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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

1800チバQ:2022/04/07(木) 08:24:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/50919f9f0eaa68413becc0fea08cd3de4025acc6
ロシア極右「自民党」ジリノフスキー氏死去…下院で一定勢力保持、大統領選に何度も立候補
4/7(木) 7:53配信

12
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読売新聞オンライン
ウラジーミル・ジリノフスキー氏(ロイター)

 タス通信などによると、ロシアの極右政党「自由民主党」党首のウラジーミル・ジリノフスキー氏が6日、死去した。75歳だった。死因など詳細は不明。

 ジリノフスキー氏は2月初旬、新型コロナウイルスに感染して重症となり、モスクワの病院で闘病を続けていた。

 ジリノフスキー氏は、ソ連崩壊(1991年)後のロシアで、民族主義的な主張を展開して支持を集めた。自民党を率いて下院で一定の勢力を保ち、大統領選挙に何度も立候補した。

1801とはずがたり:2022/04/07(木) 09:45:08

露、日本の制裁に報復検討 「長年築いた関係破壊」
https://www.sankei.com/article/20220407-CUCZKNWT3BKZ7L7DJQPRSHFAAA/
2022/4/7 00:42

ロシア外務省のザハロワ情報局長は6日の定例会見で、日本の反露的行動に対抗措置を取るべく内容を検討していると述べた。ウクライナ侵攻を受けた日本の対露制裁への報復を指しているとみられるが、内容は明らかにしなかった。

ザハロワ氏はまた、日本の現政権は「長年かけて築かれてきた両国間の協力関係を破壊している」とも述べ、ウクライナに侵攻したロシアを批判する岸田文雄政権の対応に強い不満を示した。

ザハロワ氏は、岸田政権が「日本社会で反ロシアのヒステリーを高めている」と指摘。「海外からの指示に従順に従っている」とも述べ、欧米の制裁に同調する日本側の対応をやゆした。

ロシア外務省は3月、日本が対露制裁に加わったことに反発し、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表。北方領土へのビザなし交流停止や北方四島での共同経済活動からも撤退すると表明した。(共同)

1802とはずがたり:2022/04/08(金) 00:09:41
【詳しく】プーチン大統領の“誤算” 予兆はいつから?分析
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220405/k10013567821000.html
2022年4月5日 17時18分

ロシアがウクライナ侵攻して1か月あまり。専門家などからは、プーチン大統領の誤算を指摘する分析が相次いでいます。

その予兆はいったい、いつから?

この1か月あまり、プーチン大統領の演説や発言をウォッチしてきた、石川解説委員に分析してもらいました。

プーチン大統領はいつから苦戦を認識?
私が注目したのは、3月3日の安全保障会議での演説です。

侵攻から1週間ほどたった時期に開催されたものです。この演説ではすでに楽観的な見通しが変化を余儀なくされていることがうかがえます。

安全保障会議は、プーチン大統領が議長を務めるロシア安全保障政策の最高立案機関で、定期的に開催されていて、テレビで放送されることもあります。この日はテレビでも大統領の冒頭演説が放送されました。



旧ソビエト以来、「イソプの言葉」ということがあって、ロシアは言われたことを額面通りには受け取りません。行間を読む文化が染みついています。

プーチン大統領は「祖国防衛戦争」だと主張しています。そして、戦死者がでていることにもあえて触れています。
戦死者というのは、隠せません。報道発表しなくても、ひつぎになってもどってきて、地元のニュースなどでは報じられます。彼らは英雄なのですから。

一方で犠牲者というのが、国民にとって一番、侵攻を身近に感じる部分で「不安」を募らせる部分でもあります。隠すことができない、そうであれば逆にその部分に触れ、戦死者を英雄とすることで、愛国心につなげようとするねらいがあったと思います。

愛国心の部分で注目した点は?
戦死した人たちの名前とルーツをあげ、英雄だとたたえているところですね。実は、ロシアは多民族国家です。

プーチン大統領は演説で、ロシアは多民族国家であるとした上で、民族は違っても愛国心は一緒なんだと、力強いことばで訴えています。…

プーチン大統領の心境は?
民族名を連呼するところが多民族国家ロシアの大統領としてのプーチンの特質ですね。

プーチン大統領自身が自分はルスキー・ロシア人だ、それも周りはイワン、マリアというロシア人に多い名前ばかりだと強調することで民族としては純粋なロシア人だと強調しています。

しかし同時にプーチン大統領は、私はチェチェン人、イングーシ人、タタール人と並べています。そしてその一つ一つの民族の上にロシアのナロード(国民)があり、その意味でロシアは一つだと強調しています。ナロードという言葉がキーワードで、ロシアのナロードとしての愛国心を強調しています。

おそらく、このとき、プーチン大統領はすでに予想より厳しい戦いであると実感していたのかと思います。

もともとプーチン大統領はウクライナ侵攻を「特殊軍事作戦」と言っていて、すべての作戦を2週間程度で終わらせられると考えていた可能性があります。しかし、現実はとてもそういう状況ではないと。

この時、「これはかなりの戦争になる」とすでに感じていたのかもしれません。
そこで、死者が出ていることなど被害を国民に伝え、ロシア軍が苦戦しているということを伝えることで、逆にロシア国民をまとめようとしたのかもしれません。つまり、侵攻からおよそ1週間のタイミングで行われたこの演説からは、すでにプーチン大統領の誤算、異変の予兆をみてとれます。



国民にも不安、異変は?
プーチン大統領はロシア国民に「安定」を与え続け、それが支持されてきた大統領です。…

しかし、今回の侵攻で、プーチン大統領ははじめてその安定を壊してしまいました。一種の冒険、冒険主義とも言えるかも知れません。

少しでも国民を安心させようと考えたのか、演説では戦死者の遺族への補償金などにも触れています。…

今回の侵攻で、ロシアは国際社会から切り離され、国民生活にも大きな影響がでています。

ロシア国民も安定から不安にシフトしているのかもしれません。

そして、その国民の不安や変化を、誰よりも感じ取っているのはポピュリストでもあるプーチン大統領なのかもしれません。…

1803チバQ:2022/04/08(金) 15:44:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/b64949d9959cb596708a82c2b1ed6ea7b398126b
ウクライナ女性議員「レイプされ拷問された遺体」ナチス象徴マークが刻まれた女性遺体の写真投稿
4/8(金) 10:10配信
日刊スポーツ
ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで民間人の遺体が多数散乱する街の様子が公開され世界を震撼(しんかん)させる中、ウクライナの女性議員が自身のツイッターにナチスを象徴する「かぎ十字」のマークが刻まれた女性の遺体の写真を投稿して衝撃を与えている。

レシア・バシュレンコ議員(35)は、「レイプされ、殺された女性の拷問された遺体。言葉がない。私の心は怒りと恐れと憎しみでまひしている」とコメントを添え、腹部にかぎ十字と思われる焼き印を押された写真を投稿した。

同議員はその後の投稿でロシア兵はウクライナで略奪し、レイプし、殺害していると主張。「かぎ十字の焼き印を押された女性。ロシアとロシアの男たちがやったこと。不道徳な犯罪者の国」とツイートして、怒りをあらわにしている。

同議員はこの投稿以外にも破壊された街や遺体を運ぶ人々の様子などもツイートしており、複数のロシア兵がテレビや高級品などの略奪品を郵便局から自国に送る様子をとらえた監視カメラの画像なども投稿するなど数々の戦争犯罪を告発している。

ウクライナの検事総長はロシア軍による5000件の戦争犯罪を調査していることを明かしているが、同議員は「残念なことにもっとあります」ともツイートしている。

4日にブチャを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領は、数千人が殺害され、拷問されたと述べ、「女性は子どもたちの目の前でレイプされた上に殺害された。このようなことはテロリストがやることと何ら違わない。動物以下の扱いだ」と怒りをにじませ、「ジェノサイド(大量虐殺)」だと訴えている。

ロシア政府はこれらの主張を「フェイクニュース」だと否定しているが、欧米メディアは人工衛星画像をはじめとする複数の証拠を基にロシア側の主張には矛盾があることを指摘している。

ブチャでは「ロシア軍は手あたり次第民間人を無差別に射殺していた」「アパートにいた50歳以下の男性は皆殺しにされた」「タトゥーを確認すると言って全員を裸にし、脅威と見なされた者は無言で撃ち殺された」など生存者の生々しい証言も次々に明るみとなっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

1804とはずがたり:2022/04/08(金) 17:15:17
日本の公安調査庁、ウェブサイト上から「アゾフ大隊」に関する記載を削除08.04.2022 10:27
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3451937-ri-benno-gong-an-diao-zha-tinguebusaito-shangkaraazofu-da-duini-guansuru-ji-zaiwo-xue-chu.html

日本の公安調査庁は8日、公式ウェブサイト上の「国際テロリズム要覧2021」からウクライナの「アゾフ大隊」(現国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊)の記載を削除した。
公安調査庁がウェブサイト上で公表した。

公安調査庁は、「近時、一部において、公安調査庁が『アゾフ連隊』をネオナチ組織と認めている旨の事実と異なる情報が拡散されている状況が見受けられますが、このような誤った情報が拡散されていることは誠に遺憾」だと指摘している。

同庁は、その「誤情報」は「国際テロリズム要覧2021」の記載が根拠とされているようだが、そもそも「国際テロリズム要覧」は、「内外の各種報道、研究機関等が公表する報告書等から収集した公開情報を取りまとめたものであって、公安調査庁の独自の評価を加えたものではなく、当該記載についても、公安調査庁が『アゾフ大隊』をネオナチ組織と認めたものでは」ないと説明した。

その上で、同庁は、事実と異なる情報が拡散されることを防ぐため、ウェブサイト上の「国際テロリズム要覧2021」から上記の記載を削除することとした、と発表した。

なお、3月28日、国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊は、ロシアが広めている「ネオナチ」プロパガンダを否定しつつ、現在のロシア・ウクライナ戦争において実際には誰がナチなのかを説明するメッセージを発表していた。

また、アゾフ連隊のプロコペンコ連隊長は、同連隊の隊員たちはロシア軍に包囲されているマリウポリを明け渡すつもりはなく、町のために最後まで戦うつもりだと表明している。

1805とはずがたり:2022/04/08(金) 17:38:35

ロシアからのVPN接続が4倍超 筑波大集計、ネット遮断の回避で?
有料会員記事ウクライナ情勢ニュースデータウォッチ
https://www.asahi.com/articles/ASQ456VPQQ45ULEI00M.html
牛尾梓2022年4月6日 17時00分

 ロシア政府がSNSへのアクセスを遮断するなど国内の言論統制を強めるなか、通信を暗号化したり、ロシア国外からアクセスしているように振る舞えたりする仮想専用通信網(VPN)への接続が急増していることがわかった。筑波大が公開している「VPN Gate」へのロシアからのアクセスが、ウクライナ侵攻後、4倍以上になったという。

 専門家は、「ネット鎖国」になりつつあるロシアで、実際にウクライナで何が起きているのかを知ろうとする動きが広がっているとみている。

 VPNは、会社や学校などで専用のネットワークをつくるのに利用されている。一方、外国にあるVPNサーバーを経由すれば、ロシア国内にいながら海外にいるように振る舞えるため、通信制限の抜け穴として利用されることも多い。

 筑波大の登大遊(だいゆう)・客員教授の集計では、こうしたVPNの一つである筑波大のVPNへのロシアからの利用者は、2月15日からの1カ月間で72万2千人に上った。1〜2月の1カ月は約17万人だったため、侵攻を受けて4倍以上になったことになる。

 利用者全体に占めるロシアからの利用者の割合も、1月ごろまでの約1・6%から3月には7・7%に増えていた。

 筑波大のVPNは登録不要のため、利用者数は接続元のIPアドレスをもとに集計した推計値という。

 VPN接続には知識が必要な…

1806とはずがたり:2022/04/08(金) 18:12:03
まあもう南部・東部で決着付けないとあかんのかも。。

停戦交渉で非難の応酬 合意機運しぼむ―ロシアとウクライナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040800292&g=int
2022年04月08日07時09分

 【イスタンブール時事】ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉をめぐり、ロシアのラブロフ外相は7日、ウクライナ側がイスタンブールでの協議の際に示した態度を翻したと非難した。タス通信などが伝えた。一方、ウクライナのポドリャク大統領府顧問はロシアに「メディアでの敵対的行動」の抑制を要求し、非難の応酬となっている。
「集団殺害」で停戦遠のく ロシア軍関与、一層濃厚に―ウクライナは裁判要求

 双方とも交渉そのものは継続する意向だが、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で多数の民間人が殺害されたことが発覚して以降、合意形成に向けた機運はしぼんでいる。
 ラブロフ氏は、ウクライナが作成した合意草案を問題視。草案で、ウクライナがロシアに求める「安全の保証」の適用対象外として南部クリミア半島を明記していないことなどを「受け入れられない」と主張した。ラブロフ氏は、ロシアが実効支配するクリミア半島や、親ロ派武装勢力が一部を占拠する東部ドンバス地方の帰属については交渉に応じないという立場を強調。首脳会談での協議に持ち込もうと模索するウクライナ側を強くけん制した。
 これに対し、ポドリャク氏は、ロシア側にウクライナでの「残虐行為」の責任があるとし、「ウクライナへの憎悪を助長してきた」と強調。対話の用意があるなら、態度を改める必要があると訴えた。

1807とはずがたり:2022/04/10(日) 09:18:34
ジョンソン英首相、ウクライナ追加支援表明 キーウ電撃訪問、大統領と会談
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900556&g=int
2022年04月10日06時22分

 【イスタンブール時事】ジョンソン英首相は9日、事前予告なしでウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問してゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナに対する財政・軍事両面での追加支援を表明した。ロシア軍によるウクライナ侵攻開始後、国連安全保障理事会の常任理事国首脳がキーウを訪問したのは初めて。
<ウクライナ情勢 最新ニュース>

 ジョンソン氏は会談後の記者会見で「世界は新しい英雄たちを見つけた。それはウクライナの人々だ」と述べ、ウクライナ国民が「ライオンのような勇気を示した」と称賛。キーウ近郊ブチャなどでの民間人殺害に関し、ロシアのプーチン大統領を名指しして「彼(プーチン氏)と彼の政府の評判を永遠に汚す戦争犯罪だ」と非難した。
 ゼレンスキー氏は「英国が強力な(対ロシア)制裁を続け、われわれの防衛力を強化してウクライナを支援していることに感謝している」と表明。欧米の民主主義国家は英国を手本とすべきだと訴えた。ウクライナ国営通信によると、両首脳は会談後、重装備の護衛に守られてキーウ中心部を並んで歩いた。
 英首相官邸によれば、ジョンソン氏は装甲車120台と対艦ミサイルの供与を新たに表明。経済支援として、世界銀行を通じた5億ドル(約620億円)の追加融資も約束した。

1808とはずがたり:2022/04/10(日) 22:04:41
ジョンソン英首相、ウクライナ追加支援表明 キーウ電撃訪問、大統領と会談
2022年04月10日06時22分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900556&g=int
9日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領(右)と握手するジョンソン英首相(ウクライナ大統領公式テレグラムより)(EPA時事)
9日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領(右)と握手するジョンソン英首相(ウクライナ大統領公式テレグラムより)(EPA時事)

9日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で、ゼレンスキー大統領(右)と会談するジョンソン英首相(ウクライナ政府高官のフェイスブックより)

 【イスタンブール時事】ジョンソン英首相は9日、事前予告なしでウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問してゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナに対する財政・軍事両面での追加支援を表明した。ロシア軍によるウクライナ侵攻開始後、国連安全保障理事会の常任理事国首脳がキーウを訪問したのは初めて。
<ウクライナ情勢 最新ニュース>

 ジョンソン氏は会談後の記者会見で「世界は新しい英雄たちを見つけた。それはウクライナの人々だ」と述べ、ウクライナ国民が「ライオンのような勇気を示した」と称賛。キーウ近郊ブチャなどでの民間人殺害に関し、ロシアのプーチン大統領を名指しして「彼(プーチン氏)と彼の政府の評判を永遠に汚す戦争犯罪だ」と非難した。
 ゼレンスキー氏は「英国が強力な(対ロシア)制裁を続け、われわれの防衛力を強化してウクライナを支援していることに感謝している」と表明。欧米の民主主義国家は英国を手本とすべきだと訴えた。ウクライナ国営通信によると、両首脳は会談後、重装備の護衛に守られてキーウ中心部を並んで歩いた。
 英首相官邸によれば、ジョンソン氏は装甲車120台と対艦ミサイルの供与を新たに表明。経済支援として、世界銀行を通じた5億ドル(約620億円)の追加融資も約束した。

1809とはずがたり:2022/04/10(日) 23:16:23

2022.04.10 12:00
巨匠A・コンチャロフスキー、最新作『親愛なる同志たちへ』、そしてウクライナ侵攻を語る
文・取材=荻野洋一
https://realsound.jp/movie/2022/04/post-1004547_2.html


 1962年6月、ロシア南部の都市ノヴォチェルカッスクで発生した労働者の大規模ストライキは、治安部隊による大量虐殺という惨事を招いた。この虐殺事件はソビエト崩壊後の1992年まで、30年間も隠蔽されてきた。今回、歴史の恥部と言うべき事件にコンチャロフスキー監督は真正面から向き合っている。



 インタビューを行うにあたって避けられない質問がある。これを訊かなければ、読者から私が怒られてしまうだろう。このたびのロシア軍によるウクライナ侵攻の件である。監督は西欧やアメリカとも関係の深い活動をしてきた人物。現在の国内における立場はどのようになっているのか。

「私は10年前に『The Battle for Ukraine(英題)』(2012年)というドキュメンタリーを手がけました。ウクライナが2つの文明間の軋轢の舞台となってきた、そして再び舞台となりうるのか、ということについて考察した作品です。2つの文明とはひとつはラテン文明、つまりカトリック的な思想を持った文明です。もうひとつが古代ギリシャからつながる正教会的な思想を持った文明です。過去8世紀にわたってこの2つの文明はずっと衝突し続けています。そのはざまで板挟みになっているのが、ウクライナ、ポーランド、ブルガリアといった地域です。つまりこの軋轢、衝突は昔からあるものであり、このことはさまざまな芸術作品の中で指摘され、描写されてきました。現在ロシアとウクライナのあいだで起きていることはこの2国間というより、アングロサクソン的な哲学とロシアの東方的な哲学の衝突であり、ウクライナの地域がそのトリガーになっていると考えるべきでしょう。この軋轢は今回起きていることよりもはるかに国際的に大きなものなのではないでしょうか。ただしウクライナがこうした諍いのなかで苦しんでいることは非常に悲しむべきことであり、思いやりの気持ちを持ちたいと思います」(アンドレイ・コンチャロフスキー)

 彼自身、ロシア映画界ばかりでなく、先述のとおり西欧、アメリカとも密接につながりながら活動してきたため、リスキーな立場に置かれているはずだ。実弟のニキータ・ミハルコフ監督が、プーチンのウクライナ侵攻に賛意を示したという理由で西側から猛批判を浴び、ウクライナ当局からは領土保全侵害罪に問われ、逮捕状も出てしまった。(※)そのような現状からかんがみれば、上記のような歴史概観的な発言で終始したことは、私たち取材側からすれば想定内とすべきだろう。

「私の立場はどうなのかと先ほど訊かれましたが、今という時代、もはや世界で誰も安全でいることはできません。世界はいま、大きな変化を経験している最中です。私たちは政治的な地震をグローバルな規模で経験しており、それは誰にも変えられるレベルのものではなく、とても大がかりなものです。第二次世界大戦終結後から続いてきたものがいま、終わりを迎えているのではないか。リベラルな思想による支配が長く続いてきましたが、それがいよいよ終わらんとしているのです」(アンドレイ・コンチャロフスキー)

1810とはずがたり:2022/04/10(日) 23:18:39

「パパはいつ帰るの?」ロシアで増える戦死報道 政権揺るがす可能性
https://www.asahi.com/articles/ASQ497TSKQ49UHBI032.html
有料会員記事ウクライナ情勢
2022年4月10日 11時30分

 ウクライナに侵攻中のロシアで、戦死者をめぐる報道が増えている。欧米メディアが伝えるロシア軍の残虐行為は報じられず、「パパはいつ帰るの?」と聞く幼子など、悲劇を訴える記事も少なくない。ただ、兵士の死亡について、読者からはプーチン大統領を批判する反応も出ている。ロシア軍の死者は公式発表を上回るとみられ、実態がロシア国内に伝われば、政権への反発が広がる可能性もある。

 ロシア中部チェリャビンスクのメディアは3月25日、2歳の娘がいる軍人、アレクサンドル・ポシワロフさん(27)の死亡を伝えた。

 音楽学校でサックスを学び、ギターや絵が得意。娘に歌を歌い、おふろに入れて寝かしつけるのが好きだった。娘は父を待ち続け、いつも母に「パパはいつ帰るの?」と聞いているという。

 亡くなったのは侵攻初日の2…

1811とはずがたり:2022/04/10(日) 23:24:02


2022年04月08日
ロシアとベラルーシの戦争観はこんなにも違う
http://www.hattorimichitaka.net/archives/56579517.html

 なんだかんだで、現在までのところルカシェンコのベラルーシは、ロシアの対ウクライナ戦争への参戦を回避し続けている(領土を進撃拠点としてロシア軍に提供したことは看過できないが)。ベラルーシ軍はそれほど規模は大きくないとはいえ、もしベラルーシ軍が合流してロシア軍が厚みを増していたら、キーウ攻防戦の状況も多少変わったかもしれない。

 はっきり言って、「この戦争に加わりたくない」というのは、独裁者ルカシェンコと、ベラルーシの一般国民との、唯一と言っていい共通項だろう。それだけ、「戦争だけは勘弁」という意識が、ベラルーシ国民には染み付いている。

 そのあたりの事情につき、こちらの記事の中で、ロシアとベラルーシの有識者たちがコメントしている。ここではそのうちベラルーシ側の2名のコメントを以下のとおり抄訳しておく。

 G.コルシュノフ(「新思考センター」分析家、ベラルーシ科学アカデミー社会学研究所元所長):ロシアとベラルーシで、大祖国戦争の歴史・記憶が共通だというのは、大きな間違い。「200年の共通の歴史」というのはイデオロギー的には都合が良いが、両国民の歴史観は異なる。ベラルーシ側では、ロシア化の歴史、ベラルーシの土地の征服の歴史として受け取られる。大祖国戦争についての認識も同様である。ロシアの場合は、国土のヨーロッパ部しか戦場にならず、ロシア国民にとっては戦争とは前線+銃後である。一方、ベラルーシ国民にとって戦争とは占領で、死は多くの人にとって現実の脅威であった。ベラルーシ国民にとって戦争とは黒と白ではなく、すべてが黒。それが浮き彫りとなるのが戦勝記念日で、過去5〜7年ロシアではそれが勝利の日で、今後も再現可能とイメージされるのに対し、ベラルーシでは「もう二度と繰り返さない」という思いになる。

 A.カザケヴィチ(ベラルーシの政治評論家):ロシア国民にとっての戦争のイメージは、何よりまず精神的高揚、武器、国家の勝利であるのに対し、ベラルーシ国民にとっては、多数の犠牲者、占領、災厄を伴う悲劇である。また、ロシア国民は自国を帝国とイメージし、周辺国に影響力を行使し世界の運命を決める存在だと思っている。ゆえに、ロシア国民は自国が対外的、軍事的な積極策をとることを好感する。過去十数年、国民はジョージア、ウクライナ、シリアでの戦争に反対しておらず、むしろ戦争への反対は屈服と受け止められてきた。また、ロシアでは多くの問題にもかかわらず何だかんだで政権は過半数の有権者をコントロールしており、ゆえに政権の政策への支持が得やすいのに対し、ベラルーシでは政治危機が収束しておらず、政権を支持しているのは3分の1以下である。ロシアでは体制が情報空間をコントロール下に置いているのに対し、ベラルーシでは国営マスコミは25〜35%の人にしか見られていない。ベラルーシでも、ロシアのナラティブが浸透はしているが、それでも独立系メディアが力を保っている。

