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自民党スレ

2298チバQ:2017/07/18(火) 15:16:24


 茂木氏は額賀派で最も「頭脳明晰」な政治家だといわれる。安倍首相に重用され、24年12月の第2次安倍政権以降、経産相、党選対委員長、政調会長といった要職を歴任してきた。選対委員長時代の昨年7月に参院選で勝利を収め、政調会長としては天皇陛下の譲位に関する特例法や、働き方改革に関する党内議論を主導してきた。首相・総裁の座にも意欲があるようだ。

 しかし、「下の人間に厳しすぎる」(閣僚経験者)という評価がよく聞かれ、経歴の割に派閥内に仲間が少ない。そのため「茂木氏を首相に押し上げよう」という動きがなかなか起きない。額賀派の次期会長ポストも狙っているとされるが、「茂木氏が会長になれば脱退する人が出る」(中堅議員)と反対論が多い。

 ただ、8月3日に行われる予定の内閣改造では外相への抜擢が取り沙汰される。最近茂木氏と話した議員は「うれしそうにしていた」というが、額賀派にとっても「茂木外相」はプラスだろう。後輩議員のパーティーや国政選挙の応援の際、他派閥の領袖にも負けない「顔」になるからだ。若手・中堅に感謝され、人望を得られれば「総裁候補」の呼び声が高まるかもしれない。



 加藤氏は派閥の壁を超え、安倍首相を側近として支えてきた。

 第2次安倍政権発足とともに官房副長官に就任。元大蔵官僚らしい手堅さや政策立案能力が持ち味で、27年10月の内閣改造では、まだ当選5回ながら看板政策「1億総活躍」の担当相に抜擢された。その後、「働き方改革担当相」の肩書まで加わった。

 安倍首相に重用されるのは、義父である加藤六月元農相(1926〜2006)が安倍首相の父、晋太郎元外相(1924〜1991)の最側近だったことも背景にある。加藤氏の義母と安倍首相の母は大の仲良しでもあり、家族ぐるみの付き合いがある。

 こういった武器は一方で、「あまりにも安倍色が強すぎる」「額賀派というより安倍派」という見方につながっており、派閥内での存在感は今ひとつだ。派手な行動を好まず、知名度が低いのも総裁候補としては難点といえる。まだ当選5回とはいえ61歳ということもあり、本人も首相・総裁のポストに執着していないようだ。



 小渕優子氏は、小渕恵三元首相(1937〜2000)の次女で、将来の派閥会長、そして首相・総裁候補として帝王教育を受けてきた「プリンセス」だ。特に、恵三氏の盟友、青木幹雄元官房長官(83)は、22年の引退後も何かと気にかけてきた。

 20年9月、少子化担当相として戦後最年少の34歳で初入閣を果たし、26年9月には経産相に起用された。「女性初の首相」レースの最右翼として順調に権力の階段を駆け上がっていたが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 優子氏の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件が発覚し、26年10月に経産相を辞任したのだ。これで総裁レースで大きく後退した。

 有罪判決を受けた元秘書の執行猶予期間が終わっていないこともあり、経産相辞任以降、政府や党の要職にも就いていない。8月の内閣改造・党役員人事の後も無役が続く見通しだ。

 ただ、43歳とまだ若い。額賀派幹部は「再来年には謹慎が解ける。10年、15年先に向けて今はじっくり勉強するときだ」と語る。「小渕氏の復活までは総裁選で戦わないでもいい」という声さえ一部にはあるが、問題は本人の気力だという。

 「事件でマスコミにたたかれ、心が折れている。10年後、政争を勝ち抜いて首相の座を狙おうという気持ちを取り戻しているかどうか…」。小渕氏に近い自民党関係者はこう語る。

 額賀派が「ポスト安倍」の政局を勝ち抜き、再び政界の中心に返り咲くことができるか-。会長である額賀氏の政治力が問われるのは言うまでもない。(政治部 田中一世)


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