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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

535チバQ:2015/07/01(水) 19:58:03
http://www.sankei.com/politics/news/150630/plt1506300043-n1.html
2015.6.30 22:16更新
【報道圧力発言】
自民・大西英氏、2度目の厳重注意処分 「問題あったとは思えない」発言で
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1>> 利用規約
TweetTweetPR 自民党内の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が出た問題で、党執行部は30日夜、大西英男衆院議員を2度目の厳重注意処分にした。大西氏は勉強会での発言を理由に、27日に谷垣禎一幹事長から厳重注意処分を受けていたが、30日に記者団に対し「発言に問題があったとは思えない」などと話していた。

536チバQ:2015/07/01(水) 19:59:49
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z7WLJH6ZUTFK01J.html
村上氏「我が愛する自民党が誤った道に踏み出さぬよう」
2015年7月1日00時25分

■村上誠一郎・自民党衆院議員

 99%の憲法学者、歴代の法制局長官、そしてほぼ全員の法曹のみなさん、私が議論する限り、砂川判決や1972年の政府見解は(集団的自衛権の行使容認の)根拠ではないと言う。大多数の国民、学者に「違憲の法案」というコンセンサスが得られているのに、あえて強引に突破することは、日本の将来、日本の民主主義に多大なる禍根を残すんじゃないかと心配している。

 私は10回連続で選挙に通って、1回も自民党を出たこともないし、1回も野党の不信任案に投票しなかった、ただ1人の生き残りだ。私こそがミスター自民党だと考えている。なぜそのミスター自民党がこういうことを言うかというと、我が愛する自民党と、我が愛する日本が、誤った道に踏み出さないように、なんとしてでも、ここは一度考え直してほしいという気持ちがあるからだ。(都内の外国特派員協会での講演で)

537チバQ:2015/07/01(水) 20:03:55
http://mainichi.jp/select/news/20150701k0000e010210000c.html
自民勉強会:南太平洋の国を「くそ貧乏長屋」百田氏発言
毎日新聞 2015年07月01日 12時41分(最終更新 07月01日 14時57分)

 6月25日に行われた自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、講師に招かれた作家の百田尚樹氏が軍隊を持たないナウル、バヌアツ、ツバルなど南太平洋の数カ国を挙げ「くそ貧乏長屋」と述べていたことが分かった。

 勉強会の出席者によると、百田氏は講演の中で「軍隊は防犯の鍵」と指摘した後、南太平洋の島国について「泥棒が入っても、とるものがない貧しい家」などと発言した。出席した加藤勝信官房副長官は6月26日、「(百田氏の)講演が終わったところで退出した」と国会で答弁した。

 勉強会を巡っては、報道機関への圧力を求める発言をした衆院議員4人が処分された。これに関連し、同党の谷垣禎一幹事長は1日午前、東京都内で行われた公明党との会合で「一連の勉強会、報道の自由に関する発言の件で大変迷惑をかけた。心からおわびする」と謝罪した。公明党の井上義久幹事長は「気を引き締め緊張感を持って、丁寧に国会運営をしていこう」と応じた。【中島和哉、水脇友輔】

538チバQ:2015/07/01(水) 23:00:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015070100905
自民リベラル系が勉強会


 自民党のリベラル系議員でつくる「過去を学び分厚い保守政治を目指す若手議員の会」が1日、衆院議員会館で会合を開いた。約20人が出席し、御厨貴東大先端科学技術研究センター客員教授が「保守と革新」をテーマに講演した。
 保守系の若手議員による「文化芸術懇話会」での「言論圧力」発言が与野党の批判を招いた直後とあって、出席者は不規則発言が報道機関に取り上げられることを警戒。会合は冒頭を除いて非公開で行われた。 
 集団的自衛権の行使容認に否定的な講師を招く予定だった6月25日の会合は、安全保障関連法案審議への影響を懸念した党執行部から自重を促され、急きょ中止していた。(2015/07/01-19:53)

539チバQ:2015/07/01(水) 23:56:00
>>536

 私は10回連続で選挙に通って、1回も自民党を出たこともないし、1回も野党の不信任案に投票しなかった、ただ1人の生き残りだ

高村副総裁とか、大島衆院議長とかも上記条件満たしそうな気がするけど違うのか?

540とはずがたり:2015/07/02(木) 11:48:36
もう滅茶苦茶だなぁ。サンケイよ,自民党の時も学級崩壊ってちゃんと報道しろよなぁ。

報道規制問題の木原氏処分「重すぎる」と軽減案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150701-OYT1T50053.html?from=ycont_navr_os
2015年07月01日 09時56分

 自民党内で30日、「報道規制」発言の責任を問われ、党青年局長の職からの更迭と役職停止1年の処分を受けた木原稔衆院議員について、実質的に処分を軽減する打開策が浮上した。

 木原氏の局長権限だけを1年間停止し、後任は任命しないことで、「更迭」色を薄める案だ。処分が重すぎるという党内の不満に配慮した玉虫色の案だが、厳しい処分を求めてきた強硬派から批判が出る可能性もある。

 木原氏は、発言が相次いだ同党保守系議員の勉強会「文化芸術懇話会」の代表。政府の安全保障関連法案の審議への影響などを重く見た谷垣幹事長が主導し、27日に処分が決まった。

 しかし、若手議員らを中心に「木原氏は問題発言をしていない。処分が重すぎる」と、執行部への不満が出ていた。打開策には、〈1〉後任は決めず臨時代理にすることで、形式上は木原氏が青年局長にとどまっていると説明できる〈2〉権限を1年間凍結し、局長としての活動ができなくなれば、「更迭」したとの説明とも一定の整合性がとれる――と判断しているとみられる。

 ただ、党内には厳しい処分が当然との意見もあり、「処分の意味をころころ変えるのは信頼を損ねる」として、打開策が党内の亀裂を深めるおそれもある。

541とはずがたり:2015/07/02(木) 12:16:40
ナウルなどを「くそ貧乏長屋」 百田氏、勉強会で発言
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z4H5JH6ZUTFK007.html?iref=com_rnavi_arank_nr03
2015年6月30日22時36分

 自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が軍隊を持たないナウル、バヌアツ、ツバルなどを名指しして「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」などと述べていたことが、複数の出席者への取材で分かった。

 出席者によると、百田氏は過去にも同様の発言をしたとの経緯の中で述べた。「軍隊は防犯用の鍵だ。軍隊を持っていない国はたった26カ国」と語り、防衛力の必要性を強調。その上で「南太平洋の小さな島。ナウルとかバヌアツとか。ツバルなんか、もう沈みそう。家で例えればくそ貧乏長屋。とるものも何もない」「アイスランドは年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」などと発言した。参加議員からは笑いが起きた。

 勉強会には加藤勝信官房副長官が出席。加藤氏は衆院特別委員会で「(百田氏の)講演が終わったところで退出した」と述べており、30日の朝日新聞の取材にも講演部分は最後まで出席していたと認めた。

542チバQ:2015/07/02(木) 19:32:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000082-jij-pol
自民・細田派が総会中止=「圧力発言」に苦言相次ぐ
時事通信 7月2日(木)15時27分配信

 自民党細田派は2日昼の定例総会を取りやめた。同派には報道機関への圧力を求める発言で厳重注意を受けた大西英男衆院議員ら2人が所属している。同派幹部は「出席者の都合が合わなかったため」と説明したが、総会を開けば問題発言に触れざるを得ず、メディアに改めて取り上げられることを懸念して冷却期間を置いたとみられる。
 同じく厳重注意を受けた井上貴博衆院議員が所属する麻生派例会では、麻生太郎副総理兼財務相が問題発言を取り上げ、「(安全保障関連)法案を通すのが大事であり、発言によって法案審議を遅れさせたら何の意味もない」と戒めた。井上氏は欠席した。
 他派の幹部からは苦言が相次いだ。林芳正農林水産相は岸田派例会で「おごり高ぶることのないよう、責任与党として常に心掛けなければならない」と呼び掛けた。石破茂地方創生担当相も無派閥連絡会で「『懲らしめる』とか『つぶす』とか物騒な話があり、余波が残っている。権力をあずかる者はいかにそれを抑制的に使うかをよくよく考えなければならない」と語った。

543チバQ:2015/07/02(木) 19:40:20
http://www.sankei.com/politics/news/150701/plt1507010038-n1.html
2015.7.1 23:18

「分厚い」勉強会に「懇話会」メンバー出席 首相は山口氏に陳謝

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 自民党のリベラル系若手議員による勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が1日、国会内で会合を開き、御(み)厨(くりや)貴東大客員教授が保守政治のあり方について講演した。安倍晋三首相(党総裁)の“応援団”で、報道機関への圧力発言などが問題となった勉強会「文化芸術懇話会」のメンバーを含め、21人が出席した。

 共同代表発起人の武井俊輔衆院議員は会合で「幅広い声をしっかり聞き、各自の学びに生かすのが勉強会の趣旨」と強調。「丁寧に慎重にこれからも学びを深めたい」とも述べ、勉強会の継続に意欲を示した。

 「懇話会」メンバーの参加は、同会代表の木原稔前青年局長が更迭されるなど党内に緊張感が高まっていることを受け、「議論が自由にできる『開かれた党』をアピールする狙い」(関係者)がある。メンバーの星野剛士衆院議員は会合で、若手議員有志で沖縄を毎年視察していることなどを報告した。

 これに関連、安倍首相は1日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、党内勉強会での圧力発言に関し「ご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と陳謝した。

544チバQ:2015/07/02(木) 23:47:16
http://www.j-cast.com/2015/07/02239318.html?p=all
「百田氏にも言論の自由」 マスコミ関係者からも擁護論が続々
2015/7/ 2 19:45
沖縄2紙への「つぶさなあかん」発言がマスコミから猛バッシングを受けた作家の百田尚樹氏を擁護する声が、マスコミ関係者らから上がっている。

「表現、言論の自由だ」「笑ってすませる程度の話」「民間人」とその理由は様々だ。

「WiLL」花田編集長、維新・松井大阪府知事、田母神氏・・・

月刊誌「WiLL」の花田紀凱編集長は2015年6月26日、「百田発言のどこが悪い」と題したブログを更新。「クロウズドな勉強会で述べた個人的感想ではないか。どこがいけないのか」と疑問を呈し、「言論の自由、表現の自由だろう」と擁護した。

翌日のブログでも

「言い方はややキツかったかもしれないが、百田さんにも沖縄2紙の報道を批判する『言論の自由』はある」
と主張。百田氏が発言を「冗談として言った」と説明したことから、「笑ってすませる程度の話だ」とも述べた。

「言論の自由」を理由に、百田氏を擁護する人はほかにもいる。維新の党顧問の松井一郎大阪府知事は26日、「自民党を叩くのはいいが、講師として勉強会に行った百田氏には表現と言論の自由がある」と報道陣に述べたと朝日新聞やNHKが報じた。

元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏は28日、ツイッターに「マスコミには日本を貶める言論の自由が無限にあるが、百田氏には言論の自由がないというのか」と書いた。

百田氏自身も29日、ツイッターで「表現の自由」の保障を規定する憲法21条を引用し、

「つまり、私的な会合での発言は、憲法で保証されているのです(原文ママ)」
と説明していた。

ただ、「言論の自由」を理由に擁護することに反論もある。漫画家の小林よしのり氏は7月1日のブログで「これは間違っている」と切って捨てる。

「百田尚樹が沖縄の新聞をつぶせと言うのは、民間人が表現の自由を行使しているのだから勝手である。だが、マスコミ・民間人がこれを批判するのも言論の自由を行使しているのだ」
小林氏は百田氏と同じく、自民党議員との勉強会が予定されていたが、中止になった経緯がある。
百田氏は擁護されて「男らしいなあ!」「さすがや!」と喜ぶ

百田氏の立場を「民間人」「一文化人」として、問題視するべきではない、という意見もある。キャスターの辛坊治郎さんは6月26日の「朝生ワイドす・またん!」(読売テレビ)で

「自民党の勉強会でプライベートな人間が好きに言ったことを批判する記事を書くのは、言論機関として自殺行為じゃないかと思う」
と語り、毎日新聞をはじめ新聞各紙を批判した。

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんは28日のブログで、百田氏は講師として招かれただけだとし、

「要はただの『文化人』であり、『自由に発言してください』という依頼の下、自民党の若手たちに『お話をしただけ』に過ぎない」
と書いた。国会議員とは立場が違うことを強調した。

一連の擁護の声に百田氏もツイッターで反応している。27日は「松井知事は男らしいなあ!この騒動の中で、堂々と発言するのは『漢』や!」、30日には「辛坊さん、歯切れいいなあ さすがや!」とうれしそうだ。

545チバQ:2015/07/04(土) 10:14:04
http://mainichi.jp/shimen/news/20150704ddm041010122000c.html
選挙費未記載:圧力発言の自民・井上議員、1300万円
毎日新聞 2015年07月04日 東京朝刊
 自民党の井上貴博衆院議員(福岡1区)が、初当選した2012年の総選挙時に受領した寄付金1300万円を、選挙運動費用収支報告書に記載していなかったことが分かった。井上氏の事務所は取材に対し「自民党本部から受け取ったお金で、選挙費用に使ったが記載を忘れてしまった。外部の指摘で判明した」と説明。3日付で福岡県選挙管理委員会に修正を届け出た。

 井上氏の事務所によると、1300万円は投開票日6日前の12年12月10日、党本部から井上氏が代表を務める党福岡県第1選挙区支部に入金され、支部は同日、選挙関係費として井上氏に全額を寄付した。井上氏は毎日新聞の取材に対し「故意の虚偽記載ではなく純然たるミス。3日朝に確認し、修正を指示した」と話した。

 井上氏は、先月25日に自民党本部であった若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、「(報道機関に圧力を加えるには)広告収入をなくすのとスポンサーにならないことだ」と発言し、党執行部から厳重注意を受けた。懇話会では作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞社は頭にくる。つぶさないといけない」と語ったことも判明している。【門田陽介】

546名無しさん:2015/07/04(土) 11:43:37
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150630-00000058-nnn-pol
懲らしめようという気ある〜自民・大西議員
日本テレビ系(NNN) 6月30日(火)16時55分配信
 先週、自民党の勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言した自民党の大西英男議員が記者団の取材に応じ、個人的な考えとして改めて一部の報道機関について「懲らしめようという気はある」などと述べた。

 「日本の国を過てるような、そういった誤った報道をするようなマスコミに対して、私は広告は自粛すべきじゃないかなと個人的には思います。だけど、政治家として政治権力を使うとか政党の力でそういうことをやるというのは民主主義の根底をゆるがすことですよ」

 「懲らしめようという気はあるんですよ。一部のマスコミですよ。だって社会的制裁受けてない」

 「何らかの国民的な方法を考えていかなきゃいけないな。それについて百田先生のご意見を伺ったということです」

 大西議員はこのように、個人的な見解としては一部の報道機関について「懲らしめようという気はある」と明言した。その上で、勉強会での発言については「政治家として政治権力を使うとか政党の力でそういうことをやるというのは民主主義の根底をゆるがすことだ」として、報道機関に圧力をかけるつもりはなかったと釈明した。また、「議会人として誤解を受けないように発言は慎んでいきたい」と述べた。

547名無しさん:2015/07/04(土) 11:46:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000103-jij-pol
安保批判報道「懲らしめる」=自民・大西氏が再び問題発言―執行部が厳重注意
時事通信 6月30日(火)14時45分配信

 自民党の大西英男衆院議員(東京16区、当選2回)は30日午後、安全保障関連法案に批判的な報道について「懲らしめなければいけないんじゃないか」と述べた。また、「誤った報道をするようなマスコミに対して広告は自粛すべきじゃないか」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。同党執行部は、同じ趣旨の発言が繰り返されたとして、27日に続いて大西氏を厳重注意とした。
 自民党有志の勉強会で報道機関への圧力を求める発言が相次いだ問題で、党執行部が火消しを図っているさなかだけに、与党幹部は相次ぎ不快感を表明した。自民党の二階俊博総務会長は記者団に「言いたい放題を言っていい、というものではない」と強調。公明党の大口善徳国対委員長は、自民党幹部に対し「看過できない」と伝えた。
 自民党細田派の細田博之会長は30日、東京都内で同派所属の大西氏から事情を聴いた上で、注意した。
 大西氏は25日、保守系の党所属議員有志が開いた文化芸術懇話会で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」と述べ、党執行部から27日に厳重注意を受けた。この発言について、大西氏は30日、「政治家が財界に圧力をかけて、マスコミを懲らしめろなんてことは一言も言ってない」と釈明し、「問題があったとは思わない」との認識を示した。

548チバQ:2015/07/04(土) 18:09:00
>>545
http://www.asahi.com/articles/ASH743D3PH74TIPE00J.html
寄付金1300万円未記載「忘れていた」 自民・井上氏
2015年7月4日15時49分
 自民党の井上貴博衆院議員(福岡1区、当選2回)が、初当選した2012年の衆院選で党支部から受け取った寄付金1300万円について、選挙運動費用収支報告書に記載していなかったことがわかった。井上氏側は3日付で福岡県選管に訂正を届け出た。

 公職選挙法は、選挙運動に関する寄付や収入の選管への報告を義務づけている。井上氏の事務所担当者は「外部から指摘を受け、記載を忘れていたことが判明した。(訂正で)法的には適正に処理したものと考えている」と話している。

 事務所によると、1300万円は衆院選の投開票日6日前の12年12月10日、井上氏が代表を務める自民党福岡県第1選挙区支部に交付され、即日、選挙関係費として井上氏側に全額がわたった。井上氏側は、当初は自己資金でまかなう予定だった約765万円を運動費に充て、残りの約535万円を保管。だが、選挙後に県選管に提出された選挙運動費用収支報告書に、1300万円に関する記載はなかった。535万円は支部に寄付する形で返したという。

 井上氏は安倍晋三首相に近い自民党国会議員の勉強会「文化芸術懇話会」で「スポンサーにならないことが一番こたえる」などとメディアに威圧的な発言をしたとして、党本部から厳重注意を受けている。

549チバQ:2015/07/05(日) 18:42:20
http://www.hochi.co.jp/topics/20150705-OHT1T50040.html
【永田町ノート】タカとハト対立深まる
2015年7月5日15時0分 スポーツ報知

 自民党の保守系若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関への圧力を求める発言が相次いだ騒動は、党内のハト派とタカ派の対立を深める結果となった。

 勉強会は、9月の自民党総裁選に向け、安倍首相の3選の流れを作る狙いがあった。先月25日の初会合で、講師に招いた作家・百田尚樹氏が、沖縄県の新聞が安倍政権に批判的な立場を取っているとして、「沖縄の二つの新聞社は潰さないといけない」と発言。出席議員も「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番」などとぶち上げた。

 谷垣幹事長は、勉強会を主宰した木原稔党青年局長(45、衆院当選3回)を1年の役職停止処分とし、問題発言をした若手3人を厳重注意にした。この処分を巡って党内が大騒ぎとなった。

 処分を主導したのは棚橋泰文幹事長代理(52、同7回)。東大法卒で官僚出身、弁護士資格も持つ。谷垣氏を中心とするグループ「有隣会」に参加する「ハト派」だ。

 一方、処分に反発したのが、萩生田光一総裁特別補佐(51、同4回)だ。議員秘書、八王子市議、東京都議を経た党人派で、若手「タカ派」の兄貴分。首相の信頼も厚い。勉強会で木原氏自身は問題発言をしていないとして、処分軽減を訴えていた。首相も「処分は厳しすぎやしないか」と周辺に語るなど、党執行部の決定に不満を持っている。棚橋氏と萩生田氏は今、「犬猿の仲」(自民党筋)だという。

 かつて自民党はハト派とタカ派が激しく競ったが、安倍政権ではハト派は影をひそめ、タカ派全盛だ。タカ派にとっては、今回の処分が「ハト派の逆襲」との疑念もあるようだ。今回の騒動は、無風がささやかれる総裁選に思わぬ波乱を起こすかもしれない。(太)

550名無しさん:2015/07/07(火) 21:33:41
http://www.sankei.com/politics/news/150707/plt1507070002-n1.html
2015.7.7 07:00
【政界徒然草】
国会対策の司令塔・サトベン(佐藤勉)の背中は穴だらけ!「頼むから後ろから鉄砲撃たないで…」

 国会会期は9月27日まで戦後最長となる95日間延長された。集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を確実に成立させるためだ。国会が迷走を重ねた末の大幅延長だったが、延長国会が始まると自民党若手議員から報道機関に圧力をかけるような発言が飛び出し、国会はさらに紛糾した。党の国会運営を統括する佐藤勉国対委員長は、身内に背後から鉄砲で撃たれた格好となり、悩ましい日々を送っている。

「圧力発言」でまたもや波乱

 「ここ数日いろいろあり、委員長の髪の毛も白くなった…」

 自民党の小此木八郎国対委員長代理は7月1日の党国対幹部の会合でこう語り、佐藤氏を気遣った。

 中国唐代の大詩人・杜甫の有名な詩『春望』に「白頭かけば更に短く」(白髪頭をかくと、心労のために髪の毛も短くなってしまった)というくだりがあるが、佐藤氏も気苦労が絶えないようだ。

 安倍晋三首相(自民党総裁)を支持する議員が多く出席した6月25日の勉強会「文化芸術懇話会」の会合で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ」(大西英男衆院議員)などの発言が相次ぎ、安保関連法案を審議している衆院平和安全法制特別委員会で、野党側は一斉に追及を強めた。

 安保関連法案の衆院採決の時期が見えてきたころだっただけに、佐藤氏は翌26日、勉強会の代表を務める木原稔青年局長(当時)を国会内に呼び出し、「首相を応援するつもりだったとしても、足を引っ張っている。結果が全てだ」などと叱責(しっせき)した。温厚な人柄の佐藤氏だが、「いまだかつてないほど」(周辺)の激怒ぶりだったという。

 さらに、火に油を注いだのは、会合に国対副委員長級が出席していたことだった。佐藤氏は怒りを通り越して「毎日、後ろから撃たれているよ…」とボヤくしかなかった。国対幹部は「国対メンバーとして、日頃から法案審議への影響を考えて行動するよう指示していただけに、残念な思いもあるだろう」と語った。

 国対は「法案を成立させる順番や委員会の進め方、野党との交渉についての司令塔。毎日、作戦会議が行われているところ」だ。5月22日に特別委で安保関連法案の審議が始まって以来、自民党国対は受難続きだった。国会がお盆期間や9月の連休をはさんで9月27日まで大幅延長となり、議員らの夏休みが消えたことにも、司令塔の国対への恨み節が聞こえてくる。

