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第26回参議院議員選挙(2025年)

1OS5:2023/06/29(木) 08:11:56
2022年
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1612782754/l20
2019年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1468813199/l20
2016年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/l20
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l20
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l20
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l20
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l20

1224OS5:2025/07/26(土) 22:24:53
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20250723-OYTNT50008/
国民・立民「束ね役」不在 参政組織強化へ 
2025/07/23 05:00

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敗戦の一報を受け険しい表情を浮かべる浜辺氏(右)と小竹氏(20日、金沢市で)
 「擁立が遅かった。もっと対面での活動が多ければ、もっと伝えられた……」


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 投開票日の20日、落選が確実となった浜辺健太は敗因を聞かれ、声を振り絞った。国民民主党が浜辺の擁立を発表したのは2か月前。本人が語る通り、誰の目にも出遅れは明らかだった。

 県内候補者で最も若い浜辺は「若さと体力」を武器に知名度の向上を図り、1日10回以上にも及ぶ演説を重ねた。狙うは昨年の衆院選で比例復活で初当選した小竹凱の再現で、小竹は選挙期間中、ほぼ全ての日程で浜辺に同行した。小竹は「兄弟ができたような気持ちだ」と周囲に語り、演説時の所作などを事細かに指導するほど熱を入れた。

 ただ、主要野党で最も出馬表明が遅かった昨年の小竹でさえ、投開票までは約半年の猶予があった。

 今回は野党第1党の立憲民主党と、支持率で立民を上回っていた国民民主が水面下で主導権争いを演じ、調整が難航。4月上旬に社民党や連合石川を交えた協議会が設置されたが、「一本化を図ることが望ましい」との認識のみを確認し、自然消滅した。

 国民民主が浜辺で押し切ってからも曲折は続き、推薦を求められた立民は「県連支援」にとどめ、両党は溝を修復する間もなく公示を迎えた。社民は政策的な隔たりから支援には乗らなかった。名ばかりの一本化候補として担がれた無名候補の浜辺に、できることは限られていた。

 選挙戦中盤以降は自民党議員の「運のいいことに能登で地震があった」との発言を受けて追い上げの機運も生じ、緊急の選対会議には立民県連代表の近藤和也も参加した。それでも、最終盤の17日に実現した両党の合同演説会の聴衆はわずか30人程度。陣営関係者は空々しく、「あと1週間あれば」と漏らした。



 連合石川会長の福田佳央は浜辺の得票を「善戦だ」と評した上で、「立民と国民民主を束ねる強力なリーダーとなれる人材の出現が不可欠だ」と語った。

合同の活動で支持を集めた(右から)川、牧野、荒木各氏(18日、金沢市の近江町市場で)


 参政党躍進の波は県内にも押し寄せ、県内の比例票は8万3229票と昨年の衆院選の4倍に急増。選挙区候補の牧野緑も目標を大きく上回る約11万票を得た。

 参政は比例選に前県議の川裕一郎、同日投開票の県議補選に前金沢市議の荒木博文を立て、牧野を加えた「トリプル選挙」を展開。最終盤の18日に近江町市場を練り歩いた3人は、オレンジ色ののぼり旗を見て駆けつけた買い物客から握手攻めにあった。

 複数選挙を同時に戦う県連の負担は大きかったが、連動による効果は単純な票の掘り起こしにとどまらなかった。選挙区で牧野の苦戦が報じられた後も支援者の士気は下がらず、荒木は自民候補に約3000票差に迫る2位で初当選した。

 一方、選挙経験の少なさを露呈した側面もある。川の命綱だった県内個人票は県内比例票の1割程度にとどまり、約200票差で次点に沈んだ。県連会長の久保雅哉は「川氏の当選を願って、制度を知らずに『参政党』と書いた人がごまんといるはずだ。党員や支援者に周知し切れず、組織の力不足だ」と悔やむ。

 県連は今後も地方選や国政選に積極的に候補者を擁立し、支持の定着や組織の強化を図る方針だ。

 県内では来春、全県の知事選と、参院選で与野党候補の得票が伯仲した県都の金沢市長選が控える。次なる戦いを見据えた各党の策謀は、もう始まっている。(敬称略)



(この連載は平松千里、若松花実、北村友啓が担当しました)

選挙区確定票改選定数1―候補5 
当  209,586宮本周司54自現《4》
□  160,834浜辺健太31国新 
□  111,148牧野緑40参新 
    30,101村田茂62共新 
     7,982小沢正人49諸新 

□印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者。年齢は投票日現在。党派の略称は、自=自民、国=国民、参=参政、共=共産、諸=諸派。白抜き数字は当選回数

1225OS5:2025/07/26(土) 22:28:31
>>1180

https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20250722-OYTNT50213/
野党躍進で「転換点」 自民票参政に流れたか
2025/07/23 05:00
 20日投開票の参院選愛知選挙区では、国民民主、立憲民主、参政、自民各党の候補が当選した。SNSを駆使し、支持拡大を図った新興勢力が席巻した決戦。読売新聞社の20日の出口調査結果も交えて、選挙戦を振り返る。

 「厳しい選挙。結果として残念だが、それを受け止めてそれぞれ前へ進むべきだ」。22日午後、県議会議事堂での当選証書授与式。3選した自民の酒井庸行氏(73)は、「与党で2議席」が確保できなかった点を問われると、こう語った。

