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百合ごっこ 似非科学・形而上とかのスレ

1名無しさん@秘密の花園:2009/04/17(金) 22:41:43
…まあ、私が良く書いちゃってた、ポストモダニストも吃驚な、似非科学を駆使した駄文だとか、
「死」だとか宗教だとか生物だとか、そう言った形而上的な事柄を扱う場合だとかは、
こっちのスレに隔離されてれば、本スレも遣り易いんじゃないかなぁ…。

…と言うか、何故かこの掲示板は、「study」に位置しちゃってるっぽいので、
(…多分、妹3ちゃんが、私の発言内容に、幾らか感銘を受けちゃったりした事が有るのが、要員でしょうが…)
それを考慮しても、少しはガクジュツっぽい雰囲気だけは、有った方が良いのかなぁ…。

…とは言え、内容は完全に、私の蕩ける様な脳味噌の中身の射影が、漏れ無く味わえちゃう
糞っぷりなので…正に、隔絶されるべくして、隔絶されたスレ…。




※このスレの内容はフィクションです。
実在の人物、組織、団体、職業、宗教、思想、自然科学、社会科学、似非科学、東方、ネットキャラ、アトリエかぐや等とは、一切関係が有りません。
予てご了承下さい。

2名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:27:21
どうも、姉3だよ。

…それで、早速 >>1 から、

要員→要因

だとか遣らかしてるね。

レス番1と言う看板でこれなのだから、お頭の程度が知れてしまうね。

…まあ、こんな私の書く文章だから、誤字を一々論っていたら、私の身が持たないけどね。



それはさて置き…久し振りに、電波全開の駄文と行こうじゃないか。

3名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:27:52
んー、私の妹のコンプレックスを色々と刺激するかも知れないけど、何やら、東大の工学部では、
3年の冬学期に、工学部共通の講義として「脳科学入門」を遣るらしいんだよ。

それで、私の妹も、「東大がなんぼのもんじゃい!」と思える様になる為にも、
(幾分工学的な)脳科学を、東大生より一足先に遣ってしまうのも良いと思うんだ。

…とは言え、私はお頭がくるくるぱーなので、君に教えられる様な事が何も無い。

其処で、君に「勝手に考えて貰う」事をメインとして、遣って行こうと思うんだ。

こう、禅問答みたいな物でね、「答えは言わない。答えは自分自身で勝手に見つけろ」と言ったスタンスと言うかな。

これは、

「知識」は身に付けたけれども、考える「知恵」が無い

と言われ勝ちな、「受け身な学生」のレッテルを退ける為にも、有効だと思うんだ。

勿論、私自身も楽だしね。

それでは、一つ、問題を提起して見ようかな。

4名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:28:23
行き成り、昆虫の話になるけど、昆虫が、性フェロモンと呼ばれる化合物に拠って生殖相手を探し、
交尾を実現させている事実位は、君も知っているよね?

此処からは、昆虫個体が、フェロモンと呼ばれる化合物を「情報伝達物質」として生産し、個体外に排出、
それが他の同種昆虫個体に受容された場合、そのフェロモンを受容した昆虫個体の神経系に何らかの作用を及ぼし、
「情報伝達」が達成される、と考えられる。

そのプロセスは、以下の様に分けられるだろう。

・フェロモンを生産する切っ掛けとなる、トリガーの発生
・フェロモンの生産、排出
・フェロモンの、環境中の物理学的漂流
・フェロモンの受容
・フェロモンに因る、受容個体の行動の変化

このプロセスの何れかを阻害すれば、フェロモンに拠る「情報伝達」は滞るだろうと考えられる。

例えば、アリの行列が続いている所に、その行列と地面との間に紙を割り込ませると、
アリ達の行列は崩れてしまう。
これは、地面に付着している「道標フェロモン」が受容出来なくなった為の動作だ。
また、フェロモンの生産時に、薬理学的な作用に拠ってフェロモンの生産を抑えてしまえば、
そのフェロモンを用いた「情報伝達」は一切行えなくなるだろう。

さて置き、此処で取り敢えず、一個の具体的なモデルケースとして、カイコガでの実例を見てみよう。

カイコガのメス個体は、オス個体を引き寄せる為に、性フェロモンを分泌する。

分泌された性フェロモンは、空気中に於いて、離散的な数多の小片となって、
流体力学的に、そして幾分カオス的に振舞いながらも環境中を漂い、その内に、
一個のオス個体の元へと辿り着く。

オス個体は、フェロモンを受容すると、そのフェロモンの発生源に近付く動作をし、
メス個体の元へ辿り着こうとする。

さて、此処で問題だよ。

オス個体は、如何遣って、空気中に離散的な小片となって漂っているフェロモンを手掛かりに、
メス個体の元に辿り着けば良いのだろう?

