したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

仙台・宮城・陸奥

4107荷主研究者:2021/12/12(日) 16:22:38

https://kahoku.news/articles/20211118khn000054.html
2021年11月19日 06:00 河北新報
【独自】みやぎ県北高速幹線道路、12月17日全線開通 「復興道路」県内分完了へ

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211119kahoku02.JPG

 東日本大震災以降、復興支援道路として整備が加速された「みやぎ県北高速幹線道路」(24キロ)が12月17日、全線開通することが分かった。唯一開通していなかった登米市の佐沼工区(3・6キロ)で工事が完了するめどが立った。震災を機に復興道路と位置付けられた縦軸の三陸沿岸道と横軸の復興支援道路は、宮城県内分が全てつながる。

 県北部の沿岸と内陸を結ぶ広域道路網が構築され、地域産業の振興や救急医療の改善が期待される。当日は午後1時半から佐沼インターチェンジ(IC)近くで開通式を行う。一般開放は午後4時半を予定する。

 みやぎ県北高速幹線道路は1995年度に着工。震災以降は国の復興事業の一環で工事が進み、中田工区(4・7キロ)が2018年12月、築館工区(1・7キロ)が19年6月に開通した。

 全線開通は当初20年度を目指したが、佐沼工区の地盤改良などに時間を要し、21年度にずれ込んでいた。同工区は事業費約186億円。県管理橋では県内2番目の長さとなる紫雲山大橋(741メートル)を含む。

 同道路では東北自動車道と接続する栗原IC(仮称)を整備中。完成時期は未定。

 三陸沿岸道は今年3月、気仙沼港-唐桑半島IC間が開通。県内の三陸道は全区間がつながった。

4108荷主研究者:2021/12/12(日) 16:23:01

https://kahoku.news/articles/20211119khn000038.html
2021年11月19日 18:17 河北新報
エスパル仙台Ⅱが改装オープン JR仙台駅西口、「ゴンチャ」など出店

ゆったりと買い物できるよう通路を広めにし、明るい色調でデザインされた店内

 仙台ターミナルビル(仙台市)がJR仙台駅西口で運営する商業施設「エスパル仙台Ⅱ」が19日、リニューアルオープンした。ファッションや雑貨、カフェなど9店舗で構成し、うち5店舗が新規出店。衣料や家具、パンなどを扱う核店舗「ベイクルーズストア」は26日に開店する。

 東北初出店は、米国系のセレクトショップ「ロンハーマン」、香りの専門店「アットアロマ」の2店舗。新規出店の「ゴンチャ」は、台湾の阿里山(ありさん)で栽培された高級茶葉のウーロン茶や紅茶と、タピオカや黒糖、ミルクなどと組み合わせたメニューが味わえる。

 ゴンチャジャパン(東京)マーケティング本部の畑千絵部長は「上質なお茶の多様な楽しみ方を知ってもらいたい」と話す。

 ベイクルーズストアは「ジャーナルスタンダード」「エディフィス」などで知られるベイクルーズ(東京)が運営するEC(電子商取引)サイトで、リアル店舗は国内初出店。東北初登場の「フレームワーク」「レショップ」など12ブランドを扱う。

 「シップス」「アフタヌーンティー・ティールーム」など既存4店は改装した。エスパル仙台の山本信也店長は「ファッションの最先端の雰囲気を感じてもらい、仙台の活性化につなげたい」と話した。初年度の売上高は改装前の1・3倍となる約26億円を目指す。

4109荷主研究者:2021/12/12(日) 16:24:09

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/8171/
2021-11-19 みやぎ建設新聞(仙台圏)
仙台市/郡山折立線の郡山工区予備設計/申請は12月3日まで/延長700m対象に上下各3車線化

 仙台市は18日、都市計画道路・郡山折立線の郡山工区に係る道路予備設計業務を制限付き一般競争入札で公告した。参加申請は12月3日まで、開札は同9日13時20分に行う。

 参加資格は市内に本店または支店、営業所を有する建設コンサルタント道路部門の登載業者で、2006年以降に完了した国または地方公共団体等が発注した交差点を含む道路設計業務の元請け実績を有することなど。

 郡山折立線は、国道4号と接続する太白区郡山5丁目地内から、県道仙台村田線につながる青葉区茂庭綱木東地内に至る総延長約9・5㌔㍍の路線。

 今回の業務は、国道4号から西に向かい、JR太子堂駅東側に位置する郡山折立線と郡山大野田線の交差点に至る、太白区郡山6丁目ほか地内の延長700㍍区間が対象。この区間は幅員40㍍、車線構成は上下線ともに片側3車線とする方針だ。

 業務内容は、道路をはじめ平面交差点3カ所の予備設計と、現地測量および路線測量を行う。履行期限は22年3月31日までだが、同年12月28日までの延長を予定している。

 なお、国道4号と郡山折立線の交差部(篭ノ線交差点)は、東北地方整備局が計画する篭の瀬〜鹿の又工区1・6㌔㍍の連続立体化事業区間となる。

4110荷主研究者:2021/12/12(日) 16:29:23

https://kahoku.news/articles/20211121khn000013.html
2021年11月21日 18:14 河北新報
国道398号「崎山トンネル」開通 女川-雄勝間の難所解消

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211121kahoku01.JPG

 宮城県石巻市雄勝町と女川町を結ぶ国道398号「崎山(さきやま)トンネル」の開通式が20日、女川町石浜の現地であった。離半島部に整備された東日本大震災の防災集団移転団地で暮らす住民の利便性向上や、災害時の避難道路としての役割が期待される。

 開通したのは長さ0・71キロのトンネルを含む1キロの道路で、女川町の石浜、桐ケ崎両地区をつなぐ。カーブが続く約1・5キロの国道が約0・5キロ短くなり、ほぼ一直線で結ばれた。総事業費は約33億円で、社会資本整備総合交付金の復興枠を活用した。

 開通式には地元選出の国会議員や県の関係者ら約50人が出席。村井嘉浩知事は「斜面崩落がたびたび発生していたが、災害に強い道路になった。地域交流や観光振興に役立つことを期待したい」とあいさつした。

 崎山地区の国道398号は狭く曲がりくねった道が続いて車両の通行に支障があった上、震災や台風ではのり面の崩落が起きた。県が事業主体となって2017年12月に着工した。

 須田善明町長は「県内の398号で一番の難所が解消した。関係者に感謝したい」と語った。

テープカットでトンネルの開通を祝う関係者

4111荷主研究者:2021/12/12(日) 16:29:45

https://kahoku.news/articles/20211121khn000011.html
2021年11月21日 17:29 河北新報
乗り合いやデマンド型導入も 仙台市、公共交通再構築へ意見公募

 仙台市は持続可能な公共交通ネットワーク構築に向けた「地域公共交通計画」(2022〜26年度)の中間案をまとめ、22日からパブリックコメント(意見公募)を実施する。沿線人口や利用者が少ない路線バス運行エリアは、地域交通などバス以外のさまざまな交通手段の導入を検討する。

 市交通局と宮城交通が運行する路線の沿線人口、利用実態をエリア別に評価。夜間の人口密度が1ヘクタール当たり20人以上、運行本数が1日40本以上ある「支えるエリア」、それ以外の「育むエリア」に区分けした。

 支えるエリアは東端が仙台東部道路、西端がJR仙山線愛子駅周辺。主に市中心部や郊外の住宅地、JRや市地下鉄の駅周辺と沿線地域に広がる。

 エリア内では仙台駅前に向かう路線を「幹線区間」と「準幹線区間」、鉄道駅に結節する「フィーダー区間」に分類。幹線区間では各バス事業者が運行ダイヤを調整し、同一運賃を設定する共同運行を目指す。

 育むエリアは仙台東部道路東側、愛子駅以西のほか、青葉区みやぎ台、赤坂両地区、太白区秋保温泉地区、泉区根白石地区などが含まれる。地域の実情に合わせ、バスの運行ダイヤを見直すとともに、乗り合いタクシーやデマンド型の地域交通の導入を検討する。

 パブリックコメントは12月22日まで。中間案は市のホームページに掲載するほか、各区役所などで概要版を配布する。市は寄せられた意見を踏まえ、来年3月下旬に計画を策定する。