 自身の政治資金収支報告書の不記載問題が長引く中、52万票の4位で滑り込んだが、自民が推薦した公明現職の安江伸夫氏(38)は次点に終わった。酒井氏は2回連続でトップ当選し、2013年は105万票を得ており、「4位は惨敗だ。自民から参政党に票が流れた可能性がある」(幹部)と県連は厳しく受け止める。

 本紙の出口調査では、自民支持層のうち酒井氏への投票は53%にとどまり、参政候補に8%、国民民主候補に7%が流出。党が推薦した安江氏へは7%だった。県連は週末に会議を開いて選挙戦を総括する。

 一方、公明の安江氏。斉藤代表ら党幹部が応援に入ったが、支持母体の会員の高齢化などで集票力の低下は明らかだった。自民票が頼みの綱だったが、「4位が5位を応援するのは難しい」(自民県連幹部)状況で、公明候補としては07年参院選以来の落選となった。

 安江氏は20日夜、「現政権に対する厳しい風当たりを受け止めないといけない」と述べた。政治活動は続けるという。県本部の岡明彦幹事長は「訴えてきた給付と減税、子育て支援が届かなかった」と振り返った。

 ◇

 国民民主新人の水野孝一氏(48)は59万票、立民現職の田島麻衣子氏(48)は53万票を得て、旧民主系で「ワンツーフィニッシュ」し、授与式では2人とも笑顔を見せた。水野氏は「現状維持はダメとの声が反映された、転換点を迎えた選挙」、田島氏は「証書の重みをひしひしと感じる。責任をしっかり果たす」と語った。

 出口調査では、各支持層を固めた上で、無党派層の支持は水野氏が最多の16%、田島氏は13%だった。国民民主県連の富田昭雄幹事長は「『手取りを増やす』とのフレーズが刺さり、無党派層を取り込めた」と胸を張る。ただ、別の県連幹部は、09年衆院選で大勝した旧民主党が、11年の統一地方選で地域政党・減税日本の躍進で大敗したことに触れ、「参政党の勢いはすさまじい。勝って 兜かぶと の緒を締めないとダメだ。浮かれている暇はない」と語った。

 立民県連の河合洋介幹事長も「立民が政権批判票の確固とした受け皿にはなれず残念だ」と話した。



 「日本人ファースト」を掲げ、SNSを生かして「台風の目」となった参政新人の杉本純子氏(47)。この日は党の記者会見に出席するため、上京した。

 出口調査では無党派層からの支持は14%で水野氏に次ぐ2位、投票先を決める際に「SNS・動画投稿サイト」を最も参考にした人では32%と最多だった。

 神谷代表は20日夜、NHK番組で「次の衆院選で50〜60議席を取って、連立内閣の一角を占めるポジションを目指したい」と述べた。

 各党が衆院選での参政党の動向を注視している。

 ◇

 投開票日当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。

1226OS5:2025/07/26(土) 22:32:36
>>1097
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20250725-OYO1T50041/
自民の西田昌司氏、前回改選時の半分以下19万票に陣営「信頼回復の道のり長い」…立民も混戦に沈む
2025/07/25 16:00
#選挙・京都

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乱戦のあと 参院選25<下>
 19日夕方、四条河原町に涙声がこだました。

 「私がいなくなったら誰が日本を守ってくれるのか、この京都を守れるのか……」

 自民党の西田昌司(66)が大票田の京都市内で臨んだ選挙戦最後の街頭演説は「厳しい戦い」を裏付けていた。

 序盤から訴えてきた財政法改正などから一変。外交・安全保障分野での責任与党の立場を強調しつつ、有権者に“助け”を求めた。

京都入りした農相の小泉と街頭に立つ西田(左)(16日、京都市南区で)
 選挙期間中、陣営は「財政論は分かりづらい」として、演説内容を変えるよう本人に伝え続けたが、最終盤でようやく見直した。ただ、陣営幹部は焦りの表情を崩さなかった。「持論だけで通るフェーズでは、到底ない」


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 のしかかった「三重苦」。当事者だった旧安倍派の「政治とカネ」問題、沖縄県の「ひめゆりの塔」を巡る発言、自身がトップを務める与党整備委員会で検討される北陸新幹線の延伸計画――。他候補から格好の餌食となり、批判は日に日に厳しさを増した。

 組織戦も直撃した。選挙戦でフル回転するはずの地元議員は有権者と距離が近く、批判の矢面に立たざるを得なかったことで、活動量に濃淡が生じた。推薦を出した公明党内でも同様だった。

「人気弁士」駆けつけ
 防戦一方のなか、16日は総裁選の際に敵対した農相・小泉進次郎(44)、18日には、保守層に人気の前経済安全保障相・高市早苗(64)が京都入りするなど、幅広い自民支持層のつなぎ留めに注力した。

京都府連会長の福山と演説する山本(右)(13日、京都市中京区で)
 結果は2位当選。前回改選時の半数にも満たない19万票だった。陣営幹部は「党や候補への信頼回復の道のりは長くなりそうだ」と話す。

 投開票日の20日深夜。苦しい戦いから解放された喜びと、「自民が守ってきた貴重な議席」をつなぐ使命感。その両方をかみしめるかのようなバンザイ三唱が響いた。

立民埋没 参政猛追
 「もう一段、ギアを上げなければ」。立憲民主党の山本和嘉子(57)の陣営に危機感が漂ったのは選挙戦中盤。報道各社の情勢調査や街頭活動での反応を見ると、参政党の谷口青人(46)に猛追されているのは明らかだった。



