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大中華世界的話題(その3)

3553OS5:2025/07/02(水) 11:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8624f7a9f8a69aa2ac0b3b7cc9d8fe59e3a0b66
タイ首相の職務一時停止、父タクシン元首相の影響力排除狙う…長年対立の保守派
7/2(水) 7:26配信

読売新聞オンライン
1日、バンコクで、憲法裁判所に職務を一時停止された後、記者会見するペートンタン氏(中央)=ロイター

 【バンコク=佐藤友紀】タイのペートンタン・シナワット首相が職務の一時停止に追い込まれた。カンボジアとの国境問題を巡る対応が理由だが、背景にはペートンタン氏の父親のタクシン元首相らと保守派の間で長年にわたって続く政治的な対立がある。

引き金
 「私の行いで不快な思いをした方々におわび申し上げる。悪意はなく、全ては国を守るためだった」。ペートンタン氏は1日、タイ憲法裁判所により職務が一時停止された後の記者会見でこう話し、決定を受け入れる姿勢を見せた。

(写真:読売新聞)

 職務停止の直接の引き金となったのは、6月15日にペートンタン氏とカンボジアのフン・セン前首相の間で行われた非公式電話会談の音声の流出だ。ペートンタン氏は会話の中で、父のタクシン氏と仲が良く、家族ぐるみの付き合いをしてきたフン・セン氏を「おじさん」と呼ぶなどし、国境問題が過熱する中で国民の反発を招いた。

 これに反応したのが、軍に近い保守派で、連立政権を組んでいた「タイの誇り党」だった。音声が流出した18日、誇り党は連立の離脱を発表。不信任案を提出する構えも見せている。

軍の影響力
 ペートンタン氏が現在党首を務める「タイ貢献党」と誇り党は2023年、下院選で第1党に躍進した民主派の「前進党」(当時)の政権発足阻止のため連立を組んだが、誇り党内にはタイ政治に依然として強い影響を及ぼすタクシン氏や娘のペートンタン氏に批判的な意見が根強かった。

 6月20日、誇り党に近いグループとされる上院議員ら36人が、ペートンタン氏が憲法が定める倫理規定に違反したとして、憲法裁に解職を求める訴えを起こした。憲法裁の裁判官は軍の影響下にあり、誇り党や親軍派など保守派が、ペートンタン氏の失脚とタクシン氏の影響力の排除を狙ったと指摘する声もある。

司法クーデター
 タイでは1932年の立憲革命以降、未遂も含め19回のクーデターが繰り返され、軍が権力を握ってきた。

 近年は憲法裁による政党の解党や首相の解職などが相次ぎ、「司法クーデター」とも言われている。憲法裁は昨年8月、不敬罪の見直しを公約に掲げて国家転覆を謀ったとして前進党に解党を命令。貢献党のセター・タウィシン前首相に対しても同月、保守派の上院議員グループの請求を受けて解職命令を出した。


 保守派は、クーデターで失脚後に国外に逃れ、2023年に帰国したタクシン氏についても、王室を侮辱した不敬罪の疑いで検察に起訴を働きかけるなど、その動きを封じ込めようとしている。

 一方、誇り党の連立政権離脱などに伴う内閣改造が1日、官報で公表された。ペートンタン氏は文化相を兼任し、首相の職務停止後も内閣の一員にはとどまる。

3554OS5:2025/07/02(水) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1e9c799c7d64a35326c29ae3a5785e4c51e4ab4
新疆トップが交代 少数民族部門経験の陳氏に 中国
7/1(火) 20:17配信
時事通信
 【北京時事】中国共産党は、新疆ウイグル自治区トップの党委員会書記に党中央統一戦線工作部副部長で党中央委員の陳小江氏が就く人事を決めた。

 国営新華社通信が1日、伝えた。前任の馬興瑞党政治局員については、「別途任用する」としている。

 陳氏は、汚職摘発を担う党中央規律検査委員会副書記や、統一戦線工作部で少数民族政策を担当する国家民族事務委員会主任などを務めた。少数民族政策の経験者を充てることで、新疆ウイグル自治区の安定を図る狙いがあるとみられる。

3555OS5:2025/07/03(木) 10:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/81214f1083274cfce722964902f7536f74dabd38
ダライ・ラマ「転生」継続、背景にチベットへの強まる統制…中国が独自選定で「2人の15世」の可能性も
7/3(木) 7:18配信


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読売新聞オンライン
インド北部ダラムサラで2日、ビデオ声明を読み上げるダライ・ラマ14世を映し出すスクリーン=青木佐知子撮影

 【ダラムサラ=青木佐知子、北京=吉永亜希子】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が2日、転生に基づくダライ・ラマ制度を維持する声明を出したのは、転生の伝統を中国に都合よく利用されるのを阻止する狙いがある。中国の動向が焦点となる。

【写真】チベット族が多く住む地域で、警察の警戒拠点の前を通る僧侶ら

 「世界中の信徒からダライ・ラマ制度の継続を求める声が寄せられた。制度の継続に賛同する。他者は干渉できない」。2日にインド北部ダラムサラで開かれた高位聖職者の会議の冒頭で、14世のビデオ声明が紹介されると、出席した100人以上の高僧が息を詰めてスクリーンを見つめた。

 14世はかねて、転生による選任も含めた制度の今後については「チベット人が決める」と繰り返していた。この日の声明は中国による干渉を拒否する姿勢を明確にした。

 背景には、中国への強い警戒感がある。2日の会議後に記者会見を開いたチベット亡命政府のペンパ・ツェリン首相は、「中国政府の政策は全てのチベット人の帰属意識を破壊しようとしている。(中国国内で)チベット語やチベット仏教が標的にされている」と批判した。

 14世がインドに亡命して60年以上が過ぎ、亡命チベット人の間では、中国のチベット自治区に行ったことのない世代が増えている。こうした中、14世は、人々の一体感を保つために伝統的な転生制度の転換には踏み込まなかったものの、中国の介入を阻むための方向性を存命中に打ち出した。

 一方、中国の習近平(シージンピン)政権は、現在も中国国内のチベット族の間で尊崇される14世の影響力を危険視してきた。14世の写真の所持を禁じ、「分裂主義者」などとする宣伝を繰り広げてきた。

 習政権は「中国共産党がチベットを解放した」などと1965年に成立させたチベット自治区の統治の正当性を強調。2024年の域内総生産(GDP)が2765億元(約5兆5300億円)に上ったとして、共産党の統治下での経済発展をアピールしている。一方で、チベット仏教の教義よりも共産党の指導を優先する「宗教の中国化」が進み、住民への統制は強まっている。

 中国政府は07年制定の「活仏転生管理規則」で、「いかなる域外組織や個人の干渉も受けない」と定め、転生者を申請できるのは「法に基づいて登記されたチベット仏教の活動場所」と規定している。独自に選定する15世を党の管理下で育成し、「民族融和」のシンボルとして利用して中国国外のチベット仏教徒との分断を図る可能性がある。

信者 歓迎相次ぐ
 【ダラムサラ=青木佐知子、西寧(中国青海省)=遠藤信葉】インド北部ダラムサラでは、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が2日に発表した声明を歓迎する声が相次いだ。

 14世が住居を構える寺院前には、世界中から訪れる信者や観光客向けの土産物店や飲食店が並ぶ。10歳の頃にインドに亡命し、食品店で働くロブサンさん(45)は「14世が転生の継続を選び、うれしい。別の人に生まれ変わると信じており、将来のことは心配していない」と語った。

2日、青海省西寧郊外のタール寺で、マニ車と呼ばれる仏具を回しながら読経する僧侶=遠藤信葉撮影

 14世の誕生日を祝いにデリーから訪れた会社員のマジジさん(38)は「転生が続き、未来のダライ・ラマが生まれるのがうれしい。中国にダライ・ラマを選ぶ権限はない。彼らがすべき唯一のことは、チベット解放だ」と述べた。

