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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4540チバQ:2012/11/11(日) 17:27:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000123-mailo-l09
街を歩けば:12宇都宮市長選/下 オリオン通り /栃木
毎日新聞 11月10日(土)12時40分配信

 ◇昔のにぎわいを 出店で活性化に貢献
 「人が少なくなって寂しくて。飲食店が増えれば、にぎわって他の店もお客さんが入るでしょ」。09年、オリオン通りに手打ちソバ「まげし とちぎや」(宇都宮市曲師町)ののれんを出した理由を、店主の板橋弘志さん(47)はそう話す。
 オリオン通りは高校時代の通学路。ファストフード店がそろい、格好の遊び場だった。運送業だった前の仕事でも、ここが配達担当区域。商店街の知り合いが増えた。
 以前から飲食業に就きたいとの思いもあり、慣れ親しんだ場所で周辺にはなかった本格的な手打ちソバをやろうと決めた。家賃が高く、周囲は「駐車場もある場所の方がいい」と反対したが、決意は固かった。
   □  ■
 かつては「宇都宮の浅草」と呼ばれた中心市街地。だが、90年代から核となる百貨店が閉店したり、車社会に合わせて大型商業施設の郊外移転が続く。反比例して中心部の空洞化が進む図式にはまり、県都といえども抜け出せていない。
 NPO法人の宇都宮まちづくり推進機構によると、オリオン通りを含む市中心部の空き店舗数は08年4月以来、100店舗を下回らず、今年9月現在で113店舗。市中心市街地活性化推進室によると、小売業年間商品販売額は97年の1516億5600万円をピークに減少。07年には936億7300万円となっている。
 市は現在「MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店」が入るビルのあるバンバ地区(同市馬場通り2、1・28ヘクタール)などで本格的な再開発事業を進める。最高30階程度の高層マンションと7、8階の商業施設などが入る一体型ビルにする予定で、完成は数年先になりそうだ。
 同推進室によると、周辺の高層マンション建設などと相まってここ2、3年は人口が微増しているという。だが、入居施設は未定で、具体的な絵がまだ見えてこない。
   □  ■
 板橋さんは「建てるなら市民の手に届く価格のマンションを増やしてほしい」と注文する。大勢の人に周辺を回遊してほしいからだ。住民の利便性の向上と新しい業種が入る相乗効果が期待されている。
 店を出して10月で3年。店はようやく軌道に乗り始めた。それでも「平日は正午からの1時間ほどしか客の入りが良くない」と、夜は居酒屋にして午後10時まで店を開ける。オリオンスクエアや商店街内でのイベントに積極的に参加し、活性化に向けて奮闘する。
 「平日に少しでも昔のにぎわいが出ればなあ」。オリオン通りの人たちの共通の願いだ。(この企画は中津成美が担当しました)
11月10日朝刊

4541チバQ:2012/11/11(日) 17:31:18
>>4491-4493>>4496-4497
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1350575042974_02/news/20121019-OYT8T00072.htm
2012知事選 県政の課題
<1>教育・育児 いじめ解消進まず

県教委、一部除き「関わりにくい」
■内部啓発を優先

いじめ抑止の啓発事業で県内各地の教育事務所が作製したチラシ。アンケート結果を生かした内容とは言えない 「1人でなやんでいませんか」「笑顔になれる学校づくりを」――。そんな文言を並べたチラシを、県内の各教育事務所がいじめ撲滅のために作製している。2011年度は公立小中学校と県立学校に計21万4900部が配布された。

 「いじめの早期発見のため、子どもの気になる行動を見つけたら、保護者が学校に連絡するよう呼びかけている」。古沢利通・県教育長が3日、県議会で、県教委として対策に力を入れているとチラシを紹介した。

 県教委は「各地の実情に合わせた内容」としていたが、標語のような言葉が目立ち、学校ごとに行ったアンケート調査結果などもなく、「実情」はうかがえない。それを取材で尋ねると、「各教育事務所に当事者意識をもってもらうことを優先した」と説明した。

 文部科学省が9月発表した都道府県別いじめの現在の状況(国公私立)によると、認知件数に対して、本県は「解消しているもの」が79%と、同じ北関東の茨城(84%)や群馬(87%)よりも低い。県教委によると、公立小中高校でいじめを機に不登校になった生徒は89人と横ばいだ。

 大津市でいじめを受けていた男子中学生が自殺した問題を受け、全国各地で対策の検討が進む。本県の12年度補正予算にも500万円の対策費が盛り込まれ、各教育事務所に設けた「いじめ・不登校等対策チーム」の強化に使われるが、県教委は「深刻なケース以外、県教委が関わるのは難しい」となお及び腰だ。

■不登校対策

 高根沢町に03年オープンした町立フリースペース「ひよこの家」。町民から借り上げた古民家を活用し、黒土の土間や囲炉裏が温かみを感じさせる。いじめで心的外傷後ストレス障害などに苦しみ、不登校になった子ども13人が通う「適応指導教室」だ。

古民家を活用し、学校色をなくした適応指導教室「ひよこの家」(高根沢町で) 開設当初からの教育相談員を務める芳村寿美子さんは、「どこで学ぶかではなく、何を学ぶかが重要」と強調する。学校とも交渉し、テストもこの教室で受けられるようにした。給食も提供している。これまでの「卒業生」65人中、高校進学まで含めると64人が学校に復帰した。

 県内には、不登校児を扱う適応指導教室が28か所あるが、ひよこの家には町外からも親の送り迎えを頼りに通う子どもがいる。だが、運営費は今年度当初予算で1044万5000円と、町の持ち出しだ。自前で整備に取り組んできた高橋克法町長は、「県教委はもっと、不登校児の支援にも力を入れるべき」といらだちを隠さない。

病児保育、独自策出せず

■専用スペース設置

 鹿沼市内にあるかみつが保育園は、上都賀総合病院が2010年、職員向けに開設した施設だ。保育室から廊下を5メートルほど進むと、簡易キッチンやトイレ、ベッドを備えた別室がある。急な発熱やぜんそくの発作、病後回復期の幼児に対応した専用スペースだ。



「かみつが保育園」の病児室。ガウンとマスクを着用した看護師が園児の世話をする 13人の園児のうち、ここで過ごすのは1か月に3、4人ほどだが、2週間続けて使うこともある。保育士4人のほか、3人の看護師も交代で勤務し、病気の子どもを世話する。

 38度以上の発熱時には、迎えに来られるかどうかを保護者に電話で尋ねるが、親たちがすぐに対応できるとは限らない。夕方、11か月の長女を迎えに来た内科医の近藤裕子さん(42)は、「私には患者がいる。病気に対応できる保育所は本当に安心」と話した。

4542チバQ:2012/11/11(日) 17:31:33
■遠い目標達成

 同園は、病気の時の保育には1日1500円の料金を加算しているが、全保護者が事前の利用登録済みだ。仕事を抱えながら、もともと病気の子どもがいたり、急病が心配だったりする親の需要は大きい。

 県は、10年3月に策定した「子育て支援プラン」の後期(10〜14年度)行動計画で、「多様な保育サービスの充実」をうたっている。病児保育事業の推進はその主要な柱だ。計画では、県内の保育所や診療所併設の託児所などで、〈1〉病気中〈2〉病気回復期〈3〉体調不良時――の3類型に対応した施設を09年度の36か所から14年度に61か所に増やす目標を掲げている。

 ところが、現在の施設数はまだ40か所。〈3〉に対応する保育所に限っても、県内353施設(4月1日現在)のうち19施設にとどまる。

■看護師雇用に課題

 県の推進策は国の支援制度を利用したもので、病気の子どもがほかの園児と接触しにくくなる専用スペースの整備に1か所50万円、配置する看護師の人件費として年間約430万円(〈3〉の場合)を国や地元市町とともに補助する内容だ。だが、医療機関でも不足している看護師を雇うには、補助金だけでは十分な賃金は賄えない。勤続年数や役職などにもよるが、40歳前後の看護師の年収は500万円前後。今年度、民間保育園を町内で初めての体調不良児対応型にした芳賀町も「看護師の雇用は簡単ではない」(こども育成課)という。

 同町は財政構造の弾力性を示す経常収支比率の悪化率が昨年、県内市町で最大だった。現在、別の保育園の園舎建設にも補助金を出しているため、保育サービスの拡充に独自策を打ち出す財政的な余力はない。県も事情は同じだ。鳥取や福井県では国の支援の適用条件を独自に緩和するなどしているが、財政健全化を進める中、本県は独自策を打ち出せていない。

(2012年10月18日 読売新聞)

4543チバQ:2012/11/11(日) 17:31:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1350575042974_02/news/20121019-OYT8T00079.htm
2012知事選 県政の課題
<2>医療  足りぬ「在宅」への配慮

 「血圧は大丈夫。ご飯はゆっくり食べましょうね」



優しく声をかけながら、家族に状況を説明する前原医師(左)(16日午前11時31分、壬生町内で) 壬生町内を中心に訪問診療を行う医師の前原操さん(65)が、自宅療養中の北村洋子さん(79)に優しく声をかけた。前日にも訪問したが、長女岡本恵さん(53)から「食事を吐いてしまう」と相談を受け、様子を見に来た。岡本さんは「在宅医療にした当初は不安だったけど、今は自宅で元気な姿をみられて幸せ」と笑った。

 同町内には、3人以上の医師が連携し、24時間体制でサービスを提供できる機能を持った在宅療養支援診療所(在支診)の医療機関が8か所ある。前原さんもその1か所の院長だ。深夜の往診は月に1回あるかどうかだが、医師が連携することで1人あたりの負担を軽減している。

 在支診は、人口1万人あたり1か所が理想とされ、これに沿えば、県内では約200か所が必要だ。だが、県医師会によると、その数は今月時点で153か所。県東部に少ないなどの地域的な偏りもある。

 県は、今年3月に策定した高齢者支援計画で、「住み慣れた地域で暮らせる社会」を目指そうと、在宅医療・介護の充実を掲げた。13年度からは各健康福祉センター(保健所)を在宅医療の「連携拠点」とし、10か所の「在宅医療圏」を新たに設定する。在支診となる医療機関を決め、薬局などと協力する枠組みだ。連携拠点の役割は、この中で共有する「情報の収集と発信」となっている。

 しかし、県医師会の太田照男会長は「情報収集と発信だけで『連携』なんてできない。地域の実情を把握した医師を調整役と位置づけ、県が支える体制が必要」と指摘する。県の構想はそうした役割の必要性には言及しておらず、医師の目には踏み込み不足と映る。

 県医師会が8月上旬に行った調査では、県内の在支診のうち実際に訪問診療しているのは、68%にとどまった。在宅医療にかかわる医師自身が平均年齢は59・4歳で、4割は60歳以上。患者の要請に応じて飛び回るのが難しい。さらに、過疎地域など遠方への訪問診療はコストがかかり、医師には採算割れの覚悟が必要になる。「在宅医療の充実には、採算への配慮も必要」(太田会長)との声も上がるが、これに対する県の財政支援はない。

 県が10年度の県政世論調査で初めて在宅医療について尋ねたところ、「療養は自宅で」との回答は58%に上った。過疎地の高齢者や老々介護の世帯など、県民は様々な理由で在宅医療を望む。その強化には実効性のある施策が求められる。

(2012年10月19日 読売新聞)

4544チバQ:2012/11/11(日) 17:32:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1350575042974_02/news/20121023-OYT8T01848.htm
2012知事選 県政の課題
<3>企業誘致 交通の利薄れる優位

建設会社関係者らを前に県内の産業団地をPRする福田知事(手前)=15日、東京都新宿区で 今月15日、東京・新宿のホテルにゼネコンや金融機関の法人営業担当者79人が集まった。「交通の利便性、災害復旧の対応力、快適な生活環境、首都圏最高水準の優遇制度。これをご記憶いただきたい」。福田知事がスライドを使い、本県のPRを45分間続けた。

 狙いは県内の工業団地への企業誘致。多くの自治体が首長のトップセールスで誘致合戦を展開する中、実際に進出を検討するものづくり企業は簡単には集まらない。県は2年前、企業の情報を多く持つ業界へと照準を切り替えた。安藤建設(東京・港区)不動産グループの安部正直部長は「要望すれば翌日には資料をそろえて送ってくれる。対応が格段に早い」と高評価だ。

 ただ、その取り組みの実りはまだない。2008年秋のリーマン・ショックを境に、県内の企業立地件数は低迷。07年の71件は08年に43件となり、09〜11年は25件前後で推移している。16年以降に首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が全線開通すれば「交通の利便性」という優位性が薄れ、誘致には逆風になると懸念されている。

 対照的に、圏央道開通を控える埼玉県は好調だ。10年に27件だった立地件数は11年、交通手段の改善期待を追い風に36件に伸びた。1平方メートルあたりの工業用地の平均価格(11年度)でみれば、本県の1万8500円に対し、埼玉は5万2200円と3倍近い。それでも、横浜市に本社を置く不動産会社は「長期的な輸送コストを考え、埼玉を選ぶ企業は多い」と指摘する。地域雇用や税収で隣県との格差が広がれば、人口流出にもつながりかねない。


 県は11年度、企業局に「企業誘導班」を新設し、東京事務所の企業誘致担当も2人から4人に増強し、同年度の企業訪問数は400件近くを数えた。今年度も1か月34件の頻度だ。

 ただ、企業誘致合戦は「自治体が身を切る不幸なレース」(金融業界)とも呼ばれる。県は1件の立地で最大30億円の「立地・集積促進補助金」を用意しているが、他県では撤退する事例が出ている。地価が高かった頃に造成した産業団地は値下げ圧力にかなわず、企業局が管理する矢板南(矢板市)と惣社東(栃木市)の両産業団地は、造成した90年代の4割ほどの売値だ。

 県は12月、企業局の管理で販売価格が原価割れしない「みぶ羽生田産業団地」(壬生町)の分譲を始める。原発事故の被災県への立地に国が出す補助金も生かす方針だが、戦略を尋ねると、「栃木の良さを理解してもらえるまでねばり強く売り込むしかない」(県産業政策課)。誘致に逆風が強まる中、秘策は見つかっていない。

(2012年10月21日 読売新聞)

4545チバQ:2012/11/11(日) 17:32:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1350575042974_02/news/20121024-OYT8T00030.htm
2012知事選 県政の課題

<4>エネルギー 「再生可能」まだ手探り

県のマッチングを機に参入した藤井産業の「鹿沼ソーラーファーム」。蓄電池を設置し、地域防災への貢献も検討。右奥は鹿沼市立南押原小(15日、鹿沼市で)  鹿沼市磯町の市立南押原小に隣接する元農場(約2・3ヘクタール)で、約7100枚の太陽光発電パネルを設置する作業が進められている。電設資材商社の藤井産業(宇都宮市)が、11月29日の完成を目指す大規模太陽光発電所「鹿沼ソーラーファーム」。年間発電量は、一般家庭約490戸の消費分に相当する180万キロ・ワット時を見込む。大久保知宏総務部長(51)は、「災害時には夜間照明や携帯電話の充電などにも役立ててもらう」と力を込めた。

 隣り合うパネルの影ができないよう、設置角度は10度に調整したが、小動物や雑草も心配という。始めたばかりの事業だけに同社もノウハウはまだ蓄積中だ。

 2011年3月の福島第一原発事故の前まで、本県の電力は約78%(09年度)が原子力頼みだった。原発事故後の国の政策見直しもあり、水力発電で約6%に過ぎなかった再生可能エネルギーの拡大の取り組みが、県内でも急ピッチで進む。

 その中心を担うのが太陽光だ。県は、快晴日数や冬場の日照時間が多い気候を理由に「利用可能な場所すべてにパネルを設置すれば、県内の電力消費の約55%まで太陽光発電で生み出せる」と試算。現在の約10万キロ・ワットを20年には約58万キロ・ワットと6倍近くに増やす目標を掲げた。

 ただ、目標に向けた取り組みは手探りの状態だ。

 県は11年8月から、大規模太陽光発電事業者と候補地の所有者を仲介するマッチング事業を始めた。藤井産業の参入はその一例だ。電力会社が高値で全量を買い取る制度が始まったことで、参加希望の事業者は63社に上った。だが、候補地61か所のうち、これまでに事業化が決まったのは12か所だけ。「別の用途に使いたい」。そんな理由で所有者が手を引くケースがあり、すべてを「候補地」とは呼べないのが実情だ。

 さらに県は、県有施設の屋根を太陽光発電用に貸し出す事業も始める考えだ。買い取り価格が下がれば、民間事業者の関心も弱まる。計画を急がなければならないが、老朽化した施設への設置は困難で入念な選定が求められる上、「受け皿を地元企業に限定してほしい」(県内の太陽光発電事業者)との注文もつく。

 太陽光発電以外の取り組みもスタートしている。県は3月、宇都宮市竹下町の農業用水路(幅約1・8メートル)に発電用の水車を設置。いずれは農業用ハウスや電気自動車に電力を供給する構想を描き、発電量や水量のデータを採取している。豊富な温泉の熱を使う「温泉発電」も、有望な場所の調査が始まった。自然保護や観光利用とどう調和させるかは難しい課題だが、県内でも既存エネルギーに代わる様々な取り組みに注目が集まっている。

(2012年10月24日 読売新聞)

4546チバQ:2012/11/11(日) 17:32:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1350575042974_02/news/20121026-OYT8T01026.htm
2012知事選 県政の課題
<5>農業 「6次産業化」後押しを

スカイベリーの実証栽培をする篠崎さん(19日、宇都宮市で) 「スカイベリー」の愛称がついた新品種のイチゴ「栃木i27号」が、青々とした葉を茂らせていた。赤い実をつけるのは11月頃。宇都宮市羽牛田町のハウスで約2000株を実証栽培している篠崎和一さん(62)は「デパートでは福岡の『あまおう』に高値がつき、評価も高い。それを超えられれば」と期待を込める。

 本県は収穫量で44年、出荷量も41年連続で日本一のイチゴ王国だ。県は、主力の「とちおとめ」の品種登録期間(15年間)が切れた後も王座を守るため、新品種を開発した。篠崎さんは、この取り組みを評価する一方で、「イチゴを活用した6次産業化をもっと推進してほしい」とも訴える。

 6次産業化は、生産だけでなく、加工や販売まで一体的に行う取り組みだ。農家の収益が増え、地域の活性化にもつながるとされる。

 小山市の「いちごの里湯本農場」は、観光と組み合わせた6次産業化を進めている。ハウスが150棟並ぶ14万平方メートルの敷地にはレストランや店舗もあり、ケーキ、ジャム類、ジュースなど約30種類を売る。素早く提供できるよう、加工施設も敷地内にある。

 小黒弘征常務(30)によると、もともとは、イチゴ狩り用のハウスに残ったイチゴを無駄にしないために始めた。それが今では、人気のイチゴのシュークリームは多い日で800個を売り上げる。来場者は年間延べ約20万人で、全体の売り上げのうち、7割ほどはイチゴ狩り以外が支えているという。

 6次産業化は、県も2011年に創設した基金「フードバレーとちぎ農商工ファンド」を基にした助成金などで支援している。しかし、県の後押しもまだ十分ではない。販売農家のうち、6次産業化に取り組む農家の割合は、16・6%(10年)。10年前より約6ポイント上昇したものの、埼玉(26・8%)、群馬(20・2%)、茨城(17・4%)に抜かれ、全国順位は20位から36位に落ちた。

 同助成金も、12年度には用意した約5000万円の枠の半分が活用されていない。管理・運営する県産業振興センターは低調ぶりを認め、周知に力を入れる考えだが、「資金援助だけでなく、ブランドの発信力を高める工夫は行政も考えないといけない」(小黒常務)との注文もついている。(おわり)

(この連載は植竹侯一、谷合俊史、石川千佳、工藤圭太が担当しました)

(2012年10月26日 読売新聞)

4547チバQ:2012/11/11(日) 17:33:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000145-mailo-l09
’12知事選:浮かぶ課題/上 財政健全化 県の財調回復基調に /栃木
毎日新聞 11月6日(火)13時36分配信

 ◇「冷たい県政」の象徴
 「厳しい財政状況の中、県民満足度の高い町づくりのため、改革を実行してきた。多くの理解を得て、危機的状況を脱することができたと考えている」。知事選告示(1日)直前の10月29日の知事定例記者会見で、福田富一氏(59)は財政健全化策「とちぎ未来開拓プログラム」の成果を、こう言って胸を張った。
 県の貯金にあたる財政調整的基金の残高は、福田氏の知事就任1期目の04年度末には865億円あったが、09年度末には103億円にまで減少。当時の現状のままだと、財政調整的基金は底をつき、毎年度300億円を超える財源不足(赤字)が発生するおそれがあった。
 国の「三位一体の改革」による地方交付税の大幅削減などのあおりを受けた県の財政危機を脱するため、09年10月に策定したのがこのプログラムだった。10〜12年度の県職員給与の5%削減のほか、約1400に上る事業の見直しなどで、12年度は292億円の削減効果が見込まれ、財政調整的基金の残高も12年度末で341億円にまで回復するという。
        ◆  ◆ 
 とちぎ未来開拓プログラムは12年度で「集中改革期間」が終了する。成果を背景に、福田氏はマニフェスト(選挙公約)で「プログラムの考え方を継承し、『財政健全化取組方針』を定める」としている。
 一方の野村節子氏(59)は「行政や教育、福祉サービスを効率化の物差しで測る、『冷たい県政』の象徴」と、プログラムの継続には否定的だ。思川開発事業や、高規格道路とされる国道408号バイパス建設から撤退するなど、公共事業を可能な限り抑えることの必要性を説く。「いのち・くらし最優先」を掲げる野村氏。公共事業は「学校の耐震化やがけ崩れ危険箇所(の補強)など防災対策を中心に行うべきだ」と主張する。また、08年知事選で同じく共産公認で立候補した渡辺繁氏のように「知事給与3割削減、退職金半減」を打ち出している。
        ◆  ◆ 
 産業振興、経済成長策についても両氏の主張は違いを見せる。
 福田氏は従来進めている企業誘致や産業団地の充実化のほか、環境、医療、福祉などを「今後成長が見込める分野」とし、大学など学術機関との連携も視野に研究開発を促進させるとする。
 野村氏は「企業を呼び込むのではなく、県内の消費を刺激すべきだ」とし、一例として住宅リフォーム助成制度の創設を提案。「投資額の数十倍の経済効果がある」と述べ、地域循環型で税収を増やすとしている。
        ×  × 
 自民、公明推薦で現職の福田氏と、共産公認で新人の野村氏が18日投開票に向け一騎打ちを繰り広げる知事選。三つのテーマで政策を比較し、今後の県政の課題を探る。
11月6日朝刊

4548チバQ:2012/11/11(日) 17:34:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121107-00000139-mailo-l09
’12知事選:浮かぶ課題/中 観光復興 アンテナ店に熱い期待 /栃木
毎日新聞 11月7日(水)14時39分配信

 ◇「玄関口」活用工夫を
 08年8041万人、09年8342万人、10年8522万人。順調な伸びを記録していた県内の観光客入り込み数だが、東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の影響で11年は7430万人と前年比1000万人以上減った。風評被害を懸念する声は、今も各方面から聞こえてくる。
 観光客をもう一度呼び込むための切り札として期待されるのが、東京スカイツリー(東京都墨田区)周辺商業施設内で県産品を扱うアンテナ店「とちまるショップ」だ。福田富一氏(59)は開業式典で「希望のともしび」と表現した。
 5月22日の開業から間もなく半年。9月24日には来店者数100万人を突破し、売り上げは約1億6000万円(10月23日現在)。県発行のプレミアム付き宿泊旅行券の販売実績も加味しているが、県が12年度末で見込んだ売上額2億円は優に上回りそうだ。
        ◆  ◆
 風評被害からの観光復興に関して具体的な言及はないものの、選挙公約(マニフェスト)で福田氏は「観光立県とちぎづくり」、野村節子氏(59)は「地場産業を生かした観光政策をすすめる」と重点取り組み課題としている。アンテナ店の設置を積極的に推進してきた福田氏はもちろん、野村氏も「ショップを通して県の魅力を伝え『(栃木に)行ってみたい』」と思うようにすることが大切」と話す。
 9月に県庁であったショップの運営状況の中間報告会では「売れる」品と「売れない」品が明確になるなどの課題も浮かんだ。「商品をある程度絞り込んで『こだわり』を伝えやすい売り場を演出したい」。福田氏が話せば、野村氏も「日ごとに特定の地域を売り出す仕掛けがあってもよい」と提案する。
        ◆  ◆
 とちまるショップに商品を出す業者も、県の工夫や支援に期待を寄せる。小山市で特産の結城紬(つむぎ)の染色に携わる「大久保染店」の5代目、大久保雅道さん(55)は「若者に手にとってもらいやすいように」と開業時から考案したショールを出品。1本3万8500円の品が、8月末までに18本売れたという。手間がかかり大量販売できないが「伝統産業が生き残る道を見つけた」と手応えを語る。
 丹精した商品だからこそ「ただ並べて置くだけでなく、展示スペースの設置など、丁寧にPRしてもらいたい」と話す大久保さん。高価な伝統工芸品などは「購入者に補助金を出せば、今まで手にしなかった人の購買意欲も刺激するのでは」と話す。
 県外観光客の「玄関口」として、今後は確固としたショップの方向性を示すことが求められる。
11月7日朝刊

