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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

718チバQ:2015/09/07(月) 21:55:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000102-jij-pol
自民総裁選、8日告示=野田氏、推薦人確保に全力
時事通信 9月7日(月)18時31分配信

 安倍晋三首相の任期満了に伴う自民党総裁選が8日告示される。
 首相が党内全7派閥を中心に幅広い支持を集めており、再選されるのは確実な情勢。これに対し、首相の無投票再選に異議を唱える野田聖子前総務会長は、出馬に必要な推薦人20人の確保に向け、ぎりぎりまで働き掛けを続ける考え。選挙戦を回避したい首相陣営とのせめぎ合いが続いている。
 立候補受け付けは8日午前8時から30分間、党本部で行われる。これに先立ち、首相の陣営は東京都内のホテルで出陣式を開き、結束を確認する。
 首相陣営は、野田氏が出馬し選挙戦になれば、安全保障関連法案審議に影響しかねないと懸念、党内各派・グループを通じて締め付けを強めている。首相は7日の党役員会で総裁選に触れ、「国会会期中となるが、並行して審議を進めてほしい」と、選挙戦になっても法案審議が滞らないよう万全の対応を指示した。
 こうした中、古賀誠元幹事長が野田氏に出馬を促すとともに、岸田派(旧古賀派)の個別議員に野田氏支持を働き掛けているとされる。これを警戒する岸田派は7日、臨時総会を開き、結束して告示に臨む方針を確認した。
 野田氏の推薦人は十数人にとどまり、20人には届いていないとの見方が党内では強い。関係者によると、首相陣営の切り崩しで、野田氏の推薦人になることを約束した議員が離反する動きもあり、出馬はなお厳しい状況だ。

719チバQ:2015/09/07(月) 21:58:24
http://www.sankei.com/politics/news/150907/plt1509070045-n1.html
2015.9.7 19:53
【自民党総裁選】
8日告示 首相再選確実 野田聖子氏は推薦人確保難航

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(1/2ページ)

 自民党の野田聖子前総務会長
 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選は、8日告示される。首相が再選を目指して出馬表明し、党内7派閥のすべてが再選支持を決めている。一方、野田聖子前総務会長も出馬に意欲を示しているが、立候補に必要な推薦人20人の確保には至っていない。首相の再選は確実な情勢だ。

 立候補者が首相だけの場合は、午前中に首相の再選が確定する。複数の場合は選挙戦となり、20日の開票に向けて12日間の選挙戦がスタートする。

 首相は7日の政府与党連絡会議で、党総裁選での再選を念頭に「引き続き経済の好循環を続け、地方創生、少子化対策、復興加速化などに全力で取り組んでいく」と強調した。

 首相の陣営はこの日、選挙戦になった場合、党員向けの機関誌に掲載される政策などをまとめた「所見」の原稿を推薦人名簿など必要書類とともに党本部に提出。河村建夫元官房長官や萩生田光一総裁特別補佐らが、東京都内で会談し、情勢分析を行った。

 一方、野田氏は電話などで若手議員や女性議員らに推薦人の呼びかけを続けた。野田氏の推薦人になる予定の尾辻秀久元参院副議長も地元の九州選出議員らに推薦人を呼びかけた。また、陣営幹部らは出馬に向けた情勢の分析や対応を協議したものとみられる。

 所見原稿については、野田氏も先週末、党本部に提出しているが、推薦人名簿など必要書類の提出には至っていない。

720チバQ:2015/09/08(火) 20:45:48
http://www.asahi.com/articles/ASH977HNYH97UTFK01N.html
自民総裁選、安倍首相が無投票再選 野田氏が立候補断念
2015年9月8日10時54分
 任期満了に伴う自民党総裁選は8日告示され、安倍晋三首相以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選が決まった。立候補を模索した野田聖子前総務会長は、立候補に必要な推薦人20人を確保できず、断念した。党は近く両院議員総会を開き、安倍首相の再選を正式に決める。

 首相の新たな総裁任期は2018年9月末までの3年間。現職総裁の無投票再選は、01年の小泉純一郎氏以来となる。

 安倍首相は8日午前、無投票再選について「9カ月前の総選挙の公約を進めているさなか。一致結束していこうという多くの議員の考え方のなかでの結果ではないか」と首相官邸で記者団に語った。告示直前に東京都内のホテルで開いた出陣式では、「まだ道半ば。継続は力。結果を出していくことによって、責任を果たしていきたい」とあいさつした。

721チバQ:2015/09/08(火) 21:08:31
http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080012-n1.html
2015.9.8 08:14
【自民党総裁選】
安倍首相が立候補を届け出 総裁選告示

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 安倍晋三首相
  安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う党総裁選が8日午前8時、告示された。安倍首相が立候補を届け出た。



 安倍晋三首相の推薦人は次の通り。(敬称略、五十音順)

 【衆院】小里泰弘▽大野敬太郎▽亀岡偉民▽河村建夫▽熊田裕通▽斎藤健▽塩谷立▽鈴木淳司▽寺田稔▽渡嘉敷奈緒美▽宮川典子▽森山裕▽吉川貴盛▽若宮健嗣

【参院】磯崎仁彦▽上野通子▽高階恵美子▽中西祐介▽中原八一▽山下雄平

722名無しさん:2015/09/08(火) 21:58:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150908-00010000-shincho-pol
ペットロスで「小池百合子」元防衛相が政治活動に身が入らない!〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月8日(火)8時1分配信

 家族同然だったペットを失うと、日常生活に支障をきたすほどの精神的ダメージを被ることもある。女性初の総理候補と目された小池百合子元防衛相(63)も最近、愛犬との別離を経験。そのため、自民党総裁選の前だというのに政治活動に身が入らなくなっているのではないかと心配されている。

 ***

 安保法案、70年談話等々、重要な政治テーマが目白押しのさなか、小池元防衛相はあまり存在感を示せていなかった。取り組んでいる活動として伝わってくるのは、電柱を無くすというプロジェクトくらいなもの。

 3年前の自民党総裁選で、石破茂地方創生相を推したために、安倍政権で冷や飯を喰わされているのは否めないこととはいえ、それ以上に仕事が手に付かない理由があるという。

 小池事務所の関係者が打ち明ける。

「12年前から、小池先生はヨークシャーテリアのメスを飼っていました。その犬に、総理から取った“そう”という名前をつけて溺愛していた。携帯電話の待ち受け画面は、そうちゃんの写真でしたし、選挙のときの候補者プロフィールには、“愛犬と戯れるのがささやかな楽しみ”と記していたほど。ホームパーティを開けば、“うちのそうちゃんです”と抱っこしながら、喜色満面で紹介していました」

 ところが、現在、愛犬とは一緒に生活していない。

「一昨年、小池先生のお母さまが亡くなりました。介護を手伝っていたハウスキーパーはその後、小池先生の身の回りの世話をしていたのですが、7月いっぱいで辞めることになった。その際、そうちゃんは小池先生よりもハウスキーパーに懐(なつ)いていたため、泣く泣く手放すことにしたのです」(同)

■アレルギー
 度胸は折り紙つきと言われたことはあっても、さすがにペットロスには打ち勝つことができなかったのか。

 そこで、小池元防衛相に話を伺おうとすると、代わりに、

「代議士と同居する僕から説明します」

 と、従兄弟で元秘書だという人物が対応した。

「5年前、代議士と共同で土地を購入し、自宅を建てました。僕には妻と2歳、0歳の2人の息子がいます。1カ月ほど前、上の息子がアレルギーによる発作を起こした。原因は、タバコか犬の毛だろうということでした。子どもの病気について話したくなかったので、事務所には、“そうちゃんはハウスキーパーに引き取ってもらった”とウソをついたのです。いま、検査中ですが、もし、犬の毛がアレルギーの原因ではないとわかったら、そうちゃんは戻ってくることになっています」

 つまり、一時的に離れ離れになっているに過ぎないのだという。

 日本ペットロス協会の吉田千史(ちふみ)代表理事の話。

「とりわけ、第一線で活躍する女性は周囲に弱みを見せられず、知らず知らずのうちにペットに依存し、結果、ペットロスにも陥りやすい傾向がある。アレルギーの問題でしたら、ペット専用の部屋を用意したり、こまめに掃除することでペットとの生活を再び取り戻すことができます。小池さんは、その方法も考えてみたらいかがでしょうか」

 永田町での活躍には、そうちゃんの存在が欠かせないのだ。

「ワイド特集 晩夏のサバイバー」より
※「週刊新潮」2015年9月3号

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723名無しさん:2015/09/09(水) 22:21:57
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150909-00000004-jnn-pol
自民・石破氏、今週中にも自らの派閥を立ち上げる決意
TBS系(JNN) 9月9日(水)1時18分配信
 石破茂地方創生担当大臣が、今週中にも自民党の中に自らの派閥を立ち上げる決意を固めたことが明らかになりました。

 石破氏は、自らに近い議員たちで作っているグループ「無派閥連絡会」を、今後、発展的に解消する形で「石破派」に改めていく考えです。

 すでに派閥の名前などの検討を進めていて、10日に開く「無派閥連絡会」の会合の場で派閥の結成を呼びかける考えです。(08日23:33)
最終更新:9月9日(水)12時56分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150909-00000005-ann-pol
石破氏 3年後の自民党総裁選見据え 派閥を発足
テレビ朝日系(ANN) 9月9日(水)5時56分配信
 石破地方創生担当大臣が、次の自民党総裁選への出馬に向けて派閥の立ち上げを検討していることが分かりました。

 石破氏は、自民党幹事長時代には「脱派閥」を掲げていて、自身を支持する無派閥の議員グループも派閥化しないことにこだわっていました。ただ、今回、総裁選出馬を見送ったことで支持する議員から正式な派閥を立ち上げ、ポスト安倍の筆頭格として次の総裁選に備えるべきだという声が高まったことから、石破氏も派閥結成の意向を固めたということです。脱派閥の持論を捨てた形ですが、今後、無派閥の議員に呼び掛け、「石破派」の拡大を目指す考えです。
最終更新:9月9日(水)5時56分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00050155-yom-pol
石破派結成へ、20人超目標…次の総裁選視野に
読売新聞 9月9日(水)7時51分配信

 自民党の石破地方創生相が、自身を支持する同党議員で構成する「無派閥連絡会」を母体に、近く派閥を結成する意向を固めたことが8日、わかった。

 次期自民党総裁選への出馬を見据え、支持基盤を固める狙いがあるとみられる。

 石破氏に近い複数の国会議員が明らかにした。新派閥の会長には石破氏が就任し、所属議員は「20人以上を目指す」(周辺)という。石破氏は8日、無派閥連絡会のメンバーでもある中堅議員を国会内に集め、派閥化について説明して理解を求めた。

 石破氏は党内で「ポスト安倍」の有力な候補者の一人と目されている。しかし、今回の総裁選には出馬せず、存在感の低下が指摘されていた。石破氏は自民党幹事長時代、党改革の一環で「脱派閥」を掲げ、無派閥連絡会については「色々な情報を共有するための会合」に過ぎないと説明していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000512-san-pol
石破氏側近の小此木氏「石破派入らない」
産経新聞 9月9日(水)10時56分配信

 自民党の小此木八郎国対委員長代理は9日の記者会見で、石破茂地方創生担当相が結成を目指す新派閥について「入らないだろう」と述べ、参加しない考えを表明した。小此木氏は石破氏に近い議員グループ「無派閥連絡会」の重鎮。石破氏の党幹事長時代には筆頭副幹事長を務め、石破氏の最側近の一人とされている。

 小此木氏は「石破氏を首相にしたい思いはあるが、派閥のイメージは似つかわしくない」と語った。

724名無しさん:2015/09/09(水) 22:22:15
>>723

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000025-mai-pol
<自民党>「石破派」結成へ…議員30人結集
毎日新聞 9月9日(水)11時0分配信

 石破茂地方創生担当相に近い議員約30人からなる「無派閥連絡会」(会長・山本有二元金融担当相)は8日、石破氏を会長とする新派閥を結成することを決めた。自民党内での存在感の向上や次期総裁選をにらんだ対応とみられる。

 無派閥連絡会は2012年総裁選で石破氏を支援した議員を中心に13年1月に結成。石破氏が顧問で、表向きの目的は「無派閥議員の情報交換」だ。ただ「次の総裁選に向けて一致結束するには派閥化を図るべきだ」との意見が根強く、連絡会のメンバーが8日に協議し、派閥として衣替えすることを決めた。正式名称や設立時期は今後、調整する。

 石破氏は8日の記者会見で「派閥を否定したことは一回もない。この政策あるべしと切磋琢磨(せっさたくま)し、論議する存在はあってしかるべきだ」と派閥の意義を強調した。【田中裕之】

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150909-00000043-jnn-pol
石破大臣がポスト安倍に名乗り「そのために備える」
TBS系(JNN) 9月9日(水)19時24分配信
 8日、自らの派閥を立ち上げることを明らかにした石破地方創生大臣が、派閥立ち上げの目的について、次の国政を担う準備のためとの考えを明らかにしました。

 「いつの日かご審判をいただく、そのために備える」(石破茂 地方創生相)

 ポスト安倍に名乗りを上げた形です。(09日18:52)
最終更新:9月9日(水)19時24分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000122-jij-pol
石破氏「ポスト安倍」に名乗り=派閥結成、18年総裁選出馬へ
時事通信 9月9日(水)19時1分配信

 石破茂地方創生担当相は9日、自民党内で自らの派閥を結成することを正式に表明した。
 その上で「政権構想をきちんと作る。何をやるかを提示し、いつの日か審判を頂くために備える」と述べ、安倍晋三首相(党総裁)の任期が満了する2018年の総裁選への出馬を目指す意向を示した。首相官邸で記者団の取材に応じた。
 「石破派」には20人を超える議員が参加する見込み。幹事長当時に結成し、8日に解散したグループ「無派閥連絡会」のメンバーが核となる。石破氏は10日、衆院議員会館で派閥発足に向けた準備会合を開く。
 石破氏は派閥結成の狙いについて「わが党の政策をさらに発展・進化させることが国家・国民に対する責任だ。志がある有能な方々と行動を共にし、一緒に考えることに大きな意義を見いだしている」と説明した。
 安倍首相の再選直後のタイミングでの派閥旗揚げに関しては、「いつならちょうどいいというのはない。政権構想を練るのに時間や労力はいくらかけても足りない」と述べた。
 石破氏は、野党時代の12年総裁選に出馬。地方票では優位だったが、国会議員による決選投票で安倍氏に敗北した。今年の総裁選は閣僚の一員として首相支持に回り、出馬を見送った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00050072-yom-pol
「石破派」10日準備会合…派閥似合わぬの声も
読売新聞 9月9日(水)15時7分配信

 自民党の石破地方創生相が10日に、自らの派閥の結成準備会合を開くことがわかった。

 石破氏周辺は「20人超が参加する見通しだ」としており、会合で結束を確認した上で、近く正式に「石破派」を発足させる。

 準備会合への参加者は、石破氏を支持する同党議員でつくる「無派閥連絡会」のメンバーが中心となる。派閥の事務総長には、古川禎久衆院財務金融委員長が就任する見通し。今後、同連絡会は開催しない方針だ。

 ただ、これまで石破氏を支持してきた議員の中には、「『無派閥』の旗印に共感してきた」(中堅)との声もある。石破氏に近い小此木八郎国会対策委員長代理(無派閥)は9日の記者会見で、「石破氏に派閥は似つかわしくない。私は(石破氏の派閥に)入らないだろう。『石破首相』を誕生させたいという思いはある」と語った。

最終更新:9月9日(水)15時8分

725名無しさん:2015/09/09(水) 22:22:30
>>724

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150909-00000052-nnn-pol
ポスト安倍見据え…「石破派」立ち上げへ
日本テレビ系(NNN) 9月9日(水)13時5分配信
 自民党の石破地方創生担当相が、自らに近い議員らと新たな派閥を立ち上げることが分かった。

 安倍首相が自民党総裁に再選されたことを受けて、石破氏は8日、事実上の石破グループと言われていた「無派閥連絡会」を解散し、ポスト安倍を見据えて新たに石破派を立ち上げるべく準備作業に入った。石破氏の側近議員は、「次の総裁を狙うという意思表示だ」と話している。

 石破氏は日本テレビの取材に対し、「トップを総理にする政策集団を作りたい」と強調していて、行政改革や地方創生を活用した「ポストアベノミクス」を立案し、党内の政策の幅を広げていきたい考え。

 参加人数は総裁選への出馬が可能となる20人前後となる見通しで、10日昼、準備会合を開くことにしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000065-jij-pol
石破派結成へ=あす準備会合―自民
時事通信 9月9日(水)12時30分配信

 自民党の石破茂地方創生担当相が自らの派閥を結成することが9日分かった。
 「ポスト安倍」を目指すには党内の足場を固めておく必要があると判断、自身のグループ「無派閥連絡会」を解散し、派閥に衣替えする。10日に準備会合を開催する。参画するメンバーは20人を超える見通しだ。
 石破氏周辺によると、同氏は8日、無派閥連絡会メンバーを集め、派閥結成に協力を求めた。同会は8日に解散した。新派閥には、山本有二、古川禎久、後藤田正純各氏らが参加する方向。20人を超える人数を集めたのは、総裁選出馬に必要な推薦人20人を自前で確保する狙いがある。
 無派閥連絡会幹部の山本氏は9日、記者団に「安倍晋三首相が自民党総裁選で再選されて、第2ステージに入った。石破氏が次を目指すため派閥結成に至った」と説明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000028-asahi-pol
「石破派」結成へ、20人超参加か 次の総裁選にらみ
朝日新聞デジタル 9月9日(水)12時3分配信

 石破茂地方創生相が自身を支持する議員でつくる「無派閥連絡会」を解散し、派閥として「石破派」を近く結成する意向を固めたことが、9日分かった。石破氏は今回の自民党総裁選への出馬を見送ったが、次の総裁選をにらんで、党内の支持基盤を固める狙いがある。

 新たな派閥には、国会議員20人超の参加を見込んでおり、会長には石破氏が就任。石破氏は8日に無派閥連絡会のメンバーと意見交換し、派閥結成に向けた理解を求めた。

 石破氏は前回の2012年の総裁選で、地方票では安倍晋三首相を圧倒。「ポスト安倍」の有力候補とされてきた。その後、自民党幹事長時代に「派閥政治の弊害」を訴え、自身に近い国会議員と意見交換する場として無派閥連絡会を結成。約40人が参加しているが、派閥の形をとることで、石破氏を支える組織としての性格を明確にする。

朝日新聞社

726名無しさん:2015/09/09(水) 22:23:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000104-mai-pol
<自民党>「ポスト安倍」岸田氏は、石破氏は…動き表面化
毎日新聞 9月9日(水)21時31分配信

 自民党内で「ポスト安倍」をにらんだ動きが早くも表面化している。岸田派(45人)では、名誉会長の古賀誠元幹事長が野田聖子元総務会長を党総裁選に立候補させようとしたが、安倍晋三首相の再選を支持する岸田文雄外相が派内をまとめ、派閥領袖(りょうしゅう)として存在感を示した。一方、今回立候補を見送った石破茂地方創生担当相は近く自身の派閥を結成する。

 総裁選告示前日の7日夜、岸田氏は同派の約20人を東京・赤坂の料亭に集めた。古賀氏が、同派から野田氏の推薦人を出そうとする中、深夜に及んだ会合で、岸田氏は疑心暗鬼になる若手議員を「孤独になるとつらいから連絡を取り合おう」と説得した。これが奏功し、同派で古賀氏に同調する議員は数人にとどまった。

 同派のベテラン議員は「いずれ岸田氏が首相になるときが来る」と期待する。今回の首相再選支持は、次の機会をうかがうためだ。

 ただ、8日には木原誠二衆院議員(当選3回)が派閥を退会した。岸田、古賀両氏の板ばさみになったのが理由とみられ、岸田氏が派内の動揺を収めることができるかどうかが今後の試金石になる。

 一方、石破氏は9日、「国政を担うための準備と受け取ってもらって結構だ」と記者団に語り、近く石破派を結成することを認めた。前日の8日には自身に近い議員を国会周辺に集め、「自らの政策を実現するために政権を志す」と協力を求めた。周辺は「総裁選立候補に必要な20人の推薦人は集まる」と自信をみせる。

 今回の総裁選では党内の全7派閥が首相再選を支持し、無派閥の野田氏は推薦人を確保できなかった。ある党関係者は「野田氏も石破氏も、緩い連携の限界を知っただろう。派閥の一番の目的は、自派から首相を誕生させることだ」と語る。石破氏の派閥結成には、同氏を支持する議員の間にも「派閥の重要さに気がつくのが遅い。本来なら1年も2年も前からやらなければいけなかった」という声がある。

 石破氏は自民党が野党時代の2009年、所属していた額賀派を離脱。「脱派閥」を掲げ、「無派閥連絡会」(会長・山本有二元金融担当相、約30人)で活動してきた。

 石破派結成には、派閥政治との決別に共鳴した連絡会のメンバーにとまどいもある。小此木八郎国対委員長代理は9日の記者会見で「『石破首相』を誕生させたいが、石破氏と派閥のイメージは似つかわしくない」と述べ、石破派には参加しない考えを示した。【影山哲也、田中裕之】

727名無しさん:2015/09/09(水) 22:24:33
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150902-00045001-gendaibiz-bus_all
自民党総裁選「石破茂」ここで起たねば男が廃る 断言しよう、もう「次」はない
現代ビジネス 9月2日(水)11時1分配信

 この数ヵ月、安倍総理への批判を強めていた石破氏。だが、9月の総裁選を前にグズグズし、「石破シンパ」たちは、「ボス」の不甲斐なさにイライラしている。「決断できない男」は、何を考えるのか。

このまま死ぬのか
 「石破さんが、もしも総裁選に出ないつもりだとしたら、それは完全に私たちに対する裏切りです。チャンスはもう目の前に来ているんです。出馬せずに、『閣僚だから仕方ない……』なんて言い訳をするのは、敵前逃亡以外の何物でもない」(自民党・中堅議員)

 安倍晋三政権の支持率が低迷を続け、9月末の自民党総裁選が近づくなか、石破茂地方創生担当相を支える議員たちが、いきり立ち、いらだちもあらわに、石破氏への不満を口にしている。

 その理由はほかでもない。石破氏が、総裁選への出馬について、いつまでたっても煮え切らず、旗幟を鮮明にしないからだ。

 「石破さんが出てくれなければ、いままでついてきた私たちの立場がない。『チャンスが来たら私は逃げない』と石破さんはよく言ってきましたが、いまの状態はその言葉に反しています。その言葉を信じて、ついてきたんです」(自民党若手議員)

 議員たちのこれまでを思えば、いらだちは当然のことだ。

 第二次安倍政権で石破氏につくということは、大きなリスクを負う行為だった。安倍総理は石破氏を徹底的に遠ざけており、それにしたがって石破シンパの議員たちが、政権の中枢に近づけなくなるのは自明の理。彼らは、「冷や飯を食わされても石破さんを応援する」という覚悟を見せてきた。

 石破氏の優柔不断に対して、議員たちが、

 「もう我慢ならない」

 と、怒りをあらわにしても、何ら不思議はない。

 別の議員たちは、すでに呆れてもいる。

 象徴的な出来事が起きたのは、石破氏を支える無派閥議員のグループ「無派閥連絡会」の研修会でのことだった。

 東京・お台場にある、ホテル日航東京の会議室「シリウス」。8月初旬の夕方、山本有二元金融担当相や小池百合子元防衛相といった中心メンバーをはじめ、約30人の議員たちが集まった。

 石破氏がいつものごとく、はにかんだような笑みを浮かべながら壇上に登り、笑顔のまま、あいさつを始める。

 「参院で審議している安全保障法案に、決着をつけねばならない」

 無難な言葉を続けるうちに、気づけばあいさつは終わっていた。

 「えっ、これで終わり?」

 そんな声が聞こえてきそうだった。何か発表があるだろうと期待していた議員たちは、完全に肩すかしを食らった。

 なぜ総裁選についてまったく言及しないのか。今回の総裁選のタイミングは、石破氏が存在感を示す、願ってもないチャンスだというのに。

 いまや、安倍政権が急激に地盤沈下しつつあるのは明らかである。

 8月14日、政権が支持率を落とすなか、安倍総理は戦後70年談話を、自身の信念を骨抜きにした形で発表した。

 批判を恐れて、「お詫び」というワードを盛り込む。しかし、直接「お詫び」をすると、もともとの政権支持層である保守タカ派からの支持を失う。ならばと、「お詫び」の主語をぼかす……。

 こうした「工夫」にもかかわらず、支持率は低いまま。産経・FNNの調査(8月15~16日)では、「支持」が43%、「不支持」が45%だった。

728名無しさん:2015/09/09(水) 22:24:59
>>727

コロコロ変わりすぎ
 弱気になった安倍総理は、無投票再選を狙っている。党内の安倍シンパたちも、そのムードを広めるのに必死だ。

 「安保法案の審議中に党を分裂させるようなことをするのかという意見が、駆け巡っています」(自民党ベテラン秘書)

 だが、石破氏にとっては、たとえ勝てなくても、「石破は総理への意欲がある」と示すことに意味がある。負けて閣外に放り出されようとも、手を挙げ、覚悟を見せなければならない。

 政治家が総理大臣という「頂点」を目指すとき、重要なのは、党員や議員だけでなく、国民に対しても、信念と覚悟を見せつけることだ。

 小泉純一郎元総理は、田中真紀子氏に「変人」と評される議員だったが、'95年、'98年と総裁選に出馬、次第に知名度を高め、3度目となる'01年の選挙で、総裁の座を射止めたのである。

 頭のいい石破氏のことだ。いまこそ世論に、「石破がいる」ということをアピールすべきときだということは重々わかっているだろう。にもかかわらず、なぜここまで慎重なのか。

 石破氏は、'12年9月の総裁選で安倍総理に敗れ、一度、幹事長になったが、昨年9月に「閑職」地方創生担当相に任命され、徹底的に干された。

 「今年1月には、『総裁選出馬はありえない』と力なく言っていました。この頃、石破さんはよく議員会館の食堂で一人、食事をしていた。幹事長まで務めた人が、誰からも食事に誘われず一人だったのです。忸怩たる思いだったでしょう」(全国紙政治部デスク)

 転機は今年6月だった。安保法案の審議が進むなか、政権の支持率が低下。石破氏の側近、鴨下一郎元環境相や山本元金融担当相などが、毎週金曜日に集まり、総裁選への準備を始めた。

