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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2470チバQ:2014/12/13(土) 10:08:40
http://www.sankei.com/premium/news/141210/prm1412100009-n1.html
2014.12.11 07:00
【注目区を歩く】
(3)「選挙どころではない」 爪痕残る被災地、「防災強化」響く訴え

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(1/4ページ)【注目区を歩く】

雪が舞う中、長野北部地震で大きな被害が出た地区周辺を回る選挙カー=5日、長野県白馬村(森本充撮影)
 今年も日本列島は、自然災害に襲われた。8月の広島土砂災害、9月の御嶽山(長野・岐阜県)噴火、11月の長野県北部地震…。復興に向けて歩み出しているこうした被災地でも、衆院選の立候補者の訴えが響く。住民は一日も早い復興を祈りながら、選挙戦の行方を見つめている。

長野2区

 長野県北部地震で住宅の倒壊が相次いだ白馬村。この冬初めてまとまった雪が積もった4日、長野2区から立候補した維新前職の百瀬智之氏(31)はJR白馬駅前でマイクを握った。「避難の仕組みづくりなど防災に力を入れる」。そう住民に語りかけた。

 地震で自宅が崩れた堀之内地区の中村佐代子さん(81)は現在、避難先に指定された宿泊施設で生活。だが、冬の観光シーズンが始まり、滞在期限は18日までだ。「住むところはどうするのか。選挙どころではない」と憤る。

 ただ、政治に先行きへの不安を解消してもらいたいという声もある。この地区で商店を営む鎌倉かおりさん(45)は「衆院選を契機に活気を戻してもらいたい」と話す。

 自民前職の務台俊介氏(58)の陣営は5日、選挙カーで堀之内地区周辺を回り、「防災に強い街づくりを推進します」と訴えた。民主元職の下条みつ氏(58)、共産新人の清沢達也氏(40)の両陣営も被災地復興をうたう。

 年間240万人余りが押し寄せ、住民の大半が何らかの観光産業に携わるという白馬村。ウインターシーズンの到来を知らせる雪は、例年なら歓迎すべきものだが、今季に限れば、雪への住民の思いは複雑だ。

 「今年ばかりは降ってほしくないね」。堀之内地区に暮らす中村やよいさん(67)もため息をつく。自宅は外見上、被害がないように見えるが、基礎部分が大きく崩れ、住むことはできない。解体を待つばかりとなっている。

 だが、作業は遅れており、雪でさらに先延ばしになる可能性もある。「早く気持ちを切り替えたいのに…。東日本大震災で何を学んだんだろう」。中村さんの目には、国や政治の動きが鈍く映っている。

2471チバQ:2014/12/13(土) 10:09:13
広島3区

 8月の土砂災害で74人が犠牲となった広島市安佐南、安佐北の両区を選挙区に抱える広島3区。3人の候補者のうち1人は選挙事務所を安佐南区の国道沿いに構え、すぐ近くに迫る山肌には土石流の爪痕が今も生々しく残る。

 その土石流が押し寄せた先にあった県営緑丘住宅では、114世帯244人の入居者から2人の犠牲者が出た。復旧作業では土砂の除去などが優先されたため、緑丘住宅は強度調査が後回しにされた。構造上の大きな損傷がないことが判明し、存続が決まったのは今月に入ってからだ。

 現在、避難所暮らしを強いられているのは1世帯3人に減った。一方で、一時避難先になっている公営住宅などに身を寄せるのは11月下旬段階で約1700人にも上っている。

 緑丘住宅の入居者の多くも一時避難先の公営住宅などに移ったままで、近くの八木ケ丘団地町内会副会長、山根健治さん(68)は「復興が進んでいるといわれるが、がれきと土砂が片付いたくらい。選挙期間中に政治の空白期間ができるが、復興に遅れがないようにしてほしい」と話す。

 候補者には八木地区の住民がいる。民主元職の橋本博明氏(44)は災害発生から約1カ月半、ボランティアとして活動。体験を語り、支持を訴える。

 自民前職の河井克行氏(51)は安倍晋三首相に何度も早期の復旧復興を要請し、選挙戦ではこうした活動を強調する。共産新人の清水貞子氏(67)はたびたび被災地で要望を聞き、生活再建をうたう。

 一方で選挙への冷ややかな目線もあるという。一部陣営からは「有権者には『何のための選挙か』という思いが特に強く、投票率がかなり下がるのではないか」との声も出ている。

2472チバQ:2014/12/13(土) 10:09:56
http://www.sankei.com/premium/news/141212/prm1412120007-n1.html
2014.12.12 07:00
【注目区を歩く】
(4)「0増5減」新区割り、手探りの戦い 慣れぬ地「正直厳しい」





(1/3ページ)【注目区を歩く】

「0増5減」で選挙区が減少した山梨県で支持を訴える候補者=7日、山梨県昭和町(松岡朋枝撮影)
 一票の格差を是正するための「0増5減」の区割り法で、今回の衆院選から選挙区が5つ減った。減少を受けた新たな区割りでの選挙戦で、各候補者は手探りの戦いを続けている。

山梨1区

 「0増5減」の結果、山梨の選挙区は3から2に減少。主に旧1区を旧2区と旧3区に統合し、県域を東西に2分する形となった。

 自民党は1区で、選挙ごとに選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を採用した。前回選挙で旧1区から出馬した前職の宮川典子氏(35)が1区から出馬し、旧3区から出馬して比例代表で復活当選した前職の中谷真一氏(38)が比例代表(南関東ブロック)に回ることが決まったのは今年7月末のことだった。

 わずか4カ月で選挙を迎えるという準備期間の短さに加え、宮川氏の出身地で旧1区に含まれていた山梨市は2区に入った。

 日曜日の7日は、中谷氏が同行して1区内の旧3区の地域を中心に遊説。甲斐市では宮川氏と中谷氏が交代でマイクを握った。

 宮川氏は過去、参院選に出馬した経験があり、陣営幹部は「一度は歩いたことのある地域。山梨市からの応援も入っている」と区割り変更の影響は小さいとするが、短期決戦の影響は拭い切れない。「名前を売り込むための選挙カーが中心で、演説でしっかり訴えることが遅れている」とこぼす。

 1区からは民主前職の中島克仁氏(47)と共産新人の遠藤昭子氏(63)が出馬している。昨年の参院選にも出馬し「新しい区という意識はない」と話す遠藤氏に対し、中島氏の陣営は「正直言って厳しい」とため息をつく。

 中島氏は所属していた、みんなの党の解党で民主に入党。民主公認での出馬が決まったのは解散2日後の11月23日だった。6日は、新たに選挙区に組み込まれた大票田の甲府市ではなく、前回選挙で出馬した旧3区で民主入りへの理解を求めた。

 さらに、解散前後に相次いだ「山梨の政変」(宮川陣営)が今回の衆院選の構図を複雑にした。解散風が吹き始めた11月上旬、2年前の衆院選で旧3区で民主から出馬し当選した後藤斎氏(57)が知事選出馬を表明。今回の衆院選公示前日には維新公認で1区から出馬するとみられていた前職の小沢鋭仁氏(60)の比例代表(近畿ブロック)への転出も決まった。

 区割り、立候補予定者が変わる複雑な選挙事情にある陣営の関係者は、こう漏らす。「党本部からも情勢を聞かれるが、答えに困る。単純な足し算、引き算では答えが分からない選挙だ」

徳島1区

 県都の徳島市を含む徳島1区では、旧3区で4度も争った自民前職の後藤田正純氏(45)、民主元職の仁木博文氏(48)がともにスライド。有権者の57%を占める大票田の徳島市で“新人”のような戦いを繰り広げている。

 徳島市を主とした旧1区を長らく牙城としたのが民主党の仙谷由人元官房長官。だが2年前の前回選挙で落選し、今回不出馬を決めた。旧3区の仁木氏が代わって1区に立った。

 仙谷氏は今回の衆院選で仁木氏の選対本部長を務めている。「徳島市では出遅れているが、仙谷さんの支持者が多くいる」と仁木氏は話し、“影の総理”と呼ばれた仙谷氏に頼りながら県都攻略を図る。

 一方の後藤田氏。「カミソリ後藤田」の異名をとった元官房長官の正晴氏を大叔父に、女優の水野真紀さんを妻にもち、徳島市での知名度は仁木氏に勝る。

 だが、後援会事務長を務める神山町の後藤正和町長は楽観していない。「区割りが変わったことすら知らない有権者もいる。『結果は分かっているから投票に行かなくてもいい』という声もある」という。

 1区には、共産新人の古田元則氏(66)も立候補。旧1区で出馬した前回に続く挑戦となり、消費税増税の中止や原発再稼働の反対などを訴えている。

2473チバQ:2014/12/13(土) 10:10:34
http://www.sankei.com/politics/news/141213/plt1412130013-n1.html
2014.12.13 07:00
【注目区を歩く】
(5)野党候補乱立 しらける有権者「一票が反映されると思えず…」 神奈川7区

 衆院選は投票を14日に控え、各選挙区で激しい戦いが繰り広げられている。今回の衆院選で野党は、候補者調整を進めて自民に対抗しようとしたが、調整を果たせなかった選挙区もある。協力関係を構築できないまま選挙戦に突入した選挙区では、野党候補の乱立で激戦が続いている。

崩れた協力関係

 神奈川県内でも公示前、野党間で候補者調整が図られた。しかし、神奈川6区の維新前職に対し、民主が元職を擁立したことで協力関係が崩れた。

 そのため、神奈川7区(横浜市都筑区、港北区)で維新は、民主新人の中谷一馬氏(31)の対抗馬として、新人の豊田有希氏(39)を擁立。ほかにも、次世代前職の松田学氏(57)、共産新人の大山奈々子氏(51)が立候補した。

 3選を目指す自民前職の鈴木馨祐氏(37)に対し、民主、維新、次世代、共産がそろい踏みし、反自民票を野党同士が奪い合う構図が生まれた。

 「自民とどう戦うか。野党の姿勢が試されるときだというのに、共闘の話は一切ない。神奈川7区は“ガチンコ対決”だ」。民主の神奈川県連代表を務める金子洋一参院議員はそう話す。

 候補者らからも、他の野党への不満が聞かれる。中谷氏の陣営関係者は「民主党を批判してきた政党が、『選挙協力を』という。そんな話し合いがうまくいくはずがない」と批判。松田氏は「野党乱立は自民党を利するだけ」と苦々しく語る。

 新住民が多い「港北ニュータウン」を抱え、無党派層が多いとされる神奈川7区。横浜市選挙管理委員会は「社会の動きに敏感に反応し、国政選挙の投票率は常に高い傾向にある」と話す。

 そんな特徴を持つ選挙区で、野党乱立の状況を冷ややかにみる有権者もいる。「しっかりした政策論争を期待したい」と話す港北区の女性会社員(41)は野党に投票するつもりでいた。だが、現在の状況を見て「選択肢が多すぎて票が分散するのでは。自分の一票が国政に反映されると思えない」と今は投票自体に消極的になったという。

自民「チャンス」

 反自民票が分散する状況を、自民はチャンスと位置づけて選挙戦を進める。鈴木氏は「無党派層を取り込む絶好の機会。既得権益や古い政治と決別した、新しい自民党を多くの人に知ってもらいたい」と支持層開拓に意欲を見せる。

 党幹部も連日のように7区入りして鈴木氏をサポートする。9日には菅義偉(すが・よしひで)官房長官が新横浜駅前で演説。「7区は大激戦区。決して楽な選挙ではない」と厳しい言葉で引き締めを図った。

 自民と野党の候補者が乱立する激しい選挙戦を制するのは−。その答えは14日の投票結果で示される。

2474チバQ:2014/12/13(土) 12:09:54
>>2368
戸井田真太郎が比例単独の話があったんですね

2475チバQ:2014/12/13(土) 13:47:27
>>2423
熊本4区忘れてますね

2476名無しさん:2014/12/13(土) 13:56:52
>>2475
熊本4区は次世代を自公が推薦だから
実質与党候補?

2477チバQ:2014/12/13(土) 15:37:00
>>2457
おう!ミステイク発見ですね。
自民でカウントしとりました


2478名無しさん:2014/12/13(土) 19:11:41
報道機関別の情勢

▼小選挙区 東京(主要区のみ)
1区
毎日(12/8) 山田(自民)、海江田(民主) 激しく競る
朝日(12/11) 海江田と山田が互角
讀賣(12/12) 山田と海江田が横一線

2区
毎日 辻(自民)が一歩リード。中山(民主)が懸命に追う
朝日 辻を中山が懸命に追う
讀賣 -

3区
毎日 石原(自民)が先行し、松原(民主)が追う
朝日 松原と石原が激戦
讀賣 松原と石原が互角の戦い

7区
毎日 長妻(民主)が先行
朝日 長妻が一歩リードする。松本(自民)は懸命に追っている
讀賣 長妻と松本が互角の戦い

14区
毎日 松島(自民)が優位な戦いを進める
朝日 松島がやや優位に立ち、木村(民主)が懸命に追う
讀賣 -

15区
毎日 柿沢(維新)と秋元(自民)が競う
朝日 柿沢と秋元が接線
讀賣 秋元と柿沢が横並びのまま接線

18区
毎日 土屋(自民)がリードし、菅(民主)が追う
朝日 菅と土屋が互角の戦い
讀賣 土屋と菅が総力戦を展開し、引き続き競り合っている

19区
毎日 松本(自民)、末松(民主) 激しく競り合う
朝日 松本が幅広い世代からの支持を集め、安定感がある
讀賣 -

21区
毎日 長島(民主)、小田原(自民) 一歩も引かず競り合う
朝日 小田原がリードし、長島が激しく追う
讀賣 長島と小田原が大接戦

23区
毎日 小倉(自民)がリードを広げる
朝日 小倉がやや先行し、櫛渕(民主)が懸命に追う
讀賣 -

※各紙の調査方法
毎日 12/5-7、295選挙区で実施。回答数75,258人(12/8朝刊)
朝日 12/6-9、295選挙区で実施。回答数129,467人、回答率60%(12/11朝刊)
讀賣 12/9-11、70選挙区で実施。回答数29,131人、回答率63%(12/12朝刊)

2479チバQ:2014/12/14(日) 09:02:48
>>2412
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141213ddlk40010290000c.html
2014衆院選ふくおか:無所属候補応援、高島市長に抗議 自民・福岡市議団 /福岡
毎日新聞 2014年12月13日 地方版

 自民党福岡市議団(18人)の妹尾俊見会長は12日、高島宗一郎市長が衆院選福岡1区(東、博多区)で無所属前職、井上貴博氏(52)を応援していることに対し「自民党本部の裁定を無視し、市民の信頼を著しく損なう」として抗議文を高島市長に手渡した。市長は抗議文を受け取ったが、今後の対応は明言しなかった。

 1区は自民党内で井上氏と新開裕司氏(46)との公認調整がつかず、党本部の裁定で両氏とも無所属で立候補している。

 市議団は、新開氏や2区(中央区など)と3区(早良区など)の自民公認候補への応援のバランスが欠けているとして、高島市長に応援の自粛を何度も申し入れていた。【中山裕司】

〔福岡都市圏版〕

2480チバQ:2014/12/14(日) 09:07:34
http://www.sankei.com/west/news/141213/wst1412130063-n1.html
2014.12.13 21:20
【最前線をゆく】
連続当選なき激戦の大阪4区 都構想行く末も占う





(1/4ページ)

