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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

241チバQ:2014/10/04(土) 14:13:37
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141003-OYT1T50216.html
額賀派の求心力低下必至…田村、脇氏ら3人退会
2014年10月04日 10時35分
 自民党額賀派(会長・額賀福志郎元財務相)から田村憲久前厚生労働相(衆院当選6回)、桜田義孝衆院議員(同5回)、脇雅史前参院幹事長(参院当選3回)の3人が退会していたことが3日、わかった。


 これにより、額賀派は衆院31人、参院21人の計52人となる。最大派閥の町村派(92人)に次ぐ第2派閥だが、額賀氏の求心力低下は必至だ。

 3人はいずれも無派閥となり、田村氏は石破地方創生相を支える「無派閥連絡会」に所属し、桜田氏は鳩山邦夫元総務相らと連携していく方向だ。また、脇氏は参院選挙制度改革を巡る参院額賀派との路線対立を理由に、同派を退会した。

 額賀派は、9月の内閣改造で閣僚ポストが3から2に減るなど党内で影響力を発揮できていない。派閥内からは「額賀氏が人事の面倒を見ない」との声もくすぶっていた。

242チバQ:2014/10/05(日) 23:11:49

http://mainichi.jp/select/news/20141004k0000m010119000c.html
自民党:「増税除き」親密を演出…谷垣幹事長就任1カ月
毎日新聞 2014年10月04日 08時50分

 自民党の谷垣禎一幹事長が就任して3日で1カ月たった。安倍晋三首相と前任の石破茂地方創生担当相の関係がぎくしゃくしたことを意識し、政府との連携に腐心している。谷垣氏は3日、「あっという間に通り過ぎたというのが感想だ」と淡々と語った。

 就任後は週1回程度、官邸に出向いて首相と面会するなど、親密ぶりを演出している。政府の「二枚看板」である地方創生と女性活躍では、自民党にもそれぞれ推進本部を設け、政府を全面的に支える態勢を整えた。

 ただ、総裁として消費増税の3党合意にサインした谷垣氏は、来年10月に予定される消費税率引き上げは「自明のこと」と公言。景気重視で「適切に判断する」と慎重な首相との温度差も出ており、谷垣氏の真意がどこにあるか、党内の関心が高まっている。【影山哲也】

243チバQ:2014/10/07(火) 23:16:24
http://www.sankei.com/politics/news/141006/plt1410060034-n1.html
2014.10.6 19:47

自民・谷垣氏、選挙指南で求心力アップ? 新人議員と「谷垣塾」 

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 自民党の谷垣禎一幹事長は8日から、平成24年の衆院選で初当選した新人議員との懇談会を始める。次期衆院選で連続当選できるよう、谷垣氏流の選挙活動術を指南する狙いがあり、約110人の対象者を20人程度の5グループに分け、毎週水曜日に昼食を取りながら「谷垣塾」を開く。

 谷垣氏は6日の記者会見で、懇談会について「昔は派閥の先輩が政治家としての身の振り方を教えたが、最近は(活動が)弱い」と述べ、党主導で新人教育を行う方針を示した。

 前幹事長の石破茂地方創生担当相も、新人議員を対象とした「選挙必勝塾」を開き、「祭りで出された焼きそばは全部食べろ」などとげきを飛ばした。

244チバQ:2014/10/07(火) 23:17:57
http://www.sankei.com/politics/news/141007/plt1410070008-n1.html
2014.10.7 05:01

存在感増す自民・二階総務会長 首相には“諸刃の剣” 「誰かのご機嫌とっても仕方ない…」





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役員会に臨む二階俊博総務会長=6日午後、国会内(酒巻俊介撮影)
 自民党の二階俊博総務会長の存在感がにわかに高まっている。関係が冷え込む中国との関係改善に向けたキーマンの一人で、自民、公明両党間の調整役も担う。ただ、党三役に就きながら国土強靱(きょうじん)化総合調査会長を続投するなど、「道路族」の顔も持つ族議員の代表格だ。政治理念はリベラルで、安倍晋三首相と趣は異なる。その言動が突出し過ぎると政権の足を引っ張りかねず、首相にとって二階氏の存在は「両刃の剣」といえる。(沢田大典)

 先週末に地元・和歌山県入りした二階氏。5日夜には本州最南端の串本町で総務会長就任祝賀会が予定されていたが、台風18号の影響で延期された。6日まで地元に滞在する予定を変更し、5日のうちに都内に戻った。

 横殴りの雨を見ながら、二階氏は「和歌山はまだ遅れている。国は地方創生で『知恵を出せ』だけじゃなぁ…」と周囲にこぼした。和歌山は、国土強靱化に意欲を燃やす二階氏のルーツといえる。

 2日に開かれた党国土強靱化総合調査会の会合では、御嶽山(おんたけさん)の噴火を受けて「対策を検討しなければならない」と訴え、調査会として「火山の火口付近に、小さな動きも察知できる機器を早急に設置する。補正予算で対応すべきだ」との結論をまとめた。

×  ×  ×
 

 外交面では、三原朝彦、三ツ矢憲生両副幹事長が日中関係改善に向け先月下旬に北京を訪問した際、会談した中国共産党中央対外連絡部(中連部)の郭業洲副部長が「谷垣禎一幹事長と二階氏は古い友人だ」と名指しした。このため一時は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前に訪中するとみられた。

 ただ、前のめりの姿勢だと中国側に足元を見られ、安倍政権の対中外交に影響を与えかねない。慎重に判断する考えを示している。

 自公関係でも、首相と山口那津男代表との間に微妙な距離感がある中で、二階氏の出番が増えそうだ。二階氏は3日、公明党の漆原良夫中央幹事会会長と第1回の定期会談を行った。2人は旧新進党でともに活動し、第1次安倍政権でもそれぞれ自公両党の国対委員長を務めている。

 漆原氏は会談で和歌山産のみかんジュースを用意した。かつて「悪代官と越後屋」と呼ばれた大島理森衆院予算委員長(自民党)と漆原氏の関係を踏まえ、公明党幹部は「漆原氏は二階氏を和歌山出身とされる江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門になぞらえているんじゃないか。越後屋と紀伊国屋だ」と新たな2人の関係に期待を寄せる。

×  ×  ×

 ただ、二階氏には古い自民党の印象がつきまとう。それだけに、影響力が増すことに対し、党内には党のイメージダウンにつながることへの懸念も広がる。

 対公明党関係などからも自民党内にはこうした声がくすぶっている。

 「公明党や自民党長老らと結託して、巧妙に安倍政権の足を引っ張らないか心配だ」

 実際、二階氏は「首相のイエスマン」でいるつもりはない。7日に党総務懇談会を開き、アベノミクスの「第1の矢」である大胆な金融緩和の出口戦略を議論する。「自民党にもいろんな意見があることを示すいい機会だ」と語る二階氏。周囲には、こう豪語している。

 「誰かのご機嫌をとっても仕方ない。政治は真剣勝負だ」

245チバQ:2014/10/08(水) 20:40:25
http://www.sankei.com/politics/news/141008/plt1410080050-n1.html
2014.10.8 19:56

「俺を見て学べ」 自民“谷垣塾”では新人に助言不要?

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 自民党の谷垣禎一幹事長は8日、国会内で平成24年の衆院選で初当選した党所属新人議員約20人と懇談した。次期衆院選での必勝を期す「谷垣塾」の一環。選挙のたびに与野党の新人が大量落選する現状に触れながら、「最近の選挙は振り子のようで、勝った次は負ける。振り子の振れを最低限にするよう頑張ってほしい」と激励した。

 懇談で新人議員が地元の選挙区事情を報告。来年10月に予定される消費税率10%への再引き上げに対する懸念も出た。ただ、谷垣氏は支持者への対処法を含めた細かな指導は最後まで行わなかった。懇談後、記者団に「(新人教育に)カリキュラムはない。『俺たちを見て学べ』という役割を果たしたい」と述べた。

 自民党の衆院当選1回議員は約120人。谷垣氏は今後も順次、懇談していく予定だ。

246チバQ:2014/10/08(水) 21:04:01
http://president.jp/articles/-/13613
2014年10月8日(水)
実は「大抜擢」の谷垣禎一幹事長、総裁選レース復帰か?
PRESIDENT Online スペシャル
2年前の自民党総裁選で出馬辞退に追い込まれた谷垣禎一氏がポスト安倍の総裁レースに復帰した。“悲運の総裁”が再び総理・総裁を目指す。

谷垣氏は野党時代の総裁として自民党を支えた苦労人。前回の総裁選は出馬せず安倍支持に回り、その論功行賞で第二次安倍政権の法相に就任したが“終わった人”と見られていた。

ところが9月の内閣改造・党役員人事で、首相が前総裁を幹事長に据えるサプライズ人事を断行し、様相は一変。谷垣氏に再び脚光が集まっている。

「総裁経験者が幹事長になるのは異例だが所詮は野党時代の総裁。与党幹事長就任は格落ちではなく大抜擢。首相は長期政権を視野に入れているが万一、第一次安倍政権のときのように首相が体調不良で突然辞任するような事態になれば谷垣首相誕生も夢ではない」と全国紙の政治部長経験者は話す。

では、谷垣氏を幹事長にした首相の狙いは何か。首相周辺はこう解説する。

「第一は石破潰し。党内では、ポスト安倍は石破茂前幹事長で決まりと見られていたが谷垣氏の参加で、それが崩れた。そもそも第一次政権末期の一番苦しいときに、石破氏は首相に辞任を迫ったことがあり、首相は石破氏が大嫌い。幹事長にしたくなかったが党内の石破人気に配慮して、やむなく幹事長にした。一方、谷垣氏は石破氏と違って寝首をかくようなことをしない。弁護士出身で仕事師の谷垣氏なら“雇い主”の首相の言う通り、何事も手堅く処理してくれるはず」

第二の目的は親中派の谷垣氏を党の中枢に据え「親中シフト」を敷き、中国との関係改善を進めること。
「そして第三は、ハト派の宏池会の流れを汲む谷垣グループを取り込み、安倍氏のタカ派イメージを薄めることです」(首相周辺)

もっとも谷垣氏自身は、ハト派へのこだわりは少ないようで、8月の谷垣グループ夏季研修会の講演では「“かつてのハト派はどこへ行った。自民党はみんな(安倍氏の)ポチみたいになった”という議論があるが私は正しいと思わない」と発言。法相時代も「私はリベラルではない。保守だ」と国会答弁している。当選11回の仕事師が首相になる日は来るだろうか。

247とはずがたり:2014/10/08(水) 22:40:33

小林よしのりも「カルト」と批判! 山谷えり子をなぜ放置するのか
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141006/Litera_525.html
リテラ 2014年10月6日 21時45分 (2014年10月8日 15時56分 更新)

 いったいなぜなのか。山谷えり子拉致問題担当相兼国家公安委員長や高市早苗総務相など、安倍内閣の閣僚とネオナチや在特会など極右団体との関係が明らかになってから2週間。その間に「知らなかった」という彼らの弁明が真っ赤なウソであることも次々に明らかになった。ところが、新聞やテレビなどのマスコミではこの問題はほとんど報道されていないのだ。先日、始まった国会でも彼らを追及しようという動きはまったく出てこない。

 とくに信じられないのは、山谷えり子がなんの責任も問われず放置されていることだ。周知のように、山谷はヘイトスピーチ団体「在特会」との密接な関係を暴露されたのだが、その報道に対する姿勢はウソとごまかし、開き直りに満ちたものだった。

 山谷はまず、「週刊文春」(9月25日号)で在特会の関西支部長(当時)だった増木重夫氏と20年来の付き合いがあることを指摘され、この増木氏、京都支部長になるN氏、在特会の関連団体「チーム関西」のリーダーのA氏の3人と一緒に写った写真が誌面に掲載された。ところが、「文春」の取材に山谷は「ザイトクカイってなんですか?」と会の存在そのものを知らないふりをし、増木氏についても「在特会の人とは知らなかった。政治家なので写真をといわれれば撮る」とその関係を完全否定した。

 しかし、その後、山谷と増木氏の関係を物語る証拠が次々出てくる。増木氏のホームページには、別の日に議員会館で山谷と一緒に撮った写真や、親しい関係を物語るこんな日記も存在していた。

〈山谷先生の宿泊されているホテルへ押しかけ、少々遅い「夜明けのコーヒー」。諸々の事案を相談。いつものことながら、先生ハイテンション。あのエネルギーはどこから来るのか。「えりこ先生ホの字の会」(勝手応援団)の設立を検討中。〉

 また、山谷には、「文春」の写真とは別の議員会館の写真で増木氏と一緒に写真に写っていた在特会の関係者から2010年に2回にわたって献金を受け取っていた事実も発覚した。

 さらに信じられないのが、9月25日、日本外国特派員協会で行われた山谷の会見の内容だった。この会見では、当然、在特会元幹部との関係に質問が集中したのだが、山谷はこれだけさまざまな証拠が出てきているにもかかわらず、「選挙区が全国でありまして、たくさんの人々とお会いいたします。そのマスキさんという方が在特会の関係者ということは存じ上げておりません。

」とあいかわらずの回答をくりかえしたのだ。

 しかし、これに対して、警察組織のトップである山谷が在特会幹部を「知らなかった」といいはり、文春のインタビューで「在特会そのものを知らない」と発言したのはおかしい、という批判が複数の記者からとんだ。これだけ国連から問題とされているという団体のことを知らなくて、警察行政のトップが務まるのか、と。

 すると、山谷は一転して「在特会を知らないとはいっていない」「週刊誌のやりとりは事実ではない」と、今度は「文春」の記事を捏造よばわりしたのだ。  

 だが、このウソもあっけなくバレてしまう。会見での発言を知った「週刊文春」は山谷とのやりとりを録音したテープを「週刊文春デジタル」にアップしたのだが、そこには、記者が在特会について何度も説明しているのに、「何ですか、ザイトクカイって」「ザイトクカイって何ですか」「私ちょっとよくわかりませんので」と、シラを切り通す山谷の声がはっきり残されていた。

248とはずがたり:2014/10/08(水) 22:40:49
>>247-248
 閣僚がこれだけ言を左右し、虚偽をふりまいているだけでも普通なら進退問題に発展しかねないが、この会見でもうひとつ見逃せないのは、山谷が明らかに在特会をかばい、在特会と同じ思想をもっていることを思わず表明してしまったことだ。

 山谷は在特会との関係を否定しながら、在特会についてどう思うかと問われると、「色々な組織についてコメントすることは適切ではない」と発言をさけ続けた。また、在特会によるヘイトスピーチの問題点を指摘されても、「ヘイトスピーチをする人、そしてそれにまた反対する人々との間で暴力的な行為すら起きている。遺憾に思っています」「色々なグループがぶつかっている」と、必ず反ヘイト側を持ち出して、在特会を擁護し続けたのだ。

 そして、もっと決定的だったのが、この会見に出席していたTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」のプロデューサー・長谷川裕氏からの質問内容だった。

 長谷川プロデューサーは同番組が山谷に対して事前に「在特会をどのような団体と認識しているか」という質問をしたところ、書面で「同団体については、在日韓国人・朝鮮人問題を広く一般に提起し、彼等に付与されている「特別永住資格」の廃止を主張するなど、「在日特権」をなくすことを目的として活動している組織と承知しています。」という回答があったことを公開。そのうえで「在日特権」とは何か、と質問したのだ。
 すると、山谷は「今、お読みになっている部分は恐らく、在特会のHPから引用したものをそのまま記しているんだろうという風に思います。

」と信じられない弁明をしつつ、「法律やいろいろなルールに基づいて特別な権利があるというのは、それはそれで、私が答えるべきことではないと思います。」と、発言したのである。

 そもそも「在日特権」自体がまったく根拠のない、ヘイトスピーチのためのフィクションであることは今や国際社会の常識だ。ところが山谷は「私が答えるべきことではない」といいながら、思わず「特別な権利がある」と完全に認めてしまったのだ。しかも、在特会のHPそのまま引用して自らの認識としている事実......・

 当然、会見場は騒然となり、海外記者やフリージャーナリストから疑問の声がとびかった。しかし、山谷はそれに答えず、一方的に会見を打ち切ってしまったのである。

 いずれにしても、国家公安委員長が特定のレイシスト団体に明らかにシンパシーをもち、同一の差別思想を会見で口にしたのだ。普通なら、確実に閣僚辞任に発展する話だろう。

 ちなみに、山谷えり子については、保守派の小林よしのりもブログで警鐘を鳴らしている。
「山谷えり子は在特会だけではなくて、統一協会とも繋がりがあるらしい。」
「しかし、朝鮮人差別の「在特会」と、朝鮮人・文鮮明教祖の「統一協会」の二股をかけている山谷えり子とは、一体何者だ?」
「この山谷を「国家公安委員長」に任命した安倍晋三は、一体何を考えているのか? まったく恐ろしい! 日本はカルトに支配されつつあるのではないか?」

 だが、冒頭でもいったように、大新聞やテレビはこの問題を一切報道していない。日本外国特派員協会で行われた会見についても、その内容を詳しく報道したのは、前出のTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」と「日刊ゲンダイ」くらいだった。

「朝日問題で、マスコミは完全に安倍政権に対して及び腰になっていますからね。下手に批判したら、自分たちも朝日と同じ目にあう、と。とくに山谷や高市は安倍首相のお気に入りで、警察やテレビの許認可権をもっていますから、ほとんどさわれない」(ジャーナリスト)

 もはや、この国に言論の自由はないのか。
(エンジョウトオル)

249チバQ:2014/10/09(木) 22:19:21
http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090063-n1.html
2014.10.9 22:05

石破氏「無派閥連絡会」で足場の固め直し 課題は“派閥でない派閥”の結束力!?

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無派閥連絡会の定例会合に顧問として初出席し、あいさつする石破茂地方創生担当相=9日(千葉倫之撮影)
 石破茂地方創生担当相は9日、自身に近い自民党議員で作る「無派閥連絡会」定例会に同会顧問就任後、初めて出席した。9月の内閣改造・党役員人事をめぐる騒動で党内の評判を落とした中、足場の固め直しに動いた。支える幹部らも結束を改めて確認したが、内閣改造・党役員人事で非主流扱いされた傷は深いようだ。

 「われわれの課題は安倍晋三政権が国家のためにきちんと仕事をすること。来る衆院選、参院選で1人残らず当選することだ」

 あいさつに立った石破氏は、政権を支える姿勢を重ねて強調した。

 無派閥連絡会は昨年1月に結成。党内では「事実上の石破派」と目され、先の人事では来年秋の党総裁選出馬を視野に、石破氏の「幹事長続投か、無役か」という“闘争”を仕掛けた経緯もある。

 ただ、「脱派閥」を持論としてきた石破氏本人は派閥化を繰り返し否定。この日の会合でも「派閥に入っていない人がお互い助け合う趣旨の会だ」と強調した。会長ではなく「顧問」としての入会も石破氏の強い意向を受けたものだ。

 この日の会合には、入閣への失望から石破氏と距離を置くのではとみられてきた最側近の浜田靖一元防衛相も姿をみせ、和やかな再出発を印象付けた。しかし、一時の「戦闘モード」はとうに消え、微妙な脱力感も漂った。

 そもそも、無派閥連絡会は石破氏を含め自民党離党経験者や他党出身者が幹部に名を連ねる。群れることになじまない人たちの集団といえる。

 メンバーの一人は「『総裁選だ』と勇ましいことを言ったところで、メンバーのコンセンサスも戦略も欠いていた」と反省するが、「派閥でない派閥」は結束力の課題を抱えたままだ。(千葉倫之)

250チバQ:2014/10/13(月) 15:23:20
http://www.sankei.com/politics/news/141011/plt1410110022-n1.html
2014.10.11 12:57

かぶりすぎ…地方創生の組織、自民内に乱立 政府との連携、大丈夫?

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まち・ひと・しごと創生本部の会合に臨む安倍晋三首相(右)と石破茂地方創生相=10日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 安倍晋三首相が重要政策に掲げる「地方創生」を協議する政府の「まち・ひと・しごと創生本部」の会合が10日、官邸で開かれ、政策づくりが本格化した。ただ、自民党内に設置された総裁直属の地方創生実行統合本部や、町村信孝元官房長官が設立した議員連盟も独自の施策の取りまとめに動き出している。いずれも来年4月の統一地方選をにらみ、地方重視の姿勢を打ち出す狙いがあるが、調整作業に不安も残る。(力武崇樹)

 総裁直属本部、町村氏系の議連も…

 「これまで各省がバラバラに遂行していた地方創生施策を転換し、石破茂地方創生担当相のもとで各省の重複の徹底排除、効果の薄い施策の見直しを検討していただく」

 首相は10日の創生本部会合で、縦割り行政の弊害を取り除き、政府が一体となって地方創生に取り組むよう指示した。予算編成作業を前に似たような事業を見直し、無駄を排除する狙いがある。だが「政府一体」とは裏腹に、首相が総裁を務める自民党内は「統一感」に欠ける。

 9月に設置された地方創生実行統合本部に加え、町村氏の呼びかけで約140人の国会議員が名を連ねる「人口減少・地方創生議連」も発足した。今月7日の設立総会で、あいさつした地方創生実行統合本部長の河村建夫元官房長官が、すかさずくぎを刺した。

 「できるだけ議論がダブらないような調整をし、党を挙げて全員が共通の認識をもって地方創生にあたっていく態勢が必要だ」

 透けてみえるのは総裁直属機関としての自負心。町村氏は「地方創生本来の問題もあるが、人口の減少をストップさせる観点をメーンにやっていきたい」と河村氏に配慮してみせた。

 稲田氏「どこでも政調会」も全国行脚

 ただ、党内では稲田朋美政調会長も5日、地方の課題を聞き取る「どこでも政調会」を高知県からスタートさせた。稲田氏ら政調幹部は11月末までに全国を訪問する予定で、7日に地方視察を始めた地方創生実行統合本部と活動内容が重なる。

 もともと「まち・ひと・しごと創生本部」も、全国知事会など地方6団体との意見交換のほか、地方視察を行っている。年末に「総合戦略」を策定するが、創生本部や実行統合本部などそれぞれの組織が地方の要望を聞き入れすぎれば、バラマキ政策のオンパレードになるリスクもはらむ。それだけに政府側も党側も、慎重に必要な施策を見極める必要がありそうだ。

251とはずがたり:2014/10/15(水) 17:48:30

DV自民党衆院議員に元愛人が“辞職勧告”
http://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2014100800074.html
dot.2014年10月9日(木)07:00

 現職国会議員の元愛人女性が衆院議長に議員の処分を求める「異例の事態」が起きた。女性は議員の暴力でケガを負い、警察が書類送検する騒ぎに。さらに、株取引の「隠れみの」にされそうになったと不信感を募らせ、直訴に踏み切る。

 渦中の人は、自民党の大塚高司衆院議員(50)。2005年に大阪8区(大阪府豊中市)から初当選した「小泉チルドレン」だ。今年9月の内閣改造で国土交通政務官に起用された。

「私は、大塚議員から暴行を受けた者です」

 衝撃的な書き出しの陳情書を出したのは、大阪・北新地のクラブで8月までホステスだったA子さん(41)。切れ長の目が印象的な長身の美人だ。伊吹文明衆院議長宛ての陳情書には「国民の代表者である大塚代議士に、何らかの処分を求めます」と書いてある。

 二人の関係が始まったのは11年12月ごろという。クラブに客として訪れた大塚氏はA子さんと親密な関係になり、大阪市内のA子さんのマンションに通うように。日曜日にA子さん宅に泊まり、翌朝の新幹線で上京する日々だったという。

 事件はそのマンションで起きた。昨年8月21日未明、エレベーター内でA子さんと口論になった大塚氏は「見事なまでにぶん殴った」(自民党関係者)。軽傷を負ったA子さんは大阪府警に被害届を出し、府警は大塚氏を傷害容疑で書類送検した。

 今年1月、大阪地検は大塚氏を不起訴処分にした。昨年9月にA子さんと「一切の出来事について解決済み」という合意書を結んだからだ。A子さんは300万円を受け取ったという。

 だが、これには裏がある。A子さんによると、大塚氏の妻から暴言を投げかけられ、代理人弁護士は勤務先に解雇するよう求めたという。「仕事を失うと思い、大塚さんたちが謝罪するという約束で、泣く泣く被害届を取り下げたんです」(A子さん)。それから1年余り、大塚氏側から謝罪の言葉はないという。A子さんは代理人弁護士を提訴した。

 さらに、A子さんはこう語る。「大塚さんは私に株取引を勧めました」

 A子さんによると昨年5月17日夜、大塚氏はクラブに来店し、数枚の資料を渡した。その前日、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に野党議員が提出したもので、大塚氏も出席していた。

 資料には、再生医療関連の記事のコピーなどが載っていた。医療機器大手の「テルモ」と走り書きがあり、大塚氏はこの株を買うよう勧めたという。A子さんは、購入資金は大塚氏が用意すると受け止めた。

「以前から、『株を買ってこづかいにしたい』『俺が情報を持ってくるから』と言っていました。私は大手証券会社に口座を開いて準備しました」(A子さん)

 ちなみに、テルモの株価は同年5月16日の終値で2615円。22日には一時2795円の高値を付けた。

 国会議員の株取引は禁じられていないが、本人や配偶者らは取引した銘柄や取引日などの報告が義務づけられている。愛人のA子さんは対象外のため、「報告逃れ」と取られかねない。

 結局、A子さんは株を買わなかった。その前後からたびたび暴力をふるわれ、不信感があったからだ。直後の6月には、A子さんは大塚氏からこんなメールを受け取っている。「ひっぱたいてゴメンやで」

 自民党関係者は「ふだんは紳士なのに、酒を飲むと豹変(ひょうへん)して女性を口説く」と証言する。2日、国会に現れた大塚氏を直撃すると、「プライベートなことなのでお話しできません」とだけ答え、立ち去った。

※週刊朝日  2014年10月17日号

252チバQ:2014/10/15(水) 21:51:41
http://www.sankei.com/politics/news/141015/plt1410150001-n1.html
2014.10.15 17:00
【政界徒然草】
松下政経塾をしのぐ“深谷政経塾” 国政7議員、地方97議員を輩出 その人気の秘密は?