4549チバQ:2012/11/11(日) 17:34:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121108-00000131-mailo-l09
’12知事選:浮かぶ課題/下 再生可能エネルギー 太陽光発電へシフト /栃木
毎日新聞 11月8日(木)12時23分配信

 ◇原発への立場は相反
 福田富一氏(59)と野村節子氏(59)が相まみえた告示前の10月26日の公開討論会。東京電力福島第1原発事故を経た原発稼働の是非について福田氏は「新設はあり得ないが、安全性を担保できた原発から再稼働するというスタンス」と、産業、家庭への影響を最小限にとどめるためには当面の稼働はやむなしとした。
 これに対し、野村氏は「即時原発ゼロ」を掲げ「また事故が起きたら、それこそ生産活動もマヒする。県民の命、暮らし最優先の判断をすることが知事には求められている」とする立場を示し、カラーの違いを強調した。
 ただ、自然資源を利用し再生可能エネルギーにシフトする考えは似ている。恵まれた県内の環境を最大限に生かすべきだ、との主張だ。
       ◆  ◆
 再生可能エネルギーで、県が積極的に取り組んでいるのは太陽光発電だ。県内の冬季の日照時間は全国3位。県はエネルギーの自給自足を進め災害に強い地域作りを目指す一環として、1000キロワット以上の発電能力を持つ大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置を進める。候補地は11月6日現在で64カ所、総面積512ヘクタールに上る。
 県が行うのは、土地所有者とメガソーラー事業参入業者とを取り持つマッチング作業。既に12カ所で事業者が決まり、13カ所で選定中。そのほかは企画提案書を募集しているなどの段階だ。県はメガソーラーを含めた太陽光発電システム設備容量を09年度の5万6000キロワットから15年度には34万キロワットとする計画で、11年度は10万4000キロワット。発展途上ではあるが、県地球温暖化対策課は「今後も事業者が参入しやすい環境を整えたい」と話す。
       ◆  ◆
 同課によると、県内の再生可能エネルギー自給率は約6%。福田氏は6月の知事定例記者会見で「自給率を20〜30%に高める取り組みを強化していきたい」と、電気の地産地消の必要性を強調した。野村氏も「持続可能な社会の実現や経済成長の鍵は再生可能エネルギー。環境立県として(自給率を)引き上げる必要がある」と主張する。
 両氏の具体的な方策はまだ見えないが、専門家も再生可能エネルギーに対する今後の県の取り組みに注目している。足利工業大の牛山泉学長(エネルギー変換工学)は太陽光だけでなく「恵まれた水力や木質バイオマス、豊富な温泉がある。特質を生かすべきだ」と、県の潜在能力の高さを指摘。「再生可能エネルギーは(コストが)高いかもしれないが、50年、100年先を見て投資するなど、ぶれない政策が必要になってくる」と話している。(この連載は岩壁峻、長田舞子が担当しました)
11月8日朝刊

4550チバQ:2012/11/11(日) 18:43:15
>>2972
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000091-mailo-l19
選挙:山中湖村長選 高村元村議が出馬表明 現村長の後継に /山梨
毎日新聞 10月30日(火)12時48分配信

 任期満了に伴う山中湖村長選(来月27日告示、12月2日投開票)に元村議の高村文教氏(62)が29日、正式に立候補表明した。現在2期目の高村忠久村長(58)は不出馬を表明。高村文教氏は同村長の後継候補として出馬する。
 記者会見で高村氏は「全村民の『融和』と『団結』による自立した村づくりを志す」と語った。村の長期総合計画を尊重するとしたうえで、山中湖の環境保全やクリーンエネルギーの導入などの施策を発表した。
 高村氏は都留市出身で県立吉田高、専修大卒。都留信用組合職員を経て03年村議。04年の村長選では、高村朝次前村長を継いだ高村現村長と争って惜敗した。
 同村長選には元村職員の高村正一郎氏(59)が立候補を表明している。【小田切敏雄】
10月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121111-00000079-mailo-l19
追跡・視点:山中湖村長選 村政の継承か、一新か 20年間続く「坂ノ下」 /山梨
毎日新聞 11月11日(日)12時27分配信

 任期満了に伴う山中湖村長選(27日告示、来月2日投開票)は、元村職員の高村正一郎氏(59)と元村議の高村文教氏(62)の無所属新人2氏が立候補を表明し、一騎打ちの様相だ。観光振興など政策面では明らかな相違はない。真の争点は、高村朝次前村長から高村忠久村長と続く20年の「村政継承」を訴える高村文教氏か、それともこの系譜を断って「村政一新」を訴える高村正一郎氏か−−だ。村長選の周辺を取材した。【小田切敏雄】
 「負けた者を救うのが政治だ」。7日の高村文教氏の総決起大会。高村朝次前村長のメッセージを紹介し、選対幹部が声を張り上げた。
 高村文教氏は04年の村長選で落選した。相手は高村忠久現村長(58)だ。高村村長は92年から3期務めた高村朝次前村長の後継新人として立候補。高村文教氏と一騎打ちとなり、141票差の激戦を制して初当選した。
 今回、高村村長は3選出馬しないと表明した。そしてかつての敵である高村文教氏の支持に回った。
 8年前に高村朝次前村長の後援会「朝山会」は高村忠久村長の「忠山会」に引き継がれ、さらに高村文教氏の後援会「盛山会」として選挙戦の中核となった。総決起大会に駆け付けた高村村長はこう激励した。「継続は力なり」
 戦後の山中湖村長選の特徴は、1955年から92年の高村朝次前村長まで長らく1期交代が続いたことだ。村長が1期務め、前回争って敗れた候補が次の村長になった例も珍しくない。
 高村忠久村長は04年から2期務める。高村文教氏は08年村長選で出馬準備を進めたが結局立たず、高村村長の支持に回った経緯がある。今回は高村村長の後援会「忠山会」の推薦を得て立候補した。「忠山会」の河内曠(ひろし)会長(86)は「昨日の敵は今日の友。8年前の選挙から今度は『呉越同舟だ』」と意気込む。
    ×   ×
 「変えよう、変えなきゃ」。のぼり旗が村内にはためく。高村正一郎氏の後援会「一新の会」のキャッチフレーズだ。
 陣営は高村朝次前村長−高村忠久村長と続く20年間の村政の弊害を訴える。ある支持者は「祖父の代から村長を務めている『坂ノ下』(前村長宅の屋号)の流れを断ち切る選挙だ」と言う。
 「一新の会」の高村友行会長(62)は「一部の人の利益誘導型政治の20年だった」と批判する。富士山北面1市2村の入会組合を統括する「富士吉田市外2ケ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)」の助役ポストは山中湖村に割り当てられている。高村友行会長は「吉田恩組助役の人選は議会で協議してきたが、村長の専権になった。副村長ポストも村長選での平野地区選対責任者の1年交代だ」と憤る。
    ×   ×
 積年の対立は、村政に大きな影響をもたらしてきた。高村忠久村長の2期目は村議会(定数12)で村長派と反村長派が6対6と拮抗(きっこう)し、混乱を極めた。
 09年度に国の特定防衛施設周辺整備交付金を見込んだ「山中湖交流プラザきらら」の駐車場購入の議案が議会で決まらず、ぎりぎりの10年3月に高村村長が専決処分。同じ時期、10年度の一般会計当初予算案を議会が否決し、高村村長が専決処分を行い、2年連続で議会の議決を経ない予算となる異例の事態も起きた。人事面でも激しい対立があった。
 今回は槌屋正議長ら9人が高村文教氏支持、3人が高村正一郎氏支持だ。政策論争よりも人脈問題が前面に出ている山中湖村長選。約4800人の有権者はどう判断するのか。
11月11日朝刊

4551チバQ:2012/11/11(日) 18:45:58
>>4462-4463>>4525
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000057-mailo-l19
西桂町ダブル出直し選:町長選、新人の小林氏出馬へ 対立グループ、候補を一本化 無投票の公算も /山梨
毎日新聞 11月10日(土)11時20分配信

 西桂町長と町議会の同時リコールに伴う出直し町長選(20日告示)で、町教育委員長の小林千尋(ちひろ)氏(62)が9日、出馬を表明した。長らく対立してきた二つの住民グループが候補を一本化。小林氏は「対立解消と融和に努める」と強調した。他に立候補の動きはなく無投票の公算も出てきた。
 小林氏は同町小沼出身。県立吉田高、専修大卒。1973年に都留市役所に入り、総務課長や同市立病院事務局長を経て10年退職。現在は回生堂病院(都留市)事務長。昨年10月から西桂町教育委員長。
 同町では、石田寿一前町長(69)の名義でウナギかば焼きが有権者31人に宅配された問題が昨年7月に発覚し、長年の政争も絡んで石田前町長と町議会が対立。前町長派の住民グループ「西桂維新の会」と町議会派の「明るい西桂町を創る会」がそれぞれ町議会解散、町長解職を請求。しかし、先月21日の住民投票ではともにリコールが成立した。
 町長選に向け、リコール前後から「維新の会」と「創る会」は意見交換会を開催。今月2日に共同で候補者の選考委員会を設立した。選考過程で町内の行政経験者ら数人に出馬を打診。都留市役所での経験が豊富で両派の局外にいた小林氏でまとまった。
 小林氏は「若い人が議論を尽くし、最終的に私が残った。対立解消は簡単ではないが、法令を順守し、融和を目指す」と語った。
 選考委員の織物業、山崎泰洋さん(54)は「行政手腕のある人が今の西桂には必要だ」と話した。【小田切敏雄】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇融和の動きが加速 町の将来見据えた論争を
 西桂町の出直し町長選に小林千尋氏(62)の出馬が決まった。前町長のウナギ宅配問題を発端に1年以上もめ続けた同町。町長選は行政経験の豊富な小林氏を軸に「融和」(同氏)を目指す動きが加速しそうだ。
 候補選びの動きは慌ただしかった。先月21日のリコール成立から2日後には、前田勝弘元町長と前町議らが町内の企業経営者に打診。一方で前町長派と議会派による協議が始まった。石田寿一前町長は「新しい人が出るべきだ」と発言した。
 両派は今月2日に選考委を作り、小林氏を含む複数の行政経験者に絞り込んだ。小林氏は前町長派町議の推薦で教育委員になっており議会派には異論もあったが、都留市役所勤務が長く、温厚でしがらみのないことも後押しした。
 西桂町は人口約4500人。警察は大月署、消防は富士五湖消防本部(富士吉田市)の管内で、県議選挙区は都留市と同じ。大きな市に挟まれた位置にある。「選挙で決着を」との意見もあったが、「小さな町が二つに割れてはしこりが残る」と対立を避ける町民意識は根強かった。
 一方、話し合いによる擁立は、対立を避ける「緊急避難」ととらえるべきだ。小林氏は「ウナギ問題などで町のイメージは下がったが、町の力は後退していない」と強調。「次世代の方々に引き継ぐのが私の役目」と話す。今回の住民投票で町政への関心は高まっている。出直し選では派閥争いではなく、町の将来を見据えた論争を期待したい。【小田切敏雄】
11月10日朝刊

4552チバQ:2012/11/11(日) 19:47:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121111/CK2012111102000144.html
2012とちぎ知事選 決めぜりふ 込めた思い
2012年11月11日

候補者の熱のこもった演説に拍手する有権者ら=日光市で


 知事選は後半戦に入り、現職の福田富一氏(59)=自民、公明推薦=と、共産新人で元県議の野村節子氏(59)の舌戦が熱を帯びてきた。どちらが、県のトップとしてふさわしいのか。互いに自分を主張し、鼓舞する言葉がある。有権者に訴えかける「決めぜりふ」から、両氏の思いを探る。 (磯谷佳宏)

 「“チームとちぎ”のリーダー」が、福田氏のキャッチフレーズ。陣営や支持者も口をそろえて連呼する。合言葉として多用する理由には、現職ならではの思いがにじむ。

 昨年三月十一日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が発生。福田氏は当初から、最前線で指揮に当たった。その場しのぎでは済まされない事態の収束に追われ、県内外の被災者対応に尽力してきた自負がある。

 未曽有の震災、今も続く原発事故の影響。だからこそ、「引き続き県政を担わせてほしい」と、経験値を生かした自らのリーダーシップを強調する。

 一方、野村氏が掲げるのは「くらし・福祉にあたたかい県政を」。同時に、福田県政について「冷たい県政」と批判のトーンを上げるのが、有権者への口説き文句となっている。

 根拠は、福田県政が県民に強いてきた負担。「財政健全化を口実に、約千四百もの事業に大なたを振るい、福祉の補助金までばっさり削った」。自身の福祉重視の姿勢と対極的な施策を例に挙げ、有権者に是非を問う。

 財政を圧縮するのではなく、有効に福祉施策へ転換する方針を強調するため、このワンフレーズも加える。「ないのはお金ではない。福祉の心だ」

4553チバQ:2012/11/12(月) 23:04:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121112-00000218-yom-soci
一般質問の原稿進まず…市議がミニトマト万引き
読売新聞 11月12日(月)11時51分配信

 群馬県太田市の鹿山正市議(62)(無所属)が、スーパーで万引きをしたとして、窃盗容疑で群馬県警から事情聴取を受けていたことが12日、太田署への取材で分かった。

 鹿山市議は取材に対し「市議会一般質問の原稿書きが進まず、ストレスがたまっていた」と認めた。鹿山市議は同日、議員辞職願を提出した。

 太田署幹部などによると、鹿山市議は9日午後7時半頃、同市内の大手スーパーで、ミニトマトなど食料品3点(約600円相当)を盗んだとして、店から110番された。同署は任意で鹿山市議に事情を聞き、月内に書類送検する方針。

4554チバQ:2012/11/13(火) 22:30:43
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001211130002
北杜市長、白倉氏3選
2012年11月13日


無投票で3選を決め、喜びの万歳をする白倉政司氏(中央)=11日、北杜市高根町村山北割

   ■無投票「市の礎を築きたい」


 北杜市長選と市議選(定数22)は11日告示された。市長選には、無所属現職の白倉政司氏(65)だけが立候補し、無投票で3選を果たした。24人が立候補した市議選は18日に投票され、即日開票される。


 当選した白倉氏は11日夕、北杜市高根町村山北割のホールで当選報告会を開き、「経験を生かしながら、北杜市の礎をしっかり築きたい」とあいさつ。報道陣に対し、無投票当選について「(市民のなかに)色々な意味で不満はあると思うが、トータルとしてある程度の評価はいただいた」と述べた。


 白倉氏は財政の健全化など2期8年の実績を強調。挑戦と改革を意識する「ベンチャー自治体」の理念を掲げ、自然環境を生かした企業誘致や、大学・企業との連携による地域活性化などを唱え、3期目に向けて態勢固めを進めてきた。


 故金丸信・自民党副総裁の秘書だった白倉氏は、1979年から県議に7回連続当選。2004年7月、旧高根町長に転身した。その年の11月、合併で誕生した北杜市の初代市長に無投票で初当選。再選をめざした前回08年は、新顔の元・旧小淵沢町長を破った。


   ◇   ◇   ◇


 市議選の候補者の内訳は現職14人、前職1人、新顔9人。党派別では無所属20人、公明と共産が各2人。


 10日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は4万1276人。


   ◇南ア市議選は23人


 南アルプス市議選(定数22)は11日告示された。現職14人、新顔9人の計23人が立候補を届け出た。党派別では無所属18人、公明3人、共産2人。投票は18日で、即日開票される。


 10日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は5万7813人。

4555チバQ:2012/11/13(火) 23:50:12
>>4473>>4478>>4530
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121112-00000304-saitama-l11
初の市長選一騎打ち 新市まちづくり争点 18日投開票/白岡
埼玉新聞 11月12日(月)23時24分配信

 県内40番目の市として今年10月から新たなスタートを切った白岡市のかじ取り役を選ぶ市長選は11日告示され、いずれも無所属で、現職の小島卓氏(73)=自民推薦=と、新人で前市議の岡安良氏(61)の2人が立候補を届け出た。新市のまちづくりを進める上で、JR東北線白岡駅西口整備、市立図書館の建て替えをどう進めるか。両氏の訴えに注目が集まる。市議補選(欠員1)と併せて18日に投開票される。

 市制施行に伴い、町長から市長に就いた小島氏の任期満了(25日)に伴う選挙。

 出陣式で小島氏は「市制施行を実現した者として責任がある」と強調。「市長給与を50%削減し、職員給与も下げた。3年間で一般会計と特別会計を合わせ25億5千万円(の赤字)を返済した」と実績をアピールした。

 「(市制という)ステージで魅力的な事業を展開する」と訴え、白岡駅西口の道路整備、図書館機能を備えた生涯学習センターの新設に着手する決意を述べた。

 岡安氏は「白岡の産業は後退している。経済を変えるため大型の商業施設や複合施設のある街づくりに取り組む」と第一声。「民間の力を使えば図書館建設はできる。子育て施設は駅前に」と訴えた。

 第一声を放った場所も区域となる東部中央区画整理事業については「1996年に始め96億円をかけたが、進捗(しんちょく)率は半分以下。生活する人の立場に立った街づくりが必要だ」と課題を示した。

 市議補選には新人2人、元職1人の計3人が立候補。

 有権者数は10日現在、4万1477人(男2万654人、女2万823人)。

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001211130007
現新2氏の争い 白岡市長選が告示
2012年11月13日

◇18日投開票


 市制施行後初の白岡市長選が11日、告示された。現職で初当選を目指す小島卓氏(73)=自民推薦=と、新顔で前教育次長の岡安良氏(61)の2人が、それぞれ無所属で立候補を届け出た。


 小島氏は、JR白岡駅東口で自民党の参議院議員や県議らを招いて出陣式をした。小島氏は「市制を施行した私には市の礎を築く責任がある」と訴え、「町長給与を半分にし、職員数も減らした」など1期4年の成果を強調。「白岡駅西口は市の顔。都市計画道路を通したい。図書館機能をもった生涯学習センターも整備する」などと公約した。


 岡安氏は、同市千駄野のスーパー前で出陣式を開き、地元選出の県議や元町長らが応援にかけつけた。岡安氏は「市民一人ひとりが新しい白岡に期待している。もっと大きく変わらなければ、市として誕生した意味がない」と訴えた。環境文化都市を掲げ、開発中の白岡西部産業団地をいかした産業振興や、幼小中の一貫教育などを唱えた。


 市議補選(被選挙数1)も同日告示され、いずれも新顔で元町議の細井公氏(71)、介護施設経営の成田英世氏(41)、介護施設長の大島勉氏(38)がそれぞれ無所属で届け出た。投票はいずれも18日で即日開票される。10日現在の有権者数は4万1477人。

4556チバQ:2012/11/13(火) 23:52:51
>>4517
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000053-mailo-l08
選挙:守谷市長選/守谷市議補選 市長選、会田氏が6選 梶岡氏破り 市議補選は高梨氏 /茨城
毎日新聞 11月13日(火)12時9分配信

 任期満了に伴う守谷市長選と市議補選(改選数1)は11日投開票され、無所属で現職の会田真一氏(61)が、無所属で新人の前県議、梶岡博樹氏(35)=みんなの党推薦=を破り、旧守谷町長時代を含め6選を果たした。当日有権者数は4万9330人で、投票率は54・32%だった。
 会田氏は市政の継続性を訴え「対話による地域の絆を強め、安心安全の住み良い街づくりを推進しよう」をスローガンに、保守基盤を着実に固め激戦を制した。会田氏は11日夜、守谷市中央の事務所で支持者を前に万歳を三唱。「こんなに厳しい選挙になるとは思っていなかった。私に対する厳しい評価があると認識した」と振り返った。6期目に当たり「マニフェストで掲げたものは必ず守る」と強調した。
 梶岡氏は現職に対する多選批判を展開し、「しがらみを打破して新しい街づくりを目指す」と新住民や無党派層の取り込みを図ったが、支持の広がりを欠いた。
 梶岡氏は11日夜、「私の不徳の致すところでおわびします。行革を訴えて一石を投じ、それなりに手応えがあった」と敗戦の弁を述べた。
 市議補選は無所属で新人の高梨隆氏(64)が初当選した。【中野秀喜、安味伸一】
 ◇「市民目線で取り組む」
 会田真一氏(61)は12日、守谷市の事務所で当選から一夜明けた心境を語った。「浮動票の行方など見えない選挙で厳しかったが、何とか勝たせてもらった。今後も市民目線で諸問題に取り組みたい」と勝ってかぶとの緒を締めた。
 勝因について「相手候補は若さと高学歴などを武器に、市民税5%カットや市長退職金の廃止など耳触りは良いが、無理な公約を掲げた」と指摘。「若い人や無党派層に支持されたようだが、最後は私の訴えが届いた」とほほ笑んだ。また「公明党が、推薦や支持はなく前回も自主投票だったが、今回初めて応援してくれて助かった」とも語り、保守基盤の層の厚さを強調した。
 今後の抱負については、全国初という市と町内会などの橋渡し役となる「地域担当職員制度」を充実させ、小・中連携教育の導入や「互いに顔と顔を見合わせながら、対話する昔のような人間関係が密な住みよい街づくりを目指したい」と熱く語った。【中野秀喜】………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 14194 会田真一 61 無現
  12197 梶岡博樹 35 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇守谷市長略歴
会田真一(あいだ・しんいち)61 無現(6)
 市長▽県市長会長▽全国市長会関東支部長▽県ハンドボール協会長[歴]守谷町長▽中大中退
………………………………………………………………………………………………………
 ◇守谷市議補選開票結果(改選数1−5)
当 6629 高梨隆  64 無新(1)
  5306 渡辺大士 25 無新
  5221 平野寿朗 64 無元
  4158 浅利和宏 42 無新
  2793 酒井弘仁 70 無元
=選管最終発表
11月13日朝刊

4557チバQ:2012/11/13(火) 23:53:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121113/CK2012111302000147.html
守谷市長選「福祉計画進めたい」 接戦制し会田氏4選 市議補選は高梨氏
2012年11月13日

4選を果たした会田真一氏(中)=守谷市の選挙事務所で


 十一日投開票された守谷市長選で、四選を果たした現職の会田真一氏(61)。「多選」を争点に激しい選挙戦となり、元県議の新人梶岡博樹氏(35)=みんなの党推薦=に約二千票差まで迫られた。会田氏は当選後、集まった支持者に「皆さんのおかげで激戦を勝ち抜けた」と頭を下げた。

 当選を決めた会田氏は、同日午後十時半すぎ、守谷市中央四の選挙事務所に現れ、花束を受け取った。当選を喜ぶ支持者の大きな拍手に促されてマイクを握り、「公約した地域福祉計画を着実に進めていきたい」と述べた。

 会田氏は公明党を含む市議団十四人の支援を受けるとともに後援会組織を総動員。旧守谷町長時代を含む実質五期二十年の実績を訴え、梶岡氏を振り切った。

 現職の多選批判を追い風に梶岡氏は、ボランティアを中心に手作り選挙を展開。市民税や水道料金の引き下げ、給食費無料化などを訴えたが、みんなの党市議団三人のうち二人に離反されるなどして及ばなかった。

