1 N:片言丸 ◆MACDJ2.EXE D:2005/09/21(水) 15:22:34 政治・選挙に関わるさまざまなことについて
162 N:片言丸 ◆MACDJ2.EXE D:2008/10/20(月) 09:19:09 自由連合、徳洲会に負債72億円返さず 事実上の献金 2008年10月20日3時0分 徳田虎雄前衆院議員(70)が理事長をしている医療法人「徳洲会」グループから同じ徳田氏が代表に就いている「自由連合」への貸付金が72億6千万円余に上っていることが分かった。すでに法律上の政党の資格を失い、特別な資産もない自由連合が返済する見通しはなく、貸付金は事実上の献金となる可能性が強い。徳洲会グループと自由連合は、徳田氏だけでなく幹部もほぼ重なるという特別な関係にあるが、こうした手法を可能にしたのは、政治資金規正法に借り入れをめぐる規制がないためだ。
徳洲会グループから自由連合への巨額の貸付金が返済不可能となれば、結果としてこれと同額が献金されたのと同じことになる。当初から献金であれば、限度額などの量的な制限がかかるが、貸付金を名目にすると制限を受けずに済む。献金の量的制限を骨抜きにする手法だ。
自由連合に貸し付けているのは、病院や診療所、老人ホームなど260を超える施設を擁し、国内最大規模の医療グループとされる徳洲会グループ(本部・大阪市北区)の2社とその役員。医療機器リース会社「インターナショナル・メディカル・リース」(大阪市、IML)と不動産賃貸会社「インターナショナル・ホスピタル・サービス」(同、IHS)で、いずれも徳洲会の系列病院などとの取引が主な業務だ。
07年分の自由連合の政治資金収支報告書によると、IMLからの借入金は本部と地方支部で計約70億6500万円。ほかにIHSから8800万円、役員から1億1千万円も借り入れている。一方、07年末現在で、貯金にあたる繰越金は1千万円足らずとなっている。
自由連合は、90年に発足した無所属議員の政策集団が前身。94年に政党となり、徳田代表が衆院議員を4期務める間、各選挙でタレント候補らを多数擁立。一時は国会の議席を失ったが、98、01年の参院選で選挙区の得票率が全国で2%を超え、政党交付金を受けられるようになった。
しかし、05年9月に病気で引退した徳田氏から党代表を継いだ次男の徳田毅衆院議員(37)=衆院鹿児島2区=が06年11月に離党した後、自民党入り。療養中の虎雄氏が代表に戻ったが、国会議員がいなくなり、昨年7月の参院選で候補者を立てなかったことから政党要件を失い、現在は企業献金も政党交付金も受けられなくなっている。
自由連合の会計責任者でもある能宗克行・徳洲会グループ事務総長の話 借入金は自由連合の政策を流布するため主に選挙運動に使った。企業でいえば資金が回らなくなったのは事実だが違法ではない。医療を良くするためという信念に基づいており徳田虎雄でなければあんな選挙はできなかった。徳洲会グループは自力で収益をあげ、余力を政治活動に回している。へき地や離島の医療など国がやらないことの重要性を流布するためにも政治活動は必要だ。企業でいえば広告宣伝費にあたり、徳洲会の収益規模に照らせば巨額とはいえないだろう。(西川圭介)
163 N:片言丸 ◆MACDJ2.EXE D:2008/11/18(火) 07:19:16 党首会談:決裂 首相、さらに窮地 2次補正で持論と党、板挟み ◇終盤国会波乱含み 麻生太郎首相は17日、民主党の小沢一郎代表との党首会談で、追加の経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案の今国会提出について、結論を先送りした。2次補正の柱となる定額給付金を巡っては、政府内調整が混乱した経緯があり、国会審議の新たな火種となるのは必至。一方、提出を見送れば、政権が強調してきた「経済重視」のスタンスに疑問符がつきかねず、首相は苦しい判断を迫られている。
党首会談で、首相は2次補正の今国会提出を求めた小沢氏に対し「(民主党は)審議をしていただけるのか。(早期に)採決していただけるのか」と逆質問。小沢氏は「賛成はできないだろうが、国会として結論を出すことは、代表として責任を持って約束する」などと迫ったが、首相は「急いで(法案を)取りまとめる」と述べるにとどめた。
首相は金融サミット出席で訪れたワシントンでも、2次補正について「なるべく早い方がいいと私自身は思う」と述べ、今国会提出に意欲を示してきた。しかし、与党内では来年1月の次期通常国会に先送りすべきだとの意見が大勢で、首相には補正提出を明言できない苦しさがある。
党首会談の中身を聞いた公明党幹部は17日夜、「民主党の徹底抗戦で、審議引き延ばしとなれば、『2次補正も一緒に』となる」との見通しを示した。ただ、定額給付金を巡る混乱の一因として、首相の指導力不足を指摘する声もあり、与党内では「今国会に提出しても、野党からたたかれるだけ。仕切り直しした方がいい」との懸念がくすぶる。