弱気の参院で大幅延長

 6月9日、国会図書館。佐藤氏は、菅義偉官房長官と加藤勝信副長官、自民党の吉田博美参院国対委員長とひそかに会談した。法案審議の見通しと、それに伴う国会会期の延長幅について協議するためだった。

 佐藤氏はもともと、安保関連法案を会期末(6月24日)までに衆院で可決し、参院に送付した上で、参院審議を加速させれば8月10日までの延長で安保関連法案の成立が図れるというシナリオを描いていた。

 安倍内閣の支持率が下落するリスクや、来年夏の参院選への影響を考えれば、お盆前に国会を閉じる方がいい-。こうした考えもあったようだ。

551名無しさん:2015/07/07(火) 21:33:59
 ところが、吉田氏が「8月10日に閉じられたら、(安保関連法案を)成立させられるか責任が取れない」と主張。衆参国対委員長らで激論となった。

 また、溝手顕正参院議員会長も6月16日、安倍首相と会談した際に「9月末まで会期をとってもらわないと成立は保証できない」と伝えたという。

 官邸サイドも一時は延長幅について「8月末まで」や「9月上旬まで」に傾いていたが、弱腰の参院サイドにじわじわと押し込まれ、「8月10日まで」という佐藤氏の意見はかき消されてしまった。

「違憲」発言で支持急降下

 佐藤氏にとっての誤算は、それ以前にもあった。

 衆院の憲法審査会が6月4日に行った参考人質疑。自民党推薦の長谷部恭男早稲田大教授を含む3人の参考人全員が、安保関連法案を「憲法違反だ」と発言したため、法案の今国会成立に反対する国民世論が一気に強まった。

 産経新聞などが行った世論調査(6月27、28両日)で58・9%の有権者が「反対」と回答し、共同通信の世論調査(6月20、21両日実施)では63・1%に達していた。審査会が6月15日に高知市で開いた地方公聴会でも、意見陳述した6人のうち、5人が「違憲だ」と主張していた。

 野党側は憲法審を安保法案の審議と関連させ、「違憲立法」「戦争法案」などのレッテル張りを加速させた。

 佐藤氏は早くからそうした事態を予見し、憲法審の船田元筆頭幹事らに、憲法審をなるべく開かないよう要請していた。ところが聞き入れられず、その結果、安保関連法案への逆風が強まっただけに、佐藤氏は6月16日、「今後は開催しないでほしい。こちらからもめ事の原因を作らないでほしい」とクギを刺した。

平安特の運営にも苦慮

 「やってられねぇ!」

 6月2日、国会内にある自民党の国対室で、ある国対幹部が佐藤氏に詰め寄った。

 特別委の浜田靖一委員長(自民)はこの日、自民、民主、維新3党の理事による日程協議が不調に終わったため、職権で翌3日の特別委開会を決めた。しかし野党側が反発、自民党の江渡聡徳筆頭理事が3日になって謝罪し、混乱は収束した。

 ただ、丸一日を無駄にしたばかりか、江渡氏は「二度と職権で立てないように努力する」と野党側と約束してしまった。

 関係者によると、2日、菅氏に特別委の維新の党理事、下地幹郎衆院議員から電話があり、「(委員長職権で特別委を開催すれば)審議できなくなるぞ」と苦情が入った。菅氏はすぐに佐藤氏に電話し、意をくんだ佐藤氏が3日の流会を決めたという。これに、職権を侵された国対幹部が腹を立てたという構図で、自民党国対に不協和音が響いた。

 いまも佐藤氏は、安保関連法案の早期衆院通過に向けて汗をかいている。維新に採決に協力してもらうことで、「強行採決」とならないように環境整備を進めているが、結果を出すことができるだろうか。「結果が全て」。自身の言葉が重くのしかかっている。

(政治部 澤田大典)

552とはずがたり:2015/07/08(水) 10:40:46
小選挙区のせいにする小林の意見は短絡的で,自民党が小選挙区制度に対応出来ていない(小選挙区に対応した優秀な人材の登用システム若しくは酷い人材の排除システムを形成出来ていない)と思うけど。
マスコミにとって広告料が生命線なように大西みたいなのは自民党公認が生命線なんだからあんな見識披瀝したやつは公認取り上げないと駄目だろう。

小林よしのり氏 議員がネトウヨレベル劣化の原因に小選挙区
NEWSポストセブン 2015年7月8日 07時00分 (2015年7月8日 07時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150708/Postseven_333891.html

『ゴーマニズム宣言』などで知られる漫画家・小林よしのり氏をゲストに招いた自民党リベラル派の勉強会が党によって中止に追い込まれた。その同時期に自民党議員の勉強会では数々の暴言が飛び交った。小林氏が自民党議員から飛び出した「マスコミを懲らしめる」といった発言の背景を分析する。
 * * *
 自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」に出席した百田尚樹氏や議員から、マスコミを「潰せ」だの「懲らしめる」だのと暴言が連発されたが、これが現在の自民党の一般的レベルだ。もはやネトウヨと同等まで劣化した。
 彼らは「正論」や「WiLL」、「産経新聞」といった紋切り型で勇ましいことばかり書いてウケようとするメディアばかりに目を通しているのだろう。そこに登場する言論人は中韓やリベラル派に対する暴言をためらいもなく吐いている。それを読んでいれば気持ちいいのかもしれないが、一方で本はまったくといっていいほど読まないから違った見解を知らず、幅広い知識がない。
 原因のひとつは小選挙区制にある。議員一人一人が駒となってしまい、「個人」に価値がなくなってしまった。そのかわり、いいなりになっていれば生き残れるから、自分でモノを考えようとしない。
 本来、勉強会は異なる意見をぶつける場だ。安倍応援団しか呼ばないのならば勉強にならない。
 不勉強だから「基本的人権」が何であるかもわかっていない。国民の基本的人権を守るのが国家権力である。国民には言論の自由があり、それは民主主義の根幹をなしている。権力はそれを守る義務がある。そう憲法が定めている。最近の政治家はそれすら知らない。気にくわないメディアには圧力をかければいいという発想は幼稚すぎる。

※週刊ポスト2015年7月17・24日号

553名無しさん:2015/07/08(水) 21:50:39
>>552
「現行制度がネトウヨ議員を生んだというのは正だと思います。
しかし、現行制度は「小選挙区比例代表制」です。

という前提のもと。
小選挙区制であれば「有権者の51%の票を獲得する」が目標です。
よって、中道的な政策になりやすい
>>552の説とは相反する)

いっぽう、中選挙区制は5人程度当選=20%程度の票を得ればよい
ある程度コア層を固めればよい
といいいつつ、20%の票を確保すればよいので新人が出馬・当選しやすい
→極端な政策は、乗り換えが容易であるため訴えづらい

ひるがえして、現行の小選挙区比例代表制は
・480議席を300小選挙区で争う →1/3の票を確保すれば当選できる
・いっぽう無所属新人は51%の票を得ないと当選できず無所属の当選ハードルは高いため 
 無所属新人の出馬は抑制される
→大政党の公認されてしまえば、極端な政策を掲げても、有権者の代わりの選択肢がないため
 当選しやすい

ということかと思います

554チバQ:2015/07/08(水) 21:50:57
↑自分です

555チバQ:2015/07/09(木) 22:39:12
>>214>>217>>241
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000161-jij-pol
自民・脇氏、会派離脱へ=参院選改革
時事通信 7月9日(木)20時33分配信

 自民党の脇雅史前参院幹事長は9日、同党が決定した参院選挙制度改革案を不服として、近く会派を離脱する意向を表明した。脇氏は国会内で記者団に「違憲状態から脱することができる確信が持てない。違憲の可能性のある法律をつくる行為にくみすることはできない」と述べた。離党は否定した。

556名無しさん:2015/07/11(土) 22:47:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150710-00000123-mai-pol
<参院選挙改革>党議拘束 大量の造反も
毎日新聞 7月10日(金)22時54分配信

 自民党は10日、「合区」に反対する地元議員らへの対応に追われた。合区対象になる参院選挙区の議員をどう救済するかが今後の課題になる。

 島根、鳥取、徳島、高知4県の同党衆参両院議員16人は10日、党本部で谷垣禎一幹事長に要望書を提出した。合区には賛成できないとして、国会での法案採決時に党議拘束を外すよう要請。候補者の得票数で当選が決まる「非拘束名簿式」を採用している参院比例代表に「選択的拘束名簿式」を導入することも求めた。

 来年夏の参院選は、合区後の「鳥取・島根」「徳島・高知」選挙区とも与野党の現職同士の対決になる見通しだ。しかし、2019年参院選では自民党内の候補者調整が必要になる。「選択的拘束名簿式」は、合区対象選挙区の候補者を比例に転出させ、名簿の上位で処遇して救済しようという案だ。しかし、谷垣氏は「各県を代表する議員がいなくなる事態は避けなければならない」と理解を示しつつ、具体策には言及しなかった。

 一方、伊達忠一参院幹事長は10日の記者会見で、採決時に党議拘束をかける方針を明言した。ただ、「造反」議員が相次げば、仮に自民案が可決されても印象は悪くなるため、「党議拘束を外すぐらいの配慮はあっていい」(党幹部)という声も出ている。参院自民党は16〜19日、合区対象4県と定数減の3県(宮城、新潟、長野)の県連を幹部が訪問し、事情を説明して理解を求める。

 一方、かつて自身の改革案が党内の反発で頓挫した脇雅史前参院幹事長は10日、記者会見し、溝手顕正参院会長に会派離脱届を提出したことを明らかにした。脇氏は、10増10減案を「違憲の可能性が否定できない」と批判した。【高橋克哉】

557名無しさん:2015/07/12(日) 10:19:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150710-00000545-san-pol
世界遺産登録 「大魚を損した」批判続出 自民総務会、外務省から経緯聴取
産経新聞 7月10日(金)16時50分配信

 自民党は10日の総務会で、世界文化遺産への登録が決まった「明治日本の産業革命遺産」をめぐり、韓国側が一部施設で働いていた朝鮮半島出身者への「強制労働」と主張していることについて、外務省から経緯を聴取した。出席者からは、世界遺産委員会で日本政府が「forced to work(働かされた)」と述べた結果、「徴用工の賠償請求につながらないか心配だ」などの懸念が出た。

 小池百合子元防衛相は、海外メディアで「戦争犯罪の極悪非道な舞台」、「奴隷労働の地」などと報じられていると指摘し、「広報戦略がなっていない。目の前の小さな魚を追って、大魚(国益)を損することになった」と批判。木村義雄参院議員は「外務省はトチったのではないか」などと語った。

 総務会後の記者会見で、二階俊博総務会長は「政治的に議論の余地があるとすれば、事前に(党にも)報告しておくことが大事だ」と述べ、外務省の対応に苦言を呈した。

558名無しさん:2015/07/12(日) 11:47:34
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150709-00000003-sasahi-pol
田原総一朗「『一強多弱』の終焉を読み間違えた自民議員のメディア恫喝」〈週刊朝日〉
dot. 7月9日(木)7時5分配信

 自民党議員によるマスコミ批判発言が物議を醸している。そこには自民党の焦りがあるとジャーナリストの田原総一朗氏は指摘する。

*  *  *
 安倍晋三首相に近い自民党議員による勉強会「文化芸術懇話会」での参加議員らの発言が大きな問題になっている。

 この会は6月25日の夕に自民党本部で行われ、まずは報道陣に公開するかたちで作家の百田尚樹氏が講演をし、その後は非公開となった。

 問題発言が相次いで飛び出したのは、非公開後である。

「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。安倍晋三首相も言えないことだが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」(大西英男衆院議員)

「青年会議所理事長のとき、マスコミをたたいたことがある。スポンサーにならないことが一番(マスコミは)こたえることがわかった」(井上貴博衆院議員)

「先生(百田氏)なら沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」(長尾敬衆院議員)

 そして長尾議員の問いに答えるかたちで、百田氏が「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」と発言したのである。

 それにしても、オフレコだったはずのやりとりが、新聞、テレビにきわめて断定的に報じられている。記者たちに問うと、オフレコはかたちだけで、どの議員もマイクで報道陣に聞けよと言わんばかりの大声で発言したのだという。ということは、議員たちには、こうした発言でマスメディアを萎縮させるという意図があったのではないだろうか。

 2012年12月の総選挙以来、自民党は連戦連勝、いわば「一強多弱」の状態であり、安保関連法案の国会審議が始まっても、自信がありすぎて、野党の質問に対する答え方は誠実さに欠けると感じられた。また、国民の多くが安保関連法案にそれほど関心を示しておらず、世論調査でも80%以上が「説明不足」という答えであり、それでいて詳しい説明を求めてはいないようだった。

 ところが、6月4日の衆院憲法審査会で自民党が推薦した長谷部恭男早大教授が、安保関連法案は憲法違反だと言い切ったことで、一挙に潮目が変わった。さらに日本の憲法学者のほとんどが「憲法違反」ととらえていることがわかり、国民の多くが政府はやってはいけないことをやっているようだという気持ちになった。自民党のどの議員も、選挙区に帰って選挙民の多くが安保関連法案に冷たくなったことに気づかされたはずだ。当然ながら、「多弱」の野党が活気づいた。同時に、マスメディアも大きく変わった。「一強多弱」時代には、メディアも「一強」に強くたてつくことをせず、無難な報じ方をしていた。強いて言うならば、「多弱」の一員だった。

 だが、世論の変化に乗って、それまでは安保関連法案にせいぜい疑問を呈していただけのメディアが、「廃案」を宣言するまでになった。

 長谷部早大教授を推薦したのは明らかに自民党のミスであるが、自民党側はあわてふためくだけで有効な手だてを取れなかった。議員たちは心理的に追い詰められた。まだ「一強多弱」の認識を持ち続けていた議員たちは、メディアを恫喝することで萎縮させられると思ったのだろうが、これは明らかに裏目に出て、「一強」たたきにより強い力を集中させることになってしまったのだ。

※週刊朝日 2015年7月17日号

559名無しさん:2015/07/12(日) 11:49:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150709-00010002-shincho-pol
『朝生』出演をドタキャンさせた「棚橋」幹事長代理――うぬぼれ「自民党」の構造欠陥〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 7月9日(木)8時1分配信

 言いたい放題の若手議員だけでなく、自民党執行部もどうかしている。安保法制に関する議論での失言を恐れ、『朝まで生テレビ!』に出演予定だった代議士をドタキャンさせたのだ。

 ***

「文化芸術懇話会」での発言が問題になったのは、6月26日のことである。27日未明放送の『朝生』には、当初、与野党の若手政治家が出演する予定だった。

 ところが、当日出演したのは野党の政治家7人のみ。

 テレ朝関係者が言う。

「3人の自民党議員の出演が決まっていたが、『日程の調整がつかない』との理由でキャンセル。その後、30人程の議員に声を掛けたが、全部断られた。25日夕方になって、ようやく1人、出てくれる議員が見つかった。ところが、26日の夜になって、本人から『体調が悪い』との連絡が入り、ドタキャンされてしまったのです」

 司会の田原総一朗氏は、

「安保法制にとって、非常に重要な時期でしょう。だからこそ、与野党による激しい生の議論を聞きたかった。安保関連法案は自民党が言い出した話なんだから、自民党議員がいないまま議論したって意味がない」

 本誌(「週刊新潮」)の取材によれば、たった1人、出演しようとしていたのは、秋元司代議士(43)である。

「彼は、二階派に所属している。そのため、二階俊博総務会長に相談し、出演することを決めたそうです」

 とは、自民党関係者。

「26日朝、秋元さんの出演を知った幹事長代理の棚橋泰文さんが出演中止を要請してきた。その後、国対などからもやめるよう言われ、秋元さんはギリギリまで粘ったが最終的に執行部の要請を受け入れたのです」

 当事者に取材を申し込むと、自民党幹事長室は「そのような事実はない」。秋元議員からの回答はなかった。

「今の党内は、異常な状態だね」

 と解説するのは、自民党のベテラン議員。

「党執行部は、安保法制に関して有権者にビラを配って、丁寧に説明するよう指示している。そのくせ、今回のようにテレビ出演は罷りならんと言う。完全に矛盾したことをやっている。安保法制に関し失言でもしたら、官邸に顔向けできないと思っているのです」

 官邸の顔色を窺ってばかりいる党執行部。結果、若手の安倍親衛隊が党内で幅を利かす構図になっているというわけだ。

「特集 うぬぼれ『自民党』の構造欠陥」より
※「週刊新潮」2015年7月9日号

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560名無しさん:2015/07/12(日) 11:52:48
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150708-00010002-shincho-pol
谷垣幹事長が処分したお調子者「三バカ大将」脛の傷――うぬぼれ「自民党」の構造欠陥〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 7月8日(水)8時1分配信

 竹下登元総理は、生前こう言っていた。「権力者は7割の批判に甘んじなければならない」と。「文化芸術懇話会」での発言を受け、谷垣禎一幹事長に処分された「三バカ大将」は、いずれも当選2回の若手議員である。彼らは、竹下氏のこの名言を知っているのだろうか。

 ***

 谷垣幹事長は、温厚な人柄で知られる。だが、問題発言をした3人の処分を発表した6月27日は、怒り心頭であった。政治部デスクによれば、

「懇話会は、安倍総理に近い若手で作る勉強会。彼らがマスコミを威圧する発言をしたとあっては、安保法制の審議に影響が出ることは確実です。そこで谷垣さんは幕引きを図った」

 その結果、懇話会代表の木原稔・党青年局長を更迭、1年間の役職停止。問題発言をした大西英男代議士(68)=東京16区=、井上貴博代議士(53)=福岡1区=、長尾敬代議士(52)=近畿比例=は、厳重注意とした。木原氏は、責任者として処分されたに過ぎない。問題は調子に乗って発言した3人である。

 大西議員は、深谷隆司元通産相の秘書を経て、区議や都議を長く務めた叩き上げだ。深谷氏が振り返る。

「彼は秘書時代から豪放磊落で愉快な人でしたよ。何より、口が達者で演説も上手い。人を惹きつける魅力はある。でも、弁が立つことからヤジも多くてね。昨年4月、上西小百合さんに『まず自分が子どもを産まないとダメだ』とヤジり、問題になったでしょ。あの時、彼から謝罪の電話がありました。私は『二度と起こすな』と注意したのに、またやるとはね。勉強会の冒頭の映像が流れた際、彼の顔がチラッと見えた。その時、“何かしでかさなきゃいいが”と思ったんです。悪い予感が当たってしまった」

 彼とは対照的に、井上議員は「博多のボンボン」だという。後援者の話。

「井上家は、お祖父さんの代から県会議員を務めてきた名門中の名門です。タクシー会社を経営し、長者番付にもよく登場しとった。やけんまあ、金に困るっていうことはないでしょう。自宅も中洲のど真ん中にあって、貴博は若い頃から、クラブとか、よう飲み歩いとったよ。性格は比較的おとなしいね。ただ、山笠の男やけん、祭りが大好き。今回も、その場で雰囲気が盛り上がり、自分も勢いに乗らないかんっていう風に思って、つい言っちゃったんじゃないでしょうか」

「沖縄の世論は歪み、左翼勢力に乗っ取られている」。そう語ったのは長尾議員である。幾ら何でも国会議員の言うことではなかろう。

「とにかく彼は、愛国心の強い人でね。具体的な政策は殆ど聞いたことがありません。精神論ばかりでした」

 と、大阪の民主党関係者。

「元々は民主党で、3回目の選挙(2009年)で初当選を果たした。すると、当時野党だった自民党の安倍さんや城内実といった“右寄り”の人と急接近してね。12年の総選挙直前に民主党を離党し、無所属で立候補した。すると、選挙期間中、安倍さんが応援演説に来て、長尾さんを自民党の公認にすると発表したのです。許しがたい裏切り者ですよ」

 先の深谷氏は呆れて言う。

「今は言いたいことをぐっと抑え政権を支える時です。彼らは自重という言葉を知らず、安倍さんに媚びる形で無分別に過激な発言をした。軽薄の一語に尽きます」

 三バカには、竹下氏の名言など理解不能なのだ。

「特集 うぬぼれ『自民党』の構造欠陥」より
※「週刊新潮」2015年7月9日号

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561名無しさん:2015/07/12(日) 12:31:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000522-san-base
ON以外にも職域守る選手たちがいたから強かった…結束する自民は巨人と同じ
産経新聞 7月9日(木)17時5分配信

 【話の肖像画】参院議員・元巨人投手 堀内恒夫さん

 〈チームメートとして頼もしかったのは長嶋茂雄氏と王貞治氏の2人の兄貴分だ。特に「ミスター・ジャイアンツ」の思考回路は、エースの想像の域をはるかに越えていた〉

 あの2人の活躍がなければV9はなかった。俺の勝ち星も減っていた。長嶋さんは弟をおおらかに見守る兄貴。王さんは理論的に弟を注意する兄貴。長嶋さんが長男、王さんが次男、俺が三男。常に上に2人がいるから本当の天狗(てんぐ)にもなりきれない。

 長嶋さんからは投手に助言なんかないよ。自分の世界で、とにかく自由にやっていたから。三塁へボテボテのゴロが行く。投手が捕りにいった方が早い。ところが後ろから「どけえ!!」と叫び声が聞こえてくる。捕って、投げて、そのまま一塁近くまで走っていく。「おやじさん、俺が捕った方が早いんだけど…」と言うと、「ばかやろう! これは俺の見せ場だ!」と怒られる。見せる野球というのは、余裕がないとできない。

 〈現役時代は長嶋氏の守るサードに牽制(けんせい)球を1度しか投げたことがない〉

 1度投げたら、長嶋さんがいなくてえらい目にあった。当時はグラブから人さし指を外へ出したら牽制のサイン。ある日、長嶋さんが俺に向かって指をグラブから出しながら「おい堀内、頑張れよ」と声をかけるわけ。こっちは牽制のサインだと思った。

 ところが三塁に投げたら無人さ。長嶋さんは「何してんだお前?」と宇宙人でも見るような表情。頭にきて「サイン出したでしょ?」と指摘したら「なんの?」ときた。それが監督になった途端に「サインをよく見ろ!」と怒る。どう考えてもおかしいよ(笑)。ただ、悪いことは言えないんだ。俺の仲人だからね。