4112荷主研究者:2021/12/27(月) 23:17:44

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00619387?isReadConfirmed=true
2021/11/24 05:00 日刊工業新聞
「T―Biz」ではじめよう 東北大学連携BI(1)入居企業、伴走型で支援

 中小企業基盤整備機構東北本部が運営する東北大学連携ビジネスインキュベーター「T―Biz」は、地域における大学発スタートアップ育成施設として2007年9月に開設した。東日本大震災を経て近年は社会課題解決を志向する起業家が増え、産官による支援も進化を続けている。社会が変貌する中、ハイテクベンチャーのサポートを目標に掲げるT―Bizと入居企業を取材した。

宮城県内で数少ないウェットラボの設置など、充実した環境に多様な企業が入居している

 T―Bizは研究シーズから事業化を図り、企業の成長に合わせて伴走しながら包括的にソフト支援している。事業計画・経営方針の策定からハード、ソフト、システムの製品出荷までさまざまな課題解決をともに進める。スタッフは大手企業で開発や新事業企画などの実務経験、マネジメントの経験を持ち、半年ごとに研究状況や事業進捗(しんちょく)を見直し、段階を踏まえて幅広くアドバイスする。

 東北大学青葉山キャンパス内の5階建て施設にオフィスタイプ8室、ウエットラボタイプ23室の入居室を設置。開設からの14年間で76の企業・研究機関が入り、入居期限の5年を経て卒業した企業の80%以上が事業化に成功した。現在もバイオ、素材、電子デバイス、医療など業種に偏ることなく多様な企業が入居する。ユニークな点は企業同士が話し合い、素子からモジュール、装置へとアップグレードするなど相互共創が進んでいること。同施設内で異業種連携が進んで、新たなシナジーを創出するシステムが構築されている。

スタッフは研究者、経営者両面の視点を大切にしながら多様な支援を行う

 一方で「マーケットを見る力も重要だ」と、工藤裕之チーフインキュベーションマネージャーは話す。理系の経営者は技術に傾倒しがちだが、社会のニーズを的確に判断できる人材を育成するため、資金調達や販路開拓など経営面についても広範な知見を提供する。このほか市場で知名度を上げるため、展示会やセミナーなど出会いの場への参加を積極的に支援している。

 「今後はライフサイエンスや環境ビジネスのスキルを持つ企業を積極的に受け入れたい」(工藤マネージャー)という。仙台市は20年に内閣府からスタートアップ・エコシステム拠点都市に選定され、東北大も「ビジョン2030」で大学発ベンチャーをこれまで以上に多く創出する計画を持つ。すでにT-Bizからは経済産業省が支援するJ―Startup企業3社、J―Startup TOHOKU6社が誕生。ユニコーン企業の誕生による地域への貢献に期待が高まっている。(随時掲載。次回から東日本面に掲載します)

(2021/11/24 05:00)

4113荷主研究者:2021/12/27(月) 23:27:46

https://kahoku.news/articles/20211126khn000002.html
2021年11月26日 16:45 河北新報
陸前高田ー仙台、直行バス運行へ 来年1月末まで毎日運行し実証実験

新しい市街地の形成が進む陸前高田市中心部=2020年8月29日

 岩手県陸前高田市と仙台市を結ぶ直行バスの実証実験を陸前高田市の2事業者が27日に始める。来年1月末にかけ、無料の貸し切りバスを毎日運行し、利用ニーズを探る。需要が見込めれば本格運行を目指す。

 陸前高田市中心部の商業施設アバッセたかたと仙台市のJR仙台駅東口を三陸沿岸道を利用して2時間45分で結ぶ。出発時刻は陸前高田が午前6時半、10時15分、午後5時半。仙台は午前10時、午後2時半、9時15分。定員は各便30人。

 朝晩の2往復は毎日運行し、昼便は需要が見込める月・金曜を中心に仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)にも寄る。12月25日〜1月7日は連日3往復する。実施主体はマーケティング事業などを手掛ける陸前高田企画と貸し切りバス事業者の奥州交通で、観光庁の補助金約6000万円を活用する。

 陸前高田企画の村上清代表(62)は「首都圏や関西圏からの集客につなげたい。実験期間中に特別感のあるツアーを開催し、陸前高田の魅力を発信したい」と話す。全席予約が必要。連絡先は同社0192(22)9105。

4114荷主研究者:2021/12/27(月) 23:40:06

http://www.senmonshi.com/archive/02/02107UKEC59JY65.asp
2021/11/29建設新聞社
【東北・宮城】東北初の民間都市再生事業に認定/ヨドバシ仙台第1ビル計画整備事業

 国土交通省は26日、ヨドバシホールディングス(東京都新宿区 藤沢昭和代表取締役)が仙台市内で進めるヨドバシ仙台第1ビル計画整備事業(仮称)を東北初の民間都市再生事業計画に認定した。JR仙台駅東口地区の賑わい創出に向け、金融支援や税制上の特例措置などの支援が受けられる。

 ヨドバシ仙台第1ビル計画整備事業はJR仙台駅東口に隣接する仙台市宮城野区榴岡1の3の1ほか地内の1万1290平方㍍に、店舗、オフィス、駐車場を備えたS造地下1階地上12階塔屋1階建て、延べ約7万4670平方㍍の複合ビルを建設する。公共施設として広場785平方㍍、道路1806平方㍍も整備する。

 併せて、仙台駅東まちづくり協議会が掲げる「住む・働く・楽しむ・学ぶが混在した多様なアクティビティがあるまち」に呼応し、仙台駅東口駅前広場で歩行空間や賑わい創出のオープンスペース整備・拡充を行うとともに、宮城野通に通じるペデストリアンデッキとエスカレーターの設置により、回遊性の向上を図る。

 鹿島の設計・施工で今月着工、2023年4月末の完成を予定している。

 民間都市再生事業計画認定制度は02年に創設して以来、全国で140件認定されており、東北では今回が初めてとなる。

 提供:建設新聞社

4115荷主研究者:2021/12/27(月) 23:41:16

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00619835?isReadConfirmed=true
2021/11/29 05:00 日刊工業新聞
「T―Biz」ではじめよう 東北大学連携BI(2)東北マイクロテック・EXA

東北マイクロテック

12インチウエハーと3次元LSIの手作り模型を前に「発表した成果をもとにした受注もある」と元吉社長

品質・歩留まり・納期で評価

 日進月歩の半導体産業。そこに身を置く元吉真社長は「常に走り続けている。マグロと同じ」と業界の厳しさを表現する。

 企業で各種半導体メモリーなどの開発に携わり、小柳光正東北大学教授の研究成果を元に、最先端の3次元積層型LSI(大規模集積回路)の試作、デバイス開発を目的に会社を設立。低コストで作りやすい製品の供給を目指している。

 3次元LSIは省スペース、省電力で、高速信号処理によるリアルタイム応答などの利点がある。大手メーカーが独占生産する中、試作や少量生産の委託が増えてきた。ライバルは海外の研究機関だが、「品質や歩留まり、納期面で評価されている」(元吉社長)と自信をみせる。宮城県名取市の空き工場を借りて生産体制も整えた。2026年の年商50億円を目標に定め、「将来は地場企業と協同でデバイスをつくりたい」(同)という。

▽仙台市青葉区▽元吉真社長▽022・398・6264

EXA

EXAが製作した高周波誘導加熱式スカルメルト結晶育成炉のプロトタイプ

単結晶生成を低コスト化

 高価なイリジウムるつぼを全く使用しない次世代の単結晶育成技術と装置(スカル炉)の開発に挑む。単結晶研究の東北大学発ベンチャーであるC&A(仙台市青葉区)と三幸(東京都港区)の合弁で設立した。

 単結晶は通信機器や、がん検査の陽電子放射断層撮影(PET)装置などに不可欠。生成に使うるつぼの材料にはイリジウムを使う。ただ近年は価格が高騰し、るつぼ1個が1億円を超えるほどだ。庄子育宏最高技術責任者(CTO)は「結晶メーカーの利益のためにも、昭和の技法を見直す時では」と話す。

