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自民党スレ

2230チバQ:2017/06/29(木) 11:13:19
別の元秘書は「秘書に電話で別の秘書をしかるよう命じ、豊田氏が横で録音していることもあった。家族を殺し合わせる洗脳現場のようだった。秘書をしかるときのパターンは、前職を持ち出して『あなたの評判は聞いている。使えないから辞めさせられたんでしょ。ここ以外、行くところはない』と言って追い詰める。『自分がしたことは必ず返ってくる』『悪事は絶対にバレる』が口癖だった」と証言した。民進党も真っ青のブーメラン発言といえよう。

 豊田事務所の元事務局長は「子供のときから頭がよかったから、勘違いしたんじゃないか」と、豊田氏の行状の原因を推測した一方で、「あんなに仕事を熱心にする人はいないよ」と仕事面では高評価だ。しかし民間に再就職した自民党議員の元秘書は「果たしてそうなのか」と首をかしげ、続けた。

 「町村信孝元衆院議長の意向で、医療系の議員連盟を立ち上げる計画があり、厚労省出身の豊田氏と、看護連盟出身でベテランの女性元議員に声をかけた。しかし、元議員から『豊田が挨拶しない。無視をする。一緒にはできない』とクレームが入り、議連は頓挫した。その後、私は豊田事務所に誘われたが、断った」

 官僚が得手とするはずの根回しもしなかったのだろうか。

 自民党の危機感は薄かった。河村建夫元官房長官は22日、豊田氏について「かわいそうだ。男性の衆院議員なら、あんなのはいっぱいいる。気持ちは分かる」と擁護し、後にフェイスブックで撤回している。

 豊田氏が所属する細田派会長の細田博之総務会長は27日の記者会見で「いろんな事情がある」と豊田氏をかばった。細田氏は、豊田氏による説明として「(秘書の運転する自動車が)高速道路をひとつ早く出て(豊田氏が)怒ったら逆に入った。『人の命を何だと思っているんだ』と、やり取りが始まっている」と述べた。だからといって、殴っていい理由にはなるまい。

 豊田氏の同期の自民党衆院2回生は、女性へのストーカー行為疑惑で離党した中川俊直氏や、不倫問題で議員辞職した宮崎謙介氏など不祥事が絶えないことから「魔の2回生」といわれる。選対幹部は「次期衆院選で、各選挙区で自民党2回生がそうした色眼鏡でみられる。ただでさえ強くない選挙基盤が、ますます弱くなった」と頭を抱えた。

 二階俊博幹事長や古屋圭司選対委員長は次期衆院選に向け、選挙に弱い現職の差し替えも辞さないらしいが、豊田氏や中川氏は選挙区で連続当選している。選挙に強いか弱いかだけでなく、選良たる器を持つ者かどうか、有権者の審判に委ねるだけでなく、自民党自らが全国を総ざらいする必要があるのではないだろうか。

(政治部 沢田大典)

2231チバQ:2017/06/29(木) 20:25:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000110-jij-pol
自民・山東派、最後の例会=老舗派閥の歴史に幕
6/29(木) 18:32配信 時事通信
 自民党山東派(番町政策研究所)は29日、麻生派などとの合流を7月3日に控え、最後の例会を衆院議員会館で開いた。

 自民党結党直後の1956年に三木武夫元首相と松村謙三元文相が立ち上げた「政策研究会」にルーツを持ち、海部俊樹元首相も輩出した老舗派閥は60年余の歴史に幕を下ろす。

 山東昭子元参院副議長は、合流後の新派閥の在り方について「安倍晋三首相をしっかり支えていかなければならない」と強調。「若い人とベテランがフランクに話し合える風通しの良い派閥をつくりたい」とも語った。

2232とはずがたり:2017/07/01(土) 00:05:20

「落とすなら落としてみろ」 二階氏、相次ぐ問題発言
http://www.asahi.com/articles/ASK6Z624BK6ZUTFK01N.html?iref=com_alist_8_01
2017年6月30日21時31分

 自民党の二階俊博幹事長は30日、東京都議選の応援演説で、自らの差別的な表現が報道されたことなどを念頭に「言葉ひとつ間違えたらすぐ話になる。私らを落とすなら落としてみろ。マスコミの人だけが選挙を左右するなんて思ったら大間違いだ」と述べた。問題発言や不祥事が続けて報じられ、都議選が自民逆風となっていることへの責任を報道機関に転嫁する政権幹部の発言が続いている。

「お金払って(新聞を)買ってんだよ」 二階氏発言要旨
 二階氏は29日の応援演説で、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を「きちがいみたいな国」と表現した。精神障害者に対する差別的な表現で、直後に記者団に「表現として必ずしも適切でないものが一部あった。注意したい」と釈明。一部メディアがこの発言を報じた。

 稲田朋美防衛相も27日の応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と発言し、30日午前の閣議後会見で撤回とおわびに追い込まれた。二階氏は同日夕の国分寺市の演説で、自身を含む政権中枢の発言を伝えている報道機関に矛先を向け、「マスコミは偉いには違いないが、偉いと言っても限度がある。あんたらどういうつもりで書いているのか知らんが、我々はお金を払って(新聞を)買ってんだよ。買ってもらっていることを、やっぱり忘れちゃダメじゃないか」と述べた。

 安倍晋三首相も30日夜、小金井市での応援演説で「色々な報道によって、政策がなかなか届かなくなってしまっている」と報道への不満を漏らした。

2233チバQ:2017/07/01(土) 11:18:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170630-00000114-mai-pol
<自民>二階氏「落とすなら落としてみろ」 メディアを批判
6/30(金) 23:12配信 毎日新聞
<自民>二階氏「落とすなら落としてみろ」 メディアを批判
自民党の二階俊博幹事長
 ◇都議選の応援演説で

 自民党の二階俊博幹事長は30日、東京都国分寺市での都議選の応援演説で「どういうつもりで書いているか知らないが、我々はお金を払って(新聞などを)買っている。そのことを忘れてはだめだ」とメディアを批判した。「落とすなら落としてみろ。マスコミが選挙を左右すると思ったら大間違いだ」とも述べた。

 政権に批判的な報道への圧力ともとれる発言は、厳しい選挙情勢に対するいらだちの裏返しといえそうだ。二階氏は選挙に対する自身の心構えを紹介し、「万一のこと(落選)になった場合はしょうがない。おれもルンペン、あなた方もルンペンだ。だから頑張る以外にない」と自民党候補への支持を訴えた。

 二階氏は29日、弾道ミサイル発射などを続ける北朝鮮を精神障害者に対する差別的な言葉で批判し、直後に「表現として必ずしも適切でないものが一部あった。今後、注意していきたい」と述べたばかりだった。【水脇友輔】

2234チバQ:2017/07/03(月) 18:51:31
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170703X098.html
新麻生派「志公会」が発足=59人、自民第2派閥に
16:43時事通信

 自民党麻生派、山東派などの合流による新派閥の設立総会が3日、東京都内のホテルで開かれた。会長に就任した麻生太郎副総理兼財務相は新派閥名を「志公会(しこうかい)」と発表。所属議員は衆参両院合わせて59人となり、額賀派(55人)を抜き、細田派(96人)に次ぐ党内第2派閥となった。

 メンバーの出身派閥別内訳は、麻生派44人、山東派10人、佐藤勉衆院議院運営委員長らの政策集団「天元会」5人。

 この後の記者会見で、麻生氏は「新しい政治の形として、(党内で)大きな政策集団二つというものを考えていく」と述べ、疑似政権交代が可能な2大派閥を目指す意向を表明。安倍政権を支える考えも強調した。

2235チバQ:2017/07/03(月) 19:52:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707030011.html
【都議選投開票】惨敗・自民 安倍晋三首相が麻生太郎、菅義偉両氏らと仏料理店で会談 内閣改造・自民党役員人事へ
00:24産経新聞

 東京都議選の自民党惨敗を受け、安倍晋三首相は、8月中にも内閣改造・党役員人事を断行する方針を固めた。内閣支持率も下落傾向にあり、党内にくすぶる不満を押さえ込むには態勢を一新させる必要があると判断した。首相は自民党の憲法改正案を秋の臨時国会に提出する考えを表明しているが、支持率低迷が今後も続けば政局が流動化する可能性もある。

 首相は2日夜、都内のフランス料理店で、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相と会談し、今後の対応を協議した。都議選の結果については「謙虚に受け止めなければいけない」との認識で一致した。

 党東京都連の下村博文会長は3日未明、党本部で記者団に対し「自民党23議席という大惨敗だ。責任を取って都連会長を辞めたい」と表明した。

 下村氏は敗因について「国政で大変な逆風が吹いた」と語り、国会議員の失言や通常国会終盤の状況が影響したとの見方を示した。二階俊博幹事長は記者団に「厳粛に受け止め、反省すべき点は大いに反省し、党勢回復に全力を尽くしたい」と語った。

 都議選惨敗を受け、自民党の憲法改正案の議論をめぐり、今後、反主流派が結集する可能性は否定できない。石破茂前地方創生担当相は2日のラジオ番組で「憲法改正にエネルギーを注ぎ込むのは優先順位としてどうか。9条1項、2項をそのままに自衛隊を明記するのはアンビシャス(野心的)な試みであり、賛成できない」と述べた。

 これに対し、主流派の領袖(りょうしゅう)らは足並みをそろえて、党内に広がる動揺を押さえ込む構えを見せている。

 首相の出身派閥である最大派閥の細田派や、二階氏が率いる二階派は「首相支持」を早急に打ち出し、一致結束を呼びかける見通しだ。

 麻生氏も3日の麻生、山東両派などの合流を機に「安倍政権をど真ん中で支える」と改めて表明する考えだという。参院自民党も吉田博美参院幹事長らが3日にも首相支持を打ち出す方向となっている。

 だが、麻生、山東両派の合流で派閥再編が加速し、派閥同士の軋轢(あつれき)は以前より強まることが予想される。

 また、今回の都議選は、連立政権を組む自民党と公明党の関係にも影を落とした。公明党は、「国政と都政は別だ」と説明するが、次期衆院選に向けて自民党との選挙協力をめぐって、しこりが残るのは確実だ。加えて公明党は憲法改正に消極的で、秋以降に本格化する改憲論議が両党の溝をさらに広げる可能性もある。

2236チバQ:2017/07/03(月) 20:04:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070200377&g=pol
政局流動化も=内閣改造で立て直しへ-都議選



東京都議選の開票速報を受け、厳しい表情を見せる自民党都連の下村博文会長(中央)ら=2日夜、東京・永田町の同党本部
 東京都議選で自民党が過去最低の議席となったことで、安倍晋三首相の政権運営は不透明さを増し、政局の流動化は避けられそうもない。首相は局面を打開するため、8月上旬にも内閣改造・自民党役員人事を行い、体制刷新を図る方針。しかし、自民党内の「安倍1強」への不満が一気に顕在化し、首相の思惑通りに進まない可能性もある。

 首相は2日夜、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相と東京都内で約2時間会談。選挙結果を真摯(しんし)に受け止め、政権の立て直しに当たる方針を確認した。二階俊博幹事長は党本部で記者団に「都民の審判を厳粛に受け止め、反省し、党勢回復に全力を尽くす」と語った。
 自民党は選挙戦で、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を追及され、終始守勢を強いられた。首相側近の下村博文幹事長代行や萩生田光一官房副長官にも加計学園に関する「疑惑」が浮上。首相が重用してきた稲田朋美防衛相の失言も重なるなど、首相と関係が深い議員が足を引っ張った形だ。
 選挙結果を受けて、野党は攻勢を強める。自民、公明両党は臨時国会の早期召集に応じない方針だが、下村氏は2日夜のNHK番組で閉会中審査について「必要に応じてそれぞれの委員会で対応を考えてほしい」と述べた。
 今後、自民党内に鬱積(うっせき)していた首相への不満が噴出することも予想される。首相は年内に自民党の憲法改正案を国会に提出し、2020年の改正憲法施行を目指す意向を示している。衆院議員の任期満了は18年12月で、次期衆院選と改憲の国民投票の同時実施も取り沙汰されている。
 18年秋の党総裁3選を前提とした改憲スケジュールだが、首相方針に異論を唱える石破茂前地方創生担当相らの勢いが増せば、こうした日程に狂いが生じかねない。党憲法改正推進本部の船田元・本部長代行は取材に「自民党案を押し付けることは国民の反発を招く」と述べ、慎重な議論を求めた。
 首相は内閣改造で求心力の維持を図りたい考えだ。党内には国民的人気の高い小泉進次郎衆院議員らの起用に期待する声がある。ただ、新閣僚に失言や不祥事などの問題が生じれば、さらなる打撃となる。
 一方、都議選で小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が第1党となり、自民党内では今後の国政進出を警戒する声が強まりそうだ。(2017/07/03-00:44) 関連ニュース

2237とはずがたり:2017/07/03(月) 22:06:42
新麻生派「志公会」が発足=59人、自民第2派閥に
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170703X098.html
16:43時事通信

 自民党麻生派、山東派などの合流による新派閥の設立総会が3日、東京都内のホテルで開かれた。会長に就任した麻生太郎副総理兼財務相は新派閥名を「志公会(しこうかい)」と発表。所属議員は衆参両院合わせて59人となり、額賀派(55人)を抜き、細田派(96人)に次ぐ党内第2派閥となった。

 メンバーの出身派閥別内訳は、麻生派44人、山東派10人、佐藤勉衆院議院運営委員長らの政策集団「天元会」5人。

 この後の記者会見で、麻生氏は「新しい政治の形として、(党内で)大きな政策集団二つというものを考えていく」と述べ、疑似政権交代が可能な2大派閥を目指す意向を表明。安倍政権を支える考えも強調した。

2238とはずがたり:2017/07/03(月) 22:08:21
総裁派閥の没落、新麻生派「志公会」が発足、加計や女性宮家めぐって官邸と火種も
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017070300088
16:39AERA dot.

 7・2の東京都議選では森友・加計疑惑に加え、T(豊田真由子)&H(萩生田光一)&I(稲田朋美)&S(下村博文)(THIS)各氏ら総裁派閥(細田派)のお仲間の失態が敗因となり、”爆死”した安倍自民党。

 党内では「THIS is 敗因」と総括されているという。

 そんな総裁派閥を横目に3日午後、首相とは畏友関係とされる麻生太郎財務相が、山東派などを吸収合併した新派閥「志公会」を正式に発足させた。

「新しく政策集団として立ち上げたが、今の安倍政権をど真ん中で支えていくということには一点の乱れもない」と会長に就任した麻生氏が挨拶。高村正彦副総裁や山東昭子元参院副議長、甘利明前経済再生担当相、佐藤勉衆院議院運営委員長ら衆参国会議員59人が参加し、額賀派(55人)を抜き、細田派(95人)に次ぐ第2派閥となった。

 安倍首相は都議選で歴史的大惨敗が確定した2日夜、都内のレストランで、麻生、甘利両氏、菅義偉官房長官と会談し、今後の政権運営を相談。

 しかし、麻生氏と首相をめぐっては、加計学園の獣医学部新設に対する不満から最近は「すきま風が吹き始めた」(同)とされる。だが、2人に生じた亀裂は他にもあるというのだ。

 自民党関係者がこう解説する。

「天皇退位法案をめぐり確執があったと聞いている。安倍首相は男系に固執しているが、妹の信子さんが寬仁親王に嫁ぎ、2人の皇女を姪に持つ麻生氏は女性宮家創設派でした。女性宮家を認めれば麻生氏の親族から第1号が出る可能性もあるからです。実際、麻生氏は最側近の鴻池祥肇・元防災相を参院の皇室典範特例法案特別委員会の委員に密使として送り込んでいた。自身の再登板も見据えた麻生氏の複雑な首相への思いが派閥拡大へ動いた最大の理由とみるべきです。麻生氏はいずれ、志公会と(岸田文雄外相率いる)岸田派を合併させ、大宏池会を結成し、数で総裁派閥の細田派を上回ることを目指しています」

 本誌の取材に対し、麻生氏から回答はなかったが、「改憲を優先し、消費増税の3度目の延期も視野に入れる首相への対抗馬として財務省が後ろ盾になっている」(前出の閣僚経験者)のは間違いない。

 内閣改造の最大の焦点とみられるのは、麻生氏と近く、ポスト安倍の筆頭候補とされる岸田外相の処遇だ。政治ジャーナリスト、角谷浩一氏は言う。

「岸田氏は幹事長になりたいが、周囲には『政調会長でもいい』と言っています。その場合、茂木敏充政調会長がバーターで外相就任の線もあるのでは」

 反主流派議員は語る。

「麻生派、額賀派や二階派、岸田派らの事務総長クラスがポスト安倍に岸田氏を念頭に置いた会合を重ねています。岸田氏はくみしやすく、話ができる。反安倍で挙党態勢が築ける。最近の安倍首相の言動に大いに不満を抱く二階氏は表では安倍続投と言い、裏では岸田擁立で絵を描いている」

 細田派の古参議員はこう本音を吐露する。

「支持率はもう二度と元には戻らないだろう。安倍1強はもう終わった。次の総裁選は総裁派閥・細田派だけで仕切れないだろう……」

 今後、政局のキャスティングボードを握るのは麻生氏かもしれない。(本誌 村上新太郎)

※週刊朝日 2017年7月14日号より抜粋、加筆

2239とはずがたり:2017/07/03(月) 22:23:00
「大宏池会」結成へ “麻生の乱”が起こる日
https://dot.asahi.com/wa/2017052300010.html
by 村上新太郎 (更新 2017/5/23 11:30)

 ある閣僚経験者が4月下旬、官邸で安倍首相にこう尋ねた。

 「首相は信頼しているようですが、この人(麻生氏)、大丈夫ですか」

 安倍首相は笑顔でこう断言したという。

「1割、(再登板の)気持ちはあっても、それ以上ではないよ」

 だが、安倍首相の読みは外れつつある。

「小さな派閥が乱立するより大きな派閥が必要だ」

 副総理でもある麻生太郎財務相は5月15日、自ら率いる麻生派が山東派などを事実上吸収合併することで合意した意義をこう強調した。

 都議選後の7月に約60人の新派閥を結成する段取りで、最大派閥、細田派(96人)に次ぐ勢力になる。安倍一強が続き、久しくなかった派閥再編がにわかに慌ただしくなった。

 翌16日、「反主流派結集」と注目を集めた勉強会が発足した。約20人の自民党議員が集まり、野田毅・前党税制調査会長や村上誠一郎・元行革相ら政権と距離を置くベテラン議員が中心で、野田聖子・元総務会長の姿も見られた。

 村上氏は本誌に勉強会立ち上げの趣旨を憤りを込めこう語る。

「改憲より政治的に喫緊(きっきん)の課題は財政や金融政策、社会保障の立て直しです。日銀保有の国債に値が付かないぐらい危ない状態で、アベノミクスは完全に破たんしている。財政再建に全精力を注ぐべきなのに、厚生労働省は年金マネーである年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)でクラスター爆弾をつくる米企業に株式投資している。首相の優先順位は明らかにおかしい。出口が見えない財政・金融再建に大変な危惧を感じている」

 集まった議員に共通しているのは「2度先送りした消費増税への不満の受け皿になる」(村上氏)こと。 あるベテラン議員はこう見立てる。

「野田毅、村上らは経済産業省主導の官邸に不満が大きい財務省の意向を受け、首相が3たび消費増税見送りをしないよう釘を刺した形だ。裏で自身の再登板を視野に政局含みで麻生氏がシナリオを描いているのは間違いない」

 一時期、河野グループで麻生氏と親交を深め、現在は細田派の最高顧問を務める衛藤征士郎・元衆院副議長は本誌に対し、「政党力強化のために派閥パワー拡大を図ったことは評価したい」とこう語る。

「麻生さんは首相に対抗して『アソノミクス』をやりたいのでしょう。ずばり、総裁選で岸田文雄外相を担ぐのではなく、麻生さん自ら打って出ると思うよ」

 政治評論家、小林吉弥氏も同様の見方を示す。

「麻生氏は党内の安倍一強への不満が充満している状況を十分わかっており、一強がこの先、続くとは思っていない。本人としては再登板したいはずです。無理ならば、ポスト安倍を睨み、キングメーカーとして君臨すればいい。犬猿の仲とされる古賀誠元幹事長とも手を組んで、岸田派を含む大宏池会を次の総裁選までに実現させたい考えだ」

2240とはずがたり:2017/07/03(月) 22:23:20
>>2239-2240
 政府関係者は解説する。

「麻生さんは首相と一体化している菅義偉官房長官・今井尚哉筆頭首相秘書官ラインに対する反発が強い。経産省主導の官邸に押され続ける財務省の看板を背負い、政策立案にかかわる影響力低下の払しょくを図り、権力構造を変化させたい狙いがある。政治は数が全て。奇麗ごとではない」

 こうした見方に対し、首相の出身派閥・細田派幹部はこう本音を言う。

「安倍、麻生両氏の畏友(いゆう)関係がクローズアップされるが、首相は麻生氏に対して警戒感を持っている。政権を支える菅、党をまとめる二階(俊博)幹事長への信頼感とは決定的に相違がある」

 この言葉どおり、首相は15日、父の故晋太郎元外相をしのぶ会で「(細田派で)四天王を作りたい」と発言。自らに続く後継者育成に意欲を示してみせた。

 これには麻生氏の動きに加え、党の大番頭・二階氏の安倍官邸への不信感も背景にある。

 中国で習近平国家主席と会談し、帰国した二階氏と17日夜、会食した作家、大下英治氏はその胸中をこう慮(おもんばか)る。

「二階派の今村雅弘前復興相を更迭したことについて、親分である二階さんとしては、自分に責任を取らせる形を取ってほしかったと不満のようでした。『せっかく、新しく派閥に入る人の晴れの場(派閥パーティー)なのに、安倍首相のあの発言(今村失言を陳謝)は……』と言っていました」

 ポスト安倍をめぐっては、石破茂元幹事長が本誌に改めて、「未来永劫続く政権はない」と戦闘宣言。

 周辺によると、石破氏は政調会長就任時に脱会した額賀派の事実上のオーナー、青木幹雄・元参院議員会長の事務所へ定期的に顔を出しているという。

 禅譲狙いとされる岸田氏も4月に行われた宏池会結成60周年パーティーでポスト安倍に意欲を示した。

「もうすぐ行われる内閣改造は極めて重要な意味を持つ。岸田氏の動きを封じ込めるため、幹事長含め三役に充て、二階氏を副総裁に格上げし、麻生氏と同格の政権ナンバー2で処遇する。あるいは、霞が関に影響力を持ちすぎた菅氏を幹事長に据える腹案など官邸サイドはさまざまな選択肢で頭の体操をしている」(官邸関係者)

 本誌の取材に対し、麻生事務所はこう回答した。

「『麻生も安倍を引き下ろしにかかったな』と書きたい人がいるような気がしますが、間違いなく安定政権を作り上げた、そのど真ん中に我々はいる自負があり、その自負がある奴が足を引っ張ったってしょうがないと考えています」(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日  2017年6月2日号

2241とはずがたり:2017/07/03(月) 22:30:13
加計疑惑の“しくじり先生” 「怪文書だ」と強弁してきた菅官房長官の命運
https://dot.asahi.com/wa/2017062000014.html
by 村上新太郎 (更新 2017/6/20 16:00)

「怪文書だ」と強弁してきた加計文書について、菅義偉官房長官は16日、ついに「現在の認識ではない」と撤回に追い込まれた。「菅路線の破たん」(自民党幹部)と自民党内から交代論が公然と語られ始める一方、麻生太郎財務相を軸にポスト安倍の蠢きが活発化してきた。

 国会が閉会し、安倍首相のもう一つの頭痛の種だった森友学園の籠池泰典氏に危機が迫っている。補助金不正問題で大阪地検が強制捜査に乗り出すというのだ。安倍政権に都合の悪い証言を繰り返してきた人物だけに、「国策捜査」と騒がれかねないリスクをはらむ。

 そして加計問題では強引な国会運営ばかりが目立った。

「菅さんの加計問題の高飛車な発言や捜査当局への立件圧力などは都議選の結果に大きく影響を与えるだろう。都議選に大敗したら、次の内閣改造で菅さんは交代するべきではないか」

 自民党本部で開かれた副幹事長会議で、首相側近の自民党幹部からこんな過激な発言も飛び出した。

 文部科学省でも火の手があがった。松野博一文科相は前言を撤回し、文科省が内閣府から「総理のご意向」などと言われたと記された文書が見つかったと15日に発表。

 さらに首相の側近、萩生田光一・官房副長官が内閣府に加計学園しか実質的に応募できない要件を追加修正せよ、と指示したとされるメールまで暴露した。

 萩生田官房副長官は慌てて全面否定、山本幸三地方創生相が「私の指示」とかぶり、安倍首相は「調査に時間がかかったことを率直に反省したい」と苦しい答弁を強いられた。

 政府関係者は言う。

「役職上、内閣人事局長は萩生田氏だが、人事を現実的に差配しているのは菅さんです。霞が関全体に睨みを利かせ官僚を牛耳ってきた。政権寄りの読売新聞に前川喜平前文科事務次官の出会い系バーへの出入りをリークするなど、冷静沈着を装いながら力ずくで走る菅路線の完全な失策です。黙殺・拒否戦術がすべて裏目に出ましたね。首相が菅さんに声を荒らげたほどで、次の内閣改造で交代させる可能性もある」

 菅官房長官に代わり、存在感を増しているのが麻生財務相だ。

 7月3日には山東派などを吸収した60人規模の新麻生派を正式発足させる。

 最大派閥、細田派(96人)に次ぐ第2勢力となり、長らく続く細田派支配への対抗軸構築が狙いだ。麻生氏と親しいベテラン議員は、「今後の政局を占う最大のキーマンは麻生さんです。来年9月の総裁選では総裁派閥(細田派)と麻生グループから候補者が出るだろう。安倍首相や細田博之総務会長は相当な警戒感を感じているはずです」

 皮肉にも菅氏と麻生氏との確執は、文科省から流出した8枚の加計文書で表面化した。自民党獣医師問題議連会長でもある麻生氏が、<獣医学部新設に強く反対している><(麻生氏は)総理から本件関係で何も言われていない。だからもう(やらない方向で)決着したのだと思ってたくらいだ>と。そして松野文科相や萩生田官房副長官も<衆院福岡6区補選を終えた後に動くべきではないか>と発言したと記されていた。

 これは昨年10月23日に投開票があった衆院福岡6区補選のことで、菅氏が推した鳩山二郎氏と、麻生氏が推した蔵内謙氏が激突。鳩山氏が大差で勝利したが、前川氏は本誌の取材に対し、こう証言した。

「菅氏と麻生氏と、どっちの政治力が強いかを見定める試金石であったと思います。鳩山二郎さんの圧勝で官邸側の勢いが、また強まるだろうと感じました」

2242チバQ:2017/07/03(月) 22:33:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170704k0000m010074000c.html
<自民党>「麻生派」発足 麻生・山東両派などが「志公会」
20:50毎日新聞

<自民党>「麻生派」発足 麻生・山東両派などが「志公会」
派閥名を「志公会」と発表し、記念撮影する自民党の麻生太郎副総理兼財務相(前列中央)、山東昭子参院議員(同右)、佐藤勉衆院議員(同左)=東京都内のホテルで2017年7月3日、和田大典撮影
(毎日新聞)
 自民党の麻生・山東両派などは3日、東京都内で合併式典を開き、新派閥「志公会」を発足させた。会長には麻生太郎副総理兼財務相が就き、山東昭子元参院副議長は会長代行に回った。所属議員は59人と額賀派(55人)を抜き、党内の第2派閥に躍り出た。東京都議選の惨敗で安倍政権が正念場を迎える中、麻生氏はさらに存在感を高めそうだ。

 新派閥には佐藤勉衆院議院運営委員長のグループも加わった。麻生氏は記者会見で「安倍政権をど真ん中で支える点は一点の乱れもない」と述べ、首相を支える姿勢を強調。首相とは菅義偉官房長官らを交えて2日夜に会食しており、首相から「ぜひ(新派閥に)期待している」と激励されたことも明かした。

 ただ政府・自民党内では、来年9月の党総裁選を見据え「麻生氏が色気を出すのではないか」(党関係者)との見方は絶えない。麻生派幹部は「麻生氏は自分からやる気はない」と火消しに走るが、派内には「首相に緊急事態があれば、準備はできている」との声も漏れる。

 麻生氏は会見で「大きな政策集団二つを考えていく」と述べ、首相の出身派閥・細田派(96人)と並ぶ党内2大派閥を目指す考えも示した。都議選の惨敗で首相の求心力低下は必至。石破茂元幹事長らも「ポスト安倍」へ活動を始めており、新しい麻生派の誕生は、党内の多数派工作や派閥再編を活発化させる可能性がある。【小田中大】

 ◇旧麻生、山東両派など合流の新派閥を「麻生派」と表記

 自民党旧麻生、山東両派などが合流した新派閥は3日、麻生太郎副総理兼財務相を新会長に決めたため、毎日新聞は同派を「麻生派」と表記します。

2243とはずがたり:2017/07/03(月) 22:37:07
>>2241-2242

 自民党関係者も言う。

「福岡という地元で負けられない麻生さんは、犬猿の仲の古賀誠元幹事長に頭を下げてまで必勝態勢をとったが、結果はトリプルスコアで大敗。いい面汚しになってしまったことで相当、菅氏に恨みを抱いた」

 その加計疑惑でこけた菅氏を尻目に麻生氏の勢いは増すばかりだ。

「財務省が改憲に夢中になる安倍首相のままでは『3度目の延期で、消費税が上げられなくなる』と必死に麻生さんをあおっている。麻生さんはいずれ、新麻生派と(岸田文雄外相率いる)岸田派を合併させ、大宏池会を結成し、数で総裁派閥の細田派を上回ることを目指している。最近の動きは目まぐるしく、二階(俊博幹事長)さんや古賀さんと極秘に会食を重ねています。安倍首相から岸田さんに禅譲させるか、もしくは自分が再登板することも視野に入れています」(自民党幹部)

 反主流派の動きも活発だ。麻生財務相の“別動隊”ともいわれる村上誠一郎・元行革相、野田毅・前党税制調査会長らベテラン議員40人が15日、徹夜国会明けにもかかわらず集結し、首相の看板経済政策「アベノミクス」について、「限界にきている」と異を唱え、消費増税の必要性を訴えた。

 会合は5月に続いて2回目だが、今回はポスト安倍をうかがう野田聖子・元総務会長に加え、次の総裁選に出馬意欲をみせる石破茂・元幹事長も出席した。

 その前日夜、都内のホテルで開催された村上氏のパーティーにはわざわざ二階幹事長、細田氏に加え、岸田外相までもが挨拶に立った。

「安倍批判を繰り返し、長く冷や飯を食ってきた村上さんのパーティーとは思えないほど豪華な顔ぶれだった。気をよくした村上さんは『前川氏の命をかけ身を挺した発言を無視する安倍官邸が続けば、日本の民主主義は吹っ飛ぶ。為政者が立法府である国会のトップは自分だと言いだし、関係が近い人を最高裁判事に充てるなど、三権分立がひっくり返っている』と大声を張り上げ、共謀罪や9条改憲などについても批判的な論陣を張りました」(出席した自民党議員)

 麻生氏のさらなる追い風は、永田町で流れる安倍首相の健康不安説だ。

 別の政府関係者によると、「首相は6月9、10両日、慶応病院の主治医の診察を受けています。『毎月1回の定期診察』と官邸中枢は予防線を張ってますが、持病の潰瘍性大腸炎が加計疑惑で悪化。長年服用している『アサコール』の副作用も懸念されています」

 政治家にとって健康問題は「政治生命」にかかわる極めてデリケートな事案であり、「真相は首相本人が知るのみ」(同)。

 細田氏は本誌に対し、「毎週、役員会などでお目にかかるが、意気軒高そのもの。病状悪化については一切聞いていない」と語る。

 その一方で、さまざまな臆測が自民党内で流れている。

「共謀罪の強行採決であそこまで無理をし、国会を強引に閉じたことも含めて、健康に不安があり、焦りがあるのではないか。19日に加計疑惑で会見する以外、安倍首相の日程はほとんど入っていないのも不可思議です」(自民党関係者)

 自民党内では都議選後の内閣改造への猟官運動が活発化している。前出のベテラン議員はこう語る。

「外形的には安倍政権は死に体だ。金田勝年法相や稲田朋美防衛相とあわせ、人事刷新の美名の下、斬新な内閣を国民に見せつけるため、菅氏の更迭、加藤勝信・1億総活躍相の横滑りの可能性もある。前川氏の蜂の一刺しは効いた。さぞかし、麻生さんは高笑いしているでしょう」
 
 いよいよ自民党内の権力闘争に火がつきそうだ。(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日 2017年6月30日号

2244とはずがたり:2017/07/04(火) 16:06:38
豊田真由子議員の両親を直撃! 淡々と話す父、それにイラだち激しい口調で割り込む母
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170703/Jprime_10054.html
週刊女性PRIME 2017年7月3日 23時30分 (2017年7月4日 15時13分 更新)

 暴言劇場はまだ終わっていなかった……。豊田真由子衆院議員の「このハゲぇーーっ!」という怒声には度肝を抜かれたが、さらに衝撃的な音声が公開されたのだ。

「運転中に道を間違えた秘書に対して“豊田真由子様に向かって、お前のやっていることは違うっていうわけ!?”と激怒。自分の名前に“様”をつけて威嚇していたことが明らかになりました。 “死ねば? 生きてる価値ないだろ”と耳を疑う暴言も」(ワイドショースタッフ)

 報道以来、すっかり行方をくらましている豊田議員。選挙区(埼玉県新座市)にあるマンションには寄りつかず、住んでいるのは湾岸地区のタワーマンションだという。

「いつもピンクのスーツを着ているから目立つんですが、騒動からは見かけていませんね。2人いるお子さんはとても優秀で、上の子は模擬試験でトップクラスだそうですよ」(マンションの住人)

 取材を進めていくと、どうやら彼女は、現在のマンションでも住人とトラブルを起こしていたようだ。

「マンションの前でお母さんたちが日焼け止めのスプレーを使っていたんですが、近づいてくるなり“におうし、煙たいからやめなさいよ!”と怒鳴られたんです。周りのお母さんたちも驚いていましたね。近くの薬局で偶然見かけたときも、リップクリームを買おうとしていたのですが“陳列がわかりにくい”とキツい口調でクレームをつけていました……」(前出・住人)

 明らかに常軌を逸しているが、そもそも豊田議員の両親は、この騒動をどのようにとらえているのだろうか。…

彼女が生まれ育った千葉県内の実家を訪ねてみた。

千葉県内の実家。木々が伸び放題で家屋はほとんど見えない
 午後4時を過ぎたころ、車で両親が帰ってきたため「娘さんの件で……」と父親を直撃すると、記者の声をさえぎるように話し始めた。

「その件はいま話しても意味はないでしょう。君たちは結論が決まっとるから。いずれ山ほど話すことはあるよ。約束はできないけど……」

 白髪でヒゲをたくわえており、話し方は落ち着いている。

─娘さんがこのようになる兆候は、小さいころからありましたか?

