金) 14:48:48
>>472(よろしくお願い致します
そのルールで問題ありません)

 人気の少ない路地だ。近くには電柱が立ち、猫除けのペットボトル。
砂利程度の小石は転がってるかも知れない。だが、目に付く限りでは
杉夜 京氏には見つけられなかった。

 今も、彼の中にある希望など無い煉獄の色だけに染まった瞳に映るのは
息を止めようとした彼女(メリー)しか映らない。

 「こ」

 グゥ

 「ろし」

 ブゥン――ッ

    「てやる……!」

        ゴォ―ッ゛!

 両手を伸ばし迫る、人なのか人でないものなのか。
恐ろしい言葉、得体の知れない存在、それ等のバックボーン。
杉夜に、それを考える程の余裕は無かった。ただ、自分に訪れる
業苦に対しての憎悪だけに支配されている。

 『DED』による、全力のストレートパンチ(パス精:BBC)!

それが、マネキン人形の胸部目掛けて放たれた……っ。

474リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/10(金) 18:07:47
>>473

『FRP』製のボディは、適度な硬度と弾性を併せ持つ。
仮に人間が素手で殴ったとしても、自分の拳を痛めるだけだろう。
だが、『それ以上の力』があったとしたら…………。

       バ ギ ィ ッ ! !

怨嗟の声と共に放たれた『DED』の拳が、『マネキンの胸部』に叩き込まれた!!
その衝撃たるや、まるで熊に殴られたようなものだ。
人間を超えたパワーとスピードは、『強化プラスチック』を容易く破壊するッ!

             ――――――ドッガァッ!!

一般的に、マネキンの重量は軽い。
何もなければ、血液の代わりにプラスチック片を散らしながら、
10m以上は吹っ飛んでいただろう。
ただ、その途中で『電柱』にブチ当たった為に、5〜6m程度の距離で止まった。
渾身の構えから繰り出された『DED』の一撃を、正面から食らったのだ。
これが人間なら、タダでは済まない負傷なのは間違いない。

    シィィィィィ――――――………………ン

地面に転がったまま、マネキンは動かない。
『死んだ』のか?
人形に『死』という概念があるとは思えないが、これを操っている者がいたなら、
フィードバックによってダメージを受けたのかもしれない。

          「『お気に入り』だったのに――――――」

                 ザリッ………………

両手を使って上体を起こし、杉夜と『DED』を見上げる。

       「『壊した』わね」

             ゾ ワ ッ

砕けた胸部に目を向ければ、そこには『異変』が生じていた。
『黒い影』のような物が、破壊された部分を補うような形で現れている。
禍々しい瘴気を放つ『影』は、憎悪の対象を『腐食』させる『呪い』だ。

   「『お揃い』にしなきゃ」

        「この『痛み』も『お揃い』にしなきゃ」

            「だって――――『あなたが壊したんだから』」

破壊された部位には、『針で浅く刺されるような痛み』が走り続ける。
しかし、耐えられない程ではない。
憎しみに満ちた作り物の顔が、『DED』越しに杉夜を睨みつけ、動向を窺う。
胸には穴が開いているが、それによるダメージは皆無だ。
このボディが『全損』しない限り、『メリー・バッドエンド』は動き続ける。

475杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/10(金) 20:36:20
>>474

マネキンの重量は軽い。確かに本来なら『吹き飛ぶ』のだろう

・・・・
本来なら

(>473より)杉夜は、スタンドをこう動かした。

>『DED』による、全力のストレートパンチ

『全力』のストレート『パンチ』なのだ。

 ――『DED』 その『能力』は……。


                 ――ゴゴゴゴゴゴゴ……ッ゛
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
【能力】
真っ黒に煤けた機械仕掛けの人型。
触れた物体の『飛行』を禁止する能力。
このスタンドの拳で殴打されたものは、
地面(床)から離れる行動の一切を制限される。
またこの能力は『撃墜』された物質に触れる事によって『伝播』する。

『ドッグ・イート・ドッグ』 Dog Eat Dog
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(能力射程:C)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/67
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 マネキンの体は、『DED』の『全力殴打』を受け、『呪われ(撃墜化)』る。

それは、つまり電柱に激突する前に突如慣性の法則すら乱され数メートルで
地面に足先から着地すると言う事だ。
(※こちらからの『言い切り』は以上。体勢や、他の細やかな部分は
そちらの言い切りで問題ない)

「ころ」

 「して」

   「やる……っ゛」 ググッ……ッ

杉夜は、繰り返すように殺意に満ちた瞳と声を放ちつつ
『DED』の足元に力を込めて、足を踏み出す。

476リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/10(金) 21:38:39
>>475

『吹き飛ばない』という奇妙な状況。
これが人間なら、『まだ』分からなかったかもしれない。
だが、通常よりも『軽い体重』だからこそ、『この時点で察した』。

            パッ

片手に握っていた砂利(>>474)を、掌中から滑り落とす。
『どうなるか』を確認する。
この結果によって、『敵の能力』は完全に理解できる筈だ。

           「野蛮で粗野で卑しくて乱暴で意地悪な人」

        ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

   「ウフフフフフフフフフフフフフフフ」

胸に開いた穴から、闇よりも濃い瘴気を漂わせながら、マネキンは嘲笑う。
たとえ破壊されようが、欠落した部位は『黒い影』に置き換わる。
むしろ、壊せば壊す程に、この身は『呪い』そのものに近付いていくのだ。

「あなたの手足をもぎ取って、頭を砕いてから、火の中に投げ込んであげるわ」

     ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

         「ウフフフフフフフフフフフフフフフ」

              ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

                   「あなた達がやったのと同じように」

剥き出しの殺意と共に、確実に距離を詰めていく杉夜。
マネキンは『動かない』。
逃げるでも向かってくるでもなく、体育座りのような体勢のまま、
杉夜京氏を『待っている』………………。

477杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/10(金) 22:05:08
>>476(本日はこれでtobeです)

『メリー』は砂利を手の平から滑り落とした。
 パラパラと小さな砂粒は引力の法則に導かれて落ちる。
だが『小石』のような、砂粒より僅かに大きな石粒に関しては
落ち方が少々、何と言うか違和感のある落ち方だった。勢いがある訳でない
 ストン、と言う感じの……メリーに起きた現象に近い落ち方。


メリーと杉夜。どちらも姿形やスタンド像含めて似てる所が無い二人。
いや、一人と一体だが……妙な共通点と言える点が一つある。

メリーは愛憎を有してる。人に時に愛されたが、ある時は人から憎しみを受けた。

杉夜にも愛憎がある。母に愛された記憶を有するが、それ以外からは
認知の祖父母のしがらみで虐げられ、そして心を壊した母から責め苦を受け。
 やがて、そんな周囲の取り巻く世界の冷たい現実を『憎悪』を有した。

どちらも呪い、呪いたいと言う。背景の理由は異なれど同じ闇を抱えている。

奇数な運命の果て、癒せない傷を帯びた彼と彼女……その巡り合いに。

 ググッ……ッ゛

 「――俺の前から」

     ドォンッッ゛

   「消え ろ゛っ」

 ――杉夜 京氏の占める衝動は、ただ一つ。世界に対する『憤怒』だけ。

眼前の苦しみを消し去りたいと言う、黒い感情のみ。

 足先から、壊せれば。後はぐちゃぐちゃに叩き潰せば良い。

そこまで深く考えてるかは知れない。ただ、蹴りたかったのかも知れない。

答えは不明なものの、あらゆる選択肢で選んだ攻撃は
>>475メ欄:ローキックだ……!

478リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/11(土) 05:38:08
>>477

零れ落ちていく砂利を視認し、本体である『リトル・メリー』は理解する。
自らに起きた現象といい、石粒の不自然な落ち方といい、
『滞空』を制限するような能力が作用しているのだろうと。
『サイズ』によって『落下』に差がある事から、
『砂粒レベルの大きさ』なら影響を受けないらしいと解釈した。

   「よく見たら――――――」

             ジィッ………………

表情の欠けたマネキンの顔が、間近に迫った『杉夜の瞳』を覗き込む。

          「――――――『面白い眼』をしているのね」

己が深淵を見つめる時、深淵も己を見つめている。
この瞬間、二つの『呪い』と『愛憎』が交差した。
似て非なる者なれど、決して分かり合う事のない黒い交錯。

    「でも、ダメ。だって、あなたは『悪い人』だもの」

       「そうよ。あなたは『悪い人』なのよ」

   「『悪い人』は全部いなくならなきゃいけないんだから」

何故、マネキンは立ち上がろうとしなかったのか?
敵が『素手』で、こちらが『立っている』場合、次に来るであろう攻撃には、
大きく分けて二つの可能性がある。
拳による『殴打』か、そうでなければ『蹴り』だ。
だが、『座り込んでいる相手』に対しては、ほぼ蹴りしか有り得ない。
何か特別な理由でもない限り、『足元の敵』に向かって、
わざわざ拳を使う必然性が薄いからだ。

「だから、あなたもいなくならなくちゃあいけないの」

          すなわち――――『予測』する事は難しくない。

                  バッ!!

底冷えする真冬の空気を切り裂きながら、恐るべき勢いで繰り出される『ローキック』。
それに合わせるように、自ら『当たりに行く』。
破壊された胸部から湧き出す『黒い影』で、『DED』の足先を受ける為に。

普通ならば、まず間に合わない。
しかし、『蹴りが来る』と予想できていたなら話は違う。
相手が動き始める前に、『最も都合の良い角度』で飛び込む事が可能な筈だ。

また、蹴りは『足を引く動作』が入るが、
『メリー・バッドエンド』は『前に出るだけ』で済む。
純粋なスピード勝負では『DED』に分があるからこそ、
『事前の予測』と『モーションの差』で補う。
それらの要素は、行動の成功率を高める一因に成り得るだろう。

      一瞬でも『触れた』なら、今度は杉夜が『呪い』に蝕まれる事になる。

479杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/11(土) 18:42:59
>>478

ブゥン――ッ    ゴォ!