 独自開発の発信器と高周波コイルで原料粉末を中心部から溶かし、残った周辺がるつぼ代わりになるため結晶生成の大幅コストダウンが見込める。超高融点機能性材料の実用化に道を開き、特にパワーデバイス材料として優れた適性を持つ酸化ガリウムウエハーの低価格化に期待は高い。

▽仙台市青葉区▽奥野敦社長▽022・397・6291

(2021/11/29 05:00)

4116荷主研究者:2021/12/27(月) 23:45:30

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00620167?isReadConfirmed=true
2021/12/1 05:00 日刊工業新聞
「T―Biz」ではじめよう 東北大学連携BI(3)スカイファーマ・TUP

スカイファーマ

実験中の安藤社長。ゼブラフィッシュの網膜細胞増殖にも成功するなど、データが蓄積している

低コスト再生医療に挑戦

 治癒が困難とされる緑内障や脊髄損傷などを対象に「再生誘導医薬」の開発に取り組む。カギは安定的に大量生産できる低分子化合物。「ヒトが本来持つ再生能力・神経分化の因子を化合物で刺激し活性化させる」(安藤秀樹社長)ことにより、低コストの再生医療実現に挑戦している。

 脊髄損傷で下肢が麻痺したラットに薬剤を投与すると、数日後に回復し2本足で立ち上がる―。驚くべき成果が研究過程で得られた。安藤社長は「初めから動物を使ったスクリーニング技術の開発により、培養細胞から始める方式より遙かに高効率で新薬候補化合物を探れる」としており、国際出願特許が10月に公開された。

 並行して大手食品メーカーと健康食品の共創で収益化も進める。ベンチャーキャピタルの支援もあり、「ブレークスルーは既成概念の打破から」(同)と、仙台からのメガファーマ誕生に挑む。

▽仙台市若林区▽安藤秀樹社長▽022・398・6635

TUP

成膜技術でコスト削減

「大学の中で埋もれている技術を世に出したい」(佐藤浩樹社長)と志して起業した。研究室だけで事業を進めるにはリスクが伴うと考えており、民間企業在籍時の知見を生かし、さまざまなシーズを発掘して実用化へ道を拓くことを目指す。

 現在注力しているのは、化学気相成長(CVD)法による各種機能性材料の成膜事業だ。単結晶材料の製造に使われるイリジウム製のるつぼは希少金属のため高額であり、「4インチ結晶用で1億円以上。結晶原価の3―4割を占める」(同)という。そこで安価なモリブデンの表面をイリジウムでコーティングしたるつぼの試作に着手。単結晶材料の低コスト化と安定供給に期待は高く、市村清新技術財団の助成を得て開発を進めている。

 このほか有機EL成膜用蒸着装置のメタルヒーターへの被膜や、炭化ケイ素被膜の小型・小ロット材料の短納期化も進める。

▽仙台市青葉区▽佐藤浩樹社長▽022・208・2683

(2021/12/1 05:00)

4117荷主研究者:2021/12/27(月) 23:47:39

https://kahoku.news/articles/20211130khn000046.html
2021年12月01日 06:00 河北新報
仙台市の人口、過去最多109万6704人 20年国勢調査

仙台の市街地

 宮城県と仙台市は30日、2020年国勢調査(10月1日現在)の確定人口を発表した。県人口は230万1996で、15年の前回調査を1・37%下回った。人口減は4回連続で、減少率は1920年の調査開始以来最大。仙台市の人口は109万6704で過去最多となったが、増加率(1・34%)は政令市移行後、最も低かった。

 県人口の男女別は男性112万2598、女性117万9398。年齢別では65歳以上の老齢人口が過去最多の63万8984(全体の28・34%)、15〜64歳の生産年齢人口は134万6845(59・75%)、15歳未満の年少人口は26万8428人(11・91%)。

 市町村別は7市町村で前回より増え、28市町で減った。増加率の最高は名取市の2・67%。大衡村(2・56%)、大和町(1・92%)と続いた。減少率の上位は七ケ宿町(13・62%)、丸森町(12・24%)、川崎町(8・97%)。

 仙台市の5区別では、泉が2・14%減の21万2149で初めて減少に転じた。青葉は0・45%増の31万1590、宮城野は0・98%増の19万6732、若林は5・98%増の14万1475、太白は3・48%増の23万4758。

 県内在住の外国人は前回比39・06%増の1万9453人。ベトナムが約3・9倍の3813人に達するなど、介護をはじめ各種業界で外国人労働者の受け入れが増えた影響とみられる。

4118荷主研究者:2021/12/27(月) 23:51:20

https://www.sakigake.jp/news/article/20211202AK0001/
2021年12月2日 6時57分 秋田魁新報
HIS、秋田市の営業所を閉鎖 需要低迷、仙台に統合

仙台本店営業所との統合に伴い閉鎖された秋田市中通のHIS秋田アトリオン営業所

 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)は、秋田市の秋田アトリオン営業所を11月30日で閉鎖し、仙台市の仙台本店営業所に統合した。新型コロナウイルスの感染拡大により、観光需要が低迷していることを受けた経営改善策の一環。

 秋田アトリオン営業所はHISの本県唯一の拠点。HISによると、政府が観光支援事業「Go To トラベル」の全国一斉停止を表明したことを受け、昨年12月から臨時休業していた。

 HISはコスト削減を図るため、国内100店舗や海外店舗の統廃合を進めている。集客に関しては、実店舗重視のスタイルから、オンラインでの販売に力を入れる方針を打ち出している。

4119荷主研究者:2021/12/28(火) 00:06:18

https://kahoku.news/articles/20211205khn000018.html
2021年12月06日 06:00 河北新報
仙台市地下鉄東西線、開業6年に 1日の利用4万8200人

 仙台市地下鉄東西線は6日、2015年12月の開業から丸6年を迎えた。6年目の利用者数は1日平均4万8200人(速報値)。新型コロナウイルスの影響で大幅に落ち込んだ前年の4万5800人は上回ったものの、増加率は5・2%にとどまった。通勤・通学客の多い平日も5万7600人の利用に沈んだ。

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211206kahoku01.JPG
開業6年を迎えた地下鉄東西線。新型コロナの影響が続き、利用者数は大きく回復していない=仙台市青葉区

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211206kahoku02.JPG
川内、青葉山駅は伸び顕著

 開業6年間の1日平均利用者の月別推移はグラフの通り。開業時の需要予測8万人に届いたことはないが、新型コロナ前の4年目までは増加の一途だった。感染拡大で8万人に遠く及ばない状況に後退した。

 6年目は昨年12月〜今年3月と9月が、感染急拡大や国の緊急事態宣言で前年よりも減少した。4月以降は9月を除き前年を上回った。特に4、5月は臨時休校や外出自粛で激減した前年の反動増もあり、4月は67・8%増、5月は88・7%増の伸びとなった。

 駅別の1日平均利用者は青葉通一番町駅(青葉区)を除く12駅で前年を上回った。最多は仙台駅(同)の1万5000人。青葉通一番町駅(同)4700人、薬師堂駅(若林区)4000人などと続いた。

 大学キャンパスに近接する駅の伸びが顕著。川内駅(青葉区)は11・4%、青葉山駅(同)は12・0%それぞれ増加した。周辺でマンション開発が進む大町西公園駅(同)も11・9%増えた。

 市交通局営業課の三浦孝行課長は「利用者は回復傾向にあるものの、7年目も新型コロナの感染状況に大きく左右されるだろう。懸念は尽きない」と話した。

4120荷主研究者:2022/01/09(日) 15:53:20

https://kahoku.news/articles/20211122khn000054.html
2021年11月23日 06:00 河北新報
青葉山の「公園センター」姿を現す 和風の現代建築、23年3月完成 カフェや芝生広場も

黒色の屋根が目を引く公園センター

 仙台市青葉区の青葉山公園で、市が整備を進める「公園センター(仮称)」の外観工事がほぼ完了した。仙台城跡近くの広瀬川沿いに、黒色の屋根と宮城県産材を取り入れた和風の現代建築が姿を現した。完成は2023年3月の予定。市は「歴史文化を発信する新たな拠点に」と期待する。

 公園センターは平屋の1棟で、延べ床面積は約2000平方メートル。仙台藩重臣・片倉家の屋敷跡付近に建つことから、古絵図に基づいて御広間と大書院、回廊の一部を再現する。

