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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

4150チバQ:2020/06/01(月) 17:22:22
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/05300600/?all=1
吉村知事の名前はタブー、支持率急降下「安倍官邸」7年半で最大ピンチの元凶
国内 政治 2020年5月30日掲載
安倍・菅」間の距離の原因とは
 歴史にifはないけれど、本来なら、オリパラに向けて国民が何となくソワソワし始めて、気持ちの高ぶりを抑えきれない、そんな季節になるはずだった。しかし現実は厳しく、コロナ禍でのチョンボが続き、支持率はダダ下がり。政権始まって以来のピンチを迎えた安倍晋三首相。官邸内の誰が何をどう間違えたのか。

 ***

 毎日新聞の5月23日の調査によると、支持率は前回から13ポイント急落して27%。朝日新聞の23、24両日の調査は29%で、第2次安倍政権発足以来最低を記録している。

「民主党から政権を奪取した2012年12月から7年半経過しましたが、その中で一番のピンチと言ってもいいと思います」

 この間ずっと安倍官邸を見続けてきた永田町関係者の話だ。

「安倍さん以下、今井さん(尚哉首相補佐官)ら側近は頭を抱えています。まだ届かないアベノマスクにまつわるゴタゴタ、公明党からの強い圧力で10万円の一律給付への電撃シフト、星野源動画との勝手にコラボでの見事なスベり方、そして検察庁法改正案から黒川検事長の賭けマージャン問題まで、よくもこんなにミスができるなってくらい続いている。だから、支持率低下は仕方ない面がある。これに乗じて維新の支持率は上がってますけど、吉村さん(洋文大阪府知事)の名前は聞きたくないって感じでしょう」

 官邸内の余裕のなさを象徴するような話だが、もっとも、

「WHOにホメてもらうくらい、新型コロナウイルスの封じ込めには現時点で相当成功しています。現実には成果をあげているわけですから、もう少し政権に対する評価があってもいいとは思うんですが、先に触れた失政のダメージがあまりに重く、世間の目は極めて厳しいですよね」

 その理由は様々あるだろうが、コロナ禍での政策提案は主として今井補佐官が行うことが多く、おのずと失政を重ねていることになる。

「たとえば現金給付については、所得制限したりすると手続きに時間がかかりますからね。スピード勝負という意味でも『一律』は悪くなかった。ただ、そこに口を挟んだのが今井さん。リーマン・ショックで麻生さんの時に出した定額給付金を持ち出して“意味ないですよ。貯蓄に回りますよ”と。で、安倍さんも一律は見送ろうとしたら今度は公明党が噛みついてきてひっくり返されたという流れです。結果論かもしれないけど、リーマンの時に1万2000円給付したことと今回とは同じ土俵では考えられないでしょう」

 読売新聞は、5月26日付の朝刊に、〈[政治の現場]危機管理(1)首相の決断 菅氏不在〉という記事を掲載している。要するに、安倍首相と菅義偉官房長官との間に距離ができつつあるという指摘だ。

《安倍と菅の二人三脚から、安倍の独壇場へ。こうした官邸内力学の変化は、「ポスト安倍」をめぐる安倍と菅の温度差がもたらしたと見る向きもある。安倍は来年9月末の自民党総裁任期切れをにらみ、盟友である副総理兼財務相の麻生太郎とともに、自民党政調会長の岸田文雄に期待を寄せる》

《一方の菅が、政治家としての岸田を見る目は厳しい。安倍が麻生、岸田との間だけで減収世帯への30万円給付という目玉政策を構想し、菅を絡ませなかったのも、そうした背景からだとする見方もある》

《安倍が2月下旬に学校の一斉休校を打ち出した際も、菅は蚊帳の外だった》

「“安倍さんと菅さんに溝がある”と書かせて、誰が得するのかを見ていくと、やはり今井さんなのかなという感じがしますね。いや、今井さんしかいない(笑)。菅さんじゃなくて今井さんあってのこの内閣だというアピールができることになりますからね。この記事にあるように、一斉休校について菅さんは知っていたけれど、“あの日にやる”ことは聞かされていなかったようです」

4151チバQ:2020/06/01(月) 17:22:34
「アサノマスク」にシフト?
 今井補佐官が首相の側で権勢をふるうことに問題があるというよりはむしろ、それが諸刃の刃になりかねないということが危惧されるのだという。

「アベノマスクひとつとっても決まるまでに癒着だ利権だと言われて、決まったら決まったで安くできたはいいけれど、8割は配られないままになっている。世帯に2つを配るにあたって、“とにかく早く集めろ”の大号令はかかったけれど、その後の流れがうまくいっていないですよね。それに今年の夏は暑いと言われていて、それでも”withマスク”は続けなくてはならないわけで、だったらアベノマスクは諦めて夏用の麻のマスク(アサノマスク)に注力するとか、そういうアイディアがあってもいいと思うんですが……。結局ユニクロとかMUJIとかそういうところが先を行くことになるでしょう」

「これまでの安倍官邸は菅さんと杉田(和博)官房副長官が危機管理を取り仕切ってきたわけですが、それが今井さんと北村さん(滋・国家安全保障局長)にシフトしている部分があります。今井さんが首席秘書官から補佐官に、北村さんが内閣情報官から現職に“出世”して以降その傾向は強まっていますが、霞が関からは、嫉妬も少なからずあるけれど、“2人は確かにワーカホリックで安倍さんに尽くしているけど、安倍さんだから仕事をやらせてもらっているだけ。他の人が宰相ならここまで続いていないでしょう”と冷ややかな声はあがっています」

「『安倍退陣』とか面白おかしく言われていますが、安倍さんが辞める理由はない。ただ、打開策がないのは事実。通常国会の会期が切れる6月17日まで、安倍批判は止むことはないですが、その後に、河井克行前法相の逮捕とかG7とかで風向きが変わることがあるのか、暗中模索というところじゃないですかね」

週刊新潮WEB取材班

4152チバQ:2020/06/02(火) 11:56:49
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e7%ad%96%e3%81%a7%e7%b7%8f%e7%90%86%e3%81%b8%e3%81%ae%e8%a6%96%e7%b7%9a%e3%81%8c%e5%a4%89%e5%8c%96-%e9%9c%9e%e3%81%8c%e9%96%a2%e3%81%8c%e9%9a%a0%e3%81%99%e6%9c%80%e5%a4%a7%e7%b4%9a%e3%81%ae%e7%88%86%e5%bc%be/ar-BB14Txge?ocid=ientp

コロナ対策で総理への視線が変化 霞が関が隠す最大級の爆弾







2020/06/02 07:05





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9月入学「拙速導入せず」首相が表明


船から運ばれるスルメイカ=2日午前、北海道函館市

スルメイカ、コロナで昨年の半値以下





第一次政権の悪夢ふたたび?(AFP=時事)© NEWSポストセブン 提供第一次政権の悪夢ふたたび?(AFP=時事)
 安倍内閣の支持率が20%台の「危険水域」に急落し、芸能人からも「さよなら安倍総理」の声が挙がった。そこに追い打ちをかけるようなリーク報道が相次いでいる。

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 2つとも共同通信によるものだが、一つ目の5月25日のものは、〈首相官邸に報告した法務省は、国家公務員法に基づく懲戒が相当と判断していたが、官邸が懲戒にはしないと結論付け、法務省の内規に基づく「訓告」となったことが24日、分かった。複数の法務・検察関係者が共同通信の取材に証言した〉とある。

 もう一つは、スピード承認に前のめりになっていた「アビガン」に関するものだ。共同通信は5月20日の配信で〈(アビガンについて)国の承認審査にデータを活用できると期待された臨床研究で、明確な有効性が示されていないことが、分かった。複数の関係者が共同通信に明らかにした〉と報じた。

 こうした報道の背後には、これまで安倍官邸の支配下で“忖度”してきた官僚たちが潜んでいるとみられる。内部事情に詳しい者によるいわゆる「リーク」である。

 安倍首相はそうした「官僚の造反」に苦い経験がある。第一次政権当時、社会保険庁改革を打ち出した途端に「消えた年金問題」が発覚(2007年)して支持率が急落、自民党内から「社保庁役人のリークによる自爆テロだ」との声があがった。さらに天下り規制に乗り出すと、大臣の不祥事が次々に表面化して退陣に追い込まれ、「役人のリークで政権が潰された」(当時の閣僚)といわれる。

 そうした教訓から、首相に返り咲くと官邸に「内閣人事局」を設置して各省庁の幹部人事を一元的に掌握し、忖度官僚を出世させ、気に食わない官僚は容赦なく左遷する“恐怖政治”で官僚をおさえつけてきた。だからこそ今、安倍首相やその“虎の威”を借りて行政を壟断してきた官邸の安倍側近官僚たちはこの状況に恐怖しているはずだ。元文科官僚の寺脇研・京都芸術大学教授が語る。

「コロナ対策で霞が関の総理への視線が明らかに変わった。総理は全国一斉休校を文科省の反対を押し切って法的根拠もなく実施し、クルーズ船への対応でも、厚労省内からおかしいという批判があったが、聞き入れなかった。挙げ句にアベノマスクというアホな政策に466億円。さすがに霞が関の官僚もこのままでは危険だと考えている。

 これまではモリカケ問題などスキャンダルに口をつぐんできたが、総理の独断を止めるために過去の不祥事の決定的な証拠が明らかにされる可能性もある」

 その霞が関が隠し持つ最大級の“爆弾”が「桜を見る会」の招待者名簿だ。総理や昭恵夫人が、誰を招待したのかの記録がある名簿は表向きシュレッダーで裁断、廃棄され、電子データのバックアップも消去されたことになっている。それが見つかれば大スキャンダルに発展するのは確実だろう。

「招待者名簿は省庁ごとに作成して保管されてきた。総理や昭恵夫人など官邸分の名簿は内閣総務官室の人事課が作成したが、機密指定されていない資料だから、他の役所の職員とも電子データでやり取りされていた。国会で問題化した後も公安などが名簿の一部をもとに内々に反社の出席者の確認に動いていたくらいです。

 どの役所も問題の名簿を探し、わが社(役所)の大臣官房は官邸分の名簿データを持っている。ないことになっているだけで、主だった役所は部外秘にして握っていると思う」(有力官庁の人事課職員)

 霞が関が“さらば安倍首相”と政権に三行半を突きつける時、そうした爆弾資料が流出する。総理が強いときはいわれるまま“疑惑隠し”に加担しながら、弱ったとみるや裏に回って倒閣に動く。官僚組織が長年受け継いできた“総理使い捨ての論理”こそ、安倍首相にとって最大の脅威なのである。

※週刊ポスト2020年6月12・19日号

4153チバQ:2020/06/03(水) 22:06:22
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020060301002142.html
ノルマ未達は比例復活なし、自民 衆院選へ党員年千人
2020/06/03 21:36共同通信

 自民党は、1人当たり年間千人の党員獲得ノルマを今年達成できなかった議員について、次期衆院選では比例代表名簿に登載しない方針を固めた。小選挙区の候補者は名簿に載らないと、比例代表で復活当選する可能性が閉ざされる。昨年の党員数は7年ぶりに減少に転じており、党勢拡大へ奮起を促す狙い。3日の選対幹部会合で林幹雄幹事長代理が説明した。党関係者が明らかにした。

 昨年末時点の党員数は108万6298人と、2018年に比べて約1万5千人減少した。危機感を強める党はノルマ未達成の場合、罰金を科すほか、獲得党員数が下位の議員名を公表して引き締めを図っている。

4154とはずがたり:2020/06/04(木) 09:50:55
自民党議員がご近所トラブル 焼肉店に「ダクトとファンを使うなら1日150万円払え」
国内 政治 週刊新潮 2020年6月11日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/06031659/?all=1

 緊急事態宣言が解除されても、飲食店は短縮営業などでなおも窮地に陥っている。そんな折、本来であれば彼らを救うべき存在である国会議員が、法的措置をふくむ“ご近所トラブル”を起こしていた。

 ***

「店から出る煙や臭い、音について、うちに隣接する一戸建てとマンションの方、2組から苦情をいただきました。現在は“ダクトと排気ファンを使うのなら、1日当たり150万円支払え”と言われています。あまりに法外な要求です」

 と語るのは、東京・六本木に店を構える、とある焼肉店のオーナーだ。煙や臭いをめぐるトラブルはよくある話でも、1日150万円を要求とはさすがに……。150万円を求めているのはご近所のうち「一戸建て」の住民で、「マンション」住民が求めるのは1日4万円というから、いかに高額な要求かがわかるというものだ。

 その「一戸建て」の住民とは、自民党の伊藤信太郎衆院議員。衆院議長をつとめ“東北のケネディ”として親しまれた宗一郎氏を父に持ち、本人もハーバード大学に留学した後に外務政務官と外務副大臣を経験している二世議員だ。

 1年半前に店がオープンして以降、たびたび議員から“苦情”が出ていたと、折衝に当たる店の経営幹部は話す。

「昨年3月の22時前、営業中でお客さまがいるにも関わらず、“改修工事のプランを出せ”と怒鳴り込んできた。顔が真っ赤でお酒の匂いがしていたのを憶えています」

 昨年4月には、件のダクトとファン使用を禁じる旨の仮処分命令が申し立てられた。店側は500万円ほどかけて3回の改修工事を行ったが、伊藤議員は納得しなかったようだ。今年4月、仮処分命令が裁判所に認められる。とはいえ、ダクトなしでは経営ができない。やむなく営業を続けていると、5月になって「間接強制」が申し立てられ、1日当たり150万円の支払いを求められることとなってしまった。


「週刊新潮」2020年6月11日号
ネット書店で購入する

 伊藤議員の代理人弁護士は、150万円もの要求額について、

「裁判所の命令を無視して営業しても割に合わないと感じる金額である必要があるためです」

 と説明する。先のオーナーはこう嘆息する。

「コロナで世の中全体が大変なときです。本来ならば補償の仕組みを決めるなどして私どもを助けてくださるはずの国会議員が、店を営業するな、するならカネを寄越せとはあまりに酷い……」

 これでは困窮する飲食店イジメではないか。詳しくは6月4日発売の週刊新潮で報じる。

4155チバQ:2020/06/08(月) 21:18:47
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN686SK1N68UTFK00M.html
二階氏、石破派パーティーで講演へ「石破氏は期待の星」
2020/06/08 20:42朝日新聞

二階氏、石破派パーティーで講演へ「石破氏は期待の星」

自民党の二階俊博幹事長と会談後、記者団の取材に応じる石破茂元幹事長=2020年6月8日午後2時56分、国会、松山尚幹撮影

(朝日新聞)

 自民党の石破茂元幹事長は8日、二階俊博幹事長と国会内で会談し、石破派の9月の政治資金パーティーでの講演を依頼した。二階氏は「行こう」と受諾したという。「ポスト安倍」に意欲を示す石破氏と、党の実力者の二階氏との連携の足がかりとなる可能性もあり、注目が集まりそうだ。

 会談は幹事長室で約20分間行われ、石破派の山本有二・元農相や二階派の林幹雄幹事長代理らが同席した。石破氏は会談後、記者団に「自民党はいかにあるべきか。政策集団の果たすべき役割とかコロナ後の日本とか、色々なお話を頂けたら」と語った。同派のパーティーではこれまで石破氏自身が講師を務め、外部から招くのは初めて。

 一方、二階氏は同日の記者会見で「要請があれば、喜んでお伺いするのが幹事長の仕事」としつつ、「石破さんは我が党でも最も古い政治家、最も経験豊かな政治家の一人であることには違いない。大いに期待をして、将来さらに高みをめざして進んでいただきたい期待の星の一人だ」と、石破氏を持ち上げた。

 石破氏は「次の首相にふさわしい人」を問う世論調査でトップに立つことも多い。だが、自民内では安倍晋三首相への批判も辞さない言動を好まない議員もおり支持の広がりを欠く。二階派には今のところポスト安倍候補がおらず、石破派内では二階氏と連携を強め、党内の支持拡大につなげたいとの期待がある。

 同じくポスト安倍をめざす岸田文雄政調会長は8日の記者会見で、二階氏が石破派の講演を引き受けたことを記者団に問われ、「幹事長は各派閥のパーティーに出席していたのではないか。(講演に)どのような意味があるのかと思う。冷静に注意深く見守っていきたい」と語った。(松山尚幹)

4156チバQ:2020/06/09(火) 19:59:46
https://www.sankei.com/politics/news/200608/plt2006080042-n1.html
石破氏、「ポスト安倍」へ党内工作 二階氏に派閥の講師依頼
2020.6.8 21:59
 自民党の石破茂元幹事長が8日、二階俊博幹事長と国会内で会談した。9月17日に予定する石破派(水月会、19人)パーティーでの講師を依頼し、二階氏は快諾した。石破氏は「ポスト安倍」候補として高い支持を集める一方、来年の総裁選での当落を左右する党内の支持は広がっていない。二階派(志帥会、47人)への接近を足掛かりに勢力拡大を図る思惑が透ける。(奥原慎平、広池慶一)

 「政策集団(派閥)の果たすべき役割や新型コロナウイルス後の日本などについてお話をいただけたらありがたい」

 石破氏は会談後、記者団にこう語った。他派閥の議員を講師として招くのは平成27年9月の派閥発足以来初めて。会談が行われた部屋を出た石破氏の前を安倍晋三首相が偶然、通り過ぎたが、石破氏は顔を伏せ、2人が目を合わせることはなかった。

 最近の石破氏は次の首相にふさわしい政治家としてトップにある。5月末に産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査で18・2%となり、安倍首相の12・2%を引き離した。

 首相批判も遠慮がない。7日放送のBS朝日番組では「国会でもっと説明を尽くすべきだ」と強調。対抗軸として存在感を高めようとしているのは明らかだ。

 とはいえ、相変わらず足元は盤石とはいえない。合同世論調査では、自民支持層の28・7%が首相を推したのに対し、石破氏は16・0%だった。同僚議員への浸透も十分ではなく、石破氏も先の番組で「顔が怖い、言うことが難しい、嫌なやつという印象を少しでも変える努力」の必要性に言及したほどだ。二階氏周辺は「石破派はもっと戦略的に動かなければいけない。前回の総裁選で負けた経験を生かしているか?」と苦言を呈していた。


 二階氏は8日の記者会見で「要請があれば喜んでうかがうのが幹事長の仕事だ。それ以上でもそれ以下でもない」と述べた。ただ、秋に想定される党役員人事で続投の有無が焦点となる二階氏にとっても、石破氏の接近は悪い話ともいえない。世論調査では人気が高い一方で首相とそりが合わない石破氏との距離が縮まれば、首相を牽制(けんせい)できるとの見方があるためだ。

 二階派幹部は「講師を引き受けたからといって総裁選で応援するということではない」と解説する一方、思わせぶりにこう続けた。

 「幹事長は勝ち馬に乗るからね。石破さんが勝てるとなったらそっちに流れる可能性は十分にある」

4157チバQ:2020/06/11(木) 22:16:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN6C6TZ5N6CUTFK00V.html
「コロナ後」見据え議連 首相側近2人、岸田氏を牽制?
2020/06/11 21:01朝日新聞

「コロナ後」見据え議連 首相側近2人、岸田氏を牽制?

新たな国家ビジョンを考える議連総会であいさつする自民党の下村博文選挙対策委員長=2020年6月11日午後、国会、笹井継夫撮影

(朝日新聞)

 自民党の下村博文選挙対策委員長が会長を、稲田朋美幹事長代行が幹事長を務め、新型コロナウイルスの終息後の社会像を議論する議員連盟が11日、発足した。130人を超える議員が参加し、幅広い分野での提言をめざす。「コロナ後」の政策立案を主導し、党内での求心力を高めるねらいもありそうだ。

 国会内でこの日開かれた「新たな国家ビジョンを考える議員連盟」の設立総会で、下村氏は政権のコロナ対策への不満の高まりを念頭に「このままでは自民党も相当厳しい状況になる」と強調。稲田氏も会合後の会見で「巨額な経済対策のわりには不満がある」と述べ、危機感をにじませた。

 会合では出席者から「今回の政策は歴史的検証にたえられるのか」との声が相次いだ。議連は今後、政権のコロナ対策の検証に取り組むほか、コロナ後の社会改革、教育改革などの議論を進め、同党への提言につなげるという。

 議連発足の背景には、新型コロナ対策のとりまとめ役を党内で担ってきた岸田文雄政調会長に対抗する狙いも透ける。いったん決めた減収世帯への30万円給付案がひっくり返るなど、この間の政府・与党の対応への不満もくすぶり、下村氏らは、政調以外でも政策議論の場が必要と議連の立ち上げに動いた。

 党幹部が主導し、党の正式ルートと異なる政策論議の場を立ち上げるのは異例だ。下村、稲田両氏は次の総裁選への立候補を探っており、党内では「議連で存在感をアピールしたいのだろう」との見方も出ている。

 岸田氏も今月、コロナ後を見据え政策を議論する「新国際秩序創造戦略本部」を立ち上げており、11日には2回目の会合を党本部で開いた。一方で、岸田氏は議連の総会に招かれたものの「都合が付かない」として党4役でただ一人出席しなかった。岸田派若手は「政局のにおいがぷんぷんする。普通の議連とは違う」と警戒感を語る。(石井潤一郎)

4158チバQ:2020/06/11(木) 22:43:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2006110033.html
下村、稲田氏の「コロナ後」議連が初会合 ポスト安倍候補…動向に注目
2020/06/11 20:19産経新聞

下村、稲田氏の「コロナ後」議連が初会合 ポスト安倍候補…動向に注目

コロナ収束後の社会や国家のビジョンを議論する議員連盟の発足を表明する下村博文選対委員長(左)と稲田朋美幹事長代行(中央)=5月28日、自民党本部(長嶋雅子撮影)

(産経新聞)

 自民党の下村博文選対委員長が会長、稲田朋美幹事長代行が幹事長を務める新型コロナウイルス収束後の社会や国家像について考える議員連盟の設立総会が11日、国会内で開かれた。議連を率いる両氏は、安倍晋三首相の出身派閥で党内最大の細田派(97人)に所属。いずれも「ポスト安倍」を目指しているだけに動向が注目されている。(広池慶一)

 「大胆な発想の国家ビジョンづくりが求められている」。下村氏は総会冒頭、議連設立の意義をこう強調した。稲田氏も「新しい日本の社会像を示していくのが私たちの役目ではないか」と語った。

 総会には、二階俊博幹事長や鈴木俊一総務会長ら184人が出席。稲田氏自ら電話で参加を呼び掛けるなど奔走し、目標としていた150人を上回った。呼び掛け人の一人は「派閥横断的でインパクトがあった」と手応えを口にする。

 協議する政策テーマは、テレワーク促進などの働き方改革や「9月入学制」導入を含めた教育改革、憲法改正など12項目。必要に応じて令和3年度予算編成の指針となる「骨太方針」に反映させたい考えだ。

 一方、コロナ後の社会像を議論する党政務調査会直轄の「新国際秩序創造戦略本部」(本部長・岸田文雄政調会長)も11日、会合を開いた。岸田氏は戦略本部には出席したが、下村氏に招かれた議連の設立総会は「都合がつかない」として欠席した。

 コロナ後を議論する組織が並び立つ現状について、党内には「ポスト安倍」を意識した動きとの見方もある。盛況だった設立総会に出席した党幹部は、帰り際にこうつぶやいた。

 「権力闘争のためのものか、政策を議論するためのものか。それをみんな見に来たんじゃないのか」

4159さがら療法(さがらセラピー)心の健康法うつ病の予防と改善:2020/06/12(金) 11:49:27
うつ病の予防と改善の他、引きこもり不登校いじめパニック障害潔癖症摂食障害睡眠障害不安悩みイライラストレス自信がない勇気がないなどの改善方法や人材育成の方法を紹介しています

4160チバQ:2020/06/12(金) 17:07:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/858e2d9e626ed80c28078b8dc3c3d8ce266b8c32

自民・二階氏「ポスト安倍」を値踏み?  石破氏らと接近、岸田氏とは距離




6/12(金) 7:11配信


時事通信







自民党の会議に臨む二階俊博幹事長(手前)と石破茂元幹事長(手前から3人目)=11日午前、東京・永田町の同党本部
 自民党の二階俊博幹事長は11日、石破茂元幹事長ら党内の「ポスト安倍」候補と、相次ぎ顔を合わせた。


 安倍晋三首相の求心力低下がささやかれる中、「次」を見据えた動きとみられる。党内は実力者の動向に目を凝らしている。

 二階氏は、党本部で開かれた議員連盟の会合で、石破氏と同席。政局的な発言はなかったものの、9月に予定される石破派パーティーで二階氏の講演が決まった直後だけに、両氏の接近を印象付けた。

 石破氏はこの後の石破派会合で、8日にも二階氏と面会したことを紹介。「『政策集団としての役割をきちんと果たすんだ』と幹事長も言っていた。われわれは率先してその役割を果たしたい」と述べ、二階氏との良好な関係をアピールした。

 二階氏はまた、下村博文選対委員長や稲田朋美幹事長代行を中心とする議連の会合にも参加。この議連は「ポスト安倍」レースをにらんだ動きと目されており、二階氏は「思い切って前進するように頑張ってください」とエールを送った。

 新型コロナウイルス対策をめぐる不手際や、賭けマージャンによる黒川弘務前東京高検検事長の辞職などで、首相の政権基盤は揺らいでいる。二階氏としては、次の内閣改造・党役員人事や、その先の党総裁選に向け、「先手を打つ」(関係者)ことで存在感を高める思惑が透ける。

 一方、首相の「意中の人」とされる岸田文雄政調会長に対し、二階氏は反りが合わないとされる。二階氏周辺は「世論調査で人気がない岸田氏を、二階氏は評価していない」と明かす。

 岸田氏が主宰する「新国際秩序創造戦略本部」も11日、党本部で会合を開いたが、二階氏は出席しなかった。

4161チバQ:2020/06/12(金) 17:26:43
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200612-00000049-jnn-pol

自民 「定年」めぐって世代間バトル?、背景には永田町に吹く“あの風”


6/12(金) 17:01配信

TBS News i
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 自民党内で「世代間バトル」です。ベテラン議員らが衆議院比例候補の「73歳定年制」の廃止を求める一方、若手議員がこれに反発しています。

 「若い人は重複立候補させ、高齢者は重複立候補させない。これはおかしいじゃないかと、限定しているんですよね」(自民党 衛藤征士郎 元防衛庁長官)

 12日午後、自民党の選挙対策委員長室を訪れたのは、70歳を超えるベテラン議員たち。自民党は、衆議院小選挙区と比例代表の重複立候補については「73歳定年制」をとっていますが、その「廃止」を訴えたのです。

 「年齢によって優劣の差を条件にすることは、議会制民主主義に著しく逆行する」(自民党 衛藤征士郎 元防衛庁長官)

 ベテラン議員は、安倍政権が「人生100年時代」や「1億総活躍社会」の実現を掲げていることも理由に、年齢によらない同一条件での公認を求めました。しかし、若手議員らは「党の活性化、世代交代に逆行する動き」として猛反発しています。

 「今、このコロナにおいて、大変国民が厳しい状況にあるなかで、ご自身の立場、国会議員の立場を守るための話し合いがされたということは、まったく優先順位が異なる」(自民党 小林史明 青年局長)
 「100歳であっても200歳であっても小選挙区は定年制がありませんから。だから私は反対です」(小泉進次郎 環境相)

 自民党が比例候補の「73歳定年制」の厳格運用を始めたのは、進次郎氏の父・小泉純一郎氏が総理を務めていた2003年。党内の世代交代を促すためでした。当時、いずれも80歳代で、比例代表単独候補だった党の重鎮・中曽根元総理(当時85歳)、そして宮沢元総理(当時84歳)に対し、小泉氏は衆院選への不出馬を要請。これに中曽根氏は・・・

 「こんな非礼なやり方はない。一種の政治的テロみたいなもの」(自民党 中曽根康弘 衆院議員〔当時〕)

 反発したものの、最終的には要請を受け入れ、政界を引退しました。

 長い歴史を持つ定年制をめぐる「世代間バトル」。今回、ベテラン議員が動いた背景にあるとみられるのが、永田町で吹き始めた「解散風」です。

 「先週あたりからでしょうか、解散が取りざたされるようになっています」(自民党 石破茂 元幹事長)

 10日、安倍総理は麻生財務大臣とおよそ1時間、会談しました。国会開会中の平日としては異例の長さです。与党内からは・・・

 「解散またはポスト安倍について意見を交わしたのかもしれない」(閣僚経験者)

 与党内では、「内閣支持率が低下するなか、解散は難しい」との声が大勢を占めますが、次期衆院選を見据えた動きが活発化し始めています。(12日15:30)

4162チバQ:2020/06/14(日) 10:02:53
https://www.sankei.com/politics/news/200613/plt2006130001-n1.html
出馬表明の小池氏 「推薦不要」に都議選への警戒強める自民 
2020.6.13 06:30
 自民党が東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)の対応を自主投票と決めたことについて、下村博文選対委員長は12日、政党の推薦を拒んだ小池百合子都知事の意向を「尊重した」と語った。小池氏が政党と距離を置いたのは、来年の都議選で、同氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と自民との対立構図を温存させる思惑があったとの見方もあり、関係改善を模索する自民側は警戒を強めている。

 「このコロナ禍の中で都民を守るために全力を尽くしている」

 安倍晋三首相は12日、記者団に、出馬表明した小池氏をこう持ち上げた。自民が自主投票を決めたことは「党本部や党都連の決定を尊重したい」と語った。

 党幹部によると、小池氏は12日午前、二階俊博幹事長に「どの政党からも推薦や支持は受けないことにした。フリーの立場で立候補させていただきたい」と電話で伝えたという。

 自民都連は都議会で小池都政と対峙(たいじ)してきたこともあり、昨年6月に知事選の候補者選考委員会を立ち上げ、独自候補の擁立を目指してきた。しかし、知名度の高い小池氏と勝負できそうな候補は見つけられず、今月12日の4回目の選考委で擁立断念を決めた。

