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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2281チバQ:2017/07/12(水) 10:51:56
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017071100040.html
「安部おろし」進む? 最後にポスト安倍で躍り出るのは◯◯…
07:00AERA dot.

「安部おろし」進む? 最後にポスト安倍で躍り出るのは◯◯…
現状で最も権力の中枢に近い位置にいる麻生太郎副総理・財務相(c)朝日新聞社
(AERA dot.)
「ポスト安倍」レースで生き残るのは誰なのか。

 まず、現状で最も権力の中枢に近い位置にいるのが麻生副総理・財務相だ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう語る。

「麻生氏に返り咲きの機会があるとすれば、安倍氏に自ら“引導”を渡す場合でしょう。加計学園問題などの説明に安倍氏が失敗して支持率が戻らなければ『ここは一度引くべきじゃないか』と言えるのは麻生氏くらい。安倍氏のピンチヒッターという位置づけなら麻生氏にも可能性はある」

 ただ、ネックは76歳という年齢。そうすると、59歳と若い岸田氏にチャンスが巡ってくる。

 中道リベラル路線の宏池会の看板を背負う岸田氏は、祖父、父も同会に所属した国会議員で3代目のプリンスだ。前述のとおり、安倍首相とは最近、距離を置きつつある。

「強権的な安倍首相と違って各派閥の相談を聞いてくれそうなので担ぐには持ってこいだが、逆に言えば“担がれ待ち”のような受動的な印象があり、少し頼りない」(自民党関係者)

 それならばと、閣外から政権奪取を狙うのは石破元幹事長(60)だ。7月6日の自派閥の会合で、

「『キジも鳴かずば撃たれまい』では、みんな一緒に運命を共にすることになる」
 と政権批判を避ける党内の空気への危機感を示すなど、今や安倍批判の急先鋒となっている。

 来年9月の総裁選に早々に名乗りを上げており、メディアでも積極的に発言を続けている。

「石破氏の強みは閣外から自由に発言ができる点。国会議員の中での人気はいま一つですが、地方で根強い人気があり、安倍首相に敗れた12年の総裁選でも地方の党員・党友票では上回っていた。党員間で党の現状への不満が高まれば、石破待望論が膨らんでくるでしょう」(前出の角谷氏)

 女性初の宰相を目指す野田聖子・元総務会長(56)の存在も忘れてはいけない。野田氏は昨年の都知事選で小池氏を水面下で支援しており、小池氏との連携も注目される。

「小池氏が野田氏を支持して『国政にも女性のリーダーを』などと訴えれば、世論が動く可能性がある。小池氏は12年の総裁選では石破氏を支持しており、次、誰を支持するかは一つのポイントになるでしょう」(同)

 そして、その小池氏自身が「ポスト安倍」の大穴候補との見方もある。都議選に大勝した勝負強さは誰もが認めるところだが、問題は都知事の「辞め方」だ。

 次の都知事選は東京五輪直前の20年7月。ここで小池氏が出馬せず、五輪開催を目前に国政進出すれば、「無責任」との批判を浴びかねない。ただ、「ウルトラC」の一手もあると語るのは、元経産官僚の古賀茂明氏だ。

「国民的人気のある小泉進次郎氏を後継の都知事に指名して五輪直前に一緒に知事選を戦えば、国民は熱狂し、小池氏への批判は吹き飛ぶ。首都でトップの経験が積める進次郎氏にとっても悪い話ではない。五輪後の衆院選に小池氏が『国民ファーストの会』を率いて出馬し、自公が過半数を割り込んだ場合、自公と『国ファ』が連立を組み、その見返りに小池氏が首班指名を受けて首相になる展開もあり得るでしょう」

 最後に笑うのは誰だ。(本誌・小泉耕平)

※週刊朝日 2017年7月21日号

2282チバQ:2017/07/12(水) 10:52:56
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017071100037.html
自民党が策動する「安倍おろし」 非公開の額賀派会合で安倍氏への悪口が噴出
07:00AERA dot.

自民党が策動する「安倍おろし」 非公開の額賀派会合で安倍氏への悪口が噴出
「ポスト安倍」をめぐる人脈図(週刊朝日 2017年7月21日号より)
(AERA dot.)
 大惨敗に終わった都議選以来、「安倍一強」が音を立てて崩れだした。これまで沈黙を貫いてきた有力派閥が次の総裁選に向け、候補擁立に蠢きだし、「安倍おろし」のシナリオを画策しはじめたのだ。

 自民党が歴史的惨敗を喫した都議選から2日後の7月4日夜、都内のホテルで田中角栄、竹下登両元首相の派閥の流れをくむ額賀派のパーティーが開かれた。

 額賀福志郎会長は「安倍政権を支える」と冒頭、淡々と述べたが、これには裏があった。

 その後、非公開で行われた派閥結成30周年記念と銘打った会合では、「安倍首相に対するぼろくそ批判の嵐」(出席者)だった。

 出席者によると、津島雄二元厚相は「安倍さんの経済政策では、日本の財政再建ができるわけがない」と反発、幹事長経験者からは「安倍3選は絶対に阻止する。調子に乗りすぎだ!」と過激な発言が飛び出した。 同会重鎮の野中広務氏は会合後、記者団に改憲反対を訴え、「稲田(朋美)防衛相をクビにしていたら、小池(百合子)都知事はあれほど勝っていない」と痛烈に批判した。同派会長を務めた綿貫民輔氏は本誌にこうぶちまけた。

「加計問題で疑惑を告発した文部科学省の前川喜平・前事務次官は霞が関の役人全員の意見を代弁している。特区制度創設などの諮問会議議長に首相が就き、『首相が言っているから』と文句を言わせないやり方は明らかにおかしい。竹中平蔵・元経済財政担当相が安倍首相のブレーンとして裏にいるのが元凶だ」

 続けて、「憲法改正も先走った話だ。首相が押し付けようとすれば、スケジュールどおりいくのは難しい」とばっさり切り捨て、11月の臨時国会を念頭に置く自民党の改憲案提示は「無理」との見方を示した。

 時を同じくする4日夜、有力なポスト安倍候補の一人、岸田文雄外相が講演で“反旗”を翻していた。

「わが国は戦後、アメリカをお手本に目指してきたが、結果として負の部分を受け入れてしまった。それは格差の問題です。格差の負の側面に適切に対応することが重要だ」と踏み込み、政権の看板政策アベノミクスを修正する必要性を強調。

 さらに、「リベラル、保守本流を掲げてきた宏池会(岸田派)こそが、今の危機を乗り越えるための責任ある政治を行わなければならない」と訴え、タカ派色が強い現政権に異を唱えたのだ。

 岸田氏は憲法改正についても早々に「9条は変えるべきではない」と明言しており、奇しくも「保守本流」を自任する額賀・岸田両派が最大派閥・細田派包囲網を敷くことで足並みがそろった形だ。

 両派の目標は来年9月の総裁選での「岸田総裁実現」(綿貫・野中両氏)だ。

 両派閥事務所は永田町の全国町村会館にあり、議員同士の交流は「日常茶飯事で保守本流の誇りを持っている点で一致している」(額賀派議員)。特に岸田派内には「岸田さんも本気になってきた。外相を外れ閣外へ出るべきだ」(同派若手)との声も強く、岸田氏自身も周辺に「幹事長含め党三役をやりたいと首相に進言しようと思っている」と語ったという。

 3日には麻生太郎財務相が山東派などを吸収合併した新派閥「志公会(しこうかい)」を正式に発足させ、高村正彦副総裁、甘利明前経済再生担当相ら衆参国会議員59人が参加し、額賀派(55人)を抜き、細田派(96人)に次ぐ第2派閥となった。

「麻生氏はいずれ、志公会と岸田派を合併させ、大宏池会を結成し、数で総裁閥の細田派を上回ることを目指しています。派閥拡大は麻生氏自身の再登板か、大宏池会会長として、岸田禅譲によるキングメーカー狙い」(閣僚経験者)との見方が強い。

 麻生氏は記者団に「大宏池会の定義って? 知らないだろ? いい加減に使わないほうがいいよ」と煙に巻き、余裕の表情を見せたが、これには伏線がある。

 都議選に惨敗した2日夜、東京・四谷の高級フランス料理店で、麻生氏は首相、菅義偉官房長官、甘利氏らとテーブルを囲んだ。その際、麻生氏は首相にこんな要請をしたという。

2283名無しさん:2017/07/12(水) 10:53:16
「麻生さんは安倍さんに『第2派閥になるので複数の閣僚を入閣させてほしい。次はアベノミクス集大成と位置付けて、必ず消費税増税を行い、景気が落ち込むことがない経済対策に取り組むことを確約してほしい。甘利さんを経済重要閣僚に据えてほしい』と言い、首相は『承っておきます』と前向きだったといいます」(自民党関係者)

 麻生事務所に取材を申し込んだが、「外遊中のため回答できない」とのこと。あるベテラン議員は次のような解説をする。

「麻生氏は首相が『一緒に』と希望した選挙戦最終日(1日)の秋葉原での街頭演説を断った。選挙戦中、側近らとの会合で『トランプ米大統領は弾劾で4年は持たない。俺のカウンターパートのペンス副大統領がいずれ昇格する』と語り、暗に自身の再登板に含みを持たせたほど自信を持っている。大宏池会構想で岸田カードも温存しており、首相としても今の逆風下で麻生氏を敵に回したくないのが本音でしょう」

 岸田待望論に負けじと、総裁選出馬が確実視される石破茂元幹事長も都議選後、舌鋒鋭くなっている。

 5日開かれた党憲法改正推進本部の会議で「『丁寧な議論をちゃんとやるべき』が都民の意思です」と改憲日程に異議を申し立て、翌6日の派閥会合で都議選惨敗についてこう分析した。

 自民が敗北した2009年の都議選と比較し、「あのときを摂氏ゼロとしたら、今回はマイナス20度ぐらいだ」と自民党への有権者の冷たい反応を皮肉った。

 石破氏周辺は「12年総裁選同様に地方票は石破さんがいちばん獲得できる。小池さんと近いのも有利に働くはず」と述べ、他派閥からの支援に期待を寄せる。

 ほかにも、「安倍首相では次の総選挙で勝てない」と明言する自民党幹部も続出しており、安倍一強は確実に瓦解している。

 頼みの綱である官邸と党の要も離れつつある。

「菅さんは官邸より党務に戻りたがっている。党の大番頭、二階(俊博)幹事長は『俺が言っていることに首相は聞く耳を持たず、官邸の失政を全然反省していない。もう、面倒くさい』と周辺に漏らしている」(別の自民党関係者)

 また、首相にとって、都議会、都議選で亀裂が露呈した自民・公明の連立関係も頭痛の種だ。

 公明党の山口那津男代表は5日、「(改憲は)政権が取り組む課題ではない」と首相をけん制した。与党関係者は語る。

「都議選終盤、劣勢を挽回しようと自民都連は公明に泣きついて、多摩地域の接戦区に票を回してもらうよう頼み込んだが、惨敗した。創価学会の池田大作名誉会長は『憲法9条は絶対に触ってはいかん』という考えに変わりはなく、公明としても3項加憲ですら、池田氏の意向に反すると受け入れが難しい。代表は首相と馬が合わない山口氏で当面いくだろうし、改憲議論などの行方によっては、国政でも自民と手を切る可能性も否定できない。だから、安倍後をにらみ、岸田氏が公明に同調する構えを見せているのではないか」

 政府関係者によると、8月4日までに内閣改造、党役員人事を断行する方針だ。「麻生氏が推した甘利氏を再入閣させるようなお友達内閣を作ったら、支持率はさらに下落するだろう。最悪の場合、秋の臨時国会で退陣を余儀なくされ、総裁選を前倒し実施する可能性もある」(前出の閣僚経験者)との見方も出ている。

 首相は(1)18年6月の通常国会終盤で9条改憲案発議(2)9月の総裁選で3選(3)10月に国民投票(4)11月に解散・総選挙(5)12月に天皇退位というシナリオを描いているというが、そうは問屋が卸さないようだ。

 反安倍急先鋒の村上誠一郎・元行革相は本誌に憤りを込め、こう激白した。

「アベノミクスは賞味期限切れ。9条改憲も憲法全体の枠組みを論ぜず、小手先のお試し改正で、憲法全体の整合性は取れていない。今の官邸はイエスマンばかり。自由闊達な党内議論と人心一新をしないと自民党自体が自壊するのは時間の問題だ」

(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日 2017年7月21日号

2284名無しさん:2017/07/12(水) 10:54:29
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-180182.html
国民の厳しい視線で「安倍戦略」は狂い始めた 8月改造で出直し狙うも、党内で批判が高まる
05:00東洋経済オンライン

国民の厳しい視線で「安倍戦略」は狂い始めた 8月改造で出直し狙うも、党内で批判が高まる
国民の厳しい視線で「安倍戦略」は狂い始めた
(東洋経済オンライン)
「こんな人たち」を敵に回して東京都議選で歴史的惨敗を喫した安倍晋三首相が8月初旬に自民党役員・内閣改造人事を断行して態勢立て直しを図る。「加計学園疑惑」などで内閣支持率が急落したことによる"1強体制"の危機を人心一新で切り抜けようとの思惑だ。

2012年末の第2次安倍政権発足からの内閣の骨格は維持しつつ、「問題閣僚」を一掃した「仕事師中心」(官邸筋)の新布陣が「結果を出すことで国民の信頼回復」を狙う。だが、政府・自民党が積み重ねてきた安倍政権のおごりへの国民の視線は厳しく、来年9月の自民党総裁3選と悲願の憲法改正実現への「安倍戦略」も狂い始めている。

ハンブルクのG20出席などで訪欧中の首相は9日午前(日本時間同日夜)、滞在中のストックホルムで同行記者団と懇談し、「来月早々に自民党役員人事と内閣改造を断行して、人心を一新する。安定感と改革突破能力を兼ね備えた態勢を整えたい」との方針を表明した。首相が約1カ月も前に人事の日程や構想に言及するのは異例で、支持率急落への危機感もにじむ。今後の政治日程などを考慮すると改造人事は8月3日となる方向で、前回人事からちょうど1年で「第3次安倍第3次改造内閣」が発足することになる。

党・内閣の「骨格」維持、岸田氏は党3役へ横滑りも
首相は新体制について「骨格をころころ替えるべきでない」と述べ、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官を留任させる方針を表明。これと連動して自民党の高村正彦副総裁と二階俊博幹事長の再任も確実だ。麻生、菅両氏は2012年暮れの第2次政権発足時から首相を支えており、「安倍改憲」の党内調整を委ねられた高村氏と、次期衆院選の指揮を執る二階氏を続投させることで"1強体制"の維持を内外にアピールする狙いがある。

その一方で首相は、石破茂前地方創生相と並んでポスト安倍の有力候補とされる岸田文雄外相については「留任か党3役への横滑り」(首相周辺)を検討しているとされる。岸田氏周辺からも「来年9月の総裁選をにらんで、閣内から抜け出す必要がある。ベストは幹事長だが、政調会長でも構わない」(側近)との声が漏れてくる。

ただ、首相サイドからは甘利明前経済再生相を「党の要職に就ける」との構想が流されており、「甘利政調会長・岸田総務会長という人事が“落としどころ”」(自民幹部)との見方も広がる。甘利氏は第1次政権時から首相を支える盟友で政策通、というのが理由だが、昨年春に「金銭スキャンダル」で閣僚辞任に追い込まれた経緯もあり、「疑惑への説明もしないままでの再登場は、新体制の火種にもなりかねない」(自民長老)との不安もささやかれている。

問題は骨格以外の新体制の顔ぶれだ。第2次政権発足以来、多くの新人閣僚が誕生したが、スキャンダルや放言・失言などで辞任に追い込まれる人物が後を絶たなかった。現内閣でも「(東日本大震災が)東北でよかった」発言で復興担当相を辞任した今村雅弘氏だけでなく、山本幸三地方創生相の「学芸員はがん」発言なども厳しく批判された。

なかでも退場の筆頭候補は稲田朋美防衛相。南スーダンに派遣された自衛隊PKO部隊の「日報隠蔽」問題をはじめ、「森友学園疑惑」でも同学園の籠池泰典前理事長の弁護人として出廷した事実を国会答弁で否定し、公文書を突き付けられて「撤回・謝罪」に追い込まれるなど、「問題閣僚の筆頭」(自民若手)だった。しかも、都議選の自民党候補の応援演説での「自衛隊としてもお願いしたい」などと弁護士出身とも思えない失言で自民惨敗の"戦犯"の1人と批判されたが、「首相の秘蔵っ子で、更迭すると任命責任に直結する」(首相側近)との理由で続投している。野中広務元自民党幹事長は「首相が稲田氏をすぐ辞めさせていれば都議選もあんなには負けなかった」と指摘した。

2285チバQ:2017/07/12(水) 10:55:06
「秘蔵っ子」退場の一方、「目玉閣僚」は?
このため首相サイドは「今回の人事でまた問題閣僚が続出したら、1強どころではなくなる」(側近)との危機感から「事前の身体検査(閣僚候補の身辺調査)を徹底するとともに、過去に問題を起こさず評価も高かった閣僚経験者を要所に配置すべきだ」(同)との声が広がる。首相も「経済最優先」を繰り返し、「働き方改革」や「人づくり革命」を推進することで「一つひとつ結果を出す」と強調していることから、新布陣は「新人も含めまじめな政策通の実務型で固める」(自民幹部)ことになりそうだ。

ただ、自民党内には約60人の「閣僚待機組」が存在する。各派閥の領袖が事前に「入閣リスト」を作って首相サイドに起用を求める慣行もなお健在だ。首相は「派閥の事情など考慮せず、人物本位で選ぶ」と繰り返すが、「人事は1人の味方を作っても5人を敵に回す」(自民長老)のが永田町の定説だけに、派閥均衡を破れば首相の求心力低下にもつながりかねない。

さらに、「出直し効果」にこだわるなら「目玉閣僚」も欠かせない。今回も早い段階から小泉進次郎党農林部会長(当選3回)や橋下徹前大阪市長の起用が取りざたされている。小泉純一郎元首相の次男で国民的人気を誇り、都議選でも応援に引っ張りだこだった進次郎氏を閣僚に抜擢すれば「内閣支持率が10ポイントは上昇する」(自民幹部)との見方は多い。また、折に触れて首相と会談している橋下氏は知名度抜群で「改憲勢力」の日本維新の会の創始者だけに、閣僚に起用すれば国会での憲法改正論議の促進にも結び付くとみられている。

ただ、「露骨な人気取り人事は、首相の政権運営への焦りを際立たせるから逆効果」(首相経験者)との声も少なくない。首相も「小泉氏は来年秋の総裁3選時の党・内閣人事の目玉にしたいと考えている」(周辺)とされ、橋下氏周辺も「入閣なんてありえない」と苦笑する。

その一方で、これまでの安倍人事のポイントだった「女性登用」も壁に突き当たっている。

現在の女性閣僚は高市早苗総務相、丸川珠代五輪担当相、稲田朋美防衛相で、いずれも「安倍応援団」とされ、党内の男性議員から不満が出る原因ともなってきた。それだけに「人心一新という以上、女性閣僚も総交代させるべきだ」(自民若手)との声が出るが、「これはという新たな女性閣僚候補がいない」(自民幹部)のも事実。知名度の高い元女優の三原じゅん子参院議員の抜擢も取りざたされているが、「国会質問で『八紘一宇』(はっこういちう)の重要性を力説したことがあり、新たな火種になりかねない」(同)との不安も拭えない。

「政策で結果を出して信頼回復」という首相の意向を重視すれば「目玉のない地味で実務型の新体制のほうが政治不信の拡大を防げる」(首相経験者)というのが常識的な見方だ。

支持率続落、「首相を信頼できない」が急増
前通常国会での「共謀罪」法の強引な会期内成立が「加計学園疑惑隠し」と受け取られて国会閉幕直後に急落した内閣支持率は、都議選自民惨敗後の7月上旬の調査でも続落した。朝日新聞では支持33%(前回調査比マイナス5ポイント)に不支持47%(同プラス5ポイント)、読売新聞では支持36%(同マイナス13ポイント)に不支持52%(同プラス11ポイント)、NHKが支持35%(同マイナス13ポイント)に不支持48%(同プラス12ポイント)で、支持はいずれも第2次政権発足後最低記録を更新した。

特に女性の支持率はいずれも20%台にまで落ち込んでいる。女性の社会進出を政策の目玉にしてきた首相にとって「女性の支持が減ったのは頭が痛い」(自民幹部)状況だ。しかも急増した不支持の理由をみると、「首相を信頼できない」が断然トップで5割に迫っている。

都議選最終日の街頭演説で口にした「こんな人たちには負けるわけにはいかない」との発言に象徴される「首相の言動への不信と不満」の表れで、首相周辺も「極めて深刻な事態」と頭を抱える。菅官房長官は10日の記者会見で「一喜一憂すべきではないが、国民の声として真摯に受け止めたい」と語ったが、「首相自身が言動を改めないと人事などの小手先の対応での支持率回復は期待できない」(首相経験者)のが実態ともみえる。

2286チバQ:2017/07/12(水) 10:55:56
首相は欧州訪問の日程を短縮して11日、帰国した。福岡・大分での豪雨災害に対応するためとされるが、10日に"首相抜き"で行われた「加計学園疑惑」をテーマとする衆参両院での閉会中審査でも、野党側は「政府側のきちんとした説明はなく、疑惑は一段と深まった」(民進党幹部)として、早期の臨時国会召集と7月中の首相出席の下での衆参両院予算委集中審議を強く求めている。

自民党側は「新しいことは何もなかった。言った、言わない、の繰り返しでは(集中審議を)やる意味がない」(国対幹部)と拒否の構えだが、世論調査で「政府側の説明には納得できない」が圧倒的多数なことから、「審議に応じて、首相自身がきちんと説明しないかぎり、事態は打開できない」(自民長老)との声も相次ぐ。

「2羽目、3羽目のキジが鳴く」と石破氏
来年9月の総裁選出馬が確実視される石破氏は10日夜の民放テレビ番組で「きちんとものを言わないと、(政府と)国民との感覚が離れてしまう。それはやってはいけない」と首相らの対応を批判するとともに、「キジは鳴いたら撃たれる。1羽撃たれて、その後、だめだったらどうしようもないが、2羽目、3羽目、4羽目は必ず自民党にいる」と警告した。

岸田氏も「政権運営は忍耐や謙虚さが必要」と暗に首相を批判するなど、これまで慎重だった来年の総裁選出馬を視野に入れ始めている。石破、岸田両氏とも「性急な憲法改正」には慎重な立場で、党内でも「秋の臨時国会への新たな自民党改憲案の提出はもはや困難」(岸田派幹部)との声が広がる。

与党・公明党の山口那津男代表も「改憲は政権の取り組む課題ではない」と主張する。首相自身は「改憲への日程は変えない」と繰り返すが、これまでのように「すべて首相の言うとおりに、という雰囲気はなくなった」(自民幹部)だけに「強行突破を図れば、党内政局になって、3選も危うくなりかねない」(同)のが実情だ。

中谷元前防衛相は民放テレビ番組で「政治家は人の意見を聞く耳が大事。特に『かきくけこ』で人の言うことを聞くべきだ」と首相に苦言を呈した。中谷氏は「かきくけこ」とは「家内(妻)の言うこと、厳しい意見、苦情、見解の異なる人、こんな人たち」と解説した。「(ヤジも)国民の意見として聞かなければならない。多様性を吸収しないと良い政策ができない」との指摘だ。まさに「キジの2羽目、3羽目」(自民長老)だ。

人事断行まであと3週間余り。はたして「明快で適切な安倍人事」で態勢立て直しができるのか。帰国した首相を待ち受けるのが「暑く寝苦しい夜」であることだけは間違いない。

2287チバQ:2017/07/13(木) 18:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170713k0000m010116000c.html
<自民党>閣外か残留か 岸田氏去就に注目

07月12日 21:54

岸田文雄外相=国会内で、川田雅浩撮影

(毎日新聞)

 ◇当の岸田氏は明確な言質を与えず、周囲やきもき

 8月初旬の内閣改造・自民党役員人事に向け、岸田文雄外相の去就が注目を集めている。自身が会長を務める岸田派は「ポスト安倍」をにらんで党の要職に転出するよう促す一方、首相官邸サイドでは閣内残留を求める声が強まる。岸田氏が閣外に去った場合、来年の党総裁選に出馬する可能性が高まるが、当の岸田氏は明確な言質を与えず、周囲をやきもきさせている。【高橋恵子、加藤明子】

 「存在感を高める大きな効果がある。便乗したい」。岸田氏は12日、外務省で面会したタレントのピコ太郎さんにこう語った。ピコ太郎さんは国連の「持続可能な開発目標」をPRするため、世界的な流行曲「ペンパイナッポーアッポーペン」の替え歌を公開中。しきりに「存在感」と繰り返した岸田氏の姿は今の政権での立場とダブった。

 岸田氏は2012年末の第2次安倍内閣の発足から外相を務め、在任期間は戦後歴代2位。一方、閣内不一致を懸念してリベラル色の強い持論を封印し続け、岸田派内では存在感の乏しさに不満が募っていた。

 だが、加計学園問題や東京都議選の惨敗で「安倍1強」が揺らぐ中、岸田氏は経済政策や憲法改正を巡る独自見解を相次いで発信。4日の講演では「格差といった負の側面に対応するのが重要」などとアベノミクスの是正を訴えた。安倍晋三首相が意欲を示す「自衛隊」明記の改憲についても、6月28日に「9条改正は今は考えない」と一線を画した。

 都議選後、「これで改憲はなくなったかもしれない」「自衛隊の表現だけの話だから」と岸田派議員が言葉を交わす場面もあり、首相の求心力低下は同派にも及んでいる。その中で領袖(りょうしゅう)の岸田氏がいよいよポスト安倍を意識し始めた、と期待する派内では「党の要職で総裁選へ力を蓄えてほしい」(幹部)と望む声が強い。

 岸田氏自身も周囲に「閣外に出たい」と漏らし、来週には、香川県で同派直系の大平正芳元首相の墓参りを予定。派閥の機運は高まりつつある。

 ただ、閣僚続投を断れば、首相の報復を受けて党の役職にも就けない可能性がある。また岸田氏は打診されたポストを断ったことがなく、公の場では「人事は首相が行うもの」と建前に終始。周囲に「続投を要請されたらその時はその時」とも語るなど、態度は煮え切らない。

 一方、同じ「ポスト安倍」の石破茂元幹事長が無役のまま存在感を高めており、派内には焦りの色もある。

 ◇首相官邸には岸田外相の続投論

 首相官邸では岸田文雄外相の続投を求める声が出始めている。安倍晋三首相の求心力低下に歯止めがかからない中、岸田氏が閣外で「ポスト安倍」として距離を置く姿勢を強めれば政権へのダメージになりかねず、閣内にとどめて動きを封じたいという思惑もにじむ。

 首相は9日、「骨格をころころ代えるべきではない」と麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の続投を明言。これになぞらえ、ある官邸関係者は「外相も政権の骨格だ」と指摘し、岸田氏の留任が必要との考えを示した。政府高官も「閣内にいさせるほうがいい」と語った。

 第2次安倍内閣発足以降、岸田氏は極力独自色を抑えて「安倍外交」を支え続けた。2015年末の慰安婦問題に関する日韓合意を主導するなど実績も上げており、政権内では「忠実な実務者」(外交筋)と高く評価されている。【田中裕之】

2288チバQ:2017/07/13(木) 20:40:28
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707130014.html
二階氏、人事の「秘密」握り影響力増大? “政高党低”からもの言う党の復権
17:05夕刊フジ

二階氏、人事の「秘密」握り影響力増大? “政高党低”からもの言う党の復権
存在感を放つ二階氏
(夕刊フジ)
 自民党の二階俊博幹事長が「夏の政局」で存在感を発揮している。東京都議選で同党は歴史的惨敗を喫したが、二階氏は「安倍晋三首相支持」をいち早く表明し、流れをつくった。一方で、大勝した地域政党「都民ファーストの会」率いる小池百合子都知事との太いパイプも印象付けている。「最後の党人派大物」として党内外の不平不満を抑えながら、「安倍一強」と言われた“政高党低”状態から、もの言う党の復権を目指すのか。

 「(内閣支持率の急落は)東京都議選の延長線にある。多少のことはやむを得ない。信頼回復に全力を尽くす」「党勢回復にマジックはない。しっかりやりますから、ご心配なく」

 二階氏は11日の記者会見で、こう語った。独特の威圧感があった。

 都議選大敗後の4日午前11時、二階氏は派閥の緊急会合を開いた。重鎮の1人から「これが衆院選だったら、国政の土台が大きく揺らいでいた。官邸は危機感を持っているのかッ!」などと厳しい意見が出た。こうした声に耳を傾けながら、二階氏は最後に「今後とも安倍首相を支持していく」という派閥の方針を取りまとめた。