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多くの「塾生」が集まる自民党の政経塾=平成26年6月、党本部(党東京都連提供)
 9月30日夜、自民党本部9階で開かれた東京都連主催の「TOKYO自民党政治塾」。元衆院議員で通産相(現在の経済産業相)などを歴任した深谷隆司塾長が演壇に立った瞬間、塾生約200人の背筋はぴんと伸び、会場は張り詰めた空気に変わった。

 演題は特にない。だが、約1時間の講演で何を語るか、その内容や順番を頭にたたき込んで臨むのが深谷流だ。「演説上手」で知られ、早大雄弁会で鍛え、国政選挙で声をからした経験が今も生きる。

 冒頭、前日に79歳の誕生日を迎え、都内のホテルで盛大に誕生会が挙行されたことなど、最近のトピックを紹介した。

 「もう79歳。拍手がないな…」

 冗談交じりに、塾生に拍手を迫るタイミングも絶妙だ。慰安婦報道など誤報を連発した朝日新聞の購読をやめて、産経新聞を読むようになったエピソードも披瀝(ひれき)し、「ちょっと右より過ぎるけれども…」と会場を沸かせた。

 会場が和んだところで本題に入る。「さて、諸君の中には」と切り出し、来年春の統一地方選に向けた選挙指南の話題に。握手の仕方、後援会の作り方のほか、「政治家は言葉が命」だけに、聴衆の心をとらえる演説の極意も伝授した。

 「演説で『お年寄りを大事にします』ときいたふうなことを並べてもダメだ。どうやってお年寄りを救うのかが大事だ。自分の中で本気で考え、自分の心で訴えて、『こいつは良いな』と思わせる演説をしないといけない」と力説した。

 最後はこう締めくくった。

 「党公認をもらえた、もらえなかったなんて関係ない。志があれば乗り越えることができるのが政治の世界だ」

 政治塾は平成18年に開校した。今年度で9年目を迎えた。深谷氏が落選中に開設した私塾が前身で、そのまま自民党都連主催に衣替えしたのだ。

 コースは2種類。自己啓発を中心とした「一般リーダーコース」、政治家志望者向けの「専門政治コース」に分かれる。毎年春の塾生募集では定員計100人に対し、サラリーマンら150〜200人が応募する。「自民党の野党時代も応募は減らなかった。人気の秘密は深谷氏の個人的な魅力によるところが大きい」(都連)という。

 ほぼ毎月1回(政治コースは2回)のペースで受講し、現職の国会議員や閣僚が講師として旬なテーマを語る。他県の党地方組織の政治塾の中で卒業生の国・地方議員輩出率はトップレベルだ。都連によると、8期目までで計1269人が受講(卒業生は計1046人)。卒業生のうち約100人が国・地方議員などで活躍する。

253チバQ:2014/10/15(水) 21:52:00
 最近では沖縄県石垣市の中山義隆市長(3、4期生)のほか、国会議員では山田美樹氏(7期生、衆院東京1区)、安藤裕氏(5期生、衆院京都6区)、岩井茂樹氏(3期生、参院静岡選挙区)ら7人を輩出。地方議員は97人に上る。

 ちなみに、無料通信アプリLINEで女子中学生らを威圧するようなメッセージを送っていた問題で、頭を丸刈りにした大阪府議の山本景氏も卒業生だ。いずれにしても受講者が絶えない背景には、輩出率の高さもあるようだ。

 政治塾といえば、民主党政権で脚光を浴びた松下政経塾が有名だが、最近は志願者が減少傾向とされる。一方、大阪維新の会は一昨年、維新政治塾を立ち上げ、1期生880人弱が卒業したが、2期目以降は各都道府県支部主催に切り替わった。近畿ブロックの受講生を集めた日本維新の会大阪府総支部の政治塾は約90人が卒業したが、3期目の開講は未定だという。

 そんな中、1000人以上の卒業生、いわば「深谷チルドレン」を輩出する“深谷政経塾”。自民党都連は統一選の候補予定者には政治塾の受講を義務づけるほど重要視しており、来年度は節目の10期生を迎える。

(政治部 岡田浩明)

254チバQ:2014/10/15(水) 21:52:25
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【ネット版単刀直言】

■「なぜ政治家を志すのか?」が大事なんだ!

 元通産相、元衆院議員、深谷隆司さん(79)

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 通産相時代にびっくりするような失敗をしたわけだ。平成12年の総選挙で現職閣僚なのに敗れただろ。その後、すぐに「深谷隆司政経塾」を開いた。当時はまだ若さいっぱいだった。「この情熱をどこにぶつけようか」と思案した。浅草・雷門近くの事務所は広いし、「よし、この際、ここで若い人を育てよう」と決意した。今の都議会議長ら50〜60人はいたな…。

 政経塾の存在を都連が聞きつけ、都連幹部から「深谷政経塾のメンバーも、内容も、そのままTOKYO自民党政経塾としてやってくれないか」という提案があった。こういう経緯で今の政経塾があるが、自民党が下野しても、受講生は常に定員を超えていた。

 それに、一度卒業しても、翌年度に新規受講生として申し込むリピーターも大勢いる。自分で言っちゃ悪いけど「深谷教」になっている。なんとなく離れがたくなってしまうようだね…。

 受講生はサラリーマンが多いが、いろいろな職業の人がいた。国税のマルサも、税理士も、厚生労働省の女性官僚もいたな。

 人気の秘密は「深谷教」という側面もあるけれども、やはり真剣で真面目な若者が多い。居眠りしている受講生なんていない。だから、俺にとっても彼らの真剣さが刺激になり、毎回、予習・復習をして講演で情熱をぶつけている。部屋の外まで聞こえる熱弁で声をからしてしまうけどな。ブログに書いている時事問題も講演材料になるし、講演原稿を事前に暗記している。

 選挙でいえば、どうしたら勝つか。どうしたら負けてしまうか。俺はどっちも経験しているから、講演では恥を忍んで語る部分もある。

 政治家を目指す若者たちに言いたいのは「なぜ政治家を志すのか」が大事なんだ。俺の場合は、第2次大戦敗戦後の満州からの引き揚げ体験が大きい。長崎の佐世保に到着し、日本に帰国できた大人たちはみんな、地面にほっぺたをこすりつけて泣いていた。俺はその様子をみて子供心にこう思ったんだ。「生涯をかけて国のために尽くそう」とね。

 それが政治家を志す原点になっている。平和な今の時代にそこまでの体験は難しいけれども、そのぐらい自分の心を揺さぶる思いがなければ、政治家にはなれない。

255名無しさん:2014/10/19(日) 21:19:17
自民、捕鯨特別委を新設 委員長に浜田元防衛相 顧問に“鯨の伝道師”こと二階氏ら
http://www.sankei.com/politics/news/141016/plt1410160023-n1.html
産経新聞 2014.10.16 15:19更新


 自民党は16日、新たに捕鯨特別委員会の設置を決め、委員長に浜田靖一元
防衛相が就任した。3月に国際司法裁判所の中止判決を受けた南極海での調査
捕鯨の再開などに向けた取り組みを強化する狙い。顧問には二階俊博総務会長、
鈴木俊一元環境相、林芳正前農水相、小野寺五典前防衛相が名を連ねた。

256チバQ:2014/10/20(月) 21:51:02
http://www.sankei.com/politics/news/141020/plt1410200005-n1.html
2014.10.20 05:00

APEC前の訪中見送り 自民執行部、二元外交を懸念

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 自民党の谷垣禎一幹事長と二階俊博総務会長は19日、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議より前の中国訪問を見送る方針を固めた。安倍晋三首相が中国の習近平国家主席との日中首脳会談を模索する中で、政府と党の「二元外交」となる懸念を避けるべきだと判断した。

 谷垣氏は9月に幹事長に就任して以降、「(首脳会談の実現に)サポートが必要なら、党として動かなければならない」として、中国訪問を模索。同月26日には中国の程永華駐日大使と都内で会談し、約5年間途絶えている中国共産党との政党間交流を再開させる必要性で一致した。

 二階氏も9月、産経新聞のインタビューで「努力するならAPEC前に対応するのが常識だ」と語り、中国とのパイプを生かし、訪中のタイミングを探っていた。

 党執行部は、日中首脳会談の実現に向けて中国側の感触を探るため、9月24日に三原朝彦、三ツ矢憲生の両副幹事長を北京に派遣した。しかし、想定した中国共産党の王家瑞中央対外連絡部長とは面会できなかった。自民党幹部によると、代わって会談に応じた郭業洲副部長は尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日中の対立について事実上の「棚上げ」を求めたという。

 谷垣氏は三原氏らの報告を受け、「中国側が日中関係の改善に本腰を入れ始めたのか、まだ真意が分からない」と周囲に漏らした。「APECで日中首脳会談が実現するか、ギリギリの状況だ」とも分析し、訪中の見送りを決めた。

 政府間では、首相が今月17日(日本時間)、イタリア・ミラノで中国の李克強首相と握手を交わすなど、会談実現に向けた歩み寄りもみられる。自民党幹部は「今は政府間の努力を静かに見守り、APEC後に改めて幹部訪中の可能性を探る」としている。

257とはずがたり:2014/10/21(火) 18:32:03
こんな記事も。まあ野田聖子と比べて苦労知らずっぽいしあんま地頭も良くはないのかな??

政治資金問題でも露呈! 小渕優子はやっぱり何も考えていない女だった!
http://lite-ra.com/2014/10/post-560.html
2014.10.19

 小渕優子経済産業大臣が政治資金問題を巡り、いよいよ辞任に追い込まれそうだ。この間の追及に対する小渕の対応を見ていてあらためて思うのは、結局この人は親の政治的遺産を引き継いで、周囲に流されるまま、何も考えずにやってきた人間だということだ。
 金集めや資金処理も親の代からやっていた旧態依然とした方法をそのまま引き継いだだけの他人任せで、追及に対しても自分の言葉で語るわけでもない。「知らないでは済まされないことだと思います」「今やるべきことは、政治資金に関することを調査することだと思います」。まるで他人事のように語るばかりだ。
 こうした小渕優子の主体性や自覚のなさ、もっと言えば何も考えていないということを、リテラは安倍内閣発足直後に指摘していた。ここに再録するので、一読してほしい。
(編集部)
……………………………………………………………
 女性の活用の象徴として起用された安倍内閣の女性閣僚たち。しかし、本サイトは、山谷えり子拉致問題担当相、有村治子女性活躍担当相、高市早苗総務相、そして稲田朋美政調会長の4人がむしろ女性の社会進出を阻むカルト的女性差別思想の持ち主であることを指摘し、彼女たちの過去のトンデモ発言を紹介した。
「結婚しない女は生物学的に欠陥」「母乳で育てないと発達障害になる」「性教育は結婚後に!」「神様仏様から、子供が授かった」「妾の子を差別できなくて悔しい!」「DVという言葉が独り歩きすれば、家族の崩壊」
 何度読んでも頭がくらくらする発言だが、しかし、そう考えると、同じ安倍内閣の女性閣僚でも小渕優子経済産業相あたりは4人に比べるとかなりマシかもしれない。彼女は、党内では安倍首相とは距離を置き比較的リベラルなスタンスの野田聖子元総務会長に師事し、ともに男女共同参画社会の実現に向けた施策に取り組んできた……とか思っていたら、なんと小渕センセイについてもトホホな発言を見つけてしまった。
 その発言が載っていたのは、「新潮45」(新潮社)9月号の「女たちよ、政治家をめざせ」という記事。小渕が慕うその野田と二人の子分的存在の金子恵美衆院議員との「女性の活躍」をテーマにした鼎談なのだが、議員数に一定の女性枠を儲けるクオータ制に議論が及んだとき、小渕センセイはこんなことを口走っていたのである。
「クオータ制にはあまり賛成でないというのが本音。機会の平等という観点から考えたときに、女だからという理由で下駄を履かされるのはごめんですからね」
 おいおい、「女性だからって下駄をはかされるのはごめん」って、あんた、もっとすごい「下駄」をはかせてもらってることに気がついてないのか。他の候補者は絶対持てない「元総理の娘」という看板に、これまた親から譲り受けた強固な地盤と豊富な選挙資金。政治的資質の有無についての審判なんて一切受けることなく、すんなり当選を果たしてこれたのは、その「下駄」のおかげじゃなかったのか。それを棚に上げて、「機会平等」とかどの口がいってるんだ!と思わず、読んだ方が興奮してしまうくらいの鈍感ぶりを発揮したのだ。 
 同じ二世議員の野田はさすが、その点はわかっていて、後輩の小渕をこう諌めている。
「私たちみたいな女性議員は、自分たちが実力があるだなんて驕ってはいけない。(中略)少なくとも私たち3人は実力で議員になったんじゃない。恵まれたバックグラウンドがあって議員になった。その陰で、私たちよりも優秀な女性が、境遇に恵まれていないせいで政治の世界に出てこられない現状がある。そういう人たちの才能を活かすためにもクオータ制が必要なんじゃないかな。」

258とはずがたり:2014/10/21(火) 18:32:31
>>257-258
 もっとも、その野田も根本的に世襲という問題を否定する気はないらしく、女性議員を増やす方策としてこんな驚愕の提案をするのだ。
「じゃあ、私たちみたいな。政治家を親や祖父に持つ女性に、とにかくまず立候補してもらうというのはどう?」
 つまり、政治家を息子でなく娘に継がせる制度をつくろう、というわけだ。これはこれで「男女平等も世襲前提かよ!」とツッコミたくなる発言だが、しかし、野田の場合は「世襲制批判があるのを承知の上で、敢えて」「女性議員を増やすのであれば、ひとまず下駄を履いた議員でもいいから政治の世界に送り込んでいかないと」とも付け加えているので、一応、いろんな問題点がわかっていてあえて挑発的に語ってみせたのだろう。
 しかし、問題なのはやはり小渕の反応だ。小渕は野田のこの挑発にも、まったく悪びれることなくこう返したのである。
「でも現実には、息子でなく娘に後を継がせるという感覚は、政治の世界にはまだまだないと思います。例えば私には6歳と4歳の息子がいますが、『よかったですね、これで跡継ぎができたね』と、よく言われる。ちょっと待って、私は娘ですが跡を継いだんですけどと思ってしまう。」
 え? そういう話? 野田は一応、世襲制という悪をあえて利用するという文脈で語っているのに、小渕はそれを素直に受け取り、自分のエピソードを淡々と語るだけなのだ。小渕にとって世襲はデフォルト。その後も、彼女の口をついて出てくるのは、夫に挨拶を変わってもらったら、「いつでも、旦那さんに議員を変わってもらえるね」といわれてイヤだったとか、そういう話ばかり。小渕はこの鼎談で自分がいかに野田聖子を尊敬し、目標としてきたかを語っているが、どう見ても、野田の政策を理解しているようには思えない。
 それは、テーマとなっている女性政策についても同様だ。女性政策が一気に進み始めた事についてこんな発言をしている。
「安倍総理はそういったところをわかっていらっしゃる。だから、これだけ女性政策を進めてくださってる」「日本のリーダーが。こんなにも女性政策を提言してくれるなんて、今までなかったことですからね」
「進めてくださってる」と、女性政策がまるで男社会からのサービス、安倍首相からの施しのように平気で語ってしまう神経。ひょっとすると、この人、実は何も考えてないんじゃ……。発言を読めば読むほどそんな疑問がわいてくるのだ。
 実際、小渕優子がどういう政治スタンスでどんな政治的成果をあげてきたかを即答できる人はほとんどいないだろう。目立たず騒がず、ただ淡々とその場の流れにあわせてふるまっているだけ。その一方で気配りは一級品で、力をもっている人間、自分の味方になってくれる人間には最上の気配りを見せる、それが小渕優子の永田町評だ。実際、この鼎談でも、野田聖子を一番尊敬しているといいながら、安倍首相をほめあげ、会話の合間に「あっ、聖子先生にお酒を。」なんて気配りを全開している。
 どの組織にもいるタイプだが、しかし、案外こういう人が強いのである。思えば、彼女の父親もそうだった。何もやっていないのに、気がついたら、総理大臣……。
 ちなみにこの鼎談は第二次安倍内閣の組閣前に行われたものだが、その組閣で、小渕優子は経産相という重要ポストに抜擢され、総務会長を務めていた野田聖子は外された。そして小渕優子には案の定、“ポスト安倍”という声が上がり始めている。恐るべし、小渕優子、というしかない。
(水井多賀子)

259チバQ:2014/10/21(火) 21:32:13
http://www.sankei.com/politics/news/141021/plt1410210002-n1.html
2014.10.21 17:00
【取材最前線】
「河野行革」本格化 目指すは内閣官房・内閣府のスリム化、省庁再々編も視野





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自民党行政改革推進本部長に就任した河野太郎衆院議員=16日、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)
 自民党内で行政改革の議論が熱を帯びている。党行政改革推進本部(河野太郎本部長)は年末にかけての予算編成作業を前に、平成27年度予算の概算要求について無駄の洗い出し作業を始めた。同時に、組織が肥大化している内閣官房と内閣府のスリム化にも着手する。議論次第では、平成13年の中央省庁再編に続く「省庁再々編」に発展する可能性もある。

 安倍晋三首相は消費税率再引き上げの判断を12月に控え、党でも財政健全化に向けた姿勢をアピールさせる考えだ。そのため、行革本部内の無駄撲滅プロジェクトチーム座長として各省庁の事業点検に取り組んだ河野氏を本部長に起用し、9月の内閣改造まで行革担当相を務めた稲田朋美政調会長との二人三脚で大胆な行革案を提示させる方針だ。

 河野氏が本部長就任後、事務方に真っ先に指示したのは、各省庁が自ら事業内容を検証する「行政事業レビュー」で作成したシートの運用改善だった。省庁ごとにバラバラになっているレビューシートを、「子育て支援」「地方創生」「領土保全」などの政策テーマごとに一覧できるようにし、重複した事業を明らかにするためだ。

 初めて100兆円を超えた来年度予算の概算要求の点検にも取り組む。高齢化に伴って8300億円の上乗せとなった社会保障費への切り込みも狙う。

 内閣官房と内閣府のスリム化は、行革の中長期的なテーマとなる。国家安全保障や拉致問題、教育再生などを扱う内閣官房と、予算編成の基本方針づくりや規制改革、少子化対策など複数の省庁にまたがる重要政策を総合調整する内閣府は業務が多岐にわたり、二つの役割分担も曖昧になっている。1月31日の自民党総務会では科学技術政策を議論する組織をめぐり、「何でもかんでも内閣府に集めるのか」と批判の声が上がった。

 スリム化の過程では、必然的に他省庁に移管する業務も出てくる。しかし、各省庁とも業務は拡大している上、文部科学、厚生労働両省に関わる少子化対策や男女共同参画、経済産業、文部科学両省にまたがる原子力行政など、省庁間の垣根を越える政策課題も多い。内閣官房と内閣府のスリム化は、省庁再々編につながらざるを得ないのだ。(政治部 力武崇樹)

260チバQ:2014/10/21(火) 21:35:40
http://www.sankei.com/politics/news/141021/plt1410210009-n1.html
2014.10.21 05:37
【小渕経産相辞任】
落ちたプリンセス 総裁レースに異変も 交錯する同情と失望…

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(1/3ページ)【女性閣僚W辞任】

小渕優子前経済産業相は辞任会見で時折、涙をこらえ言葉を詰まらせた=20日午前、経産省(小野淳一撮影)
 小渕優子前経済産業相が政治資金収支報告書をめぐる問題で辞任したことで、将来の自民党総裁レースに異変が起きそうだ。小渕氏がいずれ額賀派(平成研究会)を継ぎ、小渕派へと衣替えするのは、永田町では衆目の一致するところ。派内で「小渕首相」の誕生を待ちわびている議員は少なくない。だが、今回の辞任劇で勢いがそがれたのは確か。「落ちたプリンセス」に対し、党内では同情と失望が交錯している。

涙こらえながら

 「経済再生、女性の輝く社会の実現などさまざまな課題に、何一つ貢献できなかったことを心からおわび申し上げます…」

 20日午前の首相官邸。小渕氏は安倍晋三首相に陳謝した。その後の経産省での記者会見では、涙が出るのをこらえながら「すべてが甘かった。ゼロから出直したい」と語り、無念の表情を浮かべた。

 小渕氏は急死した小渕恵三元首相の後継として26歳で衆院初当選。麻生太郎内閣では少子化担当相に起用され、戦後最年少の34歳で初入閣を果たした。今年9月の内閣改造で再入閣し、順調に権力の階段を駆け上がっていた。

 日ごろから全国を飛び回り、同僚議員の応援演説をこなす小渕氏の人気は党内でも高い。いつしか将来の総裁候補と目されるようになり、ある額賀派幹部は「あと10年も雑巾がけをすれば、派閥を率いて女性初の首相になる」。議員を引退してもなお同派に絶大な影響力をもつ青木幹雄元参院議員会長は周囲に「小渕氏は大事にしないといけない」と漏らしていた。