 逆に、小池氏の支援に前のめりだったのが党本部だ。小池氏と親しい二階氏は9日の記者会見で「最善最適の候補だ」と評価し、要請があれば推薦を出す意向を示していた。 

 都連の一部には、知事選を契機に小池氏との関係改善を期待する声もあった。推薦は不要とする強気の姿勢を前に、都連幹部は「自主投票に追い込まれたのは事実上の決裂だ。小池人気が高まる中、都議選も次の国政選挙も自民に厳しい戦いになる」と声を落とした。


(今仲信博)

4163チバQ:2020/06/14(日) 10:04:27
https://www.sankei.com/politics/news/200420/plt2004200024-n1.html
【新型コロナ】「ポスト安倍」明暗…傷ついた岸田氏、菅氏も存在感なく、西村氏の存在感は向上
2020.4.20 19:31政治政局


 新型コロナウイルスへの対応策をめぐり、自民党の「ポスト安倍」候補の明暗が目立ってきた。政府が20日、閣議決定をやり直した令和2年度補正予算案をめぐる攻防などをひもとくと、各候補の現状もうっすら見えてくる。

 今回、大きく傷ついたのが自民党の岸田文雄政調会長だ。

 補正予算案に盛り込む現金給付の在り方をめぐり、岸田氏は当初、国民への一律給付を主張していた。しかし、財務省や麻生太郎副総理兼財務相らの反対論を考慮し、一度は自民党内の異論を抑え、大幅な減収があった世帯などに絞る案をまとめた。

 岸田氏を有力な後継候補と位置付ける安倍晋三首相も、一時は岸田氏の要請を受け入れる形で、給付額を世帯当たり「20万円」から「30万円」に上積みする配慮をみせた。

 それだけに、補正予算案を7日に閣議決定した後、首相が二階俊博幹事長や公明党のちゃぶ台返しを受け入れ、国民1人当たり一律10万円の現金給付へと方針転換したのは「ダメージが大きい」(岸田氏周辺)。自民党の政策立案の責任者として、今後も求心力を維持できるか、正念場を迎えている。

 一方、菅義偉官房長官は全国の小中高校への休校要請で最終決定に関与せず「首相との間にすきま風が吹いたか」と揶揄(やゆ)された。ただ、首相が布製マスク2枚の配布を決めた際や、シンガーソングライターの星野源さんとのコラボ動画投稿で批判が集まったときには、記者会見で手堅く首相をフォローするなど、政権運営に携わる姿勢は以前と変わっていない。

 しかし、政策面ではもっぱら各省庁間の調整役に特化し、中核となって具体策を練り上げるような動きは見られない。現金給付の攻防に深く関わった岸田氏らにくらべると、存在感がかすんでいる印象を受ける。

 「ポスト安倍」候補として存在感を高めたのは、経済と新型コロナの両方の対策を担った西村康稔経済再生担当相だ。緊急事態宣言の発令を早くから首相に進言し、休業要請をめぐる協議では小池百合子東京都知事と渡り合った。

 西村氏は、「地方創生臨時交付金」を都道府県知事が休業要請に応じた事業者に支給する「協力金」の財源として活用できるように調整した。官僚側は「休むだけで一律に交付するのは、地方創生になじまない」などと消極的だったが、西村氏は先週後半、北村誠吾地方創生担当相と交渉し、実現にこぎつけた。

 同じ閣僚でも、茂木敏充外相は、感染拡大に伴い各国が講じる入国拒否などにより、見せ場となる外交活動が制約されて苦しんでいる。

 3月にロシアのラブロフ外相を迎え、日露間の最大の課題である平和条約締結交渉を前進させる考えだったが、来日日程はいまだ見えていない。世界貿易機関(WTO)改革の方向性を打ち出すべく出席を模索した6月のカザフスタンでのWTO閣僚会議も中止が決まった。

 ただ、海外に残る邦人の帰国をめぐっては自ら各国の外相らに掛け合い、帰国手段の道筋をつけるなど、指導力を発揮している。

 各候補が悲喜こもごもの動きを見せる中、政府や党の要職にない石破茂元幹事長への支持は高まっている。11、12両日に行った産経新聞社とFNNの合同世論調査では、次の首相にふさわしい政治家として、石破氏が20・2%の支持を集め、2カ月ぶりにトップに立った。

 最近の石破氏は、首相への批判は抑え、対応策をメディアなどで発信することに努めている。17日付のブログでは「早急に為(な)すべきこと」として「重症患者の急増による医療崩壊の回避」など7項目を提言した。

4164チバQ:2020/06/14(日) 10:11:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061101016&g=pol
自民・二階氏「ポスト安倍」を値踏み? 石破氏らと接近、岸田氏とは距離
2020年06月12日07時09分

 自民党の二階俊博幹事長は11日、石破茂元幹事長ら党内の「ポスト安倍」候補と、相次ぎ顔を合わせた。安倍晋三首相の求心力低下がささやかれる中、「次」を見据えた動きとみられる。党内は実力者の動向に目を凝らしている。

 二階氏は、党本部で開かれた議員連盟の会合で、石破氏と同席。政局的な発言はなかったものの、9月に予定される石破派パーティーで二階氏の講演が決まった直後だけに、両氏の接近を印象付けた。
 石破氏はこの後の石破派会合で、8日にも二階氏と面会したことを紹介。「『政策集団としての役割をきちんと果たすんだ』と幹事長も言っていた。われわれは率先してその役割を果たしたい」と述べ、二階氏との良好な関係をアピールした。
 二階氏はまた、下村博文選対委員長や稲田朋美幹事長代行を中心とする議連の会合にも参加。この議連は「ポスト安倍」レースをにらんだ動きと目されており、二階氏は「思い切って前進するように頑張ってください」とエールを送った。
 新型コロナウイルス対策をめぐる不手際や、賭けマージャンによる黒川弘務前東京高検検事長の辞職などで、首相の政権基盤は揺らいでいる。二階氏としては、次の内閣改造・党役員人事や、その先の党総裁選に向け、「先手を打つ」(関係者)ことで存在感を高める思惑が透ける。
 一方、首相の「意中の人」とされる岸田文雄政調会長に対し、二階氏は反りが合わないとされる。二階氏周辺は「世論調査で人気がない岸田氏を、二階氏は評価していない」と明かす。
 岸田氏が主宰する「新国際秩序創造戦略本部」も11日、党本部で会合を開いたが、二階氏は出席しなかった。

4165チバQ:2020/06/15(月) 22:12:34
https://www.asahi.com/articles/ASN6H5JQ3N6HUTFK00M.html?iref=com_alist_8_08
「そうではなくて…」自民・後藤田氏、首相説明に苦言?
2020年6月15日 17時20分
 自民党の後藤田正純衆院議員は14日、持続化給付金の民間委託をめぐり、安倍晋三首相が同日のインターネット番組で「得意なところ(企業)に再委託すると説明を受けている」と説明したことに対し、自身のツイッターで「そういうことではない」と反論した。

 後藤田氏は首相の説明について「いや、いや、いや、そういうことやなく!得意とかでなく!」と指摘。委託先を選ぶ入札については「(参加した)片方の(企業の)見積もりがいくらだったのか?国民の税金なんやから黒塗りはあかんやろ?」。民間委託についても「再委託の割合が高すぎ」「なぜ直接電通に発注せんかったん?」と疑問を投げ掛けた。

4166チバQ:2020/06/16(火) 09:20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f795a8389c40188ce9ef183b9f5325cbb263953

ポスト安倍に異変 1強崩れ、鍵握る二階氏




6/15(月) 22:57配信


産経新聞







自民党・二階俊博幹事長=3日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
 来年9月に迎える安倍晋三首相の自民党総裁任期満了を見据え、党内の動きが活発化している。新型コロナウイルスの災禍で長らく続いた「安倍1強」の構図がほころびを見せ、「ポスト安倍」レースにも異変が生じている。首相からの禅譲を狙う岸田文雄政調会長も目算が狂い、首相と距離を置く石破茂元幹事長が党内の支持獲得に動き出した。党役員人事で続投かが焦点となる二階俊博幹事長の思惑も錯綜(さくそう)し、今国会が閉会する17日以降、政局は激しさを増しそうだ。

【世論調査】「次の首相にふさわしい政治家」トップは

 「次の時代を担う人間の一人として努力をしていきたいという思いは変わっていない」。岸田氏は15日の記者会見で、総裁選への思いを改めて吐露した。「ポスト安倍」候補として首相のみならず、麻生太郎副総理兼財務相らから注目される。新型コロナ収束後の国家像を議論する「新国際秩序創造戦略本部」の立ち上げも主導し、新時代のリーダーとして存在感を示そうとしている。

 一方で新型コロナ対策として主導した減収世帯への現金30万円給付案を覆される憂き目にもあった。背景には「蚊帳の外」に置かれた二階氏の不満もあったとされ、岸田氏周辺は「他の党幹部らともっとコミュニケーションをとるべきだ」とつぶやく。

 「次の首相にふさわしい政治家」として世論調査のトップを走る石破氏も精力的に動いている。人付き合いの悪さも手伝って党内で支持の広がりを欠いていたが、9月に予定する石破派(19人)パーティーでの講師をこれまで距離があった二階氏に依頼。最近では議員宿舎で若手議員と「たこ焼きパーティー」を楽しむなど派外への浸透を虎視眈々と狙う。とはいえ、党内には「内閣支持率の低下に付け込んでいるだけで『反石破』勢力が固まる結果を招く」(ベテラン)との冷めた見方も根強い。

 菅義偉官房長官も有力候補に挙がる。総裁選への表立った動きは見られないが、周囲には「(岸田氏が総裁では)選挙で勝てない」と漏らす。首相は菅氏との関係を「一心同体」と語るが、総裁選でたもとを分かつ可能性がある。

 こうした有力候補が等しく注視するのが二階氏の存在だ。9月8日まで幹事長を務めれば「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相の最長記録を更新する。二階派(47人)関係者は、石破派の講師を引き受けた背景には、石破氏と距離がある首相や、幹事長就任に色気があるとされる岸田氏を牽制する狙いがあると指摘。「『俺を代えたら石破につくというカードもある』ということも見せておかないといけない」と解説する。

 二階氏は、岸田氏の禅譲路線を「上からぼた餅が降ってくるのを待っていたらだめだ」と批判する一方、菅氏とは友好関係を築いている。安倍首相続投の選択肢も残し、陰の主役としての立ち位置を固めつつある。15日の記者会見では、総裁選について泰然自若とした様子でこう語った。

 「伝統ある自民党を背負うわけですからね。誰でもいいというわけにはいきませんよ」(内藤慎二)

4167チバQ:2020/06/16(火) 17:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca04e6cdc7a1c9ede98b8c2d8c019558f2bf9ad1

稲田氏の「リベラル化」不満? 自民内に新保守グループ設立へ




6/16(火) 15:33配信


産経新聞







自民党・稲田朋美氏=国会・衆院第18委員室(春名中撮影)
 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長や赤池誠章参院議員らが近く新たな保守系グループ「保守団結の会」(保守の会)を立ち上げることが16日、分かった。月内に講師を招いて第一回勉強会を開く方向で調整している。稲田朋美幹事長代行が会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会」(伝創会)の活動が休止状態にあることに加え、稲田氏の最近の「リベラル化」への不満が背景にありそうだ。

 高鳥、赤池両氏は15日夜、東京都内で設立に向けた準備会合を開き、城内実元外務副大臣や長尾敬衆院議員が出席した。国会閉会中も月1回のペースで会合を開くことや、総裁選への対応とは一線を画することを確認した。

 保守の会の綱領案によると、「保守主義を信奉する同志が相集い、団結して、『勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する』(自民党綱領)ため、保守の会を設立する」とした。基本方針には「皇室の尊崇」「靖国神社の参拝」「憲法の自主的改正」などを掲げた。

 関係者によると、新たな保守系グループの構想が持ち上がったきっかけは、伝創会を退会するメンバーが出たことだったという。

 伝創会は、平成18年に設立され、日本が守るべき伝統・文化の研究や道徳教育の充実など国の根幹にかかわる問題について勉強会を開き、靖国神社への参拝も行ってきた。

 しかし、最近は主だった活動はなく、稲田氏も未婚の一人親支援や選択的夫婦別姓に理解を示すようになっていたことから、伝統的な家族観を重視する党内保守層から疑問の声が上がっていた。(広池慶一)

4168とはずがたり:2020/06/16(火) 20:17:23

なかなか瘠せてますな。。

竹下氏が4カ月半ぶり派閥会合リモート出席「選挙区の田の草取りしっかり」
毎日新聞2020年6月16日 18時50分(最終更新 6月16日 18時50分)
https://mainichi.jp/articles/20200616/k00/00m/010/173000c

 自民党の竹下亘・元総務会長は16日、自身が会長を務める竹下派の会合にリモートで出席し「新型コロナウイルスで県境をまたぐ移動ができなかったが、いよいよ国会議員としてさまざまな活動ができる状況になる。気力体力を充電し、選挙区の田の草取りをしっかり行ってほしい」と述べた。竹下氏の派閥会合出席は1月30日以来約4カ月半ぶり。

 竹下氏は2019年1月から食道がんで療養に入り、同年11月に国会復帰したが、新型コロナの感染拡大を受けて外出を控えていた。この日は会場にスクリーンを設置し、オンラインシステムで竹下氏の自宅とつないだ。【高橋恵子】

4169チバQ:2020/06/16(火) 21:44:19
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN6J6S3ZN6JUTFK016.html
菅原氏、香典めぐる公選法違反認める 離党・辞職はせず
2020/06/16 20:57朝日新聞

菅原氏、香典めぐる公選法違反認める 離党・辞職はせず

公職選挙法違反の疑惑について説明する自民党の菅原一秀衆院議員=2020年6月16日午後、自民党本部、松山尚幹撮影

(朝日新聞)

 公職選挙法に反して選挙区内の有権者に秘書が香典を渡していた疑惑などを受けて昨年10月に経済産業相を辞任した菅原一秀衆院議員(自民党)が16日、同党本部で記者会見し、「一部公選法に触れる事案があった」として疑惑を認めた。公選法違反の疑いがある支出が2017〜19年にかけて年平均30万円前後に上ったことを明らかにし、謝罪した。ただ、離党や議員辞職については否定した。

 菅原氏は会見で「私の認識が甘かった。大いに反省している。申し訳ございませんでした」と述べる一方、「残りの(議員)任期、一兵卒としてしっかり活動、精進したい」と強調した。

 菅原氏は昨年10月、公設秘書が選挙区内であった支援者の通夜に参列し、香典を渡していたと週刊文春に報じられた。公選法は政治家が選挙区内でお金や品物を贈ることを原則禁止。香典は本人が弔問し、直接渡す場合は例外的に認められているが、秘書が持参するのは違法とされる。

 菅原氏は香典について「9割は自ら通夜、告別式に出席して渡していたが、海外にいた場合や国会で夜遅くなった場合に秘書に出てもらって渡すこともあった」と説明。葬儀前に個人宅に贈る枕花(まくらばな)についても「社会的儀礼で行ったこともあるが、公選法では香典は金銭に限るという解釈もあるため、私の認識が甘かった」と、自身の行為が違法である可能性を認めた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200616k0000m010270000c.html
菅原氏「秘書が香典」 公選法抵触認める 離党や議員辞職は否定
2020/06/16 20:57毎日新聞

菅原氏「秘書が香典」 公選法抵触認める 離党や議員辞職は否定

菅原一秀氏

(毎日新聞)

 自民党の菅原一秀前経済産業相(衆院東京9区)は16日、党本部で記者会見し、「選挙区内の葬儀に際して故人の自宅に枕花を送ったり、秘書が香典を渡したりした」として公職選挙法に抵触した事実を認めた。一方で「原点に戻り一兵卒として精進したい」として、離党や議員辞職は否定した。

 菅原氏によると、公選法に抵触する形で渡した香典や枕花は、最近3年間の年平均で30万円前後あった。海外出張や国会日程が夜まで続くなど本人が不在だった場合に、秘書が代理で香典を渡したという。

 しかし公選法では、政治家本人が通夜などに出席して香典を渡す場合を除き、選挙区内の有権者に金品を提供することは禁じられている。菅原氏は「甘い考えもあった。政治への不信感をこれ以上招かないよう原点に戻って精進をしたい」と謝罪。党のオリンピック・パラリンピック東京大会実施本部の本部長代理を15日付で辞任し、議員歳費3カ月分を東日本大震災義援金に寄付した。

 一方、地元有権者にメロンなどを配ったとされる疑惑については、「13年以上前のことで資料全体が事務所から無くなっている。報道を機に大いに反省した」と述べるにとどめた。菅原氏は昨年9月の内閣改造で経産相として初入閣したが、メロンなどの配布や香典疑惑が報じられたことを受け、10月25日に辞任した。【遠藤修平】

4170チバQ:2020/06/17(水) 18:44:56
https://www.sankei.com/politics/news/200616/plt2006160062-n1.html
維新か立民か…国民、連携先で神経戦 前原氏勉強会、立民派は警戒


2020.6.16 22:06| 国民民主党の前原誠司元外相と日本維新の会の馬場伸幸幹事長らが中心となって立ち上げた地方分権に関する勉強会の初会合が16日、国会内で開かれた。「大阪都構想」の実現や地方分権を進める法改正などを目指す。ただ、立憲民主党との合流を模索する国民の合流推進派は両氏の動きを警戒しており、神経戦が続きそうだ。

■維新・国民から40人程度出席

 「地域が頑張れば、国の目標を達成できる。国が外交・安全保障、国家戦略に特化することで、失われた30年を変える大きなきっかけになるのではないか」

 代表世話人に就いた前原氏はこうあいさつし、地方分権の推進で国のあり方を変えられると訴えた。勉強会には維新と国民の議員ら40人ほどが出席したが、維新議員の姿が目立った。

 前原、馬場両氏は純粋な「政策勉強会」と強調するが、国民の一部は警戒感を隠さない。国民は結党から2年たつが、政党支持率は1%前後をさまよう。国民内には次期衆院選では、共産党も含めた野党共闘を進める立民と合流して臨むべきだという声が根強く、共産への接近を快く思わない前原氏らは少数派だ。

■「小さく生んで、大きく育てる」

 国民の平野博文幹事長は16日、記者団に「私は開くなという立場にない」と強調したが、実際は設立趣意書に維新の看板政策である「大阪都構想」の文言が盛り込まれるのを知ると、入会予定の国民の議員に辞退するよう迫った。

 結果として、当初、役員名簿に名を連ねていた国民の馬淵澄夫元国土交通相や小熊慎司役員室長らは姿を見せなかった。平野氏に近い中堅議員は「この勉強会は立民と国民の合流の邪魔になる。これで維新への流れは止まる」と打ち明ける。


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 こうした国民の事情を見透かしたのか、来月15日の勉強会には新型コロナウイルス対応で支持を集める維新副代表の吉村洋文大阪府知事を講師に招くことが決まっている。国民を揺さぶる維新の狙いが透ける。

 馬場氏は勉強会終了後、記者団に「小さく生んで、大きく育てるのが、健康優良児をつくるコツだ。健康な政治家をつくるように頑張りたい」と語り、含みを持たせた。(千田恒弥)

4171とはずがたり:2020/06/17(水) 23:47:24
二階氏「相談なく一方的に発表」 イージス・アショアめぐり防衛省に怒り
2020.6.17 12:17政治政局
https://www.sankei.com/politics/news/200617/plt2006170012-n1.html

 自民党は17日、防衛省が秋田県と山口県で進めていた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を停止したことを受け、党本部で北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部(本部長・二階俊博幹事長)の会合を開いた。二階氏は「国防の重要な問題を党と政府はともに進めてきたはずだが、今回は何の相談もなく一方的に発表された」と怒りをにじませた。

 二階氏は北朝鮮のミサイル技術が向上していることに触れ、「国民はこのことに不快感とともに不安を感じている」と指摘。「国家安全保障会議の真剣な議論を求めるとともに、地元や国民に納得のいく説明をすべきだということを強く政府に申し入れたい」と語った。

 これに対し、河野太郎防衛相は「党に対するご報告が遅くなったことは大変申し訳なく思っている」と陳謝。「党ともよくご相談をしながら、今後の方向性についてしっかり議論していきたい」と語った。

二階氏「何の相談もなく一方的」 陸上イージス停止で河野氏に苦言 防衛相は陳謝
毎日新聞2020年6月17日 18時53分(最終更新 6月17日 18時53分)
https://mainichi.jp/articles/20200617/k00/00m/010/191000c

 自民党の二階俊博幹事長は17日の北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部役員会で、政府の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画停止に対し、「何の相談もなく一方的に発表した。再びないようにしないといけない」と苦言を呈した。「地元や国民に納得のいく説明をするよう政府に強く申し入れる」とも求めた。

 これに対し、河野太郎防衛相は「党への報告が遅くなり、大変申し訳ない。党とよく相談しながら今後の方向性を議論したい」と陳謝した。河野氏は週内にも配備候補地だった山口、秋田両県を訪問し、知事らに経緯を説明して陳謝する見通し。【田辺佑介】

4172とはずがたり:2020/06/17(水) 23:47:34

稲田氏の「リベラル化」不満? 自民内に新保守グループ設立へ
https://www.sankei.com/politics/news/200616/plt2006160031-n1.html
2020.6.17 00:30政治政局

 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長や赤池誠章参院議員らが近く新たな保守系グループ「保守団結の会」(保守の会)を立ち上げることが16日、分かった。月内に講師を招き第1回勉強会を開く方向で調整している。

 高鳥、赤池両氏は15日夜、東京都内で設立に向けた準備会合を開き、城内実元外務副大臣や西田昌司参院議員らが出席。国会閉会中も月1回のペースで会合を開くことや、総裁選への対応とは一線を画することを確認した。

 保守の会の綱領案では、「保守主義を信奉する同志が相集い、団結して、『勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する』(自民党綱領)ため、保守の会を設立する」とした。基本方針には「皇室の尊崇」「靖国神社の参拝」「憲法の自主的改正」などを掲げた。

 関係者によると、新たな保守系グループの構想が持ち上がったきっかけは、高鳥、赤池両氏が参加し、稲田朋美幹事長代行が会長を務める党内保守系グループ「伝統と創造の会」(伝創会)を退会するメンバーが出たことだったという。

 伝創会は、平成18年に設立され、日本が守るべき伝統・文化の研究や道徳教育の充実など国の根幹にかかわる問題について勉強会を開き、靖国神社への参拝も行ってきた。しかし、最近は主だった活動はなく休止状態。稲田氏も選択的夫婦別姓に理解を示すようになっており、伝統的な家族観を重視する党内保守層から疑問の声が上がっていた。

4173とはずがたり:2020/06/17(水) 23:47:44

二階氏が幹事長続投に意欲? 「現政権の任期いっぱい補佐」
https://www.sankei.com/politics/news/200617/plt2006170034-n1.html
2020.6.17 19:31政治政局

 自民党の二階俊博幹事長は17日、党内で次期総裁選への関心が高まっていることに関連し、「私はいつまでも幹事長をやっているわけでない」と断りつつ、「現政権が任期いっぱいお務めになることを幹事長として補佐していきたい」と述べ、今秋にも想定される党役員人事での幹事長続投に意欲をにじませた。国会閉会を受け、党本部で記者団に語った。

 次の党役員人事をめぐっては、「ポスト安倍」をうかがう岸田文雄政調会長が幹事長に就くかどうかが焦点となっており、二階氏の発言は波紋を広げそうだ。

4174チバQ:2020/06/18(木) 03:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd00d4ae480c62373b27ad751915ae82002ea85c
河井克行・案里夫妻18日逮捕へ 検察方針、参院選巡る買収の疑い
6/18(木) 0:20配信

中国新聞デジタル
河井克行氏(左)と案里氏

 昨年7月の参院選広島選挙区で、票の取りまとめを依頼する趣旨で選挙区内の地方議員や首長らに現金を配ったとして検察当局が18日に、河井克行前法相(57)=衆院広島3区=と同選挙区で初当選した妻案里氏(46)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕する方針を固めたことが17日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、河井夫妻はこれまでの複数回の任意聴取で買収行為を否定しているという。検察当局は、地元の議員や首長らを巻き込んだ大規模な買収事件の様相が強まっていることも踏まえ、在宅起訴ではなく、逮捕して実態解明を進める必要があると判断したもようだ。

 克行氏は安倍晋三首相らに近いとされ、参院選では自民党本部が案里氏の擁立を主導。資金面を含めて支援しており、安倍政権への打撃は必至だ。

 克行氏は、案里氏が参院選広島選挙区で同党の公認を得た昨年3月以降、選挙区となる広島県内の県議や市議、後援会幹部ら計数十人に現金を配ったほか、公選法が原則無報酬と定める陣営関係者らにも現金を渡すなどした疑いがある。配布先は100人近くで、総額は約2500万円に上る見通し。案里氏も一部の議員らに計百数十万円を配った疑いが持たれている。

 同選挙区では、自民党現職の溝手顕正氏と同党新人の案里氏、無所属現職の森本真治氏の3人が2議席を巡って激戦を展開。1億5千万円の資金提供を受けるなど自民党本部の後押しを受けた案里氏と、森本氏が当選し、6選を目指した溝手氏が落選した。検察当局は、各地に支持基盤を持つ地方議員らに票の取りまとめや支援の拡大を頼む趣旨で河井夫妻が現金を幅広く配ったとみている。

 案里氏の陣営を巡っては、車上運動員14人に法定を超える報酬計204万円を払ったとして、案里氏の公設第2秘書立道浩(54)と克行氏の元政策秘書高谷真介(44)の両被告が今年3月に同法違反(買収)の罪で起訴された。

 広島地検は立道被告について、案里氏が失職する連座制適用対象の「組織的選挙運動管理者」に当たるとして「百日裁判」を申請。広島地裁は今月16日、懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。懲役刑は連座制の適用対象で、案里氏が失職する可能性が濃厚となっている。

4175とはずがたり:2020/06/18(木) 10:03:41
「辺野古も見直し必要」 中谷・元防衛相 イージス停止受け
2020年6月18日 06:30
中谷元 イージス・アショア 辺野古新基地建設
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1140611.html

中谷元・元防衛相
 中谷元・元防衛相は15日、BS―TBSの番組に出演し、防衛省が地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画をやめたことに関連し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設についても見直しが必要だとの認識を示した。「十数年、1兆円かかる。完成までに国際情勢は変わっている」と述べ、辺野古移設の不合理性を説明した。

 ただ、辺野古新基地建設を中止すべきとは明言していない。計画見直しの例には「軍民共用」を挙げた。また、在沖米軍の役割を日本の自衛隊が担うことも代替案として示した。

 中谷氏は「日米間でよく議論し、今の時代にしっかりと対応できるような南西の防衛体制が必要だ。もっと自衛隊が(米軍の役割を)肩代わりし、わが国独自の安全保障を日米で検討する時間ができた」と強調した。

 一緒に出演した玉木雄一郎国民民主党代表は「私も辺野古の基地を必要だとする立場だったが、軟弱地盤が発見され工期が大幅に延び、コストもどれだけかかるか分からない。安全保障の観点からも冷静に分析すべきだ」と話し、見直しを訴えた。

 両氏が出演したのはBS―TBSの番組「報道1930」。松原耕二キャスターが自身のツイッターで中谷氏の発言を紹介し、玉城デニー知事が自身のアカウントでリツイート(転載)した。

4176とはずがたり:2020/06/18(木) 10:04:36
地元組織ガタガタしてるから無党派受け狙ってるよな。穢い野郎だぜ

自民・後藤田氏 首相に「いや、いや、いや、そういうことやなく!」 「得意な企業に再委託」発言に
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月16日 05時15分(最終更新 6月16日 10時54分)
https://mainichi.jp/articles/20200615/k00/00m/010/264000c

 「持続化給付金」の業務が活動実態の乏しい一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」に外部委託され、大部分が広告大手の電通に再委託された問題を巡り、安倍晋三首相はインターネット番組で「得意な企業に再委託している」などと述べた。これに対し、自民党の後藤田正純・元副内閣相は「いや、いや、いや、そういうことやなく!得意とかでなく!」などとツイッターで激しく「ツッコミ」を入れた。どういう思いで発信したのか? 本人に聞いてみた。【立野将弘】

 この問題を巡り、安倍晋三首相は14日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」の番組で「それぞれの分野に得意な企業がいる。得意なところに再委託すると説明を受けている」などと説明した。

 これに対し、後藤田氏は「片方の見積もりがいくらだったのか?国民の税金なんやから黒塗りはあかんやろ?」「再委託の割合高すぎ、つまり丸投げはいいのか?」「なぜ直接電通発注せんかったん?」とツイートし、首相発言に疑問を投げかけた。ウイルス感染拡大を受け、中小企業や個人事業主に最大200万円を支給する持続化給付金事業の事務を約769億円で協議会に委託した。しかし、協議会は金額の97%を電通に再委託しており、野党は「協議会はトンネル団体だ」などと批判している。入札を巡っても、協議会と競合した「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」の応札額の方が低く、デロイトの応札額だけが黒塗りで開示されるなど不透明さが指摘されている。

 後藤田氏は首相と距離がある石破派に所属しているとはいえ、当選7回の経歴を誇る自民党衆院議員の発言としては、かなり踏み込んだ内容だ。どういう気持ちでツイートしたのか、話を聞いてみた。

 ――総理の説明で、どこに違和感を覚えたのでしょうか。

 ◆以前からおかしいと思っていたのは、国民の知る権利がなぜ反映されないのかと。もちろん、持続化給付金の政策自体は否定しない。できるだけ早く届くことが大事だと思っています。けれど…