5名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:29:00
答えは、現実にフェロモンの発生源に辿り着いている、カイコガのオスに尋ねれば良さそうだね。

と言う訳で、カイコガのオスの、フェロモン受容のプロセスを追って行くよ。

カイコガのオスは、「嗅覚器官」(外部環境の特定の化合物を受容する仕組みを持つ器官)で有る触角に拠って、
メスの放つ性フェロモン「ボンビコール」を受容する。
ボンビコールはアルコールの一種何だけど、このアルコール類は、他の生物などが生産する事が、現時点では無い。
その為、ボンビコールが環境中に存在すると言う事は、粗一意的に、カイコガのメスが外分泌した物だと考える事が出来る。
因って、ボンビコールの発生源を追う事は、メス個体の存在する地点へと辿り着く事に繋がり、
結果、生殖行為が可能となる。


(この様な、「とある化合物」を同種他個体との「情報伝達」に用いる手法の堅牢性は、以下のアナロジーに拠って、
推し量る事が出来るだろう。
例えば鳥などは、特定の周波数で特定のリズムで発せられる「とある音」を、同種個体の「鳴き声」だと認識する。
また、ヒトなどは、「言葉」と捉えられる音を、ヒト個体が出力した物と考え、他の音を処理する部位とは異なる、
「言語モジュール」で処理を行い、「意味」を推量する。
これらの処理が現実に有効に機能しており、また、生物中に多分に見受けられる事からも、環境に分布している
「同種他個体の作り出したと思われる物」を、「同種他個体の情報伝達の手段」だと断定し、処理を行う事は、
それなりの堅牢性が確保されている物だと考えられる。

そして、この堅牢性が生じるのは、偏に生物進化の賜物だろう。

今、存在している生物は、全て、生物進化に因って生じた形質をしており、例外は無い。
それ故に、「生物進化」のプロセスに適合しない形質は、進化する事は無い。
詰まり、進化に因って生じ得ない形質は、現環境下に存在しない事になる。
この事が、「外部環境中に漂うとある物」を「同種他個体の情報伝達の手段」と断定する遣り方の、
堅牢性の担保となっている。

例えば、カイコガであれば、「生殖に必要」で有るが為に、ボンビコールと言う、他の生物個体が生産しない物を生産する。
此処では、「生殖」が為に「ボンビコール」と言う化合物が作られる様になった過程には踏み込まないけど、
仮に今、カイコガの生殖にボンビコールが「必要無い」という事態になったと仮定すると、
「ボンビコールを生産する為の組織や反応」は、全く以って無駄な物に成り下がる。
この場合、「ボンビコールを生産する組織などを捨て去ったカイコガ」が現れれば、忽ち、
「ボンビコールを生産する組織を持つカイコガ」は、自個体の「生産コストの高さ」が理由で、
「ボンビコールを生産する組織などを捨て去ったカイコガ」との競争に負け、絶滅するだろう。

そして、斯様な現象は、当然、全ての生物個体に当て嵌まる。
詰まり、「意味も無く、突然、何かしらの化合物を生産する組織を持つ」などと言う事は、
同種の個体との競争に負ける原因にしかならず、その様な器官はそうそう出現し得ない。
それが、カイコガを捕食する、カイコガの天敵で有ったとしてもね。
何故なら、数多有る化合物の中で、「カイコガの生産する性フェロモン」を、
「当てずっぽう」で(私の好きな言葉で言えば、「trial and error」だね)引き当てると言うのは、
現実的には殆ど起こり得ない。
(カイコガの天敵は、「ボンビコール」がカイコガの性フェロモンだと知る由は無い。)
故に、他種の個体が、「自分達が用いている情報伝達用の化合物」を生産する事は粗有り得ず、
「外部環境中に漂うとある物」を「同種他個体の情報伝達の手段」と断定する遣り方は、堅牢性が
保たれる事になる。

但し、「生殖」や「捕食」等の役に立つなど、生物個体に何らかの利益を齎す化合物の生産、と言うのは、
発展し得る(=進化し得る)為、若しも、「当てずっぽう」にせよ、「他種の情報伝達の手段になっている化合物」を
生産する事が出来る様になり、更にその「他種」が自種に取って捕食可能な種である等の、自種へのメリットが有り、
且つその「化合物」が、性フェロモンや集合フェロモンなどで有る場合、その化合物生産の仕組みは、進化し得るだろう。
要するに、他種の個体が用いるフェロモンなどで他種の個体を引き寄せ、捕食する、と言った様なプロセスは進化し得る。

6名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:29:44
(無論、その仕組みが進化するのは、

「とある化合物を生産する組織を作るコスト<とある化合物を用いる事で捕食が容易になった等のメリット」

であり、且つ同種他個体との捕食可能性に有意差が存在し、その上で「その有意差」故に異性個体に認められ、
生殖が有利になった場合に限られるけどね。)

しかし、仮に「他種の情報伝達の手段になっている化合物」を生産出来る様になったとしても、
それを受容する種は、「他種の個体が、“自分達が用いている情報伝達用の化合物”を生産する事は粗有り得」ない為に、
粗1種に限定され、その種のみを選択して捕食している種でも無い限り、メリットは然程大きくは無い。
また、上述した様に捕食対象となる種の「情報伝達物質」などを生産出来る可能性は、無に等しい為、
「他種の個体が用いるフェロモンなどで、他種の個体を引き寄せ、捕食する」と言う現象は、
自然界ではそうそう見られる物では無いね。
また、その様な、効果が局地的に過ぎる「進化」は、効果の程度が知れている事や、得てして、
効果が無くなるまでのスパンが短い事(その「情報伝達物質」を生産している種(=捕食の対象)が、捕食のされ過ぎで絶滅するなど)などから、
長い目で見れば、「遺される物」として選択され難い事も有るだろう。