1812チバQ:2022/04/12(火) 11:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f13cadd60ff330f4b9cb466fb0b63b9a06793e
マリウポリ陥落間近か ウクライナ「最後の戦い」に備え
4/12(火) 4:10配信

AFP=時事
ウクライナ東部ドネツク州で、記者会見に到着する親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」の指導者、デニス・プシーリン氏(中央、2022年4月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ロシア軍が包囲するウクライナ南東部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)が、間もなく陥落する可能性が出ている。


 マリウポリを包囲するロシア軍は、2014年に併合したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島と、東部ドンバス(Donbas)地方のドネツク(Donetsk)、ルガンスク(Lugansk)両州の親ロシア派武装勢力支配地域とを連結させることを目指しているとみられる。

 ウクライナの第36海軍歩兵旅団は11日、フェイスブック(Facebook)への投稿で、「弾薬が尽きつつあるため、きょうの戦いが最後になるだろう」と説明。ロシア軍に「押し戻され」包囲されており、「われわれの一部は死に、残りは捕虜となる」と記した。

 ロシア通信(RIA)によると、親ロ派武装勢力「ドネツク人民共和国」の指導者デニス・プシーリン(Denis Pushilin)氏は、同勢力がすでにマリウポリの港を制圧したと語っている。

 一方、ロシア軍はドンバス地方にも焦点を当てている。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は、同地方でロシア軍がマリウポリよりも「さらに大規模な作戦」を計画していると指摘。ルガンスク州のセルヒー・ハイダイ(Sergiy Gaiday)知事は、同州がマリウポリと同様に深刻な被害を受ける可能性があると警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

1813とはずがたり:2022/04/13(水) 19:52:08
映画「ひまわり」ロケ地を取材 見えてきた国家のうそ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220411/5050018397.html
04月11日 11時31分

ウクライナで市民の犠牲が増え続ける中、今、再び全国各地で上映され、注目されている映画があります。それが、第2次世界大戦中、戦火に引き裂かれた男女の悲しみを描いた、映画史に残る名作「ひまわり」です。東西冷戦のさなかに西側が初めてソビエト国内で撮影した作品としても知られていますが、ロケ地を取材すると、いまのロシアにつながる国家の“うそ”が見えてきました。

(鹿児島放送局・茶園昌宏ディレクター)

【「ひまわり」のロケ地をめぐる謎を追って】
1970年、昭和45年に公開されたイタリア映画「ひまわり」。
厳冬の地、ソビエトの東部戦線に送られ、消息を絶ったアントニオをマルチェロ・マストロヤンニが、そして、冷戦下のソビエトに単身乗り込み、愛する夫の行方を探すヒロインのジョバンナをソフィア・ローレンが演じました。

映画のハイライト、地平線まで広がるひまわりは、この地に眠る無数の兵士や市民たちの墓標。撮影が行われた場所こそ、現在のウクライナなのです。

これまで日本では、映画が撮影されたのは、今まさに激しい戦闘が続いているウクライナ南部のヘルソン州だとされていました。
実際、ウクライナにある日本大使館のウェブサイトには「首都キエフから南へ500キロほど行ったヘルソン州と言われている」と、今も記載されています。

ところが、私がモスクワに駐在していた2年前、キーウ在住のリサーチャーに現地の新聞記事などを調べてもらったところ、撮影がヘルソン州で行われたという事実は確認できませんでした。

その一方で、ウクライナ中部のある村で撮影が行われたという記事がいくつか見つかり、すぐに現地に向かってもらいました。



実際の映画のシーンと比較してみたところ、丘の傾斜などがそっくりで、複数の村の住民の証言からも、チェルニチー・ヤール村で映画「ひまわり」が撮影されたことは、ほぼ間違いないと見られます。

【不都合な歴史を隠そうとしたソビエト指導部】

それにしても、なぜ今にいたるまで撮影場所がはっきりしなかったのか?

確たることはわかりませんが、取材を進めると、自国にとって不都合な歴史を覆い隠そうとしたソビエト指導部の思惑が見えてきました。

それを裏付ける新聞記事があります。2005年にロシアの有力紙「コメルサント」に掲載された記事で、発掘されたソビエト共産党中央委員会の記録をもとに書かれたものです。そこには、次のような記述がありました。

(ロシア紙「コメルサント」の記事より)
「第2次世界大戦当時、ソビエトで捕虜になったイタリアの将兵のうち4分の3が飢えと病で犠牲になったが、戦後ソビエトの指導者たちは、この事実を認めることはなかった」
「祖国に戻らぬ兵士の行方を質すイタリアからの問い合わせに回答することなく、イタリア人捕虜の墓地も破壊された」

映画では、ヒロインが前述の墓地をさまようシーンがありますが、これについて記事では次のように記しています。

(ロシア紙「コメルサント」の記事より)
「映画の公開直前にこのシーンの存在を知ったソビエト側は、完成したフィルムからこの部分をカットするよう要求した」

つまり、ソビエト指導部は、歴史をねじ曲げ、捕虜の犠牲など存在しないと主張したわけです。




1814チバQ:2022/04/13(水) 20:31:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041300997&g=int
ウクライナ南東部で2万1000人死亡か 民間人避難進まず―ロシア軍、制圧作戦続行
2022年04月13日19時08分

12日、ウクライナ南東部マリウポリ中心部で、ロシア兵の前を通る人々(AFP時事)
12日、ウクライナ南東部マリウポリ中心部で、ロシア兵の前を通る人々(AFP時事)

ウクライナ南東部マリウポリにある住民の墓地=12日(ロイター時事)
【図解】ウクライナ

 【イスタンブール時事】ロシア軍は13日、ウクライナ東部各地で制圧に向けた軍事作戦を続行した。激戦地の南東部マリウポリでは、これまでに推計で2万1000人が死亡したとされる。東部各地で民間人の退避が計画されているが、「ロシア側の妨害」(ウクライナ当局)により、避難が進まない状況という。

 ロイター通信によると、マリウポリのボイチェンコ市長は12日、ロシア軍が2月24日にウクライナ侵攻を開始して以降、住民2万1000人が死亡したとみられると述べた。市街戦の激化により、死者数の正確な把握は困難だと訴えている。
 ウクライナのベレシチューク副首相は13日、民間人退避のための「人道回廊」が「危険にさらされている」と述べ、東部各地でこの日計画された退避の実施を見送る考えを示した。マリウポリでは10万人以上が退避できずに取り残されている。

1815とはずがたり:2022/04/13(水) 22:03:24
諜報機関の尻ぬぐいしてる心算かも知らんが新しく戦争犯罪犯した責任は免れないからな〜。

「虚偽情報」の責任問われ、ロシア情報機関の職員150人追放…英紙「プーチン氏の怒りの兆候」
4/12(火) 22:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a499f570064c8de2f384b6af0c44647873a47d2
読売新聞オンライン

 【ロンドン=池田慶太】12日付の英紙ザ・タイムズによると、ウクライナ侵攻の難航を受けて、ロシア情報機関「連邦保安局(FSB)」に所属する職員約150人が追放された。侵攻前に「虚偽の情報」を大統領府に提供した責任を問われたという。

 追放された職員の大部分は解雇され、一部は逮捕された。全員がウクライナを含む旧ソ連構成国をロシアの勢力圏にとどめる活動を担う「第5局」の所属だった。同紙は「侵攻の失敗に対するプーチン大統領の怒りの兆候だ」と報じている。第5局はプーチン氏がFSB長官だった1998年に設立された。

 FSBを巡っては、対外諜報(ちょうほう)部門トップが自宅軟禁後、刑務所に送られたとも報じられている。

1816チバQ:2022/04/14(木) 13:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb84067a69547424445ddc30d2e589190fad129
ウクライナがドイツ大統領のキーウ訪問を拒否 広がる波紋
4/14(木) 13:26配信
毎日新聞
ドイツのシュタインマイヤー大統領=2022年4月12日、AP

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問を計画していたドイツのシュタインマイヤー大統領がウクライナ側から拒否され、計画を断念したことが国内で波紋を広げている。ドイツがロシアとの関係を維持してきたことが一因とみられ、ウクライナへのさらなる軍事支援を求める声も上がっている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領と会談するため、ポーランドのドゥダ大統領とバルト3国の大統領は13日、キーウを訪れた。同行する予定だったシュタインマイヤー氏は12日、自身の訪問が「望まれていなかったようだ」と述べ、ウクライナ側から訪問を拒まれたことを明らかにした。

 同氏がメルケル政権の外相として、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン計画「ノルド・ストリーム2」を推進してきたことが背景にあると見られる。シュタインマイヤー氏は4日には「(パイプライン計画に)固執したことは明らかに間違いだった」と認めていた。

 同氏やショルツ首相も所属する社会民主党が伝統的に旧ソ連・東欧共産圏との関係改善を進める「東方外交」を展開し、ロシアとの関係を重視してきたことも影響した可能性がある。ショルツ氏は13日に地元ラジオのインタビューで、シュタインマイヤー氏の訪問が拒まれたことに「いささかいらだちを感じている」と述べた。

 キーウ訪問を巡っては、3月のポーランド首相らを皮切りに、4月には欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長や英国のジョンソン首相ら、欧州首脳が相次いで実現させ、ウクライナとの連帯を示している。

 こうした中、連立与党の緑の党や自由民主党からは、ウクライナに対する軍事支援を強化すべきだとの声も出ている。緑の党のベーアボック外相は11日「ウクライナはさらなる軍事物資、とりわけ重火器を必要としている」と指摘した。ドイツはこれまで、ウクライナに地対空ミサイルや対戦車砲などを提供してきたが、戦車や戦闘機を含む重火器はこれまで提供してこなかった。ショルツ氏は立場を明確にしておらず、今後の判断が注目される。【ベルリン念佛明奈】

1817チバQ:2022/04/14(木) 21:07:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f855051d89ceef313985fc20530e63832bf0453露旗艦が重大損傷 ウクライナ軍「沈没開始」と発表
4/14(木) 20:54配信

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産経新聞
ウクライナ侵攻をめぐり、ロシア国防省は14日、黒海艦隊旗艦の巡洋艦モスクワが「重大な損傷」を被り、全乗組員が退避したと発表した。火災で弾薬が爆発したと説明している。ウクライナ軍は同日、対艦ミサイル「ネプチューン」で前日に打撃を与え、沈没が始まったと発表した。

モスクワ(1万2500トン)は、クリミア半島のセバストポリを拠点とする黒海艦隊の旗艦。対艦ミサイル「ブルカン」(射程700キロ以上)を16発搭載する。旗艦の損傷で、露軍が目指す黒海沿岸部の制圧などに影響が出る可能性がある。

一方、露国防省のコナシェンコフ報道官は13日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)への再攻撃の可能性に言及した。露軍は東部制圧に向け兵力を集中させているが、首都を含む戦線の再拡大を示唆した。

インタファクス通信によると、コナシェンコフ氏は「ウクライナ軍が露領内への攻撃」を繰り返し試みているとし、そのような事態が続けば「キーウを含めた」ウクライナ政府施設が所在する地域への攻撃も辞さないと発言した。

ロイター通信によると、東部ハリコフ州の知事は13日、同州内で露軍が前日から50回以上のミサイル攻撃などを実施、子供を含む29人が死傷したと発言した。

エストニアなどバルト三国とポーランドの大統領は同日、キーウを訪問してゼレンスキー大統領と会談。4カ国の大統領はキーウ近郊で民間人が虐殺された現場も訪問し、ポーランドのドゥダ大統領は「これは戦争ではなく、テロだ」と述べ露側を強く非難した。

1818チバQ:2022/04/14(木) 21:10:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac0f908623c3790ad5a377deb8512203efad614プーチン氏「行き詰まり状態に戻った」…停戦協議の停滞、ウクライナ側に責任転嫁か
4/13(水) 23:57配信

読売新聞オンライン
12日、ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で、演説するプーチン露大統領(ロイター)

 ロシアのプーチン大統領は12日、訪問先の露極東アムール州での記者会見で、ロシア軍が侵攻しているウクライナとの停戦協議に関し、「行き詰まりの状態に戻った」と述べ、全面的な停戦実現は遠のいたとの認識を明らかにした。多数の民間人の殺害が明らかになる中で、停戦協議の行方は不透明さを増している。

 停戦協議では、3月29日にトルコ・イスタンブールで開催された4度目の対面交渉でウクライナ側が自国の「安全の保証」の枠組みを提案。ロシアが2014年に併合した南部クリミアの地位を巡っては、15年かけて協議するとしていた。その後、民間人被害が明らかになる中で、ウクライナ側が態度を硬化させ、今月6日に新たな提案をしたとロシア側が明らかにした。

 ウクライナ側は6日の新提案を公表していないが、プーチン氏は「一定レベルの合意に達していたが、ウクライナが態度を変えた」と批判した。ウクライナが「中立化」を確約する見返りとして、米欧などが緊急軍事支援を提供する「安全の保証」の枠組みについて、プーチン氏は「ウクライナがクリミアや東部ドンバス地方を適用対象地域に含めた」と説明した。対象地域になると露軍の駐留継続が脅かされると判断しているとみられる。セルゲイ・ラブロフ露外相によると、クリミアの地位についても、「15年かけて協議する」との当初案から、「両国首脳による協議に委ねる」と変更されたという。

 こうした露側の主張は、多数の民間人殺害が判明し、停戦協議が停滞する中で、ウクライナ側に交渉停滞の責任を転嫁する狙いがあるとみられる。プーチン氏は「受け入れ可能な合意」に達しないうちは侵攻作戦を継続する方針を強調した。

 一方、ウクライナ側で停戦協議代表団トップのダビド・アルハミア氏は12日、「協議はオンライン形式で続いている」と述べた。

1819チバQ:2022/04/15(金) 17:24:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/70bbbac187020f55265b6243fdacad081b532b9e
ロシア旗艦〝撃沈〟プーチン政権に大打撃 艦隊指揮する最新鋭技術が集約、首都名ついた巡洋艦の沈没に士気、通信・管制能力に影響も
4/15(金) 17:00配信
夕刊フジ
ロシア国防省は14日、黒海艦隊の旗艦である巡洋艦「モスクワ」が重大な損傷を被り、沈没したことを明らかにした。タス通信が同日伝えた。ウクライナ軍は、巡航ミサイルで攻撃したと発表している。旗艦には、艦隊を指揮命令し、地上軍を支援するための最新鋭技術が集約されている。ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア軍の深刻な打撃となったのか。

「モスクワは第二次世界大戦以来の敵の行動によって沈められた最大の軍艦になる」

英BBC(電子版)は15日、今回の旗艦沈没をこう伝えた。

ロシアメディアなどによると、モスクワは、排水量1万2500トン、乗組員は約500人。司令官や幕僚が座乗し、多数の通信機によって艦隊に指揮命令する。巡航ミサイル「ブルカン」(射程700キロ以上)16発や、防空ミサイルシステムS300の艦載型「フォルト」などを搭載する。

ロシア側は攻撃を受けたことを認めていないが、ウクライナ南部オデッサ州のマキシム・マルチェンコ知事は13日、同国が誇る複数の対艦ミサイル「ネプチューン」で攻撃し、深刻な打撃を与えたと述べていた。

モスクワの攻撃には、トルコ製のドローン「バイラクタルTB2」も使われたという情報もある。英大衆紙「デーリー・メール」は、ドローンがモスクワのレーダー警戒システムの注意をそらした後、対艦ミサイルで攻撃したと伝えた。

ロシア軍は現在、ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から撤退し、東部2州制圧に向けて、再配置を進めている。米シンクタンク「戦争研究所」は、来週にもマリウポリを制圧する可能性があると分析している。

首都の名前が付いた旗艦の沈没は、ロシア軍の士気に加え、通信・指揮管制能力に大きな影響を与える可能性がある。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「旗艦は通常、多数のレーダーやコンピューターを搭載し、作戦全体の命令系統の中枢を仕切る。最新鋭の対空兵器で武装しているため、攻撃は容易ではない。ウクライナ軍がドローンで注意をそらし、ミサイル攻撃を加えたとすれば、技術的・戦略的にも高い能力を示した。今後、ロシア軍の作戦が大きく後退するきっかけになるのではないか」と分析した。

1820チバQ:2022/04/15(金) 17:38:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c3b18c5783afc68388cd6e66f3bfdd239dd0059
ウクライナ難民10万人「財政は限界」…行き詰まるモルドバ、親欧米だが経済は露依存
4/15(金) 16:02配信

読売新聞オンライン
 ロシア軍が侵攻するウクライナから多くの難民が押し寄せたモルドバが揺れている。モルドバは3月、ウクライナに続き欧州連合(EU)への加盟を申請したが、エネルギー調達や農産物の輸出など経済的にはロシアと強く結びつく。領内に独立を主張するロシア系住民を抱えており緊張が高まる。(キシニョフ 上地洋実)


1人の支援に1日30ユーロ
ウクライナからモルドバ南部パランカに到着した難民(8日、上地洋実撮影)

 「私は第2次世界大戦を経験し家を失う悲しみを知っている。困難な時こそ助けなければならない」

 首都キシニョフの集合住宅にある自宅に、3月中旬から難民一家の4人を受け入れるマリーナ・スメシュナヤさん(85)は話した。

 孫が通う高校で難民を受け入れる家庭を募っていることを知り、「空き部屋があるし1人で生活するよりは良い」と決断した。月2000レイ(1万3000円)の年金を生活費と難民の支援に充てている。

 モルドバには人口の15%に相当する約40万人がウクライナから流入した。入国後、ルーマニアやドイツに向かった難民も多いが、現在も約10万人が国内にとどまっている。難民の75%は一般家庭に滞在し、善意で支援が成り立っている。

 マリアナ・ツルカン首相顧問は「難民1人の支援に1日あたり30ユーロ(約4000円)かかる。財政的に限界」と窮状を訴える。

 モルドバを支援するためドイツ、フランス、ルーマニアの3か国は5日、ベルリンで支援国会議を開き、6億6000万ユーロ(約900億円)の財政支援を打ち出した。

露系住民に警戒

 モルドバはロシアが「勢力圏」とみなす旧ソ連の国で、ウクライナと同じく親欧米の外交方針を掲げる。だがウクライナと同様、ロシア系住民が独立を主張する。

 モルドバ東部のロシア系住民はソ連時代末期の1990年、「沿ドニエストル共和国」の「独立」を一方的に宣言した。この地域にはロシアが1000人以上の兵力を駐留させ、モルドバ政府の実効支配が及んでいない。ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、モルドバ側では警戒が強まっている。

輸出 行き場失う
 親欧米路線の反面、モルドバはロシアとの経済的な関係が強く天然ガス輸入はロシアに100%依存する。

 マイア・サンドゥ大統領は2日、地元メディアのインタビューで「国民とウクライナ難民のため、天然ガスや電力の供給を止めるわけにはいかない」と述べた。

 貿易相手としてもロシアは重要だ。主要産品のリンゴは95%をロシアに輸出し、その額は8000万ドル(約100億円)に上る。だがロシア軍の侵攻でウクライナ経由の輸出が難しくなった。生産者組合のオクタビアン・オラル氏は「10万トンのリンゴが行き場を失った。ロシア向けの品種は欧州では買い手がつかない」と頭を抱える。

1821とはずがたり:2022/04/18(月) 17:28:34


ツイッター上での親ロ派は何が何でもロシアが正しくてアメリカが間違ってるというスタンスであたおかなのしかいないけど,日本は輿論としては寧ろロシアが悪いで極端に統一されてる国なのか。それが気持ち悪いという感覚も解るところはあるな〜。

https://twitter.com/daisycutter7/status/1515226742176112640
○イジー
@daisycutter7
ウクライナ紛争はどこの国に責任があるか。国別アンケート。面白い結果
https://twitter.com/KorsunskySergiy/status/1514269927758524416

1822チバQ:2022/04/19(火) 11:46:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e146e1daa9281d9d0a89efc4b058b789c40104
マリウポリ、軍抵抗拠点に市民1000人 民間人被害拡大の恐れ
4/18(月) 21:06配信


毎日新聞
ウクライナ部隊が立てこもるアゾフスターリ製鉄所(奥)=ウクライナ・マリウポリで2022年4月18日、ロイター

 ロシア軍に包囲されたウクライナ南東部の要衝マリウポリの攻防を巡り、ウクライナのシュミハリ首相は17日、米ABCテレビで「(マリウポリは)まだ陥落していない」と強調した。ロシア軍は「抵抗すれば全滅させる」と降伏を迫っているが、ウクライナ当局によるとウクライナ軍が拠点とする製鉄所には子どもを含む市民約1000人が避難していて、さらなる民間人被害が懸念される。


 ウクライナのクレバ外相は米CBSテレビでキーウ(キエフ)近郊ブチャでの露軍による民間人虐殺疑惑が発覚して以降、両国の高官レベルの停戦協議は中断していると説明。マリウポリの部隊が全滅した場合、「(停戦交渉が破綻する)レッドラインになるかもしれない」と語った。

 露国防省は市内臨海部の工業地帯にあるアゾフスターリ製鉄所に立てこもるウクライナ戦闘員に対し17日午後1時(日本時間同日午後7時)までの投降を要求。しかし、ウクライナ側がこれを拒否したため、部隊を壊滅させると警告した。

 地元メディアによると、露軍は17日もマリウポリに空爆やミサイル攻撃を続けた。戦略爆撃機「ツポレフ22M3」も投入したという。これに対し、ウクライナ側は民族主義者の準軍事組織「アゾフ大隊」が主力となり抵抗している。

 米CNNなどによると、露軍は18日から市民らがマリウポリに出入りすることを禁止している。マリウポリ市長顧問が通信アプリ「テレグラム」に投稿した。ウクライナのベレシチューク副首相は18日、テレグラムに投稿し、アゾフスターリ製鉄所をはじめ、マリウポリ市に残る民間人が避難できるよう人道回廊を早急に設置するようロシア側に求めた。

 英BBCによると市長顧問は、露軍が発行する通行証を求める市民の列ができており、露軍が市民の情報を集めて反ロシア的な人を選別しようとしていると訴えた。マリウポリから西部リビウに避難した男性(30)は共同通信の取材に対し、父母らが残るマリウポリで住民に対し親ロシア的かどうかの「選別」が始まったと語った。「親ロシアの姿勢を示せば避難が許されるが、避難ルートはないに等しい。反露的な言動をすればどうなるか分からない」と答えた。

 マリウポリ以外でも露軍の攻撃が相次いでいる。西部リビウでは18日、軍事施設や自動車整備工場が4発のミサイル攻撃を受けるなどし7人が死亡した。現地の知事がテレグラムで明らかにした。北東部ハリコフ中心部では17日、露軍の砲撃で5人が死亡、10人以上が負傷した。

 露国防省は18日、短距離弾道ミサイル「イスカンデル」で東部ドネツク州などにある軍関連施設4カ所を攻撃したと発表した。タス通信が伝えた。【岩佐淳士(ブリュッセル)、堀和彦】

1823とはずがたり:2022/04/19(火) 13:38:43
https://twitter.com/karizo2022/status/1516189135446605827
仮蔵
@karizo2022
ガスプロムバンクの元副社長ウラジスラフ・アバエフ氏とその妻、娘の遺体がモスクワの自宅から発見された。自殺の疑いがある。
ガスプロムバンクはクレムリンのガス-ルーブル変換スキームの主要銀行

1824とはずがたり:2022/04/19(火) 14:32:02
ほんまロシアなんとかせんとあかんわ。。
>国営のロシア通信は…露軍が制圧地域で「ナチ政権」を支持しているかどうかの大規模調査を実施することやエリート層の除去を主張している。

ウクライナ「浄化」が必要とロシアで報道、エリート層除去を主張
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220405-OYT1T50061/
2022/04/05 11:05

 【ワシントン=横堀裕也】米国のバイデン大統領は4日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで民間人の遺体が多数確認されたことについて、記者団に「ブチャで起きたことを見ただろう。プーチン(露大統領)は戦争犯罪人だ。裁判にかけるためにもあらゆる情報を収集しなければならない」と述べ、国際法廷の設置を呼びかけた。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアについては、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が捜査を開始している。バイデン氏は、国際法廷設置の具体的な手法には触れなかった。ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官は4日の記者会見で「過去にICCで戦争犯罪人が裁かれてきたが、米国だけで決める話ではない」と述べ、設置にあたっては、同盟国・友好国との調整が必要であるとの認識を示した。