「君に幼い娘がいたとして、今の段階でそういった兆候が見えると思うかい? 見えないだろう。子どもというのはそういうものだ」

─暴言を吐いたときは機嫌が悪かったんでしょうか?

「なにか事情があったんだと思いますよ」

 娘の心情を必死に理解しようとするあたり、父親としては何があっても信じてあげたいのだろう。ここで母親が現れ、苛立った様子で割り込んできた。

「マスコミは相手にしませんので…」

 続けて激しい口調で、「もう、いいから早く家に入んな!」と夫にまくしたてると、こちらの取材には答えてくれなかった。所作や話し方が豊田議員とそっくりだ。

 近所の住民によると、

「あの家は父親が東大、母親が東京外語大出で、娘3人も高学歴。長女は医者、三女は弁護士だから、次女の豊田議員も東大卒とはいえ、四方八方からプレッシャーを感じながら育ったんでしょうね」

 父は“山ほど話すことがある”と語っていたが、その中身が明らかになることは、この先あるのだろうか……。

2245チバQ:2017/07/04(火) 19:36:29
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK723C6QK72UTFK003.html
石破氏・岸田氏…露出に苦戦? 「ポスト安倍」の懐事情
13:18朝日新聞

石破氏・岸田氏…露出に苦戦? 「ポスト安倍」の懐事情
「ポスト安倍」の懐事情は…?
(朝日新聞)
 高い内閣支持率を背景に「安倍1強」が続いた2016年。安倍晋三首相の動向に注目が集まる一方、自民党内で「ポスト安倍」と目される議員がメディアなどでの露出に苦戦を強いられた様子が、3日に公開された16年分の所得報告書から浮かび上がった。

 出演料や講演料、印税などが含まれ、政治家の露出度を測るバロメーターとなる「雑所得」。顕著な変化があったのが、石破茂・前地方創生相だ。雑所得は原稿料や講演料、出演料など548万円で、14年の829万円、15年の1280万円を大きく割り込んだ。それでも全議員中6位と高い水準を保つ。

 昨夏の内閣改造で閣外へ。来秋の総裁選への立候補を視野に入れ、「言うべきことは言う」姿勢で安倍首相と距離を置く。こうした立ち位置が影響した可能性があるが、石破氏の事務所は朝日新聞の取材に、「各項目の詳細はお答えを差し控える」と回答した。

 ほかの「ポスト安倍」の面々も露出は控えめ。岸田文雄外相は「出演料」として13万円を計上したのみ。知名度の高い小泉進次郎衆院議員は雑所得ゼロだった。一方、安倍首相に重用されながら東京都知事選の選挙応援での不適切な発言が批判を浴びた稲田朋美防衛相は「講演料など」として379万円を計上した。(笹川翔平)

2246チバQ:2017/07/04(火) 19:40:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1707040003.html
【政界徒然草】都議選惨敗後の「ポスト安倍」 岸田文雄外相は名乗りを上げるのか 内閣改造で留任?それとも閣外?
07:04産経新聞

【政界徒然草】都議選惨敗後の「ポスト安倍」 岸田文雄外相は名乗りを上げるのか 内閣改造で留任?それとも閣外?
閣議を終え、記者会見に臨む岸田文雄外相=6月20日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)
(産経新聞)
 自民党は国政選挙並みの総力戦で臨んだ東京都議選で歴史的惨敗を喫した。安倍晋三首相(62)の政権運営に影響を与えるのは必至で、安倍首相は8月にも内閣改造・党役員人事を断行する構えだ。その中で注目の一つが「ポスト安倍」の一人と目される岸田文雄外相(59)の処遇だ。外相在任期間は戦後歴代2位で、岸田氏が会長を務める岸田派(宏池会)内では「そろそろ外相ポストを外れて、次をうかがうべきだ」との声が多い。留任か閣外か。まずは夏の人事がポスト安倍への試金石となりそうだ。

 「仮定の質問には答えない」「何も申し上げない」「発言は控える」

 6月下旬、岸田氏は都内で開かれた講演会での対談で、ポスト安倍を見据えて「そろそろ外相を外れたいのでは」と何度も問われたが、そっけない答えに終始した。総裁選について「来年と2021年、どっちを見据えているか」と聞かれても「今のところはございません」とけむに巻いた。

 来年の党総裁選は安倍首相の3選が既定路線とされる。岸田氏にも、安倍首相と対決する来年の総裁選出馬は見送り、次々回の4年後を見据えたいとの思いがあった。周辺にも「焦る必要はない」と漏らしていた。

 ただ、都議選の大敗で総裁選をめぐる政局も流動化する可能性が出てきた。以前から、岸田派内では「安倍後」の総裁を見据えて行動するべきだとの声が根強い一方、若手を中心に次期総裁選出馬への期待があるのも事実だ。

 岸田氏は対談で安倍首相からの政権の「禅譲」の可能性について問われると「私が判断できない。首相が考えることで、全く念頭にはない」と否定した。

 憲法改正をめぐっては岸田氏と安倍首相の考えの違いが際立っている。9条を改正して自衛隊の存在を明記するという首相の提案に対し、岸田氏は一昨年に安全保障関連法が成立したことを理由に「今は9条の改正は考えない」と距離を置いている。

 今年創立60周年を迎えた宏池会は党内派閥で最も歴史が長く、創設者の池田勇人氏(1899〜1965)をはじめ大平正芳氏(1910〜1980)、鈴木善幸氏(1911〜2004)、宮沢喜一氏(1919〜2007)と4人の首相を輩出したハト派の名門派閥で、9条改正には慎重な姿勢をとってきた。

 「所得倍増計画」をぶち上げた池田氏は「軽武装・経済成長優先」を掲げ、「在任中は改憲はしない」と明言した。平成5年の衆院選に大敗して下野した自民党の総裁に就いた宏池会出身の河野洋平元衆院議長(80)は、党綱領から「憲法改正」を削除しようと動いたが、さすがに党内の反発で頓挫している。河野氏は最近の講演でも、安倍首相が改憲に意欲を示していることについて「理解のしようもない」「自民党は改憲党ではない」などと猛批判を展開している。

 ただ、安倍首相の今回の9条改正案には、議員引退後も岸田氏の後ろ盾となっている岸田派名誉会長、古賀誠元幹事長(76)も「一定の評価に値する」と前向きにとらえている。岸田氏の発言は、将来に向け安倍首相との対立軸を鮮明にする狙いもうかがえるが、中途半端な対応は孤立を招く可能性もある。

 麻生派と山東派などによる新派閥「志公会(しこうかい)」が3日に正式に合流し、党内第2派閥(59人)に躍り出たことで、岸田派は第4派閥(45人)に転落した(ちなみに最大派閥の細田派は96人、第3派閥の額賀派は55人)。岸田氏は麻生派と合流する「大宏池会」構想に慎重な姿勢を崩していないが、派内には危機感もある。

2247チバQ:2017/07/04(火) 19:40:50
 最近は若手を中心に第3派閥の額賀派とも会合を重ねており、総裁選を見据えた連携を模索している。会合に出席した岸田派議員は「いざというときのために関係をつくっておくことは大事だ。いきなり協力してくれといっても無理でしょ」と狙いを明かす。

 派閥の合流には参院側の事情も影響する。参院では最大派閥の細田派、額賀派、岸田派で執行部ポストを占めており、3派の結びつきが強い。25年の参院会長選では岸田派の溝手顕正氏(74)と麻生派の鴻池祥肇氏(76)が争った。溝手氏が勝利したとはいえ、麻生派との距離感は微妙だ。

 安倍首相にとって夏の内閣改造・党役員人事は獣医学部新設をめぐる学校法人「加計学園」の問題や都議選の大敗で大きなダメージを負った政権の浮揚を賭けた一手となる。それだけに4年半の外相在任中、慰安婦問題に関する日韓合意やオバマ前米大統領の広島訪問などの実績を挙げ、安定感のある岸田氏に留任を求める可能性もある。

 岸田派のある若手議員は、昨年8月の内閣改造でポスト安倍をうかがう石破茂前地方創生担当相(60)が閣内残留を固辞したことを引き合いに「安倍首相に引き続き頼むといわれてもきっぱり断れるかどうかだ」と語った。

岸田文雄 昭和32年7月29日、後に衆院議員となる岸田文武氏の長男として生まれる。57年に早大卒業後、日本長期信用銀行に入社。衆院議員秘書を経て平成5年の衆院選(旧広島1区)に自民党公認で出馬、初当選。連続8回当選。平成19年、安倍晋三第1次改造内閣で沖縄北方担当相として初入閣。24年10月、古賀誠元幹事長の後継として第8代宏池会会長に就任。同年12月の第2次安倍内閣発足後、一貫して外相を務め、今年1月6日に在任日数が戦後2位となった。

(政治部 小沢慶太)

2248チバQ:2017/07/04(火) 19:50:35
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170704/soc1707040014-n1.html
安倍首相が決断する大規模「内閣改造リスト」 進次郎氏入閣、橋下氏ら民間人複数起用か (1/3ページ)
 東京都議選で、自民党は過去最低23議席と大惨敗した。「森友・加計問題」「豊田真由子衆院議員の暴言・暴行」「稲田朋美防衛相の失言」に加え、「政権のおごり」への不満・批判が爆発したといえそうだ。安倍晋三首相は、国民に「反省」の姿勢を示し、憲法改正に向けて「謙虚」な政権運営を心がけるため、大規模な内閣改造に踏み切る覚悟を固めた。新しい布陣で、一連の疑惑についても丁寧に説明するとみられる。入閣候補には、小泉進次郎衆院議員を筆頭に、橋下徹前大阪市長ら、複数の民間人が起用されそうだ。

都議選


 「大変厳しい叱咤と深刻に受け止め、深く反省しなければならない」「政権奪還したときの初心に立ち返り、全力を傾ける決意だ」

 安倍首相は、都議選での歴史的惨敗から一夜明けた3日午前、官邸で記者団にこう語った。この後、安倍首相は臨時役員会を党本部で開いた。惨敗の原因を分析し、党勢の回復につなげる考え。

 連立を組む公明党とは、都議選ではたもとを分かったため、政府与党連絡会議で結束して政権運営に当たる方針を確認する見通し。

 関係者によると、政権内では「経済政策や外交・安全保障政策などで決定的失敗はない」という認識だが、「『森友・加計問題』での対応や、閣僚や所属議員の失言・暴言が相次ぎ、都民に『政権のおごり』『安倍一強のゆがみ』と受け取られた」と痛感したという。

 都議選惨敗を受けて、新聞やテレビが「永田町の潮目が変わる」「政局に直結しかねない」と報じている。

 安倍首相としては、強い「反省の姿勢」を国民に示し、「謙虚な政権運営」を取り戻すため、大規模な内閣改造を断行する方針を固めた。

 現時点で、予想される「内閣改造リスト」は別表の通り。

2249チバQ:2017/07/04(火) 19:50:57
 まず、麻生氏と、岸田文雄外相、世耕弘成経産相、吉野正芳復興相は留任となる見込みだ。麻生氏は「政権の支柱」である。岸田氏周辺には「幹事長待望論」があるが、岸田、世耕両氏にはロシアとの北方領土交渉を引き続き担当させる意向とされる。吉野氏は今年4月に就任したばかりだ。

 麻生氏と意見がたびたび対立し、「森友・加計問題」の対応で批判を受けた菅氏には退任論もあるが、官邸周辺が解説する。

 「安倍首相は、麻生、菅両氏を評価している。菅氏の『加計問題』での対応を批判する声もあるが、官邸としては『岩盤規制を国家戦略特区構想で突破したことに、既得権益を死守したい勢力が抵抗してきた』と受け止めている。菅氏を交代させれば岩盤規制の守護者に屈服することになりかねない。現時点では、菅氏は留任方向だ」

 一方、退任濃厚なのは、「自衛隊の政治利用」と受け取れる失言をした稲田氏を筆頭に、「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法の国会答弁で不安のあった金田勝年法相、山本有二農水相、山本幸三地方創生担当相、松野博一文科相ら。微妙なのは、就任から3年近い高市早苗総務相と、2年近い石井啓一国交相、塩崎恭久厚労相、石原伸晃経済再生担当相、丸川珠代五輪担当相らだ。

 「経済政策を前進させ、2020年東京五輪・パラリンピックを成功させ、憲法改正を実現させるためには、ここで局面を転換する必要がある。大規模でインパクトのある内閣改造を行うために、退任閣僚は多くなるだろう。豊田、稲田両氏は細田派出身。次の改造では、細田派からの起用を最低限に抑えるはずだ」(同)

 新しい布陣で、指摘された疑惑について、事実と証拠を示して、丁寧に対応する方針という。

 入閣候補としては、進次郎氏や、憲法改正で安倍首相と意見が近い橋下氏らの名前が浮上する。「進次郎氏は、次世代のホープであり、十分に有資格者だ。安倍首相は橋下氏について『国会議員になるべきだ』と考えているが、まずは民間人閣僚として活躍してほしいと考えているようだ。民間人閣僚は複数になる可能性がある。著名な官僚OBや学識者、企業人などをリストアップしているのではないか」(同)

 改造時期は、7月下旬に予定されていた日中韓首脳会談が先送りされたため、「7月下旬から8月上旬」にかけて行われるとみられる。最終的に時期が決まるのは「身体検査」次第だという。

 官邸周辺は「次期衆院選や憲法改正の国民投票を見据えて、次の内閣改造は失敗できない。徹底的な身体検査が求められる。民間人起用も検討されているため、チェックに時間がかかるかもしれない」と語っている。

2250名無しさん:2017/07/05(水) 09:56:06
自民党派閥最新版

http://home.a07.itscom.net/kazoo/seizi/jimin/habatsu_giinmei.htm

2251名無しさん:2017/07/05(水) 09:57:29
議員氏名の頭部の記号は当選区分で、
衆議員は、 ★ 小選挙区、☆ 比例区単独、□ 比例区復活、◎ 補選当選、○ 比例区繰上補充
参議員は、 ★ 選挙区、☆ 比例区、◎ 補選当選、□ 繰上当選
議員氏名欄の右側は順に、
年齢、当選回数、選挙区(衆議員は当選区分に関わらず小選挙区名を優先)、閣僚経験の有無(○印が閣僚経験者)、閣僚就任・再任回数
年齢は、2017年8月1日到来時点での満年齢
党の役職就任に伴う派閥離脱は実態が伴わない為、派閥所属議員として集計
下表とは別に無所属議員が所属: 細田派 1名(井上義行参院議員)、二階派 3名(中村喜四郎、長崎幸太郎、小泉龍司 各代議士)
衆議院議員 参議院議員
細田 派 98人 (衆院 62、参院 36 )
★ 衛藤征士郎 76 11 (1) 大分2 ○ 1 ★ 堀井学 45 2 北海道9 2022年改選者
★ 細田博之 73 9 島根1 ○ 4 ★ 簗和生 38 2 栃木3 ★ 山崎正昭 75 5 福井
★ 塩谷立 67 8 静岡8 ○ 1 ★ 福田達夫 50 2 群馬4 ★ 中川雅治 70 3 東京
★ 安倍晋三 62 8 山口4 ○ 8 ★ 豊田真由子 42 2 埼玉4 ★ 野上浩太郎 50 3 富山
★ 木村太郎 52 7 青森4 ★ 三ツ林裕巳 61 2 埼玉14 ★ 岡田直樹 55 3 石川
★ 下村博文 63 7 東京11 ○ 3 ★ 白須賀貴樹 42 2 千葉13 ★ 末松信介 61 3 兵庫
★ 吉野正芳 68 6 福島5 ○ 1 ★ 山田美樹 43 2 東京1 ★ 山本順三 62 3 愛媛
★ 松野博一 54 6 千葉3 ○ 1 ★ 大西英男 70 2 東京16 ☆ 山谷えり子 66 3 (1) *比例 ○ 2
★ 馳浩 56 6 (1) 石川1 ○ 1 ★ 小田原潔 53 2 東京21 ★ 長谷川岳 46 2 北海道
★ 高木毅 61 6 福井2 ○ 1 ★ 細田健一 53 2 新潟2 ☆ 高階恵美子 53 2 *比例
★ 柴山昌彦 51 5 埼玉8 ★ 田畑裕明 44 2 富山1 ★ 江島潔 60 2 山口
★ 松島みどり 61 5 東京14 ○ 1 ★ 佐々木紀 42 2 石川2 ★ 松川るい 46 1 大阪
★ 西村康稔 54 5 兵庫9 ★ 宮沢博行 42 2 静岡3 ★ 佐藤啓 38 1 奈良
★ 谷川弥一 75 5 長崎3 ★ 根本幸典 52 2 愛知15 ☆ 山田宏 59 1 (2) *比例
★ 西村明宏 57 4 宮城3 ★ 岸信夫 58 2 (2) 山口2 ☆ 宮島喜文 66 1 *比例
★ 萩生田光一 53 4 東京24 ★ 加藤寛治 71 2 長崎2
★ 北村茂男 71 4 石川3 □ 前田一男 51 2 北海道8 2019年改選者
★ 稲田朋美 58 4 福井1 ○ 2 □ 橋本英教 49 2 岩手3 ★ 世耕弘成 54 4 和歌山 ○ 1
★ 宮下一郎 58 4 長野5 □ 藤原崇 33 2 岩手4 ☆ 橋本聖子 52 4 *比例
★ 中山泰秀 46 4 大阪4 □ 菅家一郎 62 2 福島4 ★ 伊達忠一 78 3 北海道
★ 奥野信亮 73 4 奈良3 □ 今野智博 42 2 埼玉11 ★ 森雅子 52 2 福島 ○ 1
□ 鈴木淳司 59 4 愛知7 □ 義家弘介 46 2 (1) 神奈川16 ★ 古川俊治 54 2 埼玉
★ 土井亨 58 3 宮城1 □ 池田佳隆 51 2 愛知3 ★ 丸川珠代 46 2 東京 ○ 2
★ 亀岡偉民 61 3 福島1 □ 神田憲次 54 2 愛知5 ★ 西田昌司 58 2 京都
★ 大塚拓 44 3 埼玉9 □ 青山周平 40 2 愛知12 ★ 礒崎陽輔 59 2 大分
★ 越智隆雄 53 3 東京6 □ 長尾敬 54 2 大阪14 ★ 山田修路 63 1 石川
★ 高鳥修一 56 3 新潟6 □ 穴見陽一 48 2 大分1 ★ 滝波宏文 45 1 福井
★ 関芳弘 52 3 兵庫3 ★ 宗清皇一 46 1 大阪13 ★ 大野泰正 58 1 岐阜
□ 中根一幸 48 3 埼玉6 ☆ 尾身朝子 56 1 *北関東 ★ 酒井庸行 65 1 愛知
□ 松本文明 68 3 東京7 ☆ 古田圭一 59 1 *中国 ★ 堀井巌 51 1 奈良
□ 谷川とむ 41 1 大阪19 ★ 石井正弘 71 1 岡山
◎ 和田義明 45 1 北海道5 ★ 長峯誠 47 1 宮崎
★ 井原巧 53 1 愛媛
☆ 赤池誠章 56 1 (1) *比例
☆ 石田昌宏 50 1 *比例
☆ 北村経夫 62 1 *比例
☆ 太田房江 66 1 *比例
☆ 宮本周司 46 1 *比例
☆ 羽生田俊 69 1 *比例

2252名無しさん:2017/07/05(水) 10:00:29
麻生 派 59人 (衆院 44、参院 15 )
★ 高村正彦 75 12 山口1 ○ 7 ★ 薗浦健太郎 45 3 千葉5 2022年改選者
★ 麻生太郎 76 12 福岡8 ○ 14 ★ 鈴木馨祐 40 3 神奈川7 ★ 猪口邦子 65 2 (1) 千葉 ○ 1
★ 甘利明 67 11 神奈川13 ○ 9 ★ 赤間二郎 49 3 神奈川14 ★ 中西健治 53 2 神奈川
★ 森英介 68 9 千葉11 ○ 1 ★ 武藤容治 61 3 岐阜3 ★ 藤川政人 57 2 愛知
★ 山口俊一 67 9 徳島2 ○ 2 □ 福田峰之 53 3 神奈川8 ★ 中西祐介 38 2 徳・高
★ 鈴木俊一 64 8 岩手2 ○ 1 ★ 中村裕之 56 2 北海道4 ★ 大家敏志 50 2 福岡
★ 佐藤勉 65 7 栃木4 ○ 1 ★ 牧島かれん 40 2 神奈川17 ☆ 今井絵理子 33 1 *比例
★ 田中和徳 68 7 神奈川10 ★ 務台俊介 61 2 長野2
★ 河野太郎 54 7 神奈川15 ○ 1 ★ 井林辰憲 41 2 静岡2 2019年改選者
★ 棚橋泰文 54 7 岐阜2 ○ 2 ★ 工藤彰三 52 2 愛知4 ☆ 山東昭子 75 7 *比例 ○ 1
★ 原田義昭 72 7 福岡5 ★ 長坂康正 60 2 愛知9 ★ 武見敬三 65 4 東京
★ 岩屋毅 59 7 大分3 ★ 今枝宗一郎 33 2 愛知14 ★ 鴻池祥肇 76 4 (2) 兵庫 ○ 1
★ 江渡聡徳 61 6 青森2 ○ 1 ★ 山田賢司 51 2 兵庫7 ☆ 有村治子 46 3 *比例 ○ 2
★ 松本純 67 6 神奈川1 ○ 1 ★ 井上貴博 55 2 福岡1 ★ 塚田一郎 53 2 新潟
★ 伊藤信太郎 64 5 宮城4 □ 高橋比奈子 59 2 岩手1 ★ 滝沢求 58 1 青森
★ 井上信治 47 5 東京25 □ 中山展宏 48 2 神奈川9 ★ 高橋克法 59 1 栃木
★ 北川知克 65 5 大阪12 □ 斎藤洋明 40 2 新潟3 ★ 豊田俊郎 64 1 千葉
★ 御法川信英 53 4 秋田3 □ 宮川典子 38 2 山梨1 ★ 高野光二郎 42 1 高知
★ 山際大志郎 48 4 神奈川18 □ 大見正 59 2 愛知13
★ 丹羽秀樹 44 4 愛知6 □ 安藤裕 52 2 京都6
□ 永岡桂子 63 4 茨城7 □ 瀬戸隆一 51 2 香川2
□ 阿部俊子 58 4 岡山3 □ 大隈和英 47 1 大阪10
額賀 派 52人 (衆院 32、参院 20 )
★ 額賀福志郎 73 11 茨城2 ○ 5 ★ 津島淳 50 2 青森1 2022年改選者
★ 船田元 63 11 栃木1 ○ 1 ★ 鈴木憲和 35 2 山形2 ★ 関口昌一 64 4 埼玉
★ 佐田玄一郎 64 9 群馬1 ○ 1 ★ 井野俊郎 37 2 群馬2 ★ 二之湯智 72 3 京都
★ 茂木敏充 61 8 栃木5 ○ 4 ★ 笹川博義 50 2 群馬3 ★ 松村祥史 53 3 熊本
★ 三原朝彦 70 7 福岡9 ★ 野中厚 40 2 埼玉12 ★ 野村哲郎 73 3 鹿児島
□ 今津寛 70 7 北海道6 ☆ 中谷真一 40 2 *南関東 ★ 石井浩郎 53 2 秋田
★ 小渕優子 43 6 群馬5 ○ 2 ☆ 新谷正義 42 2 *中国 ★ 岩井茂樹 49 2 静岡
★ 新藤義孝 59 6 埼玉2 ○ 1 ☆ 池田道孝 70 2 *中国 ★ 渡辺猛之 49 2 岐阜
★ 山口泰明 68 6 埼玉10 □ 小松裕 55 2 長野1 ★ 青木一彦 56 2 鳥・島
★ 渡辺博道 66 6 千葉6 □ 宮崎政久 51 2 沖縄2 ★ 福岡資麿 44 2 (1) 佐賀
★ 竹下亘 70 6 島根2 ○ 2 □ 比嘉奈津美 58 2 沖縄3 ☆ 宇都隆史 42 2 *比例
★ 加藤勝信 61 5 岡山5 ○ 2 ★ 元栄太一郎 41 1 千葉
□ 西銘恒三郎 62 4 沖縄4
★ 金田勝年 67 3 (2) 秋田2 ○ 1 2019年改選者
★ 若宮健嗣 55 3 東京5 ★ 尾辻秀久 76 5 鹿児島 ○ 2
★ 渡嘉敷奈緒美 55 3 大阪7 ★ 吉田博美 68 3 長野
★ 大塚高司 52 3 大阪8 ★ 石井準一 59 2 千葉
★ 原田憲治 69 3 大阪9 ★ 牧野京夫 58 2 静岡
★ 橋本岳 43 3 岡山4 ☆ 石井みどり 68 2 *比例
★ 平口洋 68 3 広島2 ☆ 佐藤正久 56 2 *比例
★ 木原稔 47 3 熊本1 ☆ 佐藤信秋 69 2 *比例
★ 堂故茂 64 1 富山
★ 山下雄平 37 1 佐賀

2253名無しさん:2017/07/05(水) 10:01:53
岸田 派 43人 (衆院 29、参院 14 )
★ 金子一義 74 10 岐阜4 ○ 3 ★ 木原誠二 47 3 東京20 2022年改選者
★ 岸田文雄 60 8 広島1 ○ 7 □ 盛山正仁 63 3 兵庫1 ☆ 藤井基之 70 3 *比例
★ 根本匠 66 7 福島2 ○ 1 ★ 村井英樹 37 2 埼玉1 ☆ 水落敏栄 74 3 *比例
★ 宮腰光寛 66 7 富山2 ★ 辻清人 37 2 東京2 ★ 宮沢洋一 67 2 (3) 広島 ○ 2
★ 望月義夫 70 7 静岡4 ○ 2 ★ 小林史明 34 2 広島7 ★ 磯崎仁彦 59 2 香川
★ 竹本直一 76 7 大阪15 ★ 古賀篤 45 2 福岡3 ★ 金子原二郎 73 2 (5) 長崎
★ 山本幸三 68 7 福岡10 ○ 1 ★ 藤丸敏 57 2 福岡7 ☆ 足立敏之 63 1 *比例
★ 小野寺五典 57 6 宮城6 ○ 1 ★ 武井俊輔 42 2 宮崎1
★ 平井卓也 59 6 香川1 ☆ 渡辺孝一 59 2 *北海道 2019年改選者
★ 北村誠吾 70 6 長崎4 □ 堀内詔子 51 2 山梨2 ★ 溝手顕正 74 5 広島 ○ 1
★ 上川陽子 64 5 静岡1 ○ 4 □ 小島敏文 66 2 広島6 ★ 林芳正 56 4 山口 ○ 4
★ 三ツ矢憲生 66 5 三重5 □ 岩田和親 43 2 佐賀1 ★ 松山政司 58 3 福岡
★ 葉梨康弘 57 4 茨城3 □ 国場幸之助 44 2 沖縄1 ★ 大沼瑞穂 38 1 山形
★ 左藤章 66 4 大阪2 □ 大西宏幸 50 1 大阪1 ★ 森屋宏 60 1 山梨
★ 寺田稔 59 4 広島5 ★ 二之湯武史 40 1 滋賀
★ 古賀友一郎 49 1 長崎
★ 馬場成志 52 1 熊本
二階 派 43人 (衆院 35、参院 8 )
★ 伊吹文明 79 11 京都1 ○ 4 ★ 高木宏寿 57 2 北海道3 2022年改選者
★ 二階俊博 78 11 和歌山3 ○ 5 ★ 中川郁子 58 2 北海道11 ★ 中曽根弘文 71 6 群馬 ○ 3
★ 河村建夫 74 9 山口3 ○ 3 ★ 武部新 47 2 北海道12 ★ 鶴保庸介 50 4 和歌山 ○ 1
★ 林幹雄 70 8 千葉10 ○ 3 ★ 小林鷹之 42 2 千葉2 ☆ 片山さつき 58 2 (1) *比例
★ 平沢勝栄 71 7 東京17 ★ 小倉将信 36 2 東京23 ☆ 進藤金日子 54 1 *比例
☆ 山本拓 65 7 *北信越 ★ 金子恵美 39 2 新潟4
☆ 今村雅弘 70 7 *九州 ○ 1 ★ 大岡敏孝 45 2 滋賀1 2019年改選者
★ 桜田義孝 67 6 千葉8 ★ 宮内秀樹 54 2 福岡4 ★ 平野達男 63 3 岩手 ○ 2
★ 江崎鉄磨 73 6 愛知10 □ 勝沼栄明 42 2 宮城5 ☆ 衛藤晟一 69 2 (4) *比例
□ 西川公也 74 6 栃木2 ○ 2 □ 秋元司 45 2 (1) 東京15 ★ 柳本卓治 72 1 (6) 大阪
☆ 福井照 63 6 *四国 □ 木内均 52 2 長野3 ★ 三木亨 50 1 徳島
★ 吉川貴盛 66 5 北海道2 □ 門博文 51 2 和歌山1
★ 谷公一 65 5 兵庫5 ○ 田畑毅 45 2 *東京
★ 山口壮 62 5 兵庫12 □ 岡下昌平 42 1 大阪17
★ 武田良太 49 5 福岡11 □ 神谷昇 68 1 大阪18
★ 長島忠美 66 4 新潟5 ◎ 鳩山二郎 38 1 福岡6
★ 伊東良孝 68 3 北海道7
★ 松本洋平 43 3 東京19
★ 伊藤忠彦 53 3 愛知8