 一方、14世が生まれた中国青海省の西寧郊外にあるチベット仏教寺院「タール寺」は2日、巡礼に訪れた僧侶や信者が全身を地面に投げ出す「五体投地」で礼拝していた。

 14世の声明について、ほとんどの僧侶は「分からない」「知らない」と言葉少なだったが、ある少年僧は「私たちはチベット族だから、チベット族で決めるのが一番いい」と喜んでいた。この少年は、14世について「大事な存在だと思うが、難しいことは分からない」とも述べた。

 タール寺では多数の監視カメラが確認できた。また、四川省成都市のチベット族らが居住する地域では、交差点や路上で10台近い警察車両などが配置され、警官約20人が通行人に目を光らせていた。

3556名無しさん:2025/07/03(木) 10:58:43
ダライ・ラマとは…精神的支柱転生で継承
 Q ダライ・ラマ14世はどのような存在か。

 A 14世の自伝によると、1935年、現在の中国西部・青海省で生まれた。13世の転生であると認められ、40年、4歳で即位した。59年にチベットで動乱が起き、インドに亡命。89年には非暴力でチベット問題の解決を訴えてきた活動が認められ、ノーベル平和賞を受賞した。

 ダライ・ラマは歴史的に政教両面の指導者と位置づけられてきたが、14世は2011年5月、亡命政府に政治権限を移譲し、宗教活動に専念し、精神的支柱となっている。中国共産党政権の厳しい統制が敷かれているチベット自治区でも、14世を尊敬し、写真を自宅で隠し持つ住民もいる。

 Q チベット仏教の高僧は転生で選ばれるのか。

 A ダライ・ラマに次ぐ高位であるパンチェン・ラマも転生で選ばれてきた。中国政府に批判的だった10世が1989年に急死すると、ダライ・ラマ14世は当時6歳の少年を転生者とした。しかし、中国当局はこの少年を軟禁状態に置き、別の少年を11世に認定。「2人の11世」が存在する異例の事態となった。

 中国は11世を「民族融和」や、宗教の教義よりも共産党の指導を優先する「宗教の中国化」を推進するシンボルとして利用しているが、これを認めないチベットの人々も多いとされる。

自治区抑圧 一層厳しく…東大教授(アジア政治外交史)平野聡氏
 今回の声明では、ダライ・ラマ14世側の組織のみに、後継者を認定する権限があると強調された。中国政府による将来の15世の選定を否定したものであり、中国は絶対に受け入れない。中国の安定を望まない外部勢力が、裏で糸を引いていると宣伝するだろう。

 チベット自治区では、住民や僧侶に抑圧的な政策がとられているが、今後はさらに厳しい思想統制が敷かれるだろう。14世の声明を支持する人を分裂主義者として取り締まるほか、声明に関する情報を自治区内に持ち込んだり、住民間で伝達したりした人を捜そうと、当局が住宅を捜索することも予想される。

 声明に対抗するため、中国政府が14世の死後に選定する15世こそが正統なダライ・ラマであると自治区の仏教寺院や学校などで宣伝する動きが強まることが想定される。将来的には、中国が擁立する15世と、既に擁立しているパンチェン・ラマ11世を対面させることでチベット仏教界の大同団結を演出し、自国の統治が成功しているとアピールする思惑だろう。(聞き手・国際部 村上愛衣)

政府へ過度な刺激 回避…駒沢大教授(宗教人類学)別所裕介氏
 ダライ・ラマ14世は2011年以降、自身の後継選びの方法については具体的な言及を避けてきた。しかし、今回の声明で「転生」制度を継続すると宣言した。チベット亡命政府だけでなく、世界各地の信者の声を受けて決断したと説明し、伝統を継承することを選んだ。「自由世界」に生まれるだろうなどと述べたこともあったが、今回は言及がなく、中国政府を過度に刺激することを避けた可能性がある。

 転生制度の維持が宣言されたことで、「2人の15世」が生まれる状況は避けられないだろう。転生者を探す上で手がかりとなる湖は中国にあり、かつて幼児だった14世を発見した高僧に連なり、15世の認定でも同様の役割を担うであろう人物も中国にいるので、亡命チベット人社会の側が選んだ転生者を中国側が真っ向から否定する局面は不可避と思える。

 中国国内にいる約700万人(2021年時点)のチベット族の多くは、中国国外で生まれる後継者を慕うことも考えられ、この後継者が引き続き信仰のひそかなよりどころとなる可能性は排除できない。(聞き手・中国総局 吉永亜希子)

3557OS5:2025/07/03(木) 21:55:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/19075fb8777e054bbc9bb443141c1003eff224c9
タイ副首相が首相代行に 職務停止の首相は徹底抗戦で混乱長期化か
7/3(木) 20:12配信


毎日新聞
職務停止中のタイのペートンタン首相=バンコクで2025年7月3日、ロイター

 タイで3日、憲法裁判所から職務停止を命じられたペートンタン首相の職務代行にプンタン副首相が就任した。カンボジアとの国境紛争に端を発した今回の問題では連立与党の一部が離脱。ペートンタン氏は徹底抗戦の構えで、政治の混乱収束のめどは立っていない。

【写真で見る】タイの大麻ショップ

 6月中旬にペートンタン氏とカンボジアのフン・セン前首相の通話音声が流出し、問題が大きくなった。ペートンタン氏は以前から家族ぐるみで親交があったフン・セン氏を「おじさん」と呼んで親しさをアピールする一方、タイ軍幹部を身勝手だと断じた。カンボジアにおもねっているとも取れる内容で、タイ国民の間に一気に反発が広がった。

 タイの司法にはかつての軍事政権が指名した裁判官が残り、旧政権勢力が影響力を持っているとされる。2024年8月にも、憲法裁が閣僚人事を巡って倫理上の違反があったとして、当時のセター首相を解職。「司法クーデター」とも呼ばれ物議を醸した。

 また背景には、ペートンタン氏の父であるタクシン元首相(在任01〜06年)の時代から続く政治対立もある。セター、ペートンタン両政権は23年の下院総選挙後、長くタクシン氏と敵対関係にあった親軍保守派の政党と手を組んで発足した。当初から基盤は盤石ではなく、セター氏解任にはタクシン氏をけん制する狙いがあったとみられる。その後も勢力間の綱引きは水面下で続いてきた。

 今回は与党第2党が連立から離脱したものの、ペートンタン氏の「タイ貢献党」など与党は下院(定数500)の過半数をかろうじて維持している。

 一方、6月28日にバンコク市内で開かれた抗議集会には保守層を中心に2万人ほどが集結した。主催団体の主要メンバーには反タクシン派だけでなく、たもとを分かった元タクシン支持者もおり、「首相退陣」を訴えた。団体は8月中旬にも集会を開く予定で、揺さぶりをかける。

 憲法裁の判決には1カ月以上かかるとみられ、この間は政治空白が続く。解職が言い渡された場合、連立内から新首相を擁立するか、解散総選挙に踏み切るかの選択を迫られる。

 さらに混乱が深まれば、軍が介入してクーデターに乗り出すのではとの懸念もくすぶる。ただタマサート大講師のプラウィット・ワタナスク氏(政治学)は「憲法裁が首相を解職できるのならクーデターを起こすまでもない」と指摘。「保守派や反タクシン派はペートンタン氏をたたく機会を待っていたのだろう。混乱の長期化は避けられない」と話す。【バンコク武内彩】

3558OS5:2025/07/03(木) 22:09:43
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250702-OYT1T50020/
タイ首相の職務一時停止、父タクシン元首相の影響力排除狙う…長年対立の保守派
2025/07/02 07:24

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佐藤友紀
1日、バンコクで、憲法裁判所に職務を一時停止された後、記者会見するペートンタン氏(中央)=ロイター
 【バンコク=佐藤友紀】タイのペートンタン・シナワット首相が職務の一時停止に追い込まれた。カンボジアとの国境問題を巡る対応が理由だが、背景にはペートンタン氏の父親のタクシン元首相らと保守派の間で長年にわたって続く政治的な対立がある。