 露国防省は3日の声明で民間人殺害などへの関与を否定している。一方、国営のロシア通信は3日、ウクライナが親米欧・反露路線の「ナチ化」を志向しているとして「浄化」の必要性を指摘した。民間人殺害を正当化したと受け取れる内容で、露軍が制圧地域で「ナチ政権」を支持しているかどうかの大規模調査を実施することやエリート層の除去を主張している。

1825とはずがたり:2022/04/19(火) 15:06:02

勿論アメリカが原因作った側面もあるわな。何を今更という感じだし,全部アメリカが悪い訳では無い。根源的にはロシアに着いてても豊かになれず西側に靡きたいと思ったウの民意でありそれを否定して大袈裟なネオナチみたいなのぶち上げて攻めこんだロシアが第一義的に悪い事に聊かの揺るぎも無い。

ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相
4/3(日) 9:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ed51037233d62ddde469cda9e064770b6cb1e6
東洋経済オンライン

…いま、「今回のウクライナ戦争の原因を作ったのは西側諸国、とりわけアメリカだ」と主張するアメリカ・シカゴ大の国際政治学者、ジョン・ミアシャイマー教授の発言が世界的に注目されている。

■ミアシャイマー教授のYouTube再生回数は100万回以上

ロシアのウクライナへの軍事侵攻前後に、ミアシャイマー教授が出演したYouTubeの再生回数はともに100万回以上に達し、いわゆるバズっている状態だ。ロシアに理解を示す識者の言動は、同調圧力が強い日本ではほとんど見受けられない。

 筆者が3月中旬にインタビューしたドイツ・ミュンヘン在住の30代のロシア人女性も「このシカゴ大教授の分析は私には客観的に見える」と述べ、視聴を勧めていた。現状を冷静に分析する「考えるヒント」として、ミアシャイマー教授の主張を紹介したい。そして、最後に筆者の反論も記したい。

 なお、同教授は、米陸軍士官学校(ウエストポイント)を卒業後、将校として米空軍に5年間在籍した経歴を持つ。大国間の外交に重きを置くリアリズム(現実主義)の論客として知られる。

 ミアシャイマー教授は2月15日に出演したYouTubeの冒頭部分で次のように断じている。

 「アメリカやイギリスといった西側諸国で広く受け入れられている一般通念では、このウクライナ危機で責任があるのはプーチンであり、ロシアであるということだ。つまり、悪い輩と良い輩がいて、私たちが良い輩、ロシア人が悪い輩だということだ。しかし、これはまったく間違っている。アメリカとその同盟国、とりわけ、アメリカが責任を負っている」

 そして、アメリカ主導の西側諸国が3つの柱からなる戦略でロシアをウクライナ軍事侵攻にまで追い込んだと非難している。では、その3つの柱とは何なのか。

 ① NATOの東方拡大

 1つ目は、既によく指摘されているように、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大政策だ。

 ミアシャイマー教授は、1991年のソ連崩壊後、弱体化したロシアが2度にわたって甘んじてNATOの東方拡大を受け入れてきたと指摘する。1度目は1999年の旧ソ連衛星国のポーランド、チェコ、ハンガリーのNATO入り。2度目は2004年のバルト3国やルーマニアなど7カ国のNATO加盟だ。

 もともとこれらの国々は、西側のNATOに対抗し、ソ連を盟主とした東ヨーロッパ諸国が結成した軍事同盟のワルシャワ条約機構のメンバーだ。しかし、冷戦終結に伴い、1991年に東側のワルシャワ条約機構が解散した一方、西側のNATOは存続して拡大を続けてきた。冷戦後、唯一の超大国となったアメリカ、とりわけ民主党のビル・クリントン政権が1990年代後半にNATOの東方拡大を本格化させた。

 政治学者でソ連史研究家の法政大名誉教授の下斗米伸夫氏は、著書『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』(作品社)の中で、アメリカが「(1990年の)ドイツ統一後の同盟不拡大の東西合意を反故にした」と指摘している。

■2008年4月、NATO首脳会議が引き金に

 プーチン大統領はかねてNATOの東方拡大に強く反対してきた。ミアシャイマー教授は、このNATO東方拡大問題が2008年4月にルーマニアの首都ブカレストで開かれたNATO首脳会議で一気に爆発したと指摘する。この会議では、時のブッシュ・アメリカ大統領が旧ソ連のウクライナとジョージア(旧グルジア)のNATO加盟を提案。ウクライナとジョージアもNATO加盟を明確に表明した。

 今から振り返れば、ドイツとフランスはとても冷静で、ロシアから無用な反発を買うことを恐れ、アメリカの提案に反対した。しかし、結局、ウクライナとジョージアの将来的なNATO加盟については合意に至った。

 ミアシャイマー教授は「ロシアはこの時、明確にウクライナとジョージアのNATO入りはロシアの国の存亡に関わる脅威であり、受け入れられないと主張した」と指摘し、今回のウクライナ戦争の起源だと言い切っている。

 ロシア軍は、そのNATO首脳会議から4カ月後の2008年8月にジョージアに軍事侵攻した。

1826とはずがたり:2022/04/19(火) 15:06:29
>>1825
 2014年のロシア軍によるクリミア侵攻については、ミアシャイマー教授は「クリミア半島にはセバストポリという(黒海に面した)重要な海軍基地がある。ロシアがここをNATOの基地にさせることなど考えられない。これがロシアがクリミアを奪った主な理由だ」と指摘する。

 そして、同教授は、1962年…「キューバ危機」を例に挙げた。…ロシアも、それと同じように自らの「裏庭」に当たるウクライナを西側の対ロシア防波堤と化すことは決して認めない、と指摘した。

 その指摘通り、2014年のロシアのクリミア半島への侵攻以来、ウクライナは新しい東西対立の最前線となってきた。ロシアにしてみれば、ポーランド、ルーマニア、バルト3国などに加え、ウクライナまでもがNATOに加われれば、NATOとの間の「緩衝地帯」を失うことになる。

 ② EU拡大

 ロシアをウクライナ軍事侵攻にまで追い込んだ西側のストラテジーの2つ目の柱としてミアシャイマー教授が挙げたのが、欧州連合(EU)拡大だ。EUは経済的かつ政治的な連合体で、西欧型リベラル民主主義の基盤ともなっている。

 そのEUに、ポーランドやチェコ、ハンガリー、バルト3国など10カ国が2004年に、ルーマニアとブルガリアの2カ国が2007年に、さらにクロアチアが2013年にそれぞれ加盟を果たした。

 これらの国々に続き、西側がウクライナやジョージアもEUに加盟させようとしていた動きをミアシャイマー教授は指摘する。確かにEUはジョージアやウクライナなどロシアと距離を置く東欧諸国のさらなる加盟に向け、実務的な交渉を進めてきた。そして、ロシアによるウクライナ侵略を受け、ウクライナは2月28日に、ジョージアとモルドバは3月3日にそれぞれ加盟申請を相次いで行った。結果としてロシアを刺激してきたことは想像にかたくない。

■ロシアを追い込んだ3つ目の柱

 ③ カラー革命

 ミアシャイマー教授によると、ロシアを追い込んだ西側のストラテジーの3つ目の柱は、カラー革命だ。

 カラー革命とは、ユーゴスラヴィアやセルビア、グルジア、キルギスなど旧ソ連下の共産主義国家の国々で2000年以降、独裁体制の打倒を目指して起きた民主化運動のことだ。

 ミアシャイマー教授は、ウクライナでは2014年2月中旬、アメリカの支援を受けて拡大したクーデターが勃発。親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が同月22日、デモ隊の動きを止められずに騒乱の中に解任され、親米派のリーダーが後釜に据えられた事実を指摘した。そして、ロシアはこれを容認せず「違法な政権転覆」と非難、同年3月1日のクリミア軍事侵攻につながったと同教授は述べている。

 このウクライナの政変は、プーチン大統領が力を注いでいた2014年のソチ冬季オリンピック期間中に起き、プーチン氏としてもメンツをもろにつぶされる格好になった。…

 つまり、今回のウクライナ侵略は8年越しのプーチン大統領のリベンジだったとの指摘だ。

 さらに忘れてはいけないことは、旧東欧諸国が次々と民主国家になり、その民主主義の「津波」がプーチン独裁政権の足元を徐々に揺るがしてきていることだ。今回のウクライナ戦争の背景には、民主主義対独裁体制の対立があることを忘れてはならないだろう。ウクライナは西欧リベラル民主主義と強権的な権威主義の対決の最前線にもなっている。

■違和感を覚える点もある

 ミアシャイマー教授の主張を聞き、筆者には違和感を覚える点もある。あまりにも大国間の権力政治(パワー・ポリティクス)を重視するあまり、ウクライナのような小国の主権や自国の行く道を選ぶ自主選択権を軽視しているように思えることだ。

 ウクライナにしてみれば、チェチェン戦争やジョージア戦争でロシアの脅威を目の当たりにし、早期のNATO加盟入りを果たしたかっただろう。緩衝地帯うんぬんという議論は、大国が小国を容易に扱えるといった帝国主義的な発想とも受け取れる。

 いずれにせよ、大国が力尽くで小国の主権を侵害することが許されるようになれば、欧州だけでなく東アジアをはじめとするあちこちで国際秩序が崩れかねない。21世紀のこの時代、大国間外交だけではなく、しっかりと小国の主権保護にも目を向けていきたいものだ。

高橋 浩祐 :国際ジャーナリスト

1827とはずがたり:2022/04/19(火) 15:11:12

【独自解説】ロシアの将軍が自軍の戦車にひかれて死亡!? “5月9日勝利宣言”目指す背景に兵士の反乱や厳しい経済事情、「ロシア人には貯金する文化がない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3a78a48a7213762de8db5c7b3e26be2268b8d9
4/6(水) 15:53配信
読売テレビ

プーチン大統領の思惑は…?

 ウクライナのゼレンスキー大統領が、「ロシア軍により市民が大量虐殺された」と強く非難する一方、ロシア側は「フェイクニュースだ」と反発。4月5日、緊急会合が行われる国連の安全保障理事会にロシアが“殺害していないとする証拠”を提出する模様です。

拓殖大学 名越健郎教授

 果たして“戦争終結”はいつになるのか、ロシアは“5月9日”に勝利宣言するのでしょうか。背景にある「3つの事情」について、元・時事通信モスクワ支局長で拓殖大学・教授の名越健郎(なごし・けんろう)さんが解説します。

“大量虐殺”の背景は?戦争犯罪は裁けるのか?
“大量虐殺”についてのやり取り

Q.ブチャの映像を見ると、民間人の方が無差別に攻撃されている。これを見た時に思ったのが、末端のロシア兵は、町に残っている人たちが本当にナチスだと思って殺害しているのでしょうか?
(拓殖大学 名越健郎教授)
「そこのところは分からないですけれど、ロシア軍というのは狂気があって、例えばシリアでもこういう戦争犯罪をやっています。先の大戦でも1945年のドイツ・ベルリン攻略とか、日ソ共同宣言を破棄したときの満州や樺太南部でも、こういう悲惨な光景が見られたわけです。ロシア軍というのは、そういうルールを守らないところもあると思うんです。ロシアが名誉と信頼を回復するのには、70年〜100年単位でかかるのではないかという気がします」

Q.それは上層部からの指揮命令で「民間人も無差別に攻撃しろ」と言われている可能性があるということですか?
(名越教授)
「それとやはり、退却する時は後ろから狙われるという点で非常にリスクが伴うわけですが、それを意識してこういう残虐な行為を行った可能性もあります。そのあたりはこれから検証が必要だと思います」

Q.ロシアが言う「フェイクニュース」だと証明するのは大変難しいと思うのですが、いかがですか?
(名越教授)
「おっしゃる通りで、この21世紀の情報化社会で、これだけ明確な証拠があります。これは国際調査チームが現地で調べると思いますが、それを覆すということはとてもできないので、ロシアの方が『フェイクニュース』をこれから作っていくと思います」

 「集団殺害犯罪(ジェノサイド)」や「人道に対する犯罪」、「戦争犯罪」、「侵略犯罪」などを捜査する機関として「ICC(国際刑事裁判所)」があります。犯罪に関わったとされる“個人”に対して、捜査を行うことや逮捕状を出すこと、裁判にかけることもできます。123か国が締約国ですが、中国・ロシア・アメリカは締約国ではありません。

Q.アメリカ・バイデン大統領も「戦争犯罪を法廷で裁く」と言っていますが、この「ICC」というのは機能するのですか?
(名越教授)
「いや、バイデン大統領は一般論の意味で言ったと思います。アメリカはICCのメンバーではないですので。しかし、一種の戦犯を裁く裁判を想定して、これから国際調査をやって、その戦犯に仕立てようと。厳密な法的根拠はないような気がします」

Q.このICCでは、例えばプーチン大統領を呼んで、裁くことはないということですか?
(名越教授)
「ICCの中で独自に調査ができるので、その結果プーチン大統領が有罪になると、ICC加盟国を訪問したときに、そこで逮捕されて裁判所に連行される可能性があります。プーチン大統領はこれからICC加盟国には訪問できないのではないかと思います」

噂される「5月9日勝利宣言」、その内容は?
 “5月9日”は1945年、第二次世界大戦でナチス・ドイツが降伏した日で、ロシア最大の祝日の一つです。多くの学校や企業が休業し、軍事パレードが行われます。米「CNN」は、ヨーロッパ国防当局者の話として「戦況や和平交渉の状況に関わらずプーチン大統領は5月9日に戦勝パレードを実施するだろう」と、報道しています。

 この「5月9日勝利宣言」の裏付けともとれるのが、ウクライナ侵攻の作戦計画・「クレムリン5段階計画」です。露独立系メディア「モスクワのこだま」によると、2月24日・侵攻開始日にクレムリンに近い政治学者セルゲイ・マルコフ氏が、プーチン大統領に代わって、作戦スケジュールを発表しています。

・第1段階、2月24日 ウクライナの制空権を確保する
・第2段階、2月末 ウクライナ軍の包囲と武装解除
・第3段階、2月末〜3月初め 大都市で政権を獲得
・第4段階、3月初め 新しい権力機関の創設
・第5段階、数か月後 平和的国家を再建する・政治プロセスを始動する

1828とはずがたり:2022/04/19(火) 15:11:28
>>1827
 この計画の文章の最後には、「ウクライナは5月9日の戦勝記念日を自由に祝えるだろう」と書いてあったということです。

Q.マルコフ氏が言っている計画、スケジューリングは全く狂ったって事ですよね?
(名越教授)
「そうです、何も実現していないですよね。非常に甘い発想で誤算だった、苦戦を強いられているということで、これは失敗したと言ってもいいと思います。死者だけでも1万人以上、負傷者で2万人、脱走兵も入れると4万人近い兵力を失ったと言われているので、これで戦線を立て直して、また新たに戦うのは至難の業だと思います」

 では、何をもって「勝利宣言」をするのか?名越教授は「『東部の2州の併合方針』・『ウクライナ中立化』を掲げ、5月9日に“一方的な勝利宣言”をするのでは?」という見方を示しています。

Q.「とにかく2州を完全に併合しました。ウクライナは中立の国になりました」ということを、勝手にロシアが言って、5月9日を迎えるということですか?
(名越教授)
「そういうことなんです。最初は非武装中立、それから非ナチ化、政権交代と言っていましたが、結局実現していません。『勝利宣言』とは言わないまでも、『戦争目的を達成した』と言わないと、プーチン大統領は撤収できないので、目標を縮小してこの2つぐらいにするというのが今言われている見方です」

“5月9日勝利宣言”の事情(1) ロシア軍兵士の“士気低下”
ロシア兵士の“士気低下”が推察される情報

 名越教授は、プーチン大統領が「5月9日勝利宣言」を行いたい背景には、3つの事情があると言います。1つ目はロシア軍の“士気低下”で命令拒否が起こっているということです。

Q.「クレムリン5段階作戦」を見ても、もっと早く終わる予定だったものが、極寒のウクライナに侵攻し、恐らく食料や水、燃料もままならない中で、士気が下がっているのは当然ですよね?
(名越教授)
「ロシア兵はセキュリティーの保証のない携帯を使っているのでウクライナ側はすべて盗聴しますし、ウクライナ人はロシア語がほぼ完全に分かりますが、ロシア人はウクライナ語が分からないので、情報戦でもウクライナ側が有利に立っています。それから7人のロシア軍の将軍が亡くなっています。これは戦意が低いから将軍が自ら前線に行って指揮しないとダメなのですが、そこをスナイパーに狙われた。1人の将軍は、ロシア軍の兵士と喧嘩して戦車でひかれて死んだケースもありました。だから、兵士の反乱というのも今、起きている状況じゃないかと思います」

“5月9日勝利宣言”事情(2) 帰還兵を持つ母から「反戦の声」
ロシア兵の徴兵時の規定

 2つ目は、「ロシア兵士 母の会」の動きです。「母の会」はホームページに3月31日に署名された大統領令の内容を記載し、任期満了の兵士が帰還するよう念を押しています。帰還できない兵士の数によっては、反戦の声を上げるだろうということです。

Q.やはり多くの若い犠牲者が出たというとこで、「母の会」が発言力を持っているということですか?
(名越教授)
「そうですね。ゴルバチョフ時代、30年以上前のグラスノスチの成果で、軍人の母の発言力が高まって、こういう『母の会』が出来ました。『母の会』は非常に権威があり、ロシア各地で尊敬されているということで、政府は弾圧できないんです。これから影響力を持つと思います」

Q.ロシアが発表している戦死者数と、ウクライナが発表している、ロシアの戦死者数は明らかに違いますが、もし多くのロシアの若い兵士が犠牲になったとするとなれば、反戦の声が「母の会」を中心にして上がってくるだろうということですね?
(名越教授)
「そうですね、これからどんどん棺や負傷兵、傷病兵が帰ってきますから、そこで『母の会』が声を上げるのではないかと見ております」

“5月9日勝利宣言”事情(3) 厳しい経済事情
ロシア人が貯金をしない背景

 3つ目は、すでに苦しくなっているロシアの経済事情があるということです。ロシア人には貯金をしない文化が根付いているそうです。

Q.ロシアの人はなぜ、貯金をする文化がないのですか?
(名越教授)
「ある日突然、紙幣が使えなくなったり、ハイパーインフレで1日のうちに物価が20倍、30倍になるという経験をしていますから、“金を持っていても仕方ない”、“通貨を信用していない”ところがあって、“金を持っていたらすぐ使うべきだ”という文化なのです。ロシア人の給料っていうのは、月5、6万と安いということもあって、貯金のない人が多いということです。さらに経済が厳しくなれば、市民の不満が噴出するのは早いと思われます」

(情報ライブ ミヤネ屋 2022年4月5日放送)

1829とはずがたり:2022/04/19(火) 17:53:59
>もっとも多くの企業は、数カ月間は給与の支払いを続ける方針だ。
数ヶ月は効果は僅少か

2022年4月17日8:08 午前15時間前更新
アングル:「西側制裁で失業」、ロシア労働者の新たな現実
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/russia-jobs-sanction-idJPKCN2M609B

[ロンドン 13日 ロイター] - オレクサンドル・キリリウクさんに解雇を告げる電話がかかってきたのは、ロシア軍がウクライナに侵攻した数時間後のことだった。勤め先の英ビール会社サミュエル・スミスがロシア市場からの撤退を決めたのだ。


4月13日、オレクサンドル・キリリウクさんに解雇を告げる電話がかかってきたのは、ロシア軍がウクライナに侵攻した数時間後のことだった。写真は3月、ロシア・オムスクで、制裁を受け閉店した中古のアップル製品を扱う店(2022年 ロイター)
「2月24日、私たちは皆、新たな現実に目覚めた」。2018年から同社に勤務してきた33歳のキリリウクさんは語る。同社のビールはロシア、ウクライナ、その他近隣諸国で売り上げを伸ばしていた。

皮肉なことに、キリリウクさんはウクライナ人だ。職を求めて旧ソ連諸国からモスクワに移り住んでいたが、プーチン大統領の侵攻に不意打ちを食らった数百万人の1人になる。

西側のロシア制裁によって同国経済は急降下しており、インフレ率は2桁台、成長率はマイナス2桁台に陥る見通しだ。

戦略研究センター(モスクワ)は、ロシアの失業者数が年末までに最大200万人増えると予想している。最悪の場合、失業率は2月水準の2倍の8%に近づく恐れがあるという。

「ロシアは国際金融システムから強制的に追い出された。従って経済の構造全体が変わるだろう」と言うのは、オックスフォード・エコノミクスのタチアナ・オルロバ氏だ。

「外資系企業と銀行の撤退に伴い、ホワイトカラーの失業が増えていくだろう。だが低賃金労働者を雇っていた小売りなどのセクターからも企業は撤退している」という。

米エール大経営大学院の調べでは、侵攻以降にロシア撤退を発表した企業は600社を超える。もっとも多くの企業は、数カ月間は給与の支払いを続ける方針だ。

1830とはずがたり:2022/04/19(火) 18:11:42

誰かが指摘してたけど弱い国というか極端に自由と消費生活が抑圧された軍事国家,北朝鮮化が進む様に思える。

ウクライナ侵攻を予言した教授、次の予測は「ロシアは弱い国になる」
有料会員記事ウクライナ情勢
https://www.asahi.com/articles/ASQ4J6TGMQ4HUHBI00V.html
ワシントン=望月洋嗣2022年4月17日 11時00分

 50日に及ぶロシアのウクライナ侵攻は、なお予断を許さない状況が続く。事態は今後、どのように展開していくのか。昨年末、軍事侵攻の可能性を予言した米ジョンズ・ホプキンス大のエリオット・コーエン教授に尋ねた。

「プーチン氏が戦略の大家だとは思いません」
――2022年の世界を「ジェットコースターに乗った状態」と予測した昨年のインタビューで、プーチン大統領によるウクライナ侵攻の可能性を指摘していました。ウクライナはこれからどうなりますか?

 ジェットコースターは、大きな急降下をしたところですが、この先、何回の急降下があるかは分かりません。私は66歳ですが、この戦争(ロシアのウクライナ侵攻)はおそらく私の人生で最も重要な戦争となる。結果にもよる面もありますが、欧州のみならず、アジア、世界秩序にとって記念碑的なできごとになるでしょう。

――欧州にとどまらない重要さとは?