 「そもそも石破さんは、安倍さんと安保観がまったく違う。安倍さんの名前こそ出しませんが、政府の安保法制の進め方に、よく文句を言っています」(前出・中堅議員)

 そして、衆院で安保法案が強行採決される直前の7月14日には、

 「国民の理解が得られているとは思えない」

 と、ついに、総理が進める法案の審議に、公然と水を差したのである。

 ようやく石破茂が起つ。誰もがそう思った。ところが、機が熟したかと思われたところで、石破氏の様子が明らかに変わったのだ。政権運営への批判はトーンダウンし、発言が無難なものに回帰していった。

 「政権の支持率が落ちすぎたからでしょう。石破さんはこう考えていると思う。このままの支持率で行けば、来年夏の参院選は自民党が大敗する。参院選後に動けば、総裁就任の可能性が高いかもしれない。いずれオレのところに順番がくるのだから、今回リスクを負う必要はない、と」(前出・中堅議員)

 同時にいま、石破氏の頭を「ある出来事」がよぎっているはずだ。

 加藤紘一元官房長官の「加藤の乱」である。

 森喜朗政権時の'00年、反主流派で「改革派」ともてはやされていた加藤氏は、野党が提出した、森内閣不信任案に賛成しようとする。だが、野中広務幹事長(当時)の切り崩しに遭い、失敗。加藤氏はこれをキッカケに政治生命を失った。

 石破氏は、自分の行為が加藤の乱と同じ結果に終わるのではないかと不安にかられている。

729名無しさん:2015/09/09(水) 22:25:27
>>728

ユーミンを聴いてる場合か
 ものごとを「頭で考える」石破氏。頭のよさは折り紙つきだ。しかし、それが総理を目指す石破氏にとっては、弱さとなっている。考えすぎて動けない。決断できない。結果的に、チャンスを永遠に逃してしまう。

 勤勉な石破氏は、東京の議員宿舎にいるときは、朝5時に起きて、宿舎の食堂で一人ポツンと腰かけ、読書をする。

 「眠らなくても大丈夫なタイプだからね」

 と言うのだ。

 だが、この頃は、本を読む手を止め、じっと目をつむり、時折開いて天井を見つめているという。この期に及んで、出馬すべきか否かを悩んでいるのだ。

 頭でっかちの石破氏はまた、聞こえのいい言い訳に誘惑されやすい。自民党関係者が言う。

 「出馬しないんですかと聞くと、『一人の閣僚として安保法制に賛成したから』とか『自民党員として何をすべきか』といった、もっともらしいことばかりを言う。建て前を自分に言い聞かせているような印象でした」

 だが、政治の世界では、スポットライトが当たる場所が常に変化する。

 「総裁選をやるなら、たとえ負けるとしても石破さんは出るべきだと思います。今後は内閣支持率が危険水域に入り、安倍退陣の現実味も出てきた。そのとき急に総裁選があったとして、二階俊博総務会長が谷垣禎一幹事長を担いだり、野田聖子元総務会長が出たりする可能性がある。安倍総理が『後継者』の稲田朋美政調会長を推すこともありえます。

 今回出馬しなければ、石破さんは、彼らと横並びです。安倍さんと一騎打ちをして、存在感を示せば、党内でも『次は石破』という空気が出てきます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 総理という地位を目指す者にとって、最後に必要となるのは、「気迫」ではないか。必ず勝つと信じ、全てをなげうつ覚悟を持った者だけが、新たな時代を切り拓くことができるのだ。

 石破氏は、8月7日、自身のブログに、

 〈この季節になると、荒井(松任谷)由実の(略)「Hello, my friend」を無性に聴きたくなります〉

 と書き込んだ。この曲の歌詞には、「僕が生き急ぐときにはそっとたしなめておくれよ」というフレーズがある。だが、いまの石破氏に必要なのは、たしなめる人ではない。その背中を蹴り飛ばしてでも、前へ飛び出させる人間だ。

 「週刊現代」2015年9月5日号より

週刊現代

730チバQ:2015/09/09(水) 23:21:57
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/444633/
野田聖子氏は出馬断念 自民党総裁選の裏で女の戦い?
2015年09月09日 10時00分

野田聖子氏
 注目の自民党総裁選は告示日の8日、野田聖子前総務会長(55)が緊急会見で出馬断念を表明した。これにより、安倍晋三首相(60)の無投票再選が決まった。

 今回の総裁選では、参院で安全保障法案の採決を控えていることもあり、大きな混乱を避けるため党内7つの派閥が早い段階から安倍首相の再選を支持した。

 そんな中、野田氏は「安倍首相の無投票再選は避けるべきだ」として立ち上がったが、立候補に必要な20人の推薦人を集めることができなかった。自民党関係者が内幕を語る。

「野田氏に近い若手議員は『衆議院の採決で安保法案に賛成したのに、なぜ総裁選に立候補するのか。党員には焦点が見えないだろう。推薦人には絶対にならない』と声を荒らげた。野田氏が立候補に固執した理由は、安倍首相の側近中の側近、稲田政調会長に“ポスト安倍”を奪われるのを警戒したからだと皮肉る人たちが出ています」

 野田氏は郵政大臣や消費者担当大臣など数々の大臣を歴任し、日本初の女性首相に最も近い政治家といわれた。しかし、安倍首相が稲田朋美氏(56)を政調会長に大抜てきすると、党内で存在感が薄くなり、危機感を抱くようになった。

「安倍首相と野田氏は当選8回の同期です。野田氏が郵政民営化に造反して無所属になったときも、安倍首相は第1次政権下で復党させ、第2次政権では総務会長に抜てきするなど、良好な関係を続けました。しかし、野田氏が昨年、集団的自衛権行使容認に向けた憲法解釈変更を進める安倍政権の姿勢に雑誌で疑義を呈してから、関係が悪くなった。稲田さんは安倍首相に近づき、本気で総理への道を歩もうとしています」(前出関係者)

 稲田氏は永田町で“網タイツと眼鏡が似合うタカ派女性議員”といわれており、安倍首相のお眼鏡にかなったようだ。

731チバQ:2015/09/09(水) 23:39:59
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150909/plt1509091540006-n1.htm
自民大物OB、影響力の“衰え”露呈 対抗馬擁立も支持広がらず… 総裁選 (1/2ページ)
2015.09.09
 かつて権勢を振るった自民党の大物OBが、影響力の衰えを露呈させている。安倍晋三首相が無投票で再選された自民党総裁選では、古賀誠元幹事長や山崎拓元副総裁が対抗馬擁立に動いたが、支持は広がらなかった。2020年東京五輪をめぐる問題で評判を落とした森喜朗元首相(大会組織委員会会長)といい、経験や見識で優れているはずの長老らは、どうしてしまったのか。

 「私は現役ではないので、そんなこと(=総裁選に関する話)を言う資格もないです」

 総裁選告示を控えた今月2日夜、古賀氏は、自身が名誉会長を務める岸田派の衆院議員12人との会合後、記者団にこう語った。だが、その念頭に、出馬をギリギリまで模索した野田聖子前総務会長への協力要請があったのは明らかだ。

 引退後も党内外に隠然たる影響力を示してきた古賀氏や山崎氏の動きには、安倍首相周辺も神経をとがらせた。

 しかし、20人の推薦人が集まらなかったことで、「笛吹けど踊らず」という党内の状況が浮き彫りにされた格好だ。

 政治評論家の小林吉弥氏は「古賀氏は、岸田派への一定の発言力を示してきたが、それでも、派閥所属議員から見れば『バッジを外した人』。影響力は極めて限定的だ。山崎氏に関しては政局に及ぼす力はほとんどない」と語る。

同じく自民党の重鎮である森氏は、ゴタゴタ続きの東京五輪をめぐり、組織委トップとして責任論が浮上している。

 新国立競技場の建設計画に続き、大会エンブレムまで見直されるという前代未聞の事態に、五輪招致を推進した猪瀬直樹前東京都知事は「森会長に任せておけば、ガバナンス喪失の新国立競技場やエンブレム問題だけではすまない」「五輪の敗戦が待ち構えているような予感がする。考えると背筋が寒くなる」とツイッターで批判した。

 7月に自民党会派を離脱した脇雅史・前同党参院幹事長は、産経新聞のインタビュー(8月24日朝刊)で、森、古賀両氏と青木幹雄元参院議員会長の3人を名指しし、重鎮の弊害を指摘した。

 前出の小林氏は「これらのOBがモノを言っても、その声は永田町に届かなくなってきている。長老が政治を動かす時代ではなくなったということだ」と分析している。

732チバQ:2015/09/09(水) 23:40:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090800607
無投票再選は7人目=小泉氏以来14年ぶり-自民総裁選


 自民党総裁選で現職総裁の無投票再選が決まったのは、2001年8月の小泉純一郎元首相以来で14年ぶり。安倍晋三首相で7人目だ。事実上の首相選びとなることが多い総裁争いで、対抗馬を事前に押さえ込むには党内の圧倒的な支持が必要で、容易ではない。過去には小泉氏や中曽根康弘元首相が再任後の長期政権を実現した。
 小泉氏は01年4月の総裁選で「自民党をぶっ壊す」と訴え、最大派閥の橋本派(当時、以下同)を率いる橋本龍太郎元首相を下した。この後の参院選で圧勝すると、9月の任期満了に伴う総裁選を前倒し。小泉氏の勢いの前に対抗馬は現れず、同年8月に無投票で再選を決めた。小泉氏は首相在任が戦後3位の1980日となる長期政権となった。
 中曽根氏は、橋本派の源流である田中派の強い影響の下、1984年10月の総裁選で無投票再選。二階堂進副総裁擁立の動きがあったが、不発に終わった。その後、中曽根氏は86年の衆参同日選で勝利し、総裁任期は特例で1年延長され、在職日数は1806日に上った。
 一方、無投票再選を果たした後につまずいたケースもある。橋本氏は国民的な人気を背景に、97年9月に再選。直後の内閣改造では、ロッキード事件で有罪判決を受けた佐藤孝行氏を入閣させたため世論の反発を招き、支持率は下落傾向に。98年の参院選で敗北し、任期途中で辞任した。
 無投票再選の最初の例は、80年の鈴木善幸首相。突然の大平正芳首相の死去を受けて話し合いで選出され、その3カ月後の総裁選では対抗馬が出なかった。

◇自民総裁選での無投票再選
1980年10月 鈴木善幸
  84年10月 中曽根康弘
  89年10月 海部俊樹
  93年 9月 河野洋平
  97年 9月 橋本龍太郎
2001年 8月 小泉純一郎
  15年 9月 安倍晋三
        (注)敬称略
           (2015/09/08-15:51)

733チバQ:2015/09/09(水) 23:42:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090900820
離反相次いだ野田陣営=官邸、切り崩し徹底-自民総裁選


 安倍晋三首相が無投票再選を決めた自民党総裁選で、野田聖子前総務会長は出馬に必要な20人の推薦人確保に向け、8日未明の告示ぎりぎりまで奔走した。一時は十分な手応えを得ていたとの証言もある。しかし、首相陣営は野田氏の推薦人候補をリストアップ、徹底した切り崩しで出馬断念に追い込んだ。
 ◇「20人そろっていた」
 「頑張って20人になっても、翌日には減っていた」。野田陣営の1人は9日、推薦人になることに同意した議員が一時は20人に達していたが、首相官邸の圧力で離反者が続出したと説明した。野田陣営は最終的な人数を明らかにしていないが、首相周辺は「10人程度」とみている。
 派閥に属しない野田氏の推薦人集めは難航した。議員連盟や女性議員など個人的なつてをたどり、面識がない議員にも携帯電話の番号を調べて連絡を取った。過去に選挙応援に行った議員には「今度は応援してほしい」と頼み込んだ。野田氏は告示前の5日、地元の岐阜市で記者団に「こつこつと仲間に呼び掛けている」と推薦人集めに初めて言及、好感触をうかがわせた。
 「古賀さんが宏池会(岸田派)若手に相当プレッシャーをかけている」。同派名誉会長で、安倍政権に批判的な古賀誠元幹事長が派内の若手に野田氏支持を呼び掛けていることに、同派中堅は危機感を募らせた。
 同派会長の岸田文雄外相は「次」を狙う戦略で、今回は首相の再選支持を打ち出した。こうした中、政界は引退したものの、隠然たる影響力を維持する古賀氏の「圧力」に、岸田氏は「若手が動揺している」と焦り、7日になって昼と夜に所属議員を集めて会合を開き、引き締めを図った。周囲からは「派閥から野田氏支持に何人か回ったら会長失格だ」との声も上がった。
 ◇「3年間冷や飯」
 無投票を狙う官邸は、野田氏つぶしに全力を挙げた。選挙戦となれば、安全保障関連法案審議に影響は必至。野田氏が一定の「安倍批判票」を集めれば、政権の求心力にも響きかねないためだ。
 官邸は野田氏の推薦人になりそうな議員を調べ上げ、可能性の高い順に3グループにランク付けしたリストを作成。十数人の議員がマークされ、党幹部や派閥幹部が電話で説得に当たった。ある若手議員は「派閥の方針と違う行動を取れば除名されるかもしれない。(新たな総裁任期の)3年間、冷や飯を食うことにもなる」と語り、官邸の激しい説得工作をにおわせた。(2015/09/09-19:20)

734とはずがたり:2015/09/10(木) 08:26:37
「石破派」10日準備会合…派閥似合わぬの声も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150909-OYT1T50072.html?from=ycont_navr_os
2015年09月09日 15時04分

 自民党の石破地方創生相が10日に、自らの派閥の結成準備会合を開くことがわかった。

 石破氏周辺は「20人超が参加する見通しだ」としており、会合で結束を確認した上で、近く正式に「石破派」を発足させる。

 準備会合への参加者は、石破氏を支持する同党議員でつくる「無派閥連絡会」のメンバーが中心となる。派閥の事務総長には、古川禎久衆院財務金融委員長が就任する見通し。今後、同連絡会は開催しない方針だ。

 ただ、これまで石破氏を支持してきた議員の中には、「『無派閥』の旗印に共感してきた」(中堅)との声もある。石破氏に近い小此木八郎国会対策委員長代理(無派閥)は9日の記者会見で、「石破氏に派閥は似つかわしくない。私は(石破氏の派閥に)入らないだろう。『石破首相』を誕生させたいという思いはある」と語った。

735チバQ:2015/09/10(木) 22:14:45
分裂じゃない派閥設立っていつ以来ですかね・・・?

736チバQ:2015/09/11(金) 22:11:45
http://toyokeizai.net/articles/-/83684
野田聖子議員が「不出馬」に追い込まれた深層
7日夜の岸田派会合が勝負を決めた
野田聖子衆院議員が20名の推薦人が集められず、自民党総裁選への出馬を断念した。かねてから「初の女性宰相候補」と言われてきた野田氏だが、初めてのチャレンジで思わぬ挫折を味わうこととなった。なぜ野田氏は出馬できなかったのか。

岐阜県議を経て、1993年の衆院選で初当選。安倍晋三首相とは同期で、「第一次安倍内閣発足前は、『晋ちゃん』『聖子ちゃん』と呼び合う関係」(野田氏談)だったという。

37歳のときに史上最年少で入閣

野田氏が政治家として注目されたのは小渕内閣時の1998年、史上最年少(当時)の37歳10か月で郵政相として入閣した時だ。若手議員の登竜門と言われる「議事進行係」を初の女性議員として務め、「将来の首相候補」として脚光を浴びもした。

さらに野中広務元官房長官や古賀誠元幹事長など党内の有力者にも可愛がられ、野田氏の将来は開かれているように見えた。2003年12月には高村派(当時)を離脱したのも、小さな派閥に閉じ込められることなく、広く党内の支持を得て総理総裁を目指すという「大義」を心に秘めての行動だった。

今回、野田氏は初めてその「大義」を公に掲げた。野田氏に決意させたのは2014年9月の内閣改造で同期初当選組の高市早苗氏が党政調会長から総務相、野田氏の「妹分」と言われた小渕優子氏が経産相に就任し、野田氏よりも12年も政治キャリアが短い稲田朋美氏が規制改革担当相から党政調会長に抜擢されたにも関わらず、野田氏が無役になったことがきっかけだ。

よって野田氏の目的は、総裁選に出馬することで存在感を示し、重要ポストを獲得してキャリアアップを図ることだったに違いない。さらに「女性のジェラシー」が野田氏を駆り立てたと言われている。「『ポスト安倍晋三』と言われる稲田氏に対するライバル意識は猛烈に強い。野田氏には『初の女性宰相候補』は自分だという自負がある」と関係者は語る。

そんな野田氏に、再選を目指す安倍首相サイドからの締め付けは熾烈を極めた。「郵政民営化選挙で自民党を離れた野田氏を復党させたのは他でもない安倍首相。その恩義を忘れて反旗を翻すとはもっての他だ」と流布する一方で、「総裁選を行うと、参院での安保関連法案の審議が止まってしまう」と党内の危機感を煽りたてた。

737チバQ:2015/09/11(金) 22:12:26
推薦人候補者は切り崩しにあっていた

だが同法案は14日から「60日ルール」の適用が可能になる上、民主党などは審議拒否を否定。野田氏も安保関連法案に反対しているわけではなく、党を割ることもない。根拠に乏しい懸念にも関わらず、まことしやかに流された。

そして安倍首相サイドは、野田氏を支持すると見られる議員をひとりひとり潰していった。9月1日に開かれた野田氏のパーティーで「私は野田さんの一の子分です」といち早く野田氏支持を表明した石井みどり参院議員は、派閥の説得により推薦人になることを断念させられた。その他にも、野田氏を支持しそうな議員には、「切り崩し」が行われている。野田氏の「後見人」である古賀氏が名誉会長を務める宏池会(岸田派)も例外ではなかった。

9月2日に都内のホテルに古賀氏を囲んで当選1、2回の議員12名が集まった。名目は「暑気払い」となっているが、目的はもちろん総裁選に向けての話し合いだ。そして古賀氏の指示の下、彼らは巧妙な情報戦を展開する。「推薦人の数は足りているので、選挙で『野田聖子』と書いてくれればいい」。余裕を見せることで、逆に人を集めるやり方だ。当時、野田氏の推薦人の数は10名余りと言われたが、それはこの時の会合の参加者の数が基準となっていると思われる。

さらに野田氏には尾辻秀久元厚労相という助っ人が現れた。尾辻氏は1日のパーティーに参加したが、この時は野田氏への支持を具体的に表明せず、「頑張ってほしい」と述べただけだが、「総裁選は行うべきだ」と4日に野田氏への支持を表明。この有力支援者の出現で、野田氏側は勢いづいて見えた。すでに7つの派閥は安倍首相の支持を表明していたため、野田氏は無派閥の議員にターゲットを絞った。そして6日、野田氏は尾辻氏に「推薦人が18人集まった」と報告している。

しかし7日には情勢は激変する。安倍内閣の外相を務める岸田文雄宏池会会長がその日の夜、派閥の会合を開いたのだ。同じ時間に古賀氏も若手議員を招集していたが、岸田氏の「拘束」は深夜まで及んだため、古賀氏の会合には人が集まらず、とうとう開かれることはなかった。数日前には野田氏サイドとして動いていた当選1、2回のメンバーも、その多くは岸田氏に従った。

こうして切り崩しにあった野田氏は、8日未明に総裁選への出馬を断念する。推薦人に名前を連ねることを承諾した議員の数は10名余りとされているが、実際のところ明らかにされていないために不明なままだ。

では本当に野田氏を支持した議員数は何人なのか。それは報道された人数よりも少ないのではないかと思う。

というのも、7日に野田氏は尾辻氏など支持する議員を都内のホテルに呼び出しているが、ひとりひとりをバラバラに呼び込み、全容を見ることができないようにしているからだ。

携帯電話は鳴らなかった

7日夕方の段階で、ある無派閥の議員に野田氏からの支援要請があったかどうか尋ねたところ、その議員には野田氏から全く接触がなかったことが明らかになっている。

「私の携帯番号は、すでに野田氏のところに伝えられているはずだが、いまのところ野田氏から電話がかかってきていない」

その議員は週末から選挙区に入っており、7日も地元で活動中だった。だがその選挙区までは、東京から日帰りが十分に可能で、もしあと1人か2人で出馬が可能になるのなら、野田氏にとってそれこそ馳せ参じて推薦人名簿に署名をもらいに行くべきところだろう。

しかも、その議員はさほど安倍首相に近くない。頼めば推薦人になってくれる可能性はあった。その証拠に、以前、古賀氏がその議員を食事に呼びだしたことがある。もちろん野田氏の総裁選出馬について「因果を含めるため」であったことは明らかだ。この議員の携帯電話が鳴らなかったということは、20名にほど遠かったに違いない。

8日朝の不出馬会見の後、「2008年の総裁選で、小池ゆり子氏は20名の推薦人を集めて出馬した。野田氏は政治家として小池氏以下なのか」との声も聞かれた。総裁選不出馬の代償は決して小さくはないが、9月に55歳になったばかりの野田氏にとって、諦めの境地に入るのは早すぎるだろう。持ち前のしたたかさをさらにパワーアップして、捲土重来を期してほしいものだ。

738名無しさん:2015/09/12(土) 11:51:55
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150909-00010000-dailynewsq
【自民党総裁選】野田聖子をそそのかし“安倍下ろし“で暗躍する勢力の正体
コラム2015/9/9 12:54 - デイリーニュースオンライン

 9月8日に告示された自民総裁選で安倍総理以外に立候補届出がなく、無投票再選が確定した。一時、その動向が取り沙汰された石破茂地方創生相が出馬を見送り、党内の7派閥がそろって安倍総理の支持を打ち出した。谷垣幹事長は2日、党内のインターネット番組で「重要な審議と総裁選を同時並行でやるのは、よほど目配りしないとガタガタになる。参議院で大詰めを迎えている安全保障関連法案への影響を避けるためには、無投票再選が望ましい」と述べるなど、党内が総裁選回避の方針で一致していたのだから、党執行部としては理想的な形で落ち着いたわけだ。

●自分の能力を過信した野田聖子の勘違い政治人生

 そんな党内の空気に反逆し、「将来の女性総理候補」と煽られていい気になり、「安倍晋三首相(党総裁)無投票再選は国民への欺瞞だ。傲慢で不誠実だ」などと宣い、分不相応にも土壇場まで出馬を諦めなかったのが野田聖子だ。日頃、親しい議員を中心に20名の推薦人集めに躍起になったが、「大義がなければ応援できない」「何をしたいのかわからない」などと、なかなか色好い返事は貰えず、とうとう断念に追い込まれたようだ。

 およそ総理総裁たる者は優れた政策能力と手練手管を駆使した抜群の調整能力を兼ね備えていなければ務まらない。強力なリーダーシップも必要だ。野田はそのすべて欠いている。一応、郵政省や党の総務会長は経験しているが、それも「女性を大切にしている」と見せかけるための単なる“お飾り”にすぎず、実績は何もない。

 そもそも野田は私生活に致命的な問題を抱えている。それは過去にアダルトサイトや飲食店を経営し、逮捕歴のある木村某なる得体の知れない人物と婚姻関係にあるからだ。一国の指導者ともなれば国際会議の後のレセプションなどの公式の場に夫婦で出なければならないこともあるが、そんな「夫」では日本の恥になるだけだ。

 いずれにせよ、もし本格的な総裁選ともなれば、地方遊説や公開討論会などに時間を取られ、目下、大詰を迎えている安全保障法制の審議どころではなくなる。野党も「総理が代わるかもしれないのだから、審議には応じられない」などと言いがかりをつけて、審議拒否に出る公算が高い。仮に野田が出馬して総裁選となった場合、終盤国会の混乱は必至だったのだから、推薦人が集まらなくて幸いだったわけだ。

739名無しさん:2015/09/12(土) 11:52:35
>>738

●相次ぐ安倍の“健康不安報道”は老人どもの陰謀か?