2254名無しさん:2017/07/05(水) 10:03:12
石破 派 19人 (衆院 18、参院 1 )
★ 石破茂 60 10 鳥取1 ○ 8 ★ 冨樫博之 62 2 秋田1 2022年改選者
★ 山本有二 65 9 高知2 ○ 2 ★ 田所嘉徳 63 2 茨城1
★ 鴨下一郎 68 8 東京13 ○ 2 ★ 神山佐市 62 2 埼玉7 2019年改選者
★ 伊藤達也 56 7 東京22 ○ 2 ★ 石崎徹 33 2 新潟1 ★ 舞立昇治 41 1 鳥取
★ 田村憲久 52 7 三重4 ○ 1 ★ 山下貴司 51 2 岡山2
★ 後藤田正純 47 6 徳島1 ☆ 福山守 64 2 *四国
★ 古川禎久 51 5 宮崎3 □ 門山宏哲 52 2 千葉1
★ 平将明 50 4 東京4 □ 八木哲也 69 2 愛知11
★ 赤沢亮正 56 4 鳥取2
★ 斎藤健 58 3 千葉7
石原 派 14人 (衆院 13、参院 1 )
★ 野田毅 75 15 熊本2 ○ 3 ★ 石原宏高 53 3 東京3 2022年改選者
★ 保岡興治 78 13 鹿児島1 ○ 2 ★ 上野賢一郎 51 3 滋賀2
★ 石原伸晃 60 9 東京8 ○ 7 ★ 冨岡勉 69 3 長崎1 2019年改選者
★ 坂本哲志 66 5 熊本3 ★ 田野瀬太道 43 2 奈良4 ☆ 木村義雄 69 1 (7) *比例
★ 森山裕 72 5 (1) 鹿児島5 ○ 1 ★ 鬼木誠 44 2 福岡2
★ 金子万寿夫 70 2 鹿児島2
☆ 赤枝恒雄 73 2 *東京
□ 宮路拓馬 37 1 鹿児島3
谷垣 グループ 10人 (衆院 9、参院 1 )
★ 谷垣禎一 72 12 京都5 ○ 11 ★ 小里泰弘 58 4 鹿児島4 2022年改選者
★ 川崎二郎 69 11 三重1 ○ 3 ★ 加藤鮎子 38 1 山形3 ★ 松下新平 50 3 宮崎
★ 逢沢一郎 63 10 岡山1
★ 園田博之 75 10 熊本4 2019年改選者
★ 中谷元 59 9 高知1 ○ 3
★ 山本公一 69 8 愛媛4 ○ 1
★ 遠藤利明 67 7 山形1 ○ 2

2255名無しさん:2017/07/05(水) 10:04:52
無派閥 73人 (衆院 47、参院 26 )
★ 丹羽雄哉 73 12 茨城6 ○ 3 ★ 田中良生 53 3 埼玉15 2022年改選者
★ 平沼赳夫 77 12 岡山3 ○ 5 ★ 土屋正忠 75 3 東京18 ★ 岡田広 70 4 茨城
★ 大島理森 70 11 青森3 ○ 3 ★ 坂井学 51 3 神奈川5 ★ 上野通子 59 2 栃木
★ 村上誠一郎 65 10 愛媛2 ○ 2 ★ 小泉進次郎 36 3 神奈川11 ★ 三原じゅん子 52 2 神奈川
★ 古屋圭司 64 9 岐阜5 ○ 1 ★ 橘慶一郎 56 3 富山3 ☆ 阿達雅志 57 2 *比例
★ 浜田靖一 61 8 千葉12 ○ 1 □ 牧原秀樹 46 3 埼玉5 ★ 朝日健太郎 41 1 東京
★ 野田聖子 56 8 岐阜1 ○ 4 □ 山本朋広 42 3 神奈川4 ★ 小鑓隆史 50 1 滋賀
★ 渡海紀三朗 69 8 兵庫10 ○ 1 ★ 黄川田仁志 46 2 埼玉3 ★ 小野田紀美 34 1 岡山
★ 菅義偉 68 7 神奈川2 ○ 6 ★ 秋本真利 41 2 千葉9 ☆ 徳茂雅之 55 1 *比例
★ 小此木八郎 52 7 神奈川3 ★ 星野剛士 53 2 神奈川12 ☆ 青山繁晴 65 1 *比例
★ 高市早苗 56 7 奈良2 ○ 4 ★ 熊田裕通 52 2 愛知1 ☆ 中西哲 65 1 *比例
★ 塩崎恭久 66 7 (1) 愛媛1 ○ 5 ★ 武村展英 45 2 滋賀3 ☆ 藤木真也 50 1 *比例
★ 梶山弘志 61 6 茨城4 ★ 田中英之 47 2 京都4 ☆ 自見英子 41 1 *比例
★ 土屋品子 65 6 埼玉13 ★ 佐藤ゆかり 55 2 (1) 大阪11 ☆ 小川克巳 65 1 *比例
★ 石田真敏 65 6 和歌山2 ★ 藤井比早之 45 2 兵庫4 ☆ 園田修光 60 1 (1) *比例
★ 河井克行 54 6 広島3 ★ 大串正樹 51 2 兵庫6
★ 金子恭之 56 6 熊本5 ★ 大野敬太郎 48 2 香川3 2019年改選者
★ 秋葉賢也 55 5 宮城2 ☆ 助田重義 57 2 *北信越 ★ 山本一太 59 4 群馬 ○ 1
★ 菅原一秀 55 5 東京9 □ 石川昭政 44 2 茨城5 ★ 愛知治郎 48 3 宮城
★ 後藤茂之 61 5 長野4 □ 勝俣孝明 41 2 静岡6 ☆ 山田俊男 70 2 *比例
★ 江藤拓 57 5 宮崎2 □ 島田佳和 46 2 三重2 ☆ 丸山和也 71 2 *比例
★ 城内実 52 4 静岡7 ★ 古川康 59 1 佐賀2 ★ 中泉松司 38 1 秋田
☆ 木村弥生 51 1 *北関東 ★ 上月良祐 54 1 茨城
☆ 鈴木隼人 39 1 *東京 ★ 島村大 56 1 神奈川
☆ 前川恵 41 1 *東京 ★ 吉川有美 43 1 三重
★ 島田三郎 61 1 島根
★ 三宅伸吾 55 1 香川
☆ 柘植芳文 71 1 *比例
☆ 渡辺美樹 57 1 *比例

2256チバQ:2017/07/05(水) 19:22:12
http://www.sankei.com/smp/politics/news/170704/plt1707040072-s1.html


「栄光の経世会」ついに第3派閥に転落 「恩讐を超え、石破茂前地方創生担当相と連携すべきだ」との声も2017.7.4 23:18

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 竹下登元首相が旗揚げした自民党「経世会」の流れをくむ額賀派(平成研究会、55人)は4日、結成30周年の節目を迎え、記念懇親会を都内で開いた。他派閥の再編が活発化する中、額賀派は取り残され、麻生太郎副総理兼財務相が会長を務める新派閥「志公会」の誕生で党内第3派閥に転落した。数の力を背景に政権運営などで絶大な影響力を誇示した全盛期の復活の見通しは厳しい。(田中一世)

<<��下に続く��>>

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 会長就任9年目となる額賀福志郎元財務相は、懇談会で「安倍晋三政権を支えていく」と表明した上で、額賀派の未来像についてこう語った。

 「30周年を契機として戦う集団に変貌し、日本の政治に責任を持つことができるよう環境整備をしたい」

 決意を新たにしたつもりのようだが、「戦う集団」への具体策は最後まで聞かれず、派閥全盛期の時代を知る“先輩”からは厳しい声が上がった。

 前会長の津島雄二元厚相は「安倍1強といわれるが、(額賀派として)なぜ意見を言わないのか」と叱咤(しった)し、党幹事長や官房長官として辣腕(らつわん)を振るった野中広務氏も存在感の薄さに懸念を示したという。

 昭和62年7月4日に設立した「経世会」は、最大派閥として竹下氏や橋本龍太郎氏、小渕恵三氏の3首相を輩出した。他派閥出身者が首相となっても、金丸信元副総理や青木幹雄元官房長官らが党役員人事や国会運営に影響力を発揮した。

 ところが、「反経世会」の急先鋒(せんぽう)だった小泉純一郎氏が首相に就任した平成13年に暗転する。道路公団民営化、郵政民営化を打ち出す小泉氏から「抵抗勢力」とみなされ、19年には第2派閥に転落した。

 第2次安倍内閣発足後も額賀氏は存在感を発揮できず、麻生氏や二階俊博幹事長ら他派閥の領袖(りょうしゅう)とは対照的だ。「ポスト安倍」を見据えた派閥再編の動きも広がる中、額賀派幹部は「うちだけ取り残された」とこぼす。

 「額賀会長体制」への不満から、額賀氏が会長を退き、竹下元首相の弟の竹下亘国対委員長が継ぐ「竹下派」復活論が強まっている。そうなれば、複数の無所属議員が竹下派に加入するとの皮算用もある。

 派閥の存在感を高めるため、「茂木敏充政調会長や加藤勝信1億総活躍担当相を総裁候補に担ぐべきだ」「派閥脱退をめぐる恩讐(おんしゅう)を超え、総裁候補の石破茂前地方創生担当相と連携すべきだ」との声もくすぶる。額賀派の参院議員は岸田派の参院議員と頻繁に懇談会を開くなど独自の動きも見せている。

 額賀氏らは8日、竹下元首相の故郷、島根県雲南市を訪ねて墓参する。墓参を提案した額賀氏としては原点回帰の心境だろうが、そこで派閥再興の妙案を語ることができるか。

2257チバQ:2017/07/07(金) 11:35:47
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170707-567-OYT1T50027.html
都議選惨敗「戦犯」、細田派に風当たり強く
10:00読売新聞

都議選惨敗「戦犯」、細田派に風当たり強く
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 安倍首相が8月にも行うとみられる内閣改造・党役員人事を巡り、自民党派閥で早くもさや当てが始まっている。

 所属議員の不祥事や失言が相次ぎ、東京都議選惨敗の「戦犯」とされる細田派に対し、他派閥からの風当たりが強まっているためだ。首相の出身派閥であり、最も多くの閣僚を出す同派では、「次の人事では自粛しないと収まらない」との声もあり、首相の判断にも影響しそうだ。

 細田派幹部は6日、都内で都議選を総括する会合を開いた。会合では、細田派議員の言動が選挙の結果に影響したとの指摘が出た。党都連会長として指揮を執った下村博文幹事長代行は「ご迷惑をおかけした。ふがいない結果で申し訳ない」と陳謝した。

2258とはずがたり:2017/07/08(土) 16:31:57
丸川だったのかw>2人

丸川珠代氏わずか2人! 昨年の党員獲得数
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170708-00000526-san-pol
7/8(土) 10:42配信 産経新聞

 丸川珠代五輪相(参院東京)が昨年獲得した自民党員数が2人で、党所属国会議員の中で最も少なかったことが7日、分かった。自民党は全議員に「1千人の党員獲得」のノルマを課しているが、丸川氏は現職閣僚でありながら遠く及ばなかった。

 自民党は、平成26年から「120万党員獲得運動」を始め、所属全議員に新規と継続を合わせた党員を1千人以上集めるよう指示し、達成しなければ不足1人につき2千円の罰金を命じた。来年からは未達議員の実名を公表する方針も決めている。

 党関係者によると、昨年のトップは武田良太衆院議員で1万人を超え、逆に約150人がノルマを達成できなかった。党執行部は成績優秀者を人事などで優遇するなど信賞必罰を明確にする意向で、現職閣僚でありながら最下位の丸川氏に対し、党内から不満の声が上がりそうだ。

2259とはずがたり:2017/07/08(土) 16:35:08
「安倍首相支持」のウラで噴出する“怒り”の声 都議選投開票日に超高級フレンチ会食…自民幹部「感覚が信じられない」
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170707/plt17070720100011-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=related_link
2017.7.7 20:10

 永田町がきな臭くなってきた。東京都議選で歴史的惨敗を喫した自民党内では、最大派閥の細田派をはじめ、新麻生派や二階派、額賀派が「安倍晋三首相支持」を打ち出したが、水面下では、不満・批判が収まらないのだ。次期衆院選や来年の総裁選を見据えて、「ポスト安倍」候補周辺から、政局が動き始めた気配もある。安倍首相は8月上旬にも内閣改造・党役員人事を断行するが、党内と国民に「反省と前進」の姿勢を示し、怒りを鎮められるのか。

 「今回は都議選だったが、これが本番の衆院選だったら、自民党が消滅しかねない。安倍首相はこの絶対的危機を自覚しているのか」

 自民党のある幹部は、夕刊フジの取材にこう語った。その声は怒りに震えていた。

 都議選では、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」(小池新党)が歴史的勝利を手にした。自民党は当初、「38-45議席は獲得できるだろう」(党関係者)と予測していたが、「加計学園」問題に加え、閣僚や所属議員の失言や暴言が相次ぎ、見るも無残な結果となった。

 「反安倍」の筆頭格、石破茂元幹事長は5日午前、党本部で開かれた党憲法改正推進本部の執行役員会で、都議選の惨敗について「国民、都民には『丁寧にやってくれ』『分かるようにやってくれ』という声がある。憲法改正も同じだ」と語った。

 自民党内では都議選終了後、党や派閥の会合やパーティーが相次いだ。

 党を預かる二階俊博幹事長は4日の役員連絡会で、「都議選は厳しい結果となった。結果は厳粛に受け止め、反省すべきは大いに反省し、安倍総裁の下、党内一致結束して党勢回復に向けて全力を尽くしたい」といい、党内の引き締めを図った。

 その直後、二階氏は派閥の緊急会合を開き、「安倍首相支持」を確認し、同日昼には、官邸を訪れた。安倍首相と1時間、その後、菅義偉官房長官と10分間会談し、この方針を伝えたようだ。矢継ぎ早に手を打ち、政局の流れを自らつくっていく手腕はさすがだ。

 一方、額賀福志郎元財務相率いる額賀派も4日夕のパーティーで「安倍首相支持」を確認した。

 党執行部や幹部が“安倍責任論”の打ち消しに躍起になるなか、党内には、官邸への怨嗟(えんさ)の声がたまり、フラストレーションも膨らむ。

 岸田派は4日夕、池田勇人元首相が旗揚げした「宏池会」の設立60周年記念シンポジウムを開いた。「ポスト安倍」の1人、岸田文雄外相は「政権を取ることを将来考えた場合、大事なのは忍耐とか謙虚さといった発想だ」と語った。

 改めて、総裁選出馬への意欲とともに、強引な政権運営で内閣支持率を急落させた安倍首相を念頭に置いた批判とも受け取れた。

 安倍首相は前日の臨時役員会で、「深い反省」を口にしたが、何を反省し、何を改めるのかを具体的に語らなかった。

 自民党幹部の1人は「口で『反省』と言っても、具体的な行動で示さない限り、国民、党内には伝わりにくい。信頼回復は難しい」と語気を強めた。そのうえで、信頼回復の具体的な方策として「豊田真由子衆院議員への議員辞職勧告」と、「内閣改造で稲田朋美防衛相らお友達一掃」「臨時国会を早期召集して『加計問題』の疑惑払拭」などを指摘した。

 党内の怒りが収まらないのは、都議選の投開票日(2日)に、安倍首相が、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相らと、四谷の超高級フランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」で食事をしたことも大きい。

 「候補者が続々と討ち死にするなか、総大将はフランス料理を食べていた。その感覚が信じられない。涙をのんだ候補を電話で慰めるなどできたのではないか」(別の自民党幹部)

 小池氏は都議選で、102回も街頭に立ち、公認・推薦候補を応援した。一方の安倍首相は小学校の体育館で3回、街頭はヤジに「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と反論した秋葉原の1回に留まった。

 都議選ショックを敏感に感じ取り、「ポスト安倍」をうかがう実力者たちがうごめき始めた。

 麻生氏は3日、麻生派と山東派などを合流させ、党内第2派閥となる「新麻生派」(59人)を立ち上げた。麻生氏は設立総会で「安倍政権を力強く支えていく」と語ったが、額面通り受け取れるのか。

 石破氏も同日、「この機に乗じて『ポスト安倍』を声高に主張するのは、私の趣味ではない」と否定してみせたが、逆に「ポスト安倍」への強い意欲を感じさせた。

 安倍首相が今回の政局をどう乗り切るのか。「悪い奴ほどよく眠る」永田町で、激しい権力闘争が始まったようだ。

2260チバQ:2017/07/09(日) 11:32:57
>>2258
まさかの丸川かよ!

2261チバQ:2017/07/09(日) 14:54:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170708X934.html
来月3日軸に内閣改造=稲田氏交代論強まる―党要職に甘利氏起用も

07月08日 18:45

 安倍晋三首相は、8月上旬で調整していた内閣改造・自民党役員人事について、同3日を軸に行う方向で検討に入った。政府・与党関係者が8日、明らかにした。東京都議選での歴史的敗北で首相の求心力は低下しており、人事を刷新して速やかに政権の立て直しを図る必要があると判断した。

 野党から罷免を求められ与党からも資質を問う声がある稲田朋美防衛相、改正組織犯罪処罰法の国会審議で不安定な答弁が目立った金田勝年法相については、与党内で交代論が強まっている。政権を中枢で支える麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は続投させる方向だ。

 一方、首相の信頼が厚い甘利明前経済再生担当相について、党要職で起用されるとの見方がある。建設会社からの金銭授受問題で昨年1月に閣僚を引責辞任した甘利氏は麻生、菅両氏と共に第2次政権発足当初から、「創業」メンバーの1人。都議選投開票日の2日夜も首相を含む4氏は会食し、今後の政権運営について協議した。

 首相は2020年の改正憲法施行を目指し、年内に自民党案を国会提出する考えを示している。その際、党内の意見集約や他党との折衝に当たる政調会長ポストが鍵になるとみられ、首相の判断が注目される。

2262チバQ:2017/07/09(日) 14:57:09
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707080011.html
内閣大幅改造、8月4日軸 外相に茂木敏充氏有力 稲田朋美防衛相は交代 麻生太郎副総理、菅義偉官房長官は留任

07月08日 08:09

自民党の茂木敏充氏=6月11日午後、東京都千代田区大手町(菊本和人撮影)

(産経新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は8月4日を軸に内閣改造を断行する方針を固めた。同党役員人事も合わせて行う。政権の要である麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は留任させるが、首相に近い稲田朋美防衛相や塩崎恭久厚生労働相らを交代させる大幅な人事刷新になる見通しだ。「ポスト安倍」の一人とされる岸田文雄外相は本人の意向も踏まえ、党要職での起用を検討する。後任の外相には、外務副大臣の経験もある茂木敏充政調会長の起用が有力となっている。

甘利明氏は党要職での起用を検討

 党役員人事では、二階俊博幹事長と高村正彦副総裁、竹下亘国対委員長に留任を求める方針だ。首相の腹心の一人で献金疑惑で昨年1月に経済再生担当相を辞任した甘利明氏は党要職での起用を検討している。

 複数の政府・与党関係者によると、8月の第2週は広島、長崎の原爆の日の式典があり、その後お盆入りすることから、首相は第1週に内閣改造を行う方向で調整に入った。皇室の都合なども踏まえ、4日に第3次安倍再々改造内閣が発足する見通しだ。

 2020年の新憲法施行を目指す首相は、停滞気味の党内の改憲論議を加速させるため、出身派閥である細田派(清和政策研究会)の衆参議員の多くを党務に専念させる考えだ。憲法改正でも党内外の調整役となる政調会長ポストが今後の焦点となる。

早急な人心刷新が不可欠と判断

 首相は当初、8月下旬の内閣改造を検討していたが、7月2日の東京都議選で自民党が歴史的惨敗をしたことを受け、憲法改正や働き方改革などを着実に進めるには早急な人心刷新が不可欠だと判断した。

 7月中に予定された日中韓首脳会談と、日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が、いずれも延期になったことも内閣改造の前倒しを後押しした。

 早期の内閣改造には、秋の臨時国会に向け新閣僚の十分な準備時間を確保できるメリットがある。首相は国民の信頼回復に向け、新体制発足にあたり、明確なメッセージを打ち出すことを検討している。現党執行部は、説明責任を果たす意味でも全国各地で「対話集会」を開催する予定だ。

 首相は、昨年8月3日に第3次安倍再改造内閣を発足させた。直前の7月の参院選で勝利したこともあり、閣僚19人のうち初入閣を8人にとどめ、継続性を重視していた。

2263チバQ:2017/07/09(日) 14:57:54
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK775FQWK77UTFK00H.html
安倍政権、改造後も「中枢」続投へ 残る?備える?

07月08日 07:19

安倍政権、改造後も「中枢」続投へ 残る?備える?

(朝日新聞)

 安倍晋三首相は8月初旬にも内閣改造と自民党役員人事に踏み切る。世論の批判を浴びる閣僚らを交代させ、東京都議選の惨敗から局面を転換したい考えだ。一方、逆風下の政権運営に安定性は欠かせないため政権中枢は続投させる方針。首相は「イメージ一新」と「基盤固め」の双方の実現を迫られることになる。

 「政権奪還時の初心に立ち返り、結果を出していくことで信頼回復に努めたい」。首相は欧州歴訪に出発前の5日、記者団にそう語った。

 首相は、2012年末から閣内で首相を支えてきた麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は今回も続投させる方針だ。首相周辺は「重厚な布陣で前に進んでいく」と説明。麻生氏は3日、自民党山東派などと合流して新・麻生派を立ち上げた後の記者会見で「安倍政権をど真ん中で支えていく」と表明した。

 また、首相が悲願とする憲法改正をめぐる党内論議を進め、来年9月の党総裁選での3選に向けて二階俊博幹事長の協力は欠かせないとみて、留任させる方向。首相側近は「二階氏は代えられない」と話す。

 一方、これまで問題発言を連発してきた稲田朋美防衛相は交代となる方向だ。首相は「保守派のスター」として抜擢(ばってき)した稲田氏をかばい続けてきたが、先の都議選の応援演説で稲田氏は「防衛省、自衛隊、防衛大臣としてもお願いしたい」と自衛隊の中立性を侵しかねないフレーズを発言。ここで続投させれば、さらなる批判が首相に向きかねないためだ。

2264チバQ:2017/07/09(日) 14:59:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707080013.html
【内閣改造】「外様内閣」で「身内びいき」批判を払拭へ 憲法改正へ挙党態勢なるか

07月08日 07:59

 東京都議選での自民党の歴史的大敗を受け、安倍晋三首相は8月4日を軸に内閣改造・自民党役員人事を断行する方針を固めた。憲法改正に挙党態勢で臨むには人事刷新により「身内びいき」批判を払拭する必要があると判断した。首相は反転攻勢に向け、どんな秘策を練っているのか��。(田北真樹子)

 「護憲勢力の力を改めて思い知ったよ…」

 都議選の惨敗を受け、首相は周囲にこう漏らした。

 原因は政府・与党で不祥事・失言が相次いだことにあるが、朝日新聞を中心にした護憲勢力による政権批判は常軌を逸していた。

 10年前の平成19年夏、第1次安倍内閣は参院選で大敗した。同年5月に憲法改正手続きを定めた国民投票法が成立すると激しい政権批判が巻き起こり、内閣支持率が急落。結局、首相は体調を崩し、退陣した。

 今回の政権批判も、5月3日に首相が2020年の新憲法施行を打ち出した後に猛烈に強まった。「あの夏と同じだ」と既視感があるのは首相だけではないだろう。首相批判の根源も実は同じだ。10年前は「お友達内閣」と批判されたが、今回も首相の「身内びいき」が狙い撃ちされた。

 首相は、学校法人「森友学園」(大阪市)の問題で昭恵夫人を、防衛省の日報問題で稲田朋美防衛相を、学校法人「加計学園」(岡山市)の問題では萩生田光一官房副長官をそれぞれかばった。

 批判には理不尽な点が多くても「身内に甘い」という見方が広がった。首相は「印象操作だ」「悪魔の証明だ」と反撃したが、逆に悪い印象を増幅させた。都議選後、複数の首相周辺は「身内びいきの印象を払拭せねばならない」と首相に進言した。

 首相は内閣改造で、派閥に関係なく実力のある人材を登用する「外様内閣」をつくる考えだ。「身内」は党務に従事させ、憲法改正に向けて汗をかいてもらおうと考えているようだ。

 当選回数を重ねている「閣僚待機組」の起用については、初入閣閣僚の失言が重なったこともあり慎重に見極めているとされる。

 憲法改正に向け、いかに挙党態勢を作るか。首相が都議選後、沈黙を続けているのは、誰が政局を仕掛けようとし、誰が同調しようとしているかを見極めようとしているからだとされる。来年9月の総裁選を見据え、自民党内の神経戦はすでに始まっている。

2265チバQ:2017/07/09(日) 15:14:01
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707080026.html
【自民党総裁選】石破茂前地方創生担当相「政策一致するグループと組めばいい」 他派閥との連携示唆、新麻生派を暗に批判

07月08日 10:49

石破茂氏=6月22日午後、東京・永田町の衆院第二議員会館(斎藤良雄撮影)

(産経新聞)

 自民党の石破茂前地方創生担当相は8日午前の読売テレビ番組で、来秋に行われる党総裁選について「政策や党運営のあり方で一致するグループがあれば組めばいい」と述べた。石破派所属の国会議員は石破氏を除き18人にとどまり、総裁選出馬に必要な推薦人20人に満たない。こうした情勢を踏まえ、他派閥と連携する考えを示唆した。

 一方で「政策や党運営のあり方は違うが、一緒になれば勢力が拡大し総裁が取れて、なんてことをやっていたらダメだ。自分たちのためにやっても最後は有権者が審判を下す」とも語り、山東派などが合流して党内第2派閥になった麻生派(志公会、59人)を暗に批判した。

2266チバQ:2017/07/09(日) 17:03:40
こんなとこ?
岸田を政調、甘利を総務にするのが座りが良い感じかな?


菅官房長官  留任
麻生財務相  留任
二階幹事長  留任
高村副総裁  留任?

岸田外務相  留任or政調会長or総務会長
甘利     政調会長or総務会長
茂木政調長  外務相?