 そんな小渕氏だけに、額賀福志郎元財務相は16日の額賀派総会で「何があっても支える」と強調。派内には「収支報告書の記載を正せば済む話だ」との楽観論が飛び交った。だが、ずさんな会計処理が次々と明らかになり、窮地に陥っていく。

 「将来の首相候補として期待していたのに、ガッカリさせないでほしい」「まだまだ説明不足だ」…。

 党内には失望感が広がった。

いばらの道続く

 父親の小渕元首相は、中選挙区時代の旧群馬3区で福田赳夫、中曽根康弘両元首相に挟まれる形で「ビルの谷間のラーメン屋」と自らを評し、その庶民的なイメージから世論の好感を得ていた。それだけに、今回、平成22、23年分の収支報告書で支持者向けの観劇会の収支が2642万円も食い違っていた事実は、父親のイメージとのギャップも印象づけた。

 小渕氏は会見で「私自身が分からないことが多すぎる。なんでこうなっているのかという疑念をもっている」と語ったが、党内には「小渕氏は若いし、将来に備えるには早めに身を引いてよかった」(幹部)とかばう声は少なくない。

 だが、閣僚を辞任したとはいえ、政治家としての説明責任はいまだ果たせていないのが現実だ。第三者を入れて調査を続ける意向を表明した小渕氏だが、いばらの道が続きそうだ。

(村上智博)

261チバQ:2014/10/21(火) 21:39:23
http://mainichi.jp/select/news/20141022k0000m010025000c.html
参院外交防衛委:政府想定問答読む片山さつき委員長問題に
毎日新聞 2014年10月21日 18時41分(最終更新 10月21日 20時38分)
 参院外交防衛委員会の片山さつき委員長(自民党)が21日の委員会審議中に、政府側が閣僚らの答弁用に用意した答弁資料(想定問答)を読んでいたことが問題となり、審議が中断し散会となった。野党は「委員長の公平中立性が疑われる」と反発しており、与党内からも片山氏の辞任論が出ている。

 片山氏は16日と21日の委員会で、事前に政府側に外務・防衛両省と内閣官房の想定問答を要求し、与野党議員の質疑にあわせて読んでいた。片山氏が自民党参院幹部に認めた。

 自民党の吉田博美参院国対委員長が民主党の榛葉賀津也参院国対委員長に謝罪したが、榛葉氏は「三権分立のはずなのに、立法府の委員長が行政府の答弁書を事前に入手したのは前代未聞で、たるんでいる」と受け入れなかった。

 片山氏はツイッターで誤った情報に基づき民主党を批判し、自民党執行部から厳重注意を受けたばかり。自民党内でも片山氏への批判が出ている。【佐藤慶、阿部亮介】

262チバQ:2014/10/22(水) 12:42:13
>>257
ゲンダイが可愛く見えるほど、すげー記事ですね。
三行読んで読む気が失せましたわ

263チバQ:2014/10/23(木) 21:08:28
http://www.sankei.com/politics/news/141022/plt1410220045-n1.html
2014.10.22 19:45

自民、消費税再増税で慎重派決起 党税調と攻防本格化 


(1/2ページ)
 来年10月の消費税率10%引き上げを先送りするよう主張する自民党国会議員が22日、「アベノミクスを成功させる会」(山本幸三会長)の勉強会を党本部で開いた。予定通りの引き上げを狙う自民党税制調査会(野田毅会長)も同日、新たな体制の下で勉強会を開催、安倍晋三首相が判断する年末に向けて両勢力の攻防がいよいよ本格化した。(豊田真由美、水内茂幸)

 「成功させる会」には43人が出席し、左藤章防衛副大臣、衛藤晟一首相補佐官ら政府関係者もいた。

 「(再増税は)慎重にタイミングを計るべきだ。特にデフレから脱却するこの時期は危ない」

 山本氏はこうあいさつし再増税を牽(けん)制(せい)した。

 講師に招かれた首相の経済政策ブレーン、本田悦朗内閣官房参与は「日本銀行が掲げる『2%の物価上昇』の継続を確信できるまで、再増税は待った方がいい」と述べ、再引き上げの時期を平成29年4月まで先送りするよう求めた。

 出席者からも「現在の経済状況では(消費税を)上げるべきではない」(西田昌司参院議員)という発言が相次いだ。山本氏は会合後の記者会見で、4月に8%へ引き上げたことを「円安による輸出の伸びも低調で、大変な誤算だった」と批判。計5回の勉強会を開いた後、11月中に首相へ政策提言する方針だ。

 「成功させる会」には、選挙基盤の弱い新人議員が多く参加している。新人の一人は「来春の統一地方選も考えれば、とても再増税できる環境でない」と吐露する。山本氏は同会を100人規模まで拡大しようと鼻息を荒くしている。

 党税調の勉強会はピリピリムードに包まれた。

 「いろいろな場所で勉強するのは結構だが、党税調で偏りなく、正面から堂々と議論するのが本来の自民党のご正道だ」

 野田氏は勉強会でこうあいさつし、山本氏らの動きに不快感を示した。出席者からは「社会保障財源を確保する上で、再増税は不可欠だ」と予定通りの引き上げを求める声があがった。ただ、西田氏ら増税慎重派も乗り込んだため、乱戦模様にもなった。

 また、税調の小委員長代理として党税調を主導した宮沢洋一氏が経済産業相に就任し、税調内には「増税論の支柱を失った」と不安視する向きも出ている。

 「成功させる会」は菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官との連携が取り沙汰されている。菅氏は22日の記者会見で「40人超が真(しん)摯(し)な議論を行うことはいいことじゃないか」と歓迎ムードをにじませた。

 増税派の谷垣禎一幹事長は22日、官邸で首相と会談後、「議論をするなというわけにもいかない」と記者団にこぼした。

264チバQ:2014/10/23(木) 21:16:27
http://mainichi.jp/select/news/20141023k0000m010104000c.html
消費税:慎重派が活発化 自民、容認派と綱引き激しく
毎日新聞 2014年10月22日 23時25分

 自民党内で、消費税率の10%への引き上げ(来年10月実施)に対する慎重論が活発化してきた。22日には慎重派の議員連盟「アベノミクスを成功させる会」が勉強会を開き、11月中に安倍晋三首相に提言を提出することを決めた。党税制調査会など容認派をけん制する狙いだ。容認派はこうした動きに神経をとがらせており、首相が最終判断する年末に向け、両派の綱引きは激しさを増しそうだ。

関連記事


 「消費増税はマイナスの影響しかない。慎重にタイミングを計るべきだ」。議連会長の山本幸三元副経済産業相は勉強会の冒頭でこう強調した。議連はもともと「デフレ・円高解消を確実にする会」との名称で、野党時代に首相自身が会長を務めていたが、22日に名称を変更。勉強会では首相ブレーンの本田悦朗内閣官房参与が講演し、実質賃金の落ち込みを考慮し、増税時期を2017年4月まで1年半先送りすべきだとの持論を展開した。

 山本氏は会合後、記者団に「党幹部や党税調から、引き上げは当然だという議論ばかり出るのはおかしい」と批判した。勉強会には衛藤晟一首相補佐官も出席。増税に慎重とされる菅義偉官房長官らを後押ししようとの思惑も見え隠れする。

 ただ、勉強会に出席した議員42人は中堅・若手が中心。選挙への影響を懸念する新人議員や態度未定の議員も多く、どれだけ影響力を持つかは不透明だ。

 一方、自民党税調も同日、党本部で会合を開いた。野田毅会長はあいさつで、消費税の増税分を社会保障の充実に充てるとした12年の自民公3党合意の重要性を強調。「党税調で正面から議論するのが自民党の正道だ。目先の現象や風潮に流されず、将来に展望を持った政策体系を作っていく」と慎重派をけん制した。

 財政再建論者として知られる谷垣禎一幹事長も、慎重派の動きについて記者団に「議員は議論するのが仕事だから。議論するなと言うわけにもいかない」とのみ言及。官邸関係者も「出席者が思ったより少なかった」と語った。【影山哲也】

265チバQ:2014/10/23(木) 22:10:03
http://mainichi.jp/select/news/20141024k0000m010087000c.html
自民党:「規制改革推進委」発足、族議員との論戦がカギ
毎日新聞 2014年10月23日 21時20分

 自民党は23日、規制改革に特化した初めての党内組織「規制改革推進委員会」(委員長・後藤田正純前副内閣相)を発足させた。農協改革、混合診療、労働規制見直しの「岩盤3規制」に関する法改正論議が年内にも本格化するのに備え、改革派議員を組織化し、党内外にくすぶる改革骨抜きの動きをけん制する。アベノミクス3本目の矢「成長戦略」のてこ入れを目指すものだが、既得権が脅かされる団体や族議員が警戒を強めており、党内論議が紛糾するのは必至だ。

 「規制改革を完遂できるかは我々が国民政党になったかどうかの試金石。成長戦略をしっかり援護していく」。23日、党本部で開いた初会合で、後藤田氏はげきを飛ばした。

 改革委は9月まで規制改革担当相だった稲田朋美政調会長の肝いりで、稲田氏が本部長を務める日本経済再生本部の直轄組織として設置した。後藤田氏は稲田氏が規制改革相時代、担当の副内閣相を務めた「急進派」で、役員14人には改革志向が強い中堅・若手が並んだ。

 当面、照準を定めるのは政府が来年通常国会に関連法案を提出予定の農協改革。政府の規制改革会議は今年5月、農業への競争原理導入に向け、JA全中が約700の地域農協を統率する中央会制度の廃止を提言した。しかし、農林族議員らが猛反発し、6月改定の成長戦略では「自律的新制度への移行」というあいまいな表現への後退を余儀なくされた。

 農協改革は国内外で「岩盤規制の象徴」と見られている。政府はJA全中が持つ地域農協の指導権や監査権を農協法から外す法改正案を準備中だ。改正案が示された時点で「党内紛糾は必至」(内閣府幹部)とみられている。

 混合診療の拡大も成長戦略改定時に「患者申し出療養(仮称)」創設が盛り込まれたが、厚労省は一部大病院でしか認めない方針。稲田氏は23日の記者会見で「受けられる医療機関を多くすべきだ」とけん制した。

 自民党は部会を起点に議論の場を上位の会議に移していく「積み上げ型」で意思決定を行う。「部会を外して強行突破はできない」(政調幹部)ため、改革委は規制改革に関係する部会に役員を送り込み、世論の後押しを受けながら、族議員との論戦に活路を見いだす戦術を想定している。稲田氏は部会の上部機関にあたる政調審議会の責任者でもあり、上からもにらみをきかせ、族議員の抵抗を抑え込む考えだ。【宮島寛】

266チバQ:2014/10/25(土) 07:33:52
http://mainichi.jp/select/news/20141025k0000m010120000c.html
自民党:地方創生組織を次々…財政出動に頼る懸念も
毎日新聞 2014年10月25日 07時15分

地方創生をめぐり置かれた自民党の組織
地方創生をめぐり置かれた自民党の組織
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 自民党が来春の統一地方選や次期衆院選をにらみ、地方創生のアイデア探しに躍起になっている。さまざまな組織が林立し、即効性のある地方重視策を打ち出そうと知恵を絞るが、長年の課題とされてきた地方活性化に妙案がすぐに浮かぶはずもなく、安易な財政出動に頼る懸念もはらんでいる。【宮島寛】

 「新年度予算にしっかり盛り込みたいと思っているし、もし補正(予算)があれば補正からも対応したい」

 党政調会は「どこでも政調会」と名付け、地方で意見交換している。22日には山形大の「重粒子線がん治療施設」を視察し、施設への財政支援を地元テレビ局に問われた遠藤利明政調会長代理はそう即答した。遠藤氏と一緒に出演したのは同党公認で次期衆院選に立候補予定の加藤紘一元党幹事長の三女、鮎子氏。視察先の関係者には「追加の相談は加藤氏に」とアピールした。

 そもそもアベノミクスは、都心や大企業が経済的に潤うことで、次第に恩恵が地方にも広がるというのが基本的な考え方。だが、景気回復の勢いには陰りもみられ、地方が実感できるまでに景気が回復するとは想定しにくい。9月の内閣改造で地方創生を重要施策と位置づけたのは、こうした危機感の裏返しでもあった。

 他方、膨大な財政赤字を抱える事情を考えれば、財政出動による地方活性化は避けたいのも事実。稲田朋美政調会長は「地方主導のアイデア合戦を促し、国がそれを後押ししたい」とばらまき型の地方活性化を否定する。

 それでも党内には、「即効性のある対策は財政出動。一定の歳出増は仕方がない」(閣僚経験者)との認識が根強い。23日に党本部で開かれた地方創生実行統合本部(河村建夫本部長)でも、出席者から地方への予算配分の充実を求める声が上がった。

 資源・エネルギー戦略調査会(山本拓会長)も「地方創生に資する分散型エネルギー会議」を発足させ、風力など分散型電源の整備予算拡充を狙っており、地方創生に名を借りた公共事業誘導の動きが顕在化している。

 一方、政府による地方創生のかけ声に合わせ、自民党内の関連組織は林立したが、「人口減少・地方創生議連」(会長・町村信孝元官房長官)は、統合本部とのすみ分けに配慮し、名前を「人口減少対策議連」に変更。中長期的な人口減対策に軸足を置くように軌道修正した。

267チバQ:2014/10/28(火) 20:50:02
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102801001973.html
自民、パチンコ税見送り 携帯、航空券も中長期課題

 自民党税制調査会は28日、党内で浮上していた「パチンコ税」の導入を2015年度は見送る方針を固めた。携帯電話や航空券を対象とした新税創設も中長期の課題と位置付け先送りする。15年10月に消費税率を10%へ上げるかどうかの判断を今年末に控えており、家計負担が一段と増す新税は国民の反発を招くと判断した。

 党税調幹部は「若手議員に新税創設に向けた勉強を続けてもらいたい」と話しており、16年度以降の課題として検討を継続する。

 パチンコ税は、今年2月に設立された自民党の議員連盟が地方の社会保障財源として検討してきた。

268チバQ:2014/10/28(火) 22:30:11
http://www.asahi.com/articles/ASGBX61W3GBXUTIL04N.html
大塚国交政務官、外国人から115万円献金 カジノ担当
2014年10月28日20時10分
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 大塚高司・国土交通政務官の政治団体が2007〜09年に、パチンコ店を経営していた外国人男性から計115万円の寄付を受けていたことがわかった。外国人からの寄付は政治資金規正法で禁じられている。外国からの政治への干渉を防ぐためとされる。

 政治団体は大塚氏が代表を務める「自民党大阪府第八選挙区支部」。男性は大阪府門真市在住で、07年に30万円、08年に60万円、09年に25万円を寄付した。

 大塚氏はカジノ整備担当政務官を兼務している。男性は28日、朝日新聞の取材に「7年ほど前にパーティーで会い、新人だから応援しようと寄付した。献金が違法とは知らなかった。カジノ関連との意識は全くない」と話した。28日、返金を確認したという。大塚氏の事務所は「マスコミから取材を受けた寄付者からの連絡で外国籍の方と知った。返金し、今年の収支報告書に記載する」と、朝日新聞に書面で回答した。

 太田昭宏国交相は28日の記者会見で「本人をめぐる政治資金の話で、本人から説明があるべきだ。政治資金規正法の話と(カジノ担当という)職務の話は別問題だと思う」と話した。

 安倍改造内閣では、宮沢洋一経済産業相の自民党支部も外国人が株式の過半数を持つ広島県福山市のパチンコ店経営会社から計40万円の寄付を受けていたことが発覚。全額を返金した。

269チバQ:2014/10/29(水) 23:03:59
http://www.sankei.com/politics/news/141029/plt1410290044-n1.html
2014.10.29 22:53

山本前IT相が「総裁ネット戦略アドバイザー」就任





 自民党の山本一太前IT政策担当相は29日、安倍晋三首相のインターネットを通じた情報発信を補佐する新設ポスト「総裁ネット戦略アドバイザー」に就任した。安倍政権の政策や首相の人柄などを効果的に発信するためのインターネット活用法を首相に提案するという。首相官邸の広報担当者や党広報本部とも連携する。

 山本氏は党本部で開いた記者会見で「首相の国際社会へのメッセージ力を強化するためには、ネット戦略を充実させる必要がある」と述べ、今後の活動内容として、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じた安倍首相と各国首脳とのやりとりを増やすことや、サイバーセキュリティーの強化などを挙げた。

270チバQ:2014/11/03(月) 16:43:31
http://www.sankei.com/politics/news/141102/plt1411020016-n1.html
2014.11.2 18:16

「河野行革」本格化 無駄削減めぐり省庁、族議員と対立も

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インタビューに答える自民党の河野太郎衆院議員=衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)
 自民党行政改革推進本部が河野太郎本部長の下、行政の無駄の削減に本腰を入れている。安倍晋三首相が12月に消費税率を10%へ再引き上げするかどうか判断するのを前に、党側から行政に「痛み」を強いることで財政健全化をアピールし、有権者の理解を得る狙いがある。一方、霞が関や族議員は「河野行革」に不満がくすぶる。年末に向けて双方の対立が激しくなることも予想される。(力武崇樹)

 「これではレビューになってないじゃないか」

 10月30日午後、党本部の行革推進本部長室で、河野氏は水産庁の職員に向かって声を荒らげた。省庁側が自ら事業内容を検証する「行政事業レビュー」が、あまりにずさんだったというのが理由だった。

 水産庁が毎年度実施しているサケ・マス漁の補助金事業は、サケ・マス漁業の安定的な継続を目的とし、ロシア側に設備を供与するにあたり、経費の一部を助成する制度だ。同庁がレビューシートの実績欄に記していたのは、これまでに締結した国際漁業協定の数だった。予算が有効に使われたかどうかを検証しているとはいえず、河野氏は「今後も徹底的にチェックしなければならない」と意気込む。

 河野氏は、9月の党役員人事で行革推進本部長に就いた。同本部内の無駄撲滅プロジェクトチームの座長だった8月、先発医薬品と効果が同等で安価なジェネリック医薬品(後発薬)の利用加速化や、国民年金保険料の徴収強化などの提言をまとめた。初めて100兆円を超えた来年度予算の概算要求は、高齢化に伴い、社会保障費が8300億円の上乗せとなっており、河野氏はこの分野への切り込みも狙う。

 内閣府と内閣官房のスリム化も行革推進本部が扱う重要なテーマだ。予算編成の基本方針づくりや規制改革、少子化対策など複数の省庁にまたがる重要政策を総合調整する内閣府と、国家安全保障や拉致問題、教育再生などを扱う内閣官房は業務が多岐にわたり、「迅速な対応ができにくくなっている」(閣僚経験者)との指摘もある。

 これに対し、族議員からは「『行革』といってなんでも切ればいいというものではない。必要な予算は確保する」(厚労族)と対抗心をむき出しにする。

 行革推進本部が9月下旬に新国立競技場の建設をめぐり事業主体の幹部から意見聴取したことについて、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は「いろんなことを言って邪魔することをいつまでも許しちゃいかん」と、河野氏に苦言を呈した。

 河野氏は衆院6期目。国会の採決で党の方針に従わないことがあり、「脱原発」を主張することなどから党内では「異端児」扱いされ、閣僚経験がない。

 しかし、官邸サイドは河野氏の「突破力」に期待している。前行政改革担当相の稲田朋美政調会長も「政府とは違った切り口で概算要求から検討するのはすごくいい」と述べ、河野氏を支える構えをみせる。

271チバQ:2014/11/03(月) 16:52:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014110300120
自民、「海の日」で綱引き=7月20日か3連休か


 7月第3月曜日の「海の日」を、かつての7月20日に戻す祝日法改正案をめぐり、自民党内の意見集約が難航している。党の部会レベルでは了承されたが、3連休の存続を主張する勢力が巻き返しを図っているためだ。
 海の日は、1876年に明治天皇が東北巡幸から横浜に帰港した日付にちなみ、1996年から祝日に指定された。経済効果を期待した「ハッピーマンデー制度」の導入に伴い、2003年から7月第3月曜日となった。
 しかし、年によって日付が変わるため、海の日に対する意識が希薄になったとして、超党派議員らの「海事振興連盟」(会長・衛藤征士郎元副議長)が中心となって改正案をまとめた。
 自民党は先月23日の内閣部会などの合同会議で改正案を了承したが、同29日の内閣部会などの勉強会に、ハッピーマンデー制度の「生みの親」の一人とされる二階俊博総務会長が出席。勉強会に同席した観光業界団体に対し、二階氏が「反転攻勢を考えないといけない」と檄(げき)を飛ばすと、団体側は「3連休は観光需要の喚起につながっている」「(固定化は)政権与党が掲げる地方活性化に逆行する」などと訴えた。(2014/11/03-14:18)

272チバQ:2014/11/03(月) 16:58:14
http://mainichi.jp/select/news/20141102k0000m020103000c.html
自民税調会長:ビール類税率「一本化が望ましい」
毎日新聞 2014年11月01日 22時04分(最終更新 11月01日 22時30分)


 自民党の野田毅税制調査会長は、毎日新聞のインタビューに対し、風味が似ながら税率が異なるビールと発泡酒、「第3のビール」について、将来的な税率の一本化が望ましいとの認識を示した。安い発泡酒と第3のビールの税率を引き上げる一方、高いビールの税率を引き下げる見直しを段階的に進めたい意向だ。野田会長は年末に決める2015年度税制改正大綱で中長期的な酒税改革の方向性を示したい考えだ。

 政府・与党はビール類の税率格差縮小を目指しており、発泡酒と第3のビールの税率を統合した後、ビールと一本化する案が浮上している。ただ、第3のビールなどが高くなれば「庶民に負担増を強いる」との批判が出るのは確実。消費者やビール業界の反発で見直しは難航も予想される。

 ビール類の税率は、原料に占める麦芽の量などで差があり、350ミリリットル缶当たりの税額は、ビールが77円▽発泡酒が47円▽発泡酒に別の酒を加えたり、麦芽以外を原料にしたりする第3のビールが28円。

 野田氏は「(消費者は)本来は本物のビールを飲みたいのに、値段が安いので発泡酒や第3のビールにシフトしている」と述べ、税制が消費行動にゆがみを及ぼしていると指摘。税率見直しでは「(将来的な一本化を)視野に入れてやる」と説明した。ただ、「(ビール各社の)商品開発などもあり、乱暴なことはできない」と時間をかけて検討していく考えを示した。

 見直しの背景には「税率の低い製品の開発を促すような税制ではまずい」(自民税調幹部)として酒税の税収減を食い止める狙いがある。ただ、消費者の負担に配慮して、政府・与党は税率格差の縮小を段階的に進め、ビール類全体の税収が見直し前と変わらないよう税率を調整する方針だ。

 一方、生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率について、野田氏は「対象品目などは(線引きが難しく)年末までにみんな決めるわけにいかないところがある」と語り、具体的な制度設計が15年以降にずれ込む可能性に言及した。政府・与党は昨年、14年末までに一定の結論を出す方針を示し、与党が議論を続けている。【横田愛】

273チバQ:2014/11/04(火) 22:14:31
珍しく二階と意見一致!
http://www.sankei.com/politics/news/141103/plt1411030018-n1.html
2014.11.3 16:50
【祝日法改正】
「海の日」固定で自民で攻防激化 二階氏らが抵抗「3連休減る…」

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 7月第3月曜日の「海の日」を平成28年から従来の7月20日に戻す祝日法改正案をめぐり、自民党内の攻防が激化している。日付を固定し「祝日の意義」を強調すべきだとする推進派に対し、二階俊博総務会長は「3連休が減る」と難色を示しており、意見集約はずれ込む見通しとなった。