『DED』は、狙い『違わず』。その蹴りは体育座りするメリー向け放たれた。

 そう、君(メリー)の予測通り。杉夜にとって『撃墜化』された生物は
飛翔や跳躍は出来なくなる。故に、蹴り以外の選択肢を暴力の感情の支配されてた
有無抜きで無かった。だからこそ……。

     ――ジュゥゥゥ゛ッッ゛!!

 「ぐ ぅ゛!!?!」

 メリーの思惑は『成功』する。降りぬかれた『DED』の右足は
吸い込まれるようにして『黒い影』に入る。

 それと共に、本体も感じる右足への『異常』。
浅く針で刺されるような痛み、予想だにしない『奇襲』。

 堪らず、杉夜と『DED』は膝をつく。

>だって、あなたは『悪い人』だもの

  ……ピクッ

「……わ るいひ と?」

 (誰が?)

   (――俺が???)

 駆け抜ける記憶。
認知の祖父母に、排便を投げつけられて、食事を口に運んでも
逆上されて罵倒され暴力も振るわれた記憶。

 同上の母親に現在進行形で苛まれる引き継がれた地獄。

 「俺が……わるい゛……人……っ?」ギリィ゛

 瞳の中の黒い火が炎となって強まる。噛みしめた唇に強く歯が食い込み血が噴き出る。

戦意は衰えない。DEDは、まだ動かそうと呪いを受けてないほうの片足部分に
力は籠められる。

480リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/11(土) 20:37:16
>>479

『DED』の爪先が、瞬間的に『影』と触れ合う。
最初に感じられたのは、針先で浅く刺されるような『軽い痛み』だった。
だが、すぐに『真の苦痛』が襲い掛かる。

      ゾ ワ ァ ッ

己のスタンドを通して体感できたのは『焼かれるような痛み』。
その先に視線を向ければ、『何が起きたか』は即座に理解できた。
これは!『腐食』ッ!
とっくに賞味期限が切れて顧みられなくなった残飯のように、『DED』が『腐っている』!!
蝕まれたのは『影』に触れた足先だけだが、行動には少なからず支障が出てくるだろう…………。

      ――――――ドッグァッ!!

                   メ キ ィ ッ

しかし!『DED』の蹴りは止まらない!
既に砕かれた胸部を抉るように放たれた蹴りは、再びマネキンを電柱に叩きつけ、
更に『傷口』を広げさせた。
蹴りと遮蔽物の『サンドイッチ』になり、背中側にも亀裂が走る。

      「ウフッ!ウッフフフフフフフフフフッ!」

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

だが、何ら問題はない。
『メリー・バッドエンド』にとって、破壊は『呪い』を強めるだけ。
このボディが壊される度に、『怨みの力』は深淵の底から現世に滲み出していく。

     「ウフフフフフフフフフフフフフフフフッ!!」

杉夜の呻きが『魂』の渇望を癒やし、メリーは狂喜に満ちた叫びを上げる。
背後に立つ電柱はストッパーの役割を果たし、『完全な転倒』を防いでくれた筈だ。
その為、速やかに次の行動に移れるだろう。

           ブンッ!

もう片方の手に残っていた砂利を、杉夜の顔面めがけて投げつけ、『目潰し』を狙う。
砂粒サイズなら影響を受けない事は確認した。
互いに攻撃が命中した状態だが、本体に繋がるダメージがない分だけ、
『メリー・バッドエンド』の方が先に動ける可能性は高いだろう。
ただ、『DED』のスピードなら、その差を埋められるかもしれない。
それでも『同時以下』にはならないと、メリーは考えた。

481杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/13(月) 11:18:22
>>480(レス遅れ失礼しました)

 杉夜と『DED』は、共に『膝をついた状態』だ。
DFによる痛みも含め……『そうしなければならなかった』から、膝をついて
目線を下げる体勢に至った。

 >   ブンッ!

 「 ――ぅ゛……っ」

 『撃墜化』の例外。細やかな粒は、呪いの範疇外だ。
杉夜は堪らず、両目に受けた痛みに反射的に目を瞑る。
 
動きは、連動したのか。『DED』の両腕も共に顔部分をガードするような
位置へと移動する。だが、その場からは動かない……。

482リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/13(月) 16:55:06
>>481

飛ばない石粒も混じっていた為、目に入った砂粒は少量で済んだ。
払い落とす事は簡単に出来る。
しかし、次の動作には『遅れ』が出てしまうだろう。

リトル・メリーは考える。
この人間は、何か企んでいるのだろうと。
だが、『メリー・バッドエンド』にダメージのフィードバックはない。
壊されたとしても、すぐ『呪いの影』が滲み出し、欠けた部分を埋めてしまう。
それこそ全身を破壊しない限り、『メリー・バッドエンド』を止める事は不可能だ。

敵のスタンドについても、メリーは考察を巡らせる。
能力を抜きにすると、パワーやスピードは確かにスゴい。
しかし、『それだけ』。
単純な力押しというのは、『メリー・バッドエンド』に対しては何の意味も持たないのだ。
さほど搦め手に向いた能力でもなさそうだし、たとえ策を持っていようと、
『懲らしめる』のに支障はないと判断した。

  「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」

    「あらあら、足が壊れちゃったみたいねぇ?」

ゆえに、メリーは『行動』を躊躇しなかった。

      「お次は何処を壊してあげようかしらぁぁぁぁぁぁぁ!!」

                バァッ!!

目潰しを行った直後、四肢の力を使い、杉夜本体を押し倒すように『体当たり』を敢行する。
『腐らせた足先』を痛めつけようというのが、メリーの狙いだ。
今の状態から体勢を崩させてやれば、嫌でも足先を使わざるを得なくなるだろう。
不確定要素は大きいが、リスクを恐れずに動けるのが、『メリー・バッドエンド』の強さ。
だからこそ、メリーに一切の迷いは存在しない。

483杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/14(火) 00:10:17
>>482

>お次は何処を壊してあげようかしらぁぁぁぁぁぁぁ!!

                >バァッ!!

 ――ギンッッ゛

 (来た)

 憎悪・憤怒・絶望

それ等に苛まれながらも、思考を止めた訳ではない。
自殺願望とて無い、わざわざ意味がわからない化け物なのか都市伝説の何か知らない
存在に襲われて人生を終える気はない。この生き地獄で、俺が支えなくてはいけない
母(命)が途絶えない限りは。

 壊しても、動き続けるような存在。それじゃあ、まずどうする?
単に軽く壊しただけでは。攻撃力が増すと言うのは、メリーの黒い寝食(呪い)から
既に判明した。ああ……だからこそ。

 ――シュゥ  ガシッ

 「……何処から…………?」

 「――『全て』だよ……っ゛」

>479メ欄:今度はこちらが首を持つ番だ
>481メ欄:首は首でも……

 そう、メリーの『足首』を掴む!

現在、『DED』は跪いた体勢。立ったままでは、メリーの足は握れない。

だが、今の体制ならば。突っ込んでくる足音を聞いて
視界が砂で朧気でも、DEDのスピードと、最初から足首を掴むと言う意識と覚悟を
以てすれば握れるはず。

 (こいつを壊すには……全力で、何も出来ないようにするしかない)

パワーは、そこまで無い。肉薄した短いながらも死闘の中で実感する。

『DED』ならば、振りほどけないように『出来る』

 握りしめたまま、振り回す事だって『出来る』

  ググッ……。

 その状態で、杉夜も『DED』も立ち上がる。目指すは……電柱の場所。

484リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/14(火) 03:00:07
>>483

今この時、杉夜京氏は『命』を賭けて戦っていた。
『自分の命』だけではない。
この世の全てを犠牲にしても守らねばならない『母親の命』が、杉夜の肩に掛かっているのだ。
リトル・メリーと杉夜に明確な『差』があったとすれば、その一点に尽きる。
だからこそ、杉夜の『覚悟』は、メリーの『憎悪』を上回ったのかもしれない。

       ――――――ガシィッ!!

『掴んだ』!!
事前に待ち構えていた『DED』の腕は、確かに『マネキンの足首』を捕らえる事に成功した。
『DED』のスピードは、やはり速い。
多少の遅れがあろうとも、マネキンと激突する直前に目的を果たす事が出来たのだから。
そして、杉夜はスタンドと共に立ち上がる――――。

        ズ キ ン ッ

次の瞬間、鋭い痛みが足先に走った。
言うまでもなく、『腐食』の影響を受けた部位だ。
この分だと、歩く度に痛さを堪える事になるが、その場から動かなければ問題ない。

              「まぁ、意地悪ね。こんな格好をさせるなんて」

          ブ ラ ァ ン

   「失礼しちゃうわ」

足首を掴まれたマネキンは、まるで『逆さ吊り』のような体勢になっていた。
『DED』の腕力なら、片腕でも軽々と持ち上げられる。
客観的に見て、今の戦況は杉夜の『圧倒的優勢』。
吊り下げられたマネキンは、もはや『サンドバッグ』同然だ。
これが人間なら、手も足も出ない状態だろう。

  「とっても怖いわぁ。何をされちゃうのかしらぁ」

    「その力で全身を粉々に砕かれちゃうのかしらぁ?」

       「ウッフフフフフフフフフフフフフッ」

だが、メリーは『余裕の態度』を崩さない。
逆さまになった状態。
目の前には『足』がある筈だ。
『爪先が腐った足』が。
そして、『メリー・バッドエンド』の『両手』は自由。

     ズゥゥゥゥゥ………………

両腕を伸ばし、『腐食』させた『DED』の足先を掴もうとする(パス精CCC)。
両者の『スピード差』は歴然――『無傷』なら到底不可能。
しかし、『痛みに苛まれた瞬間』ならどうだ?