有権者に支持を訴える候補者=13日午後、大阪市都島区 (安元雄太撮影) 
 衆院選の選挙戦最終日となった13日、候補者たちは「最後のお願い」に走り回った。無党派層の動向が選挙結果に大きな影響を及ぼすとあって、各党とも最後まで風向きに神経をとがらせながらの選挙戦。維新の党の本拠地がある大阪では、維新の看板施策「大阪都構想」の行く末を占う決戦ともなっている。審判は14日に下される。

「最も風に反応する」

 「デフレ脱却の処方箋はアベノミクスだが、国民の信頼なくして経済成長戦略はなしえない」。大阪4区の自民前職で外務副大臣の中山泰秀(44)は13日、住宅地で声を張り上げた。

 初の女性閣僚として厚生大臣を務めた中山マサを祖母に持ち、祖父、父らも元国会議員の政治家一族。公明の推薦も受け盤石のようにみえるが余裕はうかがえない。4区のおそろしさを体感してきたからだ。

 日本有数の繁華街の梅田を抱え、JR大阪駅周辺などで大規模な再開発計画が進む4区。その中心には、都構想で維新が機能解体を目指す大阪市役所があり、都構想をめぐる議論の象徴区でもある。

 有権者は平成17年の約40万人、26年の約43万6千人と増え続けており、「転勤族の出入りも多く大阪でも最も風に反応する選挙区」(市議)だ。現行制度で実施された平成8年の衆院選から、4区で連続当選した候補者はいない。

首相の応援と維新のエース

 中山自身、17年の郵政選挙で初めて選挙区を制したが、民主党が政権交代を果たした21年は落選。2年前は維新新人に負け、比例復活でなんとか議席に滑り込んだ。「維新の風はそよ風になったが止まってはいない」。中山の陣営関係者はそう表情を引き締める。

 10日に梅田で開かれた中山の街頭演説には、維新共同代表の橋下徹(大阪市長)との良好な関係が取りざたされてきた首相の安倍晋三も応援に入った。

 自民市議が「維新に絶対に負けない」と叫んで「がんばろー」三唱につなげると、安倍も3度、こぶしを突き上げた。その姿に陣営関係者は「首相が対決姿勢を打ち出した」と喜んだ。

 一方の橋下。「自民の背中が見えている。皆さんの支援が必要なんです」。12日夜、4区内の小学校体育館で開かれた維新新人、吉村洋文(39)の個人演説会ではこう訴えると、深々と頭を下げた。選挙戦であっても橋下がそこまで頭を下げるのは異例だ。

2481チバQ:2014/12/14(日) 09:08:01
 弁護士から大阪市議になった吉村は、都構想の制度設計で中心的な役割を果たした。維新内では「橋下の右腕」と称されるエースだが、厳しい選挙戦を強いられた。

 前回当選した前職が地元の維新市議、府議との不和が問題となって公認がおりず、吉村出馬が固まったのは公示の約10日前。出遅れた上、市議として選挙基盤にしたエリア以外では「名前さえ知っている人は少なかった」(陣営幹部)。

「流れを断ち切る」

 そして、「この衆院選で維新の流れを断ち切る」と意気込むのは、自民だけではない。自民と対決姿勢を示す共産新人、清水忠史(46)の陣営も「都構想は百害あって一利なし」と批判の矛先を維新に向ける。維新と選挙協力を進めた民主の党本部は、無所属元職の吉田治(52)に公認を出さなかったが、維新に対抗心を燃やす民主府連は独自に推薦を出した。

 橋下は13日も維新幹事長の松井一郎(府知事)とともに4区に入った。選挙カーの上で2人と並んだ吉村は、「増税の前に行政の無駄をなくす」と前のめりになって訴えた。

 その声に耳を傾けていた大阪市都島区の男性事務員(40)は「自民一色もどうかと思うが、維新の主張もスケールが小さい気がする。14日までじっくり考えたい」と、投票先を決めあぐねていた。(敬称略)

=おわり

2482チバQ:2014/12/14(日) 09:13:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddlk27010362000c.html
注目区を歩く:’14衆院選/1 1区 浮動票巡り奪い合い /大阪
毎日新聞 2014年12月04日 地方版

 無党派層が多く、浮動票の動向によって投票結果はがらりと変わる都市型の選挙区だ。6人がしのぎを削った2012年12月の前回衆院選から一転、維新前職に、自民新人、共産新人が挑む三つどもえの戦いになった。

 1区では宙に浮いた「5万8000票の行方」が勝敗を決するとみられる。自民、民主、維新、共産、未来、無所属の6人が群雄割拠の争いを演じたうち、民主、未来、無所属の3人が得た票の合計だ。09年に民主で当選し、前回は未来から出た熊田篤嗣氏は今回、無所属での出馬を公示直前に断念した。民主系の票や、前回は無所属だったが自民で閣僚の経験を持ち、地盤がある中馬弘毅氏の獲得票など「行き場を失った票」の奪い合いとなりそうだ。

 「議員報酬や定数の削減は、大阪で改革を実行してきた維新にしかできない」。維新の井上英孝氏は公示直後の2日午前、南海なんば駅前で寒空の下、声を張り上げた。自民の大阪市議だった井上氏は維新に移り、維新旋風が起こった前回約8万票を獲得。やはり大阪市議だった自民の大西宏幸氏に約2万5000票差をつけた。

 井上氏は「身を切る改革の推進」を訴え、維新の橋下徹共同代表は公示日だけで3回も応援演説し、維新発祥の大阪の中心部で議席死守を目指す。陣営幹部は「前回ほどの追い風を感じない。接戦になる」と引き締める。

 一方、大西氏は「アベノミクスを完成させる。国防もしっかりやる」と訴え、前回の雪辱を期す。選対幹部は「投票率は上がらない。組織票を固めることが最も重要だ」と説明。井上氏と対照的に公示前、街頭演説にはほとんど立たず、自民支持者への浸透を図った。

 今回は連立を組む公明の支援も期待する。前回選で、公明は1区で推薦を出さず、自主投票だったが、今回は大西氏の推薦を決めた。大西氏の出陣式には公明の現職市議2人も出席。大西氏は「自公協力の下で頑張ります」と強調した。

 共産の柴山昇氏も浮動票の取り込みを狙う。柴山氏は公示前から「街かどしゃべり場」などのタイトルで有権者との対話を重視した活動を展開。先月29日には南海なんば駅前で「働くみなさんの財布の中身を温かくする社会にしようではありませんか」と訴えた。陣営幹部は非自民、非維新の有権者層を意識し「労働者層を中心に浮動票を取り込みたい」と意気込む。【松井聡】

     ◇

 衆院選では、さまざまな課題に直面する安倍政権が有権者の審判を受ける。大阪都構想をめぐる賛否など独自の構図も浮かぶ府内で、注目される選挙区を歩いた。

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 ◇1区(3)
 <大阪市中央区、西区、港区、天王寺区、浪速区、生野区>

井上英孝 43 [元]大阪市議 (1)維前

柴山昇 61 党1区役員 共新

大西宏幸 47 [元]大阪市議 自新=[公]

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2483チバQ:2014/12/14(日) 09:13:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddlk27010301000c.html
注目区を歩く:’14衆院選 4区 「風」向き警戒、総力戦 /大阪
毎日新聞 2014年12月05日 地方版

 「逆風がそよ風に変わった。しかし自民の追い風と勘違いしてはいけない」。衆院選が公示された2日。自民前職、中山泰秀氏の出陣式で、自民府議が檄(げき)を飛ばした。前回選では全国的に自民の追い風が吹く中、中山氏は維新前職に5500票差で敗れ、比例復活した。維新の勢いは弱まったとみなしながらも、陣営の緩みを警戒した発言だ。

 大阪・キタを中心とする4区は、都心回帰で有権者が増え続けている。無党派層が多く、「風」に敏感なのが特徴だ。郵政解散や民主党ブームなど風が吹くたびに当選者が変わる移ろいやすい選挙区で、連続当選した候補者はいない。

 中山氏は、自ら外務副大臣を務める安倍政権の実績を強調する。「アベノミクスの批判はあるが、具体的な対案を聞いたことがない。安倍首相の化身として信を問いたい」

 維新新人の吉村洋文氏は「岩盤規制を突破できるのは維新だけだ」と自民に挑む。維新大阪市議団の政調会長を務め、大阪都構想のマニフェスト作成も担った。前回は、候補者応援に全国を奔走した市議や府議が地元に張り付いて吉村氏を全面支援し、「都構想を知る地方議員の代表を国会に送り込みたい」(陣営幹部)と意気込む。

 だが吉村氏の公認決定は公示1週間前。前職が地元議員の支持を得られずに異例の候補差し替えとなり、準備の遅れは否めない。陣営幹部は「組織票の戦いになれば負ける。投票率アップが勝利の絶対条件だ」と話す。

 「安倍政権の暴走をストップできるのは共産だけだ」。公示の2日午後、JR大阪駅前で共産の志位和夫委員長が演説すると、1000人以上の聴衆から拍手が沸き起こった。共産新人の清水忠史氏は「維新は安倍政権の応援団に過ぎない」と維新批判も展開する。「自共対決」を前面に打ち出す共産は、比例近畿で4議席以上を得るチャンスとみて浸透を図る。

 無所属元職の吉田治氏もアベノミクスを批判し、維新を「自民の補完勢力」と位置付ける。民主の風が吹いた09年衆院選は党公認で13万票超を得て当選したが、今回は民主の公認を得られず、無所属での戦いとなった。民主府連の支援を受けるが、「既存政党に対する批判票の受け皿になりたい」(陣営幹部)と無党派層を意識して支持を訴える。

 4区の「風」はどこへ向かうのか。ある陣営幹部は語る。「今はほとんど無風だ。終盤の風をつかんだ者が勝利する」【重石岳史】

==============

  ◇4区(4)

<大阪市北区、都島区、福島区、東成区、城東区>

清水忠史 46 党府副委員長 共新

吉村洋文 39 [元]大阪市議 維新

中山泰秀 44 副外相 (3)自前=[公]

吉田治 52 [元]副国交相 (4)無元

2484チバQ:2014/12/14(日) 09:14:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141209ddlk27010316000c.html
注目区を歩く:’14衆院選 7区 女性対決、激しさ増す /大阪
毎日新聞 2014年12月09日 地方版

 吹田、摂津両市にまたがる7区。今回は前職2人に共産新人の村口久美子氏が加わり、候補者全員が女性という珍しい選挙区だ。

 前回は自民の渡嘉敷奈緒美氏が約7500票差の接戦を制し、維新の上西小百合氏も比例で復活当選した。民主政権で官房長官を務めた藤村修氏は落選して引退。今回、民主は維新との調整で擁立を見送り、「女性対決」となった。

 渡嘉敷氏は「30代、40代、50代の女の戦い。私が一番年上。悩んだら一番のおばちゃんに入れて」と、出陣式で笑いを誘った。「経験と実績」を強調、「小選挙区は渡嘉敷、比例は公明党と書いて。年齢を重ねた分、選挙でも勝つ」と訴え、組織票固めに徹する。

 陣営が注視するのは、前回選で藤村氏が得た4万5000票の行方だ。維新についても「阪神タイガースのように勝っても負けても変わらないファンがいる」と警戒する。

 一方、上西氏は「投票率が低くなるほど、雨が降ろうが雪が降ろうが投票所に行く業界団体、既得権益を守る人たちの意見ばかりが反映される。ぜひ1票の権利を行使して」と3日、江坂駅前で呼びかけ、自公を批判した。

 上西氏は20代で初当選し2年間、毎週のように地元を回った。選対関係者は「後援会は発展途上。突然の解散で時間が足りない。大阪都構想で対立する民主との野党共闘も難しい」と厳しい表情だ。

 村口氏は自民、維新の批判票や、民主票の受け皿を目指す。「浮動票の多い地域。民主不在で、維新の風もない。街頭の反応はいい」と関係者。4歳の娘を持つ母親として子育て経験もアピールする。村口氏は「維新など第三極に期待した無党派層は迷っている。『女性対決』が注目されるが、丁寧に政策の違いを訴える」と話す。

 今回は、来春の吹田市長選の前哨戦ともうわさされる。現職は前回、大阪維新の会公認で立候補。自民は新人を擁立する。「市を二分する争点が見当たらず、勝ち馬に乗る人も出る。結果次第で市長選も左右される」と関係者は危機感を持つ。

 6日には各陣営の「大物」が選挙区入り。「自公圧勝と言われるがまだ序盤戦。『いい』と言われてよかったことなんて一度もない」(自民・石破茂地方創生担当相)。「自公は強い。だが永田町には『おかしい』と騒ぐ存在も必要。その役割の担うのが維新」(維新・橋下徹共同代表)。攻防は激しさを増している。【村上尊一】

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 ◇7区(3)
 <吹田市、摂津市>

村口久美子 42 党7区役員 共新

渡嘉敷奈緒美 52 [元]厚労政務官 (2)自前=[公]

上西小百合 31 党女性局役員 (1) 維前

2485チバQ:2014/12/14(日) 09:15:44
>>2223 大阪13区
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141211ddlk27010338000c.html
注目区を歩く:’14衆院選 16区 「反維新」共闘、国政は対決 /大阪
毎日新聞 2014年12月11日 地方版

 自公の選挙協力で、長く公明、民主、共産の三つどもえとなっていた16区。今回は国替えの次世代前職が加わり、四つの政党の候補がぶつかる。維新は候補者の擁立を見送ったため、昨年9月の堺市長選では「反維新」で共闘した自民、民主、共産も、国政では従来通りの対決構図となった。

 「政治を前に進められない政権に戻してはならない。いかがでしょうか」。先月28日、堺市役所前で、山口那津男代表とともに演説した公明前職の北側一雄氏。前々回に議席を奪われた民主を意識した発言に聴衆から大きな拍手が起こった。

 前回選で公明を支援した維新とは関係が一変。大阪都構想を巡って対立し、維新は松井一郎幹事長の出馬を検討した。出馬は見送られたが、溝は深まった。だが、北側氏も山口代表も演説で維新に触れることはない。北側氏の陣営は「自分たちの訴えをするだけ」。関係者は「出馬騒動はもう終わった話。維新にけんかを売る必要はない」と話す。

 連立を組む自民も安倍晋三首相、谷垣禎一幹事長、小泉進次郎復興政務官らが連日応援に駆け付け、自公政権の実績をアピールするが、維新に触れる発言はない。今月4日、堺市役所前で演説した安倍氏は「連立政権は北側さんを抜きにして考えられない」と持ち上げた。

 「株価は上がったが、格差社会が進行している」と自公政権を批判するのは民主元職の森山浩行氏。今月5日には枝野幸男幹事長とともに、南海北野田駅前で「もう1度、政権を担える党は私たちしかいない」と声を張り上げた。「前回は逆境の中の選挙で、党への信頼感はどん底だった。今回は上がるだけ」と期待をこめる。

 報道各社の情勢調査では与党優勢が報じられ、低投票率も懸念されている。民主系の堺市議は「無党派層の取り込みが鍵」と分析する。堺市長選で民主から推薦、自民から支持を受けた竹山修身市長は北側氏、森山氏の両陣営の事務所開きに出席し、“等距離外交”に徹する。竹山氏は「支援を受けた方々に恩返しをする。お二人とも当選してほしい気持ち」と自公、民主の両方に配慮する。