…長くなったね。
カイコガの「メス探索システム」の話に戻るよ。)


では、カイコガのオスは、如何遣って、フェロモンの発生源の方向を確定するのだろうか。

昆虫の触角は、3次元空間の中に2つ、細長く設置されている。
工学を学んでいる君なら、この配置に拠って、フェロモンが何処から流れて来たかの計算が可能な事は解るよね。

触角の左右のどちらに、どの様なタイミングで、フェロモンが付着したのか。
その状況次第で、カイコガの脳に送られる電流のタイミングが変化する。
カイコガは、その時間差から、フェロモンの漂って来た方向を推測する事が出来る。

例えば、右の触角からの電気信号が、左の触角の電気信号よりも早かったのであれば、
フェロモンは右から漂って来ていると考える事が出来る。
また、左右の触角から粗同時に電気信号が来たのであれば、フェロモンは正面(触角の有る方を前として)から
漂って来ていると考えられる。
若し、正面からフェロモンが漂って来たのであれば、その方向に歩を進める事で、
フェロモンの発生源に幾らか近づく事が出来るだろう。


(工学的に言えば、「触角のどの場所に付着したのか」と言う事も、位置を探る為の重要な変数になるだろうね。
しかし、カイコガは、「触覚の先端と基底部との電位差」を「信号」として扱う為、「触角のどの場所に付着したのか」と言う情報は、
恐らく受け取ってはいないだろう。
その為、「触覚に於けるフェロモンの付着位置」は判別不能であるし、「付着位置」を根拠とする、
「フェロモンが何処から漂って来たか」の判断は出来ない。

仮に、それぞれの受容体に一個の専属のニューロンを配置し、それを一個の神経線維で結んで見たり、
それぞれの受容体に連番でも付けて、脳に信号を送る際に、その連番も一緒に送信したりすれば(そして連番と受容体の位置関係の
データベースが有れば)、どの位置の受容体がフェロモンを受容したかは解るだろう。
そうすれば確かに、より精密な3次元分解能で表された「セカイ」の情報を得る事が出来る。
だが、そもそもカイコガは、そんな「精密さ」などは、生存して行く上で必要としてはいない。

昆虫は元より、「少量のニューロンで機能」する、謂わば粗製乱造的戦略を取る事が胆なのだから、
仮令「工学的に可能」であり、その手法の方が「より精密」だとしても、大体にして
昆虫はそんな「より精密」な手法を必要としてはいない。

昆虫の戦略上、触角の一つ一つのレセプタに、対応するニューロンを置くリソースなど
確保のしようが無いし、そも、現時点で有効に機能している、「進化を経て、現環境でそれなりに“完成”されている形質」に
無駄に手を加え、無駄に拡張しようとすれば、得てして「生産コストの高さ」のみが付いて回る事になりかねない。
それでは、唯同種他個体との競争に敗れるのみだ。

(但し、ヒトなどが、環境の「淘汰圧力」に耐え得る様に選択的に、「世界のより精密な情報を得る手段」を後付けで接続した場合、
その個体は成功し得るだろう。
無論、それを後世に伝えて行くには、遺伝的な操作が必要になるが。)

7名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:30:32
また、上記の様な重厚長大な路線は、簡便な個体を大量に生産する事で、環境中を席巻している昆虫の生存戦略に逆行しており、
「環境中の自己複製可能な遺伝子数の増加」と言う観点からすれば、リターンに乏しい様に思える。

昆虫の戦略である「簡潔な仕組み」を離れて、「複雑な仕組み」を導入すれば、確かに、既存の昆虫類との過度な競争は避けられるだろう。
生息するニッチが変わり得るからね。
しかし、上述した『無論、その仕組みが進化するのは〜生殖が有利になった場合に限られるけどね』を満たさなければ、
ニッチが変わるどころか、唯単に、「重し」を付けて同種他個体と競争をする事になってしまいかねない。
また、多少ニッチが変わった所で、移転先のニッチは既に、「昆虫に蛇足的機能を付けた生物」以上に、その環境に適応している
「先行者」が席巻していると思われる。
因って、現在の形質を、戦略レベルに変化が有る程に大きく置き換え、「新天地」を目指す手法は、
そうそう成功する物では無いと結論付けられるだろう。

そも、重厚長大路線を絶対的な「良し」とするのは、その戦略で成功して来たヒトが、その遣り方を盲目的に信仰してしまう為だが
(複雑であるヒトは「高級」で、単純な昆虫は「低級」等の考え方)、第一に、生存環境が異なる二者を、同一の土台で見る事に無理が有る。