ほんの僅かな時間だったとしても、立ち上がった際の痛みで『怯んだ』ならば、
その一瞬だけは動きが止まり、スピードは一時的に『ゼロ』になる。
たとえ『世界一速く走れる車』であろうと、停車しているなら追い抜くのは容易い。
『高速で動けるスタンド』にも同じ事が言えるのだ。
既に至近距離。
人間並みのスピードであっても、掴むのは『すぐ』だろう。

    掴めたなら…………『全力』を込めて…………『握り締める』。

これで手を離させる事が出来れば脱出の糸口に繋がるし、そうならずとも構わない。
最大の狙いは、杉夜に『苦痛』を与える事なのだから。
今のメリーを突き動かしているのは『人に対する愛着』ではない。
『人間に向けた底知れない憎悪』。
『友人』だった人間から『敵国の人形』として扱われ、
無残に破壊された『姉妹達』の『報い』を与えなければならないのだ。

485杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/14(火) 23:56:09
>>484

  >ウッフフフフフフフフフフフフフッ

 暗く、人気のない通り。周囲にあるだろう家屋から人や環境音が
聞こえても、それは酷く遠く聞こえ。不気味な笑い声のみが良く通る。

 そして、メリーの企みも……同じく、よく通った。

 ―ガシィ  ギュゥゥ

 「っ゛」

 腐食した足、それを握るメリーのマネキンの手。
傷口に塩を塗り込むが如く、化膿した病症の肌を麻酔など無く触れられる痛み。
 看護や介護で患者に対応した者が居るなら、痛みで軽く叫ぶ人を見た事がある
かも知れない。それ位、無視するにはきつい痛みだ。

 だから、杉夜は足首からメリーを引き剥がすように手を離す。 

メリーは、地面に……。

 「――『無意味』なんだよ」

 「俺の生きてる事……そして、てめぇの『やった事』も」
 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


・既に『飛行』している物体に『撃墜』を施した場合、対象は慣性を失いその場で『ストン』と落ちる。
 また『撃墜』された生物が『投擲』などで『飛行』を行った場合も、
 投擲物はその手を離れた瞬間にその場に落ちる。
 飛行物を『撃墜』する際のパス精は『なしCC』。 

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


 メリーは落ちるだろう。『撃墜化』の状態で

つまり、地面に落ちて体勢を立て直すまでに『タイムラグ』は必ず存在する。
 その瞬間、再度杉夜は『DED』で足首を掴み……今度は、手を掴ませる余裕など持たせない。

 (握ると同時に、宙で振り回す……!)

 (そのまま……叩きつける)

486リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/15(水) 21:38:52
>>485

グロテスクに『腐食』した部位を、容赦なく攻め立てられる。
それは控えめに言っても『激痛』だ。
人知を超えたパワーがなくても、行動の阻害には十分だった。

  「あなたの言ってる事、よく分からないわ」 

           パ ッ

『DED』が手を離す。
当然の結果として、マネキンは地面に落下する。
既に『撃墜化』を施された状態で。

    「人間って、おかしな生き物よね」

          ドシャァッ

杉夜の想定通り、マネキンは『墜落』したのだ。
体勢を立て直す前に必ず生じるであろう『間隙』。
その隙を突いて、再び『掴み直し』に掛かる。

「『言ってる事』と『やってる事』が違うんだから」

だが、メリーは体勢を立て直そうとはしていなかった。

        ググッ…………!

『メリー・バッドエンド』は『手を離していない』。
ゆえに、無視できない痛みは杉夜を襲い続ける。
『DED』がマネキンを手放したからといって、マネキンが『DED』を離す訳ではないのだ。
杉夜の考えとしては、『引き剥がしつつ手を離す』という意図だったのかもしれない。
そうだったとしても、激しい痛みに耐えながらでは、万全の力を奮う事は難しかっただろう。

           ――――グイィッ!

そして、地面に落ちたメリーは、ただ『足を掴み続けているだけ』ではない。
掴んだ状態で、思い切り『引っ張った(>>484 pull)』のだ。
これによって『DED』のバランスを崩させ、そのフィードバックで、
本体である杉夜の姿勢も崩してしまいたい。
同時に、『引っ張る勢い』を利用して、自らのボディを『DED』に接近させようとする。
依然として『尋常ならざる痛み』に苛まれ、
なおかつ『体勢を立て直す隙を狙おうとしていた』なら、
いかにパワーとスピードを兼ね備えた『DED』といえども、
即座に反応して対処する事は容易ではなさそうだ…………。

487杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/17(金) 20:01:39
>>486(レス遅れ失礼しました)

 ググッ…………!

 杉夜「ぐぅ……っ!?」

>485メ欄:塀に
 上記の意図は、メリーの足首を掴んで、そのまま叩きつける意図での行動だった。

『DED』のパワーがあれば、メリーの手を引き剝がせると考えてたからだ。

だが、甘かった。見込み違いだ

 メリーは、『DED』を『離さない』

……? 離さない…………?

杉夜「……そう、か」

 杉夜「――そうかよ゛っ――ッ」

 ググッ  

 DEDの右
    
   ググッ……ッ゛

 DEDの左

『両手』に力を込める。足に未だ針が刺さるような痛みは
歯を食いしばり、同じく本体である自分自身も両手を握り憎悪の迸る目で
メリーに意識を注ぎつつ、耐える。

 そして……『DED』は、メリーの思惑通りに。

――『倒れ込む体勢へと』移り始めた……!

488リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/17(金) 21:07:30
>>487(お気になさらず)

杉夜の不運は、『腐食』した部位を掴まれる『激痛』に、『耐え切ろうとした』事だろう。
それも無理からぬ事だったのかもしれない。
決して浮き上がる事のない『どん底』を味わい続ける杉夜だからこそ、
苦しみに慣れているからこそ、簡単には痛みに屈しなかった。
むしろ、真っ向から『抗う』道を選んだ。
今回の場合は、それが裏目に出てしまったらしい。

この時、『DED』の『両腕』を使っていれば、
『メリー・バッドエンド』を素早く引き剥がせた。
『片手だけの状態』でも、『人間並みのパワー』程度を引き離すのは容易だった筈だ。
ただし、『万全の状態』ならば。

『激痛に耐えながら』という足枷が付いていると、どうしてもフルパワーを発揮できず、
『すぐ』には引き剥がせない。
そして、『片手による引き剥がし』というプロセスを完了する前に、
『痛みに耐えられる限界』の方が、先に来てしまったのだ。
従って、杉夜の思惑とは裏腹に、マネキンの手を引き離せないまま、
地面に落としてしまう結果となった。

第三者の観点から、現在の状況を客観的に説明するなら、そのような形になる。

  「ウッフフフフフフフフフフフフフフフフフッ!!」

両手で『DED』の足先を掴んだまま、マネキンは愉しげに笑う。
ただ、完全には引き剥がせなかったとはいえ、握る力を弱める事には成功していた。
『DED』のパワーなら、そのくらいの芸当は出来て当たり前だ。
だからこそ、メリーが再び力を込め直す前には、多少の『間』が生まれていた。
それゆえに、『メリー・バッドエンド』が行う『次の行動』には、
僅かな『ラグ』が発生する事になる。

  「一緒に――――――」

    「 遊 び ま し ょ う よ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ! ! 」

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

『DED』の足先を引っ張る事で、自らの『ボディ』を接近させた。
つまり、『二度の打撃』で胸に開けられた『穴(>>484 hole)』に、
『DED』の片足を『迎え入れる』。
その奥には、禍々しい瘴気に満ちる『呪いの影』が渦巻いていた。
足を掴んで、引っ張り、突っ込ませる。
これら一連の流れにより、『DED』の片足を『使用不能』に追い込む事が、
リトル・メリーの狙いだ。

489杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/18(土) 19:49:43
>>488

 胸に開けられた穴、そこから昇る、おどろおどろしい黒い闇は
まるでブラックホールが如く、体が倒れていく『DED』は
吸い込まれるようにしてメリーのマネキンの体と距離は縮まる。


 ――両腕の拳を強く握り、腰に引きつつ。

 「……遊び…………?」

知らない言葉だ、と杉夜は思った。
 遊び相手など、物心つく時から、そんな相手居なかった。
 ……あぁ、一人居た。

『お袋』だ。祖父母の介護に、幸運にも空いた時間は
俺と、簡単な遊戯だが遊んでくれた。

 一瞬だけ、淡い蛍の光のような幸せに感じられた記憶が浮かぶ。
 だが、塗りつぶされるように何時も苦しんで叫ぶようにして
俺じゃない俺や、父親、他の誰かを呼びつつ俺を引っ搔いて叩く、母親の今の
現状がありありと杉夜の脳裏に過り。

 「――ひ と り で や っ て ろ よ っ゛!!!」


 ググゥ

>487メ欄:ラッシュ準備

メリーとの距離、当然メリーはDEDの腐食してる部分を掴んでる為に『距離は近い』
 そして、地面に放しても足を離さない。

つまり、この状態で『ラッシュ攻撃』を行えば
メリーに逃げる術など無い。全力の『DED』のラッシュ攻撃(パス精:BBC)
を見舞えば、メリーのマネキンの体を木っ端微塵に出来る。
 形成する器が無くなれば、黒い靄状態を維持可能なのか?
杉夜には知る由は無い。だが、後の事など彼は考えない。考える余裕など
元から無いのだ。故に、ここで身を削りながら相手を仕留めようと行動する。


 『ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!』

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッッ!!!

490リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/18(土) 21:23:31
>>489

次の一瞬――――『二つの黒い意思』が交差した。

「ウッフフフフフフフフフフフフッ!!」

     ジ ュ ウ ゥ ゥ ゥ ッ

『DED』の片足が『呪い』に飲み込まれる。
そう、呪いだ。
『メリー・バッドエンド』の呪い。

   グジュグジュグジュグジュグジュ
   グジュグジュグジュグジュグジュ
   グジュグジュグジュグジュグジュ

すなわち『腐食』!!
瞬く間に『足首』までが一気に『腐り果てる』ッ!!
『それだけで済んだ』のは『タイムラグ』のお陰だ。
事前にマネキンの『握る力』を弱めていたからこそ、『この程度で済んだ』。
そして、『それ以上の追撃』を、『杉夜の猛襲』が阻んだからだ。

『ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!』

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッッ!!!

荒れ狂う暴風のように放たれる渾身のラッシュ!!
当然、それを防ぐ術をメリーは持たない。
そもそも『防ごうとすらしていない』のだから。

      バキメキグシャア!!

拳の一つ一つが、確実にマネキンのボディを破壊していく。

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

同時に生まれる『新たな影』。
作り物の体から溢れるかの如く、次々に現世へ滲み出してくる。
ここまで死闘を繰り広げた杉夜なら、その『意味』が分かるだろう。
あまりにも『危険すぎる』光景だ。
万一この攻撃で仕留められなければ、おそらく『命』はない。

   「ウフフフフフフフフフフフフフフフフ」

         ドッギャァァァァ――――――――ンッ!!

ラッシュを浴びたマネキンの残骸は、押し出されるように勢い良く地面を転がり、
杉夜から離れていく。
『撃墜化』は固定する能力ではない。
また、これはメリーが離れようとしたのではなく、自然と『そうなった』のだ。

上からの攻撃で完璧に破壊し尽くすのが杉夜の意図だったが、『DED』の精度は平均レベル。
『腐食』した『足の痛み』が、『狙い』を甘くしたらしい。
完全に破壊しきる前に殴り飛ばしたせいで、距離が空いてしまった。

このままでは『不味い』。
なにしろ『徹底的に痛め付けた』のだから。
いまや『影』はマネキンの全身を覆うように………………。

      ――――――?

おぞましい程に増殖していた『影』が見えない。
最初からなかったかのように、完全に消えてしまっている。
今ここにあるのは、『魂』の抜けた『抜け殻』だけ。

杉夜は預かり知らぬ事だが、『メリー・バッドエンド』の射程距離は『1km』。
かなり長い部類に入るが、限界はある。
『DED』に殴り飛ばされた事で、『本体』である『西洋人形』からの距離が、
『1km』を越えてしまったのだ。

つまりは『射程外』………………。
『メリー・バッドエンド』は強制解除され、
憑依していた『魂』は『リトル・メリー』に戻っていった。
動かなくなった『仮の体』を残して。

当初の『想定』とは違ったものの――――『杉夜の勝利』には違いない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』⇒『勝利』
『足首の腐食』により『全治一ヶ月』⇒『再起可能』

リトル・メリー『メリー・バッドエンド』⇒『敗北』
『無傷』⇒『再起可能』

491熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/24(日) 20:08:47
【場】『自由の場』 その3 より移動
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/490-537

537:宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/24(日) 19:13:44
>>535

最初に蹴り飛ばした石を含めて、熊野に対しては何度か『投擲』を行っている。
これまでの攻撃は、いずれも『外れても不思議のない状況』であり、さほど違和感はない。
しかし、『視界を阻害した状態』で『精度の低下していない右腕』を使って、
『至近距離』から放った『散弾』が『一発も命中しない』という結果は、
流石に疑惑の念を抱かせた。
単なる『偶然』で片付けてしまうには出来すぎている。
そうなると、これまで一度も当たらなかった事も、全くの無関係ではなさそうだ。

「随分と『運がいい』ようだな」

『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『独立した意思』を持つ。
『本体と連携してくる可能性』を警戒して、両者を同時に攻めた事が、
思いがけない光景を浮かび上がらせる。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『斬撃を食らった』。
あらゆる攻撃を無条件で回避できるなら、これも避けられている筈だ。
一見『無敵』に見える『熊野の能力』にも、『死角』が存在する事を暗示している。

「だが、従者は『そうでもない』らしい」

攻撃を受けた事で、熊野側には『僅かな隙』が生じるだろう。
平常時であれば、どうという事のない一瞬。
『命のやり取り』においては、それが『生死の境』を左右し得る。

      ズ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ

熊野が予想した通り、すぐに『追撃』は来た。
熊野達を追って前進しながら、手傷を負った本体とスタンドを纏めて狙うようにして、
袈裟斬りに『鋸』が振り下ろされようとしている。
ただし、依然として『1m』の距離は維持されており、あまり踏み込まれてはいない。



(※占有を避ける為に、以後のやり取りはバトルスレッドで行いたい)

492熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/24(日) 20:17:51
>>491

「ええ。こう見えても何度も懸賞に当たった事があるくらいですもの」

瞬間的に発生した『隙』。それを見逃さないように、宗像の『追撃』が迫る
それは真っ直ぐに前進しながら、熊野と『従者』を一纏めに葬り去る一撃で・・・・

             タッ!

その攻撃を避ける様にさらに大きく一歩後退する
宗像も、『アヴィーチー』もその速度は人間並みの領域を出ない
それであれば、踏み込みの浅い『追撃』などこの程度のバックステップで十全に回避可能なはずだ!

493宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/24(日) 22:29:35
>>492

本体とスタンドに明確な違いがあるとすれば『絨毯』だ。
熊野は『フォー・エヴァ・ロイヤル』が出した『絨毯』の上に陣取っている。
裏を返せば『絨毯から離れる』のは都合が悪いのだろう。

「お前が対峙した『怪物』ほどの脅威ではないかもしれないが、
 俺も『九死に一生』を得て帰ってきた」

『鋸を振り下ろす動き』が途中で静止する。

「あのまま俺が死んでいれば、こうして命を狙われる事もなかっただろうな」

         ド ッ ! !

袈裟斬りは『見せ掛け』であり、本当の目的は『突き』だった。
『包帯の男』を吹き飛ばした攻撃(自由の場>>537)と同じく、
『鋸』を『槍』のように突き出して前方に跳ぶ。
だが、熊野を狙えば避けられる。

「『本体』に当たらなければ『従者』を叩く」

ゆえにバックステップ直後の『フォー・エヴァ・ロイヤル』を狙う。
まともに繰り出しても『スピード差』で容易く逃れられる事は分かっているので、
『フェイント』を織り交ぜた。
直撃せずとも、軽く接触するだけでいい。
後ろに下がり続けた熊野は、既に『絨毯の端』に近い位置に立っている筈だ。
スタンドを突き飛ばし、そのフィードバックで本体を『絨毯』から引き離す。
仮に避けられたとしても、間合いが維持されている限り、さほど隙はない。
最低でも牽制程度にはなるだろう。

494熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/25(月) 01:02:57
>>493

「それだったら・・・・
 私はあなたが『生き残ってくれた』幸運に感謝をするべきなのでしょうね」

「宗像さんが死んでしまっていたら・・・・
 こんなにも楽しい気分になる事はなかったのだから」

見せ掛けの袈裟斬り・・・・そして、本命の『突き』
『赤絨毯』の端まで追い込まれてしまった熊野にとって、これ以上の後退は危険だ
増してや宗像の攻撃はスタンドを狙って放たれている・・・・・だからこそ・・・・・

「ええ、『幸運』ですね」

「あなたが・・・・ちゃんと私を『殺し』に来てくれて
『殺意』を込めて・・・・『前進して』くれて」

          ズボッ!!

『赤絨毯』の奥行きは3m・・・・
そのため、向こう側の端まで追いつめられた『熊野』を攻撃する為には
宗像自身も『絨毯』の上に踏み込む必要があるだろう
ましてや十分な威力の『突き』を打ち出す為にはさらに強く踏み込む必要がある

『赤絨毯』の上に足を踏み込んだ瞬間
宗像は気が付くはずだ・・・・この『赤絨毯』の下にはたくさんの『穴』が開いている事に!

宗像の視線を外し、木々の生い茂るこの山奥までやって来た時
熊野はとある『仕込み』を施していた・・・・(自由の場527メール欄rcsthlhlhlhl…)
それは、『赤絨毯(rc=red carpet)』の『下(st=shita)』に『踝までの深さのいくつもの穴(hlhlhlhl…=holeを沢山)』を開けていたのだ
『穴』の上に絨毯を敷いているとはいえ通常であればこの上をまともに歩く事は難しいだろう
だが、熊野は『赤絨毯』の能力により、意識せずとも・・・・いや、むしろ意識しない方が容易に無数の穴を回避して歩く事が出来る。

その為に・・・・宗像の攻撃を誘い込み『赤絨毯』を踏ませる事を計った
熊野は演技力がそれ程得意なわけではないが、能動的に『誘い込む(自由の場536メール欄ssikm)』事で
己の演技が宗像に対して不信感を抱かせる事を防いでいた

さらに言えば、この位置関係も『向こうの端まで後退(>>492mkunhjmdkuti)』した結果だ

これらの仕込みを利用した結果・・・・・宗像は穴ぼこだらけの地面をそうとは知らずに踏み込む事となるはずだ
宗像の足が穴に取られれば、彼の『突き』も途中で体勢を崩して不完全なものとなるだろう
その瞬間の隙を突いて・・・・

「本当に・・・・・『幸運』でした!」

                  シュバアアアアッ!!