 3連休をつくる「ハッピーマンデー」制度は平成12年に導入され、同年から「成人の日」と「体育の日」が、15年から「海の日」「敬老の日」が祝日として固定されなくなった。

 これに対し、「祝日には日付に意味がある」として超党派議連が、海の日を7月20日に戻す改正案を作成。会長を務める自民党の衛藤征士郎前衆院副議長が旗振り役となった。自民党内閣部会も了承した。

 ところが、推進役の二階氏がこれに抵抗。10月、党観光立国調査会に観光産業団体を集め「体育の日など残りの3連休も確保できなくなっていく。反転攻勢を考えないといけない」と訴えた。

 こうした動きを踏まえ、自民党の塩谷立政調会長代行は10月末に菅義偉官房長官と官邸で協議。「意見が割れているので時間をかけたい」として党内手続きを慎重に進める方針で一致した。

274チバQ:2014/11/04(火) 22:15:08
http://www.sankei.com/politics/news/141103/plt1411030023-n1.html
2014.11.3 20:35
【カジノ法案】
黄信号に焦る推進派、首相に“賭け” 公明は慎重姿勢崩さず

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 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の今国会成立に黄信号がともっている。女性閣僚の辞任などを受けて法案審議が大幅に遅れていることに加え、公明党に慎重論が根強く、自民党内の支持も広がりを欠いているからだ。推進派は、カジノを成長戦略の目玉と位置づける安倍晋三首相の指導力に“賭け”ている。

 カジノ法案をめぐっては自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長が10月29日、都内のホテルで会談し「審議日程がタイトで、今国会の成立は厳しい」との認識で一致した。

 与党は、カジノ法案などの議員立法より、政府提出法案(閣法)を優先させる方針だ。カジノ法案を審議する衆院内閣委員会は、女性活躍推進法案など閣法が立て込んでいる。内閣委にもかかわっていた松島みどり前法相の辞任で、日程はさらに窮屈になった。

 カジノ法案への態度を決めかねている民主党の議員が参院内閣委員長を務めていることも、今国会の成立を一層不透明にしている。与党側は委員長交代も視野に入れるが、「政治とカネ」問題で野党が攻勢をかける中、強引な国会運営は避けたいのが本音だ。

 公明党内で、ギャンブル依存症や多重債務者の増加することへの懸念から、慎重論が根強いのも大きい。山口那津男代表は10月28日の記者会見で「カジノについて国民はかなり慎重だ」と述べ、カジノ導入に重ねて反対姿勢を示した。

 もっとも自民党内も温度差はある。谷垣禎一幹事長は治安悪化への懸念から慎重な姿勢を崩しておらず、二階俊博総務会長も周囲に「成長戦略をばくちに頼るのは…」と違和感を口にしている。

 首相が先月8日の参院予算委員会で、カジノの合法化を目指す超党派「国際観光産業振興議員連盟」(IR議連)の最高顧問を辞任する考えを表明したことも推進派の勢いをそいだ。衆院内閣委の与党理事は「カジノ法案をどうしてもやらなきゃいけないという雰囲気はない。今国会は無理だと思う」と語り、政府高官も「来年の通常国会でやればいい」と述べた。

 ただ、IR議連幹部は、公明党に党議拘束をかけず採決に応じるよう働きかける考えで、首相と山口氏との与党党首会談による局面打開も期待している。幹部はこう意欲を語った。

 「あきらめたら終わっちゃう。まだまだ一発逆転はあるぞ…」

(沢田大典、豊田真由美)

275チバQ:2014/11/04(火) 22:15:46
http://www.sankei.com/politics/news/141103/plt1411030026-n1.html
2014.11.3 21:18
【祝日法改正】
明治天皇ゆかりの「海の日」 固定VS変動で自民党の攻防激化 二階氏ら「ハッピーマンデー派」が巻き返し

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(1/2ページ)
 明治天皇ゆかりの「海の日」を7月第3月曜日から制定当初の7月20日に戻す祝日法改正案をめぐり、自民党内で攻防が激化している。3連休が崩れることに「観光産業に影響が出る」(二階俊博総務会長)などの懸念の声が続出し、今後の党内協議は難航しそうだ。

 地域経済の発展や観光需要の喚起を目指し、土日を含めた3連休を増やす「ハッピーマンデー制度」は平成12年に制定され、同年に「成人の日」と「体育の日」を、15年から「海の日」と「敬老の日」を特定の週の月曜日に変動させるよう定めた。

 「こんなことをしていると残りの3連休も次々と相手方の有利な方向にもっていかれる。反転攻勢を考えないといけない」。10月29日の党観光立国調査会と内閣部会の合同勉強会で、制度創設に深く関わった二階氏は憤りを隠さなかった。

 総務会トップが個人的な見解を述べるのは異例。勉強会では、観光振興協会やホテル協会など関係団体から「3連休だからこそ地方に足を延ばせる」「ハッピーマンデーは地方の経済にも雇用にも貢献している」との意見が相次いだ。

 海の日は明治9年7月20日、明治天皇が全国の灯台を見回る巡幸から横浜に帰港されたことに由来する。このため、超党派の「海事振興連盟」(会長・衛藤征士郎前衆院副議長)を中心に「国民が海の恩恵に感謝する日として日付を明確にしよう」との機運が高まり、議員立法による祝日法改正を目指してきた。

 ただ、ハッピーマンデーの活用は、安倍晋三政権が重要政策に掲げる地方創生と密接に絡むだけに衛藤氏らは分が悪い。しかも提出法案は全て総務会の了承が必要となるため、「総務会長が二階氏である時点ですでに勝負はあった」(中堅議員)との声も出ている。

 それでも自民党保守派は、祝日変動化について「皇室とゆかりの深い旧祭日を無意味化させる」として断固反対の立場をとる。かつて自民、公明両党の一部が、宮中祭祀の新嘗祭(11月23日)にあたる「勤労感謝の日」を「秋のゴールデンウイーク」と称して変動させようとしたのを封じた経験もあるだけに、簡単にあきらめるはずはなく攻防がますます激化する可能性もある。

(力武崇樹)

276チバQ:2014/11/04(火) 22:16:34
http://www.sankei.com/politics/news/141103/plt1411030030-n1.html
2014.11.3 22:30

自民党系政治塾、全国で開校ラッシュ 老舗・松下政経塾にかつての賑わいなく…

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(1/3ページ)

 将来の政治家の発掘・育成を目的とした自民党の「地方政治塾」の開校が相次ぎ、定員を上回る応募が集まる活況となっている。今年に入り、香川、鳥取など6県連で開校し、今月には小沢一郎生活の党代表の地元・岩手県でも発足した。これに対し、政治家の登竜門といわれた“老舗”松下政経塾(神奈川県茅ケ崎市)は近年、入塾者が減少し、かつての賑わいを失っている。

■自民系の受講生は年1千人超

 自民党の地方政治塾のうち、党東京都連は党本部で「TOKYO自民党政経塾」を開催している。女性閣僚2人の辞任劇で動揺が広がる10月下旬。集まった約100人の塾生を前に、塾長を務める深谷隆司元通産相が講演したが、約1時間のほとんどは辞任劇に関することだった。

 「身体検査が足りなかった。『政治とカネ』の問題はきちんと対応しなければいけない」と安倍晋三首相に注文も。一方で「政権運営が停滞してはならない。首相にはここを乗り越えてほしい。真価が問われる」と強調した。

 都連の政治塾は平成18年に開校し、今年度で9年目を迎えた。毎年春の塾生募集では定員計100人に対し、会社員ら150〜200人が応募する。「野党時代も応募は減らなかった」(都連)という。これまでに計1046人が卒業し、約100人が国や地方の議員などとして活躍する。

 自民党は野党時代の22年、有望な政治家を発掘する必要があるとして、都道府県連に政治塾を開校するよう党則を改正した。「与党時代は求めなくても人材は集まったが、そんな状況ではなくなった」(党関係者)からだ。各地で開校が相次ぎ、今は40都道府県連による政治塾に毎年度、計1千人超の受講生が通う。

■全寮制のハードさで敬遠され…

 一方、松下政経塾は民主党の野田佳彦前首相ら多くの政治家を輩出してきた。政経塾のホームページによると、257人の卒業生のうち、7月時点で国会議員は36人で地方議員が24人、知事・市区町村長は9人。すでに来年度の募集は終了し、37期生となる28年度の募集に向けた入塾説明会を今月14日に都内で開く。

 ただ、現在の塾生は総勢12人(32〜35期生)。中退者がいるとはいえ、各期とも2〜4人程度だ。1期生の卒業生は野田氏ら19人で、10期生までは10人以上の卒業生を維持していた。

 志願者ベースでみても300人超が殺到したのは今は昔。塾関係者によると、近年は毎年度、平均150〜200人の志願があったが、「一昨年度と昨年度は減少した」という。全寮制で早朝ジョギングを行うなどハードな研修科目が敬遠されているようで、関係者は「いろいろなルートで政治家になることができるようになったから」と分析する。塾運営のための資金難を指摘する向きもある。

■野党系は党勢反映し埋没気味

 野党各党も政治塾は花盛りだが、党勢に比例して盛り上がりに欠ける。

 民主党は今年度、「民主党大学」を開校した。「党の政策を知ってもらい、受講生の主張に耳を傾ける交流が狙い」(事務局)で、意見交換が中心だ。

 大阪維新の会は一昨年、維新政治塾を発足させた。約880人の1期生が同年末の衆院選などに大勢が立候補し、話題を集めた。だが、2期目以降は各都道府県支部主催に切り替えた。

 小沢氏主宰の政治塾は今年も夏と冬の集中講義を開催。現在、15期生を募集中だが、小沢氏の永田町での影響力が衰えたためか、塾の存在も埋没気味だ。

(岡田浩明)

277チバQ:2014/11/04(火) 23:17:28
>>275
・海の日は7/20に戻す
・新たに6月にハッピーマンデーとなる祝日を作る

これで解決だ!

278とはずがたり:2014/11/05(水) 10:28:54
>>277
チバQさんは沢山休みたい派っすね♪(・∀・)

二階は田中角栄や小沢一郎に繋がる実利派だし観光国和歌山選出だからって所でしょうかね。

279チバQ:2014/11/05(水) 21:12:50
http://www.sankei.com/politics/news/141105/plt1411050046-n1.html
2014.11.5 18:42

「雑用やもめ事…忙しい」与党幹事長はつらいよ 谷垣氏愚痴こぼす

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自民党の谷垣禎一幹事長=5日午前、国会内(酒巻俊介撮影)
 幹事長はつらいよ−。自民党の谷垣禎一幹事長が5日、同日から始まった党の新しいインターネット番組「Ask Tanigaki(アスク・タニガキ)」に出演し、愚痴をこぼす場面があった。

 一般視聴者が「党総裁と幹事長、どちらの仕事が大変ですか」と質問したのに対し、谷垣氏は「与党の幹事長はいわば留守番の責任者」と指摘。具体的な仕事として選挙対策や政策立案を挙げた上で、「細々した雑用、細々したもめ事がしょっちゅうある。それを『まあまあまあ』と裁かなくてはならず忙しい」と苦笑いした。

 野党時代に務めていた総裁の職務については「あのときはみんな危機感があったから、内輪もめしている余裕はなかった。そういう意味では、今よりもやりやすいところがなかったとはいえない」と振り返った。

280チバQ:2014/11/05(水) 21:44:09
「祝日」にすればww
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2014110500839
「東日本大震災の日」制定案=自民有志


 自民党の二階俊博総務会長を中心とする有志議員が5日、3月11日を「東日本大震災の日」と定める法案の素案をまとめた。震災の教訓を後世に引き継ぐとともに、災害対策への国民の関心を高めるのが狙い。党内手続きを経て各党に賛同を呼び掛け、今国会に提出、成立させることを目指す。(2014/11/05-19:11)

281とはずがたり:2014/11/12(水) 14:46:40
サンケイお得意の民主党揶揄時の表現を使えば自民も学級崩壊だ♪
数人なんだし時事も出席した議員の名前ちゃんと伝えてあげたらいいのにぃ〜。

>皆どこに行ってしまったのか
このとぼけた感じが素敵な発言した政調幹部って誰だろ♪学級崩壊と云うより不登校だな〜。

党勉強会にわずか4人=解散風で気もそぞろ―自民
時事通信社 2014年11月11日 21時44分 (2014年11月11日 23時56分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20141111/Jiji_20141111X980.html

 吹き始めた解散風に、勉強どころではない? 自民党日本経済再生本部(本部長・稲田朋美政調会長)は11日、党本部で勉強会を開いたが、開始時点で出席者はわずか4人。途中から顔を出す議員もいたが、終了時点では2人に減るありさまだった。
 党本部で最も広い部屋で行われた会合では、有識者から経済状況に関するヒアリングが実施された。しかし、議員らは気もそぞろの様子で、議論らしい議論は行われずじまい。机には出席者に用意されたオレンジジュースが大量に残された。政調幹部は「誰に向かって話しているのか分からなかった。皆どこに行ってしまったのか」と困惑していた。

282とはずがたり:2014/11/12(水) 15:19:40

自民、海の日法案の提出断念 慎重派に配慮
共同通信 2014年11月11日 19時13分 (2014年11月11日 19時15分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20141111/Kyodo_BR_MN2014111101002122.html

 自民党は11日、7月第3月曜日の「海の日」を2016年から従来の7月20日に変更する祝日法改正案について今国会への提出を断念する方針を固めた。3連休が減ることで観光産業への打撃を懸念する党内の慎重派に配慮した。
 党幹部は「意見が割れたまま最終の意思決定はできない」と述べた。党内で引き続き連休取得の在り方を協議する方針。
 改正案は、超党派の「海事振興議員連盟」が作成。国民が海の恩恵に感謝する日として日付を明確にする狙いがあった。一方、観光振興に取り組んできた二階俊博総務会長は、「ハッピーマンデー」制度に基づく他の3連休に波及することへの警戒感を示していた。

283チバQ:2014/11/13(木) 20:54:41
http://mainichi.jp/select/news/20141114k0000m010067000c.html
自民党行革推進本部:内閣官房・内閣府スリム化案まとめる
毎日新聞 2014年11月13日 20時16分

 自民党行革推進本部(河野太郎本部長)は13日、肥大化が指摘される内閣官房と内閣府について組織と業務の見直し案をまとめた。内閣官房は郵政民営化推進室など4部局を廃止し、内閣府の食育推進や自殺対策など10業務を他省庁へ移す。政府・与党で調整し、早ければ来年の通常国会に関連法案を提出する。

 見直し案は、内閣官房と内閣府について「業務が年々増大し、指揮命令系統も複雑化している」と指摘。内閣官房は、郵政民営化推進室のほか、原子力規制組織等改革推進室、社会保障改革担当室、法曹養成制度改革推進室を事業目的を終えた段階で廃止する。内閣府の食育推進は農水省、自殺対策や薬物対策は厚生労働省に移管する。また、内閣官房と内閣府にまたがる業務のうち、地域活性化や宇宙開発戦略など四つを内閣府に一元化する。【小田中大】

284チバQ:2014/11/13(木) 20:56:49
http://www.sankei.com/politics/news/141113/plt1411130036-n1.html
2014.11.13 19:45
【衆院解散風】
「必勝塾」で谷垣氏がハッパ 自民、カギ握る1年生議員へ

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(1/2ページ)【永田町の「解散風」】

選挙必勝塾であいさつする谷垣禎一幹事長=13日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)
 永田町に解散風が強まる中、自民党は13日、衆院当選1回生を対象に「選挙必勝塾」を開催し、選挙指導を本格化した。平成24年の前回衆院選で当選した自民党の新人は119人に上るが、「追い風」に乗って当選できた新人も少なくない。選挙基盤を固め切れていない新人の当落は、選挙後の政権運営のカギを握るだけに、党執行部の尻にも火がついたようだ。

 「選挙というのは、非常に楽に見えても、あっという間に逆風になることがある。努力を積み重ねて必死に訴えていくと、道が開けていくこともある。これは一人一人の気迫と気合だ」

 谷垣禎一幹事長は党本部で開いた必勝塾のあいさつで、ハッパをかけた。必勝塾に参加した新人は全体の6割強に当たる77人。どの顔にも余裕の表情は見られず、切迫感が漂った。

 茂木敏充選挙対策委員長は終了後、記者団に「選挙のノウハウよりも、どこまで選挙区民と真剣に向き合えるかなど、いろいろなアドバイスをしたい」と語った。

 衆院選の「風」をめぐっては、自民党には苦い教訓がある。小泉純一郎首相(当時)が平成17年に踏み切った衆院選では83人の新人候補が当選し、「小泉チルドレン」ともてはやされた。だが、民主党に政権を奪われた21年は大半が落選し、選挙区3人、比例代表7人のわずか計10人に激減した。新人の当落が、時の「風」に左右されやすい典型的な事例となっている。

 今の自民党の新人は当選から約2年しかたっておらず、ほとんどが自身の選挙基盤を固め切れていない。「常在戦場」が当然のこととはいえ、突如降りかかった解散モードに戸惑いを隠せないでいる。

 「与野党どちらにも風がないからこそ、地道な活動がものを言う。いきなりの解散・総選挙だから、それがはっきり分かる」

 選挙塾に参加した新人からは威勢のいい声が出る一方で、「組織づくりがこれからという人が多い。寝ずに準備に走り続ける」(石崎徹氏)、「準備万端ではないが、必死でフル回転したい」(金子恵美氏)といった声が目立つ。「準備は全くできていない」と嘆き節も漏れた。

 衆院当選1回生でつくる「無名の会」(星野剛士(つよし)会長)はメンバー全員の再選を目指し、閣僚らの応援要請などを調整する方向だ。(峯匡孝、豊田真由美)

285とはずがたり:2014/11/16(日) 10:11:55
野田聖子の差し金?いつかも割と本部のやり方に異を唱えてた気もするし割と骨のある県連?

<自民岐阜県連>「年内総選挙は異常、大義もない」決議
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20141115k0000e010224000c.html
毎日新聞2014年11月15日(土)13:12

 自民党岐阜県連は15日、常任総務会を開き、衆院解散・総選挙に反対する決議を採択した。安倍晋三首相は年内総選挙の方針を固めているが、地方から異を唱えた形だ。

 決議では、年内の総選挙について「国民生活に与える影響を考えると、どう考えても異常であり、大義もない」と強調し、消費税への対応を解散の大義名分とするのは後付けで民意軽視とした。業界団体から反対や疑問視する声が相次いでいることなどを理由に挙げ、「解散は総理の専権事項と十分承知しているが、年内の衆院解散総選挙は断固反対する」としている。

 常任総務会には衆院議員秘書や県議ら約50人が出席。県連役員や県議からは「本当に腹立たしい。何をもって解散するのか分からない。まさに地方を無視した解散だ」などの意見が出た。猫田孝・県連幹事長は「党本部には地方軽視という姿勢を考え直してもらわないと困る」と批判した。

 岐阜県連は今年6月、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認を巡り、政府に慎重な検討を求める意見書の採択を県議会に要請し、採択されている。【道永竜命】

286チバQ:2014/11/18(火) 07:56:16
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_78985
自民・二階派と石原派 合流協議へ

自民党の二階総務会長が率いる二階派と石原前環境大臣が率いる石原派の幹部が18日に会合を開き、派閥の合流を視野に入れた協議を始めることがテレビ東京の取材で分かりました。安倍政権における影響力を強めるのが狙いで、合流が実現した場合、所属する議員は40人を超えて党内第4派閥になります。解散総選挙の後をにらんだ動きが早くも表面化した形です。

287いぬのたまご:2014/11/24(月) 17:47:12
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http://www.fc-business.net/qgesw/

288とはずがたり:2014/12/02(火) 13:10:30
解散総選挙のシナリオを描いたのは今や裏ボスの二階総務会長だった
週プレNews 2014年12月2日 06時00分 (2014年12月2日 13時02分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20141202/Shueishapn_20141202_39745.html

大義がないという批判も多く聞かれる今回の選挙。しかし、それこそが戦略上の重要な狙いだ。本当の争点をボヤかし、有権者を迷わせ、低投票率のドサクサで勝利を画策する。このシナリオは、意外な裏ボス議員が描いたものだった。

解散というのは突発的にやればいいというものではない。いつでも解散を打てるようにするための“環境整備”が不可欠だ。

例えば、外交日程。外国との首脳会談を解散でドタキャンすれば外交儀礼上、最高レベルの失礼に当たる。日本の信頼は失墜し、支持率も急落するだろう。

外務省のキャリア官僚、E氏が重要な証言をしてくれた。

「正確な時期は申し上げられませんが、かなり前から、12月は外交日程を入れるなとの指示が官邸からありました。12月に解散総選挙という選択肢があるかな、との気配を感じましたね」

“かなり前”とはいつなのか? 自民党ベテラン議員、B氏が明かす。

「今振り返ってみると、9月3日に行なわれた内閣改造の前からだったね。まだ本当は総理の座をあきらめていない谷垣さんを幹事長に据えて、解散総選挙で議席を減らしても共同責任になる立場に引っ張り込んだ。

さらに幹事長留任を希望していた石破(茂)さんを窓際ともいえる地方創生担当相として“飼い殺し状態”にできたのも大きかった。石破さんはこの人事を蹴って無役(むやく)になり、次期総理の座をうかがうチャンスを待つ選択肢もあったはず。でもそうできなかった。その大きな原因は、二階(俊博総務会長)さんの党三役入りだね」どういう意味か?

「二階さんと石破さんは、以前に自民党を離党して小沢一郎さんらと共に新進党の結成に関わった同志です。その後、ふたりとも復党した“出戻り組”としても同志。党を裏切ったヤツというレッテルがあったのに出世した実力を持つことも共通です。このふたりが結託して、自分に歯向かってくることを安倍さんは警戒したと思います。

二階さんは総理の椅子に色気を持つ人ではありません。しかし石破さんは違う。地方の自民党員からも人気が高い石破さんの力を奪い去るためには、二階さんと引き離す必要性を感じたのだと思います。以前の安倍さんでは考えられない鋭い政局観だと思います。安倍さんは本当に強い政治家になりました。

でも政局を見極める眼力に関しては老獪(ろうかい)な二階さんのほうが一枚も二枚も上。今回のような入念に練られた解散シナリオを安倍さんひとりで描くのは難しいでしょう。菅さんも無理。二階さんに違いない」(B氏)

地味な人物という印象が強い二階氏だが、そんなにスゴイ政治家だったとは。でも、二階さんはなぜ石破氏を見捨てて安倍首相についたのか?