 市議補選(被選挙数一)は十一日投開票の結果、無所属新人の高梨隆氏(64)が初当選した。

  (坂入基之)

◇守谷市長選確定得票
当 14,194 会田真一 無 現<4>

  12,197 梶岡博樹 無 新

4558チバQ:2012/11/13(火) 23:53:57
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13527290444493
2012年11月13日(火)
守谷市長に会田氏4選 小差で新人・梶岡氏下す


【写真説明】4選を果たし、支持者から贈られた花束を掲げて喜ぶ会田真一氏(中央)=守谷市中央4丁目


任期満了に伴う守谷市長選と同市議補選(欠員1)は11日、市内20カ所で投票が行われ、百合ケ丘の市立黒内小学校体育館での即日開票の結果、市長選は現職の会田真一氏(61)が新人で前県議のスポーツインストラクター、梶岡博樹氏(35)=みんな推薦=を破り、4選(旧守谷町長を含め6選)を果たした。有権者数は4万9330人、投票率は54・32%(前回59・40%)だった。

「実現力が政治力」を旗印にした会田氏は、子育て支援としてB型肝炎を含む6ワクチン接種を全国で初めて無料化するなどの実績を誇示しながら、「多選批判」をはね返した。幼保・小中高連携教育制度の推進など新たな施策も示し、「不断の改革を実行する」と訴えて全域で支持を広げた。

梶岡氏は「若さと県議2期の経験」を前面に打ち出し、現職の「5期20年のしがらみ一掃作戦」を訴えたが、出馬表明の遅れもあって及ばなかった。

同市中央4丁目にある会田氏の選挙事務所に11日、当選の一報が入ると詰め掛けた支持者らが万歳を繰り返し、会田氏の4選を祝福。会田氏は「自分の選挙では、初めてと言える苦しい戦いだっ
たが、皆さんの熱い思いで当選できた。厳しい評価を認識しながら、市民とともに地域福祉や協働のまちづくりを進める。約束は必ず守る」と抱負を述べた。

市議補選は、無所属新人の高梨隆氏(64)が当選した。

4559チバQ:2012/11/14(水) 00:05:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000066-mailo-l12
短信:県議会で維新会と県民声が統一会派結成 /千葉
毎日新聞 11月13日(火)12時12分配信

 県議会のいずれも1人会派「千葉維新の会」=佐藤浩県議(船橋市)=と「千葉県民の声」=プリティ長嶋県議(市川市)=は11日付で議会事務局に解散届を提出し、統一会派「千葉維新の会・県民の声」の結成を届け出た。代表に就いた佐藤氏は「プリティ氏に(主要政策の)千葉県版維新八策に賛同してもらったので、一緒に活動することになった」と説明。プリティ氏は「今後の日本維新の会の動向を見て共感できれば、入党の可能性もある」と語った。
11月13日朝刊

4560チバQ:2012/11/14(水) 00:42:08
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20121113ddlk09010154000c.html
’12知事選:衆院議員らアピール 解散見据え候補者応援 /栃木
毎日新聞 2012年11月13日 地方版

 知事選の投開票が18日に迫る中、衆院選の「年内説」がにわかに取りざたされていることで、週末、県内選出の衆院議員らも知事選候補者の応援ながら解散を見据えた発言で有権者にアピールする姿が見られた。

 「知事選はちゃんと期日が決まってていい。私のところはいつまでたっても始まらない」。9日に足利市内であった福田富一氏(59)の個人演説会。推薦する自民党の茂木敏充衆院議員(栃木5区、県連会長)はこうぼやいて、聴衆の笑いを誘った。一方で自らが事務総長を務める党内の「日本経済再生本部」を衆院選後に本格始動させるなど、政権奪還を視野に入れた発言も目立った。「(『近いうち解散』の)約束を果たすかどうかは見極めないといけないが、準備はしている」と話した。

 一方、11日に真岡市内であった福田氏の街頭演説には、自民党の佐藤勉衆院議員(比例北関東)が参加。「近いうちには私の選挙もある」と栃木4区での返り咲きに向けた支援を求めた。

 野村節子氏(59)を公認候補として擁立する共産党も、衆院選の立候補予定者を各区で行う街頭演説に同行させている。栃木3区内を回った10日は秋山幸子氏が、同1区を回った11日は田部明男氏が応援に駆けつけた。【岩壁峻、長田舞子】

4561チバQ:2012/11/15(木) 00:18:23
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121114ddlk08010112000c.html
選挙:つくば市議選 次点候補が異議、新人の当選無効を申し出 /茨城
毎日新聞 2012年11月14日 地方版

 つくば市選挙管理委員会は13日、先月の市議選で次点となり落選した民主党市議の田宮直子氏(69)から、初当選した諸派新人、黒田健祐氏(31)の当選無効を主張する異議申し出を受理したと発表した。市選管によると、立候補資格のうち、3カ月以上の居住が要件の一つとなっているが、申し立てでは、住民からの情報に基づき「居住実態の事実が確認できない」としている。

 市選管は今後、関係者から証言を求めるなど調査を進めて、おおむね30日以内に結論を出す。【安味伸一】

4562チバQ:2012/11/15(木) 22:11:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1352130466095_02/news/20121106-OYT8T00080.htm
宇都宮市長選 県都の課題
〈上〉構想20年 LRTに賛否
 1万人以上が働き、市内の製造品出荷額の半分以上を占める宇都宮市の清原工業団地。出勤のラッシュ時には、一帯の道路は車で大渋滞に陥る。

清原工業団地内をLRTが走るイメージ図(宇都宮市提供) 「渋滞にはまると、一つの信号を抜けるまでに3回は赤信号で待たされる」。工業団地内の企業に勤務する女性(31)は、うんざりとした様子で説明した。自宅のある市南部から勤務先までは、渋滞がなければ30分程度。しかし、始業時間の午前8時半に合わせて通勤すると遅刻は避けられない。通勤ラッシュの始まる7時前に家を出ている。

 宇都宮市の道路網は、市中心部を宇都宮環状線が囲み、南北も比較的整備されているのに対し、東西が脆弱(ぜいじゃく)だ。なかでも、清原工業団地のある東部は、交通量が多い上に、鬼怒川を越えなければならず、東部へと延びる柳田街道は県内一の混雑率。女性も、ここで大渋滞に巻き込まれる。県警によると、朝の6時台に通過する車が380台であるのに対し、7時台は多い日で2000台近くにのぼる。

 「LRTがあれば、1時間は余分に寝ていられるのに」。女性はため息をついた。

 宇都宮市が渋滞解消を目指して検討してきたLRT(次世代型路面電車)は、バスよりも輸送能力があり、高齢化社会にも対応できる交通手段として注目されている。市はJR宇都宮駅を挟んで、東部に約12キロ、西部に約3キロを整備するルートを計画する。LRTを東西の基幹交通とし、要所では地域巡回型のバスを走らせるなどして、市全域の公共交通網を整える構想だ。

 しかし、検討を始め約20年がたっても、構想は本格的に動き出していない。従来の路面電車をもとに次世代型車両(LRV)を導入した県外の先行事例とは違って、全区間で新たに軌道を敷かなければならないためだ。市の試算で、事業費の総額で383億円。逼迫(ひっぱく)する市財政の中で、事業に反対する声も根強い。


 市長就任1年目に「5年後のLRT導入」を明言した佐藤栄一市長(51)も反対の声を受け、2期目の選挙戦では主張を後退させた。その後も、リーマン・ショックなどの影響もあって計画は滞り、市が再び動き出したのは、景気が回復傾向に向かった昨年からだった。佐藤市長は今回の選挙公約でLRT導入を明確に掲げているため、実現に向け一気に進むのか、節目の時を迎えている。

 今回の市長選に出馬を決めた河内宏之(ひろし)氏(62)は、「LRTは朝夕しか使われない。借金をしてつくるのは無駄だ」と反対の立場だ。既存のバス会社についても、市は市内で運行する3社と協議するとしているが、LRT計画の想定ルートは街の中心部を貫く各社の「ドル箱路線」と重なるだけに、大幅な減収は免れない。強行に反対してきた関東自動車は態度を軟化させてきたものの、東野交通とジェイアールバス関東は「具体的な計画が示されていない」などと静観する。

 過去の市長選で再三争点となったLRT。20年にわたる議論にどう決着をつけるのか、市民の判断の時が迫っている。

4563チバQ:2012/11/15(木) 22:11:48
■市が設置、民間が運行 富山の成功例

 宇都宮市はLRTの運営について、市が軌道を設置し、民間が借り受けて運行する「上下分離方式」を模索する。モデルとなるのが、富山市の試みだ。



富山市内を走るLRT。日中も多くの市民が利用する(10月30日) 富山市は不採算路線だったJR富山港線を引き継ぎ、軌道を再利用した「富山ライトレール」を2006年4月に開業した。運行は市を中心とした第3セクターが担った。

 地元でバスや鉄道を運行する「富山地方鉄道」はLRT開業により、一部のバス路線で目的地が重なった。LRT開業にあたって市と協議し、路線廃止を受け入れた。05年度には約5500万円の運賃収入があった主力路線の一つ。同社の担当者は、「苦しい決断だった。でも、公共事業者として市の将来のためにできることは何かを考えた」と振り返る。

 同社は市と一体となって新たな公共交通をつくり出す道を進み、市中心部で走らせていた路面電車をLRTにする事業を市と推し進めた。市が新たな軌道を敷設し、会社側が運営する上下分離方式。路面電車でこの方式を取り入れたのは全国で初めてだった。市が約30億円かけて900メートルを敷設したことで、ルートは円状につながった。09年に開業すると、路面電車時代は約357万人(06年度)だった乗客は420万人(11年度)まで増えた。富山市路面電車推進室の谷口博司室長は、「収支や採算性だけで考えてはいけない。高齢化社会などを見据えて、市と民間が100年後の街づくりに向けた展望を共有することが必要」と話した。

(2012年11月6日 読売新聞)

4564チバQ:2012/11/15(木) 22:12:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1352130466095_02/news/20121107-OYT8T00057.htm
宇都宮市長選 県都の課題
〈下〉中心街、再生策は

 例年7万人を超える人出で熱狂に包まれるアジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」。今年の開催を控えた10月中旬、プレイベント会場となる宇都宮市中心街のオリオン通りも、本番に向け高揚していた。だが、オリオン通り商店街振興組合の入江操理事長(76)の表情は浮かない。



平日は人もまばらな宇都宮市の中心市街地。再生はいかに(6日、宇都宮市曲師町のオリオン通りで) 「この4年間で、組合加盟店の半分ほどが売り上げを落とした。厳しさは変わらない」

 中心市街地は今、空洞化に歯止めがかからない。2000年代半ばに郊外型の大型商業施設が相次いで開店し、人の流れは郊外へと移った。近年ではオリオン通りから大手の外食チェーン店などが撤退し、客足はますます遠のいた。

 NPO法人「宇都宮まちづくり推進機構」の調査によると、中心市街地の空き店舗数は97店(05年)から132店(11年)に増加。歩行者と自転車の通行量も、商工会議所が継続調査している17地点で、休日はピーク時(1985年)が約19万人の人出だったのに対し、郊外型店舗が増えた2000年代半ばを境に10万人を切り、近年は5〜6万人台で推移している。平日もピーク時(81年)の半分以下だ。


 市は10年に策定した中心市街地活性化基本計画で、重点目標として、〈1〉商業地がにぎわうこと〈2〉多くの人が行き交うこと〈3〉快適で住みたいと感じること――をあげた。

 なかでも力を入れたのが、街中でのイベント開催だ。10年には、ジャパンカップ前日に市中心部を自転車が周回するレース「クリテリウム」を始めた。11年にはオリオン通りのオリオンスクエアに大型スクリーンを設置し、イベントなどで活用している。スクエアの年間稼働率は4年間で39・79%(08年度)から51・36%(11年度)に上昇した。

 イベントで週末の買い物客流出には一定の歯止めをかけたが、恒常的なにぎわいには結びついていない。入江理事長は「イベントは一時的。イベントがある日とない日では集客にばらつきがある」と肩を落とす。

 にぎわいを再生できるかは、一帯の居住人口を増やせるかにもかかる。市は05年、中心市街地の賃貸住宅に転入する世帯に、一定条件を満たせば月に上限3万円の家賃を最大5年間補助する制度を始めた。約3億3000万円の予算を投入し、申請世帯数は05年度の59世帯から、11年度は266世帯にまで増えた。

 ところが、補助期間が終了した174世帯のうち、その後も住み続けているのは24世帯(14%)にとどまる。

 「人が住みたいと思える中心市街地にするには、買い物や飲食が楽しめる場所だけでなく、住民が自由に集えるコミュニティースペースが必要」。中心市街地で地元の街づくりに携わる加藤能久さん(53)は、今の街では住民を呼び込めないと痛感している。「行政は住民たちに何ができるのかを示し、住民も地域の商店で買い物をしたり住民間の連絡を密にしたりして、行政、商店、住民それぞれが暮らしやすい街づくりに取り組んでいくべきだ」

■店主ら奮起にぎわい戻った 〜高松の例〜

 高松市の高松丸亀町商店街は、店主たち自らが立ち上がり、生まれ変わった。



生まれ変わった高松丸亀町商店街は活気にあふれている(今年5月、高松丸亀町商店街振興組合提供) 郊外に大型店が次々と進出し、危機感を募らせた商店主らは1999年、市と共同出資して「まちづくり会社」を設立した。出資金1億円のうち同商店街振興組合の負担は95%。駐車場経営などの収益を財源にあてた。社員には商業ビル運営の専門家らを招いた。

 この会社が中心となり、商店街のすべての土地を60年間の期限付きで借り上げ、店は解体した。約470メートルのアーケード街を整備し、7つの街区に分けた。9〜14階のビルを複数つくり、もとの商店はテナントとして低層階に入った。

 各街区にかかった費用は約70億円。商店主や会社の借入金などと、行政の補助金でまかない、店からのテナント料を返済にあてている。「ギャップ」「ルイ・ヴィトン」など人気ブランド店や、病院や介護施設、温泉施設なども誘致した。

 これまでに4街区の再開発が完了し、それぞれの売り上げは以前の約3倍にあたる年間30億円。商店街全体で1日あたり約2万8000人が訪れている。同組合の古川康造理事長(55)は「商店街が立ち上がるのはもちろん、中心市街地活性化のためには、行政も、資金援助や居住人口を増やすなどの施策を打つべきだ」と指摘した。

(2012年11月7日 読売新聞)

4565チバQ:2012/11/15(木) 22:36:03
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20121114-OYT8T00553.htm
自民県議団、図書館閉館見直し要求…埼玉
 老朽化した県立3図書館を閉館し、熊谷市内に新しい図書館を建設する埼玉県の計画を巡り、県議会最大会派の自民党県議団は14日にも久喜図書館を視察し、閉館の方針を見直すよう県に求める。


 同党関係者への取材で12日わかった。利用者が多い現状などを県に伝える考えだ。


 県立浦和(さいたま市)、熊谷(熊谷市)、久喜(久喜市)の3図書館は、完成して約30〜50年がたち、耐震基準を満たしていない。3図書館すべてで耐震化を行うと、工事費用が膨らむため、県は熊谷での図書館新設を計画している。


 3館統合により資料が集約され、利用者の利便性向上が期待できる一方、久喜図書館については地元首長らが「利用者も多く、地域に親しまれている」と存続を求めていた。


 県は県議会の意見をふまえ、存続の是非を検討するとみられる。財政的な負担も大きく、難しい判断を強いられそうだ。

(2012年11月14日 読売新聞)

4566チバQ:2012/11/15(木) 22:41:12
>>4521
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121115-00000072-mailo-l12
銚子市立病院:赤字補填問題 「補填ルール化」11市議が主張 /千葉
毎日新聞 11月15日(木)11時34分配信

 銚子市立病院の財政赤字を補填(ほてん)する病院事業会計補正予算案に反対した11市議が14日、記者会見し、「病院をつぶすために反対しているのではない。野平匡邦市長の政治姿勢を正し、際限のない補填をルール化するためだ」などとする文書を発表した。
 11人は、市民クラブ▽リベラル▽共産などの所属議員。文書は経営側の同病院再生機構(白浜龍興理事長兼院長)による「病院再生に努めており、無駄遣いもない。議会は政争の材料にしないでほしい」との抗議声明を受けたもの。病院側に「情報公開」や「外部評価の受け入れ」を要望し、「対立でなく対話を」と協調姿勢も示した。【武田良敬】
11月15日朝刊

4567チバQ:2012/11/16(金) 22:48:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000133-mailo-l19
笛吹のアリーナ建設:倉嶋市長、所信表明で中止を明言 議会に協力呼びかけ /山梨
毎日新聞 11月16日(金)15時24分配信

 先月21日の笛吹市長選で初当選を果たした倉嶋清次市長が15日、臨時市議会で所信表明演説を行った。
 倉嶋市長は、市が進めてきた大型複合施設「多機能アリーナ」の建設計画について「中止以外の選択肢はない」と明言。同日選だった市議選を経て新しい顔ぶれとなった議会に協力を呼びかけた。
 同市長選では総事業費約45億円のアリーナ建設を巡り、計画を推進する荻野正直前市長に対し、倉嶋市長は財政逼迫(ひっぱく)などを理由に反対を唱えて7000票以上の大差で勝利した。
 倉嶋市長は演説で、建設の是非を問う住民投票条例案が昨年11月の市議会で否決されたことに触れて「住民投票に代わる選挙だったと理解している。明確に意思が示された」と指摘。「市民の奉仕者という意識を高め、公正、公平、透明性の高い運営をしていく」などと決意を示した。
 市議会は同日、前島敏彦市議を議長に選出した。【屋代尚則】
11月16日朝刊

4568チバQ:2012/11/16(金) 22:51:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000125-mailo-l09
’12宇都宮市長選:LRT導入、是か非か 冷ややかな市民の声も /栃木
毎日新聞 11月16日(金)13時51分配信

 18日に投開票される宇都宮市長選の最大の争点になっているのが、次世代型路面電車(LRT)の導入の是非だ。ともに無所属で、新人の河内宏之氏(62)が反対し、現職の佐藤栄一氏(51)=自民、公明推薦=が前向き。市内の渋滞を解消し、環境に優しいといった利点の一方で、既存の公共交通との競合や費用の問題もあり、着工の時期も白紙の状態。有権者からは「そもそもLRTが争点になるの?」と冷ややかな声も上がっている。【中津成美】
 LRTは車両が軽く、従来の路面電車に比べ低騒音、低振動で人気がある。建設費は車両を除き1キロ当たり20億〜40億円と、モノレールや地下鉄と比べ4〜10分の1で済むのも魅力のようだ。
 もともと宇都宮は「車社会」。市の自動車保有台数は増加傾向にあり、昨年度は約38万9000台。1世帯当たりの自家用乗用車は1・48台と全国の都市で19位。ここ20年間は、市東部の柳田大橋を中心とした通勤ラッシュが慢性化。市中心部のJR宇都宮駅東側から市東部の清原工業団地との約9キロを移動するのに60〜90分かかることも。LRTは、渋滞解消のため市が打ち出した計画の一つだ。
 市交通政策課によると、計画では同工業団地に近い「宇都宮テクノポリスセンター地区」から、東武宇都宮駅の西に延びる「桜通り十文字」付近までの東西約15キロ区間に24の停留場を設置。ダイヤは始発と終電を新幹線に合わせ、1日400本、4〜6分間隔で運行する。運賃は100〜400円で予定しているという。総事業費は約383億円。さらに導入を支援する国が半額、残りを県と市が負担する予定という。
 だが、課題は多い。国土交通省は導入条件として、まちづくり計画▽沿道住民▽既存の公共交通▽予算・採算性−−の4分野での合意形成が必要とする。市は昨年2月、市民との意見交換を始めた。さらに競合が懸念されるJR宇都宮駅の西側を走る路線バス3社との協議もこれからだ。
 車で通勤しているという同市の公務員の男性(45)は「朝は家を出るのが5分遅れると渋滞に巻き込まれ、20分の道が45分かかる。LRTができれば利用する」と話す。一方で同市河原町の自営業の女性(63)は「親の介護で痛感したが、税金は福祉などもっと必要なことに回してほしい。そもそも、まだLRTが争点になっているのが不思議。現実を見てほしい」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆LRTについての主張
 2人の候補者がマニフェスト(選挙公約)や街頭演説で訴えるLRTについての主張を比べた。
 ◇河内氏
 需要予測は甘く毎年赤字が予想される。それより子育て、教育、福祉などに使うべきだ。渋滞は交差点の立体交差や橋の幅を広げるなどローコストで緩和できる。
 ◇佐藤氏
 東西方向に鉄道・バスなどとつながり、多くの人が時間通りに移動でき、車が運転できなくても誰もが自由に移動できる。費用などは宇都宮の身の丈でまかなえる。
11月16日朝刊

4569チバQ:2012/11/16(金) 22:58:30
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001211160004
古河市長リコール 有効署名4万1553人
2012年11月16日

 古河市の総合的文化施設建設に反対する市民の会が提出した白戸仲久市長に対する解職請求(リコール)の署名簿について、市選挙管理委員会は15日、有効署名数が4万1553人だったと発表した。必要とされる有権者の3分の1(3万9451人)を上回り、市長解職の是非を問う住民投票の可能性が高まった。


 市選管は「縦覧期間」として、16日から1週間署名簿を公開し、異議申し出を受け付ける。異議申し立てがない場合、確定した有効署名数を早ければ11月26日に告示する。ここで必要署名数を上回っていれば、年明けに住民投票が実施される。


 市選管によると、9月下旬に提出された署名数は5万1913人。有効かどうかの署名審査は10月15日までだったが、市選管は「同一の筆跡など疑問のある署名が数多く見受けられた」として1カ月延長。さらに署名者約4万5千人へのアンケートを実施した。回答率は25%だったという。

4570チバQ:2012/11/18(日) 00:03:18
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20121117ddlk10010167000c.html
2012衆院選:市議・県議各1人、民主・みんな離党へ /群馬
毎日新聞 2012年11月17日 地方版

 衆院選に向け、民主党の山越清彦・伊勢崎市議が16日付の離党届を郵送で提出した。山越氏は、日本維新の会からの出馬を表明している石関貴史前衆院議員(群馬2区)の元秘書で「石関氏を応援するには、離党すべきだと判断した」と語った。みんなの党の吉山勇県議(伊勢崎市)も15日、党本部に離党届を提出。理由は「石関氏や、日本維新の会の上野宏史参院議員と足並みをそろえるため」と話している。【奥山はるな】

4571チバQ:2012/11/18(日) 00:12:09
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121116/923470
民主の足利市議が離党届 富岡氏支援で追従、無所属に
(11月17日 朝刊)
 民主党の小林克之足利市議(60)は16日までに、同党県連に離党届を郵送で提出した。小林氏は離党について、同党に離党届を出した富岡芳忠前衆院議員(46)=比例北関東=を「引き続き支援するため」としている。今後は無所属で活動するという。県連は19日の幹事会で扱いを協議する。

 小林氏は2005、09年の衆院選で富岡氏を支援した。14日に富岡氏離党の情報を把握し「富岡氏がみんなの党に行けば、民主のままでは応援できない」として、同日夜に離党を決断したという。

4572チバQ:2012/11/18(日) 00:58:04
>>4324>>4395>>4429>>4569
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121117ddlk08010194000c.html
選挙:古河市長選 白戸氏辞職願、出直し市長選へ 衆院選と同日に 県議補選も /茨城
毎日新聞 2012年11月17日 地方版

 解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が来年1月にも実施される見通しとなっていた古河市の白戸仲久市長(70)は16日記者会見し、市長の辞職願を市議会議長に提出したことを明らかにした。「総合的文化施設建設の是非を市民に問いたい」と述べ、辞職に伴う出直し市長選に出馬する意向を表明した。出直し市長選は衆院選と同日の12月16日投開票となる見通し。同9日に予定されていた守谷市区の県議補欠選挙(改選数1)も衆院選にあわせて同16日投開票となる予定で、三つの選挙が同日選となりそうだ。