 王さんはマウンドによく来て激励してくれたり、対戦打者の考えを教えてくれたりした。調子が悪くなったとき、守備の間も打撃のことを考えて、一塁付近の土を足でならしていたこともあったなあ。でも俺が見た中で、王さんは最も守備がうまい一塁手。特に捕球が最高にうまい。遊撃手の黒江(透修)さんの変化する送球を平気で捕っていたんだもん。

 〈両巨頭がチームを引っ張り、各選手がそれぞれの役割を果たした当時の巨人は組織の理想像でもあった〉

 野球界で両巨頭というのは並び立たないが、当時の巨人だけは違った。足が速い人、バントがうまい人…。ON(王貞治、長嶋茂雄)以外にも自分の職域を守る選手たちがいたから強かったんだ。

 今の自民党は組織として巨大化しすぎているのかもしれないな。ただ、おもしろいのは、党として何かをやろうとするとまとまること。目標に向かって結束するところは巨人と同じだ。(聞き手 内藤慎二)

562チバQ:2015/07/16(木) 21:06:27
http://www.sankei.com/politics/news/150716/plt1507160022-n1.html
2015.7.16 13:57
【安保法案衆院通過へ】
自民の村上、若狭両氏が衆院本会議欠席

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安全保障関連法案の採決を前に、衆院本会議場を退出する民主党の議員ら=16日午後
 自民党は村上誠一郎元行革担当相、若狭勝両氏が体調不良を理由に本会議を欠席した。

563チバQ:2015/07/16(木) 21:09:16
http://mainichi.jp/select/news/20150716k0000e040209000c.html
安保法案:自民、議員に「言論規制」 取材拒否を指示
毎日新聞 2015年07月16日 11時48分(最終更新 07月16日 18時19分)

 先月下旬の自民党国会議員勉強会で報道機関への圧力発言が出て以降、報道機関の取材を断るよう党本部が所属議員に指示するケースが目立っている。安全保障関連法案の衆院通過を控え、議員の失言によるイメージダウンを恐れた“言論規制”とみられる。規制は若手だけでなくベテラン議員にも及び、「行き過ぎだ」と批判する声も上がっている。

 「みんな萎縮し、党内が右向け右になっている。いろんな立場があるのが自民党のよさのはずなのに」。自民党の中堅議員は取材にそう打ち明けた。議員は「圧力発言」後、民放の番組に出演しようとしたが、党本部の指示で取りやめた。

 今月9日には、安保関連法案への対応について聞くTBSテレビのアンケートに答えないよう所属国会議員に指示していたことが分かった。アンケートは、報道番組「ニュース23」が法案の衆院での採決のタイミングや法案が合憲か違憲か、国民の理解が十分得られているかを文書で尋ねるものだった。

 複数の議員や秘書は取材に、「党幹事長室が『答えないように』と電話してきた」と証言した。党からの電話は、アンケートが届いてすぐにかかったという。

 「ニュース23」は15日夜の放送で、回答した議員が402人中5人にとどまったことを明らかにした。同党の議員秘書は「自分たちの考え方を知ってもらうべきなのに、意見を封じ込めるのはおかしい。勉強会後、党本部はマスコミとの付き合い方がまずくなった」と不満を漏らした。

 日本テレビの報道番組「バンキシャ」は今月初め、自民党若手衆院議員への取材を依頼したが、実現しなかった。同党関係者は「党から『留意するように』という趣旨のことを言われた」と声を潜めて話した。

 こうした経緯について、自民党幹事長室は取材に「把握していない」と回答。谷垣禎一幹事長も10日の記者会見で、こうした指示について「ないと思います」と語った。TBSと日本テレビは取材に「番組制作の経緯については答えられない」とした。【青島顕】

 ◇「異常事態だ」田原総一朗さん

ジャーナリストの田原総一朗さん
ジャーナリストの田原総一朗さん
拡大写真
 「明らかに異常事態だ」。テレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ」のキャスター、田原総一朗さんは、自民党本部の“言論規制”にあきれ顔だ。

 勉強会直後の6月27日未明に放送された「朝まで生テレビ」で、与野党の当選1〜2回の若手国会議員に安保法案を議論してもらう予定だった。ところが与党議員は一人も出演しなかった。

 田原さんや番組によると、自民党の3人がいったん出演を承諾したが、「地元の日程の都合」などで突然断られ、三十数人に声を掛けた。議員1人がようやく出演を承諾したが、放送の約5時間前の26日午後8時ごろ、「体調不良だ」と断ってきたという。こうした経緯を番組冒頭、担当プロデューサーが画面に登場し説明した。

 田原さんは取材に、「憲法学者の多くが法案は憲法違反だといったうえに、(勉強会の圧力)発言が飛び出して、自民党は心理的に追い詰められていた。上の方は論理的、理性的判断力を失い、言論統制をしなければならないと思ったのだろう」と話した。

 土壇場でキャンセルした東京選出の衆院議員は取材に「『体調不良』とコメントした以上、それ以上でも以下でもない」とし、こう打ち明けた。「普通に出るつもりだった」

564チバQ:2015/07/16(木) 21:13:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150716/k10010153161000.html
山崎氏・亀井氏らが安倍政権の対応を批判
7月16日 17時47分

元自民党副総裁の山崎拓氏や元国民新党代表の亀井静香衆議院議員らが国会内で記者会見し、安全保障関連法案を巡る安倍政権の対応を批判しました。
記者会見には、元自民党副総裁の山崎拓氏、民主党政権で財務大臣などを務めた藤井裕久氏、元さきがけ代表の武村正義氏、元国民新党代表の亀井静香衆議院議員の4人が出席しました。
この中で山崎氏は「集団的自衛権の行使容認は憲法改正に匹敵するものだ。安倍総理大臣は、安保法制に論点を絞って衆議院の解散・総選挙で民意を問うべきであり、それをもって憲法改正に準ずる行為とすべきだ」と指摘しました。
藤井氏は「審議をすればするほど、どんどん法案のボロが出るので、政府・与党は強行採決に踏み切ったのではないか。安倍総理大臣は、悪名高き総理大臣として、歴史に残るだろうというのが私の結論だ」と批判しました。
武村氏は「堂々と憲法改正の手続きを踏まえるならば、1つの立派な手法だと思うが、ある日突然、閣議で大転換を決めたことは非常識だ。多数の国民の意見を聞き入れない安倍総理大臣の考え方は普通ではない」と述べました。
亀井氏は「日米の軍事協力の中身の在り方を従来と変えるのであれば、日米安全保障条約を改定すべきだ。そういうことを一切せずに、一国会で行け行けどんどんで日本の今後を決めていくことは許しがたい」と述べ、安倍政権の対応を批判しました。

565チバQ:2015/07/16(木) 21:16:10
http://www.asahi.com/articles/ASH7G722CH7GUTFK01J.html
「ピースボート発言、私のミスです」自民・丸川参院議員
2015年7月14日22時49分
■自民党・丸川珠代参院議員

 (7月13日放映のネット番組「カフェスタ」で、民主党の辻元清美衆院議員が「ピースボートに乗っていた」と発言したことについて)台本に書いてあったことを一通り目を通して、口に出したが、紙に書いてあることと別のことを口にしてしまうことがありますけれども、そういう形で間違えてしまった。

 (台本は)党広報本部と議論をしてつくった内容です。(台本には)「ピースボートは自衛隊に護衛をしてもらったことがありますよ」ということが書いてありました。どういう場面で自衛隊の護衛が必要かという意味で書いてあったと理解している。(発言の間違いは)本当に私の単純ミスです。申し訳ないことだと思っています。(国会内で記者団に)

566名無しさん:2015/07/19(日) 23:30:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000010-asahi-pol
安保法案、採決突き進む与党 「やるほど支持率落ちる」
朝日新聞デジタル 7月15日(水)7時27分配信

 安倍政権は安全保障関連法案の採決を15日に強行することを決めた。国民の理解は広まらず、報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み下がる中、維新の党の協力を最後まで模索したが、断念せざるを得なかった。一方、野党は採決欠席で足並みをそろえたように見えるが、維新は「親政権」か「野党路線」かで揺れ続けており、野党共闘にはほど遠いのが実情だ。

 「冗談じゃない。維新案を徹底審議しろ」。自民の江渡聡徳・特別委理事が、安全保障関連法案の15日の採決を維新の下地幹郎理事に打診したところ、下地氏は怒鳴りつけた。

 その後、維新欠席のまま開かれた特別委理事会で、江渡氏は改めて、15日の締めくくり総括質疑と委員会採決を提案。民主の長妻昭理事が「採決なしなら喜んで出席する」、共産の赤嶺政賢委員も「審議するほど問題が明らかになる法案だ。日程を決定することには反対だ」と述べた。

 約30分の押し問答の末、浜田靖一委員長(自民)が「野党から批判があることは承知した。委員長としては職権で明日、採決を行いたい」と打ち切った。長妻、赤嶺両氏は「反対」と述べたが、日程はそのまま決まった。

 自民は最後の最後まで、与党だけでの採決強行を避けようと、維新の取り込みを画策した。

 自民、公明両党と維新の幹部は、14日も維新が出した対案について約2時間、協議した。維新が民主と共同提案した領域警備法案について、公明の北側一雄副代表が「軍事衝突になる危険性が高まる」と反対。事実上の「ゼロ回答」(維新の出席者)だったが、自民の高村正彦副総裁は世論の反対が強いことを念頭に、維新の今井雅人政調会長に対し、「政府案の方が広く日本を守れるが、現時点では維新案の方が国民の理解を得られますね」と持ち上げた。

 自民内には「維新は信用できない」との声も根強いが、協議をぎりぎりまで続けたことで「維新の顔は立てた」(幹部)形にもした。参院での採決までにらみ、維新との決定的な対立を避けたのが実情だ。

 安倍内閣の内閣支持率が低下傾向で、世論の法案に対する反対が強い中で採決に踏み切る背景には、安倍晋三首相が法案成立を半ば米国への公約にしたうえ、内閣の最重要法案が成立しないとなれば、首相の求心力に陰りが出るとの懸念がある。

 また、「これ以上やっても法案への理解は深まらないし、政権の支持率もやればやるほど落ちる」(公明党幹部)という中で、支持率がなお4〜5割あるうちに採決した方が得策だとの判断がある。

朝日新聞社

567名無しさん:2015/07/20(月) 11:23:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150716-00002499-kana-l14
「理解が得られないのは自民に原因の一端」小泉政務官 安保法案衆院通過で
カナロコ by 神奈川新聞 7月16日(木)23時43分配信

 自民党の小泉進次郎復興政務官(衆院11区)は16日、衆院を通過した安全保障関連法案について「国民の理解が得られていない原因をつくった一端は自民党自身にもある」と述べ、審議過程で表面化した憲法学者批判や若手勉強会での発言を反省すべきと、党の姿勢を戒めた。採決後、国会内で記者団の質問に答えた。

 小泉氏は、今の自民党に緩みやおごりが垣間見えるかとの記者団の問いに、「そう見られている部分があることは否めない」と指摘。安保法案は必要とした上で、「昔の自民党の良くない部分の一端が垣間見える気がする。結果として法律の理解が進んでいない状況につながっている」との認識を示した。

 また、党内の議論が外部に出てこない現状があることを「野党の時はもっとあった。率直に思う」と認め、「風通しの良くない組織だと思われたら、党だけでなく日本の政治全体にとってのマイナスになる」と述べた。

 地元・横須賀の事務所には法案に対する賛否両方の意見が寄せられているといい、「どんな政策でも国民の理解なくして前に進むことはあり得ない。両方の意見をしっかり受け止め、国民の理解を得る努力を今まで以上にする」と述べ、謙虚かつ丁寧に説明する努力が必要との考えを示した。

568チバQ:2015/07/20(月) 13:07:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015071902000113.html
党執行部を石破氏批判 合区案めぐる対応で

2015年7月19日 朝刊


 石破茂地方創生担当相(衆院鳥取1区)は十八日、鳥取県倉吉市での後援会会合で、参院選挙制度改革の「鳥取・島根」と「徳島・高知」の合区案をめぐる自民党参院執行部の対応を批判した。「党の正式な手続きを経ないままに他党に提案するようなみっともないまねはしてはいけない」と述べた。
 同時に「一つの県が一人の議員を出すことを勝ち取らなければならない」と、参院議員が地域代表となる必要性を指摘。実現には憲法改正が必要だとして、来年の参院選公約で掲げるべきだと主張した。
 自民党参院執行部は、維新の党など野党四党と、二合区を含む定数「十増十減」案に基づく公選法改正案を共同提出したい考えだ。石破氏は鳥取市内で改正案への賛否を記者団に問われ「賛成も反対も、まず手続きがどうなのかというところからだ」と述べるにとどめた。

569チバQ:2015/07/20(月) 18:37:27
>>545>>548
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/182893
収支報告書未記載で井上議員らを告発 オンブズマン代表ら [福岡県]
2015年07月18日 00時01分

 自民党の井上貴博衆院議員(福岡1区)の選挙運動費用収支報告書に寄付金1300万円の記載がなかった問題で、政治資金オンブズマン(大阪市)共同代表で神戸学院大の上脇博之教授ら14人は17日、公職選挙法違反(虚偽記載)の疑いで、井上氏と当時の出納責任者に対する告発状を福岡地検に送った。
 ほかの告発人は、全国各地で憲法を研究する大学教授や名誉教授など。井上氏側は刑事告発について取材に応じていない。
=2015/07/18付 西日本新聞朝刊=

570チバQ:2015/07/21(火) 07:53:13
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150719-OYT1T50032.html
自民党政治の舞台…砂防会館、建て替え計画進む
2015年07月19日 12時50分


 かつて自民党本部が入居し、歴代の大物政治家が事務所を構えた「砂防会館」(東京都千代田区平河町)本館の建て替え計画が進んでいる。

 老朽化によるもので、9月にも新デザインが決まり、来年4月以降に取り壊す。2018年度中に新会館が完成する予定だ。長年、自民党政治の舞台として知られた建物だけに、「時代の流れを実感する」(党幹部)と惜しむ声も聞かれる。

 同会館を運営する全国治水砂防協会によると、1957年に地上5階、地下2階の本館が完成し、自民党本部が2、3階に入居した。党本部が66年に、約200メートル国会寄りの永田町の現在の場所に移転した後も、田中角栄、中曽根康弘両元首相が派閥事務所を同会館に構えた。現在も二階派の事務所や青木幹雄元参院議員会長らの事務所がある。 近年は老朽化で痛みが激しく、昨年9月の耐震診断で基準値を下回ったことから、建て替えが決まった。新会館は地下1階、地上7階となる予定だ。

571チバQ:2015/07/26(日) 21:00:42
http://www.sankei.com/politics/news/150725/plt1507250010-n1.html
2015.7.25 09:00

2合区を含む「10増10減」案 自民造反議員の処分未定…責任問題回避 選挙不安視も

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 参院本会議で24日に可決された2合区を含む「10増10減」案は、自民党内に大きな禍根を残した。参院執行部は直前まで対応をはっきりさせず、党内調整の遅れから、採決では合区対象県選出の議員6人全員が席を立つ不手際をさらした。合区対象の党県連内では地元代表を国会に送る機会が減ることによる組織の弱体化を懸念し、来年夏の参院選だけでなく次期衆院選への影響を不安視する声も出ている。

 「党執行部は口頭で『各県から1人候補者を出せるよう責任を持つ』とおっしゃるが、明確でない」

 自民党の高野光二郎参院議員(高知選挙区)は24日、本会議採決前に退席した理由について記者団にこう吐き捨てた。21、22両日の党選挙制度調査会では、合区対象の議員を中心に「地方の切り捨てだ」などの不満が噴出。「安倍晋三政権を守れない」といった露骨な政権批判まで飛び出した。

 党執行部は合区となった鳥取・島根、徳島・高知のうち、候補者を出さない県については「比例代表で必ず当選させる」(党幹部)との救済策を検討している。

 ただ、具体案は提示されておらず、見切り発車での24日の採決となった。

 合区対象となった舞立昇治参院議員(鳥取選挙区)は本会議退席後、記者団に「愛着のある県で暮らす人々の切実な声は『一票の価値』では推し量れない」と述べ、県民の声が中央に届きにくくなることによる支持者離れを危惧。ある中堅参院議員も「自民党はボトムアップの組織。県の代表がいなくなったことで、県議や市町村議の動きが鈍れば、参院選だけではなく衆院選にも影響する」と危機感をあらわにする。

 党のけじめも曖昧になりそうだ。伊達忠一参院幹事長は本会議後の記者会見で、造反した6人について、「同情に値する。規則の問題ではない」と述べ、処分は不要との考えを示した。

 処分すれば、その原因を作ったともいえる参院幹部の責任問題に発展しかねない。来年夏の参院選を前に当面混乱は続きそうだ。 (清宮真一、水内茂幸)

572チバQ:2015/07/26(日) 21:18:27
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150724-OYT1T50146.html
石破氏、総裁選不出馬示唆…無投票3選強まる?
2015年07月25日 08時54分
 石破地方創生相は24日、TBSの番組収録で、9月の自民党総裁選への出馬について問われ、「安倍内閣として、ものすごい大きな課題を負っている時に、閣僚の一人がそんなことを言えますか。内閣支持率を上げるのは閣僚たる我々の責任だ」と述べ、出馬を見送る考えを示唆した。


 動向が注目される野田聖子・前総務会長も、出馬に向けた目立った動きがないことから、安倍首相(党総裁)が無投票で3選する流れが強まりそうだ。

 石破氏は、内閣の課題として、参院での安全保障関連法案の審議や、新国立競技場建設問題などを挙げ、「内閣支持率を上げるため、それぞれの閣僚が担当している分野で頑張ることだ」とも語った。

2015年07月25日 08時54分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

573チバQ:2015/07/26(日) 21:18:56
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150726-OYT1T50039.html?from=ycont_top_txt
「徴兵制」論、迷走の民主…批判にパンフ改訂
2015年07月26日 18時18分


 民主党内が、安全保障関連法案に反対して「徴兵制の復活」をあおる手法や表現を巡り、収拾がつかなくなってきている。

 法案に反対する党のパンフレットは、徴兵制の記述に関して党内の保守系議員の批判を受け改訂したが、微修正にとどまった。党内には、「抵抗野党」とのイメージが染みつくことを懸念する声も出ている。

 民主党は21日付で、パンフレットを改訂した。徴兵制復活に関するページで、出征兵が女性に見送られるイラストを削除し、女性が子どもを抱きかかえるイラストに置き換えた。ただ、「集団的自衛権の行使を禁止してきた従来の憲法解釈を閣議決定で変更し、限定的行使を可能としました」「そのようなことが許されるなら、徴兵制も同じです」との文言は、そのまま残された。

 保守系議員からは依然として「徴兵制復活など、今の日本ではありえない。非現実的だ」と批判が相次いでいる。「いつかは徴兵制?募る不安。」とのタイトルが、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に掲載された「徴兵制!?広がる不安」と似ているため、「共産党と足並みをそろえているように見えてしまう」と懸念の声が出ている。

2015年07月26日 18時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

574チバQ:2015/07/26(日) 21:28:09
http://www.nikkansports.com/general/news/1513403.html
細田博之幹事長代行が会見 入閣待機組の処遇要請
[2015年7月26日20時49分]

自民党細田派の研修会であいさつする細田博之会長(共同)
自民党細田派の研修会であいさつする細田博之会長(共同)


 自民党細田派会長の細田博之幹事長代行は26日、長野県軽井沢町で記者会見し、9月の党総裁選で安倍晋三首相の再選を支持した上で、10月に踏み切るとみられる内閣改造で派内の入閣待機組を処遇するよう求めた。

 「入閣が実現していない人が多数いる。一生懸命仕事をしてきた人の努力を評価すべきだ」と述べた。

 首相の出身派閥である細田派は26日、軽井沢町で研修会を開催。細田氏は研修会でのあいさつでも、待機組の処遇が不十分だとの認識を示した上で「私も責任を実感する。結束を強化したい」と呼び掛けた。

 同時に首相の人事では他派閥議員や女性の登用が目立つと指摘。「アフター・ユー(お先にどうぞ)、アフター・レディー(女性優先)の精神は少し修正しなければいけない」と注文を付けた。

 細田派には、初入閣の適齢期とされる衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚経験のない議員が約10人いる。(共同)

575チバQ:2015/07/26(日) 21:39:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015072400742
退席議員の処分見送り=自民幹部


 自民党の伊達忠一参院幹事長は24日の記者会見で、公職選挙法改正案の参院本会議の採決を退席した合区対象選挙区選出の6議員への対応について、「自分がその立場なら、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。規則だけの問題ではなく、全く同情に値する」と述べ、賛成の党議拘束に従わなかったことに対する処分を見送る考えを示した。 

 別の同党幹部も「大人の対応をする」と記者団に語り、処分は必要ないとの認識を示した。
 一方、同党は合区に伴う対応を説明するため、31日に鳥取、島根、8月1日に徳島、高知の各県連に幹部を派遣する。(2015/07/24-17:39)

576チバQ:2015/07/26(日) 23:24:03
合区対象区の代議士はどうするんですかね?
役職者も多いだけに大変だ

鳥取1 石破茂   地方創生担当相
鳥取2 赤沢亮正  内閣府副大臣
島根1 細田博之  幹事長代行
島根2 竹下亘   復興相
徳島1 後藤田正純 
徳島2 山口俊一  沖縄北方担当相
高知1 中谷元   防衛相
高知2 山本有二

577とはずがたり:2015/07/27(月) 11:18:25
こいつは何時までも軽いパーだけど,国会の権威とかの為に抗議を申し入れるなんて事する程の相手じゃないしアホだから仕方が無いと云うスタンスの方が良いような気がするけど。誰が質問するのかは俺等の承認が要るみたいな権力にしがみつく姿は民主党にはあんま見せて欲しくないなー。

自民・山本氏 特別委設置前に「トップバッターは山本」とフライング書き込み 論戦前から自民が民主に謝罪
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/81/9e77f5dc7cd21e6b5b7f6caf9a7ef11c.html
(産経新聞) 07月24日 20:13

 自民党の山本一太前沖縄・北方担当相が、安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会の設置前に「トップバッターで質問する」などと書き込み、自民党側が民主党に謝罪していたことが24日、わかった。

 山本氏は23日、自身のブログなどに「自民党のトップバッターは山本一太」と題した文章を掲載。特別委の初日の質疑が28日に予定されていることに触れ、「与えられた時間は75分。参院での最初の質疑だ。マスコミ受けを狙った(奇をてらったような)質問は考えていない」「NHKの生中継が入る。ネットでも流れる。できるだけ多くのひとに見ていただきたい!」などと書き込んだ。 

 民主党がこれを問題視し、24日午後の特別委設置後に自民党の佐藤正久筆頭理事が民主党の北沢俊美筆頭理事に「申し訳ない」と陳謝した。同党の榛葉賀津也参院国対委員長は24日の記者会見で「緊張感が欠如している。脇が甘い」と批判した。

578チバQ:2015/07/27(月) 21:36:54
http://www.sankei.com/politics/news/150727/plt1507270036-n1.html
2015.7.27 19:18

3閣僚は賛成へ 参院選挙制度改革の衆院採決

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 参院の隣接選挙区の合区などで選挙区定数を「10増10減」する公職選挙法改正案をめぐり、合区対象となる鳥取、島根、徳島、高知の4県選出の自民党国会議員は17日、衆院本会議での改正案採決の際の対応を協議した。

 中谷元防衛相(高知1区)、山口俊一沖縄北方担当相(徳島2区)、竹下亘復興相(島根2区)の3閣僚と細田博之幹事長代行(同1区)は賛成し、一部議員は退席する見通しだ。石破茂地方創生担当相(鳥取1区)は公務で欠席する予定。

 協議では、各報道機関の世論調査で安倍晋三内閣の支持率が下がっている現状を踏まえ、石破氏らが「閣僚や党執行部は一致して行動しなければならない」と述べ、3閣僚と細田氏は賛成することを確認した。

 細田氏らは協議後、谷垣禎一幹事長に「できるだけ早く(候補者を出さない県への)具体的な救済案を示すべきだ」と申し入れた。谷垣氏は、党執行部が今月31日からの2日間に予定する4県での説明会の際に、何らかの対応策を示すことを約束したという。

579チバQ:2015/07/27(月) 21:38:35
http://www.sankei.com/politics/news/150726/plt1507260018-n1.html
2015.7.27 07:40

野田聖子前総務会長が安倍首相をチクリ 総裁選に意欲!?