 6メートル以上の天井高を確保する情報ラウンジは、七夕飾りや仙台・青葉まつりの山鉾(やまぼこ)を展示し、仙台の祭りを紹介する。交流体験スペースは隣接する仙台国際センターの関連行事など、多様なイベントの開催を想定する。テラス席のあるカフェも設ける。

平屋の建物は旧片倉邸の御広間や回廊などを一部再現する

中央広場は2万8000平方メートル

 建設費は約12億円。20年10月に工事に着手し、22年4月以降は展示物の設置作業を進める。工事は23年3月の完了を目指す。

 市はセンターを含む青葉山公園追廻地区の整備を進めている。センターの南側に約6000平方メートルのもりの庭園、南東側には芝生が広がる約2万8000平方メートルの中央広場を造成する。

 追廻地区は「全国都市緑化フェア」(23年4月26日〜6月18日)の主会場の一つになっている。

 市青葉山公園整備室の川崎剛室長は「年間を通して観光客に仙台を知ってもらう拠点にしたい」と話す。

大橋から見た公園センター

4121荷主研究者:2022/01/09(日) 16:12:49

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00621107?isReadConfirmed=true
2021/12/9 05:00 日刊工業新聞
「T―Biz」ではじめよう 東北大学連携BI(4)ファイトケミカルプロダクツ・TBA

ファイトケミカルプロダクツ/植物由来廃棄油から原料

T―Biz内のプラントで研究が進んでいる

 米油を製造する過程で発生する廃棄油から、ビタミンEやパラフィンを抽出し製造する技術を持つ。安全かつ環境負荷が低い方法で未利用成分を有効活用し、食品や化粧品会社向けにバイオマス由来の原料を提供している。

 基盤技術は北川尚美東北大学教授が開発したイオン交換樹脂法だ。水処理の分離に使う樹脂に油中で高い触媒活性があることを発見し、全ての油から機能性成分を高純度で分離できるようになった。あらゆる植物油の研究を進め、油に合わせて装置を最適化する。

 学生時代に北川教授の下で学んだ加藤牧子社長が技術の実用化を目的に起業した。機能性素材の製造販売と、ライセンスおよびエンジニアリング事業を柱にビジネス展開する。近く新工場を建設する予定。「廃棄油を未利用資源と言い換えている」と加藤社長。高効率な製造技術で資源循環型社会の実現を目指している。

▽仙台市青葉区▽加藤牧子社長▽022・226・8818

TBA/安価なPCR検査法提供

検査用ストリップが入った容器を手に「途上国の安全は日本の安全保障のためでもある」と川瀬社長

 猛威を振るう新型コロナウイルス。検査体制の充実による感染拡大防止が世界中で望まれるが、途上国は資金も技術も不足している。そこで高額な装置を必要としない安価な検査法を普及させようと手を尽くす。

 TBAが推奨するSTH法は、場所を選ばず誰でも簡単に遺伝子検査ができる。その際に使用する遺伝子検査紙を製造・販売する。独自技術で異なるデオキシリボ核酸(DNA)を線状に複数本プリントした検査紙を、簡易なPCR装置で増幅したサンプルの展開液に入れると、どの線が発色したかで感染している菌やウイルスの目視判定が可能だ。

 遺伝子検査キット製造業者への検査紙提供をビジネスモデルとして展開する。国際協力機構(JICA)の協力を得てパートナー企業を探す考えだ。新型コロナ以外にもエボラ出血熱などの感染症や、養殖エビの感染や偽装食肉の検査にも適用できる。

▽仙台市青葉区▽川瀬三雄社長▽022・795・7138(随時掲載)

(2021/12/9 05:00)

4122荷主研究者:2022/01/09(日) 16:14:55

https://kahoku.news/articles/20211209khn000003.html
2021年12月09日 06:00 河北新報
白石・越河の国道4号、車線拡幅しきょう全線開通

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211209kahoku01.JPG
開通準備が進む白石市越河の国道4号上り車線=8日

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211209kahoku02.JPG

 宮城県白石市越河(こすごう)地区の国道4号上り車線を2車線に拡幅する工事が完了し、宮城県側の全長2・9キロが9日正午に全線開通する。無理な追い越しによる事故防止や、渋滞を招く速度低下の緩和が期待される。

 東北地方整備局仙台河川国道事務所によると、宮城県側の工事は2012年4月着工、福島県境付近から工事を進めた。昨年10月までに1・9キロの区間を整備し、最後の1キロ区間も今月8日までに工事を終えた。

 周辺は福島県に向かって緩やかな上り坂で、大型車両の速度低下で渋滞の発生が多い。14年2月の記録的な大雪の際には車がスリップして立ち往生し、県境付近から岩沼市まで最大約40キロの大渋滞となった。

 福島県側でも県境から全長3・9キロ区間で下り車線の拡幅工事が進み、整備は2区間の計1・3キロを残すのみとなっている。

 仙台河川国道事務所の十枝内(としない)美範副所長は「冬季に間に合って良かった。拡幅工事で円滑な交通が確保される」と語った。

4123荷主研究者:2022/01/09(日) 16:19:25

https://kahoku.news/articles/20211209khn000033.html
2021年12月10日 06:00 河北新報
仙台・泉パークタウン「朝日」地区、来年1月造成完了

 仙台市泉区の大規模住宅団地「泉パークタウン」を手掛ける三菱地所(東京)は9日、最後の住宅開発区域「第6住区」の東工区「朝日」の造成工事が来年1月下旬に完了する見通しを明らかにした。

 第6住区は一戸建て1965区画を造成予定で、うち721区画の東と中央、西の3工区がある。早ければ2月に建売住宅の建築工事が始まる見込み。

 新築住宅に太陽光発電パネルと蓄電池を初期費用なしで設置する東北電力グループの「あおぞらチャージサービス」を全街区の希望者を対象に導入する。

 開発は1969年に始まり高森、寺岡、桂、紫山の各地区に住宅街が誕生。今年10月現在、1万506世帯の2万5356人が暮らす。

4124荷主研究者:2022/01/09(日) 16:28:40

https://kahoku.news/articles/20211211khn000049.html
2021年12月12日 10:00 河北新報
高速バス仙台―山形線、「ドル箱」復活なるか 客足回復も原油高重荷

山形大に近いバス停から仙台行きの高速バスに乗る利用客=山形市

 新型コロナウイルスの影響で利用客が減少した高速バスの仙台-山形線が、最悪の状況を脱しつつある。一時半減した客足は感染状況が落ち着いた秋から回復の兆しがあり、運休便も再開している。関係者は、仙山交流の進展でコロナ禍前は年間160万人を運んだ「ドル箱路線」の完全復活に期待を寄せるが、原油高という新たな困難も立ちふさがる。

 仙台-山形線は宮城交通(仙台市)と山交バス(山形市)が共同運行する。コロナ禍により、政府が初めて全国に緊急事態宣言を発出した昨年4月ごろの乗客数は例年の5割に減少。運転本数も平日で以前の80往復から3割減、土日曜、祝日は66往復から半減した。

 乗客数はその後も厳しい状況が続いたが、全国で緊急事態宣言が解除された10月から好転。山交バスによると、山形大が対面授業を再開し通学客の利用が増えたこともあり、乗客数はコロナ禍前の7割ほどに回復した。運転本数も平日75往復、土日曜、祝日50往復まで戻った。山形大の最寄りのバス停には、列を作って到着を待つ学生の姿が戻ってきた。

 山交バス乗合課の寒河江晃一課長は「通学や出張での乗車が戻ったことに加え、週末に仙台へ買い物や飲食に訪れる利用客が増えてきた。満員で乗客が乗り切れず、久々に増便したケースもあった」と説明する。

 仙台-山形線は、同社の乗合事業の売り上げの2割近くを占める重要路線だ。明るい兆しに水を差すのが原油高。軽油が昨年同期に比べ1リットル当たり20円上がり、燃料費が月当たり数百万円の負担増となっている。消費燃料を減らすエコドライブなどの徹底も限界に達しているという。