「彼は運輸族の大物議員。公共事業予算に関する権限の強化が交換条件でしょう。今、二階さんが会長を務める『国土強靱化総合調査会』という組織の権限は非常に強大です」(B氏)

この調査会は自民党内にある組織で、さまざまな部会の上に位置する。自民党の公式ホームページに二階氏がインタビュー形式で語っているコラムがあるhttps://www.jimin.jp/activity/colum/114488.htmlのだが、この内容が強烈だ。抜粋して紹介しよう。

「コンクリートから人へなんて寝言を言っているわけにはいきません。(中略)コンクリートが人命を守ったのです。(中略)財政再建は重要ですが、自信を持ってその(国土強靱化事業の)重要性を訴えていきます」

ここまでストレートに言われると清々しさを感じるほど。消費増税を延長した上に公共事業の歳出が増え続けたら財政再建なんて夢のまた夢なのに……。

289チバQ:2014/12/07(日) 19:00:09
2007 :チバQ:2014/12/05(金) 22:50:34
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141205/plt1412051140002-n1.htm
存在感増す「戦う」谷垣幹事長 衆院選に勝っても負けても次期総裁へ弾み (1/2ページ)
2014.12.05
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東京1区の候補者の応援演説を行う谷垣氏=3日午後、東京都新宿区【拡大】

★鈴木哲夫の核心リポート

 12・14衆院選で、自民党の谷垣禎一幹事長(69)が厳しい発言を連発している。報道機関の情勢調査で「自民党圧勝」との見方が出ており、党内が緩むのを引き締めているのだが、それだけではない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、存在感を増しつつある谷垣氏に迫った。

 「自民党には1回生がたくさんいるが、もっと地域に根を生やして(活動しろ)。『全員光る人材だ』と言いたいが、正直、フロック(まぐれ)で当選したんじゃないかという人も」(1日、京都府宇治市の集会で)

 「今回は追い風でも、向かい風でもない。こういう選挙は怖い。誰かが変な失言をして『何だ』となると、パタパタとやられる」(11月30日、札幌市の街頭演説で)

 今回の選挙戦、谷垣氏の選挙語録は手厳しい。党内では「谷垣さんの形相が違う」(中堅議員)という声まである。

 背景について、自民党のベテラン議員は「勝っても負けても、衆院選が終われば、来年秋の自民党総裁選を見据えて、谷垣さんは『ポスト安倍』として存在感が増す」といい、こう解説した。

 「谷垣さんにとって、次の総裁選は年齢的にラストチャンス。今回、自民党が勝てば、『選挙責任者の幹事長として、突然の解散総選挙という危機管理を果たした』と高く評価される。一方、党が大きく議席を減らせば、総裁選では反安倍のリベラル派が結集する。その際、『ナンバー2の谷垣さんを担ぐのが順当』という声が出てくる可能性が高まる」

 かなり気が早い話にも聞こえるが、額賀派幹部も「今回、谷垣さんは地方組織とも信頼関係を深めていて、総裁選では地方の支持も見込める」と分析している。

 谷垣氏の強みは、連立を組む公明党との良好な関係にもある。山口那津男代表とは弁護士同士で気脈も通じ、三党合意で消費税増税をともに決断した間柄だ。安倍晋三首相が今後、安全保障や憲法改正などで突き進む場合、これに反発する公明党が外から谷垣氏を応援することも考えられる。

 谷垣氏には、じくじたる思いがある。

 野党時代の自民党総裁として頑張ったが、首相になれなかったことだ。民主党政権に不信任案を突きつけての勝負ができず、政権復帰直前の総裁選出馬も党内力学で断たれた。「戦う姿勢を貫けなかった…」(谷垣氏側近)と弱さを指摘する声もあった。

 私(鈴木)は解散当日の朝、谷垣氏を訪ねた。

 「(いろんな意味で)戦う谷垣のスタートですね」と話しかけると、谷垣氏はいつもの温厚さで「人間なかなか変われないけど…」と語ったが、その後で「でも、やりますよ。必死で!」と表情を引き締めていた。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。

290名無しさん:2014/12/09(火) 23:24:05
2007 :チバQ:2014/12/05(金) 22:50:34
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141205/plt1412051140002-n1.htm
存在感増す「戦う」谷垣幹事長 衆院選に勝っても負けても次期総裁へ弾み (1/2ページ)
2014.12.05
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東京1区の候補者の応援演説を行う谷垣氏=3日午後、東京都新宿区【拡大】

★鈴木哲夫の核心リポート

 12・14衆院選で、自民党の谷垣禎一幹事長(69)が厳しい発言を連発している。報道機関の情勢調査で「自民党圧勝」との見方が出ており、党内が緩むのを引き締めているのだが、それだけではない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、存在感を増しつつある谷垣氏に迫った。

 「自民党には1回生がたくさんいるが、もっと地域に根を生やして(活動しろ)。『全員光る人材だ』と言いたいが、正直、フロック(まぐれ)で当選したんじゃないかという人も」(1日、京都府宇治市の集会で)

 「今回は追い風でも、向かい風でもない。こういう選挙は怖い。誰かが変な失言をして『何だ』となると、パタパタとやられる」(11月30日、札幌市の街頭演説で)

 今回の選挙戦、谷垣氏の選挙語録は手厳しい。党内では「谷垣さんの形相が違う」(中堅議員)という声まである。

 背景について、自民党のベテラン議員は「勝っても負けても、衆院選が終われば、来年秋の自民党総裁選を見据えて、谷垣さんは『ポスト安倍』として存在感が増す」といい、こう解説した。

 「谷垣さんにとって、次の総裁選は年齢的にラストチャンス。今回、自民党が勝てば、『選挙責任者の幹事長として、突然の解散総選挙という危機管理を果たした』と高く評価される。一方、党が大きく議席を減らせば、総裁選では反安倍のリベラル派が結集する。その際、『ナンバー2の谷垣さんを担ぐのが順当』という声が出てくる可能性が高まる」

 かなり気が早い話にも聞こえるが、額賀派幹部も「今回、谷垣さんは地方組織とも信頼関係を深めていて、総裁選では地方の支持も見込める」と分析している。

 谷垣氏の強みは、連立を組む公明党との良好な関係にもある。山口那津男代表とは弁護士同士で気脈も通じ、三党合意で消費税増税をともに決断した間柄だ。安倍晋三首相が今後、安全保障や憲法改正などで突き進む場合、これに反発する公明党が外から谷垣氏を応援することも考えられる。

 谷垣氏には、じくじたる思いがある。

 野党時代の自民党総裁として頑張ったが、首相になれなかったことだ。民主党政権に不信任案を突きつけての勝負ができず、政権復帰直前の総裁選出馬も党内力学で断たれた。「戦う姿勢を貫けなかった…」(谷垣氏側近)と弱さを指摘する声もあった。

 私(鈴木)は解散当日の朝、谷垣氏を訪ねた。

 「(いろんな意味で)戦う谷垣のスタートですね」と話しかけると、谷垣氏はいつもの温厚さで「人間なかなか変われないけど…」と語ったが、その後で「でも、やりますよ。必死で!」と表情を引き締めていた。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。

291とはずがたり:2014/12/18(木) 22:45:25
安倍と云い一太と云いなんでこんなにヒステリックなバカばっかりなのだろう。。orz
新上州戦争か?!

2014.12.1 12:34
中曽根親子を徹底批判する山本一太参院議員 「場外乱闘、炎上」の“背景”
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/141201/plt14120112340007-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp
【政界徒然草】

 自民党の衆院群馬1区の公認調整をめぐり、党群馬県連が前職の佐田玄一郎元行政改革担当相を「公認したくない」となり、中曽根康弘元首相の孫で中曽根弘文元外相の長男、康隆氏を推す動きがあった。最終的には、党本部が「佐田氏でも勝てる」として同氏を公認したことで、一応の決着をみた。

 ところが、群馬1区の公認問題で群馬県選出のある国会議員が、ブログで徹底した「中曽根批判」を繰り広げた。前沖縄北方担当相の山本一太参院議員だ。康隆氏もブログで反論すると、山本氏は「倍返し」のように反応。山本氏が仕掛けた激しい「場外乱闘」は、群馬県連内に「余計なしこり」を残すことになった。56歳で参院当選4回を数えるベテラン政治家の山本氏は、32歳で「大勲位の孫」で弘文氏の秘書歴1年数カ月の康隆氏に何と攻撃したのか。

 群馬1区の公認調整をめぐり、県連内には佐田氏に代わって康隆氏を推す動きがあった。康隆氏も衆院解散翌日の11月22日、群馬1区から自民党公認で出馬したいと申し出た。

 山本氏は、康隆氏の出馬が取り沙汰される前からブログで「反中曽根」を展開していた。

 一貫している主張は「同一県内に親子が国会議員になってはいけない」というものだ。実は、小渕優子前経済産業相の議員辞職が取り沙汰され、週刊誌などが康隆氏の群馬5区出馬の可能性を報道したときから始まっていた。群馬1区の公認問題に関しては、11月の21日から24日にかけて「衆院群馬1区、(弘文)県連会長の長男擁立には断固反対する!」と題した投稿を10回にわたり集中掲載し、批判のトーンも上がった。

例えば、21日夕にアップした「その3」はこんな内容だ。

 「佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり、前橋を回り始めた現職の参院議員である県連会長の長男を、単に『ブランドがあるから』とか、『県連会長の長男だから』とか、『イケメンだから』とか、そんな理由で公認候補として急遽(きゅうきょ)、擁立するようなことに賛成できるわけがない」

 佐田氏のスキャンダルとは昨年6月に「週刊新潮」に報じられた女性問題を指す。このとき佐田氏は責任をとって衆院議院運営委員長を辞任している。

 康隆氏は同日、「中曽根弘文ファミリー」のブログで反論に出た。

292とはずがたり:2014/12/18(木) 22:45:52
>>291-292
 勤めていた外資系証券会社に辞表を出したのは佐田氏のスキャンダルが明るみに出る前であり、政界を目指す意思決定と佐田氏のスキャンダルは無関係だと主張。「事実と異なることや、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある」と抗議した。

 山本氏は23日、「その7」で「明らかに不注意だった。事実関係の確認が不十分だったことを反省している」と受け入れ、前出の記述を一部書き直した。しかし、康隆氏の擁立に反対する立場であることに変わりはなく、記述の辛辣さは激しくなった。

 「その8」では、康隆氏の反論のブログに関し、秘書の言葉を引用する形で「上から目線」だと批判し、「父君と同じ選挙区で19年間、国会議員をやっている目上の人間に対して、『最低限の礼節』というものはあってしかるべきだと思う。しかも、康隆氏は父君の秘書という立場なのだ」と糾弾した。ブログで抗議してきたこと自体についても「ひとことで言うと、とても殺伐とした、ギザギザで冷たいアプローチだ」と切り捨てた。

 山本氏が康隆氏をここまで攻撃するのは、「政治は『ファミリー独占ビジネス』ではない」とする「訴え」の他にも、2つの理由があるとみられている。

 一つは、今年8月の県連会長選で、選挙戦の必要性を訴えていた山本氏が条件が整わなかったために立候補できず、弘文氏の無投票3選が決まった経緯があること。もう一つは、山本氏自身が衆院へのくら替えをひそかに望んでいるとされていることだ。

 この点について、山本氏は「中曽根県連会長に対する個人的感情で書いているわけではない」「自分は、参院から衆院にくら替えして群馬1区から出ようなどとは、全く考えていない」といずれの説も一蹴する。

 自民党内には山本氏について「一政治家としてはやり過ぎだ」との声が少なくない。康隆氏についても「党にどれほど貢献してきたのか」と冷ややかに見る向きもある。

 康隆氏は24日のブログでこう記した。

 「政治の重要性を再認識すると共に現実の政治は甘いものではなく、命がけで取り組む覚悟が必要だという事も改めて痛感しました。しかし厳しさを知った上でも、国政の場で全身全霊を捧げて働きたいという気持ちが一層強まって参りました。今後、もし挑戦の機会を与えられるならば、浅学非才の身ではありますが、持てる力の限りを尽くし、皆様と共に群馬と日本の未来を切り開いて行きたいと考えます」

 一方の山本氏は、25日に公認問題が決着しても、翌26日のブログでこう記した。

 「このドラマはまだ終わっていない。遠くない将来、新たな局面に突入する可能性もある」

 「康隆氏には何の恨みもない」と綴ってきたが、敵愾心はあらわだ。27日のブログでは、群馬1区候補の人材発掘にも意欲をみせた。

293チバQ:2014/12/18(木) 23:04:45
http://www.sankei.com/politics/news/141218/plt1412180024-n1.html
2014.12.18 19:02
【自民1強時代】
「数は力だ!」 新人15人めぐり争奪戦 首相も参戦 ますます太る町村派 焦る額賀派

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(1/3ページ)

谷垣禎一幹事長のグループ入りが決まっている新人の加藤鮎子氏
 衆院選で「1強」態勢を維持した自民党内で、各派閥による新人議員争奪戦が熱を帯びている。「数は力」だけに各派とも勢力拡大に躍起だが、119人の新人が誕生した平成24年の衆院選とは異なり、今回はわずか15人という小さなパイの奪い合い。早くも複数の新人を確保した派閥もあれば、新人に見向きもされない派閥もあり、各派の盛衰を見せつけている。(力武崇樹)

 衆院選の投開票から一夜明けた15日の夜、安倍晋三首相(党総裁)は自ら携帯電話を握り、出身派閥で党内最大の町村派(清和政策研究会)への勧誘に乗り出した。かけた先は、大阪14区で敗れながら、比例近畿ブロックで復活当選した長尾敬氏だった。

 「難しい選挙区だったけどよかったね。最初は無派閥でいく人もいるけど、どうする?」

 首相が町村派への入会を誘うと、長尾氏は「ご一緒させていただきます」と即答した。民主党で衆院議員の経験があり、今回が2期目の長尾氏は新人ではないが、自民党では初当選。その光景は争奪戦が激しく行われていることをうかがわせる。

 町村派を外れている首相が自ら勧誘に乗り出すのは、政権運営を安定させるため派内の影響力を強めたいとの思惑がありそうだ。

 もともと同派会長の町村信孝元官房長官とはそりが合わない。24年の党総裁選で争い、消費税再増税をめぐっても意見が衝突した。首相が衆院議長に町村氏を推す意向なのも「町村氏に派閥から距離を置いてもらうため。将来、安倍派に移行するための布石だ」(党幹部)との見方は強い。

 長尾氏との電話でも、首相は「では、細田さんにいっておいてね」と町村氏ではなく、町村派会長代行の細田博之幹事長代行の名前を挙げ、電話を切ったという。

 町村派には、長尾氏のほか宗清皇一(大阪13区)、谷川とむ(比例近畿)、尾身朝子(比例北関東)の新人3氏の入会が内定。この動きに焦りを募らせているのが、第2派閥の額賀派(平成研究会)だ。

 選挙前に田村憲久前厚生労働相、桜田義孝元文部科学副大臣、脇雅史前参院幹事長の3人が相次いで退会し、衆院選では林田彪元内閣府副大臣が落選。会長の額賀福志郎元財務相は現在、必死で古川康氏(佐賀2区)をスカウト中だ。佐賀選出の参院議員が2人とも額賀派だからだ。

 第3派閥で岸田文雄外相がトップの岸田派(宏池会)は、大西宏幸氏(比例近畿)の入会が内定している。

 中堅派閥ながら、麻生太郎副総理が率いる麻生派(為公会)と、二階俊博総務会長が会長を務める二階派(志帥会)も新人を確保。麻生派は大隈和英氏(比例近畿)、二階派は岡下昌平(同)と神谷昇(同)の2氏の入会が決まっている。

 石原派(近未来政治研究会)は、石原伸晃前環境相が24年の党総裁選で敗れ、かつ「最後は金(かね)目(め)でしょ」などの失言も目立ち、勢いはない。そのせいか、新人の入会予定はゼロ。

 谷垣禎一幹事長のグループ(有隣会)は、加藤紘一元幹事長の三女で、加藤鮎子氏(山形3区)のグループ入りが決まっている。

294とはずがたり:2014/12/19(金) 13:05:58
まあ麻生なんてこの程度の認識だろうけど。

結果出ないのは経営者能力ない…麻生氏発言波紋
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141208-OYT1T50001.html?from=ysns_ycont
2014年12月08日 07時34分

 麻生副総理兼財務相が衆院選の応援演説に際して、「問題発言」とも取れる発言を繰り返していることが波紋を呼んでいる。

 まず、問題となったのが、6日の長野県松本市内の街頭演説での発言だ。麻生氏は安倍首相の経済政策「アベノミクス」に関連し、「間違いなく我々は結果を出した。60年ぶりの企業の利益率を出している」としたうえで、「(結果を)出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないから」と述べた。

 野党側は、麻生氏の発言について「中小企業の実態とかけ離れている」などと問題視している。民主党の枝野幹事長は7日、東京都内で記者団に対し、「財務相が中小企業の実態に全く理解を示していない。経済政策の恩恵が世の中に行き渡らないのは当然だし、おごりの象徴だ」と厳しく批判した。

2014年12月08日 07時34分

295チバQ:2014/12/21(日) 19:58:22
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141221-OYT1T50010.html
議長も首相も町村派…「まるで北の独裁」と幹部
2014年12月21日 13時06分


 衆院選で与党を大勝に導いたことで安倍首相の求心力がさらに高まり、首相が政策や人事を主導する「政高党低」の傾向が強まっている。

 自民党内には不満もくすぶるが、流れはしばらく変わりそうにない。

 菅官房長官は19日収録のTBS番組で、「謙虚に国民の声に耳を傾けながら丁寧に進める。それと同時に、必要なものはしっかりと自信を持って前に進めていく。ここはものすごく大事だ」と語り、政府がリーダーシップを発揮していく方針を強調した。

 実際、多くの政治課題を巡る議論や調整が、首相官邸側の意向を踏まえた形で進んでいる。

 首相が意欲を示す法人実効税率(34・62%。東京都は35・64%)の引き下げは、30日の与党税制改正大綱での決着に向け、自民党税制調査会で議論が行われている。党税調は当初、引き下げ自体に消極的だったが、結局、下げ幅を「2%台前半」とすることで落ち着く見通しだ。税制改正大綱を取りまとめる時期についても、党税調側は来年1月9日を想定していたが、首相の意向で今月30日に前倒しされた。その結果、議論する時間は大幅に短縮された。

 3・5兆円規模の経済対策も、首相の強い意向で、衆院選から約2週間しかたたない今月27日に閣議決定する運びになった。与党の関与は限定的となり、首相官邸側としては、与党内からの歳出圧力の声を封じ込めることに成功した形だ。

 衆院議長人事も、官邸が主導したとの見方がある。

 24日召集の特別国会では、伊吹文明氏の後任として、党内最大派閥で首相が在籍していた町村派の会長・町村信孝元官房長官が衆院議長に就任する。伊吹氏は衆院選公示前に自身のフェイスブックで、「(消費増税の)延期手続きは、国会が議決した法律に明記され、改めて民意を伺わねばならぬ性格のものではない」と書き込んだ。これが首相の反感を買い、議長交代につながったと見る向きが多い。「首相の専権事項である衆院解散について、『大義がない』と批判するのは立法府の長として一線を越えるものだ」(首相官邸筋)というわけだ。

 こうした中、来年9月の自民党総裁選で安倍首相を脅かしうる対抗馬は、「今のところ、全く見あたらない」(ベテラン)との見方が強い。

 だが、自民党内には反発もある。引退してなお参院に影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長は、「言いたいことが言えなくなるのが一番怖い」として、官邸主導の流れに抗するよう参院執行部に発破をかける。自民党幹部の一人は、「山崎参院議長も町村派で、衆院議長も町村派。首相も町村派で、まるで北朝鮮の独裁体制のようだ」と漏らした。

2014年12月21日 13時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

296チバQ:2014/12/21(日) 20:10:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141219-00050008-yom-pol&pos=4
町村氏議長選出へ、後継・細田氏で「安倍派」に
読売新聞 12月19日(金)7時42分配信

町村氏議長選出へ、後継・細田氏で「安倍派」に
読売新聞
 自民党最大派閥の町村派は、会長の町村信孝元官房長官が衆院議長に選出される方向となり、新たな会長は細田博之会長代行に引き継がれる見通しだ。

 また、伊吹文明・前衆院議長が古巣の二階派に復帰する。今回の衆院選では、派閥の勢力に大きな変動は見られず、与党を圧勝に導いた安倍首相が、引き続き強い指導力を発揮する「政高党低」が続きそうだ。

 ◆後継に細田氏

 町村派は18日、幹部会合を開いた。同派の衛藤征士郎元副議長は町村氏に対し、「議長就任おめでとうございます」と水を向けたが、町村氏は「まだ、連絡はありません」とかわした。町村氏は24日に議長に就任予定で、その後、後任の会長が決まる。

 首相と町村氏は2012年の自民党総裁選で、同じ派閥でありながら共に出馬して争うなど、党内では「微妙な関係」と見られてきた。党税制調査会顧問の町村氏が首相の決断した消費増税の先送りに難色を示すなど、政策面でもそりがあっていなかった。

 町村氏の後継となる細田氏は首相との関係が良好で、派閥内では「事実上の『安倍派』となり、総裁選に向けて結束力は強まるだろう」(中堅)との声があがった。

 ◆総裁選回避

 将来の総裁候補の一角と目される岸田派会長の岸田外相は18日の派閥会合で、「大きな議席を得たことは歓迎すべきだ。力を合わせ、宏池会(岸田派)として存在感を示していきたい」と語った。

 衆院選では福岡1区で岸田、麻生両派の前議員が公認を争い、互いに無所属で戦った結果、岸田派の前議員が敗れた。選挙中、岸田氏も応援に入っただけに、派内には「影響力低下につながらなければいいが」と心配する向きもある。

 来年9月には党総裁選が予定されるが、衆院選での自民勝利で、安倍首相の再選が有力視されている。このため、派閥単位で総裁選を争う可能性は低く、「焦って無理に新人議員を勧誘して、派閥の規模を拡大する必要はない」(派閥幹部)との声が目立つ。

 ◆伊吹氏復帰

 二階派は18日、在京議員懇談会を開き、二階総務会長とともに、伊吹氏がひな壇に座った。伊吹氏は「特別国会が開催されれば、自由な立場になる。皆と一緒に努力したい」とあいさつし、派閥復帰に意欲を示した。

 現在の二階派は、12年に伊吹氏が議長に選出されたことで、伊吹派を二階氏が引き継いだ経緯がある。伊吹氏は「創業者がもう一度派閥に戻ってあれこれ指図するなんて恥ずかしいことはしない」と周囲に語っている。ただ、派閥内には伊吹氏を慕う議員もおり、伊吹氏の復帰で、二階氏との主導権争いにつながることを懸念する向きもある。

298チバQ:2014/12/21(日) 20:13:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014121900860
自民各派、新人争奪戦は低調=拡大志向は二階派だけ


 衆院選後の恒例行事だった自民党内の各派閥の新人争奪戦が今回は低調だ。初当選はわずか15人にすぎない上、世襲により所属があらかじめ決まっている議員も少なくないためだ。そうした中、二階派を率いる二階俊博総務会長は勢力拡大に向けて独り気を吐いている。
 今回の衆院選は急な解散で世代交代が間に合わず、自民党で引退した議員はたった5人。同党の公示前勢力は295議席で、小選挙区は公認候補となる支部長がほとんど決まっていたため、新人が立候補する余地は乏しかった。2年前の衆院選では大量119人の新人議員が誕生し、各派閥は当選前から勧誘に動いたが、今回はこれらの若手議員を再選させることに力点を置いた。
 「世襲議員」も早々と所属先を決めた。最大派閥の町村派は18日の幹部会で、尾身朝子、谷川とむ両氏らの入会を内定。父はそれぞれ尾身幸次元財務相、谷川秀善元参院幹事長で、ともに町村派に所属していた。加藤紘一元幹事長の三女の鮎子氏は、旧加藤派の流れをくむ谷垣禎一幹事長のグループに入る予定だ。
 一方、二階氏だけは派閥拡張に余念がない。19日の役員連絡会で「無所属の2人を早く(自民党に)入れられないか」と、兵庫12区の山口壮、山梨2区の長崎幸太郎両氏の入復党を迫った。2人は二階派特別会員。両県連が入党に反対しているため、谷垣氏は「それぞれ事情があって、丁寧に進めていかないとできるもの、できないものがある」と答えるのがやっとだったが、両氏の入復党は認められる方向で調整が進められている。 (2014/12/19-18:44)