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 「安倍晋三首相とは当選同期の桜だが、最近若干路線がずれ始めている」

 自民党の野田聖子前総務会長は26日、東京都内で開かれた「国際女性ビジネス会議」で、首相の講演に続いて登場。安全保障関連法案の今国会成立を目指す首相に、同時並行で少子化対策にも取り組むべきだと苦言を呈した。

 講演で「マスコミもおり、失言大敵なので、寸止めしながら思いの丈を伝えたい」と切り出した野田氏は、首相に関し「安全保障という70年間議論されなかったことに思い切って踏み込んでいる」と評価。その一方で「120時間もかけて安保関連法案が衆院で可決したが、日本の歴史を閉ざす問題にも同じ時間をかけるべきだ。むしろ一日も早く実現することが大事だ」と述べ、少子化対策がより重要だとの認識を示した。

 首相が掲げる朝型勤務「ゆう活」も「子育てしている人たちは参加できない」とバッサリ。最後には「これからのリーダーは強いリーダーではない。自分が嫌だと思っている人たちをも受容する力が必要だ」と強調した。首相の振る舞いを念頭に置いた指摘とも取れ、9月の党総裁選への出馬に意欲を見せたのではと物議を醸しそうだ。

580チバQ:2015/07/27(月) 22:19:40
http://www.sankei.com/politics/news/150726/plt1507260021-n1.html
2015.7.26 21:35

自民派閥の夏季研修会、今年は低調 国会会期延長で自粛・延期

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 自民党の「夏の風物詩」各派閥の夏季研修会が、今年は低調だ。例年は通常国会終了後の永田町の“夏休み”期間に実施され、ゴルフなども行って親睦を図るが、今年は安全保障関連法案の審議のため国会の会期が9月まで延長されているだけにレクリエーションは自粛。9月の党総裁選を前に派閥の結束を固めたいところだが、研修会の開催自体を見送る派閥もある。

 「総裁選に備えるということもあって、この時期に研修会を設定した。結束してしっかりと対応しなくてはならない」

 自民党内最大の細田派(清和政策研究会)が26日に長野・軽井沢で開催した夏季研修会で、塩谷立事務総長がこうあいさつすると、続いて細田博之会長も「清和研は安倍晋三首相を頂点に頑張っていこう」と声を張り上げた。

 95人の議員を擁する細田派は首相の出身派閥。26日は英通信会社日本法人BTジャパンの吉田晴乃社長を講師に招いた勉強会の後に懇親会を開催。総裁選での安倍首相の再選に向け、派内の結束を確認した。

 ただ、今回は日程こそ予定通り実施したものの、「国会開会中に派閥としてゴルフなどやっている場合ではない」(同派幹部)と、恒例行事のゴルフは中止。27日は参院で安保関連法案の審議が始まるため、帰京する参院議員以外のメンバーで長野県内の医療センターや農業関連施設を視察する。

 夏季研修会の自粛モードは他派閥も同様だ。8月に軽井沢で1泊2日の研修会を予定していた額賀派(平成研究会、額賀福志郎会長)は、9月下旬に都内で日帰りの勉強会に規模を縮小した。例年9月に開催していた岸田派(宏池会、岸田文雄会長)は10月に延期することを決めている。

 山東派(番町政策研究所、山東昭子会長)も9月から10月上旬に変更。昨年は横浜市内のホテルで開催した麻生派(為公会、麻生太郎会長)は実施を見送った。石原派(近未来政治研究会、石原伸晃会長)は研修会を開くかどうかを検討中だ。

 これまで秋に総裁選が行われる年の夏季研修会は、総裁選の告示をにらみ各派閥が候補者を囲んで公約を作ったり、他派閥や無派閥議員を巻き込む多数派工作など選挙戦術を練り上げる場でもあった。

 今回の総裁選は首相の外交日程が予定される9月下旬を避け、中旬までの実施が予想されている。しかし、その時期は安保関連法案の参院審議が大詰めを迎える公算が大きく、総裁選が国会審議に支障を来せば野党からの批判を招きかねない。「対立候補は、声を上げづらい」(中堅)ことも、各派閥が研修会の開催に積極的にならない原因になっている。

 もっとも、現在の派閥領袖(りょうしゅう)に有力な首相候補が見当たらないのも事実。かつての派閥は総裁の座をめぐってしのぎを削り、自派の領袖を首相に押し上げようとするエネルギーが派閥の原動力にもなっていた。研修会が低調な状況は派閥の力の衰えを物語っているともいえる。(力武崇樹)

582チバQ:2015/07/28(火) 21:49:53
http://www.sankei.com/politics/news/150728/plt1507280027-n1.html
2015.7.28 13:02
【参院合区成立】
衆院本会議採決、合区対象県の3氏が欠席、2氏が採決前に退席

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参院の隣接選挙区を統合する2つの合区を含む定数「10増10減」の改正公選法が賛成多数で可決、成立した衆院本会議=28日午後0時17分
 参院の「一票の格差」是正に向け、合区などで選挙区定数を「10増10減」する改正公職選挙法が可決、成立した28日の衆院本会議では、合区対象県の3氏が欠席、2氏が採決を前に退席した。

 欠席したのは赤沢亮正(鳥取2区)、福山守(比例四国)、山本有二(高知2区)の3氏。退席は後藤田正純(徳島1区)、福井照(比例四国)の2氏。

 後藤田氏は退席後、記者団に「県代表を選べない今回の選挙制度改革は問題がある。(反対の)意思表示としての退席だ。地方の思いを伝えることを優先した」と説明した。

 竹下亘復興相(島根2区)、山口俊一沖縄北方担当相(徳島2区)、中谷元防衛相(高知1区)の3閣僚と細田博之幹事長代行(島根1区)は賛成した。石破茂地方創生担当相(鳥取1区)は公務で欠席した。

583チバQ:2015/07/28(火) 22:11:45
http://www.news-postseven.com/archives/20150728_338217.html
自民党総裁選 無投票にできぬと野田聖子氏が出馬意欲漏らす
2015.07.28 07:00
 半年前、安倍晋三政権は総選挙で大勝利をあげ、首相側近からは「2020年の東京五輪を安倍首相で迎えられるように総裁任期を延長すべき」という超長期政権論まであがった。

 勢威絶頂の安倍首相は「私が最高責任者だ」の号令一下、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認、米国と世界で戦う安保法案成立に走り出した。

 政権の重鎮たちも付き従った。国会で自民党推薦を含む3人の憲法学者が「法案は違憲」と指摘しても、菅義偉・官房長官や谷垣禎一・自民党幹事長は自分たちが推薦した学者の意見に謙虚に耳を傾けようとせず、逆に「決めるのは最高裁だ」と無視を決め込んだ。

 安倍支持派の若手議員たちも、勉強会で安保法案に批判的なメディアに対し、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ」などと制裁論をぶち上げた。

 だが、衆院強行採決をきっかけに安倍内閣の支持率は急落。新聞・テレビの世論調査では「35%」(毎日)など支持率が軒並み10ポイント前後落ち込み、不支持が5割前後に達している。

 官邸内では当初、「強行採決で支持率が下がるのは想定の範囲内」(安倍側近)とタカをくくっていた。安倍首相も強行採決のタイミングに合わせて批判が強かった新国立競技場の建設計画を「白紙撤回してゼロベースで見直す」と表明し、国民の“喝采”を期待したが、流れは変わらず、ついには「支持率のために政治をやっているのではない」と開き直った。

 自民党内では、9月の総裁選に向けて、新たな動きがある。首相の足元が揺らいでいるのを見て、二階俊博・総務会長を後見人とする野田聖子氏は周辺に「安倍政権の驕りは看過できない。無投票にするわけにはいかないと出馬への意欲を漏らしている」(自民党非主流派議員)という。

 野田氏が出馬すれば、安保法案の採決前、「国民の理解が進んでいるとはいえない」と発言した石破茂・地方創生相らの出馬を誘発し、一転、混戦になる可能性が出てくる。

※週刊ポスト2015年8月7日号

584チバQ:2015/07/28(火) 22:19:46
比例の福山と福井を忘れてた

鳥取1 [公務欠席]石破茂   地方創生担当相
鳥取2 【欠席】赤沢亮正  内閣府副大臣
島根1 ≪賛成≫細田博之  幹事長代行
島根2 ≪賛成≫竹下亘   復興相
徳島1 【退席】後藤田正純 
徳島2 ≪賛成≫山口俊一  沖縄北方担当相
徳島比 【欠席】福山守
高知1 ≪賛成≫中谷元   防衛相
高知2 【欠席】山本有二
高知比 【退席】福井照

585チバQ:2015/07/29(水) 22:47:16
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/426948/
自民総裁選の出馬に含みを持たす野田聖子議員 一番長い夏になるのか
2015年07月29日 10時00分

野田氏は安倍首相の対抗馬となるか
 9月の自民党総裁選に出馬が取りざたされる野田聖子衆院議員(54)が27日、都内で行われた映画「日本のいちばん長い日」(松竹・8月8日公開)の特別試写会に出席した。超党派の「映画議員連盟」が主催で、連盟会長を務める野田氏は「平和とは何か。安全保障とは何か。共通しているのは戦争を知らないという原点。作品を通じて何か得ることができればと思っています」とあいさつした。

 映画は半藤一利氏(85)の原作をもとに、1945年4月に鈴木貫太郎内閣が発足してから、8月14日のポツダム宣言受諾までの4か月を描いたノンフィクション。戦後70年であり、また安保法制の議論が続く昨今、終戦当時を振り返るきっかけとして試写会が行われた。この日、安保法案が参議院で審議入り。安倍内閣の支持率は急降下している。9月の総裁選では安倍晋三首相(60)の再選が濃厚との見方が多いものの、支持率次第では対抗馬が出てきそうだ。

 政府関係者は「石破茂氏は党内の求心力が落ちているし、地元でトラブルを抱えているので出馬どころではなさそう。岸田文雄外務相の名前も出ていますが、将来をにらんだアピールじゃないでしょうか」と話す。

 そんななか、出馬に向けて含みを残しているのが野田氏だ。26日の講演会では「これからのリーダーは強いリーダーではない」と新たな指導者像を模索する発言をしている。永田町関係者は「すでに野田氏は出馬に必要な推薦人を集めたといいます。野田氏なら集められないわけではないので、無投票で決着とはならないのではないか」と指摘する。

 上映後、野田氏は「何かを犠牲にしながら時代を作っていかなければいけないんだなと痛感した」と感想を述べた。野田氏にとってもこの夏は長いものになりそうだ。

586チバQ:2015/07/29(水) 23:29:37
http://www.sankei.com/politics/news/150729/plt1507290027-n1.html
2015.7.29 17:54

伝統文化通じて日中友好、委員会設立 二階氏が会長就任

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日中友好文化交流促進日本委員会の設立総会であいさつする中国の程永華駐日大使=29日、東京都千代田区
 日中の伝統文化を通じて両国の友好を目指す「日中友好文化交流促進日本委員会」が29日、設立され、国会近くで記念式典が行われた。会長に就任した自民党の二階俊博総務会長はあいさつで「何か起こると針小棒大に伝えて大騒ぎするが、われわれはくみせず、交流を深める努力をしないといけない」と述べた。28、29両日には同じ会場で、中国の絵画展が開催された。

587チバQ:2015/07/30(木) 22:00:31
http://www.sankei.com/politics/news/150730/plt1507300030-n1.html
2015.7.30 19:36

自民党総裁選で額賀氏「安倍首相の無投票再選が望ましい」

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 自民党額賀派会長の額賀福志郎元財務相は30日、9月の党総裁選について、安倍晋三首相の無投票再選が望ましいとの考えを示した。都内で記者団に「党内が安定した中で、安全保障関連法案(の成立)に全力を注ぐべきだ」と述べた。

 政権の課題については「経済と安全保障の2本立てだ」と指摘。「環太平洋戦略的連携協定(TPP)交渉もある。引き続き、安倍政権としてさまざまな問題に対応すればいい」と語った。

588チバQ:2015/07/30(木) 22:24:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015073002000254.html
反原発コメンテーターを「個別撃破」 大西議員、エネ庁幹部に要求

2015年7月30日 夕刊


写真
 自民党の大西英男衆院議員(写真、東京16区)は三十日午前、党本部で開かれた原子力政策に関する会合で、原発に批判的なテレビのコメンテーター(解説者)らに関し「個別にどんどん正確な知識を知らせていくべきだ。各個撃破でいいからぜひ行って、皆さんの持っている知識を知らしめてください」と資源エネルギー庁の幹部らに求めた。
 大西氏は六月、党の勉強会などで安全保障関連法案をめぐり「誤った報道をするマスコミには広告は自粛すべきだ」などと、報道機関に圧力をかける発言を繰り返し、谷垣禎一幹事長から二度にわたり厳重注意を受けたばかり。昨年は国会で女性蔑視のやじを飛ばして謝罪している。
 大西氏は会合で「安保法制が一段落つけば、九州電力川内(せんだい)原発がようやく再稼働になるが、こういった(再稼働)問題にマスコミの攻勢が行われる」と指摘。解説者らの発言を「ことさら原発再稼働反対の意思を表示している。一般の人たちが聞くと、あたかも日本のエネルギー政策は間違っているというとらえ方をしかねない」と述べた。

589チバQ:2015/07/31(金) 21:44:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000063-asahi-pol
原発批判のコメンテーターは「各個撃破」 自民・大西氏
朝日新聞デジタル 7月31日(金)20時4分配信

原発批判のコメンテーターは「各個撃破」 自民・大西氏
自民党の大西英男衆院議員
 自民党の大西英男衆院議員(東京16区)が、7月30日に党本部であった原子力政策の会合で、原発再稼働に批判的なテレビ・コメンテーターについて「エネルギー庁をはじめ役所の方が、個別にどんどん正確な知識を知らしめていくべきだ。各個撃破でいいから、ぜひ行って、みなさんの持っている知識を知らしめてください」と発言していたことが分かった。コメンテーターらに対し「やつらも一応インテリ」などとも語っていた。

 大西氏は、30日の会合で「テレビのワイドショーでコメンテーターが、ことさら再稼働反対の意思を表示し、『ヨーロッパは風力が増えている。日本は何の努力もしていない』と言われている」と批判。日本では風力発電は伸びないと主張したうえで、「やつらも一応インテリ。知識がないことには劣等感を感じる。新しい知識、正しい知識を提供していくべきだ」などと語った。

 これに対し、谷垣禎一幹事長は31日の記者会見で「思想信条の違う人を『洗脳してこい』と言うのはいかがなものかと思うが、明らかな事実誤認や誤解を解くのは、当然あっていい行動ではないか」と話した。

 大西氏は6月、安倍晋三首相に近い議員による勉強会で「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番」などと報道の自由を威圧するような発言をし、党から厳重注意を受けていた。

590チバQ:2015/07/31(金) 22:57:43
げんだいだけど
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162256
総裁選“波乱”の予兆 カギを握る「石破茂&小泉進次郎」連合

2015年7月31日



 自民党総裁選をめぐる雑音が日増しに大きくなっている。無投票再選を狙い、人事をチラつかせ、ニラミを利かしている安倍官邸周辺だが、見るも無残に支持率が下がりだしたからだ。そんな中、注目を集めているのが小泉進次郎政務官の動きである。

■古賀元幹事長も“宣戦布告”

 29日の毎日新聞夕刊には党重鎮の古賀誠元幹事長が登場した。党内議論をすっ飛ばした安倍首相のやり方に「我々の常識ではまったく考えられないこと」とコキおろし、「〈(総裁選は)信任選挙でいい〉〈無投票でいいじゃないか〉という意見が出てくること自体、私は自民党の危機だと思いますね」「自民党は将来、地獄を見ることになる」とまで言い切った。

 もともと古賀氏は政治信条的に安倍首相と相いれないとはいえ、これは大きな波紋を呼んでいる。古賀氏が動いて推薦人を集め、野田聖子前総務会長の出馬環境が整えば、石破地方創生相も出る。一気に乱戦の可能性が出てくるからだ。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「ここまで世論が分からない安倍政権の信任投票なんてことになれば、ますます支持率が下がる。そういう空気は自民党内でも公然と広がってきています。それをもっとも肌身で感じているのが石破地方創生相と、同じ内閣府で復興を担っている小泉進次郎政務官でしょう。ケミストリーと方向性が合うこの2人が動けば党内の流れも変わってきます」

 安保法案の衆院採決前に石破大臣は「国民の理解が進んできたと言い切る自信があまりない」とコメントした。進次郎氏も同調するように「どうやったら理解をしていただけるかという姿勢で臨まないと賛同は得られない」と暗に安倍政権を批判した。

 もっと言うと、進次郎氏は前回の総裁選で安倍首相サイドの熱望を振り払って石破大臣に投票。昨年12月の総選挙では「アベノミクスの是非を問う」と言った安倍首相に対し、「有権者は冷めている」「なぜ解散なのか分からない」と繰り返した。安倍首相は「被災地の復興は進んでいる」と言っているが、進次郎氏は「果たして本当に復興が進んだと言えるのか? 私は進んだなんて言えない」と批判した。

「父親の純一郎元首相の影響もあり、進次郎氏は原発にも慎重姿勢。8月10日に控える川内原発再稼働は受け入れがたいと思っているはずです」(永田町関係者)

 石破大臣がハラを固め進次郎氏が動けば、総裁選は面白いことになる。

591チバQ:2015/08/03(月) 23:40:04
>>555
http://news.livedoor.com/article/detail/10423143/
ベテラン議員が山本太郎や谷亮子ら若手周辺席に いじめ説も

2015年8月3日 7時0分 NEWSポストセブン
 近年、職場や友人関係で「大人のいじめ」が増えているといわれる。それにしても、よもや国民の代表機関である国会で、「いじめ問題」が語られる日が来ようとは……。

 参議院の議員定数を「10増10減」とする選挙制度改革法案が参議院で可決された7月24日の朝、政治記者たちが「これはいじめではないか」とざわついていた。前日の夜、記者らに配られた新しい座席表で、前自民党参議院幹事長の脇雅史議員の席が、それまでのベテラン議員に囲まれた最後列から、いきなり前列に移され、周りを山本太郎氏や谷亮子氏といった若手に囲まれることになったのだ。

「国会では後列に行くほど議員の格が高く、前列は新人が座る席とされています。脇議員はより抜本的な選挙制度改革を訴え、法案に反対し、溝手顕正・自民党参議院議員会長ら執行部と対立してきました。

 その結果、幹事長を更迭され、7月13日には会派も離脱、それに伴い座席が移ることになった。しかしいくら会派を離れたとはいえ、いまだ自民党所属の議員が、野党の“毛色の違う”議員たちに囲まれる姿は、『いじめ』を連想せざるを得ません」(国会担当の政治部記者)

 座席は10議席以上を有する各会派からなる議院運営委員会が決めるため、会派離脱で席が追いやられるのは仕方ないといえなくもない。が、この記者は、以前からいじめの萌芽を感じていたという。

「参議院自民党の執行部は、選挙制度改革の件で脇さんのほうがマスコミ受けがいいことが気にくわないらしく、いつからか党内ではあまり脇さんには話しかけないようになっていった。参院担当のある記者を捕まえて『おい、おまえも脇派か?』と詰め寄る議員もいたほどです。ムキになって会派まで離脱した脇さんも頑固ですが、溝手さんら執行部も感情的になっているようにしか見えません」

 なんとも子供じみた話だが、実際のところ脇議員はどう考えているのか。

「会派を離れたら当然座席は変わるので、特に何も思っていません。むしろ前より見晴らしがいいからいいですよ。最後列なら昼寝は出来るんでしょうけども(笑い)。自分自身が言うべきことをちゃんと言ってきたなかで起こったことなので、それが『いじめ』だという認識はないです。もちろん、軋轢の中で溝手さんは快くは思わなかったでしょうけどね」

 両者がこじれた最大のきっかけは、昨年の内閣改造に遡る。脇氏を選挙制度改革の担当から外すため、溝手氏は脇氏を内閣に「入閣」させるというアメ玉をちらつかせた。だが、脇氏がこれを拒んだため、溝手氏の怒りを買ったという。

「体よく辞めてもらうために、ポストをあげて出世した形にさせるのはよくあるやり方です。意地になったわけではなくて、自分としての主張を通したまでのことです。私が『大臣にはなりません』と答えたものだったから、向こうの思惑は狂ったと思いますけど。

 実は私の後継の公認候補はすでに決まっていて、私の議員生活はあと1年です。だからいいたいことがいえた面もあるかもしれません。次に選挙がある人たちには、いいづらい面があるのかもしれませんが……」(同氏)