一方、党首会談の決裂で、今国会の重要法案だった新テロ対策特別措置法改正案と金融機能強化法改正案の会期内成立は一転、不透明になり、終盤国会は緊迫した局面に入った。政府・与党は今月30日までの今国会の会期延長を検討しているが、審議の行方次第では衆院解散含みの展開を余儀なくされる。自民党幹部は「民主党に抵抗の理由を与える党首会談は受けるべきではなかった」と述べ、会談に応じた首相を批判した。【中村篤志】
毎日新聞 2008年11月18日 東京朝刊 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081118ddm002010046000c.html
164 N:片言丸 ◆MACDJ2.EXE D:2008/11/18(火) 07:19:32 党首会談:2次補正時期巡り決裂 政府・与党、国会延長論強まる ◇給油延長法案、民主が採決拒否 麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表は17日夜、首相官邸で約30分間会談した。小沢氏は、政府の追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案について「直ちにまとめて国会に提出すべきだ」と述べ、今国会への提出を要求。首相は「今の段階で答えることはできない。出せるように努力している最中だ」と明確な回答を避け、会談は決裂した。民主党は対決姿勢を強めており、インド洋給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案や金融機能強化法改正案の会期内成立は流動的になった。30日に会期末を迎える今国会の延長は不可避との見方が政府・与党内で強まっている。
自民、民主両党の党首会談は昨年11月2日の福田康夫前首相と小沢氏以来で、麻生政権では初めて。
党首会談が平行線に終わったことを受け、民主党は18日の参院外交防衛委員会での給油延長法案の採決に応じない方針を自民党に伝えた。与党は、野党が多数派の参院本会議での法案否決を経て、20日の衆院本会議で3分の2以上の賛成で再可決する構えだったが、来週以降にずれ込むのは必至。同法案は10月21日に衆院を通過しており、民主党が参院で採決に応じない場合、「60日ルール」によって12月20日までは再可決できない。一方、金融機能強化法改正案は今月6日に衆院を通過したばかり。同法案再可決が可能になるのは来年1月5日以降となる。首相側近は「会期を延長するなら金融機能強化法改正案まで成立させるしかない」と述べ、越年延長の可能性を示唆した。
小沢氏は会談で、給油延長法案などの採決日程先送りと絡めて、2次補正の今国会提出を首相に強く迫り、「審議をいたずらに引き延ばすことはしない」とも述べた。しかし、首相は「参院で決めた話を党首が一方的に破棄するのは納得しかねる」と反論し、補正提出の有無と重要法案の審議は無関係と強調した。
会談後、首相は首相記者団に対し、2次補正の今国会提出について「その考えがないわけではない」と語った。また、政府高官は「財務省の検討状況を慎重に見極めて判断する」と語り、延長幅次第では2次補正を提出する可能性に言及した。
会談は民主党が自民党に要請。自民党の細田博之幹事長、民主党の鳩山由紀夫幹事長、山岡賢次国対委員長、河村建夫官房長官らが同席した。【中田卓二】
毎日新聞 2008年11月18日 東京朝刊 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081118ddm001010002000c.html
165 N:片言丸 ◆MACDJ2.EXE D:2008/11/18(火) 07:20:59 民主が仕掛けた党首会談のワナ 政府与党は苦渋の決断「会期延長」 (1/2ページ) 2008.11.18 00:53 麻生首相との会談を終え、記者会見する民主党の小沢代表=17日夜、東京・永田町の民主党本部 民主党の小沢一郎代表は17日の党首会談で、新テロ対策特別措置法改正案の参院採決を「人質」にして、平成20年度第2次補正予算案の今国会提出を迫る強硬路線にかじを切った。麻生太郎首相が「政局より政策」と唱え、景気回復を重視する考えを表明していたにもかかわらず、補正予算案の今国会提出に慎重姿勢を崩さない「矛盾」を突いた格好だ。これに対して、政府・与党は年末年始までの大幅な会期延長を断行してでも新テロ法案などの成立を図る構え。ただ、景気悪化の懸念が深まる中、民主党もいつまでも強硬姿勢を貫けるかは不透明。これからクリスマスにかけて与野党対決は激しさを増しそうだ。
小沢氏「国民との公約を実現しないのは遺憾であり理解できない」