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引き金
 「私の行いで不快な思いをした方々におわび申し上げる。悪意はなく、全ては国を守るためだった」。ペートンタン氏は1日、タイ憲法裁判所により職務が一時停止された後の記者会見でこう話し、決定を受け入れる姿勢を見せた。

 職務停止の直接の引き金となったのは、6月15日にペートンタン氏とカンボジアのフン・セン前首相の間で行われた非公式電話会談の音声の流出だ。ペートンタン氏は会話の中で、父のタクシン氏と仲が良く、家族ぐるみの付き合いをしてきたフン・セン氏を「おじさん」と呼ぶなどし、国境問題が過熱する中で国民の反発を招いた。

 これに反応したのが、軍に近い保守派で、連立政権を組んでいた「タイの誇り党」だった。音声が流出した18日、誇り党は連立の離脱を発表。不信任案を提出する構えも見せている。

軍の影響力
 ペートンタン氏が現在党首を務める「タイ貢献党」と誇り党は2023年、下院選で第1党に躍進した民主派の「前進党」(当時)の政権発足阻止のため連立を組んだが、誇り党内にはタイ政治に依然として強い影響を及ぼすタクシン氏や娘のペートンタン氏に批判的な意見が根強かった。

 6月20日、誇り党に近いグループとされる上院議員ら36人が、ペートンタン氏が憲法が定める倫理規定に違反したとして、憲法裁に解職を求める訴えを起こした。憲法裁の裁判官は軍の影響下にあり、誇り党や親軍派など保守派が、ペートンタン氏の失脚とタクシン氏の影響力の排除を狙ったと指摘する声もある。

司法クーデター
 タイでは1932年の立憲革命以降、未遂も含め19回のクーデターが繰り返され、軍が権力を握ってきた。



 近年は憲法裁による政党の解党や首相の解職などが相次ぎ、「司法クーデター」とも言われている。憲法裁は昨年8月、不敬罪の見直しを公約に掲げて国家転覆を謀ったとして前進党に解党を命令。貢献党のセター・タウィシン前首相に対しても同月、保守派の上院議員グループの請求を受けて解職命令を出した。

 保守派は、クーデターで失脚後に国外に逃れ、2023年に帰国したタクシン氏についても、王室を侮辱した不敬罪の疑いで検察に起訴を働きかけるなど、その動きを封じ込めようとしている。

 一方、誇り党の連立政権離脱などに伴う内閣改造が1日、官報で公表された。ペートンタン氏は文化相を兼任し、首相の職務停止後も内閣の一員にはとどまる。

3559OS5:2025/07/07(月) 09:32:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a91d4041321556cfcc210248377dbeac49b740
国境対立でタイに「内政干渉」 威信誇示狙いか カンボジア
7/7(月) 7:05配信

時事通信
タイとの国境地域を訪問し、演説するカンボジアのフン・セン上院議長(中央)=6月26日、北部プレアビヒア州(同氏のフェイスブックより・時事)

 【バンコク時事】カンボジアが国境問題で対立するタイに強硬方針で臨み、事態収拾を図ったタイのペートンタン首相が不用意な発言で職務停止に追い込まれた。

 「内政干渉」も辞さないカンボジアの姿勢について、経済成長を続ける同国が国家の威信を内外に誇示するのが狙いとの指摘が出ている。

 ◇自国軍批判し職務停止
 タイ、カンボジア両国軍は5月、未画定の国境付近で衝突し、カンボジア兵1人が死亡した。双方は国境検問所を閉鎖して人の移動や物流を制限。現地の日本企業にも影響が出ている。

 ペートンタン氏は衝突後、カンボジアの事実上の最高権力者である前首相のフン・セン上院議長と電話で対応を協議。ところが、録音した音声をカンボジア側が流出させ、ペートンタン氏がタイ国軍を批判するなどしていたことが発覚した。

 タイ国内ではペートンタン氏への批判が強まり、連立政権から保守系の有力政党が離脱。憲法裁判所は今月1日、上院議員らが提出した首相失職請求を受理し、判決が出るまで首相職の一時停止を命じた。フン・セン氏は演説で「タイの首相は3カ月以内に交代するだろう。新しい首相と国境問題を解決する」などと主張した。

 こうしたカンボジアの動きについて、外交筋は「内政干渉と言われても仕方がない」と指摘する。タイ国軍の報道担当者は、記者会見で「カンボジアは複雑で巧妙な計画を立てている。緊張状態をつくり出し、政治にまで拡大させて政府に不信感を抱かせ、タイ社会を分断させた」と不快感をあらわにした。

 ◇使命は「真の独立」
 2023年まで38年間も首相を務め、息子を後継に据えたフン・セン氏は、1990年代に終結した内戦で疲弊した国の復興を進めた。近年は独裁体制を強化して反対派の政治家やメディアを弾圧。2010年代以降は中国に傾斜して支援や投資を呼び込み、経済成長を成し遂げた。

 タイとカンボジアは複数の国境問題を抱える。08〜11年にはカンボジアの世界遺産プレアビヒア寺院遺跡周辺の土地を巡って戦闘が起き、死傷者が出た。それ以外の国境未画定地域は、主にタイが事実上支配している。

 カンボジア情勢を長く取材してきたタイ人ジャーナリストのスパラック氏は「国境未画定地域をカンボジア領とし、タイから抑圧されているという国民の意識を払拭するのが、フン・セン氏の狙いだ」と分析。隣国に対し一歩も引かず「自分の代でカンボジアを『真の独立国家』にすることを使命としている」と解説した。

3560OS5:2025/07/07(月) 09:40:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/820e90a413bf2d3c464da91f6303e18e7ae7d2d8
宿舎・スーパー・ナイトクラブも…カンボジアに巨大詐欺拠点、日本人摘発相次ぐ
7/7(月) 6:45配信

読売新聞オンライン
背景に中国系犯罪組織
 カンボジアを拠点とする特殊詐欺に関与していたとみられる日本人の摘発が相次いでいる。拠点では、外出が許されない入居者らが利用するナイトクラブやカラオケもそろっていると取引業者が証言した。中国系の犯罪組織が背景に存在するとされ、拠点を含む一帯には中国のような街並みが広がっていた。(ハノイ支局 竹内駿平、西部社会部 岡林嵩介)

【写真】トラックが出入りする詐欺拠点と見られる敷地

軟禁状態
 首都プノンペンから車で東へ2時間半。ベトナム国境まで約3キロ・メートルの東部プレイベン州の道沿いに、巨大な建造物が姿を現した。高さ数メートルの壁で囲われた敷地内では多くのクレーン車が稼働し、ゲートをダンプトラックが行き交う。

(写真:読売新聞)

 福岡県警が4〜5月に摘発した特殊詐欺のリクルーターから仕事の紹介を受けた男性が、拠点となる敷地内の建物で「かけ子」をしていたとみられている。警察や検察に扮(ふん)し、日本の被害者に振り込みを求めていたという。

 運転手の男性(39)は、プノンペンから「詐欺拠点」に中国人投資家を何度も送迎した。敷地中心部には人工池で囲まれたカジノを建設中で、周囲には低層のオフィスや宿舎が並び、スーパーやカラオケ、ナイトクラブなど「生活から娯楽の全てがそろっていた」。詐欺にかかわっているとみられる入居者らは軟禁状態に置かれ、取引業者などしか出入りできない。

 宿舎で生活する人の国籍も様々で、タイやベトナムなど東南アジア出身者のほか、韓国人やオーストラリア人もいると聞かされた。いずれも敷地内のコールセンターに勤務しているという。「あそこが『詐欺拠点』だとみんな知っている」。男性は声を潜めた。

人民元で支払い
 「元はゴム園の広がるエリアだった。この1年で急速に開発が進んだ」

 現場に建築資材を搬入する自営業男性(29)はこう語る。男性によると、数年前に中国企業による開発計画が持ち上がり、一帯には中国人投資家が多く訪れるようになった。「詐欺拠点」の周辺には中国系の病院も建ち、中国料理店では人民元も使用できる。