4177チバQ:2020/06/18(木) 18:33:15

https://news.yahoo.co.jp/articles/214a0880e9f68f7e234d950f6df5efd396d5d8df

河井夫妻逮捕、2570万円渡した疑い 参院選めぐる買収




6/18(木) 14:55配信


産経新聞


 参院選の票のとりまとめを依頼する目的で地元議員らに多額の現金を配布したとして、東京地検特捜部は18日、公選法違反(買収)の疑いで、前法相で衆院議員、河井克行容疑者(57)=広島3区=と妻で参院議員、案里容疑者(46)=広島選挙区=を逮捕した。案里容疑者が初当選した昨年7月の参院選をめぐる買収疑惑は、ついに現職議員2人に対する強制捜査に発展した。

 克行容疑者の逮捕容疑は、昨年3月下旬〜8月上旬、参院選で案里容疑者を当選させるため、投票や票の取りまとめなどの報酬として116回にわたって計約2400万円を91人に供与。また、案里容疑者は克行容疑者と共謀し、5人に5回にわたり、170万円を渡したとしている。

 関係者によると、受け取ったのは広島県内の首長や地方議員、陣営関係者らが含まれるという。

 両容疑者は自民党に離党届を提出し、17日に受理された。克行容疑者は同日、国会内で記者団に「良心に照らして、やましい政治行動、法にもとるような政治活動を行ってきたことはない」と強調した。案里容疑者は「弁護士から(発言を)止められています。申し訳ありません」とだけ述べていた。

 克行容疑者は平成8年の衆院選で初当選し、現在7期目。自民党総裁外交特別補佐などを歴任し、昨年9月に法相に就任したが、翌10月に車上運動員への違法報酬疑惑が週刊誌に報じられ辞任した。案里容疑者は15年から広島県議を4期務め、昨年7月の参院選で初当選した。

4178チバQ:2020/06/18(木) 20:03:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061801127&g=pol
安倍政権に大打撃 首相「責任を痛感」―求心力低下へ・河井夫妻逮捕
2020年06月18日19時32分


記者会見の冒頭、河井克行前法相らが逮捕されたことについて謝罪する安倍晋三首相=18日午後、首相官邸
記者会見の冒頭、河井克行前法相らが逮捕されたことについて謝罪する安倍晋三首相=18日午後、首相官邸

 河井克行前法相=自民離党=と妻の案里参院議員=同=の公選法違反容疑(買収)での逮捕について、安倍晋三首相は18日の記者会見で、「かつて法相に任命した者としてその責任を痛感している。国民におわび申し上げる」と陳謝した。しかし、法務行政の元トップによる事件は衝撃で、野党の追及は必至。首相への打撃は大きく、政権運営への影響は不可避だ。

 克行前法相は首相や菅義偉官房長官と近く、案里議員が当選した昨年7月の参院選では首相も菅氏も広島入りし、てこ入れした。首相は事件について「全ての国会議員が襟を正さなければならない」などと一般論を述べたが、詳細に関しては「個別の事件に関すること」と深入りを避けた。
 17日閉幕した通常国会では、新型コロナウイルス対策をめぐる迷走や、前東京高検幹事長の賭けマージャン辞職などが相次ぎ、内閣支持率は低下。「安倍1強」体制は大きく揺らいだ。
 「政治とカネ」の問題では、昨年12月にカジノを含む統合型リゾート(IR)汚職事件で秋元司被告=自民離党=が逮捕された。今回の河井夫妻により安倍政権下で3人の現職国会議員が逮捕される異例の事態となった。
 首相は新型コロナの「第2波」へ備えるとともに、傷んだ経済の回復を急ぎ、政権の立て直しを図る考え。だが、どちらも容易に結果が出る課題ではなく、さらなる求心力低下は避けられない。

4179チバQ:2020/06/19(金) 08:55:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/09f6cba2d17211d31b7703c36d4f6b2cfc3a0ced

揺らぐ政権、与党も憂慮 「安倍首相の責任」野党追及 河井前法相夫妻逮捕




6/19(金) 7:32配信


時事通信


 安倍晋三首相(自民党総裁)が重用した河井克行前法相とその妻、案里参院議員が公職選挙法違反(買収)容疑で、そろって逮捕された。

 党に所属した現職国会議員の夫婦が「政治とカネ」で同時に立件される前代未聞の事態に、ただでさえ逆風にあえぐ安倍政権は基盤が大きく揺らぎ始めた。与党幹部は憂慮の声を上げ、勢いづく野党は首相の政治責任を徹底追及する構えだ。

 河井夫妻逮捕を受けて、自民党の二階俊博幹事長は「大変残念なことだ。厳粛に受け止めたい。現在、捜査中であり、捜査の推移を見守りたい」とのコメントを発表した。

 新型コロナウイルス対応など首相の政権運営に国民の批判や不満が集中、報道各社の世論調査で内閣支持率は急落しており、求心力のさらなる低下は避けられない。自民党の石破茂元幹事長は記者団に「票をカネで買うという民主主義の否定に等しい行為をなした。政権に対して非常に大きな影響がある」と指摘した。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長も取材に対し、「国民の政治不信を招いた。誠に甚だ遺憾に感じる。容疑が真実であれば議員辞職に値する」と夫妻を批判。「政権にとって大きな打撃になっている」と認めた。

 野党は攻勢を強めている。立憲民主党など野党は国対委員長会談で、(1)衆参法務委員会理事会などで法務省が逮捕事実を説明(2)衆参予算委で首相が出席して集中審議を開催―するよう政府・与党に求める方針を確認した。衆院予算委の与野党筆頭理事が国会内で協議。野党は要求事項を伝えたが、自民党は持ち帰った。

 立憲の枝野幸男代表は、買収行為が疑われる昨年7月の参院選から2カ月後の内閣改造で河井氏が入閣したことを踏まえ、「直前に逮捕されるような行動を取っていた方を法相に任命した首相の見識が問われる」と非難し、退陣を要求。国民民主党の玉木雄一郎代表は「夫婦そろって現職議員が同時に逮捕されるのは憲政史上に残る汚点だ」と断じ、「速やかに議員辞職すべきだ」と迫った。野党は議員辞職勧告決議案の提出も目指す。

 検察当局は、予定された首相記者会見の3時間前に逮捕に踏み切った。検察トップの検事総長人事をめぐり首相官邸と法務省・検察当局が暗闘を繰り広げてきただけに、自民党内では「(政権への)当て付けだ」(中堅)との声も漏れた。

4180チバQ:2020/06/19(金) 09:25:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/148e70e06baf65560ee033cc11fe8e0df469816f

「パワハラ気質」地元で孤立も スタッフどう喝、選挙仕切る 河井前法相




6/19(金) 7:38配信


時事通信


 河井案里参院議員(46)が初当選した昨夏参院選をめぐり、公選法違反(買収)容疑で逮捕された夫の河井克行前法相(57)。

 関係者からは、周囲をどう喝するなどの「パワハラ気質」を指摘する声が多数聞かれ、地元広島の自民党県連でも孤立していたという。

 前法相は広島県議を経て1996年に衆院議員に初当選し、現在7期目。菅義偉官房長官の側近で、首相補佐官や党総裁外交特別補佐を務めた。昨年9月、第4次安倍再改造内閣で法相として初入閣したが、就任2カ月足らずで案里議員陣営の選挙違反疑惑が表面化し、同10月末に辞任した。

 陣営関係者によると、案里議員の選挙運動では、街宣車のルートを早く決めるよう指示するなど、細部まで取り仕切った。気に入らないことがあるとすぐに声を荒らげ、「土下座しろ」とスタッフを怒鳴り付けたり、「辞めろ」と大声を上げたりする姿が目撃されていた。「ウグイス嬢はトイレにも行かせてもらえなかった」という。

 党関係者も「議員バッジの威光をかさに、国や自治体の役人をどう喝することがあった」と明かす。岸田文雄政調会長=衆院広島1区=が影響力を持つ党県連内では孤立しがちで、地元選出議員に県が政府への要望を説明する年2回の会合にも参加していなかったという。

 前法相と同じく県議出身の案里議員は06年の県議会で、後援会幹部が逮捕された当時の知事に、事件の真相を明らかにするよう迫っていた。「男らしくなさいよ。私がもし知事でしたら、恐らく辞職をしている」。1年生県議ながら激しく知事に詰め寄った当時とは裏腹に、3月の秘書逮捕後も説明を避け続けた前法相夫妻の姿勢には、県民から強い批判が出ている。

4181チバQ:2020/06/19(金) 15:20:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c9027cfe0d40b08dd9fd6ea9edd0301afffde24

「憲政史の汚点」「前代未聞」河井夫妻逮捕に与野党啞然




6/18(木) 22:30配信


朝日新聞デジタル







衆院本会議を終え、記者に囲まれて国会を後にする河井克行氏=2020年6月17日午後3時10分、恵原弘太郎撮影
 自民党を離党した前法相の河井克行衆院議員と妻の案里参院議員が18日に公職選挙法違反(買収)容疑で東京地検特捜部に逮捕されたことを受け、野党からは安倍晋三首相の任命責任を問う声が相次いだ。与党からも政権運営への懸念が示されたものの、党幹部は多くを語らなかった。


 「逮捕されるような行動をとっていた方を法相に任命した首相の見識が問われる」

 立憲民主党の枝野幸男代表は記者団にそう語り、首相を批判した。特に克行氏が刑事司法のトップだったことも問題視し、「一言で言って、焼きが回ったとしかいいようがない。退陣表明でもされたらいいんじゃないか。法相に任命した見識を疑う」と語気を強めた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「夫婦そろって現職の議員が同時に逮捕されるというのは憲政史上に残る汚点だ」と、事態の深刻さを強調。そのうえで「お金の原資は自民党から出ており、(両氏が)離党したとはいえ自民党の責任も極めて重い」とも述べた。

 共産党の小池晃書記局長も、首相が克行氏を法相に任命した経緯から「犯罪行為の疑いをかけられる人物を法務大臣にすえていたという意味では単なる任命責任を超え、重大な責任が安倍首相には問われる」と語った。

 与党内でも、夫妻の問題にとどまらないとして、首相らの責任を指摘する声が上がる。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は「政治不信を招いた。政権にとって大きな打撃になっている」とし、「総理の任命責任はある」と明言した。

 自民党の石破茂元幹事長は記者団に「政権に非常に大きな影響がある。そういう覚悟はしなければいけない」と語り、政権運営に対する悪影響への懸念を表明。石破派の田村憲久・元厚生労働相はBS番組で「前の法務大臣が逮捕ということで本当に前代未聞。(選挙資金などで)党の話も絡んでくるとすれば、党として説明しなければならない」と、党として何らかの説明が必要との考えを示した。

 一方、党幹部は公に多くを語らなかった。案里氏が所属する二階派を率いる二階俊博幹事長は、記者団の取材要請に応じずにコメント発表で対応。「大変残念なことで厳粛に受け止めたい」としたが、「捜査の推移を見守りたい」と記すにとどめた。岸田文雄政調会長は、「自民党の信頼回復のため努力をしなければならない」と応じて見せたが、首相の任命責任の有無を問われても同様の文言を繰り返すばかりだった。(石井潤一郎)


朝日新聞社

4182とはずがたり:2020/06/19(金) 21:07:38
やるきねーなーw

自民拉致対策本部、早期解決訴えるも…目立つ空席
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2006190016.html
2020/06/19 14:54産経新聞

 自民党は19日、北朝鮮による拉致問題対策本部(山谷えり子本部長)の会合を党本部で開いた。横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父、滋さんの死去を受け、改めて早期解決を目指す方針を確認した。ただ、出席議員は20人あまりにとどまり、会合は熱気を欠いた。

 会合冒頭、滋さんへの黙祷(もくとう)がささげられた。山谷氏は「国家の威信をかけて一日も早く解決しなければいけない。意見交換を活発に行いたい」と訴えた。出席議員からは「政府・与党が一丸となって取り組むべきだ」「なぜ進展しないのか検証すべきだ」といった声が上がった。

 ただ、会場には空席が目立った。この日から新型コロナウイルス対策として求められていた「県をまたぐ移動」の自粛が解除され、多くの国会議員が地元に帰ったことが影響したとみられる。出席議員の一人は「みんなずっと地元に帰れていなかった。仕方がない」と語る。

 とはいえ、拉致問題の解決は安倍晋三首相(自民党総裁)が政権の最重要課題に位置付け、18日の記者会見でも「私の使命」と言及している。自民党は挙党態勢で後押しすべき立場にあるが、党会合が振るわない状況では“本気度”を疑われかねない。(石鍋圭)

4183チバQ:2020/06/22(月) 00:37:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/a364459521003d0ecd1b94c2e99ac35c9f008cd6

1.5億円使途、自民内に不信感 首相の説明求める声も 河井夫妻逮捕




6/20(土) 7:22配信


時事通信


 昨年7月の参院選をめぐり、前法相の衆院議員河井克行容疑者と妻の参院議員案里容疑者(ともに自民党離党)が逮捕された公職選挙法違反事件で、党本部は夫妻側に送金した計1億5000万円の使途を「広報費」としか明らかにしていない。

 党内には安倍晋三首相(党総裁)ら執行部の説明不足に対する不信感が募る。一方、これを「買収の原資」とみる野党は、一段と攻勢を強めた。

 「首相には、なぜ1億5000万円も払わないといけない候補だったのか、説明責任がある」。自民党幹部の一人は19日、こう言い切った。

 ◇「広報費」に疑問
 二階俊博幹事長は夫妻が離党した17日、1億5000万円の使途について、記者団に「党勢拡大のための広報紙を複数回、全県に送った費用に充てられた」と説明。「買収資金に使うことはできない」と強調した。

 しかし、夫妻が逮捕された18日は記者団の質問に応じず、「捜査の推移を見守りたい」とのコメントを文書で発表するにとどめた。

 案里容疑者の陣営は、広島県内の全世帯に3〜4回程度、チラシを配布したとされるが、費用の詳細は不明。党参院幹部は「(地元議員らに渡ったとされる)2570万円の原資だったのか、調べないといけない」と指摘した。

 「広報費」との説明に対し、党内からは「帳簿上はそうなっているが、怪しい。党の資金以外にも官房機密費が使われている可能性もある」(関係者)との疑念も漏れる。

 1億5000万円の提供を誰が決めたのかも不透明なままだ。党関係者の一人は「これだけ多額の資金を一人の候補者に振り込むことは、通常あり得ない。首相官邸の指示がないとできない」と指摘した。

 先の参院選で案里容疑者と競合、落選した岸田派ベテランに、党本部から提供されたのは、10分の1の1500万円だった。岸田派が18日に開いた例会では「(広報費に)1億5000万円もかかるわけがない。ちゃんと説明すべきだ」との恨み節が漏れた。

 ◇「買収資金」と追及
 野党側は真相究明を求めて勢いづく。立憲民主党の安住淳国対委員長は19日、自民党の森山裕国対委員長と会談し、国会の閉会中審査で首相が直接説明するよう要求。森山氏は「前例がない」と難色を示したが、安住氏は「答えられる人は首相しかいない」と譲らなかった。

 衆参両院の法務委員会は19日の理事懇談会で、法務省から事実関係を聴取した。野党共同会派の階猛氏は「1億5000万円が買収資金に使われたのではないか」とただしたが、与党側は「この場で議論すべきではない」と反発。理事懇後、階氏は記者団に「(与党が)非常にナーバスになっている」と述べ、今後も追及する考えを示した。

4184チバQ:2020/06/22(月) 18:26:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8d74656c412eb4c08e94d90127eb1731ab52a8
安倍首相の周囲にいる大臣以上の権力持つ7人の「君側の奸」
6/22(月) 16:05配信

NEWS ポストセブン
安倍首相の傍らにはいつも今井氏がいる(時事通信フォト)

 三国志で知られる後漢末期、皇帝に取り入った十常侍(じゅうじょうじ)と呼ばれる宦官たちが権勢をほしいままにし、王朝の滅亡を早めた。安倍晋三・首相の周囲にも、総理の威を借りて大臣以上の力を持ち、行政をねじまげてきた7人の“君側の奸(くんそくのかん)”がいる。

 その筆頭が「総理の振付師」と呼ばれる今井尚哉・総理首席秘書官だ。「今井ちゃんはすごく頭がいいんだよ」。安倍首相は今井氏をそう絶賛する。

 父は勤務医で、宇都宮高校から1浪して東大法学部に入学し、通産省(現・経済産業省)に入省(1982年)。第一次安倍内閣で総理秘書官を務めたことで首相の信頼を得た。父方の伯父は城山三郎の『官僚たちの夏』のモデルの1人である今井善衛・元通産事務次官、もう1人の叔父は今井敬・元経団連会長という官界のサラブレッドで、省内では“将来の事務次官候補”と見られていた。

 しかし、安倍氏は首相に返り咲くと資源エネルギー庁次長に出世していた今井氏を政務の総理首席秘書官としてスカウトする。今井氏は経産省を辞職して官邸入りし、2019年からは総理補佐官(総括担当)を兼務して名実ともに国政全般で総理を補佐する立場になった。

 コロナ対策でも今井氏が官邸から実質的な指揮をとっているとされる。安倍首相が文科省の反対を押し切って全国一斉休校を要請したのは今井氏の進言とされ、新型コロナ治療薬の開発でも古巣の経産省に「アビガン・チーム」を発足させ、安倍首相に「5月中に承認したい」と言わせた。ただし、現在も承認のめどは立っていない。

『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』の著書があるノンフィクション作家・森功氏が語る。

「今井氏は国民に選挙で選ばれた政治家ではなく、あくまで総理の助言者だが、いまやその官邸官僚が安倍政権そのものを傀儡化するといういびつな権力構造になっている。今井氏の頭にあるのは国民生活や国益より、自分を重用してくれた安倍総理の支持率をあげること。そのために経産官僚を用いて政策を総合的に動かし、経産省の後輩の西村康稔をコロナ担当相に抜擢するなど閣僚人事にも影響力を行使するまで権力を肥大化させた」

 官邸官僚はこの今井氏を中心に人脈がつながる。

◆上役を叱りつける

「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ」。安倍首相にそう進言した“アベノマスクの発案者”とされるのが佐伯耕三・総理秘書官だ。

 灘中、灘高から東大法学部を卒業。経産省の先輩である今井氏に引き立てられて官邸の“チーム今井”に入り、史上最年少の42歳で総理秘書官(事務)に抜擢された。いまや今井氏を通さずに安倍首相に直接意見を具申できる立場とされる。

「桜を見る会」では、首相のそばに寄り添い、地元支援者や芸能関係者を甲斐甲斐しくアテンドする映像が流れた。

「学生時代の友人に取材すると、佐伯氏は『頭は抜群にいいが、朗らかで偉ぶらない』という人物評だった。それが官邸で権力を持つと人が変わった。アベノマスク配布をめぐるトラブルでは経産省の7期上の上役である荒井勝喜・政策立案総括審議官を『安倍内閣を潰す気なのか』と叱りつけている」(森氏)

 国会でも、加計学園問題で総理を追及した野党議員に対し、佐伯氏が控え席から「違う」と野次を飛ばして大問題になった。“虎の威”官僚の典型だろう。

 官邸の経産省人脈で今井氏、佐伯氏の大先輩にあたるのが長谷川榮一・内閣広報官兼総理補佐官である。

 長谷川氏が安倍首相と親交を深めたのは2人が“不遇”な時代だった。第一次安倍内閣で内閣広報官を務めた長谷川氏は10年に退官したが、民主党政権下で満足な天下り先が用意されなかった。

 その頃、持病の悪化で退陣を余儀なくされた安倍氏も“失意の底”にあった。長谷川氏はそんな安倍氏を誘って後輩の今井氏とともに高尾山に登山するなど親交を絶やさなかったが、そのことが思わぬ出世につながった。安倍氏が首相に返り咲くと、再び内閣広報官に起用されたのだ。

「内閣広報官に復帰すると、『拾われた身だから恩返ししたい』と言っていたそうです」(同前)

 その言葉通り、「総理の護衛役」を任じ、長谷川氏が室長を務める内閣広報室は毎日のテレビ番組の内容を監視し、政権を批判するコメンテーターなどの発言をチェックしている(本誌・週刊ポスト6月5日号既報)。

4185チバQ:2020/06/22(月) 18:26:52
 また、長谷川氏自身、安倍首相の記者会見の進行役を務め、厳しい質問が続くと会見を切り上げることでも知られる。

「総理は自分の口から言えないから」
 官邸官僚の権力を笠にきた乱脈ぶりをさらけ出したのがこのカップル、和泉洋人・総理補佐官と大坪寛子・審議官だろう。

 公務での海外出張中、2人は内扉でつながったコネクティングルームに宿泊するなど公私混同の“不倫旅行”などが報じられ、京都出張ではかき氷を「あ〜ん」と食べさせながら、ノーベル賞学者の山中伸弥・京都大学教授の研究所を訪問してiPS細胞研究予算の打ち切りを宣言し、大坪氏は「私の一存でなんとでもなる」と恫喝した。

 一方の和泉氏は加計学園の獣医学部新設をめぐって、文科省の前川喜平・事務次官(当時)に「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と早く認可を出すように迫ったとされる(前川証言)。

 まさに政権の汚れ仕事を担う“隠密”のような存在であり、パートナーの大坪氏はさしずめ“くの一”といったところだ。

 その和泉氏は今井氏らとは人脈が違う。東大工学部から建設省(現・国土交通省)に入省した技術キャリア。第二次安倍政権発足と同時に「国土強靭化」担当の総理補佐官に抜擢される。

 安倍政権が官邸に「健康・医療戦略室」を新設すると、和泉氏は室長を兼務し、厚労省から参事官として出向していた大坪氏を内閣審議官室次長に引き上げた。

「和泉氏は各官庁に幅広い人脈があって、神出鬼没で加計学園から辺野古の米軍基地移設、東南アジアへのインフラ売り込みやコロナのクルーズ船対応まで多くの分野に口を出す。一連のスキャンダルの責任を取らせて解任説もあったが、政権の恥部を知るだけに官邸も首を切ることができなかったようです」(森氏)

 警察人脈も官邸で重用されてきた。霞が関官僚の頂点に立つ杉田和博・官房副長官と北村滋・国家安全保障局長だ。

「総理の守護神」と呼ばれる杉田氏は警察庁警備局長から内閣情報調査室長、初代の内閣情報官、内閣危機管理監を歴任した危機管理のプロで、退官後、「2008年に失意の時代の安倍氏とスキー旅行で親交を深め、第二次安倍政権の内閣官房副長官に抜擢された」(森氏)という人物だ。後に加計学園問題で官邸の介入を告発する前述の前川・文部科学事務次官を“出会い系バー通い”で注意した人物でもある。

 北村氏と安倍氏との出会いは1989年。「北村氏が警察署長だった時に、順天堂病院に入院した安倍首相の父・晋太郎氏をなにかと気にかけた。その時、まだ秘書だった晋三氏と知り合った」(同前)

 その後、警察庁総括審議官、内閣情報官を歴任し、特定秘密保護法の成立から北朝鮮外交まで安倍首相の“特命”で動いてきた。

 杉田氏と北村氏の2人はインテリジェンス(諜報)のプロで、各省庁の情報を握って政権の危機管理を担ってきた。安倍政権がこれまでスキャンダルを乗り越えてきたのは彼らが目を光らせてきたからでもある。

 北村氏は「官邸のアイヒマン」の異名がある。

 ある者は官邸から官庁の頭越しに指示を出し、ある者は上役を怒鳴り上げ、またある者は情報に目を光らせ、“隠密”となって敵を恫喝する。

 安倍首相に“忠誠”を誓う7人の官邸官僚が国民に牙を剥いたとき、この政権は坂道を転がり始めたのだ。

※週刊ポスト2020年7月3日号

4186チバQ:2020/06/22(月) 22:33:07
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-38571.html
【ポスト安倍】不仲説は本当? 岸田文雄氏に菅官房長官との関係を直撃
2020/06/21 06:00文春オンライン

「前回の総裁選に出馬された石破(茂)さんも政治家です。自らどうあるべきか、どう行動すべきか、絶えず自問自答しておられるのでしょう。石破さんは同じ1957年生まれで、以前から一緒に誕生会を開いている間柄でもある。ただ、私としては他人をどうこう言うより、まずは自分がやるべきことを考えるほうが先。腹の中は別として、表向きはそうありたいと思っています」

「文藝春秋」7月号のインタビューで、そう語ったのは、岸田文雄政調会長(62)。「ポスト安倍はどっちだ」と題した同じ7月号のインタビューで、石破茂元幹事長が二階俊博幹事長や菅義偉官房長官へ秋波を送るなか、安倍晋三首相が次期総裁の「本命」と見ている岸田氏の動向が注目されている。

古賀氏も認めていた岸田氏と菅氏の「距離感」
「文藝春秋」2019年11月号に掲載したインタビューで、初めて総裁選出馬を明言した岸田氏。ただ、「ポスト安倍」候補を尋ねる世論調査では軒並み支持率は3〜4%程度に留まり、知名度の低さは相変わらずだ。

 それでも、安倍首相や麻生太郎副総理らは、岸田氏を次期総裁候補として位置付けてきた。第1次補正予算案で当初、首相の意を受け、「減収世帯への30万円給付案」を取りまとめたのも岸田氏だった。ところが、公明党・創価学会の反発を受け、「国民一律10万円給付案」へ舵を切らざるを得なくなったのは記憶に新しいところだ。

 首相らの支持を背景に先頭を走ってきたはずの「ポスト安倍」レースに暗雲が立ち込めるなか、焦点となっているのが、菅氏との関係である。

 古賀誠元幹事長が「文藝春秋」4月号で「どうも互いが互いを苦手にしているのか、接点があまりないようです」と述べたように、両者に距離感があるのは事実。菅氏が裏では、岸田氏に否定的な発言を重ねているとも伝えられる。そんな中、若手議員らへの影響力も大きい菅氏との連携に期待感を滲ませたのが、総裁選のライバル・石破氏だ。

「二人だけでお話しする機会はありません」
 果たして岸田氏は、“不仲説”が取り沙汰される菅氏との関係をどう受け止めているのか。

「私が現在会長を務めている宏池会の先輩、古賀誠名誉会長が『文藝春秋』(4月号)のインタビューで『岸田総理を菅(義偉)さんが支える』と仰ったそうですね。どういう趣旨なのか、詳しくは聞いていませんけれど(笑)。もちろん菅さんとは仕事柄、時々お会いします。かなり昔ですが、菅さんも一時期、宏池会にいらっしゃいました。ただ、最近は二人だけでお話しする機会はありません。いずれにしても、菅さんをはじめ様々な方の意見を聞き、決断をしていくことが大事だと思います」

 世論調査の数字が低迷するなか、岸田氏は今、来年9月に予定される総裁選についてどう考えているのか。その答えは、「文藝春秋」7月号ならびに「文藝春秋」digitalに掲載した岸田氏のインタビュー「 リーダーには『聞く力』が必要だ 」をお読みいただきたい。そのほか、安倍首相の新型コロナウイルス対応に欠けている点や、黒川弘務前東京高検検事長の賭けマージャン問題、「大好き」と語るお酒との付き合い、自身が目指す「コロナ後の国家像」などについても8ページにわたって語っている。

※「文藝春秋」編集部は、ツイッターで記事の配信・情報発信を行っています。 @gekkan_bunshun のフォローをお願いします。

※音声メディア・Voicyで「 文藝春秋channel 」も放送中! 作家や編集者が「書けなかった話」などを語っています。こちらもフォローをお願いします。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2020年7月号)

4187とはずがたり:2020/06/23(火) 23:06:03
まあ規格外は全部二階みたいなとこあるけど安保オタクの石破のとこの方が似合ってたような。

長島昭久氏が二階派入りへ 幹部に意向伝える
6/23(火) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1615a4784858726542f2091253411032e686138c
産経新聞
長島昭久衆院議員

 旧民進党出身で昨年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員が二階派(志帥会、46人)に入会することが23日、分かった。二階派幹部に入会の意向を伝え、近く了承される見通し。長島氏の加入により、二階派は所属議員数で党内第4派閥の岸田派(宏池会、47人)と並ぶ。

4188とはずがたり:2020/06/24(水) 00:49:15
まあ今の段階ではリップサービスだろうけど,安倍がやばくなったら全自民党議員が石破に靡いて自民党は変わったとかいうやろし,そんな中,一番初めから石破を支持してたみたいな顔してどっかり幹事長席に坐るのが二階だと思ってるw

ポスト安倍レースで石破氏に勢い 二階幹事長が支持表明、鍵握る麻生副総理
2020年6月23日(火)11時32分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93752.php?t=1

ポスト安倍を巡る与党内議論が流動化している。首相が後継者として期待してきた岸田文雄政調会長に対する支持が広がりを欠いているためだ。その中で各種世論調査で人気の高い石破茂元幹事長に二階俊博幹事長が支持を明言し、これを菅義偉官房長官も側面支援。写真は都内で2015年7月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

ポスト安倍を巡る与党内議論が流動化している。首相が後継者として期待してきた岸田文雄政調会長に対する支持が広がりを欠いているためだ。その中で各種世論調査で人気の高い石破茂元幹事長に二階俊博幹事長が支持を明言し、これを菅義偉官房長官も側面支援。次期首相は岸田氏よりも石破氏が有利との見方が与党内で浮上しつつある。これまで安倍首相と共に岸田氏を支持してきた麻生太郎財務相兼副総理の意向が注目されつつある。

安倍首相の自民党総裁任期まで1年以上あるにもかかわらず、ポスト安倍が取り沙汰されるのは、首相が安倍政権を批判し続けてきた石破氏が後継者となるのを嫌い、岸田氏に禅譲を目指すのであれば、任期前の辞任が必要とみられてきたためだ。自民党の党則で、総裁が任期満了前に辞任すれば、石破氏の人気の高い地方票の影響が少ない形で、主に国会議員の意向で総裁を決められるためだ。