299名無しさん:2014/12/22(月) 18:14:48
2ちゃんねるより転載

674:無党派さん[]
2014/12/20(土) 05:59:52.16 ID:fzED7p82(5)
自民党 7連勝
大島(青森3)、木村(青森4)、茂木(栃木5)、森(千葉11)、菅(神奈川2)、河野(神奈川15)、石原(東京8)、
下村(東京11)、平沢(東京17)、宮腰(富山2)、棚橋(岐阜2)、谷垣(京都5)、二階(和歌山3)、
石破(鳥取1)、細田(島根1)、逢沢(岡山1)、岸田(広島1)、高村(山口1)、河村(山口3)、
安倍(山口4)、村上(愛媛2)、山本(愛媛4)、中谷(高知2→高知1)、山本(高知3→高知2)、麻生(福岡8)

300チバQ:2014/12/24(水) 22:12:24
http://www.sankei.com/politics/news/141223/plt1412230013-n1.html
2014.12.23 22:51

細田会長就任で「安倍派」へ加速  町村派強まる首相の影響力

ブログに書く1




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細田博之・自民党幹事長代行(野村成次撮影)
 自民党最大派閥の町村派(清和政策研究会)は、会長の町村信孝元官房長官が24日召集の特別国会で衆院議長に選出されるのを受け、会長代行の細田博之党幹事長代行が25日の派閥総会で後任の会長に正式就任する。細田氏は安倍晋三首相の信頼が厚い。派内で首相の影響力が強まり、「安倍派」への流れが加速するとの見方が強まっている。

 22日、首相は自ら党本部の幹事長代行室に細田氏を訪ね、「(町村派の)会長ということで、よろしくお願いします」と述べた。細田氏への期待の高さがうかがえる。

 首相は、第2次政権発足後、石破茂幹事長(当時。現在、地方創生担当相)の「お目付け役」として細田氏を幹事長代行に充てた。

 細田氏も首相の信頼に応えてきた。細田氏は、小泉純一郎政権で官房長官を務めていたが、小泉氏が「反原発」に転じると「小泉氏は直感で言っている。(再生可能エネルギーが)原発に代わる選択肢だと思うのは錯覚だ」と批判、原発を「重要なベースロード電源」と位置付ける安倍政権を援護射撃した。

 カジノを中心とした統合型リゾート(IR)整備を目指す超党派の「国際観光産業振興議員連盟」の会長も務め、IRを推進する立場の首相とは、この点でも足並みをそろえる。

 一方、首相と町村氏との関係は微妙だった。

 町村氏は19日、国会内で記者団に対し、「ほぼ毎回の(派閥)総会で『安倍首相をみんなで支えよう』と言ったのは私くらいだ」と述べ、首相との「不仲」を否定した。

 だが、首相と町村氏は、平成24年の党総裁選で争った。首相が消費税率10%への引き上げ時期を先送りし、衆院解散を決断すると、町村氏は「引き上げ(延期)と解散がどうして論理的につながるのか理解できない」とかみついた。

 党内最大派閥を掌中に収めたい首相にとって、細田氏は会長に適任といえる。党幹部の一人は「細田氏は安倍氏が(首相退任後に)派閥会長に就くまでの中継ぎだ」と分析する。(力武崇樹)

301名無しさん:2014/12/25(木) 11:51:32
初当選議員ら特別国会に
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2379822.html

(抜粋)

 一方、自民党の新人女性議員の一人。

 Q.これからどちらに向かう?
 「今から・・・なんと言えばいい?」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「『初登院のため、中央玄関に向かいます』と・・・」(自民党スタッフ)

 記者の質問に対し、確認をとるのは、料理研究家の肩書きを持ち、比例東京ブロックで初当選した自民党の前川恵議員です。

 Q.正門を通った感想は?
 「初めて入ったので、広いなと」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)

 初登院した前川議員に今回の選挙で問われたアベノミクスについて聞くと・・・。

 「国民の皆さまからアベノミクスに評価を得たのだと思う」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「その一方で実質賃金が下がっているというデータがあるが」(記者)
 「それもひとつの課題だと思いますが・・・。どうしよう、分かんない」(前川恵衆院議員)
 「思うことがあれば・・・」(記者)
 「コメントは控えます」(前川恵衆院議員)

 では、議員定数の削減については・・・。

 「(議員定数)削減は・・・。個人的なことですよね。私は削減も“あり”だと思います。あれ、自民党の方針ってどうでしたっけ」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「議員定数が削減されると比例の議席も減るが・・・」(記者)
 「分かんない。それはノーコメントです。私は『食』という分野で、精いっぱい自分ができることをやっていけたらと思います」(前川恵衆院議員)

302チバQ:2014/12/25(木) 22:31:37
http://mainichi.jp/select/news/20141226k0000m010118000c.html
自民党:さあ我が派閥の出番?…動き活発化、内閣発足受け
毎日新聞 2014年12月25日 21時54分(最終更新 12月25日 22時27分)

 ◇最大派閥・細田派「三権の長、残すは最高裁長官だけ」
 第3次安倍内閣の発足を受けて25日、自民党の各派閥も動きを活発化させた。安倍晋三首相の出身派閥の町村派は会長交代により正式に「細田派」として新スタートを切ったが、同派会合では最大派閥としての影響力の拡大に慢心する発言も飛び出し、緊張感の確保が課題になりそうだ。

 「安倍首相を支える最大の政策集団として頑張っている」。就任した細田博之会長は25日、党本部であった同派の会合でこう胸を張り、「拘束的な集団ではなく自由な発想の集団。そういった雰囲気は維持していきたい」と意気込みを語った。

 衆院選で初当選した自民党の新人議員15人のうち5人が細田派に入会。同派会長を退いた町村信孝衆院議長は派閥離脱のあいさつで「別に我々、猛烈に勧誘したことはない。皆さん方が自然に参加していただいているわけで、大変うれしい」と余裕を見せた。

 所属議員からは「他派閥からいろいろな意味でやっかみを受けることもある。今まで以上に謙虚に」と引き締める声も出た一方、安倍首相、町村氏、山崎正昭参院議長がいずれも同派出身であることから「三権(行政、立法、司法)の長のうち、二つを清和政策研究会(細田派)が占めた。残すは最高裁長官だけだ」と軽口をたたく議員もいた。

 一方、大島派では、江渡聡徳前防衛相が「政治とカネ」をめぐる問題で防衛相再任を固辞した。同派の大島理森会長は記者団に「ご本人の決断だ。残念だが党で引き続き防衛法制の責任者として活躍していただきたい」と語った。

 また、先の国会で後援会の観劇会参加費などの疑惑で経済産業相を辞任した小渕優子氏は25日の額賀派の会合を欠席したが、24日夜にあった同派の懇親会には出席。同派幹部によると「いろいろご心配、ご迷惑をおかけしました」と謝罪したという。

 二階派の会合では、伊吹文明前衆院議長が派閥に顧問として復帰。「古里に戻ってきたようでほっとしている」とあいさつ。議長在任中には、衆院解散の大義に疑義を呈するなど物議を醸してきただけに、同派若手は「じっとはしていないだろう」と語った。【宮島寛】

303とはずがたり:2014/12/26(金) 16:15:02
自民党に限らず大勝するとどうしてもこういうのは出てくるよね。。

自民党・前川恵(まえかわめぐみ)衆院議員の受け答えが酷すぎると話題。
更新日: 2014年12月25日
http://matome.naver.jp/odai/2141941648616747701

杉村太蔵は薄味でもバカでもなかった!計算高くてこずるいヤツだった!
http://lite-ra.com/2014/11/post-634.html
2014.11.17

304名無しさん:2014/12/27(土) 21:39:42
>>301>>303
https://www.youtube.com/watch?v=-vcQ8GwO9sU

305チバQ:2014/12/27(土) 22:05:17
http://www.sankei.com/politics/news/141227/plt1412270013-n1.html
2014.12.27 09:51

ホントに?「幹事長は意外と暇だよ」と首相が…谷垣氏「ちょっと、だまされた感じ」 ネット番組で暴露

ブログに書く1




 自民党の谷垣禎一幹事長は26日、同党のインターネット番組「カフェスタ」の年末特番に出演し、9月の内閣改造・党役員人事で幹事長就任を打診された際、安倍晋三首相から「幹事長は意外と暇だよ」と説得されていたことを明らかにした。

 谷垣氏は当時務めていた法相を続投するよう言われると予想し、「そんな忙しいのは…」と難色を示したが、首相に「他の仕事は幹事長に合わせてやらなければならないが、幹事長は自分の日程でできるから割と暇なんだ」と説き伏せられたという。

 谷垣氏は「自分の力を使ってやろうという人がいたら、政治家は(自らの力を)使うべきだ」と考え、受諾を決心。師と仰ぐ宮沢喜一氏が首相経験後に蔵相を引き受けた心境を推し量ったことも明かした。

 ただ、就任後の生活は思ったほど「暇」ではなかったようで、「ちょっと(首相に)だまされた感じもする」と首をかしげ、共演者らの笑いを誘った。

306チバQ:2014/12/30(火) 13:01:22
http://www.sankei.com/politics/news/141229/plt1412290002-n1.html
2014.12.29 05:47更新


政治とカネ 受難続きの額賀派 小渕氏、島尻氏… 問題尽きず

 自民党の額賀派(平成研究会)が受難続きだ。衆院選後も「政治とカネ」に絡む問題が相次いで発覚し、派内に困惑が広がっている。第2派閥であるにもかかわらず、存在感は今ひとつ。会長の額賀福志郎元財務相の求心力も低下するばかりで、これ以上の「地盤沈下」は食い止めたいというのが所属議員の本音だ。(村上智博)

 「皆さまのおかげで戻ってこられました。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません…」

 24日夜、国会近くのホテルで開かれた額賀派の懇親会。小渕優子前経済産業相は深々と頭を下げたが、ばつが悪いのか、すぐに会場を後にした。

 後援会の観劇会参加費などをめぐる収支の食い違いが判明したが、いまだに説明を尽くしていない小渕氏。それでも、同派幹部は「将来の女性初の首相候補に変わりはない」とかばい続けている。

 そんな折に判明したのが、元内閣府政務官の島尻安伊子参院議員が代表を務める政治団体が、取材で出張中のTBS社員の宿泊代を政治活動費から支出していた問題だ。島尻氏もれっきとした同派所属議員。

 消費税再増税が延期されたとはいえ、平成29年4月に税率は10%に引き上げられる。国民に負担を強いることになるだけに、派内からは「政治資金に高い透明性が求められるのは当然だ」(中堅)との声が上がる。だが、額賀氏は懇親会でも翌日の派閥総会でも、自浄能力を果たすよう所属議員に注意を促すことはなかった。

 第3次安倍内閣の発足に伴う25日の副大臣、政務官人事でも、ほとんどが再任される中、同派の大塚高司国土交通兼内閣府政務官は再任を辞退せざるを得なかった。自らが代表を務める政党支部が、妻運営の会社に「土産物代」などとして約175万円を支出していた問題が背景にあるようだ。


 もはや踏んだり蹴ったりの額賀派。その系譜をたどると、ロッキード事件の田中角栄元首相、5億円ヤミ献金事件の金丸信元自民党副総裁らにたどり着く。額賀氏にしても、13年に「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」(KSD)から資金提供を受けていた問題の責任を取り、経済財政担当相を辞任した苦い経験がある。

 派閥総会で「安倍政権を支える立場から、一致結束していきたい」と語った額賀氏だが、そのためにもまずは「政治とカネ」問題をめぐり、派内の足元を見つめ直すべきなのではなかろうか。

307チバQ:2014/12/30(火) 13:40:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014123002000113.html?ref=rank

ハト派、安倍外交に危機感 自公幹部 中韓訪問へ














2014年12月30日 朝刊




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 与党外交が年明けから活発化する。自民、公明両党の幹部は相次いで中国、韓国訪問を計画。戦後七十年の節目を控え、歴史認識の問題などをめぐって冷え込むアジアとの関係修復に乗り出す。 (生島章弘)


 自民党の谷垣禎一幹事長は早ければ来年一月にも公明党幹部と中国を訪れ、政府要人らと会談したい考え。自公両党と中国共産党の幹部が相互訪問し、日中間の懸案について話し合う「日中与党交流協議会」を約六年ぶりに再開させる。二十六日の記者会見では「幅広い意見交換をしていくことは当然必要だ」と、早期の訪中に意欲を示した。谷垣氏は「ハト派」とされた旧宮沢派の流れをくむ。中国要人にも知己が多い。


 谷垣氏とは別に、自民党の二階俊博総務会長は来年二月に韓国、四月に中国を訪問する予定。議員外交の一環としているが、「文化・観光交流」名目だった二〇〇〇年や〇二年の訪中時には、江沢民国家主席(当時)らとも会談するなど、中国指導部とのパイプの太さは知られている。


 谷垣、二階氏らの動きの背景には、安倍政権の発足から二年たっても、中韓とのぎくしゃくした関係を一向に改善できないことへの危機感がある。


 安倍晋三首相は十一月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で中国の習近平国家主席と初めて会談した。だが、靖国神社参拝を含む歴史認識や沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題で対立の根深さを露呈。対話の継続も確認できなかった。


 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領との二国間会談は一度も行われていない。首脳会談の実現は「現時点で見通しがあるわけではない」(菅義偉(すがよしひで)官房長官)状況だ。


 来年は戦後七十年と日韓国交正常化五十年が重なるため、中韓との関係改善を求める世論が高まる可能性がある。与党のハト派には「安倍外交」の失策を補うことで、保守色が強い安倍政権で薄れがちな存在感を高め、発言力を強めたい思惑も見え隠れする。

308チバQ:2015/01/05(月) 00:25:38
http://www.sankei.com/politics/news/150104/plt1501040006-n1.html
2015.1.4 06:07

自民総裁任期延長論が浮上 「2期6年を3期9年に」…首相、五輪・改憲へ道





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 連続で2期6年までとなっている自民党総裁の任期を「3期9年」まで延長すべきだとの声が安倍晋三首相(総裁)の周辺を中心に党内で浮上してきた。現行の党則や総裁公選規程に従うと安倍総裁の任期は平成30年9月まで。首相が招致に成功した2020(平成32)年東京五輪・パラリンピックを安倍首相のままで迎えるべきだというのが理由だ。首相の悲願である憲法改正に道筋をつけたいとの思惑も働いている。

 昨年12月の衆院選で自民党が解散前の議席をほぼ維持したことを受け、今年9月の総裁選は安倍首相が再選される可能性が高い。首相の対抗馬とみられる石破茂地方創生担当相は1日、総裁選不出馬を示唆した。

 28年夏には参院選があり、憲法改正の発議要件である3分の2以上の議席を与党で確保できるかが焦点になるとみられる。

 総裁の任期延長は衆院選直後に出はじめた。

 首相側近は「党則や総裁公選規程を改正して安倍首相の任期を延長し、『長期政権が視野に入る強い首相』をアピールすればいい」と発言する。3期まで任期を延長すれば、安倍首相は33年9月まで務めることができる。

 町村信孝衆院議長も、町村派会長時代の昨年12月19日、記者団に対し「どこの(自治体の)首長も1期4年を3期、4期する。次回の総裁選のみならず、その後も可能な限り長くやって政治を前に進めることが、国民の期待することだ。首相は長くやったほうがいい」と語った。

 ただ、谷垣禎一幹事長や二階俊博総務会長らは任期延長に慎重だという。別の党幹部は、安倍政権の長期化は「ポスト安倍」候補が育たない土壌を作ることにもなりかねず、「党の力を弱める。犯してはいけない禁じ手だ」と批判する。

 総裁の任期は、15年9月に小泉純一郎首相(当時)が総裁に再選されてから、1期あたり2年から3年に1年延長された。郵政民営化を争点とした17年の衆院選で自民党が大勝し、小泉氏の任期を1期延長すべきだとする意見が出たが、小泉氏は受け入れず、任期満了で退陣した。

 一方、昭和61年の衆参同日選で自民党大勝に導いたとして、中曽根康弘首相(同)の総裁任期が特例で1年延長された。

310チバQ:2015/01/07(水) 17:33:27
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150107-OYT1T50035.html
ライバルは「熟柿戦略」安倍氏、総裁続投に自信
2015年01月07日 10時39分



自民党の仕事始めであいさつする安倍首相(6日午前、自民党本部で)=小林武仁撮影

 今年9月の自民党総裁選を巡り、「ポスト安倍」を狙う動きが見られない。

 安倍首相(自民党総裁)が昨年12月の衆院選圧勝で求心力を高めているためで、後継に名前の挙がっている候補たちも一様に様子見の構えだ。与野党だけでなく、自民党内でも「1強」時代に入ったとの指摘も多い。

 ◆続投に自信

 「今年は統一地方選、来年は参院選。様々なハードルを乗り越え、皆様と共に誇れる日本をつくっていきたい」

 安倍首相は6日、党本部での仕事始めのあいさつで、9月末に総裁任期が切れた後の参院選での勝利に言及。自らの続投へ自信と意欲を見せた。

 首相の自信は、自らを脅かすライバルが不在であることが影響しているとの見方が強い。

 実際、党内では首相の出身派閥で最大勢力を誇る細田派が「安倍総理・総裁を支える最大の政策集団」(細田博之会長)として全面的に後押ししている。その上、有力なリーダー候補が閣内や党執行部で首相を支え、首相周辺は「党内基盤は盤石」と胸を張る。

 ポスト安倍の最右翼とされてきた石破地方創生相は、周囲に「安倍首相を支えるのが自分の仕事だ」と語り、当面、黒子に徹する構えだ。今月1日には、記者団に「『俺が、俺が』という気持ちはない」と述べ、早々と総裁選出馬に慎重な考えを示した。石破氏に近い閣僚経験者からは「地方創生相としての見せ場も少なく、旬を過ぎれば注目度は下がる」と焦りの声も出ている。

 「ハト派」の総裁選候補と目される岸田外相は、衆院選から一夜明けた昨年12月15日、記者団に「一段上を目指すべく努力する」と語り、総裁への意欲をにじませた。だが、岸田派内も次の総裁選での主戦論はほとんどなく、「安倍政権を支えていけばチャンスは自然と巡ってくる」と、時節の到来を待つ「熟柿じゅくし戦略」でほぼ一致している。

 谷垣幹事長や、首相の盟友である麻生副総理も政権を支える意思を明確にしている。閣外では、初の女性首相候補として党内で期待する声がある野田聖子・前党総務会長や、第2派閥の額賀派を率いる額賀福志郎・元財務相が総裁選候補として取りざたされている。だが、2人とも今のところ表立った動きを見せていない。2012年の総裁選に出馬した林芳正・前農相(参院山口選挙区)も「現職総裁(安倍首相)と同じ山口から総裁選に出ることはない」と語っている。

 ◆ハードルも

 首相が9月の総裁選で再選された場合、任期は18年9月末まで。党則で連続3選出馬は禁止されているが、1986年には中曽根首相の2期目の任期が1年延長された例がある。同年の衆参同日選で大勝し、求心力を強めたためで、安倍首相の周辺でも「任期延長論」が早くもささやかれている。

 ただ、党内では「敵なし」でも、政権の行く手にはハードルが待ちかまえる。今月26日召集予定の通常国会では、集団的自衛権の限定行使を可能にする安全保障関連法案の審議が始まる。与野党対決は必至で、多くの国民の理解を得つつ、成立を図る必要がある。

 さらに高い関門が、消費税率10%への引き上げに向けた経済運営だ。首相は、景気の腰折れ懸念を理由に増税の2017年4月への延期方針を決めた。このため、「経済の失速で再び増税が難しくなれば首相の責任問題は避けられない」(党幹部)との見方が強い。

2015年01月07日 10時39分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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311名無しさん:2015/01/10(土) 11:14:17
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=760821180638399&id=168727046514485
河野太郎
2014年12月18日 8:45
かつて私が自民党神奈川県連の会長をしていた時、ある先輩から夕食に誘われました。
その先輩曰く、「河野太郎は自民党の冥王星だと思ったが、今度の奴はまるでハレー彗星だな」
(注:昔は太陽系の中で一番外側の惑星は冥王星でした)
ハレー彗星というのはその頃当選一回生だった山内康一代議士のことです。
私が県連会長として実施した神奈川9区の公募で候補者に選ばれて、郵政選挙で初当選しました。
山内康一がいる自民党というのは、タナゴの棲んでいる小川という感じで、非常に良いものだと思っていました。
臓器移植法改正の時には提案者の一人として活躍し、無駄遣い撲滅プロジェクトでは最初からチームのエースとして切り込み隊長を務めてくれました。
ODAやNGOに関する部会でも積極的に発言し、新しい自民党リベラル派の若手代表格でした。
残念ながら2009年の選挙を前に自民党を離党し、渡辺喜美さんや浅尾慶一郎代議士らとみんなの党を結成、国対委員長としても活躍しました。
2009年、2012年の選挙では北関東の比例代表で当選しましたが、今回はみんなの党が解党し、民主党の公認候補として立候補、敗れました。
ハレー彗星は、かなりいびつな軌道を描いて、一時は太陽系から遠く離れていきますが、やがてまた戻ってきます。
山内康一さんにも、もうちょっと短い周期で、何らかの形で自民党に戻ってきてもらいたいと思っています。

312名無しさん:2015/01/10(土) 21:20:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000004-wordleaf-pol
谷垣氏が新幹事長に「自民党三役」とはどんな役職? /早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語
THE PAGE 2014年9月3日(水)9時46分配信

 自民党役員人事が3日、内閣改造と連動して行われ、いわゆる「自民党三役」の中でも党の要となる幹事長には、第2次安倍内閣で法務相を務め、総裁経験もある谷垣禎一氏が起用されることになりました。また、政務調査会長には行政改革相の稲田朋美氏、総務会長には元経済産業相の二階俊博氏が決定しました。かつてほどではありませんが、ニュースでよく耳にする幹事長、政調会長、総務会長の「自民党三役」。いったいどんな役職で、どんな力を持っているのでしょうか。

■幹事長
 1955年に結党以来、細川護煕非自民連立政権と民主党政権以外は与党(首相の味方)で村山富市政権を除いて首相を自ら出してきたのが自民党です。1994年の政党助成法ができるまで政党は基本的に法の定義がない「同士の集団」でした。助成法成立以後は政党助成金が交付される条件を満たすのを「政党」と呼びます。ただ名称を独占しているのではなく、誰でも「何とか党」と名乗って構いません。

 自民党のトップは「総裁」で党内の選挙で選ばれます。上記のように自民党は自ら首相を輩出してきました。総裁が国会内の投票で勝って指名を受ければ首相になれます。首相は内閣のトップで大臣などを指名し「政府」のトップも担います。したがって名目上「党」のトップであっても「政府」の仕事が大変忙しいので、総裁が任じる幹事長が「党」の事実上のナンバーワンになるのです(副総裁を置いた場合は除く)。

 その権限は絶大で、最たるものが選挙です。1996年から始まった衆議院小選挙区比例代表並立制以前の中選挙区時代は、党内の各派閥の領袖(ボス)が人材育成から資金調達までやってのけ、党内でも主流派、非主流派に分かれて争うのもしばしばでした。中選挙区だと1選挙区で2人以上の自民党候補の当選が可能だったので、そんな余裕もありました。しかし小選挙区になると1人しか当選できないので、候補として公認されるかどうか死活問題となってきました。総裁があえて干渉してこない限り、その権限を握っているのが幹事長です。同時に助成金など財布を預かっているのも幹事長。公認権とカネを持っているのですから簡単には逆らえません。