 一帯では複数箇所で中国系企業による開発が進む。地元当局の男性幹部(73)によると、一連の開発で約5万人の雇用が生まれたという。ただ、いずれの現場も「詐欺拠点」の疑いがある。男性幹部は州幹部に敷地内の調査を求めたが、「何も気にすることはない」と一蹴(いっしゅう)された。「経済的利益は大きいかもしれないが、気味が悪い。自分の目で確かめたい」と男性は話した。

見せかけ
 5月末に日本人29人が拘束された北西部ポイペトも同様の状況だ。タイ国境に接するポイペトは近年、カジノを併設した大規模ホテルが次々に建ち、簡体字の看板も目立つ。中国系の犯罪組織がカジノなどを拠点に活動しているとされる。今年初め、ミャンマー東部の特殊詐欺拠点が摘発されてから動きが加速したと指摘されている。

 ポイペトで拘束された日本人はプノンペンに移送された。愛知県警などは6月24日、捜査員を派遣し、日本で発生した特殊詐欺事件との関連を調べている。埼玉や茨城県警もカンボジア拠点の詐欺事件を巡り、グループ幹部や「かけ子」の勧誘役を逮捕している。

 カンボジア当局は摘発強化をアピールしている。政府は5月、過去3年でオンライン詐欺や人身売買に関与した約2万4000人を摘発し、詐欺行為に加担した外国出身の4840人を救出したと明らかにした。出身国は20か国を超える。

 ただ、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは6月26日に発表した報告書で、カンボジア当局は摘発の際、拠点を運営する中国系組織と「協力や調整を行っている」と非難した。摘発後も運営を続ける拠点が多く存在すると指摘し、当局の対応は「見せかけ」だと批判している。

3561OS5:2025/07/20(日) 18:24:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/d650bf72fe774888d847ec33f5a3a83af031fdbf
韓国で連日大雨、10人死亡・8人不明 土砂崩れにインフラ被害も
7/20(日) 13:00配信

朝日新聞
2025年7月19日、韓国南東部の慶尚南道・山清郡で発生した土砂崩れの現場に立つ消防士。聯合ニュース提供=ロイター

 韓国で今月16日以降、広い範囲で大雨が続き、被害が拡大している。20日午前時点で10人が死亡、8人が行方不明となっている。


 行政安全省の20日午前6時の発表によると、南東部の慶尚南道で6人が死亡、6人が行方不明。中西部の忠清南道でも3人の死亡が確認されるなど、各地で被害が広がっている。慶尚南道の山清郡ではこの5日間で約800ミリの雨が降り、土砂崩れが発生した。

 インフラへの被害も拡大している。同省の調べでは、道路や建物、農地といった公共・民間施設の被害が約4千件報告された。列車の運休や国道などの交通規制のほか、国立公園への立ち入り禁止などの措置もとられている。(ソウル=清水大輔)

朝日新聞社

3562名無しさん:2025/07/20(日) 18:25:20
https://www.asahi.com/articles/AST733VKXT73UHBI015M.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
「統合」掲げるも野党と深い溝、首相人事が火種 李在明政権の1カ月
有料記事

ソウル=清水大輔 貝瀬秋彦2025年7月4日 10時30分
 韓国の李在明(イジェミョン)大統領が4日で就任から1カ月を迎えた。非常戒厳を出した尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領の罷免(ひめん)に伴う選挙を制した李氏は、分断が深まる社会での国民統合や民主主義の回復、経済の再生、国益中心の「実用外交」などを訴えてきた。その滑り出しは――。

 「国民が一つにまとまる統合の国政を進める必要がある」。3日、就任1カ月を前に開いた記者会見で内政への姿勢について問われた際、李氏はこう答えた。

 就任時の演説で「分裂の政治を終わらせる大統領になる」と述べた李氏は、保守系野党・国民の力に向けて対話の姿勢を示してきた。大統領選を通じ、自らが率いてきた進歩(革新)系・共に民主党と国民の力は激しく対立し、それぞれの支持者らの間にも深い溝が生じたからだ。

3563OS5:2025/07/24(木) 23:23:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfd5f6b50082cfb54c2012b486b25065deee7027
李政権の閣僚候補、相次ぎ脱落 世論配慮で打撃は限定的 韓国
7/24(木) 20:34配信


時事通信

24日、ソウルで会合に出席する韓国の李在明大統領(EPA時事)

 【ソウル時事】韓国の李在明政権で疑惑が指摘された閣僚候補2人の任命が相次いで白紙となった。

 世論の批判を受けて、教育相候補の指名を撤回。女性家族相候補は入閣辞退に追い込まれた。発足1カ月半の政権に一定の打撃は避けられないものの、世論に配慮して任命を強行しなかったことで、影響は限定的と言えそうだ。

 大学総長出身の教育相候補、李真淑氏は過去の論文盗用疑惑、女性家族相候補で国会議員の姜仙祐氏は補佐官に自宅のトイレを修理させたとされるパワハラ疑惑がそれぞれ浮上。保守系最大野党「国民の力」は「閣僚の資格がない」と国会の人事聴聞会で追及を強めていた。

 2人については、革新系与党「共に民主党」内や政権の支持母体の労組などからも辞退を求める声が相次いでいた。李大統領は20日、「悩んだ末」(大統領府高官)、李真淑氏の教育相候補指名を撤回した。

 李大統領に近いとされる姜氏は指名撤回が見送られたが、大統領の側近で次期与党代表候補の朴賛大前院内代表が23日、公然と「自ら決断すべきだ」と要求。姜氏は同日、国民への謝罪とともに「大統領に申し訳ない」と述べ、入閣辞退を表明した。

 24日発表の世論調査「全国指標調査」によると、閣僚候補の指名撤回について回答者の74%が「良いことだ」と好感。李大統領の支持率は64%と、10日発表の前回調査に比べて1ポイント減にとどまっている。

3564OS5:2025/07/26(土) 17:19:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/50cc325bd5e7648a91cebdc6fd8f3dc8dabf8c57
台湾の外交部長が異例の訪日 自民・高市氏らと面会 万博の見学も
7/26(土) 11:01配信
毎日新聞

台湾の総統府=台北市中正区で2020年、福岡静哉撮影

 台湾の林佳竜外交部長(外相に相当)が日本を訪問したことが分かった。台湾との関係を重視する超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長が25日に自身のフェイスブックに林氏と会談した様子を投稿した。正式な外交関係のない台湾の外交部長による訪日が明らかになるのは異例。

 古屋氏は投稿で、林氏や高市早苗前経済安全保障担当相、李逸洋駐日代表(駐日大使に相当)らと納まった画像を公開し、林氏と「万博視察前に意見交換」したと記した。参院選後の来客対応の一部としている。

 台湾・中央通信社は消息筋の話として、林氏が東京滞在中に台北駐日経済文化代表処(在日大使館に相当)を外交部長として初めて視察したと報じた。その後、大阪・関西万博の見学に向かったという。

 台湾外交部は林氏の訪日について「私的なもので、コメントしない」としている。【台北・林哲平】

3565OS5:2025/07/26(土) 21:14:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9527f00b9c8cd228a2c79c1e66b8ea6117ec8bc8
台湾のリコール投票、全て否決
7/26(土) 20:10配信
共同通信
 【台北共同】台湾の複数のメディアによると、野党、国民党の立法委員24人を対象にした26日のリコール投票は全て否決となった。リコール運動は失敗した。頼清徳政権にとって大きな打撃となった。

3566OS5:2025/07/26(土) 22:52:39
https://mainichi.jp/articles/20250726/k00/00m/030/143000c
台湾の大規模リコール、与党・民進党側の惨敗確実 頼政権さらに窮地

毎日新聞
2025/7/26 20:12(最終更新 7/26 21:25)

リコール投票で1票を投じる台湾の有権者ら=台北市中山区で2025年7月26日、林哲平撮影
 台湾で26日、最大野党・国民党の立法委員(国会議員に相当)24人に対するリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が行われ、即日開票された。複数の台湾メディアが報じた途中経過では、全選挙区で反対票が賛成票を上回っている。リコール運動を支援した与党・民進党の惨敗は確実となった。焦点だった民進党の過半数議席奪還は絶望的で、頼清徳総統の政権運営はさらに厳しさを増しそうだ。