 運転本数を削れば燃料費は減るが、寒河江課長は「乗客が集中し『密』が生じ安心感を得にくくなる。待たずに乗れる利便性も維持したい」と否定的。乗客数の本格回復にはまだ時間がかかるとの見方が強い中、仙台でコンサートなどのイベントが増えたり、山形方面への観光需要が戻ったりすることに望みをかける。

4125荷主研究者:2022/01/09(日) 16:29:08

https://kahoku.news/articles/20211212khn000011.html
2021年12月13日 06:00 河北新報
山形道、全線開通20年 通行量は最大6倍に

山形自動車道の新笹谷トンネル付近

 東日本高速道路東北支社は、8月に全線開通20年を迎えた山形自動車道の整備効果をまとめた。開通により仙山圏を移動する利便性が飛躍的に向上し、通行量が開通当時から最大で6倍に増加。観光や物流などの交流拡大に大きく貢献したと結論付けた。

 山形道は1981年の笹谷(宮城県川崎町)-関沢インターチェンジ(IC、山形市)間の開通を皮切りに庄内地方へ延伸。2001年に村田ジャンクション(JCT、宮城県村田町)から国道112号「月山道路」を挟んで酒田みなとIC(酒田市)までつながった。

 同支社によると、1日当たりの通行量が最も多い区間は笹谷トンネルのある笹谷-関沢IC間で、19年は1万8300台が利用した。伸び率でみると、山形北IC-山形JCT間が開通した1990年の1260台から2019年は6930台と6倍近くに増えた。

 全通により、仙山圏交流が加速した。仙台-山形間の高速バスの運行数は国道48号経由だった80年4月の1日11便から今年4月は72便と約7倍に増え、所要時間は1時間10分とほぼ半分に短縮。仙台市-山形市間の通勤流動も85年の約500人から2015年は約5倍の2500人に迫った。山形に拠点を置くスーパーの宮城への進出も促進した。

 山形道を利用する関係者へのヒアリングで集めた意見として「生活圏として仙台・山形を身近に感じる」「目的地に早く着き、運転も楽」などの声も紹介している。

 最近は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、県境をまたぐ移動自粛で大きく落ち込んだ通行量は9割ほどに回復したという。担当者は「開通により仙山圏などの関係性が高まり、沿線の発展に大きな効果があった」と話した。

4126荷主研究者:2022/01/09(日) 16:36:13

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00621661?isReadConfirmed=true
2021/12/15 05:00 日刊工業新聞
「T-Biz」で始めよう 東北大学連携BI(5)ハートビートサイエンスラボ・三幸

【ハートビートサイエンスラボ/生体信号から情報提供】

 心電図や脈波など生体から出る信号から、企業が必要とする情報を取り出す方法を提供する。早野順一郎社長は心拍のゆらぎに着目した日本の研究者の先駆け。名古屋市立大学の教授時代、当時の研究生が東北大学工学部に採用されたことが縁となりT―Bizに入居した。

 就労中のストレス判断のようなヘルスプロモーション、エアコンが快適になる状態を予測するモデルで製品にフィードバックする活動などを行う。居眠り運転の予知、睡眠時無呼吸症候群の判定などへ可能性は広がる。

 ウエアラブル機器の普及で生体信号がビッグデータ(大量データ)化しているが、「データをどう活用するかは世界的に未発達だ」(早野社長)という。日本には24時間心拍データが70万件蓄積しており、県別の健康寿命が心拍とリンクしていることも分かった。生体データを『解読』する仕事で、生体機能や将来のリスク予測を支援していく。

 ▽仙台市青葉区▽早野順一郎社長▽050・3579・4219

【三幸/研究者ニーズ 迅速対応】

「半導体産業の盛んな宮城県に、将来は工場を持ちたい」と奥野社長

 もともとカーボン製品や半導体装置部品などを扱う商社だが、精密機械製品の製造にも取り組んでおり、今では製造が売り上げの8割を占める。富山市と熊本市に工場を構える一方、東北大学が持つ単結晶生成技術と同社の装置製造技術を融合したベンチャーを立ち上げた。それを機にT―Bizに入居、仙台支店を設けた。

 奥野敦社長は「消耗品と装置をトータルで販売できる会社は少ない」と話す。新しいものを創造する研究者のニーズは特注品にあり、現場の近くで迅速かつ臨機応変に支援できるのが強みだ。「初めは少量の納入でも、後に大物の受注につながることもある」(奥野社長)という。

 ノウハウがある加熱炉関連のほか、医療系でも東北大への協力を視野に入れる。熊本では中性子を遮蔽(しゃへい)する透明な素材の開発を進めており、「福島で原発の廃炉作業に役立てたい」という。

 ▽東京都港区▽奥野敦社長▽03・5403・9250

(2021/12/15 05:00)

4127荷主研究者:2022/01/09(日) 16:39:29

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/621784
2021/12/16 05:00 日刊工業新聞
「T―Biz」ではじめよう 東北大学連携BI(6)エーアイシルクほか

【エーアイシルク/導電性繊維で健康管理】

「東日本大震災後の東北で、雇用と新産業創出に貢献したかった」と岡野社長

 「J―Startup企業」にT―Bizから選ばれた第1号企業。天然由来のシルクを活用した導電性繊維「エーアイシルク」とプリンターを開発し事業化している。繊維は染色の技法を用いて製造するので、各種繊維に応用可能。プリンターで必要な部分にだけ導電性を持たせることもできる。

 肌触りが良く通気性もある。そのため長時間着用でもストレスが無く、洗濯しても劣化しにくい。ターゲットは健康管理だ。トレーニングスーツを着て電気刺激を受ければ効果的に筋力アップでき、長期入院患者の心拍測定なども容易になる。

 大手化学繊維会社、スポーツメーカーとの共同開発も進んでおり、宮城県村田町の工場で本格生産も始まった。岡野秀生社長はこのほか、「独自ブランドを立ち上げ、自動車やスマート家電などでも需要を掘り起したい」としており、2025年の年商25億円を目標に掲げている。

 ▽仙台市青葉区▽岡野秀生社長▽022・724・7092

【大武・ルート工業/ランニングマシン高度化】

大武・ルート工業のトレッドミル

 自社主力製品の一つトレッドミル(ランニングマシン)の高度化をT―Bizで進めている。大武のトレッドミルは、リハビリテーション、スポーツ、計測・性能試験の各用途で製品がある。新たに開発を進めているのは、リハビリ分野向けで東京大学、東北大学などと連携する。

 開発機は人間の関節トルクや筋負荷、筋張力など人間の多自由度運動をトレッドミルに乗ることで「手軽に測定できるようにすることを目指している」(太田貴子常務)。一般的には関節トルクなどのデータは、モーションキャプチャーと呼ばれるシステムで測定している。ただ人体へのセンサー装着など、測定までの時間を要するなどの課題を持つ。

 トレッドミル内にモーションキャプチャーシステムを内蔵させるイメージで、新たな測定の仕組みづくりなどを進めている。今後はユーザーの声も聞きながら、開発機を使った新たなビジネスモデルも展望する考えだ。

 ▽岩手県一関市▽太田義武社長▽0191・24・3144

(2021/12/16 05:00)

4128荷主研究者:2022/01/09(日) 16:41:20

https://kahoku.news/articles/20211216khn000004.html
2021年12月16日 11:22 河北新報
文具・オフィス家具のプラス、宮城の物流拠点再建 22年8月稼働

 文具・オフィス家具製造販売のプラス(東京)は15日、東北と北海道に商品を配送する物流拠点「ジョインテックス東北センター」を、宮城県岩沼市空港南に整備すると発表した。2022年8月に稼働を始める。

 東北センターは22年4月に完成する予定の物流施設「プロロジスパーク岩沼1」の2階に入る。総床面積は約1万2000平方メートル。文具やオフィス用品、日用雑貨など約3万7800品目を取り扱い、年間出荷金額は約59億円と見込む。

 投資額は約3億2000万円。当初の人員規模は100人の予定で、地元から雇用する方針。

 プロロジスパーク岩沼1は20年4月の火災で全焼し、東北センターも延焼のため焼失した。プラスは埼玉県内の物流拠点から東北と北海道への配送を続けてきたが、サービス水準の回復を図るため、センター再建を決めた。