 公示前の見立てでは2番手を走っていた。「固める選挙」を方針に掲げ、陣営は「非自民非共産なら立民に流れる」として、無党派層の支持にも期待感があった。

 ただ、想定を超えるのが選挙。日本維新の会新人は街行く人に写真をせがまれ、SNSでは、検索せずとも「日本人ファースト」を掲げる候補者が次々と表示される。

 山本の経歴を踏まえ、陣営は負けじと「京都にふさわしいのは誰か」と呼びかけたが、乱戦の中に埋もれた。

 地元国会議員も総動員した。府連会長の福山哲郎(63)は街頭で、「対立をあおって社会が良くなるわけがない。誰も取り残さない社会を」と再三強調した。だが、有権者の関心を立民に振り向かせるには手遅れだった。最終的に、得票数で5番手に沈んだ山本は「力不足という一言に尽きる」と口にした。

 一方、事務所で開票速報を見守った谷口は、他の参政候補が当選するたび拍手を送り、歓喜した。「既存政党への批判が追い風になり、手応えがあった」。敗れはしたものの、党勢を物語るすがすがしい表情を浮かべていた。(敬称略、岩崎祐也)

1227OS5:2025/07/26(土) 22:55:24
>>1163
https://www.asahi.com/articles/AST7T4D81T7TPOMB006M.html?iref=pc_ss_date_article
立憲の馬淵氏が奈良県連代表を辞任 参院選選挙区「惨敗」として引責
今井邦彦2025年7月26日 10時15分
 立憲民主党奈良県連は25日、馬淵澄夫衆院議員(奈良1区)の代表の辞任を発表した。20日に投開票された参院選奈良選挙区で党の公認候補が7人中5位の得票だった責任をとるためで、25日付で、幹事長だった藤野良次県議が代表代行、幹事長代理だった樋口清二郎・奈良市議が幹事長に就いた。

 馬淵氏は、2020年11月に県連が結成された時から代表を務めていた。25日に記者会見を開き、参院選の結果について「惨敗と認めざるを得ない。責任はすべて、県連代表で、選対本部長でもあった私にあることを重く受け止め、辞表を提出した」と述べた。

 全国でも党の比例区での得票は国民民主党、参政党に次ぐ野党3位。馬淵氏は「立憲が政権を担える政党として期待されていない」と話し、党本部の人事の刷新も必要だと指摘した。

 連合奈良などが求めた国民民主との候補者の一本化が果たせなかったことについては「候補者調整は党本部同士の問題で、県連が調整を拒否したわけではない」とし、県連の責任を否定した。

1228OS5:2025/07/27(日) 22:34:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/8078f1132e24ae8dec1b2b93c75ba6a61e07e861
老舗革新政党の共産、社民 参院選で落日鮮明 高齢化で「時代遅れ」に
7/27(日) 21:56配信

産経新聞

20日投開票の参院選では参政党の躍進が注目された一方、社民党、共産党という老舗の革新系政党の落日が鮮明となった。両党の苦境は支持者の高齢化に加え、特定の政治思想の実現を目指すイデオロギー政党が「時代遅れ」になったことが原因とも指摘される。

共産の小池晃書記局長は27日のNHK番組で、党勢回復に向け「党の地力を大きくしていくことが一番の課題だ」と語った。共産は参院選で獲得8議席以上の目標を掲げたが、結果は3議席。牙城だった京都選挙区(改選数2)を落とした。特に比例得票数は、目標の650万票はおろか令和4年参院選に比べ75万票少ない286万票にまで落ち込み、れいわ新選組や日本保守党の後塵(こうじん)を拝した。

田村智子委員長は21日の記者会見で「大変悔しく残念な結果だ」と述べる一方、衆参両院での与党過半数割れは「日本の政治にとって大きな前向きな変化」と自賛した。

かつて共産は国政選挙で全選挙区に候補者を擁立するほどの力があった。力の源泉は党員を軸とした組織力と財政力だったが、党員数はピークの平成2年の約50万人から昨年は約25万人に半減。10年参院選では比例で819万票を得票したが、今は見る影もない。

対策は講じてきた。無党派層も取り込もうと、16年に綱領を改定し、「天皇の制度」と自衛隊を当面存続させる方針を打ち出した。27年に成立した安全保障関連法をきっかけに当時の民進党などとの「野党共闘」路線を選んだ。昨年の衆院選では一転、比例票を積み増す狙いから選挙協力を限定したが、振るわなかった。党職員は「党員は高齢者ばかり。若者は共産党を知らない」と嘆く。

社民党はさらに深刻だ。自民と「55年体制」の一角を担った社会党を源流とし、6年の自民、社会党、新党さきがけによる「自社さ政権」では、社会党の村山富市委員長が首相に就いた。村山氏は日米安保体制の堅持や自衛隊合憲、日の丸・君が代を容認し、従来の方針を大転換した。

8年1月に社民党に党名を変更した後、一部の議員は民主党の結成に加わり分裂。社会党を支えてきた労働組合も離れていった。

今回の参院選では「がんこに平和! ミサイルよりコメを!」を掲げ、公示直前にタレントのラサール石井氏を擁立。比例得票で2%超を確保し、政党要件を辛うじて維持した。福島瑞穂党首は21日、「有権者が『社民党、残ってくれ』と思ってくれた」と話したが、党を巡る厳しい情勢は変わらない。(千田恒弥)