 この戦争は第一に欧州の安定にとてつもなく重要な意味を持ちます。それにとどまらないのは、隣国による侵攻で国を破壊される事態に直面した際に、国の存在を守る権利があるのか、という問題が改めて提起されたことです。

 自由な人々が自分たちの生存権のために戦い、自由を勝ち取ろうとしている姿は、私たちの心を揺さぶります。世界中の国々で人々が鼓舞されている。ロシアが苦戦する姿は、中国をはじめとする国には警告にもなります。

――米国、欧州にとっての意味は。

 米国が指導力を示し、欧州各国が目覚めたことも重要です。イラク戦争で大量破壊兵器に関する誤った情報を提供して以降、米国の信用は大きく傷つきました。

 バイデン政権には批判もありますが、今回、ロシアの動きに関する機密情報の発表の方法は見事でした。米国は真実を語っていると受け止められたのです。その結果、ロシアに対応する有志国の大きな集団ができ、欧州諸国の結束が強まり、アジア諸国も巻き込んだ。昨年8月のアフガニスタン撤退時の米国の失敗を思うと実に印象的です。

 欧州側で言えば、ドイツが安全保障政策を百八十度転換し、国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上に増やす方針を示したことは驚異的です。北大西洋条約機構(NATO)の拡大にもつながる変化で、現にフィンランドやスウェーデンがNATO加盟に動いています。

1831とはずがたり:2022/04/19(火) 18:12:04
ニュース 国際・科学 ロシア軍が残虐行為を行う単純な理由 専門家が証言する「緩みきったロシア兵」の振る舞い
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-844770.html
ロシア軍が残虐行為を行う単純な理由 専門家が証言する「緩みきったロシア兵」の振る舞い
2022/04/08 13:13デイリー新潮

ロシア軍が残虐行為を行う単純な理由 専門家が証言する「緩みきったロシア兵」の振る舞い

ワレリー・ゲラシモフ参謀総長

(デイリー新潮)

 ウクライナにおけるロシア軍の残虐行為が次々に明るみになっている。例えば毎日新聞(電子版)は4月4日、「キーウ周辺で410人の遺体確認 ウクライナ検察」の記事を配信した。

 ***

 同じ日にはAFP=時事も「ロシア軍が『ジェノサイド』ウクライナ大統領が非難」との記事を伝えている。

 2つの記事は、いずれもYAHOO!ニュースのトピックスに転載された。戦争犯罪の疑いが強いという、非常に重大なニュースであることは言うまでもない。国際社会はロシアを非難している。

 無辜のウクライナ国民に対する悪逆非道の行為。当然ながらTwitterでも憤りの声が投稿されている。その際、「軍律」に着目する人が少なくない。

《ロシア軍の司令官に兵士に軍律を守らせる力がないのだ》

《虐殺はロシア軍の軍律のなさの証左ともいえる》

《ロシア軍には軍律ってのがないんだろうな》

 軍事ジャーナリストの菊池征男氏は90年代に2回、ロシア軍の取材に成功した。その際、軍の内部で風紀が荒みきっているのを間近にしたという。

「軍律が緩んでいるというレベルの状況ではありませんでした。軍律が存在しないかのようなデタラメぶりで、あんな酷い軍隊は初めて見ました。例えば、ウラジオストクの原潜を取材した時のことです。当時はソ連崩壊の直後で、ロシア海軍は水兵に満足な給与を払っていませんでした。住居を提供することもできず、水兵は潜水艦で寝泊まりしていました。そして勤務中でも、真っ昼間からウオツカをあおり、酔っ払っていたのです」

トップが人命軽視
 ロシアはウクライナでの民間人虐殺をデマと否定しているが、その証拠を示す衛星写真の存在などが明らかになっている。

「第二次世界大戦末期、ソ連は日ソ不可侵条約を無視し、旧満州に侵攻しました。そこで行われた日本人に対する残虐行為は、今のウクライナで行われていることと全く同じです。多くの民間人が殺され、女性だけでなく男性も性的暴行を受け、ありとあらゆるところで略奪が行われました。現在のロシアによる『ウクライナで残虐行為は行っていない』との主張を、日本人が『ウソだ』と見抜くのも当然でしょう」(同・菊池氏氏)

 独ソ戦では、ドイツ軍がソ連の民間人に残虐行為を働いた。だが戦況が逆転すると、今度はソ連軍がドイツの人々に残虐行為で“復讐”するという地獄絵図が発生した。

 昔も今も、ロシア軍の本質は変わっていない。戦場で残虐行為を常に繰り返してきた。なぜなのだろうか。

「ロシアという国家には、人命軽視という悪しき伝統があります。例えば、ソ連の最高指導者だったヨシフ・スターリン(1878?1953)は政敵を弾圧する“大粛清”を行いました。その死者は800万人とも1000万人とも言われています。国のトップが、人命を完全に軽視しているわけです。これで末端の兵士に『人命を尊重せよ』と言っても無駄でしょう」(同・菊池氏)

教育の欠如
 兵站(へいたん)の問題もある。ウクライナ侵攻では、ロシア軍の補給が全く機能していないことも明らかになった。弾薬どころか、食料さえ届かない。

 兵士が飢えに苦しめば──絶対に許されることではないといえ──食料を求めて略奪行為を働くのは火を見るより明らかだろう。

「アメリカ軍でも、ベトナム戦争からアフガン戦争に至るまで、現場の軍人による残虐行為が明らかになっています。我々日本人は、沖縄に駐留する海兵隊員の問題行動をよく知っています。とはいえアメリカは、残虐行為を行った軍人を処罰するという姿勢を示しているのは間違いありません。更に、残虐行為は絶対に禁止だと繰り返し教育も行っています。補給にも力を入れ、弾薬や糧秣(りょうまつ)に困らないよう努力しています。つまり自軍を筆頭に、戦場でも可能な限り、人命を尊重しようとしているのです」(同・菊池氏)

 それでも、残虐行為に手を染めるアメリカ軍人は存在する。だが、ロシア軍は対策すら講じていない。結果、今回の虐殺が起きたのだ。

デイリー新潮編集部

1832チバQ:2022/04/19(火) 20:17:24
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-4138925.html
ウクライナの女子サッカー選手をロシア軍が強制連行 激戦地マリウポリ=現地メディア
2022/04/19 17:52東スポWeb

ウクライナの女子サッカー選手をロシア軍が強制連行 激戦地マリウポリ=現地メディア

壊滅的な被害を受けて陥落寸前とも伝えられているマリウポリ(ロイター)

(東スポWeb)

 ウクライナの女子サッカーチームの選手がロシア軍に強制連行される事態が発生したと同国の複数のメディアが報じた。

 ロシア軍に連れ去られたのは、ウクライナ南東部のマリウポリに本拠地を置く「マリウポリチャンカ」の選手。同チームはウクライナ全土から選手が集まり、国内のトップリーグで4位につける好成績を残している。

 ウクライナ紙「Zerkalo Nedeli」は「ウクライナの女子サッカー選手がマリウポリからロシアに強制連行された」と題する記事を掲載。クラブのヤナ・ビノクロワ会長がユーチューブチャンネル「Real Time」で語ったコメントを引用している。

「チームは今、引き裂かれている。選手の何人かは強制的にノボアゾフスク(ロシア軍の占領地域)へ連れていかれた。彼女たちがどうしているかは分からない」

 ロシア軍はマリウポリへの攻勢を強め、都市は壊滅的な被害を受けて陥落寸前とも伝えられている。選手たちの無事を祈るしかない。

1833とはずがたり:2022/04/19(火) 21:13:38
ロシア法務省、国際人権団体の登録抹消 「法令違反」理由に
2022年04月09日22時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900538&g=int

 ロシア法務省は8日、「ロシアの現行法に対する違反が明らかになった」として、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)やアムネスティ・インターナショナルなど15の国際組織と外国のNGOに関し、ロシア国内での登録抹消を発表した。
ロシアで反戦デモ、4600人超拘束 ノーベル賞候補の活動家らも―ウクライナ侵攻

 これらの国際人権団体はロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍による非人道的兵器の使用を告発したほか、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外の民間人殺害を「戦争犯罪」と非難してきた。ロシア法務省は法令違反の具体的内容を明らかにしておらず、対抗措置として登録抹消を決めたとみられる。
 15団体の中には、米シンクタンク「カーネギー国際平和財団」やドイツの財団などが含まれている。

1834とはずがたり:2022/04/19(火) 21:17:03

日本の公安が無能である事の証明案件

日本の公安調査庁、ウェブサイト上から「アゾフ大隊」に関する記載を削除
08.04.2022 10:27
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3451937-ri-benno-gong-an-diao-zha-tinguebusaito-shangkaraazofu-da-duini-guansuru-ji-zaiwo-xue-chu.html

日本の公安調査庁は8日、公式ウェブサイト上の「国際テロリズム要覧2021」からウクライナの「アゾフ大隊」(現国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊)の記載を削除した。
公安調査庁がウェブサイト上で公表した。

公安調査庁は、「近時、一部において、公安調査庁が『アゾフ連隊』をネオナチ組織と認めている旨の事実と異なる情報が拡散されている状況が見受けられますが、このような誤った情報が拡散されていることは誠に遺憾」だと指摘している。

同庁は、その「誤情報」は「国際テロリズム要覧2021」の記載が根拠とされているようだが、そもそも「国際テロリズム要覧」は、「内外の各種報道、研究機関等が公表する報告書等から収集した公開情報を取りまとめたものであって、公安調査庁の独自の評価を加えたものではなく、当該記載についても、公安調査庁が『アゾフ大隊』をネオナチ組織と認めたものでは」ないと説明した。

その上で、同庁は、事実と異なる情報が拡散されることを防ぐため、ウェブサイト上の「国際テロリズム要覧2021」から上記の記載を削除することとした、と発表した。

なお、3月28日、国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊は、ロシアが広めている「ネオナチ」プロパガンダを否定しつつ、現在のロシア・ウクライナ戦争において実際には誰がナチなのかを説明するメッセージを発表していた。

また、アゾフ連隊のプロコペンコ連隊長は、同連隊の隊員たちはロシア軍に包囲されているマリウポリを明け渡すつもりはなく、町のために最後まで戦うつもりだと表明している。

1835とはずがたり:2022/04/19(火) 21:56:51
https://twitter.com/karizo2022/status/1508715974144716807

仮蔵
@karizo2022
1/59
私は、ロシアの将来について、3つのシナリオを考えている。

1. 北朝鮮
2. 帝国の再始動
3. 聖なる年(Jubilee)

ウクライナは戦うことを決意している。ロシアの歴史路線の選択は、結局、西側の決意にかかっている。今日は北朝鮮のシナリオを概説する。


2/59
もし西側がディエスカレート(*)し、プーチンが権力を維持した場合、彼はもっと強くなり、ロシアは北朝鮮のようになる。妄想はいけない。2月23日に戻ることはできない。「ディエスカレート」では、ロシアは現状に戻れない。
(*)戦争の様式や規模を段階的に小さくすること


https://twitter.com/kamilkazani/status/1508576670587895810
Kamil Galeev
@kamilkazani

1836チバQ:2022/04/19(火) 22:30:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd9fc4302e916fbc3f9479e0a1b68ce5fb083ec
ロシア軍が東部ドンバスに兵士5万人投入、作戦は新局面に…マリウポリには再び投降迫る
4/19(火) 22:14配信

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読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】ロシア軍は19日、東部ドンバス地方の全域制圧に向けた攻勢をさらに強めた。東部の戦線は拡大しており、ロシアのウクライナ侵攻作戦は新局面に入った。一方、激しい攻防戦が続く南東部マリウポリのウクライナ軍に対し、露国防省は19日、改めて投降を迫った。

(写真:読売新聞)

 露国防省は19日、露軍のミサイル・砲兵部隊が、東部や南部の各地で1260の標的を攻撃したと発表した。前日の発表(315か所)の4倍に増えた。東部には高精度ミサイル13発を撃ち込んだとしている。

 ドンバス地方を構成するドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州では2014年以降、親露派武装集団が一部を実効支配し、ウクライナ軍と交戦。プーチン露政権は侵攻直前の2月21日に親露派支配地域を一方的に国家承認し、ドンバス地方全域の「解放」を侵攻目的に掲げた経緯がある。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日夜のビデオ演説で、「ロシア軍は長期間準備してきたドンバスの戦いを開始した」との認識を示し、「どれだけ多くのロシア兵が来ようとも我々は戦う」と徹底抗戦を呼びかけた。

 また、オレクシー・ダニロフ国家安全保障国防会議書記も18日、露軍がドンバス地方の制圧地域拡大のため、「ほぼ全域でウクライナ軍の防衛線を突破しようとしている」と述べた。

 米国防総省高官は18日、露軍がドンバス地方攻撃のため兵力投入を続け、ここ数日で最大1万人程度を追加配置したとの分析を明らかにした。戦闘用装備を伴う700〜1000人の兵士で構成される大隊戦術グループ(BTG)は76に上り、既に5万人規模に達しているとの見方も示した。

 この高官は「ウクライナ軍も東部に少なくない戦力を持つ」とし、ルハンスク州ポパスナ付近や、ハルキウ(ハリコフ)州イジューム周辺でも戦闘が起きているとの分析も述べた。

 ドネツク州知事によると、親露派支配地域の中心都市ドネツク市郊外では19日、ウクライナ軍が露軍を撃退したという。ウクライナ軍の抵抗で東部制圧には時間がかかるとの見方がある。
 一方、露国防省は19日の声明で、マリウポリのウクライナ軍や武装組織「アゾフ大隊」に対し、19日午後4時(日本時間午後10時)までに拠点のアゾフスタリ製鉄所を明け渡し投降しなければ、排除すると警告した。最後通告は17日に次ぎ2度目だ。

 「アゾフ大隊」の司令官は18日夜、SNSを通じ、製鉄所で避難生活を送る子どもや女性の様子を収めたとする動画を公開した。徹底抗戦の決意も表明しており、投降の警告には応じないとみられる。

1837チバQ:2022/04/20(水) 11:02:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9fb613d7e0ebf3a12229c6d797c240d5c6a80c6
ウクライナ1200万人退避、うち500万人が国外へ 露軍攻勢で事態悪化も
4/20(水) 10:49配信
産経新聞
戦禍を逃れ、来日したバレリーナのオレナ・ドブリャンスカさん。空港で支援者と抱擁し、安堵の表情を浮かべた=16日夜、関西国際空港(渡辺恭晃撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】ロシアが侵攻したウクライナ情勢をめぐり、国際移住機関(IOM)のビトリーノ事務局長は19日の国連安全保障理事会で「ウクライナで退避した人は1200万人を超える」と報告した。うち国外へ逃れた難民は約500万人。13日までに難民87万人超が帰還したが、露軍がウクライナ東部や南部で攻勢を強める中、事態は再び悪化する恐れもある。


国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の18日時点(中欧時間)の集計によると、ウクライナ難民受け入れ数はポーランド280万人、ルーマニア75万人、ハンガリー46万5千人、モルドバ42万5千人など。

ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺からの露軍撤退に伴い、国連人道問題調整室(OCHA)は13日まで連日3万人がウクライナへ帰還していたことを確認している。帰還難民の増加を受けて、自宅が破壊されるなどして地元に戻ることのできない人々をどう支援していくかが新たな課題になるとされる。

ビトリーノ氏は安保理会合で「週内に帰還難民などの調査を更新する」と述べ、実態把握に努める考えを示した。

難民受け入れ国を視察した同氏は「女性や子供、高齢者、障害者が大きな影響を受けていた」と証言した。難民支援の経験から「最大30%が心のケアが必要になる」「女性や子供が人身売買の被害に遭いやすい」などと指摘。家族からはぐれた子供の保護、家族との再会などで「国際的な支援が必要だ」と理事国に訴えた。

米国や英国が人道支援目的の資金援助の実施を改めて表明した。ほかの理事国からも、民間人の退避ルート(人道回廊)の確保や支援物資の供給を目的とした停戦を呼びかける国連を支持する声が相次いだ。

ウクライナのキスリツァ国連大使は「ロシアは人道回廊の設置を拒絶し、人道支援を妨げている」と批判した。ロシアのポリャンスキー国連次席大使は会合に先立ち「ロシアは毎日停戦と人道回廊の設置を呼びかけているが、ウクライナは利用しない」と主張した。

1838チバQ:2022/04/20(水) 11:05:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4d58a8c50f60c469c25e014a7faff24f9d9c340
露軍、マリウポリで投降重ねて迫る 応じなければ「悲惨な結末」
4/20(水) 10:37配信
産経新聞
侵攻したロシア軍が本格攻勢を開始したウクライナ東部では19日、激しい戦闘が続いた。露軍は同日までに東部ルガンスク州クレミンナを制圧。ただ、各地でウクライナ軍の抵抗に遭い、前進は一部にとどまっているもようだ。東部マリウポリでは、露軍はウクライナ守備隊が籠城する製鉄所を攻撃する一方、降伏を改めて勧告。応じなければ「悲惨な結末」が待っているとし、さらなる攻撃の激化を示唆した。

クレミンナでは、18日頃から露軍とウクライナ軍が市街地で激しく戦闘。ルガンスク州のガイダイ知事は19日までに同市が露軍に制圧されたと発表した。ガイダイ氏はウクライナ軍は後退しつつ、新たな防御線を再構築したとしている。

南部ザポロジエ州当局も19日、露軍の大規模攻撃が行われていると発表。ロシアはルガンスク、ドネツク両州を含む東部ドンバス地域全域の制圧を目指しており、南部での進軍にはウクライナ軍の戦力を分散させて東部制圧を容易にする狙いや、占領した南部の都市への支配権をより確実にする思惑があるとみられる。

一方、ウクライナ軍は19日、東部イジュム方面で露軍を撃退したほか、10台以上の戦闘車両やヘリコプター1機を撃破したと発表。イジュム周辺の複数の集落を解放したとも主張している。英国防省は同日夜、「ウクライナ軍は露軍の前進を食いとどめている」とする戦況分析を公表した。

マリウポリでは露軍が19日、守備隊の最終拠点である製鉄所を爆撃。製鉄所には民間人数百人〜1千人も避難しているとされる。露国防省は19日、20日午後2時(日本時間同8時)から製鉄所を脱出するための人道回廊を設置すると発表。守備隊に投降を求めた。ただ、ウクライナ側は抗戦の構えを崩していない。

1839チバQ:2022/04/21(木) 07:14:11
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220420-567-OYT1T50264.html
製鉄所のウクライナ軍幹部「我々は持ちこたえても数日」「敵の人数は我々の10倍」
2022/04/21 06:56読売新聞

 【ワシントン=田島大志】ロシアの侵攻を受けるウクライナ当局者らは19日、ロシア軍が南東部マリウポリで、ウクライナ軍が拠点とする製鉄所に集中爆撃を加えていると明らかにした。プーチン露政権はウクライナ兵に繰り返し投降を求め、事態は切迫している。東部ドンバス地方全域の制圧を目指す露軍とウクライナ軍の戦闘が激しさを増している。

 ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問は19日、ウクライナ軍と武装組織「アゾフ大隊」の兵士ら約2500人が拠点とするアゾフスタリ製鉄所を狙い、露軍が地中貫通型爆弾を使用したと指摘した。

 同爆弾は「バンカーバスター」と呼ばれ、地下に貫通後に爆発し、地下施設の破壊が可能とされる。製鉄所の地下施設には、兵士のほか子供を含む多くの一般住民も避難しており、人的被害の拡大が懸念される。

 アゾフ大隊の副司令官も19日、米政府系メディアの取材に、「製鉄所は超重量級の爆弾を落とされ、ほぼ完全に破壊された。大勢ががれきの下敷きになっている」と訴えた。

 ウクライナ軍幹部とされる男性は20日、SNSで、「我々は持ちこたえても数日だ。敵の人数は我々の10倍いる。ここには民間人が数百人いる。安全な第三国に出してほしい」と国際社会に救助支援を訴えた。

 露軍は製鉄所を掌握し、マリウポリを陥落させる狙いだ。露国防省は19日夜、ウクライナ兵に改めて投降を求め、20日午後2時(日本時間午後8時)という日時を提示した。

 一方、ロシアとウクライナは20日、マリウポリの住民を南部ザポリージャに退避させる「人道回廊」の設置で合意した。約10万人の残された住民の退避が進むかどうかが焦点となる。

 米国防総省の高官は19日、露軍がドンバス地方全域の制圧に向け、ドネツク周辺などで限定的な攻撃を始めたとの見方を示した。高官は「ロシアが計画している大規模な攻勢作戦の前触れだ」とも語った。

 タス通信によると、プーチン大統領は20日の会合で、「ドンバス地方の人々の暮らしは少しずつ正常化し、良くなるだろう」と述べ、露軍が全域制圧を図る意義を強調した。

 露国防省は20日、露軍が1000か所以上をミサイルなどで攻撃したと発表した。ウクライナ軍参謀本部は20日、ルハンスク(ルガンスク)州セベロドネツクなどで激しい戦闘が起きていることを明らかにした。

 米CNNなどは19日、米国のバイデン政権がウクライナへの新たな軍事支援を近く発表する見通しだと伝えた。13日に8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を表明したばかりだが、新たな支援額も同規模となる見込みだという。

1840とはずがたり:2022/04/21(木) 20:55:33
ロシア紙、兵士1万人近くが死亡と報道も1日で削除
2022.03.22 Tue posted at 11:20 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35185172.html?ref=rss

1841とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:09
ロシア軍、キエフ近郊アントノフ空港から撤退 新たな衛星画像で確認
2022.04.02 Sat posted at 09:40 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185780.html

極右「アゾフ大隊」、ウクライナの抵抗で存在感 ネオナチの過去がロシアの攻撃材料に
2022.04.02 Sat posted at 14:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185777-4.html

1842とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:27
プーチン大統領の特別代表が辞任 侵攻以降の辞任で最高位
2022年3月24日
https://www.bbc.com/japanese/60856795

1843とはずがたり:2022/04/21(木) 23:21:43
ロシアの将軍、米国防当局者との希少な直接会談で感情「爆発」 CNN EXCLUSIVE
2022.03.24 Thu posted at 16:30 JST

https://www.cnn.co.jp/usa/35185333.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=editorial-sns&utm_content=35185333

1844とはずがたり:2022/04/21(木) 23:22:46
ウクライナ軍、露アムール州から到着した露軍機械化旅団の殲滅を報告
ウクライナ軍、露アムール州から到着した露軍機械化旅団の殲滅を報告写真07.04.2022 21:37
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3451581-ukuraina-jun-luamuru-zhoukara-dao-zheshita-lu-jun-ji-xie-hua-lu-tuanno-jian-miewo-bao-gao.html
ウクライナ陸軍は7日、露アムール州エカテルノスラフカ村を拠点とするロシア軍第38独立自動車化狙撃旅団を殲滅したと報告した。

1845とはずがたり:2022/04/21(木) 23:49:02

2022.03.19
# 戦争 # 政局 # ウクライナ
「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に
彼は自ら「墓穴」を掘ってしまった
北野 幸伯
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93532?page=5

1846チバQ:2022/04/22(金) 08:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e42b7b4b12d21b4c62c5a53214bd53f08206dc8f
停戦交渉に悪影響も 要衝マリウポリ「喪失」 ロシアは戦勝パレードか
4/22(金) 7:08配信
時事通信
 ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ南東部にある要衝の港湾都市マリウポリの「制圧」を事実上宣言した。

 水・食料・薬不足で人道危機が深刻化し、無差別攻撃により多大な犠牲者が出た悲惨な包囲戦は、ロシア軍の侵攻開始から2カ月弱で転機を迎えた。停戦交渉への悪影響も懸念される。

 マリウポリは2014年からの東部紛争でも親ロシア派武装勢力が制圧することができず、一時はドネツク州の臨時州都となった。ウクライナ側は精鋭部隊「アゾフ大隊」などを配置し、この都市を「徹底抗戦」の象徴として重視していた。ロシア軍が東部でさらに攻勢を強化するとみられる中、要衝を失いつつあることに重苦しい雰囲気も漂う。

 プーチン政権は、5月9日の旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日前に具体的な「戦果」を得た格好。既に「かいらい」市長も置いており、2月21日に独立承認した「ドネツク人民共和国」の一部として実効支配する見通しだ。

 地元当局者は今月13日、「(かいらい市長は)中心部で5月9日に(戦勝記念)パレードを実施すべく、がれきや遺体の一掃を命じられている」と主張した。タス通信によると、住民を練り歩かせる計画という。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、「われわれの部隊が壊滅させられれば、いかなる交渉も終わることになる」とロシア側に警告していた。ウクライナ側は、先に北部キーウ(キエフ)州で住民とみられる遺体が多数見つかったことで、ただでさえ態度を硬化させており、断続的に行われてきた停戦交渉が頓挫する恐れがある。

 包囲戦による犠牲も計り知れない。ボイチェンコ市長が明らかにしたところでは、これまでに2万人以上が死亡。ゼレンスキー氏は「マリウポリは(激しい空爆に遭ったキーウ州の)ボロディアンカの10倍の(被害が出ている)可能性がある」と指摘した。ただ、ロシアの実効支配下に置かれれば、全容の解明は不可能になる。

 妊婦が出産を控える病院や、子供が避難したという劇場まで攻撃されたマリウポリ。脱出して本国に戻ったギリシャの外交官は、スペイン内戦中の1937年にナチス・ドイツの無差別爆撃を受けた「ゲルニカ」の惨状になぞらえた。

1847とはずがたり:2022/04/22(金) 10:08:59
一家心中か…ロシアの富豪とその家族の死が相次ぐ
https://news.livedoor.com/article/detail/22044596/
2022年4月22日 7時12分