4129荷主研究者:2022/01/09(日) 16:47:55

https://kahoku.news/articles/20211217khn000001.html
2021年12月17日 06:00 河北新報
名取の市道「熊野堂柳生線」全通 国道286号と南仙台駅を直結

テープカットで市道開通を祝う関係者ら=名取市高舘熊野堂

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20211217kahoku01.JPG

 宮城県名取市が市高舘熊野堂に整備してきた市道熊野堂柳生線が16日、全線開通した。国道286号と仙台市太白区柳生を結ぶルートで、周辺の渋滞緩和や地域活性化が期待されている。

 市道熊野堂柳生線は総延長3770メートルで、第3期事業(2016〜21年度)の今回、未整備区間だった仙台市境までの780メートルが開通した。仙台市道南仙台駅柳生線に接続し、県道仙台館腰線やJR南仙台駅と直線的につながった。

 片側2車線で、30年の交通量は1日当たり1万3200台と見込む。道路の両側には幅4メートルの自転車・歩行者道を確保した。今回の事業費は9億9500万円。第1期の市道整備は1985年度に始まった。

 現地であった開通式典には国や県、地元関係者ら約60人が出席。山田司郎市長が「大都市仙台に隣接した強みが、今後のまちづくりに最大限生かされる」とあいさつした。市高舘小の児童たちが太鼓や踊りを披露し、山田市長らがテープカットをして開通を祝った。

4130荷主研究者:2022/01/09(日) 17:10:43

https://kahoku.news/articles/20211217khn000061.html
2021年12月18日 06:00 河北新報
三陸道きょう全線開通 仙台─八戸を5時間で結ぶ復興道路が完成

 国が東日本大震災の復興道路として整備した三陸沿岸道が18日、全線開通する。仙台市から青森県八戸市まで総延長359キロの所要時間は震災前より約3時間20分短縮され、約5時間で結ばれる。

 18日午後3時から、未開通だった岩手県の普代-久慈インターチェンジ(IC)間25キロが利用可能になる。内陸部とつなぐ復興支援道路と格子状の高速交通ネットワークを形成し、物流活性化や観光振興など幅広い整備効果が期待される。

 1974年度に事業化された三陸道の総事業費は約1兆6000億円。国は2020年度中の全線開通を目指したが、トンネル工事の遅れなどでずれ込んだ。

震災時に「命の道」として機能

 震災時、三陸道は129キロが利用可能だった。沿岸部を走る国道45号が津波で寸断される中、住民の避難や物資輸送の「命の道」として機能。その教訓から国は防災面の役割も考慮し、三陸道などを復興道路・復興支援道路と位置付け、本格的な復興予算となった2011年11月の第3次補正予算で国直轄分の未着工18区間の事業化を決めた。

 「10年以内の完成」を掲げ、国は費用と人手を投入。用地取得などを官民連携で行う事業促進パブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)も国の公共事業で初導入した。

 三陸道は津波浸水域を避け、インターチェンジ(IC)の配置は復興まちづくりと連動させるなどのコンセプトで整備を進めた。震災前、事業化から完成まで平均約14年かかっていたのを約8年に縮め、開通する距離も年平均4キロから21キロに大きく伸びた。

 所要時間は仙台市-岩手県宮古市が約2時間、宮古市-盛岡市が約35分、福島県相馬市-福島市が約25分それぞれ短縮された。釜石港(岩手県釜石市)のコンテナ取扱量が大幅に増えるなど人やモノの移動が活発化し、岩手県への経済波及効果を年間540億円とする民間の試算もある。

 一方、仙台からの日帰り圏の拡大は宿泊需要の減少が懸念され、沿線観光地に長く滞在してもらう魅力づくりが課題になっている。

 七十七リサーチ&コンサルティング(仙台市)は「アクセスの向上により、首都圏からの週末旅行が来やすくなった。自治体や業種の枠を超えた『オール三陸』の取り組みで、観光客の全体量を増やすことが重要だ」と指摘する。

[復興道路・復興支援道路]復興道路の三陸沿岸道は三陸縦貫自動車道、三陸北縦貫道路、八戸・久慈自動車道の総称。1974年度に事業化され、82年に松島大郷-松島北IC間が初めて開通した。復興支援道路に位置付けられるのは宮古盛岡横断道路、東北横断自動車道釜石花巻道路、みやぎ県北高速幹線道路、東北中央自動車道相馬福島道路の四つ。約2兆2000億円に上る総事業費の大半は国費で賄われた。一部区間を除き通行無料。

4131荷主研究者:2022/01/09(日) 17:11:17

https://kahoku.news/articles/20211217khn000055.html
2021年12月18日 06:00 河北新報
【独自】宮城・松島海岸IC近くに中古車オークション会場 トヨタユーゼック

 トヨタ自動車グループで中古車卸売りなどを手掛けるトヨタユーゼック(千葉市)が、宮城県利府町東部の三陸沿岸道松島海岸インターチェンジ(IC)近くに、中古車オークション会場の整備を計画していることが分かった。周辺では商業施設などを誘致する動きも浮上している。

 整備予定地は、来年5月に市街化区域に編入される見込みの約15・2ヘクタールのうち、松島海岸IC東側の明ケ沢地区約5・3ヘクタール。現在は休耕田や田畑が広がっており、今後、土地区画整理事業が予定されている。

 同社は中古車販売業者向けのオークション会場を全国12カ所に開設し、東北では郡山市に立地している。河北新報社の取材に対し、同社は「土地の取得は決めているが、それ以上はコメントできない」と答えた。

 仙台市に隣接する利府町は公共施設や大型商業施設などが集積する中心部の発展が続く一方、東部地域の開発が課題とされる。

 町は明ケ沢地区を市街化区域に編入後、一帯を準工業地域に指定する見通し。ICに近接する交通の便を生かし、オークション会場の開業をきっかけに商業施設や工場などの企業誘致に向けた環境整備を進めるとみられる。

4132荷主研究者:2022/01/09(日) 17:11:54

https://kahoku.news/articles/20211217khn000060.html
2021年12月18日 06:00 河北新報
みやぎ県北高速幹線道路が全線開通 登米、栗原つなぐ横軸整う

開通した佐沼工区を走る車両。宮城県北の横軸としての役割が期待されている=17日午後2時25分ごろ、登米市迫町

 東日本大震災以降、復興支援道路として整備された「みやぎ県北高速幹線道路」(24キロ)が17日、全線開通した。登米市佐沼工区(3・6キロ)の完成で、登米と栗原両市を結ぶ宮城県北の横軸が整い、縦軸の三陸沿岸道とつながった。

 登米市の佐沼インターチェンジ(IC)であった開通式には、村井嘉浩知事や熊谷盛広登米市長、佐藤智栗原市長ら関係者約80人が出席した。村井知事は「地域間交流が強化され、観光・産業振興に寄与してほしい」とあいさつ。関係者が車で渡り初めをした。

 県北高速道路は1995年度に着工した。震災以降は国の復興事業の一環で工事が加速され、中田工区(4・7キロ)は2018年12月、築館工区(1・7キロ)は19年6月に開通した。

 現在、東北自動車道と接続する栗原IC(仮称)の整備が進められ、国道398号北方バイパスを使用している区間(約4キロ)の高規格化も検討されている。完成時期はいずれも未定。

テープカットで開通を祝う村井知事(左から3人目)ら=17日午後2時ごろ、登米市迫町の佐沼インターチェンジ

広域観光、企業誘致へ膨らむ期待

 みやぎ県北高速幹線道路の登米佐沼工区(3・6キロ)が17日に開通し、縦軸の三陸沿岸道と東北自動車道をつなぐ、県北の横軸が完成した。地域の主要都市間のアクセス時間が短縮され、特に中間地点に位置する登米市では広域観光、企業誘致への効果に期待を膨らませている。

 「これまで育んできた『栗登(くりと)一平』の広域連携が、道路の完成で一気に花を咲かせてほしい」と登米市観光物産協会の猪股育夫会長(71)は期待する。

 「栗登一平」とは、栗原、登米、一関、平泉をもじった総称で、4市町は2017年度から共同で観光キャンペーン企画している。横軸が整ったことに伴い、岩手県南とのアクセスも飛躍的に向上したため、より一体化した周遊プランを描けるようになった。