石破
野田聖子

2267チバQ:2017/07/10(月) 20:27:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707090031.html
自民・額賀氏に「晴れ間」なし…額賀派会長の続投宣言も交代論消えず 「竹下元首相は『何をやっているんだ』と思っている」
07月09日 23:44産経新聞

自民・額賀氏に「晴れ間」なし…額賀派会長の続投宣言も交代論消えず 「竹下元首相は『何をやっているんだ』と思っている」
自民党額賀派の創設者、竹下登元首相の墓に手を合わせる額賀福志郎会長(中央)=8日、島根県雲南市掛合町
(産経新聞)
 自民党の額賀派(55人、平成研究会)を率いる額賀福志郎元財務相が存在感アピールに苦慮している。8日には所属議員約30人を引き連れ、派閥創設者の竹下登元首相の故郷・島根県を訪問し、竹下氏の墓参りをした。竹下氏が旗揚げした「経世会」時代の初心に立ち返り、結束を強める狙いだが、派内では会長交代論がささやかれる。内閣改造・党役員人事も控える中で求心力を高められるかは見通せない。

 「竹下元首相に薫陶を受けたが、十分に恩返しをできないままでいることを自戒する。今後は国家、国民のために前進していく。そう誓った」

 島根県雲南市掛合町で墓参を終えた額賀氏は8日、参加議員を前にこう決意を述べた。人材育成など今後の抱負も語り、額賀派会長の続投を宣言した。その直前まで降っていた雨がタイミングよくやんだことに触れ、「目標を立てれば晴れ間も見えてくるという暗示ではないか」と自賛した。

 この日の墓参は派閥創設30周年の節目として額賀氏が企画した。竹下氏の生家や銅像も視察し、「竹下ブランド」にあやかって自身の存在感を示そうという思惑がちらつく。

 だが、額賀氏を取り巻く景色に“晴れ間”は見えない。むしろ厳しい状況に立たされている。かつて党内最大派閥として3人の首相を送り出した名門だが、平成10〜12年の小渕恵三元首相を最後に途切れている。麻生、山東両派などが合流し発足した新派閥(59人)に抜かれ、額賀派は第3派閥に転落した。

 「ポスト安倍」をにらんだ他派閥の動きが活発化する中で、来年秋の党総裁候補擁立の戦略も明確になっていない。額賀氏は8日、記者団に「それなりの目標は持つが、いま言うことがプラスになるかどうかよく考えなければ…」と具体的な方向性を示さなかった。

 安倍晋三首相が8月初旬に断行する内閣改造・党役員人事は額賀氏の求心力に直結する。所属議員のポストをしっかり確保できなければ、派内の不満が高まり会長交代論が強まるのは必至だ。

 派内には存在感の希薄な額賀氏をよそに、竹下元首相の弟の竹下亘国対委員長に会長をバトンタッチする「竹下派」復活論がある。亘氏は墓参後、「兄は『お前ら何やっているんだ』という思いを持っているのではないか」と周囲にこぼした。ただ、「欲がない」と評される亘氏は会長就任の意思を明言せず、交代の動きは具体化していない。

 一方、茂木敏充政調会長は派閥会長、党総裁ともに意欲があるとされる。これまで要職を歴任し、内閣改造では外相への起用が有力だ。存在感は高まりそうだが、派内では「竹下派」復活を望む声が強い。

 竹下氏が派閥会長を継いで茂木氏は「ポスト安倍」候補-。額賀派幹部はこんなシナリオを描くが、「まずは現会長が勢力拡大に貪欲にならなければ総裁選でも戦えない」(中堅衆院議員)との不満が充満している。

(田中一世)

2268チバQ:2017/07/10(月) 20:28:08
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707100001.html
内閣激震!犬猿の菅氏VS麻生氏抗争 「新麻生派」立ち上げで高まる緊張感、共通項は「猛烈な小池嫌い」のみ
17:15夕刊フジ

内閣激震!犬猿の菅氏VS麻生氏抗争 「新麻生派」立ち上げで高まる緊張感、共通項は「猛烈な小池嫌い」のみ
首相不在のなか、6日の関係閣僚会議で発言する麻生副総理(中央)と菅官房長官=首相官邸
(夕刊フジ)
 安倍晋三政権を支えてきた、麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官との緊張関係が高まっている。麻生氏は自民党第2派閥となる「新麻生派」を立ち上げ、菅氏はこの動きに「反安倍」の臭いをかぎ取り、強く警戒しているのだ。東京都議選の大惨敗を受け、安倍首相は8月上旬にも内閣改造・党役員人事を断行して政権浮揚を狙うが、「政権の守護神」でありながら「犬猿の仲」とされる2人の対立は、永田町の力学に変化を及ぼしそうだ。

 「事態は極めて深刻な状況だ。警察、消防、自衛隊、海上保安庁等々が一丸となって人命救助に全力を挙げて取り組んでもらいたい」

 麻生氏は6日午前、九州北部での豪雨被害への対応を協議する関係閣僚会議で、こう指示した。安倍首相がドイツでのG20(20カ国・地域)首脳会議出席などで不在のため、麻生氏が臨時代理を務めているのだ。

 一方、菅氏は同日の記者会見で、「政府一体となって人命を第一に被災者の救命・救助、被害情報の把握に全力で取り組む」と強調した。内閣府の先遣チームを福岡、大分両県に派遣し、捜索・救助活動に当たる自衛隊、消防、警察などの増員も発表した。

 安倍首相が12日に帰国後、本格的に着手する内閣改造・党人事で、最も注目すべきは、麻生、菅両氏の処遇だ。

 2人は2012年12月の第2次安倍政権発足後から、文字通り「二人三脚」で内閣を支えてきた。

 ところが、麻生氏と菅氏は昨年春、消費税増税をめぐって「断行」と「先送り」で対立した。その後、麻生氏は「衆参ダブル選で国民の信を問うべきだ」と主張したが、菅氏は断固反対。同年夏の参院選では、菅氏の地元・神奈川選挙区で、麻生氏は党公認候補以外を支援するなど、激しい火花を散らした。

 永田町関係者は「2人はもともと、『水と油』。麻生氏は、吉田茂元首相の孫で、政界屈指の資産家として知られる。菅氏は秋田出身で、たたき上げの苦労人だ。麻生氏は酒と葉巻をこよなく愛するが、菅氏は酒もタバコもやらない。官房長官として着実に仕事をこなしてきた菅氏に対し、麻生氏は強い警戒感を持っていた」と解説する。

 これまで、麻生、菅両氏の不協和音を、高い内閣支持率とともに、2人と懇意な甘利明前経済再生担当相が間に入って収めてきた。

 かつて麻生氏は「麻生、菅、甘利がしっかりしていれば、この内閣は大丈夫だ」と語っていた。

 ところが、甘利氏は現金授受問題で昨年1月に閣外に去った。その後、前出のような麻生氏と菅氏の激しいバトルが続いた。最近、「森友・加計学園問題」や「豊田真由子衆院議員の暴言・暴行」「稲田朋美防衛相の失言」などが続出し、内閣支持率は10ポイント前後も急落した。一連の問題対応をめぐって、麻生、菅両氏の確執が改めて高まる兆しが出てきたのだ。

2269チバQ:2017/07/10(月) 20:28:23
 一触即発の危機を、甘利氏は敏感に察知し、2日夜、安倍首相と麻生氏、菅氏を誘って、東京・四谷の超高級フランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」での会食をセットしたという。

 関係修復が目的だったが、都議選大惨敗の当日だったため、4人は「経済最優先で行こう」「一致結束して頑張ろう」と語り合った。ただ、この会食をめぐっては、自民党内から安倍首相に対して、「どうして、投開票日に…」という批判がわき上がっている。

 この翌日、麻生氏は59人の新麻生派を立ち上げた。このメンバーの中には、菅氏に近いとされていた議員も含まれていたため、「菅氏は激怒し、麻生氏への不信感を強めた」(国対筋)という。

 一方、菅氏も霞が関の人事を掌握しつつ、自身が見込んだ無派閥の若手議員を集め、頻繁に会合を開いている。

 8月上旬の内閣改造・党役員人事をめぐり、麻生、菅両氏は何を考え、どう動こうとしているのか。

 官邸関係者は「安倍首相は『政権の支柱である、麻生氏は代えない』と考えており、麻生氏も留任を納得しているはずだ。ただ、麻生氏は党内への影響力を増すため、幹事長に自派の甘利氏を据えたいと思っている。4日に新麻生派を立ち上げたばかりで、内外に自身の力を見せつけたいのだろう」と話す。

 菅氏はどうか。

 別の官邸関係者は「菅氏は将来、幹事長として解散総選挙を仕切りたいと願っているようだ。ただ、二階俊博幹事長が就任して1年しかたっておらず、『厳しい』と感じている。安倍首相も『今回の政局を切り抜けるには、菅氏の手腕は必要だ』と思っており、手放すことはない。菅氏も心得ているだろう」という。

 政権発足以来の危機を迎えるなか、麻生、菅両氏は敵愾(てきがい)心を押さえ込んだままで、閣内で行動できるのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「2人の不協和音は、安倍政権を揺るがし、政局の不安定化をもたらす。麻生、菅両氏はもともと、波長が合わなかったが、ここに来て改めて表面化してきた。両氏に唯一、共通するのは『猛烈な小池百合子都知事嫌い』だけだ。共通の敵を意識することで、もう一度、一致結束できるかが注目される」と語っている。

2270チバQ:2017/07/11(火) 19:24:28
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707110010.html
揺らぐ安倍一強、「支持」急落で菅氏交代論が急浮上 近づく“危険水域”…苦境打開へ進次郎氏抜擢か
17:05夕刊フジ

揺らぐ安倍一強、「支持」急落で菅氏交代論が急浮上 近づく“危険水域”…苦境打開へ進次郎氏抜擢か
安倍首相は『骨格』を維持するというが、国民は納得するのか
(夕刊フジ)
 安倍晋三内閣の支持率が急落し、30%未満の“危険水域”に近づいた。「森友・加計学園問題」や「稲田朋美防衛相の失言」「豊田真由子衆院議員の暴言・暴行」などが大きく影響したようだ。安倍首相は局面転換のため、来月初旬にも内閣改造・自民党役員人事を断行する。麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官は留任方針というが、「麻生、菅両氏とも留任では清新さがない。少なくとも菅氏を代えないと、国民の理解は得られないのではないか」という関係者もいる。

 安倍首相は9日(日本時間同日午後)、スウェーデンの首都ストックホルムで記者懇談に応じ、注目の内閣改造について、次のように語った。

 「来月早々に自民党役員人事と内閣改造を断行し、人心を一新する考えだ」「安倍政権が経済最優先で結果を出したのは継続性と安定感だ。『骨格』をころころ変えるべきではない」

 自民党は東京都議選で歴史的惨敗を喫したが、その原因は、安倍首相と「お友達」による「おごり」「ゆるみ」とも受け取られる言動が炸裂(さくれつ)したためだ。

 読売新聞と朝日新聞が10日報じた世論調査でも、内閣支持率は前回から5〜13ポイントも下落して30%に突入した。永田町では、内閣支持率について「30%台で黄信号、20%台は危険水域、20%割れで退陣」といわれるが、崖っぷちに立たされたといえる。

 世論の逆風を見極めたのか、都議選後、自民党内からも安倍首相への批判・不満の声が公然と上がっている。「安倍一強」と言われた状況に亀裂が見え始めている。

 苦境を打開するため、安倍首相は8月初旬にも内閣改造・党人事に踏み切る。小泉進次郎衆院議員の抜擢などが注目される。安倍首相は麻生、菅両氏を留任させる方針だが、「森友・加計問題」では菅氏の対応も批判されており、国民の支持を得るのは簡単ではない。

 安倍首相は九州北部の豪雨被害を受け、最後の訪問国であるエストニア行きを取りやめ、11日午後に帰国することを明らかにした。内閣改造で、国民の信頼を取り戻せるのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「『骨格』を維持した内閣改造では、新鮮・刷新されたイメージでの船出にはならない」といい、続けた。

 「安倍首相は『森友・加計問題』で疑惑を持たれた。そんな任命権者が閣僚を交代させるのは、問題のすり替えと受け取られかねない。麻生、菅両氏の留任は、安倍政権の『おごり』『ゆるみ』を維持するイメージにもつながる。新たに任命させる閣僚も『安倍支持』という踏み絵を踏まさせれ、次の選挙で厳しい戦いが迫られる可能性がある。安倍首相は『森友・加計問題』について国民の納得が得られるよう、自ら丁寧に説明する以外、信頼回復の道はない」

2271チバQ:2017/07/11(火) 19:25:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170711k0000m010150000c.html
<自民党>二階幹事長と高村副総裁を続投へ
06:30毎日新聞

<自民党>二階幹事長と高村副総裁を続投へ
自民党の二階俊博幹事長
(毎日新聞)
 安倍晋三首相は8月3日にも行う内閣改造・自民党役員人事で、同党の二階俊博幹事長と高村正彦副総裁を続投させる調整に入った。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の留任とあわせ、政権の骨格を維持する。

 次期衆院選が来年12月までに行われることから、首相は、選挙を指揮する幹事長の交代は得策ではないと判断した。二階氏は中国、韓国とのパイプが太く、両国との関係改善を進める狙いもある。高村氏は、安全保障関連法や天皇陛下の退位を実現する特例法の制定で公明党との調整役を務めた実績があり、引き続き自民党の憲法改正案の取りまとめを任せる考えだ。

 一方、東京都議選の応援演説で失言した稲田朋美防衛相や、改正組織犯罪処罰法の国会審議で不安定な答弁が目立った金田勝年法相は交代させる方針だ。【田中裕之、水脇友輔】

2272チバQ:2017/07/11(火) 19:30:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170711k0000m010132000c.html
<自民党>問題相次ぐ細田派 内閣改造前に自粛ムード
07月10日 23:24毎日新聞

 自民党の最大派閥、細田派(96人)で所属議員に相次いで問題が浮上し、内閣改造・党役員人事を前に「猟官運動」の自粛ムードが広がっている。

 同派は安倍晋三首相の出身派閥。細田博之会長(党総務会長)は10日、松江市の講演で、内閣支持率の急落を懸念する会場からの質問に「首相には政策を深化させてほしい。寄り道をするひまはない」と答え、安倍政権の経済、外交政策に支持を訴えた。

 しかし、同派に対する党内の視線は冷ややかだ。東京都議選の告示直前、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡って萩生田光一官房副長官の関与を示す文書が見つかった。さらに豊田真由子衆院議員の暴行問題、稲田朋美防衛相の失言、下村博文幹事長代行への加計学園からの献金疑惑と続き、自民党は都議選で惨敗した。他派の閣僚経験者は、この4人の頭文字をとって「THIS(豊田、萩生田、稲田、下村) IS 敗因」と皮肉っている。

 稲田氏、萩生田氏、下村氏は首相側近と目されてきただけに、細田派の参院議員からは「自覚が低く、まとまりがなさすぎる」と衆院側への批判が出ている。ある同派議員は「内閣改造で人事を一新したことを示すには、ポストを他派に譲った方がいい」と語った。【村尾哲】

 ◇問題が浮上した自民党細田派議員(判明順)

・中川俊直衆院議員

  女性問題で離党

・萩生田光一官房副長官

  加計学園による獣医学部の早期開学を後押ししたとされる文書が発覚

・豊田真由子衆院議員

  暴言・暴行問題で離党届を提出

・稲田朋美防衛相

  東京都議選の応援中に失言

・下村博文幹事長代行

  後援会が加計学園の秘書室長(当時)から政治資金パーティー券の購入代金200万円を受領

2273チバQ:2017/07/11(火) 19:30:52
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707100005.html
“お友達排除”の内閣改造、目玉は進次郎氏か 新たな候補に三原、橋下氏ら浮上
07月10日 17:05夕刊フジ

“お友達排除”の内閣改造、目玉は進次郎氏か 新たな候補に三原、橋下氏ら浮上
内閣改造の目玉となりそうな進次郎氏
(夕刊フジ)
 安倍晋三首相(自民党総裁)は、8月初旬に内閣改造・自民党役員人事を断行する。同月2、3、4日を念頭に検討している。「政権の要」である麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は留任させるが、「自衛隊の政治利用」と受け取れる失言をした稲田朋美防衛相や、塩崎恭久厚労相らを交代させ、「お友達排除」の大幅な人事刷新になる見通しだ。外相には、茂木敏充政調会長の起用が有力となっている。小泉進次郎衆院議員や、三原じゅん子参院議員の抜擢(ばってき)も注目されている。

 「ポスト安倍」の1人である岸田文雄外相は本人の意向も踏まえ、党要職での起用を検討する。「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法の国会答弁で不安のあった金田勝年法相や、「加計学園」問題で名前が浮上した萩生田光一官房副長官は交代させる方向だ。

 新たな入閣候補としては、進次郎氏や三原氏、憲法改正で安倍首相と意見が近い橋下徹前大阪市長らの名前が浮上する。民間人閣僚を複数起用することも検討している。

 「進次郎氏は閣僚抜擢もあるが、安倍首相が経験したように、官房副長官として官邸を経験させる案もある。三原氏は保守のしっかりした理念を持ち、華もある。橋下氏が入閣すれば、国民に政策を強く訴えられるだけでなく、対野党でも絶大なパワーを発揮しそうだ」(官邸周辺)

 党役員人事では、二階俊博幹事長と高村正彦副総裁、竹下亘国対委員長に留任を求める方針。首相の腹心の一人で献金疑惑で昨年1月に経済再生担当相を辞任した甘利明氏は党要職での起用を検討している。

 自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員や、稲田氏は、安倍首相の出身派閥である細田派の出身。「反省の姿勢」を示すためにも、所属議員の多くを党務に専念させる考えだ。

2274チバQ:2017/07/11(火) 20:01:26
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170711/soc1707110008-n1.html
【永田町・霞が関インサイド】急速に強まる麻生氏の存在感 ひねくれ者多い永田町で広がるうがった見方 (1/2ページ)
2017.7.11
 安倍晋三政権の権力構図に変化が起きつつある。

 麻生太郎副総理兼財務相の存在感が急速に強まっているのだ。

 永田町では、来年9月の自民党総裁選までに安倍首相が何らかの理由で退陣を余儀なくされた場合、麻生氏が総理総裁を継承する腹積もりでいることは常識である。

 平たく言えば、麻生氏は枯れていないのだ。

 ひねくれ者が多い永田町関係者の間でうがった見方が流布されている。

 森友学園から加計学園まで続いた首相周辺が絡む疑惑に関しても、その指摘に合点がいくものがある。

 森友学園問題では、土地払い下げ交渉をしていた2014年4月ごろ、籠池泰典理事長(当時)が「現金入り」と目される封筒を持参して陳情に行った先は鴻池祥肇元防災相の議員会館事務所だった。鴻池氏が3月1日夜、緊急会見を開き、政治家への働きかけを明らかにした。

 加計学園問題に関しても、都議選で自民党が歴史的大敗を喫した直後の7月4日付の西日本新聞が、日本獣医師会の蔵内勇夫(いさお)会長のインタビューを掲載して、注目を集めた。「あの手、この手で根回しみたいなこともあった。加計になるんだなと分かっていた」と語っている。

 鴻池議員は、麻生政権の官房副長官を務めた麻生派の番頭格だ。

 一方の蔵内氏は、麻生氏の地元・福岡県議を8期30年務めた県政のドン的存在であり、城代家老的な存在でもある。

 このように、麻生氏と密接な関係を持つ人物がピンポイントで、間接的であれ安倍首相のイメージダウンにつながる発言を行っている。

 他方、霞が関では5日付の主要省庁の定期人事異動が発令された。

 筆者が注目したのは、外務省と経済産業省の2つの人事だった。

 外務審議官(経済)に山崎和之官房長、経済産業審議官に柳瀬唯夫経済産業政策局長が、それぞれ抜擢(ばってき)された。

 山崎、柳瀬両氏は麻生首相当時の首相秘書官(事務)である。おひざ元の財務省では、やはり首相秘書官を務めた浅川雅嗣財務官が留任した。

 3人に共通するのは、各省ナンバー2の対外経済交渉実務責任者である。

 トランプ米政権のペンス副大統領との間で日米経済対話を担う麻生氏は、対米だけではなく対中も含めて「経済外交は自分の領域だ」と考えている。

 東京都議選の2日夜、安倍首相は、麻生氏、菅義偉官房長官、甘利明前経済再生相と会食したが、今や麻生派の一員である甘利氏が呼ばれた理由に推測が募る。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

2275チバQ:2017/07/11(火) 20:37:22
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06301800/?all=1
アル中代議士「橋本英教」地元から更迭の嘆願書 怪しい中国人女性との関係
 江戸の昔から藩主の行状が目に余ると、領民は幕府へ「直訴」に打って出た。翻って平成の世にも、そのご乱行を告発された「魔の2回生」がいる。衆院岩手3区選出の自民党・橋本英教(ひでのり)議員(49)は、地元から二階俊博幹事長らに更迭を求める「嘆願書」を提出された。そのワケを聞くと、およそ選良には程遠い姿が浮かび上がってくるのだ。

 ***
 昨年秋、自民党本部へ届けられた「岩手選挙区第三支部長差し替えに係わる嘆願書」と題する文書がある。

 宛名は二階俊博幹事長と古屋圭司選挙対策委員長。作成者を示す末尾には、選挙区各市町村の支部長など8名の名と判子があり、覚悟の程が伝わってくるのだ。

 肝心の中身は、橋本氏を指して〈議員としての資質はあるのか〉〈税金泥棒の見本〉〈今後の岩手県自民党において必要な人物か〉――など、辛辣な文言が綴られ、彼を更迭して新たな候補者を立てて欲しいと訴える。

 いったい、この2回生は何をしでかしたのだろう。

 党の県連幹部が言う。

「彼は地元で公務がある時も、朝からコンビニでスーパードライの缶ビールを買い車の中で飲み始める。空き缶を散らかすので車内も酒臭くてね。大勢の人の前では、臭い消し代わりにガムを口に入れるので、“ガムを噛むとは失礼な奴だ”と、陰口を叩かれていますよ」

 もはや“アル中”と言われても仕方のないご様子だが、ゆえに、昨年は本会議を欠席するほど体を蝕まれていたと、地元支援者が継ぐ。

「一昨年の12月中旬から1カ月強、静岡県内の病院に入院したんです。本人は“肝臓の数値が上がったので酒を抜く”と言っていたけど、新年早々国会を休み地元での挨拶もままならず、後援者も呆れ顔でしたよ」

■口を開けば酒の匂い

 橋本氏は、議員秘書を経て2012年に初当選。岩手は小沢王国の名残りで自民が弱く、2回続けて小選挙区で敗れた比例復活組だ。

 にもかかわらず“地元に帰ってこない”と後援者から不満が漏れるのは、怪しい女性の影があったからだと、事務所関係者が明かす。

「14年に再選した際、選挙を手伝う20代の中国人女性がいてね。彼が通う赤坂にある夜の店で知り合い、就職を斡旋するなど世話を焼いていたのが、いつしか事務所顧問という肩書きの名刺を持つようになった」

 さらには、橋本氏の住む議員宿舎の部屋に、彼女のベッドやタンスなど家財一式が運び込まれたという。

「アパートを追い出されたので荷物を預ると彼は説明していましたが、その女は荷物を取りに来るなど何かと理由をつけては、幾度も宿舎に泊まっていた。15年に橋本氏が墨田区議の女性と結婚するまで囲っていたようですが、後に離婚する背景には、酒癖の悪さと中国人女性との関係があったのです」(同)

 公私の別がないのは「2回生」の“特徴”だが、衆議院事務局に聞くと、

「議員本人とその家族以外が宿舎を使用することは、規程に反しております」

 というから、矩(のり)を踰(こ)えていたのは明らかなのだ。

 これらの指摘に、当の橋本氏はどう答えるのか。

 6月26日、都内の小学校であった都議選候補の演説会へ足を運ぶと、橋本氏は赤ら顔で口を開けば酒の匂いがプンプン……。むろん、会場にいた候補者や支持者は酩酊などしていないにもかかわらず、である。

 足元が覚束ない橋本センセイの言い分はこうだ。

「彼女は中国に帰ったよ。(宿舎の規程は)知らなかった、それは。(嘆願書は)聞いたことがない。出てるの?! うるさいよ。あ〜あ、あ〜あ、けっこう!」

 挙句、声を荒らげて車で逃げ去る始末。向かう先には、有権者の厳しい審判が待っていることを願いたい。

2276チバQ:2017/07/11(火) 20:38:38
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07070559/
重婚ストーカー「中川俊直」お詫び行脚でトンデモ釈明 婦人部は解散
「魔の2回生」図鑑を開けば、女性の敵としてこの男に敵う者はいないだろう。不倫の末に“重婚ストーカー”で世を騒がせた中川俊直前経産政務官(47)。2カ月ぶりに公の場へと姿を現したが、お詫び行脚でのトンデモ釈明に、次なる選挙への下心が見え隠れ……。そうは問屋が卸さないと、地元では反発の声が上がっている。

 ***


〈チェンジ中川〉と書かれているが……
 本誌(「週刊新潮」)が報じた一連のスキャンダル後、中川氏は“体調不良”を理由に国会を長期欠席。自らの口から反省を述べる代わりに、頭を丸刈りにしたとされていた。

 ところが、である。6月22日に地元・広島空港へ降り立った彼の髪は、以前より少し短くなったというだけ。お詫び行脚で配布している「中川俊直通信 特別版」(写真)でもイメチェンぶりを必死にアピールするが、

「あんなもん丸坊主でもなんでもない。長すぎるよ」

 と、後援者から失笑を買うばかりでは、謝罪の仕方が中途半端な感は拭えない。

 そんな中川氏は、秘書2人と3人体制で、後援者の家を回っているという。

「留守中に来て名刺を置いていったけど、そこには彼の直筆で“私は不法行為をしていません”と書いてあってね。次の選挙も出るつもりか、“今後も頑張ります”とあった。何を考えているのか」(後援会関係者)

 中川氏に会ったという女性後援者はこんな意見だ。

「“犯罪ではない”という言い訳は、地元紙でも述べていたけど、長年支えてきた我々、特に女性には重大な裏切り行為で離党じゃ済まない。辞職すべきだと中川さんに言いましたが、何も答えず首を垂れるだけでした」

■“エッチな先生”

 古参の後援会幹部も言う。

「集落の目立つところに中川先生の顔写真を貼り付けた看板を立てていたんですけどね。通学路を見守る地域の方に、小学生がポスターを指差して“エッチな先生だ、エッチな先生だ”とふざけて困る。外して欲しいと言われてしまい……」

 結局、その看板を倒し、子供から見えないよう急場を凌いでいるという。

「そのことを開口一番、中川先生に伝えましたが、恐縮して頭を下げるばかりでね。看板を引き取ってくれと言うと、後日、取りに来ますと答えていました」(同)

 老若男女、世代を超えて支持を失っている中川氏だが、後援者の婦人部にあたる「りぶるの会」も解散したと先の幹部は続ける。

「5月24日に役員が集まって協議をした結果、とくに反対意見も出なかったので25日付で解散しました」

 つまり、選挙区では女性票の大半を失ったに等しいのだが、さらに“後継者”の擁立も決まりつつあるのだ。

「6月21日に県連の会合があり、広島4区に自民党から新たな候補者を立てる方針となりました。永田町では、父の秀直氏が二階幹事長に対立候補を出さないよう頼んでいるなんて話も聞こえますが、そんな勝手なことをされたら、もう自民党を応援しません」(同)

 次の選挙に出れば、無所属の中川氏には初の“逆風”となること必至である。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が解説するには、

「魔の2回生たちは、安倍ブームに乗じて苦労もせずに議員になった。彼らは、2012年に民主党から政権を奪取した時が初当選。急遽、かき集められた候補者なので玉石混交なのです。現在、残っているだけでも約100名おり、国会で質問の機会もなく暇を持て余している。スキャンダルが起きるのは、そうした背景があるからで、まだまだ問題児が出てきてもおかしくない」

「魔の2回生」図鑑に、また新たな1ページが刻まれる。そんな悪夢はもう見たくないのだが、果たして――。

2277チバQ:2017/07/11(火) 20:39:47
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07050558/
谷垣前幹事長、復帰のカンフル剤は「麻生太郎」への怨念
 過去に自民党総裁でありながら、宰相になれなかった人間は2人しかいない。河野洋平元衆院議長と谷垣禎一前幹事長(72)である。議長という栄誉を授かった河野氏と比べ、谷垣氏は自転車事故で頸髄を損傷。長きに亘る不在からもうすぐ1年が経つ。復帰に向け懸命のリハビリが続くが、そのカンフル剤は身内議員への怨念だという。

 ***

 6月16日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ「鶴の間」は、3000名もの人々で埋め尽くされた。

 谷垣グループ「有隣会」主催の政治資金パーティーには、主が不在にもかかわらず安倍総理をはじめ自民党の二階俊博幹事長、各派閥の領袖らが勢揃い。壇上では、グループの代表世話人を務める逢沢一郎元国対委員長が、谷垣氏からの手紙を、次のように代読した。

〈退院の時期をにらみながら、リハビリテーションに専念し、一日も早い復帰に向けて準備をいたしておりますので、あと少しの間、お許しをいただきたく存じます〉

 政界復帰への意欲が滲み出る言葉を披露した逢沢氏は、

「夏の終わりか、秋口には復帰してくれると、同志一同、確信しております」

 と、具体的な復帰時期にまで言及したのだ。大勢の前で“オヤジ”の健在ぶりをアピールするのには、抜き差しならない“事情”があると自民党関係者が言う。

「一部の支援者の間では、このパーティーに姿を現すと言われていた谷垣さんですが、実は入院している都内の初台リハビリテーション病院から転院し、別の場所で手術を受けていたのです。現在は再び初台に戻っていますが、術後の体調を考慮して、大事をとって表には出ない状況だというのです」

■自立歩行を視野に

 その兆候は、パーティーの前に現れていたという。

 政治部記者によれば、

「5月20日、総理は谷垣氏の入院する病院へ視察と称して見舞いに訪れる予定でした。その2日前には、官邸から同行記者の募集まで告知されていたのですが、急遽中止となってしまいました」

 そもそも、総理自ら足を運ぶのには、こんな事情があったと記者が続ける。

「谷垣氏が総裁時代にまとめた憲法改正草案を否定する改憲構想を口にした総理は、その禊を済ませたいという気持ちもあった。改憲に向けて党内をまとめたい総理にとって、谷垣氏には党の憲法調査会長として復帰して貰いたい。そうした可能性を探る好機でしたが、次回の日程はまだ決まっていません」

 実際、総理が面会を打診した時期は、谷垣派にとって結成以来、最大の危機が訪れてもいたのである。

「今年5月、谷垣派から佐藤勉元総務相、棚橋泰文元特命相ら4人が、新・麻生派へ合流するため離脱したことに、谷垣氏や側近らは相当の危機感を募らせている。事前に合流を促す麻生氏からの手紙を受け取った谷垣氏は“時期尚早であり、そのような話は聞いていない。直接お目にかかってから話したい”という手紙を送り返した。普段はソフトで穏やかな谷垣さんも、事故後に初めて公に出した肉声が派閥合流に反対する内容だったことから、麻生さんへの不信感は相当なものです」(同)

 ちなみに、リハビリを続ける谷垣氏は、新たなメニューにも意欲的に取り組んでいると言うのは先の関係者で、

「介護士に両脇を抱えられ、自立歩行に向けた訓練を始めています。政治家は見た目が大事。杖を使ってでも人前に立ちたいという一心で、怪我と闘っています」

 永田町に再び――その情念は烈火の如く、谷垣氏を突き動かしているのだ。

2278チバQ:2017/07/11(火) 20:40:52
https://www.j-cast.com/tv/2017/06/29301976.html?p=all
週刊新潮が絶好調!「新潮砲」の呼び声も 自民「魔の2回生」に新スター「トヨマユ」誕生
2017/6/29 17:34
少し趣向を変えて今日のIndex。「魔の2回生」に新スター誕生か。大好評の豊田真由子センセイの罵詈雑言・第2弾。下村博文元文科相に加計学園から闇献金疑惑。小林麻央の命を奪った民間療法。名門・東京女子医大病院の危機。

先週、今週と週刊新潮のガンバリが凄い。週刊文春中吊り盗み見問題にケリがついたのだろうか。今朝(2017年6月29日)の『とくダネ!』で小倉智昭が「新潮砲」といっていた。

金子恵美総務大臣政務官、公用車で保育園へ

新潮砲が今週、狙いを定めたのは金子恵美総務大臣政務官(39)の公用車・私用疑惑。金子政務官はゲス不倫で一躍有名になった宮崎謙介元議員の妻である。

亭主が妊娠中に浮気をしていたことを文春砲が報じ、妻は離婚を考えたそうだが、それを乗り越え、今は2人で生まれた1歳4カ月の息子を育てているという。

週刊新潮によれば、国会が閉会した翌日の6月19日、朝9時30分、永田町の第二議員会館内にある「国会保育園」と呼ばれる東京都の認証保育園「キッズスクウェア永田町」へ、専属の運転手が運転する黒塗りのクルマが滑り込んだ。

クルマから出てきた金子政務官は、息子を車から降ろしベビーカーに乗せて(グラビアを見るとベビーカーを押しているのは総務省の秘書官である)、保育園に連れて行き、戻ってきて霞が関へと向かった。

この日は午後2時半に、千代田区内で母親とともに公用車に乗り込み、母親を東京駅まで送り届けている。

翌日の朝も公用車で息子を送り、午後6時に公用車で迎えに行っている。22日は、午後7時に公用車で子供を迎えに行き、一緒に議員宿舎へ帰宅している。 公用車とは政務三役など要人にあてがわれるもので、当然税金が使われている。舛添要一前都知事が毎週末、別荘へ行くのに公用車を使っていたことが大きな問題になったばかりである。

このことは国会関係者の間で「バレたらまずい」と噂になっていたようだ。週刊新潮も、どうしても忙しい朝に公用車を使って子供を保育園に送るのはわかるが、彼女の場合、それが「常態化」していることに問題ありだと指摘する。

公用車に関する窓口の会計課管理係の担当者は、「途中の保育園で子どもを降ろす? ないです。家族を乗せること自体ダメでしょう。そんな人いないと思います」とはじめ答えていたが、金子議員が実際やっていると告げると、「えーっと......。運転手の日報にはそうしたことが書かれておらず、詳細は把握していないのが実情です」と、しどろもどろ。

金子は自分のブログで「公用車の使用につき、常に総務省の運用ルールに則ってまいりました」と、問題はない、総務省の担当者は週刊新潮に出ているようなコメントはしていないといっている。しかし「公用車に家族を同乗させてよいのかというご批判に対し、改めて自身の行為を振り返り、真摯に受け止めたいと思います」ともいっている。

この記事については、それぐらいはいいではないか、いや、選良は公私のけじめをつけるべきだと、両論あると思うが、子どもを保育園に入れられない、首尾よく入れても送り迎えに苦労している母親たちの多くからは「特権を利用して」と白眼視されるだろうな。