 8月23日にも別の国民党立法委員7人に対するリコール投票があるが、26日の結果を受けて、国民党側の勢いが増すのは必至だ。台湾の内政だけでなく、民進党を「独立派」と見なして対話を拒否する中国や安全保障上の後ろ盾である米国との関係にも影響を与える可能性がある。


 リコールは賛成票が反対票を上回り、さらに賛成票が有権者総数の25%以上であれば成立する。少数与党の民進党(51議席)が「ねじれ」を解消させるには、リコールを成立させた上で補選で6議席以上を積み増す必要がある。

 中国に融和的な国民党(52議席)は第2野党・台湾民衆党(8議席)と連携して立法院(国会に相当、定数113)の過半数を占め、少数与党の頼政権が提出した予算案の一部を凍結・削減するなど徹底した対決路線を取ってきた。


 これに対して複数の市民団体が「中国共産党の代弁者だ」と批判し、ねじれ解消を目指すリコール運動を展開。民進党も後押しして、住民投票を行うために必要な法定数の署名を集め、過去最大のリコール投票実施にこぎ着けた。

 だが、対象の立法委員は2024年2月に就任したばかり。「選挙で示された民意を尊重すべきだとの主張が理解されやすかった」(国民党関係者)。「反共護台」(中国共産党に反対し、台湾を守る)とのスローガンを前面に出したリコール推進派への支持は伸び悩んだ。頼氏は6月末にリコール運動を支持すると表明したが、自身の発言について野党から「独裁的」と批判を浴びる場面もあった。


 台北市内の投票所では26日朝から有権者らが列を作って1票を投じた。中山区で投票した大学院生の男性(26)は「民進党、国民党とその支持者はどちらも相手を強く批判し続けているばかりだ。対立が落ち着いてほしい」と話した。【台北・林哲平】

3567OS5:2025/07/26(土) 22:53:43
https://www.asahi.com/articles/AST7V3R11T7VUHBI018M.html
台湾野党の立法委員24人、リコール不成立 総統の求心力低下も
有料記事

台北=高田正幸2025年7月26日 21時53分(2025年7月26日 22時29分更新)

市民団体による開票速報会場で、リコールの不成立が決まり、残念そうな表情をみせる人々=2025年7月26日、台北、顔大惟撮影

 台湾で26日、最大野党・国民党の立法委員(国会議員)24人に対する解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が行われたが、いずれもリコールは成立しなかった。台湾の中央通信社が報じた。リコール運動に支持を表明してきた与党・民進党の頼清徳(ライチントー)総統の求心力低下を招く可能性がある。

 リコール投票は過去最多となる国民党の立法委員の計31人に対して行われることが決まっており、残りの7人に対する投票は8月23日に実施される。立法委員の解職が決まれば補欠選挙が行われ、民進党は6議席を獲得すれば立法院で過半数を得る。ただ、26日にリコールが一件も成立しなかったことで、実現は極めて困難になった。

 昨年1月の選挙で民進党は立法院の議席数で少数に転落。立法院は国民党など野党勢力が主導し、政権に対する監督権限を強める法案を可決したり、行政院(内閣)が提案した防衛費を含む予算案を大幅に凍結・削減したりしてきた。この状況に懸念を抱いた多数の市民団体が今年2月以降、リコール運動を本格化させた。

 頼氏は6月の党大会で「民進党は市民と歩みをともにすべきだ」と語り、運動を支持する方針を打ち出した。前後には自らの政治理念を語る一連の演説も行い、幅広い人々に「反共(反中国共産党)」で団結することなどを呼びかけた。ただ、演説の中で「不純物を取り除かなくてはいけない」と語ったことなどが、異論を排除し分断を招きかねない発言として批判を受けた。

 最終的に議席逆転が実現しなければ、頼氏の姿勢が支持されなかったと見なされかねない。立法院でも野党の優勢が確定的となり、民進党はさらなる逆風にさらされることになる。

 頼氏は26日、リコールは憲法に基づき人々が権利を行使したもので、「結果を尊重すべきだ」とSNSに投稿した。

市民団体「国民党委員は『親中派』」 社会の分断懸念も

3568OS5:2025/07/26(土) 23:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/8302c95f7e54435f29f68ad5daf14e2119323bee
台湾野党議員への大規模リコール、成立ゼロの公算 民進党系が完敗「ねじれ解消」困難に
7/26(土) 19:46配信


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産経新聞

台湾の頼清徳総統

【台北=西見由章】台湾最大野党、中国国民党の立法委員(国会議員に相当)24人に対するリコール(解職請求)投票が26日行われ、即日開票された。中央選挙委員会の開票速報によると、同日午後6時(日本時間同7時)現在、各選挙区では軒並み反対票が賛成票を上回っており、リコールの成立はゼロになる公算が大きい。与党・民主進歩党に近い市民団体が目指した「ねじれ議会」の解消は困難になった。

民進党の頼清徳政権は、台湾史上初となる大規模リコール運動を後方支援してきたが、結果的に完敗したことで頼政権の求心力低下は避けられない。来年の統一地方選や、頼氏が再選を目指す2028年の次期総統選にも影響が出そうだ。

また民進党の「抗中保台(中国に対抗し台湾を守る)」路線が否定された形で、台湾の統一を掲げる中国当局にとっては好都合な展開となった。

現在の立法院(国会、定数113)の議席は国民党系54(うち無所属2)、民進党51、第2野党の台湾民衆党8。昨年1月の立法委員選で過半数を握った野党側は共同歩調を強め、頼政権の行政権を弱める法案や、政府予算案を大幅に削減・凍結する予算案を相次いで可決してきた。

与党系の市民団体は野党の立法委員が「中国の代理人」となり憲政を混乱させているとして今年2月にリコール運動を本格化させ、民進党も支援。国民党側は、頼政権を監督する立法院の機能が重要だとして反対票を投じるよう訴えていた。

8月23日にも国民党の立法委員7人に対するリコール投票が行われるが、いずれも署名集めの段階で苦戦しており、成立のハードルは高い。

3569OS5:2025/07/27(日) 22:42:06


1314 :OS5 :2025/07/27(日) 22:40:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d60a3abf56de6c386484b4cbea7b7be4d92b91c
タイ・カンボジア衝突、トランプ氏が停戦仲介 止まらぬ攻撃の応酬
7/27(日) 21:35配信

朝日新聞

タイ東北部シーサケート県で2025年7月26日、シェルターで過ごす避難者たち=ロイター

 タイとカンボジアの軍事衝突をめぐり、トランプ米大統領は26日(米東部時間)、両国首脳とそれぞれ電話協議をし、双方が停戦協議を行うことに合意したと明らかにした。近年では例を見ないレベルに衝突が深刻化するなかでトランプ氏が仲介に乗り出した形だが、27日も攻撃の応酬は続いており、収束につながるかは不透明だ。

【地図】タイとカンボジアの国境係争地域

 トランプ氏は26日、タイとカンボジアの首脳と相次いで電話協議し、「両国はただちに会談し、迅速に停戦を成立させることに合意した」とSNSに投稿した。

 停戦の仲介にあたっては、米国が両国と続ける関税交渉も話題に持ち出した。トランプ氏は「戦闘が続いている限りは、どちらの国とも(関税)合意は結ぶつもりはない」との意向を両首脳に伝えたという。トランプ氏の発表を受け、両国の外相は近く電話協議を行う可能性がある。

 長年続く争いの火種は、未画定の国境線だ。今年5月に係争地で両国の銃撃戦が起きると、互いに禁輸や国境検問所の閉鎖などの措置をとる事態となった。7月24日に本格的な軍事衝突に発展すると、双方で少なくとも計32人が死亡し、避難者数は17万人近くにのぼっている。