ヒトの生活する環境に於いては、「昆虫の形質は役立ち難い」のは尤もだが、昆虫はヒトのニッチに生息している訳では無く、
ヒトの生存的、遺伝的な戦略を前提として昆虫を語るのは、手落ちに過ぎるだろう。
ヒトと言う種族は、複雑化を是とする生物種の中でも、偶々、脳の複雑化に磨きが掛かった事で、その時分のニッチで成功出来た種であり、
同様の手法を以って、昆虫のニッチで成功出来るかと言えば、大いに疑問符が付く所だろう。
確かに、哺乳類に於けるヒトの成功の度合いは著しく、その成功を齎した「成功戦略」を「良き物」とする姿勢は理解出来るが、
その戦略が絶対的な物で無い事もまた、明らかだ。
ヒトと昆虫を同列に語り、また、「ヒトの方が優れている」と短絡的に結論付けるのは、お門違いも甚だしいと言わざるを得ない。


…幾分話は変わるが、ヒトの成功の度合いと言うのは、正に、競争の無いブルーオーシャンを見付けた、と言える程の物だろうけど、
その青い海も、ヒトが増殖し続けるに連れ、レッドオーシャン…比喩的に言うならば、赤潮的な状態になっている観は有るね。

…まあ、かと言って、此処でこう、幾分終末論染みた、「この世はヒトの営みの所為で段々と朽ち果てて行く…」などと言う、
飛躍的で短絡的な論理展開をする積もりも無いけれどもね。
しかし、ヒト個体数が増えて来ている事、新自由主義的資本主義的な社会システムに因って、
1ヒト個体が、生存に不必要なまでの大量のリソース(≒貨幣)を占有してしまっている事より、
多数のヒト個体に取って、「お先が結構真っ暗」なのは、事実だと考えている。
無論、ヒトの歴史と言うのは、支配と独占の歴史であるから、「今までと同じ事をしているのみ」と言われればその通りなのだが、
私はネオリベラリズム論者では無いから(…どちらかと言えば、社会民主主義的な考えに近いかも知れない。
但し、「≠第三の道」だけどね。また、「≠社民党支持」だね。この生き物生き物している世界で、
軍事力不保持を謳うのは、正気の沙汰とは思えない)、余りに「弱肉強食が生物の当然」と言う論理を振り翳したくは無いんだよね。

(とは言え(上記『正気の沙汰とは思えない』を受けて)、軍拡思想を持つ訳でも無いし、軍拡右派の思想を持つ人間達のマスコット的存在になっている
安倍何かを、再び擁立する動きが有る〜 だとか聞くと、寒気がして来るね。
また、自民党自体が、アメリカの新自由主義の犬で有る清和会を抱えていて、その勢力も未だそれなりの力を持つ事から、正直嫌いだね。
森などの持つ利権は、未だ凄まじいし、竹中の様なシカゴ学派の臭いがする学者を重用した事からも、ネオリベ臭がぷんぷんするからね。)

無論、生物的に考えれば、この世が弱肉強食なのは当然だし、ヒト個体も例外無く、遺伝的にその様に設計されているのだから、
現環境下での生存が覚束無い個体の言い分に対しては、「甘え」だとか「根性が無い」だとか「自己責任」と言いたくなるのも
解るのだけど、それでも、その様な設計上の「教義」を乗り越え、また、「利他的利己行為」をも乗り越えた行動を取り得るのが、
ヒトと言う生物なのだと思っているし、ヒトの、他種個体には無いスペシャリティ何だと思うんだよ。

8名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:31:24
…と、まあ、口当たりの良い言葉を弄して見たけれども、そんな「机上の論理の羅列」何ざ、所詮は「理想」に過ぎないし、
現実にはなりっこないんだよね。
また、そもそも、「これこそが理想だ!」だとか言う主義主張何て、個体個別的な概念に過ぎないから、
自身の「理想」が他者の「理想」とは限らない。
幾ら、「これこそが“皆”が幸せになれる世界だ!」などと思い描こうとも、

・実現出来ない
・「皆」が幸せになる保証など全く無い(と言うより、皆が幸せになる事は有り得ない)

と言うのが実際だからね。

現実の世界で、自身の主義主張を通すには、如何に「発言力」(≒社会的地位、権限)を手にし、それを以って、
如何に効率良く「自身に都合の良いコンセンサス」を作り出すのか、と言うベクトルでのアクションが必須であるし、
それが現実社会に於ける「理想実現」の実体だね。
それは鯔の詰まり、「競争」にヒト個体が完全に嵌っている事を示してもいる。
「競争」に打ち勝たなければ、自身の「理想」など、実現出来る筈も無い、と言う事だね。
そうでなければ、高々、何処ぞのblogや掲示板や居酒屋などで、吐き出せる位だろう。

また、「皆の幸せ」と言う主張に於ける、「皆」だとか「幸せ」だとか言う物は、個人個人で思い描く物は異なり、
個人個人で理想とする物は違う、と言う単純な事実から、絶対的な「皆の幸せ」の基準など無い事が導かれる。
詰まり、絶対的な「全体最適」などは存在しないし、幾ら「民主的」に多数決を取り、「コンセンサス」などを
作った所で、それは「全体最適」と言う看板を掲げた、「マジョリティに対しての最適化」に他ならない。
(また、得てして、その決定に因って、「マジョリティ」を自称する層の極一部に、莫大な利益(≒貨幣)が流れ込む事も多い。)