2279チバQ:2017/07/11(火) 20:41:27
アル中疑惑の議員に地元岩手から更迭の嘆願書

彼女も亭主も安倍チルドレン「魔の2回生」である。さらにすごい2回生は衆院岩手3区選出の橋本英教自民党議員(49)である。

地元で公務があるときも朝からコンビニで缶ビールを飲み、肝臓の数値が上がったため、一昨年の暮れには病院に入院したそうである。

それ以外にも20代の中国人女性を議員宿舎に泊めていたという話もあるようだ。そのため橋本の選挙区の各市町村の支部長などが連名で、「議員としての資格はあるのか」「税金泥棒の見本」などと書いて、二階幹事長へ更迭を求める嘆願書を出したというのである。

6月26日に週刊新潮が、都内の都議選候補の演説会で橋本議員をつかまえると、「橋本氏は赤ら顔で口を開けば酒の匂いがプンプン」していたそうだ。

当然ながら答えは要領を得ず、声を荒げて車で逃げ去ったという。これまた見事な2回生だ。
今週の「豊田真由子劇場」

そして「魔の2回生」の真打登場である。「怖いもの見たさのご期待に応えて、第二幕をお届けする」(週刊新潮)

週刊新潮によると、豊田センセイの一家は、父親が東大卒、母親が東京外語大卒で進学塾を経営している。豊田は三姉妹の真ん中だそうだが、姉は医者で妹は弁護士というエリートファミリーだそうだ。

そんな家庭から、どうしてこんな罵詈雑言を吐く人間が出てきたのか、両親の話を聞いてみたいものである。

今回のテープは、同じ元秘書によるものだが、日にちは違う。罵声、怒声が終わると急に赤ちゃんバージョンになったという。

「あるんでちゅかあ! あるならどうして......」

だがこの人にはこういう激しいのが似合う。目的地の場所に行くのに最短経路より50メートル遠回りしただけでこの剣幕。

「違うよと! 違うよと教えてやったんだよね、あたしねぇ!! それを何? 豊田真由子様に向かって、お前のやっていることは違うと言うわけあたしに?」
「さあ、バカでもねえ! 人の言うことを聞くバカはかわいいよ!! バカのくせに人の言うことも聞かないバカはかわいくもなんともないよ!!!」
最後はこの決め台詞が出たに違いない。

「この、ハゲーーーーーっ!」

 
パチパチパチ! この「豊田真由子劇場」を毎週聞いていたい。

ちなみにYouTubeのデジタル新潮へのアクセスは現時点で205万回だが、それ以外にも無数の関連動画があるから、ものすごい数になるに違いない。

早速、お笑い芸人たちはこれをネタに笑いを取り、ニコニコ動画などにはダブステップ(ダンスミュージック)風にアレンジした曲や、めいっぱいシャウトしたノリのいい曲にアレンジしたものなどが続々載っている。

この中から去年のピコ太郎のように、大ヒット曲が生まれるかもしれない。

今の自民党議員の中で彼女と張り合えるのは稲田防衛相ぐらいのものだろう。彼女は6月27日(2017年)、東京・板橋区で都議選候補を応援した際に「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」といった。

稲田は、防衛大臣としてのこの発言が自衛隊の政治利用と受け取られかねず、法に抵触するおそれがあるということを知らなかったのだろう、あきれ果てる。

稲田は27日夜、発言を撤回する考えを示したが、綸言汗のごとし。豊田や稲田のような輩が安倍の周りに蝟集するのは、類は友を呼ぶからである。

2280チバQ:2017/07/11(火) 20:42:00
下村元文科相に加計学園から「政治資金」

さて2回生の次は、安倍友の代表である下村博文元文科相。現在は幹事長代行で東京都連の会長である。その下村に文春砲がさく裂した。

下村と加計学園が親しいのはよく知られているが、もともとは下村の妻だったという。10年以上前から親しく、下村夫人と安倍夫人の昭恵は、加計とアメリカや韓国、ミャンマーなどへよく旅行していたそうだ。

週刊文春が内部文書を入手した。それは「2013年博友会(下村の後援会=筆者注)パーティ入金状況」と題され、「9月27日 学校 加計学園 1,000,000」と書かれているという。

翌年も同じ金額が記されているが、重大なのは「この献金は、博友会の政治資金収支報告書には記載されていない」ことだと週刊文春は指摘する。

政治資金規正法では20万円を超えるパーティ券購入を受けた場合、報告書に記載しなければならない。違反すれば、5年以下の禁固または百万円以下の罰金を受ける可能性がある。

この博友会は全国にあり、塾や学校関係者が入っており、組織的、継続的に政治活動をし、盛大なパーティを開いているにもかかわらず、政治団体として登録されていないから政治資金規正法違反の疑いがあると、週刊文春は過去に指摘していた。

この文書は、下村事務所を仕切る金庫番・榮友里子が書いた「日報」だそうだ。そこには加計学園側からの様々なお願いが記載されており、下村が加計学園のために相当な便宜を図ってきたことが伺える。下村は週刊文春の報道についてこう話している。

「自民党の下村博文・幹事長代行は29日、下村氏が文部科学相だった2013年と14年、学校法人『加計学園』(岡山市)の秘書室長から、政治資金パーティー券の費用として各100万円、計200万円を受け取ったことを明らかにした。100万円はそれぞれ、11の個人と企業から秘書室長が預かったもので、『加計学園からのものではない』とした」(朝日新聞6月29日)

11に分けてあるから20万を超えないといいたいのだろうが、いかにも苦しいいい訳である。また加計学園秘書室長からだといいながら、学園からではないというのも、この問題で追い詰められている自身や安倍首相と加計との関係を切り離したいのだろうが、こちらも苦しい。

その上で、下村は、週刊文春の報道は「東京都議選の妨害目的と受け止めざるを得ない」と批判し、文書の出先は自民党以外から都議選に立候補した元秘書が関与した可能性を指摘、偽計業務妨害などの疑いで刑事告訴を検討する意向だともいった。

そうだとしたら、下村の苦しいいい訳を打ち砕く二の矢、三の矢が出てくることは間違いない。

週刊文春のいう通り、この内部文書から加計学園が学校ビジネスを展開していく過程で、下村をはじめ様々な政治家たちに働きかけを行っていることが見て取れる。

そして学部新設が国に認められれば、その後は補助金などの形で多額の公費が投入されるのだ。

「加計学園を巡る疑惑は新たなステージに入った」(週刊文春)のである。

 
7月2日に都議会選挙が投開票される。小池都知事は、豊洲に移転はするが築地も再開発するというどっちつかずの決定で支持率を落としているが、週刊現代によるとそれでも都民ファが55議席、自民が23減らして34議席、公明党が1増で23議席、民進党は14も減らして4議席と予想している。

私に解せないのは、共産党が7減らして10議席という予測だ。安倍の悪臭がする自民党は嫌だ、民進党も崩壊寸前。そうなると自民や都民ファを批判、監視できるのは共産党しかないのではないか。私はそう考えるのだが、いかがだろうか。


以下省略

2281チバQ:2017/07/12(水) 10:51:56
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017071100040.html
「安部おろし」進む? 最後にポスト安倍で躍り出るのは◯◯…
07:00AERA dot.

「安部おろし」進む? 最後にポスト安倍で躍り出るのは◯◯…
現状で最も権力の中枢に近い位置にいる麻生太郎副総理・財務相(c)朝日新聞社
(AERA dot.)
「ポスト安倍」レースで生き残るのは誰なのか。

 まず、現状で最も権力の中枢に近い位置にいるのが麻生副総理・財務相だ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう語る。

「麻生氏に返り咲きの機会があるとすれば、安倍氏に自ら“引導”を渡す場合でしょう。加計学園問題などの説明に安倍氏が失敗して支持率が戻らなければ『ここは一度引くべきじゃないか』と言えるのは麻生氏くらい。安倍氏のピンチヒッターという位置づけなら麻生氏にも可能性はある」

 ただ、ネックは76歳という年齢。そうすると、59歳と若い岸田氏にチャンスが巡ってくる。

 中道リベラル路線の宏池会の看板を背負う岸田氏は、祖父、父も同会に所属した国会議員で3代目のプリンスだ。前述のとおり、安倍首相とは最近、距離を置きつつある。

「強権的な安倍首相と違って各派閥の相談を聞いてくれそうなので担ぐには持ってこいだが、逆に言えば“担がれ待ち”のような受動的な印象があり、少し頼りない」(自民党関係者)

 それならばと、閣外から政権奪取を狙うのは石破元幹事長(60)だ。7月6日の自派閥の会合で、

「『キジも鳴かずば撃たれまい』では、みんな一緒に運命を共にすることになる」
 と政権批判を避ける党内の空気への危機感を示すなど、今や安倍批判の急先鋒となっている。

 来年9月の総裁選に早々に名乗りを上げており、メディアでも積極的に発言を続けている。

「石破氏の強みは閣外から自由に発言ができる点。国会議員の中での人気はいま一つですが、地方で根強い人気があり、安倍首相に敗れた12年の総裁選でも地方の党員・党友票では上回っていた。党員間で党の現状への不満が高まれば、石破待望論が膨らんでくるでしょう」(前出の角谷氏)

 女性初の宰相を目指す野田聖子・元総務会長(56)の存在も忘れてはいけない。野田氏は昨年の都知事選で小池氏を水面下で支援しており、小池氏との連携も注目される。

「小池氏が野田氏を支持して『国政にも女性のリーダーを』などと訴えれば、世論が動く可能性がある。小池氏は12年の総裁選では石破氏を支持しており、次、誰を支持するかは一つのポイントになるでしょう」(同)

 そして、その小池氏自身が「ポスト安倍」の大穴候補との見方もある。都議選に大勝した勝負強さは誰もが認めるところだが、問題は都知事の「辞め方」だ。

 次の都知事選は東京五輪直前の20年7月。ここで小池氏が出馬せず、五輪開催を目前に国政進出すれば、「無責任」との批判を浴びかねない。ただ、「ウルトラC」の一手もあると語るのは、元経産官僚の古賀茂明氏だ。

「国民的人気のある小泉進次郎氏を後継の都知事に指名して五輪直前に一緒に知事選を戦えば、国民は熱狂し、小池氏への批判は吹き飛ぶ。首都でトップの経験が積める進次郎氏にとっても悪い話ではない。五輪後の衆院選に小池氏が『国民ファーストの会』を率いて出馬し、自公が過半数を割り込んだ場合、自公と『国ファ』が連立を組み、その見返りに小池氏が首班指名を受けて首相になる展開もあり得るでしょう」

 最後に笑うのは誰だ。(本誌・小泉耕平)

※週刊朝日 2017年7月21日号

2282チバQ:2017/07/12(水) 10:52:56
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017071100037.html
自民党が策動する「安倍おろし」 非公開の額賀派会合で安倍氏への悪口が噴出
07:00AERA dot.

自民党が策動する「安倍おろし」 非公開の額賀派会合で安倍氏への悪口が噴出
「ポスト安倍」をめぐる人脈図(週刊朝日 2017年7月21日号より)
(AERA dot.)
 大惨敗に終わった都議選以来、「安倍一強」が音を立てて崩れだした。これまで沈黙を貫いてきた有力派閥が次の総裁選に向け、候補擁立に蠢きだし、「安倍おろし」のシナリオを画策しはじめたのだ。

 自民党が歴史的惨敗を喫した都議選から2日後の7月4日夜、都内のホテルで田中角栄、竹下登両元首相の派閥の流れをくむ額賀派のパーティーが開かれた。

 額賀福志郎会長は「安倍政権を支える」と冒頭、淡々と述べたが、これには裏があった。

 その後、非公開で行われた派閥結成30周年記念と銘打った会合では、「安倍首相に対するぼろくそ批判の嵐」(出席者)だった。

 出席者によると、津島雄二元厚相は「安倍さんの経済政策では、日本の財政再建ができるわけがない」と反発、幹事長経験者からは「安倍3選は絶対に阻止する。調子に乗りすぎだ!」と過激な発言が飛び出した。 同会重鎮の野中広務氏は会合後、記者団に改憲反対を訴え、「稲田(朋美)防衛相をクビにしていたら、小池(百合子)都知事はあれほど勝っていない」と痛烈に批判した。同派会長を務めた綿貫民輔氏は本誌にこうぶちまけた。

「加計問題で疑惑を告発した文部科学省の前川喜平・前事務次官は霞が関の役人全員の意見を代弁している。特区制度創設などの諮問会議議長に首相が就き、『首相が言っているから』と文句を言わせないやり方は明らかにおかしい。竹中平蔵・元経済財政担当相が安倍首相のブレーンとして裏にいるのが元凶だ」

 続けて、「憲法改正も先走った話だ。首相が押し付けようとすれば、スケジュールどおりいくのは難しい」とばっさり切り捨て、11月の臨時国会を念頭に置く自民党の改憲案提示は「無理」との見方を示した。

 時を同じくする4日夜、有力なポスト安倍候補の一人、岸田文雄外相が講演で“反旗”を翻していた。

「わが国は戦後、アメリカをお手本に目指してきたが、結果として負の部分を受け入れてしまった。それは格差の問題です。格差の負の側面に適切に対応することが重要だ」と踏み込み、政権の看板政策アベノミクスを修正する必要性を強調。

 さらに、「リベラル、保守本流を掲げてきた宏池会(岸田派)こそが、今の危機を乗り越えるための責任ある政治を行わなければならない」と訴え、タカ派色が強い現政権に異を唱えたのだ。

 岸田氏は憲法改正についても早々に「9条は変えるべきではない」と明言しており、奇しくも「保守本流」を自任する額賀・岸田両派が最大派閥・細田派包囲網を敷くことで足並みがそろった形だ。

 両派の目標は来年9月の総裁選での「岸田総裁実現」(綿貫・野中両氏)だ。

 両派閥事務所は永田町の全国町村会館にあり、議員同士の交流は「日常茶飯事で保守本流の誇りを持っている点で一致している」(額賀派議員)。特に岸田派内には「岸田さんも本気になってきた。外相を外れ閣外へ出るべきだ」(同派若手)との声も強く、岸田氏自身も周辺に「幹事長含め党三役をやりたいと首相に進言しようと思っている」と語ったという。

 3日には麻生太郎財務相が山東派などを吸収合併した新派閥「志公会(しこうかい)」を正式に発足させ、高村正彦副総裁、甘利明前経済再生担当相ら衆参国会議員59人が参加し、額賀派(55人)を抜き、細田派(96人)に次ぐ第2派閥となった。

「麻生氏はいずれ、志公会と岸田派を合併させ、大宏池会を結成し、数で総裁閥の細田派を上回ることを目指しています。派閥拡大は麻生氏自身の再登板か、大宏池会会長として、岸田禅譲によるキングメーカー狙い」(閣僚経験者)との見方が強い。

 麻生氏は記者団に「大宏池会の定義って? 知らないだろ? いい加減に使わないほうがいいよ」と煙に巻き、余裕の表情を見せたが、これには伏線がある。

 都議選に惨敗した2日夜、東京・四谷の高級フランス料理店で、麻生氏は首相、菅義偉官房長官、甘利氏らとテーブルを囲んだ。その際、麻生氏は首相にこんな要請をしたという。

2283名無しさん:2017/07/12(水) 10:53:16
「麻生さんは安倍さんに『第2派閥になるので複数の閣僚を入閣させてほしい。次はアベノミクス集大成と位置付けて、必ず消費税増税を行い、景気が落ち込むことがない経済対策に取り組むことを確約してほしい。甘利さんを経済重要閣僚に据えてほしい』と言い、首相は『承っておきます』と前向きだったといいます」(自民党関係者)

 麻生事務所に取材を申し込んだが、「外遊中のため回答できない」とのこと。あるベテラン議員は次のような解説をする。

「麻生氏は首相が『一緒に』と希望した選挙戦最終日(1日)の秋葉原での街頭演説を断った。選挙戦中、側近らとの会合で『トランプ米大統領は弾劾で4年は持たない。俺のカウンターパートのペンス副大統領がいずれ昇格する』と語り、暗に自身の再登板に含みを持たせたほど自信を持っている。大宏池会構想で岸田カードも温存しており、首相としても今の逆風下で麻生氏を敵に回したくないのが本音でしょう」

 岸田待望論に負けじと、総裁選出馬が確実視される石破茂元幹事長も都議選後、舌鋒鋭くなっている。

 5日開かれた党憲法改正推進本部の会議で「『丁寧な議論をちゃんとやるべき』が都民の意思です」と改憲日程に異議を申し立て、翌6日の派閥会合で都議選惨敗についてこう分析した。

 自民が敗北した2009年の都議選と比較し、「あのときを摂氏ゼロとしたら、今回はマイナス20度ぐらいだ」と自民党への有権者の冷たい反応を皮肉った。

 石破氏周辺は「12年総裁選同様に地方票は石破さんがいちばん獲得できる。小池さんと近いのも有利に働くはず」と述べ、他派閥からの支援に期待を寄せる。

 ほかにも、「安倍首相では次の総選挙で勝てない」と明言する自民党幹部も続出しており、安倍一強は確実に瓦解している。

 頼みの綱である官邸と党の要も離れつつある。

「菅さんは官邸より党務に戻りたがっている。党の大番頭、二階(俊博)幹事長は『俺が言っていることに首相は聞く耳を持たず、官邸の失政を全然反省していない。もう、面倒くさい』と周辺に漏らしている」(別の自民党関係者)

 また、首相にとって、都議会、都議選で亀裂が露呈した自民・公明の連立関係も頭痛の種だ。

 公明党の山口那津男代表は5日、「(改憲は)政権が取り組む課題ではない」と首相をけん制した。与党関係者は語る。

「都議選終盤、劣勢を挽回しようと自民都連は公明に泣きついて、多摩地域の接戦区に票を回してもらうよう頼み込んだが、惨敗した。創価学会の池田大作名誉会長は『憲法9条は絶対に触ってはいかん』という考えに変わりはなく、公明としても3項加憲ですら、池田氏の意向に反すると受け入れが難しい。代表は首相と馬が合わない山口氏で当面いくだろうし、改憲議論などの行方によっては、国政でも自民と手を切る可能性も否定できない。だから、安倍後をにらみ、岸田氏が公明に同調する構えを見せているのではないか」

 政府関係者によると、8月4日までに内閣改造、党役員人事を断行する方針だ。「麻生氏が推した甘利氏を再入閣させるようなお友達内閣を作ったら、支持率はさらに下落するだろう。最悪の場合、秋の臨時国会で退陣を余儀なくされ、総裁選を前倒し実施する可能性もある」(前出の閣僚経験者)との見方も出ている。

 首相は(1)18年6月の通常国会終盤で9条改憲案発議(2)9月の総裁選で3選(3)10月に国民投票(4)11月に解散・総選挙(5)12月に天皇退位というシナリオを描いているというが、そうは問屋が卸さないようだ。

 反安倍急先鋒の村上誠一郎・元行革相は本誌に憤りを込め、こう激白した。

「アベノミクスは賞味期限切れ。9条改憲も憲法全体の枠組みを論ぜず、小手先のお試し改正で、憲法全体の整合性は取れていない。今の官邸はイエスマンばかり。自由闊達な党内議論と人心一新をしないと自民党自体が自壊するのは時間の問題だ」

(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日 2017年7月21日号

2284名無しさん:2017/07/12(水) 10:54:29
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-180182.html
国民の厳しい視線で「安倍戦略」は狂い始めた 8月改造で出直し狙うも、党内で批判が高まる
05:00東洋経済オンライン

国民の厳しい視線で「安倍戦略」は狂い始めた 8月改造で出直し狙うも、党内で批判が高まる
国民の厳しい視線で「安倍戦略」は狂い始めた
(東洋経済オンライン)
「こんな人たち」を敵に回して東京都議選で歴史的惨敗を喫した安倍晋三首相が8月初旬に自民党役員・内閣改造人事を断行して態勢立て直しを図る。「加計学園疑惑」などで内閣支持率が急落したことによる"1強体制"の危機を人心一新で切り抜けようとの思惑だ。

2012年末の第2次安倍政権発足からの内閣の骨格は維持しつつ、「問題閣僚」を一掃した「仕事師中心」(官邸筋)の新布陣が「結果を出すことで国民の信頼回復」を狙う。だが、政府・自民党が積み重ねてきた安倍政権のおごりへの国民の視線は厳しく、来年9月の自民党総裁3選と悲願の憲法改正実現への「安倍戦略」も狂い始めている。

ハンブルクのG20出席などで訪欧中の首相は9日午前(日本時間同日夜)、滞在中のストックホルムで同行記者団と懇談し、「来月早々に自民党役員人事と内閣改造を断行して、人心を一新する。安定感と改革突破能力を兼ね備えた態勢を整えたい」との方針を表明した。首相が約1カ月も前に人事の日程や構想に言及するのは異例で、支持率急落への危機感もにじむ。今後の政治日程などを考慮すると改造人事は8月3日となる方向で、前回人事からちょうど1年で「第3次安倍第3次改造内閣」が発足することになる。

党・内閣の「骨格」維持、岸田氏は党3役へ横滑りも
首相は新体制について「骨格をころころ替えるべきでない」と述べ、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官を留任させる方針を表明。これと連動して自民党の高村正彦副総裁と二階俊博幹事長の再任も確実だ。麻生、菅両氏は2012年暮れの第2次政権発足時から首相を支えており、「安倍改憲」の党内調整を委ねられた高村氏と、次期衆院選の指揮を執る二階氏を続投させることで"1強体制"の維持を内外にアピールする狙いがある。

その一方で首相は、石破茂前地方創生相と並んでポスト安倍の有力候補とされる岸田文雄外相については「留任か党3役への横滑り」(首相周辺)を検討しているとされる。岸田氏周辺からも「来年9月の総裁選をにらんで、閣内から抜け出す必要がある。ベストは幹事長だが、政調会長でも構わない」(側近)との声が漏れてくる。

ただ、首相サイドからは甘利明前経済再生相を「党の要職に就ける」との構想が流されており、「甘利政調会長・岸田総務会長という人事が“落としどころ”」(自民幹部)との見方も広がる。甘利氏は第1次政権時から首相を支える盟友で政策通、というのが理由だが、昨年春に「金銭スキャンダル」で閣僚辞任に追い込まれた経緯もあり、「疑惑への説明もしないままでの再登場は、新体制の火種にもなりかねない」(自民長老)との不安もささやかれている。

問題は骨格以外の新体制の顔ぶれだ。第2次政権発足以来、多くの新人閣僚が誕生したが、スキャンダルや放言・失言などで辞任に追い込まれる人物が後を絶たなかった。現内閣でも「(東日本大震災が)東北でよかった」発言で復興担当相を辞任した今村雅弘氏だけでなく、山本幸三地方創生相の「学芸員はがん」発言なども厳しく批判された。

なかでも退場の筆頭候補は稲田朋美防衛相。南スーダンに派遣された自衛隊PKO部隊の「日報隠蔽」問題をはじめ、「森友学園疑惑」でも同学園の籠池泰典前理事長の弁護人として出廷した事実を国会答弁で否定し、公文書を突き付けられて「撤回・謝罪」に追い込まれるなど、「問題閣僚の筆頭」(自民若手)だった。しかも、都議選の自民党候補の応援演説での「自衛隊としてもお願いしたい」などと弁護士出身とも思えない失言で自民惨敗の"戦犯"の1人と批判されたが、「首相の秘蔵っ子で、更迭すると任命責任に直結する」(首相側近)との理由で続投している。野中広務元自民党幹事長は「首相が稲田氏をすぐ辞めさせていれば都議選もあんなには負けなかった」と指摘した。

2285チバQ:2017/07/12(水) 10:55:06
「秘蔵っ子」退場の一方、「目玉閣僚」は?
このため首相サイドは「今回の人事でまた問題閣僚が続出したら、1強どころではなくなる」(側近)との危機感から「事前の身体検査(閣僚候補の身辺調査)を徹底するとともに、過去に問題を起こさず評価も高かった閣僚経験者を要所に配置すべきだ」(同)との声が広がる。首相も「経済最優先」を繰り返し、「働き方改革」や「人づくり革命」を推進することで「一つひとつ結果を出す」と強調していることから、新布陣は「新人も含めまじめな政策通の実務型で固める」(自民幹部)ことになりそうだ。

ただ、自民党内には約60人の「閣僚待機組」が存在する。各派閥の領袖が事前に「入閣リスト」を作って首相サイドに起用を求める慣行もなお健在だ。首相は「派閥の事情など考慮せず、人物本位で選ぶ」と繰り返すが、「人事は1人の味方を作っても5人を敵に回す」(自民長老)のが永田町の定説だけに、派閥均衡を破れば首相の求心力低下にもつながりかねない。

さらに、「出直し効果」にこだわるなら「目玉閣僚」も欠かせない。今回も早い段階から小泉進次郎党農林部会長(当選3回)や橋下徹前大阪市長の起用が取りざたされている。小泉純一郎元首相の次男で国民的人気を誇り、都議選でも応援に引っ張りだこだった進次郎氏を閣僚に抜擢すれば「内閣支持率が10ポイントは上昇する」(自民幹部)との見方は多い。また、折に触れて首相と会談している橋下氏は知名度抜群で「改憲勢力」の日本維新の会の創始者だけに、閣僚に起用すれば国会での憲法改正論議の促進にも結び付くとみられている。

ただ、「露骨な人気取り人事は、首相の政権運営への焦りを際立たせるから逆効果」(首相経験者)との声も少なくない。首相も「小泉氏は来年秋の総裁3選時の党・内閣人事の目玉にしたいと考えている」(周辺)とされ、橋下氏周辺も「入閣なんてありえない」と苦笑する。

その一方で、これまでの安倍人事のポイントだった「女性登用」も壁に突き当たっている。

現在の女性閣僚は高市早苗総務相、丸川珠代五輪担当相、稲田朋美防衛相で、いずれも「安倍応援団」とされ、党内の男性議員から不満が出る原因ともなってきた。それだけに「人心一新という以上、女性閣僚も総交代させるべきだ」(自民若手)との声が出るが、「これはという新たな女性閣僚候補がいない」(自民幹部)のも事実。知名度の高い元女優の三原じゅん子参院議員の抜擢も取りざたされているが、「国会質問で『八紘一宇』(はっこういちう)の重要性を力説したことがあり、新たな火種になりかねない」(同)との不安も拭えない。

「政策で結果を出して信頼回復」という首相の意向を重視すれば「目玉のない地味で実務型の新体制のほうが政治不信の拡大を防げる」(首相経験者)というのが常識的な見方だ。

支持率続落、「首相を信頼できない」が急増
前通常国会での「共謀罪」法の強引な会期内成立が「加計学園疑惑隠し」と受け取られて国会閉幕直後に急落した内閣支持率は、都議選自民惨敗後の7月上旬の調査でも続落した。朝日新聞では支持33%(前回調査比マイナス5ポイント)に不支持47%(同プラス5ポイント)、読売新聞では支持36%(同マイナス13ポイント)に不支持52%(同プラス11ポイント)、NHKが支持35%(同マイナス13ポイント)に不支持48%(同プラス12ポイント)で、支持はいずれも第2次政権発足後最低記録を更新した。

特に女性の支持率はいずれも20%台にまで落ち込んでいる。女性の社会進出を政策の目玉にしてきた首相にとって「女性の支持が減ったのは頭が痛い」(自民幹部)状況だ。しかも急増した不支持の理由をみると、「首相を信頼できない」が断然トップで5割に迫っている。

都議選最終日の街頭演説で口にした「こんな人たちには負けるわけにはいかない」との発言に象徴される「首相の言動への不信と不満」の表れで、首相周辺も「極めて深刻な事態」と頭を抱える。菅官房長官は10日の記者会見で「一喜一憂すべきではないが、国民の声として真摯に受け止めたい」と語ったが、「首相自身が言動を改めないと人事などの小手先の対応での支持率回復は期待できない」(首相経験者)のが実態ともみえる。

2286チバQ:2017/07/12(水) 10:55:56
首相は欧州訪問の日程を短縮して11日、帰国した。福岡・大分での豪雨災害に対応するためとされるが、10日に"首相抜き"で行われた「加計学園疑惑」をテーマとする衆参両院での閉会中審査でも、野党側は「政府側のきちんとした説明はなく、疑惑は一段と深まった」(民進党幹部)として、早期の臨時国会召集と7月中の首相出席の下での衆参両院予算委集中審議を強く求めている。

自民党側は「新しいことは何もなかった。言った、言わない、の繰り返しでは(集中審議を)やる意味がない」(国対幹部)と拒否の構えだが、世論調査で「政府側の説明には納得できない」が圧倒的多数なことから、「審議に応じて、首相自身がきちんと説明しないかぎり、事態は打開できない」(自民長老)との声も相次ぐ。

「2羽目、3羽目のキジが鳴く」と石破氏
来年9月の総裁選出馬が確実視される石破氏は10日夜の民放テレビ番組で「きちんとものを言わないと、(政府と)国民との感覚が離れてしまう。それはやってはいけない」と首相らの対応を批判するとともに、「キジは鳴いたら撃たれる。1羽撃たれて、その後、だめだったらどうしようもないが、2羽目、3羽目、4羽目は必ず自民党にいる」と警告した。

岸田氏も「政権運営は忍耐や謙虚さが必要」と暗に首相を批判するなど、これまで慎重だった来年の総裁選出馬を視野に入れ始めている。石破、岸田両氏とも「性急な憲法改正」には慎重な立場で、党内でも「秋の臨時国会への新たな自民党改憲案の提出はもはや困難」(岸田派幹部)との声が広がる。

与党・公明党の山口那津男代表も「改憲は政権の取り組む課題ではない」と主張する。首相自身は「改憲への日程は変えない」と繰り返すが、これまでのように「すべて首相の言うとおりに、という雰囲気はなくなった」(自民幹部)だけに「強行突破を図れば、党内政局になって、3選も危うくなりかねない」(同)のが実情だ。

中谷元前防衛相は民放テレビ番組で「政治家は人の意見を聞く耳が大事。特に『かきくけこ』で人の言うことを聞くべきだ」と首相に苦言を呈した。中谷氏は「かきくけこ」とは「家内(妻)の言うこと、厳しい意見、苦情、見解の異なる人、こんな人たち」と解説した。「(ヤジも)国民の意見として聞かなければならない。多様性を吸収しないと良い政策ができない」との指摘だ。まさに「キジの2羽目、3羽目」(自民長老)だ。

人事断行まであと3週間余り。はたして「明快で適切な安倍人事」で態勢立て直しができるのか。帰国した首相を待ち受けるのが「暑く寝苦しい夜」であることだけは間違いない。

2287チバQ:2017/07/13(木) 18:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170713k0000m010116000c.html
<自民党>閣外か残留か 岸田氏去就に注目

07月12日 21:54

岸田文雄外相=国会内で、川田雅浩撮影

(毎日新聞)

 ◇当の岸田氏は明確な言質を与えず、周囲やきもき

 8月初旬の内閣改造・自民党役員人事に向け、岸田文雄外相の去就が注目を集めている。自身が会長を務める岸田派は「ポスト安倍」をにらんで党の要職に転出するよう促す一方、首相官邸サイドでは閣内残留を求める声が強まる。岸田氏が閣外に去った場合、来年の党総裁選に出馬する可能性が高まるが、当の岸田氏は明確な言質を与えず、周囲をやきもきさせている。【高橋恵子、加藤明子】