ABEMA TIMES

 ロシアの富豪とその家族の死が相次いでいる。

【映像】ロシア砲撃受け…頭に破片刺さった13歳少女が奇跡の生還

 ロシアメディアによると、19日、天然ガス大手のノバテク社の元副会長セルゲイ・プロトセーニャ氏がスペインのリゾート地で妻と娘とともに遺体で発見された。地元警察はプロトセーニャ氏が家族を殺害した後、自殺した可能性があると話しているという。

 また、18日にはロシア有数の銀行のひとつガスプロムバンクの元副社長、ウラジスラフ・アバエフ氏がモスクワ市内の自宅で妻と娘とともに死亡した。モスクワの捜査当局は一家心中の可能性があると発表している。(ANNニュース)

1848とはずがたり:2022/04/22(金) 10:09:27

https://twitter.com/igorsushko/status/1517172233629626368
Igor Sushko
@igorsushko
??BREAKING: Russia - Dmitrievsky Chemical Plant burned down today on the outskirts of Moscow. This is the largest Russian manufacturer of chemical solvents. Located 250 miles EAST of Moscow. We are beginning to see a pattern develop.
による英語からの翻訳
??速報:ロシア-モスクワ郊外でドミトリエフスキー化学プラントが本日全焼した。これは、化学溶剤のロシア最大のメーカーです。モスクワの東250マイルに位置します。パターンが発達し始めています。

1849とはずがたり:2022/04/22(金) 15:07:39
2022年4月22日1:03 午後2時間前更新
アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV
Elizabeth Piper

[キーウ 19日 ロイター] - ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。
 ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。写真は、破壊されたマリウポリの集合住宅の前にたたずむ地元住民。18日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

パンチェンコさんはアゾフ海に面したタガンログ港の駅で、200人ほどのウクライナ人とともに列車に乗せられ、ウクライナと国境を接するロシアのロストフ州内の別の場所に移送されると告げられた。

だが列車が目的地に着いたとき、そこはロシア・トゥーラ州にあるスボーロフという街だった。タガンログからは約1000キロも離れている。

「警官がたくさんいた。駅は封鎖されており、一般のロシア人は私たちに近づけなかった」とパンチェンコさんは言う。出迎えの群衆はいたが、トゥーラ出身の友人の息子は、駅に入ることを許されなかった。「明るい雰囲気で、クッキーが振る舞われた」

ロイターは、パンチェンコさんの他、先月マリウポリを脱出したもう1人のウクライナ人ナタリア・ビルメイヤーさん、そして別の難民2人の親族に話を聞いた。

彼女たちの話を総合すると、マリウポリの一部の市民が包囲された同市を脱出するには、ロシアに逃れるしか選択肢がなかったことが分かる。その行程では親ロシア派勢力による身体検査や尋問が繰り返され、ウクライナ国境から遠く離れた場所に移送される例も多かった。

彼女たちの談話について、ロイター独自の裏付けは得られていない。

パンチェンコさんやビルメイヤーさんがロイターに語った、選択の余地なくロシア国内の遠隔地に送られたウクライナ人の証言について、ロシア政府にコメントを求めたが、回答は得られていない。

ロシア政府は、2月24日にウクライナ侵攻を開始して以来、意図的に民間人を標的とすることはないと述べている。

パンチェンコさんによれば、彼女はロシア当局により、列車に乗っていた他のウクライナ人とともにトゥーラ州内のクラインカと呼ばれる地域の療養所に連れて行かれたという。あてがわれた部屋には、小さな冷蔵庫、テレビ、それにシングルベッドが2つあった。テーブルには、伝統食のジンジャーブレッド、甘いビスケット、水とアイスティーが置かれていた。

クラインカの療養所に、ウクライナ人受け入れにおける役割についてコメントを求めたが、回答は得られなかった。

開戦前、パンチェンコさんは貯水タンク工場のマネジャーで、地方議会の議員も務めていた。クラインカの療養所に到着した後、パンチェンコさんは指紋を採取され、写真を撮られた上で、検察官の前で尋問を受けたという。ロイターでは検察官の氏名を確認できなかった。

ロシア語とウクライナ語を話すパンチェンコさんは、2014年以降、ウクライナにおけるロシア語への抑圧が強まったかという質問を受けたという。

2014年は、ロシアがクリミア半島を併合し、ウクライナのドネツク州、ルガンスク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力が「人民共和国」の建国を宣言した年だ。

ロシアがウクライナにおける「特別軍事作戦」を正当化する根拠の1つとして掲げるのは、ロシア語話者の保護である。ロシア政府は、彼らがウクライナのナショナリストから迫害を受けていると主張している。ウクライナはこれを否定している。

「私は、自分はウクライナ語を話せるし、この言語が好きだとだけ答えた。ロシア語に対する抑圧を目にしたことはない、とも言った」

1850とはずがたり:2022/04/22(金) 15:07:51
>>1849
<国外への強制移送>

ウクライナの人権オンブズウーマン、リュドミラ・デニソワ氏は先週、ロシアがマリウポリから13万4000人の市民を連れ去り、そのうち3万3000人をロシアに強制移送したと述べた。ロイターではこれらの数値が正確なものか確認できなかった。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)で欧州・中央アジア担当副ディレクターを務めるレイチェル・デンバー氏によれば、HRWでは「明らかに強制移送と見られる」例を少なくとも1件記録しているという。同氏の説明によれば、これは「侵攻した側の国に強制的に連れ去ること」を意味する。

紛争下における人道的扱いの法的基準を定義した1949年ジュネーブ条約は、国際紛争に際して占領国側の領域に民間人を大量強制移送することを禁じており、戦争犯罪に分類している。

ロシアは、マリウポリを離れることを望む人に人道的支援を提供していると述べている。ロシア政府のウェブサイト上で3月12日に発表された決議には、ウクライナ及び分離独立を唱える両「共和国」を離れてロシアに移動した9万5909人の所在が示されている。

1カ月後の4月14日、ロシアのミハイル・ミジンツェフ上級大将は、マリウポリでの戦闘が激化する中で、同市だけでも13万8014人の市民がロシア軍によって救出されたと述べた。

パンチェンコさんがマリウポリを脱出したのは3月17日。彼女を含む数十人の市民はカルミウス川左岸の建物の地下室に避難していたが、この日、チェチェンの部隊がこの建物を確保したという。

1851チバQ:2022/04/22(金) 23:14:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b536d6b8a092e27117bdae860b734e23cdfe48d
ロシア、マリウポリから転戦か 製鉄所の攻撃中止、兵力振り分け
4/22(金) 20:48配信
毎日新聞
煙を上げるマリウポリのアゾフスターリ製鉄所。ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が立てこもっている=2022年4月20日、ロイター

 ロシアが「制圧した」と主張したウクライナ南東部マリウポリについて、ゼレンスキー大統領は21日夜のビデオ演説で、抗戦を続ける意向を強調した。プーチン露大統領は同日にアゾフスターリ製鉄所への攻撃中止と徹底封鎖を命じていたが、ウクライナ部隊と市民が立てこもりを続けている。ロシアは来月9日に予定する「対独戦勝記念日」までに東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)を支配することを狙い、マリウポリの戦力を振り向けるとみられる。



 英国防省は22日発表した戦況分析で、プーチン氏が製鉄所の制圧作戦を中止した背景として、自軍の犠牲を回避しつつ、マリウポリの部隊を東部の別の地域に転戦させる狙いがあると指摘。米国防総省高官によれば、これまで露軍はウクライナで展開する76の大隊戦術群のうち12をマリウポリに集結し、1万人近い兵力を投じていた。広大な製鉄所の封鎖には相当の兵力を残す必要があるが、同地の軍事作戦を縮小すれば東部の激戦地に数千人を再配置することが可能になる。

 ロシア中央軍管区のミネカエフ副司令官も22日、軍事作戦の「第2段階の任務の一つはドンバス地方とウクライナ南部を完全支配することだ」と表明した。タス通信が伝えた。

 一方、ウクライナ側は製鉄所に民間人1000人と負傷兵500人がいるとみている。また、製鉄所の職員約1万人のうち、約6000人と連絡がついていないという。製鉄所の経営者は米CNNに対し、製鉄所には「2〜3週間分の食料が保存してあった」と語った。だが、既に包囲が始まってから約8週間が経過しており、食料は尽きかけているとみられる。経営者は「大惨事が近づいている」と話した。

 マリウポリのボイチェンコ市長も22日、国営テレビで市内に残る10万人の市民に「完全な避難」を呼びかけた。市長は21日、ロイター通信のインタビューに「まだ街に残る人々の命は、たった一人の人間、プーチン(大統領)の手に委ねられている。これから起こるすべての死も彼の手にかかっている」と述べた。

 ゼレンスキー氏は21日の演説で、両国で信者の多い東方正教会の復活祭(イースター、24日)に合わせた休戦提案をロシア側が拒否したと指摘。イースターの休戦は国連のグテレス事務総長らが提案していた。【三木幸治(エルサレム)、八田浩輔】

1852とはずがたり:2022/04/24(日) 08:50:22
黒海艦隊の司令官逮捕か、責任問われた模様 ウクライナ報道
4/24(日) 2:39配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/56fbca2c14f1dd3f60ad67fbe16bfbedbe7b0d78
朝日新聞デジタル
2021年2月、式典に出席したロシア黒海艦隊のイーゴリ・オシポフ司令官=ロイター

 ウクライナ侵攻の作戦中に沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ」を含むロシア黒海艦隊の司令官が解任され、逮捕されたと、ウクライナ国防省の情報局幹部が話した。ウクライナのネットメディア「リガネット」が22日、伝えた。沈没の責任を問われたとみられる。

【写真】沈没前の「モスクワ」とされる写真。全員避難と主張していたのに「なぜ息子は戻ってこないのか」と憤る母

 司令官はイーゴリ・オシポフ氏。情報局幹部はほかにも、ロシア軍の5人の将官がウクライナでの苦戦などを理由に解任されるなどしたとし、「司令部への弾圧が新局面に入った」とみている。

 「モスクワ」は艦隊の司令塔の機能のほか、ミサイル防衛システムを搭載し、防空面でも重要な役割を果たしていたとされる。

朝日新聞社

1853チバQ:2022/04/24(日) 09:59:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1aecd714491a88a817fe8dc5706724249ece45
東・南部攻防、長期化か ロシア、苦戦も「勝利」宣伝 また集団墓地・ウクライナ侵攻2カ月
4/23(土) 19:26配信
時事通信
ウクライナ東部を支配する親ロシア派武装勢力の車列=21日、マリウポリ(ロイター時事)

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始してから24日で2カ月となる。


 ロシア軍は23日も東部ドンバス地方で激しい砲撃を続け、今後の作戦目標は東部と南部での「完全支配確立」(軍高官)だと明言している。欧米の軍事支援を受けるウクライナ側の抵抗は強く、攻防戦の長期化は避けられそうにない状況だ。

 ウクライナのメディアによると、同国大統領府のアレストビッチ顧問は23日、南東部マリウポリでウクライナ部隊が抵抗の拠点とするアゾフスタル製鉄所に対してロシア軍が空爆を再開し、突入を試みていると述べた。ロシアのプーチン大統領は21日にマリウポリの「制圧」を宣言する一方、ロシア軍に製鉄所への突入中止を指示したが、現地ではその後も交戦が続いている。

 英国防省は23日付の戦況報告で、ロシア軍はマリウポリ掌握にてこずり、東部で「前進が遅れている」と分析。「ウクライナ側の反撃が続き、ロシア部隊は過去24時間で大きな戦果を得ていない」と指摘した。

 ロシアはこれまでの軍事作戦で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗。黒海では旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」が13日に火災を起こして沈没し、22日には乗組員に死者・行方不明者が出ていることを認めた。作戦が順調に進まない中、プーチン氏は旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日である5月9日に向けて「戦果」をアピールしたい考え。ロシア国防省は第2次大戦時の「マリウポリ解放」の史料をサイト上で公開し、過去の勝利と重ね合わせようとしている。

 また、ウクライナ軍や大統領府関係者によると、南部オデッサに23日、ロシア軍が発射したミサイル2発が着弾し、少なくとも5人が死亡した。

 ロイター通信によれば、欧州連合(EU)高官は「東部と(南部の)沿岸地域で、ロシアの攻撃の激しさが著しく増すのを目の当たりにすることになりそうだ」と述べ、今後数週間の推移が重要という認識を示した。ジョンソン英首相は22日、ロシアの侵攻は2023年末まで続き、最終的にロシアが勝利する「現実的な可能性がある」と表明した。

 一方、マリウポリのアンドリュシェンコ市長顧問は22日、マリウポリ東郊で新たな集団墓地の情報があると指摘し、「(ロシア軍が)戦争犯罪の結果を隠そうとするための試みだ」と非難した。西郊では21日にも集団墓地とみられる塹壕(ざんごう)が見つかっており、ロシア軍に殺害された民間人3000人以上が埋葬された可能性があるという。

1854とはずがたり:2022/04/24(日) 13:56:37
差し当たってモルドバ・ジョージア・ウクライナで協力関係構築して,NATOの他,バルト三国・ポーランド・トルコ・英米と協力関係構築して行けばどうだろうか?勿論,イラン・中印辺りとも一定の関係を構築してロシアがこれらの国々と枢軸を形成するのを防がねばならないけど。。

ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る地域も
4/22(金) 19:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8812c1d35e558dda170007ab4912f0ca2c4f74a
ABEMA TIMES
ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る

 ロシアによるウクライナ東部への大規模攻撃が続く中、ロシア中央軍管区の司令官がモルドバにも介入していく考えを明らかにした。

【映像】ロシア砲撃受け…頭に破片刺さった13歳少女が奇跡の生還

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けている。

 インタファクス通信によりますとロシア中央軍管区の司令官は「沿ドニエステル共和国」について「ロシア語系住民への抑圧も確認されている」と指摘した。

 そのうえで、「ウクライナ南部を支配することは沿ドニエステル共和国へのもう一つのアクセスポイントとなるだろう」と述べ、モルドバにも介入していく考えを強調した。(ANNニュース)

1855とはずがたり:2022/04/24(日) 14:09:45

モスクワも沈められて絶対無理な癖にオデッサ占領を含みモルドバ迄支配下に置こうと言い出しやがった。

ウクライナ東・南部の完全制圧目標=ロシア軍高官が初言及―マリウポリ近郊に集団墓地
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-1593364/
2022年04月22日 22時31分 時事通信

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシア軍中央軍管区のミンネカエフ副司令官は22日、ウクライナでの軍事作戦の第2段階に関し、「ロシア軍の目標の一つは(東部)ドンバス地方とウクライナ南部の完全支配を確立することだ」と表明した。インタファクス通信が伝えた。支配地域の拡大を目指す方針を示したことで、戦闘が長期化する可能性が高まった。

 副司令官は、この目標の遂行によりロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島へとつながる「陸の回廊」ができると指摘。モルドバ東部の親ロシア派支配地域、沿ドニエストルにもつながると主張した。ロシアが首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、新たな目標に言及したのはこれが初めて。ウクライナは徹底抗戦の構えを示しており、攻防戦の激化が予想される。

 副司令官の発言を受けてウクライナ国防省はツイッターに投稿し、「(ロシア側は)この戦争の『第2段階』の目標が単にウクライナ東部と南部の占領であることを認めた。帝国主義そのものだ」と反発した。

 ウクライナ侵攻をめぐってロシアのプーチン大統領は21日、南東部の要衝マリウポリの「制圧」を宣言した。クリミア半島と親ロ派勢力が実効支配する東部の中間に位置する港湾都市で、2月24日の開戦以来最大の激戦地の一つとなった。

 ただ、最後の拠点となった市内の製鉄所にはウクライナ軍の兵士が立てこもっている。ゼレンスキー大統領は21日、「侵略者たちが何を言おうと、抗戦を続けている」と強調。米国務省も「ウクライナ軍は踏みとどまっている」と分析し、プーチン氏の制圧宣言は「偽情報だと信じるに足る理由がある」と指摘した。プーチン氏は22日、欧州連合(EU)のミシェル大統領との電話会談で、ウクライナ政府が兵士の投降を許していないと主張した。

 一方、マリウポリの郊外では民間人らの集団墓地とみられる塹壕(ざんごう)が、米民間企業マクサー・テクノロジーズが公表した衛星画像で確認された。ボイチェンコ市長はロイター通信に「ロシアが死者数を隠蔽(いんぺい)するために遺体を埋めている証拠だ」と非難した。 【時事通信社】

ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る地域も
4/22(金) 19:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8812c1d35e558dda170007ab4912f0ca2c4f74a
ABEMA TIMES
ロシア中央軍管区司令官、モルドバにも介入の考え…親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」名乗る

 ロシアによるウクライナ東部への大規模攻撃が続く中、ロシア中央軍管区の司令官がモルドバにも介入していく考えを明らかにした。

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けている。

 インタファクス通信によりますとロシア中央軍管区の司令官は「沿ドニエステル共和国」について「ロシア語系住民への抑圧も確認されている」と指摘した。

 そのうえで、「ウクライナ南部を支配することは沿ドニエステル共和国へのもう一つのアクセスポイントとなるだろう」と述べ、モルドバにも介入していく考えを強調した。(ANNニュース)

1856とはずがたり:2022/04/24(日) 23:03:11

ロシア世論「侵攻賛同」8割超 プーチン氏支持が高まる理由とは
深掘り
https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/030/138000c
国際
速報
欧州

毎日新聞 2022/4/22 19:00(最終更新 4/22 19:50) 有料記事 3275文字

ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから8年の「記念」コンサート。支持者を前に演説するプーチン大統領=モスクワで2022年3月18日、ロイター
ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから8年の「記念」コンサート。支持者を前に演説するプーチン大統領=モスクワで2022年3月18日、ロイター

 ロシアによるウクライナへの侵攻開始から24日で2カ月を迎える。ロシア国内ではプーチン大統領の支持率が上昇し、侵攻に賛同する声が8割を超えるが、世論の一部には動揺も見られる。ウクライナでは隣国からの侵攻を前に愛国心が高まる。両国世論の実情を探った。【前谷宏】
プーチン氏支持率上昇、8割に回復

 「あなたはロシア大統領の活動を承認するか、しないか」。ロシアの政府系世論調査機関「全ロシア世論調査センター」が毎週尋ねている質問に対し、15日公表の結果では79・6%の回答者が「承認する」と答えた。ウクライナ侵攻が始まる2月24日の直前には承認が64・3%だったのに比べると、プーチン大統領を支持する人の割合が約15ポイントも増加した。

 政権の影響から離れた独立系世論調査機関「レバダセンター」でも結果はほぼ同じだ。2月の侵攻直前の調査で71%だったプーチン氏の支持率は3月下旬の調査で83%まで上昇。2018年に年金受給年齢引き上げ案を発表した後に6割台まで下がっていた支持率は、14年のウクライナ南部クリミアの強制編入後と同じ水準の8割台まで回復した。

1857チバQ:2022/04/25(月) 19:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9626774db6f7c3ae2361d13023fd96eddb843b04
ロシア経済、苦境長期化 制裁の影響広がる
4/25(月) 7:12配信
時事通信

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻開始から2カ月がたち、ロシア経済の苦境が長期化する見通しが強まってきた。


 一時暴落した通貨ルーブル相場は持ち直したが、日米欧などによる制裁の影響が徐々に広がりを見せている。

 「西側諸国の経済的な『電撃戦』は効果がなかった」。プーチン大統領は18日、対ロシア制裁を第2次世界大戦中のドイツ軍の戦術になぞらえつつ、ロシア経済の底堅さを自賛した。

 ルーブルは3月上旬の外国為替市場で一時1ドル=150ルーブル近辺と、年初の約2分の1の価値に下落。しかし、その後は買い戻しが進み、今月下旬までに80ルーブル前後と、侵攻直前の水準をおおむね回復した。

 背景には、政府・中央銀行が講じた対抗策がある。輸出企業は外貨売り上げの8割をルーブルに両替することが義務付けられた。外国人投資家はルーブル建て資産を売ることも、国外に持ち出すことも禁じられた。「実質的に市場として機能していない」(在英アナリスト)との見方はあるが、金融危機の回避に当面成功したとも言える。

 それでも、制裁がロシア経済に落とす影は色濃い。3月の消費者物価指数は前年同月比16.7%の上昇と、欧米を上回る急激なインフレが進行。多くの国民が食料品価格などの高騰に直面する事態となった。

 モスクワのソビャニン市長は、外資系企業が侵攻後に相次ぎ撤退を決めたことを受け、「約20万人に失業の恐れがある」と懸念。国際通貨基金(IMF)による最新の予測では、ロシア経済は2022年に8.5%減、23年も2.3%減と、2年連続でマイナス成長に陥る見込みだ。

 IMFのチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グランシャ氏は、侵攻を機に「世界が地政学的な経済ブロックに永続的に分断される危険がある」と警告。ナビウリナ・ロシア中銀総裁も、多くの国内企業が外国との貿易を制限され、ビジネスを抜本的に見直す必要に迫られていると認め、侵攻の代償の大きさが浮かび上がっている。

1858とはずがたり:2022/04/27(水) 20:33:09

偽の「住民投票」を前に住民が多数脱出 ロシア占領下の南部ヘルソン
2022.04.27 Wed posted at 19:26 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35186922.html

ロシア占領下から逃れてきた人に話を聞く

ウクライナ・クリビーリフ(CNN) ウクライナ南部の地方部では一日中、野原や川を越えて移動する人の流れが絶えず、夜になるとその人数は膨れ上がる。徒歩や自転車、手押し車で移動する人の姿が目立つ。

避難者らはロシアに占領された故郷ヘルソンから脱出しようと必死で、市外に逃れるためなら危険を伴っても、どんな道を通ることもいとわない。

そこから100マイル(160キロ)あまり離れたゼレンスキー大統領の国境クリビーリフでは、地元当局者が移動してきた人々を歓迎していた。

ある男性とその息子は、2人の妻で母親だった女性が爆弾で背骨や背中を負傷して死亡したと話す。

比較的安全なこの場所でも、後に残してきた家族がロシアに狙われるかもしれないとの恐怖心から、父子は身元を公表したがらなかった。

「もしロシア人が私たちとわかれば、ヘルソンに残された人を全員射殺するだろう」。息子はCNNにそう語り、「徒歩で川を越えて逃げてきた」と明かした。

ヘルソンは戦争開始当初、侵攻するロシア軍によって真っ先に占領された。同市周辺の占領地域ではこの1週間、ロシアによる第2段階の攻勢だけでなく、27日に迫った住民投票に対しても恐れが広がっている。

ウクライナ側はこの投票について、「ヘルソン人民共和国」と呼ばれる新機構への住民の支持を示そうとするロシアの企てだと指摘する。現地では「偽の住民投票」との見方が広がっている。新機構はウクライナ東部ドンバス地方にある同様の機構と似たものになるとみられている(ロシア政府はプーチン大統領が独立を承認した後、これらの自称「共和国」に軍を派遣し、ウクライナでの戦争を開始した)。

地元や国の複数の当局者はCNNに対し、投票は27日に予定されていると語った。

1859とはずがたり:2022/04/27(水) 20:53:59
プーチンの最も手ごわい敵は、実はロシア国内にいる
2022年04月26日(火)20時45分
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2022/04/post-152.php

<日本からウクライナ戦争を見ていると分からないが、プーチンにとっては筋書き通り。彼のアキレス腱は別のところにある>

ウクライナ侵攻で大失態を演じているプーチン大統領だが、3月末、プーチンの支持率は83%に跳ね上がり、不支持率は15%に急落した。

2024年の大統領選に勝利して事実上の「終身大統領」に道筋をつけたいプーチンにとっては筋書きどおりの展開だ。

プーチンはチェチェン紛争、グルジア(現ジョージア)戦争、クリミア併合と「有事」に強い指導者を自作自演してきた。

ロシア国内では厳しい情報統制が敷かれ、有権者はウクライナの「非武装化」「非ナチ化」というプロパガンダを信じている。

プーチンの支持基盤は国家主義を信奉する内務省、国防省、情報機関で構成される「シロビキ」、その周りに原油・天然ガスで私腹を肥やすオリガルヒ(新興財閥)、プーチンにへつらうセレブやメディア関係者、その裾野に軍人、公務員、4600万人近い年金生活者がいる。