 17区から国替えして挑む次世代前職の西村真悟氏は、拉致被害者の救出や自主憲法の制定などの持論を展開。「公明が与党にいることで、障害になっている」と訴え、保守票の切り崩しを狙う。維新が支援するとの見方もあるが、維新市議は「公認候補が戦う17区に力を注ぐ」とし、関係を否定する。

 共産新人の益修一氏は消費税増税への反対を主張。介護施設の勤務経験から社会保障の充実を訴え「政策だけでなく、数でも自共の対決の時代にしたい」と支持を訴える。【山口朋辰】

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 ◇16区(4)
 <堺市堺区、東区、北区>

北側一雄 61 党副代表 (7)公前=[自]

森山浩行 43 [元]府議 (1)民元

益修一 36 党16区役員 共新

西村真悟 66 [元]防衛政次官 (6)次前

2486チバQ:2014/12/14(日) 09:20:44
http://www.asahi.com/articles/DA3S11504456.html
(2014衆院選)沖縄、溶ける保革 知事選に続き、全区で自民に挑む
2014年12月13日05時00分
 沖縄県の4選挙区では、米軍普天間飛行場の県内移設の賛否をめぐって政党の枠組みが溶け、従来の「保守」「革新」が入り交じった選挙戦になっている。11月の県知事選で勝利した県内移設反対派は、全区で自民前職に対立候補を立てるが、政党や属性はみなばらばらだ。政党の枠を超え、政策一点でまとまる形は、新しい選挙のあり方につながるか――。

 ■反辺野古移設、政権と対決

 翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事(64)は10日、就任に伴う職員への訓示を終えると、その足で県庁前の選挙カーへと急いだ。車上には、共産党の志位和夫委員長と沖縄1区の候補者、赤嶺政賢氏(66)がいた。自民党沖縄県連幹事長まで務めた翁長氏の知事としての初の政務は、共産党候補の応援演説だった。

 翁長氏は車上で「10万票という圧倒的な差で当選させてもらった。新辺野古基地は造らせない。衆院選で赤嶺さんを当選させることが、改めて民意を突きつけることになる」と叫んだ。志位氏も「安倍政権は沖縄県民の民意を一顧だにしない。日本の民主主義が問われている」と続けた。

 沖縄では、政党の枠組みが溶解し始めている。

 11月16日の知事選では、安倍政権が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非が最大の争点となった。自民推薦で辺野古移設推進の現職、仲井真弘多(なかいまひろかず)氏に対し、那覇市長だった翁長氏が移設反対を掲げ、自民系の一部、共産、社民など党派を超えた「オール沖縄」を掲げて圧勝した。

 翁長氏は知事選の余勢を駆って、1区では共産党の赤嶺氏、2区では社民党の照屋寛徳氏(69)、3区では生活の党の玉城デニー氏(55)、4区では沖縄県議長も務めた自民系重鎮で無所属の仲里利信氏(77)を支援する。出身はばらばらだが、辺野古反対の一点で共闘する「オール沖縄」を再現させた。

 各報道機関の情勢調査で現有議席を超える優勢が伝えられる自民党だが、沖縄では前職4氏の表情はそろって険しい。

 自民党の谷垣禎一幹事長は8日、4区の西銘恒三郎氏(60)の応援演説で「逆風の中、厳しい戦いをしている。安倍政権は沖縄の振興に力を尽くす」と叫び、西銘氏も各地で「アベノミクスで元気にする」と訴えた。

 2年前の衆院選で、自民党沖縄県連は「普天間の県外移設」を公約に掲げ、4人の前職も同じように訴えて当選した。しかし、昨年、政権の求めで辺野古移設の事実上の容認へ立場を変えさせられた。西銘氏は「敵は基地問題の『逆風』だ」とこぼす。

 ただ、安倍政権に危機感は薄い。知事選で大敗したが、「基地問題の県民投票ではない」として移設作業を進める考えだ。さらに、衆院選の結果にかかわらず「移設を淡々と進めさせていただく」(菅義偉官房長官)という方針を貫く。

 全国を飛び回る安倍晋三首相と菅長官だが、沖縄入りだけは「かえって票を減らす」(党幹部)などの理由で見送られた。

2487チバQ:2014/12/14(日) 09:20:54
 ■政策一点の共闘、もろさも

 知事選で政党の枠を超えて一つになった「オール沖縄」体制。だが、政党が選挙区ごとにしのぎを削る衆院選では、もろさも見える。

 「君はいつから共産党になったか、と文句を言ってくる人がいる」。那覇市のある1区。自民系同市議団「新風会」の金城徹会長は、赤嶺氏を支援する会合でこうこぼした。

 新風会は、翁長氏とともに辺野古移設反対を訴えたため、自民党から除名されたり、離党させられたりした。知事選での勝利の原動力にはなったが、衆院選では一つにまとまりきれない。共産党の候補者を応援することに抵抗感もあるからだ。

 こうした声に共産党側も配慮をみせる。赤嶺氏は翁長氏の選挙事務所を「居抜き」で借り受けた。はためくのぼりは共産の「赤」にこだわらず、知事選で翁長氏が使ったのと同じ、緑地に赤文字。政党色を抑えた。11日に街頭演説した不破哲三・前共産党議長も「共産党」という名前をほとんど口にせず、「知事選はすごかった。今度の選挙では4人全員当選させて、自民党に県民の総意をぶつけよう」と、「オール沖縄」の枠組みに徹した。

 新風会では、赤嶺氏の応援は主に金城氏が引き受け、一部は自民党の国場幸之助氏(41)の支援に回る。維新の下地幹郎氏(53)に近い人もいる。別のメンバーは隣の4区に通い、自民系の仲里氏の応援に入る。「共産を応援できない分、こちらで頑張る」という。

 「オール沖縄」のかけ声のもと、基地反対の一点で保守、革新の垣根を越えて自民党の候補を打ち破った知事選。衆院選でも政党の枠組みを超えて政策の一致で戦う構図が、「1強多弱」の国政の現状を変える野党の戦いのモデルにならないかという期待感はある。

 一方で、翁長氏を支える那覇市議の一人は「我々はステンドグラス。遠目には美しいが、それぞれ色は違うし、もろい」。仮に一つの政策で強く結ばれても、国政レベルで社会保障や財政、憲法などさまざまな重要政策で一致できなければ、「ステンドグラス」がたちまち瓦解(がかい)することも予想される。

 沖縄の試みは、小さいながらも、今後の政党や選挙のあり方を問う試金石でもある。(山岸一生)

2488チバQ:2014/12/14(日) 09:21:47
新潟

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141212150882.html
参院議員、改選も見据え奔走 
民主 5区混乱の余波も

 14日投票の衆院選では、県内6小選挙区の候補者の応援に、自治体の首長や参院議員も駆け付けている。泉田裕彦知事は10日に長岡市の集会に参加した。自民党と民主党の候補が激戦を続ける選挙区では、「等距離外交」「中立」に努める市長も。県選出の参院議員4人も各選挙区を回っているが、民主党には5区の野党候補擁立をめぐる混乱の余波も出ている。

 「自分の選挙もあるので1〜6区をすべて回りたい」。参院新潟選挙区で2016年夏に改選期を迎える自民党の中原八一氏は、1区前職候補の選対本部長を務めながら、全県を駆けめぐっている。

 自民党の1〜4区候補は1期生。いずれも後援会を整備しているさなかに2度目の衆院選を迎えた。中原氏は「若手の後援会が育てば、将来の自民党のためにもなる」として、支持拡大を訴える。

 一方、同じく16年に改選となる民主党の田中直紀氏は1区の応援に入っている。地盤である5区で、民主県連が推薦する生活の党新人を支援する姿は見られない。妻の真紀子氏が今衆院選への出馬を辞退した後、一度は独自候補擁立を目指した経緯があるからだ。

 田中氏は5日、報道陣から今後5区の生活候補を応援するかを問われ、「それぞれにやっていますから」と言葉を濁した。

 昨年の参院選で再選を果たした自民、民主議員は「お礼回り」の意味合いも込め、候補を応援する。

 「まだ1期の1〜4区を重点的に回っている」と話す自民党の塚田一郎氏は、自らの地盤固めについて「来年の統一選が終わってから」と話し、まずは衆院選に全力を投じる構え。

 民主党の風間直樹氏は、6区候補の選対本部長を務める傍ら、各選挙区の集会に「昨年の選挙の恩返し」として顔を出し、票の掘り起こしに努めている。

【政治・行政】 2014/12/12 09:11

2489チバQ:2014/12/14(日) 09:24:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141214_04.html
小沢氏、最終日も地元入り 票固めにフル回転


街頭演説を前に聴衆と握手する小沢氏(右)=13日午後3時40分ごろ、奥州市水沢区
 生活の党の小沢一郎代表(72)は13日、立候補している衆院選岩手4区に再び入り、花巻、北上、奥州3市で街頭演説した。6、7両日に続き、選挙期間中2度目の地元入り。比例東北自民党前議員の藤原崇候補(31)と横一線の競り合いとなっている情勢を踏まえ、最後の票固めに自らフル回転した。
 花巻市のショッピングセンター前では午後2時ごろ、支持者ら約450人(陣営発表)を前に演説。「安倍政権の経済政策は、国民の日常の暮らしを苦しくさせているだけ」と批判した。
 北上市の百貨店前でも約400人(同)を前に、声を張り上げた。
 最後の奥州市水沢区の商業施設前には、約700人(同)が詰め掛けた。小沢氏が「もう一働きさせていただきたい。最後の大仕事として、必ず野党勢力を結集して3度目の政権交代を実現する」と言葉に力を込めると、聴衆から拍手と歓声が沸いた。
 演説を聴いた花巻市の会社員男性(56)は「2度も地元に来るとは、かなり厳しいということだろう」と話した。
 自民党の藤原氏は北上市など全域で約50カ所の街頭演説をこなし、若さや世代交代を強調した。共産党新人の高橋綱記候補(67)も花巻市などで支持を訴えた。


2014年12月14日日曜日

2490チバQ:2014/12/14(日) 09:30:44
4219 :チバQ :2014/12/14(日) 09:30:13
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155746
佐賀県知事選めぐり…官邸vs自民県連・財務省が大ゲンカ

2014年12月14日
 逆らう者は「身内」でも容赦しない。安倍政権の独裁ぶりがよく表れているのではないか。衆院選に出馬した古川康前知事の辞職に伴う佐賀県知事選(25日告示、1月11日投開票)のゴタゴタだ。自民党本部と県連の間で“内紛”が勃発。それを官邸が力でねじ伏せたのである。

 県連が出馬を後押ししていたのが佐々木豊成・内閣官房TPP政府対策本部国内調整総括官(61)。財務省理財局長だった大物だが、この人選に官邸が「ノー」を突きつけた。菅官房長官とのパイプを強調する樋渡啓祐・前武雄市長(45)の擁立が決まったのである。

■比例順位を落とされた自民候補も

「7月の滋賀県知事選、11月の沖縄県知事選に続く3連敗を懸念した官邸と党本部が、知名度の高い樋渡前市長をムリヤリねじ込んだのが真相です。県連、財務省の面目は丸潰れですが、それだけじゃありません。県連と一緒に佐々木擁立で動いていた前職の今村雅弘元農水副大臣が今度の選挙で自民党の比例九州ブロック31位になったのです。今村さんは旧佐賀2区から“上位優遇”を条件に比例に転出した。フツーならば、比例単独上位になる。しかし、官邸に逆らった見せしめのごとく、順位を落とされた。地元は『こんなバカな話があるか』とカンカンです」(地元記者)

 そもそも、知事選が行われるのは、官邸サイドが九州電力玄海原発を再稼働させるため古川前知事に任期途中の国政転身を促したからだ。古川は佐賀2区から出馬するが、ここは原発立地選挙区だ。官邸の意のままに動く“操り人形”を据えた方が万全。そんな思惑の候補擁立となったのだが、官邸のゴリ押しに財務省も怒っている。場外乱闘になっている。

2491チバQ:2014/12/14(日) 09:32:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141214_31004.html
<衆院選>平野氏、衆院選は沈黙


平野達男氏
 衆院選中、元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=が表立った動きを見せなかった。昨年の参院選前に民主党を離れ、現在は無所属。来年秋の岩手県知事選に向け、自民党などに水面下で擁立を模索する動きがある。衆院選後の岩手で、動向が注視される人物の一人だ。

 平野氏は河北新報社の取材に「政党とは一線を画している。衆院選で特定候補を応援することはない」と語った。
 前回衆院選(2012年)のときは民主党。生活の党の小沢一郎代表とたもとを分かち、岩手4区で小沢氏に対抗した民主候補を支援した。
 昨年7月の参院選前、岩手選挙区で民主党公認を受けていながら離党を表明。除籍された。自民党による支援が取り沙汰されたが、無所属で立候補。自民候補らを破り3選を果たした。
 平野氏の沈黙について、参院選で支援した県議は「自民寄りと見られるのを警戒したのでは」と推し量る。理由の一つに来年の知事選を挙げる。
 自民党と無所属系の県議会第2会派「いわて県民クラブ」、社民党の一部県議は知事選で独自候補の擁立を模索している。有力な「候補」の筆頭が平野氏だ。
 復興相を務め知名度は高い。北上市出身で自民党が弱い県南に地盤がある。県議は「共闘成立には政党色が薄い方がいい」と言う。
 こうした動きについて平野氏は「いろんな声があることは事実で、無視はできない」と意味深長に話す。
 達増拓也知事(50)は11月、3選を目指して立候補する意向を表明。達増氏も「県民党」を掲げ、選挙中は動かなかった。衆院選を経て岩手県政界は知事選へ動きだす。


2014年12月14日日曜日

2492チバQ:2014/12/14(日) 09:34:26
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/14/kiji/K20141214009457030.html
安倍首相 “敵将”にとどめを刺すべく東京1区で締めくくり「結果出します」

 首相が選挙戦総仕上げの地に選んだのは、敵陣本丸だった。午後7時30分すぎ、民主党・海江田代表が立候補している東京1区内の秋葉原駅前に登場。海江田氏が最後にマイクを握った新宿駅前から約8キロの距離で“民主攻撃”を展開した。

 約8000人(自民党発表)の聴衆を前に「この選挙区には野党第1党の党首がいるが、私たちはここでも結果を出す」と強調。さらに「民主党の言うようにやっていたら日本はよくならない」とぶちかました。

 選挙戦の12日間、平日は地方、週末は人出の多い首都圏を中心に街頭演説。海江田氏を上回る25都道府県を飛び回り、移動距離も1万4000キロ超えた。最終日は、山梨県や長野県を回り、自ら“敵将”にとどめを刺すべく東京1区で締めくくった。

 終盤の情勢調査では、首相の狙い通り、自民党は300議席をうかがう勢い。一方の民主党は公示前の62議席から増える見込みだが、目標の100議席には届かないとみられる。自民党幹部は「海江田氏が選挙区で敗北すれば、民主は議席が増えても勝利宣言できないはず。作戦通りにいきそうだ」と話した。

 公明党の山口那津男代表、次世代の党の平沼赳夫党首、共産党の志位和夫委員長、生活の党の小沢一郎代表、社民党の吉田忠智党首、新党改革の荒井広幸代表も各地で有権者に支持を訴えた。
[ 2014年12月14日 05:30 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/14/kiji/K20141214009457070.html
三原じゅん子氏 “枝野つぶし”「選挙の時だけ帰ってくる 地元と言えない」