 新型コロナウイルスの影響を受ける前、世界遺産の中尊寺や毛越寺などを抱える平泉町を訪れた観光客は年間200万人以上。コロナ後を見据え、平泉を含めたコースに、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のロケ地巡りを組み合わせることを旅行会社などに提案して相乗効果を訴える。

 登米市は沿岸部と内陸部を結ぶ「広域交流拠点」となり、誘致工場立地も加速しそうだ。

 市内の北方地区にある長沼第2工業団地では二つの区画で工場立地を募集しているほか、三陸道登米インターチェンジ近くの登米インター工業団地は19年4月から分譲中だ。

 熊谷盛広市長は1日の定例記者会見で「コロナ禍で誘致活動を控えざるを得なかったが、道路の開通を機にアクセスの良さを訴え企業誘致に本腰を入れる」と意気込みを口にした。

 企業誘致に携わってきた登米中央商工会前会長の阿部泰彦氏(77)は「県北高速幹線道路の開通は登米市にとって絶好のチャンス。人口減少が続く中、就労人口を確保するなど受け入れ態勢を整えることが大切だ」と気を引き締める。

4133荷主研究者:2022/01/09(日) 17:12:29

https://kahoku.news/articles/20211217khn000059.html
2021年12月18日 06:00 河北新報
東北新幹線の約2割を減便へ JR東、来春のダイヤ改正

東北新幹線

 JR東日本仙台支社は17日、2022年3月12日のダイヤ改正の概要を発表した。新型コロナウイルスに伴う利用客低迷を受けて、東北新幹線の定期列車のうち約2割を臨時列車に変更し、実質的に減便する。担当者は「定期列車の大幅削減はこれまで聞いたことはない」と話す。

 東北新幹線はやぶさ13本とやまびこ16本、秋田新幹線こまち2本を臨時列車として運転。全車指定席となる山形は減便しない。

 在来線では、仙石線のダイヤを全面的に改正。あおば通駅から松島海岸駅に行く列車は6往復増やす。11月に新駅舎の利用を開始し、増加が予想される松島エリアの観光需要に応える一方、利用者数が少ない石巻行きを3往復減らす。通勤時間帯に大きな変更はないが、平日と土日休日で別々のダイヤを設定した。

 担当者は「厳しい経営状況にある中、車両や従業員を効率的に運用するため、利用状況に合わせて柔軟に列車を運行する」と説明している。

4134荷主研究者:2022/01/09(日) 17:44:26

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC176K90X11C21A2000000/?unlock=1
2021年12月20日 19:19 日本経済新聞 宮城
NTT東日本の仙台新ビル、次世代放射光と通信連携

4135荷主研究者:2022/01/09(日) 17:47:12

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC068MO0W1A201C2000000/?unlock=1
2021年12月21日 2:00 日本経済新聞 宮城
宮城・富谷、仙台から地下鉄延伸構想 建設費など課題
東奔北走

4136荷主研究者:2022/01/09(日) 17:48:08

https://kahoku.news/articles/20211220khn000025.html
2021年12月21日 06:00 河北新報
東北大発医療ベンチャー「レナサイエンス」 医学部内に研究開発拠点開設へ

立地表明書を郡市長(左)に手渡す宮田会長(中央)。右は青木副学長

 東北大発の医療ベンチャーで、9月に東京証券取引所の新興市場マザーズに上場した「レナサイエンス」(東京)は20日、仙台市青葉区の東北大医学部内に研究開発拠点「TREx(ティーレックス)」を来年1月に開設すると発表した。市と東北大が研究開発拠点の集積を図るため、今年4月に締結した協定に基づく誘致の第1号となる。

コロナ関連の経口薬開発も

 レナ社は本社の研究開発機能を仙台に移転し、研究員7人を配置する。東北大と連携し、新型コロナウイルス感染に伴う肺障害を解消する経口薬や慢性骨髄性白血病の治療薬に関し、治験を基に安全性や有効性を確かめ、実用化を目指す。

 個々の糖尿病患者に適したインスリン投与量の把握、小児の識字障害の有無などに人工知能(AI)を活用する研究にも取り組む。

 市役所で20日にあった立地表明式で、レナ社の宮田敏男会長(東北大副理事)は「医療現場の課題に速やかに解決策を示すことが求められる時代。(東北大発ベンチャーとして)仙台で役に立つことが使命と考えた」と強調した。

 市は東北大と結んだ協定にキャンパスへの立地促進助成金のほか、企業による学内施設の利活用や大学発ベンチャー発掘・育成の支援を盛り込んでいた。

 郡和子市長は「優秀な学生の地元雇用も期待できる。地域経済をけん引する企業になるよう市も応援する」と協力を約束した。

 東北大の青木孝文副学長は「医療の課題は多岐にわたり、工学、薬学など各分野の横断的な取り組みが必要だ。大学としても積極的に後押しする」と話した。

4137荷主研究者:2022/01/09(日) 17:49:34

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00622617?isReadConfirmed=true
2021/12/23 05:00 日刊工業新聞
「T―Biz」ではじめよう 東北大学連携BI(7)

パンソリューションテクノロジーズ/ウエハー品質 瞬時に測定

シリコンウエハーの品質を測定する装置

 会社設立は2017年9月。東北大学金属材料研究所から生まれた研究成果を事業化した。半導体結晶基板の品質を瞬時に測定する独自の方法を用いた半導体ウエハー検査装置の開発・製造・販売を手がける。

 新技術の名称は「HS―CMR法」。太陽光発電システム向けシリコン結晶基板の効率的な出荷検査などに役立てる。同法は4探針法を利用し、独自開発のアルゴリズムにより電流を可変させながら、基板内部に浸透させて、情報を得ることができる。

 HS―CMR法を用いた同社の測定装置は、太陽電池としての電子、欠陥などエネルギー変換率に関するすべての要素を測定。発電に寄与する電子の数(有効キャリア)を正確に測定し、太陽電池全体の性能を引き上げることにもつなげる。

 半導体製造における品質のばらつきや生産性向上にはまだ課題が残るという。「日本の半導体産業に貢献していきたい」(松島悟社長)としている。

 ▽仙台市青葉区▽松島悟社長▽022・216・7155

ナルックス/微細加工技術を高度化

 超高精度な樹脂・ガラス光学部品を手がける。自社で光学設計から超精密金型加工・切削、成形・蒸着・自動化・組み立て、測定・評価まで一貫して対応している。東北大学のMEMS(微小電気機械システム)分野における最先端のナノ(ナノは10億分の1)レベル加工技術に着目し、T―Bizに仙台技術研究所を設けた。自社の微細加工技術の高度化につなげている。

 レンズ、ミラー、回折光学素子、光学モジュール、光通信などさまざまな分野に製品を供給する。新たな機能を持つ光学素子のプロセス開発など、微細加工技術開発の領域で「仙台研究所は頭脳拠点にもなっている」(大割寛執行役員CTO)。

 ナルックスが取得した特許は200件を超えるという。今後も国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関係した分野などのビジネスをサポートする開発やモノづくりを一段と進める姿勢を示す。

 ▽大阪府島本町▽北川清一郎社長▽075・963・3456

(2021/12/23 05:00)

4138荷主研究者:2022/01/09(日) 17:59:32

https://kahoku.news/articles/20211224khn000031.html
2021年12月24日 14:37 河北新報
<いぎなり仙台/一番探すべ!>東北帝大に日本初の女子学生 反対押し切り門戸開放

3人が学んだ校舎跡地に建つ記念碑=仙台市青葉区の東北大片平キャンパス

黒田チカ

丹下ウメ

牧田らく

 「全ての人への教育確保」を掲げる国連の持続可能な開発目標(SDGs)。その1世紀以上前の1913年、東北大前身の東北帝大に日本初の女子学生が誕生した。

 東京、京都に続く帝大として07年に開学したが、学生集めが難航。優秀な学生を集めようと「門戸開放」を掲げた。旧制高卒の男子のみだった受験資格を広げ、当時の文部省の反対を押し切って黒田チカ(29)、丹下ウメ(40)、牧田らく(24)の3人に現在の理学部への入学を許可した。