また、大体の「コンセンサス」などと言う物も、発言力が強い者(≒武力や経済力、統制力など、その生物種に於いて優れている者)が
作り出してしまう物だ。
現代の場合であれば、「コンセンサス」とは、マスメディアを握った者が作り出す物で有るし、
それだけメディアは、「庶民を流す」影響力が有ると言う事にもなるね。
まあ、コンセンサスを作り出せる様な強いリーダー個体には従属的に従う、と言う行動は、生物で有るヒトでは、
如何しても避けられない物であるし、それが現実なのだろうね。

そんな中で、「弱肉強食はヒトに有るまじき思想」などと言う、糞ガキの様な青い理想を、未だに大事そうに取っている私と言うのも、
実に青臭くて中二的だとは思うけれども、どれだけ批判された所で、「理想の様な世界になれば良いなぁ…」と思ってしまうのも、これまた現実。

…ま、そんな甘さと言うか、脆弱な所が有るからこそ、私には現段階で社会的地位などは無いし(勿論、これからも無いだろう)、
この社会で上に上り詰める様な器でも無いのだろうね。

…ん、カテゴリが、「政治・処世術」辺りになって来た気がするね…。
この続きは、また別のスレでも立てて書いて見ようかな…。


…まあ、スレの趣旨に沿って言うなら、「捕食、排泄を続けて、エントロピー減少系で居続けなければならない」と言う制約が有る以上、
詰まり、他個体のリソースを奪取する目的で捕食等を行い、自個体と言う系の維持を続けて行かなければならない限り
(そしてその行為が、快楽や不快などに拠って、事実上のドグマとなっている限り)、
「私」は他者を出し抜いて「生き抜こう」とするだろうし、それこそが「生物」なのだから、
私の青臭い主張などは、所詮は、妄言に過ぎないのだろうね。

…さて、カイコガの話に戻ろうか。)


しかし、幾ら「現時点での正面」が解った所で、それだけでメス個体の元に辿り着ける訳では無いのは当然だ。

何しろ、空中を飛び回り、自身の3次元的な位置を制御しつつも、これまた3次元に存在するフェロモンを追って行く事は、
中々に困難な代物だからね。
更に、フェロモンの発生源で有るメス個体もまた、一定の位置に存在し続ける訳では無い。
さて、ならば如何すべきだろうか。

9名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:32:23
…と、此処で種明かしをするけど、そもそも、カイコガは「飛ぶ」事が無いんだ。
彼女等は、絹を目的としたヒトに養殖され、増殖して行く内に、飛ぶ能力を失ってしまったガで、
唯一の、ヒトに完全家畜化された生物種らしいんだ。

うん、詰まり、カイコガのオスは、「歩く」事に拠って、フェロモンを放出しているメス個体の場所へと
辿り着こうとするんだ。

だから、想定される空間は、2次元的な空間になるし、カイコガのオスも実際に、「高さ」を考慮せずに動作し、
「歩いて」メス個体の場所に辿り着いている。

さて、では「歩く」事を前提として、環境に離散的な小片として分布しているフェロモンの発信源に到達するには、
如何すれば良いだろうか。
今一度、カイコガのオスの動作を見て行こう。

触角には左右が有る為に、受容されたフェロモンが、2次元空間上のどの方向から来たのかを計算する事が出来、
「向かうべき方向(正面)」の設定が出来る事は、前述したね。

けれども、此処には一つ問題が有る。
フェロモンは、何度も言って来た様に、「環境に離散的な小片として分布している」為に、
「連続的に受容」する事が出来ないんだ。
詰まり、「正面を連続的に確定し続ける事が出来ない」んだよ。
これは、「フェロモンの発生源に辿り着く為に、フェロモンを探し当てる必要が有る」事を物語っている。
また、勿論、メス個体だって一個の生物として動き回っているので、「フェロモンの発生源の位置が時間と共に変動する」事になる。

以上を踏まえると、「正面」を一度設定した所で、何の役にも立たない事が解るだろう。
何とかしてフェロモンを受容し続けなければ、過去に設定された「正面」にメス個体が居る保証など、何処にも無い。

其処で、カイコガのオスは、フェロモンを何らかの行動で探索し、「フェロモンを受容出来ている間だけ、“正面”に邁進する」
と言う手段を取っている。

では、フェロモンの受容が出来なくなった場合の、「フェロモンを探す行動」とはどの様な物になるだろうか。
具体的に頭に描けそうかい?
カイコガは、「工学的に妥当」な方法で、フェロモンの発生源に辿り着いているよ。

さて、それでは此処で、カイコガのオスが「歩いて」フェロモンを探索する、即ち、2次元的にフェロモンの所在を探索する手法を、纏めて見よう。

まず、空を飛ばずに歩く事から、「高さ」の変数を無くして、擬似的に二次元空間を想定するよ。
実際のカイコガも、「高さ」の変数は無視しているからね。
それでも、フェロモンの発生源に辿り着くには十分な、行動パターンが組み込まれている。
その行動パターンを見て行こうじゃないか。

フェロモンの受容器官で有る左右の触角にフェロモンが付着した場合、何mvかの電位差が発生するが、
左右の触角に発生する電位差の時間差を元に、フェロモンが左右前方何れの方角から来たのかを計算する事が出来る。
そして、フェロモンが来た方向が解れば、その方向に体を向き変え、前進すれば良い。
これは、これまでにくどい程書いて来たね。