 三原じゅん子参院議員は午後3時すぎ、埼玉5区の牧原秀樹氏を応援するため下村博文文部科学相とともにJR大宮駅前に参上した。

 民主党政権時を「あの頃は経済がどん底だった」と批判し、株価上昇などによるアベノミクス効果を強調。枝野氏に3連敗中の牧原氏のことを「どうしても小選挙区で勝たせてほしい」と呼びかけた。陣営幹部も「ある民主候補者は(都内の)議員宿舎に住んでいて選挙の時だけ帰ってくる。地元と言えない」などと最後まで“枝野つぶし”に躍起だった。
[ 2014年12月14日 05:30 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/14/kiji/K20141214009457010.html
“石原軍団最後の戦い” 慎太郎氏は発熱ダウン
電車で移動中に有権者と会話する石原伸晃氏
電車で移動中に有権者と会話する石原伸晃氏
Photo By スポニチ
 引退表明した次世代の党・石原慎太郎最高顧問(82)と、ともに自民党の長男伸晃氏(57)三男宏高氏(50)は“石原軍団最後の戦い”で都内を駆け回った。

 激戦の東京3区では、宏高氏が戸越銀座商店街(品川区)の選挙事務所前などで演説。「厳しい戦い。どうか勝ち抜かせてください」と連呼して支持を訴えた。

 最大の敵は宏高氏の背後に見え隠れする“妖怪おぼっちゃ魔”かもしれない。同区は商店街や中小の町工場が多い庶民的エリアとされ、宏高氏はガツガツしないスマートな印象を持たれている。山東昭子参院議員らの応援演説に黙って聴き入る姿に「応援弁士への礼儀の表れでしょうが、その間に有権者に握手回りしてもいい」との声もあった。宏高氏が去った直後に事務所前を通った対立候補の民主党・松原仁氏(58)は“敵”の支援者に「お疲れさま」と握手する抜け目なさを発揮。宏高氏に投票するという男性も「父さんに比べると弱々しい。もっと前に出て」と注文した。

 東京8区の伸晃氏は、演説したJR西荻窪駅とJR阿佐ケ谷駅を電車で移動。妖怪おぼっちゃ魔を振り払い、庶民派をアピールした。全国を応援に回り、地元での街頭演説は公示日以来2回目。優勢とされるが、陣営は「それが逆に怖い」と気を引き締めた。選挙カーから、叔父の故石原裕次郎氏の代表作の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のテーマ曲を流し自身の選挙活動を終えた。その後、宏高氏の応援に向かった。

 一方、東京ブロック最下位の9位で比例単独立候補の慎太郎氏は、全国を飛び回った疲れが出たのか最終日目前でダウン。前日、38度の発熱を訴えていた。この日は有楽町での街頭演説を辞退。山田宏幹事長(56)の個人演説会の応援に、約30分遅れで登場した。たどたどしい足取りで登場すると「伸晃は言うことを聞かない。私を反面教師にしている」「親父が遺した金をどんどん弟(裕次郎氏)が使った」「今1番したいことはシナ(中国)と戦って勝つこと」などと“暴走発言”で約150人で満席の会場を沸かせた。この日が最後の政治活動の可能性もあるが、引退については話さなかった。

2493チバQ:2014/12/14(日) 09:35:13

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/14/kiji/K20141214009456980.html
民主党 最後まで空回り「1強他弱」構図崩せず

 衆院選の選挙戦最終日となった13日、各党幹部や候補者は全国の繁華街などで最後の街頭演説をした。東京都内で遊説を行った民主党の海江田万里代表は、自らの地元であるJR新宿駅で最後のお願いに臨み、無党派層に支持を訴えた。また自民党総裁の安倍晋三首相は、海江田氏のお膝元であるJR秋葉原駅前でマイクを握った。14日に投開票される。

 JR池袋駅、渋谷駅といった無党派層が多い都心を中心に遊説した海江田氏、“締め”には自身の選挙区でもあるJR新宿駅東口を選んだ。コートを羽織らずスーツ姿の海江田氏は、詰めかけた聴衆に向かい「安倍(晋三)さんは思い込みの経済政策で、人々の暮らしは厳しくなっても我慢しろ。この道しかないと言い続けている。民主党は国民の皆さまの期待を受け止めて、政権奪取する政党にならなければいけない。そのための第一歩、一里塚の選挙です」などと必死に訴えた。

 2年前の選挙後に党代表となり、初めて挑んだ衆院選。党の顔として他候補応援のため東奔西走した。有権者にはアベノミクス単一争点化に対抗するため、無党派層に照準を合わせ「政治とカネ」問題を大きな論点にしようとアピールするが、短期決戦による出遅れと、安倍首相の“妖怪争点ぼかし”に遭い、自らの土俵に首相を引きずり込めなかった。議員定数削減でも食い下がるが、党幹部は「首相が正面から応じてくれない」とこぼすなど、当てが外れた格好。政権批判票をつかみあぐねる一因ともなっており、獲得議席は公示前の62からの微増予想。300議席の勢いを保つ、自民・安倍首相の手のひらで踊らされているような状態だ。

 自民は、前回選挙で比例復活で議席を得た海江田氏の地元東京1区に、党幹部や弁士を次々投入し「復活は許さない」(永田町関係者)とばかりに、組織の締め付けを図った。海江田氏は最終の街頭演説終了後、記者団に「(選挙区では)私なりにできる範囲でやってきた」とやや疲れた表情で語った。

 東京1区同様、安倍首相が「重点選挙区」と定めているのが、枝野幸男幹事長のお膝元の埼玉5区。地元を空けている間に続々党幹部を入れたほか、この日午後には、元女優の三原じゅん子参院議員に託すダメ押しぶり。「民主のツートップ」つぶしに力を入れる。枝野氏の陣営は「野党の幹事長相手に、一国の首相がやることではない」とおかんむり。

 枝野氏はこの日、地元に張り付いて選挙区を回り、最後はJR大宮駅前で支持を訴えた。
[ 2014年12月14日 05:30 ]

http://www.hochi.co.jp/topics/20141214-OHT1T50019.html
【衆院選】橋下氏、投開票前日に「維新の党は完敗…」
2014年12月14日6時0分 スポーツ報知
橋下徹氏の口からは、完敗宣言
橋下徹氏の口からは、完敗宣言
 衆院選選挙戦の最終日となった13日、与野党党首は各地で街頭演説に臨み、懸命に支持を訴えた。民主党の海江田万里代表(65)は東京都内各地を回り、最後は自身が立候補している東京1区内のJR新宿駅前での演説で締めた。一方、自民党総裁の安倍晋三首相(60)は、前回の2012年衆院選に続いて東京・秋葉原で最後の訴え。このまま自民1強体制継続か、野党が巻き返すか。14日深夜にも、大勢が判明する。

 維新・橋下徹共同代表(45)は13日、地盤とする神戸、大阪の10会場を駆け回った。最後の演説となった大阪市のなんばでは「明日12月14日、自民党と公明党は歴史的な勝利を収めます。維新の党は完敗。負けました」と、投開票前日に、まさかの白旗を掲げた。

 2年前の衆院選で12選挙区を制した大阪でも苦戦が伝えられる。完敗を認める一方、「まだ僕らはへこたれません。そんなヤワな根性じゃありませんから」と意気軒高。大阪都構想実現の命運を握る来春の統一地方選を控え、今回の衆院選でも一定数を確保させてほしいと訴えた。

2494チバQ:2014/12/14(日) 09:45:29
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141213/plt1412131000002-n1.htm
【激突!!師走決戦】進次郎氏、小沢氏地元で猛“口撃” 大震災後の行動を疑問視 岩手4区 (1/2ページ)
2014.12.13


《表の見方》 △は「優勢」、▼は「あと一息」(夕刊フジ分析) ※自=自民党、共=共産党、生=生活の党【拡大】


 自民党の小泉進次郎復興政務官(33)が11日、生活の党の小沢一郎代表(72)のおひざ元に「最強の刺客」として送り込まれた。苦戦が伝えられる小沢氏の事務所近くで、東日本大震災直後の小沢氏の不可解極まる行動を指摘し、「岩手の政権交代を」「新時代の幕開け」などと訴え、約300人の聴衆を熱狂させたのだ。かつての「剛腕」は崖っぷちに立たされている。

 「水沢のみなさま、おばんでございます(=東北弁で『こんばんは』の意)」

 11日午後5時過ぎ、岩手県奥州市の商業施設前、進次郎氏が得意の「ご当地ネタ」でこう語りかけると、人々はどっと笑った。小沢氏が6、7日に地元入りした際でも、聴衆は多くて百数十人だったので、進次郎人気はさすがだ。あちこちから「キャー」「こっち向いて〜」と黄色い歓声が飛んだ。

 小雨のパラつく寒空の下で、進次郎氏の演説は次第に熱気を帯びていった。一気にヒートアップしたのは、2011年3月の東日本大震災から約1カ月後、進次郎氏が岩手県に入ったエピソードを次のように語ったときだった。

 「あるおじいちゃんが私に対してこう言いました。『小泉さん、岩手のことよろしく頼みます』と。私はこう言いました。『いやいやいや、岩手にはあの大先生がいるじゃないですか』。すると、そのおじいちゃんはこう言ったのです。『なぁんも、やってくれんもん』って」

 「大先生」とは当然、小沢氏のことだ。大震災が発生したのは民主党政権時代で、小沢氏は党員資格停止中だったとはいえ、同党内に強い影響力を持っていた。ところが、甚大な被害を受けた岩手県沿岸部の被災地を小沢氏が視察したのは、震災発生から何と10カ月近く過ぎた後だった。

 進次郎氏が演説していた場所の数十メートル先には小沢氏の事務所があった。その方向を意識して、進次郎氏が「震災の直後に発揮できたはずの『剛腕』を、なぜあの時にふるわなかったのか」と言い放つと、聴衆からは大きな拍手とともに「そうだ、そうだ!」と歓声がわき上がった。

 さらに、進次郎氏は「過去に活躍した方から、これから活躍する方に変化を遂げつつある」「岩手の新時代を築く幕開けだ」「この岩手4区は、岩手における“政権交代”がかかっている」などと畳みかけ、自民党公認の藤原崇氏(31)への支持を訴えた。

 そもそも、進次郎氏の父、純一郎元首相(72)と、小沢氏は因縁が深い。

 1942年生まれの同じ年で、ともに慶大経済学部卒。初当選は純一郎氏が1期遅いが、福田赳夫元首相率いる福田派と、田中角栄元首相の田中派に属し、日本政治史に残る権力闘争「角福戦争」では最前線にいた宿敵だ。純一郎氏が首相時代も、小沢氏は「小泉改革は看板だけ」などと徹底的に批判を続けた。

 それだけに、小沢事務所の関係者は「あんなの(=進次郎氏)が来ても票なんか増えない。(安倍晋三)首相も来たが、逆に向こうは500票減らしたはずだ。高齢化したとはいえ、こちらの後援組織は盤石だ」と、静かな対抗心を見せる。

 ただ、小沢氏を取り巻く情勢は厳しい。進次郎氏が攻撃材料にした、大震災後の行動を疑問視する声はいまだに多い。

 奥州市の自営業の女性(68)は「いつまでたっても小沢さんが被災地に来ないから『死んだんじゃないか?』って噂が出たぐらい。カネ(金)を出してくれって言ってたんじゃない。カオ(顔)を出してくれれば、それで良かった」と吐き捨てた。

 離婚問題のダメージも深く、「ここは和子夫人で持っていたようなもの。女性支持者はかなり離れた」(地元関係者)という。

 大逆風に危機感を募らせる小沢氏は、13日にも選挙期間中では2度目となる異例の地元入りを行うが、「小沢王国」は崩壊寸前だ。 (安里洋輔)

2495チバQ:2014/12/14(日) 09:46:24
http://www.sankei.com/premium/news/141214/prm1412140021-n1.html
2014.12.14 07:00
【衆院選2014】
大物の戦い「風」吹くか 天王山、自民「挙党態勢」で民主代表追い詰め 現職閣僚の太田氏、多母神・青木氏どこまで

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(1/4ページ)

候補者らの最後の訴えを聞く有権者=13日夜、東京都内(鈴木健児撮影)
 衆院選は13日、投開票を翌日に控え、舌戦最終日を迎えた。永田町や霞が関、東京都庁も抱える政治の中心・東京1区では、自民が挙党態勢で、民主代表を追い詰め、下町風情の残る東京12区では公明の閣僚に共産、次世代、生活の各党が挑む構図。候補者は街頭で最後の訴えに余念がなかった。

東京1区

 今回の選挙も自民前職の山田美樹氏(40)と、民主代表で前職の海江田万里氏(65)が激しい争いを展開している東京1区。

 13日夜、千代田区のJR秋葉原駅前で、山田氏は「民主党は初めから政権交代を目指さないと明言している。そんな野党に1区を渡すわけにはいかない」と声をからした。応援に訪れた安倍晋三首相も、「民主政権の3年間が間違っていたという証を見せるためにも、山田美樹に力を結集してほしい」と呼びかけた。

 前回の衆院選では、当時新人だった山田氏が1134票の小差で海江田氏に勝利。自民は今回、東京1区を自・民対決の「天王山」(都連幹部)と位置づけ、公示前から安倍首相ら大物が続々と選挙区入り。選挙期間中には党外から舛添要一都知事も駆けつけた。集会や演説会は、都議や区議、業界団体関係者で埋め尽くされ、文字通り“挙党態勢”となった。

 前回選挙後、党代表となった海江田氏はテレビ出演などで知名度が高い。党の手厚い支援を受けながらも、山田氏の選対幹部は「相手は短期間で情勢をひっくり返せる知名度がある」と警戒。最終盤では選挙区を細かく回り、無党派層対策にも力を入れた。

 代表として前回に続く選挙区での敗退は許されない海江田氏は13日夜、新宿区のJR新宿駅西口で最後の訴え。安倍政権の経済政策「アベノミクス」に関し、「安倍首相の思い込みで『この道しかない』と繰り返し、結論ありきの政治が行われている。今こそ流れを変えるときだ」と訴えた。

 応援で全国を飛び回り、公示から8日目で初めて本格的に地元入りした。陣営関係者は「有権者と直接言葉を交わし、握手して票を増やすのが一番だが、立場もあり本人不在なのは仕方がない」と語る。

 2年前は比例代表で復活当選を果たしたが、陣営内には「選挙区で勝ってこそ求心力を維持していける」との声もあり、総力を挙げて選挙区での捲土(けんど)重来を期す。

 次世代新人の渡辺徹氏(36)は港区内で「第三極として、公明に革新側に引っ張られている自民を保守寄りに戻し、暴走を止める防波堤になる」と訴えた。また、共産新人の冨田直樹氏(38)は「憲法9条を生かした積極外交こそ重要。集団的自衛権行使を狙う安倍暴走政権にストップをかける」と声を張り上げた。

2496チバQ:2014/12/14(日) 09:46:49
東京2区

 「景気経済の再生には、今の道しかない。この2年間、誰が戦ってきたのか、誰が働いたのかをよく見ていただきたい。自公政権しかない」

 選挙戦最終日の13日夜、公明前職の太田昭宏氏(69)は北区のJR赤羽駅前でこう訴えた。

 平成15年以降、自民が公明との選挙協力から候補者擁立を見送ってきた東京12区は、次世代新人の田母神俊雄氏(66)が参戦し、様相が一変した。

 田母神氏は、安倍晋三政権が進める集団的自衛権行使に公明が慎重な姿勢であることなどを挙げ“自公分離”を狙った。だが、太田氏側は早々に「同じ土俵には立たない」(陣営幹部)方針を固め、国土交通相としての実績を携え、企業・団体回りと遊説をバランスよくこなしてきた。