 無投票再選されたことで、安倍の任期は2018年9月末までとなり、第一次政権のような健康問題さえなければ、吉田茂や佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎らと並ぶ長期政権を樹立し、「平成の名宰相」の名を冠せられる公算が高い。

 だが、それがすこぶる面白くない面々がいる。「エロ拓」こと山崎拓元自民党副総裁や「陰の総理」こと野中広務元幹事長。野中の子分にしていまだに宏池会(岸田派)のオーナー気取りの古賀誠元幹事長。小泉との政争に破れ、あっという間に力を失った亀井静香――。彼らのような、かつて実力者と呼ばれながら、総理になれなかった連中だ。

「自虐史観」の象徴ともいうべき「村山談話」を発表し、韓国や中国に言いがかり外交の材料を提供し、いたずらに日本の国益を害し、日本民族の誇りに傷をつけただけで、ろくな実績も残さなかった村山富一元総理なども同じ類であろう。村山は自分の失政は棚に上げ、「先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」として「自虐史観」からの決別を宣言した「安倍談話」を批判しているのだから、呆れたジイ様だ。

 政治家というのは生来、嫉妬深い人種だが、引退し、棺桶に入る日が近くなると、いっそう燃え盛るらしい。なかでも政局的な動きが目立つのが山崎と古賀の二人で、野田聖子を唆し、掌の上で転がそうとしていたのも古賀だ。もっとも古巣の宏地会(岸田派)にも古賀の口車に乗せられて野田の推薦人になるほど風の読めない議員はほとんどおらず、古賀もとんだ骨折り損のくたびれ儲けに終わった格好だ。

 山崎拓も6月12日に亀井、武村正義元官房長官、藤井裕久元財務相らと連れだって記者会見を開き、安倍内閣が進める安全保障連関連法案について「憲法解釈を一内閣の恣意によって変更するのは認めがたい」などと批判。7月16日にも同じメンバーでわざと当日の本会議の開会時刻にぶつけて緊急記者会見を開き、安倍政権批判論を展開している。さらに野中は「死んでも死にきれない」と、古賀も「恐ろしい国になっている」などと宣い、何とかして安倍政権に一矢報いようとしていることは間違いない。まさに「老いの妄執」である。

 これからも「安倍一強」が続くとすれば、それを揺さぶるには、唯一の弱点である健康状態を突くしか手がない。例えば『週刊文春』の「安倍吐血報道」に代表される相次ぐ「安倍健康不安説」の流布だ。

 およそ一国の指導者の健康状態は国家の最高機密に属する。中国や北朝鮮、韓国などのスパイが鵜の目鷹の目で情報蒐集に余念がないが、どうしてこうも簡単に機密が漏れるのか。総理周辺に老人どもと密かに好を通じ、唆されて国益も考えず、情報をリークする不心得な輩がいるとしか筆者は思えない。高齢化社会の弊害は政界まで侵食しているのである。

文・朝倉秀雄(あさくらひでお)

※ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。

740名無しさん:2015/09/12(土) 14:45:32
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150912-00000850-fnn-pol
自民党の二階総務会長ら、「近畿メガリージョン構想」を発表
フジテレビ系(FNN) 9月12日(土)13時50分配信
自民党の二階総務会長ら、近畿地方選出の議員は、新幹線を整備して、人や企業、投資を呼び込み、東京一極集中の是正を目指す「近畿メガリージョン構想」を発表した。
リニア中央新幹線の名古屋 - 大阪間の開業を前倒しして、2027年の東京 - 名古屋間との同時開業を目指すことや、北陸新幹線の福井 - 大阪間の早期接続などが柱。
11月の大阪府知事・市長選挙で、大阪維新の会が再び掲げる大阪都構想に対抗する狙いがあり、近く安倍首相にも提言する方針。
最終更新:9月12日(土)13時50分

741名無しさん:2015/09/12(土) 14:56:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150912-00000511-san-pol
自民党総裁選 首相の無投票再選に不満の声「投票できる」と勧誘したのに…
産経新聞 9月12日(土)9時14分配信

 自民党総裁選は8日、安倍晋三首相(総裁)の無投票再選で幕を閉じたが、党内からは意外な不満が噴出している。総裁選の告示までは「安全保障関連法案などの国会審議に影響する。対抗馬は出ない方がいい」といった党内世論が一転、「事実上の首相を選ぶ総裁選に党員投票で参加できることが、党員にとって大きな魅力なのだが…」との党員拡張への影響を不安視する声が大きくなってきた。

 「党員の方々には『自分の1票を行使したい』という気持ちも当然あるだろう。その気持ちにどう応えていくかも考えていかなければならない」

 谷垣禎一幹事長は8日、安倍首相の無投票再選が決まった直後の記者会見でこう述べ、投票権を行使できなかった党員の不満に配慮していく意向を示した。

 党員数は平成3年の547万人をピークに、今や89万人にまで減少している。相次いだ「政治とカネ」の問題などによる「政治離れ」に加え、長引く不況で党費(年4000円)も負担になったようだ。自民党が5年と21年に政権を失ったことも追い打ちをかけた。

 それだけに、24年に政権に返り咲いてから真っ先に着手したことの一つが党員拡大だった。26年からは「120万党員獲得運動」を展開し、今年の運動方針には「本年中の目標達成を目指す」と明記した。党執行部は所属国会議員に「各選挙区で4000人の党員確保」をノルマに課し、達成できなければ人事での“冷遇”をちらつかせている。

 党員獲得を迫られている国会議員の勧誘の文句は、やはり「党員になれば、首相を選ぶことになる総裁選での投票権を得られる」だ。

 前回の24年総裁選は、出馬した5人のうち党員票を含む第1回投票でトップだった石破茂地方創生担当相(現在)と2位の安倍首相(同)が決選投票を争い、国会議員投票で安倍首相が選出された。党員票で上回った石破氏が決選投票で敗れたことに、「地方からは少なからぬ不満の声が上がった」(党幹部)という。

 そのため、26年1月の党大会で総裁公選規程を改正し、300だった地方票を国会議員数(現在402人、会派離脱議員を除く)と同数にした上で、国会議員のみ投票できた決選投票に、1回目の投票結果を反映した各都道府県の47票を振り分けるようにした。

 今回は規程改正後、初めての総裁選だっただけに、「楽しみにしていた党員も多い」(党中堅)という。

 一方、野党では、10月1日に代表選を告示する予定だった維新の党は、党員も国会議員と同じ「1人1票」が配分されることを売りに積極的に党員獲得を進めていた。だが、分裂騒動で代表選の実施が危うくなり、「入党を取り消したい」などの電話が相次いだ。結局、代表選は延期が確認されたが、肩すかしを食らった党員の不満はおさまっていない。

 自民党の場合、党員から電話が殺到する事態には至っていないが、党員拡大のノルマを課された議員の一人は「『総裁選での1票が得られる』と言いにくくなる」と苦笑する。

 安倍首相の無投票再選で国会運営の混乱を避けることはできたが、支払う代償は大きくなるかもしれない。(政治部 力武崇樹)

742名無しさん:2015/09/12(土) 15:36:25
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150910-00000000-bshunju-pol
無念の安倍談話、決着の舞台裏
文藝春秋 9月10日(木)10時34分配信

「村山談話」を上書きするという宿願は、なぜ叶わなかったのか

    ◇    ◇

 8月14日午後6時。首相官邸の1階にある会見場は、張り詰めた空気に包まれていた。海外メディアも生中継しているその場で、安倍は戦後70年談話をこう切り出した。

「8月は、私たち日本人にしばし立ち止まることを求めます。今は遠い過去なのだとしても、過ぎ去った歴史に思いを致すことを求めます」

 安倍は25分もかけて、演台横に備え付けられた左右のプロンプターに交互に目をやりながら、静かな口調で談話を読み上げた。だが、これまで会見への準備を怠らない安倍には珍しく、6カ所も談話を読み間違えた。4月29日の米議会演説でみられたような高揚感も、全く感じられない。

 村山談話からの脱却にあれほど意欲を示していた安倍。過去の植民地支配と侵略を認めた20年前の村山談話を、どこまで「上書き」するかに、国内外の注目が集まっていた。しかし、村山談話で用いられた4つのキーワード「侵略」「植民地支配」「痛切な反省」「おわび」は次々と読み上げられ、結局は全てを踏襲する結果となった。

 これらのキーワードを使う際に引用や間接話法を駆使したこと、「子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と謝罪外交の終わりを提示したことが、精一杯の「安倍カラー」だった。欧米諸国は歓迎し、反発が予想された中国、韓国ですら抑制的な反応だった。これが、当たり障りのない談話となったことの証左だろう。

 内外が注目した談話だけに、内容が事前に漏れないように細心の注意が払われた。メディアへの談話の事前配布は勿論なかった。さらには、談話を閣議決定した臨時閣議ですら、ある閣僚は内閣官房副長官・世耕弘成が読み上げることで内容を知り、封筒に入った談話本文を見ることなく署名を促されたというほどの念の入れようだった。

743名無しさん:2015/09/12(土) 15:36:42
>>742

■言及回避を狙った「おわび」

 談話の内容をめぐって、安倍はこの数カ月間、理想と現実の間で揺さぶられ続けていた。

 4月末、スタンディングオベーションに包まれた米議会演説を終え、ワシントンからサンフランシスコに向かう政府専用機の機上にいた安倍は手応えを感じていた。

「今回の原稿は非常に良かった。70年談話にも十分使えるよね」

 満足げな表情を浮かべながら周囲に語った。安倍にとって、喉に刺さった小骨のように引っかかっていたのは、側近からの「談話の本質は外交問題。対象は中韓ではなく米国だ」という忠告だった。この議会演説の成功で、米国における「歴史修正主義者」との懸念が払拭され、新談話へ弾みがついたのだ。

 議会演説では先の大戦への「痛切な反省」「深い悔悟」を盛り込む一方で「おわび」は回避していた。この1週間前のバンドン会議の演説でも「侵略」に言及したが、引用にとどめた。この時点で、新談話では「侵略」は引用、「おわび」は回避とのプロットが固まった。

 しかし、この構想は2カ月足らずで転換を強いられる。原因は、この夏のもう一つの肝煎り案件である安全保障関連法案の審議難航だ。通常国会として戦後最長となる95日間の延長を余儀なくされ、70年談話も国会開会中に出さざるを得なくなったのだ。

 国会開会中の談話発表は、安倍の選択肢を狭めた。自身の思いを反映させた談話を発表すれば、村山談話の継承を訴える公明党との「閣内不一致」と野党から追及を受ける。「今回は好きなようにやりたい」との安倍の要望を踏まえ、検討していた閣議決定をしない安倍個人の談話とする案も、国会での野党の追及をかわすため、公明党の太田昭宏国土交通相の署名が必要な政府の公式見解である閣議決定とする方針に傾いた。

 それまで、安倍の口述を聞き取りながら原案作りをしていたのは内閣官房副長官補・兼原信克や首相秘書官・今井尚哉らだった。安倍は彼らを執務室に呼び、「おわびを入れた文案を作るように」と、指示せざるを得なかった。ただ同時に「この件に関してはマスコミに漏れないように」とくぎを刺すことを忘れなかった。この時点ではまだ「おわび」の言及を回避する機会をうかがっていたからだ。

 そんな安倍のかすかな期待すら打ち砕いたのが内閣支持率低下だ。7月16日の安保法案衆院通過後、各社の世論調査ですべて内閣支持率が不支持を下回る逆転現象が起きた。支持率に過敏な官邸は大いに揺れた。

 そして、安倍が最終的に決断を下したのは、7月下旬だった。

「今の状況では、これでいくしかない」。無念の表情を浮かべながら、兼原らに新たに作成させた「おわび」入り原案を了承した。

 決断を受けて、8月5日から7日までの3日間で、自民党幹事長・谷垣禎一や総務会長・二階俊博、公明党代表の山口那津男ら政権幹部と次々と会談し、14日の閣議決定と原案了承を取り付けた。

 同時に安倍を支持する保守派の政治家、論客らへのケアも怠らなかった。自ら電話をかけ、ある議員には「私が謝ったわけではないですから」と、引用を多用した談話の内容を説明し、理解を求めた。

「おわび」を受け入れた安倍が、最後にこだわったのは、謝罪を繰り返すことに「区切り」をつけることと、さらには談話を発表する「場」だった。

「区切り」については、総務相・高市早苗から差し入れられた、戦後処理で常に引き合いに出される西ドイツ大統領のワイツゼッカーの資料が役立った。彼が1985年に行った演説にあった「自らは手を下してはいない行為について自らの罪を告白することができない」との文言から着想を得て、「謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」との一文を盛り込ませたのだ。

「場」については、国民に丁寧さをアピールしようと、国会本会議での発表を模索した。しかし、参院自民党幹部が「国会で発表すると、発言を受けて予算委開催などを求められ、安保法案審議に影響しかねない」と大反対。安倍も引き下がらざるを得なかった。

「これで良かったんだろう」

 14日の会見直後、安倍は執務室に戻る途中、今井ら秘書官にそう呟いた。その日の夜、夕食を共にしていた副総裁・高村正彦にも「良かったでしょ」と会見の感想を求めた。安倍の心中をおもんばかった高村は、その時点で会見を見ていなかったが「良かった」と同意するしかなかった。

744名無しさん:2015/09/12(土) 15:37:00
>>743

■沖縄と官邸を繋いだ男

 安保法案、70年談話、原発再稼働……。大きな課題が続く中、支持率低下に歯止めを掛けるため官邸が動いたのが、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題だ。

 表面化したのは、8月4日午前の官房長官会見だった。安倍にこの問題を丸投げされている菅は、8月10日から9月9日までの1カ月間、全ての移設作業を中断し、沖縄県側と集中的に協議することを明らかにした。

 この種の発表には珍しくメディアに事前に漏れることはなかった。背景には、半年以上に及ぶ菅と沖縄県副知事・安慶田(あげだ)光男による水面下の入念な摺り合わせがあった。

 安慶田は那覇市議会議長を務めた那覇市政の重鎮。「辺野古移設反対」を掲げ自民党沖縄県連に反旗を翻し、那覇市長だった翁長雄志を県知事に担ぎ上げた立役者の1人で、翁長の知事就任とともに副知事に起用された。

 菅と安慶田の2人をつないだのは、全国市議会議長会の前会長で、前横浜市議会議長(現市議)の佐藤祐文だ。佐藤は菅と同じ小此木彦三郎の秘書出身で、菅には仲人をしてもらったほどの間柄。一方、九州市議会議長会会長だった安慶田とは、議長会を通じて旧知の仲だった。

 佐藤の仲介によって、1月以降、水面下も含めた菅と安慶田の会談は十数回にも及んだ。2人は同い年ということもあり意気投合したものの、当然ながらスタンスは大きく異なる。菅は「辺野古移設が唯一の解決策」との立場で、安慶田は「辺野古移設は反対」。両者の“水面下のチャンネル”として機能しても、具体的な動きが生まれるわけではなかった。

 そこに手を差し伸べたのが、菅と初当選同期で沖縄県出身、維新の党の下地幹郎だ。5月下旬、訪米中の翁長にメディアが集中するのを見計らって、安慶田は密かに上京、菅と会談した。下地、外務省国際法局長の秋葉剛男、防衛事務次官の西正典も同席していた。下地が「政府は移設工事を中断、県も埋め立て承認の取り消し手続きを中断し、両者が集中的に交渉すべきだ」と提案。安慶田の感触も悪くない。決定的な対立を回避したい菅にとっては渡りに船だった。早速、秋葉に米国の理解が得られるか探るように指示した。

 その後も、2人は水面下で交渉を重ね大筋合意。7月4日、東京・虎ノ門のホテルオークラの日本料理店「山里」で、菅はいよいよ翁長、安慶田と向かい合った。この日、普天間問題は話題に出なかったとされるが、当然ながら事実は異なる。

「方向性は違っても互いが険悪にならないようにしましょう」

 テーブルに出された天ぷらを前に、菅は集中協議期間の設置を提案。翁長も赤ワインのグラスを置き、菅の申し出に対し前向きに返答した。

 しかし、両者が同床異夢なのには変わりはない。

 9月9日という集中協議の終了時期にも危うさが伴う。この時期は、参院での安保法案審議が佳境を迎え、自民党総裁選の告示が控える。当初、中断期間を3カ月にする案もあったが、沖縄県側の要望で1カ月に落ち着いた。

 政治日程を考慮すれば、政府側は一方的に打ち切ったと思われないように譲歩せざるを得ず、沖縄県側が期間延長を見越してまずは「1カ月」という期間を打診したとみられる。政府と県の腹の探り合いはしばらく続く。

745名無しさん:2015/09/12(土) 15:37:11
>>744

■秋の難題は「人事」「経済」

 集中協議の終了時期と重なる自民党総裁選は無風の公算が大きく、安倍の再選は確実だ。関心は、10月にも予定される内閣改造と党本部人事に移りつつある。副総理兼財務相・麻生太郎、経済財政担当相・甘利明、官房長官・菅ら主要閣僚と、幹事長・谷垣、総務会長・二階らの留任は既定路線だ。

 問題になるのは、地方創生担当相・石破茂の処遇だ。石破は18日夜、東京・永田町のホテルで側近の元金融担当相・山本有二、元環境相・鴨下一郎と意見交換。この日は結論が出なかったが、石破は総裁選出馬を見送る方針。改造で閣外に去れば、一時の求心力は失っているとはいえ、ポスト安倍という立場が鮮明になる。

 昨年末の衆院選を経て、“入閣適齢期”と呼ばれる衆院当選5回以上の議員は自民党で50人以上に膨れあがった。安倍の出身派閥細田派の細田博之会長も「アフター・ユー(お先にどうぞ)、アフター・レディー(女性優先)の精神は少し修正しなければいけない」と待機組の処遇を公言する。安倍が総裁再選後、人事で誤れば党内にたまる不満が噴出する。

 安倍政権の最大の支えだった経済にも「黄信号」が灯り始めた。8月17日に発表された4―6月期のGDPの伸び率は、3四半期ぶりのマイナス成長。甘利は「(景気)回復の見込みはかなりある」と強気の姿勢だが、25日には中国の景気減速懸念に端を発した世界同時株安が進行、日経平均株価は終値で1万8000円を割り込んだ。

 重要課題が続いた猛暑の夏を過ぎても、安倍が穏やかに過ごせる日は遠い。

(文中敬称略)

(文藝春秋2015年10月号「赤坂太郎」より)

746名無しさん:2015/09/12(土) 16:11:12
>>740

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091100712
近畿広域経済圏の実現を=大阪ダブル選の争点に-自民グループ

 自民党の近畿ブロック選出議員らで構成する両院議員会(会長・二階俊博総務会長)は11日、党本部で記者会見し、近畿地方を中心とした広域経済圏を構築する「近畿メガリージョン構想」を発表した。中央リニア新幹線と北陸新幹線を大阪まで早期につなぎ、東京や名古屋、北陸地方を含む巨大経済圏を生み出す内容。11月の大阪府知事選、大阪市長選のダブル選で「大阪都構想」に代わる争点として訴えていく方針だ。 
 会見した竹本直一衆院議員(大阪15区選出)は「都構想は採用されなかったが、大阪の将来をどうするのか、見えてこないという意見があった。(近畿メガリージョンは)それに対する一つの答えだ」と強調。「新幹線ネットワークを整備すれば、ヒト、モノ、カネ、情報が集まる」と述べ、早期整備の必要性を指摘した。
 両院議員会は近く、近畿メガリージョンの実現を求める決議文を安倍晋三首相に提出する。(2015/09/11-16:17)

747名無しさん:2015/09/12(土) 16:12:14
>>734-735

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091100264
派閥の新モデルつくる=自民・石破氏

 石破茂地方創生担当相は11日午前の閣議後の記者会見で、自民党で月内にも結成する自らの派閥について、「(派閥の)新しいモデルをつくっていきたい」と語った。
 石破氏は「自民党結党以来の派閥の流れをくんでいない、ベンチャーみたいなグループは初めてだ」と指摘。その上で、派閥では「永田町に特化せず、それぞれの地域の現場に根差した政策を作っていく。次の時代の日本をどうするか、きちんと議論することを大事にしたい」と話した。
 これに関し、甘利明経済財政担当相は閣議後会見で「タイミングをもう少しうまく選んだら良かった」と述べ、安倍晋三首相(党総裁)の再選直後の結成表明は不適切との認識を示した。 (2015/09/11-10:56)

748名無しさん:2015/09/12(土) 16:12:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091100941
無投票再選は「大政翼賛会」=山崎拓氏

 自民党の山崎拓元副総裁は11日、TBSの番組収録で、安倍晋三首相が無投票再選を決めた党総裁選について、「『大政翼賛会』的に自民党がなっていることを証明した。今の権力が強く、党内の全派閥はひれ伏した形になった」と述べた。
 山崎氏は、「政策的にも幅のある政党だと言われていたが、誰一人、政策を掲げて立ち上がろうとしなかった」とも指摘した。 (2015/09/11-19:33)

749チバQ:2015/09/15(火) 07:08:51
http://www.sankei.com/west/news/150915/wst1509150008-n1.html
2015.9.15 05:00

「トラブルに巻き込まれたくない」佐藤ゆかり議員側が不明朗処理 業者からの100万円を5カ月後返金





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佐藤ゆかり衆院議員
 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(54)=大阪11区=が代表を務める政党支部が昨年12月、選挙区内の建設業者から100万円の現金を受け取りながら会計処理をせず、約5カ月後の今年5月に返金していたことが14日、複数の関係者への取材で分かった。同支部は業者側に領収書を発行しておらず、政治資金収支報告書にも受領・返金の記載をしていないという。佐藤氏は産経新聞の取材に「収支報告書の提出期限までに返金しており、(記載しなかったことが)法令に抵触するとの認識は一切ない」と主張。一方、専門家は「政治資金の流れをオープンにする収支報告の趣旨に反している」と指摘している。

領収書発行せず

 佐藤氏は参院議員を辞職した後、昨年12月14日投開票の衆院選に大阪11区(枚方市、交野市)から出馬し当選した。

 複数の関係者によると、佐藤氏は同12月27日、選挙区内にある建設業者の実質経営者の男性から、現金で100万円を受領。男性は取材に対し、当選祝い名目の企業献金として渡したとしている。この場には前大阪府議で自民党枚方市支部長の出来成元(でき・しげちか)氏(66)らも同席していた。

 佐藤氏はこの100万円について、自身が代表を務める「自民党大阪府第11選挙区支部」で受け取った資金だとした上で、「当時は選挙の直後で支部の印鑑などが存在せず、領収書を発行できなかった。事務作業の遅れで未発行に気づいたのは今年4月半ばだった」と述べた。

 しかし、その後も政治献金としては処理せず、5月18日になって佐藤氏が直接男性のもとを訪れ、現金100万円を返金した。佐藤氏によると、大阪府選挙管理委員会に提出済みの26年分の11区支部の収支報告書(11月に公表予定)にも記載はしていないという。

「預かり金という認識」

 佐藤氏は会計処理をしなかった理由として「100万円は(正式な政治献金として受領する前の)預かり金という認識だった」と話した。その上で、5月に返金したのは「(枚方市支部が男性に対し)カラの領収書を発行していることを知り、トラブルに巻き込まれたくないと思った」と説明した。

 一方、枚方市支部長の出来氏は「枚方市支部の領収書を出したが、佐藤氏の了解があったと認識している」と反論。双方の言い分が大きく食い違っている。

 政治資金問題に詳しい神戸学院大法学部の上脇博之教授(憲法学)は「11区支部が長期間、預かりを示す書類など、何らかの受領証を発行しなかったのは極めて不適切。預かり金の計上がなければ、裏金との疑念を招きかねない」と指摘。5月の返金も「受領から約5カ月も未処理の状態では、返金ではなく寄付と見なされる可能性が高い」と述べ、選挙区内での寄付行為を禁じた公職選挙法に抵触する可能性に言及した。

同席の関係者 食い違う証言

 建設業者からの100万円をめぐっては、佐藤氏側と、現金受領の場に同席していた関係者の言い分が対立している。

 出来氏の説明によると、100万円は(1)まず自民党枚方市支部への献金として処理(2)その上で枚方市支部から佐藤氏側の団体へ献金する-つもりだった。

 このため業者には、現金を受け取ったその場で、枚方市支部名義の領収書を渡した。出来氏は「佐藤氏もこの場面を見ながら現金を持ち帰った」と主張。佐藤氏も「迂回(うかい)献金」を了解していたとの認識だ。

 出来氏は「その上で佐藤氏側の領収書を枚方市支部に発行してくれれば、帳簿上の問題はなかった」と釈明。だが今年に入って支部運営などをめぐり佐藤氏と対立し、現時点でも佐藤氏側の領収書はない。出来氏は「不適切な会計処理になっている」と認めた。

 一方、資金提供した業者の男性は「選挙で当選したお祝いとして、会社の資金を佐藤氏に渡した。領収書は枚方市支部の名義だが、難しいことは分からない」と困惑気味に話した。

750チバQ:2015/09/15(火) 21:27:08
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/4698
佐藤ゆかり、枚方市長選

751チバQ:2015/09/15(火) 21:27:43
http://www.sankei.com/politics/news/150915/plt1509150033-n1.html
2015.9.15 17:52

岸田、古賀氏が和解演出 自民総裁選で派閥混乱





 自民党岸田派会長の岸田文雄外相は15日、党総裁選で対応が割れた同派名誉会長の古賀誠元幹事長を東京都内の個人事務所に訪ねて会談し、「引き続きご指導いただきたい」と述べて和解を演出した。岸田氏は党総裁選で安倍晋三首相(総裁)の再選を支持したが、古賀氏は野田聖子前総務会長への支援を若手に呼び掛け、派内が混乱した。

752名無しさん:2015/09/16(水) 21:05:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00045345-gendaibiz-pol
佐藤ゆかり議員がピンチ!「地元」枚方でトラブル続出!〜「建設業者から現金100万円」「国会議員にバラ撒いた"おマヌケ"文書」の波紋
現代ビジネス 9月16日(水)6時2分配信

建設業者から現金100万円を受領
 05年の「小泉郵政選挙」で刺客候補として出馬、当選を果たし注目を集めた自民党の佐藤ゆかり衆議院議員(54)が、トラブルに見舞われている。

 14年の衆議院選挙では、大阪11区(枚方市、交野市)から出馬し、3度目の当選を果たした佐藤議員。彼女が代表を務める政党支部が、14年衆議院選挙の直後に、選挙区内の建設業者から100万円の現金を受け取っていたことを、産経新聞が報じたのだ。

 同支部はこの100万円を、政治資金収支報告書に「受領・返金」の記載をせず、約5ヵ月後の今年5月に返金。「収支報告書の提出期限までに返金しており、法令に抵触するとの認識は一切ない」と佐藤議員事務所は同紙の取材に答えているが、きわめて不適切な処理で、「カネの流れに問題がある」と指摘されてもおかしくないだろう。

 佐藤議員本人は16日にも「釈明会見」を開く予定だというが、自民党内部から「佐藤議員をこのまま大阪に置いておいてよいのか」という疑問の声が上がっているのだ。

 「8月30日に、佐藤さんのいまの地元・枚方(ひらかた)市で市長選挙が行われましたが、自民党が支援する候補が、大阪維新の会の新人候補に敗北するという事態が起きたのです。この責任を問う声が、内部から噴出しています」

 こう明かすのは自民党枚方支部の関係者だ。先の枚方市長選では、自民党の枚方支部が元関西テレビ部長の難波秀哉氏を担ぐことを決定していた。ところが、佐藤ゆかり議員が「勝手に支援する候補を決めることなかれ」とこれに反発、自民党大阪第11選挙区支部として、当時枚方市長を務めていた竹内脩氏を担ぐことを決めたのだ。

 結局、難波氏・竹内氏の双方が出馬を決めたため、枚方市長選挙は「自民分裂選挙」となってしまった。フタを開けてみれば、自民党が担いだ候補二人は共倒れとなり、維新の会推薦の新人候補が勝利した。

 「橋下徹・大阪市長が国政政党『維新の党』を離党する騒動があり、維新も選挙の態勢が整っていなかった。本来なら、自民党が勝っていた選挙。それが分裂選挙になったことで、維新が漁夫の利を得ることになった」(同)

 自民党枚方支部の関係者が「佐藤さんは敗北の責任を取るべき」と憤るのには理由がある。『現代ビジネス』編集部は、佐藤ゆかり議員事務所が枚方市長選の公示前に、東京の国会議員会館にバラ撒いたという一枚の文書を入手した。

753名無しさん:2015/09/16(水) 21:05:39
>>752

自民党分裂を印象付けた文書
 <佐藤ゆかり 大阪枚方市長選挙の状況とご協力のお願い>と題された文書には、次のように書かれてある。

 <来る8月23日告示となります枚方市長選挙(8月30日投開票)におきまして、私共、地元現職自民党議員団と致しましては、全員一糸乱れず現職竹内おさむ候補予定者への支援を機関決定致しております>