 「存在感を高める大きな効果がある。便乗したい」。岸田氏は12日、外務省で面会したタレントのピコ太郎さんにこう語った。ピコ太郎さんは国連の「持続可能な開発目標」をPRするため、世界的な流行曲「ペンパイナッポーアッポーペン」の替え歌を公開中。しきりに「存在感」と繰り返した岸田氏の姿は今の政権での立場とダブった。

 岸田氏は2012年末の第2次安倍内閣の発足から外相を務め、在任期間は戦後歴代2位。一方、閣内不一致を懸念してリベラル色の強い持論を封印し続け、岸田派内では存在感の乏しさに不満が募っていた。

 だが、加計学園問題や東京都議選の惨敗で「安倍1強」が揺らぐ中、岸田氏は経済政策や憲法改正を巡る独自見解を相次いで発信。4日の講演では「格差といった負の側面に対応するのが重要」などとアベノミクスの是正を訴えた。安倍晋三首相が意欲を示す「自衛隊」明記の改憲についても、6月28日に「9条改正は今は考えない」と一線を画した。

 都議選後、「これで改憲はなくなったかもしれない」「自衛隊の表現だけの話だから」と岸田派議員が言葉を交わす場面もあり、首相の求心力低下は同派にも及んでいる。その中で領袖(りょうしゅう)の岸田氏がいよいよポスト安倍を意識し始めた、と期待する派内では「党の要職で総裁選へ力を蓄えてほしい」(幹部)と望む声が強い。

 岸田氏自身も周囲に「閣外に出たい」と漏らし、来週には、香川県で同派直系の大平正芳元首相の墓参りを予定。派閥の機運は高まりつつある。

 ただ、閣僚続投を断れば、首相の報復を受けて党の役職にも就けない可能性がある。また岸田氏は打診されたポストを断ったことがなく、公の場では「人事は首相が行うもの」と建前に終始。周囲に「続投を要請されたらその時はその時」とも語るなど、態度は煮え切らない。

 一方、同じ「ポスト安倍」の石破茂元幹事長が無役のまま存在感を高めており、派内には焦りの色もある。

 ◇首相官邸には岸田外相の続投論

 首相官邸では岸田文雄外相の続投を求める声が出始めている。安倍晋三首相の求心力低下に歯止めがかからない中、岸田氏が閣外で「ポスト安倍」として距離を置く姿勢を強めれば政権へのダメージになりかねず、閣内にとどめて動きを封じたいという思惑もにじむ。

 首相は9日、「骨格をころころ代えるべきではない」と麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の続投を明言。これになぞらえ、ある官邸関係者は「外相も政権の骨格だ」と指摘し、岸田氏の留任が必要との考えを示した。政府高官も「閣内にいさせるほうがいい」と語った。

 第2次安倍内閣発足以降、岸田氏は極力独自色を抑えて「安倍外交」を支え続けた。2015年末の慰安婦問題に関する日韓合意を主導するなど実績も上げており、政権内では「忠実な実務者」(外交筋)と高く評価されている。【田中裕之】

2288チバQ:2017/07/13(木) 20:40:28
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707130014.html
二階氏、人事の「秘密」握り影響力増大? “政高党低”からもの言う党の復権
17:05夕刊フジ

二階氏、人事の「秘密」握り影響力増大? “政高党低”からもの言う党の復権
存在感を放つ二階氏
(夕刊フジ)
 自民党の二階俊博幹事長が「夏の政局」で存在感を発揮している。東京都議選で同党は歴史的惨敗を喫したが、二階氏は「安倍晋三首相支持」をいち早く表明し、流れをつくった。一方で、大勝した地域政党「都民ファーストの会」率いる小池百合子都知事との太いパイプも印象付けている。「最後の党人派大物」として党内外の不平不満を抑えながら、「安倍一強」と言われた“政高党低”状態から、もの言う党の復権を目指すのか。

 「(内閣支持率の急落は)東京都議選の延長線にある。多少のことはやむを得ない。信頼回復に全力を尽くす」「党勢回復にマジックはない。しっかりやりますから、ご心配なく」

 二階氏は11日の記者会見で、こう語った。独特の威圧感があった。

 都議選大敗後の4日午前11時、二階氏は派閥の緊急会合を開いた。重鎮の1人から「これが衆院選だったら、国政の土台が大きく揺らいでいた。官邸は危機感を持っているのかッ!」などと厳しい意見が出た。こうした声に耳を傾けながら、二階氏は最後に「今後とも安倍首相を支持していく」という派閥の方針を取りまとめた。

 二階氏はそのまま官邸に乗り込み、安倍首相と1時間、菅義偉官房長官と10分間会談した。具体的に何が話されたのか、内容は漏れていない。

 ただ、二階氏に近い国会議員は「局面転換のための、内閣改造・党役員人事の中身について、相当突っ込んだ話をしたはずだ」「当然、自身の続投についても安倍首相の了承を取ったはずだ」といい、こう明かした。

 「二階氏は、都議選投開票日の2日夜、東京・四谷の超高級フランス料理店『オテル・ドゥ・ミクニ』で、安倍首相と麻生太郎副総理兼財務相、菅氏、甘利明前経済再生担当相が会食したことに、強い不快感を持っていた。あの威圧感で抗議した可能性もある」

 それを裏付けるのか、安倍首相は欧州歴訪中の9日夜、同行記者団に、次のように語った。

 「来月早々に断行し、人心を一新する考えだ。結果を出すことができたのは、継続性と安定感だ。『骨格』はコロコロ替えるべきではない」

 麻生氏と菅氏、二階氏を留任させる意向を明らかにしたものだ。

 二階氏は、和歌山県議を経て、1983年に衆院議員に初当選した。田中角栄元首相の薫陶を受けるが、93年に小沢一郎氏とともに自民党を離党した。新生党、新進党、自由党と小沢氏と行動をともにするが、その後、決別。保守党を経て、2003年に自民党に復党した。

 この間、運輸政務次官や運輸相、経産相、自民党総務会長などを歴任し、昨年8月に自民党幹事長に抜擢(ばってき)された。党内外だけでなく、海外にも広がる幅広い人脈を駆使した抜群の調整力のため、かつての野中広務氏に匹敵する「最後の党人派大物」と呼ばれている。

 これまで、二階氏の“政局千里眼”は冴えていた。

 来秋の党総裁選について、「安倍首相の3選支持」を真っ先に打ち出し、党規約を改定した。安全保障関連法や消費増税延期の際も、いの一番に「首相支持」を表明し、党内の流れを決めた。安倍首相との距離が縮まるにつれ、二階氏率いる二階派(志帥会、43人)の勢力は拡大した。

 現在、都議選ショックと、内閣支持率の急落は、解散権と党の公認権を一手に握ってきた安倍首相の「一強体制」を揺さぶっている。

 事態を打開するには手荒い外科手術(=大幅な内閣改造・党役員人事など)が必要だが、それにはショックも伴う。永田町関係者は「安倍首相は、波乱が予想される党内外の抑え、クッション役を二階氏に期待したのだろう」と話した。

 冒頭の「しっかりやりますから、ご心配なく」という発言は、「党内はご心配なく。任せておけ」という、二階氏の宣言にも聞こえる。

 都議選で、自民党を打ち負かした小池氏も“二階人脈”に連なる1人だ。新進党、自由党、保守党で同じ釜のメシを食い、小池氏の自民党入りを後押しした。2020年東京五輪・パラリンピックの成功や、築地市場の移転問題でも、「官邸-自民党-都庁」のパイプ役が期待されている。

2289チバQ:2017/07/13(木) 20:41:22
 二階氏は今後、どんな存在になるのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「今回の内閣改造・党人事の最大の焦点は『幹事長人事』だった」といい、続けた。

 「絶大な権力を持つ自民党幹事長のイスを、菅氏や甘利氏、岸田文雄外相も狙っていた。二階氏は4日に官邸に乗り込んだ際、安倍首相から留任を取り付けたうえで、憲法改正に必要な人事についても話し合った可能性がある。人事に関する“秘密”を握ったとすれば、二階氏の影響力はこれまで以上に増す。安倍首相は、二階氏と歩調を合わせることで、苦境を打開する方法を探ろうとしているのではないか。これは、官邸主導から、党主導に移行する過程かもしれない」

2290チバQ:2017/07/13(木) 20:41:51
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1707120014.html
平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」
07月12日 17:05夕刊フジ

平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」
石破―額賀派大連合は清和会の〝天下〟を覆せるのか
(夕刊フジ)
 自民党の東京都議選での歴史的惨敗と、安倍晋三内閣の支持率急落を受け、石破茂元幹事長の言動が注目されている。メディアで連日、激しい政権批判を展開しているのだ。こうしたなか、石破派(水月会)と、額賀派(平成研究会)による「大連合構想」がささやかれはじめた。平成研の一部に、石破氏を担ごうという動きがあるという。平成研の源流は「今太閤」と呼ばれた田中角栄元首相にさかのぼる。一方、安倍首相の出身派閥、細田派(清和政策研究会)は、田中氏の宿敵、福田赳夫元首相が創設した。平成版「角福戦争」に発展するのか。 

 「(内閣支持率は)自然現象で下がったのではない。理由があるから下がっている」「(安倍首相らの)立ち居振る舞いが国民の共感を呼ばなかったなど、要素はいろんなものがある」

 石破氏は10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、こう政権批判を展開した。

 永田町的には「後ろから鉄砲撃つ」ような発言だが、石破氏は都議選(2日投開票)中から突出していた。

 6日の石破派の会合では、「都議会の責任というより、自民党に対する反感があった」「要は『誰の方を向いて仕事しているのか』『本当に国民、都民の方を向いてやっているのか』だ」「言うべきことを言うべき時に言うか、言わないか。『キジも鳴かずば撃たれまい』と言っていると、みんな一緒に運命をともにし、日本がつぶれてしまう」とも述べた。

 自民党はいま、「政局の夏」を迎えている。これまで党内では、国政選挙で4連勝し、衆院の解散権と党の公認権という絶大な力を握る安倍首相への批判・不満は出にくいムードがあった。

 だが、都議選惨敗と内閣支持率急落は、安倍首相と近い人物の疑惑や、細田派出身の閣僚や議員の失言・暴言が直撃したものだ。党内からは「安倍一強」による「おごり」「ゆるみ」への猛烈な批判が出始めている。

 前出の派閥会合でも、石破氏の発言に、所属する議員からは賛同する声が多く上がったという。

 石破派と額賀派の「大連合構想」は、こうした背景で浮上した。

 永田町関係者は「小渕恵三元首相以降、平成研は総理・総裁を輩出していない。そこで、参院を中心に『石破氏を担いではどうか』という意見が出ている。この動きに、今も派内に影響力を持つ青木幹雄元参院幹事長が理解を示している。青木氏は、石破氏を高く評価している。青木氏の息のかかった参院から、一気に機運が盛り上がる可能性がある」と語った。

 前身の田中派以来、「鉄の団結」を誇り、自民党最大派閥として権勢をふるった額賀派だが、2007年に第2派閥に転落した。4日には麻生氏率いる「新麻生派」の結成で、第3派閥にまで落ち込んだ。

 額賀派には「将来の女性総理候補」としての小渕優子元経産相がいたが、14年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任した。それ以降、同派には明確な「ポスト安倍」候補はいない。

 安倍首相は国民に「反省の姿勢」を示し、悲願の憲法改正を成し遂げるために、8月初旬に内閣改造・党幹部人事に踏み切る意向を固めた。

 麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官という「政権の柱」は留任させながらも、「お友達」と揶揄(やゆ)された稲田朋美防衛相、塩崎恭久厚労相らは交代となる見通しだ。岸田文雄外相は党要職で起用し、後任の外相には、茂木敏充政調会長の抜擢(ばってき)が有力視されている。

 実は、茂木氏は平成研の幹部の1人である。これまで、経産相や金融担当相、政調会長を歴任しており、次に外相を務めれば「ポスト安倍」候補となるはずだ。

2291チバQ:2017/07/13(木) 20:42:05
 だが、前出の永田町関係者は「茂木氏は頭脳明晰(めいせき)で政策にも精通し、安倍首相との関係もいい。だが、人望面でやや欠ける。自身は額賀福志郎会長から派閥を受け継ぎ、派閥をまとめたいと願っているようだが、派内には強烈な『茂木アレルギー』がある」と語った。

 石破派と額賀派の大連合の根底には、こうした派内事情もある。

 平成研の「事実上のオーナー」は現在でも青木氏で、「石破氏も、議員を引退した青木氏を大切にしている」(別の永田町関係者)という。

 昨年夏の参院選では、石破氏は「鳥取・島根合区」で、青木氏の長男である一彦氏を全力で応援した。お互いの利害は一致しているのだ。

 大連合の可能性はどのくらいあるのか。

 永田町関係者は「派閥の現状打開のために、『石破氏を担ぐべきだ』という意見はあるが、離党経験があり、何度も派閥を変えた石破氏を『アイツは裏切り者だ』と唾棄する議員も多い。ただ、派内には、小泉純一郎元首相ら清和会による『平成研潰し』を恨みに思っている面々もいる。大連合は、清和会の天下に終止符を打つチャンスだ。憲法改正論議が大詰めを迎えるなか、『ハト派の平成研』と『タカ派の清和会』という対立構図も描ける。国民にも意義のあることだ」と語っている。

2292チバQ:2017/07/16(日) 18:48:55
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-180716.html

「安倍vs岸田」は禅譲か挑戦か、それが問題だ 保守本流のプリンスは、どのように動くのか

07月15日 06:00

「安倍vs岸田」は禅譲か挑戦か、それが問題だ

(東洋経済オンライン)

安倍晋三首相が8月3日に断行する予定の自民党役員・内閣改造人事の焦点の一つが岸田文雄外相の去就だ。

岸田氏は老舗派閥「宏池会(岸田派)」の領袖で、故吉田茂元首相が戦後政治で築いた「保守本流」のプリンスという立場だ。同氏は戦後歴代2位となる4年半を超える外相在任で、同じ1957年生まれの石破茂前地方創生相と並び立つ「ポスト安倍」の最有力候補と目されている。だからこそ、首相が今回の人事で岸田氏をどう処遇しようとするのか、同氏がそれにどう対応するのかが、来年9月の自民党総裁選とも絡んで永田町の注目を集めるわけだ。

今年4月19日に都内のホテルで開催された宏池会60周年記念パーティで「安倍時代もいつかは終わり、後がめぐってくる。その時に何をなすべきなのか…」と控え目な表現でポスト安倍への意欲を語った岸田氏。ここにきて宏池会独自の政策をアピールするなど「政権獲り」の姿勢も見せ始めている。

現時点での最大のポイントはやはり、1強首相に対する間合いの取り方だ。首相に付き従ったまま「禅譲」を期待するか、たもとを分かって「挑戦」するかの、どちらを選択するかということだ。7月13日の首相との会談で「安倍政権支持」を改めて伝えた岸田氏だが、ここにきて経済政策や憲法9条見直しなどであえて首相との立場の違いも鮮明にし、政治手法でも苦言を呈するなど"安倍離れ"の姿勢もにじませている。外相留任か、党3役への横滑りか、それとも無役となるのか。8月人事を前に、頂点を目指すための「岸田戦略」が問われている。

首相と同期の仲良しで"露払い役"に徹してきた

岸田氏は2012年暮れの第2次安倍政権発足時に外相に起用されてから現在まで、一貫して「安倍外交」の下支え役を務めてきた。麻生副総理兼財務相、菅義偉官房長官と並ぶ文字通りの「内閣の骨格」だ。

岸田氏は初当選(1993年)が首相と同期の当選8回。両氏は同じ中国地方(広島と山口)が選挙区で、3代目の世襲政治家という共通点もあって「初当選以来の親しい友人」(首相周辺)でもある。首相再登板時の人事で岸田氏は当初、党政調会長か経済産業相に意欲を示していたが、首相はあえて外相に起用した。「首相はタカ派、岸田氏はハト派の代表格」との党内評のように政治信条は異なるが、首相にとって「忠実に言うことを聞いてくれる気心の知れた人物だったことが理由」(側近)とされる。

それもあってか、岸田氏は外相としてでしゃばることを控え、首相の「地球儀俯瞰外交」の"露払い役"に徹してきた。その間、ポスト安倍への決意を問われても、必ず「もし安倍さんの終わりが来れば…」との前提を付け、来年9月の次期自民党総裁選に首相が出馬すれば首相支持に回る意向を示してきた。4月の宏池会パーティでも、岸田氏の発言を受けて登壇した首相が「もうしばらく我慢して、安倍政権を支えていただきたい」と会場の笑いを誘うと、岸田氏が苦笑しながらうなずく場面もあった。

しかし、前通常国会会期末の「共謀罪」法成立をめぐる強引な手法について6月下旬には「政権は何をやったかではなく、どうやったかだ」と首相批判ともとれる発言をして周囲を驚かせた。さらに7月4日に岸田派が主催した政策シンポジウムでは「今の経済政策における格差といった負の側面に適切に対応することが重要だ」と指摘し、宏池会創設者の故池田勇人元首相の経済政策を引き合いに現在のアベノミクス政策の修正の必要性を強調。併せて政権運営についても「大事なのは忍耐とか謙虚さ」と指摘した。

首相が5月に提起した憲法9条での自衛隊明文化についても「今は9条改正は考えていない」と一線を画す姿勢を示しており、党内ではこうした一連の言動を「来年の総裁選出馬への布石」(細田派幹部)と見る向きも少なくない。

2293チバQ:2017/07/16(日) 18:50:07
華麗な政治家一族だが「戦闘力不足」との声も

岸田氏の父親の故文武氏は通産省(現経済産業省)出身で、長く自民党経理局長を務めた「温厚篤実」な政治家だが1992年に入閣目前で死去した。跡を継いだ銀行マン出身の岸田氏も「真面目で誠実、党内にも敵がいない」ところは親子共通だ。故宮澤喜一元首相とも姻戚関係にあり、同じ広島が選挙区の宮澤洋一党税調会長(参院議員)は従兄弟という政治家一族の一員。宮沢家を中心とする「いとこ会」のメンバーは「子供の頃から従妹達の面倒を見る『優しい文雄ちゃん』だった」(1歳下の従妹)と証言する。

こうした岸田氏生来の「誠実さと優しさ」が党内での「いい人」評につながるが、永田町では「戦闘力不足」との批判も招く。さらに党内では「政治資金集めが不得意で、派閥若手への資金援助は派閥名誉会長の古賀誠元幹事長に頼っている」(岸田氏周辺)との指摘もある。

加えて外相として世界を飛び回ることを余儀なくされた結果、総裁選を意識しての地方回りはほとんどできていない。地方創生相として全国各地に足を伸ばして「地方の隅々まで知った」石破氏とは対照的だ。地元広島以外の地域では「岸田さんってどんな人?」との声が多く、「首相候補」としての知名度不足は否めない。

華麗な政治家一族だが「戦闘力不足」との声も

岸田氏の父親の故文武氏は通産省(現経済産業省)出身で、長く自民党経理局長を務めた「温厚篤実」な政治家だが1992年に入閣目前で死去した。跡を継いだ銀行マン出身の岸田氏も「真面目で誠実、党内にも敵がいない」ところは親子共通だ。故宮澤喜一元首相とも姻戚関係にあり、同じ広島が選挙区の宮澤洋一党税調会長(参院議員)は従兄弟という政治家一族の一員。宮沢家を中心とする「いとこ会」のメンバーは「子供の頃から従妹達の面倒を見る『優しい文雄ちゃん』だった」(1歳下の従妹)と証言する。

こうした岸田氏生来の「誠実さと優しさ」が党内での「いい人」評につながるが、永田町では「戦闘力不足」との批判も招く。さらに党内では「政治資金集めが不得意で、派閥若手への資金援助は派閥名誉会長の古賀誠元幹事長に頼っている」(岸田氏周辺)との指摘もある。

加えて外相として世界を飛び回ることを余儀なくされた結果、総裁選を意識しての地方回りはほとんどできていない。地方創生相として全国各地に足を伸ばして「地方の隅々まで知った」石破氏とは対照的だ。地元広島以外の地域では「岸田さんってどんな人?」との声が多く、「首相候補」としての知名度不足は否めない。

2294チバQ:2017/07/16(日) 18:50:40
都議選直後の7月3日に旧山東派や谷垣グループの一部を取り込んだ党内第2派閥「志公会」(衆参59)の領袖となった麻生氏はかねてから岸田派も含めた「大宏池会構想」を温めている。「党内の2大勢力による切磋琢磨」(麻生氏)が狙いとされ、麻生氏側近はすでに「実現すれば麻生会長・岸田総裁候補」という具体案を岸田氏に提示したという。

これに対し岸田氏サイドは「麻生氏がキングメーカーを狙っているのは明らか。甘い誘いだが簡単には乗れない」(側近)と慎重だ。岸田氏自身も「派閥合体による数の勝負よりも、他派との連携を重視する」との基本姿勢を変えていない。

「大宏池会」より「大角連合の夢をもう一度」

宏池会の歴史を振り返れば、故大平正芳元首相は故田中角栄元首相との強い信頼関係に基づく「大角連合」で総理総裁の座を勝ち取った。当時の田中派を継承する額賀派は岸田派と同じビルに事務所を置き、両派中堅幹部の交流も盛んだ。どちらも「自民党の保守本流派閥」を自認しており、首相を筆頭とする党内タカ派とは一線を画している。もちろん「当時とは時代が違う」(党長老)との見方もあるが、岸田派内には「大角連合の夢をもう一度」(ベテラン議員)という声は少なくない。

7月29日に還暦を迎える岸田氏はその1週間前の22日に香川県に出向き、故大平元首相の墓参りを計画している。池田内閣の「寛容と忍耐」「正姿勢より低姿勢」というキャッチフレーズをつくった故大平氏が好んで引用したのが「国を治むるは小鮮を烹(い)るが若し」という格言。「小鮮」とは、小魚のことで「小魚を煮るときは、やたら突いたり、かき回したりしてはならない。 政治の要領もこれと同じで、できるだけ政府による上からの介入を控えるべきだ」 という意味で、現在の安倍政権の政治手法とは対照的だ。

岸田氏が墓前で何を誓い、その後の8月人事にどう対応するのか。「一年後のことなど、誰にも分からない」と苦笑する岸田氏だが、これからの半月余の行動が「岸田政権」実現の可否につながることは間違いなさそうだ。

2295チバQ:2017/07/16(日) 19:22:07
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017071400011.html
不倫で自民党離党の中川俊直衆院議員「お詫び&再起パーティー」で大ブーイング

07月14日 10:54

中川俊直 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

 愛人との不倫トラブルで警察沙汰となり、経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆院議員が、8月23日に都内のホテルで2万円の会費をとって「お詫びと再起の会」と題した政治資金パーティーを開くという。



 本誌が入手した案内状には中川氏のサインの入ったお詫び文も添えられていて「深く深く反省し、心よりお詫び申し上げます」「過去を変える事はできませんが、未来と自分は変えられる」などと書かれている。

 パーティー会場は東京都千代田区のホテルニューオータニの「鳳凰の間」。開始は午前8時で「中川俊直モーニングセミナー」と題されている。

 案内状には<なお当日は、経済学者、政策工房会長の高橋洋一先生(元財務官僚)が応援に駆けつけてくださります>とも記されていた。会の開催が決まった経緯を中川事務所に取材すると、こう回答した。

「世話人有志より、お詫びと再起の会を開催したらどうかという申し入れがあり、中川俊直代議士よりも皆さまに直接、心からのお詫びと再起のお気持ちをお伝えしたいとの事で、開催されることとなりました。現在、体調も回復しています」

 8月上旬ごろまでに広島でも中川俊直後援会の集会を開催する予定だという。

 中川議員は、秘書に対して「このハゲーーー!」と怒鳴るなど、暴言・暴行疑惑が発覚した豊田真由子衆院議員と同じ2012年衆院選当選組。しかも2人とも総裁派閥・細田派に属していたが、離党。自民党では2人以外にも不祥事が相次いだことから“魔の2回生”と呼んでいる。細田派の先輩衆院議員がこうぼやく。

「不倫問題で離党した後でも、2万円とって大パーティをしようというのだから、客を呼ぶ自信があるんでしょうね。お父さま(中川秀直元自民党幹事長)のお力もあるからね。中川、豊田、稲田(朋美防衛相)、萩生田(光一副官房長官)、下村(博文前東京都連会長)など戦犯だらけの細田派は次の内閣改造で猟官運動は自粛。細田(博之)会長が派閥総会で『どんな役職についても次の選挙は厳しいから』と皆に言い聞かせていました」

 戦犯の1人、中川議員は不倫問題以降、公の場での記者会見を一度も開いていない。

「そんな中で政治資金パーティーを計画するとは、いい度胸だ。さすが“魔の2回生”。しかもなぜ、高橋洋一さんが講師なのか…。それも憶測を呼びそう…」(自民党関係者)

 こんな批判に対し、中川事務所は「今後の出処進退を含めて協議の後、本人より直接、報道各社様にお話しさせていただく予定です。(略)マスコミ取材は6月22日の帰広した際に約20分、地元新聞中国新聞に約40分、丁寧に応じております」と言うのだが…。(本誌・小泉耕平、西岡千史)


※週刊朝日 オンライン限定記事

2296チバQ:2017/07/17(月) 10:19:36
http://www.sankei.com/politics/news/170716/plt1707160010-n1.html
2017.7.16 15:30

村上誠一郎元行革相がまたもや首相批判 「人事はお友達か、同じ思想か、イエスマンの3つ」

 自民党の村上誠一郎元行政改革担当相は16日のフジテレビ系「新報道2001」で、安倍晋三首相の人事について「『お友達』か、同じ思想を持っている人か、イエスマンかの3つのパターンだ」と批判した。8月3日に予定している内閣改造・自民党役員人事について「違う考え方の人を入れなければ、自民党の政治の幅ができない」と強調した。

 自身が入閣を打診された場合については「自分の受け持ったところに対して、自分の考え方などがある。それを聞いてもらえなければ、なっても意味がない」と述べた。

 鴨下一郎元環境相は同じ番組で、入閣の可能性について「私はあり得ないだろう」と答えた。その上で「ある程度距離がある人たちを入れることは安倍内閣の政策の転換につながる。そのための合意形成を任命権者が努力すべきだ。努力をしている姿は『安倍さんは変わった』という評価になる」と述べた。

2297チバQ:2017/07/18(火) 15:16:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707180002.html
【政界徒然草】竹下登元首相の志を継ぐのは誰だ 額賀派「名門復活」への総裁候補に絞られた3人のウィークポイント
01:04産経新聞

【政界徒然草】竹下登元首相の志を継ぐのは誰だ 額賀派「名門復活」への総裁候補に絞られた3人のウィークポイント
(産経新聞)
 自民党額賀派(55人、平成研究会)は7月4日、竹下登元首相(1924〜2000)が竹下派(経世会)として旗揚げしてから30周年の節目を迎えた。かつては最大派閥として政権運営で絶大な影響力を発揮したが、現在の額賀派は他派閥の再編の動きに取り残され、党内第3派閥に転落した。「名門復活」に向け総裁候補の擁立を期待する声も強まっているが、今のところ候補になり得るのは3人。ただ、いずれも決め手に欠け、衆目一致する候補はいないのが実情だ。

 JR出雲市駅(島根県出雲市)から車で約1時間。トンネルをいくつもくぐった先の山深い集落に、竹下元首相の生家の造り酒屋がある。裏手の急な石段を130段あまり登った高台には墓があり、竹下元首相は生前、ここから山間の景色を見渡し、生涯の政治テーマ「ふるさと創生」を誓ったという。

 7月8日、額賀派の約30人が創設30周年を機にこの地を訪ね、墓参りをした。首相任命状が飾られる生家や、近くに建つ銅像も訪問した。

 消費税導入や地方活性化に取り組み、日本政治史に名を残す竹下登氏の原点に触れた一行は、名門派閥の重みを改めて実感したに違いない。参加者からは「反省」の言葉が相次いだ。

 額賀派会長の額賀福志郎元財務相(73)は「竹下元首相に薫陶を受けたが、十分に国家や先輩たちに恩返しをできないままでいることを自戒する」と述べ、竹下元首相の弟の竹下亘国対委員長(70)は「兄は『お前ら何やっているんだ』という思いを持っているのではないか」と語った。

 額賀派は竹下派や小渕派の時代、竹下登(首相在任:昭和62〜平成元年)、橋本龍太郎(同:平成8〜10年)、小渕恵三(同:10〜12年)の3首相を輩出した。他派閥出身の首相時代も数の力と結束力を背景に人事や政策決定、国会運営を牛耳った。「経世会にあらずんば自民党にあらず」とまで言われたほどだ。

 しかし、「反経世会」の急先鋒だった小泉純一郎氏(75)が首相に就任した平成13年に暗転した。以降、総裁選ではまともに戦えていない。15年に藤井孝男元運輸相(74)、20年には石破茂前地方創生担当相(60、後に額賀派を離脱し、石破派を旗揚げ)が同派から総裁選に出馬したが、いずれも所属議員が一枚岩になれずに大敗した。額賀氏も出馬を模索したが、派内で反対されて断念した経験がある。

 一方、かつて覇権を争ったライバルの細田派(清和政策研究会、96人)は、森喜朗(80)、小泉純一郎、福田康夫(81)、安倍晋三(62)の4首相を輩出。数の上でも17年に第1派閥に躍り出た。

 今年7月3日には麻生派が山東派などと新派閥(59人)を立ち上げて第2派閥となり、額賀派はついに第3派閥となった。

 また、額賀派より数の少ない派閥にも、岸田文雄外相(59、岸田派)や石破氏(石破派)のような派閥を挙げての総裁候補がいる。額賀派にはそれがいないのだ。

 「グループ(派閥)をもう1回活発にして、いい人材を育てていきたい」

 額賀氏は7月8日の墓参り後、記者団にこう述べたが、具体策は語らなかった。とはいえ、竹下元首相の志を継ぐ「総裁候補の候補」は、現実的には次の3人しか考えられないというのが多くの所属議員の認識だ。

 茂木敏充政調会長(61)、加藤勝信1億総活躍担当相(61)、小渕優子元経済産業相(43)-。3人とも他人にはない「強み」を持っている半面、弱点も抱えている。

2298チバQ:2017/07/18(火) 15:16:24


 茂木氏は額賀派で最も「頭脳明晰」な政治家だといわれる。安倍首相に重用され、24年12月の第2次安倍政権以降、経産相、党選対委員長、政調会長といった要職を歴任してきた。選対委員長時代の昨年7月に参院選で勝利を収め、政調会長としては天皇陛下の譲位に関する特例法や、働き方改革に関する党内議論を主導してきた。首相・総裁の座にも意欲があるようだ。

 しかし、「下の人間に厳しすぎる」(閣僚経験者)という評価がよく聞かれ、経歴の割に派閥内に仲間が少ない。そのため「茂木氏を首相に押し上げよう」という動きがなかなか起きない。額賀派の次期会長ポストも狙っているとされるが、「茂木氏が会長になれば脱退する人が出る」(中堅議員)と反対論が多い。

 ただ、8月3日に行われる予定の内閣改造では外相への抜擢が取り沙汰される。最近茂木氏と話した議員は「うれしそうにしていた」というが、額賀派にとっても「茂木外相」はプラスだろう。後輩議員のパーティーや国政選挙の応援の際、他派閥の領袖にも負けない「顔」になるからだ。若手・中堅に感謝され、人望を得られれば「総裁候補」の呼び声が高まるかもしれない。