 今回の選挙戦で焦点となるのは、今年2月の都知事選で田母神氏が北区と足立区で獲得した4万票余りの行方。太田氏の陣営に詰める男性支援者は「保守票が田母神氏に流れる可能性は読み切れない。一抹の不安は残る」と話す。だが、陣営幹部は「田母神氏の主張は安全保障など極端な面があり、穏健保守層の票は流れていないはずだ」と自信をのぞかせた。

 その田母神氏は13日夕、JR赤羽駅前でマイクを握り、「自公連立政権では日本は一歩も前進できない。日本には日本派の政治家がほとんどいない。自民党の右側にしっかりと柱を立てて、叱咤(しった)激励をしないと日本を取り戻すことはできない」と訴えた。

 田母神氏の陣営幹部は、自民候補が長く出ていないことに触れ、「自民支持者らに鬱積していた保守層の不満や批判が、田母神のアピールによって顕在化している」と強調している。

 21年の衆院選では民主から出馬し、当時、公明代表だった太田氏を破った生活前職の青木愛氏(49)はこの日、選挙カーで選挙区内をくまなく回った。

 選挙戦では民主政権について、「期待に応えられなかった」と“おわび”をしながらも、「もう一度、政権交代を実現し本当に生活者の立場にたった社会を作りたい」と訴えてきた。ただ、陣営関係者は「いまでも『政権を取ったのに何をやったのか』という雰囲気が強い」と言葉少なだ。

 東京12区では、共産新人の池内沙織氏(32)が3度目の挑戦。「集団的自衛権と消費増税に反対する有権者は従来の自公支持層にもいるので、受け皿となる」(陣営幹部)とした。

2497チバQ:2014/12/14(日) 09:47:13
↑ 東京2区じゃなくて12区ですね

2498チバQ:2014/12/14(日) 11:41:53
http://toyokeizai.net/articles/-/55834
自民優勢の総選挙、実は波乱要素もいっぱい
盛り上がりに欠けた選挙戦、結果はどう出る?
安積 明子 :ジャーナリスト 2014年12月14日
選挙戦が終わり、あとは開票結果を待つのみとなった。

今回の衆院選ではメディアが選挙戦の初期段階から自民党の圧倒的優勢を報じていた。しかし、それは決して力強いものではなかった。

確かに安倍晋三首相が入る街宣では、多くの人が詰めかけた。12月7日には都内9カ所で安倍首相の応援街宣が行われたが、いずれも各陣営が多数を動員し、あふれんばかりの人だかりとなった。動画のように、13日の秋葉原駅前での街宣も大いに盛り上がった。

小泉進次郎氏ら人気政治家による応援演説も、多数の人を集めている。小泉氏は公示日の2日、地元の神奈川県横須賀市で出陣式を終えると、東京や千葉などを駆け巡った。津田沼駅前では、前の土曜日に開かれた安倍首相の街宣より多くの人を集め、進次郎人気が健在であることを示している。

だが選挙戦を通じ、今回は2012年の政権交代選挙のような盛り上がりを欠いていた。

人気のある政治家の顔をスマホで撮影するだけでさっと帰ってしまう――。集まった有権者の様子を見て感じたのは、そうした乾いた雰囲気だ。結局、最後まで争点がみえにくい選挙であり、関心が高まりようもなかったのだろう。国民の側が悪いわけではない。「無関心」にならざるをえない選挙だったといえる。

大物を招いた集会にも人が集まらず

自民党優勢といえども、当然、苦戦した選挙区もある。

「麻生さんが来たのに、1000人収容のホールに300人しか集められなかったらしいぞ」。12月6日午後7時、麻生太郎副総理を招いて、山梨県1区(甲府市、韮崎市等)の自民党公認候補である宮川典子氏の個人演説会が開かれたが、その時の様子を山梨県の自民党関係者はこう話してくれた。

宮川氏にとって所属派閥の領袖である麻生氏は、決して恥をかかせられない大きな存在。よって何より大量動員が必要だったのだが、ふたを開けてみれば散々たる結果。焦った宮川氏は安倍首相に泣きついた。そして最終日、安倍首相は山梨入りすることになったのだ。

だがこれが、うまくいくとは限らない。山梨入りした安倍首相は、「せっかくだから」と2区(富士吉田市、都留市等)の堀内詔子氏のところにも応援に訪れた。これがかえって堀内氏の足をひっぱることになりかねないという話になっているのだ。自民党関係者はこう述べる。

「2区は無所属の長崎幸太郎氏と自民党の堀内氏との闘い。民主党の候補は出ていないので、これまで民主党のコアな票は動いていなかったが、安倍首相が山梨2区に入ったことに反発した民主党の票が、長崎氏に流れる可能性が出てきた」

長崎氏は二階俊博総務会長の「秘蔵っ子」。11月29日に開かれた長崎氏の決起大会に、二階氏も参加している。「次に勝てば小選挙区で2連勝になり、自民党復党も可能」」と見る長崎氏は、報道によれば堀内氏をややリード。もし民主党の票が入ればまさに、瓢箪から独楽ということになる。

一方で民主党は、選挙戦後半になって盛り返しを見せた。

2499チバQ:2014/12/14(日) 11:42:04
応援に大活躍の蓮舫氏

7日、安倍首相が応援に駆け付け、中野駅北口で行われた松本文明氏の街宣は大盛況だった。だが民主党も負けてはいない。10日夜、長妻昭氏(東京都7区、中野区・渋谷区)が蓮舫氏を招いて同じ場所で街宣した。

長妻陣営は2012年の衆院選でも同じ場所で街宣している。この時も蓮舫氏が参加したが、駅前で立ちつくす蓮舫氏に有権者は当初、無視を決め込んでいた。そのうちに1人の若い女性が蓮舫に握手を求め、それをきっかけに人が集まるようになったが、2012年の衆院選で民主党への大逆風は、自他ともに「民主党の人気者」と認める蓮舫氏にも容赦なかったのだ。

当時の状況と比較すれば、今回はかなりマシといえる。最終日の13日に中野駅南口で行われた街宣では、有権者の反応はかなり良く、長妻氏への声援や拍手が飛んだ。逆風の2012年の衆院選でさえ、長妻氏は松本氏に約2万票の差を付けて小選挙区で勝ち上がっている。それを考えれば今回、さらにリードを広げる可能性もある。

「これからも長妻さんと一緒に仕事をさせて下さい」。この時、絞るような哀願調で聴衆にそう訴えていた蓮舫氏はその3時間前、大宮駅西口で木箱に乗ってこう言った。

「これからも枝野さんと一緒に仕事をさせて下さい」。民主党・枝野幸男幹事長の埼玉県5区(さいたま市の一部)は、自民党の重点区。幹部を次々と投入し、枝野氏を追い落とそうとしている。蓮舫氏は、その防戦のために応援に訪れた。

「枝野さんは自民党に嫌われる、安倍首相に嫌われる。嫌われたらどうなるかというと、『帰りには必ず大宮に寄れ』と指令が出るという記事を読みました。そうやってターゲットにされる。とても怖い」

長くないフレーズで言葉を切り取るのが蓮舫氏の演説方法。聞く人の耳に残りやすくするためだ。

蓮舫氏が大宮駅西口で街宣していたのと同じ時刻、駅東口では自民党の三原じゅん子氏が牧原秀樹氏の応援のためにマイクを握っていた。駅舎を挟んだ対決は、果たしてどちらの勝ちになるのか。眉間に1本のしわをつくり、悲壮感を漂わせて話す蓮舫氏か。あるいは手振りを交え、すっかり政治家としての貫禄を身に付けた三原氏か。その勝負は数時間後に判明する。

選挙戦最終日には、東洋経済オンラインに「松下幸之助 珠玉の言葉」を連載中の江口克彦氏が激怒する”事件”も発生した。

江口克彦氏の怒り

兵庫県6区・JR伊丹駅前で午後4時半、次世代の党の杉田水脈候補が街宣していた時のこと。その前を自民党の街宣車が大音量で走り去ろうとした。それに怒ったのが、杉田氏の応援のために兵庫県入りしていた次世代の党に所属する参議院議員の江口氏だった。

「大串君、失礼だろう!止めなさい!」

江口氏は杉田氏のマイクをとりあげて叫んだ。街宣車の助手席に、自民党の大串正樹氏の姿を見つけたからだ。

「選挙中はお互いの邪魔をしないこと、そして行き交う時には互いに健闘を祈り、たたえあうというのが礼儀です。ところが挨拶もせず、大音響を流しながら通り過ぎる。こんな人物が政治家だと思うと誠に情けないが、こともあろうに松下政経塾出身者なのですよ!」

確かに大串氏は1996年に松下政経塾に入塾した17期生。さらに毎日新聞が行った候補者アンケートで「道徳を小中学校の授業で教え、子どもを評価すること」に賛成しており、道徳を重視しているように見える。

「道徳の重視は言葉ではなく行動で示すべきです。松下幸之助氏は何より、虚偽や不実、非礼を嫌った。幸之助氏が生きていたら、即除籍ですよ!」江口氏の怒りは収まらない。

確かに選挙は仁義なき戦いではあるが、ただそれだけでは意味がない。その中に一抹の「人の情」がなければ、その選挙で作られる国は決していい国にはならないだろう。

2500チバQ:2014/12/14(日) 11:44:01
http://www.sankei.com/politics/news/141213/plt1412130021-n1.html
2014.12.13 10:35
【衆院選2014】
投票日、広範囲で大雪の恐れ…強い寒気、朝までに80センチの地方も






歩道の雪かきをする男性=13日午前、青森市
 気象庁は13日、日本付近の上空に強い寒気が流れ込む冬型の気圧配置が続き、衆院選投開票日の14日にかけて日本海側を中心に広い範囲で大雪になる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。雪崩や交通への影響、電線や樹木への着雪にも注意が必要としている。

 気象庁によると、北日本(北海道、東北)の上空約5500メートルに氷点下36度以下、東日本(関東甲信、北陸、東海)と西日本(近畿、中四国、九州)には氷点下30度以下の寒気が流れ込んでいる。

 13日は北陸地方を中心に雪が降り、積雪は午前8時現在、青森県の酸ケ湯で130センチ、北海道の朱鞠内で111センチ、福井県の九頭竜で67センチなど。

 14日午前6時までの予想降雪量はいずれも多い所で北陸80センチ、東北60センチ、関東甲信と東海、近畿北部で50センチ、中国地方35センチ、四国と近畿中南部で15〜20センチの見込み。

2501チバQ:2014/12/14(日) 11:46:47
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141213-OYT1T50129.html
ネット選挙、「夜の延長戦」でつばぜり合い
2014年12月14日 00時03分
 今回の衆院選では、昨年の参院選に続き、候補者がインターネットを使って支持を訴えることが可能になった。各党は選挙戦最終日の13日、街頭演説を終えた後も「夜の延長戦」で、つばぜり合いを繰り広げた。


 ネット動画サイト「ニコニコ生放送」では、ネットサービス各社の協力も受け、午後8時から各党の主張を紹介する生番組が配信された。

 生番組で自民党は、候補者の応援で全国を駆けめぐる安倍首相(党総裁)や稲田政調会長ら党幹部、閣僚の演説を配信。東京・秋葉原の街頭で「最後の訴え」を終えた首相は麻生副総理・財務相とともに党本部の特設スタジオに駆けつけ「ここで流れを変えては、民主党政権時代の暗い混迷した時代に戻ってしまう」と訴えた。

 野党も、民主党の海江田代表が、東京・新宿から生出演し「子育て支援をぜひやらせてもらいたい」と社会保障を充実させていく考えを強調した。維新の党の江田共同代表は「安倍さんは、約束した(国会議員の)定数削減をやっていない」と首相を批判し「維新は身を切る改革ができる」と視聴者にアピールした。他の政党も、党首や候補者が出演し最後まで支持を求めた。

2014年12月14日 00時03分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2502チバQ:2014/12/14(日) 12:35:15
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/345168/
共産党「キラキラ旋風」再びの予感 20議席超えも
2014年12月13日 16時00分

演説する池内氏
 14日投開票の衆院選は野党が軒並み低迷するなか、共産党だけが躍進しそうだ。衆議院で法案提出権を得られる議員20人を超える勢いで、イケイケムードだ。

 12日、JR錦糸町駅前で東京12区と比例代表に重複立候補している池内さおり氏(32)がマイクを握ると「さおり〜ん!」と野太い声が飛んだ。メガネが萌えポイントの池内氏は「アベノミクスは、大企業と富裕層の懐を温めただけ。今こそ転換しましょう」と、アベノミクスを大批判した。

 池内氏のように若い女性が共産党躍進の原動力になっているという。

 永田町関係者は「昨年の参院選で、東京選挙区で当選した吉良よし子氏(32)の“キラキラ旋風”の流れが、今も続いている。共産党は意識的に若者を前面に出している。池内氏もそうですし、東京16区の大田朝子氏(30)も小さくてかわいいと評判です」と話した。

 小池晃参院議員(54)が「(東京ブロックで)比例3議席を得たい。そうすれば池内さんに国会で活躍してもらえる」と訴えるように、共産党は池内氏推しだ。「池内氏を比例に滑り込ませることができれば、キラキラ旋風がさらに勢いがつき、その後の党勢拡大につながるというわけです」(前出の永田町関係者)

 自民党圧勝とはいえ、安倍政権にとって共産党躍進は捨て置けない。

 政府関係者は「選挙結果は海外にも伝えられます。その際には共産党の躍進もニュースになります。アベノミクスと対極にある共産党が勢力を伸ばしたことは、海外の人たちからすれば『アベノミクスは必ずしも国民の心をつかんでいない』とみられるはずです」と指摘。共産党はアベノミクス批判以外にも消費税増税の中止を訴えるなど、すべてにおいてアンチ安倍政権。キラキラ旋風の獲得議席はいかに。

2503政治評論家:2014/12/14(日) 17:51:42
予想通り低投票率になりそうだ。
8時に与党下半数越えが早くも出そう

2504旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/14(日) 18:36:05
投票率(全国)
10:00 今回*5.68 前回*7.46 ▲*1.78
11:00 今回11.08 前回14.73 ▲*2.95
14:00 今回22.66 前回27.40 ▲*4.74
16:00 今回29.11 前回34.87 ▲*5.76
18:00
19:30
期日前 今回12.62 前回11.58 +*1.04

2505旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/14(日) 19:42:46
投票率(全国)
10:00 今回*5.68 前回*7.46 ▼*1.78
11:00 今回11.08 前回14.73 ▼*2.95
14:00 今回22.66 前回27.40 ▼*4.74
16:00 今回29.11 前回34.87 ▼*5.76
18:00 今回34.98 前回41.77 ▼*6.79
19:30
期日前 今回12.62 前回11.58 +*1.04

2506チバQ:2014/12/14(日) 20:04:24
554 :無党派さん:2014/12/14(日) 20:01:53.77 ID:DIDHhcpj
なんか自民が負けた雰囲気w

555 :無党派さん:2014/12/14(日) 20:01:54.72 ID:BYT9ggtu
自民伸び悩んだ印象

556 :無党派さん:2014/12/14(日) 20:01:57.27 ID:7y8th7Qk
感想

自民思ったよりかなり少ない

民主まあこんなもんだろ

維新踏ん張った

共産すげえええええwww

ほかはこんなもんでしょ

2507チバQ:2014/12/14(日) 20:18:55
福岡1
井上
新開
山本
で井上もう当確か

2508旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/14(日) 20:21:07
これ,選挙する意味あったの???