首相が退陣し得るタイミングとして、1)東京五輪・パラリンピックが新型コロナウイルスの世界的な感染継続懸念により今秋に中止された後、2)米大統領選で安倍首相と良好な関係を構築してきたトランプ氏が落選した場合──などが想定されている。


このため首相が所属する党内最大派閥の細田派と麻生派、岸田派が連携し、安倍首相が任期中に退陣すれば「岸田政権」への禅譲は可能とされていた。

しかし、ここにきて自民党内では岸田氏の不人気が表面化し、このシナリオに黄信号がともり始めた。新型コロナ対策の2020年度第1次補正予算案策定では、困窮者向けに30万円給付を打ち出したが、閣議決定後に公明党の反対で配付対象を全世帯一律に広げた10万円給付に差し替えられ、「リーダーシップがない」(自民中堅)とみられ、「真面目だが、演説が面白くない」(自民党幹部)などと言われ始めた。

一方、報道各社の世論調査で軒並みポスト安倍人気首位に立つ石破氏については、従来「与党内では人気はない」(細田派)とされてきたが、二階幹事長が8日、「将来さらに高みを目指して進んでいただきたい期待の星の一人だ」「自民党でも最も古い最も経験豊かな政治家の一人だ」と持ち上げ、支持を明確にしたことで、流れが変わってきた。

従来から岸田氏のリーダーシップ不足を批判してきた菅義偉官房長官も二階氏と石破氏の接近を「裏でつないだ」(自民党幹部)とされる。石破氏支持を公言しないのは、「官邸の要職についているから控えている」(二階派幹部)とみられる。

その中で、岸田氏不利との観測は広がりを見せている。首相のお膝元の細田派内で下村博文選挙対策委員長、稲田朋美党幹事長代行らが、岸田氏に対抗してポストコロナ時代を見据えた政策勉強会を立ち上げたほか、自民党内の票読みでは「岸田氏は結局、岸田派からしか支持を得られないことになる」(閣僚周辺)との試算もあるようだ。このため「国会議員だけで総裁選を実施しても岸田氏が勝てるかどうか分からない」(麻生派)との見方も出てきた。

このため麻生氏の判断に注目が集まっている。複数の自民党幹部によると、麻生氏は安倍首相に対して、岸田氏では党内がまとまらないとの情勢分析を伝えたもよう。「現時点では石破氏・岸田氏両にらみだが、現実的判断に傾くのは時間の問題」(自民中堅)との観測も聞かれ、動向が注目される。


[ロイター]

4189チバQ:2020/06/24(水) 10:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ca4bcca0b0c831627564fda54247876d9cfd872
自民人事、二階氏続投が焦点 党内安定か刷新か 「ポスト安倍」の戦略左右

6/24(水) 7:11配信
 9月に任期満了を迎える自民党役員人事では二階俊博幹事長(81)が続投するかが最大の焦点だ。

 安倍晋三首相(党総裁)が留任させて政権基盤の安定を狙うのか、党内きっての実力者を交代させて人心一新を図るのか。「ポスト安倍」を目指す石破茂元幹事長(63)と岸田文雄政調会長(62)も注視している。

 首相と二階氏は24日夜に会食し、党内情勢を話し合う予定。2人は新型コロナウイルス感染拡大で自粛していた「夜の会合」を再開させ、連日のように党内の実力者と顔を合わせている。24日は秋の人事をにらみ腹を探り合う前哨戦となりそうだ。

 二階氏の処遇が注目されているのは、来年9月末が総裁任期満了となる首相にとって最後の党役員人事となる可能性が高いためだ。昨秋の人事では二階氏の交代を一時模索し、見送った経緯もある。今回は政権総仕上げに向けた首相のメッセージとなる。

 河井克行前法相夫妻の逮捕などで政権の土台が揺らぐ中、首相が続投を選択すれば、党内ににらみを利かす二階氏を取り込むことで、引き続き安定を重視したとみられる。一方、幹事長交代ならば人事刷新で政権立て直しを図る意図が伝わる。新幹事長に岸田氏を据えれば、自身の後継者とする狙いも鮮明になる。

 人事は石破、岸田両氏の戦略も左右しそうだ。石破氏は総裁選での後ろ盾を期待し、二階氏との連携強化を模索。18日のBS番組でも二階氏を「政界の表も裏も、人の心のあやも、与野党の関係も一番知っている方だ」と持ち上げた。二階派内には、幹事長から外れれば二階氏が石破氏と「反安倍」で結束すると警告する声もある。

 岸田氏はコロナ対策で主導した「30万円給付」案が二階氏の発言を契機にひっくり返ったこともあり、関係はぎくしゃくしたままだ。岸田派内には二階氏との距離を縮めようとする動きがある一方、総裁選をにらみ「岸田氏は幹事長をやった方がいい」(派閥幹部)との意見も根強い。ただ、岸田氏が幹事長ポストを狙えば、続投を求める二階派との関係悪化は避けられない。

 細田派ベテランは幹事長人事について「現状維持だろう。二階氏を代えるリスクは高い」と指摘した。

 石破、岸田両氏は23日夜、東京都内で石原伸晃元幹事長らを交えて定例の食事会を行い、政治情勢をめぐって意見を交わした。

4190チバQ:2020/06/24(水) 13:39:17

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bfda739daffcc59ed52842742ed0926d3c3c2c6

自民無派閥の長島昭久氏、二階派加入の意向固める




6/23(火) 23:03配信


毎日新聞







長島昭久氏=川田雅浩撮影
 旧民主党政権で首相補佐官などを歴任し、2019年自民党に移籍した長島昭久衆院議員(東京21区)が、二階派に加入する意向を固めた。二階派幹部が23日明らかにした。長島氏はこれまで無派閥で活動してきたが、支持者などへの説明を終え次第、加入手続きに入るという。

 二階派の所属議員数は公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された参院議員の河井案里容疑者の離党に伴い46人になっていたが、長島氏の加入で47人に戻る。【野間口陽】

4191チバQ:2020/06/24(水) 21:31:33
https://www.sankei.com/politics/news/200624/plt2006240023-n1.html
自民、党内にじわり解散風? 首相「頭の片隅にもない」
2020.6.24 19:41
 衆院議員の任期が残り約1年4カ月となる中、政界で安倍晋三首相が早期の衆院解散・総選挙に打って出るのではないかとの臆測が広がっている。年内のタイミングを逃せば「追い込まれ解散」となり、防戦を余儀なくされる可能性が高まるためだが、新型コロナウイルスの第2波に備える必要などから慎重論も根強い。(広池慶一)

 「いつ解散があってもいいという、研ぎ澄まされた感覚で政治に臨んでいかなくてはならない」

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、解散時期をめぐり、さまざまな発言が増えていることに、こうクギを刺した。

 党内では、早期解散論への指摘が増えている。森山裕国対委員長は20日、鹿児島市で開いた党会合で「そう遠くない時期にある。しっかり備えなければならない」と強調。首相に近い世耕弘成参院幹事長も23日の会見で「いつあってもおかしくない」と語った。

 早期解散の臆測は、首相と麻生太郎副総理兼財務相とが10日、2人きりで約1時間会談した後、一気に広まった。麻生氏は首相時代、支持率の高かった就任直後の解散機会を逸し、衆院議員の任期満了近くとなる「追い込まれ解散」を強いられ、下野した苦い経験がある。党幹部は「失敗を知るだけに早期解散を進言しているはずだ」と見る。

 解散風に神経をとがらせているのは野党も同じだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は24日の会見で、「常在戦場という言葉があるが、常に備えを万全にしていく」と強調。立憲民主党の枝野幸男代表も「お盆明けにも解散だと思っている」と警戒を強める。

 特に選挙基盤の弱い若手を中心に危機感が強まっており、国民の幹部は「野党は大きな固まりにならなければ勝てない」と語った。

 一方、解散論と距離を置くのが、新型コロナの影響で得意の組織運動を封じられている公明党だ。党幹部は早期解散について「準備が間に合わない。こんな状況で選挙をしたら自民も公明も負ける」と断言。24日に首相と会談した山口那津男代表も記者団に、首相が「頭の片隅にもない」と語ったことを強調した。

4192チバQ:2020/06/24(水) 21:33:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/81ae5a530643d77e0415c1052e813e95a9ebed7d
年齢差別?「定年制の乱」に二階氏・進次郎氏も参戦!自民「73歳規定」廃止めぐりベテランと若手が火花
6/24(水) 12:00配信

FNNプライムオンライン
自民党独自のルール「比例73歳定年制」めぐる世代間闘争
FNNプライムオンライン

自民党内で適用されている、衆院選の比例代表の「73歳定年制」が、国会閉会後もベテラン議員と若手議員の間の対立の火種となっている。

【画像】自民党若手議員がベテラン議員に反発

自民党の現在の規定では、党内の「世代交代」を促す目的で、73歳以上の衆院選候補者は比例代表への重複立候補が認められず、小選挙区で敗北した場合、比例復活当選ができないことになっている。これは小泉政権の時から適用された、自民党独自の決まりだ。

この規定について党内のベテラン議員らが、「政府が人生100年時代を唱える中で年齢により“差別”を行うのはおかしい」と廃止を求めたのに対し、定年制維持を求める若手議員らが猛反発しているのだ。

定年制廃止へ動き出したベテラン議員
6月12日、自民党の衛藤征士郎元衆院副議長(79)と平沢勝栄広報本部長(75)が、二階幹事長(81)や下村選挙対策委員長(66)と面会し、定年制廃止を直訴した。両氏は、「いやしくも候補者にハンディを附すことは著しく平等を欠く」「年齢によって優劣の差を条件にすることは、議会制民主主義に著しく逆行する」として定年制廃止を求めた「有志議員一同」名での要請書を提出した。

要請後、衛藤氏は記者団に対し、二階幹事長も定年制廃止について「当然じゃないか、当たり前じゃないか」と述べ賛同したと強調した上で、次のように若手議員をけん制した。

「あえて若手の候補者に一言申し上げたい。高齢者の高き志に対し、果敢に挑戦し、圧倒する意気込みと迫力を示してほしい」

若手議員らがベテランに反発
こうしたベテラン議員らの動きに対し、党内の若手議員らはすぐさま反発した。ベテラン議員らによる申し入れの直後、若手議員中心の青年局が議論を行い、小林史明青年局長(37)が、73歳定年制の維持を下村選対委員長に申し入れた。

小林局長は、その後の記者会見で次のようにベテラン議員を批判し、挑発的とも言える言葉で、定年制廃止への「断固反対」を強調した。

「コロナにおいて大変国民が厳しい状況にある中で、国会議員の立場を守るための議論が行われていることに正直、優先順位が全く違うと驚きを隠せない。新しい課題を解決したいと国政に挑戦してくる新しい方々に門戸を開くことが優先順位は最も高い。高き志を持っている先輩方にはぜひ堂々と小選挙区で戦っていただきたい」

会見に同席した若手議員からも次のように、定年制維持を求める声が相次いだ。
「厳しい初陣を戦う人たちが国民の負託に応えるためには比例の枠を活用することもある」
「比例には選挙が脆弱な若い人たち、女性に枠を設けるべき」
「(定年制)導入の際には中曽根元総理や、宮沢元総理にも引退いただいた、ある意味多くの血を流した制度だ」

ある青年局所属議員は「ベテランは余人を持って代えがたいと言う人もいるが、選挙で選ばれているんだから誰だって余人を持って代えがたい」と強調している。現時点で73歳以上の自民党国会議員は、党の全議員の1割以上を占めていて、若手議員には党内の「世代交代」への期待の声が強い。

自民党幹部の反応は二分
この「73歳定年制」をめぐるベテラン議員と若手議員の真っ向からの対立に、党幹部である二階幹事長と岸田政調会長(62)の意見は真っ二つに分かれた。

二階幹事長:
「上の年齢なんかとやかく言うべきではなくて、選挙があるから、選挙がすべてではないか。年齢制限よりも選挙に勝つことが大事ではないか」

岸田政調会長:
「定年制を設けることによって、選挙基盤の弱い若手や、多様な人材により大きなチャンスを与えるという趣旨で設けられていると理解している。そういったことから意味はあると思っている」



廃止賛成の二階氏と、廃止反対の岸田氏。両氏は去年の人事での幹事長ポスト争いや派閥所属議員の選挙区調整、さらにポスト安倍をめぐっても緊張関係にあるが、この定年制をめぐっても真っ向対立する形となった。

4193チバQ:2020/06/24(水) 21:35:09
閣僚も賛成・反対分かれ“閣内不一致”に
今の安倍内閣の閣僚の中でも、それぞれの立場により意見が分かれた。定年制廃止に賛成の立場を示したのは竹本直一IT相(79)だ。かつて73歳を目前にして比例復活したこともある竹本氏は12日の記者会見で、閣僚としてではなく個人の見解として次のように述べた。

「そもそも年齢制限があるという国はあまりないんじゃないか。100歳までの人生設計を考えることを国政でやらなきゃいけないという時に、年齢で除くというのはどうかと個人的には思っている」

一方、定年制維持を明確に主張したのは小泉進次郎環境相(39)だ。小泉氏もかつて青年局長を務めた上、この定年制を導入したのは父の小泉純一郎元首相だったという経緯もある。小泉氏は会見で、「これは自民党の青年局魂が発揮されるところだと思う」と述べた上で、次のように廃止反対を訴えた。

「小選挙区は定年ありませんから。人生100年時代と合わせて今回の比例の定年制を見直せという動きがあるそうですが、小選挙区であれば人生100年時代という以上に、100歳であっても200歳であっても、小選挙区は定年制がありませんから。だから私は反対です」

党幹部への直訴“第2ラウンド”が同日に勃発
このように閣僚も参戦し賛否が入り乱れる中で、党執行部への働きかけをめぐる戦いの第2ラウンドが始まった。

小林氏率いる青年局は18日、自民党幹事長室、下村選対委員長、岸田政調会長に対し、再度申し入れを断行した。73歳定年制が堅持されることで、女性をはじめとした多様な人材が登用されやすくなると論陣を張り、地方議員らも含めた青年局の総意だと主張した。

一方で同日夜、二階幹事長と食事を共にしたのは衛藤氏、平沢氏ら定年制廃止を唱えるベテラン議員たちだった。「能力ではなく、年齢で一律に差別されるのはおかしい。選挙にはどうしても不確定要素がある。比例復活の保証があるかどうかでは安心が全然違う」と力説した出席者の1人は、二階幹事長が「不退転の決意で(定年制廃止を)やる」と明言したと廃止への自信を見せた。

平均寿命が延び、頭脳明晰なベテラン議員も活躍している中で、「年齢だけで差別されるのはおかしい」と訴えるベテランたち、一方で「世代交代への逆行」だと異を唱え、多様な人材が登用されやすくする定年制の重要性を訴える若手たち、どちらの意見も十分傾聴に値するだろう。

党内の世代間闘争にポスト安倍をめぐる政局的要素も絡み始めたこの議論。秋にも解散総選挙が行われる可能性が取りざたされる中で、どのような結論に至るか議論の推移を見守りたい。

(フジテレビ政治部 山田勇)



山田勇

4194とはずがたり:2020/06/24(水) 22:18:52
いよいよ「政局モード」 首相が「よろしければ」二階氏と会食 「通訳」は林幹雄氏
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月24日 21時11分(最終更新 6月24日 21時11分)
https://mainichi.jp/articles/20200624/k00/00m/010/252000c

 安倍晋三首相は24日夜、自民党の二階俊博幹事長と東京・赤坂の日本料理店で会食した。首相と二階氏が少人数で会食するのは2年3カ月ぶり。首相は同日昼には公明党の山口那津男代表と首相官邸で昼食を共にした。通常国会が閉会し、内閣支持率が低迷する中で、首相は与党の引き締めを図るためか会合を増やし始めた。衆院解散や内閣改造・自民党役員人事などを巡って「政局モード」に入りつつある。

 首相と二階氏の会食には、二階氏の腹心である林幹雄幹事長代理も同席した。首相は自身の後継候補と見込む岸田文雄政調会長を秋の党役員人事で幹事長に起用する案を抱いているとされ、二階氏の反応を探った可能性がある。二階氏は続投に意欲的で、会談の行方によっては党内情勢が緊迫化しそうだ。

4195とはずがたり:2020/06/24(水) 22:21:05
いよいよ「政局モード」 首相が「よろしければ」二階氏と会食 「通訳」は林幹雄氏
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月24日 21時11分(最終更新 6月24日 21時11分)
https://mainichi.jp/articles/20200624/k00/00m/010/252000c

 安倍晋三首相は24日夜、自民党の二階俊博幹事長と東京・赤坂の日本料理店で会食した。首相と二階氏が少人数で会食するのは2年3カ月ぶり。首相は同日昼には公明党の山口那津男代表と首相官邸で昼食を共にした。通常国会が閉会し、内閣支持率が低迷する中で、首相は与党の引き締めを図るためか会合を増やし始めた。衆院解散や内閣改造・自民党役員人事などを巡って「政局モード」に入りつつある。

 首相と二階氏の会食には、二階氏の腹心である林幹雄幹事長代理も同席した。首相は自身の後継候補と見込む岸田文雄政調会長を秋の党役員人事で幹事長に起用する案を抱いているとされ、二階氏の反応を探った可能性がある。二階氏は続投に意欲的で、会談の行方によっては党内情勢が緊迫化しそうだ。

4196チバQ:2020/06/25(木) 20:06:37
>>4167
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200625k0000m010254000c.html
自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離
2020/06/25 19:44毎日新聞
自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離

自民党の高鳥修一衆院議員

(毎日新聞)

 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長らが25日、新たな保守系グループ「保守団結の会」を発足させた。高鳥氏は稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきたが、稲田氏が女性活躍に活動の力点を移し選択的夫婦別姓にも理解を示したことから、距離を置く姿勢が見え隠れする。次期総裁選への立候補に意欲を示す稲田氏には痛手となりそうだ。

 同日党本部で開かれた設立総会には25人が出席。高鳥氏は冒頭あいさつで「総裁選のための会ではない。稲田さんに対抗するための会でもない」と断りつつ、「日本の保守主義を政治理念とし、この国難にあたり生ある限り祖国に尽くす。その一点だ」と述べた。

 党内には稲田氏が会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会(伝創会)」があり、高鳥氏も参加。2人は安倍晋三首相の側近として連携し、高鳥氏は稲田氏の総裁選立候補を応援すると公言してきた。ただ、稲田氏は近年、「女性議員飛躍の会」などを通じた一人親支援や性的少数者の地位向上に注力し、伝創会は事実上休止状態になっている。【遠藤修平】

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200625X903.html
稲田氏から離反の動き=自民有志が「保守団結の会」
2020/06/25 19:39時事通信

 自民党保守派の有志議員でつくる「保守団結の会」が25日、党本部で設立総会を開いた。稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきた議員が、稲田氏が選択的夫婦別姓に理解を示したことなどに反発、離反する形で設立した。次期総裁選出馬に意欲を示す稲田氏の足元が揺らいでいる。

 代表世話人に就任した高鳥修一筆頭副幹事長は冒頭、「保守主義を政治理念とし、国難に当たり生ある限り祖国に尽くす」と、設立趣旨を説明した。総会では、憲法改正や伝統的な家族制度の堅持などの活動方針を確認した。出席者は25人で、稲田氏が会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会」ともメンバーが一部重なる。

4197とはずがたり:2020/06/25(木) 23:51:29

ふささんによるとこれで小池を潰して自分の後継を当選させたとのことw

「小池氏、総理へのラストワンチャンス」山崎拓元副総裁
2017年10月2日 18時16分
https://www.asahi.com/articles/ASKB25HZRKB2UTFK015.html

 今度の選挙で一番の注目点は、小池百合子・東京都知事が立候補するかどうかだ。(小池氏側近の)若狭勝・前衆院議員が政権奪取は「次の次ぐらい」と言っていたが、「次の次」なんて政治の世界では通らない。政治生命というものはそんなに長くない。一寸先は闇の政界で「次の次」を論じるのは、悪い冗談としか思えない。

 小池さんは女性の議員でもっとも権力闘争に強いから、総理大臣を狙っているだろう。年齢からしても、総理になるラストワンチャンスじゃないか。今度出なければ、もう総理の道は閉ざされると思う。「衆院選に立候補しない」という報道もあるが、私はまだフィフティー・フィフティーで可能性は残していると思う。もし出なければ、この希望の党はあっという間に失速するだろう。(都内での講演で)

4198チバQ:2020/06/28(日) 23:34:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fdfbd0d3f205693169ddd1b29c73ea7abc1bd32
【点描・永田町】“絶滅危惧種”二階氏の変幻自在
6/28(日) 19:02配信

時事通信
自民党の会議に臨む二階俊博幹事長(手前)と石破茂元幹事長(手前から3人目)=6月11日、東京・永田町の同党本部

 コロナショックで安倍晋三首相の苦闘が続く中、政権ナンバー2の二階俊博自民党幹事長の言動が、政界で注目の的となっている。混戦模様の「ポスト安倍レース」でも、首相の「4選」に言及したかと思えば、反安倍の立場を鮮明にする石破茂元幹事長を「期待の星」などと持ち上げる変幻自在ぶり。首相を筆頭とする世襲政治家とは対照的な「(組織に所属しない)一本どっこの叩き上げ」(自民長老)と位置付けられる二階氏。持ち前のしたたかな腹芸ぶりから「政界の絶滅危惧種」(同)とも呼ばれるだけに、「コロナ政局を動かすキーマン」(自民幹部)になることは間違いない。

 これまで、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官と共に「政権の3本柱」として、首相を支えてきたのが二階氏。ところが、緊急事態宣言を受けてのコロナ対策の目玉だった国民への現金給付をめぐり、政府に「困窮家庭限定30万円」を「全国民一律10万円」に大転換させるきっかけをつくったのが、二階氏の「国民には10万円給付を求める切実な声がある」との発言だった。これを受けて公明党の山口那津男代表が政権離脱もちらつかせて方針転換を迫った結果ではあるが、政界では「公明党と意を通じる二階氏が仕掛けた」と受け止められた。政府がいったん閣議決定した第1次補正予算案の組み直しを余儀なくされたのは前代未聞の事態で、これを機に「首相の求心力低下が加速した」(閣僚経験者)のは間違いない。

 二階氏が6月8日に石破氏と会談して、9月に予定される石破派政治資金パーティーでの講演を快諾したことも、ポスト安倍に絡む動きとして、自民党内に波紋を広げた。会談後に二階氏が「高みを目指してほしい期待の星の一人」と、石破氏を持ち上げたからだ。その一方で、国会閉幕直後の18日に告示された東京都知事選では、早くから小池百合子知事の再選支持を公言し、自民党都連の反対を抑え込む剛腕ぶりも見せつけた。「党のことは俺が決めるとのアピール」(側近)だ。

狙うは「最強のキングメーカー」?
参院予算委員会で麻生太郎副総理兼財務相(右)と話す安倍晋三首相=6月11日、国会内

 二階氏はすでに81歳と高齢で、常々体調不安説もささやかれ、永田町では「政界引退は間近」との声も少なくない。数々の“”爆弾発言”も「その場の思い付きにすぎない」(政府筋)との指摘もあるが、二階氏周辺は「極めて緻密な戦略に基づくもの」と強調する。「ここにきて、二階氏の発言が政局の流れを変えている」(二階派幹部)のは事実だからだ。17日の国会閉幕を受けて、政界では夏から秋にかけての、「コロナ解散」やその前段となる党・内閣人事の断行説が流布されている。「お定まりの衆院解散と人事による党内の抑え込み」(閣僚経験者)とみる向きも多いが、二階氏は1日の記者会見で「早期解散の必要性は感じていない」などと機先を制してもいる。

 その一方で二階氏は、首相との“隙間風”がささやかれる菅氏と「水面下で連携を進めている」(細田派幹部)との見方も多い。首相は国会での野党の質問に「官房長官とは一心同体」と強調したが、昨年9月の党・内閣人事で二階氏の交代を模索した首相を押しとどめたのが菅氏だったことは、永田町で周知の事実だ。

 そうした中、首相が10日に盟友の麻生氏と2人だけで約1時間も密談したのも、「解散時期や人事を話し合ったとの憶測を党内に広げることでの求心力回復作戦」(自民幹部)とみられている。ただ、こうした「3本柱の足並みの乱れ」(岸田派幹部)が、政局運営での二階氏の存在感を高める要因となっており、二階氏周辺からは「狙うはポスト安倍での最強のキングメーカー」(側近)との声も出ている。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」6月22日号より】

4199チバQ:2020/06/30(火) 14:35:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a9a59abe4027ad9586ed818fa10b41f855aecb3
岸田氏、敵基地攻撃で問われる手腕 自公調整、ポスト安倍へ試練




6/30(火) 7:09配信

 安倍晋三首相が唱える敵基地攻撃能力保有に関し、自民党の岸田文雄政調会長は与党内の調整段階で板挟みとなる可能性もありそうだ。

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」計画断念を受け、30日から議論を開始する自民党は前向きな一方、公明党が慎重な立場を崩していないためだ。

 岸田氏は29日の記者会見で、「わが国のミサイル防衛体制、安全保障体制が十分か議論を深めるのは大事だ。あるべき姿を提言し、与党として責任を果たす」と語った。

 30日にスタートする自民党国防族議員による「検討チーム」は、岸田派の小野寺五典元防衛相が座長を務める。小野寺氏は党が2017年に敵基地攻撃能力保有の検討を政府に求める提言をまとめた際の中心人物。このため、検討チームは従来方針に沿って議論を進め、7月中に提言をまとめる見通しだ。

 これに対し、「平和の党」を掲げる公明党は保有に消極的で、山口那津男代表は23日の記者会見で「慎重に議論したい」と明言した。同党関係者は、来年7月に任期満了を迎える東京都議選や衆院議員の残り任期が1年4カ月であることを踏まえ、「選挙前に持ち出されても困る」と不快感を示す。

 自民党は党内議論の結論を踏まえ、公明党との協議に入るとみられる。ただ、岸田氏は新型コロナウイルス感染拡大をめぐり、「減収世帯への30万円給付」が断念に追い込まれ、調整能力に疑問符が付けられたばかり。自民党関係者は「給付金すらまとめられず、岸田氏で大丈夫か」と語る。

 後手が目立つ新型コロナ対応などで首相の求心力は低下し、岸田氏の「禅譲」路線にも狂いが生じ始めている。国民の間で岸田氏の人気は広がりに欠けており、首相も周辺に「岸田氏の演説は心に響かない。大事なことは情念だ」と漏らしたという。岸田氏は、さらに失策を重ねたら難しい立場に立たされそうだ。

4200チバQ:2020/06/30(火) 19:53:15
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200630X443.html
自民、「73歳定年」維持=亀裂懸念、個別に例外容認
2020/06/30 19:01時事通信

 自民党は30日、衆院比例代表候補の「73歳定年制」を維持することを決めた。撤廃を求めるベテラン議員と堅持を訴える若手がそれぞれ署名活動を展開しており、これ以上亀裂を広げるべきではないと判断した。執行部は定年制の例外を認めるなど柔軟に対応する方針だ。

 73歳定年制は党の内規に定められ、「世代交代」をアピールするため小泉政権下の2003年衆院選で本格運用がスタート。この時は中曽根康弘、宮沢喜一両元首相(ともに故人)が引退に追い込まれた。

 見直しを主張したのは衛藤征士郎元衆院副議長(79)ら。二階俊博幹事長(81)に申し入れ、二階氏もいったんは前向きな意向を示したため、小林史明青年局長(37)ら若手が反発。中堅クラスにも反対論が広がった。

4201チバQ:2020/07/01(水) 18:24:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3d5a20c0cabff2b9226e5e09ab55246f45e7dbf
自民・長島氏が二階派入り 入党促した細田派は反発




7/1(水) 15:58配信

 旧民主党政権で首相補佐官や防衛副大臣などを務め、昨年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員(58)が近く同党二階派(46人)に入会する方向となった。

 これに対し、入党を後押しした細田派(97人)は、自派に取り込もうとしていただけに猛反発している。

 長島氏は衆院当選6回。旧民主党などを経て、2017年には希望の党の結党メンバーに名前を連ね、同年の衆院選では東京21区で当選を果たした。二階派幹部によると、近く同派を率いる二階俊博幹事長と面会し、今月中旬にも入会が正式決定する見通し。

4202チバQ:2020/07/01(水) 21:40:10
https://www.sankei.com/politics/news/200623/plt2006230047-n1.html
【ポスト安倍の夏】岸田文雄政調会長 支持拡大へ 必要なのは「情念」
2020.6.23 23:11
 「どうしたら岸田をシャキッとさせることができるか」

 10日午後、官邸で向き合った首相(自民党総裁)の安倍晋三と副総理兼財務相の麻生太郎が口にしたのは、政調会長の岸田文雄が求心力に欠けることへの危機感だった。

 2人は「ポスト安倍」に岸田を推す考えだが、知名度では元幹事長の石破茂に大差をつけられている。

 安倍は首相候補として研鑽(けんさん)を積ませるため、岸田を党の政策責任者に抜擢(ばってき)したが、腕をふるうはずの新型コロナウイルス対策では、逆に深い傷を負った。令和2年度第1次補正予算の編成で、安倍とともに主導した減収世帯への「30万円給付」が党幹事長の二階俊博と公明党の反発にあい、1人当たり10万円の一律給付にひっくり返されたのだ。

 当初は岸田も一律給付を唱えていた。それを押し殺して安倍に従い、「経済対策になっていない」などと反発した若手らも激論の末、平定したはずなのに-。

 党内外に指導力をアピールする意味も込め、2次補正の編成でこだわったのが、休業を余儀なくされた中小・小規模事業者らに最大600万円の家賃を補助する案だ。財務省や官房長官の菅義偉は、すでに最大200万円を給付する「持続化給付金」制度があるとして反発したが、岸田は、休業要請に苦しむ事業者にとって不可欠だと考えた。