朝日新聞社

3570OS5:2025/07/27(日) 22:42:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d0d54138536e2a63cc655cc995217760d2e3e64
台湾野党議員への大規模リコール、いずれの選挙区も反対票上回り、民進党系が完敗
7/26(土) 23:06配信

産経新聞

就任後初めての新年談話を発表する台湾の頼清徳総統=1日、台北市の総統府(西見由章撮影)

【台北=西見由章】台湾最大野党、中国国民党の立法委員(国会議員に相当)24人に対するリコール(解職請求)投票が26日行われ、即日開票された。中央選挙委員会によると、リコールはいずれの選挙区でも反対票が賛成票を上回り、成立はゼロだった。与党・民主進歩党に近い市民団体が目指した「ねじれ議会」の解消は困難になった。

民進党の頼清徳政権は、台湾史上初となる大規模リコール運動を後方支援してきたが、結果的に完敗したことで頼政権の求心力低下は避けられない。来年の統一地方選や、頼氏が再選を目指す2028年の次期総統選にも影響が出そうだ。

また民進党の「抗中保台(中国に対抗し台湾を守る)」路線が否定された形で、台湾の統一を掲げる中国当局にとっては好都合な展開となった。

民進党の林右昌秘書長は26日夜に記者会見し「党は今回の社会の反応について反省する責任がある」と述べた。

現在の立法院(国会、定数113)の議席は国民党系54(うち無所属2)、民進党51、第2野党の台湾民衆党8。昨年1月の立法委員選で過半数を握った野党側は頼政権の行政権を弱める法案や、政府予算案を大幅に削減・凍結する予算案を相次いで可決してきた。

与党系の市民団体は野党の立法委員が「中国の代理人」となり憲政を混乱させているとして今年2月にリコール運動を本格化させ、民進党も支援。国民党側は頼政権を監督する立法院の機能が重要だとして反対票を投じるよう訴えていた。8月23日にも国民党立法委員7人へのリコール投票が行われるが、いずれも成立のハードルは高い。

3571名無しさん:2025/07/28(月) 20:33:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/83e2d0f278fd1a496faa34fb5ac96a9c04315bcb
タイとカンボジアが停戦合意 係争地の軍事衝突、トランプ氏も仲介
7/28(月) 19:06配信

朝日新聞

マレーシア・プトラジャヤで2025年7月28日、停戦協議が行われ、記者会見後に握手する(左から)カンボジアのフン・マネット首相、マレーシアのアンワル首相、タイのプームタム暫定首相=ロイター

 タイとカンボジアの大規模な軍事衝突をめぐり、両政府が28日、無条件での即時停戦に合意した。仲介国のマレーシアとともに両国が発表した。トランプ米大統領が仲介に乗り出したことで、近年では例を見ない水準に深刻化した衝突は収束に向かう可能性がある。

【画像】世界遺産の寺院にも被害 カンボジアとタイの軍事衝突

 タイで暫定首相を務めるプームタム副首相兼内相と、カンボジアのフン・マネット首相が、24日に戦闘が本格化して以降初めてマレーシアで会談。29日午前0時からの停戦発効で合意した。双方の現地軍幹部による非公式協議の実施や、国境問題を協議する両国の委員会を8月4日に開くことでも合意した。実際に戦闘が止まるかが焦点となる。

 会談は東南アジア諸国連合(ASEAN)で今年の議長国を務める、マレーシアのアンワル首相の公邸で実施。米国と中国の駐マレーシア大使も同席した。

 両国で長年続く国境紛争は今年5月、係争地で銃撃戦が起き、互いに禁輸や国境検問所の閉鎖などの措置をとる事態に発展。7月24日に再び銃撃戦が起きると、両国軍は各地で交戦状態に。戦闘地域は拡大し、両国の死者数は民間人を含めて30人を超え、避難者数も10万人規模に膨らんでいた。係争地にある世界遺産のプレアビヒア寺院も損傷した。

 トランプ氏は26日、両首脳とそれぞれ電話協議をし、双方が停戦協議を行うことに合意したと発表。「戦闘が続いている限りは、どちらの国とも(関税)合意は結ぶつもりはない」との意向を双方に伝え、事態の収束を迫っていた。(バンコク=伊藤弘毅、ワシントン=清宮涼、マニラ=大部俊哉)

■タイ・カンボジア国境紛争をめぐる主な出来事

1904年 カンボジアを統治していたフランスとシャム(現タイ)が国境協定を締結。国境画定の方針で合意

07年 フランスが作成した地図で、プレアビヒア寺院がカンボジア側に描かれる

54年 タイ軍がプレアビヒア寺院を占拠

62年 国際司法裁判所(ICJ)がプレアビヒア寺院をカンボジア領と認定。タイに軍の撤退を命じる

2008年 プレアビヒア寺院が世界遺産に登録される

08〜11年 寺院周辺などで断続的に軍事衝突が発生

13年 ICJがプレアビヒア寺院周辺地域もカンボジア領と認定

25年5月28日 国境の係争地で銃撃戦が発生し、カンボジア兵1人が死亡

  7月23日 係争地付近でタイ兵が地雷を踏み負傷。16日にも地雷でタイ兵が負傷しており、タイは駐カンボジア大使の召還、カンボジアとの外交関係格下げなどを決定

  7月24日 係争地で再び銃撃戦が発生。本格的な軍事衝突に発展

  7月28日 両国首脳がマレーシアで会談

朝日新聞社

3572OS5:2025/07/29(火) 19:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/390459ab42516f1fb6b13f5a89585b57ad6bfe62
タイ・カンボジア、薄氷の停戦 発効後にも攻撃、タイ軍「違反だ」
7/29(火) 18:40配信

朝日新聞

タイ東北部スリン県のシェルターで2025年7月28日、タイとカンボジアが無条件での即時停戦に合意したとの知らせを聞いて喜ぶ避難者たち=AP

 タイとカンボジアの停戦が29日、発効した。ただ、タイ軍が、停戦発効後にカンボジアが攻撃を行ったと主張するなど、緊張状態は続く。関税交渉をテコにしたトランプ米大統領の圧力によりもたらされた停戦合意だが、双方の敵意は簡単には収まらず、対立が再燃する恐れをはらむ。

【地図】タイ・カンボジアの軍事衝突で、戦闘があった主な地域

 タイ軍は29日、カンボジアが複数地点でタイ側を攻撃したと主張。「停戦合意違反だ」と非難した。タイ政府は、停戦協議を仲介したマレーシアや米中に対して、カンボジアが攻撃を行った証拠を提出すると発表した。

 一方、ロイター通信によると、タイで暫定首相を務めるプームタム副首相兼内相は同日、停戦発効後に国境付近で衝突があったと認めつつ、「対立の過熱はない。状況は落ち着いている」と報道陣に語った。28日の首脳会談での合意事項に盛り込まれた、双方の現地軍幹部の非公式協議も29日に開かれ、戦闘の停止などで合意した。両国政府は停戦の維持に向けて歩み寄る構えとみられ、今後も戦闘停止の状態を続けられるかが焦点となる。

 停戦合意に向けて双方の背中を押したのが、トランプ氏による停戦協議の仲介だ。その際、トランプ氏は両国に「戦闘が続いている限りは、どちらの国とも(関税)合意は結ぶつもりはない」と警告していた。

 特に、タイが交渉の席に着くと決めたのは、トランプ氏による関税交渉をからめた圧力が要因とみられる。タイは米政権との「相互関税」交渉が進まず、7月末の期限を目前に焦りを募らせる。

 タイの税率はカンボジアと同じ36%。7月の税率見直しでカンボジアは49%から引き下げられた一方、タイは当初の数値が据え置かれていた。

朝日新聞社

3573OS5:2025/08/15(金) 22:54:04
1316:OS5:2025/08/02(土) 23:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d40247d163af4e891c67b3454b6c31d9c62db2d
韓国与党の新代表に強硬姿勢の鄭清来氏 「内乱勢力を徹底的に断罪」
8/2(土) 22:51配信