 二階氏はそのまま官邸に乗り込み、安倍首相と1時間、菅義偉官房長官と10分間会談した。具体的に何が話されたのか、内容は漏れていない。

 ただ、二階氏に近い国会議員は「局面転換のための、内閣改造・党役員人事の中身について、相当突っ込んだ話をしたはずだ」「当然、自身の続投についても安倍首相の了承を取ったはずだ」といい、こう明かした。

 「二階氏は、都議選投開票日の2日夜、東京・四谷の超高級フランス料理店『オテル・ドゥ・ミクニ』で、安倍首相と麻生太郎副総理兼財務相、菅氏、甘利明前経済再生担当相が会食したことに、強い不快感を持っていた。あの威圧感で抗議した可能性もある」

 それを裏付けるのか、安倍首相は欧州歴訪中の9日夜、同行記者団に、次のように語った。

 「来月早々に断行し、人心を一新する考えだ。結果を出すことができたのは、継続性と安定感だ。『骨格』はコロコロ替えるべきではない」

 麻生氏と菅氏、二階氏を留任させる意向を明らかにしたものだ。

 二階氏は、和歌山県議を経て、1983年に衆院議員に初当選した。田中角栄元首相の薫陶を受けるが、93年に小沢一郎氏とともに自民党を離党した。新生党、新進党、自由党と小沢氏と行動をともにするが、その後、決別。保守党を経て、2003年に自民党に復党した。

 この間、運輸政務次官や運輸相、経産相、自民党総務会長などを歴任し、昨年8月に自民党幹事長に抜擢(ばってき)された。党内外だけでなく、海外にも広がる幅広い人脈を駆使した抜群の調整力のため、かつての野中広務氏に匹敵する「最後の党人派大物」と呼ばれている。

 これまで、二階氏の“政局千里眼”は冴えていた。

 来秋の党総裁選について、「安倍首相の3選支持」を真っ先に打ち出し、党規約を改定した。安全保障関連法や消費増税延期の際も、いの一番に「首相支持」を表明し、党内の流れを決めた。安倍首相との距離が縮まるにつれ、二階氏率いる二階派(志帥会、43人)の勢力は拡大した。

 現在、都議選ショックと、内閣支持率の急落は、解散権と党の公認権を一手に握ってきた安倍首相の「一強体制」を揺さぶっている。

 事態を打開するには手荒い外科手術(=大幅な内閣改造・党役員人事など)が必要だが、それにはショックも伴う。永田町関係者は「安倍首相は、波乱が予想される党内外の抑え、クッション役を二階氏に期待したのだろう」と話した。

 冒頭の「しっかりやりますから、ご心配なく」という発言は、「党内はご心配なく。任せておけ」という、二階氏の宣言にも聞こえる。

 都議選で、自民党を打ち負かした小池氏も“二階人脈”に連なる1人だ。新進党、自由党、保守党で同じ釜のメシを食い、小池氏の自民党入りを後押しした。2020年東京五輪・パラリンピックの成功や、築地市場の移転問題でも、「官邸-自民党-都庁」のパイプ役が期待されている。

2289チバQ:2017/07/13(木) 20:41:22
 二階氏は今後、どんな存在になるのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「今回の内閣改造・党人事の最大の焦点は『幹事長人事』だった」といい、続けた。

 「絶大な権力を持つ自民党幹事長のイスを、菅氏や甘利氏、岸田文雄外相も狙っていた。二階氏は4日に官邸に乗り込んだ際、安倍首相から留任を取り付けたうえで、憲法改正に必要な人事についても話し合った可能性がある。人事に関する“秘密”を握ったとすれば、二階氏の影響力はこれまで以上に増す。安倍首相は、二階氏と歩調を合わせることで、苦境を打開する方法を探ろうとしているのではないか。これは、官邸主導から、党主導に移行する過程かもしれない」

2290チバQ:2017/07/13(木) 20:41:51
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707120014.html
平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」
07月12日 17:05夕刊フジ

平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」
石破―額賀派大連合は清和会の〝天下〟を覆せるのか
(夕刊フジ)
 自民党の東京都議選での歴史的惨敗と、安倍晋三内閣の支持率急落を受け、石破茂元幹事長の言動が注目されている。メディアで連日、激しい政権批判を展開しているのだ。こうしたなか、石破派(水月会)と、額賀派(平成研究会)による「大連合構想」がささやかれはじめた。平成研の一部に、石破氏を担ごうという動きがあるという。平成研の源流は「今太閤」と呼ばれた田中角栄元首相にさかのぼる。一方、安倍首相の出身派閥、細田派(清和政策研究会)は、田中氏の宿敵、福田赳夫元首相が創設した。平成版「角福戦争」に発展するのか。 

 「(内閣支持率は)自然現象で下がったのではない。理由があるから下がっている」「(安倍首相らの)立ち居振る舞いが国民の共感を呼ばなかったなど、要素はいろんなものがある」

 石破氏は10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、こう政権批判を展開した。

 永田町的には「後ろから鉄砲撃つ」ような発言だが、石破氏は都議選(2日投開票)中から突出していた。

 6日の石破派の会合では、「都議会の責任というより、自民党に対する反感があった」「要は『誰の方を向いて仕事しているのか』『本当に国民、都民の方を向いてやっているのか』だ」「言うべきことを言うべき時に言うか、言わないか。『キジも鳴かずば撃たれまい』と言っていると、みんな一緒に運命をともにし、日本がつぶれてしまう」とも述べた。

 自民党はいま、「政局の夏」を迎えている。これまで党内では、国政選挙で4連勝し、衆院の解散権と党の公認権という絶大な力を握る安倍首相への批判・不満は出にくいムードがあった。

 だが、都議選惨敗と内閣支持率急落は、安倍首相と近い人物の疑惑や、細田派出身の閣僚や議員の失言・暴言が直撃したものだ。党内からは「安倍一強」による「おごり」「ゆるみ」への猛烈な批判が出始めている。

 前出の派閥会合でも、石破氏の発言に、所属する議員からは賛同する声が多く上がったという。

 石破派と額賀派の「大連合構想」は、こうした背景で浮上した。

 永田町関係者は「小渕恵三元首相以降、平成研は総理・総裁を輩出していない。そこで、参院を中心に『石破氏を担いではどうか』という意見が出ている。この動きに、今も派内に影響力を持つ青木幹雄元参院幹事長が理解を示している。青木氏は、石破氏を高く評価している。青木氏の息のかかった参院から、一気に機運が盛り上がる可能性がある」と語った。

 前身の田中派以来、「鉄の団結」を誇り、自民党最大派閥として権勢をふるった額賀派だが、2007年に第2派閥に転落した。4日には麻生氏率いる「新麻生派」の結成で、第3派閥にまで落ち込んだ。

 額賀派には「将来の女性総理候補」としての小渕優子元経産相がいたが、14年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任した。それ以降、同派には明確な「ポスト安倍」候補はいない。

 安倍首相は国民に「反省の姿勢」を示し、悲願の憲法改正を成し遂げるために、8月初旬に内閣改造・党幹部人事に踏み切る意向を固めた。

 麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官という「政権の柱」は留任させながらも、「お友達」と揶揄(やゆ)された稲田朋美防衛相、塩崎恭久厚労相らは交代となる見通しだ。岸田文雄外相は党要職で起用し、後任の外相には、茂木敏充政調会長の抜擢(ばってき)が有力視されている。

 実は、茂木氏は平成研の幹部の1人である。これまで、経産相や金融担当相、政調会長を歴任しており、次に外相を務めれば「ポスト安倍」候補となるはずだ。

2291チバQ:2017/07/13(木) 20:42:05
 だが、前出の永田町関係者は「茂木氏は頭脳明晰(めいせき)で政策にも精通し、安倍首相との関係もいい。だが、人望面でやや欠ける。自身は額賀福志郎会長から派閥を受け継ぎ、派閥をまとめたいと願っているようだが、派内には強烈な『茂木アレルギー』がある」と語った。

 石破派と額賀派の大連合の根底には、こうした派内事情もある。

 平成研の「事実上のオーナー」は現在でも青木氏で、「石破氏も、議員を引退した青木氏を大切にしている」(別の永田町関係者)という。

 昨年夏の参院選では、石破氏は「鳥取・島根合区」で、青木氏の長男である一彦氏を全力で応援した。お互いの利害は一致しているのだ。

 大連合の可能性はどのくらいあるのか。

 永田町関係者は「派閥の現状打開のために、『石破氏を担ぐべきだ』という意見はあるが、離党経験があり、何度も派閥を変えた石破氏を『アイツは裏切り者だ』と唾棄する議員も多い。ただ、派内には、小泉純一郎元首相ら清和会による『平成研潰し』を恨みに思っている面々もいる。大連合は、清和会の天下に終止符を打つチャンスだ。憲法改正論議が大詰めを迎えるなか、『ハト派の平成研』と『タカ派の清和会』という対立構図も描ける。国民にも意義のあることだ」と語っている。

2292チバQ:2017/07/16(日) 18:48:55
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-180716.html

「安倍vs岸田」は禅譲か挑戦か、それが問題だ 保守本流のプリンスは、どのように動くのか

07月15日 06:00

「安倍vs岸田」は禅譲か挑戦か、それが問題だ

(東洋経済オンライン)

安倍晋三首相が8月3日に断行する予定の自民党役員・内閣改造人事の焦点の一つが岸田文雄外相の去就だ。

岸田氏は老舗派閥「宏池会(岸田派)」の領袖で、故吉田茂元首相が戦後政治で築いた「保守本流」のプリンスという立場だ。同氏は戦後歴代2位となる4年半を超える外相在任で、同じ1957年生まれの石破茂前地方創生相と並び立つ「ポスト安倍」の最有力候補と目されている。だからこそ、首相が今回の人事で岸田氏をどう処遇しようとするのか、同氏がそれにどう対応するのかが、来年9月の自民党総裁選とも絡んで永田町の注目を集めるわけだ。

今年4月19日に都内のホテルで開催された宏池会60周年記念パーティで「安倍時代もいつかは終わり、後がめぐってくる。その時に何をなすべきなのか…」と控え目な表現でポスト安倍への意欲を語った岸田氏。ここにきて宏池会独自の政策をアピールするなど「政権獲り」の姿勢も見せ始めている。

現時点での最大のポイントはやはり、1強首相に対する間合いの取り方だ。首相に付き従ったまま「禅譲」を期待するか、たもとを分かって「挑戦」するかの、どちらを選択するかということだ。7月13日の首相との会談で「安倍政権支持」を改めて伝えた岸田氏だが、ここにきて経済政策や憲法9条見直しなどであえて首相との立場の違いも鮮明にし、政治手法でも苦言を呈するなど"安倍離れ"の姿勢もにじませている。外相留任か、党3役への横滑りか、それとも無役となるのか。8月人事を前に、頂点を目指すための「岸田戦略」が問われている。

首相と同期の仲良しで"露払い役"に徹してきた

岸田氏は2012年暮れの第2次安倍政権発足時に外相に起用されてから現在まで、一貫して「安倍外交」の下支え役を務めてきた。麻生副総理兼財務相、菅義偉官房長官と並ぶ文字通りの「内閣の骨格」だ。

岸田氏は初当選(1993年)が首相と同期の当選8回。両氏は同じ中国地方(広島と山口)が選挙区で、3代目の世襲政治家という共通点もあって「初当選以来の親しい友人」(首相周辺)でもある。首相再登板時の人事で岸田氏は当初、党政調会長か経済産業相に意欲を示していたが、首相はあえて外相に起用した。「首相はタカ派、岸田氏はハト派の代表格」との党内評のように政治信条は異なるが、首相にとって「忠実に言うことを聞いてくれる気心の知れた人物だったことが理由」(側近)とされる。

それもあってか、岸田氏は外相としてでしゃばることを控え、首相の「地球儀俯瞰外交」の"露払い役"に徹してきた。その間、ポスト安倍への決意を問われても、必ず「もし安倍さんの終わりが来れば…」との前提を付け、来年9月の次期自民党総裁選に首相が出馬すれば首相支持に回る意向を示してきた。4月の宏池会パーティでも、岸田氏の発言を受けて登壇した首相が「もうしばらく我慢して、安倍政権を支えていただきたい」と会場の笑いを誘うと、岸田氏が苦笑しながらうなずく場面もあった。

しかし、前通常国会会期末の「共謀罪」法成立をめぐる強引な手法について6月下旬には「政権は何をやったかではなく、どうやったかだ」と首相批判ともとれる発言をして周囲を驚かせた。さらに7月4日に岸田派が主催した政策シンポジウムでは「今の経済政策における格差といった負の側面に適切に対応することが重要だ」と指摘し、宏池会創設者の故池田勇人元首相の経済政策を引き合いに現在のアベノミクス政策の修正の必要性を強調。併せて政権運営についても「大事なのは忍耐とか謙虚さ」と指摘した。

首相が5月に提起した憲法9条での自衛隊明文化についても「今は9条改正は考えていない」と一線を画す姿勢を示しており、党内ではこうした一連の言動を「来年の総裁選出馬への布石」(細田派幹部)と見る向きも少なくない。

2293チバQ:2017/07/16(日) 18:50:07
華麗な政治家一族だが「戦闘力不足」との声も

岸田氏の父親の故文武氏は通産省(現経済産業省)出身で、長く自民党経理局長を務めた「温厚篤実」な政治家だが1992年に入閣目前で死去した。跡を継いだ銀行マン出身の岸田氏も「真面目で誠実、党内にも敵がいない」ところは親子共通だ。故宮澤喜一元首相とも姻戚関係にあり、同じ広島が選挙区の宮澤洋一党税調会長(参院議員)は従兄弟という政治家一族の一員。宮沢家を中心とする「いとこ会」のメンバーは「子供の頃から従妹達の面倒を見る『優しい文雄ちゃん』だった」(1歳下の従妹)と証言する。

こうした岸田氏生来の「誠実さと優しさ」が党内での「いい人」評につながるが、永田町では「戦闘力不足」との批判も招く。さらに党内では「政治資金集めが不得意で、派閥若手への資金援助は派閥名誉会長の古賀誠元幹事長に頼っている」(岸田氏周辺)との指摘もある。

加えて外相として世界を飛び回ることを余儀なくされた結果、総裁選を意識しての地方回りはほとんどできていない。地方創生相として全国各地に足を伸ばして「地方の隅々まで知った」石破氏とは対照的だ。地元広島以外の地域では「岸田さんってどんな人?」との声が多く、「首相候補」としての知名度不足は否めない。

華麗な政治家一族だが「戦闘力不足」との声も

岸田氏の父親の故文武氏は通産省(現経済産業省)出身で、長く自民党経理局長を務めた「温厚篤実」な政治家だが1992年に入閣目前で死去した。跡を継いだ銀行マン出身の岸田氏も「真面目で誠実、党内にも敵がいない」ところは親子共通だ。故宮澤喜一元首相とも姻戚関係にあり、同じ広島が選挙区の宮澤洋一党税調会長(参院議員)は従兄弟という政治家一族の一員。宮沢家を中心とする「いとこ会」のメンバーは「子供の頃から従妹達の面倒を見る『優しい文雄ちゃん』だった」(1歳下の従妹)と証言する。

こうした岸田氏生来の「誠実さと優しさ」が党内での「いい人」評につながるが、永田町では「戦闘力不足」との批判も招く。さらに党内では「政治資金集めが不得意で、派閥若手への資金援助は派閥名誉会長の古賀誠元幹事長に頼っている」(岸田氏周辺)との指摘もある。

加えて外相として世界を飛び回ることを余儀なくされた結果、総裁選を意識しての地方回りはほとんどできていない。地方創生相として全国各地に足を伸ばして「地方の隅々まで知った」石破氏とは対照的だ。地元広島以外の地域では「岸田さんってどんな人?」との声が多く、「首相候補」としての知名度不足は否めない。

2294チバQ:2017/07/16(日) 18:50:40
都議選直後の7月3日に旧山東派や谷垣グループの一部を取り込んだ党内第2派閥「志公会」(衆参59)の領袖となった麻生氏はかねてから岸田派も含めた「大宏池会構想」を温めている。「党内の2大勢力による切磋琢磨」(麻生氏)が狙いとされ、麻生氏側近はすでに「実現すれば麻生会長・岸田総裁候補」という具体案を岸田氏に提示したという。

これに対し岸田氏サイドは「麻生氏がキングメーカーを狙っているのは明らか。甘い誘いだが簡単には乗れない」(側近)と慎重だ。岸田氏自身も「派閥合体による数の勝負よりも、他派との連携を重視する」との基本姿勢を変えていない。

「大宏池会」より「大角連合の夢をもう一度」

宏池会の歴史を振り返れば、故大平正芳元首相は故田中角栄元首相との強い信頼関係に基づく「大角連合」で総理総裁の座を勝ち取った。当時の田中派を継承する額賀派は岸田派と同じビルに事務所を置き、両派中堅幹部の交流も盛んだ。どちらも「自民党の保守本流派閥」を自認しており、首相を筆頭とする党内タカ派とは一線を画している。もちろん「当時とは時代が違う」(党長老)との見方もあるが、岸田派内には「大角連合の夢をもう一度」(ベテラン議員)という声は少なくない。

7月29日に還暦を迎える岸田氏はその1週間前の22日に香川県に出向き、故大平元首相の墓参りを計画している。池田内閣の「寛容と忍耐」「正姿勢より低姿勢」というキャッチフレーズをつくった故大平氏が好んで引用したのが「国を治むるは小鮮を烹(い)るが若し」という格言。「小鮮」とは、小魚のことで「小魚を煮るときは、やたら突いたり、かき回したりしてはならない。 政治の要領もこれと同じで、できるだけ政府による上からの介入を控えるべきだ」 という意味で、現在の安倍政権の政治手法とは対照的だ。

岸田氏が墓前で何を誓い、その後の8月人事にどう対応するのか。「一年後のことなど、誰にも分からない」と苦笑する岸田氏だが、これからの半月余の行動が「岸田政権」実現の可否につながることは間違いなさそうだ。

2295チバQ:2017/07/16(日) 19:22:07
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017071400011.html
不倫で自民党離党の中川俊直衆院議員「お詫び&再起パーティー」で大ブーイング

07月14日 10:54

中川俊直 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

 愛人との不倫トラブルで警察沙汰となり、経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆院議員が、8月23日に都内のホテルで2万円の会費をとって「お詫びと再起の会」と題した政治資金パーティーを開くという。



 本誌が入手した案内状には中川氏のサインの入ったお詫び文も添えられていて「深く深く反省し、心よりお詫び申し上げます」「過去を変える事はできませんが、未来と自分は変えられる」などと書かれている。

 パーティー会場は東京都千代田区のホテルニューオータニの「鳳凰の間」。開始は午前8時で「中川俊直モーニングセミナー」と題されている。

 案内状には<なお当日は、経済学者、政策工房会長の高橋洋一先生(元財務官僚)が応援に駆けつけてくださります>とも記されていた。会の開催が決まった経緯を中川事務所に取材すると、こう回答した。

「世話人有志より、お詫びと再起の会を開催したらどうかという申し入れがあり、中川俊直代議士よりも皆さまに直接、心からのお詫びと再起のお気持ちをお伝えしたいとの事で、開催されることとなりました。現在、体調も回復しています」

 8月上旬ごろまでに広島でも中川俊直後援会の集会を開催する予定だという。

 中川議員は、秘書に対して「このハゲーーー!」と怒鳴るなど、暴言・暴行疑惑が発覚した豊田真由子衆院議員と同じ2012年衆院選当選組。しかも2人とも総裁派閥・細田派に属していたが、離党。自民党では2人以外にも不祥事が相次いだことから“魔の2回生”と呼んでいる。細田派の先輩衆院議員がこうぼやく。

「不倫問題で離党した後でも、2万円とって大パーティをしようというのだから、客を呼ぶ自信があるんでしょうね。お父さま(中川秀直元自民党幹事長)のお力もあるからね。中川、豊田、稲田(朋美防衛相)、萩生田(光一副官房長官)、下村(博文前東京都連会長)など戦犯だらけの細田派は次の内閣改造で猟官運動は自粛。細田(博之)会長が派閥総会で『どんな役職についても次の選挙は厳しいから』と皆に言い聞かせていました」

 戦犯の1人、中川議員は不倫問題以降、公の場での記者会見を一度も開いていない。

「そんな中で政治資金パーティーを計画するとは、いい度胸だ。さすが“魔の2回生”。しかもなぜ、高橋洋一さんが講師なのか…。それも憶測を呼びそう…」(自民党関係者)

 こんな批判に対し、中川事務所は「今後の出処進退を含めて協議の後、本人より直接、報道各社様にお話しさせていただく予定です。(略)マスコミ取材は6月22日の帰広した際に約20分、地元新聞中国新聞に約40分、丁寧に応じております」と言うのだが…。(本誌・小泉耕平、西岡千史)


※週刊朝日 オンライン限定記事

2296チバQ:2017/07/17(月) 10:19:36
http://www.sankei.com/politics/news/170716/plt1707160010-n1.html
2017.7.16 15:30

村上誠一郎元行革相がまたもや首相批判 「人事はお友達か、同じ思想か、イエスマンの3つ」

 自民党の村上誠一郎元行政改革担当相は16日のフジテレビ系「新報道2001」で、安倍晋三首相の人事について「『お友達』か、同じ思想を持っている人か、イエスマンかの3つのパターンだ」と批判した。8月3日に予定している内閣改造・自民党役員人事について「違う考え方の人を入れなければ、自民党の政治の幅ができない」と強調した。

 自身が入閣を打診された場合については「自分の受け持ったところに対して、自分の考え方などがある。それを聞いてもらえなければ、なっても意味がない」と述べた。

 鴨下一郎元環境相は同じ番組で、入閣の可能性について「私はあり得ないだろう」と答えた。その上で「ある程度距離がある人たちを入れることは安倍内閣の政策の転換につながる。そのための合意形成を任命権者が努力すべきだ。努力をしている姿は『安倍さんは変わった』という評価になる」と述べた。

2297チバQ:2017/07/18(火) 15:16:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707180002.html
【政界徒然草】竹下登元首相の志を継ぐのは誰だ 額賀派「名門復活」への総裁候補に絞られた3人のウィークポイント
01:04産経新聞

【政界徒然草】竹下登元首相の志を継ぐのは誰だ 額賀派「名門復活」への総裁候補に絞られた3人のウィークポイント
(産経新聞)
 自民党額賀派(55人、平成研究会)は7月4日、竹下登元首相(1924〜2000)が竹下派(経世会)として旗揚げしてから30周年の節目を迎えた。かつては最大派閥として政権運営で絶大な影響力を発揮したが、現在の額賀派は他派閥の再編の動きに取り残され、党内第3派閥に転落した。「名門復活」に向け総裁候補の擁立を期待する声も強まっているが、今のところ候補になり得るのは3人。ただ、いずれも決め手に欠け、衆目一致する候補はいないのが実情だ。

 JR出雲市駅(島根県出雲市)から車で約1時間。トンネルをいくつもくぐった先の山深い集落に、竹下元首相の生家の造り酒屋がある。裏手の急な石段を130段あまり登った高台には墓があり、竹下元首相は生前、ここから山間の景色を見渡し、生涯の政治テーマ「ふるさと創生」を誓ったという。

 7月8日、額賀派の約30人が創設30周年を機にこの地を訪ね、墓参りをした。首相任命状が飾られる生家や、近くに建つ銅像も訪問した。

 消費税導入や地方活性化に取り組み、日本政治史に名を残す竹下登氏の原点に触れた一行は、名門派閥の重みを改めて実感したに違いない。参加者からは「反省」の言葉が相次いだ。

 額賀派会長の額賀福志郎元財務相(73)は「竹下元首相に薫陶を受けたが、十分に国家や先輩たちに恩返しをできないままでいることを自戒する」と述べ、竹下元首相の弟の竹下亘国対委員長(70)は「兄は『お前ら何やっているんだ』という思いを持っているのではないか」と語った。

 額賀派は竹下派や小渕派の時代、竹下登(首相在任:昭和62〜平成元年)、橋本龍太郎(同:平成8〜10年)、小渕恵三(同:10〜12年)の3首相を輩出した。他派閥出身の首相時代も数の力と結束力を背景に人事や政策決定、国会運営を牛耳った。「経世会にあらずんば自民党にあらず」とまで言われたほどだ。

 しかし、「反経世会」の急先鋒だった小泉純一郎氏(75)が首相に就任した平成13年に暗転した。以降、総裁選ではまともに戦えていない。15年に藤井孝男元運輸相(74)、20年には石破茂前地方創生担当相(60、後に額賀派を離脱し、石破派を旗揚げ)が同派から総裁選に出馬したが、いずれも所属議員が一枚岩になれずに大敗した。額賀氏も出馬を模索したが、派内で反対されて断念した経験がある。

 一方、かつて覇権を争ったライバルの細田派(清和政策研究会、96人)は、森喜朗(80)、小泉純一郎、福田康夫(81)、安倍晋三(62)の4首相を輩出。数の上でも17年に第1派閥に躍り出た。

 今年7月3日には麻生派が山東派などと新派閥(59人)を立ち上げて第2派閥となり、額賀派はついに第3派閥となった。

 また、額賀派より数の少ない派閥にも、岸田文雄外相(59、岸田派)や石破氏(石破派)のような派閥を挙げての総裁候補がいる。額賀派にはそれがいないのだ。

 「グループ(派閥)をもう1回活発にして、いい人材を育てていきたい」

 額賀氏は7月8日の墓参り後、記者団にこう述べたが、具体策は語らなかった。とはいえ、竹下元首相の志を継ぐ「総裁候補の候補」は、現実的には次の3人しか考えられないというのが多くの所属議員の認識だ。

 茂木敏充政調会長(61)、加藤勝信1億総活躍担当相(61)、小渕優子元経済産業相(43)-。3人とも他人にはない「強み」を持っている半面、弱点も抱えている。

2298チバQ:2017/07/18(火) 15:16:24


 茂木氏は額賀派で最も「頭脳明晰」な政治家だといわれる。安倍首相に重用され、24年12月の第2次安倍政権以降、経産相、党選対委員長、政調会長といった要職を歴任してきた。選対委員長時代の昨年7月に参院選で勝利を収め、政調会長としては天皇陛下の譲位に関する特例法や、働き方改革に関する党内議論を主導してきた。首相・総裁の座にも意欲があるようだ。

 しかし、「下の人間に厳しすぎる」(閣僚経験者)という評価がよく聞かれ、経歴の割に派閥内に仲間が少ない。そのため「茂木氏を首相に押し上げよう」という動きがなかなか起きない。額賀派の次期会長ポストも狙っているとされるが、「茂木氏が会長になれば脱退する人が出る」(中堅議員)と反対論が多い。

 ただ、8月3日に行われる予定の内閣改造では外相への抜擢が取り沙汰される。最近茂木氏と話した議員は「うれしそうにしていた」というが、額賀派にとっても「茂木外相」はプラスだろう。後輩議員のパーティーや国政選挙の応援の際、他派閥の領袖にも負けない「顔」になるからだ。若手・中堅に感謝され、人望を得られれば「総裁候補」の呼び声が高まるかもしれない。



 加藤氏は派閥の壁を超え、安倍首相を側近として支えてきた。

 第2次安倍政権発足とともに官房副長官に就任。元大蔵官僚らしい手堅さや政策立案能力が持ち味で、27年10月の内閣改造では、まだ当選5回ながら看板政策「1億総活躍」の担当相に抜擢された。その後、「働き方改革担当相」の肩書まで加わった。

 安倍首相に重用されるのは、義父である加藤六月元農相(1926〜2006)が安倍首相の父、晋太郎元外相(1924〜1991)の最側近だったことも背景にある。加藤氏の義母と安倍首相の母は大の仲良しでもあり、家族ぐるみの付き合いがある。

 こういった武器は一方で、「あまりにも安倍色が強すぎる」「額賀派というより安倍派」という見方につながっており、派閥内での存在感は今ひとつだ。派手な行動を好まず、知名度が低いのも総裁候補としては難点といえる。まだ当選5回とはいえ61歳ということもあり、本人も首相・総裁のポストに執着していないようだ。



 小渕優子氏は、小渕恵三元首相(1937〜2000)の次女で、将来の派閥会長、そして首相・総裁候補として帝王教育を受けてきた「プリンセス」だ。特に、恵三氏の盟友、青木幹雄元官房長官(83)は、22年の引退後も何かと気にかけてきた。

 20年9月、少子化担当相として戦後最年少の34歳で初入閣を果たし、26年9月には経産相に起用された。「女性初の首相」レースの最右翼として順調に権力の階段を駆け上がっていたが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 優子氏の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件が発覚し、26年10月に経産相を辞任したのだ。これで総裁レースで大きく後退した。

 有罪判決を受けた元秘書の執行猶予期間が終わっていないこともあり、経産相辞任以降、政府や党の要職にも就いていない。8月の内閣改造・党役員人事の後も無役が続く見通しだ。

 ただ、43歳とまだ若い。額賀派幹部は「再来年には謹慎が解ける。10年、15年先に向けて今はじっくり勉強するときだ」と語る。「小渕氏の復活までは総裁選で戦わないでもいい」という声さえ一部にはあるが、問題は本人の気力だという。