 「助けてくれないか」

 岸田が電話口でこう訴え、家賃支援に関するプロジェクトチーム(PT)の座長就任を求めたのは、同じ昭和32年生まれの元幹事長、石原伸晃だった。岸田には、石原が平成24年の総裁選に出馬した際、支援に回った経緯もある。PTの座長代理は、岸田派(宏池会)で事務総長を務める前厚生労働相、根本匠に頼んだ。いわば、気心の知れた2人とチームを組み、窮状の打開に挑んだのだ。


 岸田が固執した家賃支援策は、「岸田のために」と考えた麻生が財務省を抑え、安倍も衆院予算委員会の場で、質問に立った岸田にお墨付きを与えた。谷垣グループ(有隣会)の閣僚経験者は「首相と麻生が岸田を支える様子が、逆によくわかった」と振り返る。

 次期総裁選に向けた岸田の戦略は、安倍からの「禅譲」路線を基本としながらも、党内から幅広い支持を集め、組織力で石破を圧倒することだ。

 岸田は2次補正に絡み、雇用調整助成金の拡充、マイナンバーカードの活用、学生支援、企業への資金供給に関するPTを発足。細田派(清和政策研究会)の事務総長を務める元文部科学相の松野博一、竹下派(平成研究会)の元総務相、新藤義孝ら閣僚経験者を座長に置いた。

 6月4日には「ポスト・コロナ」の社会像を議論する「新国際秩序創造戦略本部」の初会合も開いた。実質的なトップに据えたのは、安倍の盟友で麻生派(志公会)に所属する税調会長、甘利明だ。甘利は岸田に「岸田政権の大きな構想としてどんどん前に出せばいい」とエールを送った。

 石破をターゲットにした戦略的な布石も打っている。今月22日、岸田が本部長を務める党経済成長戦略本部は、新型コロナ収束後の成長戦略に関する提言をまとめた。

 提言は、デジタル化を進めて地域分散型の「デジタル田園都市国家構想」の実現を掲げ、宏池会の会長を務めた元首相、大平正芳が地域間格差の是正の構想として提唱した「田園都市構想」を受け継いだ。これは石破の看板政策である「地方創生」に「あえてぶつけた」(岸田側近)という。

 岸田が得意とする「聞く力」を生かし、最近は他派閥の若手議員とも夜に会合を重ねている。17日には、都内のレストランで議員10人と会食。最近、岸田派の若手から「若手が発言できる場を作ってほしい」と意見されたことを気にしてか、「政調でやりたいことがあれば、どんどん言ってほしい」と声をかけた。

 岸田は「チーム力」で政策を着実に実現しようと努めるが、世論にはこうした党内の努力は見えづらい。安倍は19日午後、官邸で根本と面会した際、こうアドバイスした。

 「情念が大事だよね」

(長嶋雅子) =敬称略

4203チバQ:2020/07/01(水) 21:42:32
https://www.sankei.com/politics/news/200629/plt2006290026-n1.html
【ポスト安倍の夏】(4)河野太郎防衛相「常識欠ける」も変化の兆し 地上イージス停止で謝罪行脚
2020.6.29 20:29
 15日夕、防衛相の河野太郎は防衛省で緊急記者会見を開き、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画停止を発表した。自民党への根回しは一切していなかった。

 慌てた党は翌朝、部会を招集した。ミサイル防衛政策に取り組む国防族議員らが防衛省に説明を求めたが、河野本人は出席せず、怒りと不満が渦巻いた。

 4時間後、自民党本部1階のエレベーターホールで、河野は元防衛相の浜田靖一と鉢合わせした。浜田の隣にいた元総務相の野田聖子が一瞬の気まずい空気を察したのか、「噂をすれば!」と明るく声をかけた。

 「動揺が走っているわよ。特に一生懸命やってきた人たちに」

 うつむいた河野は言葉少なで、浜田は冷めた視線を向けながら立ち去った。

 昨年7月の参院選秋田選挙区(改選数1)でイージス・アショアの秋田配備反対を訴え勝利した野党の寺田静(無所属)はブログで、河野から緊急記者会見後に電話で連絡を受けたと明かした。一方、配備予定地を地元とする自民党議員は「防衛省の事務方のメールで知らされた」と絶句した。

 河野の判断には「ずるずると先延ばしにするよりも良い」と好意的な評価も多いが、「段取りに問題があった」(所属する麻生派=志公会=幹部)と受け止められた。

 河野は25日に再び開かれた部会に出席し、頭を下げて謝罪した。さらに寺田に敗れて議員の座を失った前参院議員、中泉松司の名前も挙げ、声を震わせた。

 「本当に取り返しがつかない。申し訳ない…」

 合理主義者で、過去には官僚や党幹部をもストレートに批判し、不協和音を生んだ河野。国会対策など党務で汗をかいた経験は浅い。部会の出席者は「河野さんがこんなに頭を下げたのは初めてじゃないの。いい経験になるかもしれないね」と驚く。


 人気と政策あるが…

 「総裁選に出馬しないのですか?」。13日、インターネット動画サイトのライブ配信で質問を受け、河野はサラリとこう宣言した。

 「しようと思っています」

 党総裁は選挙時の「党の顔」。河野の知名度は上昇気流に乗っている。

 ツイッターのフォロワー数は160万人以上を誇り、自衛隊の災害派遣活動や周辺国の動向を発信して評判はいい。

 新型コロナウイルス対応にあたる医療従事者らに感謝するため、5月末の航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」の東京都心での飛行を発案し、称賛された。防衛省幹部は「前例がないことを『やろう』と言うのは河野さんならでは」と語る。

 そんな河野を、麻生派所属議員はこう解説する。

 「国民人気、発信力はある。政策もある。ないのは常識」

 外相時代の平成30年12月の記者会見では、日露関係に関する質問を無視して「次の質問どうぞ」と4回連続で繰り返し、謝罪に追い込まれた。麻生派領(りょう)袖(しゅう)で副総理兼財務相の麻生太郎も「何が欠けているといえば一般的な常識に欠けている」と愛のむちをふるう。

 後輩議員と食事会も

 「仲間と宴席を共にすることを大切にしろ」

 最近の河野は麻生の助言を守ろうとしている。

 今年に入り、信頼を置く同派の中堅議員に幹事役を頼み、4、5人単位での派内の中堅・若手を集めた食事会を繰り返している。

 参加した議員の一人は「同じ派閥の河野さんにいつか総理総裁になってほしい。でも何が何でも次だとは思わない」と語る。

 麻生にとって「ポスト安倍」の本命は、盟友で首相の安倍晋三と同じく、政調会長の岸田文雄とみられる。河野にとってカギを握るのは、官房長官の菅(すが)義(よし)偉(ひで)(無派閥)の動向だ。


 同じ神奈川県選出で当選8回の同期だが、14歳も年上だ。河野の発信力などを買い、安倍に重要閣僚への起用を進言した。「総裁選で河野を担ぎ出すのでは」との噂は絶えない。

 麻生が出馬を自制するよう求めても河野は振り切り、菅らの支援を受けて名乗りを上げる-。そんな見方も根強い。そのとき河野は麻生派で孤立するのか、発信力で岸田に勝る「選挙の顔」として多くの支持を取り付けるのか。(田中一世)

 =敬称略

4204チバQ:2020/07/01(水) 22:43:54
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200630/pol2006300001-n1.html
10月解散・総選挙急浮上 安倍首相の“秘策”は… 消費税率8%、所得1000万円以下に所得税免除 (1/2ページ)
永田町・霞が関インサイド
2020.6.30
 永田町に「解散風」が吹き始め、与野党の衆院議員は浮足立っている。永田町では、気の早い向きの間で次期衆院選日程「10月13日(仏滅)公示・25日(大安)投開票」まで流布されている。

 年内早期の衆院解散・総選挙説が急浮上したのは、安倍晋三首相が6月19日、約3カ月ぶりに夜会合を再開したことがトリガー(引き金)となった。

 安倍首相は同夜、東京・虎ノ門のホテルアンダーズで、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明・自民党税調会長と2時間半、会食した。

 早期解散論者として知られる麻生氏の呼びかけに、安倍首相との隙間風が指摘されてきた菅氏が応じたことから、安倍、菅両氏の関係修復が喧伝された。

 4者会食前後他の夜会合も、その日時と場所をチェックすると興味深い。

 16日=東京・赤坂の日本料理店「浅田」で、麻生氏と、二階俊博幹事長。両氏の側近である鈴木俊一総務会長と松本純国対委員長代理、林幹雄、金田勝年両幹事長代理が同席。

 17日=東京・東麻布の中国料理店「富麗華」で、二階、菅両氏。菅氏に近い森山裕国対委員長と、二階氏最側近の林氏が同席。

 22日=東京・丸の内のパレスホテルの日本料理店「和田倉」で、安倍首相と細田博之元幹事長。細田氏は党内最大かつ首相の出身派閥である清和会(細田派)の領袖(りょうしゅう)。

 24日=赤坂の日本料理店「たい家」で、安倍首相と二階氏。林氏同席。

 「浅田」は赤坂で数少なくなった料亭のなかで自前の高級和食を供する店で、二階氏の麻生氏への配慮である。

 「富麗華」は中国料理が好きな菅氏への配慮である。そして、「たい家」も鯛料理で名高い名店であり、安倍首相への気配りである。

 店選びにも気を配る二階氏が、9月に予定される内閣改造・自民党役員人事で自らの幹事長続投を強く願っていることがうかがえる。

 肝心の「今秋解散総選挙の可能性」である。新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないので難しいとの指摘は承知している。

 だが、安倍首相とその側近グループが総選挙に向けて秘策を胸中に秘めているとみる。

 その秘策とは、消費税率8%への引き下げと、所得1000万円以下を対象に1年間の所得税免除。前者は年5兆6000億円歳入減、後者が約7兆円の歳出で可能となる。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

4205とはずがたり:2020/07/03(金) 01:20:12
無能でブレブレの稲田の政治生命は終わったんだよ。

稲田氏、伝統と創造の会にわび状
選択的夫婦別姓推進への反発念頭
https://this.kiji.is/651380999974012001
2020/7/2 20:18 (JST)7/2 20:27 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

自民党の稲田朋美幹事長代行
 自民党の稲田朋美幹事長代行は、会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会」メンバーに宛て、選択的夫婦別姓の議論推進など自身が取り組む政策を念頭に「皆さんが疑問に思い、心配されたのは事実だ。説明不足だったことは率直に反省している」と釈明する文書を配布した。関係者が2日、明らかにした。

 伝統的家族観を重視する議員が多く、稲田氏に不満を持つ一部議員が6月に別の保守グループを発足させた経緯がある。

 文書は、伝統と創造の会が15日に開く総会の案内とともに配った。具体的政策への言及は避けつつ「常に時代を先取りし、変えるべきものは変えていく」などと理解を求めた。

4206チバQ:2020/07/05(日) 22:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed03c90cd4a354298b147c6b5c2657679d551ef
茂木敏充外相 タフな手腕 鍵は派内参院との関係修復
7/4(土) 12:00配信

産経新聞
参院決算委員会で答弁する茂木敏充外相=6月15日、参院第1委員会室(春名中撮影)

 国会閉会を翌日に控えた6月16日昼、外相の茂木敏充は自身が会長代行を務める竹下派(平成研究会)の会合に顔を出した。国会が閉じれば、永田町の関心は衆院解散のタイミングや自民党の次期総裁選の行方に移る。

【表】茂木敏充とはどんな人?

 「ポスト安倍」の一人と目される茂木は会合後、記者団に総裁選に向けた対応を問われると、「世の中の状況がどうなっているかをみながら、よく議論していきたい」とけむに巻いた。だが、決して総裁選を傍観する腹ではない。

 2日後の18日夜、都内のフランス料理店に姿を見せた茂木は、自民党衆院議員の村井英樹や小林史明、福田達夫ら、将来を嘱望される若手数人とテーブルを囲んだ。話題は茂木が得意とする経済政策から安全保障まで多岐にわたった。

 出席者の一人がフランスで認められている事実婚制度に話を移し、「茂木内閣でやりましょう」と持ち掛けると、茂木は「それで出生率は上がるかな」と応じ、終始笑みを浮かべながら意見に耳を傾けた。

 仲間内で「茂木勉強会」と呼ばれるこの会合は、茂木が経済再生担当相だった約3年前、自身のもとで内閣府政務官を務めていた村井に声をかけて始まった。村井と小林は岸田派(宏池会)、福田は細田派(清和政策研究会)に所属するなど、派閥を超えた茂木のネットワークとなり、数カ月に1度集まっている。

 新型コロナウイルスの感染が国内で拡大し、学校の一斉休校が実施された直後の3月5日夜の会合では、若手から「お母さんたちが大変だ」「現金給付が必要」との声が上がり、茂木がその場で文部科学相の萩生田光一に電話をかけた。茂木は若手に「すぐに案をまとめろ」と指示し、翌日には萩生田のもとに届けさせた。勉強会メンバーの一人は「政策を実行させる腕力を見た」と振り返る。

 商社や外資系コンサルタント会社を経て政界に転じ、「政策新人類」と称された茂木は、自ら政策を練り上げ、成し遂げることへの思いが強い。交渉力への評価も高く、経済再生担当相として日米貿易協議を担ったころには、米大統領のトランプから「モテギはタフ(手ごわい相手)だ」と一目置かれた。

 新型コロナへの対応に追われる今も、出国や移動ができなくなった在外邦人の帰還に向け、自ら関係国の外相に掛け合い、1万人以上の帰国を実現させた。入国制限の緩和をめぐっても、ベトナムやタイなど4カ国の外相と電話で会談し、道筋をつけている。

 こうしたリーダーシップが茂木の強みだが、来年の総裁選を見据えれば、最大の課題は足元にある。6月9日夜、都内の中華料理店に当選3回の竹下派衆院議員約10人を集めた茂木は、「いざというときに派内が固まっていることが大事だ」と熱を込めた。念頭にあるのはこの数年の間に続いた派閥内の騒動だ。

 平成30年初め、当時の派閥会長、額賀福志郎の退任を求める声が派内の参院議員から噴出し、「額賀降ろし」につながった。額賀の退任を阻止しようとした茂木と参院側の確執は深まった。

 派内の参院に今も影響力をもつ元参院議員会長の青木幹雄は同年9月の前回総裁選で元幹事長の石破茂を支援し、参院側は首相の安倍晋三を支持した衆院の大半と対応が分かれた。衆院側を「安倍支持」でまとめようとした茂木に「今も参院の反発は残っている」(中堅参院議員)とされる。

 衆院側では当選回数別に年に数回の会合を持ち、結束に動く茂木も、参院側との関係修復は今も果たせていない。派内には厚生労働相の加藤勝信や元経済産業相の小渕優子を総裁候補に推す声もある。派閥幹部は「次の本命は茂木だ」と断言するが、「参院側をまとめられればの話だろう」と冷ややかに見る衆院議員もいる。

 茂木にとって、派内の参院とどう融和を図るかが「ポスト安倍」に向けた重要なポイントとなる。(大橋拓史、力武崇樹)=敬称略

4207チバQ:2020/07/05(日) 22:30:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/db1947f5be3ac7455527d5cf07298b1ac90b3065
「ポスト安倍」ここに来て「二階=菅」ラインが見えてきた…!
7/4(土) 7:01配信

現代ビジネス
「策士」「寝業師」の異名
写真:現代ビジネス

 7月4日は三木武吉の命日である(1956年7月4日死亡。享年71歳)。三木は、戦後政治史で言う「55年体制」の確立とされた55年11月15日の日本民主党と自由党の保守合同で誕生した自由民主党(自民党)結成の最大功労者の一人である。

【写真】安倍よ、ただで済むと思うな…菅官房長官「最後の逆襲」が始まった

 54年12月7日に吉田茂内閣が総辞職、3日後の10日に鳩山一郎内閣が誕生した。反吉田勢力を統合した中核には後に首相となる日本民主党(鳩山総裁)の岸信介幹事長と三木総務会長が位置していた。

 岸自身保守合同について、『岸信介証言録』(原彬久編。毎日新聞社刊)のなかで「民主党から岸、三木、自由党から石井光次郎(元自民党総務会長)、大野伴睦(同元副総裁)が(合同準備のために)4者会談を数えきれないくらい持った」と語っている。

 「策士」「寝業師」の異名を取った三木武吉は戦後、日本自由、分党派自由、日本民主、自由民主党などで党務の重責を担うが一度も主要閣僚を経験していない。52年10月衆院選の立会演説会(旧香川1区)で対立候補から「三木は4人の妾を持っている」と攻撃されるや、「いや4人ではなく5人であります。5を4と数えるごとき、小学1年生といえども恥ずべき間違いであります」と一蹴、当選したエピソードは有名。豪放磊落なのだ。

 中曽根康弘元首相は後年、中曽根政権下の幹事長だった金丸信、小渕恵三政権の官房長官だった野中広務両氏の絶頂期を称して「三木武吉を超える党人派政治家」と言ったことも永田町では語り草となっている。

安倍首相と菅官房長官の関係に変化が…?
photo by gettyimages

 なぜ今、三木武吉を取り上げるのか。各メディアは安倍晋三首相の求心力低下を報じている。コロナ禍抜本対策が迷走し、景気大幅後退の打開が見えず、米中対立激化に伴う国際情勢の激変もあり、内閣支持率の低迷が続く中で、「ポスト安倍」を念頭に9月予定の内閣改造・自民党役員人事と、今秋衆院解散説が取り沙汰される政局の先行きに永田町の耳目が集まっている。

 これまでの「安倍1強」を支えてきた麻生太郎副総理・財務相、菅義偉官房長官、二階俊博自民党幹事長の権力構図に亀裂が生じているとの指摘がなされて久しい。とりわけ、マスコミ各紙(誌)報道の焦点になっているのが、安倍首相と菅官房長官の間の「隙間風」である。

 筆者はこれまで一貫して、菅氏と安倍周りの「官邸官僚」には「対立」はあっても、安倍氏とは今なお「不離一体」であり、今後も「偕老同穴」の関係にあるだろうと書いてきた。

 ところがここに来て、その見立てを修正する必要を感じるようになった。その理由は、安倍首相を含む自民党有力者や政権主要閣僚の夜会合が活発となる中で、特に二階幹事長と菅官房長官のそれが絶妙且つ微妙な時期に繰り返し行われていることである。

2週間に2回も会食
photo by gettyimages

 9月人事で幹事長続投に強い意欲を持つ二階氏を軸に夜会合の日時、場所と相手をチェックする。

 6月16日:東京・赤坂の「浅田」で二階氏と麻生氏が会食(両氏側近各々2人が同席)
17日:東麻布の「富麗華」で二階氏と菅氏が会食(二階氏側近の林幹雄幹事長代理と菅氏に近い森山裕国対委員長が同席)
19日:虎ノ門のホテルアンダーズのレストラン「ザ・タヴァン・グリル&ラウンジ」で安倍、麻生、菅氏と甘利明党税調会長が会食
22日:丸の内のパレスホテルの「和田倉」で安倍氏と細田博之元幹事長が会食。
24日:赤坂の「たい家」で安倍氏と二階氏が会食(林氏が同席)
7月1日:「たい家」で二階氏と菅氏が会食(評論家の鈴木棟一氏が同席)
2日:紀尾井町のホテルニューオータニの「千羽鶴」で二階氏と岸田文雄政調会長が会食(両氏側近各々2人が同席)

 こうして見ると、多くの夜会合が二階氏主導で行われていることが分かる。筆者が関心を抱くのは2週間に2回も会食した二階、菅両氏であり、特に「毎日新聞」政治部OBの鈴木氏が見届人然と同席した2回目である。同氏が二階、菅両氏が手を握れば「ポスト安倍」政局の主導権を掌中に収められると煽ったのではないかと推察しているのだ。

 まさに老獪な二階氏、凄みの菅氏の2人が合体すれば、それこそ三木武吉超えの「キングメーカー」になり得る。いや、菅氏の場合は「メーカー」を外した「キング」そのものになるかも知れない。二階氏が菅氏に「菅さん、遠慮せず貴方が(総裁選に)出たら」と語ったと漏れ伝わってきている。

歳川 隆雄(ジャーナリスト)

4208チバQ:2020/07/07(火) 20:28:45
なんでいまさら?
https://www.sankei.com/politics/news/200707/plt2007070019-n1.html
自民、清水鴻一郎元衆院議員の復党審査へ 元小泉チルドレン
2020.7.7 13:16
 自民党は7日の党役員会で、「小泉チルドレン」の一人だった清水鴻一郎元衆院議員の復党をめぐり党紀委員会で審査すると決定した。清水氏は平成17年の郵政選挙の際、同党公認で衆院京都3区から立候補。比例近畿で復活し、初当選した。21年衆院選で落選後、旧みんなの党から22年参院選に出馬する意向を示したため、自民党から除名された。

4209チバQ:2020/07/07(火) 20:44:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070701069&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
習氏国賓「中止」を明記 二階氏反発、岸田氏と亀裂―自民決議
2020年07月07日18時57分
 自民党は7日、中国による香港統制を強める「香港国家安全維持法」を非難する決議をまとめた。習近平国家主席の国賓来日について「中止を要請せざるを得ない」と明記。ただ、中国とのパイプを持つ二階俊博幹事長の反発を踏まえ、原案より抑制的な表現に修正した。政策責任者として決議を後押しした岸田文雄政調会長との亀裂が浮き彫りになった。

 外交部会などの役員会は当初、習氏来日について「中止を要請する」との原案をまとめた。しかし、6日の外交部会・外交調査会の合同会議では、二階派議員を中心に「その一言が独り歩きする。修正すべきだ」と異論が噴出。一方、保守系議員らは「中国には厳しく対峙(たいじ)すべきだ」と主張し、議論が紛糾した。
 二階、岸田両氏は7日、党本部で会談して対応を協議。決議は党の総意ではなく、外交部会などによるものと位置付けることを確認した。「新たな時代の友好関係構築に向け、中国への強い働き掛けを要請する」との表現を盛り込み、日中友好の重要性にも配慮した。
 決議はもともと、保守系議員の要請を受け、岸田氏が外交部会に作成を指示した。中山泰秀部会長は決議を了承した7日の政調審議会の終了後、記者団に「通常のプロセスにのっとり決裁をもらった」と正当性を強調。政府に近く申し入れる意向も示した。
 これに対し、二階氏は7日の記者会見で、決議について「外交は相手があることで、慎重の上にも慎重に行動するべきものだ」と苦言を呈した。周辺には「党の正式なものではない」と突き放すなど、岸田氏とのしこりが残った格好だ。

4210チバQ:2020/07/09(木) 17:43:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0e8d5f7faa215a7c9e8e7bdc512b2576b81fad7

対中姿勢から見る「ポスト安倍」有力4候補 識者「4人は中国寄りだ。国際的には通用しない」




7/9(木) 16:56配信

夕刊フジ
 中国発の新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)や、東・南シナ海での中国の軍事的覇権拡大、香港への「国家安全維持法」施行などをめぐり米中対立が激化している。米国の同盟国である日本としては、中国とどう距離をとるかが重要になりそうだ。そこで、日本のかじ取り役を目指す「ポスト安倍」の有力候補らの対中姿勢を探った。

 「日本の安全保障の基軸はあくまで米国です。一方で、隣国である中国との関係もうまくマネージしていかなくてはならない」「強ければ、人権を重んじるなど『基本的な価値観』を犠牲にしてよいとは日本人は決して思わないのではないか」

 自民党の岸田文雄政調会長は、月刊誌「文芸春秋」7月号のインタビューで、こう語った。後半部分は、チベットやウイグルでの人権弾圧が指摘される中国を念頭にしたものといえそうだ。

 岸田氏は、党内リベラル派とされる「宏池会」(岸田派)を率いている。第2次安倍晋三政権の発足から4年8カ月間、外相を務めた。対中姿勢については、やや穏便に済ませようとしている印象を受ける。

 ライバルである石破茂元幹事長は3日、日経新聞社主催の講演で「日本は日米同盟をとるか、中国をとるか二者択一の立場ではない」と述べた。日経新聞が翌日報じた。

 石破氏は、日中国交正常化を成し遂げた田中角栄元首相に口説かれて政界入りしている。

 サンデー毎日(1月19日号)の記事「私の保守王道再生宣言」でも、中国の習近平国家主席の「国賓」来日について、「(国賓招待を)日本国として表明した以上、今更覆すことは反対だ。米国の顔色をうかがっても仕方ない」と「中国寄り」の発言をしていた。

 これに対し、河野太郎防衛相は最近、自らのブログ「ごまめの歯ぎしり」で、中国の強大な軍事力への対処が課題だと言及している。

 対中関係では外相時代の昨年6月13日、自らの公式ツイッターで、香港での「逃亡犯条例改正案」に反対する民主化運動に理解を示していた。日本政府が静観するなか、「香港の友人」との個人的な立場で、「香港の自由と民主が維持されることを強く期待する」と発信し、称賛の声が上がった。

 菅義偉官房長官は、対中国では目立った見解は示していない。

 あくまで安倍政権のスポークスマンとしてだが、冒頭の香港への国家安全法施行には「強い懸念」(5月25日)から「遺憾」(6月30日)と、記者会見で選ぶ言葉をみると、中国批判のトーンを強めているようだ。昨年5月の外交デビューでは、隣国中国ではなく米国を選んだ。

 「ポスト安倍」候補をどう分析するか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「米中対立が深まるなか、日本は腹をくくって『自由』『平等』といった共通の価値観を持つ米国と一緒に歩むしかない。親中派のリーダーでは、日本は北米市場から締め出され、国際社会からもバッシングを受ける。候補4人は安倍首相よりも中国寄りだ。とても国際的に通用しない。中国にハッキリものが言える指導者に期待したい」と語っている。

4211チバQ:2020/07/12(日) 12:13:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/503e874936a541d0d2767cc3a5201178c576554f
【動く「ポスト安倍」の夏】稲田朋美・自民幹事長代行 突破力期待も応援団不在
7/11(土) 9:30配信

産経新聞
自民党・稲田朋美幹事長代行=30日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

 「ちょっと相談したいことがある」

 自民党幹事長代行の稲田朋美は6月24日夜、東京・新橋のすし店に総裁外交特別補佐の薗浦健太郎、経済産業副大臣の松本洋平、首相補佐官の木原稔を呼び出した。自身が力を入れる女性政策などが理解されないことを悩み、稲田が会長を務める「伝統と創造の会」(伝創会)の設立メンバーである薗浦らに、相談を持ちかけたのだ。

【表】稲田朋美氏とはどんな人?