2509とはずがたり:2014/12/14(日) 20:29:34
大阪の動きからは兎角一線を画す兵庫でも民主は軒並み維新を下回ってますねー。
次回は更に維新に譲る必要がありそう。。
そもそも民主と維新で推薦出し合うぐらいまで政策詰めないとしゃーないけど。。

2510とはずがたり:2014/12/14(日) 20:33:22
>>2508
親安倍の次世代とみんなを潰して共産党を増やす選挙でしたね。。

2511とはずがたり:2014/12/14(日) 20:43:28
NHK投票日出口調査

大阪
1維自
2自維
7自維
10民自維
11自維民
14自維
15維自

滋賀
1自民

奈良
1民自

和歌山
1民自

2512チバQ:2014/12/14(日) 21:18:15
今更だけど 凪の時間だから
静岡
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shizuoka/CK2014120902000267.html
選挙区なう 1区・2区
 後半戦に突入した衆院選。県内では二十六人の候補者が激しい選挙戦を繰り広げている。各党とも党首級が次々と県内入りし、有権者に支持を訴える。十四日の投開票に向けて走り続ける各候補の戦いを、小選挙区ごとに追った。

◆1区 自、民、維、共 4党激突

写真
 静岡市葵区で開かれた上川陽子さんの出陣式。千人を超える支援者らが集まった。壇上には連立を組む公明前職の大口善徳さん(59)や農協幹部、自民党の市議・県議の姿も。「みんなが団結できるかが選挙の最大の争点です」。上川さんの絶叫が響き渡った。

 現職法相として臨む選挙戦。手厚い組織で優位に立つが、陣営幹部は「他候補の応援や公務で本人がいない日も多い。周囲がどれだけ動けるかが勝負だ」と気を引き締める。

 「牧野先生にもう一度国会に戻ってもらいたい」。牧野聖修さんの六日の応援演説に駆け付けたのは、静岡地裁で再審開始決定を受けた袴田巌さん(78)の姉秀子さん(81)。葵区の商店街で、冤罪(えんざい)問題の解決に取り組んできた牧野さんへの支持を訴えた。

 牧野さんは「政治活動で一緒に汗を流した仲間がいる。これまでの実績と思いを伝えたい」と強調。一日三十回を超える街頭演説を繰り返す。

 自民優勢を示す世論調査に小池政就さんは危機感を強める。五日夕の繁華街では、県内入りした江田憲司共同代表とともに「安倍政権に三百議席も与えたら誰も暴走を止められない」と訴えた。

 国会議員の定数削減など「身を切る改革」と増税反対を唱え、しがらみとの決別を掲げる。集票力のある企業、団体の支援を受けないだけに「どれだけ多くの人を投票に行かせられるかがポイント」と浮動票獲得を狙う。

 河瀬幸代さんは「平和を巡って曲がり角」と、集団的自衛権行使容認への転換や経済政策などで政権批判を強める。七日午後の商店街では「消費税10%増税はしっかり中止」と真っ先に訴えた。雇用確保や脱原発など党の主張を前面に押し出し、比例代表候補とともに議席確保を目指す。

◆2区 経済政策を問う3候補

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 公示前日の朝、JR焼津駅南口。井林辰憲さんは集まった二百人を前にアベノミクスの効果を語り「この地域の経済再生を」と訴え深々と頭を下げた。「政治の基本」とする地元での街頭演説は初当選からの二年で千回を超えた。

 公式ブログは以前からほぼ毎日更新し、インターネットの選挙運動解禁を受けて公示後も日々意気込みをつづる。支持層は盤石だ。しかしあえて切り込む。「解散時期をめぐり批判が出る、そういう政治をそもそも変えなきゃいけない」。自民党の直すべきところは直す。先輩議員の国政報告会であいさつした時も、率直に思いを述べた。

 松尾勉さんは十一月初め、かばん一つで藤枝市に来た。出身は群馬県。環境省で東京電力福島第一原発事故の対応に当たった経験から「未来を拓(ひら)く」をモットーに環境への影響を考えたエネルギー政策などを訴える。

 地縁がないからこそ、素直に言う。「ずっとこの地域の勉強をしていきたい。住民に本当に寄り添う政治をする」。アベノミクスは物価を上げ地域を疲弊させたと訴える。一方で、かつての民主党政権の失敗も認め「復活ののろしを自分が上げる」と力を込める。

 党の公約を叫びながら、自身の思いもほとばしる官僚出身の若い二候補。対する四ツ谷恵さんは「国民の立場に立つのか、財界や官僚の立場に立つのか。年齢や経歴に関係なく候補の立ち位置が問われている」と冷静に見つめる。

 浜岡原発の再稼働反対、10%への消費増税中止と、争点への賛否をはっきりと打ち出す。低所得者ほど負担が大きい消費税率をなぜ上げるのか。それよりも「庶民の所得を増やさないといけない」。弱い立場の人に寄り添う立ち位置を貫く。

2513チバQ:2014/12/14(日) 21:18:41
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shizuoka/CK2014121102000226.html
選挙区なう 3区・4区
 後半戦に突入した衆院選。県内では二十六人の候補者が激しい選挙戦を繰り広げている。各党とも党首級が次々と県内入りし、有権者に支持を訴える。十四日の投開票に向けて走り続ける各候補の戦いを、小選挙区ごとに追った

◆3区 野党連携 ひび割れも

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 公示後初の日曜だった七日の昼。掛川市内のスーパー前でマイクを握った小山展弘さんは「野党連携候補」としての自らの立場をアピールし、「国会に緊張感を持たせるために二大政党の構築を」と強調した。

 後半戦に入って、野党連携する維新の有志が選対本部に加わった。応援弁士には元衆院議員で掛川市長を務めた戸塚進也さん(74)の姿も。

 一日平均十カ所で街頭演説し、ミニ集会も精力的にこなす。自民優勢を示す世論調査に、陣営幹部は「支援者に確実に投票してもらうよう徹底したい。一票一票を拾っていくだけ」と気を引き締める。

 宮沢博行さんの「私は九万票、相手は十二万票」という悲痛な叫びは、もう聞かれなくなった。小山さんが原発問題に踏み込まないため、野党連携する維新の支持者の意見が割れている、と伝えられるからだ。

 そんなひび割れにくさびを打ち込むように支持拡大を図り、陣営からは「勝ちきる」との声が漏れるようになった。

 磐田市内に八日に応援に入った自民党の稲田朋美政調会長は「圧倒的な票数で」と支持を呼び掛け、宮沢さんは「小選挙区は宮沢に、比例は公明に」と訴えた。

 「政治を変えるチャンス。皆さんの声を国会に届けたい」。掛川市内の公会堂で開かれた演説会で、松浦敏夫さんが力を込めた。

 一日三〜四回の街頭演説をこなし、ミニ集会などで支持拡大を図る。原発再稼働の問題には「浜岡原発は廃炉に」と主張する。

 政治とカネの問題にも矛先を向け、「同じことを繰り返していては、暮らしが良くなるわけがない」と強調する。選対幹部は「ビラ配りでサラリーマンが受け取ってくれる」と手応えを話す。磐田市や掛川市を中心に遊説し、票の掘り起こしを図る。

◆4区 自、民が5度目の対決

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 六日午後、富士宮市の住宅街の公園に望月義夫さんが姿を見せた。住民約百人を前に、ペルーで開かれている気候変動枠組み条約第二十回締約国会議(COP20)に出席すると報告。「選挙より国のために尽くすことを選んだ。力をください」

 環境相として迎えた選挙戦。折り返しの八日まで選挙区を回り、ペルーに出発した。後援会は「大臣になってまだ三カ月。圧勝で留任させたい」と期待をかけるが、陣営幹部は「労組が強く、民主に地盤がある選挙区。簡単な戦いではない」。地元市議らがフル回転し、業界団体など組織固めに力を注ぐ。

 七日夜、富士宮市であった田村謙治さんの決起集会。民主党の大塚耕平政調会長代理が駆けつけ「相手候補の肩に手がかかるところまで来た」と支持を訴えた。田村さんも「安倍政権の閣僚は政治資金管理がずさんだ。これでは税金の無駄遣いが止まらない」と声をからした。

 田村さんは今回、「まじめな政治」を旗印に掲げる。現職閣僚に相次いだ政治資金問題を批判し、アベノミクスは富裕層と大企業にしか恩恵がないと強調。「庶民の目線と金銭感覚で政治をやる」と自身と党のクリーンさを訴え、支持政党を持たない層への浸透を目指す。ミニ集会も連日開催し、支持固めを狙う。

 二人は二〇〇三年から四度対決。比例復活や繰り上げを含め、望月さんが四回、田村さんが三回当選した。そこに挑むのが杉田保雄さんだ。

 これまでは富士宮市を拠点に県東部で政治活動し、静岡市清水区を含む4区では初の選挙になる。「自民、民主、公明が決めた消費増税で不況になったが、三党は反省していない。増税はきっぱりと中止する」と違いを強調。各地の街頭演説で訴えを続けている。

2514チバQ:2014/12/14(日) 21:19:13
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shizuoka/CK2014121202000208.html
選挙区なう 5区・6区
 後半戦に突入した衆院選。県内では二十六人の候補者が激しい選挙戦を繰り広げている。各党とも党首級が次々と県内入りし、有権者に支持を訴える。十四日の投開票に向けて走り続ける各候補の戦いを、小選挙区ごとに追った。

◆5区 民主の雄を追う自・共

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 「相手候補の追い上げを受けている情勢で選挙区を空けることは危険。それでも、若手を育て、野党の力を結集してもう一度天下を取りたい」。細野豪志さんは六日、御殿場市民交流センターで支持者に切実に訴えた。

 前回と同様に本人不在の選挙戦を展開。自身が主宰する政治グループ「自誓会」を中心に民主候補の応援で飛び回っているからだ。公示後に地元で活動できたのは二日間。さらに今回は「若手を比例で受からせたい」と重複立候補を辞退し、自ら背水の陣を敷いた。

 選対幹部は「ライバルは二年間の実績で確実に票を伸ばしてくる」と、本人不在に不安を隠さない。後援会や支持母体の労組の引き締めに躍起だ。

 一方で、吉川赳さんは選挙区内をくまなく駆け回り、一日十回以上、街頭演説や集会をこなす。今回から公明の推薦を受け、組織が強化された。農協の支援も受けている。

 中盤から閣僚級の応援が続く。五日に宮沢洋一経産相らが相次いで訪れた。八日の総決起大会は、所属する派閥会長の岸田文雄外相が「明るく前向きで、政治家としての資質がある。この試練を乗り越えれば大成する」と熱弁。陣営は二年間の実績と伸び盛りの若手という点を強調し、5区全域での支持の拡大を図る。だが、吉川さんは「相手の壁は高くて厚い」と厳しい表情を崩さない。

 公認決定が衆院解散の二日前だった大庭桃子さん。有権者の四割を占める富士市を重点に安倍政権を批判する層への浸透を図り、党組織が強い三島市と函南町では支持者を固める。増税と原発再稼働の反対など五項目を訴えてきたが、有権者の反応から力点を憲法に置き始めた。「戦争する国づくりを止める」と強調している。

◆6区 民主牙城に自民が攻勢

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 「新しい時代を沼津からつくる。その力を勝俣に与えてください」。石破茂地方創生担当相が八日夕、沼津駅北口で勝俣孝明さんの応援に声を張り上げた。

 八時間前、同じ場所に安倍晋三首相が来たばかり。6区は一九九六(平成八)年以降、民主の渡辺周さんに六連敗が続く自民県連の最重点区だ。県連副会長で沼津市を地盤とする杉山盛雄県議は、党幹部の続々の来訪を「全国でもここだけ」と胸を張る。

 6区は、沼津市と若年層が多い清水町、長泉町の一市二町で有権者の51%を占める。陣営は勝敗のかぎを握る一市二町で遊説を強化した。「雇用を増やして若者が戻れる故郷を」とアベノミクス推進を前面に出す。公明が前回以上に組織的な応援に取り組む。

 七日夜、沼津市内のホテル。渡辺さんは支持者を集めた大必勝集会で「七回目は最も厳しい戦い」と危機感をあらわにした。民主が惨敗した二年前でも競り勝ったが、「前回と同じ調子で大丈夫と思っていてはだめだ」。「牙城」を死守しようと支援を呼び掛けた。

 渡辺さんの亡父は元沼津市長で、父子二代にわたる支持者が市内に少なくない。家族が地盤の沼津を回り、本人は前回競り負けた伊豆全域の遊説の回数を増やしている。街頭演説で「伯仲した与野党を」と訴え、自民批判票取り込みを図る。

 連合は電話作戦で組合員家族の支援も求めて後押し。後援会が組織を挙げてフル回転している。

 佐藤龍彦さんは「安倍政権の暴走を許していいのか」と訴える。沼津と地盤の伊東を重点的に遊説し、「自民にも民主にも任せられない」という支持政党を持たない層に狙いを絞っている。

2515チバQ:2014/12/14(日) 21:19:28
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shizuoka/CK2014121302000187.html
選挙区なう 7区・8区
 後半戦に突入した衆院選。県内では二十六人の候補者が激しい選挙戦を繰り広げている。各党とも党首級が次々と県内入りし、有権者に支持を訴える。十四日の投開票に向けて走り続ける各候補の戦いを、小選挙区ごとに追った。

◆7区 盤石自民に挑む民、共

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 四十代で既に当選三回の現役副大臣に、えとがひと回り以上違う人生経験豊富な六十代の新人二人が挑む。

 「完勝、大勝させてください」。浜北区で開かれた決起集会。城内実さんは千人超の支持者を前に声を張り上げた。他の会場でも「完勝」をあえて使い、勝ち方への強いこだわりを見せる。初当選から十年以上この地で根を張ってきた誇りと自信を感じさせる。

 選挙戦後半に入り、他県への応援で本人不在の機会が増えた。それでも警戒を怠らないのは、九年前の郵政選挙で一敗地にまみえた苦い経験があるから。「選挙は楽に勝てると思った瞬間に負ける」と最後まで手綱は決して緩めない構えだ。

 三度目の国政挑戦となる松本泰高(たいこう)さんは、解散当日に急きょ7区で初出馬が決まった。しかし、選挙区内には旧新進党時代に親しかった熊谷弘元通産相の故郷もある。「同志の支援をもらえばそれなりの戦いができる」。地元の市議、県議らの後援会関係者や連合などの支援者のいる場に顔を出し、出遅れの挽回を急ぐ。

 外務官僚出身で父親が元警察庁長官の城内さんを引き合いに「私はバス運転手のせがれ。安保闘争に行くおやじの背中を見て世の中を変えようと新聞記者を志した」と対照的な庶民性、反権力をアピールする。