ウクライナ戦争では強気の構えを崩さない「現代の皇帝」プーチンだが、国内にはアキレス腱がある。それは年金問題だ。

サッカーワールドカップロシア大会の決勝トーナメントで強豪スペインを撃破した熱狂も冷めやらぬ2018年7月、モスクワをはじめ各都市で年金支給年齢の引き上げに反対する大規模集会が開かれた。プーチンの支持率も82%からクリミア併合前と同レベルの60%台に急落した。

野党支持者や労組構成員らは「死ぬまでに年金をもらいたい」という横断幕を掲げた。

プーチンは「自分が大統領の間に年金の支給開始年齢を引き上げることはない」と断言していたが、与党「統一ロシア」は制度の破綻を防ぐため、男性は60歳から65歳に、女性は55歳から63歳に引き上げる改革案を発表。結局、世論の反発で女性の開始年齢を60歳にする緩和措置が取られた。

ロシアの平均寿命は男性68歳、女性78歳。男性の寿命が短い理由はウオッカの飲みすぎだ。

支給開始を65歳に引き上げられると、多くの男性はその年まで生きられない。

新制度へは2018年から2028年までの10年をかけて移行されるが、根本的な制度改革がなければ再び支給年齢を引き上げざるを得ない事態を迎えるだろう。

1860チバQ:2022/04/27(水) 21:54:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ4W6X32Q4WUHBI01Y.htmlモルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる
2022/04/27 21:41朝日新聞

モルドバからロシア軍侵攻の可能性も ウクライナ南西部で緊張高まる

モルドバの沿ドニエストル地域で25日、攻撃を受けた建物=AP

(朝日新聞)

 ロシア軍が侵攻したウクライナで、南西部の国境地域の緊張が高まっている。隣国モルドバでは中央政府の支配が及ばない分離独立派地域で何者かによる攻撃、爆破事件が相次いだ。同派はウクライナからの攻撃を示唆。一方のウクライナは同派を支援するロシアが背後にいるとみており、分離独立派地域に駐留するロシア軍が事件を口実に地上侵攻に踏み切る可能性があると警戒を強めている。

 ロシアのインタファクス通信は27日、モルドバ東部の沿ドニエストル地域にあるロシア軍の兵器倉庫で銃撃があったとする現地メディアの情報を伝えた。けが人はいないという。

 ウクライナと国境を接するこの地域は、1991年のソ連崩壊と前後してロシア系住民らが「沿ドニエストル・モルドバ共和国」として独立を宣言。今も実効支配を続け、1500人規模のロシア軍が駐留する。

1861チバQ:2022/04/27(水) 21:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/589e4f319f72174d095885a5427f098ad6e0a53b
ロシア軍、へルソン州全域を「支配下」 独立も画策か
4/27(水) 18:59配信

毎日新聞
ロシア国旗=ゲッティ

 ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は26日、ウクライナ南部ヘルソン州全域を「支配下に置いた」と発表した。インタファクス通信が伝えた。ロシアはこの地域での実効支配を進めているとみられ、ヘルソン州で親露派の「ヘルソン人民共和国」樹立を狙っているとの情報もある。

 ヘルソンは、南部占領の拠点や、ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部のクリミアとの間をつなぐ陸路になることから、露軍にとっては軍事的に重要な地域とみられる。英国防省は、占領を正当化するため、ロシア側が共和国樹立を問う「偽の住民投票」を計画していると分析している。

 ウクライナメディアによると、ロシア側はヘルソン州の「知事」と中心都市ヘルソンの「市長」を一方的に任命した。3月上旬からヘルソン市をほぼ制圧し、4月25日には市議会を占拠した。排除されたヘルソンのコリハエフ市長は26日、「新しい体制への協力を拒否した」とフェイスブックに投稿。ヘルソンの知事も「新たな任命は違法だ」と反発した。

 インタファクス通信によると、露軍はヘルソン州のほかにも、南東部ザポロジエ、北東部ハリコフ、南部ミコライウの各州の一部も制圧したと主張している。

 戦闘は各地で続いている。ハリコフ州では26日、露軍の砲撃で3人が死亡、7人が負傷した。激しい戦闘が続く南東部マリウポリの市長顧問によると、27日も民間人らが避難しているアゾフスターリ製鉄所には攻撃が続いているという。【ブリュッセル岩佐淳士、松岡大地】

1862チバQ:2022/04/27(水) 22:03:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/aad75e53cd4c5c80b380c02bac9d7a0f265fe7eb
ロシア、ポーランドとブルガリアへのガス供給停止…「ルーブル払い」拒否を理由に
4/27(水) 21:20配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ロンドン=池田晋一、ローマ=笹子美奈子】ロシア国営ガス会社ガスプロムは27日、ポーランドとブルガリアに対し、パイプライン経由の天然ガス供給を停止したと発表した。ロシア側はガス代金の支払いを自国通貨ルーブルで求めているが、ポーランドとブルガリア側が拒否したためだ。2国は当面、国内のガス供給に影響はないとしている。

 ロシア側が海外向けの天然ガスの供給を止めるのは、ウクライナ侵攻後初めて。

 ガスプロムは「(2国は)ルーブル払いに失敗したため、ガスの供給を止めた」とツイッターに投稿した。ロシア政府は3月末、パイプライン経由のガス輸入国に対し「ルーブル払い」を義務づけた。実際には、輸入企業は外貨をガスプロム系の銀行に振り込み、同行がルーブルに両替してガスプロムに支払う仕組みだ。

 ブルガリアの担当閣僚は27日の記者会見で「支払いは米ドルで行われるべきであり、契約違反だ。天然ガスはロシアの政治経済上の武器と化している」と非難した。ポーランドのエネルギー大手PGNiGも声明で「契約違反だ」と述べた。ポーランドとブルガリアはそれぞれ、ガス調達の約5割、約7割をロシア産に頼っている。

1863チバQ:2022/04/27(水) 22:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f86349d8499d5d0c47e2604999526c0c8a36cf7d
マリウポリの製鉄所退避、早期実現難しく 国連事務総長が訪露
4/27(水) 21:18配信

毎日新聞
ロシアのプーチン大統領(左)と会談する国連のグテレス事務総長=モスクワで2022年4月26日、AP

 国連のグテレス事務総長は26日、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから2カ月を経て、プーチン露大統領と会談した。ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの製鉄所にとどまる民間人の退避に向け、国連が関与していくことで原則合意した一方で、停戦への道筋はつけられなかった模様だ。製鉄所からの民間人退避についても、早期実現の見通しは立っていない。


 ロシア訪問に先立ち、グテレス氏は25日にトルコを訪れ、停戦協議を仲介してきたエルドアン大統領と会談した。モスクワ滞在の後は、28日にウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と協議する予定。

 露大統領府によると、プーチン氏との会談冒頭で、グテレス氏は「2国(ロシアとウクライナ)の対話を支えていく」と停戦協議の促進に意欲を示した。

 一方、プーチン氏は3月末に開いた4回目の対面式協議で進展があったとしながら、4月上旬にウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで発覚した民間人虐殺疑惑に言及。「我々はブチャでの挑発に直面した。ロシア軍は何も関与していない」と述べ、その後に停戦協議が暗転し、ウクライナ側が態度を硬化させていると批判した。

 露軍の包囲が続くマリウポリのアゾフスターリ製鉄所では、ウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」が立てこもるほか、約1000人といわれる民間人が避難している。プーチン氏は21日に同地を制圧したと表明したが、ウクライナ側はロシアの攻撃がやんでいないと反論。アゾフ大隊はSNS(ネット交流サービス)を通じて子ども連れの母親の映像などを流し、民間人の退避実現を呼びかけてきた。

 プーチン氏との会談後、国連は赤十字国際委員会(ICRC)と協力し、製鉄所の民間人退避に関与していくことでロシアと「原則合意した」と発表した。ただし今後プロセスを進めるには国連人道問題調整事務所(OCHA)と露国防省との協議が必要になる。

 またグテレス氏との会談で、プーチン氏は「民間人がいるということだが、それならばウクライナ軍が解放すべきだ。そうでなければ、民間人がテロリストとして活動していることになる」とも表明。態度の軟化はうかがえず、ロシアがどこまで協力するのかは定かでない。

 現在、マリウポリ全体では10万人規模の民間人が取り残されている。ウクライナはロシアに対し、民間人を脱出させる「人道回廊」を設置するよう呼びかけてきたが、折り合えない状況が続いている。【大前仁】

1864チバQ:2022/05/05(木) 18:38:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050200695&g=int
東部戦線こう着 ロシア軍の物資不足一段と―ウクライナ
2022年05月02日19時43分

 【ロンドン時事】ウクライナでは1日から2日にかけ、東部ドンバス地方の支配拡大を目指すロシア軍とウクライナ軍の攻防が続いた。ロシア国防省は2日、ウクライナ軍のミグ29戦闘機1機を撃墜したと発表。ウクライナ側も各地でロシア軍の進撃を退けているもようで、英情報筋は「東部の戦線はおおむねこう着状態にある」との見方を示した。

 ロイター通信が伝えたロシア国防省の発表では、戦闘機はドネツク州スラビャンスク付近で撃ち落とされた。スラビャンスクはウクライナ政府の支配下にある要衝で、ロシア軍が制圧すれば戦局に大きく影響するとみられている。ロシアはこのほか、武器庫や指揮センターなどウクライナの38の軍関連施設に攻撃を加えたとしている。
 一方、ウクライナ国防省は2日の報告で、1日以降、ロシア側の攻撃を10回にわたって撃退したと発表。戦車2台と火砲17基、装甲戦闘車両38台を破壊したとし、「砲兵を含むロシアの地上部隊が大きな損害を被った」と主張した。
 英情報筋は、東部での戦況が足踏みしている理由について「ロシア軍の(難点だった)長い補給線は短縮されたが、肝心の軍事物資の不足が一段と深刻化している」と指摘。ウクライナ軍については「米欧からの兵器供給の主要な中継地であるポーランドから離れており、武器の到着に時間を要しているようだ」と述べた。

1865チバQ:2022/05/05(木) 18:41:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050300169&g=int
ロシア軍トップの負傷確認できず 東部戦線で士気低下、補給に難―米高官
2022年05月03日07時41分

ロシアのプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2021年12月、モスクワ(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2021年12月、モスクワ(AFP時事)


 【ワシントン時事】米国防総省高官は2日、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長がウクライナ東部ドンバス地方に滞在していたと明らかにした。ただ、ゲラシモフ氏が同地で攻撃を受けて負傷したとする一部報道については「確認する立場にない」と述べるにとどめた。

 高官は「ゲラシモフ氏は(前線を)視察し、戦況の評価を行った可能性が高い」などとの見方を示した。ウクライナ紙キーウ(キエフ)・ポストはこれに先立ち、ゲラシモフ氏が4月29日にウクライナ東部イジュームを訪問し、そこで奇襲砲撃を受けて負傷したと伝えていた。
 高官はまた、東部に展開するロシア軍について「指揮統制の不備、部隊の士気低下、理想的とはいえない補給に苦しんでいる」と分析。ロシア軍は一部地域に進駐してもウクライナ軍に奪還されるなど「この数日間、最小限の進展しかなかった」と語った。

1866チバQ:2022/05/05(木) 18:49:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff6d6ca950c68aff6a870bf7b4813592ce22fdf
ロシア、マリウポリ製鉄所での停戦発表 民間人避難へ
5/5(木) 4:12配信
【AFP=時事】ロシア国防省は4日、ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所で停戦を実施し、民間人を避難させるための人道回廊を3日間にわたり設置すると発表した。


 同省によると、人道回廊は5〜7日、モスクワ時間の午前8時〜午後6時に設置される。【翻訳編集】 AFPBB News



https://news.yahoo.co.jp/articles/d6133a3982c83c1f343400b8bf7de7f71a86416c
製鉄所「突入の試み」 ロシア軍が東部攻撃加速 ウクライナ
5/5(木) 5:34配信


 【イスタンブール時事】ウクライナ国防省のモツヤニク報道官は4日、なお多くの民間人が取り残されている南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所に対して「ロシア軍による突入の試みがあった」と表明した。

 また、ロシアがウクライナ東部で軍事作戦のペースを速めていると警戒心を示した。ロイター通信が伝えた。

 ウクライナ大統領府の4日の発表によると、ゼレンスキー大統領は国連のグテレス事務総長と電話会談し、製鉄所にいる負傷者全員を退避させるため支援を要請。「(製鉄所に)残る人々の命が危険にさらされている。全員がわれわれにとって重要だ。彼らを救う上であなたの助けを求める」と訴えた。

1867チバQ:2022/05/05(木) 18:55:53
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220501-OYT1T50117/
ロシアが9日に「開戦」宣言か、大規模動員が可能…長期戦に向け準備の兆候
2022/05/02 07:39
 【リビウ(ウクライナ西部)=上地洋実】ウクライナ国防省の報道官は4月30日、ウクライナに侵攻しているロシア軍が兵力増強のため、大規模動員に乗り出す可能性を明らかにした。英国のベン・ウォレス国防相も、5月9日の旧ソ連による対独戦勝記念日に、プーチン露大統領がウクライナへの「開戦」を宣言する可能性に言及しており、侵攻の長期化が現実味を帯びてきた。

 ウクライナ国営通信によると、国防省報道官は、露軍が東部ドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州(ドンバス地方)の制圧作戦で、「短期間に成果を得られなければ、大規模動員の可能性を排除できない」と述べた。露軍が長期戦に向けた準備を進めている兆候もあるという。


 ウォレス氏は4月28日の英ラジオ番組で、ロシアがウクライナ侵攻を「特殊軍事作戦」と称してきたことに触れた上で、プーチン氏が戦勝記念日に、ウクライナへの「開戦」を表明するシナリオを挙げた。正式な戦争に切り替えれば、予備役の大量動員が可能になる一方、明確な「戦果」を上げるまで終戦が困難になる。

 露軍は攻撃対象をドンバス地方以外にも拡大している。4月30日には南部オデーサ(オデッサ)の空港などをミサイルで攻撃した。露国防省は、「米欧からの武器が届く軍用空港の滑走路を破壊した」と発表した。

 ウクライナ国防省の情報機関は5月1日、ロシア軍がオデーサに隣接するモルドバで「挑発行為を続けている」と指摘した。

1868チバQ:2022/05/07(土) 00:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/0707d6b8bb68e31c4e59f0b22c396b71244fb0e6
ウクライナ南部の要衝、続く港閉鎖 小麦輸出の停滞で世界的影響も
5/6(金) 22:51配信

朝日新聞デジタル
オンライン取材に応じたウクライナ南部オデーサのブレンダク副市長=2022年5月5日

 ウクライナ南部の要衝オデーサのブレンダク副市長が5日、朝日新聞のオンライン取材に応じ、「ロシア軍がオデーサまで侵攻してくる事態を想定して、準備している」と述べた。港の閉鎖が続いているため、国際的な食糧供給に影響が出ることへの懸念も示した。

 オデーサはウクライナ最大の港湾都市で、約100万人が暮らす。米戦争研究所によると、ロシア軍は現在、オデーサ州の東にある南部ヘルソン州を制圧し、オデーサ州の隣のミコライウ州に進軍している。

 ブレンダク氏はロシア軍の動きについて「過小評価するべきではない」としたうえで、「我々はウクライナ軍と協力し、海と陸からの攻撃、侵攻に備えている」と述べた。

朝日新聞社

1869チバQ:2022/05/07(土) 00:23:21
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666J1Q56UHBI024.html
ロシア、388万人が国外流出 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
ウクライナ情勢

2022年5月6日 19時09分
 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。

     ◇

 記事中で、当初「旧ソ連のグルジア(ジョージア)」としていましたが、「ジョージア(グルジア)」とするのが適切でした。修正しました。

1870チバQ:2022/05/07(土) 00:24:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d653f1c8d86a3ce2919a47e84e4d7b99640589
マリウポリ退避、時間との闘い 製鉄所の攻撃激化 ロシア艦、また炎上か
5/6(金) 17:49配信
時事通信
ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所から避難した少年(中央)ら=3日、ザポロジエ(EPA時事)

 【ロンドン時事】ウクライナ南東部の要衝マリウポリで、ロシア軍は6日、ウクライナ側の最後の拠点となっているアゾフスタル製鉄所に対する攻撃を継続した。


 製鉄所に取り残された民間人の新たな退避計画も進行しているが、第2次大戦の対ドイツ戦勝記念日に当たる9日を前にロシア軍の攻勢が激化しており、退避は時間との闘いの様相を呈してきた。

 ウクライナのメディアは6日、南部オデッサ沖の黒海でロシア海軍のフリゲート艦にウクライナ軍の対艦ミサイル「ネプチューン」が命中し、炎上していると報じた。真偽は確認されていないが、事実なら黒海艦隊旗艦「モスクワ」の沈没に続き、ロシア軍にとって大きな打撃となりそうだ。

 ウクライナ軍参謀本部は6日、「ロシア軍は空からの支援を受け、製鉄所掌握のための攻撃を再開した」と説明した。英国防省も戦況報告で、ロシアによる製鉄所攻撃が前日に続いて行われていると指摘。こうした攻勢について、プーチン・ロシア大統領が戦勝記念日を控えて「ウクライナでの象徴的成功を望んでいる」ためだと分析した。

 一方、製鉄所に取り残された民間人の退避も進んでいる。ロイター通信などによると、ウクライナのイェルマーク大統領府長官は6日、「製鉄所の民間人を退避させる新たな計画が進行中だ」と述べた。グテレス国連事務総長も5日、製鉄所からの新たな退避計画が進められていると明らかにした。国連主導の退避が始まって以降、製鉄所やマリウポリの市街地からこれまでに約500人が退避した。

 ただ、退避が安全に行われるかは予断を許さない状況だ。マリウポリ市当局は、製鉄所内で退避活動に関わる車両をロシア軍が対戦車兵器で攻撃し、ウクライナ兵士1人が死亡、6人が負傷したと非難した。

1871チバQ:2022/05/08(日) 17:56:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd6dcac3843500bbedffcb1bb4bf5922fe85d97
「虐殺」起きたブチャへ、母子帰郷「家族で暮らしたい」…残っていた夫は言葉失う
5/7(土) 7:30配信
読売新聞オンライン
ウクライナ・キーウ近郊のブチャに戻るため、長男のダビドさん(左)と共に夜行列車を待つオクサナ・ニコラエバさん(5日午後、ウクライナ・リビウで)=関口寛人撮影

 【リビウ(ウクライナ西部)=竹内駿平】ロシア軍のウクライナ侵攻で、多数の民間人の遺体が見つかった首都キーウ(キエフ)近郊ブチャに6日、約2か月ぶりに戻った母子がいる。オクサナ・ニコラエバさん(53)と長男ダビドさん(21)。破壊が進んだ街に心を痛めながら、少しずつ戻り始めた人々と古里の再興に取り組む決意だ。

避難
(写真:読売新聞)

 「まだ何があるか分からないが、自宅で落ち着きたい」。5日、西部リビウの鉄道駅の前で、キーウ行きの夜行列車を待つニコラエバさんは、安堵(あんど)と不安が入り交じった表情で話した。

 2人がブチャを離れたのは3月11日だ。「脱出の安心感はなく、何の見通しもない未来に、ただただ不安で胸がいっぱいだった」とニコラエバさんは振り返る。

 ロシア軍の侵攻が始まって3日後の2月27日、ロシア軍の戦車や軍用車両が、土ぼこりを上げながら街に侵入してきた。攻撃が激しさを増したのは3月3日頃。市民が市庁舎にウクライナ国旗を掲げたことがロシア軍を刺激したと、ニコラエバさんは聞いている。ロシア兵は民家に侵入して暴行や略奪を繰り返しているという話も耳にし、近所の人らと自宅キッチン下の食料庫に隠れた。

ブチャで夫オレクサンドルさん(右)と約2か月ぶりに再会したニコラエバさん(中央)とダビドさん(6日撮影)=ニコラエバさん提供

 攻撃が落ち着いている時を見計らって飲み水などを探しに外に出ると、知り合い2人の遺体が道に放置されていた。スーツ姿の1人は腹部を撃たれていた。周囲の家の壁や屋根は壊され、ガラス片が散乱していた。

 息を潜める生活を続けて10日がたつ頃、避難のためのバスが出ることを知った。「俺はブチャのために残る。子どもを連れて逃げてくれ」。領土防衛隊に加わっていた電気技師の夫オレクサンドルさん(56)に促され、数日分の着替えと食料だけを持って、バスが出る市庁舎まで急いだ。近くの幼稚園で1泊後、キーウに出た。

虐殺
 たどり着いたリビウで、ニコラエバさんは避難者向けに用意された集合住宅からほとんど出なかった。激戦地の南東部マリウポリなどから遠く離れたリビウは比較的平穏だったが、時折出る空襲警報のサイレンを聞くたびに身がすくんだからだ。

 3月末には、ブチャで自身が目にした以上の市民の遺体が見つかっていることを知った。人口約3万7000人の小さな街で、400人以上が殺害されたとみられている。生まれも、職員として働いていた学校も全てブチャのニコラエバさんは、「なぜ」とつぶやきながら、涙を流すしかなかった。

 それでも古里には4月以降、避難した市民が少しずつ戻り始めている。遺体の埋葬作業の傍らで、店や医院が一つ、また一つ再開し、住宅の復興も進む。「やっぱり私は家族とブチャで暮らしたい」。帰郷を決めた。

願い
 今月6日、キーウを経由して帰り着いた古里は、がれきの撤去が進んでいた。しかし、その分、かろうじて残る建物の無残な姿が目に飛び込み、「痛々しく感じた」という。

 オレクサンドルさんを驚かそうと、帰郷は「サプライズ」にしていた。突然現れた妻と長男に、オレクサンドルさんは言葉を失ったが、すぐに笑顔を見せてくれた。隣人らも集まり、「無事で良かったね」と言葉を掛けてくれた。

 不安が消えたわけではなく、再び身を寄せるかもしれないリビウの集合住宅は借りたままにしている。それでも、「まずはブチャの空気を思い切り吸いたい。仕事にも早めに復帰し、古里で暮らし続けたい」とニコラエバさん。侵攻が少しでも早く終わることを願っている。

1872チバQ:2022/05/09(月) 16:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd430d958d53b73f351df8ff99cff62ad64291c6
対独戦勝記念日、ロ大統領が演説へ ウクライナ侵攻「成果」焦点
5/9(月) 8:46配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=4月25日、モスクワ(EPA時事)

 ロシアは9日、旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日を迎え、モスクワの「赤の広場」で軍事パレードが行われる。


 パレードを観閲して演説するプーチン大統領が、ロシアのウクライナ侵攻をめぐりどのような「成果」を誇示するかが焦点だ。

 ロシアは2月24日に開始したウクライナ侵攻で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、東部ドンバス地方と南部一帯の制圧を狙っている。苦戦が続く中、プーチン氏が演説で、東部ドネツク、ルガンスク2州を含む実効支配地域の「併合」に言及する可能性があるとの見方が出ている。

 侵攻の位置付けを「特別軍事作戦」から「戦争」に変更し、国民に総動員をかけるとの観測もあるが、ロシア側は否定している。

1873チバQ:2022/05/09(月) 16:11:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/54a3648256d0ec6656279f8168520d9d361d6bb8
ウクライナ侵攻が影を落とす「戦勝記念日」とは ロシア最大の祝日
5/9(月) 9:30配信

朝日新聞デジタル
モスクワで7日、対独戦勝記念日の軍事パレードの総合リハーサルに参加する軍用車両=ロシア国防省のSNSから

 モスクワの赤の広場で9日(日本時間同日夕方)、ロシア軍による対独戦勝記念日の大規模な軍事パレードが開かれる。例年、プーチン大統領や各国首脳が出席し、戦車や戦闘機、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などロシアの軍事力を誇示しているが、今年はウクライナ侵攻の影響が影を落としている。


 欧米では、プーチン氏がこの日、ウクライナに戦争を宣言すると警戒する声が出ている。ロシアはウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と呼び、公式には「戦争」と認めていない。戦争を宣言すれば大規模な徴兵が可能になる。苦戦が続く最前線に兵力が補充されれば、侵攻の激化や長期化が懸念されることになる。