 「事件でマスコミにたたかれ、心が折れている。10年後、政争を勝ち抜いて首相の座を狙おうという気持ちを取り戻しているかどうか…」。小渕氏に近い自民党関係者はこう語る。

 額賀派が「ポスト安倍」の政局を勝ち抜き、再び政界の中心に返り咲くことができるか-。会長である額賀氏の政治力が問われるのは言うまでもない。(政治部 田中一世)

2299とはずがたり:2017/07/19(水) 19:45:04

高市総務相が離婚 国会議員夫妻「政治スタンスの違い」
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7M61ZPK7MUTFK01B.html
18:44朝日新聞

 「国会議員夫妻」として知られた自民党の山本拓(65)、高市早苗(56)両衆院議員は19日、離婚したと発表した。「ご報告」と題した資料を連名で出し、「互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれに信念を貫いて政策活動に没頭したいという結論に至った」と離婚理由を説明した。離婚の届け出は同日付。

 両氏は、新進党時代からの同僚議員。山本氏が自民党に復党後の2004年、当時落選していた高市氏と結婚した。山本氏はホームページに座右の銘として「バラバラでいっしょ?違いを認めて一緒に行動することが大事?」と記しているが、「政治的スタンスの違い」を理由に13年間の結婚生活に区切りを付けた形だ。

 高市氏は19日夕、首相官邸であった会合に出席後、記者団に離婚を問われ、「プライベートなことでございますので、ちょっと官邸のロビーでは……申し訳ございません」とうつむきがちに答えて去った。

 山本氏は衆院比例北陸信越選出、高市氏は奈良2区選出で、いずれも当選7回。(二階堂勇)

2300チバQ:2017/07/19(水) 19:56:09
http://www.sankei.com/politics/news/170719/plt1707190041-n1.html
2017.7.19 17:59

高市早苗総務相が山本拓衆院議員との離婚を発表

反応 プッシュ通知

反応


 高市早苗総務相は19日、自民党の山本拓衆院議員(比例北陸信越)と同日付で離婚したと書面で発表した。高市氏は同日、首相官邸で記者団に対し「プライベートなことなので」と述べるにとどめた。

 高市氏と山本氏は連名で「ご報告」と題し「本日付で、協議離婚の届け出を致しました」とのコメントを発表した。「平成16年に結婚しましてから、私生活面では円満に楽しく過ごしてまいりましたが、互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれに信念を貫いて政策活動に没頭したいという結論に至りました」と離婚の理由を説明した。

 さらに「今後も同僚国会議員として切磋琢磨(せっさたくま)しながら、しっかりと働いてまいりたい」と円満離婚を強調している。

 高市氏は平成16年9月、自身のブログで「43歳の私にも、やっと奇特な『引き取り手』が現れ、この度、結婚致しました」と報告。山本氏とのなれそめを紹介した上で「お互いの政治活動や政策構築を支え合いながら、頑張ってまいります」としていた。

2301とはずがたり:2017/07/19(水) 23:13:57
こいつもアウトだろう

不倫問題の中川俊直衆院議員 「おわびと再起の会」が中止に さっそくのカネ集めに批判
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707190043.html
19:24産経新聞

 不倫問題で経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆院議員(広島4区)が「おわびと再起の会」と題し、8月23日に都内のホテルで開く予定だった政治資金パーティーを中止することが19日、分かった。産経新聞の取材に対し、中川氏の事務所は理由について「大規模な資金集めのパーティーではないが、そのような誤解を与えた」と文書で回答した。

 パーティーは会費2万円だが、「謝罪も済んでいないのに、もう資金集めか」との批判が相次いでいた。後援会は今後、中川氏の出処進退を含めて協議する。

2302とはずがたり:2017/07/20(木) 15:48:03
無所属の会とかにも所属してた今は自民の広島の平口だが息子は俺が知ってるあの平口さん、当然かw、やった!!
ホムペでは長男(社会人)としか書いてないし何処の誰かは伏せとくけど調べれば引っかかる。ちなみにご本人だけど、選挙区継承して立候補する感じではないな。

2303チバQ:2017/07/21(金) 07:37:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000011-asahi-pol
岸田外相は続投へ 「ポスト安倍」候補、内閣改造の焦点
7/21(金) 5:04配信 朝日新聞デジタル
 安倍晋三首相は8月3日に行う予定の内閣改造で、岸田文雄外相を続投させる意向を固めた。第2次安倍内閣の発足時から外相を務める岸田氏の安定感を評価。「ポスト安倍」の有力候補とされる岸田氏が閣外に出れば、首相批判の受け皿になりかねないとの判断も働いたとみられる。

 複数の政権幹部が明らかにした。首相は20日夜、岸田氏と都内で会食し、続投の方針を伝達。岸田氏も7月に入って首相に「閣外に出るなと言われれば従う」との考えを伝えていた。

 自民党岸田派内には来年9月の党総裁選に備え、閣外に出て首相との対立軸を明確にした方がよいとの意見もあった。岸田氏も最近、周辺に「長くやったから外相はもう十分だ」と漏らし、処遇が内閣改造人事の焦点になっていた。

2304チバQ:2017/07/21(金) 07:38:09
http://www.asahi.com/articles/ASK7N56YVK7NUTFK00R.html?ref=yahoo
担当閣僚、不信上塗りのような発言連発 稲田氏・山本氏
相原亮 竹下由佳、根岸拓朗 南彰2017年7月21日02時51分
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稲田防衛相・山本地方創生相の発言

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 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題や加計(かけ)学園の獣医学部新設問題で、担当閣僚が不信を上塗りするかのような発言を連発している。「1強」を背景に進めてきた安倍晋三首相らの強気の姿勢が逆に反発を招く事態も目立ち、行き詰まり感が漂う。

 陸上自衛隊内で「廃棄した」とされた日報の電子データが見つかったにもかかわらず、非公表とされた問題。組織ぐるみで「隠蔽(いんぺい)工作」があったか調べる特別防衛監察の結果がほぼまとまってきた中、調査を指示した稲田朋美防衛相自身の関与が疑われる事態になった。

 「鋭意、なるべく早くということ」。20日午前、稲田氏は防衛省で記者団にこう述べ、公表を急いでいると強調した。しかし、実際は迷走気味だ。

 首相官邸は19日、防衛省に対して監察結果を21日に公表するよう指示。週明けの24、25両日に衆参予算委員会の閉会中審査が開催されることになり、日報問題が取り上げられるのが必至の情勢になったため、「予算委前に公表して議論してもらう」(官邸幹部)という判断だった。

 ただ、監察対象外だった稲田氏の関与が焦点になり、菅義偉官房長官は20日、稲田氏を「協力」という体裁で調査対象に加える方針を表明。「週内の公表は間に合わない」(防衛省幹部)と悲鳴が上がる状況になった。

 予算委を前に、稲田氏のこれまでの対応のほころびは、繕いようがなくなりつつある。

 稲田氏は3月、特別防衛監察を…

2305チバQ:2017/07/21(金) 10:25:18
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170721-00000010-pseven-soci

自民党「魔の2回生」 料亭女将とタワマン不倫をスクープ撮


7/21(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン







自民党「魔の2回生」 料亭女将とタワマン不倫をスクープ撮


Sさん(左)と藤丸議員は仲睦まじく夜道を散歩


 自民党「魔の2回生」に新たな“失格議員”がデビューした。岸田派名誉会長・古賀誠氏の元公設第一秘書で、地盤(福岡7区)を継いだ藤丸敏・代議士(57)である。
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 不倫、金銭トラブル、重婚、暴言パワハラなど安倍政権にダメージを与え続ける2回生において、“若手”議員らしからぬいぶし銀のスキャンダルは異彩を放つ。
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 気象庁が福岡県の筑後・筑豊地方の16市町村に「甚大な被害の危険が差し迫っている」と大雨特別警報を発令したのは7月5日午後5時51分だった。
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 その夜8時頃、東京・永田町の高級料理店から20人ほどの団体と一緒に出てきた藤丸氏は、地元の八女市にも特別警報が出されたことを知ってか知らずか、千鳥足でタクシーを拾った。
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 向かった先は江東区の地下鉄・清澄白河駅近く。車内でズボンのベルトを緩めていたらしく、車を降りると赤ら顔でズボンをずり上げてチャックを閉める。その視線の先には、白いチワワを連れた秋吉久美子似の女性が出迎えていた。
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 愛人のSさんだ。彼女は藤丸氏から上着と紙袋を受け取り、代わりに犬のリードを渡すと、2人は10分ほど散歩した後、一緒に32階建ての超高層マンションに入っていった。地元で災害が起きていたときに愛人と仲良く犬の散歩をしていた藤丸氏とは、どんな人物なのか。
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 古賀氏が引退した2012年末の総選挙で初当選。長らく超大物議員の秘書を務めていただけあり、「2回生のなかでは親分的存在」(自民党秘書)。良くも悪くも政治家としての“振る舞い”にも慣れを感じさせる。
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「古賀先生は自民党道路族のドンとして公共事業に強い影響力を持っていた。藤丸さんはその金庫番秘書を長く務めただけあって公共事業に関心が強い。
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 秘書時代から私生活も派手。クルーザーやセスナ、クラシックカーまで持っていて羽振りがいいことでも知られていました。奥さんとは長く別居状態で、清澄白河の億ションに愛人と住んでいる。Sさんは老舗料亭の女将をしていたと聞いています」(地元政界関係者)


 藤丸氏の“富豪ぶり”はその資産を見てもわかる。まず2001年に千葉県浦安市の15階建てマンション(約116平米)を新築で購入。登記簿謄本によると売買代金は5231万円でそのうち4750万円を金融機関から借り入れたが4年後の2005年4月にはローンを完済し、同じ時期(2005年2月)に清澄白河の新築マンション(約93平米)を購入している。こちらは藤丸氏と両親の3人の名義だが、抵当権は付いていないのでキャッシュで買ったと思われる。現在の相場は「中古で8000万円は下らない」(地元不動産業者)という。
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 さらに2008年には江東区・豊洲の53階建て超高層マンションの50階の部屋(約81平米)をやはり新築で購入。謄本からは6270万円のローンを組んでいるようだと推測される。公設第一秘書の給料は「最高でも年収1028万円」(衆議院事務局)とされているから、給与以外にかなりの資産を持っていたのだろう。
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 もっとも現在、藤丸氏が資産公開法に基づいて報告している資産は豊洲のマンションしかない。初当選からわずか3か月後の同じ日に浦安のマンションを夫人に、清澄白河のマンション(本人持ち分)をSさんに贈与していたのである。
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 藤丸氏に愛人関係について聞くと、「不徳の致すところです」、そう前置きした上で、緊張した面持ちで語った。
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「離婚が成立すれば結婚するつもりです。妻とは17年前に離婚を前提とした別居に至りました。7年前、子供たちが成人したのを機に正式に離婚したいと申し入れたのですが、私が選挙に出ることが決まると妻は“やっぱり離婚しない!”と言い出して協議が進んでいない状態です。Sさんとは、妻との別居後に知り合ったから離婚の原因でないことは理解していただきたい」
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 離婚したい夫としたくない妻……まさに“永田町の船越英一郎”である。
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 Sさんは料亭の女将というよりは小料理屋の女店主という“説明”もあったが、公職たる政治家としての問題はそこではない。
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※週刊ポスト2017年8月4日号

2306チバQ:2017/07/21(金) 10:27:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000017-asahi-pol

岸田外相、本音封じ首相要請受ける 派閥冷遇を懸念も


7/21(金) 8:52配信

朝日新聞デジタル







岸田外相、本音封じ首相要請受ける 派閥冷遇を懸念も



 来月3日に行う予定の内閣改造で最大の焦点だった岸田文雄外相の留任が固まった。本音では閣外で力を蓄えたかった岸田氏だが、安倍晋三首相の要請に応じた。石破茂氏や野田聖子氏ら「ポスト安倍」候補の一角の処遇が定まり、今後の政権運営や来年の党総裁選を占う人事が本格化する。


 内閣改造まで2週間。岸田氏は20日夜、東京都内のホテルで安倍首相と2人で会い、外相留任の打診を受け入れた。

 第2次安倍内閣発足時から4年半以上も外相を務める岸田氏。周囲には「長くやったから外相はもう十分だ」と漏らしていた。5月に安倍首相が憲法9条の改正をぶち上げて以降も、「今すぐに改正することは考えない」と異論を唱えた。アベノミクス修正の必要性にも言及するなど、徐々に独自色を強めつつあった。

 だが、首相にとっては岸田氏を閣内に封じ込めるのが基本戦略。内閣支持率の低下や東京都議選の惨敗で首相の求心力が落ちる中で、首相の求めを振り切って留任を断り、閣外に出ることになれば、党内は一気に流動化しかねない。このため、官邸幹部は早い段階から「外相は首相が言う『骨格』だ」と留任との見方を示していた。

 そうした空気を感じてか岸田氏も最近は、政権を支える発信を続けていた。20日昼の岸田派会合では、「昨今の内閣支持率のデータなど、自民党に対する厳しい声も聞こえるが、何かこれをすれば状況が変わる妙案はあるはずもない」と政権の置かれた厳しい状況に言及。そのうえで、安倍首相が出席して行う来週の衆参予算委員会の閉会中審査に触れて、「審議に向けてそれぞれの立場でしっかり党を支え、内閣を支え、努力していく」と語った。

 岸田派内には政調会長など党三役への転出を望む声はあったが、岸田氏自身、処遇については「ノーコメント」を貫いていた。首相から外相留任を打診されれば断らない、との見方が支配的だった。そこには、首相の意向に沿わない発信をして、派閥が冷遇される事態を避けたいとの思惑もあった。
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朝日新聞社

2307チバQ:2017/07/22(土) 19:23:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170723k0000m010025000c.html
<岸田外相>大平元首相の墓参 「ポスト安倍」へ意欲

18:01

 岸田文雄外相は22日、香川県観音寺市を訪れ、自身が率いる自民党の派閥「宏池会」(岸田派)の会長だった大平正芳元首相の墓参をした。大平氏は外相や蔵相などを歴任し、1978年に首相に就任したが、80年の衆参同日選の最中に急死した。岸田氏は記者団に「命を懸けた大平氏の足跡を思うと我々はまだまだ甘い」と強調。さらに「宏池会の歴史は決して権力を求めた歴史ではなかった。権力に対して謙虚であり続けたい」と述べ、安倍晋三首相との差別化を意識しつつ「ポスト安倍」への意欲をにじませた。

 また、8月3日に予定される内閣改造については「ポストは首相の判断だ。政権を支えるため努力したいとの思いを伝え、判断を待ちたい」と述べ、自らの人事については首相に委ねる考えを示した。【加藤明子】


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170722X642.html
岸田氏、首相への協力前面=「ポスト安倍」前進へ思惑

17:47

 来月3日の内閣改造・自民党役員人事を前に、岸田文雄外相が支持率急落にあえぐ安倍晋三首相への協力を前面に打ち出している。岸田氏は党三役で処遇される見通しだが、政権は「危険水域」をさまよっており、首相を支える姿勢に徹することで自身が目指す「ポスト安倍」へ前進できるかは見通せない。

 「自民党、政権に厳しい批判の声が上がっている。困難なときだからこそ、一致結束してしっかりと政権を支えるべく努力しなければならない」

 岸田氏は22日、香川県観音寺市で、自身が率いる宏池会(岸田派)第3代会長の故大平正芳元首相の墓参りをした後、記者団にこう強調した。

 20日夜も、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテルにある日本料理店で、首相と二人きりで約2時間会談。苦境に陥る首相を見限らず、政権を支える考えを伝えた。

 岸田氏が立場を鮮明にしたのは、一つには首相に今回の人事で、自身や自派の要望を聞き入れてもらいたいとの狙いがあったとみられる。

 外相在任は戦後歴代2位の4年7カ月。「安倍外交」の影に隠れて存在感が乏しかったこともあり、派内に「もう外相はいい」と漏らしていた岸田氏。党三役は意欲を示していたポストで、「党所属議員らとの接触が格段に増える」(側近)として将来の支持拡大をにらむ。

 岸田氏が党三役になれば閣僚ポストが一つ空くことになる。「自分ばかりでなく、俺たちのことも考えてほしい」と不満を募らせる派内の入閣待機組が処遇される可能性も出てくる。そうなれば派内での求心力維持につなげられると踏む。

 もう一つは、「ポスト安倍」を狙う場合、党内最大の細田派など他派の協力が欠かせないことがある。岸田派は党内で第4派閥にすぎず、首相への協力姿勢は、将来への備えとして「他派とけんかをしない」というシグナルでもある。

 一方、派内の一部には、次期総裁選で首相と戦うべきだとの「主戦論」もある。どのタイミングを勝負どころと捉えているのか見えにくい岸田氏の態度に、「禅譲を期待しているのではないか」との見方もささやかれる。だが、首相が岸田氏に後を託す保証はなく、派内からは「自分でつかみ取りにいかないと駄目だ」との声も出ている。

2308チバQ:2017/07/22(土) 19:24:41
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170722-567-OYT1T50028.html
石井国交相の留任、有力視…内閣改造

08:53

 安倍首相(自民党総裁)は21日、首相官邸で公明党の山口代表と党首会談を行い、「8月早々に内閣改造を行い、人心一新を図りたい」と述べ、8月3日に内閣改造・自民党役員人事に踏み切る考えを伝えた。

 首相は公明党からの入閣は同党の要望を踏まえて決める意向を示し、山口氏は「7月中に党の要望をまとめたい」と応じた。党内では石井国土交通相の留任が有力視されている。会談で首相は、石井氏について「頑張っていただいている」と評価。会談後、山口氏は記者団に「(石井氏は)極めて誠実に、的確に仕事をしてきた。内外の評価も大変高いものがある」と語った。

 山口氏はまた、首相に対し、24、25日に開かれる衆参両院予算委員会の閉会中審査で、学校法人「加計かけ学園」を巡る問題などについて、「誠実に説明責任を尽くす姿勢で臨んでほしい」と求めた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170722k0000m010213000c.html
<内閣改造>石井国交相留任へ 高市総務相は交代

06:30

石井啓一国交相

(毎日新聞)

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相を留任させる調整に入った。総務相の在任期間が6月に歴代1位になった高市早苗総務相は交代の方向。岸田文雄外相は引き続き閣内か、自民党の要職で処遇する方針だ。首相は21日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、「人心一新を図りたい」と人事の狙いを説明した。

 山口氏は会談後、「改造後の内閣を支えるにふさわしい適材を推したい」と記者団に語り、今月中に公明党の希望を首相に伝える考えを示した。ただ、党の幹部人事を決める党大会は今年は予定されておらず、石井氏の交代を求める意見は党内で出ていない。山口氏は石井氏について「国会答弁も国交省の所管事項も、極めて誠実に的確に対応した。内外の評価は高い」と述べた。

 首相は9日、「骨格をころころ変えるべきではない」と述べ、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の続投を明言した。自民党役員人事では、二階俊博幹事長と高村正彦副総裁の留任が固まっている。2012年12月の第2次安倍内閣発足時から外相を務める岸田氏の処遇が今後の焦点だ。岸田氏は21日の記者会見で「党も政権も厳しい状況にある中、政権を支えなければならない」と述べた。

 首相は、「共謀罪」法を巡る国会答弁が不安定だった金田勝年法相や、東京都議選中に失言した稲田朋美防衛相を交代させる。政権内では、防衛相に関しては経験者を含めた手堅い人事を行うべきだとの声が出ている。

 ◇民進、野田幹事長の交代検討

 一方、民進党の蓮舫代表は都議選の惨敗を受けて、野田佳彦幹事長を交代させる検討に入った。蓮舫氏は続投する見通し。25日の党両院議員懇談会で都議選の総括をしたうえで、党役員人事を行う方針だ。【田中裕之、樋口淳也】

2309チバQ:2017/07/22(土) 19:25:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170721X570.html
安倍首相、「待機組」処遇に苦慮=支持率急落で入閣敬遠も

07月21日 21:42

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造で、当選回数を重ねながら閣僚経験のない「待機組」の処遇に苦慮しそうだ。学校法人「加計学園」をめぐる問題などで内閣支持率が急落する中、新たに起用する閣僚が不祥事を起こせば政権の弱体化につながりかねないからだ。半面、待機組の登用が少なければ、自民党内の不満が高まることも予想される。一方、待機組からは「落ち目の時に入らないほうがいい」と敬遠する声も出ている。

 自民党で衆院当選5回以上、参院当選3回以上の入閣待機組は60人を超える。だが、政府関係者は「初入閣の議員にはスキャンダルのリスクがつきまとう。人選は慎重にしなければならない」と指摘する。実際、初入閣だった今村雅弘氏が東日本大震災をめぐる失言で4月に復興相を辞任。2014年に選挙区内でのうちわ配布で法相を辞任した松島みどり氏、15年に献金問題で農林水産相を辞任した西川公也氏も安倍内閣で初起用された。

 今村氏が所属する二階派では、「今回は閣僚経験のある人を推した方がいい」として、待機組よりも、中曽根弘文元外相や河村建夫元官房長官らベテランの起用を求める声が上がっている。

 最大派閥の細田派では、稲田朋美防衛相が国連平和維持活動(PKO)の日報問題などで資質を問われているほか、中川俊直前経済産業政務官(自民党を離党)の女性問題や、豊田真由子衆院議員による秘書(当時)暴行など、所属議員のトラブルが続出。改造では当選7回の木村太郎氏(52)の初入閣を希望しているものの、総じて「自粛ムード」が漂う。

 山東派などとの合流で党内第2派閥となった麻生派は、閣僚ポストが現在の2から3以上に増えることを期待。待機組の岩屋毅(59)、北川知克(65)両氏らが候補に挙がっている。高村正彦副総裁は19日夜に首相と会食した際、「麻生派は大きくなったからちゃんと処遇してほしい」と要望した。額賀派は今津寛(70)、三原朝彦(70)両氏らを推す考えだ。

 一方、待機組の1人は加計問題などを念頭に「今、閣内に入ってもいいことはない。そういう考えの人は他にもいる」と漏らし、政権の求心力低下を印象付けた。

2310チバQ:2017/07/22(土) 19:26:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170721X486.html
岸田氏、自民三役で調整=公明代表に内閣改造伝達―安倍首相

07月21日 18:42

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事で、岸田文雄外相を党三役に起用する方向で調整に入った。内閣支持率が下落する中、「ポスト安倍」の有力候補である岸田氏を党の要職に配置し、挙党態勢を構築する必要があると判断したとみられる。複数の政府・自民党関係者が21日、明らかにした。

 岸田氏は2012年の第2次安倍政権発足以来、外相を務めてきた。岸田派内では、安倍政権を支えつつ、ポスト安倍に備えて力を蓄えるには、海外出張の多い外相よりも党の要職が望ましいとの声が上がっている。

 党役員人事では、既に二階俊博幹事長が留任の見通しとなっており、首相は岸田氏を政調会長か総務会長に充てることで調整するもようだ。

 首相と岸田氏は20日夜、東京都内のホテルで2時間近く会談。岸田氏は21日の記者会見で「党にとっても政権にとっても厳しい状況にある中、政権を支えなければならない」と強調した。

2311チバQ:2017/07/24(月) 11:05:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000064-asahi-pol
「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感
7/23(日) 23:23配信 朝日新聞デジタル
「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感
当選確実の一報を受け、花束を手に笑顔を見せる郡和子氏=23日午後10時26分、仙台市青葉区、福留庸友撮影
 加計学園問題が安倍晋三首相を直撃し、内閣支持率が急落するなかで迎えた23日の仙台市長選。自民党にとっては東京都議選に続く大型地方選挙での連敗だけに、党内には危機感が広がった。

 ある党幹部は「支持率は下がる。選挙には勝てない。トップを代えなくちゃ次の衆院選は戦えない」、中堅議員は「強引な政権運営のつけが出ている。内閣改造しても駄目だ」と手詰まり感を口にした。参院幹部は「経済で結果を出し、疑問は丁寧に説明していくしかない」と語った。

 足元で党を支える地方議員も政権に厳しいまなざしを向ける。与党候補陣営の中心だった自民の赤間次彦・仙台市議は記者団に「無党派層を取り込めなかったばかりか、自民支持層もまとめられなかった。安倍政権へのお灸(きゅう)だ」と話した。

 公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団に「逆風は感じた。国政への批判もあった」と指摘した。

 一方、民進党衆院議員から転じた郡和子氏を支援した野党。地元選出の民進の安住淳代表代行は記者団に「安倍政権への信任投票的な意味合いを帯びた。そこに野党共闘がうまくかみあった」と強調。共産党の小池晃書記局長は朝日新聞の取材に「野党と市民の共闘が、安倍政権への怒りの受け皿になった」と語った。

2312名無しさん:2017/07/24(月) 18:04:35
FNN世論調査

Q8. あなたは今、日本の総理として誰がふさわしいと思いますか、次に挙げる人物の中から1人選び、お知らせください。
麻生 太郎(あそう たろう)氏 2.2
安倍 晋三(あべ しんぞう)氏 19.7
石破 茂(いしば しげる)氏 20.4
岸田 文雄(きしだ ふみお)氏 5.3
小池 百合子(こいけ ゆりこ)氏 8.9
小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)氏 9.0
橋下 徹(はしもと とおる)氏 3.9
前原 誠司(まえはら せいじ)氏 0.5
蓮舫(れんほう)氏 1.7
その他の国会議員・政治家など 4.1
相応しい人はいない 21.6
わからない・言えない 2.7

2313チバQ:2017/07/24(月) 20:02:05
http://www.sankei.com/politics/news/170723/plt1707230031-n1.html
2017.7.23 22:58

36歳、小泉進次郎氏の「悩ましい夏」 初入閣に本人は否定的 「みんな、僕が失敗するのを待っている」
 安倍晋三首相が8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、小泉進次郎衆院議員の去就が注目されている。東京都議選での大敗で安倍晋三内閣の支持率が下落する中、国民的な人気が高い小泉氏を閣僚ポストに登用すれば政権浮揚の目玉人事となる期待がある。ただ、36歳の当選3回で政策遂行能力は未知数といわれており、起用が裏目に出る可能性もある。当の本人は入閣には否定的な考えをみせるが、どのようになるか。(小川真由美)

 小泉氏は23日、都内で開かれた会議に出席した。若手議員らと提唱した「こども保険」について「社会全体で子供を支える切り口の一つだ」と持論を展開したが、内閣改造で取り沙汰される自身の話題には一切触れなかった。周囲にも、自身の入閣観測を「風物詩だ」と一蹴している。

 とはいえ、永田町には「将来の首相候補」として小泉氏の入閣待望論が根強いのは事実だ。

 父の小泉純一郎元首相譲りの発信力があり、特に女性の人気が高い。このため、小泉氏が入閣すれば「内閣支持率はV字回復する」(党幹部)との見方もある。首相が9日、「改革突破力のある人を登用したい」と述べたことが小泉氏抜擢(ばってき)とも受け取れるような発言とみられて、待望論に火をつけた。

 党総裁任期延長に異論を唱えるなど首相と距離を置く発言を続けてきていることから、閣内に取り込むことで発言を封印させるべきだとの声もある。小泉氏にとって首相の要請を断れば「反安倍」勢力との烙印(らくいん)を押されるリスクをはらむ。

 6月25日投開票の地元・横須賀市長選では、自身が担いだ新人が初当選し、純一郎氏の時代から続いていた市長選の連敗をストップさせた。もっとも、首相官邸や自民党の全面支援を受けての勝利だっただけに、首相から入閣の打診があれば「情に厚い小泉氏は断れない」(党幹部)という恩返し説もくすぶる。


 半面、党内には「人寄せパンダとして利用されるだけだ」(ベテラン議員)との声が少なくない。入閣すれば発信力が落ちて埋没しかねないという懸念もある。政策遂行の実績も農協改革を除けばほとんどないのも不安材料だ。

 抜擢は、稲田朋美防衛相のような“前例”もあるし、先輩格の入閣待機組に嫉妬が渦巻くのは間違いなく、首相の政権運営にも必ずしもプラスではない。

 小泉氏とともに閣内で地方創生に取り組んだ平将明元内閣府副大臣は23日のテレビ番組で、小泉氏入閣の有無について「(本人は)社会保障などに関心があり経験が必要なポストであれば受ける」と推測する。

 その小泉氏は周囲にこう語る。

 「みんな、僕が失敗するのを待っている」

 入閣の意思がないことをにじませた発言ではあるが、首相が入閣を打診すればどう対応するのか。小泉氏として「悩ましい夏」になりそうだ。

2314名無しさん:2017/07/24(月) 22:32:04
産経・FNN合同世論調査 石破茂氏「今の首相」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
7/24(月) 21:32配信
コメント
産経新聞
産経・FNN合同世論調査 石破茂氏「今の首相」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
衆院予算委員会の集中審議に出席した石破茂前地方創生担当相=24日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)拡大写真
 産経新聞社・FNN合同世論調査で「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。

 安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。

 ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した。公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった。