 反権力、反安倍政権の訴えでは野沢正司さんも負けない。公示後の第一声は開口一番に「アベノミクスでいいことがあったでしょうか」と、政権の経済政策を批判した。

 浜岡原発再稼働や集団的自衛権行使の反対、消費税増税の中止と真っ向から対決。若者の労働環境改善も訴え「高齢者よりも若者の反応が良い」と手応えを感じている。

◆8区 野党割れ安定感の自民 

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 「敵の敵は味方」になる野党共闘が崩れ、自民、維新、共産による三つどもえに無所属が加わり、対決の構図はより複雑になった。

 十日夜の浜松駅前。民主党の旗が舞う総決起大会に登場した古橋和大さんは「民主の古橋です」と宣言した。

 8区は一九九九年の補選以降、自民と民主が議席を奪い合う激戦区。今回、民主は維新との連携から公認擁立を見送ったが、地元は「民主の灯を消すな」と古橋さんを立て、民主系地方議員や連合が活動を支える。「強い与党の暴走を止められるのは民主だけ」と自民に対抗心を燃やすが陣営には「敵は自民じゃない」との声も。

 元県議の源馬謙太郎さんは二年前、民主党を離党して維新から出馬し、今回は二度目の挑戦。古橋さんとは対照的に「支援してくれる大きな組織はない。街頭に立つだけ」と話し、一日中、浜松駅前に立つ「マラソン演説」など独自の発想で活動する。

 議員定数の削減など「身を切る改革」を訴え、連携を崩した民主への批判は言わない。古巣の支持層も取り込むための配慮だ。

 民主、維新の神経戦をよそに、塩谷立さんは二百五十超の業界・団体からの支持、系列の市議・県議の協力を得て、ベテランらしい安定した戦いを貫く。

 街頭でまず訴えるのは短期間で選挙となった理由。「今回の選挙がいかに重要か。判断いただくのは日本の将来、経済をどうするかだ」と説く。対抗馬の一本化挫折で有利とみられる半面、陣営には「演説会の人出は少ない。負ける選挙みたいだ」と危機感もある。

 「自共対決」を意識する落合勝二さんは、消費税増税や集団的自衛権行使などを真っ向から批判。隣の7区から出馬した前回よりも「はるかに有権者の反応がいい」と話す。

2516チバQ:2014/12/14(日) 21:20:34
新潟
2014衆院選:選挙区を歩く 1区 無党派層の動向が鍵 不透明な未来票の行方 /新潟
毎日新聞 2014年12月10日 地方版

 衆院選は14日の投開票日まで残り4日。県内6小選挙区に立候補した19人の候補者たちは、最後の追い込みに必死だ。終盤を迎えた各選挙区の情勢、候補者たちの動きを探った。

 毎日新聞による特別世論調査(5〜7日)では、自民前職の石崎徹氏が先行し、民主元職の西村智奈美氏が追う展開となっている。だが、無党派層が多い選挙区だけに、その動向が勝敗の行方を左右しそうだ。

 党県連の公募で選ばれ、前回選で初当選した元財務官僚の石崎氏は、今回も若さを前面に押し出す。街頭演説などではまた「国家戦略特区制度で、私が積極的に後押ししてきた新潟市が農業分野で選ばれた。新潟出身の私が国政で支えていきたい」と実績もアピールする。

 この2年間は、後援会の組織づくりを進めてきた。陣営幹部は「急な選挙だが、前回より盤石になりつつある」と自信を見せる。同調査からも、性別、年代、職業を問わず幅広い層からの支持を得ていた。

 公示に先立つ1日には、企業や地域ごとの後援組織を束ねる連合後援会「徹山会」も発足。名前は自身が尊敬するという田中角栄元首相の後援会「越山会」から引用した。発足式で司会役の女性は「田中先生のように、20年30年と新潟と日本のために頑張ってもらうように」と石崎氏の今後の健闘を祈念した。

 ただ、優勢ムードによる上滑りを懸念する陣営では、組織の引き締めに懸命だ。

 一方、前回は石崎氏に約1万9000票差で敗れ、返り咲きを目指す西村氏。再起を期して支援者回りを続けてきた西村氏の元には、先月23日の枝野幸男幹事長を皮切りに、蓮舫元行政刷新担当相、海江田万里代表、野田佳彦前首相ら、党幹部らが相次いで応援に入り、党内での期待の高さをうかがわせる。

 前回は、自民、民主、共産のほか、未来の党(現生活の党)からも立候補者が出て民主票が割れる結果となった。今回、未来に流れた約2万7000票が西村氏に戻ることになれば、前回の石崎氏の得票数約9万7000票を上回ることになるとの期待もある。ただ、陣営には「(生活の)支持者が見えない」との声もあり、票の行方は不透明だ。

 同調査によると西村氏は、無党派層の半数から支持を集めており、投票率の向上は西村氏を優位に押し上げると見られる。陣営幹部は「大義のない選挙と言われて関心が低いのが気がかり。悪天候の影響で投票率が下がるのも心配だ」と気をもむ。

 共産新人の町田明広氏は「若さ」の石崎氏、「女性」の西村氏に対抗し「普通のおじさん」(町田氏)を「武器」に市内を駆け回る。陣営幹部は「自民も民主も訴えていることはあまり変わらない」として、消費増税の中止など他候補と異なる施策を押し出し、批判票を取り込みたい考えだ。【真野敏幸】

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 ◇1区(3)(届け出順)=新潟市東・中央区など
西村智奈美 47[元]副厚労相 (3)民元

石崎徹   30[元]財務省職員(1)自前=[公]

町田明広  49 党県委員      共新

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 ◇一覧の見方
 氏名、年齢(投票日の14日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。「=」以下は推薦・支持政党。

 小選挙区名の脇のカッコ内に立候補者数を記した。政党名は、自=自民党、民=民主党、共=共産党、社=社民党。

2517旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/14(日) 21:21:18
NHK出口調査 支持政党
今回 自42 民15 維7 公5 共5 無24(無党派の投票先:自23維23民21共15)
前回 自32 民19 維8 公5 共4 無24(無党派の投票先:自20維27民16共6)

2518チバQ:2014/12/14(日) 21:21:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk15010051000c.html
2014衆院選:選挙区を歩く 2区 投票先未定が半数超 有権者の関心に応え切れず /新潟
毎日新聞 2014年12月10日 地方版

 自民前職の細田健一氏と民主前職の鷲尾英一郎氏が首位を争っている。特別世論調査の数字では細田氏がややリードだが差は大きくなく、しかも投票先未定との回答が半数を超えていた。情勢は流動的だ。

 また同調査で「最も重視する争点」を聞いたところ「年金、医療、介護、子育て」を挙げた有権者が3分の1を占め最多だった。だがこの点の訴えは各候補とも少ない。柏崎市に住む70代の主婦は「国には在宅介護の支援に力を入れてほしいが候補者はそういう話をしない」と残念がる。4陣営とも「『なぜ師走に選挙を』という声が強く、有権者の反応は今一つ」と話すが、関心に応え切れていない面もありそうだ。

 細田氏は「混乱と停滞の民主党政権時代に戻るのか、もがきながらも前進する自公政権を選ぶのか」と問いかけ、「企業にもっともうけてもらい、そのもうけを設備投資や給料に振り向けてもらう」と訴える。原発は再稼働させ、基幹電源として活用する方針だ。陣営は「与党議員は地元に必要だ」と与党の強みを強調する。一方で「東京出身で実績は1期。個人としての知名度はそれほどでない」と街頭での宣伝や個人演説会に懸命だ。

 鷲尾氏は「(安倍政権の政策である)円安で灯油もガソリンも上がり、生活は苦しくなる」「米価下落で農家は大変」と現状を分析し「強すぎる自公政権は地方経済や農家、中小企業への配慮を欠いた。議席のバランスを回復し地元の声を届ける国会議員を」と訴える。原発再稼働は「地元経済にプラス」と容認するが、一方で2030年代の原発ゼロも目指す。陣営は「難儀な選挙だが政策は分かってもらっている」と手応えを話す。

 渡辺英明氏は脱原発と再稼働反対を強く訴える。「原発を廃炉にしたドイツの町は、廃炉で失われた3000人の雇用を隣接市や産業誘致で吸収し観光地としてよみがえった。日本も廃炉を目指し、雇用対策も含めた『脱原発基本法』の整備が必要だ」と力説する。ほかに消費税の増税反対と税率5%への引き下げ、平和憲法の順守や集団的自衛権の容認反対などが主張の中心だ。集会は開かずに街頭での宣伝を続けている。

 共産新人の五位野和夫氏は消費税の増税反対を主張。「雇用のルールを作って(賃金を上げることで)労働者が納税しやすくする。農林水産業や地域経済の振興に力を入れ、富裕層への課税を強化する。これらで消費税は上げずにすむ」と訴える。原発には「柏崎の住民として不安を国会に伝えたい」と再稼働に反対。街頭宣伝や集会のほかツイッターやブログで訴えを繰り広げている。【高木昭午】

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 ◇2区(4)(届け出順)=柏崎、燕、佐渡市など
五位野和夫 52[元]柏崎市議    共新

渡辺英明  64 党県幹事長     社新

細田健一  50[元]経産省職員(1)自前=[公]

鷲尾英一郎 37 公認会計士  (3)民前

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 ◇一覧の見方
 氏名、年齢(投票日の14日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。「=」以下は推薦・支持政党。

 小選挙区名の脇のカッコ内に立候補者数を記した。政党名は、自=自民党、民=民主党、共=共産党、社=社民党。

2519チバQ:2014/12/14(日) 21:22:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddlk15010012000c.html
2014衆院選:選挙区を歩く 5区 自民を生活追い上げ 「田中票」の行方が焦点に /新潟
毎日新聞 2014年12月12日 地方版

 4選に向けて盤石の組織戦でリードする自民前職の長島忠美氏を、生活新人の森ゆうこ氏が追う展開になっている。民主の田中真紀子前文部科学相が解散直前に不出馬を決めたことで、父角栄元首相時代から支持する「田中票」の行方が焦点だ。各陣営は終盤に向け、無党派層の取り込みにしのぎを削っている。

 「私は10回目の選挙になるが、いいと言われた時に票が増えた試しがない。長島さんにこの国を引っ張ってもらうには、一票でも多い支持が必要だ」

 10日に長岡市内で開かれた長島氏の決起集会。応援に駆けつけた石破茂・地方創生担当相は約1100人の支持者を前に引き締めを図った。報道各社の世論調査で長島氏の優勢が報じられたからだ。

 長島氏は前回と同様、自民県連会長の星野伊佐夫県議を選対本部長に据え、県議や約20の後援会が組織票を固める。公示後は二階俊博総務会長や河村建夫・党地方創生実行統合本部長ら党幹部が続々と来援し、地方重視をアピール。相手候補のアベノミクス批判をかわしている。

 世論調査では、自公支持層以外に民主支持層にも食い込んでいる。星野選対本部長は事務所開きで「前回お願いした企業や団体の一つでも声を掛けないと、『怠けている』『緩んでいる』と言われる。2年前と同じ行動をしてほしい」と陣営幹部を鼓舞し、上滑りを警戒した。

 一方の森氏は民主県連、連合新潟、社民県連による野党共闘で対抗。「自民党の暴走を止める」と安倍政権への批判を強め、「非自民」の受け皿を目指している。

 森氏は参院議員2期の実績と知名度を生かし、精力的な街宣活動を展開。出遅れからの挽回を図っている。インターネットの積極的な活用や、市民生活に密着した政策を訴えるなど、課題とされる無党派層の吸収に躍起だ。

 9日には昨年の参院選で戦った維新の米山隆一氏も応援に入った。長岡市のアオーレ長岡前で森氏と一緒に街宣に立ち、「(アベノミクスを止める)勇気がなければ国は変わらないし、生活も良くならない。それをやってくれるのが森さんだ」と持ち上げた。米山氏は前回の衆院選で約3万6000票を獲得しており、森氏が協力を呼びかけていた。陣営は「強力な援軍だ。しこりを乗り越え、野党が力を合わせれば絶対に勝てる」と意気込んだ。

 2回目の挑戦となる共産新人の服部耕一氏は、消費増税の中止と原発再稼働反対などを強調。7日には市田忠義副委員長が長岡市内で街宣し、支持を訴えた。党では「自共対決」を打ち出しており、陣営は他の野党との差別化を図ることで浮動票の獲得を狙っている。【湯浅聖一】

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 ◇5区(3)(届け出順)=長岡、小千谷、魚沼市など
森ゆうこ 58 [元]副文科相   生新

長島忠美 63 副復興相   (3)自前=[公]

服部耕一 45 党県委員      共新

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 ◇一覧の見方
 氏名、年齢(投票日の14日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。「=」以下は推薦・支持政党。

 小選挙区名の脇のカッコ内に立候補者数を記した。政党名は、自=自民党、民=民主党、共=共産党、生=生活の党。

2520チバQ:2014/12/14(日) 21:23:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141212ddlk15010023000c.html
2014衆院選:選挙区を歩く 6区 自民、全域で優位な戦い 民主・共産新人が追う展開に /新潟
毎日新聞 2014年12月12日 地方版

 前回と同じ構図の戦いは、自民前職の高鳥修一氏が全域で優位な戦いを進め、民主の梅谷守氏と共産の高橋ミキ子氏の両新人が追う展開となっている。

 突然の解散に当初、「(安倍晋三政権の経済政策)アベノミクスの実感がない地方は大変だ」。高鳥氏の選対本部長代行、小川和雄県議は有権者からの批判を覚悟した。が、マスコミの世論調査で「高鳥氏優勢」が伝えられると、「本当にそうなの」と腕を組む。選挙戦は盛り上がりに欠ける、と関係者は一様に口にする。個人演説会に集まる支持者らの顔色を見ると、アベノミクスの効果が地方に来るのか「不安に思っているのではないか」とおもんぱかる。

 高鳥氏は個人演説会などで、消費税10%を先送りする間、福祉・介護施設の耐震化や老朽化している橋の架け替えなどを進め、年金積立金の一部を、年金に上乗せ支給する必要性も訴えた。

 毎日新聞の特別世論調査で、投票に「必ず行く」「たぶん行く」と回答した有権者は91%に上り、最も重視する争点は、33%が「景気対策」、「年金・医療・介護・子育て」が28%と続き、「消費増税」は4%だった。

 あれよあれよという間の解散・総選挙。「まだ有権者は『なぜ今、選挙なの』と思っている」と、指摘するのは上越商工会議所の田中弘邦会頭。ほとんどの政党が消費増税先送りで一致しているのだから、一日も早い地方の景気回復に専念してほしい。不安と疑問を抱えながらも、アベノミクスに期待するしかない。そんな気持ちが高鳥氏を押し上げているようだ。

 一方、民主の議席奪還を狙う梅谷氏。6日、上越市内で開かれた個人演説会で「有権者に『どこのあんちゃん』と言われる」と、新人のつらさを打ち明ける。

 梅谷氏の義父、筒井信隆氏はかつて、12万を超す票をたたき出した。突然の解散に陣営の準備不足は否めず、ある労組関係者は「労組も社民系、民主系の足並みがそろっているわけではない」と打ち明ける。それでも、尻上がりに動きは良くなっているという。

 選対本部長の風間直樹・参院議員も情勢は「知名度不足など、大変厳しい」と分析するが、近藤貞夫幹事長は「筒井票」をまとめて「必ず勝つ。上越市で5万票」と活を入れる。大票田の上越市でどう票を掘り起こせるかが鍵となる。梅谷氏も「安倍政権に白紙委任を与えてはならない」と訴え、つじ立ちを1日100回こなしている。