首相「10月30日に(編成方針の発表を)やったばかりで、調整している。出したいという思いはある」
17日の党首会談で、首相は、2次補正の編成作業が手間取っていることを理由に、小沢氏が求めた今国会提出には応じられない考えをやんわりと伝えた。今国会に提出させて、その審議期間中に衆院解散含みの国会運営を仕掛けて、政府・与党を追い込んでいく−。そういう小沢氏の思惑は肩すかしを食らった。
民主党はこれまで、新テロ法改正案や金融機能強化法改正案の採決に応じ、会期延長を求めない考えだった。小沢氏が方針を転換したのは、首相が緊急首脳会合(金融サミット)に出席した際の14日、記者団との懇談で、衆院解散を来春以降に先送りする考えを示唆したことだった。小沢氏は「完全に頭に血が上った」(幹部)。
終盤国会の対応協議のため、17日午前に党本部で開かれた役員会。菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長、山岡賢次国対委員長から首相への批判が相次いだ。その発言を引き取る形で、小沢氏はこう言い切った。
「オレが直接、聞いてやる」
強硬路線を堅持し、補正予算案提出を先送りする政府・与党を揺さぶり、次期衆院選を視野に国民の支持を拡大する。民主党幹部は会談後、今後の国会運営に自信をのぞかせた。
「補正予算案で国民の関心の高い分野を突いていけば、麻生政権に打撃を与えることができる」
しかし、小沢氏には首相に伝家の宝刀を抜かせられない焦りもある。
共産党の市田忠義書記局長は17日夜の緊急記者会見で、こう語った。
「自民党も民主党も迷走しているということだ」
◇
「9割は小沢氏が話していた。首相は借りてきた猫だった」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
166 N:片言丸 ◆MACDJ2.EXE D:2008/11/19(水) 11:31:42 参院、再び主戦場 小沢氏満足 与党煮え湯 2008年11月19日 07時08分
野党委員が欠席し空転した参院外交防衛委=18日、国会で 麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の小沢一郎代表の党首会談が物別れに終わったことを受け、ねじれ国会の最前線となる参院審議は18日、空転状態に陥った。それぞれが相手の「国会合意」破り、「国民との公約」破りを攻撃し合う混戦状態。臨時国会終盤戦の波乱はどこまで−。
参院で少数の与党は、再び煮え湯を飲まされることとなった。
この日は外交防衛委員会で、インド洋での給油活動継続のための新テロ対策特別措置法(給油新法)改正案の採決、経済産業、国土交通の二委員会でも承認案件の採決が予定されていた。ほかも含めて予定されていた全六委員会の審議は完全にストップ。野党側とはすべて審議日程を合意済みだったため、与党の反発は収まらない。
自民党の参院国対委員会は、各委員会の理事に対し、民主党に納得のいく説明を求めるよう指示したが、返ってきたのはいずれも「党の方針」との答え。
鈴木政二参院国対委員長は記者会見で「党の方針、というたった一言で約束が破られるのなら、国会は暗黒の世界に入っていく」と民主党を強く批判した。
与党にとっては、「ガソリン国会」と呼ばれたことし前半の通常国会で、民主党が三月までの事態収拾策について衆参両院議長のあっせんを受け入れながら、ほごにした記憶も新しい。このため自民、公明両党の参院国対委員長は十八日、江田五月参院議長を訪ね、与野党合意順守について民主党への働き掛けを求めた。しかし、江田議長は「承りました」と述べるのみ。与党側には無力感が漂った。 (清水俊介)
◆会期延長狙い通り
「麻生首相は、しっかり経済対策をやるということで、選挙を先送りした。国民との公約は大変大事だ」
民主党の小沢一郎代表は党役員会で、二次補正予算案提出を迫った党首会談の内容を説明。首相の姿勢を厳しく批判するなど約二十分間にわたり熱弁を振るった。出席した幹部によると「いつになくご機嫌だった」という。
今のところ、国会攻防は小沢氏の狙い通りに。給油新法改正案採決を拒否したことで、政府・与党は、臨時国会の会期延長をせざるを得ない状況に追い込まれている。
いったん合意した採決日程を覆したことへの批判もあるが、山岡賢次国対委員長は党代議士会で「国民の生活を守る方が重要だ。国民サイドに立った国会の進め方をしなければならない」と述べ、気勢を上げた。
ただ、野党四党国対委員長会談では、社民、国民新両党が民主党の方針を基本的に了承したものの、共産党は反対。社民党内などにも「理屈が通らない」との声がある。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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