1229OS5:2025/07/27(日) 22:35:33
>>1116
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d461687126142b5a33720b7e872c5cadcb08915
「どっぷり自民」だった重鎮の娘 リベラルへ寝返り、世襲批判もかわし参院選で圧勝 「保守王国」で何が起きたのか
7/27(日) 17:01配信


南日本新聞

支援者らの拍手に笑顔を見せる尾辻朋実氏(左から3人目)=20日、鹿児島市加治屋町

 自民・公明両党が過半数割れに追い込まれた参院選の投開票から1週間が過ぎた。鹿児島選挙区(改選数1)では立憲民主党推薦の無所属新人尾辻朋実氏(44)が自民元職の園田修光氏(68)、参政党新人の牧野俊一氏(39)ら3人を破り初当選し、自民は長く独占した参院議席の一つを失った。「保守王国」鹿児島で何が起きたのか。各陣営の戦いを振り返る。〈連載・参院選かごしま 民意の行方㊤〉

〝常勝区〟敗れた自民 鹿児島県連会長の森山裕氏「けじめつける」 近く責任を協議

 20日午後8時すぎ。鹿児島選挙区の投票締め切り直後に、尾辻氏の「当選確実」が報じられた。20分後、事務所に現れた尾辻氏は元自民県議で叔母の尾辻義氏から花束を受け取り、目に涙を浮かべた。推薦した立民の国会議員や県議らが両脇に立ち万歳する間、尾辻氏は深々とお辞儀し頭を上げなかった。

 自民の園田氏に約6万6000票差をつけての圧勝。立民が公認並みに支援し、連合鹿児島、社民党の組織的な支援も受けた。20日の出口調査によると立民支持層のおよそ9割、社民の8割、共産党の8割近くが尾辻氏に投じ、無党派層の6割、自民支持層の3割も取り込んだ。自民への逆風に加え、自民重鎮の父・尾辻秀久氏(84)が長年培った支持基盤も生きたと言える。

□ ■ □

 自民公認候補の選に漏れた後、立民の誘いを受けて無所属での立候補を決めた尾辻氏には、「自民に戻るのでは」「信用できるのか」といった声が終始くすぶり続けた。

 「どっぷり自民に漬かってきた」という尾辻氏と、立民関係者らとの間には微妙な距離感がみられた時期もあった。立民支持者から直接批判を受けるなどし「腹をくくった」。公示5日前、記者会見で自民との決別を宣言。分岐点となった共産の候補取り下げと自主的支援につながった。

 尾辻氏擁立を主導した立民の川内博史衆院議員(鹿児島1区)は「自民大物議員の娘がリベラル側で立候補することにさまざまな議論があったが、結果としてその議論が尾辻氏を浸透させる素地を生んだ」と分析。「減税の実現や政治を変えるために尾辻氏を当選させようという気持ちで、関係者がまとまった」とみる。

 選挙戦では、衆院1、3区で票を積み上げ、立民国会議員が不在の2、4区で接戦に持ち込むことを意識し草の根活動を徹底。各地で開いた「語る会」では、物価高に苦しむ県民に寄り添った内容の演説で「変えよう」と呼びかけた。地方の疲弊を招いた自民政治への批判を強めながら「秀久のむすめ」と書いたたすきをかけ、父の政治信条を継ぐ姿勢を強調するなど、主張を使い分けた。“くら替え効果”で世襲批判は高まらず、1、3区で大量リード。4区も4518票差で競り勝った。「

□ ■ □

 「鹿児島から地殻変動が起きた」と話す連合鹿児島の下町和三会長は勝因に「有権者の政治に対する意識の変化」を挙げる。「このままでいいのかとの不満がたまっていた。40代の女性である尾辻氏が思いを託す選択肢となった」。今回躍進した国民民主党が候補擁立を見送ったのも大きかったと振り返った。

 県内投票率は56.46%と大きく伸びた。出口調査によると、争点となった物価高対策で、回答者の約7割が消費税減税を求め、うち4割以上が尾辻氏に票を投じた。減税への期待の高さがうかがえる。

 国政経験がなく無所属で活動するという尾辻氏が、政策をどう実現していくかは見通せない。当選から一夜明け、「責任の重さを痛感している。必死で食らいついていくしかない」と表情を引き締めた。

 「今回は劇薬が効いて勝利した」と下町氏。「これから劇薬がちゃんとした薬になってもらわないと困る。本人の頑張りもだが、応援した立民や私たちもしっかりしないと。だめになったら信用をなくしてしまう」と力を込めた。

南日本新聞 | 鹿児島

1230OS5:2025/07/28(月) 18:15:16
>>1215
https://news.yahoo.co.jp/articles/479dfad93366a55c46a8429f689f5598b7769874
<2025年参院選>終盤スパート、「手本」の地力 逆風を総力戦でしのいだ自民【連載「混戦の波紋」㊤ 】 
7/24(木) 9:19配信

熊本日日新聞

当選確実を決め、自民党国会議員や県連幹部らと喜び合う馬場成志氏(中央)。総力戦で混戦を制した=20日午後11時10分ごろ、熊本市中央区のホテル熊本テルサ(後藤仁孝)