 一方、8月3日予定の内閣改造に合わせ「代えたほうがよい閣僚」に最も多く挙げられたのは稲田朋美防衛相で、63.1%とダントツだった。東京都議選での失言や南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の対応などが原因とみられ、内閣支持率の下落にも影響したとみられる。

2315とはずがたり:2017/07/24(月) 22:52:17

「身の潔白、証明された」自民離党の武藤衆院議員が会見 金銭トラブルの訴訟終結
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000511-san-pol
7/20(木) 9:00配信 産経新聞

 知人ら2人を相手取り1億円の貸金返還訴訟を起こしていた武藤貴也衆院議員=滋賀4区=が19日、滋賀県庁で会見し、3月に知人らが武藤氏に1億円を支払い謝罪するなどの内容で和解したことを明らかにした。武藤氏は主張が全面的に認められたとし「身の潔白が証明された」と訴えた。

 会見では、「一方的な報じられ方によって加害者のような印象がつくられた」と主張。議員辞職を求めた自民党県連に対しては、「報道を丸のみにした一方的な意見で、非常に残念」と恨み節を口にした。

 一方、武藤氏は平成27年、週刊誌で知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」などと持ち掛け資金を集めたと報じられ、自民党を離党した。武藤氏は「そういった事実はない。(知人が)私の名誉を毀損(きそん)しようという意図があったと思う」と主張した。

2316とはずがたり:2017/07/25(火) 12:22:03
まだお若いのに。
基本裏切りモンだから印象悪いけどまあ青森じゃあ仕方が無いな。田名部は大島のゐる選挙区事情とは云え非自民貫いて偉かった。

<訃報>木村太郎さん52歳=衆院議員
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170725-00000027-mai-peo
7/25(火) 9:51配信 毎日新聞

 自民党の木村太郎衆院議員(52)が25日未明、がんのため東京都内の病院で死去した。木村氏は衆院青森4区選出で当選7回。同党細田派に所属し、2012年12月から15年10月まで安倍内閣の首相補佐官を務めた。

2317とはずがたり:2017/07/25(火) 12:24:59

だから良いだろとはならんけどまあ秘書も逆走なんてとはなるのかも。前川の出合いバー同様の印象操作に必死だな・・。

暴言「高速逆走が原因」会見で自民・細田氏
https://mainichi.jp/articles/20170628/k00/00m/010/036000c?inb=ys
毎日新聞2017年6月27日 18時32分(最終更新 6月27日 18時49分)

 自民党の細田博之総務会長は27日の記者会見で、政策秘書に対する暴行問題で離党届を提出した豊田真由子衆院議員が「高速道路の逆走が原因」と語っていることを明らかにした。細田氏は「本人も反省するところは反省している」とかばった。豊田氏は同党細田派に所属している。

 細田氏によると、秘書が豊田氏を乗せて高速道路を運転中に出口を間違え、逆走しようとしたのが発端。「人の命をなんだと思っているんだ。高速道路を逆走したら人は死ぬじゃないか」と怒った豊田氏に秘書が「すいません」と謝ったため、「人が死んでもすいませんで済むのか」とさらに詰問したという。

 細田氏は「本人は入院中だ。状況が改善したら、落ち着いた気持ちで問題を整理して説明すべきだ」と促した。【村尾哲】

2318チバQ:2017/07/27(木) 10:26:22
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707270012.html
自民・二階俊博幹事長、派の勢力拡大を猛アピール 改造前に示威行動
09:34産経新聞

自民・二階俊博幹事長、派の勢力拡大を猛アピール 改造前に示威行動
志帥会(二階派)のパーティーで、あいさつする自民党の二階俊博幹事長=4月、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
 8月3日の内閣改造・党役員人事を前に、自民党二階派(志帥会)を率いる二階俊博幹事長が、「言葉」より「行動」に力点を置いてアピールしている。今月25、26両日には他派に先駆けて派閥研修会を開き、44人に膨らんだ派の勢力拡大を印象づけた。先の訪米や九州北部豪雨の被災地視察も派のメンバーが同行し、二階氏の求心力を演出した。人事の季節を踏まえた二階流の示威行動といえる。

 「50人に手が届くほどの政策集団だ。力を合わせれば相当の活動ができる」

 二階氏は25日、大阪市で開いた研修会で、昨年8月以降新たに二階派入りした8人の名を一人ずつ読み上げ、二階派が第4派閥の岸田派(45人)にあと1人に迫ったことを強調した。

 26日には「少々のことがあっても乗り越えていかなければならない。国を任せてもらえるのは自民党以外にないじゃないですか」と声を張り上げ、党をつかさどる幹事長としての存在感もアピールした。

 二階氏は研修会直前に米国を訪れたが、米連邦議会の要人との会談には林幹雄幹事長代理や福井照元文部科学副大臣ら二階派の面々を同席させた。16日の九州豪雨視察も派のメンバーを引き連れてみせた。

 二階氏はこれまで、党総裁の任期延長論を真っ先に支持し「ポスト安倍は安倍」と語るなど、首相を支える一番やりとしての存在感を高めてきた。内閣支持率が急落し、今後は党内の反安倍勢力がうごめく可能性があるなか、党内で二階氏の重みは増している。

 派内には複数の閣僚ポストを求める声があるが、肝心の二階氏は改造に関する発言を控えている。ただ、研修会の講演では「田植えの後は刈り取り」と間接的に語るなど、胸にしまい込んだ本音ものぞかせた。

 「本人に言わせないうちに、自分が悟るくらいの感受性がなければ、政治は務まらない」

 二階氏が講演で口にしたのは「政治の師」である田中角栄元首相の言葉だ。本人を「二階氏」、自分を「首相」と置き換えれば、改造をにらんだメッセージとも読み取れる。(石鍋圭)

2319チバQ:2017/07/27(木) 10:27:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170726X123.html
「骨格」維持に異論も=内閣改造・自民役員人事
07月26日 19:37時事通信

 来月3日の内閣改造・自民党役員人事で、菅義偉官房長官ら「骨格」を維持する安倍晋三首相の方針に、党内から異論が漏れている。骨格を残しては首相が同時に打ち出した「人心一新」につながらないとの見方だ。ただ、菅氏らを入れ替えれば政権の弱体化につながりかねず、首相は人選のバランスに苦慮しそうだ。

 「どこの政党が何を言おうと、国を任せてもらえるのは自民党以外にない」。同党の二階俊博幹事長は26日、大阪市で開いた二階派研修会でこう訴え、首相を支える姿勢を強調した。

 報道各社の世論調査で内閣支持率は20〜30%台に下落し、首相の政権運営は厳しい状況にある。「加計学園」問題の幕引きを図ろうと自ら臨んだ24、25両日の閉会中審査も疑惑払拭(ふっしょく)とはならなかった。自民党内には内閣改造による局面転換への期待が増している。

 ただ、首相は今月上旬、改造で盟友の麻生太郎副総理兼財務相と腹心の菅氏を留任させる意向を早々に表明。党人事でも二階氏や信頼の厚い高村正彦副総裁を留任させる見通しで、党内からは、「全く代わり映えしない」(中堅)との声も聞こえてくる。

 閣僚経験者の一人は「これでは人心一新と受け止めてもらえないのではないか」と懸念。ベテラン議員も「むしろ支持率低下に拍車が掛かるのではないか」と危惧する。

 一方、第2次政権発足以降「政権のど真ん中」で首相を支えてきた麻生氏や菅氏の代わりが務まる人材は見当たらないのが実情だ。党幹部は「交代はむしろ政権運営のマイナスだ」と指摘する。

 首相が「骨格維持」の方針を覆すことへのリスクもある。別のベテラン議員は「首相が菅、麻生両氏続投を一度口にした以上、方針転換したら求心力低下につながりかねない」と話した。 

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7V53JKK7VUTFK02K.html
自民・二階氏、批判に「耳貸さない」 自派の研修会で
07月26日 18:06朝日新聞

 自民党の二階俊博幹事長は26日、「自民党がいろいろ言われていることは知っている。だけど、そんなことに耳を貸さないで我々は正々堂々頑張らなくてはならない」と語った。強引な国会運営や安倍晋三首相の攻撃的な答弁も響き、内閣支持率は下落中。首相自身が閉会中審査で「丁寧さ」をアピールした直後でもあり、世論の批判に「耳を貸さない」とした発言は、党内外で批判を招きそうだ。

 大阪市内で行われた二階派の研修会で、支援者に次期衆院選に向けた支援を求める中での発言だった。二階氏は「話題に乗せられたことがたくさんあるが、くだらんことは常識外れだから切り捨てて、前を向いて頑張る」とも訴えた。自民の豊田真由子衆院議員の暴言・暴行問題などの不祥事について指摘したと見られる。

 二階氏は東京都議選の投開票日直前の先月30日にも応援演説で、自らの差別的な表現が報道されたことなどを念頭に「私らを落とすなら落としてみろ。我々はお金払って(新聞を)買ってんだよ」と、自民の逆風をメディアに責任転嫁したとも取れる発言をして、批判を浴びたばかり。研修会では「いい加減なことを言って、そればっかり喜んで書く人がいる。我々も料金を払ってんだから、書く方も責任持ってやって」と再びメディアを牽制(けんせい)した。

 来月3日に予定される内閣改造とそれに伴う党役員人事で、二階氏は留任する方向。批判を招きかねない問題発言に研修会に参加した議員もため息をついた。

 「せっかく閉会中審査の2日間、安倍首相が低姿勢だったのに……」

2320チバQ:2017/07/27(木) 10:31:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170726-00528249-shincho-pol
「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
7/26(水) 17:00配信 デイリー新潮
「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
車内で眠り込む今井議員と橋本議員
 昨年の参院選で安倍チルドレンとして当選を果たした、元「SPEED」の今井絵理子・参議院議員(33)。聴覚障害のある息子を育てるシングルマザーでもある彼女が熱愛中の相手は、妻子ある地方議員だった。

【動画】今井議員の「略奪不倫」現場

 ***

 写真は、7月16日、東京方面へ向かう新幹線の車内で眠りこける今井議員とその相手である。彼女を覆うタオルケットの下に男性の手がもぐりこんでいるが、何が行われているかは定かではない。この前々日には今井議員がセカンドハウスとして使うマンションで、そして前日には大阪府内のホテルで“お泊り”をした姿が確認されている。

 男性の正体について、

「橋本健という、自民党の神戸市議会議員です」

 と明かすのは、今井議員とごく親しい芸能関係者だ。橋本議員には妻と2人の子がおり、妻とは別居状態にあるというが、離婚は成立していない。今井議員とは不倫関係に当たる。

「週刊新潮」の取材に、橋本議員は「恋愛感情もありませんよ」と交際を否定。一方、今井議員は好意を持っていることは認めながらも「男女の関係はありません」と回答。 “お泊り”については「深夜まで一緒に(講演)原稿を書いていたんです」と苦しい言い訳に終始したが……。

 ***

 7月27日発売の「週刊新潮」では、手を握り合う2人、同宿するホテルでの今井議員のパジャマ姿をグラビアにて掲載するとともに、3日間にわたった熱愛の模様を報じる。また、時間差でホテルを出る2人の動画も配信中。

「週刊新潮」2017年8月3日号 掲載

https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20170726010.html
神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ
07月26日 22:01神戸新聞

神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ
今井絵理子参院議員と橋本健神戸市議の対談を掲載した神戸市会自民党市議団の市政報告
(神戸新聞)
 神戸市会自民党市議団の橋本健市議(37)が、今井絵理子参院議員(33)との対談を掲載した市政報告を政務活動費(政活費)で制作し、昨夏の参院選公示前日に配布していたことが26日、分かった。市議団は「税金で選挙応援をしたとの誤解を招く」として、2016年度政活費収支報告書を修正するとともに、印刷費や郵送代など約30万円の返還を申し出た。

 今井議員は女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーとして活動。昨夏の参院選に自民党公認で立候補し、初当選した。修正前の神戸市議会の政活費収支報告によると、市政報告は同年6月に2万部制作され、橋本市議の選挙区である神戸市中央区内などで配布。郵送は参院選公示前日の同月21日付だった。

 今井議員の経歴を「自由民主党参議院比例区(全国区)支部長」とし、聴覚障害者の息子がいることも紹介。「息子のように情報を得ることが困難な人たちが生きやすい環境を整えることは重要」などの発言も記載していた。

 神戸市議会では、政活費による市政報告は市政にかかわる会派活動が対象とされ、「議員の個人的活動や選挙活動などには支出できない」と定めている。同市議団の安達和彦団長は「選挙応援目的ではないと思うが、時期が時期だけに、市民に疑念を抱かせかねない」と話している。

 27日発売の「週刊新潮」で、今井議員と橋本市議の不倫疑惑が報じられることが分かり、事務局が政活費の支出を再確認する中で判明した。(若林幹夫、森本尚樹)

2321チバQ:2017/07/27(木) 14:41:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000055-mai-pol

<今井絵理子参院議員>「心から反省」週刊誌の報道で


7/27(木) 13:52配信

毎日新聞







<今井絵理子参院議員>「心から反省」週刊誌の報道で


今井絵理子・参院議員


 自民党の今井絵理子参院議員は27日、同日発売の「週刊新潮」の自身を巡る報道について、党本部で記者団に「心から反省しております。お騒がせして本当に申し訳ありません。党が大変な中、私事で足を引っ張るような形を取ってしまったことも重ねておわびしたい」と語った。報道内容に関しては、同日夕方までにコメントを発表するとした。

2322チバQ:2017/07/27(木) 23:00:00
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170727-567-OYT1T50124.html
稲田防衛相、辞任の意向…PKO日報問題で引責
21:01読売新聞

稲田防衛相、辞任の意向…PKO日報問題で引責
報道陣に囲まれながら防衛省を出る稲田防衛相(27日午後8時8分)=冨田大介撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 稲田朋美防衛相(58)は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報を巡る問題で混乱した責任を取り、辞任する意向を固めた。

 複数の政府関係者が27日、明らかにした。

 日報問題を巡っては、28日に防衛省の防衛監察本部による特別防衛監察の結果が処分と合わせて公表される。

 稲田氏は25日の参院予算委員会の閉会中審査で陸自が「廃棄した」としながら保管していた問題について、「 隠蔽 いんぺいや非公表を指示することはあり得ない」と述べ、関与を否定した。ただ、陸自側は「稲田氏に報告した」としており、一方的に責任を押しつけられることに反発。北朝鮮情勢が緊迫する中、稲田氏が防衛省内を統率するのが困難な状況となっていた。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7W6JR4K7WPTIL02Y.html
稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も
21:13朝日新聞

稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も
大勢の報道陣に囲まれながら防衛省を後にする稲田朋美防衛相=27日午後8時8分、東京都新宿区、鬼室黎撮影
(朝日新聞)
 稲田氏(衆院福井1区)の地元・福井県の自民党関係者や、自衛官らからは、内閣改造直前での辞意をいぶかしむ声が上がった。

 「8月3日に内閣改造が予定されているのに、なぜいま、辞任なのか」。自民党福井県連の斉藤新緑幹事長(県議)は話した。「ここ何日かの中央の政治の動きは不可解で分かりにくい」と語る一方、「防衛省という、経験のない部署で気苦労もあったと思う」とねぎらった。

 一方、福井県の別の自民県議は「遅すぎる。(3月に)森友学園問題をめぐり、うそをついたと言われても仕方のない答弁をして謝罪したが、あのときに辞めるべきだった」と話した。「選挙に勝てばいいというだけでない。謙虚に周りの人の意見を聞いて判断する姿勢がなかったのではないか」との見方を示し、「ここまで長引いたことで本人にとっても傷がついた」と語った。

2323チバQ:2017/07/27(木) 23:02:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170728k0000m010115000c.html
<稲田防衛相辞任へ>事実上の更迭 首相、政権への打撃懸念
22:34毎日新聞

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を巡る問題で稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた背景には、内閣支持率が落ち込む中、政権へのダメージが広がることを懸念した安倍晋三首相の意向があった。当初、首相は来月3日の内閣改造で稲田氏を交代させ逃げ切る構えだったが、陸上自衛隊で見つかった日報電子データの対応を巡り、稲田氏と陸上自衛隊幹部の見解が真っ向から対立。防衛省を統率できない防衛相を任命した首相の任命責任が問われ、事実上の更迭と言える事態に発展した。

 首相は27日午後、首相官邸で稲田氏と日報問題の防衛特別監察を指揮した北村道夫防衛監察監と面会し、監察結果の報告を受けた。その後、稲田氏は記者団に「特別監察の報告書について説明をしてきた」と述べるにとどめたが、北村氏を外した場で稲田氏の進退について協議したものとみられる。

 陸自で今年1月に見つかったとされる日報電子データについて、陸自側は稲田氏に2月13日と15日に報告したと主張したのに対し、稲田氏は国会答弁でも記者会見でも繰り返し「報告を受けた認識はない」と隠蔽(いんぺい)疑惑を明確に否定してきた。ただ、陸自が13日に行った稲田氏への報告に関しては、一部メディアが陸自側の手書きの面会記録メモの存在を報じるなど、稲田氏の発言の信ぴょう性が揺らぎ、与党からも辞任を促す声が出ていた。

 衆参両院では、この問題に関する閉会中審査を来週前半に開催する方向で話が進んでおり、稲田氏が出席した場合は、混乱に拍車をかけ政権の求心力がさらに低下しかねなかった。事態を憂慮した首相官邸が、事務方トップの黒江哲郎事務次官と陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長を更迭したうえで、稲田氏を辞任させ、事態の収束を図るシナリオを描いた。ただ、真相が不明なまま稲田氏の辞任を認めたことは「疑惑隠し」と批判される可能性が高く、官邸が狙う幕引きとなる保証はない。

 首相は、稲田氏に加え、学校法人「加計学園」獣医学部新設問題で釈明に追われた松野博一文部科学相、萩生田光一官房副長官、学園側からのパーティー券購入問題で野党に追及された下村博文自民党幹事長代行ら自らに近い議員の交代を検討。獣医学部新設の担当閣僚の山本幸三地方創生担当相も交代させる意向だ。ただ、内閣改造で、イメージ一新が果たせるかは不透明だ。稲田氏辞任については「今さら辞任してもあまり意味はないのでは」(同党細田派幹部)と首相に近い筋からも冷ややかな声が漏れる。【村尾哲、木下訓明】

2324さきたま:2017/07/28(金) 01:48:24
>>2317
豊田の元政策秘書は高速逆走については完全否定してますね。


豊田真由子「そこ目立つから私のも…」 元秘書が明かす「ポスター事件」
政治週刊新潮 2017年7月13日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07180800/?all=1
「豊田真由子」代議士のヤメ秘書匿名座談会(2)

豊田真由子代議士(42)の事務所を辞した秘書たちが明かす、そのパワハラ被害の実態の数々。「豊田問題」を受け、自民党4役のひとりであり、彼女が所属してきた細田派の会長でもある細田博之総務会長は記者会見で、
「(豊田氏が政策秘書を)怒ったら、高速道路を逆に入って走り直した。生命に危険のあることだから、非常に恐れて、高速道路を逆走した場合、人が死ぬじゃないか、といって始まったやり取りだったというのが、本人(豊田氏)の説明だ」
 こう政策秘書の「責任」を追及した。

 当の政策秘書は、本誌(「週刊新潮」)のこれまでの取材に対し、こう語っている。
「そもそも、豊田代議士に暴行された5月19、20、21日のいずれも高速道路を走っておらず、私が高速道路を逆走した事実はありません。豊田氏が細田氏に虚偽報告した可能性も疑われます」
 ***
法律もお構いなし
ヤメ秘書A:私は、彼女は子どものままなんだと思いますね。豊田が東京の会合に出席していて、その後に、地元(埼玉4区)の有権者のお通夜にも顔を出すかもしれないと彼女に言われて、地元で秘書が待機していたことがありました。しかし、「やっぱり行けない」との連絡が来たので、その秘書は帰宅した。すると、彼女は私に電話してきて、「今から何とかしろ!」と。私はその日の運転担当じゃなかったので、もう家でお酒を飲んでしまっていた。当然、車で迎えに行けるわけがない。でも、とにかく「何とかしろ!」の一点張り。子どもが、頭の上を飛んでいる飛行機を見て、あれに乗りたいと言っても無理じゃないですか。でも豊田は、それと同じようなダダをこねるんです。
ヤメ秘書B:秘書だったら、「いざ」に備えて待機しているべきだったと思う人がいるかもしれませんが、そもそも彼女の指示自体がハチャメチャだから、やってられないんですよね。
ヤメ秘書C:例えば、会合に出席した際、突然、豊田が写真を撮りたくなって、私がすぐ側に居なかったので、「なんで、議員のすぐ後ろに付いてないの!」と怒鳴られたことがありました。その指示に従って、次から彼女に寄り添うようにしたら、「付いてこないでよっ‼」。言ってることがコロコロ変わる。言われるまでもなく、誰も豊田に付いていきたくありませんけどね。
B:自分以外はバカで、自分の言ってることは全て正しいと思っているから、無茶が生じるんです。だから、一方通行の道路をUターンしろなどと、法律もお構いなしのことを言いだす。

ポスター事件
ヤメ秘書D:ある時、空き店舗の前の目立つ場所に、民進党の候補者のポスターが貼ってあった。すると豊田は、「あそこ目立つから、私のも貼っておいてもいいかも。場合によっては、大家さんの許可をとらなくても」と指示してきた。それって、「貼れ!」ってことですよね。仕方なくポスターを貼ると、そこの大家さんは民進党の候補者の関係者で、「勝手に貼るな」と抗議されてしまいました。当然ですよね。でも、それを知った豊田は、「まさか、本当に貼るとは思わなかった」と。やっぱり、やってられません。
A:だいたい、秘書がコロコロ入れ替わって、仕事の引き継ぎ自体がまともに行われないから、事務所はいつも混乱の極み。この混乱を補うために、残った秘書たちは、人手不足を補う意味もあって、睡眠時間、3、4時間で頑張ったりする。無論、混乱の原因は、秘書をイビって辞めさせる豊田にあるわけですが、彼女は「秘書がバカだから」で片付ける。
B:今回、「週刊新潮」に告発した政策秘書についても、怒られても仕方ないみたいな意見が一部でありますが、豊田事務所の実態を知らないから言えるんです。可哀そうですよね。
C:豊田に、「今、お前が辞めたら、健康保険が使えなくなって、お前の子どもが熱出した時に困るだろ。だけど、今辞めろ」と言い放たれた秘書もいます。
B:怒られるのは自業自得と言われても、ちょっと待ってくれって話です。自殺者が出ないのが不思議なほど。
 ***
(3)へつづく

2325チバQ:2017/07/28(金) 19:57:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000125-mai-pol
<稲田防衛相辞任へ>自民から厳しい声 国民の命預けられぬ
7/27(木) 22:52配信 毎日新聞
<稲田防衛相辞任へ>自民から厳しい声 国民の命預けられぬ
記者らに囲まれながら防衛省を後にする稲田朋美防衛相(中央)=東京都新宿区で2017年7月27日午後8時9分、小川昌宏撮影
 安倍晋三首相の「秘蔵っ子」と呼ばれ、要職に起用されてきた稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題だけでなく、応援演説が東京都議選の惨敗につながるなど、閣僚としての資質が何度も疑問視されていた。身内の自民党からも厳しい声が上がった。

 問題となったPKOの日報を情報公開請求したジャーナリスト、布施祐仁氏は「もっと早く安倍首相が罷免すべきだった。防衛大臣として組織を文民統制できていないため、辞任は当然だ」と語る。その上で「日報問題の隠蔽(いんぺい)に関与したことを認めた上での辞任ではなく、今後は国会の場で関係者を証人喚問し、稲田氏の関与の有無を明らかにしなければ、防衛省や自衛隊に大きな禍根を残すことになる」と述べた。

 稲田氏は6月27日、都議選の自民候補の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛相としてもお願いしたい」と述べた。公職選挙法は公務員の地位を利用した選挙運動を禁じており、発言を撤回して謝罪と釈明に追われた。

 応援演説を受けた現職候補は落選。選対幹部を務めた男性は「辞めてくれて良かった。演説のせいで逆風に見舞われ、議席を失った。言動が防衛相らしからず、1億2000万人の国民の命を預ける安心感がない。残念なのは、辞めるのが遅すぎたことだ」と語った。

 稲田氏は弁護士出身。2005年衆院選の際、幹事長代理だった安倍首相の目に留まって政界入り。首相が12年に政権に返り咲くと行政改革担当相、自民党政調会長、防衛相と要職に起用されていた。【奥山はるな、森健太郎】

2326チバQ:2017/07/28(金) 19:58:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000038-asahi-pol
稲田氏辞任、後任は岸田外相が兼務 首相「責任は私に」
7/28(金) 11:49配信 朝日新聞デジタル
記者会見する稲田朋美防衛相=28日午前10時46分、東京都新宿区の防衛省、仙波理撮影
 稲田朋美防衛相は28日の閣議後会見で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐる日報問題の監督責任をとり、辞任すると表明した。稲田氏は会見に先立ち、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。稲田氏の後任は当面、岸田文雄外相が兼務する。

 稲田氏は日報問題をめぐる特別防衛監察の結果公表に合わせて辞任を発表した。結果について、「大変厳しい反省すべき結果が出た」と述べ、内容を説明。日報の開示をめぐり情報公開法や自衛隊法への違反行為があったとし、自らも含め黒江哲郎防衛事務次官ら関係者を処分したことを明らかにした。

 一連の問題について稲田氏は「陸上自衛隊の情報公開の対応が不適切だっただけでなく、防衛省・自衛隊の情報公開に対する疑念を抱かせ、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次ぎ、ガバナンス(統制)自体も信頼を損ないかねない印象を与えた」と説明。「極めて重大かつ深刻」と認め、「指揮監督する責任を痛感し、職を辞することとした」と語った。

http://www.asahi.com/articles/ASK7W6G7DK7WUTFK04V.html?ref=yahoo
稲田氏、辞任の舞台裏 悪循環の末、内閣改造までもたず
2017年7月28日05時06分
 就任から約1年、言動が問題視され続けてきた稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた。

稲田防衛相、辞任の意向 陸自部隊の日報問題で引責
 27日午後、首相官邸。稲田氏は国家安全保障会議(NSC)の前に首相執務室に足を運んだ。面会時間は約30分。その後、官邸を出る際には記者団に「(防衛監察本部の)報告書の説明をしてきた」とだけ説明。記者団から自身の進退について問われても、無言を貫いた。

 だが、政府関係者によると、稲田氏はこの場で、安倍首相に引責辞任する意向を伝えたという。狭まる包囲網に耐えきれず、8月3日に予定している内閣改造までたどりつかない幕切れだった。

 首相周辺によると、首相は内閣改造で稲田氏を交代させ、「重要閣僚の更迭」という政権への打撃を少しでも軽減する戦略を描いていた。だが、南スーダンPKOに派遣された陸上自衛隊部隊が作成した日報が「廃棄した」とされた後に陸自内で見つかった問題で、「組織的な隠蔽(いんぺい)」疑惑が浮上。稲田氏の関与が取り沙汰される事態に発展した。

 稲田氏は国会や記者会見で自ら…

2327チバQ:2017/07/28(金) 20:01:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000069-san-pol
首相が発掘、要職歴任の厚遇 “後継”稲田氏の失墜、痛手
7/28(金) 7:55配信 産経新聞
首相が発掘、要職歴任の厚遇 “後継”稲田氏の失墜、痛手
大勢の記者に囲まれ、防衛省に入る稲田朋美防衛相=27日午後、東京・防衛省(川口良介撮影)(写真:産経新聞)
 8月3日の内閣改造を前に辞意を固めた稲田朋美防衛相は安倍晋三首相と思想的に共鳴し、「将来の首相候補」として重用されてきた。それだけに、稲田氏の失墜は安倍政権にとっても痛手となる。

 稲田氏は平成17年の衆院選に、保守派弁護士としての活躍に目をつけた当時自民党幹事長代理の安倍首相にスカウトされて、出馬した。当選後は保守系の議員連盟「伝統と創造の会」を立ち上げ、自ら会長に就任。定期的に靖国神社を参拝するなど、安倍首相に近い存在として注目された。

 頭角を現したのは21年9月に始まった民主党政権時代だった。

 国会審議で野田佳彦前首相の資金管理団体が在日韓国人男性から献金を受け取っていた問題などを厳しく追及し、民主党政権が模索していた外国人参政権や女性宮家創設などに関しても保守政治家の立場で徹底抗戦した。これが保守派のホープとして認知されるきっかけとなった。

 自民党が政権に返り咲き第2次安倍政権が発足すると、行政改革担当相、党政調会長の要職を歴任した。そこまで厚遇を受けたのは「女性議員の星にしたい」という安倍首相の意向があったからだ。稲田氏の調整力不足などを理由に重用を控えるよう促す首相周辺もいたが、安倍首相は昨年8月の内閣改造で防衛相に抜擢(ばってき)した。

 ところが、防衛相に就任してからは答弁につまずく場面が目立ち、雲行きが怪しくなった。今年2月の衆院予算委員会で共産党議員の質問に長々と答弁し、浜田靖一委員長から「だから長い! 大臣、簡潔に願います!」と、6回もたしなめられている。