朝日新聞

2025年8月2日、韓国の与党・共に民主党の党員大会で党代表に選ばれた鄭清来(チョンチョンレ)氏(中央)。左は代表選で競った朴賛大(パクチャンデ)氏=韓国・京畿道高陽市、貝瀬秋彦撮影

 韓国の李在明(イジェミョン)政権を支える進歩(革新)系与党・共に民主党が2日、ソウル近郊の京畿道高陽市で党員大会を開き、党の新代表に鄭清来(チョンチョンレ)議員(60)を選んだ。鄭氏は選出後の演説で、昨年12月の尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領による非常戒厳に関与した「内乱勢力」を「徹底的に断罪しなければならない」と述べた。対野党などで強硬な発言を繰り返してきており、今後、与野党の対立が激化する可能性がある。

 来年6月には統一地方選が予定され、その結果が政権運営にも影響するだけに、党運営や選挙への対応も問われる。

 代表選は前代表の李氏が大統領選立候補のために4月に辞任したことに伴い実施された。鄭氏と朴賛大(パクチャンデ)議員(58)の2人で争われ、鄭氏が約62%の得票率で勝利した。

朝日新聞社

1317:OS5:2025/08/02(土) 23:32:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/10454cc11f100ef77d0fae9f34454cb4c4300bf0
中国、行き過ぎ「倹約令」迷走 会食で酒禁止、飲食業に打撃
8/2(土) 14:35配信
時事通信

1日、中国・北京の酒店に並ぶ高級白酒「茅台(マオタイ)酒」

 【北京時事】中国の習近平政権による行き過ぎた「倹約令」が迷走している。

 もともと冷え込んでいた消費意欲がさらに低迷し、飲食業は大打撃。政権は早々に軌道修正を図る事態に追い込まれた。

【ひと目でわかる】中国のGDP成長率の推移

 きっかけは5月中旬、習指導部が改正した「節約励行・浪費反対条例」だ。共産党関係者の腐敗防止を目指し2013年に施行された条例だが、今回新たに具体的な禁止事項を盛り込み、内容を厳格化。公務での会食相手に「高級料理やたばこ、酒類を提供してはならない」と明記した。

 背景には、春ごろから地方の党幹部らの宴会で飲酒による死亡事故が相次いだことがあったとされる。このうち河南省では、綱紀粛正に関する学習会の翌日、公安や検察関係者も参加した集まりでアルコール度数の高い白酒を飲んだ1人が死亡。習政権の体面を汚す不祥事となった。

 条例改正後、地方政府や公的機関は連座制での処罰を恐れ、過度な自主規制に走った。報道やSNS投稿によると、安徽省では一部の公務員へのアルコール検査を連日実施。武漢の国有企業は同僚同士のランチを禁じた。

 6月には、顧客に1杯6元(約120円)ほどの麺をおごってもらった銀行員が3000元の罰金を科された例が物議を醸した。3人以上での食事を避ける風潮が全国的に広まり、接待で定番だった高級白酒「茅台(マオタイ)酒」は深刻な価格下落に直面した。

 こうした過剰反応を受け、政権も火消しに乗り出した。6月中旬、党機関紙・人民日報(電子版)は「規定違反の飲食は禁止だが、全ての飲食が違反というわけではない」と題した論評を配信。「形式主義的」な規制を批判し、外食産業による景気や雇用への貢献を強調した。

 しかし、社会の「自粛」ムードは続いている。香港紙・星島日報は7月、広東省広州の飲食業界で「閉店の波」が起きていると報じた。同省では条例改正直後に個室予約が8割減となったレストランもあり、夏以降も3割減の状態が継続。1人当たりの消費額も大幅に落ち込んでいるという。

3574OS5:2025/08/15(金) 22:54:16

1318:OS5:2025/08/04(月) 10:50:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/fff169b790bcb86ae0a5726fc7be518964a75289
「キム・ジュエ後継」進む北朝鮮 正恩氏と並び登場、脇に飛びのく母
8/3(日) 11:00配信

朝日新聞

2025年6月24日、北朝鮮・江原道の元山葛麻海岸観光地区の竣工(しゅんこう)記念公演を鑑賞する金正恩朝鮮労働党総書記(右)と娘。朝鮮中央通信が伝えた=朝鮮通信

 朝鮮中央テレビは6月26日、珍しい光景を映し出した。日本海側の元山地区にオープンしたビーチリゾートの竣工式に、豪華なクルーザー1隻が到着する。乗降口では金正恩(キムジョンウン)総書記の妻、李雪主(リソルチュ)氏が崔善姫(チェソンヒ)外相とおしゃべりをしていた。奥から正恩氏と10代に見える少女が登場すると、李氏と崔氏は慌てて後ろに飛びのいた。6月24日、「元山葛麻(ウォンサンカルマ)観光海岸地区」の竣工(しゅんこう)式の日の出来事。少女は、西側メディアが「キム・ジュエ」と呼ぶ、正恩氏の娘だ。

【写真】「命を犠牲に金正恩氏の命令を遂行」 北朝鮮兵の遺品は何を語るのか

 「長幼の序」など儒教思想が残る北朝鮮で、子どもが親を差し置く行動は考えられない。同時に、北朝鮮では過去、権力継承の過程で「指導者と後継者」という構図を映像や写真で際立たせてきた。李雪主氏がメディアに登場したのは1年半ぶり。母親が不在の間、正恩氏とジュエ氏の2人は繰り返し、公の場に登場していた。「指導者と後継者」だという位置づけを定着させる狙いがあったようだ。

 拍手をする場面でも、ジュエ氏は一方の手のひらだけを動かし、もう一方の手のひらを軽くたたくようなしぐさを見せた。過去、最高指導者や後継者だけにしか見られなかった動作だ。情報機関の韓国中央情報部(KCIA、国家情報院の前身)で長く北朝鮮を担当した康仁徳(カンインドク)元韓国統一相も「現時点では、ジュエ氏が後継者だろう」と語る。

■順序を踏んでいく後継作業

 現地指導の際、ジュエ氏に独自の説明係はついていない。報道でジュエ氏の発言はおろか、名前も明かされていない。日米韓など関係国はジュエ氏が2012年秋から13年初めにかけて生まれたとみている。

 後継作業には順序がある。親しい側近だけが存在を知る時期から始まり、徐々に国民に存在を意識させる。公式に朝鮮労働党や政府で活動を始めても、金正日(キムジョンイル)総書記の場合は「党中央」、正恩氏は「青年大将」という呼称を使い、神秘性を高めた後に公式に登場した。

 ジュエ氏は党や政府の公職に就いていない。今は国民に後継者としての存在を認知させる作業に全力を挙げている段階のようだ。ジュエ氏は5月以降、ロシア政府関係者が出席する外交行事にも参加し始めており、今後、金正恩氏の外遊に同行する可能性もある。

朝日新聞社

1319:OS5:2025/08/04(月) 21:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dfe1fc6b81fb288ee3f716b7e425cee5402ef8c
中国・蘇州の日本人女性襲撃事件「容疑者の厳正な処罰を強く申し入れる」林官房長官が表明
8/4(月) 11:58配信

産経新聞

林芳正官房長官=31日、首相官邸(春名中撮影)

林芳正官房長官は4日の記者会見で、中国江蘇省蘇州市で日本人女性が襲われ負傷した事件を受けて「引き続き容疑者の厳正な処罰、類似事件の再発防止、邦人の安全確保を強く申し入れていく」と述べた。

事件は7月31日に蘇州の地下鉄駅構内で発生した。子供を連れた日本人女性が何者かに石のようなもので殴られて負傷した。命に別条はなく、子供にけがはなかった。在中国日本大使館には1日夕に現地公安当局から容疑者確保の連絡があった。

蘇州では昨年6月にも日本人学校のスクールバスを待っていた日本人母子らが中国人の男に切り付けられて負傷し、男を制止しようとしたバス案内係の中国人女性が死亡した。昨年9月には、広東省深圳で日本人男子児童の刺殺事件も起きている。