但し、

・フェロモンは離散的な小片として分布している
・フェロモンの発生源で有るメス個体の位置は、常に変化している

この事実を踏まえると、当然、それだけで如何にかなる物でも無い事が解る。

左右の触角両方に、殆ど同時にフェロモンが受容される(=殆ど同時に、電位差が運動中枢に伝達される)時は、
フェロモンが「正面」から受容された時と考えられ、その場合は個体を前進させれば、フェロモンの発生源へと近付く事が出来るだろう。
しかし、フェロモンは離散的なパーツとして漂っており、前進の途中でフェロモンの受容が途切れる事は、幾度と無く発生する。
また、メス個体の位置は、逐次変化している為、フェロモンの流れを追わずして、メス個体の元へと辿り着く事は困難だ。

けれども、フェロモンは非勾配で非連続的な分布で漂っている為、只管に前方に進んでいるだけでは、
フェロモンの行方を追う事が出来ない公算が高い為、如何にかしてフェロモンを「探索」しなければ行けない。

10名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:33:33
(尚、「一週間」と言う生存時間内に、メス個体を発見し、生殖を行わなければならない制約上
(カイコにはカゲロウが如くに、「摂食器官」として機能する口が無く、基本的には太陽光以外のエネルギーは取り込めない。
即ち、運動に要するエネルギー源は、「食い潰したらお仕舞い」と言う訳だ)、
フェロモンの受容が途切れた場合に、フェロモンの探索をしない、即ち、メス個体の探索を打ち切る事は、
効率性の観点から、取り得る行動では無い。
また、メス個体の探索を、余り信頼性の低い仕組みに頼る訳にも行かない。
フェロモン受容の段階では、それこそ1分子のフェロモンでも受容されれば、信号が脳に送られる程の感度を持ち合わせているのに、
その信号を利用する「行動基準」の部分が信頼性の低い物で有れば、其処がボトルネックとなってしまう。
それ故に、「フェロモンが受容出来なくなった時点で、フェロモンの探索を行う」と言う「誠実な」手段を取らずに、、
「フェロモンが受容出来なくなっても、取り敢えず、設定された“正面”へと邁進し続け、その過程で若しフェロモンが受容されれば、
“正面”を再設定する」等の、アバウトで信頼性に欠ける手段を取るなどと言う訳には行かない。)

(因みに、「フェロモンの受容が出来なくなった」と捉えられるスパンは、概ね200msから500ms程度らしい。
詰まり、一度フェロモンを受容すれば、その期間はニューロンが発火し続け、「前進」を行う訳だ。)


では、環境中を離散的な小片として漂っているフェロモンを探索する手法を考えて見よう。

唯、「考える」とは言っても、「先程まで自身の周囲に有った」、詰まり、「現時点でも自身の周囲に有る可能性が高い」フェロモンを探索する場合
(無論、条件として、フェロモンを受容出来る器官が二本の触角のみだとして)、
取り得る行動は、オノマトペ的に言えば、「きょろきょろ」以外に無いだろう。

現時点で、自身の前方(触角の探索範囲)にフェロモンが存在しなくなったが、先程までは確かに前方に有ったのだから、
その条件下で探索を行うならば、まず、自分の前方を探すのが当然だろう。
また、そうでなくとも、フェロモンを探し当てる事が出来る唯一の器官で有る触角が、個体の前方に固定的に接続されている以上は、
行き成り、現在の個体の位置と掛け離れた場所を探索する事などは出来ない。
「探索」に音波を用いるコウモリやイルカなどで有れば、話は別だろうけどね。

さて、実在のカイコガのオス個体も、フェロモンが受容出来なくなると、まず、ジグザグに歩行する行動を取る。
此処での「ジグザグ」とは、正弦波や三角波を思い浮かべて貰えば良いだろう。
こうすれば、自個体の前方に付いている触角が、前方の幾らかの範囲を探索する事になり、
「前方周辺」に存在するフェロモンの受容を試みる事が出来る。

そして、その「前方周辺探索」でフェロモンが受容出来れば、再び、左右の触角の受容タイミングから「正面」を割り出し、
その方向に向けて歩き出す。

そしてまた、フェロモンが受容出来なくなれば、ジグザク歩行の動作を行う、と言う事になるね。

けれども、「ジグザグ歩行」を行ったとしても、そう簡単にフェロモンが見付かる場面ばかりでは無いだろう。
カイコガのオスは、ジグザグ歩行でフェロモンが見付からない場合、徐々に「ジグザグの幅」を広げる行動に出る。
波形で言えば、振幅を増やして行く格好になるね。
こうすれば、探索範囲が幾らか広がる為、フェロモンが見付かる可能性も高まるだろう。

だが、幾ら自個体の「前方」のみを探索しようとも、フェロモンが見付からない場合は間々有る。
詰まり、「前方へのジグザグ歩行」のみを続けていては、仮にフェロモンが真横などに漂っていた場合には、
どれ程探索しようともフェロモンを受容する事は出来ない。
ジグザグ歩行は、フェロモンが「前方」に存在すれば(得てして、「先程まで正面に有った」フェロモンは、
自身の前方に位置する可能性が高い)、効率的な動きなのだけれども、仮に、「前方」にフェロモンが存在しなければ、
幾らジグザグ歩行をした所で、フェロモンは見付からないだろう。