 「肌感覚とは違ったが、引き締まった。これでいいんだ。ここから巻き返す」

 参院選が終盤に入った15日、熊本市中央区の自民党熊本県連。熊本日日新聞など各社が報じた終盤情勢調査を受けて緊急会議を開いた前川收会長は取材に、残り4日間の戦いに自信を見せた。

 終盤情勢調査は、自民の馬場成志氏(60)の先行を伝えた序盤情勢から一変した。多くが立憲民主党の鎌田聡氏(60)との接戦を伝え、中には「鎌田氏リード」とする調査もあった。

 自民、公明両党が参院で過半数を下回る大敗となった今回の参院選。衆参の県内6議席を独占し、党幹部から「自民再生のお手本」と評される熊本も厳しい戦いは例外ではなかった。

 無党派層が多い大票田の熊本市で鎌田氏に競り負け、参政党の山口誠太郎氏(36)には保守票を取り込まれた。熊本選挙区の改選数が2から1に減った2001年以降の自民候補で最も少ない票数だった前回19年の約38万票を、今回は5万票余り下回る約32万8千票に落ち込んだ。

 予兆はあった。選挙戦の序盤は陣営に「負けはしないだろう」(複数の県議)との緩みがあった。

 馬場氏の選挙戦を支える市町村長からは、自民が物価高対策で打ち出した給付金に「事務が大変になる。場当たり的だ」(県南の首長)との不満が漏れ、「今回は感触が悪い。予想が外れる時の嫌な感じがある」(県央の首長)との声すら聞かれた。

 前川氏の言葉通り、県連はスパートをかけた。35人の所属県議を中心に支持者回りや電話作戦で組織固めを徹底。それぞれの地元でのつじ立ちも求めた。高市早苗前経済安全保障担当相の録音音声で支持を訴えるオートコールも展開した。一部の党友好団体には森山裕党幹事長から投票を依頼する電話もあった。

 馬場氏の遊説は衆参の県選出国会議員が側面支援した。コメ問題を追及する立民候補に対抗し、増産に向けた農地の基盤整備の必要性を強調。中小企業支援や福祉政策の実績もアピールし、半導体関連企業の誘致による経済効果を中心に訴える馬場氏をフォローした。党総裁の石破茂首相や岸田文雄前首相も駆け付け、馬場氏を援護した。

 全国的な逆風を総力戦でしのぎ、自民県連は「お手本」の地力を示した。ただ、選挙戦で訴えた「自公政権の安定」は大きく揺らいでいる。

 投開票から一夜明けた21日の記者会見で石破首相は続投を表明したが、与党で50議席を確保する「必達目標」に届かず、政権運営が困難さを増すのは必至だ。党の国会対策委員長を務める坂本哲志氏(衆院熊本3区)も「間違いなく政局になる」と今後の混乱を見通す。

 選挙戦を総括した前川氏は「見通せない部分もあるが、チーム熊本として、やるべきことは変わらない。県民の意見を吸い上げ、国に必要な要望をしていくだけだ」と語った。

     ◇

 与野党と新興勢力の混戦を抜けだし、自民の馬場氏が3選を決めた参院選熊本選挙区。選挙戦を振り返り、混戦が広げた波紋を読み解く。(参院選取材班)

1231名無しさん:2025/07/28(月) 20:34:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed17aa9c4c50bd5d1efc001814a6ceef78e7288c
「岩盤保守」自民離れ鮮明 新興勢力台頭、立民後塵 参院選
7/28(月) 7:05配信

時事通信

国会議事堂=東京都千代田区

 20日投開票の参院選のうち、党勢を映す比例代表の結果をみると、自民党の得票率は2022年の前回参院選から12.8ポイント減らして21.6%に落ち込み、1983年の比例代表導入以来最低を更新した。

 安倍長期政権を支えた保守派中心の「岩盤支持層」の自民離れが鮮明になった形だ。立憲民主党も受け皿になれず、新興勢力が台頭した。

 12年に発足した第2次安倍政権下で行われた5回の大型国政選挙で、自民は得票数1700万〜2000万票台、得票率3割台を維持した。安倍晋三元首相の保守的信条に共鳴した保守層が下支えし「絶対に崩れない」(自民中堅)と言われた。

 この傾向は岸田政権下での21年衆院選、22年参院選でも続いた。

 変化が表れたのは石破政権下の昨年10月の衆院選だ。このときの得票数は1458万票。得票率は26.7%に下落し、旧民主党政権の誕生を許した09年衆院選と同水準に低迷した。今回参院選はさらに減らし、1281万票、21.6%だった。

 変調の背景に何があったのか。保守層を糾合してきた安倍氏は22年参院選のさなかに銃撃で死去。23年に性的少数者への理解増進法が成立すると、保守派から自民批判が湧き起こった。保守派が警戒する選択的夫婦別姓導入論議では党内の意見集約に手間取る。

 一方、23年暮れには派閥裏金問題が事件化し、自民は1年半以上経過した今でも批判を引きずる。保守系団体「日本会議」は24日、衆参両院での与党過半数割れは「リベラル化した自民に保守層がノーを突き付けた結果」だとする見解を発表。党幹部の一人は「岩盤支持層が剥がれた」と危機感をあらわにした。