※週刊ポスト2015年8月14日号

592チバQ:2015/08/04(火) 07:00:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150803-00000036-kyt-l25
「戦争行きたくないは利己的」 自民・武藤氏ツイート炎上
京都新聞 8月3日(月)15時50分配信

「戦争行きたくないは利己的」 自民・武藤氏ツイート炎上
武藤貴也衆院議員
 安全保障関連法案をめぐる学生らの反対集会について、自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が「戦争に行きたくないという考えは極端な利己的考え」と自身のツイッターに書き込んでいたことが3日、分かった。自発的に戦争に行く姿勢を求めたとも受け止められる表現で、ネット上で反論が相次ぎ、野党も批判を始めた。
 武藤議員は先月30日、法案反対を訴える学生らのSEALDs(シールズ)の主張を、「だって戦争に行きたくないじゃん、という自分中心、極端な利己的考えだ」と書き込み、戦後教育が利己的個人主義をまん延させたと結んだ。
 これに対し、ネット上では「自衛隊を戦場に送り込むわけでない、との国会答弁とも矛盾する」などと批判が相次ぎ、民主党の枝野幸男幹事長は同日、「自民党の強権的な姿勢が総裁から若手議員まで徹底している」と述べて批判。今後追及する姿勢を示した。
 武藤氏は自身のフェイスブック上で、「世界各国が平和を願って努力する現代において、日本だけがそれに関わらない利己的態度をとり続けることは国家の責任放棄だ」としている。

593とはずがたり:2015/08/04(火) 12:56:28
俺は特権階級だから死ぬ必要は無いし国家に大事にされるべきだけど一般庶民のおまえらはお国の為に死ねという戦前日本の腐った考えが美しい日本だと思ってる自民党の議員だから仕方が無いな( ゜д゜)、 Peッ

<自民党>武藤貴也議員、安保反対学生をツイッターで非難
毎日新聞社 2015年8月3日 19時17分 (2015年8月3日 22時15分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150803/Mainichi_20150804k0000m010048000c.html

 自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=がツイッターで、安全保障関連法案の反対運動をする学生団体「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs=シールズ)」について「自分中心、極端な利己的な考え」と非難していることがわかった。

 武藤氏は衆院平和安全法制特別委員会のメンバーで、報道機関への圧力発言や沖縄への侮辱的発言が問題になった自民党若手の勉強会「文化芸術懇話会」にも出席していた。

 シールズは国会前で毎週、抗議をしている。武藤氏は「彼ら彼女らの主張は『戦争に行きたくない』という自己中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまでまん延したのは戦後教育のせいだろうが、非常に残念だ」と書き込んだ。

 民主党の枝野幸男幹事長は3日、記者団に「自分が戦争に行きたくない、みたいなレベルでしか受け止めておらず、法案の問題や本質を理解していない。戦後の平和主義、民主主義が積み重ねられてきた歴史に、全く目が向いていない」と追及する考えを示した。維新の党の柿沢未途幹事長も「権力を持っている政党の所属議員として、もってのほかの発言だ」と批判した。【村尾哲】

 ◇「戦前の発想だ」

 武藤衆院議員の発言に対し、シールズの中心メンバーで明治学院大4年の林田光弘さん(23)は「日本は民主主義国家でデモなどの抗議は認められた権利だ。戦争に行きたくないというのは、若者だけでなく多くの人の共通の願い。それを利己的と批判するのはまさに戦前の国家主義そのものだ」と話した。

 関西の大学生でつくるシールズ関西のメンバー、塩田潤さん(24)=神戸大大学院2年=は「逆に戦争に行きたい人なんているのかと聞きたい。こういう発言をする人が政治をやっていることを残念に思う。学生を批判するより、国会で民主主義と立憲主義に沿った議論をしてほしい」と話した。

 自民党滋賀県連の幹部は「武藤さんは若いだけに普段から思い切った発言をしているが、基本的人権をないがしろにしていると取られるような内容はまずい。礒崎陽輔首相補佐官のこともあったばかりで、来夏の参院選に影響しないか心配だ」と困惑していた。【岸達也、遠藤孝康、北出昭】

594チバQ:2015/08/04(火) 19:23:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150804-00000056-nnn-pol
“学生批判”武藤氏「撤回するつもりない」
日本テレビ系(NNN) 8月4日(火)17時45分配信
 自民党の武藤貴也衆議院議員は先月30日、ツイッターで、安全保障関連法案に反対している学生団体について「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」などと批判し、波紋が広がっている。

 この投稿について与野党の幹部は、次のように述べた。

 民主党・細野政調会長「(戦争に)行きたくないというような単純な話ではない。平和主義者を権力者が攻撃するというのは、いつの時代も行われてきたが、非常に危険な部分がある」

 菅官房長官「政治家は、自らの言葉に責任を持つのが政治家だと思います」

 4日午後、その武藤議員が自民党本部に姿を見せ、次のように述べた。

 武藤議員「(Q:自身の投稿の撤回は?)説明をもう少し詳しくしなければいけないなとは思っていますが、そういう(撤回する)つもりはありません」

595チバQ:2015/08/04(火) 19:25:16
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150803/plt15080322070027-n1.html

朝日編集委員、首相にレッテル「ナチ支援者は安倍支持者」 ツイート削除し謝罪

2015.8.3 22:07
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 朝日新聞の冨永格(ただし)特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込み、削除していたことが3日、分かった。

 冨永氏は自身のツイッターに、ナチス・ドイツの旗を持った人たちのデモ写真とともに英語で「東京での日本人の国家主義者によるデモ。彼らは安倍首相と彼の保守的な政権を支持している」と書き込んだ。

 冨永氏のツイッターは、朝日新聞のホームページにある記者紹介のページからリンクが張られている。同氏は、ツイッターの紹介として「あれこれ含め個人の責任で本音をつぶやきますので、ヨロシクでごんす」としている。

 すでに冨永氏は書き込みを削除し、ツイッター上で「嫌韓デモに参加する人たちには安倍首相の支持者が多いという趣旨でしたが、英語ツイートに『一般的に』の言葉が抜けていたので、彼らがこぞって首相を支持しているかの印象を与えるツイートになってしまいました。失礼しました」などと釈明、謝罪した。

 また、本社からの指示で「不注意から誤った内容をつぶやいてしまいました。改めておわび申し上げます」とした。

 朝日新聞社広報部は、産経新聞の取材に対し「誤った内容のツイートだった。編集部門のガイドラインを逸脱した内容であり、記者に厳しく注意した」と説明。「今回の事態を重く受け止め、記者への指導を徹底していく」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150804-00000565-san-pol
朝日編集委員ツイートに自民が抗議、謝罪・訂正申し入れ「誤解解けない」
産経新聞 8月4日(火)17時49分配信

 自民党は4日、朝日新聞の冨永格特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込んだ問題に関し、朝日新聞東京本社に対し強く抗議するとともに、冨永氏のツイッターでの訂正と謝罪、朝日新聞ホームページでも英語とフランス語による訂正と謝罪を掲載するよう申し入れた。

 申し入れ書では、冨永氏が「嫌韓デモの参加者には安倍首相の支持者が多いという趣旨だったが、英語ツイートに『一般的に』の言葉が抜けていた」と釈明したことに対し、「全く不十分なもので、到底欧米のフォロワーの誤解は解けるものではない」と指摘。「冨永氏は一般人と異なり文章表現はおろか、取材や記事の編集にまで精通している。『フォロワーが誤った印象を持つことを予想できなかった』ということは信じられない」とも訴えた。

596チバQ:2015/08/05(水) 22:53:38
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040042-n1.html
2015.8.4 22:07

自民党総裁選「無投票では国民失望」と古賀氏、「力量ある人材」は岸田氏、林氏、野田氏





 古賀誠元自民党幹事長が7日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで、党総裁選に安倍晋三首相(党総裁)の対立候補が出て選挙戦にすべきだとの見解を示していたことが4日、分かった。

 9月の総裁選で首相が無投票再選されるとの見方に関し、「国民の皆さんが納得できるか。他にリーダーたりうる人はいないのかと失望するだろう」と述べた。

 「力量のある人材」として岸田文雄外相や林芳正農相、野田聖子前総務会長を挙げたが、意中の候補については「うんぬんすべきではない」と明言を避けた。

597チバQ:2015/08/05(水) 22:55:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015080500893
石破氏グループが研修会=自民


 石破茂地方創生担当相を支持する自民党のグループ「無派閥連絡会」は5日、東京都内のホテルで夏季研修会を開いた。講演した石破氏は「自由で平和で豊かな日本を、領土と国民と統治機構を守るために、どうすればいいかを今こそ考えていかねばならない」と述べ、安全保障関連法案の成立に向け結束を訴えた。
 石破氏はまた、「本来やらねばならないのにやらなかったことに決着をつけるため、今われわれは政権にいる」とも指摘、財政や社会保障などの改革にも取り組むべきだと強調した。9月の自民党総裁選への対応に関しては、言及しなかった。
 研修会には石破氏のほか、山本有二元金融担当相や田村憲久前厚生労働相ら約30人が参加した。(2015/08/05-20:50)

598チバQ:2015/08/05(水) 23:02:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150805-00000005-jct-soci
「女性教師トイレに閉じ込め、爆竹投げ込む」 自民・熊田議員のヤンチャ自慢が大炎上し、謝罪
J-CASTニュース 8月5日(水)19時56分配信

「女性教師トイレに閉じ込め、爆竹投げ込む」 自民・熊田議員のヤンチャ自慢が大炎上し、謝罪
また自民議員の発言が物議
 「女性教師をトイレに閉じ込め、爆竹を投げ込んで快感だった」。自民党の国会議員がホームページ上で、若いときのこととしてこんな発言をしていたことが分かった。イジメなどを肯定しているのではないか、とネット上で批判が相次いでおり、議員が不快な思いをさせたと謝罪する事態になった。


 ここのところ、安倍晋三首相の「お友達」とされる自民党議員の発言が次々と物議を醸している。今回も、お友達と見られる議員のケースだった。

■下働きのうっぷんからアパートの壁を穴だらけに

 前出の発言をしていたのは、熊田裕通衆院議員(50)だ。熊田氏は、出席者から「スポンサーは政権に批判的なマスコミに広告を出すな」との発言があった「文化芸術懇話会」のメンバーにも名を連ねていた。

 熊田氏は、愛知県議時代に書いたとみられる「議員への道」で、政治家になる条件というテーマで自己紹介文を載せた。そこでは、政治家にまじめでよい子が求められるとすれば、自分は失格だったと告白した。中高時代は、政治家を志しながらも「やんちゃな悪ガキ」だったとして、グループで騒いでは先生とイタチゴッコするのを楽しみにしていたという。紹介文では、不良っぽいグループの写真もアップしていた。

 あるとき、産休の補助で来た若い女性教師が生意気だとして、放課後にトイレ掃除の点検をしに来たこの教師をトイレに閉じ込め、天窓を開けて爆竹を次々に投げ込んだ。教師は最初、「開けなさい」と言っていたが、そのうちに悲鳴に変わり、熊田氏は、「『やった〜』と快感でしたね」という。

 その後、担任に怒られたらしく、自主的に丸坊主にしたほか、職員室の掃除を2週間やったと明かした。

 大学時代は、学生運動をしていた学生に対し、主張が上滑りしているとして生卵を投げつけたこともあったとした。また、卒業後に海部俊樹元首相の秘書になってからは、下働きのうっぷんからアパートの壁を穴だらけにして管理人に叱られたとも書いていた。

発言を削除し、不快な思いをさせたと謝罪
 熊田裕通氏は、自己紹介文の中で、選挙事務所を貸してくれた家には、中学時代に酷いイタズラをしたことがあったが、そのぐらい元気がないとダメだと言われ、「大変勇気づけられました」とつづった。そのうえで、こうした少年の心を忘れないように議員を続けているとしている。

 こうした発言は、ツイッターなどで発掘されて炎上状態になり、「いじめを全く理解できぬ思想の持主...」「武勇伝として語る神経がもう理解不能だ」「こんな人間に国会議員でいてほしくない」と批判が相次いでいる。

 熊田氏の自己紹介文はその後削除され、8月5日になってお詫び文が掲載された。そこでは、「若い頃にやってしまった度を過ぎた悪戯について、各方面より多くのご批判を頂きました。ご不快な思いをされたすべての皆様と、関係各位に心よりお詫び申しあげます」としている。

 熊田氏の事務所では、取材に対し、「少年時代は、たいがいの男の子がスカートめくりをしたことがあると思います。そのような事実を書いただけで、深い意味があるわけではないです。過去にやっていた悪ふざけを肯定してもいません。あくまでも、過去からの流れの中で出てきたことです」と秘書が説明した。

599チバQ:2015/08/05(水) 23:02:59

別の議員は「いじめられる側も弱い」と発言
 自民党の国会議員としては、中川雅治参院議員(68)がホームページ上に載せた発言も物議を醸している。

 中川氏は、安倍首相と同じ派閥に属している。発言があったのは、09年1月に自民党の義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員と行った座談会「日本の再生とは教育再生のことです」だ。

 そこでは、男子校の中学時代に、「クラスの悪ガキ」を中心に皆いつもふざけていて、同級生を全部脱がして、服を教室の窓から投げることをよくやっていたと明かした。同級生は素っ裸で走って服を取りに行ったという。当時、テレビではやっていた外科医のドラマにちなんで、「ベンケーシーごっこ」と呼んでおり、脱がした同級生に対しては、「皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました」という。同級生は怒っていたが、皆いじめと思わなかったともした。今ならいじめを受けたとノイローゼになることもあるとして、「いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか」と自らの意見を述べた。

 中川氏がこの悪ふざけに加わったかは、発言でははっきりしない。しかし、ツイッターなどで、「公に言う事じゃない」「昔でも完全ないじめだろーが」「まさに加害者側の論理」などと批判を浴びることになった。

 中川氏の事務所では、取材に対し、「書いたときの意図とは違って、誤解を招いていますので、座談会の発言を削除しました」と秘書が答えた。ホームページ上では、現在は発言が見られなくなっている。

600チバQ:2015/08/06(木) 05:35:55
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040049-n1.html
2015.8.4 23:02

民主、過去の発言で必死の追及 自民若手を批判、15年前の首相憲法発言まで引用

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参院平和安全法制特別委で質問する小川勝也氏(民主)
 民主党は4日の参院平和安全法制特別委員会で、主題の安全保障関連法案以外のテーマでも政府を追及した。学生デモを批判した自民党の武藤貴也衆院議員が初当選前に書いたブログや、安倍晋三首相の発言を15年前の議事録から持ち出し「憲法軽視の政府・与党」に疑問を投げかけ、必死の批判を展開した。(酒井充)

 民主党の小川勝也氏は、武藤氏がブログで、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を「日本精神を破壊する」と指摘したとして、「とんでもない表現だ」と批判した。学生デモを批判した武藤氏は6月に報道圧力発言が出た自民党若手の勉強会にも出席していた。武藤氏を「危険人物」としたい意図は明らかだった。

 ところが、追及は重大な指摘を欠いた。小川氏はブログの日付を7月23日と紹介。今年と理解するのが自然だが、実際は平成24年7月23日だった。武藤氏は同年末の衆院選で初当選し、ブログを書いた当時は公認もされていなかった。

 続いて質問に立った桜井充氏は、首相の憲法観をただした。桜井氏は12年5月11日の衆院憲法調査会の議事録を用い、当時当選2回だった首相が「強制の下、米国人の手でできた憲法を私たちが最高法として抱いていることが、日本人の心理に悪い影響を及ぼしている」と発言したことを問題視した。

 さらに前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の部分を、国連常任理事国は第二次世界大戦後も戦争をしているとして、首相が「しらじらしいといわざるをえない」と批判していたと指摘。桜井氏は前文を「理想だ」と絶賛したが、首相は「わが国の平和と安全は、わが国自身がしっかりと確保し、その決意も書く必要があるとの観点から述べた」と強調。憲法観が異なる両者の議論はすれ違いとなった。

 桜井氏は米側が日本の省庁などを盗聴していたとの疑惑についても「危機管理上、非常に大きな問題がある」と指摘した。細野豪志政調会長も記者会見で「盗聴はほとんど民主党政権のときになされた。事実ならば同盟国として非常に問題だ」と米国を批判した。細野氏は盗聴問題と安保関連法案を関連づけて「対米追従の安倍政権」と批判し、政府に積極的な働き掛けも求めた。もっとも、盗聴されたとみられるのは安倍政権も民主党政権も同じ。「民主党として事実を確認していく必要がある」と述べた細野氏が、政権時代の“反省”に言及することはなかった。

601チバQ:2015/08/06(木) 05:38:21
http://www.sankei.com/politics/news/150806/plt1508060002-n1.html
2015.8.6 00:07

あるか自民総裁選 動向注目の石破氏 「意欲あり」と見る向きも

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無派閥連絡会夏季勉強会で講演する石破茂・地方創生担当相=5日午後、東京都港区(小野淳一撮影)
 “無風”とみられていた自民党総裁選がにわかに動き始めた。9月末に党総裁の任期満了を迎える安倍晋三首相の再選は動かない情勢だが、注目を集めているのが、「ポスト安倍」の最有力候補の一人と目される石破茂地方創生担当相の動向。現職閣僚として政局的な発言を自重してきた石破氏だが、最近なって政権への“牽(けんせい)制”ともとれる発言を繰り出しており、「意欲あり」と見る向きもある。(力武崇樹)

 「一度は国会議員になってみたいとか、一度は大臣になってみたいとか、そんな話ではなく、何のために今の仕事をしているのかということは常に胸に問いかけなければならない」

 石破氏は5日夕、自身に近い自民党議員でつくる「無派閥連絡会」が都内で開いた夏季研修会でこう述べた。ある出席者は「総裁選のことを話すにはまだ早すぎるというだけだろう」と、その心中を推し量る。

 党幹事長時代は党内抗争を戒め、昨年9月の地方創生担当相就任後も政権への批判を控えてきた石破氏だが、安倍内閣の支持率が低下すると、発言に変化が現れてきている。

 衆院で安全保障関連法案の審議が進んでいた7月2日、無派閥連絡会の例会で「権力をお預かりしている者は、いかにそれを抑制的に使うかを考えなければいけない」と指摘。14日の記者会見では「国民の理解が進んでいるとはいえない」と安保関連法案に反対する野党に同調するような発言で周囲を驚かせた。

 参院選挙制度改革をめぐっては、地元の鳥取県が合区対象になったこともあり、関係者の会合で「こういうことを許していては自民党が持たん」と党執行部を痛烈に批判した。

 「事実上の石破派」とされる無派閥連絡会内では主戦論と慎重論が交錯する。平成24年前回総裁選の党員投票で、首相(87票)の倍近い165票を獲得した石破氏。昨年1月の総裁公選規程改正で決選投票に地方票が反映される仕組みとなり、石破氏に有利に働くとみる主戦論もある。

 一方で、来夏の参院選を見越し「選挙結果次第では、安倍内閣が退陣する可能性もある」として、自重すべきだとの声もある。

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 明確な戦略を描けない石破氏に距離を置き始めた側近もいる。石破氏を長年支えてきた浜田靖一元防衛相は総裁選への出馬をちらつかせている野田聖子前総務会長とも近く、5日の研修会には姿を見せなかった。

602チバQ:2015/08/06(木) 05:40:55
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150805/plt1508051700003-n1.htm
小泉進次郎氏に熱愛スクープ 紀香似美女とホテル密会 週刊文春報じる
2015.08.05


美女とのホテル密会が報じられた進次郎氏【拡大】

 小泉進次郎復興政務官(34)のロマンスが報じられた。5日発売の週刊文春が「小泉進次郎が抱いた復興庁の女」とのタイトルで、都内のホテルで美女と密会していたと、写真付きでスクープしたのだ。

 同誌によると、進次郎氏は7月23日夜、都内の有名ホテルで、女優の藤原紀香似の美女と密会していたという。同誌には、ホテルに入る進次郎氏や、部屋に入る美女の写真などが何枚も掲載されており、廊下に漏れてきた2人の会話まで記されている。

 政界屈指の人気を誇り、独身議員でもある進次郎氏。気になるお相手の美女だが、同誌の取材では、被災県出身で、復興庁の元政務官秘書。現在30歳。祖父は病院経営も手掛けていた資産家といい、父親はJOCの重役を務め、母親は自民党から県議選に出馬したこともあるという。

 注目される2人の交際だが、同誌の直撃取材に、進次郎氏も美女も口を閉ざし、進次郎氏の事務所は、配達証明郵便で送付された質問状を「受取拒否」したという。

 夕刊フジでも、進次郎事務所に問い合わせたが、電話に出た女性は「取材は一律にお断りしています。(コメントなどを)出す予定もありません」と答えた。

 歯切れのいい「進次郎節」は、他人に対してだけなのか。

603チバQ:2015/08/06(木) 12:59:39
3893 チバQ 2015/08/06(木) 05:34:58
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040039-n1.html
2015.8.4 21:34

政界屈指の美女議員、妊娠を発表 5月に議員との結婚報告

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安倍晋三首相と面会後、官邸を後にする自民党の金子恵美(手前)、宮崎謙介衆院議員=3月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 自民党の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=は4日、都内のホテルで開かれた同党の同期当選で同じ二階派に所属する宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=との結婚を報告する会合で、「実は私、妊娠をしております」と述べ、妊娠初期であることを発表した。

 週数は明らかにしなかったものの、「まだ安定した状態ではありませんが、まずまず、おなかの中で命は生きています」と笑顔で語った。

 宮崎、金子両氏は5月に結婚を発表。金子氏は4日の会合で「発表して、ほどなくして、体調を崩して療養をしておりました。結婚の直後ということで、さっそくマリッジブルーかと、もう結婚を思い悩んでいるのかと噂が飛び交いました」と会場を笑わせた上で、妊娠を発表。会場からは「おめでとう」などの声とともに大きな拍手が起き、金子氏は「少子化対策ですが…」とおどけた。

 この後、マイクを握った宮崎氏は、出席していた塩崎恭久厚生労働相に呼び掛け、「私もイクメンとして、少し育児休暇を取れという話でございまして、しっかりとやっていきたいと思います」と喜びを語った。

 金子氏は早大卒で、平成15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏も金子氏と同じ早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