 <私共現職自民党議員団は(中略)現職竹内おさむ候補予定者への自(公)民の支援体制を組みつつある最終局面にあり、泡沫候補(編集部注:難波候補のことを指す)への保守分裂を誘う動きには是非ともご敬遠頂きたく、また、竹内候補予定者への揺るぎない自民党支援の体制整備に向け、先生方からできる限りのご支援を賜わりたく、伏してお願い申し上げる次第です>(編集部が一部修正)

 要は、「私、佐藤ゆかりが支援する候補こそ自民党の候補。難波という候補は相手にしないでほしい」と懇願しているのだ。文面からは、勝手に候補を立てられたことへの怒りが伝わってくる。

 佐藤氏と枚方支部、どちらの言い分が正しいのかはともかく、こんな文書を大っぴらに撒いてしまっては、「今回の枚方市長選で、自民党はまとまりがとれず分裂してしまった」と公言しているようなもの。佐藤議員の軽率かつあまりの「おマヌケ」な行動に、前出の関係者はこう憤る。

 「本来なら、候補を一本化するために最後まで努力するのが支部長の務め。ところが佐藤さんは地元関係者を説得するのではなく、国会議員に向かって『私が正しい』と伝えることに力を注いだのです。さらに、この文書はほかの陣営の手にもわたって、『自民党は分裂している』と攻撃材料にも使われた。今回の市長選挙で負けたのは、有権者に『自民党はまとまりがないからダメ』と思われたことが大きいと考えている」

 佐藤ゆかり衆議院議員事務所は『現代ビジネス』の取材に対して、

 「文書を配布したのは事実で、文書を執筆したのは議員本人。国会議員の先生方には枚方市長選挙の状況をよく理解なさっていない方もいらっしゃったので、その経緯や、11支部は竹内候補を支援すると明確に示すために配布した。この文書を撒いたことが敗因とは考えていない」

 と回答するが、結果として選挙で敗北を喫したのは事実。枚方の自民党関係者の間では、彼女への不信感が高まっているという。

754名無しさん:2015/09/16(水) 21:06:01
>>753

また新天地を探すのか
 「今回の一件で、昨年の衆議院選挙の際に、佐藤さんの世話をした人たちの顔にも泥を塗った。次、もう一度大阪11区から出馬すると言われても、積極的に協力しようと思う人間がどれだけいるか」(枚方の自民党関係者)

 05年に初出馬した際には岐阜1区から、09年の衆議院選挙では東京5区から、10年の参議院選挙では比例代表として、そして14年の衆院選では現在の大阪11区から出馬、と選挙のたびに「地元」を変え、「政界の渡り鳥」とも呼ばれる佐藤ゆかり議員。

 先の衆院選では「大阪に骨をうずめる覚悟で、大阪の経済を盛り上げる!」と息巻いていたが、どうやらいまの「地元」でも、あまり歓迎されていない様子。冬の到来を前に、また新天地を求めて全国をさまようことになるのだろうか。

現代ビジネス編集部

755名無しさん:2015/09/16(水) 21:07:24
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150915-00005434-sbunshun-pol
武藤貴也議員 本会議休んで道交法違反デート
週刊文春 9月15日(火)16時1分配信

 自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36)が、衆議院本会議を「体調不良」を理由に欠席した9月11日夜に、二人の男性とデートしていたことが、週刊文春の取材でわかった。この際、武藤議員は駐車違反や信号無視の道路交通法違反をしていた。

 武藤氏は、22時前に新宿で男性と待ち合わせ、歌舞伎町のラブホテルに入った。その後は、別の男性とドライブデートを深夜まで続けていた。

 この間、薬局で精力ドリンクを購入した際、武藤氏は駐停車禁止エリアに駐車。さらに、赤信号を強引に左折するなど、複数回の信号無視を繰り返していた(これらの証拠写真は週刊文春デジタルで公開)。

 武藤氏に確認を求めたが、「事実ではないため、回答できません」と全面否定し、体調不良で本会議を欠席した事実のみを認めた。

 武藤議員は、未公開株を巡る疑惑を小誌が報じて以来、衆院本会議を欠席している。国会議員の職責を果たさないまま、“暴走”を続ける武藤氏に批判の声がさらに高まりそうだ。


<週刊文春2015年9月24日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

756名無しさん:2015/09/16(水) 21:21:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00005440-sbunshun-pol
ついに派閥結成の石破茂は今回も“ちょっとピンボケ”
週刊文春 9月16日(水)18時6分配信

 安倍晋三首相が、自民党総裁に無投票再選された9月8日、一斉に報じられたのが「石破派」結成のニュースだ。「無派閥連絡会」なる名称のグループを運営してきた石破茂地方創生担当相(58)が、派閥化に向けて動き出したのだ。「ポスト安倍」に向け、20人超の規模で発足する見通しだが、永田町界隈ではすこぶる評判が悪い。

 特に、発覚のタイミングの悪さには「どこまで政局音痴なのか」(閣僚の1人)との声も漏れ、首相サイドの神経を逆なでするには十分だった。

 派閥結成は側近たちの離反も招いた。浜田靖一元防衛相、小此木八郎国会対策委員長代理が参加を見送ったのだ。

 それでも、石破氏はブログに「何だかベンチャー企業の創設のような感じです」と記し、意気軒昂だ。

 今後の焦点は、10月上旬の内閣改造・党役員人事に移る。石破氏は、総裁選前から「SPがいる生活は疲れた。妻と旅行にでも行きたい」と周囲に漏らし、無役への意欲を隠さなかった。フリーハンドとなって、安倍首相への批判勢力の取り込みを図る構えと見られている。

 ただ、石破氏を封じ込めたい安倍首相が重要ポストを提示する可能性もある。

 石破氏といえば、決断がブレることに定評があり、昨年8月には、幹事長留任を希望し、安保法制の担当大臣を要請されると拒否。ところが、地方創生相を打診されると、周囲の反対を押し切って入閣した。今回は一転、“無役”志向だが、「ここできちんと断ることができるかどうか」(自民党関係者)と危惧する声があがっているのだ。

 ポスト安倍を目指すにあたり、支える側近グループにも不安がある。9月10日、石破氏は国会内で山本有二元金融担当相(衆院当選9回)ら側近議員8人を集めたが、迫力不足の感は否めない。

 そこで、周辺が期待するのが小泉進次郎内閣府政務官の支援だ。地方創生では、石破大臣、平将明副大臣、伊藤達也大臣補佐官、進次郎氏が、毎週月曜日に定例の会議を行っている。安倍首相が官房長官らと開く「正副長官会議」を模したものとも言われ、「石破官邸ごっこ」(自民党議員)との見方もあった。

 だが、派閥化により、無派閥を貫く進次郎氏とは距離が生じることになる。

 ついに一国一城の主(あるじ)となった石破氏。“必ずアクセルとブレーキを踏み間違える”との評価を覆すことができるか。


<週刊文春2015年9月24日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

757名無しさん:2015/09/16(水) 23:16:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150902-00005394-sbunshun-pol
武藤議員 釈明会見でのウソが発覚!
週刊文春 9月2日(水)16時1分配信

「週刊文春」の「議員枠」未公開株報道について釈明会見を行った武藤貴也衆院議員(36)に新たな疑惑が発覚した。26日の会見は小誌記者の出席を拒否して行われたが、武藤氏は未公開株による資金集めは、「記事では私が指示して集金したかのように書かれているが、事実は知人A氏の判断」と釈明した。また、A氏と「議員会館に投資家を呼んだ方が信用される」とLINEでやり取りした事実はないかとの質問に対し、「そうした事実はない。議員会館にA氏が投資家を連れてきたということは、記憶する限り一度もないし、事実、そういう話も聞いたことはない。やりとりもなかったと思う」と否定していた。

 だが、「週刊文春」が入手したLINEによれば、

<一度議員会館にその人を連れてきたら? >

<議員会館で会わないと信用されないんじゃないの? >

 と、武藤氏がA氏に提案していた。

 このやり取りについて武藤氏は週刊文春の取材に対し、「記憶にありません」と回答した。

 さらに、<俺が後ろにいることも広く知らせたらダメだよ>と述べたLINEも存在しており、会見での釈明に疑問が広がりそうだ。

 武藤氏は小誌が報じた未成年男性への“買春”問題についても否定しているが、「週刊文春デジタル」では、この男性への“口止め電話”の音声を公開する。

 また、新たに二名の男性が赤坂議員宿舎での“買春”を、LINEのやり取りと共に告白しており、武藤氏の説明が待たれる。


<週刊文春2015年9月10日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

758チバQ:2015/09/16(水) 23:27:32
http://www.sankei.com/west/news/150916/wst1509160101-n1.html
2015.9.16 21:56

「迂回献金の形、本人も了承」佐藤ゆかり氏会計問題、自民支部長が反論






会計処理問題について会見で釈明する自民党の佐藤ゆかり衆院議員=16日、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)
 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(54)=大阪11区=が代表を務める政党支部が選挙区内の建設業者から現金100万円を受領し、会計処理をしないまま返金したとされる問題で、この業者に「カラ(架空)の領収書を渡した」と、佐藤氏側に批判された自民党枚方市支部長の出来成元(でき・しげちか)氏(66)が16日、記者会見を開いた。出来氏は、佐藤氏が業者から直接現金を受領するのを嫌がったため、枚方市支部を迂回(うかい)する形を取ったと、佐藤氏の言い分に反論した。

 佐藤氏は同日午前に東京都内で会見。業者の100万円は自らが代表の政党支部で「預かった金」と説明したうえで、枚方市支部名義の領収書が存在することについて「違法性がある」と出来氏を非難した。

 一方、出来氏はいったん枚方市支部を経由する「迂回献金」の形を取ることを佐藤氏が了解していたと主張。「佐藤氏が枚方市支部の領収書の存在を知らないというのは考えられない」と述べた。業者の実質経営者の男性は取材に対し「現金を渡した際、自民党枚方市支部と書かれた領収書をもらった」と話している。

759チバQ:2015/09/16(水) 23:29:32
http://www.sankei.com/west/news/150916/wst12015.9.16 12:14

不明朗会計「意図的でない」 佐藤ゆかり議員が会見で釈明





記者会見する自民党の佐藤ゆかり衆院議員=16日午前、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)
 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(54)=大阪11区=が代表を務める政党支部が選挙区内の建設業者から現金100万円を受領し、会計処理をしないまま約5カ月後に返金したとされる問題で、佐藤氏は16日、東京都内の衆院第1議員会館で会見し、「(会計処理について)意図的な遅延は全くなかった」と釈明した。

 佐藤氏は政党支部から業者側に領収書を発行していなかった点について「事務所移転に伴う作業の遅れが原因だった」と従来の説明を繰り返した。支部の政治資金収支報告書に受領・返金の記載をしていないことも含め、一連の処理は「合法的に行われた」と主張した。

 100万円をめぐっては自民党枚方市支部が業者に領収書を発行。枚方市支部長の出(で)来(き)成(しげ)元(ちか)前大阪府議は佐藤氏側への「迂(う)回(かい)献金」を企図したと証言しているが、佐藤氏は「『迂回献金』の事実は一切なく、そのような報道がなされるのは極めて遺憾」と訴えた。509160042-n1.html

760名無しさん:2015/09/16(水) 23:30:02
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150910-00005418-sbunshun-pol
共産党の文書暴露で存立危機 中谷大臣の防衛力は大丈夫か
週刊文春 9月10日(木)18時6分配信

 参院採決を見据えて、いよいよ最終コーナーに差し掛かってきた安全保障関連法案。ここにきて苦境に追い込まれているのが、法案の主務大臣・中谷元防衛相(57)だ。

 9月2日には、安保法案の特別委審議で共産党の仁比(にひ)聡平氏が、統合幕僚長の訪米記録を暴露。中谷氏は、文書の真偽について、確認を避け続けたが、4日の審議ではついに鴻池祥肇委員長からも「今日まで返事がないのは極めて遺憾だ」との叱責を受けた。

 他にも、米軍への自衛隊の後方支援に関して「劣化ウラン弾は運ばないということで協議している」としながら、「不正確な答弁だった」とあっさり訂正。衆院では「現在の憲法をいかに法案に適応させればいいか、という議論を踏まえて閣議決定した」とも答弁し、「立憲主義をわかっていない」と批判を浴びた。

 なぜ、中谷氏はこんな答弁を繰り返すのか。同情的な人は「元自衛官だった出自だ」と説明する。

 安全保障に関する国会答弁といえば60年安保の昔から、本音と建前を使い分け、国会では建前だけを言っておくのが常套手段だった。ところが防衛大卒、約5年の自衛隊経験がある中谷氏は「やっぱり現実はこうだろう、とつい言ってしまう」と自民党幹部は解説する。

 中谷氏は加藤紘一元自民党幹事長が防衛庁長官を務めた際に自衛官を辞め、加藤氏の秘書として政治生活をスタートさせた。当選してからは宮沢派、加藤派に属し、「加藤の乱」でも行動をともにし、いまは谷垣派のメンバー。移り変わりの多い政界においては人当たりもよく、律儀な人柄には定評がある。

 一方で荒事は苦手で、与野党が対決する法案の主務大臣は「とても務まらない」というのが、中谷氏を知る議員たちの見立てだった。昨年末、総選挙後に防衛相になったのは、「政治とカネ」問題があった江渡聡徳氏が再任を辞退し、防衛庁長官経験のある「即戦力」を期待されたためだが、これもボタンの掛け違い。小泉純一郎元首相が中谷氏を14年前に抜擢した理由は「防大卒、自衛隊出身の防衛庁長官をつくったら面白いだろう」というだけの小泉流だったのだ。

 当初は、「答弁は全部オレに任せろ」といら立っていた安倍晋三首相も、最近は諦め気味。総裁選後の内閣改造では「下村博文文科相らと並んで、交代間違いなし」(前出・幹部)という。


<週刊文春2015年9月17日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

761名無しさん:2015/09/17(木) 07:20:02
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00000011-pseven-soci
鴻池祥肇氏 懇談会で「蓮舫はいい女、福島瑞穂は気がある」
NEWS ポストセブン 9月16日(水)7時6分配信

 参院での安保法案採決が注目を集めるなか、キーマンとされる一人が特別委員会委員長を務める自民党の重鎮、鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ、74歳)・参院議員だ。

 9月2日夜に記者クラブの番記者たちを集めてオフレコ懇談会を開いた鴻池氏の発言の数々が「あまりに自由奔放過ぎる」と記者たちの間で話題になっている。

 鴻池氏の本領が発揮されたのはなんといっても女性評である。とにかく民主党の蓮舫議員のことがお気に入りらしく、「蓮舫あれはいい女や〜」を連呼。「蓮舫さんが強行採決の際に委員長席に詰め寄ってきたらどうしますか、と記者に聞かれると、『抱きしめちゃう』とはしゃいでいました」(出席した記者)

 腰を浮かせて体を前に乗り出し、口を突き出して両腕で抱きしめるようなポーズまでしていたというから、驚くべき浮かれっぷりだ。

 もっとも、彼女だけが特別かというとそんなことはなく、社民党の福島瑞穂議員に関しても、「総理に質問しているのに、委員長の俺の目を見ている。俺のことが好きなのか?」といい放っていたというから、ストライクゾーンは広いらしい。

 ちなみに、懇談会はこのように終始、鴻池氏の放言連発で笑いに包まれていたが、一部の女性記者の表情だけは、曇り気味だったとか。

 かつて女性スキャンダルが原因で官房副長官の職を追われた過去をものともしない鴻池氏。ここまで来れば、もはや一つの芸風かもしれない。

※週刊ポスト2015年9月25日・10月2日号

762チバQ:2015/09/17(木) 21:54:43
http://www.sankei.com/west/news/150917/wst1509170002-n1.html
2015.9.17 11:00更新
【関西の議論】
止まぬ醜聞・バッシング…武藤貴也衆院議員、疑惑否定も地元で苦境 議員辞職勧告の動きも
TweetTweet(1/4ページ)【関西の議論】 .
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昨年12月の衆院選で再選を果たし、祝福に詰めかけた支持者と握手を交わす武藤氏。その支持者らの間でも辞職を求める声は大きくなっている
 未公開株をめぐる知人との金銭トラブルを「週刊文春」に報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が地元でも針のむしろ状態だ。今月上旬に選挙区に帰り、「身の潔白を証明してみなさんの信頼を取り戻したい」と訴えたが、今まで武藤氏を支えてきた同党の地方議員らは反発。武藤氏に代わる党支部長を新たに選ぶ準備を進め、「国会議員の資質を問う」と辞職勧告を検討する動きも出ている。醜聞の拡大に伴い、地元からも「辞めてほしい」との声が強まり、武藤氏はますます苦境に立たされている。

一躍“有名人”に

 「地元のみなさまには大変ご迷惑、ご心配をおかけしました。お騒がせしてすみませんでした」

 9月6日に滋賀県湖南市で開かれた自民県議の県政報告会。登壇した武藤氏の顔色は優れなかった。

 この県政報告会はもともと、安全保障関連法案について武藤氏が地元の有権者に説明するのが目的だった。ところが皮肉にもその安保法案をきっかけに、武藤氏の立場はがらりと変わってしまった。

 発端は、7月30日に武藤氏が書き込んだツイッターだ。国会前などで安保法案反対のデモ活動を行う学生団体「SEALDs(シールズ)」について、「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」と批判したのだが、これがインターネット上で大炎上。安保法案について国会で審議がされている最中とあって、さまざまなメディアに取り上げられた。

 これで武藤氏に対する注目度が一気に上昇したところで、今度は週刊文春に、「国会議員枠がある」と知人に未公開株の購入を持ち掛けて金銭トラブルになっているなどと報道されたため騒ぎが拡大。武藤氏は離党届を提出し、国会内で釈明会見を開く事態になった。

「報道は事実と異なる」

 「なかなか言いたいことも言えず、バッシングに耐えるというか、真意を伝えてほしいなという思いで過ごした」

 武藤氏は県政報告会で、ここ1カ月間の心境について切々と語った。

 知人の男性に未公開株の購入を持ちかけたとの報道については、「国会議員の特権を利用して枠を割いた、という事実はない」と釈明。議員宿舎で未成年の男性を買春したとの同誌の報道に対しては、「事実無根だ」と真っ向から否定した。

 さらに離党届を提出した理由について、こう説明した。

 「このままでは、党に迷惑がかかる。私が党で処分されるという事態になれば復党できなくなるし、地元のみなさんにも迷惑をかける。いったんすぐさま離党届を出していろんなことを明らかにしようと思った」

 武藤氏は、株の購入を持ちかけた男性らに事業資金として貸した1億円の返還を求める訴訟を起こした一方、週刊文春の一連の報道に関し「一方的にいろんなことをふくらませ、事実と異なる報道がされている」として、同誌を発行する文芸春秋社を相手取り、提訴も辞さない構えだ。

763チバQ:2015/09/17(木) 21:55:19
復党の可能性は

 だが、醜聞が日増しに拡大し、問題がここまでこじれた中で、果たして武藤氏に「復党」の可能性はあるのだろうか。

 自民党滋賀県第4選挙区支部は8月29日、支部長の武藤氏の離党を受け拡大役員会を開催。いったん支部を解散させた上で、再度支部を立ち上げ、4区での候補者となる新たな支部長を選任する方針を決めた。

 北海道釧路市出身の武藤氏は滋賀に地縁もなく、党の公募で支部長に選ばれ、平成24年の衆院選で初当選した経緯がある。昨年の衆院選でも再選され、現在2期目。武藤氏の言う「復党」が、第4選挙区支部長への復帰を意味するのであれば、地元の理解が必要不可欠だ。

 しかし、現実は厳しい。拡大役員会では、「週刊文春の報道を鵜のみにするのか」「もう一度チャンスを与えてやってほしい」などと武藤氏を擁護する意見が出た一方で、「見苦しい。議員を辞めた方がよい」という声も上がった。

「議員の資質」問う声

 県連関係者によると、武藤氏は以前から県連の会合に度々遅刻するなど、地方議員の間での評判は芳しくなかったという。加えて、今回の一連の騒動。地元へ何の相談もなしに離党届を出したことへの不信感も大きい。

 支部役員は「身の潔白が証明されたところで、『候補者として選挙に勝てるのか』という疑念もある」と漏らす。

 県連本部には今も連日、武藤氏に関する電話が数件かかってくるという。シールズを批判するツイッターが炎上した当初こそ、「武藤氏の言っていることは正しい」などと支持する声もあったが、数々の疑惑が報道され続けた今となっては、「議員を辞めさせるべきだ」という苦情が大半だという。

 事態の深刻さを受け止め、自民県議の有志は、辞職勧告も視野に入れて武藤氏に騒動の説明を求めることを検討している。

 ある自民県議団幹部はきっぱりと言い放った。

 「法的に問題があるかどうかじゃない。問われているのは国会議員の資質。私はもう、彼から離れている」

764チバQ:2015/09/17(木) 23:21:59
http://www.sankei.com/politics/news/150917/plt1509170073-n1.html
2015.9.17 20:14

「石破派」が2回目の準備会合開催 参加は17人





 自民党の石破茂地方創生担当相は17日、派閥結成に向けた2回目の準備会合を国会内で開き、石破氏を含めて17人が集まった。安倍政権を徹底して支える方針や安全保障関連法案を早期成立させる必要性を確認した。

 会合後、中核メンバーの古川禎久衆院財務金融委員長は記者団に「(17人は)派閥結成に参加する」と明言した。今月下旬にも正式に発足する見通しだ。

 この日は、派閥として安全保障やエネルギー、社会保障など幅広い分野の政策をまとめ、その実現を目指す集団となることでも一致した。

 準備会合に出席した17人は次の通り。(敬称略、当選回数順)

 【衆院】石破茂(鳥取1区)、山本有二(高知2区)、鴨下一郎(東京13区)、田村憲久(三重4区)、古川禎久(宮崎3区)、平将明(東京4区)、赤沢亮正(鳥取2区)、斎藤健(千葉7区)、冨樫博之(秋田1区)、田所嘉徳(茨城1区)、神山佐市(埼玉7区)、門山宏哲(比例南関東)、石崎徹(新潟1区)、八木哲也(比例東海)、福山守(比例四国)、若狭勝(比例東京)

 【参院】舞立昇治(鳥取)

765名無しさん:2015/09/17(木) 23:33:03
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00053595-playboyz-pol
自民総裁選不戦勝を陰で操った裏ボス・二階総務会長の凄味とは…
週プレNEWS 9月17日(木)6時0分配信

9月8日に告示された自民党総裁選は、「14年ぶりの無投票再選」により安倍首相の不戦勝で幕を閉じた。

実は、この無投票再選の陰で大きな存在感を示した政治家がいる。“自民党の裏番長”ともいわれる二階俊博自民党総務会長だ。ジャーナリストの須田慎一郎(すだしんいちろう)氏が言う。

「安倍首相の無投票再選の流れを決定づけた最大の功労者は間違いなく二階さんです。彼は8月9日に行なわれた派閥の研修会で、いち早く安倍首相の支持を表明。その直後に自民党の7つの派閥すべてが再選支持を打ち出しました」

自民党の国会議員は衆参合わせて400人余り。7つの派閥に所属する議員は全体の7割超だ。仮に野田聖子氏が出馬できても、安倍首相の再選は揺るぎないものになった。

だが、二階派は衆参合わせて34人で自民党内では5番目の派閥だ。なぜ二階氏はそこまで強い影響力を持っているのだろうか? 政治ジャーナリストの有馬晴海(はるみ)氏がこう解説する。

「二階さんの言動を理解するためには、彼の役職である『総務会長』という立場について知るべき。党のすべての方針、政策は総務会の同意がないと通りません。総務会の決定とは、すなわち自民党の総意。二階さんはそれほどの重責を安倍政権で担っています」

二階氏は総務会で、こんなエピソードを残している。

「安倍首相が進めている安保法制について、総務会では反対論が出ました。しかし、二階さんは『反対するならここから出ていけ』と言い放った。反対者が退室すれば、全会一致の賛成が担保されます。

結局、村上誠一郎衆院議員だけが退室しましたが、他の議員は異論を我慢せざるを得なかった。安倍首相が国会で安保法制の審議をやれるのは、党内で二階さんがにらみを利かせ、異論を押さえ込んでいるからです」(全国紙政治部記者)

ここまで聞くと強権の政治家という印象だが…実は人徳はかなり厚いらしい。

「派閥を維持するためには、トップが下に金を配ったり、党内でのポストを与えたりしないといけない。二階さんはポストを与えられる地位にいるし、建設業界、土木業界をバックとした集金力もある。政党助成金に頼らなくてもやっていけるから、党内での発言力もあるんです。今の派閥の領袖(りょうしゅう)でこんなことができるのは二階さんだけだと思いますね」

さらに永田町で評判を聞くと意外な一面も見えてきた。

「二階さんは決して威張らない。議員は誰であろうが『先生』と呼ぶ。悪代官顔とダミ声のせいでダーティなイメージを抱かれがちだけど、そんな派閥領袖が下手に出るから、逆にみんな凄味(すごみ)を感じるんです」(自民党関係者)

総務会長という役職による権力と、絶妙の人心掌握術。そのふたつをあわせ持った二階氏がいることで、異論を許さない自民党内での安倍独裁体制が盤石だということか…。

●発売中の『週刊プレイボーイ』39・40合併号では、さらに安倍首相以上に中国からも厚遇される二階氏の実力や素顔を徹底紹介。そちらもお読みください!