林氏は会見で「海外に滞在する邦人の保護は政府の最も重要な責務の1つだ。中国当局とも連携し、在留邦人の安全確保に全力を尽くす」と強調した。

3575OS5:2025/08/15(金) 22:54:26

1320:OS5:2025/08/05(火) 13:56:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/984843c5ff0f761f62ea854db03f83c131203acd
給料10倍引き上げても購買力は低下 北朝鮮「経済改革」の弊害
8/5(火) 11:00配信

朝日新聞

2025年7月1日、開業した北朝鮮・江原道の元山葛麻海岸観光地区で海水浴を楽しむ人々。朝鮮中央通信が伝えた=朝鮮通信

 北朝鮮は2023年10月、一般労働者の給与を10倍以上に引き上げた。脱北者や韓国の専門家らによれば、北朝鮮では最近、コメや肉類など食料品の値段が引き上げ措置前の2倍程度になり、現地通貨の対ドルレートも大幅に下落している。韓国の北朝鮮専門媒体「デイリーNK・AND(Archive North Korea Data)センター」の李尚龍(イサンヨン)ディレクターは「金正恩(キムジョンウン)体制が維持される限り、根本的に経済は良くならない」と語る。

【図】妹への信頼、断ち切れぬ絆 正恩氏「キム・ジュエ後継」進める裏で

 李氏によれば、北朝鮮の給与引き上げ対象は、政府や党の職員、教師、国営企業所の従業員など。02年7月1日の「経済管理改善措置」以来、21年ぶりの大規模な賃金改革だった。給料が10倍にも増えたことで、市民生活はどう変わったのか。

 デイリーNKの7月10日付報道によれば、北朝鮮のコメ価格は、09年秋の貨幣改革以降初めて、1キロあたり1万3千ウォンを突破した。昨年までは同5千ウォン前後だった。為替レートも1ドル(147円)あたり3万ウォン台にまで下落した。昨年は1ドルが8千ウォン程度だった。

 李氏によれば、賃金の上昇幅が企業の支払い能力を超えているため、一部の企業所が賃金を期限内に支払えないか、規定通りの額を払えていない。市場価格に比べて元々の賃金水準が低すぎることや最近の物価上昇もあり、実質購買力は低下している。

 また、目標の生産量を達成できない企業所は約束された賃金を支払わないため、市民の間の経済格差が広がる弊害も出ている。

朝日新聞社

1321:OS5:2025/08/09(土) 08:01:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f2f8d0edbfa9cac9ec08ee2ff2719d307af6c5c
「ワンピース」の旗掲げ政権批判 インドネシア、政府は警戒
8/7(木) 18:57配信


共同通信
 【ジャカルタ共同】インドネシアで、政権批判の表現として人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」に登場する海賊旗を掲げる動きが広がっている。17日の独立記念日を前に、政府が呼びかけた国旗掲揚に国民の一部が反発。法律では国旗の上に別の旗を掲揚することを禁じており、政府は警戒している。

 ワンピース旗の掲揚は今月、若者を中心にSNS上で流行し、家や車の荷台に掲げる画像が次々と投稿された。地元メディアによると、警察が掲揚をやめるよう指導したケースもあった。

 プラスティヨ国家官房長官は5日、ワンピース旗の掲揚自体は「表現として問題はない」とした上で、国旗を軽視しないよう呼びかけた。

3576OS5:2025/08/15(金) 22:54:37


1322:OS5:2025/08/10(日) 21:07:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fecc295f61a9e6856a1069394d98a70804b452bb
中国、「外相候補」の共産党幹部を拘束と米紙報道 日中外交にも関与
8/10(日) 20:15配信

朝日新聞

中国共産党の劉建超・中央対外連絡部長=2024年5月29日、首相官邸、岩下毅撮影

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は9日、中国共産党の外交部門、中央対外連絡部の劉建超部長(61)が、中国当局に拘束され取り調べを受けていると報じた。劉氏は次期外相候補と目されていた。

【写真】岸田文雄首相(当時、右)と握手を交わす中国共産党の劉建超・中央対外連絡部長=2024年5月29日、首相官邸、岩下毅撮影

 同紙によると、7月下旬に海外出張から北京に戻った後に連行された。理由は不明だ。習近平(シーチンピン)指導部は汚職取り締まりを強化しており、何らかの疑いがかけられた可能性がある。同部のホームページでは、最近はほぼ毎日更新されていた劉氏の活動情報が7月30日を最後に途絶えている。

 劉氏は、中国外務省の報道官や腐敗幹部を摘発する部門の幹部などを歴任。2022年5月から党外交を仕切る現職に就いた。24年5月には日本を訪問し当時の岸田文雄首相と面会したほか、日中友好議連や日本の政党関係者が訪中した際には対応する役割を担い、日中外交にも関与していた。(北京=井上亮)

朝日新聞社

1323:OS5:2025/08/11(月) 09:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f07cfd8bd7198de83e36947f1cfe2ac7fd362c4f
インドネシア、どうなる新首都計画 独立式典なし、移住も進まず 大統領「重要視せず」の指摘も
8/11(月) 7:08配信



時事通信

1年ほど前に完成した大統領宮殿(手前)と大統領府=7月23日、インドネシア東カリマンタン州ヌサンタラ

 インドネシア・カリマンタン島の新首都予定地ヌサンタラ。

 昨年8月17日の独立記念式典は同地とジャカルタの2カ所で開催されたが、今年はヌサンタラでは実施されないことが既に決まっている。プラボウォ大統領は昨年10月の就任当初から「首都移転を重要視していない」との指摘もあり、移転計画に黄信号がともりつつある。

 東カリマンタン州の港湾都市バリクパパンから車で約2時間。昨年8月には完成していた大統領宮殿と大統領府の手前には、調整庁などの庁舎が出来上がりつつあり、周囲には樹木や池、木製の通路も配置され、心地よい空間が広がる。ヌサンタラ首都庁の庁舎も完成済みで、周辺の道路沿いには店も増えた。

 宮殿を真正面から見渡すことができる丘の上には、国章ガルーダ(金色の神鳥)の両翼をかたどった巨大モニュメントの前にスカルノ初代大統領とハッタ初代副大統領の彫像が並び立つ。近くにはインドネシアの大きな国旗が翻り、建設は順調に進んでいるように見える。

 少し離れた地区では、公務員住宅の建設が急ピッチで進められ、完成しているものも多かった。しかし、公務員の移住は進んでおらず、大半は空室のままだという。土がむき出しになっていたり、廃材が放置されたりしている場所も散見された。

 一方、ヌサンタラから約35キロ離れた要人用の新空港の建設は遅々として進んでいない。1年前に完成した滑走路が1本あるほかは、赤土のままになっている場所がほとんど。ヌサンタラでは一部ホテルが営業を開始しているものの、工事関係者を相手にした売春が横行しているとのうわさが絶えない。

 アジア経済研究所の川村晃一研究員は「プラボウォ氏が首都移転を優先課題としていないことは、政権交代時からはっきりしていた。当面、移転計画を中止することはないだろうが、次の大統領選の前年に当たる2028年ごろ政権としての判断を下すのではないか」と話している。(ヌサンタラ=インドネシア=時事)。

1324:OS5:2025/08/15(金) 22:52:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f776d51449364a1833131d2da78fe149543650bf
中国共産党の副部長拘束か、党外交担う中央対外連絡部の女性幹部…九州大大学院へ留学経験も
8/15(金) 20:40配信

読売新聞オンライン

中国の国旗

 【北京=東慶一郎】ロイター通信は15日、中国共産党で党外交を担う中央対外連絡部(中連部)の孫海燕(スンハイイェン)副部長(53)が拘束されたと報じた。事情に詳しい3人の関係者の話としている。中連部では、トップの劉建超(リウジエンチャオ)部長(61)の拘束も報じられている。

 報道によると、孫氏が拘束されたのは劉氏とほぼ同時期の8月初旬。拘束理由は不明だが、劉氏に対する調査の関連とみられる。

 中国誌・財新(電子版)によると、孫氏は元駐シンガポール大使で、中連部では若手の女性幹部として知られていた。日本の九州大大学院に留学した経験もあるという。


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