11名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:34:38
其処でカイコガのオスは、数秒間の間、何度か振幅を増やしたジグザク歩行を行い、それでもフェロモンが受容出来なければ、
今度は「円」を描いて歩行する行動に出る。
この時の「円」の半径rは、ジグザグ歩行時の振幅yよりも幾らか大きい値になる。
この回転歩行行動であれば、触角は360度、周辺を隈無く探索する事が出来る。

そして、回転歩行でフェロモンが見付かれば、三度、「正面」の設定と直進歩行行動を取り、これまたフェロモンが受容出来なくなれば、
ジグザグ歩行→回転歩行を行う。

詰まり、

フェロモン受容

直進歩行

↓受容出来なくなれば

ジグザグ歩行→→→受容出来れば→→→直進歩行に戻る

↓受容出来なければ

回転歩行→→→受容出来れば→→→直進歩行に戻る

こういうプロセスになっているんだ。


(どれ位の時間、探索活動を行ってもフェロモンが見付からなければ、「もう周囲にフェロモンは無い」として回転歩行を止め、
探索を諦めるのかは、一寸データが無いので解らないけれども…。
唯、成虫のカイコガの目的は、「生殖」以外の何物でも無いのだから、基本、「常にフェロモンを探している」とも言えるかも知れない。
それでも、回転歩行がどの程度の期間続くのか、即ち、一度スイッチが入った、「フェロモン探索プロセス」のニューロンの状態が、
平常時と変わらなくなるまでの時間tの設定に因って、「生殖の効率性」は変わって来そうだね。)

12名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:36:02
さて、概ね、カイコガのフェロモン探索のモデルに就いて解って来た(?)所で、愈々本題の、「問題提起」と行こうかな。

上記のカイコガのモデルが、物理学的に実現可能で有り、工学的に実装可能で有る事は解ると思うけど
(現に、「カイコガ」として実装されているね)、では、このカイコガモデルをより堅牢で効率的なモデルにする為には、
如何すれば良いだろうか?

うん、単に、これが言いたいが為に、此処まで長々と駄文を書いて来て見たんだけど、如何だろうか。

今の君の中には、何か良い案は出て来るかな?

こう、「現行製品の改良」と言った話は、工学を生業とする場合には、多々出て来るだろうからね。

こういう「禅問答」の研鑽を積んで置く事は、決して悪い事では無いと思うよ。

「工学的知識は豊富でも、自分の手でそれを応用して、何かを作り出す事が出来ない」と
言われない為にもね。



また、余談になるけど、神経細胞で有るニューロンには、「順応」と呼ばれる、
継続的な入力に対して反応が弱くなって行く機能が有る。
(例えば、部屋に香水の類を噴霧した場合、初めは強く匂いを感じるけれども、
次第に匂いを感じなくなってくるのも、順応に因るんだ。
匂いの元の化合物が受容されなくなったから、匂いを感じなくなったのではなく、
化合物自体は鼻で受容されているにも拘らず、ニューロンレベルで「順応」と言う処理が
行われるからこそ、匂いを感じなくなる。
それ故に、一度その部屋から出て、ニューロンの順応が解けた頃に部屋に戻ると、
香水の匂いをそこそこ強く感じる事になる。)

この機能は、ヒトにも昆虫にも、ニューロンを単位として計算処理を行っている個体には、
大体備わっている機能の為、カイコガがフェロモンの受容を行う場合にも、
「連続的な受容」が行われれば、順応が発生し、「前方」のリアルタイムな更新が出来なくなってしまうだろう。
しかし、現実にはフェロモンは、「離散的な小片」として分布する為、カイコガは順応に悩まされる事無く、
メス個体の元へと辿り着ける様だね。

この辺りは実に上手く出来ていると思うし、「自然環境」と言うフィールドで工学を駆使して様々な物を製作する場合に、
思わぬ変数が出て来る事に気付かせてくれてもいると思う。

…まあ、「全ての変数を考慮」何て、土台無理な話だから、完全に、突発的な不具合発生のリスクを排除する事は出来ないんだけどね。


…さて置き、この「順応」が獲得された経緯だとかを考えて見るのも、面白いかも知れないね。

一応、それぞれの個体(此処で言えば、ヒトだとか昆虫だとか)に、とある同一の機能(此処で言えば、ニューロンの順応)が
実装されている場合、その機能が存在しているのは、

・互いの同一の子孫から、継承された
・それぞれの個体が、それぞれその機能を見出した

と言う理由からになるのだけど、ニューロンの順応の目的、また、ニューロンの目的や、ニューロンが発生した当時の生物と
その生存環境等を考えて、その機能が実装されるまでの経緯の可能性を、色々と思い描いてみるのは、中々楽しいだろうね。

13名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:40:24
一応、参考文献を以下に記すよ。



『昆虫の微小な脳にひそむ知を探る』

ttp://jstore.jst.go.jp/image/research/pdf/R99/R993100970.pdf


…今回の私の話は、粗、↑の儘なので、これを見た方が、明らかに解り易いだろうね。



『フェロモンにより解発されるカイコガの行動制御機構に関する神経生理学的研究 (要旨)』

ttp://www.tulips.tsukuba.ac.jp/dspace/bitstream/2241/6790/1/A3720.pdf

…私は要旨でお腹一杯だけど、一応、筑波大は全文を公開しているみたいだね。
勿論、英語でだけどね。

ttp://hdl.handle.net/2241/6790



それと、これ何かは、幾らかニューロンの知識と工学の知識が有る人には、役立つかも知れない。
フェロモンを受容した場合に、右に動くべきか左に動くべきか、はたまた真っ直ぐ動くべきなのかを処理する為の、
神経回路のモデル何だけど、参考になるかな?

