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仙台・宮城・陸奥

4132荷主研究者:2022/01/09(日) 17:11:54

https://kahoku.news/articles/20211217khn000060.html
2021年12月18日 06:00 河北新報
みやぎ県北高速幹線道路が全線開通 登米、栗原つなぐ横軸整う

開通した佐沼工区を走る車両。宮城県北の横軸としての役割が期待されている=17日午後2時25分ごろ、登米市迫町

 東日本大震災以降、復興支援道路として整備された「みやぎ県北高速幹線道路」(24キロ)が17日、全線開通した。登米市佐沼工区(3・6キロ)の完成で、登米と栗原両市を結ぶ宮城県北の横軸が整い、縦軸の三陸沿岸道とつながった。

 登米市の佐沼インターチェンジ(IC)であった開通式には、村井嘉浩知事や熊谷盛広登米市長、佐藤智栗原市長ら関係者約80人が出席した。村井知事は「地域間交流が強化され、観光・産業振興に寄与してほしい」とあいさつ。関係者が車で渡り初めをした。

 県北高速道路は1995年度に着工した。震災以降は国の復興事業の一環で工事が加速され、中田工区(4・7キロ)は2018年12月、築館工区(1・7キロ)は19年6月に開通した。

 現在、東北自動車道と接続する栗原IC(仮称)の整備が進められ、国道398号北方バイパスを使用している区間(約4キロ)の高規格化も検討されている。完成時期はいずれも未定。

テープカットで開通を祝う村井知事(左から3人目)ら=17日午後2時ごろ、登米市迫町の佐沼インターチェンジ

広域観光、企業誘致へ膨らむ期待

 みやぎ県北高速幹線道路の登米佐沼工区(3・6キロ)が17日に開通し、縦軸の三陸沿岸道と東北自動車道をつなぐ、県北の横軸が完成した。地域の主要都市間のアクセス時間が短縮され、特に中間地点に位置する登米市では広域観光、企業誘致への効果に期待を膨らませている。

 「これまで育んできた『栗登(くりと)一平』の広域連携が、道路の完成で一気に花を咲かせてほしい」と登米市観光物産協会の猪股育夫会長(71)は期待する。

 「栗登一平」とは、栗原、登米、一関、平泉をもじった総称で、4市町は2017年度から共同で観光キャンペーン企画している。横軸が整ったことに伴い、岩手県南とのアクセスも飛躍的に向上したため、より一体化した周遊プランを描けるようになった。

 新型コロナウイルスの影響を受ける前、世界遺産の中尊寺や毛越寺などを抱える平泉町を訪れた観光客は年間200万人以上。コロナ後を見据え、平泉を含めたコースに、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のロケ地巡りを組み合わせることを旅行会社などに提案して相乗効果を訴える。

 登米市は沿岸部と内陸部を結ぶ「広域交流拠点」となり、誘致工場立地も加速しそうだ。

 市内の北方地区にある長沼第2工業団地では二つの区画で工場立地を募集しているほか、三陸道登米インターチェンジ近くの登米インター工業団地は19年4月から分譲中だ。

 熊谷盛広市長は1日の定例記者会見で「コロナ禍で誘致活動を控えざるを得なかったが、道路の開通を機にアクセスの良さを訴え企業誘致に本腰を入れる」と意気込みを口にした。

 企業誘致に携わってきた登米中央商工会前会長の阿部泰彦氏(77)は「県北高速幹線道路の開通は登米市にとって絶好のチャンス。人口減少が続く中、就労人口を確保するなど受け入れ態勢を整えることが大切だ」と気を引き締める。


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