 中選挙区時代の幹事長は首相になるための重要な通過地点でもありました。「党」ナンバー2の経験者は必然的にナンバー1(総裁)の有力候補になるので。石破茂前幹事長まで39人(2度務めた人は1人と数える)のうち首相になったのは12人。確率は3割を超えています。派閥の領袖は12人(領袖の竹下登氏と同等の権力を持った金丸信氏、石破氏は石破グループトップと計算)、首相と同派閥の番頭格が8人、領袖の有力後継者8人といった内訳となります。

313名無しさん:2015/01/10(土) 21:21:36
>>312
かつてほどの影響力はない?
 ただ近年は派閥の力が首相による政府主要ポストや党役員ポストの人事に際して一定の影響力が残っているぐらいで(政府では主に副大臣や政務官、党では3役クラス以外)、幹事長が領袖のポストというほどではなくなってきました。首相の対抗勢力が幹事長を取ってにらみ合うというのも安倍首相・石破幹事長以外さほど見られません。そもそも領袖にならないまま首相になるケースが増えています。

 最近では小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫の各氏は領袖ではないし、安倍氏は幹事長経験がありながら先の総裁選で領袖の町村信孝氏を破っています。領袖かつ幹事長経験者は最近は麻生太郎氏ぐらいしかいません。

 幹事長が「選挙の顔」というのもいささか疑問。小泉政権の安倍氏や第一次安倍政権の麻生氏はそう言えても、他は近年「まとめ役」向きのベテランや小泉政権の武部勤氏のように他派閥ながらイエスマンという人事が目立つのです。

 というのも幹事長は選挙に勝つ以外にも国会で波乱が起きないよう国会対策委員長(「党」の役職)とタッグを組んで根回ししたり「党」の代表者として他党と討論したり、「党」の広報担当(「政府」では官房長官)を担ったりとソツのなさも重要なので。変に「華」を重視すると、こちら側からほころぶ恐れが十分にあるのです。

 なお総裁経験者から初の幹事長となったことで話題の谷垣氏。いくつかの理由が考えられます。まず谷垣総裁は民主党政権下の珍しい「野党の自民党総裁」で首相になれませんでした。と同時に野党党首として自民党総裁が首相を兼ねている時に幹事長が行う仕事も熱心にこなし2012年12月の政権再交代につなげています。同じく「野党の自民党総裁」で終えた河野洋平氏が後に衆議院議長に処遇されたように、然るべきポストを用意すべき存在であり、手腕も期待できる。派閥の領袖でもあり重厚さも十分。ハト派(穏健派)でタカ派とみられている安倍内閣とのバランスも考えたのでは。閣内にいると意見の違いを野党から「閣内不一致」と攻められます。でも「党」ならば多少内閣と異なった動きをしても「政府」は「党の方のお考えもあるでしょうから」とかわせるのです。

314名無しさん:2015/01/10(土) 21:21:55
>>313
■政務調査会長
 政務調査会長は「党」の政策担当者。幹事長が党の政局に大きな影響力があるのに対し、こちらは政策です。議員立法はもちろん、内閣提出立法も、まず与党でもむのが通例ですから企画立案の中心といえましょう。国会に置かれた17の常任委員会のうち政策に関する12の委員会とほぼ同名の「部会」が置かれています。会長は運営を統括します。国会の常任委員会は政府の「省」とほぼ一致するので、部会長は自民党内の「大臣」で会長は官房長官の位置にあるといった感じでしょうか。

 自民党議員は国会の委員会とほぼ同じ部会に属するケースが目立ちます。そこで専門知識や駆け引きも学び「族」となっていきます。会長は幹事長ほどでないにせよマスコミなどへ党の政策を語る機会も多く、政策通とみなされ、露出は多い方です。

■総務会長
 総務会長は総務会メンバー25人から選ばれる建前になっていますが、実際は総裁が決めています。形式的にはすごい権力があり、幹事長さえ総務会の承認が必要。党則には「党の運営及び国会活動に関する重要事項を審議決定する」とあり、党決定に関わるほぼすべてを審査するのです。政務調査会の決定もここを通らないと党の方針になりません。決まったら決まったで今度は党議拘束がかかります。個人的に反対でも自民党国会議員である以上したがわなければなりません。政府が国会に提出する法案や閣議決定も事前に審査しています。

 総務は党内各派閥から均一に選ばれるので首相(総裁)や党主流派の意見にガンとしてしたがわない「うるさ型」が必ずいるのも特徴です。党則では「総務会の議事は、出席者の過半数で決し」とあるものの、全会一致を慣例としています。党内の意見を広く吸収する作用と、ゆえに決定が遅くなる副作用が常に議論となってきました。「なんちゃって全会一致」というパターンも時折みられます。

 集団的自衛権行使容認の閣議決定前の総務会で、村上誠一郎総務が反対論を述べたものの野田聖子総務会長が「賛成が圧倒的多数だから総務会長の判断として了承したい」とし、その「了承」に反対がなかったので全会一致とみなしたと発言しています。総務会をよくとらえる側は「党内民主主義が働く」で、批判的な立場だと「単なるガス抜き」と形がい化を指摘します。

 何しろ「うるさ型」を抱えて「なんちゃって」であろうがなかろうが無理やりでも全会一致の体裁を取らなければならないので寝技立ち技何でも来いという調整上手の百戦錬磨が起用されるケースが多く、三役とはいえ露出は極めて少ない。代表的な存在が60年代末から80年にかけて3度総務会長となった鈴木善幸氏で大平正芳首相の急死の後に首相となった際、「ゼンコー フー」などと海外から知名度のなさをからかわれたことがありました。それほど目立たない役職なのです。

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■坂東太郎(ばんどう・たろう) 毎日新聞記者などを経て現在、早稲田塾論文科講師、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。著書に『マスコミの秘密』『時事問題の裏技』『ニュースの歴史学』など。【早稲田塾公式サイト】(http://www.wasedajuku.com/

315名無しさん:2015/01/13(火) 21:56:39
http://www.sankei.com/politics/news/150113/plt1501130001-n1.html
2015.1.13 11:00
【政治デスクノート】
「私に天下を、ということですか」石破氏やはり“やる気満々” 秀吉「天下統一」出発の地で上機嫌も肝要は「目に見える成果」





(1/4ページ)

1日、地元での年越し行事で、子供を抱き上げ笑顔を見せる石破茂地方創生担当相=鳥取市内
 昨年12月28日、滋賀県長浜市で市役所新庁舎の完成式があった。県政財界の重鎮ら300人近くが集まる中に石破茂地方創生担当相の姿もあり、石破氏は「記念講演」もした。

 出席者によると、講演の中心は地方創生。前日の27日、地方創生実現に向けた総合戦略が閣議決定され、「地方創生は国と地方の役割を根本から変えるものだ」などと力説した。

 しかし、出席者が注目したのは、地方創生とは関係のない次の部分だった。

 長浜は、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が織田信長から初めて拝領された土地である。秀吉は長浜に城を築き、まちづくりを始めた。長浜は秀吉の天下取りの出発点ともいえる。

 石破氏は「群雄割拠の時代に、長浜の地から秀吉の国づくりが始まった。秀吉の天下統一は長浜から始まった」などと語ったという。

 その後の夕食会では、秀吉が信長の宿老、柴田勝家を破り天下取りを前進させる戦となった「賤ヶ岳(しずがだけ)の戦い」(天正11=1583年)で活躍した加藤清正や福島正則ら「七本槍(やり)」にちなんだ「七本鎗(やり)」という地酒をふるまわれた。酒をつがれた石破氏は上機嫌にこう応じたというのだ。

 「私に天下を、ということですか」

 石破氏としては冗談のつもりだったかもしれない。しかし、出席者は「石破氏はやる気満々だ」と改めて感じ取ったという。石破氏は市民を相手にした餅まきに参加し、市の観光名所「黒壁」を訪れ観光客と交じるなど、充実した一日だったようだ。

 そもそも石破氏は、年始発行の市広報誌向けに市長との対談が予定されていた。衆院選となったため日程が取れず対談は見送られ、その代わりとして完成式に招待された。

 長浜市長の藤井勇治氏は、20年以上にわたって白川勝彦元自治相や古賀誠元自民党幹事長の秘書を務め、同党衆院議員を1期経験した。永田町とのパイプがあり、石破氏とも接点はあった。石破氏は「今年(昨年)の仕事納めにしたい」と完成式の出席を快く応じたという。

 石破氏は新年早々、「安倍晋三首相の下に皆が一致団結するのが大事だ。争いをしている時間的余裕はない」と記者団に語り、9月の自民党総裁選に立候補しない意向を示した。

 この発言に、石破氏に近い議員からは「早くも戦闘意欲をなくしたか」と失望の声があがったという。しかし、長浜での発言を聞く限り、首相への野心を捨てたわけではないのは明らかだ。現職閣僚が上司である安倍首相と対決するのは、謀反を起こすに等しい。昨年、幹事長続投を希望する発言で評価を下げた苦い経験もあるから、いまから(少なくとも表向きは)戦闘モードを示しても仕方がないことである。

316名無しさん:2015/01/13(火) 21:57:05
 石破氏は今年、地方行脚に重点を置き、長浜での発言のように「地方から国を変えてほしい」と訴えていく考えだ。もっとも、単に「地方創生」と言うだけが行脚の目的ではない。「ポスト安倍」に向けて全国各地に自らの名を売るのも狙いだといえる。

 部下には小泉進次郎内閣府政務官がいる。小泉氏は、3年前の総裁選で安倍氏ではなく石破氏に一票を投じた。昨年、安倍首相が衆院解散を決断すると「国民にはなぜ今、解散なのか分らない」と発言し、衆院選では「10年、20年、30年先を考えないといけない」と訴えた。首相とはなお距離がある。その小泉氏も石破氏を助ける形で地方創生を訴え地方行脚するという。石破氏にとっては心強い味方だ。

 しかし、地方行脚をすれば直ちに票が入るような生やさしいものではない。小泉氏が応援するからといって石破氏の首相の座が近づくものでもない。やはり、地方創生担当相としての実績づくりが必要になる。

 かつて、中曽根康弘元首相は鈴木善幸内閣で行政管理庁長官に起用された。運輸相や通産相を歴任し、急逝した大平正芳元首相の後継をねらっていた中曽根氏にとって、行管庁長官は「降格ポスト」といえるものだった。

 それでも、中曽根氏は「増税なき財政再建」の旗の下、臨時行政調査会をつくり、行政改革に力を入れた。当時の鈴木首相が総裁選不出馬を決めた後の自民党総裁選で総裁の座を射止めると、国鉄をはじめとする旧三公社の民営化を断行し、「中曽根行革」という実績を残した。

 安倍首相は長期の政権運営に意欲を見せている。首相の周辺からは党総裁任期を「2期6年」から「3期9年」に延長すべきだという声も出はじめている。しかし、安倍政権がいつまで続くかは誰もわからない。

 地方創生は安倍政権の目玉政策だといっても、官僚は各府省の寄せ集めであり、事務局は決して盤石とはいえない。それでも、安倍政権が終わるときに、石破氏は地方創生でどれだけの政策実績を残せるか。少なくとも、「地方創生の石破」とまで言われるような下地を今からつくらねばならない。石破氏がこれからまじめに取り組むことは、目に見える政策実現であり、「票稼ぎ」目的の地方行脚になってはいけない。(政治部次長 今堀守通)



 「七本鎗」 天文3(1534)年創業の冨田酒造(長浜市)の地酒。同社によると、元々は「七本槍」で売り出していたが、大正初期、逗留した北大路魯山人が扁額に「七本鎗」と篆刻したのをきっかけに「槍」から「鎗」に変更した。「鎗」には「酒の器」という意味もあるという。

317名無しさん:2015/01/14(水) 21:08:54
http://www.sankei.com/politics/news/150113/plt1501130037-n1.html
2015.1.13 23:31

古賀氏、次期総裁選で「野田聖子前総務会長も期待の一人」

ブログに書く1




 古賀誠自民党元幹事長は13日のBSジャパン番組で、9月の自民党総裁選への出馬を望む候補者として野田聖子前総務会長を「その一人だ」と挙げ、野田氏の立候補に期待感を示した。ただ、実際にどの候補者を支援するかについては「安倍晋三首相の自制心を含めて、じっくりと見させていただきたい」と述べ、今春以降に予定される集団的自衛権行使の限定容認に向けた法整備など、首相の政権運営を見極めて判断するとの考えを示した。

318名無しさん:2015/01/24(土) 11:27:20
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4768
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150122-00004768-sbunshun-pol

佐賀県知事選敗北の戦犯 茂木敏充の人望なき出世道
週刊文春 1月22日(木)18時6分配信

もてぎる=権力者に臆面もなくスリ寄りポストを得ること

 最近、自民党本部でこんな“新語”が秘かに使われているという。誕生のきっかけは、茂木敏充選挙対策委員長だ。

 今年還暦の年男。日本新党から22年前に政界入りして以来、機を見るに敏で上には諂(へつら)い、下には強面でキャリアを築いてきた茂木氏だが、正念場を迎えている。

 佐賀県知事選では戦前予想が覆り、茂木氏が強引に担ぎ出した推薦候補が分裂の末に惨敗。1月13日の党役員会で、党総裁の安倍晋三首相は「敗因をしっかり分析し、統一地方選にいかしたい」と述べた。すると、茂木氏は「自民党が推薦した候補の政治手法が争点となった」。候補の「資質」に問題があったと総括し、「担ぎ出したのはお前だろう」と、党内には呆れる空気が充満した。

 候補を茂木氏と菅義偉官房長官が主導して擁立したのは「周知の事実。茂木氏は菅長官の威光があるから、自分には責任が及ばないと思っているんだろう」と自民党幹部は苦り切った表情だ。

 第二次安倍内閣で経産相に就いた茂木氏が、昨年の内閣改造でも無役とならず選対委員長に転じたのは「菅長官の強い推薦があったから」(関係筋)。茂木氏は東大卒、官僚ではなかったが文書作り、要点整理などのテクノクラートとしての実務能力には定評がある。しかも、命じられたことは着実にこなす「忠臣」タイプ。当選回数は茂木氏の方が菅長官より上で、派閥も額賀派だが、実質的には「菅派」だと党内はみている。

 茂木氏のこれまでのキャリアは運も作用した。自民党入りしてからは、小渕派に籍を置いた。2003年の初入閣は小泉純一郎政権で、当時の事情を知る消息筋は「小泉氏が敵視した経世会切り崩しのため、若手の茂木氏を抜擢した」と明かす。その後は金融担当相や政調会長、経産相と要職を歴任。派閥でも、当選8回と衆院では上から4番目の重鎮で、経歴だけみれば、次代の総裁候補と目されておかしくない。だが、党内や派内からは、さっぱり推す声があがらないのだ。

 額賀派中堅は「なんといっても人望がない。上の言うことは聞くが、下の面倒はみない典型的なサラリーマン政治家」と手厳しい。

 佐賀知事選は「茂木氏と菅長官の驕りが招いた結果だ」が党内の大勢。4月の統一選に向け、各県連を行脚する茂木氏の手腕が問われそうだ。


<週刊文春2015年1月29日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

319名無しさん:2015/01/24(土) 17:10:17
関連記事
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/41-43

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150123-OYT1T50132.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150123-00050132-yom-pol

自民入り山口議員、地元でなく和歌山県連所属に
読売新聞 1月23日(金)20時21分配信

 自民党は23日、無所属の山口壮衆院議員(兵庫12区)の会派入会届を衆院事務局に提出した。

 党幹部によると、入党手続きは22日に終えたが、地元・兵庫県連の反発を考慮し、「後見役」の二階総務会長のおひざ元の和歌山県連に所属させる異例の形をとった。

 関係者によると、谷垣幹事長は当初、無所属の山口氏と衆院で統一会派を組んだ後で、入党時期を慎重に探る方針だったが、早期入党を求める二階氏が押し切ったという。党執行部は今後、自民党議員となった山口氏を兵庫12区支部長に選任する方針。ただ、山口氏は先の衆院選で、兵庫県連が推す無所属候補を破って当選しただけに、地元は反発している。

          ◇

 山口氏の自民党会派入りに伴う衆院の新勢力分野は次の通り。

 自民党291▽民主党・無所属クラブ72▽維新の党41▽公明党35▽共産党21▽次世代の党2▽社民党・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属9

最終更新:1月24日(土)7時49分

320名無しさん:2015/02/03(火) 21:48:55
http://www.sankei.com/politics/news/150203/plt1502030030-n1.html
二階氏、戦後70年談話「共産、社民の意見も聴くべきだ」

 自民党の二階俊博総務会長は3日の記者会見で、安倍晋三首相が出す戦後70年談話について公明党が事前協議を求めていることに関し、「各党と調整を図るのが当然だ」と述べ、共産党や社民党にも意見を聴くべきだとの認識を示した。

 「好む好まざるにかかわらず、世界各国が注目している談話になる。できるだけ多くのみなさんが合意できる方向で努力はすべきだ。やってみてだめな場合はしょうがない」とも述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150203-00000029-ann-pol
戦後70年談話「各党と調整をはかるのは当然では」
テレビ朝日系(ANN) 2月3日(火)18時1分配信
 安倍総理大臣が出す予定の「戦後70年談話」に身内から注文が付きました。

 二階総務会長:「政府が提出する際に各党と調整をはかるのは当然のことではないか」
 安倍総理が夏に発表する予定の戦後70年談話について、自民党の二階氏は、野党を含む各党から事前に意見を聞くべきとの考えを示しました。そのうえで、「世界各国が注目する談話であり、全党一致できることが特に重要なことだ」と強調しました。安倍総理は、戦後50年の村山談話などにある「植民地支配」と「侵略」という文言を使わない可能性を示唆していて、二階氏は、談話の作成では野党との合意形成に努力するよう求めた形です。
最終更新:2月3日(火)18時1分テレ朝 news

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150203-00000046-nnn-pol
戦後70年談話「各党と調整当然」自民幹部
日本テレビ系(NNN) 2月3日(火)21時9分配信
 安倍内閣がこの夏に発表する予定の戦後70年の首相談話をめぐり、自民党の二階総務会長は会見で「各党と調整するのは当然だ」と述べ、与党だけでなく野党各党にも事前に意見を聞くべきとの考えを示した。

 これに対して加藤官房副長官は「まずは有識者からも意見を聞き政府として検討する」と述べ、各党との調整について考える段階にはないとの認識を示した。

http://www.sankei.com/politics/news/150203/plt1502030035-n1.html
「戦後70年談話」参院自民・伊達氏が野党との調整を疑問視

 自民党の伊達忠一参院幹事長は3日の記者会見で、安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話について二階俊博総務会長が同日の記者会見で、各党の意向を聞くべきだとの認識を示したことについて「野党とはどうなのかねえ。聞いていません」と述べ、政府側が野党と調整し、作成することについては否定的な考えを示した。

321名無しさん:2015/02/03(火) 21:49:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00050174-yom-pol
自民・二階氏、1400人引き連れ訪韓へ
読売新聞 2月3日(火)21時26分配信

 自民党の二階総務会長が13〜15日の日程で韓国・ソウルを訪問する。

 観光業界の関係者ら約1400人を引き連れた「大訪韓団」となる見通しで、現地で観光交流のイベントなどを行うという。

 二階氏はソウル滞在中、政財官の幹部らとの会談も予定している。二階氏から訪問予定を聞いた安倍首相も、日韓関係の改善につながると期待感を示したという。二階氏は5月には中国訪問も計画しており、隣国との議員外交で存在感を発揮している。

 ただ、今回の訪韓には複数の与党議員も同行する予定だ。2015年度予算審議が始まる時期と重なるため、自民党内には「与党幹部の外遊は野党を刺激し、国会審議に影響が出かねない」と懸念する向きもある。

最終更新:2月3日(火)21時26分

322名無しさん:2015/02/05(木) 21:12:27
>>320

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000539-san-pol
戦後70年首相談話、共産は与野党間調整に否定的
産経新聞 2月4日(水)16時6分配信

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、自民党の二階俊博総務会長が戦後70年の安倍晋三首相談話について与野党間の調整が必要との認識を示したことに関し、「侵略戦争と植民地支配を反省するとの文言をないがしろにするためにオブラートに包むということであれば、そういう話ではない」と述べ、各党協議に否定的な考えを示した。

 協議を行った場合、同党の主張が盛り込まれずに各党の総意として談話が発表されることを警戒したものとみられる。

323名無しさん:2015/02/05(木) 21:45:11
>>320
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015020400759
「安倍談話」に与党が注文=中韓反発を懸念

 安倍晋三首相が8月に発表する戦後70年談話をめぐり、自民、公明両党幹部から与党側の意見を踏まえるよう求める声が相次いでいる。戦後50年の村山談話から継承している「植民地支配と侵略」などの文言を盛り込むことに首相が否定的な姿勢を示しているためだ。与党内には中国、韓国から無用の反発を招くことへの懸念があるが、首相が配慮するかは不透明だ。
 口火を切ったのは公明党の井上義久幹事長。1月30日の記者会見で「歴代内閣の方針をしっかり踏まえた談話になるのが当然だ」と述べたのに続き、4日の自民党の谷垣禎一幹事長らとの会談でも「作成に当たっては与党のコンセンサスが必要だ」と強調。谷垣氏は「首相官邸と相談する」と引き取った。
 井上氏の発言に呼応するかのように、自民党の二階俊博総務会長が3日の会見で「政府が各党と調整を図るのは当然のことではないか」と指摘。公明党の漆原良夫中央幹事会長も4日に二階氏との定例会合後、記者団に「政府・与党は同一の考えでなければならない」とクギを刺した。
 中韓両国は首相が1月25日のテレビ出演で「痛切な反省と心からのおわび」などの文言を大幅に見直す可能性を示唆すると、「侵略の歴史を否定するのか」とすかさずけん制した。両国との関係を重視する公明党や二階氏は、「安倍談話」が中韓との関係改善に水を差すことを懸念している。
 首相は4日の衆院予算委員会で「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と繰り返すのみで、「侵略」や「痛切な反省」などを踏襲するかどうかは明らかにしなかった。菅義偉官房長官は「同じものをやるんだったら新たに談話を出す必要はない」と首相の胸中を代弁しており、官邸と与党の間で神経戦が続きそうだ。(2015/02/04-17:36)

324名無しさん:2015/02/05(木) 21:55:52
>>323
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015020500840
友達ばかりではいけない=自民・伊吹氏

 自民党の伊吹文明前衆院議長は5日、安倍晋三首相が戦後70年談話の作成に当たって意見を聴く有識者の人選に関し、「自分たちのお友達ばかりではいけない。政府としてできるだけ謙虚にいろいろな人の意見を聴く(べきだ)」と述べ、首相が自身の主張に近い人ばかり集めないよう注文を付けた。所属する二階派の会合で語った。(2015/02/05-18:54)

325チバQ:2015/02/06(金) 23:26:37
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015020400475&g=soc
日歯連が迂回献金か=13年に5000万円−自民参院議員の後援会に