下から上に向けて・・・・宗像の顎を正確に撃ち抜く様な『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴り上げ! パス精CBB
それを宗像が体勢を崩した瞬間にお見舞いし、顎への強烈な一撃で宗像の意識を刈り取ろうとする

495宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/25(月) 03:11:14
>>494

         ――――――ガクンッ!

『絨毯』によって『地雷』のように隠された『穴』に足を取られ、不意に体勢が崩れる。
この場に『誘い込まれた』と気付いた時には遅かった。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』の性能を以てすれば、
『隙を見せた相手』を『狙い撃ち』する事は造作もない。

「お前の『狡猾さ』を甘く見たツケが回ってきたか」

    『即座に蹴りが届く距離』であれば。

『アヴィーチー』には『鋸のリーチ』があり、
ここまでの立ち回りで『一方的に攻撃できる間合い』を維持し続けていた。
熊野にとって、それが唯一の『計算外』だろう。
ほとんどの場合において、『脚の長さ』というのは『1m以下』だ。
従って、『フォー・エヴァ・ロイヤル』が『蹴り』を放つ為には、
まず『脚が届く距離』まで前進する必要がある。
すなわち『すぐには蹴れない』。
それでも、『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『高速』だ。
常人を遥かに上回るスピードの前では、僅かな『誤差』に過ぎない事は分かっている。

            バ ッ

その間に出来た事は、せいぜい『咄嗟に顔を背ける程度』だった。
無論、完全に避け切る事など出来る筈もない。
熊野の目論見通り『蹴り上げ』は命中する。
しかし、『一撃で意識を刈り取る』には至っていない。
『顎』という小さな部位が動いた事で、ほんの少しだけ狙いが逸れてしまったのだ。

      パァンッ!!

             「ぐッ――――――」

だが、攻撃を食らった事に変わりはない。
『体勢を立て直す暇はない』と判断し、追撃を避ける為に、敢えて『後ろ向きに倒れ込む』。
地面を背にしていれば、『攻撃の方向』は自ずと限定される。

496熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/25(月) 10:21:14
>>495

「ううん。私は別に狡猾なわけではないよ?」

「ただ少しだけ、『運』が良かっただけ」

顔を背ける事で『フォー・エヴァ・ロイヤル』の致命的な攻撃を避ける宗像
即座の再前進は不可能と判断したためか、仰け反るように後ろ向きに倒れる


         ちかっ・・・・!

その瞬間に宗像は気付くだろう
自分たちが戦っている場所の真上・・・・木々が重なり合うその葉の合間に
『赤い』色合いが隠れている事に

熊野の『仕込み』は一つだけではなかった(自由の場527メール欄truercstnkti)
木々の上、枝々の間、葉の連なり合うその領域に(木の上=tree ue=true)
『赤絨毯』を設置していた・・・・!(rc=red carpet)
その目的は・・・・『握り拳大の石をいくつか集めて、その場所に固定しておく』事だ!(石の固定=stone kotei=stnkti)

その『赤絨毯』を今解除する・・・・・!!

              ばらり
                 ばら
            ばら            ばら!

一つ一つは致命打とならない程度の石弾の乱打
だが、頭にでも当たれば、それは致命傷となりえる
そうでなくとも、どこか身体に当たるだけでも行動を怯ませる程の痛みが宗像を襲うだろう
さらに言えば、宗像は今地面に仰向けになる事で有効な『面積』が広くなっている!
『赤絨毯』の上に居る熊野には決して当たらず、宗像だけに有効となる範囲攻撃・・・・!

             ・・・・・・・だがそれも熊野の同時攻撃のひとつでしかない


           シュバッ!

宗像が仰け反り・・・・倒れるまでの間に『フォー・エヴァ・ロイヤル』は体勢を立て直し
倒れた宗像の真上から彼を踏みつけられる体勢に移る
『石弾』による攻撃は『赤絨毯』の解除による・・・・いわばほんの少し意思を向けるだけで行える程度の行動
真に集中して行動すべきはこちらの攻撃の方だ

                ヒュババババババ!!

頭上から舞い落ちる『石弾』の全てを『受動的透過』によって擦り抜けさせ
『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『石弾』と合わせる様にして『踏みつけ(ストンピング)』による蹴りの乱打を
宗像の腹を中心にして打ち付けていく! パス精CBB

497<削除>:<削除>
<削除>

498宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/26(火) 05:07:55
>>496

『絨毯』の解除によって、頭上に仕掛けられた『石礫』が落下してくる。
『支え』がなくなると同時に『補正』も失われ、本当の意味で『運頼み』だ。
それでも命中すれば確実に痛手を負う。

「――――『違う』な」

仰向けに倒れた事は、むしろ『運が良かった』。
『仰向け』になった事で、『落ちてくる前』に視界に入ったからだ。
もし倒れなければ、実際に石が落ちてくるまで『罠』に気付けなかっただろう。
これが『立ったまま』なら、本体の頭に当たる可能性もあったが、
本体と石の間にスタンドという『壁』が存在する状態では命中しにくい。
降り注ぐ『石礫』の多くは『アヴィーチー』に遮られ、
地面を跳ねた内の幾つかが軽く当たる程度に留まった。

「『運がいいだけ』の人間に、これ程の『策』は打てない」

しかし、『踏みつけの連打』は対処しようがない。
地面を背にしている以上、追撃は『上からしか来ない』のは分かっていた。
それで変わるのは『心構え』が出来る程度だ。
この瞬間、『防御』も『回避』も捨てた。
ただ『倒れる前から決めていた行動』のみに専念する。

     ドゴォッ!!

             「がッ」

『最初の一撃』が胴体に叩き込まれた直後、
強制的に吐き出された呻き声が熊野の耳に届いた。
足元に倒れた相手を好きなだけ蹂躪できる。
客観的に見て、圧倒的に有利な状況だ。

倒れる事を選んだ時から、『上からの蹴りが来る』と確信していた。
何故なら、それが『最も早い』。
そして、『蹴りのラッシュ』と『拳のラッシュ』は、『決定的に違う点』が一つある。

『拳のラッシュ』は『両腕』を使えるが、『蹴りのラッシュ』は『片脚』で繰り出す。
『拳のラッシュ』のように『間断なく放つ』という事が出来ない。
攻撃の合間には、必ず『脚を引く動作』が入る。
スピードで劣っている為に、『一発目』は食らわざるを得なかった。
だが、『予備動作』を挟む『蹴りのラッシュ』だからこそ、
『二発目』を食らう前に行動を起こせる。

         グ イ ィ ッ ! !

自ら倒れ込んだ本当の狙いは、
『アヴィーチー』の『左腕』で『絨毯』を掴む事だった(>>495)。
それを『大型肉食獣』に匹敵する腕力(パB)で『引っ張る』。
熊野と『フォー・エヴァ・ロイヤル』が『絨毯の上』にいるのなら、
必然的に『バランスを崩す』。
『補正』に守られた熊野は体勢を保っていられるだろうが、
その恩恵を受けられない『フォー・エヴァ・ロイヤル』は別だ。
厳密には僅かに浮かんでいるスタンドにも『足場の概念』が存在する。
『踏みつける前』の『片脚を上げた状態』。
『一本の脚のみで自立している体勢』では、なおさらバランスを崩しやすくなり、
足元に『穴』が空いている事も、それに拍車を掛けるだろう。

        ブ ォ ン ッ ! !

この行動に一縷の望みを賭けて、続けざまに『右腕』を振り、
おそらく体勢を崩すであろう『フォー・エヴァ・ロイヤル』を、
『鋸』で薙ぎ払おうとする(パス精BCC)。

499熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/26(火) 06:29:47
>>498

「まあ、嬉しい!
 宗像さんにそう言って貰えるなんて」

「でも・・・・・」

地面に張り付いた『赤絨毯』は『パワー:D』相当の力で地面に張り付いており
なおかつ、3x2mの絨毯の上には成人女性である熊野が乗っている
人間を超える力を持つとはいえ、仰向けに倒れた状態でこの『絨毯』を動かすのは相当に骨が折れるはずだ
具体的に言えば、宗像の望む結果が生じるまで僅かに時間がかかる程に

             ――――シュンッ!

一瞬・・・・その一瞬の後に『赤絨毯』が消失する

『赤絨毯』の支配権は熊野の側にある
ほんの一瞬・・・・ただ意識を向けるだけで『赤絨毯』は解除され、残骸すら残さずにこの世から消え去る
『赤絨毯』を引っ張る為に全力を使っていた『アヴィーチー』は、なおさら、
だからこそ『赤絨毯』の突然の消失に左手の勢いが余り、体勢を崩してしまうかもしれない

      ――――だが
      執念故の結果だろうか・・・・
      『フォー・エヴァ・ロイヤル』の体幹が僅かに揺らぐ

        ブ ォ ン ッ ! !

その瞬間を狙うように『鋸』による一閃!


        ぽた・・・・

              ぽたぽた・・・・

「・・・・・・・最期に言う言葉は、それでいいのですか?」

・・・・・元々、仰向けに寝かされた体勢だ
『鋸』による斬撃にも体重を乗せる事が出来ず、なおかつ攻撃を受けながらの反撃
『アヴィーチー』の力をもってしても、十全の状況ではない


        ぽた・・・・

              ぽたぽた・・・・

                           「楽しいなあ」

だが・・・・それでもなお、『アヴィーチー』の『鋸』は熊野に届いていた
『フォー・エヴァ・ロイヤル』は己の右手を前方に差し出す形でガードをしたが・・・・
その右手が、前腕が、引き裂かれたような大きな傷を生じさせている
真っ赤な血肉の奥に見える白い物は骨だろうか・・・・?