 離反した岩盤支持層はどこへ向かったのか。09年衆院選の結果を分析すると、自民が得票数を05年から708万票、得票率を11.5ポイント減らしたのに対し、旧民主はそれぞれ881万票、11.4ポイント増やした。旧民主が受け皿になったことが分かる。

 しかし、今回、旧民主の流れをくむ立憲民主党の得票率は前回からほぼ横ばい。代わりに「改革中道」を掲げる国民民主党、保守色の強い参政党が躍進した。国民民主は762万票、参政は743万票を獲得してそれぞれ比例野党第1党と第2党となり、立民は740万票で後塵(こうじん)を拝した。

 歯切れのいい主張で支持を集める新興勢力に対し、二大政党の一角と自負してきた立民関係者は「極端な政策は掲げられない」として巻き返しは容易ではないと語る。自民関係者は「多党化の時代に入りつつある」と時代の変化を指摘した。

1232OS5:2025/07/28(月) 21:04:55
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20250724-OYTNT50228/
参院選埼玉・検証 国民が伸長、立民に危機感…次期衆院選 候補者一本化の行方は
2025/07/25 05:00

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江原さん(右)は公示前に足をけがして、松葉づえでの選挙戦となった。左は応援に駆けつけた国民民主党の榛葉幹事長(13日、川越駅周辺で)
 参院選埼玉選挙区では、ともに旧民主党を源流とする立憲民主党と国民民主党が議席を獲得した。昨秋の衆院選に続き、国民民主が伸長し、両党が衆院選で続けてきた候補者の「一本化」の行方に注目が集まる。(大嶽潤平、徳原真人、住友千花)


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■党勢維持
 「駅頭でも街宣でも『手取りを増やして』という声はたくさんいただいた」。当選が確実となった20日夜、国民民主の江原久美子(54)は、報道陣を前に手応えを語った。

熊谷さん(左)の応援でマイクを握る立憲民主党の枝野幸男元代表(16日、さいたま市浦和区で)
 「党勢は2024年の衆院選がピークで、今は頭打ち」。江原陣営の幹部は公示前、こう漏らしていたが、物価高対策を重視する層や若者層などから広く支持を集めた。玉木代表や榛葉幹事長といった党の「顔」が来県すれば、多くの聴衆が訴えに耳を傾けた。

 江原は県北部選出の県議出身で、全県での知名度は高くない。だが国民民主の勢いと、選挙経験が豊富な参院議員の上田清司が「応援団長」として前面に立ったことで、県内全域で票を積み上げ、2位で当選した。

■新興勢力
 「立民も既存政党と見なされ、新興勢力に政治を変えてほしいという期待感が集まった。(次期)衆院選で立民が認知してもらえるように頑張りたい」。21日未明、立民の熊谷裕人(63)は当選を喜ぶ一方で、国民民主や参政党の躍進を受けて表情を引き締めた。

 参政を意識し、批判的な発言をした政党もあったが、立民県連幹部は「保守色の強い参政と立民の支持層の重なりは薄い」と冷静だった。熊谷は選挙戦最終日に「私は他党の批判をするつもりはない」と語るなど、終始マイペースの選挙戦を貫いた。得票は約48万票で、22年参院選の立民候補(約44万票)を上回った。

 読売新聞の情勢調査によると、立民は60歳以上の層から強い支持を受けた一方で、若年層からの支持は限定的で、自民党や公明党と同じ傾向だ。陣営関係者は「参政と国民民主に比べてネット戦略が弱い。『令和の戦い方』を取り入れなければ、立民は埋没する」と危機感を募らせる。

■候補者調整の行方
 参院選の結果は、次期衆院選にどんな影響を与えるのか。県内の衆院選小選挙区に国民民主が擁立した候補者数は、21年が2人、24年が3人だけだった。一方で立民は21年に11人、24年には13人を擁立した。いずれも連合埼玉が絡んだ候補者調整で「一本化」した結果だ。

 今回の参院選の比例得票数は国民民主が立民を6万票以上も上回った。「立民よりも、国民民主の候補者を立てた方が自民から票を削れる」(関係者)との見方もある。

 投開票から一夜明けた21日、国民民主県連会長で衆院議員の鈴木義弘は「 喧嘩けんか を売れば、(立民が)私の選挙区から出すという話になる」と語り、県内での候補者増に慎重な姿勢を見せつつ、「協議しなければならない」と含みを持たせた。一方、立民県連代表で衆院議員の小宮山泰子は「前回(24年衆院選で)落ちた3選挙区に関しても候補者の擁立を進めていく準備をもちろんしている」と強気の姿勢を示した。



(敬称略)

1233OS5:2025/07/28(月) 21:05:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dab44b4806fe8f2c23dce7883167bb34e736045
【参院選検証】参政党が“無風区”静岡に風穴…躍進の背景は 急速な党勢拡大と残した課題
7/26(土) 18:10配信

静岡新聞DIGITAL

落選が決まり、報道陣の質問に答える松下友樹氏=20日夜、浜松市中央区の事務所

 選挙戦最終盤の18日、参政党の神谷宗幣代表が松下友樹氏の応援演説を行ったJR浜松駅近くの広場は異様な熱気に包まれていた。千人を超える聴衆が会場を埋め尽くし、演説の合間には「そうだー」と合いの手が飛び交う。終了後には自然と「参政党」コールが湧き起こり、党の勢いを印象づけた。