 戦勝記念日は現代のロシアで最大の祝日だ。今年は国内28都市で軍事パレードが実施され、計6万5千人が参加する予定。ほかにも退役軍人らが参加して様々な行事が行われる。

 ロシアが継承したソ連は、米英などと連合国としてナチス・ドイツと戦った。ドイツは1945年5月8日に無条件降伏。時差の関係でソ連は9日を戦勝記念日とした。

 ただ、ソ連軍がベルリンを陥落させたこともあり、ロシアではソ連の貢献が強調されがちだ。しかも第2次世界大戦ではロシアを含む旧ソ連の死者数は2千万人を超え、国別で最多。身内に戦死者がいる人は多い。

 ナチス・ドイツ軍のソ連への侵攻から始まった対独戦は、19世紀のフランス・ナポレオンのロシア遠征を打ち破った「祖国戦争」に並ぶ危機として「大祖国戦争」と呼ばれる。

1874とはずがたり:2022/05/10(火) 13:03:03


ウクライナ農家、ロシア軍が大量の穀物を略奪と証言 飢餓の歴史再来の懸念
https://www.cnn.co.jp/world/35187137-2.html
2022.05.06 Fri posted at 18:20 JST

(CNN) ロシア軍がウクライナの占領地で農家から大量の農業機械や穀物を略奪していると、複数の関係者がCNNに語った。食糧貯蔵庫も砲撃の標的にされているという。

特にウクライナ南部のヘルソンやザポリージャなどの穀倉地帯では、ロシア軍が統制を強め、略奪を加速させていると関係者は訴える。そうした地域では種まきの中断や中止を余儀なくされた農家も多く、世界有数の穀物生産国ウクライナで、今年の収穫が脅かされる恐れもある。

農業専門家がCNNに語ったところによると、ロシア軍の侵攻が始まる前日の時点で、600万トンの小麦と1500万トンのトウモロコシがウクライナから輸出できる状態にあり、その大半が南部で保管されていた。

ウクライナ国防省は5日、これまでに推定40万トンの穀物が盗まれたと発表した。

ヘルソン州やザポリージャ州の農家などは、具体的な略奪の状況を証言している。

ヘルソン州のマラ・レペチカ村では4月下旬、ロシア兵が1500トンの穀物を、クリミア半島のナンバープレートが付いたトラックで貯蔵庫から持ち去ったという。翌日には同じトラック(全部で35台)が戻って来て、ドニエプル川の対岸にあるノボラジスクの大型穀物貯蔵施設を空にして行った。

ロシア軍に占領されたザポリージャ州メリトポリの市長は、ロシア軍を象徴する「Z」の文字が入ったトラックが、穀物を積んでクリミア半島に向かう様子を映した動画をCNNに提供した。市内の主要倉庫は空になっていた。

ミコラ・ソルスキー農相は、過去2週間の間に農家からの略奪が急増したと指摘する。ウクライナ当局者によれば、占領軍は農家などに対し、窃盗について警察に通報すれば、家族の身に危険が及ぶと脅しているという。

占領軍にとって穀物は大きな価値がある。小麦は今年に入って急激に値上がりし、世界市場で1トン当たり約400ドルで取引されている。出所をたどるのは難しく、輸送は簡単にできる。

農業専門家によると、中東諸国はロシアから進んで小麦を輸入しており、20%の値引きも受けている。本当はウクライナ産の小麦なのかどうかは気にかけないという。

ウクライナには1930年代、農民が貯蔵していた食糧をスターリンが収奪し、数百万人が餓死した歴史がある。ウクライナ人の多くは「ホロドモール」と呼ばれるこの大飢饉(ききん)をホロコースト(大量虐殺)とみなしている。

ルハンスク州の当局者は、ロシアはホロドモールの再来を狙っているとの見方を示す。ロシア軍は同州の農地の約90%を占領し、約10万トンの穀物をこの地域から持ち去ったと推定している。

略奪されなかった穀物倉庫はほとんどが破壊された。4月14日に穀物貯蔵施設が破壊されたという男性はCNNの取材に対し、破壊された貯蔵庫は2年前に建てたばかりで、約1万7000トンの小麦と約8500トンのヒマワリの種が保管されていたと語った。

この一帯にほかの建物はなく、貯蔵施設が意図的に狙われたのは間違いないと男性は証言。同地ではほかにも貯蔵施設少なくとも2棟が爆撃されたと話している。CNNは、ドニプロ地区で別の穀物貯蔵庫が爆撃される映像を入手した。

ルハンスク州の当局者によると、同地でこの春の種まきは行われていない。別の当局者によれば、ロシア軍はヘルソンで収穫量の70%を無条件で引き渡すことを条件として農家の種まきを認めたが、ほとんどの農家は拒んでいるという。

「次の収穫ができなければ、飢餓の影響が深刻化しかねない」とメリトポリ市長は危機感を強めている。

1875とはずがたり:2022/05/10(火) 13:30:57
>どれもがロシア軍の攻撃で著しく損壊していた。むしろ一般市民を標的にしているようにすら思えてくる。
>ハルキウ州では、ロシア語を第一言語とする人々の割合は約44%に及ぶ
>私の取材を手伝ってくれているウクライナ人の青年…は…「ハルキウは、ロシア語話者の住民が多い。プーチンは『ウクライナのロシア人を解放する』というが、同胞を殺している」…「…同胞を殺すのは、ソビエト連邦時代からの『伝統』なんだろうね」と、ため息をついた。

ウクライナの激戦地ハルキウで見た「無差別攻撃で同胞も殺す」プーチンの戦争
日刊SPA! / 2022年5月10日 8時52分
https://news.infoseek.co.jp/article/spa_20220510_01828682/

「ロシア人を守るためには仕方なかった」――ウクライナ侵攻について、ロシアのプーチン大統領はそう正当化している。曰く「ウクライナ東部でロシア人が迫害されている」というのだ。だが、ロシア語を話す住民が多く、戦争以前は親ロシア感情が強かったウクライナ東部の大都市ハルキウ(ハリコフ)に対しても、ロケット弾や砲弾の雨を降らせるなど、ロシア軍は無差別攻撃を行っている。現地を取材したジャーナリストの志葉玲氏が報告する。

◆ロシア軍の攻撃は無差別で、多くの市民が犠牲になっていた

 今年4月、私はウクライナに入り、2週間ほど現地で取材を行った。首都キーウ周辺取材の後に私が向かったのは、ハルキウ。人口約145万人、ウクライナ第二の都市だ。ロシア国境とも近く、ロケット弾や砲撃など、ロシア軍による激しい攻撃が連日行われている。

 同市の消防本部広報は「ハルキウに安全なところはない」と語っていたが、あながち誇張というわけでもない。私が取材していた最中も、1日のうちに市内18か所に攻撃が行われ、そのうち一つは私のすぐ近くに着弾した。凄まじい轟音の中、必死に地下シェルターに逃げ込み、しばらくして地上に戻ると、私たちのいたカフェのとなりのレストランが炎上していた。

 攻撃は無差別だった。病院や学校、保育園、一般市民の住む集合住宅……どれもがロシア軍の攻撃で著しく損壊していた。むしろ一般市民を標的にしているようにすら思えてくる。

 実際、犠牲となっているのは市民だった。取材中、市内中心から約7km西の住宅街に「ロケット弾が着弾した」との連絡を地元住民から受けた。現場へと向かうと、車が黒焦げになっていて、衝撃で割れた建物の窓ガラスが散乱していた。付近の住民の話によると、「14歳の少年が攻撃を受け、即死した」という。

◆プーチンは、ウクライナの「同胞」を殺している

「最悪だ」。私の取材を手伝ってくれているウクライナ人の青年イヴァン(仮名)は、ロシア軍による攻撃の被害を目の当たりにして舌打ちした。

「ハルキウは、ロシア語話者の住民が多い。プーチンは『ウクライナのロシア人を解放する』というが、同胞を殺している」

 イヴァンの言う通り、ハルキウはロシア語を第一言語とする住民が多い。ウクライナ全体の民族構成では、ウクライナ人が77.8%、ロシア人が17.3%、ベラルーシ人やモルドバ人等その他が5%ほどであるが、ウクライナ東部では、民族にかかわらずロシア語を話す住民の割合が高くなる。

 古い統計だが、2001年のウクライナ国勢調査によると、ハルキウを州都とするハルキウ州では、ロシア語を第一言語とする人々の割合は約44%に及ぶのだという。「プーチン大統領の主張と行動は矛盾しているな」と私が言うと、イヴァンは「その通り。でも同胞を殺すのは、ソビエト連邦時代からの『伝統』なんだろうね」と、ため息をついた。

1876とはずがたり:2022/05/10(火) 13:31:08
>>1875
◆防弾チョッキをつけ、危険地帯で活動するボランティアの人々

 ロシア軍の圧倒的な悪意と破壊と対象的だったのが、身の危険を冒してまでも助け合おうとするウクライナの人々の姿だ。「レスキュー・ナウ」や「エバキュエーション・ハルキウ」といった団体のボランティアたちは、文字通り命がけの支援活動を行っている。

 中心部から北に約10kmのあたりからは、ハルキウの中でもより危険な地域となる。この一帯では、頻繁にロシア軍のロケット弾や砲弾が飛んでくるのだ。車でこの地域を動き回ったが、目にする家々は半壊か全壊のものが多い。

 そのような危険地帯にも、家族が病気で動けないなどさまざまな事情から避難できない住民たちがいる。こうした人々のため、「レスキュー・ナウ」や「エバキュエーション・ハルキウ」のボランティアたちは毎日、食料や水、医薬品を危険地帯の各家庭へ配っているのだ。レスキュー・ナウの広報担当は「日本からの募金も活動に役立てられており、日本の皆様に感謝しています」という。

 実際、危険地帯での活動はリスクを伴うものだ。ボランティアたちの車は銃撃や爆発の破片による傷痕だらけ。支援物資を配布するレスキュー・ナウのボランティアたちも、防弾チョッキを着込んでいる。

 その中の一人、アルチョムさんは「支援物資を配っている間に、すぐ近くで爆発があったこともありました。でも、多くの人々が水や食料を必要としているのです」という。アルチョムさんと相棒のデニスさんは1日で30〜40家庭に支援物資を配るのだそうだ。

◆多くのロシア人もウクライナとの戦争を悲しんでいる

 戦争による、ロシアへの怒りとウクライナ人同士の連帯の高まり。それは、もともとは親ロシア感情を持つ人々も多かったウクライナの社会にどのような変化をもたらすのだろうか。取材の中で、イヴァンは「僕にとって、ロシアの文化や社会は、自分のアイデンティティの一部なんだ。それを否定するような戦争が憎い」と打ち明けた。

「戦争前はロシアで暮らしていて、音楽活動をやっていた。現地で結婚もした。妻はまだロシアにいる。ロシア人である彼女を戦争の最中にウクライナに連れてくることは難しいし、ロシアに残しているのも心配だ。彼女は反戦デモに参加して逮捕された。幸い、すぐに釈放されたけど、ロシアでの締めつけはより厳しくなっている」

 イヴァンは「僕と同じように、多くのロシア人もウクライナとの戦争を悲しんでいる」と言う。プーチン大統領は「ロシア人とウクライナ人は、もともと同一民族」と主張するが、戦争によって分断を生んだ同大統領の責任は非常に大きい。

文・写真/志葉 玲

1877とはずがたり:2022/05/10(火) 14:02:53
野卑になった大統領=古賀攻
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01157/042800060/?n_cid=nbpnxt_twbn
オピニオン
朝刊2面

毎日新聞 2022/4/27 東京朝刊 有料記事 1039文字

ロシアのプーチン大統領=2022年4月26日、AP
ロシアのプーチン大統領=2022年4月26日、AP

 <sui-setsu>

 残虐な大ロシア主義を突き進むプーチン露大統領にも、しおらしさを感じさせる時期があった。

 2000年11月ブルネイ。同年5月に就任したばかりの新米大統領は、当時の森喜朗首相を出迎えるため、到着予定時刻の5分以上前から1人でじっと宿舎の玄関に立ち続けた。後に遅刻の常習犯と呼ばれる兆しはなかった。

 会談ではこう話しかけて森首相の心をつかむ。「ヨシ(首相)、できれば辞任を急がないでほしい。国内は流動的だろうが、時間がたてば一つにまとまる」
この記事は有料記事です。

残り809文字(全文1039文字)

1878とはずがたり:2022/05/10(火) 14:04:55
ロシア軍が盗んだ大量の農業機械、遠隔ロックで使用不能に ウクライナ関係者証言
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a9a672adb315dbf4007309c3d8f56f8fccaefc
5/3(火) 14:31配信
CNN.co.jp

テンサイの作付けを行うウクライナ人農家=3月26日

(CNN) ロシア軍が占領したウクライナ南部のメリトポリで、農業機械を販売店から盗んでロシア南部チェチェン共和国に送ったと、現地の実業家が訴えている。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

しかし盗まれた農業機械は全て遠隔操作でロックがかけられ、使用できない状態だった。

民家の略奪の横行に加え、ロシア軍が農業機械や穀物、建築資材を盗んでいるという報告は、ここ数週間で増えている。しかしメリトポリの販売店から農業機械が持ち去られた事件は、ロシア軍の輸送手段まで使った略奪作戦の組織化が進んでいることを物語る。

メリトポリは3月上旬以来、ロシア軍の占領下にある。販売店から持ち去られた農業機械は総額約500万ドル(約6億5000万円)相当。コンバインハーベスターだけでも1台30万ドルの価値がある。

CNNは、この事件に詳しいメリトポリの関係者に話を聞いた。

それによると、まずコンバインハーベスター2台とトラクター1台、種まき機1台が接収され、その後数週間の間に残る全てが撤去され、全部で農業機械27台が持ち去られた。カメラがとらえた映像によると、使用されたトラックのうち1台は車体に「Z」の文字があり、軍用トラックのようだった。

ロシア軍の中でも対立するグループがあり、午前中にやって来るグループと、夕刻に来るグループがあったという。

農業機械は近くの村に運ばれたものも、1100キロ以上も離れたチェチェン共和国に運ばれたものもあった。行き先をたどることができたのは、農業機械に装備されていたGPS(全地球測位システム)のおかげだった。

チェチェンに輸送されたコンバインハーベスターなどの機械は、遠隔操作が可能だった。「侵略者は盗んだハーベスターをチェチェンまで運んでから、電源さえ入らないことに気づいた。ハーベスターは遠隔操作でロックされていた」と関係者は打ち明ける。

農業機械は現在、チェチェンの首都グロズヌイ付近に放置されているらしい。ただ、「略奪犯がロシアで見つけたコンサルタントが防御をかわそうとしているようだ」と関係者は述べ、「スペア部品用にハーベスターを売っただけでも幾らかの金は稼げる」と話している。

メリトポリ地域の別の関係者によれば、ロシア軍は穀倉地帯の同地で貯蔵庫に保管されていた穀物も盗んでいるという。

ロシア軍は地元の農家に対して50%対50%の利益分配を持ちかけているが、ロシアに占領された地域の農家は農産物を動かすことができない状態にある。

「エレベーターは1台も作動しない。港はどこも機能していない。占領された地域からどこへも穀物を運び出すことはできない」(地元関係者)

つまり、ロシア軍は単純に穀物を奪っているだけだとこの関係者は主張、「彼らはこれを盗んでクリミア半島へ持って行くんだ」と訴えている。

メリトポリ市長は先週、穀物を積んでメリトポリを離れるトラックの車列とする動画を投稿。「彼らがメリトポリ市のエレベーターから穀物を降ろした証拠がある」とCNNに語った。

1879とはずがたり:2022/05/10(火) 14:05:57
ロシア、388万人が国外流出 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
ウクライナ情勢
2022年5月6日 19時09分
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666J1Q56UHBI024.html

 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。

1880とはずがたり:2022/05/10(火) 23:13:12
親ロシア派支配の南オセチア、「ロシア編入」白紙…「大統領選」で編入提案の現職敗北
2022/05/10 09:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220509-OYT1T50215/
ウクライナ情勢

 旧ソ連構成国ジョージアから一方的に分離独立を宣言している親ロシア派支配地域「南オセチア共和国」で8日、「大統領選」の決選投票が行われた。タス通信などによると、ロシアへの編入手続き開始を提案していた現職のアナトリー・ビビロフ氏(52)が敗れ、慎重派の野党党首のアラン・ガグロエフ氏(41)の勝利が確実となった。
ポーランドのロシア大使、顔に赤い液体かけられる…戦勝記念日の献花断念

 ビビロフ氏は、選挙後にロシアへの編入を問う住民投票を実施する意向を示していたが、ロシアによる「併合」は白紙となる。併合の動きが進めば、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)への加盟を目指すジョージアとの対立激化が予想されていた。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、多くの民間人が犠牲になる中、地域の住民が侵攻に巻き込まれる事態を懸念したとみられる。

 南オセチア共和国中央選管の中間集計(開票率約97%)では、ガグロエフ氏が得票率約54%で、ビビロフ氏は43%にとどまった。4月実施の第1回投票は、過半数を上回る得票率の候補者がおらず、上位2人で決選投票が行われた。

1881チバQ:2022/05/10(火) 23:41:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_JFAHKJDCWJOFVBDP6QHXCW3NFY.html
露軍の前線将校が上官の命令に反抗、士気低下か 米分析
2022/05/10 10:50産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】米国防総省高官は9日、ウクライナ東部のドンバス地域で攻撃を続けるロシア軍の中級将校の一部が指揮官の命令に反抗している事例が報告されていると明らかにした。

事実とすれば、ウクライナ侵攻の初期段階から指摘されていたロシア軍の士気低下が幹部級にも広がっていることを示すもので、前線の指揮系統が影響を受けている可能性がある。

同省高官によると、命令に従わず移動を拒否したり、命令に迅速に反応しなかったりする事例が大隊長級以下の階級で複数みられた。ロシア軍は同国西部の拠点からウクライナ東部地域へ兵力を補充しているが、前線への補給は引き続き滞っているとした。

また、対露経済制裁の影響でロシアが電子部品を調達しにくくなっており、特に東部マリウポリなど主要都市への攻撃で多用された精密誘導兵器の在庫補充に影響が出ているという。

1882とはずがたり:2022/05/11(水) 08:48:25

イジュームから情報が漏れてきてると云う事らしい。

ロシア軍占領の町、がれきから市民44人の遺体 ウクライナ東部
2022.05.10 Tue posted at 20:02 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187277.html

1883チバQ:2022/05/11(水) 16:41:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/23cbedf9fc231991241161588bf3b0b5ed4a5dce
ウクライナ侵攻協力の現職敗北 親ロ派「大統領選」で ジョージア
5/11(水) 14:25配信
時事通信
ジョージアの親ロシア派支配地域「南オセチア」指導者のアナトリー・ビビロフ氏(左)と、ロシアのプーチン大統領=2019年3月、モスクワ(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)北部の親ロシア派支配地域、南オセチアで8日、「大統領選」の決選投票が実施された。

 ロシアのプーチン政権が支援してきた現職アナトリー・ビビロフ氏(52)が、治安機関出身の対立候補アラン・ガグロエフ氏(41)に敗北を喫した。

 南オセチアは、2008年のジョージア紛争後にロシアが独立を承認。今年2月下旬からのウクライナ侵攻で戦闘員を派遣し、ロシア軍に協力した。戦死者を出したことが、現職に対する住民の不満を招いたとの見方が出ている。

 英BBC放送によると、プーチン政権は当初、ビビロフ氏を支持していたが、4月10日の第1回投票で次点にとどまったことで立場を保留。プーチン大統領がガグロエフ氏に祝意を伝えたのは、決選投票2日後の今月10日にずれ込んだ。

 プーチン氏は祝電で、ガグロエフ氏の就任が「(ロシアと南オセチアの)さらなる関係強化に寄与することを願う」としており、従来通りロシア軍を駐留させて影響力を保持する方針に変更はないとみられる。

1884チバQ:2022/05/12(木) 10:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/552c744e0bbee056897b98acff70423625609a89
南部ヘルソン州巡り、親露派勢力はロシア編入要請…ウクライナ軍「州を解放」阻止の構え
5/12(木) 10:27配信
読売新聞オンライン
11日、ウクライナ南東部マリウポリで施設が破壊されたアゾフスタリ製鉄所(ロイター)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ南部ヘルソン州の親露派勢力がロシアへの編入を要請する方針を明らかにしたのに対し、ウクライナ大統領府のミハイロ・ポドリャク顧問は11日、SNSに「ウクライナ軍はヘルソン州を解放する」と投稿し、これを阻止する構えを強調した。ウクライナ国営通信によると、同州の北部では11日、奪還を目指すウクライナ軍と露軍との間で戦闘が続いた。

 ロシアは同州の全域制圧を宣言している。親露派の幹部は11日、「ヘルソンは古くからロシアの領土」だと主張し、年末までにロシアへの編入に必要な法整備を完了すると表明していた。

11日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で発生した爆発(ロイター)

 ロシアは2014年に併合した南部クリミアとの統合も想定しているとみられ、同州が完全にロシアの支配下に置かれれば、今後の南部での戦況にも大きく影響してくる。ヘルソン市のイーホル・コリハエフ市長は11日、SNSで「市民は(ヘルソン州が)ウクライナの一部だと考えている」と訴えた。軍事的圧力で統合に持ち込もうとするロシアの手法を強く非難した。

 南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所では、露軍による突入作戦が続いている。同通信によると、露軍は空爆に加え、戦車や多連装ロケットシステムを使用し、攻勢を強めている。

 ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は11日夜、重傷の兵士を製鉄所から退避させる代わりに、捕虜にしている露軍兵士を引き渡す交換条件を露側に提案したと明らかにした。

 一方、ウクライナ軍参謀本部は11日、攻防が続く東部ハルキウ郊外で、新たに1集落を奪還したと発表した。ハルキウ周辺ではウクライナ軍が反撃を強め、露軍を国境方面に押し戻しているとみられている。

1885チバQ:2022/05/12(木) 11:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ae23cfcddc6dfb8684b661793f8a1d2581ff9a
プーチン大統領に編入要請方針 ウクライナ南部の親ロ派
5/11(水) 20:22配信

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時事通信
 ロシア軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州で占領政策に協力する親ロシア派の政治家キリル・ストレモウソフ氏は11日、ヘルソン州のロシアへの編入をプーチン大統領に要請する方針を表明した。

 ロシア通信が報じた。

 ストレモウソフ氏は「ヘルソンはロシアだ。ヘルソン州に『ヘルソン人民共和国』はつくられないし、住民投票も行われない」と主張。「ロシアの完全な一地域とするための要請が行われるだろう」と語った。ヘルソン州に関しては、親ロ派による「人民共和国」樹立に向けて住民投票が強行されるとの見方もあったが、住民の根強い反ロ感情を踏まえて実施を断念した可能性がある。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は、要請するか否かは「住民が決めるべきだ」とする一方、編入に際しては「法的根拠」がなければならないとも述べた。

1886チバQ:2022/05/12(木) 15:54:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0ccbaad6eefae60b3201fc3f1907c5e22f14b52
ロシアの知事5人が異例の同日辞任!「プーチン降ろし」地方から伝播、ソ連崩壊と酷似してきた
5/12(木) 14:30配信
日刊ゲンダイDIGITAL
式典では侵攻の正当性を熱弁していたプーチン大統領だが…(ロシア大統領府のホームページより)

 地方から“プーチン降ろし”が広がるのか──。ロシアのニュース専門放送局「RT」(旧称ロシア・トゥデイ)は10日、ロシア国内の5人の知事が一斉に辞任したと報じた。9日の対独戦勝記念日にプーチン大統領がウクライナ侵攻の正当性を熱弁した翌日のことだ。地方で何が起きているのか。


  ◇  ◇  ◇

 ロシアでは今年9月11日に地方選挙が予定されている。RTによると、トムスク州のセルゲイ・ジバチキン知事とサラトフ州のバラレイ・ラダエフ知事は2期目。2021年の法改正で3期目も可能となったが、次の選挙への不出馬を表明した。キーロフ州のイゴール・バシェリエフ知事は連邦政府で働くため、知事職を退く。退任するリャザン州のニコライ・リュビモフ知事とマリ・エル共和国のアレクサンドル・エフスティフェフ知事は辞任理由を公表していない。