 白戸市長は会見で、市民団体「総合的文化施設(文化センター)建設に反対する市民の会」が集めた4万1553人分の署名について「有権者の3分の1を超える署名が集まった事実を重く受け止めた」と述べた。その上で、出直し市長選では「総合的文化施設計画の見直しも視野に入れていきたい」と述べた。

 リコール運動を進めてきた市民の会の香取保彦代表は「住民投票で決着をつけたかった」と話し、出直し市長選については「候補の擁立を検討したい」との考えを示した。

 市によると、白戸市長の辞職は19日の臨時議会で同意される見通し。白戸市長は旧総和町長を務め旧古河、総和、三和の1市2町の合併に伴う05年の市長選で初当選、現在2期目。任期は来年10月15日までだった。

 守谷市区県議補選については、県選挙管理委員会は衆院選が12月16日投開票となったことを受け、日程を衆院選と同じ同16日投開票に変更する方針を決めた。19日に委員会を開いて正式決定する。告示は12月7日となる。【宮本寛治、酒井雅浩】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121117/CK2012111702000142.html
古河市長 辞職表明 「混乱避けたかった」
2012年11月17日

辞職表明する白戸仲久市長=古河市役所で


 古河市の白戸仲久市長が十六日、解職請求(リコール)手続き中に突然辞職することになった。白戸市長は「衆院選の解散というタイミングもあり、この日に決断した」と説明した。リコール運動を進めている住民団体「建設に反対する市民の会」からは驚きの声が上がった。

 「住民投票が行われたら、リコール成立でも不成立でも街宣活動は活発化する」「年を越えて、市民の混乱が続くのは避けたかった」。白戸市長は、記者会見で辞職の理由を述べた。住民団体が集めた署名簿により、住民投票の可能性が高まっていたが、「市民の意思が反映されていたとは思えない」とも。

 今回、リコールの争点となった総合的文化施設。白戸市長は「出直し市長選」で規模の縮小なども検討する考えを明らかにした。

 一方、反対する市民の会の香取保彦代表は「突然のことでびっくりした。住民投票で決着をつけてほしかった」と戸惑う。同会は「出直し市長選」に向け、対立候補の擁立を検討していく。

 白戸市長は合併後の古河市の初代市長となり、現在二期目。任期は来年十月十五日まで残っていた。 (原田拓哉)

4573チバQ:2012/11/18(日) 12:23:49
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210250001
【検証 福田県政】


「安心」試された指導力 食の放射能汚染
2012年10月25日


県産和牛から放射性物質検査のためのサンプルをとる県畜産公社の職員=昨年7月28日、宇都宮市

 【毛利光輝】肉用牛の出荷頭数約5万5千頭。全国5位を誇る畜産王国のブランドが昨年7月、かつてない危機に直面した。原発事故による放射能汚染の影響が各地に広がるなか、那須塩原市から出荷された牛肉から当時の基準を超える放射性セシウムが検出された。市場価格は暴落。一時は「豚肉よりも安い」とされた。


 約1週間後、福田富一知事(59)は牛肉の対応について県議と会談後、報道陣の前に立った。県は、牛肉の検査にあたり、生産農家1戸につき1頭を調べる全戸検査の方針を決めていた。しかし、知事は一転、1頭ごとを調べる全頭検査を表明した。「全戸検査ではブランドを守りきれない」


 驚いたのは事務方の県農政部だった。当時の農政部長、吉沢崇氏(61)は方針転換を事前に知らされていなかったとし、「全頭検査でないと消費者の信頼は得られないという強い意思があった」と振り返る。
            ■    □
 他県は全頭検査の方針を次々に表明。後手に回っていることに県内からも不満が出始めていた。しかし、県外出荷分が全体の約8割を占めるなかで、県外の食肉処理場で検査できるのかの見通しがつけられなかった。


 知事は「葛藤の中で、全頭検査に移行する時期を考えた。事務作業の進み具合と市場の評価を落とさないで済む時期の両方をはかり、その日がタイムリミットだった」と当時の胸の内を明かした。


 その後、国の出荷停止措置で全頭検査は先延ばしになったが、その間、県は検査器を増やし、全国の食肉処理場と調整し、県外でも検査できるようにした。結果的に出荷停止となった福島や岩手よりも早い3週間余りでの解除となった。


 鹿沼市で約60頭を育てるJAかみつが和牛肥育部長の菅野谷悟さん(56)は「全頭検査で安全性が速やかに確保され、出荷停止となった県の中では価格が戻ってくるのは早かったのでは」と話した。
            ■     □
 原発事故による食品への放射能汚染問題は県を大きく揺るがした。野菜や茶葉など次々に出荷停止になった。この危機に知事のリーダーシップが試された。


 知事は「安全なモノしか市場に流通させない」との姿勢を強調した。牛肉以外にも野菜や果物、川魚など130品目以上の検査態勢を整えてきた。当時、JA栃木中央会の会長だった高橋一夫氏(71)は「(市場でのPRなど)知事自ら動いてくれた。迅速に対応してくれたのでは」と評価する。


 しかし、県内ではキノコ類や川魚など約20品目で出荷停止が続くなど、危機は脱していない。


 原木シイタケを生産する大田原市の菊池淳さん(52)は約3万本の原木を山に放置したままだ。補償金も入らず、電気代を滞納することもあった。「山に置いたら、また汚染されてしまうのではないか。除染を進めてほしい」と訴える。


 県は、汚染されていない西日本から原木を調達するが、木の種類が違うため、生産者からは栽培に不安の声も出ている。


 菊池さんは「(出荷停止が解除されても)今まで通りに売れるのか心配だ」と風評被害も気にかけている。
            ◇
 県内の複数の政党が「大きな失政が見当たらない」「対立軸が見いだせなかった」として、候補者擁立を断念した知事選。時には「全方位外交」とも例えられる福田富一氏の2期8年間の県政運営は本当にそう評価できるのか。課題ごとに検証する。

4574チバQ:2012/11/18(日) 12:24:08
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210260001
【検証 福田県政】


観光地、さらなる要望
2012年10月26日


川島さんが経営する飲食店。客足は完全には戻っていないという=日光市



【浜田知宏】日光・鬼怒川が観光客で最もにぎわう紅葉シーズン。平日の昼下がりに日光東照宮近くの飲食店をのぞくと、団体客用の席に人影はなかった。


 経営者の川島慎太郎さん(73)によると、多い日で中国人を中心に500人を超えた客も、昨年3月の原発事故と、最近の尖閣諸島をめぐる問題で激減。「今は平均で1日100人ぐらい」とため息をつく。


 昨年、日光市内を訪れた観光客は計約860万人。震災前の2010年から2割以上減った。外国人宿泊者も、約7万3千人から6割以上の減。いずれも過去10年で最大の減少幅だ。


 日光観光協会の担当者は「日本人の出足は10年比で8割ほどに戻り、駅前などの通訳を利用する欧米系外国人観光客も8割ほどに戻った」とするが、川島さんは「実感はない」ともらす。


    ◇


 福田富一知事は5月の立候補表明の会見で、課題のひとつに「東アジアを念頭に置いた海外の誘客促進」を挙げ、取り組みの強化に意欲を示した。


 この会見直前には台湾を訪れ、政界や経済界に安全性をPRするトップセールスを実施。香港や台湾では旅行会社向けにツアー誘致の説明会を開催。県内の観光地にアジア各地の旅行会社を招いたり、人気のブログ運営者を招待してインターネットで魅力を呼びかけてもらったりもした。


    ◇


 しかし、観光地の現場からはさらなる要望も聞かれる。


 「鬼怒川グランドホテル・夢の季(とき)」の波木恵美社長は福田知事の姿勢を評価しながら、「誘致する地域を限定すると、ひとつの問題で客足が途絶えるリスクがある。東南アジアも含めた広い目線での誘致が必要では」と指摘する。川島さんも「中国よりも東南アジアの方が伸びしろがあるのでは」と話す。


 福田知事は「風評被害の聞き取りや東電による賠償の手伝いなど、観光関係団体と県の連携は取れている」とするが、川島さんは「知事も含めて現場を交えた話し合いの場が必要だ」と、個人の業者の小さな声を拾う必要性を訴える。

4575チバQ:2012/11/18(日) 12:24:26
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210270001
【検証 福田県政】


企業の定着 後押しへ舵 
2012年10月27日


ゼネコンや金融機関の関係者らに県内への立地をPRする福田知事=15日、東京都新宿区の京王プラザホテル

 【山岸玲】とちぎ和牛のステーキに宇都宮餃子(ギョーザ)、県産イチゴ「とちおとめ」を使ったチーズケーキ。15日、東京都内のホテルで県が開いた「とちぎ企業誘致セミナー」後の懇談会のメニューだ。参加者は、企業が工場などの立地先を決める際に仲介役となる金融機関や大手ゼネコンなど58社の担当者。「とちぎ色」を前面に出した「もてなし」に、県の意気込みが表れていた。


 セミナーでは福田富一知事が「本県では企業活動に良好な環境が整っておりますので、必ずご満足いただける」と強調した。輸送網の充実や、災害からの復旧能力、新規立地への最大30億円の補助などをアピールした。


 福田知事は「近々進出を決めるという企業にあいさつに行く意味もある」と、トップセールスの意義を話す。県の担当者は「知事は知恵を出せ、靴底を減らせといつも言う」と話す。


             ■        □


新たな工場や事業所の進出が雇用を生み、地元の部品調達先が潤い、県内への転勤者によって消費も法人税収も増える。企業の立地を呼び込むことは県内経済の生命線ともいえる。


 県によると、2008年4月〜今年9月までの県内での新規立地と拡充は125件で、撤退と縮小は24件。4年半で1590人の雇用が増えた計算になる。


 しかし、10年にはキリンビール栃木工場(高根沢町)やコマツ真岡工場が閉鎖し、今年はシャープ栃木工場(矢板市)の縮小が発表された。「リーマン・ショックや円高など、行政の取り組みより景気そのものに大きく左右されている」と県の担当者は話す。


             ■        □


県は新規立地と同時に、流出の食い止めに目を向け始めた。年に一度、「定着促進セミナー」としてすでに立地している企業から要望を聞く。20年以上県内で操業していれば設備の建て替えに補助金も出す。


 今後の企業誘致のあり方について、足利銀行のシンクタンク「あしぎん総合研究所」の豊田晃常務は「企業誘致というと、大手企業の工場など『外から呼ぶ』イメージがあるが、定着も含めて今後は多方面で『地元で企業を育てる』ことが必要」と指摘する。

4576チバQ:2012/11/18(日) 12:24:44
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210300002
【検証 福田県政】


「人材流出」脱却へ魅力ある選択肢を
2012年10月30日


24時間開いている国際教養大学の図書館で勉強する半田さん(手前)。蔵書の7割は洋書という=秋田市雄和椿川

宇都宮市出身の半田陽香(はるか)さん(19)が国際教養大学(秋田市)に入学してから半年たった。留学生らと寮生活を送りながら、すべて英語で講義を受ける。最近ようやく、講師から課題を出されて聞き漏らすことはなくなった。「英語に慣れてきたのを実感する。毎日がとても充実している」と目を輝かせた。


 高校の頃にモンゴルへ行って、勉強すらままならない子どもが大勢いるのに衝撃を受けたという。将来は海外で働くのが夢と語る。当面の目標は、在学中に義務づけられる1年間の留学で、ノルウェーに行くことだ。週末は課題に追われることが多いが「(貧困の解消も提唱する)平和学を学びに行きたい。周りもみんな熱心だからがんばれる」という。
     ◇
 国際教養大学は2004年に設立された県立大学だ。就職難の時代でも大手自動車や製鋼業、商社などからの人気は高く、就職内定率はほぼ100%を維持している。


 この話を伝え聞いた福田富一知事は3期目の公約に「グローバルに活躍できる国際人の育成」を盛り込んだ。国際経済・ビジネスの課程を県内の大学に設置し、各大学が連携して運営することを思い描く。


 08年の前回知事選では、中高生の留学支援制度の創設を公約に盛り込んでいた。しかし、リーマン・ショックや11年の東日本大震災などで県や自治体の財政状況が悪化。「仕組み作りを先送りしたまま」(知事)、未達成となった。


 知事は最近、県内外の大学を訪ねるたび「就職後に海外赴任、あるいは学生のうちに海外留学したい人は?」と学生に尋ねている。「挙手するのは1割程度。行政が背中を押さないと。県出身者の入学枠を設けたり、世界中から教授を招いたりするのに必要な予算を確保したい」と意気込む。
     ◇
 課題はやはり、財政面だ。秋田県は毎年度10億円程度の運営費を支出する。福田知事は「来年から制度設計に取りかかりたい。10億円までは負担しなくてもできる」と語るが、財政難の中で設立の意義をどう説得するかが課題となりそうだ。


 国際教養大の場合、設立時には県議会で自民党が反対、関連予算の修正動議を出し続けた。昨年度に就職した卒業生160人のうち、秋田県内への就職者がわずか8人だったことを巡り「人材が残らないのは問題だ」などとする議論は、現在もたびたび再燃する。


 栃木県のまとめでは、2011年度に4年制大学に進学した県内の高校生のうち、76・5%が県外に行った。県内9大学は医学・看護系が3大学を占め「選択肢が少ない」(半田さん)と感じる受験生は少なくない。魅力ある選択肢を増やし、“人材流出県”からどう脱却するか。中長期的な問題提起でもある。(吉野太一郎)

4577チバQ:2012/11/18(日) 12:25:01
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210310002
【検証 福田県政】


再生エネ、民間参入が鍵
2012年10月31日


大田原市の工業団地では、藤井産業が11月から稼働を予定するメガソーラーの建設が進んでいる



 「近い将来、原発依存からの脱却を目指すべきでしょう」。福田富一知事は今年3月の朝日新聞の取材にそう語り、再生可能エネルギーの拡大に力を入れていく方針を示した。


 東京電力栃木支店の資料によると、2009年度の県内の電力源は、福島県の原子力発電が78・4%と大半を占め、火力・水力を含めれば94・5%を県外に頼っていた。
 県が自給する電力は、再生可能エネルギーの一つである水力の5・5%しかなく、震災後に計画停電や節電で電力不足の怖さを思い知った県は、取り組みを急いだ。


    ◇


 いち早く進めたのが太陽光発電所(メガソーラー)の誘致だ。冬の日照時間の長さが全国3位で、自然災害に強いなど好条件がそろう。県は設置に適した県有地や民有地のリストをつくり、参入を考えている民間企業との仲介を昨年10月から始めた。


 シャープやソフトバンクグループ、地元の藤井産業(宇都宮市)など次々に企業が手を挙げ、12カ所で設置が決まった。北海道に続く全国2位の多さだ。3カ所に設置する藤井産業の藤井昌一社長(58)は「県内の太陽光発電は活況を呈している。地域産業の活性化も期待できる」と話す。


 県は太陽光発電を20年度までに58万キロワット導入する目標だが、11年度は10万4千キロワットにとどまり、5倍以上に増やさないといけない。


 「メガソーラーは敷地に限度がくる。今後は工場や事業所の屋根などで中小規模の導入を考えている企業も多く、後押しできるかだ」。あしぎん総合研究所の大塚正義取締役本部長(47)は指摘する。


    ◇


 県は、太陽光よりも発電コストが低い、水力や地熱・温泉熱、バイオマスも重点的に取り組んでいるが、いずれも道半ばだ。


 小水力は、14年度までに約百カ所の農業用水路に水力発電機を設置する計画だが、実証実験は来年初めから。温泉熱で電力をつくるバイナリー発電も地点調査が始まったばかり。


 太陽光のように将来の目標値を定めておらず、拡大に向けた道筋はこれからだ。知事は7月の定例会見で「ソーラーや小水力、温泉熱、バイオマスを組み合わせながら、電力自給率を20%、あるいは30%にすることを目指したい」と語った。


 再生可能エネルギー研究の第一人者で、足利工業大の牛山泉学長(70)は「栃木は潜在力が大きい。目先のコストが高くても積極的に取り組むべきだ。メガソーラーのように民間が参入できる仕組みをつくりながら、軌道に乗せることが重要だ」と話している。


(毛利光輝)


=「検証 福田県政」おわり

4578名無しさん:2012/11/19(月) 05:09:25

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasu/news/20121119/924635
県議補選 みんなの党2敗 関谷氏、五十畑氏当選
(11月19日 朝刊)

 任期途中の辞職に伴う県議補選(那須塩原市・那須町、小山市・野木町両選挙区=いずれも欠員1)は18日投開票が行われた。

【開票結果】2012県議補選(那須塩原市・那須町選挙区)
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/result/2012/kengihosen-nn
【開票結果】2012県議補選(小山市・野木町選挙区)
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/result/2012/kengihosen-on

 来月の衆院選を控え自民対みんなの前哨戦として注目された那須塩原市・那須町選挙区は、無所属新人の関谷暢之氏(50)=自民・公明推薦=が初当選した。

 関谷氏は同日午後10時50分ごろ那須塩原市五軒町の選挙事務所で支持者を前に「最強のチームで勝利した。この勝利は皆さんのもの」と感謝の言葉を述べた。

 みんなの党渡辺喜美代表らの支援を受けながら敗れた無所属新人の平山武氏(64)は同市末広町の選挙事務所で「日に日にムードが上がってきたと感じていたが、私の不徳の致すところで申し訳ない。阿久津憲二那須塩原市長や、渡辺先生の選挙に影響を与えてしまった」と敗戦の弁を述べた。

 小山市・野木町選挙区はオール自民態勢で選挙戦に臨んだ自民党新人の五十畑一幸氏(38)が初当選。みんなの党新人の小野塚久枝氏(69)は、みんな幹部らと運動を展開したが及ばなかった。

4579チバQ:2012/11/19(月) 23:21:15
>>4555
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121119/CK2012111902000145.html
白岡市長選小島氏再選 岡安氏との接戦制す
2012年11月19日

 十八日投開票された白岡市長選は、無所属現職の小島卓(すぐる)氏(73)=自民推薦=が、無所属新人で元白岡町議の岡安良(まこと)氏(61)を破って再選を果たした。当日有権者数は四万一千十二人で、投票率は49・03%(前回町長選47・96%)だった。

 選挙事務所に現れた小島氏は、喜びに沸く支持者を前に「過去四年の実績への信頼と、自民県議団と国会議員のスクラムの結果」と、激しい選挙戦を制した思いを述べた。

 小島氏は、近隣自治体と合併をしないで町から市に移行させた実績をアピールし、「市制を実行した者として新市の礎を築く責任がある」と強調。JR白岡駅周辺整備や、図書館機能を持つ生涯学習拠点の建設などの実現を訴えた。

 県信用農業協同組合連合会(県信連)に勤めた経歴を生かして農家などに浸透。自民の国会議員や県議らが応援に入って組織戦を繰り広げ、自民支持層を中心に支持を広げた。

 岡安氏は「白岡を変える」と呼び掛け、民間の力を生かした公共施設整備などを公約に掲げた。四年前の町長選で小島氏の対立候補だった二人も陣営に加わり、現職批判票の結集を図ったが、及ばなかった。 (石井宏昌)

◇白岡市長選開票結果
当 10,675 小島卓 無 現<2>

  9,203 岡安良 無 新 

  全票終了

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000090-mailo-l11
選挙:白岡市長選/白岡市議補選 市長選、小島氏が再選 市制移行の実績を訴え /埼玉
毎日新聞 11月19日(月)11時54分配信

 任期満了に伴う市制移行後初の白岡市長選は18日投開票され、無所属で現職の小島卓氏(73)=自民推薦=が、新人で行政書士の岡安良氏(61)=無所属=を破り、再選を果たした。投票率は前回(08年町長選、47・96%)を1・07ポイント上回る49・03%。当日有権者数は4万1012人(男2万424人、女2万588人)。
 小島氏は同市小久喜の事務所で、詰めかけた支持者と万歳を繰り返し、「走り出したばかりの市の将来の礎を築くため、信頼と協働のまちづくりを進めたい」と抱負を語った。
 小島氏は選挙戦で、「町民の念願だった市制移行を成し遂げた」と4年間の実績を強調。「未来都市の実現のため、引き続きリーダーダーシップを発揮する」と訴えた。自民党の推薦を受けて麻生太郎元首相や片山さつき参院議員の応援を得て、票固めに弾みを付けた。
 岡安氏は環境文化都市構想を掲げ小島市政を批判。33年の行政経験を強調したが、浸透しきれなかった。市議補選も即日開票され、新議員が決まった。【栗原一郎、西田真季子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10675 小島卓 73 無現
   9203 岡安良 61 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇白岡市長略歴
小島卓(こじま・すぐる) 73 無現(2)
 市長▽県水道協会監事▽市体育協会長[歴]県農協総合情報センター社長▽不動岡高=[自]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇白岡市議補選開票結果(改選数1−3)
当 7370 大島勉  38 無新(1)
  6298 成田英世 41 無新
  4774 細井公  71 無元
 =選管最終発表
11月19日朝刊

4580チバQ:2012/11/19(月) 23:21:48
白岡市長に小島氏 「継続」訴え新人下す
 10月から県内40番目の市となった白岡市初の市長選は18日、投開票され、現職の小島卓氏(73)=無所属、自民推薦=が、無所属新人で前町議の岡安良氏(61)を破った。初めて有権者の審判を受けた市長として2期目の市政運営に当たる。

  町長から横滑りで就任した小島市長の任期満了に伴う市長選。辞職に伴う市議補選(欠員1)と同時実施された。

  小島氏は、一般会計と特別会計を合わせ約25億円の財政赤字を削減し、図書館機能を持つ生涯学習施設の建設に向けた基金積み立てに着手したことなど実績をアピール。

  公約には、JR東北線白岡駅西口から延びる都市計画道路の整備、第2子からの給食費補助、新築住宅や2世帯住宅の増改築補助を掲げた。

  岡安氏は、手狭になった白岡駅西口広場の整備や、使い勝手の悪い市立図書館に代わる生涯学習施設の整備などを訴えたが、及ばなかった。

  当日有権者数は4万1012人(男2万424人、女2万588人)。市長選の投票者数は2万109人(男9868人、女1万241人)、投票率は49・03%(男48・32%、女49・74%)で、前回町長選を1・07ポイント上回った。

■白岡市長選開票結果(開票率100%=選管最終)

 当10675 小島卓 無現

    9203 岡安良 無新

http://www.saitama-np.co.jp/news11/18/11.html

4581チバQ:2012/11/19(月) 23:52:46
>>4578
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121119-OYT1T00417.htm
自民が2勝…2選挙区で「一騎打ち」県議補選
自民とみんなの事実上の一騎打ちとなった栃木県議補選は18日投開票され、那須塩原市・那須町、小山市・野木町の2選挙区(欠員各1)とも自民が勝利した。

 両党は衆院選でも県内全選挙区でぶつかる見通し。

 那須塩原市・那須町選挙区は、自民、公明推薦の新人で前那須塩原市議会副議長の関谷暢之氏(50)(無所属)が、新人でみんなの支援を受けた前同市議の平山武氏(64)(無所属)を破り、初当選した。

 みんな系県議だった阿久津憲二氏の市長転身で欠員となった議席を奪取した。当日有権者数は11万6526人。投票率は40・63%。

 小山市・野木町選挙区は、自民公認の新人で前小山市議の五十畑一幸氏(38)が、みんな公認の新人で社団法人代表理事の小野塚久枝氏(69)を破り、初当選を果たした。 自民は組織力で五十畑氏の知名度不足を克服。みんなは小山市議3人が離党して足もとが揺らぎ、組織力の低下が響いた。

 当日有権者数は14万9782人。投票率は30・62%。

(2012年11月19日20時39分 読売新聞)

4582チバQ:2012/11/19(月) 23:53:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000075-mailo-l09
選挙:’12知事選/’12宇都宮市長選/県議補選 福田氏、大差で3選 県都は佐藤氏圧勝(その1) /栃木
毎日新聞 11月19日(月)11時22分配信