(取材・文/畠山理仁)

■週刊プレイボーイ39・40合併号(9月14日発売)「安倍政権の裏ボス『二階俊博』大研究」より

766名無しさん:2015/09/19(土) 07:29:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000018-asahi-pol
教え子「法案反対して」 猪口議員「会いに来るのが筋」
朝日新聞デジタル 9月17日(木)10時40分配信

 与党が安保関連法案の成立を急ぐなか、上智大で国際政治学を教えていた自民党参院議員の猪口邦子氏(63)に大学時代の教え子ら30人が参院の採決で反対するよう求める要望書を送った。「民主主義を熱く語っていた先生が法案に賛成するはずはない」との思いからだ。

 「先生から多くの教えを受けました。国際秩序、安全保障論。人々がどのように法の支配や立憲主義を獲得していったのかも学びました。なかでも先生が最も情熱を持って教えていらしたのが民主主義でした」

 要望書は、こんな文面で始まる。出したのは1998〜99年ごろに猪口ゼミで国際政治を学んだメンバーを中心にした30人。仏在住の大学院生、早川美也子さん(39)ら5人がSNSで呼びかけると、賛同者が集まり、計30人になった。

 早川さんは今夏、子育てや勉強の合間に国会中継の動画を見て、不安になった。「違憲と言われる法案を通そうとする政府の答弁はあまりにも支離滅裂だ」

 審議が参院に移った時は「先生なら反対してくれる」と期待した。だが、質疑に立った猪口氏に「以前の自信に満ちた低めの声ではなく、先生らしくない」と違和感を覚えた。

 フェイスブックでつながる元同級生の間でも「邦子先生、どうしちゃったの」と話題に。悩んだ末に要望書を書き、8月に郵送やメールで計3回送った。返事はないが、期待は捨てていない。「ためらい、悩んでいるからこそ、返事できないのだと信じたい」

■猪口氏「会えば議論できた」

 猪口氏は17日、取材に応じ、「手紙はかばんに入れて持ち歩いていた。ただ、意見があるのなら面会を求めるのが筋。学者として学問的裏付けのある発言をしており、会えば疑問点を聞き、議論もできた」と話している。(市川美亜子)

朝日新聞社

767名無しさん:2015/09/19(土) 09:13:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000011-asahi-pol
鴻池氏「暴力対暴力のようになったことは申し訳ない」
朝日新聞デジタル 9月19日(土)5時0分配信

 ■参院安保特別委員会の鴻池祥肇委員長 

 (委員会採決が)暴力対暴力のようになったことは、国民の皆さんに誠に申し訳ないことだと思う。こういう大事な法案は、できるだけ、合意形成に近づけたかったというのが思いだし、反省だ。参院は徐々に徐々に、(衆院や首相官邸の)下請け的になっているし、下部組織的になっているな、という感じがする(同法成立後、国会内で記者団に)

朝日新聞社

768名無しさん:2015/09/19(土) 09:28:12
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/7197
平沼氏の自民復党を要請 岡山県連が党本部に 

 自民党岡山県連が18日、党本部に対し、次世代の党の平沼赳夫党首(76)=衆院岡山3区=の復党を求める要請文を送ったことが分かった。

 関係者によると、非公開の自民県議団総会で県連幹事長の天野学県議が、平沼氏側から「残された政治生命を自民党で全うしたい」として復党願が今月15日に提出されたことを報告。復党要請が全会一致で了承されたという。

 要請文は橋本岳県連会長(衆院岡山4区)と天野氏の連名。天野氏は取材に「平沼氏は自民党に大きな貢献があり、日本を代表する保守政治家。思いに応えるのが信義だ」と述べた。

 夏前から水面下での調整が進められていたが、自民が10月初めに次世代の園田博之氏(衆院熊本4区)の復党に関する会合を予定していることから、タイミングを合わせたとみられる。

 平沼氏は旧衆院岡山1区で1980年に自民公認で初当選。運輸相、経済産業相などを務めたが、2005年に郵政民営化関連法案に反対して同年の衆院選後に離党。たちあがれ日本、太陽の党、日本維新の会を経て、14年結党の次世代で党首に就いた。当選12回。
(2015年09月19日 08時06分 更新)

769名無しさん:2015/09/20(日) 07:53:35
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150920-00045359-gendaibiz-pol
遠藤利明・五輪担当相「疑惑のパーティー券4200万円」を追及! 東京オリンピックに新たな火種が浮上!?
現代ビジネス 9月20日(日)6時2分配信

「パーティー券は事実上の献金」!?
 新国立競技場の建設問題に、エンブレムの盗用疑惑……。呪われているかのように、東京五輪関連のトラブルが続発している。そんななか、6月に念願の入閣を果たした遠藤利明(としあき)五輪担当相(65)は上機嫌のようだ。

 「(金メダルを)30個獲れと厳命している。獲れなければクビになる人が出る」

 8月30日、遠藤氏は地元選挙区の山形市で開かれた自民党県連会合で、自身の権勢を誇るように発言。舌好調なのだ。だが、そのカゲで彼の政治資金について、ある疑惑が囁(ささや)かれている。

 地元選挙区の複数の企業から、政治資金規正法で禁止されている「企業献金」を事実上受け取っているのではないか、というものだ。

 毎年、春から初夏にかけて東京のANAインターコンチネンタルホテルで開催される政治資金パーティ「遠藤利明政経セミナー」は、遠藤氏の大きな収入源のひとつである。

 彼の資金管理団体「新風会」が提出した'11〜'13年の政治資金収支報告書によれば、毎年の同パーティの収入は約3000〜3600万円。そのなかで大きな割合を占めているのが、建設会社など、地元企業が購入するパーティ券の収入だ。

 1枚約2万円で販売、各社10万〜150万円分ほど購入しているという。'11年は24社が約1500万円、'12年は22社が約1100万円、'13年は26社が約1600万円分のパーティ券を購入。3年間だけで実に約4200万円に上る。ここに疑惑がある。

ダントツで遠藤大臣が多い
 「遠藤先生が東京で開いているパーティには、地元企業はほとんど出席していません。出席するとしても、社長だけ、あるいは数人という企業が多いそうです。なかには『パーティ券は献金のつもりで購入している』と話す企業の人間もいます」(山形県の政界関係者)

 政治資金規正法は、癒着を防ぐため、企業から政治家個人への献金を禁止している。本誌は'11〜'13年に遠藤氏のパーティ券を購入した山形県のすべての企業に取材を申し込んだが、ほとんどが取材を拒否。

 そのなかで、毎年50万円以上パーティ券を購入していた、県内の建設会社の役員が本誌の取材に答えた。

 「遠藤大臣とは20年ほどのおつき合いになります。県内で開催されるパーティであれば別ですが、東京のパーティに出席するとなれば、旅費や宿泊費もかかります。券を100万円購入すれば50人分ということになりますが、パーティに50人も行くなんていうことはありません。せいぜい社長など数名が出席するぐらいです」

 そもそも、政治家が東京で開催する政治資金パーティの券を地元企業が購入すること自体、多いわけではない。

 安倍政権の他の現職閣僚らが'11〜'13年に開催したパーティでは、地元企業が購入したとしても、せいぜい数社、金額も数十万〜150万円ほどというケースがほとんど。毎年、20社以上が1000万円超も購入している遠藤氏のパーティは突出している。

パーティー券を「隠れミノ」に!?
 「互いに出席しないことを前提に販売し、購入しているのであれば、パーティ券を隠れミノにした企業献金と言えるでしょう。政治資金規正法違反の可能性が極めて高いと思います」(政治資金問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授)

 遠藤氏は7月にも、実質的な企業献金の可能性が高い、地元畜産加工会社の役員からの計500万円の献金が発覚している。

 遠藤氏の事務所は本誌の取材に対し、

 「政治資金に関してはすべて法令に従い適正に処理し報告しています」

 と回答したが、自らの足下があいまいな者が担当大臣のままでは、東京五輪関連のトラブルはまだまだ続きそうだ。

フライデー

770とはずがたり:2015/09/21(月) 13:08:17
まあ選挙になれば安倍の圧勝だろうけど。。

安倍首相は地元でも評判最悪! 安倍家発祥の地で憲法学者・小林節が行った安保批判講演に人口の10分の1がつめかけた
http://lite-ra.com/2015/09/post-1478.html
2015.09.12

 残念ながら、自民党内からは“安倍独裁”への批判や疑問の声はほとんど聞こえてこない。だが、その一方で、意外な場所から安倍批判の声が上がっている。それは、“安倍家発祥の地”といってもいい地元・山口県の旧油谷町だ。
 山口県北西部、日本海に面したこの小さな町は10年ほど前に同県長門市に吸収合併されたが、晋三の父方の祖父・安倍寛の生家のあった場所で、父親の晋太郎も幼少期をここで過ごしてる。今も父・晋太郎の墓所はここにあり、晋三もここに事務所をおいている。

 この知られざる地元事情について指摘したのは、「AERA」(朝日新聞出版)が連載しているジャーナリスト・青木理の「安倍家三代 世襲の果てに」。この連載は、安倍首相の祖父・安倍寛、父親・晋太郎との対比から、政治家・安倍晋三の実像に迫ろうというルポルタージュで、最近、完結したばかりの第1部では、反骨の政治家・安倍寛がいかに平和主義をつらぬき、地元の人から愛され尊敬されていたか、を描いていた。
 ところが、それと同時に、このルポでは、かつて安倍家の近くにいて、寛や晋太郎を熱心に支持してきた人たちの安倍晋三に対する厳しい批判の声を紹介しているのだ。
 たとえば現在、安倍家の近隣で農家をしながら、地元紙に漫画の連載もしている広中建次氏(60)。晋三についてはこう評している。
「あの人は言葉が軽すぎるんだ。すぐに『絶対ありません』。批判されると『丁寧に説明する』。丁寧に説明しない奴に限ってそう言うんだよ。だいたい、あの人の地元は(東京都渋谷区)富ヶ谷でしょ。そっちから(選挙に)出てほしいよね、まったく」

 晋太郎の元後援会青年部で、長門市議も務めた大下和政氏(75)はこんな懸念を述べている。
「晋三さんには焦りみたいなものを感じるんじゃ。(国会で)野次を飛ばしたりするのも、あんな総理は過去にいなかった。数のおごりがあるんじゃなかろうか。それは心配しちょる」
 油谷で農業を営む長門市議の三村建治氏(68)は、青木氏の取材に対して、晋三の印象をこう語っている。
「晋三さんは、寛さんや晋太郎さんとは違うように見えるね。庶民がどうのとか、手の届かん人になってしまって……。僕は、安保法制の考え方自体には賛成なんだ。ただ、人間的に未熟な部分がある。そういう部分が失敗を引き起こすこともあると思う」
 また、安倍家が菩提寺としている長安寺の住職・有田宏孝氏(77)は、青木氏の取材に応じ、寛の葬儀の際には村総出で長蛇の行列ができたと父から聞かされてきた、地元に根をはっていた寛や晋太郎の悪口をいうものは村で一人もいないだろう、と証言している。しかし「それに比べると晋三さんはね……」と、青木氏にこう語った。
「こう言っては失礼だが、東京生まれ、東京育ちのボンボン。寛さんや晋太郎さんとは、ぜんぜん違いますなぁ」
 
 ようするに、油谷町の人たちは一貫して反戦、平和主義を貫き“郷土の誇り”となった寛と安保法制を強行しようとしている晋三を比べ、晋三に失望しているのだ。

 その安倍家発祥の地で最近、安倍晋三と安保法制への批判の高まりを裏付けるような出来事が起きた。
 この9月5日、山口県旧油谷町の文化会館「ラポールゆや」で、小林節慶応大名誉教授の講演会が開催された。小林名誉教授と言えば、衆院憲法審査会で安保法案は違憲であると主張し、安倍政権の安保法制に対する姿勢を徹底批判している憲法学者だ。
 主催者は浄土真宗の住職のようだが、なんと、この講演会に異例の数の住民らが集まったのだという。
「小林先生の講演は『新安保法制は法的、政治的、経済的に愚策』と題されて行われ、かなり辛辣な安倍政権批判が飛び出したのですが、驚いたのは集まった人数です。ラポールゆやの定員は500席なんですが、全員が座れず、立ち見が大量に出た。おそらく600人はいたのではないかと思いますね。こんな人が集まるなんてこれまであまり聞いたことがない。そういえば、会場では(青木理のルポが掲載された)『AERA』も手売りされていました。主催者が買い込んで売ったらしいですが、これも飛ぶように売れてたみたいですよ」(地元関係者)
 旧・油谷町の人口は長門市と合併する前で8000人ちょっと。現在は過疎化が進んで、5000〜6000人と見られている。安倍家の“お膝元”であるこの町の人口の、実に10分の1に相当する人が会場に訪れたということになる。もちろん市外からの参加者もいたと思うが、安保法制を違憲と断じ、安倍政治に批判的な憲法学者の講演会にそれだけの数が集まるというのは、前代未聞だろう。
(小杉みすず)

773名無しさん:2015/09/23(水) 18:47:42
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150923-00000013-pseven-soci
参院のキーマン・鴻池祥肇議員 山本太郎氏を高評価で食事も
NEWS ポストセブン 9月23日(水)16時6分配信

 参院での安保法案採決が注目を集めるなか、特別委員会委員長を務める自民党の重鎮、鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ、74歳)・参院議員の言動が話題を呼んでいる。

「法的安定性は関係ない」と失言した礒崎陽輔首相補佐官について「あの日に腹を切っておきゃいいんだ。きれいにシュッと切れた」と一刀両断したかと思えば、法案審議中に大阪でテレビ出演した安倍晋三首相に対しても「一国の首相としてどういったものか」と遠慮なし。

 官邸の顔色ばかり窺う自民党のなかでの歯に衣着せぬ発言は明らかに異彩を放っているが、“昼間の発言”にはこれでも気を使っていたようだ。

 というのも、9月2日夜に記者クラブの番記者たちを集めてオフレコ懇談会を開いた鴻池氏の発言の数々が「あまりに自由奔放過ぎる」と記者たちの間で話題になっているのだ。出席した記者が明かす。

「鴻池さんは両隣に女性記者がいてワインが進んだようで上機嫌になり、尼崎なまりの関西弁で野党の参院議員たちについてあけすけな人物評をはじめたのです」

 たとえば、維新の小野次郎議員は「黄色いメガネのおっさん」呼ばわり。

「なんでも鴻池さんは特別委員会の理事懇談会の席で、大阪維新の会の分裂騒動を山口組分裂に引っかけて、『大阪維新の会は、こうなったら山健組(山口組から離脱した団体)とくっつけばええんでないか?』と発言して爆笑を取ったそうなんですが、『黄色いおっさんだけは警察官僚OBだからかムッとしてた』とクサしていました」(同前)

 反対になぜか高評価なのが山本太郎議員。鴻池氏は以前、園遊会で天皇に手紙を手渡した山本議員宛てにナイフが届いた事件に際し、「切腹用の刀が送られたそうだ」と発言して物議を醸した。しかしその後、「先生、私を切らないでください」といってきた山本氏を気に入ったらしく、今では食事に連れて行くほどの仲らしい。この懇談会の席でも、

「委員会での質問もなかなかいい。特に良かったのが『原爆投下や大空襲はアメリカの戦争犯罪ではないか』という質問。あれにまともに答えられないのは、保守の堕落や」

 とべた褒めだったという。ちなみに、答えられなかったのは安倍首相である。

※週刊ポスト2015年9月25日・10月2日号

774チバQ:2015/09/24(木) 00:28:35
http://www.sankei.com/politics/news/150918/plt1509180001-n1.html
2015.9.21 01:30
【政界徒然草】
古賀誠氏のくびきから脱した岸田文雄外相 「宏池会を草刈り場にさせない!」 その変貌ぶりに周囲は…





(1/2ページ)

ケリー米国務長官(左)との会談に臨む岸田文雄外相=8月6日、クアラルンプール(共同)
 「自民党総裁選に関して緊急の幹部会を開きたい。今晩、時間はありますか?」

 総裁選告示を前に野田聖子前総務会長が立候補に向けた推薦人集めに奔走していた9月4日。岸田文雄外相は自身が会長を務める岸田派(宏池会)の幹部に電話し、緊急会合を呼びかけた。宏池会名誉会長の古賀誠元幹事長が野田氏の推薦人集めを支援し、宏池会の一部議員に声をかけているという情報が永田町に広まったからだ。

 総裁選出馬を見送った岸田氏は8月27日の派閥会合で、各議員から意見を聞いた後、「私たちが支えている政策をしっかりと実現しなければ、日本の政治、自民党自体が危機に陥ってしまう。安倍政権をしっかりと支えていかなければならない」と訴え、安倍支持を派閥決定とした。

 この時、岸田氏は周囲に「宏池会を草刈り場にはさせない」と語気を強めて話していた。もともと党内のハト派である宏池会は、安倍首相に近いわけではなく、「反安倍の動きで声をかけられやすい」(党中堅議員)とされた。

 岸田氏にとって、組織決定後に派内が乱れて“造反”議員が出れば、宏池会の名を汚すことにもなる。池田勇人をはじめ、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一ら多くの首相を輩出した伝統派閥を束ねる会長としての意地があった。

 前会長の古賀氏であっても「派閥の一致結束」を乱す行動を許さなかった岸田氏の今回の対応は、「これまでの古賀-岸田ラインに変化をもたらした」(党幹部)とされる。

 古賀氏と同じように宏池会を「保守本流」と呼ぶ岸田氏。安倍政権が取り組む集団的自衛権の限定的行使を含む安全保障関連法案の重要性を理解している。周囲には「日本を取り巻く安全保障環境がどのような状況にあるかをよく理解し、現実的にどう対応していくことが必要か考えることが大事だ」と語り、政治家として現実にある課題の解決に注力する。

 講演で「ハト派だろうがタカ派だろうが、立場を超えて国民の生命・財産を守るためにどうしたらよいかを考えるのは大切だ」と語ったこともある。

 そもそも淡々と実務をこなすタイプで、派手な演出や強い個性で組織を引っ張るタイプではない。そんな岸田氏だが、外相としても変化し始めている。

 平成24年12月の第2次安倍政権発時から外相を務める岸田氏の記者会見での発言は、菅義偉官房長官の記者会見の内容とほとんど変わらないことが多い。閣内不一致ととられないように政府の公式見解として常に細心の注意を払って発言しているのだ。

 その慎重さから、党内からは「個人で政策を判断していないのではないか」「外務官僚の操り人形で、面白みに欠ける」などと皮肉る声もあがる。

 ただ、外務省幹部によると、事務方が説明する外交政策の方針などについて見直しを指示することが増えてきたという。この幹部は「政策見直しを指示され、考え直してみるとその指示は的確だった」と語る。

 重要閣僚である外相ポストは、首相への登竜門の1つとされるが、党内で岸田氏をポスト安倍として推す声はまだ弱い。派閥の領袖、外相という重責を担う岸田氏の変化を、永田町だけでなく霞が関の官僚たちもうかがっている。

(政治部 坂本一之)

775名無しさん:2015/09/24(木) 21:18:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000544-san-pol
石破派が28日に発足、名称は「水月会」
産経新聞 9月24日(木)18時23分配信

 自民党の石破茂地方創生担当相は24日、派閥結成に向けた3回目の準備会合を東京都内で開き、28日に「石破派」を設立する方針を決めた。名称は「水月会(すいげつかい)」で、国会議員20人前後が参加する見通し。

 この日の会合には16人が出席し、3年後の党総裁選を見据えた政策策定の準備を進めることを確認した。新派閥の結成に合わせ、記者会見を開く予定だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00050081-yom-pol
20人前後参加「水月会」28日発足…石破派
読売新聞 9月24日(木)16時55分配信

 石破地方創生相は24日、「石破派」結成に向けた3回目の準備会合を都内で開き、28日に派閥を正式に発足させることを決めた。

 20人前後が参加する見通しで、同日都内のホテルでそろって記者会見する。派閥の正式名称は「水月会(すいげつかい)」とすることを申し合わせた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000041-asahi-pol
石破派の名称「水月会」に 自民新派閥、28日にも設立
朝日新聞デジタル 9月24日(木)14時26分配信

 自民党の石破茂地方創生相が今月末にも立ち上げを予定している石破派の正式名称が24日、「水月会」に決定した。都内で同日昼に開かれた、派閥立ち上げの準備会合で決まった。

 命名の理由について、派閥の事務総長に内定している古川禎久・元財務副大臣は記者団に「水面に月が映るように、無私、無心に時代の要請に応え、国を良い方向に導きたい」と説明した。同派は国会周辺に事務所を構える予定で、28日にも東京都内で設立式を開く。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000071-jij-pol
自民石破派、28日に旗揚げ=名称は「水月会」
時事通信 9月24日(木)13時24分配信

 石破茂地方創生担当相は24日、自身に近い自民党議員らと結成する派閥を28日に旗揚げし、名称を「水月会」とすることを決めた。
 所属する議員は20人前後となる。安倍晋三首相の党総裁任期が切れる3年後をにらみ、次期総裁選に向けた準備を本格化させる。

776名無しさん:2015/09/24(木) 21:19:59
>>775

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150924-00000005-sasahi-pol
ついに“石破派” ポスト安倍への3つのハードルとは?〈週刊朝日〉
dot. 9月24日(木)11時33分配信

「ポスト安倍を目指すと受け止めて頂いて結構だ」

 自民党総裁選で安倍晋三首相(60)の無投票再選が決まった翌9日。石破茂地方創生担当相(58)は首相に冷や水を浴びせるかのように、石破派を結成し、次期総裁を目指すことを表明した。

 これまで自身を支持するグループ「無派閥連絡会」があったが、より結束の強い“戦う集団”へと昇格させる。中心メンバーは鴨下一郎元環境相や山本有二元金融担当相ら9人。27日の国会閉会後に正式発足させるという。参加議員は党内派閥6番目の規模で、総裁選にも出馬可能な20人ほどの見通し。側近が言う。

「今回の総裁選に出なかったことで、石破さんの存在感が薄まっていた。人気の高い地方からも『首相になる気はあるのか』などの苦情が寄せられていた。しっかり意思表示し、基盤を強化していく狙いで表明した」

 安倍総裁の任期は3年。党の規定で次の総裁選には出られない。前回決選投票まで残った石破氏はポスト安倍の本命にも見えるが、三つのハードルが立ちはだかる。まずは「内閣改造」だ。

 安倍首相は来月上旬の改造で、引き続き石破氏を閣僚に起用する考えだという。狙いは「封じ込め」。閣内にいれば首相批判はできない。公務も多忙で、派閥の勢力拡大もままならない、との算段だ。

 当然石破派の議員は猛反発。「昨年9月に入閣して以降、自由にものを言えていない」「閣外から対立軸を作るべき」といった声が上がる。ただ、肝心の石破氏は「地方再生は道半ば」と閣内残留に未練タラタラ。さらに「頼まれるとイヤと言えない性格」(側近議員)だけに、首相の申し出を断れるかは不透明だ。

 次なるハードルは「国会議員からの支持」。石破氏は自民党が野党に転落した1993年に一度離党して出戻った。いまだに反発は強く、前回総裁選の敗因でもある国会議員票の少なさにつながった。

 昨年総裁選規定が変わり、決選投票に地方票が反映される仕組みとなったが、国会議員の支持は一人でも欲しいところだ。石破氏に近い議員が秘策を語る。

「石破さんのことが大嫌いな首相は稲田朋美政調会長を後継にしようとしているが、派閥(細田派)には反発も多い。そこにガンガン手を突っ込んでいく。額賀派や石原派の議員も、よく領袖(りょうしゅう)への不満を口にしている。そんな不満分子の受け皿になれれば」

 今回の派閥化で、良好な関係だった小泉進次郎内閣府政務官が一定の距離を置くことも予想される。随一の人気者をどうつなぎとめるかも重要なポイントだ。

 最後は「カネ」。石破氏は政治資金集めに無頓着で、貯金も少ないことで知られている。若手を高級焼き肉店に招いた際、資産家のOB議員を同席させ、支払ってもらった逸話もある。

 総裁選で勝利を目指すなら、億単位の活動資金が必要とも言われる。今後は派閥領袖として、盆・暮れの若手議員への活動費提供も必要となりそうだ。

 最近、自身のブログに「ベンチャー企業の創設のような感じです」と派閥化の心境をつづった石破氏。自民党という老舗大企業の経営者にのし上がれるか。

※週刊朝日  2015年10月2日号

777名無しさん:2015/09/24(木) 23:02:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092400779
共産と協力「民主どこへ」=自民幹事長

 自民党の谷垣禎一幹事長は24日午後の記者会見で、共産党が民主党など野党に国政選挙での選挙協力を呼び掛けたことに関し、「民主党が共産党と組むのかどうか分からないが、そういう形を取るとすると、民主党は果たしてどこへ行こうとしているのか」と疑問を呈した。
 野党の選挙協力そのものに関しては、「十分注意し、警戒しなければいけない」と述べた。(2015/09/24-18:51)

778チバQ:2015/09/24(木) 23:44:25
>>772
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A%E3%82%92%E9%99%A4%E5%90%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%B8%80%E8%A6%A7
wikiに自由民主党を除名された国会議員一覧なんてのがありました

上川陽子が除名・復党してますね。
> 上川氏は1996年の衆院選に静岡1区から無所属で出馬して落選。その直後、一転して自民党に入党した。ところが、2000年の衆院選では、自民党に反旗を翻し、無所属で出馬して初当選。
> 〜除名処分を受けています」と振り返る。それでも、当選したため例外として復党した。

779チバQ:2015/09/25(金) 00:22:05
http://mainichi.jp/select/news/20150925k0000m010076000c.html
自民党:石破派「水月会」…28日に設立
毎日新聞 2015年09月24日 23時17分

 石破茂地方創生担当相らは24日、東京都内で「石破派」結成に向けた準備会合を開いた。国会が閉会する翌日の28日に石破氏が会長の新派閥を設立し、名称を「水月(すいげつ)会」とすることを決めた。20人前後の国会議員が参加する見通しだ。

 水月会は、石破氏や安倍晋三首相が座禅に訪れることで知られる東京・谷中の全生庵の平井正修住職が命名した。

 派閥事務総長に就任予定の古川禎久元副財務相は「(水月は)禅で言うと無心を表す言葉。無心に時代の要請に応えながら、国を良い方向に導いていけるようにという願いを込めた」と説明した。【田中裕之】

780チバQ:2015/09/25(金) 00:24:11
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015091000822&relid=1_2
石破氏、月末にも新派閥=「変節」に冷ややかな見方


 石破茂地方創生担当相は10日、自民党での新派閥結成に向けた準備会合を開いた。通常国会閉幕を待って、月末にも「石破派」を発足させる。安倍晋三首相の党総裁任期が切れる3年後の総裁選準備に早くも乗り出した形だが、脱派閥を掲げてきた石破氏の「変節」に、党内には冷ややかな見方が広がった。