604チバQ:2015/08/08(土) 10:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20150808k0000m010078000c.html
自民:ネット炎上、国会議員2人が記事を削除
毎日新聞 2015年08月07日 21時14分(最終更新 08月07日 22時11分)
 ◇中川雅治参院議員と熊田裕通衆院議員

 自民党の中川雅治参院議員(68)=東京=が、自身の公式ウェブサイトに載せた中学時代の体験に「いじめを正当化している」などとネット上で批判が広がり、当該記事を削除していたことが分かった。さらに同党の熊田裕通衆院議員(50)=愛知1区=も自身のサイトに載せた学校時代の思い出の記事を批判され、削除した。「炎上」の背景には、自民党の武藤貴也衆院議員が安保法制に抗議する学生を「利己的」などとツイッターで非難し、同党議員の発言への関心が高まっていたことがあるとみられる。

 中川氏は自身のサイトで、義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員(ともに自民)との対談記事を5年ほど前から載せていた。この中で中川氏はいじめの問題を話題にし、中学時代にクラスで同級生が裸にされたことなどを紹介。記事は今月4日ごろからネット上で拡散し、「弱者を思う気持ちがない」などと批判が広がり、5日に記事が削除された。

 中川氏は取材に「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明。削除した理由は「誤解が広がったため」としている。

 一方、熊田氏は公式サイトで、学校時代に仲間と女性教師をトイレに閉じ込めたという体験をつづり、批判が相次いだ。熊田氏は記事を削除し、サイト上に謝罪文を掲載。秘書は「議員は取材に応じられない」としている。【日下部聡、樋岡徹也】

 2人の記事で批判された部分(要約)は以下の通り。

 ▽中川氏の記事

 中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行く。皆でおなかやおちんちんにマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、周りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。

 ▽熊田氏の記事

 ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて〜」と絶叫調に変わってきた。「やった〜」と快感でしたね。

605名無しさん:2015/08/08(土) 15:09:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000101-mai-pol
<自民>ネット炎上、国会議員2人が記事を削除
毎日新聞 8月7日(金)21時15分配信

 ◇中川雅治参院議員と熊田裕通衆院議員

 自民党の中川雅治参院議員(68)=東京=が、自身の公式ウェブサイトに載せた中学時代の体験に「いじめを正当化している」などとネット上で批判が広がり、当該記事を削除していたことが分かった。さらに同党の熊田裕通衆院議員(50)=愛知1区=も自身のサイトに載せた学校時代の思い出の記事を批判され、削除した。「炎上」の背景には、自民党の武藤貴也衆院議員が安保法制に抗議する学生を「利己的」などとツイッターで非難し、同党議員の発言への関心が高まっていたことがあるとみられる。

 中川氏は自身のサイトで、義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員(ともに自民)との対談記事を5年ほど前から載せていた。この中で中川氏はいじめの問題を話題にし、中学時代にクラスで同級生が裸にされたことなどを紹介。記事は今月4日ごろからネット上で拡散し、「弱者を思う気持ちがない」などと批判が広がり、5日に記事が削除された。

 中川氏は取材に「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明。削除した理由は「誤解が広がったため」としている。

 一方、熊田氏は公式サイトで、学校時代に仲間と女性教師をトイレに閉じ込めたという体験をつづり、批判が相次いだ。熊田氏は記事を削除し、サイト上に謝罪文を掲載。秘書は「議員は取材に応じられない」としている。【日下部聡、樋岡徹也】

 2人の記事で批判された部分(要約)は以下の通り。

 ▽中川氏の記事

 中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行く。皆でおなかやおちんちんにマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、周りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。

 ▽熊田氏の記事

 ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて〜」と絶叫調に変わってきた。「やった〜」と快感でしたね。

607チバQ:2015/08/09(日) 22:20:50
http://www.sankei.com/politics/news/150809/plt1508090017-n1.html
2015.8.9 19:36

「頼むからオウンゴールやめてくれ!」 高村自民副総裁が若手議員に苦言 






松江市で講演する自民党の高村正彦副総裁=9日午後
 自民党の高村正彦副総裁は9日、松江市で講演し、同党の武藤貴也衆院議員によるツイッター投稿など若手議員の発言により、安全保障関連法案の国会審議で野党に攻撃材料を与えているとして苦言を呈した。

 「頼むから、オウンゴールはやめてくれ」と語った。若手議員の発言について見解を問う会場からの質問に答えた。

 高村氏は安保法案をめぐり、自衛隊による核兵器輸送があり得るかとの野党質問に関しては「非核三原則を持った日本が運ぶことはあり得ず、無意味な議論で不安をかき立てることはやめてほしい」と強調した。

608チバQ:2015/08/09(日) 23:13:15
http://www.sankei.com/politics/news/150809/plt1508090028-n1.html
2015.8.9 22:47
【自民党総裁選】
自民党4役の処遇焦点 面会最多の谷垣氏は再選濃厚?

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安倍首相との面会時間
 自民党の二階俊博総務会長は9日、埼玉県内で開いた派閥研修会で、9月の党総裁選での安倍晋三首相(党総裁)の再選支持を明言した。首相の無投票再選の流れは加速しており、早くも党内の関心は10月にも行われる党役員人事に移り始めている。首相と「戦略的互恵関係」にある二階氏や、財政政策で官邸とすきま風が生まれた稲田朋美政調会長の処遇は焦点の一つ。党四役と首相との距離感を官邸での面会時間などから探った。

 「派閥は一致団結して行動してこそ、力を発揮できる。われわれのグループは全員一致して、安倍氏を次期総裁選に推薦する」

 二階氏は9日、埼玉県秩父市で開かれた二階派研修会でこう宣言。同派を安倍氏の支持一色で染め上げたとアピールした。

 安全保障政策などでは首相と水と油の関係だが、派閥領袖(しょうりゅう)としていち早く首相の無投票再選を訴えるなど両氏の関係は健在だ。

 安全保障関連法案が国会に提出された5月から今月9日までの間、首相との首相官邸での面会時間をみてみると、二階氏は6回、計2時間55分に及ぶ。

 訪中直前の5月19日には、首相から中国の習近平国家主席への親書を預かる算段もつけた。二階氏は韓国ともパイプがあり、首相は冷え込んでいる日中・日韓関係の改善に向けた「特命大使」としても期待を寄せる。

 とはいえ、二階氏は権力への嗅覚が鋭い老練政治家。首相周辺は「いつ寝首をかかれるか分からない」と警戒心も捨てきれない。二階氏との戦略的互恵関係を続けるかどうかは判断の難しいところだ。

 党四役のなかで首相との面会時間、回数ともに最多なのは谷垣禎一幹事長だ。計11回、6時間28分にのぼる。石破茂前幹事長は首相と疎遠だったが、谷垣氏は週1回ペースで首相と昼食を取りながら意見交換を繰り返してきた。「官邸に弓を引かない」(党幹部)という姿勢を、首相も全幅の信頼を置いているとされ、党内では、今秋以降も安倍-谷垣体制が続くとの見方が強い。

 首相が「次世代の首相候補」と期待を寄せる稲田氏は4回で計2時間4分。稲田氏の政調会長への抜擢(ばってき)は首相の肝いり人事だった。

 しかし、自民党が6月に政府に提出した財政健全化に関する提言では、歳出額の目標設定にこだわる稲田氏は、経済成長優先の甘利明経済財政担当相と対立するなど物議も醸した。自民党ベテランからは「調整型の役職はまだ無理だった」とのマイナス評価もあるが、官邸筋は「稲田氏が留任するか、再入閣の可能性もゼロでない」と指摘する。茂木敏充選対委員長は党四役の中で最も少ない2回で計1時間13分。ただ来年夏の参院選に向けた候補者調整を進めており、留任もありそうだ。(住和久、小林健一)

609名無しさん:2015/08/10(月) 10:56:35
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150804-00005334-sbunshun-pol
小泉進次郎が復興庁の美人元秘書とホテル密会
週刊文春 8月4日(火)16時1分配信

 7月24日未明、復興政務官の小泉進次郎氏(34)が、今年3月まで復興庁に勤務していた元秘書(30)と、東京プリンスホテルの一室で密会する模様を「週刊文春」が取材・撮影した。

 この件について、元秘書の女性は密会の事実について「ないですけど」と否定。だが、記者が現場の写真を見せるとみるみる表情は強張っていった。

 一方の進次郎氏は、直撃取材に対し、一言も発せず、これまで見せたことのないような困惑の表情を浮かべた。


<週刊文春2015年8月13・20日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

610名無しさん:2015/08/10(月) 10:57:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150804-00000590-san-pol
政界屈指の美女議員、妊娠を発表 5月に議員との結婚報告
産経新聞 8月4日(火)21時47分配信

 自民党の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=は4日、都内のホテルで開かれた同党の同期当選で同じ二階派に所属する宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=との結婚を報告する会合で、「実は私、妊娠をしております」と述べ、妊娠初期であることを発表した。

 週数は明らかにしなかったものの、「まだ安定した状態ではありませんが、まずまず、おなかの中で命は生きています」と笑顔で語った。

 宮崎、金子両氏は5月に結婚を発表。金子氏は4日の会合で「発表して、ほどなくして、体調を崩して療養をしておりました。結婚の直後ということで、さっそくマリッジブルーかと、もう結婚を思い悩んでいるのかと噂が飛び交いました」と会場を笑わせた上で、妊娠を発表。会場からは「おめでとう」などの声とともに大きな拍手が起き、金子氏は「少子化対策ですが…」とおどけた。

 この後、マイクを握った宮崎氏は、出席していた塩崎恭久厚生労働相に呼び掛け、「私もイクメンとして、少し育児休暇を取れという話でございまして、しっかりとやっていきたいと思います」と喜びを語った。

 金子氏は早大卒で、平成15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏も金子氏と同じ早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

611名無しさん:2015/08/10(月) 11:21:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-00000565-san-pol
自民・福井照議員「高知にお世話になった者として賛成しがたい」公選法改正案の採決で退席
産経新聞 7月28日(火)17時23分配信

 自民党の福井照衆院議員(比例四国)は28日の衆院本会議で、参院で「鳥取と島根」「徳島と高知」の合区を含め選挙区定数を「10増10減」する公職選挙法改正案の採決時に退席した。記者団に「高知県にお世話になった者として、参院で(高知を代表する議員を)1人選ぶことができない状況を作る法案には、賛成しがたい」と説明した。

 党執行部に対しては「(合区対象県選出の参院議員を次期参院選で確実に当選させる)具体策を早急に出していただくようお願いする」と求めた。

 福井氏は平成12年から24年12月まで衆院選高知1区から出馬。衆院の定数「0増5減」で、高知と徳島がそれぞれ1減となったのを受けた党内調整で、26年12月の衆院選では比例四国で立候補、当選している。

612名無しさん:2015/08/10(月) 16:44:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150730-00005315-sbunshun-pol
安保関連法案の命運を左右 参院自民党“三悪人”の思惑
週刊文春 7月30日(木)18時6分配信

 安倍晋三首相が今国会での成立を期す安保関連法案の参院審議が始まった。法案の行方を左右するのが溝手顕正参院議員会長、吉田博美国会対策委員長、平和安全法制特別委委員長となった鴻池祥肇元防災担当相の3人である。

「60日ルールは不要ですね」

 鴻池氏は7月24日、法案を参院で採決しない場合、衆院の3分の2以上の賛成で再可決できる憲法の「60日ルール」を使うつもりがないことを断言した。安倍首相を支える麻生太郎財務相の側近で知られるだけに、早期成立に力が入る。

 ところが、そうは問屋が卸さないのが参院自民党だ。

 いま参院を束ねる溝手氏はかつて安倍首相を「過去の人」と評したこともあって、官邸との折り合いはよくない。

 また、鴻池氏とは因縁があり、近いとは言えない関係だ。2011年には、いったん鴻池氏が参院幹事長に内定した人事案が議員総会で否決され、溝手氏が幹事長になった。2年前の議員会長選も鴻池氏と溝手氏が立候補し、選挙になった経緯があるのだ。

 溝手氏は岸田派所属で、首相に批判的な立場をとる古賀誠元幹事長と気脈を通じる。そもそも、今国会の延長幅が9月末までの長期間になったのは「溝手氏が首相に『長い期間をとってもらわないと成立に自信がない』と直談判したのが大きな理由」と自民党幹部は解説する。ふつうなら鴻池氏のように「60日ルール」を回避したいのが参院の独自性のはずだが、その余地をわざわざ参院側から残した格好で、党内では「真意はなにか」といぶかる声もあった。

 前出の党幹部は「実は参院側には、衆院に再可決してほしいとの期待もある」と打ち明ける。安保法案は世論の受けが芳しくなく、参院は来年夏に選挙が控える。「あの法案は衆院が強引に通した」との言い訳を残し、責任を回避しようという思惑だ。

 そして、鴻池氏と溝手氏の間で、国会対策をとりしきるのが吉田氏だ。吉田氏は額賀派所属で、金丸信元副総裁の秘書を務め、“参院のドン”と呼ばれた青木幹雄氏を師と仰ぐ。一方で安倍首相との関係も悪くない。吉田氏は野党との折衝で当初、特別委員会の人数などで強気を貫いたが、最後は野党側が「満額以上の好条件だ」と驚くほどの譲歩を見せた。

 いずれも一筋縄ではいかない参院自民党の“三悪人”は、安倍首相の味方か、それとも――。


<週刊文春2015年8月6日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

613とはずがたり:2015/08/11(火) 07:53:05

稲田氏「東京裁判検証」の党内組織検討…懸念も
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20150809-567-OYT1T50007.html
08月09日 09:30読売新聞

 自民党の稲田政調会長が戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)などを検証するため、党内組織の設置を検討していることに、与党内から懸念の声が出ている。

 検証の内容次第では、国際社会から「歴史修正主義」との批判を招きかねないためだ。

 稲田氏は7月30日の記者会見で、「東京裁判で認定された事実関係を日本人自身が検証、反省し、将来に生かすことが出来ていない」と述べ、検証の意義を強調した。

 ただ、稲田氏は東京裁判の判決は争わない姿勢は明確にしている。検証対象は、裁判で「戦争犯罪」と認定された事実に関する立証の妥当性などに限る考えだ。

 憲法制定過程への連合国軍総司令部(GHQ)の関与など、戦後占領政策も幅広く検証する。

614チバQ:2015/08/12(水) 21:34:49
http://news.livedoor.com/article/detail/10460090/
暴言連発の武藤議員 ブログの自筆署名に“漢字の誤り”の仰天

2015年8月12日 10時26分 日刊ゲンダイ
「戦争に行きたくないのは利己的」「憲法3原則は日本の精神を破壊する」――。国会議員とは思えないトンデモ発言で火ダルマ炎上した安倍チルドレンの武藤貴也衆院議員(36)。

 その後、日刊ゲンダイの取材で「遅刻の常習犯」「遅刻しても詫びない」「朝、起きられない」など“社会人失格”としか思えない過去も明らかになったが、またぞろ耳を疑いたくなるようなウワサが飛び交っている。「自分の名前を漢字で書けないんじゃないか?」と一部で話題になっているのだ。

 物議を醸しているのは、「武藤貴也オフィシャルブログ」のトップページ。無邪気に笑う武藤議員の写真と、毛筆で書かれた署名がデカデカと掲載されているのだが、何かがおかしい。よく見ると「武」の字の右上にあるはずの「てん」がないのだ。

「画竜点睛を欠く」とは言うが、欠けているところしか話題にならない武藤議員のことだけにシャレにならない。なぜ、自分の漢字を間違えたまま、堂々とブログを公開しているのか。武藤事務所の言い分はこうだ。

「(署名は)武藤本人が書いたものです。自分の名前だから間違えることはないと思います。ただ、筆で書いたものなので、かすれて見えないのかもしれない。技術的な不具合で消えてしまった可能性もあります……」

 さすがに、現職の国会議員が自分の名前を書けないとは考えたくはないが、なにしろ、チルドレンの“親”である安倍首相からして漢字を書けないから不安になってくる。

 2013年4月、千葉市の幕張メッセで開かれていた「ニコニコ超会議2」を訪問した安倍首相は、自民党ブースの寄せ書き用の巨大ボードに直筆で「成長力 安倍晋三」とサイン。しかし、「成」の字には武藤議員よろしく右上の「てん」がなく、おまけに「はらい」までなかった。日本中の失笑を買ったのは記憶に新しい。

 ついでに言うと、武藤議員のネット上での書き込みを注意して「きちんと分からせた」とエラソーにしていた麻生財務相も、首相在任中に「未曽有」を「みぞゆう」と読み間違えていた。武藤議員は麻生派に所属している。子が子なら、親も親。そろいもそろって、どうなっているのか。

 武藤事務所は書き間違いを否定したが、仮に“不具合”で消えてしまったとしても、こんな致命的なミス、本人がすぐに気づいて修正させるのが普通だろう。「私には、守りたい日本がある。」とやらのキャッチフレーズも、チャンチャラおかしいというものだ。

615チバQ:2015/08/12(水) 21:36:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015081100978
「未来永劫謝罪するのか」=自民・稲田氏


 自民党の稲田朋美政調会長は11日のBSフジの番組で、安倍晋三首相が14日に公表する戦後70年談話について、「未来永劫(えいごう)謝罪を続けるのは違う」と述べ、先の大戦に関する「おわび」の文言は明記すべきでないとの認識を示した。村山談話に盛り込まれた「侵略」についても「こだわる必要はない」と語った。


 稲田氏は「日本は痛切な反省に基づき、この70年間、戦争することなく、平和に貢献してきた」と強調。中韓両国と国交正常化を成し遂げた後、「中国に政府開発援助(ODA)を行い、韓国にも援助してきた」とも指摘し、「謝罪をするのは違和感を覚える」と述べた。 (2015/08/11-23:41)

616チバQ:2015/08/12(水) 21:38:40
http://mainichi.jp/select/news/20150813k0000m010054000c.html
自民党:東京裁判やGHQ占領政策検証へ 懸念の声も
毎日新聞 2015年08月12日 20時32分

 自民党の稲田朋美政調会長は、安倍晋三首相の戦後70年談話の発表後に、東京裁判や連合国軍総司令部(GHQ)による占領政策などを検証するための党内機関を発足させる。「反省すべきことを反省」するための組織と位置づけているが、党内からは「歴史修正主義」との批判を浴びかねないとして懸念の声が上がっている。

 稲田氏は先月30日の記者会見で「東京裁判で認定された事実をきちんと日本人自身が検証し、反省すべきことを反省し、将来に生かしていくことが必ずしもできていない」と語り、自民党として検証していく必要性を強調した。

 東京裁判について、稲田氏は、判決の主文自体は受け入れる考えを示してきた。一方で東京裁判を巡っては、犯行当時になかった刑罰規定を適用する「事後法適用」が問題視されてきた。稲田氏や周辺議員が検証に踏み切るのは、東京裁判の立証方法の妥当性に疑問を感じているからだ。これまでも自民党内でしばしば問題提起はされてきたが、日米関係に与える影響などを考慮し、表立った動きは控えてきた経緯がある。

 党三役経験者は検証機関の設置について「首相の周辺議員が良かれと思っていても逆効果になることはよくある。戦後体制の否定は日米関係を否定することにもつながりかねない」と批判する。

 別の党幹部は「(検証機関は)相当気をつけないと国際的な誤解を招く。『東京裁判の検証』だけが独り歩きするとまずい」と語り、自民党全体が歴史修正主義に傾いていると受け取られることに警鐘を鳴らす。【中島和哉】

617名無しさん:2015/08/12(水) 23:06:51
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_270291/
SEALDs中傷ツイッターの武藤貴也議員に“社会人失格”の過去
日刊ゲンダイ / 2015年8月9日 9時26分

 安保法制反対デモの学生団体「SEALDs(シールズ)」に対し、「戦争に行きたくないだけ」などと中傷ツイッターを書き込んだ自民党の武藤貴也衆院議員(36、滋賀4区)のとんでもない過去が次々に暴かれている。なんと、国会議員になる前は反原発、脱ダム路線の嘉田由紀子前県知事のところにいて、脱ダム運動のペーパーを作ったりしていたというのである。

「2007年秋から(嘉田知事支持の県議会与党系会派の)『対話の会』が事務員として雇ったらしいです。雇った経過は知りません。武藤氏が代表質問などを書いていて、完全にダム反対論者でした」(嘉田前知事)

 驚くべきはその後の豹変ぶりである。

 当初は京都の民主党に「国会議員候補者にしてくれ」と頼み込み、それがかなわぬと、2009年に自民党の滋賀県第4区の公募に手を挙げた。なんでも自民党の滋賀県議会の大ボス2人が武藤に目をつけ、「応募しないか」と呼びかけたという。

■遅刻の“常習犯”

「2009年4月10日あたりを境に武藤氏は一晩で『僕は自民党の候補者になります』と言って、ダム反対からダム推進に変わりました。ビックリしました。節度がなくて、何をやりたいのか分からない。1回だけじかに『それでいいの』と聞くと、『自民党と嘉田知事を調整する役をやります』と生意気なことを言っていた。みんなが呆れたといえば、遅刻の常習でした。1時間遅れるのは普通。下手をすると、2時間遅れる。遅れてきても、詫びもしない。1期目で当選してから知事と国会議員の意見交換会が年2回あるのですけれども、その時も1時間も遅れてきて『すみません』もなかった。石破幹事長(当時)に地元の国会議員が会いに行った時も遅れて、この話は有名になっています。朝、起きられないようです。とにかく子供っぽいというか、社会人としての基礎が出来ていません」

 そんな武藤は核保有論者でもある。過去に月刊誌で「日本は自力で国を守れるように自主核武装を急ぐべきなのです。日本の核武装反対論は、論理ではなく感情的なものです。中国の台頭、アメリカの衰退という国際情勢の変化に対応して、いまこそ日本の核武装について、政治家が冷静な議論を開始する必要がある」などと言っている。

 こんな議員がいる政権に核を持たせたら、それこそ、何とかに凶器である。

618名無しさん:2015/08/12(水) 23:09:58
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0625/sgk_150625_1541523486.html
ポスト安倍氏 菅義偉氏が総理になるウルトラCの陰に二階氏
NEWSポストセブン6月25日(木)16時0分
 年金問題やオトモダチ醜聞など8年前の政権投げ出しの時と似てきた安倍政権。安倍電撃時辞任となった場合、その後継者は誰になるのか。本誌は政治家OBや政治評論家、政治部記者ら専門家37人にアンケート調査を実施。その結果、「安倍晋三首相が今国会会期末までに辞任した場合の次期総理」を聞いた場合、谷垣禎一氏と麻生太郎氏がTOP2となった。