 加藤氏は派閥の壁を超え、安倍首相を側近として支えてきた。

 第2次安倍政権発足とともに官房副長官に就任。元大蔵官僚らしい手堅さや政策立案能力が持ち味で、27年10月の内閣改造では、まだ当選5回ながら看板政策「1億総活躍」の担当相に抜擢された。その後、「働き方改革担当相」の肩書まで加わった。

 安倍首相に重用されるのは、義父である加藤六月元農相(1926〜2006)が安倍首相の父、晋太郎元外相(1924〜1991)の最側近だったことも背景にある。加藤氏の義母と安倍首相の母は大の仲良しでもあり、家族ぐるみの付き合いがある。

 こういった武器は一方で、「あまりにも安倍色が強すぎる」「額賀派というより安倍派」という見方につながっており、派閥内での存在感は今ひとつだ。派手な行動を好まず、知名度が低いのも総裁候補としては難点といえる。まだ当選5回とはいえ61歳ということもあり、本人も首相・総裁のポストに執着していないようだ。



 小渕優子氏は、小渕恵三元首相(1937〜2000)の次女で、将来の派閥会長、そして首相・総裁候補として帝王教育を受けてきた「プリンセス」だ。特に、恵三氏の盟友、青木幹雄元官房長官(83)は、22年の引退後も何かと気にかけてきた。

 20年9月、少子化担当相として戦後最年少の34歳で初入閣を果たし、26年9月には経産相に起用された。「女性初の首相」レースの最右翼として順調に権力の階段を駆け上がっていたが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 優子氏の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件が発覚し、26年10月に経産相を辞任したのだ。これで総裁レースで大きく後退した。

 有罪判決を受けた元秘書の執行猶予期間が終わっていないこともあり、経産相辞任以降、政府や党の要職にも就いていない。8月の内閣改造・党役員人事の後も無役が続く見通しだ。

 ただ、43歳とまだ若い。額賀派幹部は「再来年には謹慎が解ける。10年、15年先に向けて今はじっくり勉強するときだ」と語る。「小渕氏の復活までは総裁選で戦わないでもいい」という声さえ一部にはあるが、問題は本人の気力だという。

 「事件でマスコミにたたかれ、心が折れている。10年後、政争を勝ち抜いて首相の座を狙おうという気持ちを取り戻しているかどうか…」。小渕氏に近い自民党関係者はこう語る。

 額賀派が「ポスト安倍」の政局を勝ち抜き、再び政界の中心に返り咲くことができるか-。会長である額賀氏の政治力が問われるのは言うまでもない。(政治部 田中一世)

2299とはずがたり:2017/07/19(水) 19:45:04

高市総務相が離婚 国会議員夫妻「政治スタンスの違い」
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7M61ZPK7MUTFK01B.html
18:44朝日新聞

 「国会議員夫妻」として知られた自民党の山本拓(65)、高市早苗(56)両衆院議員は19日、離婚したと発表した。「ご報告」と題した資料を連名で出し、「互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれに信念を貫いて政策活動に没頭したいという結論に至った」と離婚理由を説明した。離婚の届け出は同日付。

 両氏は、新進党時代からの同僚議員。山本氏が自民党に復党後の2004年、当時落選していた高市氏と結婚した。山本氏はホームページに座右の銘として「バラバラでいっしょ?違いを認めて一緒に行動することが大事?」と記しているが、「政治的スタンスの違い」を理由に13年間の結婚生活に区切りを付けた形だ。

 高市氏は19日夕、首相官邸であった会合に出席後、記者団に離婚を問われ、「プライベートなことでございますので、ちょっと官邸のロビーでは……申し訳ございません」とうつむきがちに答えて去った。

 山本氏は衆院比例北陸信越選出、高市氏は奈良2区選出で、いずれも当選7回。(二階堂勇)

2300チバQ:2017/07/19(水) 19:56:09
http://www.sankei.com/politics/news/170719/plt1707190041-n1.html
2017.7.19 17:59

高市早苗総務相が山本拓衆院議員との離婚を発表

反応 プッシュ通知

反応


 高市早苗総務相は19日、自民党の山本拓衆院議員(比例北陸信越)と同日付で離婚したと書面で発表した。高市氏は同日、首相官邸で記者団に対し「プライベートなことなので」と述べるにとどめた。

 高市氏と山本氏は連名で「ご報告」と題し「本日付で、協議離婚の届け出を致しました」とのコメントを発表した。「平成16年に結婚しましてから、私生活面では円満に楽しく過ごしてまいりましたが、互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれに信念を貫いて政策活動に没頭したいという結論に至りました」と離婚の理由を説明した。

 さらに「今後も同僚国会議員として切磋琢磨(せっさたくま)しながら、しっかりと働いてまいりたい」と円満離婚を強調している。

 高市氏は平成16年9月、自身のブログで「43歳の私にも、やっと奇特な『引き取り手』が現れ、この度、結婚致しました」と報告。山本氏とのなれそめを紹介した上で「お互いの政治活動や政策構築を支え合いながら、頑張ってまいります」としていた。

2301とはずがたり:2017/07/19(水) 23:13:57
こいつもアウトだろう

不倫問題の中川俊直衆院議員 「おわびと再起の会」が中止に さっそくのカネ集めに批判
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707190043.html
19:24産経新聞

 不倫問題で経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆院議員(広島4区)が「おわびと再起の会」と題し、8月23日に都内のホテルで開く予定だった政治資金パーティーを中止することが19日、分かった。産経新聞の取材に対し、中川氏の事務所は理由について「大規模な資金集めのパーティーではないが、そのような誤解を与えた」と文書で回答した。

 パーティーは会費2万円だが、「謝罪も済んでいないのに、もう資金集めか」との批判が相次いでいた。後援会は今後、中川氏の出処進退を含めて協議する。

2302とはずがたり:2017/07/20(木) 15:48:03
無所属の会とかにも所属してた今は自民の広島の平口だが息子は俺が知ってるあの平口さん、当然かw、やった!!
ホムペでは長男(社会人)としか書いてないし何処の誰かは伏せとくけど調べれば引っかかる。ちなみにご本人だけど、選挙区継承して立候補する感じではないな。

2303チバQ:2017/07/21(金) 07:37:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000011-asahi-pol
岸田外相は続投へ 「ポスト安倍」候補、内閣改造の焦点
7/21(金) 5:04配信 朝日新聞デジタル
 安倍晋三首相は8月3日に行う予定の内閣改造で、岸田文雄外相を続投させる意向を固めた。第2次安倍内閣の発足時から外相を務める岸田氏の安定感を評価。「ポスト安倍」の有力候補とされる岸田氏が閣外に出れば、首相批判の受け皿になりかねないとの判断も働いたとみられる。

 複数の政権幹部が明らかにした。首相は20日夜、岸田氏と都内で会食し、続投の方針を伝達。岸田氏も7月に入って首相に「閣外に出るなと言われれば従う」との考えを伝えていた。

 自民党岸田派内には来年9月の党総裁選に備え、閣外に出て首相との対立軸を明確にした方がよいとの意見もあった。岸田氏も最近、周辺に「長くやったから外相はもう十分だ」と漏らし、処遇が内閣改造人事の焦点になっていた。

2304チバQ:2017/07/21(金) 07:38:09
http://www.asahi.com/articles/ASK7N56YVK7NUTFK00R.html?ref=yahoo
担当閣僚、不信上塗りのような発言連発 稲田氏・山本氏
相原亮 竹下由佳、根岸拓朗 南彰2017年7月21日02時51分
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稲田防衛相・山本地方創生相の発言

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 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題や加計(かけ)学園の獣医学部新設問題で、担当閣僚が不信を上塗りするかのような発言を連発している。「1強」を背景に進めてきた安倍晋三首相らの強気の姿勢が逆に反発を招く事態も目立ち、行き詰まり感が漂う。

 陸上自衛隊内で「廃棄した」とされた日報の電子データが見つかったにもかかわらず、非公表とされた問題。組織ぐるみで「隠蔽(いんぺい)工作」があったか調べる特別防衛監察の結果がほぼまとまってきた中、調査を指示した稲田朋美防衛相自身の関与が疑われる事態になった。

 「鋭意、なるべく早くということ」。20日午前、稲田氏は防衛省で記者団にこう述べ、公表を急いでいると強調した。しかし、実際は迷走気味だ。

 首相官邸は19日、防衛省に対して監察結果を21日に公表するよう指示。週明けの24、25両日に衆参予算委員会の閉会中審査が開催されることになり、日報問題が取り上げられるのが必至の情勢になったため、「予算委前に公表して議論してもらう」(官邸幹部)という判断だった。

 ただ、監察対象外だった稲田氏の関与が焦点になり、菅義偉官房長官は20日、稲田氏を「協力」という体裁で調査対象に加える方針を表明。「週内の公表は間に合わない」(防衛省幹部)と悲鳴が上がる状況になった。

 予算委を前に、稲田氏のこれまでの対応のほころびは、繕いようがなくなりつつある。

 稲田氏は3月、特別防衛監察を…

2305チバQ:2017/07/21(金) 10:25:18
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170721-00000010-pseven-soci

自民党「魔の2回生」 料亭女将とタワマン不倫をスクープ撮


7/21(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン







自民党「魔の2回生」 料亭女将とタワマン不倫をスクープ撮


Sさん(左)と藤丸議員は仲睦まじく夜道を散歩


 自民党「魔の2回生」に新たな“失格議員”がデビューした。岸田派名誉会長・古賀誠氏の元公設第一秘書で、地盤(福岡7区)を継いだ藤丸敏・代議士(57)である。
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 不倫、金銭トラブル、重婚、暴言パワハラなど安倍政権にダメージを与え続ける2回生において、“若手”議員らしからぬいぶし銀のスキャンダルは異彩を放つ。
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 気象庁が福岡県の筑後・筑豊地方の16市町村に「甚大な被害の危険が差し迫っている」と大雨特別警報を発令したのは7月5日午後5時51分だった。
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 その夜8時頃、東京・永田町の高級料理店から20人ほどの団体と一緒に出てきた藤丸氏は、地元の八女市にも特別警報が出されたことを知ってか知らずか、千鳥足でタクシーを拾った。
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 向かった先は江東区の地下鉄・清澄白河駅近く。車内でズボンのベルトを緩めていたらしく、車を降りると赤ら顔でズボンをずり上げてチャックを閉める。その視線の先には、白いチワワを連れた秋吉久美子似の女性が出迎えていた。
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 愛人のSさんだ。彼女は藤丸氏から上着と紙袋を受け取り、代わりに犬のリードを渡すと、2人は10分ほど散歩した後、一緒に32階建ての超高層マンションに入っていった。地元で災害が起きていたときに愛人と仲良く犬の散歩をしていた藤丸氏とは、どんな人物なのか。
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 古賀氏が引退した2012年末の総選挙で初当選。長らく超大物議員の秘書を務めていただけあり、「2回生のなかでは親分的存在」(自民党秘書)。良くも悪くも政治家としての“振る舞い”にも慣れを感じさせる。
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「古賀先生は自民党道路族のドンとして公共事業に強い影響力を持っていた。藤丸さんはその金庫番秘書を長く務めただけあって公共事業に関心が強い。
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 秘書時代から私生活も派手。クルーザーやセスナ、クラシックカーまで持っていて羽振りがいいことでも知られていました。奥さんとは長く別居状態で、清澄白河の億ションに愛人と住んでいる。Sさんは老舗料亭の女将をしていたと聞いています」(地元政界関係者)


 藤丸氏の“富豪ぶり”はその資産を見てもわかる。まず2001年に千葉県浦安市の15階建てマンション(約116平米)を新築で購入。登記簿謄本によると売買代金は5231万円でそのうち4750万円を金融機関から借り入れたが4年後の2005年4月にはローンを完済し、同じ時期(2005年2月)に清澄白河の新築マンション(約93平米)を購入している。こちらは藤丸氏と両親の3人の名義だが、抵当権は付いていないのでキャッシュで買ったと思われる。現在の相場は「中古で8000万円は下らない」(地元不動産業者)という。
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 さらに2008年には江東区・豊洲の53階建て超高層マンションの50階の部屋(約81平米)をやはり新築で購入。謄本からは6270万円のローンを組んでいるようだと推測される。公設第一秘書の給料は「最高でも年収1028万円」(衆議院事務局)とされているから、給与以外にかなりの資産を持っていたのだろう。
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 もっとも現在、藤丸氏が資産公開法に基づいて報告している資産は豊洲のマンションしかない。初当選からわずか3か月後の同じ日に浦安のマンションを夫人に、清澄白河のマンション(本人持ち分)をSさんに贈与していたのである。
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 藤丸氏に愛人関係について聞くと、「不徳の致すところです」、そう前置きした上で、緊張した面持ちで語った。
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「離婚が成立すれば結婚するつもりです。妻とは17年前に離婚を前提とした別居に至りました。7年前、子供たちが成人したのを機に正式に離婚したいと申し入れたのですが、私が選挙に出ることが決まると妻は“やっぱり離婚しない!”と言い出して協議が進んでいない状態です。Sさんとは、妻との別居後に知り合ったから離婚の原因でないことは理解していただきたい」
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 離婚したい夫としたくない妻……まさに“永田町の船越英一郎”である。
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 Sさんは料亭の女将というよりは小料理屋の女店主という“説明”もあったが、公職たる政治家としての問題はそこではない。
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※週刊ポスト2017年8月4日号

2306チバQ:2017/07/21(金) 10:27:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000017-asahi-pol

岸田外相、本音封じ首相要請受ける 派閥冷遇を懸念も


7/21(金) 8:52配信

朝日新聞デジタル







岸田外相、本音封じ首相要請受ける 派閥冷遇を懸念も



 来月3日に行う予定の内閣改造で最大の焦点だった岸田文雄外相の留任が固まった。本音では閣外で力を蓄えたかった岸田氏だが、安倍晋三首相の要請に応じた。石破茂氏や野田聖子氏ら「ポスト安倍」候補の一角の処遇が定まり、今後の政権運営や来年の党総裁選を占う人事が本格化する。


 内閣改造まで2週間。岸田氏は20日夜、東京都内のホテルで安倍首相と2人で会い、外相留任の打診を受け入れた。

 第2次安倍内閣発足時から4年半以上も外相を務める岸田氏。周囲には「長くやったから外相はもう十分だ」と漏らしていた。5月に安倍首相が憲法9条の改正をぶち上げて以降も、「今すぐに改正することは考えない」と異論を唱えた。アベノミクス修正の必要性にも言及するなど、徐々に独自色を強めつつあった。

 だが、首相にとっては岸田氏を閣内に封じ込めるのが基本戦略。内閣支持率の低下や東京都議選の惨敗で首相の求心力が落ちる中で、首相の求めを振り切って留任を断り、閣外に出ることになれば、党内は一気に流動化しかねない。このため、官邸幹部は早い段階から「外相は首相が言う『骨格』だ」と留任との見方を示していた。

 そうした空気を感じてか岸田氏も最近は、政権を支える発信を続けていた。20日昼の岸田派会合では、「昨今の内閣支持率のデータなど、自民党に対する厳しい声も聞こえるが、何かこれをすれば状況が変わる妙案はあるはずもない」と政権の置かれた厳しい状況に言及。そのうえで、安倍首相が出席して行う来週の衆参予算委員会の閉会中審査に触れて、「審議に向けてそれぞれの立場でしっかり党を支え、内閣を支え、努力していく」と語った。

 岸田派内には政調会長など党三役への転出を望む声はあったが、岸田氏自身、処遇については「ノーコメント」を貫いていた。首相から外相留任を打診されれば断らない、との見方が支配的だった。そこには、首相の意向に沿わない発信をして、派閥が冷遇される事態を避けたいとの思惑もあった。
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朝日新聞社

2307チバQ:2017/07/22(土) 19:23:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170723k0000m010025000c.html
<岸田外相>大平元首相の墓参 「ポスト安倍」へ意欲

18:01

 岸田文雄外相は22日、香川県観音寺市を訪れ、自身が率いる自民党の派閥「宏池会」(岸田派)の会長だった大平正芳元首相の墓参をした。大平氏は外相や蔵相などを歴任し、1978年に首相に就任したが、80年の衆参同日選の最中に急死した。岸田氏は記者団に「命を懸けた大平氏の足跡を思うと我々はまだまだ甘い」と強調。さらに「宏池会の歴史は決して権力を求めた歴史ではなかった。権力に対して謙虚であり続けたい」と述べ、安倍晋三首相との差別化を意識しつつ「ポスト安倍」への意欲をにじませた。

 また、8月3日に予定される内閣改造については「ポストは首相の判断だ。政権を支えるため努力したいとの思いを伝え、判断を待ちたい」と述べ、自らの人事については首相に委ねる考えを示した。【加藤明子】


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170722X642.html
岸田氏、首相への協力前面=「ポスト安倍」前進へ思惑

17:47

 来月3日の内閣改造・自民党役員人事を前に、岸田文雄外相が支持率急落にあえぐ安倍晋三首相への協力を前面に打ち出している。岸田氏は党三役で処遇される見通しだが、政権は「危険水域」をさまよっており、首相を支える姿勢に徹することで自身が目指す「ポスト安倍」へ前進できるかは見通せない。

 「自民党、政権に厳しい批判の声が上がっている。困難なときだからこそ、一致結束してしっかりと政権を支えるべく努力しなければならない」

 岸田氏は22日、香川県観音寺市で、自身が率いる宏池会(岸田派)第3代会長の故大平正芳元首相の墓参りをした後、記者団にこう強調した。

 20日夜も、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテルにある日本料理店で、首相と二人きりで約2時間会談。苦境に陥る首相を見限らず、政権を支える考えを伝えた。

 岸田氏が立場を鮮明にしたのは、一つには首相に今回の人事で、自身や自派の要望を聞き入れてもらいたいとの狙いがあったとみられる。

 外相在任は戦後歴代2位の4年7カ月。「安倍外交」の影に隠れて存在感が乏しかったこともあり、派内に「もう外相はいい」と漏らしていた岸田氏。党三役は意欲を示していたポストで、「党所属議員らとの接触が格段に増える」(側近)として将来の支持拡大をにらむ。

 岸田氏が党三役になれば閣僚ポストが一つ空くことになる。「自分ばかりでなく、俺たちのことも考えてほしい」と不満を募らせる派内の入閣待機組が処遇される可能性も出てくる。そうなれば派内での求心力維持につなげられると踏む。

 もう一つは、「ポスト安倍」を狙う場合、党内最大の細田派など他派の協力が欠かせないことがある。岸田派は党内で第4派閥にすぎず、首相への協力姿勢は、将来への備えとして「他派とけんかをしない」というシグナルでもある。

 一方、派内の一部には、次期総裁選で首相と戦うべきだとの「主戦論」もある。どのタイミングを勝負どころと捉えているのか見えにくい岸田氏の態度に、「禅譲を期待しているのではないか」との見方もささやかれる。だが、首相が岸田氏に後を託す保証はなく、派内からは「自分でつかみ取りにいかないと駄目だ」との声も出ている。

2308チバQ:2017/07/22(土) 19:24:41
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170722-567-OYT1T50028.html
石井国交相の留任、有力視…内閣改造

08:53

 安倍首相(自民党総裁)は21日、首相官邸で公明党の山口代表と党首会談を行い、「8月早々に内閣改造を行い、人心一新を図りたい」と述べ、8月3日に内閣改造・自民党役員人事に踏み切る考えを伝えた。

 首相は公明党からの入閣は同党の要望を踏まえて決める意向を示し、山口氏は「7月中に党の要望をまとめたい」と応じた。党内では石井国土交通相の留任が有力視されている。会談で首相は、石井氏について「頑張っていただいている」と評価。会談後、山口氏は記者団に「(石井氏は)極めて誠実に、的確に仕事をしてきた。内外の評価も大変高いものがある」と語った。

 山口氏はまた、首相に対し、24、25日に開かれる衆参両院予算委員会の閉会中審査で、学校法人「加計かけ学園」を巡る問題などについて、「誠実に説明責任を尽くす姿勢で臨んでほしい」と求めた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170722k0000m010213000c.html
<内閣改造>石井国交相留任へ 高市総務相は交代

06:30

石井啓一国交相

(毎日新聞)

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相を留任させる調整に入った。総務相の在任期間が6月に歴代1位になった高市早苗総務相は交代の方向。岸田文雄外相は引き続き閣内か、自民党の要職で処遇する方針だ。首相は21日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、「人心一新を図りたい」と人事の狙いを説明した。

 山口氏は会談後、「改造後の内閣を支えるにふさわしい適材を推したい」と記者団に語り、今月中に公明党の希望を首相に伝える考えを示した。ただ、党の幹部人事を決める党大会は今年は予定されておらず、石井氏の交代を求める意見は党内で出ていない。山口氏は石井氏について「国会答弁も国交省の所管事項も、極めて誠実に的確に対応した。内外の評価は高い」と述べた。

 首相は9日、「骨格をころころ変えるべきではない」と述べ、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の続投を明言した。自民党役員人事では、二階俊博幹事長と高村正彦副総裁の留任が固まっている。2012年12月の第2次安倍内閣発足時から外相を務める岸田氏の処遇が今後の焦点だ。岸田氏は21日の記者会見で「党も政権も厳しい状況にある中、政権を支えなければならない」と述べた。

 首相は、「共謀罪」法を巡る国会答弁が不安定だった金田勝年法相や、東京都議選中に失言した稲田朋美防衛相を交代させる。政権内では、防衛相に関しては経験者を含めた手堅い人事を行うべきだとの声が出ている。

 ◇民進、野田幹事長の交代検討

 一方、民進党の蓮舫代表は都議選の惨敗を受けて、野田佳彦幹事長を交代させる検討に入った。蓮舫氏は続投する見通し。25日の党両院議員懇談会で都議選の総括をしたうえで、党役員人事を行う方針だ。【田中裕之、樋口淳也】

2309チバQ:2017/07/22(土) 19:25:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170721X570.html
安倍首相、「待機組」処遇に苦慮=支持率急落で入閣敬遠も

07月21日 21:42

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造で、当選回数を重ねながら閣僚経験のない「待機組」の処遇に苦慮しそうだ。学校法人「加計学園」をめぐる問題などで内閣支持率が急落する中、新たに起用する閣僚が不祥事を起こせば政権の弱体化につながりかねないからだ。半面、待機組の登用が少なければ、自民党内の不満が高まることも予想される。一方、待機組からは「落ち目の時に入らないほうがいい」と敬遠する声も出ている。

 自民党で衆院当選5回以上、参院当選3回以上の入閣待機組は60人を超える。だが、政府関係者は「初入閣の議員にはスキャンダルのリスクがつきまとう。人選は慎重にしなければならない」と指摘する。実際、初入閣だった今村雅弘氏が東日本大震災をめぐる失言で4月に復興相を辞任。2014年に選挙区内でのうちわ配布で法相を辞任した松島みどり氏、15年に献金問題で農林水産相を辞任した西川公也氏も安倍内閣で初起用された。

 今村氏が所属する二階派では、「今回は閣僚経験のある人を推した方がいい」として、待機組よりも、中曽根弘文元外相や河村建夫元官房長官らベテランの起用を求める声が上がっている。

 最大派閥の細田派では、稲田朋美防衛相が国連平和維持活動(PKO)の日報問題などで資質を問われているほか、中川俊直前経済産業政務官(自民党を離党)の女性問題や、豊田真由子衆院議員による秘書(当時)暴行など、所属議員のトラブルが続出。改造では当選7回の木村太郎氏(52)の初入閣を希望しているものの、総じて「自粛ムード」が漂う。

 山東派などとの合流で党内第2派閥となった麻生派は、閣僚ポストが現在の2から3以上に増えることを期待。待機組の岩屋毅(59)、北川知克(65)両氏らが候補に挙がっている。高村正彦副総裁は19日夜に首相と会食した際、「麻生派は大きくなったからちゃんと処遇してほしい」と要望した。額賀派は今津寛(70)、三原朝彦(70)両氏らを推す考えだ。

 一方、待機組の1人は加計問題などを念頭に「今、閣内に入ってもいいことはない。そういう考えの人は他にもいる」と漏らし、政権の求心力低下を印象付けた。

2310チバQ:2017/07/22(土) 19:26:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170721X486.html
岸田氏、自民三役で調整=公明代表に内閣改造伝達―安倍首相

07月21日 18:42

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事で、岸田文雄外相を党三役に起用する方向で調整に入った。内閣支持率が下落する中、「ポスト安倍」の有力候補である岸田氏を党の要職に配置し、挙党態勢を構築する必要があると判断したとみられる。複数の政府・自民党関係者が21日、明らかにした。

 岸田氏は2012年の第2次安倍政権発足以来、外相を務めてきた。岸田派内では、安倍政権を支えつつ、ポスト安倍に備えて力を蓄えるには、海外出張の多い外相よりも党の要職が望ましいとの声が上がっている。

 党役員人事では、既に二階俊博幹事長が留任の見通しとなっており、首相は岸田氏を政調会長か総務会長に充てることで調整するもようだ。

 首相と岸田氏は20日夜、東京都内のホテルで2時間近く会談。岸田氏は21日の記者会見で「党にとっても政権にとっても厳しい状況にある中、政権を支えなければならない」と強調した。

2311チバQ:2017/07/24(月) 11:05:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000064-asahi-pol
「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感
7/23(日) 23:23配信 朝日新聞デジタル
「内閣改造しても駄目だ」大型地方選連敗、自民に危機感
当選確実の一報を受け、花束を手に笑顔を見せる郡和子氏=23日午後10時26分、仙台市青葉区、福留庸友撮影
 加計学園問題が安倍晋三首相を直撃し、内閣支持率が急落するなかで迎えた23日の仙台市長選。自民党にとっては東京都議選に続く大型地方選挙での連敗だけに、党内には危機感が広がった。

 ある党幹部は「支持率は下がる。選挙には勝てない。トップを代えなくちゃ次の衆院選は戦えない」、中堅議員は「強引な政権運営のつけが出ている。内閣改造しても駄目だ」と手詰まり感を口にした。参院幹部は「経済で結果を出し、疑問は丁寧に説明していくしかない」と語った。

 足元で党を支える地方議員も政権に厳しいまなざしを向ける。与党候補陣営の中心だった自民の赤間次彦・仙台市議は記者団に「無党派層を取り込めなかったばかりか、自民支持層もまとめられなかった。安倍政権へのお灸(きゅう)だ」と話した。

 公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団に「逆風は感じた。国政への批判もあった」と指摘した。

 一方、民進党衆院議員から転じた郡和子氏を支援した野党。地元選出の民進の安住淳代表代行は記者団に「安倍政権への信任投票的な意味合いを帯びた。そこに野党共闘がうまくかみあった」と強調。共産党の小池晃書記局長は朝日新聞の取材に「野党と市民の共闘が、安倍政権への怒りの受け皿になった」と語った。

2312名無しさん:2017/07/24(月) 18:04:35
FNN世論調査

Q8. あなたは今、日本の総理として誰がふさわしいと思いますか、次に挙げる人物の中から1人選び、お知らせください。
麻生 太郎(あそう たろう)氏 2.2
安倍 晋三(あべ しんぞう)氏 19.7
石破 茂(いしば しげる)氏 20.4
岸田 文雄(きしだ ふみお)氏 5.3
小池 百合子(こいけ ゆりこ)氏 8.9
小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)氏 9.0
橋下 徹(はしもと とおる)氏 3.9
前原 誠司(まえはら せいじ)氏 0.5
蓮舫(れんほう)氏 1.7
その他の国会議員・政治家など 4.1
相応しい人はいない 21.6
わからない・言えない 2.7

2313チバQ:2017/07/24(月) 20:02:05
http://www.sankei.com/politics/news/170723/plt1707230031-n1.html
2017.7.23 22:58

36歳、小泉進次郎氏の「悩ましい夏」 初入閣に本人は否定的 「みんな、僕が失敗するのを待っている」
 安倍晋三首相が8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、小泉進次郎衆院議員の去就が注目されている。東京都議選での大敗で安倍晋三内閣の支持率が下落する中、国民的な人気が高い小泉氏を閣僚ポストに登用すれば政権浮揚の目玉人事となる期待がある。ただ、36歳の当選3回で政策遂行能力は未知数といわれており、起用が裏目に出る可能性もある。当の本人は入閣には否定的な考えをみせるが、どのようになるか。(小川真由美)

 小泉氏は23日、都内で開かれた会議に出席した。若手議員らと提唱した「こども保険」について「社会全体で子供を支える切り口の一つだ」と持論を展開したが、内閣改造で取り沙汰される自身の話題には一切触れなかった。周囲にも、自身の入閣観測を「風物詩だ」と一蹴している。

 とはいえ、永田町には「将来の首相候補」として小泉氏の入閣待望論が根強いのは事実だ。

 父の小泉純一郎元首相譲りの発信力があり、特に女性の人気が高い。このため、小泉氏が入閣すれば「内閣支持率はV字回復する」(党幹部)との見方もある。首相が9日、「改革突破力のある人を登用したい」と述べたことが小泉氏抜擢(ばってき)とも受け取れるような発言とみられて、待望論に火をつけた。

 党総裁任期延長に異論を唱えるなど首相と距離を置く発言を続けてきていることから、閣内に取り込むことで発言を封印させるべきだとの声もある。小泉氏にとって首相の要請を断れば「反安倍」勢力との烙印(らくいん)を押されるリスクをはらむ。

 6月25日投開票の地元・横須賀市長選では、自身が担いだ新人が初当選し、純一郎氏の時代から続いていた市長選の連敗をストップさせた。もっとも、首相官邸や自民党の全面支援を受けての勝利だっただけに、首相から入閣の打診があれば「情に厚い小泉氏は断れない」(党幹部)という恩返し説もくすぶる。


 半面、党内には「人寄せパンダとして利用されるだけだ」(ベテラン議員)との声が少なくない。入閣すれば発信力が落ちて埋没しかねないという懸念もある。政策遂行の実績も農協改革を除けばほとんどないのも不安材料だ。

 抜擢は、稲田朋美防衛相のような“前例”もあるし、先輩格の入閣待機組に嫉妬が渦巻くのは間違いなく、首相の政権運営にも必ずしもプラスではない。

 小泉氏とともに閣内で地方創生に取り組んだ平将明元内閣府副大臣は23日のテレビ番組で、小泉氏入閣の有無について「(本人は)社会保障などに関心があり経験が必要なポストであれば受ける」と推測する。

 その小泉氏は周囲にこう語る。

 「みんな、僕が失敗するのを待っている」

 入閣の意思がないことをにじませた発言ではあるが、首相が入閣を打診すればどう対応するのか。小泉氏として「悩ましい夏」になりそうだ。

2314名無しさん:2017/07/24(月) 22:32:04
産経・FNN合同世論調査 石破茂氏「今の首相」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
7/24(月) 21:32配信
コメント
産経新聞
産経・FNN合同世論調査 石破茂氏「今の首相」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
衆院予算委員会の集中審議に出席した石破茂前地方創生担当相=24日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)拡大写真
 産経新聞社・FNN合同世論調査で「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。

 安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。

 ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した。公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった。

 一方、8月3日予定の内閣改造に合わせ「代えたほうがよい閣僚」に最も多く挙げられたのは稲田朋美防衛相で、63.1%とダントツだった。東京都議選での失言や南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の対応などが原因とみられ、内閣支持率の下落にも影響したとみられる。