     「ねえ、宗像さん」

     「言いたい事があるなら今の内に残しておいた方がいいよ?」

     「直にそれも言えなくなってしまうから」

 
          ドッ!!
 ストンピング
『踏みつけ』はまだ終わってはいない
左手が空を振り抜き、右手が『鋸』を振り抜いた、その直後
追撃の『踏みつけ』を宗像の腹に叩きこむ パス精CBB

だがそれは・・・・・ただの攻撃ではなく・・・・・

        ブォッ!!

一撃を叩き込んだ直後に能力を発動
2×2mの『赤絨毯』を、地面に倒れる宗像と『アヴィーチー』の上に発現!
それにより、宗像をそのスタンドごと『赤絨毯』の下に密閉する

単純な絨毯の重量・そして張り付くパワー(パ:D)による拘束と、
宗像の視界を塞ぐ事による封印!

                       「ね?」

この行動が成功したのなら、熊野と『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『赤絨毯』の外で体勢を整える
宗像に『最後の一撃』を刺す為の体勢を・・・・

500宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/26(火) 10:06:59
>>499

熊野の攻撃は成功し、スタンド諸共『絨毯』の下に閉じ込められた。
『視界』と『身動き』の両方を奪われ、ほぼ完全に『封殺』されている。
『絨毯』が固定されている事を知らなかったのは致命的だった。
『鋸』を振るまでもなく終わっていても不思議はなかっただろう。
そもそも『最初の踏みつけ』が頭に飛んできていたなら、
『蹴り』と『地面』に挟まれて意識は飛んでいた筈だ。
そうしなかったという事は、熊野には『まだ余力が十分ある』と考えられる。
奴に『手の内』を出し尽くさせた後にするつもりだったが、
ただでさえ『応用力』で押されている以上、もはや限界が近い。

       ――――――『潮時』だ。

通告と共に『返答』を待つが、『絨毯の下』からは何の言葉も返ってこない。

       ≪アヴィィィィィィィィィイ≫

突如として、奈落の底から響くような『声』が、真冬の冷えた空気を震わせる。
それは『人間が発する声』ではなかった。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』と同じ『スタンドの声』だ。
『絨毯』によって隠されている為、その全貌を窺い知る事は出来ない。
しかし、決して『友好的』ではない事は、すぐに分かるだろう。

  ≪血ィィィィイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!≫

初めて聞く筈だが、かつて『りん』を殺害した熊野風鈴にとっては、
不思議と『聞き覚え』があるように感じさせる『怨嗟の絶叫』。
『廃ビル』で対峙した『鈴蘭の怪物』。
『フューネラル・リース』にも似た叫びだ。
たった今『腹に受けた一撃』を『トリガー』にして、
『アヴィーチー』の『能力』を発動した。
『こいつ』は『独立した自我』を有しているが、
『フォー・エヴァ・ロイヤル』のような『理性』など持ち合わせていない。

  ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリィッ!!

発動と同時に、『凶暴性』の発露である『チェーンソー』が起動し、
高速で回転しながら唸りを上げる。
比類なき『殺傷力』によって『絨毯』を内側から引き裂いて『視界』を確保しつつ、
残る『左腕』と両足に力を込めて『絨毯』を押し上げ、拘束からの脱出を試みる。
『一拍後』に『探知』を終えた『ノコギリザメ』は、
『危害を加えた対象』である『フォー・エヴァ・ロイヤル』に襲い掛かる(パス精ABE)。



(※『ノコギリザメ』に関する判定は一任する)

501熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/26(火) 17:22:44
>>500

「・・・・・・・・・っ!?」

『赤絨毯』の下で生まれ出る気配
それは『アヴィーチー』の能力、報復を迫る『サメ』の声だ
この世の物とは思えない、その悍ましい叫びを聞いた時、熊野の脳裏を過ったのはあの日見た『怪物』の姿

     ――――死して発動する『スタンド能力』の存在。

        瞬間的に生まれる疑念
            果たしてこのまま宗像を殺していいものか・・・・?

だが、その考えを熊野は強いて押し殺す

(りんちゃんと同じように、死ぬことで発動するスタンド能力なら)

(『殺して』しまえばより深くまで味わえるって事だよね・・・・・!)

だからこそ、熊野の動きに澱みはなく
己が決めた予定通りに事を為す

『アヴィーチー』の能力による攻撃は『絨毯の破壊』→『嗅覚による探知』→『自動操縦による攻撃』と
瞬間的な攻防が必要なこの場面では隙が大き過ぎる
だからこそ・・・・こちらが攻撃される前に『フォー・エヴァ・ロイヤル』の攻撃を通す事が可能なはず

『絨毯』による封じ込めを行った後、『返答』を待っていたのは『余裕』などではなく理由がある
それは・・・・宗像に対して決定的な『トドメ』を刺す準備だ
行動の内容は『宗像の頭部に精確な一撃を加える事(>>499メール欄)』

『アヴィーチー』の『ノコギリザメ』がこちらに攻撃を行うには、『絨毯』を破り切った上で一呼吸の探知時間が必要となる
その前に・・・・・『フォー・エヴァ・ロイヤル』の正確無比な蹴りを宗像の頭部目掛けて叩き込み
彼の意識を確実に刈り取る・・・・・!

一撃では足らないようなら何度でも蹴りぬいて!

502宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/27(水) 21:39:41
>>501

熊野が取った行動は、奇しくも『カーディナル・シン』の『ハイネ』と同じものだった。
咄嗟の判断としては的確だったが、『完璧』でもない。
まず、『能力発動』と同時に『チェーンソー』が起動する。
その『凶器』の前では、『花の嵐』を防いだ『絨毯』も『障子紙』に等しい。
一瞬で『紙切れ』のように引き裂かれてしまった。
それと並行して『探知』が行われるのだ。
『絨毯の破壊』と『探知の開始』の間に『時間差』は存在しない。

    「お前が『絨毯』を解除していたら――――」

          ドヒュウッ!!

一撃で意識を刈り取るべく、『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りが放たれる。
これが命中すれば間違いなく『終わる』だろう。
そして、『達人並みの精度』で繰り出された攻撃が、
『止まった的』を外す可能性は『皆無』だ。

    「――――俺は『終わっていた』」

          ドコォッ!!

次の瞬間、『頭部』に蹴りを叩き込む『手応え』が伝わった。

  ≪『オ前』カァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫

      『声』は『消えない』。

    ≪『腹ヲ踏ミツケタ奴』ハァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫

         『ノコギリザメ』が『解除されない』。

      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!≫

『フォー・エヴァ・ロイヤル』が敷く『絨毯』は『最高級品質』であり、
たとえ『悪路』であっても問題なく走れるようにしてくれる。
だからこそ、熊野は『鎮守の森』を駆け抜ける事が出来たのだ。
これまで何度も『恩恵』を受けてきた『熊野自身』が、誰よりも理解している事だろう。

                     ・・・・
  『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは『絨毯越し』に命中した。

本体と『アヴィーチー』の動きを鈍らせはしたが、
『最高級品質の絨毯』の上から与えた打撃は『緩和』される。
『常人並みの力』では『一撃で意識を奪えない』。
『鈴蘭の怪物』からの逃亡劇を含め、
これまで『主人』に『好都合』を提供し続けた『従者』の能力が、
逆に『不都合』を招く結果となった。

     「『運が良かった』のは俺の方だ」

         ドウッ!!!!!!

『フォー・エヴァ・ロイヤル』が蹴りを打ち込んだ直後、
『標的』を定めた『ノコギリザメ』が姿を現し、
『復讐』の対象めがけて突き進む(パス精ABE)。
本体である熊野も、その威容を目の当たりにする事が出来た。
『人型』の『右腕』が変化した異形のスタンド。

  ≪血ィィィィイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!≫

『フューネラル・リース』のような『生に対する渇望』ではなく、
純粋な『殺気』を纏った『死の弾丸』。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』が『追撃』を選んだ為に、
『彼我の距離』は極めて近く、『同速』であるゆえに『二撃目』を放つ余裕はない。
直撃すれば『重傷』は免れず、場合によっては『即死』すら有り得るだろう。

           グ ッ

『アヴィーチー』は引き続き力を込め、『左腕』と『両膝』の『三点』を使い、
下から『絨毯』を『持ち上げる』。
『絨毯』を引っ張った時に、『固定の力』は強くない事が分かった。
大部分が地面から離れてしまえば『固定』は消え、容易く引き剥がせる筈だ。

503熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/28(木) 00:25:37
>>502

すいません、少々疑問なのですが
『アヴィーチー』の能力の詳細を確認したところ

8.分離から後述の『追尾』の開始までには、『一呼吸』程、匂いの探知に要する間が存在する。
よって敵の目の前で切り離した場合でも、『即座に引き裂く』ような状態になる事はない。

という記述があり、それを参照する限りでは
切り離し時点では『回転ノコギリ』の回転はあるものの、
追尾開始まではパス精ABEのスペックは発動されないという理解でよろしいでしょうか?

それであれば、絨毯で密閉された状況からの発動である事を考えると
『回転ノコギリ』の回転で口吻周囲の絨毯は破れるものの、
サメとしての魚体の大部分は絨毯の下に封じられた状況が自然かと思われます

一般的なノコギリザメの身体の特徴を顧みると、
ノコギリ状の口吻の付け根、口元近くに鼻腔があるため、
地面に伏せられ、絨毯で覆われた状況では嗅覚の働きが普段よりも悪くなる状態かと思われます
そうであれば、『追尾開始』までの時間も『一呼吸』よりも長くかかる可能性が高いかと

その状況であれば、スピード:Bの『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは一撃のみで終わらずに
追撃として二撃三撃と続けることが出来るように思えるのですが、いかがでしょうか?

504宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/28(木) 20:45:26
>>503

切り離し時点では『ノコギリザメ』は動いていないが、『回転ノコギリ』は動作している。
ゆえに『破壊力A』は発揮されており、熊野PLの主張は正しい。

遮蔽物で遮られるから探知に時間が掛かるという件については、こちらも同じ理解を持っている。
ただし、穴が空いた時点で密閉されている訳ではなくなり、阻害の効果は薄くなるというのが当方の考え。
また、遮蔽物で探知時間が変動する事を前提として考えると、対象との距離も無視できなくなる。
つまり、仮に遮蔽物で探知時間が普段より長くなったとしても、距離の近さで埋まるのではないだろうか。

さらに付け加えるなら、ここでは一撃では意識を奪えないとしたが、『フォー・エヴァ・ロイヤル』の『絨毯』越しに何回蹴れば意識消失に持っていけるかは、正確な判定を出す自信がない。

熊野PLの同意が得られれば、この場面だけ第三者にGMを頼みたいと思うが、どうだろうか。

505宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/28(木) 21:19:28
>>504

>>500の段階で、『アヴィーチー』は『絨毯』を押し上げるという行動を取っており、これも含めて阻害の効果は薄れると考えた。
当然、それが完了する前に、蹴りは命中するものと思う。
ただ、その前から始めた行動であり、全く隙間が出来ていないという事は考えにくいのではないだろうか。

506熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/28(木) 22:00:43
>>504

了解いたしました
GM判定をお願いしてみます

507『交錯する二色の殺意』:2024/01/01(月) 21:42:27
>>501(熊野)
>>502(宗像)

交錯する殺意。冷え切った復讐者の刃と、過熱する好奇心の踏み足。それらが齎す結果は、当然『惨劇』だ。

  ≪血 ィィィィイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!≫

まず―――――――今設置している絨毯に、格別の『臭いを遮る』作用は無い。
地面を使い『ラッピング』するように完全密閉しているなら話は別かもしれないが、
そもそも『フォー・エヴァ・ロイヤル』の絨毯は『発現して接地後に固定する』のではなく、『固定ありきで発現する』ものだ。
地面に敷く場合について、障害物(=宗像)があったときの選択肢は『下をくぐらせる』か、『そこを避けて発現する』の二択。
『宗像』は『地面の段差』等に見立てるのは不可能な『障害物』である以上、『地面と宗像を跨いでの設置』も出来ない。
そして空間に固定した絨毯は一呼吸で解除される以上、設置先は倒れた宗像の体を『床』に見立ててのことだろう。
『床への発現』自体、絨毯の面積の半分以上が接地していなければ解除されてしまうが、
ここは『宗像があおむけに倒れている』ことが功を奏し、面積の半分程度は宗像の体で埋められている。
体の上に分厚い大布を固定された状況が『視界の剝奪』や『拘束』になっている事実自体は揺るがないものだろう。

       だが、『宗像を覆いつつ密閉する』ような設置は出来ていない。 
       加えて宗像自身も体を使って『絨毯』を押し上げようとしている以上、
       『右腕』の切り離し位置=『ノコギリザメ』の鼻は地面に密着まではしておらず、
       ゆえに、嗅覚を使った『探知開始』を遅らせる事は出来ていない。
      

       が。


           ――――――――――――   ゴ   

                          グ  シャア  ッ!!!!!!


先に着弾したのは当然、同速度で先に攻撃を開始している『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りだ。
『絨毯を引き裂いてから探知』する必要が無い以上、『絨毯の中』で『探知のための一拍』が発生する。
危急の事態であろうが完全自動操縦の殺意は『ルールに従う』。まず『探知』ありき。移動開始はそのあとだ。
ノコギリの回転は始まっているが、それが『上』に向くのは『追尾開始後』。
いくら破壊力が高かろうが、ただ回っている鋸に軽く触れただけで『布』は裂けたりはしない。
せいぜい触れている部分だけが破れる、といったところか。破壊力にも、指向性は必要だ。

設置した柔らかな『最高級絨毯』は確かに蹴りの威力や外傷を『多少』緩和するとはいえ、
『地面に押し付けられる』――――衝撃を逃がせないポジションの危険性は、
『宗像』自身が敗着の一つのパターンとして想定した通り、『多少』では済まない。
 
       布をかぶって凸凹とした硬い床に寝転がり、
       殺意を込めて頭を踏まれればどうなる?
       卵を厚い布越しで空中で殴っても割れないかもしれないが、
       それを床に置いて、思いっきり踏みつければどうなるだろうか。

                            

                                     ――――その答えはシンプルだ。

508『交錯する二色の殺意』:2024/01/01(月) 21:44:44

                  グ 


                            わ

                    あ   

             ア  ァ    

                   ん 

『宗像』の意識に激しいノイズが走る。『ハイネ』から受けた一撃を彷彿とさせる『頭部』への激しい一撃。
蹴り上げで僅かでも頭部を揺らされていた今、これを受けて『意識が飛ばなかった』のは奇跡に近い。

宗像に『不幸』があるなら、自分の体でなく『アヴィーチー』で絨毯を持ち上げようとしたことだ。
熊野に『幸運』があるなら、蹴るのを『アヴィーチー』ではなく『宗像』の頭部としたことだ。
その嚙み合いは双方が最適解を求めた結果。
どちらかがズレていれば、少なくとも『硬い床と蹴り脚でのサンドイッチ』は免れていただろう。
そうなれば『絨毯越しで多少緩和された蹴り』で、『宗像』はぎりぎり行動を継続出来たはずだ。

              それでも――――――――――――――




  ≪『オ前』カァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫


                    ≪『腹ヲ踏ミツケタ奴』ハァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫



『声』は『消えない』。『ノコギリザメ』が『解除されない』。
『完全自動操縦型スタンド』は――――本体が完全な意識喪失まで行かなければ『止まらない』。

                       ギュラアアアアアアアアアア

                              アアアアアアアアアア   ッッッッ!!!!!!!!!

だが、『フォー・エヴァ・ロイヤル』はもうすでに『二発目の蹴り』に入る事が出来る。

踏み込みから全身に力を伝え、体重移動により繰り出す『前方への蹴り』ではない。
足を上げ、そして振り下ろす、『倒れており動かない頭への踏み付け』だ。
高い精密動作性ゆえに狙いの時間もほとんど必要ない。
最初から連打前提である以上、構えなおすような必要もない。

                    すなわち。



      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!≫

  
                            ブ  チチッ   ギュ  ガ
                                         ァァァァァ―――――――――ッ!!!!

            行動の『おこり』も含めて、『同速』だ。

『宗像の手元から、絨毯を今引き裂いたノコギリザメが、熊野の胴体へ到達するまで』と、
『フォー・エヴァ・ロイヤルの二発目の蹴りが宗像の頭部を完全に打ち抜くまで』。

『一発目の蹴りの一呼吸』と『探知完了の一呼吸』を終え、同時に始動した『致死性の一撃』は、等速で進行し、同時に着弾する。

         そして――――『自動操縦の復讐者』であり、頭部への痛打から激しい意識混濁を起こす『宗像』に、この瞬間の選択権は存在しない。
         『意思持つ殺人者』である『熊野』が、『相討ち』覚悟で一撃を入れるか、『ひとまずノコギリザメへの対処を優先するか』を選択できる。

509熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/01(月) 22:42:02
>>507-508

────『殺意』の交錯は一瞬
然れどその一瞬の間に引かれた一線は、相交わす両者にとっては『死線』と成り得る

   グググ・・・・・

『アヴィーチー』の力によって持ち上がらんとする絨毯
視線の通らぬ真下にて蠢く『殺意』は鮫の形となって顕現する

    ドゴォォッ!!

         ──── 一撃。

『フォー・エヴァ・ロイヤル』による蹴りの一撃は確かに宗像の頭部を揺るがした
だが、次なる二撃目を放つ前に、『絨毯』を引き裂いた『ノコギリザメ』が空中に躍り出る

(これが・・・・宗像さんのスタンドの本当の能力・・・・!?)

ここに来て熊野は選択を迫られる
            キケン
自身に迫る特大の『脅威』に対処し、己の身の安全を図るか
それとも、この場にある『死線』を飛び越えて、宗像に対してトドメの一撃を喰らわせるか

それは熊野にとって無いも同然の『迷い』であった


      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜血ィィィイイイイイッ!!!!!!!!≫


   ギャギャギャギャギャ────────────────ッ!!

迫り来る『危険』は認識した
ここで自分が宗像に追撃すれば、それは無視できない脅威となって自分を襲うだろう
だがそれでも・・・・その『向こう側』へ飛び出す事を、その衝動を抑える事など・・・・

    ・・・・・・・・・・・・熊野には出来なかった

                 ヒュバッ!!!!

再び!宗像の頭部に対する『踏みつけ』の一撃
自分自身が『ノコギリザメ』に斬りつけられようとも、宗像の意識を奪い『サメ』が消滅するまで止まらない『トドメの一撃』!
一瞬の躊躇をする事もなく・・・・・その攻撃を続行する!

   ギャッ!

           ギャギャギャギャギャギャギャ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

と、同時に熊野の胴体が『ノコギリザメ』に襲われる
上等な衣類は破れ、皮膚を割き、寒風の下に血肉が露わになる
綺麗な外面の下に潜む・・・・・ドス黒い本性が明らかとなるように、鮮血が地面を濡らすだろう

だが同時に・・・・『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは届くはずだ
宗像の意識の灯を消す、その一撃が・・・・!

510宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/02(火) 05:55:18
>>507-509

『絨毯』が固定されていた事は把握している。
そして、より『強い力で持ち上げた方が早い』のは明白だ。
本体で持ち上げるのは『常人並み』だが、スタンドで持ち上げるのは『常人以上』。
この局面で『本体で持ち上げる事』を選ぶ理由はなく、
たとえ本体が頭を上げていようが、地面までの距離に大した差はない。
だが、『攻撃に対する策』を用意していない訳ではなかった。

『防御策』は『既に用意されていた』。
対峙する『フォー・エヴァ・ロイヤル』が敷いた『絨毯』だ。
それは『拘束具』であると同時に『盾』にもなる。
『俺が一撃で意識を失うかどうか』は『熊野が絨毯を解除するか否か』に掛かっていた。
だが、熊野風鈴という人間は『動きを封じた相手を解放する真似はしない』。
その点において俺は熊野を『信用』し、
ゆえに『攻撃』を最優先に考えた行動を取る事が出来たのだろう。
事前に予測しきれなかったのは、
『絨毯』が『どの程度ダメージを緩和させるか』だったが、
『一撃目を凌ぐ』以上の効果は元より期待していない。

           グ ッ

『押し上げ』と並行して、『アヴィーチー』は『蹴りを放つ態勢(>>502)』に入っていた。
『絨毯の恩恵』を失った『熊野本体』を狙った攻撃だ。
正真正銘『ただの人間』に成り下がっている今、これまでのように容易く避ける事は出来ない。

      ドウッ!!!!!!

                 ドヒュウッ!!

『攻撃』が交錯する瞬間、裂けた『絨毯』から覗く視線が、熊野の眼差しと交差する。
『熱』を帯びる熊野とは対照的に、相対する目は『冷えていた』。
半ば意識を手放しながらも、鈍い輝きを湛えた眼光は、一瞬たりとも熊野から離れない。

  ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリィッ!!!!!!

刹那、純然たる『殺気』を纏った『復讐者』が牙を剥いた。
『絨毯』から降りている者に『運命』は味方しない。
『衣服』が裂かれ、『肉』が抉れ、『鮮血』が飛び散る。
高速回転する『チェーンソー』によって、生きながら『胴体を切り刻まれていく』。
想像を絶する『激痛』に苛まれるが、それは間もなく終わりを告げた。

    ド ゴ ォ ッ ! !

               ――――――シュンッ

『間に合った』。
『本体の意識』が途切れた瞬間、『ノコギリザメ』の威容が消え失せる。
あと僅かでも遅れていたら、『二目と見られない姿』にされていたに違いない。
だが、そうならなかった。
間近に迫った『死』を紙一重で回避し、熊野風鈴は『生きている』。

    ボト ボト ボト ボト ボト

             ボト ボト ボト ボト ボト

傷口から止め処なく溢れ出る血が、『鎮守の森』の地面を汚し続ける。
『絨毯』から離れた状態で食らった為に、
一撃と引き換えに受けた負傷は無視できるものではない。
『主人』に及ぼされた影響は、忠実な『従者』にも現れるだろう。

511熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 06:17:04
>>510

すいません、状況が少しわかりにくいのですが
これは宗像さんは完全に気絶したという事でよろしかったでしょうか?

512熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 06:20:27
>>510

また、レスの前半部分にある『防御』と『攻撃』に関する文章はあくまでもPLとしての展望であり
実際の行動結果に結びつくものではないという認識でよろしいですか?

513宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/02(火) 15:17:41
>>511-512

(※こちらは意識を失った。
  前半部分は展望ではなく一つ前の行動を補足する心理描写。
  それ以上の意味はない。
  以後こちらからレスはしないので、ダメージは好きに決めて欲しい。
  お疲れ様)

514熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 21:08:55
>>513

   ポタリ・・・・
           ボド・・・・・   ボド・・・・・

「はあ・・・・・」
           ぽたっ

                     「はあ・・・・・・・っ!」

腹から下を真っ赤な地に染め上げながら、息も絶え絶えに熊野は立つ
その視線は直下。先ほどまで激戦を繰り広げていた相手、宗像へと向けられていた
寒空の下、息だけが白く、己の生存を感じさせる

「ふっ、ふふふふふ・・・・・・」

堪らず笑みが零れる
生き残った事が嬉しいのではない。叩きのめした敵を嘲笑っているのではない

「あははははははは・・・・・!!
 ありがとう!宗像さん・・・・!!」

            スリル        ・ ・ ・ ・ ・
ただ・・・・命に迫る『危険』が、無性に楽しかったからだ・・・・!!
零れ落ちる言葉は己を追い詰めてくれた宗像への感謝
その瞳に宿る熱は『死』に触れた事への『狂喜』

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

笑みが止まり、宗像を見つめる瞳が急激に冷たさを増す
その視線は地に倒れ伏す宗像の、その奥に宿る小さな命の鼓動を見つめていた
今なら・・・・彼を殺す事が出来る・・・・

515宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/11(木) 18:50:43
>>514

『極上の刺激』を味わい、その余韻に浸りながら、熊野は『それ』を見た。

              ・・・・・
仰向けに倒れた宗像の横に、『一枚の写真』が落ちている。
戦っている途中で、作業服のポケットから零れ落ちたらしい。
その『写真』が視界に入った理由は、既に『絨毯』が存在していないからだ。

実際に試して分かった事だが、
『絨毯による拘束』は期待した程の効果を発揮しなかった。
宗像という『接地の妨げ』になる物を下敷きにしていた為に、
『元々の接地面積』は『地面に敷いた場合』と比べて狭くなっていた。
さらに真下から持ち上げられた事で、
通常よりも容易く『面積の半分以上が接地しない状態』になり、
熊野の意思を介さずに『強制解除』されたのだ。

一見した所、写真の『撮影年代』は最近ではなく、
少なくとも『数十年前』に撮られた事が推測できる。
『被写体』となっているのは一人の『若い女』だ。
外見から窺える年齢は、熊野よりは少し年上だろう。

『写真の女』は優しく微笑んでいる。
しかし、どこか『奇妙な印象』を受ける表情だった。
あたかも『別れを惜しむような微笑み』を浮かべているのだ。

   『映っているのが誰か』は分からない。

       『何故これを持っているか』も分からない。

熊野に分かるのは、ただ『目の前の男が持っていた』という単純な事実のみだ。

516熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/11(木) 23:37:11
>>515

「・・・・・・・・・・・・。」

         ぽたり・・・・
                  ぽたり・・・・

ぽたぽたと流れ落ちる血液と共に、己の胸を焦がしていた『熱』が急激に冷めていくのを感じる
 スリル
『危険』に浮かれている時には気にも留めなかった認識・・・・それは倒れ伏す『彼』に対しての評価
『ノコギリ』による一撃は確かにこの身を傷つけた。肉を裂き、血を流した・・・・だが
彼が命をかけて行った攻撃は、己の『命』には到底届きようがない一撃であった

「・・・・・・・・・・・・。」

改めて、熊野の視線に氷の様な冷ややかさが増していく
           ・ ・ ・ ・   オトコ
『宗像征爾』とは『この程度』の『危険』だったのか、と

「・・・・・・・・・・・・。」

ほんの少しの物足りなさを感じながら、己の『従者』に意志を伝える
それは遊んだ玩具を後片付けするように、宗像征爾の命の灯を消し去ろうとし・・・・

「・・・・・待って」

不意に、落とした視線が『それ』を捉えた
数十年前に撮影された古びた写真。『若い女』の姿・・・・
恐らくは宗像が後生大事に抱えていたものなのだろう
こんな古びた物を持ち歩いていた事に、彼がどれ程この写真を大事に思っていたのかが察せられる

     熊野はその『写真』を地面から摘まみ上げて・・・・・

「・・・・・うん。壊れた玩具はリサイクルしないとね」

   ビリ・・・

            ビリビリ・・・・・

         ビリィ・・・・・・!!

摘まみ上げた『写真』を
   二度と復元する事が出来ないくらい徹底的に
       破り、砕き、踏み躙って・・・・この世から消し去った

「宗像さんは・・・・少しだけ期待外れだったけど」

「こうしてくれれば、ほんの少しくらいは再起に期待できるかも
 ね?だって、『怒り』や『憎しみ』というのは強い力になるんですもの、ね?」

           『・・・・・・・・・・・・・・・。』

独り言のように呟いたその言葉は、傍に居る『従者』に向けられたものであった
言葉を受けて『従者』は無言のままその場に立ち尽くす

「・・・・・・・(むっ)」

「・・・・・・あ!」

「ああ!ごめんなさい『エヴァ』!
 そう言えば貴女の発言権を戻していなかったわ!」

「本当に悪いと思っているのよ・・・・でも貴女が宗像さんと繋がりあってるみたいに見えて
 つい・・・・あんな事を言ってしまったの。嫉妬心なんて本当に良くない事だけれども
 ねえ、ごめんなさいね・・・・・『エヴァ』」

『お嬢様・・・・』

「ああ!ああ!忘れていると言えばもう一つ!
 このままじゃあ宗像さんが死んでしまうから、救急車を呼ばないと!
 スマホ、スマホ・・・・・あった」

寒風吹きすさぶ森の奥で、女は緊急番号へと通話をかける
そして、いくつかの状況説明の上で、2人分の救急車を要請した

「ええ!そうなんです・・・・
『ノコギリを持った不審者の男』に襲われて・・・・」

警察へは、『ノコギリを持つ第三者』の通り魔に襲われた事にした
実際に自分の身体はノコギリで斬られたような傷がつけられており、
現場には凶器が残されていないのだ
スタンド能力を知らない警察にとっては、『第三者』が居た事を疑うに十分な状況だろう

そして・・・・しばらく後に現れた救急車に運ばれて
『宗像征爾』と『熊野風鈴』は病院へと連れられて行く次第となった


宗像征爾『アヴィーチー』⇒『頭蓋骨骨折』『急性硬膜外血腫』『下顎打撲傷』
                  『全治2か月』

熊野風鈴『フォー・エヴァ・ロイヤル』⇒『両側前腕裂創』『胸腹部裂創』
                        『全治1か月』


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