 話題は筆頭副幹事長の高鳥修一が新たに立ち上げた保守系グループ「保守団結の会」に及んだ。高鳥は伝創会副会長として稲田とともに行動してきた盟友だ。

 「なんでやろ」

 不満そうな稲田に、薗浦らは「何も説明してこなかったあなたが悪い」と諭した。「みんな忙しそうで声を掛けるのを遠慮していた」。稲田は説明不足だったことを認めた。

 稲田は平成17年、当時幹事長代理だった現首相、安倍晋三に政界入りを促され、衆院選で初当選した。以降、選挙に強い保守政治家として頭角を現し、翌18年には当選同期の議員が稲田のもとに集まり、伝創会が設立された。

 安倍も稲田を首相候補に育てようと、当選3回で行政改革担当相、政調会長に抜擢(ばってき)した。しかし、防衛相時代には東京都議選に関する失言や学校法人「森友学園」問題をめぐる国会答弁などで失態を重ねた揚げ句、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で辞任に追い込まれた。稲田は「辞任直後は『立ち直ることができるだろうか』と悩むほど落ち込んだ」と振り返る。

 この挫折が稲田に変化を生んだ。昨年3月に女性議員を増やすための議連「女性議員飛躍の会」の共同代表に就くと、選択的夫婦別姓の実現やLGBT(性的少数者)の問題に本格的に力を入れるようになった。未婚のひとり親を「寡婦(夫)控除」の対象に加える税制改正にも奔走した。

 「保守とは多様性を認めること」。稲田はこう説明し、新たな保守の姿を模索している。

 だが、周辺は「ウイングを広げようとしているのだろうが、やればやるほどついて行けない人たちがいる」と語り、支持層が離反する原因だと分析する。稲田に近い議員も「宇宙人的なところを含めて突破力は買っている。しかし、党三役も閣僚も経験したのに、何でも相談できる本当の仲間がいない」と指摘する。

 稲田は今月5日、次の総裁選に関し「女性目線で政策を語ることは絶対必要だ。そのために努力したい」と語り、出馬への意欲を示した。ただ、現状は立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保できる見通しはない。

 稲田は1日、国会の議員会館にある伝創会メンバーの事務所に個別に出向き、15日に開く総会の案内を配って回った。周囲には「原点に戻って再出発したい」と語る。仲間づくりは緒についたばかりだ。(広池慶一)=敬称略

4212チバQ:2020/07/12(日) 12:14:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/30088450d0fb862a0c61f11bff794d3ded4650a3
安倍首相が後継者選び失敗 自民党「四分五裂」相関図
7/11(土) 7:05配信

NEWS ポストセブン
ポスト安倍との声もあるが…(時事通信フォト)

「次の総理」は誰になるのか──歴代最長政権となった安倍晋三・首相にとって“後継者選び”は何よりも「求心力」を維持できる道具だったはずだ。しかし、コロナ対応で安倍首相の重用する後継候補が何の成果も挙げられず、一気に「遠心力」が生まれ始めた。“だったら俺にやらせろ”──。都知事選を圧勝した小池百合子氏が国政復帰を見据えるなか、自民党は四分五裂の状態に陥りつつある。

【相関図】ポスト安倍を巡る「8大政争」

 その最大の原因は、安倍首相が「後継者選び」に失敗したことだ。歴代最長政権を誇る安倍首相にとって、「後継者選び」は自らの権力維持の重要な手段のはずだった。

 かつて中曽根康弘・首相(在任5年)は3人の後継者を競わせ、最後は「中曽根裁定」で竹下登氏を後継総裁に指名する力を維持した。小泉純一郎・首相(在任5年5か月)も安倍氏を後継者として養成し、総裁選で圧勝させた。

 安倍首相が後継者に据えようとしてきたのが岸田文雄・政調会長だ。面長の顔に顎を隠せない小さなアベノマスクを国会でも議員会館でも着用し続けて首相に“忠誠”を示していることで知られる。首相は自分に決して逆らわない岸田氏であれば、退陣後も「院政」を敷けると考えていた。

 ところが、その判断は裏目に出た。自民党内に“ボロ神輿は担げない”という不満が広がったからだ。岸田後継に最も反発したのが菅義偉・官房長官と二階俊博・自民党幹事長だとみられている。

「菅さんは岸田さんと同じ派閥にいたことがあるが、“何がやりたいのかわからない”と政治家としての評価は最低レベルで、“発信力がないから選挙に勝てない”と総理にふさわしくないと考えている。二階さんも同じ党三役として、岸田さんの調整能力の乏しさに失望している」(自民党役員経験者)

 安倍首相が昨年の内閣改造でその岸田氏を幹事長に起用して後継レールに乗せようとしたときも、二階―菅ラインが阻止。以来、2人と首相との溝が深まっている。

 コロナ対策の給付金でも岸田氏は力量不足を露呈した。首相と会談して所得が減少した世帯への「30万円」給付を決めたと胸を張ったものの、二階氏や公明党に「一律10万円」給付へと一晩でひっくり返された。それを誤魔化そうと〈自民党としても当初から訴えてきた10万円一律給付を前倒しで実施する〉とSNSで発言して恥を上塗りする始末だった。政治評論家・有馬晴海氏が語る。

「岸田氏は外相や自民党政調会長など要職を歴任してきたが、これといった実績は残していない。政界の名門家系の3世議員で宮沢家の親戚というだけで派閥の会長になった。俗に存在感がない人を毒にも薬にもならないというが、政治家の場合は国民にとって毒にしかならない。国難の中でリーダーシップを取れる人物ではないという評価は政界に広く定着している」

“その程度の人物”が総理・総裁候補とあって、「岸田を担ぐならオレが」と首相のお膝元の最大派閥・細田派では、西村康稔・新型コロナ担当相、稲田朋美・幹事長代行、下村博文・選対委員長、萩生田光一・文科相らがポスト安倍に意欲を見せ始めたのだ。

 西村氏が新型コロナ対応で出番が増えて知名度を上げると、下村氏と稲田氏はコロナ後の社会を考える「新たな国家ビジョンを考える議員連盟」を設立。“初の女性首相”を目指す稲田氏は他にも「女性議員飛躍の会」や「伝統と創造の会」などを主宰して勢力拡大に動いている。3人とは派内でライバル関係にある萩生田氏も意欲ありと見られている。

 第二派閥の麻生派からは河野太郎・防衛相が「岸田後継」に反旗を翻した。新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備中止を表明し、「次は出る、と言っている」と事実上の総裁選出馬を表明。「岸田支持で派内を一本化したい麻生さんは出馬を止めるだろうが、河野さんは聞く耳持たない」(麻生派議員)という。

4213チバQ:2020/07/12(日) 12:14:36
 安倍首相が後継者の人選を見誤ったことで、細田派、麻生派の主流派から我も我もと“自称後継者”が出現して政権に遠心力が働いている。

 それだけではない。コロナ危機は総裁レースの様相を一変させた。岸田氏に次いで首相の覚えがめでたい総理候補とされていた加藤勝信・厚労相はコロナ対策が後手後手に回って評価を下げ、茂木敏充・外相も外交場面そのものがなくなって存在感を失い、レースから脱落しかかっている。

◆石破総理だけはマズい…

 それでもなお、安倍首相は岸田後継を諦めていないとされる。理由は「石破さんだけは絶対に総理にしたくないから」(安倍側近)という。

 ポスト安倍では岸田氏が地盤沈下する一方で、首相の「政敵」である石破茂・元幹事長が最右翼に浮上し、新聞の世論調査の「次の総理にふさわしい人」で他に水をあけて1位に位置している。

 官邸が警戒しているのは総理・総裁選びと検察の動きが連動することだ。河井克行・前法相と案里夫妻の選挙買収事件をめぐる東京地検特捜部の捜査は、自民党本部から夫妻に流れた1億5000万円の“買収資金”の流れの解明を目指している。ターゲットは自民党首脳部だ。

 公選法では、「買収行為をさせる目的をもって金銭・物品の交付を行った者」も「買収交付罪」に問われる(221条)。自民党側で河井夫妻に1億5000万円もの資金を交付すると決裁した者にも捜査が及ぶ可能性があるのだ。

 買収の舞台となった昨年の参院選で安倍事務所は案里陣営に4人の秘書を派遣し、案里氏の後援会長だった町議も、克行氏から「安倍さんからです」とカネを渡されたと証言している。それだけに特捜部は巨額の党資金の決裁に安倍サイドがどう関わっていたかを注目しているとされる。

 かつて田中角栄内閣の跡を継いだ三木武夫首相は、ロッキード事件が発覚すると政敵の田中前首相を守らずに検察捜査にゴーサインを出した。

「今回の選挙買収事件が自民党中枢に波及し、11月危機と重なって次が石破首相になると、“第2の三木”となって捜査を安倍勢力の弱体化に利用しかねない。そうした懸念があるだけに、石破後継を阻止して安倍総理の意向に従う後継者を選ばなければならない」

 首相周辺にはそうした警戒の声がある。麻生太郎・副総理の「9月解散、10月選挙」論も石破後継阻止という首相サイドの思惑と一致する。永田町には、解散論の裏に安倍―麻生への「政権禅譲」シナリオがあると囁かれている。

4214チバQ:2020/07/12(日) 12:14:53
「11月危機で退陣に追い込まれる前に、安倍首相が麻生氏に首相の座を禅譲し、麻生内閣が五輪中止など安倍政権の残務整理をする。9月解散で自民党が議席を減らせば総理交代の口実になるし、一度選挙をやれば自民党議員は当面選挙の心配がなくなるから、来年の総裁選では人気のない岸田氏を総裁に担ぎやすい」(自民党関係者)

 麻生リリーフ首相の後に、岸田“傀儡”政権をつくるシナリオだ。

 そして、自民党の外からは、東京都知事選で圧勝し、“いつ国政に復帰すべきか”とひそかに野心を燃やす小池百合子氏が、自民党の人材不足を象徴する総理選びの迷走を、舌なめずりしながら見つめている。

※週刊ポスト2020年7月24日号

4215チバQ:2020/07/12(日) 18:36:53
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071100345&g=pol
アイヌの歴史で「価値観の違い」 萩生田氏
2020年07月11日11時03分


 萩生田光一文部科学相は10日の記者会見で、北海道白老町で12日にオープンするアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に関し、「原住民と新しく開拓される皆さんの間で、さまざまな価値観の違いというのは、きっとあったのだと思う。それを差別という言葉でひとくくりにすることが、果たして後世にアイヌ文化を伝承していくためにいいかどうかは、ちょっと考えるところがある」との見解を示した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071100438&g=pol
アイヌ民族「困難な時代も」 萩生田氏、差別めぐる発言で釈明
2020年07月11日17時21分


 萩生田光一文部科学相がアイヌ民族をめぐり「差別でひとくくりにするのはどうか」などと発言したことについて、同氏は11日、北海道白老町で記者会見し、「もちろん困難な時代を越えてきたアイヌの人たちがいたのも事実だ」と釈明した。同氏は会見に先立ち、町内に12日開業するアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の記念式典に出席した。

 萩生田氏は10日、「原住民と新しく開拓される皆さんの間で、さまざまな価値観の違いはあったと思う。それを差別という言葉でひとくくりにすることが、果たして後世にアイヌ文化を伝承していくためにいいかどうかは、ちょっと考えるところがある」と語っていた。
 同氏は11日の会見で「これまでの歴史や経緯を全て差別という言葉でひとくくりにすることが、アイヌ文化を伝承していくためによろしいのかという発言だ」と改めて述べ、ウポポイについて「(差別の歴史を)正しく伝承しながらアイヌ文化を国内外に発信する拠点として活用いただきたい」と語った。

4216チバQ:2020/07/12(日) 21:10:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200711X743.html
自民、河井夫妻辞職に賛否=「党員が反発」「補選回避を」
2020/07/11 17:25時事通信

 昨年7月の参院選をめぐる公職選挙法違反の罪(買収)で起訴された前法相の河井克行衆院議員と妻の案里参院議員=ともに自民党離党=が議員辞職を否定していることに、同党内の賛否が割れている。党員をはじめ世論の強い反発を受け、辞職を求める声が相次ぐ一方、辞職すれば逆風下での補欠選挙を強いられることを懸念し、執行部は静観の構えだ。

 河井夫妻の事件では、党本部の振り込んだ計1億5000万円の選挙資金が、買収の原資となった疑いが取り沙汰されている。これには政党交付金のほか、党費も含まれているとみられ、党員は反発を強めている。

 折しも自民党は6月、党所属国会議員に年間1000人の党員獲得目標を課し、達成できなければ次期衆院選で比例代表との重複立候補を認めない方針を決めたばかり。中堅議員は「河井夫妻のところに行く金は払えないと党員から言われる。早く議員辞職させた方がいい」と訴えた。

 閣僚経験者も「離党だけでは全然駄目だ」と指摘。「2人に(国会議員としての)ボーナスが出るたびに『ふざけるな』と言われる」とため息をついた。連立を組む公明党も辞職論一色だ。

 これに対し、執行部は辞職を求めることには慎重だ。党幹部は「本人は無実と言っているから何とも言えない。推定無罪だ」と述べ、あくまで裁判の推移を見守る姿勢を強調。早期の補選を回避し、事態の沈静化を図る思惑が透ける。

 昨年の参院選をめぐる「1票の格差」訴訟が継続しているため、案里議員が辞職しても、参院広島選挙区補選は来春以降となる見通し。一方、克行議員が9月15日までに辞職すれば、衆院広島3区補選は10月に行われる。

 しかし、広島県政界は現在、河井夫妻から現金を受け取った首長らの「辞職ドミノ」で、混乱状態に陥っている。今秋に補選が行われた場合、組織が機能しづらい上、買収事件が争点となることは確実で、自民党としては「避けたい」(ベテラン議員)のが本音だ。

 「この問題をうやむやにするには早期の衆院解散しかないのではないか」。党関係者からはこんな声も漏れる。

4217チバQ:2020/07/13(月) 15:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/41d19dc17e8a17da2d474ad2658d662878588138
狙いは「幹事長ポスト」死守 二階氏、秋人事へ布石 党内政局仕掛け活発

7/13(月) 11:37配信
 今秋に迎える自民党役員人事に向け、二階俊博幹事長の動きが慌ただしくなっている。安倍晋三首相(党総裁)ら政権幹部と相次いで会食する一方、首相と反目する石破茂元幹事長にも急接近。こうした党内政局を仕掛けることで、その中心に身を置き、存在感を強調している。狙いは、自身の力の源泉でもある「幹事長ポスト」の死守に他ならない。

【画像】二階幹事長を巡る相関図

 「(首相に)『しっかり支える』と言っておいてほしい」。今月初旬の党本部幹事長室。二階氏は首相に近い二階派幹部に告げた。6月中旬に「現政権が任期いっぱい務めることを幹事長として補佐していく」と記者団に語った二階氏。この幹部は首相への「伝言」は9月にもある党役員人事での幹事長続投を強く意識した発言と受け止めた。

 二階氏は6月中旬以降、活発に動いている。麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官とそれぞれ会食。24日は首相の誘いで2時間、都内の日本料理店で杯を交わした。首相と二階氏の少人数の会食は2年3カ月ぶり。首相は、二階氏が口火を切った新型コロナウイルスの緊急経済対策の現金給付「一律10万円」への転換劇に触れ「言ってくれて良かった。おかげで党の面目を保てた」と謝意を述べたという。首相が昨秋の党役員人事で、自身の後継含みで岸田文雄政調会長への幹事長交代を画策してから首相と二階氏には微妙な距離感が生じていることから、党関係者は「和解も含め、互いに腹の内を探り合う場だった」と推察する。


    ■   ■

 幹事長は選挙の公認権や資金の差配を握る党ナンバー2のポストだ。二階氏は2016年の就任以来、この立場を活用し、老練な政治術を駆使。反安倍派を抑え込み、党内のバランスを保ってきた。9月8日まで務めれば「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相を抜き通算在職日数は歴代トップとなる。ただ、81歳の高齢などを理由に今秋の役員人事で「交代論」がくすぶる。

 幹事長を巡り、ライバルと目されるのは昨年と同じく岸田氏だ。二階氏は今月2日、岸田氏と双方の派閥幹部を交えて会食した。二階氏はこの席で「(岸田氏は)トップを目指すのだから。前途洋々、次に期待する」と岸田氏にエールを送ったが、党内に言葉通りに受け取る向きは少ない。

 もっとも二階氏は既にポスト安倍レースで岸田氏と競う石破氏との「接近」という布石も打つ。6月に石破派の政治資金パーティーの講師役を引き受け、従来「党の人材の一人」と評し距離を取ってきた石破氏を「期待の星」と持ち上げた。二階派ベテラン議員は「『石破とも組めるぞ』という首相や岸田氏へのけん制だ」と解説する。

 来年9月に総裁任期を迎える首相にとって今秋が人事権を振るう最後の機会とみられる。昨秋と比べ新型コロナ対応の混迷などで内閣支持率は低迷し、ぐらつく政権の体力は少ない。首相は党内政局の火種を生みかねない幹事長交代を選ぶか否か。二階氏周辺は警告する。

 「二階氏を外すなら首相は『安倍降ろし』に動くリスクを覚悟する必要がある」 (一ノ宮史成)

4218チバQ:2020/07/15(水) 09:50:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/65284c439c762646e64db4ebd3638f4d7ef2440a
「ポスト安倍」で激突、河野&西村両大臣の明暗

7/15(水) 5:50配信
 ここにきて閣僚としての存在感が際立ち、「ポスト安倍」候補にも名前の挙がる河野太郎防衛相と西村康稔経済再生・コロナ担当相。両者の派手な言動が永田町の注目を集めている。

 河野氏は陸上迎撃ミサイルシステム(イージス・アショア)配備計画の「停止」を、西村氏はコロナ対策での政府専門家会議の「廃止」を、どちらも唐突に宣言して、政権内外に賛否両論を巻き起こした。

 どちらの「宣言」も、事前に政府・与党や関係者への根回しがほとんどなかったことで、「独断専行の政治的パフォーマンス」(自民幹部)などの批判や反発が相次いだ。ただ、国民レベルの評価は河野氏が高く、西村氏には批判的な声が目立っている。ポスト安倍レースでも明暗が分かれる展開となりつつある。


■河野氏の決断は「大英断」と評価

 河野氏が配備計画の停止を宣言したのは、国会閉幕直前の6月15日。迎撃ミサイルを発射する際に使う「ブースター」と呼ばれる推進補助装置を演習場内に確実に落下させるには、ソフトとハードのシステム改修が必要となり、千億円単位の巨額な経費と10年程度の期間が想定された。

 安倍晋三首相や菅義偉官房長官ら官邸中枢の了解は得ていたものの、与党への事前説明はまったくなかったため、二階俊博幹事長を激怒させ、自民党内の防衛相・防衛庁長官経験者らからも「防衛省はわれわれをだましてきた」「代替措置をどうするのか」などの批判、反発が相次いだ。


 ただ、配備予定の自衛隊演習場を抱える秋田、山口両県では、配備計画決定時から反対運動が続いていた。特に、秋田では地元への計画説明の際の防衛省のデータの誤りなどから、関係自治体や住民が猛反発。同県への配備計画は頓挫しつつあった。河野氏の決断は秋田、山口県では歓迎され、「大英断」と評価する声が広がった。

 これを受けて、政府は6月24日の国家安全保障会議(NSC)4大臣会合で、配備計画の撤回を正式決定。NSCでは9月までに陸上イージスに代わるミサイル防衛などについて一定の方向づけをして、年内に外交・安保の基本方針「国家安全保障戦略」と防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画を改定する段取りを確認した。

 河野氏は、自ら秋田、山口両県を訪れて知事や関係者に謝罪。自民党国防関係合同会議では、2019年夏の参院選秋田選挙区で同党現職が落選したことにも言及し、「本当に取り返しがつかない」と声を詰まらせながら謝罪するというパフォーマンスも繰り返した。

 一方、コロナショックの深刻化を受けて、安倍首相が西村経済再生相をコロナ担当相と兼務させたことで、西村氏がコロナ対応の前面に躍り出た。それまで、国会答弁も含めて政府対応を一手に引き受けていた加藤勝信厚労相に代わって、西村氏は政府の責任者としてメディアにも積極的に出演している。「西村氏の顔をみない日はない」(政府筋)という活躍ぶりで、国民的知名度を一気にアップさせた。


 ただ、自信満々の多弁ぶりが、「おしゃべり大臣」(官邸筋)と揶揄されるなど、政府与党内での批判も噴出。4月の政府の緊急事態宣言時に休業自粛要請の対象業種などをめぐって小池百合子都知事と激しく対立した際は、「社長だと思っていたら、中間管理職だった」と痛烈に皮肉る小池氏に「事実上押し切られる結末」(自民幹部)となった。

4219チバQ:2020/07/15(水) 09:50:58
■謝罪と苦しい釈明を迫られる西村氏

 西村氏の言動が非難されたのが、6月24日の記者会見でコロナ対策の「専門家会議廃止」発言だった。ほぼ同じ時間に専門家会議の脇田隆字座長(国立感染症研究所所長)や尾身茂副座長(地域医療機能推進機構理事長)らが記者会見している最中で、記者団から西村発言を問われた尾身氏が「それは知りませんでした」と首を傾げた。


 尾身氏らは「会議の発展的解消」は知っていたが、自分たちの会見に合わせたように西村氏が「廃止宣言」するとはまったく予想していなかったとされる。与党内からも「そんな話は聞いていない」(公明党幹部)と批判が相次ぎ、国民の間からも「専門家会議に失礼だ」との声があがった。

 このため、西村氏は6月28日の記者会見で「『廃止』という言葉が強すぎた。専門家会議の皆さんを排除するように取られてしまったことも反省している」と謝罪と苦しい釈明を強いられた。

 尾身氏は安倍首相の会見に同席し、具体策の説明役となる一方、同氏を含めた専門家会議メンバーが会見で「接触の8割削減」「新しい生活様式」などのキーワードを説明し、法的位置づけを超えるコロナ対策のリード役を果たしてきた。

 24日の脇田、尾身両氏らの会見は、政府対策本部と専門家会議の関係を検証することが目的だった。脇田氏らは専門家会議の一連の活動が「前のめりだった」などと反省する内容の文書を説明していたが、「その最中の西村氏の廃止宣言はまさに不意打ち」(専門家会議関係者)だった。


 与党内には「専門家会議が政府とのあつれきを公表することを懸念した西村氏が、先手を打つ形で廃止宣言したのでないか」(公明党幹部)との疑念が広がった。

 専門家会議は、新たな対策本部の分科会に主要メンバーを残留させたが、議事録公表も含めて分科会の内容は不透明となり、会議後の会見も行われていない。7月に入って東京を中心にコロナ第2波とみえる感染拡大が続いているが、政界では「専門家会議の廃止は政府の隠蔽体質の表れ」(共産党幹部)などの批判も相次ぐ。


 国会閉幕後は安倍首相がコロナ会見に応じなくなり、一連の批判が西村氏に集中している。

4220チバQ:2020/07/15(水) 09:51:22
■ポスト安倍レースで競い合う

 防衛とコロナという国家的課題への対応で明暗が分かれる河野、西村両氏だが、ともに57歳で同学年。当選回数は河野氏8回、西村氏6回だが、両氏は自民党が衆院選で惨敗して政権を失った際の2009年9月の総裁選にそろって出馬するなど、当時から若手成長株としてのライバルでもあった。

 この総裁選には自民党政調会長などを歴任した谷垣禎一氏が出馬。対抗馬と目された石破茂氏らが不出馬を決めたため、河野、西村両氏に出番が回った。特に西村氏は、首相退陣後の蟄居中だった現首相の安倍晋三氏の代理出馬との見方もあった。


 総裁選の結果は国会議員199、地方票300の合計で谷垣氏が圧勝。獲得票は河野氏144、西村氏54だったが、議員票では西村氏の43票が河野氏の35票を上回った。ちなみに、西村氏の推薦人代表は現在、厚労相としてコロナ対策でコンビを組む加藤勝信氏だった。

 その両氏が競い合うことで、混戦模様のポスト安倍レースの一角に食い込みつつあるのは事実だ。両氏とも閣僚としての注目度は高く、有力政治家としての存在感も高まっている。

 河野氏は陸上イージス停止宣言に前後して、コロナ禍に対応する医療従事者らを激励するための航空自衛隊ブルーインパルスの飛行を都上空で実施して、都民らの大喝采を浴びるなど話題作りにも余念がない。

 一方、西村氏は首相の腹心だが、所属する細田派には下村博文党選対委員長や稲田朋美幹事長代行、萩生田光一文科相ら、将来の首相を目指すライバルが多い。ただ、総裁選への出馬経験があるのは西村氏だけで、派内でも「総合的評価は西村氏がトップ」と期待する向きもある。


 祖父の河野一郎元建設相、父の河野洋平元衆院議長が果たせなかった首相の座を目指す河野氏は、アメリカの名門大学卒業という有力政治家としては変わり種。一方、西村氏は東大法学部卒で、通産省(現経済産業省)からの政界入りしたエリートだ。どちらも選挙区での人気は高く、「よほどのことがない限り落選の不安はない」(自民選対)とみられている。

 ここにきて、ポスト安倍レースには10人近い候補が浮上し、大混戦の状況だ。その中で、麻生派所属ながら、菅氏とも近い河野氏は、石破、岸田両氏に次ぐ「第3の候補」として「大逆転で首相」(自民若手)との声も出る。一方で西村氏は、最大派閥・細田派のホープではあるが、「ポスト安倍へのハードルは高い」(同派幹部)のが実情。8月か9月に予想される党内閣人事での処遇も含め、河野、西村のライバル関係は「これからが勝負どころ」(自民長老)とみる向きが多い。


泉 宏 :政治ジャーナリスト

4221チバQ:2020/07/15(水) 11:22:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/37db0a18bbbf7b32e942dfd454421581d329bc69

【独自】白須賀議員、受領金で数十万円高級バッグ…カジノで使用も

7/15(水) 7:54配信

読売新聞オンライン

白須賀貴樹・衆院議員
 カジノを中核とした日本の統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件に絡み、中国への視察旅行中に中国企業側から100万円を受け取った白須賀(しらすか)貴樹(たかき)・衆院議員(45)(自民、千葉13区)が、その現金でお土産の高級ブランドバッグを購入していたことが関係者の話でわかった。カジノでも使用し、余りは日本に持ち帰っていた。

 関係者によると、白須賀氏は2017年12月27〜29日、秋元司・衆院議員(48)(収賄罪で起訴)に誘われ、中国企業「500.com」が秋元被告を招待した視察旅行に同行。「自民党宮城県第五選挙区支部」の支部長を務める勝沼栄明・前衆院議員(45)らも参加し、中国・深センの同社本社やマカオのカジノ施設を訪れた。旅費は同社側が負担した。

 白須賀氏は旅行2日目の同月28日、マカオのショッピングモールの通路上で同社元顧問・仲里勝憲被告(48)(贈賄罪で起訴)から100万円入りの封筒を受領。勝沼氏もトイレ内で仲里被告から100万円を受け取ったという。

 白須賀氏はその現金を使い、モール内の高級ブランド「イヴ・サンローラン」でバッグを数十万円で購入。残りは香港ドルに替えてカジノで使用し、余った分は持ち帰って日本円に両替したという。

 白須賀氏は東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、相手は思い出せないとしつつ、100万円の受領やバッグの購入を認め、「非常に反省している」と述べたという。勝沼氏も受領を認め、生活費に充てたなどと説明した。

 白須賀氏の事務所は14日、「当局からの聴取には真摯(しんし)に協力し、何ら法令に反する点はないと説明している。これ以上の詳細は差し控える」とのコメントを出した。勝沼氏の事務所は「お答えは控える」としている。

 事件では、内閣府のIR担当副大臣だった秋元被告が、「500」社側から視察旅行の旅費など計約185万円相当を含む総額約760万円相当の賄賂を受け取ったとして起訴された。秋元被告は起訴事実を否認している。白須賀氏は当時、IRに権限のある政府の役職に就いておらず、旅費と現金100万円について、収賄容疑での立件は見送られた。勝沼氏は17年10月の衆院選で落選していた。

4222チバQ:2020/07/15(水) 11:22:26
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200714-OYT1T50092/

【独自】IR汚職、白須賀衆院議員が100万円受領…中国企業側から視察中に


2020/07/14 10:14















中国・深センの「500」社本社を視察した際に撮影された写真。(左から)白須賀貴樹・衆院議員、勝沼栄明・前衆院議員、秋元司・衆院議員、同社の潘正明・最高経営責任者(当時)、同社日本法人元役員の鄭希被告(2017年12月27日撮影)中国・深センの「500」社本社を視察した際に撮影された写真。(左から)白須賀貴樹・衆院議員、勝沼栄明・前衆院議員、秋元司・衆院議員、同社の潘正明・最高経営責任者(当時)、同社日本法人元役員の鄭希被告(2017年12月27日撮影)
 カジノを中核とした日本の統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件に絡み、白須賀貴樹・衆院議員(45)(自民、千葉13区)が2017年12月、秋元司・衆院議員(48)(収賄罪で起訴)への贈賄罪で起訴された中国企業側から現金で100万円を受け取っていたことが関係者の話でわかった。白須賀氏は東京地検特捜部の任意の事情聴取に受領を認めたが、IRに関する職務権限がなく、立件は見送られた。




 これまでの複数回の取材に対し、白須賀氏は「ノーコメント」とし、文書での取材にも回答がなかった。

 関係者によると、白須賀氏は17年12月27〜29日、秋元被告に誘われ、同被告が中国企業「500.com」から招待された中国への視察旅行に同行。17年10月の衆院選で落選し、現在、「自民党宮城県第五選挙区支部」の支部長に就く勝沼栄明・前衆院議員(45)らも参加した。旅費は「500」社側が負担した。

4223チバQ:2020/07/16(木) 18:04:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/668855dd281b984d6db989f126d31aea2fa5912b

二階氏との距離感反映? 対中決議めぐり石破、岸田両氏が対照的な反応




7/16(木) 14:34配信


産経新聞







自民党・岸田文雄政調会長(春名中撮影)
 中国の習近平国家主席の国賓来日をめぐり、自民党の「ポスト安倍」候補が対照的な反応を示している。石破茂元幹事長は中国の香港国家安全維持法の施行後も予定通り国賓として招くべきとの考えを示した一方、岸田文雄政調会長は表現を後退させたものの、党の非難決議にあった「国賓来日中止」の文言を死守した。次期総裁選のカギを握る二階俊博幹事長との距離感が反映されたとの見方もある。

【表】「ポスト安倍」有力候補4人の比較

 石破氏は9日の石破派(水月会)の会合で、香港の人権問題を改善させる必要性に言及しつつ、「安倍晋三首相が国賓としての来日を要請した事実がある。民主主義国家として礼儀を尽くさないといけない」と述べ、国賓来日中止に触れた非難決議に同調しない考えを示した。

 石破氏は次の総裁選を見据え、党内に強い影響力を持つ二階氏に9月に予定される派閥パーティーの講師を依頼している。国賓来日に反対しなかったのは、中国との関係改善を重視する二階氏への配慮との見方があり、実際、石破派幹部は「二階氏の考えにも合わせたのだろう」と語る。

 対照的な印象を残したのが岸田氏だ。外交部会などがとりまとめた決議の原案をめぐっては、6日の党内会合で二階氏に近い出席者が「中止を要請する」との文言に反発。岸田氏が二階氏らと調整した結果、「外交部会として中止を要請せざるを得ない」という抑制的な表現へと修正を余儀なくされたが、「中止」の削除は譲らなかった。

 党幹部は「岸田氏は二階氏に対しても腰砕けにならず、筋を通した」と評価した。しかし、二階氏周辺は「岸田氏とは歴然たる差だ」と石破氏の対応を高く評価した上で、岸田氏をこう牽(けん)制(せい)した。

 「虎の尾を踏んだかもしれないね」(奥原慎平)

4224チバQ:2020/07/16(木) 18:07:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0e839c6514fae427cdc99d98615967610bbd38

旧民進出身の長島昭久氏が二階派入会

7/16(木) 13:28配信
産経新聞

長島昭久衆院議員
 自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派(志帥会)は16日の会合で、旧民進党出身で昨年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員の入会を正式に了承した。所属議員数は47人になり、党内第4派閥の岸田派(宏池会)と並んだ。

 長島氏は会合で、中曽根康弘元首相が政治家を志した原点だったと説明し、「中曽根氏を源流とする伝統ある志帥会に入会させていただき感無量だ」とあいさつ。「1年生議員になったつもりで一から勉強し直したい」と語った。

4225とはずがたり:2020/07/16(木) 21:28:47
>入党を仲介した細田派は二階派入りに反発している。

フサギコさんの解説だと落選した前任者が二階派入りしたので,だそうな。

長島氏が二階派入り 自民
2020年07月16日14時21分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071600732&g=pol

 自民党二階派は16日の例会で、長島昭久衆院議員の入会を正式に決めた。長島氏は、会長の二階俊博幹事長らを前に「感無量だ。1年生議員になったつもりで一から勉強し直したい」とあいさつした。

 二階派の所属議員は47人となり、岸田派と並ぶ党内第4派閥となった。長島氏は旧民主党や旧希望の党を経て昨年6月に自民党入り。入党を仲介した細田派は二階派入りに反発している。