 いずれも現職の組織力を最大限に発揮した18日投開票の知事選と宇都宮市長選。知事選は自民、公明推薦の現職、福田富一氏(59)が、共産公認の新人、野村節子氏(59)を大差で破った。宇都宮市長選も自民、公明推薦の現職、佐藤栄一氏(51)が無所属新人の河内宏之氏(62)を圧倒。共通の支持基盤を持ち、「二人三脚」の戦いぶりで危なげなく3選を果たした。一方の野村氏、河内氏は現職への批判票の取り込みに努めたが、出遅れが響いた。知事選の当日有権者数は161万5335人(男79万8657人、女81万6678人)。知事選の投票率は33・64%(前回32・28%)、市長選の投票率は36・03%(前回40・28%)だった。【岩壁峻、長田舞子、中津成美】
 ◇「組織力」生かす
 宇都宮市馬場通り2の福田氏の事務所では「当選確実」の一報が伝わると、詰めかけた支援者から拍手と歓声がわき起こった。事務所に現れた福田氏は地元議員や市町の首長らと握手を交わし、17日間に及んだ選挙戦の勝利を喜び「引き続き『チームとちぎ』のリーダーとして県政の課題解決に努めたい」と抱負を述べた。
 「我々は決して東日本大震災を忘れてはならない。放射性物質の風評被害でも大変なこの地がしっかり復興しないと始まらない」。陣営幹部が声を張り上げた、告示日(1日)の大田原市での出陣式。過去2回の知事選の第一声は選挙事務所を構える宇都宮市で行ったが、防災対策をマニフェスト(選挙公約)冒頭に掲げるなど「震災後」を強く意識したことを反映するように、県北をスタートの地に選んだ。
 防災対策だけでなく、年配者が多くいれば「『健康づくり推進条例』を制定して全国的に順位が低い平均寿命を延ばす」。家族連れがいれば「子どもを性犯罪から守る取り組みをする」。街頭演説では聴衆の顔を見て演説内容を選ぶ気配りも。幅広い年齢層から支持を得る努力も怠らなかった。
 後援会は、合併前の地域も含め県内45カ所に組織。推薦団体も「200は超えている」(陣営関係者)。かねて強固だった支持基盤に加え、県内選出の自民党国会議員も頻繁に応援。同党県連の幹部県議も、それぞれの地元で票の掘り起こしに努めていた。
 自身が訴えてきた「自然災害への即応力」、これまでに作り上げた「組織力」を駆使した圧勝だった。
 ◇野村氏、出遅れ響く「選択肢を示すことできた」
 宇都宮市東浦町の野村氏の事務所では、落選が明らかになると重苦しい雰囲気に包まれた。初の女性知事を目指して「女性の視点で県政を変えたい」と主婦層などに訴えてきたが、支持拡大には至らなかった。事務所に現れた野村氏は、集まった支持者の前で「厳しい選挙戦だったが、選択肢を示すことができた」と話した。
 共産党県委員会は関係する市民団体と9月下旬まで協議を重ね、無党派からの候補者擁立を目指してきたが、最終的に断念。野村氏が知事選への出馬表明をしたのは告示(11月1日)まで1カ月を切った10月4日と出遅れた。
 選挙戦では福田県政を「県民に冷たい」と批判。「命、暮らし最優先の政治にし、安心して住み続けられる栃木にしたい」と訴えてきた。原発再稼働やTPP参加、増税への反対など「国の政治にも異議を唱えることができる知事」を目指したが届かなかった。【長田舞子】
 ◇知事選、投票率は33・64% 前回より1・36ポイント上回る
 前回08年と同様、現職と共産党系候補の一騎打ちとなった知事選の投票率は33・64%(男33・82%、女33・46%)で、前回より1・36ポイント上回った。
 1951年に85・57%を記録した知事選の投票率。63年に一気に42・23%まで落ち込むと、変動はあるものの、低落傾向が続く。最低は現職と共産系候補の一騎打ちという今回と同じ構図だった96年の28・09%。
 政権与党として独自候補の擁立をぎりぎりまで目指していた民主党は、先月22日に結局断念。11年の統一地方選で議席を増やし、県議会第2党となったみんなの党も自主投票とした。代わり映えしない対決構図で投票率アップが望めない中、福田氏、野村氏ともに有権者の「既視感」を払拭(ふっしょく)しようと投票参加を必死に訴え続け、何とか微増にこぎ着けた。
 とはいえ相変わらず低調だった投票率に、福田氏は18日夜、「こちらの呼びかけが届かず、残念。今後は政策で県民の信頼を勝ち取りたい」と述べた。【岩壁峻】

4583チバQ:2012/11/19(月) 23:54:08
 ◇県議補選、新人2氏が初当選−−小山市・野木町、那須塩原市・那須町選挙区
 同じく18日投開票の県議補選は2選挙区とも自民党系、みんなの党系の候補者の一騎打ち。12月16日投開票の次期衆院選の前哨戦ともいえる戦いとなった。投票率は小山市・野木町選挙区は30・62%、那須塩原市・那須町選挙区は40・63%だった。
 小山市・野木町選挙区は自民新人で前小山市議の五十畑一幸氏(38)がみんな新人で元大学院教授の小野塚久枝氏(69)を破り初当選。
 那須塩原市・那須町選挙区は無所属新人で前那須塩原市議の関谷暢之氏(50)=自民、公明推薦=が、実質的にみんなの党の支援を得た無所属新人で、前同市議の平山武氏(64)を破り、初当選を果たした。【岩壁峻】
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 ■解説
 ◇リーダーの覚悟求められる
 「大きな争点があるわけでもなく、必死に運動しても『笛吹けど踊らず』で盛り上がらない」。選挙戦終盤に福田氏陣営の幹部がこぼした言葉が象徴するように、知事選は低投票率に終わった。
 2期目に財政調整的基金の残高を回復させた福田氏の政策を、野村氏は「『冷たい県政』の象徴」と批判したが、代替案は具体性に欠けた。原発再稼働の是非で意見が分かれる一方、自然エネルギーの開発促進という点で一致した。意見のぶつかり合いが少なかったことも関心を引かない結果となった。
 それでも有権者は福田氏に3期目の県政運営の「許可証」を与えた。ぜひ、自ら称する「『チームとちぎ』のリーダー」としての判断力を見せてほしい。
 例えば矢板市の指定廃棄物最終処分場候補地の問題だ。国の提示から2カ月以上経過した今も、県は国と市の間で立ち位置を定めきれずにいる。「処分場は必要」と言うのであれば、国に責任を問うばかりでは解決しない。街頭演説で市を訪れた際「(遠藤忠)市長の苦悩を少しでも分けてほしい」と優しさを見せたが、かじ取り役の言葉なら「優柔不断」なだけ。問題の終着点を明示するのがリーダーの役割だ。その覚悟が求められている。【岩壁峻】
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 ◇知事選開票結果
当 462,299 福田富一 59 無現
   71,700 野村節子 59 共新
 =選管最終発表
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 ◇知事選当選者略歴
福田富一(ふくだ・とみかず) 59 無現(3)
 知事▽日大理工学部建築学科客員教授[歴]県職員▽宇都宮市議▽県議▽宇都宮市長▽日大=[自][公]
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 ◆県議補選開票結果
 ◇小山市・野木町開票結果(改選数1)
当 24264 五十畑一幸 38 自新
  19607 小野塚久枝 69 み新
 =選管最終発表
 ◇那須塩原市・那須町開票結果(改選数1)
当 25635 関谷暢之 50 無新
  20146 平山武  64 無新
 =選管最終発表
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 ◇小山市・野木町当選者(改選数1)
五十畑一幸 38 自新(1)
 [元]市議▽市体操協会長[歴]参院議員秘書▽明大
 ◇那須塩原市・那須町当選者(改選数1)
関谷暢之 50 無新(1)
 関谷商事社長▽大田原法人会理事[歴]市議▽明大
11月19日朝刊

4584チバQ:2012/11/19(月) 23:54:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000072-mailo-l09
 ◇地盤固め3選
. 「当選確実」の一報が伝わった佐藤栄一氏(51)の宇都宮市駒生2の事務所は、詰めかけた支持者らが大きな拍手で3選を喜び合った。笑顔に包まれる中で登場した佐藤氏は万歳を繰り返し「宇都宮が100年先まで繁栄できる礎をつくりたい」と抱負を述べた。
 7日間に及ぶ選挙戦では延べ70カ所以上で街頭演説を繰り返し、市内全域を25地区に分けた後援会や企業集会を中心としたミニ集会をこまめに続けた。その数は30回を超え、着実に地盤を固めていった。また、企業・団体から推薦を取り付けて保守票から幅広く支持を集めた。
 待機児童ゼロ、小中一貫教育を通した公私立の学校連携などを通じて、高い学力と道徳心を持つ子どもを育てたい−−。2期8年の実績をアピールしながらの訴えを続けた。
 最大の争点となった次世代型路面電車(LRT)については、マニフェスト(選挙公約)で「LRTを整備する」と明記。「宇都宮の身の丈でやっていく」とし、交通渋滞の緩和だけでなく「高齢化社会に備えて、車が運転できなくても誰もが自由に移動できる」などと主張し、支持を広げた。
 河内氏は「LRTを導入するより教育などに税金の投資を」と最後まで反対を訴え続け、4万票以上の批判票を獲得した。【中津成美】
 ◇投票率は36・03% 過去最低、前回を4・25ポイント下回る
 宇都宮市長選の投票率は前回(08年)の40・28%を4・25ポイント下回る36・03%となり、過去最低の結果となった。戦後になってからの最低記録は39・41%だったが、これは1947年8月で、同年4月の新憲法下での初の市長選の後で、新市長の辞任を受けた「選挙疲れ」と酷暑の影響だったといわれている。
 最高は、55年4月の90・58%。現職対新人の一騎打ちで現職が3選を目指した。まるで今回と同じ構図だが、時代の選挙に対する熱もこれ以降、下落傾向を続けることになる。
 市選管によると、今回、投票率アップを目指して投票を呼びかけた。期日前投票は増加しているものの、全体の投票率増加にはつながらなかった。【中津成美】
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 ■解説
 ◇具体的説明欠けた
. 宇都宮市長選は佐藤氏が圧勝で3選を果たした。盤石な支持基盤があり、フタを開ける前から伝えられた圧勝だ。事実上の信任投票の意味合いが濃かった。それだけに有権者の前でもっと自らの理想とする市政のあり方を語ってほしかったという思いが残る。
 その原因は、前回(08年)同様、最大の争点となった次世代型路面電車(LRT)だ。前向きに進めるという主張に時間をかけすぎたのではないか。計画が具体化もされていない今、なぜこれだけ大きく取り上げる必要があったのか。反対を強調する相手の土俵に乗ってしまったというところだろう。
 有権者からも「そもそもLRTが争点になっているのが不思議。現実を見てほしい」といった声が数多く聞かれた。投票率は36・03%と盛り上がりに欠けたのも、その論戦が「空論」でしかないことを有権者が見破り、白けた結果ではないか。
 一方で「全国で5本の指に入るまちづくり」とも訴え続けた。短期決戦では効果的なキャッチフレーズの繰り返しは仕方ないとしても、教育、医療、福祉、都市計画……。2期8年の実績をどう継続するかの具体的な説明に欠けたのは残念だ。
 「5本の指に入るまち」。その絵を常に市民に示し、問う姿勢を貫くことを期待する。【中津成美】
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 ◇市長選開票結果
当 100858 佐藤栄一 51 無現
   41678 河内宏之 62 無新
 =選管最終発表
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 ◇宇都宮市長略歴
佐藤栄一(さとう・えいいち) 51 無現(3)
 市長▽県市長会長[歴]会社社長▽日本青年会議所副会頭▽宇都宮商工会議所青年部会長▽明大=[自][公]
11月19日朝刊

4585チバQ:2012/11/20(火) 00:03:07
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/110614
市長リコール訴え「市民の会」設立 八千代
2012年11月19日 15:10
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拳をあげてリコール実現への決意を示す参加者=17日夜、八千代市の勝田台文化センター 八千代市の「市長リコールを実現する市民の会」(曽我正男代表)の結成市民集会が17日夜、同市の勝田台文化センターで行われ市民180人が参加、代表者らが現市政の問題点などを主張し、署名運動に向けたスケジュールを確認した。

 「市民の会」は発起人会議を経て同日、正式に設立。同市新川周辺における農業・観光交流施設や総合グラウンドの整備計画を推進する豊田俊郎市長について「ハコモノ行政を強行し、市民サービス向上の責務を放棄している」などと批判、市長解職の必要性を訴えている。

 集会では曽我代表が活動経過や他市のリコール事例、今後の予定について説明し、署名集めなどへの協力を要請。この他、市民団体メンバーや地元農家ら参加者有志が現市政の問題点を訴えた。


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4586チバQ:2012/11/20(火) 00:14:58
>>4581
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211190002
自民、総選挙へ勢い加速 知事選・解説
2012年11月19日

 【山岸玲】今回行われた四つの選挙では、どの候補者にも連日のように国会議員や衆院選の立候補予定者が応援に駆けつけ、支援政党は衆院選を見据えた闘いを展開した。結果を見れば、支援候補者の全員が当選を決めた自民党が、衆院選に向けて勢いを加速させたといえる。

 特に影響が大きいのは、実質的に自民とみんなの政党の争いとなった県議補選の那須塩原市・那須町選挙区だ。この選挙区を含む衆院選栃木3区も、みんなの党代表の渡辺喜美氏に、自民党新顔の簗和生氏が挑む同様の構図となりそうだ。渡辺氏は「私にとっての前哨戦」とし、簗氏は周辺が「ここ(県議補選)で勝ってやっとスタートラインに立てる」としていた。

 今回の結果は、渡辺氏が強固な地盤を誇る3区での地殻変動を印象づけたうえ、小山市・野木町選挙区でも自民党公認候補が激戦を制した。県連幹部は知事選と宇都宮市長選も含めて、これまでの運動を「延長させていくだけ」と衆院選での議席奪還にも自信を見せる。

 みんなの党は9月、渡辺氏系の大田原市議6人が離反し、小山市議3人が離党した。知事選では独自候補の擁立を見送り、全県的な運動は展開できなかった。大幅に議席を増やした2010年の県議選時の勢いはみられないのが現状だ。

 民主党はどの選挙にも候補を擁立できず、党の存在感すら出せなかった。擁立断念を明らかにした10月の会見では、県連選対委員長の佐藤栄氏が「今後の国政選挙に影響がないと言ったらうそになる」と苦渋の表情を浮かべた。

 県連会長だった富岡芳忠氏の離党問題もあり、5選挙区のうち3選挙区で候補者が未定のまま。党への逆風だけでなく、県組織の根幹を揺るがす事態の中で衆院選を戦うことになる。

 国政をめぐる動きが熱を帯びる中、福田富一氏は3期目の県政運営をスタートさせる。「争点を作らない」(福田氏周辺)方針で進めた選挙戦では、各方面からの支持を受けた。投票率は低迷したが、それは民主党とみんなの党など選択肢を示せなかった有力政党に責任がある。

 矢板市が候補地となった指定廃棄物の最終処分場問題のように、福田氏には立場を明確にせずに時間を消費することは許されない課題も山積みだ。「決断力」が問われる船出となる。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211190004
LRT導入には情報公開を 市長選・解説
2012年11月19日

 【田中正一】JR宇都宮駅東側の交通渋滞解消を目的に、新交通システムの研究会が立ち上がってから20年近く。次世代型路面電車システム(LRT)の導入を公約に掲げた佐藤氏の当選で、新たな一歩を踏み出すことになった。


 市は、2年前から将来の公共交通のあり方について、説明会やフォーラムを開くなど理解の浸透を図ってきた。佐藤氏は、少子高齢化社会が進むなか、「公共交通は今や行政の役割」とし、LRTやバス路線、地域内交通を結び、誰もが公共交通を使って移動できるネットワークづくりを訴えた。


 これまでLRTの導入に難色を示していたバス会社の関東自動車が、「みちのりホールディングス」(HD、東京)の傘下になり、新しい会長が市の計画に一定の理解を示したことも、後押しになったとみられる。


 ただ、投票率が示すように選挙での市民の関心は高くはなかった。採算性や需要の見込み、事業費については「根拠が分からず、あまりにも不透明」と指摘する声は根強い。


 市の将来にもつながる大きな街づくりの計画だけに、今後も情報公開と理解を求める姿勢がより重要となる。

4587チバQ:2012/11/20(火) 00:19:00
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121119/tcg12111912000005-n1.htm
政党の“候補擁立力”課題 選択肢示す責任は 
2012.11.19 11:00
 18日投開票の栃木県知事選は、無所属現職の福田富一氏(59)=自民、公明推薦=が共産新人の元県議、野村節子氏(59)を破り、3選を果たした。

 民主党やみんなの党が候補者を擁立できず、自民党と公明党が推す現職と共産党公認候補による一騎打ちになり、有権者の選択肢は限られたものになった。低投票率となった今回の選挙は政党の候補を擁立する力も課題となった。

 地方選挙は政党間の政策論争の場だけとは言い難く、政党に全ての責任を押しつけるわけにはいかないが、幅広い考え方と政策を示し、選択肢を増やさないと、投票率も上がらない。

 投票率が50%を超えた上での勝利でなくては、信任されたとは言えないと言うつもりはないが、たとえば、現職知事に「多少不満がある」という有権者はどうか。他の候補者に投じるのに、自分の不満を解消してくれそうな政策や理想を掲げる候補者が見当たらないとしたら、対立候補に一票を入れるだろうか。

 資金力や組織力が問われる選挙の現状とその後の県庁での仕事、議会対策などを見るにつけ、政党に頼らない純粋無所属での立候補は、よほどの知名度か人間的魅力のある人でなければ、難しいと思わざるを得ない。そうであるからこそ、地方選でも政党による魅力ある候補者の擁立は、有権者に対する各党の責務ではないのか。(高橋健治)

4588チバQ:2012/11/20(火) 21:58:56
>>46>>2668
4年前の守谷市長選に出馬落選
その後継候補が梶岡博樹(当時は自民 離党してみんなへ)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121120ddlk08010292000c.html
選挙:県議補選・守谷市区 小川一成氏、出馬を表明 /茨城
毎日新聞 2012年11月20日 地方版

 梶岡博樹氏が県議を辞職したことに伴う守谷市区県議補欠選挙で19日、元県議で守谷市商工会長、小川一成氏(65)が立候補する意向を表明した。小川氏は「放射性物質の除染に力を入れ、いじめをなくす教育改革などに取り組みたい」と抱負を語った。自民党に公認を申請しているという。

 小川氏は88年から旧守谷町議を2期務めた後、95年1月から県議4期。08年11月の守谷市長選に立候補して落選した。同県議補選を巡っては、他にも出馬を模索する動きがある。【中野秀喜】


 小川氏は88年から旧守谷町議を2期務めた後、95年1月から県議4期。08年11月の守谷市長選10+件に立候補して落選した。同県議補選を巡っては、他にも出馬を模索する動きがある。【中野秀喜】

4589チバQ:2012/11/20(火) 22:08:00
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/utsunomiya/news/20121119/925373
「LRT反対」白票倍増 宇都宮市長選
(11月20日 朝刊)
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 【宇都宮】次世代型路面電車(LRT)導入の是非をめぐって争われた宇都宮市長選は、現職の佐藤栄一市長(51)が前回の8万票を上回る10万票を獲得し、3選を果たした。一方で、投票率は過去最低の36・03%。LRT反対を訴えた河内宏之氏(62)には「予想を超える票」(佐藤陣営)が流れた。今回の選挙戦を振り返る。

 13日夜、市北部の中学校体育館で開かれた佐藤市長個人演説会。農業を営む男性は地元の市議から参加を求められたが、「市長の考えは分かってるから。心配すんな」と応じた。結局、事実上の「信任投票」となった選挙戦に関心を示さず、欠席した。

 ■白票が倍増

 「(低投票率は)ある程度は想定していたが、政治不信が自治体選挙にも広がったとみるべきなのか」。

 佐藤陣営の選対幹部は18日夜、3選の喜びに沸く選挙事務所で前回を4・25ポイント下回った投票率を目の当たりにし、苦渋の表情を浮かべた。

 加えて、無効票とされる白票は前回の2451票から5348票に倍増。LRT導入反対の意思表示をするため、白票を呼び掛けるビラも出回り、投票所の宇都宮女子高を後にした40代男性は「どちらの候補も市長にふさわしくない」と、あえて白票を投じたことを認めた。

 市議会には当初から「LRTには反対だけど、河内候補に投票しない人が白票を投じるだろう」という見方が大勢を占めていた。

 ■予想外の苦戦

 低投票率は織り込み済みとはいえ、河内候補に4万を超す票が投じられた事実に佐藤陣営は驚きを隠さない。

 「多くて3万と読んでいた。よほどLRT反対票があったのだろう」。市議の1人はさしたる組織票を持たない河内候補の得票数をこう分析した。

4590チバQ:2012/11/20(火) 22:11:56
>>4551
http://mainichi.jp/select/news/20121121k0000m040049000c.html
山梨・西桂町:ダブルリコール、町長選は無投票
毎日新聞 2012年11月20日 21時08分

 有権者へのうなぎのかば焼きの宅配をめぐり同時リコールとなった山梨県西桂(にしかつら)町長と同町議会の出直し選挙が20日、告示された。町長選は前町教育委員長で無所属新人の小林千尋(ちひろ)氏(62)の無投票当選が決まった。

 昨年7月に前町長(69)名義で有権者31人にかば焼きセット(6000円相当)が宅配されたことが発覚。追及する町議会側を支持する住民と、前町長側を支援する住民が対立し、互いにリコールを請求した。10月21日の住民投票は町長解職、議会解散がともに成立。その後、「政争はもうたくさん」との声が噴出し、二つの住民グループが小林氏への一本化でまとまった。当選した小林氏は「無投票でしがらみを超えた行政ができる」と語った。

 町議選(定数10)には12人が立候補し、25日に投開票される。【小田切敏雄】

4591チバQ:2012/11/20(火) 23:35:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121120/CK2012112002000151.html
知事選得票率 矢板で野村氏“善戦”
2012年11月20日

 知事選は、無所属現職の福田富一氏が、共産新人の野村節子氏(59)に圧勝し、前回二〇〇八年の四十二万六千三百三十六票を上回る四十六万二千二百九十九票を獲得した。だが矢板市で、福田氏は支持を伸ばしきれなかった。高濃度の放射性廃棄物の最終処分場候補地選定をめぐる問題が、影響したとみられる。矢板市での福田氏の得票は七千三百六十票で、得票率が78・64%。全二十六市町で唯一、70%台にとどまった。対する野村氏の得票は千九百九十九票だったが、得票率は21・36%。全市町で唯一、20%を超えた。

 今回同様、福田氏と共産新人が争った前回の知事選。福田氏は矢板市で六千九百四十五票(得票率86・61%)を獲得し、共産新人は千七十四票(同13・39%)だった。今回、福田氏が前回比で得票数を増やしたものの得票率を下げたのは、野村氏が得票を倍近くに伸ばして“善戦”したことが要因といえる。

 最終処分場に関し、「県内のどこかに必要」と理解を求め続けた福田氏に対し、野村氏は一貫して「白紙撤回」を訴えた。矢板市での投票結果を受け、福田氏は「野村さんや共産党の方針と、知事としての立場の違いが、有権者の選択に表れたのではないか」と分析。「投票結果で、私の考え方が変わることはない」と言い切った。

 一方、投票率は33・64%と、前回の32・28%に比べて1・36ポイント上昇した。それでも、過去最低を記録した一九九六年の28・09%、前回に次いで三番目に低い数字となった。

 このほか、無所属現職の佐藤栄一氏(51)が三選した宇都宮市長選では、投票率が36・03%となり、過去最低だった一九四七年の39・41%を下回り、ワーストを更新した。 (磯谷佳宏)

4592名無しさん:2012/11/21(水) 04:37:19
みんなの党は栃木で崩壊してるなぁ

4593名無しさん:2012/11/21(水) 04:46:48
12神奈川衆院選:横浜市議補選が同日選に、きょう21日西区現職が辞職願提出
2012年11月21日

 衆院4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡)から民主党公認候補として出馬予定の横浜市議・荻原隆宏氏(42)=西区選出=は、21日付で市議の辞職願を提出する方針を固めた。これに伴い、西区(定数2)の市議補選の投開票が衆院選と同じ12月16日に行われる見通しだ。