2315とはずがたり:2017/07/24(月) 22:52:17

「身の潔白、証明された」自民離党の武藤衆院議員が会見 金銭トラブルの訴訟終結
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000511-san-pol
7/20(木) 9:00配信 産経新聞

 知人ら2人を相手取り1億円の貸金返還訴訟を起こしていた武藤貴也衆院議員=滋賀4区=が19日、滋賀県庁で会見し、3月に知人らが武藤氏に1億円を支払い謝罪するなどの内容で和解したことを明らかにした。武藤氏は主張が全面的に認められたとし「身の潔白が証明された」と訴えた。

 会見では、「一方的な報じられ方によって加害者のような印象がつくられた」と主張。議員辞職を求めた自民党県連に対しては、「報道を丸のみにした一方的な意見で、非常に残念」と恨み節を口にした。

 一方、武藤氏は平成27年、週刊誌で知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」などと持ち掛け資金を集めたと報じられ、自民党を離党した。武藤氏は「そういった事実はない。(知人が)私の名誉を毀損(きそん)しようという意図があったと思う」と主張した。

2316とはずがたり:2017/07/25(火) 12:22:03
まだお若いのに。
基本裏切りモンだから印象悪いけどまあ青森じゃあ仕方が無いな。田名部は大島のゐる選挙区事情とは云え非自民貫いて偉かった。

<訃報>木村太郎さん52歳=衆院議員
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170725-00000027-mai-peo
7/25(火) 9:51配信 毎日新聞

 自民党の木村太郎衆院議員(52)が25日未明、がんのため東京都内の病院で死去した。木村氏は衆院青森4区選出で当選7回。同党細田派に所属し、2012年12月から15年10月まで安倍内閣の首相補佐官を務めた。

2317とはずがたり:2017/07/25(火) 12:24:59

だから良いだろとはならんけどまあ秘書も逆走なんてとはなるのかも。前川の出合いバー同様の印象操作に必死だな・・。

暴言「高速逆走が原因」会見で自民・細田氏
https://mainichi.jp/articles/20170628/k00/00m/010/036000c?inb=ys
毎日新聞2017年6月27日 18時32分(最終更新 6月27日 18時49分)

 自民党の細田博之総務会長は27日の記者会見で、政策秘書に対する暴行問題で離党届を提出した豊田真由子衆院議員が「高速道路の逆走が原因」と語っていることを明らかにした。細田氏は「本人も反省するところは反省している」とかばった。豊田氏は同党細田派に所属している。

 細田氏によると、秘書が豊田氏を乗せて高速道路を運転中に出口を間違え、逆走しようとしたのが発端。「人の命をなんだと思っているんだ。高速道路を逆走したら人は死ぬじゃないか」と怒った豊田氏に秘書が「すいません」と謝ったため、「人が死んでもすいませんで済むのか」とさらに詰問したという。

 細田氏は「本人は入院中だ。状況が改善したら、落ち着いた気持ちで問題を整理して説明すべきだ」と促した。【村尾哲】

2318チバQ:2017/07/27(木) 10:26:22
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707270012.html
自民・二階俊博幹事長、派の勢力拡大を猛アピール 改造前に示威行動
09:34産経新聞

自民・二階俊博幹事長、派の勢力拡大を猛アピール 改造前に示威行動
志帥会(二階派)のパーティーで、あいさつする自民党の二階俊博幹事長=4月、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
 8月3日の内閣改造・党役員人事を前に、自民党二階派(志帥会)を率いる二階俊博幹事長が、「言葉」より「行動」に力点を置いてアピールしている。今月25、26両日には他派に先駆けて派閥研修会を開き、44人に膨らんだ派の勢力拡大を印象づけた。先の訪米や九州北部豪雨の被災地視察も派のメンバーが同行し、二階氏の求心力を演出した。人事の季節を踏まえた二階流の示威行動といえる。

 「50人に手が届くほどの政策集団だ。力を合わせれば相当の活動ができる」

 二階氏は25日、大阪市で開いた研修会で、昨年8月以降新たに二階派入りした8人の名を一人ずつ読み上げ、二階派が第4派閥の岸田派(45人)にあと1人に迫ったことを強調した。

 26日には「少々のことがあっても乗り越えていかなければならない。国を任せてもらえるのは自民党以外にないじゃないですか」と声を張り上げ、党をつかさどる幹事長としての存在感もアピールした。

 二階氏は研修会直前に米国を訪れたが、米連邦議会の要人との会談には林幹雄幹事長代理や福井照元文部科学副大臣ら二階派の面々を同席させた。16日の九州豪雨視察も派のメンバーを引き連れてみせた。

 二階氏はこれまで、党総裁の任期延長論を真っ先に支持し「ポスト安倍は安倍」と語るなど、首相を支える一番やりとしての存在感を高めてきた。内閣支持率が急落し、今後は党内の反安倍勢力がうごめく可能性があるなか、党内で二階氏の重みは増している。

 派内には複数の閣僚ポストを求める声があるが、肝心の二階氏は改造に関する発言を控えている。ただ、研修会の講演では「田植えの後は刈り取り」と間接的に語るなど、胸にしまい込んだ本音ものぞかせた。

 「本人に言わせないうちに、自分が悟るくらいの感受性がなければ、政治は務まらない」

 二階氏が講演で口にしたのは「政治の師」である田中角栄元首相の言葉だ。本人を「二階氏」、自分を「首相」と置き換えれば、改造をにらんだメッセージとも読み取れる。(石鍋圭)

2319チバQ:2017/07/27(木) 10:27:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170726X123.html
「骨格」維持に異論も=内閣改造・自民役員人事
07月26日 19:37時事通信

 来月3日の内閣改造・自民党役員人事で、菅義偉官房長官ら「骨格」を維持する安倍晋三首相の方針に、党内から異論が漏れている。骨格を残しては首相が同時に打ち出した「人心一新」につながらないとの見方だ。ただ、菅氏らを入れ替えれば政権の弱体化につながりかねず、首相は人選のバランスに苦慮しそうだ。

 「どこの政党が何を言おうと、国を任せてもらえるのは自民党以外にない」。同党の二階俊博幹事長は26日、大阪市で開いた二階派研修会でこう訴え、首相を支える姿勢を強調した。

 報道各社の世論調査で内閣支持率は20〜30%台に下落し、首相の政権運営は厳しい状況にある。「加計学園」問題の幕引きを図ろうと自ら臨んだ24、25両日の閉会中審査も疑惑払拭(ふっしょく)とはならなかった。自民党内には内閣改造による局面転換への期待が増している。

 ただ、首相は今月上旬、改造で盟友の麻生太郎副総理兼財務相と腹心の菅氏を留任させる意向を早々に表明。党人事でも二階氏や信頼の厚い高村正彦副総裁を留任させる見通しで、党内からは、「全く代わり映えしない」(中堅)との声も聞こえてくる。

 閣僚経験者の一人は「これでは人心一新と受け止めてもらえないのではないか」と懸念。ベテラン議員も「むしろ支持率低下に拍車が掛かるのではないか」と危惧する。

 一方、第2次政権発足以降「政権のど真ん中」で首相を支えてきた麻生氏や菅氏の代わりが務まる人材は見当たらないのが実情だ。党幹部は「交代はむしろ政権運営のマイナスだ」と指摘する。

 首相が「骨格維持」の方針を覆すことへのリスクもある。別のベテラン議員は「首相が菅、麻生両氏続投を一度口にした以上、方針転換したら求心力低下につながりかねない」と話した。 

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7V53JKK7VUTFK02K.html
自民・二階氏、批判に「耳貸さない」 自派の研修会で
07月26日 18:06朝日新聞

 自民党の二階俊博幹事長は26日、「自民党がいろいろ言われていることは知っている。だけど、そんなことに耳を貸さないで我々は正々堂々頑張らなくてはならない」と語った。強引な国会運営や安倍晋三首相の攻撃的な答弁も響き、内閣支持率は下落中。首相自身が閉会中審査で「丁寧さ」をアピールした直後でもあり、世論の批判に「耳を貸さない」とした発言は、党内外で批判を招きそうだ。

 大阪市内で行われた二階派の研修会で、支援者に次期衆院選に向けた支援を求める中での発言だった。二階氏は「話題に乗せられたことがたくさんあるが、くだらんことは常識外れだから切り捨てて、前を向いて頑張る」とも訴えた。自民の豊田真由子衆院議員の暴言・暴行問題などの不祥事について指摘したと見られる。

 二階氏は東京都議選の投開票日直前の先月30日にも応援演説で、自らの差別的な表現が報道されたことなどを念頭に「私らを落とすなら落としてみろ。我々はお金払って(新聞を)買ってんだよ」と、自民の逆風をメディアに責任転嫁したとも取れる発言をして、批判を浴びたばかり。研修会では「いい加減なことを言って、そればっかり喜んで書く人がいる。我々も料金を払ってんだから、書く方も責任持ってやって」と再びメディアを牽制(けんせい)した。

 来月3日に予定される内閣改造とそれに伴う党役員人事で、二階氏は留任する方向。批判を招きかねない問題発言に研修会に参加した議員もため息をついた。

 「せっかく閉会中審査の2日間、安倍首相が低姿勢だったのに……」

2320チバQ:2017/07/27(木) 10:31:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170726-00528249-shincho-pol
「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
7/26(水) 17:00配信 デイリー新潮
「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
車内で眠り込む今井議員と橋本議員
 昨年の参院選で安倍チルドレンとして当選を果たした、元「SPEED」の今井絵理子・参議院議員(33)。聴覚障害のある息子を育てるシングルマザーでもある彼女が熱愛中の相手は、妻子ある地方議員だった。

【動画】今井議員の「略奪不倫」現場

 ***

 写真は、7月16日、東京方面へ向かう新幹線の車内で眠りこける今井議員とその相手である。彼女を覆うタオルケットの下に男性の手がもぐりこんでいるが、何が行われているかは定かではない。この前々日には今井議員がセカンドハウスとして使うマンションで、そして前日には大阪府内のホテルで“お泊り”をした姿が確認されている。

 男性の正体について、

「橋本健という、自民党の神戸市議会議員です」

 と明かすのは、今井議員とごく親しい芸能関係者だ。橋本議員には妻と2人の子がおり、妻とは別居状態にあるというが、離婚は成立していない。今井議員とは不倫関係に当たる。

「週刊新潮」の取材に、橋本議員は「恋愛感情もありませんよ」と交際を否定。一方、今井議員は好意を持っていることは認めながらも「男女の関係はありません」と回答。 “お泊り”については「深夜まで一緒に(講演)原稿を書いていたんです」と苦しい言い訳に終始したが……。

 ***

 7月27日発売の「週刊新潮」では、手を握り合う2人、同宿するホテルでの今井議員のパジャマ姿をグラビアにて掲載するとともに、3日間にわたった熱愛の模様を報じる。また、時間差でホテルを出る2人の動画も配信中。

「週刊新潮」2017年8月3日号 掲載

https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20170726010.html
神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ
07月26日 22:01神戸新聞

神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ
今井絵理子参院議員と橋本健神戸市議の対談を掲載した神戸市会自民党市議団の市政報告
(神戸新聞)
 神戸市会自民党市議団の橋本健市議(37)が、今井絵理子参院議員(33)との対談を掲載した市政報告を政務活動費(政活費)で制作し、昨夏の参院選公示前日に配布していたことが26日、分かった。市議団は「税金で選挙応援をしたとの誤解を招く」として、2016年度政活費収支報告書を修正するとともに、印刷費や郵送代など約30万円の返還を申し出た。

 今井議員は女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーとして活動。昨夏の参院選に自民党公認で立候補し、初当選した。修正前の神戸市議会の政活費収支報告によると、市政報告は同年6月に2万部制作され、橋本市議の選挙区である神戸市中央区内などで配布。郵送は参院選公示前日の同月21日付だった。

 今井議員の経歴を「自由民主党参議院比例区(全国区)支部長」とし、聴覚障害者の息子がいることも紹介。「息子のように情報を得ることが困難な人たちが生きやすい環境を整えることは重要」などの発言も記載していた。

 神戸市議会では、政活費による市政報告は市政にかかわる会派活動が対象とされ、「議員の個人的活動や選挙活動などには支出できない」と定めている。同市議団の安達和彦団長は「選挙応援目的ではないと思うが、時期が時期だけに、市民に疑念を抱かせかねない」と話している。

 27日発売の「週刊新潮」で、今井議員と橋本市議の不倫疑惑が報じられることが分かり、事務局が政活費の支出を再確認する中で判明した。(若林幹夫、森本尚樹)

2321チバQ:2017/07/27(木) 14:41:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000055-mai-pol

<今井絵理子参院議員>「心から反省」週刊誌の報道で


7/27(木) 13:52配信

毎日新聞







<今井絵理子参院議員>「心から反省」週刊誌の報道で


今井絵理子・参院議員


 自民党の今井絵理子参院議員は27日、同日発売の「週刊新潮」の自身を巡る報道について、党本部で記者団に「心から反省しております。お騒がせして本当に申し訳ありません。党が大変な中、私事で足を引っ張るような形を取ってしまったことも重ねておわびしたい」と語った。報道内容に関しては、同日夕方までにコメントを発表するとした。

2322チバQ:2017/07/27(木) 23:00:00
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170727-567-OYT1T50124.html
稲田防衛相、辞任の意向…PKO日報問題で引責
21:01読売新聞

稲田防衛相、辞任の意向…PKO日報問題で引責
報道陣に囲まれながら防衛省を出る稲田防衛相(27日午後8時8分)=冨田大介撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 稲田朋美防衛相(58)は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報を巡る問題で混乱した責任を取り、辞任する意向を固めた。

 複数の政府関係者が27日、明らかにした。

 日報問題を巡っては、28日に防衛省の防衛監察本部による特別防衛監察の結果が処分と合わせて公表される。

 稲田氏は25日の参院予算委員会の閉会中審査で陸自が「廃棄した」としながら保管していた問題について、「 隠蔽 いんぺいや非公表を指示することはあり得ない」と述べ、関与を否定した。ただ、陸自側は「稲田氏に報告した」としており、一方的に責任を押しつけられることに反発。北朝鮮情勢が緊迫する中、稲田氏が防衛省内を統率するのが困難な状況となっていた。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7W6JR4K7WPTIL02Y.html
稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も
21:13朝日新聞

稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も
大勢の報道陣に囲まれながら防衛省を後にする稲田朋美防衛相=27日午後8時8分、東京都新宿区、鬼室黎撮影
(朝日新聞)
 稲田氏(衆院福井1区)の地元・福井県の自民党関係者や、自衛官らからは、内閣改造直前での辞意をいぶかしむ声が上がった。

 「8月3日に内閣改造が予定されているのに、なぜいま、辞任なのか」。自民党福井県連の斉藤新緑幹事長(県議)は話した。「ここ何日かの中央の政治の動きは不可解で分かりにくい」と語る一方、「防衛省という、経験のない部署で気苦労もあったと思う」とねぎらった。

 一方、福井県の別の自民県議は「遅すぎる。(3月に)森友学園問題をめぐり、うそをついたと言われても仕方のない答弁をして謝罪したが、あのときに辞めるべきだった」と話した。「選挙に勝てばいいというだけでない。謙虚に周りの人の意見を聞いて判断する姿勢がなかったのではないか」との見方を示し、「ここまで長引いたことで本人にとっても傷がついた」と語った。

2323チバQ:2017/07/27(木) 23:02:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170728k0000m010115000c.html
<稲田防衛相辞任へ>事実上の更迭 首相、政権への打撃懸念
22:34毎日新聞

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を巡る問題で稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた背景には、内閣支持率が落ち込む中、政権へのダメージが広がることを懸念した安倍晋三首相の意向があった。当初、首相は来月3日の内閣改造で稲田氏を交代させ逃げ切る構えだったが、陸上自衛隊で見つかった日報電子データの対応を巡り、稲田氏と陸上自衛隊幹部の見解が真っ向から対立。防衛省を統率できない防衛相を任命した首相の任命責任が問われ、事実上の更迭と言える事態に発展した。

 首相は27日午後、首相官邸で稲田氏と日報問題の防衛特別監察を指揮した北村道夫防衛監察監と面会し、監察結果の報告を受けた。その後、稲田氏は記者団に「特別監察の報告書について説明をしてきた」と述べるにとどめたが、北村氏を外した場で稲田氏の進退について協議したものとみられる。

 陸自で今年1月に見つかったとされる日報電子データについて、陸自側は稲田氏に2月13日と15日に報告したと主張したのに対し、稲田氏は国会答弁でも記者会見でも繰り返し「報告を受けた認識はない」と隠蔽(いんぺい)疑惑を明確に否定してきた。ただ、陸自が13日に行った稲田氏への報告に関しては、一部メディアが陸自側の手書きの面会記録メモの存在を報じるなど、稲田氏の発言の信ぴょう性が揺らぎ、与党からも辞任を促す声が出ていた。

 衆参両院では、この問題に関する閉会中審査を来週前半に開催する方向で話が進んでおり、稲田氏が出席した場合は、混乱に拍車をかけ政権の求心力がさらに低下しかねなかった。事態を憂慮した首相官邸が、事務方トップの黒江哲郎事務次官と陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長を更迭したうえで、稲田氏を辞任させ、事態の収束を図るシナリオを描いた。ただ、真相が不明なまま稲田氏の辞任を認めたことは「疑惑隠し」と批判される可能性が高く、官邸が狙う幕引きとなる保証はない。

 首相は、稲田氏に加え、学校法人「加計学園」獣医学部新設問題で釈明に追われた松野博一文部科学相、萩生田光一官房副長官、学園側からのパーティー券購入問題で野党に追及された下村博文自民党幹事長代行ら自らに近い議員の交代を検討。獣医学部新設の担当閣僚の山本幸三地方創生担当相も交代させる意向だ。ただ、内閣改造で、イメージ一新が果たせるかは不透明だ。稲田氏辞任については「今さら辞任してもあまり意味はないのでは」(同党細田派幹部)と首相に近い筋からも冷ややかな声が漏れる。【村尾哲、木下訓明】

2324さきたま:2017/07/28(金) 01:48:24
>>2317
豊田の元政策秘書は高速逆走については完全否定してますね。


豊田真由子「そこ目立つから私のも…」 元秘書が明かす「ポスター事件」
政治週刊新潮 2017年7月13日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07180800/?all=1
「豊田真由子」代議士のヤメ秘書匿名座談会(2)

豊田真由子代議士(42)の事務所を辞した秘書たちが明かす、そのパワハラ被害の実態の数々。「豊田問題」を受け、自民党4役のひとりであり、彼女が所属してきた細田派の会長でもある細田博之総務会長は記者会見で、
「(豊田氏が政策秘書を)怒ったら、高速道路を逆に入って走り直した。生命に危険のあることだから、非常に恐れて、高速道路を逆走した場合、人が死ぬじゃないか、といって始まったやり取りだったというのが、本人(豊田氏)の説明だ」
 こう政策秘書の「責任」を追及した。

 当の政策秘書は、本誌(「週刊新潮」)のこれまでの取材に対し、こう語っている。
「そもそも、豊田代議士に暴行された5月19、20、21日のいずれも高速道路を走っておらず、私が高速道路を逆走した事実はありません。豊田氏が細田氏に虚偽報告した可能性も疑われます」
 ***
法律もお構いなし
ヤメ秘書A:私は、彼女は子どものままなんだと思いますね。豊田が東京の会合に出席していて、その後に、地元(埼玉4区)の有権者のお通夜にも顔を出すかもしれないと彼女に言われて、地元で秘書が待機していたことがありました。しかし、「やっぱり行けない」との連絡が来たので、その秘書は帰宅した。すると、彼女は私に電話してきて、「今から何とかしろ!」と。私はその日の運転担当じゃなかったので、もう家でお酒を飲んでしまっていた。当然、車で迎えに行けるわけがない。でも、とにかく「何とかしろ!」の一点張り。子どもが、頭の上を飛んでいる飛行機を見て、あれに乗りたいと言っても無理じゃないですか。でも豊田は、それと同じようなダダをこねるんです。
ヤメ秘書B:秘書だったら、「いざ」に備えて待機しているべきだったと思う人がいるかもしれませんが、そもそも彼女の指示自体がハチャメチャだから、やってられないんですよね。
ヤメ秘書C:例えば、会合に出席した際、突然、豊田が写真を撮りたくなって、私がすぐ側に居なかったので、「なんで、議員のすぐ後ろに付いてないの!」と怒鳴られたことがありました。その指示に従って、次から彼女に寄り添うようにしたら、「付いてこないでよっ‼」。言ってることがコロコロ変わる。言われるまでもなく、誰も豊田に付いていきたくありませんけどね。
B:自分以外はバカで、自分の言ってることは全て正しいと思っているから、無茶が生じるんです。だから、一方通行の道路をUターンしろなどと、法律もお構いなしのことを言いだす。

ポスター事件
ヤメ秘書D:ある時、空き店舗の前の目立つ場所に、民進党の候補者のポスターが貼ってあった。すると豊田は、「あそこ目立つから、私のも貼っておいてもいいかも。場合によっては、大家さんの許可をとらなくても」と指示してきた。それって、「貼れ!」ってことですよね。仕方なくポスターを貼ると、そこの大家さんは民進党の候補者の関係者で、「勝手に貼るな」と抗議されてしまいました。当然ですよね。でも、それを知った豊田は、「まさか、本当に貼るとは思わなかった」と。やっぱり、やってられません。
A:だいたい、秘書がコロコロ入れ替わって、仕事の引き継ぎ自体がまともに行われないから、事務所はいつも混乱の極み。この混乱を補うために、残った秘書たちは、人手不足を補う意味もあって、睡眠時間、3、4時間で頑張ったりする。無論、混乱の原因は、秘書をイビって辞めさせる豊田にあるわけですが、彼女は「秘書がバカだから」で片付ける。
B:今回、「週刊新潮」に告発した政策秘書についても、怒られても仕方ないみたいな意見が一部でありますが、豊田事務所の実態を知らないから言えるんです。可哀そうですよね。
C:豊田に、「今、お前が辞めたら、健康保険が使えなくなって、お前の子どもが熱出した時に困るだろ。だけど、今辞めろ」と言い放たれた秘書もいます。
B:怒られるのは自業自得と言われても、ちょっと待ってくれって話です。自殺者が出ないのが不思議なほど。
 ***
(3)へつづく

2325チバQ:2017/07/28(金) 19:57:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000125-mai-pol
<稲田防衛相辞任へ>自民から厳しい声 国民の命預けられぬ
7/27(木) 22:52配信 毎日新聞
<稲田防衛相辞任へ>自民から厳しい声 国民の命預けられぬ
記者らに囲まれながら防衛省を後にする稲田朋美防衛相(中央)=東京都新宿区で2017年7月27日午後8時9分、小川昌宏撮影
 安倍晋三首相の「秘蔵っ子」と呼ばれ、要職に起用されてきた稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題だけでなく、応援演説が東京都議選の惨敗につながるなど、閣僚としての資質が何度も疑問視されていた。身内の自民党からも厳しい声が上がった。

 問題となったPKOの日報を情報公開請求したジャーナリスト、布施祐仁氏は「もっと早く安倍首相が罷免すべきだった。防衛大臣として組織を文民統制できていないため、辞任は当然だ」と語る。その上で「日報問題の隠蔽(いんぺい)に関与したことを認めた上での辞任ではなく、今後は国会の場で関係者を証人喚問し、稲田氏の関与の有無を明らかにしなければ、防衛省や自衛隊に大きな禍根を残すことになる」と述べた。

 稲田氏は6月27日、都議選の自民候補の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛相としてもお願いしたい」と述べた。公職選挙法は公務員の地位を利用した選挙運動を禁じており、発言を撤回して謝罪と釈明に追われた。

 応援演説を受けた現職候補は落選。選対幹部を務めた男性は「辞めてくれて良かった。演説のせいで逆風に見舞われ、議席を失った。言動が防衛相らしからず、1億2000万人の国民の命を預ける安心感がない。残念なのは、辞めるのが遅すぎたことだ」と語った。

 稲田氏は弁護士出身。2005年衆院選の際、幹事長代理だった安倍首相の目に留まって政界入り。首相が12年に政権に返り咲くと行政改革担当相、自民党政調会長、防衛相と要職に起用されていた。【奥山はるな、森健太郎】

2326チバQ:2017/07/28(金) 19:58:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000038-asahi-pol
稲田氏辞任、後任は岸田外相が兼務 首相「責任は私に」
7/28(金) 11:49配信 朝日新聞デジタル
記者会見する稲田朋美防衛相=28日午前10時46分、東京都新宿区の防衛省、仙波理撮影
 稲田朋美防衛相は28日の閣議後会見で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐる日報問題の監督責任をとり、辞任すると表明した。稲田氏は会見に先立ち、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。稲田氏の後任は当面、岸田文雄外相が兼務する。

 稲田氏は日報問題をめぐる特別防衛監察の結果公表に合わせて辞任を発表した。結果について、「大変厳しい反省すべき結果が出た」と述べ、内容を説明。日報の開示をめぐり情報公開法や自衛隊法への違反行為があったとし、自らも含め黒江哲郎防衛事務次官ら関係者を処分したことを明らかにした。

 一連の問題について稲田氏は「陸上自衛隊の情報公開の対応が不適切だっただけでなく、防衛省・自衛隊の情報公開に対する疑念を抱かせ、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次ぎ、ガバナンス(統制)自体も信頼を損ないかねない印象を与えた」と説明。「極めて重大かつ深刻」と認め、「指揮監督する責任を痛感し、職を辞することとした」と語った。

http://www.asahi.com/articles/ASK7W6G7DK7WUTFK04V.html?ref=yahoo
稲田氏、辞任の舞台裏 悪循環の末、内閣改造までもたず
2017年7月28日05時06分
 就任から約1年、言動が問題視され続けてきた稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた。

稲田防衛相、辞任の意向 陸自部隊の日報問題で引責
 27日午後、首相官邸。稲田氏は国家安全保障会議(NSC)の前に首相執務室に足を運んだ。面会時間は約30分。その後、官邸を出る際には記者団に「(防衛監察本部の)報告書の説明をしてきた」とだけ説明。記者団から自身の進退について問われても、無言を貫いた。

 だが、政府関係者によると、稲田氏はこの場で、安倍首相に引責辞任する意向を伝えたという。狭まる包囲網に耐えきれず、8月3日に予定している内閣改造までたどりつかない幕切れだった。

 首相周辺によると、首相は内閣改造で稲田氏を交代させ、「重要閣僚の更迭」という政権への打撃を少しでも軽減する戦略を描いていた。だが、南スーダンPKOに派遣された陸上自衛隊部隊が作成した日報が「廃棄した」とされた後に陸自内で見つかった問題で、「組織的な隠蔽(いんぺい)」疑惑が浮上。稲田氏の関与が取り沙汰される事態に発展した。

 稲田氏は国会や記者会見で自ら…

2327チバQ:2017/07/28(金) 20:01:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000069-san-pol
首相が発掘、要職歴任の厚遇 “後継”稲田氏の失墜、痛手
7/28(金) 7:55配信 産経新聞
首相が発掘、要職歴任の厚遇 “後継”稲田氏の失墜、痛手
大勢の記者に囲まれ、防衛省に入る稲田朋美防衛相=27日午後、東京・防衛省(川口良介撮影)(写真:産経新聞)
 8月3日の内閣改造を前に辞意を固めた稲田朋美防衛相は安倍晋三首相と思想的に共鳴し、「将来の首相候補」として重用されてきた。それだけに、稲田氏の失墜は安倍政権にとっても痛手となる。

 稲田氏は平成17年の衆院選に、保守派弁護士としての活躍に目をつけた当時自民党幹事長代理の安倍首相にスカウトされて、出馬した。当選後は保守系の議員連盟「伝統と創造の会」を立ち上げ、自ら会長に就任。定期的に靖国神社を参拝するなど、安倍首相に近い存在として注目された。

 頭角を現したのは21年9月に始まった民主党政権時代だった。

 国会審議で野田佳彦前首相の資金管理団体が在日韓国人男性から献金を受け取っていた問題などを厳しく追及し、民主党政権が模索していた外国人参政権や女性宮家創設などに関しても保守政治家の立場で徹底抗戦した。これが保守派のホープとして認知されるきっかけとなった。

 自民党が政権に返り咲き第2次安倍政権が発足すると、行政改革担当相、党政調会長の要職を歴任した。そこまで厚遇を受けたのは「女性議員の星にしたい」という安倍首相の意向があったからだ。稲田氏の調整力不足などを理由に重用を控えるよう促す首相周辺もいたが、安倍首相は昨年8月の内閣改造で防衛相に抜擢(ばってき)した。

 ところが、防衛相に就任してからは答弁につまずく場面が目立ち、雲行きが怪しくなった。今年2月の衆院予算委員会で共産党議員の質問に長々と答弁し、浜田靖一委員長から「だから長い! 大臣、簡潔に願います!」と、6回もたしなめられている。

 追い打ちをかけたのが、6月に都議選の自民党候補の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言したことだった。自衛隊は政治的中立性に敏感なだけに、内部からの批判も強まった。稲田氏の「生命線」ともいえる保守層からも急速に支持を失い始めていた。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月22、23の両日に実施した合同世論調査では、内閣改造で「代えたほうがよい閣僚」で稲田氏と答えた人は断トツの63・1%にも上った。安倍首相にとって、稲田氏の辞任は政権と後継者育成の両面でダメージを受けることになる。

2328チバQ:2017/07/28(金) 20:02:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000013-jij-pol
安倍首相、追い込まれ観念=稲田防衛相辞任、政権にダメージ
7/28(金) 7:05配信 時事通信
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐる混乱の末、稲田朋美防衛相が辞任する事態に追い込まれた。

 支持率が急落する中でも安倍晋三首相は「秘蔵っ子」の稲田氏を擁護し続けたが、世論の辞任を求める声に抗し切れなかったとみられる。任命責任が厳しく問われそうで、政権運営は一段と厳しさを増している。

 「遅すぎる。もっと早く辞めさせるべきだった。稲田氏は歴代で一番ひどい」。自民党の防衛相経験者は27日、吐き捨てるようにこう語った。

 2005年8月15日に靖国神社を参拝中の稲田氏に、電話で「郵政解散」に伴う衆院選への出馬を打診したのは首相だ。思想・信条が首相と近く、12年の第2次政権以降、規制改革担当相、自民党政調会長を歴任。防衛相にも抜てきされた。

 だが、先の東京都議選の応援演説で「自衛隊としてもお願いする」と発言。与野党から閣僚としての資質を問う声が相次いだ。日報問題でも、稲田氏が隠蔽(いんぺい)に関与した疑いが浮上。稲田氏への風当たりは強まっていた。

 このため、首相は来月の内閣改造で交代させる方向で検討。それがこのタイミングでの辞任になったのは、防衛省の黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長が日報問題の責任を取り辞任する方向となる中、渦中の稲田氏だけ無傷ではいられないとの判断があるとみられる。自民党関係者は「次官も陸幕長も辞める。流れができていた」と語った。

 稲田氏の辞任は、政権にとって痛手だ。首相周辺は「都議選で失言したときに辞めさせておけばよかった」と語る。ただ、公明党幹部は「辞めるとしても、稲田氏にはちゃんと説明してもらわないといけない」と指摘した。

 野党は、首相の任命責任の追及を強める構え。民進党の大串博志政調会長は27日のBSフジの番組で「真実を隠蔽(いんぺい)するための究極のとかげのしっぽ切りだ」と厳しく批判した。


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