離反相次いだ野田陣営=官邸、切り崩し徹底-自民総裁選

 総裁選から一夜明けた9日、石破氏は「政権構想をつくるにはいくら時間があっても足りない」と派閥結成を急ぐ理由を説明。「派閥というとネガティブな響きがあるかもしれないが、政策の錬磨を議員主体で行っていく」と強調した。
 10日の準備会合には、山本有二元金融担当相ら、石破氏が率いた「無派閥連絡会」メンバーを中心に約10人が出席した。派閥の事務総長に就く古川禎久氏は「石破氏の政策を実現するために政権を志すグループを結成するわけだから、無派閥連絡会とは明確に一線を引いている」と記者団に語り、結束重視で派閥運営に当たる考えを示した。
 石破氏がかねての主張を曲げて派閥を結成することについて、側近の一人は「石破はもう青臭いことを言っている場合ではないということだ」と解説する。ただ、石破氏を支えてきた小此木八郎国対委員長代理は「派閥というのは似つかわしくない」と距離を置いた。石破氏が見込む「20人超」を大きく下回れば、求心力にも響きかねない。
 10月の内閣改造を前に、周辺は石破氏の去就にも気をもむ。「首相から求められれば留任するだろう」「周囲は『閣僚を退任すべきだ』と思っているが、本人がどう考えているかは分からない」などと、さまざまな見方が交錯する。
 首相が総裁再選を決めた直後、派閥の存在感低下が指摘されて久しい党内にあって、あえて自前の派閥をつくる石破氏に、「なぜ今、派閥なのか」(麻生派議員)と疑問の声も上がっている。石原派の議員は「石破氏は派閥無用論者だったはずだ」と皮肉った。

◇自民党各派閥の勢力
細田派  95人
額賀派  53人
岸田派  45人
麻生派  36人
二階派  34人
石破派  20人超?
石原派  14人
山東派  10人
(注)安倍晋三首相と衆参両院議長を除く。「石破派」は月内にも発足

(2015/09/10-19:09)

781名無しさん:2015/09/25(金) 23:33:00
http://blogos.com/article/135853/
自由民主2015年09月25日 10:50
谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成27年9月25日(金) 10:30〜10:50

於:院内平河クラブ会見場
冒頭発言
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、平和安全法制は無事に成立させることができた。それぞれの地元でしっかり必要性を説明していただきたい。徴兵制などといった荒唐無稽なことはないということを、国民は賢いので冷静になって考えていただければすぐ分かると思う。また、閉会中も、経済最優先ということで、税制などしっかりやっていかなければならないのでよろしくお願いするということでした。

私(谷垣幹事長)からは、平和安全法制を成立させることができまして、参議院では連日の深夜国会でしたが大変なご努力をいただいたことに心から御礼申し上げたい。この法制は、国民の命と平和な暮らしを守るために必要な法律ということを国民に理解されるよう引き続きご努力願いたいということを申しました。また、実質本日で会期末ということですが、8か月間に及ぶ通常国会、その間、党運営や国会対策、あるいは選挙対策、役員の皆様には大変ご協力をいただき心から感謝をすると御礼を申し上げました。それから、総裁選も終わり、昨日は両院議員総会もあったわけですが、その後の記者会見で安倍総裁が「デフレ脱却は目の前である。アベノミクスは第2ステージに移り、一億総活躍社会を目指す」ということを述べられまして、GDP600兆円達成の目標と、新たに「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」、という新しい3本の矢を発表されたわけです。安倍総裁を先頭に掲げられた政策の実現に向けて政府・与党協力しながら結果を出していこう。国民の信頼を得るべく一致結束して協力していこうということを申しました。そして最後に、このメンバーでの役員連絡会は最後だと思うが、大変この間、お世話になったことを心から御礼申し上げるということを改めて申しました。

佐藤国対委員長からは、平和安全法制の成立への御礼、それから内閣不信任案の処理への御礼、長期間にわたる国会運営に対する協力の御礼といったご趣旨のご発言でした。

吉田参議院国対委員長からは、平和安全法制の成立に対する御礼と、本日、会期末処理を行うというご発言でした。

溝手参議院議員会長、伊達参議院幹事長からは、重要法案を成立させることができた、大変お世話になったということでした。

茂木選対委員長からは、昨日、参議院選挙の第二次公認を決定して、ここまで選挙区36名、比例区19名を決定した。また、合区対象県に対する救済措置も了解をいただいた。それから本日、大阪市長選について栁本顕市議の推薦を決定する予定であるというご報告でした。

稲田政務調査会長からは、農協法改正や平和安全法制等々意味ある法案が成立できた。引き続き丁寧に説明しながら国民の理解を得ていきたいということでした。

馳広報本部長からは、世論調査の結果についてのご報告がありました。

その他の意見としては、今国会の成果を、この2年9か月の安倍政権の成果とアベノミクスの第2ステージについてまとめて、しっかり国民に伝えるようにしたいというようなご議論があったところです。



以上です。

782名無しさん:2015/09/25(金) 23:33:23
>>781

質疑応答

日本テレビの加藤です。今国会は政府提出法案の成立率が88%ということで、9割に届かなかったという結果ですが、これについてどのようにお考えですか。



重要な法案なのですが、成立せずに終わってしまった、継続になったものなどがいくつか残っているわけですね。大変残念だと思いますが、私がかねがね申し上げているように、事実に即した議論というよりも、やはりイデオロギー的な対立というか、そういうものがやや議論として際立った面があったと思います。これは、私どもの説明の仕方や国会の運営の仕方も必ずしも万全でない、うまくいかないところもあった。また野党の国会対策的な面からも、必ずしも事実に即した議論というのではないところがあったというのは残念に思いますが、そういうイデオロギー的な対決になりますと、どうしてもその対決している法案でいろいろなことが起こるのはやむを得ないにしても、イデオロギー対決が過度に強調されますと、それが皆、ほかに波及するというようなことが今回はあって残念だなと思っております。もちろん、野党の皆さんにも関係のない法案をブロックするのはやめていただきたいという気持ちもあります。我々としてももう少しこういうイデオロギー性がないとは言えないものの扱いをもう少し習熟する必要があるのかなという反省もございます。



朝日新聞の笹川です。党の「青年年齢に関する特命委員会」が本日、提言を官邸に提出する予定ということですが、少年法について、18歳未満に引き下げるのが適当であるという内容が盛り込まれているということです。これについて幹事長はどのようにお考えですか。



18歳に引き下げるというだけの提言では必ずしもないのではないかというのが私の理解です。最終的にどういう提言になるのか正確には存じませんが、一応選挙年齢が18歳に引き下がり、成人年齢も18歳に民法等々は持っていくというようななかで、要するに少年犯罪等々で人格の可塑性のある若い年代の対応は、今の法制がかなりいろいろ注意深くやっている点でもありますので、20歳を超えてもそこは柔軟に、社会復帰とか人格矯正など、そういう教育を施しつつ犯罪に対応していこうという仕組みになっていると思いますので、少年法の対応を18歳に引き下げたというよりは、少年法の厳密な対応は18歳なのですが、20歳前後を中心に人格の可塑性のあるときの対応を強化していこうという趣旨も併せて含んでいるものではないかと理解をしております。



時事通信の大沼です。人事について、昨日、安倍総裁も会見のなかで「大きな骨格は維持する」と言われていましたが、幹事長は人事に関してどういった人事を期待されますか。



これは昨日、安倍総裁も具体的なことはおっしゃらなかった。人事に関して何を言うかというのはあまり今、私が申し上げるべきではないと思います。



時事通信の大沼です。報道等では幹事長は続投という報道が多くされていますが、人事に関して安倍総裁とご相談などされているのでしょうか。



皆さんにこういうと叱られますが、「新聞辞令」というような言葉もございますので、それにいちいち過敏に反応していると我々の世界はわたっていけないという大変失礼な言い方になって申し訳ありませんが、私はそういう、哲学というほどのものではありませんが、処世訓で生きております。

783名無しさん:2015/09/25(金) 23:33:43
>>782



テレビ朝日の植村です。戦後最長の通常国会が本日で事実上の閉会というなかで、今、どういったご心境ですか。



心境と言ってもいろいろな心境があるのですがね。



テレビ朝日の植村です。しんどかったですか。



そうですね。やはり夏の暑い最中もそれなり皆さん頑張っていただきました。だから、やはり疲れたなというのが正直なところございますが、たぶんこれは我々与党だけではなく野党の皆さんもかなり疲れたなという思いがおありなのではないかなと思います。



読売新聞の天野です。秋の国会について、主に臨時国会ですが、今どのようなスケジュール感をお持ちですか。



夏の暑いときにやりましたので、またこれから外交日程等もありますので、すぐに国会を召集してというわけではないのですが、前々から秋はTPP関連を処理するということが暗黙の前提になっていたと思います。今月末がTPP交渉のヤマ場であるということは間違いない。私もTPP関連の役所の方に来ていただいて話を伺いますが、どういったところをどう処理するのかということを考えながら、もう少し様子を見る必要があるかなという感じです。



東京新聞の宮尾です。昨日、安倍総裁が参議院選挙の公約で憲法改正ということをおっしゃられましたが、具体的な条文に関しては言及されませんでした。憲法9条について、今回の平和安全法制で、さしあたって必要な安全保障上の措置は取られた。違憲立法という批判もあったなかで自民党はそうではないというスタンスを取られています。そうすると、憲法9条の改正は当面必要ないということになるのでしょうか。



当面必要ないというよりか、憲法改正というのはぶち上げるのは簡単ですが、要するに今の憲法だって100条以上の条文があるわけですね。その全部を一気に変えるというのは、考え方としては全部新しい構想の下に作り直すという考え方もあると思うのです。しかし、それはなかなか大変なことなわけですね。そうすると、「何を変えるのか」という議論もいろいろ考え方があるのだろうと思います。特に日本は、憲法改正の経験というのは、皆無というといけないかもしれませんが、明治憲法の後、要するに明治憲法の改正手続きで現在の日本国憲法を作った。しかし、この制定過程についてはいろいろな議論がありますが、いわばGHQという絶対権力の下で改正をして、それ以外は憲法改正の経験というのは、明治憲法発布以来一度も経験がないわけです。そうしますと、どういう構想でもって憲法改正を、憲法改正という目標はさることながら、どういう手順・手続きでやっていくかというのは、これは人によって違いますが、私としては慎重に、やはりまず初心者が憲法改正をやるときに、初めから高度な技に挑めるのかという、俗っぽい表現ですが、「何が憲法改正に必要なのか」という議論から入っていく必要があるのではないかと、これは私の考え方です。これはどちらかというと実務的な考え方ですね。それに対して、やはり押し付けられた憲法であるということを強調すれば、「全部がいかんのだ」ということになるのかもしれませんね。その辺りの方法論は、実はまだ十分収斂していないというのが実情ではないかと私は思います。そこはまだまとまっていないのですが、必要なものからやっていく。しかしこの必要なものからやっていくというのもいろいろな議論があり得るだろうと思います。

私は、必要なものという場合に、やはり読んで字の如しというのは大事なことで、例えば「公の支配に属さない教育には国費を出してはいけないと憲法に書いてあるのに私学助成というのは何なのだろう」など、なかなか皆悩みに悩むわけですね。特に試験の答案に答えを書こうとすると皆、悩みに悩んでしまうというようなことがあっていいのかという気持ちもございます。これは私が日ごろ感じていることですが、どこをどうやっていけばいいのかというのはまだ十分論者によって、方法論が出ているわけではないのですね。私は野党総裁のときに素案というか一応全部の案を作りました。それが完全なものであると言うつもりはありませんが、やはり憲法改正を議論するときは、では自分たちだったらどういう一応大まかな構想を持っているかということを示さないのはいかんなと思って出したわけですが、現実にやろうとすると具体論、具体的な手順をきちんと詰めなければいけないということだろうと思います。

784名無しさん:2015/09/25(金) 23:33:53
>>783



東京新聞の宮尾です。今回の平和安全法制は、本当は憲法9条の改正をしたかったのだがなかなか現実には難しいので法的なロジックをひねくり回してやったという側面があると思うのですが、この法案が成立した以上、9条の改正というのは逆に必要性が遠のいたのではないかということなのですが、いかがでしょうか。



必要性が遠のいたというか、それはものは考えようで、現実にどうもおかしいねと、先ほどの私学助成も、おかしいと言ったらいけないかもしれませんが、なかなか相当、あまり変な表現をするといけませんが、法律解釈学の総力を結集して私学助成をできるようにしているわけですね。他は申しませんが、そういうのはいくらもあるのですね。だからそういうことをするのか。それからもう少しさらに実質論から言えば、私はやはり統治機構は今のままでいいのかというような議論はかなりあり得るのではないかと思います。今回の合区でやはり各参議院の選挙区というのは都道府県代表の性格を持たせるべきではないかという議論がかなり強く出てきました。そしてやはり地方自治の基幹の制度と選挙区制度は無縁に考えられるのかというかなり重要な問題提起がそこには含まれていると思います。選挙制度と地方自治制度はどう組み合わせるべきかというような議論は、たぶん憲法の教科書にはあまり書いていないのですね。憲法の教科書からすると、比例原則みたいなことは書いてあるかもしれませんが、しかし現実の選挙を考えるときに地方自治の基幹的な制度と無縁に制度を立てるということは、相当現実には混乱を生む原因になるのではないかというのが私の理解ですね。だから、実はそういう問題もあるわけです。しかし参議院の方は、都道府県代表の性格を持たせるとすると、では衆議院はどうなるのか。これはやはり一つやると両院の性格というものが相当大きく変化してくるということを、変化してくるかどうか分かりませんが、どこまで変化していくかということをよく考えながらやりませんと、「やったが変なものができてしまった」ということでも困りますので、何が憲法の問題なのかというのは論者によってまだ相当収斂はしていないのではないかと私は思います。



テレビ朝日の植村です。先ほど下村文部科学大臣が安倍総理に対して辞任の申し出をしていたことを明らかにされたのですが、安倍総理の方は内閣改造まで慰留されるということです。このタイミングでの辞任申し出についていかがですか。



私は今、その中身をよく存じませんので、一知半解でお答えするのは差し控えたいと思いますが、今のタイミングで辞任の申し出をされれば、安倍総理が内閣改造まで慰留されるのはごく自然かなとは思いますね。

785名無しさん:2015/09/25(金) 23:56:14
http://www.kanaloco.jp/article/123573
小泉進次郎氏「自民にも原因」 安保法支持低調で 初の単独インタビュー
政治・行政|神奈川新聞|
公開:2015/09/24 23:10 更新:2015/09/25 11:09

自民党の小泉進次郎衆院議員(11区)は24日までに、神奈川新聞社の単独インタビューに応じ、
成立した安全保障関連法への理解が広がっていない現状について、
「いくつかの原因をつくったのは自民党自身」との認識を示した。
在日米陸軍相模総合補給廠で起きた爆発事故をめぐり、
黒岩祐治知事らが日米地位協定の見直しを求めている件に関しては、
「改善できるものは改善し、より信頼を深めるために双方が努力するのは、同盟関係の管理面でも必要」と述べ、理解を示した。
小泉氏が報道機関の単独インタビューに応じるのは初めて。
安保関連法の成立、内閣府兼復興政務官就任2年などの節目に当たり、神奈川新聞社の取材に応じた。

安保関連法に対しては、安倍政権の説明や国会での審議が「不十分」と評される世論調査の結果が出ている。
小泉氏は原因について(1)衆院憲法審査会で自民党などが推薦した早稲田大の長谷部恭男教授が「違憲」と指摘した
(2)自民党若手議員の勉強会で、報道機関に圧力をかけて言論を封じようとする議論が噴出した
(3)国会審議で安倍首相が野党の質問者にヤジを飛ばした-ことなどを列挙。
特に、長谷部氏が違憲と指摘した後に自民党議員が「国民の命と平和を守り抜くために考え抜く責務があるのは、学者でなく政治家」などと批判した点に関して、
「私は傲慢だと思う。国民から見たら、自分たちが呼んだ方が言ったことなのに、何を言っているんだ、という印象も大きかったと思う」と語った。
日米地位協定の見直し論については、「具体的にどうするかは、これから深めなければいけない検討課題もあると思う」との認識を示した上で、
「相模総合補給廠での爆発事故のようなことがあったとき、
日本の平和と安全保障に不可欠な日米関係全体に対する地域の不信につながらない環境をつくることが何よりも大切。
これには不断の努力が必要」と語った。

787名無しさん:2015/09/27(日) 12:49:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092600273
自民・額賀派が研修会

 自民党額賀派は26日、東京都内のホテルで研修会を開いた。会長の額賀福志郎元財務相はあいさつで、「安倍晋三首相は『新三本の矢』を掲げた。新しい目標に向かって、経済政策が間違うことのないようにしたい」と述べ、結束して政権を支えるよう訴えた。(2015/09/26-18:04)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092600352
財務省案に疑義=自民・津島氏

 自民党の津島雄二前税制調査会長は26日、東京都内で開かれた同党額賀派研修会であいさつし、消費税率10%への引き上げに伴う財務省の税負担軽減案について「税務当局は大変なことになる。給付対象の食料品を買ったのに、(還付が)来ないという人が出てきたらどうするのか」と述べ、疑問を呈した。(2015/09/26-21:44)

788名無しさん:2015/09/27(日) 13:03:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00050009-yom-pol
ポスト安倍、稲田氏意識?…注目集める時に訪米
読売新聞 9月27日(日)11時58分配信

 自民党の稲田政調会長が、きょう27日から訪米する。

 安全保障関連法成立後の政府・与党幹部によるワシントン訪問は初めてで、複数の米政府要人との会談も予定されている。注目を集めるタイミングでの訪米を巡り、党内からは「『ポスト安倍』レースを意識し始めたのでは」との指摘も上がっている。

 会談が予定されているのは、アジア太平洋担当のシアー米国防次官補をはじめ、アーミテージ元米国務副長官、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事ら。訪米中の日程で稲田氏が重視するのは、米戦略国際問題研究所で予定する30日の講演だ。苦手の英語で講演するため、米国人の講師の指導を受け、移動中の車内でも発音などを猛特訓している。

789名無しさん:2015/09/27(日) 13:05:02
>>787

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00050010-yom-pol
前自民税調会長、財務省の給付案に懸念表明
読売新聞 9月27日(日)10時9分配信

 前自民党税制調査会長の津島雄二・元衆院議員は26日、額賀派が都内で開いた研修会であいさつし、消費税率10%引き上げ時の負担緩和策のうち、増税分を後から給付する財務省案について、懸念を表明した。

 出席者らによると、津島氏は「(システムの問題で)給付対象になるはずの食料品を買ったが、給付が来ないという人がワーッとたくさん出てきたらどうするのか。税のことだから、大変なことになると財務省関係者には伝えている」と語った。

 消費増税時の負担緩和策を議論する与党税制協議会では、自民党からは財務省案を支持する声が出ているが、公明党は反対を表明し、欧州などで普及する軽減税率の導入を求めている。両党は、年末に決定する税制改正大綱までの合意を目指している。

790名無しさん:2015/09/27(日) 19:43:01
古い記事

http://www.sankei.com/politics/print/130621/plt1306210005-c.html
2013.6.21 21:00
谷垣氏の「有隣会」がパーティー 抱え込みが熱を帯びる

 自民党の谷垣禎一法相が顧問を務める「有隣会」が21日、昨年10月の発足後初めての政治資金パーティーを都内で開いた。今秋に予想される党役員人事・内閣改造をにらみ、勢力拡大を目指す各派・グループの動きが活発化してきた。

 パーティーには約30人の国会議員が参加。谷垣氏は約1800人の参加者を前に「長い目で見て中国、韓国を大事にしなければならないという人たちが集まっているのが有隣会だ」と独自色を強調。グループ幹部は「党内で参院選後にしっかりモノを言うための基盤固め」と狙いを語る。

 有隣会は派閥活動と一線を画してきたが、パーティー開催に当たり、他派と同じように総務省に政治団体として届け出た。20日には石破茂幹事長が主宰する「さわらび会」の会合に約60人が参加。各派も参院選候補を勧誘するなど「抱え込み」が熱を帯びている。

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791名無しさん:2015/09/27(日) 19:45:16
>>790

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8F%E6%B1%A0%E4%BC%9A_(%E8%B0%B7%E5%9E%A3%E6%B4%BE)
谷垣グループ「有隣会」の結成
報道では谷垣グループと呼ばれている。既存派閥のように所属議員を締め付けず、派閥よりも緩やかな政策グループとして活動する方針であり、他派との重複参加も認められる。そのため、各派閥が定期例会を開く木曜日では

792名無しさん:2015/09/27(日) 19:50:18
>>790

自民党の派閥会合|坂本哲志
http://www.tetusi.com/diary/2015/2384/

自民党の派閥会合
2015年04月10日

 自民党にはいわゆる派閥と言われるものが7つあります。そのほかに研究会やベテランがつくっている政策集団のグループがあります。
 研究会や政策グループは随時会合を開きますが、派閥の会合は毎週木曜日の正午から1時間と決まっています。このため派閥の掛け持ちは出来ません。
 木曜日の12時になると、各派閥の事務所は黒塗りの車で埋まりますし、マスコミも派閥の担当記者を派遣しますので、事務所前は賑わいます。
 最も大きいのは清和政策研究会。いわゆる細田派。安倍、町村さんも入っていた派閥です。今は総理と議長ですので抜けています。現在94人。岸信介、佐藤栄作、福田赳夫などの領袖がいた伝統派閥。
 平成研究会は額賀派。もとの田中派です。全盛期は田中派にあらずんば自民党にあらず、とまで詠われた派閥で現在51人。宏池会も池田勇人、大平正芳、宮沢喜一といった総理を輩出した伝統派閥で今は外務大臣の岸田先生が率います。42人。
 後、麻生派の為公会(いこうかい)37人、二階総務会長率いる志師会(しすいかい)32人、私が所属する石原のぶてる会長の近未来政治研究会、14人、そして大島、高村先生の番町政策研究会12人です。
 会合の内容は、皆さん昼食を取りながら派閥の長がまず挨拶します。最近の国会や政局、政策に対する考え方を述べます。ここで派閥の多少の性格の違いが出ます。安倍政権に近い派閥、やや距離を置く派閥の長など発言が微妙に違いそれが新聞記事になります。
 昨日の石原派では、安全保障に対する考え方、経済政策に対する考え方、そして最近発生する国会議員のスキャンダル問題などが話題として出ました。
 派閥によって進め方は違うのでしょうが、石原派は人数も少ないため、石原会長の挨拶に対してみんな思ったことを述べ合います。遠慮はしません。自由闊達です。しかし同じ仲間ですので最後は和気あいあいで終わります。
 派閥の弊害が言われて久しいのですが、それは昔の話のようです。今は言いたいことをいい、本音を吐露し、議員個人の悩みを打ち明ける、まさに憩いの場と相談窓口と、そして助け合い機関になっています。それでいて当選回数と年齢の秩序はしっかり守っていて規律が取れています。
 今のような派閥なら、民主党などにない勉強機関、人材育成機関、議員同士の互助機関として必要ではないかと考えています。何より楽しく、一番気が許せる木曜日の12時から13時までです。

793名無しさん:2015/09/27(日) 19:50:56
>>791
途切れていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8F%E6%B1%A0%E4%BC%9A_(%E8%B0%B7%E5%9E%A3%E6%B4%BE)
谷垣グループ「有隣会」の結成
報道では谷垣グループと呼ばれている。既存派閥のように所属議員を締め付けず、派閥よりも緩やかな政策グループとして活動する方針であり、他派との重複参加も認められる。そのため、各派閥が定期例会を開く木曜日ではなく、毎週水曜日に勉強会を開催している。結成時には、岸田派の三ツ矢憲生と金子原二郎、額賀派の二之湯智の3人の他派所属議員が参加している。

794名無しさん:2015/09/27(日) 20:09:21
http://www.sankei.com/politics/news/150910/plt1509100006-n1.html
2015.9.10 05:00
石破氏「次期総裁に出馬」公言 10月に足場の新派閥発足へ

 自民党の石破茂地方創生担当相が、自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」メンバーとの会合で「次の総裁選への出馬に向け、環境を整えたい」と述べたことが9日、分かった。石破氏は10月にも同会を母体に「石破派」を結成する方針も表明。すでに20人超が入会届に署名した。「ポスト安倍」を目指すことを公言し、足場となる派閥を作ることで、党内に確固たる支持基盤を築く考えだ。

 「政権構想を作るには、長い時間と大変な労力が必要だ。『誰が』でなく何をやるのかきちんと提示し、いつの日かご審判をいただくために備えたい」

 石破氏は9日、新派閥を作る理由について、記者団にこう強調。次期総裁を目指す姿勢を隠さなかった。

 関係者によると、石破氏は8日の会合で、無派閥連絡会を同日付で解散し、他派との掛け持ちを許さない新派閥の立ち上げを表明。石破氏は新派閥の会長となり、古川禎久元財務副大臣が事務総長に就く見通しだ。

 安倍晋三首相(党総裁)の無投票再選が確定した8日に派閥結成に向けて動き出したのは、「ポスト安倍」の最有力候補と目されながら存在感の低下を懸念したためだ。「再選確定後であれば弓を引くことにはならない」(周辺)との判断もあったという。

 8日の会合では、石破氏が今後首相側の干渉を受けずに活動できるよう、「次の内閣改造では入閣しないでほしい」という声も相次いだ。ただ、石破氏は明確に答えなかったという。

 平成21年に額賀派を退会した石破氏は、それ以降派閥の存在に否定的な立場を見せてきた。24年9月に幹事長に就任した際には「派閥均衡人事は行わない」と、派閥領袖(りょうしゅう)の推薦人事を拒否してきた。

 ただ、石破氏に近い鴨下一郎元環境相らは25年1月に無派閥連絡会を結成。側近は石破氏に「派閥化を進めた方がいい」と進言してきた。総裁公選規程では連続での3選は認められておらず、安倍首相の任期は最長で30年9月末まで。側近は「3年はあっという間。首相を目指すなら早い準備が不可欠だ」と述べた。

795名無しさん:2015/09/27(日) 21:03:02
>>788

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092700063
自民・稲田氏が訪米へ

 自民党の稲田朋美政調会長が27日、米国を訪問するため民間機で成田空港を出発する。ワシントンで国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事や米政府関係者らと会談するほか、シンクタンクで講演する。10月2日に帰国する。(2015/09/27-14:20)

796とはずがたり:2015/09/28(月) 09:14:18
森─小泉─安倍と来て次は稲田の様なんですが,竹下─金丸─小沢─二階の次は誰なんでしょうかね?

797旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/28(月) 17:43:07
自民党:石破派「水月会」20人で正式結成 総裁選に意欲
http://mainichi.jp/select/news/20150928k0000e010179000c.html
 自民党の石破茂地方創生担当相は28日午前、東京都内のホテルで記者会見し、「石破派」の結成を正式に表明した。石破氏は「私のような者でも政権を担うことが望ましいなら、それを目指したい」と述べ、次期総裁選に意欲を示した。
 石破派には無派閥の山本有二元金融担当相や鴨下一郎元環境相ら衆参の議員20人が参加した。安倍晋三首相の党総裁任期が切れる3年後の「ポスト安倍」をにらみ、党内基盤を固めたい考えだ。
 石破派の結成で自民党の派閥は八つになり、参加議員数は二階派(34人)に次ぐ6位となる。他の7派閥が1955年の自民党結党期にできた派閥の流れをくむ一方、石破派は無派閥議員を中心に新たに結成する。正式名称の「水月(すいげつ)会」には「無心で時代の要請に応える」という意味を込めたという。【田中裕之】
 石破派の参加議員は次の通り。(数字は当選回数)
 <衆院>石破茂(10)、山本有二(9)、鴨下一郎(8)、田村憲久(7)、伊藤達也(7)、後藤田正純(6)、古川禎久(5)、平将明(4)、赤沢亮正(4)、斎藤健(3)、田所嘉徳(2)、福山守(2)、石崎徹(2)、神山佐市(2)、八木哲也(2)、冨樫博之(2)、門山宏哲(2)、山下貴司(2)、若狭勝(1)
 <参院>舞立昇治(1)

798チバQ:2015/09/28(月) 21:22:09
>>797
20人確保でギリギリ面子保った感じですかね

799名無しさん:2015/09/28(月) 22:05:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000533-san-pol
「石破派」を旗揚げ 20人が参加
産経新聞 9月28日(月)12時19分配信

 自民党の石破茂地方創生担当相は28日、自身を会長とする「石破派」を正式に旗揚げした。安倍晋三首相の後継の有力候補の一人として、将来の党総裁選勝利と首相就任を目指す。

 派閥の名称は「水月会」で、山本有二元金融担当相や鴨下一郎元環境相ら国会議員が参加。事務総長には、古川禎久元財務副大臣が就任した。

 この日、石破氏は派閥参加議員19人とともに東京都内のホテルで記者会見し、結成目的や活動方針を説明。石破氏は「私のようなものでも、政権を担うのが望ましいということであれば、それを目指したい」と決意を述べた。

 今後は勉強会などを重ね、次期総裁選に向け安全保障や社会保障、エネルギー政策などの政権構想を練る。

 石破氏は党幹事長時代に、各派閥事務所を党本部に集約する改革案を示すなど「脱派閥」を提唱していた。このため、党内から派閥立ち上げに対し「言行不一致」と指摘する声が上がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000526-san-pol
石破地方創生担当相、「石破派」旗揚げを表明
産経新聞 9月28日(月)11時27分配信

 自民党の石破茂地方創生担当相は28日、自身を会長とする「石破派」の旗揚げを東京都内のホテルで表明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000056-jij-pol
自民・石破派が発足=総勢20人、「ポスト安倍」に意欲
時事通信 9月28日(月)11時9分配信

 自民党の石破茂地方創生担当相は28日午前、東京都内のホテルで記者会見し、自らが率いる新派閥「水月会」の旗揚げを正式に表明した。
 石破派には、同氏を含め20人の国会議員が参加し、党内の派閥としては6番目の規模となった。石破氏は安倍晋三首相の党総裁任期が満了する3年後を見据え、党内基盤を固め、「ポスト安倍」を目指す。
 石破氏は「私のような者でも政権を担うことが望ましいということならば、それを目指したい」と述べ、次期総裁選に向けた決意を表明した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000564-san-pol
菅長官「石破氏の個人的な話」 自民党「石破派」発足で
産経新聞 9月28日(月)19時0分配信

 菅義偉官房長官は28日の記者会見で、自民党の石破茂地方創生担当相が自身を会長とする「石破派」を旗揚げしたことについて「政府としてコメントすべきではない。石破氏自身の個人的な話だ」と述べ、静観する構えをみせた。

 また、石破氏が「ポスト安倍」レースに事実上、名乗りを上げたことに対しては「自民党は党則があり、それに準ずれば誰でも候補者になれる」と述べるにとどめた。

800名無しさん:2015/09/28(月) 22:05:51
>>799

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000078-nksports-pol
石破茂氏が石破派を立ち上げポスト安倍に名乗りあげ
日刊スポーツ 9月28日(月)14時1分配信

 石破茂地方創生担当相は28日、都内のホテルで会見し、政策集団「水月会」という名の石破派を立ちあげることを発表した。

 自民党所属の衆参20人が参加。石破氏は「安倍政権は全力で支える。文句をつけているばかりの集団には、絶対ならない」とした上で、「私のような者でも政権を担うことが望ましいという声があるなら、目指したい」と述べ、ポスト安倍にも正式に名乗りをあげた。

 石破氏は「足らざるものがあるのは百も承知だが、自分は(総理総裁候補に)ふさわしくないと言うのは、逃げているのではないか」と強調。このタイミングでの派閥結成には、「(安倍晋三首相の)総裁再選が、1つのタイミングと思った」と説明した。

 「安倍首相は、(第1次政権退陣後)5年の長い時間をかけて政策を錬磨し、その結果、今日の安定した支持がある。我々が皆さんの共感を得るには、時間をどんなにかけても短すぎることはない」と述べ、自身の政策を浸透させる時間が必要との認識を示した。

 政策集団名の「水月会」は、首相も座禅を組むために通っている、東京・谷中の禅寺「全生庵」の住職に命名を依頼。「無私無欲の高い境地」を表す「坐水月道場(すいげつどうじょうにざす)」から、取られたものだという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00050052-yom-pol
石破派が発足…次期自民総裁選へ、20人参加
読売新聞 9月28日(月)13時37分配信

 石破地方創生相は28日午前、東京都内で記者会見し、石破派(正式名称=水月会(すいげつかい))が同日付で正式に発足したと発表した。

 石破派には、本人を含めて自民党の衆参両院の国会議員計20人が参加する。議員の人数では党内6番目の派閥となる。

 石破派には、山本有二・元金融相、鴨下一郎・元環境相、田村憲久・前厚生労働相ら閣僚経験者のほか、若手からは平将明内閣府副大臣らが名を連ねた。事務総長には、古川禎久衆院財務金融委員長が就いた。

 石破氏は記者会見で「私のような者でも、もし仮に『政権を担うことが望ましい』ということであれば、それを目指したい」と語り、3年後に予定される次期自民党総裁選への出馬に向けた準備を進める考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000031-asahi-pol
石破氏が新派閥「水月会」設立 3年後の総裁選見据えて
朝日新聞デジタル 9月28日(月)13時36分配信

 自民党の石破茂地方創生相は28日、東京都内で記者会見し、自らが会長となる新派閥「水月(すいげつ)会」の設立を発表した。石破氏は「私のような者でも政権を担うことが望ましいということであれば、それをめざしたい」と述べ、「ポスト安倍」に向けて石破派を固め、3年後の党総裁選への立候補をめざすことを明らかにした。

 石破派は自民党として八つ目の派閥になる。山本有二・元金融相や鴨下一郎・元環境相、田村憲久・前厚生労働相ら20人が参加。事務総長には古川禎久・衆院財務金融委員長が就いた。

 石破氏は党幹事長時代、派閥に否定的な立場だった。28日の記者会見では、派閥を立ち上げた理由について「政策集団のことを派閥と言うとすれば、そういうものだ。50年、100年を見据えていかに政策体系を構築するか。国民の共感と納得を得るという政策集団としての働きをなしたい。私は派閥を否定したことはない」と語った。今後、人口減少や格差、安全保障、エネルギー資源などの問題について政策を練っていくという。(菊地直己)

朝日新聞社

801チバQ:2015/09/28(月) 22:21:13
あー、でも、総裁選は20人の推薦人が必要だから
自派閥だけでは推薦人確保できないのか

802チバQ:2015/09/28(月) 22:37:58
http://www.sankei.com/politics/news/150928/plt1509280038-n1.html
2015.9.28 21:40
【「石破派」旗揚げ】
石破氏「政権担当目指したい」 ただ人材、資金…不安な船出 





(1/4ページ)

水月会結成記者会見で記念撮影に応じる石破茂地方創世担当相(前列左から3人目)ら=28日午前、東京都千代田区永田町のザ・キャピトルホテル東急(斎藤良雄撮影)
 自民党の石破茂地方創生担当相は28日、自身を会長とする「石破派」(水月会)を正式に旗揚げした。石破氏は安倍晋三内閣の閣僚として党総裁選(8日告示)への出馬は見送ったが、派閥を足がかりに「ポスト安倍」を目指す考えも公言する。ただ参加議員は自身を除けば19人と少なく、総裁選出馬に必要な推薦人数に届かなかったのは誤算。石破氏にとっては不安の船出となった。

 「私のような者でも政権を担うことが望ましいということであれば、それを目指したい」

 石破氏は28日、都内で派閥発足を宣言する記者会見を開き、こう明言した。

 石破氏は平成24年の総裁選に出馬し、党員投票では首相の倍近い票を獲得。ただ、国会議員のみによる決選投票で首相に逆転負けを喫した。派閥結成はこれを教訓に、党内の支持基盤を固めるのが狙いだ。

 今回、首相が党総裁再選を決めた直後のタイミングで派閥設立に踏み切ったのは、「『首相に反旗を翻した』との批判を避ける」(石破氏周辺)という思いもあった。党総裁公選規程で3選は認められておらず、首相は最長でも30年9月末に総裁を退く。首相は石破氏を「将来の有資格者の一人」と周囲に語っており、派閥結成は首相に「禅譲」を促す思惑もある。

 ただ今回、石破派に参加したのは総裁選出馬に必要な推薦人20人に満たない19人。石破氏に近い議員による党内グループ「無派閥連絡会」は約40人いただけに、側近は当初「20人以上はすぐ集まる」と自信を見せていたが、いきなり出はなをくじかれた。

803チバQ:2015/09/28(月) 22:38:25
 派閥化の過程では「情勢をよく見極めたい」(中堅議員)と入会をためらう議員が相次ぎ、浜田靖一元防衛相ら側近も不参加。参加者は若手議員が中心で、層の薄さは否めない。

 さらに石破氏が21年の野党転落後、党改革の一環として「脱派閥」を訴えた経緯もあり、党内には「派閥を否定していたはず」(党幹部)と言行不一致への反発も強まっている。

 石破氏は記者会見で、「水も月も無心に映す」との禅の言葉を引きながら、派閥名「水月会」の由来を説明した。しかし首相は来月の内閣改造で、石破氏の閣僚留任を打診する見通し。側近らは自由に政権構想を練るため断るよう求めているが、「無心」を揺さぶる首相の踏み絵にどう答えるか。早速石破氏の心が試されそうだ。


 石破派に参加した国会議員は次の通り。(敬称略、丸数字は当選回数)

 【衆院】石破茂(鳥取1区(10))▽山本有二(高知2区(9))▽鴨下一郎(東京13区(8))▽伊藤達也(東京22区(7))▽田村憲久(三重4区(7))▽後藤田正純(徳島1区(6))▽古川禎久(宮崎3区(5))▽平将明(東京4区(4))▽赤沢亮正(鳥取2区(4))▽斎藤健(千葉7区(3))▽冨樫博之(秋田1区(2))▽田所嘉徳(茨城1区(2))▽神山佐市(埼玉7区(2))▽石崎徹(新潟1区(2))▽山下貴司(岡山2区(2))▽門山宏哲(比例南関東(2))▽八木哲也(比例東海(2))▽福山守(比例四国(2))▽若狭勝(比例東京(1))

 【参院】舞立昇治(鳥取(1))

804名無しさん:2015/09/28(月) 22:44:57
>>67
>>351
>中曽根元総理大臣は「天下を目指せ」と石破氏を激励したということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150928/k10010250441000.html
石破氏 石破派結成で「政権を目指す」
9月28日 17時15分

石破地方創生担当大臣は、28日、みずからを会長とする派閥「石破派」を結成し、記者会見で、「政権を担うのが望ましいということであれば目指したい」と述べて、安倍総理大臣の後継を目指す考えを強調しました。
石破地方創生担当大臣は28日、みずからを会長とする派閥「石破派」を結成し、東京都内のホテルで派閥のメンバーとともに記者会見しました。この中で石破氏は、派閥を結成した理由について、「今後50年先、100年先を見据えて政策体系を構築し、行動し、国民と正面から向き合い議論し、共感と納得を得られる政策集団としての働きをなしたい」と述べました。そのうえで、石破氏は「今後3年間は安倍総理大臣が総裁として職務を果たしていくが、それを支えるは当然の責任だ。同時に任期2期の折り返しをすぎる。私のようなものでも、仮に政権を担うのが望ましいということであれば、それを目指したい」と述べ、安倍総理大臣の後継を目指す考えを強調しました。
石破派には、石破氏や、山本有二元金融担当大臣、鴨下元環境大臣ら合わせて20人が所属し、石破派を含めて党内の8つの派閥の中で6番目の規模となり、今後、メンバーの数をさらに増やしたいとしています。
また、派閥の正式な名称は「水月会」とし、毎週木曜日の昼に会合を開いて、政策の検討や情報交換を行うことにしています。
石破氏は記者会見のあと、党内の各派閥や総理大臣経験者を訪ね、石破派を結成したことを報告しました。このうち、中曽根元総理大臣は「天下を目指せ」と石破氏を激励したということです。

805名無しさん:2015/09/29(火) 06:31:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000093-mai-pol
<自民党>石破氏「総裁の座」意欲…新派閥旗揚げ
毎日新聞 9月28日(月)21時59分配信

 石破茂地方創生担当相は28日、自民党内に自らが会長に就く石破派(正式名称・水月(すいげつ)会)を正式に旗揚げした。衆参20人の議員が参加するが、自前の勢力だけで総裁選に立候補できる21人には届かなかった。安倍晋三首相の後継総裁を目指して党内基盤強化を狙うが、支持の拡大や、首相との距離感が今後の焦点となる。【田中裕之、前田洋平】

 ◇党内基盤強化へ

 石破氏は28日、東京都内のホテルで開いた記者会見で「『私は首相にふさわしくない』と言うのは、逃げではないかと反省している」と述べた。これまでは首相に配慮して「総裁の座」を明言してこなかったが、この日は意欲を隠さなかった。

 ただし、石破氏を支持する議員で設立した「無派閥連絡会」(解散)は、最大約40人が参加していたが、派閥化に伴いその半分に減少した。石破氏は野党時代に額賀派を離れ、幹事長として党本部主導の新人教育をするなど「脱派閥」を訴えてきた。それだけに派閥化に戸惑い参加を見送った元メンバーもいる。石破派事務総長の古川禎久元副財務相は「人数の多寡ではない。時期を見て参加したいという人もいる」と記者団に語った。

 石破氏周辺は「『石破政権』を目指す決意を固めた集団で出発する方が安定する」と中核メンバーを固めるのが目的だと語るが、政府高官は、派閥化で「石破支持」の議員を取りこぼしたことに「もったいない」と皮肉交じりに語った。

 参加議員の半数の10人は当選1、2回。石破氏を支える一方、「選挙の顔」として石破氏に期待する側面もあり、石破氏を支える盤石な党内基盤を得たとは言い難い。

 また派閥結成の時期について、石破氏は「総裁の再選が一つのタイミング」と説明した。党則で総裁任期は連続2期までと定めるため、再選が決まれば首相に反旗を翻すことにならないとの理屈だ。石破氏は「政策の継続性は絶対に必要」と後継に徹する姿勢をアピールした。

 しかし、来年夏の参院選後に備える意味もある。自民党が敗北し、首相の責任論が浮上した場合、総裁選が前倒しされる可能性もあるからだ。

 まずは来月上旬の内閣改造・党役員人事で石破氏の処遇が焦点となる。首相は石破氏を閣内にとどめたい意向だが、石破氏周辺は「閣外で活動すべきだ」との意見が根強い。石破氏の対応次第では、首相への対抗勢力として位置づけが明確になる。

 28日の会見で閣内入りを要請された場合の対応を聞かれた石破氏は、「仮定のことには答えられない」と述べるにとどめた。

 ◇自民党石破派の参加議員◇

<衆院>

石破  茂(10)58(鳥 取1)

山本 有二(9)63(高 知2)

鴨下 一郎(8)66(東 京13)

田村 憲久(7)50(三 重4)

伊藤 達也(7)54(東 京22)

後藤田正純(6)46(徳 島1)

古川 禎久(5)50(宮 崎3)

平  将明(4)48(東 京4)

赤沢 亮正(4)54(鳥 取2)

斎藤  健(3)56(千 葉7)

田所 嘉徳(2)61(茨 城1)

福山  守(2)62(比例四国)

石崎  徹(2)31(新 潟1)

神山 佐市(2)61(埼 玉7)

八木 哲也(2)68(比例東海)

冨樫 博之(2)60(秋 田1)

門山 宏哲(2)51(比例南関東)

山下 貴司(2)50(岡 山2)

若狭  勝(1)58(比例東京)

<参院>

舞立 昇治(1)40(鳥 取)

※左から氏名、当選回数、年齢、選挙区

 ◇自民党の各派閥の人数◇

細田派95人

額賀派53人

岸田派45人

麻生派36人

二階派34人

石破派20人

石原派14人

山東派10人

※派閥離脱中の衆参議長は除く

806名無しさん:2015/09/29(火) 19:56:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000095-san-pol
石破派結成「首相目指す」 側近の一部不参加/閣僚留任が試金石
産経新聞 9月29日(火)7時55分配信

 自民党の石破茂地方創生担当相は28日、自身を会長とする「石破派」(水月会(すいげつかい))を正式に旗揚げした。石破氏は安倍晋三内閣の閣僚として党総裁選(8日告示)への出馬は見送ったが、派閥を足がかりに「ポスト安倍」を目指す考えも公言する。ただ参加議員は自身を除けば19人と少なく、総裁選出馬に必要な推薦人数に届かなかったのは誤算。石破氏にとっては不安の船出となった。(力武崇樹、千田恒弥)

                  ◇

 「私のような者でも政権を担うことが望ましいということであれば、それを目指したい」

 石破氏は28日、都内で派閥発足を宣言する記者会見を開き、こう明言した。

 石破氏は平成24年の総裁選に出馬し、党員投票では首相の倍近い票を獲得。ただ、国会議員のみによる決選投票で首相に逆転負けを喫した。派閥結成はこれを教訓に、党内の支持基盤を固めるのが狙いだ。

 今回、首相が党総裁再選を決めた直後のタイミングで派閥設立に踏み切ったのは「『反旗を翻した』との批判を避ける」(石破氏周辺)という思いもあった。党総裁公選規程で連続しての3選は認められておらず、首相は最長でも30年9月末に総裁を退く。首相は石破氏を「将来の有資格者の一人」と周囲に語っており、派閥結成は首相に「禅譲」を促す思惑もある。

 ただ今回、石破派に参加したのは総裁選出馬に必要な推薦人20人に満たない19人。石破氏に近い議員による党内グループ「無派閥連絡会」は約40人いただけに、側近は当初「20人以上はすぐ集まる」と自信を見せていたが、いきなり出はなをくじかれた。

 派閥化の過程では「情勢をよく見極めたい」(中堅議員)と入会をためらう議員が相次ぎ、浜田靖一元防衛相ら側近も不参加。参加者は若手議員が中心で、層の薄さは否めない。

 さらに石破氏が21年の野党転落後、党改革の一環として「脱派閥」を訴えた経緯もあり、党内には「派閥を否定していたはず」(党幹部)と言行不一致への反発も強まっている。

 石破氏は記者会見で、「水も月も無心に映す」との禅の言葉を引きながら、派閥名「水月会」の由来を説明した。

 しかし首相は来月の内閣改造で、石破氏の閣僚留任を打診する見通し。側近らは自由に政権構想を練るため断るよう求めているが、「無心」を揺さぶる首相の踏み絵にどう答えるか。早速石破氏の心が試されそうだ。

807名無しさん:2015/09/30(水) 07:15:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00050134-yom-pol
石破氏、「閣外に」との声に「自分で決める」
読売新聞 9月29日(火)23時41分配信

 石破地方創生相は29日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、安倍首相が来月7日にも行う内閣改造で、引き続き閣僚ポストを受けるかどうかについては、「実際に首相がどのように考えるか分からないのに、仮定のことを言ってはいけない」と述べるにとどめた。

 一方、派閥内で「閣外に出るべきだ」という声が出ていることについては、「いろんな闊達(かったつ)な意見がある。みんなの意見は聞くが、最後は自分で決める」と強調した。

808名無しさん:2015/09/30(水) 07:18:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00054175-playboyz-pol
習近平が安倍首相より厚遇した二階総務会長の評判。存在感を増す裏ボスのバラマキ体質
週プレNEWS 9月30日(水)6時0分配信

自民党で安倍首相以上に存在感を増している議員がいる。“自民党の裏番長”ともいわれる二階俊博自民党総務会長だ。

実際、先の自民総裁選不戦勝でも大きな存在感を示したとされる(参照記事→「自民総裁選不戦勝を陰で操った裏ボス・二階総務会長の凄味とは…」)。

その存在感は日本を超え、中国にまで及んでいる。実際に今年5月、二階氏が訪中した際、習近平国家主席は歓迎レセプションに顔を出し、満面の笑みで30分近く二階氏と会話した。

2014年11月に安倍首相が訪中して首脳会談を行なった時、習主席が露骨に不機嫌な顔をしていたのとは大違い…。一体、この差は何か? 政治ジャーナリストの有馬晴海(はるみ)氏が言う。

「誰もが『この待遇の差はなんだ』と思ったでしょう。だから、私も二階さん本人に聞いたんです。『二階さんと安倍さんはどこが違うのか』と。そしたら、『いやいや、安倍首相と私はどこも違わない。スタンスも一緒です』と返ってきた。自分を大きく見せるとか、おごり高ぶる素振りはみじんも見せない。これが二階さんの本質です。

習主席は安倍首相を冷遇し、二階さんを厚遇した。この事実に政治家としての安倍首相は内心傷ついているはず。そんな時、二階さんは『安倍さんと私は一緒』と言って首相を立てた。政界は地獄耳です。このやりとりはすぐに首相に伝わります。そして二階さんを尊敬し、彼を味方につけるべきだ、敵に回したら怖いと思ったでしょう。

二階さんはひとつひとつの言葉を吟味して発言します。だからひと言が重いし、政治的影響力も持つ。まさに“自民党の長老”と呼べる人です」

党内からも悪い評判がほとんど聞こえてこない二階氏。だが、彼の政治姿勢に対しては厳しい評価をする人もいる。ジャーナリストの横田一(はじめ)氏は言う。

「二階さんは典型的な公共事業バラマキ型の政治家です。地元・和歌山で民主党政権時代に凍結されていた阪和自動車道4車線化事業も復活させましたし、今は南海トラフ地震の防災対策を掲げて防潮堤の整備に力を入れています。彼はとても古くさい土建族議員の生き残りだと思いますね」

政府は8月14日、今後10年の国づくりの指針となる「国土形成計画」を閣議決定した。

その内容は、人口減と高齢化が進む中、医療、福祉、商業などの機能を地方中核都市に集中させ、地方を活性化しようとする「選択と集中」戦略だ。しかし二階氏はこの計画に「国土の均衡ある発展」というフレーズをねじ込んでしまう。

この件を古賀茂明氏は本誌連載『古賀政経塾!!』で次のように解説する。

「この文言は“選択と集中”とは正反対。『均衡ある発展』とは国土整備に当たり、インフラなどの公共事業を全国一律にバラまくことを意味する(略)。二階総務会長は国交省の方針をひっくり返す形で、このフレーズを押し込んでみせた」(本誌36号)

二階氏のバラマキへのこだわりは、ここまで強い。建設業界、土木業界をバックとした集金力により、自民党内で盤石の地位を築いたのだ。その裏ボスが日中関係でも存在感を増し、今後の政界でますます影響力を強める存在として見逃せないわけだ。

●『週刊プレイボーイ』39・40合併号では、さらに二階氏の実力や素顔を徹底紹介。そちらもお読みください!

(取材・文/畠山理仁)

■週刊プレイボーイ39・40合併号(9月14日発売)「安倍政権の裏ボス『二階俊博』大研究」より

809名無しさん:2015/09/30(水) 22:25:31
http://blogos.com/article/135632/
BLOGOS編集部2015年09月28日 06:52
安保可決/安倍再選で叫ばれる『自民党の劣化』は本当か?ノンフィクションライター・常井健一氏に聞く

9月8日に告示された自民党総裁選において、安倍晋三氏が無投票での再選を果たした。これに対し、「自民党に多様性が失われた」と批判する声や「ポスト安倍」争いの混迷化を指摘する報道も見られている。今回の総裁選の結果を、どのように読み解くべきか、「誰も書かなかった自民党: 総理の登竜門『青年局』の研究」「小泉進次郎の闘う言葉」などを執筆、自民党の内情を新聞やテレビとは違った角度から取材している常井健一氏に話を聞いた。

"次の総裁"が見えない3つの理由

一先日の自民党総裁選において、無投票で安倍首相の続投が決まりました。対立候補が出てこなかったことで、「ポスト安倍」となる「次の総裁」がまったく見えなくなっていると思います。現在、自民党内で「ポスト安倍」を狙う動きというのはあるのでしょうか?