 民主党は補選で後任候補を擁立する方針で、自民党やみんなの党も擁立の意向を示している。

 公職選挙法では、市町村議会の議員の欠員が選挙区定数の6分の1を超えた場合、補選を行うと規定。西区は1人欠員となれば補選の対象となる。投開票日は、辞職願を受理した市会議長が市選挙管理委員会に対し、欠員の通知をした日から50日以内と定められている。

 民主党は補選が衆院選と別に行われれば、約6千万円を充てる必要があることなどを踏まえ、衆院選と同日投開票できるよう調整した。告示は12月7日。市選管によると、同日選の場合の費用は2千万円弱という。

 西区は昨年4月の統一地方選で自民、民主、みんなの各党1人が出馬。自民と民主が当選していた。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211210006/

4594チバQ:2012/11/21(水) 22:03:42
こゆの貼りたくなるんすよね



5728 名無しさん 2012/11/21(水) 08:20:53

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211210001
渡辺氏支援の会 解散へ
2012年11月21日

 みんなの党代表の渡辺喜美・前衆院議員を支援してきた那須塩原市議会(定数30、欠員2)の16人でつくる任意グループ「温知会」(人見菊一会長)が、解散する可能性が強まった。30日の会議で正式決定する見通しだ。18日の県議補選で、自民対みんな系の対立が顕著になり、会も事実上分裂していた。衆院栃木3区についても、渡辺氏を推すグループと、自民から立候補予定の簗和生氏への支援に変わるグループに分裂するのは確実と見られる。

 温知会は2009年に発足、メンバーは4会派にまたがり、みんなの党員も、自民党員もいる。昨年4月の県議選では「自主投票」とし、支援構図も自民、みんなの候補者に分かれた。

 さらに新顔2人で争った今年1月の市長選でも、自民とみんな系が対立。今回の県議補選では、メンバーのうち6人が自民・公明推薦で当選した関谷暢之氏を支援した。ほかは渡辺氏とともに平山武氏を応援し、激しくぶつかった。こうしたことから、同じ会での存続が困難になったという。

 会の存続の可否については30日の話し合いで決めるが、人見会長は会長を辞退し、会も離れる方針で「行動の違う人が同じ会で活動するのは無理。存続の意味がない」と話している。みんな系の議員の一部も、解散に同調する考えだ。

4595チバQ:2012/11/22(木) 01:02:53
>>4590
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000101-mailo-l19
西桂町ダブル出直し選:「選挙は再び対立生む」 二つの住民グループが「融和」選択 /山梨
毎日新聞 11月21日(水)13時2分配信

 西桂町長と町議会の同時リコールに伴う出直し町長選は20日、新町長に小林千尋(ちひろ)氏(62)が決まった。石田寿一前町長名義のウナギかば焼き宅配を発端に、前町長派と議会派が対立してリコール合戦に発展。1年3カ月にわたって揺れた同町は、ようやく一歩を踏み出す。
 「目指す町政は融和と公正。前町政の継続ではない。それではまた派閥対立になってしまう」(小林氏)
 先月21日の住民投票で前町長と議会解散の同時リコールが成立。直後から「統一候補」を模索する動きが始まっていた。議会、前町長のリコールをそれぞれ請求するなどして争ってきた議会派と前町長派が選考委を作り、擁立したのが小林氏だった。
 選挙の洗礼を受けない点について小林氏は「無投票でしがらみを超えた行政ができることもある」と強調。その上で「私は町民に『受容』されたというより『許容』された。町民の意思は『とりあえずやらせてみよう』ということ」と控えめだ。告示前に発足していた選対本部の役員も両派から選んでバランスを取った。
 候補一本化には紆余曲折(うよきょくせつ)があった。
 昨年の町長選で石田前町長に79票差で敗れた前田勝弘元町長らが企業経営者に打診。さらに町内在住の小林氏を含む複数の行政経験者の名も挙がった。話し合いによる候補選考に「町民全体の意思ではない」と選挙を求め、小林氏の対抗馬を立てる動きもあった。ただ「選挙は再び対立を生む」という大勢の意見の前に具体化しなかった。
 小林氏は「参画と協働」を強調する。人口4700人の町の特性を生かし、町行政と町内5地区を対等に位置づけた町政を進めるという。各種団体が横断的に参加する委員会を設け、行政に意見を述べる「町民提案制度」の構想も示した。
 西桂町では町長経験者の名前から「槙田派」と「前田・小山派」とも言うべき二つの人脈が長年争ってきた。昨年6月の町長選後に勃発したウナギ問題の底流にもそれがある。小林氏は都留市役所で37年間勤め上げた行政実務のベテランだ。根深い町民対立の修復、町議会対応などにどうあたるか。その手腕が試される船出となる。【小田切敏雄】
11月21日朝刊

4596チバQ:2012/11/22(木) 23:39:29
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121122-OYT1T00471.htm?from=ylist
破産手続きの市議、所得4000万円申告せず

 千葉県松戸市の海老原弘市議(60)が、破産手続き前後に約4000万円の所得を得ながら申告せず、東京国税局から無申告加算税を含め約1000万円を追徴課税されていたことがわかった。

 破産手続きでは、借金の返済を免除される「免責」が認められるが、国税局の申し立てを受け、東京地裁は海老原市議の免責を取り消した。

 海老原市議は、経営していた機械販売会社が倒産したのを受け、2010年に破産手続きを開始。同社が消費税など約3000万円を滞納していたため、国税局は、同社から借金をしていた同市議から滞納分を取り立てようとしたが、同市議が免責を受けたため、徴収できなかった。しかし、国税局の調査で、同市議が同社の倒産後も事業を続け、所得を得ていたことが判明したという。

 海老原市議は「世話になった知人からの借金を返済するため、その知人の会社で働いて給与分と相殺していたが、収入にあたるとは思わなかった。考えが甘かった」としている。

(2012年11月22日14時17分 読売新聞)

4597チバQ:2012/11/23(金) 10:31:38
>>4505
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20121122-OYT8T01533.htm
首相実弟の船橋市議、政調費再び返還

 野田佳彦首相の実弟の野田剛彦・船橋市議(51)の政務調査費に目的外支出があったとして住民監査請求が出された問題で、野田市議は22日、計約47万円を市に返還したことを明らかにした。政策宣伝用器材やムービーカメラ一式などの代金で、野田市議は「私的に使用する分の代金を差し引く案分をせずに請求する事務上のミスがあったので、返還するべきだと判断した」と説明した。

 今月1日に出された監査請求では、2010、11年度に購入したデジタルカメラ3台のうち2台などが目的外支出にあたるとして計約35万円の返還を求めている。野田市議は「監査請求が出されて、デジタル機器は案分して請求することに気づいた」と話し、監査請求にはなかったパソコンやファクス機などの代金も含めて費用の全額を返還したという。案分後の差額ではなく全額を返還したことについては「案分の割合が難しく、全額を返す方がすっきりするから」と話した。15日に収支報告書の減額修正を市議会事務局に提出し、19日に納付した。

 監査委員事務局によると、返還請求のあった全額が返還されたことから、監査請求は29日の監査委員会議で却下される見通し。

 監査請求人である同市の会社員石塚雄信(たかのぶ)さん(44)は「なかったことにするのは許せない。返したということは不正を認めたことになる」と話した。

 野田市議は7月にも、架空請求の疑いを指摘された政務調査費約134万円を返還している。

(2012年11月23日 読売新聞)

4598チバQ:2012/11/26(月) 23:45:08
>>4356
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/111611
公務外で市長車使用 120万円返還求め提訴 市原の市民グループ
2012年11月26日 15:01
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 市原市の佐久間隆義市長が公務以外で市長車を使用したのは違法な公金支出だとして、同市の市民グループ「市原市政を正す会」(花澤良三会長)は25日までに、佐久間市長にガソリン代や職員の人件費など約120万円の返還を求めて千葉地裁に提訴した。

 同会によると、昨年9月〜今年2月に市長日誌、市長車運行日誌を調べ、日誌に行動自体や面会相手の記載がない使用と、各種団体等の行事参加分約190件を公務以外の政務・私用だと主張。ガソリン代や運転手らの人件費など約120万円の返還を求めた。


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4599チバQ:2012/11/27(火) 01:57:18
>>4506
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121123-OYT1T00331.htm?from=ylist
女性への傷害で起訴猶予の女性市議、辞職勧告へ

 傷害容疑で逮捕され、起訴猶予処分となった小山市の小林英恵市議(31)について、市議会は22日の議員全員協議会で、12月定例会に辞職勧告を提出することを決めた。

 賛同する議員が、定例会初日の29日に議案として提出する。過半数が賛成する見込み。

 同市議会が逮捕を受けて設置した政治倫理審査会は、小林市議の行動が政治倫理に抵触するとし、「議員の信頼を著しく失墜させた重大性にかんがみ、辞職勧告をすべき」と結論付けていた。

(2012年11月23日11時27分 読売新聞)

4600チバQ:2012/11/27(火) 01:59:04
>>4594
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasushiobara/news/20121122/927058
渡辺氏の支援組織「温知会」市議6人脱退へ 那須塩原、県議補選で溝
(11月22日 朝刊)
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 みんなの党渡辺喜美代表の支援組織として、那須塩原市議会(定数30、欠員2)の議員でつくる超党派の「温知会」(人見菊一会長)内で自民、みんな両党の会員間の溝が深まり、人見会長を含め少なくとも6人が脱退する見通しとなった。30日に会合を開き会を解散するかどうか決める。自派の議員6人が離反した大田原市に続き、渡辺氏のお膝元の市議の支援体制弱体化が表面化した。

 同会は2009年の市議選後に18人で結成。自民、みんな両党の党籍がある議員を含め、会員は4会派で16人いる。緩やかな集合体で、定期会合も開かれていないが、1月の市長選と今月18日の県議補選で両党への支持が分かれて会員間の溝が決定的になった。県議補選では6人が関谷暢之氏(自民、公明推薦)を支援した。

 人見会長によると、会は当初渡辺氏を招いて年に1、2回国政報告会を開く予定だったが、開かれなかった。「国政が忙しいというが、地元が放っておかれて不満があった。渡辺氏の行動に付いていきたくてもいけないところがある」という。

 同会の菊地弘明幹事長は「昨年の県議選でも会として一致した行動は取っていない。会合も開かれず、選挙では会派ごとに動いている。大田原市議の(一部離反の)動きとは趣が異なる」と説明している。

4601チバQ:2012/11/28(水) 22:22:45
>>4572
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121128ddlk08010056000c.html
選挙:古河市長選 民主の菅谷県議が無所属で出馬表明 /茨城
毎日新聞 2012年11月28日 地方版

 古河市の白戸仲久前市長の辞職に伴う出直し市長選(12月9日告示、16日投開票)で、民主の菅谷憲一郎県議(60)=古河市区=が27日記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。近く民主党に離党届と県議会議長に辞職願を出すという。白戸前市長は既に市長選に立候補する意向を表明しており、事実上の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 白戸前市長は、総合的文化施設(文化センター)の建設に反対する市民団体が集めた解職請求(リコール)の署名が有権者の3分の1を超えたことを受けて辞任。出直し市長選が行われることになった。

 菅谷氏は立候補の動機を「無投票再選は避けたい」と説明。「文化センター建設中止を市民に呼び掛ける」と話した。

 白戸前市長と菅谷氏は04年の旧総和町長選、05年、09年の古河市長選を戦っており、今回で4度目の対決となる。【宮本寛治】

4602名無しさん:2012/11/29(木) 11:43:41
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20121129ddlk14010251000c.html
選挙:横浜市議西区補選 自民推薦の上野氏が出馬表明 /神奈川
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 衆院選神奈川4区に出馬予定の荻原隆宏氏(民主)の辞職に伴う横浜市議西区補選(改選数1)で、会社役員の上野盛郎氏(42)が28日、立候補を表明した。無所属で出馬し、自民党が推薦する。

 西区は定数2で自民の現職が1人いることから、無所属出馬となった。当選すれば自民会派に合流する。上野氏は前回市議選で、みんなの党から西区選挙区に出馬し落選していた。

 補選は12月7日告示で、投開票は衆院選と同日の16日。民主党から元衆院議員秘書の梶尾明氏(43)が出馬を表明している。【松倉佑輔】

4603チバQ:2012/11/29(木) 21:51:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000161-mailo-l08
常総市:石下庁舎設計ミス損賠訴訟 業者と和解への議案 提示額は500万円に /茨城
毎日新聞 11月29日(木)12時59分配信

 常総市は28日、同市石下庁舎の新築設計に誤りがあったとして市が設計業者を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、早期解決のため和解を求める議案を定例市議会に提出した。ただ、請求額3762万円に対し和解協議で示されたのは500万円で、市議からは「敗訴と同じだ」と批判する意見が出た。議案の採決は来月12日。
 同庁舎は地盤が弱いため基礎にコンクリートくい53本(長さ21〜23メートル)を打ち込み、10年8月に完成した。市は同年6月、設計段階のくいの長さが足りず、再度製作するなどで余計な費用が掛かったとして東京地裁に提訴。被告の設計業者5者(2社3個人)は「設計ミスはない」と主張し、全面的に争ってきた。
 同日の本会議では議員から「割合から言えば敗訴と同じだ。和解した場合どう考えるのか」とただされたのに対し、高杉徹市長は「敗訴ではない。費用もかかり担当職員の負担も大変だ。争っても(金額が)増える見込みはなく和解がベストだ」と説明した。
 和解案の算出根拠などについて市側は、非公開の全員協議会で説明した。市によると、地裁調停委員が試験くい2本を除く51本のうち7本分は設計士が注意義務を怠ったとして、責任の割合が70%(340万円)、市も設計図を見過ごしたとされた。残りの44本は「最初に製作したくいの長さ21メートルで明らかに足りないとは判断できない」とされた。他に、残土処理費のうち設計業者側の責任で要した額が160万円と算定され、合算された。
 被告の一人は「設計通りに工事を行わせる監理に問題があった」と話している。【安味伸一】
11月29日朝刊

4604チバQ:2012/11/29(木) 21:57:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000061-mailo-l12
銚子市庁舎:倒壊危険、建て替えへ 特別地方債を利用 /千葉
毎日新聞 11月29日(木)11時48分配信

 「震度6〜7級の大地震で倒壊の危険性がある」とされる銚子市役所庁舎(鉄筋8階建て)について、市は28日、緊急の防災施策の財源として起債が認められる特別な地方債を利用し、「建て替え・新築」へ向け進めると発表した。この地方債の制度は東日本大震災を受けて国が整備し被災地に適用されるもので、市は来年度に申請する方針だ。
 庁舎は築37年。震災の影響で庁舎の壁に損傷やひびが発生し、耐震性を示す指標(IS値)は「倒壊または崩壊の危険性が高い」とされる目標値0・3を下回った。
 市は「耐震補強」と「建て替え・新築」双方の費用を試算したところ、「耐震補強」は約42億円かかるのに対し「新築」では約50億円。また、同制度の地方債を使えば、市の負担は、それぞれ21億円と23億円と同程度だった。
 両者に2億円程度しか差がないことから、市は「新築」の方が有利と判断。現在の市庁舎の敷地内に、耐震上、やはり建て替えが必要とされる消防庁舎(同市新生町、鉄筋3階建て)と合わせた新庁舎を新築する方針を固めた。
 野平匡邦市長は「来年度の地方債制度やその枠がどうなるか、不確定要素は多いが、耐震対応するのは今しかない。住民の意見も聞きながら準備を急ぐ」と述べた。【武田良敬】
11月29日朝刊

4605チバQ:2012/11/29(木) 21:58:39
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211280039/
「民主応援せず」修正相次ぐ政策で、市長が明言/鎌倉
2012年11月29日

 鎌倉市の松尾崇市長は28日、衆院選で「民主党を応援しない」と明言した。

 前回選の看板政策に掲げられた子ども手当(現・児童手当)や高速道路の無料化などが相次いで修正されたことについて、「ばらまき的な政策で、こうなるんだと思っていた」と酷評。

 さらに、「事務ばかりが増え、財源も人もほとんど手当てがない。地方を預かる身として、まったく支持できない」と突き放した。

 同日の定例会見で答えた。

4606チバQ:2012/11/29(木) 22:26:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000158-mailo-l08
橋本知事:政治資金パーティー 6選支持する声も 出席者が激励 /茨城
毎日新聞 11月29日(木)12時58分配信

 橋本昌知事の資金管理団体「昌峯会」の政治資金パーティーが28日、水戸市内のホテルで開かれた。橋本知事の支援者ら約500人が出席。出席者からは来年9月に任期満了を迎える知事選を念頭に、6選を支持する声が上がった。
 前回の知事選で選挙対策本部長を務めた原中勝征・前日本医師会長は「今年の研修医の数は全国で人口比日本一。知事がやってきた県内出身の医学生に対する奨学金制度などの医療政策が実ってきたためだ」と評価。「政治家は長いということが決して悪いことではない」と訴えた。また北茨城市の豊田稔市長は「知事で一番長い人は8期。橋本知事はあと3回やらなくてはならない。新記録を作ってあげるという思いでやっていきたい」と激励した。
 橋本知事はあいさつで、東京電力福島第1原子力発電所事故後の計画停電から本県を外すよう働きかけたことや、企業立地補助金を獲得したことなどの実績を強調。「茨城県の実力をつけ、イメージを上げるために、まだまだ一生懸命頑張らなくてはならない」と今後の県政運営に対する抱負を述べた。【鈴木敬子】
11月29日朝刊

4607チバQ:2012/12/01(土) 14:20:01
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13542866924171
2012年12月1日(土)
守谷で山崎氏出馬へ 県議補選、かすみがうらは古橋氏

議員辞職に伴い7日告示、衆院選と同日の16日投票で行われる県議選守谷市区補選(欠員1)で同市議の山崎裕子氏(39)、同かすみがうら市区補選(同)で同市議で音楽スタジオ経営の古橋智樹氏(41)が30日、ともに無所属で立候補すると表明した。

山崎氏は慶応大卒。航空会社の客室乗務員勤務を経て、2008年に市議初当選。現在2期目で3月から都市経済委員長。30日に辞職願いを提出した。

「子どもの健康調査の公費助成など放射線対策推進」「TXの東京延伸と車両8両化」「特養老人ホームの整備など安心な老後づくり」「保育施設の待機児童解消など子育支援事業の充実」を政策として掲げた。

古橋氏は元市職員。市議2期目で文教厚生委員長。記者会見で、国・県とのパイプ役になるため立候補を決めたと説明。「JR常磐線跨線橋の整備」「国保税の広域化推進」などを政策・公約に掲げた。自民党員で党千代田支部青年部長を務めるが、「公認申請の手続きが間に合わない」ことから無所属で出馬する。6日に市議辞職願を提出する予定。

守谷市区補選では、いずれも元職の小川一成氏(65)、梶岡博樹氏(35)が出馬表明している。

かすみがうら市区補選には、新人で団体役員の外塚潔氏(51)と元政党秘書の仲沢正博氏(37)が出馬の意思を固めている。


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13541975300716&fb_xd_fragment
2012年11月30日(金)
守谷市区に梶岡氏出馬へ 県議補選

12月7日告示、衆院選と同日の16日投票で行われる県議選守谷市区補選で、10月に県議を辞職して同市長選に挑戦した梶岡博樹氏(35)=当選2回=が29日、無所属で出馬する意向を明らかにした。梶岡氏は茨城新聞の取材に「自ら招いた補選だが、脱原発、東海第2廃炉、定数削減を訴え、守谷のために働きたい」と語った。

同市区補選には、元職の小川一成氏(65)が立候補を表明したほか、1陣営に動きがある。

4608チバQ:2012/12/01(土) 14:20:52
>>4600
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121201/tcg12120102270003-n1.htm
みんな渡辺代表支援の市議組織、6人退会
2012.12.1 02:27
 ■那須塩原市

 みんなの党の渡辺喜美代表を支援する那須塩原市議16人が超党派で組織する、同市議会温知会(人見菊一会長)は30日、臨時総会を開き、人見会長ら6人が退会の意向を示し了承された。

 これを受け、今後の対応が協議され、同会を存続し菊池弘明氏を新会長とすることを決めた。

 同会は平成21年に発足し、自民、みんな系に分かれる市議会4会派で構成。当初は渡辺氏の支援で一本化していたが、今年1月の市長選や11月の県議補選那須塩原市・那須町選挙区では自民系、みんな系の候補に分かれて支援した。さらに衆院選でも自民、みんなで支持が分かれ、内部対立。自民系6人が「行動をともにする意味がない」などとして退会の意向を示していた。

4609チバQ:2012/12/03(月) 23:40:21
>>4182
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121203-00000017-mailo-l12
選挙:鴨川市長選 現職片桐氏、出馬せず 前教育長立候補表明で決断 /千葉
毎日新聞 12月3日(月)10時50分配信

 鴨川市の片桐有而市長は2日、来年3月の市長選挙に立候補しないことを明らかにした。
 同市長選には6月に市教育長を任期途中に辞任した長谷川孝夫氏が立候補を表明。片桐市長も6月市議会で再選を目指す意向を明らかにし、事実上の一騎打ちとなる公算が強まっていた。
 片桐市長は2日、毎日新聞の取材に「基本的な考え方が同じ人(長谷川氏)と市を二分する争いをするのは市のためにならない。新しい市民会館の建設などやり残した仕事もあり、(市長職に)未練はあるが、身を引く決断をした」と語った。現在開会中の市議会で改めて正式表明するものと見られる。
 来年の市長選には前回、片桐氏と争った元市議の会社役員、須田厚氏が立候補に向けた準備をしている。【中島章隆】
12月3日朝刊

4610チバQ:2012/12/04(火) 21:59:13
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121204/ibr12120402020001-n1.htm
県議補選に2氏 新たに出馬表明 かすみがうら市区 茨城
2012.12.4 02:02
 衆院選と同日の16日に投開票が行われる、かすみがうら市区の県議補選に3日、いずれも新人で無所属の造園会社社長の外塚(とつか)潔氏(51)と元政党職員の仲沢正博氏(37)が立候補を表明した。

 外塚氏は「県政へみんなの声を届け、かすみがうら市の発展につなげたい」と述べた。仲沢氏は「議員は市民の声を届けるやりがいがある仕事だ」と動機を説明している。

 かすみがうら市区にはこれまでに、新人で市議の古橋智樹氏(41)が無所属での立候補を表明している。

4611チバQ:2012/12/04(火) 22:35:09
http://www.saitama-np.co.jp/news12/04/04.html
2012年12月4日(火)
上田知事「感性に問うのは卑怯」 原発の争点化を批判
 衆院選の主要争点に原発政策が上がっていることについて上田清司知事は3日、取材に「日本の経済再生という一番のポイントがずれてしまっている。原発は専門家の世界。十分な情報データが提示されていない中で『何となく原発は嫌ですよ』と国民の感性に問うような争点にするのは卑怯(ひきょう)。人気取りのポピュリズムだ」と痛烈に批判した。

 知事は「悪循環の日本をいい循環に変えるためには新しい産業、雇用をつくり国民の富を増やすこと」と経済展望を語る重要性を強調。離合集散が著しい第三極勢力には「比例狙いの“2位狙い選挙”のように映る。たくさん数(候補者)を出せば比例当選が多くなるという、非常に有権者をなめた動き。政党の自滅だ」とこき下ろした。

 選挙応援について知事は「党派を問わず個人的なつながりで応援する」と述べ、「知り合いの(有権者の)方々に聞くと、関心は高いが選びづらいと言っている。人物本位の選挙になるだろう。今の時点ではそれしか方法はない」と、不透明感が増す政治情勢を展望した。

4612チバQ:2012/12/08(土) 09:35:45
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121207/stm12120723220012-n1.htm
埼玉改援隊が解散 あっけない幕切れに身内からも批判
2012.12.7 23:20