 RTは6つの言語でニュースやドキュメンタリーを提供する国際放送局。ロシア連邦政府の予算に依存する実質的な国営放送だ。ウクライナ侵攻後も、政権のプロパガンダの片棒を担いできた。知事の一斉辞任がロシアメディアの関心を呼んだとしつつ、こう報じている。

〈ロシアの政治技術センターの副所長は「目新しいことではない。支持率が低下した場合、知事が選挙前に辞任することはこれまでもあった。1人の知事が辞任しても、(人々は)注目してこなかったではないか」とインタファクス通信に語った〉

ソ連は地方から独立運動が広がり崩壊につながった
10日、マリ・エル共和国のアレクサンドル・エフスティフェフ知事(左画面)とテレビ会議をするプーチン大統領。この日、他の辞任する州知事とも同会議を持った(C)Sputnik/共同通信イメージズ

 筑波学院大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)がこう言う。

「同じ日に知事が5人も辞任するのは異例です。平静を装おうとするRTの報道も政権側の動揺を示しています。戦費が膨らみ、連邦政府は地方にお金を回せなくなっています。また、対ロ経済制裁が強化され、地方の財政がますます苦しくなるのは目に見えている。辞任の理由はいろいろつけられますが、この先、知事として務めるのは難しいと判断したのでしょう。間接的ですが、ウクライナ侵攻への抗議の辞任という意味も持っています」

 戦争が長引き、地方は疲弊。停戦が全く見えない中、知事を務めるのは、火中の栗を拾うようなものだ。この先、地方の不満が爆発すれば、プーチン政権の崩壊につながる可能性がある。

「さらに2人の知事も辞任する意向でプーチン政権は必死で思いとどまるよう説得しています。ソ連崩壊時と酷似してきました。ソ連は地方から独立運動が広がり、崩壊につながりました。地方の首長の中で反プーチンの動きが盛り上がり、モスクワ市長が反旗を翻す事態になればプーチン政権は持たないと思われます」(中村逸郎氏)

 ソ連崩壊の再現はあるのか。

1887チバQ:2022/05/12(木) 19:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b2f57d99bba04b7cf02b13a90aa3db9cc5d372
元経済相を仮釈放 かつて対日協力担当 ロシア
5/12(木) 18:32配信
時事通信
ロシアのウリュカエフ元経済発展相=16年1月、モスクワ

 ロシアの国営石油会社から多額の賄賂を受け取ったとして、収賄罪で禁錮8年の刑を受けて服役していたウリュカエフ元経済発展相が12日、刑期満了前に仮釈放された。

 タス通信が報じた。元経済相は2016年11月まで日本とロシアの経済協力を担当していた。

 元経済相は国営石油会社ロスネフチのセチン社長に賄賂を要求し、200万ドル(約2億6000万円)を受け取った罪に問われた。セチン氏はプーチン大統領の側近。

 元経済相は事件は「セチン氏によって仕組まれた」と無罪を主張したが、17年12月に実刑判決を受けた。事件は不可解な点が多く、政権内の抗争との見方が出た。

1888とはずがたり:2022/05/14(土) 23:11:16
フィンランドへの送電、ロシア電力大手が停止…料金未払いが理由と主張
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220514-OYT1T50095/
2022/05/14 13:26
ウクライナ情勢
この記事をスクラップする
 【ロンドン=池田晋一】ロシアの電力大手インテルRAOは13日、フィンランドへの送電を14日から停止すると表明した。フィンランドを拠点とするインテルRAOの子会社RAOノルディックが声明を出し、電力の料金未払いが理由と主張している。フィンランドは他国からの調達に切り替えるため、電力供給に大きな影響は出ない見通しだ。

ロシア軍の作戦、米の分析では「2週間は遅れている」…要素の一つは渡河を防ぐ「榴弾砲」
フィンランドのヘルシンキ大聖堂(AP)
 フィンランドの大統領と首相は12日、北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請すべきだとの見解を示した。これに対しロシア政府は対抗措置を取ると警告していた。送電停止との関係は不明だが、ロシアはポーランド向けの天然ガス供給を止めるなど、エネルギーを材料に欧州各国に揺さぶりを続けている。


 RAOノルディックは、「(未払いによって)現金収入がなくなり、ロシアからの輸入代金を支払えないため、送電を止めざるを得なくなった」と主張した。フィンランドの送電会社フィングリッドによると、ロシアからの電力は国内需要の1割を占めるが、「スウェーデンからの輸入増や国内の供給増で不足分を賄える」(同社幹部)という。

 フィンランドでは2020年、国内で消費した天然ガスの7割近くをロシア産が占めた。エネルギー調達の「脱ロシア」が課題になっている。

1889とはずがたり:2022/05/15(日) 20:33:37
!?
まあイギリス大衆紙がソースだからUFOが出たとあんま変わらんのかもしれないけど

中村逸郎教授、プーチン大統領のがん引退報道「真実に近い情報」NATOとロシアの全面衝突を懸念
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd9d1f1b9c178152119921c39a1bc4fb77c74f7
5/7(土) 10:57配信
スポニチアネックス

ロシアのプーチン大統領(AP)

 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が、7日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。プーチン大統領の動向について語った。

 番組はイギリスの大衆紙3紙が、プーチン大統領の胃がんが進行しており、今月9日の戦勝記念日後に手術して数日入院。その間は信頼できる人物であるパトルシェフ氏(安全保障会議書記)に大統領権限を委託すると報じたことを紹介。

 中村教授も「プーチン大統領は甲状腺がんを患い、がんが体の中に広がっているのではと言われている」とがん説に賛同し「本当は4月末に緊急で手術した方がいいということだったらしいが、やはり5月の戦勝記念日は自分がやりたいということで先延ばしにした」と語った。そして「実はプーチン大統領とパトルシェフさんは2人きりで2時間、政権移譲または指揮権を譲るということで会議した情報も流れている」と2人の間では話が進んでいるのではとした。

 さらに、中村教授は「イギリスの大衆紙(が報じた)というのがポイント」と説明。というのもロシアの大富豪「オリガルヒ」がどんどんロンドンに逃げ込んでいるため「そこにプーチン政権の情報がどんどん入ってくる。イギリス紙が報じてるのはかなり真実に近い情報が出てきている」という。

 「私の見方では」と前置きした上で中村教授は「プーチン大統領は特別な軍事作戦が思ったように進まなくて、嫌になった。今回の軍事作戦もパトルシェフさんに後ろから“やれやれ”と言われやってしまった結果、上手くいかなかったと。自分の体調が悪いということで、パトルシェフさんの方に政権移譲してしまうのでは?」と分析し、プーチン大統領以上に強攻とされるパトルシェフ氏に警戒を強めた。

 その上で「こういった動きをすべてNATOが握っている」と中村教授。アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、ポーランドの軍がウクライナに入る準備をしているとし「NATOはプーチンでなくパトルシェフさんが出てくることを前提に動き出している。戦勝記念日の後にNATOとロシアの全面衝突は避けられないのでは?」と戦闘の厳しさが増す恐れがあるとした。

1890とはずがたり:2022/05/15(日) 20:37:45
ロシア法務省、国際人権団体の登録抹消 「法令違反」理由に
2022年04月09日22時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900538&g=int

 ロシア法務省は8日、「ロシアの現行法に対する違反が明らかになった」として、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)やアムネスティ・インターナショナルなど15の国際組織と外国のNGOに関し、ロシア国内での登録抹消を発表した。
ロシアで反戦デモ、4600人超拘束 ノーベル賞候補の活動家らも―ウクライナ侵攻

 これらの国際人権団体はロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍による非人道的兵器の使用を告発したほか、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外の民間人殺害を「戦争犯罪」と非難してきた。ロシア法務省は法令違反の具体的内容を明らかにしておらず、対抗措置として登録抹消を決めたとみられる。
 15団体の中には、米シンクタンク「カーネギー国際平和財団」やドイツの財団などが含まれている。

1891とはずがたり:2022/05/15(日) 21:20:21
2022年4月22日1:03 午後23日前更新
アングル:ロシアに強制移送されたマリウポリ市民、帰国を切望
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-mariupol-deportations-idJPKCN2MD0GV
Elizabeth Piper

4 分で読む
[キーウ 19日 ロイター] - ミラ・パンチェンコさん(53)は、食糧と水の不足に耐えかねて親ロシア派勢力の保護下に入り、包囲下にあるウクライナの都市マリウポリから脱出した。気がつくと、彼女がいたのはロシア南西部にある駅のプラットホームだった。

1892とはずがたり:2022/05/15(日) 21:29:23
ロシア政府系サイトにプーチン氏批判の記事掲載、編集者2人の名で
2022.05.10 Tue posted at 19:41 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187275.html

1893チバQ:2022/05/16(月) 17:06:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e62f59185a456bf1ca9de4c755a360dea8a1c56
西へ進攻のロシア軍に「大きな損失」 ウクライナ軍参謀本部
5/16(月) 11:07配信
CNN.co.jp
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は15日、ロシア軍がウクライナ東部のルハンスク州とドネツク州の境界まで西に進攻しようとして、人員と装備に大きな損害を負ったと明らかにした。

参謀本部によれば、一部の地域では戦闘の結果、ロシア軍の人員は20%未満だという。

参謀本部によれば、ロシア軍の空挺(くうてい)部隊は、ルハンスク州ポパスナへ向かうなか、大きな損失をこうむり、単独で動けなくなったため、今後の活動のため、ロシアの民間軍事組織の要員と連携している。

ポパスナは今月初めにロシア軍の支配下に入ったものの、ロシア軍はそれ以降、支配地域の拡大をほとんど進められていないようだ。

ロシア軍も数週間にわたり、イジュームから南進しようとしているものの、ウクライナ軍参謀本部の15日の発表によれば、町の南にある村2カ所への攻撃は失敗に終わったという。

ハルキウ(ハリコフ)の北と東に位置するロシア軍は、ウクライナ軍による進軍を阻止しようと防御態勢を取ろうとしているが、最近になってウクライナ軍が奪還した町や村に向けて砲撃を続けているという。

1894とはずがたり:2022/05/17(火) 13:19:12

2022-03-28
「ドネツクの虐殺」について調べたこと
https://le-matin.hatenadiary.org/

1895チバQ:2022/05/17(火) 21:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d63fb51ea9063659ea8e4a79ab26c90eabd00ba1
プーチン大統領 相次ぐ健康不安説 「がん罹患」指摘も
5/17(火) 20:27配信

産経新聞
ロシアのプーチン大統領をめぐる健康不安説が相次ぎ浮上している。ウクライナ情報機関トップは英メディアに「がんを患っている」と発言。露政権に近いとされるオリガルヒ(新興寡占資本家)からも同様の指摘があった。ウクライナ侵攻を統括するプーチン氏の体調に異変が起これば、ロシアの戦略に甚大な影響を与えうる。

ウクライナ国防省の情報機関トップ、キリロ・ブダノフ氏はこのほど、英スカイニューズ・テレビのインタビューでプーチン氏が「心理的、身体的にも非常に状態が悪い」と述べ、「がんやその他の病気に罹患(りかん)している」と発言した。

ブダノフ氏は露国内で「政権転覆の動きが進行している」とも指摘し、「ウクライナ側のプロパガンダ(政治宣伝)ではない。確信がある」と強調した。英情報機関元幹部もスカイニューズに「プーチン氏が深刻な病気にかかっているとの情報がある」と語った。

英紙インディペンデントは、プーチン氏が「血液のがんにかかっている」とするロシアの有力オリガルヒの発言を報道。侵攻直前にプーチン氏が「がん治療のため背中を手術した」とこの人物は述べたという。(黒川信雄)

1896チバQ:2022/05/17(火) 23:03:17
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ5K6QCKQ5KUHBI014.htmlロシア軍、マリウポリ完全制圧へ 「最も血なまぐさい戦闘」が節目
2022/05/17 22:08朝日新聞

ロシア軍、マリウポリ完全制圧へ 「最も血なまぐさい戦闘」が節目

ウクライナ南東部マリウポリで16日、製鉄所「アゾフスターリ」からウクライナ兵が退避するのを前に、道路を警備する親ロシア派部隊の戦闘員ら=ロイター

(朝日新聞)

 ロシア軍が2カ月半にわたって包囲するウクライナ南東部マリウポリ市の製鉄所「アゾフスターリ」で16日、ウクライナ兵の退避が始まり、260人以上が親ロシア派支配地域に移送された。ウクライナ軍側は任務の完了を報告し、兵士に撤退を命じた。ロシアが占領するクリミア半島とウクライナ東部をつなぐ要衝を、ロシアが近く完全制圧する可能性が高くなった。

 「多くの困難があったが、マリウポリの部隊は任務を完了した」。製鉄所を拠点に抵抗を続けてきたウクライナ内務省軍の部隊「アゾフ連隊」のプロコペンコ指揮官は16日夜、SNSで兵士の退避を報告した。「82日にわたり攻撃を受けてきた。この間、ウクライナ軍の再編や兵士の訓練、海外からの武器の調達を可能にした」と成果を強調した。製鉄所に残るウクライナ側の兵士や負傷兵の退避を実現するよう協力を求めた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日夜のビデオ演説で「ウクライナは英雄たちの生還を必要としている」とし、そのために「慎重さと時間が必要だ」と語った。ロイター通信は「ウクライナ戦争で最も長く血なまぐさい戦闘が、ウクライナにとって重要な敗北に終わる可能性がある」と伝えている。
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220517X991.html要衝マリウポリ陥落=製鉄所のウクライナ部隊投降―停戦交渉は中断
2022/05/17 21:47時事通信

 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所でロシア軍への抵抗を続けていたウクライナ精鋭部隊「アゾフ大隊」などは16日、製鉄所からの撤退を開始した。ウクライナ軍最高司令部の決定に従った措置で、要衝マリウポリの陥落を意味する。ロシア国防省は17日、260人超が投降したと発表した。

 ロシア軍はマリウポリ掌握により、制圧を目指す東部ドンバス地方から、2014年に一方的に併合した南部クリミア半島に至るウクライナのアゾフ海沿岸部を完全に押さえたことになる。ロシアにとって大きな「戦果」だが、ウクライナ側も北東部などで反攻を強めており、戦局全体に及ぼす影響は不透明だ。

 また、ロシア紙コメルサントなどによると、ロシアのルデンコ外務次官は17日、ウクライナとの停戦交渉について「現在、いかなる形でも行われていない」と述べた。ウクライナのポドリャク大統領府顧問も交渉中断を認めた。停戦交渉は3月29日にイスタンブールで対面での協議が開かれた後、オンライン形式で続いていた。

 ウクライナ軍などによれば、マリウポリからは17日未明までに製鉄所の負傷兵50人以上が東方のノボアゾフスクにある病院へ運ばれた。このほか210人以上が北方のオレニウカに向かった。移動先はいずれも親ロシア派支配地域で、今後、ウクライナ側が拘束するロシア兵との「捕虜交換」が行われる見通しだ。

1897とはずがたり:2022/05/18(水) 14:16:09
ルクオイルの元幹部が霊媒師宅で発見、相次ぐ新興財閥の不審死
https://news.yahoo.co.jp/articles/aacd634a0e10d3be2924133441d2699f647223e4
5/10(火) 19:42配信
ニューズウィーク日本版


<ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから複数のオリガルヒが相次いで不自然な死を遂げている>

スペインの別荘で死んでいるのが発見された天然ガスの新興財閥セルゲイ・プロトセーニャ  facebook

ロシアのオリガルヒ(新興財閥)であるアレクサンドル・スブティンが週末に、シャーマン(霊媒師)の自宅で不可解な死を遂げた。現地メディアが報じた。

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ウクライナ侵攻が始まって以降、ロシアでは複数のオリガルヒが不審な死を遂げている。


スブティンはロシアの民間石油会社「ルクオイル」の元幹部で、4月8日に首都モスクワの北東に位置するムイチシチにあるシャーマンの自宅の地下で死亡しているのが発見された。国営タス通信は心臓発作らしいと伝えるが、当局は刑事事件として捜査を開始した。

ある匿名の情報筋はタス通信に対し、スブティンは「死亡する前日に、大量のアルコールと薬物を摂取した状態で」シャーマンの自宅を訪れたと話した。遺体はこの家の地下にある、「ジャマイカ式のブードゥー教の儀式」に使われている部屋で発見されたという。

現地メディアの報道によれば、スブティンがシャーマンの自宅を訪れた目的は二日酔いの治療で、この治療にはガマ毒(ヒキガエルの耳腺から分泌される毒液)が使われるという。だが警察はこの報道を確認しておらず、スブティンが死亡した経緯の詳細は、9日午後の時点では明らかになっていない。

「即時停戦」を求めたせい?

タス通信によれば、当局は死因の特定を急いでおり、死亡時に血液中に薬物が含まれていたかどうかについても調査が行う予定だ。

スブティンが幹部を務めていたルクオイルは2カ月前に、ウクライナでの「即時停戦」を求める声明を出していた。同社は米国内の11の州でガソリンスタンドを運営しているが、アメリカの対ロ制裁のせいでロシアからの石油輸入ができなくなっている。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、西側諸国の制裁の標的にされてきたオリガルヒのなかにはウクライナ侵攻に反対の声を上げる者も出てきているが、その一方で不審死も相次いでいる。

4月22日には、天然ガス大手「ノバテク」の元副会長セルゲイ・プロトセーニャが、スペインにある貸別荘の庭で首を吊って死亡しているのが発見された。妻と娘もベッドで死亡しており、遺体には複数の刺し傷があったという。当局は、プロトセーニャが自ら首を吊ったのか、それとも自殺に見せかけて殺されたのかを捜査している。

「無理心中」「自殺」と結論づけられたケースも

その前日には、ガスプロムバンクの元副社長ウラジスラフ・アバエフが、モスクワ市内の自宅で妻と娘と共に遺体で発見された。自宅は内側から鍵がかけられた状態だったことから、捜査当局は、アバエフが家族を銃で撃った後に自殺したものとみている。


2月25日には、ガスプロムの統合決済部門の副本部長であるアレクサンドル・チュラコフが、サンクトペテルブルク近郊の自宅で遺体で発見された。


3月24日には、医薬品会社メドストムの幹部だったバシリー・メルニコフが、自宅で妻と息子と共に死亡していたことが報じられた。捜査当局は、メルンコフが家族を刃物で刺して殺し、その後自殺したものと結論づけたが、ウクライナのあるメディアは、彼がかつてのビジネスパートナーとのトラブルを抱えており、それが原因で殺された可能性を示唆している。

アンドリュー・スタントン

1898チバQ:2022/05/18(水) 19:40:15
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220518-567-OYT1T50132.html
「アゾフ大隊」兵士の引き渡し、ロシア拒否か「彼らは戦争犯罪者」…捕虜交換の禁止案
2022/05/18 14:05読売新聞

 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子、ワシントン=蒔田一彦】タス通信などによると、ロシア下院は18日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から退避した武装組織「アゾフ大隊」の兵士と、ロシア兵との捕虜交換を事実上禁じる法案を審議する。アゾフ大隊の兵士のウクライナへの引き渡しにロシアが応じない可能性が出てきた。

 露下院が審議するのは、自国兵士と「ナチスの犯罪者」と認定された兵士との捕虜交換を禁止する法案だ。プーチン政権が「ネオナチ」と呼ぶアゾフ大隊の兵士を念頭に置いているとみられる。ビャチェスラフ・ウォロジン下院議長は17日、「彼らは戦争犯罪者で、裁きにかけるためあらゆることをしなければならない」と述べた。

 露連邦捜査委員会は17日、製鉄所から「投降」したウクライナ兵士を尋問する計画があると明らかにした。親露派地域の民間人に対する犯罪に関与していないかどうか調べるという。

 ウクライナの国防次官は17日、ロシア側の動きについて「国内向けのプロパガンダだ」とし、ウクライナが拘束している露軍兵士との捕虜交換の実現を目指す意向を改めて表明した。

 ロイター通信は17日、ウクライナの兵士を乗せたバス7台が製鉄所からドネツク州の親露派支配地域に到着したと伝えた。人数は明らかになっていない。260人以上が退避した16日夜に続く第2陣とみられる。

 一方、露軍は17日も、全域制圧を目指す東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を中心に攻撃を続けた。露軍は北部チェルニヒウ州や北東部スムイ州への砲撃を再び強化しており、チェルニヒウ州では8人が死亡した。

 米国防総省のジョン・カービー報道官は17日の記者会見で、アゾフ大隊について「(抗戦し)持ちこたえることができた期間を考えると称賛に値する」と述べた。マリウポリが陥落したかどうかの評価は示さず、「ロシアが依然としてドンバス地方を包囲し、占領する意図を持っていることは明らかだ」と指摘した。


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220518X031.html
製鉄所からの投降進む=拘束のウクライナ兵尋問へ―ロシア当局
2022/05/18 05:44時事通信

 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリで17日、ウクライナの精鋭部隊「アゾフ大隊」などの兵士が、ロシアの手引きにより抵抗拠点としていたアゾフスタル製鉄所を離れる動きが続いた。ウクライナ政府は「退避」と発表しているが、そのままロシア側で拘束される投降が実態だ。

 ロイター通信によると、17日にはウクライナ兵らを乗せたバス少なくとも7台が製鉄所を出発した。これより先、立てこもっていたとされる約600人のうち負傷兵を含む260人以上が東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域に身柄を移されている。

 ロシア当局は17日、ドンバス地方での「ウクライナ政権の民間人に対する刑事事件」に関連し、投降した兵士らを尋問する方針だと発表した。ロシア側はかねて、ドンバス地方でウクライナが「虐殺行為に手を染めていた」と主張している。

1899チバQ:2022/05/18(水) 21:10:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b29873ca8a5a2ad049599dc7a140e147a278acd7
ウクライナ兵の「扱い」に懸念 陥落マリウポリ、959人が投降 捕虜交換は不透明
5/18(水) 20:35配信

時事通信
17日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所からバスで退避するウクライナ兵(EPA時事)

 【ロンドン時事】ロシア軍への抵抗を続けたウクライナ部隊の撤退で事実上陥落したウクライナ南東部マリウポリで「最後のとりで」だったアゾフスタル製鉄所からの投降が続く中、ロシア政府は18日、これまでに959人のウクライナ兵が投降したと発表した。


 マリウポリをめぐる2カ月以上にわたる激しい戦闘はやんだが、部隊の移動先は親ロシア派支配地域で、投降兵の「扱い」に懸念が浮上している。ウクライナが提案した捕虜交換はロシア側で否定的な声が強く、実現するかどうか先行きは不透明だ。

 ロシア国防省は18日の声明で、製鉄所から16日以降、負傷者80人を含め959人が投降したと発表。その上で「手当が必要な者は病院に搬送された」と説明した。ロイター通信などによると、兵士らを乗せたバスは東方の町ノボアゾフスクや、東部の村の刑務所などに到着。製鉄所内には依然多くの兵士が残っているとみられ、ウクライナ国防省は「(退避のため)必要なすべてのことをやる」と強調した。

 こうしたウクライナ兵士について、同国政府は拘束したロシア兵との交換を提案した。ロシア側も確認したというが、両国が正式に合意したのか、合意の場合でもいつどのように交換が行われるかなど詳細は不明だ。ロシア政府はプーチン大統領が投降兵を「国際基準に沿って」扱うと表明したとされるが、「部隊は無条件で投降した」(同政府高官)として交換を拒む声もある。

 ロイターによると、ロシア側はウォロジン下院議長が「ナチスの犯罪者が(捕虜として)交換されるべきでない」と発言。停戦交渉団に加わるスルツキー議員は「人間の姿をした動物」は処刑されるべきだと述べた。検察当局が兵士らを「民間人への犯罪」で聴取する構えとの情報もある。

 製鉄所に残っているある兵士の妻は、投降兵らの「誠実な捕虜交換」を望む一方、「ロシアは非人道的な振る舞いをしている」と不安を訴えた。


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