『理工学系からの脳科学入門』より引用

ttp://ossanloda.fam.cx/up/uploda1/loda.cgi?mode=dl&file=4367

…シナプスの結合が見難いけれど、如何結合したら、上手く機能するのかを考えるのも、
面白いかも知れないね。

14名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:43:07
…それと、「より堅牢で効率的なモデルにする為には〜」だとか言って見てるけど、要は、
「以下の特許にけちを付けて見るのは如何だい?」と言っているような物かも知れないね…。
これを、より効率化して見せろ、と言うかな…。

特許第3834648号『化学物質発生源探索装置』

ttp://jstore.jst.go.jp/image/patent/PDFpub/11/5/11517jpa_2005024426_0000.pdf



これは、「昆虫」と言う、自然界での淘汰圧を生き抜いて来た、今現在に於ける「それなりの完成形」を元にした物で有るから、
けちを付けるのは中々難しいかも知れない。
彼女等昆虫は、複雑な数式を解く事無く、「体当たり」で、即ち「トライアル・アンド・エラー」に拠って、
「生き抜く為の解」を探って来た訳だけれども、ヒトが、「工学的」に同一の仕組みを設計しようとすれば、
当然に、複雑な数式等を解く必要が出て来る。
これは、非常に骨が折れる作業だ。

しかし、昆虫の形質と言うのは、「生き抜く為の解」で有るが故に、「数式」から見れば、また「工学」の観点からすれば、
「非効率」で「最適でない」事を遣っている可能性も十分に有る。
彼女等は、「生き抜く事」が出来ればそれで良いので有って、数学的、また工学的な「最適解」などに興味は無いのだからね。

大体、「最適解」を追い求めるには、体の非常に微細な部分まで、木目細かく仕上げる必要が有るだろう。
けれども、「生物」としては、単に、他種との競争に打ち勝てる形質で有りさえすれば良いのだから、
そんな「無駄な設計コスト」を掛ける意味など、全く無い。

生物的には、無駄な設計コストを掛け、「完璧」を追い求めた所で、費用対効果から考えれば、正に「無駄」としか言い様が無いんだよね。
高々、

その「完璧」を追い求める事で、一体どれだけ、「他種との競争」に「打ち勝ち易く」なるんですか?

と問われ、ぐうの音も出なくなるのが落ちだろう。
…と言うより、無駄なコストを掛けた所為で、絶滅するのが落ちだね。

故に、「生物個体」の形質と言うのは「それなりの解」に収まる事になる。

だから、その「それなり」で満足している昆虫に対し、「工学」と言う視点から、「けち」を付ける事は十分に可能だと思うんだ。
その…無駄な「完璧主義的」な立場からの「けち」かも知れないとしてもね。

うん、仮令「無駄」だとしても、「思考実験」としては面白い話だと思うし、君も是非、考えて見ては如何かな?

15名無しさん@秘密の花園:2009/04/26(日) 03:45:09
…しかし、こう、生物進化と言う過程に因って、「昆虫」と言う、工学的に見ても非常に良く完成されている
仕組みが発生した事実に就いて考えるて見るのも、面白いだろうね。

その場合、個体の形質を決定する遺伝子を、基本単位として見て行っても面白いだろうし、
機能としての形質を単位に、その変遷を追って行っても面白いだろうね。

また、同様に、私達ヒトが発生するまでの過程や、発生後の「文化」や「文明」を単位に追って行ったりするのも、
面白そうだね。

…それと、これは幾分、形而上的な話題になるけど、生物進化と言う、ヒトの発生過程が、
「何らかの力」に因って制御されている、と謳うインテリジェントデザイン説何かの、
物理学的なアプローチに拠る可能性の検証だとかね、その辺りも面白いだろうね。
こう、ID論は、矢鱈と宗教的な色が強くなる…と言うか、ぶっちゃけて言えば、矢鱈とキリスト教臭くなるのが、
不満何だよね。
だから、時には学術的に取り上げるのも面白いと思うんだよ。
どうせ、「死」は永遠のテーマなのだからね。

…とは言え、幾ら、「物理学的には有り得ると言い得る」とか言う微妙な解を得られたとしても、
それを「有る」と断言する事が出来ない事は解り切っている訳だし、それを考えた所で、実際には何も変わりはしないのだけどね。


…ま、結局言いたい事って言うのは、「命短し学べや妹」だね。

学んだ所で、結末は同じだとしても、それは学ばない理由にはならないよね。


うん、お互い、精々頑張ろうじゃないか。


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