政治団体「埼玉改援隊」の解散を表明する、代表でさいたま市長の清水勇人氏=7日、さいたま市役所
 さいたま市の清水勇人市長は7日、「地域が主役」を旗印に自らが代表となり他の県内4首長とともに平成23年1月に旗揚げした政治団体「埼玉改援隊」を解散することを明らかにした。国の地域主権改革が進展したことが理由としている。ただ、同4月の統一地方選後は目立った活動はなく、“尻すぼみ”での幕切れ感は否めない。

 埼玉改援隊は清水市長のほか、深谷市の小島進市長▽ふじみ野市の高畑博市長▽和光市の松本武洋市長▽神川町の清水雅之町長−の5人で設立。子ども手当など市民サービスに関わる権限の移譲を中心に地域主権を訴えるのが趣旨だった。

 改援隊はその後、マニフェストを発表し、23年4月の統一地方選の市議選では候補者に推薦を出して勢力拡大を目指した。しかし、選挙後は目立った活動はほとんどなかった。ホームページの更新もすぐに止まった。

 さいたま市では議会との関係も悪化。設立当初、清水市長が「議会の過半数を目指す」と発言したことが清水市長と対立する勢力を刺激し、「自民党市議団にとっては敵対する対象」とも指摘された。

 この日、記者団の取材に応じた清水市長は「国と地方の協議の場が法制化されるなど、地域の声が国に届かないという状況が改善され、目的は達成した」と説明。政治姿勢を追及されたことは「説明不足だった」と反省の弁に終始した。

 改援隊から推薦を受けた民主市議からは「団体としての形はなくなっても個々の議員が理念を実現する」と前向きな声がある一方、「改援隊で選挙をやったことは『忘れたい過去』」との声も。ある自民市議は「市政を混乱させただけだった。衆院選のどさくさ紛れの解散に見える」と痛烈に批判した。

4613チバQ:2012/12/08(土) 09:43:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121208/CK2012120802000120.html
ともに3氏の争い 県議補選2区告示
2012年12月8日

 県議補選守谷市選挙区(被選挙数一)と、かすみがうら市選挙区(被選挙数一)が七日告示され、ともに三氏が立候補した。投開票日は衆院選と同じ十六日。

 守谷市選挙区に立候補したのは、市商工会会長で自民元職の小川一成氏(65)、元市議で無所属新人の山崎裕子氏(39)、スポーツインストラクターで無所属元職の梶岡博樹氏(35)。小川氏は、放射能対策、山崎氏は子育て支援、梶岡氏は県議定数削減を訴える。

 かすみがうら市選挙区に立候補したのは、いずれも無所属新人で、元市議の古橋智樹氏(41)、造園会社社長の外塚潔氏(51)、元政党秘書の仲沢正博氏(37)。古橋氏は道路整備、外塚氏は教育環境の充実、仲沢氏はいじめ問題への取り組みを主張する。(坂入基之、松尾博史)

4614チバQ:2012/12/09(日) 23:18:26
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13548910805970
2012年12月8日(土)
県議補選かすみがうら市区告示 新人の三つどもえ

県議辞職に伴う県議かすみがうら市区補選(欠員1)が7日告示され、元市議で会社社長の古橋智樹氏(41)=無所属、造園会社社長の外塚潔氏(51)=同=、元政党秘書の仲沢正博氏(37)=同=の新人3氏が立候補を届け出、舌戦に入った。

古橋氏は午後3時に同市上稲吉の選挙事務所前と同4時に同市稲吉東で出陣式。支持者らを前に「20年の政治・行政経験を生かし、常磐線跨線橋整備や新土浦協同病院へのアクセス道路の整備、社会保障の平準化に取り組みたい」と訴えた。

外塚氏は午後4時から同市下稲吉で出陣式。県議や市内外の市議が駆け付けた。外塚氏は重点施策に子育て支援、高齢者福祉、生活環境の整備の三つを挙げ「市の南北交流を活性化し、幸せの実感できるまちづくりをしたい」と訴えた。

仲沢氏は午後1時ごろから同市大和田の市役所霞ケ浦庁舎前に立ち、子育て、教育、農業への支援など訴えた。

投票は衆院選と同日の16日、市内33カ所で行われ、午後8時から同市新治のわかぐり運動公園体育館で即日開票される。有権者数は3万5751人(6日現在)。


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13548909136690
2012年12月8日(土)
県議補選守谷市区告示 2元職と新人争う

市長選に出馬した元県議の辞職に伴う県議守谷市区補選(欠員1)は7日告示され、元職の市商工会長、小川一成氏(65)=自民、新人で元市議の山崎裕子氏(39)=無所属、元職のスポーツインストラクター、梶岡博樹氏(35)=無所属=の3人が立候補した。

小川氏は同市百合ケ丘の空き地で、参院議員や県議、市議らが応援に駆け付け出陣式。「政治家に求められるのは結果が全て。期待に応えられるよう、すぐ県で仕事をしたい。問題は山積しているがしっかり答えを出し、この守谷を日本一のまちにする」と訴えた。

山崎氏は午前9半ごろ、同市百合ケ丘の選挙事務所で、近隣の県議や取手市議ら約30人を前にあいさつ。原発事故後、早くから取り組んだ放射線対策を振り返り「同じ子育て中の保護者の声を県政に反映させ、子どもたちを育てていける守谷をつくっていきたい」と支持を訴えた。

梶岡氏は午前9時すぎから、TX守谷駅頭で第一声。通勤客らに「若い力を地元のためにとの声を受け立候補した。守谷への思いを県政の立場から形にしていきたい。東海第2原発の廃炉と子どもと妊婦を放射能から守り、県議会定数と報酬削減などに全力で取り組む」と呼び掛けた。

投票は16日午前7時から8時まで、市内20か所で行われ、午後9時から百合ケ丘の市立黒内小学校体育館で即日開票される。有権者数は5万23人(6日現在)。

4615チバQ:2012/12/11(火) 23:05:19
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13551552927201
2012年12月11日(火)
文化センター是非争点 古河市長選が告示

前新一騎打ち
市民団体の解職請求(リコール)運動を受けた市長辞職に伴う出直し古河市長選が9日告示され、いずれも無所属で前職の白戸仲久氏(71)=自民、公明推薦=と、新人の前県議、菅谷憲一郎氏(60)の2人が立候補を届け出た。両氏の顔合わせによる選挙は旧総和町長選を含め4度目。リコール運動の発端となった文化センター建設を争点にした選挙戦が始まった。

白戸氏は同日午前10時から、同市西牛谷の選挙事務所で出陣式を行い、「本当に文化センターは必要ないのか、市民に問いたい。古河市は合併してここまで順調にきている。市政継続のため頑張る」と力説。日野自動車の工場や中高一貫校の誘致など実績も強調した。

菅谷氏は同日午前9時すぎ、同市柳橋の公園で出発式を開催。「この選挙に勝たないと巨大な文化センターが完成してしまう。皆さんの力でストップさせよう」とあいさつ。夜には同市下大野の体育館で出陣式を行い、文化センターの事業費や建設地について批判した。

投票は16日、市内58カ所で行われ、同日午後8時から同市生涯学習センター総和で開票される。大勢判明は午前0時すぎの見通し。有権者は11万8517人(8日現在)。

4616チバQ:2012/12/17(月) 20:42:13
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121217ddlk08010036000c.html
選挙:古河市長選 菅谷氏が初当選 文化センター争点、建設阻止に支持 /茨城
毎日新聞 2012年12月17日 地方版

 総合的文化施設(文化センター)建設計画の是非を問うとして前市長が辞職したことに伴う古河市の出直し市長選は16日、投開票が行われた。いずれも無所属で前県議の菅谷憲一郎氏(60)が、前市長の白戸仲久氏(71)=自民、公明推薦=を破り、初当選した。投票率は64・71%(前回57・51%)だった。

 白戸氏は懸案の文化センター建設に着手しようとしたが「文化センター建設に反対する市民の会」による解職請求(リコール)署名が有権者数の3分の1を超えた事態を受け、住民投票実施を待たず先月19日付で辞職。出直し選挙を仕掛けた。

 「市民の会」が菅谷氏を擁立。約4万人のリコール有効署名を背景に、文化センター建設阻止を争点に掲げて挑んだ。菅谷氏は「市民を無視している。小学校耐震工事や子育て支援をしなければならない」と訴えて支持を広げた。04年の旧総和町長選から通算4回の首長選挙を白戸氏と戦い、初勝利した。

 白戸氏には商工3団体や、市議21人が支援に回った。文化センター建設は総工費の大半を合併特例債で賄うと主張。日野自動車の工場誘致をはじめ合併7年間の実績も強調したが、リコール署名運動の流れを受け、失速した。【安味伸一】

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 ◇古河市長選開票結果
当 43087 菅谷憲一郎 60 無新

  30404 白戸仲久  71 無前

 =選管最終発表

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 ◇古河市長選当選者略歴
菅谷憲一郎(すがや・けんいちろう) 60 無新(1)

 [元]県議▽食品販売会社顧問[歴]総和町長▽東海大

4617チバQ:2012/12/17(月) 20:42:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121217/CK2012121702000211.html
出直し古河市長選 新人菅谷氏が制す
2012年12月17日

当選を決め支援者から祝福される菅谷氏(右)=古河市で


 十六日投開票されたリコール運動を発端とした出直し古河市長選は、無所属新人で元県議の菅谷憲一郎氏(60)が、無所属前職の白戸仲久氏(71)=自民、公明推薦=との一騎打ちを制した。当日有権者数は十一万七千四百三十六人、投票率は64・71%だった。

 当選した菅谷氏は、同市の事務所近くで「リコール(署名)の数字がすべて。文化センターは土地も建設額も悪い。市民のノーという声」と述べた。リコール運動を進めた「建設に反対する市民の会」と一体となり広く票を取り込んだ。

 白戸氏は計画の規模縮小を訴えたが、有権者に浸透しなかった。

◆古河市長選開票結果
当 43,087 菅谷憲一郎 無 新<1>

  30,404 白戸仲久 無 前 

  全票終了

4618チバQ:2012/12/18(火) 22:29:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121218/CK2012121802000123.html
出直し市長選 菅谷氏当選 「古河の新顔」へ柔軟発想を
2012年12月18日

 十六日投開票された古河市長選は、無所属新人で元県議の菅谷憲一郎氏(60)が、無所属前職の白戸仲久氏(71)=自民、公明推薦=を破った。「総合的文化施設」計画に伴うリコール運動を発端とした今回の出直し市長選は、有権者が反対を示した結果となった。

 市によると、施設は大小各ホールや図書館を備え、総事業費百二十億〜百三十億円の見込み。来年度の着工を計画していた。「建設に反対する市民の会」は予定地が建設残土の最終処分場だったことや豪華すぎるとして白戸氏のリコール運動を今夏、始めた。中心にいたのが菅谷氏。

 有効署名数が住民投票に必要な有権者の三分の一を超えると、白戸氏はリコール手続き期間中に突然、市長を辞職。菅谷氏は十分な態勢を整えないまま選挙戦に突入した。

 旧総和町長選時代から白戸氏との四度目の「対決」を制した菅谷氏だが、総合的文化施設を「政争の具」とした面は否めない。

 県西地域は県内でも若者の流出が続き、高齢化が進む中、古河市内に今春、トラック大手の日野自動車が進出する。地域活性化の明るい材料で今後、基幹工場、関連の部品メーカーが移転すれば、市の試算で人口減が増加に転じる。県西地域の「中心的都市」の役割も担うことになる。

 菅谷氏は白紙凍結を繰り返し訴えたが、施設自体を望む声は多い。今後増える新住民にも親しまれる「古河の新しい顔」となるよう柔軟な発想で計画を見直し、建設を進めてはどうだろう。 (原田拓哉)

4619チバQ:2012/12/18(火) 22:32:13
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121218/ibr12121802050001-n1.htm
新議員2氏決まる 茨城県議補選
2012.12.18 02:05
 16日に投開票が行われた守谷、かすみがうら両市区の県議補選(いずれも欠員1)は、元職と新人がそれぞれ当選を決めた。

 守谷市区では、元県議の小川一成氏(65)=自民=が、いずれも無所属で元守谷市議の山崎裕子氏(39)、元県議の梶岡博樹氏(35)を破り、5選。

 かすみがうら市区は、無所属で新人の造園業、外塚潔氏(51)が、いずれも無所属で新人の元かすみがうら市議、古橋智樹氏(41)と元政党支部職員の仲沢正博氏(37)の2人を破り、初当選を果たした。

4620チバQ:2012/12/19(水) 22:26:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121219/CK2012121902000135.html
「独自の候補擁立を」 さいたま市長選 自民県連幹事長方針
2012年12月19日

 来春に行われる予定のさいたま市長選について、自民党県連の長沼威幹事長は十八日、記者団に「自民党として(候補者を)立てなければならない気持ちは当然ある」と述べ、独自候補を擁立するべきだとの考えを示した。県連の新藤義孝会長は「幹事長個人の発言」としているが、長沼氏は、年明けにも候補者の選定を進める見通しを示した。

 現職の清水勇人市長は元自民県議。離党して二〇〇九年の市長選に無所属で出馬し、みんなの党の渡辺喜美代表や民主党の支援を受けて初当選した。

 一方、自民、公明両党が多数を占める市議会への対応に苦慮。さいたま市議選などが行われた昨年の統一地方選を前に、県内の四首長と政治団体「埼玉改援隊」(今月七日に解散を発表)を結成。当初は「市議会過半数の獲得」を目標に掲げたが、自民党市議団などから猛反発を受け撤回した経緯がある。

 清水市長はこれまでに再選出馬の意向を明らかにしていない。 (前田朋子)

4621チバQ:2012/12/20(木) 21:50:56
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1212200005/
藤沢・善行土地問題:責任追及は年越しか、刑事も民事も膠着状態/神奈川
2012年12月20日

 藤沢市の依頼で市土地開発公社が善行地区の農地を先行取得した問題で、市や市議会による前市長を含む関係者への責任追及が膠着(こうちゃく)している。市は7月時点で「年内にも告訴する」としていたが具体的な見通しは立たず、年を越しそうだ。

 市などによると今後、土地購入の責任追及として、刑事告訴、民事上の損害賠償請求、市議会による偽証告発からなる三つの係争事案となる見通しだが、いずれもめどが立っていない。

 刑事告訴は、市が告訴人となり、前市長と、関わった前副市長と当時の市民自治部長の3人を背任容疑で告訴する方向で手続きを進めている。

 市は既に顧問弁護士を通じて県警本部の告訴センターへ相談。11月中旬には具体的な書類を整え提出したが、いまだに受理に至っていない。

 市の担当者は「受理に向け動いているがなかなか前に進まない。年内は難しい」としている。

 民事上の損害賠償請求も難しい問題に直面している。「損害」の確定に手間取っているためだ。

 農地を所有する市土地開発公社から市が土地を買うことの差し止めを求めた裁判で、7月下旬に原告が勝訴した。市は土地を買い取ることができなくなり、土地購入の含み損は公社に残ることになった。

 市は、市議会調査特別委員会(百条委)からの最終報告書に盛り込まれた通り、「前所有者へ買い戻しを求めたり、別の購入者を探すなどして損害を最小化」する方向で調整しているが、確定判決が出てから5カ月たった今も、損害額すら確定できていない。

 市は、購入価格の根拠を算出した不動産鑑定士への責任追及も検討。12月上旬には、この不動産鑑定士が所属する県不動産鑑定士協会と、懲戒処分に向けた手続きを進めている。

 市議会による偽証罪での告発も、足踏み状態が続く。3月末に市議会百条委が最終報告書をまとめ、市議会は5月に刑事告発に向け弁護士と委任契約を交わした。

 当初は「8月にも具体的な手続きに入る」としていたが、まだ受理に至っていない。市議会担当者は「年内と思っていたが、それも難しそうだ」と頭を抱えている。

 土地問題の発覚から3年2カ月が過ぎた。百条委による最終報告書で、関係者への責任追及が明記され9カ月がたった。具体的な責任追及の行方が注目される。

4622チバQ:2012/12/20(木) 21:53:01
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/115356
西尾県議が出馬表明 船橋市長選「流れ変えたい」
2012年12月20日 15:32
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 来年7月の任期満了に伴う船橋市長選で、同市選出県議の西尾憲一氏(62)が19日、無所属での立候補を表明した。同市長選への立候補表明は西尾氏が初めて。

 西尾氏は出馬会見で「(藤代孝七市長は)4期務めた割にはあまり仕事をしていない。流れを変え、名実ともに60万都市にふさわしい豊かな都市にしたい」と意気込みを語った。


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4623チバQ:2012/12/20(木) 21:54:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000104-mailo-l10
前橋・六供清掃工場:延命化、市長前向き 「移転より低コスト」 /群馬
毎日新聞 12月20日(木)12時32分配信

 前橋市六供町の六供清掃工場について、山本龍市長は19日の定例会見で「私案」としながらも、「延命化は移転新設よりコストが低く、環境技術の発達や市民の意識変化に合わせて新炉建設をゆっくり議論できる」と、現施設の延命化整備に前向きな姿勢を見せた。
 山本市長は今年2月の市長選の公約に清掃工場の移転新設計画の中止を掲げ、市清掃施設計画室は先月、移転新設案と延命化案について、コスト比較などを盛り込んだ中間報告をまとめていた。
 市は中間報告の内容を市ホームページなどで公開し、来年1月末まで、市民からファクスや電子メールなどで意見を募集している。また、同20日(午前10時)、21日(午後2時、同7時)には、六供清掃工場で市民説明会を開く。
 問い合わせは同室(027・898・5844)へ。【塩田彩】
12月20日朝刊

4624チバQ:2012/12/20(木) 21:58:44
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1212190012/
鎌倉市議会きょう20日閉会、教育長の不在続く 市長、人事案提出できず/神奈川
2012年12月20日


 鎌倉市の教育委員5人のうち教育長を含む2人が不在となっている問題で、松尾崇市長は後任人事案を市議会12月定例会に提出できないまま20日、閉会を迎える。

 松尾市長は19日、神奈川新聞社の取材に「年明けにも、後任候補2人について議会に説明する」と答えた。今議会前の記者会見では「最終日(20日)にも提案したい」と述べていた。

 松尾市長は9月の市議会各派代表者会議で提示した候補とは別の2人を推している。このうち教育委員候補の1人について、17、19両日に開かれた同会議で経歴などを説明したが、理解を得られなかった。

 前教育長は10月、12年8カ月の任期を満了し、教育部長が職務を代行している。山田理絵教育委員長は今議会本会議の一般質問でいじめ問題などの対応について尋ねられ、「職務代理が事務処理を行うには限界がある」と答弁し、早期選任を望む意向を示した。

4625名無しさん:2012/12/21(金) 03:58:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121221/gnm12122102130004-n1.htm
「市税」滞納防止を強化 前橋市、コールセンター設置
2012.12.21 02:13
 前橋市は税滞納者の納付を促すため、「市税コールセンター」を来年1月4日から設置する。

 コールセンターは3人体制で、税滞納者に電話をかけ、「納め忘れ」による滞納の防止や口座振り替え手続きの案内などを行う。

 今年度の滞納額(11月末時点)は約38億円(前年同期42億円)。市は滞納者に対し、収納嘱託員を派遣して戸別訪問を実施し、自主納付の促進や納期内納付の啓発を行ってきた。昨年度の訪問実績は約4万5千件だったが、そのうちの約8割は不在だったという。

 市はこれまでの戸別訪問に加え、コールセンターからの電話で接触機会を増やし、滞納防止を強化する考え。

 同市の山本龍市長は「市民に納得して納税してもらえるよう努めていきたい」としている。

4626名無しさん:2012/12/21(金) 22:31:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000105-jij-soci
タレント市議が辞職=埼玉県新座市
時事通信 12月21日(金)16時47分配信

 今年2月に初当選したタレントの立川明日香埼玉県新座市議(27)は21日、辞職願を市議会に提出し許可された。議会事務局によると、辞職の理由は「一身上の都合」という。
 立川氏は昨年9月に市内へ住民票を移していたが、市選管などは「居住実態がなく、選挙区内に3カ月以上居住していなかった」として、当選無効の判断を示していた。

4627名無しさん:2012/12/22(土) 19:33:33
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4628チバQ:2012/12/24(月) 12:34:37

8417 名前:チバQ 投稿日: 2012/12/24(月) 12:33:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000147-mailo-l19

政権復帰:自民は変わったか/下 県議会2会派、反目続く 参院選へくすぶる懸念 /山梨
毎日新聞 12月21日(金)13時0分配信

 「議席奪還へ挙党一致で戦ってもらいたい」。衆院解散当日の11月16日午前、自民党県連の総合選対本部設置会合。出席者の一人が執行部に求めると、拍手がわいた。皆川巌・県連幹事長は「会派の壁を乗り越え、心を一つに戦うことをお誓いする」と神妙な表情で応じた。ある県議は「ああ答えるしかないよね」と苦笑した。
 衆院選勝利に沸く自民党だが、県連を構成する県議の間には深い亀裂が入ったままだ。県議会には自民系会派が二つある。最大会派「自民党・県民クラブ」と第2会派「創明会」。互いに反目しているが、議会の関係がそのまま県連内に持ち込まれている。
 県連執行部である清水武則会長、皆川幹事長、鈴木幹夫政調会長らは創明会に所属する県議。3氏らは議会運営などを巡って県民クラブを脱退し、今年7月に同会を結成した。議会内の確執は、衆院選候補者の選定作業にも影を落とした。
 県民クラブに所属し、県連副会長だった臼井成夫氏が11月21日、急きょ記者会見を開いた。山梨2区について、党公認の堀内詔子氏ではなく、対立候補の長崎幸太郎氏(無所属)を推すと表明したのだ。長崎氏は05年郵政選挙では党公認の「刺客」として出馬した経緯がある。
 8期のベテラン県議の「反旗」に、清水会長らは県連に臼井氏を呼んで「他候補を利すれば処分も辞さない」と通告。しかし、臼井氏は態度を変えず、小選挙区では長崎氏が当選した。「いつまでもこんな様ではだめだよね」。ある県議は顔を曇らせる。「文句を言うだけ言って、いざ選挙になっても結局協力しない県議もいる」と自嘲気味だ。
 自民党は変わったのか。清水会長は「民主政権の素人政治を見て反省した」と言う。では、県内で延々と続く政争は「玄人政治」なのか。
 12月定例県議会は26日に閉会する予定だ。分裂した会派が連携する動きは見られない。他方、県連は投開票から2日後の今月18日、長崎氏を支援した臼井氏を「党規則などに反した」として除名処分にした。
 自民圧勝で終わった今回の衆院選。来夏には参院選が控える。「県議がしっかり足元を固めないと、またすぐに痛い目に遭う」。選挙に携わった陣営スタッフは懸念する。
 今回選挙で県内では比例復活が相次ぎ、自民新人3氏を含む7氏が当選した。一方、次期衆院選では定数是正策「0増5減」が行われ、県内選挙区は3から2に減少する見通し。生き残りに向けたし烈な争いが予想される。今回は民主の「敵失」に助けられた自民党。足元はいまだ心もとない。【水脇友輔】
12月21日朝刊

4629チバQ:2012/12/26(水) 22:31:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20121225-OYT8T01528.htm
首相実弟政調費 調査発議を可決

 船橋市議会は25日、架空請求の疑いが指摘された野田剛彦市議(51)(民主党)の政務調査費について、地方自治法100条に基づく調査を行うとする発議案を賛成多数で可決した。調査を議会運営委員会(長谷川大委員長)に付託し、証人の出頭要請など強制力のある調査権限を委任して使途などの解明を進める。議運委は、来年1月10日から調査を開始し、2月14日まで4回の調査日程を決めた。

 調査対象となるのは、野田市議が2007、09〜11年度、実兄の野田佳彦首相の政策秘書が役員を務める会社に依頼した市民意識調査など4項目の費用計約134万円。この支出について、野田市議は架空請求の疑いを否定しながらも「調査報告書を廃棄してしまい、疑いを晴らすことができない」として7月に全額を返還している。