 上越・高田の中心市街地で9日、マイクを握った高橋氏は買い物客らに向かって、消費税10%の阻止などを訴えた。演説後は「2年前より手応えはいい」と笑顔。前回の第三極に代わり、同党は今回、追い風を受ける。応援に駆け付けた参院国対委員長の井上哲士議員は「共産党に寄せる期待は大きく、手応えがある」と話す。【浅見茂晴】

==============

 ◇6区(3)(届け出順)=十日町、糸魚川、妙高、上越市など
高鳥修一  54 [元]厚労政務官(2)自前=[公]

高橋ミキ子 55 党県委員       共新

梅谷守   41 [元]県議      民新

2521チバQ:2014/12/14(日) 21:23:36
3.4忘れた
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141211ddlk15010008000c.html
2014衆院選:選挙区を歩く 3区 民主を自民が猛追 大票田・新発田の無党派層鍵 /新潟
毎日新聞 2014年12月11日 地方版

 民主元職の黒岩宇洋氏がやや先行し、自民前職の斎藤洋明氏が激しく追い上げている。毎日新聞の特別世論調査では、いずれも民主支持層、自民支持層のそれぞれ8割は固めたが、黒岩氏はさらに無党派層にも浸透しており、大票田の新発田市の無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

 「復活」と書かれた紙を事務所に掲げる黒岩氏。前回は約1万6000票差で斎藤氏に破れ、わずか34票差で比例での復活当選も逃した。以来、毎朝の「つじ立ち」や各地で車座集会を開くなど休むことなく支持集めに動いてきた。

 先月、阿賀野市であった演説会では、「解散の理由の本音は、今なら(自民が)勝てるからだ」と批判。その上で「農家は米価の下落で疲弊している」と指摘し、民主党政権が導入したが、政権交代で廃止が決まった戸別所得補償制度の改善を訴えた。村上市の農協から推薦を得て、有権者の関心が高い「年金・医療・介護」の充実を唱える。

 陣営によると、前回ほどの逆風はなく、五泉、阿賀野市でも反応がいいという。だが、陣営は「勝っても負けても僅差」ととらえる。有権者が多く、勝敗を左右すると言われる新発田市での更なる支持拡大に必死だ。

 一方、前回は自民への追い風に乗って勝利した斎藤氏。だが、「今回はその風は弱まった」と陣営幹部は危機感を抱く。今回も、県議や市議らの支援を受け、後援会を足場に組織戦を展開するが、無党派層への浸透に腐心する。

 「黒岩氏の先行」を報じた報道各社の世論調査を受けて9日、陣営では選対会議を開き、声かけや電話作戦で支持固めを徹底するよう号令をかけた。「地方創生」と「拉致問題の解決」を中心に訴えてきた斎藤氏の遊説の中身についても、「政府の農業政策を農家に浸透させていかなければならない」(選対幹部)として、農政についても強く主張していく考えだ。

 取りこぼしを懸念する党本部からは、公示翌日に安倍晋三首相、10日には麻生太郎副総理・財務相などが駆けつけた。選対幹部は「出身の村上市の地盤は固い。のびしろはある」と、五泉市など支持基盤の弱い地域での巻き返しを図る。

 共産新人の伊藤誠氏は2人に比べて知名度は低いが、地元の阿賀野市や五泉市のスーパーなどで地道に街頭演説を続け、支持拡大を呼びかける。公示日は五泉市で「暴走政治を止めるチャンス」と声を上げ、消費増税反対や原発ゼロ、集団的自衛権の行使反対を主張。昨年の参院選の躍進などを受け、陣営は前回候補者の得票(約1万1000票)からの上積みも期待する。【柳沢亮】

==============

 ◇3区(3)(届け出順)=新発田、村上市など
伊藤誠  40 党県委員       共新

黒岩宇洋 48 [元]法務政務官(1)民元

斎藤洋明 38 [元]内閣府職員(1)自前=[公]

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 ◇一覧の見方
 氏名、年齢(投票日の14日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。「=」以下は推薦・支持政党。

 小選挙区名の脇のカッコ内に立候補者数を記した。政党名は、自=自民党、民=民主党、共=共産党。

2522チバQ:2014/12/14(日) 21:24:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141211ddlk15010021000c.html

2014衆院選:選挙区を歩く 4区 女性対決に共産絡み 大票田・三条市中心に、激しく競り合い /新潟
毎日新聞 2014年12月11日 地方版

 女性対決として注目を集める4区。自民前職の金子恵美氏が、民主前職の菊田真紀子氏をリード。そこに、共産新人の西沢博氏が絡む。優勢が伝えられる金子氏だが、菊田氏も猛追しており、大票田である三条市を中心に激しく競り合っている。

 再選を目指す金子氏は、約30の後援会組織や県議らの支援を受けて、同市を中心に企業回りやミニ集会などを重ねる。訴えの中でも力を入れているのが、「アベノミクスの推進」だ。産業集積地であり、企業経営者も多い同市には、景気回復への関心が高い分だけ、「実感がない」との声も少なくない。金子氏は「まだ経済再生の恩恵がもたらされていないためか、4区では『アベノミクス・ストップ』との考えが浸透してきているようだ。しかし、実際、ストップしても先には何もない。景気回復するにはこの道しかない」と訴える。

 毎日新聞の特別世論調査によると、金子氏は自民支持層の約8割を固めた。金子氏にはさらに、公示直前に立候補を取りやめ「金子氏支援」を表明した元副農相の栗原博久氏の票も上積みされるとみられている。しかし陣営関係者は「前回選のような勢いがなく、風も停滞している」としており、引き締めにかかっている。

 一方の菊田氏。「多くの人に政策を聞いてほしい」という陣営の考えから、三条市を中心に、小規模の集会や企業回りなどでこまめに選挙区を回り、4期11年の実績を訴える。菊田氏は「大義なき選挙。米価が下落して農家のみなさんが大変な思いをしている。対策が必要なのに自民党自ら政治空白を作った」などと自民党政権を批判。民主党政権が導入した農家への戸別所得補償制度の改善などを訴え、「安倍政権で恩恵はあったか。安倍政権の暴走を止め、みなさんの声が届く国会を取り戻す」と力強く呼びかける。

 菊田氏は、民主支持層からの支持はほぼ固めきり、無党派層の取り込みに懸命だ。陣営関係者は「負けるわけにはいかない厳しい戦いだが、民主に風は吹いていない。無党派層の取り込みに力を入れたい」と話す。

 西沢氏は共産支持層は約9割固めているが、無党派層の取り込みには課題が残る。「女性対決として注目されているが、まさに増税を決めたのは自民と民主。この増税勢力にはノーを突きつけなければならない」と訴える。「共産党が躍進するチャンスにしたい」と、街頭演説に力を入れ、各地を回っている。【山本愛】

==============

◇4区(3)(届け出順)=三条、加茂、見附市など
菊田真紀子 45 党幹事長代理(4)民前

西沢博   34 党県常任委員   共新

金子恵美  36 [元]県議 (1)自前=[公]

==============

2523とはずがたり:2014/12/14(日) 21:24:31
海江田落選ですね〜。。

2524とはずがたり:2014/12/14(日) 21:26:20
大島@埼玉当選♪

2525とはずがたり:2014/12/14(日) 21:29:23
維新大阪で潰滅するかと思ったけど結構踏みとどまってますね〜。

2526とはずがたり:2014/12/14(日) 21:29:50
×踏みとどまっている
○踏みとどまりそう

2527名無しさん:2014/12/14(日) 21:45:31
栃木3区喜美落選!

2528チバQ:2014/12/14(日) 22:16:37
野党系で小選挙区当選(どこかの放送局で)
横路孝弘
小沢一郎
浅尾慶一郎
江田憲司
篠原孝
赤松広隆
大西健介
馬場伸幸
井坂信彦
平沼 赳夫
亀井静香
玉木雄一郎
野間健
赤嶺政賢
仲里利信 


野党系で小選挙区落選(どこかの放送局で)
渡辺喜美
金子恵美
刀禰勝之
川端達夫
堅田壮一郎 樽床伸二
西野弘一

保守分裂で当選
山口壯
井上貴博
松野頼久

2529チバQ:2014/12/14(日) 22:21:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141214-00000125-mai-pol
<衆院選>推定投票率は52.32% 戦後最低の可能性
毎日新聞 12月14日(日)22時17分配信

 毎日新聞の調べでは、第47回衆院選の投票率(小選挙区)は52.32%で、戦後最低だった2012年の前回選挙(59.32%)を下回る可能性がある。報道各社の情勢調査で選挙戦序盤から自民党の優勢が続いたうえ、同党が争点に掲げた安倍政権の経済政策「アベノミクス」などを巡る与野党の論戦も盛り上がらず、有権者の関心が高まらなかったとみられる。

 毎日新聞が5〜7日に実施した特別世論調査では、投票に「必ず行く」との回答が65%と前回選挙時(69%)を下回り、投票率のさらなる低下が懸念されていた。

2530とはずがたり:2014/12/14(日) 22:22:44
玉木@香川2区,2連勝。すげえ

2531とはずがたり:2014/12/14(日) 22:29:05
小熊@維新・福島4もやりますね〜。
まだ渡部恒三vs伊東正義みたいなのあるんでしょうか?

2532とはずがたり:2014/12/14(日) 22:36:00
井坂@兵庫1・維新
まあここはとらないと。。

2533とはずがたり:2014/12/14(日) 22:36:16
黒岩@新潟3・民

2534とはずがたり:2014/12/14(日) 22:37:34
秋田1・3残念だ。。

2535とはずがたり:2014/12/14(日) 22:42:19
井手@長野・維新

2536とはずがたり:2014/12/14(日) 22:43:53
菅また小選挙区落選ですねー。そろそろ後継考えないと。。

2537名無しさん:2014/12/14(日) 22:46:43
共産党が選挙区取るとは・・・@沖縄1

2538とはずがたり:2014/12/14(日) 22:46:55
田島@千葉1,野間@鹿児島3も当選

2539とはずがたり:2014/12/14(日) 22:47:54
>>2537
下地の事実上のアシストですね〜。

2540とはずがたり:2014/12/14(日) 22:53:53
岸本@和歌山1

2541チバQ:2014/12/14(日) 23:03:46
>>2530>>2540
岸本と玉木は凄いですね

2542とはずがたり:2014/12/14(日) 23:08:37
竹本@大阪・自民。。残念だ。

京都3区,ケンタまけたかー
山井は当選。

2543新潟6(2537):2014/12/14(日) 23:08:53
>>2539
下地は過去の人かと思ってましたが、地盤は健在みたいですね。
沖縄1は3人当選あるかも・・・

2544チバQ:2014/12/14(日) 23:09:21
7022 :チバQ :2014/12/14(日) 23:09:06
山梨1 98%

宮川100948
中島100486

2545チバQ:2014/12/14(日) 23:13:57
福島4区
>>1523
> 「俺が生きている限り応援する」と渡部氏の全面的な支援を受ける
>>2288
>渡部の連合後援会幹部を長年務めた会社役員や団体代表者が名を連ねる。選対幹事長の市議佐藤義之は「『恒三票』に多くの期待はできないが、渡部の引退で、保守系の支持者の中には自民に回帰する人も多いはず」と読む。
>「渡部が繰り返していた『党派を超えて若い世代に』という言葉は小熊への後継指名」と受け止め、渡部の後援会の一部から支援を受けていることを明かす。

2546とはずがたり:2014/12/14(日) 23:17:42
452 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2014/12/14(日) 23:15:26.75 ID:+00+z2Yb
山梨1区、開票作業にトラブル発生w
わざと盛り上げてるのか

2547チバQ:2014/12/14(日) 23:19:07
原口当確@NHK

2548とはずがたり:2014/12/14(日) 23:19:38
>>2545
アツいなぁw
>「俺が生きている限り応援する」

2549チバQ:2014/12/14(日) 23:21:16
重徳和彦 小選挙区勝利か @テレ朝

2550とはずがたり:2014/12/14(日) 23:21:34
佐賀1怪我の原口当選

2551チバQ:2014/12/14(日) 23:29:39
まだ決まってないのは 下かな?
決まってたら教えてください
北海道 3
北海道 4
北海道 6
北海道 7
栃木 2
埼玉 5
埼玉 6
千葉 1
千葉 9
神奈川 16
山梨 1
東京 3
東京 15
東京 21
新潟 2
愛知 11
大阪 4
大阪 9
大阪 14
大阪 18
大阪 19
奈良 1
長崎 1
かな?

2552とはずがたり:2014/12/14(日) 23:30:46
山梨1は中島

2553新潟6:2014/12/14(日) 23:31:25
沖縄に続き山梨も自民全敗!

2554新潟6:2014/12/14(日) 23:32:56
新潟2区は99.5%で102票差だそうで。稀にみる大激戦だ…

2555チバQ:2014/12/14(日) 23:35:37
山梨1と愛知12の棲み分け作戦は大成功ですね

2556新潟6:2014/12/14(日) 23:36:56
新潟2区は細田で決まりました。
新潟は自民5民主1、あとは比例がどうなるか・・・

2557チバQ:2014/12/14(日) 23:39:16
高井崇志@維新 岡山1が比例復活

移籍成功ですね

2558チバQ:2014/12/14(日) 23:42:01
北海道 3高木宏壽
北海道 4中村裕之

北海道 6佐々木隆博

2559チバQ:2014/12/14(日) 23:47:31
埼玉 6大島敦
千葉 1田嶋要

東京 15柿沢未途
愛知 11古本伸一郎
大阪 4中山泰秀
大阪 9原田憲治
大阪 14谷畑孝
大阪 18遠藤敬
大阪 19丸山穂高
長崎 1冨岡勉

2560チバQ:2014/12/14(日) 23:48:17
まだ決まって無さそうなところ
北海道 7 伊東良孝 鈴木貴子
栃木 2 西川公也 福田昭夫
埼玉 5 牧原秀樹 枝野幸男
千葉 9 秋本真利 奥野総一郎
神奈川 16 義家弘介 後藤祐一
東京 3 石原宏高 松原仁
東京 21 小田原潔 長島昭久
奈良 1 小林茂樹 馬淵澄夫

2561とはずがたり:2014/12/14(日) 23:55:47
海江田小選挙区落選ではやめないのか??

2562とはずがたり:2014/12/14(日) 23:59:45
今井・牧・升田が維新の比例で当選

維新は結局比例で結構取った感じですかね〜。

2563チバQ:2014/12/15(月) 00:00:22
北海道 7 鈴木貴子
埼玉 5 枝野幸男
東京 3 石原宏高

2564チバQ:2014/12/15(月) 00:01:33
自民党 北海道比例がたぶん3
単独の渡辺を除くと2
6.7.8で落選したから誰か落ちる

四国は3議席で比例単独2人と玉木の相手でピッタリ

2565チバQ:2014/12/15(月) 00:02:53
まちがた
北海道7渡辺に当選がついてた
つことは自民全員当選が見えてきた

2566チバQ:2014/12/15(月) 00:05:45
んあ、違う
1区もおとしてるから
北海道比例がたぶん3
単独の渡辺を除くと2
1.6..8で落選したから誰か落ちる

2567とはずがたり:2014/12/15(月) 00:08:20
福田@栃木2区

2568とはずがたり:2014/12/15(月) 00:09:00
松野@維新比例九州

2569チバQ:2014/12/15(月) 00:09:03

栃木 西川落選 福田当選


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