 追い打ちをかけたのが、6月に都議選の自民党候補の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言したことだった。自衛隊は政治的中立性に敏感なだけに、内部からの批判も強まった。稲田氏の「生命線」ともいえる保守層からも急速に支持を失い始めていた。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月22、23の両日に実施した合同世論調査では、内閣改造で「代えたほうがよい閣僚」で稲田氏と答えた人は断トツの63・1%にも上った。安倍首相にとって、稲田氏の辞任は政権と後継者育成の両面でダメージを受けることになる。

2328チバQ:2017/07/28(金) 20:02:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000013-jij-pol
安倍首相、追い込まれ観念=稲田防衛相辞任、政権にダメージ
7/28(金) 7:05配信 時事通信
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐる混乱の末、稲田朋美防衛相が辞任する事態に追い込まれた。

 支持率が急落する中でも安倍晋三首相は「秘蔵っ子」の稲田氏を擁護し続けたが、世論の辞任を求める声に抗し切れなかったとみられる。任命責任が厳しく問われそうで、政権運営は一段と厳しさを増している。

 「遅すぎる。もっと早く辞めさせるべきだった。稲田氏は歴代で一番ひどい」。自民党の防衛相経験者は27日、吐き捨てるようにこう語った。

 2005年8月15日に靖国神社を参拝中の稲田氏に、電話で「郵政解散」に伴う衆院選への出馬を打診したのは首相だ。思想・信条が首相と近く、12年の第2次政権以降、規制改革担当相、自民党政調会長を歴任。防衛相にも抜てきされた。

 だが、先の東京都議選の応援演説で「自衛隊としてもお願いする」と発言。与野党から閣僚としての資質を問う声が相次いだ。日報問題でも、稲田氏が隠蔽(いんぺい)に関与した疑いが浮上。稲田氏への風当たりは強まっていた。

 このため、首相は来月の内閣改造で交代させる方向で検討。それがこのタイミングでの辞任になったのは、防衛省の黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長が日報問題の責任を取り辞任する方向となる中、渦中の稲田氏だけ無傷ではいられないとの判断があるとみられる。自民党関係者は「次官も陸幕長も辞める。流れができていた」と語った。

 稲田氏の辞任は、政権にとって痛手だ。首相周辺は「都議選で失言したときに辞めさせておけばよかった」と語る。ただ、公明党幹部は「辞めるとしても、稲田氏にはちゃんと説明してもらわないといけない」と指摘した。

 野党は、首相の任命責任の追及を強める構え。民進党の大串博志政調会長は27日のBSフジの番組で「真実を隠蔽(いんぺい)するための究極のとかげのしっぽ切りだ」と厳しく批判した。

2330チバQ:2017/07/28(金) 23:40:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000153-jij-pol
稲田氏関与、残る疑念=文民統制に課題―特別監察
7/28(金) 20:25配信 時事通信
 防衛省は28日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら保管していた問題で、防衛監察本部による特別防衛監察の報告書を公表した。

 保管されていた日報が非公表となった経緯に関し、稲田朋美防衛相が了承した事実はないと結論付けたが、稲田氏が報告を受けた可能性は認め、疑念を残す結果となった。また、陸自の主張に沿うような情報が公表前に漏れ、シビリアンコントロール(文民統制)の面で課題を露呈した。

 稲田氏は28日、観察結果を公表した記者会見で「大変厳しい、反省すべき結果が示された。極めて遺憾だ」と述べた。ただ、陸自からの報告に関しては「受けたという認識は今でもない。あれば必ず公表するよう指導したはずだ」と強調した。

 監察結果を受け、防衛省は黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長ら5人を懲戒処分にした。黒江氏は28日付、岡部氏は来月8日付で退任。稲田氏も監督責任を取るとして辞任した。

 報告書によると、2月13日と15日に、陸自幹部が稲田氏に日報について説明。だが、陸自に日報データが保管されていた事実に関しては「何らかの発言があった可能性は否定できない」とあいまいな表現にとどめた。これについて監察本部は、陸自側と稲田氏の主張が一致しなかったためと説明した。

 報告書では、日報の非公表は黒江氏の判断と認定。陸自内にあった日報データの取り扱いについて、黒江氏が岡部氏に「個人データであり、対外説明する必要はない」との方針を示した。

2331チバQ:2017/07/30(日) 00:05:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000058-jij-pol
若手・女性の起用焦点=安倍首相、新味演出に腐心―内閣改造
7/29(土) 15:05配信 時事通信
 来月3日に予定される内閣改造では、安倍晋三首相が政権の骨格を維持しつつ、いかに新味を演出するかに注目が集まる。

 若手や女性の積極起用でイメージアップを狙う手法もあるが、自民党内には重厚な布陣で今の危機的状況を抜け出すしかないとの意見もあり、首相は難しい判断を迫られそうだ。

 首相は改造について、「骨格はころころ変えるべきではない」とし、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は続投させる方針だ。一方、「人心を一新する」と語り、他の閣僚の大幅な入れ替えを示唆している。

 自民党内で目玉人事としてささやかれるのが、小泉進次郎農林部会長の抜てきだ。衆院当選3回の若手のホープで高い知名度を誇り、政権の再浮揚にはうってつけというわけだ。

 ただ、入閣しても行政手腕は未知数。起用の意図を見透かされ、野党から「人寄せパンダ」とやゆされる可能性がある。当選回数を重ねた入閣待機組を飛び越えて登用されれば、身内から足を引っ張られかねない。今のところ小泉氏は入閣に消極的との見方がもっぱらで、党幹部は「首相が入閣を要請しても受けないだろう」と予想する。

 女性の登用についても簡単ではない。今回の改造では、土屋品子、橋本聖子、三原じゅん子各氏らの初入閣も取り沙汰されるが、「決め手に欠ける」との見方が強い。

 首相と距離を置く野田聖子元総務会長について、「お友達内閣」との批判をかわす狙いから推す声もある。ただ、「首相に取り込まれた」とのイメージが付きかねず、実現性は不透明だ。

 民間人として、日本維新の会法律顧問で、首相とのパイプを持つ橋下徹前大阪市長の名も上がるが、首相周辺は「ないだろう」と語る。

 党関係者は、「『ポスト安倍』の総裁候補も入れて、仕事をする内閣にすべきだ。奇をてらっては駄目だ」と指摘した。

2332チバQ:2017/07/30(日) 00:05:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170729-00088857-playboyz-pol
安倍政権で深刻化する女性不人気――内閣改造の“マドンナ大臣”で目玉はあの人?
7/29(土) 6:00配信 週プレNEWS
安倍政権で深刻化する女性不人気――内閣改造の“マドンナ大臣”で目玉はあの人?
大穴として保守系ジャーナリスト、櫻井よしこ氏の名前も。女性人気を回復できるとは思えないが……
誰か、いい女はいないのか〜!?

8月3日前後といわれる内閣改造を間近に控えた安倍政権内で、そんな悲鳴が上がっている。全国紙政治部記者が説明する。

「女性有権者の“安倍離れ”が深刻なんです。例えば読売新聞が7月初旬に行なった全国世論調査では、男性の内閣支持率45%に対して、女性は28%。6月の調査からマイナス18ポイントというすさまじい下落ぶりです。これは首相自身の人気低迷もさることながら、稲田朋美防衛大臣の失言、豊田(とよた)真由子衆院議員の暴言騒動と、安倍チルドレンといわれる女性議員の相次ぐ失態がかなり尾を引いているといわれています」

そこで首相周辺は、次の内閣改造で新たな女性閣僚のサプライズ起用を検討しているのだという。

「新鮮なイメージの女性閣僚を起用し、“女性活躍内閣”をアピールする狙いです。ところが、いくら探しても今の自民党にはこれといった人材がいない。首相周辺は頭を抱えています」(政治部記者)

政治評論家の有馬晴海(ありま・はるみ)氏もこううなずく。

「自民党の女性議員は衆参合わせて43人。ただ、大臣にふさわしい力量があるのは当選8回の野田聖子元郵政大臣くらい。しかも野田氏は安倍執行部に批判的で、入閣の可能性は低い。そこで現状では、三原じゅん子参院議員の起用が囁(ささや)かれています」

確かに元タレントの三原氏は知名度バツグン。だが、党内からは不安の声も…。

「安倍首相は三原さんを入閣させたがっているらしいけど、彼女のファンは男性で、女性からはむしろ嫌われているんだよね。だから、閣僚に起用しても支持率はそれほどアップしない。しかも彼女は参院でまだ当選2回。大臣答弁をこなせる力はない。へたに起用したら失言を連発し、新内閣の爆弾にもなりかねないよ」(自民党関係者)

同じく知名度なら、小泉チルドレン組の片山さつき参院議員、佐藤ゆかり衆院議員も高そうだが……。

「うん、本人たちはやる気マンマンで首相周辺にアピールしてるよ。ただ、いかんせん人望がない。首相も起用する気はないみたい」

前出の有馬氏はこう語る。

「あまりにも人材がいないので、民間からジャーナリストの櫻井よしこ氏を起用しようとの声もあるほど。それでも、どうしても党内から“マドンナ大臣”を登用したいのなら、筆頭候補は橋本聖子参院議員かもしれません。当選4回でスポーツ行政の実績も十分ですし、東京五輪に向けた五輪担当相ならありでしょう」

首相公邸の階段で記念撮影に臨むのは誰だ?

(写真/時事通信社)

2333チバQ:2017/07/30(日) 00:06:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000035-mai-pol
<北朝鮮ミサイル>岸田外相、早速対応に追われ 防衛相兼務
7/29(土) 11:29配信 毎日新聞
<北朝鮮ミサイル>岸田外相、早速対応に追われ 防衛相兼務
岸田文雄外相兼防衛相
 28日深夜の北朝鮮の弾道ミサイル発射で、同日から防衛相の兼務を始めたばかりの岸田文雄外相が早速対応に追われる展開となった。辞任した稲田朋美前防衛相に代わって、岸田氏が8月3日の内閣改造まで外務、防衛両省を束ねる状態が続くことに対し、野党は「危機管理の対応が遅れかねない」と懸念を強める。岸田氏は29日未明、外務省で記者団に「空白や支障は生じていない」と語った。

 ミサイル発射を受け、岸田氏はまず首相官邸で午前0時44分から開かれた国家安全保障会議(NSC)閣僚会合に駆け付けた。その後、同1時10分過ぎに防衛省に到着し、同省幹部から報告を受けた。同3時過ぎに防衛省を出た岸田氏が外務省に着いたのは同3時20分ごろだった。

 兼務に問題がないかを記者団に問われた岸田氏は「私自身は両省を移動しているが、その間も両省幹部は緊密に連携している。一体となって対応した」と説明した。菅義偉官房長官も29日未明の会見で「岸田外相は日米2プラス2(外務・防衛担当閣僚会合)に出席し、NSCメンバーでもある。首相が適材適所で判断された」と述べ、稲田氏の後任の人選として、防衛分野の知識の有無や継続性を重要視したとの考えを示した。一方、民進党幹部は「やはり(専任の)防衛相がいないのはまずい」と指摘した。【加藤明子】

2334チバQ:2017/07/30(日) 00:25:37
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280052-n1.html
2017.7.28 22:49
【稲田朋美防衛相辞任】
最悪の時期のトップ交代 統幕長人事で火種も
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の混乱を受け、防衛省、背広組、陸上自衛隊のトップ3人の交代が決まった。防衛相を辞任した稲田朋美氏の後任は岸田文雄外相が兼務する非常事態。背広組、制服組ともに組織の立て直しを迫られるが、陸自は「水陸機動団」の創設を来年3月末に控えるなど歴史的な節目を迎える時期でもあるだけに、関係者の危機感は強い。

 岸田氏は28日夕、防衛省に足を運び、幹部らを前に「俺も忙しくなるな」と苦笑いした。兼務は来月3日の内閣改造までの見通しだが、北朝鮮の弾道ミサイル発射に警戒が強まる中、外務、防衛両省を1人の閣僚が担当するのは異例だ。

 日報問題の特別防衛監察では、制服組と背広組の意思疎通不足が背景にあったとも指摘された。次期陸幕長の山崎幸二北部方面総監は、自衛隊官舎の家賃値上げ問題で背広組や他省庁と折衝を重ねるなど「調整能力は抜群」(陸自OB)との評価が高い。28日に事務次官に就任した豊田硬(かたし)氏も制服組との連携強化に意欲を示している。

 ただ、懲戒処分対象者5人のうち3人を占める陸自にとって、最悪の時期のトップ交代となった。今年度中に水陸機動団のほか、全国の陸自部隊を一元的に指揮する陸上総隊司令部を新設する。岡部俊哉陸上幕僚長が急遽(きゅうきょ)辞任を余儀なくされ、影響は免れない。

 人事上の懸念もある。制服組トップの統合幕僚長は陸海空の幕僚長経験者が順番に務める慣例だ。海自出身の河野克俊統合幕僚長の任期は来年5月まで。次は陸の順番だが、陸を飛ばして空になる可能性もあり、そうなれば海空にも混乱は及ぶ。統幕長人事で禍根が残れば、新たな組織内対立の火種となる恐れもある。

2335チバQ:2017/07/30(日) 00:26:51
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280051-n1.html
2017.7.28 22:48
【稲田朋美防衛相辞任】
首相の情けが将来の芽も摘んだ 何度も更迭の機会ありながら逸した
 稲田朋美防衛相が陸自「日報」問題で引責辞任したが、遅きに失した感がある。安倍晋三首相は「保守政治家のホープ」として稲田氏を行革担当相、自民党政調会長、防衛相と重用してきたが、ついに期待に応えることができなかった。過去に何度も更迭の機会がありながら、これを逸した首相の非も否めない。

 「稲田氏から防衛省のトップとしてけじめをつけたいと強い申し出があった。その意思を尊重し、辞表を受理することとした」

 首相は28日午前、首相官邸で記者団にこう語り、更迭を否定した。稲田氏の政治生命が絶たれるのを避けたいとの思いがにじむ。

 首相は、野党時代に舌鋒(ぜっぽう)鋭く民主党政権を追い詰めた稲田氏の功績を高く評価し、平成24年の第2次安倍内閣で当選3回ながら行革担当相に抜擢(ばってき)した。

 さしたる成果はなかったが、26年9月には政調会長に起用した。首相自らも当選3回で幹事長に抜擢された経験を持つ。自らの手で女性首相候補を育てたいとの思いがあったのだろう。

 だが、力量不足は明らかで農協改革など重要政策では立ち往生した。最後は首相や二階俊博総務会長(当時)に泣きつくことが多く、党内の信望を失った。財政政策では財務省のシナリオ通りに動くことが多く、甘利明経済再生担当相(当時)らを怒らせた。

 稲田氏の風評は首相の耳にも届き、首相は政調会長交代を決断するが、28年8月の内閣改造では防衛相に起用した。周囲は反対したが、首相は「彼女に安保・防衛を学ばせたい」と耳を貸さなかったという。

 防衛政策に疎い稲田氏は野党の格好の標的となった。8月15日の全国戦没者追悼式に欠席したことを民進党の辻元清美衆院議員に批判され、涙ぐんだこともある。昨年暮れには、安倍首相の米ハワイ・真珠湾慰霊に同行した直後に靖国神社を参拝し、周囲を困惑させた。

 学校法人「森友学園」の問題では、代理人として訴訟に出廷したことが分かり、国会が紛糾。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題に関する答弁でも失点を重ねた。

 中でも6月27日に東京都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」という失言は決定打だといえる。都議会自民党惨敗の一因となっただけに、与党内にも辞任を求める声が上がったが、稲田氏にその気はなく、首相も「内閣改造で交代させればよい」と判断した。

 だが、これがさらに稲田氏を追い詰めることになった。稲田氏交代を求める声は日に日に高まり、内閣改造を6日後に控えながらの辞任劇となった。首相の期待と温情は、稲田氏の将来の芽も摘んでしまった。

(田北真樹子)

2336チバQ:2017/07/30(日) 00:35:54
https://mainichi.jp/articles/20170729/k00/00m/010/095000c
稲田防衛相辞任

それでも、かばい続けた安倍首相のなぜ

毎日新聞2017年7月28日 21時18分(最終更新 7月29日 00時48分)
自民党幹部「今村氏との差は…『かわいいから』しかない」
 稲田朋美防衛相が、いわゆる日報隠蔽(いんぺい)問題で辞任した。来月3日予定の内閣改造までもたなかった。過去に何度も行動や発言が問題視され、防衛トップや政治家としての資質に疑問符がついている。安倍晋三首相はそれでも稲田氏を重用し、かばい続けたあげくに破綻した。【佐藤丈一、福永方人】

 「現場の気持ちが分かっていたとは思えない。辞めて当然だ」

 ある陸上自衛隊幹部は険しい表情で言った。ハイヒールで潜水艦を視察するなど、批判を浴びる行動も目立っていた。「視察の回数も歴代で少なかったように感じる。派遣された隊員の大変さを分かっていたのか」

 北朝鮮が数日前から弾道ミサイル発射の動きを見せ、28日に発射した。別の自衛隊幹部は「首相にかわいがられてきたのだろうが、この時期の辞職とは最後まで人騒がせだ」。別の幹部も「とにかく閉鎖的で取り巻きの職員以外と交わろうとしない人だった」とため息をついた。

 稲田氏は靖国神社参拝へのこだわりや、教育勅語の評価など、タカ派的な言動で注目されてきた。2005年の「郵政選挙」で自民党幹事長代理だった安倍首相に誘われ初当選。野党時代の11年、月刊誌「正論」3月号での対談で「長期的には日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきではないか」などと述べていた。

 第2次安倍内閣では行政改革担当相として初入閣。14年に当選3回で党政調会長に抜てきされた。首相は「彼女はホープだから」と周辺に語っていた。昨年、内閣改造の「サプライズ人事」で防衛相に起用された。

 稲田氏起用について自民党関係者は「本気で首相候補に育てようとして、経験を積ませるためだった」と指摘する。ベテラン議員の一人は「首相は稲田氏と丸川珠代五輪担当相をかわいがり、2人を競わせている」と語る。

 防衛相として数々の批判を乗り越えてきた稲田氏。東日本大震災を巡る失言で即日更迭された今村雅弘前復興相の例を挙げ、自民党幹部は「スパッと首を切られた今村氏との差は何なのか。『かわいいから』しかない」と言う。稲田氏が属する「細田派」は首相の出身派閥だ。首相周辺は「自派閥だからこそ、もっと早く切るべきだった」と語った。

 軍事評論家の前田哲男さんは「数々の失言や情勢の把握不足で当初から不適格の判定が下されていた」と評する。最も問題視するのは、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報に表記された「戦闘」を「法的な戦闘行為ではなく衝突」と説明したこと。「現地から本省への報告を上が握りつぶす説明をしたことになる。次から正しい報告が入ってこなくなる。どんな報告でも受け止める度量に欠け、指揮官として最悪です」

 そんな稲田氏を安倍首相はなぜ守り続けたのか。「防衛行政や政策に暗く、首相のお気に入りで用いられた面がある。支え続けた責任は重い」と前田さんは批判している。

2337チバQ:2017/07/30(日) 18:47:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000032-jij-pol
晴れぬ疑念、遠い収束=首相、丁寧な説明「不発」-険しい政権再浮揚〔深層探訪〕
7/29(土) 8:24配信 時事通信
 内閣支持率急落で政権の足元が揺らぐ中、安倍晋三首相が出席した24日の衆院予算委員会。自身の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、関与を完全否定し、「身の潔白」をアピール。だが、同日の審議を通じて疑念が全て晴れたとは言い難く、首相が目指す政権の再浮揚は険しそうだ。


 ◇低姿勢に一変
 「李下(りか)に冠を正さずとの言葉がある。私の友人が関わることだから、国民から疑念の目が向けられるのはもっともなことだ」
 首相は答弁でこう繰り返し、疑惑の存在を素直に認めた。「今までの答弁で足らざる点があったことは率直に認めなければならない」とも指摘。普段なら色をなして野党議員に「印象操作だ」と反論していたが、それも封印した。与党幹部は「丁寧に答えていた」と語った。

 そうした演出は態度にも表れた。これまでは足を組んでふんぞり返るような姿も目に付いたが、この日は背筋をまっすぐ伸ばして着席。一転して低姿勢に終始した。

 政府関係者によると、予算委審議に当たり、首相官邸では、丁寧に対応することや、やじがあっても反応しないことを首相と確認。質疑のシミュレーションも行い、万全の準備を整えて臨んだという。「げっぷが出るまで説明する」。首相は周辺にこう意気込みも語っていた。

 東京都議選で歴史的惨敗を喫し、仙台市長選も敗北。報道各社の内閣支持率には、政権運営の「危険水域」とされる2割台に落ち込む調査結果も出始めた。それだけに首相は24、25両日の衆参予算委を、「加計ありき」との国民の疑念を晴らし、政権再浮揚への足掛かりの舞台とするはずだった。だが、結果的には「不発」に終わった印象が否めない。

 ◇「にわかに信じられぬ」
 首相は答弁で、加計学園の国家戦略特区申請を知ったのは、1月20日の国家戦略特区諮問会議だと説明。ただ、首相と加計学園理事長は長年の友人で、会食やゴルフを重ねる親しい間柄。民進党の野田佳彦幹事長は24日の記者会見で「そこまで知らなかったとは、にわかに信じることができない」と疑問を呈した。日本維新の会からも「説明に厳しい面があった」(幹部)との声が上がった。

 与党は、野党側が加計問題の「キーマン」とにらむ和泉洋人首相補佐官の招致に応じたが、前川喜平前文部科学事務次官と主張が対立。野党は前川、和泉両氏について、偽証罪が適用される証人喚問を要求しており、幕引きには程遠い空気だ。

 与党内でも見方は割れる。自民党の竹下亘国対委員長は予算委終了後、「(説明責任を)果たしたと感じている」と記者団に強調したが、公明党幹部は「一度の説明では終わらない」と語った。

 ◇「V字回復は無理」
 政権が抱えるのは加計問題だけではない。南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題では、稲田朋美防衛相の関与をめぐる疑惑が横たわる。25日の参院予算委では大きく取り上げられる可能性もある。

 首相は、衆参予算委を乗り切った上、来月3日の内閣改造・自民党役員人事による「人心一新」で政権を立て直したい考えだが、思惑通りに進む保証はない。「V字回復は無理だ」。自民党の若手はこうつぶやいた。

2338チバQ:2017/07/30(日) 18:54:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072801293&g=cyr
対応遅れ傷口広がる=後継人事、改造の焦点に-稲田防衛相辞任


 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で、稲田朋美防衛相は28日、引責辞任に追い込まれた。安倍晋三首相が野党の罷免要求を拒否し、稲田氏をかばい続けたことが、かえって傷口を広げた形だ。文民統制(シビリアンコントロール)が揺らぐ事態に至っただけに、8月3日の内閣改造では、後継人事が焦点の一つとなる。

 ◇狂ったシナリオ
 「こうした結果となったことについて、改めておわびしたい」。首相は28日、首相官邸で記者団に対し、自らの任命責任を認め、稲田氏辞任を陳謝した。
 稲田氏は防衛相就任以来、閣僚としての資質を問われ続けてきた。東京都議選の応援演説では、自衛隊の政治利用と受け取られかねない発言をして、与野党から厳しい批判を浴びたが、首相は稲田氏を擁護。内閣改造に合わせて交代させ、事態の収拾を図る考えだった。
 政府関係者は「首相は辞めさせるリスクを悩んでいた」と振り返る。首相は第2次政権発足以来、思想・信条が近い稲田氏を閣僚や自民党要職で重用し、先の内閣改造では党内のやっかみを振り切って防衛相に抜てきした。稲田氏更迭となれば、任命判断が誤りだったと自ら認めることになりかねず、野党に格好の追及材料を与える。
 しかし、日報問題をめぐり稲田氏と陸上自衛隊の対立は先鋭化。非公表とした判断に稲田氏が関与したか否かについて、防衛省・自衛隊内の見解の相違が露呈するなど混乱が拡大した。稲田氏は27日、特別防衛監察を報告するため首相と会談した際、「私、もう辞めます」と伝え、首相も受け入れた。
 「今思えば、都議選の時に辞めさせておけばよかった」。政府関係者は狂ったシナリオをこう悔やんだ。
 ◇安定感重視
 防衛政策に明るいとは言えない稲田氏の登用は、自衛隊との信頼関係を大きく動揺させた。後任の人選について、首相周辺は「安定感が重要だ」と指摘。自民党内では「次の防衛相はエキスパート起用しかない」(中堅)との声が上がり、防衛相経験者である小野寺五典、中谷元、浜田靖一各衆院議員や林芳正参院議員の名前が取り沙汰されている。
 石破茂前地方創生担当相も経験者の一人だが、首相の政権運営に批判的な発言を繰り返している。同党内では「石破氏は入閣要請があっても受けないのではないか」(別の中堅)との見方が出ている。
 ◇「火だるま政権」
 首相は稲田氏辞任で日報問題に一区切りを付け、内閣改造・自民党役員人事で政権の再浮揚を図りたい考えだ。しかし、野党は日報問題でも衆参両院で首相と稲田氏の出席を求めて閉会中審査を行うよう要求、政権への攻勢を強める構えだ。学校法人「加計学園」の獣医学部新設の問題も収束には程遠く、改造後もこれら難題への対応を迫られるのは必至だ。
 かつて首相は、稲田氏を英仏百年戦争でフランスの救世主となったジャンヌ・ダルクと称したことがある。これを踏まえ、自民党中堅は「ジャンヌ・ダルクは最後、火あぶりの刑になった」と冷ややかに語った。同党ベテランは、政権の現状について「まさに火だるまだ」と評した。(2017/07/28-19:50)

2339チバQ:2017/07/31(月) 14:47:57
>>2335
産経がここまで批判するとは予想外ですね

2340チバQ:2017/07/31(月) 15:31:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000057-san-pol
入閣待機組60人超 改造迫るが堅実優先、諦めムードも
7/31(月) 7:55配信 産経新聞
入閣待機組60人超 改造迫るが堅実優先、諦めムードも
自民党入閣待機組(写真:産経新聞)
 安倍晋三首相が8月3日に断行する内閣改造で、当選回数を重ねながら閣僚経験「ゼロ」の待機組の処遇が注目されている。内閣支持率急落に苦しむ首相は政権浮揚を図るため、閣僚経験者で固める堅実な布陣を優先するとみられる。不祥事などで政権弱体化につながる危険がある待機組には「狭き門」になりそうだが、淡い期待を抱くその胸中は複雑だ。(清宮真一)

                  ◇

 自民党で当選が衆院5回以上、参院3回以上(両院在職期間が13年以上を含む)で、閣僚未経験の議員は60人を超える。待機組を閣僚に起用しなければ、党内の不満が噴出する可能性もあり、これまでも一定の処遇をしてきた。

 しかし、第3次安倍再改造内閣で当選7回で初入閣した今村雅弘氏は東日本大震災をめぐる失言で復興相を辞任した。衆院当選3回(参院2回)の金田勝年法相は不安定な答弁が野党の標的となった。待機組の入閣が政権のマイナスイメージになる例は少なくない。

 それでも人事の季節になると、派閥領袖(りょうしゅう)は待機組の入閣を念頭に猟官運動にうごめく。岸田派会長の岸田文雄外相兼防衛相は27日の派閥会合で「遠慮せずポジション取りに精励してもらいたい」と訴え、額賀派会長の額賀福志郎元財務相も記者団に「(派内には)閣僚をこなせる人材がたくさんいる。首相は配慮してほしい」とアピールした。

 二階派幹部は「改造で国民の期待に応えるだけではダメだ。待機組60人の期待もある」と注文をつける。合流で第2派閥に躍進した麻生派も数の力を背景に閣僚ポスト増を求める。自粛気味なのは、稲田朋美、豊田真由子、中川俊直各氏ら所属議員の不祥事が続出した細田派ぐらいだ。

 そんな中、当の待機組には諦めムードも漂う。「誰だって閣僚になりたい…」と本音を漏らす待機組の一人は「支持率下落の厳しい局面で首相が人選に慎重になるのは仕方ない」とこぼす。別の待機組は「全ては首相の腹一つだ。なるようにしかならない」と過剰な期待を自制しており、待機組には肌寒い「夏」となりそうだ。

2341チバQ:2017/07/31(月) 17:52:25
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170731/soc1707310007-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
“裏切り者”石破氏の党内評価急落…「ポスト安倍」争い、岸田氏が逆転リード (1/3ページ)
2017.7.31


ポスト安倍として評価急上昇の岸田外相。石破氏と火花を散らす ポスト安倍として評価急上昇の岸田外相。石破氏と火花を散らす

 稲田朋美防衛相の辞任に絡み、安倍晋三首相の後継をめぐる「ポスト安倍」争いに異変が生じている。世論調査では、石破茂元幹事長がリードしていたが、党内的には岸田文雄外相の評価が急上昇しているのだ。外相と防衛相を兼務して存在感を高める岸田氏と、過去の「裏切り者」のレッテルが復活しつつある石破氏。8月3日の内閣改造・自民党役員人事をにらみながら、党内序列も激変しそうだ。