 東北大史料館の加藤諭准教授(歴史学)は「いずれも師範学校の教員で、戻れる先があったことで3人も大学側も踏み切れた面が大きい」と説明する。

 受け入れ態勢は十分でなかったが、3人とも卒業を果たした。黒田と丹下は研究者となり、牧田は結婚して家庭に入った。その後、女子の入学は途絶えたが、法文学部(当時)が開講した23年に復活し、現在に至る。

 東北大には本年度、大学院生を含め約4700人の女子学生が在籍する。割合は全体の3割弱だが、2割前後にとどまる東大や京大より高いのは先駆者のプライドか。(佐藤素子)

 ◇

 仙台と周辺にある日本一、日本初、国内唯一。身近にある「一番」を宮城県発行の『みやぎ・仙台日本一!百選』を片手に訪ね歩いた。

[メモ]東北大は2002年に男女共同参画推進のための「東北大学宣言」を採択し、国内の顕著な取り組みを表彰している。日本記念日協会は20年、東北大が日本で初めて女性の入学を許可した8月21日を「女子大生の日」として登録した。

4139荷主研究者:2022/01/09(日) 18:03:29

https://kahoku.news/articles/20211224khn000033.html
2021年12月25日 06:00 河北新報
駅構内の荷物搬送、ロボで効率化 JR仙台駅東口の物流拠点始動

台車に潜り込みリフトアップして荷物を運ぶ縦移動ロボット「NN-470」

 JR東日本仙台支社が仙台市宮城野区名掛丁の仙台駅東口で昨年4月から建設していた物流拠点「JRロジスティックビル ハイフン仙台」が完成し、12月に本稼働した。駅西口など3カ所に分散していた荷さばき施設や倉庫、事務所などを集約し、搬送用ロボットも導入するなど駅構内の物流効率化を図る。

 鉄骨9階、延べ床面積約4200平方メートル。ロボットは2種類各3台を導入。低床構造の縦移動型は、タブレット端末で行き先を指定すると、自動走行で最大約400キロの荷物を載せた台車の下に入り、1階荷さばき施設から3、4階の倉庫に搬送する。横移動型は連結した台車をけん引して従業員に追従し、最大約600キロの荷物を駅構内後方施設まで運ぶ。

 導入で約5人分の仕事量削減につながり、事業部不動産活用課の布施俊太郎副課長は「ロボットと人とを組み合わせることで、人手不足などの課題解決が期待できる」と話した。

 職場環境改善に向け、更衣室やシャワー室を増床し、休養室を完全個室化。5〜9階はオフィスなどが入る。社員50人や駅構内の店舗の従業員ら約1500人が出入りする。

 西口荷さばき駐車場は利用を停止。駅北部高架下の跡地約1600平方メートルは、新たなにぎわいをつくるための有効活用を今後検討するという。

仙台駅東口に完成した物流拠点「JRロジスティックビル ハイフン仙台」=仙台市宮城野区名掛丁

4140荷主研究者:2022/01/09(日) 18:07:05

https://kahoku.news/articles/20211225khn000045.html
2021年12月26日 06:00 河北新報
知る人ぞ知る、名掛丁地下歩道の活用策探る 住民が協議会設立

仙台駅東口と西口の住民が集まった協議会の設立総会

 JR仙台駅北側の東西ををつなぐ「名掛丁地下歩道」を地域活性化に活用するため、周辺住民が25日、「名掛丁地下歩道リノベーション事業推進協議会」を設立した。建設時の昭和初期の姿を残す地下歩道は「暗くて怖い」との評判もある。協議会は誰でも利用しやすい歩道にしようと、本年度中に改修案をまとめて市への要望につなげる。

 協議会には、駅東口の榴岡地区町内会連合会や西口の名掛丁商店街振興組合、仙台駅前商店街振興組合の代表ら18人が入る。設立総会は宮城野区の駅東交流センターで開かれ、榴岡地区町内会連合会の庄子哲夫会長代行(77)が協議会の会長に就いた。

昭和3年に建設

 庄子会長は「これまで仙台駅の東側と西側の住民が一堂に会してまちづくりの話をすることはなかった。住民の声や思い出を反映してきれいな歩道にしたい」と述べた。

 市によると、地下歩道は1928(昭和3)年建設され、長さ40メートル、幅2・7メートル、高さ2・3メートル。高架にペデストリアンデッキとつながる「仙台駅北部名掛丁自由通路」が2008年に開通した後、地下歩道は「知る人ぞ知る」存在になっていた。

 市は来年3月までにコンクリートの状況を調べて大規模改修が可能か判断し、来年度以降に設計を始める。協議会は市の計画に合わせ、本年度中に最終構想案をまとめる。利用実態の調査や住民へのアンケートを実施するほか、ワークショップを10回程度開く予定。

93年の歴史がある名掛丁地下歩道を歩く庄子会長。「イメージを払しょくしたい」と意気込む

4141荷主研究者:2022/01/09(日) 18:12:45

https://kahoku.news/articles/20211226khn000013.html
2021年12月27日 06:00 河北新報
<2021年 宮城を振り返る>仙台市のガス民営化白紙 需要予測、大きく隔たる

 東日本大震災から10年となった一年が暮れる。被災地は新たな歩みを進め、延期された「復興五輪」が新型コロナウイルス下で開催された。コロナ下での選挙も相次いだ。医療、事故などのニュースも。現場で取材した記者が振り返る。

郡市長(右)に選定結果を手渡す民営化推進委員会の橘川武郎委員長=9月7日、仙台市役所

 予期せぬ結末にしばらく思考が止まった。

 仙台市のガス事業民営化を巡り、専門家の民営化推進委員会は9月7日、郡和子市長に事業継承者の選定結果を報告した。結論はまさかの「該当なし」。思わず「えっ!」と声を上げ、同僚と顔を見合わせた。

 手を挙げたのは一つの企業グループのみ。しかも、地元の電力会社と大手のガス会社が組んだ、強力な布陣だった。すんなり決まるものと思い込んでいた。

 この事態を想定しなかった自分の甘さはいったん横に置き、民営化が白紙に戻った理由を探った。取材を進めると、都市ガスの将来像を巡る市と企業グループの認識のずれが分かった。

 企業グループの予測は民営化後5年間で、需要家が約2万件も減るというシビアな見立て。一方、市の予測は期間が若干異なるものの約1000件の減少。実に約20倍の開きがあった。

 市ガス事業は80年の歴史を刻み、需要家も約34万件と公営で全国最大規模を誇る。東日本大震災を経て直近は7年連続の黒字経営。「優良物件」のプライドは高く「民営化後に需要家を減らすような事業者に、市民の財産は渡せない」というのが、市の本音だった。

 認識差の背景には2017年の都市ガス小売り全面自由化がある。国が主導し、寡占状態の都市ガス事業に電気事業と同様の競争環境をつくり、国民が事業者を選べるようにする。

 現時点で仙台圏に新規参入の事業者はいないが、首都圏や関西圏は既に競争が激化している。企業グループは仙台圏でも近い将来、新規事業者が現れ、需要家が奪われると見立てた。

 これに対し、市は将来の競争環境を考慮せずに予測を立てた。過去の実績から将来を予測し、計画を立てるのが行政。不確実な要素まで加味するのは難しい。「今起こっていないことを、これから起こると言えないでしょう」。ガス局幹部の言葉が忘れられない。

 民営化の白紙は09年に続き2度目。郡市長は「民営化の旗は降ろさない」と3度目に意欲を示す。まずは企業グループを含め、民営化に関心のある10社以上にヒアリングし、一連の経過を内部で検証するという。

 事業環境の認識差が埋まらなければ同じ失敗を繰り返すばかり。行政と民間の違いを乗り越え、双方がどこまで歩み寄れるかが「三度目の正直」の鍵を握る。

(報道部・古賀佑美)

[メモ]最低譲渡価格を400億円と設定し、2020年9月に事業継承者の公募を開始。東北電力、東京ガス、石油資源開発(東京)、カメイの4社グループが唯一応募したが、専門家による民営化推進委員会の審査結果は、200点満点中85.3点にとどまり、郡和子市長は「該当なし」と決定した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板