4226チバQ:2020/07/17(金) 10:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1b0123c25226702490ed87d1235e35a10d79dda

長島昭久元副防衛相が二階派入り 47人で岸田派と並び党内第4派閥に

7/16(木) 21:46配信

毎日新聞

長島昭久 衆院議員=東京都千代田区で、川田雅浩撮影
 自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派は16日、長島昭久元副防衛相の入会を了承した。二階派は47人となり、岸田文雄政調会長が率いる岸田派(47人)と並ぶ党内第4派閥となった。

 長島氏は旧民主党の野田佳彦内閣で首相補佐官を務めたが、2017年に旧民進党を離党。地盤を衆院東京21区から東京18区に移し、19年に自民に入党した。【野間口陽】

4227とはずがたり:2020/07/17(金) 15:59:31
観光県宮崎の選出だからしょんないけーがまあ基本自民党ガス抜き要員の1人。

玉川徹氏「GoTo」に理解を求める自民党の武井俊輔衆院議員に質問「GoToをやって感染者が出るのはある程度仕方がないとお考えですか?」
2020年7月17日 10時16分スポーツ報知 # 社会
https://hochi.news/articles/20200717-OHT1T50089.html
テレビ朝日

 17日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で、政府が国内旅行代金の一部を補助する「Go To トラベル」キャンペーンについて、東京発着を対象外とする方針を決めたことを報じた。

 番組には自民党の観光立国調査会事務局次長の武井俊輔衆院議員がリモート生出演した。武井氏は、観光業界の窮状を示した上でGoToキャンペーンの必要性を訴えた。一方でコメンテーターで同局の玉川徹氏は「感染が収束していない以上、本当はやるべき時期じゃないというのが私の考えです」などと指摘し武井氏と「GoTo」を巡り議論を重ねた。

 武井氏は、ウイズコロナの視点から経済を回しながら感染防止に努めることを繰り返し主張した。最後に玉川氏は「一言だけ聞きたいんですけど、GoToをやって、結果として感染者が出るのはある程度仕方がないとお考えですか?」と尋ねた。

 これに武井氏は「そういうことを言っているわけでは決してありません」と答えると玉川氏は「イエス、ノーで答えてください」と迫った。武井氏は「いえ、いえ、イエス、ノーで答えるって…」と返答せず「だからこそ、努力をしてきてるわけですからしっかりと、本当に今、努力してますから、ぜひそこは分かっていただきたい。そこを分かっていただいた上で経済を回していく、その努力をこれからも政治も観光業界も努力していくことはご理解いただきたいですし、旅行を行かれる方もそこを心がけて一緒に成功させていくそれが今回のGoToトラベルだとぜひご理解いただきたい」と訴えていた。

4228チバQ:2020/07/18(土) 07:32:07
789 チバQ 2020/07/12(日) 12:15:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/84cd293ffde014354bfa96a15c947b3f366c4b57
額賀元財務相「ゆで卵ボヤ」と茂木外相「漁夫の利」の行方
7/10(金) 6:00配信

文春オンライン
元産経記者。経済財政担当相、防衛庁長官などを歴任した額賀福志郎元財務相 ��躑ζ営命�社

 東京・赤坂の衆院議員宿舎でボヤ騒ぎがあったのは7月2日午後11時のことだった。部屋の主は自民党の額賀福志郎元財務相(76)。ゆで卵を作る途中で眠りこけ、鍋が空だきに。煙を感知し駆けつけた消防に泥酔したまま暴言を吐き、顰蹙を買ったという。

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 源流を辿れば田中角栄元首相に行き着く名門派閥・平成研究会(現竹下派)。つい2年前まで領袖だった額賀氏だが、からきし存在感がない。「ポスト安倍」レースに向けて活発に夜会合をこなす年長の二階俊博幹事長(81)や麻生太郎副総理(79)とは大違いだ。

 平成研は、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三という歴代首相を生み、「一致団結、箱弁当」という鉄の結束を誇ったが、もはや遠い過去。前回2018年9月の総裁選の半年前には、領袖の額賀氏を引きずり下ろすクーデターが勃発。竹下亘・元総務会長が領袖になり、「竹下派」が復活した。総裁選で、竹下氏は、兄・登氏の秘書だった青木幹雄元党参院議員会長の意向を受け、石破茂元幹事長で派をまとめようとしたが、安倍晋三首相を推したい衆院側と分裂し、自主投票に追い込まれた。

「岸田がダメなら次は茂木でいい」との声
 次の総裁選で竹下派はどう動くか。意欲を示すのは茂木敏充外相だが、前回、衆院側で安倍首相支持を取りまとめた中心で、参院側からは「今も茂木は許せない」(ベテラン)との怨嗟が渦巻いてきた。しかし、ここにきて茂木氏に追い風が吹き始めている。発生源は「ポスト安倍」に岸田文雄政調会長を推してきた安倍、麻生の両氏だ。安倍首相周辺からは「岸田がダメなら次は茂木でいい」との声が漏れ、茂木氏を一方的に嫌っていた麻生氏との関係も、会食を約束するまでに修復された。

「岸田氏はコロナ対策で失態続き。『岸田首相じゃ選挙に勝てない』との声が広がっている。このままでは安倍、麻生両氏が、どうしても避けたい『石破政権』が誕生しかねず、2人は“次善の策”を考え始めた」(政治部デスク)。党員人気はあるものの、国会議員の支持が広がらない石破氏にとって、竹下派(54人)は、固まった議員票が見込める貴重な存在。安倍、麻生両氏が茂木氏に秋波を送るのは、石破氏を「数の論理」で追い込むためでもある。岸田氏の失速、そして実力者2人の石破嫌い。「漁夫の利とはいえ、派内を固め切れていない茂木氏には渡りに船の展開」(政治部記者)。茂木氏の総裁選出馬に向かって竹下派が久々に「一致団結」できるかもしれない情勢だ。ただし、「最近派内の若手とも会食を重ねたりしているが、元々パワハラ体質で人望はない」(同前)。“箱弁当”の復活は簡単ではなさそうだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月16日号

4229チバQ:2020/07/19(日) 23:07:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4df8d2ac176cef1801c125c536739bec98cecb09

自民党麻生派 他派閥に先がけ「コロナ対応」パーティー
7/16(木) 22:37配信

朝日新聞デジタル
飛沫(ひまつ)防止の透明なシートが設置された演台であいさつする麻生太郎副総理兼財務相=2020年7月16日午後6時50分、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

 自民党麻生派(54人)の政治資金パーティーが16日夕、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた。東京都内で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新するなか、他派閥に先駆けて開催に踏み切った。出席者に感染防止策の徹底を求め、飲食物は提供しない異例の会合となった。

 パーティーは「3密」回避のため、同ホテル内で3会場に分け、着座形式で行われた。参加者には来場時に検温を求め、マスク着用を原則とした。政府が提供する接触確認アプリの利用徹底を促し、登壇者の前にはアクリル板を設置。パーティー券の購入者には、インターネットの同時配信も行った。

 麻生太郎副総理兼財務相はあいさつで、新型コロナ対応について「今の憲法が緊急事態に対応できるのか。我々は責任政党、政権与党として憲法改正に向けた議論もしっかり行っていくべきではないか」と訴えた。ビデオメッセージを寄せた安倍晋三首相も「立党以来の悲願である憲法改正への挑戦、その歩みを止めるわけにはいかない。自民党総裁として、任期中に憲法改正を成し遂げたい。その決意に変わりはない」と応じた。

 その後、派閥重鎮の甘利明税制調査会長が「コロナ後」の社会像をテーマに講演し、パーティーは約1時間で終了した。

 麻生派はもともと4月に開催予定だったパーティーを新型コロナの感染拡大を受けて延期した。5月の緊急事態宣言の解除を受け、他派閥が9月以降の開催を予定するなか、7月の開催を決めた。麻生氏は最近、早期の衆院解散・総選挙に前向きな言動を強めており、党内では「衆院選に向けた資金集めを急ぐ狙いがある」との臆測が広がった。

 東京都内の新規感染者が16日には280人を超え、派内では開催に慎重な意見もあった。だが、準備段階で日本感染症学会の監修を受けたと説明。例年は4千人ほどの参加者を減らし、時間も短縮したりして開催できると判断した。

朝日新聞社

4230チバQ:2020/07/19(日) 23:08:41
https://www.youtube.com/watch?v=qlgXp9GFVIw
これ、じゅうぶん3密じゃね!?

4231チバQ:2020/07/19(日) 23:09:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf901e860c87b2914ac30db5a4514258cf3c4121
麻生派が政治資金パーティー ポスト安倍政局へ先陣
7/16(木) 20:16配信

産経新聞
麻生派(志公会)パーティーの会場を後にする麻生太郎財務相=16日午後、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ(酒巻俊介撮影)

 自民党麻生派(志公会、54人)は16日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各派閥がパーティーを秋に延期する中、次期総裁選に向けて先陣を切る形となった。派内では「ポスト安倍」候補として岸田文雄政調会長を念頭に置いた声がある一方、同派所属の河野太郎防衛相が出馬に意欲を示しており、結束を維持できるかが注目される。

 「今、われわれは変化に挑戦する勇気を持たなければならない。志公会は政権のど真ん中で引き続き精進し、政権をしっかり支えてまいりたい」

 派閥を率いる麻生太郎副総理兼財務相はパーティーでこう述べ、安倍晋三政権を支えていく姿勢を重ねて強調した。パーティーは新型コロナが収束しない中での開催となり、「3密」を防ぐためホテル内の3会場に入場者を分散。来場できない人のためにオンライン中継で視聴できるようにもした。また、従来の立食形式から着席に変更し、飲食物の提供は控えた。

 安倍首相はビデオメッセージを寄せ、「第2次安倍政権の発足から7年半が経過した。この間、屋台骨として支えていただいたのが麻生氏だ」とたたえた。

 安倍政権をど真ん中で支えてきた党内第2派閥の麻生派だが、ポスト安倍に関し足並みがそろうかは不透明だ。麻生氏の本命は首相も期待する岸田氏とみられるが、派内では発信力が強い河野氏が総裁選出馬に意欲を示しているためだ。

 麻生氏は最近、派閥の結束を強めるため、当選同期同士で懇談を行うよう指示を出した。派閥幹部は「総裁選に向けた麻生会長の考えはまだ白紙だが、態度を決めたらそれで結束するのが派閥だ」と強調。河野氏の動向については「総裁選に出ると言っているが、いつの総裁選とは言っていない」と話す。

 とはいえ、河野氏は中堅・若手を集めた食事会を繰り返し開くなど派内での浸透に力を入れる。以前はあまりみられなかった行動で、次期総裁選に出馬する可能性は否定できない。

 他派閥の中堅議員は、河野氏が麻生氏の制止を振り切った場合、「派内からどれぐらいの議員が同調するのかが焦点になる」と指摘。その上で「麻生氏が分裂を避けるため『次は岸田』とならずに河野氏の挑戦を追認する形になれば、総裁選をめぐる状況は一気に変わる」と語った。(今仲信博)

4232チバQ:2020/07/20(月) 20:45:33
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2007190013.html
総裁選へ「鉄の結束」下準備? 竹下派若手が勉強会
2020/07/19 18:19産経新聞

総裁選へ「鉄の結束」下準備? 竹下派若手が勉強会

鈴木宗男参院議員

(産経新聞)

 自民党竹下派(平成研究会)の若手議員が「ポストコロナ」の社会像をテーマに勉強会を重ね、注目されている。新型コロナウイルスの感染収束後の社会を先取りする議論もさることながら、首相経験者やベテラン議員らが相次いで講師を務め、派閥の奮起を促しているためだ。秋に予定する政策提言の発表が主眼だが、次期総裁選に向けた下準備との臆測も呼んでいる。

 「自分のグループから(総裁候補を)出せばおのずとまとまる。戦う気概を持たなければ先に進めない」

 かつて同派に所属した日本維新の会の鈴木宗男参院議員は14日の勉強会でこう述べ、次期総裁選では派内から候補を立てるよう訴えた。

 同派は前身の「経世会」時代を含めると、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の3氏を首相に出した名門派閥だ。ただ、小渕氏のあとは首相の座から遠ざかり、かつての最大勢力も現在は党内第2派閥に甘んじる。

 同派の強みだった「鉄の結束」も、揺らぎ始めている。平成30年の前回総裁選では衆院の大半が安倍晋三首相を支持したのに対し、参院は石破茂元幹事長を支援し、対応が割れた。

 鈴木氏が自派閥からの候補者擁立を説いたのもこうした経緯が念頭にあり、「派閥から候補を立てることで求心力が生まれる」と強調した。東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は今月8日の勉強会で、人間関係の大切さを説いた。

 派内では茂木敏充外相、加藤勝信厚生労働相、小渕優子元経済産業相の名前が総裁候補として挙がる。最も有力視されているのが茂木氏だが、前回総裁選で衆院側を率いた中心人物でもあり、参院側との溝は今も残っているとされる。

 若手勉強会は衆参双方の議員でつくり、両院の同派幹部とも綿密に連携を取りながら進めている。若手議員の一人は「結束を取り戻すための環境整備になればいい」と話す。(大橋拓史)

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200718X517.html
揺らぐ「岸田氏禅譲」路線=麻生氏らが疑問符―菅氏でつなぐ案浮上
2020/07/18 14:24時事通信

 安倍晋三首相の盟友である麻生太郎副総理兼財務相ら首相に近い有力者から、自民党の岸田文雄政調会長を「ポスト安倍」候補として推すことに疑問の声が漏れ始めている。課題の発信力が向上せず、党内での指導力も見えにくいためだ。首相が避けたい石破茂元幹事長の党総裁選出阻止のため、菅義偉官房長官を担ぐ案も浮上しており、首相が描く岸田氏への禅譲路線が揺らいでいる。

 「平時の岸田だ。乱世の岸田じゃない」。麻生氏は最近、同僚議員にこう語った。麻生氏はこれまで首相が目指す岸田氏への禅譲路線に異を唱えていなかったが、立場に変化が表れた。

 岸田氏の肝煎りとされた新型コロナウイルス対策の「減収世帯への30万円給付」は、公明党が求める一律10万円給付に覆され力量不足が露呈。各種世論調査の「次の首相にふさわしい人」では石破氏に大きく水をあけられ、差が縮まる気配もない。首相周辺は「あれでは石破氏に負けてしまう」と危機感を隠さない。

 首相の信頼が厚い閣僚の一人は、首相の後継として政権を任せる場合、岸田氏ではなく「菅氏がつなぐのが一番いい」と指摘する。菅氏は党内に一定の支持派を抱え、党側を押さえる二階俊博幹事長との関係も良好だ。

 岸田氏に対する不安の声は首相の耳に直接入っている。ただ、2018年総裁選で自らの支持固めのため岸田氏を不出馬に追い込み、「禅譲」をちらつかせてきた首相としては、ここではしごを外しにくい。最近も「岸田氏の面倒を見てほしい」と周辺に伝え、岸田氏を擁護してみせた。

 「ポスト安倍」選びが「選挙の顔」を決める印象を強めれば、知名度の高い石破氏に支持が雪崩を打つ展開は否定できない。「もう少し発信したらいいのに」。首相は岸田派幹部にこう不満を漏らした。今後の評価次第で首相の岸田氏に対する姿勢に変化が生じる可能性もある。

4233名無しさん:2020/07/21(火) 03:06:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2007200019.html
【ポスト安倍の夏】加藤勝信厚労相 続く雌伏のとき、突破口はどこに  
2020/07/20 20:04産経新聞

【ポスト安倍の夏】加藤勝信厚労相 続く雌伏のとき、突破口はどこに  

衆院予算委員会で答弁する加藤勝信厚労相=10日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

(産経新聞)

 新型コロナウイルスの感染が収束するまでの時限的措置として、4月から解禁された医療機関の初診からのオンライン診療。日本医師会(日医)は受診履歴のない患者にまで認めることに抵抗したが、解禁にかねて前向きだった厚生労働相、加藤勝信は厚労省内の動きを押さえ込み、ゴーサインを出した。

 6月29日にはオンライン診療を実施する川崎市内の病院を視察した。記者団には「オンラインか対面かというより、全体として病気になったときの対応力を上げるため活用するのが大事だ」と必要性を強調した。

 オンライン診療の解禁は指導力を発揮したケースの一つだ。ただ、政府では調整力の方を買われることが多い。良くも悪くも自身をあまりアピールせず、地味なイメージがつきまとう。旧大蔵省出身とあって、役人気質との評も消えない。

 5月に自民党本部で行われた厚労族による非公式の会合で、ある議員がこう苦言を呈した。

 「あのコメントには違和感を覚えた」

 やり玉に挙がったのは、同月8日の記者会見で語った、新型コロナウイルス感染症に関する保健所などへの相談・受診の目安に関する「誤解発言」だ。目安とは、厚労省が2月に提示した「37.5度以上の発熱が4日以上続く」を指す。野党は「目安のせいでPCR検査を受けられなかった人が多い」と批判した。

 加藤は目安が相談や受診の基準のように捉えられたとして、「われわれから見れば誤解だ。幾度となく通知を出し、相談や受診は弾力的に対応してほしいと言ってきた」と釈明した。「誤解」という言葉からは通知内容が行き届かなかったことへの反省はうかがえず、世論の反発を招いた。

 ここに加藤の弱点がある。手堅い手腕で答弁能力も高いとされるが、世間の受け止めより、政策の整合性に重きを置く役人的な感覚が顔をのぞかせる。

 これまでは「ポスト安倍」について「常に高みを見据えながら進めていきたい」と語ってきた。加藤の地元・岡山県の関係者によると、平成27年10月に59歳で1億総活躍担当相として初入閣し、お国入りした際「あと10年あるかないかという中、橋本龍太郎先生と同じ椅子に座れるかというとなかなか…」と周囲に漏らしたという。首相の座はしっかり意識している。

 ただ、置かれた政治的な立ち位置が、振る舞いを難しくしている。首相の安倍晋三の父、晋太郎を支えた「安倍派四天王」の一人で元農林水産相の加藤六月(むつき)の娘婿で、晋三の母親と六月の夫人は大の友人だ。晋三の信頼は厚いが、後継者として視界にあるのは、政調会長の岸田文雄とされる。

 所属する竹下派(平成研究会)のポスト安倍候補である外相、茂木敏充とは同じ64歳だが、永田町で物を言う当選回数は、茂木の9回に対し加藤は6回だ。

 祖父が元島根県議会議長ということもあり、派内に影響力をもつ島根県が地元の元参院議員会長、青木幹雄にかわいがられている。しかし、青木は30年の前回総裁選で元幹事長の石破茂を支援した。首相の座を目掛け、どこに突破口を見いだすのか。(坂井広志)=敬称略

4234チバQ:2020/07/21(火) 03:07:35
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020071400036.html
習近平問題で激怒の二階幹事長 「ポスト安倍」仕掛けるも足元揺らぐ
2020/07/15 08:00AERA dot.

習近平問題で激怒の二階幹事長 「ポスト安倍」仕掛けるも足元揺らぐ

影響力の低下も指摘されはじめた二階幹事長 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

 安倍長期政権を支え、自民党幹事長の連続在職日数最長を更新中の二階俊博幹事長が最大のピンチを迎えているという。4選支持まで一時は打ち出していたが、「次の改造で幹事長交代の可能性もある」と二階氏に近い自民党幹部は話す。



 昨年7月の参院選を巡って、前法相で衆院議員の河井克行被告と妻の河井案里被告が7月8日、公職選挙法違反(買収など)で起訴された。案里被告は参院議員となり二階派に入ったが、疑惑が浮上し、自民党を離党。しかし、前出の自民党幹部は内情をこう話す。

「案里被告は離党の際も『今後も二階先生のご指導を仰ぎたい』と希望していた。二階氏も了承したので、保釈されたら案里被告は二階派の特別会員です」

 二階派でもう一人、自民党を離党して特別会員になっているのは、昨年12月に収賄罪で逮捕、翌1月に起訴された秋元司被告。派閥から逮捕者が2人も出ている。

 さらに、二階氏の影響力低下を裏付けるような出来事があった。4月に予定されていた中国の習近平・国家主席の国賓としての訪日。これを中止するようにと、自民党外交部会が菅義偉官房長官に申し入れたのだ。

 習氏は6月に、民主化運動が続く香港に対し、「香港国家安全維持法」を強引に施行。半世紀は不変とされた高度な自治「一国二制度」を覆しかねない状況で、国際的な批判を浴びている。外交部会に所属する国会議員が訪日中止についてこう話す。

「施行後、香港独立の旗を持っているだけで逮捕される市民が出るなど、香港に保障されていた民主主義が脅かされている」

 だが、“寝耳に水”だった二階氏は激怒。自民党内で習氏と最も太いパイプを持つだけに「軽々しく決めるな」と外交部会や官邸に反旗を翻したのだ。

「二階氏は外交部会の決定に『何を言ってんだ』『わかってないぞ』と大荒れ、めちゃくちゃ怒っている。自身が安倍政権を支えていると自負しているが、外交部会の主要メンバーが首相に近いことが気に入らなかったよう。怒りに拍車がかかっている。その上、秋元被告に続き、案里被告も起訴され、『なぜ、うちの派閥だけこうなるんだ』と不快感を隠せないようです」と前出・自民党の幹部が解説する。

 岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長ら「ポスト安倍」の面々と会食するなど、精力的に動き回る二階氏。

「夏の内閣改造で安倍首相に幹事長を代えられたら、石破氏をポスト安倍に担ぎ、総裁選で負けたら最悪、自民党を割って出るという選択肢も考えているようだ」(同幹部)

 しかし、力の源泉である「派閥」と、「中国」というカードが切れず、足元が揺らいでいるようだ。(今西憲之)

※週刊朝日  2020年7月24日号

4235チバQ:2020/07/21(火) 14:38:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/d26392cf48e34751407fd2f385c86d98abdd7bbf

戦後保守政治の裏側 「右派ポピュリズム」のコンプレックス




7/19(日) 18:05配信


時事通信



意外な苦言





参院本会議で代表質問する自民党の世耕弘成参院幹事長(手前)。奥右は安倍晋三首相=2019年10月8日、国会内
 国会では本会議であれ、委員会であれ、与党の質問に耳目を集めるものは少ない。内閣にとっては身内だから疑惑や不正の追及が難しいというのは人情だろうが、特に「安倍1強」になってからは、歯の浮くようなチョウチン質疑も目立つ。【日本テレビ政治部デスク・菊池正史】


 しかし昨年10月から12月まで開かれた臨時国会では、参院本会議で自民党から興味深い代表質問が飛び出した。安倍の「お友達」の一人であり、その直前まで経済産業大臣を務めていた世耕弘成が、演壇に立った時だ。

 「外国首脳との会談では、相手の提起した論点に一つ一つ丁寧に応答し、相手の心をわしづかみにしていく。そして難病を経験されたからでしょうか、人に対して何とも言えない優しさを示される。そういう総理の人柄に強く惹かれたという面もまた大きいものがあります」

 ここまでは、お馴染みのゴマスリかと思って聞いていたら、突然、口調が変わった。

 「しかし国会審議の現場では、時々、私の知る総理とは異なった一面が垣間見えることがあります。私は安倍政権に否定的な立場の方にお会いすることがあると、その理由を尋ねるのですが、『答弁の時の居丈高な態度が気に食わない』『やじにいちいち反応するところが嫌いだ』といった理由を挙げる方が少なくありません。総理の普段の人となりを知る者として、これほど残念でもったいなく感じることはありません。総理、これからの国会審議では、ぜひ謙虚で丁寧な対応に徹していただくよう、強くお願いしたいと思います」

 今の内閣には「お友達一掃内閣」という批判が付きまとうので、あえて苦言を呈する演出でもあろうが、それにしても本質的、かつ的確な指摘だったと思う。 私が政治取材を始めた1993年の首相は宮沢喜一だった。それから13人の首相を現場で見てきたが、安倍ほどやじを飛ばす首相を見たことがない。

 2012年に第2次政権が発足したばかりの時は、たった1年で政権を放棄したという自らの失態を念頭に置いてか、「過去を振り返っても、あるいは前政権を批判しても、今現在、私たちが直面をしている危機、課題が解決されるわけではありません。我々は過去を振り切り、今から未来に向かって力強く第一歩を踏み出していきたい」(2012年12月26日の首相就任会見)などと謙虚に話していた。

 ところが、2013年7月の参院選で自民党が圧勝して政権が軌道に乗り始め、反対論も多かった特定秘密保護法の成立にこぎ着けたあたりから野党への敵対姿勢が強くなった。そして2014年になって、念願だった集団的自衛権の行使容認をめぐる議論が活発になり始めると、野党のやじに頻繁に反応し、自らもやじり、すっかり謙虚さは影を潜めることになる。

やじ将軍





安倍晋三首相の東京都議会議員選挙の応援演説で、掲げられた抗議のプラカード=2017年7月1日、東京都千代田区のJR秋葉原駅
 象徴的だったのが、2015年2月19日の衆院予算委員会。当時民主党議員だった玉木雄一郎(現国民民主党代表)が閣僚の「政治とカネ」の問題について追及した時だ。突然、大臣席から「日教組はどうするの!」とやじって審議は混乱し、与党の委員長にすら注意される始末となった。つい先日も、立憲民主党議員の辻元清美に「鯛は頭から腐る」などと疑惑を抱える安倍政権の体質を批判されると、「意味のない質問だ」とやじを飛ばして審議をストップさせた。

 安倍の反撃は、国会だけにとどまらない。2017年の東京都議選の街頭演説の際には、「辞めろ」と叫ぶ一部聴衆に対し、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」とやり返した。「反安倍」も含めて首相が代表する「国民」であるはずだ。野党からは「品位に欠ける。器量が小さい」と批判も出たが、どこ吹く風だ。

 2019年になってからは、2012年の就任会見のことも忘れて、民主党政権を「悪夢」と繰り返し罵っている。

4236チバQ:2020/07/21(火) 14:39:00
 世耕の苦言に安倍はこう応じた。

 「この忠告を拳々服膺し、そして野党の皆さま方からもですね、謙虚で丁寧な総理大臣だと言っていただけるように努力を重ねてまいりたい」

 しかし、その舌の根も乾かぬうちに、直後の国会審議でもやじを飛ばし続けた。

 加計学園の問題をめぐって、野党系無所属の今井雅人が、萩生田光一文部科学相の関与をうかがわせる文書を取り出して追及すると、席から「あなたが作ったんだ」と指をさして発言し、国会を混乱させた。

 また、高市早苗総務相が2016年に放送局への電波停止の可能性に言及したことについて質問した立憲民主党の杉尾秀哉に対しては、突然「共産党!」と叫んで、委員長に注意される一幕もあった。

 与党にでさえ「まるで子どもの口喧嘩」とあきれる議員も多い。とにかく安倍は第2次政権が発足してからというもの、歴代首相にはなかった「やじ将軍」ぶりを発揮している。

 なぜ安倍は批判されようが、忠告されようが、やじをやめないのか。かつて病に倒れ、どん底を見た人間ならではの捨て身の新境地なのだろうか。その開き直りによって野性が解き放たれ、怒りをコントロールできないのだろうか。

 しかし、安倍が意識をしてか、しないでか分からないが、このやじは、右派ポピュリズム(大衆迎合主義)を魅了する強力な武器となっている。

強くありたいという精神





参院予算委員会で野次に苦言を呈す安倍晋三首相=2014年2月5日、国会内
 安倍を支持している右派ポピュリズムは、権力への抵抗に軸足を置く左派ポピュリズムとは対照的に、国家権力や権威との一体化に快感を抱き、人々を統制しようとする強さに憧れる。だからこそ、野党への敵意を剥き出しにしてやじり返し、「安倍辞めろ!」と叫ぶ国民にも口角泡を飛ばす「強い安倍」を見ていると爽快な気分になり、快感に浸るのだ。

 水島治郎の著作「ポピュリズムとは何か」(中公新書)では、欧米で台頭した右派ポピュリズム政党が分析されている。そのリーダーたちのスタイルとしての特質に「大胆かつ粗野な言葉使い」があるという。その最たる者がオランダで「自由党」を率いるヘールト・ウィルデスで、閣僚や与党議員に「臆病者」「田舎者」「番犬」といった罵詈雑言を浴びせ、「議会にストリートの言葉とスタイルを持ち込んでいる」と、指摘されたそうだ。

 この「崩壊したマナー」が、左右を問わずポピュリズムと親和性がある。既存の体制と闘うためには、既成勢力が構築してきた「常識」を突き破り、「タブー」を破壊しなければならない。そこに不満分子は魅了されていく。

 ただ、水島によると左派ポピュリズムは「大衆を可視化して支配エリートに圧力をかける」手法だった。まさに戦後日本の労働運動や、学生運動がその典型だろう。

 これに対し、現在、台頭している右派ポピュリズムは、「メディアやインターネットを通じ、内心で不満を鬱積させている『サイレント・マジョリティ』に訴え、その共感を呼ぶことで」支持を集めるという。「サイレント・マジョリティ」は街頭でデモなどしない。テレビに映し出される「やじ将軍」を見て興奮し、SNS(インターネット交流サイト)で「左派」や「中国、韓国」にゲスな言葉を浴びせ、鬱積した不満を発散させるのだ。

 その不満は、戦後日本の「リベラル保守」を支えてきた「エリート」や「インテリ=知識人」への不満であり、理性的で抑制的な議論をしようと努力する協調型システムへの不満なのだろう。

 内閣総理大臣が、頻繁にやじを飛ばすという行動は、「リベラル保守」を支えてきた「エリート・インテリ」たちには見ることのできなかった行動様式だ。子どもの頃から「他人の意見をしっかり聞け」「わがまま言うな」「喧嘩してはいけない」「弱い者をいじめるな」「言葉遣いに気を付けろ」と「大人のマナー」を教育され、勉学に励んで偏差値の高い大学に入学し、あるいは苦労してたたき上げて実績を残し、自分の実力で社会的地位を築いた「エリート・インテリ」たちには受け入れてもらえない、むしろばかにされ、蔑まれ、否定されるものだ。

