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大中華世界的話題(その3)

3553OS5:2025/07/02(水) 11:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8624f7a9f8a69aa2ac0b3b7cc9d8fe59e3a0b66
タイ首相の職務一時停止、父タクシン元首相の影響力排除狙う…長年対立の保守派
7/2(水) 7:26配信

読売新聞オンライン
1日、バンコクで、憲法裁判所に職務を一時停止された後、記者会見するペートンタン氏(中央)=ロイター

 【バンコク=佐藤友紀】タイのペートンタン・シナワット首相が職務の一時停止に追い込まれた。カンボジアとの国境問題を巡る対応が理由だが、背景にはペートンタン氏の父親のタクシン元首相らと保守派の間で長年にわたって続く政治的な対立がある。

引き金
 「私の行いで不快な思いをした方々におわび申し上げる。悪意はなく、全ては国を守るためだった」。ペートンタン氏は1日、タイ憲法裁判所により職務が一時停止された後の記者会見でこう話し、決定を受け入れる姿勢を見せた。

(写真:読売新聞)

 職務停止の直接の引き金となったのは、6月15日にペートンタン氏とカンボジアのフン・セン前首相の間で行われた非公式電話会談の音声の流出だ。ペートンタン氏は会話の中で、父のタクシン氏と仲が良く、家族ぐるみの付き合いをしてきたフン・セン氏を「おじさん」と呼ぶなどし、国境問題が過熱する中で国民の反発を招いた。

 これに反応したのが、軍に近い保守派で、連立政権を組んでいた「タイの誇り党」だった。音声が流出した18日、誇り党は連立の離脱を発表。不信任案を提出する構えも見せている。

軍の影響力
 ペートンタン氏が現在党首を務める「タイ貢献党」と誇り党は2023年、下院選で第1党に躍進した民主派の「前進党」(当時)の政権発足阻止のため連立を組んだが、誇り党内にはタイ政治に依然として強い影響を及ぼすタクシン氏や娘のペートンタン氏に批判的な意見が根強かった。

 6月20日、誇り党に近いグループとされる上院議員ら36人が、ペートンタン氏が憲法が定める倫理規定に違反したとして、憲法裁に解職を求める訴えを起こした。憲法裁の裁判官は軍の影響下にあり、誇り党や親軍派など保守派が、ペートンタン氏の失脚とタクシン氏の影響力の排除を狙ったと指摘する声もある。

司法クーデター
 タイでは1932年の立憲革命以降、未遂も含め19回のクーデターが繰り返され、軍が権力を握ってきた。

 近年は憲法裁による政党の解党や首相の解職などが相次ぎ、「司法クーデター」とも言われている。憲法裁は昨年8月、不敬罪の見直しを公約に掲げて国家転覆を謀ったとして前進党に解党を命令。貢献党のセター・タウィシン前首相に対しても同月、保守派の上院議員グループの請求を受けて解職命令を出した。


 保守派は、クーデターで失脚後に国外に逃れ、2023年に帰国したタクシン氏についても、王室を侮辱した不敬罪の疑いで検察に起訴を働きかけるなど、その動きを封じ込めようとしている。

 一方、誇り党の連立政権離脱などに伴う内閣改造が1日、官報で公表された。ペートンタン氏は文化相を兼任し、首相の職務停止後も内閣の一員にはとどまる。


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