 この政調費返還を巡って、9月市議会で調査特別委員会(百条委員会)設置の発議案が賛否同数となり、議長裁決で否決されている。今市議会に、今度は市民から百条委設置を求める陳情が出され、25日の本会議で採択された。9月議会で反対した議員が退席するなどしたため、賛成23、反対19と賛成多数となった。議運委での協議の結果、迅速に調査するため、新たに委員を選任する百条委を設置せずに、議運委に調査権限を委託する方法をとることにした。野田市議は議会終了後、報道陣の取材に「不本意な結果になったが、議会の意思として示された以上はそれに応えていく。架空請求ではないかということについては、証拠は残っていないが、きっちり説明していかなければならない」と話した。

 同市議会定例会は25日、約2億2990万円の一般会計補正予算案など49議案を可決・同意・承認し、閉会した。

(2012年12月26日 読売新聞)

4630チバQ:2012/12/27(木) 00:05:57
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121226ddlk19010022000c.html

衆院選:自民除名の臼井県議、県連に異議申立書 「法的手段辞さぬ」 /山梨
毎日新聞 2012年12月26日 地方版

 衆院選・山梨2区で党公認の堀内詔子氏でなく、対立候補で当選した長崎幸太郎氏(無所属)を支援したとして自民党を除名された臼井成夫県議が25日、清水武則・同党県連会長宛てに除名処分の取り消しを求める異議申立書を提出した。臼井氏は「法的手段も辞さない」としている。

 県連側は臼井氏が長崎氏の集会で応援演説をしたことなどを理由に18日付で除名を決定。25日に県庁で記者会見した臼井氏は、堀内氏の党公認が先月27日に決まった後は支援活動はしていないと反論し「軽重にかかわらず処分される立場でない」と主張。また、知事選など過去に自民党の分裂選挙もあったと指摘し「その際は一切処分はなかった」と訴えた。

 清水会長は「前もって弁明の機会を与えた上で除名処分にした。何ら瑕疵(かし)はない」としている。【水脇友輔】

4631チバQ:2012/12/28(金) 01:07:08
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20121227ddlk09010088000c.html
行政ファイル:池田県議が自民会派入り /栃木
毎日新聞 2012年12月27日 地方版

 県議会「元気クラブ」の池田忠議員が26日、最大会派「とちぎ自民党議員会」入りした。同日、両会派が会派異動届を提出した。県議会(定数50)の新たな会派構成は▽とちぎ自民党議員会=29人▽みんなのクラブ=11人▽民主党・無所属クラブ=4人▽公明党県議会議員会=3人▽県民第一の会=2人▽元気クラブ=1人。

4632名無しさん:2012/12/30(日) 10:05:06
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4633チバQ:2012/12/31(月) 11:01:23
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121231/chb12123109300000-n1.htm
来年は選挙目白押し…水面下の駆け引き進む 千葉
2012.12.31 09:30 (1/3ページ)
 先の衆院選で、千葉県内では自民党が圧勝し民主党が大敗する一方、日本維新の会の躍進も目立った。来年は3月に知事選があり、6月には千葉市長が任期満了を迎え、7月ごろには参院選が予定されている選挙イヤーだ。各党の水面下での駆け引きや調整はすでに始まっている。

 ■事実上の信任投票

 「森田知事と県議団は良好な関係にある。まずは知事の出馬表明を見る」

 12月中旬、自民党県連の松野博一会長(50)は記者会見でこう話し、森田健作知事(63)が再選出馬を表明次第、支援する意向をうかがわせた。

 森田知事は東京湾アクアラインの通行料金引き下げや新規雇用の創出などを公約に掲げ平成21年3月に初当選。15年まで約10年間は自民所属の議員として国政で活動した経歴を持つ。

 「年内いっぱいはしっかりと考えたい」

 森田知事は記者会見などでは明言を避け続けているが、政界関係者は「出馬表明は自民など関係各党などに筋を通してから。年明けには準備が整うだろう」と話している。

 一方、民主党では自民色が強い森田知事の支援は困難とみられる。独自候補を擁立したいところだが、関係者は「衆院選の大敗直後であり、候補の擁立は非常に厳しい」と話している。

 知事選には現在、共産党が推薦を決めた三輪定宣氏(75)が出馬を明らかにしているが、ほかに有力な対抗馬が出馬する動きはない。事実上、森田知事の信任投票になるとみられる。

■「民主離れ」できるか

 千葉市の熊谷俊人市長(34)も来夏、2期目に向けて市民の審判を仰ぐとみられる。

 民主会派所属の千葉市議だった熊谷氏は、汚職事件で警視庁に逮捕された前市長の辞任に伴う21年6月の市長選に民主推薦で出馬。自民などが推薦した前副市長に約5万3千票差の約17万票で当選し、全国最年少の政令指定都市の市長として注目を浴びた。

 出馬には、かつて勤務していたNTTグループの先輩にあたる民主の田嶋要衆院議員(51)の影響もあったとされる。当時は、同年8月の衆院選を控え民主に政権交代の「風」が吹いていた。

 しかし直近の衆院選では、民主は逆風にあおられ大敗を喫した。熊谷氏は出馬の意志を明らかにしていないが、再選を目指すには、「民主離れ」が必要と指摘する声もある。

 関係者は「民主色を薄めた上で自民など他党の支持層へ浸透を図れるかがポイントだ」と話している。

 ■維新の好機

 来夏の参院選は、現職の自民、石井準一氏(55)と民主、長浜博行氏(54)の再選出馬が確実な状況。共産党が先の衆院選で千葉1区から出馬した党県委員の新人、寺尾賢氏(36)の擁立を決めたほかは、表立った動きはない。

 直近2回の県選挙区での結果をみると、改選数が1増の3議席となった19年は民主が2議席、自民が1議席を獲得。22年は民主と自民、みんなの党が議席を分け合った。

 だが、衆院選では日本維新の会が県内で大幅に得票を伸ばし、政治情勢は大きく変化した。比例代表南関東ブロックの県内党派別得票率を見ると、自民26・4%▽維新18・9%▽民主18・6%▽みんな10・6%−と続いた。

 直近2回とも得票率の当落ラインは18%前後。単純にデータを比較すると、次期参院選では自民と維新、民主がそれぞれ1議席獲得の可能性が浮かぶ。政界関係者は「参院選は維新にとって好機。十分に勝つ可能性がある」と話す。

 だが、維新は県内の組織基盤の脆(もろ)さが悩みの種。地方議員による主導権争いが長引き、いまだに県組織が発足していない。早急に候補者を選定し、万全な支援体制を構築できるかが鍵になるとみられる。

4634名無しさん:2013/01/06(日) 15:19:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000512-san-soci
さよなら“美人市議”…辞職はマスコミのせい!「最後の会見」大公開
産経新聞 1月6日(日)9時33分配信

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埼玉県新座市議を辞職し、最後の記者会見に臨んだ立川明日香さん=平成24年12月25日、新座市役所(安岡一成撮影)(写真:産経新聞)
 昨年2月の埼玉県新座市議選で落下傘候補ながら2千票余りを集めて5位当選し、「美人すぎる市議」と騒がれた立川明日香さん(27)。その後、公職選挙法が定める選挙前の3カ月以上の市内での居住実態がなかったとして市と県の選管から「当選無効」の裁決を受けた。立川さんは東京高裁に裁決無効を訴えたが、昨年12月21日に突然、「一身上の都合」で市議を辞職。クリスマスの25日には、市役所で記者会見を開くというので、記者たちはどんな釈明があるのかと大挙して押しかけた。しかし、「私が本来やりたかった仕事が今の状態のままではできないから辞職する」「辞職したのはマスコミのせいだ」など“被害”を訴える発言の数々だった。彼女は今後、どんな方向を目指しているのか。公の場では最後となった記者会見の全容をお届けする。(さいたま総局 安岡一成)

〔お宝フォト〕芸能活動をしていたころの立川明日香さん

 《昨年12月25日、4日前に市議を辞職した立川明日香さん側の申し出で、急遽、新座市役所で記者会見が行われることに。テレビのカメラが5台くらい、記者も15人くらい集まっている。すでに公人の立場を離れた彼女に、どんな質問や追及が行われ、彼女はどんなことをしゃべるのか。白シャツと黒の上下スーツといういつものスタイルで現われた彼女は席に着き、会見が始まった》

4635名無しさん:2013/01/06(日) 15:20:30
立川 「ご質問をどうぞ」

 記者 「今日の記者会見の目的は?」

 立川 「私は10カ月にわたり市議会議員として活動して参りました。いろんな方の応援をいただいてきましたけども、市議会議員として最後までできなかったことを申し訳なく思っています。よろしくお願いします」

 記者 「高裁での訴訟を取り下げるということですか?」

 立川 「本日付で代理人が取り下げました」

 記者 「辞職を決めた理由は?」

 立川 「(選管の)当選無効の決定には『断固として戦わなければならない』と思い、異議申し立てなり提訴をするなりしてきました。そんな状況の中で市議会議員として私がやっていける仕事を考えたときに、私が本来やりたかった仕事が今の状態のままではできない。だから辞職することを決めました」

 《議員としての立場に「無効」が突きつけられたことを苦にした辞職だったことを語る立川さん。質問は今後の身の振り方に及ぶ》

 記者 「今後、何をするのか決めていますか」

 立川 「私は政治家になる前から、自分の理念とかかなえたい思いがありました。私の生い立ちですとか、いろんなそこから来る思いや情報を発信しようと、立候補しました。それとは別の方向でこれからやっていこうと思います」

 《立川さんは親の顔を知らず、乳児院や児童養護施設で育っている。昨年2月、彼女の「自分のことだけでなく、他人のことを考えることができる人を増やしたい。私の育った養護施設の現状や、私を拾ってくれなかった養子制度を変えたい」との思いをMSN産経ニュースの記事で報じたところ、反響を呼んだことは記憶に新しい》

 《ここから始まる意外な返答に、記者たちに動揺が広がる。内容は“報道被害”だった》

 記者 「具体的に決めていることは?」

 立川 「はい、メルマガ発信をしようと思っています。テレビとか、報道のされ方によっては、私が言ったことと言ってないこととがごちゃまぜになっている。拡大解釈されて報道されてきたんですね。その中で、私のイメージがつくられた」

 「『当選無効になった美人すぎる市議』『当選無効になったトイレの水も流さない女性』『朝、顔も洗わない女性』と、そういうイメージがついてきました。そういう中では私の言いたいことはきちんと理解されないことも分かりましたので、自分でメディアを持って発信することを決めました」

 記者 「メルマガで何を発信するのか?」

 立川 「私が10カ月かけて市議会とか市役所で納得いかなかったところなど、発信しなければいけなかったのに、政治家の立場としては発信できなかったことがありまして。それを一般人として発信していきたい。同時に市議としてかなえたかった思いを、賛同者を得るために発信していく」

 記者 「何を発信するというのが今、なかったんですが。(在職中は)里親制度とか、社会保障の問題を詳しくやってこられたと思うが」

 立川 「まあ、そうです」

 記者 「お子さんいらっしゃると稼がないといけないと思うんですよ。メルマガだと稼いでいくことはできますか?」

4636名無しさん:2013/01/06(日) 15:21:12
 《彼女を気遣うような質問まで飛び出す》

 立川 「そうなんですよ。そこが切実な問題なので…。私がいくら社会に対していいたいことがあっても、そこがないとダメなんで、そこはまだ勉強中なんです。でも、自分がビジネスをやるのは決まっています」

 記者 「どういうビジネス?」

 立川 「それはまだ勉強中です」

 記者 「それはメルマガ発信にからんだビジネスですか?」

 立川 「そうですね。まだ勉強中ですね。メルマガはあくまでも私の情報発信の場です。ビジネスというのは勉強中なので。会社を興すかどうかも分からない。色んな形があると思うんですよね」

 《メルマガで情報を発信していくことに生きる道を見いだすという。しかし、具体的な内容については明らかにされなかった》

 記者 「(次の)参院選には出馬するのか?」

 立川 「予定はないです」

 記者 「(衆院選では後に取りやめたが)『国民の生活が第一』から出馬表明がありました。市議を辞職したことと衆院選出馬がかなわなかったこととは何か関係がありますか?」

 立川 「一部関係はありますけれども。これから辞めて、また3年後に市議会議員に再チャレンジするかといわれると、それはしない。政治家という道は歩んでいかないと決めたんです。自分の中で葛藤はあったんですが、政治では自分の理念を実現できないという結論に立ちました」

 《ここから、男性記者との応酬が始まる》

 記者 「有権者は立川さんに4年を託したんだけど、立川さんの都合で政治家では(やりたいことを)実現できないというのは身勝手に感じるんだけど、そこはどうお考えになりますか?」

 立川 「それは身勝手ですか?」

 記者 「辞職した理由がよく分かんないんだけど、一年に満たないうちに自分から辞表を出したんですよね。県選管から居住実態がないという指摘を認めた上で取り下げたんですか?」

 立川 「違います、違います。戦い抜きたかったんですよ」

 記者 「じゃあなんで戦わなかったのか」

 立川 「それはさっき言った理由ですよ」

 記者 「政治家としては実現できないと?」

 立川 「私が発信した情報が正しく伝わらないということですね」

 記者 「発信した情報が伝わらないということで議員を辞められると? 有権者にどうやって説明するのかなと」

 立川 「私に入れてくださった方には大変申し訳なかったと思っています」

 記者 「どういうふうに申し訳ないの?」

 立川 「何かやってくれると思って投票してくださったわけですから。職務を全うできなかったことに対しては本当に悔しいし、自分の中でいろんな葛藤がありますけども。大変申し訳ないと思います」

 《男性記者の追及は続く。彼女のマスコミ批判への反撃が始まった》

 記者 「発信したことの何がどう具体的に違うのか。私たちは記者会見での発言を元に記事にしている。具体的に」

 立川 「裁判で『トイレの水を流さない』と私が主張したとみなさん書かれているけど、『水を流していない』とは言っていないはずです」

 記者 「ほかには?」

 立川 「まあ、辞職したとき、辞職願に辞める理由を『一身上の都合』とは書いていない。名前だけ書きました」

4637名無しさん:2013/01/06(日) 15:21:48
 《市議会事務局は報道各社に対し、立川さんが辞めた理由は「一身上の都合」だったと説明している》

 記者 「ほかには?」

 立川 「ありません」

 記者 「その2つで辞職を決めたんですか?」 

 立川 「辞職は受理されました」

 記者 「今ね、『間違った報じられ方をした根拠となるものを具体的に挙げてください』って質問をしたんだけど、具体的に今の2つ以外にないんですか? 言ってくださいよ」

 立川 「『美人すぎる市議』とか言われていますけど、それは個人個人の価値観ですから。『美人すぎる』と思わない方もいらっしゃると思うのに、マスコミの方は『美人すぎる』の一点だけで報道されていますよね。私はそれは不本意です」

 記者 「うちは(そういう報道)していない。あと1、2点あれば」

 立川 「私は日々、本心をブログにつづっていますけど、政治家としての仕事は何をしているのか、何をしたいのかは報道されない。面白いことだけは取り上げている。この人は政治家としての素質があるかどうかに、トイレの水を流すか流さないかは関係ない」

 記者 「トイレの水は居住実態に絡むことだから、こちらは聞いているわけで、それ以上でもそれ以下でもないですよ。で、ツイッターやブログで直接有権者に説明してないのはなぜですか」

 立川 「今回の記者会見で発信しようと思ったから。本当に申し訳なかったということでここにきている。ツイッターやブログでやるよりはいいと思ったので」

 記者 「月額報酬を含めて、この1年で500万くらいはもらっていますけども、ご本人は議員活動としてどのような成果がありますか」

 立川 「市民の方には議会報告をしている。議会には出席して賛成討論、反対討論、一般質問、議事録にも残っていますから確認できます。これだけじゃなくて市議会議員として地域に密着してみなさんの声を吸い上げて議会に届ける活動もしています」

 《別の記者が話題を変える》

 記者「ツイッターにある、『1月5日、全てがわかる。それを○○の壁で感性にフィルターをかけるか、神経を研ぎ澄まし露呈する事実を社会問題化するか、それはあなた次第』というのはどういう意味ですか?」

 立川 「5日に自分が出たTBSの特番が放映されるのです」

 記者 「それはビジネスと絡むようなことが流れるわけですか」

 立川 「そういうわけではない」

 記者 「今のところでは政治活動とかを振り返ったわけですね」

 立川 「詳しくは見ていただいて」

 《再び先述の記者の追及が始まる》

 記者 「今日の会見は何のためにやったんですか?」

 立川 「申し訳なかったと」

 記者 「何が申し訳なかったと?」

 立川 「市議会議員として自分なりには仕事をしてきたつもりだったんですが、全うできなくてみなさんに心配をおかけしたことですね」

 記者 「あなたの将来の話ばっかりが中心で、売名にも取れるんだけど、これは売名ではないんですね」

 立川 「それは私が決めることなんですか?」

 記者 「売名でやっているつもりはないのかと。有権者に対してこれまでの経緯を、うちらから質問を振る前に、自分から説明しないとね、『将来あれしたいこれしたい』では売名目的となる。ご自身もっと説明してもいいんじゃないか」

 立川 「そこら辺が聞きたいんですか」

 記者 「ご自身から記者会見を希望されたんだから、ご自身から説明されるのがスジですよ。当選無効の話から、辞職を決めた理由まで、今までの説明じゃよくわかんないんだけど…。有権者がここにいるって想像してお答えになったらいいんじゃないですか?」

 立川 「それはメルマガでやります。ここでは伝わらないので…」

 記者 「なんのための記者会見ですか」

 立川 「こういう謝罪です」

 記者 「議員を辞めたことに対して?」

 立川 「そうですね」

 《着地点が見えてこないやり取りが続く》

 記者 「マスコミがね、報じ方がよろしくないからと言っていた。マスコミのせいにしていたでしょ? マスコミがちゃんと報じていれば辞めなかったんですか?」

 立川 「そうですね」

4638名無しさん:2013/01/06(日) 15:22:27
 《あっさりと答える立川さん。男性記者は信じられないといった表情》

 記者 「そうなんですか」

 立川 「そうですね。でもしようがないですよね、お仕事なんですから」

 記者 「こっちは嘘は書いていない。あなたの発言に基づいて書いていますから。マスコミの報道で、あなたは議員を辞めるんですか」

 《同じような質問に、少しいらついたような表情を浮かべる立川さん。互いに納得できるような会話になっていないようだ》

 立川 「私が情報活動を引き続きしたいからです」

 記者「議員活動を捨ててということ?」

 立川 「そう思われるなら」

 記者 「有権者は1期4年間で選んでいる。あなたに4年間を期待している。裁判で決定してあなたの身分が失われるならまだ分かるけど、ご自身で辞職願を出した理由があまりよく分からないんですよ。マスコミ報道が理由で辞職願を出したということですか?」

 立川 「自分の信条の問題も絡んでくるので、メルマガで」

 《別の記者が話題を変える。立川さんもホッとした表情を浮かべた。ここから少し笑顔も》

 記者 「今後はタレントをやりますか?」

 立川 「予定はないです。どこの事務所にも所属はしていないです」

 記者 「立川明日香という名前は続けますか?」

 立川 「そうですね」

 記者 「離婚の訴訟はカタがついたのですか?」

 立川 「ついてないし見通しもたっていない」

 記者 「脱原発活動をしていますが」

 立川 「それ含めてメルマガでやります。原発の問題ってのは命に対する価値観だと思うんですね。私は命を一番に考えた政治をしてほしかった。その価値観を発信していって賛同者を得たい」

 記者 「国民の生活が第一から出るってことになっていたが、(国政進出は)いつ決断したのか」

 立川 「選挙に出るっていうのは大きなことだった。私の立場を考えますと、やはり勉強不足だったことがかなり大きいです」

 記者 「小沢一郎さんにもお会いしたんですよね」

 立川 「はい」

 記者 「発表直前までいって断るというのは結構大変なことだと思うんですけど」

 立川 「もう死ぬ思いです」

 記者 「立川さんが国政に出るというのは、市議として支援している人からは厳しい批判があったというが」

 立川 「厳しい批判? ありましたね」

 記者 「それは今回の辞職とは関係ない?」

 立川 「うーん、まあ、関連は多少」

 記者 「メルマガは課金制ですか」

 立川 「無料です。これから立ち上げます」

 記者 「住まいは今後は?」

 立川 「新座に住みながら。将来のことは分かりませんが。お忙しい中、お集まりいただきまして本当にありがとうございます」

4639名無しさん:2013/01/06(日) 15:22:51
 《会見は20分あまり。そそくさと立ち去る彼女を追いかけたところ、少しだけ取材に応じ、廊下のソファに腰を下ろして本心を語ってくれた。時間がなかったため矢継ぎ早に質問した》

 記者 「市議を辞めるとはいつ決めたんですか?」

 立川 「ここ3週間くらい。やはり衆院選が大きなきっかけとなりました」

 記者 「出馬は誰に口説かれたんですか?」

 立川 「地元の脱原発活動をしている方が、松崎哲久さん(前衆院議員)と11月19日に会わせてくれて、認めてもらった。そのときには、政治家を辞めるなんて思っていなかった。松崎さんは脱原発をやりたいなら応援してあげましょうと言ってくれた。26日に公式に発表だったはずなんですが、その前日までかなり選挙のための準備に追われて、子供に手をかけられなかった。それが不安になった。それに、自分の政治家としての力量を考えても、国政に立候補なんておいそれとできるような状況ではないというのが分かった」

 記者 「市議を辞めざるを得ない状況に追い込まれたのか?」

 立川 「自分の意思で辞めるんです。身勝手だけど、本当に申し訳ない」

 記者 「あなたは不器用な人ですね。その気持ちはうまく伝わってないですよ」

 立川 「ああ〜。私はよく伝わらないと言われます。それは根本的には、自分に自信がないからなんですよ。だから自分が伝えたかったことを、市議会を通してじゃなく、自分の媒体で伝える。それに至った理由についてはごちゃごちゃしすぎるので…」

 《不器用な性格で誤解を生みやすい彼女だが、表現者の立場は続けたい。その方法として政治家を選んだことは間違っていたということのようだ》

 記者 「未熟でしたか」

 立川 「もちろんそうです。なにごとも事前準備が不十分なまま思いだけが先行しちゃったんです。でも、これだけは言いたい。これまで一貫して、悪意はないんです。まだ自分を客観的に見ることができていないですよね。でも自分のダメな部分を含めて発信して、同じ立場の人を勇気づけられたらいいですよね」

 記者 「マスコミ批判をしていたが、取材に応じないなど自分からマスコミを避けていなかったですか?」

 立川 「怖いんですよ。私、ただの女性ですから。公人という理由でさんざん追っかけ回された。さっき一番しゃべってた記者さん、あの人がマスコミのイメージ。恐怖心があった。電話がかかってくるたび電源を落としていた」

 「自分が大切だと思う情報を発信したかった。市議会議員とタレント、発信できるならなんでもいいと思っていた。でも一本に絞らないと、多くの人の賛同は得られなかったですね。両立しないことは分かりました。反省している。でも悪意はなくて、大切なことを言いたかっただけです」

 記者 「『美人すぎる市議』と呼ばれるのは嫌だった?」

 立川 「嫌というわけでも、うれしいというわけでもなかった」

 記者 「居住実態についていいたいことは」

 立川「メルマガで。違憲だと思う。勝つ自信はあった。市議をやめても裁判を続けられるものだったら続けたかった」

 《ここで質問は終了。駐車場まで歩く途中、立川さんはテレビの中継車が並んでいる様子を「すごーい」と携帯電話のカメラで撮影し始めた。今後、彼女がどこへ向かいたいのか、どんな職業の人になるのかは判然としなかった》

 立川さんをMSN産経ニュースで伝えたときの反響はすさまじかった。美貌もさることながら、信念の強さ、発信力の可能性に、私も期待を寄せた。

 しかし、やはり選挙に出る前段階で、さまざまな面で大きなつまずきがあり、未熟さがあったことも確かだ。ただ、彼女を初めて世に伝えた立場としては、残念な思いもある。

 彼女が自分で幕を下ろした10カ月を、人騒がせな女性の「挑戦と挫折」と結論づけるのは簡単だ。しかし、一昨年の知事選では史上最低の投票率だったり、過去の衆院選では左右に大きく振れたりするなど、埼玉県民の投票行動には疑問符がつくことも多い。有権者も問われているのではないだろうか。


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