 「閣僚(稲田氏)が辞任することについて、国民のみなさまに心からおわび申し上げる。安全保障には一刻の空白も許されない。岸田外相に防衛相を兼務してもらう。北朝鮮の『核・ミサイル』開発が深刻さを増すなか、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全を確保するため、万全を期す」

 安倍首相は28日、官邸で記者団にこう語った。

 防衛相辞任という“政治的空白”を突いてきたのか、北朝鮮は同日深夜にICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。

 この奇襲的ミサイル発射に対し、政府の対応は素早かった。安倍首相や菅義偉官房長官らは官邸にすぐに駆けつけ、国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合を開催し、対応を協議した。

 岸田氏は翌29日未明に官邸から防衛省に移り、自衛隊に対し、米韓と連携しながら情報収集や高度の警戒態勢の維持などを指示した。

 その後、岸田氏は記者団の取材に対し、「首相から『安全保障に一刻の空白もあってはならない』という意向が示され、私は防衛相を兼ねて務めている。(今回の事態に)防衛省、外務省、一体となって全力で取り組んだ。空白があったというようなことはない」と自信満々に語った。

 防衛相兼任初日から、危機管理対応に追われた岸田氏だが、その手腕の確かさを示すことにもなった。

 安倍首相は当初、防衛相の兼務を、麻生太郎副総理兼財務相に打診したが、都合が付かずに断念し、岸田氏を抜擢(ばってき)したとされる。内閣改造までの一時的措置だが、安倍首相の狙いはドンピシャリだった。

 官邸関係者は「通常、外相と防衛相の兼務は考えられない。米国なら、ティラーソン国務長官とマティス国防相の役割を1人でこなすことだ。短期間だが、多大な責任と権限を手にする。これは安倍首相が岸田氏に『絶対的な信頼』を寄せている証拠だ。麻生氏に先に打診したとすれば、当然、麻生氏の『岸田氏でいい』という了解も得ている。今回の兼務は、岸田氏が『ポスト安倍』で大きく先行したことを意味する」と語った。

 これまで、自民党内では「ポスト安倍」について、「岸田氏と石破氏が競い合い、非常時の緊急避難としては麻生氏」(中堅)とみられてきた。だが、「森友・加計学園」問題や、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報問題を経て、党内の評価は変わった。

 官邸関係者は「政府与党の危機に、岸田氏は『一致結束して安倍政権を支える』と公言している。これに対し、石破氏はメディアに登場して政権批判を繰り返し、後ろから鉄砲を撃っている。石破氏はかつて自民党を離党し、あの小沢一郎氏(現・自由党代表)と行動をともにした。また、『先祖返り』しているのではないか」と語る。

2342名無しさん:2017/07/31(月) 17:52:38
 実際、石破氏の側近である鴨下一郎元環境相は28日のTBS番組収録で、稲田氏をめぐる安倍首相の対応について「かばいすぎのそしりは免れない」と批判した。

 石破氏は、自民党が下野するきっかけになった1993年6月の宮沢喜一内閣に対する内閣不信任案に賛成した。解散総選挙後に成立した細川護煕内閣が、同年11月に提出した小選挙区制の導入などを柱とした「政治改革4法案」にも賛成し、役職停止処分などを受けた。当時の自民党幹事長は森喜朗元首相。その後、自民党を離党し、小沢氏らの新進党の結成に参画した。

 自民党ベテラン秘書は「石破氏は自民党が野党のときに出ていき、与党のときに戻ってきた。つまり『裏切り者』だ。ドイツの哲学者ヘーゲルは『歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は茶番として』と言ったが、安倍首相の苦境、自民党の危機を利用して、けしからぬことを考えている可能性がある。世論調査と正反対で、石破氏の党内評価は急落している。今の動きが『茶番』にならなければよいが…」と分析した。

 「ポスト安倍」を勝ち取るには、岸田氏や石破氏は将来、自民党総裁選で勝利しなければならない。現在、自民党は衆参で約400人いるが、安倍首相の出身派閥・細田派(96人)と、麻生派(59人)、岸田派(45人)を合わせると200人。一方、石破派は19人である。


 政治評論家の伊藤達美氏は「安倍首相は、岸田氏を副総理格で処遇すべきだ」といい、続けた。

 「現在、首相不在の際の臨時代理の順位は、1位が麻生氏、2位が菅義偉官房長官だが、岸田氏を2位にすべきだろう。政治家にとって貸し借りは大事で、岸田氏は今回、安倍首相に大きな貸しを作った。岸田氏率いる宏池会の創設者、池田勇人元首相は、安倍首相の祖父、岸信介元首相の後に総理の座を射止めた。岸田氏は、この事実を冷静に振り返り、安倍首相をしっかり支えて、この難局を乗り越えるべきだろう」

2343名無しさん:2017/07/31(月) 17:54:51
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170730/plt17073008000001-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
稲田氏“醜態”辞任会見 自衛隊に大危機、後任難航で安倍首相の「ライバル」「天敵」急浮上
2017.7.30 08:00
 稲田朋美防衛相は28日、南スーダンPKO(国連平和維持活動)部隊の日報隠蔽問題をめぐり、防衛省・自衛隊の混乱を招いた責任を取り、辞任した。

 ただ、同日公表された特別防衛監察結果は、稲田氏が陸上自衛隊側から「日報のデータ保管の報告を受けた可能性は否定できない」としながらも、「非公表とする方針を了承した事実はない」という玉虫色の内容だった。陸自側の反乱もあり「ブチ切れの女王」は防衛省を去るが、日本の安全を守る「実力組織」が負った傷はあまりにも大きい。

 「(日報問題の特別防衛監察結果は)防衛省・自衛隊に関し、極めて厳しい反省すべき結果が示された。極めて遺憾だ」「自衛隊員の士気を低下させかねない重大かつ深刻なものだ」「指揮監督する防衛相として責任を痛感し、職を辞することとした。先ほど安倍晋三首相に辞表を提出し、了承された」

 稲田氏は28日午前の記者会見で、こう語った。ただ、日報のデータ保管の報告については、「私自身、報告を受けたという認識は今でもないが、監察の結果は率直に受け入れる」と述べた。

 この会見に合わせるように、安倍首相も官邸で記者団の取材に応じ、次のように語った。

 「稲田氏は自らの責任で、日報問題の特別防衛監察を行い、全容解明を行ったうえで、再発防止策を講じた。そのうえで、『監督責任を取りたい』という強い申し出があった。閣僚の任命責任はすべて私にある。国民のみなさまに心からおわび申し上げたい」

 事実上の更迭となる稲田氏の辞任に合わせて、黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長の事務方、陸自両トップも辞任した。1954年の自衛隊発足以来、最大の危機といえる。

 稲田氏の後任だが、8月3日に実施する内閣改造まで、岸田文雄外相が兼務する。内閣改造では、省内を落ち着かせるため、防衛相経験者の起用が検討されている。石破茂元幹事長や林芳正参院議員など、安倍首相の「ライバル」「天敵」まで後任候補に挙がっている。

 稲田氏は昨年8月の防衛相就任以来、省内に混乱を引き起こし続けた。外遊時に派手なサングラスと野球帽というリゾートルックで現れたり、部隊視察時のハイヒールなど、奇抜で場違いな服装だけではない。

 森本敏元防衛相ら防衛相政策参与3人が昨年末、そろって辞任した。いずれも日米防衛当局の信頼が厚い人物だったが、「稲田氏が煙たがった」(防衛省関係者)とされる。

 弁護士としての自負が強く、報告では法的根拠の説明を求めた。部下にすぐ激高して、「あなたたちは司法試験にも受かっていない」と言い放たれた幹部もいた。「最悪の防衛相」「最も上司にしたくない女性」と吐き捨てる幹部もいた。

 安倍政権が「日米同盟の強化・深化」を進めるなか、ジェームズ・マティス米国防相が今年2月に来日したが、まったく会話が成り立たなかったという。稲田氏主催の夕食会に、安倍首相が途中から飛び入り参加して、「彼女は信頼する閣僚だ」と保証せざるを得ない場面もあった。

 こうしたなか、日報隠蔽問題が発生した。

 特別防衛監察の焦点は、衆院予算委員会で日報問題をめぐる集中審議が行われた2月14日を挟み、防衛官僚や陸自側と稲田氏の間で交わされた同13日と15日のやりとりだ。

2344チバQ:2017/07/31(月) 17:55:25
 政府関係者への取材で、「陸自側から稲田氏にデータの存在が報告された」「稲田氏が了承した」といった複数の証言が確認されている。

 ところが、防衛監察本部は、この両日とも陸自内の日報データの存在について、出席者から「何らかの発言があった可能性は否定できない」と指摘するだけで、稲田氏については「公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった」と結論付けた。

 フジテレビは25日、稲田氏にデータ保管の事実が伝えられた際のやり取りを記した「手書きメモ」の存在について、映像付きでスクープしているのにである。メモには、稲田氏が国会対応を念頭に「明日、何て答えよう」と出席者らに確認していたことも記されていたという。

 こうしたメモが、防衛省・自衛隊の情報流出だとすれば、極めて問題である。稲田氏のクビを狙った「事実上の反乱」といえ、シビリアン・コントロール(文民統制)が効かない、異常事態といえる。

 今回の中途半端な監察結果で、混乱は収まるのか。

 防衛庁・自衛隊OBである評論家の潮匡人氏は「稲田氏はいつも威張って、周囲を怒鳴り散らしていたと聞く。これは日報隠蔽問題というよりも、『稲田朋美問題』というべきだ」といい、続けた。

 「陸自側としては『稲田氏に報告して、了承を得た』と認識していたが、先週末に公表予定だった報告書は『稲田氏の関与や了承はなかった』という結論だった。現場から『トカゲの尻尾切りではおかしい』『公平にすべきだ』という声がわき起こったのだろう。今回の混乱で、稲田氏は政治家として相当厳しくなったはずだ。稲田氏が防衛省を去って、国民・省内から信頼される後任防衛相が着任すれば、とりあえず混乱は収拾される。ただ、停滞している幹部人事など問題は山積している」

 国会での決着という問題もある。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「日報隠蔽問題の事前報告に関し、稲田氏は了承したのかどうか。この問題について、来週にも国会の閉会中審査が開かれるが、与党は稲田氏の参考人招致を断るだろう。だが、真相を解明するために、稲田氏は国会で説明する責任がある。稲田氏を出すのと出さないので、どちらが安倍政権にとってマイナスになるのか。よく考えるべきだ」と語っている。

2345チバQ:2017/07/31(月) 18:09:36
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170712/soc1707120014-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsRelated
平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」 (1/3ページ)
2017.7.12
 自民党の東京都議選での歴史的惨敗と、安倍晋三内閣の支持率急落を受け、石破茂元幹事長の言動が注目されている。メディアで連日、激しい政権批判を展開しているのだ。こうしたなか、石破派(水月会)と、額賀派(平成研究会)による「大連合構想」がささやかれはじめた。平成研の一部に、石破氏を担ごうという動きがあるという。平成研の源流は「今太閤」と呼ばれた田中角栄元首相にさかのぼる。一方、安倍首相の出身派閥、細田派(清和政策研究会)は、田中氏の宿敵、福田赳夫元首相が創設した。平成版「角福戦争」に発展するのか。 

安倍内閣 都議選
 「(内閣支持率は)自然現象で下がったのではない。理由があるから下がっている」「(安倍首相らの)立ち居振る舞いが国民の共感を呼ばなかったなど、要素はいろんなものがある」

 石破氏は10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、こう政権批判を展開した。

 永田町的には「後ろから鉄砲撃つ」ような発言だが、石破氏は都議選(2日投開票)中から突出していた。

 6日の石破派の会合では、「都議会の責任というより、自民党に対する反感があった」「要は『誰の方を向いて仕事しているのか』『本当に国民、都民の方を向いてやっているのか』だ」「言うべきことを言うべき時に言うか、言わないか。『キジも鳴かずば撃たれまい』と言っていると、みんな一緒に運命をともにし、日本がつぶれてしまう」とも述べた。

 自民党はいま、「政局の夏」を迎えている。これまで党内では、国政選挙で4連勝し、衆院の解散権と党の公認権という絶大な力を握る安倍首相への批判・不満は出にくいムードがあった。

 だが、都議選惨敗と内閣支持率急落は、安倍首相と近い人物の疑惑や、細田派出身の閣僚や議員の失言・暴言が直撃したものだ。党内からは「安倍一強」による「おごり」「ゆるみ」への猛烈な批判が出始めている。

 前出の派閥会合でも、石破氏の発言に、所属する議員からは賛同する声が多く上がったという。

 石破派と額賀派の「大連合構想」は、こうした背景で浮上した。

 永田町関係者は「小渕恵三元首相以降、平成研は総理・総裁を輩出していない。そこで、参院を中心に『石破氏を担いではどうか』という意見が出ている。この動きに、今も派内に影響力を持つ青木幹雄元参院幹事長が理解を示している。青木氏は、石破氏を高く評価している。青木氏の息のかかった参院から、一気に機運が盛り上がる可能性がある」と語った。

 前身の田中派以来、「鉄の団結」を誇り、自民党最大派閥として権勢をふるった額賀派だが、2007年に第2派閥に転落した。4日には麻生氏率いる「新麻生派」の結成で、第3派閥にまで落ち込んだ。

 額賀派には「将来の女性総理候補」としての小渕優子元経産相がいたが、14年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任した。それ以降、同派には明確な「ポスト安倍」候補はいない。

 安倍首相は国民に「反省の姿勢」を示し、悲願の憲法改正を成し遂げるために、8月初旬に内閣改造・党幹部人事に踏み切る意向を固めた。

 麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官という「政権の柱」は留任させながらも、「お友達」と揶揄(やゆ)された稲田朋美防衛相、塩崎恭久厚労相らは交代となる見通しだ。岸田文雄外相は党要職で起用し、後任の外相には、茂木敏充政調会長の抜擢(ばってき)が有力視されている。

2346チバQ:2017/07/31(月) 18:09:57

 実は、茂木氏は平成研の幹部の1人である。これまで、経産相や金融担当相、政調会長を歴任しており、次に外相を務めれば「ポスト安倍」候補となるはずだ。

 だが、前出の永田町関係者は「茂木氏は頭脳明晰(めいせき)で政策にも精通し、安倍首相との関係もいい。だが、人望面でやや欠ける。自身は額賀福志郎会長から派閥を受け継ぎ、派閥をまとめたいと願っているようだが、派内には強烈な『茂木アレルギー』がある」と語った。

 石破派と額賀派の大連合の根底には、こうした派内事情もある。

 平成研の「事実上のオーナー」は現在でも青木氏で、「石破氏も、議員を引退した青木氏を大切にしている」(別の永田町関係者)という。

 昨年夏の参院選では、石破氏は「鳥取・島根合区」で、青木氏の長男である一彦氏を全力で応援した。お互いの利害は一致しているのだ。

 大連合の可能性はどのくらいあるのか。

 永田町関係者は「派閥の現状打開のために、『石破氏を担ぐべきだ』という意見はあるが、離党経験があり、何度も派閥を変えた石破氏を『アイツは裏切り者だ』と唾棄する議員も多い。ただ、派内には、小泉純一郎元首相ら清和会による『平成研潰し』を恨みに思っている面々もいる。大連合は、清和会の天下に終止符を打つチャンスだ。憲法改正論議が大詰めを迎えるなか、『ハト派の平成研』と『タカ派の清和会』という対立構図も描ける。国民にも意義のあることだ」と語っている。

2347チバQ:2017/07/31(月) 18:10:47
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170727/soc1707270005-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsRelated
内閣改造に“隠し玉” 外相に「反安倍」急先鋒の石破氏起用か、拒否すれば「倒閣に舵」 (1/3ページ)
2017.7.27
 安倍晋三首相は、衆参予算委員会での閉会中審査を終え、8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事に本格的に着手した。内閣支持率が30%未満の「危険水域」に突入するなか、挙党態勢を築き、緊迫する東アジア情勢に対応する人選が注目される。お友達人事を排し、「重厚な内閣」を立ち上げるため、「ポスト安倍」を狙う石破茂元幹事長に重要閣僚での起用を打診する案が浮上している。石破氏は、自民党や日本のために火中のクリを拾うのか。

安倍内閣
 「そう遠くない日に必ず選挙がある。立ち遅れは許されない」

 自民党の二階俊博幹事長は25日、大阪市で開いた二階派研修会の講演で、こう語った。今年秋の「電撃解散」を示唆したのか。安倍首相と緊密に連絡を取り合っている党重鎮の言葉だけに、意味深長だ。

 安倍首相は今回の内閣改造について、誰が見ても文句が付けられない「重厚な内閣」を目指している。党役員人事も含めて、国民が「やはり、政権を担えるのは自民党しかない」と納得するような布陣を敷き、局面打開の解散も模索しているとされる。ただ、現状の内閣支持率は厳しい。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が22、23両日に実施した合同世論調査で、支持率は34・7%(前回比12・9ポイント減)、不支持率は56・1%(同13・2ポイント増)となり、2012年12月の第2次安倍内閣発足後、支持は最低、不支持は最高を記録した。

 安倍首相は、内閣支持率の下落について、「国民の声であると真摯(しんし)に受け止めたい」と語っているが、この世論調査の中に党勢回復のヒントがあった。

 「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は安倍政権にメディアで苦言を呈している石破氏で20・4%。安倍首相は19・7%で2位だったのだ。

 永田町関係者は「石破氏を重要閣僚で起用する案が浮上している」といい、続けた。

 「『反安倍』の急先鋒(せんぽう)である石破氏を入閣させられれば、『お友達』色は払拭できるうえ、国民に『安倍首相は変わった。苦言にも耳を傾ける』と印象付けることができる。昨年8月の内閣改造の際、石破氏は『財務相か外相なら受ける』と語ったという。当時、ロシア外交もあり、麻生太郎副総理兼財務相と岸田文雄外相は外せなかったが、岸田氏は今回、党務復帰も希望している。石破氏が『自民党の危機』に立ち上がって内閣支持率が上がれば、『ポスト安倍』の最右翼に躍り出る。石破氏の外相起用はあり得るのではないか」

 森喜朗元首相も「安倍首相にアドバイスするとすれば、嫌いな人、縁遠い人ほど近くに置くべきだと言いたい。遠い人を入れれば、遠い人の周辺にいる人も味方に引き込めるからだ」と語り、石破氏にも入閣要請すべきだと指摘する。

 石破氏は衆院当選10回、党幹事長や政調会長、農水相、防衛相、地方創生相などを歴任してきた。ただ、財務相や外相、経産相などの重要閣僚は経験していない。

 田中角栄元首相はかつて、「首相になる条件」として、党三役に加えて、「外務、通産(現経産)、大蔵(現財務)の3つの大臣ポストで成功すること」と語った。厳しい国際環境で政権運営をするには、3閣僚の経験は重要といえる。石破氏にとって、角栄氏は「政治の師」である。

 安倍首相にとっては、悲願である憲法改正や、拉致問題の解決を成し遂げるため、石破氏に党勢回復の起爆剤を期待することになる。

 ただ、安倍首相の入閣打診を、石破氏が断る可能性もある。

2348チバQ:2017/07/31(月) 18:11:19
 前出の永田町関係者は「党の危機に、重要閣僚を打診されて入閣拒否すれば、党内は『石破氏は倒閣に舵を切った』と受け止める。『また自民党を飛び出して、小池百合子都知事と救国政権でもつくる気ではないか』と疑う向きも出てくるかもしれない。現在、細田派(96人)を筆頭に、麻生派(59人)、額賀派(55人)、岸田派(45人)、二階派(44人)が『安倍首相支持』を打ち出している。石破派(19人)だけが反対に回れば、石破氏の『ポスト安倍』狙いは難しくなる」と語った。

 安倍首相は、石破氏とは距離を置いているが、石破氏の最側近、山本有二衆院議員を農水相に起用するなど、石破派を突き放してはいない。

 石破氏を重要閣僚で起用する案を、永田町の識者はどう考えるか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「石破氏にとって『入閣=取り込まれる』だ。来年秋の党総裁に出馬するために、石破氏は派閥を立ち上げ、閣外に去ったはずだ」といい、続けた。

 「安倍首相の意を受け入れて入閣したら、派閥の領袖としての資質が問われる。もし入閣要請が来たら、自身ではなく、派閥の若手に譲るべきだ。そのうえで、自身は外から政権に苦言を呈し、もの申すスタンスに徹すべきではないか」

 違う意見もある。

 政治評論家の森田実氏は「今は『安倍政権の危機』というより、『自民党の危機』だ。安倍首相は石破氏に協力を要請し、石破氏も素直に応じ、懐の深さを示すべきだ」といい、解説した。

 「『加計問題』などで、安倍首相や自民党に批判が集中している。この事態を甘く見てはいけない。石破氏は次期党総裁選をにらみ、閣外に留まろうとするかもしれない。だが、そうした私利私欲を捨てて、愛党精神で『党の団結』に一肌脱ごうとすれば、男の株が上がる。今は党内抗争をするタイミングではない。結束が大事だ」

 安倍首相と石破氏は連携できるのか。

2349チバQ:2017/08/01(火) 09:22:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000061-san-pol

茂木・小野寺氏を重要閣僚に 3日内閣改造 参院から松山氏


8/1(火) 7:55配信

産経新聞







茂木・小野寺氏を重要閣僚に 3日内閣改造 参院から松山氏


茂木敏充氏(写真:産経新聞)


 3日の内閣改造・自民党役員人事を控え、安倍晋三首相は31日、茂木敏充政調会長と小野寺五典元防衛相を重要ポストで入閣させる方針を固めた。麻生太郎副総理兼財務相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官、世耕弘成経済産業相は留任する見通し。二階俊博幹事長、竹下亘国対委員長にも留任を求める。公明党の石井啓一国土交通相は留任が内定した。

 参院からは世耕氏のほか、松山政司参院自民党国対委員長が入閣するとみられる。

 加計(かけ)学園問題などによる内閣支持率急落を受け、首相は一時大幅改造を検討したが、政権の安定運営には、内閣の「骨格」を維持させねばならないと考え直したという。

 麻生氏は引き続き日米経済対話を、世耕氏は日露交渉の実務をそれぞれ担当する。

 首相は当面の課題としてアベノミクスのさらなる加速を掲げており、着実に成果を出すためベテラン勢の総動員を検討している。このため「閣僚待機組」の初入閣は少数にとどめ、閣僚経験者の再入閣が増える見通し。「身内びいき」批判を避けるため、出身派閥の細田派(清和政策研究会)からの入閣は最小限となるとみられる。

 焦点となるのは文部科学相と防衛相。文部科学省は加計学園問題で内部文書流出が続いただけに、閣僚や党要職を歴任した大物議員の起用を検討している。「日報」問題で揺れた防衛省も、安保・防衛問題に造詣の深い人を起用し、体制の立て直しを図る。

 党役員では政調会長、総務会長の人事が焦点となる。首相は秋以降に憲法改正論議を加速させる方針を崩しておらず、党内の意見集約に技量が問われるポストとなる。

 一方、首相は31日午後、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談した。山口氏が石井国交相の留任を求めると、首相は「承りました」と応じた。首相が「骨格を変えないで人心一新を図りたい」と述べると、山口氏は「改造を機に内閣支持率を回復させ、国民の信頼を取り戻せるように頑張りましょう」と応じ、自公両党の結束を確認した。
.

2350チバQ:2017/08/01(火) 09:47:59
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170801-00528219-shincho-pol

内閣改造でどうなる? 「岸田」「甘利」「小泉」の処遇


8/1(火) 8:00配信

デイリー新潮







内閣改造でどうなる? 「岸田」「甘利」「小泉」の処遇


岸田文雄外相


 8月3日に予定されている安倍内閣改造では、2人の重鎮の処遇もポイントの一つである。

 政治部デスクによると、

「そのうちの1人は、岸田文雄外相です。ポスト安倍の最右翼ですが、ここで一気に舵を切って来年9月の総裁選で安倍総理に挑むような思い切った行動に出るタイプではない。だから、外相留任の可能性もまだ残っていますが、周囲には“長くやればいいってもんじゃないよね”と閣外に出る意向を示している。なおかつ、所属する派閥からも安倍総理と距離を置き、総裁選に備えるべきという声が上がってきています」
.

 もし、留任を断られても、安倍総理は岸田外相に反旗を翻されないようにするため、政調会長に取り立てることを検討しているという。

「代わりに、茂木敏充政調会長が外相ポストに就くと予想されている。茂木さん自身、やる気満々。ただ、東大卒業後、米ハーバード大にも留学した超エリートですが、霞が関での評判がすこぶる悪い。経産大臣のときには、しばしば役人を怒鳴りつける声が大臣室に響いた。外務副大臣時代も同じようにパワハラ体質だったから外務省の役人からも嫌われているのです」(同)
.





内閣改造でどうなる? 「岸田」「甘利」「小泉」の処遇


甘利前経済再生相、稲田前防衛相


甘利前経済再生相、稲田前防衛相

 もう1人は、安倍政権の屋台骨を支えるキーマンだったものの、スキャンダルで失脚した甘利明前経済再生相である。

「都議選で惨敗を喫した7月2日の夜、四谷のフレンチレストランで、安倍、菅、麻生、甘利の4人でテーブルを囲んでいる。安倍さんが4人の協力体制の立て直しのために開いた会でした。スキャンダルのほとぼりも冷めてきたし、甘利さんを再び要職にという意見もあったのですが、さすがに大臣や党三役への起用は見送られたようです。今後、加計問題で追及を受ける下村博文幹事長代行の後任という見方が有力です」(同)

 一方、女性初の総理候補と持て囃された稲田前防衛相だが、見る影もなくその座を追われた。

「同僚議員に“閣僚はお休みだね。でも、党でもやる仕事がない”と、落ち込んだ様子で話していたそうです。党務ではすでに政調会長を経験しているから残るは幹事長か総務会長しかない。稲田さんにそんな大役がまわってくるはずもないので、しばらくは無役。後任は、中谷元前防衛相の公算が大です。都議選惨敗の要因を“THIS IS 敗因”と表現し、政権批判を繰り返す彼を閣内に取り込み、“お友だち内閣”との批難をかわすとともに、中谷さんの口を封じたいという安倍総理の思惑も見え隠れしています」(同)

小泉進次郎の起用は

 それともう1人、忘れてはいけない人物がいる。内閣改造のたびにその名が取り沙汰されるのが、自民党人気ナンバーワンの小泉進次郎衆院議員だが、その起用はあり得るのか。

 ノンフィクションライターの常井健一氏に聞くと、

「6月25日に投開票の行われた横須賀市長選で、進次郎さんが推したタレントの上地雄輔の実父が大差で現職を退けました。この際、地方選としては異例なことに党本部の全面バックアップ体制が取られた。そのため、進次郎さんは党本部に借りができ、入閣の打診があったら断れないのではないかという憶測が流れました」

 しかし、都議選の応援に駆け付けたことで、借りをチャラにしたという。

「アベノミクスの効果や安保法制の審議の仕方も疑問視していた進次郎さんは、安倍総理とは政治的な立ち位置が異っています。それに比べ、石破茂前地方創生相とは気脈の通じているところがある。安倍さんと石破さんが争った前々回の総裁選で、進次郎さんが1票を投じたのは石破さんでした。次の総裁選に石破さんの出馬が確実視されるなか、安倍さんからの入閣要請には応えないのではないでしょうか」(同)

 つまり、安倍総理は政権浮揚の最大の起爆剤を手に入れられないようなのである。

 だとしても、内閣支持率急落の元凶は、安倍総理その人に向けられた不信感にほかならない。いくら小手先の人事で国民の目を誤魔化しても、ハリボテ内閣に変わりはないのだ。

「週刊新潮」2017年7月27日号 掲載

2351チバQ:2017/08/01(火) 10:09:43
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170801-00000002-pseven-soci

首相が反主流派に大臣手形バラ撒き 政権失った10年前酷似


8/1(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン







首相が反主流派に大臣手形バラ撒き 政権失った10年前酷似


政権維持のためにはなりふり構わず?


「溺れる者は藁をもつかむ」というが、安倍晋三首相は政権維持のためになりふり構わぬ“抱きつき作戦”に出た、という情報が永田町を駆け巡っている。
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 安倍批判の急先鋒の村上誠一郎・元規制改革相をはじめ、中谷元・元防衛相など反主流派の有力議員に様々なルートで「入閣候補に挙げられている」との情報が伝えられ、“大臣手形”がバラ撒かれているというのである。
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 村上氏といえば首相の人事を「お友だちか、同じ思想を持っている人か、イエスマンの3パターンしかない」と批判し、中谷氏は首相の加計疑惑対応を「権力者は『あいうえお』だ。焦らず、威張らず、浮かれず、えこひいきせず、驕らず、それを戒めないと信頼を得られない」とこき下ろして反主流派の“喝采”を浴びた人物だ。
.

「いくら倒閣の芽を摘みたいからといっても、これでは反主流派総活躍内閣じゃないか」
.