常井健一氏(以下、常井):自民党の歴史を見ると、現職の総理を総裁選で破った例は、1978年の福田政権時の大平正芳だけです。つまり、対抗馬が出ても無風状態で終わり、次のリーダーの顔が見えて来ない状況というのは、それほど珍しいことではないんですね。

7月に「保守の肖像 自民党総裁六十年史」(小学館)という本を上梓したのですが、自民党の60年を振り返ってみると、長期政権が続くと、次を狙える人間が育ってくるのが見えてくるものでした。例えば、ポスト佐藤であれば、「三角大福中(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘)」、ポスト中曽根であれば、「安竹宮(安倍晋太郎、竹下登、宮沢喜一)」、小泉政権の時は「麻垣康三(麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、安倍晋三)」と言われていました。その大半が実際に総理総裁になっています。

「ポスト安倍」についても、今回の総裁選においては顔が見えないにしても、これから安倍政権が続くであろう3年の間に徐々に頭角を現すのではないでしょうか。ただ、昔と違って「次の総裁が見えない理由」には、大きく3つあると思います。

その中で一番大きいのは、派閥のトップに総理候補がいないということだと思います。つまり、麻生さんや二階俊博さんが総理を目指すか、というと現実的ではない。昔であれば、若手・中堅どころが、派閥のトップを総理にするために集まって、総理候補に仕立てあげるという形があったのですが、現在の派閥にそうした機能はありません。

2つ目の理由は、劇的な変化をもたらした閣僚が現政権にいないということです。長期政権下で難局を打開した閣僚が次の後継者として国民の目にも浮上してくるというケースは過去にも見られました。例えば、田中角栄は佐藤政権時代に、通産大臣として日米繊維交渉の妥結に成功しています。それまでは、福田赳夫の方が後継者としては相応しいと言われていたんですが、この交渉をまとめたことによって、「じゃあ、佐藤の次は田中だ」という流れが出てきたのです。現在の安倍総理も小泉政権時代に、内閣官房副長官を務め、拉致問題で実績を挙げました。帰国した5人の拉致被害者を日本に留めたという成功物語によって、次は総理になるのでは…という流れが国民の中に生まれたのだと思います。

ところが、安倍政権を見ていると、なんでも安倍総理の実績、もしくは官房長官である菅さんが寝技を使ったんじゃないかということばかり言われてしまいます。例えば、色々と揉めているオリンピックの問題を、担当閣僚の下村博文文科相が手腕を発揮して、うまい落としどころを見つけるとか、韓国・中国・ロシアなどとの外交問題に風穴を開けるような実績を岸田外務大臣が上げれば「次は…」ということになる可能性が高いでしょう。しかし、これまで閣僚の中で劇的な変化を起こした人間はいません。これが2番目の理由です。

810名無しさん:2015/09/30(水) 22:25:41
>>809

3番目は、安倍さんに対抗軸を示している実力者がいないということです。例えば、村上誠一郎さんが、安倍さんの方針に対して反旗を翻して注目を集めるのですが、じゃあ彼が一匹狼ではなく、表立って一緒に活動する仲間を集めているのか、という問題があります。小泉進次郎さんもよく報道陣の前で政権運営への疑問を唱えますが、対抗軸の有無はさておき、安倍さんにとっての菅さんのような多数派工作ができる腹心はいません。議会人というのは、「仲間を集めて多数派を作ってなんぼ」という側面があるのは事実です。つまり、そういう当たり前の政治をこつこつやっている実力者が出てこない。

「総理の登竜門」と呼ばれた自民党青年局の歴史を調べると、実際に総理になった青年局長経験者は「対抗軸を掲げて多数派をつくって実力者に挑む」という基本動作を若い頃からやっています。第31代局長の安倍さんもそうでした。安倍さんの初当選は93年ですが、これは自民党が下野した時の選挙で、野党という状態からスタートしているんです。当時の総裁は河野洋平さんでしたが、その後、自社さの村山政権の中に、河野さんが総理になれず組み込まれるという状況でした。当時は自民党全体でリベラル派が強く、安倍さんのような思想は少数派だったのです。

河野談話や村山談話が出たのもこの時代ですが、安倍さんは当時1、2年生にも関わらず、これらに反旗を翻したわけです。後藤田正晴、野中広務さん、加藤紘一さんといった当時の大物はみんなリベラルでしたから、若手が派閥に守られていた部分はあったとはいえ、今の安倍政権以上に異議を唱えるのに躊躇してしまうような状況です。

その中で安倍さんは自主憲法制定や歴史教科書の是正を旗印に掲げて、党内野党として訴えてきたわけです。95年の総裁選では、河野氏の後継にハト派の橋本龍太郎が無風で収まる流れに刃向かって、小泉純一郎氏を担ぎ出し、惨敗を喫しています。そこから10年ぐらいかけて、自らスカウトして仲間を増やして、自民党は安倍さんに近い考え方の人が多数派になり、二度も総理が狙える基盤を作り上げたという現実があるんですね。現在、安倍さんに対抗したいというリベラルの人達が、そういうことを地道にやっているかというと、誰もいないですよね。

811名無しさん:2015/09/30(水) 22:30:07
>>810

「ポスト安倍」候補は石破、岸田、稲田と"あの人"
一では、「ポスト安倍」というのは現状ではまったく予想もつかないという状況なのでしょうか。

常井:永田町内部では、「ポスト安倍」が、なんとなく見え始めてはいますよね。石破茂さん、岸田さん、稲田朋美さんは次の総裁選で手を挙げる可能性があるんじゃないかと考えています。

石破さんは、昨年、図らずして地方創生担当の無任所大臣に収まったという経緯はあるのですが、これは良く解釈すれば自身が秘書をしていたこともある田中角栄の境遇と似た部分があると思います。

田中角栄は幹事長時代に、参議院選を戦い自民党の議席を減らしています。その責任を取る形で幹事長を退いたんですが、無役になって総理を狙う準備をするという意図があったようです。総理の佐藤栄作としては、その後、官房長官にしたかった。官房長官にすれば、忙しいし、自分の下にいるわけですから、変な動きが出来ない。これによって、強くなり過ぎた角栄の力を弱めたいと考えていたのですが、様々なめぐり合わせで、結局、通産大臣に収まりました。

それでも、角栄は通産省で優秀な若手官僚を集め、「日本列島改造論」をまとめ、これが大ベストセラーになります。ブームを起こし、総理になり、この時に集まったブレーンを自分の官邸に持ち込んだという経緯があるのです。

石破さんも、これに近いことができるかもしれません。「地方創生」というのは、40年以上前の「列島改造論」に代わる未来の国家像を示すチャンスだからです。ここで石破さんが、どのような未来図をまとめるか、どれだけ国民の支持が得られるかということに、今後が掛かってくると思います。現在、石破さんは、小泉進次郎さんを政務官、平将明さんを副大臣、伊藤達也さんを補佐官にして、毎週月曜に会議を行っています。これが、「バーチャル石破官邸」というか、安倍カラーとも異なる上に、非常に結束力の固いチームになっているので、このメンバーでそのまま官邸に移っても政権運営ができるといったような準備運動は、ある程度出来ているんじゃないかというのが、私の見方です。なので、こうした状況にも関わらず、なぜ今派閥を立ち上げ、目立った成果物のないうちに無役になろうとしていると報じられるのかは疑問です。

岸田さんの場合は、55年体制的な形で総理になる可能性があります。過去の事例でみれば、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一が少数精鋭の宏池会に所属しながら、最大派閥の力を借りて総理になった方式は考えられます。岸田さんも宏池会会長ですから、細田派や額賀派といった派閥を取り込むことが出来れば、数合わせの上では総裁になれる可能性があるでしょう。しかし、そのような旧態依然とした総理選びで国民が納得するか、選挙で勝てる顔になれるかというと少し違う気がします。現状では「岸田文雄」というフルネームを知っている人は一般的にも少数派でしょう。だから、外相としてレジェンドを作れるかにかかっています。

稲田さんは、まさに安倍さんと同じような方式で総理になる可能性が考えられます。小泉さんが閣僚経験のない若手の安倍さんを内閣官房副長官や幹事長に指名し、最後は官房長官にして経験を積ませて総理候補に育てるということを3〜4年間でやりました。稲田さんは、現在4回生で、あまりパワーがないように見られているのですが、05年初当選の小泉チルドレンで作る「伝統と創造の会」の会長を務め、同期の間では「総理にしよう」という声もある。安倍さんとはカラーも一緒です。現在、政調会長として霞が関からの情報を掌握し、党務の動かし方を覚えているところですが、次にどういうポストになるかによって、この先の可能性が見えてきます。安倍さんと同じルートをたどって化けることがあれば、自民党が不人気になった時に「女性初の総理候補」というカードとして待望論が出てくるかもしれません。

野田聖子さんについては派閥があるわけでもないですし、今回の出馬騒動を見ても明確な国家像を訴えたわけでもありません。女性であることと、安倍さんとタイプが違うということだけが強みであって、ワイドショーで騒がれ、露出が多い割に国民にとっては「有名だけど、何をしたのかわからない政治家」という印象しかない。気さくな人柄で野党議員や記者にも人気はありますが、どうやって総裁になるかという道筋が見えてこないですよね。

812名無しさん:2015/09/30(水) 22:30:18
>>811

一菅官房長官はどうなのでしょう。

常井:自民党には衆参合わせて400人以上の国会議員がいますが、そのうち4分の1が45歳以下の若手です。トリッキーな見方かもしれませんが、総裁選では「潜在的な最大派閥」である若手の票が左右します。派閥が機能した時代は大物がコントロールし、時にはニューリーダーが彼らの不満を取り込んで下克上を試みたものでした。現在、若手を丹念に取材していると、そこにきちんとアプローチできている大物は、無派閥の菅官房長官なのです。

若手から頼まれれば、地元から連れてきた首長や地方議員と官邸で面談する機会を作ってあげ、夜の懇親会にも10分でも顔を出して一緒に乾杯する。悩みやトラブルがあれば相談に乗る。頼りなく見られていた若手が「東京に行ったら菅さんに会わせてくれた」というふうに地元での評価も変わり、菅さんに恩義を感じている議員も多いと聞きます。また、各省の幹部候補を若手に紹介し、定期的に私的な勉強会を開いている。これは派閥が強い時代のボスが若手を飼いならすのにやっていた面倒見と同じです。

本人は決して意欲を示すことはありませんが、今仮にポスト安倍を争う総裁選が行われ、菅さんが手を挙げれば最有力になるといっても過言ではありません。

813名無しさん:2015/09/30(水) 22:32:50
>>812

無投票になったのは、安倍総理に萎縮したから?
一候補になりえる人材がいるにも関わらず、今回の総裁選に立候補者が出なかったのは何故なのでしょうか。

常井:新聞やテレビでは「萎縮している」などと紋切り型のコメントする方が多いのでが、私はそうではないと思います。

この理由も3つあると思うのですが、1つはバラバラになると、党が壊れてしまうという反省が党内にあることだと思います。第一次安倍政権が倒れてから、誰を総理にするかで、党がグチャグチャになった結果、民主党による政権交代を許してしまったという苦い経験が自民党にはあります。

2つ目は、これまでは「総裁選で負けても出ることが次に繋がる」と言われていたのですが、これは総裁候補に派閥という後ろ支えがあった55年体制的な見方であって、今は表舞台にいなければ国民からは忘却され、待望論は消えていきます。要するに、「冷や飯を食ったことで、次の芽が生まれる」という美学が成り立たない時代になっているということだと思います。

その典型例が、河野太郎さんだと思います。河野さんは、安倍さんの一期下で、若手時代は安倍さんを凌ぐほどメディア露出があり、大衆の人気を集めていた時期もあったのですが、当選7回で大臣の経験すらなく、今後二度目の総裁選にチャレンジする機会があるかというと微妙です。同じことは、派閥のトップでもある石原伸晃さんにも言えることです。

3つ目が最も大きいと思うのですが、安倍内閣はあと3年で終わるということです。今の党規約上、総裁三選はないわけですから、長くても3年で安倍政権は終わります。そう考えれば、無理して安倍さんに対抗するより、再選した後にスタートラインを引く方が良いと考えるのが自然なのではないでしょうか。それは安倍さんが怖くて萎縮しているというよりも、今の自民党はとにかく諍い事が嫌いな政党なのです。

一今回安倍さんの再選が決まったわけですが、「ポスト安倍」の動きはいつごろから本格化するのでしょうか。

常井:恐らく参院選までは一致結束して、現在の状態を維持すると思います。自民党は、長らく参議院のねじれ状態に悩んできたという背景があるので、参院選の前にゴタゴタがあって、議席を減らすという展開は一番避けたいのではないでしょうか。

そうなると、「ポスト安倍」レースが本格化するのは、参院選後だと考えられます。その段階になると、次の衆院選が見えてくるので、衆議院議員にとっては、自分の生き残りを賭けた選挙になります。つまり、自分たちに有利な“風”が起きないと困る。消費税引き上げにも耐えなければなりません。その時に新しい顔を立てて、アベノミクスの看板を架け替え、勢いをつけて衆院選を勝ち抜きたいというのが、大方の考えでしょう。

7年8か月も続いた佐藤政権があっさり退陣に追い込まれた理由の一つは、国民の「飽き」でした。71年の参院選で後退した後、次の衆院選はまったくタイプが違う角栄を総理にして戦おうという雰囲気になった。その佐藤を大叔父に持つ安倍総理にとって、来夏の参院選は野党だけでなく、国民の「飽き」と党員の「疲れ」との戦いになるでしょう。そこで勝っても負けても、安倍さんの総裁任期の終わりが見えきます。自然に「ポスト安倍」の動きが加速し、露骨な“安倍降ろし”が起きてもおかしくない状況になると思います。

プロフィール
(とこい・けんいち)1979年茨城県笠間市生まれ。ライブドア(現LINE)を経て、朝日新聞出版に記者として入社。「AERA」で政界取材担当。退社後、オーストラリア国立大学に留学し、2012年末からフリー。主に政治分野の調査報道を手掛け、国内主要誌に寄稿している。

814名無しさん:2015/09/30(水) 22:37:58
>>813

BLOGOS編集部2015年09月29日 06:23
気概不足の若手、党員獲得に苦戦…自民党の抱える課題とは??ノンフィクションライター・常井健一氏に聞く

「一強多弱」状況の中では、今後も与党・自民党の地位は盤石のように見える。現在の自民党に課題や不安はないのだろうか。前回に引き続き、ノンフィクションライターの常井健一氏に解説してもらった。

「日本会議」の構成団体には創価学会を糾弾する団体も
一総裁選が無風で終わった理由の一つとして自民党内に「党が壊れてしまう」という危機感があるというお話がありましたが、一方で、ここ数年の野党の動きや民主党政権を見ていると、野合の結果、内部分裂が起きて、何もかも決まらなくなっているように見えます。なんだかんだ言っても、自民党は結束しているので、その強さを非常に感じるのですが。

常井:「ポスト安倍」の話になると、「昔は多様性のある党だったのに」と嘆く声が多いのですが、私はその前提はとっくに変わったという認識を持たなくてはならないと思っています。

自民党を支えているのは、昔から自民党にしか投票しないという保守層の60代以上の方々でしょう。それに加えて、20代〜30代という比較的若い方々が安倍政権を支えているという世論調査の結果も出ている点に私は注目しています。

おそらく高齢層と、若年層が感じている自民党の良さというのは異なっていると思います。「右から左まで幅があって、多様性があるからこそストッパーが効く。暴走せず、安定感があっていい」というのが、高齢層が自民党を支持する理由だとしたら、「1つにまとまっていて、スピード感があるからいい」というのが若年層の支持理由なのではないでしょうか。

一度は期待したがバラバラになって何も進まなかったという「民主党政権の悪夢」に比べれば、少し強引かもしれませんが、1つにまとまっていてスピード感があるほうがいい。だからこそ、安倍さん個人や自民党を好きではないけれど自民党を支持する。安保法案で落ち込んだ支持率が、こんな状態になっても戻ってくる、下げ止まるというのは、そういう感じ方をしている人が多いということなのではないでしょうか。

一これまでは選挙制度が中選挙区制だったこともあって、自民党内でも保守からリベラルまで考え方に幅があったとされています。リベラルを志向する野党が壊滅的な状況を考えると、以前のように党内で保守とリベラルがけん制しあった方が良いのではないかという意見も出てくると思うのですが。

常井:保守とリベラルという分け方では今の自民党を正確に読み解けないと思います。先ほど話したように、多様性か一枚岩がいいか、抑制的であるべきかスピード重視かという2つの路線が存在し、圧倒的多数のこだわりのない人たちがどちらかに付和雷同することで前に進んでいる状態だと思います。

岸政権が安保改定を押し切って退陣した直後、池田政権では「寛容と忍耐」と言っていた自民党が、角栄になったら「決断と実行」と言ってイケイケドンドンの政治をやった。安倍さんが総裁になる前も谷垣さんが「大らかな保守」と唱えていましたから、派閥が弱くなり思想的な対立は薄らいだ一方、今も昔も変わらないのはそういう態度や姿勢の違いなのではないでしょうか。

そういう意味では、安倍政権はよく岸や池田と比べられますが、意外と田中政権の時代状況に似ているというのが私の持論です。あの時も、長沼ナイキ訴訟の一審判決で自衛隊が違憲とされました。同じ頃、角栄は石油危機でエネルギーシフトを迫られる一方、物価高騰への経済対策を挙党一致体制を敷いて最優先しながらも、日教組や労組を露骨に叩いて、国旗国歌の法制化や教育勅語の復活を言い出したり、靖国の国家管理化を衆議院で強行採決するなどしたことが「右傾化」「ファッショ化」と批判されました。そこで調子づいた共産党は「民主連合政府構想」を打ち出して74年の参院選での野党共闘を呼びかけました。当時、角栄は病魔に侵されながらも地球儀を回すように外遊を続け、健康アピールとリラックスを兼ねてゴルフばかり出かけていたんですよ。最近流行りの角栄の武勇伝はどうも美化されすぎて、よく安倍批判にも使われますが、流れだけ見るとそっくりじゃないですか。ちなみに、74年の参院選では野党第一党の社会党が共産党の無所属統一候補方式を拒否、党内抗争もあって公明党を含めた野党協力は難航したものの、自民党も10近く議席を減らして「一強」から与野党伯仲に転じ、数か月後に角栄を退陣に追い込む結果となりました。

815名無しさん:2015/09/30(水) 22:38:09
>>814

また、最近は事あるたびに「中選挙区制度に戻すべき」という議論になりますが、小選挙区制度の導入から来年でちょうど20年になります。私は20歳になった時点から小選挙区制だった世代なのですが、投票行動を試行錯誤してきた身としてはこの20年で、メリットも見えてきたのではないかと思っています。

その一つが、政権を取るためには連立を組まなくてはならないという状況ができたことだと思います。これは一つの選挙区の中でも言えることで、選挙区内で、自民党支持の票だけを固めても選挙に勝てないという状況になっているのです。そうなると、無党派層も取り込まなくてはなりませんし、自民党候補の場合は公明党と仲良くする必要も出てきます。一人の候補者の中でも、連立政権的なマインド、幅広い世論を汲み取るバランスを持っていないといけない。

例えば、安倍政権に対する日本会議の影響力が最近よく報道されていますが、シンパと呼ばれる自民党タカ派の国会議員を取材すると、仲間うちで「草莽崛起」と叫ぶ一方、それで票が稼げるとは期待していない、1〜3万票ほどの公明党・創価学会の票を得なければ小選挙区で勝てないという人たちが少なくないのです。日本会議の構成団体の中には、創価学会を糾弾するような団体もあります。にもかかわらず、日本会議のシンパの議員たちが、表立って創価学会を罵倒しているかというと、そんなことはありません。選挙区に帰れば、公明党、創価学会の人たちの考え方に耳を傾け、選挙協力のために密にコミュニケーションを取っている。反対に、ハト派と目される自民党議員だって、日本会議議員懇談会に名を連ねています。つまり、小選挙区制度には、政治家の行動をマイルドにする効果があるんじゃないか、という見方です。

ただ小選挙区制になって個人はマイルドになる一方で、政党そのものはモノトーンに染まってしまうことは否めません。自民党のハト派でも安倍さんの言うとおりに「国防軍創設」を掲げて戦わなければならない。自民党に対して否定的で、「右傾化」と批判する人たちは、自分の選挙区の自民候補者が安倍さんと違うタイプだとしても、それを知って安倍さんの顔に見えてしまうわけです。結局のところ、自民党政権とはハト派的な部分を公明党に外注して、バランスがあるように見せて、幅広い国民を取り込もうとしている状況にあるのだと思います。ですが、最近は公明党も自民党と一体化しすぎているから、こんどは橋下徹氏を政権内に取り込み、武闘派的役割を外注して中から異議も唱えさせることで、国民のガス抜きを図るんじゃないでしょうか。

816名無しさん:2015/09/30(水) 22:43:29
>>815

一安倍政権の成立以来、「自民党の右傾化」を指摘する声は高まっています。

常井: 安倍さんがやっていることも、右派から見れば納得いかない点も多いと思います。「なぜ靖国参拝をしない」「安倍談話はもっと強気にするべきだった」という不満や、TPPや女性活躍推進についても右派の中で反対している人も多いでしょう。安倍政権が進めている政策そのものは、第一次政権ほど右派にウケるものではないと思います。一般論と言うか、定期的に政治家と接する人以外は、政策の中身よりも態度や姿勢のほうを気にして見ています。安保法案に臨む総理が委員会で「早く質問しろよ」などとヤジを飛ばすような態度が「危険」だと感じ、批判的な人には「右傾化」とつながるのでしょう。自民党を支えてきた伝統的な保守層でさえ、あの姿勢はいただけないと思っていますから。

一方で、自民党内の45歳以下の国会議員や地方議員、中核的な支持者を育成する機関として自民党青年局があるのですが、その活動を調べると、どう考えても、安倍さんに近い考え方の保守主義者が育つようになっている。これが、自民党が右傾化したように見える一因でしょう。その傾向は、安倍さんが幹事長をやっていた03年ぐらいから非常に強まっています。それを端的に示すものとして、4つの重要行事があります。

1つは、台湾研修。青年局では、60年代から定期的に台湾に行って、時の総統ら政府首脳を表敬訪問する習わしがあり、中国よりも台湾寄りの立場を堅持してきました。その関係を強化するため、年に1回、数十人規模の大訪問団が組まれるようになったのは安倍幹事長時代からです。

2つ目は、北朝鮮による拉致問題。毎年6月の日曜日に、全国一斉に街頭演説会を行うのが青年局の義務になっています。各都道府県で青年局のメンバーが集まって、拉致問題の解決を訴えるのです。

3つ目が竹島の日(2月22日)。毎年島根で行われる竹島の日式典に青年局の幹部たちが出席するということが義務になっています。そのために領有権問題を学ぶ勉強会も開催されます。

4つ目が、靖国参拝。年に一度の党大会の日、朝8時頃に、青年局みんなで靖国を参拝します。これは全国から集った数十人規模ぐらいで行くのです。

こうしたカリキュラムの下で育てば、どう考えても安倍カラーに染まりますよね。05年には、「真正保守主義」という安倍さんの立場を青年局の行動原理として位置付けます。これは、民主党が台頭する中、党の一体感を醸成して党の活性化を図るべく意図的に組まれたシステムだと見ています。ついでに本格的な候補者の全国公募があったのも、安倍幹事長時代です。つまり、そのカラーに合うことが、自民党議員になれる条件となった。

その路線に抵抗感がある議員は、そっと出席を控えていますが否定するわけではない。私の印象では、国会議員よりも地方議員の方が青年局の活動に熱心です。こうした若者が全国津々浦々で自民党の選挙を仕切り、若き無党派層を取り込んで、安倍政権を支えているのです。だから安倍政権はしぶといのです。

一これは、小泉進次郎さんもやっていたんですか?それほど"バリバリの保守"というイメージはありませんが。

常井:青年局長時代は先頭に立ってやっていましたよ。靖国に関していえば、進次郎さんは、毎年8月15日は欠かさず参拝しています。報道陣がまだ少ない早朝に行っているので、あまり騒がれないですけどね。

こうした動きをキチッとやることによって、自民党支持の保守主義者には「あぁ、進次郎わかっている」と思われるわけです。そのあたりの、今の自民党の若手の心境・心理というものを、進次郎はうまく掴んでいると思います。

一「文化芸術懇話会」で「マスコミを懲らしめる」発言などがあったことも右傾化の証左として取り上げられていますが。

817名無しさん:2015/09/30(水) 22:43:39
>>816

常井:若手のタカ派が歯に衣着せぬ言動で世を騒がせることは、自民党の歴史上珍しいことではないと思います。例えば、70年代には田中角栄が進める日中国交正常化に反対して、「共産主義に与するべきではない。自由主義の台湾を支援すべきだ」と訴える「青嵐会」が出来ました。これは、石原慎太郎、中川一郎、渡辺美智雄といった、今の「文化芸術懇話会」なんか比べものにならないくらい暴れん坊ばかりが集まった政策集団でした。彼らはマスコミからの叩かれ方も今の比ではなく、「極右」のレッテルを貼られたものです。

ただ、彼らは良くも悪くもフルオープン、自分たちの言葉と肉体で党外に向かって訴えた。「うちらは若手で弱いけども、国民に訴えて国民を味方につけようよ」ということで会議室に籠らず、行動派だったのです。どんなに重鎮から牽制されても「国民の味方」という自負があったんだと思います。具体的には、青嵐会は、日本武道館で大集会を開いて、2万人の聴衆を集めています。そこで有名なハマコー(浜田幸一)や石原さんが、タカ派の演説をぶって仲間を増やして、首相官邸に怒鳴り込みにいくわけです。

一方、タカ派に刺激されて、河野洋平、西岡武夫、橋本龍太郎といったハト派の若手が集まって、「政治工学研究所」をつくっています。彼らの一部は後に自民党を飛び出して「新自由クラブ」という政党を作り、国民に訴えて、仲間を増やし、ベテランたちが牛耳る自民党と対峙しようとしました。「オマエらのためじゃない、かわいい子供達のために自民党はあるんだっちゅーことを忘れるな」というハマコーの名言がありますが、タカ派もハト派も共通してそういう気概でやっていたのです。

それに対して、今の「文化芸術懇話会」やハト派の「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」といった勉強会は、内輪でやるばかりで外部に何か訴えて国民を巻き込んでいこうとする気概がなかったように思います。また、対峙する勢力にぶつかっていく迫力もない。両者で討論するという発想もしない。党にとっては毒にも薬にもならない集団でした。過去を美化するつもりはありませんが空気を呼んで会を中止する、誰か偉い人に言われて解散してしまうような人たちに、国民は未来を託したいとは思わないでしょう。

安倍さんだって、かつては右派の文化人たちと連携し、世論を味方に付けて、リベラルな党の重鎮に対してぶつかって行きましたし、実は石破さんも若手の時に政治改革をやるために、若手を30人ぐらい集めていました。当時の幹事長、梶山静六は政治改革を絶対に進めないという方針だったのですが、それに反旗を翻して仲間うちでお金を集め、事務所を借り、全国キャラバンをやったり、時には幹事長室に怒鳴り込みに行ったりしていました。

2回も総裁選で落ちた小泉純一郎氏が何故、総理総裁になれ、郵政民営化をめぐる権力闘争に勝てたのか。党外、院外に訴えたからです。党内に抵抗勢力が多くても、国民を説得して味方に付けた。橋下市長が永田町政治の作法では全否定されても一定の支持者が残っているのは、外に向かって発言し続けているからです。進次郎人気も全国をくまなく回って自民党の悪い所も包み隠さず明かして、「もう一度チャンスを下さい」と目の前で直接訴えているからですよ。

今回、安保法案の審議中に上の言いなりで沈黙を守った自民党若手たちはタカ派もハト派も、ずいぶん前に党内政治の時代が終わったことを学んでいないのではないでしょうか。


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