▶【一目でわかる】静岡選挙区の有権者投票先まとめ

 神谷代表の発言や「日本人ファースト」のキャッチコピーが公示日からメディアやSNSで盛んに話題に上り、賛否両論が渦巻いた。松下氏の演説に“アンチ”が来る場面も増えたが、陣営幹部は「批判されることで注目された側面もあった」と意に介さなかった。批判的な報道や投稿の増加とは裏腹に、党の支持は拡大していった。

 松下氏の得票は29万6680票。党が県内で初めて候補者を擁立した前回選は7万2662票で、4倍以上に伸びた。郡部では現職候補に水をあけられたが、「無風区にここまでの風を吹かせた。大健闘だ」との評価は県連内で一致する。

 党の躍進の背景には自民支持層、無党派層の獲得がある。もともとは自民党員だったという松下氏の陣営関係者は「安倍晋三元首相の死去以降、自民は左に寄っていった。政治を諦めかけた頃に参政党を知り、もう一度期待してみようと思った」と語った。政治に無関心だったが、SNSで参政党を知って興味を持ったという若者も少なくなく、県内でも松下氏が若い世代を中心に自民、無党派層の票を取り込んだ。

 課題は残る。県連幹部の1人は「党と候補者の人気は必ずしもイコールではない」と指摘。決起大会と銘打った17日の松下氏の個人演説会で、100人規模の会場に集まったのは15人程度だった。別の幹部も「報道で聞く急速な党の支持拡大を県内でも感じたかと言えばそうではなかった」と振り返った。

 選挙戦序盤には報道機関に「候補者以外の取材はNG」との通達が出され、すぐに解除されるなど混乱も見せた。陣営幹部は「県内でも本気で議席を取りに行くにはしっかりとした組織をつくらなければならない」と気を引き締める。

 既存政党に代わる新たな保守勢力として順調に地位を確立していけるかどうかは現段階では見通せない。投開票日の20日、松下氏は落選確実の報を受けた敗戦の弁で支援者らに呼びかけた。「ただ良いことを言っていただけか、政治に変化を与える集団か、引き続き厳しい目で参政党を見てほしい」

     ◇

 石破政権に厳しい審判が下された今回の参院選。静岡選挙区(改選数2)は参政新人が健闘したが、独走した国民民主と、苦戦を強いられた自民の現職2氏が議席を維持した。選挙戦を振り返り、各党の課題や今後の戦略を探った。

静岡新聞社

1234OS5:2025/07/29(火) 15:59:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/de8ff0684c8a6dd81352bcdb5419fc59e76dac0e
「公明」ジリ貧でピークの898万票から521万票に 5年前の世界的事件が
7/29(火) 6:00配信

デイリー新潮
比例での得票数は過去最少

公明党の斉藤鉄夫代表

 参議院選挙で公明党は14議席以上の確保を目指していたが、8議席にとどまった。比例代表の得票数も521万票で目標の700万票に届かず、3年前の参院選に比べて100万票ほど減らした。昨年の衆院選、6月の都議選の結果を見れば、この退潮ぶりはある程度想定されたものだったとはいえ、公明党や支持母体の創価学会は芳しくない選挙結果をどう分析しているのだろうか。

【写真を見る】氷川きよしを応援する「創価学会芸能人」大集合

 公明党は参院選で「選挙区7議席、比例代表7議席以上」を目標として掲げたが、届かなかった。埼玉、神奈川、愛知の現職は落選。公明候補が3選挙区で落選したのは2007年以来18年ぶり。7選挙区での勝利は2016年から3回続いていたが、それも果たせなかった。比例での得票数は過去最少だった。

「公明が重視しているのは地域であり地方議会です。靴底をすりへらしながらなかなか中央まで届きにくい“声なき声”を拾って寄り添っていくというのが党是で、国政のほうが上とか重要だとか、そういった考えを持つべきではないということですね。だからといって今回の参院選での敗北がショックでないことなどないわけですが」

 と、政治部デスク。

創価学会内では
 公明や支持母体の創価学会内で、党勢の縮小をどう見ているのだろうか。

「様々な分析があるようです。2022年7月に安倍元首相が殺害されて以降、旧統一教会に絡んで宗教2世・3世がままならない人生を送ったり困難を抱えたりしてきた現実がクローズアップされました。“決してプラスではなかった”と学会内では分析されているようです」(同)

 公明の国政選挙における比例選での得票は2005年衆院選の約898万票をピークとし、それから右肩下がりで推移している。

「自民も同様ですが、支持層の高齢化と、それに伴う次世代への継承ができずに来たというのは大きな問題のようです。が、それらよりも大きなダメージを与えたのがコロナ禍でした」(同)

 どういうことなのか。

「選挙が近づいて学会員の知り合いなどから“公明が推薦する候補”に投票依頼された経験がある人は少なくないと思います。でも実は、こういった活動を嬉々として行っている学会員はそう多くないんですね」(同)

コロナ禍を受けて
「知り合いに依頼するならまだしも、知らない人にも支援をお願いし、その反応について投票間違いなし=A、可能性高そう=B、微妙=C、望み薄=D……などといった評価をひたすらつけていく作業を続ける。こんなことホントはしたくないのになぁという思いを抱えている人たちも多かった。それがコロナ禍でそもそもみんなで集まったりすることができなくなったため、その種の嫌な作業からも解放されることになったようです。国内での感染者確認が2020年1月でしたから、もう5年以上前、安倍政権の頃に崩壊のきっかけがあったということでしょう」(同)