 3位となった有力候補の一人、官房長官の菅義偉氏は内閣の実力者ではあるが、党内で自前の勢力を持たないから、総裁レースはハードルが高い。そこで、浮上するキーマンが二階敏博・総務会長だ。作家の大下英治氏はこう読む。

「菅氏が二階氏を味方につければポスト安倍に急浮上する可能性が高い」

 その場合、谷垣禎一・幹事長と麻生太郎・副総理の芽を摘まなければならない。このケースは複雑なプロセスになりそうだ。参考になるのは小渕恵三・首相が2000年に急死した際の「5人組の密議」(※注)である。

【※注/小渕首相が倒れた際に、後継選出のための会談に青木幹雄・官房長官、森喜朗・幹事長、村上正邦・参院議員会長、野中広務・幹事長代理、亀井静香・政調会長という自民党の有力国会議員5人が集まって森後継が決められた(肩書きはすべて当時)】

 当時、自民党には加藤紘一氏という有力な首相候補がいたが、官房長官の青木幹雄氏は意識不明だった小渕氏から「後事を託された」と自ら首相臨時代理となり、加藤派を排除した密室談合で早大雄弁会時代からの盟友、森喜朗氏を後継首相に据えた。政治部のベテラン記者はこんなウルトラCの菅政権シナリオを描いて見せた。

「ポスト安倍が話し合いで決着できない状況になれば、官房長官の菅氏がかつての青木氏のような調整役となって、総裁選までのつなぎを前提にワンポイントリリーフの総理を選ぶことになるだろう。

 その場合、適任者は長老の二階氏だ。年齢的にも麻生氏の再登板はワンポイントという建前がないと成り立たない。その役割を二階氏に担わせてライバルを蹴落としたうえで、寝業師の二階氏が本格的な総裁選に今度は菅氏を擁立する。このワンツーパスなら安倍支持勢力は菅氏に乗るしかなくなり、他の候補には勝ち目がない」

 これらの政治家たちは政権を支えているように見えるが、いざ跡目争いとなれば権謀術数を駆使した権力闘争のライバルなのだ。

 もっとも、「他に代わる人がいない」という消極的な理由で安倍首相を支持している多くの国民は、“安倍首相の控え投手”の登板は望んでいない。

 小泉進次郎氏ら自民党の若手政治家たちが国民の声をどこまで吸い上げ、旧来の自民党内駆け引きによる後継者選びに反乱を起こしていくのか。この党の将来はそこにかかっているといえるのではないか。

※週刊ポスト2015年7月3日号

619チバQ:2015/08/13(木) 08:00:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150813/k10010188071000.html
首相 再選に意欲 複数派閥が支持へ
8月13日 6時23分

首相 再選に意欲 複数派閥が支持へ
来月の自民党総裁選挙を巡って、安倍総理大臣が12日、みずからの再選に意欲を示したのに対し、今のところ、ほかに総裁選挙への立候補を目指す具体的な動きは見られず、党内の複数の派閥などが安倍総理大臣の再選を支持する方針です。
自民党は、安倍総理大臣の総裁としての3年間の任期が来月30日に満了することに伴って、来月行う総裁選挙の具体的な日程の調整を進めています。
こうしたなか、安倍総理大臣は12日、山口市で、みずからが2018年まで総理大臣を務めれば、明治元年から50年ごとの節目の年の総理大臣はすべて山口県出身者になるとしたうえで、「山口県出身の総理大臣として、恥ずかしくない実績を残していきたいと決意している」と述べ、来月の自民党総裁選挙での再選に意欲を示しました。
党内では今のところ、ほかに総裁選挙への立候補を目指す具体的な動きは見られず、安倍総理大臣の出身派閥である細田派に加えて、二階派が安倍総理大臣の再選を支持する方針です。また、額賀派の会長を務める額賀元財務大臣も、安倍総理大臣が無投票で再選されるのが望ましいという考えを示しています。
自民党内には、「安倍総理大臣に対抗して、立候補に必要な国会議員20人の推薦人を集めるのは難しい」という指摘もあります。このため、党内の各派閥の幹部らを中心に、安倍総理大臣が無投票で再選されるのではないかという見方が出ています。

620名無しさん:2015/08/13(木) 12:23:26
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150421/plt1504211203003-n1.htm
衆院議長後任に大島理森氏 注目集める「会派再編」
2015.04.21

 衆院は21日午後の本会議で、町村信孝議長(70)の辞職を許可し、後任に自民党前副総裁の大島理森衆院予算委員長(68)を選出する。後任の予算委員長は河村建夫元官房長官(72)が務める。自公与党としては後半国会の焦点である安全保障関連法案の審議をにらみ、国会運営に精通する大島氏を起用した。

 大島氏は、青森3区選出。1983年衆院選で初当選し、当選11回。党国対委員長、幹事長、副総裁など要職を歴任した。「身に余る光栄で、大変重い任だと感じている。正式に選出されれば、国民に信頼される立法府のあるべき姿を整理し、臨みたい」と20日、記者団に語った。

 大島氏は、自民党大島派(11人)の会長も務めており、山東昭子元参院副議長(72)に引き継ぐ方針。同派は以前から、麻生派や二階派、石原派との合流・連携話が流れており、今後の再編劇が注目されそうだ。

621チバQ:2015/08/14(金) 17:44:46
http://www.sankei.com/politics/news/150814/plt1508140004-n1.html
2015.8.14 06:00
【政界徒然草】
桃に梅、和牛… 自民党総裁選を前に早くも猟官運動? 安倍官邸に集まる名産品の数々





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「ミスピーチ」の2人に勧められた福島のモモを試食する安倍晋三首相=7月30日、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 首相官邸には日々、さまざまな人々が訪れる。来訪者は政治家や財界人、外国要人はもとより、芸能界やスポーツ界など各分野で活躍する旬な人たちが多い。だが、最近は地元の名産品を携えて訪れる自民党議員が目立つ。9月の党総裁選と、その後の内閣改造・党役員人事をにらんだアピール合戦のように映る。

 7月30、31両日、官邸に福島から桃を携えて“ピーチ姫”が表敬にやってきた。

 30日に官邸を訪れたのは、福島県の果物を全国にPRする「ミスピーチ」の井上幸さんと片桐彩花さん。福島2区の根本匠元復興相が案内し、福島県の内堀雅雄知事らが同席した。

 参院平和安全法制特別委員会の午前中の審議を終え、官邸に戻った首相は「思わずもう一回」とおどけながら、切り分けられた桃を次々と口に運び、乾いたのどを潤した。もちろん、今も続く福島県産品への風評被害の払拭を訴えることも忘れなかった。

 翌31日、官邸に戻った首相を待っていたのは、福島県桑折町から来た「スマイルピーチ」の佐藤直美さんと羽根田千華さん。この日は、福島1区の亀岡偉民元復興政務官が案内役だった。

 持参したのは、22年間、天皇陛下に献上してき桃と同じ「献上桃」で、首相が「甘くて、おいしい」と目を細めると、すかさず亀岡氏が「桑折の桃は世界一です!」と大音声で叫んだ。

 官邸スタッフは「さすがに2日連続の桃の贈呈は珍しい」と話す。この真夏の“ピーチ合戦”の様子は、数日後、根本、亀岡両氏がそれぞれフェイスブックに写真付きでアップし、自慢の桃とともに首相との距離の近さもアピールしていた。

 6月5日は、世耕弘成官房副長官の案内で、和歌山県の名産「南高梅」を持参した紀州梅の会「梅娘」の木本梢さん、馬場布友香さんらが首相を表敬。11日には、茨城県鉾田市の農業・観光をPRする「ほこたブランド大使」の中村紗織さん、米川優子さんが名産のメロンを持参し、官邸を訪れている。

 鉾田市は額賀福志郎元財務相の地元。額賀氏は9日にドイツで開かれた主要国首脳会議(サミット、G7)から帰国したばかりの首相を「お疲れでしょう」と気遣う場面もあった。

 神奈川4区の自民・山本ともひろ氏の案内で、「三浦半島酪農組合連合会」の石井義房氏らが、黒毛和牛の「葉山牛」のローストビーフやビーフジャーキーを携えてやってきたこともあった。

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 政治家にとって、首相への表敬訪問は、権力中枢とのパイプの太さを誇示する重要なツールだ。さらに、訪問が新聞やテレビに取り上げられれば、地元へのアピールにもなる。

 最近でこそ名産品を携えた政治家の表敬訪問が増えたが、民主党政権時代にはアイドルグループ「AKB48」や「EXILE」ら芸能界からの訪問も目立ち、小泉純一郎政権のときは映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏や元横綱・朝青龍らも訪れていた。

 首相も第1次政権の時は、当時15歳だったゴルフの石川遼選手、歌舞伎役者の故市川團十郎氏、ロックバンド「U2」ボーカリストのボノ氏ら、来訪者は多岐にわたった。ある政府高官は「第1次政権のときは内閣支持率が下落すると、芸能人を呼んで明るいイメージをつけて支持率回復を図ろうとした」と明かす。

 しかし、第2次政権が発足してからは、フェンシング男子の五輪メダリスト、太田雄貴選手らが来たほかは、政財界の“実務者”ばかりだ。

 安倍内閣は、安全保障関連法案への国民の理解が進まず、支持率が下降傾向にあるとはいえ、いまも40%前後を維持。9月の自民党総裁選は安倍首相の再選が確実視されている。

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 それだけに、永田町界隈では総裁選後の内閣改造・役員人事への関心が高まっており、地元名産品をPRする与党議員による官邸訪問は「猟官運動の一環」とも囁かれている。名産品で首相を動かせるほど簡単ではないだろうが、全国各地から集まる“一級品”の数々は、首相と与党議員の微妙な駆け引きの表れといえそうだ。

(政治部 千田恒弥)

622名無しさん:2015/08/15(土) 19:03:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150815-00044756-gendaibiz-pol
安倍政権の「裏番長」がついに動いた!野田聖子の総裁選出馬を阻んだ二階俊博総務会長の「血判状」
現代ビジネス 8月15日(土)6時2分配信

?32名の毛筆署名
 やはりと言うべきか、さすがと言うべきか、自民党の二階俊博総務会長が先手を打ってきた――。

 8月10日のことである。その前日から埼玉県・秩父市で二階派(志帥会)の研修会が開催されていたのだが、この場で、9月下旬に予定される自民党総裁選に向けての同派の対応は二階会長に一任された。

 そしてその日の午後、河村建夫会長代理(元官房長官)は院内で安倍晋三首相(総裁)に会い、総裁選で安倍首相の3選を支持する「推薦状」を手渡したのだ。

 「推薦状」には、二階派に所属する衆参院議員34人のうち、二階氏と伊吹文明前衆院議長を除く32人の毛筆署名があった。巻紙に署名というと、何やら血判状を思い起すほど時代がかった印象があるが、派閥の名称からして当然の所作だったのだろう。

 それはともかく、二階派の「安倍支持」表明が党内にもたらしたインパクトは強烈なものだった。それに先立つ7月26〜27日、安倍首相の出身派閥で党内最大の細田派(清和会・95人)は長野県軽沢町で研修会を開いた。当然、安倍首相支持を決めている。と同時に、細田博之会長(幹事長代行)は、総裁選後に行われる内閣改造・党役員人事を念頭に、総裁派閥に見合った人事をして欲しいと語り、首相の人事方針に注文をつけた。

 肝心なのは、二階派の「安倍支持」がどのような意味を持つのかである。総裁選出馬に秘めた意欲をもつとされる野田聖子前総務会長の前に大きく立ちはだかる障害となったのだ。改めて指摘するまでもなく、総裁選出馬には20人の推薦が必要である。

 一貫して野田氏に出馬を促してきた古賀誠元幹事長は今なお岸田派(宏池会・45人)名誉会長だが、非議員である。衆参院議員の中で半ば公然と野田氏擁立に動いているのは、浜田靖一元防衛相(現衆院安保法制特別委員長)と小此木八郎国対委員長代理の2人である。両氏は共に無派閥であり、野田氏もまた無派閥である。

 名簿上、安倍首相、高村正彦副総裁、谷垣禎一幹事長、二階総務会長、甘利明経済財政・経済再生相、菅義偉官房長官、塩崎恭久厚生労働相、高市早苗総務相ら政府・自民党の要職にある者は「無派閥」とされるが、実質的には出身派閥扱いである。

 それでだけではない。石破茂地方創生相も無派閥にされているが、鴨下一郎元環境相、小池百合子元防衛相らと共に石破グループ(さわらび会・約30人)を形成している。谷垣幹事長もまた実際には谷垣グループ(有隣会・約16人)を率いており、そこには中谷元・防衛相、遠藤利明五輪相、川崎二郎元厚生労働相らが名を連ねている。

 つまり、純粋な無派閥議員というのは、その殆どが当選回数3回以下の若手であり、当選4〜6回の中堅議員などは何らかの「色」が付いていると見られているのだ。であれば、野田女史が期待をかける若手の衆参院議員は、安倍政権(総裁)下での2012年12月衆院選・14年12月衆院選、13年7月参院選で当選した「安倍チルドレン」が過半であって、「野田支持(擁立)」に回るとは思えない。

 そこで野田氏が支援(推薦)を密かに期待していたのは、政治的立ち位置が比較的リベラルな岸田派や二階派に属する人たちであった。が、二階派の「安倍支持」表明で見果てぬ夢となった。岸田派には「ハト派」「親中派」「護憲派」が多く、党内では長くにわたってリベラル系集団と見られてきた。

 ところが、領袖の岸田文雄外相が安倍外交を担う中心閣僚であり、10月初旬に行われる内閣改造で続投が確実視されている。同派閥からも推薦人が期待できないとなれば、いよいよもって野田氏の総裁選出馬は難しくなる。

 二階氏は野田氏の安倍首相への挑戦の芽を事前に摘んだのである。同氏には“前科”がある。第1次安倍内閣下の2007年7月参院選で自民党が民主党に敗れたとき、閣内では当時の麻生太郎外相、そして党執行部では二階国対委員長が真っ先に安倍首相は引責辞任する必要がないと言明したのだ。安倍首相はこうしたことを絶対に忘れない。今後、二階氏の存在感はますます大きなものになるだろう。

歳川 隆雄

623名無しさん:2015/08/15(土) 20:55:07
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00010001-shincho-pol
「三流政治家」をのさばらせた「自民党」の大罪 ケチで愚かで偉そうな「森喜朗」元総理の利権を潰せ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 8月14日(金)8時1分配信

 東京五輪開催まであと5年。その間、この御仁の偉そうな振る舞いと、愚かな放言につき合わなければならないとは、暗澹とさせられるではないか。今や「日本最大の老害」と言っても過言ではない森喜朗元総理(78)。その権力の源泉、そして、利権の構図とは――。

 ***

 総理大臣時代、森喜朗氏は「日本は神の国」と発言して批判の集中砲火を浴びた経験を持つ。その“神”は時に驚くべき偶然を用意することがある――。

 6月中旬、東京・赤坂。偶然にも、新国立競技場問題の渦中にある2人が同じ料理屋でそれぞれ会合に臨んでいた。1人は、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森氏。もう1人は、下村博文文部科学大臣だ。無論、双方とも個室での酒宴だから、何事もなければ互いの存在に気付くことはないはずだった。

 下村氏の会合に出席していたのは、彼が所属する自民党の派閥「清和会」の若手議員15名ほど。目を疑うような光景が繰り広げられたのは、会合もそろそろ中締めという頃合いである。元々、個室のドアは少し開いていたのだが、そこから突如として、森氏がその巨体を滑り込ませてきたのだ。

「森さんはトイレに行く途中だったのですが、ドアの隙間から見て、中に下村さんがいることに気付いてしまったのです……」

 と、件の料理屋の関係者。

「そのまま下村さんの部屋に入っていこうとするので、店の者が“やめて下さい”と制止しました。しかし森さんは“いや、ちょっと、みんな知り合いだから”などといって結局、部屋に入ってしまったのです」

 思わぬ闖入(ちんにゅう)者の登場に下村氏を含む全員が凍りついたことは言うまでもないが、

「さらに、森さんは“東京都に資金を出してもらおうなんていつまでも考えてるんじゃない!”などと、下村さんに対する批判をワーッとぶちまけた。で、3分くらい喋り続け、嵐のように部屋を出て行った。下村さんたちは唖然として一言も発しませんでした」(同)

 政治部デスクが言う。

「6月中旬といえば、新国立競技場の建設費が当初の倍近くに膨れ上がることが指摘されて世間の批判が高まり、計画を見直すべきだという声が上がり始めていた頃です。しかし、見直しとなれば森さんがこだわる2019年のラグビーW杯には間に合わない。森さんは、混乱の原因は下村さんにあるとして、一方的に不満を募らせていました」

 だからといって、料理屋で下村氏の姿を認めるや、いきなり部屋に乗り込んでいって激烈に批判するとは、元総理、いや大人のすることではあるまい。

 結局、最後までザハ・ハディド氏の案にこだわり続け、安倍総理の説得を受けてようやく折れた森氏。

「たった2500億円も出せなかったのか」

「(ザハ案は)生ガキの垂れたのみたいで嫌だった」

 周囲を振り回したあげく、そんな憎まれ口まで叩いて国民をうんざりさせたのだ。

624名無しさん:2015/08/15(土) 20:55:51
>>623

■「森金脈」の一端
 森氏が五輪組織委員会の会長に就任したのは昨年1月。翌月には、日本スポーツ振興センター(JSC)理事長の河野一郎氏を組織委員会の副会長に選んでいる。河野氏は森氏の“子飼い”とされる人物である。

「組織委の会長に就任する前、森さんは“(会長は)財界から出すのが一番いい”などと周囲に話していましたが、本心は全く違った。“自分が会長をやる”と密かに官邸に働きかけていたのです」(官邸関係者)

 そうして掴み取った組織委会長の仕事について、森氏はこう話している。

〈僕も無報酬だ。わずかばかりの議員年金は家内に渡してね。日当は手をつけず組織委のメンバー全員との盆・暮れの打ち上げ代にためてる。いろいろと気を使ってるんだよ〉(7月17日付産経新聞)

 全ては滅私奉公――というわけである。国民に望まれない「ご奉公」ほど傍迷惑なものはないが、オリンピック以外のところに目を転じても、森氏には、第一線から退くつもりが全くないことが分かる。

 森氏が政界引退を表明したのは12年7月のことだが、その後も彼は自身の政治資金管理団体「春風会」を存続させている。しかも、引退後も活発な資金集めをしているようで、13年分の収支報告書を見ると、年間の収入額は約1億円。その内訳は、7月に催された〈「私の履歴書」出版記念会〉で約4500万円、12月の〈春風会忘年例会〉で約4900万円、などとなっている。

 春風会忘年例会に出席したことがある後援者の話。

「例年、東京都内のホテルで行われ、出席者は700人から800人。会費の額は決まっておらず、1万円を振り込む人もいるし、20万円という人もいる」

 政治資金の問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は、

「政界を引退した人が資金管理団体を存続させていること自体が奇妙ですが、引退後もその団体が年間1億円もの資金を集めているとなると、これは異様というほかありません」

 と語るが、この「春風会」を巡っては他にも奇妙な点がある。

625名無しさん:2015/08/15(土) 20:56:02
>>624

 まず1点目。それは、春風会が発行していた機関誌「春風」についてである。「春風」には毎号、数多くの企業広告が入っており、総理時代、「森金脈」の一端を示すものとして雑誌などで批判された。実際、数年分の「春風」を確認したところ、並み居る有名企業の広告が入っていることが分かったが、気になるのはゼネコン2社の広告だ。大成建設は85年以降、少なくとも6回、竹中工務店は87年以降、同じく6回の広告を出している。この2社はゼロベースで見直しとなる前の新国立競技場計画において、技術審査を経て建設予定業者に決まっていたが、これは偶然だろうか。

 もう1つの奇妙な点は、春風会への資金移動について。12年分の収支報告書を見ると、政界引退表明後の10月から12月にかけて、春風会は〈自由民主党石川県衆議院支部〉から、3回に分けて総計5300万円の寄付を受けていることが分かる。ちなみに、森氏が代表を務めていた〈自民党石川県第二選挙区支部〉が〈自民党石川県衆議院支部〉に名称変更されたのが、1回目の寄付の直前。3回目の寄付が終わった直後に〈自民党石川県衆議院支部〉は解散している。

「森さんは元々、長男の祐喜氏に自らの地盤を継がせようと考えていましたが、その祐喜氏はさんざん問題を起こしたあげく、11年に亡くなってしまった。で、森さんの選挙区の後継者は公募で決まりました。一連の資金移動を見ていると、森さんは縁もゆかりもない後継者に資金を残したくなかったのではないか、という疑念が浮かびます」(永田町関係者)

 愛息に地盤を継がせることは叶わなかったものの、森氏が今も地元・石川県において隠然たる影響力を保持しているのは、以下のような“生臭い話”が伝わってくることからも明らかだ。

「石川県加賀市で新市民病院の建設計画が持ち上がり、11年以降、事業者選定のための書類審査やプレゼンテーションが行われた。その際、森氏の事務所は特定の医療コンサルタント会社を事業者にするよう、当時の寺前秀一・加賀市長側に強く要請したのです」

 そう明かすのは、事情に詳しい石川県政関係者。

「選定の際、関係者の間には“森さんが要請している”という気持ちが働き、参加を表明した業者を3、4社に絞る際にはその医療コンサルタント会社は残った。しかし、最終的には森さんの要請があった会社とは別の会社に決まりました。それを聞いた森さんはかなり激怒したそうです」

 この話には続きがある。事業者が決まった約2年後に行われた加賀市長選挙に、森氏は自身の元秘書の宮元陸氏を擁立したのだ。

「選挙戦に入ると、森さんは“寺前市長は単身赴任で、東京の自宅は大豪邸です”などと演説。実際は寺前さんの自宅は20坪ほどの小さな家なのですが、そうした演説の影響もあって、寺前さんは敗れ、宮元さんが新市長になった」(同)

 この市長選挙で寺前氏を応援した石川県議(自民党)の向出勉氏(78)は、

「森さんは寺前のことだけじゃなく、ワシのこともボロクソに言うとった。ワシは森さんの国政1期目の時から選挙の世話などをやってきたんやけどね」

 と、慨嘆する。

「森さんは、政界を引退してからやたら地元のことに口を出すようになった。自分のイエスマンを増やしたいんだろう。昨年秋、森さんは“県議は70歳を過ぎたら辞めればいい”と発言したが、ワシらのようなベテラン県議が煙たいからそんなことを言うんやろ」