 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が2013年に支出した政治資金のうち、計9500万円が自民党の石井みどり参院議員の後援会に渡っていたことが4日、分かった。政治資金規正法は、政治団体間の寄付を年間5000万円に制限している。
 9500万円のうち5000万円は、日歯連が擁立した別の参院議員の後援会を経由していた。直接の寄付を避けるため「迂回(うかい)献金」した可能性がある。
 日歯連の政治資金収支報告書などによると、日歯連は13年1月23日、民主党の西村正美参院議員の政治団体「西村まさみ中央後援会」に5000万円を寄付。同後援会は同日、石井氏の政治団体「石井みどり中央後援会」に同額を寄付した。西村まさみ中央後援会の13年の収入は、この5000万円以外は、前年からの繰越金約11万円だけだった。
 日歯連は同年3月15日、石井みどり中央後援会に対し、さらに4500万円を寄付している。(2015/02/04-13:39)

326名無しさん:2015/02/07(土) 09:24:51
>>322
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150205-00000557-san-pol
戦後70年談話 共産・志位氏「すべての政党の意見踏まえて」
産経新聞 2月5日(木)17時2分配信

 共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、戦後70年の安倍晋三首相談話について「戦後70年に日本がどういう立場で歴史に向かうかは非常に重要な課題だ。当然すべての政党の意見を踏まえた対応が政府には求められる」と述べた。戦後70年談話に関しては、自民党の二階俊博総務会長が与野党間でも調整を図るべきだとの見解を示している。

 また、志位氏は、安倍首相が「国策を誤り」や「植民地支配と侵略」を明記した村山富市首相談話を「全体として引き継ぐ」としていることに関し、「(安倍首相談話が)中心的なキーワードを落とす、曖昧にする内容になるとすれば、百害あって一利なしだ」と牽制(けんせい)した。

327名無しさん:2015/02/07(土) 21:01:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000078-mai-pol
<自民幹事長会議>農協改革、13道県連が反対や慎重対応を
毎日新聞 2月7日(土)20時14分配信

 自民党は7日、4月の統一地方選に向けた全国幹事長会議を党本部で開いた。安倍晋三首相(党総裁)は調整が大詰めを迎えた農協改革について、「農家や地域農協を主役にし、(農業を)成長分野に変えていきたい」と理解を求めた。ただ、地方側には農協の反発から「統一選に悪影響が出る」との懸念もあり、13道県連が反対や慎重な対応を求める意見を表明した。

 首相は「必要な改革は断固進めていきたい」と強調。全国農業協同組合中央会(JA全中)の監査・指導権を廃止し、一般社団法人へ転換することを柱にした改革への意欲を示した。

 ただ、地方側は「地方創生どころか地方崩壊につながりかねない」(北海道連)などとして北海道、岩手、宮城、宮崎、鹿児島、沖縄の6道県連が反対を表明。時間をかけて妥協点を探るよう求める声も上がった。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉を巡っても、コメなど重要5項目の関税撤廃を認めないとした国会決議を「死守すべきだ」との意見が出た。

 稲田朋美政調会長は会議で(1)経済再生の実現(2)「強い農林水産業」などを背景にした地方創生と女性活躍の推進(3)安全・安心を守る−−を柱にした統一選公約の素案を提示。「地方こそ、成長の主役。」とのキャッチコピーを掲げた統一選ポスターも発表された。【影山哲也、宮島寛】

328チバQ:2015/02/12(木) 22:55:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021200859
二階氏と韓国大統領、13日会談=安倍首相親書伝達へ


 【ソウル時事】韓国大統領府は12日、朴槿恵大統領が13日午後、自民党の二階俊博総務会長と会談することを明らかにした。二階氏は会談で、両国の関係改善を呼び掛ける安倍晋三首相の親書を渡す見込み。
 日韓は今年、国交正常化50周年を迎えたが、従軍慰安婦問題などをめぐり対立が続いている。会談で、関係改善への糸口がつかめるか注目される。
 二階氏には観光業界や地方自治体関係者ら約1400人が同行。韓国側と交流行事を行う。(2015/02/12-18:28)

329チバQ:2015/02/12(木) 22:55:52
http://blogos.com/article/105447/

週刊文春2015年02月12日 13:08安倍一強に歯向かう暴走老人 二階俊博は“最後の派閥ボス”

「安倍一強」が続く自民党で、存在感を高めている男がいる。二階俊博総務会長だ。

 2月3日、二階氏は記者会見で、安倍晋三首相が戦後70年の節目に出す談話について、「政府が発表する際に各党と調整を図ることは当然ではないか」と注文を付け、共産党や社民党とも「私なら話し合う」と断言。翌4日は、西川公也農水相を党本部に呼びつけ、「農協と自民党とは長い間、仲良くしてきた」と語り、“農協改革”に前のめりになる首相をけん制した。

「佐賀県知事選では、官邸主導で自民党推薦となった農協と距離を置く候補の応援に入らなかった」(政治部記者)

 13〜15日には、同派議員や観光業者ら1400人を引き連れ、韓国を訪問。5月に訪中も予定している。

 官邸が手を焼く懸案に逆張りで応じる二階氏は、1993年に小沢一郎氏と共に自民党を離党したが、03年に復党し、現在は二階派を率いる。

「資金面を含め、若手の面倒見は抜群で、番記者も大切にする。業界団体を押さえ、カネも自分で集める“最後の派閥ボス”でしょう。口も出すが、頼み事はきっちり仕上げる“仕事師”のため、時の権力者から頼りにされる。党内では第5派閥(33人)ですが、自民党候補に競り勝った無所属議員も特別会員として引き入れ、勢力拡大を図っています」(自民党関係者)

 2日に決まった次期衆院選の候補者選定の新基準も二階氏の追い風になりそうだ。過去2度の小選挙区で連続して負け、比例区で復活当選をした現職を、差し替えの検討対象とすることになったのだ。

「対象の25選挙区中、3選挙区が二階派所属の無所属議員に敗れた選挙区。また、沖縄2区など、二階氏に近い人物が、次回以降の立候補を狙う選挙区もある」(検討対象となった自民党議員)

 実際、昨年末の衆院選でも候補者差し替えが生じた宮城5区にはすかさず比例単独選出だった二階派の若手を送り込み、応援に入って、比例復活ながら当選させた。1月には、同派の特別会員だった元民主党の山口壮氏を、党内の反対を押し切って入党させた。

 こうした“豪腕”に、二階詣でを始めた議員も。

「他派閥の比例選出議員が、地元の有力経済人を二階氏に紹介して擦り寄ろうとする動きを見せている」(同前)

 今年76歳になる二階氏は、自民党の“暴走老人”となるか。

330名無しさん:2015/02/16(月) 23:34:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150216-00000574-san-pol
影薄し「ポスト安倍」未だ途上 自民・谷垣幹事長
産経新聞 2月16日(月)23時1分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長は16日、党を代表して質問に立ち、安倍晋三首相に対し、経済再生や憲法改正などの諸課題についてただした。この日の質問では党運営をめぐって首相にクギを刺したとはいえ、谷垣氏と同時に就任した二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長と比べて発信力は劣っている。「ポスト安倍」への道のりは遠そうだ。

 「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」

 谷垣氏は16日の衆院本会議で代表質問に立ち、昨年末の衆院選で解散前の議席をほぼ維持したことを踏まえ「今こそ、この言葉をかみしめる必要がある」と指摘。「おごらぬ自民党」の姿勢の必要性を強調した。

 谷垣氏は昨年9月の幹事長就任以来、官邸と党との距離を縮めることに腐心してきた。ほぼ毎週1回ペースで官邸に出向き、首相と2人きりで意見交換。前任の石破茂地方創生担当相時代に懸念されていた「政高党低」色を薄めることにも成功した。

 ただ、最近の谷垣氏は官邸に気を使いすぎ、党内では「幹事長として踏み込まなければならない諸懸案への発言を控えすぎている」(閣僚経験者)との批判も出始めている。

 農協改革では、自民党の支持団体が対象となったにもかかわらず「丁寧な議論」を呼びかけるだけで、具体的な調整に乗り出すことはなかった。安全保障政策でも首相と距離はあるが、持論は封印している。

 谷垣氏は「政府と党の軸足がぶれないことこそ大切」と涼しい顔だが、側近は「首相のイエスマンになりすぎて、本来の魅力が消えている」と不満を募らせる。党内の財政再建論者は、経済成長を重視する首相の「上げ潮」路線へのブレーキ役になるよう期待するが、専門領域でも発言は目立たないままだ。

 谷垣氏は3月で70歳。周囲は「『ポスト安倍』にはぎりぎりの年齢」と気をもむが、9月の自民党総裁選で首相の無投票再選に向け、率先して環境整備を進めている。「存在感」の有無など意に介さないようだ。(豊田真由美)

331チバQ:2015/02/17(火) 22:20:13
http://www.sankei.com/politics/news/150216/plt1502160031-n1.html
2015.2.16 22:56

影薄し「ポスト安倍」未だ途上 自民・谷垣幹事長

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衆院本会議での代表質問に臨む自民党の谷垣禎一幹事長=16日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 自民党の谷垣禎一幹事長は16日、党を代表して質問に立ち、安倍晋三首相に対し、経済再生や憲法改正などの諸課題についてただした。この日の質問では党運営をめぐって首相にクギを刺したとはいえ、谷垣氏と同時に就任した二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長と比べて発信力は劣っている。「ポスト安倍」への道のりは遠そうだ。

 「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」

 谷垣氏は16日の衆院本会議で代表質問に立ち、昨年末の衆院選で解散前の議席をほぼ維持したことを踏まえ「今こそ、この言葉をかみしめる必要がある」と指摘。「おごらぬ自民党」の姿勢の必要性を強調した。

 谷垣氏は昨年9月の幹事長就任以来、官邸と党との距離を縮めることに腐心してきた。ほぼ毎週1回ペースで官邸に出向き、首相と2人きりで意見交換。前任の石破茂地方創生担当相時代に懸念されていた「政高党低」色を薄めることにも成功した。

 ただ、最近の谷垣氏は官邸に気を使いすぎ、党内では「幹事長として踏み込まなければならない諸懸案への発言を控えすぎている」(閣僚経験者)との批判も出始めている。

 農協改革では、自民党の支持団体が対象となったにもかかわらず「丁寧な議論」を呼びかけるだけで、具体的な調整に乗り出すことはなかった。安全保障政策でも首相と距離はあるが、持論は封印している。

 谷垣氏は「政府と党の軸足がぶれないことこそ大切」と涼しい顔だが、側近は「首相のイエスマンになりすぎて、本来の魅力が消えている」と不満を募らせる。党内の財政再建論者は、経済成長を重視する首相の「上げ潮」路線へのブレーキ役になるよう期待するが、専門領域でも発言は目立たないままだ。

 谷垣氏は3月で70歳。周囲は「『ポスト安倍』にはぎりぎりの年齢」と気をもむが、9月の自民党総裁選で首相の無投票再選に向け、率先して環境整備を進めている。「存在感」の有無など意に介さないようだ。(豊田真由美)

332名無しさん:2015/02/21(土) 07:53:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00000529-san-pol
産経前支局長公判 自民・二階氏「産経も努力を」 慰安婦問題で新聞批判も
産経新聞 2月20日(金)13時26分配信

 自民党の二階俊博総務会長は20日の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の出国禁止状態が続いている問題について「産経側も努力していただかなきゃならないが、自民党としても今後引き続きしっかりやっていきたい」と述べた。二階氏は今月訪問した韓国で朴槿恵大統領らと会談した際、「日本国民は皆心配している」などとこの問題を提起していた。

 また、両国間の関係悪化の要因の慰安婦問題に関し「気に入らない新聞がいらんことを書いているが、おかしい。物事の経緯、道理をちゃんとわきまえなければ」と指摘。さらに「われわれは一生懸命解決の糸口をつかもうと努力している。日本のマスコミならマスコミらしく、協力をある程度してもらわなければならない」と主張した。

 また、5月半ばに予定している自身の訪中の同行者数について「ほぼ3千人ぐらいを考えている」と明かした。二階氏は韓国には観光業界関係者ら約1400人を引き連れて訪問した。

333旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/02/22(日) 10:49:50
社会党兵庫県本部かと思ったよ。

党員もみ合い、警官出動…自民福岡県連大会
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150222-OYT1T50005.html?from=ytop_main3
 福岡市で21日に開かれた自民党福岡県連の年次大会で、4月の統一地方選での推薦を巡り、執行部方針に納得しなかった地域支部の幹部らが、壇上の執行部に詰め寄ってもみ合いになり、警察官が駆け付ける騒ぎがあった。
 大会には、県連三役や選挙区支部の幹部ら約1000人が出席。県議選立候補予定者の推薦を巡り、「県連の決定には、支部の意見が反映されていない」として、第11選挙区支部の幹事長が執行部を追及した。
 執行部側は「正規の手続きを経ている」と説明したが、同支部の幹部や党員は納得せず、「県連会長は辞めろ」などと罵声を上げ、壇上で数十人がもみ合った。
 県連の要請で警察官が会場の外に待機。休憩を挟んで議事が再開された後も、私服警察官が会場内で警戒した。今後、県連と支部が話し合うことになった。
 大会後、松山政司・県連会長(参院議員)は報道陣に対し、「選挙区には色んな事情がある。機関決定に瑕疵かしがあったとは思えず、方針は変わらない」と話した。

335名無しさん:2015/02/26(木) 00:06:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022500766
二階氏「虎やライオンいない」=党の現状嘆く

 「虎やライオンがいなくなった」。自民党の二階俊博総務会長は25日、東京都内で講演。安倍晋三首相が主導権を握る「政高党低」の政権構図が続く中、存在感の強い政治家が乏しい党の現状をこう嘆いた。
 二階氏は、自身が衆院議員秘書の頃に現職議員だった佐藤栄作元首相や河野一郎元建設相の名前を挙げ、「ライオンや虎をそばで見てきた。大変な存在感があった。昔はそういう政治家がいた」と語った。 (2015/02/25-18:16)

336名無しさん:2015/02/26(木) 22:48:52
http://www.sankei.com/politics/news/150226/plt1502260038-n1.html
2015.2.26 19:19

自民税調が「インナー」に細田、金子氏起用





 自民党税制調査会(野田毅会長)は「インナー」と呼ばれる非公式幹部会のメンバーに、細田博之幹事長代行と金子原二郎参院議員を起用する方針を固めた。町村信孝氏が衆院議長、林芳正氏が農水相に就任してメンバーから外れたため後任にする。

 税調はインナーの幹部が事実上仕切っており、メンバーは現在8人。進行などを行う事務局長的な役割の小委員長代理は林氏から石原伸晃副会長に交代する。

337チバQ:2015/02/26(木) 23:17:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015022600650
鈴木元環境相が岸田派退会


 自民党の鈴木俊一元環境相が岸田派(宏池会)を退会したことが分かった。鈴木氏は26日、取材に対し「最近はほとんど派閥の会合に顔を出していなかったので(退会して)実態に合わせた。これからは無派閥で活動する」と語った。
 鈴木氏は、宏池会の第4代会長を務めた故鈴木善幸元首相の長男。(2015/02/26-16:41)

338名無しさん:2015/02/28(土) 02:36:01
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00000010-sasahi-pol
古賀誠元自民党幹事長「安倍首相に対抗する勢力必要だ」〈週刊朝日〉
dot. 2月26日(木)11時38分配信

「政高党低」と言われるとおり、リベラル派の谷垣禎一幹事長ら党幹部が安倍首相に抵抗する気配はない。かつてのように党内で活発な議論が交わされる場面がめっきり少なくなった自民党を、古賀誠(こが・まこと)元自民党幹事長(74)はどう見ているのか。

*  *  *
 何より危機感を感じるのは、政党による政府へのチェック機能が著しく劣化しているのではないかという点です。

 政府の出す法律は与党による事前承認が必要で、自民党でいえば部会で侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をしたものを政務調査会に上げ、最終的に最高意思決定機関である総務会に諮って、初めて法律として国会に提出できる。そうやって、歴代の自民党政権はバランスのとれた法律をつくってきました。

 ところが今は、部会や政調、総務会で何か言うと「安倍さんに反対している」と直結させられてしまう雰囲気だといわれています。党の部会の議事録を読んでも技術論ばかりで、集団的自衛権の行使をなぜ今、問う必要があるのかなど、根っこの議論が何一つない。非常に憂慮すべき状況です。

――古賀氏はかつて党内のリベラル派を代表する「宏池会」の領袖を務め、今も党内ににらみをきかせている。今秋の自民党総裁選をめぐっては、野田聖子氏、岸田文雄氏などの擁立を水面下で目指しているとも報じられる。

 よく野田氏がどうとか固有名詞を言われますが、政治家としての集大成として自分に課せられた仕事の一つは、健全な政党政治を守ることだと考えています。

 安倍首相も実は、困っていると思いますよ。党内の議論もなくあっという間に進んでしまうと、どんどん右にいくしかなくなる。振り上げたこぶしを下ろす場がなくなってしまうのです。党内での議論があって切磋琢磨すればいろいろな知恵も出てくるし、安倍首相だってハト派の意見も組み入れた、という場面が欲しいかもしれない。

 そういう意味でも、ベテランの二階俊博総務会長には存在感を示してほしいし、期待します。倒閣うんぬんではなく、やはり、対抗勢力があって初めて健全な政党と言えるのではないでしょうか。

 自民党がこんな状態になったのは小選挙区制で党の執行部に権限が集中したからだとも言われますが、私はそれだけではないと思う。国会議員一人ひとりの覚悟の問題です。なぜ政治を志したのかという気概や見識を、今の議員は失ってきている。健全な政党政治を行う力量と経験は、今の日本では残念ながら自民党にしかない。現役世代の国会議員たちには、奮起せよ、と言いたいです。

(構成 本誌・小泉耕平、牧野めぐみ)

※週刊朝日 2015年3月6日号より抜粋

339名無しさん:2015/02/28(土) 02:37:17
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00000004-sasahi-pol
山崎拓 安倍首相の“タブーを破る快感”を危惧〈週刊朝日〉
dot. 2月26日(木)7時8分配信

 自民党と公明党が2月20日に開いた与党協議では、自衛隊が国連安全保障理事会の決議なしで、武力を行使する有志連合への後方支援ができるようにする恒久法の概念が説明された。山崎拓(やまさき・たく)元自民党副総裁(78)は、一連の動きに警鐘を鳴らす。

*  *  *
 日本には「外交三原則」というものがある。一つ目は「国連中心主義」、二つ目は「日米同盟」、三つ目は「アジアの一員としての立場の堅持」です。外交政策は、この三つのバランスをとっていく必要がある。

 私は三つの中では、日本がアジアの一員として極東の平和と安全に積極的な役割を果たしていくことがもっとも大事だと思います。

 日米同盟も非常に重要ですが、仮に世界の警察官たるアメリカとの関係で自衛隊が海外に出る場合は、そこに国連決議が加わった場合に限るべきです。

 私は2003年にイラク特別措置法をつくった時の当事者ですが、あの時も日本の要請で国連決議をとりました。アメリカ側に「国連決議は絶対の要件です」と強く主張しましたし、成立した特措法の冒頭にも「国連安保理決議を踏まえ」という文言が入っています。

 今の有志連合は国連決議を踏まえないまま、「イスラム国」と戦っている。その段階で、なぜ日本は参加してしまったのでしょうか。外交は政府の専権事項とはいえ、安倍晋三首相は非常に勝手なことをやっていると思います。外交三原則の中の日米同盟堅持だけを重視してアメリカに追随していて、外交政策のバランスが悪いのです。

――安倍首相は国会で、集団的自衛権行使の具体例として、ホルムズ海峡の機雷除去を挙げ、「わが国が武力攻撃を受けた場合と同様に深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況にあたりうる」と語った。

 集団的自衛権行使の要件には、日本と「密接な関係にある他国」が武力攻撃され、国の存立が脅かされることが挙げられています。

 石油の輸送ルートであるホルムズ海峡に機雷がまかれれば、日本の存立が脅かされる「存立事態」だといいますが、その場合、どこが「密接な関係にある他国」に当たるのか。ホルムズ海峡を通る国は全部になってしまう。これまでの政権の常識からしたら、「密接な関係にある他国」とは安保条約を結んでいるアメリカのことを指していたのに、それが安倍政権では世界中どこでもということになってきている。「グレーゾーン事態」の議論では、政府はオーストラリアも防護対象と言いだしています。その理屈だと、今ならヨルダンも入ってしまうかもしれない。際限がなくなってしまう。

 そもそも9条のある今の憲法では集団的自衛権の行使はできません。やりたいなら、憲法改正するしかない。民主主義の国なのだから是非を国民投票で問えばいい。戦後70年の外交安保政策の大転換を、閣議決定でなし崩しにやるべきではない。去年の閣議決定は間違いでした。

 安倍首相は今、戦闘地域へも自衛隊を派遣しようとしている。つまり武力行使をするということ。「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という9条1項の内容に踏み込んできている。

 安倍首相は、自分がしていることの恐ろしさをわかっていない。「戦後以来の大改革」などと言って、タブーを破った快感に酔いしれて、個人の名誉心でやっているのです。

(構成 本誌・小泉耕平、牧野めぐみ)

※週刊朝日 2015年3月6日号より抜粋

340名無しさん:2015/02/28(土) 23:30:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015022701002
村山、小泉談話参考に=二階氏

 自民党の二階俊博総務会長は27日、TBSの番組収録で、安倍晋三首相が発表する戦後70年談話について、戦後50年の村山富市首相談話、60年の小泉純一郎首相談話を参考にすべきだとの考えを強調した。二階氏は、「(両談話を)大いに参考にして、諸外国との関係をうまくやっていくために、世界平和のためにも役に立ったといわれるような談話にまとめてほしい」などと語った。 (2015/02/27-21:03)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022800319
中韓との関係改善努力を=二階氏

 自民党の二階俊博総務会長は28日、高知市内で講演し、中韓両国との関係について、「韓国と中国という隣近所の努力が得られなかったら国連で大きな立場を占められるわけがない」と指摘、政府に対して改善への努力を促した。
 いわゆる従軍慰安婦問題に関しては、当事者の高齢化が進んでいることに触れ、「何の対応もしないのは、(問題解決が)済んだことにならない」との認識を重ねて示した。 (2015/02/28-21:14)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000605-san-pol
戦後70年首相談話 村山、小泉談話は「知恵を絞った談話」 自民・二階氏
産経新聞 2月27日(金)22時4分配信

 自民党の二階俊博総務会長は27日、TBSの番組収録で、安倍晋三首相が今夏発表する戦後70年談話をめぐり、河野洋平元衆院議長が戦後50年の村山富市、60年の小泉純一郎首相談話の表現を踏襲するよう求めたことについて「首相の談話だから首相がお考えになる通りやればいい」と述べた。

 その上で、「これらの方々(村山、小泉両氏)が知恵を絞って発表した談話は大いに参考にして、これからの諸外国との関係をうまくやっていくため、世界平和のためにも役に立ったといわれるような談話にまとめていただいたらいい」と指摘し、河野氏の主張に一定の理解を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000537-san-pol
戦後70年首相談話 村山談話の踏襲 二階氏「大いに参考に」
産経新聞 2月27日(金)12時46分配信

 自民党の二階俊博総務会長は27日の記者会見で、安倍晋三首相が今夏発表する戦後70年談話をめぐり、河野洋平元衆院議長が戦後50年の村山富市、60年の小泉純一郎首相談話の表現を踏襲するよう求めたことについて「片言隻句をとらえて『これは適当でない』とか『これは何か』というものではない。そういうご意見もあるということを受け止めて、われわれの政治活動の参考に大いにしていきたいという思いだ」と述べた。

 また、谷垣禎一幹事長は同日の記者会見で、村山談話が自社さ連立政権時代に出された経緯にふれ「自民党も政権に入っていたときだから、基本的にそれを踏襲していくのは当然のことだ。しかし、個々の表現はいろいろあり得るだろう」と語った。


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