 味をしめたというと意地悪な表現かもしれないが、したくないことを無理にしないで良いのならそっちのほうがいいじゃないかと考える人が出てきても不思議ではないだろう。

「コロナ禍を乗り越えた後、それ以前ほど、一連の政治的活動に身が入らなくなる学会員が増えているようで、公明の退潮とも重なるとのことです」(同)

選挙サポートは功徳に
 永田町で公明はその役割を終えたのではないかとの見方も浮上していた。

「少なくとも当事者の中でそのような考えはないようですね。今後も自民と連立を組み続けるでしょう。選挙をサポートする活動は功徳になる、それが世界平和や人々の幸福を実現し、現世利益につながっていくという学会の考え方は変わらないというか、信仰と結びついていますから。組織引き締めのためにさらに強められていくのではないかとの見方すらあります。内閣で大臣や副大臣、政務官ポストを得て、政策を実現し続ける必要があるのでしょう」(同)

 選挙サポートは功徳――。選挙結果が目標に届かず、学会員による選挙サポート活動が報われないことが今後も容易に想定されるが、現場のやる気にかかわらずしばらくはこれまでと同じ取り組み方が続きそうだ。

デイリー新潮編集部

新潮社

1235OS5:2025/07/29(火) 23:07:06
和歌山
◯141,604無:望月良男 新 前有田市長 世耕弘成二に近い
✕107,390自:二階伸康 新 二階俊博の三男
✕087,328参:林元政子
✕053,655維:浦平美博 新 県議
✕029,881共:前久
✕015,298無:末吉亜矢 鶴保庸介参院議員に近い
✕007,000NHK:本間奈々 保守系
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7a6f5e955b30b70e5b9fb70f92831827f805f4
保守分裂の和歌山でできた深い溝 町村会が「参院選で威圧行為受けた」と異例の特別決議
7/29(火) 20:10配信
産経新聞

参院選和歌山選挙区の候補者の演説に聞き入る支持者ら=7月3日、和歌山市

7月20日に投開票された参院選を巡り、和歌山県内の町村長でつくる県町村会は29日までに、「選挙期間中に一部の町村長に対して威圧行為があったことは極めて遺憾」などとする特別決議を行った。参院選和歌山選挙区(改選数1)では「保守分裂」の構図で激しい選挙戦が行われ、今回の特別決議は分裂の深い溝を改めて印象付けるものとなった。

和歌山選挙区では、自民党公認候補と、公認候補争いに敗れて無所属で立候補した候補が保守分裂の選挙を繰り広げた。この無所属候補が初当選したが、県町村会が支持した自民候補は町村部では無所属候補を上回る票を獲得。特別決議では「町村会は一丸となって取り組んだ」と強調した。

同会の関係者によると、特別決議にある「威圧的行為」は、選挙期間中に対立する陣営の関係者から複数の町長に対してメールや電話などによって行われた。主に「選挙では(自民公認候補のために)動かないでもらいたい」などと要求する内容だったという。

特別決議では「こうした行為に断固として抗議の意を表するとともに、外部からの圧力に屈することなくさまざまな取り組みをすすめていく」と宣言。今後も県町村会として「総意を結集する」としている。

同会の岡本章会長は「外部の圧力に屈せず、町村会は一致して活動するとの意思表示だ」と話している。

https://www.iza.ne.jp/article/20250725-JYZ2TU5RM5OR3IK2KHZIHX4XWY/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
保守分裂に鶴保発言で「『お前が言うか』と…」と石破首相退陣論に口つぐむ自民和歌山県連
2025/7/25 12:30
参院選の大敗を受け、退陣不可避の状況となった石破茂首相(自民党総裁)に対し、党地方組織からの批判が相次ぐ中、保守分裂の影響で、党公認候補が落選した和歌山県連は、「自分たちはそれを言う立場ではない」(県連幹部)と、意見書の提出など目立った動きが出ていない状況だ。

参院選和歌山選挙区(改選数1)では公認候補の新人、二階伸康氏が自民を離党した世耕弘成元経産相から全面的な支援を受けた無所属新人の元有田市長、望月良男氏に敗北。県連会長の石田真敏元総務相は「保守分裂を避けることができなかった。それが原因で負けた」と会長職を辞する考えを示している。

しかも選挙期間中には地元選出の鶴保庸介参院議員が集会で「運のいいことに能登で地震があった」と失言、のちに撤回し陳謝したものの、党への明らかな逆風となった。複数の県連幹部は「(鶴保発言の)影響は明らか。今は『おまえが言うか』と言われる立場だ」と口をそろえた。

1236OS5:2025/07/29(火) 23:56:44
●参政が2位だった1〜2人区
茨城 自民>参政>立憲
群馬 自民>参政>立憲
山口 自民>参政>国民>立憲系

●参政が4位だった1〜2人区
滋賀 自民>国民>維新>参政>共産
京都 維新>自民>共産>参政>立憲>国民
奈良 自民>国民>維新>参政>立憲>共産

●上記以外で立憲・国民が4位以下だった
福井 自民>国民>参政>立憲>共産>保守


法定得票数以下
自民 無
公明 無
立憲 福井 奈良 山口(推薦) (山口以外は供託金も没収)
国民 無
参政 秋田 山形 富山 福井 奈良 鳥取島根 香川(山形富山は供託金没収)


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