 オリンピックに関してだけではなく、地元・石川にも隙なく目を光らせる森氏。彼はいかにして権力の階段を駆け上がり、そして、未だに権力を握り続けているのか。

626名無しさん:2015/08/15(土) 20:56:33
>>625

■「ノミの心臓」の起源
 森氏は1937年に石川県能美郡根上(ねあがり)町(現・能美市)で生まれている。森家は根上で代々「肝煎(きもんど)」と呼ばれた庄屋の家系で、祖父も父親も根上の村長や町長を長く務めた地元の名士だ。要するに森氏は典型的な「ぼん」だったわけだが、実際、2年前に出版された『私の履歴書 森喜朗回顧録』を読むと、ほとんど苦労というものを経験せずに社会へ出て行ったことが分かる。何しろ、早稲田大学に入学できたのは父親のコネのおかげ。さらに、産経新聞社に入社できたのも、早稲田の雄弁会時代に知り合った政治家のコネがあってこそ、だったのだ。

 そんな森氏が衆院選に出馬、初当選を果たしたのは69年、32歳の時である。自民党の公認が得られない中で当選できたのは、これまたコネを頼って実現した、岸信介元総理の応援演説の影響が大きかった。その時に築いた“縁”は岸元総理から娘婿の安倍晋太郎氏へ、そして安倍晋三総理まで、3代に亘って続く。

「森さんはあの巨体なので親分肌と思われがちですが、実は“子分肌”。大物に尽くすことでのし上がってきた。岸信介氏や安倍晋太郎氏だけではなく、福田赳夫元総理にもかわいがられ、77年には福田内閣の官房副長官に就任。83年には第二次中曽根内閣に文部大臣として初入閣した」

 とは、元清和会担当記者。

「彼は88年、リクルートの未公開株を譲渡されていたことを新聞に報じられ、しばらく“冷や飯”の時期が続きますが、91年の安倍晋太郎氏の死去が転機になる。清和会の後継を巡って三塚博氏と加藤六月氏が“三六戦争”を繰り広げ、最終的には森さんの支持を受けた三塚氏が清和会会長に就いたのです」

 森氏は91年10月に自民党政調会長に就任するが、あの有名な“呼称”が使われだしたのもその頃からだ。

「ノミの心臓」――。

「ハマコーさん(浜田幸一氏)が広報委員長を務めていた頃、役員会で毎回、冒頭の10分ほど、ハマコーさんがひたすら森さんを怒鳴りつけるのです。内容は森さんと企業の癒着についてでした」

 そう振り返るのは、自民党のベテラン代議士。

「が、森さんは全く反論できず、おどおどするばかりだった。これが“ノミの心臓”と言われた具体的な背景。彼はいじめられっ子だったのです。“サメの脳みそ”と言われたのは総理になる頃だと思います」

627名無しさん:2015/08/15(土) 20:57:08
>>626

■ロビイストに官房機密費
 それでも森氏は幹事長、総務会長と自民党3役を全て経験し、2000年4月、2度目の幹事長時代に当時の小渕恵三総理が脳梗塞で倒れる。それによって急遽、森氏のもとに総理の椅子が転がり込むのだ。

「自民党の重鎮が密室での話し合いで森さんを総理に選んだことへの批判や、就任直後の“神の国発言”で森政権はいきなり逆風にさらされました」

 と、政界関係者が言う。

「焦った森さんは親密な関係にあった銀座のクラブママのルートで北朝鮮政府に近い女性ジャーナリストに接触、“極秘訪朝”の可能性を探ったが、実現しなかった。クラブママはその時にかかった経費などを森さんが払ってくれない、と後々まで嘆いていましたよ」

 宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米原潜に衝突されて沈没し、9人が犠牲になったのは01年2月だが、事故が起こった日、森氏はのんびりゴルフに興じていた。当然、世間には批判の声が渦巻き、事故の2カ月余り後、森氏は辞任を表明するに至ったのだが、

「森さんは総理を辞める前、最後にアメリカのブッシュ大統領に会って終わりにしたい、と言い出した。で、急遽、アメリカに森内閣の関係者数人が派遣され、現地のロビイストに官房機密費を払って頼み込んだ。そのかいあって、辞任直前の訪米が実現した」(同)

 結局、約1年で総理の座を追われることになった森氏について、政治評論家の浅川博忠氏は、

「政治家を3つに分けるとすれば、政策と政局の両方に強い人が一流。政策だけに強い人が二流。政局がらみで出世してきた人は三流。この分け方でいくと、森さんは三流の政治家ということになりますね」

 と評するが、そんな三流政治家が未だに権力者然としていられるのは何故か。

「自民党の議員は森さんのことを“小狡(こずる)い”と表現する。重要な節目で当事者に会ったりして目立ち、影響力を持っているかのように見せかけるのがうまいので、そう言われるのでしょう」(政治ジャーナリスト)

 五輪組織委関係者の話。

「組織委の中はもちろん、JSCの有識者会議でも、森さんに文句を言える雰囲気は全くない。それこそが最大の問題であり、新国立競技場の話がこじれた大きな要因です」

 まさしく老害。森氏が居座り続ける限り、5年後の五輪の成功は覚束ない。

※「週刊新潮」2015年8月13・20日夏季特大号

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628チバQ:2015/08/16(日) 21:02:17
http://www.sankei.com/politics/news/150815/plt1508150022-n1.html
2015.8.15 12:51

「東京裁判」検証へ自民が新組織 稲田氏意向

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終戦から70年を迎え、靖国神社を参拝に訪れた自民党の稲田政調会長=15日午前、東京・九段北
 自民党の稲田朋美政調会長は15日、靖国神社で開かれた戦没者追悼の集会に参加し、戦争指導者の責任が追及された極東国際軍事裁判(東京裁判)を検証する組織を党内に設置する意向を重ねて示した。

 稲田氏は「東京裁判で裁かれた日本の歴史をきちんと自分たち自身で総括する。何を未来に生かしていくかを政治家自身が踏まえる」と述べた。

629チバQ:2015/08/18(火) 21:08:30
http://www.sankei.com/politics/news/150818/plt1508180008-n1.html
2015.8.18 11:36

首相への対抗馬擁立の動き牽制 自民総裁選で谷垣氏

ブログに書く1




 自民党の谷垣禎一幹事長は18日の記者会見で、安倍晋三(党総裁)の再選が有力視されている9月の総裁選について「なるようにしかならぬものだ。無理にひん曲げるのもよくない」と述べ、首相の無投票再選を避けるための対抗馬擁立の動きを牽制(けんせい)した。

630チバQ:2015/08/18(火) 21:37:08
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150811/plt1508111550001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】菅義偉官房長官 「党務」任せられる「幹事長」も 9月の総裁選再選後の人事 (1/2ページ)
2015.08.11
★(1)

 国会が安全保障関連法案をめぐって迷走していた7月中旬の夜、菅義偉官房長官は、自民党の若手議員数人と食事をともにした。彼らは、維新の党と選挙で激突し、大阪都構想でも対峙した、大阪選出の議員だった。維新は敵だが、安倍晋三首相や菅氏は、安保法案への協力を求めて維新の橋下徹最高顧問(大阪市長)らに秋波を送っている。若手議員は真意を測りかねていた。

 「菅氏に近い議員が呼びかけた。若手議員はそれまで感じていた官邸への不信感を率直にぶつけた。菅氏は丁寧に答え、維新との距離感や今後の戦略も説明した。若手議員は『誤解していました』と納得した。最後は冗談も飛び交った」(同党の中堅議員)

 ただ、こうした仕事は本来、「党務」である。菅氏は官房長官として、首相の補佐や政策遂行、国会の危機管理など「政務」が仕事だ。他党との連携や多数派工作、その後の処理、法案を通すための国会対策などは、与党である自民党幹部らの仕事なのである。

 菅氏は常に内閣のガバナンスを一手に引き受けてきた。「霞が関の人事を掌握し、危機管理も先手で防ぐ」(首相周辺)との評価だ。

 しかし、安保法案で逆風が吹き、内閣支持率が下がり始めると、その菅氏に「党務」が回ってきた。「橋下氏だけでなく、他の野党幹部とも水面下で会っている。事実上、幹事長や国対委員長も兼ねるようになった」(前出中堅)のである。

 背景について、自民党ベテラン議員はいう。

 「現在の谷垣禎一幹事長は『切った張った』といった裏工作が得意でないうえ、『政高党低』で相対的に党の力が弱くなった。安倍一強に甘んじて自民党全体が緩み、執行部などが十分仕事をしていない側面もある」

 菅氏は親しい関係者に「誰かが、やらなきゃならないんだから」と話しているが、前出の中堅議員は「明らかに表情が疲労困憊(こんぱい)だ」という。

 そんななか、安倍首相の周辺から、9月の総裁選再選後の人事で、菅氏に「党務」を名実ともに任せる「幹事長に」という声が出ている。

 「安倍政権のラストスパートは、来年の参院選で勝利して、多数派工作で参院与党3分の2を形成し、悲願の憲法改正に着手することだ。今後、公明党とのすり合わせや、憲法改正を国民に問う衆院解散もあり得る。これらはいずれも『党務』であり、安倍首相が最重要視する幹事長ポストには、菅氏以外にはいないのではないか」(同)

 菅氏の手腕が一層問われることになりそうだ。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

631チバQ:2015/08/18(火) 21:37:42
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150812/plt1508121550001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】石破地方創生相 9月自民党総裁選に出馬の可能性 安倍首相、最大のライバル (1/2ページ)
2015.08.12
★(2)

 9月の自民党総裁選の行方が注目されている。安倍晋三内閣の支持率は下落しているが、「経済好転」や「日米同盟の深化」などの実績を受けて、額賀派や二階派が首相支援を打ち出している。無投票再選の流れもささやかれるなか、気になるのが、最大のライバル、石破茂地方創生相の動きだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「2カ月ほど前から、鴨下一郎元環境相と山本有二元金融担当相、梶山弘・衆災害対策特別委員長の3人が毎週金曜日にひそかに集まり、自民党総裁選に向けた作戦会議を続けている」(自民党幹部)

 3人は、安倍首相のライバル、石破氏を支えるメンバーだ。「安倍首相の圧勝」とみられた総裁選に、石破氏を担いで勝てるかどうか、可能性を探っているのである。

 そして、ここにきて、出馬の可能性が現実味を帯びてきた。背景に、安全保障関連法案をめぐる内閣支持率急落がある。

 「今後の国会運営次第では、意外と退陣が早く来るかもしれない。石破氏が『ポスト安倍』として存在感をアピールするには、敗れても、安倍首相と堂々と戦った方がいい」(メンバーの1人)

 石破氏は、同法案の衆院採決直前、「世論調査の数字を見て、国民の理解が進んだと言い切る自信はない」と会見で語った。安倍首相周辺は「閣僚として言うべきことではない」と語気を強めたが、石破氏支持の議員らは「何らかの意思」を感じ取ったという。

 「野党時代から地方行脚や選挙応援を続けてきたので、石破氏は世論を正確に受け止めている。『今回の支持率低下はまずい。自分が立つべきタイミングだ』と考え始めたのではないか」(石破氏支持の中堅議員)

 石破氏は安保法案でも、安倍首相とは論理的な違いがある。

 例えば、石破氏は日米の安全保障上の役割を見直し、沖縄の米軍基地負担軽減や憲法改正なども絡め、10年のスパンで総合的な安保改革を目指す考えだ。石破氏にとっても安保はライフワークなのだ。

 「石破氏と話していると、国会審議を見ていて『違うんだよなぁ…』と、もう黙っていられないところまで来ている。ここは総裁選に出て、党内に多様な安保論があることを示した方がいい。国民の自民党への信頼も深まるし、石破さんの存在感も高まる」と、石破氏側近は話す。

 石破氏は今のところ、「世論を見定めているのでは」(冒頭幹部)、という。自民党ベテラン議員はこんな見方を示す。

 「最大のライバルがいるということは、実は安倍首相にとってはいいこと。宿敵がいるからこそ精進し、政権運営にも気を使う。自民党の人材の深さも示せる。石破氏と総裁選で堂々と戦って勝つことが、その後の支持率回復の起点になる」

 総裁選までわずか。石破氏の動向が注目だ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)、『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)など。

632チバQ:2015/08/18(火) 21:39:20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150814/plt1508141550002-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民党総裁選で野田聖子氏の擁立が急浮上 背後に古賀誠氏 (1/3ページ)
2015.08.14
★(4)

 安倍晋三首相(60)の再選が固まりつつある9月の自民党総裁選をめぐり、野田聖子前総務会長(54)の動きが注目されている。「これからのリーダーは強いリーダーではない」などと、首相を挑発するような言動を繰り返しているのだ。背後に控える自民党長老。こうしたなか、「将来の女性宰相」として、稲田朋美政調会長(56)の名前もささやかれる。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「日本で『女性初の宰相』が誕生するとすれば、『ポスト安倍』のタイミングかもしれない」

 自民党のあるベテラン議員は、こう語った。

 安倍首相は、同世代のライバル、石破茂地方創生相(58)らを閣内などに封じ込めている。彼らは、なかなか存在感を発揮できない。といって、もはや旧世代の長老に戻る展開は考えにくく、小泉進次郎復興政務官(34)も早過ぎる。

 消去法で「将来、『ポスト安倍』をめぐる総裁選があれば、ワンポイントで女性宰相の可能性もある」(同ベテラン)という見立てだ。

 これとは別に、秋の自民党総裁選を見据えて、その言動が熱気を帯びているのが野田氏だ。

 冒頭の発言が聞かれた先月26日の「国際女性ビジネス会議」で、野田氏は「安倍首相とは当選同期(8回)の桜だが、最近若干路線がずれ始めている」といい、「(これからのリーダーは)自分が嫌だと思っている人たちをも受容する力が必要だ」と言い切った。
 野田氏は、小泉郵政改革に反対して離党したが、のち復党。党内有数のリベラル派で、安倍政権が進める安全保障関連法案には違和感を唱えてきた。第三者からの卵子提供を受け、50歳で長男を出産した経験も大きい。子育てなど女性問題や少子化、福祉などに政策を広げている。

 総裁選について、野田氏は「(内閣支持率など)様子を見たい。(出る可能性は)今日はないとだけ言っておく。明日は分からない」と意欲を隠さない。

 自民党リベラル派の長老、古賀誠元幹事長(75)は月刊誌「文芸春秋」(8月7日発売)のインタビューで、安倍首相の無投票再選に反対したうえで、「力量のある人材」として、野田氏と岸田文雄外相(58)、林芳正農水相(54)を挙げた。

 古賀氏は周囲に「野田氏擁立」を漏らしているとされる。古賀別動隊といわれる若手議員の「分厚い保守政治勉強会」のメンバーも「古賀氏と野田氏のゴーサインがあれば、いつでも推薦人20人はそろえられる」と豪語している。

 一方、「将来の女性宰相」候補としては、安倍首相と政治思想や歴史認識が近い、稲田氏の名前も挙がっている。

 内閣府特命大臣として初入閣した際、キャリア幹部人事の一元管理を目指す国家公務員制度改革をやり遂げた。女性らしい気配りと、持ち前の粘り強さが際立っていた。安倍首相はこれを高く評価しており、当選3回ながら、党三役に抜擢(ばってき)した。

 「安倍首相が第1次内閣で退陣した後も、ただ慰めるだけでなく、時には厳しいことも言いながら支えた。稲田氏が5歳年下だが、いわば母のような存在でもある」(首相側近の1人)

 永田町は、権力と嫉妬が渦巻く世界だ。

 石破氏に近い議員は「安倍首相は退陣後にも影響力を行使できるように、稲田氏を後継候補として育てているのだろう」と語る。また、「野田氏が昨年秋、障害者問題で党に政策提言した際、稲田氏の対応が冷淡だったとして、野田氏が怒っていた」と明かす党関係者もいる。

 稲田氏は今年3月、都内での講演で首相への意欲を問われ、「すべての政治家が最終目標を首相に置いている」と語っている。

 安倍首相は12日、山積する政治課題を前にし、地元・山口県で開かれた会合で「何とか頑張って(明治維新から150年となる)2018年までいけば、山口県出身の安倍晋三が首相ということになる」と語り、続投に強い意欲を燃やした。

 自民党内では「無投票再選」の流れも出つつあるが、野田氏が出馬して総裁選が行われる場合、稲田氏は「安倍首相支持」で動くはずだ。

 ただ将来、「野田vs稲田」によるバトルが見られるかもしれない。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)、『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)など。

633チバQ:2015/08/18(火) 21:40:01
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150815/plt1508151530001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】小泉進次郎復興政務官「2021年決起説」 スキャンダルも「大物」ぶり証明 (1/2ページ)
2015.08.15
★(5)

 小泉進次郎復興政務官は今月初め、都内のホテルで美女と密会していたと、週刊文春にスクープされた。「将来の宰相」候補として、注目される進次郎氏について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が考察した。

                  ◇

 文春によると、進次郎氏のお相手は、女優の藤原紀香似で、離婚歴のある元復興政務官秘書という。東日本大震災の被災地出身で、実家は資産家とも記されていた。

 一部で「結婚相手」「本命」との報道もあったが、被災地の自民党若手県議は「進次郎氏は『被災地の復興のために、まず10年すべてをかけてやる』と言っていましたから、結婚はないでしょう」と話す。

 進次郎氏は2011年の震災発生直後、自主的に被災地支援に入って以来、復興がライフワークで、現地に通い続けている。常に現場主義で世論にも敏感。しばしば、感度の鈍い自民党にも批判を向けている。

 今回の安全保障関連法案についても、「世論が納得しているとは思えない」と苦言を呈した。それでも進次郎人気は衰えず、「将来、首相は間違いない」(自民党ベテラン)とされる。

 ただ、権力と嫉妬が渦巻く永田町だけに、「次第に目上の人間からは『生意気言うな』『調子に乗るな』などと嫉妬が生まれてきている。被災地活動でも、官邸や党幹部などから『必要以上の活動や発言には注意しろ』と言われることが多くなっている」(自民党中堅議員)という。

 そんななか、「進次郎2021年決起説」が浮上している。

 この年は東京五輪の翌年で、進次郎氏自身も「五輪後に、日本は人口減や景気後退で大変なことになる。自分たちの世代の出番だ」と話している。突発的な政変がなければ、21年は自民党総裁選の年となる。

 自民党のベテラン議員は「そのころになれば、進次郎氏が青年局長時代に信頼関係を築いた地方組織の青年議員たちが実力者になっている。多くは『進次郎支持』で、総裁選に出れば地方票は圧勝だ」とみる。

 一方で、進次郎氏は必ずしも自民党にこだわらないとの見方もある。

 自民党若手議員は「進次郎氏は、現在の成長戦略は少子高齢化などを考えれば合っていないと思っているし、本音は脱原発だ。自民党とは方向感が違う。党を飛び出して『この指とまれ』で新しい政治勢力を作る可能性はある」と明かす。

 あらゆる可能性や期待が語られる存在なのだ。

 冒頭のスクープ記事にしても、発売前から「進次郎氏が写真を撮られた」という話が広がり、こんな噂も流れた。

 「自民党総裁選をにらんだ動きでは。石破茂地方創生相が出馬して、進次郎氏が応援するのを潰すためのリークではないか」(前出の中堅議員)

 スキャンダルも痛手にはならず、「大物」ぶりを証明したようだ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)、『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)など。

634チバQ:2015/08/18(火) 21:40:43
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150818/plt1508181140002-n1.htm
【解剖 政界キーマン】安倍晋三首相 思想より現実見るリアリスト 「愚直さ」とのバランスがカギ (1/2ページ)
2015.08.18
★(6)

 「私は、思想家ではなく、政治家ですから」

 これは、安倍晋三首相が2012年12月の再登板直前、「保守」をテーマにしたテレビ番組の収録で、私(鈴木)が「対中国外交」について質問したときの回答だ。意外だった。中国に敵対心をむき出しにするかと思ったら、そうではなかったのだ。安倍首相に「リアリスト」という印象を強く持った。

 中国の共産党独裁体制には問題が多いが、政治家である以上、現実の対応は違うべきだと明言したのだ。そして、次のように続けた。

 「国際情勢の中で中国の力をどう捉え、どう向き合うのか。答えは、経済などあらゆる分野で協力関係を築いていく方が、日本の国益にもなる。つまり戦略的互恵関係です。たとえ自分にどんな思想があっても、現実を見て対応する」

 第2次安倍内閣発足後、安倍首相は中国へ冷静な対応に終始してきた。中国が東・南シナ海で軍事的拡張路線を敷いても、米国と連携して対応しながら、常に「対話のドアは開いている」と言い続けた。

 「もっと強硬姿勢を示すべきだ」といった支持者も多いが、安倍首相はリアリズムを重視し、「第1次内閣と同じ、戦略的互恵関係がベスト。こちらが横綱外交をしていれば向こうが必ず対話に乗る」(首相周辺)との姿勢をとってきた。結果、日中関係は今年秋に安倍首相の訪中も含め、前へ進みつつある。

 ただ、こうした「リアリズム」は功罪相半ばする。結果を優先させるあまり、時に、手続きに一貫性を欠き、不誠実にも見えるのである。懸案の安全保障関連法案はまさにそうだ。

 安倍首相は14年12月の衆院選直後、ラジオ番組で私の問いに「憲法改正は信念だ」と語った。だが、憲法第96条では、改憲の国会発議には、衆参両院の3分の2以上が必要で、国民投票で過半数の賛成を得ることが必要とされている。改正が極めて難しい「硬性憲法」なのである。

 「このため、衆参両院の3分の2以上との規定を過半数にするなど、当初、憲法第96条改正も検討された。集団的自衛権を限定容認する安保法案も、中国などの軍事的脅威に対応するため、解釈改憲による法制化ともいえる。まさに現実的対応だが、憲法改正を政治信念とするなら、安倍首相は愚直に国民に語りかけて、正面からぶつかるべきだった」(安倍首相に近いベテラン議員)

 現在、内閣支持率が低迷する中で、現実的対応を取るとすれば、評判のいい政策を打つことになる。だが、こうした対応は「人気取り」と受け取られ、かえって支持を失いかねない。安倍首相が「リアリズム」と「愚直さ」のバランスをどう取るか-。政権運営の大きなポイントといえる。 =おわり (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)


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