4237チバQ:2020/07/21(火) 14:41:09
 しかし、その「エリート・インテリ」に及ばず、疎外され、でも少し憧れ、その反動でひがみ、嫉妬し、それを人前で発露できなかった「サイレントな非エリート・非インテリ」層は、安倍のやじに自己投影して不満や嫉妬の発露を見いだす。安倍のやじは、戦後の保守本流の裏側で、鬱々としてきた不満や劣等感を一気に吹っ飛ばしてくれるのだ。

 「一国の総理が俺たちの気持ちを代弁して喧嘩してくれている」という思いと、安倍のやじが粗野なものであればあるほど、「なんだ、一国の総理も俺たちと同じレベルで口喧嘩している」という思いが交錯し、そういうレベルでの「一体化」「同質化」が右派ポピュリズムの底流となって安倍の支持率に流れ込んでいる。

戦後レジームからの脱却“劇場”





靖国神社参拝に臨む安倍晋三首相(中央)=2013年12月26日、東京・九段北
 安倍という「我らがリーダー」と一体化し、同質化した右派ポピュリズムは、たとえ幻想であろうと、イメージであろうと、自分たちも「強者」になろうとする。「強者」であるということは、常に何かと闘い、勝利しなければならない。そのためには「敵」が必要となる。左右にかかわらず、ポピュリズムは「敵」を求める。

 「既得権にしがみつくエリート」「豊かなブルジョア」「イスラム教徒」「移民」などなど、時代と状況に応じて設定される「敵」の姿はさまざまだが、敵と味方の二極対立をつくり上げて、敵を徹底的にたたくことがエネルギーとなる。「敵」を罵倒することが、「強さ」の幻想を担保する。

 かつて、小泉純一郎が郵政民営化に反対する人々を「抵抗勢力」として設定し、「刺客候補」を擁立して落選に追いやったように、この「二極対立」には妥協や協調の余地はない。議論は主張と批判の応酬となって形骸化し、優れたアジテーターであることがリーダーの資質となる。ポピュリズムを煽るリーダーにとって、広く合意を求める議論は必要ない。むしろ弊害だ。敵を攻撃し続けることが自らの求心力を高める。

4238チバQ:2020/07/21(火) 14:41:25
 しかし、小泉が演出した「劇場型政治」は、既に幕を下ろした。そして、今、前回の時事通信社「地方行政」2020年1月6日号で指摘したように、安倍が新たに提示した「戦後レジーム」という「敵」に、右派ポピュリズムが刺激されている。その「敵」は吉田茂に始まり、田中角栄から野中広務に至る系譜が支配してきた「保守本流」だ。これは戦争経験と、理性、自制をもって護憲を許し、協調外交、協調型意思決定を重視して、「左派」との共存を図ってきた。

 右派ポピュリズムは、それに我慢できず、苛立ち、抑え込まれてきたナショナルアイデンティティーを取り戻したいという願望によって、戦闘意欲を掻き立てている。

 しかし、その「敵」は、「保守本流」だけではない。背後には、「戦後レジーム」をつくり上げた米国がいる。だから極めて堅固なのだ。

 これも以前、指摘したが、安倍が東京裁判史観からの脱却をにおわせ、靖国神社に参拝した途端、米国から拳骨を落とされる始末だ。米国との対等性なくして「真の独立」などあり得ないが、米国からの「自立」がいかに難しいかは、ここで語るまでもあるまい。

 「右派」でも一部のインテリはその難しさを知っているが、右派ポピュリズムはそこまで求めはしない。「戦後レジーム」を「米国製憲法」や「弱腰外交」という言葉に落とし込んで、安倍が「憲法改正」「拉致被害者奪還」「北方領土返還」「韓国元徴用工問題は解決済み」などと叫ぶ姿に、ナショナルアイデンティティーの回復を期待し、ストレスを発散させているのだ。

 かつて文芸評論家であり保守論客だった江藤淳は、米国との戦争に敗れ、米国に占領されたことで、近代の中で日本人が「辛うじてつくり上げようとした独自の価値体系」が破壊されたと悔やんだ。そして、次のように憤りを露わにしている。

 「一夜にして『民主主義』の謳歌者に変貌させられた日本人が、どんな奇怪な心理的操作を迫られ、どんな痛みを内面に感じたかについて、世の『転向』論者が口を緘して語らないのを私は奇怪至極と訝らぬわけにはいかない」(江藤著「成熟と喪失─“母”の崩壊─」)

 「戦後レジームからの脱却」とは、その「痛み」を与えられたことに、一矢報いるための挑戦ではなかったのか。安倍の「強さ」が「米国が許す範囲」のものにすぎないとすれば、まさに「脱却“劇場”」であり、「右派ポピュリズム」を巻き込んで空騒ぎするための諧謔にすぎない。第2次安倍内閣発足以降、安倍自身からとんと「戦後レジームからの脱却」と聞かなくなったのは、それを自覚してのことだろうか。【時事通信社「地方行政」2020年2月20日号より】

 菊池正史(きくち・まさし)日本テレビ政治部デスク。1968年生まれ。慶應義塾大大学院修了後、93年日本テレビ入社、 政治部に配属。旧社会党、自民党などを担当し、2005年から総理官邸クラブキャップ。11年から報道番組プロデューサー等を経て現在は政治部デスク。 「著書に「官房長官を見れば政権の実力がわかる」(PHP研究所)、「安倍晋三『保守』の 正体」(文藝春秋)などがある。

4239チバQ:2020/07/21(火) 15:46:36
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071600608&g=pol
【点描・永田町】「3A1S」会談復活の裏舞台
2020年07月19日19時00分


参院予算委員会で麻生太郎副総理兼財務相(右)と話す安倍晋三首相=6月11日、国会内
 梅雨明け間近の永田町は、「真夏の政局」で暑苦しさが増している。来年9月の安倍晋三首相の任期切れをにらんだ「ポスト安倍」の動きが加速する一方、秋の衆院解散説も飛び交っているからだ。コロナ禍への対応の迷走や、相次ぐ政権スキャンダルなどで求心力低下が目立つ首相だが、政局運営の主導権を確保しつつ、国会閉幕直後の6月19日の麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明自民党税制調査会長との4者会談を手始めに、本格的な党内工作で“1強復活”を狙う構えだ。このため、今後の政局夏の陣では、解散や党・内閣人事にポスト安倍レースも絡んだ複雑な神経戦が展開されそうだ。

 首相と麻生、菅、甘利3氏の会談は、それぞれの頭文字から「3A1S」と呼ばれてきた。首相の盟友の麻生、甘利両氏と、内閣の大番頭の菅氏は、2012年暮れの第2次安倍政権発足以来、結束して首相を支えることで「真の政権中枢」(自民幹部)とされてきた。それだけに、3カ月ぶりに夜の会食を再開した首相が、まず3氏を相手に選んだのは「政権運営の原点に戻る」(官邸筋)との判断があったことは間違いない。

 その一方で、4氏だけでの会食は2017年7月以来約3年ぶりとあって、自民党内では直ちに「衆院解散や内閣改造をめぐって意見調整した」(閣僚経験者)との憶測が広がった。特に、昨秋から関係悪化が噂され、「官邸の隙間風」などと揶揄されている首相と菅氏が、久方ぶりの「3A1S」会談で改めて結束ぶりをアピールしたことで、与党内では「今後の政権運営の主導権確保を狙う“安倍戦略”の一環」とみる向きも多い。

◇「隙間風」払拭の狙いも

安倍晋三首相との面会後、記者団の質問に答える自民党の二階俊博幹事長(中央)=7月10日、首相官邸

 この4者会談に3年もの空白期間が生じたのは、首相の後見人を自認する麻生氏と、首相の女房役の菅氏との間での政治的あつれきが目立つ一方、甘利氏も政治とカネの問題での閣僚辞任後、表舞台から遠ざかっていたことで、首相にとっても「集めにくい雰囲気が続いていた」(側近)からだ。しかし、首相が苦闘を強いられたコロナ国会が6月17日に閉幕。19日からは都道府県をまたぐ移動やイベント開催が解禁され、プロ野球も開幕するなど日本社会全体が新たな日常に動きだしたことが、久しぶりの4者会談につながったとみられる。

 会談の発案者は麻生氏で、同10日の安倍・麻生会談で提案、首相も快諾したとされる。首相と麻生氏は「運命共同体を自認する盟友関係」(政府筋)で、政権が危機を迎えた際には、麻生氏との会談が首相の“精神安定剤”となってきたのは周知の事実。一方、菅氏は麻生、甘利氏とは一定の距離を置いてきたとされ、消費税など重要な政策決定や衆院解散のタイミングなどをめぐる意見対立も目立っていた。

 このため4者会談の復活には「隙間風」払拭の思惑もにじむ。3年前はいわゆる「モリ・カケ疑惑」で内閣支持率が急落し、都議選での自民惨敗を受けての会談で、その後の17年10月の衆院選につながったとされる。それだけに「3年前のビデオテープのような会談」(自民長老)との見方もあり、これをきっかけに「9月末解散・10月25日投開票」説が浮上したのも事実だ。

 ただ、当時とは党内事情が大きく異なる。党ナンバー2の二階俊博幹事長は首相に対抗するように、党内各派領袖らとの個別会談を精力的に進める一方、二階氏とのパイプが太い公明党は「準備ができていないし、コロナ対応が最優先だ」と解散論をけん制する。このため、「3A1S」に二階氏が絡む主導権争いの結末はまだまだ見えてこない【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」7月13日号より】。

4240チバQ:2020/07/22(水) 13:09:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd077aa87a4362697f6ed407bf07cf24613ca1b
ポスト安倍レースかき乱す「二階幹事長」の思惑
7/22(水) 6:01配信


7月10日、安倍晋三首相との面会後、記者団の質問に答える自民党の二階俊博幹事長(写真:時事)
 政界随一の「寝業師」と呼ばれる自民党の二階俊博幹事長の「生臭い動き」(自民幹部)が、コロナ禍と長梅雨でよどむ永田町の空気をかき乱している。

 二階氏は6月17日の国会閉幕前後から安倍晋三首相や自民党各実力者らとの個別会談を繰り返し、その変幻自在な言動でポスト安倍レースをにらむ自民党内に揣摩臆測を広げている。

 お盆明けから始まる見通しの「政局秋の陣」は、党・内閣人事とそれを受けての解散・総選挙の有無が焦点だ。ただ、「すべてはコロナ次第」(政府筋)で確たる見通しが立たず、それゆえに「二階劇場」が政界の耳目を集めている。
■変わる「ポスト安倍レース」の展開

 二階氏の最初の仕掛けは、6月8日の石破茂元幹事長との会談だった。二階氏は、各種世論調査でポスト安倍候補の人気ナンバーワンとなっている石破氏を「さらに高みを目指して進んでいただきたい期待の星の1人」と持ち上げ、9月の石破派政治資金パーティーでの講師も快諾した。

 石破氏は党内実力者では唯一人、安倍首相の政権運営を厳しく批判し続け、安倍首相や麻生太郎副総理兼財務相から敵視されている。その石破氏が政権の支柱でもある二階氏と気脈を通じれば、ポスト安倍レースの展開も大きく変わるだけに首相周辺に疑心暗鬼が広がっている。
 7月2日には岸田文雄政調会長とも会談した。両氏が率いる二階、岸田両派の幹部も交えての懇親会で、二階、岸田両氏の親密な会食は約1年ぶり。同席者によると、両氏は思い出話に花を咲かせるなど和気あいあいで、終わり際に二階氏が「前途洋々、次に期待する」と岸田氏にエールを送った。

 二階、岸田両氏は2019年秋の党内閣人事で幹事長ポストをめぐって火花を散らし、安倍首相が秋口に断行するとみられる党人事でも、再び幹事長職の争奪戦を演じる可能性が指摘されている。岸田氏にとって次の人事で幹事長になれば、ポスト安倍への展望が開けるからだ。それだけに、このタイミングでの二階・岸田会談は自民党内に複雑な波紋を広げた。

 二階氏はかねてから「現政権が任期いっぱい、しっかり務めることを幹事長として補佐したい」と語るなど、幹事長続投への強い意欲を隠さない。9月8日まで幹事長を続ければ、通算在職日数で田中角栄氏(元首相)の1497日を抜いて最長記録保持者となる。そのため、「幹事長の座を死守する必要がある」(側近)。

 安倍首相はかねて自らの後継者に岸田氏を推す意向をにじませており、二階氏が岸田氏に接近することにも「複雑な思いを隠せない」(周辺)とされる。二階・石破会談で生じた二階氏への不信感も絡み、安倍首相が幹事長人事でどういう決断をするのか、強い風圧になっているのは間違いない。

4241チバQ:2020/07/22(水) 13:10:12
■二階・麻生がポスト安倍で手を組む? 

 石破、岸田両氏との個別会談と並行して、二階氏は安倍首相や麻生氏を含む与党有力者とも相次いで会談している。国会閉幕直前の6月16日には麻生氏と会談。衆院解散のタイミングやポスト安倍をめぐり、互いに腹を探り合ったとされる。両氏は7月15日にも再会談しており、「2大実力者としてポスト安倍で手を組むのでは」(細田派幹部)との憶測も広がる。

 さらに、菅義偉官房長官とは6月17日と7月1日に会談している。前者は二階・麻生会談の翌日、後者は二階・岸田会談の前日という「まさに政局的なタイミング」(自民長老)での会談だ。
 菅氏は二階、麻生両氏とともに政権の3本柱の一角を占める。二階氏の幹事長続投で連携したとされる2019年夏以来、政権運営でも二階、菅両氏の連携が目立つ。こちらも「ポスト安倍をにらんだ二階流の戦略」(閣僚経験者)との指摘が多い。

 そうした一連の政局会談のさなかの6月24日に、二階氏は安倍首相と密談した。二階氏側近の林幹雄幹事長代理が介添え役として同席したが、安倍首相と二階氏が少人数で会食するのは2年3カ月ぶり。安倍首相は同日昼には公明党の山口那津男代表と首相官邸で昼食をともにしており、安倍首相と二階氏の会談は「与党内の政局モードを一気に加速させた」(自民幹部)結果となった。

 このトップ会談は、首相サイドが「お時間があれば」と持ち掛けたとされる。国会閉幕後も政府のコロナ対応への批判などから内閣支持率が低迷しており、安倍首相としても二階氏との連携をアピールすることで、求心力回復を狙う思惑もちらつく。

 会談内容は明らかにされていないが、 「党・内閣人事や今秋解散の是非について、お互いの腹の内を探った」(自民幹部)のは間違いなさそうだ。安倍首相は二階氏が自民党実力者との会談を繰り返す狙いを探り、幹事長続投を狙う二階氏は安倍首相の感触を探るという「生臭さ満載の会談」(同)とみられている。
■「二階発言」で流れが変わる政局

 二階氏はこれまで、混戦模様のポスト安倍レースに絡めて安倍首相の4選にも言及するなど、「変幻自在な二階流」(側近)で真意をつかませないできた。二階氏は、安倍首相を筆頭とする世襲政治家とは対照的な「たたき上げの党人派」(自民長老)で、したたかな腹芸で「政界の絶滅危惧種」(同)とも呼ばれている。

 その一方、二階氏は野党出身議員を相次いで二階派に迎え入れることで派閥拡大も進めている。これらの野党出身議員は各派閥の現職と選挙区で競合するケースが多く、次期衆院選に向けて「激しい二階氏への反発」(岸田派幹部)にもつながっている。
 22日からのGoToトラベル事業でも、政府の迷走ぶりが国民の強い批判にさらされた。とくに、都知事選で圧勝した小池百合子知事と事業推進役の菅官房長官のあつれきが政権不信を拡大させている。

 その小池氏を都知事選で全面支援したのは二階氏で、小池氏も二階氏の幹事長続投に強い期待を示しているとされる。GoTo事業の混乱についても、安倍首相と二階氏がそろって沈黙を守り、政府は菅氏が、自民党は岸田氏らが全面に出てそれぞれの立場で発言しているのも「何やら意味ありげ」(閣僚経験者)ともみえる。
 二階氏はすでに81歳と高齢で、体調不安説もささやかれている。相次ぐ政局向け発言についても、「その場の思いつきでは」(政府筋)といぶかる声が少なくないが、「二階氏の発言が政局の流れを変えている」(二階派幹部)のは事実だ。

 東京でのコロナ感染再拡大が国民の不安をかき立て、「政局秋の陣もすべてはコロナ次第」(閣僚経験者)ではあるが、複雑なポスト安倍レースのカギを握るのは安倍、麻生、菅、二階の4実力者であることは間違いない。二階氏周辺からは「狙うはポスト安倍での最強のキングメーカー」(側近)との声も出る中、今回の二階劇場の結末はまだまだ見えてこない。
泉 宏 :政治ジャーナリスト

4242とはずがたり:2020/07/23(木) 13:08:35
自民 二階幹事長「解散よりもやるべきことがある」
2020年7月21日 13時42分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200721/k10012525951000.html

衆議院の解散について自民党の二階幹事長は記者会見で、新型コロナウイルス対策や豪雨災害への対応などを優先すべきだとして、早期解散に否定的な考えを示しました。

この中で自民党の二階幹事長は、衆議院の解散について「解散は安倍総理大臣の専権事項なので、幹事長は意見を求められたときには申し上げたいと思うが、今、そういう要請があるわけではない」と述べました。

そして「安倍総理大臣に『今すぐ解散する考えがあるか』と尋ねたことはない。今は解散よりも国民からの要請でやるべきことがたくさんあり、これらを着実にやっていく。政局の問題だけで政治を左右するのはいかがかと思う」と述べ、新型コロナウイルス対策や豪雨災害への対応などを優先すべきだとして、早期の衆議院解散に否定的な考えを示しました。

4243とはずがたり:2020/07/25(土) 23:56:02
民・谷垣グループが全方位外交…次期総裁選へ存在感高める狙いか
2020/07/25 21:46
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200725-OYT1T50207/

 自民党の谷垣禎一・前総裁を中心とするグループ「有隣会」(24人)が、次期総裁選に向けて全方位外交に徹している。特定の「ポスト安倍」候補に肩入れしないことで存在感を高める狙いがありそうだ。

 有隣会の代表世話人を務める中谷元・元防衛相は21日、ポスト安倍候補の岸田政調会長、石破茂・元幹事長らと昼食をともにした。中谷氏は、前回総裁選で石破氏の推薦人となったが、岸田派と有隣会との会食も企画し、幅広い人間関係づくりに腐心する。

 同じく代表世話人の遠藤利明・元五輪相は、岸田氏の下に近く設置される国家戦略を検討する特命委員会で会長代行を務める。また、二階幹事長らが近く設立する地方創生などをテーマとする議員連盟には、有隣会所属の複数議員が呼びかけ人として参加する予定だ。

 有隣会は緩やかなつながりのグループで、他派閥との掛け持ちが可能だ。定例会合も各派閥が行う木曜日ではなく、水曜日に開いており、政界引退を表明した谷垣氏も時々顔を見せる。一時は派閥化する案もあったが、「他派閥との交流を増やすことで活動幅が広がる利点を生かしたい」として見送った経緯がある。

 有隣会幹部は「ポスト安倍選びが本格化すれば、全方位外交で培った人脈で存在感を高めたい」と語る。

4244とはずがたり:2020/07/25(土) 23:56:17
ずっとsageてた。。

4245チバQ:2020/07/26(日) 17:19:54
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2007250004.html
資金集め、どうしたら…若手議員深刻、コロナでパーティー二の足
2020/07/25 18:44産経新聞

資金集め、どうしたら…若手議員深刻、コロナでパーティー二の足

パーティーを開いた麻生派(志公会)。岸田文雄政調会長(右から3人目)らがあいさつした。右端は二階俊博幹事長=16日午後、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ(酒巻俊介撮影)

(産経新聞)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国会議員が政治資金パーティーを開きにくい状況が続いている。近く衆院解散・総選挙があるとの臆測も飛び交う中、選挙基盤が脆弱な若手議員らは資金不足に不安を隠せない。

 ■持ち出し1000万円超…土地売ってしのぐ

 「金持ちか、集金能力の高いやつしか政治家にはなれないってことだね」

 活動資金が枯渇し、親から受け継いだ土地を売って当座をしのいでいるという自民党の衆院当選2回の議員はこう漏らす。

 秋までに政治資金パーティーを開けなければ、自らの政治活動にかかる今年の持ち出し額は1千万円超になるという。この議員は「秘書らの人件費がかかり、周囲には『年越しができるか心配』と漏らす同僚もいる」と明かす。

 ■歳費削減…家賃安い青山宿舎へ

 与野党は、感染拡大で国民生活に影響が出ていることを踏まえ、国会議員の歳費を5月から1年間、2割削減することを申し合わせた。衆院議員には、出費を節約しようと、月の家賃が約13万8千円(3LDK)の衆院赤坂宿舎から約2万1600円(2DK)の衆院青山宿舎に転居した議員もいるという。

 新型コロナ禍で3月以降、政治資金パーティーはほとんど開かれない状況だ。緊急事態宣言の解除を受け、開催を予定する議員も出てきたが、多くは「東京で感染が再拡大し、収束が見通せない中ではやりにくい」と二の足を踏む。

 ■企業も経営難「券買ってと言えぬ」

 夏のパーティーを延期した衆院当選3回の若手は「コロナで経営難の企業にパーティー券を買ってくれとはいえない」とあきらめ顔だ。資金不足解消のためやむなく秋にパーティーを開催する若手は「例年は700人ぐらい呼ぶが、300人程度に絞る」と語る。

 一方、自民党の各派閥の政治資金パーティーは16日の麻生派(志公会)を皮切りに10月末までに全7派閥が実施を予定している。

 所属議員に重くのしかかるのは1枚2万円のパーティー券の販売ノルマだ。当選1回の衆参議員は50枚、2回以上で閣僚未経験の議員は100枚といった具合に義務を課す派閥が多い。当選3回の若手は「(新型コロナの影響で)今回は達成できないかもしれない」と頭を抱えている。(長嶋雅子)

4246チバQ:2020/07/26(日) 20:57:48
https://www.sankei.com/politics/news/200725/plt2007250005-n1.html
幹事長の座は? 自民・岸田政調会長、連続在職日数トップに
2020.7.25 19:33
自民党の岸田文雄政調会長が連続在職日数の記録を更新し続けている。平成29年8月に就任し、今年6月に記録を塗り替えた。党の政策責任者として新型コロナウイルス対応などに汗をかくが、今後は「ポスト安倍」への足がかりとして、秋にも行われる党役員人事で幹事長の座を射止められるかが焦点となる。

 政調会長は党の政策立案の責任者で、幹事長などとともに「党三役」と呼ばれ、総裁への登竜門としても知られる。

 岸田氏は外相として戦後歴代2位、連続・専任では戦後最長の1682日務めた後に政調会長に就任。今年6月14日、平成7〜10年に政調会長だった山崎拓氏の連続記録(1035日)を超え歴代最長となった。

 岸田派(宏池会)からは、次の総裁選を見据え、党の政治資金や公認権などに絶大な影響力を持つ幹事長に「次は何としても就任を」と期待がかかる。ただ、9月8日に通算在職日数が単独で歴代最長となる二階俊博幹事長も続投に意欲的とされる。

 安倍晋三首相(党総裁)は昨年9月の党役員人事でも岸田氏の幹事長起用を検討したが、同年7月の参院選で勝利に貢献した二階氏の続投を認めた。岸田氏にとって、政調会長の連続在職記録は本意でない面もあるだけに、秋の人事で記録の行方が注目される。

 (永原慎吾)

4247名無しさん:2020/07/26(日) 21:15:57
https://www.sankei.com/politics/news/200723/plt2007230005-n1.html
迷走「Go To」舞台裏 菅官房長官の巻き返しで東京のみ除外
2020.7.23 18:56
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンは、新型コロナウイルスの感染が再拡大している東京都発着の旅行を割引対象から除外したが、政府内では当初、神奈川、埼玉、千葉を加えた1都3県を除外する案も一時浮上した。しかし、政府内で観光振興の旗を振ってきた菅義偉(すが・よしひで)官房長官が中心となって巻き返し、最終的に除外対象は「東京のみ」となった。

 「仕方がない。東京都が外れると(経済)効果が落ちるが、安心感につながる」。安倍晋三首相は方針が決まった16日、周囲にこう語った。

 赤羽一嘉国土交通相が8月上旬を予定していた「Go To」事業の開始を今月22日に前倒しすると発表したのは10日。だが、東京都の新規感染者は9日に前日の約3倍の224人に跳ね上がり、以後も高水準が続いて隣県への感染拡大の兆候が見えていた。

 感染の再拡大が進む中での前倒しに対し、野党や都道府県知事、自治体からは、感染拡大を恐れ「コロナばらまきキャンペーン」「人災」などと事業の延期を求める声も高まった。

 政府関係者によると、「東京除外」が決まる前には、ほかにも意見があった。有力だったのが1都3県の対象からの除外だ。ホストクラブやキャバクラなど、接待を伴う「夜の街」飲食店の感染防止対策を1都3県で一体的に行ってきたことが背景にあり、首相や西村康稔経済再生担当相も理解を示していたという。延期論もあった。

 一方、菅氏は経済を重視する立場から東京も予定通り「Go To」の対象とするよう主張。ただ、政府高官は「強行すると公明党の赤羽氏が矢面に立つことになる。赤羽氏を傷つけてはいけないということで、見直しが必要だという空気になった」と振り返る。


 こうした中、東京都の小池百合子知事が都民に都外への不要不急の外出を自粛するよう要請し、「Go To」にも異論を唱えた。

 菅氏は「東京問題」という言葉を用いて東京が実効性のある感染防止策を講じず、軽症者向けホテルのベッド数を減らしていることなどを批判し対立した。その裏では、自身が影響力を持つ千葉県の森田健作知事、神奈川県の黒岩祐治知事らを通じ、「Go To」から両県が除外されないよう働きかけた。菅氏は周囲に「前から東京は難しいと思っていた」と明かした。

 与党からは「山形県など反対している自治体を外してはどうか」との強硬論も届いた。しかし官邸側は「踏み絵を踏ませることはできない」と突っぱねた。

 公明党の山口那津男代表は16日の政府の決定に先立ち「東京は慎重に」と述べた。「東京外し」は政権のコンセンサスになった。(沢田大典、大島悠亮)

4248チバQ:2020/07/27(月) 10:45:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/04305c6a9639b8ae0ef6e08c8554ff152a7222e9
稲田氏、ポスト安倍へ模索 LGBT、夫婦別姓に理解 自民保守派「変節」
7/25(土) 10:24配信

支持拡大は不透明

稲田氏を巡る関係図
 自民党の稲田朋美幹事長代行(61)が「ポスト安倍」に向け、模索を続けている。安倍晋三首相や二階俊博幹事長との近さをアピールしつつ、足場固めに奔走。保守のイメージが強いが、最近はLGBTら性的少数者や選択的夫婦別姓などの問題にも取り組み、リベラル色も打ち出し始めた。ただ党内保守派からは「変節した」との批判の声も上がり、ジレンマも抱える。

 「女性目線で政策を語ることは絶対に必要だ」。稲田氏は今月5日、BS番組で次期党総裁選への立候補に意欲を示した。出馬に必要な推薦人20人を集めるのは難しいとした上で「努力したい」と語った。

 稲田氏は2005年、当時、幹事長代理だった安倍首相に促され、政界に進出。「安倍派」の代表格として、行政改革担当相や党政調会長を歴任したが、17年には自衛隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で防衛相を辞任した。

 19年からは幹事長代行を務め、二階氏に接近してきた。周囲に「最後まで幹事長に尽くす」と語るほか、8月には二階氏の地元和歌山で女性議員の研修会を開催。総裁選を視野に後ろ盾としたい思惑が透ける。

 最近は未婚のひとり親支援や選択的夫婦別姓などに理解を示し、昨年3月には女性議員を増やすための議員連盟「女性議員飛躍の会」を設立。保守派グループ「伝統と創造の会」を主宰するなど右派の論客とのイメージが強かっただけに、「ウイングを広げて党内支持を広げる狙い」(党関係者)との見方が強い。

 だが、こうした動きについて党内保守派からは失望の声が漏れ、伝統と創造の会から分裂する形で新たな保守グループもできた。所属する細田派では、新型コロナウイルスの感染が収まった後の国家ビジョンを考える議連を一緒に設立した下村博文選対委員長のほか、西村康稔経済再生担当相もポスト安倍をうかがっており、支持拡大はなお見通せない。(竹中達哉)

4249チバQ:2020/07/27(月) 10:48:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/92c01781821f849d1575688fee1d6ac9e628e4ee
野田聖子氏、周辺議員と会食 総裁選立候補への理解求める
7/21(火) 22:00配信


自身に近い国会議員との会食後、記者団の取材に答える野田聖子元総務相=2020年7月21日夜、東京・四谷、松山尚幹撮影
 自民党の野田聖子元総務相が21日夜、東京都内の日本料理店で自身に近い国会議員と会食した。野田氏がめざす次期総裁選への立候補に向けて協力を求めた格好だが、立候補に必要な推薦人20人を確保できる見通しは立っていない。

 会合には、2015年総裁選で野田氏支持を公言した尾辻秀久元参院副議長、野田氏と同じ岐阜県が選挙区の渡辺猛之参院議員のほか、川崎二郎元厚生労働相、三原じゅん子・党女性局長ら野田氏を含め自民党国会議員8人が出席した。

 野田氏は会合後、記者団に「自民党は自由で多様な政党だと表現できる一人になりたい」と総裁選立候補をめざす意向を示し、出席者に理解を求めたという。
朝日新聞社


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