 見え見えの懐柔策に、党内からはそんな声が挙がっている。
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 安倍首相が「一強」と呼ばれてイエスマンしか入閣させなかった時は歯牙にもかけなかった顔ぶれだけに、入閣候補に名前が上がること自体、首相の尻に火が付いていることを物語っている。しかし、入閣情報で目先の党内の反乱は防げたとしても、“空手形”に終われば反主流派の不満は倍増して政権にはね返る。
.

 まさに改造人事の失敗から政権を失った10年前とそっくりな道だ。第1次安倍政権は、閣僚の失言が原因で支持率が急落して参院選に大敗。党内から退陣要求があがると、安倍首相は、「改革を前に進めるために続投する」と退陣を拒否して内閣改造に取りかかった。
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 目玉は官僚を掌握できずに「官邸崩壊の原因」とされた当時の塩崎恭久・官房長官を交代させ、後任に菅義偉・総務相を据える人事構想だった。ところが、改造前日、菅氏の事務所費問題が報道され、官房長官就任は土壇場で白紙になった。
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「安倍政権の凋落は霞が関の反乱から始まる。加計疑惑は文科省の文書流出で火が付き、稲田(朋美)防衛相が辞任に追い込まれたので防衛省・自衛隊が震源地だ。10年前の菅スキャンダルも官僚に批判的だった菅さんを政権中枢から外すための霞が関のリークだった」(閣僚経験者)


 人事構想が狂った安倍首相は官房長官に与謝野馨氏(故人)を起用し、閣僚に伊吹文明氏、額賀福志郎氏など、首相に批判的だった派閥領袖級の重鎮を並べて総主流派体制を敷いた(8月27日)。
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 その結果、改造直後こそ“ご祝儀相場”で支持率が一時的に回復(NNN調査は16.2ポイントアップ)したものの、閣内の統制を失ってわずか30日後の9月26日に退陣を表明したのである。
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 霞が関を統制できず、人事にも失敗して党内を掌握できず、国家の統治能力を失ったのが原因だ。まさに今の安倍政権が置かれている状況と重なるではないか。
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「内閣改造をするほど総理の権力は下がり、解散するほど上がる」
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 そう語ったのは安倍首相の大叔父で、戦後最長の首相在任記録を持つ故・佐藤栄作首相だった。「人事の佐藤」と呼ばれ、党内の不満を見事に沈静化させる人事の妙で、内閣改造のたびに政権の求心力を盛り返して見せた人物だからこその言葉だろう。
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 安倍首相は大叔父とは真逆の改造人事で文字通り政権の命運を尽き果たそうとしている。安倍政権の崩壊前夜、最後の“悪あがき”は実に見苦しい。
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※週刊ポスト2017年8月11日号

2352チバQ:2017/08/01(火) 10:35:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000010-mai-pol

<内閣改造>防衛相に経験者検討 首相、国交相留任を了承


8/1(火) 6:30配信

毎日新聞







<内閣改造>防衛相に経験者検討 首相、国交相留任を了承


石井啓一氏=川田雅浩撮影


 安倍晋三首相は8月3日に予定している内閣改造・自民党役員人事で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題に揺れる防衛省のトップに、過去の防衛相経験者を充てる検討に入った。経験不足を露呈した稲田朋美前防衛相の後任は即戦力が望ましいとの判断があるとみられる。また首相は31日、官邸で公明党の山口那津男代表と約30分間会談し、同党の石井啓一国土交通相の留任を受け入れる意向を示した。人事は8月3日と明言した。

【表でわかりやすく】問題視された稲田防衛相の主な行動、発言

 山口氏は会談の中で防衛相人事に言及。「北朝鮮のミサイル発射の事態も受け、防衛を任せられる適材をお願いしたい」と求め、首相も「当然それは考えている」と答えた。防衛省では前事務次官が辞任し、陸上幕僚長も8月8日付で辞任する。新任の防衛相が不手際を示せば政権への打撃が深まる。自民党幹部は「最近の経験者が無難だ」と語り、党内では小野寺五典▽林芳正▽浜田靖一▽中谷元の各氏の名前が出ている。

 首相は山口氏との会談で、人事方針として「骨格を替えないで、人心一新を図りたい」と述べた。麻生太郎副総理兼財務相らを留任させ、新鮮さをアピールできる陣容を検討する。山口氏は「内閣支持率を回復し、国民の信頼を取り戻せるよう頑張ろう」と応じた。【高橋恵子、高橋克哉】

2353チバQ:2017/08/01(火) 12:36:28
>>2349
外務、財務、経産留任で重要閣僚とは?
防衛、厚労あたりをイメージ?

2354チバQ:2017/08/01(火) 14:37:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000048-asahi-pol

茂木敏充氏、入閣へ 河井克行補佐官の起用も検討


8/1(火) 13:35配信

朝日新聞デジタル







茂木敏充氏、入閣へ 河井克行補佐官の起用も検討


茂木敏充氏


 安倍晋三首相は3日の内閣改造で、茂木敏充・自民党政調会長を入閣させる意向を固めた。内閣支持率が急落するなか、党内で政策の意見集約を担い閣僚経験もある茂木氏を起用し、政権基盤を安定させたい考えだ。また首相は、河井克行首相補佐官を初入閣させる方向で検討に入った。

 茂木氏は沖縄北方相や金融・行革相などを経て、2012年末からの第2次安倍内閣で経済産業相を務めた。経済政策に明るく、茂木氏の起用で重要政策を着実に進める姿勢を示す。河井氏は昨秋、トランプ米大統領の当選を受け政権移行チームから情報収集を行うなど、外交面で首相を支えた。当選6回の54歳で、首相が掲げる「若手」登用の方針にも合う格好だ。

 首相は麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、岸田文雄外相の留任を固め、政権の「骨格」を維持。公明党の石井啓一国土交通相も続投させる。

2355チバQ:2017/08/01(火) 16:35:13
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170801X798.html
茂木、小野寺氏、入閣の方向=安倍首相、一任取り付け―内閣改造
11:54時事通信

安倍首相、一任取り付け
安倍晋三首相(自民党総裁)は1日午前の党役員会で、3日に内閣改造・自民党役員人事を行うと言明、一任を取り付けた。写真は役員会に臨む安倍首相(中央)、高村正彦副総裁(中央右)、二階俊博幹事長(同左)ら。【時事通信社】
(時事通信)
 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日午前の党役員会で、3日に内閣改造・自民党役員人事を行うと言明、一任を取り付けた。内閣改造では、茂木敏充政調会長(61)と小野寺五典政調会長代理(57)が入閣する方向となった。首相は内閣支持率が下落する中、体制を刷新して政権の立て直しにつなげたい考えだ。一方、党運営の要の二階俊博幹事長(78)の続投が内定した。

 首相は党役員会で「人心一新を図り、3日に内閣改造と自民党役員人事を行いたい」と表明。この後の閣僚懇談会でも「新しい布陣の下、国民とともに各般の政策をさらに力強く前に進めたい」と語った。

 首相は政権の骨格を維持し、内閣では麻生太郎副総理兼財務相(76)と菅義偉官房長官(68)を留任させる考え。二階氏は1日の記者会見で、首相から続投の打診があったことを明らかにし、応じる考えを示した。高村正彦副総裁(75)も留任の見通しだ。焦点の岸田文雄外相兼防衛相(60)は党三役への起用を調整している。

 党内では、茂木氏のポストについて経済閣僚が取り沙汰されている。防衛相経験者の小野寺氏には、「日報」問題で混乱した防衛省の立て直しを期待する声がある。

 改造ではこれまでに、公明党から入閣している石井啓一国土交通相(59)の留任が内定。金田勝年法相、高市早苗総務相は交代する方向となっている。

2356チバQ:2017/08/01(火) 16:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1708010022.html
【内閣改造】二階俊博幹事長に続投打診 安倍晋三首相「人心一新を図りたい」3日の内閣改造・党役員人事実施を正式表明 
11:54産経新聞

 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日の党役員会で、「現在の役員の態勢となって一年を迎える。人心一新を図り、内閣改造と党役員人事を行いたい。人事については一任をお願いしたい」と述べ、今月3日に内閣改造・党役員人事を行うと正式表明した。二階俊博幹事長は「人事については総裁に一任したい」と了承した。高村正彦副総裁も「適材適所で思い切った人事をやっていただきたい」と賛同した。

 二階氏は役員会後の記者会見で、首相から幹事長続投の打診があったことを明らかにした。

 今後の党運営については「さらに緊張感を持って対応していくことが大事だ」と強調。公明党との連立体制強化の必要性も指摘した。

 また、二階氏は衆院の解散・総選挙について「首相の判断に従いたい。常在戦場という言葉だけではなく、選挙に勝てる態勢をつくっていくことが党として最大の重要事項だ」と語った。

2357チバQ:2017/08/01(火) 17:26:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017080102000255.html
3日に内閣改造 二階幹事長、高村副総裁続投

2017年8月1日 夕刊


 安倍晋三首相は一日の自民党役員会で「三日に内閣改造と党役員人事を行う」と明言し、人事について一任を取り付けた。二階俊博幹事長はその後の記者会見で、首相から幹事長続投の打診を受けたと明らかにし、続投が確実となった。高村正彦副総裁も続投する方針。
 首相は閣僚懇談会でも三日に内閣改造を行うとした上で「新たな布陣の下、国民と共に各般の政策をさらに力強く前に進めていく」と述べた。東京都議選の惨敗や内閣支持率急落を受け、「人心一新」(首相)で政権浮揚を図る。首相は役員会後、岸田文雄外相と官邸で会談した。
 首相は政権の「骨格」を維持する考えを示しており、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉(すがよしひで)官房長官を留任させる考えを示している。連立を組む公明党から入閣している石井啓一国土交通相も、山口那津男代表の要請を受けて続投させる。
 防衛相は、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で稲田朋美氏が辞任し、岸田外相が兼任している。政府・与党内には、混乱した防衛省・自衛隊を統括するため、次期防衛相には、防衛相経験者ら防衛政策に詳しい人物の起用を求める声が強い。
 金田勝年法相は、交代させる方向だ。

2358チバQ:2017/08/01(火) 17:27:43
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170801/soc1708010008-n1.html
党内実力者がズラリ!永田町に流れる内閣改造「脱お友達・重厚閣僚候補」リスト (1/3ページ)
2017.8.1
 安倍晋三首相は8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、「脱お友達」を決断した。30%未満の「危険水域」前後まで下落した内閣支持率に歯止めをかけ、悲願の憲法改正や拉致問題解決に前進するためにも、「重厚な布陣」を目指している。北朝鮮が2回目のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射を強行したことを受け、次期防衛相には、朝鮮半島有事に対応でき、日報隠蔽問題で混乱した防衛省・自衛隊を立て直せる能力と人望のある防衛相経験者の起用を固めた。夕刊フジでは、永田町関係者への取材を通じて「脱お友達」の閣僚候補と、その起用ポストを予想した。

都議選
 「自公推薦の現職候補が圧倒的な差をつけて勝利する状況にホッとしている」

 菅義偉官房長官は7月30日夜、地元・横浜市の市長選で、自民、公明両党が推薦する現職の林文子氏が3選を確実にし、東京都議選、仙台市長選の連敗をストップさせたことを受け、記者団にこう語った。局面転換を目指す内閣改造の追い風も期待したようだ。

 安倍首相は同日、公邸にこもって人事構想を練った。今回の人事では、「脱お友達」が重要なポイントとなる。

 南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の日報隠蔽問題で、防衛省・自衛隊を混乱させた稲田朋美前防衛相や、「加計問題」で名前が挙がった萩生田光一官房副長官らは、安倍首相に近い。国民の信頼を取り戻すには、安倍首相にも苦言を呈する、閣僚経験者や党重鎮の起用が不可欠だ。

 永田町に流れる「脱お友達・重厚閣僚候補」は別表の通り。党内実力者がズラリと並んでいる。

 まず注目は、伊吹文明元衆院議長だ。衆院当選11回という重鎮中の重鎮で、所属する二階俊博幹事長率いる二階派でも重きをなす。

 伊吹氏は先月25日の派閥研修会で、「テレビのバラエティー番組が国会の中に入ってきたような気がしてならない」「国民のために、やらなければならないものが山積している。そこに力を注がなければいけない」と、後輩議員に活を入れた。

 前川喜平前文科事務次官に代表されるように、文科省は現在、岩盤規制や天下りを守る側となり、倒閣目的と思える情報がだだ漏れしている。

 政治評論家の森田実氏は「伊吹氏が文科相を受けてくれれば、今のガタガタした空気は一瞬で変わるだろう」と太鼓判を押し、「重鎮を口説くには、安倍首相が三顧の礼を尽くすべきだ」とアドバイスした。

2359チバQ:2017/08/01(火) 17:28:06
 稲田氏は28日、日報問題に関する特別防衛監察の結果を公表し、防衛省・自衛隊混乱の責任を取って辞任した。稲田氏に反発した自衛隊から「手書きメモ」などが流出した可能性が指摘される。

 安倍首相は、朝鮮半島有事が現実味を帯びるなか、自衛隊のシビリアンコントロール(文民統制)が効かなくなっている危険性を重視し、次期防衛相には混乱を収拾し、未曾有の事態に対応できる防衛相経験者を起用する方針を固めた。

 林芳正参院議員や、中谷元(げん)衆院議員、小野寺五典衆院議員らが有力視されている。

 森田氏は「次期防衛相には、安定感のある人物が必要だ。背広組、自衛官の気持ちが分かる人物が来れば、すぐに防衛省・自衛隊の規律・統制は整うだろう」と語った。

 「反安倍」の急先鋒(せんぽう)である石破茂元幹事長を、重要閣僚で起用するとの情報もある。石破氏を入閣させられれば「お友達」色を払拭できるうえ、国民に「安倍首相は変わった」と印象付けることができる。

 森喜朗元首相も、産経新聞7月27日朝刊掲載のインタビューで、「石破さんは、こういう政局になると後ろから弓を引くような発言ばかりして愚かだなと思うけど、安倍首相はこれを逆手に取って『大変な状況なので、ぜひ入閣してほしい』と国民に見えるように頭を下げたらいいんだよ。それでも『受けない』と言うならば大っぴらに批判すればいい。『あの人は国のことより自分のことが優先なんですね』とね」と語っている。

 石破氏は同日昼の派閥会合で、「巷間(こうかん)言われる人事についても、何のために、何をやるべくして人事をやるのか、国民にはっきり示すことが大事だ。今は本当にわが党は危機的な状況だ。二階幹事長がグループの研修会で『選挙は間近だ』という話をしたが、それはまったく、その通りだ」と語った。

 このほか、重厚閣僚候補には、ひと癖もふた癖もあるが、永田町にも霞が関にもにらみが利く面々が挙がっている。

 森田氏は「今、霞が関が大きく揺れている。この動揺を抑えるには、安定感・存在感のある重鎮が必要だ」といい、続けた。

 「私は、年内に衆院解散・総選挙があると思っている。安倍首相はこの戦いに勝ち、悲願の憲法改正や拉致問題解決を成し遂げようとするだろう。自身の政治生命や、日本の命運をかけた大勝負となる。今回の人事のポイントは、選挙に耐え得る態勢を築けるかどうかだ。党の重鎮を要所要所に配置し、誰にも文句が言えない陣容が整えられるかどうかだ」

2360チバQ:2017/08/01(火) 18:32:03
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210534
安定感重視は表向き 8・3改造“ベテラン起用”本当の狙い
2017年7月31日
 稲田前防衛相の辞任でますますボロボロの安倍政権。8月3日に迫った内閣改造は苦境がにじみ出る陣容となりそうだ。森友・加計疑惑によるイメージダウンからの局面打開とされた当初の目的はすっかり吹っ飛び、今や「これ以上、支持率が下がらないための安定感」を重視。そのため、閣僚経験者が多めに登用されそうなのだ。

「稲田さんを筆頭に金田法相もそうですが、『シロウト大臣ではダメだ』というのが厳しい世論の見方です。それを払拭するためには、経験者にやってもらうのが一番いい。もっとも、それは表向きの理由で、ベテラン起用の本当の狙いは、党内の“反乱分子”の封じ込めのようです」(自民党関係者)

 安倍首相は「ポスト安倍」のひとり、岸田外相を早々に取り込んだ。2人きりで会談し、留任や閣内横滑り、もしくは党三役就任で話がついたとされる。岸田派の議員をポストに就けるなどの要望も聞き入れるとみられる。

 問題は「ポスト安倍」のもうひとり、石破茂氏だ。安倍首相は政権批判を強めている石破氏を何としても取り込みたいと考えているらしい。

「入閣要請を受けたら、石破さんに『次』の目はなくなる。しかし、安倍首相から『党再生のために頼む』などと言われたら、もともと『党人派』の石破さんのことですから、断りにくいでしょう。断ったら、党員からも『党の危機に石破は自分のことしか考えていない』と批判されかねませんしね。外相や防衛相などの重要ポストを打診されたら、受けてしまいかねません」(石破氏に近い自民党議員)

 反乱分子としては他に、野田聖子氏や中谷元氏の入閣も検討されているという。女性の適任者がいないとされる中で、野田氏ならちょうどいいというわけだ。

「とにかく今回の改造は、挙党体制の演出がカギになってきている。各派閥にも最大限の配慮をして、派閥推薦の入閣待機組も受け入れざるを得なくなるんじゃないか」(前出の自民党関係者)

 封じ込め作戦は成功するのかどうか。“天敵”取り込みに失敗すれば、安倍首相はますます追い詰められることになる。

2361チバQ:2017/08/01(火) 18:47:04
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170801-00000990-fnn-pol
伊吹元議長が文科相就任を固辞
8/1(火) 16:03配信
8月3日に行われる内閣改造をめぐり、安倍首相が7月31日、伊吹元衆議院議長に対して、文部科学相への就任を打診し、伊吹氏が固辞したことが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、安倍首相と伊吹元議長は31日、首相公邸で非公式に会談し、安倍首相は伊吹氏に対して、文部科学相への就任を打診した。
これに対して、伊吹氏は、衆議院議長を務めたことを理由に、固辞した。
文部科学相の人事をめぐっては、松野大臣は交代する方向で調整が進められていたが、伊吹氏が就任を固辞したことで、今後の調整が難航する可能性もある。

最終更新:8/1(火) 16:03

2362チバQ:2017/08/01(火) 19:35:51
https://mainichi.jp/articles/20170801/k00/00e/010/276000c
内閣改造

茂木・小野寺氏入閣へ 参院・松山氏も起用検討

毎日新聞2017年8月1日 11時29分(最終更新 8月1日 12時52分)
 安倍晋三首相は3日に行う内閣改造で、茂木敏充政調会長(61)と小野寺五典元防衛相(57)を入閣させる方針を固めた。茂木氏は調整力に定評があり、小野寺氏も安定した答弁に党内の評価が高いことから、それぞれ重要閣僚で処遇する考えだ。また参院自民党が入閣を求めている松山政司参院国対委員長(58)の起用を検討している。一方、自民党の二階俊博幹事長(78)は1日午前の記者会見で、首相から続投を打診されたと明らかにした。

 首相は1日午前の自民党役員会と閣議後の閣僚懇談会で、3日に内閣改造・党役員人事を行うと正式に表明。「(昨年8月の改造から)1年がたつので人心を一新したい。人事は一任してほしい」と伝え、了承された。

 首相は政権の「骨格」を維持する考えを既に示しており、麻生太郎副総理兼財務相(76)と菅義偉官房長官(68)、自民党の二階氏、高村正彦副総裁(75)を続投させる方針を固めている。公明党の山口那津男代表の要請を受け、石井啓一国土交通相(59)の留任も了承。世耕弘成経済産業相(54)も留任させるとみられる。

 一方、首相が政調会長などで抜てきしてきた稲田朋美前防衛相の失言や、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画への批判などから、内閣支持率は低下。自民党は先月2日の東京都議選で惨敗した。首相は党内外に「お友達優遇」と反発が高まっていることを踏まえ、自身に近い高市早苗総務相と第1次政権で官房長官に起用した塩崎恭久厚生労働相、下村博文幹事長代行は交代させる意向だ。

 加計学園問題を担当する松野博一文部科学相と山本幸三地方創生担当相の交代も検討。通常国会で不安定な答弁が目立った金田勝年法相と「参院枠」の鶴保庸介沖縄・北方担当相は交代させる。【村尾哲、遠藤修平】

2363チバQ:2017/08/01(火) 19:36:52
岸田文雄外相は
>>2349産経:留任 >>2355時事:党三役への起用を調整
 >>2354朝日:留任
で割れてますね

岸田留任なら、茂木は経済財政相あたり?
岸田が三役転出なら、茂木か(大穴で石破)が外務
防衛は小野寺五典▽林芳正▽浜田靖一▽中谷元の各氏の名前 >>2352
ってところですかね

2364とはずがたり:2017/08/01(火) 22:34:34
内部告発問題で激震の“ヤンキー先生”義家弘介文部科学副大臣、過去の「ツッコミどころ」が噴出する!?
日刊サイゾー 2017年6月20日 23時30分 (2017年6月22日 07時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170620/Cyzo_201706_post_21963.html

 加計学園の獣医学部新設計画を巡る内部文書について、ヤンキー先生こと義家弘介文部科学副大臣が「職員が内部告発した場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性がある」と述べたことで、大きな反発を買っている。

 これには、法解釈の専門家からも「違反に該当しない」「告発者への圧力だ」とする反論が噴出、世間からも「すっかり政権の犬になってしまった」と落胆の声も多い。オカルト系タレントの江原啓之には「正義を貫く義家先生の姿にかえっていただきたい」とまで言われてしまっている。

 この状況で一部では「ヤンキー先生」にあったネガティブな話が蒸し返されるのではないか、ともささやかれる。義家副大臣は「言動の矛盾」や「問題発言」が多く指摘されていた過去があるからだ。

「交際していた女生徒に注意した担任の頭に火をつけて燃やした」

「高校時代の野球部で監督を殴って中退になった」

 本人が過去に語ったとされる、こういった不良だったエピソードは事実であればトンデモない話だが、さらに「教師時代に高校1年生の女子生徒と交際、妊娠となり結婚したと言っていたが、教育委員になると『女子生徒が学校を中退してから交際を始めた』と発言に変化した」とか、「貧しい生徒のために基金を設立したとするが、学校にそんな基金があったという話が見当たらない」などといった発言の信ぴょう性を疑う声が多数あった。

「著書で母が会いにきた話を書いているが、雑誌では当時、すでに母が死んでいた話をしている」

「父に復讐するため、空手を10年習ったというが、流派や写真ひとつ公表していない」

「殴りかかってきた生徒を退学させないために先に殴った、という話をする一方で、ほかでは『生徒を殴るわけにはいかないから机を殴って手を骨折した』と話している」

「教え子がくれたネクタイピンを常に身に着けているという話をしていたが、ほかではそれが金のネックレスになっていた」

「ノストラダムスの大予言は携帯でネットができるようになって子どもが大人を信用しなくなったことだとしながら、自身は有料の携帯サイトを教師時代から運営していた」

「横浜市教育委員であるのに、家庭教師派遣業者のCMに出演していた」

 こういった疑いの数々を個別に検証はしていないが、議員になる前は「元不良の教師」というキャラを強調してメディア出演を増やしていた人物でもあり、いくらか誇張があったとしてもおかしくはないかもしれない。ある政治記者は「そもそも義家に期待する方がおかしい」とまで言っている。

「義家を担ぎ出したのは、2007年の参院選候補にした第一次の安倍自民党で、だから最近になって“安倍政権の犬”になったわけではなく、最初から安倍(晋三)首相に飼われた犬だったんですよ。安倍首相は教育改革を大義名分とした教育のビジネス化を進めていたから。その後の学園問題も、その延長線上にあるわけです。義家はもともと政治家になりたくて仕方なかった人物で、日本テレビの情報番組に出ていたときに共演の政治学者、福岡政行に『誰でもいいから政治家を紹介してください』としつこく頼んでいましたよ」(同)

 議員になってからの義家副大臣は、週刊誌に高級風俗店通いや元共産党員の経歴を報じられ、兼業禁止の公設秘書に芸能プロ幹部を使っていたという話もあったから、江原の言うような「正義を貫く先生」という話自体も疑わしくなる。

「怪しい経歴や言動に突っ込みどころがたくさんありそうな人物だから、今回の問題で世間を敵に回すと掘り起こされちゃうかもしれませんよ。本人は大臣のイスまであと一歩と思ってやっているんでしょうけど、下手すれば次の選挙が危ないのでは」(同)

 過去の発言問題は横に置いても、ネット上では「政治家になってからのヤンキー先生の人相がどんどん悪くなっている」というようなアンチが増えつつあり、そのイメージダウンは決して小さくはなさそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

2365とはずがたり:2017/08/01(火) 22:36:05
中川議員の不倫謝罪会見にくらたま激怒!「頭丸めて涙流して、そこでそんな嘘つく?」 キャリコネ 2017年8月1日 18時44分 (2017年8月1日 22時31分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170801/Careerconnection_6813.html

不倫問題で自民党を離党した中川俊直衆議院議員が7月29日、謝罪会見を行った。31日放送の「ばらいろダンディ」(TOKYO MX)ではこの謝罪会見を受け、「不倫で辞職すべき?しなくていい?」というテーマでの討論が行われ、漫画家の倉田真由美さんが「毎回辞職すべき、とは思っていないが、この人は辞職した方がいい」と主張した。

■「芸能人の不倫会見とはワケが違う。嘘としか思えないから責任取れ」


中川議員は今年4月、週刊誌で「ハワイでの重婚ウェディング」などが報じられ、経済産業政務官を辞任し自民党を離党。以来公式な発言はなかったが、3か月以上の沈黙を破り、頭を丸めた姿で会見に現れた。

会見では謝罪後、涙ながらに「生き恥を晒してでも郷土のために役に立ちたい」と今後も政治活動を続けることを表明した。

倉田さんは「頭丸めて涙流して『心機一転頑張ります!』って言って、ああそっかって思ったけど、でもさもう一個の不倫疑惑に関しては全く口をつぐんだよね」

中川議員は「重婚ウェディング」の相手以外にも、前川恵衆議院議員との不倫疑惑が出ていた。会見では否定したものの、倉田さんは信ぴょう性がないといい「もし本当に違うのであれば、訴えるべき。それくらいして身の潔白を晴らさないといけない」と熱弁をふるい、


「芸能人の不倫会見とはワケが違うんですよ。議員の言葉っていうのは例え不倫だろうがなんだろうが、公で話す議員の言葉はめちゃくちゃ重い。頭丸めて涙流して、でもそこでそんな嘘つく?って思っちゃう。嘘としか思えないから『お前ちょっと責任取れよ』って思う」

とヒートアップ。不倫そのものより中川議員の対応に信用がならない、と感じているのだろう。

■今井絵理子参院議員に対しても「『一線を超えてません』って誰が信じるっていう話」

スタジオの鈴木淳也弁護士も概ね同意見で、「弁解が不合理。そういったところに国会議員としての資質が見いだせないから『辞めるべきだ』という人が多いのでは」と分析したが、倉田さんの怒りは収まらなかった。

「本当の事全部晒したのなら、ちょっとかもしれないけど『一から頑張れば?』って応援してくれる人もいると思うんですよ。絶対信じられないもの」

同じく不倫報道の出た今井絵理子参院議員に関しても「なんでそこで一点だけしょうもない嘘つくの? 全部話しますって顔して『一線を超えてません』って誰が信じるっていう話」と最後まで語調を荒げて発言をしていた。

2366とはずがたり:2017/08/01(火) 22:36:46
「ハゲ暴言」豊田真由子が新たに政策秘書を雇い議員を辞める気ナシ!の裏事情
アサ芸プラス 2017年7月31日 17時58分 (2017年8月1日 22時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170731/Asagei_85887.html

「このハゲー!」と自身の秘書を罵倒し、その暴力行為が暴露され、世間から猛バッシングを浴びた豊田真由子衆院議員。一連の問題言動が6月22日、「週刊新潮」に報じられた同日、自民党に離党届を提出した。以来、“精神的に不安定”を理由に、入院。以来、1カ月以上が経過しても、いまだに雲隠れを決め込んでいる。
“政界に戻るのはムリ”と、有権者のほとんどは思っていたに違いない。
 しかし、ここにきて日刊ゲンダイは「辞職の意向なし」と報じた。その理由として、衆院議員の公設秘書の経験がある現職の地方議員の男性が、豊田氏の政策秘書に内定したからという。
 これに対し有権者からは「政治家には品格も必要だから早く議員辞職して欲しい。この瞬間にも多額の歳費が払われてると思ったら嫌になる」「どのツラ下げて公の場に出るの?」「即刻、議員辞職」「まずは、会見しろ!」など、厳しい意見が殺到した。
 政治部の記者は「豊田議員については離党届を出したとはいえ、けじめをつけさせないと、防衛大臣を辞任するにいたった稲田朋美議員の問題以上に、自民党の痛手になるでしょうね」
 としたうえでこう話す。
「永田町筋によると、豊田氏の離党届は保留のまま。もし議員辞職して補欠選挙になれば、自民党は勝てる候補を出せず、議席数を減らしたくないとの理由から離党させるのをためらっているんです。もしかするとそういう党の状況を見越して、豊田氏は、議員は続けられると踏んで新たに政策秘書を雇ったのでは?と勘ぐりたくなるほどです。でもこのまま放置しておくほうがダメージは大きいですよ。それにしても安倍総理は、稲田、豊田、今井絵理子議員といい、つくづく女縁が悪いというか、見る目がないとしか言えません」
 もはや安倍政権には、豊田氏に、国民が納得するような「身の処し方」を決めさせる力も残っていないようだ。

2367とはずがたり:2017/08/01(火) 22:40:40
(i)
リテラ > 社会 > 政治 > 萩生田の答弁は嘘、安倍、加計とBBQ
萩生田官房副長官が集中審議で「安倍首相と加計氏の友人関係、最近知った」! でもブログに3人仲良くバーベキューの写真
http://lite-ra.com/2017/06/post-3251.html
2017.06.16

2368チバQ:2017/08/02(水) 02:23:54
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170801-00000077-nnn-pol
内閣改造 防衛相に小野寺元防衛相が内定
8/1(火) 22:28配信
 内閣改造を3日に控え調整が本格化している。日報問題で混乱した防衛省の立て直しに向けて小野寺元防衛相の防衛相への起用が内定した。

 防衛省は南スーダンに派遣されていた自衛隊の日報問題をめぐり隠蔽(いんぺい)体質が指摘されたほか、情報の内部リークが相次ぐなど閣僚によるシビリアンコントロールが利いているのか疑われる事態に陥っていた。そうした状態から組織を立て直すため安倍首相は第二次安倍内閣で防衛相を勤めた小野寺元防衛相を再び防衛相に起用する方針を固めた。

 また、安倍首相はこれまでに茂木政調会長を重要閣僚で起用する方針を固めている。

 一方、挙党態勢を構築するため、前回の総裁選挙で出馬を目指すなど安倍首相と距離を置いてきた野田聖子元総務会長の起用も検討している。また、参議院の松山国会対策委員長の入閣も固まった。吉野復興担当相は留任する方向。

http://www.news24.jp/articles/2017/08/01/04368564.html
サプライズある?“内閣改造”注目の3人は
2017年8月1日 18:58

 支持率回復に向けてサプライズ人事はあるのか。3日に行われる内閣改造に向けた調整が本格化している。起用が注目されている議員たちを追った。


■小泉進次郎氏 要職への抜てきあるか?

 2009年に衆議院議員に初当選した小泉議員は、現在当選3回。今回の人事では先輩議員を飛び越して、要職への抜てきはあるのだろうか。

 先週、東京大学で行われたイベントに参加していた小泉議員。中学生や高校生に交じってスマートフォンのアプリを作るためのプログラミングを学んでいた。

 小泉議員「みんなね、大人になってからも『さ・し・す・せ・そ』は大事だよ」

 小泉議員が口にした「さ・し・す・せ・そ」は、モテるための会話テクニックのこと。「さすが!」「知らなかった!」「すごい!」「センスいい!」「そうなんだ!」という5つの言葉をかけることが、人から愛されるために大事だという。

 小泉議員「先輩と話すでしょ、国会で。『さすがですね!』(小泉君これはこうなっているんだよ。知ってる?)『知らなかった!』」「もうね、あの『さ・し・す・せ・そ』があれば生きていける(会場大爆笑)」

 まずは先輩を立てるのが大事だと語った小泉議員。本人はどう感じているのか。

 小泉議員「(Q:内閣改造が近いですが)もうね…」「メディアの皆さんはこういう質問をしなければいけないプログラム、アルゴリズムがありますから…」

 プログラミングイベントにかけて、質問をうまくかわした。


■野田聖子氏 打診あれば応じる構えも

 元総務会長の野田聖子議員の処遇も注目されている。野田議員は3年前に総務会長を辞任して以来、閣僚や党役員の職からは遠ざかっている。

 野田議員は2年前、安倍首相に対抗して総裁選の出馬を目指すなど、安倍政権とは距離を置いてきた。しかし安倍政権がこれまでいわゆる“お友達”を優遇してきたとの批判をかわすため、今回は安倍首相の「トモダチ」ではない野田議員を“あえて”起用することも検討されている。安倍首相からオファーはないのだろうか。

 野田議員「(Q:ぶっちゃけ打診は)ないです。噂だけ」「(Q:もし打診があったら)本当答えようがなくて、答えはない。ただ(自民党に逆風の)こういう時だから、みんなで力を合わせなきゃいけないなって」

 仮に打診があった場合には応じる可能性も示唆した。一方で、もし安倍内閣のメンバーになった場合、ポスト安倍を目指す上で障害にならないのか聞くと―

 野田議員「(Q:入閣と次の総裁選出馬は矛盾しないか)しないでしょ。むしろフェアじゃない。突然、寝返ったり裏切ったりするわけじゃないから」


■岸田外相 “ポスト安倍”見据えた次の一手は?

 “総理大臣”の座を目指す岸田外相の処遇も焦点だ。稲田前防衛相の辞任で、外相・防衛相を兼務しているが、1日、安倍首相と会談した後には―

 岸田外相「(Q:総理からは)いろいろと、はい。『引き続きがんばってくれ』と」「(Q:引き続きというのは外相留任ですか?)ちがうちがう(笑)。少なくとも、きょう明日は引き続きこの兼務をがんばります」

 4年にわたって続けた外相のポストに留まることになるのか。岸田氏に近いベテラン議員は「ポスト安倍を見据えて自民党の要職について欲しい」と、今回は外相を退いて、自民党内に足場を築く方が将来のためになると語った。

     ◇

 内閣改造に向けて、水面下では様々な思惑が飛び交っている。

2369チバQ:2017/08/02(水) 02:24:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000115-mai-pol
<内閣改造>初の「守り」に 「安定」「人心一新」に腐心
8/1(火) 22:12配信 毎日新聞
 安倍内閣の支持率が急落する中、安倍晋三首相は3日の内閣改造で「守り」の人事を強いられている。これまで入閣待機組を積極的に登用して求心力を高めてきたが、今回は閣僚経験者を手堅く要所に配するのではないかという見方が大勢だ。2007年参院選の惨敗を受けた第1次内閣の改造時と状況が似ており、首相は政権再浮揚へ「安定」と「人心一新」の両立に腐心している。

 菅義偉官房長官は1日の記者会見で「引き続き経済再生を最優先に、国民の安全と平和な暮らしに万全を期す。安倍政権の政策を前に進める内閣だ」と改造の狙いを説明した。首相は政権のバランスを崩さないよう内閣の骨格を維持する方針で、菅氏と麻生太郎副総理兼財務相を留任させる。

 現内閣では、初入閣だった今村雅弘前復興相が失言で辞任し、金田勝年法相は国会答弁で不安を露呈した。改造後も不祥事や失言が続けば、人事刷新効果どころか、政権は窮地に陥る。首相が自民党の茂木敏充政調会長や小野寺五典元防衛相らを重要閣僚で処遇するのは「安全運転」の象徴といえる。

 ただ、組織的な天下りあっせん問題や学校法人「加計学園」の問題を抱える文部科学相の人事は難航している。自民党関係者によると、首相は第1次内閣で文科相を務めた伊吹文明元衆院議長に就任を打診したが、同氏は固辞したという。

 再入閣が増えれば、その分、入閣待機組の処遇は難しくなる。自民党で衆院当選5回以上、参院当選3回以上の待機組は約60人。こうした議員が「冷遇」されると各派閥の不満が募り、挙党態勢がほころぶ可能性がある。「女性活躍」を掲げる首相が積極的に進めてきた女性議員の起用も、今回は人選の余裕がないのが実情だ。

 一方、首相は出身派閥の自民党細田派からの入閣を控える方針。稲田朋美前防衛相は辞任に追い込まれ、萩生田光一官房副長官や同党の下村博文幹事長代行は加計学園問題で野党から追及された。特に「秘蔵っ子」の稲田氏をかばい続けた首相には党内外から批判の矛先が向けられており、同派幹部は「今回は自粛だ」と明言する。

 毎日新聞の7月の全国世論調査で内閣支持率は26%。第1次内閣の改造前も22%だった。当時、首相は主要閣僚を大幅に入れ替えたが、それでも支持率は33%止まり。しかも初入閣の閣僚に「政治とカネ」の問題が相次ぎ、改造から約2週間後に首相は辞任を表明した。今回、首相が慎重になっている背景には、こうした事情がある。【小山由宇】

2370チバQ:2017/08/02(水) 02:25:02
https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00m/010/062000c?inb=ys
岸田氏
奔走の外相・防衛相 兼務で済むポストなのか

毎日新聞2017年8月1日 20時24分(最終更新 8月1日 23時44分)
外相と防衛相は「分刻みのスケジュールで動く多忙なポスト」
 北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した問題で、岸田文雄外相兼防衛相が対応に奔走している。「地球儀俯瞰(ふかん)外交」を掲げる安倍晋三首相は外交・安全保障を重視してきたが、兼務で済むほど防衛相は軽いポストなのか。【佐藤丈一、加藤明子】

 岸田氏は稲田朋美前防衛相の「日報」問題での辞任を受け、7月28日昼に防衛相に就任。同日深夜のミサイル発射で29日午前0時半過ぎに首相官邸に駆け付け、そのまま防衛省で軌道など分析結果の報告を受けた。ようやく外務省に入ったのは午前3時20分ごろ。外務省幹部は「それまで省内で待機せざるを得なかった」と語る。


北朝鮮のICBMを巡る岸田外相兼防衛相の発言
 外相と防衛相はもともと「分刻みのスケジュールで動く多忙なポスト」(政府関係者)だ。岸田氏は両省の秘書官を伴い、5キロ以上離れた東京・霞が関の外務省と市谷の防衛省を何度も車で行き来している。場面に合わせて大臣車も乗り換えている。

 29日は議員宿舎に午前4時ごろ帰り、午前9時半ごろに外務省で米国のティラーソン国務長官と電話で協議。その後に防衛省に向かった。外相としての他国との協議は外務省内の専用電話を使う必要があるためで、同省幹部は「さすがに大変そうだ」と気遣う。

 一方、防衛省内は歓迎一色だ。前任の稲田氏と違い、岸田氏の手堅さは閣僚でも折り紙付きで、幹部は「やっと記者会見の質疑がかみ合うようになった」と喜ぶ。3日の内閣改造に向けても「防衛相で残ってくれないか」と留任への待望論まで出ている。

    ◇

 岸田氏は2012年末の第2次政権発足時に外相に就任し、13年12月にスタートした国家安全保障会議(NSC)でも安全保障政策に密接に関わってきた。岸田氏の兼務は、首相官邸の「経緯を熟知した岸田氏がふさわしい」(幹部)という判断が働いた。

 ただ、多国間の協力態勢を作る外交と、実力組織の自衛隊を動かす防衛の機能はあくまで別だ。兼務も内閣改造で解消されることが確実視される。

 岸田氏は1日の記者会見で外相として「米韓と協力しながら中国に責任ある行動を働きかける」と外交努力を続ける考えを強調。同時に、防衛相としては7月30日に行った日米の軍用機による朝鮮半島沖での共同訓練を巡り「今後の具体的な対応は手の内を明かすことになる」と圧力を強める考えを示した。

 こうした現状について、東大の牧原出教授(行政学)は「対外的に緊急対応が必要な場合、相手国とは外相、防衛相それぞれのチャンネルで話し合う。兼務は非常に難しいのではないか」とみる。実際、1日には東シナ海の日中中間線付近で中国がガス田開発の新たな試掘を行っている可能性も浮上した。

 安倍内閣は「万全の危機管理」をうたってきたが、稲田氏の辞任が決まった27日時点で北朝鮮のミサイル発射の兆候が出ていた。牧原教授は「そもそも日報問題を抱えた稲田氏を改造直前まで引っ張ったことが問題」と指摘。「危機管理より党内事情を優先したのは否定しがたいのではないか」と批判した。

2371とはずがたり:2017/08/02(水) 07:22:03

また力率が出てきたよ(;´Д`)
節電にはならないけど電気代は節約出来るのか!
スマートメーターとかでも?

第14回:高級なDCモーター扇風機と、安いACモーター扇風機の違いは何?
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/fujilabo/548667.html

2372チバQ:2017/08/02(水) 09:41:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000007-mai-pol
<内閣改造>防衛相に小野寺氏 丸川五輪相は交代へ 


8/2(水) 8:00配信

 安倍晋三首相は3日の内閣改造で、岸田文雄外相(60)が兼務する防衛相に小野寺五典元防衛相(57)を起用する方針を固めた。環境相を含めて2015年から閣内にいる丸川珠代五輪担当相は交代させる方針。自民党役員人事では、竹下亘国対委員長(70)の総務会長か選対委員長への起用を検討している。

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題や東京都議選中の失言で稲田朋美前防衛相が辞任したため、首相は防衛相経験者から人選を進めていた。小野寺氏は第2次安倍内閣で12年12月から14年9月まで防衛相を務めた。

 さらに首相は挙党態勢を築くため、政権と距離を置く自民党の野田聖子元総務会長(56)の起用を探っている。

 ロシアとの経済分野の交渉を担う世耕弘成経済産業相(54)、今村雅弘前復興相の失言による辞任を受けて4月末に就任したばかりの吉野正芳復興相(68)、公明党の石井啓一国土交通相(59)は留任の方向。自民党の茂木敏充政調会長(61)を重要閣僚として処遇する方針だ。松山政司参院国対委員長(58)の起用も検討している。岸田氏の処遇が今後の焦点になる。

 自民党役員人事では、二階俊博幹事長(78)と高村正彦副総裁(75)の留任がすでに固まった。竹下氏の後任の国対委員長には森山裕元農相(72)や浜田靖一元防衛相(61)が浮上している。

 一方、首相は自身に近い高市早苗総務相や塩崎恭久厚生労働相らを交代させ、「人心一新」を図る。学校法人「加計学園」の問題で注目された国家戦略特区を担当する山本幸三地方創生担当相、「共謀罪」法を巡って不安定な国会答弁が目立った金田勝年法相、「参院枠」の鶴保庸介沖縄・北方担当相も交代の方向だ。

 首相は3日午前に自民党役員人事を行い、与党党首会談を経て、同日午後に内閣を改造する。【水脇友輔、田中裕之】


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000079-san-pol

伊吹氏、文科相就任を固辞 切り札失い首相痛手


8/2(水) 7:55配信

産経新聞



 内閣支持率の急落に苦しむ安倍晋三首相にとって、伊吹文明元衆院議長の文部科学相起用は内閣改造の目玉であり、切り札でもあった。これを固辞された打撃は大きく、人事構想はギリギリの段階で大幅な修正を迫られた。

 首相が、伊吹氏という大ベテランに白羽の矢を立てたのは、政権の求心力を回復するには、加計学園の獣医学部新設をめぐり、首相官邸に対する「反乱軍」と化した文科省の「平定」が急務だと考えたからだ。もし文科相人事に失敗すれば、官邸への反乱が他省庁に飛び火することもあり得る。

 伊吹氏は旧大蔵省出身で官僚機構に精通している上、第1次安倍政権で文科相を務めるなど文部行政にも明るい。党幹事長なども歴任し、党内の不満を押さえ込む実力を有する。それだけに首相の後見役である森喜朗元首相も、伊吹氏の起用を首相に助言していた。だが、伊吹氏は首を縦に振らなかった。国権の最高機関の長である衆院議長経験者が、行政府の閣僚を務めるのは「筋が通らない」と考えたようだ。

 ただ、参院議長を務めた江田五月氏が、民主党政権で法相に就任するなど前例がないわけではない。閣内に入れば政治資金などの問題を野党・メディアに細かく詮索され、晩節を汚すリスクを負いかねないという計算も働いたとみられる。

 切り札を失ったことで内閣改造は新味に欠けることになる公算は大きい。裏を返せば自民党の人材不足が深刻化していることの証左ともいえる。(酒井充)

2373チバQ:2017/08/02(水) 09:42:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000078-san-pol

あす内閣改造 防衛相に小野寺氏 経済再生相は茂木氏
8/2(水) 7:55配信

産経新聞

 内閣改造・自民党役員人事を3日に控え、安倍晋三首相は1日、茂木敏充政調会長を経済再生担当相に、小野寺五典元防衛相を防衛相にそれぞれ起用する方向で最終調整に入った。学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題を受け、党幹事長や文部科学相などを歴任した伊吹文明元衆院議長に文科相就任を打診したが、伊吹氏は固辞した。

 麻生太郎副総理兼財務相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官、世耕弘成経済産業相、石井啓一国土交通相は留任の方向で固まった。二階俊博幹事長も留任を承諾し、政権の骨格は維持されることになった。

 首相は1日の党役員会で「人心一新したい」と述べ、3日に行う内閣改造・党役員人事の一任を取り付けた。その後の閣僚懇談会では「新たな布陣の下、国民の皆さまとともに各般の政策をさらに力強く前に進めていく」と述べた。

 菅氏は1日の記者会見で、新内閣の布陣について「引き続き経済再生を最優先に国民の安全と平和な暮らしに万全を期すなど、政権の掲げる政策を前に進める内閣になる」と語った。

 首相は政権の信頼回復に向け、閣僚経験者を多数起用し、閣僚待機組の初入閣は少数に抑える意向だ。

2374チバQ:2017/08/02(水) 11:56:24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170802-00000023-nnn-pol
 内閣改造を3日に控え、顔ぶれが徐々に固まってきている。焦点だった防衛相に小野寺元防衛相を再び起用することが内定した。

 安倍首相は、これまでに第二次安倍内閣で防衛相を務めた小野寺元防衛相を再び防衛相に起用する方針を固めた。稲田前防衛相の辞任を受けた防衛相を巡っては、自衛隊の日報問題を巡り防衛省自衛隊内の確執が取りざたされるなど混乱した状態を立て直すため防衛相経験者から人選を進めていた。また、安倍首相は茂木政調会長を重要閣僚で起用する方針を固めている。

 一方、挙党態勢を構築するため、前回の総裁選挙で出馬を目指すなど安倍首相と距離を置いてきた野田聖子元総務会長の重要閣僚での抜てきを検討している。また、参議院の松山国会対策委員長の入閣も固まった。吉野復興担当相は留任する方向。

2375チバQ:2017/08/02(水) 12:33:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000050-jij-pol
政調・岸田氏、総務・竹下氏=安倍首相、自民三役を内定―野田聖子、松山氏入閣へ


8/2(水) 11:34配信
 安倍晋三首相は、内閣改造・自民党役員人事を3日に控え、党政調会長に岸田文雄外相兼防衛相(60)、党総務会長に竹下亘国対委員長(70)の起用を固めた。


 世耕弘成経済産業相(54)、吉野正芳復興相(68)は留任の方向。松山政司参院国対委員長(58)の初入閣が固まり、野田聖子元総務会長(56)も入閣を調整している。

 岸田氏は2012年12月の第2次安倍政権発足時から外相を務め、党三役入りは岸田氏の意向だった。岸田派内にもかねて「ポスト安倍」レースに備えるため、いったん閣外に出るのが望ましいとの声があり、首相も岸田氏に配慮した。

 安倍政権と距離を置く野田氏の起用方針には、内閣支持率が下がって求心力が弱まる中、挙党態勢を築く姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 ロシア経済分野協力担当を兼ねる世耕氏と、4月に就任したばかりの吉野氏は、外交・復興行政の継続性を重視する形だ。

 閣僚ポストでは、防衛相に経験者の小野寺五典政調会長代理(57)の再起用が有力。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で揺れる防衛省の立て直しが急務で、この分野に精通する人物でなければ務まらないとの見方が強い。茂木敏充政調会長(61)の入閣も固まり、経済再生担当相への起用が取り沙汰されている。丸川珠代五輪担当相は交代の方向となった。

 党役員人事では、二階俊博幹事長(78)と高村正彦副総裁(75)の留任が既に内定している。 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170802-00000029-nnn-pol
内閣改造 石破氏、小泉氏は入閣見送りへ


8/2(水) 11:55配信
 内閣改造を3日に控え、顔ぶれが徐々に固まってきている。焦点だった防衛相に小野寺元防衛相を再び起用することが内定した。

 日報問題をめぐって混乱した防衛省を立て直すため、安倍首相は防衛相経験者で安定した国会答弁で評価が高い小野寺氏を再び起用することを決断した。3日の改造について、安倍首相は政権の骨格は変えないことを明言しており、政権の要である麻生財務相や菅官房長官のほか、自民党の二階幹事長と高村副総裁を留任させる方針を固めている。

 また稲田前防衛相の辞任で焦点だった防衛相に経験者である小野寺元防衛相をあてることを内定したほか、加計学園の問題などへの対応に当たる文部科学相にベテランの起用を検討するなど、安定感を重視した顔ぶれになる見通し。

 一方、挙党態勢をアピールするため前回の総裁選挙で出馬を目指すなど政権と距離を置いてきた野田聖子元総務会長の重要閣僚での抜てきを検討している。ただ、石破前地方創生担当相や小泉進次郎農林部会長は入閣しない見通し。

 閣議政権幹部は、「すごく良い体制ができる」と自信をのぞかせている。しかし、自民党内からも安定感を重視するあまり目新しさに欠けるのではとの声が出ていて、政権浮揚につながるかは不透明。

2376チバQ:2017/08/02(水) 12:39:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000034-asahi-pol

岸田氏、自民党政調会長に起用へ 外相続投方針を変更


8/2(水) 12:16配信

朝日新聞デジタル







岸田氏、自民党政調会長に起用へ 外相続投方針を変更


岸田文雄氏


 安倍晋三首相は3日に行う内閣改造と自民党役員人事で、岸田文雄外相を党政務調査会長に起用する方針を固めた。

 首相は当初、岸田氏の安定感などを評価し、外相として続投させる方針だった。だが、岸田氏が党務に関わることを強く望んだことなどを踏まえ、政調会長に起用することにした。
.
朝日新聞社
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084421000.html


自民党役員人事 政調会長に岸田氏 総務会長に竹下氏

8月2日 12時04分



安倍総理大臣は、内閣改造に合わせて3日に行う自民党の役員人事で、新たに政務調査会長に岸田文雄外務大臣を、総務会長に竹下亘国会対策委員長を起用することを内定しました。




安倍総理大臣は3日に第3次安倍内閣が発足してから3回目となる内閣改造とともに、自民党の役員人事を行う方針で、調整を本格化させています。

こうした中、安倍総理大臣は新たに自民党の茂木政務調査会長の後任に、岸田外務大臣を充てることを内定しました。岸田氏は、衆議院広島1区選出の当選8回で、60歳。銀行員などを経て、平成5年の衆議院選挙で初当選しました。その後、沖縄・北方担当大臣や、党の国会対策委員長などを歴任し、第2次安倍政権発足以降、4年半余りにわたって、外務大臣を務めてきました。

また、細田総務会長の後任には、竹下国会対策委員長を起用することを内定しました。竹下氏は、衆議院島根2区選出の当選6回で、70歳。竹下登・元総理大臣の弟で、NHKの記者を経て、平成12年の衆議院選挙で初当選しました。第2次安倍改造内閣で復興大臣として初入閣し、東日本大震災で被災した人たちの生活再建など、復興の加速化に尽力しました。そして、去年8月の党役員人事で党の国会対策委員長に起用され、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法などの成立に向けて、野党側との調整にあたりました。

自民党の役員人事をめぐって、安倍総理大臣はすでに党運営の要となる二階幹事長に加えて、高村副総裁を続投させる方針を固めていて、安倍総理大臣は今後、内閣改造に向けて最終的な調整を進めるものと見られます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084451000.html?utm_int=all_contents_just-in_001


内閣改造 経済再生相に茂木敏充氏 人づくり革命も担当

8月2日 12時28分



3日行われる内閣改造で、経済再生担当大臣に自民党の政務調査会長で、額賀派の茂木敏充氏の起用が内定しました。また、茂木氏は、安倍総理大臣が重視する人づくり革命も担当することになりました。

2377名無しさん:2017/08/02(水) 15:27:05
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170802-00000030-ann-pol

内閣改造 文部科学大臣に林芳正元農水大臣が内定


8/2(水) 14:57配信

テレ朝 news






All Nippon NewsNetwork(ANN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]
 内閣改造を3日に控え、文部科学大臣には元農林水産大臣の林芳正氏が内定しました。

2378名無しさん:2017/08/02(水) 16:07:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000040-asahi-pol

塩谷・元文科相、選対委員長に起用へ 自民党役員人事


8/2(水) 14:17配信

朝日新聞デジタル







塩谷・元文科相、選対委員長に起用へ 自民党役員人事


塩谷立氏


 安倍晋三首相は3日に行う自民党役員人事で、塩谷立・元文部科学相を選挙対策委員長に起用する方針を決めた。

2379片言丸:2017/08/02(水) 18:47:56
総理大臣 安倍晋 【留任
財務金融 麻生太 【留任(麻生)
総務大臣 高市早→
法務大臣 金田勝→
外務大臣 岸田文→
文科大臣 松野博→林芳正(岸田)
厚労大臣 塩崎恭→
農水大臣 山本有
経産大臣 世耕弘 【留任(細田)
国交大臣 石井啓 【留任
環境大臣 山本公
防衛大臣 稲/岸→小野寺(岸田)
官房長官 菅義偉 【留任(無)
復興大臣 吉野正 【留任(細田)
公安消費 松本純
科技北沖 鶴保庸→江崎鉄(二階)
経済財政 石原伸→茂木敏(額賀)
一億男女 加藤勝
地方創生 山本幸→
五輪大臣 丸川珠→

官房副長 萩生田→西村康(細田)
官房副長 野上浩 【留任

幹事長  二階俊 【留任(二階)
総務会長 細田博→竹下亘(額賀)
政調会長 茂木敏→岸田文(岸田)
選対委長 古屋圭→塩谷立(細田)
国対委長 竹下亘→森山裕(石原)
幹事代行 下村博→萩生田(細田)

◎ 松山政(岸田)、中川雅(細田)
◯ 野田聖(無)、田中和(麻生)

§予想§
松山政→
中川雅→五輪?
野田聖→
田中和→環境?

2380チバQ:2017/08/02(水) 18:55:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000052-mai-pol

<内閣改造>自民政調会長に岸田氏 野田聖子氏の入閣検討


8/2(水) 15:00配信

毎日新聞







<内閣改造>自民政調会長に岸田氏 野田聖子氏の入閣検討


岸田文雄氏=川田雅浩撮影


 安倍晋三首相は3日の内閣改造・自民党役員人事で、政調会長に岸田文雄外相(60)を起用することを決めた。総務会長には竹下亘国対委員長(70)が内定した。また、首相は自身と距離のある野田聖子元総務会長(56)と林芳正元農相(56)の入閣を検討している。最近の野田氏は政権と距離を置き、来年9月の党総裁選への出馬の意欲を示すが、野田氏起用が挙党態勢構築に役立つとみているようだ。世耕弘成経済産業相(54)は続投させる。【田中裕之、水脇友輔】

 ◇総務会長は竹下氏

 岸田氏は2012年末の第2次安倍内閣発足から4年7カ月にわたり外相を務め続けていた。「ポスト安倍」の一人と目され、岸田派内では、党三役に移って力を蓄えるべきだとの意見が強かった。

 首相の出身派閥・細田派会長の細田博之総務会長は交代させ、他派閥に譲って配慮を示す。国対委員長には森山裕前農相(72)らの名前があがっている。首相は新たに田中和徳・党国際局長(68)の初入閣も検討している。

 野田氏は郵政相、消費者行政担当相などを歴任。7月末の毎日新聞のインタビューで「来年9月(の総裁選)に向かっているつもり」と語る一方、党内にある野田氏入閣論について「そう言ってもらえればうれしいが、それこそ首相の腹一つだ」と述べ、応じる可能性も示していた。

 内閣支持率低下に苦しむ首相は「身内優遇」と受け取られかねない人事を行わない方針だ。細田派の丸川珠代五輪担当相は15年に環境相に抜てきされ、昨年の改造で五輪担当相に横滑りしたが、今回は交代させる。一方、側近の世耕氏は「ロシア経済分野協力担当相」を兼務しており、首相が重視する日露関係の推進のため留任させる。

 岸田氏が兼務中の防衛相の後任には、小野寺五典元防衛相(57)を再登板させる。失言した今村雅弘前復興相の辞任で4月末に就任したばかりの吉野正芳復興相(68)は留任の方向だ。

 首相は政権の「骨格」として、麻生太郎副総理兼財務相(76)、菅義偉官房長官(68)、自民党の二階俊博幹事長(78)、高村正彦副総裁(75)を続投させる考え。公明党出身の石井啓一国土交通相(59)の留任も了承した。入閣する茂木敏充政調会長(61)は経済再生担当相での起用を検討している。

 首相は3日午前の自民党臨時総務会で新役員を正式に決める。その後の臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめたうえで組閣し、同日中に改造内閣を発足させる。


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